北海道ランキング

ホテルマンの幸せ
激辛のモノを食べる
おはようございます♪
私は辛いラーメンが好きです。
1番好きなのは韓国の『辛』というインスタントラーメンです。
これを食べる時は毎回2袋を食べてスープも全部飲み干します。
そんな辛いラーメンが好きな私は過去にこんなラーメンも食べたコトがありました。
このスプーン1杯が入っているのが『地獄1丁目』なのです10杯入っている『地獄10丁目』を完食するとお店に名前が貼られるというシステムだったのです。
なのでもちのロンで『地獄10丁目』を注文しました。
これね、何が辛いってね…
「辛い」コトじゃなくて…
シンプルに不味いのです!!!!
辛いのは我慢できるとしてこの不味いラーメンを全部食べるってコトがめちゃくちゃ辛かったのでした。
お湯に辛い唐辛子を10杯入れただけで旨味のあるダシを入れてね〜〜だろっ?!って言いたくなるような過去に食べたラーメンの中でダントツの不味さでした。
でも辛いのが無理で残したって思われたくないので完食はしました。
葉っぱ兄さんはシンプルに辛さでやられてました☆
悶絶中の葉っぱ兄さんです♪
葉っぱ兄さんも完食しました(モタモタ食べててイヤでしたケド…)
なのでここのお店には私と葉っぱ兄さんの名前が貼られているのです。
そんな辛いラーメンが好きな私が昨日食べたこの焼きそば…
これ
メッチャ辛かったです!!!
たぶん今まで食べてきたラーメン&焼きそばの中で1番辛かったかも知れません!
ひと口目で諦めてしまいそうになるくらいの辛さなのです。
汗だくだく…
あ、もちのロンで完食はしましたけど…
辛過ぎて食べ終わった後に水を1.5Lくらい飲んじゃったので夜中に4回もトイレで起きちゃいました…
ウイスキーを飲んだ時にも水をガブガブ飲んでしまったのでこの日は3Lくらい水を飲んじゃったのです。
あとこの激辛ペヤングが3つ残っているのです。
食べるのに相当勇気が必要になりそうです…☆
2021年も『北海道人気ブログランキング』にチャレンジしております!
こちらで…
またいつか葉っぱ兄さんと激辛ラーメンを食べに行くという噂を聞いたコトがあります♪
ハッシュタグ
月別アーカイブ
「むしゃなび」はこちらの皆様に支援して頂いています
人気の記事
-
08/14(木) 孤独だった頃にやってのけた大仕事
-
08/13(水) 中井さんの歌が心に響く
-
08/17(日) 30年以上の絆に感謝
-
08/15(金) うなぎ好きの私が検証してみる

イベント
「ブログ」カテゴリーのおすすめ記事
-
ホテルマンの幸せ
0
-
2025/08/03(日) 蕎麦を食べながら思ったコト
ホテルマンの幸せ
0
-
心の伊達市民 第一号
0
2
-
2025/06/23(月) ☆本日のメインはあんかけ焼きそばです☆
観月旅館
0
-
2025/04/22(火) 今日のメインは豚ロースの生姜焼きです!
