ブナの森の中にある小さな菓子工房 aimer -エメ- [ 黒松内 ]
自然とつながるおやつ aimer -エメ- は、ブナの北限といわれる黒松内の森の中にある菓子工房です。
真っ白な世界の中にぽつんと佇む可愛らしい小屋。中に足を踏み入れると、暖かくてほっこりしました。美しい木々の雪景色を眺めながら、心にも身体にもやさしいおやつを頂くことができます。
おやつは全て植物性。乳、卵不使用、更にオーガニックで、アレルギーの方も安心して頂けます。
玄米ケイク[ガトーショコラ]を頂きました。クランベリーがマッチした、ふわふわしっとりなケーキ。玄米からできているとは想像できませんでした。
メニュープレートには、「自家栽培の自然農法による玄米がベース」と書かれています。なんと、店主自らお米を作っているというのです!
店主の杏紗(あずさ)さんにお話を伺いました。
杏紗さんが手にしているのは、森から採ってきた”松ぼっくり”。この中から松の実を取り出し、おやつにも使います。
「お花とか木の実とか葉っぱとか、なるべく自然の中から採ってきたものを取り入れるようにしています。そのまま入れたり、上にのせて焼いたり」
「最初は全てに手が回らなかったので、まずはアレルギー対応、次に自分で米を育ててそれを使う、そして今、自然のものを取り入れるという段階にきています」
『自然が好き』がベース
「自然が大好きで、自然ありきの自分の人生という感じです」
お店を始める前は、製菓に携わっていたわけではなく、自然環境調査の会社で事務をされていたという杏紗さん。
「元々は(お菓子作りに)自信もスキルも全くなかったんです。でも健康的な食には昔から興味があったのと、子どものアレルギーというモチベーションのみで、ここまでやってきました」
「上の子がアレルギーで。お米がダメだったので、離乳食もキヌアとかアマランサスのおかゆからデビューしたんですよ。セレブ離乳食でした。(笑)」
お子さんは卵、小麦、ゴマ、さらには魚や米まで、ありとあらゆるものがアレルギーだったそう。お子さんのために、お菓子作りを始めたことがきっかけとなり、工房をオープンするまでに。2018年4月に七飯町大沼で活動を開始しました。
「大沼はとても良いところでしたが、さらにワイルドな環境で……と思っていたんです。容赦ない厳しさと相まって、深く美しい自然に囲まれながら暮らせるような場所を探していました」
水が綺麗で森がいっぱいというイメージがあった黒松内に1年半ほど通い、今のお店の場所を見つけました。
「森の中にあるということを大事にしたかったんです」
2023年の春分の日、念願叶い森の中に工房兼店舗がオープンしました。夏は緑が美しく、誰もが「良い場所……」と呟いてしまう素敵な風景。外の席でおやつタイムを楽しむこともできます。
おいしいの先にある豊かさの本質
”からだにやさしい、おいしい、だけではない
おいしいの先にある
豊かさの本質を感じられるような
おやつを通じた暮らしをお伝えしていきます”
『おいしいの先の豊かさの本質』を見つめる杏紗さんが手掛けるのは、おやつだけではありませんでした。aimerには”ひつじ会員”なるコミュニティが存在します。なんと、お店に羊が現れるのです!
去年の夏、積丹の牧場から羊が4匹やってきました。数か月間、工房の横の草地でのびのびと暮らし、地域の人たちはふれあいを楽しみました。秋になり、可愛がられた羊が出荷されていきました。羊はお肉となって工房に戻り、杏紗さんの手で、丁寧に調理されました。そうして”aimer ひつじの謝肉祭” が開催されました。多くのひつじ会員が集まり、大人も子どもも羊料理を楽しみました。
「羊は、自分たちで食べて終わりってことではなく、地域の人とのコミュニケーションの一環なんです。地域の方々と関わり合うきっかけでもあり、生き物の命について考えるきっかけでもあり……」
杏紗さんは、出荷の日は涙が止まらず仕事が手につかなかったといいます。
食と命について考え続ける、aimerのひつじのストーリーは続いていくようです。”ひつじ会員”に興味がある方は、ぜひお店で聞いてみてくださいね。
「小さいお店だけど、これからもいろんなことを考えながら、仕掛けていきたい。来年はまた違う事を始めているかもしれません」
黒松内の道の駅から車で3分!
お店の場所は人里離れた森の中と利便性の良い場所ではありませんが、自然を愛する人々、コアなファンがどんどん増えていきます。店主自ら生産者となり、さらに黒松内の自然の豊かさも詰め込まれたおやつ。アレルギーの人もそうでない人もみんなで一緒に、妥協なく美味しいものを食べられる、その喜びを感じられるお店です。
自然の中にある工房の美しい景色は、四季折々変わっていきます。店頭販売が大好きだという杏紗さんとお話しに、お店まで足を運んでみてくださいね。
森の中と言っても道路沿い、冬道でも安心です。
黒松内の道の駅から車で3分程度です。
自然とつながるおやつ aimer -エメ-
住所:寿都郡黒松内町字白井川4-81
電話:090-2056-3206
Instagram:aimer_hokkaido
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07/31(火) 北海道でここだけ! の越冬玉ねぎ。 甘くてシャキシャキ「えったま333」
「北の湘南」伊達では、ただいま夏野菜が真っ盛りのシーズンを迎えています。 観光物産館をはじめ、市内の直売所にはカラフルで新鮮な野菜たちがはみ出さんばかりに並んでいます。見て楽しい、食べておいしい伊達野菜。中でも、今年ひときわ注目を集めているのが、 「えったま333」 そう、玉ねぎなんです。ながい冬のあいだ、地中でじっくりと時間をかけて育った甘くてシャキシャキ、北海道でここだけ! の越冬玉ねぎです。 だての大地で333日=11ヶ月。温暖な気候と豊かな土壌、そして農家さんの試行錯誤とチームワークのたまもの。 だてやさい期待の新星、「えったま333」を取材しました。 安心・安全・美味しい!北海道でいちばん最初に出回る新玉ねぎ 7月19日、越冬玉ねぎの収穫作業にお邪魔しました。伊達の街と噴火湾を一望する広〜い玉ねぎ畑。「えったま333」を栽培する農家グループ「越冬たまねぎ栽培研究会」の共同圃場です。今年は6月から7月にかけての長雨の影響で、例年より2週間ほど遅い、ギリギリまで晴れ間を待っての収穫となりました。 大きなコンテナが次々といっぱいになってゆきます。 北海道の玉ねぎは、春に種をまいて秋に収穫する「春まき」が一般的ですが、温暖で降雪量の少ない伊達では、水はけの良い土壌の特性を生かして、秋に種をまいて苗の状態で越冬させる「秋まき玉ねぎ」が栽培されていました。 越冬率が不安定なことから、一時は栽培する農家がかなり減っていたものの、近年、若手農業者10軒が集まって「越冬たまねぎ栽培研究会」を結成し、栽培に挑戦しています。今年2018年の生産量は10軒でおよそ19ヘクタール、約800トンを見込んでいます。 データ元:伊達市経済環境部農務課 越冬栽培のメリットのひとつは、出荷時期。「えったま333」は他府県産と道内産のちょうど端境期に当たる6月〜7月に収穫を迎えるため、北海道でいちばん最初に出回る新玉ねぎとなります。また生産コストと安全性も大きなポイント。 冬の間は農薬や化学肥料を使用する必要がなく、本格的に暑くなる前に収穫を終えるので、生産者にとっては農薬や化学肥料にかかるコストを大幅に抑えることができ、消費者にとってはエコで安全・安心。 さらに一般的な玉ねぎよりもビタミンCや抗酸化力が高く、糖度も高く甘いという調査結果が出ています。つまり安心・ヘルシー・おいしいと三拍子そろった「北海道でここだけ!」の玉ねぎなのです。 試行錯誤とチームワークの賜物!「越冬たまねぎ栽培研究会」 そんな「えったま333」をたくさんの人に食べて知ってもらおうと、6月29日に京王幼稚園で、研究会メンバーから園児たちに「えったま333」がプレゼントされました。 実は当初の予定では、収穫体験をすることになっていたのですが、雨のためやむなく作業は中止に。ちょっと残念そうな園児たちでしたが、えったまを手にして大喜び! 興味津々でお話を聞いていました。子どもたちの様子に、農家さんたちもとってもうれしそうですね。 越冬たまねぎ栽培研究会の堀篭司 会長は、上館山町で玉ねぎ、軟白ねぎなど育てる農家の3代目。 作業機メーカーの関係者から、伊達は雪が少ないから越冬に向いているのでは、と聞いたのをきっかけに、先代のお父さんが越冬玉ねぎ栽培をはじめました。現在は玉ねぎ全体の20〜30%を「えったま333」にあてています。メンバーの中では最も経験のあるパイオニア的存在。試行錯誤と失敗を繰り返し、研究を重ねてきたそうです。 堀篭司さん/越冬たまねぎ栽培研究会・会長 「えったまは春まきに比べてコストを抑えることができて、収穫も分散できる。うまくいけば大成功ですが、越冬させるのは簡単なことではありません。常にリスクと隣り合わせなんですよ。 それに、ひと冬越えると、雪解けのあとは畑がガタガタになるんです。メンバーの中には傾斜地の畑でつくっている農家もありますが、本当に大変ですね。」 同じく上館山町で農業を営む近江一英さんは、伊達では珍しい玉ねぎ専門農家。収穫を気にかけながらも、「こんなに長ぶりされたことはないわ!」と明るく笑い飛ばすエネルギッシュさに圧倒されました! 「玉ねぎ農家って横のつながりがすごくあるんですよ。僕も道東の農家さんとおつきあいがあって、「えったま333」の話をするとみんな驚きますね。そんなのあるの!? 九州じゃあるまいし!!って(笑) 市役所の農務課の皆さんに協力してもらいながら、データをもとにこうした方がいい、ああした方がいいと、メンバーみんなで考えながらやっています。個人ではなかなかできないよね! みんなでやってるからできるんだと思います。この時期にこの作業をしたらよかった、とか逆に失敗した、とか。みんな経験が浅い中で、情報の共有がとても役立っています。」 左から近江一英さん、未来の五代目!長男の将一さん、妻の直美さん 栽培が難しいだけに、キーワードは「つながり」と「情報共有」にあるようです。市内の農業生産者の中でも、「えったま333」のようなグループ活動は非常に珍しいケースなのだとか。 みんなでいいものをつくって、みんなで向上して、地域を豊かにしていこう。 昨年末から今年初めにかけて行われた「ネーミング総選挙」や、その後の有志の市民グループによるロゴマークデザインなどを通して、そんな研究会の思いが地元の人たちにも徐々に伝わっていると思います。つくる人、食べる人、みんなで「えったま333」のブランド化を応援してゆきたいですね。 食べる! えったま333 糖度が高く身ががしっかりしているえったま333。「加熱しても食感が残っておいしい!」、「甘くてシャキシャキ、まるでりんごみたい!!」といった感想も寄せられています。では、どんなお料理にしたらおいしいの?? 7月20日、ふれあいだて歴史の杜食育センターで開催された「えったま333料理交流会」では、農家さんを講師に招き、越冬玉ねぎをたっぷり使ったオリジナル料理を作って食べて、楽しみました! 講師の渡邉英子さん(左)と大平愛子さん(右)。「えったまは、生でもおいしいし、加熱するとグッと甘みが強く味が濃くなるんですよ。ぜひ食べてね〜!」 伊達在住のフードコーディネーター・ケイコさんによる盛り付け。手前はイコロ農園のフレッシュハーブ&エディブルフラワー [gallery ids="7711,7712,7713,7714,7715,7716"] これみんな、伊達産の食材です! おいしい野菜を育ててくださる農家さんあっての食卓。 伊達は農業のまちだなあ、としみじみ感じた今回の取材でした。印象的だったのが堀篭 会長のお母さんが話していたことば。 「農家は教科書なんてないから、なんでも独学。秋まき玉ねぎをやるとなったら、「じゃあ、苗はいつから作るか?」なんでもイチからのスタートです。だから、失敗もたくさん、たくさんしましたよ。 でも、今年ダメだったら来年! 昔から、そうやってやってきたものね。」 野菜のひとつひとつに感謝して、楽しく美味しくいただきたこうと思います。 北海道でここだけ!の「えったま333」。残念ながら今シーズンの一般販売はほぼ終了していますが、今後機会があればぜひ、お試しください! ※2018/8/3追記:くみあいマーケットでは、まだ少し販売されていました。食べたい方、お早めにどうぞ〜。 えったま333 販売期間:6月下旬〜7月末 取扱店 伊達市観光物産館 北海道伊達市松ヶ枝町34−1 0142-25-5567 伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店 北海道伊達市末永町74 0142-23-5751 http://www.dateyasai.jp 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/04(日) 洞爺財田(たからだ)に、地域をつなぐ店「いろは屋」あり。
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Rietty
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02/10(土) “ 一直線の縦糸 ” 〜 「手ぬぐい工房 さくら」代表 咲良あき の生き方
待ち合わせ場所を訪れると、華奢でたおやかな女性が立っていました。 その立ち姿が手ぬぐいを染めるという作家さんのイメージと重なり、「きっとあの方だ!」と直感したのですが…。 取材はまさかの展開になっていきました。 『手ぬぐい工房 さくら』代表の咲良あきさんは、2020年8月1日に洞爺湖が見える町に移住し、2021年11月には工房を開かれました。 すごいスピード感です。 「ただただ好き!というだけで突っ走ってきました」。 それまでの18年間は大阪で接客業に就かれていたそう。 最前線での接客業を退いた後は、運営・人事・教育などを担当されていたそうです。 まさにキャリアウーマンとして奔走されていました。 「順風満帆で活躍されていたように見えますが、なぜ、そのお仕事を辞めて洞爺湖へいらしたのですか?」 「ほかにどうしてもやりたいことがあったのです。ところが、会社を辞めた直後の世界的なコロナ禍。その時はその道を断念せざるを得ませんでした。洞爺湖に移住したのは、仲間が先に来ていたからです」。 「ところで、その、どうしてもやりたかったことって何ですか?」 「250kmのレースです!」 「え?え〜っと…それは、車のレースですか?」 「いえ、テント以外の1週間分の食料や装備、水を背負って走る自給自足のレースです。1週間で250kmを走ります。 会社を退職した時に目指していたのは2020年4月にアフリカのナミブ砂漠で開催されるレースでした」。 その突拍子もない答えに、目が点になりドギマギする筆者…。 詳しくお聴きするうちに、『手ぬぐい』とはどんどんかけ離れて行ってしまいそうになりました。 そしてさらに、筆者の混乱に追い討ちをかけるようなお話も飛び出しました。 「21歳の時にうつ病を発症し、その後は癌、バセドウ病になりました。 大病をし、治療を受けながら仕事を続ける中で気づいたのは、『明日が当たり前にあると思ってはいけない』ということでした。やりたいことがあってもやらない理由を探し、今度にしよう!と後回しにしていたことが多かった…。 だから、病気がわかった時、命あることへの限りない感謝と共に、『やりたいと思ったらやる』『会いたいと思ったら会う』と心に決めました。そんな時に『250kmアドベンチャーレース』の存在を知りました。 『このレースに出たい!』と瞬間的にそう思いました。強い想いはそれを引きつけると言いますが、その後、まさにそのレースに挑戦している人と出会ってしまったのです」。 そんなまるで一話のドラマのような出会いを経験し、主治医からレース出場の承諾書をもらい、トレーニングを重ね、咲良さんはニュージーランドで行われたレースに出場を果たしました。 けれども結果は、レース2日目でタイムアウトによるリタイアをしてしまいました。 →その時の様子をドキュメンタリー映画「LIFE TREASURE 2」で観られます。(現在期間限定でYouTube にて無料公開中) https://www.youtube.com/watch?v=v5i6MBXc4Zw&t=4042s そして、リベンジをしようと目指したナミブ砂漠大会がコロナ禍により中止。 世界情勢など様々な理由が重なり、未だ再挑戦できていない状況が続いていると言います。 「それにしても病気が完治しない状態でなぜ、そのような過酷なレースにチャレンジしようと考えたのですか?」 「そのレースの存在を知った時、『元気になってこのレースで走りたい!』と1%ワクっとした気持ちを感じた自分に正直になりたかった。と同時に、その頃は自分の病気を人生の汚点だと思って生きていたので、私の挑戦が誰かの勇気に繋がるとしたら是非とも挑戦したいと思いました」。 あまりにも壮絶・壮大すぎて、お話しについて行くのに必死でしたが、次第に咲良さんと筆者の共通点・共感点が増えて行くのを感じていました。 「若い頃は一人旅が好きでした。手ぬぐい好きになったのはその頃です」。 訪れる先々で手ぬぐいを購入することが、 旅の一つの大切な目的にもなっていたそう。 「竹富島が大好きでよく通っていました」。 海好き、島好きも共通点です。 「はじめて手ぬぐいに出会ったのは2016年に瀬戸内国際芸術祭を訪れた時でした。 もともとアートには興味がありました。ただ、そこで手ぬぐいを手に入れたのは良いのだけれど、一体どうやって使うの?買ったけど私本当に使うの? そんな自問もあり、手ぬぐいの使い方などについて色々調べたりしていました。 ところがいざ使ってみるど、使うほどに洗うほどに柔らかく優しい肌触りになっていく。 そんな手ぬぐいがもう可愛くて可愛くて!すっかりとその魅力にはまってしまいました。集めた手ぬぐいは100枚くらい。それらの手ぬぐいたちは、その時の旅の記憶が蘇る愛おしい存在であり、ホッとする存在になっていきました」。 「なるほど。手ぬぐいとの出会いはわかりましたが…、なぜそれが作家への道へと進んで行かれたのですか? 全く異業種のご出身なのに…」。 「洞爺湖に移り住んだ時、いつもの旅先のようにお気に入りの手ぬぐいを探す中、洞爺湖の手ぬぐいはまだ買っていないということを友人に話したら、『自分で作ればいいじゃない?』 と言われました。なるほどそうか!やってみよう!となったのです」。 「え?そんなに簡単にやる気になったのですか?」 自らを猪突猛進型と認める咲良さん。 ここでも、やりたいからやる!となったわけです。 「先の計算ができない性質なんです笑 思ったら一直線だから」。 ああ…。 なりふり構わず。 計算せず。 一直線に突っ走る。 なんだか筆者と同じ匂いがすると思ったのは、どうやらこういうところだったようです。 染めについて並々ならぬ努力で独学をし、着実に実力を伸ばしてきた咲良さんは、ワークショップなどで講師活動も始めました。誰かに何かをレクチャーすることは、前職時代に培ったスキルでした。 内容が変わっても、楽しくわかりやすく伝えるスキルは共通していたのでしょう。 「染めの技術は学べたとしても、デザインセンスはそう簡単には育ちませんね。 何か芸術的なバックボーンをお持ちなのですか?」 「アートには元々興味がありましたので、手ぬぐいとの出会いの場となった瀬戸内国際芸術祭を訪れたわけです。 実は子供の頃からバレエをしておりまして、仕事としてジャズダンスのダンサーだった時期もありますし、ネイリストだった時期もあります。 もしかしたら芸術的に表現することの素地はあったのかもしれません」。 染めの原料は、環境に優しいベンガラを用いているそうです。 仕入れ先は、地元大阪。 生地もまた大阪から浴衣にも使用されている、手ぬぐい生地の『特岡』を用いているそうです。 「きめ細かい織り目が特徴の生地です。けれども使い込むほどにどんどん柔らかく優しく育っていく素材なのです」。 手ぬぐいが育つ。 素敵な言葉です。 なるほど。 手ぬぐい作家としての顔。 250kmレースのランナーとしての顔。 それぞれについては理解できましたが、今一つそれを繋ぐ糸が見つからず、さらに取材を続けさせていただきました。 …というよりも、咲良さんの生き方に強い興味を覚え、 もうすでに取材の域を超えていた筆者でした…。 すると、再び壮大なテーマを口にされた咲良さん。 「私、子どもの頃から『平和』にものすごく興味がありました。 小学生の時にイランイラク戦争が起こり、戦争や平和についての新聞の切り抜きを集めていた記憶があります。 その理由の一つには、学校が平和教育に熱心な学校だったこともあります。 今は、残された人生は平和に繋がることにも関わりたいとも考えています」。 またもや新たな情報に混乱する筆者…。 と、ここで、これまでの咲良さんのお話しを整理してみました。 ・病に向き合った20年間 ・旅を通した手ぬぐいとの出会い ・手ぬぐいの糸が手繰り寄せる旅の思い出 ・命への感謝と賛歌 ・平和への祈りを手ぬぐいに託す活動 ・当たり前ではない明日と今日への感謝 ・アート活動としての自己表現である染め ・誰かの勇気に繋がるならばと挑戦した250kmレース 取材中、急いで頭の中で整理し終えた後。 あ! 見えた! そう感じた瞬間がありました。 それは、咲良さんがバックの中に持参されていた ご自身が染めた普段使いの手ぬぐいに触れさせていただいた時でした。 その手ぬぐいは、横糸、縦糸がしっかりと織られているパリッとした『特岡』の生地で作られていました。 咲良さんが言うように、きっと洗うほどに肌に馴染んでいくのだろうと想像できる触り心地でした。 指への糸の感触を確かめた時、縦横直線の糸が織りなす手ぬぐいそのものこそが “ 咲良あき” だと気づきました。 一見器用そうに見える多才な方ですが、病気がちな華奢な体で、何にでもまっすぐ命懸けで取り組んできた1本1本の縦糸そのものが” 咲良あき “ であり、それぞれのシーンで彼女を支えてきた人々は横糸そのものであるということを。 一枚の布となったときの、そのしなやかさと、芯の強さ。 そして染めるという技法でさらなる命と愛を吹き込まれた『さくら工房の手ぬぐい』こそが ” 咲良あき “ なのだということを。 そして、それはきっと、真っ直ぐに平和に繋がっていくということを。 触れさせていただいた手ぬぐいから感じ取っていました。 最後にあきさんはこう話してくれました。 「平和についても命についても、 当たり前の未来はないと手ぬぐいを通して伝えたいですし、対象がなにであっても『大切』にする心を手ぬぐいを通して伝えたいと考えています。 染める時にはその一枚一枚を手にしてくださる方に寄り添えますようにと祈りを込めています」。 丁寧な語り口調で話してくださった1時間。 心が洗われたような取材の時間となりました。 ―手ぬぐい工房 さくら 情報― 代表 咲良あき(さくらあき) Instagram https://www.instagram.com/sakura.tenugui オンラインショップ https://sakurahappy.thebase.in/ [起業講座について準備中] ホームページや名刺・チラシなどの作製、イベント出展やワークショップ開催方法、起業するためのマインドが学べる『ハンドメイド作家さん向けの起業講座』をドキュメンタリー映画「LIFE TREASURE 2」監督・プロデューサー小泉雅央と共に準備中。 *開催日程など詳細は【手ぬぐい工房 さくら】のInstagramでお知らせ予定
Rietty
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05/14(木) 癒しカフェのデトックス・ランチ!|テイクアウト情報
伊達周辺で実際に食べた美味しいメニューを紹介するテイクアウト情報。 今回は豊浦です。 電磁波フリーのオーガニックなカフェ、hug-re家 音璃 IN-O-RI(はぐれや・いのり)では、テイクアウトのほか、気持ちのいい屋外のテラス席で美味しいヴィーガン・ランチを食べることができます。 今シーズン大注目のメニューがこちら。 スーパーチャコール無農薬ご飯 つやつやと黒みがかったご飯・・・黒いのはなんと炭!! 体内の毒素や老廃物を吸着し取り除く働きがあるといわれる活性炭の粉末を無農薬米と一緒に炊き込んだ特製デトックスご飯です。 ベジキーマカレー(大1200円、中1000円)※画像は大です テイクアウト用ボックスは土に還るエコ素材を使用。環境に配慮しています 無味無臭なので全くクセがなく、お米がもちもちしてとっても美味しい! コクのあるベジキーマカレーや、具沢山のスープカレー、人気No.1の定番ランチプレートなど、ご飯もののメニューを注文すると食べられます。 ランチはどれも季節の無農薬野菜たっぷり。店主の堀さんが「いのち食」と呼ぶように、心身共に内側から元気になれるお料理ばかりです。 サジーアップルジュース 900円 ※特別価格850円で提供中!それから、デトックスランチと一緒に飲みたいスペシャルドリンク。 モンゴルの寒冷地で育ったスーパーフルーツ「サジー」の果汁を使用したサジーアップルジュースです。サジーはとっても栄養価が高く、体温を上げる作用があるそう。酸味が強いのでリンゴとブレンドして甘さすっきり。免疫力アップにイチ押しです。 ヴィーガンチーズケーキ デザートには、白砂糖、卵、乳製品不使用、アレルギーが出にくいといわれる古代種「スペルト小麦」を使用したヘルシーなスイーツを。珍しくてとっても美味しいケーキや焼き菓子が日替わりで登場します。 この日はなんと、チーズを使わないチーズケーキ!お豆腐や豆乳ヨーグルトの濃厚な口当たりに食べてびっくり。チーズケーキ好きも大満足すると思いますよ。ぜひぜひお試しください。 小鳥の声が聴こえる気持ちのよいテラス席。1テーブルずつ十分スペースをとっているので、周りを気にすることなくゆったりと食事ができます。 自然の中で、太陽の光を浴びて、無農薬・無添加の美味しい食事をいただくこと・・・今、何よりの癒しになるのではないでしょうか。 素敵なものがいっぱい!楽しい雑貨コーナー 食品や化粧品など、オーガニック雑貨も多数扱っています。 デトックスご飯に使用している活性炭微粉末「スーパーチャコール」も購入できます。お家で飲んだり、湿布したりと手軽に使え値段もお手ごろな優れもの。詳しくはお店でお尋ねください。 現在、ランチをご注文の方にもれなく、お店で自家採取した白樺樹液のサービスが付きます! テイクアウト、イートイン両方利用できます。 イートインの席は現在(2020年5月)、屋外のテラス席のみオープンしています。席数に限りがあるので予約するのがおすすめです。雨の日はテイクアウトでどうぞ。 hug-re家 音璃 IN-O-RI 北海道虻田郡豊浦町字大岸19-1 TEL: 0142-82-3840 営業時間:11:30~17:00 ※テイクアウトの場合、お電話いただければ17時以降でもご用意いたします。 定休日:水曜日・土曜日 最新情報はホームページでご確認ください。 https://hagurecafeinori.jimdofree.com ※ 記事の内容は掲載時点での情報です。メニュー、料金等は変更になることがあります。
むしゃなび編集部
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05/09(月) ガイドの仕事は原点回帰。Sotoasobu江川理恵さんに聞く、人生の原点と観光のこれから
自然ガイドとして洞爺湖・有珠山エリアを飛び回る江川理恵さん(Sotoasobu代表)。 豊富な知識とガイド経験を持ち、お客様ひとりひとりに寄添うホスピタリティで、団体旅行から個人旅行まで、幅広く案内するガイドさんです。 火山マイスター、ジオガイドとして地域の自然に精通し、メディア出演も多数。「職業としてのガイド」がほとんど認知されていなかったこの地域で、地道にその立ち位置を築いてきました。 ガイドに加え、子どもたちへの自然体験指導も行うほか、冬はスキー&テレマークスキーのインストラクターとしてゲレンデに現れ、小誌むしゃなびでは、ご存じの通りライターRiettyとして色々なお店や人を訪ね、「駄菓子カフェれん」のオーナーでもある… 地域全体を仕事場に、オールラウンドに活動されています。 Sotoasobu代表 江川 理恵さん 肩書きだけ伺うと「どんなに逞しい方なのだろう」とマッチョな女性を思い浮かべますが、実際にお会いする江川さんは、軽やかで透明感があって、少女のような雰囲気のある方。 その一言一言から、自然への愛とお客様への繊細な心遣いが伝わってきます。一方で「上っ面なことが大嫌い」とさっぱり言い切る、男前な一面も。 静と動をあわせ持つナチュラル・ウーマン。そんな印象を受けました。 江川さんはガイドの仕事を、ご自身にとっての「原点回帰」と語ります。 江川さんの「原点」と、その先にあるこれからの観光について伺いました。 おてんば娘がたどり着いた、人生の原点。 有珠山頂展望デッキからのパノラマ 取材の時間を頂いたのは、まだ雪の残る3月末のこと。 有珠山ロープウェイに乗り、山頂を目指しました。 コロナ前のハイシーズンには、週の半分以上、ガイドに来ていたこともあるという、江川さんの主要な仕事場のひとつです。 ピカピカのゴンドラは2020年にリニューアルされたスイス製。ガラス面が大きくなったそうで、車窓からの景色が一段とワイドでクリアに!空中散歩をしているかのような大迫力でした(画像は有珠山ロープウェイHPからお借りしました) さて、コロナ禍で観光客が激減したここ数年、江川さんは道内客に向けたツアーを企画するなど、制限の中でも精力的に活動してきました。 オンラインセミナーや関係団体とのミーティングも忙しく、世の中の新しい動きに乗るための準備の日々。昨年より観光によるまちづくりを主眼とした伊達市のモニターツアー(だて観光協会主催)にも携わっています。 インドアの活動が増えたこの間、いつも江川さんの心の真ん中にあったのは「一番やりたい仕事」のこと。 それはもちろん、自然の中に出て、お客様をガイドすることです。 江川さん「机の上で考えるよりも外に行きたい…考えるより先に身体が動いてしまうタイプです。 何よりフィールドが大好きなのです! 自然の中にお客様をご案内しながら時間を共有することが私の一番大切な、大好きな仕事です」 コロナ前に行われた子供向けプログラムの様子 江川さんがガイドの仕事を始めたのは10年ほど前のこと。 もともとアウトドアやスポーツが得意だった江川さんは、アクティビティ担当としてホテルでインストラクターの仕事をしていました。 その仲間からガイドの仕事もしてほしいと言われたことがきっかけとなりました。 有珠善光寺にて しかし当時は、ガイドに対する認識が今よりもさらに低く、十分な研修制度も整っておらず、ノウハウを知る先輩ガイドも近くにはいませんでした。 ないない尽くしの中、「勉強しなければガイドは務まらない」と、自費で膨大な量の勉強をこなし、遠方の研修に出かけて10以上もの資格を取得。国内唯一の知事認定ガイド資格である「北海道アウトドアガイド」の優良認定も受けました。 驚くべき集中力とエネルギーですが、何が江川さんの情熱に火をつけたのでしょうか? 江川さん「ガイドの仕事との出会いは、私にとって「原点回帰」というべき出来事でした。 子供の頃、外で遊んで楽しかった思い出が、来るべくして戻ってきた、と思ったのです」 冬もアクティブな江川さん 江川さんは神奈川県の海山に囲まれた地域で育ちました。 どんな子どもだったかといえば… 一言で「おてんば娘」! 毎日真っ暗になるまで外で遊び、お母さんから締め出されるのは日常茶飯事。図鑑を片手に、どこまでも行ってしまうような活発な女の子だったそうです。 (図鑑を手にしているところがただのおてんばではない…ガイドの片鱗が見えますね) 野草の花が一斉に開く4月 中高生の頃は体育教師になることが夢だったそうですが、ご両親に進学の負担をかけたくないと、観光業へ進路変更しました。 江川さん「もともと一人旅が好きで、国内のいろんな場所をふらふら歩いていました。 旅先で知り合った人と一日行動をともにしたり、 お店のおばさんと仲良くなったり、 危うく婿さんを紹介されそうになったり(笑) 人との交流がすごく楽しかったのです。 そういう楽しさを提供できる仕事だ、と思って、両親に内緒でアルバイトをして学費を貯めて、観光の専門学校に進学しました。 ところが、観光の世界に飛び込んだら実はそうじゃなかった… 現実を知って愕然としました」 というのも当時(1980年代)は高度成長期真っ盛り。 旅行といえば団体旅行ほぼ一択、決まったコースを巡り、通り一遍な説明を聞く、というのが主流でした。 まるで「連れて行かれる旅行」のような観光のあり方に失望した江川さんは、 「私がやりたいのはこういうことじゃない」 と、学校をやめてしまったそうです。 その後、北海道移住、離婚、再婚と山あり谷あり、観光から遠ざかっていましたが、お子さん達の手が離れた頃に、かつて諦めた道が再び開かれたというわけです。 これからの観光は??「本物」を知る旅に出かけよう! 近年、「アドベンチャーツーリズム」という旅行スタイルが注目されています。 「アドベンチャーツーリズム(以後AT)」とは ・自然 ・アクティビティ ・文化体験 のうち2つ以上で構成される旅行のことで、欧米を中心に発展してきました(※)。 ※参考:(一社)日本アドベンチャーツーリズム協議会ウェブサイト https://atjapan.org/adventure-tourism その土地ならではの体験や、ローカルな人々との出会いに重点が置かれ、「異文化」との接触を通して「自己変革」が起こることを目的としています。 昨年、各国から旅行業者やAT関係者が集う、世界規模の商談会「アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット(ATWS)2021」が北海道を会場に開催されました。コロナのため、オンラインでのバーチャル大会となりましたが、アジア初開催の快挙です。さらに2023年には北海道でのリアル開催が決定しており、コロナ後を見据えたATへの期待が高まっています。 2021年のサミットでは、道内をはじめ日本全国の体験ツアーが映像で紹介されましたが、江川さんは道南地区の有珠山・洞爺湖エリアのガイドとして出演しています。 https://youtu.be/bUXvAhdHknI 動画を拝見すると、従来の観光旅行との違いがよくわかります。ただ「楽しい」とか「おいしい」だけでない、地域に密着したリアルな体験が魅力的ですね。 江川さんは初めてATを知った時、自分の追求する観光のあり方と重なり、「まさにこれ!」と思ったそう。 プライベートツアーでの一コマ。バチラー夫妻記念教会堂 江川さん「お客様は物見遊山が目的ではなく、地元が知りたい、本物が知りたいのだと思います。 本物とは、その土地で暮らす人の思いであり、いわば「暮らし」そのものが「本物」ともいえるでしょう。 ATでは、食べ物・言語・文化といった異文化を通して自己変革が起こることがテーマとなります。 ですから自然や特産品そのものよりも、成り立ちや、それを生業にしている人の「思い」にフォーカスしています。 例えば農家さんの「美味しくしたい」という思いや、生産者さんのこだわり。 そういった「心」にまで触れられるような体験が、ATの醍醐味です」 お子さん連れツアーも江川さんとなら安心!アルトリ岬にて 日本が「観光立国」を掲げてきた背景には人口減少があり、外貨を取り込み消費を促すために、観光が重要な役割を担うとされています。 北海道も観光に力を注いできましたが、その結果、大勢の観光客が押し寄せ、地元の人たちが暮らしにくくなってしまう「観光公害」という問題も出てきました。 「来てほしいけれど荒らされるのは嫌!」 観光地の住民にとってとても大きな問題です。 ATにはそれを解消できる力がある、と江川さんは語ります。 江川さん「いくらお金を落としてもらっても、自然や地域が破壊されたらダメですよね。 従来の観光では、お客様と事業者の両者が満足することをよしとしています。 一方ATは「四方よし」と言われていて、 環境、地域の人、お客様、事業者 の四つ全てが満足することを理想としています。 つまり「くればくるほど豊かになる」というのがATの真髄なのです。 フィールドワークにはゴミ袋が必需品。「悲しい現実、でも皆で守りたい」と江川さん 実践の上で重要になるのは、地域の人の理解を得て、巻き込んでいくことです。 例えば農家さんや漁師さんが仕事に対する誇りを語るなど、そういった体験を通してお客様は満足しますし、地域の経済も潤います。さらにシビックプライド(住民が自分の暮らす地域に対する誇り)も上がるという、まさに「どこをとってもよくなるサイクル」というわけです。 地元でも知らない穴場がたくさん!伊達の牧場 ATが日本で本格的に盛り上がってくるまでには、まだ何年もかかるでしょう。 その頃私は、今のように現場に出ていないかもしれません。 ですから「自分が活躍するための現在」ではなく、私自身の役割はあくまでも「土台固め」だと思っています」 コロナ禍を経て、人々の価値観が変わろうとしつつあることを感じます。 十把一絡げ的な団体旅行よりも、個人のニーズと体験の質が重視されるATのような旅行を望む人は、今後ますます増えていくのではないでしょうか。 旅の面白さは、人との出会いにかかっている。 江川さんのように幅広い知識を持ち、人間性豊かなガイドがこの地にいるということは、地域全体にとって非常に頼もしいことだと思います。 2023年のサミットに向け、ますますアクティブに各地を飛び回りそうな江川さんですが、これから先のご活動は? 雪の残る有珠山頂にて 江川さん「もう私も孫のいる年ですし、未来の人間じゃないわけですよ。 でも未来の人間ではないけれど、 「なんかあのおばさん、楽しそうにやってるよね」 と後に続いて下さる方が出てきてくれたら嬉しいな、と思いながら活動しています。 「あの人が楽しそうにやっているから、私もやってみたい!」 という方がどんどん増えて、ガイドという仕事がひとつの職業として市民権を得るために、これからも動いていきたいです」 カフェタイム付きツアー名物、駄菓子カフェれん特製スイーツ!! 今回、いろんなお話を伺いました。 書ききれなかったですが、視覚障害の方々をガイドした時のエピソードも、とても印象に残っています。 (興味のある方は、ぜひブログをご覧になってみてください→ http://sotoasobu.blog.jp/archives/04166.html) 忘れられないのは、 「伝えると、伝わるは、違うんです」 とおっしゃった、その一言です。 真摯な眼差しから、江川さんがいかにお客様のことを考え、お一人お一人に合わせたガイドに心を砕いているか、ということが伝わってきました。 情熱とプロ魂に、参りました! 旅行で来られる方だけでなく、地元の方にもぜひ、江川さんのお話を聞き、一緒に大自然を味わっていただきたいです。 各種ツアーの詳細はホームページからご覧ください。 Sotoasobu(ソトアソブ) 代表:江川 理恵 事務所:北海道伊達市弄月町249-4 TEL:090-3892-3695 HP→ https://peraichi.com/landing_pages/view/caferoom/ 最新情報はSNSをご覧ください(^^) Facebook→ https://www.facebook.com/rie.egawa.94 Instagram→ https://www.instagram.com/sotoasobu/ 取得資格一覧: 北海道アウトドア優良認定ガイド 自然ガイド NEAL自然体験活動インストラクター 環境教育プログラム 各種エデュケーター 日本シェアリングネイチャー協会ネイチャーゲームリーダー 洞爺湖有珠火山マイスター 北海道知事登録旅行サービス手配業 登録番号 第173号 国内旅程管理主任者 全日本スキー連盟 スキー準指導員 日本テレマークスキー協会 公認指導員 CONE認定リスクマネジメント講師 ウェルダネス メディカルファーストエイド アソシエイツ インターナショナル認定 WAFAアドバンスレベル国際資格 (一社)日本WEBライティング協会 Webライティング能力検定2級 日本ホスピタリティ推進協会認定 アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネーター 洞爺湖有珠山ジオパーク オンラインツアー5/15 江川さんのガイドをオンラインで楽しんでみませんか。申し込み受付中です。 【地球から見る、日本の旅/第11回】 洞爺湖有珠山ジオパーク~はじまりは、崩れた有珠山から!?~ 2022年5月15日(日)20時~21時 参加料:1000円 (1か月間のアーカイブ見逃し配信あり) 詳細・予約はこちらから 有珠山頂にカフェがOPEN!! 今回訪れた有珠山ロープウェイの頂上に、4月よりカフェ「Mt.USUテラス」がオープンしました。 さらに広くなった展望デッキから見るパノラマが、本当に最高です!絶景を眺めながら美味しいドリンク&フードを楽しんでください。 オススメは、洞爺湖・伊達・壮瞥・豊浦の4市町でとれたフルーツ&野菜を使った「ジオの恵みスムージー」です! おしゃれなプライベート席もあり。ご家族やお友達とどうぞ。 営業情報はこちら→ http://usuzan.hokkaido.jp/ja/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューなどは変更になることがあります(取材2022年)
むしゃなび編集部
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07/02(土) 子どもの頃の夢をお米のお菓子で叶えた無店舗販売 “ ももと木 “ の桃子さん
蘭越町湯里にあるベアーズというペンション&パン屋さんの工房をお借りしてお菓子を作っている “ ももと木 “ のオーナー木村桃子さんは、東京都青梅市出身34歳。 わたし、おかしやさんになりたい! 4年前、当時勤務していた世界のお茶専門店「ルピシア」のヴィラルピシア・ニセコの店長として赴任して来られたのが北海道移住の始まりでした。 とっても元気&しっかり者、感性豊かで笑顔がチャーミングな女性ですので、一大リゾート地の店舗「ニセコ店」リニューアルオープンの店長として抜擢された理由がわかるような気がします。 バリバリと働いていた桃子さんでしたが、「いつかはおかしやさんになりたい!」という夢は捨ててはいませんでした。 「小学校低学年からお菓子作りが好きでした。最初はクッキー作りでしたが、姉がとても褒めてくれたので、友達によくプレゼントしていました。そうすると友達も褒めてくれるのです。それが嬉しくて、もう本当にしょっちゅう作っていました。」 そして、ももと木の誕生 「事情があり仕事を辞めた翌年の2020年1月、とあるカフェでブラウニーを焼くチャンスを得ました。そのカフェは、実はお世話になっているベアーズの娘さんのカフェでした。その後、お菓子の製造許可を取り、引き続きベアーズの工房をお借りして、その年の11月から自己ブランドでお菓子の製造販売を開始することができたのです。」 ご縁とか、星回りというのは不思議なものです。 強く思うと願いが叶うとおっしゃる方もおられますが、「本当にそうなのかも…」と思ってしまいます。 そして、2020年11月1日 晴れて“ ももと木 “のラベルを付けたお菓子が店頭に並びました。 ブランドを立ち上げてからもベアーズの工房を使わせていただき、委託販売の1st.ステージは蘭越町の「街の茶屋」となりました。 今では委託販売先が近隣3店舗になり、東京にも1店舗増え、オンライン販売も開始されています。 さて皆様。 前回の「Café creperiz」の記事を覚えていらっしゃいますか? https://mushanavi.com/specials/59670/ 実はこちらも委託先4店舗のうちの一つです。 ↑人気のクッキーは直ぐに売れてしまいます。 その記事の中で。 “政義さんの影になり日向になり、そっと寄り添いながら支えている大きな力がありました。” というくだりがありました。 そう、実は桃子さんは政義さんとご夫婦なのでした。 「ももと木」は2020年11月1日立ち上げ。 「Café creperiz」は2021年3月21日立ち上げ。 政義さんには米農家としてのバックボーンがあるものの、お二人で同時期に起業するのは勇気が要ることです。 絶対に成功させる!という強い意志と、地道な努力と、周りの人を大切にするお人柄が、道を開かせているのだと感じました。 米農家の妻としてのプライドと強い想い 「ところで、お菓子の材料へのこだわりを教えていただけますか?」 「お菓子はすべて小麦粉ではなく米粉を使っています。夫の実家が米農家ですから、義父が作ってくれた ” ゆめぴりか “を札幌で挽いてもらい利用しています。砂糖はきびさとうや黒糖。抹茶やココアはオーガニックのもの、イチゴや蜂蜜は蘭越産です。レモンは瀬戸内産の無農薬のものです。また、クッキーは卵不使用になっています。 できるだけ国産のもの、できるだけ北海道産のものを使用するように心がけています。」 なるほど~! 旦那様のご実家のお米を使っているなんて最強の地消地産です。 「以前は、米は主食のイメージしかありませんでした。でも、木村の米に出会ってその美味しさに惚れました。惚れ込んだお米をお菓子の材料として使いたい!と思いました。」 あれれ? もしかして、旦那様よりも先に木村農園の米に惚れっちゃったのかしら?? 焼き菓子を中心にラインナップはこんな感じ~。 例えばカヌレ・レモンケーキorバナナケーキ(季節限定)・クッキー5種類・クッキー缶(イベント用)などなど。 なかでも密かに話題になっているのは “みそ&チーズクッキー“ ! なんとその味噌は、木村のおじいちゃま製なのだそうです。 ↑こちらはプレーン。こちらのカヌレは旦那様のお店「Café creperiz」でしか買えません。 もう見るからに美味しそう~♡ そこで筆者、米粉のカヌレを初めていただいてみました。 ↑仕込みに丸一日かかるというカヌレは絶品! ↑ビターな抹茶味もあります。大人の味! 一口噛むと、中はしっとり。 外側カリッととても味わい深くて美味しい~~! 小麦粉製のものとはまた少し違う食感と味。 まったく違和感なく美味しい!と感じるのは、桃子さんの研究の成果と、 ”日本人に馴染んだ食材だから” ということもあるのかもしれません。 「自分が過去に出会った米粉のお菓子は、どうしても納得できないものが多かったのです。だからこそ、義父が丹精込めて作ったお米を挽いた米粉で美味しいお菓子を作りたい!という気持ちが強くありました。小麦アレルギーの方にも安心して食べられる、日本人の体に優しいお米を、形を変えて多くの人に食べてほしいと考えています。」 主たる原料に絶対的に自信があるからこその言葉だと感じます。 だからこその次の言葉なのでしょう。 ↑田植えを終えた木村農園の様子 「薄利多売は考えていません。原材料には納得したものだけをお金をかけて仕入れていますから。夫婦間であってもお互いにビジネスですので、米粉も木村農園から買っていますし、夫の店に置いてもらっているので販売手数料も払っています。」 ↑米粉のお菓子てっぺん目指します! あれ?お腹 ^^; かっこいいな。 桃子さんのお話を伺いそう思いました。 夫婦であってももたれ合わず。 けれども仕組みとして支え合う。 素晴らしいです。 「夫がよく口にする話があります。それは、" 米農家として、米を主食としてだけ販売するのは正直先行き不安だから、米の多様な食べ方を提案して消費拡大に繋げるぞ! " ということです。私もその想いに強く共感しているので、共に頑張りたいと思っています。私の強みは東京出身の余所者だということです。だからその視点を忘れずに、米の消費拡大に向けて工夫をし続けたいと考えています。」 「ところで、 “ ももと木 “ の名前の由来をお聞きしてもよろしいですか?」 「実はよく “ももの木“ って言われます 笑 発音しやすさから言っても “と” じゃなくて “の” ですよね? でも敢えて“と” にしたのは “の=in “ではなく “ ~と共に=with“ にしたかったからです。私は桃子です。 “ 桃子は木村農園と共に “ という想いです。そして、木村桃子は木へんが三つもある。だから、“ももと木“ にしました。」 なんということでしょう! 政義さんのご家族がどれほど喜んだことか容易に想像できます。 主原材料=米への愛。 政義さんのご家族への愛。 だからこそこんなに美味しいお菓子ができるのだと思いました。 「東京からの移住でしたが、ゆったりのんびりした蘭越暮らしは自然も含めてとても気に入っています。子どもの頃からの夢 “おかしやさんになりたい!” という夢が、代々続く木村農園のもと叶ったのですから、ここ蘭越でお菓子作りを一生続けていきたいと思っています。」 最後にきっぱりと桃子さんの決意をお聞きしたところで取材を終えました。 ↑近々イベントにも出店されます。 ―ももと木情報― Instagram https://instagram.com/momotoki.123 メルカリ ももと木 https://jp.mercari.com/user/profile/453063195 ラクマ ももと木 https://fril.jp/shop/MOMOtoKI 委託先情報 蘭越 街の茶屋 https://rankoshi-tourism.com/spot/spot05-07/ かふぇ&小さな宿 のどか https://instagram.com/niseko_nodokaハコノカフェ https://instagram.com/haconocafe ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材2022年
Rietty
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11/26(土) “食でみんなを幸せにしたい!” 前進する人『マルクマ』代表 福島嘉菜恵さん
初めてお会いした時の印象は、元気一杯な女子高生の様な方! ところが一旦お話が始まると、とても芯が強くて温かく、嘉菜恵さんが居るだけでその周りに明かりが灯るような魅力を持つ人だと感じました。 今回は、和漢薬膳『マルクマ』の代表、福島嘉菜恵さんにお話を伺いました。 嘉菜恵さんは、室蘭ご出身の33歳。 女の子のお子様を持つシングルマザーさんです。 高校ご卒業後、家電量販店、携帯電話会社に勤めていらっしゃった期間は7年間。 その後、一念発起して飲食業の世界に飛び込みました。 最初に働いたのは石垣島の民謡居酒屋。 そこで、嘉菜恵さんの生き方を決定づける出会いがありました。 「その店は観光客の方も多くいらっしゃるところでした。ある日、お母様と娘さんのお二人が訪れました。実はそのお母様は余命1ヶ月を宣告されていました。少しでも多くお母様との思い出を作りたいと、娘さんが企画した旅行でした。そのお二人が、嘉菜恵さんが働いていた民謡居酒屋でとても美味しそうにお食事をし、とても楽しそうに過ごされている様子を見て、『食をこのように楽しんでくださる方を増やしたい!私は飲食業が天職だ!!』 と気づきました。食を通して人を幸せにしたい!と思ったのです。」 そう語る嘉菜恵さんの明るく幸せそうな笑顔が、その言葉よりも、筆者にとっては印象的でした。 ご本人は気付いていらっしゃらないかと思いますが、きっと、そのお二人は、お店もお料理もさることながら、嘉菜恵さんに出会えたことに幸せを感じられたのだと思います。 嘉菜恵さんは、そこにいるだけでパッと周りを明るくするエネルギーをお持ちです。 さて、石垣島には2年の滞在で故郷室蘭に帰ってきました。 その時、タイミングよく室蘭焼き鳥の新店が出来、ご縁あってそちらに就職、頑張りが認められ店長にもなりました。 「娘の小学校入学に合わせて独立をしたいと考えていましたので勉強もしていました。元々東洋医学や中医学に興味があったため、通信教育で『和漢薬膳師』の資格も取得しました。独立については働いていた焼き鳥屋のオーナーさんも応援してくれましたので、2022年3月に退職、5月には独立しました。」 「けれども独自の店舗はすぐには持てませんでしたので、知り合いの店舗が休みの時にお借りするなどして営業をし、イベント出店をするなどしていました。いつもいつも周りの人に助けていただいて、本当に感謝してもしきれません。」 このスピード感と突進力! 素晴らしいです。 そしてお話し中、何度も何度も周りへの感謝を口にする嘉菜恵さん。 その姿勢が周りに人を呼ぶのですね。 実は、筆者も飲食業をしていましたので分かりますが、他人に店舗を貸すというのはとても不安があると思います。 それを越えて、なんだか応援したくなる! 協力したくなる! 嘉菜恵さんにはそういう魅力があるのでしょう。 そういう仲間を持てるというのは、嘉菜恵さんのお人柄がなせる技です。 「ところで、改めてマルクマさんが提供されているメニューについて教えていただけますか?」 「和風薬膳の考えを取り入れ、二十四節気の分類に応じて、季節ごとに身体に合った食材を取り入れています。例えば、これからの季節は体を温める効果がある南瓜などを使います。実は、人って知らず知らずに体が欲しているものを食べているものです。ですから、それらを体が欲する意味も含め、一つ一つの食材の価値をお伝えしたいと考えています。同時に、地産地消も目指していますので、生産者さんの想いも届けていきたいと思っています。」 なるほど。 体が欲している食材の意味や価値を知ることで、食の大切さに気づくことができますし、食材への感謝も生まれますね。 それに何より、食が楽しくなります♪ さらに勉強熱心な嘉菜恵さんは、『地域フード塾』にも参加し、メニュー開発やマーケティングの勉強も現在進行形でされています。 『地域フード塾』の仲間たちと先輩。 切磋琢磨でき、協力できる仲間がいるということはとてもありがたいことです。 実は、『地域フード塾』で学び得た知識やノウハウで、現在保存食を開発中です。 それは “ 災害食 “。 来年、発表されるそうです。 こちらも楽しみ! 「そういえば、以前は違う屋号でしたよね?お名前を変えた経緯と、今のお名前の由来を教えていただけますか?」 「以前は『薬膳ごはん iroha』という屋号でした。Iroha=いろは は実は娘の名前です。何度か会話の中で紛らわしいということもあり、改名を考えました。『マルクマ』の『マル』は、薬膳の考え方の基本である『気・血・水』のめぐりを円(丸)で表すことになぞりました。『クマ』は店として、店のキャラクターがあれば覚えていただけるかな?と、北海道らしい『クマ』にしました。」 たしかに、覚えやすい名前ですね。 というよりも、このロゴマークで覚えてしまいそう。 ただ、薬膳には結びつかない気はしました。 でも、それについては心配無用でした。 とても精力的に各種イベントに出展されていらっしゃり、いまやこちらから頼まなくてもあちこちからお声が掛かる様になりました。 それは、嘉菜恵さんが『マルクマ』のキャラクターそのものになっていらっしゃるからなのでしょう。 さあ! そしてついに自店舗を持つことになりました! 12/12 室蘭市中島町にOPENです! オープニングメニューは〜 ・お粥と季節のカレー ・おばんさい ・日本酒 *実は日本酒の勉強もされていました。本当に勉強熱心です。 そして、マルクマさんが関わっている年内のおすすめイベントはこちら〜⭐︎ 開催に当たっての主催者の想い↓ ━━━━━━━━━━━━━━━ 世間では子ども食堂と聞くと、経済的に困窮した家庭の子どもが通う場 所というイメージが定着することを、危惧しています。なぜなら、そのようなイメージの定着は、本当に支援を届けるべき子どもたちを 子ども食堂から遠ざけてしまう場合があるからです。 子ども食堂は、家庭の経済状 態に関わらず、全ての子どもが気軽に立ち寄れて、お腹いっぱい食事 を食べて、おしゃべりをして、自分らしく楽しい時間を過ごせる場所であるという共通の認識を、地域の中で育てる必要があると感じています。子どもたちの未来のために、子ども食堂=貧困支援というイメージを大胆に変えていくための行動が、今こそ必要だと痛感しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━ この想いに深く共感をした嘉菜恵さんは、このイベントの食堂ブースのリーダーを任されました。 「食で人と人をつなげたい!」 「食は人を幸せにできる!」 その信念のもと、嘉菜恵さんは今日も笑顔全開で走り続けます! ―マルクマ情報― 店舗 12月12日OPEN! 住所 室蘭市中島町1丁目16 詳しくは今後のInstagramの発信をご確認ください。 Instagramはこちら
Rietty
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01/01(金) だて周辺の初売り・福袋情報!!2021
新年明けましておめでとうございます!むしゃなびでおなじみのお店の初売り情報をまとめました。お得なセールがあちこちで開催されます。まずは2日からどうぞ。 2日から! ツール&ウェア everyday 2日(土)10時〜19時 から通常営業・福袋 予約完売のところ、店頭販売分を8袋限定でご用意します!! 5万円相当のお洋服が入って19,800円(税込)。先着順です、お早めにどうぞ!・ブランド靴下の福袋 5足セット→2,500円+税 3足セット→1,800円+税・お買い上げのお客様先着100名様に菓子処久保さんのお年賀をプレゼントいたします。ツール&ウェア everyday伊達市網代町27-6TEL: 0142-82-6670https://www.instagram.com/everyday_date/ 総合衣料品店 三つ丸 2日(土)10時〜16時3日(日)〜5日(火)10時〜17時 ・店内全品2割引き!!(一部対象外商品あり)・新春福袋1万五千円(税別、数量限定):アウター、セーター、日本製カットソー、肌着、雑貨など15点(総額5〜6万円相当)・「ナチュラル&カジュアル服福袋」HAPPYBAGは予約完売につき、当日分をご用意。ぎっしり入って1万円(税別)!アウター、セーター、ワンピースなど10点プラス雑貨と盛り沢山です。総合衣料品店 三つ丸伊達市梅本町38TEL: 0142-23-3133https://mushanavi.com/information/23804/ アルファスポーツ伊達店 2日(土)11時〜16時・店内全品20%〜85%オフ!!・1/2限定のお年玉企画 2万円(税込)以上購入で、1点のみ30%OFFになるクーポン 5万円(税込)以上購入で、1点のみ40%OFFになるクーポン 10万円(税込)以上購入で、1点のみ50%OFFになるクーポン をプレゼント!!(※クーポン利用は1/2〜11の期間限定)4日から11日まで、ロングランSALEを開催(最大85%OFF)OPEN 10時〜19時※1日、3日は休業日ですアルファスポーツ伊達伊達市松ヶ枝町65TEL: 0142-21-2200https://mushanavi.com/information/24312/ memhouse 2日(土)〜4日(月)11時〜17時・店内全品20%オフ!! 年に一度のセールです!※書籍・菓子・特価品は対象外※混雑回避のため福袋の店頭販売はありません(ご予約分は好評につき完売)memhouse めむはうす伊達市梅本町39-4TEL: 0142-21-3003http://www9.plala.or.jp/memhouse/ HOLIDAY MARKET TOYA 2日(土)〜4日(月)11時〜17時・店内商品10%オフ!! 年に一度のセールです!※福袋はご予約完売ホリデーマーケット トーヤ虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35−18TEL: 0142-75-3277https://www.facebook.com/holidaymarkettoya/ 3日から! スーパーステーショナリーWAKA 3日(日)〜11日(祝)・店内全品20%OFF!!※混雑回避のため福袋の販売はありませんスーパーステーショナリーWAKA北海道伊達市網代町27番地TEL: 0142-25-3333https://mushanavi.com/information/23756/ 4日から! 天花地星 伊達店 〜心と体に優しいお店〜 4日(月)〜16日(土)10時〜17時※ 水・木・日は定休日新春企画!オーガニック食品・雑貨SALE・食品 10%OFF・一部商品を除き、その他日用品や雑貨は20%OFF天花地星 伊達店北海道伊達市梅本町39-22TEL: 0142-82-3910https://www.facebook.com/m.tenkachisei 京都育ちのセレクトショップ。bunga 4日(月)11時〜18時 から通常営業冬物・大幅プライスダウン!!寒い季節をオシャレに過ごすアイテムがいっぱいです。京都育ちのセレクトショップ。bunga伊達市鹿島町64-2jas.s参番館TEL: 0142-82-6464https://www.instagram.com/bunga_date/ 5日から! 海辺の雑貨店 nico 5日(火)〜8日(金)10時〜17時※1月の営業はこの4日間のみ。火水木:11時~15時/金:15時半~19時半・冬服全点35〜55%offセール品2点のお買い上げでさらに5%off、セール品3点以上のお買い上げでさらにさらに10%offに!!※貸切来店のご予約も承ります。詳しくはご連絡ください。海辺の雑貨店 nico伊達市舟岡町369-6(JR北舟岡駅そば)TEL: 090-7514-6185https://mushanavi.com/information/23724/ 番外編! 新年からキレイに!クリーニングのセール情報です。 クリーニングのサクマ イオン店 1日(金)〜4日(月)ドライ品5点以上 40%OFF本店・ウロコ舟岡/虻田店7日(木)~16日(土)ダウンジャンパー40%OFF18日(月)~30日(土)上下物限定 30%OFFクリーニングのサクマ伊達市舟岡町188-1TEL: 0142-22-1211https://mushanavi.com/information/24078/ 以上、初売り情報でした。どのお店もこだわりのいい品が揃っています。お気に入りアイテムに出会えること間違いなし!ワクワクお出かけください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2020年)シェア・リンク等、大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/16(日) どさん子料理人が描くおいしい「世界地図」。 多国籍料理Kiko図【喜茂別】
中山峠を越えて札幌方面に向かうとき、かならず通る、峠のふもとの喜茂別町。 のどかな景色を横目で眺めつつ、通り過ぎてしまうことが多いのですが、通る度に気になっていたお店がありました。 壁に並ぶ、たくさんのフライパン。 看板に描かれた、不思議な鳥。 外観から溢れ出す、エキゾチックでポップな雰囲気。 車庫カフェKiko図(キコズ)です。 海外を旅し、さまざまな国のシェフたちと仕事をしてきた料理人Kikoさんのおいしい多国籍料理をたっぷりと味わってきました! 魅惑の多国籍料理、いろいろ。 ドアを開けると、カラフルなピンクや黄色の壁に、エスニックな調度品の数々。 店内にはにぎやかな音楽が流れ、開放的かつホッと落ち着く居心地のよさ。異国の風がさあ〜っと吹き抜けるような、気持ちのいい空間です。 もともと車庫だった建物を改装して店舗にしたとのこと、驚きました。言われてみれば、トタンがのぞく天井などに車庫の名残りが。それがかえって、なんとも渋いいい味を醸し出しています。 カウンターの奥で、キビキビと立ち働いているのが店主のKikoさんこと松宮亜樹子さん。 スパイスが混じり合う豊かな香りが、お店中に広がっていました。 Kiko図は2019年7月にオープン。この夏、3周年を迎えました。 札幌出身の松宮さんは、30代から40代にかけて10年ほど、海外を旅しながら、ニセコと外国を行き来する暮らしをしてきました。 日本では札幌やニセコを中心に、海外はカナダやニュージーランドなどの国のホテルやレストランで、国際色豊かなシェフ達と仕事をし、料理の腕を磨いたそうです。 南米、アジア、中東、ヨーロッパなど、訪れた国は多数。旅の途上で出会った現地の味や、海外の友人たちに教わった料理の数々を独自にアレンジして提供しています。 「日本の方には海外の味を、外国の方にはほっとする味を」がkiko図のテーマです。 壁に並ぶフライパンは、ペルーで行った料理屋さんから着想を得たそう。そのお店にはものすごくたくさんのフライパンがかかっており、とてもかっこよかったのだとか。 時々「磨きたくなる」と言われるそうですが、「このサビがいいんです」と松宮さん。確かに、渋くていい感じのサビですネ! さてさて、ランチメニューは不定期でいろいろと替わります。どんな一皿に出会えるかその時々のお楽しみです。 今回は人気メニューのひとつファラフェルと、濃厚なタイカレーヌードルをいただいてきました! カラフルなファラフェルプレート。 中東の家庭料理ファラフェルをメインに、さまざまな国の味を楽しめる盛りだくさんでヘルシーな一皿です。この日はフムス、ギリシャのパイ・スパナコピタ、南米のトルティーヤ、穀物や野菜たっぷりのサラダなど、珍しいお料理がずらり。(※プレートの内容は、ファラフェル以外はその時によって変わります) 一部チーズを使用していますが、肉や魚はなしのベジタリアン仕様。 別々のルーツを持つ料理が、同じお皿の上で見事にマッチし、おいしいハーモニーを奏でています! ファラフェルは、つぶしたひよこ豆にスパイスを混ぜて揚げたコロッケのような料理。イスラエルが発祥と言われますが、中東地域ではどこでもポピュラーに食べられているそうです。 日本ではあまり馴染みのないひよこ豆ですが、クセがなくサクッ&フワッとした食感で食べやすい。松宮さんによれば、冷めても硬くならないように、現地の一般的なレシピの工程や食材をオリジナルにアレンジして作っているそう。お子さんはもちろん、エスニック料理に慣れていない年配の方にも好評です。 それからこちらは、タイのレッドカレーをライスヌードルでいただくスパイシーな一皿。たっぷりのパクチーにエビやチキンなどの具材が入り、スパイスとナンプラーが濃厚に香る本格派。汗をかきかき食べたら、ここが北海道だということを忘れてしまいそうです。 ハブタウンに活気を。道産子料理人のチャレンジ 窓の外を見れば、国道230号線が目の前を走っています。中山峠の入口まで車で10分弱、という立地。 交通量は多いものの、飲食店など人の集まるスポットは少ないエリアだけに、なぜ喜茂別でお店を?というのが気になって伺いました。 松宮さん: もともとはニセコ・倶知安でお店を開こうと考えていました。海外の方が多く多国籍料理はニーズがありますし、知り合いもたくさんいるので。ただ、なにせ高くなりすぎていて、手が出なくて。 喜茂別は小さな町ですが、周辺にはニセコ、留寿都、洞爺湖、峠を越えれば札幌と、いろんな地域につながるハブタウンなんですよね。それなのに立ち寄るところが少ないことがもったいない。 そこで中継地点であるこの町がもっと盛り上がれば、周辺地域も含めて全体がさらに活気付くのではないかな、と思ったんです。 道産子としては、やはり何かちょっとでも自分ができることで、北海道を活気づけたい、という気持ちがあります。いろんな地域でたくさんの方が、過疎といわれる地域を、少しでも面白くするような活動に取り組んでいらっしゃいますが、喜茂別でそれができたらいいな、と思いました。 最初は家族や友人みんなに心配されましたけどね。 喜茂別を選んだ背景に、道産子スピリットともいうべき、松宮さんの北海道への熱い思いがあることを知りました。 お料理や空間はグローバルな世界観。でもその根っこにはローカルな視点もあって、地域を大切にしながら根付いている。海外の方にも、日本の方にも、国籍を問わず親しまれるKiko図の魅力は、そういったところにも所以があるのかもしれないな、と思いました。 お店のシンボルである鳥のイラストは、松宮さんがご自身で描いたもの。カラフルな色使いと独特のフォルムが印象的です。まるで生きているかのような存在感を放つこの鳥は、大切なご友人がモデルなのだそう。優しい眼差しでお店とお客さんを見守っています。 ドリンクメニューも多国籍。コーヒーだけでもベトナムコーヒー、イスラエルコーヒー、ココナッツミントコーヒーとあり、エスニック好きにはたまらないラインナップでした。上の写真は、ブラックコーヒーにカルダモンを効かせたイスラエルコーヒー。食後にピッタリな一杯です。 Kiko図の図は、地図の図。 Kikoさんがお店をキャンバスに描く地図、というわけです。 「これから展開していきたいことが、まだまだたくさんあります」と松宮さん。幅広く豊富な海外経験と、プロフェッショナルな料理の技術から生み出されたオリジナルの世界地図は、これからもどんどん広がり厚みを増していくことでしょう。 旅する気分で世界を味わう…そんなとてもとても素敵なひとときでした! 店舗での営業は例年、雪解け〜降雪前まで。 今シーズンの店舗での営業は、10月10日にて終了しました。 冬季はお店はクローズし、ルスツエリアにて営業予定です(詳細はKiko図のSNSをご確認ください)。 記事が遅くなり、お店のシーズン中に掲載が間に合わず、大変申し訳ありません。 冬の営業予定など、インスタグラム等で最新情報をチェックして、ぜひぜひ、お出かけください! 車庫カフェ Kiko図 店舗情報 住所 北海道虻田郡喜茂別町伏見332-3 HP https://akikokikokikoz.wixsite.com/kikoz-kimobetsu オープン日、イベント出店情報はSNSをご覧ください。 Instagram Facebook ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューや料金は変更になることがあります。取材2022年
ch
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01/03(金) 北海道ウクレレカンタービレ2019アルバムと見どころまとめ!
令和二年のお正月、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今回は真冬に夏の話題をお届けします。 2014年から毎年6月に高台の牧場「牧家ミルキングパーラー」で開催されている北海道ウクレレカンタービレ。先日、今年のスケジュールが発表されました! 2020年3月追記:今般の諸事情に鑑み、今年は「中止」となりました。 詳しくは伊達ウクレレ協会ブログをご覧くださいhttp://blog.mushanavi.com/ukulele/?S=48672 ウクレレカンタービレ2020開催日決定!初 日:5月22日(金) 会場:牧家レストラン二日目:5月23日(土) 会場:ミルキングパーラー 伊達ウクレレ協会facebook 今回は6回目となった昨年2019年の当日アルバムとともに、「まだ行ったことがない」方に向けて、イベントの魅力をまとめてみたいと思います。 アルバムの掲載がこんなに遅れてしまい、関係者の皆さま、本当にすみません。 しんしんと雪の降る中、北海道の超爽やかな夏を感じていただければと思います。それではどうぞご覧ください。 2019前夜祭〜当日前半の様子 準備の合間をぬって音合わせをする伊達ウクレレ協会の皆さん(2019/06/22) 前日、洋麺茶屋牧家にて行われたスペシャルライブからカンタービレスタート!画像は北海道ウクレレカンタービレ実行委員会広報からお借りしました。クリックすると画像が大きくなります。 ウクレレワークショップの様子 北海道ウクレレカンタービレの見どころ。 その1 ロケーション 牧家ミルキングパーラーは伊達の市街地から少し離れた丘の上にあります。牛さんがのんびりと草を食む広大な牧草地の向こうに、伊達の街、そして噴火湾が見える抜群のロケーション。 牧場は農薬・化学肥料は一切使用しないオーガニックな牧草地で、年に一度、このイベントの時だけ、一般開放されています。来てみて驚くのは、たくさんの牛さんがいるのに、フンの匂いが全くないこと。排泄物がきちんと発酵されているからなのだそうです。 イベント限定「牧家ステーキ丼」や、おなじみのハンサム焼き、ソフトクリームなど、地元の美味しいものもいっぱい登場します。牧場で飲む「飲むヨーグルト」は格別の味! 牧場についてはこちら→牧家HP https://www.bocca.co.jp/bocca/safety.html その2 今年も降るのか?? 「見どころ」というか「不思議」ですが、これまで6回の開催で晴天が2回。あとの4回は雨や強風のため、屋内開催(途中から移動の回も)となりました。かなり降水確率が高いのです。時期的な問題なのか、気候が変わってきているのか、はたまた強烈な雨男がいるのか・・・。 しかし、雨天だと残念かというと、そうでもありません。晴れた時の野外ステージはこの上なく爽快!雨天等で屋内の時は、会場の一体感がすごい! 2019年も雨。屋内でのステージとなりました。 こちらは2018年晴れた時の野外ステージ 降っても晴れても、それぞれに楽しめるのがカンタービレの素敵なところだと思います。 その3 間近で聴くプロの音色 最後にして一番の魅力、それはやっぱり、プロアーティストの音色を間近で、自然の中で聴けること。コンサートホール等と違って、ステージと客席が近いんです。頑張って前の方の席を取れば、自分の声援もバッチリ届く!? 入場無料でこの贅沢とは・・。 間近で見るパフォーマンスに圧倒! 勝誠二さん、JazzoomCafeさん、分山貴美子さんほか連続出演されているアーティストの方々のステージでは「今年も聴けてよかった!今年も来てくれてありがとう〜!」と熱気でいっぱい。初めてでも、お一人様でも心地よい盛り上がりに酔いしれること間違いなし! イベントに関わる人たちのウクレレを愛する心。そして実行委員長の木元さんご夫妻の並々ならぬ情熱が会場をあたたかく包み込んでいるのを感じます。 午後のステージの様子。 以上、アルバムと見どころまとめでした。 筆者は毎年参加するうちにカンタービレに感化され、昨年とうとう自分でもウクレレを始めました!「聴く」だけでなく「弾く」(下手でも)ようになったら音楽の楽しさが何倍にもなりました。「私も!」という方、きっとほかにも沢山いらっしゃるのではないでしょうか。そのくらい心に響くイベントだと思います。 フィナーレの一コマ。おもむろにフルートを構えた葉っぱにいさんにどよめく会場! 今年は例年より1ヶ月ほど早い開催となりますが、最新情報が入り次第、お伝えしてまいります。それでは2020年5月に牧場の丘の上でお会いしましょう!! イベント概要 開催日 2019年6月22日(土)会 場 牧家ミルキングパーラー特設野外ステージ入場料 無料 (以下敬称略)出演アーティスト高木ブー 勝 誠二 JazzoomCafe 分山貴美子 成相博之 BeatUS 出演井上ケイ・ハウオリフラ田上教室とフラマダム KARAKIA 伊藤香織 aloha モアナ 函館ウクレレフレンズ Alohi Lani uranawanaii 海老レレ 伊達ウクレレ協会有志 タマケリ(前夜祭) 出展・出店Oihata Ukulele きゃさ工房 株式会社クワイアン バグヌート Aloha Smile Aochan’s ハンサム食堂 ブーランジェリーアイボックス 北翔大学 SOTOASOBU 司会Tomo Hoku Anjie 荒町美紀 運営協力株式会社牧家役職員株式会社アンクル伊達ウクレレ協会サポーターミルキングパーラーの牛さん各位 主催北海道ウクレレカンタービレ実行委員会株式会社牧家U-Sky,Inc株式会社ローヤルOihata Ukulele伊達ウクレレ協会 詳細は伊達ウクレレ協会ブログ http://blog.mushanavi.com/ukulele/facebookをご覧ください。 ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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04/22(水) パスタランチとお花で春を満喫!昼飯・テイクアウト紀行
伊達・室蘭・洞爺湖周辺テイクアウト情報です! お花屋さんのカフェ、シュシュcafeでは、パスタ各種(予約制)とドリンクがテイクアウトできます。おしゃれなクラフトボックスに入った美味しそうなランチ! 持ち帰るのが嬉しくなりますね。 今回選んだのはトマトクリームパスタ。マイルドでコクのあるトマトソースにガーリックの香りが食欲をそそりクセになりそう! コンパクトに見えて、食べ応えもしっかりあります。淡いグリーンが可愛らしいキウイのスムージーと一緒に、春らしいランチを満喫しました。 シュシュcafeのテイクアウトメニュー (税抜き価格) ドリンク全般:コーヒー、ラテメニュー、スムージー (ブレンド390円、カフェラテ450円、スムージー450円から) フード(要予約):パスタ全般 (ミートパスタ800円、トマトクリームパスタ900円など) 注文受付時間 ドリンク 10:30〜17:00 フード 10:30〜14:00 花工房では、外出自粛になって以来、家に飾る花を求める人が増えているそうです。そこで、気軽に花を楽しんでもらおうと「stayhome チャレンジ!」と題して、初心者向けフラワーアレンジメント作成キットが新登場。1,000円(税抜)という手頃な価格で可愛らしいアレンジを作ることができます。予約販売につき、電話でご注文ください。 作り方は、初めての方でも安心! 受け渡し後にLINE登録すると、限定公開の作成動画を見ることができるそうです。詳しくはFacebookでご覧ください。動画もアップされています↓↓ 自宅で過ごす時間が長いからこそ、食事を楽しんだり、お花を飾ったり、心ときめくことを大切にしたいですね。おしゃれなお店にヒントを得て、暮らしの中に取り入れてみては。 花工房シュシュ & シュシュcafe 北海道伊達市鹿島町58-19 テイクアウト・アレンジメント予約:TEL 0142-22-1805 営業時間:10:00〜19:00 * テイクアウトの受付時間:ドリンク 10:30〜17:00/フード(要予約) 10:30〜14:00 定休日:月曜日、第一水曜日 取材時の情報です。値段・サービス等は変更になることがあります。取材日:2020年4月17日
むしゃなび編集部
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08/13(火) 【あの人に会いに】真摯に向き合う [ 本田 梢さん / 洞爺 ]
むしゃなびエリア(胆振地区・虻田郡)にて 会いに行ってみてほしい ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.7 今回は、洞爺に7月18日にオープンした 『いわきち料理店』店主の 本田 梢(こずえ) さんです。 『好き』では進めなかった料理の道 「子どもの頃、家族の誕生日や母の日には早起きして、料理を作ってサプライズしていました。それが原点」 「あと、食べるのが大好きでした。3歳の時にはラーメン一人前食べてたくらい(笑)」 子どもの頃から食べること、そして誰かのために料理を作って喜んでもらえることが大好きだった梢さん。高校卒業後は調理の専門学校へ進学することを決めていました。しかし、受験を目前に控えたある日、飽食問題や世界の食の不均衡について考えるようになり、自分の進路にも疑問を持ちました。 「中学生の時に、狂牛病が流行って多くの牛が殺処分されました。人間中心にまわる世界に疑問を抱くようになり、食べ物の背景について考えるようになりました」 「日本では食べ物を沢山捨ててしまっていて、でも他の国には食べ物が無いらしい……そんなジレンマに気付いて。料理をやっている人はもう沢山いるし、私はやらなくても良いのかなとか、悩んでしまって」 料理の道に進めないと感じた梢さんは、受験の1か月前に急遽進路を変更。短大へ進学し、卒業後は一般企業に就職しました。家に帰れないほどのハードワークをこなしながら、自身の理想と社会との葛藤も感じていました。 「学生の頃にインドに行ったときに出会った日本人の方が、帰国後、自給自足のような暮らしをしていて……。そんな自然と近い暮らしが理想だと心のどこかで思ってはいたけど、普通に生活していると、そんな暮らしは非現実的なように感じていて。実現している人を目の当たりにしたことで、自分の本当の考えに気付いてしまったというか……。そういうのもあって、会社勤めは長く続かずに辞めちゃうんですよね」 まず、自分自身が平和であること 退職を決め、その後の1年間は環境活動に参加していました。 「原発問題で青森や泊まで行ったりしました。でも、怒っている自分たちと、現地でそれが正しいことだと思っている人たちと。もし私たちの考え方が認められたとしても、反対の人たちは納得がいかないまま、今度はまたその人たちの怒りで繰り返しなんだ……と思って」 平和を想っているのに、そのベースが世の中への怒り。戦争などネガティブなものの原因となる心を自分も持っているということが、自分を見れば見るほどわかってきました。 「一番近くにあって、責任を持てるのはまず自分。個々が集まって全体になるから、自分自身が平和であることが一番の基本だと思って」 そんな気付きを経て、梢さんは環境活動を離れ、無期限の旅に出ることにしました。 「いつ帰ってくるかもわからなかったから、母と握手をして実家を出てきました」 インドに1年滞在 中国、タイ、ラオス、イギリス、イタリア……そして学生の頃に訪れたインドも再訪し、1年ほど滞在しました。 インドでは、梢さんが今も大切な習慣としている”ヴィパッサナー瞑想*”を本場で体験する機会に恵まれました。 「瞑想って神秘的なことではなくて、すごく地味な作業。反応せず観察する練習。私は良いものだなと思って、それから続けています」 *ヴィパッサナー瞑想:「ものごとをありのままに見る」という意味の、インドの最も古い瞑想法のひとつ。宗教儀式ではなく、欲望・嫌悪・無知を取り除く心の浄化のための実践法。日本では10日間のコースが開講されており、社会から完全に離れ、人と会話せず、沈黙の中で自己観察によって自己浄化を行う。コースは無償で、修了者の寄付と奉仕で運営されていることも特徴。 「他には、自然農をやっている夫婦のところで何か月か暮らしました。すごくパワフルな場所で、来た当初に表情が暗かった人が滞在していると生き生きとしてくるっていうくらい力のある所でした」 結果的に2年弱の旅となり、帰国しました。また会社に所属して働くイメージはできず、帰国後は山小屋で働くことにしました。 山小屋にて、料理への想いが再燃 一度は閉ざした料理の道、歩み始めることにしたきっかけは山小屋でのお仕事でした。 「山小屋で料理担当となり、一日中料理をするようになって。料理は自己流だったので、誰かの元でちゃんと学びたいと思い始めました」 その頃には精進料理* やマクロビオティック* などに出会っていた梢さん。自分の理想と矛盾なく、その場の感覚を満たすだけではない料理があることを知り、再び志したいと思うようになりました。 *精進料理:仏教の戒に基づき殺生や煩悩への刺激を避けることを主眼として調理された料理。作る過程も仏道修行の一つとされる。食材と向き合い、なるべく無駄が出ないように調理することが特徴。 *マクロビオティック(マクロビ):玄米菜食を基本とした日本発祥の食事法。暮らす土地の旬のものを食べる、食材は丸ごといただくという二大原則がある。 ところで、山小屋で働かれるということは、登山好きだったのでしょうか。 「同僚たちに『満月の日に稜線まで行こう』と誘われて。何もわからぬまま付いていったんですけど、暗いから景色もなくて、空気も薄くて、すごく苦しくて。もう絶対登山やらない、って思ったんですよ」 「でも、稜線を抜けたときに、世界がガラっと変わって……。満月に照らされた、白い山が見えるんですよね。その瞬間に、全部一掃されて」 それからは、休憩時間にはトレーニングとして山を歩いたり、休みがあれば他の山に行ったり、更にはテントを持って一週間も山に行くほどの登山好きに。 「山と瞑想は、一生続けるだろうなと思います」 欠落を埋めるため、必死にもがいた10年間 料理を学ぶなら東京!と、鎌倉や東京の精進料理、懐石料理、日本料理店にて修業を積みます。日本料理の現場は、どこも凄まじい厳しさでした。 「とにかく必死で。仕事に笑顔や楽しさは不要という感じで、雑談も一切なく。でも、本当に料理に真剣な人しかいませんでした」 職場では怒号が飛び、夜遅くに帰宅してからも更に勉強。まさに修業と言う名の日々。 「ルームシェアをしていたので、コンビニのイートインスペースで朝4時まで勉強したり……」「賄いでも、親方のOKが出るまで何度も作り直すので、仕事終わりに毎日(他のお店の)冷やし中華ばかり食べに行ったり……」 梢さんは必死に食らいつきましたが、1年ほど経った頃、心身共に限界を迎え続けられなくなってしまいます。 「『また挫折しちゃった』と思って。凄く怒られていたのもあって、その時は自分が世界一の落ちこぼれだって本気で思っていました。いつも辞めてばっかりで、志して来たのにまた辞めちゃうんだ、って」 それでも、料理への想いはどんどん大きくなっていき、その後も場所を変えて修業を続けました。 しかし、そのどこもまたハードな現場でした。緩やかな環境で働くという選択肢もあったはずなのに、いつも厳しい環境に身を置いていた梢さん。 「”欠乏している、足りていないところを埋めなきゃ”って思いこんでいて。弱いのにストイック。だから飛び込んでいっては、限界になって折れちゃう。しなやかじゃないというか……」 そんな修業期間にも、終わりは訪れます。 「ふと、『もう北海道に戻るタイミングだ』と思って」 札幌出身の梢さん、『東京には勉強に来ていて、いつかは北海道に帰る』と思っていました。とうとうその時が来ました。自然の近くで、根を張って暮らせる場所を求めた結果、ご縁があり洞爺湖に辿り着きました。お店を開くと決めてから、10年ほど経った頃でした。 『いわきち料理店』オープン 『いわきち料理店』は、日本料理や重ね煮がベースのやさい料理店です。 「最初は誰も来ないと思ってたんです。誰も来ない日が一日もなく、来てくれたことが嬉しかったです」。とにかく謙虚でひたむきな梢さん。料理に対する想いも自分が主体ではありませんでした。 「つくる人は一番の黒子だなと思っていて。野菜や食材があって、その野菜を作った土や太陽、生産者、運ぶ人、器を作る人、その器の土、火のエネルギー……いろんなものが集約して一皿になる」 「でも、食べ物って一瞬でなくなっちゃうし、記憶に残らなくても、”〇〇さんの料理”って思ってもらわなくても良いと思っていて。忘れられても、いろんな命が食べた人の心・身体に引き継がれていくものだから、ちょっと役に立てたらな、と」 「精進料理というと、肉食べないとか作法とかってなっちゃうけど、もっとベースのことだと思っていて。作るときの心の在り方、自分自身の修業。多分、心が純粋になっていくと、慈悲とか祈りの気持ちが沸いてくると思ってる」 とはいえ、ただ美味しいものをつくっています!と微笑む梢さん。創意工夫が散りばめられた美しいお料理の数々をぜひ体験してみてください。 そして、料理姿は凛々しく、しかしお話してみるとふわ~っと柔らかい、相反する雰囲気を兼ね備えている梢さんに会いに、お店まで足を運んでみてください。 【いわきち料理店】 (洞爺社会福祉協議会向かい、水の駅から徒歩2分) やさい料理店 veggy Japanese 日本料理や重ね煮がベースのやさい料理 昼 11時~13時半 L.O 夜 17時半~19時半 L.O ●やさい懐石 種と実コース ※4日前までの完全予約制 ●季節の御膳 一汁三菜・香の物 ●おそうざい [量り売り販売] 木曜日のみ(15時半から19時半) ※容器をお持ちください、容器代は別料金です。 ■ご予約方法 Line:@049zwhqi instagram:@iwakichi.toya ↓
misaki
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04/02(月) 「アラウンド有珠山」あつまれ〜♫あらうすカーニバルvol.2
3月25日、伊達市市民活動センターで あらうすカーニバルvol.2 が開催されました。 「あらうす」ってなあに?? というあなた! はいっ「アラウンド・有珠山」のことですよ〜。 伊達、壮瞥、洞爺湖をはじめ、有珠山の麓で活動するハンドメイド作家、セラピスト、アーティスト、フードショップなど約20店が出店しました。 昨年夏にはじめて開催され、今回で2回目となりました。会場はかわいいもの、おいしいものが大好きな女性や家族づれで大にぎわいっ。 手前で出店しているのは最近話題のハーバリウム。 こーんな美しいボトルが作れてしまうワークショップ。お友達同士や親子で参加する人が次々と訪れていました。 そしてもちろん、ハンドメイド作品もいっぱい!! [gallery columns="2" size="large" ids="7273,7274"] ひとつひとつ丁寧に作り込まれた雑貨たち・・・心が和みますね。 個性的な作家さんとおしゃべりしながらのお買い物は、、、 本当〜に楽しいっ!! さてさて美味しいものもたくさん。 洞爺湖「ハーバルランチ」のサンドイッチとハーブコーディアル。サンドイッチの中身は黄金豚の皮なしソーセージ。ハーブが効いておいし〜〜。 真っ赤がきれいでしょう?夏のハーブガーデンが目の前に広がるような爽やかさ! 同じく洞爺湖、SUNNY SIDE UP CAFEのシフォンケーキ。リコッタチーズ、甘酒などなど珍しいフレーバーも。えっ甘酒??不思議・・・でもすごく合うんです。こちらのシフォンケーキは伊達の物産館でも販売しているので、ぜひお試しあれ。 小学生やBOYSにも人気なネイル!伊達や洞爺湖温泉で活動中のヴィアプレイス ハイラ。 オーダーすると、オリジナルなハンコを彫ってくれる消しゴムはんこ屋さん。マニアックだな〜〜。 こーんなおもしろい人がジモトにいたんだ!! そんな出会いがあるのが、こういうマルシェの楽しいところですよねっ。 それにしてもこんなにたくさん人が集まるなんてすごい・・・ おそるべしハンドメイド、あらうすカーニバル。 主催者のお二人にお話を聞いてきました! 「Around Mt. Usu盛り上げ隊」のkanaさん(右)とmasakoさん(左)。 kanaさんは伊達市内の自宅でハンドメイドアクセサリーと雑貨のショップ「BeadsJewel 」を子育てしながらオープンしています。自作のアクセサリーや委託販売作品を取り扱っています。 masakoさんは壮瞥町在住のアロマテラピーインストラクター。近隣地域で講座やワークショップを開いています→「手作りコスメとアロマの教室フランジパニ」 kanaさん: 「有珠山周辺で活動する作家やセラピスト、食べ物屋さんをメインに、ゲストとして室蘭や苫小牧からゲスト出店者を招いて開催しています。 ここに来ないと参加できないイベントにしようと思って始めました。出会いや繋がりがたくさん生まれるといいなあと思います。 ハンドメイドをはじめて15年くらいになりますが、「一点もののよさ」を求める方が増えているな、と感じます。 お友達とかぶることもないですから。それに作る側のクオリティも上がってきていますね。 「質のよいものを作ること」というのは自分のお店でもとてもこだわっているポイントです!」 masakoさん: 「有珠山周辺にはハンドメイド作家やアーティスト、クリエイターが沢山いるんですよ。でも発表の場、交流の場、というのがなかなかなくて。 じゃあ自分たちでイベントを開こうって思ったのがきっかけです。 今日ワークショップデビューした出店者もいるのですが、それぞれのこれからの活動につながるような場所にしたいですね。 それに、有珠山はいつ噴火するかわからないですから! もしも噴火した時、例えば避難所でリフレクソロジーやアロマなどのセラピーが受けられたり、 ここでの出会いや交流がそういうつながりにも発展して行くと思うんです。」 アロマのしっとり化粧水を作ったよ。いい香り&保湿効果のある天然成分たっぷりで無添加。息子に「僕も欲しい!」と言われます :-) 癒やしのおてて・米丸さん登場〜! 市町村の枠を越えて「あらうす」で繋がろう!という今回のイベント。 かわいいもの、おいしいもの、が主役のようでいて、 大事なのはやっぱりひとなのかな、と感じます。 リフレやハンドマッサージでうっとり&のんびりしたり、 小さなアクセサリーや、1本のスプーン。 それを作った人に出会って、ものや暮らしのことを見つめなおしたり・・・。 「木工 飛世」の美しいスプーンたち・・・こういう道具の似合う暮らしをしたい!と固く心に誓ったchでした・・・ これは次回に向けてますます盛り上がっていきそうな予感です。 ハンドメイド熱の高まりとともに!!! ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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03/20(火) 絶品いももちをいただきました。北海道のローカルおやつ
ローカルなお菓子第二弾! 今日はどちらかというとおやつです。しかもローカルすぎて、(たぶん)買えないです、すみません。 北海道のおやつといえばたくさんあるけど、 じゃーん、いももち!です。 こちらは大滝のとあるジェラート屋さんのいももちです。 「とにかくすごい美味しいから食べて!」と近所の方に分けていただきました。 なんてありがたい・・・さっそくいただきまーす! ホクホク&モチモチ! ジャガイモの食感がいい感じに残っていて、お醤油と砂糖の加減が絶妙。甘すぎず辛すぎず・・・ 「いももち」ってざっくりいうと、 茹でたジャガイモと片栗粉をこねてまとめ、 油で焼いてタレを絡める。 そんな超シンプルなレシピなのですが、なかなか手間がかかります。 こちらに移住したばかりの頃、 北海道人の友人が持ち寄りパーティに絶対これ!と張り切って大量に作っていました。 「大量に」というところがまたなんだか北海道らしい・・・。 でもベテランおばあちゃんやお母さんならば、パパッとたくさん作ってしまうのかもしれませんね。 ウロコなど地元のスーパーでも売っていますが、やっぱり手作り、それぞれのおうちの味。がいいです。 アツアツが命なのでその場で食べるのが鉄則。 この絶品いももちは、たまに作っているようなのですけど、 売っているのかいないのかは不明・・・。 ジェラートを食べに行ったら聞いてみては。
むしゃなび編集部
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10/15(火) 紅葉シーズンです!2019〜洞爺湖
今回は洞爺湖の紅葉情報をお届けします。湖畔沿いにほぼぐるっと一周、色とりどりに染まる洞爺湖の紅葉。素敵なカフェや美味しい飲食店が多いので、ドライブ→ちょっと散策→お茶またはランチ→温泉→・・・みたいな感じでのんびりと楽しめるのがいいですね。ということで紅葉の進み具合を見に行って来ました! 紅葉ポイント1〜有珠山噴火記念公園 2019/10/15撮影 まずは湖を見ながらのお散歩にぴったり、有珠山噴火記念公園。ここ数日でぐっと色づいてきましたが、まだ五分〜六分という感じでしょうか。この様子だと、今週末10月18日前後〜ピークではないかと思います。 ピークになると彫刻も紅葉に囲まれ、一層アートな雰囲気に 紅葉の中に立つライオン まだ緑も目立ちますが、木によってはかなり色づきが進んでいます。いいお天気でしたが意外に肌寒く、冬が近いのを感じました・・ 有珠山噴火記念公園 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉168 紅葉ポイント2〜道道578号洞爺虻田線 2019/10/15撮影 温泉街と洞爺地区(水の駅周辺)を結ぶ洞爺虻田線は、湖畔ギリギリを走るワイルドなルート。のんびり&安全運転が必須になりますが、間近に見える紅葉と青い湖のコントラストが本当にきれいです。 ピークになるとこの通り、錦のようです! 紅葉ポイント3〜浮見堂公園 2019/10/11撮影 静かな佇まいの洞爺地区・浮見堂公園。写真ではわかりづらいですが、中島もだんだん色づいてきていました。 お子さんとのお散歩にもおすすめ 浮見堂公園 北海道虻田郡虻田郡洞爺町洞爺町 194 紅葉ポイント4〜仲洞爺キャンプ場 洞爺湖の自然を堪能できる人気のキャンプ場。今年は夏場の混み具合がいつもにも増してすごかったですが、毎年秋になると、立派な大木が一斉に色づいて黄金色に! 10月下旬ごろ 場内には温泉と、土日月には美味しいうどん屋さんがオープンしています。ドライブのひと休みに立ち寄ってみては。今年のキャンプ場の営業は10月20日(日)(チェックイン)まで。温泉は通年営業です。 https://so-ra-mi.jp/archives/5280 仲洞爺キャンプ場・温泉 来夢人の家 北海道有珠郡壮瞥町字仲洞爺30−11 以上、全体的に今週末10月18日前後から紅葉のピークを迎えるのではないかと思います(筆者予想です)。朝晩冷えてきているので、あたたかくしてお出かけくださいね。北海道の短い秋を楽しみましょう〜。 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
むしゃなび編集部
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11/05(木) 洞爺湖温泉の宝石箱みたいなハンドメイドショップ!あいびぃ
洞爺湖温泉のハンドメイドショップ「あいびぃ」はアクセサリーやバッグ、布小物、アイシングクッキー、木工細工などなど、色とりどりの作品が並ぶ楽しいお店。 今年リニューアルしてプチカフェも始まりました。 お店は温泉街のメインストリート、万世閣の向かいにあります。ほっこりかわいいペイントで「雑貨」とかかれた手描きの看板が目印。 ドアを開けると・・・ 作品がいっぱい! まるでおもちゃ箱か、宝石箱の中に入ったみたいな華やかさ。 全て伊達・室蘭・壮瞥・札幌など、20人以上の作家による手作り作品です。 これだけ作品数の多いハンドメイドショップは伊達・洞爺湖周辺でもなかなかありません。 店主の作品。丈夫で飽きのこない帆布のバッグ! あいびぃは2012年にオープンし、今年8年目を迎えました。 店主の入谷さんは、自身もハンドメイド作家であり、布小物や、デコパージュ、編み物など様々な作品を作っています。 お店を始める前から、趣味で手作りを楽しんでいたそうですが、友人に誘われてフリーマーケットに出店したのがきっかけで、家業のお肉屋さんの空きスペースを利用してお店をスタート。イベントを通じで知り合った作家に声をかけるうちにだんだんと作品数も増え、口コミで知られるようになりました。 ハンドメイド好きはもちろん、温泉街という場所柄、お土産を探しに訪れる人も沢山います。 今年の春に店内を全面リニューアルして、小さなカフェコーナーができました。 お買い物の合間にコーヒーやお茶を楽しめます。 窓に面したカウンター席に座ってちょっと一息・・・心がほっと安らぎます。 また、月に2〜3回、ハンドメイドワークショップも開催しています。あいびぃで人気の作家さんによる少人数制の講座です。換気、消毒、マスクなどコロナ対策もしっかりしています。手作りの楽しさをじっくりと味わってみませんか? 直近のワークショップ日程: タイルトレー作り 2020年11月9日(月) ①11時~ ②14時~ 各回定員4名 参加費:タイルトレー1500円〜 、タイルコースター1枚800円(2枚1500円) 講師:伊達在住の作家、Rudiaさん お申込み:Instagram facebook または 電話でお申し込み下さい あいびぃで出会った、個性とセンスが光るハンドメイド作品、いろいろ! 猫にカメレオン、ユーモラスな動物ブローチ 引退したプロの職人さんによるコレクションボックス。とてもしっかりした作りで重宝します 木のぬくもりがやさしいペンダント。プレゼントにも 珍しい蝶の標本! なんと可愛い小鳥たち。さえずりが聴こえてきそう・・ 洞爺湖在住のドライフラワー作家さんの作品たち 伊達や洞爺湖など、近隣の作家が多いですが、地元にこんなに楽しい作品を作っているクリエイターがいるんだなあ、と驚きました。いつかアトリエ巡りをしてみたい! 店主の入谷さんは、お店を通じて、ハンドメイドの楽しさと、個性あふれる作家さんたちを多くの方に知ってもらえたら、と話していました。 今日もあいびぃには次々と新しい作品が届きます。冬のあったか作品はじめ、そろそろクリスマスグッズも出てきたようです。 フェイスブック、インスタグラムで、最新の入荷情報をチェックしてみてね! 店舗情報 手作りハウスあいびぃ 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉71 090-5224-0432 https://www.aibii.net Facebook Instagram むしゃなび内あいびぃのページはこちら ※ 記事の内容は取材時の情報です。(取材2020年) ※ 掲載作品は売り切れとなることがあります。気になる作品があったらお早めにお店にお問い合わせください。 ★リンク・シェア大歓迎です!
