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[2009.10.30]
■何を好んで濡れねずみ~葛飾・柴又編。
東京二日目は雨でした。 
 
影むしゃは、テレマークスキー協会のお仕事で宝町へと出掛けて行きました。 
 
一人フリーの私は、特に計画もありませんでした。 
さて、どーしよう・・・。 
 
雨は夜まで止みそうも無いので、仕方なく”ちびチャリ”はお留守番をしてもらうことにしました。 
 
「よし!今日は歩きまくり作戦で行こう♪」 
得意の”めくら滅法歩き”です。 


二人でホテルを出て、歩くうちに最初の行き先が決まりました。 
 
まず向かったのは”フウテンの寅さん”のふるさと柴又です。 
相変らず事前調査をしない私は、駅の路線図とにらめっこ。 
柴又駅に着くと、早速寅さんが出迎えてくれました。 
 
 
こじんまりと短い『帝釈天参道』には、甘味処や川魚料理の店、飴屋などが軒を連ねています。 
 
 
『男はつらいよ』第一作目から第四作目まで、撮影に使われた”とらや”で草団子を1本買いました。 
注文を聞いてから串に刺し、餡を乗せてくれます。 
「写真を撮ってもいいですか?」 
と聞くと、写真慣れしているのか串刺し作業を始めてくれました。 
 
 
寅さんが産湯を浸かったという帝釈天では、軽くご挨拶程度で済ませてしまいました。 
 
 
道路脇の、観光標識を頼りに山本亭へと向かいました。 
大正ロマンを醸し出す和洋折衷な建物と日本庭園は、それは素晴らしいそうですが、この日は敷地周りを江戸川への近道として通り抜けさせていただきました。 
 
江戸川は、3歳の頃を千葉県の市川で過ごした時に、母とよく川べりで遊んだところです。 
何十年振りかで、江戸川の土手に立ちました。 
そう言えば、野蒜や土筆を摘んだっけ・・・。 
あれはもしかしたら、遊びと収穫を兼ねていたのかもしれません。 
 
 
この頃から雨も本降りになってきました。 
ジーパンの裾が濡れ始めています。 
 
 
”矢切りの渡し”はこの辺りから舟が出ます。 
乗ってみたかったけれど、雨なので”寅さん記念館”の方を選択しました。 
 
 
「男はつらいよ」シリーズ全48作中、見たことがある作品は3作ほど。 
正直、私にとってはそれほど馴染みのある映画ではありませんでした。 
けれどもハマりました。 
”寅さん記念館”はかなり楽しいです。 
今度DVD借りてこようかな♪ 
 
草団子1本で遊んでいたので、少しお腹がすいてきました。 
駅裏で見つけた揚げ物屋さんで、カキフライとレンコンのはさみ揚げを一個ずつ買いました。 
締めて110円。 
もうすぐ店を畳んでしまうというその店は、半額セールをしていたのです。 
軒先をお借りしてパクパクッと立ち食い♪ 
美味しかった☆ 
 
初柴又、とっても楽しめました。 
 
あー。 
カッコ悪くても合羽のパンツを履いてくるんだった・・・。 
スニーカーはグチョグチョ、足首上まで濡れてきたジーパンの裾が気になりながら、次の目的地に選んだ上野へと向かいました。 
 
つづく。 
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Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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