むしゃなび編集部
シンガー・藤河ちあきさんのだてのうた!「私のふるさと、伊達」
伊達在住のシンガーソングライター・藤河ちあきさんが地元・伊達への思いを歌った自主制作CD「私のふるさと、伊達」を発売しました。昨年の「大切なあなたへ」に続く第2作目となります。
淡いピンクのエゾヤマザクラが一面にプリントされたディスクをプレーヤーに入れると・・・
「伊達紋別の 駅を出て歩く…♪」
ほのぼのとしたアコースティックサウンドにのせて、藤河さんのやさしく透き通った歌声がすう〜っと心にしみてきました。
あたたかくてほっとする、これぞ「伊達」な一曲!!
と同時に自分の故郷が、ふわっと浮かんでくるようでもあり……。
なんだかそっと「おかえり。」と言われたようなすてきな歌なのです!
藤河さんに新曲に込めた思いを伺いました。
伊達は、ひとのまち。
藤河ちあきさんは伊達の駅前育ち。高校卒業後に歌手を目指して上京し、レッスンやオーディションを受けながら歌の勉強をしました。劇団にも所属しお芝居、ジャズ、童謡など様々なジャンルの経験を積みましたが、稽古やステージの合間にアルバイトで生計を立てる暮らしはとてもとてもハードで、心身ともに疲れきってしまい、6年ほどの修行期間を経て故郷に戻りました。
一度は諦めかけた歌手の夢でしたが、一昨年から伊達を拠点に音楽活動を再開。現在は、二人のお子さんをシングルマザーとして育てながらソロライブやイベントへの出演など、パワフルにシンガーの道を歩んでいます。
そんな藤河さんが、伊達が150年を迎える今年制作したのが「私のふるさと、伊達」。
藤河さん「大好きな伊達の歌をいつか作ってみたい、と思っていたんです。でも、日常の子育てや生活、ライブスケジュールなど目の前のことに追われて、今じゃなくてもいいかな、と後回しにしていました。
1月ごろに今年は伊達が150年周年の年だということを聞いて、間に合わなかったな、と思ったんです。「せっかくの記念の年なのに、歌、なんにも作ってないや…」と。
それがなんだかとても悔しくて。
作詞作曲は私にとって、集中した時間とエネルギーを要する過酷な作業です。いつも半年から1年かけて作っていたので、今から始めても今年中にできるかどうか。
じゃあ、150年の次は200年、その時私は80代になっているんだな、それもなくはないけれど、今、できることをしたい!
と思い立って、4月下旬から、かつてない超急ピッチで制作を始めました。」
作詞の大きなヒントとなったのは、制作期間中にたまたま選挙の手伝いをした時のこと。街頭演説で伊達のあちこちに出かけ、たくさんの人に出会いました。
藤河さん「伊達ってこんなに素敵な人が住んでいる街なんだな、とあらためて感じました。いままでは街に人が住んでいる、と思っていましたが、そうじゃなくて、人が街をつくっているんだ、と気がつきました。」
あらためて感じた伊達の魅力、人の魅力。そこに藤河さんの子どもの頃のイメージや、大好きな街への思いを織り交ぜて歌が生まれました。
いつも周りの人が支えてくれ、励ましてくれたこと。だから今の自分があるということ。家族や友人、伊達で出会った人たちへの「ありがとう」の気持ち……。
伴奏メンバーは伊達周辺で活動するミュージシャンで構成し、ギターやパーカッションのほか、ヴァイオリンや和楽器の篠笛も加わって華やかなサウンドが出来上がりました。
5月に行われたレコーディングには、藤河さんや友人のアツい呼びかけで市内の有志26名が集い、コーラスパートを大合唱。曲のクライマックスの聞きどころとなっています。
これまでにない短期間での制作でしたが、無事6月中旬にCDが完成しました!
藤河さん「大人も子どもも、男性でも女性でも歌いやすいように音域を工夫して作りました。学校やイベントなどいろんな場所でたくさんの方に歌っていただけるよう、覚えやすさにもこだわっています。伊達の皆さんに愛される歌になってほしいです!」
歌うことが、生きること。
歌詞カードを開くと、そこには桜並木を前にランドセルを背負った女の子がはしゃいでいます。藤河さんの地元、伊達紋別駅前の喫茶店「パル」マスターで画家の井樫和夫さんが描いた子どもの頃の藤河さんの姿です。隣に佇む後姿の女性は現在の藤河さんで、さらに隣には未来の姿が…。
子どもの頃から歌が大好きで、両親が車の中で流していた音楽をいつも一緒に歌いながら育ったそうです。歌手を志したのは5才の時。エレクトーンの先生の「ちあきちゃんは高音がきれいで歌が上手ね。」という一言がきっかけでした。子どもの頃からずっと歌と一緒に生きてきた藤河さんですが、東京から伊達に戻ってからの数年間、音楽から遠ざかっていた時期がありました。
歌手の夢を諦め、プライベートでは幼子を抱えて離婚を経験。育児に追われる中で心に深い傷を負いました。
一番病んでいた時に、藤河さんが自分を見つめて気づいたこと。
それは「歌いたい!」ということでした。
やっぱり私は、歌うことが生きがいなんだ……。
久しぶりに会った友人にそんなことを話したところ、翌日、同じ友人から「ロックバンドのボーカルを探している人がいるんだけど、やらない?」と声をかけられ、勇気を出して初めてのロックボーカルに挑戦しました。そこから、シンガーとしての本格的な活動が少しずつ始まりました。
藤河さん「なんのために歌うのかと言われたら、自分の声を使って、人を癒せたらいいな、と思っています。
人の心に寄り添って、ホッとしたり、安心するような歌。
自分の歌を通して誰かの心が緩むような歌手でありたいです。」
「癒しのヴォイス」と定評のある藤河さんが歌う「私のふるさと、伊達」。伊達150年の年に、聴いて、歌って楽しみましょう〜♪
CDは2曲+ボーストラック入り1,000円です。「この歌が伊達で暮らす誰かの笑顔になるといいな」という藤河さんの想いから、今回のCDは、売り上げの一部を市内の福祉施設や伊達をよくするための活動をしている団体等へ寄付する予定です。
CDの取扱店:伊達駅前喫茶『パル』
北海道伊達市山下町161−51
0142-25-5144
定休日:日曜日
問い合わせ:chiaki.fujikawa8083@gmail.com
発売記念ライブが開催されます。生歌の迫力をぜひ!
藤河ちあき「私のふるさと、伊達」レコ発ライブ
2019年6月27日(木)
開場18:00 / 開演19:00
会場:サザンクロス
伊達市山下町161クロスビル1F
0142-23-1820
料金:2,000円
出演:
ボーカル 藤河 ちあき
ギター 志藤 奨
バイオリン 三浦 裕加
篠笛 角田 弥生
パーカッション 河畑 敦史
ライブでの画像は全て藤河さんにご提供いただきました。
※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)
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11/22(金) 三階滝のすてきなカフェ。【食べあるき】
一気に冬に突入したような寒〜い日が続いていますが、皆様お元気ですか? 今日はお久しぶりの食べあるき、伊達市大滝区にオープンした自家焙煎コーヒーのお店に行ってきました。 三階滝公園の駐車場奥、元レストランだった大きなログハウスに今年秋頃オープンした橘コーヒーさんです。自家焙煎コーヒーと焼き菓子のお店。テイクアウトもできます。豆の販売もしています。夕方の冷たい曇り空の下、カフェの明かりがひときわ明るく見えました。 中に入ると吹き抜けの開放的な店内に、クラシックなソファや素朴な木のテーブルが置かれ、暖炉の火が揺れています。窓の外は、雪景色。ゆったりとして温もり溢れる空間に、思わずため息が出てしまいました。 シュトーレンと人参ケーキ。体にしみていくような美味しい焼き菓子! こちらは本日のコーヒー。どっしりしたのと酸味のあるのと2種類あって、どっしりした方を注文しました。こだわりのコーヒーを素敵な空間でいただくひとときは、何よりの癒しだなあ、としみじみ・・・カップも手作りのコースターもおしゃれですね。 お子さんの描いた絵でしょうか・・・雪景色を背景に芸術作品! お店は週末を中心に営業しているそうです。冬季もオープンするそうなので、雪の中、ぜひ出かけてみてください。寒い時期こそお店の明かりが心に沁みる気がします。この冬も美味しいお店、楽しいお店を巡っていこうと思ったchでした! 橘コーヒー店 伊達市大滝区三階滝185-4 インスタの投稿がチェックできます↓↓ https://www.picbear.org/tag/橘コーヒー店
むしゃなび編集部
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03/09(水) 自分に向き合い「茶〜しばく?」〜” チャシバクINN “ 的暮らし
オーナーの田中陽介さんは京都のご出身。 そして奥様の瑠奈さんは大阪のご出身。 お二人が2018年にオープンしたチャシバクINNは、客室4部屋のご自宅兼宿泊施設です。 只今、4月半ばの2022年度OPENに向けて準備中ですが、実はこの春、田中夫妻にとっての何度目かの大きな転機が訪れます。今回は、そんなチャシバクINNの秘話を陽介さんにお伺いしました。 ↑部屋からは洞爺湖が見えます。 学生時代の4年間、ニュージーランドで暮らした経験をお持ちの陽介さんは、2004年4月、加森観光 ルスツリゾートへの就職を決め、北海道留寿都村に移住して来られました。 ルスツリゾートでは、ベル・フロント・教育旅行営業・予約・レベニューなどのキャリアを積まれていたので、いわば宿泊業のプロフェッショナル。 INNを行うための土台が整っていたとも言えます。 けれども、後に脱サラをされた陽介さんの現在まで道のりは、チャシバクINNまっしぐら!ではありませんでした。 ルスツリゾート勤務時代、今の家に移り住む以前は社宅に暮らしていましたが、2012年より旧洞爺村あたりで家を探し始めました。 「洞爺湖畔には、留寿都に住んでいた頃によくキャンプをしに来ていました。通う毎にどんどん好きになり、湖畔に住みたいと思うようになりました。物件は、静かに湖を眺めるくらしができる洞爺湖北岸のエリアに魅力を感じていたので、このあたりで探していました。留寿都へ通勤するにも便利でしたし。」 そう。 つまり、初めからここで商売をしようと思っていたわけではなかったのです。 「偶然にも、毎日窓から洞爺湖を眺められる中古物件との出会いがあり、2013年10月に移り住みました。けれどもその頃は、インバウンドのお客さまがたくさん訪れていた頃でもありました。ですから、2歳になった息子の寝顔を見てから出勤し、帰宅してまた寝顔を見るという毎日が続いていました。そんな日々に疑問を持つようになっていったのです。」 息子さんが生まれた2011年、この年の3月に東日本大震災は起こりました。 親になった年にこの大震災を体験したことは、田中さんご夫妻の人生観に大きな影響を与えたことは容易に想像できます。 「いつ死ぬかわからない。 明日の命の補償なんてない。」 ということを誰もが痛烈に感じたことと思います。 とは言え。 たとえ考え方の変革は起きたとしても、ほとんどの人が日々の忙しさに埋もれてしまい、なかなか行動変革にまで及ばないことが多いのではないかと思います。 けれども。 田中さんご夫妻は行動を起こしました。 息子さんが4歳になり、幼稚園に上がった年。 2015年6月に、瑠奈さんがドーナツ屋を始めたのです。 材料にもこだわった " 豆乳焼きドーナツ " 『チャシバクドーナツ』の 誕生です。 決め手は瑠奈さんの一言でした。 「家の前にデッキを作ってくれたらドーナツとドリンクを出す店をやりたい。」 「大阪出身の妻は、帰省の際に奈良のお店で目にした光景が、" とてもいいなあ… " と思ったと話していました。そこには、おじいちゃん、おばあちゃん、小さい子どもまで美味しそうにドーナツを食べている姿があったそうです。チャシバクドーナツも、お客さまが湖畔散歩のついでにふらっと立ち寄ってくださったり、近所の子どもたちや親たちがおやつとして買いに来てくれる店にしたいと思ったそうです。」と、陽介さん。 ドーナツは。 ケーキのようにお洒落すぎず。 子どもから大人まで大好きで。 片手にドリンクを持ち、もう一方の手でドーナツを持ち、お散歩しながらでも気取りなく食べられる。 チャシバクドーナツは、原材料にもこだわって作られていますし、揚げてお砂糖をまぶしたものとは違うので、子どもでも、服も手も汚すことなく食べられるというのも良さだなあと、筆者自身が購入したチャシバクドーナツを運転しながら食べた時に感じました ^^; 母目線を感じます。 さて。 オンラインショップも開き、軌道に乗っていたのですが、再び転機が訪れました。 洞爺湖畔に購入した店舗兼自宅(店舗部分は陽介さんによるリノベーション)は、実は元民宿の二階建てでした。 そして、その後のオーナーが改築してアパート経営をしていた際に、2階の4部屋それぞれに風呂場とトイレを設置していました。 そのことは田中夫妻にとっての購入の決め手ではなかったのですが、陽介さんはこの家で宿経営をすることを思い付きました。 「この地域には温泉街と違い宿が少ないです。ですから、ここに宿を作るのは自分の役割かもしれないとも思いました。まさに運命のようなものも感じました。」 悩んだのはその宿のスタイル。 ここに陽介さんのこれまでの生き方が表れてきます。 ・13年間、リゾートホテルの社員としてホテル業の経験を積んだ。 ・ニュージーランドでは、学生的な貧乏旅でバックパッカーズ(日本でいうホステルやゲストハウス)を泊まり歩いた。 「学生時代とサラリーマン時代に様々なタイプの宿を経験したことが原体験となって、自分が好きな旅のスタイルにマッチしたものを作りたいと思いました。」 今のスタイルに行き着いた経緯や想いについては、陽介さんのnote https://note.com/chashibaku_inn/n/ne55019de8408 に詳しく書かれていますので、陽介さんの言葉でご覧くださいね。 陽介さんのお話しを伺っていると、今の暮らし方はなるべくしてなった、導かれてなった、そんな気がしてなりません。 ↑ツインルームです。とても清潔感があります。 さて、ここでもう一度チャシバクドーナツに話を戻します。 2004年に北海道移住。 2009年に結婚し2011年に子どもが生まれる。 2013年洞爺湖畔で中古物件を購入し転居。 2015年チャシバクドーナツを開業。 2017年35歳で会社を退職。そして1年かけてINNスペースをセルフリノベーション。 2018年チャシバクINNをオープン。 と、このように何度も転機を迎えた田中一家でしたが、実は2022年3月末までの営業でチャシバクドーナツが無期限休業となります。 「息子を屋久島の山海留学へと送り出すことにしたからです。それに関連して妻は2拠点生活になりますので、ドーナツ屋を続けることは不可能になりました。もともと、息子が高学年になったら多様な文化や自然、人に触れてほしいという願いから外国へ連れて行きたいと思っていました。ところがこのコロナ禍でそれが叶わぬ夢となってしまいました。もちろん、コロナ禍が落ち着けばいつかはできるかもしれない。でも、出来るだけ子どものうちに体験させてあげたかったのです。ですから気候も含め環境が北海道とは全く異なる屋久島を選びました。」 ↑夏の洞爺湖 チャシバクドーナツのファンはとても多いので、きっと残念に思う方も多いかと想像します。 でも、ファンの方々ならきっと、田中一家の暮らし方や生き方に共感する方が多いと思います。 今後のチャシバクを応援して行きたいですね。 さてさて。 ところで皆様。 「チャシバク」の語源をご存知でしたか? それは〜。 「茶〜しばく?」=お茶しない? なのだそうです。 これって実はコテコテの関西弁。 関西ご出身の田中ご夫妻ならではの発想です。 「ゆっくりお茶でも飲んで休んでいって」 そんな気持ちを込めて「チャシバク」としたのだそうです。 そしてこのロゴマーク。 旅するバクの絵がなんともユニーク。 こうして、様々な経緯で、旅する人々を迎えるチャシバクINNは4月15日(金)に再オープン(現在は休館中)します。 最後にチャシバクINNのコンセプトを伺ってみました。 『洞爺湖畔のいつもの空気をあじわえる、地元の暮らしに近い宿』 「旅には旅人それぞれのいろんな目的があります。旅人がここに泊まる時、ここを住まいとする僕らと同居するかたちとなります。旅人にはチャシバクINNの暮らしの形を体験することで、” あ〜こんな暮らし方もあるんだ “ とか “ こんな働き方があるんだ “ などの気づきを通して、” 自分の暮らしを見つめる “ “ 自分と向き合う “ そんな時間を提供できたらいいなあなんて思っています。 一言で言えば『暮らしのおすそわけ』かな。」 いつまででも眺めていられる美しい洞爺湖。 静かな街。 押し付けがましさを微塵もかんじさせない、優しく人懐こい陽介さんの笑顔。 そして心地よい部屋。 ↑シングルルームです。カバーやシーツなどはリネンを使用しています。壁の色が素敵。 チャシバクINNで過ごす時間は、間違いなく豊かであることを確信した筆者です。 チャシバクINN オーナー 田中陽介 住 所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町109-1 電話 0142-82-3257 Web site. http://www.chashibaku.com/inn/i/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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09/13(火) 終わりなき研究をしつづけるために〜谷藤貴昭さんの『チョコレート研究室』
店を継ぐ決意とチョコレート ごはん処「たにふじ」は室蘭の有名な老舗です。 主力商材は仕出し弁当。 もちろん、店内でお食事をすることも出来ます。 さて、北見のパティスリーで8年間パティシエとして活躍をされていた谷藤貴昭さんは、2021年9月にお父様が営む「たにふじ」を継ぐ決意をして帰郷されました。 今回は、ごはん処「たにふじ」の三代目 谷藤貴昭さんを取材させていただきました。 ただし、お話を伺ったのは和食の料理人としてではなく、bean to barを手掛けるパティシエとしてでした。 そう、貴昭さんは「たにふじ」を継ぐ決心だけではなく、チョコレート研究室を室蘭に立ち上げるために帰郷したのでした。 挑戦したかったチョコレートは、カカオ豆からチョコレートまでを一貫して手掛ける製法のbean to barチョコレート。 様々な産地から原料を仕入れ、カカオ豆という原点からオリジナルのチョコレートを製造されています。 オリジナルチョコレートとの出会い 高校卒業後調理師専門学校に進学した貴昭さんは、在学二年間のうち一年間は調理の勉強を、一年間は製菓の勉強をしました。 そして、卒業後は北見のパティスリーに就職、持ち前のコツコツ気質が徐々に頭角を現わし、1年に1度開催される国内最大規模の洋菓子コンクール「ジャパン・ケーキショー東京」では、銅賞の受賞するほどにパティシエとしての腕をあげていきました。 ところが、順調にスキルを磨いていた頃、コロナが蔓延し始めました。 「今年もコンテストで頑張ろう!と思っていた矢先のことでした。全精力を注ぎたいと考えていたのですがエントリーは叶いませんでした…。でもその時、そのエネルギーをお菓子に関わる何か未知のことに向けたい!!と、気持ちを切り替えることにしました。それがチョコレートでした。」 コロナだからと凹まず、エネルギー転換をする。 全てのことにおいて、その転換が出来た人が成功を手にしているような気がしています。 「当時お世話になっていたパティスリーのオーナーシェフが、フランスのチョコレートメーカー『カカオバリー』が行なっていた、オリジナルチョコレートを作れるサービスシステム(オ・ル・ノワール)の提供を受けていらっしゃいました。そして、店独自のチョコレートを作っておられたことに強く影響を受け、チョコレートに大きな興味を持つようになりました。」 それは、パティシエとして扱う素材の一つ、チョコレートが特別なものに見えた瞬間でした。 けれども貴昭さんは、オーナーの真似に止まりませんでした。 自分のオリジナルチョコレートを作りたい! 「カカオ豆からチョコレートを作るbean to barに挑戦しよう!」 そう考えた貴昭さんは、” 将来は親の店を継ぎたいこと “ “ どうしてもbean to barに挑戦したいこと “ をオーナーシェフに相談をしました。 すると、理解をしてくれたオーナーシェフは、店の厨房を貸してくれ、同時経営をしていたカフェの一角で販売することを認めてくれました。 こうして夢への第一歩を歩き出した貴昭さんは、オリジナルチョコレートのブランド名を「チョコレート研究室」としました。 「ところで、なぜ、『研究室』と名付けたのですか?」 「カカオ豆からチョコレートへと加工する『bean to bar チョコレート』に挑戦したいと思ったものの、当時はそのやり方を全く知りませんでした。そこで『bean to bar チョコレート』の数少ない実践者(全国でも少ない)に教えていただいたり、独学をするなどして工程を習得していきました。同時に『チョコレート検定』にもチャレンジをしてカカオ豆の知識はもちろん、チョコレートの歴史なども学びました。カカオ豆の香りや味わいは、産地によって全く違います。それが、焙煎具合や洗練時間、副材料によって複雑に混ざり合った結果、芳醇な香りを作り出すことができます。学んでも学んでも、本当に奥が深い世界で、日々研究をし続けなければなりません。だから研究室にしました。」 なるほど…。 地道な努力を続けようとする、貴昭さんの決意の現れなのですね。 「たにふじ」に工場を作る! さて、帰郷した貴昭さんでしたが、「たにふじ」には製菓スペースがありませんでした。 保健所の許可を得るためには、料理をする厨房とは別に工場を作らなければなりません。 そこで、ご両親の許可を得て、亡くなった御祖父様の寝室を工場にさせてもらうことにした昭貴さんは、2022年4月、クラウドファンディングで資金を集めることにしました。 そして見事に資金集めに成功。 元寝室が、念願の工場に生まれ変わりました。 「室蘭にオープンされて5ヶ月ですね。チョコレート研究室を通して皆様に伝えたいことがあれば聞かせていただけますか?」 「実は、現在日本に入ってきているカカオ豆の産地はそのほとんどがガーナ産なのですが、カカオ豆は産地によって香りやテクスチャーが全く異なるのです。その違いを含めてチョコレートや産地に興味を持っていただけたら嬉しいです。それと、カカオ豆農場で働く人々の労働環境などを考えて、可能な限り正当な取引をしようとすると実はとても高価であることに気づきます。そういうことも含めて、チョコレートについての認識を新たにしていただき、チョコレート研究室を通してチョコレートの価値を上げていきたいと考えています。」 取材させていただき、チョコレートの社会問題をも含めたその深い歴史と、魔力とも言える魅力に満ちたbean to barに惹き込まれました。 そして、bean to barに取り憑かれた貴昭さんが、コツコツとひたむきにチョコレートと向き合う姿に、原点を知る人の真の魂を見た気がしました。 本物との出会いに感謝しながら、ショコラとコーヒーのジュレを堪能させていただきました。 ―チョコレート研究室情報― ※ 公開初日に「貴昭さん」のお名前を間違えて公開してしまいました。誠に申し訳ございませんでした。
Rietty
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05/31(月) 川のほとりの癒しのお花屋さん “青葉“
こちらは気門別川のほとりにあるお花屋さん「青葉」さんです。20年前から変わらぬ可愛らしい笑顔で店主の知子さんが迎えてくださいました。 今の場所に引っ越されて8年目。2001年にオープンされた時は山下町にお店を構えていらっしゃいました。その時はまだお勤めをされていたので、そのお休みを利用し、土日のみの営業だったと言います。 素敵なランプは、おそらく洞爺湖のglaglaさんの作品。 「若かったからできました。」と、当時を振り返る知子さん。 でも、それだけではない起業への強い想いを感じました。同時に、ものすごい努力だったのだろうと想像します。 壁をさり気なく飾りたい方に~ 人気の多肉植物や、可愛らしい花瓶も並びます。 「お花屋さんというお仕事は、実は子供の頃からの夢ではなかった。」というお話しには驚きました。一旦は札幌で就職をなさった知子さんは、一念発起してお花を学ぶ学校へ通い始めました。「その時もなんとなく花かな~という程度だった。」と。 学校卒業後は、お花屋さんに就職。3年間の実践的な修行が始まりました。初めはそれほど強い思いでお花の道に入られたのではない知子さんが、とても厳しいお花の仕事を経験されてからどんどんのめり込んでいったというストーリーが、私にはとても興味深く聞こえました。 「今日はお花が少なくて…。」とおっしゃった知子さん。お互いを引き立て合う様なラインナップで素敵です! きっと、3年間は自分自身の本気を試す期間だったのだと思います。もちろん、知子さんは本気でした。というより、どんどん本気度が増していきました。だからこそ、お勤めがあるにもかかわらず、お休みの日にお花屋さんになるという大胆行動を起こされたのだと思います。 窓の向こうには川が流れています。右端が空いているのは筆者が連れて帰ったからです ^^ハンショウヅルという植物を購入しました。 「川が好きだからこの場所を選んだ。」とおっしゃる知子さん。“青葉”の店名の由来も尋ねてみました。 「洞爺湖畔の仲洞爺あたりの道が大好きなのです。木のトンネルが続いていて、そこからの木漏れ日を感じたり木々の隙間から見える洞爺湖の水に癒されたり。だから、緑にまつわる名前にしたかったのです。」 なるほど~!あの道をイメージしてのお名前だったのですね!とっても納得してしまいました。 そんな理由もあって、“青葉”さんでは、お花はもちろんですが枝物やグリーン系のラインナップに力を入れていらっしゃるのだそうです。 確かに、店内はカラフルというよりも緑色が多いです。いかにも、緑のトンネルがお好きな知子さんらしい♡緑好きなお客様にもとても喜ばれているそうです。これは、“青葉“さんならではの大きな特色ですね。 面白い植物も並びます。育て方も相談に乗ってくれます。 シダ類!涼しげです。 そして。「“コロナ禍なので、おうち時間を明るく過ごしたい“ とお花を買いに来てくださる方が実は増えているのです。そのお気持ちが本当に嬉しいです♡」という素敵なお話も飛び出しました。 「ゆくゆくは、アンティーク雑貨と植物を組み合わせた商品も作っていきたい。」と、今後への想いも語ってくださいました。アンティーク好きとしては本当に楽しみです。 最後にこのお店を通して、皆様にお伝えしたいメッセージはありますか?とお尋ねしました。 「こんな時だからこそ、植物の癒しの力を感じていただきたくて、気軽に入れる雰囲気作りを心がけています。雑貨も置いていますので、お気軽にご入店いただけたら嬉しいです。そして販売するだけでなく、アフターケアのことなどお花の相談所的な感じでいろいろご相談いただけたら嬉しいです。」 取材時もちょうど、お花の寄せ植え相談に訪れたお客様がいらっしゃっていました。 大滝の方の手作り葉書です。 ハンドメイド作家さんの作品も並びます。 どの花よりも輝いていた知子さんの笑顔でしたが、とっても恥ずかしがり屋さんなので写真はパスでした ^^ 実は、筆者が最後に気づいたことがありました。それは、”青葉”さんの心地良さは、自然の中にいる状態に近い雰囲気だからだということ。 きっと、自然好きなオーナーの知子さん・植物たち・店舗・雑貨全てが作る空気感なのでしょうね。川のほとりの “青葉“さんは、全てが癒しの空間でした。 青葉住所 伊達市錦町15-2電話/Fax 0142-21-1112Open. 10:00~18:00Close. 月曜日http://aoba-flower.exblog.jp ※配達で不在の場合もあります。お出かけ前にはお電話でお確かめください。 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2021年)
Rietty
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05/15(火) 地元食材のランチビュッフェとspecial ライブ!花カフェアイバレー【動画】
「赤いはちみつ」でおなじみの花Cafe Aivalley(アイバレー)で、5月4日、今シーズンのオープンを飾るイベントが開催されました。地元食材をふんだんに使ったランチビュッフェとスペシャルライブ。アイヌ刺繍作家・石川愛子さんが製作したアイヌ文様の着物が華を添え、食とアート、音楽を楽しむ一日となりました。 https://so-ra-mi.jp/archives/9772 大滝をはじめ近隣地域でとれた海の幸、山の幸が並ぶランチビュッフェ!大滝産そば粉で打った手打ちそばも登場し、「ここでしか食べられない」がいっぱいの贅沢なランチタイムでした。ビュッフェは通常メニューではありませんが、年に数回、イベントと合わせて開催しています。 赤いはちみつ、アイヌ刺繍、ガーデン、ドッグカフェ・・・アイバレーを語るのにかかせないものはたくさんありますが、音楽もそのひとつ。この日のライブには、シャンソンシンガーの藤原雅子さん&ピアノ にしかわまことさん、そして地元バンド「unfair field(アンフェアフィールド)」が出演しました。もともと幼なじみの剣道仲間で結成したというアンフェアフィールドですが、曲は全てオリジナル。若者たちの溢れる才能に非常に心打たれたchです :-) 動画後半で、しっとり聴かせる藤原さんのシャンソン、続いてバンドライブの模様をお伝えしています。どうぞ見てね! 花Cafe Aivalley 北海道伊達市大滝区優徳103 OPEN 9:00~17:00(不定休) 5月~10月末(冬季休業) 詳細はお店のホームページをご覧ください http://www.aivalley.jp
むしゃなび編集部
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12/03(火) 心に明かりを灯す、冬のおくりもの特集(3)
いよいよ冬本番。クリスマスシーズンを前にむしゃなびで人気のお店を訪ね、プレゼントにおすすめの素敵な品々をご紹介いただきました。贈って楽しい、もらって嬉しい! 心にあかりを灯すプレゼント探しに出かけましょう!(今回で最終回です) 本格文房具からおしゃれ雑貨まで揃うスーパーステーショナリーWAKA 毎年11月半ばから正面入り口にひときわ華やかなクリスマス特設コーナーが登場する文房具店WAKA。お子さんから大人まで、幅広い年齢層・好み・予算に合わせたとっておきのプレゼントが見つかります。文房具・雑貨をこよなく愛するスタッフの皆さんに人気商品とイチオシを伺いました(クリックすると画像が大きくなります)。 真鍮製のどっしりとした上質なペン。サクラクラフトラボ/5000円 大注目のオリンピック雑貨/デコレ400円〜/ダイアリー1100円〜 大人の女性におすすめ!エレガントなスヌーピーグッズ/700円〜2300円 こだわり派に。ドイツ「スタビロ」の蛍光マーカー/3000円 かわいい絵柄のてぬぐい /800円 スタッフ山田さんおすすめ!ユーモアいっぱいなお年玉袋。 ※ 価格は税抜きです プレゼントのほか、お家を飾るクリスマス雑貨も豊富です。最近の流行は光るタイプのものだそうです。ツリー型、出窓におけるフレーム型など様々な種類があり、選ぶのが楽しくなります! すでに売り切れるものも出ているので、お早めにどうぞ。 最新の入荷情報はフェイスブックをご覧ください。https://www.facebook.com/pages/category/Office-Supplies/スーパーステーショナリー和歌-168548937065726/ スーパーステーショナリーWAKA(和歌) 北海道伊達市梅本町38 営業時間 10:00-19:00 定休日 不定休 TEL: 0142-23-3133 むしゃなび内WAKAのページ オーガニック、エコにこだわって選ぶ。天花地星伊達店 プレゼントにおすすめ! 風呂敷パッチン この一年よく働いた体と心をいたわりたい! そんな方にぜひ出かけてほしいお店、天花地星伊達店。オーガニック、エコ、フェアトレードにこだわって、体に優しく、環境に負荷をかけない雑貨、食品、化粧品、衣類等が揃っています。赤ちゃんや小さなお子さんのいる方、安心・安全な食生活をしたい方にもおすすめです。上の画像はプレゼントに人気な「風呂敷パッチン」。木のパーツで風呂敷がおしゃれなバッグに変身します。お出かけやエコバッグ代わりに大活躍。(1,980円〜/風呂敷別売) 夏涼しくて冬暖かいヘンプソックス。抗菌作用があるのでブーツを履いてもムレません。カラフルな色合いと満点の履き心地! 1000円〜(表示価格は税抜きです) 女性に人気おすすめのハーブコーディアル。炭酸やお湯で割って飲みます。風邪や冷え性、美容など効能によって様々なフレーバーがあり、どれもおいしい! 1800円〜 天才棋士が愛用していたことから人気沸騰となったスイス製の積み木「キュボロ クゴリーノ」。シンプルですが年齢に応じていろんな遊び方ができ、長く楽しめる上質なおもちゃ。 上向きにしたらお正月飾りに! 本物のもみの木!?と間違えそうなほどよく出来たドイツ製のスワッグ。壁やドアにかけて飾ります。クリスマスが過ぎたら、飾りを付け替えて上向きにしたら、なんとお正月飾りに! クリスマスから年明けまで通しで使える優れものです。(4,620円)天然素材の素朴でかわいいオーナメントも多数扱っています。心と体、そして環境にやさしいお買い物で、あたたかいクリスマスを! 天花地星伊達店 北海道伊達市梅本町39-22 営業時間 10:00~17:00 定休日 水・木・日 TEL: 0142-82-3910 むしゃなび内 天花地星伊達店のページ 以上、冬のおくりもの特集でした。日暮れが早い時期ですが、寒くて暗い時こそ「お店」の明かりが心にしみるなあ、と思う今日この頃。大切な人に、そして大切な自分に・・とっておきのプレゼントで素敵なクリスマス、年末年始をお迎えください! 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年) 掲載商品は売り切れとなることがあります。ご了承ください。
むしゃなび編集部
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01/23(木) もちもち酵素玄米ランチ!室蘭の雑貨カフェ「コノミ」|お店ほうもん
今回のお店ほうもんは、白鳥大橋を渡って室蘭へ。もちもちの酵素玄米ランチを食べに行ってきました!測量山展望台へ向かう坂道の途中にある、三角屋根の雑貨カフェ「からだよろこぶおうちごはん。コノミ」。 雑貨屋さんが一昨年、リニューアルオープンしたおうちカフェ! 向かって右側がカフェ、左側が雑貨ショップの玄関です。ランチのオススメは、色とりどりのおかずが楽しい「酵素玄米プレート」(ドリンク付き 1320円)。車麩のフライや具入りの玉子焼き、煮物に、サラダ・・・なんと盛りだくさん。プレートいっぱいに並ぶおかず達に思わず「わあ〜!!」。 ふっくらつやつや酵素玄米。色合いがちょっとお赤飯に似ていますね。お米は妹背牛産の特別栽培米です。一口食べてみると、もちもちと柔らかく、普通の玄米ご飯とはひと味もふた味も違う! 噛めば噛むほどおいしい〜。 酵素玄米は、小豆と一緒に炊いた玄米を、3日以上保温しながら寝かせて作ります。保温し熟成させることで、旨味や栄養素がアップし、便秘やアンチエイジング、ダイエット等によいと言われています。 箸がどんどん進む、やさしい味付けのおかず。調味料にこだわって、玄米甘酒や梅酢を使用しているそうです。夏には裏の畑で自家栽培したとれたて野菜が登場し、ますます野菜たっぷりになるのだとか! トッピングが可愛い! デザートいろいろ お腹いっぱいでも食べたいデザート。ケーキ、パフェ、タピオカなど、迷いに迷って選んだのは、抹茶のガトーショコラ(380円)。「コノミ」の文字が入った手作りクッキーがアクセントです。抹茶の濃厚な風味に、あんこがピッタリでした。 ※2020/1/30追記:抹茶のガトーショコラの価格に間違いがありました。正しくは380円です。訂正してお詫び申し上げます。 「お客様の「わあ〜!」という顔を見るのが何より嬉しい」と話す店主の守谷さん。「山の中(笑)まで来ていただくのだから、何かほかには無いものを」と、酵素玄米をはじめ、おかず盛りだくさんのプレート、見た目にも楽しいスイーツ等、ユニークなメニュー作りに力を入れています。 メニューいろいろ。コノミFacebookより拝借しました ちなみに、もともとは玄米が苦手だったという守谷さん。札幌のカフェで酵素玄米に出会ってすっかり美味しさに惚れ込んでしまったそうです。 SNSで話題のアイテムも! 楽しい雑貨屋さん さてランチの後は、雑貨ショップを探索。札幌、苫小牧、室蘭など道内の作家さんのハンドメイド作品を中心に、選りすぐりの商品が並んでいます。珍しいお茶やグラノーラ、化粧品など、面白いアイテムがいっぱい。 テイクアウト用の焼き菓子も販売しています。上画像は「メロンパンマフィン」(240円)。表面はサクサク、中はしっとり・フワフワ! 水曜限定の「カヌレ」も人気です。 こちらはインスタで話題となっている江別在住@savonchie(ちえこさん)の手作りコスメ。近隣ではおそらくこちらでしかお目にかかれない大注目アイテム。手作りで数に限りがあるため、入荷状況など詳細はお店にお問い合わせを。 ランチと雑貨、一度に楽しいお店ほうもんでした。まだまだ寒い日が続きますが、おいしいものを食べて冬を元気に乗り切りましょうね! からだよろこぶおうちごはん。コノミ雑貨co-no-mi北海道室蘭市増市町1-7-27090-6877-8609※ 予約の方優先。会食やお急ぎの際は電話予約がおすすめです。カフェ 11時30分~16時(ランチラストオーダー14時30分)雑貨 11時~16時(←冬季営業時間。3月~10月は17時までオープン)定休日 日曜・月曜最新情報は下のリンクからどうぞ↓https://www.facebook.com/conomi0715/ ※ メニュー、価格等は取材時の情報です。変更になる場合があることをご了承ください。(取材2020年1月)
むしゃなび編集部
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03/21(水) プレミアム塩とんこつ、脂たっぷり!山岡家伊達店【ラーメン食べ歩き】
だての山岡家に行ってきました。 ラーメンは好きだけど、正直、詳しくないのです。 いつも「どれがオススメですか?」とお店の方に聞いてしまい、 「え?」 みたいな怪訝な顔をされることがしばしばです。 ラーメン屋さんは常連さんがほとんどだから、当たり前ですよね♪ でも、今日のこちらの店員さんは 「そうですね〜醤油もいいし、ネギも人気だし・・・」 と優しく教えてくださってちょっと嬉しかったです。 ほとんどメニューを網羅する感じで!要するにぜーんぶおいしいよってことか。 ということで、 プレミアム塩とんこつ にしました。 わーい豚脂たっぷりだー この濃厚スープならばやはり、麺は太ストレート! 美味しい〜。食べ終わったら元気いっぱいになりました! 厨房を見たら、ピチピチの超新鮮な大量の長ネギが流しからはみ出さんばかりになっている・・・ 今度はネギにしようかな! 3/22から期間限定メニューの「えび醤」が始まるみたいです。 ラーメン山岡家 伊達店
むしゃなび編集部
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08/03(水) 〜栄養と音楽で人生に彩りを〜
『ニュートリション&ミュージックルーム』 主宰 石岡祥子さんプロフィール ピアノ、ウクレレ、チャイルドコーチ 発達凸凹ちゃんレッスン オーソモレキュラー こども分子栄養学アドバイザー 中医学、自然、アロマ、ワイン好き HSS型HSP はじめて石岡祥子さんのプロフィールを拝見した時、正直「??」が飛び交いました。 自然、アロマ、ワイン好き…はともかく、音楽以外のお仕事が頭の中でつながらなかったからです。 この方は一体どんな方なのかしら…? そんな疑問を持ちながらも、顔いっぱいの笑顔にとても魅せられ、Instagramをフォローさせていただき、「いつか取材をさせていただきたい!」とチャンスを狙っていた筆者でした。 ということで、そのチャンス到来! 今回は『ニュートリション&ミュージックルーム』主宰 石岡祥子さんにお話を伺いました。 分子栄養学と音楽の関係のこと そこはグランドピアノが置かれた音楽教室でした。 いしおかミュージックルーム 「音楽業界でのお仕事は26年になります。ヤマハとローランドの講師資格を取得して、自宅教室を主宰しています。今でも室蘭教室はありますが、3年前に伊達市に移住してきたのです。」 早速、疑問を投げかけてみました。 「分子栄養学と音楽教室の関係が見えづらいのですが、具体的にどのような活動をされていらっしゃるのですか?」 すると祥子さんは、まるで音楽が流れるように話してくださいました。 「栄養学を学んだきっかけは、私自身の体調不良でした。不定愁訴もあり、常に体調がすぐれないことが悩みでした。そんな状況から抜け出したくて、7〜8年前から栄養学・漢方・中医学などを学び、食生活の改善や生活習慣の改善に取り組みました。その過程で出会ったのが分子栄養学でした。私自身初めて目にするものでしたが、ある方の講演を拝聴して強く感銘を受けたのです。 その後、トップ講師の方から分子栄養学を学ぶ機会を得て、分子栄養学アドバイザーの資格を取得したのが3年前のことでした。自分自身が分子栄養学に基づいて食生活の改善をした結果、みるみる体調が改善されていくのを実感しました。」 「なるほど…。活動の背景には祥子さんご自身の体験があったわけですね。でも、音楽との関連がいまひとつ見えて来ないのですが…。」 「26年間音楽教室をしていますと、3歳から習いにきてくださったお子様も成人します。とても長い期間のお付き合いになるわけです。ですから、幼児特有のイヤイヤ期やメソメソ期、思春期で不安定な時期なども時を一緒に過ごします。なかには発達がゆっくりめのお子様がいらしたり、とても繊細だったり、悩みを抱えていたり、そのような場面にも遭遇します。中には、それらが要因となって生きづらさを感じてしまうこともあるわけです。かつての私のように…。」 音楽教室といえども、20年以上も同じ時間を過ごされている中で、生徒さんの成長を音楽以外でも見守り、寄り添いながら、人間同士のお付き合いをされているということなのですね。 誰にも人生を謳歌してほしいという願いをこめて 「体だけでなく心の不調も、実は食生活改善によって大きく解消されます。体調がよくなるとパフォーマンスも上がることを知ったのは大きな収穫でした。本来、その人が発揮できるはずの力を支えているのは、毎日の食事と睡眠です。 分子栄養学的アプローチで、生活改善をすると日常のストレスも軽減されるということを、多くの方に知ってほしいと思っています。私がお伝えしていることは、私の心身で実証された実体験がベースです。そこに音楽をプラスすることで、人生をより楽しく謳歌してほしいと願って活動しています。」 「私の中では、音楽も食も人生をより豊かにするものだと思っています。決して音楽と食を融合しようとしているわけではありませんが、どちらも人生には不可欠なものだと思っています。誰でも皆、人生を楽しみたいですよね。ところが、お子様でも大人でも、様々な心身の悩みを抱えていたり、生きづらさを感じていたりする方は多いです。ですので、私は音楽と食の面から、人生を楽しむお手伝いをしたいのです。分子栄養学を学んで実践していただくことで、心身の不調の原因を推測できるようになり、ご自分の身体を整える方法を知ることができます。分子栄養学も音楽も、その方の人生に彩りを加えることができるものと信じています。」 ここまでお話を伺い、ストンと腑に落ちました。 ものすごく納得しました。 祥子さんのお話は、自らのお体で実証済みですし、科学的裏付けもあるのでとても説得力があります。 さまざまな講座を開講☆ どの企画も興味津々! これらは既に終了した企画ですが、次回開催に期待したいです。 ※画像はクリックで拡大表示できます そして・・・ なんと! 8月10日には「なつやすみこども分子栄養クッキング」教室が開催されます! 皆様に人生を楽しく謳歌してほしい! 生徒さん、お一人お一人に寄り添いながら、栄養と音楽の両方からサポートを続けている石岡祥子さんです。 ―『ニュートリション&ミュージックルーム』情報― 住所 伊達市南稀府町 電話 090-9080-5877 ◆「お子さまとママを幸せにする栄養のお話」 パーソナルセミナー 2時間以内 4,000円(テキスト付き) ◆「からだ」と「こころ」に必要な栄養のお話 パーソナルセミナー 2時間以内 4,000円(テキスト付き) ◆その他個別相談 1回1時間〜1時間半 3,000円 ホームページ http://ishiokapiano.music.coocan.jp/ LINE公式 lnktr.ee/ShokoIshioka Instagram https://instagram.com/musicroom_is?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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04/02(木) はぐるーさんに聞く。免疫力アップにいいことあれこれ!