観月旅館
0
ブログに関する
特集記事
-
終わりなき研究をしつづけるために〜谷藤貴昭さんの『チョコレート研究室』
店を継ぐ決意とチョコレート ごはん処「たにふじ」は室蘭の有名な老舗です。 主力商材は仕出し弁当。 もちろん、店内でお食事をすることも出来ます。 さて、北見のパティスリーで8年間パティシエとして活躍をされていた谷藤貴昭さんは、2021年9月にお父様が営む「たにふじ」を継ぐ決意をして帰郷されました。 今回は、ごはん処「たにふじ」の三代目 谷藤貴昭さんを取材させていただきました。 ただし、お話を伺ったのは和食の料理人としてではなく、bean to barを手掛けるパティシエとしてでした。 そう、貴昭さんは「たにふじ」を継ぐ決心だけではなく、チョコレート研究室を室蘭に立ち上げるために帰郷したのでした。 挑戦したかったチョコレートは、カカオ豆からチョコレートまでを一貫して手掛ける製法のbean to barチョコレート。 様々な産地から原料を仕入れ、カカオ豆という原点からオリジナルのチョコレートを製造されています。 オリジナルチョコレートとの出会い 高校卒業後調理師専門学校に進学した貴昭さんは、在学二年間のうち一年間は調理の勉強を、一年間は製菓の勉強をしました。 そして、卒業後は北見のパティスリーに就職、持ち前のコツコツ気質が徐々に頭角を現わし、1年に1度開催される国内最大規模の洋菓子コンクール「ジャパン・ケーキショー東京」では、銅賞の受賞するほどにパティシエとしての腕をあげていきました。 ところが、順調にスキルを磨いていた頃、コロナが蔓延し始めました。 「今年もコンテストで頑張ろう!と思っていた矢先のことでした。全精力を注ぎたいと考えていたのですがエントリーは叶いませんでした…。でもその時、そのエネルギーをお菓子に関わる何か未知のことに向けたい!!と、気持ちを切り替えることにしました。それがチョコレートでした。」 コロナだからと凹まず、エネルギー転換をする。 全てのことにおいて、その転換が出来た人が成功を手にしているような気がしています。 「当時お世話になっていたパティスリーのオーナーシェフが、フランスのチョコレートメーカー『カカオバリー』が行なっていた、オリジナルチョコレートを作れるサービスシステム(オ・ル・ノワール)の提供を受けていらっしゃいました。そして、店独自のチョコレートを作っておられたことに強く影響を受け、チョコレートに大きな興味を持つようになりました。」 それは、パティシエとして扱う素材の一つ、チョコレートが特別なものに見えた瞬間でした。 けれども貴昭さんは、オーナーの真似に止まりませんでした。 自分のオリジナルチョコレートを作りたい! 「カカオ豆からチョコレートを作るbean to barに挑戦しよう!」 そう考えた貴昭さんは、” 将来は親の店を継ぎたいこと “ “ どうしてもbean to barに挑戦したいこと “ をオーナーシェフに相談をしました。 すると、理解をしてくれたオーナーシェフは、店の厨房を貸してくれ、同時経営をしていたカフェの一角で販売することを認めてくれました。 こうして夢への第一歩を歩き出した貴昭さんは、オリジナルチョコレートのブランド名を「チョコレート研究室」としました。 「ところで、なぜ、『研究室』と名付けたのですか?」 「カカオ豆からチョコレートへと加工する『bean to bar チョコレート』に挑戦したいと思ったものの、当時はそのやり方を全く知りませんでした。そこで『bean to bar チョコレート』の数少ない実践者(全国でも少ない)に教えていただいたり、独学をするなどして工程を習得していきました。同時に『チョコレート検定』にもチャレンジをしてカカオ豆の知識はもちろん、チョコレートの歴史なども学びました。カカオ豆の香りや味わいは、産地によって全く違います。それが、焙煎具合や洗練時間、副材料によって複雑に混ざり合った結果、芳醇な香りを作り出すことができます。学んでも学んでも、本当に奥が深い世界で、日々研究をし続けなければなりません。だから研究室にしました。」 なるほど…。 地道な努力を続けようとする、貴昭さんの決意の現れなのですね。 「たにふじ」に工場を作る! さて、帰郷した貴昭さんでしたが、「たにふじ」には製菓スペースがありませんでした。 保健所の許可を得るためには、料理をする厨房とは別に工場を作らなければなりません。 