■ ― 気になる2曲 ―
今、気になっている歌が2曲あります。
まず1曲目、『ひかりのまち』（音声が出ます）
学生時代を過ごした宮城県をこよなく愛する中田裕二（田中裕二じゃないですよ＾−＾；）が、宮城への思いを込め、一発録りで収録した曲です。
収益は義援金に充てるそうです。
はじめてラジオから流れてきた時には、「いきさつ」など何も知らなかったけど、歌詞とメロディが心の奥の方に染みてきました。
2曲目は、『ずっと嘘だった』（音声が出ます）
斉藤和義が、名曲「ずっと好きだった」を自ら替え歌にし、原発事故を皮肉った一曲です。
最初に言っておくと、私は斉藤さんの曲は概ね好きでした。
でも、この曲は・・・・・
原発事故に対する怒りで、歌わずにはいられなかったのでしょうが、これが世に出た「いきさつ」が私には「え？あれ？」って感じました。
YOUTUBEの画像が話題になった時、所属しているビクターエンタテインメントでは、本人である事は確かだが、勝手にyouTubeにアップされたものだと発表しています。
プライベート動画の流出だと。
「え？」と思いました。
じゃあ、何のために撮影したの？
そしてその後、USTREAMであらためて動画UP
寄せられたコメントは概ね「よくぞやってくれた！」というものが多いです。
確かに歌詞は痛烈で、多くの人に影響を与えたと思います。
だったら何故！？
流出したなんて最初に発表しちゃったの？
物申したいけど、ビビった？？？（ファンからどつかれそうですが）
でもなんか、みんながよくやった、って言ってるみたいだから、ってあらためてUPしたとしか思えない。
なんか、カッコ悪いよ！ガッカリだよ~斉藤さんって思ってしまいました。
私がひねくれてるのでしょう・・・・・
被災者の方々には、どちらの歌が響くのでしょうかね。
そして、この件でどうしても思い出されるのは、大好きな忌野清志郎さんの『サマータイムブルース』です。
親会社からの圧力で、販売中止になりながらも、原発反対を歌っていました。
理屈ぬきにカッコよかった！
今、彼が生きていたら、どうしていたでしょうか。
そんな事を想像してしまいます。
有限会社 藤鉄工
フジテッコウ