新型コロナ予防・対策できることシリーズ、ちょっと間があきましたが続きです!不安な状況が続く中での新年度スタートですが、おうちでできること、サロンでできること、いろいろあります。 今回はお子さん連れOK!ゆったりのんびり、居心地のいい女性専用サロン「ゆとりの空間〜Hug Ruu(はぐるー)〜」の頼もしいセラピストさん達にご登場いただきます。 ゆとりの空間HugRuuは、伊達市末永町のシェアサロン。ひとつ屋根の下、3つのサロンが仲良くオープンしています(完全予約制) 自然療法 花音:クラニオセイクラルセラピー、ホメオパシーなど Assi-st(アシスト):リフレクソロジー・さとう式筋ゆる(筋肉弛緩療法)・足育活動 海に流れ星☆彡:エサレン®ボディーワーク からだを温める! 冬から春への季節の変わり目は気温差も大きく、コロナに限らず体調を崩しやすい季節。免疫力アップのために普段から気をつけたいのは、体を冷やさないことです。 二木さん(自然療法 花音)「まずは身体をあたためましょう! 昔から『冷えは万病の元』といわれますが、女性は特に、冷えに注意してくださいね。」 はぐるーイチオシのあたためメニュー「よもぎ蒸し」は、韓国に昔から伝わる民間療法。真ん中がぽっかりあいたイスに座って、下からヨモギの蒸気を当てます。 座ってくつろいでいる間に汗がいっぱい出て、家に帰っても体がポカポカ。服を脱いで、好きな姿勢で座っていればいいので、お手軽なのも魅力。 よもぎ蒸しには、血液循環・殺菌・整腸・肌荒れ・湿疹・咳止め・保湿・・・などなど、健康にいい作用がたくさん。冷え性・月経不順など、女性特有のお悩みにもよいとされています。 使用しているよもぎにも注目! 無農薬野菜を栽培する「くさばたけ農場」(伊達市萩原町)のオーガニックなよもぎを贅沢につかっています。 ・よもぎ蒸し 2500円 ・毎月14日はよもぎ蒸しの日! 2000円 ・施術セットメニュー 2000円(例:例ヘナ4500円+よもぎ蒸し2000円) ※ よもぎ蒸しはタオルご持参で全て500円引きとなります。 3サロン共通のメニューです お得な回数券あり! 詳しくは以前の特集を見てね。 https://so-ra-mi.jp/archives/9988 湯たんぽを使おう! お家や職場での超お役立ち・温めアイテム、「湯たんぽ」。 二木さんが手にしているドイツ製湯たんぽは、ソフトな手触り、ゴツゴツしません。保温性が高く丈夫で水漏れしないので、どこにでも連れて行けます。膝に乗せたり、背中に挟んだりデスクワークにも大活躍〜。 足ツボを押してセルフケア。 続いて、足から健康をサポートする「Assi-st(アシスト)」の米丸さんに、リフレクソロジーのセルフケアを教えていただきました。 米丸さん(Assi-st)「足の裏には全身の反射区があるので足裏を満遍なく気持ちのいい強さで押したりほぐしたりして下さい。足裏にゴルフボールを置いて全体的にゴロゴロするのもおすすめです!」 上の画像は肺と腸の反射区。一例ですが、参考に足裏を押してみてください。正確に知りたい方は、実際に施術を受けてみてね。 下の画像は胸部リンパの反射区。足の親指と人差し指の股から、上に向かってグリグリします。イタ気持ちい〜。 胸部リンパの反射区 「かかりつけセラピスト」に相談しよう! だんだんと長期化する中で、不安やストレス、溜まっていませんか? 今回のシリーズでいろんなサロンに伺って、皆さん仰るのは体だけでなく心のケアが大切、ということです。 多田さん(海に流れ星☆彡)「不安を抱え込まないで、人に話すことがとっても大切だと思います。家に閉じこもって何もしないでいたら、気持ちも下がるし、体にもよくないですよね。何気ないことを話して、笑う。笑い飛ばしちゃうくらいがいいと思います!」 体にいいこと、心にいいこと。いろんな知恵を持ったセラピストの言葉は頼もしい〜! 元気が湧いてきました。 抗ウイルス、免疫力アップによいハーブ「エキナセア」。多田さんが育てて自然乾燥したもの。 いつまで続くのかな? 大丈夫かな?漠然とした不安が募る毎日ですが、あたためて、ゆるめて、笑う。疲れも不安も溜めないこと、抱え込まないこと。これを機に暮らし方、生き方など、いろいろと見直そうと思いました! 二木さん「自然療法の観点から考えると、病気それ自体は『悪いもの』ではないんですよ。日々のメンテナンスを通して、病気にかかりにくい、または、万が一かかった時に重症化しにくい体にしていくことが大切だと思います」 多田さん「お子さんたちも疲れや不安を感じているんじゃないかと思います。お家で一緒にセルフケアを楽しんだり、お子さんが受けられるメニューもあるので親子でサロンにお出かけください」 米丸さん「かかりつけ医ならぬ、『かかりつけセラピスト』がいれば、普段からいろんな相談ができますよね。いざという時の頼れる味方と思っていただけると嬉しいです!」 ゆとりの空間 HugRuu https://hugruu.jimdofree.com 北海道伊達市末永町58-22 予約・問合せ:hugruu@gmail.com(代表メール) 各サロンの詳細はこちら! 自然療法 花音(二木さん)https://hugruu.jimdofree.com/花音/ Assi-st(米丸さん)https://iyashino-otete.jimdofree.com 海に流れ星(多田さん)https://hugruu.jimdofree.com/海に流れ星-彡/ ・他のお客様と重ならずに施術を受けられます。安心してお越しください! ※ 記事の内容は取材時の情報です。メニュー・価格等、変更になる場合があります。(取材2020年3月)
むしゃなび編集部
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05/22(水) 【あの人に会いに】地域にひらく [ 坂本瑠美さん / 洞爺 ]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 一度は会いに行ってみてほしい、 地域を盛り上げる ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.2 今回は、2024年6月2日(日)に 洞爺八幡神社にて開催される 『とうや古本市』の主催者 坂本瑠美さんにフィーチャーします。 瑠美さんが暮らしているのは洞爺地区。一緒に町を歩いてみると、並外れた情報量に驚きます。 「ここは〇〇さんが管理してくれてる場所でね……」「ここの道は子ども達と歩くのにとっても良い場所で……」「あ、〇〇さんがいる!寄っていこう!こんにちは~」……と、こんな様子でエンドレスに繰り出される地域のお話。 この地区の住民はほぼ全員知り合い、町のあらゆることに詳しい、まさに地域の生き字引。そんな瑠美さんなので、もう何十年も洞爺地区の住民かと思いきや……なんと移住してまだ8年だと言います。 「何年も前から居る人みたいだって、洞爺に来て数週間の時にはもう言われてたね (笑)」 多くの人と繋がり、大量の情報を蓄積し、それをまた人へ繋げていく。瑠美さんにとってはとても自然なことなのかもしれません。 移住の決め手は、子どもが沢山いること 瑠美さんは帯広市出身。清水高校の総合学科に進学します。とても自由な校風で、好奇心の赴くままに楽しく過ごし、”キャンプ好き”となっていきました。卒業後は札幌の調理専門学校へ。そこで旦那様と出会い、結婚・出産。若くして母となりました。瑠美さんについて特筆すべきことのひとつは、”子どもと仲良しな母ちゃん”。 「長男がもう20歳!長女も中3、子育てが終わっちゃうのが寂しい!!!」 札幌や江別で長く暮らしていましたが、よくキャンプに訪れていた洞爺湖に惹かれ、移住を決めます。長男が中学校に進学するタイミング、長女が小学校2年生の時でした。 「札幌はモノも人も多くて沢山繋がれるけど、都会ならではの子育てのしにくさもあって。例えば、騒音問題だったり、公園でボール遊びしちゃダメだったり、子どもだけで遊びにいけるところがなかったり……」 洞爺地区で、自由に遊ぶ地元の子ども達を見かけていたことが、のちに移住の決め手となりました。 地域に根差し、広がり続ける人脈 食べるの大好き、食べさせるのも大好き!な瑠美さんは、調理師として働いていましたが、洞爺移住後は「生産者側を経験したかった」と農家へ。3年程働き、調理の道へ戻ろうと転職を考え始めた頃に新型コロナウイルスが流行します。飲食業は縮小、調理師としての就職先は狭まっていました。そんな中、変わらずに募集があったのが保育園の給食室でした。 「午前は給食の調理をして、午後は学童スタッフとしても勤務できることになって。学童で子ども達と遊ぶのが、とっても楽しかったんだ~!ずっと一緒に遊んでいられる!」 偶然たどり着いた二つ目の天職。現在は学童の職員となり、時には給食センターやとうや水の駅食堂TSUDOUにて調理師も続けています。母でありながら3足の草鞋!とても忙しそうですが、まだまだそれだけではありません。 NPO法人地域自然活動センター森・水・人ネットの理事、PTA活動、洞爺八幡神社の総代、等々……ここに書ききれないほど多くの団体に携わっています。あちこちから声をかけられるひっぱりだこ、人脈は広がり続けます。 地域の神社をもっとオープンに! 沢山の活動のうちの一つ、洞爺八幡神社で開催している『とうや古本市』はどのようにして始まったのでしょうか。 きっかけは、瑠美さんが町内会の役割の一つとして、たまたま総代*になったことから。長く神社を支えてきた会長や総代たちの想いを聞き、動き出します。 「総代を務めたい人も少なくて、町内会で回り番でっていう感じで……もっと地域の若い人に楽しんで場所を繋いでもらわないとっていう危機感があったんだよね。会長も、もっと自由に使ってと言ってくれていて」 氏子……氏神様がお守りする地域に住んでいる人々。氏神神社の運営・維持、行事などを行う。 総代……氏子の総代表。祭祀や保持活動に努める役割を持つ人々。 ”本好き”という共通点があった会長や総代たち、話はとんとん拍子で進みました。 「(当時)本屋が無いこの地域で、本を手にとれる場所が欲しいよね、とよく話していて。神社での開催だから(予算をかけず)”ばくりっこ”で。この地域だとどんな本が出てくるんだろう、という興味もあったしね」 とうや古本市は、不要な本を持参し欲しい本を持って帰る、”ばくりっこ”スタイル。ゆったりとした境内では『その本は〇〇さんのオススメだよ』、『これ面白いね』と会話が生まれ、来場者が本を通して繋がっていきます。 「小さい頃この境内で遊んでいたという人たちが、『神社で何かやってる!』とたまたま来てくれたことがあって、そういうのも嬉しいよね」 ただ場を繋ぐためのイベントではなく、持続可能な開催を目指して主催者が楽しむことを大切にしていることも、とうや古本市の特徴。『焚き火で焼き芋がしたい』、『地域の楽しいお店も呼ぼう』……そうして、地域住民にも毎年楽しみにされるイベントとなりました。 子ども達のたまり場をひらきたい 地域のために動き続ける、実行力抜群の瑠美さん。これからやっていきたいこと、目指すところはあるのでしょうか。 「誰もが気軽にふらっと集まれるような、子ども達のたまり場を作りたいなと思っていて」 学童で日々子ども達と触れ合い、真っすぐな好奇心に共鳴していくうちに、もっと探求できる場をひらいてあげたいと思うように。 「大人は知りたいことを自分で見つけられるし、すぐに調べることもできる。でも、子ども達が自分でリーチできるものって、自分の周りにある環境だけ。すぐ近くに沢山の面白いこと・面白い人がいるから、それを繋いであげられる場所がほしいなって」 そんな場所ができたなら、子どもだけでなく大人も楽しめるスポットになりそうです。老若男女がワイワイ集い、誰でもフラットな関係で、好奇心のままに学びを追求できる……素敵な”未来の場”のイメージが浮かびました。 来る6月2日(日) のとうや古本市は、そんな明るい未来の話が自然と生まれる場所でもあります。とにかく多忙な瑠美さんとゆったり話せる、貴重な機会かもしれません。新緑が眩しい、気持ちの良い境内を楽しみに、ぜひ足を運んでみてください。明るい瑠美さんにつられて、笑顔になってしまうこと間違いなしです。 <とうや古本市> 日時:2024年6月2日(日)10:00~15:00 場所:洞爺八幡神社(虻田郡洞爺湖町字洞爺町1番地) ★入場無料、飲食や雑貨など各種出店あり ★お家に眠る不要な本がありましたら、ぜひご持参ください! ★とうや古本市は、年2回、春・秋に開催しています。今回が5回目!
misaki
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03/27(火) Y.SUDOの建築ルポ vol.01「青葉の色づくいえ」
札幌市厚別区青葉町で3月17日(土)・18日(日)にオープンハウスを開催した ”素材にこだわり、使い込むほどに愛着が湧く暮らし” 「青葉の色づくいえ」をご紹介致します。 ■建築概要 ・敷地面積:80.01坪 ・延床面積:47.75坪 ■設計コンセプト ・玄関ポーチへの動線を意識したオーニング(庇)で冬に安心ないえ ・敷地高低差を活かした高天井で開放的な室内階段があるいえ ・薪ストーブを囲んで家族団欒の豊かな暮らしを演出するいえ ・使い勝手のよいアイランドキッチンで料理を楽しむいえ ・建物内に組み込まれた屋根付バルコニーで屋外も楽しむいえ ・冬季の光熱費を抑えるエコジョーズ+コレモで省エネないえ オーニング(庇) 玄関ポーチへの動線を意識したオーニング(庇)で冬も安心。 玄関・SCL 敷地高低差を室内階段(スキップフロア)で解消。 SCLの奥も床下収納スペースになっています。 玄関からLDKレベル見上げ LDK(30帖) フルオーダーしたこだわりのキッチンで料理を楽しむ! キッチン 家事デスク・パントリー方向見通し 家事デスク キッチン見返し キッチン見返し タモ材で製作した大容量の家電食器収納。 ガゲナウのオーブンも設置。 キッチンから玄関見返し キッチンからDL見通し リビング(南角) 隣地からの視線に配慮したスリガラスのL字窓。 LからDL見返し 存在感のあるあこがれの薪ストーブのある暮らしが楽しみです。 洗面室 ティッシュBOXを収納できるように細工をした製作ニッチが便利。 ここから2階をご案内いたします。 洋室1(7帖) 洋室2(6.5帖) 洋室3(4.5帖) 主寝室(8帖)+WCL(4帖) バルコニー(3.5帖) 主寝室に繋がる屋根付バルコニー。 多目的利用ができます。 吹抜けからLDK見下ろし 階段見下ろし ■おまけ 今回のオープンハウスを彩ってくれた刺繍作品を一点ご紹介いたします。 刺繍 ありがとうございました。
むしゃなび編集部
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11/22(月) 木地師+α な多才人「工房夕花野」主宰 “ 石垣 拓也 “という人間に出会った。
大滝 三階滝近く、前夜雪が降り気温2度の寒い日。 広い建物にはストーブもなく、ほぼ我慢比べ状態の中取材をさせていただきました ^^; しかも2時間半。 今までの最長時間でした。 なぜならば、今回お会いした石垣拓也さんのお話がめちゃくちゃ面白い! それはもちろんお笑い的とかではなく、共感できるワクワク話が多かったのです。 もう、何をしに行ったのか忘れそうになるほどでした。 それはつまりはこんなお話し〜〜。 石垣さんは、今年の8月に置戸町から伊達市大滝区へ移住して来られた地域おこし協力隊員さんです。 そして、実は木地師でもあります。 そう、何を隠そうあの40年ほどの歴史がある「オケクラフト」の元職人さんでした。 しかも奥様も(奥様のお話はまた日を改めて。一緒に書いてしまうのは勿体ない程貴重な方なので〜)。 ここで少し「オケクラフト」についてご説明しますね。 https://okecraft.or.jp/about/ より引用 *〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜 『オケクラフトは、置戸町の「オケ」、昔から地域産業として生産されていた曲げ桶の「オケ」と、「クラフト」を合わせた地域クラフトブランドです。 1983年(昭和58年)に置戸町と著名な工業デザイナーであった秋岡芳夫さんとの出会いから始まりました。誕生以来、置戸町では町を挙げた活動として、作り手養成のための研修制度、オケクラフトの販売、作り手への材料提供などをおこない、オケクラフトの生産、普及に努めてきました。』 *〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜 地域を挙げてブランド作りに取り組み、成功した「オケクラフト」。 その影には元「Uni (鉛筆)」のデザイナーだった秋岡氏の存在がありました。 大量生産に疑問を持ち始めた秋岡氏が目指したのは、地域の木を使い、一つ一つ丁寧に作るクラフト職人を育てることでした。 その秋岡氏のマインドに共感し、師事されていたお一人が石垣さんだったのです。 でもちょっと疑問が…。 それは、何故、材料入手も販路も安定していた「オケクラフト」を卒業し大滝に来られたのか? 「たしかにオケクラフトを出るリスクはありました。オケクラフトにいれば販路は安定しています。 工芸家一本で食べていくのはとても難しいですから生活するには安心です。でも卒業しました。正直、職人として独立してもそれ一本では食べていけません。手作りなので数は作れませんから、収入は限られてくるのです。特にこの二年のコロナ禍では、それまで開催していた大手デパートでの展示会へもお客様が集まらなくなりましたし、中止になったものもありました。つまりコロナ禍での工芸品は、贅沢品で別に無くても困らない二の次の物になってしまったのです。」 ↑コロナ前までは札幌三越・さっぽろ東急百貨店などで展示販売をされていました。 このお話しは、観光に関わる仕事をしている筆者にも痛いほどに分かり共感しました。 でも、石垣さんは安定を捨てました。 「納品先(オケクラフトの場合は町)が安定しているということは、同じものを大量に作らなければいけなくなります。ここまで育てていただいたことにはとても感謝をしています。でも、もっとチャレンジがしたかった。たとえ時間が掛かったとしても、たとえ少ししか作れなかったとしても自由な発想で手間暇惜しまず物づくりがしたかった。大量生産から少量生産に切り替えたかった。つまり、作る量を半分に減らせば質は上がる!という結論を出したのです。でも、収入は確実に減る。…ということは、他に収入が無ければ食べていけません。」 なるほど。 とても納得します。 さらに石垣さんのお話しは続きました。 「他の収入を考えた時、広い工房を持って “ ワークショップ ” や ” 体験学習 ”を行って収入源にしようと考えました。対象は子供と親子。作品の材料となる木が生える森へ出かけていき、森、そして木に親しんでほしい。作品の背景となる木についても知ってほしかったので、近代化された都市部に行くつもりはありませんでした。自然豊富な環境に恵まれた地域で、そこに住む方たちと連携しながら、みんなで自分たちの住む地域を盛り上げていける所を探していて辿り着いたのが大滝でした。というか、ここしかない!と思いました。自然環境も人も建物環境も全て自分たちには最適な場所だったのです。 ここは本当にポテンシャルが高いです。札幌や千歳からのアクセスもとても良いですし。 あとは、どんなコンテンツを作ってどう発信していくか?だと思っています。もちろん資金確保の問題もありますが…。」 ↑材料はその木が育った森が分かるものを生木で購入します。材となり薬に浸かったものや外国産のものは使いません。あくまでも安心安全な北海道産のものに拘っています。 ↑皮を剥ぎ、用途に合わせて切り出していきます。 ここまで伺って、筆者はワクワクが加速していってしまいました。 なんて素敵な方が伊達市に来てくださったのだろう!! しかも石垣さん、オケクラフトメンバーになる前は店舗マネジメントのお仕事を8年ほど経験されておられ、その構想のお話しがただの夢物語ではなく、きちんとマーケティング理論に基づくものだということが分かりました。 なんとも頼もしい限りです。 掘れば掘るほど壮大な構想が出て来るご様子でしたが、今回はここまでの取材にとどめることにしました。 続きは素敵な奥様(曲師)の取材の時に伺いたいと思いますので乞うご期待! ↑奥様もオケクラフトご出身の曲げ職人さん。早く取材させていただきたい! 最後に、近々のご予定を伺いました。 「現在準備中の工房が年明けには整いそうです。 将来のワークショプのために、近々、木育マスターの資格も取得しようと考えています。そして来年9月には料理研究家の菅田奈海さんとのコラボで「食育と木育」のイベントを行います。対象は近隣の子供達と親子。伊達市内の会場を予定しています。」 話しは尽きなかったのですがここでタイムオーバー。 でも、筆者が石垣さんとお話ししていてはっきりと分かったことがありました。 それは子供たち、そして選んだ地域への愛でした。 日本の宝としての子供たちに、自分の仕事として何ができるか? 同時に、家族とともに協力しあいながら生活を支えるためにはここで何がしたいのか? 選んだ土地で、地域全体、そして自分が楽しく幸せに暮らせるために何をすべきか? すでにその答えは出ていました。 それらを考えた上での大滝移住でありビジョンなのでした。 地域おこし協力隊で 木地師+αの多才人 石垣拓也さんが起こす風。 風向きを見届けつつ応援したいと思います。 伊達市、ますます楽しくなりそうです。 ↓「夕花野」Instagram https://instagram.com/yuhanano_hokkaido ↓夕花野オンラインショップ https://yuhanano.handcrafted.jp/ 夕花野 主宰 石垣 拓也 E.mail : gakkey326@gmail.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2021年)
Rietty
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01/07(木) お弁当おいてみませんか?申込み1/10まで
伊達商工会議所飲食店組合からのお知らせです。 コロナ禍における飲食店営業縮小に対する企画として、地場産ローカルと題し、地元産お弁当販売の販売店を募集しています。 利用期間 2021年2月17日(水)、18日(木)、19日(金) 3日間場所 JA伊達農協「コストコの食品売り場」場所代 4,000円 / 1ブース 出店者複数の場合は人数割りとなります。 利用条件 ① 惣菜の許可、食品衛生許可を持っている人※ 食品加工・物販等の許可を持っている人② だてのまち応援券利用可能の方※ だてのまち応援券利用不可の方は当日提示願います。 注意事項1品、伊達野菜をいれてください。物販担当の方をお一人お願いします。 問合せ・申込み 出店希望の申込み 2021年1月10日 まで 伊達商工会飲食店組合TEL 0142-21-3737FAX 0142-21-3738 までご連絡ください。申込みの際には以下をお知らせください。 店名・またはお名前連絡先和・洋・中 のいずれかお弁当の値段 ※応募多数の場合は選考となります。許可等は、各自でお願いします。
むしゃなび編集部
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11/19(月) 伊達ボクシングクラブ、盛り上がってます!
伊達ボクシングクラブは、簡単なボクシングのトレーニングをしながら、楽しく体を動かすサークルです。室蘭工業高校ボクシング部出身のアマチュアボクサー・布施祥太さんが昨年発足しました。最近、私のまわりでも「行ってきたよ!」という声を聞きまして、 ボクシング、伊達で流行るか・・・!? そんな予感を胸に、市民活動センターで行われている練習にお邪魔しました。さて、扉を開けると・・・ 熱気がすごかった・・・!! 20名ほどの参加者が筋トレやミット打ちなど、トレーニングに励んでいました。いや〜温度も湿度も、盛り上がっています! ボクシングといえば、孤独で厳しい、「立つんだ、ジョー!」的な世界を思い浮かべてしまう筆者ですが、最近では「ボクササイズ」の流行もあり、エクササイズとして気軽に楽しむ方も増えていますよね。伊達ボクシングクラブにも、10代〜60代と幅広い年齢層が集っています。 体重を落としたい、筋肉をつけたい、ストレスを解消したい、気持ちのいい汗を流したい・・・ などなど、目標はさまざま。男女比はだいたい半々くらいで、夫婦で参加している人も多く、練習場には和やかな雰囲気が漂っています(もちろん、おひとりさまでも楽しめますよ!)。「子どもを母に預かってもらって、夫と練習に来ています♪」という若いご夫妻にもお会いしました。 代表の布施祥太さんは虻田出身の26歳。どことなく百獣の王・ライオンを思わせる堂々とした雰囲気と、少年のようにキラキラ輝く瞳が印象的な若者です。 布施さんがボクシングに出会ったのは、高校1年生の時でした。中学時代はサッカーに励んでいたそうですが、足の怪我がもとで続けられなくなってしまい、友人に誘われて高校のボクシング部に入部しました。 バイトと両立しながら部活の練習を続けるうちに、メキメキと上達していき、1年生の12月に参加した新人戦でいきなりの全道2部チャンピオンに。サッカーとはまた違った個人競技の魅力に目覚めた布施少年、ますます練習に気合いが入るようになったそうです。以後、高校3年間で3回もの全道優勝を経験しました。 卒業後もボクシングを続け、会社員として働きながら社会人大会に出場している布施さんですが、高校時代と違って大変だったのが、練習場所の確保でした。 2017年11月「拳魂・ナックルソウルVol.6」(札幌マルスジム・ススキノにて開催)に出場。北海道内の強豪アマチュア選手が集う大会。 布施さん:「まずは僕自身が大会出場に備えて体重を落としたり、練習をするために、場所と仲間を集めたいなと思って、サークルを作ることを考えたんです。 友人に話したら、協力するよ、といってくれて、昨年の11月に伊達ボクシングクラブを発足しました。それからだんだんメンバーが増えて、今は40名ほどのメンバーがいます。 室蘭と違って、伊達には ボクシングのできる場所がないですよね。たくさんの方に気軽にボクシングを体験してもらえたら嬉しいです。」 練習メニューはその日の人数や参加者の体力によって変わります。この日のラストは30秒打ち込み練習。防具をつけた布施さんに、一人ずつ30秒間、打って打って、打ちまくります!「心拍数を一気に上げて、30秒でどれだけ体力を無くせるか」がこのトレーニングのポイント。 たった30秒、と思われるかもしれませんが、実際近くで見ているととても長い・・・。 「やってみたらもっと長いんだからっ!」と、打ち終えたメンバーのおひとりが息を弾ませながら話していました。最後10秒なんて、腕が上がらなくなるほどきついのですって 8-O でも、きつくてもみなさん、とっても、楽しそうですよね! 布施さん:「発足当初から僕が一番大事にしていることは、「みんなで楽しく」なんですよ。 もちろん、選手としてのボクシングの練習は厳しくて、自分を追い込んでいくようなストイックなものです。大会前には体重を減らすためにご飯が食べられなかったり・・・。 でも、サークルでは体力に合わせて筋トレや打ち込みをしながら汗を流す爽快感を気軽に楽しんでもらいたいですね。 それから、ダイエットや筋肉をつけたい、など、それぞれの目標を大切に、ぜひ叶えて行ってほしいなと思うんです。そのために、できるだけひとりひとりと向き合って、打ち方や筋トレの指導をして行きたいです。 ありがたいことに最近はメンバーも増えて、一人で見きれないこともたまにあるのですが、そんな時にはメンバー同士声をかけあって練習しています。今後も仲間の輪を広げていって、伊達でボクシングが定着したらいいですね!」 さて、これから寒いさむ〜い冬がやって来ますが、体を動かすことが少なくなったり、忘年会や新年会続きで太りやすい季節です・・・(汗)。だからこそ!「正月に向けて体重を落としましょう〜!」と布施さんは元気いっぱいに言います。 伊達ボクシングクラブの練習でも、年末年始に向けて代謝アップ、脂肪燃焼に有効な筋トレ等を取り入れ、軽やかな体づくりを目指してゆくそうです。本気のダイエットの方、なまった体を動かしたい方、仲間づくりをしたい方、などなど、ぜひ一度出かけてみてくださいね。 伊達ボクシングクラブ 活動日:毎週水曜または木曜 時 間:18時〜20時ごろ(季節により変わります) 場 所:伊達市市民活動センター(伊達市鹿島町20番地1)ほか 持ち物 :運動靴、軍手、なわとび、水分補給用飲み物 参加費:ひとり1回 400円 ※クラブ発足1周年を記念して「参加費半額200円」キャンペーンを行います。 詳細・最新の練習日程はむしゃなびブログ『ボクシングやろーぜ!』をご覧ください。 問い合わせ・体験の申し込みは、ブログにコメントを入れて下さい。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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09/27(木) 【伊達武者まつり2018】武者山車編!