むしゃなび編集部
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09/19(水) コンテナカフェ&洞爺産手打ちそば。サイロ展望台を楽しむ!
9月も半ばを過ぎ、カラッといいお天気が続いている洞爺湖周辺です。 今年は短かった夏に続いて、台風、地震と、怒涛のように季節が過ぎてゆくように感じますが、これからいよいよ秋の行楽シーズン! 思いっきり楽しみましょう〜。 さて、今回訪れたのはこちら。 洞爺湖の絶景スポットのひとつ、サイロ展望台にやってきました。景色を見て、お土産を買うだけじゃない! 敷地内のおしゃれなカフェとおいしいお蕎麦屋さんをご紹介します。 絶景コンテナカフェ!「Cafe balher」 まずは洞爺湖を眺めながらこだわりのドリンクやスイーツを楽しめるカフェ・バルハー。 ちょっと変わった名前のお店です。サイロ展望台の駐車場に入るとレンガ色のコンテナがパッと目をひきます。手書きの文字やイラストが可愛らしいですね。 贅沢チョコパフェ(左)、ハーブレモネード(右) こちらのカフェでは、月浦地区でハーブの栽培・蒸留体験などを行う「ハーバルランチ」 で採れたハーブをはじめ、温泉街の「山岳喫茶」の自家焙煎コーヒーや、牧家のソフトクリームなど、地元のおいしいもので選りすぐりのドリンクやスイーツを提供しています。 ハーバルランチの「ハーバル」をひっくり返して「バルハー」なんですね〜。 ※ この日は停電の影響でソフトクリームの代わりにアイスクリームが提供されていました。 おいしいコーヒーとスイーツがあればいつでもごきげんな筆者、自家焙煎のフレンチプレスコーヒーとデッキ席からのぞむ洞爺湖絶景に、至福のひと時を過ごしました。 さらに感動したのは、きれいなピンク色のドリンク「ハーブレモネード」! 「コーディアル」と呼ばれる、ハーブを抽出したシロップを炭酸やお湯で割っていただきます。 ひとくち飲んだ瞬間、身体がゆるむというか、ハーブが滲み透っていく感じ・・・リラックス&リフレッシュ。 このピンク色もマローというハーブから出た色なのですって。ほかにローズやゼラニウムなど、洞爺湖で育ったハーブがふんだんに使われています。 ハーブレモネードのシロップ お店の方に聞くと 「おいしく体質改善できるドリンクです! よく「どんな味って説明できないけど(笑)おいしいわね!」と言われるんですよ :-) 」 とのこと。なるほど、このおいしさは、とにかく飲んでみるしか・・・。知らないうちに溜まっていた緊張や疲れに気づく、なんてこともあるかもしれませんね。 アフォガード それからハーブソルトもおすすめ。「ソフトクリームやアイスクリームにトッピングしてどうぞ〜」と言われてびっくり。でも意外に、どころか、ものすごく合うので唸ってしまいました(笑) 今季の営業は11月中ごろまでです。最新情報はお店のフェイスブックページでチェックしてね。 カフェ バルハー Cafe balher 洞爺産 手打ち蕎麦「そばらぼ」 続いて、洞爺産無農薬そば粉を使用した二八蕎麦のお店「江戸手打ち・そばらぼ」へ。 そば好きのご主人が腕をふるう本格手打ちそばのお店です。黒っぽい田舎そばと白い更科そばの2種類ありますが、これはお米でいえば、玄米と白米の違いのようなもの。 「つけとろ」を注文しました。ツヤツヤのそばに真っ白な「とろろ」が添えられています。この「とろろ」ももちろん、洞爺産長芋。 つるっと食べるとみずみずしさが口いっぱいに……。シャキシャキして香りもよく、ほんのり甘みもあっておいしい〜! こだわりの天然出汁もいい味出ていました。「洞爺産そば」初体験ですが、地元のものを地元でいただく幸せをしみじみと感じますね。するっと入るので、2枚でも全然いけそう。 「そばは美味しくて身体にもいい。本当にいい食材です!」 寡黙なご主人ですが、言葉の端々にそばへの情熱がうかがえました。そば好きが高じてお店を始めたそうですが、今でも日に2枚か3枚は食べているというから・・・本当におそば大好きなんだなあ〜!!と納得。 洞爺産そばが食べられるところは少ないので、特にマニアの方には一度試してみていただきたいです。(注意:一人で切り盛りされているので、ちょっと時間がかかる時があります。のんびりとお出かけてくださいね。) そばらぼ 11:30~14:30 水曜定休 以上、サイロ展望台のおしゃれカフェとスローフードなおそば屋さんを食べ歩いてきました! 秋の洞爺湖、遊びに来てくださいね〜!! サイロ展望台 北海道 虻田郡洞爺湖町成香3−5 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/14(火) 愛こそ全てです! 占いスペース ”タリズマン“ の言霊
衝撃的な取材の始まり まずはちょい怪しげなタリズマン北條マスターの意外な経歴から。 東京の某大学教育学部出身の58歳。 教師である母と二人の母子家庭で育つ。 本当は獣医になりたかったが、奨学金を受けることに抵抗を感じ、獣医の道を諦める。 大学卒業後は教師ではなく、某大手金融関係の会社に就職。そして時代はバブル期。 怪しい?タリズマンのマスター 筆者が市役所通りにある”占いの館「タリズマン」“ の存在を知ったのは20年ほど前のことです。 「むしゃなび」ページを見た時、なんとなく警戒心を持ってしまう (本当にごめんなさい!)占い師の方がいるなあ…と、思ってしまったのが最初の出会いでした。 それから何度かお見かけすることはあったものの、「占っていただきたい!」という気持ちには、正直、この取材日までなりませんでした。 でも、取材を終えた今ならば「是非占っていただきたい!」と思っています。 店内はスピリチュアルなグッズでいっぱい 自分ではなくなっていた二年間 「1日に200万円くらい使うことに何の疑問も持たない毎日を過ごしていましたが、ある日、” そういえば、俺、万札しか使っていないし、受け取った釣りを使ったことないな ” そう思って数えてみたら、なんと溜まった釣り銭(札込み)が60万円もあったのです。もう愕然としました。その時、自分が自分でなくなっていることにようやく気づきました。だから会社を辞めました。辞めた時、2400万円くらい貯金がありました。 でも、お金の使い方の癖はそうそう直るわけもなく、退職後1年で900万円もの借金を抱えてしまいました。」 つまり、1年で3300万円使った計算になります。 「決定的に自分を否定したのは、飼っていた犬を餓死させたことでした。犬の餌すら用意してやれなくなっていました。たった数百円の金を握りしめ、電車に乗って、辿り着いたところで死のうと思っていました。 そんな気持ちで新宿をふらふらと彷徨っていた時、一人のホームレスに声を掛けられました。”おまえ、死のうと思っているだろ? 生きていてなんぼだぞ ” そう言われたんです。見抜かれたのがすごく悔しかった。なんでおまえなんかに言われなきゃいけないんだ!と心底悔しかった。」 日本の多くの霊験あらたかな各所をまわる 後日、そのホームレスを探しに行ったそうですが、どこを探しても、誰に聞いても、その手がかりは得られませんでした。 もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、そのホームレスはマスターの守護霊だったのです。 つまり、人ではありませんでした。 (さて、皆様。 大丈夫でしょうか? 話について来られていますか?) 見えない世界のこと 世の中、見えている世界だけではないことに、筆者も薄々感づいてはいますが、何しろ誰にでも見えるものでないので、正直、胡散臭く感じてしまう人もいらっしゃることと思います。 けれども、「何かを察する」とか、根拠なく「そんな気がする」とかという経験は誰にでもあるはず。 そう、第6感的な。 きっとマスターは、それがしっかりと見えてしまい、しっかりと感じてしまう能力をお持ちなのだと思うのです。 多くの芸能人もお忍びで訪れる それが証拠に、このお仕事をされて33年。 なんと10万人以上の方を占って来られたといいます。 伊達の市役所通りでひっそりと占いスペースを営んでいらっしゃるにも関わらず、日本全国からお客様は集まってきます。 中には、有名芸能人の方も多数いらっしゃいます。 さて、話を戻します。 タロットカードを使いながら霊感と合わせる 自分の守護霊だったホームレスに出会ったその足で、マスターは六本木の「タリム」という占いの館に頭を下げ、占い師として雇ってもらうことになりました。 「そこでは死ぬ気で働きました。1年1ヶ月で900万円の借金を返し終わった後は、お導きを受けるように高野山で3ヶ月の修行をしました。弥勒の世界に惹かれたのです。その後は札幌・苫小牧・函館と点々としながら、妻の故郷の伊達に根を下ろすことになりました。この占いスペースを開いて27年になります。」 お客様からいろいろなフィギュア類が集まってくる・・・ (さてさて、皆様‥。 もう一度お尋ねします。 大丈夫でしょうか? 話について来られていますか? Rietty大丈夫? とか思ってはいませんか? Riettyはもちろん大丈夫!) 実は、文章にはし辛いくだりもあったりで、分かりにくいかもしれませんが、そこはほら、見えない世界の話が多いので、ちょっぴり察しながらお読みいただければと思います。 霊力を高めるお祈りも欠かさない 何故占いを仕事にできるのか? そこで、一体何故どうして「占い師」なのか? それが皆様一番気になるところだと思います。 さきほど、この世に存在しないホームレスとの出会いのところでもサラッと書きましたが、つまりはマスターは霊能力者なのです。 守護霊と会話ができます。 ですので、相談に来られた方の守護霊のメッセージを代弁してお伝えする役目を担っています。 時に真剣な眼差しで何かを感じとる 「子どもの頃から、大人からすれば見えてはいけないものが見える子どもでした。でも当時の僕は、みんな同じように見えているものだと思っていました。ところがどうやらそうではなく、見えたことを口にしては嫌われるし虐められし友達も居なくなるのだということを学びました。例えばこんなエピソードがあります。ある人を見た時、この後この人は死ぬということが分かってしまう。それで、そのまま口にしたら、周りの大人に酷く怒られました。でも、確かにその方は死んでしまった。当然、気持ち悪い子どもという烙印が押されてしまいます。そんなことが何度かあったうちに、2度と見えたことを口にしなくなりました。例え見えても言ってはいけないということがわかったのです。だからもちろん、仕事にしようなんて思いませんでした。絶対に占い師なんかになりたくない!とさえ思っていました。ところが運命というか宿命というか…。今はこれが仕事になっているわけです。」 さあ、ここまで書いたお話を『信じるも信じないもあなた次第』です。 馬鹿馬鹿しいと思うのも、素晴らしいと思うのも皆様の自由です。 全てを救うのは愛 でも筆者は、たくさんのお話をする中で、マスターの 根底にある「地球への愛・世界への愛・自然への愛・人間への愛」を、とても強く感じてしまいました。 それが、次のお話に表れています。 「僕はお客様に生かされています。だからお守りしたい。」 「僕は、お客様に生かされています。だから、僕もお客様が楽しく命の継続をしていけるようにその方をお守りしている守護霊様の代弁者となります。お客様をお守りしたいと思っています。今この時代、一番大切なのは愛をおいて他には何もありません。生きている上で一番嬉しいこと、幸せなことを思い起こしてみてください。それは、自分にとって大切な人が、自分を認めてくれて側にいてくれることですし、家族になること、愛し合うことではないですか? だから、お客様が愛を持って生きられるように、愛に守られるように、守護霊様のお力を借りて道しるべを立てて差し上げたいのです。」 いかがでしょうか? 筆者はこのお話でとても腑に落ちました。 最後にこんな質問をさせていただきました。 「占い師をやってよかったと思いますか?」 「正直わからないです。でもこれしかできない。きっとお客さまの評価が全てなのだと思います。そして個人的には幸せです。家族もいますし。例え未来が見えたとしてもとても幸せです。もし皆様が “いかに生きるべきか?と迷われた時に、もし興味があったらどうぞ ”タリズマン“ の扉を開けてください。」 怪しいか怪しくないか決めるのはあなた次第 もう一度、書きます。 信じるも信じないもあなた次第です。 けれども、筆者は信じます。 ―タリズマン情報― 占いの80%は霊視。 タロットカードと併せながら占います。 今回のむしゃなび占いはこちら まずはお気軽にお電話で相談ください
Rietty
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04/12(火) The 洋菓子界のサムライ 川村拓也 “ Sweets Nature “のオーナーシェフに出会った。
今回は、2021年10月に新規オープンした洋菓子店“ Sweets Nature “のオーナーシェフ川村拓也さんを訪ねました。 「お菓子作りに絶対に妥協はしません!」 可愛らしい洋菓子がずらりと並ぶショーケース。 ため息が出るほど繊細で可愛らしく美しいデザインに、誰もが一目で幸せに浸れるほどのインパクトがあります。 そして、綺麗に並べられたケーキの前に立つオーナーシェフ川村拓也さんは力強く言いました。 「お菓子作りに絶対に妥協はしません!」 拓也さんは神奈川県川崎市ご出身の33歳。 1歳の娘さんを持つパパでもあります。 建具職人の家に生まれ育ったことは、しっかりと少年の心と頭に刷り込まれていたようです。 中学生の頃になると、「将来もの作りをする人になる!」と決めていたといいます。 そして、当時放送されていた「アンティーク」というパティシエのテレビドラマが、拓也さんの将来の職業を決定づけました。 「自分は絶対にパティシエになる!」 そう決めてからは、脇目もふらずその道に一直線でした。 拓也さんのパティシエ修行の始まりです。 高校卒業後は「国際フード製菓・製パン専門学校」へ進学。 1年目は和菓子とパンも学びました。 卒業後は、東京の有名洋菓子店「ラテール」に就職し5年間勤めました。 ラテール退職後は、恩師の紹介でウィンザーホテル洞爺に出店していた「ミシェルブラン」にて8年間パティシエ修行。 その後退職され、起業準備を始められました。 「何故、起業の地に伊達を選ばれたのですか?」 「実は伊達は妻の出身地でもあります。ここは気候も温暖ですし、周辺地域ではフルーツ各種の生産農家さんも多くいらっしゃるからです。」 なるほど。 フルーツは洋菓子には欠かせない素材です。 「フルーツ以外の素材選びはいかがですか? 何か拘りはありますか?」 「メイン素材としての小麦については、北海道産があまり洋菓子には向かないので使っていないのですが、乳製品・卵・砂糖・塩は北海道産です。なかでも砂糖は北海道糖業(伊達市)のものですし塩はカムイミンタルの塩(洞爺湖町)です。できるだけ近隣の、もしくは北海道のものを使うと言うのが素材へのこだわりです。」 材料の出処がわかるということは、消費者としてとても安心します。 「ところで、中学生の時にパティシエになると決められてから、一直線にこの道を歩んで来られたわけですよね? 特に影響を受けた方はいらっしゃいますか? またそれはその方のどういうところですか?」 「二人います。一人は横浜の洋菓子店 “ グリューネベルグ “の浜田さん。もう一人はミシェルブラスさんです。どちらの方もケーキ一筋で引き出しが非常に豊富でしたし、私の知らない世界を見せてくださいました。そんなお二人のフランス菓子に取り組む姿勢全てに影響を受けていると思います。」 拓也さんとお話をしていると良くわかるのですが、とにかく洋菓子への想いがものすごく深いのです。 ストイックにとことん追求しようとされている姿勢が、尊敬するお二人に学んだというお話からも感じ取れました。 もの作りの魅力は、形のないゼロから作り出して自己表現することにあり、洋菓子作りは自分にとっての最大の表現方法だとも話してくださいました。 「お菓子のイメージ作りに参考にするものは何かありますか?」 「料理やジュースなどを見て、使われている素材そのものや組み合わせなどを参考にしたりしています。デザイン的にはフランス人のパティシエのインスタなどを参考にすることもあります。 レシピは仕事の最中に突然沸いてきます。」 常に勉強熱心な拓也さんです。 現在、1週間に3~4日の休業日を設定していますが、店の休業日は全て仕込みに使われているそうです。 開業以来全く休んでいらっしゃらないとのこと。 ただし、ショーケースに並ぶ生菓子は全て当日の朝作られたものです。 当日以外に作られるのは焼き菓子のみとなっています。 このことは、“ Sweets Nature “のコンセプトにも通じていました。 それは〜 『フレッシュなものをフレッシュなうちに召し上がっていただくこと』 絶対的に新鮮であることにこだわっていらっしゃいます。 そのために命を賭けていると言っていいほどだとおっしゃいます。 「だから、生ケーキはその日に売り切ります!」と断言されていました。 生ケーキは、夕方行くとショーケースがガラガラのこともあります。 新鮮さを追い求めると同時に、食品に携わる者の責任としてフードロスを出さないこともポリシーとされているため追加製造はしていないそうです。 店舗デザインについては、シンプルであることにこだわりました。 シンプルであれば季節感の演出もしやすくなります。 ロゴもまたシンプル。 自然派をイメージした清潔感あふれるものになっています。 そして、店舗デザインで最もこだわったところは作業場が見える大きな窓でした。 「双方に顔が見えると、お互いに安心しますよね。ここに窓をつけました。」 「でもちょっと大きすぎました。」と照れ笑いをした拓也さんへ、最後の質問をしてみました。 「ご自分を一言で言うとどんな人間だと思いますか?」 しばらく考えて答えてくれた言葉に、筆者は大きく頷いて「その通りですね!」と間髪入れず言ってしまいました。 「難しいなあ…。ひとことで自分を表現すると…、“ まっすぐ “ かな…?」 職人気質で一直線な“ Sweets Nature “のオーナーシェフ川村拓也さん。 まさに洋菓子界のサムライのような人でした。 Sweets Nature情報 オーナーシェフ 川村 拓也 住所 〒052-0027 伊達市大町3-2 電話 0142-88-6093 営業日・休業日はInstagramをご参照ください。 https://instagram.com/sweets_nature_kawamura?igshid=YmMyMTA2M2Y= ケーキの種類 :ショーケースには定番・季節ごと合わせて常時12種ほどのケーキがあります。マカロンは5種類。パンはクロワッサンとパンオショコラの2種類があります。また、焼き菓子はクッキーからバターケーキなど多数。季節のイベントに合わせて特別な商品も並びます。
Rietty
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01/21(月) 「冬眠ピアノ」目覚めの響き。自然派ジャズピアニスト河野康弘さん
京都在住のジャズピアニスト・河野康弘さんは、「冬眠ピアノお目覚めコンサート」というユニークな活動を全国各地で行なっています。「冬眠ピアノ」とは、使われていないピアノのこと。誰にも奏でられることなく、眠るように置かれたままのピアノを、河野さんは愛情を込めてそう呼んでいます。 一説によれば、日本中にあるピアノの台数はおよそ450万台と言われているそうです。驚くことに、そのうち、使用されているのはたった3割なのだとか! 「山の木を伐採して製造されたピアノが眠っているなんてもったいない。使われなくなったピアノを必要な人のところへ届けよう!」 河野さんはチャリティーで費用を集め、国内外にピアノを寄贈しています。その数はなんと、現在298台! 寄贈先は10カ国にも及びます。その中の293台目のピアノが、伊達市長和の自然食レストラン、食愛カフェ皆花(みなはな)に設置されています。 長万部から皆花にやってきた元「冬眠ピアノ」。河野さん(左)と店主のminaさん(右) 河野 康弘さん プロフィール 奈良県生駒市出身。高校卒業後ピアノを始める。21歳で矢沢永吉バンドのキーボードとしてプロデビュー。中村雅俊、芹洋子の伴奏をつとめた後、本来やりたかったジャズピアニストとして東京近郊のライブハウスで演奏。'91年湾岸戦争をきっかけに母の故郷を流れる四万十川を題材に組曲「四万十川」全10曲を作曲し平和と環境をテーマに活動をはじめる。'94年、ベルギー王国で開かれたブリュッセル・ピアノフェスティバル参加を初めとして南アフリカ共和国、イスラエル・パレスチナ自治区、中国・内モンゴル、タイ王国、ベトナム、など世界へ活動を広げる。 現在「ジャズ」というジャンルにとらわれず独自の音楽を開拓し「ダイナミックなプレイ」と「素朴な語り」、スタンダードから童謡までジャンル・年齢を越えて、音楽の楽しさすばらしさを感じてもらうコンサートを展開中。(以上公式HPより) 河野さんの奏でる冬眠ピアノの音色を聴いてみたくて、皆花で開催されたライブに伺いました。ジャズやクラシックからポップス、童謡まで、様々なジャンルの曲が続きます。子どもが知っている曲も多く、親子で一緒に口ずさむ微笑ましい姿も。 会場を包み込むような、あたたかく、透明で深いふか〜い響きに、思わずちょっと、涙が出てしまいました。忘れていた大事なものを思い出すような、不思議な響き・・・。しみじみと耳を傾けました。 河野康弘ジャズピアノコンサート@皆花での一コマ(2018/11/18) 面白いのは、河野さんのコンサートは「参加型」。つまり、しっとりと聴いているだけでは終わらないのです! 第二部が始まると、お客さんたちが河野さんに誘われて次々にステージへ。筆者もピアノの前に座ったのですが・・・「あの・・・私、ピアノ弾けないですよ??」とおそるおそる。 河野さん:どんな弾き方でもいいんですよ :-) グーでもパーでも、乱暴でなければ。ピアノはこうやって弾かなきゃいけない、なんて誰も決めていないでしょう? 「ピアノはこう弾くものだ」なんていう常識に縛られずに、自分のアイデアで気軽に、自由に楽しみましょう! という訳で、河野さんの朗らかな笑顔に励まされ、童心にかえってグーの手で弾いてみました! 鍵盤の滑らかさ、重さ・・・聴いているだけではわからないものですね。そして、ピアノは生きているんだな、と思いました。 さて、コンサートの余韻冷めやらぬその翌日、河野さんにお話を伺いました。 河野さん:ピアノは、山の木からできているから、とっても長持ちなんです。100年以上使える、と言われているんですよ。私の故郷には、千年以上も昔に作られた木造のお寺がありますが、そのくらい、木は丈夫なんですよね。 だから古くなったから処分するのではなくて、直してあげてほしいな、と思うんです。 最近は使い捨てが当たり前になっていますが、そんなことを続けていたら、世界中がゴミだらけになってしまいます。海も山もゴミだらけになれば、そのゴミで私たちが病気になる— それってとっても変でしょう? 自然を大切にすることは、実は、自分を守ることなんですよね・・・ 河野さんが環境や平和をテーマとした活動をするようになったのは、1991年の湾岸戦争がきっかけでした。その年に制作した組曲「四万十川」には、河野さんの故郷を流れる美しい川の、雄大でかけがえのない自然が表現されています。翌年からは「冬眠ピアノ」のプロジェクトがスタートしました。 河野さんのファースト・アルバム『ピース』 河野さん:僕が一番最初に作ったアルバムは「PEACE」(1983年)というんです。「平和がいいな」というのは以前から漠然と思っていたんですが、湾岸戦争の時、日本が経済支援や自衛隊派遣という形で戦争に参加したのが本当に嫌だったんですね。それで、テレビを見ながら怒っていたんです。 そしたら妻が、「怒っていたって仕方ないじゃない」って、叱られちゃって(笑) でも本当にその通りで、何かを批判したり文句を言うのは簡単ですが、実際に行動するのは大変なことなんです。 ピアノを送るのには多額の輸送費がかかるんですが、それはチャリティーで集めているんです。プロジェクトを始めたばかりの頃は、募金活動なんてしたことないから自分にできるのかな、なんて思っていましたが、やってみたらできた。 行動すること、そして自分の頭で考えることがとても大切だと思います。 ゲストの詞人くまさんによるインスピレーションメッセージ。コンサートの参加者全員との共作! 環境破壊、放射能、戦争、食の安全、教育・・・など、様々な問題がありますが、「一番大切なのは、ひとりひとりが自分の頭で考え、判断すること」と河野さんはいいます。 正しいと言われていることや、常識を鵜呑みにせず、「当たり前」に対して疑問を持つこと。 お話を伺いながら、自分の中にあるたくさんの思い込みや常識、なんにも考えずにしている日常のあれこれが浮かんで、ちょっと、いやかなり反省した筆者です。ピアノの弾き方だって、実は正解や決まりはないのですから。グーで弾いたら新しい見かた、自由な考えに目覚めるかも! 河野さんの活動の詳細は公式HPでご覧ください。 http://www.geocities.jp/wahaha1113/y-kono/index.html 直近のコンサートのお知らせです。気軽に自由に、音楽を楽しみましょう♪ お子さん連れの方にも超おすすめですよ〜 :-) 河野康弘ジャズピアノコンサートin〜皆花〜VOL.6 開催日:2019年1月27日(日) 時 間:開場18:00 開演19:00(終演21:00 予定) 会 場:食愛カフェMina*Hana〜皆花〜(北海道伊達市長和508-5) 参加費:投げ銭(ドネーション形式。お気軽にどうぞ) 出 演:河野 康弘 ゲスト:shasha(ギター&ボーカル)・角田弥生(篠笛)・西條広大(ボーカル) 詞人くまさん(インスピレーションメッセージ) ライブ詳細はこちらからご覧ください↓↓ https://www.facebook.com/events/2116470508415624/?ti=icl 主催・会場・お問い合わせ 食愛カフェMina*Hana〜皆花〜 伊達市長和町508ー5(旧 ちゃーしゅー工房) TEL 08040463787(ミナハナ) 通常営業時間 12時〜22時(不定休) 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/30(火) 洞爺湖温泉の「憩いの場」的カフェ。パーラーふくだ
洞爺湖温泉街の一角に建つレトロなカフェ「パーラーふくだ SMILE GAREN CAFE 」。長い間閉業していた昔ながらの喫茶店を改装し、4年前にリニューアルオープンしたお店です。古い建物の造りを生かした店内は、クラシックで落ち着きがあり、その上とてもくつろげるのが魅力。 温泉街を訪れる旅行客のほか、60歳以上の町民は半額となる「コミュニティーカフェ」として、地元の人に親しまれています。また、洞爺湖、壮瞥、伊達など近隣地域のハンドメイド作家やセラピストを集め、定期的に体験イベントや作品販売を開催。イ子育て世代の女性たちで賑わいます。 広々した店内でのんびりと飲むコーヒーは格別。 地元作家のハンドメイド作品コーナー。お土産にも人気! また食べたくなる焼きチーズカレー 焼きチーズカレー、サラダ、ドリンク、デザートのセット 1300円 食事メニューは「地産地消」、「どこか懐かしい」、「いつも変わらない味」をコンセプトに、焼きチーズカレー、ドリア、パスタなど、地元産食材を使用した家庭的な洋食が中心。ボリュームがあるので、お昼時は意外に男性客の姿も多いです。 冷製パスタ、ミニ焼きチーズカレー、ドリンクのセット 1100円 看板メニューの「焼きチーズカレー」は、店長渾身の一皿。熱々の焼きカレーにとろりと溶けたチーズがたっぷり、食欲をそそります。ベースのカレーは、粗みじん切りした野菜を香辛料でよく煮込んだ本格仕込み。野菜の甘みが口いっぱいに広がります。独自ブレンドのチーズもおいしさの秘密。北海道産から海外のものまで、様々な種類を試した結果、野菜カレーの風味を邪魔しない、最高のブレンドにたどり着きました。 虎杖浜のタラコたっぷり。太めの麺が絶妙なクリームパスタ900円 ベジタリアンでも食べられるメニューが多いので、海外旅行客にも好評です。ベジタリアンといっても、食べられるもの、食べられないものは人によりそれぞれですが、「パーラーふくだ」では、食材を抜いたり、代用したりと、可能な限り親切に対応してくれます。 ここ最近は、グルテンフリーのメニューを希望する人が増えているそうで、様々なリクエストに対応できるよう、日々工夫を重ねている、と店長さん。ジューシーなトマトを味わう冷製パスタ(上画像)はグルテンフリーの麺に変えることができます。 温泉街にクラシックカー!? 洞爺クラシックカー&アートギャラリー さて、食後はお隣の建物へ。扉を開けるとなんと! 一面のクラシックカー。全て胆振地域の企業が所有しているもので、こちらで管理されています。貴重なコレクションを温泉街の活性化に役立てようと、カフェのリニューアルオープンに伴ってこのギャラリーが開設されました。 TOYOTA2000GT(手前の白い車)など、非常に珍しい車体もあり、遠方からい訪れる愛好家もいるそうです。ロマンがあっていい雰囲気です。見学したい方は「パーラーふくだ」のカウンターで申し込みむと無料で見学できます(乗車体験はできません)。 観光客から地元のお年寄り、車好き、ハンドメイド好きの方まで、様々な人が訪れる「パーラーふくだ」。広々とした空間でのんびりできる「憩いの場」のようなカフェです。温泉街散策のひとやすみにおすすめのスポットです! パーラーふくだ SMILE GAREN CAFE 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-12 TEL: 0142-75-3077 9:00~17:00 定休日 火曜日 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=1329&M=25 手作りワークショップinパーラーふくだ2019 8月22日(木)10:00~16:00 9月26日(木)10:00~16:00 今シーズンも5月~9月までの第4木曜日はイベントDAY! 当日都合のつく作家さんたちがゲリラ的にワークショップを行います。 ハーブソルト&ハーブチンキ アイシングクッキー ネイル アロマコスメ/アロマクラフト ビース/スイーツデコ 紙で作るバラ・ロザフィ&リボン など ラインナップは当日のお楽しみ! 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/28(木) 感謝。ホテルマンブログ500万アクセス!
ホテルマン磯辺さんのブログ「ホテルマン の幸せ」が 本日2021年1月28日、500万アクセスを突破しました。 2010年1月から毎日、1日も欠かさずブログを投稿されています。 雨の日も風の日も雪の日も・・・ 11年超! 磯辺さん、おめでとうございます! そして本当にありがとうございます!! 今日のブログはこちら↓↓ https://mushanavi.com/blog2/hotelman/%e7%8b%ac%e3%82%8a%e8%a8%80%e3%82%92%e3%81%84%e3%81%8f%e3%81%a4%e3%81%8b/ 北海道ブログランキングでも1位をキープ中です↓↓ https://blog.with2.net/rank3010-0.html
むしゃなび編集部
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03/04(水) 足揉み伊藤さんに聞くコロナ対策。押すといい足ツボ!
街の「癒し」のプロにコロナ対策にいいことを教えてもらうシリーズ第3回。今回は中国足心道足揉み伊達療術院の伊藤裕之さんです。足揉みの観点から、予防、特に免疫力アップのためにできること、聞いてきました! 面白いのでぜひ読んでください↓ マレーシアでの足揉み修行のお話。 「腸」を元気にして免疫力アップ! 足揉み流、免疫力アップ術は、第一に「腸を元気にすること」です。足には全身の反射区(ツボ)がありますが、腸はこのあたり↓ 気持ちよい強さで押してみましょう。 腸の反射区のおおまかな場所。赤いところが大腸、黄色いところが小腸 それにしても、なぜ腸なのでしょうか?? 伊藤さん「大腸の粘膜には免疫細胞の70%が存在しています。つまり、免疫力の約7割が腸で作られているのです。100兆個以上もの腸内細菌が免疫組織を活性化していると言われています。だから腸が元気で丈夫でないと、免疫力も高くなりにくいのです」 なるほど〜!だから腸が大切なのですね。 食事で腸内環境を良くする 腸内環境を良くするためにいい食材についても教えていただきました。 いつもより意識して摂るといいものリスト 納豆・漬物・ヨーグルト・チーズなどの発酵食品!→ 便秘や肌荒れの原因となる悪玉菌の増殖を抑制する乳酸菌は,腸の免疫力アップにも効果があるといわれています。 甘酒&酒粕!→ 麹菌は、必須アミノ酸とビタミンB群を豊富に含みます。血行促進や代謝アップが期待できます。特に「飲む点滴」と呼ばれる甘酒は麹菌の吸収率が高い食品です。 お酢!→ 酢を作る上で必要な酢酸菌はクエン酸を豊富に含み、腸内のバランスを整え、便秘解消や食欲増進、血液をサラサラにするといわれています。 酵母菌!→ 腸内で善玉菌として働き、悪玉菌を抑制して腸内環境を整えてくれるのが酵母菌。糖分やアルコールをガスに分解する作用もあり、カロリーの吸収も抑えるといわれています。酵母菌を食品から摂取するのは難しいですが、同じように善玉菌をサポートし、腸内バランスを整える微生物として納豆を作る納豆菌があります。 先ほどの小腸大腸の反射区を念入りに押圧すると、栄養の吸収がしっかり出来るようになるそうです。食生活とセットで取り入れてみては。それからお腹を冷やさないことも忘れずに! リンパ、副腎の反射区 さらに腸と合わせて押圧するといい反射区を2つ紹介します。まずは老廃物を排出するリンパの反射区。 足の甲にある胸部リンパの反射区。 伊藤さん「風邪をひきやすい、なかなか治らない、花粉の時期に苦しい、口内炎が出来易いなど、これらの反射区を刺激する事で、免疫力が低下することで起こる症状を軽減させることが期待できます」 外くるぶし付近に上半身リンパ腺、内くるぶし付近に下半身のリンパ腺の反射区。 リンパと一口に言っても、場所によって、それぞれ反射区が分かれているのですね! それから抗ストレスホルモンを出す副腎の反射区。ストレスの多い現代、誰でも共通して押したほうがいい反射区だということです。 副腎の反射区はここ! 以上、免疫力アップにいい足の反射区を教えていただきました。画像中の反射区の場所はおおまかな目安です。正確な位置を知りたい方は、やはり一度、足揉みの施術を受けてくださいね。 話すことも大切。 コロナ対策というわけではないですが、健康、特に心の健康にとってとても大切なこと。カウンセラーの資格も持つ伊藤さんは、日々、施術を通して様々なお悩みを聞くそうですが、「普段、人に話を聞いてもらっていない方が意外と多いのではないか」と感じているそうです。 伊藤さん「悩みって自分一人で自問自答していても、堂々巡りでなかなか解決しないんです。だから、人に話した方がいい。話を聞いてもらううちに、自然と自分で答えを見つけることもよくありますから。身近な人でも、カウンセラーでもいいですから、真剣に話を聞いてくれる人を持つことが大切だと思います。」 周りに聞いてくれる人がいない・・という方はぜひ、ゆったりと足揉みを受けながら、伊藤さんにお悩みを話してみてください。こんな時だからこそ、施術を受けること、会って話すことが大きな癒しになると思います! 最後に、ご近所の方に手ほどきを受け、ここ数年はまっているという伊藤さんの川柳をご紹介します。2月27日に北海道新聞に掲載された作品です! マスクやトイレットペーパーなどの品切れが続出していますが、多くはデマの情報からです。こういう時こそ控えめに、そして自分にしてほしいことを相手にもするような「モラル」がパニックを防ぐと思います! 本当に、予防対策と同じくらい大切なことですね!情報に振り回されないこと、周りを思いやること。肝に銘じたいと思います。 中国足心道足揉み伊達療術院(完全予約制) 北海道伊達市弄月町46−48 電話 090-2827-3883,0142-82-3883 メール ashimomi.date@gmail.com 50分3000円,1時間20分4000円(いずれも税込み価格) 初回500円引実施中。 出張料は市内一円無料サービス中! ちなみに、伊藤さん自身のコロナ対策では、アロマを活用されているそうです。院内では抗菌・抗ウイルス作用のあるアロマランプが焚かれていました。そして実は白衣につけているペンダントもアロマグッズ。中にアロマを垂らして身に付ける、という優れもの。マスクの再利用や消毒について、伊藤さんの新着ブログに書かれています。ぜひぜひお読みください!足揉み仮想ジャズ喫茶http://blog.mushanavi.com/ashimomi/?S=48634 自分でできること、プロに頼むこと。いろいろ組み合わせて元気に乗り切りましょうね。このシリーズはまだ続きます! 記事の内容は取材時の情報です。料金等変更になることがあります。取材 2020年2月28日
むしゃなび編集部
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02/27(月) 『自然と科学のミュージアム「森の工舎」』 〜自然と人への愛を感じる癒しと学びの時間
2Fから吹き抜け越しに1Fのフロアを覗くと見えるこのソファ(?) 何をモチーフにしているのかお分かりでしょうか? 時間が経つのを忘れてしまう。 白老虎杖浜にある『ナチュの森』は、1日中居られる… いえ、1日では足りないと感じる心地よく学びの多いところでした。 今回は『ナチュの森』の中に2022年12月OPENされた「森の工舎」の取材で訪れたのですが、 ナチュの森の全てを案内していただきました。 丁寧な案内をしてくださったのが、「ナチュの森」広報担当の 山本祥史さんです。 さて。 皆様、いろいろな名前が出ているので、そろそろ混乱し始めていらっしゃいますよね…。 そこでちょっと、「ナチュの森」のこれまでの歩みと背景について簡単にご説明しますね。 ナチュの森の運営会社は東京本社の株式会社 ナチュラルサイエンスという名の低刺激スキンケア商品メーカーと北海道本社の株式会社 ナチュラルアイランドという名の北海道素材に着目したスキンケアメーカー 2011年 白老虎杖浜の工業団地用地を取得 2014年 地域説明会、協議会などを経て、閉校した旧虎杖中学校(1988年使用開始の校舎)土地建物売買契約を締結 2017年 ナチュラルアイランドの北海道工場竣工 2018年 ナチュの森オープン 2022年 自然と科学のミュージアム「森の工舎」オープン “ 校舎 ” が ” 工舎 ” に生まれ変わった時でした。 このような歩みを経て、虎杖中学廃校跡地を活用した工場&ガーデン施設「スキンケア工園 ナチュの森」は完成しました。 ただ、このように箇条書きにしてしまうと、その道は淡々と着々と進めてこられたように見えます。 けれども、「北海道の自然の恵みを素材にした商品作りをしたい」という構想から15年、 この地に出会ってから完成まで10年が経過しました。 このプロジェクトに向けられた大きな原動力は、自然と人への大きな愛でした。 それを実感できるのがこちら。 こちらの冊子は「ナチュラルアイランド」のものです。 表紙の花は、皮膚のガードマンとも呼ばれる万能ハーブのカレンデュラ。 ナチュラルアイランドのカレンデュラ製品は、全てナチュの森のファームで栽培された花を使っているそうです。 この冊子、「ナチュの森」を訪れた時、ぜひ開いて見ていただきたいです! 筆者は全26ページの冊子を美しい写真とともに読み終えた時、 胸が熱くなり幸せな気持ちになりました。 今やどこでも溢れている言葉。 「持続可能な」や「環境にやさしい」という文字はこの中のどこにもありません。 読み進めながら感じるのは、 「大切なものは敬意をもって守る」という自然へのリスペクトと人へのリスペクトでした。 さて、それではいよいよ今回の主役的な建物、 旧虎杖中学校校舎「森の工舎」のお話に入ります。 と、その前に。 実は〜 アポイントメントの時刻は13:00でした。 私が到着したのは10:00。 山本さんにお会いする前にどうしても体験したかったのがこちら。 「蒸留カフェ」も魅力的でした。 「花のある暮らし」〜エッセンシャルオイルを楽しめるドライフラワーアレンジ ワークショップ(こちらは2/28までの期間限定メニューです) 季節ごとにワークショップメニューが変わります♡ ワークショップが行われるスペースは「森の工舎」の無料スペースです。 このスペースには、「蒸留カフェ」と「ショップ」があります。 取材前のランチには、スパイシーでお肉ごろごろなカレーセットをいただきました。 この前に、蒸留した高知産生姜エキスを使った甘味ゼロのジンジャーエールもいただきました。 スッキリ爽やか!初めての味でした。 ママと赤ちゃんが一緒に使える、「ナチュラルサイエンス」看板商品の低刺激スキンケア製品も販売されています。 これすごい! 他の商品を知りません! 皆様、俱多楽湖や虎杖浜の語源をご存知ですか? どちらも「イタドリが生えるところ」を意味しているのです。 まさにここならではの商品です。 さて、それでは本題。 そもそも何故、「ナチュラルサイエンス」は北海道白老町の虎杖浜に『ナチュの森』『森の工舎』を作ったのでしょうか? 「弊社が北海道の豊かな自然の恵みで化粧品を作りたいと考え、 低刺激化粧品にとっての最も大切な原料である「水」を探し求めていたときに、 ようやく巡り会えたのが白老町に位置する倶多楽湖の湧水(カムイワッカ=神の水)でした。 それは、他の素材を最大限に活かせる肌に優しい軟水でした。 そして、湧水口の近くには既に閉校になることが決まっていた虎杖中学校がありました。 その中学校を見学させていただき大変驚きました。 校舎は古いのに、とても掃除が行き届いていて落書きひとつありませんでした。 ずっとずっと大切に綺麗に使われてきたことがすぐにわかりました。 そのとき、『この建物と、これまでの生徒さんたちや先生たちの想いを 「ナチュラルサイエンス」で引き継いでいきたい!』と強く思ったのです。 本当は水を探して北海道中走り回っていたので、 物件探しをしていたのではありませんでした。 ですが、その時そう思ったのです。 そして、「虎杖中学校の跡地に湧水を引き込んで工場を作れないか」「校舎や体育館は取り壊さずに、そのまま残して再利用できないか」と考えるようになりました。」 なるほど…、それが「ナチュの森」が生まれるきっかけだったのですね!ちなみに「校舎」が「自然と科学のミュージアム 森の工舎」になったのは何故ですか? 「はい。ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランド」の工場と「ナチュの森」を運営している中で、この校舎を活用し、周辺地域の自然の恵みを利用させていただき、地域に貢献できることは何かを探っていった結果の形が、私たちが大切にしている「ものづくり」を体感する「自然と科学を通して物事を体験する」場としての「森の工舎」となりました。 また、とても重要なこととして、自然の恵みを得るためにはそのままでは毒になることもあるということがあります。 大学や研究機関との連携の中で判明した研究結果の共有も、ここを通して行いたいという考えもありました。」 訪れた時、「蒸留実験室」では、ちょうどタイミングよく釧路産モミ(トド松)の蒸留を行っていました。 使われる水はもちろん俱多楽湖のカムイワッカ。 フラワーアレンジメントを途中にして飛んで見に行った筆者です。 仕込んでから40分ほどでエッセンシャルウォーターが採れます。 先ほどのドライフラワーアレンジメントには、好きなエッセンシャルオイルが付いていました。 実は私、この後のお話を知らずにこの和ハッカのものを選ばせていただいていました。 和ハッカの貴重品種「JM-23」を、滝上町の農家 瀬川さんは2haの広さの畑で大切に育てています。 世界で唯一、瀬川さんだけが栽培されている和ハッカはとても貴重です! また、この実験室では、四季に合わせた様々な植物を使った体験会なども行われます。 この日はラベンダーサシェ作りの準備がされていました。 「アトリエ」では、お子様向けの自然と科学をテーマにしたモノづくりを体験できます。 「香りのラボ」には調香室も備え、様々な香りを体験しながら、今の自分に合う香りを分析する体験ができます。 そして「ライブラリー」では数千冊の本が並びます。 とにかく選書が素敵すぎです! ネイチャー関連の本もたくさんあります。 なんと、なかなか見ることがない貴重な本まで!! ホント、びっくり!! どんな本があるのかは、ぜひ実際に訪れて見つけてみてくださいね☆☆ 読書のための椅子の配置も心地よい。 ここだけで1日いられます。 そして。 なんて素敵な〜!! と思ったのがこの空間♡ 元々は半円形だった天井を丸く整え、太陽をモチーフにした大きな照明をつけました。 灯りの点き方にも工夫が施されています。 そしてその下の吹き抜けのところには蛍光灯をリサイクルして作られたガラス照明「ウォーターバルーン」が、雨粒の如く各色ゆらゆらと煌めきます。 そしてその下には…。 そう、記事の最初に登場した丸いソファは俱多楽湖をイメージしたものでした。 そのソファーに寝転べば、こんな空が広がっていました。 太陽 雨 湖 それらの循環が表現されています。 そしてもっと素敵だったのがこちら〜 この日ちょうど、こちらのライブラリーで、旧虎杖中学校の卒業生の皆様と出会いました。 実は、山本さんのお隣にいらっしゃる女性は、虎杖中学校出身で現在は「ナチュの森」の工場の従業員の方でした。 そして、さらに左側の男性お二人も「ナチュの森」の従業員の方々でした。 こちらで働く従業員さんは、9割の方が地元採用だそうです。 だから、こちらの3名の方々の他にも、たくさんの卒業生がこちらで働いていらっしゃるはずです。 かつて、ここで学んだ生徒だった方々が、今度は働く場としてここに戻ってきている。 これもまた、素晴らしい循環です。 地域との関係の良さが窺えます。 学校ではなくなった今も、 こうして卒業生が気軽にこられる雰囲気作りをされていることに感動! あまりにも感動して、写真を撮らせていただきました♡ 「えほんの部屋」もあります。 0歳からのお子様と保護者の方のための部屋です。 ナチュラルカラーのマットを階段上に配置した向かい側には〜 人形劇などが上演できる舞台があります。 こちらでは今後、紙芝居などいろいろなイベントを開催するそうです。 「ギャラリー」では、北海道初上陸の「ようこそ絵本のまちへ展」を開催中です。 もと体育館だった「あそびのひろば」は、全天候型のあそび場になっています。 白老町の登別寄り、虎杖浜温泉から山の方に入ったところにある俱多楽湖のカムイワッカを引く親水公園の隣。 この水に惚れ込んだ会社「ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランランド」の建物が現れます。 ・自然の恵みを安全に大切に享受するために、自然を科学すること。 ・地域の人々の故郷への想いを大切にすること。 ・地域の人々と仲良くして、地域の役に立つこと。 これらを信条に、「森の工舎」は今後も進化していくことと思います。 朝から訪れたというのに、外に出ると薄暗くなっていました。 「森の工舎」は、時間を忘れて過ごせるところでした。 ―ナチュの森 森の工舎 情報― ナチュの森HP https://nachunomori.jp 森の工舎 https://nachunomori.jp/morinokousha_pre ナチュの森 Instagram https://instagram.com/nachunomori_official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルサイエンス Instagram https://instagram.com/naturalscience.official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルアイランド Instagram https://instagram.com/naturalisland_official?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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07/09(月) 日替わりシェフ自慢の料理。コミュニティカフェ「ともかな」【登別たべあるき】
今回はちょっと足をのばして登別に行ってきました。コープさっぽろのぼりべつ桜木店の向かいにある「ともかな」というカフェ&レストランです。 こちらはNPO法人いぶりたすけ愛が運営するお店で、月曜から金曜までメニューはもちろん、シェフごと日替わり。プロ・アマチュアを問わず料理を愛するメンバーが集い「ワンデイシェフ」スタイルで営業しています。洋食、和食、お蕎麦など、曜日ごとに楽しむ自慢の料理の数々。この日は木曜日、和定食と焼き菓子・スイーツの「喫茶 旬」の日でした。 北海道産の食材にこだわった手作りの和定食は600円!細々と色とりどりのおかずが入っています。安くて野菜たっぷりでボリュームもあり、おなかいっぱいになりました。お母さんの味、というかホッとする味ですね。 お店の方に聞いてみると、品数が多く、出来合いのものは使わないので、毎回手間と時間をかけて仕込んでいるそうです。今回たまたまぶらっと入って食べることができましたが、和定食は数量限定で提供しているので、売り切れることも多いそう。遠くから出かける方は特に、事前に電話予約をしたほうが安全です。 それから、こだわりの焼き菓子もおすすめ。小麦粉、バター、卵など、道産の材料を使用して作っています。見た目にもふわっとしておいしそうなのが伝わってきますね。最近人気なのが、あんこから手作りしている「どら焼き」。しっとりした少し薄めの皮に、粒のしっかりしたあんこがたっぷり!甘さ控えめです。 特製のベイクドチーズケーキをこだわりのコーヒーと一緒にいただきました。お料理と同じく、お菓子もやさしい味。つくっている方の心が伝わってくるような気がします。 気軽に来れる安らぎの場。コミュニティカフェっていいなあ〜、と思いました。 月間の予定表やお店の詳細はともかなのブログでチェックしてね。 ともかな in 登別 コミュニティカフェ&レストラン ともかな 北海道登別市桜木町3丁目2−16 0143-83-7133 OPEN 月曜〜金曜 ランチ 11:30〜14:00 カフェ 11:30〜16:30
むしゃなび編集部
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11/17(水) “悩める女性の力になりたい”「Thyme on greentea @ツケダ薬局本店」
ツケダ薬局さんと出会ったのはこの夏のことでした。 普段元気な筆者にはあまり縁のない「薬局」という場所でしたが、この時はまったく別の用事で訪れたのでした。 食品や化粧品・衛生用品・雑貨などが並ぶ大型のドラックストアとはまた違う雰囲気の薬局は、「病気を前提に少し緊張感を持って入るところ」。 そんなイメージを勝手に持っていました。 けれどもツケダ薬局さんは違いました。 入った瞬間になんとなく温かく優しい空気を感じました。 そして、気になった薬局店内にある「薬膳カフェ Thyme on greentea 」の看板。 いつか取材させていただきたい!と3ヶ月想いを溜めていたのでした。 今回、取材に応じてくださったのは「ツケダ薬局」取締役の附田 綾さんです。 綾さんは釧路のご出身で、長らく行政の保健師としての立場で健康相談・指導をされてきました。 ご結婚後、密かに温め構想を持っていらしたこと。 それは。 「もっと薬局の敷居を下げたい」 「気楽に立ち寄って、皆様に健康になってほしい」 「悩める女性の力になりたい」 ということでした。 そしてそれらを総合した『街の保健室計画』のもと、2019年9月にオープンされたのが「薬膳カフェ Thyme on greentea 」でした。 ↑明るく気取らない心地よい空間。 ↑可愛い椅子が並びます。 綾さんは保健師の資格の他に、国際中医専門員としての資格をお持ちです。 日本的に言えば漢方相談員。 皮膚の悩みと不妊の悩み・更年期などを中心に体のあらゆる悩みの相談に乗ってくださいます。 時には不登校の悩み相談も。 「相談」の場は、「薬膳カフェ Thyme on greentea」のスペース。 メニューには、いかにも体に良さそうなドリンクが並びます。 ↑筆者はクラフトコーラとグリーンサブレを注文。丁字の香りが心地よい刺激で私好み。青汁が混ぜ込んであるサブレはサックサクですごく美味しい♡ ↑奥の厨房で注文品を作る綾さんの姿はまるで調剤をしているように見えました ^^ 「人間の体は口に入れるものからできています。 一方で心の動きもありますね。体の不調はその方の「体質」によるものなのです。 けれども、心も体もスパっと割り切れないのが人間でもあります。 もし、相談にこられた方が占いで体調が良くなるのならそれがベストだと考えますし、マッサージでよくなるのならそれがベストなのだと考えます。 相談者の方に合う改善策が必ずあるのです。 ですので、私は中医専門員としてあるいは保健師として改善のお手伝いをさせていただきます。 こちらでは、中医学や分子栄養学などの理論からアプローチをして改善策をご提案しています。 ひとりでも多くの方に健康になっていただきたいと心から願っているのです。」 すこぶる納得。 そしてとても不思議な感覚でした。 取材で訪れているのに、何故か心が癒されていく。 それはきっと綾さんがもつエネルギーのなす技なのだと思いました。 夏に初めて訪れた時の「なんだか温かくて優しい空気」を発しているのは綾さんだったと気づきました。 ↑ご相談ご希望の際はご予約されることをお勧めします。 ツケダ薬局さんはレンタルルームとしても利用できます。 ↑月に2度 「お耳セラピー ソエルテ」さんの体験会が開催されたり。 ↑月に1度 「手作りコスメとアロマの フランジバニ」さんの体験会が開催されたりなどしていますし。 数店出店していただく健康になるためのイベントなども企画されたりしています。 それらも全て。 「薬局の敷居を下げて、気楽に立ち寄って皆様に健康になっていただきたい。そのお手伝いがしたい。」 そんな綾さんの強い想いからのものなのですね。 1時間ほどの取材ののちには、心も体もスッキリしていたことには驚きました。 心地よい薬局を見つけてしまいました。 ↓ツケダ薬局さん入り口。店舗裏に駐車場があります。 体の不調を感じている方。 ぜひ、ツケダ薬局さんの綾さんを訪ねてくださいね。 もちろん、お茶タイムだけでもOK ♡ 気軽に入れる薬局です ^^ 心が元気になりますよ♡
Rietty
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08/15(日) ほっこり優しいたまり場になりたい♡ 駅前カフェ「洞爺 のんびり」
駐車場に車を停めると、なんとも可愛らしい素敵な笑顔の女性が迎えてくれました。オーナーの奥様 歩果さんです。そして、厨房で迎えてくれたのはオーナーで旦那様の昴太さん。 洞爺駅まん前にあるカフェ「洞爺 のんびり」は、8月5日にOPENしたばかりのお店です。もう見惚れてしまうくらい可愛らしい歩果さんは、元看護師さんで小さなお子様のママさん。得意なお菓子作りでスコーンやケーキ担当です。 そして、シェフの昴太さんはニセコでラフティングガイドをしながら、居酒屋やレストランで修行を積まれました。実は、お隣の老舗「五十鈴食堂」の店主のお孫さんでもあります。なるほど~納得。 御両親や御祖父母様と連携プレイができる環境は、「自分の店が持ちたい!」という夢を後押しし、構想からわずか2年でOPENを実現させました。可愛いベビーちゃんは、お隣に住むお母様が預かってくださっていますので、パパもママも安心して仕事ができます。 もっと恵まれたことに、こちらの店舗はもともと御祖父様の所有でした。そこを昴太さんがYouTubeや独学で、時には師匠と呼ぶ助っ人のお力を借りてリノベーションされました。しかもなんと4ヶ月間というスピードで。テーブルの天板はもちろん、壁の漆喰塗りから天井・床貼りまで全てを自分たちの手で行いました。 心のこもった思い入れのあるお店の誕生です。 JR駅前。バス停乗り場前。タクシー乗り場前。 そんな好立地を生かし、将来は居酒屋としても営業していきたいと話す昴太さん。気さくで相手の目を見て笑顔で話されるお二人と接していると、お客様商売にとても向いていると感じました。 もちろん、今はそんな状況ではないので、落ち着いたら…とのことでしたが、各種公共交通機関が目の前にあるので、安心して飲める居酒屋になること間違いなしです。きっと、たくさんのお客様が一日中訪れる日が来るだろうなあと確信します。何故ならば、お二人は優しく人を惹きつける魅力をお持ちだから。それと、お店のお客様に向けた強い想いをお持ちだから。 それは「気楽な雰囲気作りを心がけて、赤ちゃんからご年配の方まで、地域の皆様にも観光客の方にも、心からのんびりと寛いでほしい。」ということ。 一般的に、商売はターゲティングが重要と言われます。でも、半世紀以上も地域に根ざしてお店を続けて来られた、大衆食堂としての「五十鈴食堂」というモデルがあるからこそのコンセプトなのだと思いました。お二人とも28歳というお若いご夫婦ですが、守備範囲の広さを感じます。メニューや食材・資材へのこだわりも語ってくださいました。 「メニューは、とにかく手作りを心がけています。あわせて食材もできるだけ地元のものを使っていこうと考えています。 そして、まだまだ完全ではありませんが、資材も紙ストローを使用したり、テイクアウト用容器の一部だけでもせめて…と考え、できるだけ環境に配慮したものを使うようにしています。」 「完全ではないけれど」・「できるだけ」、繰り返しそれらの言葉を使う昴太さんでした。完全を目指そうとすると、色々バランスが難しく無理も出ます。ストイックさを出したらお客様に” のんびり ” はご提供できません。でも、「できるだけ」の努力は大事なので取り組んでいきたい。筆者はそんな風に理解し、正直で謙虚な姿勢に好感を持ちました。 きっと、オーナー自らも” のんびり “を大切にしているのでしょうね。皆様も是非、” のんびり “タイムを過ごしにお出かけください。 ―店舗情報―洞爺 のんびり洞爺湖町本町188-27(赤い壁の五十鈴食堂の隣)★駐車場あり電話 今のところなし不定休です。営業日はInstagramをご確認ください。https://www.instagram.com/nonbiri.2021/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー等は変更になることがあります(取材2021年8月)
Rietty
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11/28(日) ミツバチの声を聴きたい!「anmi」が選んだ道
なんて素敵な笑顔の人なんだろう!! それは、今年の夏、初めて彼女に出会った時の印象でした。 ここまで顔いっぱいに心からの嬉しい!を表現する人はなかなかいないと思いました。 一体この人は何者なんだろう? どんな生き方をしている人なんだろう? 俄然興味が沸いたのを覚えています。 さて、今回のご紹介は豊浦町の地域おこし協力隊で養蜂家の久保亜由美さんです。 亜由美さんは、高校生までを札幌で過ごし、カナダの大学に留学しました。 専攻は開発学とスペイン語のダブルメジャー。 その後、カナダの大学の交換留学でメキシコへ1年、スペイン語の習得のため渡りました。 「サスティナブルデベロップメント」という言葉が今の様に頻繁に使われる前から、それを学び、大学卒業後もそれに携わっていた亜由美さんです。 でもある日、自分の生き方に疑問を持ち始めました。 「サスティナブルな社会を目指し、多様性を真に尊重する社会になるために、私はどう生きればよいのか?」 亜由美さんは、そんな深く困難な壁にぶつかり、自分の道を知るために手当たり次第アルバイトを始めました。 そして、東京の農業ベンチャー企業で働いていた2014年、ついに養蜂と出会います。 その後に働いたのが「銀座みつばち」さんでした。 初めてミツバチという生き物の生態を知り、亜由美さんは大きく心を揺さぶられました。 そして、社会性昆虫と言われるミツバチにのめり込んでいく自分を感じました。 悩み抜いた挙句に亜由美さんが出した答え。 それは。 「多様なものは多様なままの未来である続けるために、私は農業と教育に力を注いでいきたい!」 というものでした。 真面目で正直で信じたらとことん突き進むタイプの亜由美さんは、1年間、埼玉の養蜂家に師事し、さらに知見を深めようと1カ月間、ニュージーランドでのワークアウェイへと旅立ったのでした。 ↑ニュージーランドにて。養蜂の師匠と。 亜由美さんにとって、ミツバチの魅力って何ですか? と質問をしてみました。 「ミツバチは、集団生活をする上でそれぞれにはっきりとした役割を持っているのです。 女王蜂の存在は絶対ではあるのですが、実は集団の統制を執っているのは働きバチです。 何よりも感動したのが、“それぞれのハチたちが個のために生きているのではない”ということでした。種が持続可能であるために、各々の役目を全うしている(このあたりは捉え方が様々だと補足してくれました)。」 筆者は、このお話を伺って大いに腑に落ちました。 ミツバチたちは、まさにサスティナブルな社会を実現している! 亜由美さんは、学生時代から学んできた学問の答えをミツバチ社会に見出していたのでした。 ↑スズメバチが来たぞ! の合図のもと、警備隊がスクラムを組んでいる様子。 ↑なんて美しいハニカム! それぞれの場所が決まっています。 そしてこうも話してくれました。 「ミツバチは私のパートナーです。私の役割は、彼らが棲み良い環境を作り、病害虫から守ることです。棲み良い環境作りのためには、豊富な蜜源も必要ですし、冬の寒さからも守らなければいけません。働いてくれているのはミツバチたちなので、私は私の役割を全うしたいと思うのです。」 ↑亜由美さん手作りの巣箱。 ↑冬はこの洞窟に巣箱を入れてあげます。北海道は越冬が難しいと言われますが、亜由美さんは昨年の冬に試したことで手応えを感じていると言います。 ↑後ろには昆布岳。水色の巣箱は昨年初めて作ったもの。 お話を伺ううちに、筆者には亜由美さんがミツバチに見えてきました ^^; まさにミツバチ社会の一員になろうとしている亜由美さん。 ほんとうに一途です。 ↑夏の洞窟はこんな感じになります。 「私、ミツバチの声を聴きたいんです!!」 なんと!唐突な! 「ミツバチたちが私に何をして欲しいのかが知りたいのです。 ベテラン養蜂家さんの話によると、会話ができる方もいるらしいのです。」 ここまで熱いミツバチ論を聴くと、筆者自身もあながち思い込みでしょ?とは思えなくなりました。 というよりも、亜由美さんならきっとそうなれると思ってしまいます。 いま存在している養蜂家は、約9割が移動養蜂の形をとっています。 亜由美さんのように定地養蜂をされている方はごくわずかです。 「定地で行うには、蜜源確保が重要になります。ですから、里山作りにも取り組み始めました。ハーブ園も作りたいと思っています。 偵察部隊のミツバチが見つけて情報共有された蜜源を自由に採ってきてほしいので、蜜源環境を整えるのは私の役目です。現在、製品として販売している蜂蜜は、季節ごとに蜜源が変わり多種類の密で作られる“百花”なのです。」 ↑自然との共生を共に考えるための様々なワークショップも行ってきました。倒れた白樺の皮を使った作品にもチャレンジしました。 なるほど。 ミツバチのための環境作りとして里山作りにも力を入れているというのは、結果として人間の社会生活にも良い環境を与えていますね。 ミツバチへの関わりからあらゆることが良い方向へ循環していく。 亜由美さんが描く未来に次第に近づいていっているのがわかりました。 ↑こうやっていただいたことがあります。気絶ものの美味しさでした。 ↑初代の友人手作りの遠心分離機。現在、2代目を手配中だそうです。 養蜂家亜由美さんの屋号は ” anmi ” 製品名は “ 888 はちみっつ “ という名前で販売されています。 ↑蜜蝋です。 今後の構想についても伺ってみました。 「蜜蝋を有効活用したいと思っています。ビーラップや蝋燭も作りたいです。現在、ほとんどの養蜂家たちが処分してしまっている蜜蝋を回収したいとも考えています。ミツバチたちは、1gの蜜蝋を作るためにその8~10倍の蜂蜜を使うのです。捨てるなんてもったいないです。ミツバチたちが力一杯働いて作ったものですから、大事にして有効に使わせていただきたいのです。」 亜由美さんの愛溢れるビーワールドに筆者もすっかりはまり込んでしまいました。 ここまで愛されたパートナーのミツバチたちは幸せです。 だからこんなにも “ anmi の888はちみっつ ” は、体にも心にも沁み渡る美味しさなのだ!と納得してしまいました。 ↑商品は豊浦のセブンイレブンさん、しおさい温泉前 たけしま商店さん、洞爺のトイタさんで購入できます。 亜由美さんが選んだミツバチとの道。 そう遠くはない未来に、素敵な笑顔の亜由美さんとミツバチが語る姿が見えた気がしました。 『anmiの888 はちみっつ』 皆様にもぜひ出会ってほしいです。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2021年)
Rietty
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05/07(月) 【お花見】壮瞥公園の梅林。満開までもうちょっとです!
連休明けの月曜日、数日ぶりにスッキリ晴れたので昼休みに壮瞥公園の梅を見に行って来ました :-) 麓のそうべつ滝周辺では桜が満開。一般的な順番では桜→梅ですから、梅、もしかしてもう散ってる??若干心配しつつ到着すると・・・ 全体的に3分咲きくらいでしょうか。開花はまだこれからでした。麓に近い方ではもう少し開花が進んでいます。あと数日〜今週末あたりには満開になるかな??伊達から毎年来ているというお花見グループの皆さんに聞いたら、今年はちょっと開花が遅いネと話していました。例年だと桜も梅もほとんど同時に咲くそうです。 散策しているとあちらからも「ちょっと早く来ちゃったなあ、、」という声が。でもいいお天気で洞爺湖の青に吸い込まれそう!ここから見下ろす洞爺湖は一年中本当にきれいです。 連休は終わりましたが、もう少しお花見シーズンが楽しめそうですね! 壮瞥公園 北海道有珠郡壮瞥町町東湖畔 満開になると素晴らしい眺め!
むしゃなび編集部
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06/09(土) 水の駅向かいのCAFE LAKE TOYA【洞爺湖食べ歩き】
とうや水の駅向かいの CAFE LAKE TOYAにランチに行ってきました。カジュアルに楽しめるオシャレなカフェです。 キッシュプレート 1,100円 地場産の新鮮な野菜を使ったサラダと、豆のスープがついてきました。お豆も洞爺でとれたものだそうです。シンプルなお料理なので野菜の美味しさが一層引き立つ感じがします。ボリューム重視の人には、ちょっと物足りないかな? でも、野菜好き、ヘルシーな料理が食べたい!という人にはとってもいいと思います! キッシュもおいしかった・・・外側はサクッと軽く、中はトロっとして野菜たっぷり。小さめだけど心が満たされました〜。 こちらはスーププレート 900円。野菜の旨味が詰まったジャガイモのスープでした。ダイエット中でも楽しめそうですね。 以前来た時はクレープを食べたのですが、店員さんに聞いたら今シーズンはまだ始めていないとのこと。また今度食べに来たいと思います。 https://so-ra-mi.jp/archives/7048 それから焼きたてのデニッシュもおすすめです。コーヒーと一緒に軽いランチとかおやつにしてもいいし、テイクアウトもできます。デニッシュ好きの私には至福のひとときでした〜! アップルデニッシュ 250円 CAFE LAKE TOYA 虻田郡洞爺湖町洞爺町 127 http://www.cafelaketoya.com
むしゃなび編集部
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10/11(金) 毎日を豊かにするツールとウェア。伊達の新感覚ショップ、エブリデイ!
新感覚のセレクトショップが伊達市網代町にオープンしました。洋服(レディース、メンズ、キッズ)、生活雑貨、キッチン用品など幅広い品揃えのtool&wear everyday(ツールアンドウェア エブリデイ)。 シンプルで程よくトレンド、年齢を問わず着られるウェア 学生さんから家族連れ、お年寄りまで老若男女がお買い物を楽しめるライフスタイルショップです。それも、可愛くておしゃれなだけじゃない! アウトドア派に絶大な人気のマグ 機能性バッチリな海外ブランドのツールや、国内メーカーのシンプルで上質な洋服など、クオリティーにこだわってセレクトされています。見ているだけでワクワク、まるで百貨店のよう……! 豊かさは、毎日の暮らしの中に。 オールシーズン着られるアイテムも多い everydayは、鹿島町の人気店「京都育ちのセレクトショップ。bunga」の姉妹店として今年8月下旬にオープンしました。京都から伊達に移住し、ご主人と共にお店を経営しているeveryday店長・藤田晶子さんにお話を伺いました。 伊達初のライフスタイルショップ、誕生秘話。 藤田さん「伊達って空気が良くて肥沃な土壌があって、美味しい野菜が食べられて、『豊かな暮らし』をするための素材が全部揃っています。でも、それを生かせるツールがないんですよね……例えば、伊達産のおいしい野菜で料理を作った時に、かわいい器に盛り付けたら食卓がもっと楽しくなるのに、買える場所がほとんどない。札幌など大きな街まで出ないとなかなか手に入りません。そういう意味では、都会と真逆なんですよね。都会にはおしゃれな店は沢山あっても、新鮮な野菜はないですから。そこで、衣食住に関わるツールを提供して、この地域に住む人の毎日の暮らしがもっと豊かになったらいいな、という思いで新店舗をオープンしました」 パッケージが可愛い食品類はプレゼントにぴったり。京都人、藤田さんのセンスが光る! everydayの、こだわり。 藤田さん「いわゆる『ライフスタイルショップ』って、おしゃれに振り切っているところが多いですが、うちは見た目だけでなく、ちゃんと使えること、つまり機能性を重視しています。ネームバリューのあるブランドや国産の商品をスタッフみんなで厳選しました。使い勝手の良さにはかなりこだわって揃えています」 料理好きにはたまらない、作りのいいナイフ 長〜く付き合える、ジーンズ! 洋服は、ベーシックなカジュアルをテーマに、年齢を問わずに着られるシンプルで素材の良いものが揃っています。シャツなどオールシーズン重宝しそうなアイテムも多いです。 メンズ、レディーズ共に素材の良さにこだわったラインナップ 中でもぜひ手に取ってみてほしいのがジーンズ!ジョンブル、アントゲージ、ドミンゴなど、ジーンズ好きが愛好するブランドを取り揃えています。どれも10年レベルで長く着られて、履き込むほどに味わいが出てくるのだとか。そう考えると、安さが売りのものよりも逆にコスパがいいのでは! シルエットがきれいなジョンブルのジーンズ 「シルエットの綺麗さ、履き心地の良さをぜひ味わってください!」と藤田さん。テーパード、スキニーなど様々なデザインがありますが、体型に合ったラインを選ぶことが肝心。迷ったら気軽にスタッフの方に相談してみてください。 カジュアルウェア?いいえ、女性のための農作業着なんです。農ガールの必需品 日本製の優秀お鍋&キッチンウェア こだわりの道具類 百貨店さながらのeverydayのキッチン用品コーナー。ル・クルーゼなど料理愛好家御用達の海外ブランドから日本製の包丁まで、どこまでも「いいもの」が集まっています。家電を除けば、キッチン関連のものはほぼ揃うのではないか、という豊富な品揃えです。 中段がおすすめ「aikata」の鍋類 中でも注目のブランドは、新潟県燕三条市で製造されているaikata(アイカタ)シリーズ。コロッとしたフォルムがかわいい両口雪平鍋は手入れが楽で使いやすく、注ぐ時に液ダレしないスグレもの。 料理を引き立てる、こだわりの器 素敵なお鍋や道具類を見ていたら、手抜きばかりしていたのを大反省! たまには時間をかけてじっくりと料理しよう、と心に誓った筆者です。自然や食材に恵まれた伊達・西いぶり地域。そこに暮らしていることって、実はすごいことなのかもしれません。当たり前の毎日を大切に暮らす—そんなヒントがいっぱいのeveryday。お祝いのお返しや、特別なプレゼント選びにもおすすめ! スキンケア用品やフレグランスも人気 ツール&ウェアeveryday 北海道伊達市網代町27-6 TEL 0142-82-6670 営業時間 10:00〜19:00 定休日 水曜日 https://everyday.jpn.com Instagram むしゃなびページ ※ 掲載画像にある商品の詳細についてはお店にお問い合わせください。※ 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
むしゃなび編集部
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02/28(水) 雑誌「スロウ」がウェブマガジンを始めたよ!