そこで、ご両親の許可を得て、亡くなった御祖父様の寝室を工場にさせてもらうことにした昭貴さんは、2022年4月、クラウドファンディングで資金を集めることにしました。 そして見事に資金集めに成功。 元寝室が、念願の工場に生まれ変わりました。 「室蘭にオープンされて5ヶ月ですね。チョコレート研究室を通して皆様に伝えたいことがあれば聞かせていただけますか?」 「実は、現在日本に入ってきているカカオ豆の産地はそのほとんどがガーナ産なのですが、カカオ豆は産地によって香りやテクスチャーが全く異なるのです。その違いを含めてチョコレートや産地に興味を持っていただけたら嬉しいです。それと、カカオ豆農場で働く人々の労働環境などを考えて、可能な限り正当な取引をしようとすると実はとても高価であることに気づきます。そういうことも含めて、チョコレートについての認識を新たにしていただき、チョコレート研究室を通してチョコレートの価値を上げていきたいと考えています。」 取材させていただき、チョコレートの社会問題をも含めたその深い歴史と、魔力とも言える魅力に満ちたbean to barに惹き込まれました。 そして、bean to barに取り憑かれた貴昭さんが、コツコツとひたむきにチョコレートと向き合う姿に、原点を知る人の真の魂を見た気がしました。 本物との出会いに感謝しながら、ショコラとコーヒーのジュレを堪能させていただきました。 ―チョコレート研究室情報― ※ 公開初日に「貴昭さん」のお名前を間違えて公開してしまいました。誠に申し訳ございませんでした。
Rietty
0
-
『道民割り』洞爺湖温泉でタイ古式マッサージ! [ loosen spa / 洞爺 ]
洞爺湖温泉街にタイ古式マッサージ店がオープン! 洞爺湖温泉街に新たなお店!”タイ古式マッサージ” のお店【loosen spa】(ルースンスパ)が2025年5月にオープンしました。 loosenは英語で「緩む」という意味。「お客様が身体も心も緩んでいただけることを心がけて」 この名前にしたそうです。 アパレル業界からセラピストへ転身、東京から北海道へ 店主、小山内陽子さんは伊達市の出身。上京し、はじめはアパレル業界で働いていました。今の陽子さんやお店の雰囲気からは想像できないですが、「渋谷の109でガングロになって」働いていたそう! その後、マッサージの虜となっていった陽子さんは、吉祥寺のリラクゼーションで2年間勉強。さらにご縁があり、芸能人も足繁く通うという、三宿のタイ式マッサージ店『アジアンブリーズ』で、10年以上勤務されました。本場のタイに何度も研修に行ったそうです。 「ずっとこのお店で働きたい!と思うほど」このお店で働くことが大好きだった陽子さん。しかし、離婚を経てシングルマザーとなり、地元の北海道に戻る選択を余儀なくされます。 北海道に戻ってからは、室蘭のリラクゼーションサロン『もみの木』で10年勤務し、洞爺湖の温泉ホテルでもセラピストとして勤務。そして2025年、「北海道にアジアンブリーズみたいなお店を出したい!」と一念発起。元はスナックだったという物件を改装し、5月にめでたく開店されました。 ”存在が安心そのもの” 愛されるセラピスト お店のロゴやイラストに看板、内装など、全てが手づくり。「全て友人がやってくれて!私は何もしてなくて……」と陽子さん。お店の至る所に、周りのみなさんの優しい想いが垣間見えます。 セラピスト仲間でもあるご友人のブログに、こんな文章を見つけました。 「彼女の人柄や生き方は、手放しで応援したくなる魅力があります。きっとすぐに人気のお店になると思うし、大変な時は力になりたいと心から思っているし、またわたしのような気持ちの人たちもたくさんいます。こんなに愛されているセラピスト、ほかに知らないかも。彼女のみんなに愛される魅力ってなんなんだろう?って今ならわかります。彼女の存在が安心そのもの、なんですよね」 付き合いの長いご友人がこんな風に綴ってくださるのだから間違いないですよね。明るい空気を纏う陽子さん、”存在が安心”という言葉にも頷けます。 タイ古式マッサージってどんなもの? タイ古式マッサージとは、タイに古くから伝わる伝統的なマッサージ。指圧、ストレッチ、整体などの手法を組み合わせたものです。全身の筋肉や関節をほぐし、血行を促進することで、心身のリラックスをもたらし、健康的な体調へと導きます。 タイ古式マッサージは着衣のままで良いので、動きやすい恰好であればそのまま私服で大丈夫。