■切り替えって難しいね...。
2007年はもう3日も経ってしまったのですが、皆様 明けましておめでとうございます。 昨日なんとなく、過去の”「いとをかしな」日々”のエントリーを読み直していたら、ギョッとしてしまいました。
それは、12月31日分の最後に書いた年末のご挨拶の一文。
「2007年もあと二時間半余りで終わります。~2008年も...。」
と書いているのです。
「うわっ!2007年は始まったばかりです~!」
慌てて書き直したものの、何人かの方は既に読んでいらっしゃる...。
はぁ...やっぱり。
一年の最後の最後まで、「私」らしく締めくくっていました。
「よ~し!今年こそは!」と色々思うことがあったのに、出鼻をくじかれたというか、自分でくじいてしまった訳です。
日々をバタバタと送っていると、頭と体と気持ちの切り替えが、スパッと上手く出来なくなることがあります。
リアルタイムのオートマティックの車のように、走りながら素早く状況を察知して、ギアチェンジが出来ると、こんなオッペケペな間違いもしなくなるのでしょう。
今日から日曜日まで、「れん」のカフェルームは営業です。
二・三日前から少しずつ、頭を「れん」モードに切り替えていったはずなのですが、まだちょっと、昨日のレッスンの余波が残っています。
昨日は、午前中が4歳のふうかちゃんでした。
彼女は、レッスン開始時から「足が痛い」と訴えていましたが、「初めて履いたスキーブーツが慣れなくて、歩きにくいらしいです。」と親御さんに言われたので、私もさほど気に留めることもなく、レッスンを開始しました。
スキー初体験の時は、堅いブーツと長いスキーに翻弄されて、歩いたり登ったりの繰り返しには大人でも凹みそうになります。
でも、リフトに乗って上へ行き、なんとなくでも滑ることが出来るようになると、ちょっと楽しくなってくるはずなのです。
ところが...ふうかちゃんはそうではありませんでした。
表情はママと離れたときのまま、ずっと笑顔にならないのです。
そして、やっぱり「足が痛い」と言う...。
最初にブーツチェックをした時にも少しきつめだったので、バックルを一つ緩めたのですが、再度チェックをして驚きました。
厚手のハイソックスを下げてみたら、厚手のスパッツをもう一枚履いていたのです。
親御さんの「寒くないように」との配慮が、仇になってしまったのです。
私も、初めに気付いてあげられなかったことをとても反省しました。
スパッツをたくし上げ、足首周りを緩めたのですが時既に遅しで、転んだのをきっかけに、「ママの所へ行きた~い!」と、ふうかちゃんはついに泣き出してしまいました。
最後に雪ダマを作って遊び、少しご機嫌が直ったものの、午後はキャンセルになってしまいました。
表現が上手く出来ない子どものレッスンの時は、もっと気遣ってあげないと...。
ふうかちゃん、スキーを嫌いにならなければいいけれど...。
そんな思いを引きずってしまい、私は頭をカフェモードに、なかなか切り替えられないでいました。
「いけない。いけない。早く切り替えないと。」と焦っていたのですが、仕込が完了した頃に、ようやく頭も気持ちも「ここ」に戻ってきました。
この冬、最初の「わらじの履き替え」は、上手くいきませんでしたが、次はスパっと出来るようにしなくちゃ...。
そうそう「切り替え」と言えば、テレマークのショートターンの切り替えも難しいのです。
ショートターンは、両足のスピーディーな前後入れ替えが要求されるのですが、も~足が絡まる絡まる。
両足が、結ばされそうになってしまうのです。
まずいなー。
週明けには特訓だわ...。
あ...まだスキーモードが残っているね...。