帯広発の雑誌「スロウ」からウェブマガジンスタートのお知らせが届きました↓↓ 「北の国から、ちょっといい話」。 「スロウ」は、昨日2月25日発売の最新号で54冊。すでに1000を超える、北海道で暮らす方々のストーリーを紹介してきました。 それらを少しでも多くの人に伝えたくて、毎週月曜日に1話ずつ、全国に発信していこうと思います。 第1話は、宮城県出身の夫婦が営む、石狩市の珈琲屋さんのストーリー。 「実は珈琲が飲めなかった」という店主が、震災を越え、石狩に辿り着くまでの、さまざまな思いを語ってくれました。 朝のコーヒータイムに、仕事の休憩の合間に、さらっと読んでちょっぴりじんわり、そんな時間を提供できたらと思っています。(雑誌「スロウ」編集部さんより) こちらからどうぞ! http://n-slow.com/webmagazine/
むしゃなび編集部
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03/19(木) だていろ!150年記念のパステル6年生に
藍、ホタテの貝殻、有珠の火山岩!伊達ならではの3つの素材を顔料にした「だていろ150年パステル」が、この4月から中学生になる市内の6年生の皆さんに卒業の記念品として贈られました。 このパステルは、伊達150年記念事業の一環として、記念事業実行委員会の「歴史文化事業部会」により制作されました。3月13日(金)に伊達市役所で、メンバーの皆さんから伊達市教育委員会に完成したパステルが手渡されました。 寿浅実行委員長さんから影山教育長さんへ贈呈。後ろで晴れやかな笑顔を見せているのが、部会メンバーの皆さんです。嬉しそうな表情から、力を合わせて制作したパステルへの並々ならぬ思いを感じます。 全18色のうち、5色に伊達の素材が使用されています。天然の微妙な色合いが実に美しいですね。他の13色は、既存の色のラインナップから、伊達の自然や歴史をイメージして選ばれたそうです。 部会長の渡部さんにお話を伺いました。 「このような状況で、卒業式がなんとか行われる中、6年生の皆さんに出来上がったパステルを贈ることができて、本当に嬉しいです!」(渡部部会長) 平成30年の秋に部会が発足し、企画・制作を進めてこられたそうです。実際にパステルを製造したのは京都のパステル専門メーカーですが、そこに至るまでには、藍の収穫や火山岩・ホタテの採取、粉砕作業のため札幌に出かけたりと、様々な作業があり、沢山の労力がかかったそうです。 市内の農場での藍の収穫の様子。収穫量はなんと2〜3トン! しかしそこからとれる顔料は本当に少なく、わずか数%なのだとか・・・本当に貴重な「藍」色ですね。(画像は公式Facebook https://www.facebook.com/pg/date150/posts/ よりお借りしました) 150年を迎えた伊達へのアツイ想いがこもったパステル。現在のところ今後の商品化の予定はないとのことですが(商品として作った場合、労力もコストもすごくかかるので、なかなか難しいのではないか、というお話でした)、この色合い!必見です!お近くに6年生のお子さんがいらっしゃるご家庭があれば、見せてもらってくださいね。 「だていろ150年パステル」について詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。 伊達150年記念事業実行委員会 伊達市役所内 総務部総務課総務係 北海道伊達市鹿島町20番地1 電話: 0142-23-3331(代表) https://date150.jp https://date150.jp 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2020年3月13日)
むしゃなび編集部
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11/01(金) 祝・目標額達成!旧絵鞆小・円形校舎クラウドファンディング10/31まで
2019/11/01追記最終日の昨日、「旧絵鞆小活用プロジェクト」によるクラウドファンディングが目標金額1,000万円を達成したそうです!プロジェクトの皆様、賛同者の皆様、おめでとうございます!報告と現在の状況がフェイスブックページに詳しく書かれています。下のリンクからどうぞ↓ 室蘭市立絵鞆小学校の円形校舎を2棟とも残したい!/Facebook 活動報告はこちらhttps://camp-fire.jp/projects/198859/activities#menu 室蘭の旧絵鞆(えとも)小学校の円形校舎を保存活用するためのクラウドファンディングが「旧絵鞆小活用プロジェクト」により10月31日まで行われています。(画像はプロジェクトHPからお借りしました) この円形校舎は昭和30年代に建てられたもので、2棟一対で現存しているのは非常に珍しく、全国でも2ヶ所と言われているそうです。しかし現在、耐震性の問題で2棟のうちの体育館棟は、11月以降に取り壊しが予定されています。そこで、2棟合わせて室蘭市から譲り受け、耐震改修をして、地域の魅力を発信する拠点として活用しよう!という市民有志によるプロジェクトです。 目標額は1千万円以上。募金は屋根や外壁の改修工事費用に充てられます。地域の歴史を伝える貴重な建物を守る活動に、あなたも参加してみませんか? 一口2,000円から、webまたは書面で参加できます。ポストカードやTシャツなど、金額に応じて素敵な返礼品があります。※ 目標額に達しなかった場合は、工事ができないため全額返金されます 保存にかける思いや、建築的価値などについてプロジェクトのページに詳しく掲載されていますので、ぜひご覧ください! 募金もこちらからできます! 宇宙を感じる昭和の建築、2棟並ぶ円形校舎を守り室蘭の魅力を発信する拠点にしたい! 旧絵鞆小活用プロジェクトhttps://camp-fire.jp/projects/198859/backers/new また、「旧絵鞆小活用プロジェクト」フェイスブックページで最新情報や説明会の様子がチェックできます。 絵鞆小学校ってどんな建物なの?という方は、下のページでパノラマVRが全館公開されています↓↓ http://www.fukumoto.co.jp/2019/02/08/post-1023/ ※ 記事の内容は取材時の情報です。
むしゃなび編集部
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05/01(土) 店内OPENしてます!ジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』大滝
2021/09/10更新 シカトモ にランチを食べに行ってきました。8月より店内飲食がスタートしています。 ゆったりの居心地の良い店内。飲食スペースの他に、洞爺湖周辺のショップとのコラボ雑貨コーナーや、スパイスの量り売り、ブックコーナーもあり。 お子さん連れでも気兼ねなく、のんびりと楽しめそうです。 漆喰に木材を合わせたアートな壁が素敵。 別の面にはファンタスティックな壁画が壁中に広がっています。内装のデザインや壁画はお友達の絵本画家「太陽と牛」さんが手掛けているそう。ぜひ足を運んで生でご覧になってみてください。 さて、ランチに注文したのは「お肉パラダイス丼(950円)」!シカ、ブタ、ラム、トリの4種類を盛り合わせた食べ応え満点な一品です。香ばしい香りとともに運ばれてきました。ジューシーなお肉がいっぱい。手前がシカ。オーナーの天野さんが獲って「ジビエ大滝」で食肉加工をした大滝の鹿肉です!いただいてみると、それぞれのお肉の美味しさが際立ってとてもおいしい。そしてやっぱり、シカがおいしい!!豊かな風味をじっくり味わうことができました。ドリンクのおすすめは自家製ジンジャーエール。スパイスがきいてスッキリさっぱり。お肉料理ともよく合います。 ドリンクは300円、食事と一緒だと100円引になります。 お肉も販売しています。新鮮な鹿肉、一度味わってみてください! シカトモ の営業時間は週末に翌週のスケジュールがFacebookにアップされます。チェックして出かけてくださいね。 ジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』 北海道伊達市大滝区優徳町47-21 https://www.facebook.com/shikatomo.otaki/ 2021/05/20更新 先日プレオープンに伺ったジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』が、 5月17日(月)にオープンしました! 当面はテイクアウトのお弁当を販売されるそうです。 メニューは週替わりのお楽しみ。今週はスパイシーチキンカレーのほかに「鹿肉のルーカレー」が登場していました。 スパイシーなカレーと味わい深い鹿肉のハーモニーがたまらなくおいしかったです! 営業日は月・火・木・金 の11時〜15時(売切れ終了あり)ですが、不定休ありますので、お店のFacebook で最新情報をチェックしてから出かけるのがおすすめです。 予約も受け付けています。 ぜひぜひ味わってみてください。 (ここからはプレオープンに伺った時の記事です 2021/05/01掲載) 特集記事でご紹介した大滝の猟師・天野さんのジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』が4月29日〜5月5日まで、プレオープンしています。 自ら仕留めて加工した、新鮮な鹿肉を使った美味しいお弁当がテイクアウトで楽しめます! 北湯沢温泉から大滝区本町方面に国道276号線を上がったところにある「北湯沢駐車場公園」の中にあります。 黄色と、青と、緑の明るい外観に、温かみのある字で「シカトモ」と書かれた看板が目を引きます。長らく空き物件だったところを、ご自身で改装を進め、友人知人に手伝ってもらいながらプレオープンを迎えたそうです。 プレオープン期間のメニューはこちら。インド人の方から直接教えてもらったという本場仕込みのチキンカレー(辛口・甘口)と鹿肉ジンギスカン。 早速、注文しました! 辛口スパイシーチキンカレー。プラス200円で鹿肉の鉄板焼きがプラスできます。スパイスのいい〜香り!黄色いサフランライスが食欲をそそりますね。 こちらが鹿肉。「これが鹿肉?」と驚くほど全く臭みがなく、肉の旨味が口いっぱいに広がります。美味しい!!一度食べたらファンになること間違いなし。 本格的なインドカレー。スパイスが複雑に混ざり合い、大滝からインドに飛んだ気分なりました。バスマティライスが絶対あいます! そしてこちらがジンギスカン。お肉の美味しさに、再び驚く筆者。「ジビエ=食べにくい」の印象がすっかり、吹き飛びました!! この連休、ぜひぜひ食べてみてほしい大注目のテイクアウトです。 5月5日以降は再度準備期間に入り、5月17日より通常オープンの予定とのことです。 店主の天野さん夫妻。 現在、店内に人と社会を繋ぐコミュニティスペースを設計するため、クラウドファンディングに挑戦しています(5月末まで)。オリジナルスパイスや鹿肉など、魅力的なリターンもあり。ぜひご覧ください! プロジェクト詳細はこちら↓↓ https://camp-fire.jp/projects/view/401868 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、価格ほか変更になる場合があります(取材2021年2月) ※シェア、リンク等大歓迎です! 天野さんの特集記事はこちら https://mushanavi.com/specials/30985/
むしゃなび編集部
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01/05(火) 地元に暮らす幸せを噛みしめる。だて野菜のサラダバー&お手頃ランチ|EAT-Dining
2020年10月に完成した「だて地域生活支援センター」施設内のコミュニティ・カフェレストラン「EAT-Dining(イートダイニング)」をご紹介します。居心地よくオシャレな雰囲気の中いただくこだわりランチは至福のひととき!何しろ、伊達野菜がたっぷりなのです・・・お値段もリーズナブルで「嬉しい&美味しい」空間を訪ねました。 本格メニューがリーズナブルに楽しめるカフェレストラン。 EAT-Diningは2020年11月6日にオープン。障がいのある方々の就労支援を目的として、「だて地域生活支援センター」の地域交流エリアにつくられました。メニューは、地元産の新鮮な食材を使ってベテランシェフが腕をふるう創作料理!本格レストランのようなメニューの数々を、カジュアルに手頃な値段で楽しめるのが大きな魅力です。 シェフの峠谷昌希さんはこの道20年以上のキャリアを持つベテラン料理人。札幌やニセコのホテルで活躍してきました。「だて地域生活支援センター」の担当者が料理人の先輩だったという珍しい縁で、EAT-Diningのシェフに就任。地元の食材の良さを引き出した本格料理の数々を提供しています。 峠谷シェフ「伊達野菜はとにかく種類が多くて、冬でも葉物が採れることはやはり大きな魅力だと思います。仕入れの際には、農家さんに足を運ぶことを大切にしています。一緒に収穫をすることも多いですよ。畑で野菜の状態をよくみて、料理に生かしています。」 それでは早速、おすすめメニューをご紹介します! オススメその1。和食ワンプレート 日替わりの和食ワンプレート(1,100円税込 ドリンク&デザート付き) 副菜5品と肉または魚の主菜が選べる華やかなプレート。日替わりで様々な料理が登場します。この日のメインは鹿肉のハンバーグ!鹿肉の旨味をギュッと閉じ込めた特製ハンバーグは、ふっくらした口当たり。口いっぱいに濃厚な旨味が広がって「わ、美味しい・・」 オススメその2。ライスボウル ライスボウル・ハンガーステーキ(700円税込 ドリンク付き) EAT-Diningオリジナルの野菜たっぷり丼ごはんのラインナップです。全6種類の中から、こちらは牛ハラミステーキをドーンとのせた豪快な「ハンガーステーキ」。ジューシーで食べ応え満点です。お肉のおいしさをシンプルに堪能できます。 そして・・・ぜひぜひ、食べていただきたいのがこちら! オススメその3。サラダバー 葉野菜から根菜まで、旬の野菜をふんだんに使ったサラダが8種類。マリネや温野菜など、生野菜だけでなく様々な味わいの野菜たちが、色とりどりに並びます。好きなものを選んでお皿に盛り付ける楽しさといったら・・・!1〜2種類でお腹いっぱいにならないよう、ちょっとずつ取るのがおすすめです。シェフ自慢の手作りドレッシングも贅沢な風味です。 サラダバーは食事とセットで450円。単品の場合は600円、軽めのお食事にも! ※コロナ対策として、サラダバーご利用時には備え付けの使い捨て手袋の着用をお願いしています。 パスタやリゾットにもシェフの技が光ります。こちらは伊達野菜を練り込んだニョッキ。赤・緑・黄の可愛らしさ、プリプリ、もちもちの食感にうっとり・・ なんともかわいい、その名も「ねこパン」!テイクアウトで販売しています。 本格的でありながら、イタリアン、フレンチといったジャンルにこだわらずに、難しくなく楽しめるのがEAT-Diningのコンセプトのひとつ。 峠谷シェフ「どなたにも親んでいただけて、しかも新しさのあるメニューを揃えています。気軽に楽しんで食べていただけたら嬉しいです!」 食材が豊富な地域に暮らしているありがたさ・・・そんな幸せをしみじみと噛みしめるようなランチのひとときでした。伊達野菜がいっぱいのしあわせランチを味わいに、出かけてみませんか。 店舗情報: EAT-Dining(イートダイニング) 伊達市舟岡町134番地15 だて地域生活支援センター内 営業時間 10時〜17時 定休日 日・月・祝日 最新情報はFacebookをご覧ください。 ※記事の内容な取材時の情報に基づいています。メニュー、価格等変更になることがあります。取材2020年※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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02/15(火) 身体の中身と容姿、各部バランスがつりあう幸せ ♡ “均整きぃとす” で整う時間を
身体の痛みを抱える不安と恐れは、おそらく誰もが経験したことがあるはずです。 人は、その痛みの場所を示すことができても、その痛みを引き起こしている根本的な原因はわからないことが多いです。 あるいは、わかっているつもりだったけれど思い違いだったということもありますね。 見えない身体の中のことだから、不安や恐れは痛みをさらに増長させる。 筆者自身も経験があります。 そんな時、自分の心配の話にしっかりと耳を傾けて寄り添ってくださるところに出会いました。 先ほどの写真の左側が代表の島川弘美さん(理学療法士)、右側が店長の福田知美さん(看護師)。 医療従事者としての確かなバックグラウンドをお持ちのお二人による “均整きぃとす“です。 実は、お二人とは以前から緩い繋がりはあったのですが、この度ゆっくりとお話しを伺い、施術を体験させていただき、“均整きぃとす“ に絶大なる信頼感を持ってしまいました。 さて、“均整きぃとす“が何をされているのか? ここにホームページから一部転載させていただきます。 ↑“均整きぃとす“HPより抜粋 施術・パーソナルトレーニングなどのメニューは上の通りです。 ↑こちらは高濃度酸素の吸入器 実は筆者、ここ一年くらい身体中がカチコチで、常に胃や背中や横隔膜が痛かったのです。 それをお話しすると…。 「あ〜。 頭使いすぎですね〜。まずは体験してみてください。」 とのことで、このマットに横になることに…。 ↑興味深いポスターが貼られていました。 ふむふむ…。 正直、整体の類はあまり得意ではなく…。 というのは、ひどく痛く辛い思いをしたことが何度もあり…。 この方ならば!の安心感はあるものの、ただでさえ硬い体を、さらに硬くして横になったわけです。 ↑怖がらなくても大丈夫よ〜!と看板猫のニャンズたちが柵の向こうで見守ってくれていました ^^(猫アレルギーの方がいらっしゃるときは、柵からこちらに来られないように躾けられています。) ところが…拍子抜け ^^; それは今まで経験したことがない方法でした。 「え? これで効くの?(ほんと、ごめんなさい!)」 と疑ってしまったほど優しいタッチ。 自分で行うストレッチより痛くない! というより気持ち良い。 そして、施術前後に撮っていただいた写真を見てビックリ!! ただ優しく触れていただいただけなのに、こんなに変わるの!? なぜ?なぜ!? と、驚くばかりでした。 思わず、「魔法みたい」と口走ってしまったほど。 今まで食わず嫌いをしていた自分を叱りたくなりました。 そしてわかったこと。 身体をお任せできるには信頼感が大切だということ。 そして、間違いのない技術。 実際に身体均整法を体験してみて、まったく微塵も痛くなかったことには驚きました。 今回はお試しということもあり、施術の前に身体の状態を詳しくお話はしなかったのですが、お二人には私の立ち姿を見てすぐにどこをどうすれば私の身体の歪みが整うのかが分かるということが驚きです。 「この身体均整法の特徴は、身体の歪みに注目して分析し、その日の体型に効果のある方法を選んで調整するということです。それと、あくまでも健康サービスなので、安全に行えることを気にかけています。ですから、痛みのあるところは直接刺激しません。動きの悪いところを無理やり伸ばさないので拍子抜けされる方も多いのですが、安全に不調を改善できる調整法なのです。」と島川さん。 なるほど…。 思い返せば、私が過去に経験したものは、痛いところに直接触れるものばかりでした…。 だから、恐怖症になってしまったわけです。 さらに島川さんのお話は続きました。 「身体の中は繋がっていますからちゃんと効果があるし、施術後もどんどん身体が変わっていくので、きっちり仕上げてしまうと変わりすぎてしまい、具合が悪くなることもあるのです。 施術をしたら終わりではなく、また不調を起こす歪みができないように、身体の上手な使い方や暮らし方の工夫、運動方法などもお伝えしています。」 もう、すこぶる納得! 施術を体験したあとの2日間の経過がそのお話しを証明していました。 その場しのぎではなく、身体の中から間違いなく好転したという実感を得たことにも感動しました。 まさに、『本物』です。 もっと早くお二人と本業でのお付き合いをさせていただきたかった! そんな想いが駆け巡りました。 そして、何よりも絶大な信頼感を感じたのはこんなお話しからでした。 「身体均整法やパーソナルトレーニングを通し、ひとりひとりに合った運動方法や身体の動かし方、上手な暮らし方、どなたにも安全で、なおかつ各自が取り組みやすく成果が出る方法を提案しています。囲い込みはしない主義です。 X線検査やMRI・エコーなどはここではできません。医療が必要な方には、早期発見していただくためにも適切な医療・相談機関へと繋いでいます。時には逆のケースもあります。病院や介護施設など各種機関と信頼関係を作り、お客様のためにより良い方法で連携し合うことこそ大切だと考えています。 ですから、インタビューやカウンセリングの時間はしっかりと取ります。主観と客観からの分析をしながら一番良い改善方法を探るためにも、お客様の心身の状態にきちんと向き合って、交通整理をし、次へのアクションをとるためには非常に重要なことだからです。それとね、『手』はスーパーセンサーなのです。文字通り、『触れること』いわゆる触診も大切にしています。私たちが目指すのは、繰り返しこういうところに来ないようにすることです。 」 とてもとても心に響く、ありがたいお話しでした。 ↑“均整きぃとす“は伊達市の健康づくりサポーターにも登録をされています。 ―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―* 健康づくりサポーターとは(伊達市HPより引用) 健康づくりサポーターとは、日頃の活動を通して市民の健康づくりを支援している関係団体・企業・グループなどです。市は、登録した団体などの情報を市の広報紙「広報だて」やホームページなどでお知らせします。また、登録した団体は、その他のサポーターの活動を知ることができ、サポーター同士の新たな連携や協力体制を作ることもできます。 ―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―* ところで〜 『市民の総合的な健康づくり=命を守る』ことを実践されている“均整きぃとす“では(特に島川代表)、『防災』への取り組みにも精を出されています。 ですが、この話題はとても長くなりそうなのでまたの機会に〜。 最後に、代表の島川さんはこう話してくださいました。 「年をとっても障がいを抱えていても、どんな状態状況であっても、どこで暮らしていても安心安全に笑顔で暮らしていくことが私たちの目指すところです。 これからも誰もが健康で幸せな生活を送っていけるようがんばっていきます。」 確かな裏付けがあるからこそ、信頼できるお言葉です。 体に不調を感じていらっしゃるあなたに。 体験者として、“均整きぃとす“を心からオススメいたします。 ホームページ https://kinseikiitos.jimdofree.com 過去の特集記事はこちら↓↓ [clink url="https://mushanavi.com/specials/10489/"] ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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10/08(日) ふらり旅人からのゲストハウス 自由人 小林圭子氏 〜想いと直感のままに『ポンコタン』
今回の主人公は洞爺湖の近くでゲストハウス『ポンコタン』を営む小林圭子さん。 旭川出身の47歳。 洞爺湖に移住する前は名古屋で商売をされていました。 「北海道には30代後半からバイクにテントを積み、 ふらりと旅しに来ていました。」 洞爺湖との出会いは、 2018年に「幸せのパン」の映画の舞台になったところを見てみたくて 青春18きっぷでふらりとやってきたのが初めてでした。 ところで圭子さん。 なんと言うか・・・。 「以前、どこかで会いましたっけ?」 そんな錯覚を起こさせる人です。 あの、バリアフリーな雰囲気は一体どこからくるのだろうか? 探ってみたくなりました。 旭川から札幌へ。 そしていきなりポン!と名古屋へ飛んだ圭子さんが始めたのは、 なんと”バナナ焼き屋“のお店でした。 店の名前は「パピリカ」。 それはアイヌ語で「豊作」という意味です。 バナナ焼き屋をやろうと思った理由は〜。 「小さい頃から食べていたソウルフードだったから」 ただそれだけの理由で、 古くからお菓子文化が発達している(駄菓子の製造所も多い)名古屋で店を出そうとは、 普通はなかなか考えつかない。 でもそれをひょいっと始めてしまうところが圭子さん流。 深くは悩まない。 やりたいからやる。 ただそれだけ。 そんなシンプルさが、度胸を超えた何かを感じます。 パピリカ時代のHPを見つけました。 熊が鮭ならぬバナナを咥えている姿が なんともユニークで忘れないロゴです。 何事もサラッと話す割には材料にはかなりこだわっています。 卵も牛乳も使用していないので(カスタード以外)、 卵アレルギーや牛乳アレルギーの子どもを持つ親御さんも よく買いに来てくれたそうです。 そして白餡はしっかりと手作り。 バナナ焼きと言えば旭川の名物お菓子。 この時お話を伺うまで知りませんでしたが、 旭川のバナナ焼きにもバナナそのものやバナナエッセンスなど、 バナナフレーバーは一切入っていないそうです。 バナナ焼きとは、形からだけ連想するネーミングのようです。 とても美味しそう〜! 食べたかった〜! パピリカはすぐに地元に溶け込み、 8年間営業を続けました。 その時の繋がりは今も続いていると言います。 人懐っこいと言う表現とも違う、 相手に壁を作らせない不思議な力を圭子さんは持っています。 「いろいろなところから転勤してきた人たちが多く住むところでした。 近所の方がよく買いに来てくださっていましたよ。 家賃を払いつつ、 女ひとりが食べるだけの分はなんとか稼げていました。」 「ところで、ポンコタンは小さな村という意味。 パピリカは豊作という意味ですよね? どちらもアイヌ語ですが、なにか特別な意味があるのですか?」 そんな筆者の質問に 圭子さんはまたもやあっさりと答えます。 「いや、なんとなくです。」 まただ…。 やはりこんな調子…笑 筆者はその言葉の背景を知りたい!と質問をしても、 決してはぐらかす訳ではなく、あくまでもサラッと答える。 想いが至極シンプルだからこそ、 きっとその時の直感のまま「なんとなくそうしよ」と 思った通りに動いてしまうのだろうと思います。 しかも、転機にはだいたい誰かが力を貸してくれる。 これはもう人徳です。 気負わず流れに任せるというのは、実は楽そうで楽ではない。 でも圭子さんは素直に誰かの力を借りながら、 とても自然にその技を使ってしまう。 「名古屋の友人がゲストハウスをしていたんです。 あらたに宮古島でゲストハウスを始めるにあたって、私も少し手伝いました。 その友人は度胸があるというかなんというか、 外国人が結構泊まりに来ていたのですが、英語は喋れないんです。 でもなんてことなくやっているのを見て、 私も妙な自信をつけてしまいました。 『そうか、英語ができなくても宿屋はできるんだ』 ってね。」 「その辺りから、ゲストハウスに興味を持つようになりました。 ちょうど、ふらりと洞爺湖へ足を運ぶ機会も増えていたこともあり、 洞爺湖の近くでゲストハウスをやることが ふわっとしたものから現実的になりました。 あ…その前にバナナ焼き屋を畳まないと。」 そう思った時、 店を丸ごと買いたいと申し出てくれた人が現れました。 それは元々はお客様だった友人で、古民家カフェを営んでいる方でした。 バナナ焼き屋営業終了2日後には洞爺湖に移住してしまうというスピーディーさ。 思ったらサラッと行動! その後、1年半をかけて建物をリフォームし、ポンコタンを開業されました。 「待っていてくれているような気がしていました。 洞爺湖はどっしりとしていて迎え入れてくれるような安心感がある湖だと感じています。 移住してすぐは、キャンプ生活をしながらあるホテルでバイトをしていました。 同時に物件探し。 そんな中、即決したのがこの建物でした。 借金も1000万円以上してしまいました。」 この建物は、昔、ある会社の社員寮だったところ。 なので、一部屋一部屋にトイレが付いていました。 さて、ゲストハウス「ポンコタン」は 内装・外装そのほとんどをDIYしています。 もともと建物に興味があったわけでもなかった圭子さんですが、 もの作り好きであったことが功を奏しました。 「必要に迫られた部分もありますが、 バナナ焼き屋時代に建物の内部構造にものすごく関心を持つようになりました。 そもそもは工事関係者への不満に端を発したのですが、 お陰で建築について色々知ることができました。 建物がどんなふうにできているのかを知るために、 分解しながら構造を理解していきました。 コンクリートにネジを入れるにはどうしたらよいか?とかね。」 冒頭に登場した仕切りに描かれた洞爺湖の絵は、名古屋時代の友人が描いてくれたもの。 「名古屋時代の友人たちは変人が多くて(笑) 尋ねてきては色々置いて行ってくれます。」 困ったふりをして、笑いながら話す圭子さんには、 遠くから支えてくれる友の存在に感じる安心感が表れていました。 圭子さんの仲間たちは、 「ポンコタン」のオーナーの とてつもなく自然体なおもしろキャラクターをよくご存知のようです。 「うちね。コンセプトなんてないのよね。」 圭子さん、突然、そうサラッと言った後でこう続けました。 「よく眠れました!って言ってもらえるのが一番嬉しいかな。 旅の途中で快適な時間をここで過ごしてくれたら、 それが一番嬉しい。 それとね。 今年の夏はすごく忙しかったのね。 借金あるからあと10年はやらないといけないけど、 とりあえず持続可能な宿を目指して働き方改革するわ(笑)」 「10年経ったら何するの?」 そんな問いに。 またもやサラッと 「わからないな」 と答える圭子さんでした。 帰り際 「また来て!」 と軽い調子で言われました。 「うん」 と答えてしまいました。 ポンコタンの魅力は この気安い感じなんだろうと思った筆者でした。 決して気負うことなく、 そのまんまの圭子さんが妙な安心感を与えてくれる取材の時間でした。 ゲストハウス ポンコタン 〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉97 080-6092-4967
Rietty
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01/29(日) 旅するイタリアンレストランを目指して☆ 〜洞爺湖 Lagorto ファンキーコンビは今日もいく〜
左側は代表の木村香葉子さん。 伊達市ご出身。 東日本フェリーの船内で6~7年勤めたのち、派遣バイトを始め各地を転々としていました。 ある時はキロロで、またある時は礼文島で、そんな時、所属していた派遣会社を通して右側の利光優子さんと知り合いました。 そして真狩の佐伯農園さんで働いたことが、その後の二人を決定づけることになりました。 優子さんは愛知県のご出身。 29歳でホテル調理の仕事を始め、イタリアンやフレンチの修行を積みました。 育った場所も経歴も違う二人。 この二人を今に繋げたのは、佐伯農園さんが経営する『Pomme ポム』というファームレストランでした。 シェフを探していた佐伯さんに優子さんを紹介したのが香葉子さんだったのです。 そして優子さんは即断して北海道にやってきました。 裏の思いとして、あるメリットを感じたからでした ということで。 今回は洞爺湖温泉に2021年6月 カジュアルなイタリアンレストラン『Lagorto』をOPENされた香葉子さんと優子さんを尋ねました。 仕込み時間という短い時間をいただいた取材だったため、実は事前にお二人の人となりがなんとなく分かる写真のご提供をお願いしていました。 すると届いた写真がこちら〜。 むむむ〜! なんてファンキーな!! 今となってはどの人がお二人なのか分かりませんが、このイカした面々のうちのお二人がのちのLagortoコンビなのでした。 なるほど〜! これが裏のメリットか〜!! 筆者はライター・ガイドの他にもスキーインストラクターをしているのでイメージできるのですが、ちょうど彼女たちの世代の方々は、いわゆるリゾートバイトなどをしながら冬山に籠り、リフト券貸与の恩恵を受けながら、スキーやスノーボードをしまくる!という生活をする方が当時は多かったのです。 現在若い世代の方にはあまり見かけないワーク&ライフスタイルです。 これまで様々なジャンルの方を取材させていただきましたが、実はコロナ禍に新たな道を開拓された方が多いです。 そして成功されている。 それは決して火事場の馬鹿力ではなく、自分の生き方をしっかりと見つめ直し、コロナ禍をチャンスと見ることができた方々でした。 何を食べても美味しいとすぐに話題となった『Lagorot』では、顧客の7割が地元の方だそうです。 わずか2年余りで地域に根付くのは素晴らしいことです。 きっとそれだけ、おふたりの店への想いが強いということなのでしょうね。 ところで、店名『Lagorto』の意味を訊ねました。 なるほど、『洞爺湖を望む坂の途中にある菜園のようなレストラン』ということですね。 こちらはメニューのごく一部です。 Lagortoさんのメニューラインナップは、基本、お酒のつまみにもなるものが多いです。 それなのに、実は違いの分かるお子様にも人気なのだとか? パスタの具にご注目。 真狩佐伯農園さんとのつながりがあるからこその、ふんだんに使われた百合根! これ、都会で食べたらとんでもないお値段になります^^; なるほど。 『旅するイタリアン』というわけですね〜。 旅先では楽しく遊んだり、飲み歩いたりもしつつ、料理はガチで本物を提供する。 やっぱりファンキー! カッコいい!と思います。 めっちゃ喧嘩をするとは言いながらも、「二人でやりたいです!」とキッパリと話してくれました。 洞爺湖の『Lagorto』で食べるイタリアンはもちろん美味しいけれど、ふらりと出かけた旅先で、お二人に会えたら嬉しいなあ〜と思った筆者でした。 ―Lagorto情報― ・代表 木村香葉子 ・シェフ 利光優子 ・北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉54秋田ビル1F ・詳細はFBまたはInstagramよりご覧ください
Rietty
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06/08(土) 『Cafe Pito』&『Pitoゼミ』 〜満たされる場であるために カフェと塾=食と教育 その融合を目指す檜山夫妻の実践とは
以前から気になりながらも、なかなか訪れることができなかった『Pito』さんのドアを開けたのは早春の頃でした。 看板料理、スープをひとくち口に運んだ時、「おいしい…」。と心が言いました。 なんと表現をしたら良いのか? 有名シェフの高級料理を口にした時の「美味しい〜!!」というのではなくて。 おふくろの味に安心する「うん、うまい」。というのでもない。 ほっと心が落ち着いて、しみじみとその美味しさと、作り手の優しさがじわじわと伝わってくる味と言ったら良いのかな…。 ということで、その「おいしい…」スープをいただいた瞬間、是非、こちらを取材させていただきたい!となったのでした。 室蘭出身の檜山祥太さん35歳は、大学院卒業後、新規オープンの塾に携わるなどして塾講師をされていました。 福島県出身の檜山翠さん33歳は、大学卒業後企業の管理栄養士として働いていました。 そんな時にやってきたあのコロナ禍。 「ずっと機械的に同じことを繰り返す毎日に疑問を感じるようになりました。働き方やライフスタイルを変えたいと思ったのです。この先は、自分たちでなければできないことをしていきたいと考えました」。 そう語る檜山夫妻。 取材を通し、同じようにコロナ禍をきっかけにライフスタイルを変えた方々に出会ってきましたが、その多くが何故か同じくらいの年齢の方々でした。 心機一転、当時住んでいた岡山県から祥太さんの生まれ故郷室蘭にUターンされましたが、選んだのは実は翠さんなのだと言います。 「空き家利用助成金制度が有り難かったのもありますが、なんというか、室蘭の奥ゆかしさというか、さびれ加減の良さというか、昔ながらというか、静かな感じがよかったんです」。 と、翠さんは、スープをいただいた時に感じたお人柄そのままに、丁寧に言葉を選びながら 優しく話してくれました。 そうそう! こちらも! こちらは取材の日にいただきました。 世界のスープDayと称して、月替わりで世界各国のスープを提供しています。 この月の「ウクライナのスープ」は、本当に具沢山でからだ喜ぶ味。 そして、ユニークだったのがシシャモの天ぷら! 煮豚も柔らかくて「おいしい…」。 シシャモの天ぷらは、福島では当たり前に食卓に上るのだそう。 こちらはウクライナではなく、翠さんの故郷の味でした。 「ところで、メニューへのこだわりを教えていただけますか?」 「管理栄養士でもあるので、なにより栄養を一番に考えています。Pito Cafeはスープがメインの店なので、できればスープで栄養も完結させたいと考えています。できるだけ調味料を使わず、素材そのものの味を活かすように工夫して調理をしています。お握りにしているのは、ちいさなお子様からお年寄りまで食べやすいから。ご希望によっては、グルテンフリー・ハラル・ベジタリアン・ヴィーガン対応もします」。 「それと、世界のスープは、スープをきっかけに室蘭以外の世界の歴史にも目を向けて欲しいと願う夫の提案です」。 まさに、教育と食の融合スープなのですね。 しかも、各種嗜好や宗教にも対応されるとは、世界のスープに着眼されるだけのことはあります。 そうそう! この日は「ドッグカフェの日」でした。 年一回開催されるお隣の「犬の洋服屋さん」のイベントに合わせ、ワンちゃん用のお食事とデザートを用意して開放されています。 また、このイベントの日ではなくても、ワンちゃん用のスープ・バースデーケーキ・お菓子などの注文も受け付けているそうです。 大の犬好きな翠さん。 筆者が飼っていた犬が亡くなった時の話をすると、目を腫らして泣いてくれました。 本当に優しいお人柄。 「この町で、Cafeをやっていて良かったと思う時はどんなときですか?そして、これから先、どんな存在でありたいと思いますか?」 カフェの取材の最後に聞いてみました。 「好きなことができて、好きな町でできて、本当に良かったなあと道を歩いていて思うんです。だから、Pitoもいつもそこにあって、ふらっと寄れる場所でありたいと思います」。 ここまで気負わない自然体の翠さんと、もっと一緒にお話をしたいと思った筆者でした。 さてそして、Pitoゼミの祥太さんにもお話を伺いました。 「妻はこの町を選びましたが、実は、室蘭出身の僕は帰って来たくなかったんです」。 いきなりそんな話から始まり、少々焦る筆者…。 「Pitoゼミは、もしかしたら世間の流行とは逆行しているかもしれません。僕のスタイルは褒めて伸ばすのではなく、やる気の見えない生徒は徹底的に怒るスタイル。だから、入塾前の保護者を交えた説明会でもそのことをしっかりと伝えます。すると、何人かは入りません。それと、親の説得を受けて嫌々入った子は途中離脱する子もいます」。 またもや過激な発言…。 そして、「僕の喋ることは半分も書けないかもしれませんよ」。と… なんだかドキドキしてきた筆者。 カフェの取材だけでやめておけば良かったかも…と後悔半分…。 でも、実は祥太さんにはその台詞を言うだけの強い信念と覚悟がありました。 「今の室蘭の子どもたちって、たとえば、勉強をダラダラとしていたとしても、学校でも家でもあまり怒られていない。だから僕は、敢えて怒るべき時はきちんと怒りたい。それが何故かというと、たとえ地方で乗り切れたとしても、そんなんじゃ全国へ行ったら戦えないんです。僕は一人でも戦える人間を育てたい。受験は人生を賭けた戦いです。Pitoゼミとしては、受験対策を通して「学ぶ」ということを学ぶ。「自立」ということを学ぶ。それを伝えていきたいと考えています。例えば、文献の調べ方・データの取り方などを知らなければ、今盛んに叫ばれている真の「探究学習」などできません。洞察力を高めたり、自分を認識できるようになるなど、本来「探究学習」はとても大切なんです。でも、僕から見たら、どうしても表面的なところで満足しているように見えてしまう。だから、本物を伝えたいと考えています」。 生ぬるい優しさを捨て、自ら嫌われ役を買って出てでも子どもたちの将来を真剣に思う。 強烈な愛の表現です。 「カフェだけの取材だけでやめておけば・・・」と一瞬でも思った自分を恥じました。 「ですから、入塾前の保護者説明会では、子どもがどれだけ真剣に「学ぶ」に向き合っているかを見ています。そこで、僕の方針をきちんと親御さんと共有しなければいけませんから」。 確かに。 共通認識のもとに始めなければトラブルの元になりかねませんね。 それにしても営業的にはどうなのかと、余計なお世話が働く筆者・・・。 ところでPitoゼミは大人対象にも塾を開催しています。 たとえば ・論理的思考を高めたい ・学びなおしたい ・公務員試験対策をしてほしい ・英検やTOEIC対策をしてほしい ・講演会の講師をしてほしい などなど、様々なご要望にお応えされているそう。 最後に 「Pitoゼミの未来も根幹を変えるつもりはありません」。 そうきっぱりと話してくれた祥太さん。 長いものに巻かれない確固たる信念に、清々しさを感じた筆者です。 Pito Cafe と Pitoゼミ=食と教育の融合 室蘭で、唯一無二の存在として、これからも発展していく予感がしました。 早くまたスープをいただきたい! ―Pito Cafe & Pitoゼミ情報― 室蘭市中央町2丁目7−10 P : 大町商店街お客様用駐車場利用のこと 電話:080-3233-6454 Pito Cafe https://www.instagram.com/cafe_pito?igsh=MWVnN3VyMGxmaTA5dQ== 定休日:日曜日 Pito ゼミ https://www.instagram.com/pito_semi.study?igsh=aDdlcm54ZHRkeDVu
Rietty
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03/22(月) 元気をもらえる蕎麦屋「なかよし」さんはおかみさんと娘さんの笑顔あふれるお店です♡
伊達市北黄金、国道沿いのお店の「なかよし」さん、気にはなるのになんとなく入りにくい…。ここは皆、ついついスピードを出してしまうところ。だから、通り過ぎざまに視界に入ってもなかなか入っては行きにくいのです。 でも「よし!」と左にハンドルを切り、暖簾を潜ったのが一年前でした。 衝撃的でした。とにかくめちゃくちゃ蕎麦が美味しかった!頼んだ“ もりそば “は、半分以上つゆをつけずにそのまま食べてしまいました。 何故もっと早く入らなかったのだろうと後悔しました。 入る前「意外と混んでるなあ…」と思ってしまったことを反省しました。意外と…なんかではなく、美味しいからお客様はいらっしゃるのだと。 あの時の”もりそば “の味が忘れられず、今回も!と思っていたのですが、「そうだ。今日はしっかりとつゆを飲もう!」と” かしわそば “を注文しました。 予想以上のかしわの量。そして煮込んだ葱の量もたっぷり。鶏肉のコラーゲンと葱でつゆにも自然なとろみがついていました。 「おいしい~!」 つゆも期待通りにおいしい!!鼻に抜ける出汁の香りも素晴らしい。 あまりに美味しかったので出汁の材料を聞いてみました。 なんと、鰹節・昆布はもちろん、5種類もの材料から毎朝出汁を取っているのだそうです。 蕎麦は基本2:8で、石臼で挽いた蕎麦粉で毎日打っていらっしゃいます。1日2回打つこともあるそうです。 平日は蕎麦の産地がミックスされるそうですが、土日・祭日は1産地100%の自家製蕎麦粉10割をいただくことができます。 こちらも是非とも行かなくては! 原料の蕎麦は幌加内・蘭越・黒松内・下川・積丹・洞爺の農家さんと契約をして仕入れているので、1産地100%の日(土日・祝日)は、店に来たらどこの産地か分かるという仕組み。 その時のお楽しみで訪れるのもワクワクしますね。 創業25年の「なかよし」さん。最後に名前の由来を尋ねてみました。 「実は、亡くなった姉が東京と函館で店を営んでいた時の名前なんです…。」 一瞬寂しそうな顔を見せたおかみさん。同じ名前のラーメン屋さんがあることから、別の名前にしようかと、悩まれたこともあったと言います。でも、店名とお店の皆様の笑顔を見ると、私には「なかよし」以外の名前は思いつきませんでした。 「家族なかよくできればいいしね!」と言った時には、また元の笑顔に戻っていたおかみさん。その明るく優しい笑顔につられ、1杯のお蕎麦で随分と長居をしてしまいました。 「コロナ禍でもお客様が減らなかった。」の言葉には納得。こういう時だからこそ、「なかよし」さんに行きたくなるお客様たちの気持ちがわかりました。 天ぷらも好評らしいので、次は海老天蕎麦にしようかな♪美味しいお蕎麦と素敵な笑顔をごちそうさまでした! 石臼自家製粉 手打ちそば処 「なかよし」 営業時間 11:00~蕎麦がなくなるまで(14:00くらい) 定休日 火曜・水曜 住所 〒059-0272 伊達市北黄金町65-44 電話 0142-24-1765 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、料金等変更になることがあります。(取材2021年3月) ★シェア、リンク 大歓迎です!
Rietty
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04/02(木) はぐるーさんに聞く。免疫力アップにいいことあれこれ!
新型コロナ予防・対策できることシリーズ、ちょっと間があきましたが続きです!不安な状況が続く中での新年度スタートですが、おうちでできること、サロンでできること、いろいろあります。 今回はお子さん連れOK!ゆったりのんびり、居心地のいい女性専用サロン「ゆとりの空間〜Hug Ruu(はぐるー)〜」の頼もしいセラピストさん達にご登場いただきます。 ゆとりの空間HugRuuは、伊達市末永町のシェアサロン。ひとつ屋根の下、3つのサロンが仲良くオープンしています(完全予約制) 自然療法 花音:クラニオセイクラルセラピー、ホメオパシーなど Assi-st(アシスト):リフレクソロジー・さとう式筋ゆる(筋肉弛緩療法)・足育活動 海に流れ星☆彡:エサレン®ボディーワーク からだを温める! 冬から春への季節の変わり目は気温差も大きく、コロナに限らず体調を崩しやすい季節。免疫力アップのために普段から気をつけたいのは、体を冷やさないことです。 二木さん(自然療法 花音)「まずは身体をあたためましょう! 昔から『冷えは万病の元』といわれますが、女性は特に、冷えに注意してくださいね。」 はぐるーイチオシのあたためメニュー「よもぎ蒸し」は、韓国に昔から伝わる民間療法。真ん中がぽっかりあいたイスに座って、下からヨモギの蒸気を当てます。 座ってくつろいでいる間に汗がいっぱい出て、家に帰っても体がポカポカ。服を脱いで、好きな姿勢で座っていればいいので、お手軽なのも魅力。 よもぎ蒸しには、血液循環・殺菌・整腸・肌荒れ・湿疹・咳止め・保湿・・・などなど、健康にいい作用がたくさん。冷え性・月経不順など、女性特有のお悩みにもよいとされています。 使用しているよもぎにも注目! 無農薬野菜を栽培する「くさばたけ農場」(伊達市萩原町)のオーガニックなよもぎを贅沢につかっています。 ・よもぎ蒸し 2500円 ・毎月14日はよもぎ蒸しの日! 2000円 ・施術セットメニュー 2000円(例:例ヘナ4500円+よもぎ蒸し2000円) ※ よもぎ蒸しはタオルご持参で全て500円引きとなります。 3サロン共通のメニューです お得な回数券あり! 詳しくは以前の特集を見てね。 https://so-ra-mi.jp/archives/9988 湯たんぽを使おう! お家や職場での超お役立ち・温めアイテム、「湯たんぽ」。 二木さんが手にしているドイツ製湯たんぽは、ソフトな手触り、ゴツゴツしません。保温性が高く丈夫で水漏れしないので、どこにでも連れて行けます。膝に乗せたり、背中に挟んだりデスクワークにも大活躍〜。 足ツボを押してセルフケア。 続いて、足から健康をサポートする「Assi-st(アシスト)」の米丸さんに、リフレクソロジーのセルフケアを教えていただきました。 米丸さん(Assi-st)「足の裏には全身の反射区があるので足裏を満遍なく気持ちのいい強さで押したりほぐしたりして下さい。足裏にゴルフボールを置いて全体的にゴロゴロするのもおすすめです!」 上の画像は肺と腸の反射区。一例ですが、参考に足裏を押してみてください。正確に知りたい方は、実際に施術を受けてみてね。 下の画像は胸部リンパの反射区。足の親指と人差し指の股から、上に向かってグリグリします。イタ気持ちい〜。 胸部リンパの反射区 「かかりつけセラピスト」に相談しよう! だんだんと長期化する中で、不安やストレス、溜まっていませんか? 今回のシリーズでいろんなサロンに伺って、皆さん仰るのは体だけでなく心のケアが大切、ということです。 多田さん(海に流れ星☆彡)「不安を抱え込まないで、人に話すことがとっても大切だと思います。家に閉じこもって何もしないでいたら、気持ちも下がるし、体にもよくないですよね。何気ないことを話して、笑う。笑い飛ばしちゃうくらいがいいと思います!」 体にいいこと、心にいいこと。いろんな知恵を持ったセラピストの言葉は頼もしい〜! 元気が湧いてきました。 抗ウイルス、免疫力アップによいハーブ「エキナセア」。多田さんが育てて自然乾燥したもの。 いつまで続くのかな? 大丈夫かな?漠然とした不安が募る毎日ですが、あたためて、ゆるめて、笑う。疲れも不安も溜めないこと、抱え込まないこと。これを機に暮らし方、生き方など、いろいろと見直そうと思いました! 二木さん「自然療法の観点から考えると、病気それ自体は『悪いもの』ではないんですよ。日々のメンテナンスを通して、病気にかかりにくい、または、万が一かかった時に重症化しにくい体にしていくことが大切だと思います」 多田さん「お子さんたちも疲れや不安を感じているんじゃないかと思います。お家で一緒にセルフケアを楽しんだり、お子さんが受けられるメニューもあるので親子でサロンにお出かけください」 米丸さん「かかりつけ医ならぬ、『かかりつけセラピスト』がいれば、普段からいろんな相談ができますよね。いざという時の頼れる味方と思っていただけると嬉しいです!」 ゆとりの空間 HugRuu https://hugruu.jimdofree.com 北海道伊達市末永町58-22 予約・問合せ:hugruu@gmail.com(代表メール) 各サロンの詳細はこちら! 自然療法 花音(二木さん)https://hugruu.jimdofree.com/花音/ Assi-st(米丸さん)https://iyashino-otete.jimdofree.com 海に流れ星(多田さん)https://hugruu.jimdofree.com/海に流れ星-彡/ ・他のお客様と重ならずに施術を受けられます。安心してお越しください! ※ 記事の内容は取材時の情報です。メニュー・価格等、変更になる場合があります。(取材2020年3月)
むしゃなび編集部
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01/03(火) 森を観て世界の『美』を伝えたい! 〜『観森』代表 宇宙人 野田和規の探究
「今回は記事にするのは難しいだろうな…。」 という一抹の不安。 予想は見事的中した。 なにしろ、「観森」代表の野田和規氏はつかみどころが無さすぎる。 あまりにも捕まえられられなくて、もしかしたら実体もないのではないかとすら思ってしまう。 まあそれは言い過ぎにしても、言いかえるとすると宇宙人なのだ。 かといって、ミステリアスという表現は当たらない。 基本明るいし、表面的には軽く見える。 これも言い過ぎか? いやだって、「Riettyさんを必ず甲子園に連れていきますから!」などと、訳の分からないことを突如言い出したりするのだ。 初めて出会った2年半前。蝶ネクタイで現れた彼は、人懐こい笑顔でずっと目をキラキラさせていた。 なんてチャーミングな23歳男子なんだ!と、この時思った。 う〜む。 この笑顔に惑わされるのだ…。 困った…と頭を抱えたくなるが、取材したからには記事にしなければいけない。 だから書こうと思う。 ということで、筆者を大いに困惑させている今回の主人公は『観森』代表の野田和規氏である。 昨年12月に『Expedition 地球のエッセンシャルワーカーズ』全100PあまりのVolume 00を「観森」のフリーペーパーとして世に出した。 企画・撮影 野田和規(ノダカズキ) 企画・編集・撮影 安田祐太郎(Andy) デザイン イガラシモエ 素人だというふたりの写真は、観る者を強く惹きつける。 Instagramに投稿される写真もそうだ。 被写体はいつも神秘性を滲ませている。 けれども何かを狙っているようには思えない。 モノや事象の表と裏、そのモノ単独だけではない美しい関係性を表現しようとしている。 そして野田氏は飄々と面白く言う。 「僕、しゃべり担当ですから。」 たしかによく語る人だ。 大学生時代、ラジオパーソナリティーをしたり、芸人を目指したりしたこともあるらしく、人に刺さる言葉選びが上手な人だ。 しかも魅力的な文章も書く。 そんな野田氏のシャッターを押す手は、被写体にも語らせてしまうのだろう。 必然的に彼のファンは多くなる。 Instagramのフォロワーさんも多くいる。 でも気をつけよう。 それに感心しすぎて油断してしまってはいけない。 野田氏は軽く楽しい口調で話しながらも、ふいを突くように真理を語りだしたりする人だからだ。 ここで野田和規氏の基本情報を〜 ・ 佐賀県出身の25歳。 ・ 愛媛大学農学部入学、「水」の研究を志すも1年足らずで中退。 ・ その後、土・気象・海など、自然全体・地球への果てしない興味を持つようになる。 ・ のちに『観森』のビジネスパートナーとなる安田祐太郎氏(Andy)と出会う。それぞれに役割分担がある。野田氏は向いていることしかしない。「探究・発信・人と会うこと」担当。Andy氏はウェブと野田氏のやらないこと全てを担当。野田氏はAndy氏をベストパートナーだと言う。 ・ 2020年に白老町へ移住、地域おこし協力隊の森林ガイド枠で起用される。 ・ 2022年は、野田氏&安田氏の強みを発揮する大きな飛躍の年となった。それが『観森』である。 思えば、筆者が野田氏と出会ったのは、2020年の5月だった。 共通の友人と有珠のツアーに参加してくれた(筆者はガイドもしている)。 フィールドでの彼は、常に素敵な発見をするためにワクワクしながら歩いている。 いつかのInstagramで書いていた文章が印象的だった。 「『今日も世界は美しかった』と言える1日を過ごす繰り返しのみが人生の豊かさを作っていく。」 そう、野田氏の素敵な発見とは、モノを通して見る世界の美しさなのだ。 観るもの、手にするもの一つ一つに目を輝かせ、心から喜んでいる姿に惹きつけられた。 一瞬で人を惹きつける野田氏を、共通の友人は「人たらし」と呼んでいた。 まさに言い当てた表現だと思う。 そもそも『観森』とは何か? 読んで字の如く森を観る行為なのだけれども、彼らの観ているものはあくまでも『美』。 世界の『美』である。 それは時に色彩美であり、時に造形美でもある。 では『美』とは何か? 野田氏の言葉を借りれば『洗練されていること』。 では『洗練されていること』とはどういうことか? それは『原理原則に基づく法則性があり、秩序が存在し神秘性があること。』だと野田氏は言う。 そして、それは自然であるか人工であるかは問わないと言う。 そう言われて思い当たることが多々あった。 筆者は野田氏と何度かフィールドワークをしたことがあるのだが、モノの観方が非常に独特だ。 まさに色彩と造形に囚われる。 そしてその時の目はうっとりとして、明らかに興奮状態になる。 ところがだ。 なぜか執着しない。 瞬間で絶頂に達し、すぐに興味は他へ移る。 単に飽きっぽい? いや違う…。 いっときは興奮を与えてくれた個体に集中するが、それだけに心はとどまらない。 その個体を通して環境全体を観て知ろうとしている。 どのように洗練されていったかを知ろうとする。 みえない部分に興味がシフトしてしまうのだ。 故に目の前の個体には執着しない。 ほらね。 こんな風に、ふいに真理を突いてくる。 つまりは、自然界はもちろんモノごと全てにその存在の理由があるということだ。 だから野田氏は原理原則にこだわる。 神秘性に魅了される。 そしてこんなことも言った。 ほらまた。 でも、たしかに! さて、話を戻さないと。 今回の取材は筆者自身のコントロールが難しい…。 『観森』で何をしようとしているのか? 植物から観ようとするのは何故か? なるほど。 至極納得。 そして同意。 では具体的にどんな活動を行なっているのか?あるいは目指しているのか? 1. メディア事業 ポットキャスト:現在週2で配信。観森に一番合っていると思っていると自己分析している。 2. 出版 Vol.1を出版する。クラウドファウンディングで資金を集める予定。 3. 展示 京都芸術大学にて3回/年 4. 物販 笹のバスソルトなど 5. 地球の美、神秘・原理原則を伝える ガイド1~2本/月・ワークショップ1回/月 なるほど。 野田氏の取り留めのない話を聞いている時、いつもなにやら核心をはぐらかされているように感じていたが、こうして言語化することで『観森』の世界観をだいぶ理解できてきた気がする。 それは、実は筆者自身が「観森」ファンでもあるから喜ばしいことでもある。 最後に〜 野田氏の口から何度も出た言葉『美しさ』『原理原則』。 それは、回数を数えればよかった!と思うほどだった。 彼は森だけではなく町にいてもきっとそれを追求して歩き、徹底的に観てそのバックボーンを知ろうとするのだろう。 そのための好奇心はとどまることなく、その瞬間感じた好奇心に素直に反応し探究をし始める。 今日もきっと野田氏はどこかで何かを発見し、感動し、探究して『美』の蓄積をしているのだろう。 Andyとノダカズキが営む『観森』の今後のアウトプットに乞うご期待! ―観森 情報― Mimori 観森 ポッドキャスト 野田和規Instagram 安田祐太郎(Andy)Instagram mimori Instagram
Rietty
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05/17(木) 一足早くいちご狩りへGO!【2018いちご狩り情報】
2019年5月10日更新 壮瞥で一番早くいちご狩りが始まる岩倉観光果樹園さんでは、2019年の予約の受付が始まりました。 今年は天候不良で、少し粒が小さく、現在のところ予約は天候に合わせ少しずつ受付けているそうです。日によって入園状況が変動しますので、必ず事前に電話で予約を入れてください。 岩倉観光果樹園 北海道有珠郡壮瞥町滝之町450 0142-66-2159 5月も半ばを過ぎると、近隣の直売所に旬のいちごが並び始めます。合わせて楽しみなのが「いちご狩り」。洞爺湖周辺エリアでは、 そうべつくだもの村 礼文華観光農園(豊浦町) でいちご狩り体験ができます。 開園期間は年によって違いますが、例年6月初めごろから下旬まで。アウトドアに出かけたりイベントの多いシーズンなので、のんびりしてたら食べ逃しちゃうかも、、、 ということで、情報を集めにそうべつくだもの村にいってきました。 観光協会で聞いたところ、壮瞥では昨年の台風の影響で、今年は全体的にいちごが縮小傾向だそうです。それにしても、まだ直販店はどこもしまっていますね、やはり早過ぎたかな・・・と、イチゴが並んでいる直売を発見!! 毎年ひとあし早くいちご狩りが始まる岩倉観光果樹園でした。目のさめるような真っ赤でツヤツヤなイチゴ。いい〜香りが漂っています。 ch:「こんにちは〜!いちご狩りやってますか?」 直売所では、パック詰め作業が行われていました。作業をしながらも問い合わせの電話が次々とかかってきています。 「やっていますよ〜 :-) 本当は予約で受け付けているんだけど、今日は特別に空きがあるから、よかったらどうぞ!」と言われ、畑に案内していただきました。 やっほーーー うわーなってるなってる!台に乗せて栽培されていますが、早い時期に実らせるための特別仕様なのだそうです。暖かい空気を入れて温度管理をすることで、6月を待たずにイチゴができるのだとか。こちらのハウスが終わると隣のハウスの路地栽培イチゴが始まります。 とりあえず目についたところから摘もうとすると、「下から見ると赤いのがみつかりますよ。よーく見て、全体が真っ赤になっているのを食べてくださいね。味がひと味もふた味も違いますから!」と、スタッフのお姉さん。 「これなんか、多分すごくいいと思います!」と一粒とってもらいました。口に入れると、あ、甘い!!甘さの中に酸味もあって、でもとんがった酸味でなくスッキリ爽やか。果汁もたっぷり、歯ざわりもスーパーのものとはまるで別モノっ 8-O 制限時間が来る頃にはもうお腹いっぱい、身体中ビタミンCになった気分でした!ちなみにたくさん食べるコツは、一箇所決めたら、その周辺の熟した実を全部食べ尽くすまで動かないで、なくなったら別の場所に移動することだそうです。目移りすると、時間がもったいないですからね。 持ち帰りはできないので、直売でお土産を買って帰りました。サイズによって値段が違いますが、大きい方が甘い、かな??どちらにしても、この甘みとジューシーさは直売でなくては手に入りません。みなさんも食べ比べてみてくださいね! 岩倉観光果樹園 北海道有珠郡壮瞥町滝之町450 0142-66-2159 岩倉観光果樹園のいちご狩りは基本的に予約が必要です。時期によっては当日でも入れることがありますが、必ず事前に電話で確認してからお出かけください。直売のイチゴも、予約だけで完売してしまって店頭に並ばない日もあるそうです。電話して確認してください。 入園料(30分食べ放題) 大 人 1,300円 小学生 1,100円 幼 児 900円 路地のハウスになると料金が変わります。 大 人 1,080円 小学生 880円 幼 児 680円 ★料金は変更にあることがあります。詳細は果樹園にお尋ねください。 ほかにいちご狩りができる壮瞥の果樹園 くだもの農家 浜田園 北海道有珠郡壮瞥町字滝之町358 TEL 0142-66-2158 http://hamada-en.com タカシナ観光果樹園 北海道有珠郡 壮瞥町字滝之町362 TEL 0142-66-2155 http://tk-fruit.com 豊浦町の礼文華観光農園のいちご狩りは6月上旬〜!開園日は5月末に決まる予定。 2018年5月28日追記: 今年の礼文華観光農園イチゴ狩りは6月1日開園!時間は10:00〜15:00。ただし、6月初めはまだいちごが少ないそうです。おおすすめ時期は10日過ぎ〜。予約なしで入れますが、なくなり次第終了となりますので、出かける前に電話で問い合わせるのが安全です。 礼文華観光農園 北海道虻田郡豊浦町礼文華390−14 090-1526-7680 https://toyoura-feel.com/view/礼文華観光農園/ お友達やご家族でいちご狩り、楽しんでくださいね :-) ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2018年5月)
むしゃなび編集部
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12/31(火) だて周辺の初売り・福袋情報2020!!
むしゃなびでおなじみのお店の初売り情報をまとめました。お得なセールがあちこちで開催されます! お買い物を楽しみに、新春の街に出かけませんか? アルファスポーツ伊達店 新春初売りセール 2020年1月2日(木)・3日(金) 初日1/2木 12:00~16:00 「変動タイムセール」時間帯で定価からの割引率が変わるドキドキのタイムセール。「早く購入しないと狙った商品が無くなってしまう」「最後の1時間にお買い得に購入したい!」などなど、悩みつつ楽しんでください! 1/3金 10:00~17:00 「店内全品表示価格から20%OFF」商品によっては初日よりお買い得となる商品もあるそうです。詳しくは来店時に店頭の張り紙をご確認ください。 一部割引対象外商品あり。工房系作業など一部サービスは規制となります。初売セールのお知らせ 住 所 北海道伊達市松ヶ枝町65 電 話 0142-21-2200 営業時間 10:00-19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=674 総合衣料品店 三つ丸 初売りセール&ナチュラル服福袋 1月2日(木)〜5日(日) 当日分追加! ナチュラル&カジュアル福袋1万円(+税)予約完売のところ当日分が追加となりました(数量限定、売り切れ次第終了)総額5〜6万円相当のレディース・ナチュラル服が入っているそうです! 店内全品2割引き婦人服、寝具、雑貨、肌着、紳士服 など※ 一部割引対象外商品あり 初売り営業時間 1/2(木)AM9:00~PM4:00 1/3(金)AM10:00~PM5:00 1/4(土)AM10:00~PM5:00 1/5(日)AM10:00~PM5:00 1/6(月)~ AM10:00~PM6:00(通常営業) 住 所 北海道伊達市網代町27番地 電 話 0142-25-3333 営業時間 AM10:00〜PM6:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=440&M=25 スーパーステーショナリー WAKA 新春初売り 1月2日(木)〜10日(金) 店内全品 20%オフ(一部割引対象外品あり)オリジナル福袋 各種 毎年人気の福袋が今年も各種販売されます。キャラクター商品・雑貨小物等の福袋は2,200円(税込)、マスキングテープ・事務用品等の福袋は1,100円(税込)。そのほか、店頭発表もあるそうです。【 2020 初売り 】のご案内 住 所 北海道伊達市梅本町38 電 話 0142-23-3133 営業時間 10:00-19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=675 HOLIDAY MARKET TOYA 初売りセール 1月2日(木)~1月4日(土) 店内商品10%オフ(一部商品は割引対象外)毎年お正月だけ開催される特別セールです。 1個限定!『HOLIDAY MARKET TOYA 2020 福小包』人気の福袋はほぼ予約完売のところ、初売りで1個だけ販売予定とのことです。詳しくはこちら→ http://holidaymarket.jugem.jp 住 所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-18 電 話 0142-75-3277 営業時間 11:00−17:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=829 めむはうす 初売りセール 1月2日(木)~1月4日(土) 店内商品20%オフ(一部商品は割引対象外)福袋各種福袋の販売は初日1/2木 11時よりスタートです。今年は人気のレザーブランド「Kanmi.」のスペシャル福袋の販売もあるようです。お早めに出かけてぜひゲットしてください!初売りセール・福袋の詳細はお店のブログでご確認ください→ https://ameblo.jp/mem-house/entry-12563387482.html 住 所 北海道伊達市梅本町39-4 電 話 0142-21-3003 営業時間 11:00〜19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=242&M=25 京都育ちのセレクトショップ。bunga 初売りセール 1月2日(木)スタート! 人気の福袋はすでに予約完売とのことです。初売りセールは2日から! 住 所 北海道伊達市鹿島町64-2jas.s参番館 電 話 0142-82-6464 営業時間 11:00〜18:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=1352 ツール&ウェア everyday 初売りセール 1月2日(木)スタート! 初日は先着順で京風雑煮のふるまいがあるそうです(なくなり次第終了)!初売りセールは2日から! 北海道伊達市網代町27-6 TEL: 0142-82-6670 10:00-19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=1385 ナチュラル&カジュアルな服と雑貨 nico 初売冬服セール 1月4日(土)〜11日(土) 冬服 20〜50%オフ!一部、雑貨のセールもあり 期間中の営業時間1/4土 11時〜19時半1/5日 定休日1/6月・1/10金 15時半〜19時半その他 11時〜15時 住 所 北海道伊達市舟岡町369-6 電 話 090-7514-6185 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=682 花工房シュシュ 初売りセール 1月5日(日) 店内商品20%オフ!(一部商品は割引対象外)1日限りのお得なセールです。おしゃれな雑貨をじっくりと選んでみては。 住 所 北海道伊達市鹿島町58-19 電 話 0142-22-1805 営業時間 10:00~19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=930 Aroma&Herb ROSEMARY 残り8セット! 新春福袋 ・お守りブレスレット ・『リセット&スタート』ハーブティー 10回分 ・バスソルト5個(レッド&ブラック) 料金は4,000円です。1月中旬よりお渡しまたは発送 となります(発送の場合、実費で送料がかかります)。新春福袋のご案内 住 所 伊達市旭町26-46KHコーポ1階東 電 話 090-3019-2202 営業時間 9:00~18:00(完全予約制) 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=954 初ランチに。飲食店の営業予定 洋麺茶屋牧家伊達店1/1 水 11時~24時 営業オーラエレガンテ1/1 水 休業 1/2 木 12時〜16時まで 1/3 金 〜 1/5 日 通常営業 (12時〜16時/19時〜22時)1/6 月 〜 1/8 水 休業 年末年始営業のお知らせ突撃ラーメン1/1 水 休業 1/2 木 午後2時まで1/3 金 午後2時まで1/4 土 〜 1/5 日 通常営業 1/6 月 午後2時まで1/7 火 定休日 年末年始の営業案内シュシュカフェ1/5 日 より営業 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 大晦日~ 1/6 月 まで休業 1/7 火 より平常通り営業年末年始の営業 hug-re家 音璃 IN-O-RI 冬季はご予約の場合のみの営業冬季営業についてのお知らせです 以上、初売り情報のまとめでした。冷え込んできていますので、あたたかくして、足元にも気をつけてお出かけください。それでは楽しいお正月を! ※ 画像はお店の投稿からお借りしました※ 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
むしゃなび編集部
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08/01(水) 隠れ家みたいなカフェ。白鳥台の「ねうねう」【室蘭食べあるき】
先月からのジメジメに続くいきなりの猛暑、北海道らしからぬお天気にすっかり夏バテ気味なとうやこマダムです。ご飯もあんまり美味しくないし……そんな時はやっぱりカフェ巡りで元気をチャージしなくては! ということで、室蘭市白鳥台に昨年10月オープンした「Cafe ねうねう」に行ってきました。 こんにちは〜、と、ドアを開けると……わ、外の日差しが嘘のよう! 隠れ家みたいなカフェ空間が広がっていました。なんだか夜みたいでワクワク。 日替わりランチのビビンバをいただきました。ドリンクとミニデザート付きで1,200円。暑いときはちょっとピリ辛がいいですね。 食後のハンドドリップコーヒーと、紅茶のムース。コーヒーはニセコの高野珈琲店の豆を使用しています。スッキリ系の「風ブレンド」、夏にぴったりな爽やかさ。紅茶の香りがふわっとただようムース。甘さ控えめ、ちょうどいい感じでした。 それにしても、「ねうねう」って不思議な響き。店主さんに伺うと、古文で猫の鳴き声を「ねうねう」と書くのだそうです。つまり、にゃあにゃあの昔の言い方。猫が好きでこの言葉を見つけてお店の名前にしたのですって。 そういえば、あちこちにさりげなく猫の絵やグッズが可愛らしく飾られていました。 いつ来ても夜みたいな、でもバーではなくて、オトナなカフェ。お友だちとのんびりお茶したり、ひとりでこっそり羽を伸ばしたい時にもよさそうです。 Cafe ねうねう 北海道室蘭市白鳥台5-3-24 TEL 0143-48-9088 https://www.facebook.com/cafe.neuneu/ OPEN 11:00~18:00 CLOSED 日・月・火
むしゃなび編集部
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08/17(土) 旬の伊達野菜を楽しむ!ベジフェスタ限定メニューその2。シュシュcafe
9月末まで開催中の「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」。旬の地元野菜を使った限定メニュー食べ歩きの2回目です。今回はこちらのカフェへ。 お花屋さんの中にある「シュシュcafe」へやってきました。ナチュラルでセンスのよいお花が飾られた店内で、ゆったりとコーヒーを飲むひとときは、癒しの時間です。 こんな色があったんだ! シックなひまわり シュシュcafeのベジフェスタ特別メニューは「ちょっぷどサラダで食べるスパイシーカレーごはん」。ザクザクとカットされたフレッシュな野菜を主役に、生野菜でご飯を食べる、という新しいスタイルの一皿。 ベジフェスタメニュー。美味しいコーヒー付き900円 仕上げに熱々のオリーブオイルをかけ、シャキシャキ感は残しながら少しだけしんなりと食べやすい食感の生野菜。端がカリッと香ばしい目玉焼きと、カレーのスパイシーな風味が食欲をそそります。ヘルシーですが食べ応えもしっかり! 葉野菜、キノコ、ピクルスなど素材の違いを楽しみながらいただきました。 甘いもの好きの方は、食後に特製ケーキをお見逃しなく。週替わりで様々なケーキが登場しますが、どれも本当に美味しい〜!この日は洋梨のキャラメルチーズケーキにしました。こだわりのコーヒーと一緒にデザートタイムを満喫。 伊達・室蘭で開催しているフラワーアレンジレッスン(コーヒー付き!)も人気です。 身体も心も元気になる野菜メニュー。野菜の産地・伊達ならではのお料理を味わいに出かけてみませんか? 花工房シュシュ・シュシュcafe 北海道伊達市鹿島町58-19 TEL 0142-22-1805 OPEN 10:00〜19:00 CLOSED 月曜日、第一水曜日 シュシュcafeのページ(むしゃなび内) 各月先着でもらえるエコバッグ(左)。なかなか可愛くて使いやすいです! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ2019 開催期間:2019年8月1日(木)~9月30日(月) 参加店:自家焙煎珈琲屋ぶどうの木/シュシュCafé/ホテルローヤルダイニングカフェあつみ/カフェダイニングSeaSons(シーズン)/レストランバーミラコスタ/凜万乃風(りんまのかぜ)/日本料理徳いち/だて食育レストランEスプーン/レストランこだま /伊達成吉思汗てつじん≪大滝区≫食事処 やませみ 詳細はこちら http://www.date-cci.or.jp/page-news/news-2042 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2019年)シェア、リンクなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/13(水) 町の思い出作りお助けマン登場〜!「V&Eリメイクサービス」
住宅街を歩いていた先月。 ふと見つけた個人のお宅に掲げられたこの幟。 「むむむ? なんだろう?」 と正直、訝しげに見ていました。 そしてその1ヶ月後、まさかこちらとご縁が繋がるとは、その時まったく思ってはいませんでした。 それはある1本のVHSビデオテープから始まりました。 このビデオテープをどうしてもDVDにダビングをしなければならず、しかも急いでいたのですが、インターネット上で調べる限り、どこも30~60日くらいかかる・・・。 どうしよう・・・ と悩んでいた時に思い出したのがこちらの幟でした。 一か八か聞いてみよう!と、思い切って電話をしてお会いしてみると、なんと「え? この人お会いしたことがある!」という方だったのです。 きっと皆様もお子様の運動会などでご存知のお顔のはず! 「V&Eリメイクサービス」の代表 朝倉一二三さんは、実は今年閉店をされてしまわれた老舗のカメラ屋さん「ヒラマツカメラ」さんで勤務されていました。 半ば半信半疑で問い合わせをしたことを大いに反省しました。 ヒラマツカメラさんにおいて、40年も勤め上げた方なのですから間違いありません。 もちろん直ぐにダビングをお願いしました。 するとなんということでしょう! ネット情報では30~60日かかると書かれていたダビングを、わずか1日で仕上げてくださいました。 もう驚きと喜びで一杯でした。 まさにお助けマン!! V&Eリメイクサービスさんは、ご自宅の一室において2021年9月に始められたばかり。 「会社を退職したら、こじんまりダビングやビデオ編集を続けていきたい。」 そう考えていたと朝倉さんは話してくださいました。 そしてこんなお話も。 「子供の頃から手先が器用で、細かい作業が好きでした。 とにかく作るのが好き。映像を観たり、撮るのが好きなんです。」 なるほど…。 今のお仕事は “ 好き ” の延長線上にあったのですね。 カメラや小物・プラモデルが美しくディスプレイされているのを拝見すれば、「きっと丁寧なお仕事をしてくださるはず」と安心します。 たしかに、お部屋を見回すと精巧に出来たプラモデルが飾られていました。 お仕事をされる上で、一番大切にしていることを伺ってみました。 「お客様との信頼関係のための守秘義務の徹底です。例えば、ビデオテープをDVDにダビングさせていただく時など、当然内容を拝見することになります。 お客様のプライバシーに関わることに触れる場合もあります。 それをお守りすることが、この仕事させていただくにあたって絶対的にお約束しなければいけないことだと思っています。」 色々な機材や部品類もきちんと整理されています。お人柄が表れますね。 モニターが並びます。 保育所の運動会のDVDが準備されていました。 そして、もう一つ。 「ビデオ編集の場合は、ご依頼者様との打ち合わせを大切にします。 ご本人にとっては大切な想い出だったりもしますので、ご依頼者様と製作者に想いのズレが起こらないようにするためです。」 40年のキャリアをお持ちでも、勘だけに頼らず、想いのすり合わせをすることを大切だと思っていらっしゃることを知り、より安心感が増しました。 今後のご予定としての構想はたくさんお持ちなのだとか。 「今はまだ公表段階ではないです。」 そうおっしゃっていましたが、相談には色々と応じていただけそうです。 まずは、「ビデオテープをDVDにしたい!」と思っていらっしゃる方には絶対的にオススメします。 職人気質の朝倉さんのお仕事に、きっと満足されることと思いますよ。 ―V&Eリメイクサービス情報― 代表 朝倉一二三 住所 〒052-0032 伊達市山下町270-27 電話 090-2073-4780(朝倉) 営業時間 10:00~18:00 定休日 火曜日 *外出されていることもありますので、まずはお電話を。 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年10月)
Rietty
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04/11(水) ティーバッグならぬコーヒーバッグ「振るでござる」見参!ぶどうの木
ドリップいらずでお湯につけるだけ。 超簡単に本格コーヒーが楽しめる、ティーバッグならぬコーヒーバッグが自家焙煎珈琲のぶどうの木から登場しました。 その名も 「振るでござる」!!伊達らしいネーミングですね! かわいらしい武者は、ご存知、伊達武者まつりの公式キャラクターのお方。藍染にちなんでブルーで見参。市の許可を得てパッケージに採用されています。手軽においしいコーヒーを楽しんでほしい、というご主人のアイデアから生まれたこのコーヒーバッグ、商品化に1年。ちなみにネーミングはママさんです。 パックの素材選びから始まってコーヒーバッグに合うブレンドにするため試作を繰り返し、時間が経っても味が劣化しないか入念にに試したそうです。手間と時間をかけ、ようやくのお披露目とあって、とっても嬉しそうでした! ぶどうの木店頭のほか、観光物産館で販売しています。ひとつ110円。飲み方は、とっても簡単。 お湯につけて、3分待って、軽くゆらして引き揚げるだけ。つける時間を長く又は短くしたり、振り具合で濃さを調整できます。 紅茶みたい!でも味はしっかりコーヒーです。ドリップよりさっぱりして素朴な風味、飲みやすい感じもしました。これ、職場で飲むのに便利でいい!やっぱり、忙しくても美味しいコーヒーが飲みたいですよね。 軽くてかさ張らないし、武者のイラストがかわいいのでお土産にも。それからこちらは新作のスイーツ、パウンドケーキです! この日は伊達産のイチゴ(上)とブルーベリー(下)でしたが、日替わりでさまざまな味が出ていますよ。物産館、のぞいてみてくださいね!ぶどうの木さんのスイーツには、地元産の果物や野菜を使ったものがたくさんあってわくわくします。素材もシンプルで、バターや卵の風味がとてもいいです! 自家焙煎 珈琲屋 ぶどうの木 伊達市鹿島町7-19 tel 0142-23-522
むしゃなび編集部
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05/28(月) ただいま受付中!おおたき国際ノルディックウォーキング2018
こちらの申込み受付は終了しました おおたき国際ノルディックウォーキング2018 申込受付中! from Awesome Hokkaido on Vimeo. 大滝の自然を満喫!メタボ予防・改善に優れた効果のあるノルディックウォーキングを楽しみませんか? 伊達市大滝区で今年も「おおたき国際ノルディックウォーキング」が開催されます!ウッドチップの敷かれた専用コースは豊かな自然に囲まれ、木々の緑や雄大な滝の景色を楽しむことができます。マイナスイオンもたっぷり!!ポールを使って歩くので全身をバランスよく使い、健康効果が期待されます。年齢を問わず、初めての方でも簡単にできるのも大きな魅力。ポールはレンタルできます(有料300円)。爽やかな汗を流したあとは温泉に行くのもいいですね!お友達やご家族と、お誘いあわせてどうぞ。 第19回おおたき国際ノルディックウォーキング 開 催 日:2018年7月1日(日) 参 加 費:1人1,500円 申込締切日:6月12日(火) 申込:郵便局(ゆうちょ銀行)かインターネット(RUNTES)から参加申込(エントリー)ができます。 詳細はこちら!
むしゃなび編集部
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09/06(日) フワフワ食感に驚き!元農家の大将が焼く本場関西の味。お好み焼 純々
(2020.07 編集部取材) きのこ汁や天ぷらなど、おいしい食べ物が並ぶ大滝のきのこ王国。レストランの一角に関西人の大将が焼く本場のお好み焼き店がオープンしました。食べてびっくりのフワフワ食感!クセになる味をご紹介します。 大滝で味わう、関西風お好み焼き。 今年6月末にオープンした「お好み焼 純々」。店先をのぞくと、ソースの焦げるいい香りが漂ってきました。一枚一枚、丹生込めて焼き上げているのが店主の中井憲太さんです。焼きはじっくり、ひっくり返すのは目にもとまらぬ素早さ! 焼きたてを頬張ると、フワフワでとろけるような食感。ソースのコクと豚肉の旨味が口の中にじゅわ〜っと広がります。思わず「おお〜!」。普段食べるお好み焼きとは、まるで別物。 豚玉焼き 1パック550円(税込) フワフワの秘密は、粉の少なさにあるそうです。 中井さん「小麦粉は、北海道の人からみたらすごく少ないと思います。だいたい3分の1くらいの量で作っています!」 生地を見せてもらうと、大きな容器にキャベツのみじん切りがたっぷりと入っていました。 キャベツを主役にとろろとダシ汁を合わせた生地。食感にこだわって、小麦粉を極力少なくしているのが中井さん流です。つなぎが少なく生地が柔らかいのでひっくり返すのは至難の技!でもこれでフワフワに焼き上がるのです。 北海道食材で作ったら「超本場」の味に! ホテルマンさんのブログでもおなじみの中井さん 中井さん「関西人は誰でもお好み焼きが焼けて、みんな自分の家のが一番うまい!って思っているんですよ」 大阪出身の中井さんは元農家。伊達に移住して20年ほど、妻の実家で軟白ネギなど様々な野菜を栽培していたそうです。お好み焼きの腕前は農家時代から大評判で、「お店を出したら」と言われることもしばしばだったとか。 しっかり火を通しながらも、ふんわりとろけるような口当たり。 純々オープンにあたり、何よりもフワフワ食感にこだわって、とろろの量を変えながら改良を重ねました。進化した中井さんのお好み焼きの味に、来店した友人たちも驚いているそうです。 平日限定の豚肉スペシャル。プラス150円で豚肉の量が倍に! フワフワの限界に挑戦中!? そんな中井さんのお好み焼きですが、秘密は食感だけではありません。道産の豚肉と卵、地元農家から仕入れた甘〜いキャベツ(冬場は本州産を使用)、ご当地大滝の横山さんが育てたみずみずしい長芋。 中井さん「北海道の食材で作ったら、本場を超えちゃった…」 さらに、味の決め手となるソースは、「関西風なら絶対にこれ!」という「オリバーソース」を使用。道内では取り扱っていない特別なソースです。関西風お好み焼きになくてはならない存在で、関東とも、広島とも、味わいが全く違うそう。関西のお好み焼き文化は深い。そして中井さんの情熱も深い。「超本場」の味を食べに大滝へ出かけませんか。 <メニュー>豚玉焼き 1パック550円(税込)<平日限定オプション> 豚肉スペシャル:プラス150円で豚肉の量が倍に(おすすめ!) 玉子スペシャル:プラス50円でのせる卵が2個に ※記事中で中井さんが焼いているのは全て豚肉スペシャルです。基本的に平日限定ですが、状況により対応できる場合があります。店頭で聞いてみてください。 店舗情報 お好み焼 純々 伊達市大滝区三階滝町637-1 きのこ王国レストラン内 営業時間 10時30分〜15時 定休日 月曜日 ※記事の内容は取材時の情報です。メニューや料金が変わる場合があります。(取材2020年7月)シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/29(水) 布マスク、いろいろ!
オーガニックな生活雑貨を扱う天花地星伊達店で春らしいパステルカラーのマスクを見つけました。ハンドメイドでひとつひとつ丁寧に作られており、400円前後からと値段もお手頃。プリーツタイプ、立体型、ワイヤー入りなど、様々なタイプがあり、赤ちゃん用、キッズ用、大人用(大きめ・小さめ)とサイズも豊富です。 モノトーンのおしゃれなマスク。男性にも女性にもOK。 伊達の藍染めマスク。SとLの2サイズあり、夫婦でペアマスクにも。 人気のプリーツタイプ。厚みのある布でしっかりとした作り。縫製がとてもきれいです。 このほかいろいろな種類が店頭に並んでいます。なるべくぴったりとフィットするサイズを選んでくださいね。また、自分で作りたい方にはガーゼ布やゴム紐も取り扱っています。 詳しくはお店にお問い合わせください。 明るい花柄マスクが素敵なyoko店長。親子三代で楽しむ布マスク。 天花地星伊達店 北海道伊達市梅本町39-22 営業時間 10:00~17:00 定休日 木・日 TEL: 0142-82-3910 むしゃなび内 天花地星伊達店のページ 記事の内容は取材時の情報です(取材:2020年4月)
むしゃなび編集部
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05/15(火) 地元食材のランチビュッフェとspecial ライブ!花カフェアイバレー【動画】
「赤いはちみつ」でおなじみの花Cafe Aivalley(アイバレー)で、5月4日、今シーズンのオープンを飾るイベントが開催されました。地元食材をふんだんに使ったランチビュッフェとスペシャルライブ。アイヌ刺繍作家・石川愛子さんが製作したアイヌ文様の着物が華を添え、食とアート、音楽を楽しむ一日となりました。 https://so-ra-mi.jp/archives/9772 大滝をはじめ近隣地域でとれた海の幸、山の幸が並ぶランチビュッフェ!大滝産そば粉で打った手打ちそばも登場し、「ここでしか食べられない」がいっぱいの贅沢なランチタイムでした。ビュッフェは通常メニューではありませんが、年に数回、イベントと合わせて開催しています。 赤いはちみつ、アイヌ刺繍、ガーデン、ドッグカフェ・・・アイバレーを語るのにかかせないものはたくさんありますが、音楽もそのひとつ。この日のライブには、シャンソンシンガーの藤原雅子さん&ピアノ にしかわまことさん、そして地元バンド「unfair field(アンフェアフィールド)」が出演しました。もともと幼なじみの剣道仲間で結成したというアンフェアフィールドですが、曲は全てオリジナル。若者たちの溢れる才能に非常に心打たれたchです :-) 動画後半で、しっとり聴かせる藤原さんのシャンソン、続いてバンドライブの模様をお伝えしています。どうぞ見てね! 花Cafe Aivalley 北海道伊達市大滝区優徳103 OPEN 9:00~17:00(不定休) 5月~10月末(冬季休業) 詳細はお店のホームページをご覧ください http://www.aivalley.jp
むしゃなび編集部
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06/23(日) シンガー・藤河ちあきさんのだてのうた!「私のふるさと、伊達」
伊達在住のシンガーソングライター・藤河ちあきさんが地元・伊達への思いを歌った自主制作CD「私のふるさと、伊達」を発売しました。昨年の「大切なあなたへ」に続く第2作目となります。淡いピンクのエゾヤマザクラが一面にプリントされたディスクをプレーヤーに入れると・・・ 「伊達紋別の 駅を出て歩く…♪」 ほのぼのとしたアコースティックサウンドにのせて、藤河さんのやさしく透き通った歌声がすう〜っと心にしみてきました。あたたかくてほっとする、これぞ「伊達」な一曲!!と同時に自分の故郷が、ふわっと浮かんでくるようでもあり……。なんだかそっと「おかえり。」と言われたようなすてきな歌なのです! 藤河さんに新曲に込めた思いを伺いました。 伊達は、ひとのまち。 藤河ちあきさんは伊達の駅前育ち。高校卒業後に歌手を目指して上京し、レッスンやオーディションを受けながら歌の勉強をしました。劇団にも所属しお芝居、ジャズ、童謡など様々なジャンルの経験を積みましたが、稽古やステージの合間にアルバイトで生計を立てる暮らしはとてもとてもハードで、心身ともに疲れきってしまい、6年ほどの修行期間を経て故郷に戻りました。一度は諦めかけた歌手の夢でしたが、一昨年から伊達を拠点に音楽活動を再開。現在は、二人のお子さんをシングルマザーとして育てながらソロライブやイベントへの出演など、パワフルにシンガーの道を歩んでいます。 そんな藤河さんが、伊達が150年を迎える今年制作したのが「私のふるさと、伊達」。 藤河さん「大好きな伊達の歌をいつか作ってみたい、と思っていたんです。でも、日常の子育てや生活、ライブスケジュールなど目の前のことに追われて、今じゃなくてもいいかな、と後回しにしていました。1月ごろに今年は伊達が150年周年の年だということを聞いて、間に合わなかったな、と思ったんです。「せっかくの記念の年なのに、歌、なんにも作ってないや…」と。それがなんだかとても悔しくて。作詞作曲は私にとって、集中した時間とエネルギーを要する過酷な作業です。いつも半年から1年かけて作っていたので、今から始めても今年中にできるかどうか。じゃあ、150年の次は200年、その時私は80代になっているんだな、それもなくはないけれど、今、できることをしたい!と思い立って、4月下旬から、かつてない超急ピッチで制作を始めました。」 作詞の大きなヒントとなったのは、制作期間中にたまたま選挙の手伝いをした時のこと。街頭演説で伊達のあちこちに出かけ、たくさんの人に出会いました。 藤河さん「伊達ってこんなに素敵な人が住んでいる街なんだな、とあらためて感じました。いままでは街に人が住んでいる、と思っていましたが、そうじゃなくて、人が街をつくっているんだ、と気がつきました。」 あらためて感じた伊達の魅力、人の魅力。そこに藤河さんの子どもの頃のイメージや、大好きな街への思いを織り交ぜて歌が生まれました。いつも周りの人が支えてくれ、励ましてくれたこと。だから今の自分があるということ。家族や友人、伊達で出会った人たちへの「ありがとう」の気持ち……。 伴奏メンバーは伊達周辺で活動するミュージシャンで構成し、ギターやパーカッションのほか、ヴァイオリンや和楽器の篠笛も加わって華やかなサウンドが出来上がりました。 5月に行われたレコーディングには、藤河さんや友人のアツい呼びかけで市内の有志26名が集い、コーラスパートを大合唱。曲のクライマックスの聞きどころとなっています。これまでにない短期間での制作でしたが、無事6月中旬にCDが完成しました! 藤河さん「大人も子どもも、男性でも女性でも歌いやすいように音域を工夫して作りました。学校やイベントなどいろんな場所でたくさんの方に歌っていただけるよう、覚えやすさにもこだわっています。伊達の皆さんに愛される歌になってほしいです!」 歌うことが、生きること。 歌詞カードを開くと、そこには桜並木を前にランドセルを背負った女の子がはしゃいでいます。藤河さんの地元、伊達紋別駅前の喫茶店「パル」マスターで画家の井樫和夫さんが描いた子どもの頃の藤河さんの姿です。隣に佇む後姿の女性は現在の藤河さんで、さらに隣には未来の姿が…。 子どもの頃から歌が大好きで、両親が車の中で流していた音楽をいつも一緒に歌いながら育ったそうです。歌手を志したのは5才の時。エレクトーンの先生の「ちあきちゃんは高音がきれいで歌が上手ね。」という一言がきっかけでした。子どもの頃からずっと歌と一緒に生きてきた藤河さんですが、東京から伊達に戻ってからの数年間、音楽から遠ざかっていた時期がありました。歌手の夢を諦め、プライベートでは幼子を抱えて離婚を経験。育児に追われる中で心に深い傷を負いました。 一番病んでいた時に、藤河さんが自分を見つめて気づいたこと。それは「歌いたい!」ということでした。やっぱり私は、歌うことが生きがいなんだ……。久しぶりに会った友人にそんなことを話したところ、翌日、同じ友人から「ロックバンドのボーカルを探している人がいるんだけど、やらない?」と声をかけられ、勇気を出して初めてのロックボーカルに挑戦しました。そこから、シンガーとしての本格的な活動が少しずつ始まりました。 藤河さん「なんのために歌うのかと言われたら、自分の声を使って、人を癒せたらいいな、と思っています。人の心に寄り添って、ホッとしたり、安心するような歌。自分の歌を通して誰かの心が緩むような歌手でありたいです。」 「癒しのヴォイス」と定評のある藤河さんが歌う「私のふるさと、伊達」。伊達150年の年に、聴いて、歌って楽しみましょう〜♪ CDは2曲+ボーストラック入り1,000円です。「この歌が伊達で暮らす誰かの笑顔になるといいな」という藤河さんの想いから、今回のCDは、売り上げの一部を市内の福祉施設や伊達をよくするための活動をしている団体等へ寄付する予定です。 CDの取扱店:伊達駅前喫茶『パル』北海道伊達市山下町161−510142-25-5144定休日:日曜日 問い合わせ:chiaki.fujikawa8083@gmail.com 発売記念ライブが開催されます。生歌の迫力をぜひ! 藤河ちあき「私のふるさと、伊達」レコ発ライブ2019年6月27日(木) 開場18:00 / 開演19:00 会場:サザンクロス 伊達市山下町161クロスビル1F 0142-23-1820 料金:2,000円 出演:ボーカル 藤河 ちあき ギター 志藤 奨 バイオリン 三浦 裕加 篠笛 角田 弥生 パーカッション 河畑 敦史 ライブでの画像は全て藤河さんにご提供いただきました。※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/05(木) 温泉街にご飯屋さんOPEN!ほっと〜や湖湖【洞爺湖たべあるき】
洞爺湖温泉街に今年5月オープンした、ご飯屋さん「ほっと〜や湖湖(ここ)」に行ってきました。 昼は定食や麺類、夜はお酒や一品料理も楽しめる家庭的な雰囲気のお店です。 湖をふたつ並べて「ここ(coco)」という名前にしたのには深〜い意味があるのだとか! 洞爺湖には「ふたつの湖」があるって思うんです。ここ温泉街は洞爺湖町ですけど、ぐるっと回ればお隣の壮瞥町でしょう。そんな思いを込めて、洞爺湖町の湖と壮瞥町の湖、仲良くふたつ合わせて「湖湖」にしたんですよ。 と、店主のせっちゃんママ。 洞爺湖温泉で長年飲食店を営んできた「おふくろ」的存在です。「食べることはとっても大事!」ほっとするようなあたたかい笑顔で話していました。 オススメのジンギスカン定食はお肉たっぷり、1,380円。 特別にコンロとお鍋と一緒に出していただきました。通常は厨房で絶妙な焼き加減に調理してくれます。しかし実は、ジンギスカン鍋の使い方がよくわからないインドア派(?)のch、 せっちゃんママにお肉と野菜をきれいに並べてもらったのでした :oops: じゅうじゅうといい音がしてきましたよ。いい匂〜い。 ボリュームいっぱい、ご飯もツヤツヤ、大満足のジンギスカン定食でした! 海鮮系は生ウニ定食、自家製いくら丼、焼き魚定食などが人気です。お肉系ではSPF豚を200グラムどーんと揚げたトンカツもオススメ。夜はご飯もののほか、ママ自慢の一品料理が出ます。お酒が飲める方は、盃を片手に洞爺湖温泉の夜を楽しんでくださいね。 ほっと〜や湖湖(coco) OPEN 11:00~15:00/18:00~22:30 不定休あり http://www.laketoya.com/restaurant/
むしゃなび編集部
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11/19(月) 伊達ボクシングクラブ、盛り上がってます!
伊達ボクシングクラブは、簡単なボクシングのトレーニングをしながら、楽しく体を動かすサークルです。室蘭工業高校ボクシング部出身のアマチュアボクサー・布施祥太さんが昨年発足しました。最近、私のまわりでも「行ってきたよ!」という声を聞きまして、 ボクシング、伊達で流行るか・・・!? そんな予感を胸に、市民活動センターで行われている練習にお邪魔しました。さて、扉を開けると・・・ 熱気がすごかった・・・!! 20名ほどの参加者が筋トレやミット打ちなど、トレーニングに励んでいました。いや〜温度も湿度も、盛り上がっています! ボクシングといえば、孤独で厳しい、「立つんだ、ジョー!」的な世界を思い浮かべてしまう筆者ですが、最近では「ボクササイズ」の流行もあり、エクササイズとして気軽に楽しむ方も増えていますよね。伊達ボクシングクラブにも、10代〜60代と幅広い年齢層が集っています。 体重を落としたい、筋肉をつけたい、ストレスを解消したい、気持ちのいい汗を流したい・・・ などなど、目標はさまざま。男女比はだいたい半々くらいで、夫婦で参加している人も多く、練習場には和やかな雰囲気が漂っています(もちろん、おひとりさまでも楽しめますよ!)。「子どもを母に預かってもらって、夫と練習に来ています♪」という若いご夫妻にもお会いしました。 代表の布施祥太さんは虻田出身の26歳。どことなく百獣の王・ライオンを思わせる堂々とした雰囲気と、少年のようにキラキラ輝く瞳が印象的な若者です。 布施さんがボクシングに出会ったのは、高校1年生の時でした。中学時代はサッカーに励んでいたそうですが、足の怪我がもとで続けられなくなってしまい、友人に誘われて高校のボクシング部に入部しました。 バイトと両立しながら部活の練習を続けるうちに、メキメキと上達していき、1年生の12月に参加した新人戦でいきなりの全道2部チャンピオンに。サッカーとはまた違った個人競技の魅力に目覚めた布施少年、ますます練習に気合いが入るようになったそうです。以後、高校3年間で3回もの全道優勝を経験しました。 卒業後もボクシングを続け、会社員として働きながら社会人大会に出場している布施さんですが、高校時代と違って大変だったのが、練習場所の確保でした。 2017年11月「拳魂・ナックルソウルVol.6」(札幌マルスジム・ススキノにて開催)に出場。北海道内の強豪アマチュア選手が集う大会。 布施さん:「まずは僕自身が大会出場に備えて体重を落としたり、練習をするために、場所と仲間を集めたいなと思って、サークルを作ることを考えたんです。 友人に話したら、協力するよ、といってくれて、昨年の11月に伊達ボクシングクラブを発足しました。それからだんだんメンバーが増えて、今は40名ほどのメンバーがいます。 室蘭と違って、伊達には ボクシングのできる場所がないですよね。たくさんの方に気軽にボクシングを体験してもらえたら嬉しいです。」 練習メニューはその日の人数や参加者の体力によって変わります。この日のラストは30秒打ち込み練習。防具をつけた布施さんに、一人ずつ30秒間、打って打って、打ちまくります!「心拍数を一気に上げて、30秒でどれだけ体力を無くせるか」がこのトレーニングのポイント。 たった30秒、と思われるかもしれませんが、実際近くで見ているととても長い・・・。 「やってみたらもっと長いんだからっ!」と、打ち終えたメンバーのおひとりが息を弾ませながら話していました。最後10秒なんて、腕が上がらなくなるほどきついのですって 8-O でも、きつくてもみなさん、とっても、楽しそうですよね! 布施さん:「発足当初から僕が一番大事にしていることは、「みんなで楽しく」なんですよ。 もちろん、選手としてのボクシングの練習は厳しくて、自分を追い込んでいくようなストイックなものです。大会前には体重を減らすためにご飯が食べられなかったり・・・。 でも、サークルでは体力に合わせて筋トレや打ち込みをしながら汗を流す爽快感を気軽に楽しんでもらいたいですね。 それから、ダイエットや筋肉をつけたい、など、それぞれの目標を大切に、ぜひ叶えて行ってほしいなと思うんです。そのために、できるだけひとりひとりと向き合って、打ち方や筋トレの指導をして行きたいです。 ありがたいことに最近はメンバーも増えて、一人で見きれないこともたまにあるのですが、そんな時にはメンバー同士声をかけあって練習しています。今後も仲間の輪を広げていって、伊達でボクシングが定着したらいいですね!」 さて、これから寒いさむ〜い冬がやって来ますが、体を動かすことが少なくなったり、忘年会や新年会続きで太りやすい季節です・・・(汗)。だからこそ!「正月に向けて体重を落としましょう〜!」と布施さんは元気いっぱいに言います。 伊達ボクシングクラブの練習でも、年末年始に向けて代謝アップ、脂肪燃焼に有効な筋トレ等を取り入れ、軽やかな体づくりを目指してゆくそうです。本気のダイエットの方、なまった体を動かしたい方、仲間づくりをしたい方、などなど、ぜひ一度出かけてみてくださいね。 伊達ボクシングクラブ 活動日:毎週水曜または木曜 時 間:18時〜20時ごろ(季節により変わります) 場 所:伊達市市民活動センター(伊達市鹿島町20番地1)ほか 持ち物 :運動靴、軍手、なわとび、水分補給用飲み物 参加費:ひとり1回 400円 ※クラブ発足1周年を記念して「参加費半額200円」キャンペーンを行います。 詳細・最新の練習日程はむしゃなびブログ『ボクシングやろーぜ!』をご覧ください。 問い合わせ・体験の申し込みは、ブログにコメントを入れて下さい。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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08/04(水) 真夏の不思議!超上向きひまわり【だて】
暑い日が続いていますが、みなさまお元気ですか。今回はちょっとほっこりするマチの話題を。伊達市のとある場所で、今まさに花開いている不思議なひまわりをご紹介します! 舟岡町の「珈琲店25番地」は近隣でも珍しいコーヒー屋さんです。店内入ってすぐの「本日の珈琲」というボードには、その日入荷しているコーヒーのラインナップがずらり。常時20種類以上並んでいます。コーヒーの種類というとブラジル、コロンビアなど、国名を思い浮かべますが、農園名や製法まで書かれています。ちなみに番号は焙煎のレベルだそう。 ある日のお品書き このボードが、25番地のメインのお品書き。紛れもないコーヒー専門店。それも「スペシャルティコーヒー」の専門店なのです。 スペシャルティコーヒーって知っていますか?栽培から乾燥、選別、輸送に至るまで徹底して管理され、独自の厳しい基準をクリアしたコーヒーのことです。雑味がなく透明感のある口当たりと驚くほど豊かな風味が特徴です。25番地で扱う豆は全てこの「スペシャルティコーヒー」。マスターの高橋さんが修行をした札幌の丸美珈琲から新鮮な豆を仕入れています。 豆の値段で100g700円台〜数千円というものまで、高価なスペシャルティコーヒーですが、25番地ではどれも一杯500円(チケットだと350円!)という手頃な値段でいただけます。さらに食べ物は持ち込みOK。のんびりコーヒーを楽しみたい人にはたまらないお店です。 マスターのおすすめをいれていただきました。フルーティなコスタリカ・カスキージョ農園と上品さとスッキリ感がたまらないホンジュラス・ピノス農園。じっくり味わっていたその時、 「ちょっとあれをみてください」 と言われて振り返れば、 一輪の大きなひまわりが、まっすぐ!この上ないほどの、まっすぐさで、真上を向いて咲いていました。 堂々とした姿に目がクギ付けに… お庭で見せていただくと、2メートルを超えるかという長身です。下から見上げると、ほとんど花びらしか見えません。マスターに聞くと、昨年こぼれた種が自然に芽を出して大きくなったもので、2週間ほど前に咲き始めたそう。毎日見ているが一向に下を向く気配がなく、驚きとともに見守っているということです。 すぐ隣のひまわりは普通に横を向いて咲いているのに・・・本当に不思議です(詳しい方がいたらぜひ教えてくださいね)。 2階から見るとこの通り! マスターの高橋さんと上向きひまわり それにしても、ひまわりは太陽を追いかけて花の向きを変えるといいますが、このひまわりも顔を回したりするのでしょうか。「う〜ん、多分回っていないと思いますね。もし回ってたら首がねじれちゃうでしょう」 そんな会話を聞いているのかいないのか。「大昔からこの姿で咲いています」とでも言いたげに、自信みなぎる姿で、ひまわりは太陽に、いいえ宇宙に向かって眩しい花を咲かせていました。 前向きを超えて上向き!なんだか元気が湧いてくる25番地のひまわりは8月中旬ごろまで見られそうです。 珈琲店25番地住所 伊達市舟岡町25番地10営業時間 午前10時〜午後4時定休日 日曜、月曜(不定休あり)TEL 0142-25-9610https://www.date-cci.or.jp/page-4964.html ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材:2021年8月3日
むしゃなび編集部
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05/29(火) 窓から白鳥大橋!レストラン「みるく亭」【室蘭食べ歩き】
このところカラッと気持ちのいいお天気が続いています。だんだん気温も上がって夏が近づいてきた感じがしますが、日差しの割には空気は冷たかったりしますよね。そんなところもたまらなくいい!北海道の5月〜6月の青い空最高です。さてそんな中、室蘭に食べ歩きに行ってきました。 白鳥大橋を渡り入江方面に向かうと、船が!! 海技教育機構の練習船「日本丸」がちょうど入港するところでした。こんなに間近で帆船を見ることってあんまりないです。美しい・・・。歓迎の旗を振る人、写真をとる人。港町らしい光景にワクワク! それでは、本日食べ歩きのお店へ。 祝津公園展望台に向かう坂の途中にあるレストラン「みるく亭」。住宅街のおしゃれなレストラン、といった外観ですが、一歩入ると「レトロ」、「ロマン」そんな雰囲気が漂っていました。 渋い木の階段を上がって、お店の中へ・・・ 明るくて開放的な店内です。大きな窓からは白鳥大橋が! 本日のおすすめの中から「カニのとまとクリームソース」を注文しました。 カニの身とキノコがたっぷり。クリーミーだけどほどよくさっぱりしたトマトクリームソースが美味しい〜。サラダとドリンク(又はスープ)がセットになって1188円でした。お肉、パスタ、リゾットなど、いろんなメニューがあるので、お好みに合わせて選べます。お肉ならサーロインステーキがシェフイチオシだそうです。女友だちとちょっと贅沢にランチする時なんかにいかがでしょうか?展望台や港も近いのでデートにもいいですね! みるく亭 北海道室蘭市祝津町3丁目7−6
むしゃなび編集部
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05/08(金) バスク風チーズケーキ&お家で美味しいコーヒーのコツ|テイクアウト情報
なかなか更新できなくてすみません。伊達周辺で実食した美味しいものを紹介するテイクアウト情報です! 自家焙煎コーヒーのぶどうの木さんでは手作りケーキをテイクアウトで販売しています。注目メニューは最近、常連さんのリクエストにより新登場したバスク風チーズケーキ!濃厚で滑らかな口当たり&後味はふんわりさっぱり。気がついたらひとりで一本食べてしまいそう・・!クリームたっぷりの定番ロールケーキと同じく、米粉100%で作られているのでアレルギーの方、小麦粉を控えている方にも安心です。 しっとりバスク風チーズケーキ(手前)とどっしり美味しいパウンドケーキ(奥)各756円 どっしり大きなサイズのパウンドケーキはりんご入りが人気。飴色に焼き上がったリンゴがたまりません。甘すぎず食べ応えがあるので、朝食にもぴったり。ケーキは店頭のほか道の駅で販売しています。日替わりで登場するので事前にお店に予約するのがおすすめです。 さて、美味しいケーキをいっそう引き立てる自家焙煎コーヒー。ぶどうの木では大きなロースターで毎日沢山の豆を焙煎しています。気軽に飲めるブレンドからこだわりの高級豆、さらに最近話題のノンカフェイン豆まで。全部揃うと20種類以上もあるそうです!マスターとママさんに聞いた美味しいコーヒーを飲むコツをまとめました。 まずは道具。 ・1つ穴の円錐形ドリッパー・同じく円錐形のフィルター・注ぎ口が細いポット を使います。円錐形のドリッパーとフィルターはお店で取り扱っているので、豆のついでにどうぞ。ポットは本格的なのはかなりお高いそう・・・なので、とりあえずはあるもので。できるだけ細〜く水を出すことが大事です。急須でもいけるかも。 ポイント1。細〜く静かにお湯を垂らします。豆全体がお湯を吸うくらいまで。なんといっても最初が肝心で、「味は1〜2投目で決まる」のだとか。この段階ではまだ下にコーヒーが落ちていません。ちなみに粉の分量は一人分ならちょっと多めにするといいそうです。 ポイント2。豆全体にお湯が回ったら、20秒〜30秒ほど蒸らします。焙煎したての新鮮な豆はもこもこと驚くほどよく膨らみます!香りも濃厚。 ポイント3。蒸らした後は豆の膨らみに合わせてゆっくりとお湯を注いでいきます。早すぎるとじゃぶじゃぶになってしまうので、泡と膨らみを消さないよう気を付けて。 フィニッシュ!お湯を注ぎ続けて分量になったところで出来上がり。お湯が落ちきる前にドリッパーを外してください。豆によっても、道具や分量によっても、淹れ方って変わるそうで、一概には言えない微妙〜な加減が随所にあるそうです。いろいろと試しつつ、豆を買うときに聞いてみたり、それからやっぱり、カウンターでプロの手つきを見るのはすごく参考になりますよ。 お出かけはできなくとも、こだわりのコーヒーとスイーツで素敵な時間を過ごしてくださいね! 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 OPEN 平日10:00〜18:00 土祝10:00〜17:00 CLOSED 日曜日 最新情報&今週のお買い得豆→自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ)
むしゃなび編集部
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10/13(金) きのこから森を観て、森から地球を観る 〜愛ある きのこアドバイザー 中嶋潔ワールドへようこそ!
