むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて
一度は会いに行ってみてほしい、
地域を盛り上げる ”人” にフォーカスする企画をスタートします!
【あの人に会いに】vol.1

初回は [ 豊浦町 ] から
”星の実ファーム”  の 星明子さん です。

まずはじめに、明子さんを知るための3つの質問!


転勤族、六花亭lover、旅好き……共通項がある方も多いのでは。

明子さんは、豊浦町礼文華にて ”星の実ファーム” を夫婦で営んでおり、主にイチゴとブロッコリーを生産しています。

2021年に新規就農、農業に奔走する傍ら、イベント等ではサンキャッチャー作りや糸掛け曼荼羅のワークショップを出店する一面も。過去にイベントを主催していた経験もあり、話し合いの場ではいつもアイデアマン!マルチに活躍されている明子さんの人生ストーリーを伺います。


(左)『糸掛け曼荼羅』曼荼羅アートの一種 (右)『サンキャッチャー』虹色の光を生み出すインテリアアイテム

北海道へUターン、子育てママたちとイベントを開催

明子さんは北海道池田町の出身。岩手県の高校、東京の専門学校と道外に進学。高校時代のボランティア活動がきっかけとなり、特別養護老人ホームで介護の仕事に就きました。

東京で就職し10年以上都会で暮らしましたが、北海道への想いは変わらずにありました。「帰省するときに飛行機の窓から見える十勝の景色、パッチワークのような広大な畑と、日高山脈に毎回感動していて……」30歳のとき、北海道へ戻ることを決意します。

北海道らしい仕事がしたい!と、酪農や畑作を経験したり、接客業に惹かれて飲食店で働いたり……。

そんな中、夫の雄介さんと出会い、結婚。転勤で移った浦河町が、明子さんにとってターニングポイントとなりました。

「女の子を出産して育てるうちに、なかなか好みのヘアアクセサリーが見つからず、自分で作るようになって。そうするとハンドメイド好きのお母さん方と繋がっていって、そんなママたちとイベントを開催したの」

会場にはなんと駅を利用し、イベントは大盛況!回を重ねるにつれてどんどん大きくなり、人気イベントとなりました。


当時のポスター。催しの幅が広い!

「移住者で、地域のしがらみも何も知らないからこそ、無鉄砲に始められたんだと思う」
明子さんはそう言いますが、何も知らない移住先でイベントをゼロから作るなんて、誰にでもできることではありません。

「今すごく波に乗ってる!今ならいける!っていうとき、あるよね。”楽しそう”という気持ちだけで、自分の直感を信じて突き進んでた」
明子さん自身、なんと生後一か月の長男を抱えていたというので驚きです。 ”良いタイミング” だけでなく、そんな明子さんのエネルギッシュな姿が人々を惹きつけたのでしょう、周りのママたちを巻き込んでいきました。

「仲間と一緒に、それぞれが得意なことを発揮して作っていく、ということに喜びを感じてた!」
この経験から、自分の不得意なことは人に任せられるように。仲間と一緒だと大きな物も作り上げられる、大切な成功体験となりました。

『行動あるのみ!』 まずはやってみる

そうして様々な経験を重ねた浦河町も転勤で離れることとなり、岩見沢市、札幌市へと移ります。そして2018年、夫の雄介さんが退職して農家になることを決心し、豊浦町に移住します。

「農業研修生の時に農業関係の人からよく言われていたのは、旦那さんが農家になりたいっていうのを、よくOKしたよねって。世の中で農業やりたいって思っている男の人は沢山いるけど、大抵は家族の了承が得られなくて諦める人が多いんだよと。」

安定した仕事を捨ててまで農家になるということ、そしてそれ以上に、大変だとわかっている農家という仕事に奥さんも一緒に就くということ。

「自然豊かなところで暮らしたいと思っていたし、畑仕事は嫌いじゃないし、やってみよう!くらいな感じで……今思えばだいぶ楽観的だったんだよね」

明子さんのモットーは、『行動あるのみ!』
行動することで、良いことも悪いことも沢山経験できる。諦めずにやりきることが成功に繋がる。浦河町での経験が、現在に活きています。

「とりあえずやってみよう!って。行動しなかったら何も見えてこない。”行動して飛び込んでいく” っていうのが、好きなんだよね」。 そう朗らかに笑う明子さんに、こちらまでエネルギーを貰います。


”やり遂げた後の景色” を見てみたい

—好きなことが沢山あると、どれも中途半端になってしまう……。

好奇心旺盛な人なら誰しも一度は通るジレンマではないでしょうか。明子さんも、サンキャッチャーづくりや糸掛け曼荼羅をはじめ、好きなことは沢山ありました。かといって、”これ一本で生きていく!” と言えるまでの思い入れはない……。

「一生かけてやる、という覚悟を持てるものが今までなかったんだけど、今は ”農業をひとつやり遂げる" そこで見えてくる景色を見てみたい、というのがあって」

しかし、大変なことや乗り越えなければならないことは山ほどあります。新規就農の大変さ、農業と生活との両立、夫婦で一緒に働くこと……苦しくなったり逃げたくなったりすることも多々。

「でも、自分で決めたことだから逃げたくない、自分に負けたくない」
自称負けず嫌いの明子さん、まだ見ぬ景色を見る日まで走り続けます。


美味しさで選んでもらえる農家に

豊浦ではまさに今、いちごのシーズンが始まりました!
星の実ファームのいちごは化学肥料・化学農薬不使用、健康的な土づくりを心がけています。そこには、子ども達に食物アレルギーがあったことで沢山悩んできたという背景がありました。食についてとことん学び、多くを知った明子さん。

「まず安心・安全、その上で、『美味しさで選んでもらえる農家』になりたい。美味しいって喜んでくれるお客さんの笑顔、今はとにかくそのために頑張ってる」


この日、なんと初物の1つめのいちごを試食!間違いなく”美味しさで選んでもらえる” いちごでした。

直売所は既にオープンしており、例年6月いっぱいまで。豊浦町は札幌ー函館の中間地点、キャンプ場もありますよ。ぜひ、元気ハツラツ、素敵な笑顔の明子さんに会いに行ってみてくださいね!


星の実ファーム
~いちごをお求めの方は~
\明子さんに会える/
▶ 直売がオススメ!
  北海道虻田郡豊浦町礼文華403-4
  インスタグラム{明子さん発信!
  DMで取り置きできます。
オンラインショップBASE
▶ 各ふるさと納税からもお求めいただけます。


国道37号線からは、真っ赤な看板が目印です!


misaki

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