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[2009.08.21]
■納涼・・・地獄を巡る。
ムシムシと暑いお盆休みの最終日、勇気を出して地獄の釜の蓋を開けに行きました。 
 
 
 
 
むむっ! 
何やら怪しい煙が・・・。 


オドロオドロシイ地獄を覗けば、鳥肌が立つほど寒い思いをするでしょ。 
 
 
でも・・・。 
そんなのないなーい! 
 
だってこれだもん。 
 
 
 
 
表面温度40~50度。 
最も深い所で180度もあるというのですから、やっぱり地獄谷。 
辺り一帯硫化水素の匂いがし、立ち上る湯気もあっちちー! 
納涼どころか余計にムシムシ。 
 
ホントはオロフレ山に登りたかったのだけれど、霧と小雨で視界が悪く登山口前で断念をしたのでした。 
そして急遽、登別温泉地獄巡りとなったわけです。 
 
登別はお湯や地獄谷、「伊達時代村」や「マリンパーク二クス」が有名ですが、実は他にも見所満載☆ 
で今回は、オロフレ峠で履いた登山靴そのままで、天然記念物にも指定されている登別原始林を歩いてみました。 
 
登別パークサービスセンターを起点にまずは”奥の湯”を目指して歩きます。 
ボランティアガイドの方が、若い女性に説明している話が聞こえてきました。 
「・・・年頃、・・・の戦で傷を負った方々が湯治に来たのが最初で・・・。」 
「ふむふむなるほど・・・」 
もっと聞いていたいのを我慢して通り過ぎました。 
 
ニセコのチセヌプリ・イワオヌプリ周辺も、お湯が沸き出る似たような風景がありますが、ニセコが明るく開けた感じなのに対して、登別はいかにも鬼が出て来そうな雰囲気満点です。 
”地獄”と名付くだけのことはあります。 
 
大湯沼・大正地獄を巡り、大湯沼から流れ出るお湯が作った川へと出ました。 
白濁した温泉が流れる川は、少し下ったところで真水の川と合流します。 
 
 
天然の足湯です。 
たくさんの人がお湯を楽しんでいました。 
この川沿いを下りながら行き進むと、ポンと車道に出ます。 
ここからは少しの間アスファルト歩きです。 
 
すると、こんなものを見付けました♪ 
 
 
ナチュラルベリーです☆ 
ブラックベリーかな? 
黒く熟した実を摘んで帰り、早速ジャムを作りました。 
小瓶一瓶分の甘さ控えめジャムが出来ましたよ♪ 
おいしい! 
 
・・・とこんな感じの散策コースで約1時間半。 
オロフレ山の代わりとして歩きだしたのですが、すっかり登別温泉の魅力にはまってしまいました。 
歩き残したところは次のお楽しみです。 
 
そしてお決まりの温泉は白老へ。 
え!? 
ここから何故白老? 
でしょ? 
ほら♪あれあれ! 
あの一文字の雑誌の無料券を使って、「白老温泉ホテル」に浸かりに行ったのです。 
琥珀色の源泉。 
いいですよ~☆ 
お薦めです! 
 
初めていただいたお盆休み。 
来年から定休となりそうです。(←もちろんメインはお墓参りですよ☆) 
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プロフィール
Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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