2018年8月4日・5日に「第44回伊達武者まつり」が開催されました。初日は毎年恒例、10組の山車が市街地を練り歩く「武者山車」。 今年はあいにくのお天気で、雨に濡れての大パレードとなりました。ヨサコイの大旗も雨でずっしり、と〜っても重そうでしたね 8-O 出場された皆さん、おつかれさまでした!! これぞ伊達の心意気!! 白熱のパフォーマンスをどうぞご覧ください :-) https://vimeo.com/292058964 伊達武者まつり2018・武者山車 from Awesome Hokkaido on Vimeo. https://so-ra-mi.jp/archives/16443
むしゃなび編集部
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04/22(水) こんがりドライフルーツのピザ &タピオカ。大滝テイクアウト情報
大滝でテイクアウトした美味しいものをご紹介します。三階滝公園前のグランパスドリームの、ドライフルーツのピザ(800円)!たっぷりのドライフルーツ&ナッツをチーズと一緒に焼き上げた、おしゃれな一品です。ナッツの食感とフルーツの優しい甘さ、チーズのコクが合わさって美味しい〜! ふっくらと香ばしく焼けた生地の間には、さっぱりとしたいちごソースが。スイーツ系ではありますが、甘ったるくないので、食事やワインのおつまみにも合いそうです。ドリンクはいちごみるくタピオカ。ちょっと懐かしい感じの優しいいちごみるく味でした。 グランパスドリームでは、外出自粛の続く現在(2020年4月)、平日の営業時間を11時〜15時に短縮して(土日祝は17時まで)テイクアウトを中心にオープンしています。メニューはピザやパスタ、自家製ソフトクリームなど。詳細はこちらからどうぞ→ http://www.date-bussan.info/data.php?id=1033&kid=7&ksid=37 お庭ではヤギさんが草を食んでいます。 グランパスドリーム 北海道伊達市大滝区三階滝町177-2 月〜木 11:00~15:00 土日祝 11:00~17:00 定休日 金曜日 予 約 0142-68-5300 https://grandpasdream-ootaki.jimdofree.com ※ 食事メニューのテイクアウトは注文から出来上がりまで15分程かかります。お急ぎの方は事前に電話予約するのがおすすめです。 掲載時点での情報です。メニュー、サービスなど変更になることがあります。
むしゃなび編集部
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10/21(水) 木村ツヤさんの自由な手仕事!矢野農園直売所
新鮮な野菜が並ぶ伊達市内の直売所の一角で、遊び心いっぱいの手仕事に出会いました。和服やカヤ布でひとつひとつ手作りされた作品は、タコにイカ、ワカサギ、野菜、動物、どんぐりなど、カラフルで個性的な色遣いと、生き生きとした表情が印象的です。 野菜と並べて置いたらこの通り。本物と間違えそうなほどピチピチ! これらの作品は、甘くておいしいとうきびで知られる末永町の矢野農園直売所に置かれています。作者は近所に住む木村ツヤさんです。 木村さんは古い着物をもらったり、自分で集めたりして、オリジナリティあふれる手芸作品を制作しています。もともと布が大好きで、布を見るとイメージが浮かぶといいます。「着物でも、私はジョキジョキハサミを入れちゃうんだよね。このカボチャは布団をほどいて作ったの」 津軽出身の木村さんは、5人きょうだい唯一の女の子で、子供の頃から手芸好き。ミシンが得意で中学生の頃には、お兄さんたちのスボンの裾を当時流行っていたラッパズボンに直してあげていたそうです。 茅葺き屋根のミニチュアや割烹着、リンゴなど、故郷・津軽にちなんだ作品も置かれています。若い頃には編み物教室や手芸教室に行ったこともあったそうですが、「教室では決まった型は教えてくれるけど、自分で作りたいと思うものは教科書に載っていないし、教えてもらえない。だから自分で工夫して作った」と話す木村さん。 骨まで布で再現! 今のような手芸作品を作るようになったのは、10年ほど前から。その少し前から矢野農園の直売所を手伝うようになり、ある日、矢野さんに作品を見せたところ、店に置いてみたら、と言われて作品を並べるようになりました。次第に作品の数も増え、お客さんの間でも評判に。 最初の作品「ワカサギ」。小さなワカサギをたくさん連ねた細々と可愛らしい壁掛けです。 過去の作品より。上は鬼の夫婦! ユーモラスな表情が好評ですぐに売れてしまいました。 色とりどりのどんぐり。カサは北海道神宮で拾った本物。ひとつ50円。 縁起物の唐辛子。ひとつひとつ、布で作られています。自由な発想と独自のセンスに驚くばかり。旦那さんには「こんな色ないだろ」って言われるんだけど、と笑って話していました。 木村さんが親しみを込めて「かあさん」と呼ぶ矢野農園のおかみさん、矢野知子さんは、毎年7月下旬から11月初旬まで直売所を営業しています。甘いとうきびと知子さんの明るい笑顔を楽しみに、長年の常連さんが代わる代わる立ち寄ります。夫の孝男さんは88才で現役農家。たくさんある畑のうち、多くは人に貸すようになりましたが、今でも3町歩近くはとうきびを栽培しているそうです。 矢野農園のご主人豆よりをするおかみさん秋の野菜がたくさん!矢野農園直売所 矢野農園といえば、甘くて美味しい名物「ゆできび」! 茹で上がりを塩水にくぐらせて、あついうちにラップで包みます。こうすると実にシワが寄らず、冷めてもシャキシャキのゆできびになるのです。仕上げに爪楊枝をさすのが矢野さん流。食べるとき歯に挟まるからと、お客さんを思っての心遣いです。 「作品を人に見てもらい、手にとってもらえるのは、場所を提供してくれた矢野さんのおかげ。本当にありがたいです」と話す木村さん。直売所内の展示スペースは、矢野さんと木村さんの出会いから生まれた、ぬくもりあふれる小さなギャラリーです。そこに並ぶ自由で楽しい手仕事作品は、まさに、暮らしの中から生まれたアート!生き生きと輝いていました。 店舗情報 矢野農園直売所 北海道伊達市末永町175 営業期間 7月下旬〜11月10日ごろまで 木村さんの作品は小さいものは50円〜。シャケなど大きな作品は4000円前後です。 ※記事の内容は取材時の情報です(取材2020年10月)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/29(火) 窓から白鳥大橋!レストラン「みるく亭」【室蘭食べ歩き】
このところカラッと気持ちのいいお天気が続いています。だんだん気温も上がって夏が近づいてきた感じがしますが、日差しの割には空気は冷たかったりしますよね。そんなところもたまらなくいい!北海道の5月〜6月の青い空最高です。さてそんな中、室蘭に食べ歩きに行ってきました。 白鳥大橋を渡り入江方面に向かうと、船が!! 海技教育機構の練習船「日本丸」がちょうど入港するところでした。こんなに間近で帆船を見ることってあんまりないです。美しい・・・。歓迎の旗を振る人、写真をとる人。港町らしい光景にワクワク! それでは、本日食べ歩きのお店へ。 祝津公園展望台に向かう坂の途中にあるレストラン「みるく亭」。住宅街のおしゃれなレストラン、といった外観ですが、一歩入ると「レトロ」、「ロマン」そんな雰囲気が漂っていました。 渋い木の階段を上がって、お店の中へ・・・ 明るくて開放的な店内です。大きな窓からは白鳥大橋が! 本日のおすすめの中から「カニのとまとクリームソース」を注文しました。 カニの身とキノコがたっぷり。クリーミーだけどほどよくさっぱりしたトマトクリームソースが美味しい〜。サラダとドリンク(又はスープ)がセットになって1188円でした。お肉、パスタ、リゾットなど、いろんなメニューがあるので、お好みに合わせて選べます。お肉ならサーロインステーキがシェフイチオシだそうです。女友だちとちょっと贅沢にランチする時なんかにいかがでしょうか?展望台や港も近いのでデートにもいいですね! みるく亭 北海道室蘭市祝津町3丁目7−6
むしゃなび編集部
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06/10(月) 室蘭のお店ほうもん。パティスリー ジョワジョワ
室蘭の気になるお店を訪ねる「お店ほうもん」。 今回は、キュートな顔のエクレアに、ひとめぼれ・・・! かわいい&おいしいケーキ屋さんに行ってきました。 八丁平の閑静な住宅街に昨年オープンしたPatisserie joie joie(パティスリージョワジョワ)。三角屋根にレンガ色の壁が目印のお店です。 ショーケースをのぞくと、まるで宝石箱のよう・・・!! 色とりどりのケーキが並んでいました。中でも目を奪われるのは、ケーキのいちごやエクレアに描かれた愛嬌のあるお顔。よ〜くみてみると、ひとつひとつ、みんな表情が違うんです! 店主の菊地可苗さんは室蘭市内の洋菓子店で12年ほどの修行を経て、昨年11月にお店をオープンしました。洋菓子の世界に入る以前は、病院で事務職に就いていたそうです。 お菓子づくりが好きで、つくっては家族や友人に食べさせたり、職場へ持って行っていたそうですが、これが看護師さんたちに大好評。 その後、本格的にお菓子づくりの道を志し、「ここで働きたい!」と惚れ込んだ菓子店に弟子入りしました。 店主の菊地可苗さんと夫の亮兵さん 昨年、ジョワジョワを開店するにあたり、夫の亮兵さんは会社を退職し、夫婦で厨房に立つようになりました。退職前は洋菓子とは全く異なるIT系のお仕事をしていたそうですが、亮兵さんが担当する「キッシュ」は、現在ジョワジョワの人気商品のひとつとなっています。 ケーキは定番のラインナップのほか、季節ごとに限定メニューも登場し、合わせて17種類ほど。 愛らしくてちょっとユーモラスなイチゴの顔や、店内のカラフルなイラストは、全て菊地さんが描いたものだそうです。子どもが多い地域ということで思いついたそうですが、子どもだけでなく、大人だってときめいてしまいますよね! さてさて、たくさんのケーキの中から迷いに迷って、選んだのがこちら。 中央手前から時計回りに、 いちごタルト・・・フレッシュなイチゴたっぷり! 上から下までおいし〜い、しあわせタルト。夏場は伊達産の「すずあかね」を農家から直接仕入れて使っています。 タルトシトロン・・・爽やかな甘さの中にレモンの酸味とほのか〜に苦味が香るちょっと大人なタルト。 鬼ザラロールカット・・・純度が高くキレのいい甘さが特徴の「鬼ザラ粉糖」を生地とクリームに使用したロールケーキ。ふんわり&しっとり! キッシュ・ロレーヌ・・・グリエールチーズ、ベーコン、ほうれん草が入ったキッシュ。ケーキ屋さんには珍しい軽食メニュー。 ふわふわメレンゲとレモンの風味がたまらない「タルトシトロン」。 フルーツの弾けるようなジューシーさ、クリームの濃厚な味わい、生地のふんわり感・・・素材の風味や食感が口の中でおいしいハーモニーを奏でます。 菊地さんにこだわりを伺うと、 「味の組み合わせやバランスにこだわって作っています。」 とのこと。 例えばフルーツ、ジャム、ナッツ、チョコレートなど様々な素材がありますが、それぞれの組み合わせ、また分量の微妙なバランスによっておいしいケーキを追求しているそうです。 そんな職人のこだわりを感じる一品がこちら! 手前が「エクレア・いちご」、奥が「エクレア・キャラメルアーモンド」。 見た目の可愛らしさもさることながら、パクッと食べれば素材の絶妙なコンビネーションを楽しめます。 ほかにもプレーンやカフェなど、いろんな種類のエクレアがありますが、開店以来根強いファンが多く、エクレアばかり買って行くという常連さんも多いそうです。 実は皮にも秘密があって、バター多めの配合にすることで、少しもっちりした食感に。こだわりと技の詰まったおいしい「作品」なのです! 「 joie」 (ジョワ)とはフランス語で「喜び」を意味するそうです。 その名の通り、見て食べて、「喜び」が心いっぱいに広がるお菓子だなあ・・・! と感じました。 最近ではキッシュ担当のご主人が、菊地さんの指導で少しずつタルトなどお菓子のレパートリーを増やしているのだとか。キッシュの方も今後ラインナップが続々と増えてゆく予定だそうです。 みなさんも、キュートな表情のお菓子たちに会いに八丁平に出かけてみては。 ホールのケーキ&キッシュも人気です。予約いっぱいなこともあるので注文はお早めに! Patisserie joie joie 北海道室蘭市八丁平3丁目38−5 営業日 水〜日 11時〜18時(不定休あり) 定休日 月・火 TEL 0143-50-6309 ブログ 毎月の営業日・最新情報はフェイスブックでご覧ください。 https://www.facebook.com/Patisserie-joiejoie-899773823541805/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/21(木) 洞爺湖のおいしい、を発信!メディアとしてのレストラン。KiiTOSキートス
2019年4月末にリニューアルオープンしました↓↓ https://so-ra-mi.jp/archives/20076 おいしそう、いえ、ぜったいものすごくおいしい!! というのが見ただけでわかってしまう・・・洞爺湖温泉街に最近OPENしたレストラン、キートス洞爺湖のシーフードブイヤベースです。 美味しさの秘密は、噴火湾で採れた新鮮な白身魚のアラだけを使ったスープ。 全ての旨味をこのアラから抽出しているので料理には塩を使っていない、という!素材と技を極めた一皿 8-O 旬を感じる、「自然料理」 キートス洞爺湖では、地元の旬な食材を使った「自然料理」を提供しています。 洞爺湖を中心に広がるエリアというのは、じつは食材の宝庫。四季折々、いろんな食材に出会えますが、「食べてもらうだけでなく、その魅力を知ってほしい」と、オーナーの前原孝植さんは話します。 「洞爺湖は食材が豊富な地域なので、地元の農家さんや生産者の方々と連携して、年間を通じて旬の食材を仕入れることができます。おいしい料理を提供するレストランであると同時に、地場産食材を発信する「メディア」という位置付けでありたい。地域や食材の魅力をPRしてゆきたいですね。」(前原さん) 豊富な食材の中でもより質の良いものを求め、前原さんが直接、生産者を訪ねることもあるそうです。そうやって選び抜いた食材を、南フランスでの修行経験を持つプロフェッショナルなシェフが腕を振るって調理します。生ハムやベーコンなどの加工品もすべて無添加で手作り。 キートス洞爺湖のおすすめ!! シーフードブイヤベース 2,400円 「南フレンチ風の海鮮ブイヤベースは魚のアラを丁寧にアク汁抜きし、香味野菜と共に煮込みました。噴火湾水産から直接仕入れている白身魚に、大海老、ホタテ、イカ、あさり、ムール貝。海鮮の旨みがつまった残りのスープでつくるリゾットは美味。無くなり次第終了となります」 お話を伺っていると「自然料理」とおっしゃっていた言葉が腑に落ちます。一皿になるまでのルートが、ブイヤベースなら海に近い。サラダなら土に近い。素材の命を感じるというか、とれた場所にとっても近いお料理だなあ!と感じました。 そんな「自然料理」をより一層美味しくするワインも自然派ぞろい!オーガニックに栽培され、収穫も製法も昔ながらのやり方で作られた希少なビオワインを扱っています。もちろん防腐剤フリー。口当たりがよく飲みやすいものが多いそうです。 それからコーヒーはエスプレッソマシンで淹れた本格派。スタバがないエリアだけに、カフェ好きには嬉しいですね。 地場産料理とくつろぎ空間。 店内の壁いっぱいに、洞爺湖の写真がかけられているのですが、まるで窓みたい、というか窓越しより間近に湖を感じるのです・・・。不思議な写真だなあ、と思って見ていたら、アーティストでもあるオーナーの前原さんの作品とのことでした。 なんだか、新鮮! 「知ってる知ってる」と思っていた洞爺湖、そして地元食材。しかしプロフェッショナルな料理と空間演出によって、あらためてその魅力にどきっ。再発見させてもらいました。 おしゃれな雰囲気ですが、かしこまらずカジュアルに楽しむことのできるレストランです。お誕生日や結婚記念日など、特別な日のお出かけにもおすすめです。 KiiTOS キートス洞爺湖 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40-11 0142-82-3031 https://kiitos-toya.business.site LUNCH DINNER 火曜・水曜 11:30~15:30 17:00~21:00 木曜・金曜 11:30~15:30 17:00~22:30 土曜 11:30~22:30 日曜 11:30~18:00 月曜 定休日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2018年)
むしゃなび編集部
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07/01(水) 無料法律相談【室蘭】
男女平等参画推進事業の一環として毎年、道内6地域で開催される無料法律相談のお知らせです。 無料で弁護士に相談できる貴重な機会です。ぜひご利用ください。 ※相談は先着6人まで、電話による予約制です。 相談日:令和元年度9月4日(金) 時 間:午後1時30分~午後4時30分(1人30分) 場 所:室蘭市中小企業センター(室蘭市東町4丁目29番地1号) 相談員:弁護士 多田 絵理子(札幌弁護士会) 相談内容:DV、セクハラ、ストーカー、雇用、離婚、財産分与等様々な法律問題に関すること 申込方法:電話による予約制(先着6人まで) 予約受付:8月4日(火)から9時~17時まで 予約先:公益財団法人北海道女性協会 011-251-6329
むしゃなび編集部
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05/26(火) 布製手作りマスクをお譲りします!第二弾!伊達社協より
伊達市社会福祉協議からの情報です。先々月に続き、匿名の方(前回とは別の方)からマスクが寄せられたそうです。 匿名の市民から社協に動物柄や藍染めの布製手作りマスク(大人用33枚、子ども用10枚)の寄付がありました。 寄付者の意向に沿い、希望される伊達市民に無料でお譲りいたします。数に限りがございますので、希望者は社協にご連絡の上、来局ください。 http://www.date-shakyo.or.jp/news.php?id=44 伊達市にお住まいでマスクがほしい、という方は 電話番号(0142)22-4124 へお電話ください。マスクを作った方の思いが届きますように! 詳細は下の社協HPにてご覧ください。 http://www.date-shakyo.or.jp
むしゃなび編集部
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04/23(月) 「めしどころ松前屋」に行って来ました
洞爺湖温泉街で旬の魚介を気軽に楽しめるご飯やさん、 「めしどころ松前屋」。 昨年頃から始まったランチに行って来ました。 一番人気はこちら! ホタテとじ丼1500円 新鮮なホタテを卵でふんわりとじたおふくろの味! お味噌汁にもプリプリのホタテがたっぷり入ってホタテづくし。ボリューム満点です。 小皿に添えてあるのが、松前屋さん名物の松前漬け。 最近は海外観光客の利用も多く、今日もこのあと団体さんが入るところでした。滑り込みセーフ! 「外国のお客さんは、ネバネバが苦手という方が多いのよ。だから松前漬けはなしね!」 と笑顔が素敵な名物女将のさん。カウンターを覗くと旬のお魚、そして今が旬のアイヌネギ。とれたてでピチピチしてます! 今回はホタテとじ丼とお蕎麦をいただきましたが、 北海道産鳥そば900円 こちらのイチオシは、その日に仕入れた新鮮な魚を焼いたりお刺身でいただく「今日のおすすめ」。 日替わりのお刺身盛り合わせは、単品2000円、定食2500円とランチにはちょっとお高めですが、せっかく来たならば食べる価値ありですよー。 なので席に着いたら女将さんに「今日何が美味しい?」って聞いてみてね。夜にわいわいと飲みに行くのも楽しいですよ。 こちらは以前、ぶらりと訪れた時のお刺身盛り合わせ。半分盛りで1200円にしてもらいました。 秋だったので、室蘭産のハッカクが入って、美味しかった・・・ 地元の常連さんに人気なのは、カツ丼、カレー、オムライスなど、ボリューム系のメニューです。 ホタテとじ丼を食べる人はあんまりいないそうです。やはり、ホタテは日常食ですものね。 それから裏メニュー的にオススメしたいのが、なんとラーメンなんです。 塩ラーメン900円 こちらのラーメンは塩とざるのみです。鶏ガラベースで、ものすごくシンプルなのがたまりません。 チャーシューも柔らかくてジューシーー。温泉街で一番好きなラーメンです♪ これからの行楽シーズン、特にランチタイムは混雑することがあるので、確実に食べたい方は予約するのが安心です。 「むしゃなび見たよ!」で消費税オマケします。 ※そ・ら・みを見た方も「むしゃなび見たよ!」と言ってね。 めしどころ松前屋 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40−16 TEL 0142-75-2754 OPEN 11:30~14:30 / 17:30~23:30 CLOSED 水曜、木曜(木曜は予約営業)
むしゃなび編集部
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03/15(月) 伊達にスープカレー専門店がOPEN!!市役所通りSoup&Curry DraDra
伊達市役所通りに今年2月オープンした「Soup&Curry DraDra(スープカレー ドラドラ)」。市内では唯一のスープカレー専門店です。 オーナーの林さんは地元出身。もともとスープカレーが大好きで、札幌の有名店をはじめ、いろいろなお店を食べ歩いていたのだとか。「スープカレーがあまり浸透していない伊達に専門店を作りたい」と開店準備をはじめ、2年ほどかけてようやく、納得のいく味に辿り着いたそうです。「地元の人に喜んでもらえることが何より嬉しいです」と笑顔で話す林さん。自慢のスープカレーをいただいてきました! オーナーの林さん(右)、シェフの平野さん(中央) 店内は広々として、落ち着いた雰囲気 慣れていないとちょっと戸惑うスープカレーの注文方法。でもメニューにしたがって進めばとっても簡単です! まずは具材をチョイス。一番人気はやはり、スープカレーの王道「チキンレッグ」です。ほかに「豚角煮」、「ハンバーグ」、「ベジタブル」、それから「オクラ挽き肉納豆」!?なんていう珍しいメニューも。納豆と聞いて驚きましたが、通の間では定番の具材なのだとか。スープカレーの世界って奥が深いんですね!さらに、チキン、角煮、ハンバーグが全部入った「DraDraスペシャル」(1,800円)というのもあります。 スープはオリジナル、トマトベース、珍しい梅ベース(+100円)の三種類から選びます。辛さを決めて、ライスの大きさを選んだら注文完了です。 お子さん連れに嬉しい小上がり席もあり アツアツの湯気と共に、たまらなく食欲をそそる香りを漂わせ、土鍋に入ったスープカレーが運ばれてきました! チキンレッグに野菜をプラスした「チキンベジタブル」(1,300円)。ふっくらと肉厚チキンにゴボウや水菜、キクラゲなどなど、野菜がたっぷり!ピンク色の珍しいポテトがアクセントです。こちらは真狩の金丸農園から仕入れたほくほくのお芋。まずはさっそく、スープをひと口・・・ 「お、おいしい〜〜!」 口いっぱいに旨味が広がって、全身がポカポカ、元気がみなぎってきました。 続いて、「オクラ挽き肉納豆」の梅ベーススープ(1,200円)。梅の上品な酸味とスパイスの爽やかさが絶妙のコンビネーション。「梅が合うのでは」というスタッフのヒラメキで試作してみたのがきっかけて生まれたオリジナルスープです。驚いたのは、納豆が合う!一度食べたらリピート必至のクセになるおいしさでした。 一滴一滴に旨味が詰まったスープの秘密は、仕込みにあり。厳選した食材と15種類ものスパイスを長時間じっくりと煮込み、さらに寝かせてようやく出来上がるそう。「一日ではスープをお出しできないんですよ。」とシェフの平野さん。濃厚でまろやかな口当たりは、時間と手間の賜物なのですね。 ラッシーに果肉が入ったフルーティな「ドラッシー」(350円) しっかりスパイスをきかせながらも、お子さんからお年寄りまで、誰でもおいしく食べられるバランスのよい口当たりもドラドラのスープカレーの魅力です。辛いのが得意な方は辛さに挑戦するもよし、苦手な方は0番で素材のおいしさを堪能するもよし。お好みのスタイルで、スープカレーを楽しんでみませんか。 ビールをはじめ、アルコールメニューも充実しています! 店舗情報 Soup&Curry DraDra 北海道伊達市鹿島町20-27 電話 0142-82-6155 昼 11時〜15時(ラストオーダー14時30分) 夜 18時〜21時(ラストオーダー20時30分) 定休日 金曜日 最新情報は Facebook をご覧ください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、価格ほか変更になる場合があります(取材2021年2月)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/14(金) ☆洞爺湖からの極上ラグジュアリーを届けたい 〜LUX Hokkaido Advisor代表 佐藤 徹氏の人生第二ステージ物語
佐藤 徹氏は、40年以上のキャリアを重ねたラグジュアリーホテルでのお仕事をこの春辞され、「LUX Hokkaido Advisor」の起業という形で人生の第二ステージを歩み始めました。 まずは「LUX TOYA」のおはなし 皆様、前回の「ハーバルランチ」の記事の最後を覚えていらっしゃいますか? このようなテーブルセッティングが現れ。 「ウグイスデリ」のシェフが現れ。 「LUX TOYA」のワードが登場しました。 実は、ここ「ハーバルランチ」をメイン会場に「LUX TOYA」ブランドでケータリングを仕掛けた方こそが、「LUX Hokkaido Advisor」代表 佐藤 徹氏でした。 そして、RanchでLunchの仕掛け人も☆ では今回の主役 佐藤 徹氏の略歴を 「サラリーマンの時よりも楽しいですよ!」と話す佐藤氏は群馬県高崎市のご出身です。 「大学生時代からパーティーなどのイベント企画をするのが大好きで、企画してはチケット販売なども行い、いわゆる学生ベンチャー企業のハシリのようなことをしていました。バックギャモン大会なども行ったことがあります。私自身も強かったので、唯一東大生にも勝てる技でした笑」 あるバックギャモン大会に参加した際、なんと日本4位になったそう。 そして、この出来事が佐藤氏の人生を決定づけることになりました。 「この時、賞品として、東京ヒルトンホテルメインダイニングでのペアのお食事券が当たったのです。生まれて初めてホテルのメインダイニングでの食事を経験し、学生でもリラックスさせ楽しませてくれた一流ホテルのサービスと素晴らしさに、強い感動と衝撃を受けました。その瞬間、ホテルの営業職に就きたい!!と心が決まりました。」 就職活動の時期になり、超有名ホテルの試験を受けました。 「結果、帝国ホテルもホテルオークラも落ち、東京ヒルトンホテルに無事合格しました。 そして採用内定後にお誘いをいただき、在学中からインターンシップで通うことになりました。」 さて、憧れていたホテルの仕事でしたが、インターンシップで配属されたのは「宴会ハウス」と呼ばれる料飲部の裏方作業でした。 宴会場のテーブルをセッティングし、片付けるサービスには携わらないとても地味な仕事です。 「41年間ホテルの仕事を辞めたいと思ったことは一度もなかったのですが、この時だけは最初の3日目で『もういやだ‥。』と先輩に弱音を吐きました。思い描いていた華やかさは微塵も無かった。今思えばつくづく未熟だったな…と思いますが、その時、先輩に諭されたことで『まずは3ヶ月頑張ろう!』と思いとどまり、その後は無我夢中で働きました。そして、自分から『レストランのサービスをやりたい!』と申し出て配置転換をしてもらいました。外資系のホテルは自分から願い出ないとセクションはずっとそのまま変わらないのです。結局サービスの仕事は3年、その後26歳の時、念願の営業職に異動することができました。最年少採用でした。」 冒頭の画像でもご紹介した通り、佐藤氏はトライアスロンレース愛好歴30年の方。 あの過酷さに耐えられるのですから、並大抵な精神力ではありません。 人並み外れた努力家であり、ど根性の持ち主ですので多くの業績をあげた事と想像します。 実は、現在も開催されている洞爺湖を舞台にしたトライアスロン大会を最初に誘致した立役者も佐藤氏でした。 「営業職でしたが、正直、喋るのはあまり得意ではありません。ただ、アイディアは誰よりも豊富に持っていると自負していましたし、『やるからにはトップセールスマンになりたい!』という想いだけは人一倍強かったので、営業成績はいつもトップでした。要は負けず嫌いなんですよね。」 ヒルトンホテルで15年間勤めた後は、常にヘッドハンティングを受けながら、パークハイアット東京やウィンザーホテルなどのラグジュアリーホテルで経験と実績を積み上げてきました。 「順風満帆にお見受けしますが、失敗談の一つ二つはありますか?」 「あります!あります!本が書けるくらいありますよ〜!笑」 「え!? ^^; では、本一冊分はお聴きできないので一つか二つお願いします笑」 「一番忘れられないのは、というか、お客様に物凄く怒られたことがあるんですが…。某有名企業の社長が亡くなったという情報を得た時、すぐに次期社長の就任パーティーの企画書を作り、お葬式の日にプレゼンしに行ったんです。他所に取られたくないから一刻も早くと思って。もちろん物凄く怒られました。今思えば当然なんですが笑 その時はもう夢中でした。でも、なぜか私の上司は怒りませんでした。 それから…、もう時効だからいいかな…。東京都庁で当時の知事主催で『都民栄誉賞』の式典があったときのことです。20,000円20人分の弁当のご注文をいただいたのですが、スロープで台車を使って運ぶ際に全部落としてしまったんです(部下)。昼食の時刻も迫っている。料理長は当然カンカンに怒る。でもなんとかしなければいけない。有名デパートにも頼みましたが、20,000円の弁当を今直ぐ作ることはできないと断られる。もう一度料理長に頭を下げて頼みに行きました。当然材料が少なかったので、10,000円の弁当をなんとか作ってもらって急場を凌ぎました。お客様には行程を入れ替えるなどしていただき、自分は場を繋ぐためにひたすらお飲み物をお注ぎしていました。冷や汗エピソードです。」 「それはどちらを伺っても顔が青くなるエピソードですね…。」 「私が営業の仕事をする中でポリシーにしていることがあります。それは決して諂わないこと。絶対に満足していただける仕事をすることで、お客様とは対等でありたいと思っています。ホテルの仕事をしていると、本当に数え切れないほどのクレームを受けます。時には理不尽とも思える件も。ですが、どんな揉め事でも全て穏便に治めてきました。もちろん胃が痛くなることもありましたが、クレーム対応は得意なんです。毅然として諂わず、誠意を持って傾聴するように心がけていました。」 佐藤氏のお話を伺っていると、「Win-Win」というワードがよく出てきます。 プロのサービスとその対価に自信があるからこその言葉です。 今までの経歴からの気づき 「40年以上ホテルのお仕事に携わっていらして、気づき学ばれたことは何でしょうか?」 「現在の活動に大きく関わっていると思う気づきは、『地元事業者との連携の大切さ』です。これはハイアットリージェンシー京都にいた頃の経験に基づくものです。京都では、寺社仏閣との連携で仕事をさせていただくことが多かったのですが、少子化の影響で修学旅行が減り、拝観者が減り、檀家さんも減り…。ですので、京都の神社や寺の経営は楽ではないのです。そこで、夜を貸切にしていただき特別な体験メニューを企画しました。参加してくださるのはほぼ外国人でした。お寺や神社はもちろんのこと、お客様にも喜んでいただけたのでとても嬉しかったです。パークハイアット東京にいた頃は、食とアートを繋げた企画として、美術館と連携をしてラグジュアリーブランドのケータリングを行っていました。ホテル滞在のお客様に向けて高付加価値なラグジュアリー商品の開発や、MICEのローヤルコーディネートも行いました。」 素晴らしすぎる! お話を伺う筆者の目がキラキラハートになっていたのは言うまでもありません。 「ウィンザーホテルの東京本社から洞爺の現地に赴任した際、ウィンザーホテルは地元との連携があまり出来ていませんでした。ですので、私は洞爺湖温泉に家を借りて住み、洞爺湖周辺の全てのお店に通い、顔を知っていただく努力をしました。おかげで、様々な企画をご一緒いただくことができました。その頃からの人の繋がりと経験は全て財産です。」 この気づきと実践こそが、佐藤氏が話す「Win-Win」の考え方に沿う企画を生み、今に繋がりました。 さて、再びハーバルランチ会場へ〜 佐藤氏も大工仕事を手伝った外のデッキは屋根付き&シート付きなので雨の日もOKです。 自然に囲まれた贅沢空間でのBBQケータリングメニューは24名様まで可能だそうです。 しかも、1日に昼夜一組限定なので、時間を気にせずにゆっくりとお食事を楽しめます。 これらの画像に写るシェフ達は、有名高級ホテルで腕を振るった方ばかり。 この凄腕達による最高級のフレンチスタイルBBQをケータリングサービスする部門が「LUX TOYA」であり、そのメイン会場が「ハーバルランチ」というわけです。 つまり、ハーバルランチや各事業所のシェフの皆様と連携をされているということになります。 ここでも地元の事業者との「Win-Win」の考え方が生きています。 「LUX Hokkaido Advisor」ケータリング以外の事業のおはなし さて、なんと佐藤氏ご自身も得意分野のサイクリングでガイドも始めることになりました! 「洞爺湖町の、特に元洞爺村周辺の、調和がとれた自然と文化の素晴らしさを自らお伝えしたくなりました。」 湖畔の彫刻を愛でたり、洞爺湖芸術館を観覧したり、ハーバルランチでハーブティーを楽しんだりできて、ガンガン漕ぐ行程ではなく、のんびり走るのがとても魅力的です☆ また、自らのガイドだけではなく、地元のガイド事業者との連携もしっかりと考えていらっしゃいました。 ホーストレッキング・カヌー・ネイチャートレッキングなど、今後の展開が楽しみです。 そしてもう一つ。 佐藤氏のこれまでの職歴の集大成とも言える事業はホテルのコンサルティングです。 「『営業・マーケティング・サービスのプロフェッショナルとして是非うちのホテルへ!』と、あるホテルの総支配人としてのお誘いもいただき、とても有り難かったのですが、丁重にお断りさせていただきました。どうしても『自営でやりたい!』という想いが強くなっていたからです。実はこれら全ての構想は2年前から大事に育てて温めてきたものでした。」 現在、あるホテルとゲストハウスのコンサルティングも既に始めていらっしゃいます。 なんと心強いコンサルタントなのでしょう!! 最後に「LUX Hokkaido Advisor」のポリシーとビジョンを語っていただきました。 「何よりも地元の事業主さんの役に立つことを第一に考えるということをポリシーにしています。将来は洞爺にラグジュアリーマーケットを増やしていきたいです。目指すは北海道のラグジュアリーアドバイザーです!!」 観光業界のアイアンマン佐藤氏。 人生の第二ステージを既に全速力で走り出しています。 ―LUX Hokkaido Advisor・佐藤 徹氏 情報― 代表 佐藤 徹 住所 北海道伊達市末永町175-32-102 電話 080-3725-0262 Email :tsato@lux-hokkaido.com ・ LUX TOYAのメニュー(今後も進化する気配☆) https://lux-hokkaido.com ・ サイクリングガイド(今後もアクティビティーメニューが増えそう☆) https://toyako.biz/cycling/
Rietty
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08/10(金) あつあつオイルのブレッドサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ④
ただいま開催中の「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」! 10月14日までの期間中、市内の参加店16店舗(大滝区を含む)で期間限定の伊達野菜メニューが楽しめます。キュートな野菜スタンプを集めて特産品をゲットしましょう♪ 参加店一覧(PDF) おいしくてヘルシー。そして・・・ 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜を、とびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各店の「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ あつあつオイルと粉ドレッシングが決め手! ブレッドサラダ 今回は、かわいいお花屋さんの中にある癒し空間、シュシュcafeへやってきました。ナチュラルテイストのおしゃれな店内にさりげなくアレンジされた季節の花々。来るたびに「あ!ステキ」に出会うカフェです。日常を離れてのんびりと楽しむ手作りのランチやスイーツ、こだわりのコーヒー……しあわせなひととき :-) 画像提供:シュシュcafe そんなシュシュcafeのベジフェスタ特別メニューは「伊達野菜のブレッドサラダ」(コーヒー付800円)。 ニンニクを効かせ熱したオリーブオイルを新鮮野菜にジュワッとかけた特製サラダ。冷たい野菜が苦手な方でも美味しく食べられるようにと、店主の原田さんが考案したメニューです。生野菜でも温野菜でもなく、程よくシャキシャキ感が残ったちょうどよい食べやすさ。ヘルシーな胸肉を使った鶏ハムを添え、パンと一緒にいただきます。 メインは野菜、でも食べ応えのある一皿となっています。ポイントは粉ドレッシング。スパイスの香ばしさが野菜の甘みや風味を引き立てます。ニンニクは控えめなので、お仕事の方も安心してどうぞ〜。 花工房シュシュ・シュシュcafe 北海道伊達市鹿島町58-19 TEL 0142-22-1805 OPEN 10:00〜19:00 CLOSED 月曜日、第一水曜日 シュシュcafeのページ(むしゃなび内) きになる伊達野菜!紫のカリフラワー さて、シュシュカフェさんに聞いた気になる野菜はこちら。 画像借用元:伊達市観光物産館Twitter きれいな色 8-O 紫のカリフラワーです。スーパーなど大型店ではあまり見かけない珍しい野菜ですが、観光物産館はじめ、近隣の直売所では最近人気の品種なんです。シュシュcafeではピクルスなどによく使っているそう。「茹でると真っ青になるんですよ! さらに酢につけると鮮やかな紫色に変わるんです。」不思議ですね〜! 上の画像は昨年9月下旬のもの。秋頃出回る野菜のようです。伊達市観光物産館のツイッターをチェックしてみてくださいね。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)開催! 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場します! *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です! 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ① https://so-ra-mi.jp/archives/15442 夏の女子会に♪ 元気いっぱいパワーサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ② https://so-ra-mi.jp/archives/15545 オーガニック亜麻仁油たっぷりサラダそば!伊達野菜もぎたてベジフェスタ③ https://so-ra-mi.jp/archives/15639
むしゃなび編集部
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03/04(木) 明日3/5金は出店がありません。伊達農協ローカル物産展【訂正とお詫び】
昨日掲載した「伊達農協のローカル物産展。ロングラン3月末まで!」の日程に間違いがありました。 明日、3月5日(金)は出店はありません。次回の出店日は、3月8日(月)です。 正しいスケジュールはこちらです↓↓ 5金 令香(漬物) お薬相談所(5金は出店がありません)8月 令香(漬物)お薬相談所9火 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所10水 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所 大変失礼いたしました。訂正してお詫び申し上げます。(むしゃなび編集部) https://mushanavi.com/specials/31158/
むしゃなび編集部
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07/15(月) 【あの人に会いに】"今” やってみる [田中イェイツ養子さん/豊浦]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 会いに行ってみてほしい ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.5 今回は、豊浦町の 『パン・菓子工房mem』 田中イェイツ養子(やすこ)さんです。 シュタイナー教育に惹かれ、豊浦町へ 養子さんは伊達市大滝のご出身で、ご実家は有機栽培の『アンパン&やんま農場』。大滝の大自然の中で育ち、高校はシュタイナー教育*を実践する『いずみの学校』へ進学しました。(当時はNPO法人、現在は高等専修学校。) 卒業後は国内外様々な場所で暮らしたのち、オーストラリア人の旦那様とご結婚され、出産。長女の成長を見守るうち、シュタイナー教育* が合うかもしれないと感じたことがきっかけとなり、豊浦町に移りました。 ご自身も通ったうえでお子さんの進学先にも選ばれたことは、母校への信頼を感じますが、当時はどのように体感されていたのでしょうか。 「一番記憶に残っているのは、先生方のこと。先生って子ども達のことをこんなに想ってくれているんだ!と。反抗期でトゲトゲしていた中学時代を経たというのもあると思うけど、”先生方って良い人なんだ”って気付けたというか……」 ちなみに、当時の先生方の多くが、今もいずみの学校にいらっしゃるそうです。 「授業もおもしろかった。覚えているのは、いろんな職業の人が来て、話を聞く授業。牧師さんとか、議員さんとか」。養子さんはいずみの学校の”第1期生”! 当時は高等部の保護者が毎春、校舎を作りに行っていたとか。さすがは『親と先生でつくる学校』ですね。 *シュタイナー教育とは……哲学者であるルドルフ・シュタイナーが提唱した、個性の尊重を重視した教育法。子どもの心身の発達を7年間のまとまりとして捉え、それぞれの年齢に応じた環境を準備し、ふさわしい働きかけをする。芸術作業を取り入れていることや、15年の一貫教育や8年間同一担任などが特徴的で、子ども自身の中にある学ぼうとする意欲を引き出しながら、人間の『意志、感情、思考』をバランスよく育んでいく。ドイツを中心にヨーロッパやアメリカなど世界60カ国、1000校以上が実践し、約100年もの歴史がある。 子育て真っ最中の姉妹がつくる、パンとお菓子 工房にあるお庭からは、いつも子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。 『パン・菓子工房mem』は 養子(やすこ)さんとお姉さんの文(あや)さん、 子育て真っ最中の姉妹で営まれています。 養子さんは3歳~8歳の3児の母、 文さんは11歳~21歳の4児の母です。 養子さんが豊浦に移って来たタイミングで、先に豊浦に住んでいたお姉さんと一緒に何かしようか、と始まりました。元々趣味でパンを焼いては友人知人にふるまっていたところ評判が良く、「売れるよ!」と声をかけてもらっていたことも後押しとなりました。 起業という選択、全てが自分次第に パン・菓子工房を始める際に、夫婦で会社を立ち上げることを決意。2022年、34歳の頃でした。国内外を大移動され、様々な経験をされてきている養子さんですが、直近のターニングポイントはこの『起業』だそうです。 「それまでは雇われてきたけど、自営になると全部自分の責任になるから。誰にも何もなすりつけられないし……やるもやらないも自分次第」 当時はまだ赤ちゃんを抱えながらの起業でした。「思いたったら即行動してるかな、後回しにしたら後悔するから」。起業の準備期間が子ども達の入園・入学と重なってしまったそうですが、それでも「子どもを言い訳にしない、絶対やればできると思っていて」と言う養子さんは乗り切りました。 「はじめた頃は(パンをつくるのも)子どもが寝たタイミングで!みたいな感じだった」。現在も、3歳の末っ子がいつも一緒です。 天然酵母でつくるパン memさんのパンは自家製の天然酵母でつくられています。イーストではなく、植物や果物からおこした酵母がパンを膨らませてくれます。 「カフェで働いていたときはイーストで作っていたけど、酵母がおもしろくて。その辺に生えているもの、庭のミントやオレガノなどから酵母がおこせるのが面白い!」 酵母の起こし方は、密閉容器に水と果物や植物を入れ、温度管理をして見守るだけ、といたってシンプル。ですが、酵母は生きていて、奥が深いのです。 「面倒を見れば見るほど元気になったり、でもいじりすぎてもダメだったり……。常に気にかける」。家を空ける時は一緒に連れて行ったりもするそうです! memさんのパンを手にとられた際には、ぜひ手塩にかけられた酵母たちにも想いを馳せてみてください。 今後の展望をお聞きすると、「工房での対面販売をオープンしたい!」とのこと。 現在の対面販売は、事前予約制の定期販売のみ。曜日が決まっているので、気になる方はお電話にてお問い合わせください。 【パン・菓子工房 mem】 北海道虻田郡豊浦町船見町127-13 お問い合わせはお電話にて:0142-82-7739 <<委託販売先>> ・天然豊浦温泉しおさい(豊浦町浜町109) :金曜日PM ・天花地星(伊達市末永町58−1) :火曜日PM ※ 日時は変更することがあります。 <<週末イベントに出店することも!>> インスタグラムで都度お知らせしていますので、 ぜひフォローしてチェックしてください。 ↓ ↓
misaki
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01/07(木) 出展者募集!『玄関前のローカル物産展』1区画2000円
出展者募集のお知らせです! 来たる2月1日~10日、19日~28日まで、JA伊達農協入口左側にて販売ブースをお貸しいたします!!1区画=2,000円(人数割りなら少なく)をぜひ使っていただきたいと思います。「だてのまち応援券 第2弾」のチケットをご利用できる期間ですので各自、皆様にも使っていただけるよう、販売促進活動をしていただけたらと思います。なかなか外出が難しく、機会が少なくなりつつありますがこの機会にぜひ皆様の商品の推進を図りたい!微力ではありますが、地元にて皆様の背中を押させていただきたいと思っております。(主催・坂元農園さんより) 詳細 ブース貸出期間令和3年2月 1日(月) ~ 10日(日) 19日(金) ~ 28日(木)販売場所 … JA伊達 農協入口左側販売時間 … AM 9:00 ~ PM 8:00※ 入り込み状況により変更の可能性あり場所代 … 2,000円 / 1区画※ テーブル 貸し出し2~3台 / 椅子 5脚程利用条件 ① 惣菜の許可、食品衛生許可を持っている人 食品加工・物販等の許可を持っている人等② だてのまち応援券利用可能の方 ※ だてのまち応援券利用不可の方は当日提示願います。 注意事項 コロナ対策は各自お願いします。天候により、人の入り込みが変わる場合はご了承ください。地元産の物の消費促しの為、他のお店の紹介や、物販物の連動消費も出来ればお願いします。(前回は、年配の方が使い方や、期限が分からず捨ててしまった方もいるそうです。) 1月10日まで、商品のパンフレット等などを商工会議所に置いていただけると有難いです。その集めたパンフレット等使い、日にちを組み込んでいきたいと思っています。( JAでぶつからず同商品の不可で楽しませたいと思っています。 ) 問合せ・申込み 坂元農園TEL 090-8279-8766 以上お知らせでした。お店の皆さま、ぜひご参加ください!
