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[2010.11.08]
■30万本のアメジストセージ
テレビのニュースで、「足利フラワーパーク」で、30万本のアメジストセージが満開」と放送していた。 
 
30万本と聞くと、落ち着かない。 
なにしろ私は数が多い物に弱いのである。 
今までにも、「マツカワ」「イワシ」「彼岸花」「コスモス」「ポピー」「ネモフィラ」など、とてつもない数の物を見て感動して来た。 
 
アメジストセージ 


今回はアメジストセージである。 
忙しそうにしている女房を誘って、栃木県の足利まで行った。我が家からは2時間半のドライブである。 
 
東北自動車道を佐野ICで降りるが、その先が分かり難い。やっと到着したフラワーパークは、思ったよりお客が少ない。600円を支払い、かなり広い園内を散策する。 
 
 
アメジストセージは満開で美しいが、30万本は思っていたよりも少なく感じる。  
数の多いのに慣れ過ぎたのかもしれない。 
この花は紫色で、ラベンダーよりも花がシッカリしていて、色も濃い。 
 
園内の売店も閉まっていて、寂しさが漂う。 
帰ろうかと思ったが、暗くなったらライトアップがあると教えられた。 
 
暗くなるまでは2時間も待たねばならないが、折角だと思い駐車場の車の中で待つ。 
 
 
暗くなって来たので車から出て、また園内に向う。 
そして、驚いた。お客が大勢来ている。 
閉まっていた売店も開いている。 
 
ここのライトアップはかなり豪華だ。 
ゆっくりと園内を散策し、売店で熱々のビーフシチューを買ってベンチに座って食べたが、あれは美味しかった。 
 
ライトアップ 
 
(おまけの話) 
東北道を佐野のインターチェンジで降りた時に思い出した。まだこの高速道が完成してなく、私が結婚して間もなくの頃の話である。 
 
女房と一緒に、佐野に松茸狩りに行った。 
前日に指定の旅館に泊り、早朝から松茸狩りとなった。 
出発前に案内人に松茸の見つけ方を教わり、サンプルに小さな松茸を渡された。 
 
 
松茸山に入ると、周り中から松茸の匂いがしてくる。 
「これなら簡単に沢山採れそうだ」と思った。 
それが大間違いだった。 
制限時間を必死になって探したが、遂に1本も見付けられなかった。 
 
あの時ほど悔しかったことはない。 
その時以来、栃木県にはあまりよい印象を持てなくなった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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