きのこ観察会にて この日は、倶知安にある「GURUGULU」というオフグリットのゲストハウスで「きのこ観察会」が行われました。 参加者は小さなお子様から大人までの15~6人。 この日筆者は、「きのこ観察会」への参加と、今回の主人公 中嶋潔氏 の取材目的で出かけて行きました。 お天気最高の野外活動日和♪ 実は筆者、潔さんの観察会には“きのこ”以外でも参加しています。 今回で4回目。 中嶋潔ワールドは、毎回飽きることなく楽しい時間を過ごせます。 何故かって? それはきっと、森愛溢れる潔さんと森にいると、とても楽しくて、平和で、幸福感が何倍にもなるから。 森がいっぱいの日本に住んでいて良かった! 地球に生まれて良かった! そんな幸せの時間を与えてくれる人だからです。 子どもも大人も惹きつける潔さんの技はひとえにお人柄が成すものです。 子どもって、そういうところを察する力に長けていますので、すぐに人気者になってしまいます。 中には、きのこ博士くん候補生のように詳しい子もいました。 毎回観察会を楽しみにしているご家族もいらっしゃるようです。 そして観察会の締めは約11種類もの“きのこ”が入ったうどんを毎回振る舞ってくれます。 実は皆、これも大の楽しみ🎶 林床への興味 実は潔さんは、あの難関資格「森林インストラクター」でもあり、「きのこアドバイザー」でもある森の人。 2001年から6年間林業に携わり、現在はニセコのリゾート会社にお勤めです。 「北大のポプラ並木が倒れたり、支笏湖周辺の森の木が軒並みなぎ倒された大きな台風が来た2004年、悲しいことにリストラに遭ってしまいました。管理する木がほとんど倒れて無くなってしまったからです。でも林業の仕事が大好きだったのでその後は民間会社の林業部門で働きました。林業に携わっていた6年間で行っていたのは、育苗・植林・伐採・管理。おもにトドマツ・アカエゾマツ・カラマツ・ミズナラ・ケヤマハンノキなどを植えていました。働き始めた頃は何も知らなかった樹木の名前も、毎日触れて観察をしているうちに、2年で倶知安周辺の樹木は全て覚えてしまいました。この地域の樹木について、ある程度把握できてきた時に、次に興味が湧いたのが、いつも樹木のそばの地面にいる、きのこたちでした。」 「興味を持ち始めた頃から直ぐに“きのこ観察会”を催すようになりました。自分自身はまだまだよくわからなかったので、黙々と独学もしつつ、『誰か詳しい人!?』と呼びかけて興味がある人や詳しい人と一緒に観察をすることで少しずつ覚えていきました。最初の頃は図鑑を森に持って行き、調べながら歩いていました。でもそれをやるとなかなか進まず多くを観察できません。実は、“きのこ”ってまだ良く分かっていないことが多いです。日本には5千〜1万種類くらいはあると言われていますが、その内、名前が付いているのは2500種類くらいです。そしてそれらのうち、一般的な図鑑に掲載されているものが800種類ほどです。名前のない不明菌と呼ばれるものの方が非常に多いことになります。実際に森を歩いていてもわからないものがたくさんあるわけです。だから、図鑑を持ち歩くのはとても非効率になります。ある日、北海道大学名誉教授の五十嵐教授の観察会の仕方を見て衝撃を受けました。森の中では一切図鑑を開かなかったのです。だから、僕も現場で図鑑を開かずに、種を言い当てることができるようになる努力をしました。きのこ用のカメラを買い、色々な角度から写真に収めてあとで調べるという方法をとりました。10年くらい続けてやっと種の見分けに信憑性が出てきたかな〜。」 にわか仕込みで覚えようとしている筆者には耳が痛い話です^^; 「また、FaceBookでは『北海道のきのこ好き』というグループを作って、常に新鮮な情報交換をしています。オンライン上の趣味のグループって、とかくイザコザが起きやすいのですが、このグループは居心地の良いグループにしたかったので、しっかりルールを守り、ネット上のマナーをわかってくれる人のみを承認するようにしています。自分がなかなか見られない“きのこ”も皆さんがシェアしてくれるのでとても勉強になります。」 常に学ぶ姿勢を止めない潔さんです、 そしてじきに、潔さんに転機がやってきます。 「ニセコのある会社から、スキー場ゴンドラの夏季営業を始めるに際し、山頂で自然体験部門を立ち上げるのでその担当者にならないかという話しが舞い込みました。好きな分野でしたので直ぐにお引き受けし、2007年から2020年に廃止されるまで担当しました。コロナ禍がきっかけでその部門はなくなってしまい、今は別のセクションにいるのですがあれは楽しい仕事でした。」 今ももちろん“きのこ”への愛は変わらず持ち続け、観察会活動はライフワークとして続けているというわけです。 「ところで、“きのこ”は確かに可愛くて面白いですが、それほどまでにのめり込んだのは何故ですか?どこにそんな魅力を感じたのでしょうか?」 「石炭期を終わらせたのは“きのこ”だという話を知っていますか?」 「え? あ…はい。一応ネイチャーガイドの端くれですので…」 「“きのこ”への興味は食べられるor食べられないだけではありません。まず、一期一会で神出鬼没なところが面白いのです。“きのこ”への興味を覚えてから20年超えてもまだまだ情報は更新し続けています。実に奥が深い。地球上の“きのこ”の登場は、酸素と二酸化炭素濃度のバランスに関係しています。地球上にきのこが登場する前、植物たちは枯れても分解されることがないので、その遺骸は地面に溜まり続け、それが石炭となって地面の中に二酸化炭素の多くを封じ込めてしまいました。そのため地球の酸素濃度はどんどん上がり続けましたが、“きのこ”を含む菌類の登場により、死んだ樹木を菌類が分解するようになり、石炭はできなくなってしまいました。その後、大気は現状の酸素濃度で安定し、土壌も変化し生き物は進化し、現生の植物が誕生しました。“きのこ”の登場は、地球上の生物や植物にとってとても大きな出来事だったのです。“きのこ”をはじめとした菌類が地球上の生命活動の重要な鍵を握っているわけです。」 なるほど〜。 もうかなり前のめりな筆者。 目がキラキラしているのを自覚しました。 もっともっとその続きを聴きたい衝動を堪えて、取材モードに戻しました。 同時にここで、潔さんが一体どんな子ども時代、青年時代を過ごしたのかということに俄然興味が湧いてきました。 潔氏 小学生〜大学生の頃 「小学生の頃は物知り博士的キャラでした笑」 「それって今と変わらないですね笑」 「そうだね。たぶん僕は父親の影響をかなり受けていると思います。父は兵庫県赤穂市生まれで海育ちだったので、海が大好きな人でした。よく釣りやキャンプへ行ったなあ。今でいうグランピングのようなキャンプも体験させてくれました。父自作の2段ベッドがテントの中にあったんです。自然の中での過ごし方の基本を習ったのは父からでした。そして、ものすごい読書家で聡明でした。物事を科学的に考えることがとても好きな人で、それを試してみるのも好きでした。手先もとても器用だったので、周りが驚くようなものを色々作っていたなあ〜笑」 お父様のことを楽しそうに話す潔さん。 “ 困った人” “ 変な人 ” という言葉が何回も出てきましたが、その言葉の裏にある尊敬と愛が込められていることも筆者には伝わっていました。 「例えばね、自宅の一角にコンクリートの建物を作って、屋上に畑を作ったこともありました。ところが階段がない。梯子で上るわけです。そして父親だけはトイレを使わず糞尿を肥料として屋上の畑に撒くわけです。周りは住宅街。当然臭う。当時、父はEM菌関連の本を読み漁って研究をしました。決して環境問題に傾倒していたというわけではなく、素朴な感情で超循環の暮らしをしたいと考え、自給自足を目指していたのだと思います。大変だったのはお袋だろうなあ〜笑」 「あ。こんなこともありました。当時大阪府に住んでいたのですが、自宅の近くに天の川という名の川が流れていて、その河川付近に遊んでいる土地があると放っておけない。開墾しちゃうんですね。特に迷惑を被る人はいないとは思いますが、まあ、今なら問題になりそうですよね…^^; とにかく、学校では学べない自由な世界があることを父が教えてくれました。」 お父様のお話を伺っていたのですが、途中から潔さん自身のお話を聴いている錯覚を起こすほど、お父様の影響を強く受けていらっしゃるなあと感じて、心の中でクスッとしてしまいました。 「中学生の頃は自転車少年でした。自転車の旅が好きで、高校の卒業記念に友達と13泊14日四国の野営旅をしたこともありました。高校時代はワンゲル部・新聞部・クイズ同好会を掛け持ちしていました。自然の中にいることも、ものを読んだり書いたりすることも当時から好きでした。北海道新聞のコラムを12年間連載したこともあります。」 しまった…。 またやってしまった…。 最近どうもうっかりとモノを書く人を取材相手に選んでしまいます。 潔さんは常に笑いながら話してくれるのですが、緊張が走った瞬間でした ^^; 「大学時代はワンゲル部一筋でした。山は本当に好きで、仏教系の大学で哲学を学んでいたのですが、卒業後は北アルプスの山小屋で夏から秋まで五年間、小屋番をしていました。」 小学生から大学生時代のお話を聴き終わり、目の前にいる潔さんを作り上げてきた道筋が見えた気がしてものすごく腑に落ちました。 キノコから森を観つづけた潔さんが成し遂げたい想いとは 「最後に、成し遂げたい想いがあったら教えていただけますか?」 筆者が投げかけた質問に、それまで、ニコニコと顔いっぱいの笑顔で話していた潔さんの顔つきが急に変わりました。 「キノコは森を観る窓だと思っています。」 そう切り出した話の続きはこうでした。 「北海道の70%は森林と言われています。ずっと森を観てきた人間として、キノコを通して北海道だからこその森の守り方・育て方・稼ぎ方などを仕組み化していきたいと考えています。ご存じですか?北海道の人工林の約50%はトドマツ林です。 そしてなんと、トドマツ林にはおそらく世界で一番キノコの種類が多く生えているのです。 しかも、トドマツ林は保護林の中には存在しない。つまり、林床の利用は自由です。 北海道にしかできない「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたいと考えています。その資格制度を作ることで、北海道の人工林に最も多いトドマツ林に生えるキノコを熟知している人を増やせば、世界で最もキノコを理解している人を増やすことになります。キノコの理解者を増やすことで、森は森のまま木々を適正に管理して守り・育てることができます。木を切って売る林業ではなく、林床のキノコを売って稼ぐ林業を成り立たせる仕組み作りをしたい。トドマツの林床に生えるキノコの中には、マツタケよりも高値で取引されるものもあるんです。そして、その仕組みを推進する立場として『トドマツ林限定のきのこマイスター』が存在する。人工林ってね、人里に近いところにあるわけです。しかも人工林には必ず林道があるし、トドマツ林には笹がない。それらもその新しい仕組み作りにはメリットになります。つまり、人が入りやすくキノコが生えやすい環境である宝の森と言えるわけです。つまり、何をやりたいのかをもう一度と言うと、”森は森のまま維持する林業”の仕組み作りのために「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたい!と考えているんです。」 土の中や倒れた木の中で、人間の目には触れない世界の中に無数に張り巡らされている菌糸たちのネットワーク。 そして、空気中に飛び出した見えない胞子たち。 地表の循環の立て役者キノコたちを通して語る潔ワールドの森愛・地球愛・人間愛にすっかり魅了され、潔さんの成し遂げたい想いを応援したくなった筆者でした。 ―中嶋 潔氏 情報― FB : https://www.facebook.com/kiyoshi.nakashima.18 FB : 「北海道のきのこ好き」 ・倶知安「風土館」にて時々講演をしています。 ・「北海道のきのこ好き」に参加すると、各種ワークショップ情報を得られます。 10/29にも倶知安「GURUGURU」にてキノコ観察会があります。
Rietty
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09/01(日) 1684人つなぐ! 祝ギネス記録達成、伊達150年市民リレー
8月31日、伊達市総合体育館でギネス世界記録™「8時間で50mリレーを走った最多人数」に挑戦するリレー大会が行われました。朝8時半から4時半までの8時間という長時間に渡るチャレンジ!この日までの世界記録は1485人(2017年)。目標の1500人を上回る1700人弱のエントリーがありました。参加条件は50mを走り切れること。歩くのはOKですが、もしも途中でリタイアしてしまったら、失格となってしまいます。50mとはいえ、何が起こるかわからない。ドキドキワクワクのリレーがスタート! 一走の伊達市長に続いて小学生のリレーが始まりました。西小、東小、伊達小へと小学生の手から手へ、バトンが渡されてゆきます。 「はやく走らなくてもいいです! 大事なのはバトンを渡すことですよ〜」 何度も何度も、アナウンスが繰り返されます。バトンパスは一回一回が緊張の連続!うまくパスするためには、落ち着いてしっかりと渡すこと。そして、落ち着いてしっかり受け取ること。お互いの呼吸を合わせることが大切です。 小学生が走り終わると一般の走者がスタート。元気いっぱい手渡す人、ゆっくり確実に渡す人。慌てて渡して冷やっとする一コマも。渡し方も、受け取り方も、個性があってみ〜んな違う。一人、また一人とバトンが渡るたびに、数えきれない小さなドラマが生まれました。 会場に華を咲かせた伊達すずめ踊りのみなさん。踊りながらのラストスパートに、場内盛り上がりました! お父さんから子どもへ。上司から部下へ。先輩から後輩へ。泣きながらも一歩一歩、声援の中頑張って受けて走りきった子もいました。 大切なのはスピードじゃなくて、確実に「つなぐ」こと。 爽やかに、個性豊かに、次々と運ばれてゆくバトンを見ていたら、私たちみんな、世代から世代へと、バトンをつなげるリレーを走っているんだなあ、と胸が熱くなりました。 もらったバトンを、次の人へ! チーム・ホテルマン参上! 「次は俺たちががんばる番だ!!」Tシャツで、つなぐ。 磯辺さんも・・・ つなぐ! ギネス記録を超えた瞬間。 暑い中、スキーウェアがきまってました! チーム仲間とつなぐ!ミニバレーの皆さん はやく走ってもいいし、ゆっくりでもいい。楽しんでも、頑張ってもいい。応援だけでもいいし、好きな格好で、仲間と、家族と、ひとりでも全然OK。 たくさんの人がつなぐバトンは、次の150年に向けてのメッセージ! そしてそして、ギネス記録は・・・?全員が走り終わったあと、この日のために派遣されたギネス世界記録公式認定員の方による審査結果が発表されました。 ルール通りリレーをつなげた人数は、 1684人! 公式認定証を受け取る大会長の小野さん(伊達青年会議所理事長) 世界記録達成〜〜〜!! おめでとうございます!参加された皆さん、本当におつかれさまでした。 ギネス世界記録™「8時間で50mリレーを走った最多人数」に挑戦 ! このイベントは2019年8月31日(土)に開催されました。主催: 伊達150年記念事業実行委員会 ・伊達市共催:一般社団法人伊達青年会議所 https://date150.jp/?p=549 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)
むしゃなび編集部
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03/05(金) 春を感じる!「つるし飾り作品展」3/7日まで
だて歴史の杜カルチャーセンターで「つるし飾り作品展」が3月7日(日)まで開催しています。エントランスホール入ってすぐの展示スペースに目を向けると、華やかな色があふれんばかりに飛び込んできました。まるでそこだけ、たくさんのお花が一斉に咲いたよう・・・思わず「春がきた!」と心の中で呟きました。 こちらは市内にお住まいのツチヤさんとフジカワさんという二人の女性の作品です。ツチヤさんは主につるし飾りを作り、フジカワさんはお人形をメインに作っているそうです。古い着物地を使い、手作業でひとつひとつ、細かなところまできれいに作られています。 ツチヤさんのつるし飾り フジカワさんのお人形 お二人は若い頃から手仕事が好きで、中でも着物地を好んで洋服など自分で作っていたそうです。つるし飾りを作り始めたのは、5〜6年ほど前から。つるし飾り発祥の地と呼ばれる伊豆の稲取で実際に飾りを見て、その魅力に触れたことがきっかけだといいます。 一番の大作。全部で65個ほどの飾り、全て違うモチーフです。そしてひとつひとつに無病息災、良縁などの意味が込められています。 年々作品数が増えてきたので、地域の人たちに見て楽しんでもらいたいと、展示会を企画。昨年開催する予定でしたが、あいにくコロナの影響でカルチャーセンターが休館しており、この度ようやく初開催となりました。 ようこそ!とウサギさん。 心あたたまる表情。 材料となる着物地は、札幌や時には関東の骨董市へ出かけて集めたそうです。凹凸のある「ちりめん」という素材を中心に使っています。色や柄の組み合わせを考えながら作るのが面白いところであり、難しいところでもあるそうです。 また古い着物地は年々希少になってきており、「集めるのにも一苦労です」と話していました。 受付のテーブルに、小さな道具箱が。中にはたくさんの布や、小さな飾りが入っていました。遠方に出かける時の電車の中などで、こういうお出かけ用の道具箱を持って行って、作業をすることもあるのだとか。 布の中には自分で染めたものもあるそうです。 手仕事の様子を少しだけ見せていただきました。 小さなハギレで作った丸い飾りに太い針で紐を通してつないでいきます。 布がギュッと詰まっているので、針を通すのに結構力がいるようです。飾りを作って紐を通して・・・果てしなくて気が遠くなりそう!と思いましたが、出来上がった時の嬉しさがたまらないそうです。 手仕事をする人の手は美しいですね。 春の日差しのように明るく暖かな気持ちになる作品展でした。皆さま、ぜひお出かけください。 つるし飾り作品展 期間:2021年3月3日(水)〜3月7日(日) 場所:だて歴史の杜カルチャーセンター (正面玄関入って左奥のスペースです) 時間:9時〜閉館まで ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/31(火) 夏の女子会に♪ 元気いっぱいパワーサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ②
2018年8月1日〜10月14日まで「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」が開催されます! 市内の参加店16店舗(大滝区を含む)が提供する期間限定の特別野菜メニューで、地元・だての野菜を満喫しましょう〜。 参加店一覧(PDF) 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜をとびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各店で聞いた「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ 元気いっぱい!「伊達野菜」だからこそ、の一皿! 今回ご紹介するのは、ホテルローヤルの「パワーサラダ」。 パワーサラダって聞いたことがありますか? サラダといえば野菜ですが、そこにナッツや肉類など、たんぱく質の採れる食材をプラスして、 「一皿食べるだけで、バランスよく栄養がチャージできる」 というもの。いま女性を中心に大注目のお料理なんです。ローヤルさんでは、たっぷりの伊達野菜に、チキンや自家製スモークチーズ、お豆も入れて、どど〜んと大皿で楽しむ「ローヤル特製・伊達野菜パワーサラダ」をコースで提供します。 使用されている食材の数はなんと、20種類以上! ランチまたはディナーの時間帯に五名から予約制で受付中です。サラダ以外のコースの内容は、予約ごとにヘルシー系、お食事系など希望に応じて選べるそうです。 季節ごとに野菜の種類も変わっていくので8月から10月まで、何度食べても楽しいホテルローヤルのパワーサラダ。「伊達だからこそ」の一皿です。仲間とワイワイ、女子会にもオススメっ! 「野菜は噛む力を使うので、ゆっくり食べられて満足感いっぱいになりますよ! 美容や健康に関心の高い女性の方はもちろんですが、ボリューム重視の男性でもご満足いただける一皿です。新鮮な伊達野菜をたくさん食べて、暑い夏を元気に乗り切りましょう〜!」 ホテルローヤル パワーサラダコース 3,000円〜(5名以上、要予約) 伊達市末永町33-3 TEL 0142-23-4888 OPEN 9:00~22:00 ホテル ローヤル(むしゃなび内) 生ビール祭り開催中!2018年8月11日(土)まで きになる伊達野菜!「エディブルフラワー」 ローヤルさんが注目する伊達野菜は、パワーサラダを華やかに彩る、エディブルフラワー。乾町のイコロ農園で栽培されている「食べられるお花」です。いろんな種類があって、見えいるだけでも楽しくなりますね〜。お料理をぐっとひきたてる、かわいい仕事人! イコロ農園 http://ikoronouen.com 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)まで 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場します! *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です! 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ① https://so-ra-mi.jp/archives/15442
むしゃなび編集部
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06/10(木) 鍛冶屋がつくる!アートな焚き火台。ココペリ・アイアン加藤さん
鉄工所の一角で、アート作品のような趣のあるキャンプ道具をつくる人がいます。この道30年以上の鍛冶屋さん、藤鉄工社長の加藤耕平さんです。 普段、鉄工所ではどんなお仕事をされているのか伺うと、「鉄のことならなんでも」と加藤さん。建築物の骨組みのような大きなものから、階段・手すり、さらに自動車の部品や看板といった小さなものまで、製作・施工のほか、修繕の依頼も多いそうです。 お父さんの代から受け継いだ工場は、もうすぐ創業50年を迎えます。あちこちに鉄材が積み上げられ、たくさんの工具が並んでいました。高温に熱した鉄を扱う仕事は常に危険と隣り合わせ、高所での作業も多いといいます。作業のない時間帯にお邪魔しましたが、静かな工場の中には、キリッとした空気が満ちていました。 加藤さんは10年ほど前から、自身でデザインした鉄の家具や雑貨を制作するようになりました。ハンガーラックやタオルかけ、フックなど、鉄の質感を生かしたシンプルな形状が洒落ていて、どこか温もりを感じさせる味わいのある作品です。先端の加工など細部まで丁寧に作り込んであるところはさすが鍛冶職人。技術とアートが一体となった素敵な道具たちです。 シンプルなかたちがお洒落な鉄製のS字フック。 そして今年、長年の趣味であるキャンプをコンセプトとする新作が誕生しました。 和テイストのアイアン焚き火台 ー 青海波 ー 波模様の透かし彫と六角形の形状が美しい「焚き火台」です。キャンプ用品として野外で使用される焚き火台ですが、これほど凝ったデザインのものは珍しいのではないでしょうか。側面の透かし彫は「青海波(せいがいは)」という日本の伝統文様。炎と波という対照的な組み合わせが神秘的です。じっくり見ると随所にこだわりが! 蜘蛛の巣のようなデザインの五徳。火を入れずに置いておくだけでも絵になる佇まいです。 脚には「ねじり」が入っています。流動的なラインがきれい!この「ねじり」は加藤さんの作品によく登場するモチーフです。 鉄板は厚さ4.5mmのものを使用しており耐久性が抜群!長時間燃やし続けても変形しません。 もともとキャンプ道具にはかなり精通している加藤さん。実用面にこだわって試作と改良を重ねたそうです。2月頃から制作を始め、この春には自らキャンプに持っていって繰り返しテストをしたのだとか。インパクトのある焚き火台は周りのキャンプ客たちから注目を集めたそうです。 こちらはキャンプシリーズの第一弾としてつくられた「焚き火用自在鉤(じざいかぎ)」。その昔、囲炉裏に鍋などを吊り下げるのに使われていた古民具を「キャンプで使ったら便利でカッコいいんじゃないか」と、アウトドア用にアレンジしたそうです。30センチ上下に調節可能で、重さのあるダッチオーブンを吊り下げてもびくともしません。ランタンを下げたり、いろいろな使い方ができますね。古くて新しい!そしてやっぱり美しい! 加藤さん「ハンドメイドなので量産できないし、鉄なので重さもそれなりにあります(笑)。でも、実際に使ってみたらきっとよさをわかっていただけると思います。こういう道具が好きな方に届くといいな、と思いながらつくっています」 青海波はずっしりと13.9キロ。確かに「軽さ」や「コンパクト」重視のシーンにはマッチしないかもしれませんが、安定感と揺れる炎の美しさは格別です。自然の中で過ごすひと時を一層豊かなものに演出してくれることでしょう! 最後に、加藤さんにとって鉄とはどんなものですか?と伺いました。 加藤さんの仕事場。中央の先が尖った台はアンビルといい、鍛冶屋の七つ道具のひとつ 加藤さん「子どもの頃から鉄は身近にあるものでした。ここ10年くらいですね、魅力的だと感じるようになったのは。でこぼこしたり、錆びた鉄を「かっこいい」と言う人がいて。仕事としては、そういうのはだめなんですけどね(笑)僕ら職人が気づかないような「素材としての鉄」の魅力や面白さを、周りの人が教えてくれたんだと思っています。自分の作品をつくり始めた頃、「いいね」と言ってくれる方、応援してくださる方にたくさん出会って本当にありがたかった。その出会いが今につながっていると思います」 鉄製の「ココペリ(ホピ族の精霊)」を手にする加藤さん 加藤さんの作業服に、小さな穴がポツポツと開いていました。作業中に火の粉が飛んで開いた穴だそうです。「頭にタオルを巻いていたら火の粉が飛んで燃えたこともありました!」そんな何気ない一言の中にも、経験の深みというか、職人さんの言葉は重みが違うなあ、と感じました。 今後は、オリジナルブランド「ココペリ・アイアン」として作品を展開していく予定だということです。熟練の技術とアートなセンスが融合した加藤さんの焚き火台で、アウトドアを楽しんでみませんか。 (有)藤鉄工伊達市舟岡町205-15TEL: 0142-23-5769https://mushanavi.com/author/fuji/Facebook:https://www.facebook.com/fuji.i.w/ ココペリ・アイアンhttps://kokoiron.thebase.in/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年6月)※作品の写真は加藤さんよりお借りしました。
むしゃなび編集部
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04/25(木) 最近オープンしたお店ほうもん。白髪染め専門サロンAZ
そよ風が気持ちのいい今日この頃。桜の開花もももうすぐですね。 季節が変わると新しいオシャレに挑戦したり、「思いっきりイメージチェンジしたい!」という気持ちがむくむくと湧いてきませんか? 今回は伊達市網代町にオープンした美容室を訪ねました。 ビューティサロンAZ (あず)はカラー専門、それも「おしゃれ染め」ではなく、「白髪染め専門」の美容室です。伊達出身の美容師・阿部美香さんが札幌からUターンして3月下旬にオープンしました。 「カラー専門」というと、伊達周辺ではあまり聞きませんが、札幌など都市部では主流になってきているそうです。 カットにはまだ早いけれど、白髪が気になる・・・ 自分で染めるのは大変! 肩も上がりにくくなってきたし・・・ そんな時、手頃な値段で気軽に行けるのがカラー専門サロンです。染めだけなので、普通に美容院に行くよりも安くできるのがポイント。 染め剤はオーガニック成分が配合された髪にやさしいものを使用しています。 一口に茶色といっても下の画像の通り、たくさんの色があります。髪や肌の色に合わせ、相談しながら色選びをしますが、同じ色を使用したとしても、髪質によって発色や印象が全く変わってくるのだとか。面白いですね。 最近は、染めずに自然な髪色を楽しむ「グレイヘア」も流行していますが、阿部さんによれば、やっぱり染めるとマイナス5才は若く見えるそうです 8-O また、白髪染めをしている方が元の髪色に戻すには1年ほどかかります。そういったことを考え合わせた上で、「手軽にできる白髪染めを楽しんでほしい」と阿部さんは話します。 阿部さん:「もう歳だから染めるのをやめようかな、というお客様もいらっしゃいますが、私はいつも「80歳までは、がんばってサロンに来てくださいね〜」とお伝えしているんですよ(笑)。女性にとって、キレイでいることは幾つになっても元気の源だと思います :-) 」 さて、上の画像は伊達ではここにしかないオートシャンプー。髪と頭皮の自動洗浄機です。施術時間を短縮し、かつ手頃な値段に抑えるために導入したところ、「気持ちがいい」と大評判に。さっそく、筆者も体験させていただきました! 機械のシャンプーってどんな感じ?ガシガシ洗うの?・・・ドキドキしながら台に横になると、シュワ〜〜ッとお湯が出てきてシャンプースタート! 頭皮全体をまんべんなく、たっぷりと水流で洗っていきます。マッサージみたいで「気持ちいいーー!!」ウトウトしている間にシャンプーもトリートメントも完了。とってもスッキリしました。 シャンプー後はセルフでブローとスタイリングをして出来上がりです! セルフが苦手な方は、オプションの「ハンドブロー」を注文してくださいね。 来店からの流れ まずは精算 → お荷物はロッカーへ → カウンセリング・色選び → カラーリング → オートシャンプー → セルフブロー ※ 初回は地肌テストを行います。肌が弱い方、アレルギーの方はお断りすることがあります。 札幌時代には福祉美容の資格を取得し、病院などへ出張していたという阿部さん。常連のお客さんが高齢のためサロンに来られなくなったことがきっかけでしたが、福祉美容に取り組む中で、考え方が180度変わったそうです。 阿部さん:「自分で動ける方と、体が不自由な方とでは、カットの仕方が全く変わってきます。 例えばお客様が点滴をつけていたり、ベッドに寝たままの状態で、どうやってカットするか・・・など、とても勉強になりました。 思うように身体が動かない方でも、おしゃれをするとお顔が明るくなるんです。入院してお化粧をしなくなった方が、次のカットの時にはお化粧をして待っていて下さったこともありました。本当に嬉しかったです! ゆくゆくは伊達でも福祉美容の分野に活動の幅を広げていけたら、と思っていますが、まずは白髪染め専門で、お客様に「あー気持ちよかった!」、「キレイになって嬉しい!」と笑顔になっていただきたいです。」 これからお花見に行楽にと、おでかけの増えるシーズンですね。髪色を変えて心も軽やかに、新しい季節を楽しんでみませんか? 白髪染め専門店 ビューティサロンAZ あず 伊達市網代町27-4 TEL 0142-82-8380 OPEN 9:30~18:30 CLOSED 月曜日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/03(月) 最高に贅沢で、あたらしい食体験。HOKKAIDian Homestead
噴火湾を一望する丘の上に建つHOKKAIDian Homestead。地元食材を使ったクッキングワークショップを提供するスタジオです。伊達市志門気町に昨年オープンしたこのスタジオで、現在旬を迎えている「ホワイトアスパラガス」をメイン食材にしたイベントを開催しています。 ところで「クッキングワークショップ」ってどんなイベントでしょう?クッキングと聞いて思わず「料理教室」を連想した筆者ですが、実際に参加してみたら、もう目からウロコの連続!! つくる、食べる、出会う、つながる・・・ まったくあたらしい、伊達の食体験!今回は、この夏イチオシの食イベントをレポートします! 伊達の市街地から壮瞥・オロフレ方面に向かって10分ほど。小高い丘の上に、赤い屋根に焦げ茶色の壁のおしゃれな建物が見えてきます。入り口脇のパーキングに車を止め、林の中のフットパスを登ってスタジオへ。街中の喧騒を離れ、小鳥のさえずりが聴こえます。新緑のさわやかな匂い!入り口に到着すると、素晴らしい景色が広がっていました。伊達の街と噴火湾、その向こうに北海道駒ヶ岳が浮かび、西には有珠山と昭和新山がすぐそこに。さらに洞爺湖の中島、お天気がよければ羊蹄山まで見渡せる大パノラマです。 「ようこそ!」オーナーのイエン・フォンさん・松下記子(のりこ)さん夫妻、そしてシェフのバスチャンさんが迎えてくださいました。イエンさんと記子さんは10年ほど前に香港から家族で伊達に移住し、昨年こちらのスタジオをオープンしました。イエンさんに伺うと、「Homestead」とは、農園の中に建つ母屋といった意味があるそうです。野菜、魚介、肉など、様々な食材が豊富に採れるこの地域は、まさに大きな大きな畑のよう! この地域で採れた旬の食材を皆で集って料理して味わう— というコンセプトでスタジオが誕生し、様々なプログラムやワークショップを開催しています。 手作りのウェルカムドリンクをいただいて一息ついたら、いよいよワークショップの始まりです。今日の主役は5~6月が旬の「ホワイトアスパラガス」。毎年この時期には、朝早くからアスパラを求める人で観光物産館(道の駅だて歴史の杜)など市内の直売所が賑わいます。 グリーンとホワイトの違いは栽培方法によるもの。日光を遮って育てることで白くなるのだそうです。中でも特に甘くておいしいとイエンさんが惚れ込んだ、稀府の農家さんのアスパラを使用します。甘さの秘密は、土の中で日光を遮って大きくする昔ながらの農法にあるそうです。そのほか、こちらも今が旬のイチゴなど、フレッシュな食材が揃いました! み~んなこの地域で採れた野菜たちです。 フランス人シェフ・バスチャンさんは13歳で料理学校に入学して以来、この道20年のベテランシェフ。日本国内のホテルでも経験を積んでいます。フレンチをベースに独自の発想を織り交ぜ、ナチュラルで洗練された料理を提供しています。バスチャンさんのユーモアあふれるおしゃべりでスタジオ内には笑い声が絶えません。 材料の下ごしらえや調理法の中には発見がいっぱい。例えば、ホワイトアスパラガスの皮を茹で汁の出汁に使ったり、イチゴとバルサミコ酢を合わせたり…。それも「やり方」を知るだけではなく、アイデアやセンスが随所に光り、とっても面白い。見事なナイフさばきには、参加者から「ブラボー!」。 和気あいあいと作業を進めるうちに、どんどんお料理が出来上がってゆきます。それでは、仕上げはシェフに任せて、お待ちかねの食卓へ・・・。 前菜 Salad with Pannacotta & Strawberryアスパラとイチゴのサラダ。中央にバスチャンさん特製・アスパラのとろけるパンナコッタ。2年仕込みの黄金豚・自家製生ハムと一緒に!! イコロ農園のエディブルフラワーがお皿に華を添えます。 メインディッシュ Feuilleté d'asperges Blancheバターの香りが香ばしいミルフィーユ生地にホワイトアスパラガスを贅沢に挟んだ一品。厳選したホワイトアスパラガスの甘味、ソースとのコンビネーション。食感も絶妙でした。 おいしい食事と料理を引き立てるワイン。自然とおしゃべりも弾みます。食後はデザートとコーヒーでのんびり。特製のホームメイドアイスクリームのうっとりするような口あたり・・・。 デッキで景色を眺めたり、敷地内を散策したりと、それぞれにひと時を楽しみました。 この土地で育った食材たちが素敵な一皿に変身し、おいしく、楽しくいただく・・・そんなゆったりとした時間の流れの中に、本当の「豊かさ」を感じました。食、自然、観光、出会いなど、様々な要素が詰まったイベントですが、それぞれが複合的につながりあうことで、五感が満たされ、身体も心もリラックス&リフレッシュ! とっても贅沢な時間となりました。 観光とも外食とも違う、あたらしい食体験をしに、この夏、HOKKAIDian Homesteadの丘へ出かけてみませんか? この後も様々なプログラムやワークショップが開催されます。地元の方にとっては、近くなのにバカンス気分! 地元の魅力再発見に。遠くから来た方にとっては心にのこる最高の「お土産」になるのではないかと思います。 * 最新情報・この後のイベントについては ウェブサイト または フェイスブックページ にてご確認ください。 * プログラムは予約制です。事前にお申込みください。日程はこちら! HOKKAIDian Homestead 住所 北海道伊達市志門気町 19-1 HP https://hokkaidian-homestead.com/ Facebook https://www.facebook.com/HOKKAIDian/問合せ 080-3294-1969 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/18(金) 北海道ウクレレカンタービレ2018が開催されます!
夏の到来を告げる牧場ハワイアンイベント、北海道ウクレレカンタービレが今年も牧家ミルキングパーラーで開催されます!今回で5回目を迎えるカンタービレ、雨続き(嵐あり)にして昨年初の快晴となりました :-) さてさて今年のお天気はいかに・・・!?降っても晴れても楽しいこと間違いなし!豪華出演アーティストによるライブと極上フード&スイーツで盛り上がりましょう♪ ホテルマン磯部大輔さん作詞作曲による公式ソング「ウクレレラプソディー」。会場で一緒に歌おう! 北海道ウクレレカンタービレ2015 from Awesome Hokkaido on Vimeo. 北海道ウクレレカンタービレ2018 高木ブーがやってくる!5周年だよ!全員集合! 開催日 2018年6月23日(土) 時 間 9:30〜16:00 雨天決行 会 場 牧家ミルキングパーラー 特設野外ステージ 住 所 北海道伊達市乾町201−292 駐車場 会場近くに約100台の無料駐車場有 入場料 無料 詳細は下のリンクからどうぞ↓↓ https://so-ra-mi.jp/events/event/ukurere2018 初めて行かれる方へ。会場への詳細な道順が、牧家ウェブサイトに掲載されています。ちょっとわかりづらい場所なのでチェックしてね↓ https://www.bocca.co.jp/news/event/ 昨年のレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/10230 https://so-ra-mi.jp/archives/10331
むしゃなび編集部
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05/31(金) いちご狩りに行ってきました! 礼文華観光農園@豊浦
2019年6月28日最新情報礼文華観光農園の今シーズンの営業は23日で終了となりました。 5月30日(木)、今シーズンのオープンを迎えた礼文華(れぶんげ)観光農園のいちご狩りに行ってきました。礼文華観光農園といえば、いちごの産地、豊浦町で「いちご狩り」が体験できる有数のスポット。豊浦町の中心街から長万部方面へ37号線沿いに進むこと10分ほど。「いちご狩り」の看板が見えてきました。 国道から少し入ったところにイチゴのハウスが建っています。こちらは礼文華の農家さん達が共同で運営している農園で、20年以上前からイチゴ栽培をしているそうです。扱っている品種は宝交早生(ほうこうわせ)。有名な「けんたろう」よりも以前の品種で、果肉が柔らかく甘くてジューシーなのが特徴です。 受付を担当する豊浦町地域おこし協力隊の生島さんに伺うと、宝交早生は果肉が柔らかいため町内でのみ出回っているイチゴなのだそうです。栽培している農家も少なく、直売所で取り扱いのあるところは限られているのだとか。希少なイチゴなのですね! 入園料は以下の通り。 大人1,000円、小学生800円、4〜6歳600円(3歳以下無料) 時間制限なしで、摘み取り体験ができます。それでは、ハウスの中に行ってみましょう! 真っ赤な大粒イチゴが葉の間から顔をのぞかせています。ツヤツヤ、ピカピカでとってもきれい・・・さっそく一粒食べてみると、みずみずしさと甘みが口いっぱいに広がりました! この日、一番乗りで入園したご夫妻。毎年初日に伊達から来ているそうです。「やっぱり、ここのイチゴが一番だね! 大きくて甘いよ!」とご主人。「ボコッと大きくて、ヘタが上むきに反り返るくらいになったのが味が乗っておいしいよ。」と教えていただきました。下画像のようなイチゴですね。さすが常連さん、ひと味違う味の濃さでした! 大きさも甘さも抜群ですが、農園のロケーションがまた最高でした〜。自然に囲まれた農園で、おいしいイチゴを味わうひととき・・・。皆さんもどうぞお楽しみください! 天候や生育状況により休園や早く閉まることがありますので、来園前に電話で確認するのが安全です。特に来園者の多い週末、週明けなどは要確認。 礼文華観光農園 北海道虻田郡豊浦町字礼文華2752019年の開園期間 5月30日(木)~6月下旬頃まで営業時間 毎日10時~15時まで(天候・生育状況により休園や早く閉める日あり)料金 中学生以上 1,000円/ 小学生 800円/ 4歳以上~未就学児 600円/ 3歳以下 無料 不明点やご質問は、お気軽にお問い合わせください。電話 080-9613-8565(担当:生島さん) 農園詳細はこちら
むしゃなび編集部
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03/02(火) 安心と敬愛と感謝の空間「ジビエ大滝」&「シカトモ」が大滝に今春OPEN!!
愛深く芯強く柔らかい。 今春、大滝にエゾシカ加工施設「ジビエ大滝」とコミュニティーカフェ「シカトモ」をOPENされるオーナー天野さんの印象です。 天野さんは伊達市の地域おこし協力隊。 今年3年の任期を終え、大滝で起業をされます。 「ジビエ大滝」では、ご自身がエゾシカの狩猟から捌きまで一貫して行います。順次近隣ハンターさんの鹿肉の受け入れも実施していくそうです。加工施設は旧大滝学校給食センターを活用。 令和2年11月から準備を進め、概ね設備の準備が完了されたそうです。 駆除として行ったエゾシカの狩猟でも、残すところなくきちんと食べることで、命をいただくことの大切さを伝えつつ、ジビエを大滝の特産として商品化し、広く日常の食生活に普及させることを目的としています。 同時に、農林業被害・交通事故の軽減も目指しています。 また、ここでは多くに触れませんが、エゾシカ食が地球温暖化防止にも貢献できるとも考えていらっしゃいます。 とても奥深く興味深いです。 天野さんが捌いたエゾシカは、主に奥様が「シカトモ」で調理してマイペースに提供します。 スパイスに拘ったエゾシカカレーやハンバーグなど、まずは今年5月頃からテイクアウトを始めるそうです。お料理のこだわりポイントを聞いているだけで、絶対美味しいことが分かります。 *画像の鹿肉料理は試作品です。まだまだ美味しくなります! コミュニティーカフェ「シカトモ」のコンセプトは、誰もが境界なく集い、「失敗出来る場所」「社会と人をつなぐ拠点」であり続けるということ。お子様が発達障害をお持ちだったことから多くを学んだとおっしゃる天野さん。 「子供と妻に感謝です。」 さらりと話す天野さんとの会話に、大切なことを気づかせていただきました。近々クラウドファンディングで資金を募ることにも初チャレンジするそうです。 若い方の「本気」に触れるのは嬉しい。 私も非力ですが応援させていただきます。 コミュニテイーカフェ「シカトモ」は大滝旧アロニア亭をリノベーションします。エゾシカ加工施設「ジビエ大滝」は見学できませんのでご承知おきください。 <お問い合わせ>天野雅文氏電話 080-1898-2333E.mail. gibier.otaki@gmail.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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04/22(日) 【レポート】みんなのチカラ、盛り上がる!@ホテルローヤル
4月22日(日)、ホテルローヤルで地元を応援する!春のイベントみんなのチカラが開催されました。 ハンドメイド作品販売やワークショップ、フード&ドリンク、そして音楽ステージの盛りだくさんな一日。会場は家族や友人と訪れた人で大いに賑わいました! やっぱり今日も行列だった!菓子処久保のあんドーナツ。 あっという間に初めの1000個完売。結局、2000個以上も売れたそうです 8-O ローヤル前が渋滞になったとか・・・ 『とり天』のからあげと共に不動の人気でした。 ハンドメイド雑貨や焼き菓子、アイシングッキーのブースに集まる女性たち。乙女心をくすぐりますね! 今シーズンは5月8日(火)から!オープンが待ち遠しいリトルチェア。 こんなお弁当も。美味しそう! 午後になり、チャリティーオークションがスタートしました。 有志からつのった豪華景品がつぎつぎに落札されてゆきます。ホテルローヤル支配人・磯辺 大輔さんの「みかんアート」写真は誰がゲットするのか・・・??息をのむギャラリー。 落札おめでとうございま〜す :-) オークションの全売上と、会場の募金箱、そして出店者の売り上げの一部が地元でがんばる3団体に寄付されました。 【伊達 能 摺上】7月22日に上演される能。能と歴史をカジュアルに学ぶ連続講座は4/23からスタート! 【映画モルエラニの霧の中】いよいよ今年度、完成予定!!映画のワンシーンを描いた一本桜のトートなど、おしゃれなオリジナルグッズにも注目。 【だて☆キッズコーラス】元気いっぱいな美しい歌声が会場いっぱいに響き渡っていました!音楽ステージでは、地元のミュージシャンが大集合。 おなじみのアーティストのライブをジモトで聴ける。本当にシアワセですね。 ライブの模様がホテルローヤルfacebookページにアップされています。 行けなかった方、必見ですよ♪♪ https://www.facebook.com /royal.hotel.980/ 最後に、支配人の磯辺 大輔さんから一言! 地元に向けてのチャリティーイベントというのは今回が初の試みでしたが、本当にたくさんの皆さんにご来場いただくことができてよかったです。大変でしたが、企画した甲斐がありました! 人気ブログ「ホテルマンの幸せ」お見逃しなく〜! 『みんなのチカラ』が集結しました(イベント翌日ののブログ) 西いぶり地元応援企画『みんなのチカラ』 2018年4月22日(日) 会場:ホテルローヤル 北海道伊達市末永町33−3 TEL 0142-23-4888 ホテルローヤル(むしゃなび内) https://so-ra-mi.jp/archives/13695 画像提供:ホテルローヤル 記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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06/14(月) 植物と雑貨のお店「月の満ち欠け」OPEN|だて
住宅街の一角にオープンした小さなお店をご紹介します。自家栽培の苗と雑貨を扱う「月の満ち欠け」は5月はじめにオープンしました。明るい水色にペイントされた自転車とカゴいっぱいの植物、そして壁に広がる鹿のレリーフが目印です。 いきいきと並ぶ苗たちは無農薬で栽培されています。野菜やハーブ類など食べられるものは農薬不使用、やむを得ず薬品が必要な場合は食品添加物由来のものを使用しているそうです。 店主の早坂さんは札幌から一家で伊達に移住して3年ほどになります。昨年、コロナ禍の中でご家族が急に入院することになり、面会が全くできずに精神的にかなり参っていた時に、畑や花壇の世話をすることでとても癒されたそうです。その時の経験が、お店を始めるきっかけとなったのだとか。 自分がつらい時にも悲しい時にも、毎日どんどん成長する植物たち。草をとったり、水やりをしたり、作業は尽きません。植物の生命力に驚きながら、夢中になって世話するうちに、気がついたら元気を取り戻していたといいます。そして、「『野菜づくりの街』といわれる伊達で、同じように野菜や花を育てる人たちと知り合って情報や思いを共有できたら…」と考えるようになり、2月ごろからガレージの改装に着手し、開店準備をはじめました。 今シーズンは秋頃まで、季節ごとにいろいろな植物の苗を販売する予定です。 オススメは寄せ植え。野菜と花を混植するのがポイントです。見た目にもカラフルで楽しく、実のつき具合もよくなるといわれています。 お店を見守っているような優しい眼差しの鹿のレリーフは早坂さんの手づくり。改装の際、ガレージにお父さんが収集した古いお茶碗やお皿がたくさんあったそう。もともとつくるのが好きだったこともあり、それを砕いて、ひとつひとつ壁に貼り付けて、見事なレリーフが出来上がりました。 「札幌から伊達に移住して来るときに、川でエゾ鹿が水を飲んでいるのを見たんです。その姿が神様みたいにきれいで。その時の光景を思い出してつくりました」 ビーズ刺繍のアクセサリーは、ひとつひとつ、本物の野鳥をモチーフにしています。伊達にきてから日本野鳥の会室蘭支部の観察会などに参加するようになり、ますます野鳥好きになったそう。 パンチニードルという刺繍でつくった野鳥バッグ。「ヒガラ」という鳥です。モノトーンなので意外と合わせやすく、持ち手や中もしっかりできています。 吹き出し型がユーモラスな黒板。こちらもハンドメイドです。 手づくりのぬくもりと、個性的なアイデアがあちこちに散りばめられた店内。早坂さんは「ごくごく個人的な趣味の世界です」と話していましたが、とことん「マイワールド」な空間に、「私も育てたり、つくったりしてみたい!」という、ワクワク楽しい気持ちを分けていただきました。レリーフの鹿さんに会いに出かけてみてくださいね。 店舗情報:月の満ち欠け伊達市竹原町26-1810時〜16時30分不定休070-6604-0358 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。ご紹介した商品や価格は変更になることがあります。取材2021年6月
むしゃなび編集部
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02/15(月) おしゃれLunch ならBar へ Go♡だて
Lunchの黒板を見つけ、ドアを開けたのは伊達市役所通り商店街のお店でした。ドアを開けてまず目に飛び込んでくるのは、ずらりと並ぶ各種洋酒のボトルたち。むむむ?? 私、間違えた? と一瞬ドキリ。でも大丈夫。実は「#9=ナンバーナイン」さんはBarなのです。 以前から、ここで提供される食べ物が美味しい!と、もっぱらの評判を聞いて気になっていました。ついに潜入です ^^ v コロナ以降、夜のお客様が減ったことで始めたというランチ営業とテイクアウト。噂を聞きつけたお客様がいらっしゃっているようです。 この日のお客様は、たまたま私だけでした。熱い心とクールなマスクのマスターは、なんと私が愛してやまない有珠のご出身でした。なので、お話ししたいことが山盛り!マスター独占で、すっかりと話し込んでしまいました。 初めてのお店なのに居心地がとても良い~♡店内すっきり、清潔感があります。 それもそのはず !接客業25年の大ベテランさんなのです。長く、札幌すすきので飲食店をなさっていらしたそうです。 そうそう! 忘れてはいけない肝心のLunch ☆ポークカレーは8時間煮込んで作った自信作。迷いに迷って、私はエビのトマトソースパスタをオーダーしました。 大きなエビが4尾も入っています!エビ好きにはたまらない♪たっぷりのトマトソースが良く絡んだパスタは、噂通りにとても美味しかったです。コスパ高しです。 今思えば、カレーをテイクアウトして来ればよかったな…。お手頃価格でお食事ができるので、お子様連れのお客様がいらっしゃることも多いのだそうです。 だから、全時間全席禁煙。私にとっても嬉しいことでした。 お酒の種類も多いです。これは夜も行かなくちゃ♡カウンターの椅子も座り心地良さそうでした。次はこの席にしよう♪ 夜のFoodメニューも豊富です。どれも食べてみたい! さてここで重要な情報です!!Lunch営業は、今月末で終了予定なのだそうです。 急いで行かないと終わっちゃいます~! お昼の店内は明るくて夜のイメージありません。「Bar」という文字に敬遠していたらもったいない。女性のおひとり様にもオススメですよ☆ 予約をすれば、ご指定のお時間に合わせて用意してくださいます。 ―Bar & Cuisine NUMBER NINE 情報― 住所 伊達市鹿島町47-5 電話 0142-25-5507 営業 11:30~22:00(お食事は21:00) 定休日 水曜日 *2021年2月末までのランチ情報です。3月以降についてはお店にお問い合わせください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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05/14(月) 旬のアスパラ、葉ものがいっぱい!観光物産館でみつけためずらしい野菜
お花見シーズンもひと段落し、伊達の市街地では新緑がまぶしい〜!爽やかな季節になりました。5〜6月の北海道は最高。個人的に一番好きなシーズンです。夏に向けイベントや観光で盛り上がってくる頃ですが、今週末5月19日(土)〜20日(日)には伊達市観光物産館(道の駅だて歴史の杜内)で7回目を迎える物産館まつりが開催されます! https://so-ra-mi.jp/events/event/519-20bussan いまどんな野菜が旬なの??館内をのぞいてみると、葉ものがいっぱい!レタスに、ブロッコリー、水菜、小松菜、ルッコラ・・・・などなど。冬場も出ているものもありますけれど、量と種類がどどーんと増えました。超新鮮な野菜たち、見ているだけで元気が湧いてきますね。やはり地元のとれたて野菜が種類豊富にそろうことにかけては、物産館はナンバーワーン! そしていま旬の野菜ナンバーワンといえば・・・ アスパラです!!物産館のスタッフの方に聞いたところ、オープンと同時に来館して、まとめて購入し地方発送する方が大変多いそうです。週末ともなればあっという間に品切れになってしまうのだとか。この日は平日のお昼近く、なんとか数束残っているのを見つけました。アスパラの地方発送というとデパートやインターネットなどいろんなところで取り扱っていますが、物産館の魅力は、なんといってもいい野菜を自分で見て選べるところ。お気に入りの農園も見つかるかもしれませんね。 さて、普段から野菜、特にサラダ用の野菜を探して物産館に来ることが多いのですが、珍しい品種を見つけるのも楽しみのひとつです。今日もおっ!と思った野菜があったのでご紹介しますね。 まずは縦長なキャベツ、「みさき」。チューリップのつぼみみたいなカタチをしています。生食向きで歯触りがとてもよく芯までシャキシャキして甘い品種です。今日買ったのは鮮度がすごくてちょっと持っただけではちきれそうでした! それからボタンの花みたいな「デコレタス」!その名の通りお料理をデコるのに活躍すること間違いなし!緑のと2色づかいでいかがでしょうか。 びっくりしたのが関果樹園さんの規格外いちご。カタチは不揃いですが、甘みがヘタの付け根まで行き渡って流・・・小さくてもしっかり甘い。こ、これは安いだけじゃない!!規格外だからって全然侮れない美味しさでした 8-O 粒ぞろいの正規品もあるので、見つけたら食べてみてね。 という訳で、ぶらっと立ち寄っただけでおいしい&楽しいに出会える伊達市観光物産館。週末の物産館まつり、ぜひお出かけくださいね! 第7回伊達市観光物産館まつり 2018年5月19日(土)・20日(日) 9:00~18:00 伊達市観光物産館 (北海道伊達市松ヶ枝町34-1) 19日(土)開催 1000円以上お買い上げの方に、 伊達産野菜一袋(先着500名)又は6周年記念道の駅きっぷ(非売品・先着200名)をプレゼント! 20日(日)開催 伊達市堆肥センターの堆肥をプレゼント! 12:00~ 整理券配布
むしゃなび編集部
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09/10(金) パンの店コスモス「えったまパンフェア」農福連携&フードロス削減に取組み
伊達市松ヶ枝町の「パンの店コスモス」で開催中の「えったまパンフェア」に行ってきました。 以前、特集で取り上げた伊達のブランド玉ねぎ「えったま333」を使用したオリジナルパンを販売する企画で9月30日まで開催予定です。 焼き上がり時間に合わせて伺うと、パンのいい匂いがお店いっぱいに広がっていました! 真ん中のテーブルには「えったまパン」がずらり。 形も味も様々な6種類が並んでいます。 社会福祉法人コスモス21ふみだすが運営する「パンの店コスモス」では、季節ごとに様々なパンフェアを開催していますが、今回の企画は「農福連携」の取組みの一環として初の企画となりました。 もちもち!えったま食パン。トーストしてもおいしい 一番人気のカマンベールオニオン 伊達の温暖な気候を利用して、越冬栽培で生産される「えったま333」は、ビタミンCや抗酸化力が高く、糖度も高いおいしい玉ねぎです。6月〜8月に収穫期を迎えます。 今回着目したのが、その「規格外品」。 農家さんが大切に育てた玉ねぎのうち、生産量の10%〜20%は規格外として堆肥になってしまうそうです。規格外といっても、形は不揃いですが味に変わりはありません。 そこで規格外品を仕入れて活用することで、「地産地消」に加え「フードロス削減」にも貢献できるという観点から、西関内の矢野農園、上長和の恵まれファームとの連携が実現しました。 ふみだす作業所での皮むきの様子 実を傷つけないよう、慎重にむきます 7月下旬から「ふみだす」で皮むき加工の作業が始まりました。納品先は洞爺湖温泉のホテルです。ホテルから農家へむき玉ねぎの注文が入り、それを受けてふみだすに玉ねぎが届けられ、皮むき加工をして業者がホテルに収める、という「循環の輪」が出来上がり、スムーズな連携が行われているそうです。そして8月下旬から「パンの店コスモス」でのパンフェアがスタートしました。 左:パイ生地とえったまが相性抜群!ソテードオニオンパイ。右:春のパンで好評なカマンベールチーズのえったまバージョン 所長の廣澤さんに伺ったところ、 「私たちの理念のひとつに『利用者さんの社会参加』があります。 皮むき加工とパンづくりによって、玉ねぎを介した地域の人たちとのつながりができ、スタートできてよかったなと感じています。 利用者さんもやりがいを持って取り組んでいるようでとても嬉しいです」 と話していました。 玉ねぎ型がかわいい、えったまちゃん えったまパンはパン工房の職人さんがレシピを考案。玉ねぎは茶系なので、特に苦労したのは「見栄え」だったそうです。 試作を繰り返し、美味しくて見た目にも個性的なえったまパンが誕生しました。 今月30日まで開催中です。ぜひ味わってみてください! パンの店コスモス 社会福祉法人伊達コスモス21ふみだす内 北海道伊達市松ヶ枝町59-4 営業時間 10時15分〜17時 定休日 木曜・日曜・祭日 電話 0142-25-0022 https://mushanavi.com/specials/7710/
むしゃなび編集部
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06/28(金) 【あの人に会いに】納得いくまで突き進む [あいなさん / 壮瞥]
『臥薪嘗胆』 ―目的を遂げるために苦心し、努力を重ねること。 「曲がったことが嫌い。 筋を通して生きるって言う事と、 根拠のない自信はどこかにある ってスタイルで生きてきたかも」 【あの人に会いに】vol.4 今回は、『美容室AINA.』こと あいなさんにフィーチャーします。 美容師で、東京のど真ん中へ あいなさんは壮瞥町出身。中学生の頃には既に美容師になることを決めていました。「子どもの頃から髪をアレンジするのが好きでした。美容師になるなら東京!と、もう東京しか見えていなかった」 高校卒業後、東京の美容専門学校に進学。卒業後に短期間メイクの学校に通った後、銀座の美容室に就職します。場所柄、メインとなる業務は夜職のママたちのヘアセット。しかし、あいなさんには目指していたところが別にありました。 「憧れていた有名な美容室が、原宿にありまして……」 何事も中途半端が嫌いで、せっかくやるなら一番いいところまで行きたい、という気持ちが強いあいなさん。東京まで出てきたなら、美容師になったなら、”ここまで行きたい” そう思うところがありました。 「その頃の流行がビビットカラー。髪の毛しましまにしたりとか、オレンジ・金・緑って3~4色いれたり、刈り上げたりとか。そんなデザインが好きだったし、その人たちと働きたいなって」 憧れていたものの、ほとんどが新卒採用のみの業界。しかしある時、その憧れの美容室で中途採用枠が出たのです。 「働いていた銀座のお店の先輩が、『あんたなら受かると思うよ』って背中を押してくれたの」 先輩の一言が支えとなり、採用試験を受けることを決意。面接のたびに毎回ヘアスタイルを変えるなど、努力とアピールを惜しみませんでした。 その結果、たった2名の枠で採用!めでたし……かと思いきや、”中途半端が嫌い”なあいなさん、この狭き門の合格を勝ち取ってもなお上を見ていました。配属が決まった店舗では納得できず、一番の有名店である原宿店で働きたい!と入社直後から直談判します。 「今思えば本当にただ生意気……普通はあり得ない、ダメなんですよ、そんなの。でも、ど~しても、ここでは気が済まない!と猛アピールして。憧れのスタイリストが在籍する原宿店に行きたい!と」 その熱意が伝わり、なんと入社後たった3ヶ月で原宿店へ異動が叶います。一流スタイリストはもちろん、アシスタントですらファッション誌に載る人が沢山いるようなお店です。 「下積みですね、がむしゃらに練習してた。仕事終わってから練習して、練習後にモデルハントして(街中で自分のスタイリング練習のためのモデルを探す)、レッスンノート書いて、デッサンして、って寝る暇なく」 結果として、アシスタントの中でも一握りの人しか就くことができない、トップスタイリストのアシスタントにまで辿り着きます。 「おかげさまで、全部見させてもらいました。ファッション誌の撮影現場とか、早朝から撮影の下準備させてもらったり……」 業界の第一線でアシスタントとしての全てを経験することができました。その後ジュニアスタイリストになり、このまま順調に美容師の道を進むかと思いますが……ここで驚きの方向転換に至ります。 諦めきれず、歌の舞台へ 「歌も諦められなくて」 実は、子どもの頃から歌が大好きだったあいなさん。歌の道を進む事を決意します。 「みんなと歌いに行くと楽しくて、やっぱり歌でステージに立ちたいなって」 ここでも、やるならいいところまで行きたい。歌をやると決めたなら、芸能事務所に入るところを目指します。 とはいえ東京で音楽をやっていたわけではなく、ゼロからのスタートでした。 「はじめは仲間探しから。音楽スタジオに行って掲示板のビラを見て……スマホも無い時代だから!!男性ボーカル希望って書いてあるバンドにまで電話して、まず一回練習入らせてくださいって。そうしたら女性だけど気に入ってくれたんだよね」 音楽の好みや雰囲気が合っていたロックバンドに加入し、そこで長く歌っていくこととなります。 お昼は美容師、夜は夜職の方々のヘアメイクに戻り、そして時折ライブハウスでライブをする生活を送りました。活動を続けるうちに事務所からオーディションの話も来ましたが、バンドに愛着があったあいなさんは、ボーカルのみのオーディションを受けられなかったと言います。「このバンドで音楽をやっていたい」と、活動を続けました。 地元・壮瞥で繋ぐ、ご縁の美容室 精力的に音楽活動を続けていきましたが、ハードな生活に不摂生。とうとう身体を壊してしまい、音楽の道は夢半ばで終わりを迎えます。 療養のため一度北海道に帰るも、再び東京に戻ったあいなさん。そしてご縁があり、30歳のときに出産。転機は子どもが2歳になるとき。シングルマザーとなり、壮瞥町に戻ることを決めました。 「東京に居たいと思っていたけど、ひとりで育てるには厳しくて……選択肢が無かった」 あいなさんのご実家は壮瞥町。祖父の代から商店を営んでいました。もちろん、町での知名度はバッチリです。 「育った環境上知っている人も多いから、肩身狭く感じていたというか……。周りの目があるから、娘としてもママとしても、ちゃんとしなきゃ、みたいな。自由にいられないなと」 窮屈さを感じていたあいなさんが、壮瞥町をまた好きになっていけたのは、人との出会いが大きかったと言います。 「本当に、ママ友と、この美容室のゆみさんとの出逢いだね。この方達がいなければ、壮瞥ではやっていけなかった」 美容室AINAとしてオープンした今の美容室は、元はゆみさんという別の美容師さんが営んでいたお店でした。あいなさんは壮瞥に帰って来てから、ゆみさんの美容室に通っていたそうです。 「ゆみさんは、子ども共々お世話になった人」 大切な人からのバトンを繋ぎ、生まれ故郷の壮瞥町でお店を開くこととなりました。 「洞爺湖が好きで、温泉街でお店を開きたいと思っていて……まさか壮瞥でお店をやるとは思ってもみなかった。でも、ゆみさんへの想いとご縁でここで始めて、本当にたくさんの人からずっと応援してもらっているなって」 お店のオープン時には沢山のお花が届き、多くの人に支えられていることを実感したそうです。お店のインスタグラムには感謝の言葉がずらりと綴られています。 これからは”健康” のことを伝えていきたい 2024年3月に無事にお店をオープンしたばかりですが、今後はどんな展望があるのでしょうか。 「自分自身、身体を壊したことから健康オタクで。東京の時だけでなく、北海道に帰って来てからも身体に出て。骨盤が痛くて眠れなかったりとか。自分の身体の不調は、息子にも悪影響。本当にボロボロで……40歳まで生きられないかも、そしたら息子はどうしようとか、ずっと不安に思っていた」 今のエネルギッシュなあいなさんからはとても想像ができませんが、疲れが取れない、アレルギー、痛みからの不眠、等々……様々な身体の問題に悩んできたそうです。ヨガ、体操、骨盤矯正、とにかく端から端まで色々なものを試し、最終的に辿り着いたのは『栄養学』。独学で勉強、更にオンラインで先生と学んでいるそう。今後はしんどそうな悩める女性を助けていきたいと考えているそうです。 「中途半端が嫌いと言いつつ、方向転換してきているから中途半端になっていたと思うこともあるし……自分に自信が持てなかったときもある。けど、その時その時でがむしゃらにやってきたから、全て無駄にはならずに今に繋がっていると思う」 美容師も、歌の道も、本気で全力で突き進んだからこそ辿り着いた”今”のあいなさん。 悩める女性の皆さんは特に、パワフルなあいなさんにぜひ一度会いに行ってみてください! 美容室は壮瞥町役場 山美湖 の目の前というわかりやすい立地!美容室のご予約は電話とインスタグラムのDMで受け付けています。 美容室AINA 営業時間:月~金 8:30~18:00 / 土 8:30~17:00 定休 :日曜日&第1・3月曜日 電話 :0142-66-2527 場所 :壮瞥町滝之町284 (壮瞥町役場 山美湖の前)
misaki
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05/31(月) 川のほとりの癒しのお花屋さん “青葉“
こちらは気門別川のほとりにあるお花屋さん「青葉」さんです。20年前から変わらぬ可愛らしい笑顔で店主の知子さんが迎えてくださいました。 今の場所に引っ越されて8年目。2001年にオープンされた時は山下町にお店を構えていらっしゃいました。その時はまだお勤めをされていたので、そのお休みを利用し、土日のみの営業だったと言います。 素敵なランプは、おそらく洞爺湖のglaglaさんの作品。 「若かったからできました。」と、当時を振り返る知子さん。 でも、それだけではない起業への強い想いを感じました。同時に、ものすごい努力だったのだろうと想像します。 壁をさり気なく飾りたい方に~ 人気の多肉植物や、可愛らしい花瓶も並びます。 「お花屋さんというお仕事は、実は子供の頃からの夢ではなかった。」というお話しには驚きました。一旦は札幌で就職をなさった知子さんは、一念発起してお花を学ぶ学校へ通い始めました。「その時もなんとなく花かな~という程度だった。」と。 学校卒業後は、お花屋さんに就職。3年間の実践的な修行が始まりました。初めはそれほど強い思いでお花の道に入られたのではない知子さんが、とても厳しいお花の仕事を経験されてからどんどんのめり込んでいったというストーリーが、私にはとても興味深く聞こえました。 「今日はお花が少なくて…。」とおっしゃった知子さん。お互いを引き立て合う様なラインナップで素敵です! きっと、3年間は自分自身の本気を試す期間だったのだと思います。もちろん、知子さんは本気でした。というより、どんどん本気度が増していきました。だからこそ、お勤めがあるにもかかわらず、お休みの日にお花屋さんになるという大胆行動を起こされたのだと思います。 窓の向こうには川が流れています。右端が空いているのは筆者が連れて帰ったからです ^^ハンショウヅルという植物を購入しました。 「川が好きだからこの場所を選んだ。」とおっしゃる知子さん。“青葉”の店名の由来も尋ねてみました。 「洞爺湖畔の仲洞爺あたりの道が大好きなのです。木のトンネルが続いていて、そこからの木漏れ日を感じたり木々の隙間から見える洞爺湖の水に癒されたり。だから、緑にまつわる名前にしたかったのです。」 なるほど~!あの道をイメージしてのお名前だったのですね!とっても納得してしまいました。 そんな理由もあって、“青葉”さんでは、お花はもちろんですが枝物やグリーン系のラインナップに力を入れていらっしゃるのだそうです。 確かに、店内はカラフルというよりも緑色が多いです。いかにも、緑のトンネルがお好きな知子さんらしい♡緑好きなお客様にもとても喜ばれているそうです。これは、“青葉“さんならではの大きな特色ですね。 面白い植物も並びます。育て方も相談に乗ってくれます。 シダ類!涼しげです。 そして。「“コロナ禍なので、おうち時間を明るく過ごしたい“ とお花を買いに来てくださる方が実は増えているのです。そのお気持ちが本当に嬉しいです♡」という素敵なお話も飛び出しました。 「ゆくゆくは、アンティーク雑貨と植物を組み合わせた商品も作っていきたい。」と、今後への想いも語ってくださいました。アンティーク好きとしては本当に楽しみです。 最後にこのお店を通して、皆様にお伝えしたいメッセージはありますか?とお尋ねしました。 「こんな時だからこそ、植物の癒しの力を感じていただきたくて、気軽に入れる雰囲気作りを心がけています。雑貨も置いていますので、お気軽にご入店いただけたら嬉しいです。そして販売するだけでなく、アフターケアのことなどお花の相談所的な感じでいろいろご相談いただけたら嬉しいです。」 取材時もちょうど、お花の寄せ植え相談に訪れたお客様がいらっしゃっていました。 大滝の方の手作り葉書です。 ハンドメイド作家さんの作品も並びます。 どの花よりも輝いていた知子さんの笑顔でしたが、とっても恥ずかしがり屋さんなので写真はパスでした ^^ 実は、筆者が最後に気づいたことがありました。それは、”青葉”さんの心地良さは、自然の中にいる状態に近い雰囲気だからだということ。 きっと、自然好きなオーナーの知子さん・植物たち・店舗・雑貨全てが作る空気感なのでしょうね。川のほとりの “青葉“さんは、全てが癒しの空間でした。 青葉住所 伊達市錦町15-2電話/Fax 0142-21-1112Open. 10:00~18:00Close. 月曜日http://aoba-flower.exblog.jp ※配達で不在の場合もあります。お出かけ前にはお電話でお確かめください。 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2021年)
Rietty
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02/13(土) コロナ禍の今だから考える「お金」「働く」「暮らす」の未来~「半農半Xという生き方」の現在
オンラインイベントで面白そうなものがありました。 「半農半Xという生き方」という本の著者でもあり、半農半X研究所代表として、そのコンセプトの実践者でもある塩見直紀さん。 そして、「持続可能な資本主義」「幸せな人は『お金』と『働く』を知っている」などの著者でもあり、元鎌倉投信取締役・資産運用部長、現株式会社eumo(新しいコミュニティ電子通貨)の代表でもある新井和宏さん。 このお二人の贅沢な対談をとおして、これからの地方の未来、北海道の未来を考えます。 イベントは詳細こちらから
むしゃなび編集部
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01/23(木) もちもち酵素玄米ランチ!室蘭の雑貨カフェ「コノミ」|お店ほうもん
今回のお店ほうもんは、白鳥大橋を渡って室蘭へ。もちもちの酵素玄米ランチを食べに行ってきました!測量山展望台へ向かう坂道の途中にある、三角屋根の雑貨カフェ「からだよろこぶおうちごはん。コノミ」。 雑貨屋さんが一昨年、リニューアルオープンしたおうちカフェ! 向かって右側がカフェ、左側が雑貨ショップの玄関です。ランチのオススメは、色とりどりのおかずが楽しい「酵素玄米プレート」(ドリンク付き 1320円)。車麩のフライや具入りの玉子焼き、煮物に、サラダ・・・なんと盛りだくさん。プレートいっぱいに並ぶおかず達に思わず「わあ〜!!」。 ふっくらつやつや酵素玄米。色合いがちょっとお赤飯に似ていますね。お米は妹背牛産の特別栽培米です。一口食べてみると、もちもちと柔らかく、普通の玄米ご飯とはひと味もふた味も違う! 噛めば噛むほどおいしい〜。 酵素玄米は、小豆と一緒に炊いた玄米を、3日以上保温しながら寝かせて作ります。保温し熟成させることで、旨味や栄養素がアップし、便秘やアンチエイジング、ダイエット等によいと言われています。 箸がどんどん進む、やさしい味付けのおかず。調味料にこだわって、玄米甘酒や梅酢を使用しているそうです。夏には裏の畑で自家栽培したとれたて野菜が登場し、ますます野菜たっぷりになるのだとか! トッピングが可愛い! デザートいろいろ お腹いっぱいでも食べたいデザート。ケーキ、パフェ、タピオカなど、迷いに迷って選んだのは、抹茶のガトーショコラ(380円)。「コノミ」の文字が入った手作りクッキーがアクセントです。抹茶の濃厚な風味に、あんこがピッタリでした。 ※2020/1/30追記:抹茶のガトーショコラの価格に間違いがありました。正しくは380円です。訂正してお詫び申し上げます。 「お客様の「わあ〜!」という顔を見るのが何より嬉しい」と話す店主の守谷さん。「山の中(笑)まで来ていただくのだから、何かほかには無いものを」と、酵素玄米をはじめ、おかず盛りだくさんのプレート、見た目にも楽しいスイーツ等、ユニークなメニュー作りに力を入れています。 メニューいろいろ。コノミFacebookより拝借しました ちなみに、もともとは玄米が苦手だったという守谷さん。札幌のカフェで酵素玄米に出会ってすっかり美味しさに惚れ込んでしまったそうです。 SNSで話題のアイテムも! 楽しい雑貨屋さん さてランチの後は、雑貨ショップを探索。札幌、苫小牧、室蘭など道内の作家さんのハンドメイド作品を中心に、選りすぐりの商品が並んでいます。珍しいお茶やグラノーラ、化粧品など、面白いアイテムがいっぱい。 テイクアウト用の焼き菓子も販売しています。上画像は「メロンパンマフィン」(240円)。表面はサクサク、中はしっとり・フワフワ! 水曜限定の「カヌレ」も人気です。 こちらはインスタで話題となっている江別在住@savonchie(ちえこさん)の手作りコスメ。近隣ではおそらくこちらでしかお目にかかれない大注目アイテム。手作りで数に限りがあるため、入荷状況など詳細はお店にお問い合わせを。 ランチと雑貨、一度に楽しいお店ほうもんでした。まだまだ寒い日が続きますが、おいしいものを食べて冬を元気に乗り切りましょうね! からだよろこぶおうちごはん。コノミ雑貨co-no-mi北海道室蘭市増市町1-7-27090-6877-8609※ 予約の方優先。会食やお急ぎの際は電話予約がおすすめです。カフェ 11時30分~16時(ランチラストオーダー14時30分)雑貨 11時~16時(←冬季営業時間。3月~10月は17時までオープン)定休日 日曜・月曜最新情報は下のリンクからどうぞ↓https://www.facebook.com/conomi0715/ ※ メニュー、価格等は取材時の情報です。変更になる場合があることをご了承ください。(取材2020年1月)
むしゃなび編集部
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04/29(日) 【お花見】有珠善光寺の石割桜
伊達もようやくお花見シーズンを迎えました。 こちらの記事は昨年2017年5月4日に撮影した有珠善光寺の桜です。 善光寺といえばの石割り桜、今年もそろそろ咲き出したようです。 GW後半には見頃になりそうですね! 最新のお花見情報は Facebok/Npo法人だて観光協会-北海道 伊達市 でチェックできますよ :-) 有珠善光寺にお花見に行ってきました。 善光寺といえば自然公園の石割桜。 石割桜/善光寺自然公園 今年も咲きました!やはりすごい貫禄・・・。 葉が一緒に出ることもあり花のボリュームは少なく見えますが、野性味溢れる山桜です。 お花見に訪れた人たちでとても賑わっていました。 桜は連休いっぱい楽しめそうです。 有珠善光寺では桜のあとには、淀川ツツジ(5月初旬〜)、八重桜、ボタン、アジサイと花のシーズンが続きます。 https://so-ra-mi.jp/archives/5341 巨岩と森林に囲まれて、自然公園の散策路を歩くのはとても気持ちがいいですよ。 お散歩に出掛けてみては。 有珠善光寺 伊達市有珠町124番地
むしゃなび編集部
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08/03(土) 伊達武者まつりで食べ歩き!
明日8月4日まで開催中の第45回伊達武者まつり。オープニングセレモニーでポスターコンクールの授賞式を観てきました。いいお天気になって、気温も上昇中。 いいお天気になりました!カルチャーセンタ前の特設会場。 取材の合間に駆け足で、メイン会場の飲食コーナーをのぞいてきました。 まずは居酒屋 我楽の焼きそばとゆでピーナッツ。黄金豚がどーんと入った焼きそば500円。しっとりした茹でピーナツはちょうどよい塩加減! こちらはイルクオーレのおつまみ2種各500円。人気イタリアンのお祭り限定メニュー。お酒が飲みたくなりますね! 手前はオリーブオイルをきかせたつぶ貝。このほかクレープも人気でした。 かなり暑くなってきたので、冷たいデザートが必須です。いちごの角切りがゴロゴロ乗ったハンサム食堂のかき氷。 他にもおいしいもの、いっぱい出ています。熱中症に気をつけてお出かけてください。 飲食コーナーは8/3 16時まで8/4 10時〜15時だて歴史の杜カルチャーセンター前特設会場にて 武者まつりタイムスケージュールはこちらhttp://www.datemusha.com ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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10/14(日) 行列編!【伊達武者まつり2018】
「第44回伊達武者まつり」(2018年8月4日・5日開催)の2日目「武者行列」の様子をお届けします。 今回は出陣前の着付け会場にもお邪魔しました! 中には重くて身動きが取れないほど、という方もいましたよ 8-O 行列で使用される甲冑の多くはレプリカですが、聞いたところでは、位の高い人の甲冑ほど重いのだとか! 甲冑を身につけ現代に蘇った武士たちの勇ましい姿をどうぞご覧ください。 https://vimeo.com/294995651 伊達武者まつり2018・行列編 from Awesome Hokkaido on Vimeo. 山車編はこちら! https://vimeo.com/292058964 https://so-ra-mi.jp/archives/16195 伊達武者まつり公式サイトはこちら↓↓ http://www.datemusha.com
むしゃなび編集部
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02/28(金) 街の「癒し」のプロに聞く!コロナ対策できること&お役立ちグッズ|フランジパニ
もうすぐ春!ワクワク…といいたいところが、今年は新型コロナウイルスの流行で、イベントが中止になったり、近隣の学校が休校になったり、浮かれていられない今日この頃です。感染しても多くの場合は大丈夫、ということですが、小さなお子さんやお年寄りのいるご家庭、妊婦さんや持病のある方など、不安な気持ちで過ごしている方もおられると思います。 マスクや消毒も入手困難となっている中で、予防のためにどんなことができるだろう?? むしゃなびでおなじみの薬局やセラピストさんを訪ね、お話を伺ってきました。 今回から続けてアップしていきます。第一回はこの方! 松浦さんに聞く、アロマでできること 壮瞥町在住のアロマテラピーインストラクター、フランジパニの松浦雅子さんです。 松浦さんは数年前から、風邪やインフルエンザが流行する冬~春にかけて伊達・室蘭周辺でアロマを使った対策講座を行っています。また更年期障害やストレス対策、記憶力アップなど、病院にかかる前に暮らしの中でできるアロマの知恵を伝えています。 大人だけでなくお子さんも楽しめるフランジパニのアロマ講座 松浦さん「アロマは医療ではありませんが、抗ウイルス作用のある精油を予防に役立てることもできますし、ストレスを和らげリラックス作用のあるものもあります。不安なときの「お守り」のひとつとして使ってもらえたら、と思っています」 1、抗菌・抗ウイルス作用のあるアロマを使う! まず教えていただいたのは感染症が流行するときに使うといい精油。 ユーカリ、ティーツリー、ぺバーミント、ラヴェンサラ、ローズウッド、ラベンダー上記と合わせて柑橘系アロマのオレンジ、ライム、ベルガモット、レモン 抗菌・抗ウイルス作用のある成分を含んでいます。フランジパニの対策講座では、こういった精油を使って、スプレーやジェル、ブレンドオイルを作ります。 ウイルス対策におすすめアロマ 自分でアロマを購入する際に注意してほしいのは、天然100%のものを選ぶこと。「アロマオイル」(香りを楽しむだけならOKですが抗菌等の作用はありません)ではなく「エッセンシャルオイル」「精油」と書かれているものを使用してください。 そのほか、学名・抽出部位・産地の表記があるかどうかも必ずチェック! 伊達では「めむはうす」さん、室蘭ではイオン室蘭内のクスリのツケダさんでベーシックな天然100%の精油が手に入るそうです。ただ、こういう時期ですので、入荷状況をお店に確認してくださいね。もちろん、フランジパニでも注文できます。 2、ぐっすり眠って免疫力アップ! 続いて根本的に大切な、「免疫力アップ」について。免疫力アップには栄養、運動、睡眠の3つが大切、と言われています。その中でアロマを取り入れやすいのが、睡眠の質をよくすること。リラックス作用のあるアロマや自分の好きな香り(いい香り!と感じるものがその時、求めているアロマなんだそうです)を枕に垂らせば、香りに包まれながら心地よく眠れます。 精油を直接垂らすだけでなく、スプレー(右)やジェル(左)、ブレンドオイルを作るのがおすすめ 不安な時こそ、ぐっすり寝て元気を回復してほしい、と松浦さんは話します。 松浦さん「新型コロナに限らず、不安な状態が続くと、気づかないうちに不眠になりやすくなります。夜中に目が覚めたり、寝付きや目覚めが悪いのはよく眠れていないサイン。抗ウイルスも大切ですが、よく眠ることもとっても大切だと思います。スッキリ目覚めて元気になったら、自然と笑顔になりますよね。笑顔は免疫力アップにつながりますから^^」 天然100%のお気に入りの香りは、気持ちを落ち着け、元気を取り戻すための、実用的な「お守り」になってくれることでしょう。 現在のところ、3月中のグループ形式での講座の予定は未定ですが、個人レッスンは随時予約可能です。また、ルームスプレー等、完成品で購入できるものもあります。お出かけを控えたい方、個別対応もしてくれるので、気軽に相談してみてください。 フランジパニ~手作りコスメとアロマ 予約・問合せ aromacosme2016@gmail.com https://www.facebook.com/masako.frangipani/ TEL: 090-1522-7840 むしゃなび LINE@からも問合せできます。詳しくはアメブロからどうぞ! http://ameblo.jp/frabalipanda/ 【松浦さんプロフィール】 AEAJ認定アロマテラピーインストラクター AEAJ認定アロマハンドセラピスト SMC.Lab認定コスメガイド https://ameblo.jp/frabalipanda/message-board.html こういう時、「癒し」をお仕事にする方々の存在は、医療とは別の部分で心強いですね。外出を控えたい状況ですが、相談したり、施術を受けることも大きな力になると思います。とにかくできることをして備えつつ、不安はできるだけ軽く。収束するまで乗り切りましょうね。この特集はまだまだ続きます。 一部画像はフランジパニさんのブログからお借りしました。記事の内容は取材時の情報です。メニュー、料金等変更になることがあります(取材2020年2月27日)
むしゃなび編集部
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06/24(水) 夏らしいハンドメイド作品いろいろ!リトルチェア の展示会6/27土まで
大町ミニギャラリーでリトルチェア のハンドメイド展が始まりました。 今回は例年の半数の作家さんに絞り、スペースをしっかり取って開催しています。 かわいいエコクラフト(画像は今話題のアマビエ) 夏らしいアクセサリー(ガラス、ビンテージボタンetc) おしゃれな木工作品 素朴な消しゴムはんこ(ひらがなシリーズが人気) 自家焙煎コーヒー豆 など。 6名の作家さんによる素敵な作品がいっぱいです。 じっくりと見ながら選ぶひとときはやっぱり楽しい〜! 6/27土曜日まで開催しています。のんびりとお出かけください。 リトルチェア の夏色ハンドメイド2020 期間:2020年6月22日(月)~27日(土) 場所:大町ミニギャラリー 伊達市大町3番地7 時間:10時~16時(最終日は15時まで) 〇作家の数を半分に減らし、作品数を減らして開催します 〇入口にて手指のアルコール消毒をして頂きます 〇混雑時、入場制限をさせて頂く場合があります 今回参加しなかった半分の作家さんは秋のハンドメイド展に出展されるそうです。そちらもお楽しみに!
むしゃなび編集部
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10/19(水) 危ない木、切ります! “ キコリワークス ” の着地点とは?
お二人は7~8年前、なんと洋上で出会いました。 そのとき、岡山さんはピースボートのスタッフ。 水鳥さんはお客様でした。 ひょんな事から意気投合したことが、その後、壮瞥への移住に繋がっていくなんて、当のご本人たちが、夢にも思わなかったことと思います。 タイミングの不思議を感じてしまいます。 「彼とはたくさん語り合いました。そう…、戦友のような関係かな?でも、ビジネスだったらフラットな関係で、お互いに苦手部分を気負わずに補い合えると感じました。」 出会いから数年、特殊伐採 “ キコリワークス ” を立ち上げたのは2022年4月のことでした。 さて、水鳥さんと出会ったあと、岡山さんはピースボートの仕事を辞めました。 その後は、紆余曲折があったといいます。 時には北アルプスの「涸沢小屋」で1シーズン働くなどして暮らし、北海道への移住前は千葉県の山で林業の仕事を5~6年経験しました。 「その時、経済優先のオーバーワークが原因で大怪我をしたのです。」 怪我について、岡山さんは多くを語りませんでしたが、おそらくは、働き方・生き方を考え直すきっかけになったエピソードなのではないかと察しました。 そして、この林業経験が、岡山さんと水鳥さんの移住への道を決意させるものとなるのでした。 一方、水鳥さん。 水鳥さんは、3年間浅草で人力車を曳いていました。 実は筆者も2度、浅草で人力車に乗ったことがありますが、曳き手1対お客様1or2の関係。 前を向いて車を曳きながら、お客様とのコミュニケーションを上手に図り、街を楽しく案内してくれます。 ガイド(筆者は実はガイドでもあります)の立場から見ると、お客様と目を合わさずに楽しませることができるコミュニケーション能力は、とても感心するものがありました。 人力車の仕事で培った柔軟性が、岡山さんとの仕事をし易くしているのかもしれません。 「それにしても・・・。人力車からキコリへというのは、かなりの方向転換だと思うのですがどういう想いだったのでしょうか?」 「特にやりたいこともなかったですし、強い想いで『キコリをやろう!』と考えていたわけでもありませんでした。」 少々拍子抜けするような答えが返ってきたのですが、代表の岡山さんにとっては「そこがいい!」のだそうです。 だからこそ、フラットな関係でいられると。 なるほど…。 お互いがお互いを邪魔に感じない関係作りはビジネスパートナーに限らず大切ですね。 この人と仕事を一緒にしよう!と思わせる人には、そうそう出会えるものではないと思います。 けれども、出身地も違うお二人が共通項もない土地に移住し、一緒に事業を起こすという決意が、側で考えるほど重いものではなかったということなのか?と不思議に感じてしまうお話しでした。 何故ならば、今まで取材させていただいた方々は、皆様熱い想いを持って移住やお仕事に向かっていらっしゃったからです。 ですから、お二人のように“自然な流れに乗る“というスタンスが、「これもありなのかな」と思わせられ、妙に新鮮に映りました。 ところで、” キコリワークス “ はもう一つの肩書きを持っています。 …というよりも、3年後を目指して考えていることがあります。 それは、「山Labo」としての自伐型林業です。 「キコリワークスが特殊伐採を主な仕事にしているのに対して、こちらの事業は正に自伐型林業です。諸事情で管理が出来なくなった山をお預かりして整備し、地域の方・子ども達も利用できる山に育てたい…と考えています。つまり、山に関わる人を増やすことが目的です。」 「現在は、人口減少・少子高齢化によって放置されたままの山が多いです。皆伐をせず、山にとっても人にとっても無理なく優しい地域にしていきたい。その山を育てながら利用することで、自然環境教育にも活かして行きたいと考えています。」 なるほど。そこがお二人の着地点ということなのですね。 なんだかワクワクします。 「ここでPRです!山Laboの事業に取り掛かるまで、ここ3年くらいで土台作りをしていきたいと考えています。西いぶり+札幌+後志地域はお見積り無料で伺います。これからの季節、雪で倒れそうな木を切ってほしいなど、危ない木の伐採のご相談を受け付けております。どうぞお気軽にお問合せください。」 「最後に。壮瞥に移住して良かったと思いますか?」 「はい。大正解です!!移住してからずっと、地域の皆様に色々助けていただいて本当に感謝しています。ほどほどに何もなく、自然は豊か。望んでいた暮らしができています。壮瞥に移住して良かった!と心から思っています。」 切り倒された大木の前に立つ子は、岡山さんのお子様です。 水鳥さんももうすぐパパになります。 決意したお二人の目に映る未来は、大切な家族もいるからこその確信に満ちたものでした。 ―特殊伐採・危険木撤去のキコリワークス情報―
Rietty
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11/28(水) むろらん中央街バルで食べあるき② 本格中華店で極上生ハム!