むしゃなび編集部
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08/06(木) 伊達紋別岳を愛する人々。夏の登山道整備
年間4000人近い人が訪れる伊達紋別岳。標高714mと初心者でも登りやすく、冬場も雪がそれほど深くないのでほぼ一年中楽しめる山です。 シラネアオイ 7号目から頂上にかけて尾根づたいに続く登山道からの展望は素晴らしい眺め。またシラネアオイの群生地としても有名で、5月下旬には花を楽しむ登山者で賑わいます。 頂上から見た春の洞爺湖頂上から見た春の洞爺湖冬の紋別岳 洞口雅章さん(伊達歩くスキー協会)が撮影した伊達紋別岳の絶景! 「私たちの山」伊達紋別岳 この伊達紋別岳を「私たちの山」と呼んで親しみ、登山道の保全・整備を行っている人たちがいます。2000年に7号目~前紋別岳~頂上までのルートを切り開いた「伊達歩くスキー協会」の皆さんです。歩くスキーのサークルですが、夏場は登山が活動の中心。もともと7号目までしかなかった登山道の先に、草を刈って道を作りました。今年開通20年を迎えます。 早川直志会長「伊達紋別岳の標高は頂上で714m、手前のピーク・前紋別岳では715mです。これを日付に当てはめ、私たちは7月15日を『伊達紋別岳の日』として、毎年7月に一回、それから秋にもう一回、整備作業を行っているんですよ。」 会の恒例行事として毎年夏と秋に行われる登山道整備に参加してきました。 刈払機を担いで山登り。 7月26日(日)の朝、登山口前の広場に協会メンバー約20人とボランティア約30人が集いました。整備作業は笹刈りを中心に行われます。放っておくと道が笹に覆われてしまうため、登山道の保全に欠かせない作業です。冬はスキー、夏は登山を楽しむ「伊達歩くスキー協会」のメンバーは60代~80代。慣れた手つきで刈払機を担ぎ、作業に取り掛かります。 燃料を準備するのは女性の仕事。ペットボトルに小分けして運びます。刈った草を脇によせるため、熊手やホウキも必須です。 この日はもうひとつ、大事な作業が予定されていました。雨水等の影響で深く浸食されてしまった登山道の補修です。削れた箇所に石を敷いて補修しますが、問題の浸食箇所は7号目と頂上の間。ふもとから1時間半ほどかかる場所にあります。そこまで人力で石を運ぶ訳ですが、当日だけではとても人手が足りません。 そこで、浸食現場を発見した同協会の洞口雅章さんが、7月初旬におよそ200個もの自然石を登山口入口に用意しました。そして「7合目の『いっぷく広場』まで運んでください」と、事前にポスターを掲示して登山者に呼びかけました。 石を置いて2日後(洞口さん撮影) 外部から石を持ち込むことで山の環境を損なわないように、石は伊達紋別岳と同じ地質の谷藤川渓谷から採取して運んだそうです。「作業当日までにひとつでも多くの石を7合目まで上げてもらえれば」と考えていたそうですが、後日確認してびっくり。登山者の善意で石はすっかり運ばれ、なくなっていたのでした。 8日後(洞口さん撮影) 洞口さん「これほど多くの協力を得られるとは、本当に嬉しい想定外でした。登山者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。」 石の待つ7合目を目指し出発! いよいよ、笹刈班と補修班に分かれ作業が始まりました。「伊達歩くスキー協会」のメンバーは7号目から下の笹刈りを担当。ボランティアメンバーは補修作業のため石運びを行うことになりました。そこで、まずは石が待つ7号目を目指して山を登ります。 登山口からしばらくは急な坂が続きます。慣れている人はスイスイ登っていきますが、運動不足の身にはこたえます。「ジグザグに歩くと膝に負担がかかりにくく楽ですよ」と教えていただきました。 次第に足が慣れてくると、景色を楽しむ余裕が出てきます。3合目の展望ポイント「一望台」で休憩。残念ながら曇り気味でしたが、晴れると有珠山や昭和新山、洞爺湖まで見渡せます。 ボランティアメンバーでパチリ!いっぷく広場にて 途中の看板やベンチも、会の皆さんが設置したもの。看板の足をよく見れば…あ!スキー板です。 石を背負って補修作業。 1時間と少し登って7合目に到着しました。見晴らしのよい「いっぷく広場」の真ん中に、登山者がふもとから運んできた約200個の石が積み重なり小さな山を作っていました。 各々リュックに石を入れて、いざ、補修箇所を目指します。 ここから山頂へ向かう尾根づたいの道が、20年前、会の皆さんにより切り開かれたルートです。アップダウンが続いてなかなかきついですが、晴れれば下に広がる絶景を眺めながら気持ちよく歩けます。 残念ながらすっかり曇ってしまい、下界は見えず・・・ しかし霧に包まれた景色も神秘的!曇りならではの景色を楽しむことができました! 山でしか見られないお花たちにも会いました。可憐な美しさに足の疲れも吹き飛びます! 数メートル先が霞むほどの濃い霧の中、ゆっくりペースで歩いて20分ほど・・・ ようやく現場に到着しました。15メートルほどの区間にわたって、道幅が半分ほど深く削れて、段差ができていました。 このまま放置しておけば、道がどんどん崩れてしまいそうです。そこで早速、各々運んできた石を浸食部分に並べて補修を行いました。 中には何度も往復して石を運んだ方も!なんという健脚!!おかげで、たくさんの方々の好意で登山口から7合目まで運ばれてきた石たちは、無事に補修の役目を果たすことができたのです! 恒例のササ刈りスタート! さて、その頃下の方では、笹刈りが行われていました。 入り口〜7合目までの長い距離を、下と上の両側から攻めます。シラネアオイ等の山野草は刈らないよう、気をつけて作業しなくてはなりません。 長年整備作業に携わっている「伊達歩くスキー協会」の皆さん、さすがベテランの手つきです。80代で刈払機を担いでいる方もいましたが、若々しい動きに驚くばかり!登山や歩くスキーで日頃から鍛えているからでしょうか。 「先日は、別の会で稀府岳の整備に行ってきました。大変な作業ですが、どこの山でもこういう整備が行われているんですよ。」と参加者の一人に伺いました。登山道があるのが当たり前ではないんだな、とあらためて気がつきました。 きれいになった登山道。手前はシラネアオイ。 その頃、再び7合目付近では・・・・若手メンバーによりこちらでも笹刈りが行われていました。 消防組合の職員さんたちの協力により、老朽化していたお助けロープの付け替えも行われました。今回のボランティア募集は、伊達観光物産公社コミュニティの市民活動支援が協力して行われました。Facebook等SNSを通じた呼びかけに、ガードランナーズなど市民団体や地元の若者など多くの有志が集まりました。 楽しい登山の裏側に、山を愛する人々の働きがあることは、意外と知られていないかもしれません。山道で汗を流し作業をする参加者の姿に、自然を愛する心を教えていただいた気持ちです。 早川会長「今回は多くのボランティアにご参加いただき、有意義な1日となりました。長年行っている登山道整備ですが、高齢のメンバーも多くなり、年々作業が大変になってきている状況です。次回は秋ですが、興味のある方にぜひ参加して盛り上げていただければと思います。」 伊達紋別岳を愛する人たちと、登山道整備をしてみませんか。山を知り、山を楽しむとてもいい機会になるのではないかと思います。詳しくは「伊達歩くスキー協会」にお問い合わせください。 団体情報 伊達歩くスキー協会 問合せ:事務局 池田さん(電話 0142-23-1588) 伊達紋別岳登山道入り口はこちら↓↓北海道伊達市幌美内町(社会福祉法人北海道社会福祉事業団 太陽の園 敷地内) ルートについて、胆振総合振興局HPで詳しく紹介されています。登ろういぶりの山 山登りまち巡りガイド-伊達紋別岳- ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2020年7月)
むしゃなび編集部
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08/15(日) フレッシュなベリーを満喫。ベリーファームとようら
2019年に本州から豊浦町に移住した鴨井さん夫妻が約2年半の準備期間を経て7月末に観光農園をオープンしました。9月中旬〜下旬ごろまでブルーベリーをはじめとする「ベリー狩り」を楽しむことができます。 750本40種のベリーの木 「ベリーファームとようら」は山間の自然豊かな豊泉地区にあります。以前は福祉施設として利用されていたこの土地を借りて農園の開設準備を始めたのが2019年の春。その後、同年8月に敷地内の建物を利用してカフェがオープンしました。当時取材に伺った時は、農園にベリーの木を入れる直前の頃でした。 7月28日に行われたオープニングセレモニーに伺うと、青いネットに覆われた広大な空間に、たくさんのベリーの木が並んでいました!その数、約750本!太陽の日差しを浴びてすくすくと育っています。大粒の実があちらにも、こちらにも。 品種はブルーベリー35種に加え、ラズベリー、ブラックベリー、ハスカップなど合わせて40種。品種により季節ごとに実ります。 地面には黒いシートが敷かれ、ベリーの木は1本ずつポットに入っています。一般的な農園ではあまり見かけない光景ですが、これは「養液栽培」という農法です。ひとつひとつのポットに繋がった黒いチューブから水と液肥が運ばれる仕組みになっているそう。養液栽培システムを用いたブルーベリーの生育は近年、注目を集めているそうですが、道内ではまだ例が少なく、観光農園としても珍しいそうです。 オープニングのこの日は地元の子どもたちが招かれました。私も一粒食べてみると、爽やかな甘さと酸味が口いっぱいに広がりました。真夏の暑さも吹き飛ぶおいしさ! 地面がシートに覆われて歩きやすいので、ヒールや革靴でもOK。また車椅子やベビーカーも入園できるバリアフリー仕様になっています。快適でリゾート感あふれる園内ですが、もともとは原野だったといいます。そのため、開墾、整地という大掛かりな土木仕事から始まった農園づくりだったそうです。2年弱という短期間にスタッフや仲間の手を借りながら、作業のほとんどを自ら行ったという鴨井さんのバイタリティーに驚きました! 鴨井さん夫妻「ベリーの木と同様、この農園もまだまだ成長の途中です。温かく見守っていただけたら嬉しいです」 ベリー狩り(火木土日祝 10時〜16時) ・大人 1,800円(中学生以上) ・小人 1,000円(小学生) ・未就学児 無料 ※予約優先のため、事前に予約を入れておくのがおすすめです ベリーづくしのカフェ! ベリー狩りの後は、カフェへ。みずみずしいベリーをふんだんに使ったドリンクやスイーツを楽しめます。 季節のベリーフローズンヨーグルト(600円)と自家焙煎コーヒー(500円)。さわやかなフローズンヨーグルト。摘みたてのベリーを頬張っているようなジューシーでフレッシュな口当たり!コーヒーはエチオピア産スペシャルティコーヒーを自家焙煎しています。柔らかく上品な味わいです。 季節のベリータルト(350円)アヒルのクッキーがかわいいタルト。クリームチーズがベースのクリームがベリーの程よい酸味とよく合います。 ココナッツベジカレー(サラダ付き 店内750円、テイクアウト800円)ココナッツとカボチャがベースのカレー。スパイスの使い方が本格派!辛くないのでお子さんでも食べられます。 サラダには人気の自家製ブルーベリードレッシングをかけていただきます! 木の温もりがやさしい雰囲気の店内。DIYで増設したという壁がアートでおしゃれです。天気の良い日は気持ちの良いテラス席が利用できます。またメニューはテイクアウトOK。コーヒー豆や自家製ブルーベリードレッシング、手作りのハーブティーも購入できます。このほかBBQや焚き火のプランもあり(要予約、詳細はHPでご覧ください)。 カフェ OPEN:火木土日祝 11時~16時 ベリー狩り、食事、カフェなどいろんなスタイルで楽しめる「ベリーファームとようら」。2年前に伺った鴨井さんの思いがカタチになり、大きな実を結んでいました。 園内にはヤギやニワトリ、アヒルといった動物たちも暮らしており、のどかな空気が流れています。まるで小さな村を訪れたような気分!山間の自然豊かなベリーファームで、ご家族やお友達とのんびり過ごしてみては。 世界最小のアヒル、コールダック。普段は池で仲良く泳いでいます。なんと鴨井さんが卵から孵したそう! ベリーファームとようら虻田郡豊浦町豊泉136-1070-2689-7324https://berryfarm.jp/ ※記事の内容は取材時の情報です。メニュー、取扱い商品等は変更になる場合があります(取材2021年8月)
むしゃなび編集部
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06/14(火) 愛こそ全てです! 占いスペース ”タリズマン“ の言霊
衝撃的な取材の始まり まずはちょい怪しげなタリズマン北條マスターの意外な経歴から。 東京の某大学教育学部出身の58歳。 教師である母と二人の母子家庭で育つ。 本当は獣医になりたかったが、奨学金を受けることに抵抗を感じ、獣医の道を諦める。 大学卒業後は教師ではなく、某大手金融関係の会社に就職。そして時代はバブル期。 怪しい?タリズマンのマスター 筆者が市役所通りにある”占いの館「タリズマン」“ の存在を知ったのは20年ほど前のことです。 「むしゃなび」ページを見た時、なんとなく警戒心を持ってしまう (本当にごめんなさい!)占い師の方がいるなあ…と、思ってしまったのが最初の出会いでした。 それから何度かお見かけすることはあったものの、「占っていただきたい!」という気持ちには、正直、この取材日までなりませんでした。 でも、取材を終えた今ならば「是非占っていただきたい!」と思っています。 店内はスピリチュアルなグッズでいっぱい 自分ではなくなっていた二年間 「1日に200万円くらい使うことに何の疑問も持たない毎日を過ごしていましたが、ある日、” そういえば、俺、万札しか使っていないし、受け取った釣りを使ったことないな ” そう思って数えてみたら、なんと溜まった釣り銭(札込み)が60万円もあったのです。もう愕然としました。その時、自分が自分でなくなっていることにようやく気づきました。だから会社を辞めました。辞めた時、2400万円くらい貯金がありました。 でも、お金の使い方の癖はそうそう直るわけもなく、退職後1年で900万円もの借金を抱えてしまいました。」 つまり、1年で3300万円使った計算になります。 「決定的に自分を否定したのは、飼っていた犬を餓死させたことでした。犬の餌すら用意してやれなくなっていました。たった数百円の金を握りしめ、電車に乗って、辿り着いたところで死のうと思っていました。 そんな気持ちで新宿をふらふらと彷徨っていた時、一人のホームレスに声を掛けられました。”おまえ、死のうと思っているだろ? 生きていてなんぼだぞ ” そう言われたんです。見抜かれたのがすごく悔しかった。なんでおまえなんかに言われなきゃいけないんだ!と心底悔しかった。」 日本の多くの霊験あらたかな各所をまわる 後日、そのホームレスを探しに行ったそうですが、どこを探しても、誰に聞いても、その手がかりは得られませんでした。 もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、そのホームレスはマスターの守護霊だったのです。 つまり、人ではありませんでした。 (さて、皆様。 大丈夫でしょうか? 話について来られていますか?) 見えない世界のこと 世の中、見えている世界だけではないことに、筆者も薄々感づいてはいますが、何しろ誰にでも見えるものでないので、正直、胡散臭く感じてしまう人もいらっしゃることと思います。 けれども、「何かを察する」とか、根拠なく「そんな気がする」とかという経験は誰にでもあるはず。 そう、第6感的な。 きっとマスターは、それがしっかりと見えてしまい、しっかりと感じてしまう能力をお持ちなのだと思うのです。 多くの芸能人もお忍びで訪れる それが証拠に、このお仕事をされて33年。 なんと10万人以上の方を占って来られたといいます。 伊達の市役所通りでひっそりと占いスペースを営んでいらっしゃるにも関わらず、日本全国からお客様は集まってきます。 中には、有名芸能人の方も多数いらっしゃいます。 さて、話を戻します。 タロットカードを使いながら霊感と合わせる 自分の守護霊だったホームレスに出会ったその足で、マスターは六本木の「タリム」という占いの館に頭を下げ、占い師として雇ってもらうことになりました。 「そこでは死ぬ気で働きました。1年1ヶ月で900万円の借金を返し終わった後は、お導きを受けるように高野山で3ヶ月の修行をしました。弥勒の世界に惹かれたのです。その後は札幌・苫小牧・函館と点々としながら、妻の故郷の伊達に根を下ろすことになりました。この占いスペースを開いて27年になります。」 お客様からいろいろなフィギュア類が集まってくる・・・ (さてさて、皆様‥。 もう一度お尋ねします。 大丈夫でしょうか? 話について来られていますか? Rietty大丈夫? とか思ってはいませんか? Riettyはもちろん大丈夫!) 実は、文章にはし辛いくだりもあったりで、分かりにくいかもしれませんが、そこはほら、見えない世界の話が多いので、ちょっぴり察しながらお読みいただければと思います。 霊力を高めるお祈りも欠かさない 何故占いを仕事にできるのか? そこで、一体何故どうして「占い師」なのか? それが皆様一番気になるところだと思います。 さきほど、この世に存在しないホームレスとの出会いのところでもサラッと書きましたが、つまりはマスターは霊能力者なのです。 守護霊と会話ができます。 ですので、相談に来られた方の守護霊のメッセージを代弁してお伝えする役目を担っています。 時に真剣な眼差しで何かを感じとる 「子どもの頃から、大人からすれば見えてはいけないものが見える子どもでした。でも当時の僕は、みんな同じように見えているものだと思っていました。ところがどうやらそうではなく、見えたことを口にしては嫌われるし虐められし友達も居なくなるのだということを学びました。例えばこんなエピソードがあります。ある人を見た時、この後この人は死ぬということが分かってしまう。それで、そのまま口にしたら、周りの大人に酷く怒られました。でも、確かにその方は死んでしまった。当然、気持ち悪い子どもという烙印が押されてしまいます。そんなことが何度かあったうちに、2度と見えたことを口にしなくなりました。例え見えても言ってはいけないということがわかったのです。だからもちろん、仕事にしようなんて思いませんでした。絶対に占い師なんかになりたくない!とさえ思っていました。ところが運命というか宿命というか…。今はこれが仕事になっているわけです。」 さあ、ここまで書いたお話を『信じるも信じないもあなた次第』です。 馬鹿馬鹿しいと思うのも、素晴らしいと思うのも皆様の自由です。 全てを救うのは愛 でも筆者は、たくさんのお話をする中で、マスターの 根底にある「地球への愛・世界への愛・自然への愛・人間への愛」を、とても強く感じてしまいました。 それが、次のお話に表れています。 「僕はお客様に生かされています。だからお守りしたい。」 「僕は、お客様に生かされています。だから、僕もお客様が楽しく命の継続をしていけるようにその方をお守りしている守護霊様の代弁者となります。お客様をお守りしたいと思っています。今この時代、一番大切なのは愛をおいて他には何もありません。生きている上で一番嬉しいこと、幸せなことを思い起こしてみてください。それは、自分にとって大切な人が、自分を認めてくれて側にいてくれることですし、家族になること、愛し合うことではないですか? だから、お客様が愛を持って生きられるように、愛に守られるように、守護霊様のお力を借りて道しるべを立てて差し上げたいのです。」 いかがでしょうか? 筆者はこのお話でとても腑に落ちました。 最後にこんな質問をさせていただきました。 「占い師をやってよかったと思いますか?」 「正直わからないです。でもこれしかできない。きっとお客さまの評価が全てなのだと思います。そして個人的には幸せです。家族もいますし。例え未来が見えたとしてもとても幸せです。もし皆様が “いかに生きるべきか?と迷われた時に、もし興味があったらどうぞ ”タリズマン“ の扉を開けてください。」 怪しいか怪しくないか決めるのはあなた次第 もう一度、書きます。 信じるも信じないもあなた次第です。 けれども、筆者は信じます。 ―タリズマン情報― 占いの80%は霊視。 タロットカードと併せながら占います。 今回のむしゃなび占いはこちら まずはお気軽にお電話で相談ください
Rietty
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04/08(日) ローカルなおやつ。松月堂のクリームパン
今日は懐かし系のローカルおやつを紹介します。全国のクリームパン好きに食べてほしい松月堂のクリームパン!ウロコやAコープなどスーパーで売っています。 80年代に子どもだった私は、パン屋さんで一番好きなのがクリームパンでしたが、すっかり懐かしい食べ物になりつつある気がする今日この頃。 このクリームパンのすごいところは、 ①手に持ったときのずっしり感②クリームの固さ ご覧の通り、イマドキなとろ〜りクリームでは全然ありません!もう餡に近い感じ。どっしり。ずっしり。端までたっぷり詰まっています。この惜しみない感じがたまりません。そして安い。。 ダイエットや糖質制限してる人はぜったい食べれないだろうな〜。でもクリームパン愛好家にはたまらないはず!! スーパーの松月堂コーナーには、アンドーナツとか、豆パンとか、ジャムパンとか。昭和な香り漂うラインナップのパンたちが並んでいて、ついつい立ち止まって手にとってしまいます。 平成が終わっても生き残ってほしい、とひそかに思う、懐かしおやつでした!
むしゃなび編集部
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02/20(土) 大切なものはずっと一緒 にいたい♡だから直す!