お着替えのご用意もありますので、お仕事帰りや外出から直接寄っても大丈夫です! 「2人で行うヨガ」とも言われていて、お家でのストレッチでは伸ばしきれない筋肉や関節が伸び、施術後はとってもスッキリ!ずっと同じ態勢でお仕事されている方、張っている身体をゴリゴリとほぐしてもらえますよ! イチオシはしっかりめの120min!最長は150minまでありますので、物足りないということはなく大満足でしょう。身体に常に健康でいてもらうために、メンテナンスとして定期的に組み込んでいきたいですね。 地元の方にも来てほしい!『道民割り』は20%OFF! 「観光客の方にも来てほしいですが、地元の方にも来てほしいと思っています。道民は20%引きです」。 メニューは ・タイ古式マッサージ ・足裏リフレクソロジー ・アロマオイル全身 ・贅沢組み合わせコース どれも時間別にコースがあり、なんと道民はどれでも20%オフで受けられます! ※メニューの詳細やお値段は、インスタグラム(@loosen_spa ) でご確認ください。 「大切なのは娘!!それしかないです!」とスパッと言い切る陽子さん。子育て中の方はマッサージだけでなく、お話することで力を貰えるかもしれません。 エネルギーが内から湧いてくるような、癒し空間を生み出す陽子さんが施す、”世界一キモチイイ”と言われるタイ古式マッサージ。頑張る自分へのご褒美に、温泉+マッサージ(+お隣のハンバーガー!)の至福セットはいかがでしょう。キモチイイひと時を『道民割り』で、ぜひ味わってみてください! 【loosen spa】(ルースン スパ) タイ式、リフレ、オイルのリラクゼーションサロン メニュー詳細はインスタグラム(@loosen_spa)にてご覧ください 定休日:日曜日・木曜日 営業時間:9:30-17:00 電話:050-8882-9361 〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉70−5 ※駐車場は近隣の無料公共駐車場をお使いください。 セラピスト歴24年 🇹🇭ワットポータイマッサージ取得 🇯🇵タイマッサージ協会ベーシック取得 🇹🇭ロイクロフット&タイマッサージ取得
misaki
0
-
“ 通過点としての居場所 ” 荒川量子が考える 『るる』 の役割
この日は、洞爺湖湖畔でお話を聞かせていただきました。 留寿都村で活動されている方なのに申し訳ないとおもいつつ…。 でも、実は彼女にはぴったりのロケーションだったと思った取材となりました。 地域おこし協力隊で留寿都村に 荒川量子(かずこ)さんは札幌ご出身。 高校卒業後、進学等で札幌を出てからは千葉県に長らく住んでいらっしゃいました。 その後、お子様お二人とともに留寿都村の地域おこし協力隊として2020年に北海道に戻って来られました。 いえ。 「北海道に戻って来た」という表現は、もしかしたら適切ではないかもしれない…というのが、今回のストーリー展開となります。 「そろそろ、都会を離れたい。」 東北の大震災以降、都会に住みにくさを感じはじめ、生活を見直したいと考え始めていた量子さん。 「自然に恵まれた環境で豊かに生活をしたい。」 そう思っていた時に目に飛び込んできた募集が、“留寿都村の教育委員会(社会教育)所属の地域おこし協力隊でした。 そもそも量子さんは教育分野にとても興味がありました。 それというのも、千葉県での活動が背景にあるからです。 つまり、採用された後の活動イメージを量子さんは既にお持ちでした。 「千葉県在住時は、小学校特別支援学級のサポートや、『自主保育』活動をしていました。プレーパーク活動をしていた方とも接点があり、野外活動にも興味があったので自然体験指導者とのつながりもありました。」 と、そんなバックボーンを持つ量子さんは続けてこんな話しをしてくださいました。 「子どもに対しても、大人に対しても、「こうであらねばならぬ」という考えを押し付けるのは違うと思っています。こう言われたからとそうするではなく、「自分はどう思うのか?」「自分はどうしたいのか?」を考えて、どちらに転んでも全て自分の責任だと自覚をもって行動できるように、相互に自立をしたいと思っています。そして、大人も子どもも縦ではなく、横で、1対1の人間同士の関係つくりを理想としています。ゆくゆくは、お互いが地域や北海道(あるいはもっと広く)に還元できるようになっていけたら嬉しいです。」 