民泊ホスト日記ー世界が我が家にやってきた!

ゲストハウスを始めるとき(1)

それは去年2023年のこと。
千葉にいるアルツハイマー気味の父の面倒を看るために
隣の土地に家を建てて
父はそこに住まわせようと計画した。
老老介護で母に面倒を看させるのには
少し限界を感じたからだ。

ところが色々とあって
家は完成したけども父は来ない事態となった。
それで新築の家が浮いてしまったので
どうしようかという話になった。

僕は単純に賃貸に出せばいいと思っていたが、
ゲストハウスにしてみようという話が出た。

当初、この話になった時、
僕は「こんな田舎町に来る人がいるのかなあー。
それに結構手間がかかる仕事になるどー。
そんなに甘くないぞ。」
と、ゲストハウスには反対した。

というのも、約15年くらい前のこと。
僕は倶知安町で古い住宅などをリノベーションし、
工事する人やスキーヤーたちを対象にした
長期滞在ビジネスを手伝っていたことがある。
リノベからマーケティング、ベッドメイキングや
骨折した外人の面倒までみた。

あのときはスキーのメッカである
ニセコの足元であった倶知安町であったし、
すでにニセコ開発ラッシュも始まっていたから
スキーヤーも工事のおじさんたちも出入りが多く、
忙しい中、それはそれで楽しかった。

ただ、そうした仕事の煩雑さに
僕は2年ほどで参ってしまい、
結局いくつかやっていた物件は
いずれも一棟貸し賃貸に変更してしまった。

宿泊ビジネスの大変さは体験してきたのだ。

まあ、そういう経験者である僕から言わせると、
まず豊浦町などという何もブランドのないところに
どうして人が来る用事があろうか。

それに仮にゲストが来るとしても、
客集めや清掃から大変手間がかかるのだ。

それならいっそのこと、
賃貸に出して賃貸料でももらってしまえば
どんなに楽なことか。

そのように家族のものに忠告はしたのだが、
結局まあやってみようかということになった。

それが2023年の9月のことである。

(つづく)


建設中のゲストハウス

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