ベーシックな紺色が気に入って買ったダウンジャケット。ダウンがたくさん入っているのでとても暖かくて気に入っていました。ところがファスナーが壊れてしまいました。修理をしてもらおうと、メーカーほか数件に問い合わせをしたのですが「ダウンはできない」と断られてしまいました。諦めたもののもったいなくて捨てられず一年放置していました。 ところが!灯台下暗し!「ファッション・リフォーム」さんの存在を思い出し、ダメ元で持っていきました。 すると、あっさりと。「出来ますよ。」とのお返事!しかも3000円で直してくれるという。感動です。救世主現る!です。だって、ワンシーズン着れなかったのですから。今こそ物の使い捨てを見直したいと思っていたところだったので、本当に嬉しかった~! 「ファッション・リフォーム」さんの店主さんは、なんとこの道50年の大ベテラン。お子様ができた時、家にいてもできる仕事としてこの道を選んだのだそうです。しかも製図から何から全て独学で学んだそうです。最近は着物のリフォームのオーダーが多いとも話されていました。 「仕立てもするけど、直す方が好き。」 その言葉に物への愛情を感じます。 所狭しと置かれた仕事別のミシン。右側はロックミシン。 そして、400色あるという糸。 「ここには出しきれないからよく使うのだけ並べているの。」 とのこと。今は息子さんと二人でお仕事をされています。 私がお話を聞いている間も男性が修理済みのものを受け取りにやってきました。その男性は、戻ってきた大切なものを手に満足そうに帰っていかれました。 その嬉しい気持ち。 わかります!わかります! ちょっとキツくなったスカート。ゆるくなったズボン。丈を直したいコート。 諦めないで! 手を入れていただくと、なおさら愛着が湧いてきます。諦めかけた時、もう一度、ものを大切にする気持ちを思い出させてくれました。 「ファッションリフォーム」さん。場所は鹿島町通り、道南バス「網代町」バス停前です。営業時間は看板の通りですが、昼休みを長く取ることがありますので、電話をしてから行かれた方が良いです。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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10/11(木) イチゴ農家の美しき「オヤジさん」!?【Green Thumb Greenhouse】森苑絵さんのチャレンジ。
まっすぐな瞳に、イチゴの花のような笑顔——。体格のいい男性でも「キツイ」というイチゴ栽培をひとりで切り盛りし、家庭では三人のお子さんの子育て真っ最中! 今回は、新規就農の夢を叶えたパワフルな女性をご紹介します。 研修を経て、夢のイチゴ農家に! イチゴ農家・森苑絵さんは、ご主人の転勤を機に伊達に移住し、市の就農支援制度を利用して昨年、研修生として「すずあかね」の栽培技術を習得しました。通常は研修期間2年のところ、親方のお墨付きをもらって今年2018年4月に独立。 もともと野菜ソムリエの資格をとるほど、野菜が大好きで農業に関心を持っていたそうです。現在は、関内地区にある「就農支援研修センター」のハウスを借りてイチゴ栽培に取り組んでいます。 9月下旬の朝、ハウスを訪ねると森さんはこの日の収穫をそろそろ終えるところでした。積み重なったトレイの中には、摘みたての真っ赤なイチゴたちがツヤツヤ、ピカピカ、顔を並べています! ch:こ、こんなにたくさん・・・ 8-O 何時から作業しているのですか? 「今朝は4時半くらいですネ。明るくなると同時に収穫作業を始めるのですが、だんだん日が短くなってきたので、秋は時間とのたたかいなんですよ。」 希少な夏イチゴ、「すずあかね」のこと。 伊達市で主に栽培されているイチゴ「すずあかね」は、6月〜11月にかけて収穫されます。「けんたろう」など収穫期の短い「一季なり」のいちごに対し、「四季なり」で、「夏イチゴ」と呼ばれています。甘酸っぱい味が特徴で、生食よりもケーキなど製菓や加工品に使用されます。 そのため市内では観光物産館をのぞいて一般に販売されているところはほとんどなく、全国的に希少価値の高い品種となっています。 リンク:すずあかね「伊達野菜」 2011年に東日本大震災により亘理町から移住してきたイチゴ農家さんたちが、「伊達の気候に適している」として、この「すずあかね」の栽培を始めました。数年前から、生産拡大とブランド化を図るため、雇用を受けながら栽培技術を習得できる研修制度が実施されています。 リンク:伊達市の新規就農研修生受け入れ制度について 「すずあかね」は非常に繊細で、気候や温度変化に敏感な作物。手間がかかる上に、収穫期間が約半年ほど続くので、気力と体力の勝負なのだとか。 小柄な森さんのどこからそんなパワーが出てくるのでしょう? 正直、驚いてしまった筆者です。「学生時代、陸上で長距離走をしていので、持久力には自信があるんです :-) 」と、にっこりされていますが・・・。 農業と、家庭。どうやって両立?? 「就農するっていうことは、あなたが農家のオヤジさんにになるっていうことなんだよ。できる??」 研修に入った当初、そんな声をかけられたそうです。夫婦や家族で経営する農家が大半という中で、女性ひとり、さらに小さいお子さんもいるわけですから。 しかし、一年間研修を受けて森さんは手応えと自信をつけました。農業の面白いところは、創意工夫ができるところ。また持久系の自分の性格に合っているのでは、と森さんは言います。 森さんと同じく今年就農した同期の小笠原典之さん(右)。頼もしい仲間であり、よきライバル! ch:「子育て世代としてとっても気になるのが、スバリ、家庭と農業の両立です。どうやってされているんですか??」 「そうですね、朝は3時に起きて子どものお弁当作りをします。明け方から収穫に出かけて、帰ってくると17時過ぎ。家事や食事の準備をします。でも、体力勝負ですから睡眠時間は必ず確保するようにしているんですよ。」 収穫の手伝いに登場した森さんのご両親。「周囲のサポートを得る」とっても大切です! ch:わあ〜、ハードスケジュールですね! 「家のことはひとりではできないので、夫や両親のサポートが欠かせません。本当に感謝しています。実は、就農は私たち夫婦の共通の夢だったんですよ。だから、お互いに応援しあい、助け合っています :-)」 マラソンのように、一歩一歩。森さんのチャレンジ! 独立して初めて迎えた今年の夏、森さんはひとつのチャレンジをしました。それは、「ウインザーホテル洞爺で、自分の育てたイチゴを使ってもらうこと」。 規格外品の販路として、以前から温めていたアイデアでした。意を決して「パティスリーウインザー」にイチゴを持って営業に出かけたところ、地場産かつ希少な「夏イチゴ」ということで、なんとその日のうちに、総料理長が自ら畑を見学に来て、取引が決まったそうです。 8月には森さんのイチゴをふんだんに使った「夏苺祭りデザート」がディナービュッフェに登場しました。現在は、ホテル内のレストランやラウンジのケーキに使用されています。 [gallery size="medium" columns="2" ids="7952,7953"] 画像借用元: 「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」Facebook 「規格外のイチゴたちがプロの手で見事なお菓子に生まれ変わるのを見て大感激でした! 私は、「待ち」の姿勢が苦手なんです(笑)。自分が「ここに出したい」と思ってアクションを起こして、取引させていただけるようになったことは、とても大きなモチベーションになりました。農家って技術的なことと同時に、経営もしなくてはなりません。高く買ってもらえるのはとても大きいです。」 長距離ランナーのように、一歩一歩、農業の道を進み始めた森さん。 そんな森さんを、伊達市イチゴ部会・鈴木博之 部会長は、「よく勉強しているし、能力も高い」とあたたかく見守ります。鈴木部会長によれば、イチゴ栽培は本当にキツイ仕事。やる気があるからといって、誰でもがこなせるわけではないそうです。 イチゴ農家に求められる能力とは・・・ 1、観察力 — 小さな変化に気づく力。毎日よく見ていないとわからないことがたくさん! 2、判断力 — 施肥のタイミングや量、温度調整など、マニュアルはあっても、最終的には経験と判断力なのです! 3、体 力 — 長〜い収穫期が終われば片付け、来シーズンへの準備と、農家の仕事は年間通して体力勝負! この3つがどれも必要なのだそうですよ。伊達での新規就農に興味のある方、参考にしてみては。それでは最後に、森さんにこれからの夢を伺いました! 「現在は研修センターのハウスを借りていますが、いつか自分のハウスを建てて法人化できたらいいな、と思っています。家族経営の枠を超えたチームを作って、互いの意見や特技を生かし合える、柔軟な農業のビジネスをしてみたいです!」 森さんの「すずあかね」を食べてみたい方は、観光物産館へ出かけてみてください。「伊達市いちご部会」メンバーが丹精込めて育てた新鮮ないちごが販売されています。販売期間は6月〜11月ごろ。詳細は物産館にお問い合わせください。 伊達市観光物産館 北海道伊達市松ヶ枝町34番地1 TEL0142-25-5567 施設詳細(伊達市HP) また、森さんのイチゴは以前ご紹介したノルノルブラザーズさんのファーマーズマーケットにも出ていますよ。東京方面の方はこちらでどうぞ。 https://so-ra-mi.jp/archives/15717 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/10(木) 壮瞥にラーメン店OPEN!洞魂らーめん
壮瞥町の農産物直売所サムズの向かいに「洞魂(とうこん)らーめん」がオープンしました。読んで字のごとく、洞爺湖のたましいと書きます。よっ気合い入ってますネッ! 壮瞥って、意外と飲食店が少ないのです。洞爺湖沿いのエリアまで行くとレストランなどありますが、国道453沿いの道の駅周辺には幾つかしかありません。サムズの飲食メニューも限られているし。なので新しいお店ができてうれしいー!という訳でさっそく、直売所で野菜を買いこんだ後、ランチに立ち寄ってみました。 店内は広くて小上がりもあります。窓からはお隣の果樹園のサクランボの花。満開ですね。メニューはこちら。 ラーメンのほかにカレーやザンキ、室蘭焼き鳥もあります。店主の井上さんは某有名ラーメン店で5年間店長を勤め、その後室蘭で焼き鳥専門店主を10年ほど経営していたそうです。 中でもおすすめなのが、角煮ラーメン!味噌、醤油、塩がありますが、今日はイチオシの味噌角煮らーめん(1080円)にしました。 大きな角煮がゴロゴロと!これは食べ応えありそう。 中細のちぢれ麺。スープによく絡んで喉越しすっきり。 コクと旨味のヒミツはずばり味噌。地元壮瞥の農場たつかーむの味噌(オーガニック大豆使用)を使用しているそうです。濃厚で自然な甘みもあって美味しい!ボリュームも満点でした。 ごちそうさまでした〜とレジに向かうと、「今度、隣のスペースに空手道場をやるんですよ。」とご主人。北海道で唯一全日本チャンピオンが指導する札幌の「大誠館」(総合格闘技空手)の壮瞥道場を開設するそうです。興味のある方はお店に問い合わせてみてね。 空手道場併設のラーメン店、洞魂。スープの一滴にまで気合い入ってます!格闘技が好きな方は二倍楽しめるスポットになるかも? ↑店主の井上さん。ハチマキがかっこいい!画像は洞魂さんのブログからお借りしました。クリックするとブログにジャンプするよ。 洞魂らーめん 北海道有珠郡壮瞥町滝之町385(道の駅そうべつ情報館i 向かい) 11:00〜21:00 定休日 火曜 080-6093-8837
むしゃなび編集部
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09/04(金) グランピングに手ぶらキャンプ。多目的に楽しめて、おいしいカフェのあるキャンプ場。ビレッジ大滝
(2020.06 編集部取材) 雄大な自然が広がる伊達市大滝区に、ビギナーからキャンプ通、さらにグランピングまで幅広く楽しめるキャンプ場「ビレッジ大滝」がオープンしました。森林に囲まれた敷地内に入ると、澄んだ空気がおいしい〜!目の前には芝生のフリーサイトが広がり、まわりにBBQハウスや展望台など、素朴でお洒落な木の建物が並んでいます。ウッドチップの敷かれた通路を歩いていくと、野鳥のさえずりが耳に心地いい・・。 大自然の魅力をとことん楽しみ、癒される。この夏話題のスポットをご紹介します! 塗装屋さんが運営する新感覚のキャンプ場。 ビレッジ大滝はこの6月にオープン。札幌の塗装会社が運営しています。 スタッフ木村さん「ここは星空が本当にきれいなんですよ。大滝に来て、生まれてはじめて天の川を見ました! キャンプを通して四季折々の自然の豊かさを存分に味わってください。」 スタッフの木村さんにお話を伺うと、会社の新部門として「何か新しいことにチャレンジしよう」と考えていたところ、もともとアウトドア好きのメンバーが多かったこともあり、キャンプ場を立ち上げることになったそうです。木村さんはじめ、スタッフの多くが塗装職人さん。建築関係の技術を生かして、敷地整備はもちろん、場内の素敵な建物も皆さんの手で造られています。 ニーズに合わせて選べるキャンプ。 キャンプのプランは3つ。自分のニーズに合わせて選ぶことができます。 家具・ベッドを備えた円形テント。ホテル仕様で優雅に大自然を満喫!1泊2食付きで夜はコース料理を堪能できます。 手ぶらキャンプテント・寝袋など用具完備でキャンプ初心者も安心。1泊2食付き1泊2食付き高校生以上1名:8,000円(税別)小中学生1名:5,000円(税別) 天候を気にせずに楽しめるBBQハウス 焚き火を囲む憩いの広場 フェス感覚で楽しむこだわりカフェ! ビレッジ大滝のもうひとつの魅力は、おいしいフード&ドリンク。グランピングでは、北海道の食材をふんだんに使用した創作コース料理を堪能できます。また天候を気にせず楽しめる屋内BBQも人気。さらに宿泊客以外でも利用できる「青空カフェ」があります。 青空カフェ 豪華なコース料理からカジュアルなカフェメニューまで、全ての料理を手掛けるシェフの太田さん夫妻。夫の智之さんはすすきのの大手居酒屋グループで総店長を長く勤め、ソムリエでもある妻の広美さんは数々のフレンチやイタリアンで経験を積んだ料理人。コロナの影響で飲食業界が打撃を受ける中、縁あってビレッジ大滝の厨房へ。キャンプを主体としたレストラン兼カフェを通して新たな飲食のスタイルを追求しています。 まろやかなフランス産シードル(左)と、夏にぴったり!爽やかなモヒート(右) カフェのおすすめは、地場産の野菜を使ったメニュー。ビールやカクテルなどアルコールメニューも充実しています。 様々なスパイスをブレンドして作る香り高いスパイスカレー(880円税別)。口いっぱいに広がる爽やかな辛さ、肉の旨味が濃厚です。外で食べるから一段とおいしい!! 大滝産のジャガイモをカラッと上げたフライドポテト(580円税別)と同じく大滝産野菜を煮込んだカラフルなラタトィユ(680円税別)。地場産野菜を使った技あり!な一品料理たち。お酒のおつまみにもぴったりです。 太田シェフ「野外フェスに遊びに来たような感覚で、青空の下、気ままにお酒や食事を楽しんでいただければと思います。」 なるほど、広場があり、焚き火もできるし、楽しげな雰囲気はまるでフェス会場のようですね! 気負わず、のんびりと自分のスタイルでキャンプを楽しめるビレッジ大滝。きれいな空気をいっぱいに吸い込んだら、体も心もリフレッシュ!おいしい食事でお腹もいっぱいになりました。 ビレッジ大滝 北海道伊達市大滝区三階滝町40-9 TEL:080-8045-1195 https://village-ootaki.com ※ 7〜8月の週末・お盆シーズンはほぼ予約で埋まっているそうです。平日は予約できる日もあり。予約状況はこちらから確認できます→ https://village-ootaki.com/reserve/ 青空カフェ営業時間 14時〜 水・木定休 ※宿泊状況により不定休もあり。平日の場合、行く前に問い合わせるのがおすすめです。 ※ 記事の内容は取材時の情報です。価格、メニューなどは変更になることがあります。取材2020年6月一部画像はビレッジ大滝HPよりお借りしました。
むしゃなび編集部
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09/06(日) フワフワ食感に驚き!元農家の大将が焼く本場関西の味。お好み焼 純々
(2020.07 編集部取材) きのこ汁や天ぷらなど、おいしい食べ物が並ぶ大滝のきのこ王国。レストランの一角に関西人の大将が焼く本場のお好み焼き店がオープンしました。食べてびっくりのフワフワ食感!クセになる味をご紹介します。 大滝で味わう、関西風お好み焼き。 今年6月末にオープンした「お好み焼 純々」。店先をのぞくと、ソースの焦げるいい香りが漂ってきました。一枚一枚、丹生込めて焼き上げているのが店主の中井憲太さんです。焼きはじっくり、ひっくり返すのは目にもとまらぬ素早さ! 焼きたてを頬張ると、フワフワでとろけるような食感。ソースのコクと豚肉の旨味が口の中にじゅわ〜っと広がります。思わず「おお〜!」。普段食べるお好み焼きとは、まるで別物。 豚玉焼き 1パック550円(税込) フワフワの秘密は、粉の少なさにあるそうです。 中井さん「小麦粉は、北海道の人からみたらすごく少ないと思います。だいたい3分の1くらいの量で作っています!」 生地を見せてもらうと、大きな容器にキャベツのみじん切りがたっぷりと入っていました。 キャベツを主役にとろろとダシ汁を合わせた生地。食感にこだわって、小麦粉を極力少なくしているのが中井さん流です。つなぎが少なく生地が柔らかいのでひっくり返すのは至難の技!でもこれでフワフワに焼き上がるのです。 北海道食材で作ったら「超本場」の味に! ホテルマンさんのブログでもおなじみの中井さん 中井さん「関西人は誰でもお好み焼きが焼けて、みんな自分の家のが一番うまい!って思っているんですよ」 大阪出身の中井さんは元農家。伊達に移住して20年ほど、妻の実家で軟白ネギなど様々な野菜を栽培していたそうです。お好み焼きの腕前は農家時代から大評判で、「お店を出したら」と言われることもしばしばだったとか。 しっかり火を通しながらも、ふんわりとろけるような口当たり。 純々オープンにあたり、何よりもフワフワ食感にこだわって、とろろの量を変えながら改良を重ねました。進化した中井さんのお好み焼きの味に、来店した友人たちも驚いているそうです。 平日限定の豚肉スペシャル。プラス150円で豚肉の量が倍に! フワフワの限界に挑戦中!? そんな中井さんのお好み焼きですが、秘密は食感だけではありません。道産の豚肉と卵、地元農家から仕入れた甘〜いキャベツ(冬場は本州産を使用)、ご当地大滝の横山さんが育てたみずみずしい長芋。 中井さん「北海道の食材で作ったら、本場を超えちゃった…」 さらに、味の決め手となるソースは、「関西風なら絶対にこれ!」という「オリバーソース」を使用。道内では取り扱っていない特別なソースです。関西風お好み焼きになくてはならない存在で、関東とも、広島とも、味わいが全く違うそう。関西のお好み焼き文化は深い。そして中井さんの情熱も深い。「超本場」の味を食べに大滝へ出かけませんか。 <メニュー>豚玉焼き 1パック550円(税込)<平日限定オプション> 豚肉スペシャル:プラス150円で豚肉の量が倍に(おすすめ!) 玉子スペシャル:プラス50円でのせる卵が2個に ※記事中で中井さんが焼いているのは全て豚肉スペシャルです。基本的に平日限定ですが、状況により対応できる場合があります。店頭で聞いてみてください。 店舗情報 お好み焼 純々 伊達市大滝区三階滝町637-1 きのこ王国レストラン内 営業時間 10時30分〜15時 定休日 月曜日 ※記事の内容は取材時の情報です。メニューや料金が変わる場合があります。(取材2020年7月)シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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08/07(土) Beauty and Healing の空間 Hair design youLa
ドア前に立った時。「ここはなんのお店かな?」そう思い、不安で通り過ぎてしまう店と、ドアを開けたくなる店があります。 youLaさんはまさに後者。それはきっと、玄関にもオーナーである加藤幸子さんのほんわかした空気が溢れているから。 幸子さんは、2011年、伊達に美容室Hair design youLaをOPENさせました。修行時代は、札幌11年、イギリスで2年7ヶ月を過ごしていらっしゃいますから、もう20年以上の大ベテランさんです。そんな幸子さんが、伊達で開業をしようと思われたきっかけについて話してくださいました。 「イギリスにいた頃、3.11の大震災が起きました。それまでは、日本に帰って仕事をするなら東京で…と思っていました。でも、あの震災をきっかけに都会への憧れが消えてしまいました。自然豊かな伊達に帰り、人との繋がりを大切にしながら暮らしたい。癒しの空間を提供したい。そう思うようになったのです。」 そんな幸子さんの想いは、お店のお名前にも表れています。それは、youLaのyouに込めた想いです。“ゆう” は、結う 優 そして あなた の意味があるそうです。はにかみ屋の幸子さんはものすごく照れながら話してくださいました。 “ゆう”の中にはきっと、”友” とものところへ ”遊” あそびに行くように、 ”悠” ゆとりを持てる空間で ”有” ありたい…。多くを語ろうとしない幸子さんでしたが、もしかしたらそんな想いもあるのではないかしら?筆者は、勝手に想像してしまいました。 そう、youLaさんは、まさに幸子さんが込められた想い通りのお店だと、取材をさせていただいた1時間の中に感じました。 そして気になる小売りスペースは~♡ とても体に良さそうな興味深い食品が並んでいます。こちらは、2020年6月から少しずつリニューアルされていったそうです。美容室に整えに来てくださったお客様に、より楽しんで癒されてお帰りいただきたいという発想の元に、幸子さんご自身が食べたい!と思う自然食品(ほとんど無添加食品)を中心に仕入れて販売しています。 実は、このようなスタイルの発想の原点は修行時代に培われました。 「都会で見た美容室は、カフェや雑貨店が併設になっていて、それがトータルで癒しやゆとりを提供する空間になっていました。 いつか自分もこういうスタイルのお店にしたいとずっと思っていました。 そしてイギリスでは、身近なところにオーガニックスーパーがありました。 そこは敷居の高さを感じさせず、気楽に入ることができました。 そんな体験が原点となって、オーガニックや無添加の化粧品・ヘアケア商品を扱おうと考えました。 それが徐々に今の形になってきたのです。」 幸子さんらしく、のんびりとマイペースに ^^でも確実に。これからまだまだ進化して行きそうなお話でワクワクします♪♪ 通常、小売りスペースは、美容室のお客様のみのご利用となりますが、ひと月に1度か2度(日曜日or祝日 11:00~15:00位)のペースでキッチンカーや焼き菓子屋さん、雑貨屋さんをお呼びして、どなたにもお越しいただけるように「加藤商店」というタイトルでイベントが開催されています。 なので、この時の幸子さんは美容室をお休みにして販売に徹するそうです。 イベント情報はInstagramから。https://www.instagram.com/hairdesign_youla/ 伊達に優しいそよ風を吹かせていらっしゃる” youLa ”さん。目が離せません。 ↑ハニカミ屋幸子さんの愛娘チビ店長です。幸子さんの代わりに登場です♡ 店舗情報Hair design youLa営業 完全予約制 10:00~17:00(火~日) 休み 月曜日定休・日曜不定休あり・他加藤商店のイベントがある時は日曜日or祝日休み。伊達市末永町121-30142-22-7233 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱い商品等は変わることがあります(取材2021年8月)
Rietty
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05/07(月) 【お花見】壮瞥公園の梅林。満開までもうちょっとです!
連休明けの月曜日、数日ぶりにスッキリ晴れたので昼休みに壮瞥公園の梅を見に行って来ました :-) 麓のそうべつ滝周辺では桜が満開。一般的な順番では桜→梅ですから、梅、もしかしてもう散ってる??若干心配しつつ到着すると・・・ 全体的に3分咲きくらいでしょうか。開花はまだこれからでした。麓に近い方ではもう少し開花が進んでいます。あと数日〜今週末あたりには満開になるかな??伊達から毎年来ているというお花見グループの皆さんに聞いたら、今年はちょっと開花が遅いネと話していました。例年だと桜も梅もほとんど同時に咲くそうです。 散策しているとあちらからも「ちょっと早く来ちゃったなあ、、」という声が。でもいいお天気で洞爺湖の青に吸い込まれそう!ここから見下ろす洞爺湖は一年中本当にきれいです。 連休は終わりましたが、もう少しお花見シーズンが楽しめそうですね! 壮瞥公園 北海道有珠郡壮瞥町町東湖畔 満開になると素晴らしい眺め!
むしゃなび編集部
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11/09(金) まちの人にインタビュー。緑丘高校の特別授業【ローカルいいね!】
先日、北海道伊達緑丘高校で1年生の特別授業「まち・ひとワークショップ」に参加してきました。自分たちの暮らす地域で活躍する大人にインタビューしてみよう、というクリエイティブな授業。今回、初の試みだということですが、主な目的は、 「地域」・「まち」について考えること。 インタビューと発表を通してコミュニケーション力を試すこと。 取材対象として、伊達市や近郊の地域で働く大人、10人が招かれました。ワイラジオのKanzyさんや和菓子職人・久保さんなど街の有名人や、むしゃなびでおなじみ、整理収納アドバイザーの小野さんや、いろえんぴつartの塩谷さんの姿も。飲食、福祉、アート、土木業など、様々な業種のメンバーが集まった中、編集部を代表して私も参加させていただきました。 普段、お話を伺う側ですが、今回は聞かれる側なので、ドキドキ!! 1年生約140名が十数名ごとのグループに分かれ、進行役や記録係、案内係など役割分担をして、インタビューを進めて行きます。 どんな職業をしていますか? あなたにとって「まち」とはなんですか? 高校時代はどんなことを考えていましたか? といった質問をして、回答を記録していきます。長いはなしになると、聞き漏らさないようにメモするのはなかなか大変ですよね。言葉に詰まったり、うまくまとまらない私の返答にも一生懸命耳を傾けてくださってとっても嬉しかったです。 それにしても初々しい1年生の生徒さん! 私が高校生だったのはもう20年も前のことですが、部活や友達との時間を楽しみながらも、日々悩んだり傷ついたり、葛藤していたように思います。緑丘高校の皆さんは、いまどんなことを考えて学生生活を送っているのかな・・・逆にお話を伺ってみたくなりました。 さて、30分ほどの質問タイムを終え、まとめの時間の後にグループごとの発表を見せていただきました。 「〇〇さんはこんなことを話していて、私はこんな風に感じました」 といった形式で、まちで働く人たちの活動やおもしろエピソードが紹介されました。 私自身、そ・ら・みの取材で今日の皆さんと同じようなことをしているわけですが、その中でいつも感じることがあります。 それは、芸能人やユーチューバーを観るのもいいけれど、まちで暮らす普通の人の話がとっても面白いし、魅力的! ということです。 そして、まちをつくるのは大きな活動をすることだけではなくて、ささやかでも本当に気持ちのこもった日々の営みが、地域を豊かにしてゆくのだと思います。今回のインタビューを通して、そういう「ローカル」の面白さを感じ取ってもらえたら嬉しいです。 インタビューする側だけでなくされる側もお互いに、地域への思いを深めるきっかけになるような、とても素敵な授業でした。 10年後には皆さんが取材される側になっているのかな?? 緑丘高校さん、ありがとうございました! 北海道伊達緑丘高等学校|公式HP
むしゃなび編集部
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05/18(土) 【食べあるき】お家カフェのおにぎりプレート@洞爺湖
久しぶりに洞爺湖に食べ歩きに行ってきました。温泉街の有名なお土産やさん・洞爺湖越後屋の2階に昨年オープンしたカフェ「Cookies Toya Cafe」へ。 めんこい亭の角を山側に登って行くと、ツタのからまるビルの一角にカフェの入口が見えてきます。メイン通りを一歩外れて隠れ家的な雰囲気が漂います。 こちらはランチやドリンクのほか、予約制でアイシングクッキーのワークショップが楽しめる小さなお店。 靴を脱いで店内に入ると、ともだちの部屋に遊びに来たような小さくて可愛らしい空間が広がっていました。絵本やおもちゃのコーナーがあり、小さなお子さん連れの方ものんびりと過ごせそう。 また、アクセサリーなどハンドメイド雑貨も置かれています。 ランチはパスタなど、北海道産の食材を使った手作り料理のプレートメニューが中心。とってもお腹が空いていたので、おにぎりプレート(1,000円)を注文しました。 野菜がいっぱい! カラフル! これぞ、カフェのランチ〜!! 運ばれてきたプレートに、思わずテンションが上がってしまいました :-) ふっくらと握られたおにぎりを真ん中に、サラダや野菜のソテー、卵、ソーセージなどが賑やかに盛り付けられています。野菜やお米の味を引き立てるシンプルな味付け。おいしい〜〜 :-D 食後には、洞爺湖にぴったりなデザート。 洞爺湖ブルークリームソーダ(500円)です。 湖を思わせる爽やかなブルーにアイスクリームとさくらんぼがのったレトロでオシャレな一杯。絶妙な色加減に、うっとり・・・。 デザートはこのほか、シフォンケーキやアフォガード、さっぱりした果物のお酢ソーダなどがありました。 こちらは、アイシングクッキーのサンプル。かわいいですね :-) 予約制のワークショップのほか、オーダーメイドの注文も受け付けています。最近は赤ちゃんの出生祝いやお誕生日などにオリジナルのクッキーを贈る方が多く、とても喜ばれるのだとか。 予算により大きさ、形等相談できますので、詳しくはお店にお問い合わせください。 2019年5月のイベント出展情報 5月22日(水)大町ギャラリー(伊達市) アイシングクッキー販売 大人アイシングプチ体験1000円〜 5月23日(木)パーラーふくだday(洞爺湖温泉) アイシングクッキー販売 アイシングクッキープチ体験 13時より人数制限あり (お子様メニュー500円…小学生まで) オーダークッキー受付etc… 以上、くつろぎのお家カフェ訪問でした! やっぱりカフェは楽しい〜〜。 イベント等で不定休となる日もあるため、営業日・最新情報をお店のフェイスブックページでチェックしてお出かけくださいね! Cookies Toya Cafe 洞爺湖温泉71番地 洞爺湖越後屋2F 0142-75-2158 https://www.facebook.com/pg/CookiesToya
むしゃなび編集部
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04/04(日) 洞爺財田(たからだ)に、地域をつなぐ店「いろは屋」あり。
久しぶりに洞爺湖の向こう側へドライブ。 目指すは洞爺財田(たからだ)にあるセレクトショップ「いろは屋」さん。開店後まもなく到着すると、店の前の草取りをせっせと行うオーナー宮本好さんが迎えてくれました。 「いろは屋」さんはこの4月でオープン4周年だそうです。4年前の3月に洞爺湖町の地域おこし協力隊を卒業、同時にこちらのお店をオープンされました。ここへの永住の決め手は「子育ては自然環境の良いところでしたい」という強い想いからでした。 お生まれは札幌。洞爺湖町には住んだことはありませんでしたが、宮本さんの曾祖母様が50~60年前までここ旧洞爺村で駄菓子屋さんをなさっていたのだそうです。 地域の子供から大人まで愛される人気店でした。その時の店名が「いろは屋」さん。 なので、宮本さんは、ご自分のお店も迷わず「いろは屋」とされたのだそうです。名前を受け継ぐ…ってとっても素敵です。 店内には宮本さんのセンスが光る雑貨が並びます。「いま、入れ替え中なので商品が少ないのですが…」と宮本さん。きっと、これからどんどん新しい商品が入って来るはずです。 「長く使える道具、気持ちよく使える暮らしの道具を仕入れるようにしています」 と話す宮本さん。使い捨てではなく、ものを大切に使いたいという強い想いを込めながら選ぶ商品は、とても質の良いものばかりです。 一例では~ 今治タオル・野田琺瑯・久留米の絣・洞爺湖町の陶芸作家「kanako」etc. 一つ一つに作り手の心を感じます。 また宮本さんは、洞爺湖有珠火山マイスター・薬膳フードアドバイザーなどの資格も有し、先日こちらでもご紹介をされました「里山デリバリー」の一員でもあります。 近々、「薬膳ワークショップ」の開催も計画中とか。こちらもとても楽しみです。 2児のママでもありますが、多岐に渡ってご活躍中で、洞爺湖町在住7年目にして地域からも頼りにされる存在となっています。本当に頼もしい限り。 最後に、「いろは屋」が目指すことは? と質問してみました。 「徹底的に地域に根差して、地域情報の発信地となりたい。」 と、力強い言葉が返ってきました。決意に満ちた宮本さんの目は、本気のエネルギーに満ちていました。きっと、セレクトショップを拠点に、これからますます地域を楽しく豊かにコーディネートする役割を果たしていかれることと思います。期待したい存在です。 洞爺いろは屋〒049-5813住所 洞爺湖町財田18-1電話 090-6997-4871営業日 月・火・土・日営業時間 11:00~16:00 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。営業時間等は変わることがありますのでご注意ください。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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05/24(日) 【豊浦町 いちご狩り情報】礼文華観光農園のいちご狩り
2020年6月30日更新今シーズンの礼文華観光農園いちご狩りは6月28日に終了しました。 2020年5月25日更新礼文華観光農園のいちご狩り2020年のオープン予定日は6月1日(月)です!今後のコロナの状況といちごの生育状況により変更になることがあります。詳しくは農園へお問い合わせください080-9613-8565 昨年のいちご狩りの様子はこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/18082 2019年6月28日最新情報礼文華観光農園の今シーズンの営業は23日で終了となりました。 2019年5月31日最新情報 https://so-ra-mi.jp/archives/18082 2019年5月27日最新情報 礼文華観光農園の2019年いちご狩りは5月30日(木)開園です。 予約なしで入れますが、週末は混み合うので出かける前に電話で問い合わせるのが安全です! 開園時間は10:00〜15:00(イチゴがなくなり次第終了) 問合せ電話番号 080-9613-8565(担当 生島さん) 詳細は以下のリンクからご確認ください。 https://toyoura-feel.com/view/礼文華観光農園/ 2019年5月9日追記: 礼文華観光農園のいちご狩りは例年6月上旬にスタートします。 開園日は5月9日現在、未定となっています。いちごの生育状況により、5月末に決定するそうです。もうしばらくお待ちください :-) 2018年5月28日最新情報 礼文華観光農園の2018年いちご狩りは6月1日開園です。ただ、オープン直後はイチゴがあまり多くないそうで、6月10日過ぎがおすすめですよ!予約なしで入れますが、週末は混み合うので出かける前に電話で問い合わせるのが安全です! 開園時間は10:00〜15:00(イチゴがなくなり次第終了) 2017年6月追記 今シーズンのいちご狩りは終了しました!(平成29年6月26日終了) またのお越しをお待ちしております。 2017年6月6日に、礼文華にある観光農園のいちご狩りがオープンしました。ハウスの中には食べごろの宝交早生(ほうこうわせ)がいっぱい!宝交早生は甘さが強いかわりに、とても柔らかいので遠方への輸送が難しい品種。豊浦町でもぎたてを食べるのがおすすめです! 観光農園を管理している福田さんによると 今年はいちごの数があまり多くないそう。6月の20日前後に終わってしまう可能性もあるとのことです。ぜひお早めにお越しください! →https://toyoura-feel.com/観光農園のいちご狩りオープン/ → 豊浦いちご狩りの様子はこちらから! → 豊浦町礼文華観光農園の情報はこちら とようら旅ごころ https://toyoura-feel.com
むしゃなび編集部
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07/05(木) 温泉街にご飯屋さんOPEN!ほっと〜や湖湖【洞爺湖たべあるき】
洞爺湖温泉街に今年5月オープンした、ご飯屋さん「ほっと〜や湖湖(ここ)」に行ってきました。 昼は定食や麺類、夜はお酒や一品料理も楽しめる家庭的な雰囲気のお店です。 湖をふたつ並べて「ここ(coco)」という名前にしたのには深〜い意味があるのだとか! 洞爺湖には「ふたつの湖」があるって思うんです。ここ温泉街は洞爺湖町ですけど、ぐるっと回ればお隣の壮瞥町でしょう。そんな思いを込めて、洞爺湖町の湖と壮瞥町の湖、仲良くふたつ合わせて「湖湖」にしたんですよ。 と、店主のせっちゃんママ。 洞爺湖温泉で長年飲食店を営んできた「おふくろ」的存在です。「食べることはとっても大事!」ほっとするようなあたたかい笑顔で話していました。 オススメのジンギスカン定食はお肉たっぷり、1,380円。 特別にコンロとお鍋と一緒に出していただきました。通常は厨房で絶妙な焼き加減に調理してくれます。しかし実は、ジンギスカン鍋の使い方がよくわからないインドア派(?)のch、 せっちゃんママにお肉と野菜をきれいに並べてもらったのでした :oops: じゅうじゅうといい音がしてきましたよ。いい匂〜い。 ボリュームいっぱい、ご飯もツヤツヤ、大満足のジンギスカン定食でした! 海鮮系は生ウニ定食、自家製いくら丼、焼き魚定食などが人気です。お肉系ではSPF豚を200グラムどーんと揚げたトンカツもオススメ。夜はご飯もののほか、ママ自慢の一品料理が出ます。お酒が飲める方は、盃を片手に洞爺湖温泉の夜を楽しんでくださいね。 ほっと〜や湖湖(coco) OPEN 11:00~15:00/18:00~22:30 不定休あり http://www.laketoya.com/restaurant/
むしゃなび編集部
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07/16(金) 家具と雑貨と憩いの店 洞爺湖畔「KITORINGO」
KITORINGOって何語だろう…?そう思った方に、まずは種明かしから。実は「木と林檎」なのだそうです。国彦さんは家具製作をなさっているので「KI」。雑貨屋とカフェを切り盛りする瑠美さんが林檎好きなので「RINGO」なんとも単純明快なお答えが返ってきました。 りんご好きな瑠美さんが作るジャムです。りんごを持ち上げるエゾリスのシールが可愛い!ブルーベリーは自家栽培です。 お店を始めて6年目のKITORINGOさんは、当初、留寿都村の旧三の原小学校で5年間営業されていました。そして、今の場所に移転オープンされたのが今年の4月29日になります。 奥様の瑠美さんはカフェと雑貨担当。伊達のご出身です。お店を始める前は札幌のアパレル会社でバイヤーをされていたそうです。 旦那様の国彦さんは山形県のご出身。家具職人になるか建築家になるかを迷った末、家具職人の道を選び、旭川の高等技術専門学院で家具制作を学んだのち、札幌で修行をされたそうです。 当時、札幌に住んでいらした佐藤さんご夫妻は、週末カヤックをするために通っていたのがここ洞爺湖だったと言います。 「ここの環境がすっかり気に入り、住みたいと思うようになりました。2年半懸けて家探しをしていたところ見つけたのがここでした。」 現店舗と工房は、家を借りていた当時は倉庫と畑だったのだそうです。 「実は、私たちが住む家の前所有者は私の出身幼稚園の園長先生だったのです。」と、瑠美さん。不思議なご縁とタイミングに恵まれた佐藤さんご夫妻でした。だって、洞爺湖まるごと敷地のようなロケーション!なんという贅沢! 現在ではその家を購入し、店舗兼工房を新築、内装は全てご自身の手でおこないました。店内には国彦さん作品の会計カウンター兼キッチンと雑貨コーナーがあるのみ。ドリンク&フードは、テイクアウトまたは外のデッキ(こちらも国彦さん作)でご飲食可能です。雑貨は日本のものも一部ありますが、多くはスウェーデン・フィンランド・デンマークなど北欧で買い付けてきたもの。 「今はコロナで行けなくなりましたが、以前はスーツケースとリュックにプチプチと新聞紙だけを詰めて仕入れに行っていました。」と、語る瑠美さん(シャイな瑠美さんは写真NGでした)。商品選びの勘とセンスはバイヤー時代に取った杵柄なのでしょう。小さな体でリュックを背負いスーツケースを引く瑠美さんを想像するとちょっと驚きます。食器をスーツケース一杯に入れたらどれだけ重かったことか…。 でも、自分の目で見て選びたい気持ち、よくわかります。だからこそのこのラインナップ。海外へ出かけられない今は、その時に知り合ったフィンランド人から仕入れをしているそうです。 食器はどことなくレトロ感漂います。ヴィンテージ物だそうです。「ちょっとレアな食器に拘っています。これらが生活に加わることで精神的に豊かな気持ちになってほしい。」瑠美さんはそう語ってくれました。 家具職人の国彦さんには工房を案内していただきました。大きな機械がたくさんあり、工房というよりも工場といった雰囲気です。そこには、見たこともない重たそうな機械が所せましと置かれていました。 当たり前ですが、全て使い道が違います。これらを全てお一人で使いこなしています。そして、これらの機械でカットされ加工され材となった木は、国彦さんの手で家具などに生まれ変わるのです。 ダイニングチェアからスツール、箱物、キッチン周りなど家具全般を制作なさいます。たとえフシがあってもそれを活かしたものを作るなど、端材も決して無駄にしないそうです。 こちらのカッティングボードもフシがありますが、味わい深い作品になっています。そして、どうしても作品にならないときには薪に。“ 材料を無駄にしない “というのは国彦さんのポリシーです。 こちらはオガクズを集める機械です。もちろんオガクズも無駄にはしません。肥料として引き取ってもらっているのだそうです。 国彦さんは丁寧に言葉を選びながら家具作りへの想いを語ってくださいました。 「なるべく環境に配慮したいと考えています。 自分が作るものを通して、あるいは木を通して地域や社会に貢献したいと思っています。」 “ 環境への配慮 “ “ 社会貢献 “いまやどの分野でも気を配らなければいけないキーワードです。それを意識した実践は素敵です。そして最後にこうも話してくださいました。 「KITORINGO作品を使っていただくことで、生活に精神的な豊かさを感じてほしい。これが来てから生活が楽しくなったね。これが来たから生活しやすくなったね。そんな風に思っていただけるような、品質の良い使いやすい作品を作りたいです。」 近々新作発表があるそうです。ある方とのデュエット作品とか…?とてもワクワクします。 珈琲の香り。良質でハイセンスな雑貨。瑠美さんの笑顔。木の香り。シンプルで使い心地の良い家具。国彦さんの木への眼差し。そしてまるで庭のように遮るもののない洞爺湖。 それらすべての融合である「KITORINGO」さん。なんとも言えない心地よさを感じる素敵な空間でした。 KITORINGO キトリンゴ営業 土日祝 11:00~16:00住所 虻田郡洞爺湖町洞爺町174-7電話 0142-82-9382e.mail kitoringo@gmail.comFacebook ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材2021年
Rietty
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02/02(日) だて産野菜のイタリアン&薪窯焼きミラノピッツァ!イルテット