さてさて、中央街バルで食べあるき、続けていってみましょう〜! 前回の食べあるきはこちら のんびりとランチをはしごし、街をぶらぶら歩いていると・・・ わ! 急にあたりが薄暗くなってきました。まだ5時前ですが、すでに夜の街の雰囲気が漂い始めてます。この時期は本当に日暮れが早いですね。それにしても、夕暮れの似合う街だなあ・・としみじみしながらやってきたのは「旬菜ダイニング 福わらい」。 実は、とびきりの生ハムを街バル期間限定で食べられるらしい・・との噂を聞いてお邪魔したのです。 「こんばんは〜。」と扉を開けると、 おおっ! 噂の生ハム!ありましたっ。 「旬菜ダイニング 福わらい」は中国料理の修行を積んだオーナーが腕をふるう、本格中国料理店。ランチライムはサラリーマンを中心に、また夜は家族づれや飲み会で賑わう人気のお店です。 中国料理といっても、麻婆豆腐や炒飯などいわゆる「中華」なメニューだけでなく、あまり聞いたことのないような名前の、本場の味が楽しめるのが魅力。メニューを開くと、漢字がいっぱいでした! 中でも旬の食材を使った「本日の料理」がおすすめです。 さて、まずはチケットを提示してバルメニューをいただきま〜す。 チケット1枚(1,000円分)で、おまかせ前菜3種に600円以下の飲み物2杯がつくお得なセット。手前のドリンクは紹興酒です。もう、運ばれてきた時からいい〜香りが・・・!! しかし車で来ている筆者、紹興酒はおあずけ(涙)。オレンジジュースで乾杯! スペイン産生ハム「ハモン・セラーノ」と、砂肝のコンフィ。噛みしめるほどに深い味わい!! これはお酒がすすみそう・・・ エビのカクテルサラダ。本場のバルのようなおしゃれな料理の中に、エスニックなテイストが加わって、ただただ美味しい〜! こちらは本日のおすすめから「東安子鶏(鶏唐揚げの辛子塩煮込み)」(880円)。まろやかな旨みと酸味のバランスがとても上品な一皿です。野菜もたっぷり入っています。上にかかっている山椒がピリっときいて、食べながら元気がモリモリ湧いてきました! オーナーの福田泰弘さんにこだわりを伺うと、 「食材へのこだわりはもちろんですが、どうやったらお客様に楽しんでいただけるか、というのをいつも考えています。 いい意味で裏切るというか、遊び心のある料理を提供していきたいですね!」 福わらい店主・福田さんご夫妻 本場の味と遊び心を追求する福田さんの中国料理、ぜひ食べにいってみてください。お友達やご家族と、いろんなお料理を注文して飲んで食べて、ワイワイ楽しんでみては。 旬菜ダイニング 福わらい 北海道室蘭市中央町2丁目3−16 TEL 0143-22-7070 ランチ 11:30~14:00(ラストオーダー13:45) ディナー 17:00~22:00(ラストオーダー21:00) 忘年会・新年会におすすめ!(12月〜1月限定) ・すっぽん鍋コース(飲み放題付)5,000円 ・北京ダックコース(飲み放題付)6,000円 詳細はお店のツイッターをチェックしてね↓↓ https://twitter.com/fukuwarai_5151 地域の魅力・個性に触れながら、食やお酒を楽しむ街バル食べあるき! つづく・・・ 中央街バル2018 [街 バ ル ] 2018年11月27日(火)~29日(木) [あとバル] 2018年11月30日(金)~12月8日(土) 【開催場所】 室蘭 中央地区 【チケット金額】 3,000円(1組3枚つづり、税込み) 【チケット販売 11/29(木)まで】 ・室蘭商工会議所(室蘭市海岸町1-4-1 ☎0143-22-3196) ・室蘭中央飲食店組合(室蘭市中央町2-6-9 ☎0143-22-8706) ・中島商店会コンソーシアム(室蘭市中島町1-24-2 ☎0143-50-6611) ・室蘭市商店街振興組合連合会(室蘭市海岸町1-4-1 ☎0143-25-1177) ・参加店(下記チラシをご参照ください) 【お問合せ】室蘭商工会議所 TEL : 22-3196 https://www.murocci.or.jp/中央街バル/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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11/20(金) 北湯沢の秘湯、かわせみのお風呂に潜入。
大滝区北湯沢の「御宿かわせみ」は、長流川に隣接するワイルドな露天風呂と、今では珍しくなった男女混浴の湯で知られる温泉宿です。 雰囲気のある建物はなんと築90年。歴史ある佇まいが国道沿いに目を引きます。 混浴というと、特に女性は「入りづらい」印象を持つと思いますが、実際に訪ねてみて、そのイメージがガラリと変わりました。そこで今回は、カップルやご夫婦でのんびり訪ねてみてほしい、かわせみの素敵なお風呂をご紹介します! 古きよき、日本の温泉文化を味わう! 「御宿かわせみ」は宿泊のほか、日中は日帰り温泉も利用できます。 日帰りの場合は、玄関で料金箱にお金を入れて、中に入ります。 館内はまるで、タイムスリップしたよう!90年前というと昭和のはじめ頃でしょうか、大正から昭和の「浪漫」な空気がいっぱいに感じられます。 お風呂に続く階段。昔ながらの湯治場のような雰囲気です。 最近リニューアルされたそうで、素朴な木の風合いがとても素敵でした。 脱衣所と内湯は男女別になっています。安心して、中へ。 内湯もいい感じです。自慢のお湯は源泉掛け流しの天然温泉! 北湯沢温泉の泉質は透明でさらっとしていて無臭です。神経痛や皮膚病、健康増進など色々な効能があるようです。 内湯から2つの露天風呂に続く通路に出られます。 この通路がまた素敵!秋の終わりの紅葉がキレイでした。 途中に木のベンチがありました。こちらは休憩用。のぼせたらひと休み。 心地よいせせらぎを聞きながら、お酒を飲んだりしてもいいそうです。 さて、ひとつめの露天風呂に到着。 なんということでしょう、すぐ目の前を長流川が流れている・・・。川の隣、というか、もう、ほとんど川の中にお風呂が造られているのですね。 オーナーさんに伺うと、大水が来るとこちらのお風呂は流されてしまうそう。なんともワイルドです。それだけに、大自然と一体になったような爽快さをめいっぱい味わえます。 ちなみにこういう露天風呂は、現在ではつくろうと思っても、法律上、許可が下りないのだとか。混浴もまたしかり。昔から続く温泉宿だからこそのお風呂であり、日本古来の温泉文化を現代に伝える貴重な宝物なのです。 そして、やぐらっぽい屋根が素敵なもうひとつの露天風呂へ。 カップルで来ている方や、ツーリングや途中のライダーらしき人々が思い思いにのんびりと浸かっていました。全然いやらしさはなく、ほのぼのとした雰囲気です。通路でもお客さんに会いましたが、普通の温泉以上にフレンドリーな気持ちになるから不思議。 今の世に、こんなおおらかな世界があるとは・・と驚きつつも、これなら女性も抵抗なく入れそうです。裸だとハードルが高い方は、「湯あみ」(着たままお風呂に入れる温泉着)もレンタルできるので気軽にどうぞ(300円)。 現在のオーナーさんになられてから、女性の方が安心して入れる気持ちのよい環境づくりに力を入れているそうです。そのため、男性だけの日帰り入浴は2時間以内というルールも設けられています。 最近はご夫婦で訪れる方が多く、カップル同士お話したりしながらゆっくりと温泉を楽しんでいかれるそうです。微笑ましいですね。 最後に、ロマン漂う館内の様子を少し。 趣ある客室 レトロな赤絨毯の階段 アンティークな置物 日帰り入浴の休憩室も渋い! 以上、北湯沢温泉のレアなスポット、「御宿かわせみ」のお風呂をご紹介しました。 川の露天も、混浴も、古くからあるものの魅力がかえって新しく感じられるほど! 宿泊の方は24時間入浴可能だということなので、文豪が執筆していそうな渋〜いお部屋に泊まって温泉三昧!なんていかがでしょうか。 御宿かわせみ 北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町40 電話 0142-68-6014 日帰り入浴 10時〜17時(大人700円、5歳以下400円) ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材2020年10月
むしゃなび編集部
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03/03(水) 伊達農協のローカル物産展。ロングラン3月末まで!
伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店で、「玄関前のローカル物産展」がロングラン開催しています。日替わりで1〜3店、お弁当やスイーツ、雑貨、アロマトリートメントなど、地元のお店やクリエイターが出店しています。今日はどんなお店に出会えるかな?ワクワク楽しい、小さなマーケットを訪ねました。 3月2日(火)、雪の中、Aコープ に到着。入り口のすぐ左手のスペースに、美味しそうなパンと、「ハンドトリートメント」の看板が並んでいました。 この日の出店者は、リラクゼーションe.nとパンドミック。さっそく行ってみましょう〜。 リラクゼーションe.nはアロマトリートメントサロン。伊達と室蘭で施術をしています。この日のメニューはイベント限定!ワンコイン(500円)のハンドトリートメント。雪かきで疲れた手をほぐしていただきました。 アロマオイルのいい香りに包まれて、リラックス・・・ 柔らかくあたたかい、e.nさんの手。優しくて「お母さんの手」のよう。とっても気持ちいい〜〜。癒されます・・・ 15分というとあっという間のようですが、終わったら、手が、、すっきり!普段むくみやすいのですが、指も、、すっきり!!きれいになった手にウキウキしつつ、日々のお手入れ・メンテナンスの大切さを実感したひとときでした。 続いて、パンドミックでお買い物。パンドミックさんは、室蘭のパン屋さんです。道産小麦と地元産食材を使ってさまざまなパンを作っています。フワッと食べやすいものから、ハードな本格パンまで幅があり、地元産の野菜や乳製品、卵など、食材も面白いです。この日は20種類ほどのパンが並んでいました。 たくさんあって決められない・・・そこでおすすめを聞きました。まずはドーンと大きな「道産豚のはまかつカツサンド」(550円)! 室蘭・母恋のやきとり屋さん浜勝とコラボした最近イチオシのサンドイッチです。シャキシャキレタスは壮瞥産!パンドミックのサンドイッチは道産のハム、ソーセージ、野菜など食材にこだわったいろいろなバージョンがあり、具沢山でボリューム満点。安全な食材で美味しくて、これ一本で軽いランチになるという素敵な一品。今回のはまかつカツサンドも中学生の息子がぺろっと食べていました。 マリトッツォいちご(480円)。イタリアのパン菓子。フワフワもっちりしたパンに、純生クリームといちごがたっぷり! こちらはくるみとブルーチーズのパン。全粒粉とライ麦の入った香ばしい生地のパン。ワインが飲みたくなる味! こちらの2店は3月4日(木)に再登場します。のぞいてみてくださいね! さて、今回の「ローカル物産展」は「関内クレープ」でおなじみ、坂元農園さんが主催し、2月はじめからスタートしました。2月末までの予定だったところ、「次はいつ来るの」など、お客さんから要望が寄せられ、3月も開催することに。コロナの影響でイベントが開催できない状況が続き、恒例の伊達雪まつりも今年は中止となりました。そんな中でも、「地域振興」を目的に、お店やクリエイターを知ってもらうことができないだろうか・・とスーパーでの「催事」という形で企画をしたそうです。 2月に好評だったコノミのお弁当 同じく、洞爺湖SUNNY-SIDE UP CAFE。3月もやってきます! 「だて野菜」を使ったメニューを出しているお店を中心に声をかけながら、インスタ等を通じて出店を募ったところ、室蘭、洞爺湖からもお店が集まりました。3月も美味しいもの、かわいい雑貨、アクセサリーから地元の薬局のお薬相談所まで幅広く登場します。2月に好評だった人気カフェも再びやってきます。それから春休み期間の28日〜30日にはお子さんに楽しい手作りクレープ体験も予定しています。お買い物ついでに、お立ち寄りください! ※ 3月4日(木)から出店場所が移動します。Aコープ正面向かって右側「コストコ食品売場」となります。 ローカル物産展 今後の出店予定(2021年3月) 3/4追記 日程に一部間違いがありました。訂正してお詫び申し上げます 3水 サニーサイドアップカフェ(シフォンケーキ)4木 リラクゼーションe.n(ハンドトリートメント) パンドミック(パン)5金 令香(漬物) お薬相談所(5金は出店がありません) 8月 令香(漬物)お薬相談所9火 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所10水 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所 22月 リトルチェア(ハンドメイド雑貨、木工) サニーサイドアップカフェ(シフォンケーキ) 関内クレープ(坂元農園)23火 リトルチェア(ハンドメイド雑貨、木工) サニーサイドアップカフェ(シフォンケーキ) 関内クレープ(坂元農園) 28日 hymyヒュミュ(パンケーキ) カーム(ドライフラワー) miho.k(アクセサリー) 関内クレープ(坂元農園)29月 yukko(アクセサリー) 令香(漬物) 関内クレープ(坂元農園)30火 yukko(アクセサリー) lii_room(アクセサリー) 令香(漬物) 関内クレープ(坂元農園) 場所:伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店(北海道伊達市末永町74)出店時間:開店〜16時ごろ(天候等によって前後します) ※ 出店がない日もありますのでご注意ください。また、出店者は変更となる場合があります。 問合せ・最新情報は関内クレープのインスタ、ラインをご覧ください↓↓ 関内クレープ インスタグラム ライン ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/29(木) 抱えない、持ち上げない!相手にも自分にもやさしい介護のやり方
理学療法士・福祉用具プランナーの島川 弘美さんが、「相手にも介助者にも負担の少ないやさしい介護のやり方」を大解説! 令和2年度伊達市やさしい介護セミナーの第一回をオンラインでお届けします。家族の介護をされている方や、福祉関係のお仕事に携わる方に役立つ知識が満載です。 PART3ではスマートスピーカーや小さな見守りロボットの活用法を寸劇タッチでご紹介。 「With コロナ」の状況下でも、遠く離れた家族とコミュニケーションを保つ知恵、いろいろあります。島川おばあちゃんと愛猫も登場。どうぞご覧ください! 2020年9月16日開催 主催:社会福祉法人伊達市社会福祉協議会 介護ベッドほか器材協力:株式会社マルベリーさわやかセンター室蘭登別 PART1 やさしい介護とは? PART2 やさしい介護 実践編! PART3 実践編つづき&認知症ケアと用具・ロボット活用
むしゃなび編集部
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02/17(水) 届くと嬉しい!食べておいしい!里山デリバリー体験。
「里山デリバリー」は、洞爺湖周辺のおいしいお店の集合体です。 不定期でデリバリーの注文を受け付けています。 対応エリアは洞爺湖、壮瞥、だて、豊浦、そしてルスツ、ニセコ方面もOK。エリアにより100円〜400円の手頃な配送料で届けてくれます。 昨年5月のスタートから、お店も増え一段と賑やかになったもよう。ボリュームいっぱいのお弁当や、スイーツ、コーヒー豆、ベジメニューなど、幅広いラインナップが魅力的です。 というわけで、先日素敵なランチを注文したのでご紹介します。 届きました!ナチュラルなラッピングがかわいいです。 今回は麻麦ベーカリーとHOKKAIDian Homesteadのランチ二品。 留寿都のパン屋さん麻麦BAKERYのサンドイッチBOX(1200円)。道産小麦、地元産食材を使った天然酵母パンや焼き菓子が人気のお店です。 色とりどりの冬野菜がたっぷり入ったサラダ!食べるのがおしいくらいです。美味しい〜 ずっしり重みのあるサンドイッチ!噛めば噛むほど味わい深いパンに、野菜と、ハーブをきかせたチキンがよく合います。この分厚さは感動もの。 そして、HOKKAIDian Homesteadのフライドチキンコンボ(1500円)! 開ける前からスパイスのすごくいい香りでした。 本場アメリカンスタイルのフライドチキン。 朝から楽しみにしていた息子がおいしくいただきました。 ポテトだけちょっともらったら甘くてびっくりでした。 メニューのラインナップは毎回違って、何が登場するかお楽しみ。 上記の2店のほか、旅人宿ほうぼう(留寿都) 、MITTSU(洞爺湖)、珈琲焙煎所TOYA CAFE(壮瞥)などが出店されています。 利用方法、とても簡単です。 まずはFacebookをフォローするか、ラインに登録します。 次回の注文日とメニューが届くので、名前、住所、商品など入力してメッセージを送ればOK。 受付完了のメッセージが届き、合計金額、お届け予定時間など知らせてくれます。 こちらは昨年の思い出深い、里山デリバリー体験。「ほうぼう」のお弁当です。まだ子どもの学校が休校中だった頃で、あんまり外にも出られず、過ごしていた時でした。受け取った時、なんだかほっこりして、開けたらおかずがいっぱい。一緒に注文した金沢屋のお出汁も満喫しつつ、本当にありがと〜!と思ったのでした。 2/12配達のメニュー。画像はラインからお借りしました 里山デリバリーの名の通り、自然があって、そこに人が暮らしていて、ローカルなコミュニティがある。そんな「つながり」を感じる、画期的なデリバリーシステムだと感じました。 とにかく!届くと嬉しい!食べておいしい! それが何より楽しいです。 皆様も味わってみては。 里山デリバリー https://www.facebook.com/satoyama.deli/ 次回の注文は2月下旬です。詳しくは里山デリバリーのラインやFacebookでご確認ください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。メニュー、料金は変わることがありますのでご注意ください。 ※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/08(日) ローズマリー渡辺さんに聞く、元気になるハーブティーの話。
新型コロナ対策でできること・するといいことを街の「癒し」のプロに聞くシリーズ。毎回アロマ、足揉み、サプリなど、様々な観点から、予防や免疫力アップに役立つことを教えていただいています。今回は、ハーブティーのお話です! 教えてくださったのは、アロマトリートメントやオリジナルブレンドのハーブティーを扱う伊達市旭町のサロン「ローズマリー」の渡辺留美さんです。 渡辺さんは助産師・看護師の経歴を持つアロマセラピスト。札幌の病院で助産師として勤務していた時に代替療法の研修がきっかけでアロマと出会ったそうです。 「初めは、いろんなアロマの香りを嗅がなくてはいけないので、大変でした!」 と話す渡辺さん。資格取得後は、医師と連携をとりながら医療の中にアロマを取り入れてきた豊富な経験を持ちます。アロマ(精油)の原料であるハーブについても学びを深め、縁あって伊達に移住した10年前に「ローズマリー」をオープンしました。 簡単&美味しい〜! ハーブティーで元気に サロンの棚には40種類以上ものハーブがずらりと並んでいました。家庭でお湯を沸かせば飲めるハーブティーは手軽さが魅力! 同じ原料でもアロマ(精油)は油溶性成分を含みますが、ハーブティーは水溶性成分を主に抽出するので精油に含まれない成分を利用できる、というメリットもあるそうです。さっそく、今おすすめのハーブティーを教えていただきました。 渡辺さん「ハーブティーはリラックス効果などが一般的に知られていますが、抗菌・抗ウイルス効果のあるもの、免疫力を上げるものもあります!」 抗菌・抗ウイルス・殺菌作用等があるハーブセージ・タイム・ユーカリ・ローズヒップ・緑茶・紅茶 免疫力を上げる作用のあるハーブエキナセア 体を温める・発汗作用エルダー・ジャーマンカモミール 風邪の初期症状には・・・エルダー:保温効果、呼吸器の気道をきれいにしてくれる作用や体にたまった毒素も輩出してくれるといわれていますジャーマンカモミール:リラックス効果、保温効果、抗炎症作用がありますセージ:のどの痛みに ローズマリーのおすすめハーブティーブレンド ◎風邪予防・免疫アップ茶 ◎エキナセア紅茶 ◎ウイルスに負けない身体サポート茶 8回分(テトラパック入り) 1,000円 10回分(テトラパックなし) 1050円 飲み方:ハーブティー1回分3グラム(約大さじ1杯)を入れて、150~180ccくらいのお湯 を入れて3分抽出して飲む 渡辺さん「お茶として飲むほか、抗菌・抗ウイルス・殺菌作用のあるハーブは濃いめに抽出してうがいするといいですよ!」 香りにうっとり・・自生&自然乾燥のハーブ リラックス茶。ローズの華やかでエレガントな香り・・! ローズマリーでは、ドイツのメーカーが世界各国に自生するハーブを採取して自然乾燥させた高品質なドライハーブを使用しています。もともとその土地に自然に生えている自生ハーブは、栽培したものよりも効果が高いと言われているそうです。 こちらは、リラックス作用のあるハーブティー2種。「リラックス」と一口に言っても、疲れがどこから来ているのか?頭なのか、身体なのか、など原因によって、有効なハーブも違ってくるそうです。奥深い世界ですね。初めての方は、まずは渡辺さんにお悩みを相談してから購入するのがおすすめです。 心落ち着くお茶。飲みやすくてとってもおいしい〜! ハーブには種類ごとにいろいろな効能があり、ブレンドをする際には、テーマを決めて、ハーブを選ぶそうです。組み合わせや配合の割合によって、味も香りも変化するので、複雑で繊細な作業ですが、ぴったりとブレンドが決まったときは、「飛び上がりたくなるほど嬉しい!」そうです。 ブレンドハーブティーいろいろ ストレスが溜まったり、自律神経が乱れると、免疫力が落ちやすくなるそうです。疲れが抜けない方には、免疫力アップや自律神経を整える作用のある精油を使ったアロマトリートメントがおすすめ。特に「背中」が大切だそうですよ。しっかりほぐしましょう〜。アロマトリートメントで負けない身体づくり!背中・デコルテ・頭 50分 5,000円 このほか、ヒーリングなど、心を癒すためのメニューもあります。身体から魂レベルまで、幅広くケアしてくれる渡辺さんのサロン。芯から元気になりたい方、ぜひ訪ねてみてください。 Aroma&Herb ROSEMARY 完全予約制 北海道伊達市旭町26-46KHコーポ1階東 営業時間 9:00~18:00(不定休)TEL 090-3019-2202HP https://aroma-rosemary.wixsite.com/rosemary むしゃなび http://www.mushanavi.com/member/?SINO=954 ※ ハーブティーは室蘭の「ま〜の」、「瑚珀」でも取り扱っています 妊娠中・産後のお母さんにおすすめ!!助産師として豊富な経験を持つ渡辺さんのサポートで、マタニティー・ライフをワクワク・楽しく過ごしませんか?マタニティクラス・マタニティートリートメント・ベビーマッサージ受付中です。詳しくはむしゃなび内ローズマリーのページでご覧ください。 ※記事の内容は取材時の情報です。メニュー、料金等、変更にあることがあります(取材日 2020年3月1日)
むしゃなび編集部
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06/25(火) 夏のはじめのハンドメイド展、2つ@だて
ただいま伊達で開催しているハンドメイド展に行ってきました!まずは大町ミニギャラリーへ。今週土曜、6月29日まで「リトルチェアの夏色ハンドメイド」が開催中です。今シーズンのリトルチェアは店舗を休業し、イベント出店をメインとして営業しています。会場には爽やかな季節にぴったりな雑貨がいっぱい! 木工、布物、アクセサリー、手編み、レザー 、自然染め、イラスト、リース、焙煎珈琲豆など。リトルチェアでおなじみの作家さんたちによる夏の新作が揃いました。 涼しげな麻のキャミソールワンピース。ロマンチックな花柄のドレスは、なんと実は割烹着!! 素敵すぎて着られない・・・? むしろお出かけにも着ていってしまいそうな一枚。 おしゃれな木工作品も多数出品されています。カラフルな引き出しのミニチェスト(小物入れ)。ほかにナチュラルカラー、モノトーンのものなど、いろいろありました。 それぞれテイストが違うので、お気に入りの作家さんを探すのも楽しそうですね。開催期間中の 26日(水)には 11時から苫小牧の菓子店「ポムメリィ」が出店し、 焼き菓子、キッシュ、スコーンなどの販売があります。 また最終日29日(土)には 10時から14時まで手相占いが体験できます。 この夏の装いにプラスするアイテムを探しに出かけてみては! リトルチェアの夏色ハンドメイド展 2019年6月24日(月)〜29日(土) 10時〜16時(最終日は15時まで) 大町ミニギャラリー(伊達市大町3番地7) イベント詳細はこちら↓↓ http://blog.mushanavi.com/romantic/ 続いて舟岡町へ。ナチュラル&カジュアル服のセレクトショップnicoで、6月25日(火)よりハンドメイドアクセサリー展が始まりました。 夏物のお洋服が涼しげに並ぶ店内の一角に、ハンドメイドアクセサリーが飾られていました。今回は、伊達・札幌ほか近隣の作家に加え、道外からも作品を集めているそうです。インスタグラムなどで「これは!」と思った作家さんに声をかけたりと、厳選のラインナップになっています。 思わず「かわいい!」と叫んでしまったブローチ。ゆる〜い中にもアートな雰囲気が漂います。 これまた個性的なブローチ。nicoさんによると最近、面白いブローチを作っているハンドメイド作家が沢山いるそうです。中にはブローチのみこだわって作っている方も多いそう。トートバッグにつけたり、洋服のワンポイントにしたり、楽しめそうですね。 おしゃれで、ひとひねりある、個性的なアクセサリーの数々。7月中旬までのロングランで開催していますが、作品は全て一点もののため、お早めにどうぞ。お洋服の方も、今夏のトレンドや、注目のアイテムなど、気軽に相談してみてください。nicoさんの独自視点もまじえたアドバイスが聞けますよ。 nicoiroハンドメイド アクセサリー展 2019年6月25日(火)〜7月19日(金) ナチュラル&カジュアルな服と雑貨 nico 住所:北海道伊達市舟岡町369-6(JR北舟岡駅そば) 月・金:16時〜20時 その他曜日:11時〜15時 休み:6/28,7/6~8 イベント詳細はこちら↓↓ http://www.mushanavi.com/event/?S=27137
むしゃなび編集部
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05/26(水) 弄月町に子ども食堂「さくらんぼはうす」OPEN!!だて
「いちごはうす」の姉妹団体「さくらんぼはうす」が5月24日にオープンしました。配布型の子ども食堂として、月に一回、おやつとお弁当の配布を行います。 場所は伊達市弄月町。東地区コミュニティセンター 「みらい館」の近くです。「こども食堂」と書かれた黄色いのぼりが目印! オープン初日にお邪魔すると、子どもたちがやってきました。 お母さんやお家の人と来た子。友達同士で来た子。ひとりで来た子。みんなお弁当を受け取って嬉しそう! 自転車で来た小学生。お弁当とスープをハンドルにぶら下げて帰っていきました。 この日のおやつは手作りカップケーキ。 それからお弁当は、 ・ハンバーグ・ひじきのサラダ・にんじんのグラッセ など いちごはうすと同様、栄養バランスばっちりの献立です。 子ども弁当。ご飯は玄米&麦入りのヘルシーもちもちご飯 とってもおいしそうですね!さらに毎回汁物が付くそうです。この日はアツアツのコンソメスープでした。食材は地元の農家さんや近所の方からの寄付(野菜やお米類)と5月初めに行われた青空フリーマーケットの売上で調達したそうです。 大人弁当 お弁当は子どもは無料、大人は500円です。初日のこの日、子ども大人合わせて50個のお弁当は配布開始から30分たたないうちに終了となりました。 笑顔でお弁当やおやつを受け取る子ども達、そして親御さんの嬉しそうな表情に心があたたかくなりました。 さくらんぼはうすが目指すのは、 「こ食」への取り組み(孤食、個食など)食の重要性を伝えるお母さん、お父さんサポート の3つです。 さくらんぼはうす代表の大内さんは、「いちごはうす」のメンバーとして、1年ほど子ども食堂に関わってきました。活動を通して、「ひとつだけでは足りない。ほかの地区にも子ども食堂があったら・・」と思うようになり、家族の協力を得て自宅前で配布するかたちで子ども食堂をスタートすることにしたそうです。 オープン初日の反響に「びっくりしましたが、必要とされているのかな、と感じました。」と大内さん。これから細く長く活動を続けていきたいと話しています。 活動日は毎月第4月曜日。 次回の日程は 6月28日(月) です。 15時〜おやつ配布16時〜お弁当配布 学区に関係なく市内の子ども(おやつ・お弁当)と親御さん(有料のお弁当)が利用できます。公式ラインで予約を受け付けています(数量限定)。 食材、おやつ、カンパなど寄付も募集しています。協力したいという方、下記へご連絡ください! 子ども食堂「さくらんぼはうす」活動日:毎月第4月曜日伊達市弄月町(詳しい場所は上の画像をご覧ください)問合せ:080ー1876ー1387(大内さん)日程・予約:公式ラインからどうぞFacebook ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。活動日等変更となることがあります。ご了承ください。(取材2021年5月)※おやつとお弁当の写真は大内さんからお借りしました。 伊達初の子ども食堂「いちごはうす」についての記事はこちら↓↓ https://mushanavi.com/specials/25997/
むしゃなび編集部
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03/09(水) 自分に向き合い「茶〜しばく?」〜” チャシバクINN “ 的暮らし
オーナーの田中陽介さんは京都のご出身。 そして奥様の瑠奈さんは大阪のご出身。 お二人が2018年にオープンしたチャシバクINNは、客室4部屋のご自宅兼宿泊施設です。 只今、4月半ばの2022年度OPENに向けて準備中ですが、実はこの春、田中夫妻にとっての何度目かの大きな転機が訪れます。今回は、そんなチャシバクINNの秘話を陽介さんにお伺いしました。 ↑部屋からは洞爺湖が見えます。 学生時代の4年間、ニュージーランドで暮らした経験をお持ちの陽介さんは、2004年4月、加森観光 ルスツリゾートへの就職を決め、北海道留寿都村に移住して来られました。 ルスツリゾートでは、ベル・フロント・教育旅行営業・予約・レベニューなどのキャリアを積まれていたので、いわば宿泊業のプロフェッショナル。 INNを行うための土台が整っていたとも言えます。 けれども、後に脱サラをされた陽介さんの現在まで道のりは、チャシバクINNまっしぐら!ではありませんでした。 ルスツリゾート勤務時代、今の家に移り住む以前は社宅に暮らしていましたが、2012年より旧洞爺村あたりで家を探し始めました。 「洞爺湖畔には、留寿都に住んでいた頃によくキャンプをしに来ていました。通う毎にどんどん好きになり、湖畔に住みたいと思うようになりました。物件は、静かに湖を眺めるくらしができる洞爺湖北岸のエリアに魅力を感じていたので、このあたりで探していました。留寿都へ通勤するにも便利でしたし。」 そう。 つまり、初めからここで商売をしようと思っていたわけではなかったのです。 「偶然にも、毎日窓から洞爺湖を眺められる中古物件との出会いがあり、2013年10月に移り住みました。けれどもその頃は、インバウンドのお客さまがたくさん訪れていた頃でもありました。ですから、2歳になった息子の寝顔を見てから出勤し、帰宅してまた寝顔を見るという毎日が続いていました。そんな日々に疑問を持つようになっていったのです。」 息子さんが生まれた2011年、この年の3月に東日本大震災は起こりました。 親になった年にこの大震災を体験したことは、田中さんご夫妻の人生観に大きな影響を与えたことは容易に想像できます。 「いつ死ぬかわからない。 明日の命の補償なんてない。」 ということを誰もが痛烈に感じたことと思います。 とは言え。 たとえ考え方の変革は起きたとしても、ほとんどの人が日々の忙しさに埋もれてしまい、なかなか行動変革にまで及ばないことが多いのではないかと思います。 けれども。 田中さんご夫妻は行動を起こしました。 息子さんが4歳になり、幼稚園に上がった年。 2015年6月に、瑠奈さんがドーナツ屋を始めたのです。 材料にもこだわった " 豆乳焼きドーナツ " 『チャシバクドーナツ』の 誕生です。 決め手は瑠奈さんの一言でした。 「家の前にデッキを作ってくれたらドーナツとドリンクを出す店をやりたい。」 「大阪出身の妻は、帰省の際に奈良のお店で目にした光景が、" とてもいいなあ… " と思ったと話していました。そこには、おじいちゃん、おばあちゃん、小さい子どもまで美味しそうにドーナツを食べている姿があったそうです。チャシバクドーナツも、お客さまが湖畔散歩のついでにふらっと立ち寄ってくださったり、近所の子どもたちや親たちがおやつとして買いに来てくれる店にしたいと思ったそうです。」と、陽介さん。 ドーナツは。 ケーキのようにお洒落すぎず。 子どもから大人まで大好きで。 片手にドリンクを持ち、もう一方の手でドーナツを持ち、お散歩しながらでも気取りなく食べられる。 チャシバクドーナツは、原材料にもこだわって作られていますし、揚げてお砂糖をまぶしたものとは違うので、子どもでも、服も手も汚すことなく食べられるというのも良さだなあと、筆者自身が購入したチャシバクドーナツを運転しながら食べた時に感じました ^^; 母目線を感じます。 さて。 オンラインショップも開き、軌道に乗っていたのですが、再び転機が訪れました。 洞爺湖畔に購入した店舗兼自宅(店舗部分は陽介さんによるリノベーション)は、実は元民宿の二階建てでした。 そして、その後のオーナーが改築してアパート経営をしていた際に、2階の4部屋それぞれに風呂場とトイレを設置していました。 そのことは田中夫妻にとっての購入の決め手ではなかったのですが、陽介さんはこの家で宿経営をすることを思い付きました。 「この地域には温泉街と違い宿が少ないです。ですから、ここに宿を作るのは自分の役割かもしれないとも思いました。まさに運命のようなものも感じました。」 悩んだのはその宿のスタイル。 ここに陽介さんのこれまでの生き方が表れてきます。 ・13年間、リゾートホテルの社員としてホテル業の経験を積んだ。 ・ニュージーランドでは、学生的な貧乏旅でバックパッカーズ(日本でいうホステルやゲストハウス)を泊まり歩いた。 「学生時代とサラリーマン時代に様々なタイプの宿を経験したことが原体験となって、自分が好きな旅のスタイルにマッチしたものを作りたいと思いました。」 今のスタイルに行き着いた経緯や想いについては、陽介さんのnote https://note.com/chashibaku_inn/n/ne55019de8408 に詳しく書かれていますので、陽介さんの言葉でご覧くださいね。 陽介さんのお話しを伺っていると、今の暮らし方はなるべくしてなった、導かれてなった、そんな気がしてなりません。 ↑ツインルームです。とても清潔感があります。 さて、ここでもう一度チャシバクドーナツに話を戻します。 2004年に北海道移住。 2009年に結婚し2011年に子どもが生まれる。 2013年洞爺湖畔で中古物件を購入し転居。 2015年チャシバクドーナツを開業。 2017年35歳で会社を退職。そして1年かけてINNスペースをセルフリノベーション。 2018年チャシバクINNをオープン。 と、このように何度も転機を迎えた田中一家でしたが、実は2022年3月末までの営業でチャシバクドーナツが無期限休業となります。 「息子を屋久島の山海留学へと送り出すことにしたからです。それに関連して妻は2拠点生活になりますので、ドーナツ屋を続けることは不可能になりました。もともと、息子が高学年になったら多様な文化や自然、人に触れてほしいという願いから外国へ連れて行きたいと思っていました。ところがこのコロナ禍でそれが叶わぬ夢となってしまいました。もちろん、コロナ禍が落ち着けばいつかはできるかもしれない。でも、出来るだけ子どものうちに体験させてあげたかったのです。ですから気候も含め環境が北海道とは全く異なる屋久島を選びました。」 ↑夏の洞爺湖 チャシバクドーナツのファンはとても多いので、きっと残念に思う方も多いかと想像します。 でも、ファンの方々ならきっと、田中一家の暮らし方や生き方に共感する方が多いと思います。 今後のチャシバクを応援して行きたいですね。 さてさて。 ところで皆様。 「チャシバク」の語源をご存知でしたか? それは〜。 「茶〜しばく?」=お茶しない? なのだそうです。 これって実はコテコテの関西弁。 関西ご出身の田中ご夫妻ならではの発想です。 「ゆっくりお茶でも飲んで休んでいって」 そんな気持ちを込めて「チャシバク」としたのだそうです。 そしてこのロゴマーク。 旅するバクの絵がなんともユニーク。 こうして、様々な経緯で、旅する人々を迎えるチャシバクINNは4月15日(金)に再オープン(現在は休館中)します。 最後にチャシバクINNのコンセプトを伺ってみました。 『洞爺湖畔のいつもの空気をあじわえる、地元の暮らしに近い宿』 「旅には旅人それぞれのいろんな目的があります。旅人がここに泊まる時、ここを住まいとする僕らと同居するかたちとなります。旅人にはチャシバクINNの暮らしの形を体験することで、” あ〜こんな暮らし方もあるんだ “ とか “ こんな働き方があるんだ “ などの気づきを通して、” 自分の暮らしを見つめる “ “ 自分と向き合う “ そんな時間を提供できたらいいなあなんて思っています。 一言で言えば『暮らしのおすそわけ』かな。」 いつまででも眺めていられる美しい洞爺湖。 静かな街。 押し付けがましさを微塵もかんじさせない、優しく人懐こい陽介さんの笑顔。 そして心地よい部屋。 ↑シングルルームです。カバーやシーツなどはリネンを使用しています。壁の色が素敵。 チャシバクINNで過ごす時間は、間違いなく豊かであることを確信した筆者です。 チャシバクINN オーナー 田中陽介 住 所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町109-1 電話 0142-82-3257 Web site. http://www.chashibaku.com/inn/i/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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12/16(日) 南国の海のような癒しサロン!リラクゼーションサロンUMI
12月も半ばを過ぎ、どっさり雪も降って「いよいよ冬本番!」という感じになって来ましたね。気温もしっかりと冷え込んできましたが、やっぱり北海道の冬はいいなあ〜〜とワクワクしているchです。 さて今回は、年末年始の宴会シーズンを前に、身体のメンテナンスもお忘れなく! ということで、伊達市鹿島町のエステサロンを訪ね、健康のこと、美容のこと、お話しして来ました。 伊達市鹿島町の「リラクゼーションサロンUMI」。アロマテラピーやリフレクソロジーを中心に、リラックス、スリミング、ブライダルからメンズエステまで幅広く対応するエステサロンです。扉を開けるとそこは・・・ 海辺のリゾートみたいな、開放的な癒し空間! 「北海道は冬が長いですよね。だから南国のような暖かい雰囲気にしたくて・・・」 と笑顔で話すエステティシャンの菅原まゆみさん。 菅原さんは海が大好きで、いちばん好きなのは、積丹の海! 毎年一度は必ず訪れているそうです。 「自然の厳しさ・怖さもあるけれど、人にたくさんの恵みを与え、ただそこに在るだけで癒してくれる。そんな海が子供の頃から大好きで、学生時代はよく授業をサボって海を見に行っていました(笑)」 癒しと恵みをもたらす海のようなお店に・・・との願いを込めて、昨年2017年にサロンをオープンしました。 積丹の海(撮影:菅原さん) 菅原さんが大切にしていること。それは、 ふれあい、そしてコミュニケーション。 菅原さん「エステってお客様のお身体に直接触れるでしょう? だからエステは「ふれあい」なんですよね。 ぐあいが悪い時にお腹をさすってもらったり、背中をさすってもらったり、という経験が誰にでもあると思いますが、それと同じようなものなんじゃないかな、と思っています!」 エステはふれあい、コミュニケーション! 独立する以前は、ザ・ウィンザーホテルのスパでセラピストとしての研鑽を積んだ菅原さん。サミット当時は、スパチームスタッフとして各国ゲストの施術を担当したそうです。もともとエステティシャンを志したのは、医療事務の仕事をしていた時の経験がきっかけでした。 菅原さん「医療事務の仕事をしていた時、待合室のお年寄りを見ていると、 割と元気なんだけれど病院によくいらっしゃる、という方が結構いたんですよね。 そういう姿を見ていて、交流を求めているのかな、とふと思ったんです。 心が寂しいと身体も元気が無くなってしまうんじゃないかな・・・と。 それからいろいろと調べるうちに、エステの本場・フランスではアロマテラピーが「代替医療」として一般に親しまれていることを知ったんです。 病院と同じくらいエステサロンがたくさんあるというのも知って、興味を持つようになりました!」 心地いい〜香りに包まれる、アロマテラピー・マッサージ。アロマの香りとマッサージのイタ気持ちいい刺激で心と身体をリラックスさせるおすすめメニューです。 アロマオイルは体調やお悩みに合わせて選びます。この日使われていたのは「オレンジ」。フレッシュで優しい香りに、心がふわっと安らぎました :-) 特に冬場は、寒さで体が縮こまって、筋肉が緊張したりリンパの流れが滞ってしまいやすい季節です。急に冷え込んだり寒暖差の激しい時は要注意! コリやむくみを放置せずに、身体をほぐしてリラックスしましょう〜。 菅原さん「リンパって「下水管」のようなものなんですよ。 パイプが詰まっていたら、下水を流そうとしても流れないですよね・・・。 まずはリラックスして身体をほぐし、流れをよくしていきます!」 冬こそ酵素ファスティングにTRY! さてさて、これから年末年始にかけて忘年会や新年会が続きますね。食べ過ぎ・飲み過ぎで体調を崩さないように菅原さんがすすめるのが、最近話題の酵素ファスティング! ファスティングといっても、何も食べない「断食」とは少し違って、必要な栄養素を酵素ドリンクで摂取しながら行います。「食べない」ではなく「消化させない」というのがポイント。普段の食事を酵素ドリンクに置き換えることで消化活動を休ませ、代謝を活性化。細胞からデトックスします! 美容効果や体質改善、ダイエット効果が期待できるほか、頭がスッキリしたり、寝つき・寝起きがよくなったり、感覚がクリアになる、といった感想もあるそうです。(効果には個人差があります) UMIイチオシの酵素ドリンク。ハーブ、野菜、果物などを100種類以上の国産食材を使い、伝統的な「ヒノキ樽」で自然発酵させています。癖がなく、飲みやすい! ファスティングプログラムは2日から2週間まで期間を選べますが、家庭やお仕事の事情で難しい方には、週末などにできる2日間のコースがお手軽です。詳しくはお店で相談してみてくださいね。 菅原さん「自分の身体って我慢や無理をしやすいですよね・・。 特に女性は我慢しやすいです。 でも、自分の身体はひとつしかないし、取り替えがききません。 だから、普段から大切にしてあげてほしいなあ、と思うんです。 「私なんて全然頑張ってないから!」という方ほど頑張りすぎていることが多いんですよ(笑) ご自分の身体に意識を向けて、日頃からメンテナンスをしたり、気軽にサロンにお越しいただけたら、と思います!」 コリもむくみも、一日にしてならず・・・ならば、一度のエステやファスティングで、全てリセット!オール解決!! ではなくて、回数を重ねながらだんだんと変わってゆく方がいいのかもしれません。 「心地よさ、スッキリ感に気づくことが大切」と菅原さんがおっしゃっていましたが、本当にその通りだなあ、としみじみ思いました。 カラダの声に耳を傾け、感謝して大事にしてあげたいですね! リラクゼーションサロンUMI 完全予約制 北海道伊達市鹿島町47-10Jas.s伍番舘1F TEL: 0142-82-4914 平日11:00−21:00(最終受付20:00) 土日祝15:00−21:00 定休日:木曜 他 https://ssundou.wixsite.com/umi-2017
むしゃなび編集部
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02/12(火) 心に春!なイベント訪問。ときめきテラス@豊浦
この冬一番の寒波が到来した先週の三連休でしたね。あまりの冷え込みにブルブル、これが「冬バテ」かな・・と思ったchです。そんな中、最終日の2月11日(月)、身体は超寒いけど、気持ちだけでもほっこりしたい!! と、豊浦のとわにーで開催された「ときめきテラス」に行ってきました。 ハーブやアロマ、雑穀食、ヨガなど、「体にやさしい」、「キレイ」、「おいしい」そんなワークショップを楽しむイベント。「寒くて催し物の少ない時期だから、何か楽しいことしよう!」と、豊浦・伊達・洞爺湖から、4組のクリエイターが出店しました。 会場に入ると、ふわっとハーブのいい香りが・・・。ブースをのぞいてみれば、ドライハーブと自然塩をすり鉢でゴリゴリしています。 豊浦町の新山梨という山あいの地区でハーブを自家栽培し、オリジナルのハーブティーなどの商品を生産販売している「ハーブ工房seiha」のワークショップ。 作っているのは、なんとハーブの歯磨き粉! 殺菌効果の高いハーブを使用し、風邪予防や喉の痛みにも効果があるそうです。 私もセージの歯磨き粉をつくってみました。まず何よりも、香りのよさにびっくり!! スッキリとした中に、甘さや柔らかさ、みずみずしさがあって、とても奥深い香り・・・目を閉じたら、ハーブ畑が見えてきそう〜。香りに惹かれて思わずちょっとだけ舐めてみて(全て食べられる材料でできています)またびっくり。「おいしい〜!」のです。歯磨きだけでなく、お料理のアクセントにも使えそうなハーブソルトが出来上がりました。 seihaさんの商品は、おいしいもの・体にいいものを愛する地元女性にファンが多いそうです。自家栽培ハーブの濃厚な香り、味わってみては。以下の店舗で購入することができます。 道の駅とようら コープさっぽろ伊達店、東室蘭店、イースト店 (ご近所野菜コーナー) toita(洞爺湖) イベント出店情報や工房の詳細はこちら→ Facebook 続いてこちらは、以前、特集記事でもご紹介したLa Felice 〜アロマとおかたづけ〜の小野さん。今回、面白かったのが、「アロマの柔軟剤作り」。 最近、ドラッグストアなどに行くと、本当にいろんな種類の柔軟剤や衣類用の芳香剤がありますが、香りがケミカルで結構キツイものも多いですよね。小野さんによると中には肌荒れしてしまう、なんていうケースもあるのだとか。 そこで、小野さんが勧めるのが、天然のアロマの香り。たくさんあるアロマオイルの中から、好きな香りを選び、クエン酸などの天然素材を使って手肌にもやさしくエコな柔軟剤を作りました。植物の自然な香りは、やっぱりいいですね〜。アロマ体験やお片づけのレッスンはこちらからどうぞ→La Felice 〜アロマとおかたづけ〜 のんびりとした雰囲気の中、畳スペースでは洞爺湖在住のヨガインストラクター&整体師の砂ちゃんによるヨガ体験の真っ最中! 寒さで縮こまってしまった体も、緩めてリラックス〜。見ているだけでも晴れやかな気分に・・・とはいえ、ヨガをする気にもなれないほど、ガチガチな人(私ですが)は、整体でほぐしてもらいましょう〜。 あけぼの屋 最後はやっぱり、おいしいもの! 豊浦で雑穀と野菜を使った料理教室を開催している「北海道つぶつぶラボむすびや」のスイーツと軽食をいただきました。画像奥はフィッシュバーガーに見えて実は、雑穀の「ヒエ」のフライバーガー。 こちらはブルーベリー入りの雑穀甘酒。麹を入れて発酵させた本物の甘酒です。お砂糖は使っていないのに驚きの甘さと美味しさ。ヘルシーで滋養たっぷりな雑穀料理ですが、簡単に作れるのがまた魅力なのだそうです。 興味のある方は、一度むすびやさんのレッスンを受けてみては。詳細はこちらからどうぞ→ 北海道つぶつぶラボむすびや 一年でいちばん寒さの厳しいこの季節、気持ちも体もなんとなく引きこもりになりがちですよね。でもそんな時こそ、美味しいものを食べたり、いい香りを嗅いだり、手作りしたり・・・五感を使って楽しむとすごく元気が出るなあ〜! と感じたイベント訪問でした。 この後、2月後半から3月にかけて、伊達や洞爺湖、室蘭でも地元クリエイターの集うイベントが開催されますよ。「キレイ」、「かわいい」、「おいしい」などなど、心に春を先取り! ぜひ遊びに行かれてみてくださいね :-) プチイベント『美assist』2/17 【伊達】 開催日:2019年2月17日(日) 時 間:10:00~17:00 会 場:麗人 Love Earth(伊達市舟岡町200-135) 内 容:足裏西洋式リフレクソロジー、アイブローレクチャー、リップグロス作り、ネイル、パワーストーン ほか 詳細はこちら 洞爺湖温泉・きらきらまつり 2/19~20【洞爺湖】 開催日:2019年2月19日(火)・20日(水) 時 間:10:00~16:00 会 場:パーラーふくだ(虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-12) 内 容:手作りワークショップ、手作り雑貨・服、フード・スイーツ販売、占い・スピリチュアル鑑定 ほか 詳細はこちら 19日11:00〜 アロマのお話「ストレスって何?」 そもそもストレスとは何なのか ストレスケアと香りの関係は? どんな香りがストレスケアにいいの? そんなお話を香りを嗅ぎながら聞いてみませんか? (無料) 20日11:00~ 声楽家さんによる投げ銭ライブ しあわせのたね 3/10 【室蘭】 開催日:2019年3月10日(日) 時 間:10:00~16:00 会 場:色彩屋(いろや)(室蘭市日の出町2丁目2-6-2F) 内 容:アロマコスメ、フェイシャルエステ、カラーセラピー、数秘学 ほか ねもころ 3/24 【室蘭】 開催日:2019年3月24日(日) 時 間:10:00~16:00 会 場:室蘭市生涯学習センター きらん 2階多目的室(室蘭市中島町2丁目22-1) 内 容:ハンドメイド作品販売・ワークショップ・近井直行写真展&撮影会 詳細はこちら
むしゃなび編集部
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02/02(日) だて産野菜のイタリアン&薪窯焼きミラノピッツァ!イルテット
今回のお店ほうもんは、本格ミラノピッツァとだて産野菜を使ったイタリア料理の「イルテット」へ。アツアツの薪窯焼きピッツァを食べてきました! 具材を楽しむ「ミラノピッツァ」 イルテットは昨年7月にオープン。伊達出身のシェフ・松岡克哉さんが、札幌から故郷に戻り開いたお店です。ランチタイムはパスタとピッツァ、夜は前菜や肉料理など、旬の地場産食材を使ったおいしいお料理が楽しめます。 薪窯でピッツァを焼く、店主の松岡克哉さん 厨房の真ん中にどっしりと置かれた巨大な薪窯は、本場イタリアから取り寄せたもの。この薪窯で松岡さんが焼き上げる「ミラノピッツァ」は生地が薄く軽い食感が特徴です。 「生地は毎日変化があって本当に面白い」プロにしかわからない繊細なレベルで日々進化する松岡さんのピッツァ 伸ばしたピッツァの生地を空中でくるくる回す松岡さん。素早く回転しながら生地が薄く広がっていきます。鮮やかな手さばきは、これぞ職人技! 薪窯に入れると、ふわっと膨らみ、あっという間に焼き色がついてきました。中の温度はなんと、400度以上にもなるそうです。 マルゲリータ 1,200円 (ランチはサラダとドリンクが付き) 焼きたてのマルゲリータ。イルテットで一番人気のピッツァです。サクッと香ばしい生地に、とろ〜りチーズと濃厚なトマトソース、フルーティなオリーブオイルがたっぷり! 軽い食感で、一人一枚食べられます。糖質をセーブしている方にもオススメ う〜ん、おいしいっ! しあわせ!!小麦粉やチーズ、オイルなどのピッツァの材料はイタリアから取り寄せたものを使用しているそうです。 旬のだて産野菜で楽しむパスタ! ランチメニューは二週間ごとに変わり、旬の野菜や魚介類等、地場産食材を使ったメニューが登場します。こちらは「豚の塩漬けと伊達産ゴボウのアマトリチャーナ」。エッ!ゴボウのパスタ・・!?と驚くなかれ。シャキシャキとしたゴボウがトマトソースと絡み、絶妙の味わいです! ふわっと軽く、アイスクリームのような食感のドルチェ(デザート)。キャラメリゼしたアーモンドとラムレーズンのヌガーグラッセ 普段着で、ワイワイ楽しむイタリアン! 本格イタリア料理をかしこまらず、カジュアルに楽しめるのもイルテットの魅力のひとつです。「食堂や居酒屋のような感じで、気軽に楽しんでほしい」と松岡さんは話します。 まだ料理人の修行中だった頃、三つ星レストランをはじめ、札幌のイタリアンの名店を食べ歩いて研究したという松岡さん。最も心惹かれたのは、以前働いていたお店の活気溢れる雰囲気だったとか。にぎやかな店内で、お客さんがワイワイ楽しむ姿を見て「自分の店も気取らずにリラックスして食事ができる店にしたい」と思ったそうです。 旬の食材を使ったディナーメニュー お友達やご家族と、もちろん一人でも、伊達産野菜のイタリアンを味わいに普段着で出かけてみませんか。 夜はワイン、日本酒、焼酎などアルコールメニューが充実。サングリアやレモネードなど、自家製ドリンクは女性に人気です。 4人以上のグループなら、お得な予約制のコース料理もおすすめ↓ カルネコース 前菜3品、ピッツァ、パスタ、肉料理、ドルチェの計7品 4名様より 3,000円~ 飲み放題120分 1,500円 詳細はこちら→ https://date-iltetto.com/?page_id=28 2020年2月の定休日。ランチメニューや毎月の定休日は フェイスブックでチェックできます イタリア料理と薪窯焼きピッツァIL TETTO イル テット北海道伊達市旭町23番地2ランチ 11:30〜14:30 ディナー17:00〜22:00 定休日 不定休ホームページ https://date-iltetto.com ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。価格、メニュー等変更になることがあることをご了承ください(取材2020年2月)
むしゃなび編集部
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12/30(水) だて・室蘭周辺の除夜・初詣情報2020-2021
新年のお参り情報をお届けします。除夜・元旦の情報ですが、今年はコロナの影響で、分散参拝をすすめているところが多いです。三ヶ日に限らず「1月中にお参りしよう・・」くらいのゆっくりペースでよさそうです。まずは伊達の神社・お寺からどうぞ! だて 有珠善光寺 元旦 午前0時〜・鐘つきは、今年は僧侶の方々が行います。一般の受付はなしですが、見学は可能です。・本堂のお参り、おみくじ・お守り授与は通常通りできます。・甘酒のふるまいはありません。※三ヶ日は例年混雑が予想されます。混み合う期間を避けて出かけるのがおすすめです。 伊達市有珠町124番地 https://www.usu-zenkoji.jp ※画像は善光寺のフェイスブックからお借りしました。 有珠山 紋鼈寺 大晦日 夜11時半〜年明け深夜2時まで除夜会&修正会(しゅうしょうえ)内容:鐘つき、カウントダウン、ライトアップ 伊達市末永町71−1 https://もんべつじ.com 大雄寺 元旦 午前0時〜・元朝詣り・大雄寺おやきの販売はありません 伊達市元町18番地 https://daiouji.jp 伊達神社 授与所(おみくじ・お守りなど)が開いている時間:大晦日 9時〜21時 元旦 0時〜2時/7時〜21時※毎年元旦は混雑するので、ご注意ください。お参りに行かれる方はマスク、消毒等忘れずにお出かけください。 伊達市末永町24−1 https://www.datejinja.com/blank-4 相馬神社 授与所が開いている時間:元旦 0時〜1時頃/8時頃〜 住所:伊達市大町6番地 洞爺湖 虻田神社 授与所が開いている時間:大晦日 午前9時〜午後5時元旦 0時〜2時頃/8時〜※恒例の除夜祭・歳旦祭は関係者のみで行います※マスク着用、分散参拝にご協力ください。 虻田郡洞爺湖町青葉町54 http://abutajinja.holy.jp 室蘭 中嶋神社 元旦 0時〜1時過ぎ/8時〜※授与所が1時過ぎに一旦閉まります。お守りがほしい方、夜のお参りの際にはご注意ください。※駐車場の混み具合をみながらお参りください。 室蘭市宮の森町1丁目1 室蘭八幡宮 新年のお参りは例年通り。特に時間の制限はありません。★どんど焼き 7日〜15日 室蘭市海岸町2丁目9−3 本輪西八幡神社 元旦 早朝は0時〜6時まで 授与所も夜通し開いています。 室蘭市本輪西町3丁目28番8号 Facebook 以上、新年のお参り情報でした。元旦の深夜は授与所が一旦閉まるところが多いので、夜お出かけの際には気をつけてくださいね。それでは、よいお年をお迎えください〜!! ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2020年)※シェア・リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/02(日) 温めつづけた想い。「鹿の子」は夢のかたち
2021年5月1日オーナーさんのお言葉をお借りすれば…。壮瞥町に「ひっそりと」オープンされたのは、雑貨屋「鹿の子(かのこ)」さんです。 若い頃から雑貨好きで、収集もされていたというオーナーの三松こずえさん。 いつの日か自分の雑貨屋をもちたい! 壮瞥町の子育て支援センターにて保育士のお仕事をされながら、夢をあきらめずにいた 三松こずえさんは、この度、念願の雑貨店をオープンさせました。 このときはまだちょっと緊張した面持ちでした♡ どうやらこちらの店舗、ご自宅とひと続きのようです…。はじめから店舗付き住宅として建てられているのでは?そう、奥様の夢を知る旦那様のご協力があってのこととお見受けいたしました。それを証拠に、取材中もせっせと外回りを整備する旦那様がいらっしゃいました♡オープン初日は奥様を心配する旦那様の方が、そわそわと落ち着かないご様子に思わずほっこり ^^ アンティーク雑貨も並びます。 電笠も素敵。 有珠山ジオパーク友の会手工芸部会の作品も並びます。 お取扱い商品は、ガラス製品・「po-to-bo-」の陶製アクセサリー・「エル・ディマンシュ」のはがき・リネン・生活雑貨・絵本・アンティーク雑貨など、こずえさんのお気に入りのものたち。ガラスでも陶器でも不思議な温かさを持っています。きっと、こずえさんの温かさが商品にも映っているのだと思います po-to-bo-の陶器アクセサリー ハリオのアクセサリー こちらもハリオ アンティークガラス雑貨とリネン さてさて。 皆様、ここでちょっと「子鹿のお尻」と入れて検索してみてください♪すると、とっても可愛い子鹿のお尻画像がいろいろ現れますよね? いかがでしょうか? キュンとなるほど可愛いでしょ?思わず触れたくなるでしょ?とても癒やされるでしょ? エルディマンシェのはがき。 実はこれこそが「鹿の子」さんが目指すところなのです。 そこに存在するだけでほんわか癒やされる。保育士さんならではの視点のような気がします。響きも可愛いですし。 洞爺湖や昭和新山がある美しい景観のなか、小さな店ながらもホッとする空間でありたい。特にいまコロナ禍で、人の心までもが殺伐としたものになりそうな空気にあって、「鹿の子に行くと落ち着くよね。癒やされるよね。」と、人々が自然と足が向いてしまう。 そんな肩の力が抜けて息抜きができる空間でありたい。それが、こずえさんの想いなのです。 お友達からのお花もたくさん。 「今はオープンできたことが嬉しくて先のことはあまり考えられないですが、将来は、作家物の展示会などもできたらいいななんて思っています。」と、恥ずかしそうに笑い、そして続けた言葉。 「ひっそりと、のんびりと出来たら嬉しいです。」 あくまでも控えめなこずえさんです。きっと、そんなお人柄に惹かれたお客様が、くつろぎの場として訪れることと思います。 絵本のなかに入り込んだような「鹿の子」さん。 シンプルで優しく可愛いものたちに目移りしますが、一番可愛く魅力的なのは こずえさんでした。ゆっくりと流れる時間を、皆様もお楽しみくださいね。 店舗情報:雑貨屋「鹿の子」北海道有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉81-37営業日 土・日・祝日 ★不定休ありますので、Instagram や Googlemap でご確認ください。電話 0142-82-3700mail kanokotokonoka@gmail.com ※地図修正しました(2021.05.03 編集部) ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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07/25(水) 牧場の丘のてっぺんで「ありがとうーー」と叫びたい! 「北海道ウクレレカンタービレ2018」
2018年6月22日、牧家ミルキングパーラーで「北海道ウクレレカンタービレ」が開催されました。伊達を一望する牧場の芝生の上でライブやフラのステージ、地元の美味しいものを存分に楽しめる入場無料のハワイアンイベント。今年で5回目を迎えました。 カンタービレといえば、とにかく気になるのがお天気。「今年も降るのだろうか」というウワサがあちこちで囁かれるとか囁かれないとか……。というのも初開催の2014年から、雨と強風に見舞われ続けてきたのです。しかし、昨年4回目にしてようやく晴れ、今年も澄み渡った空にウクレレの音が響きました! 伊達の夏到来を告げるビッグイベントとなった「北海道ウクレレカンタービレ」。会場の様子を振り返りながら、あらためてその魅力に迫りたいと思います。 伊達にHawaiiを連れてくる、ウクレレミュージシャンズ!! まずはカンタービレの華! 素晴らしいパフォーマンスで伊達にハワイの風を運んできてくれるアーティストの皆さんです。 勝誠二さん、JazzoomCafe(ジャズームカフェ)さん、分山貴美子さんのお三方は、2014年の初開催から、レギュラーゲストとして出演。雨にも負けず強風にも負けず、観客を魅了しています。 今回、5回目を記念して開催された「前夜祭」では、会場となった洋麺茶屋牧家にファンが詰めかけアツい夜となりました。トリオでのスペシャルライブも大盛況、目がハートになる人続出でした〜 :oops: 日本人初のくちぶえ世界チャンピオン、分山貴美子さん! 今年も超絶全開!JazzoomCafeさん。 カンタービレの王子様、勝誠二さん登場に「きゃ〜!」 出演者のプロフィールはオフィシャルサイトでチェックしてね。 勝誠二オフィシャルウェブサイト JazzoomCafe 口笛奏者 分山貴美子Official web site ウクレレと牧場が奏でるハーモニー! 「Mooooo!」の美声で時にゲストと一緒にうたう、ミルキングパーラーの牛さんたち。みんなツヤツヤして毛並みがとっても綺麗です。分山さんの口笛ライブが始まると、どどど〜っとステージの方に集まって来るのは、カンタービレおなじみの光景。 こちらの牧場では全部で約230頭もの牛たちが飼育されており、中には日本でここにしかいない「アングラー種」という珍しい牛さんもいるんですよ。総面積はなんと東京ドーム約16個分! 農薬を使わず、土づくりからこだわった自然な環境でのびのびと放牧されています。でも、どうして牧場を会場にしたの? 牧家の森田さんに伺いました。 森田 学さん/株式会社Booca 商品企画室 室長 年に一度のイベントですが、こんなに近くで牛が見られる場所って観光牧場でも実はあまりないんですよ! それから、においが全然しないでしょう? 皆さん、まずそこに驚かれますね。排泄物がきちんと発酵されているから無臭なんです。 牧家ミルキングパーラーは、もともとは体験や観光の要素を入れた教育ファームとしてスタートしたのですが、狂牛病や口蹄疫などの流行を受けて、10年ほど前から一般開放を中止していました。 「牧場から食卓へ」の意味を込めて「牧家」。 やむを得ずのことでしたが、そのために、牧場が食卓から切り離された感じになってしまって、残念に思っていたのです。やっぱり、原料の生産から安全と美味しさにこだわって作っているんだよ、というのをお客様に見ていただきたいですから。 そんな時に木元さん夫妻と出会いまして、牧場を体験していただく機会になれば、と会場を提供させてもらうことになりました。 イベント限定のフードメニューにも力を入れています。青空の下でお食事を楽しんで行ってくださいね! 音楽と一口に言っても、ハードロックやフォークだったらここの雰囲気にマッチしないでしょう? ウクレレだからこそ実現できたんです。そういう意味では、ウクレレは牧場にいちばん似合う音楽だと思います :-) 高木ブーさんのてるてる坊主 今回のスペシャルゲスト、高木ブーさんのステージはもう圧巻、の一言でした。やさしい歌声が広大な牧場を包み、楽しいトークに牛も爆笑……していたことでしょう。長い芸能生活の中でも、牧場で唄うのはこの日が初めてだったそうです! 客席、うっとり。この日の来場者数は約1500人以上!過去最高となりました 北海道ウクレレカンタービレ発起人で伊達ウクレレ協会を主宰する木元さん夫妻は、裏方仕事に奔走しながらも、大盛況の会場をしみじみと眺めていました。 「北海道でウクレレイベントを開きたい!」 そのきっかけは、2012年に札幌で開催された、勝さんとJazzoomCafeさんのライブでした。「ウクレレピクニック」をはじめ、国内外で数多くのイベントを手がけるプロデューサー、斉藤祐介さんとの出会いによって、木元さんの心に火がついたのです。 木元克弘実行委員長とウクレレさな事務局長。木元さんのTシャツは燃える炎の赤!この春還暦を迎えた闘志の色なのでした。 木元さん:斉藤さんが制作されている「日本ウクレレイベントマップ」を拝見したら、当時、北海道が空白だったんだよね。それが悔しくて(笑)。やるなら「北海道」をキーワードにしたイベントにしたい、じゃあ北海道ってなんだろうって考えたの。 学生時代、東京の友達に「北海道出身なら、実家は牧場やってるんでしょ?」って言われたのを思い出してね。北海道イコール牧場かい! ってその時は思ったんだけど(笑)。 ちょうど森田さんが伊達ウクレレ協会のメンバーだったご縁もあって、牧場でイベントやらないかいって声をかけさせていただいたのが始まりですね。 5年目を迎えて、あらためて思うのは、どれだけ多くの人たちがここに関わってくれているんだろう、ということ。本当にありがたいですね。 皆さんにたくさんたくさん、気にかけていただいて。その最たるものが、ほら、このてるてる坊主! て、てるてる坊主?? 木元さんが見せてくれたのは、なんと、高木ブーさんお手製のてるてる坊主! カンタービレが雨続きだったことを知ったブーさんが、お天気を気にかけて作って持ってきてくださったのですって。効果絶大、「雨が降る」ジンクスも、すっかり吹き飛ばされたようです。 夢はウクレレ・オーケストラ! フィナーレは恒例の公式ソング「ウクレレラプソディー」の大合唱! 作詞作曲の磯辺大輔さん、今年は謎の「虚無僧くん」をお供に登場〜。 ホテル支配人、人気ブロガー、などなどいくつもの顔を持ち、毎日おもしろブログでたくさんの読者を笑わせている磯辺さん。「元気な人も 病気な人も 人は唄って 乗り越えたんだね〜♪」のフレーズには、いつも涙が出ちゃいます。 磯辺さんのブログ「ホテルマンの幸せ」はこちら 斉藤祐介さん/北海道ウクレレカンタービレ プロデューサー 斉藤プロデューサーによれば、ここ数年、道外からの来場者も増え、全国に名の通るウクレレイベントとなってきたようです。 その要因はやはり、牧場の自然と海や火山の見える展望、地場産のおいしい食べ物。また現地スタッフの多くが素人という中、本当に一人一人の力でイベントが成り立っている、と話していました。 フィナーレの興奮冷めやらぬ中、ウクレレさなさんに聞きました。カンタービレはこの先、どこへ向かうのでしょう? 去年、今年とやっと晴れたでしょう。そしたら、欲が出て来た(笑)。 もっと子どもを集めたい、子ども達にウクレレを楽しんでもらいたいですね。 それで次世代のウクレレ弾きが伊達から出てくれたらいいなあって。 伊達でウクレレ持って歩いてる子って見かけないんだけど、この間ついに、見たんですよ!本当に嬉しかった。今回はウクレレ体験にも沢山のお子さんが参加してくれました。 う、美しい〜!!Oihata Ukulele いつか子どもも大人も一緒に、100人ぐらいでウクレレ弾いてみたいです。夢はウクレレオーケストラ、なんてね! [foogallery id="15311"] たくさんの出会いと感動を与えてくれる「北海道ウクレレカンタービレ」。 ここにいる人み〜んなウクレレでつながっているんだなあ、と思ったら・・・牧場の丘のてっぺんに立って「ありがとう〜〜」と叫びたい気持ちになりました。 来年はどんなハーモニーがこの丘に響くのでしょう。 みなさん本当にお疲れさまでした! 北海道ウクレレカンタービレ2018 出演アーティスト 高木ブー 勝 誠二 JazzoomCafe 分山貴美子 出演 伊藤香織 井上ケイ・ハウオリフラ田上教室とフラマダム uranawanaii KARAKIA sora 函館ウクレレフレンズ Alohi Lani 海老レレ 伊達ウクレレ協会有志 協賛企業、団体 伊達市農業協同組合 いぶり噴火湾漁業協同組合 株式会社島村楽器札幌ステラプレイス店 ローリングココナッツ編集部 株式会社アップデート FMびゅー 室蘭まちづくり放送株式会社 やなせデザイン社 伊達成吉思汗てつじん 大衆酒場 粋や 雄山株式会社 田中製餡株式会社 株式会社キョクイチ 株式会社谷口農場 メディパルフーズ株式会社 仙波糖化工業株式会社 伊那食品工業株式会社 株式会社アレフ 四国化工機株式会社 株式会社日本果汁 株式会社大矢 出展・出店企業、団体 Oihata Ukulele きゃさ工房 株式会社クワイアン バグヌート Aloha Smile Aochan’s ハンサム食堂 ブーランジェリーアイボックス 北翔大学 SOTOASOBU バルーンアーティストパフォーマーNORI 司会 荒町美紀 斉藤祐介 伊藤あゆみ 運営協力 株式会社牧家役職員 株式会社アンクル 伊達ウクレレ協会サポーター ミルキングパーラーの牛さん 主催 北海道ウクレレカンタービレ実行委員会 株式会社牧家 U-Sky,Inc 株式会社ローヤル Oihata Ukulele 伊達ウクレレ協会 Special Thanks ハワイさん (敬称略)
むしゃなび編集部
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06/10(月) 室蘭のお店ほうもん。パティスリー ジョワジョワ
室蘭の気になるお店を訪ねる「お店ほうもん」。 今回は、キュートな顔のエクレアに、ひとめぼれ・・・! かわいい&おいしいケーキ屋さんに行ってきました。 八丁平の閑静な住宅街に昨年オープンしたPatisserie joie joie(パティスリージョワジョワ)。三角屋根にレンガ色の壁が目印のお店です。 ショーケースをのぞくと、まるで宝石箱のよう・・・!! 色とりどりのケーキが並んでいました。中でも目を奪われるのは、ケーキのいちごやエクレアに描かれた愛嬌のあるお顔。よ〜くみてみると、ひとつひとつ、みんな表情が違うんです! 店主の菊地可苗さんは室蘭市内の洋菓子店で12年ほどの修行を経て、昨年11月にお店をオープンしました。洋菓子の世界に入る以前は、病院で事務職に就いていたそうです。 お菓子づくりが好きで、つくっては家族や友人に食べさせたり、職場へ持って行っていたそうですが、これが看護師さんたちに大好評。 その後、本格的にお菓子づくりの道を志し、「ここで働きたい!」と惚れ込んだ菓子店に弟子入りしました。 店主の菊地可苗さんと夫の亮兵さん 昨年、ジョワジョワを開店するにあたり、夫の亮兵さんは会社を退職し、夫婦で厨房に立つようになりました。退職前は洋菓子とは全く異なるIT系のお仕事をしていたそうですが、亮兵さんが担当する「キッシュ」は、現在ジョワジョワの人気商品のひとつとなっています。 ケーキは定番のラインナップのほか、季節ごとに限定メニューも登場し、合わせて17種類ほど。 愛らしくてちょっとユーモラスなイチゴの顔や、店内のカラフルなイラストは、全て菊地さんが描いたものだそうです。子どもが多い地域ということで思いついたそうですが、子どもだけでなく、大人だってときめいてしまいますよね! さてさて、たくさんのケーキの中から迷いに迷って、選んだのがこちら。 中央手前から時計回りに、 いちごタルト・・・フレッシュなイチゴたっぷり! 上から下までおいし〜い、しあわせタルト。夏場は伊達産の「すずあかね」を農家から直接仕入れて使っています。 タルトシトロン・・・爽やかな甘さの中にレモンの酸味とほのか〜に苦味が香るちょっと大人なタルト。 鬼ザラロールカット・・・純度が高くキレのいい甘さが特徴の「鬼ザラ粉糖」を生地とクリームに使用したロールケーキ。ふんわり&しっとり! キッシュ・ロレーヌ・・・グリエールチーズ、ベーコン、ほうれん草が入ったキッシュ。ケーキ屋さんには珍しい軽食メニュー。 ふわふわメレンゲとレモンの風味がたまらない「タルトシトロン」。 フルーツの弾けるようなジューシーさ、クリームの濃厚な味わい、生地のふんわり感・・・素材の風味や食感が口の中でおいしいハーモニーを奏でます。 菊地さんにこだわりを伺うと、 「味の組み合わせやバランスにこだわって作っています。」 とのこと。 例えばフルーツ、ジャム、ナッツ、チョコレートなど様々な素材がありますが、それぞれの組み合わせ、また分量の微妙なバランスによっておいしいケーキを追求しているそうです。 そんな職人のこだわりを感じる一品がこちら! 手前が「エクレア・いちご」、奥が「エクレア・キャラメルアーモンド」。 見た目の可愛らしさもさることながら、パクッと食べれば素材の絶妙なコンビネーションを楽しめます。 ほかにもプレーンやカフェなど、いろんな種類のエクレアがありますが、開店以来根強いファンが多く、エクレアばかり買って行くという常連さんも多いそうです。 実は皮にも秘密があって、バター多めの配合にすることで、少しもっちりした食感に。こだわりと技の詰まったおいしい「作品」なのです! 「 joie」 (ジョワ)とはフランス語で「喜び」を意味するそうです。 その名の通り、見て食べて、「喜び」が心いっぱいに広がるお菓子だなあ・・・! と感じました。 最近ではキッシュ担当のご主人が、菊地さんの指導で少しずつタルトなどお菓子のレパートリーを増やしているのだとか。キッシュの方も今後ラインナップが続々と増えてゆく予定だそうです。 みなさんも、キュートな表情のお菓子たちに会いに八丁平に出かけてみては。 ホールのケーキ&キッシュも人気です。予約いっぱいなこともあるので注文はお早めに! Patisserie joie joie 北海道室蘭市八丁平3丁目38−5 営業日 水〜日 11時〜18時(不定休あり) 定休日 月・火 TEL 0143-50-6309 ブログ 毎月の営業日・最新情報はフェイスブックでご覧ください。 https://www.facebook.com/Patisserie-joiejoie-899773823541805/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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08/20(月) 三階滝にカフェNEWオープン!グランパスドリーム
早くも紅葉の気配を感じる肌寒い日曜日。白老大滝線をドライブしよう、と出かけたところで新しいカフェを発見しました!! 大滝区三階滝公園向かいに8月17日オープンしたばかりのGRANPA'S DREAM(グランパスドリーム)。パスタやサンドウィッチ、自家製ソフトクリームが楽しめるアットホームな雰囲気のお店。これは行ってみるしかない!! ということで、ドライブをひと休みして、ランチをいただいてきました :-) まずはこのお店の名前にピンときた方、いらっしゃいますか?? そう、競走馬の名前なんです。グランパスドリーム店主の細木さんは、数年前まで競走馬の飼育や種付けのお仕事をされていた方で、この度カフェオープンに当たって、大好きなお馬さんの名前をつけたそうですよ。競馬好きの方にはたまりませんね。 それでは早速、ランチに行ってみましょう〜。 パスタメニューのイチオシは、エビミソのコクが濃厚な「スカンピー」。エビを野菜と一緒にじっくりコトコト煮込んで旨味を引き出し、手間暇かけて作っている、店主自慢の一皿。単品もありますが、サラダ・ドリンクのつくセットがお得です。 サラダのこのボリューム! 気合い入ってますね。大滝や伊達の地場産野菜がふんだんに使われ、中にはケールやアイスプラントなど、ちょっと珍しい野菜も。「ちょっとした付け合わせ、ではなくて、それだけで、メインになるような食べ応えのあるものにしたかった」とのことで、納得の食べ応え。 そして、こちらがスカンピー。エビのクリームソース、濃厚で旨味がたっぷり・・・うーん、美味しい〜〜!!コクがあるけどクドさは全くなくて、ぺろっと食べられてしまうオイシサ。 ついでにソフトクリームも注文! 食べてびっくり、ミルク感がすごい・・・というのもなんと、こ主人の手づくり、自家製なのだそうです。さっぱりしつつクリーミーで、牛乳本来の味がふわっと広がる絶品ソフトクリーム。ぜひぜひ、食べてみてね〜 グランパスドリーム・店主の細木さんご夫妻 これから、ペット連れでくつろげるテラス席も近日オープン予定だそうです。細木さんご夫妻もワンちゃん2匹&ネコちゃん2匹と暮らす愛犬&愛猫家。気さくで明るい人柄に、アットホームなお店の雰囲気。競馬トークやペットの話で盛り上がるかも?? 三階滝の新たなカフェ、訪ねてみてください。 テイクアウトもできます。 ソフトクリームやドリンクのほか、「ハイジのパン」というサンドイッチがおすすめ。 白老牛、カモソテーなど、こだわり食材を使った本格サンドイッチです。ドライブのお供にどうぞ! GRANPA'S DREAM 北海道伊達市大滝区三階滝町177-2(三階滝公園 向かい) TEL 0142-68-5300 OPEN 11:00~17:00頃 CLOSED 毎週金曜日 https://grandpasdream-ootaki.jimdofree.com
むしゃなび編集部
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05/18(土) 【食べあるき】お家カフェのおにぎりプレート@洞爺湖
久しぶりに洞爺湖に食べ歩きに行ってきました。温泉街の有名なお土産やさん・洞爺湖越後屋の2階に昨年オープンしたカフェ「Cookies Toya Cafe」へ。 めんこい亭の角を山側に登って行くと、ツタのからまるビルの一角にカフェの入口が見えてきます。メイン通りを一歩外れて隠れ家的な雰囲気が漂います。 こちらはランチやドリンクのほか、予約制でアイシングクッキーのワークショップが楽しめる小さなお店。 靴を脱いで店内に入ると、ともだちの部屋に遊びに来たような小さくて可愛らしい空間が広がっていました。絵本やおもちゃのコーナーがあり、小さなお子さん連れの方ものんびりと過ごせそう。 また、アクセサリーなどハンドメイド雑貨も置かれています。 ランチはパスタなど、北海道産の食材を使った手作り料理のプレートメニューが中心。とってもお腹が空いていたので、おにぎりプレート(1,000円)を注文しました。 野菜がいっぱい! カラフル! これぞ、カフェのランチ〜!! 運ばれてきたプレートに、思わずテンションが上がってしまいました :-) ふっくらと握られたおにぎりを真ん中に、サラダや野菜のソテー、卵、ソーセージなどが賑やかに盛り付けられています。野菜やお米の味を引き立てるシンプルな味付け。おいしい〜〜 :-D 食後には、洞爺湖にぴったりなデザート。 洞爺湖ブルークリームソーダ(500円)です。 湖を思わせる爽やかなブルーにアイスクリームとさくらんぼがのったレトロでオシャレな一杯。絶妙な色加減に、うっとり・・・。 デザートはこのほか、シフォンケーキやアフォガード、さっぱりした果物のお酢ソーダなどがありました。 こちらは、アイシングクッキーのサンプル。かわいいですね :-) 予約制のワークショップのほか、オーダーメイドの注文も受け付けています。最近は赤ちゃんの出生祝いやお誕生日などにオリジナルのクッキーを贈る方が多く、とても喜ばれるのだとか。 予算により大きさ、形等相談できますので、詳しくはお店にお問い合わせください。 2019年5月のイベント出展情報 5月22日(水)大町ギャラリー(伊達市) アイシングクッキー販売 大人アイシングプチ体験1000円〜 5月23日(木)パーラーふくだday(洞爺湖温泉) アイシングクッキー販売 アイシングクッキープチ体験 13時より人数制限あり (お子様メニュー500円…小学生まで) オーダークッキー受付etc… 以上、くつろぎのお家カフェ訪問でした! やっぱりカフェは楽しい〜〜。 イベント等で不定休となる日もあるため、営業日・最新情報をお店のフェイスブックページでチェックしてお出かけくださいね! Cookies Toya Cafe 洞爺湖温泉71番地 洞爺湖越後屋2F 0142-75-2158 https://www.facebook.com/pg/CookiesToya
むしゃなび編集部
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10/13(火) 福永監督『アイヌモシリ』完成披露上映会。10/20火より一般予約START!
