左側は代表の木村香葉子さん。
伊達市ご出身。
東日本フェリーの船内で6~7年勤めたのち、派遣バイトを始め各地を転々としていました。
ある時はキロロで、またある時は礼文島で、そんな時、所属していた派遣会社を通して右側の利光優子さんと知り合いました。
そして真狩の佐伯農園さんで働いたことが、その後の二人を決定づけることになりました。

優子さんは愛知県のご出身。
29歳でホテル調理の仕事を始め、イタリアンやフレンチの修行を積みました。

育った場所も経歴も違う二人。
この二人を今に繋げたのは、佐伯農園さんが経営する『Pomme ポム』というファームレストランでした。
シェフを探していた佐伯さんに優子さんを紹介したのが香葉子さんだったのです。
そして優子さんは即断して北海道にやってきました。
裏の思いとして、あるメリットを感じたからでした

ということで。
今回は洞爺湖温泉に2021年6月 カジュアルなイタリアンレストラン『Lagorto』をOPENされた香葉子さんと優子さんを尋ねました。

仕込み時間という短い時間をいただいた取材だったため、実は事前にお二人の人となりがなんとなく分かる写真のご提供をお願いしていました。

すると届いた写真がこちら〜。






むむむ〜!

なんてファンキーな!!
今となってはどの人がお二人なのか分かりませんが、このイカした面々のうちのお二人がのちのLagortoコンビなのでした。


実は北海道にはスノーボードをしたくてやって来ました。

なるほど〜!
これが裏のメリットか〜!!

筆者はライター・ガイドの他にもスキーインストラクターをしているのでイメージできるのですが、ちょうど彼女たちの世代の方々は、いわゆるリゾートバイトなどをしながら冬山に籠り、リフト券貸与の恩恵を受けながら、スキーやスノーボードをしまくる!という生活をする方が当時は多かったのです。
現在若い世代の方にはあまり見かけないワーク&ライフスタイルです。


わたしたち、1箇所にずっととどまるのはあまり性に合わないんです。


なるほど…。では『Lagorto』を立ち上げたのはなぜですか?



佐伯農園さんで働かせていただいたことで、野菜本来の美味しさを知りました。私、イタリアンの料理人のくせに、以前は野菜嫌いだったんです。でも北海道に来て佐伯さんや洞爺や伊達の野菜を食べたことで、野菜好きになりました。この美味しい野菜をそのまま美味しく、あるいは更に美味しく召し上がっていただきたくて、自分の店を持ちたいと漠然と思うようになりました。そして、このエピソードはそのまま店のコンセプトに繋がりました。『野菜嫌いでも食べられるイタリアン』です。



私は野菜嫌いではありませんでしたが、雪の中で寝かした根菜がものすごく美味しくなることや、採れたて野菜の味を水々しさを知ったことで、野菜に対する認識が変わりましたし、より好きになりました。また、Pommeで働きながらパンやピザ作りにも興味を持ち、試行錯誤しながら作っていました。それにやっぱり、漠然とでしたが利光と同じように自分の店を持ちたいと思っていました。



なるほど、お二人の思いが一致したわけですね。では具体的に準備を始めたのはいつ頃からですか?


構想はOPENの2年ほど前からありました。けれども、コロナ禍に突入してしまい、一旦は諦めかけました。でも、ふと思ったんです。『きっと今が最低ラインだよね?』って。それで一気に動き出しました。実はこの場所を借りられたのは本当に偶然の出会いからでした。

これまで様々なジャンルの方を取材させていただきましたが、実はコロナ禍に新たな道を開拓された方が多いです。
そして成功されている。
それは決して火事場の馬鹿力ではなく、自分の生き方をしっかりと見つめ直し、コロナ禍をチャンスと見ることができた方々でした。


私たち飲むのが大好きなんです。ある日、行きつけの居酒屋で知り合った方にそれとなく物件の相談をしたところ、話がとんとん拍子に進んでしまって。こちらの店舗付き住宅を借りられることになりました。でも、私たちホントお金がないんです^^;


だから、返す自信もなかったので借り入れもしませんでした。洞爺湖町のチャレンジショップシステムを利用して補助金をいただこうを思ったところ、先に着工をしなければならないことが判りました。そこで、ニセコの知り合いから廃材をもらって、友達に協力してもらいながら自分たちでDIYすることにしました。お陰様で、2ヶ月間という短い期間でリノベーションをすることができました。


テーブルや椅子を買ったのもリサイクルショップです。もう2年目になりますが、現在進行形で整え中です。ただ、厨房器具は一切妥協したくなかった。ここだけはめちゃくちゃ拘って揃えています。なんとか2年目になり、地元の方にも受け入れていただき忙しい毎日を過ごしていますが、貧乏癖はそのままで、ものすごい節約生活を送っています 笑。




何を食べても美味しいとすぐに話題となった『Lagorot』では、顧客の7割が地元の方だそうです。
わずか2年余りで地域に根付くのは素晴らしいことです。


洞爺湖温泉はいろんな意味で程よいところです。温泉があり、飲み屋さんが徒歩圏内、人も良く、自然も良い。ここで店を始めて本当に良かったと思います。
なにより、自分の店を持ったことでなんでも自分たちで考えて即実践できますし。もう本当にノーストレス。


でもね、喧嘩はめっちゃします。一緒の部屋に住んでいるんですが、口きかなかったり 笑。


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きっとそれだけ、おふたりの店への想いが強いということなのでしょうね。


ところで、店名『Lagorto』の意味を訊ねました。


造語です。” Lago “ はイタリア語で湖という意味ですし、” orto“は菜園という意味です。

なるほど、『洞爺湖を望む坂の途中にある菜園のようなレストラン』ということですね。


こちらはメニューのごく一部です。


ナポリ風ピザのドゥーには、江別産の小麦が使われています。 他の材料も近隣のものを中心とした道産品。


トマトソースはもちろん、他も全て手作りです。



Lagortoさんのメニューラインナップは、基本、お酒のつまみにもなるものが多いです。
それなのに、実は違いの分かるお子様にも人気なのだとか?



パスタの具にご注目。
真狩佐伯農園さんとのつながりがあるからこその、ふんだんに使われた百合根!
これ、都会で食べたらとんでもないお値段になります^^;


ランチ、テイクアウトもお手頃価格


最後に、今後の構想などがありましたら教えていただけますか?


遠い先だとは思いますが…。先ほども話したように、私たち1箇所にずっといられないんです 笑。実は最近、外でピザが焼けるガス釜を買いました。これを持ってキッチンカーに乗って、旅をしたいなあ〜と夢見ています。いや、やります!ここを誰かに任せてということではなく、ここは大切な拠点として残し、時々旅をしながら野菜が美味しいイタリアンをいろんな方に楽しんでいただきたいと思っています。

なるほど。
『旅するイタリアン』というわけですね〜。
旅先では楽しく遊んだり、飲み歩いたりもしつつ、料理はガチで本物を提供する。

やっぱりファンキー!
カッコいい!と思います。
めっちゃ喧嘩をするとは言いながらも、「二人でやりたいです!」とキッパリと話してくれました。


洞爺湖の『Lagorto』で食べるイタリアンはもちろん美味しいけれど、ふらりと出かけた旅先で、お二人に会えたら嬉しいなあ〜と思った筆者でした。



―Lagorto情報―

・代表 木村香葉子
・シェフ 利光優子




・北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉54秋田ビル1F
・詳細はFBまたはInstagramよりご覧ください


編集部ライター Rietty

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編集部のライターとして月に2~3回ほど、皆様のお目にかかることになりましたRiettyです。
この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。

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