16日(金)母校の洞爺湖温泉中学校{%学校webry%}の給食を30数年ぶりに食べてきました{%ご飯webry%}

環境NPOのUWCLT、酪農学園大学の協力により、環境学習{%ノートwebry%}{%ペンwebry%}が洞爺湖温泉中学校で実施されました。議会文教委員として見学させて頂きました。酪農学園大学の吉田剛司准教授(野生動物保護管理学研究室)・吉田麿准教授(環境地球化学研究室)の学部生、院生の皆さんが中学生を指導して頂きました。大きなテーマは、身近な自然を通して環境に興味を持つ。外来生物の生態を知り、その影響を知る。地球温暖化と洞爺湖の水環境について知ることでした。2つの研究室の学部生から実験テーマとその意義の説明を受けました。

その後、洞爺湖湖畔に移動し、野生動物管理学研究室では、ウチダザリガニを捕獲し、個体ずつ計測し、データをまとめました。また、環境地球化学研究室では、洞爺湖の水を採水器を利用して、溶存酸素量を測定しました。溶存酸素量とは水中に溶存する酸素量のことで、水質の指標として用いられます。今回はウインクラー法(試料水に硫酸マンガン溶液と水酸化ナトリウム溶液を加えると、水酸化マンガンが生成され、さらに水中の酸素と反応して溶存酸素の量だけ酸化され沈澱する。この沈殿は、ヨウ化物イオンと酸を加えて溶解すると溶存酸素量に比例してヨウ素を遊離するので、これをヨウ素と反応するチオ硫酸ナトリウムで滴定して定量する。)で測定しました。

生徒は2班に分かれ、両方の研究室調査に加わりました。目を輝かせて熱心に取り組んでおりました。洞爺湖町の広報、地方紙の室蘭民報の記者がきてましたので、詳細は後日紙面でお読み下さい。

お昼には、生徒と大学の研究室講師、教員の皆さんと一緒に給食を食べました。30数年ぶりに母校の給食を食べました。タイムスリップした感じが致しました。楽しい時間を過ごさせて頂きました{%うれしいwebry%}

今回の環境学習は、洞爺湖町の教育委員会などの支援が無く、酪農学園大学の全面的パックアップで実施されたことを聴き、継続して行っていく仕組み作りが大切だと感じました。地元に数十年ぶりに戻り、住み慣れた人たち以外の方達が洞爺湖の良さ、魅力を発見、育てて頂いてくれることを感謝しつつ、住民がもう一度故郷再発見できる環境を整えることのお手伝いが出来るように頑張ります。

夕方、家族ぐるみで大変お世話になり、兄のように慕っている方の奥さんが亡くなられました。ご冥福をお祈り申し上げます。


日々感じたこと・洞爺湖町の想いをお伝えします。 しもみち英明

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2022年4月洞爺湖町長に初当選。
大学卒業後、証券会社に勤務し米国留学、海外駐在経験。
帰国後、札幌市で学習塾を13年間経営。
30年ぶりに地元に戻り町議会議員とバス会社の二刀流で2022年1月まで4期途中まで活動。
1985年成城大学経済学部卒。

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帰国後、札幌市で学習塾を13年間経営。
30年ぶりに地元に戻り町議会議員とバス会社の二刀流で2022年1月まで4期途中まで活動。
1985年成城大学経済学部卒。

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