PKをはずした駒野選手の気持ちがわかります♪

今回のサッカーワールドカップでの日本の戦いは本当に元気と勇気をもらいましたね♪
こんなにも監督やレギュラー選手、控え選手の全員の評価が高まる大会ってめずらしいと思います☆
岡田監督も評価が高まりましたし、得点にからんだ本田選手や遠藤選手も評価が高まりましたし、松井選手やキーパーの川島選手、最小失点に抑えたバックスの各選手、中村俊輔選手や稲本選手などの実績がありながら控えに廻ったサブの各選手。
全ての選手、関係各位の評価が高まったのは応援していてもとても心地良いものでした♪
負けても絶賛されるなんて最高にいい結果だと思いますね☆
最後のパラグアイ戦のPKでの『あの場面』
PKをはずしてしまった駒野選手。
私も駒野選手の気持ちがかなりわかる１人です♪
高校３年生の最後の夏！北北海道代表で出場した甲子園での試合☆
初回に４番バッターのタイムリーなどで２点を先制し、尚も中盤に３番バッターのホームランで４ー０で圧倒的に優勢だったあの試合。
まずは甲子園至上かなり珍しいプレーになってしまったファーストフライでのタッチアップ……。
この私のあり得ないくらい珍しいミスで１点を献上……。
それでも4-1で８回裏までリードしていた場面……。
８回裏のツーアウトまでいった時に事件は起こりました……。
相手チームの攻撃でピンチの場面で４番打者を迎える絶対絶命の場面でした。
エースの佐藤君は魂のこもった速球で完全に打ち取り、セカンドゴロになりました。
セカンドの池田くんも冷静にさばき、ファーストの私へ送球……。
ここでファーストの私は事もあろうに体のどこにも触れないで後ろへ送球をそらしてしまいました……。
直接このエラーで得点は入っていないものの、完全に流れは相手チームへ移りここから４－１から４－５と試合をヒックリかえされてしまうのです……。
８回裏２アウトからです……。
野球は最後の最後まで何が起こるかわからない！ってまさにその通りの結果でした……。
あの送球を普通に捕っていれば……。
どんな結果とどんな人生になっていたのでしょうね☆
結局4-5で大逆転負けをして試合が終わりました。
試合が終わるという事は『引退』ということなのです。
もう朝早く起きて練習することも、気が遠くなる程にバットを振り込むことも、グランドで大きな声を出すことも終わったのです。
何より大切な仲間達と同じ時間を過ごす理由がなくなるのです。
試合が終わりベンチに戻り甲子園の土をスパイクを入れる袋に詰め込みました。
不思議と涙も出ませんでした。
選手控え室へ戻り、イスに座っていた私の元へ４番バッターの学（がく）が来て、『いっそと野球が出来て良かった！』と握手をしに来てくれました。
この瞬間一気に涙が溢れて来ました♪
スケールは違うけど私もあのPKをはずしてしまった駒野選手の気持ちはわかりますね♪
今想い出しても悔しいですね☆
打球でなく送球のエラーってキャッチボールの延長ですからね♪
みんなごめんね～～～！

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