■X'masっぽくしてみました☆
伊達にもようやく雪が降り、気分も冬モードにスイッチが入ったので、ちょっとX'masっぽい飾り付けをしてみました。 クリスチャンではないのだけれど、子どもの頃から何故かX'masは好きです。
かといって、これでもか状態に電飾だらけにするのはなんだか恥ずかしいので、このくらいが限度かな...。
子ども達が小さかった頃のクリスマスイブは、小細工をたくさんして、サンタ活動をしていました。
後に、娘から聞いた話では、小学校5年生頃に「なんか変だな...」と、思い始めたと言うことでした。
どうも、本物のサンタさんが来てくれている訳ではなさそうだ...と、うすうす感じ始めたものの、気が付いていない振りをしていたほうが、自分達にとって得になる!ということも分かっていたようで、その後二年ほどは、こちらの方がしてやられていたのです。
そうそう、息子がまだ本気で、サンタさんの存在を信じていた小学校4年生のとき、毎年プレゼントをくれるのは、本物のサンタさんかそうじゃないかで、友達と大喧嘩をして、学校から泣いて帰ってきたことがありました。
「○○君がサンタなんかいないって言った!僕はいるって言ったら周りの皆もいないって...」
「え~~ん」
喧嘩はよいことではないのだけれど、こういう争点で真剣に喧嘩をしてくる我が子が、なんだか少し素敵に思えました。
けれども同時に、泣きじゃくる息子の姿を見ると、少し気も咎めました。
夢を大切にするか、現実を教えるか...。
そして私は、「サンタさんはね、子供達の心の中が見えるの。だから、心からサンタさんはいるって、そう信じてくれている子供のところにだけ来るのよ。でも、少しでも本当にいるのかなあ...って、信じる気持ちをなくしてしまうと、もう来てくれなくなるの。」
確かそんなことを言って、抱きしめた息子を慰めたのでした。
私ったら嘘つき...。
更に気が咎めたのですが、そのときはそれしか言えなかったのです。
さて大きくなった今、子ども達はあの頃のことを、どのように思っているのかしら?
ミニチュアのサンタさんを並べながら、そんなことを懐かしく思い出していました。
あとひと月半後のクリスマス、私にとっては、こっそり自分の中だけでファンタジーの世界に浸れる、ちょっと楽しいひと時となるのです。