世界的な注目を集める伊達出身の映画監督、福永壮志さんの作品上映会が開催されます。 阿寒湖のアイヌコタンを舞台にしたドラマで、10月17日より東京を皮切りに全国各地で公開されます。 伊達での完成披露上映会では、上映後に監督と主演者のトークもあり。 チケットは一般予約が10月20日(火)から。 当日券の販売はないそうです。 貴重な機会ですので、どうぞお見逃しなく! 日 時 令和2年11月1日(日) 15:15 開場/16:00 開演/17:55 監督・主演者トーク 終了予定18:25 会 場 だて歴史の杜カルチャーセンター 大ホール チケット(全席指定) 一般 1,000円 高校生以下 500円 ※当日券の販売はありませんのでご了承ください。 ※当日の入館時は、マスク着用でお願いいたします。 主催:NPO法人 伊達メセナ協会 共催:伊達市、伊達市教育委員会 協力:Date GT 問合せ : TEL 0142-22-1515/FAX 0142-22-1155(伊達メセナ協会) WEB https://dategt.info/ainumosir/(Date GT) https://mushanavi.com/event/20201101/
むしゃなび編集部
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06/30(火) 知らなかった!地元のお宝大発見。伊達おさんぽかふぇ
有珠山洞爺湖周辺の自然ガイドツアーを主催するSotoasobu(ソトアソブ)。「人と自然、そして人と人をつなぐ」をモットーに様々なプログラムを提供しています。 6月より地元の人向けに、伊達の自然を満喫する「おさんぽかふぇ」をスタート。観光でもなかなか訪れることのできないローカルなコースをのんびり歩くカフェタイム付きプライベートツアーです。 Sotoasobu代表 江川理恵さん Sotoasobu代表の江川理恵さんは、北海道アウトドアガイド、 NEAL自然体験活動インストラクター 、洞爺湖有珠火山マイスターなど、 多くの資格を持ち、修学旅行生から海外観光客まで幅広く受け持つプロフェッショナルな自然ガイドです。 いつもの景色も江川さんと歩いたらはじめての旅行にきたみたい・・? 大発見のローカルツアーに出かけました! 伊達おさんぽかふぇのコースは5つ。 ①里川さんぽ〜シャミチセ川・その支流・あやめ川〜 ②まきばと川沿いさんぽ〜レイクヴィラファームと牛舎川〜 ③森と海さんぽ〜ポロノットと有珠の海岸〜 ④眺望の丘さんぽ〜館山丘陵と切り通し〜 ⑤漁港と町中さんぽ〜伊達漁港・伊達の町〜 今回は③森と海さんぽ〜ポロノットと有珠の海岸〜に参加しました。 まずは有珠地区のビューポイントを車で巡ります。(コースメニューは天候や季節などにより変わります) 有珠でおさんぽ! 入江馬頭観音(洞爺湖町入江) 1805年に建てられた道内最古の馬頭観音。丘の向こうのパークゴルフ場のあたりはその昔、牧場が広がっていたそうです。1822年の噴火の時、激しい火砕流がものすごいスピードで流れてきて、多くの住民と馬が亡くなりました。公園を散策できます。 ポロモシリ周辺 有珠周辺では大きな岩があちこちで見られますが、これらの多くはだいたい1万年位前に有珠山が崩れた時(岩せつなだれ)に流れてきたものだそうです。つまり有珠山の体の一部!ポロモシリ(上画像右の小島)やポロノット(奥に見える岬)もその時にできたものだそうです。ここは干潮になると歩いて小島まで渡れる探検ポイント。 アルトリ岬 キャンプ場からの展望が最高な絶景スポット。有珠山から噴火湾へ続く地形がよくわかります。この岬も、先ほどの「岩せつなだれ」で流れてきた堆積物でできているそう。自然のエネルギーに圧倒されます! 浜辺からのぞむアルトリ岬(江川さん提供) 小さなエリアの中に見所が沢山あることにあらためて驚きました。 普段ならちょっととっつきにくい何千年〜何万年前の話や噴火の歴史も、実際目の前に見ながら江川さんの話を聞いていると、すんなり入ってきます。 大自然の営みと人との関わりがおぼろげながら見えてきたところで、本日のおさんぽのメインコース、ポロノット森林公園へ! ポロノット森林公園 アイヌ語で「大きな岬」という意味を持つポロノット。丘の上まで森に囲まれたフットパスを歩きます。なかなかワイルドなコースですが、ガイドさんが一緒なので安心。気持ちのいい緑のトンネルを歩いていきます。早春には福寿草の黄色い道ができるんですって! ポロノットから見たポロモシリ。神秘的な景色にうっとり。 エゾカンゾウ。朝咲いたら夕方には萎んでしまう一日だけ咲く花。 バラの原種ハマナス。甘い香りが広がります。 オオウバユリのつぼみ。種から花を咲かせるまなんと10年近い年月をかけて成長するそうです。根っこの部分はアイヌの人々が食糧としていました 珍しい植物のお話を聞きながら、山道を歩いて森林公園の頂上へ到着。お待ちかねのカフェタイム! 自然の中で飲む淹れたてドリップコーヒーの味は最高でした。 ガイドさんと歩くと、同じ景色でも見えてくるものが全く違う。というか、見えるものがとてもたくさんあるんだな、と驚きました。 いつもなら「花が咲いているな」くらいにしか思わなかったのが、どんな花なのか知るとぐっと親しみが湧いてきます。 「目の前にある自然や植物の、見える部分だけではなくてその裏側にあるもの、その由来や人との関わりを伝えるのがガイドの仕事」 と言う江川さん。 江川さんは子供の頃から自然が大好きで、毎日図鑑を片手に暗くなるまで遊んでいたそうです。帰りが遅くなってお母さんに叱られることもしばしばだったとか。 関東から北海道に移住後、お子さんのスキー教室がきっかけで自身もスキーを始め、インストラクターとして活動するようになったそうです。そのつながりで8年ほど前にガイドの仕事に声がかかり、独学で勉強して数々の資格を取得しました。洞爺湖有珠火山マイスターになったのは2015年。 以前から有珠や伊達の自然が好きでしたが、土地の成り立ちを詳しく知った時、「心が動いて土地を愛する気持ちが芽生えた」といいます。 江川さん「普段は観光のお客様のガイドが圧倒的に多くて、エリアも洞爺湖方面が中心なのですが、春先からの新型コロナの影響で、大幅なスケジュール変更を迫られました。 そんな中で、あらためて自分が暮らす伊達の魅力を見つめ直してみよう、という気持ちが湧いてきて、おさんぽかふぇを企画しました。 地域を愛する気持ち、それから自然を大切にしよう、と思う気持ちは『知る』ところから始まるのではないかな、と思っています。そのお手伝いができるのがガイド。のんびりと楽しんでいただければと思います」 知ることって深い意味での出会いなんだな、と思いました。ガイドさんは土地と人とを出会わせて、つないでくれる存在なのかもしれません。美味しいコーヒーとお菓子を味わいながら、ポロノットで忘れられないひとときを過ごしました。 お子さんやお友達と、心に残るプライペートなおさんぽをしてみませんか? 伊達に加えて豊浦さんぽ(ガイド:佐々木美穂子さん)も近日公開予定だということです。 Sotoasobuの伊達おさんぽかふぇ! 開催日時 月曜日〜木曜日 ご希望開始時刻〜11:30までの2時間〜3時間半 金曜日〜日曜日 ご希望開始時刻〜11:30までの2時間〜3時間半 13:30〜19:00までの2時間〜3時間半 各回1組様限定。1組6名様までのツアーです。 お申し込みは前日17:00までですが、午前午後とも1組限定ですので、先着順となります。 お子様が同行される場合は、お子様を中心とした「学びと遊び」の要素を加えるツアーとなります。 集合場所など詳細はメールあるいはお電話にてお話しいたします。 料金 ①里川さんぽ〜シャミチセ川・その支流・あやめ川〜 ②まきばと川沿いさんぽ〜レイクヴィラファームと牛舎川〜 ④眺望の丘さんぽ〜館山丘陵と切り通し〜 ⑤漁港と町中さんぽ〜伊達漁港・伊達の町〜 大人(中学生以上) 2名以上参加 4,400円 大人お一人様参加 5,500円 子供1名参加 (大人と一緒の場合)2,200円 子供のみグループ参加(4名まで) 2,200円 子供お一人様のみ参加 (5才~小学生)3,300円 3才未満500円 *所要時間 2時間〜2時間半 *料金はお一人様の価格です。 *消費税・保険料込み ③森と海さんぽ〜ポロノットと有珠の海岸〜 大人2名以上参加 6,600円 大人お一人様参加 8,800円 子供1名参加 (大人と一緒の場合)3,300円 子供1名参加 (大人と一緒の場合)3,300円 3才未満500円 *所要時間 3時間~3時間半 *料金はお一人様の価格です。 *消費税・保険料込み *こちらのコースはお子様のみの参加はできません。 詳細はこちらからどうぞ Sotoasobu TEL: 090-3892-3695 E-mail: info@sotoasobu.com ホームページhttps://peraichi.com/landing_pages/view/sotoasobu6193 記事の内容は取材時の情報です(取材2020年6月) 画像の多くはSotoasobuより提供いただきました。 シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/25(金) スキーの合間にのんびり食べ歩き in 留寿都。
昨日は朝からかなりの吹雪でしたね! 洞爺湖の中島がまったく見えないさむ〜い1日でした。 さて、寒さがピークのこの季節、週末といえば、ほぼスキー場に通っているchです。といっても滑るのは子どもだけ、待っている間はぼーっとしていることが多いのですが、先日、食べ歩きに出かけてみました。 やってきたのは留寿都の国道230号沿い。まずは通る度に気になっていたパン屋さんへ。 「パンとケーキ いわさき」。一歩入るとふんわりとやさしいパンの香り!! これこれ、いいにおい!! 子どもの頃よく行ったパン屋さんも、こんな香りがしたような。ちょっとレトロなところがすてきです。お店の方に聞けばなんと、50年以上も続く老舗なのだとか。 ふっくらと並ぶパンたち。原材料もしっかりと表示されていて、良心的ですね。昭和なパッケージにテンションがあがる・・。お昼すぎだったのですが、地元の人気店らしく、すでに棚がすいてきていました。 あんこ、クリーム、ピーナッツ、りんごジャムなど、いろんな種類があって悩むところ。きりんのように細長〜いスティックパンがかわいい! 早速食べてみた、あんぱん。上品なこしあんがしっとりとした生地に包まれていました。見た目通り、ふんわりやさしい味わい! いろんなパンを買って子どもと楽しくいただいたのですが、一番印象的だったのがメロンパンでした。最近はやりのクッキー生地が厚いタイプのものとは違って、見た目はシンプルな昔ながらのメロンパン。でも一口食べると、絶妙な甘さと風味が口いっぱいに広がって、思わずぺろっと食べてしまいましたよ。 真ん中の切れ目がうつくしい、ふっくらあんぱん。 パンとケーキの店 いわさき 北海道虻田郡留寿都村字留寿都20 8:00〜20:00 続いて、留寿都名物のお饅頭やさんへ。「元祖みそまんじゅう」の梅屋さん。 昔ながらの手作りで、お店の奥の工房で作られているそうです。透き通ってもちもちした皮に黒糖風味のあんこがたっぷり! これはもう、安定の美味しさ。箱売りのほか、バラ売りもしていて1個60円くらいだったかな? 安い! そしておいしい! 友達用にも買ったらひとつおまけをつけてくれました。昔ながらのお菓子屋さんを訪ねるのはやっぱり楽しいですね。 梅屋菓子店 北海道虻田郡留寿都村留寿都53−1 ちょっと寄り道して、朝からスキー場にいて冷えたので、温泉へGO! 続きはこちら のんびり食べ歩き留寿都。 前のページはこちら 雪の中にポツンと佇む、「ルスツ温泉」。先ほどの梅屋さんから国道230号を洞爺湖方面に1分ほど運転すると、入り口の看板が出ています。小さな施設ですが、新築かと思うほど清潔。お風呂は内湯がひとつずつ。湯船はそれほど広くはないですが、木のいい香りに癒されます。 気になるお湯は、源泉かけ流し。ちょっと鉄っぽい匂いのするナトリウム泉で、少し緑がかったような色をしていました。泉質の良さは評判で、札幌など遠方から来るリピーターも結構いるそうですよ。なるほど、あがってから夜までずっと体がポカポカでした!! 休憩所もあり、のんびりと温泉を楽しむことのできる穴場スポットです。 ルスツ温泉 北海道虻田郡留寿都村留寿都156−2 午前11時~午後9時(水曜休館) HPはこちら 入浴料 一般300円、65歳以上200円、小・中学生100円 温泉で会った地元の方に、「留寿都でオススメの食堂やレストランを教えてください :-) 」とたずねたところ、カレー専門のおしゃれなカフェを教えていただきました。ワクワクしながら行ってみると、残念ながら冬季休業中 :cry: 夏に再訪することを誓い、道の駅でおいしい豚丼をがっつりと食べてきました。 道の駅230ルスツ内に昨年オープンした「ピザドゥ」。ご存知、黒松内に本店がある人気ピザ店です。ピザのほかさぬきうどんや豚丼の提供もしています。メニューを見るに和食の方は「ぶたドゥ」というらしい。でも、同じ場所で食べられます。 さて、今回注文したのは、「ルスツぶた丼あぶりモツァレラチーズがけ」(1,180円)。地元、留寿都産の柔らかい豚がどーんとのったボリュームある一品。丼はそれほど大きくはないですが、女性には食べ応え充分だと思います。まるでお餅のようなモツァレラ! お肉と一緒に甘辛いタレでいただきます。サラダの葉っぱ類も地物でしょうか。フレッシュで美味しかったです。 ふと時計を見れば、4時すこし前・・・もうすぐスキー場が閉まる時間っ! というわけで、これにて本日の食べ歩き終了、慌てて息子たちを迎えに行きました。 それにしても、近くにスキー場があって、冬中遊びにいけるって最高ですよね。吹雪とか、寒波とか、大変なときもありますが、北海道の冬って楽しいな、と最近思う今日この頃です! ルスツピザドゥ(道の駅230ルスツ内) 虻田郡留寿都村字留寿都127番地191 店舗詳細はこちら 道の駅で見つけた不思議なオブジェとゆるキャラ「るすっぴー」。ジャガイモのネックレスがワイルド。
むしゃなび編集部
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08/07(土) Beauty and Healing の空間 Hair design youLa
ドア前に立った時。「ここはなんのお店かな?」そう思い、不安で通り過ぎてしまう店と、ドアを開けたくなる店があります。 youLaさんはまさに後者。それはきっと、玄関にもオーナーである加藤幸子さんのほんわかした空気が溢れているから。 幸子さんは、2011年、伊達に美容室Hair design youLaをOPENさせました。修行時代は、札幌11年、イギリスで2年7ヶ月を過ごしていらっしゃいますから、もう20年以上の大ベテランさんです。そんな幸子さんが、伊達で開業をしようと思われたきっかけについて話してくださいました。 「イギリスにいた頃、3.11の大震災が起きました。それまでは、日本に帰って仕事をするなら東京で…と思っていました。でも、あの震災をきっかけに都会への憧れが消えてしまいました。自然豊かな伊達に帰り、人との繋がりを大切にしながら暮らしたい。癒しの空間を提供したい。そう思うようになったのです。」 そんな幸子さんの想いは、お店のお名前にも表れています。それは、youLaのyouに込めた想いです。“ゆう” は、結う 優 そして あなた の意味があるそうです。はにかみ屋の幸子さんはものすごく照れながら話してくださいました。 “ゆう”の中にはきっと、”友” とものところへ ”遊” あそびに行くように、 ”悠” ゆとりを持てる空間で ”有” ありたい…。多くを語ろうとしない幸子さんでしたが、もしかしたらそんな想いもあるのではないかしら?筆者は、勝手に想像してしまいました。 そう、youLaさんは、まさに幸子さんが込められた想い通りのお店だと、取材をさせていただいた1時間の中に感じました。 そして気になる小売りスペースは~♡ とても体に良さそうな興味深い食品が並んでいます。こちらは、2020年6月から少しずつリニューアルされていったそうです。美容室に整えに来てくださったお客様に、より楽しんで癒されてお帰りいただきたいという発想の元に、幸子さんご自身が食べたい!と思う自然食品(ほとんど無添加食品)を中心に仕入れて販売しています。 実は、このようなスタイルの発想の原点は修行時代に培われました。 「都会で見た美容室は、カフェや雑貨店が併設になっていて、それがトータルで癒しやゆとりを提供する空間になっていました。 いつか自分もこういうスタイルのお店にしたいとずっと思っていました。 そしてイギリスでは、身近なところにオーガニックスーパーがありました。 そこは敷居の高さを感じさせず、気楽に入ることができました。 そんな体験が原点となって、オーガニックや無添加の化粧品・ヘアケア商品を扱おうと考えました。 それが徐々に今の形になってきたのです。」 幸子さんらしく、のんびりとマイペースに ^^でも確実に。これからまだまだ進化して行きそうなお話でワクワクします♪♪ 通常、小売りスペースは、美容室のお客様のみのご利用となりますが、ひと月に1度か2度(日曜日or祝日 11:00~15:00位)のペースでキッチンカーや焼き菓子屋さん、雑貨屋さんをお呼びして、どなたにもお越しいただけるように「加藤商店」というタイトルでイベントが開催されています。 なので、この時の幸子さんは美容室をお休みにして販売に徹するそうです。 イベント情報はInstagramから。https://www.instagram.com/hairdesign_youla/ 伊達に優しいそよ風を吹かせていらっしゃる” youLa ”さん。目が離せません。 ↑ハニカミ屋幸子さんの愛娘チビ店長です。幸子さんの代わりに登場です♡ 店舗情報Hair design youLa営業 完全予約制 10:00~17:00(火~日) 休み 月曜日定休・日曜不定休あり・他加藤商店のイベントがある時は日曜日or祝日休み。伊達市末永町121-30142-22-7233 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱い商品等は変わることがあります(取材2021年8月)
Rietty
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03/31(火) 布製手作りマスクをお譲りします!社協
配布は終了しました。どうもありがとうございました。(4/15追加) 伊達市社会福祉協議会からの情報です。 3月末に市民から匿名で社協に動物やキャラクターがプリントされた布製の手作りマスク(20ヶ)が送られてきました。マスクには「必要とされる方のもとに届きますように」とメッセージが添えられていました。寄付者の意向に沿い、希望される伊達市民に無料でお譲りいたします。数に限りがございますので、希望者は社協にご連絡の上、来局ください! 電話 (0142)22-4124住所 北海道伊達市松ヶ枝町59-4ホームページ http://www.date-shakyo.or.jp なくなり次第終了となります。心のこもった手作りマスクが、必要な方に届きますように!(編集部)
むしゃなび編集部
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06/23(金) 「B5(シ)の声を絶対に出すんだ!!」 カッコつけないカッコ良さ 声楽家 加藤亮子の諦めない生き方
今回の主人公は加藤亮子さん。 声楽家としての軌跡を追いました。 お話を伺ったのはグランドピアノが置かれたご自宅でした。 窓辺にはウルトラマンがいました。 棚には亀さんたち。 大きな窓からは空と海と夕陽が見えました。 「ウルトラマンは子供の時から好きで、特にウルトラセブンが好きです。お話が今見ても深いんですよ。怪獣とかも何故地球を攻撃するのか?とか。人間同士の信頼を無くせば勝手に滅んでいく…とかね。」 ふむふむ…。 なるほど…。 「亀は何かゆっくり可愛い。水の中を気持ちよさそうに泳ぐ様子、卵を産むときの様子、陸亀の孤高感、なんとも言えないのですが好きなんです。」 物語のプロローグは音大受験失敗から 小さい頃から音楽好きだった亮子さんが大好きなテレビ番組は、『ミッチと歌おう』(放送1963~1965年)でした。 これは、アメリカNBCの人気ミュージカル・バラエティー番組をNHKで放送したものです。 指揮者のミッチ・ミラー率いる26名の男性コーラスグループで、「クワイ河マーチ」や映画「史上最大の作戦」のテーマソングは日本でも大ヒットをしたので、筆者も覚えています。 そしてもう一つの番組は、『アンディウィリアムスショー NHK』。 便利な時代です。 オンデマンドで視聴することができました。 今観ると、とってもオシャレで温かくて面白くてカッコいい。 https://www.youtube.com/watch?v=mFPID7igH1c なるほど〜。 ストンと来ました。 なんとなくオシャレでカッコいい亮子さんのルーツがわかった気がしました。 さて、小学生だった亮子さんの元にある日ピアノがやってきました。 なんと、酔った勢いでお父様がピアノを買ってきたと言うのですから驚きます。 そしてお母様の勧めでピアノを習い出したのでした。 音楽家への道の第一歩でした。 ピアノ科を目指していた頃 「ピアノは高校三年生まで習っていました。音大を目指していたのですが残念ながら落ちてしまいました。ピアノは決して嫌いではなかったのですが、人前で弾くのは本当に苦手でした。本番になるとアガってしまうんです。」 通っていたピアノの先生は、受験に失敗した亮子さんに遠藤道子先生を紹介しました。 「当時、遠藤先生は札幌ショパン協会会長をなさっていて、ピアノの先生としては3本の指に入る怖い方と有名でした。だから、受験のためとは言えもう怖くて怖くて…正直嫌々でした。」 通い出してみれば案の定怒られてばかり。 「私からしたら『あの人上手いな〜』と思う人でさえ、ものすごく怒られているのですから、本当に怖い…。」 そしてとうとう。 「あなたみたいな生徒は初めてです!!!」 と、言われてしまいます。 今までの生徒さんは、直線的にどんどん上手になっていくというのに、亮子さんの場合は波がありすぎる曲線だったらしく、とうとう先生は呆れてしまったのでした。 ところがその怖い先生は、何故かとても亮子さんを可愛がってくれました。 しかも亮子さん本人にはまったく自覚がない可愛がり方。 それというのも、他の生徒さんには見せないプライベートな一面を亮子さんには見せていたのだそうです。 それは、他の仲間が「信じられない!」と驚愕するエピソードでした。 きっと、怖い先生に対してもガードや壁を作らない、お茶目で素直でカッコつけない亮子さんが愉快で面白かったのだろうと、筆者は勝手に想像しています。 「けれどもレッスンはとにかく容赦無くて…。初めから『あなたはピアノが下手!基礎からやり直し!!』と言われ、ソルフェーズの指の基礎練習の猛特訓を受けていました。ところがある日、その勉強中にピアノではなく声を褒められたのです。なんと、『あなた、声は出るわね!声楽科に転科しなさい!』と勧められてしまったのです。」 ついに、亮子さんにとっての転機がやってきました。 声楽家としての門を叩くことになったのです。 声楽科への転向 短大ではカナダ人の先生に声楽を学び卒業をした亮子さん。 なぜか小学校教員の道を選びます。 「10年間、教員として勤めました。子どもたちから『先生っていつも歌ってるね♪』と言われていました。自覚はなかったんですけどね。そんなこんなで、あんなに頑張って学んだ声楽から20年くらいブランクがあり、気づいたら40歳を過ぎていました。」 声楽から遠ざかっていた亮子さんに再びスイッチを入れたのは、娘さんのピアノの先生でした。 それはちょっぴりお調子者(失礼…)の素質が見えるエピソードでして…。 ピアノではあんなに人前でアガってしまうのに、なぜが歌ではアガらないとい亮子さん。 「ちょっと歌ってみたら?」 とさり気なく誘われてイタリア歌曲をいきなり歌ってしまいました。 「超楽しい! まだイケるかも♪」 スイッチオン! そしてこんなことも。 誘われて、小さな教会でTUBEの曲をノリノリで歌いました。 「めっちゃ楽しい!!」 そう。 久しぶりに人前で歌ったことが着火剤となってしまったのです。 これらがきっかけで声楽家としての火が再燃。 やっぱり人の前で歌うことが本当に好きなのだと実感した瞬間でした。 そうこうするうちに自宅で歌を教える様になりました。 「声楽を学んだとは言え、20年以上もブランクがある中で、ただ歌うのが好きというだけで人様に教えるのは正直不安でいっぱいでした。自分はまだまだ下手だと思っていましたし指導法にも自信がありませんでした。もう一度学び直したい!と、教室を探したのですがなかなか見つからず…。諦めかけたころ、ようやく東園己先生と出会いました。55歳になっていました。」 歌は筋肉です!! ようやく素晴らしい先生と出会い、レッスンをしていただけることになり、いよいよ初レッスンという日、なんと亮子さんは雪まだ残る早春の道で事故を起こしました。 「中山峠へ向かう途中、車がドリフトして路外に飛び出してしまったんです。ところが、なんと細い木2本に支えられ、体は無傷でした。そして偶然通りかかった方にドアを開けていただき助かったのです。木に支えられたこと、偶然通りかかった方が助けてくれたこと、体も無傷だったことなど、運の良さを感じました。」 ハプニングからスタートしたレッスンでしたが、東先生との出会いも運が良かったとしか言えないエピソードがありました。 「最初のレッスンで言われたんです。『あなたは癖で歌っている』と。おまけに『その癖を直すには2〜3年は掛かる』とも言われました。そして、歌いやすくなるための “体の使い方” も徹底的に直されました。先生のレッスンはとてもわかりやすく、学生時代には理解できなかったことが30年経ってストンと腑に落ちました。もう必死で学びました。するとその効果あってか、直すのに2〜3年はかかると言われた歌い方の癖が1年で『直った』と言われました。嬉しかったです。」 体の使い方?とキョトンと驚く筆者に。 「歌は筋肉よ!!」と答えた亮子さんは、おもむろに筋トレ式発声法の仕方の一つを教えてくれました。 今年でレッスンに通い始めて14年になりますが、自分の発声に少しずつ自信が持てる様になった10年目の頃、亮子さんはある目標設定をしました。 それは〜。 「トスカの『歌に生き恋に生き』を歌いたい!!」 でした。 それにはB5(シ)の音が出せる様にならなければいけませんでした。 そしてそれは無謀とも言える挑戦でした。 ところが奇跡は起きました。 65歳になった亮子さんに奇跡の日がやってきました。 B5(シ)の音が出たのです。 それまで何度も口にしていた「私って怠け者だから。お尻に火がつかないとやらないの」という台詞の意味がわかりました。 亀さんのようにのんびりと構えながら。 本当の本気が出るまで力をためるタイプ。 まるでウルトラセブンがジュワッと変身する様に。 力むことなく。 カッコよく。 おしゃれ。 だから女性から見てもちろん、男性から見てもカッコよく映るのだと思います。 最後に次の目標を伺ってみました。 「二つあります。一つは死ぬまでにオペラのアリアをできるだけたくさん歌いたいということです。もう一つは完璧だとは思わないで常に高みを目指すということ。どちらも絶対に諦めたくないです。こんなもんだと思ったらだめだと思っているんです。」 いざという時にウルトラセブンになれるように。 亀の様に辛抱強く。 梅番茶で喉ケアをしながら。 今日も亮子さんは歌っています。 「声をかけていただければ、たとえ、たった一人のためでも、どこにでも行きますよ〜!」 声楽家 加藤亮子 情報 洞爺湖芸術館FB https://www.facebook.com/toyakomuseumofart 加藤亮子 FB https://www.facebook.com/ryoko.kato.9699 Instagram
Rietty
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02/12(金) いま、お馬さんと密な関係になってみた!LAKE TOYA RANCH
こちらの特集版にご訪問くださり、どうもありがとうございます^^ / 今後月に2~3回ほど、編集部のライターとして、皆様のお目目にかかることになりましたRiettyです。 この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。 いろんなモノ。 いろんなコト。 いろんなヒト。 楽しむための情報の一つとして。 どうぞ末長くお付き合いくださいね ♡ さてさて。 国道230号線を留守都村方面に向かって車を走らせた時。 この看板を見かけたことはありませんか? 私、実はず〜〜っと気になっていたのですが、ついに曲がってみました。 すると…。 まずお迎えしてくれたのはこの子。 プードルのラヴィン君です。 まだ子供なので、「お客様だ〜!」とはしゃぐ姿がとても可愛い。 北海道弁では「おだつ」感じ。 そして誘導されるように歩くと…。 たくさんのお馬さんたちがのんびりお食餌中でした。 ここは、洞爺湖にほど近い月浦町にある「LAKE TOYA RANCH」さんです。 おっとり優しいお馬さんに跨り、ホーストレッキングや引き馬などを体験できるところです。 早速、体験してみました。 乗せてくれたのはヨーロッパ系ハーフリンガー&どさんこのミックス、大食漢のマックス君。 男子ですが可愛い顔立ちです。 山岳馬なので体力があります。 まずは「よろしくね ♡」とご挨拶。 そして、マックス君の相棒はアメリカ産クウォーターホースのローラちゃん。 カウボーイが乗るお馬さんです。 でも、ここで乗っているのはとても素敵な美人インスタラクターさん♡ トレッキングに出かける前に、「進め」「止まれ」「ターン」の手綱捌きを教わりました。 とても良くトレーニングをされているお馬さんたちなので、的確なアドバイスのもと、少しの練習と、「仲良くなりたい!」という気持ちがあればすぐに乗れるようになれます。 さあ! いざ! トレッキングに出発〜! 緊張と興奮でワクワク&ドキドキ☆ 親切なインストラクターさんは、ほとんど後ろを見た状態で爽やかに優しく指示をくれます。 上り坂は前傾して。 下り坂は後ろに反り気味に。 軸を保とうとするので、インナーマッスルが鍛えられそうです。 太腿の内側も締まりそう。 なかなかの運動量です。 二次的効果を密かに期待してしまいます。 途中、雪が降り出しました。 グリーンシーズンも良いけれど、白い雪原や山道を歩くのは本当に気持ちがいい ♡ お馬さんが一緒にいると、見慣れたはずの洞爺湖の景色が非日常なものに変わります。 お馬さんとの密なトレッキング。 元気に迎えてくれるラヴィンちゃんと、穏やかなお馬さんたちと、親切なスタッフさんたちに優しい時間をいただきました。 もちろんワイルド&イケメン社長 高橋洋一さんも、はにかみながら歓迎してくれます ^^ / 最後に地元密着耳寄り情報!!(地域外の皆様にはごめんなさい) 絶対にお得!! 絶対におすすめ!! 見逃さないでね♪♪ 帰りは高橋社長とラヴィン君が見送ってくれました。 レイクトーヤランチ情報 電話 0142-73-2455 住所 虻田郡洞爺湖町月浦44番地(カーナビ住所検索はうまくいきませんので、レイクトーヤランチと入れて検索してください) アクセス 洞爺湖温泉街より車で5分 E.mail toya@jphorseriding.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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11/22(月) 木地師+α な多才人「工房夕花野」主宰 “ 石垣 拓也 “という人間に出会った。
大滝 三階滝近く、前夜雪が降り気温2度の寒い日。 広い建物にはストーブもなく、ほぼ我慢比べ状態の中取材をさせていただきました ^^; しかも2時間半。 今までの最長時間でした。 なぜならば、今回お会いした石垣拓也さんのお話がめちゃくちゃ面白い! それはもちろんお笑い的とかではなく、共感できるワクワク話が多かったのです。 もう、何をしに行ったのか忘れそうになるほどでした。 それはつまりはこんなお話し〜〜。 石垣さんは、今年の8月に置戸町から伊達市大滝区へ移住して来られた地域おこし協力隊員さんです。 そして、実は木地師でもあります。 そう、何を隠そうあの40年ほどの歴史がある「オケクラフト」の元職人さんでした。 しかも奥様も(奥様のお話はまた日を改めて。一緒に書いてしまうのは勿体ない程貴重な方なので〜)。 ここで少し「オケクラフト」についてご説明しますね。 https://okecraft.or.jp/about/ より引用 *〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜 『オケクラフトは、置戸町の「オケ」、昔から地域産業として生産されていた曲げ桶の「オケ」と、「クラフト」を合わせた地域クラフトブランドです。 1983年(昭和58年)に置戸町と著名な工業デザイナーであった秋岡芳夫さんとの出会いから始まりました。誕生以来、置戸町では町を挙げた活動として、作り手養成のための研修制度、オケクラフトの販売、作り手への材料提供などをおこない、オケクラフトの生産、普及に努めてきました。』 *〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜 地域を挙げてブランド作りに取り組み、成功した「オケクラフト」。 その影には元「Uni (鉛筆)」のデザイナーだった秋岡氏の存在がありました。 大量生産に疑問を持ち始めた秋岡氏が目指したのは、地域の木を使い、一つ一つ丁寧に作るクラフト職人を育てることでした。 その秋岡氏のマインドに共感し、師事されていたお一人が石垣さんだったのです。 でもちょっと疑問が…。 それは、何故、材料入手も販路も安定していた「オケクラフト」を卒業し大滝に来られたのか? 「たしかにオケクラフトを出るリスクはありました。オケクラフトにいれば販路は安定しています。 工芸家一本で食べていくのはとても難しいですから生活するには安心です。でも卒業しました。正直、職人として独立してもそれ一本では食べていけません。手作りなので数は作れませんから、収入は限られてくるのです。特にこの二年のコロナ禍では、それまで開催していた大手デパートでの展示会へもお客様が集まらなくなりましたし、中止になったものもありました。つまりコロナ禍での工芸品は、贅沢品で別に無くても困らない二の次の物になってしまったのです。」 ↑コロナ前までは札幌三越・さっぽろ東急百貨店などで展示販売をされていました。 このお話しは、観光に関わる仕事をしている筆者にも痛いほどに分かり共感しました。 でも、石垣さんは安定を捨てました。 「納品先(オケクラフトの場合は町)が安定しているということは、同じものを大量に作らなければいけなくなります。ここまで育てていただいたことにはとても感謝をしています。でも、もっとチャレンジがしたかった。たとえ時間が掛かったとしても、たとえ少ししか作れなかったとしても自由な発想で手間暇惜しまず物づくりがしたかった。大量生産から少量生産に切り替えたかった。つまり、作る量を半分に減らせば質は上がる!という結論を出したのです。でも、収入は確実に減る。…ということは、他に収入が無ければ食べていけません。」 なるほど。 とても納得します。 さらに石垣さんのお話しは続きました。 「他の収入を考えた時、広い工房を持って “ ワークショップ ” や ” 体験学習 ”を行って収入源にしようと考えました。対象は子供と親子。作品の材料となる木が生える森へ出かけていき、森、そして木に親しんでほしい。作品の背景となる木についても知ってほしかったので、近代化された都市部に行くつもりはありませんでした。自然豊富な環境に恵まれた地域で、そこに住む方たちと連携しながら、みんなで自分たちの住む地域を盛り上げていける所を探していて辿り着いたのが大滝でした。というか、ここしかない!と思いました。自然環境も人も建物環境も全て自分たちには最適な場所だったのです。 ここは本当にポテンシャルが高いです。札幌や千歳からのアクセスもとても良いですし。 あとは、どんなコンテンツを作ってどう発信していくか?だと思っています。もちろん資金確保の問題もありますが…。」 ↑材料はその木が育った森が分かるものを生木で購入します。材となり薬に浸かったものや外国産のものは使いません。あくまでも安心安全な北海道産のものに拘っています。 ↑皮を剥ぎ、用途に合わせて切り出していきます。 ここまで伺って、筆者はワクワクが加速していってしまいました。 なんて素敵な方が伊達市に来てくださったのだろう!! しかも石垣さん、オケクラフトメンバーになる前は店舗マネジメントのお仕事を8年ほど経験されておられ、その構想のお話しがただの夢物語ではなく、きちんとマーケティング理論に基づくものだということが分かりました。 なんとも頼もしい限りです。 掘れば掘るほど壮大な構想が出て来るご様子でしたが、今回はここまでの取材にとどめることにしました。 続きは素敵な奥様(曲師)の取材の時に伺いたいと思いますので乞うご期待! ↑奥様もオケクラフトご出身の曲げ職人さん。早く取材させていただきたい! 最後に、近々のご予定を伺いました。 「現在準備中の工房が年明けには整いそうです。 将来のワークショプのために、近々、木育マスターの資格も取得しようと考えています。そして来年9月には料理研究家の菅田奈海さんとのコラボで「食育と木育」のイベントを行います。対象は近隣の子供達と親子。伊達市内の会場を予定しています。」 話しは尽きなかったのですがここでタイムオーバー。 でも、筆者が石垣さんとお話ししていてはっきりと分かったことがありました。 それは子供たち、そして選んだ地域への愛でした。 日本の宝としての子供たちに、自分の仕事として何ができるか? 同時に、家族とともに協力しあいながら生活を支えるためにはここで何がしたいのか? 選んだ土地で、地域全体、そして自分が楽しく幸せに暮らせるために何をすべきか? すでにその答えは出ていました。 それらを考えた上での大滝移住でありビジョンなのでした。 地域おこし協力隊で 木地師+αの多才人 石垣拓也さんが起こす風。 風向きを見届けつつ応援したいと思います。 伊達市、ますます楽しくなりそうです。 ↓「夕花野」Instagram https://instagram.com/yuhanano_hokkaido ↓夕花野オンラインショップ https://yuhanano.handcrafted.jp/ 夕花野 主宰 石垣 拓也 E.mail : gakkey326@gmail.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2021年)
Rietty
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08/29(日) 特別な日を演出するlovelyアイテム “ アイシングクッキー “と手料理のおうちカフェ「Cookies Toya!! Cafe (越後屋)」
溢れんばかりの笑顔で元気に迎えてくださったのは、店主の 越後あゆみさんでした。 きっと、あゆみさんの笑顔にかかったら、どんなに落ち込んでいる人でもつられて笑顔になるに違いない!そう思うほど素敵です♡ あゆみさんがアイシングクッキーに出会ったのは6年前のことでした。 ↑クッキーはさっくさく。アイシングはカリッカリで美味しい! 越後屋さんにお嫁に来てからというもの、どんなこともガムシャラに働いてきたあゆみさんが、「越後屋として私にしか出来ない何かを身に付けたい! 自分の存在意義を高めたい!」そんな想いを強く感じていた頃に出会ったのがアイシングクッキーでした。 その時に「これだ!」と直感。 直ぐに独立を目指して学び始め、イギリス発祥の技術を持つjsa日本サロネーゼ協会 アイシングクッキー認定講師の資格を取得しました。卒業と同時に菓子製造業の許可を取得。ついに、若い頃からの夢でもあった「カフェをやりたい!」と融合させた店の誕生です。 始めた頃は、越後屋さんの空き事務所でひっそりと営業されていたそうですが、2021年7月21日に晴れて今のお店をリニューアルオープンさせました。 ↑このドアを開けたら「かわいい~~!!」と思わず言ってしまいますよ♪ ↑テラス席もあります。 ↑2F席も ↑2F席から~ 五人のお子様を育てながら仕事と家事と勉強を4立させて来たあゆみさん。 行動力は人一倍。思い込んだら一直線。 でもなんと驚いたことに「本当はお菓子作り苦手だったんです。ズボラだから計量とかが苦手で。」とケラケラと笑って話してくれました。 けれども、実はイラストなど絵を描くことはお好きでした。あゆみさんは、持ち前のど根性で好きな絵を描くためのお菓子作りを猛勉強しました。そして、今ではすっかりお菓子作りそのものが大好きになりました。 ↑1種類の商品を作るのになんと5~6時間要するそうです。 「お客様が「美味しい!」とおっしゃった時の素敵な笑顔を見るのが本当に嬉しいのです ^^」 そんな風に話すあゆみさんのお人柄と、アイシングクッキー&カフェメニューに魅せられたお客様たちが、OPENからわずか1ヶ月で早くもリピーターになってくださっているのだそうです。なんて素晴らしい!! ↑カフェメニューもお食事からお飲み物、スイーツまで色々。 パフェに入っているのは、下から順にクラッシュドクッキー・生クリーム・プルプルティーゼリー・レモンのシロップ漬け・紅茶のシフォンケーキ・どかんとソフトクリーム。ボリューム満点、とってもおいしかったです。 「スイーツもお食事も手作りをモットーに、お子様にも安心して食べさせられる原料を使ってご提供しています。」5人のお子様のお母様のお話しは、やはり説得力があります。 誰にでもどんな店なのかが分かるような名前にしたかったという「Cookies Toya!! Cafe」という店名は、まるで明るくハッキリとしたあゆみさんのお人柄を表しているようです。 ↑越後屋さん側からも入れます。 表玄関は山側、ホテルゆとりろさん側になります。 力強くこんなお話しもしてくださいました。 「アイシングクッキーをもっとたくさんの方に知って欲しいです。例えば、お誕生日・お土産・自分へのご褒美など特別な日のものとして、また、いただいた方の嬉しそうな笑顔を見て、あげた人の方が嬉しくなってしまう様なものとして、もっと広めたいと思っています。将来はこの店でアイシングクッキー教室も行いたいですし、生徒さんには自分のためだけの時間作りとして楽しんで欲しいと思っています。 アイシングクッキー作りを通して、私がそうだったように、きっと皆さんも幅広く楽しい人たちと知り合える場になると思います。」 もう全身にアイシングクッキーが好き!ということが溢れかえっているあゆみさんでした。今後のコロナの状況にもよりますが、少ない人数を対象にハロウィンクッキー教室を開催する予定だとか。 faecebook要チェックです☆https://www.facebook.com/CookiesToya/ 洞爺湖温泉街、ますます楽しくなってきました。 店舗情報Cookies Toya!! Cafe住所 洞爺湖温泉 洞爺湖越後屋2F電話 0142-75-2158営業 水・木・金・土 11:00~15:00アイシングクッキーレッスンは予約制 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材:2021年8月)
Rietty
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03/21(水) プレミアム塩とんこつ、脂たっぷり!山岡家伊達店【ラーメン食べ歩き】
だての山岡家に行ってきました。 ラーメンは好きだけど、正直、詳しくないのです。 いつも「どれがオススメですか?」とお店の方に聞いてしまい、 「え?」 みたいな怪訝な顔をされることがしばしばです。 ラーメン屋さんは常連さんがほとんどだから、当たり前ですよね♪ でも、今日のこちらの店員さんは 「そうですね〜醤油もいいし、ネギも人気だし・・・」 と優しく教えてくださってちょっと嬉しかったです。 ほとんどメニューを網羅する感じで!要するにぜーんぶおいしいよってことか。 ということで、 プレミアム塩とんこつ にしました。 わーい豚脂たっぷりだー この濃厚スープならばやはり、麺は太ストレート! 美味しい〜。食べ終わったら元気いっぱいになりました! 厨房を見たら、ピチピチの超新鮮な大量の長ネギが流しからはみ出さんばかりになっている・・・ 今度はネギにしようかな! 3/22から期間限定メニューの「えび醤」が始まるみたいです。 ラーメン山岡家 伊達店
むしゃなび編集部
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03/01(日) 街の健康の灯台!ふなおか薬局さんに聞くコロナ対策
街の癒しのプロに聞くコロナ対策シリーズ。続いてやってきたのは健康相談・子宝相談で有名なふなおか薬局さんです。処方薬だけでなく、漢方、健康食品など、安全で健康に良いものを取り揃えるアットホームな薬局です。遠方からも多くの人が相談に訪れています。 つい先日は、マスクが街中で品切れの中、緊急入荷していた心強い存在。マスクがダメなら消毒用アルコール綿だ!消毒用エタノール綿だ!と、あらゆる手段で予防グッズを揃えています。「街の健康の灯台」でありたい、と話す「大ちゃん先生」こと、京野大介さん。 京野さん「薬局の役割には、街の公衆衛生を担うという使命があります。あそこに行けばなんとかなる、と地域の皆さんに安心していただけるよう、マスクも消毒も「ない」なんて簡単には言えないんです。そこで、とにかくいろんなルートからかき集め、数量限定ですが入荷している状況です。」 そんな京野さんに、予防のための基本中の基本から教えてもらいました。 意外と知らないこともある?予防の基本中の基本! まずはマスクについて。 自分から発するものを止める(他人のため)→特に欧米ではこの考え方が主流 自分が感染しないため(自分のため) 意味ある、意味ない、いろんな説が流れていますが、新型コロナウイルスは飛沫感染なので、1も2もマスクは有効です。気をつけてほしいのは、ウイルス除去率。マスクがない中、手作りしている方も多いと思いますが、除去率が明記された医療用マスクと違って、布やキッチンタオル等でどのくらい遮断できるかは不明。同じような効果は期待できません。 そして、帰ったら、うがい・手洗い・・・だけじゃない! 顔も洗おう!着替えもしよう! とにかく外でついた(かもしれない)ウイルスを落とすことが大事なので、花粉やインフルエンザと同じように考えるといいそうです。 手洗いできない仕事中や外出時は、こまめに手指消毒! 消毒用アルコール含有綿 現在の入荷状況です。入荷即完売状態が続いているので、在庫状況は電話で問い合わせてください2/28 消毒用アルコール綿(お一人様お一家族様 1パックまで)2/28 消毒用エタノール含浸綿(お一人様お一家族様 1パックまで) 免疫力アップにいい漢方&サプリ 続いて体の中からできる免疫力アップ。ふなおか薬局さんの店内には、健康食品がずらり。赤ちゃんから大人まで安全に利用できて、しっかりとしたデータのある商品を厳選して揃えています。特に免疫力アップにおすすめの三品。 悪いものを体の外に出し自然治癒力を高める漢方「紫華栄(シカロン)」 腸内環境を整えるプロテサンエブリィ スクアレンほぼ100%の「サメミロン」 どれも飲みやすく続けやすいです。免疫力って一朝一夕につくものではないですが、これを機に、生活に取り入れてみては。 美味しそうな野菜たち 岩盤・ホルミシスベルトの癒しコーナー。なんとワンコイン 根本から健康を見直したい方は予約制の健康相談がおすすめ。なんと2時間近くお話をするそうです。頭痛ひとつとっても、様々な要因があり、その方の生活スタイルや、食事などを細かく聞かないとわからないからなのだそうです。最後に伺ったとっても大切なこと。 京野さん「ウイルスから身を守るのも、病気を治すのも、健康になることも、薬やお医者さんがしてくれることではなくて自分自身が主役なんです。自分が守る、自分で治す、そういう意識で予防や治療にのぞむことがとても大切だと思います。」 健康、そして人生にまで通じる京野さんの深いお話。体に心に、元気がみなぎってきました! ふなおか薬局 北海道伊達市舟岡町329-13 営業時間 月〜金9:00-17:00 土9:00-12:00 定休日 日曜・祝日 http://funaoka-p.com 最新情報はこちら! https://ameblo.jp/funaoka-p/ むしゃなび 楽しくて役に立つ健康情報が聴ける! 大ちゃん先生のワクワク保健室【大ちゃん先生の夜のわくわく保健室】 毎月第2土曜日21時40分 FMびゅ~ 84.2MHz wi-radio 77.6MHz 京野さんプロフィール 管理薬剤師 認定子宝カウンセラー 詳しくはこちら! できることをして備えつつ、不安はできるだけ軽く。収束するまで乗り切りましょうね。この特集はまだまだ続きます。 ※ 記事の内容は取材時の情報です。商品、料金等変更となることがあります。取材 2020年2月28日
むしゃなび編集部
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01/16(月) 自然と人との調和を追求したい 〜美のクリエイター 長友加也の世界
お二人のお子様のママ。 そして。 珈琲焙煎所のオーナー。 またある時は。 ヨガインストラクター&美容整体師。 と、思えば。 時に少女。 時に少年。 果たしてその実態は…。 以前から、いつか取材をさせていただきたいと思っていた長友加也氏。 ようやくお話を伺うことができました。 お邪魔したのは『TOYACAFE』。 6年前に壮瞥町の地域おこし協力隊として移住をして来られ、3年の任期を終えて開業されたのが壮瞥温泉町の湖畔にある珈琲焙煎所『TOYACAFE』でした。 長友加也氏は静岡県浜松市生まれの39歳。 日本女子体育大学をご卒業されているので、バリバリの体育会系体質かと思いきや、意外にもそういう方ではありません。 いえ、そういう面も持ちながら感性豊かでしなやかな方です。 『TOYACAFE』を拠点に20年ほどのキャリアを持つ美容整体と、13年のキャリアを持つヨガインストラクターの仕事もマイペースで行っていらっしゃいます。 「珈琲焙煎については独学でした。小さな子どもがいますので、親になってからは、あくまでも子どもを中心に置いた上で、自分がやりたいことは何かを考えながら無理のないペースでやってきました。」 珈琲焙煎所のオーナーとしての加也さんについても詳しく書きたいところですが、そこの部分については今回こらえて…。 主にフェアトレードの豆を丁寧に手煎りで焙煎されているとだけ伝えておきます。 この度取材をさせていただいたのは、最近宣言された新たな肩書き『フォト(動画)クリエーター』としてのお仕事についてでした。 一見、お一人で何役も同時にこなすのは超人的だ!と思ってしまうのですが、なぜか加也さんからは、必死感というか、がむしゃら感というか、がんばっている感が伝わってきません。 淡々と。 粛々と。 自然体で自分の想いの方向に向かっているという自由な雰囲気を醸し出している。 これってものすごくクール! かっこいいなあと思います。 そんな加也さんに自己分析をしていただきました。 出た……宇宙人。 実は前回の記事の主人公も宇宙人でした ^^; 筆者はどうも宇宙人に引き寄せられるらしい…。 かくいう自分も宇宙人? いやそれはさておき…。 さらに続けてこう話されました。 これを伺って安心しました。 決してセンスだけで物事を極めているわけではなく、とことん追求してめいっぱい努力し、きちんと結果を出す人だということがわかったからです。 でも決してそれを表に出さない。 やはりかっこいい。 さらに尊敬してしまいます。 さて。 話をフォト(動画)クリエーターに戻します。 このお話。 実は加也さんのキャリアに裏付けられていました。 なんて素敵な!! これは、加也さんならでは、加也さんだからこそ撮れるものです。 そして今も続々と撮影依頼が来ているそうです。 独立宣言をするや否や舞い込む依頼に加也さん自身が驚いているご様子でした。 それは、これまでの加也さんの活動や発信が、必要な方にしっかりと伝わっていた証だと思います。 今回の取材でわかったこと。 『TOYACAFE』を拠点に置き、珈琲焙煎所・フォト(動画)クリエイター・ビューディーサロン(美容整体・ヨガ)と多方面に活躍しつつも、それは全て1本の軸を外れない活動でした。 365日の時間割の中で、全てが子育を中心とした隙間時間に見事に整理されていました。 長友加也氏は、しなやかな自由人かつ被写体に寄り添う美のクリエーターでした。 *画像は全ていただいたものです。 ―長友加也 情報― 長友加也Instagram https://instagram.com/kaya.n_film?igshid=YmMyMTA2M2Y= 長友加也Facebook https://www.facebook.com/takeuchi.kaya TOYACAFE Instagram https://instagram.com/toyacafe?igshid=YmMyMTA2M2Y= TOYACAFE HP https://toya-cafe.localinfo.jp クリエーター依頼 https://toya-cafe.localinfo.jp/pages/2702246/page_201903191041?fbclid=PAAaaRlA7qepU9u58JEGPIduBSXwsST_TFMjY2g7B4tXbxadOYI92yOhEeYlM (2023年1月取材)
Rietty
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09/22(土) だて食のフェスティバルで食べ歩き!
三連休初日の9月22日(土)、「だて食のフェスティバル」に行ってきました! 伊達、室蘭、洞爺湖など近隣地域をはじめ、北海道各地からおいしい食べものが大集合するおまつりです。昨年の来場者は2万人という秋のビッグイベントで レッツ・食べ歩き〜! 「食フェス」人気の2大バーガー。 初日のお昼頃の会場。いい〜においがあちこちから流れて来ます。今回は40近い出店者による自慢の味の競演。たくさんあるので迷ってしまいますね。実行委員会に例年の人気メニューを伺うと、 別海ジャンボホタテバーガー 白老和牛デミバーガー 別海町と白老町のご当地バーガーが、ここ数年の一番人気のようです。まずはホタテバーガーから行ってみましょう〜。 別海ジャンボホタテバーガー 700円(別海町地域活性化協議会) 新・ご当地グルメグランプリ北海道3連覇、とっとりバーガーフェスタ2年連続日本一を獲得したバーガー。カラッと上がった春巻き生地の中にプリプリのホタテが閉じ込められています。ガブッと食べると肉汁がジュワ〜。 ホタテの味もさることながら、パンが美味しくてびっくり。自然な甘みとふわふわ感がホタテにとっても合うんです。お店の方によると、水を使わず別海の牛乳で捏ねて作っているパンだということです。聞けば聞くほど、別海町を訪ねてみたくなりますね! 続いて、白老牛バーガー。 白老和牛デミバーガー 600円(ななかまど) 道産小麦を使用したバンズに特製白老和牛ハンバーグをデミソースで絡めて挟んだご当地バーガー。たっぷりのソースに白老牛のふっくらハンバーグがボリューム満点です。お肉の味わいが深い・・・やはり白老牛だな、と噛みしめました。こちらもこだわりのパンがおいしい! たまたま2つともさくっと買えましたが、振り向けばこの通り、行列が。でも、並ぶのもイベントの醍醐味ですよね! 地元だてのおいしいもの! 12時を過ぎてステージには、アントキの猪木さんが登場しました。この日ちょっと風が強い天候で、若干出足が遅いかな、という午前中でしたが、猪木さんの登場で一気に盛り上がって来た会場です。 それにしても、本当にいろんな食べ物があるので目移りしてしまいますね。。やっぱり気になるのは地場産食材を使ったメニュー。というわけで、地元・だて周辺の食べ物を探して会場を歩いていると、 あらっ!「おいしいもの」と同じくらい目立っているお店が。 『次は俺達ががんばる番だ!!』Tシャツ姿で元気いっぱい営業中のホテルローヤルの皆さんでした。 ファン熱望の激旨カレー 650円 シェフ特製「ファン熱望の激旨カレー」は唐揚げ、ハンバーグ、ホタテフライの3種類。スタッフさんイチオシの黄金豚ハンバーグをいただきました。コクがあってまろやかな本格洋食カレーです。絶妙な辛さがクセになる味。伊達武者弁当・帆立ごぼう飯もおいしいですよ〜。 支配人・磯辺大輔さんの人気ブログ「ホテルマンの幸せ」はこちらから! 続いて、牧家へ。スイーツも見逃せませんが、今回はイベントでしか味わえない「カチョカバロチーズのステーキ」をいただきます! こんがりと焼いて中はとろ〜り溶けたチーズにブラックペッパーをぱらり。 カチョカバロのステーキ 350円 はー、しあわせ〜。焼くと旨味が一段と増しますね。これは・・・もう絶対、ワインが飲みたくなります! 「カチョカバロの食べ方はいろいろありますが、シンプルでおいしいのがステーキです!」とお店の方が話していましたよ。ポイントは焼き加減です。お試しください :-) その、牧家のチーズをふかふか生地に閉じ込めた「第2ふみだす」の豚まん「生ハム&チーズ」。生ハムもチーズも伊達産という贅沢な豚まん! チーズと生地のもちもち感がすごいです。普段は道の駅で販売中。 結構、いやかなりお腹いっぱいになって来ましたが、やっぱり甘いものも食べないと! 「削りいちご」というスイーツを見つけました。ふわふわに削ったいちごにコンデンスミルクをたっぷりかけたヘルシーな一品。このいちご、関内産のものを使用しているんですよ。いちごの赤が花びらみたいで可愛いですね。甘酸っぱさがミルクの甘味で一層ひきたって、本当においしかったです。 以上、食を大満喫した秋の一日でした。残念ながら天候の影響により、初日は14時30分で終了となりましたが、2日目ははいいお天気になりますように! ご家族やお友達と出かけて、わいわい楽しんでくださいね〜。 2018だて食のフェスティバル 開催日:2018年9月22日(土)・23日(日) 時 間:22日(土) 10:00~17:00 23日(日) 10:00~15:00 場 所:だて歴史の杜 芝生公園特設会場 住 所:北海道伊達市松ヶ枝町34 詳細・出店者はこちら https://so-ra-mi.jp/events/event/2018922-2
むしゃなび編集部
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03/29(水) 雑貨店『風花』に咲く 〜三橋真紀子さんの名刺「❤️のA」にこめられた想い
いただいた名刺がまるでトランプのような❤️のA 。きっと何か意味があるはず!そう思いながらも、終始ニコニコクルクルと笑う可愛らしい『風花』オーナーの三橋真紀子さんの楽しいペースにはまり、その意味をすっかり聞きそびれてしまいました。 今は、お洒落な雑貨屋さんですが 、“ 元々は60年続いた作業衣料のお店だった “ と伺い、その意外性にまず驚かされました。 「祖父が、室蘭市と伊達市で “働来館(ワーク館)”という店を営んでいました。その後、バラ好きな母がこの場所にガーデニングショップを開きました。その頃、私はある会社の事務職員をしていたのです。」 『風花』は広い店舗に豊富な商品の品揃えがあります。 「私は、若い頃から大の雑貨好きでした。たまに東京へ行くと、雑誌に載っているような可愛くて素敵なものがたくさんあり、見ていても触れていてもウキウキと楽しくて色々買ってきていました。それにね、雑貨をワクワクと活き活きとした表情で嬉しそうに選んでいる方のお顔がもう本当に大好き!いつかは自分が発信する側、売る側になりたいとその頃から思っていました。ただね、母が営むガーデニングショップは私のイメージしている店とはちょっと違っていました。時々、母から手伝い要請がかかるのですが、商品が重たいものばかりで、ラッピングも管理も大変だなあと感じていました。もちろん、選んでいるお客様は楽しそうなのですが…。」 ところがこれ、どうやらお母様の作戦だったのではないか?と真紀子さんは言います。 「私の雑貨好きを見込んで、ガーデニングショップを私に任せるつもりだったようです。会社勤めをしていた私は、その策略にまんまとひっかかったわけですが ^^; 私は私で、ずっとやりたいと思っていた自分の好きな雑貨屋にしちゃいました。」 と、いたずらっぽく笑う真紀子さんでした。 なるほど〜。 そんな歴史が! きっと、真紀子さんの夢を知っていたお母様が、場を作って背中を押してくれたのではないかと想像します。 その後、お母様は伊達市でバラに特化した園芸のお店を開き、現在は野菜を中心に果樹も育て、赤いルバーブジャムやアロニアジャム・ブルーベリージャム、黒ニンニクなどの製造も手掛けていらっしゃいます。 風花ファーム →https://www.kazahana-garden.jp/風花ガーデンの移り変り/ さてところで、真紀子さんの雑貨店『風花』は創業21年となりました。 「雑貨って生活の中では無くても困らないものですよね。世の中、シンプルかつ便利なものにシフトしてきている中で、まあ、実用的ではないしムダかな?と思うようなものでも、それがあることでなんとなく心が弾み、笑顔になるのならば決してムダなものではないと思うのです。って、実は自分自身がそうなのですが^^; 私と同じように感じるお客様もきっといらっしゃると思い、そういうお客様の気持ちに寄り添いたいと思っているのです。『可愛い!』とか『おもしろい!』とか『なんか笑っちゃう』とかいうもの。正直、仕入した後で『なんでこれ買っちゃったんだろう?』っていうこともあります。それはもう、その時のインスピレーションっていうか、遊び心を発揮しちゃうというか。『あ!これ!』みたいな直感で買ってしまうんですよね。たまにお客様から『またこんなものを仕入れて!』と言われたり(笑)、でもそう言いながら買ってくださったり。本当にうちのお客様は私のことを良く理解してくださっているので助けられています。それにね、仕入れをする時に、いつもお客様のお顔が浮かんじゃうんです。あ!これは〇〇さんが好きそうだから買っちゃえ!とかね。」 このお話だけ伺ってもお客様とのコミュニケーションがしっかりととれていることが分かります。 さらに真紀子さんのお話は続きました。 「なんだかね、常連様も多くいらっしゃるのですが、もう本当に素敵なお客様ばかりで。子どもが小さかった頃、お店が忙しかったりすると、お客様が子どもをみていてくださったこともありますし、時には私の食事のことまで心配してくださったり。皆様とっても優しくて。本当に周りの方々に助けられていることを感じています。ありがたいです。」 このお話を伺い、筆者は気づきました。 それは何より、真紀子さんご自身がお客様を大切にされているからこその関係だということを。 雑貨を見に来ているけれど、実は真紀子さんに会いに来ているのですよね。 さて実は、『風花』は雑貨だけでなく食品も扱っています。 伊達のお母様の店『風花ガーデン』でも食品製造を行なっていますが、真紀子さんも安心安全な食品には元々強い関心を持っていました。 類は友を呼ぶではないですが、真紀子さんの周りには真面目に真摯に食品に向き合っている方が多いようです。 例えばこの塩。 なんと、牧場主さんが手作りで作っています。 「大切な牛たちに納得できないものは舐めさせられない!」という思いからだそうです。 牧場で塩作りというのは初めて耳にしました。 詳しくはこちらを →https://www.n-slow.com/shopdetail/000000000364/ それからこちらの醤油。 白醤油は見たことありますが、透明な醤油って…。 詳しくはこちらを →https://www.fundodai.com これらも真紀子さんの感性にピンときたものたちです。 そしてこちらも。 何事にも誠心誠意まっしぐらで頑張る真紀子さんは、カンボジアで有機栽培農業をしている農家さんが手摘みで収穫し、管理された工場で丁寧に作られている希少種のクメール種胡椒で作られた「生胡椒の塩漬け」の販売を始めました。 しかも、より確かな保証が付いたものをお届けしたいと「有機JAS(オーガニック)」の認証までご自分で取得したのです。 この認証を取得するにはとても厳しい審査にクリアしなければなりませんし、取得した後の商品管理はもちろん、ラベル管理に至るまで厳しくチェックされています。 さらに、現在では北海道内でオーガニック認証を受けた事業者同士で集まり、『既存の農業生産に付加価値をつけ、国内外へのPRと、次世代に北海道農業の魅力と可能性を伝えていくこと』を理念とした「Green horaizon」という団体の一員にもなりました。 真紀子さんは、「生胡椒の塩漬け」を厳正に管理された部屋で袋詰めし、オーガニック認証ラベルを貼って販売をすることをご自分の使命にしています。 雑貨はもちろんですが、今最も真紀子さんが力を入れている商品です。 「とにかく、安心して美味しく食べていただきたいのです!」 そのまま食べても美味しいのですが、例えばこんなお料理に使ってみてほしいとのことでした。 「それにこの生胡椒の塩漬けで雇用も生みたいのです!ですから、もっと販路を拡大していきたい!」 コロコロと可愛らしく笑う真紀子さんから出てきた言葉は、本気が強く感じられる決意の言葉でした。 「コロナ禍が長引いたので、まだ行けてないのですが、今年はカンボジアの胡椒農場を訪れたいと思っています。想いを共感できる生産者さんを縁の下で支え、発信していく側として頑張りたいです。」 その言葉は、『風花』であつかう商品全般に対しての想いなのでしょう。 そうそう! 帰宅後、どうしても気になった「❤️のA」の意味を改めて伺うことができました。 「❤️は、実はプレゼントをする方の気持ちを表しています。販売する側としては、その “あなた”の気持ちを届けるお手伝いをさせていただきます!という想いです。そして、Aは “あなた”を表すAです。」 ものすごく納得☆ やはり素敵な想いがこもった名刺だったのですね。 店舗には、選んでくださる「A」あなたの「❤️」気持ちに寄り添った商品を揃え 常に向上心を持って決して止まらず まっすぐに突き進んでいく 『風花』オーナー三橋真紀子さんのそんな姿に大いに勇気をいただいた筆者でした。 ―「風花」情報― Instagram(風花) https://www.instagram.com/kazahana.zakka/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D Instagram(noproblem.3bridge : オーガニック生胡椒の塩漬け) https://instagram.com/noproblem.3bridge?igshid=Mzc1MmZhNjY= Base https://kazahana.base.shop/ GREENHORIZON https://www.greenhorizon-group.com/
Rietty
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07/19(月) 無料法律相談8/3より受付開始!【室蘭】
北海道女性協会では男女平等参画推進事業の一環として毎年、道内6地域で無料法律相談を行っています。 室蘭会場の予約受付が8月3日から始まります。 無料で弁護士に相談できる貴重な機会です。どうぞお役立てください! 相談日:令和3年9月3日(金) 時 間:午後1時30分~午後4時30分(1人30分) 場 所:室蘭市中小企業センター(室蘭市東町4丁目29番地1号) 相談員:弁護士 西尾 弘美(札幌弁護士会) 相談内容:DV、セクハラ、ストーカー、雇用、離婚、財産分与等様々な法律問題に関すること 申込方法:電話による予約制(先着6人まで) 予約受付:8月3日(火)よりスタート。平日9時~17時まで 予約・問合せ 公益財団法人北海道女性協会 TEL 011-251-6329
むしゃなび編集部
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02/12(土) 『役』を捨て自分自身に戻る時間 “hinna produced by Toya Pirka Shop” で癒される時
今回はToya Pirka Shopのオーナーで基礎化粧品“ hinna ”の開発者 加藤亜貴絵さんにお話を伺いました。 待ち合わせ場所に現れた亜貴絵さんは、スラリと背が高く素肌の美しい方でした。 石狩市ご出身で、短大では経済学を学び、長らく銀行員をされていたそうです。そして、6年前に洞爺湖町に移住されてからも同じ銀行の支店で働いていらっしゃいました。 ↑湖畔で遊ぶ亜貴絵さんの愛息子様 「地元に密着した洞爺湖町の支店では店内のチームワークも素晴らしく、営業の立場から地元の皆様とお話をさせていただく機会も多くあり、どんどん洞爺湖町の魅力に惹かれていきました。気づいたら洞爺湖町の大ファンになっていて、洞爺湖町の良さを町外はもとより町内の皆様にもっと知ってほしい!と思うようになっていました。」 そしてこんなお話も。 「自分自身、洞爺湖町に移り住んでから性格が変わったと感じています。それまでは常に何かに追われるようにキリキリとした生活でした。でも、洞爺湖町に移り住み、美しい自然や温かい人々に囲まれているうちに、周りの自然や人に心から感謝するようになりました。そして、“ 肩肘張らなくてもよい。自分の精一杯を生きればよい。”と、思うようになったのです。」 なるほど…。 “ hinna “のお名前の由来がわかりました。 hinnaとはアイヌ語で感謝を表すことばです。 「全てのものに感謝して生きていきたい」そんな亜貴絵さんの気持ちを表していたのですね。 さて、今回の主役 “ hinna “のことについて 「でも何故、その想いが化粧品に結びついていったのでしょう?」 そんな筆者の問いに、亜貴絵さんはこう答えてくださいました。 「私は元々アレルギー体質でもあり、ものすごい乾燥肌なのです。ですから、ありとあらゆる化粧品を試しました。その中で、これはいいかも!と思う基礎化粧品に出会ったとしても、何かしらの矛盾や難しさを感じて持続できない。加えて自分をすり減らす都会の生活にも疲れた頃に洞爺湖町に転勤して……。 そして先ほどの話に繋がっていきます。 ある日、ある農家の方に教えていただいた洞爺湖町名産の財田米と赤シソを知ったことは、私の中でとてもとても大きな出来事でした。洞爺湖町産の赤シソは、農家さんが毎年タネを採り、それを毎年撒き、手作業で何十年も繰り返し育てられているのです。命と産物を繋ぐ作業を全て手作業で行っていることに感動を覚えました。それに、抗アレルギー作用がある赤シソは、アトピー体質の私にはジャストフィットでした。この本当に素晴らしい洞爺湖町の産物をなんとか多くの人に知ってほしい! しかも私らしい方法で! そんな想いが化粧品とリンクしていったのです。」 一念発起した亜貴絵さんは、会社を辞め、わずか半年で『日本化粧品検定1級』を取得しました。 さらにお話しは化粧品成分に及び、語りは熱く繰り広げられました。 「まず、財田米はとにかく食べて美味しい! 実は私の父は石狩の米農家で育ちました。ですので、いつも美味しいお米をいただいていて、『うちのお米が一番美味しい!』と思っていたのです。ところが、財田米を食べたらそれが覆されました。初めて味わったお米での敗北感でした 笑。 心から美味しいと感じるものは肌にも良いと思っています。 お米には保湿や血行を促進する成分があると言われています。 そして赤シソ。赤シソには殊の他強い思い入れがあります。実は洞爺湖町は北海道で1.2を争う赤シソの産地なのです。それは残念ながらあまり知られていない事実です。こんなに良いものなのに何故!?と叫びたいくらい。赤シソには抗アレルギー・抗酸化作用があると言われる他、美白や保湿の効果もあると言われています。 この2大主役に加え、北海道産のサラブレッド由来のプラセンタも配合しています。こちらには優れたペプチドやアミノ酸が含まれているのです。 それと、hinnaは着色料や合成香料を使っていませんが、化学成分は含まれています。自然由来にこだわりすぎず、『人間が長年研究をし続けてきたお肌にとって必要な成分=化学の力』とのハイブリッドで作っているのです。 」 ↑手のひらサイズより大きな葉の赤シソ畑 ↑黄金色に稔った財田米 北海道産のサラブレッドにこだわった理由は、「餌の面でも衛生的にも丁寧に管理されていることと、北海道の原材料を使いたかったということです。」とのこと。 亜貴絵さんとお話ししていると、全てのことに裏付けがあり、きちんと分析されての言動だということが分かります。 ご自分のお仕事に対して『腹を括っている』という潔さが伝わり、ものすごく説得力がある。 本当にスカッと気持ちが良い方です。 ↑パンフレットデザインもパッケージデザインも全てご自分で行なっていらっしゃいます。 本当にバイタリティー溢れる方です。 ↑この優しい紫色は、お米の研ぎ汁の白と赤シソの紫を足した色だそうです。 「ところで、作っているのは亜貴絵さんご自身ではありませんよね? どのように開発レシピ通りに化粧品を作ってくれる製造会社を見つけたのですか?」 すると、その行動力に感動するお答えが返ってきました。 「あちこち電話を掛けまくって、直接営業をしにいきました! ですが、個人の話を聞いてくださるところはなかなか見つかりませんでした。変なオバさん扱い。ですが、実はこのコロナ禍はチャンスでもありました。化粧品業界もテレワークなどが多くなり、化粧をする人が減り、取引先自体が増えないという悩みを抱えていたのです。ですので、個人の話でも前向きに聞いてくださる会社様も現れました。それが現在、製造をお願いしております(株)粧薬研究所様です。こちらでは、私の話を本当に良く聴いてくださり、OEMに快く応じてくださいました。」 きっと、数字でものを説明できるという前職でのご経験も強みになっているのでしょう。 コロナ禍は、亜貴絵さん自身にも会社員であることのメリットとデメリットを深く考えさせてくれたと話してくださいました。 “ ピンチをチャンスに! コロナ禍をチャンスに!” 多くの人がそう口にしますが、誰にでも簡単にできることではありません。 でも亜貴絵さんは、コロナ禍をチャンスと捉えました。 止まりたくない。 前進あるのみ。 たとえ失敗したとしてもこうと決めたら突き進みたい! そんな亜貴絵さんの強い想いにより、準備期間に多くの苦悩を抱えて過ごしながらも、構想から1年半というハイスピードで ” Toya Pirka Shop ” を立ち上げることができました。 立ち上げ前には80人のモニターの方に使っていただきました。 いただいた感想から成分配合の手直しを繰り返し、ついに2021年12月に” hinna “が世に送り出されました。 最後にこう話してくださいました。 「しばらくは『変なオバさん』扱いでしたが、最近メディアで取り上げていただけるようになり、活動を知っていただけるようになったのはとても嬉しく有り難いことです。 ” Toya Pirka Shop “のコンセプトは10年後、20年後も使い続けたい持続的なものであることです。持続的であるためには価格はとても重要です。ですから、” Toya Pirka Shop ”の製品は価格設定が先です。 製造以外、今は一人で回しているので、製品コストは最低限に抑えることが可能です。 hinnaは1本3300円ですが、150ml入っていますので、だいたい2ヶ月半はお使いいただけます。内容成分的には絶対の自信を持っています。 女性にはたくさんの役割がありますが、1日の内のせめて数分だけでも自分自身に戻ってほしい、自分に優しくしてあげてほしい、そう願っています。スキンケアは自分自身の手で労わることができる作業です。自分で自分を癒すために毎日お使いいただけたら幸せです。 」 お話をいただく間、何度も周りの方への感謝の気持ちや、自然への感謝の気持ちを口にされた亜貴絵さん。 お話を伺い、この商品には” hinna “ 以外の名前は見当たらない。 そう思った筆者です。 ↑洞爺湖町 230号線沿いにある「きつつきカナディアンクラブ」さん敷地内にある「森と休日」さんで委託販売中です。 ↑こちらは洞爺湖温泉街の「越後屋」さんで委託販売中です。 「そうべつ道の駅 サムズ」さんでも2/11より委託販売が開始されました。 ※記事の内容は取材時の情報にもと基づいています(取材2022年)
Rietty
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05/10(金) 【食べあるき】牧家のモーニングプレート。
五月晴れの青空が気持ちのいい季節ですね :-) 連休明けの食べ歩きに、4月末よりスタートした洋麺茶屋牧家のモーニングに行ってきました。伊達周辺ではやっているお店が少ないだけに、「モーニング」と聞くとなんだかワクワクしてしまいます。 開店時間も1時間早くなり9時からオープンしています。いつも賑やかな店内ですが、平日の朝は割と静か。ランチとは少し違う素敵な雰囲気でした。 朝限定のプレート(594円)とコーヒー(プレートとセットだと216円)を注文しました。 スクランブルエッグとフォカッチャのシンプルなプレート。いかにも「朝!!」という感じのいい香りが・・・ :oops: 生クリームとバターでコクを出したスクランブルエッグはふわふわ&とろとろ。 これまたふわふわなフォカッチャ。牧家特製のカチョカヴァロチーズが贅沢にのっています。蜂蜜やジャムをつけていただくと、焼きたての香ばしさがたまらない! おいしくてヘルシーな朝ごはんを食べて、元気がモリモリ湧いてきました〜。 出勤前のひとときや、休日のブランチにいかがでしょうか? 私も今度は子供と一緒に来たいと思います。 モーニングメニューは9時から11時まで。また通常のパスタやピザのメニューは10時からオーダーできます。 洋麺茶屋 牧家 北海道伊達市梅本町57番地1の内 OPEN 9:00~26:00 モーニング 9:00~11:00
むしゃなび編集部
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12/06(木) 懐かしくてあたらしい、室蘭老舗のお菓子たち。街バル食べあるき番外編
先週は室蘭で初開催された食べあるきイベント「中央街バル」を満喫してきました〜 :-) 今回は3日間限定(2018年11月27日~29日)のイベントだったのですが、終了後に「あとバル」という期間が設けられていて、12月8日(土)まで、余ったチケットを参加店で商品券として使うことができます。そこで食べあるきの合間に、「あとバル」参加店を訪ねてみたのでした。 https://so-ra-mi.jp/archives/16805 やってきたのはレトロな街の老舗中の老舗、「富留屋(ふるや)」。なんと創業120年、明治から続くお菓子屋さんです。 渋すぎる外観が美しい、富留屋本店 以前、「バター煎餅」の記事で中島店を訪ねましたが、こちら中央町が本店です。4代目のご主人、古谷公億さんが昔ながらの製法と味を現代に守り伝えていらっしゃいます。 和菓子から洋菓子まで、実にたくさんのお菓子が並ぶ店内。おなじみバター煎餅をはじめ、人気商品が数多くあるので、どれにしようか迷ってしまいますね。 そこでまずは、「一番古いお菓子はどれですか?」とご主人に尋ねると、透き通るような緑色の和菓子を見せてくださいました。室蘭の特産品のひとつである昆布をお砂糖でコーティングした「蝦夷の華」という一品。その歴史はバター煎餅よりも古く、その昔、噴火湾周辺の地域では豊富にとれる昆布を使って、こういった砂糖菓子がよく作られていたのだそうです。 昆布とお砂糖だけのとてもシンプルなお菓子ですが、口に入れるとふわっと磯の香りが広がって奥深い味わい。甘さと一緒にす〜っと口の中で溶けていきます。「昔ながら」がかえって、とっても新鮮ですね。 こちらは、和菓子の人気商品のひとつ「あずき花」。薄〜いおやきのようなしっとりとしたお菓子です。割ってみると平たく焼かれた生地の間から、ツヤツヤしたあんこの粒がちらり。ひとくち食べれば老舗のあんこのおいしさにおどろきっ!! さてさて、洋菓子のショーケースにはエクレアや白鳥のかたちのシュークリームなど、レトロなケーキが並んでいます。美しい・・・ 昭和生まれの筆者、懐かしさに小躍りしてしまいました♪ ロングセラーのひとつ「パイロール」は、スポンジ生地の中にパイが巻かれ、スポンジのしっとり感と、パイの香ばしさを一緒に楽しめるケーキ。ただしっとり・ふんわりしているのではなくて、一本筋が通っているというか、老舗の心意気! を感じるスポンジ生地です。焼き菓子やパイが好きな方にはたまらない一品。 室蘭人懐かしの定番おやつ「バター煎餅」。 クッキーとおせんべいの中間のような絶妙なパリパリ加減とやさしい甘さにハマりましたっ。 スパイスのピリッときいた「百蜜(パイミー)」も超おすすめ・・・懐かしくてあたらしいお菓子たち。 最近甘くないお菓子が流行っていますが、うちは「甘くないお菓子ありますか」って言われても、ないんですよ。創業時からの製法を受け継いで、甘いものは甘く。そういう面は、時代に迎合しないでつくっています。頑固者、というか変わり者なのかな(笑) と、おっしゃっていた古谷さんの笑顔がとても印象的でした。ひとつひとつ丁寧につくられたお菓子たちを前に、普段の暴飲暴食を反省・・。上等のお菓子をゆっくりと味わう、そんなひとときを大切にしたいものですね、としみじみ感じた老舗訪問でした! お菓子の富留屋 本店 北海道室蘭市中央町2丁目9−4 TEL 0143-22-5455 営業時間 8:00~19:00 定休日 不定休 http://muro-kanko.com/eat-buy/furuya.html 次回はまたまた、街バルで出会ったお店シリーズ。工房併設のおしゃれな犬服屋さんをご紹介します。いや〜商店街って本当に楽しいですね! https://so-ra-mi.jp/archives/10209 https://so-ra-mi.jp/archives/16820 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/13(火) いましかここしか食べられない!豊浦「すいしゃ」さんへ急がなくっちゃ♡
※ 2022年春に閉店しました ひっそりと豪快で太っ腹な企画を展開中なのは、豊浦インディアン水車そばの「すいしゃ」さん。いまだけここだけランチご提供中です。 皆様にぜひともお試しいただきたいのは 「ホタテの紅白丼」。 貝柱と卵巣と白子の紅白丼! ホタテの産卵期は5月の半ば過ぎです。それまでは、貝柱よりも卵巣や白子の方が大きいって知っていましたか?そして、卵巣はウニみたいな味で、白子はタチみたいな味だって知っていましたか?何を隠そう、道産子歴36年の私も初耳でした。ましてや生で食べられるなんて知りませんでした。見てください! 産卵前の卵巣はこんなに大きい!! あ~! なんて魅力的~! しかも産卵前の今しか食べられないなんて…。でもそれを知ったのは、” 稚貝食べ放題とライス&汁物セット”を食べた後。とても食べられるお腹は持ち合わせていませんでした。残念すぎる。 次こそは! そう。 私がいただいた 「稚貝食べ放題 」&ご飯+汁物も凄すぎました。 漬けダレは二種類。ポン酢と柚子胡椒&マヨネーズ醤油。 山盛りの稚貝を焼きながらいただきます。 茶碗山盛りのご飯はすぐに足りなくなり、ついにはお酒が飲みたくなる…。 いやいや車だし…。 そんな葛藤を繰り広げてしまいました ^^; 稚貝はだいたい30枚以上がボールに入っています。「稚」とは書いてありますが、結構な大きさ。 実はこの「稚貝食べ放題 」のアイディアは、豊浦観光協会さんと「すいしゃ」さんの共同発案。豊浦観光協会さん企画の「ホタテの耳づり体験」とセットになっていた稚貝の試食を、そのまま「すいしゃ」さんが受け継ぐかたちで昨年からの人気メニューになっているそうです。 メニューは他にもホタテカレー・ホタテご飯セットなど、海の幸をメインにとても充実しています。 そして何とも嬉しいのが、お食事の後に珈琲またはソフトクリームが付くこと。 これ、ほんと嬉しいです。 嬉しすぎて、写真を撮る前に一口食べてしまった私…笑 そして、こちらでは色々なハンドメイド作品の展示販売も行っています。 どれもセンスが良いものばかり。 それもそのはず。オーナーさんが芸術の森ほかで開催される手作りイベントで、直接作家さんと交渉してこられた選りすぐりのものたちなのです。 はい。物へのこだわりも強い方とお見受けしました。 そこで質問。 「メニュー作りのポリシーは?」 即座に返ってきた答えは。 「生産者にしか作れないものをご提供すること。」 でした。 オーナーの相澤順司さん♡真知子さん 実はオーナーの相澤さんは地元の漁師さんでした。漁師さん直送だからこその「紅白丼」漁師さんならではの、太っ腹「稚貝食べ放題」なのですね。 メニューに漁師 相澤さんの心意気を感じました。 大いに納得。大いに満足。 素敵なランチ旅となりました。ごちそうさまでした! 店舗情報:すいしゃ北海道虻田郡豊浦町浜町87-1営業時間 9時〜16時定休日 水曜 最新情報はお店の公式アプリからチェックできます。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。メニュー、料金は変わることがありますのでご注意ください。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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08/18(土) 白老の癒しスポット!ナチュの森ガーデン。子連れのお出かけにおすすめ
8月も後半に入り、朝晩、肌寒くなってきましたね。夏の疲れがどっと押し寄せたりしていませんか? お子さまのいるご家庭では、そろそろ新学期シーズン。ほっとするやらちょっと寂しいやらの、とうやこマダムです。 夏休み最後の週末を楽しみに、白老の「ナチュの森ガーデン」に行ってきました! こちらは、低刺激スキンケアメーカー「ナチュラルサイエンス & ナチュラルアイランド」が運営する工場・直営店・サロン・カフェレストランが一体となった「スキンケア工園」。工場と公園を合わせて「工園」というわけですね。 今年7月、新たにガーデンスペース(入場無料)がオープンし、2018年8月21日(火)までオープンフェス開催中です。 受付けをして中に入ると・・・ 広〜いお庭で遊ぶ子どもたち&まったりする大人たち :-) とってもいい光景。お散歩してみると、あちこちに沢山の種類のハーブや植物が植わっていました。まだ小さいけれど、これからどんどん、植物もガーデンも育っていくのでしょうね。 受付けで試用できる虫除けスプレー。天然ハーブの、ものすごくいい香り! それではいざ、カフェへ!! 地場産食材と倶多楽湖の湧水を使用したメニューが売りのようです。店内もガーデン同様、可愛くておしゃれでくつろげる雰囲気。カフェとレストランに分かれていて、セルフサービスのカフェメニューはテラス席でいただくことができます。 まずは白老牛ミートソースのピザを注文。窯焼きの焦げ目が食欲をそそりますね :-D 肉の旨味がぎっしりなミートソースにもちもちの生地、チーズたっぷり、ほくほくのジャガイモ・・外で食べるといっそうおいしい〜。軽い食事やおやつにちょうどいい大きさでした。 それからコップの中身はお料理やスイーツに使用されている倶多楽湖の湧水。本当においしいお水でした〜。 デザートは濃厚ソフトクリーム。ミルクはもちろん、ラズベリーヨーグルトの爽やかな酸味が絶妙でした! レストランメニューも魅力的・・・次回はともだちとゆっくりランチをしにきたいです。 たまたま「子連れ(といっても結構大きいのですが)でお出かけできるところはないかな?」と思ってふらっと立ち寄ったのですが、白老にこんな場所があったなんて・・・ 8-O おどろきの癒しスポットに出会うことができました。お子さん連れの方、自然派コスメが好きな方、ハーブ好き、公園好きにもとってもおすすめです。 今週末はオープンフェス期間中最後の土日となりますが、ポニーのひき馬体験(3歳以上、50キロ以下の人限定)もあるようです。詳細をウェブサイトでチェックして、出かけてみては。 ナチュラルスキンケアガーデン「ナチュの森」 北海道白老郡白老町虎杖浜393-12 OPEN 10:00〜17:00(水・木 定休) ※レストラン・ピザ・軽食メニューは14:30ラストオーダー CLOSED 水・木 入場無料 http://nachunomori.jp
むしゃなび編集部
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05/14(火) 有珠善光寺の淀川ツツジ。見頃は今週末!
伊達の道の駅周辺では八重桜やツツジが咲き始めました。お花の絶えない5月は本当にいい季節ですね :-) さてツツジといえば有珠善光寺の淀川ツツジ。今年もそろそろ咲いているかも・・!!と見に行ってきました。5月13日(月)の開花状況は、こちら! 客殿の障子の合間からのぞくと・・・3分咲きくらいでしょうか。まだまだツボミの方が多く、伊達の中心街に比べるとやはり花の進みが少し遅いようです。 この様子だと、筆者予想ですが今週末5/18(土)・19(日)には満開になりそうですよ。鮮やかなピンクの屏風絵のような景色が今年も楽しみですね! 境内および隣接する自然公園では、散りはじめの枝垂れ桜、これからが見頃の八重桜、珍しい黄緑色の御衣黄など、実にいろんな種類の桜があります。お花見シーズンはひと段落ですが、のんびりお散歩に出かけてみては。 大臼山道場院 善光寺 北海道伊達市有珠町124番地 https://www.usu-zenkoji.jp グリーンとピンクのコントラストが眩しい〜! 淀川ツツジ満開の艶やかさ↓↓ https://so-ra-mi.jp/archives/5341
むしゃなび編集部
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09/27(木) 【伊達武者まつり2018】武者山車編!
2018年8月4日・5日に「第44回伊達武者まつり」が開催されました。初日は毎年恒例、10組の山車が市街地を練り歩く「武者山車」。 今年はあいにくのお天気で、雨に濡れての大パレードとなりました。ヨサコイの大旗も雨でずっしり、と〜っても重そうでしたね 8-O 出場された皆さん、おつかれさまでした!! これぞ伊達の心意気!! 白熱のパフォーマンスをどうぞご覧ください :-) https://vimeo.com/292058964 伊達武者まつり2018・武者山車 from Awesome Hokkaido on Vimeo. https://so-ra-mi.jp/archives/16443
むしゃなび編集部
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06/04(火) 室蘭のお店ほうもん。天然酵母の蒸しパン屋 まるぱん
室蘭の気になるお店を訪ねる「お店ほうもん」。今回は、「ふっくら、どっしり、もちもち!」道産小麦を天然酵母で長時間低温発酵させた、おやつにも食事にもおいしい。小さいお子さんのいるママを中心に人気の蒸しパン専門店へ行ってきました。 JR輪西駅の近くから山側に坂道をしばらく登ってゆくと、緑あふれる住宅街の一角に可愛らしい看板が見えてきます。木の扉を開けて中に入ると、棚いっぱいに様々な種類の蒸しパンが並んでいました。まるまるして、名前の通り「まるぱん」! 店内にはふわっと小麦のいい香りが漂います。パン屋さんとは違う、蒸しパンのやさしい香り・・・ こちらの蒸しパンは、道産小麦を使い天然酵母で長時間低温発酵させているのが特徴です。てん菜糖や道産塩など素材にこだわってひとつひとつお店で手作りされています。 プレーン、チョコチップ、あんこなど定番の基本メニューのほか、季節や週替わりで限定メニューが登場します。そのラインナップはなんと、全部で100種類以上も! たくさんのメニューの中から、15種類前後が日替わりでお店に並びます。スイーツ系だけでなく、チーズやカレーなどお惣菜系もあり、甘いものが苦手な方も楽しめますよ。ブルーベリークリームチーズ、黒蜜きなこなどなど、めずらしい蒸しパンばかり・・・選ぶのが楽しい〜!! お店の奥にはイートインスペースがあります。ゆったりとした空間に木のおもちゃや絵本が並び、おしゃれな子供部屋のよう。コーヒーやお茶などセルフサービスの飲み物もあり、お出かけのおやつ休憩によさそうです。それではさっそく、いただきましょう! 左上から時計回りに、チーズウインナー、よもぎつぶあん、ハスカップ、チョコチョコ。温めてもらったら一段と膨らんで、ひとまわり大きくなったみたい。パクッと口に入れるとふわふわ、もちもち。お、おいしい〜!! どっしりした中にふわっと軽さもあり、あんこやジャムなど、それぞれ具が入っていてたくさん食べても飽きません。 みたらし団子。中からみたらしがトロ〜リ、お団子が三つも入って具沢山。 店主の宮武千晶さんが蒸しあがったばかりの大きなせいろを見せてくださいました。蒸し立てほやほや! 熱々の湯気がフワ〜っと立ち上っています。 「蒸し物は食材の味を引き出してくれて、おいしくて身体にもいい調理法なんですよ。」とほほえむ宮武さんにお話を伺いました。 質問:お店を始めたきっかけは? 宮武さん:「出産後、子どもを連れて出かけられるお店があまりなくて、室蘭は公園も少ないので、人が集える場所を作ろうと思ったのがスタートです。そこで何を売ろうかな、といろいろ試して、小さなお子さんでも食べやすい蒸しパンの専門店を開くことにしました。子どもから大人まで安心して食べていただけるよう、なるべく身体にいい素材にこだわって作っています。」 質問:蒸しパン作りはいつから始めたのですか? 宮武さん:「社会人になって初めての勤務地が中国で、5年ほど暮らしたのですが、そこで蒸し物文化に触れて大好きになったんです。中でも蒸しパンは中国では、饅頭(マントウ )と呼ばれ、朝ごはんにもなるポピュラーな食べ物です。帰国後、マントウが食べられるお店がなかったので、趣味で自分で作るようになりました。生地に卵や乳製品を使わず、酵母で膨らませる「まるぱん」の製法は、中国で出会ったマントウ の作り方がベースになっています。」 温めるのがおいしく食べるコツ。購入する際にもらえる温め方の説明書を見てフワッフワにしてどうぞ! 今年5月にオープンから3周年を迎えた「まるぱん」。最近では、市内のいくつかの保育園や幼稚園に給食の提供も行っており、園児たちに大人気。宮武さんが配達に行くと子どもたちから「まるぱんコール」(!)が出るのですって。腹持ちがいいので力仕事の男性のお客さんも多いそうです。筆者も食べてみて納得!おいしさと居心地のいい空間にお腹も心も満たされたお店ほうもんでした。 晴れた日は緑に囲まれたお庭で遊ぶこともできます。テラス席もあり。 天然酵母の蒸しパン屋 まるぱん 北海道室蘭市大沢町3-3-2TEL 0143ー43ー8670HP http://marupanchan.com営業時間はお店のフェイスブックをご覧ください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/07(水) 「おおきな木」が作り出す笑顔の輪
シルバースタイン作「The Giving Tree」という絵本をご存知でしょうか?私は母親的な「無償の愛」を描いていると感じたのですが、読む方によってこの絵本の解釈は様々です。「The Giving Tree」 実は世界的ベストセラー。気になる方は是非読んでみてくださいね。 大滝の山奥、無店舗販売(ネット注文と卸し)で「おおきな木」という手作り洋菓子屋(パンもあり)さんを営むならなつ美さんを訪ねました。 実はなつ美さんは、前回ご紹介した宇井尚さんのパートナーです。1995年に横浜から来られたなつ美さんは、今で言う地域おこし協力隊のようなお仕事で、とあるNPOから大滝に派遣されたのでした。1年契約だったのですが、すっかり大滝の自然が気に入り、移住を決めました。 大滝はとても雪深いところ。でも、大好きな雪はなつ美さんにとっては障害にはならず、雪かきも苦ではなく、むしろ楽しんでいたそうです。 もちろん今でも。 「子供の頃は引っ込み思案で友達とうまく話ができない子でした。でもある時、得意で大好きだった手作りのお菓子を友達にあげたら、みんなが笑顔になってくれて、美味しいと言ってくれて、とても会話が広がって弾み楽しかったのです。」 その時から、なつ美さんにとっての手作りお菓子はコミュニケーションツールの一つになりました。 「私が作るお菓子をこんなに喜んでくれる人がいることが幸せでした。もっともっと美味しいお菓子を作って、もっともっとみんなに笑顔になってほしい! そう思いました。」 パンも焼いています♡ 甘くないパンも。 甘いパンも。 「おおきな木」と名前をつけたのは、「The Giving Tree」のお話に出てくるおおきな木のように、“見返りを求めず与える木になりたい“という想いからでした。 そう、「The Giving Tree」は、「おおきな木」と訳されて日本語版が出版されています。 なつ美さんのお菓子を食べると、優しさに包まれた様な感覚になるのはそういう訳だったのですね。 材料にはとても拘っていらっしゃいます。 安心して口に入れられるものであるために、材料として使うのは、まずは工房の菜園で採れたもの、なければ地域のもの、なければ北海道のもの、なければ日本の安心なもの、なければ海外のものという順番に決めているのだそうです。 そしてもう一点。クッキーには卵・乳製品・ベーキングパウダーが入っていません(同じ工房で作るため、完全ではありませんとのこと)。ご自分が授乳中にこれらのものを食べて乳腺炎になった経験から、クッキーだけはそれらを排除したものを作っているのだそうです。 また、ケーキに使っている卵は平飼いの鶏が生んでくれたものを使うと決めているそうです。このようなお話を伺うだけで安心が保証されているとわかります。 飼っている鶏についても語ってくださいました。 「鶏たちの餌は、基本道産小麦や米ヌカなどですが、調理の時に出る残飯も処理してくれます。それに中身をいただいた後の殻を与えると、殻のしっかりした卵を生んでくれます。夕方に小屋から放す鶏たちは、敷地を自由に走り回り、草や虫を好きなだけ食べています。」 生き物の体は、栄養でできている。 当然、卵も栄養でできている。 元気に動き回り、ストレスなく安全な餌を食べた鶏の卵が美味しいことは歴然としています。 そして、鶏糞は畑の肥料になります。 卵を産めなくなった鶏は、命そのものを大切にいただきます。 まさに循環システムです。 半農半パティシエを自認するなつ美さん。 季節を大切にするお菓子は、これから採れる自家栽培のハスカップ・ブルーベリー、にんじん・かぼちゃなどを使ったものが登場します。 最後に語ってくださったビジョンが素敵でした。 「食べた方がニッコリ笑顔になるように、これからもずっと、初めの気持ちのままで作り続けていきたいです。」 実は最初の気持ちのまま、同じスタイルで続けるってとてもとても大変で難しいこと。 優しい笑顔の裏側には、しっかりと覚悟を決めている芯の強いなつ美さんが居ました。 *店舗はないので、工房を訪ねても予約していない限り購入することはできません。事前に(お早めに)ご予約いただければ、工房でお渡しすることはできるそうです。卸し先は、札幌どさんこプラザ・大滝の直売所453のみです。 おおきな木伊達市大滝区豊里町49-1電話・FAX:0136-33-6415ネット注文:http://ookinaki-otaki.com/https://www.facebook.com/cake.ookinaki 店頭での販売場所 大滝直売所伊達市大滝区優徳町87番地1土日祝日のみ 10時~16時北海道どさんこプラザ札幌店JR札幌駅北口(西コンコース)8時30分~20時毎週木曜に販売開始~売り切れ次第終了 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱い商品等は変わることがあります(取材:2021年)
Rietty
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03/22(木) ヒミツはスパイスにあり??オーラエレガンテのカレーにテイクアウト登場!