ここで、耳慣れない二つの用語について簡単に説明しますね。 自主保育とは〜 就学前の子どもたちを、特に自然の中で遊ばせたいと考える保護者主導の保育の取り組み。 地域の公園はもちろん森・海・河川敷など自然の中を中心に、時には屋内において活動をする。生まれてから小学校就学までの子どもたちの生活や成長の場を、保護者たちの手で地域の中に作り、保育士や教諭に全面的に頼るのではなく、保護者たちが協力し合いながら、家族以外の子どもたちも我が子と一緒に見守りつつ、ひとりひとりの個性を尊重し生きる力を育んでいくことを目的とする。また時に、地域の人の協力も得ながら子どもも大人も育っていく。そのような活動のこと。 プレーパークとは〜 「冒険遊び場」とも呼ばれ、土・水・火・木など様々な要素がある空間のこと。「自分の責任で自由に遊ぶ」ということをモットーに、子どもたちの好奇心や欲求を大切にし、やりたいことをできる限り実現できるように、ある程度大人が見守る体制が整った中で子どもの自由度と責任感を大切にする場。 量子さんは、過去の活動経験から得たアイディアを豊富にお持ちで、バイタリティーもあり、決断力と行動力もあるので、人口1900人足らずの村ではとても頼りにされています。 もちろん、その期待に添う様に、数々の活動をこなされています。 地域おこし協力隊としてのお仕事は、たとえば〜 マリーゴールド染めワークショップ:国道230号線沿の花壇に植えられ、花が終われば捨てられてしまう花を有効に利用したものです。とても美しい黄色に染まります。 制服おさがりプロジェクト 0円マーケット クリスマス飾り作りワークショップ 高齢者向けスマホ講座 みんなでつつみこむあたたか村作りプロジェクト その他、イベントというイベントの企画運営などのほか、当然事務仕事も そして実はもう一つ、量子さんの裏(?)のお顔としてアートセラピー講師としてのご活躍もあります。 ↓↓興味がある方はこちら〜 https://arakawa-kazuko.com/art-therapy/ このように超ご多忙な量子さんですが、いま、最も力を入れているのは古民家コミュニティー『るる』での活動です。 古民家コミュニティー『るる』とは 「では、まずはじめに『るる』のお名前の由来を教えていただけますか?」 「『るる』の 『る』 は、一つには留寿都の『る』です。ほかに、『あつまる』『つながる』『ひろがる』の『る』。そして『縷々(るる)』。この言葉には「長くつづく」という意味があります。地域の居場所が長くつづきますように‥の願いが込められています。」 なるほど。 可愛らしい響きのなかに、そんな素敵な意味があったのですね。 さて、現在 『るる』 となっている建物は10年以上誰も住んでいませんでした。 でも、立地はとても良い。 留寿都小学校の裏にあり、敷地も広く、村の中心部。 誰もが訪れやすい場所でした。 ところが老朽化が激しく、誰も見向きもしない建物。 周りの人たちは、直すのは無理だと言いました。 でも、量子さんは諦めませんでした。 関係各所で諸々を調べ、ついに2021年6月に広い庭込みで建物を借りることができました。 クラウドファウンディングで応援金を 借りるところまで漕ぎ着けたはよいけれど、そこからが大変でした。 トイレは使えず、壁は危険な状態…。 それに修理費用もない…。 ということで、クラウドファウンディングで資金を集めることにしました。 しかも、中間サイトを用いず、返礼品もなしで、SNSを使い応援を呼びかけたのです。 すると、驚くことに70~80名の協力者が現れ、あっという間に目標額の倍額を集めることができました。 実はその応援者のほとんどが道外の方で、千葉県での各種活動やSNS繋がりとその繋がりの仲間たちだったそうです。 個人的に直接お願いしたわけではなく、皆様が自主的に応援金を振り込んでくださったのだそうです。 素晴らしいことです。 それは、量子さんの千葉県時代の活動が認められていて、今後も期待されているという紛れもない証です。 見返りを求めることなく、応援してくださった方々も素敵です。 「全員への返礼品はありませんでしたが、留寿都高校の生徒さんが作った野菜が手に入ったので、抽選で何名かに送らせていただきました。寄付していただいたお金は、トイレと壁の修理費に使わせていただき、残りは運営費として使わせていただきます。本当にありがたいことです。」 