今回のお店ほうもんは、本格ミラノピッツァとだて産野菜を使ったイタリア料理の「イルテット」へ。アツアツの薪窯焼きピッツァを食べてきました! 具材を楽しむ「ミラノピッツァ」 イルテットは昨年7月にオープン。伊達出身のシェフ・松岡克哉さんが、札幌から故郷に戻り開いたお店です。ランチタイムはパスタとピッツァ、夜は前菜や肉料理など、旬の地場産食材を使ったおいしいお料理が楽しめます。 薪窯でピッツァを焼く、店主の松岡克哉さん 厨房の真ん中にどっしりと置かれた巨大な薪窯は、本場イタリアから取り寄せたもの。この薪窯で松岡さんが焼き上げる「ミラノピッツァ」は生地が薄く軽い食感が特徴です。 「生地は毎日変化があって本当に面白い」プロにしかわからない繊細なレベルで日々進化する松岡さんのピッツァ 伸ばしたピッツァの生地を空中でくるくる回す松岡さん。素早く回転しながら生地が薄く広がっていきます。鮮やかな手さばきは、これぞ職人技! 薪窯に入れると、ふわっと膨らみ、あっという間に焼き色がついてきました。中の温度はなんと、400度以上にもなるそうです。 マルゲリータ 1,200円 (ランチはサラダとドリンクが付き) 焼きたてのマルゲリータ。イルテットで一番人気のピッツァです。サクッと香ばしい生地に、とろ〜りチーズと濃厚なトマトソース、フルーティなオリーブオイルがたっぷり! 軽い食感で、一人一枚食べられます。糖質をセーブしている方にもオススメ う〜ん、おいしいっ! しあわせ!!小麦粉やチーズ、オイルなどのピッツァの材料はイタリアから取り寄せたものを使用しているそうです。 旬のだて産野菜で楽しむパスタ! ランチメニューは二週間ごとに変わり、旬の野菜や魚介類等、地場産食材を使ったメニューが登場します。こちらは「豚の塩漬けと伊達産ゴボウのアマトリチャーナ」。エッ!ゴボウのパスタ・・!?と驚くなかれ。シャキシャキとしたゴボウがトマトソースと絡み、絶妙の味わいです! ふわっと軽く、アイスクリームのような食感のドルチェ(デザート)。キャラメリゼしたアーモンドとラムレーズンのヌガーグラッセ 普段着で、ワイワイ楽しむイタリアン! 本格イタリア料理をかしこまらず、カジュアルに楽しめるのもイルテットの魅力のひとつです。「食堂や居酒屋のような感じで、気軽に楽しんでほしい」と松岡さんは話します。 まだ料理人の修行中だった頃、三つ星レストランをはじめ、札幌のイタリアンの名店を食べ歩いて研究したという松岡さん。最も心惹かれたのは、以前働いていたお店の活気溢れる雰囲気だったとか。にぎやかな店内で、お客さんがワイワイ楽しむ姿を見て「自分の店も気取らずにリラックスして食事ができる店にしたい」と思ったそうです。 旬の食材を使ったディナーメニュー お友達やご家族と、もちろん一人でも、伊達産野菜のイタリアンを味わいに普段着で出かけてみませんか。 夜はワイン、日本酒、焼酎などアルコールメニューが充実。サングリアやレモネードなど、自家製ドリンクは女性に人気です。 4人以上のグループなら、お得な予約制のコース料理もおすすめ↓ カルネコース 前菜3品、ピッツァ、パスタ、肉料理、ドルチェの計7品 4名様より 3,000円~ 飲み放題120分 1,500円 詳細はこちら→ https://date-iltetto.com/?page_id=28 2020年2月の定休日。ランチメニューや毎月の定休日は フェイスブックでチェックできます イタリア料理と薪窯焼きピッツァIL TETTO イル テット北海道伊達市旭町23番地2ランチ 11:30〜14:30 ディナー17:00〜22:00 定休日 不定休ホームページ https://date-iltetto.com ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。価格、メニュー等変更になることがあることをご了承ください(取材2020年2月)
むしゃなび編集部
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11/20(金) 北湯沢の秘湯、かわせみのお風呂に潜入。
大滝区北湯沢の「御宿かわせみ」は、長流川に隣接するワイルドな露天風呂と、今では珍しくなった男女混浴の湯で知られる温泉宿です。 雰囲気のある建物はなんと築90年。歴史ある佇まいが国道沿いに目を引きます。 混浴というと、特に女性は「入りづらい」印象を持つと思いますが、実際に訪ねてみて、そのイメージがガラリと変わりました。そこで今回は、カップルやご夫婦でのんびり訪ねてみてほしい、かわせみの素敵なお風呂をご紹介します! 古きよき、日本の温泉文化を味わう! 「御宿かわせみ」は宿泊のほか、日中は日帰り温泉も利用できます。 日帰りの場合は、玄関で料金箱にお金を入れて、中に入ります。 館内はまるで、タイムスリップしたよう!90年前というと昭和のはじめ頃でしょうか、大正から昭和の「浪漫」な空気がいっぱいに感じられます。 お風呂に続く階段。昔ながらの湯治場のような雰囲気です。 最近リニューアルされたそうで、素朴な木の風合いがとても素敵でした。 脱衣所と内湯は男女別になっています。安心して、中へ。 内湯もいい感じです。自慢のお湯は源泉掛け流しの天然温泉! 北湯沢温泉の泉質は透明でさらっとしていて無臭です。神経痛や皮膚病、健康増進など色々な効能があるようです。 内湯から2つの露天風呂に続く通路に出られます。 この通路がまた素敵!秋の終わりの紅葉がキレイでした。 途中に木のベンチがありました。こちらは休憩用。のぼせたらひと休み。 心地よいせせらぎを聞きながら、お酒を飲んだりしてもいいそうです。 さて、ひとつめの露天風呂に到着。 なんということでしょう、すぐ目の前を長流川が流れている・・・。川の隣、というか、もう、ほとんど川の中にお風呂が造られているのですね。 オーナーさんに伺うと、大水が来るとこちらのお風呂は流されてしまうそう。なんともワイルドです。それだけに、大自然と一体になったような爽快さをめいっぱい味わえます。 ちなみにこういう露天風呂は、現在ではつくろうと思っても、法律上、許可が下りないのだとか。混浴もまたしかり。昔から続く温泉宿だからこそのお風呂であり、日本古来の温泉文化を現代に伝える貴重な宝物なのです。 そして、やぐらっぽい屋根が素敵なもうひとつの露天風呂へ。 カップルで来ている方や、ツーリングや途中のライダーらしき人々が思い思いにのんびりと浸かっていました。全然いやらしさはなく、ほのぼのとした雰囲気です。通路でもお客さんに会いましたが、普通の温泉以上にフレンドリーな気持ちになるから不思議。 今の世に、こんなおおらかな世界があるとは・・と驚きつつも、これなら女性も抵抗なく入れそうです。裸だとハードルが高い方は、「湯あみ」(着たままお風呂に入れる温泉着)もレンタルできるので気軽にどうぞ(300円)。 現在のオーナーさんになられてから、女性の方が安心して入れる気持ちのよい環境づくりに力を入れているそうです。そのため、男性だけの日帰り入浴は2時間以内というルールも設けられています。 最近はご夫婦で訪れる方が多く、カップル同士お話したりしながらゆっくりと温泉を楽しんでいかれるそうです。微笑ましいですね。 最後に、ロマン漂う館内の様子を少し。 趣ある客室 レトロな赤絨毯の階段 アンティークな置物 日帰り入浴の休憩室も渋い! 以上、北湯沢温泉のレアなスポット、「御宿かわせみ」のお風呂をご紹介しました。 川の露天も、混浴も、古くからあるものの魅力がかえって新しく感じられるほど! 宿泊の方は24時間入浴可能だということなので、文豪が執筆していそうな渋〜いお部屋に泊まって温泉三昧!なんていかがでしょうか。 御宿かわせみ 北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町40 電話 0142-68-6014 日帰り入浴 10時〜17時(大人700円、5歳以下400円) ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材2020年10月
むしゃなび編集部
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04/26(木) ジモト野菜のおしゃれバーニャカウダーと鯛めし!凛万乃風
昨年オープンした和食レストラン、凛万乃風(りんまのかぜ)。 落ち着いた店内でじっくり和食を味わうもよし、お酒を楽しむもよし。ちょっぴり大人な雰囲気のお店です。東京で20年ほど和食の修行を積んだ伊達出身のオーナーが、地元食材や新鮮な魚介類を使って腕をふるいます。今回は自慢の料理のなかから、おすすめの2品をご紹介! ジモト野菜いっぱい!おしゃれなバーニャカウダー こ、これはっ!!!! ドライアイスのスモーク、もくもく・・・中から顔をのぞかせるカエラフルな野菜たち!あまりのゴージャスさに、ちょっとパーティ気分になったchです。これはニクい!女性の心を鷲掴みにする演出の、「伊達産野菜のバーニャカウダー」。「東京から地元伊達に戻ったばかりのころ、観光物産館に行ったら野菜がたくさんあって、種類も豊富でとても驚いたんです」と話すオーナー。地元の野菜のおいしさを見た目にも楽しく味わえるメニューを、と考案したそうです。 ちなみにバーニャカウダーはイタリアの鍋料理。「あたたかいソース」という意味があるそうですが、シャキッと冷えたピチピチの野菜を温めたソースでいただきます。画像はアンチョビみそソース。野菜本来の甘みをまろやかなソースが引き立てます。 この日の野菜は紅芯大根、ニンジン、ズッキーニ、ごぼう、カブなどなど。ごぼうって生で食べるの初めてですが、オイシイですね!何より見た目が華やかなので、お誕生会などにどうでしょう。甘いケーキもいいけれど、こんなヘルシーなバースデイケーキもすてき! *伊達産野菜のバーニャカウダー 1000円 (季節や入荷状況により、伊達産以外の時もあります。) 土鍋で炊きたて!上品な風味の鯛めし さておすすめのもう一品は、めでたい、の鯛!愛媛から空輸で取り寄せた新鮮な鯛を土鍋でふっくら炊き上げた「鯛の土鍋炊き込みご飯」です。 うーん、上品な香り!しかしどうやって食べたらいいのかわからないch。そこでオーナーに食べ方を教えてもらったよ! まず鯛の身をはずします。 一膳目はそのままいただきまーす。 二膳目は薬味をのせてお茶漬けに!鯛のダシがお腹にしみわたる〜。こちらは注文を受けてから炊き上げるので少し時間がかかります。先に注文しておいてお酒のシメにするのにぴったりですよ。 *鯛の土鍋炊き込みご飯 中(2~3人前)2000円/大(4〜6人前)2800円 ほかにその日入った魚の刺身や焼き魚、また蓮根のエビしんじょう挟み揚げも人気メニューのひとつ。迷ったらおすすめを聞いてみてくださいね。大人数で行くときは予約するのが安全です!宴会も予約できます。 凛万乃風 りんまのかぜ 北海道伊達市網代町7番地(旧 伊藤陶器店) 0142-82-3502 OPEN 17:00〜22:30 不定休
むしゃなび編集部
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04/12(木) 春の蚤の市やってます。4/14まで。アトリエたむら
おしゃれ姉妹のハンドメイドショップ、アトリエたむらで毎年恒例の蚤の市が4/14まで開催中です。 https://so-ra-mi.jp/archives/11112 たむらさんの知人などが出品した洋服やバッグ、布小物などいろいろ。フリマとは趣きが違って、なんだか屋根裏部屋みたい?掘り出し物がみつかるかも! いつものお店の方もすっかり春のディスプレイに。来る度にしみじみと季節を感じます。何よりたむらさんのセンスが独創的ですてきです。ハンドメイド作品や古い陶器。バリ島のかわいいグラス1個300円、安い。。手作りや雑貨の好きな方、出かけてみてくださいね! 春ののみの市 2018年4月11日(水)〜14日(土) ★マルセイユタロットのミニリーディング13日(金)まで同時開催。詳細は↓ マルセイユ・タロットミニリーディング アトリエたむら OPEN 月・水・金 11:00-17:00(不定休あり) 北海道伊達市舟岡町362-9ファミールREX201 TEL 090-5394-7009 アトリエたむら(むしゃなび内)
むしゃなび編集部
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07/29(日) 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ①
2018年8月1日より「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」が始まります! 市内の参加店16店舗(大滝区を含む)が提供する期間限定の特別ベジメニューで、地元・だての野菜を満喫しましょう〜。 参加店一覧(PDF) 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場。 ヘルシーでカラフルなのはもちろん、食べ応えも意外にしっかりあるんです。「あっ! こんな食べ方あったんだ〜」なんて発見がたくさんあるはず。 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜をとびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各お店で聞いた「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ ビタミンカラーで夏バテも吹き飛ぶ? ベジパウンドケーキ 今回のお店は、こちら! 市役所通りの「自家焙煎珈琲屋 ぶどうの木」の「ベジパウンドサラダセット」(800円)。伊達野菜をギュッっととじこめたパウンドケーキとサラダ、ドリンクのセットです。うーん、食事? それともスイーツ? 果たしてそのお味は・・・ 食べる前からふわっと香るトマトとバジルのいい香り。野菜の自然な甘さと、しっとり&ふんわりな食感。とってもおいしい〜!! 元気が出そうなオレンジ色の「ピザ」には、伊達産玉ねぎ、ピーマン、ミニトマトが入っています。さらにチーズ、ベーコンも加わって、わ、まさにピザ! 緑色がきれいな「バジル」には、伊達産バジルで作ったジェノバソースがたっぷり。これまた伊達産アスパラにオオヤミートのロングウインナーが入って伊達がいっぱい、ボリュームいっぱい。 軽いお食事やカフェタイムにぴったりのベジパウンドケーキセット。暑くて食欲が落ちている方にもおすすめですよ。伊達野菜でエネルギーチャージしてくださいね :-) 実は「年中ベジファースト」といっても過言ではない、ぶどうの木さん。特に伊達野菜を使ったケーキなど「ベジスイーツ」では市内でも先進的に取り組んでいるお店で、オリジナリティと美味しさを日々追求されています。ベジフェスタ期間中は、ベジパウンドケーキセットのほか、旬に合わせて様々な食事メニューやスイーツが登場します。どうぞお楽しみに! 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 OPEN 平日10:00〜18:00 土祝10:00〜17:00 ランチタイム 11:30〜14:00 CLOSED 日曜日 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ) きになる伊達野菜!「ねね」 ぶどうの木さんで教えてもらった、最近気になる伊達野菜はこちら! 上長和町の大滝農園で生産されている「ねね」という品種のミニトマト。Aコープくみあいマーケット本店で販売されています。「甘くておいしい」と伺って早速食べてみたら、本当に甘くてびっくり。爽やかでやわらかい甘みがありジューシー。フルーツみたいなミニトマト。みつけたら食べてみてね! 伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店 北海道伊達市末永町74 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)まで *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/18(土) 【食べ歩き】観光物産館のテント市。武者なお弁当!
本日17日(土)と明日、伊達市観光物産館まつりが開催されています。これから夏に向けて野菜の種類が豊富になってゆく時期ですね。普段から賑やかな物産館ですが、今日は吹奏楽のステージやゆるキャラも来ていて、朝から一段とにぎわっていました :-) 大手門側のスペースではテント市が同時開催しています。今年の出店は ハンサム食堂 ホテルローヤル 伊達納豆 きのこ王国 の4店。伊達のイベントでおなじみのお店が揃いました。そのテント市で面白いお弁当を発見! ホテルローヤルの「伊達成実前立弁当」(650円)です。 こ、これは!! 亘理伊達家初代当主の「決して後ろに引かない」毛虫の前立てではないですか〜。伊達150年の今年にぴったり、ユニークなお弁当ですね。 ご飯で型どった前立てにとびっこやのりを散らして、フワフワ感を出しています。下の方は、鮭のそぼろと卵焼き、さらにまぜご飯が隠れています。 オリジナリティあふれる見た目もさることながら、お味の方はホテルのお弁当とあって本格派。とびっこがぷちぷちと弾けて食感がよく、上品な味付け。そして、お米がおいしい〜!! ローヤルさんのブースではほかに伊達武者弁当、人気のカレーなどメニュー盛りだくさんです。ホテル自慢の味をテント市で楽しんでくださいね! 続いては、伊達納豆の納豆汁(250円)とぐう〜揚げ(2個で300円)。 午前中、少し肌寒かったので、アツアツ&具沢山の納豆汁であたたまりました。 ひきわり納豆とひき肉のあんをおあげで包んだぐう〜揚げは、注文したらその場でサクサクに揚げてくれました。納豆の美味しさが引き立つヘルシーなスナック。ビールのおつまみにもよさそう・・ ここしばらく忙しくて、テント市は2年ぶりの出店という伊達納豆さん。イベント限定のオリジナル納豆メニュー、お試しあれ〜。 物産館まつりとテント市は明日18日(日)まで開催しています! 第8回伊達市観光物産館まつり・テント市 開催日 2019年5月18日(土)・19日(日) 時 間 9:00~18:00 場 所 道の駅「だて歴史の杜」伊達市観光物産館 住 所 北海道伊達市松ヶ枝町34-1
むしゃなび編集部
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03/08(日) ローズマリー渡辺さんに聞く、元気になるハーブティーの話。
新型コロナ対策でできること・するといいことを街の「癒し」のプロに聞くシリーズ。毎回アロマ、足揉み、サプリなど、様々な観点から、予防や免疫力アップに役立つことを教えていただいています。今回は、ハーブティーのお話です! 教えてくださったのは、アロマトリートメントやオリジナルブレンドのハーブティーを扱う伊達市旭町のサロン「ローズマリー」の渡辺留美さんです。 渡辺さんは助産師・看護師の経歴を持つアロマセラピスト。札幌の病院で助産師として勤務していた時に代替療法の研修がきっかけでアロマと出会ったそうです。 「初めは、いろんなアロマの香りを嗅がなくてはいけないので、大変でした!」 と話す渡辺さん。資格取得後は、医師と連携をとりながら医療の中にアロマを取り入れてきた豊富な経験を持ちます。アロマ(精油)の原料であるハーブについても学びを深め、縁あって伊達に移住した10年前に「ローズマリー」をオープンしました。 簡単&美味しい〜! ハーブティーで元気に サロンの棚には40種類以上ものハーブがずらりと並んでいました。家庭でお湯を沸かせば飲めるハーブティーは手軽さが魅力! 同じ原料でもアロマ(精油)は油溶性成分を含みますが、ハーブティーは水溶性成分を主に抽出するので精油に含まれない成分を利用できる、というメリットもあるそうです。さっそく、今おすすめのハーブティーを教えていただきました。 渡辺さん「ハーブティーはリラックス効果などが一般的に知られていますが、抗菌・抗ウイルス効果のあるもの、免疫力を上げるものもあります!」 抗菌・抗ウイルス・殺菌作用等があるハーブセージ・タイム・ユーカリ・ローズヒップ・緑茶・紅茶 免疫力を上げる作用のあるハーブエキナセア 体を温める・発汗作用エルダー・ジャーマンカモミール 風邪の初期症状には・・・エルダー:保温効果、呼吸器の気道をきれいにしてくれる作用や体にたまった毒素も輩出してくれるといわれていますジャーマンカモミール:リラックス効果、保温効果、抗炎症作用がありますセージ:のどの痛みに ローズマリーのおすすめハーブティーブレンド ◎風邪予防・免疫アップ茶 ◎エキナセア紅茶 ◎ウイルスに負けない身体サポート茶 8回分(テトラパック入り) 1,000円 10回分(テトラパックなし) 1050円 飲み方:ハーブティー1回分3グラム(約大さじ1杯)を入れて、150~180ccくらいのお湯 を入れて3分抽出して飲む 渡辺さん「お茶として飲むほか、抗菌・抗ウイルス・殺菌作用のあるハーブは濃いめに抽出してうがいするといいですよ!」 香りにうっとり・・自生&自然乾燥のハーブ リラックス茶。ローズの華やかでエレガントな香り・・! ローズマリーでは、ドイツのメーカーが世界各国に自生するハーブを採取して自然乾燥させた高品質なドライハーブを使用しています。もともとその土地に自然に生えている自生ハーブは、栽培したものよりも効果が高いと言われているそうです。 こちらは、リラックス作用のあるハーブティー2種。「リラックス」と一口に言っても、疲れがどこから来ているのか?頭なのか、身体なのか、など原因によって、有効なハーブも違ってくるそうです。奥深い世界ですね。初めての方は、まずは渡辺さんにお悩みを相談してから購入するのがおすすめです。 心落ち着くお茶。飲みやすくてとってもおいしい〜! ハーブには種類ごとにいろいろな効能があり、ブレンドをする際には、テーマを決めて、ハーブを選ぶそうです。組み合わせや配合の割合によって、味も香りも変化するので、複雑で繊細な作業ですが、ぴったりとブレンドが決まったときは、「飛び上がりたくなるほど嬉しい!」そうです。 ブレンドハーブティーいろいろ ストレスが溜まったり、自律神経が乱れると、免疫力が落ちやすくなるそうです。疲れが抜けない方には、免疫力アップや自律神経を整える作用のある精油を使ったアロマトリートメントがおすすめ。特に「背中」が大切だそうですよ。しっかりほぐしましょう〜。アロマトリートメントで負けない身体づくり!背中・デコルテ・頭 50分 5,000円 このほか、ヒーリングなど、心を癒すためのメニューもあります。身体から魂レベルまで、幅広くケアしてくれる渡辺さんのサロン。芯から元気になりたい方、ぜひ訪ねてみてください。 Aroma&Herb ROSEMARY 完全予約制 北海道伊達市旭町26-46KHコーポ1階東 営業時間 9:00~18:00(不定休)TEL 090-3019-2202HP https://aroma-rosemary.wixsite.com/rosemary むしゃなび http://www.mushanavi.com/member/?SINO=954 ※ ハーブティーは室蘭の「ま〜の」、「瑚珀」でも取り扱っています 妊娠中・産後のお母さんにおすすめ!!助産師として豊富な経験を持つ渡辺さんのサポートで、マタニティー・ライフをワクワク・楽しく過ごしませんか?マタニティクラス・マタニティートリートメント・ベビーマッサージ受付中です。詳しくはむしゃなび内ローズマリーのページでご覧ください。 ※記事の内容は取材時の情報です。メニュー、料金等、変更にあることがあります(取材日 2020年3月1日)
むしゃなび編集部
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06/21(金) 【あの人に会いに】表現を愉しむ [ 村井裕介さん / 洞爺 ]
Love & Peace な好青年。 自然にありのままに、穏やかに。 けれど、どこか静かに自分を内観してる。 陰と陽、内に秘めた熱さ。 【あの人に会いに】vol.3 3人目の今回は、 ROUGH LAUGH Coffee の 村井 裕介 さんです。 一歩ずれていたら、全く違った道を 全く別人のように歩いていたかもしれない、 そんなストーリーを伺いました。 『人生このまま終わるのか?』 裕介さんは登別市出身。高校卒業後は美容師を目指して専門学校に進みます。しかし、なんと1週間で辞めてしまいます。始まりからパンチの効いたストーリーです。 「辞めた理由を色んな人に聞かれるんですけど、わからなくて。まあ明らかに無理だなって。でも1週間なんで、ハサミも持ってないんですけどね !!」 札幌に引っ越して家具も一式揃えたのに、引き返すという思い切りの良さ。 「自分に嘘がつけないっていうのは子供の頃からありました」 専門学校を辞めたあとは登別の実家に戻り、工場で働き始めます。 「働いて、結婚して、車買ってマイホーム建てて……っていうのが”普通”の環境で」 日々淡々と、真面目に働きました。しかし1~2年ほど経った頃、『人生このまま終わるのか?』とふと思うようになります。 「働いていて『これじゃない感』というか……」 転職や、やりたいことを考え始め、ハローワークに通いましたが、そこに興味のある求人はありませんでした。 「仕事も辛くて、行きたくなくなって、鬱みたいな。今みたいに外に出ることも少なくて、ずっとスマホ見て、求人見たりSNS見たり、夜更かしして。テラスハウス(当時大人気だったテレビ番組。夢を追う若者たちのシェアハウス生活を映し出していた。)見て、『俺もやりたいことが見つかれば……』とか思ったり」 夜更かしにスマホで質の悪い睡眠、抜け出せない負のループ。そんな生活を続けていると、身体に不調が現れ始めます。 「めまいが半年くらい続いちゃって。脳外科も行ったけど、何も悪くなかった」 看護師である彼女に、自律神経では?と言われ、心の不調に気付きます。 「その時は”自律神経”という言葉すら知らない。『自律神経 直す』とかググって……夜更かししながら (笑) 」 夜中にスマホが教えてくれた答えは、皮肉にも ”朝日を浴びる”。 「めまいが辛いから、もうやるしかなかった」 『早起き』から流れが変わった 早起きして、朝日を浴びて、深呼吸。 そして朝読書。 朝に心が整う気持ち良さ。 自分を悦ばせられることを体感し、朝型のライフスタイルにシフトしていきました。 「自然のリズムで暮らしたら、普通に自然になるじゃないですか。そしたら働きながらでも良くしていけるなって。早起きして本読んでから仕事に行けば、良い感じなんじゃないって。土日は休みなんだから、お出かけして、楽しく過ごせばいいんじゃんって。本当に普通の、当たり前のことなんですけどね」 転機が訪れたのは23歳のとき。 急遽、沖縄へ移り住むことを決めます。 「彼女から『沖縄に住みたい』と結構本気で伝えられたのがきっかけで。最初はビックリ。でも次の日には、良いかもな……と思うようになって。それで3日後にはもう、会社辞めます、って。沖縄が好きだったし、旅や移住に興味はあったので……」 興味があったとは言っても、北から南への大移動、更に長い間辞められなかった会社の辞職、とても大きな決断です。そうと決めたら早い!専門学校を1週間で辞めたという冒頭の話が思い出されます。 いざ沖縄へという時も、思い切りの良いエピソードが。「飛行機高くない?お金そんなに変わらないなら、車で行っちゃおう!って。日本縦断しました」 今だから見える 地元・西胆振 のポテンシャル 2人は沖縄で1年ほど暮らしたのち、”なんとなく自然と” 北海道に戻って来ました。 裕介さんの現在の主軸は、農業・スノーボード・珈琲の3本。 夏はひたむきに農業に打ち込み、 冬は目一杯スノーボードを愉しみます。 スローライフ、自給自足、自然の近くで暮らすライフスタイルに惹かれていた裕介さん。自然な流れで農に携わるようになりました。 巡り巡って地元に戻って来た裕介さん。今、この地域に可能性を感じていると言います。 「西胆振で生まれ育って、沖縄に住んだり、日本縦断の旅で色々見てきたけど、結局ここに帰って来てる。これはひとつ強みだなと思ってます」 田舎出身者の良くある話、裕介さんも例に漏れず、地元は ”何も無いところ” だと思っていました。しかし一度外に出て戻ってくると、西胆振のポテンシャルが見えるようになりました。 「海も山も、湖も、活火山もあって。ちょっと車を走らせれば世界的なパウダースノーがある。これって凄いこと」 今まで当たり前すぎて気付かなかった豊かさ。大人になり珈琲や農の世界にも出て、新しい繋がりもどんどん広がっていきます。Uターン勢の今後が楽しみです。 珈琲は表現のひとつ 「早起きを始めてからは、全部 ”きっかけ” とか ”理由” とかがなくて、自然な流れでそうなってきた」と語る裕介さんにとって、珈琲も自然と極めていったものの一つ。農に携わる傍ら、イベント等で珈琲を淹れたり、地域のお店に自家焙煎の珈琲豆を卸したりするようになりました。 「珈琲もスノーボードも、”表現”。音楽と同じような感じ。楽しくて歌っちゃうのと同じ」 『ROUGH LAUGH Coffee』は店舗は持たず、不定期でイベントに出店しています。アーティスティックであり、職人気質でもある裕介さんの、”表現”としての一杯を味わいに、ぜひ立ち寄ってみてください。珈琲片手にゆるりと語り合えるような心地の良いイベントが多いので、肩の力を抜いて楽しめるはず。 イベント出店情報は、『ROUGH LAUGH Coffee』インスタグラムをチェック! ______________________ \直近イベント情報/ ●6月21日(金) 「夏至のたそがれ」麻麦カフェ(ルスツ) ● 7月6日(土) ニセコでイベント出店予定 ● 7月12日(金) 麻麦カフェ営業日(ルスツ) [ 月1程度で出店中!] ※ 詳細はインスタグラムにて @roughlaugh_coffee.creation
misaki
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08/01(月) パウダースノーをこよなく愛する店主の、素朴でやさしいネパールの味。ビスターレ・カナ【ニセコ】
旅に出る代わりに、時々、エスニック料理が食べたくなる。 日本にはない、異国の香りが心を自由にしてくれる気がするから。 ニセコの道の駅で小さなスパイスの袋を見つけた。「ネパールチキンカレー」と書いてある。 素朴なパッケージと民芸調のイラストが、いかにも本場の感じだ…。 エスニックな香りを求め、お店を訪ねた。 青年海外協力隊OBが、現地で覚えたネパールの味 アンヌプリ国際スキー場の麓に、ペンション&レストラン ビスターレ・カナはある。 こんもりとした緑に覆わた、石貼りの壁が印象的な建物。 正面の不思議な文字に、目を奪われた。ネパール語で「ビスターレ・カナ」と書いてあるらしい。 「ビスターレ」は「のんびり」、「カナ」は「食事」という意味があるそうだ。 店内にはネパールの民芸品が飾られ、窓から濃い緑がのぞいていた。 時間がゆっくり流れているような、静かで落ち着いた空間。「ビスターレ」という言葉がぴったりくる。 オーナーの山野 美昭(やまの よしあき)さんは東京出身。青年海外協力隊としてネパールに赴任した経験を持ち、現地で覚えた味を、独自にアレンジして提供している。 ニセコ産野菜をふんだんに使った「ネパールカレーセット」はとてもカラフル!この日は13種もの野菜が使用されていた。 中に見慣れない野菜…と思ったら「摘果メロンです」と聞いてびっくり。カレーによく合うことにも驚いた。 インドカレーとも、スープカレーとも違う、独特のスパイスの香り。どこか懐かしいような…これがネパールの香りなのだろうか、想像がふくらむ。 山野さんとニセコの出会いは古い。 26歳でネパールに行くもっと前、10代の頃に遡る。 中学生の時に、おじさんに連れられ白馬八方尾根に行って以来、スキーが大好きになった。高校でますますのめり込み、「ただただスキーがしたい」と進路を北海道に決めた。酪農学園大学短期大学部に進学し、スキー部に所属してニセコによく通うようになった。 初めはスキー関係の接点しかなかったが、短大を修了し大学に編入する間の1年間、ニセコで酪農実習を行った。そこで農家に出入りするようになり、農業や酪農に携わるさまざまな人たちとのつながりができた。 この頃から、ニセコは山野さんにとって第二の故郷となった。 大学を卒業後、町内のペンションで乳肉製品の製造担当として働き始めた。仕事は楽しく、冬はスキー三昧。「好きなこと」に邁進する日々は充実していた。 ところがある日、常連のお客さんに言われた一言が、山野さんに転機をもたらした。 山野さん: 「あんた、いつまでぬるま湯に浸かってんのさ」みたいなことを言われて(笑) お客さんて、本当によく見てますよね。 要するに「好きなこと」と言いながらも、社会的立場としてはアルバイトじゃないですか。いつまでこんなことやってんのさ、なんて言われちゃって。 それで、何かしなくちゃな、と考えたのが青年海外協力隊でした。 食に関わる仕事をする中で、「飽食の時代」に疑問を持つようになって。 業務上やむなくではありますが、まだ食べられるものでも捨てていくわけですよ。そういう現場を目の当たりにするうちに、「食えない国、貧しい国ではどういうふうな生活をしているんだろう」という興味がすごく湧いてきたんですよね。 貧しいっていうのはどういうことかを知りたかった。 26歳~29歳までの3年間、山野さんはネパールで野菜の普及活動に勤めた。 飼料作の経験はあったものの野菜は素人だったため、協力隊の試験前に八ヶ岳農業実践大学校で研究生として学んだ。 実際に赴任してみると、気候も栽培品種も日本とは大きく異なり、かなり苦労したそうだ。猛勉強しながら巡回指導や作付け計画など、さまざまな支援に取り組んだ。 現地の文化にも興味を持った山野さんは、村の子ども達に混じって祭りの踊りを習い、一晩中、村人達と踊り明かしたこともある。そのエピソードは今でも新しい協力隊に語り継がれているという。 山野さん: 最後にネパールを出る時、みんなが見送りに来てくれたんですよ。そうしたら、思いもよらなかったんですけど、涙が出てきて、止まらなくて…。 なんで泣きっぱなしなんだろう、周りに恥ずかしい…でも自分で止めることができないんです。 3年間で悔しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。そういう喜怒哀楽や、いろんなものが、全部出ちゃったんだろうな、と思います。 協力隊は一人だったので、日本人の代表として恥ずかしくないように、日の丸を背負うような気持ちで取り組んでいました。とにかく一生懸命やって、日本人は勤勉だという姿を見せたかったんです。 すごい背伸びをしていた3年間でした。でもあれをしたから今がある。 涙は、バンコク空港に到着するまで流れ続けたそうだ。 帰国後、結婚した山野さんは、しばらく後に元の職場からオファーを受けた。妻のカナさんを連れニセコに戻り、3人のお子さんに恵まれた。 1995年にビスターレ・カナをオープンし、以来ペンションとレストランを営んでいる。 ネパールカレーの多くは、「唐辛子の辛さと塩っ辛いのが、どーーんと刺さってくるような味」で、日本人には食べづらい。日本でいう昔ながらの塩ジャケや漬物、味噌汁のような感じだそうだ。 そこで山野さんは、当時コックとして雇っていたネワール族の少年に、「こういう風に作って」と指示して毎日食べられるカレーを作ってもらっていた。ネワールは美味しいカレーを作る民族として知られている。 その味と、ネパールで友人の奥さんが作ってくれたカレーがベースになってビスターレ・カナのカレーが出来上がった。 電気もガスも水道もなく、朝日と共に起き、陽が沈んだら眠る。山野さんが体験したネパールのローカルな暮らし。そこから生まれたカレーなのだと思うと、一層味わい深い。 のどかな農村の風景が、ぼんやり見えてくるような、素朴さと優しさを感じた。 「ここのパウダーはすごい」外人さんが教えてくれた、ニセコの魅力。 ペンションが最も賑わうのはスキーシーズンの12月から3月。Booking.comへの登録を機に7年ほど前から海外宿泊客が年々増え、8割が外国人に。客層がガラリと変わった。 日本のスキー・スノボ人口が減少する中、海外からのお客様はとてもありがたかった。 しかしその分、コロナ禍による被害は甚大だった。「外人さんが来ないということはこういうことなのか」と思い知らされる日々。今も大きなダメージが続いているが、とにかくやれることをやっていこう、と夫婦で力を合わせ頑張っている。 ニセコの雪をよく知る山野さんだからこそ、海外のスキーヤーに伝えられることが沢山ある。 コロナ以前にはいいポイントを教えてあげたり、時に一緒に滑りに行ったりしてとても喜ばれたという。そうした交流がニセコの魅力を再発見することにつながった。 山野さん: 海外のお客様が来て、教えてもらったと思っています。ニセコの雪が、世界レベルなんだということを。 例えばカナダのバンフやウィスラーがベースだという人がここにくるわけですよ。 「なんで?」って聞いた時に「パウダーここ違うよ」という。 「ここのバックカントリーは、1週間いたら少なくとも2回は滑れる。世界有数のスキー場でも1か月滞在して1回あるかないかの素晴らしい雪質だ」と。 僕にとっては当たり前だったんですよ。ニセコのパウダースノーが大好きで、ずっと昔から滑っていましたから。 「アンヌプリはスキー場自体は小さいけれど、雪は最高だ」と聞いた時に、とても驚きました。 彼らを連れて一緒に滑った時の満足げな顔!それを見るのが僕はもう、最高ですね! 筆者は今年、初めてニセコの冬を体験する。昨冬、引っ越し準備に訪れた時には、どこもかしこも分厚い雪に覆われ、あまりの真っ白さに、おそろしいと思った。 しかし、厳しい冬ならではのパウダースノーであり、その雪をこよなく愛する山野さんの言葉に、なんだかとても勇気が湧いてきた。 ネパールカレーを味わいながら、「私も冬を、楽しむぞ!」と決意した。 世界中のスキーヤーでニセコが賑わう冬が早く戻るようにと祈るばかりだ。 ペンション&レストラン ビスターレ・カナ 詳細情報 住所: 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ431-1 電話: 0136-58-3330 ランチタイム: 11時30分~15時(ディナーは要予約) 不定休あり。事前に電話確認するのがおすすめです HP: https://sites.google.com/site/bistarekana/ スパイスキットは道の駅ニセコビュープラザで購入できます ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューや料金は変更になることがあります。取材2022年
ch
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05/04(金) 【お花見】サイクリングロードの桜が見頃です!だて
伊達のサイクリングロード「風のメモリー」の桜並木が満開を迎えています。数日前から曇り気味な空模様でしたが、今日は晴れ間ものぞき、お花見に訪れる人で賑わっていました! 廃止された胆振線の跡地を利用したサイクリングロード。有珠山をバックに1キロほどの区間に桜並木が続いています。桜の季節は特に美しいスポット!(サイクリングロードの全長は5.4キロです。) 自転車で颯爽と走る子どもや大人の姿も。気持ちよさそう〜! タンポポと満開の桜。こちらはちょうど伊達温泉の裏手に当たります。お花見の後はひとっぷろ、というのもいいかも。 通りがかった近所の方に聞いてみると、つい二日前まではツボミだったそうです。北海道の春は一気に来るなあ・・!毎年そんなふうに感じます。桜、梅などお花がほぼ同時に咲きますから、急いで見に行かないとーー。でも冬が長い分、春の喜びもひとしおなのです。そんなハッピーな季節 :-) 怒涛のお花見シーズン、皆さまも楽しんでくださいね! 風のメモリー【胆振長輪線】(サイクリングロード) 詳細はこちら↓↓ http://www.date-bussan.info/data.php?id=1073&kid=5&ksid=26 お花見のおともにしたいローカルなお菓子たち。 https://so-ra-mi.jp/archives/11625 https://so-ra-mi.jp/archives/14000
むしゃなび編集部
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04/11(水) ティーバッグならぬコーヒーバッグ「振るでござる」見参!ぶどうの木
ドリップいらずでお湯につけるだけ。 超簡単に本格コーヒーが楽しめる、ティーバッグならぬコーヒーバッグが自家焙煎珈琲のぶどうの木から登場しました。 その名も 「振るでござる」!!伊達らしいネーミングですね! かわいらしい武者は、ご存知、伊達武者まつりの公式キャラクターのお方。藍染にちなんでブルーで見参。市の許可を得てパッケージに採用されています。手軽においしいコーヒーを楽しんでほしい、というご主人のアイデアから生まれたこのコーヒーバッグ、商品化に1年。ちなみにネーミングはママさんです。 パックの素材選びから始まってコーヒーバッグに合うブレンドにするため試作を繰り返し、時間が経っても味が劣化しないか入念にに試したそうです。手間と時間をかけ、ようやくのお披露目とあって、とっても嬉しそうでした! ぶどうの木店頭のほか、観光物産館で販売しています。ひとつ110円。飲み方は、とっても簡単。 お湯につけて、3分待って、軽くゆらして引き揚げるだけ。つける時間を長く又は短くしたり、振り具合で濃さを調整できます。 紅茶みたい!でも味はしっかりコーヒーです。ドリップよりさっぱりして素朴な風味、飲みやすい感じもしました。これ、職場で飲むのに便利でいい!やっぱり、忙しくても美味しいコーヒーが飲みたいですよね。 軽くてかさ張らないし、武者のイラストがかわいいのでお土産にも。それからこちらは新作のスイーツ、パウンドケーキです! この日は伊達産のイチゴ(上)とブルーベリー(下)でしたが、日替わりでさまざまな味が出ていますよ。物産館、のぞいてみてくださいね!ぶどうの木さんのスイーツには、地元産の果物や野菜を使ったものがたくさんあってわくわくします。素材もシンプルで、バターや卵の風味がとてもいいです! 自家焙煎 珈琲屋 ぶどうの木 伊達市鹿島町7-19 tel 0142-23-522
むしゃなび編集部
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08/15(日) ほっこり優しいたまり場になりたい♡ 駅前カフェ「洞爺 のんびり」
駐車場に車を停めると、なんとも可愛らしい素敵な笑顔の女性が迎えてくれました。オーナーの奥様 歩果さんです。そして、厨房で迎えてくれたのはオーナーで旦那様の昴太さん。 洞爺駅まん前にあるカフェ「洞爺 のんびり」は、8月5日にOPENしたばかりのお店です。もう見惚れてしまうくらい可愛らしい歩果さんは、元看護師さんで小さなお子様のママさん。得意なお菓子作りでスコーンやケーキ担当です。 そして、シェフの昴太さんはニセコでラフティングガイドをしながら、居酒屋やレストランで修行を積まれました。実は、お隣の老舗「五十鈴食堂」の店主のお孫さんでもあります。なるほど~納得。 御両親や御祖父母様と連携プレイができる環境は、「自分の店が持ちたい!」という夢を後押しし、構想からわずか2年でOPENを実現させました。可愛いベビーちゃんは、お隣に住むお母様が預かってくださっていますので、パパもママも安心して仕事ができます。 もっと恵まれたことに、こちらの店舗はもともと御祖父様の所有でした。そこを昴太さんがYouTubeや独学で、時には師匠と呼ぶ助っ人のお力を借りてリノベーションされました。しかもなんと4ヶ月間というスピードで。テーブルの天板はもちろん、壁の漆喰塗りから天井・床貼りまで全てを自分たちの手で行いました。 心のこもった思い入れのあるお店の誕生です。 JR駅前。バス停乗り場前。タクシー乗り場前。 そんな好立地を生かし、将来は居酒屋としても営業していきたいと話す昴太さん。気さくで相手の目を見て笑顔で話されるお二人と接していると、お客様商売にとても向いていると感じました。 もちろん、今はそんな状況ではないので、落ち着いたら…とのことでしたが、各種公共交通機関が目の前にあるので、安心して飲める居酒屋になること間違いなしです。きっと、たくさんのお客様が一日中訪れる日が来るだろうなあと確信します。何故ならば、お二人は優しく人を惹きつける魅力をお持ちだから。それと、お店のお客様に向けた強い想いをお持ちだから。 それは「気楽な雰囲気作りを心がけて、赤ちゃんからご年配の方まで、地域の皆様にも観光客の方にも、心からのんびりと寛いでほしい。」ということ。 一般的に、商売はターゲティングが重要と言われます。でも、半世紀以上も地域に根ざしてお店を続けて来られた、大衆食堂としての「五十鈴食堂」というモデルがあるからこそのコンセプトなのだと思いました。お二人とも28歳というお若いご夫婦ですが、守備範囲の広さを感じます。メニューや食材・資材へのこだわりも語ってくださいました。 「メニューは、とにかく手作りを心がけています。あわせて食材もできるだけ地元のものを使っていこうと考えています。 そして、まだまだ完全ではありませんが、資材も紙ストローを使用したり、テイクアウト用容器の一部だけでもせめて…と考え、できるだけ環境に配慮したものを使うようにしています。」 「完全ではないけれど」・「できるだけ」、繰り返しそれらの言葉を使う昴太さんでした。完全を目指そうとすると、色々バランスが難しく無理も出ます。ストイックさを出したらお客様に” のんびり ” はご提供できません。でも、「できるだけ」の努力は大事なので取り組んでいきたい。筆者はそんな風に理解し、正直で謙虚な姿勢に好感を持ちました。 きっと、オーナー自らも” のんびり “を大切にしているのでしょうね。皆様も是非、” のんびり “タイムを過ごしにお出かけください。 ―店舗情報―洞爺 のんびり洞爺湖町本町188-27(赤い壁の五十鈴食堂の隣)★駐車場あり電話 今のところなし不定休です。営業日はInstagramをご確認ください。https://www.instagram.com/nonbiri.2021/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー等は変更になることがあります(取材2021年8月)
Rietty
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10/22(月) 『究極の贅沢』ってこのことじゃない?
