■どたばた珍道中の幕開けです!
北舟岡駅から乗った長万部行きの普通列車は、整理券方式のワンマンカーでした。 けれども、運転士さんは研修生と指導員の二人体制。
洞爺駅で切り離された1両編成の列車に乗るのは私一人だけ。
ワンマンカーなのは、客席のほうでした。
鈍行・快速・特急を乗り継ぎ、約6時間半をかけて青森に到着です。
暗くなると眠くなる古代人のような私は、青函トンネルに入った途端寝てしまい、危うく青森駅を寝過ごすところでした ^_^;
「まもなく青森・・・」のアナウンスに飛び起き、広げていた荷物を鞄に詰め込み、慌ててホームに飛び降りました。
始まった始まった・・・。
やっぱりこんな幕開けです。
改札口では目の位置が分からないほど真っ黒に日焼けした校長が、看板に隠れて張り込みの真似ごとをしていました。
明らかに違う人種の人です。
2週間ぶりに会ったのに、まずは噴き出してしまいました。
「やっちゃったよ~!!」
ん?おぬしも何か?
なんでも、駆け込んだトイレに車のキーを落としたとかで、オートスターターが利かなくなってしまったらしい(-_-;)
始まった始まった・・・。
やっぱり二人してこんなです。
まあ取りあえずランチへということで、向かったのは駅近くのAUGA。
山籠りの長かった校長は、海の幸に歓喜しておりました。
もちろん私も。
お腹を満たして向かったのは、十和田市立現代美術館です。
入院中にテレビで仕入れた情報で、絶対に行きたかった美術館でした。
入るとすぐに、3mもの背丈のふくよかな女性が出迎えてくれます。
シリコンで出来ている肌は、思わず触れたくなります。(←ダメです)
館内は撮影禁止なので、外のアートだけ写真を撮りました。
手前の黒い馬もアートです。
一日の締めくくりはやっぱり温泉です。
この日は十和田温泉郷。
実はこの辺り、猿倉温泉からお湯を引いています。
温泉ホテルがたくさん建ち並んでいましたが、選んだのは”市民の家”です。
東北では、『日帰り温泉』とは言わずに『立ち寄り温泉』と言います。
立ち寄った”市民の家”はナトリウム単純泉で300円でした。
青森弁の会話を聞きながら、NHKの『普段着の温泉』気分を味わう私。
隣の男風呂ではこんな会話が繰り広げられていたようです。
「何づぐっでるだ?」(←農家の人だと思われた)
「!? いや、スキーです。」
「スキーがぁ。八甲田がぁ?」(←説明が面倒だな・・・。)
「あ・・・。はい。お客さんを連れて。」(←まあいいか・・・。)
「そうが。」(←めでたく納得。)
え?・・・。
ゴメンナサイ。
校長はウソツキデス。
ヒトウソついた後は、東北自動車道の花輪でPキャンしました。
相変わらず、どこでも爆睡の私です。
目が覚めたら、秋田を目指します♪