■修学旅行スキー学習第一弾~”チーム平常心のチャレンジ”
いよいよ始まりました。 今シーズンの修学旅行スキーレッスンです。
どんなレッスンでも緊張するのですが、毎年第一弾のレッスンはとっても緊張します。
シーズン初めは、ゲレンデに出るまでの一連の準備さえ体の動きが自動化されていないので、持ち物・身だしなみなど何度も自己チェックをしないと不安ですし、開校式で担当の班の生徒さんたちの顔を見るまでとても不安だったりします。
でも考えてみれば、受講する生徒さんたちの方がもっとずっとずっと緊張をしているわけで、私たちはそれを解きほぐしてあげながら楽しい時間を過ごせるようにしなければいけないのですね。
そんなことを自分に言い聞かせながら臨んだ第一弾のレッスンでした。
という感じで始まったレッスン。
今回の生徒さんは大阪市立S高校24班7名の女の子たちです。
やっぱり関西の人はノリが違いますね~♪
普通なのに笑わせてくれます。
『血』なのでしょうね。
まず一発目に笑わせてくれたのは、司会担当(?)らしき男性の先生でした。
「君らは大阪の人間だが、インストラクターの皆さんは標準語をしゃべります。君らも大阪弁をしゃべらずに標準語をしゃべるように!!」
もう爆笑でした。
そして、次に笑わせてくれたのは私・・・?
いえ、笑わせてしまった私・・・。
「24班の皆さんおはようございます!」
列の前に立ち元気良く挨拶をしたら、なんとその列はお隣の25班でした(汗)
やっちゃいましたよ・・・しょっぱなから・・・(大汗)
さてさて”チーム平常心”の7名。
自分たちで付けたこのチーム名なのですが、「ちょっとちょっと!!それで平常心じゃ困るよ~(泣)」って調子の女子たちなのです。
なんせあっちこっちで爆走を開始します。
たった7名の班なのに、その動きは目で追えないほどでした。
スピードを上手く制御できない結果なのは承知をしているものの、ブッシュや土が出ているゲレンデなので、冷や冷やの連続。
気温の高さだけが原因ではない汗をかきました^_^;
でも本人たち、顔はにこやかで楽しそう。
まあ、怪我もなかったことだし楽しいならいいか・・・。
最後までどうぞ怪我だけはしないでね!
そんな祈るような気持ちの二日間でした。
それでは怖いもの知らずの7名をご紹介しますね。
I.Erikaちゃん。
水泳部所属です。
得意種目はバタフライ、なんとインターハイにも出場しました。
素晴らしいです☆
実はErikaちゃんに触発されて、レッスン終了後にプールに泳ぎに行った私。
誰もいないのをいいことにバタフライに挑戦☆
撃沈・・・、救助隊が来るかと思った^_^;
そんなことより、何度も「楽しい~!」を連発してくれたErikaちゃん、”好き”と思って取り組んでいると上達も早いということを証明してくれましたよ。
とてもきれいなプルークボーゲンでした。
U.Miikoちゃん。
軽音楽部所属、ボーカル担当です。
洋楽も歌っちゃうらしい!
素敵ですね☆
あの鼻にかかった声で歌うなら、ボサノバなんていいかも。
初日から体調が思わしくなかったMiikoちゃん、おまけになかなか思うように動けずに凹みぎみだったことと思います。
でも頑張りましたね♪
最後の1本は、その頑張りの成果がしっかり出た滑りでしたよ☆
O.Ayakaちゃん。
班長さんです。
中学の時はバトミントンで大阪市3位になったそう。
すごい!!
Ayakaちゃんは、何を隠そう『大阪のおばちゃん』予備軍第1号です♪
なんせトークが面白い。
『大阪のおばちゃん』の三種の神器は、”ヒョウ顔柄の服”、”あめちゃん”、”ハンドルに手のカバーが付いた自転車”なのだそう。
他にも色々定義があるようで、ほんと笑わせていただきました。
肝心の滑りも爆走組のリーダーでした。
勇気は買いますが・・・。
でも最後の1本は、スピードコントロールされた滑りでしたね☆
K.Miyukiちゃん。
5歳の時からクラッシックバレエをしています。
毎年書いているような気がしますが、体操やバレエをしている人は、本当にバランス感覚に優れています。
だから、基本姿勢がとっても綺麗なのです。
これはホント羨ましいことです。
Miyukiちゃんもやはりそうでした。
二日目、微熱を出して体調が不良だったにもかかわらず、頑張ってゲレンデに出てくるほどの根性の持ち主でもありました。
そういう根性は、必ず報われるものですね。
板の真ん中にしっかりと乗った、安定感のある滑りを見せてくれました。
T.Moeちゃん。
マックでバイトも頑張っています。
メニュー表にある『Smile 0』、彼女になら「Smileお願いします!」と言ってみたい♪
常に仲間を気遣うMoeちゃんは、24班のムードメーカーでもありました。
元気もピカイチ☆
『大阪のおばちゃん』予備軍第2号とみました。
その明るさが功を奏し、滑りも順調に上達をしていきました。
Erikaちゃん同様、「楽しい!」を連発していただけあり、最後の方ではパラレルターンに近い滑りもできるようになりました。
M.Nozomiちゃん。
中学の時はソフトテニスをしていました。
どうしても前方に出てきてしまうストックの先。
そのバランスを取るために、どうしてもお尻が後ろに出てきてしまう。
だから、板の先を抑えることが出来ずに止まれず転ぶ。
そんな場面が多くありました。
ところが何故か楽しそう?
どうやら転ぶのは怖くないようでした。
けれども調子がいいと、すごくカッコ良く滑るのです。
波があるのですね。
実はセンスはいいと見ました。
パラレルターンの練習をした時、一番滑らかな足さばきをしていました。
M.Akiちゃん。
野球部マネージャーです。
初日、「無理!無理!」を連発していたAkiちゃん。
実はちょっと心配をしていました。
でも、毎日元気な野球部男子をまとめている彼女。
ちょっとやそっとじゃへこたれませんでした。
転んだ回数はメンバー中 1・2を争う回数でしたが、いつの間にか起き上がる早さは誰よりも早くなっていました。
いろんな形で転びながら、いろんな形で起き上がる。
つまり、重いブーツを履いて長い板を付けた状態で、上手く脚を動かせるようになるのですね。
二日目には急激に上達をしましたよ☆
ポジションも良くなり、不安定な滑りを卒業したAkiちゃんでした。
以上『チーム平常心』の女の子7名。
明るく素直で仲間思いの素晴らしいチームでした。
二日間、どうもありがとうございました♪
みんなと滑れて楽しかったよ~(@^^)/~~~