2018年7月追記 こちらのお店はパフェ(デザート)専門店にリニューアルいたしました!! 弄月町のカフェレストラン オーラエレガンテ。 ボリュームタップリのランチやパスタ、ピザ、肉料理などが人気のお店です。 昨年、常連のお客さんのリクエストによりグランドメニューに加わったという ピリ辛なカレー!! https://so-ra-mi.jp/archives/8282 店主が独自にブレンドしたスパイス香る、ウマ辛〜〜いカレーです。 そのカレーが、ちょっと前からテイクアウトで食べられるようになりました!! テイクアウト チキンカレー(中辛) 500円(税込) うれしいワンコイーン!! こちらのカレーの魅力は、ズバリ、 口に入れるとひと呼吸、いや一瞬おいて、サア〜〜〜ッと広がる辛味。 同時に鼻から「スパイシーーー」なのが抜けてゆくところ!! と思います! ただ辛いだけじゃなくてとっても「爽やか」なんですよね。 やはりスパイスの配合に秘密が??? 「激辛」系ではないですが、辛いのが好きな方、 また「カレーはインドとかネパールとかエスニックに限る!」という方も食べてみてほしいです :-D 割とさらっとしていて、ボリュームあるけど重くないです。かといってスープでもなく。 何を隠そう私もカレーは南インド派ですが、こちらのカレー大好きです。 (注:テイクアウトできるのはチキンカレーのみです。) それからディナーもおすすめですよ。 魚介のサラダや、野菜がこんもり盛られたおしゃれな一皿。これなんだかわかりますか? たっぷり野菜の下は・・・はいっ。ジューシーなステーキでした。 おしゃれな一皿も堅苦しくなく、気軽に楽しめるのがまたいいですよね。 宴会コースもあり! カフェレストラン オーラエレガンテ 北海道伊達市弄月町15-5 TEL: 0142-22-6336 営業時間:11:30-14:30/17:00-21:00 定休日:毎週水曜日・第2火曜日
むしゃなび編集部
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02/20(火) クールに攻める両立への道 〜味と時間で勝負!地域にファーストフード文化を育てたい!『GOTHAM DRIVE IN』オーナー成田大海氏の戦略とは〜
取材に伺ったのはグランドオープン1週間前でした。 かっこよくコーヒーを落としてくれたので、さっそく聞いてみました。 「珈琲はどこで修行されたのですか?」 「YouTube先生です。いまどき修行なんて流行りませんよ。」 「え……。」 こんな会話から始まった今回の主人公は成田大海(Hiromi)さん。 3シーズンは俱多楽湖で「Paddle Street Outdoor Service」として カヤック・カヌー・サップガイド事業をされています。 入店いきなりの会話で「意外と軽い人?」と思いきや、 実は真逆なタイプであることが段々と分かってきました。 バックボーン(学生時代)のこと 改めて、成田大海さんは苫小牧市ご出身の35歳。 小さい頃から大学までアイスホッケーに勤しんでいました。 御祖父様からお父様、大海さんまで三代続くアイスホッケー一家だったと言います。 「大学にはスポーツ推薦で入学しました。 16歳の時に日本代表にもなりました。 でも、それほどアイスホッケーが好きだったのか?と問われると実は微妙です。練習が終わるのはいつも夜中の2:00頃でした。 競技場があまりないので、小さい子どもから順番に予約を入れていくと、大学生は夜中の割り当てになるんです。 これは結構キツかった…。 それに、本当は美術部に入りたかったし・・・(笑)絵を描くのが好きでしたから」。 「美術部ですか?また随分かけ離れていますが…。 それにしても練習終了が夜中の2:00とは驚きです。寝る間もなければ、学校へも行けなくなりますよね」。 「そうですね。大学では法律を学んでいましたが、授業はほとんど出ていませんでした。だから結局、退学して働くことにしました」。 「辞めてしまわれたのですね。授業はほとんど出ていなかったとのことですが、アイスホッケーは続けていらしたのですよね? 続けてやっていたことで今に繋がっていること、やっていて良かったと思えることはありますか?」 「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 なるほど。 このことについては、また後ほど触れるとして〜。 バックボーン(料理)のこと 「大学を辞め、勤めはじめたのは西麻布のバーでした。 そこは六本木や恵比寿にも店を持っていたので、その3店舗を昼夜行き来して働き、飲食店の辛さや面白さを4年ほど学ばせていただきました」。 「ほ〜!GOTHAM DRIVE INのルーツはそこにあるわけですね! その時、今の大海さんのその後を決定づけた方はいましたか?」 「はい、いました。かなりぶっ飛んだ人でしたが、メキシコ料理がすごく上手で美味しくて、いっつもテキーラを飲んでいる恵比寿店の店長でした 笑 でも、この店長のおかげで本物上質なテキーラを知り、メキシコ料理を学ぶことができました」。 なるほど! 繋がりました! バックボーン(パドル アクティビティー)のこと 「ありがとうございます。料理の背景は分かりました。では、パドルアクティビティーの世界へのきっかけを教えていただけますか?」 「趣味は釣りなんですが、その延長線上にあったのがカヤックでした。 カヤックに乗って釣りをしたいなあ〜と。 僕、基本、人見知りなんです。釣りなら一人でできますし。 学生時代からアイスホッケーにも釣りに行かないときは引きこもって調べ物ばかりしていました。 で、カヤックを色々調べていたら、小樽の塩谷でガイドをしている『ブルーホリック』に行きつきました。そのときは、へ〜!こんな仕事があるんだ…。と思った程度でした」。 「なるほど。飲食店で働き出す前から興味はあったのですね」。 「はい。北海道に帰って仕事をしたいと考え始めたとき、ブルーホリックを思い出して履歴書を送りました。 そうしたら、わざわざ代表の嘉藤さんが上京して会いにきてくれました。 事実上の出張面接となったのです」。 面接をパスして25歳で帰京。 ブルーホリックで働くことになった大海さんは、カヤック修行への道に入りました。 入店時、「修行なんていまどき流行りませんよ」 と言っていた大海さんでしたが、アイスホッケーにしても、カヤックにしてもその道をきちんと歩いたからこその台詞だったというわけです。 「上下関係の厳しさが身についているというのは私生活にも役立っていると思っていますが、特に仕事には必要なことだと思っています。 例えばブルーホリックの嘉藤さんは仕事には物凄く厳しいんです。 一歩間違えば大変危険な環境の海で行うカヤックというアクティビティーですが、どんな時でも、お客様の命を絶対に守らないといけないわけです。 だからどうしても指導は厳しくなる。 当然だと思います。 でも、そのような嘉藤さんの姿勢をなかなか理解できない人もいる。 そう言う意味で、僕はアイスホッケーにしても料理にしても上下関係が厳しい世界にいたので、耐えられたしそういうものだと捉えることができました。打たれ強さも育っていたかもしれません」。 先ほど、「アイスホッケーをやっていたことが今に生きていることは? の質問に「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 と答えてくれましたが、なるほど〜と思えたお話しでした。 大海さんはブルーホリックで2シーズンを修行した後、嘉藤さんの紹介を受け、沖縄座間味島でさらに2シーズン修行しました。 のちに独立を考えだした大海さんの背中を押してくれたのも嘉藤さんだったと言います。 「でも、強く押されたと言うよりも、『いいんじゃない?』と言った軽いかんじで・・・(笑) これ、嘉藤さんらしさです。 人の繋がりを大切にする本当に懐が広く深い方でとても尊敬しています。テキーラ好きな六本木の店長ともなんとなく似ているかも」。 二つの道を極めようとした背景には、二人の師匠がいらっしゃったわけですね。 それぞれのバックボーンを活かしたい! 独立を決めた時、飲食業とアウトドア業の両方をやりたい! と考えていた大海さんは、北海道に戻り活動フィールド探しを始めました。 2019年のことです。 本当は前職で貯めたお金で南米へ料理修行に行きたいと思っていたそうですが、それよりそのお金で早く事業を始めようと考え直し、南米行きを諦めたと言います。 支笏湖や洞爺湖も視野に入れつつフィールドを探し回り、倶多楽湖に出会った瞬間「ここだ!」と即決したそうです。 「俱多楽湖がなかったらここには来ませんでした。 とにかく水が綺麗で感動しました。 すぐに元々あった施設で当時休止中だったレイクリゾートのオーナーさんに交渉し、施設管理を条件に使わせていただけることになりました。 パドルアクティビティーの拠点は確保しましたが、飲食店の店舗探しには苦労しました。 予算の関係もあってなかなか決まらなかった。でも粘り強く探し、待ち、いまの場所を購入することができました」。 決断と行動の速さを感じるエピソードに、アイスホッケーでゴールキーパーを務めていた大海さんの判断の速さがリンクして聞こえた筆者です。 店舗は、以前『ケニア』というレストランだったところです。 登別駅から登別温泉方面に向かうメインストリートに位置するとても目立つ場所にあります。 ドア枠は大好きな緑に塗り変えました。 店内の内装は電気工事(資格も持っています)に至るまで、 ほとんど自分でリノベーションされています。 「ところで、GOTHAM DRIVE INという店名の由来を教えていただけますか?」 「映画のバットマンに出てくる地名です。 映画の中のGOTHAMはNEW YORKのことなのですが、劇中では薄暗いイメージに描かれています。 それが登別という晴天率の低い街と重なりました。 まあ、単純にバットマンが好きというのもあるんですけどね。 それと、うちは『CAFÉ』ではないんです。 あくまでも『DRIVE IN』として存在したいと考えています。つまりファーストフード店でありたい。 そういう意味で、クオリティーの高さと提供の早さを売りにしたい。 観光のお客様って結構時間に追われています。 レストランやカフェは14:00くらいで一旦閉めてしまうところが多いですよね? だから14:00を過ぎても開いていて、その時間に食べても夕食に影響が少なくて、車の中で片手でも食べられるものと考えたらこのようなメニュー構成になりました。 何より、大好きなメキシコ料理が提供できますし」。 「カルニタスの肉は牛肉と豚肉を別々に煮込み、合わせて作っています。 牛肉は肉の食感を残したいので歯応えを感じるように。 豚肉は柔らかく煮込んであります。 それと、メキシコ料理は辛いイメージがあると思いますが、お子様でも食べられるように、ベースの味付けには辛みスパイスは使用していません。辛いのが好きな方には別添えのスパイスで調整していただいています」。 味への拘りも相当なものでした。 時間を作っては、東京や大阪などの珈琲店や飲食店などを巡り、知識やアイディアの入手に努めているというお話しも伺いました。 日々の研究にも余念がありません。 「GOTHAM DRIVE INは、『おいしいね!』と言ってもらえるもの、手軽に直ぐに食べられるものを提供する親しみやすいファーストフード店を目指します」。 最後にそう語った大海さん。 日本マクドナルド創業者の藤田田さんを尊敬していると伺い、全てに合点がいった筆者です。 目指す師匠がもう一人いらっしゃいました。 もしかしたらいつの日か、西胆振にGOTHAM DRIVE INがチェーン店展開する日が来るかも? 大海さんがクールに目指すパドルアクティビティーとファーストフード店の両立。 心から応援したいと思いながらタコスを頬張りました。 次はナチョスをいただきます!! ―GOTHAM DRIVE IN 情報― https://www.instagram.com/gotham_drivein?igsh=MWx2eGk3dTI1bjJidg== 住所 〒059-0463 登別市中登別町174-9 電話 090-6937-7540 営業 10:00~18:00(水曜日11:00~22:00) 休み 木曜日 *2024.2月現在求人中 ―Paddle Street Outdoor Service情報― https://www.instagram.com/paddlestreet?igsh=enh5eGY3c3BuaDB1
Rietty
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11/17(水) 引き継ぎ手募集!アイスプラント栽培、大滝の白戸さん
大滝区で「アイスプラント」という珍しい野菜を栽培する白戸和夫さんが引き継ぎ手を探しています。 南アフリカ原産のアイスプラントは多肉植物の一種で、サクッとした歯応えとプチプチした食感、塩気のある味が特徴のオシャレな野菜。中性脂肪の抑制や血糖値を下げる効果のある成分が含まれており、近年注目を集めています。 白戸さんがアイスプラント栽培を始めたのは13年前。当時は市場でも希少で、栽培方法も確立されていなかったそう。たくさんの研究と試行錯誤を重ね、独自のノウハウを開発しながら育ててきたのだとか。現在およそ3千株のアイスプラントが元気いっぱい育っています。出荷先は札幌方面のスーパーでサラダなど生食用として好評だということです。 詳しくは特集記事をご覧ください! https://mushanavi.com/specials/4448/ 育苗ハウスの中。なんだかかわいい! アイスプラントの苗。種から栽培しています。 ビニールトンネルが並ぶ白戸さんのアイスプラント畑 アイスプラントの収穫時期は6月〜11月。ポットで育てるため耕作機など、大型の農機具は不要。ハウスがあれば栽培でき比較的手軽に始めることができます。 栽培のポイントは土!貝殻や海砂などを混ぜ込んだ白戸さんオリジナルの用土がなんといってもよく育つ秘訣だそうです。農薬は使いませんが、独特の塩味を出すために夏と秋に数回、塩水を撒きます。 今シーズンもそろそろ終わりという時期ですが、ビニールシートの中では、はちきれんばかりに元気なアイスプラントがたくさん茂っていました。 うまく育つようになるまでに、多くの失敗と苦労があったそうです。このみずみずしさは長年の研究の賜物!葉を少しちぎって食べてみると、シャキシャキした歯応えとまろやかな塩味がとってもおいしかったです。 研究熱心でお元気な白戸さんですが、年々、体力的に大変になってきたため、苗や用土を譲り受けて代わりに育ててくれる方を探しています。伊達周辺の若手農家の方でアイスプラント栽培に興味のある方、白戸さんにご連絡ください(ハウスを一棟以上持っている方が望ましいそうです)。 匠の大地 白戸和夫 北海道伊達市大滝区優徳町 電話0142-68-6747 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年11月)
むしゃなび編集部
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12/19(木) グルテンフリーの米粉マフィン煮豚バーガー@ま〜の【室蘭たべあるき】
今日は道内でも珍しいグルテンフリーメニューを提供する近場のカフェへ!もとは雑貨店でしたが、昨年、雑貨セクションも残しつつ、グルテンフリーのメニューを提供するカフェをオープンした室蘭・中島町の「ま〜の」。 アレルギー対策やダイエット等で最近話題の「グルテンフリー」は、パンやうどん、パスタなど小麦を含む食品を取らない食事法です。道内ではグルテンフリー専門の飲食店はまだまだ数少なく、遠方から訪れるお客さんも多いそうです。小麦を使わない焼き菓子? パン? 一体どんな味なのでしょう。 さっそくいただきました! ランチの人気メニューのひとつ、米粉マフィン煮豚バーガー(サラダ付き)。 小麦のパンの代わりに米粉のマフィンでたっぷりの煮豚と野菜を挟んだバーガー。煮豚のお醤油もグルテンフリーのものを使用しているという、こだわりの一品。マフィンは外側サクサク、中はしっとりしてほんのりとやさしい甘味があります。米粉は小麦粉に比べ、腹持ちがよくもたれないと言われているそうです。 ちょうどよく味のしみた柔らかい煮豚と、マフィンが合わさると、甘じょっぱくておいしい! 「見た目よりボリュームがあるんですよ」と伺った通り、食べ応えがあり大満足。ヘルシーなのも嬉しいですね。 こちらは「酵素マイスター」でもある店主のオリジナル酵素ドリンク。さっぱりとフルーティで飲みやすく、食事にも合います。酵素の力でお肌の調子も良くなるかも? 写真は甘酸っぱいいちご酵素ですが、レモン、ブルーベリー、りんごなど、様々な種類から選ぶことができます。 イートインのほか、テイクアウトできる焼き菓子も多数あります。しっとりマフィンやサクサクのクッキーなど、スイーツもおいしいですが、筆者のオススメは食パン! もちろん米粉です(写真がなくてすみません)。ふんわり、もっちりと小麦粉に負けない食感で、ほのかな甘さのあるおいしいパンでした。 店主さんに伺うと、自身が大人になってから小麦アレルギーを発症したことがきっかけで、グルテンフリーのメニューやお菓子作りの研究を始め、カフェオープンに至ったそうです。「はじめのうちは、小麦粉を食べられないのが辛かった」と話していましたが、こんなにおいしい米粉メニューがあれば、グルテンフリー生活が楽しくなりそうですね。 小麦アレルギーのある方もない方も、一緒に楽しめるグルテンフリーカフェ。かわいい雑貨のコーナーもあります。ボリュームたっぷりのバーガー、ぜひ食べてみてください! グルテンフリーの米粉のお菓子と雑貨のお店 ま~の 北海道室蘭市中島町1丁目25−9 OPEN 11:00~18:00 定休日 日曜・月曜 詳しい情報はこちらからどうぞ↓↓ https://www.facebook.com/manomuroran 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)リンク、シェア大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/03(月) 5/4えぼし岩公園は8分咲き!だて周辺のお花見情報2021
連休も残り少なくなってきましたが、洞爺湖はお花見まだまだ楽しめそうです。今年初の八重桜もみつけました! 5月4日(火)洞爺湖えぼし岩公園8分咲き 夕日が見える渚公園 見事に満開の夕日の見える渚公園。遠くからでも道路沿いにピンク色が広がっているのが見えました! 洞爺湖が見えないほど、桜。 湖畔に降りて湖の近くを歩くことができます。 とても気持ちのいいフットパスでした。公園内のトイレもあり、便利なポイントです。 公園の向かいの洞爺八幡神社。静かな境内に咲く、桜。お花見からお参りに訪れる人の姿も。 えぼし岩公園 伊達が満開だったので、若干焦ってきてみましたが、こちらは8分咲きでした。 洞爺湖に向かって続く桜並木もあと数日で満開になりそうです。 八重桜も1本だけ咲き始めていました! 洞爺湖の桜スポットは、深い自然に囲まれて、街中とは全然違う魅力がありますね!とてもリフレッシュできました。 では残り少ないお休み、楽しんでください〜。 5月3日(月)有珠善光寺&サイクリングロード満開! GW中盤、伊達の各所で桜が満開になりました。ちょっと寒かったですが、なかなかのお花見日和でした! 有珠善光寺 やはり見事な「花の寺」。場内のあちこちで花盛り! 自然公園駐車場。一面桜色です! 自然公園の庭園。桜の他にもいろんなお花が咲いていました。お天気いまいちでしたが、曇りもまたよし! 本堂横の桜。かなり古そうな木です。風格があって見応えありました。 しだれ桜は開花直前。八重桜はまだ蕾が硬い感じで、咲くのは来週あたりでしょうか。いろんな桜があるので、何回もお花見を楽しめますね。 有珠のりんご畑と桜並木。 サイクリングロード こちらも花のトンネル!見事に満開でした。どこまでも桜・・・ 桜を見ながらウォーキングもたっぷりしてきました。健康的なお花見スポット、素敵な場所です。 以上、だての満開の様子でした。洞爺湖もそろそろ見頃でしょうか。また訪ねてみたいと思います。 4月30日(金)気門別川はほぼ満開&洞爺湖は咲き始め ぐるっと洞爺湖回ってきました。全体的には咲き始めの感じです。この週末一気に開きそうです。一方、伊達はいよいよ見頃に!! えぼし岩公園 洞爺湖に向かって続く桜並木があるゴージャスなお花見スポット。開花直前です。 咲き始めの桜とえぼし岩。 満開になるのが楽しみです! MAP 夕日が見える渚公園 こちらは咲き始め。洞爺湖は周辺に緑が多くて気持ちの良い場所が多いですね。お散歩に最高! MAP 浮見堂公園 同じく開花直前。こうして回ってみると、洞爺湖はお花見ポイント意外にたくさんあります。こんなに桜の木がたくさんあったんだなあ・・・と驚きました。 温泉街方面に向かう道中の桜。 何気ない場所にひっそり咲いている桜がまたきれい! 壮瞥温泉近くの駐車場 素敵な桜を発見! 観音さまの隣に。そんなに大きくないけれど風格があります。大切に添木をされて咲いていました。 MAP 桜がそろそろ見頃!壮瞥公園 梅がポツポツ開き始めていました。幹に近いところから咲いています。なんともかわいい姿!! 壮瞥の市街地に面した斜面は桜がかなり開いて、「花咲き山!」っていう感じです。とってもきれいです。 満開直前!気門別川 いよいよ満開近くなってきました!見事な眺めです。ステーションホテルサンガ付近。 桜越しに見る街の景色が素敵です。 ゆっくり歩いて、館山公園へ。気持ちいい〜。 伊達警察署前も花盛り! 館山公園 3分咲きくらいでしょうか。見頃はこれから、という感じです。 やはり見晴らしが素晴らしい! 伊達150年を記念して一昨年植樹された若木もかわいい花をつけていました。 駅前側のフットパスから。 以上、連休前のお花の様子でした!満開に向けてお天気がよくなることを祈りつつ、みなさま素敵なGWを!! 4月27日(火)梅も開花! 壮瞥公園 ほんのちょっとですが、梅も開花していました〜! 中腹のエリア。 例年より少し早めです。 頂上。見つけた!!咲き始め。かわいいですね。 壮瞥市街地側の斜面、フットパスの桜の木も咲き始めていました。 頂上手前の道路沿い、街を見下ろす絶景ポイント。見頃までもう少しです。 洞爺湖畔 湖畔沿いも日当たりのいいところから、ちょっとずつ咲いてきていました。 先週オープンした仲洞爺キャンプ場付近。湖をバックに見る桜は格別ですね。 4月26日(月)咲き始めました! だて歴史の杜 いよいよ開花!全体的にはまだまだつぼみの木も多くて、2割くらいの感じでしょうか。このあと一気に進みそうです。 いちばん咲いているエリア、カルチャーセンターの南側。 間近で見ると一段と華やか!春が来た!! カルチャーセンター東側の土手のところ。向こう岸の桜はすでに満開近いです。 迎賓館付近。 野草園もこの通り、花盛り! キクザキイチゲとエゾエンゴサク。 気紋別川 こちらも咲き始めました!週末にはいい感じに開きそうです。 大木が多くて花もたくさんついています。迫力ある佇まいですね。 サイクリングロード こちらは開花直前。この数日で、つぼみが一段と色づいてきました。 あっ咲いてました。もしかしたら開花1号かも・・ 以上、週明けの様子でした。見頃まであと一週間弱というところでしょうか。 お花見までカウントダウン。 また更新します! 4月22日(木)開花まであと少し! だて歴史の杜 一番進んでいたのはここ!歴史の杜周辺でした。 といってもまだつぼみの方が多く、ほんの少し咲き始めたところ、という感じです。 カルチャーセンター付近 今にも開きそうに膨らんだつぼみ・・・ あっ!咲いている木を発見! 図書館駐車場 サイクリングロード こちらはまだ、一週間ちょっとかかりそうな感じです。 桜は咲いていないですが、そよ風が気持ちいい〜! 春のお散歩、最高ですね。 有珠善光寺 こちらも桜はまだまだ。伊達の中心地よりも遅い感じです。同じ市内でも、地区によって結構差がありますね。 自然公園の方では、山野草が色とりどりの可憐な花を咲かせていました。 有名な石割桜の根元に、青い花畑。 エゾエンゴサクがたくさん咲いていました。 石割桜のつぼみも、まるまると膨らんできています。 淀川ツツジの方は、客殿が閉まっており今回は確認できませんでした。 例年の見頃はだいたい5月中旬。桜より少し遅れて咲きます。 壮瞥公園 久しぶりの壮瞥公園。梅は咲いていないけれど、洞爺湖から羊蹄山まで、素晴らしい眺め! 梅は毎年5月に入るか入らないか、という頃に咲き始めます。 まだつぼみですが、しっかり色づいてきていますね。 以上、ぐるっと回ってきました。 来週末にはどこも咲き始めそうな様子・・連休はお花見がたっぷり楽しめますね! また、更新します。
むしゃなび編集部
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05/24(月) 地元食材を使った惣菜&弁当「金のたまご」OPEN!だて
伊達の市役所通りに5月初旬、お惣菜とお弁当のお店「金のたまご」がオープンしました。 店内には日替わりのいろいろなお惣菜が並んでいます。 魚、肉、煮物から中華、山菜料理にナポリタンなど、どれにしようか迷ってしまいそう・・・ 「旬の美味しいものを手頃な値段で味わってほしい」という店長さん。 地元の農家や漁師から直接仕入れた野菜や魚を中心に使い、素材の風味を生かしたあきのこない味付けにこだわっているそうです。 お弁当はお財布に優しい500円ぴったりのワンコイン弁当!和・洋・中のほか、ハンバーグや唐揚げ弁当があり、注文ごとに作ってくれます(10分ほどかかります)。 旬の魚が味わえる和弁当(500円)。おかずは日替わりのお楽しみ。ふっくら・もっちり!おいしいご飯は地元産「ユメピリカ」を使用。上質なお米に加え、炊き方にも秘密があるそうです。 ハンバーグ弁当(500円)はお子さんから大人まで人気!ワンコインでボリュームもたっぷり。 ゴロッと角煮が入ったチマキ(1個200円)。スナック感覚で楽しめるおすすめの一品。(※価格は全て税込です) 種類豊富なお惣菜はサイズが大小選べるのも魅力。 一人暮らしの方や高齢の方が「食べきれなくて困る」ことがないよう「ちょうどいい量をリーズナブルな価格で」という店長さんの心遣いです。 ちょっとずついろいろ買って食べくらべるのも楽しそうですね。 ガヤやマス、カスベといった地元の食材を使ったお惣菜はまさに「伊達ならでは」! 「伊達のおふくろの味」を感じさせる優しい味わいに、元気がいっぱい湧いてきました。 安くておいしいお惣菜屋さん「金のたまご」。 「今日はどんなおかずが並んでいるかな?」 楽しみに出かけてみては。 店舗情報 金のたまご 北海道伊達市鹿島町7-7 営業時間:11時〜15時 定休日:不定休 080-6524-0831 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー・値段等変更となることがあります。ご了承ください。(取材2021年5月)
むしゃなび編集部
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10/15(木) だて野菜が主役!癒しのビーガンお料理教室
HOKKAIDian Homestead(ホッカイディアン・ホームステッド)で開催中のクッキングクラスに行ってきました。札幌円山のヴィーガン和食レストラン「いただき膳」オーナーで菜食料理研究家の春山亜希子さんを講師に迎え、「心身共に健康的な人生を送るための食生活やお料理」を学ぶ全4回の講座です。お邪魔したのはその2回目。テーマは「水」。私たちの身体の7割以上を占める水。その水とどう付き合うか?が、健康にとても大切なのだそうです。そこで水加減が大切な穀物のお料理を通して、身体と水との関係について知る、という内容。 メニューは ・車麩のビーガン韓国風海苔巻き(キンパ)・ビーツピンクサラダのおにぎらず 滋養たっぷりの穀物とフレッシュな伊達産の野菜が主役です。肉や魚、卵、乳製品など、動物性の食材は一切なし。味つけのベースは前回のテーマである「お塩」。精製されていないミネラルたっぷりの塩を使うことで、野菜の美味しさを引き出すことができるそう。どんなお料理が出来上がるのか、ワクワクします。 穀物や野菜について、ためになるお話も聞きながら、ゆったりとお料理を楽しみます。彩り豊かな野菜たちが、次々と、いろんな姿に変身していきました。 講師の春山さん。Myaku-A vegan cooking classを主催し、国内だけでなく、韓国やマレーシアでも料理を教えています。 野菜を慈しむような、美しい手つき・・・。 和やかな雰囲気のキッチンスタジオ。慌ただしい日常から離れて、この空間で過ごす時間が最高の癒しなのです。 丸い車麩を細長くさいてカツにします。春山さんのレシピには、アイデアとセンスがいっぱい! 身体にやさしい大麦を炊き込んだご飯。穀物の販売を行う春山さんたちの会社がスコットランドの農場で栽培している「潮麦」という名の大麦です。海の風を浴びて育つので潮麦(しおむぎ)と名付けたそうです。プチプチ&もちもちで栄養たっぷり! 今回の海苔巻きは、韓国の「キンパ」。酢飯ではなく、ごま油を混ぜ込んだご飯で作ります。しかも、ごま油の代わりに、いただき膳で使用している美味しいオリーブオイルを贅沢にたら〜り。フレッシュなオイルの香りがフワッと漂います。具材は車麩のカツに、本物そっくりな豆腐のスクランブルエッグなど7種類。もちろん全てヴィーガンです。野菜だけでも、こんなにバリエーション豊かなお料理になるのか、と驚きました! カラフルな具材を盛りだくさんに巻き込みます。うまくできるかな・・?巻き簀の使い方を教わりながら、人生初の巻き寿司にチャレンジ! さてさて、和気あいあいとした時間の中、素敵なお料理が出来上がりました。 今日の献立 春山さんの指導でとってもきれいに巻けた海苔巻きと、欲張って具を入れすぎてちょっと崩れてしまったおにぎらず。 ヴィーガンキンパとおにぎらず きれいなピンク色の具は、何とポテトサラダです。ビーツを入れたマッシュポテトを豆腐マヨネーズで味付けしています。ご飯にポテトサラダ?ちょっと不思議な組み合わせですが、食べてびっくりの美味しいコンビネーション。明太マヨネーズのようなコクもあり、やみつきになる味わいでした。 食後には水についてのお話を伺いました。おすすめの飲み方など、眼から鱗の楽しいひととき。 料理や食材のことを知り、美味しいものをいただいて、心身ともにとっても癒されました。おうちで生かせる一生モノの知恵がいっぱいのクラスです。あなたも参加してみませんか? ホッカイディアンホームステッドにて 次回以降の日程はこちらです。 Myaku-A/いただき繕の癒しの菜食料理教室 10月20日(火)人間に最適な穀物を料理する…潮麦のお料理 <Menus>潮麦ミートの生春巻き潮麦ハンバーグ潮麦サラダ<Topics>ー女性性の穀物 潮麦とは大麦の辿った歴史東洋における大麦女性性と潮麦 10月28日(水)発酵ってなぜ良いのだろうか…世界の発酵食いろいろ /身近だけどまだまだすごい味噌…味噌のお料理 <Menus>日本の漬物を現在にいかすと、ぬか漬けと麹漬水キムチザワークラフト 味噌デミグラスソース味噌ホイコウロウ玉ねぎ味噌 <Topics>発酵って何?女性と発酵発酵食品と長期熟成調味料”味噌”の効能 各回 昼セッション 11〜14時、 夜セッション 18〜21時 定員:8名 料金:五千円/各回 持ち物:エプロン、三角巾、手拭きタオル、メモ帳と筆記用具 問合せHOKKAIDian HOMESTEAD北海道伊達市志門気町19-1TEL: 080-3294-1969https://hokkaidian-homestead.com チケットの購入はこちらから ※記事の内容は取材時の情報です(取材2020年10月)
むしゃなび編集部
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09/15(火) 愛と情熱のグルメバーガーにかぶりつく。レンドンバーガー鷲別駅近く
鷲別駅から徒歩2分。レトロなお店が並ぶ一角に、カラフルな外観のハンバーガー屋さんがあります。素材にこだわったボリュームたっぷりのグルメバーガーを提供する「レンドンバーガー」です。 グルメバーガーとは、素材や製法にこだわって作られたハンバーガー。ファーストフードとは一線を画し、本格的な料理としてこだわりの味わいを楽しめることで最近注目されています。 楽しい!と、美味しい!のある空間。 黄色やブルーで彩られたポップな雰囲気に誘われ、店内に入ると、まるで外国にきたような不思議で楽しい空間が広がっていました。 カウンターの向こうのオープンキッチンにはキビキビと働く2人のシェフの姿が。リズミカルな包丁さばきと流れるような動き。あうんの呼吸でお料理をするレンドンさん夫妻です。 ジュージューとハンバーグの焼ける音と匂いに、思わず筆者のお腹が「ぐーっ」! ハンバーガーのメニューは4つ。 シンプルな「クラシック」、2種類のチーズでコクを出した「チーズ」、さっぱりとした「チキン」、チーズにベーコン、目玉焼きまで贅沢に挟んだ「キング」。お好みのバーガーを選んでポテトとドリンクのセットにするのがおすすめです。 パテはビーフ70%、ポーク30%の合挽きを使用。ポークを少し入れることで、旨味と甘みが出るのだそうです。千歳の牧場から道産100%の新鮮で美味しいお肉を仕入れています。野菜も伊達など地元産を使用。またバンズも全て自家製で、店内のコンベクションオーブンで焼き上げています。「肉に負けない」こだわりのパンを追求したら、自家製にたどり着いたのだとか。 香ばしい匂いと共に「キング」バーガー登場! はみ出しそうに具材がたっぷり、堂々たるボリュームです。うわ~美味しそう!!でも、この分厚いバーガー、どうやって食べよう…そこでレンドンさんに聞きました。ハンバーガーの美味しい食べ方は? 「つぶして、かぶりつくのがおすすめです!」 キングバーガー 1350円(プラス450円でポテトとドリンクのMセット) なんと豪快!しかしこうすると具材がしっかりと一体化するのだそうです。 でも、なんだかつぶすのが惜しい・・・と思ったら、もちろんフォークとナイフで食べてもOK。要は好きなように味わうのが一番、ということですね。 早速いただいてみると、まずはガツンと肉の旨味が広がり、続いてフレッシュな野菜のシャキシャキ感、2種類のチーズのコク、ベーコンやゴマの香ばしい風味……素材それぞれの美味しさが、合わさってハーモニーを奏でている! ひと口食べるごとに、体のそこから元気が湧いてきます。 サイドメニューいろいろ。手前からモツアレラチーズスティック、チキンスティック、イカスミのライスコロッケ、一番奥がエンパナーダ。どれも美味しい! パンは、ふんわりしているのにソースが染みても、生地がしっかり。これぞレンドンさんのこだわり。つぶして平くしてもグズグズになりません。 チョコレートやプリンなどこだわりの自家製スイーツやジャム、イタリア産のドリンクなども扱っています。実はお花のリースも手作り! 料理人の、パッション! テキパキと、かつリズミカルに働くレンドンさん夫妻の厨房を見ていると、「料理ってアートなんだなあ…」と心から感じます。妻の麻耶さんは室蘭育ち、夫のエディさんはコロンビア生まれのイタリア育ち。麻耶さんがイタリアのレストランで働いていた頃に知り合ったそうです。 もともとイタリア料理を専門とするレンドンさん夫妻は現在、ハンバーガーとイタリアン、二つのお店を経営しています。レンドンバーガーの営業が終わると、東室蘭へ。2015年にオープンした駅前のイタリア料理店「イル ピッコロ ソーニョ」で腕をふるいます。 新しいジャンルに挑戦したいとレンドンバーガーをオープンしたのは昨年4月のこと。以来、昼はバーガー、夜はイタリアン、そして子育てもしながら、忙しい日々を送っています。 昼と夜、別々の店舗でお店を営業している理由を伺うと、「混ぜないため」と麻耶さん。 本場のイタリア料理を提供する「イル ピッコロ ソーニョ」に対し、こちらはアメリカンスタイルのハンバーガー。全くコンセプトの違う料理と空間が混ざらないように、コストと労力をかけても、別々の場所で営業するスタイルにこだわっているそうです。 おしゃれな内装はほとんどエディさんの手作り!こちらはもとラーメン屋さんだったそうですが、オープン前の2ヶ月ほどでリフォームしたとのことです。 お料理についてもやはり「混ぜない」がポリシー。例えばイタリアンなら、本場の味そのままを提供することを大切に、お客さんに合わせて、または、日本人の味覚に合わせてといった理由でレシピをアレンジすることは全くないそうです。 「イル ピッコロ ソーニョ」オープン当初は、馴染みのない料理が受けるかどうか不安もあったそうですが、本場そのままのブレない味が次第に評判となり、今やすっかり地域に定着しています。 料理人としての誇りと、料理への深い愛情。それから自由でクリエイティブな感性。 二人のシェフのパッションにしびれたお店訪問でした。 大人はもちろん、育ち盛りのお子さんたちにもぜひ食べてみてほしいです(キッズスペースあり)。お腹を空かせて、がっつり楽しんでください! Rendon burger レンドンバーガー 北海道室蘭市高砂町1丁目55 営業時間 10時30分~14時00分 定休日 月曜日 https://www.facebook.com/rendon.burger.jp/ https://www.instagram.com/rendon.burger/
むしゃなび編集部
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02/06(土) この春の気になる映画、2作品!
この春の気になる映画上映情報です! まずは来月。伊達出身の井樫彩監督作品『NO CALL NO LIFE』。3月19日〜上映予定です。 https://mushanavi.com/event/20210319/ そして、坪川拓史監督作品『モルエラニの霧の中』がいよいよ全国ロードショー。地元室蘭では4月から上映予定となっています。 https://mushanavi.com/event/20210401/ いずれもディノスシネマズ室蘭にて。 公開予定一覧→https://www.sugai-dinos.jp/cinema/muroran/coming_soon/ もう、春が待ちきれない!楽しみですね。 詳しい日程がわかったらまたお知らせします。
むしゃなび編集部
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08/24(土) みんなで、つくる。TOYAKOマンガ・アニメフェスタの心意気!
6月22日(土)、23日(日)に開催されたTOYAKOマンガ・アニメフェスタ2019(以下、TMAF)の写真集をお届けします。掲載が遅れてしまい、読者の皆さん、撮影させていただいた皆さん、本当にごめんなさい。マンガ、アニメ、コスプレをテーマとした未知のイベントに初めて取材に行ったのが2017年。とても賑やかで、でも「熱気」というより「あたたかさ」を感じたのが印象的でした。 https://so-ra-mi.jp/archives/10273 ここに来ている人たちは、マンガアニメが本当に好きで、自分の「好き」を真っ直ぐに表現しているんだなあ……カメラの前で堂々とポーズをキメてくださる参加者の姿に、しみじみと思いました。それも自分の「好き」だけでなく、他の人の「好き」も大切に、競ったり批判したりせず、お互いに認め合う、そんな雰囲気がありました。 今年2回目の取材で、またまた素敵なコスプレイヤーさん達に出会い、やっぱり、好きなことに夢中になるって、すごいな!と思ったのでした。 開催直後に放送された、TMAF事業推進委員会の北島良人会長が出演するインターネットTVで、参加者の増加に伴い、マナーのよくない層が少し増えてきている、という話題がありました。 https://youtu.be/mqVfR_kt2go 今後の継続のためにも「楽しみたいヤツだけ来てくれ!」と語っているのを拝見して、コスプレ写真を載せるだけではだめだ……表面的な面白さ、もの珍しさではなくて、イベントの「心」の部分をお伝えしなければ、と思い、編集に時間がかかってしまいました。本当にすみません。 さて、前置きが長くなりましたが、ここからコスプレギャラリーと、実行委員会へのインタビューです。どうぞ! TMAF2019コスプレギャラリー ※クリックすると画像が大きくなります。 大事なのは人数じゃない。参加者が楽しめて、ちゃんと運営できる仕組みができていること。 そ・ら・み編集部ch(以下ch) 今年は2日間で来場者数6万9千人ということですが、都会ならまだしも、この辺りでは圧倒的な多さですね。 TOYAKOマンガ・アニメフェスタ事業推進委員会/高臣陽太さん(以下高臣) 1日目は雨が降ってしまって出足がちょっと鈍りましたが、2日目は3万9千人で過去最高となりました。でも、6万人だろうと3万人だろうと僕らにとっては同じなんですけどね。 ch えっ!? 高臣 僕らは人数がモチベーションじゃないんです。みんなボランティアで、人が沢山来れば儲かるわけじゃないんで。そもそも、人口9千人弱の町(洞爺湖町の総人口は8,748人。2019年7月末現在)に、その何倍もの人がどっと集まるなんて異常でしょ。だから1年のうちのたった2日間で『まちおこし』とか、そんなんじゃないんです。とにかく参加者が楽しくて、ちゃんと運営できる仕組みができていること。そこが一番大事です。そのために参加者との交流を多くして、コンテンツも面白そうなものを詰め込んでいるんですよ。運営側にはマンガアニメに詳しいスタッフがほとんどいないので、正直わからないんですけどね、どこが参加者のツボになっているのかは…… 参加はエントリー制ではなく、公式パンフレット1,200円の売上が唯一の収入源 ch 10回目を終えて、特別な思いはありますか? 高臣 10周年だからと言って予算が増えることもないので、今年が特別ということはほとんどないですね。ただ、やはり時間の流れは感じます。初めて来た時に中学生だった子が、大人になっていたり、成長を感じますね。このイベントがきっかけでDJになって、今回コスプレディスコのDJとして来てくれた子もいるし、ここで知り合った人と結婚した子もいる。それから支えてくれている人の多さはすごく感じますね。 コスプレギャラリーつづき! サバゲーコスプレーヤーモモンガさんと仲間たち。 何のコスプレかというと…… 花札? 親子、夫婦、カップルで参加する方にも沢山会いました。 街角のカフェにて。くつろぐ姿もすてきです! 温泉街のスナックを借りて展示会をしていたプロのプラモデル製作者・大友さん(スタジオオクト)。マンガアニメとプラモデルがコラボできればと旭川から初参加 陸上自衛隊第7師団の戦車と力比べ! マーベルヒーローズ 洞爺湖ならではの光景! 参加者もスタッフ。「みんなで作る」イベント ch 会場を歩いていると、人出はすごいですが、荒れていないというか、やはり参加者のマナーがいいのかなと感じます。なんというか、この雰囲気の良さはどうやってできたのでしょうか? 高臣 2回目の時から『みんなで作る』がテーマです。イベントは参加者も含めてなので、その気持ちはしっかりと伝えてきました。傍若無人なことをすれば、イベント自体がなくなってしまう。それはお互い様なので。それから、実行委員会にはマンガ・アニメに精通しているメンバーがほとんどいないので、そこが逆によかったというのもあると思います。1年目の時に、僕らが想像もつかないような街の使い方をしていて面白かったんですよね。例えば、建物と建物の間で写真を撮るのに行列を作っていたりとか。すごい想像力を持った人たちだな! と思いました。僕らが気づかないことを、みんなの方がいっぱいわかっているんじゃないか、と。なので、僕らはやっているというよりも、教えてもらう立場で、「こういうことをしたいんだけどどうだろうか」といった提案をしてもらったり、「携帯ですごい音を出して踊っている子がいます」という話を聞いたらそこに行って声をかけて、じゃあそういう場が必要なんだな、ということでトラックステージができたり……参加者とのやりとりでいろんなコンテンツができていったんです。トラックステージもどんどんできて飽和状態になったので、湖畔ステージができたり、参加者とコミュニケーションをしながらすすめて来ました。 人気アトラクションのひとつ、亀岩ゼロポイント撮影会。専門ガイドの案内で、湖に浮かんでいるような、絶景写真が撮れます。 ch 参加者と思いを共有されてきたのですね。来場者数が増える中で、安全面ではどんな対策をしていますか? 高臣 3年目あたりから参加者が大幅に増えて、安全対策が第一になりました。事件・事故が起こればイベントができなくなってしまうので、警察との連携や警備員の配置には力を入れています。会場には皆さんが思っている以上に警察の方が沢山歩いていると思います。また警備員の配置については一番予算をかけているところでもあります。TMAFは「参加者もスタッフ」という位置付けでずっとやってきていて、そういう気持ちで来てくださっている方がたくさんいて、参加者のモラルにお任せしつつ、運営側としては交通や警備の体制を整えています。 温泉街のセブンイレブンにて。この日だけは、店員さんもコスプレでお仕事! TMAF2019オリジナル・ミネラルウォーター ch 1回目の3千人から20倍以上、参加者が増えていますが、「参加者もスタッフ」という意識は変わらないですか? 高臣 人数が増えても、常連の方から新しい参加者に広がって、全体に伝わっていると思います。僕らが知らないだけで、イベントの趣旨を理解して、「動画ダメだよ」(※)とか注意をしてくれる子もいますし、地域に迷惑がかかりそうなことがあれば連絡を入れてくれる。それをボランティアスタッフだけでなく、参加者がやってくれているんです。後になってそういう話が実行委員会の耳に入ってきて、本当にありがたいなと思います。あまりにもひどい時にはこちらから出て行くんですが、そういう場合にもちゃんと説明をすれば大抵わかってくれます。ある意味で、ルールのギリギリのところで、ちゃんと楽しんでくれているな、というのがこれまででした。 ※ TMAFでは、動画撮影は全面的に禁止。静止画については本人に了承を得た場合のみ可能です。映り込みもNG。参加者のプライバシーを守るためのルールです。 継続するための「守り」重要に 浮見堂公園にて。メイン会場から洞爺、昭和新山など、各地区へのシャトルバスが出ています。 高臣 北島がいつも言っているのですが、「本当に楽しみたい人だけ来てくれ!」ちょっとそれが、今年人数が増えた分、変わってきたかな、という感じです。今まではTMAF大好きです、楽しいです、と言ってくれている方の割合が多かったのですが、今年は特に「まあ行ってみようか」みたいな、ちょっと興味がある程度の、いわば「コアじゃない」層が増えた印象です。 ch イベントの趣旨やルールを知らずに来る人が増えている、ということですね。 高臣 はい。そうなってみて、今までは参加者の善意に頼っていた部分も大きいですが、それだけでは続けていけないというのを感じています。1回目からの10年は手探りで、イベントを知ってもらったり、安全に開催することが一番の目的でした。今後は継続するための守りの部分が重要になると思います。その仕組みをしっかりと考えて行きたいです。 ch どうもありがとうございました。 それアニメじゃないんじゃ…いえいえ、寅さんもアニメ化されているんです! お話を伺った人:高臣陽太さん TOYAKOマンガ・アニメフェスタ事業推進委員会副委員長。洞爺湖町在住。アニフェスを通じて若い世代に洞爺湖を知ってもらえるきっかけになれば、と話していました。推進委員会は「失敗したら赤字を被る」覚悟で集った、洞爺湖を深く愛する有志の町民で組織されています。 イベント公式サイト http://tmaf.toyako-prj.net 以上、インタビューとコスプレギャラリーでした。来年の開催については例年通り10月に決まるそうです。「行ってみたいな」と思う方は、撮影のマナーや駐車場など、ルールをしっかり守って参加しましょうね。マンガ・アニメを愛する心を大切に、いざ洞爺湖温泉、TMAFへ! 2019年10月26日(土)には「洞爺こすぱ!」というコスプレイベントが開催されます。詳細は公式HP http://cospa.toyako-prj.net でご覧下さい。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) 撮影にご協力いただいたコスプレーヤーの皆さん、ありがとうございました。
むしゃなび編集部
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03/15(火) 嘘のない循環を生み出す〜『天花地星』オーナー木村洋子という人
「え! 私の写真撮るの!? ちょっと待ってて!すぐ着替えて来るから!」 そして、ほんの1分くらいで笑顔で戻ってきた洋子さん。 「じゃん! 店のTシャツ着てきた!」「どこで撮る?」とキョロキョロしながらおっしゃる。 せっかくなので、店の原点だという子どものおもちゃの前に立っていただきました。 とにかく相手を飽きさせない。 少しも飾り気なく、元気で可愛いノリ。 筆者、すっかり洋子ワールドに引き込まれてしまいました。 では改めて〜。 函館ご出身の木村洋子さんは、2011年に今の『天花地星』をOPENさせたオーナーさんです。 今回は、一瞬で人を惹きつける不思議な魅力を持つ洋子さんの人物像に迫ってみました。 店名『天花地星』の由来 「雪は天に咲く花。 北海道ではその雪が結晶となって星のように降って来る。 地に降りた星のような雪は、地上の花への恵みの水となる。 そして再び空気となった水は天へ戻り、雪は天に咲く花となる。」 なるほど…。 ずっと知りたかった店名の由来がストンと腑に落ちました。 大好きな北海道の雪をベースに、自然の循環を店名に込めていたのですね。 「自然豊かなところで暮らしたい。」 洋子さんのご両親が青森に住んでいたこともあり、20年以上前、洋子さんご夫婦は青森の山奥に住んでいました。 ところが直ぐに想いと環境のギャップに悩まされる事件が起きました。 実は、住んでいたその地の近くには産業廃棄物処理場があり、ダイオキシン混じりの黒い煙が辺り一帯に漂うところだったのです。 洋子さんは、自分達のためにも周辺住民のためにも必要だと感じて反対運動を起こしました。ですが、仲間を得られず同意も得られず、いきなり厚い壁に打ち当たってしまいます。 「反対運動なんかしてもらったら農産物が売れなくなるから困る! 止めてくれ!」 それは洋子さんたちにとって、我が耳を疑う衝撃的な出来事でした。 「みんな、この状態を黙って受け入れるのか? 何故!?」 愕然とした想いに陥りながらも、その後洋子さん夫婦は環境問題に取り組むようになりました。 そして、それは自分達の生き方を見つめ直すきっかけにもなりました。 ↑さまざまなカゴが並びます。天花地星の人気商品です。 ↑アフリカ製品 「買い物をすればゴミは増えます。自分達もゴミを増やすことに加担している。でも生きるためには買い物は必要…。 買う者・使う者としての責任も考えるようになりました。 行動をしながらも悶々とした日々の中で、シュタイナー教育と出会い伊達に移住して来ました。」 さて。 3人の子どもを授かりましたが、ほどなくして洋子さんはシングルマザーとなりました。 30代の頃です。 ↑こちらはとても履き心地が良く丈夫なヘンプの靴下。 「子どもの学費を捻出するため、仕事をいくつも掛け持ちしながら必死で働きました。当時の写真を見ると、今の方が若々しいと子どもたちに言われます。」 そんな洋子さんが18歳から続けていたのはエアロビクスでした。 他にもリズム体操なども教えていらっしゃいます。 まさに芸は身を助けました。 それと同時に、地道に続けて来た環境問題への取り組みの延長線上に、『天花地星』の前身である通販サイトも2004年より立ち上げました。 本当にバイタリティー溢れる方♡ 当時扱っていたのは「子どもが安心して遊べる玩具」でした。 主に木製のドイツ製品だそうです。 洋子さんの店のコンセプトは、今も昔も” 心と体に優しいこと “ “ 最終的に地球に還るものであること“ ですから、塗料は極力ケミカルを排除しました。 クレヨンは小さなお子様が口に入れても安全な材料で作られているものを選びました。 その後、2011年に今の場所とご縁があり実店舗を作りました。 実店舗ができた当初は玩具だけの取り扱いでしたが、今は一般食品から雑貨、服飾雑貨、フルーツまで多種多様な物を扱っていらっしゃいます。 ↑とても思い入れが強いフェルトシューズ。何年も探していたそうです。丈夫で長持ち、ものすごく暖かい。 ↑風呂敷のような布バッグ。色や柄のバリエーションも豊富です。 その取り扱い商品が広がっていった理由が、いかにも洋子さんらしくて面白い。 「なんだか気がついたらこうなっちゃっていたの! 生徒さんたちやインストラクター仲間との繋がりの中で、どんどん商品の種類が増えっちゃって。繋がりって面白いよね〜。でもね、これ絶対いい!って自信があるものしか仕入れない。食品はできるだけ無添加のもの・オーガニックのもの・アレルギーに配慮されたもの・フェアトレードのものに拘っているし。だから胸を張って勧められる。絶対損はさせない!って言えるの。」 ↑身体にとって良くないものが含まれるものは扱いません。 強い拘りを持ち吟味されて選ばれたものは、似たようなものを値段だけで比較すれば「高い」と思われます。 けれどもモノやコトの価値を値段で測らない『天花地星』のラインナップは、自分にとって本当に必要なものを、その商品の背景も含めて判断してほしいという願いを洋子さんは持っています。 「類は友を呼ぶ」 とはよく言ったものです。 いまや『天花地星』は、洋子さんの理念を理解して足を運ぶ人、口コミで買い物に来る”食べ物ジプシー(様々な事情で特定のものしか口に入れられない人)” にとっての大切な存在になっています。 「うちの店ね、胆振管内一入りにくい店って言われてるの!笑 ぱっと見 普通の家だしね。 でも大丈夫だから!笑 どんどん入って来ちゃって大丈夫って書いておいて!笑」 1時間ほど話していて、「この人は本当に開けっぴろげで嘘をつかない人だなあ…」ということを感じました。 常に直球勝負で潔い。 自分の言動にはきちんと責任を持つ。 自分の中に矛盾があるのは許せない。 だからあらゆることに辻褄が合うように努力する。 かくいう筆者にも似たところがあるので、これら一つ一つのお話に大きく頷いてしまいました。 ↑全国各地に仲間がいる洋子さんは大のフルーツ好き。天花地星の玄関には、一年中全国の果物が並びます。 ところで洋子さんは2010年からヨガインストラクターをされています。 ↑インドにて〜。 ヨガのポーズにはそれぞれ意味があるそうですが、生徒さん一人一人に目指してほしいゴールがあるそうです。 目指してほしいのは、一人一人が心も身体も健康になるためのゴールとその道筋。 ↑右側の男性がインド人の洋子さんの師匠です。この先生に師事できること自体がすごいこと。 「自分も含めて、何故それをするのか?何のためにやっているのか分からないと心身ともに納得して取り組めない。ヨガにはね、人は生きている間に7回生まれ変わるという思想があるの。そして最後は泡になる。ヨガはきれいな泡になるための修行。 私はまだまだきれいな泡にはなれてないけどね。」 正直、体験していない筆者にはよく理解ができない表現でしたが、身体には「理想的な動かし方」つまり「理にかなった動かし方」がきっとあり、それが健康に結びついていくということなのでしょう。 「7回生まれ変わる」「きれいな泡になる」については、次回詳しく教えていただこうと思います。 ↑インドでの修行の途中にて〜。 洋子さんは最後にこんなお話をしてくださいました。 「商品は国内だけのものではなくて海外のものも多くある。海外旅行が好きだから、以前は現地に買付にも行っていたの。でも今は仕入れ方を変えた。だって、買付に行ったら国内でお金が回らないでしょ? だから国内の輸入事業者から仕入れるようにした。もうね、自分のところだけ儲かればいいって時代じゃないよ。いろんな国のいろんな人とも関わって、いろんな人たちが幸せになった方がいいもの。」 このお話は、洋子さんの生きる姿勢を端的に表す言葉だなあと感じました。 人の繋がりを何よりも大切にして、関わる人を心から大切にする。 その結果、嘘のない好循環が生まれていく。 架け橋としても。 実践者としても。 洋子さんが繋ぐ人々の活動が正当に評価され、みんなが幸せになる。 本当に素敵です。 小さな体でなんという大きなパワーを持つ人なんだろう!と、終始屈託ない笑顔の洋子さんに圧倒された時間でした。 さて、その洋子さん。 実はさらなる夢の実現に向けて大きく動いています。 なんと、5月〜6月を目標に「こども食堂」を展開されるそうです! そちらについてはいずれまた〜。 『天花地星』情報 *むしゃなびページhttps://mushanavi.com/author/tenk/ *ヨガサークル サントーシャ https://mushanavi.com/author/mutenka2/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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06/17(日) 農家のクレープ!坂元農園【直売所めぐり】
夏本番を前に、このところちょっと肌寒い日が続いています。いわゆる蝦夷梅雨、なのかな?ちょっとどころじゃなく、朝晩ストーブをつけたくなる、なんていう日もあるほどですが、畑の方では野菜がぐんぐん育っているようです!いよいよ夏野菜が出回りはじめ、近隣の直売所も続々とオープンしています。 そこで夏のお楽しみ、農家さんの個性が光る直売所巡りに出かけました。 今回はこちら! 伊達市関内の坂元農園直売所です。この春、突如「クレープ」の看板が登場してから、粉もの好きとしてはとても気になっていたのです。 野菜の販売コーナーの横にクレープショップが。イチオシは、ずばり「特製野菜クレープ」!坂元農園のとれたて超新鮮野菜とひき肉がたっぷり入ったお食事系クレープです。ほかにお豆など、スイーツ系でも自家製食材を使ったメニューががありました。 「おまたせしました〜」と手渡されたクレープのずっしり感。とにかく、野菜の存在感がすごい!はみ出しそうに元気いっぱいなレタスの中に、ブロッコリーとトマトが隠れています。 レタスで中が見えない、、、お肌じゃないけど、ハリが違いますね!歯ざわりもしっかりして、食感もいいし食べ応えありました。生地は北海道産小麦100パーセントで手作りです。 お天気のいい日は青空の下、お店の前のイートインスペースで食べられます。それから、ちょっと歩くと「セコム」という名前のかわいらしいポニーを見ることができます。 セコム、お昼寝していましたが、近づいたら起き上がってきました。柵の横に椅子があるので、ここで食べてもいいかも。 クレープを食べて、野菜を買って、ほんの少しの時間でしたが、とっても癒されました。野菜の力はすごい、やっぱり直売所って楽しい! 坂元農園さんのクレープは、土日祝のみオープンしています。入り口に「関内クレープ」の看板が出ているかどうかチェックしてね。 坂元農園 北海道伊達市西関内町152-7 0142-25-3221 ★道道519号線沿い。入り口に「直売所営業中」の看板がでています。
むしゃなび編集部
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03/26(火) シマコさんの服づくり。「着物リメイク雛 Hina」
壮瞥町在住の佐々木志摩子さんは、大好きな着物をリメイクしてオリジナル服を製作しています。 もともとは自分で着るためにいろんな着物を収集していた佐々木さん。ある猛暑の年に夏用の着物をほどいてTシャツを作ってみたら、ものすごく涼しくて洗ってもすぐに乾くので繰り返し着ていたそうです。一昨年、自身のオリジナルブランド「着物リメイク雛*Hina」を立ち上げ、日常着やステージ衣装の制作を行なっています。アトリエを訪ねると、着物特有の色や柄が美しく、ゆったりと気持ちよく着られそうな洋服たちが並んでいました。 [gallery size="medium" ids="8233,8234,8235,8236,8237,8238"] 佐々木さんが服づくりで大切にしているのは、 体に対するストレスが少ないこと ホームクリーニングが可能であること 「既製服って、肩が張ったり、締めつけが気になったり、着づらいことが多くて。それにスタイルのいい人が着ればキレイだけど、みんなが同じような体型ではないでしょう? かっこよく見えて、お腹も隠れて着てストレスにならない! そんな服作りを始めました。」 素材は主に着物地の代表である「正絹(しょうけん。シルクのこと)」を使用しています。なめらかな肌触りで非常に軽く、美しい光沢のある素材です。コットンや麻と同じ天然繊維ですが、カイコが吐いた糸を原料とするシルクはタンパク質でできているので人の肌に近く肌ストレスがかからないと言われています。冷えとりやアレルギー対策、美肌効果などでも知られていますね。 アトリエの棚には佐々木さんが集めた色とりどりの着物がリメイクを待っています。アンティークの着物も多く、見ているだけで楽しくなります。リメイクする時には一枚一枚縫い目をほどいて布に戻してから、一度洗いをかけます。こうすることで、出来上がった後、自宅で洗濯など簡単にお手入れができるようになります。着物地は好きだけど、クリーニングが大変で・・・という方も気軽に楽しむことができますよ。 [gallery columns="2" size="full" ids="8239,8240"] 「着物ってほどくと一反の反物になるんですよ。ほどいているとね、その着物の時代背景が見えてくるんです。 この間、アンティークの長襦袢を ほどいていたら、 縫い針が出てきたんです。当時のものですから、真っ黒に錆びていて、びくともしませんでした! どれだけの月日を過ごして来たんでしょうね・・・。」アンティークの着物からできてきた当時の縫い針。佐々木さん撮影 なんとびっくりなエピソードですが、古い着物ではたまにあるのだとか。昔の暮らしに思いを馳せながら、丁寧にほどいて、洗って、どういう作品にするか考えます。着物特有の色合いや柄をどう生かすかが、リメイクの難しくも楽しいところ。平面で作って立体で着る着物を、もともと立体で作る洋服にすると、雰囲気がガラッと変わるそうです。 また、直線で布を裁つ着物と違って、洋服づくりでは「ハギレ」が出ますが、小さな布切れも佐々木さんは大切に取っておき、ちょっとしたアクセントやパッチワークに使用しています。 「昔は一反の反物を、赤ちゃんの時はおくるみにして、成長するにつれ子供の着物から大人の着物へと、同じ布を仕立て直したり染め変えたりして一生涯使ったという話を聞いたことがあります。そのくらい長持ちする素材なんですよね。 だから、運命を変えて洋服にしちゃったんだから、最後の最後まで大切にしてあげたいんです。」 佐々木さんの服づくりの原点は、子供時代。転勤族で道内のあちこちを移動した小学生の頃から、いつもお母さんの手作り服を着ていたそうです。 「子供のころ、既製服を着たことがなかったんですよ。いつも母に作ってもらっていました。当時、キャラクターものが大流行していて、私も着てみたかったんだけど、買ってもらえなかったの。持っていないの私だけでしたね。 玩具もあまり買ってもらえなかったから、着せ替え人形「スカーレットちゃん」の服を小学1〜2年生の頃から、自分で作っていました。 大作だったのは、ドールハウス! ギフト用のウイスキーの箱を、中身を取っ払って、折り紙でカーテンを作ったり、持ち手までつけてね。我ながら本当によくできていました(笑)」 テーブルの上にはお手製の胡桃ゆべしやパン。いい香りのコーヒーはこだわりの豆を縦回し(!)のアンティークなミルで挽いたもの。暮らしのあちこちにクリエイティビティ溢れる佐々木さんのアトリエ。でも子ども時代の佐々木さんにとって、「ものを作ること」は好き嫌い以前の「必要なこと」でした。 「当時は本当に嫌だったんですけどね(笑)! でも、今はものがあふれている時代でしょう。あれもこれも買ってもらっていたら、いま制作しているような作品は生まれなかったかもしれないですね。」 ぽっちゃりの方から細身の方まで、心地よくキレイに着られる佐々木さんの着物リメイク服。はじめての一着におすすめなのが、パジャマです! ゆったりして軽く、夏は涼しく冬は温かく。家で洗濯できて、コットンのパジャマのようにヘタレ感や匂い付きが少ないそうです。シルクに包まれていい夢が見られそうですね。 また、もうすぐ新商品としてランジェリーが登場予定です。とことん肌ストレスがかからないよう、糸や縫い代にまでこだわって現在、試作を重ねているそうです。作品や最新情報はインスタグラム(@shimakosasaki)でチェックできます。 ※ 掲載作品は全て一点ものです。売り切れとなる場合がありますので、ご了承ください。作品の詳細は下記へお尋ねください。 着物リメイク雛*Hina 080-3268-6180 http://picdeer.com/shimakosasaki 参考価格:ブラウス 5,000円〜/パンツ 8,000円〜/パジャマ 15,000円〜 (価格は変更になることがあります。) オーダーメイドのご注文について: 基本的に当方の在庫で仕立てます。お近くの方なら生地選び、袖丈、着丈など、細かいご希望に添えることもありますので、ご相談ください。全てのご希望に添える訳ではありませんのでご承知おきください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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08/01(火) 原体験に導かれて〜好きを極めた永遠の鉄道少年 横山靖樹氏
原体験 「父親に連れられて、今はなき室蘭機関区に蒸気機関車を良く見に行っていました。たしか2歳頃からだったと思います。当時は90%が貨物か客車を引っ張る機関車で、間近で聴く警笛の音に驚き、父の膝の上でビクッと飛び上がった記憶があります。」 そう語り始めたのは室蘭市舟見町ご出身の横山靖樹氏。 今回の主人公です。 数年前に伊達市役所を退職し、今は室蘭で週数日の仕事を請け負っていらっしゃるそう。 全く知らずに取材を申し込んだのですが、実はその世界の専門誌に登場する有名なモデラーとライターさんでもあることが発覚! なんとも恐れ多いことをしてしまいました。 ですが、とても気さくに丁寧に取材に応じてくださった横山靖樹氏でした。 「12歳になると鉄道模型に夢中になりました。二年間で貯めたお年玉1万1千円で初めて買ったのは金属モデル16番セット(日本規格のJゲージともいう)のBタンクと呼ばれるものです。だいたい6時間くらいで作ったかな…。当時はプラモデルがとても流行っていましたが、僕が作る鉄道模型は真鍮でできています。ですから、父からハンダ付けの道具を借りて作りました。今でもその時の模型は電源・レールともに保管してあります。」 わ! いきなり専門用語が出てきました。 Bタンクって何? 鉄道模型ってプラモデルとは違うんだ! 電源ということは動くの? これはお話に付いていけない予感…。 けれども靖樹氏は優しい口調で丁寧に説明してくださいました。 「Bタンクというのは動輪が二軸あることです。16番(Jゲージ)というのは実際の大きさの1:80の大きさと機能を表すものです。特徴としては加工がしやすくキットが豊富で精密にできます。つまり、より本物に近いものができる。精密に作ることができるので、1:80の大きさとパワーで本物っぽく動かすことができるのです。動かない鉄道模型は僕の中では認めていません。」 鉄道模型には強いこだわりがあるようです。 優しさの中に頑固さを見た瞬間でした。 鉄道模型への想いが熱い!! こちらも模型です。 雪煙を上げながら走るこの列車のカラーは国鉄色と呼ばれるオレンジ色です。 市役所現役時代から所属していた鉄道模型クラブの仲間同士の合同運転会などで、 情報交換やアドバイスをもらい技術を上げていったと言います。 なるほど! 文頭の画像は特別なものではなく、大きさは色々でも全て精巧に動くように作られているというわけです。 模型作りにどんどんハマる靖樹氏でしたが、子どもにはとても高価なのでそう簡単に買えるものではありませんでした。 ある日、中学生になった靖樹氏は鷲別機関区へ行きました。 「その頃は緩かったというか、車庫入りしている機関車に乗せてくれたり、警笛を鳴らさせてくれたりして、今でいう『体験』を通したさり気ない教育をしてくれたんです。」 結果、この時の体験は靖樹氏を『撮り鉄』の道へと駆り立てました。 北海道の蒸気機関車を撮りたい! 靖樹少年、ついに『撮り鉄』の旅を始めます。 「中学生の頃は学校の長期休みを使用しながら、日帰りで出掛けていました。カメラはお年玉で買いました。でも、ジュラルミン製のカメラバックと三脚は父が買ってくれました。」 「高校生になり、宿泊しながら撮りに行くようになりました。とは言っても、夜行列車を利用した車中泊です。いままで一度だけ遠軽の旅館に泊まったな。カメラは当時日給が高かった母方の親戚の酒屋のバイトをして一眼レフを手に入れました。室蘭は急な坂が多いでしょう。坂の下で車から荷物を下ろし、上り坂を担いで行くんです。キツかった…。」 「ところで、撮り鉄時代の面白エピソードや、車中泊や駅泊で困った思い出などありましたら教えていだけますか?」 「高校生時代からひとり旅を許されたのですが、予備フィルムやカメラ、列車時刻の確認、移動切符手配など、周到な準備で出かけるようにしていました。厳冬期 -25℃の道東の朝の出来事なんですが、メガネの金属製ヒンジがポロリと折れてしまいました。ツルの一つはかろうじて耳にかかっていましたが、直ぐずれて間抜けな顔に…。カメラファインダーも覗けず難義しました。メガネの予備を持たなかった失敗談です。また、あるお盆近くの日の出来事です。北見方面の長さ600m程の有名な怪談トンネルを訪れたのですが、トンネルの先は絶好の撮影スポットなので是非とも撮りたいと思っていました。信号所の職員さんに蛍光灯を点けてもらい、帰りもお願いしたのですが、帰りの約束の時間になっても蛍光灯は点かず辺りは真っ暗。職員さんは約束を忘れてしまっていたんです。山間はもう真っ暗でしたが、ダイヤを確認し勇気を振り絞りいざトンネルへ。そこで体験したのは超怪奇現象でした…。真っ暗なトンネル内で何度も転び、真っ黒になって信号所に助けを求めたところ、『あっ 忘れていた! また出たの!? しょっちゅうあるんだよね〜!』って…。今思い出しても寒気がする出来事です。」 「トンネルでの出来事は気になりますが、きっと、苦しい作業の末に亡くなられた成仏できない霊が彷徨っているのでしょうね…。勇気を振り絞って中に入った靖樹少年すごすぎます ^^;」 「また、こんなこともありました。夏の駅での野宿の時です。当時は、駅ホームの待合室では寝ていいよ、っていうのは結構ありました。でも夜中に貨物列車がゴウゴウと通過するのでその度に目が覚めます。でも屋根付きは良かった。特に雨の日。次の朝は蚊に刺され顔がむくんでいましたが笑 昭和の駅員さんはおおらかでした。」 「駅ホームの待合室泊…。実は筆者にも経験があります!今は締め出されちゃいますね。」 車中泊で全道各地の蒸気機関車を撮るようになった靖樹少年は、「もっと技術を上げて良い写真を撮りたい!」「自分で現像をしたい!」という思いから、高校では写真部に入部しました。 一度決めたらまっしぐら。 「現像のための暗室は自宅の一室に毛布をかけて作りました。家中酢酸の匂いがしていました笑」 カメラや鉄道にハマりながらも陸上部を掛け持ちし、短距離走が得意だったとも言います。 文武両道だったというわけですね。 〜というか、じっとしていられないタイプ? 自宅では模型を作り、外ではカメラを担いで蒸気機関車を追いかける日々。 そんな靖樹少年に辛い転機がやってきました。 国鉄の合理化です。 昭和50年代に入り、走る途中で水や石炭を補給しなければならない蒸気機関車は、真っ先に合理化のターゲットとなりました。 そしてついに、通常営業運転としては全国最後になった室蘭本線の蒸気機関車は消えてしまいました。 「被写体がなくなってしまい本当に気落ちしてしまいました。ディーゼルには興味がなかったので撮る気にはなれなかった。当時『赤ブタ』と呼んでいた機関車は撮りたい対象ではなかった。今となれば撮っておけばよかったと思いますが…。貨物車も、昭和の時代にはタンク車があったり、木材を積んだ貨車があったり、引っ張られている貨物車がバラエティーに富んでいたのですが、いまは画一化されたコンテナになり、それらさえも見ることがなくなってしまいました。」 「模型鉄」再開と新たな展開と その後しばらくして結婚。 そして子育ての時期。 「約15年間は鉄道から離れていました。けれども、札幌へ出張するたびに本屋へ行っては専門誌3冊を捲り、『またこの世界に戻りたいな…』という想いを膨らませていました。いつかは再開したいと思いつつも、再スタートの一歩を踏み出せずにいた僕の背中を押す記事を、ある日専門誌に発見してしまいました。自分が中学生の時よりも模型が数倍精密になっていたのです。それを知った時、俄然と模型作りをしたくなりました。実はちょうどその頃、超過勤務の給与を多くいただいていた頃で、それを原資にすることで再開することを決意しました。上の子どもが高校生の時でした。」 聞いて驚いたのが真鍮製機関車模型の価格。 なんと、1台20万円〜50万円くらいするそう! 何しろ、全てが本物の1 : 80なのですからその位はしてもおかしくないわけです。 ですから模型作りよりも家庭経済を優先させた靖樹氏の判断は当たり前と言えば当たり前でした。 「それは『我慢した』という感覚でした。」 15年ぶりの模型鉄再開はさぞかし嬉しかったことと思います。 さて、再開をした靖樹氏は鉄道模型を作るだけでなく、模型とジオラマの融合を始めました。 そして、仲間を集めて倶楽部活動も始めました。 先ほども少し触れたご自身が会長を務める「北軌道倶楽部」です。 「現在20名ほどの会員がいます。年代は40代から60代の方々。実は自分のような人間がいるのが不思議なくらい裕福な方が多いです。模型は高いですからね。その仲間で2~3ヶ月に1回くらい例会をしています。会でしていることと言えば、持ち寄った模型を走らせて酒の肴にして語り合う。そんな会です。」 どうやら想像以上にマニアックな会のようです。 「ところで、新たな展開としてジオラマも手掛けるようになったようですが、ジオラマも真鍮製なのですか?」 「真鍮も使いますが、ジオラマの材料のほとんどはお菓子の空き箱などのボール紙です。コルク板、発泡スチロール、集成材やプラスティック加工用のスプレーなども使います。他に使う材料は…、選ぶのがちょっと恥ずかしいのですが、100均のコスメパーツです笑。」 「え!? 化粧品ですか?」 「はい。たとえばネイルパーツなどをよく使います。」 つまりオリジナルの世界なのでキットでは作れないというわけです。 それではここで鉄道模型とジオラマの世界をとくとお楽しみください。 いかがでしょう? 細かい作業が苦手な筆者には、神業すぎて、素晴らしすぎて写真だけでもコーフンします。 もちろんこれらは靖樹氏のコレクションの極々一部です。 現在、車両のみで300両はあると言います。 それらは全て自宅納戸に保管されているそう。 「どれも皆素晴らしいですね!ところで、いま一番作りたいものは何でしょうか?」 「ジオラマでは鉄橋です。河川に架かる橋は鉄道車両と一体になる風景です。橋梁製作、法面の(植物)作成、河川表現等ジオラマの世界では高度な技術を駆使します。今、橋でも難しいリベット組立の魚腹ガーダー橋梁を使用したジオラマ製作を行なっています。」 最後に鉄道模型車両とジオラマ風景を融合させることの魅力を語っていただきました。 「まず、作ることそのものが魅力です。そして、ジオラマと融合させることで自分が育ってきた北の街の昭和の風景を再現することができる。あの頃の時代は戻らないけれど、自分で作ることでいつでも手の届く存在として側に置くことができる。まあノスタルジーですね。北軌道倶楽部のアジトにはレイアウトを考えた線路が常時敷かれた状態になっています。そこに人や樹木や草地や川や土手など風景を加えていくことで、想像の世界が広がっていきます。そうそう、今、会で『樹木ひとり一本運動』というのに取り組んでいます。一人一人が樹木を作り森を育てています。ジオラマの環境整備ですね。皆んなで作ることで、会員同士が交流し合い、切磋琢磨し合って、技術レベルも上げていきたいし、より素敵な模型とジオラマの融合の世界を作っていきたいと思っています。その過程が魅力です。若い人も増やしていきたいな。」 そして、実は「撮り鉄」も復活していました。 「撮り鉄はデジカメ時代になって復活しました。銀塩カメラ時代は現像して見ないと画像の確認ができませんが、今は出来をその場で確認できるのでとても便利で良いと思います。今でも車中泊の撮影旅(放浪の旅とも言う)を許してくれる嫁さんには本当に感謝しています。もちろん、キチンと1日一度安否報告はします。列車撮影、車中泊等全ての面でちゃんとコンプライアンスは厳守していますので、昔のようなエピソードはありません。でも、列車の遅れ、運休は昭和より多いですね。安全を考慮するとそうなるのかもしれませんが、『鉄道魂』と言うものが現場から消えかかっているのでしょうか…。時代は変化しているという事をつくづく感じます。」 永遠の鉄道少年靖樹氏は、終始にこやかに物語を話してくれました。 「どこかで常設展示していただきたい気持ちはありますが、車両1両が何十万円もする物ですし、輸送中壊れやすいジオラマもありますのでそう簡単なことではありませんね。」 是非「だて歴史文化ミュージアム」に横山靖樹コーナーを作って欲しい! 切に願います!
Rietty
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03/04(木) 明日3/5金は出店がありません。伊達農協ローカル物産展【訂正とお詫び】
昨日掲載した「伊達農協のローカル物産展。ロングラン3月末まで!」の日程に間違いがありました。 明日、3月5日(金)は出店はありません。次回の出店日は、3月8日(月)です。 正しいスケジュールはこちらです↓↓ 5金 令香(漬物) お薬相談所(5金は出店がありません)8月 令香(漬物)お薬相談所9火 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所10水 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所 大変失礼いたしました。訂正してお詫び申し上げます。(むしゃなび編集部) https://mushanavi.com/specials/31158/
むしゃなび編集部
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04/17(火) 麺や雅のいちばん人気、焼味噌【ラーメン食べ歩き】
室蘭から伊達に戻る途中、立ち寄ったラーメン屋さん。 稀府の「麺や雅伊達分家」、黒い建物が目印です。 一番人気は焼味噌850円。 香ばしい味噌のかおりが食欲をそそります。半熟の煮卵付きです。 味噌ラーメンというとスープ甘めが多いですが、これはそれほどでもなくちょうどいいです。 油も多分、そんなに多くなさそう。 麺はスタンダードな縮れ麺でした。 店内に全国味噌マップが! 広ーいボックス席があるので、小さいお子さん連れ、家族連れにおすすめです。 赤ちゃん抱いてカウンターでラーメン、もいいですけどね。。 こちらの方が落ち着いて食べられますね。 メニューを見ると、マレーシア支店があるようです。暑い中、冷房ガンガン効かせて味噌ラーメン、食べるんだろうか・・・ 行ってみたい!! 麺や雅伊達分家 北海道伊達市中稀府町 1084
むしゃなび編集部
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09/15(日) 旬の伊達野菜を楽しむ!ベジフェスタ限定メニューその3。カフェダイニング・シーズン
9月末まで開催中の「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」。旬の地元野菜を使った限定メニュー食べ歩きに行ってきました。今回は、ちょっと隠れ家的雰囲気のあるこちらのお店。 カフェダイニング Sea Sons(シーズン)は、伊達市館山町の坂道を上がったところにある、居心地のいいレストランです。今年のベジフェスタ限定メニューは、伊達産野菜を使った冷製パスタ。素材・ソースの異なる4種類のラインナップのうち、2種類のパスタが週替わりで登場します。 筆者が注文したのは、山芋、オクラなどネバネバ系だて野菜と納豆を、ダシのきいた和風ソースでさっぱりといただく「ねばねば和風冷製パスタ」(サラダ、コーヒー付き 1000円)。ヘルシーで年配の方にも人気な一品です。 ポイントは生麺のモチモチパスタ! とってもコシがあるので納豆や山芋とよく絡んで美味しい〜。お店の畑に自生しているという、山ワサビも添えて。自生しているというあたりがすごく、伊達らしいですね。風味が最高でした! このほか、タコとズッキーニのトマトソースや、バジルチーズなど、シェフのこだわりが光る色とりどりのベジフェスタ限定・冷製パスタ。チキンたっぷりの「バンバンジー風」はボリュームがあってしっかり食べたい人にオススメ! 窓から覗く、木立と庭。眺めが素敵! シーズンさんでは、毎年ベジフェスタのメニューがとても好評で、今年も8月のスタートから冷製パスタが圧倒的に出ているそうです。イベント期間も残すところ二週間あまりとなりました。伊達ならではの趣向を凝らしたヘルシーで美味しい野菜料理を食べに出かけてみては。 定番メニューでは牛タン定食、あんかけ焼きそば、カレーなどが人気です 温もりあるハンドメイド作品も販売しています カフェダイニング Sea Sons 北海道伊達市館山町47−17 ランチ 11:00~15:00 ディナー 17:00~22:00 不定休 TEL 0142-82-4582 伊達野菜もぎたてベジフェスタ2019 開催期間:2019年8月1日(木)~9月30日(月) 参加店:自家焙煎珈琲屋ぶどうの木/シュシュCafé/ホテルローヤルダイニングカフェあつみ/カフェダイニングSeaSons(シーズン)/レストランバーミラコスタ/凜万乃風(りんまのかぜ)/日本料理徳いち/だて食育レストランEスプーン/レストランこだま /伊達成吉思汗てつじん≪大滝区≫食事処 やませみ 詳細はこちら http://www.date-cci.or.jp/page-news/news-2042 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2019年)シェア、リンクなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/22(水) 【あの人に会いに】地域にひらく [ 坂本瑠美さん / 洞爺 ]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 一度は会いに行ってみてほしい、 地域を盛り上げる ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.2 今回は、2024年6月2日(日)に 洞爺八幡神社にて開催される 『とうや古本市』の主催者 坂本瑠美さんにフィーチャーします。 瑠美さんが暮らしているのは洞爺地区。一緒に町を歩いてみると、並外れた情報量に驚きます。 「ここは〇〇さんが管理してくれてる場所でね……」「ここの道は子ども達と歩くのにとっても良い場所で……」「あ、〇〇さんがいる!寄っていこう!こんにちは~」……と、こんな様子でエンドレスに繰り出される地域のお話。 この地区の住民はほぼ全員知り合い、町のあらゆることに詳しい、まさに地域の生き字引。そんな瑠美さんなので、もう何十年も洞爺地区の住民かと思いきや……なんと移住してまだ8年だと言います。 「何年も前から居る人みたいだって、洞爺に来て数週間の時にはもう言われてたね (笑)」 多くの人と繋がり、大量の情報を蓄積し、それをまた人へ繋げていく。瑠美さんにとってはとても自然なことなのかもしれません。 移住の決め手は、子どもが沢山いること 瑠美さんは帯広市出身。清水高校の総合学科に進学します。とても自由な校風で、好奇心の赴くままに楽しく過ごし、”キャンプ好き”となっていきました。卒業後は札幌の調理専門学校へ。そこで旦那様と出会い、結婚・出産。若くして母となりました。瑠美さんについて特筆すべきことのひとつは、”子どもと仲良しな母ちゃん”。 「長男がもう20歳!長女も中3、子育てが終わっちゃうのが寂しい!!!」 札幌や江別で長く暮らしていましたが、よくキャンプに訪れていた洞爺湖に惹かれ、移住を決めます。長男が中学校に進学するタイミング、長女が小学校2年生の時でした。 「札幌はモノも人も多くて沢山繋がれるけど、都会ならではの子育てのしにくさもあって。例えば、騒音問題だったり、公園でボール遊びしちゃダメだったり、子どもだけで遊びにいけるところがなかったり……」 洞爺地区で、自由に遊ぶ地元の子ども達を見かけていたことが、のちに移住の決め手となりました。 地域に根差し、広がり続ける人脈 食べるの大好き、食べさせるのも大好き!な瑠美さんは、調理師として働いていましたが、洞爺移住後は「生産者側を経験したかった」と農家へ。3年程働き、調理の道へ戻ろうと転職を考え始めた頃に新型コロナウイルスが流行します。飲食業は縮小、調理師としての就職先は狭まっていました。そんな中、変わらずに募集があったのが保育園の給食室でした。 「午前は給食の調理をして、午後は学童スタッフとしても勤務できることになって。学童で子ども達と遊ぶのが、とっても楽しかったんだ~!ずっと一緒に遊んでいられる!」 偶然たどり着いた二つ目の天職。現在は学童の職員となり、時には給食センターやとうや水の駅食堂TSUDOUにて調理師も続けています。母でありながら3足の草鞋!とても忙しそうですが、まだまだそれだけではありません。 NPO法人地域自然活動センター森・水・人ネットの理事、PTA活動、洞爺八幡神社の総代、等々……ここに書ききれないほど多くの団体に携わっています。あちこちから声をかけられるひっぱりだこ、人脈は広がり続けます。 地域の神社をもっとオープンに! 沢山の活動のうちの一つ、洞爺八幡神社で開催している『とうや古本市』はどのようにして始まったのでしょうか。 きっかけは、瑠美さんが町内会の役割の一つとして、たまたま総代*になったことから。長く神社を支えてきた会長や総代たちの想いを聞き、動き出します。 「総代を務めたい人も少なくて、町内会で回り番でっていう感じで……もっと地域の若い人に楽しんで場所を繋いでもらわないとっていう危機感があったんだよね。会長も、もっと自由に使ってと言ってくれていて」 氏子……氏神様がお守りする地域に住んでいる人々。氏神神社の運営・維持、行事などを行う。 総代……氏子の総代表。祭祀や保持活動に努める役割を持つ人々。 ”本好き”という共通点があった会長や総代たち、話はとんとん拍子で進みました。 「(当時)本屋が無いこの地域で、本を手にとれる場所が欲しいよね、とよく話していて。神社での開催だから(予算をかけず)”ばくりっこ”で。この地域だとどんな本が出てくるんだろう、という興味もあったしね」 とうや古本市は、不要な本を持参し欲しい本を持って帰る、”ばくりっこ”スタイル。ゆったりとした境内では『その本は〇〇さんのオススメだよ』、『これ面白いね』と会話が生まれ、来場者が本を通して繋がっていきます。 「小さい頃この境内で遊んでいたという人たちが、『神社で何かやってる!』とたまたま来てくれたことがあって、そういうのも嬉しいよね」 ただ場を繋ぐためのイベントではなく、持続可能な開催を目指して主催者が楽しむことを大切にしていることも、とうや古本市の特徴。『焚き火で焼き芋がしたい』、『地域の楽しいお店も呼ぼう』……そうして、地域住民にも毎年楽しみにされるイベントとなりました。 子ども達のたまり場をひらきたい 地域のために動き続ける、実行力抜群の瑠美さん。これからやっていきたいこと、目指すところはあるのでしょうか。 「誰もが気軽にふらっと集まれるような、子ども達のたまり場を作りたいなと思っていて」 学童で日々子ども達と触れ合い、真っすぐな好奇心に共鳴していくうちに、もっと探求できる場をひらいてあげたいと思うように。 「大人は知りたいことを自分で見つけられるし、すぐに調べることもできる。でも、子ども達が自分でリーチできるものって、自分の周りにある環境だけ。すぐ近くに沢山の面白いこと・面白い人がいるから、それを繋いであげられる場所がほしいなって」 そんな場所ができたなら、子どもだけでなく大人も楽しめるスポットになりそうです。老若男女がワイワイ集い、誰でもフラットな関係で、好奇心のままに学びを追求できる……素敵な”未来の場”のイメージが浮かびました。 来る6月2日(日) のとうや古本市は、そんな明るい未来の話が自然と生まれる場所でもあります。とにかく多忙な瑠美さんとゆったり話せる、貴重な機会かもしれません。新緑が眩しい、気持ちの良い境内を楽しみに、ぜひ足を運んでみてください。明るい瑠美さんにつられて、笑顔になってしまうこと間違いなしです。 <とうや古本市> 日時:2024年6月2日(日)10:00~15:00 場所:洞爺八幡神社(虻田郡洞爺湖町字洞爺町1番地) ★入場無料、飲食や雑貨など各種出店あり ★お家に眠る不要な本がありましたら、ぜひご持参ください! ★とうや古本市は、年2回、春・秋に開催しています。今回が5回目!
misaki
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05/07(火) 6月22日開催!北海道ウクレレカンタービレ2019
すかっとした青空が気持ちのいい季節になりました :-) 「北海道ならでは!」の超爽やかなこの時期、むしょうに聴きたくなるのが・・・ ウクレレの音色っ! 今年も牧家ミルキングパーラーであのビッグイベントが開催されます。歌って、踊って、食べて! みんなで盛り上がりましょう〜。 北海道ウクレレカンタービレ2019 開催日 2019年6月22日(土) 時 間 9:30~16:00 会 場 牧家ミルキングパーラー特設野外ステージ 住 所 北海道伊達市乾町201−292 駐車場 会場近くに約100台の無料駐車場有 入場料 無料 今年も豪華アーティストがやってくる!! 出演: 高木ブー 勝 誠二 JazzoomCafe 分山貴美子 成相博之 ほか (イベント内容は変更になる場合があります。予めご了承ください) 最新情報 は むしゃなびブログ LET’s UKULELE または フェイスブックページ でチェックしてね! 会場への詳細な道順が、牧家ウェブサイトに掲載されています。ちょっとわかりづらい場所なので初めての方はご確認ください。 https://www.bocca.co.jp/news/event/ 昨年のレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/15184 ホテルマン磯部大輔さん作詞作曲による公式ソング「ウクレレラプソディー」。会場でご一緒に♪♪♪ 北海道ウクレレカンタービレ2015 from Awesome Hokkaido on Vimeo.
