■北の湘南にも、冬の足音が・・!!
いつの間にか、12月になってしまいましたね。 それにしても、どうなったのでしょうね、この暖かさは。 地球温暖化の影響なのか? 心配です! さて、北海道には冬にしか出来ない産業が有るんですが、読者の皆さんは当然ご存知ですよね!?
製糖工場
その通り、砂糖製造業(糖業)ですよ。 とにかく、この工場は10月から翌年の3月までしか、操業していないんですから、観光シーズンに煙突から煙が出ている景色なんて見る訳ありませんよねぇ・・。
そして、その工場が「北の湘南」伊達に有るんですからね。 素晴らしいじゃないですか? 自慢しちゃいましょ。
ビートの収穫(大久保さん撮影)
ところで、読者の皆さんは、ビート(砂糖大根)の糖分含有率って、どれ程あるかご存知かな? 実は約15~18%なのです。 これを多いと見るか、少ないと見るかは皆さんの判断にお任せしますがね。
1袋(1kg)の砂糖を作るのにビートが約6kg必要なのですよね。
ビートの話はこのくらいにしましょ。それにしても、何故、暖かい伊達に工場が有るのか不思議じゃないですか?
ご存知の方もチョッとお付き合い下さい。
日本最古の製糖機
これなんですよ。 先人がこの地に作ってくれたお陰で、こうして、伊達に存在してるって訳ですよ。
最初の工場の有った場所と言うのが、時々、小生も仲間達と、夜に訪れる、今のネオン街?だったと言うのも何かの縁・・? 関係ないですかぁ。 失礼しました!!
さて、さて、北海道の農業にとって、輪作をする上でビートはとても重要な作物なのですけど、作付けの制限があったり、かなり厳しい状況にあるんです。 その原因は、海外からの砂糖の輸入と消費量の減少なんですねぇ。
スイーツをもっと沢山食べて、北海道の農業を守りましょう!! そして伊達のこの風景を守りましょ。 砂糖と成人病は関係ありませんから!?
畑から見える風景
小生、何故か、畑からこの景色を見ると冬の到来を実感するんですよね・・。
昔、この工場でバイトしてたからだろうか・・・!?