渓流釣りに行きました 今年も秋が深まり、雪虫が飛ぶ季節がやってきました。 そんな中、先日、伊達市大滝区の三階滝上流(長流川の上流)に イワナを釣りに行ってきました。 地元の猟友会の名士が(ライフル付きで)ガイドについて頂いたので、 安心して山に入ることができました。 今回の取材に同行したのは大滝の地域おこし協力隊のお二人(長峰さんと天野さんです。) さて、スタート時。 待ち合わせ時間を間違えて、みんなを待たせ、遅れて到着したくせに、 「えー!!長峰さん、2年も大滝にいるのに渓流釣りしたことないのぉぉ!!」 と釣りをする前に同行者にプレッシャーをかけるのは僕の戦法です。 1年に1回すら渓流釣りなんてやらないのに、俺も偉そうによく言うよなー。 一方、新しく9月から着任した協力隊の天野さんは、釣りが趣味とのことで・・・・ むふふ・・・さて、どうなのかな。 さてさて・・・ 続きはこちら 清流を釣り上がる 三階滝のカフェGranpa's Dreamのある白老に向かう色彩街道を 少し登ったところにある昔の林道の入り口から川にアプローチ。 うーん・・・・実に澄み渡った川の水に、まずはみんなでびっくり! 「お、すっげぇ!水がきれい!」 ひゃっほー! テンションが上がります。 早速、寸胴を履いてエサ箱をつけてと、釣りの準備。 我々のルールは「今日食べる分と家族のお土産分だけ釣る」というルール。 ということは、僕ら3人で一人2匹づつくらい釣れるかなー。 うーん・・・楽勝! 「こんな熊がいそうなところにはいって、命のリスク冒してまで イワナを釣りにくる輩はいないから、今日は入れ食いや!」 そう思ったわけであります・・・・ そしてスタート!・・・ さすがの天野さん 最初に釣り上げたのは天野さん。 「おー!川に入ってすぐに釣った・・・・!!!」 さすがあ!釣りが趣味だけあるのか!? 「釣りってやっぱり技術?・・・・・」 いやいや、こんな、釣り堀みたいな好条件のところでは そんなのあんまり関係ないはず! それにしても、天野さんの得意げなこのドヤ顔! しかし、イワナって美しい!!!20cmくらいかな! 食べごろサイズ! 橋本んさんによると、このこくらいのサイズが一番美味しいんだって。 「よし!」 と自分で気合いをいれてみたものの、 エサのミミズがうまく針につけられないでオタオタ。 いまだ戦線に参加できない自分・・・ 情けない・・・・(^^;;; 見かねたガイドの橋本さん。 「こうやるんだよー。ミミズの心臓はここにあるから、 これを指でピュッと押し出してから、ここに針入れる・・・」 ほー・・・・そうなんだ・・・・・すごーい・・・ エサつけてもらって格好悪くてもいいもんね。 ふっ・・・釣れればいいのさ。釣れれば・・・。 うまい具合にエサをつけてもらった竿を振って、いかにもイワナが いそうなポイントに いい感じでエサを投げ入れる・・・ 「お、うまくいった!ナイススロー!」 ・・・・・ ・・・・ ・・・ 清流にエサを流しながら、微妙な竿の感触を確かめながら・・・ しばし待つこと5-6秒。 「ん?来た?」 なんか、アタリを感じて慌てて竿を引き上げる。 続きはこちら なめていた渓流釣り ビュ! すると・・・・ 「おー・・・・!!!」 針についた ミミズがびよ〜んと空を飛ぶ のが見えた。 「しまったあっ・・・!」 糸についたミミズが対岸から川にかかっている木の枝に絡まる・・・ 「ううう・・・・」 そして針は枝からはずれない・・・ ひっかかった糸を無理やり引っ張ってもはずれない。 泣く泣くガイドの橋本さんにお願いして糸を切ってやり直し。 「こりゃ、糸切らんといかんな・・・」 と橋本さん。 「うーむ・・・まずい出だしだな・・・」 出だしから自分の中で少し焦りが出たのを感じた。 そんなはずはなかった、今日は楽勝のはずだったのに・・・ 誰も入っていない川での魚釣りなんて、入れ食いかと思っていたのに・・・ そのあと、一同で釣り上がりながら上流へ。 初めての渓流釣りの長峰さんも真剣・・・・ だが・・・ しばらく誰も釣れず。 少しずつ釣り上がる。 さすがの天野さんも2匹目には苦戦。 次第にみんな焦り出す。こんなはずではなかったはず。 こんなところなら、魚がいれば釣れるはずなのに、 えー! 釣れないってことは、魚がいない??? まじ? ならいったいどこに魚はいっちゃったの? ガイドの橋本さんが呟く。 「数日前の大水でかなり川の形も変わったからなー」 でもどっかにいるでしょ?魚。 続きはこちら 突然の通り雨。すると・・・ すると、いきなり大粒の雨が降ってきた。 空は晴れているのに結構な通り雨だ。 一同、上着のフードを急いで被る。 今回ガイドをしてくれた橋本さん まずい。 今日のゴール予定地点の砂防堰堤まで来てしまった・・・。 しかし橋本さんに「ここには絶対いるから。」と言われ、皆で釣り糸を垂らすと、 キタ!キタ!キタ! 魚がエサをつついている・・・ でもこの感触が来たら焦らずに、一度は待ち・・・ もう一度来るはず・・・・ そしてさらにグッときたら、今度は手首のスナップを効かせてエイ! 「やったー!!」 25cmのイワナを釣り上げる。 すると、皆、その辺で一斉に釣り上げ始める。 そして・・・ 「また来た!」 「ナイス!」 美しいイワナ。グッドサイズ! 「雨で水が活性化したんだろうねー。魚がエサ食うようになった。」 と橋本さん。 まもなく、全員が予定の数を釣り上げたので引き揚げることに。 イワナが全部で8匹ほどと、汁で食べるカジカが3匹。 みんな釣れてよかったねー。 さて、これからがまた楽しみ。釣った魚を川原で食すのである。 途中、味噌汁に入れると最高にうまい「ボリボリ」(ナラタケ)などの きのこを見つける。これらをお土産用として採取しながら、川原で炉を作り始める。 この季節の旬の食材のひとつ。ボリボリ(楢タケ)。 続きはこちら これが究極の贅沢じゃん! 天野さんは慣れた手つきで内臓を取り出す。 今回の一番大きいイワナは32cm。 まずは、これを刺身にしてみることに。 おまけの卵も一緒に醤油でつけて・・・・ 「げっ!何これ?うまい!」 川魚って、「臭い」と思われる方、多いでしょう? 全然そんなことないんです。 この清流、しかも上流でとれる魚は、刺身にしても、ムチャうまいんです。 しかもさっぽりした脂身が乗ってるー!! うまっ!! そして残りのイワナは、かるーく塩を振って炭火焼。 橋本さんがその辺でとってきてくれた柳の木を串にして 石で作った炉で焼きはじめる。 そして、橋本さん(正確に言うと、橋本さんの奥様(笑))に作っていただいた 天然まいたけのお弁当をいただきながら、イワナが焼けるのを待つ。 続きはこちら 「こりゃあ、うまいわ!!」と橋本さんの天然まいたけご飯にみんなご満悦! そしていよいよいい感じで焼けてきたイワナも食う。 熱くて、最初は「ホフホフ・・・」そして、 「うまい!」 適度な脂ものっていて、臭みはない。やわらかい身の味はしっかり。 軽く振った塩が、身の旨味をひきたてる! 「イワナってこんなにうまいのか!」 みんな、綺麗に骨を残すまで食べ尽くし、 たらふくいただいたところで、今度はコーヒーの自家焙煎をする コーヒーマニアの天野さんのお点前でデザートコーヒーが振舞われる。 もう最高でしょー! 何?この川原の大グルメ会・・・ と、最後に橋本さんが出してきたのは・・・ そう。 橋本さんが仕留めた鹿の燻製なり!!! これが、また 実にウマイ!! のです。 鹿肉は究極の健康食材 何しろ山でできる自然のものしか食べてないし、 高タンパク低カロリーで鉄分が豊富なんだもんね。 そしてこの自分で仕留めた鹿の肩甲骨あたりの肉を 橋本さんが独自のレシピで燻製にしたこの鹿肉。 もうつまみなんかに最高なんです! みんな腹一杯のはずなのに、食う食う・・・・笑 こうなるともう、 「おーい!ビールはどこだあ!」 なんて誰かが騒ぎ出す・・。いやいや、まだ仕事中。これ、取材だから・・・笑 いやあ、しかし今回の渓流釣り、実に 自然の恵みを堪能した、至福のひととき でありました。 都会暮らしではなかなかできない、この上ない体験。 これこそ 『究極の贅沢』 と言わずしてなんと言おう・・・! ごちそうさまでした! 橋本さん、どうもありがとうございました! で、また連れて行ってね・・・(終)
むしゃなび編集部
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06/19(火) とまと屋さんのジェラート!清水農園【直売所めぐり】
農家さんの個性が光る直売所めぐり。クレープに続いて、今回は壮瞥町の清水農園に行ってきました。6月初めからジェラートショップと直売所がオープンし、フルーツトマトや野菜が出始めています。 昨年「人生の楽園」というTV番組で紹介され話題となった清水農園さんのフルーツトマト。糖度が高く、甘さの中に爽やかな酸味もあり、果肉がしっかりして本当においしい。「子どものように可愛がって育てているんですよ」と以前お話を伺ったことがありました。ひとくち食べると清水さんの心が伝わってくるような気がします。 直売所で発見!清水農園のお米で作った米麹。 ジェラートは本場イタリアのジェラートマシンを導入し、全て手作業で作っている超本格派!この日は、トマト、シードル、アロニアミルク、そして旬のイチゴが出ていました。 左側のオレンジピンクの方がトマトで、右側がイチゴ。どちらもミルクの入らないソルベットタイプのジェラートです。とにかくフレッシュで、食べるたびに「トマトそのまんまの味!」に感動してしまいます。壮瞥産イチゴは新鮮な香りと柔らかな甘み、ほのかな酸味。おいしい〜。ナチュラルな素材そのままの色もとてもきれいなんです。 残念ながらイチゴはそろそろ終了のようですが、また新たなフレーバーが登場するとか・・・楽しみですね。 トマトのジェラートってはじめはちょっとびっくりしたのですが、一度食べて以来、すっかりファンになりました。おいしいのと同時に、野菜や果物に、育ててくれた農家さんに「ありがとう」の気持ちが湧いてくる、魔法のジェラートだなあ、と感じます。洞爺湖周辺に遊びに来たら、ぜひ食べてね! (有)清水農園 北海道有珠郡壮瞥町字立香162 TEL: 0142-66-3210 携帯: 080-4506-8267 携帯の方がつながりやすいです。 https://www.tomatoya-shimizu.com https://so-ra-mi.jp/archives/6251
むしゃなび編集部
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07/09(月) 日替わりシェフ自慢の料理。コミュニティカフェ「ともかな」【登別たべあるき】
今回はちょっと足をのばして登別に行ってきました。コープさっぽろのぼりべつ桜木店の向かいにある「ともかな」というカフェ&レストランです。 こちらはNPO法人いぶりたすけ愛が運営するお店で、月曜から金曜までメニューはもちろん、シェフごと日替わり。プロ・アマチュアを問わず料理を愛するメンバーが集い「ワンデイシェフ」スタイルで営業しています。洋食、和食、お蕎麦など、曜日ごとに楽しむ自慢の料理の数々。この日は木曜日、和定食と焼き菓子・スイーツの「喫茶 旬」の日でした。 北海道産の食材にこだわった手作りの和定食は600円!細々と色とりどりのおかずが入っています。安くて野菜たっぷりでボリュームもあり、おなかいっぱいになりました。お母さんの味、というかホッとする味ですね。 お店の方に聞いてみると、品数が多く、出来合いのものは使わないので、毎回手間と時間をかけて仕込んでいるそうです。今回たまたまぶらっと入って食べることができましたが、和定食は数量限定で提供しているので、売り切れることも多いそう。遠くから出かける方は特に、事前に電話予約をしたほうが安全です。 それから、こだわりの焼き菓子もおすすめ。小麦粉、バター、卵など、道産の材料を使用して作っています。見た目にもふわっとしておいしそうなのが伝わってきますね。最近人気なのが、あんこから手作りしている「どら焼き」。しっとりした少し薄めの皮に、粒のしっかりしたあんこがたっぷり!甘さ控えめです。 特製のベイクドチーズケーキをこだわりのコーヒーと一緒にいただきました。お料理と同じく、お菓子もやさしい味。つくっている方の心が伝わってくるような気がします。 気軽に来れる安らぎの場。コミュニティカフェっていいなあ〜、と思いました。 月間の予定表やお店の詳細はともかなのブログでチェックしてね。 ともかな in 登別 コミュニティカフェ&レストラン ともかな 北海道登別市桜木町3丁目2−16 0143-83-7133 OPEN 月曜〜金曜 ランチ 11:30〜14:00 カフェ 11:30〜16:30
むしゃなび編集部
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06/09(土) 門外不出の古武術!北海道伊達に伝わる柳心介冑流
伊達に古くから伝わる古武術があるのを知ったのはつい最近のことでした。 仙台藩宗室・亘理伊達家の御留流(おとめりゅう)つまり門外不出の流派として栄え、開拓時代に伊達邦成公と一緒に海を渡って伊達に伝わり現在もこの地で継承されているらしい・・・という話をある方から聞いたのです。その名も、 「りゅうしんかっちゅうりゅう」 えっ甲冑?甲冑をつけた武士が組み合うの??・・・いえいえ、その甲冑にあらず! 柳心介冑流 伊達市無形民俗文化財に指定されている由緒ある武術です。地元に住んでいるのに、知らなかった 8-O 今回は、伝統の古武術を現代に伝える「柳心介冑流保存会」を取材しました! 本気でかけたら危ない!亘理伊達家おとめ流護身術。 柳心介冑流はその昔、江戸時代末期に流祖 磯又右衛門柳関斎源正足(いそまたえもんりゅうせきさいみなもとのまさたり)の内弟子・富山登により仙台藩宗室亘理伊達家に伝えられました。 第五代宗家・小熊良語 流派以外の人には見せるのも教えるのも禁止の「御留流」として栄えました。 その後、明治初期に領主・伊達邦成と共に北海道に移住した第5代宗家・小熊良語によって伊達に道場が開かれました。 林野開拓の厳しい労働に立ち向かいながら、道場では稽古がさかんに行われていたそうです。移住から昭和初期までの間になんと四百数十名もの門弟が育ちました。 系譜 開祖・磯又右衛門柳関斎源正足 — 富山登(開祖の内弟子) — 一丸竜之助(小野派一刀流剣術師範)— 一丸兼三郎 — 小熊良語 — 小熊謙治 — 小熊良一 — 小熊良雄 — 小熊義顯 — 小熊伸仁 柳心介冑流道場(昭和30年代頃) 「身はしなやかな柳の如し、己を守り、人を助け、心身鍛錬の術なり」 これが柳心介冑流の心得。こちらから攻撃を仕掛けるのではなく、身を守るための護身術です。投げ技、関節技、絞め技、蹴りを含む三十八箇条、左右合わせて六十七本の技があります。木曜の夜に伊達市武道館で行われている稽古に伺うと、大西昌清会長と熊谷元幸師範が道着姿で迎えてくださいました。 ch:あ〜やっぱり甲冑、着てないですね・・・。 大西会長:その「かっちゅう」じゃないからね(苦笑)。もちろん武士の時代には、甲冑を着て戦っていたんだよ。柳心介冑流は敵の攻撃から身を守るための護身術なんだ。刀を持って向かってくる相手を素手で倒すこともできるんだよ! ch:へえ〜〜、ということは本気でかけたら・・・ 大西会長:危ない危ない。だから稽古でも加減して教えるんだよ。例えば、こうやって逆手を取って、グッとキメたら折れちゃう。 熊谷師範:逆手を取って関節を責めるのは、柳心介冑流の特徴のひとつですね。華やかな見た目の柔道や剣道に比べ、一見地味というか、つまらなそうに見えるでしょう?でもやってみると非常に奥が深いんですよ。 秘伝の巻物! 右から第九代宗家・小熊義顕さん、熊谷さん、大西さん(2003年日本武道館にて) 大西さんと熊谷さんの師匠は第九代宗家に当たる、故・小熊義顕(よしあき)さんです。保存会は1980年に義顕さんの父・小熊良雄さんが門弟有志と共に結成しました。それまで40年ほど、伝承が途絶えていたそうです。昭和初期には多くの門弟がいた柳心介冑流でしたが、第二次大戦と戦後の武道禁止令を受けたためでした。 保存会設立当初の稽古の様子 当時70代だった良雄さんを含め、全ての技を完全に覚えている人はいなかったそうです。そんな中、会のメンバー全員で記憶をたどり再現に努めた結果、すべての技が復元されました。そして1984年には伊達市無形民俗文化財に指定されました。 1980年頃の柳心介冑流保存会 大西さんは技が復元されてから、保存会の第1期生として入門しました。本格的に稽古を始めたのはそれからですが、子供の頃に少し習っていたことがあったそうです。 大西会長:そういえば小学生の頃、中学生がいじめにきて、気がついたら投げ飛ばしていたことがあったね。あとですごく怒られたよ(笑)。絶対に自分から技をかけるなというのが柳心介冑流の教えだからね。 ch:へえ〜!!そのくらい威力があるということですよね。 大西師範:戦前は道場破りもよく来たと聞くけど、古武術を学ぶ上で何よりも大事なのは「人柄」なんだよ。強くてもむやみに乱暴なやつはダメ。破門になるよ。 熊谷さんは伊達市内で整骨院を営んでいた九代宗家・義顕さんに整骨の技術を学びに来たのがきっかけで、武道も教わるようになりました。 2014年に義顕さんが亡くなる以前には、演武の「受け」(技をかけられる役)を度々つとめたそうです。東京の日本武道館で開催される「日本古武道演武会」をはじめ、全国の様々な場所に同行し師匠の義顕さんと演武を披露しました。 現在は室蘭で整骨院を営みながら、稽古に通っています。 熊谷師範:稽古ではもちろん加減するんだけど、演武となると結構本格的で、技をかけられる方は腕の筋が伸びちゃったりしたなあ。でも、小熊先生の技は、強いだけじゃなくてとっても綺麗でしたね。 ch:段とか帯があるんですか? 熊谷師範:三十八本の技は初伝、中伝、奥伝と3つに分かれているのですが、習得すると巻物が伝授されるんですよ。 ch:ま、まきもの・・・!! こちらがその巻物!!果たして中には何が・・・??とっても気になりますが、技を習得した者だけが手にすることができる大切な巻物なので残念ながらお見せできません :cry: 伝統文化の重みを感じますね! 戦うのでなく、「相和する道」。 江戸時代末期から開拓時代を経て、代々継承されてきた由緒ある古武術、柳心介冑流。現在、大西さんと熊谷さんを中心に稽古が行われていますが、主要メンバーの高齢化とともに会員も少なくなり、後継者問題が悩みの種となっています。 現代では甲冑を着て戦うこともないわけですから、時代の流れとともに消えてしまうのは自然なこと・・・と言ってしまえばばそれまでなのですが、あまりにももったいない! 領主・伊達邦成が道場開業を祝い贈った直筆の掛け軸(小熊家所蔵) 保存会の皆さんにお話を伺っていると、技の威力だけでなく、立ち居振る舞いや心得の中に、現代に通じる大切な教えがあるように感じます。 平成11年に制作された伊達市文化財記録ビデオの中で、第九代宗家・小熊義顕さんは次のように語っています。 「柳心介冑流躰術は護身術であり、相手と相和して内面的にも切磋琢磨して技はもとより、心身を鍛錬する道です。」 戦うのでなく「相和する」、とは!いま聞くと逆にあたらしい気がしませんか?「古きをたずねて新しきを知る」とはまさにこういうことなのかもしれません。 古武術は人から人へ伝えられてゆくものだけに、カタチあるものとはまた違った保存の難しさがあるのだなあ、と思いました。どうか次の世代に継承されてゆくようにと祈るばかりです。 柳心介冑流保存会 会の詳細は下のリンクからご覧ください。 http://www.city.date.hokkaido.jp /funkawan/detail/00003130.html
むしゃなび編集部
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04/25(水) とろみがすごい!「牧家 飲むヨーグルト」のおいしさ再発見。
牛のラベルでおなじみの「牧家 飲むヨーグルト」といえば、 だて牛乳と並んで地元・伊達や周辺市町村では超ポピュラーなドリンクです。みなさんもいちどは飲んだことがあるのではないでしょうか。 先月このヨーグルトがFOODEX2018(※)美食女子グランプリドリンク部門金賞を受賞しました! (※)2018年3月6日(火)~9日(金)開催 https://www.jma.or.jp/foodex/beauty/ フーデックスはアジア最大級の食品飲料専門展示会。その中で「女性の視点で、女性が買いたい商品」というコンセプトで開催されたのが美食女子グランプリです。 多数のエントリーの中から、金賞全26商品のひとつに選ばれました。 画像提供:牧家公式サイト 地元の商品が、おいしさにキビシイ美食女子に選ばれてウレシイ! というわけで今回は、「飲むヨーグルト」の魅力をあらためて探るため、株式会社牧家営業部を訪ねました。 1、とろみが濃厚。 「牧家 飲むヨーグルト」 まず何が美食女子をうならせたのかって、「とろみがすごい」ところだったそうです。営業部の中塚さんに聞きました。 初めて召し上がる方は、とろみが濃厚なのにまず驚かれますね。一般的な飲むヨーグルトはサラサラしたものが多いですから。 合わせて北海道産の牛乳のブランドイメージが評価されたのだと思います。 確かに牧家のヨーグルトといえば、この濃厚さ。 写真で伝わりますでしょうか・・グラスに注ぐ時のゆーーっくり落ちていく感じ。 上にミントを飾っても沈みませんよー 8-) 秘密は、牧家ならではの製法でゆっくりと発酵させること!滑らかな口当たりととろみを持ったヨーグルトが出来上がるのだそうです。 さて、今回受賞したのはプレーンですが、季節ごとに限定のラッシーが出ています。 春はバナナラッシー。なぜ春でバナナなのか?はおいておいて、ほんのりバナナ色でフルーティな香りと滑らかな口当たり・・・。 やみつきになりそう! 2、伊達市近郊の超新鮮なミルク おいしさはイチに素材から!飲むヨーグルトの原料となる生乳は、牧家の牧場と伊達近郊の酪農家から新鮮なミルクを集めています。 画像は牧家牧場の牛さんたち。いい顔してますねっ。 良質な生乳を生産するのに欠かせないのが、「食べもの」と「生育環境」です。伊達市郊外の丘の中腹にある牧家の牧場では、牛たちがのんびりと草を食んでいます。毎年夏にミルキングパーラーで開催される「ウクレレカンタービレ」でもおなじみの光景。 同イベントでは、牛たちをのんびり見ながら癒されている来場者の姿もたくさん見かけます。 おいしい生乳のモトとなる良質な牧草を育てるため、土作りからこだわって飼育されています。 それから驚いたのが、みんな冬も外に出るのですって! 牛たちは基本的に放牧で飼育されています。夏場だけでなく、冬も外でお散歩したりしているんですよ。 遠くから牧場を見ると、雪の上に黒っぽい岩がゴロゴロしているように見えるんですが、よーく目を凝らすと、牛たちなんです(笑)!(中塚さん) その光景、ぜひ見てみたい・・・ 3、あんまり酸っぱくない?? 「酸っぱいのが苦手、でもこのヨーグルトなら大丈夫!」という方も多いそう。中塚さん曰く、飲むヨーグルトは根強いファンが多くリピーターが一番多い商品。人気の秘密は飲みやすさにあるのかもしれませんね。 それから、添加物が入っていないのも美食女子に選ばれた超重要ポイントです。裏の成分表示を見ると・・・ 原材料・・・生乳、乳製品(乳酸菌のこと)、砂糖 以上!うーん、ものすごいシンプル。余計なもの一切入ってません。 「牧家のミルクレープ(ハーフ)」 さらにヨーグルトのほかFOODEX2018では、ミルクレープと杏仁豆腐も「ご当地スイーツグランプリ」部門で金賞を受賞しました。 !!祝!! クリームたっぷりのミルクレープは安定のおいしさ! 「牧家の杏仁豆腐」 杏仁豆腐はまだ食べたことがなかったので、牧家のレストランに出かけて注文してみました。 (注)上画像の杏仁豆腐は、レストラン用にアレンジされています。 あー、やっぱり乳製品大好き。 乳製品がおいしい北海道に住んでいてよかったー。 ・・・と、しあわせに浸るひとときでした!以上、牧家の飲むヨーグルトとスイーツのおはなしでした。全国の美食女子・美食男子の皆さん、試してみてね。 伊達にも遊びに来てね〜! 株式会社牧家 http://www.bocca.co.jp オンラインショップあります。 洋麺茶屋 牧家 北海道伊達市梅本町57番地1の内 お店の詳細はこちら! ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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12/30(水) だて・室蘭周辺の除夜・初詣情報2020-2021
新年のお参り情報をお届けします。除夜・元旦の情報ですが、今年はコロナの影響で、分散参拝をすすめているところが多いです。三ヶ日に限らず「1月中にお参りしよう・・」くらいのゆっくりペースでよさそうです。まずは伊達の神社・お寺からどうぞ! だて 有珠善光寺 元旦 午前0時〜・鐘つきは、今年は僧侶の方々が行います。一般の受付はなしですが、見学は可能です。・本堂のお参り、おみくじ・お守り授与は通常通りできます。・甘酒のふるまいはありません。※三ヶ日は例年混雑が予想されます。混み合う期間を避けて出かけるのがおすすめです。 伊達市有珠町124番地 https://www.usu-zenkoji.jp ※画像は善光寺のフェイスブックからお借りしました。 有珠山 紋鼈寺 大晦日 夜11時半〜年明け深夜2時まで除夜会&修正会(しゅうしょうえ)内容:鐘つき、カウントダウン、ライトアップ 伊達市末永町71−1 https://もんべつじ.com 大雄寺 元旦 午前0時〜・元朝詣り・大雄寺おやきの販売はありません 伊達市元町18番地 https://daiouji.jp 伊達神社 授与所(おみくじ・お守りなど)が開いている時間:大晦日 9時〜21時 元旦 0時〜2時/7時〜21時※毎年元旦は混雑するので、ご注意ください。お参りに行かれる方はマスク、消毒等忘れずにお出かけください。 伊達市末永町24−1 https://www.datejinja.com/blank-4 相馬神社 授与所が開いている時間:元旦 0時〜1時頃/8時頃〜 住所:伊達市大町6番地 洞爺湖 虻田神社 授与所が開いている時間:大晦日 午前9時〜午後5時元旦 0時〜2時頃/8時〜※恒例の除夜祭・歳旦祭は関係者のみで行います※マスク着用、分散参拝にご協力ください。 虻田郡洞爺湖町青葉町54 http://abutajinja.holy.jp 室蘭 中嶋神社 元旦 0時〜1時過ぎ/8時〜※授与所が1時過ぎに一旦閉まります。お守りがほしい方、夜のお参りの際にはご注意ください。※駐車場の混み具合をみながらお参りください。 室蘭市宮の森町1丁目1 室蘭八幡宮 新年のお参りは例年通り。特に時間の制限はありません。★どんど焼き 7日〜15日 室蘭市海岸町2丁目9−3 本輪西八幡神社 元旦 早朝は0時〜6時まで 授与所も夜通し開いています。 室蘭市本輪西町3丁目28番8号 Facebook 以上、新年のお参り情報でした。元旦の深夜は授与所が一旦閉まるところが多いので、夜お出かけの際には気をつけてくださいね。それでは、よいお年をお迎えください〜!! ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2020年)※シェア・リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/14(日) 行列編!【伊達武者まつり2018】
「第44回伊達武者まつり」(2018年8月4日・5日開催)の2日目「武者行列」の様子をお届けします。 今回は出陣前の着付け会場にもお邪魔しました! 中には重くて身動きが取れないほど、という方もいましたよ 8-O 行列で使用される甲冑の多くはレプリカですが、聞いたところでは、位の高い人の甲冑ほど重いのだとか! 甲冑を身につけ現代に蘇った武士たちの勇ましい姿をどうぞご覧ください。 https://vimeo.com/294995651 伊達武者まつり2018・行列編 from Awesome Hokkaido on Vimeo. 山車編はこちら! https://vimeo.com/292058964 https://so-ra-mi.jp/archives/16195 伊達武者まつり公式サイトはこちら↓↓ http://www.datemusha.com
むしゃなび編集部
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06/15(火) ボランティア募集!伊達紋別岳の登山道整備
初心者でも登りやすく、年々人気が高まっている伊達紋別岳。最近では年間3000人を超える人が訪れているそうです。 気持ちよく安全な登山のため、今年もボランティアによる登山道整備が行われます。伊達紋別岳をこよなく愛する「伊達歩くスキー協会」の皆さんと一緒に、草刈り・修繕など作業をしてみませんか。山を知り、山を楽しむとてもいい機会になると思います! 日時:2021年7月11日(日)8時半集合集合場所:登山口駐車場(登山口入り口付近。太陽の園敷地内)作業内容:草刈り、看板等整備、ロープの張り直し ほか 男女問わず、お子さん連れもOKです。市外の方もどうぞお越しください。 集合場所の地図はこちら 参加申込:09086367962(伊達歩くスキー協会会長 早川さん) 昨年、夏の整備活動を取材させていただきました。ぜひご覧ください↓ https://mushanavi.com/specials/14132/
むしゃなび編集部
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03/02(月) ひなまつりのかわいいお菓子
気がつけばもう3月!ひなまつりの可愛いお菓子を街で見つけたので紹介します。 菓子処 久保 さんの「ひなまつりプリン」260円。3層になっていて、上がいちご、真ん中が淡雪かん、3段目が抹茶。いちごのフレッシュな香りが漂ってきますー。 横から見ると本当にきれい。そしておいしかった!!3/3までは販売、その後は未定だということです。女の子も男の子もぜひ食べてね。 パンの店コスモスで見つけた春らしいパン。三色だんごパンと桜メロンパン! パステルカラーが可愛いですね。 三色団子パンの方は、クリームだけでなく、あんこも入っているんですよ。お花見気分を先取り! そして、こちらが!「路地裏の老舗和菓子屋さん。波満屋」の有平糖の雛菓子(小かご1700円)です。手作りの質感と、ちょっと懐かしい昭和な色合い、華やかです。若い人には、かえって新鮮かも。自宅に飾ったら、部屋が一気に明るくなりました。ご主人に伺うと、りんご飴など普通の飴細工と違うのは、水飴を少量しか入れず(ほとんどがお砂糖)湿気を含まないので、なんと1〜2年ももつそうです。その分、作るのも難しいのですって。 さくらんぼは息子が食べてしまいました。とても美味しかったそうです 道内でも有平糖を作る職人は非常に少なく、数えるほどしかいなくなってしまったそうです。食べらるけど、食べずに飾って楽しむお菓子・・というのが、風流ですね。昔の人の、ひなまつりを祝う「心」が伝わってくるようです。 手のひらサイズの干菓子のお雛様。素朴で温かみがあって・・・見とれてしまいました。 セットで600円。「かわいい」を連発・・ 以上、街で見つけたひなまつりのお菓子でした。当日でごめんなさい。お出かけはあまりできずとも、せめてお家でのんびり、桃の節句をお祝いしたいですね。女性の皆さん、素敵なひなまつりを〜!
