議会定例会2日目。一般質問で登壇しました。自己採点50点かな、、、、、。


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本会議場


こんばんは。しもみち英明です。


第2回議会定例会、一番目に登壇。


健康福祉、観光振興について、町の考えを聞きました。


健康福祉関連では、、洞爺湖町において個別検診の受診率の低さに驚きました。肺がん受診率、21.7%、胃がん受診率、16.2%、大腸がん受診率、21.3%。女性特有のがん受診率は、10%以下です。


昨年4月、「北海道がん対策推進条例」が施行されました。また、「北海道がん対策推進計画」が、あらたに本年度から計画推進され、地域のがん対策向上として、「洞爺湖町がん対策推進条例」の制定を提案しました。


条例制定の動きがなければ、下道は、丁寧に議員各位お一人お一人にご説明し、ご理解いただきながら条例制定に向け、議員提案の道も模索させていただきたいと明言しました。



観光振興については、2013年度版観光白書の内容から、町の観光振興の方向性を伺いました。


観光白書では、東南アジアからの外国人旅行者を、2016年に現状の80万人から2.5倍に当たる200万人に増やす目標をかかげました。


この観点から、インドネシアやマレーシアに多いイスラム教徒観光客誘致の提案をしました。


イスラム教の戒律に従った食事「ハラル」を提供する仕組み作りを官民連携して出来ないか、具体的事例で説明しました。


アルコール類を使わない、豚肉を使わないで調理するうどん・そば、丼物、お寿司、天ぷら、様々な海産物など十分に楽しめる日本料理が驚くほどあるとのことです。


現状では、ムスリム観光客が、「食べる・食べない」を判断する目安の表示、「食べられますよ」と思わせる調理上の工夫、配慮が少ないと言われています。


せめて、豚肉(派生品を含む)、アルコール類を使用しないメニューの有無、「ハラル」の国際的な認証の有無など、ソフト面で、観光業者をバックアップする施策を検討できないか、お聴きしました。


観光振興については、多くの議員が様々な角度から、論点を整理し施策提案しています。一般質問の答弁では、検討する、数字的に不確かなのでハードルが高い、環境作りから始めたい、など、など、よく耳にいたします。自治体としてのマンパワーの限界も、十分承知しております。


しかし、原点に戻り一体何のための観光振興なのかということが問われているように私は、思います。いかに観光振興を通じて交流人口を増やし、町内消費、西胆振の消費を増やしていくかという、経済活動や、ビジネスの側面が軽視され、観光のコンセプト作り、形式的観光振興をしているのが実情ではないでしょうか。


私は、観光振興は、経済活動や、ビジネスの視点で行うべきことだと思います。観光客という町外からのお客様が、わざわざお越しいただいて、お金を使っていただくことは、別の言い方をすれば、外貨の獲得だと思います。町内の地場産品を送り出すことと、観光客の消費は同じだと考えます。


洞爺湖町には、明るい未来があります。


洞爺湖町には、農業、漁業の産品を送り出すだけでなく観光という、サービスに対して対価を求めることができます。これからは、サービスでお金を稼ぐことのできる地域と、そうでない地域とで大きな差が、大きな格差が生まれてくると思います。


わが町の観光産業を、官民連携による、地域活性化に向けた、基盤整備の推進が必要です。町と民間が連携して、基盤整備の構想段階から、事業実施段階への円滑かつ速やかな移行を支援する。民間の活力を最大限に生かしながら、観光を核とした広域的な地域活性化を推進する。このことが大事だと考えます。


人口減少・高齢化による地域課題としての限界集落、空き家・空き地の処方箋を描くことは、難しいことです。生活習慣病のように日常ほとんど、自覚症状もなく病状が悪化して初めて、気がつくような性質だと思います。ぜひ、発想の転換をして、自治体独自の新たな政策づくりに、チャレンジしていただきたいと思います。


本日の一般質問議事録全文ができましたら、ブログにてPDF形式でアップします。



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一般質問が終わり、ちょっと油断しました。


議会運営委員会の副委員長として、議会の円滑な運営にも配慮しながら、何とか無事2日目終わりました。


応援メール、ありがとうございました! 明日は、最終日、頑張ります。


今日も一日ご苦労様でした。




日々感じたこと・洞爺湖町の想いをお伝えします。 しもみち英明

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2022年4月洞爺湖町長に初当選。
大学卒業後、証券会社に勤務し米国留学、海外駐在経験。
帰国後、札幌市で学習塾を13年間経営。
30年ぶりに地元に戻り町議会議員とバス会社の二刀流で2022年1月まで4期途中まで活動。
1985年成城大学経済学部卒。

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帰国後、札幌市で学習塾を13年間経営。
30年ぶりに地元に戻り町議会議員とバス会社の二刀流で2022年1月まで4期途中まで活動。
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