■2009年の山歩き日記~Part4 日本海に飛び込む。
小樽・塩谷丸山、初体験。 ここもず~っと前から登りたかった山です。
まだボーゲンちゃんの頃、一度だけ行った天狗山スキー場。
「なんじゃこりゃ!?どこをどう降りろって言うの!?」
という斜面の上に立った時、目の前に見えた日本海。
滑り降りるのに一杯一杯だったはずなのに、海に飛び込んで行くようなそのロケーションに勇気をもらいました。
もちろんそれは『気』ばかりで、実際は転がり落ちて行ったのですが・・・。
それからしばらくして、お手軽だけど山頂から日本海を見渡せる山があると知り、いつか登ってみたいと思っていたのでした。
それが塩谷丸山。
ハイキング気分で登れると聞いていたのに、登山口には「ここは熊の生息域です。」の大きな看板があります。
ギョッ!とひるみましたが、歩くうちにそんなことも忘れてしまいました。
前の晩に降った雨で登山道はぬかっていましたが、広くとられた道は草刈もしっかりとしてあるので、とても歩きやすくなっています。
緩やかな斜面をゆっくり歩く途中、なにげなく振り返ると日本海が見え始めていました。
快晴だったので、海も真っ青。
もっと広い海が見たくなり、自ずと歩も早くなります。
1時間15分程で山頂に着きました。
ここからダイブすれば日本海に飛び込めそうな気がします。
来て良かった☆
うわさ通りの眺めです。
遠くニセコ連峰や羊蹄山も望めました。
誰もいないのをいいことに、汗びっしょりになったTシャツを、空・海・山に見られながらスパーンと着替えました。
気持ち良かった(*^^)v
ん?
まだ道が付いています。
どれどれ?と覗きに行くと、その道は遠藤山~天狗山を縦走するための道でした。
でもこの日はパス。
あれ?
こっちが頂上でした。
なぜか『錨』が挿してあります。
その前で『怒り』を表現する影むしゃ。
イロイロやってくれます。
「あははー!」と笑う私に、「今度はあんたの番!」と言われ、やりましたよ。
『怒り(錨)』に遭って『うなだれる』私を表現。
…ったく、山まで来て何やってるんだ・・・私達。
下りではトレーニングモードにスイッチが入りました。
日本海に飛び込むような勢いで、トレランチックにタッタカ駆け降りて行きましたよ♪
もー、気分爽快でした☆☆☆