むしゃなび編集部
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02/09(火) 動物と家族に寄り添う。ペットシッターみるる【登別】
ペットシッターというお仕事があります。出張や旅行、入院等で家を留守にしなければならない時、飼い主に代わって動物のお世話をする仕事です。登別在住の草塩かおりさんは、室蘭・登別エリアでは数少ないペットシッターとして活躍しています。子どもの頃から動物が大好きで、これまで犬や猫などたくさんの動物を飼い、世話をしてきたという草塩さん。ペットシッターの資格を取得したのは、自身の経験がきっかけでした。 秋田犬専門犬舎・伊達天英荘にて撮影 草塩さん「家族旅行の時に、ペットホテルに預けることができなくて、いつも留守番をしていました。旅行は夫と子ども達だけで行ってもらい、私は犬たちと家で過ごしていたんです。ペットホテルだとストレスがかかるだろうというのが、わかるので・・・。自分と同じように困っている人は多いのではないか、と思い、勉強を始めたのがきっかけです。」 実際にペットホテルに預けてご飯が食べられなくなってしまったり、鳴いて鳴いて喉が枯れてしまうなど、ペットの性格にもよりますが、心身にかなり負担がかかるケースもあるそうです。よほど慣れている場所なら問題なさそうですが、やはり「おうちじゃない」というのは、動物にとって大きなストレスになるようです。 「いつも通りのお世話」でペットも安心! 現在、活動を始めて3年ほど。草塩さんが大切にしていること、それは「いつもどおりのお世話ができること」です。「飼い主さんが、いない・・・」という状況はペットにとっては非常事態のようなものかもしれません。そんなペットの不安をできるだけ軽減して、普段に近い生活をさせてあげたい、と草塩さんは考えています。 撮影:草塩さん そこで依頼を受けたら、必ず事前に対面を行い、ご飯のことやその子のクセなど、細かく打ち合わせを行うようにしています。また、シッティング中はラインやメールで状況を飼い主さんに知らせ、ペットにも飼い主さんにも安心してもらえるサービスを心がけているそうです。 草塩さん「最初は警戒していた子が、終わる頃にはなついてきてくれたりすると本当に嬉しいです!」 撮影:草塩さん これまで様々な依頼を受けてきましたが、中には、お留守番の苦手なワンちゃん2匹とお家で泊まりがけのシッターをしたり、飼い主さんが仕事の間、病気で動けないワンちゃんの見守りをしたこともあったそうです。草塩さんは様々な依頼に対応できるよう、ペットセラピストやペット看護師の資格も取得しています。さらに現在は、ペットの介護アドバイザーの勉強中です。 撮影:草塩さん 草塩さん「今、ペットが増えているので、これから介護の問題も多くなってくるのではないかと思います。人間と同じように、ペットも寝たきりになると床ずれを防ぐために「体位交換」(寝返り)などの介護が必要になります。小型犬でも、体位交換って結構大変なんですよ。最後まで幸せに過ごしてほしいから、介護の知識を身につけて、今後はペットの介護や介護相談などもお受けできればと思います」 飼い主さんが忙しい時や体調のよくない時、また高齢の方に活用してほしいのが「お散歩代行」です。無理せずシッターさんにお願いして、ワンちゃんの運動不足を解消しましょう。定期的に利用する場合には、お得な長期割引もあります。 ペットシッターみるる登別市富岸町対応エリア:登別〜室蘭(伊達は内容により応相談)出張費:片道15分以内は無料、15分~30分は500円 予約・問合せ080-3239-1560https://petsittermiruru.jimdofree.com/ ワンちゃん:お散歩・ご飯・給水・トイレ掃除・ブラッシング等 小型犬(10kg以下)1回2,500円/1日2回4,000円 中型犬(20kg以下)1回3,000円/1日2回4,500円 大型犬(20kg以上)1回3,500円/1日2回5,000円 *複数飼いの場合・・・2匹目より1,000円プラス *お散歩のみ・・・500円引き *噛みつき癖があったり、強く引っ張る中大型犬は引き受けられません。 猫ちゃん:ご飯・給水・トイレ掃除・ブラッシング・遊び等 1回2,000円/1日2回3,500円 *複数飼いの場合・・・2匹目より500円プラス *噛みつき癖があったり引っ掻きの激しい猫ちゃんは予めご相談ください。 小動物(ウサギ、鳥など):ケージ内掃除・ご飯・給水等 1回2,000円 *土日祝・お盆・年末年始は10%割増し *長期割引あり。ご相談ください 資格:日本ペットシッター協会認定ペットシッター士、ペットセラピスト、ペット看護士 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、料金など変更になることがあります(取材2021年)※シェア・リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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12/01(日) 心に明かりを灯す、冬のおくりもの特集(1)
いよいよ冬本番。クリスマスシーズンを前にむしゃなびで人気のお店を訪ね、プレゼントにおすすめの素敵な品々をご紹介いただきました。贈って楽しい、もらって嬉しい! 心にあかりを灯すプレゼント探しに出かけましょう! 伊達の老舗お花屋さん「太田生花店」 まずは伊達の老舗お花屋さん、太田生花店へ。寒い季節だからこそ、華やかなお花が心を明るく元気にしてくれそうです。手軽で見栄えのするお花ギフトなら、ボックスフラワーがオススメ。プレゼント、お祝いなど用途に合わせて使いやすいです。豪華な見栄えに加えて、もらったらそのまま飾れる手軽さも魅力。通常のボックスのほか、新たに登場したクリアケースタイプも人気です。 家紋をモチーフにしたオリジナルロゴ入り、シックなボックスがお花を引き立てます。ロゴ入りボックス3,500円〜/クリアケースタイプ4,000円〜(税別) 水やり不要で長く楽しめるプリザーブドフラワー。お見舞いや、年配の一人暮らしの方にも喜ばれています。一輪タイプのほか、アレンジメントも扱っています。 「お花は一輪でも素敵なプレゼントになるんですよ」と太田さん。ウィンドウタイプのおしゃれな包装紙に、お好みのお花をラッピングして。特別な思いを伝えてみませんか?流行に敏感な女性にあげるならアンティーク調の色味がおすすめ。渋みのあるダークでシックな色合いも人気です。一方、男性はブルーやオレンジ系?と思いきや、淡いピンクなど可愛くてオーソドックスな色合いが喜ばれるそうです。お父さんや恋人にお花を贈るなら、いつもより可愛く明るいカラーをオーダーしてみては。 今年創業70年を迎えた太田生花店さんは、伊達〜室蘭周辺では最も古いお花屋さんです。初代の頃には伊達で栽培された花をリヤカーに積んで室蘭の市場まで売りに行っていたのだとか。フラワーギフトのご予約は4日前までにどうぞ。お花の種類の指定などがある場合は、一週間程度前からご予約ください。 太田生花店 北海道伊達市末永町68 営業時間 月〜土:9:00〜18:00 日・祝日:9:00〜16:00 定休日 正月三日 予 約 TEL: 0142-23-2439 むしゃなび内太田生花店のページ 冬の暮らしを彩る雑貨たち。めむはうす 続いて訪れたのは、楽しい街の雑貨屋さん!輸入雑貨を中心に、毎日が明るく嬉しくなるような雑貨が並ぶ「めむはうす」では、2019年12月25日までクリスマスフェアが開催中です。大切な人に、また自分へのご褒美に贈りたい、とっておきのアイテムが勢揃いしています! 冬の長い夜を光と香りで彩るキャンドル。アメリカで生まれ世界中で愛される「ヤンキーキャンドル」の秋冬限定バージョンが人気を集めています。ジャーに入った大きめサイズで、ゆったりと香りを楽しむことができます。近隣随一のヤンキーキャンドルの品揃えで知られるめむはうすさんですが、全国でもここだけの香りのラインとなっています!フルーツやナッツ、クリスマスケーキを思わせる甘くスパイシーな香りから森林のウッディーな香りまで、お気に入りの香りを探してみませんか。 ※ クリックすると画像が大きくなります(価格は税抜きです) 保温・保冷性抜群でスタイリッシュなデザインのコークシクル。ボトルの他マグ、タンブラーと用途に合わせて。新柄も入荷予定 飲むのが楽しくなる健康茶「30日茶」!女性へのプレゼントにおすすめ BE IN THE BAGのおしゃれで高機能なベスト。ポケットが沢山あり仕事着にも重宝します。男女兼用 東川町の靴下ブランド「ヤマチューン」の手袋。軽くて暖かいシェットランドウール使用。ニットキャップも入荷予定/3800円〜 なんとも可愛らしいドイツ「fashy」の湯たんぽ。お湯を入れて冷めるまで緩やかに保温し、柔らかな感触が気持ちいい! 店内の特設コーナーでは、毎年大好評の「アノニマスタジオ 旅する灯台と絵本展」が開催されています(12月25日まで)。子どもから大人まで楽しめて、読むだけでなく、お部屋に飾っておきたくなるような美しい絵本の数々。心ときめく一冊との出会いがきっとあると思います! 開いてびっくり!仕掛け絵本「ナマケモノのいる森で」 「サンタクロースって本当にいるの?」と聞かれて困った時にはこちらをどうぞ! 商品詳細や最新入荷情報はお店のインスタグラムをご覧ください。https://gramho.com/explore-hashtag/めむはうす めむはうす memhouse 北海道伊達市梅本町39-4 営業時間 11:00〜19:00 定休日 毎週火曜日、元日 http://www9.plala.or.jp/memhouse/ 冬のおくりもの特集はまだまだ続きます。(2)をお楽しみに! 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年) 掲載商品は売り切れとなる場合があることをご了承ください。
むしゃなび編集部
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05/21(金) “納豆デザート”は4代目社長の粘り強さと愛が生んだ!(有)伊達納豆さん
北海道糖業への道をまっすぐ走り、そこを通り越して300mほど走ったところ、「え!?こんなところに?」という場所に(有)伊達納豆さんはありました。 創業76年。なんと、終戦の年に初代の店主は海岸近くの西浜町に納豆屋を作りました。その時の名前「大友納豆製造所」は、今も伊達納豆の看板の下に残されています。1代目はわずか1年足らずで店を閉め、その後、2代目が「伊達納豆」と社名を変えて事業を引き継ぎ、その後現在のところに引っ越されました。 30年前にお嫁にいらした詠子さん。その時は3代目(旦那様のご両親)を見様見真似で家業を手伝っていたそうです。そして、4代目の旦那様の代になり、夫婦で仲良く続けてこられましたが、残念なことに3年前に旦那様を亡くされてしまいました。 それからはもう無我夢中。寝ても覚めても我が子のこと(納豆さん)で頭が一杯!どうしたら美味しい納豆ができるか?今でもそれしか考えていないとおっしゃっていました。 ものすごい納豆愛です♡ この大きな鍋で大豆を蒸します。 こちらは麦入り納豆を作っているところ。まだ発酵前の状態です。 容器に詰めたら、この機械に入れて発酵させます。 小さな工場で、全て丁寧な手作業で作られています。なので、大量生産はできません。 私はこちらの3点を購入しました。上の二つは、いつもスーパーマーケットで購入しています。でも、工場で買うと美味しさが増す感じがするのは、作り手の顔が見えるから。 「ん? デザート!?」 反応された方、さすがです。びっくりしますよね。納豆がデザートになるなんて。 これこそ、旦那様亡き後に4代目社長として会社を受け継いだ 大友詠子さんの粘り強さと愛が生んだ一品なのです。 パッケージを開けると、まさしく黒豆納豆が出てきます。これに備え付けの黒蜜をかけていただきます。 本当に美味しい!めちゃくちゃ美味しい! 次回は必ずアイスクリームと共にいただきます。トルコアイス風になりそうです。これ、本当に食べてみて欲しいです。 そしてもう一つのビックリは…。実は“伊達納豆”黒豆納豆はあのウィンザーホテルさんの朝食に提供されているのです。なんと、料理長自らが覆面調査で味を確かめにいらして採用されたと言います。立派なお墨付きですね。このウィンザーホテルさんの朝食で提供されているものと同じものは、こちらの店舗でのみギフト用としてセット販売されています。 そう。ここだけで手に入る品物です。 ほかにもこんなラインナップ♪ 大豆は外国産もありますし、伊達産もありますが、豆の品質にはとことん拘り、製品になるまでの工程では、可愛い我が子の様に大切に大切に扱われています。 それと、もう一つの大きなこだわり。 それは、「大豆そのものを味わっていただきたいからたれを備え付けていないこと」だそうです。稀に「たれを入れ忘れている!」とクレームが入ることがあるそうですが、きちんとした理由があるのですね。大豆の味を何よりも大事にしている自信の現れでしょう。 詠子さんのおすすめのいただき方は、「出汁が入っていない普通の醤油だけか、オリーブオイルと塩」だそうです。オリーブオイル+塩との組み合わせは、私のおすすめでもあります! 是非お試しあれ。 アイデア豊富な詠子さんは、今後の計画への想いも色々お持ちのようです。そのお話は、是非店頭で直接伺ってみてくださいね。 最後にお客様にお伝えしたいことはありますか?と、お聞きしてみました。 「納豆は安心して召し上がっていただける安全な食品です。もっと、気軽に毎日の食卓に上らせてあげてください。 皆様にも納豆パワーで健康に美しくなってほしい」 つやつやの優しく気さくな笑顔で、4代目大友詠子さんは突撃取材で訪れた私を見送ってくださいました。 有限会社 伊達納豆伊達市館山下町1-68電話 0142-23-2648WEBショップ https://datenattou.stores.jp/ *水曜日〜土曜日 七飯町 勝田商店さんの手作りとうふ・揚げ・おから・湯葉なども販売しています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューほか変更になる場合があります(取材2021年5月)
Rietty
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11/22(金) 三階滝のすてきなカフェ。【食べあるき】
一気に冬に突入したような寒〜い日が続いていますが、皆様お元気ですか? 今日はお久しぶりの食べあるき、伊達市大滝区にオープンした自家焙煎コーヒーのお店に行ってきました。 三階滝公園の駐車場奥、元レストランだった大きなログハウスに今年秋頃オープンした橘コーヒーさんです。自家焙煎コーヒーと焼き菓子のお店。テイクアウトもできます。豆の販売もしています。夕方の冷たい曇り空の下、カフェの明かりがひときわ明るく見えました。 中に入ると吹き抜けの開放的な店内に、クラシックなソファや素朴な木のテーブルが置かれ、暖炉の火が揺れています。窓の外は、雪景色。ゆったりとして温もり溢れる空間に、思わずため息が出てしまいました。 シュトーレンと人参ケーキ。体にしみていくような美味しい焼き菓子! こちらは本日のコーヒー。どっしりしたのと酸味のあるのと2種類あって、どっしりした方を注文しました。こだわりのコーヒーを素敵な空間でいただくひとときは、何よりの癒しだなあ、としみじみ・・・カップも手作りのコースターもおしゃれですね。 お子さんの描いた絵でしょうか・・・雪景色を背景に芸術作品! お店は週末を中心に営業しているそうです。冬季もオープンするそうなので、雪の中、ぜひ出かけてみてください。寒い時期こそお店の明かりが心に沁みる気がします。この冬も美味しいお店、楽しいお店を巡っていこうと思ったchでした! 橘コーヒー店 伊達市大滝区三階滝185-4 インスタの投稿がチェックできます↓↓ https://www.picbear.org/tag/橘コーヒー店
むしゃなび編集部
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05/18(土) 【食べ歩き】観光物産館のテント市。武者なお弁当!
本日17日(土)と明日、伊達市観光物産館まつりが開催されています。これから夏に向けて野菜の種類が豊富になってゆく時期ですね。普段から賑やかな物産館ですが、今日は吹奏楽のステージやゆるキャラも来ていて、朝から一段とにぎわっていました :-) 大手門側のスペースではテント市が同時開催しています。今年の出店は ハンサム食堂 ホテルローヤル 伊達納豆 きのこ王国 の4店。伊達のイベントでおなじみのお店が揃いました。そのテント市で面白いお弁当を発見! ホテルローヤルの「伊達成実前立弁当」(650円)です。 こ、これは!! 亘理伊達家初代当主の「決して後ろに引かない」毛虫の前立てではないですか〜。伊達150年の今年にぴったり、ユニークなお弁当ですね。 ご飯で型どった前立てにとびっこやのりを散らして、フワフワ感を出しています。下の方は、鮭のそぼろと卵焼き、さらにまぜご飯が隠れています。 オリジナリティあふれる見た目もさることながら、お味の方はホテルのお弁当とあって本格派。とびっこがぷちぷちと弾けて食感がよく、上品な味付け。そして、お米がおいしい〜!! ローヤルさんのブースではほかに伊達武者弁当、人気のカレーなどメニュー盛りだくさんです。ホテル自慢の味をテント市で楽しんでくださいね! 続いては、伊達納豆の納豆汁(250円)とぐう〜揚げ(2個で300円)。 午前中、少し肌寒かったので、アツアツ&具沢山の納豆汁であたたまりました。 ひきわり納豆とひき肉のあんをおあげで包んだぐう〜揚げは、注文したらその場でサクサクに揚げてくれました。納豆の美味しさが引き立つヘルシーなスナック。ビールのおつまみにもよさそう・・ ここしばらく忙しくて、テント市は2年ぶりの出店という伊達納豆さん。イベント限定のオリジナル納豆メニュー、お試しあれ〜。 物産館まつりとテント市は明日18日(日)まで開催しています! 第8回伊達市観光物産館まつり・テント市 開催日 2019年5月18日(土)・19日(日) 時 間 9:00~18:00 場 所 道の駅「だて歴史の杜」伊達市観光物産館 住 所 北海道伊達市松ヶ枝町34-1
むしゃなび編集部
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10/22(月) 『究極の贅沢』ってこのことじゃない?
渓流釣りに行きました 今年も秋が深まり、雪虫が飛ぶ季節がやってきました。 そんな中、先日、伊達市大滝区の三階滝上流(長流川の上流)に イワナを釣りに行ってきました。 地元の猟友会の名士が(ライフル付きで)ガイドについて頂いたので、 安心して山に入ることができました。 今回の取材に同行したのは大滝の地域おこし協力隊のお二人(長峰さんと天野さんです。) さて、スタート時。 待ち合わせ時間を間違えて、みんなを待たせ、遅れて到着したくせに、 「えー!!長峰さん、2年も大滝にいるのに渓流釣りしたことないのぉぉ!!」 と釣りをする前に同行者にプレッシャーをかけるのは僕の戦法です。 1年に1回すら渓流釣りなんてやらないのに、俺も偉そうによく言うよなー。 一方、新しく9月から着任した協力隊の天野さんは、釣りが趣味とのことで・・・・ むふふ・・・さて、どうなのかな。 さてさて・・・ 続きはこちら 清流を釣り上がる 三階滝のカフェGranpa's Dreamのある白老に向かう色彩街道を 少し登ったところにある昔の林道の入り口から川にアプローチ。 うーん・・・・実に澄み渡った川の水に、まずはみんなでびっくり! 「お、すっげぇ!水がきれい!」 ひゃっほー! テンションが上がります。 早速、寸胴を履いてエサ箱をつけてと、釣りの準備。 我々のルールは「今日食べる分と家族のお土産分だけ釣る」というルール。 ということは、僕ら3人で一人2匹づつくらい釣れるかなー。 うーん・・・楽勝! 「こんな熊がいそうなところにはいって、命のリスク冒してまで イワナを釣りにくる輩はいないから、今日は入れ食いや!」 そう思ったわけであります・・・・ そしてスタート!・・・ さすがの天野さん 最初に釣り上げたのは天野さん。 「おー!川に入ってすぐに釣った・・・・!!!」 さすがあ!釣りが趣味だけあるのか!? 「釣りってやっぱり技術?・・・・・」 いやいや、こんな、釣り堀みたいな好条件のところでは そんなのあんまり関係ないはず! それにしても、天野さんの得意げなこのドヤ顔! しかし、イワナって美しい!!!20cmくらいかな! 食べごろサイズ! 橋本んさんによると、このこくらいのサイズが一番美味しいんだって。 「よし!」 と自分で気合いをいれてみたものの、 エサのミミズがうまく針につけられないでオタオタ。 いまだ戦線に参加できない自分・・・ 情けない・・・・(^^;;; 見かねたガイドの橋本さん。 「こうやるんだよー。ミミズの心臓はここにあるから、 これを指でピュッと押し出してから、ここに針入れる・・・」 ほー・・・・そうなんだ・・・・・すごーい・・・ エサつけてもらって格好悪くてもいいもんね。 ふっ・・・釣れればいいのさ。釣れれば・・・。 うまい具合にエサをつけてもらった竿を振って、いかにもイワナが いそうなポイントに いい感じでエサを投げ入れる・・・ 「お、うまくいった!ナイススロー!」 ・・・・・ ・・・・ ・・・ 清流にエサを流しながら、微妙な竿の感触を確かめながら・・・ しばし待つこと5-6秒。 「ん?来た?」 なんか、アタリを感じて慌てて竿を引き上げる。 続きはこちら なめていた渓流釣り ビュ! すると・・・・ 「おー・・・・!!!」 針についた ミミズがびよ〜んと空を飛ぶ のが見えた。 「しまったあっ・・・!」 糸についたミミズが対岸から川にかかっている木の枝に絡まる・・・ 「ううう・・・・」 そして針は枝からはずれない・・・ ひっかかった糸を無理やり引っ張ってもはずれない。 泣く泣くガイドの橋本さんにお願いして糸を切ってやり直し。 「こりゃ、糸切らんといかんな・・・」 と橋本さん。 「うーむ・・・まずい出だしだな・・・」 出だしから自分の中で少し焦りが出たのを感じた。 そんなはずはなかった、今日は楽勝のはずだったのに・・・ 誰も入っていない川での魚釣りなんて、入れ食いかと思っていたのに・・・ そのあと、一同で釣り上がりながら上流へ。 初めての渓流釣りの長峰さんも真剣・・・・ だが・・・ しばらく誰も釣れず。 少しずつ釣り上がる。 さすがの天野さんも2匹目には苦戦。 次第にみんな焦り出す。こんなはずではなかったはず。 こんなところなら、魚がいれば釣れるはずなのに、 えー! 釣れないってことは、魚がいない??? まじ? ならいったいどこに魚はいっちゃったの? ガイドの橋本さんが呟く。 「数日前の大水でかなり川の形も変わったからなー」 でもどっかにいるでしょ?魚。 続きはこちら 突然の通り雨。すると・・・ すると、いきなり大粒の雨が降ってきた。 空は晴れているのに結構な通り雨だ。 一同、上着のフードを急いで被る。 今回ガイドをしてくれた橋本さん まずい。 今日のゴール予定地点の砂防堰堤まで来てしまった・・・。 しかし橋本さんに「ここには絶対いるから。」と言われ、皆で釣り糸を垂らすと、 キタ!キタ!キタ! 魚がエサをつついている・・・ でもこの感触が来たら焦らずに、一度は待ち・・・ もう一度来るはず・・・・ そしてさらにグッときたら、今度は手首のスナップを効かせてエイ! 「やったー!!」 25cmのイワナを釣り上げる。 すると、皆、その辺で一斉に釣り上げ始める。 そして・・・ 「また来た!」 「ナイス!」 美しいイワナ。グッドサイズ! 「雨で水が活性化したんだろうねー。魚がエサ食うようになった。」 と橋本さん。 まもなく、全員が予定の数を釣り上げたので引き揚げることに。 イワナが全部で8匹ほどと、汁で食べるカジカが3匹。 みんな釣れてよかったねー。 さて、これからがまた楽しみ。釣った魚を川原で食すのである。 途中、味噌汁に入れると最高にうまい「ボリボリ」(ナラタケ)などの きのこを見つける。これらをお土産用として採取しながら、川原で炉を作り始める。 この季節の旬の食材のひとつ。ボリボリ(楢タケ)。 続きはこちら これが究極の贅沢じゃん! 天野さんは慣れた手つきで内臓を取り出す。 今回の一番大きいイワナは32cm。 まずは、これを刺身にしてみることに。 おまけの卵も一緒に醤油でつけて・・・・ 「げっ!何これ?うまい!」 川魚って、「臭い」と思われる方、多いでしょう? 全然そんなことないんです。 この清流、しかも上流でとれる魚は、刺身にしても、ムチャうまいんです。 しかもさっぽりした脂身が乗ってるー!! うまっ!! そして残りのイワナは、かるーく塩を振って炭火焼。 橋本さんがその辺でとってきてくれた柳の木を串にして 石で作った炉で焼きはじめる。 そして、橋本さん(正確に言うと、橋本さんの奥様(笑))に作っていただいた 天然まいたけのお弁当をいただきながら、イワナが焼けるのを待つ。 続きはこちら 「こりゃあ、うまいわ!!」と橋本さんの天然まいたけご飯にみんなご満悦! そしていよいよいい感じで焼けてきたイワナも食う。 熱くて、最初は「ホフホフ・・・」そして、 「うまい!」 適度な脂ものっていて、臭みはない。やわらかい身の味はしっかり。 軽く振った塩が、身の旨味をひきたてる! 「イワナってこんなにうまいのか!」 みんな、綺麗に骨を残すまで食べ尽くし、 たらふくいただいたところで、今度はコーヒーの自家焙煎をする コーヒーマニアの天野さんのお点前でデザートコーヒーが振舞われる。 もう最高でしょー! 何?この川原の大グルメ会・・・ と、最後に橋本さんが出してきたのは・・・ そう。 橋本さんが仕留めた鹿の燻製なり!!! これが、また 実にウマイ!! のです。 鹿肉は究極の健康食材 何しろ山でできる自然のものしか食べてないし、 高タンパク低カロリーで鉄分が豊富なんだもんね。 そしてこの自分で仕留めた鹿の肩甲骨あたりの肉を 橋本さんが独自のレシピで燻製にしたこの鹿肉。 もうつまみなんかに最高なんです! みんな腹一杯のはずなのに、食う食う・・・・笑 こうなるともう、 「おーい!ビールはどこだあ!」 なんて誰かが騒ぎ出す・・。いやいや、まだ仕事中。これ、取材だから・・・笑 いやあ、しかし今回の渓流釣り、実に 自然の恵みを堪能した、至福のひととき でありました。 都会暮らしではなかなかできない、この上ない体験。 これこそ 『究極の贅沢』 と言わずしてなんと言おう・・・! ごちそうさまでした! 橋本さん、どうもありがとうございました! で、また連れて行ってね・・・(終)
むしゃなび編集部
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09/12(土) WEBデザイナー篠原さんのとび出す伊達武者!ARポスター
(2020年7月取材) 伊達在住のWEBデザイナー、篠原彩花さん(イロドルハナ)は、ホームページ制作や子ども向けプログラミング講座、パソコン講師など、インターネット関連の様々な仕事をしています。プログラムを書くことから、デザイン、さらにイラストまで、幅広くこなすWEBの何でも屋さんです。長らく札幌で働いていましたが、3年前、故郷の伊達にUターンしました。 そんな篠原さんが制作した新感覚のポスターがこの夏、伊達のお店や公共施設など、あちこちに貼られています。 「#元気だして伊達市」のハッシュタグと武者が描かれたポスターを見かけたら、立ち止まってスマホのカメラををかざしてみてください。 伊達武者まつりでおなじみの戦国武将がアニメーションになって飛び出します! 篠原さんは、「新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった伊達武者まつりの気分を街なかで楽しんでもらえたら」と話しています。 ARポスターで楽しむ、伊達武者まつり 篠原彩花さん(イロドルハナ) さて、伊達武者まつりにちなんだこの飛び出すポスターは、「AR」という最新技術を使って作られています。 はて、ARとは…??日本語では「拡張現実」と訳されますが、とっても簡単に云ってしまえば、スマートフォンなどを使って実際の映像にCGなどを合成する技術です。 身近なところでは、数年前に大流行した「ポケモンGO」にARの機能が利用されています。ポケモンGOでは、特定の場所に行くと、キャラクターが出現しますが、こちらはポスターのあるところに行って図柄を読み取ると伊達武者が現われる、という訳です。 制作のきっかけは「掲示板」。 市内のお店でポスターの掲載をお願いする篠原さん。 制作の経緯について伺いました。 以前からプログラミング講座など開催する度に、各所の掲示板にチラシの掲載をお願いしに通っていたそうですが、今年は春からイベントが軒並み中止となってしまいました。いつもの掲示板を通りがかりにのぞいてみると、一時はほとんど何も貼っていない状況でとても驚いたそうです。 子ども向けプログラミング講座(2018年) その後、非常事態宣言が解除されると、徐々にポスターが貼られるようになったものの、例年に比べれば、数はやはり少ないものでした。 篠原さん「いつも賑やかな掲示板が閑散としていてさみしさを感じました。そこでイベントはできないけれど、何か面白いもの、普段は貼れないようなものを貼ってみたらどうだろう、と思ったんです。掲示板にはいつもとてもお世話になっているので、何か私にできることはないだろうか、と。ちょうど自粛期間中に3DCGアニメーションの勉強をしていたので、アニメを使ってARポスターを作ってみようと考えました。」 同じ時期に、伊達武者まつりの中止が発表されました。そこで 「もしも、伊達武者まつりを簡略化して開催するとしたら、どうなるだろう?」 と考えた篠原さんは、祭りのラストを飾る総大将・伊達実元が勝ち鬨の声を上げる姿をアニメで再現することに。 楽しそうな講座の様子。 アニメを出現させるための印となる「ARマーカー」には、市の許可を得て、伊達武者まつり公式イメージキャラクターを使用しました。 最初に印刷した110枚と増刷分で合計270枚。全て自費で制作し、友人たちの協力を得ながら、お店や公共施設を一軒一軒まわって、掲載をお願いしました。 8月末まで、市内を中心に、一部壮瞥町など近隣地域にも貼られています。 篠原さん「ARというと難しく感じるかもしれませんが、実際にスマホで読み取っていただければ、面白さが体感できると思います。 学生の皆さんには、ポスターを通じてARや3Dアニメーションに触れ、技術的な面にも興味を持っていただけたら嬉しいです。仕組みを理解すれば、簡単なものを自分で作ってみることもできるんですよ。 それから、このポスターと同じ技術を使って、アニメなどデジタルだけでなく、立体作品を作ることもできるんです。」 篠原さんが取り出したのは、白い物体。どこかで見たようなかたち… あっ!手のひらサイズの有珠山!! 続いてこちらは、赤ちゃんの足のクッキー型。妹さんの出産祝いに作ったそう。生まれた時の原寸大です。とってもかわいいですね! どちらも、山や足といった「実際のもの」をコンピュータ上で3Dデータにして、特殊な機械で形を再現して作られているそうです。 デジタルなARと、アナログな模型や立体作品が、実は同じ技術で作られているという、ちょっと難しいお話ですが、とっても奥が深くて面白い世界だということはよくわかりました! 今後、講座などを通じて教育の現場で、WEBデザインの技術を子供たちに伝えていきたいと話す篠原さん。興味のある方は、イロドルハナのホームページをチェックしてみてください。https://irodoruhana.com/ また、8月末まで、クラウドファンディングでポスターの制作費を募っています。 こちらから→ https://camp-fire.jp/projects/view/302928 通常、資金を調達してから制作にとりかかるのが一般的ですが、あまり知られていないARがどんなものなのか、とにかく実際に見て体験してほしい、という思いから、ポスターが完成し、貼り始めるタイミングでの募金スタートとなりました。 祭りのないこの夏、ARの飛び出す伊達武者に元気をもらいました! 皆さんも、お子さんやお友達と、まちなかで伊達武者をさがしてみませんか。 基本情報 イロドルハナ ホームページ https://irodoruhana.com/ 問合せ:ayasgm12アットマークgmail.com クラウドファンディング 中止になってしまっただて武者まつりを別の方法で楽しみたい! https://camp-fire.jp/projects/view/302928 ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2020年7月) ※ プログラミング講座の様子、赤ちゃんの足のクッキー型の画像は篠原さんからお借りしました。 シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/24(土) 【中止となりました】新しい形の音楽イベント!「スマホシンフォニー」4/24-25だて
2021年4月24日追記【公演中止のお知らせ】 スマホシンフォニーに参加予定であった皆さまへ今週末、4/24(土)・25(日)の開催を予定しておりましスマホシンフォニーにつきまして 、都合によりやむなく公演を急遽中止とさせていただくこととなりました。代替え案を検討いたしましたが、本来のテーマに沿った公演ができないこと、皆さまの満足のいく公演ができないことから中止の判断となりました。直前のお知らせとなり大変恐縮ではございますが、本公演を楽しみにしていただいていた皆さまには多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。だて歴史文化ミュージアムtel:0142-25-1056mail:date-museum@city.date.hokkaido.jp 今週末、「だて歴史文化ミュージアム」で「スマホシンフォニー」という音楽イベントが開催されます。伊達にゆかりのある2人の音楽家、窪田健策さんと福田ハジメさんによるコンサートとワークショップです。 今回の主役とも言えるのが、私たちが日常的に触れている「スマホ」。 1日目は、スマホで録音した街の音や自然の音を即興演奏に重ねるという実験的なコンサート。2日目は、参加者も実際にスマホに録音して、お二人と一緒にオリジナル曲をつくります! 1日目:コンサート『縄文の記憶とイザベラバードの足跡』 2021年4月24日(土)参加無料開場15時/開演15時半★17日より開催中の企画展「旅人がみた有珠」をテーマに「波紋音(はもん)」、ピアノ、シンセサイザーによる即興演奏。イザベラ・バードが残した伊達の記述に基づき、野外録音した環境音に演奏を重ねます。 2日目:ワークショップと参加型コンサート『スマホシンフォニー』2021年4月25日(日)参加無料ワークショップ 13時半〜14時半参加型コンサート 開場15時/開演15時半★ワークショップでは楽器や鳥の声の録音と、「波紋音」の演奏をレクチャーします。参加型コンサートでは、多重録音を駆使し、即興演奏を行います。 ワークショップ、参加型コンサートどちらかのみでの参加も可能です。 会場・主催:だて歴史文化ミュージアム(伊達市梅本町57-1) 窪田健策さん 窪田健策さんは伊達在住の音楽家。ただいま絶賛公開中の映画『モルエラニの霧の中』の音楽や、この4月からミュージアムで流れている館内音楽の制作者です。ミュージアム館内音楽の制作では、伊達の様々な場所でいろんな音を採集したそうです。全7曲の曲中には、波の音や虫の声、列車のアナウンス音など、四季折々の「伊達の音」が織り込まれています。そちらのアルバムも当日会場でお披露目される予定とのこと!楽しみですね。 福田ハジメさん 福田ハジメさんは、海外や国内各地で演奏活動を行う作曲家・ピアニスト。野外展示や空間演出を凝らしたクリエイティブなステージを得意としています。伊達では2019年に渡辺元佳展のプレオープンイベントでピアノを披露。また伊達150年記念式典の特別ステージとオープニング映像の音楽を手掛けています。 昨年から続くコロナ禍により、コンサート等の音楽イベントが大幅な縮小を余儀なくされていますが、そんな中でも「伊達という土地から着想した、新しい形のイベントができないだろうか」というところから今回の企画が立ち上がったそうです。作業や打ち合わせは全て遠隔で行い、お二人がそれぞれの場所で音や演奏を録音し、そのデータを送り合いながら進めたのだとか。そのやりとりの中で、2つの曲が生まれたということです。 動画で制作の様子がご覧いただけます。 https://youtu.be/bJn6HreNrtY お子様から大人の方まで、ぜひぜひ一緒に楽しみましょう!コンサート、ワークショップとも定員がありますので、ご予約されると確実です。 お申し込みフォームはこちら だて歴史文化ミュージアムでも受け付けています。予約・問合せ:0142-25-1056 最新情報はこちら(Facebookイベントページ)
むしゃなび編集部
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06/27(水) スナック紅がジェラートショップに!【洞爺湖たべあるき】
2019年追記:こちらのお店は閉店しました。 洞爺湖温泉街の老舗スナック「紅」がジェラートショップ「BENIのジェラート」となって6月19日にリニューアルオープンしました! シャンデリアやソファなど、これまでのゴージャスな雰囲気はそのまま。宝石のようにカラフルなジェラートがショーケースに並び、店内をいろどっています。か、かわいい〜〜。 しかし、かわいいだけじゃない本格派なんです! 本店は石狩郡新篠津村の道の駅「しんしのつ」内にあるジェラートショップ「Lico Lico(リコリコ)」(「しんしのつ温泉たっぷの湯」施設内)。素材にとことんこだわったジェラート作りが評判を呼んでいます。 スナックの閉店を知った「BENIのジェラート」オーナーが、地元の人に愛される「紅」がなくなってしまうのは惜しいと、この度4号店舗目としてオープンすることになったそうです。洞爺湖温泉街のファンにとっては本当に嬉しいですね。 スタッフの方に伺うと、以前のお客さんで気になってジェラートを食べに来てくれた方がたくさんいるそうです。お味の方も大好評! 甘いもの好きとしては、紅のこの雰囲気・・・シャンデリアの下でジェラート!なんてワクワクします :oops: 先週開催された洞爺湖マンガアニメフェスタでは、コスプレイヤーさんたちで大賑わいだったそうですよ。 それでは早速、トリプルサイズをおまかせで注文してみました。 ブルーは湖をイメージした「洞爺湖シークエンス」。グレープフルーツの爽やかなジェラート。薄茶色は自家製きな粉餅。きな粉がポイントで、新篠津産の黒千石大豆を使用しています。普通のきな粉よりも香りがふくよかで、お豆の味が香ばしいです。そして、お餅入り! それからあざやかな「紅」色のジェラートはラズベリー。酸味と甘みのバランスが良く、とってもジューシーでした。 ジェラートは全部で14種類。素材を大切にした自慢のフレーバー揃いということで迷ってしまいますね。あとで試食させていただいた超濃厚なチョコレートと、レーズンだけでなくいろんなフルーツが入った「ラムフルッタ」も滑らかでとてもおいしかったです。温泉街に遊びに来たらぜひ立ち寄ってみてくださいね。 BENIのジェラート 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉70(洞爺湖万世閣向かい) OPEN 平日 14:00〜22:00 土日 11:00〜22:00
むしゃなび編集部
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10/11(木) イチゴ農家の美しき「オヤジさん」!?【Green Thumb Greenhouse】森苑絵さんのチャレンジ。
まっすぐな瞳に、イチゴの花のような笑顔——。体格のいい男性でも「キツイ」というイチゴ栽培をひとりで切り盛りし、家庭では三人のお子さんの子育て真っ最中! 今回は、新規就農の夢を叶えたパワフルな女性をご紹介します。 研修を経て、夢のイチゴ農家に! イチゴ農家・森苑絵さんは、ご主人の転勤を機に伊達に移住し、市の就農支援制度を利用して昨年、研修生として「すずあかね」の栽培技術を習得しました。通常は研修期間2年のところ、親方のお墨付きをもらって今年2018年4月に独立。 もともと野菜ソムリエの資格をとるほど、野菜が大好きで農業に関心を持っていたそうです。現在は、関内地区にある「就農支援研修センター」のハウスを借りてイチゴ栽培に取り組んでいます。 9月下旬の朝、ハウスを訪ねると森さんはこの日の収穫をそろそろ終えるところでした。積み重なったトレイの中には、摘みたての真っ赤なイチゴたちがツヤツヤ、ピカピカ、顔を並べています! ch:こ、こんなにたくさん・・・ 8-O 何時から作業しているのですか? 「今朝は4時半くらいですネ。明るくなると同時に収穫作業を始めるのですが、だんだん日が短くなってきたので、秋は時間とのたたかいなんですよ。」 希少な夏イチゴ、「すずあかね」のこと。 伊達市で主に栽培されているイチゴ「すずあかね」は、6月〜11月にかけて収穫されます。「けんたろう」など収穫期の短い「一季なり」のいちごに対し、「四季なり」で、「夏イチゴ」と呼ばれています。甘酸っぱい味が特徴で、生食よりもケーキなど製菓や加工品に使用されます。 そのため市内では観光物産館をのぞいて一般に販売されているところはほとんどなく、全国的に希少価値の高い品種となっています。 リンク:すずあかね「伊達野菜」 2011年に東日本大震災により亘理町から移住してきたイチゴ農家さんたちが、「伊達の気候に適している」として、この「すずあかね」の栽培を始めました。数年前から、生産拡大とブランド化を図るため、雇用を受けながら栽培技術を習得できる研修制度が実施されています。 リンク:伊達市の新規就農研修生受け入れ制度について 「すずあかね」は非常に繊細で、気候や温度変化に敏感な作物。手間がかかる上に、収穫期間が約半年ほど続くので、気力と体力の勝負なのだとか。 小柄な森さんのどこからそんなパワーが出てくるのでしょう? 正直、驚いてしまった筆者です。「学生時代、陸上で長距離走をしていので、持久力には自信があるんです :-) 」と、にっこりされていますが・・・。 農業と、家庭。どうやって両立?? 「就農するっていうことは、あなたが農家のオヤジさんにになるっていうことなんだよ。できる??」 研修に入った当初、そんな声をかけられたそうです。夫婦や家族で経営する農家が大半という中で、女性ひとり、さらに小さいお子さんもいるわけですから。 しかし、一年間研修を受けて森さんは手応えと自信をつけました。農業の面白いところは、創意工夫ができるところ。また持久系の自分の性格に合っているのでは、と森さんは言います。 森さんと同じく今年就農した同期の小笠原典之さん(右)。頼もしい仲間であり、よきライバル! ch:「子育て世代としてとっても気になるのが、スバリ、家庭と農業の両立です。どうやってされているんですか??」 「そうですね、朝は3時に起きて子どものお弁当作りをします。明け方から収穫に出かけて、帰ってくると17時過ぎ。家事や食事の準備をします。でも、体力勝負ですから睡眠時間は必ず確保するようにしているんですよ。」 収穫の手伝いに登場した森さんのご両親。「周囲のサポートを得る」とっても大切です! ch:わあ〜、ハードスケジュールですね! 「家のことはひとりではできないので、夫や両親のサポートが欠かせません。本当に感謝しています。実は、就農は私たち夫婦の共通の夢だったんですよ。だから、お互いに応援しあい、助け合っています :-)」 マラソンのように、一歩一歩。森さんのチャレンジ! 独立して初めて迎えた今年の夏、森さんはひとつのチャレンジをしました。それは、「ウインザーホテル洞爺で、自分の育てたイチゴを使ってもらうこと」。 規格外品の販路として、以前から温めていたアイデアでした。意を決して「パティスリーウインザー」にイチゴを持って営業に出かけたところ、地場産かつ希少な「夏イチゴ」ということで、なんとその日のうちに、総料理長が自ら畑を見学に来て、取引が決まったそうです。 8月には森さんのイチゴをふんだんに使った「夏苺祭りデザート」がディナービュッフェに登場しました。現在は、ホテル内のレストランやラウンジのケーキに使用されています。 [gallery size="medium" columns="2" ids="7952,7953"] 画像借用元: 「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」Facebook 「規格外のイチゴたちがプロの手で見事なお菓子に生まれ変わるのを見て大感激でした! 私は、「待ち」の姿勢が苦手なんです(笑)。自分が「ここに出したい」と思ってアクションを起こして、取引させていただけるようになったことは、とても大きなモチベーションになりました。農家って技術的なことと同時に、経営もしなくてはなりません。高く買ってもらえるのはとても大きいです。」 長距離ランナーのように、一歩一歩、農業の道を進み始めた森さん。 そんな森さんを、伊達市イチゴ部会・鈴木博之 部会長は、「よく勉強しているし、能力も高い」とあたたかく見守ります。鈴木部会長によれば、イチゴ栽培は本当にキツイ仕事。やる気があるからといって、誰でもがこなせるわけではないそうです。 イチゴ農家に求められる能力とは・・・ 1、観察力 — 小さな変化に気づく力。毎日よく見ていないとわからないことがたくさん! 2、判断力 — 施肥のタイミングや量、温度調整など、マニュアルはあっても、最終的には経験と判断力なのです! 3、体 力 — 長〜い収穫期が終われば片付け、来シーズンへの準備と、農家の仕事は年間通して体力勝負! この3つがどれも必要なのだそうですよ。伊達での新規就農に興味のある方、参考にしてみては。それでは最後に、森さんにこれからの夢を伺いました! 「現在は研修センターのハウスを借りていますが、いつか自分のハウスを建てて法人化できたらいいな、と思っています。家族経営の枠を超えたチームを作って、互いの意見や特技を生かし合える、柔軟な農業のビジネスをしてみたいです!」 森さんの「すずあかね」を食べてみたい方は、観光物産館へ出かけてみてください。「伊達市いちご部会」メンバーが丹精込めて育てた新鮮ないちごが販売されています。販売期間は6月〜11月ごろ。詳細は物産館にお問い合わせください。 伊達市観光物産館 北海道伊達市松ヶ枝町34番地1 TEL0142-25-5567 施設詳細(伊達市HP) また、森さんのイチゴは以前ご紹介したノルノルブラザーズさんのファーマーズマーケットにも出ていますよ。東京方面の方はこちらでどうぞ。 https://so-ra-mi.jp/archives/15717 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/05(月) 便利屋の域を超えた「田舎の便利屋 ウイコーポレーション」&「シンタ」代表 宇井尚さん
伊達市大滝区の外れに位置する山奥に宇井尚さんの「田舎の便利屋 ウイコーポレーション」はあります。宇井さんは、自然に恵まれた札幌市盤渓で生まれ、毎日自宅の裏山や小川で遊んで育ちました。実に、現在住むところにそっくりな自然環境です。 これからの季節は枝打ちや草刈りの依頼が多いそうです。 今のお仕事の背景には、知的障害者のためのグループホームを運営していたお父様の影響が強くあるそうです。ご家族で、そのグループホームの利用者さん達と共同生活をしていたという経験は、宇井さんが目指している「あらゆるものとボーダレスに関わり合える環境作り」に通じていると感じます。 羊の毛刈りも! 依頼されるお仕事は多岐に渡ります。 例えば…。 庭木の剪定・立木伐採・草刈り・冬囲い・薪割り・薪販売・引っ越し手伝い・買い物代行・農業体験サポート・蕎麦打ち・羊の毛刈りなどなど。 花壇作りの依頼も増えたそうです。 before 「造園技能士2級」の資格をお持ちです。after ご本人曰く。 「法に触れること以外ならなんでもご相談ください ^^」とのこと。 誰にとっても頼りになる存在です。 立木の伐採 宇井さんにはもう一つ、自伐林業者としての顔もあります。 管理されずに荒れ放題となっていた山を買い取り、その森を整備するための保全と利用を実践する団体「シンタ」の代表としての顔です。 現在、この森で切り出した原木を地元の大滝学園に卸していますが、将来は、シンタの森の薪をブランド化して、販売したいと考えているそうです。 「田舎の便利屋 ウイコーポレーション」代表と「シンタ」の代表としての二つの顔。 けれども実は、その二つは一本の軸でしっかりと繋がっていました。宇井さんが抱く地域への、北海道への、日本への、地球への想いです。 それは「地域の皆様がずっと、気持ちよく暮らしていける町を作りたい。それがどんどん周りに波及していって、北海道に、日本に、世界に広がって行くように動き続けたい」ということ。 「そのためには、まず自分が気持ちよく暮らすこと、その場限りではなく、未来を見据えた暮らしをすることだと思う。」 そう話してくださいました。筆者は激しく納得。まさにSDGs。 その言葉の通り、宇井さんご家族は大滝の山奥で半自給自足暮らしをされています。2002年、水源を探し、原野を切り開くところから始め、ご自分で家を建てました。土地を耕し、畑も作りました。まさに150年前の開拓者のごとく、全てパートナーのなつみさんと協力しながら行ったのです。 生き物やエネルギーの循環にもその頃から関心が高く、実践者として取り組んでいらっしゃいました。 田舎の便利屋 ウイコーポレーションを立ち上げて5年経った今、ゼロからスタートした宇井さんの活動を見続けてきた地域の方々にとって、すっかりなくてはならない存在となりました。 高齢者の多い大滝では、顔が見える関係を大切にしている田舎の便利屋 ウイコーポレーションは、「便利屋」を超えた見守り機能や中間支援機能も持ち合わせる団体として存在しています。 今、そのことをひしひしと感じていると話していらっしゃった宇井さん。 農業体験指導と、蕎麦打ちもされています。 それでも、現実的には作業自体はとても重労働。ご自分が高齢になれば続けることは難しくなります。そのことを考えた上で、夢があることを打ち明けてくださいました。 「将来、シンタの森の生き物大図鑑を作りたいのです!」 生き続ける森に自分が生きた証として残せる図鑑。 そして、それを見ながら森で遊ぶ人々。 「シンタの森のファーブル」になる夢を持つ宇井さんは、きっとそんな未来を思い描いていらっしゃるのでしょうね。 田舎の便利屋 ウイ・コーポレーション伊達市大滝区豊里町49-1電話 080-6073-3638メール uipoko@icloud.comFacebook ※記事の内容は取材時の情報です(取材2021年)
Rietty
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06/28(金) いちごの次はさくらんぼ!
いちご狩りシーズンが終わり、壮瞥町では「さくらんぼ」ののぼりが立ち始めています! 朝早くオープンしていたタカシナ観光果樹園さんの直売所に立ち寄りました。 この日(6月26日水曜日)出ていたのは、「セネカ」と「紅さやか」の2種類。スーパーなどではなかなかお目にかかれないルビーのような濃い赤色の品種です。特に「セネカ」の方は、濃い色の中にポリフェノールがたっぷり含まれているそうです。 食べてみると、甘みと酸味がぎゅっと詰まっていて、ジューシーでとっても美味しい〜〜! あっというまに1パックなくなってしまいました・・・。王道の「佐藤錦」もそろそろ出始めるそうです。今週末あたり、直売所に並んでいるかも。 それから、サクランボ狩りも始まっています! 本格的に味がのってくるのは7月に入ってからだということですが、やっぱり摘みたてを食べるのは格別。シーズンを逃さずおでかけください。料金は町内の果樹園でだいたい共通となっています。 この日、真っ先に「さくらんぼ狩り」ののぼりを見つけたのがこちらのタカシナ観光果樹園さんだったのですが、農園の方に伺うと、果樹園の並ぶこの地区で一番最初にさくらんぼの花が咲くそうです。ただ、早く咲くからいいという話ではなく、気候により開花の早さがプラスになることもあれば、マイナスになることもあるのだそうです。難しいものなんだなあ、と思いました。昨年は長雨と湿気でさくらんぼの実がはじけてしまったそうですが、今年は春先の気候がよく出来がとてもいいそうです。農家さんが丹精込めて実ったさくらんぼだと思うと、食べられることが本当にありがたいですね。 壮瞥町のサクランボ狩りのシーズンは7月下旬ごろまで。予約なしでも入れますので、ご家族やお友達と楽しんでください〜! タカシナ観光果樹 北海道有珠郡壮瞥町字滝之町362番地 TEL:0142-66-2155 http://tk-fruit.com こちらは町内の別の農園に出かけた時の写真です。見事な鈴なりのサクランボ!
むしゃなび編集部
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06/11(月) 「おひとりさま」も気軽に楽しめる!ほっこり定食nico
北舟岡駅近くの「ナチュラル服nico」で、今月から金曜と木曜の夜に定食屋さんが始まりました。しばらくお休みしていたお弁当屋さんをこの度、プチリニューアルし、9種のお惣菜にご飯とスープがついたヘルシーな定食を週替わりで提供しています。 この日のメニューはこちら! エビとカブのオレンジサラダ、笹の子ピクルス、里芋のとも合え・・・・など、種類豊富でとってもカラフル。見た目にもエネルギーチャージできそうですね。 シンプルな味付けの中に家庭的なあたたかさの伝わってくるお料理でした。どれも、店主の仲山さんのオリジナルレシピ。和風あり、洋風あり、ちょっとエスニックなのもあり、楽しくいただいてお腹も心もいっぱい :-) 「家族がみんな留守の夜に、一人でご飯を食べに行こうかなと思っても、女性ひとりでお酒を飲まずに楽しめるお店となると限られてしまうんですよね。それで、おひとりさまでも夜ぶらっと出かけられるような定食屋にしたいなと思ったんです。」 と仲山さん。確かに伊達周辺で、居酒屋でなく女性ひとりで気軽に行けるご飯屋さんって少ないですね。それも、お肉!とか揚げ物!といったがっつり系もたまにはいいんだけど、ヘルシーで美味しいものが食べたい、大人女子は特に。 「私はよく、ちょっとおしゃれな「となりの晩御飯」みたいなのがいいなあって思うんです(笑)」 あ〜わかるわかる!と頷いたchでした :-) 素材のいいナチュラル服も揃っています!今季の注目は水玉。ドットが少し大きめがトレンド。 洋服屋さんの一角、という珍しい定食屋さん。ぶらっとおひとりさまだけでなく、お友だちとご一緒の方もどうぞ。6月末まで、前日までに予約するとアジアンデザート「豆花(トウファ)」がサービスで付きます。 また、7月から金曜日はランチタイム(夜はお休み)となります。どうぞお楽しみに! ほっこり定食 nico メニュー (2018年6月現在) ほっこり9デリ定食 ¥1300+tax ※週替りの定食です ※デリ9品 (メイン1,2品、野菜のおかず4,5品、ご飯のお供2,3品)スープ、ご飯、お茶、フレーバーウォーター付き 豆花(豆乳を使ったアジアンデザート) ¥200+tax(単品オーダー不可) ナチュラル服&ほっこり定食 nico 北海道伊達市舟岡町369-6(JR北舟岡駅近く) 2018年7月からの営業時間(不定休あり) ほっこり定食: 木曜: 17時半~20時半(LO20時) 金曜: 11時~14時(LO13時半) ※お手洗いはございません ※売り切れになった際には早めに閉店させて頂きます ※売り切れの際には早めに閉店させて頂きます ※祝日でも営業時間は変更しません ナチュラル服販売: 月金:16時〜20時 その他:11時〜15時 ※祝日でも営業時間は変更しません 予約:nico.4u@icloud.com インスタ(@nico.osai)メニューを公開中です。 https://www.instagram.com/nico.osai/ お店の詳細はこちら↓ むしゃなび内 ナチュラル服&ほっこり定食 nico
むしゃなび編集部
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02/16(火) 亘理伊達家のお雛様展。3月2日から!
現在休館中のだて歴史文化ミュージアムの企画展が3月2日(火)からスタートします。 今回は、ひな祭りやひな人形の歴史とともに、嫁入り道具の側面をクローズアップし、調度品もあわせて展示されるということです。春の気分を味わいに、出かけてみませんか。 期間:2021年3月2日(火)〜3月28日(日) 時間:9時〜17時(入場16時30分まで) 場所:だて歴史文化ミュージアム2階特別展示室(伊達市館山町21番地5) 詳細は 噴火湾文化研究所HPをご覧ください。 問合せ:伊達市教育委員会だて歴史文化ミュージアム学芸係 電話 0142-25-1056 https://mushanavi.com/event/20210302/
むしゃなび編集部
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12/17(火) ぷらっと・てついちのパン屋さん「ピリカぴりか」【室蘭たべあるき】
室蘭・輪西町のローカルなショッピングモール「ぷらっと・てついち」に今年9月オープンしたパン屋さん「ピリカぴりか」に行ってきました。こちらは、NPO法人室蘭市手をつなぐ育成会のアンテナショップとして「福祉の店ドリームベーカリー」のパンをはじめ、ワークセンター岬の椎茸など授産製品やオリジナルグッズを取り扱っています。ナチュラルでおしゃれな雰囲気の店内には、ふっくらと美味しそうなパンがずらり! 地元のマダムや親子連れが、お気に入りのパンを買いに訪れていました。 種類が多くてどれにしようか迷ってしまいます・・・そこで店員さんにおすすめを伺いながら選びました! もっちりした食感のポテトブレッド(右上)。なんとジャガイモを生地に練り込んでいるそうで、一口食べるとホクホクしたジャガイモの風味が。甘みもさっぱりとしていて、意外な美味しさ発見!懐かしの菓子パン・あんドーナツ(左上)は「あんこがおいしい!」と評判の人気商品。それからチョコチップたっぷりのメロンパン(下)は、表面はサクサク、パン生地はチョコ風味が濃厚です。 店頭で一際目立っていた鮮やかな緑のよもぎパン。ちぎるとよもぎのフレッシュな香りがふわっと広がります。サンドイッチにしてもおいしそう! ロールパンのほか、あんこ入りの「室蘭よもぎパン」など、いくつか種類があります。それから、小さく見えて食べ応えのあるウインナーロールはお子さんのおやつにおすすめ! パッケージのロゴがかわいいホテルブレッド。 パンのほか、サクサクのパイ生地でクリームを巻いた「わにしパイ」など、スイーツも人気があるようです。街の人に親しまれるローカルなパン屋さん。ぜひ立ち寄ってみてください。どれにしようか迷ったら、店員さんにおすすめを聞いてみてね。 ピリカぴりか 住所 北海道室蘭市輪西町2丁目5−1ぷらっと・てついち内 電話 0143-47-4107 最新情報はこちら https://www.facebook.com/PirikaPirica/ ※記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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06/15(火) ボランティア募集!伊達紋別岳の登山道整備
初心者でも登りやすく、年々人気が高まっている伊達紋別岳。最近では年間3000人を超える人が訪れているそうです。 気持ちよく安全な登山のため、今年もボランティアによる登山道整備が行われます。伊達紋別岳をこよなく愛する「伊達歩くスキー協会」の皆さんと一緒に、草刈り・修繕など作業をしてみませんか。山を知り、山を楽しむとてもいい機会になると思います! 日時:2021年7月11日(日)8時半集合集合場所:登山口駐車場(登山口入り口付近。太陽の園敷地内)作業内容:草刈り、看板等整備、ロープの張り直し ほか 男女問わず、お子さん連れもOKです。市外の方もどうぞお越しください。 集合場所の地図はこちら 参加申込:09086367962(伊達歩くスキー協会会長 早川さん) 昨年、夏の整備活動を取材させていただきました。ぜひご覧ください↓ https://mushanavi.com/specials/14132/
むしゃなび編集部
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04/30(月) 平成30年度だて市民カレッジがはじまります!
平成30年度だて市民カレッジ が5月28日(月)よりスタートします! 今年度の第1講座は『音楽のチカラ~五感を刺激する講演会~』。 札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみ氏を講師に迎え、ヴァイオリン演奏を交えた講演会。五感を研ぎ澄まし、クラシック音楽を身近に楽しみませんか? だて市民カレッジは、市民参加による「だて市民カレッジ企画運営委員会」で自由な発想と企画を基にした、いわば「市民協働型学習講座」として開設しています。 毎回趣向を凝らし、地域的課題や現代的課題をテーマに専門家らを講師に招いて学習しています。 また、だて市民カレッジは、北海道教育委員会が主催する生涯学習事業「道民カレッジ」の連携講座として開催しています。 今年度は5月28日開講! 全5回講座です。お気軽にご参加ください。 【第1講座】2018年5月28日(月)18:30~20:00 カルチャーセンター大ホール 『音楽のチカラ~五感を刺激する講演会~』 講師に札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみ氏を迎え、ヴァイオリン演奏を交えた講演会。五感を研ぎ澄まし、クラシック音楽をみじかに楽しんでみませんか? 【第2講座】2018年6月13日(水)9:30出発 道立近代美術館と三岸好太郎美術館を巡る特別鑑賞ツアー 「フランクシャーマンコレクション展・ブリヂストン美術館展」 【第3講座】2018年7月17日(火)18:30~20:00 カルチャーセンター視聴覚室 『私のライフワーク』~青少年スポーツとカーリングの普及 【第4講座】2018年8月8日(水)18:30~20:00 カルチャーセンター視聴覚室 『ものづくりひとづくり』~世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる~ シップリサイクルや室工大特製ジンギスカン鍋でご存知の方も多い、清水一道教授による講演会! 【第5講座】2018年8月24日(金)18:30~20:00 カルチャーセンター視聴覚室 『専門教育の国際化と地域の創造』 受講料 1講座250円(第2講座は無料) 申込期限 5月21日(月)(期限後も受付可) 問合せ・申込み 教育委員会生涯学習課社会教育係 電話 0142-23-3331 (内線509・512・557) https://so-ra-mi.jp/events/event/datekare2018
むしゃなび編集部
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10/23(月) “窯の前の最期” を夢見て〜パン職人 武田 浩一氏の歩んだ道〜
今回の主人公は、『boulangerie ibox 弄月店』の店長でパン職人の 武田 浩一さんです。 浩一さんは山口県出身の55歳。 見かけも感性もとても若々しいお方です。 2023年4月OPENされた『boulangerie ibox 弄月店』は国道37号線の道路沿いにあります。 『社会福祉法人タラプ』を母体にしたこちらのお店は、構想2~3年を経て誕生しました。 そこに店長兼パン職人として抜擢されたのが浩一さんでした。 浩一さんは『ibox』に入社して12年、そしてパン職人としては30年のキャリアをお持ちです。 イラストレーターを目指していた若かりし頃のおはなし 「実は、若い頃はイラストレーターを目指していました。」 と、取材は唐突なお話から始まりました。 「え?フリーのイラストレーターですか!? 若い頃からパン職人を目指していたのではなかったのですね!」 「はい。僕は幼稚園の頃から内気で、新聞の折り込み広告の裏が白い紙を見つけては、絵ばかり描いている子でした。山口県の高校を出てから、18歳で東京の美術系の専門学校に入りました。友達と切磋琢磨をし、新しいものは何か?今は何を求められているのか?を常に探求しながら、プロへの道を模索していました。コンテストにも頻繁に応募していました。入選したりもして、そこそこに評価をしていただきましたが、それだけでは食べてはいけないよな…と、中途半端な自分に限界を感じ始めていたのが24歳頃でした。」 「未練はありませんか?」 「昔の仲間が活躍しているのを見ると、“もう少し頑張ってやっていればよかったかな…”とパン職人に転向したことを少し悔やむ瞬間もあります。いまでも家では時々絵を描きますし、そうそう!ここの店の看板の絵も、幟の絵も、必要に迫られて描きました笑 当時の絵はほとんど処分してしまいました。断ち切るためにね。でもね、正直後悔しています笑」 「もったいない!とっておけばこのお店に飾れたのに!」 「笑 そうですね。あの頃は『アンディ・ウォーホル』『バスキア』『キースヘリング』など、ニューヨークで活躍していたストリートアーティストに影響されていました。 なんていうか、ポップアートの世界って80年代のサブカルチャー的な音楽とも繋がっている。そういうものに刺激を受けながら、「いま、一番新しいものはなんだ!」と、プロのアーティストを目指す友人たちと語ったり、試したりするのが楽しかったですね。」 パン職人として立つと決心したこと イラストレーターの道を諦めようと考えていた浩一さん。 ある日、パン職人の募集広告に目が止まりました。 「いきなりパンですか?」 「はい。パンと絵との間に共通点を感じました。絵は白い紙にゼロからモノを作り出す作業です。そしてパンも同じく何もない作業台に粉を乗せるところからモノを作り出す作業です。どちらも『ゼロから作る』というところが共通していました。」 「なるほど〜。だから抵抗なくこの世界に入れたわけですね。」 パン職人としては2年おきくらいに店を変え、その店の良いところを学んでこられました。 例えば、東京の自由が丘では、全国展開をしているパン屋で働いたそうです。 「様々な形態で店を出している会社でしたが、僕がいたところは粉から作る店だったのがラッキーでした。そこには10年いました。その後、大好きな湘南地域の鎌倉・葉山・藤沢・逗子などの有名店でパン作りの技と歴史を学びました。鎌倉ではチーフを任されていました。」 「湘南が大好きだった浩一さんが何故、北海道にやって来たのですか?」 「たまたま山口の実家に一時帰省していた時、自由が丘のパン屋でお世話になった人に声を掛けられたのです。『いい話があるよ』って。それがiboxのパン職人を募集しているという話でした。その人は伊達市出身の人でした。」 縁とは不思議なものです。 山口県出身の湘南好きな人が、最初にパン修行をしたところで出会った人に誘われて、今は北海道の伊達市にいるのですから。 『boulangerie ibox 弄月店』店長としての浩一さんがが目指す店とは iboxのパンは、今まで修行して来たパン屋のベスト版的なパンだと言い切った浩一さん。 「いろいろな嗜好の方に美味しいと感じていただけるようにバラエティーに富んだラインナップになっています。でも強いこだわりは『本物であること』。例えば、クロワッサンならばフランスの伝統的な技法とレシピで作っていますし、バケットもベースはメソポタミア時代から続くフランスの伝統を大切にした作り方ですし、フォカッチャならばイタリアの伝統的なレシピと技法で作っています。伝統と歴史を大切に、決して色褪せない本物を追求しつつも、やはり地域性も大切にしなければいけないと考えています。それぞれの伝統を重んじながら、どれだけ地域仕様にアレンジできるかが勝負どころです。そして、美味しいということを一番大切にしたい。」 思いがけず壮大なお話が飛び出し、すっかりのめり込んでしまった筆者でしたが、究極の答えにストンと納得してしまいました。 ものすごくシンプルで真理であると思いました。 「材料にこだわる」「地元食材を使っている」「健康にこだわる」「添加物は使わない」というお話は今まで色々なところで伺ってきました。 当然、この言葉の背後には「だから美味しい」と続くのだと思いますし、素晴らしい理念だと思っています。 ところが 『美味しいということを一番大切にしたい』 という答えを、ストレートに伝えてくれた飲食店さんは意外と少なかったことに気づきました。 よく考えれば当たり前の台詞に、目から鱗の気持ちになった筆者でした。 伝統と歴史を重んじる浩一さんの姿勢は 『長年受け継がれて来ているものは美味しいからだ』 という実感と自信の表れなのでしょう。 「boulangerie ibox 弄月店」はね、 街の中で人の集まる中心にiboxがあるといいなと思っています。 だから、月一で『ふくろう市』というタイトルで イベントも開催しています。 店の知名度をもう少し上げたいですし。 それとね、 パンも美味しいけれど珈琲もめちゃくちゃ拘っていますよ! 恵庭の「珈琲きゃろっと」という店の物なのですが、 豆はもちろんのこと、マシンのセッティングもすごいこだわりようです。」 確かに、マシンの珈琲でこれだけ美味しいものは正直経験したことがありません。 本当に美味しい! 「それと、弄月店ができる前、だて道の駅に出店したことも大きかったです。あそこは食材が実に豊富に揃っているので選ぶのが楽しい。基本は地産地消です。でも『美味しいこと』にはこだわるので、地元以外のものも取り入れます。」 浩一さんが迎えたい最期とは 「どんなお爺ちゃんになりたいですか?」 と質問してみました。 「お爺ちゃんになれば、たぶんここは退職をしているから、その時は自宅のパン屋で仕事をしながら死にたいな。ある日、パンを焼いていたらね、タイマーが鳴るんです。でも僕は動かない。そのことに気づいた弟子が覗き込むと僕は死んでいる。最後に焼いたパンを取り出し、弟子たちがみんなでそのパンを食べる。みんなでってところが大事。そんなストーリーが僕の中では出来上がっています。」 泣きそうになりました。 その姿が映像で浮かんだからです。 そして、イラストレーターの道に今でも未練を感じていると語っていた浩一さんはもうそこには居ませんでした。 最期はパン職人として死にたいと語りました。 良かった…。 心からそう思いました。 取材の間中、絵本を捲るような物語をお聴きし、歩んでこられたその道を振り返りながらも、しっかりと最期を見ているお姿とパンが重なりました。 浩一さんが捏ねた全てのパンを味わってみたくなった筆者です。 ―boulangerie ibox 弄月店 情報― 〒052-0013 住 所 伊達市弄月町59-35 定休日 月曜日(不定休あり) 電 話 0142-82-8310 E.mail takeda.kouichi@tarap.org
Rietty
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11/09(金) まちの人にインタビュー。緑丘高校の特別授業【ローカルいいね!】
先日、北海道伊達緑丘高校で1年生の特別授業「まち・ひとワークショップ」に参加してきました。自分たちの暮らす地域で活躍する大人にインタビューしてみよう、というクリエイティブな授業。今回、初の試みだということですが、主な目的は、 「地域」・「まち」について考えること。 インタビューと発表を通してコミュニケーション力を試すこと。 取材対象として、伊達市や近郊の地域で働く大人、10人が招かれました。ワイラジオのKanzyさんや和菓子職人・久保さんなど街の有名人や、むしゃなびでおなじみ、整理収納アドバイザーの小野さんや、いろえんぴつartの塩谷さんの姿も。飲食、福祉、アート、土木業など、様々な業種のメンバーが集まった中、編集部を代表して私も参加させていただきました。 普段、お話を伺う側ですが、今回は聞かれる側なので、ドキドキ!! 1年生約140名が十数名ごとのグループに分かれ、進行役や記録係、案内係など役割分担をして、インタビューを進めて行きます。 どんな職業をしていますか? あなたにとって「まち」とはなんですか? 高校時代はどんなことを考えていましたか? といった質問をして、回答を記録していきます。長いはなしになると、聞き漏らさないようにメモするのはなかなか大変ですよね。言葉に詰まったり、うまくまとまらない私の返答にも一生懸命耳を傾けてくださってとっても嬉しかったです。 それにしても初々しい1年生の生徒さん! 私が高校生だったのはもう20年も前のことですが、部活や友達との時間を楽しみながらも、日々悩んだり傷ついたり、葛藤していたように思います。緑丘高校の皆さんは、いまどんなことを考えて学生生活を送っているのかな・・・逆にお話を伺ってみたくなりました。 さて、30分ほどの質問タイムを終え、まとめの時間の後にグループごとの発表を見せていただきました。 「〇〇さんはこんなことを話していて、私はこんな風に感じました」 といった形式で、まちで働く人たちの活動やおもしろエピソードが紹介されました。 私自身、そ・ら・みの取材で今日の皆さんと同じようなことをしているわけですが、その中でいつも感じることがあります。 それは、芸能人やユーチューバーを観るのもいいけれど、まちで暮らす普通の人の話がとっても面白いし、魅力的! ということです。 そして、まちをつくるのは大きな活動をすることだけではなくて、ささやかでも本当に気持ちのこもった日々の営みが、地域を豊かにしてゆくのだと思います。今回のインタビューを通して、そういう「ローカル」の面白さを感じ取ってもらえたら嬉しいです。 インタビューする側だけでなくされる側もお互いに、地域への思いを深めるきっかけになるような、とても素敵な授業でした。 10年後には皆さんが取材される側になっているのかな?? 緑丘高校さん、ありがとうございました! 北海道伊達緑丘高等学校|公式HP
むしゃなび編集部
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05/31(木) 港が見える「食堂ハーバー」の日替わり定食!【室蘭食べ歩き】
室蘭の地元マダムに安くておいしい食堂に連れて行ってもらいました。やってきたのは室蘭合同庁舎。普段、なかなか入る機会のない建物ですが、エレベーターで5階へGO〜。 廊下を歩いていくと、「ハーバー」と明るく光る看板が見えてきました。一見、社員食堂のようですが、職員だけでなく、一般の人も食事ができます。 おすすめは本日の日替わり定食。手作りでボリュームいっぱいで550円と安い!ほかに蕎麦やうどん、チャーハンなどもあります。だいたいどれも300円台〜500円台とリーズナブルです。食券を買って中へ。 港のすぐ側のビルなので、窓からの展望がとてもいいです。中央埠頭に停泊中の客船もばっちり見えますね。その向こうには白鳥大橋も! 日替わりA定食の幕の内弁当。鯖の竜田揚げやタマゴ焼き、豚肉炒めなど盛りだくさん。ラスト1個のところギリギリセーフで食べられました。家庭的ななごむ味付けです。おいしい〜!小鉢と味噌汁がついてきます。 こちらはB定食の竜田揚げ。ジュージュー音がしそうな揚げたてをお皿いっぱいに山盛り!お得感もいっぱい! どちらもワンコインとちょっとで食べられるのが嬉しいですね。 食堂 ハーバー 室蘭市入江町1-13 室蘭合同庁舎5階 open 11:00〜14:00
むしゃなび編集部
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01/01(火) Happy 2019 !! スキー場のクレープ。
新年!あけましておめでとうございます!! 2019年も伊達・洞爺湖周辺の美味しいもの、すてきな人、おもしろい場所などなど、のんびりペースでご紹介していきたいと思います。 みなさまにとって幸せな一年になりますように!! ではではさっそく、食べ歩き2019スタート〜〜 元旦のオロフレスキー場にやってきました。 こちらは壮瞥町のローカルなスキー場。地元のスキー教室などで賑わいますが、お正月は毎年、割と空いています。といっても筆者が滑るわけではなく、息子の付き添い。冬休みの重要任務、「子どもをスキー場に連れて行く」なのでした。 子どもたちが滑っている間の待ち時間、まあ暇なのですが、ボ〜ッとしたり、本を読んだり、食堂でお茶したりするのが結構好きなchです。そんなお正月のオロフレスキー場で新メニュー発見! 毎年利用しているこちらの食堂ですが、今シーズンは、ひと味違う?? 壮瞥特産のフルーツを使ったクレープが出ていました。地場産となれば、食べずにはいられない・・・。 右が「そうべつりんご」、左が「くぼないいちご」です。結構、ずっしり、中身がしっかり入っている模様。いちごは上から見えないですが、町内の久保内地区の農家で夏に収穫されたものをソースにして使っているそうです。がぶっと食べると、出てきた、出てきた :-) フルーツ、たっぷりです。市販のソースと違って、しっかり粒の残ったいちご。酸味も程よく残っていてさっぱり美味しい〜。生地も厚みがあるので、なかなか食べ応えがありました。沢山滑った後のおやつにいいかも! クレープの販売時間は13:30〜14:30です。 以上、2019初食べ歩きでした。今年もどうぞよろしくお願いいたします♪ 楽しいお正月を過ごしてくださいね! 弁景温泉オロフレスキー場 北海道有珠郡壮瞥町弁景204−5 http://orofure.web.fc2.com
むしゃなび編集部
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05/29(日) 在留外国人に寄り添う国際交流のプラットホーム “ ぱれっと “ by留学生フレンドシップ
立ち上がった留学生フレンドシップ さて、冒頭から失礼します。 皆様ご存じでしょうか? 現在、西胆振には1000人を超える在留外国人の方が住んでいると言われています。 そしてその方々は、日本の労働力となっていただいているにも関わらず、実はとても暮らしにくい状況下にいます。 例えば、受け入れ先が少なく働き先がなかなか見つけられない。 故郷に帰りたくても帰れない。 仕送りも出来ない。 でも、支援の手がなかなか差し伸べられないetc. そんな境遇にいます。 このような現状を知り、「支援したい!」と2015年4月に立ち上がった団体が『留学生フレンドシップ』でした。 『留学生フレンドシップは、室蘭工業大学留学生を中心とした各国留学生、在留外国人と市民との交流をはかり、親睦を通してお互いの文化・習慣を確認し合うことにより相互理解を増進して、彼らの知識と力を地域社会に還元し、かつ各国留学生、在留外国人と市民との間に発生するトラブルを可能な限り回避しながら各国留学生、在留外国人の生活支援、活動支援をすることを目指します。』留学生フレンドシップHPの「活動目的」から抜粋 この団体は、異国に訪れ、様々な不安を抱える方たちの「少しでも力になりたい」という想いを共有する仲間で成り立っています。 代表は日栄 均さん。 「できることは何でもしたい!」と熱く語ってくださいました。 ぱれっと とは? さて今回は、その『留学生フレンドシップ』が母体となって運営をしている “ ぱれっと “を取材させていただきました。 ↑2022年5月1日オープン! 経営者は三津谷達子さん。 留学生フレンドシップの事務局長で “ ぱれっと “ の経営者でもあります。 ぱれっと経営者の三津谷さん在留外国人のことで常に頭がいっぱい。何やら考え中のご様子の三津谷さん… 以前、タピオカ専門店だったところを事業継承された三津谷さん。 “ ぱれっと “を国際交流のプラットホームにしたいと考えていらっしゃいます。 「留学生はもちろん、在留外国人の置かれている状況はとても厳しいです。西胆振だけを見てもこんなにもたくさんの外国人の方が暮らしているにも関わらず、法的な整備は追いついていません。日本人ならば難なくできることも、言葉の壁もあり支援が必要であったりしますが、そのサポート団体も少ないです。技能実習のために日本に訪れ、労働力として貢献していても不安なく過ごせるような環境はまだまだ整っていません。また家族で日本に住んでいても、特にコロナ禍の逆風もある中では仕事が見つからず、苦労をされている方も多いです。このように、困った時に気軽に相談をしに来られる場として、同朋が集まれる心の拠り所として、“ ぱれっと “は存在しています。」 例えば自分が外国に留学した時のことを想像してみます。 生活習慣も言語も、もちろん法律もなにもかも違う環境の中で、困った時や不安になった時、いつでも迎え入れてくれるところがあったならどんなに心強く有難いことか…。 “ ぱれっと “ は、外国人のよろず相談所の拠点的機能も兼ね備えているので、スタッフは常に胆振管内を飛び回り、各種サポートをしたり、在留外国人の雇用に前向きな企業を探して歩いています。 そして留学生フレンドシップは、近々北海道国際交流協力総合センター(ハイアック)の協力団体となり、秋には団体名も新たに登録されるそうです。 伴って、“ ぱれっと “のプラットホームとしての機能も増してフル回転になっていきます。 ↑ハイアックの事業活動の詳細はこちらをクリック 「もうほとんど親のような気持ちです。せっかく来てくれた日本で安心して楽しく暮らしてほしいですからね。物好きでおせっかい好きなジジババの集まりなんです。」 ご本人はそうおっしゃいますが、在留外国人にとってはジジババどころか天使のような存在だと思います。 それに、側から見ても「してやってる」意識がまるでない。 外国人との交流を心から楽しんでいることがわかります。 だからこそ長く続くし皆様に頼られるのでしょうね。 他にも主な活動内容としては〜 帰国申請の手続きのサポート在留資格延長相談生活福祉資金(帰国前提の場合は受給資格なし)を受けるための日本国内の預金通帳発行手続きサポート就職やアルバイト相談、斡旋(外国人の人材派遣業登録済み)留学生が札幌などで試験を受けるための移動相談医薬部外品などの説明書きの翻訳サポート などなど、数えあげればきりがなく様々な相談が持ち込まれます。 どんな相談でも、我が子のことのように親身になって応じてくれる場があることが、どれだけ在留外国人の皆様の心の支えになっていることか。 まさに駆け込み寺です。 ↑優しい店長の渋田みどりさん そこで尋ねてみました。 「そのモチベーションの原動力は何ですか?」 すると単純明快な答えが返ってきました。 「笑顔で喜んでもらえることです。」 つくづく、この方たちだからこそのお答えだと思います。 実は筆者、随分以前からまったく別のことでお付き合いをさせていただいていたのですが、実に「らしいなあ」と感じます。 損得勘定がまるでない。 心で動いている。 それは、どんな場面でもそうでした。 ですから、「手伝いたい!」と集まるメンバーも類が友を呼んでいるようです。 けれども、決してその好意に甘えているわけではないところに感心してしまいます。 ↑スターマリンさんのご協力でクルーズも体験していただきました 「大切にしているのは、長く無理なく楽しくできることです。きっと、仲間たちのモチベーションはそれぞれ違うと思います。例えば手伝うことで国際交流ができることに楽しみを見出す者。手伝うことで語学学習ができることに価値観を見出す者。動機は様々でも、結果winwinの関係を築ければ誰もがハッピーになれますよね。」 気負いや正義感をむき出しにした活動でなく、自然体な活動が、在留外国人たちにも安心感を与えているのだということがよくわかりました。 日本語教室のこと そしてもう一つ。 在留外国人の言語の問題が少しでも解消できるようにと、日本語教室も開催しています。 先立って、この教室を留学生フレンドシップで行うために、コロナ禍でも対面式で開講できるようにと環境を整え、北海道国際交流・協力総合センター主催『日本語学習支援者養成講座』をスタッフ5名が受講、その資格も取得しました。 「みんなと仲良くなれるように、自分の名前や住所、好きな食べ物などが言えるように、まずは自己紹介とあいさつを言えるようにしましょうと呼びかけました。現在、毎週土曜日の午後15:00~16:00に無料で開催しています。途中ティータイムなども挟みながら、和気あいあいと行っています。」 と、三津谷さん。 しっかりと温かく外国人たちに寄り添うことで、どんなサポートが必要なのかを見極めて実践されていることに感動を覚えました。 雇用の場としての”ぱれっと” ところで、在留外国人が働く場としての“ ぱれっと “。 こちらでは、留学生・ボランティアなども含め5人が働いています。 ↑恥ずかしそうに笑うコートジボワールご出身のアシイ セレンさん ↑ベトナム料理のバインミーは水曜日・金曜日・土曜日のみのご提供 こちらは以前、タピオカのみのお取り扱いでしたが、最近「バインミー」というベトナム料理を曜日限定で始めました。 ベトナム人留学生のレシピですので本場の味。 パンもバインミー専用のものが使用されています。 ↑カップも可愛い♡ たっぷり入っていますので小腹が満足します。 ↑タピオカメニューはこんなに豊富。ユニークな組み合わせもあります。在留証明証、学生証で割引も! 在留外国人を総合的にサポートをする留学生フレンドシップが運営する“ ぱれっと “。 現在はタピオカとバインミーのみのご提供ですが、6月からはソフトクリームやベトナムコーヒーなどのメニューも登場します。そして将来的には、外国お土産なども揃えながら、食文化の発信の場としても展開をしていきたいと考えています。 今後は活動エリアを今までよりも広げつつ、西胆振に住む外国人の親代わりとなって、地域と在留外国人の交流の場として、今後ますます多方面に機能し、国際交流のプラットホームになっていくことと思います。 ―ぱれっと情報― 住 所 室蘭市中島町3丁目29-1 電 話 なし 営業日 火曜日〜日曜日 10:30~18:30 定休日 月曜日
Rietty
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12/28(水) 影の主役を選んだ人 『dj_hatass=畑吉晃』にプロ魂を見た
12月28日はディスクジョッキー(DJ)の日 皆様、12月28日は「ディスクジョッキー(DJ)の日」だということをご存知でしょうか? ラジオでのDJ活動の第一人者であり、ラジオ人気長寿番組「オールナイトニッポン」の最初のパーソナリティである糸居五郎さんの命日にちなみ、日本では12月28日は「ディスクジョッキーの日」として制定されています。 日本でDJという言葉がメジャーになったのは、ラジオでMC+曲をかけるというスタイルからだと言われています。 ということで、今回の主人公はDJ歴30年、MC無しの音だけでフロアを盛り上げてきた『dj_hatass』こと畑吉晃さんです。 畑さんは1969年生まれの53歳。 DJの世界との出会いは20歳くらいの頃だそうです。 年代的にはちょうどディスコブーム後半の頃になります。 黒服の人に誘われてこの世界に 畑さんの将来を決定づける出会いでした。 その中には、今でも一緒に活動をしている先輩DJの中居さんや、室蘭唯一のクラブ『Red Hill』の竹内さんもいました。 そしてもう一つ、衝撃的な出会いとなった音楽が “ハウスミュージック”と"テクノミュージック"。 それは、これまでに感じたことのないほどの興奮と感動を与えてくれたと言います。 ところで〜 そもそもDJって?と調べてみました。 DJの歴史 第二次世界大戦中から脈々と水面下で培われていた「曲をかけて踊る」という文化。 1960年、ニューヨークにLe ClubというナイトクラブがオープンしたところからDJ文化の原型が誕生していきました。 ただその頃は、曲を繋げるのではなく、1曲が終わったら次の曲をかけるというスタイルでした。 そして1969年、アメリカのニューヨークで、2台のレコードプレーヤーを使って途切れることなく曲を流すというスタイルが生み出されます。 そして1970年代、世間ではディスコが大流行しました。 また、1980年代後半から1990年台にかけてアメリカやヨーロッパなどでレコードプレイヤーを使って音楽を提供するディスコやダンスホール(以後クラブ)が人気となりました。 その空間で選曲し、切れ目のない音楽でフロアを盛り上げていたプレイヤーがいつしかDJと呼ばれる様になります。 そしてDJの演奏スキルやテクニックの向上とともに、DJが使用するレコードプレイヤー、ミキサーなどが進化していくのでした。 現在のDJスタイルとしては、アナログDJ・CDJ・PCDJなどが一般的だそうです。 ・ アナログ(レコード)DJとは、昔からの定番スタイルで、曲の繋ぎを考えながらレコード選びをし、音の厚みで勝負するスタイルです。 ・ CDJとは、多くを持ち運べないというレコードのデメリットをCDの普及により解消し、PCやCDレコーダー、メモリースティックなどの駆使によって音源の呼び出しも容易にプレイが出来るスタイルです。 ・ PCDJとは、より効率的であることを優先した先に生まれた技術です。持ち運びの出来る楽曲量の多さと、音源入手の手軽さにより、現在は主流のスタイルになっています。 「持ち運び」の利便性がKeyで進化していったスタイルの違いですが、結果、利便性だけではないメリットとデメリットが生じたようです。 音楽のジャンルによっては、アナログに勝るスタイルはなかったり、PCDJをやるにはPCや機材の知識が必要になったりとそれぞれに高度な知識とスキルを必要とされます。 怠らぬキャリア積み上げ このような歴史を持つDJですが、畑さんはこれらどのタイプでも対応できる実力をお持ちです。 素敵! フロアに出ていなくても勉強を続けるとは、まさにプロ魂です。 この時は室蘭のチーム対苫小牧のチーム。 お隣にいらっしゃるのが先輩DJの中居さんです。 チームの入場曲や得点が決まった時の『ゴールホーン』も畑さんたち、DJチームのオリジナルMIXだそうです。 その甲斐もあり、この日は見事に勝利! 「ところで、他にはどんなところでDJをされているのですか?」 楽しそうに話す畑さんでしたが、少し神妙な面持ちにも…。 ブログの最後に畑さんのSNSアカウントを掲載しています。 「DJに関するご相談はそちらからどうぞお気軽に!」とのことです♪ 意外な本業とは さてところで。 実は畑さんの本業は、ジオパーク推進協議会の職員さんです。 そして、筆者もとてもお世話になっている『洞爺湖有珠火山マイスター制度』の担当者でもあります。 とても優しく、みんなに頼られる兄貴的存在です。 そして事務所にいらっしゃる時の畑さんはDJとは全く別のお顔です。 なんと! それは意外! 畑さんが言うには、火山マイスターの皆さんが一生懸命に勉強したり、講師活動をしたりしている姿にとても感動して触発されたのだそう。 そうか…。 共通項はそこなんだ! 正直に書けば、取材をさせていただく前、事務所にいらっしゃる畑さんとDJをされている畑さんは全くの別人だと思っていました。 どちらかが裏で、どちららかが表。 でも、裏も表もどちらも素敵だなあと。 ところが違いました。 畑さんはどちらも表でした。 舞台に立つ人たちを裏方で盛り上げることに喜びを感じる人だったのです。 なるほど…。 確かに思い当たります。 畑さんは本当に話すのが苦手でいらっしゃいます。 何かを発表される時、「原稿なしでは話せません」と恥ずかしそうにします。 そして超棒読み…^^; ところが、一旦機材の前に立つと活き活きとした表情で、機材を自由自在に操り、音で意気揚々と皆様に語りかけ、フロアを盛り上げていきます。 ジオパーク推進協議会の職員さんのときとのギャップがスゴい! 人生の終わりまで『影の主役』を 「ところで、畑さんにとってのDJの魅力ってどんなところでしょうか?」 『影の主役』に喜びを感じるところ。 言い換えると、決して出しゃばらず表現して、場を支え盛り上げるところ。 とても畑さんらしいなあと思います。 「それでは最後に。” dj_hatass “として、将来どうありたいと考えていますか?」 ” dj_hatass =畑 吉晃 ”は、人生の終わりまで『影の主役』を望み、大好きな曲で送って欲しいと願う、DJのプロでした。 ディスコ全盛期を生きながら一度もディスコのドアを開いたことがない筆者ですが、人生初のディスコは” dj_hatass “に踊らせていただこうと思います。 [Instagram] https://instagram.com/dj_hatass?igshid=YmMyMTA2M2Y= [Facebook] https://www.facebook.com/profile.php?id=100005068364809
Rietty
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05/26(火) 布製手作りマスクをお譲りします!第二弾!伊達社協より
伊達市社会福祉協議からの情報です。先々月に続き、匿名の方(前回とは別の方)からマスクが寄せられたそうです。 匿名の市民から社協に動物柄や藍染めの布製手作りマスク(大人用33枚、子ども用10枚)の寄付がありました。 寄付者の意向に沿い、希望される伊達市民に無料でお譲りいたします。数に限りがございますので、希望者は社協にご連絡の上、来局ください。 http://www.date-shakyo.or.jp/news.php?id=44 伊達市にお住まいでマスクがほしい、という方は 電話番号(0142)22-4124 へお電話ください。マスクを作った方の思いが届きますように! 詳細は下の社協HPにてご覧ください。 http://www.date-shakyo.or.jp
むしゃなび編集部
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06/21(金) 【あの人に会いに】表現を愉しむ [ 村井裕介さん / 洞爺 ]
Love & Peace な好青年。 自然にありのままに、穏やかに。 けれど、どこか静かに自分を内観してる。 陰と陽、内に秘めた熱さ。 【あの人に会いに】vol.3 3人目の今回は、 ROUGH LAUGH Coffee の 村井 裕介 さんです。 一歩ずれていたら、全く違った道を 全く別人のように歩いていたかもしれない、 そんなストーリーを伺いました。 『人生このまま終わるのか?』 裕介さんは登別市出身。高校卒業後は美容師を目指して専門学校に進みます。しかし、なんと1週間で辞めてしまいます。始まりからパンチの効いたストーリーです。 「辞めた理由を色んな人に聞かれるんですけど、わからなくて。まあ明らかに無理だなって。でも1週間なんで、ハサミも持ってないんですけどね !!」 札幌に引っ越して家具も一式揃えたのに、引き返すという思い切りの良さ。 「自分に嘘がつけないっていうのは子供の頃からありました」 専門学校を辞めたあとは登別の実家に戻り、工場で働き始めます。 「働いて、結婚して、車買ってマイホーム建てて……っていうのが”普通”の環境で」 日々淡々と、真面目に働きました。しかし1~2年ほど経った頃、『人生このまま終わるのか?』とふと思うようになります。 「働いていて『これじゃない感』というか……」 転職や、やりたいことを考え始め、ハローワークに通いましたが、そこに興味のある求人はありませんでした。 「仕事も辛くて、行きたくなくなって、鬱みたいな。今みたいに外に出ることも少なくて、ずっとスマホ見て、求人見たりSNS見たり、夜更かしして。テラスハウス(当時大人気だったテレビ番組。夢を追う若者たちのシェアハウス生活を映し出していた。)見て、『俺もやりたいことが見つかれば……』とか思ったり」 夜更かしにスマホで質の悪い睡眠、抜け出せない負のループ。そんな生活を続けていると、身体に不調が現れ始めます。 「めまいが半年くらい続いちゃって。脳外科も行ったけど、何も悪くなかった」 看護師である彼女に、自律神経では?と言われ、心の不調に気付きます。 「その時は”自律神経”という言葉すら知らない。『自律神経 直す』とかググって……夜更かししながら (笑) 」 夜中にスマホが教えてくれた答えは、皮肉にも ”朝日を浴びる”。 「めまいが辛いから、もうやるしかなかった」 『早起き』から流れが変わった 早起きして、朝日を浴びて、深呼吸。 そして朝読書。 朝に心が整う気持ち良さ。 自分を悦ばせられることを体感し、朝型のライフスタイルにシフトしていきました。 「自然のリズムで暮らしたら、普通に自然になるじゃないですか。そしたら働きながらでも良くしていけるなって。早起きして本読んでから仕事に行けば、良い感じなんじゃないって。土日は休みなんだから、お出かけして、楽しく過ごせばいいんじゃんって。本当に普通の、当たり前のことなんですけどね」 転機が訪れたのは23歳のとき。 急遽、沖縄へ移り住むことを決めます。 「彼女から『沖縄に住みたい』と結構本気で伝えられたのがきっかけで。最初はビックリ。でも次の日には、良いかもな……と思うようになって。それで3日後にはもう、会社辞めます、って。沖縄が好きだったし、旅や移住に興味はあったので……」 興味があったとは言っても、北から南への大移動、更に長い間辞められなかった会社の辞職、とても大きな決断です。そうと決めたら早い!専門学校を1週間で辞めたという冒頭の話が思い出されます。 いざ沖縄へという時も、思い切りの良いエピソードが。「飛行機高くない?お金そんなに変わらないなら、車で行っちゃおう!って。日本縦断しました」 今だから見える 地元・西胆振 のポテンシャル 2人は沖縄で1年ほど暮らしたのち、”なんとなく自然と” 北海道に戻って来ました。 裕介さんの現在の主軸は、農業・スノーボード・珈琲の3本。 夏はひたむきに農業に打ち込み、 冬は目一杯スノーボードを愉しみます。 スローライフ、自給自足、自然の近くで暮らすライフスタイルに惹かれていた裕介さん。自然な流れで農に携わるようになりました。 巡り巡って地元に戻って来た裕介さん。今、この地域に可能性を感じていると言います。 「西胆振で生まれ育って、沖縄に住んだり、日本縦断の旅で色々見てきたけど、結局ここに帰って来てる。これはひとつ強みだなと思ってます」 田舎出身者の良くある話、裕介さんも例に漏れず、地元は ”何も無いところ” だと思っていました。しかし一度外に出て戻ってくると、西胆振のポテンシャルが見えるようになりました。 「海も山も、湖も、活火山もあって。ちょっと車を走らせれば世界的なパウダースノーがある。これって凄いこと」 今まで当たり前すぎて気付かなかった豊かさ。大人になり珈琲や農の世界にも出て、新しい繋がりもどんどん広がっていきます。Uターン勢の今後が楽しみです。 珈琲は表現のひとつ 「早起きを始めてからは、全部 ”きっかけ” とか ”理由” とかがなくて、自然な流れでそうなってきた」と語る裕介さんにとって、珈琲も自然と極めていったものの一つ。農に携わる傍ら、イベント等で珈琲を淹れたり、地域のお店に自家焙煎の珈琲豆を卸したりするようになりました。 「珈琲もスノーボードも、”表現”。音楽と同じような感じ。楽しくて歌っちゃうのと同じ」 『ROUGH LAUGH Coffee』は店舗は持たず、不定期でイベントに出店しています。アーティスティックであり、職人気質でもある裕介さんの、”表現”としての一杯を味わいに、ぜひ立ち寄ってみてください。珈琲片手にゆるりと語り合えるような心地の良いイベントが多いので、肩の力を抜いて楽しめるはず。 イベント出店情報は、『ROUGH LAUGH Coffee』インスタグラムをチェック! ______________________ \直近イベント情報/ ●6月21日(金) 「夏至のたそがれ」麻麦カフェ(ルスツ) ● 7月6日(土) ニセコでイベント出店予定 ● 7月12日(金) 麻麦カフェ営業日(ルスツ) [ 月1程度で出店中!] ※ 詳細はインスタグラムにて @roughlaugh_coffee.creation
misaki
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05/27(月) いちご狩り情報2019
2019年6月28日最新情報礼文華観光農園の今シーズンの営業は23日で終了となりました。壮瞥では、いちご狩りが終了し、さくらんぼ狩りが始まっています! 5月31日更新 礼文華観光農園にいちご狩りに行ってきました! https://so-ra-mi.jp/archives/18082 2019年5月27日最新情報 礼文華観光農園(豊浦町) 2019年いちご狩りは5月30日(木)開園です。予約なしで入れますが、週末は混み合うので出かける前に電話で問い合わせるのが安全です! 開園時間は10:00〜15:00(イチゴがなくなり次第終了) 問合せ080-9613-8565(担当 生島さん) 詳細は以下のリンクからご確認ください。 https://toyoura-feel.com/view/礼文華観光農園/ 2019年5月10日 岩倉観光果樹園(壮瞥町) 壮瞥で一番早くいちご狩りが始まる岩倉観光果樹園さんでは、2019年の予約の受付が始まりました。今年は天候不良で、例年より少し粒が小さめで、現在のところ予約は天候に合わせ少しずつ受付けているそうです。日によって入園状況が変動しますので、必ず事前に電話で空き状況を確認してください。 北海道有珠郡壮瞥町滝之町4500142-66-2159 昨年のいちご狩りの様子はこちら https://so-ra-mi.jp/archives/14296 例年6月初旬ごろからいちご狩りができる壮瞥の果樹園 くだもの農家 浜田園北海道有珠郡壮瞥町字滝之町358TEL 0142-66-2158http://hamada-en.com タカシナ観光果樹園北海道有珠郡 壮瞥町字滝之町362TEL 0142-66-2155http://tk-fruit.com 礼文華観光農園(豊浦町) 豊浦町のいちご狩りスポット礼文華観光農園は例年6月上旬にオープンします。開園日は5月10日現在、未定となっています。いちごの生育状況により、5月末に決定するそうです。もうしばらくお待ちください 虻田郡豊浦町字礼文華275 https://so-ra-mi.jp/archives/9973
むしゃなび編集部
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