■年内最後の二人旅 ~登別温泉へ
八重ちゃんと、年内最後の温泉旅行へ行ってきました。 いつもの年は、春と秋に一回ずつなのですが、何故か今年は秋に二回目です。
彼女は、旅行好きです。
旅行雑誌は大好きだし、JRのジパングクラブにも入会しています。
これは、高齢者がJR乗車券30%OFFになるお得なクラブで、彼女はこの制度をフルに利用して「北斗星」に乗り、年に4回お墓参りの名目で東京・神奈川へ遊びに行きます。
そしてその他に、年に2・3回の道内旅行へ私と行くのです。
いわば旅行は、八重ちゃんの元気の源な訳です。
かといって、豪遊をするわけではなく(出来ないし...)、探究心旺盛に各地を調べるわけでもなく、要するにテレビや雑誌で「ここはいいですよ~!」とか、「ここは美味しいですよ~!」とかを見聞きすると、俄然行きたくなってしまうタイプで、いうなれば、好奇心旺盛でめずらしもん・あたらしもん・限定もん好き。
その手の情報を仕込まれると、「連れてって!」と、私への申し入れがあるという訳です。
で、今回は登別となりました。
本当は、彼女はキロロか二セコに目を付けていたのですが、諸事情により却下となり、登別となったのです。
ところが、今日の駄菓子ルーム閉店後に出発!という日の朝、私の出先に電話が掛かってきました。
「朝ごはん食べたら、全部もどしちゃって、トイレから動けない...」と、息も絶え絶え。
私は「これは大変!」と大急ぎで帰宅すると、真っ青な顔の八重ちゃんが、ストーブの前でうずくまっていました。
びっくりした私は、取り急ぎ血圧と脈拍を測ったのですが、それほど心配な数値ではありません。
「でも、とにかく安静にしていてね」と言い、「今日は行くの無理でしょ?キャンセルした方がいいね」と言ったのですが、「大丈夫だと思う」というのです。
ただでさえ、拗らせた風邪がなかなか良くならず、体力が落ちていると言うのに、「行く」というのです。
はぁ...これこそが、八重ちゃんなのです。
何か目標を持つと、逆境にもめげず気合で乗り切ってしまう。
そしてもっと驚いたことに、出掛ける時間にはすっかり治ってしまっていたのです。
二度も吐いて、三度も下痢をした人とは思えないほどの、見事な復活劇でした。
そこには、ついさっきまで救急車かなあ...と思わせるほど、瀕死の顔をしていた八重ちゃんはどこにもおらず、車に乗り込む頃にはすっかり元気な顔に戻っていました。
いやはやなんとも人騒がせ...。
まあこのタフさ加減に、私は何度も救われているのですけれどねぇ。
ところが、今度は私の大ポカ!
「れん」のページにしっかりと、「11月20日は休ませていただきます」と書いていたのですが、実はこの日、カフェルームにおいて「シルバーアクセサリー教室」が、14時から開催されることになっていたのです。
そのことに、なんと出掛ける直前に気が付きました。
あ~危ない危ない...。
大変なことになるところだった。
キロロにしなくて本当に良かった...。
二セコでも危なかった...。
ということで、朝食を済ませた私達は、ちゃちゃっと倶多楽湖と大湯沼を眺めると、ささっと帰ってきてしまいました。
ふう~ギリギリセ~フ。
~これは大湯沼。辺り一体硫黄臭が立ち込めていました。
右の山の頂上付近からは、ガスバーナーのようなすごい音を立てて、硫化水素ガスが噴出していました。
~これは倶多楽湖。キャンプ場も貸しボートもないこの湖は水質日本一に輝きました。
湖畔に大きく立てられた看板。
でもそうとは知らずに、5・6年前にスキューバダイビングしちゃいました。
藻だけで、な~んにもいなかったけど。
☆大募集☆
「れん」のページにも載せましたが、みなさんの「いとをかし」な写真を大募集します。
そして、私の好みで厳正に(?)選ばせていただいたお写真を、”いとをかしな日々”でご紹介させていただきたいと思います。
みなさんも参加して、「いとをかし」くて、ほのぼの・幸せ・めでたい、そんなブログにしてください。
ご応募は、メールに写真を添付して送ってくださいね~♪
ペンネームと一言コメントもお忘れなく。
それでは、お待ちしていまーす!