「るる」のミッション ところで、量子さんの『るる』への想いや考え方はこうでした。 「『るる』のミッションは、“穏やかな繋がりの中で一人ひとりが輝き、お互いを認め、支えあう社会の実現に貢献します”と謳いました。 そのために『るる』にできることとして具体的に掲げた4つのことがあります。 1. 季節のイベント開催 2. 本を読んだり・おしゃべりをしたり思い思いにすごしてもらい、子育ての合間にホッとできる癒しの時間を作る。 3. 赤ちゃんからお年寄りまで多世代交流ができる。 4. やってみたい心を応援し、体験活動をサポートすることで、学び×遊びの場とする。 これら4つを通して、誰でもふらっと気軽に立ち寄ることができる地域の憩いの場=居場所にしたいと考えています。 ひいては『るる』という場だけでなく、ここでの活動や出会いを “きっかけ” に、こうあらねば!ではなく 『みんな違って当たり前』が普通になり、お互いが認め合える世界になれるよう、一人一人が自立して暮らしていけたら幸せだなあと思っています。」 これまでの『るる』の活動は〜 ・ 親子で草木染め ・ ミモザリースづくり ・ かまくらづくり ・ 焚き火 ・ 焚き火でバームクーヘン ・ 外遊び ・ 水引きワークショップ ・ マーブリング etc.バリエーション・アイディア豊富です。 いま、どの分野でも “ 多様性を認め合おう “と言われていますが、スローガンのようにただ叫ぶだけで到達できるほど容易くない世界です。 けれども、『るる』のような ありのままでいられる “ 場 “ があることで、そこで過ごした人たちのマインドが波及していくことを願う量子さんです。 あらためて、さまざまな活動の拠点としての『るる』の役割とは〜 ・ 多世代交流の場作り ・ 誰でもウェルカムの居場所作り ・ 地域づくりの場 ・ 体験活動の提供 ・ 野外活動のサポート ・ 出張ワークショップの受け入れ 千葉時代の経験の積み重ねがあり、ノウハウも多くお持ちだからこそ、『るる』の役割を自覚し、即実践に結びつけることができるのでしょうね。 「さて、色々お話を伺ってきましたが、10年先のご自身がこうありたいというイメージお持ちですか?」 ここまで流れる様にお話をされていた量子さんでしたが、少し間を置いてきっぱりとこうおっしゃいました。 「わたし、旅人になりたいんです。」 ああ…。 そうか…。 筆者には、その不思議な答えが、何故か、すんなり腑に落ちました。 量子さんは風を運ぶ人だったのです。 「わたし、旅人になりたいんです。」 「『るる』の活動も、留寿都村での荒川量子も、ここで出会う人にとっての通過点であってほしいと願っているのです。生意気な話に聞こえてしまうかもしれませんが…。依存関係ではなく、互いが自立し、認め合う、支え合うという共生社会を目指したいです。ですので、その想いは留寿都村にとどまることなく、色々な土地で広げていきたいと考えています。出会った人(子どもも大人も)にそっと寄り添い、見守る人でありたいです。もちろん、留寿都村の拠点としての『るる』は今後も大切にします。『るる』と荒川を通過点にして、ここで出会った人たちも「自分は自分」と精神的に自立して自由に羽ばたいてほしいと願っています。当たり前のことですが、世界には色々なモノがあり、色々なコトがあり、色々なヒトがいます。でも体感しているのはそのほんの一部。自立して自由になって、自分の責任のもとに生き方の選択をして、多様なモノ・ヒト・コトとつながって、心も体も経済的にも豊かになってほしいと心から思います。そうすれば、その豊かさは循環していくと信じているのです。ですから、私自身も自立して自由に羽ばたきたい。だから旅人になります!」 「通過点」という言葉も、「旅人」という言葉もとても共感しました。 自然体で生きる量子さんが纏う風。 10年後、どこか違う空の下で旅人の量子さんに偶然会える気がしました。 ―『るる』 代表 荒川量子 情報― 荒川量子 電話:090-7650-5347 Email:arakawa.chiiki.230@gmail.com Facebook:https://www.facebook.com/kazuko.arakawa.12 ホームページ:https://arakawa-kazuko.com/ 【お知らせ】 倶知安町にて「夢みる小学校」の上映会を開催します! たくさんの方にみていただきたいドキュメンタリー映画です。 ぜひ、お越しください。
Rietty
0
-
-