むしゃなび編集部
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02/12(金) いま、お馬さんと密な関係になってみた!LAKE TOYA RANCH
こちらの特集版にご訪問くださり、どうもありがとうございます^^ / 今後月に2~3回ほど、編集部のライターとして、皆様のお目目にかかることになりましたRiettyです。 この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。 いろんなモノ。 いろんなコト。 いろんなヒト。 楽しむための情報の一つとして。 どうぞ末長くお付き合いくださいね ♡ さてさて。 国道230号線を留守都村方面に向かって車を走らせた時。 この看板を見かけたことはありませんか? 私、実はず〜〜っと気になっていたのですが、ついに曲がってみました。 すると…。 まずお迎えしてくれたのはこの子。 プードルのラヴィン君です。 まだ子供なので、「お客様だ〜!」とはしゃぐ姿がとても可愛い。 北海道弁では「おだつ」感じ。 そして誘導されるように歩くと…。 たくさんのお馬さんたちがのんびりお食餌中でした。 ここは、洞爺湖にほど近い月浦町にある「LAKE TOYA RANCH」さんです。 おっとり優しいお馬さんに跨り、ホーストレッキングや引き馬などを体験できるところです。 早速、体験してみました。 乗せてくれたのはヨーロッパ系ハーフリンガー&どさんこのミックス、大食漢のマックス君。 男子ですが可愛い顔立ちです。 山岳馬なので体力があります。 まずは「よろしくね ♡」とご挨拶。 そして、マックス君の相棒はアメリカ産クウォーターホースのローラちゃん。 カウボーイが乗るお馬さんです。 でも、ここで乗っているのはとても素敵な美人インスタラクターさん♡ トレッキングに出かける前に、「進め」「止まれ」「ターン」の手綱捌きを教わりました。 とても良くトレーニングをされているお馬さんたちなので、的確なアドバイスのもと、少しの練習と、「仲良くなりたい!」という気持ちがあればすぐに乗れるようになれます。 さあ! いざ! トレッキングに出発〜! 緊張と興奮でワクワク&ドキドキ☆ 親切なインストラクターさんは、ほとんど後ろを見た状態で爽やかに優しく指示をくれます。 上り坂は前傾して。 下り坂は後ろに反り気味に。 軸を保とうとするので、インナーマッスルが鍛えられそうです。 太腿の内側も締まりそう。 なかなかの運動量です。 二次的効果を密かに期待してしまいます。 途中、雪が降り出しました。 グリーンシーズンも良いけれど、白い雪原や山道を歩くのは本当に気持ちがいい ♡ お馬さんが一緒にいると、見慣れたはずの洞爺湖の景色が非日常なものに変わります。 お馬さんとの密なトレッキング。 元気に迎えてくれるラヴィンちゃんと、穏やかなお馬さんたちと、親切なスタッフさんたちに優しい時間をいただきました。 もちろんワイルド&イケメン社長 高橋洋一さんも、はにかみながら歓迎してくれます ^^ / 最後に地元密着耳寄り情報!!(地域外の皆様にはごめんなさい) 絶対にお得!! 絶対におすすめ!! 見逃さないでね♪♪ 帰りは高橋社長とラヴィン君が見送ってくれました。 レイクトーヤランチ情報 電話 0142-73-2455 住所 虻田郡洞爺湖町月浦44番地(カーナビ住所検索はうまくいきませんので、レイクトーヤランチと入れて検索してください) アクセス 洞爺湖温泉街より車で5分 E.mail toya@jphorseriding.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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10/23(月) “窯の前の最期” を夢見て〜パン職人 武田 浩一氏の歩んだ道〜
今回の主人公は、『boulangerie ibox 弄月店』の店長でパン職人の 武田 浩一さんです。 浩一さんは山口県出身の55歳。 見かけも感性もとても若々しいお方です。 2023年4月OPENされた『boulangerie ibox 弄月店』は国道37号線の道路沿いにあります。 『社会福祉法人タラプ』を母体にしたこちらのお店は、構想2~3年を経て誕生しました。 そこに店長兼パン職人として抜擢されたのが浩一さんでした。 浩一さんは『ibox』に入社して12年、そしてパン職人としては30年のキャリアをお持ちです。 イラストレーターを目指していた若かりし頃のおはなし 「実は、若い頃はイラストレーターを目指していました。」 と、取材は唐突なお話から始まりました。 「え?フリーのイラストレーターですか!? 若い頃からパン職人を目指していたのではなかったのですね!」 「はい。僕は幼稚園の頃から内気で、新聞の折り込み広告の裏が白い紙を見つけては、絵ばかり描いている子でした。山口県の高校を出てから、18歳で東京の美術系の専門学校に入りました。友達と切磋琢磨をし、新しいものは何か?今は何を求められているのか?を常に探求しながら、プロへの道を模索していました。コンテストにも頻繁に応募していました。入選したりもして、そこそこに評価をしていただきましたが、それだけでは食べてはいけないよな…と、中途半端な自分に限界を感じ始めていたのが24歳頃でした。」 「未練はありませんか?」 「昔の仲間が活躍しているのを見ると、“もう少し頑張ってやっていればよかったかな…”とパン職人に転向したことを少し悔やむ瞬間もあります。いまでも家では時々絵を描きますし、そうそう!ここの店の看板の絵も、幟の絵も、必要に迫られて描きました笑 当時の絵はほとんど処分してしまいました。断ち切るためにね。でもね、正直後悔しています笑」 「もったいない!とっておけばこのお店に飾れたのに!」 「笑 そうですね。あの頃は『アンディ・ウォーホル』『バスキア』『キースヘリング』など、ニューヨークで活躍していたストリートアーティストに影響されていました。 なんていうか、ポップアートの世界って80年代のサブカルチャー的な音楽とも繋がっている。そういうものに刺激を受けながら、「いま、一番新しいものはなんだ!」と、プロのアーティストを目指す友人たちと語ったり、試したりするのが楽しかったですね。」 パン職人として立つと決心したこと イラストレーターの道を諦めようと考えていた浩一さん。 ある日、パン職人の募集広告に目が止まりました。 「いきなりパンですか?」 「はい。パンと絵との間に共通点を感じました。絵は白い紙にゼロからモノを作り出す作業です。そしてパンも同じく何もない作業台に粉を乗せるところからモノを作り出す作業です。どちらも『ゼロから作る』というところが共通していました。」 「なるほど〜。だから抵抗なくこの世界に入れたわけですね。」 パン職人としては2年おきくらいに店を変え、その店の良いところを学んでこられました。 例えば、東京の自由が丘では、全国展開をしているパン屋で働いたそうです。 「様々な形態で店を出している会社でしたが、僕がいたところは粉から作る店だったのがラッキーでした。そこには10年いました。その後、大好きな湘南地域の鎌倉・葉山・藤沢・逗子などの有名店でパン作りの技と歴史を学びました。鎌倉ではチーフを任されていました。」 「湘南が大好きだった浩一さんが何故、北海道にやって来たのですか?」 「たまたま山口の実家に一時帰省していた時、自由が丘のパン屋でお世話になった人に声を掛けられたのです。『いい話があるよ』って。それがiboxのパン職人を募集しているという話でした。その人は伊達市出身の人でした。」 縁とは不思議なものです。 山口県出身の湘南好きな人が、最初にパン修行をしたところで出会った人に誘われて、今は北海道の伊達市にいるのですから。 『boulangerie ibox 弄月店』店長としての浩一さんがが目指す店とは iboxのパンは、今まで修行して来たパン屋のベスト版的なパンだと言い切った浩一さん。 「いろいろな嗜好の方に美味しいと感じていただけるようにバラエティーに富んだラインナップになっています。でも強いこだわりは『本物であること』。例えば、クロワッサンならばフランスの伝統的な技法とレシピで作っていますし、バケットもベースはメソポタミア時代から続くフランスの伝統を大切にした作り方ですし、フォカッチャならばイタリアの伝統的なレシピと技法で作っています。伝統と歴史を大切に、決して色褪せない本物を追求しつつも、やはり地域性も大切にしなければいけないと考えています。それぞれの伝統を重んじながら、どれだけ地域仕様にアレンジできるかが勝負どころです。そして、美味しいということを一番大切にしたい。」 思いがけず壮大なお話が飛び出し、すっかりのめり込んでしまった筆者でしたが、究極の答えにストンと納得してしまいました。 ものすごくシンプルで真理であると思いました。 「材料にこだわる」「地元食材を使っている」「健康にこだわる」「添加物は使わない」というお話は今まで色々なところで伺ってきました。 当然、この言葉の背後には「だから美味しい」と続くのだと思いますし、素晴らしい理念だと思っています。 ところが 『美味しいということを一番大切にしたい』 という答えを、ストレートに伝えてくれた飲食店さんは意外と少なかったことに気づきました。 よく考えれば当たり前の台詞に、目から鱗の気持ちになった筆者でした。 伝統と歴史を重んじる浩一さんの姿勢は 『長年受け継がれて来ているものは美味しいからだ』 という実感と自信の表れなのでしょう。 「boulangerie ibox 弄月店」はね、 街の中で人の集まる中心にiboxがあるといいなと思っています。 だから、月一で『ふくろう市』というタイトルで イベントも開催しています。 店の知名度をもう少し上げたいですし。 それとね、 パンも美味しいけれど珈琲もめちゃくちゃ拘っていますよ! 恵庭の「珈琲きゃろっと」という店の物なのですが、 豆はもちろんのこと、マシンのセッティングもすごいこだわりようです。」 確かに、マシンの珈琲でこれだけ美味しいものは正直経験したことがありません。 本当に美味しい! 「それと、弄月店ができる前、だて道の駅に出店したことも大きかったです。あそこは食材が実に豊富に揃っているので選ぶのが楽しい。基本は地産地消です。でも『美味しいこと』にはこだわるので、地元以外のものも取り入れます。」 浩一さんが迎えたい最期とは 「どんなお爺ちゃんになりたいですか?」 と質問してみました。 「お爺ちゃんになれば、たぶんここは退職をしているから、その時は自宅のパン屋で仕事をしながら死にたいな。ある日、パンを焼いていたらね、タイマーが鳴るんです。でも僕は動かない。そのことに気づいた弟子が覗き込むと僕は死んでいる。最後に焼いたパンを取り出し、弟子たちがみんなでそのパンを食べる。みんなでってところが大事。そんなストーリーが僕の中では出来上がっています。」 泣きそうになりました。 その姿が映像で浮かんだからです。 そして、イラストレーターの道に今でも未練を感じていると語っていた浩一さんはもうそこには居ませんでした。 最期はパン職人として死にたいと語りました。 良かった…。 心からそう思いました。 取材の間中、絵本を捲るような物語をお聴きし、歩んでこられたその道を振り返りながらも、しっかりと最期を見ているお姿とパンが重なりました。 浩一さんが捏ねた全てのパンを味わってみたくなった筆者です。 ―boulangerie ibox 弄月店 情報― 〒052-0013 住 所 伊達市弄月町59-35 定休日 月曜日(不定休あり) 電 話 0142-82-8310 E.mail takeda.kouichi@tarap.org
Rietty
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04/04(水) 秘密の花園的カフェのきのこカレー
隠れ家、とか、秘密の花園、そんな言葉がぴったりくる伊達のカフェROSEMARY。 春先のこの時期はすっきりしてますが、バラの季節にはそれはそれはそれは!見事なお庭になるのです。お花でぎっしりな時の方が、ずっと広く感じるから、不思議。でも、クリスマスローズがひっそりと咲く今のお庭も素敵です! 今日はランチにやってきました。 見た瞬間、テンション上がったサラダ。カラフルな野菜に、お豆、グレープフルーツ。おしゃれ!もう女子の心を鷲掴みです。この器、きっとアンティーク。 きのこたっぷりのカレーが登場! 食事だけでも大満足、でもやっぱりケーキを頼んでしまいます。来たからには! はあー、美しい。お皿からフォークから、お店のディスプレイから、どこを見てもかわいくてホント癒されましたー。そんな中、お隣のマダムたちのおしゃべりが。 「金さん銀さんのお子さんが100歳になったんですって〜〜」 え!なんですと!!うっかり会話に参加しちゃいそうになっちゃいましたよ。平成生まれの人にはわからない話題ですよね。 あー、やっぱりカフェが好き! ROSEMARY 北海道伊達市弄月町187−7 *バラの見頃は6月中旬から下旬
むしゃなび編集部
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08/01(火) 原体験に導かれて〜好きを極めた永遠の鉄道少年 横山靖樹氏
原体験 「父親に連れられて、今はなき室蘭機関区に蒸気機関車を良く見に行っていました。たしか2歳頃からだったと思います。当時は90%が貨物か客車を引っ張る機関車で、間近で聴く警笛の音に驚き、父の膝の上でビクッと飛び上がった記憶があります。」 そう語り始めたのは室蘭市舟見町ご出身の横山靖樹氏。 今回の主人公です。 数年前に伊達市役所を退職し、今は室蘭で週数日の仕事を請け負っていらっしゃるそう。 全く知らずに取材を申し込んだのですが、実はその世界の専門誌に登場する有名なモデラーとライターさんでもあることが発覚! なんとも恐れ多いことをしてしまいました。 ですが、とても気さくに丁寧に取材に応じてくださった横山靖樹氏でした。 「12歳になると鉄道模型に夢中になりました。二年間で貯めたお年玉1万1千円で初めて買ったのは金属モデル16番セット(日本規格のJゲージともいう)のBタンクと呼ばれるものです。だいたい6時間くらいで作ったかな…。当時はプラモデルがとても流行っていましたが、僕が作る鉄道模型は真鍮でできています。ですから、父からハンダ付けの道具を借りて作りました。今でもその時の模型は電源・レールともに保管してあります。」 わ! いきなり専門用語が出てきました。 Bタンクって何? 鉄道模型ってプラモデルとは違うんだ! 電源ということは動くの? これはお話に付いていけない予感…。 けれども靖樹氏は優しい口調で丁寧に説明してくださいました。 「Bタンクというのは動輪が二軸あることです。16番(Jゲージ)というのは実際の大きさの1:80の大きさと機能を表すものです。特徴としては加工がしやすくキットが豊富で精密にできます。つまり、より本物に近いものができる。精密に作ることができるので、1:80の大きさとパワーで本物っぽく動かすことができるのです。動かない鉄道模型は僕の中では認めていません。」 鉄道模型には強いこだわりがあるようです。 優しさの中に頑固さを見た瞬間でした。 鉄道模型への想いが熱い!! こちらも模型です。 雪煙を上げながら走るこの列車のカラーは国鉄色と呼ばれるオレンジ色です。 市役所現役時代から所属していた鉄道模型クラブの仲間同士の合同運転会などで、 情報交換やアドバイスをもらい技術を上げていったと言います。 なるほど! 文頭の画像は特別なものではなく、大きさは色々でも全て精巧に動くように作られているというわけです。 模型作りにどんどんハマる靖樹氏でしたが、子どもにはとても高価なのでそう簡単に買えるものではありませんでした。 ある日、中学生になった靖樹氏は鷲別機関区へ行きました。 「その頃は緩かったというか、車庫入りしている機関車に乗せてくれたり、警笛を鳴らさせてくれたりして、今でいう『体験』を通したさり気ない教育をしてくれたんです。」 結果、この時の体験は靖樹氏を『撮り鉄』の道へと駆り立てました。 北海道の蒸気機関車を撮りたい! 靖樹少年、ついに『撮り鉄』の旅を始めます。 「中学生の頃は学校の長期休みを使用しながら、日帰りで出掛けていました。カメラはお年玉で買いました。でも、ジュラルミン製のカメラバックと三脚は父が買ってくれました。」 「高校生になり、宿泊しながら撮りに行くようになりました。とは言っても、夜行列車を利用した車中泊です。いままで一度だけ遠軽の旅館に泊まったな。カメラは当時日給が高かった母方の親戚の酒屋のバイトをして一眼レフを手に入れました。室蘭は急な坂が多いでしょう。坂の下で車から荷物を下ろし、上り坂を担いで行くんです。キツかった…。」 「ところで、撮り鉄時代の面白エピソードや、車中泊や駅泊で困った思い出などありましたら教えていだけますか?」 「高校生時代からひとり旅を許されたのですが、予備フィルムやカメラ、列車時刻の確認、移動切符手配など、周到な準備で出かけるようにしていました。厳冬期 -25℃の道東の朝の出来事なんですが、メガネの金属製ヒンジがポロリと折れてしまいました。ツルの一つはかろうじて耳にかかっていましたが、直ぐずれて間抜けな顔に…。カメラファインダーも覗けず難義しました。メガネの予備を持たなかった失敗談です。また、あるお盆近くの日の出来事です。北見方面の長さ600m程の有名な怪談トンネルを訪れたのですが、トンネルの先は絶好の撮影スポットなので是非とも撮りたいと思っていました。信号所の職員さんに蛍光灯を点けてもらい、帰りもお願いしたのですが、帰りの約束の時間になっても蛍光灯は点かず辺りは真っ暗。職員さんは約束を忘れてしまっていたんです。山間はもう真っ暗でしたが、ダイヤを確認し勇気を振り絞りいざトンネルへ。そこで体験したのは超怪奇現象でした…。真っ暗なトンネル内で何度も転び、真っ黒になって信号所に助けを求めたところ、『あっ 忘れていた! また出たの!? しょっちゅうあるんだよね〜!』って…。今思い出しても寒気がする出来事です。」 「トンネルでの出来事は気になりますが、きっと、苦しい作業の末に亡くなられた成仏できない霊が彷徨っているのでしょうね…。勇気を振り絞って中に入った靖樹少年すごすぎます ^^;」 「また、こんなこともありました。夏の駅での野宿の時です。当時は、駅ホームの待合室では寝ていいよ、っていうのは結構ありました。でも夜中に貨物列車がゴウゴウと通過するのでその度に目が覚めます。でも屋根付きは良かった。特に雨の日。次の朝は蚊に刺され顔がむくんでいましたが笑 昭和の駅員さんはおおらかでした。」 「駅ホームの待合室泊…。実は筆者にも経験があります!今は締め出されちゃいますね。」 車中泊で全道各地の蒸気機関車を撮るようになった靖樹少年は、「もっと技術を上げて良い写真を撮りたい!」「自分で現像をしたい!」という思いから、高校では写真部に入部しました。 一度決めたらまっしぐら。 「現像のための暗室は自宅の一室に毛布をかけて作りました。家中酢酸の匂いがしていました笑」 カメラや鉄道にハマりながらも陸上部を掛け持ちし、短距離走が得意だったとも言います。 文武両道だったというわけですね。 〜というか、じっとしていられないタイプ? 自宅では模型を作り、外ではカメラを担いで蒸気機関車を追いかける日々。 そんな靖樹少年に辛い転機がやってきました。 国鉄の合理化です。 昭和50年代に入り、走る途中で水や石炭を補給しなければならない蒸気機関車は、真っ先に合理化のターゲットとなりました。 そしてついに、通常営業運転としては全国最後になった室蘭本線の蒸気機関車は消えてしまいました。 「被写体がなくなってしまい本当に気落ちしてしまいました。ディーゼルには興味がなかったので撮る気にはなれなかった。当時『赤ブタ』と呼んでいた機関車は撮りたい対象ではなかった。今となれば撮っておけばよかったと思いますが…。貨物車も、昭和の時代にはタンク車があったり、木材を積んだ貨車があったり、引っ張られている貨物車がバラエティーに富んでいたのですが、いまは画一化されたコンテナになり、それらさえも見ることがなくなってしまいました。」 「模型鉄」再開と新たな展開と その後しばらくして結婚。 そして子育ての時期。 「約15年間は鉄道から離れていました。けれども、札幌へ出張するたびに本屋へ行っては専門誌3冊を捲り、『またこの世界に戻りたいな…』という想いを膨らませていました。いつかは再開したいと思いつつも、再スタートの一歩を踏み出せずにいた僕の背中を押す記事を、ある日専門誌に発見してしまいました。自分が中学生の時よりも模型が数倍精密になっていたのです。それを知った時、俄然と模型作りをしたくなりました。実はちょうどその頃、超過勤務の給与を多くいただいていた頃で、それを原資にすることで再開することを決意しました。上の子どもが高校生の時でした。」 聞いて驚いたのが真鍮製機関車模型の価格。 なんと、1台20万円〜50万円くらいするそう! 何しろ、全てが本物の1 : 80なのですからその位はしてもおかしくないわけです。 ですから模型作りよりも家庭経済を優先させた靖樹氏の判断は当たり前と言えば当たり前でした。 「それは『我慢した』という感覚でした。」 15年ぶりの模型鉄再開はさぞかし嬉しかったことと思います。 さて、再開をした靖樹氏は鉄道模型を作るだけでなく、模型とジオラマの融合を始めました。 そして、仲間を集めて倶楽部活動も始めました。 先ほども少し触れたご自身が会長を務める「北軌道倶楽部」です。 「現在20名ほどの会員がいます。年代は40代から60代の方々。実は自分のような人間がいるのが不思議なくらい裕福な方が多いです。模型は高いですからね。その仲間で2~3ヶ月に1回くらい例会をしています。会でしていることと言えば、持ち寄った模型を走らせて酒の肴にして語り合う。そんな会です。」 どうやら想像以上にマニアックな会のようです。 「ところで、新たな展開としてジオラマも手掛けるようになったようですが、ジオラマも真鍮製なのですか?」 「真鍮も使いますが、ジオラマの材料のほとんどはお菓子の空き箱などのボール紙です。コルク板、発泡スチロール、集成材やプラスティック加工用のスプレーなども使います。他に使う材料は…、選ぶのがちょっと恥ずかしいのですが、100均のコスメパーツです笑。」 「え!? 化粧品ですか?」 「はい。たとえばネイルパーツなどをよく使います。」 つまりオリジナルの世界なのでキットでは作れないというわけです。 それではここで鉄道模型とジオラマの世界をとくとお楽しみください。 いかがでしょう? 細かい作業が苦手な筆者には、神業すぎて、素晴らしすぎて写真だけでもコーフンします。 もちろんこれらは靖樹氏のコレクションの極々一部です。 現在、車両のみで300両はあると言います。 それらは全て自宅納戸に保管されているそう。 「どれも皆素晴らしいですね!ところで、いま一番作りたいものは何でしょうか?」 「ジオラマでは鉄橋です。河川に架かる橋は鉄道車両と一体になる風景です。橋梁製作、法面の(植物)作成、河川表現等ジオラマの世界では高度な技術を駆使します。今、橋でも難しいリベット組立の魚腹ガーダー橋梁を使用したジオラマ製作を行なっています。」 最後に鉄道模型車両とジオラマ風景を融合させることの魅力を語っていただきました。 「まず、作ることそのものが魅力です。そして、ジオラマと融合させることで自分が育ってきた北の街の昭和の風景を再現することができる。あの頃の時代は戻らないけれど、自分で作ることでいつでも手の届く存在として側に置くことができる。まあノスタルジーですね。北軌道倶楽部のアジトにはレイアウトを考えた線路が常時敷かれた状態になっています。そこに人や樹木や草地や川や土手など風景を加えていくことで、想像の世界が広がっていきます。そうそう、今、会で『樹木ひとり一本運動』というのに取り組んでいます。一人一人が樹木を作り森を育てています。ジオラマの環境整備ですね。皆んなで作ることで、会員同士が交流し合い、切磋琢磨し合って、技術レベルも上げていきたいし、より素敵な模型とジオラマの融合の世界を作っていきたいと思っています。その過程が魅力です。若い人も増やしていきたいな。」 そして、実は「撮り鉄」も復活していました。 「撮り鉄はデジカメ時代になって復活しました。銀塩カメラ時代は現像して見ないと画像の確認ができませんが、今は出来をその場で確認できるのでとても便利で良いと思います。今でも車中泊の撮影旅(放浪の旅とも言う)を許してくれる嫁さんには本当に感謝しています。もちろん、キチンと1日一度安否報告はします。列車撮影、車中泊等全ての面でちゃんとコンプライアンスは厳守していますので、昔のようなエピソードはありません。でも、列車の遅れ、運休は昭和より多いですね。安全を考慮するとそうなるのかもしれませんが、『鉄道魂』と言うものが現場から消えかかっているのでしょうか…。時代は変化しているという事をつくづく感じます。」 永遠の鉄道少年靖樹氏は、終始にこやかに物語を話してくれました。 「どこかで常設展示していただきたい気持ちはありますが、車両1両が何十万円もする物ですし、輸送中壊れやすいジオラマもありますのでそう簡単なことではありませんね。」 是非「だて歴史文化ミュージアム」に横山靖樹コーナーを作って欲しい! 切に願います!
Rietty
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07/07(水) 「おおきな木」が作り出す笑顔の輪
シルバースタイン作「The Giving Tree」という絵本をご存知でしょうか?私は母親的な「無償の愛」を描いていると感じたのですが、読む方によってこの絵本の解釈は様々です。「The Giving Tree」 実は世界的ベストセラー。気になる方は是非読んでみてくださいね。 大滝の山奥、無店舗販売(ネット注文と卸し)で「おおきな木」という手作り洋菓子屋(パンもあり)さんを営むならなつ美さんを訪ねました。 実はなつ美さんは、前回ご紹介した宇井尚さんのパートナーです。1995年に横浜から来られたなつ美さんは、今で言う地域おこし協力隊のようなお仕事で、とあるNPOから大滝に派遣されたのでした。1年契約だったのですが、すっかり大滝の自然が気に入り、移住を決めました。 大滝はとても雪深いところ。でも、大好きな雪はなつ美さんにとっては障害にはならず、雪かきも苦ではなく、むしろ楽しんでいたそうです。 もちろん今でも。 「子供の頃は引っ込み思案で友達とうまく話ができない子でした。でもある時、得意で大好きだった手作りのお菓子を友達にあげたら、みんなが笑顔になってくれて、美味しいと言ってくれて、とても会話が広がって弾み楽しかったのです。」 その時から、なつ美さんにとっての手作りお菓子はコミュニケーションツールの一つになりました。 「私が作るお菓子をこんなに喜んでくれる人がいることが幸せでした。もっともっと美味しいお菓子を作って、もっともっとみんなに笑顔になってほしい! そう思いました。」 パンも焼いています♡ 甘くないパンも。 甘いパンも。 「おおきな木」と名前をつけたのは、「The Giving Tree」のお話に出てくるおおきな木のように、“見返りを求めず与える木になりたい“という想いからでした。 そう、「The Giving Tree」は、「おおきな木」と訳されて日本語版が出版されています。 なつ美さんのお菓子を食べると、優しさに包まれた様な感覚になるのはそういう訳だったのですね。 材料にはとても拘っていらっしゃいます。 安心して口に入れられるものであるために、材料として使うのは、まずは工房の菜園で採れたもの、なければ地域のもの、なければ北海道のもの、なければ日本の安心なもの、なければ海外のものという順番に決めているのだそうです。 そしてもう一点。クッキーには卵・乳製品・ベーキングパウダーが入っていません(同じ工房で作るため、完全ではありませんとのこと)。ご自分が授乳中にこれらのものを食べて乳腺炎になった経験から、クッキーだけはそれらを排除したものを作っているのだそうです。 また、ケーキに使っている卵は平飼いの鶏が生んでくれたものを使うと決めているそうです。このようなお話を伺うだけで安心が保証されているとわかります。 飼っている鶏についても語ってくださいました。 「鶏たちの餌は、基本道産小麦や米ヌカなどですが、調理の時に出る残飯も処理してくれます。それに中身をいただいた後の殻を与えると、殻のしっかりした卵を生んでくれます。夕方に小屋から放す鶏たちは、敷地を自由に走り回り、草や虫を好きなだけ食べています。」 生き物の体は、栄養でできている。 当然、卵も栄養でできている。 元気に動き回り、ストレスなく安全な餌を食べた鶏の卵が美味しいことは歴然としています。 そして、鶏糞は畑の肥料になります。 卵を産めなくなった鶏は、命そのものを大切にいただきます。 まさに循環システムです。 半農半パティシエを自認するなつ美さん。 季節を大切にするお菓子は、これから採れる自家栽培のハスカップ・ブルーベリー、にんじん・かぼちゃなどを使ったものが登場します。 最後に語ってくださったビジョンが素敵でした。 「食べた方がニッコリ笑顔になるように、これからもずっと、初めの気持ちのままで作り続けていきたいです。」 実は最初の気持ちのまま、同じスタイルで続けるってとてもとても大変で難しいこと。 優しい笑顔の裏側には、しっかりと覚悟を決めている芯の強いなつ美さんが居ました。 *店舗はないので、工房を訪ねても予約していない限り購入することはできません。事前に(お早めに)ご予約いただければ、工房でお渡しすることはできるそうです。卸し先は、札幌どさんこプラザ・大滝の直売所453のみです。 おおきな木伊達市大滝区豊里町49-1電話・FAX:0136-33-6415ネット注文:http://ookinaki-otaki.com/https://www.facebook.com/cake.ookinaki 店頭での販売場所 大滝直売所伊達市大滝区優徳町87番地1土日祝日のみ 10時~16時北海道どさんこプラザ札幌店JR札幌駅北口(西コンコース)8時30分~20時毎週木曜に販売開始~売り切れ次第終了 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱い商品等は変わることがあります(取材:2021年)
Rietty
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09/12(土) WEBデザイナー篠原さんのとび出す伊達武者!ARポスター
(2020年7月取材) 伊達在住のWEBデザイナー、篠原彩花さん(イロドルハナ)は、ホームページ制作や子ども向けプログラミング講座、パソコン講師など、インターネット関連の様々な仕事をしています。プログラムを書くことから、デザイン、さらにイラストまで、幅広くこなすWEBの何でも屋さんです。長らく札幌で働いていましたが、3年前、故郷の伊達にUターンしました。 そんな篠原さんが制作した新感覚のポスターがこの夏、伊達のお店や公共施設など、あちこちに貼られています。 「#元気だして伊達市」のハッシュタグと武者が描かれたポスターを見かけたら、立ち止まってスマホのカメラををかざしてみてください。 伊達武者まつりでおなじみの戦国武将がアニメーションになって飛び出します! 篠原さんは、「新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった伊達武者まつりの気分を街なかで楽しんでもらえたら」と話しています。 ARポスターで楽しむ、伊達武者まつり 篠原彩花さん(イロドルハナ) さて、伊達武者まつりにちなんだこの飛び出すポスターは、「AR」という最新技術を使って作られています。 はて、ARとは…??日本語では「拡張現実」と訳されますが、とっても簡単に云ってしまえば、スマートフォンなどを使って実際の映像にCGなどを合成する技術です。 身近なところでは、数年前に大流行した「ポケモンGO」にARの機能が利用されています。ポケモンGOでは、特定の場所に行くと、キャラクターが出現しますが、こちらはポスターのあるところに行って図柄を読み取ると伊達武者が現われる、という訳です。 制作のきっかけは「掲示板」。 市内のお店でポスターの掲載をお願いする篠原さん。 制作の経緯について伺いました。 以前からプログラミング講座など開催する度に、各所の掲示板にチラシの掲載をお願いしに通っていたそうですが、今年は春からイベントが軒並み中止となってしまいました。いつもの掲示板を通りがかりにのぞいてみると、一時はほとんど何も貼っていない状況でとても驚いたそうです。 子ども向けプログラミング講座(2018年) その後、非常事態宣言が解除されると、徐々にポスターが貼られるようになったものの、例年に比べれば、数はやはり少ないものでした。 篠原さん「いつも賑やかな掲示板が閑散としていてさみしさを感じました。そこでイベントはできないけれど、何か面白いもの、普段は貼れないようなものを貼ってみたらどうだろう、と思ったんです。掲示板にはいつもとてもお世話になっているので、何か私にできることはないだろうか、と。ちょうど自粛期間中に3DCGアニメーションの勉強をしていたので、アニメを使ってARポスターを作ってみようと考えました。」 同じ時期に、伊達武者まつりの中止が発表されました。そこで 「もしも、伊達武者まつりを簡略化して開催するとしたら、どうなるだろう?」 と考えた篠原さんは、祭りのラストを飾る総大将・伊達実元が勝ち鬨の声を上げる姿をアニメで再現することに。 楽しそうな講座の様子。 アニメを出現させるための印となる「ARマーカー」には、市の許可を得て、伊達武者まつり公式イメージキャラクターを使用しました。 最初に印刷した110枚と増刷分で合計270枚。全て自費で制作し、友人たちの協力を得ながら、お店や公共施設を一軒一軒まわって、掲載をお願いしました。 8月末まで、市内を中心に、一部壮瞥町など近隣地域にも貼られています。 篠原さん「ARというと難しく感じるかもしれませんが、実際にスマホで読み取っていただければ、面白さが体感できると思います。 学生の皆さんには、ポスターを通じてARや3Dアニメーションに触れ、技術的な面にも興味を持っていただけたら嬉しいです。仕組みを理解すれば、簡単なものを自分で作ってみることもできるんですよ。 それから、このポスターと同じ技術を使って、アニメなどデジタルだけでなく、立体作品を作ることもできるんです。」 篠原さんが取り出したのは、白い物体。どこかで見たようなかたち… あっ!手のひらサイズの有珠山!! 続いてこちらは、赤ちゃんの足のクッキー型。妹さんの出産祝いに作ったそう。生まれた時の原寸大です。とってもかわいいですね! どちらも、山や足といった「実際のもの」をコンピュータ上で3Dデータにして、特殊な機械で形を再現して作られているそうです。 デジタルなARと、アナログな模型や立体作品が、実は同じ技術で作られているという、ちょっと難しいお話ですが、とっても奥が深くて面白い世界だということはよくわかりました! 今後、講座などを通じて教育の現場で、WEBデザインの技術を子供たちに伝えていきたいと話す篠原さん。興味のある方は、イロドルハナのホームページをチェックしてみてください。https://irodoruhana.com/ また、8月末まで、クラウドファンディングでポスターの制作費を募っています。 こちらから→ https://camp-fire.jp/projects/view/302928 通常、資金を調達してから制作にとりかかるのが一般的ですが、あまり知られていないARがどんなものなのか、とにかく実際に見て体験してほしい、という思いから、ポスターが完成し、貼り始めるタイミングでの募金スタートとなりました。 祭りのないこの夏、ARの飛び出す伊達武者に元気をもらいました! 皆さんも、お子さんやお友達と、まちなかで伊達武者をさがしてみませんか。 基本情報 イロドルハナ ホームページ https://irodoruhana.com/ 問合せ:ayasgm12アットマークgmail.com クラウドファンディング 中止になってしまっただて武者まつりを別の方法で楽しみたい! https://camp-fire.jp/projects/view/302928 ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2020年7月) ※ プログラミング講座の様子、赤ちゃんの足のクッキー型の画像は篠原さんからお借りしました。 シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/01(土) 店内OPENしてます!ジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』大滝
2021/09/10更新 シカトモ にランチを食べに行ってきました。8月より店内飲食がスタートしています。 ゆったりの居心地の良い店内。飲食スペースの他に、洞爺湖周辺のショップとのコラボ雑貨コーナーや、スパイスの量り売り、ブックコーナーもあり。 お子さん連れでも気兼ねなく、のんびりと楽しめそうです。 漆喰に木材を合わせたアートな壁が素敵。 別の面にはファンタスティックな壁画が壁中に広がっています。内装のデザインや壁画はお友達の絵本画家「太陽と牛」さんが手掛けているそう。ぜひ足を運んで生でご覧になってみてください。 さて、ランチに注文したのは「お肉パラダイス丼(950円)」!シカ、ブタ、ラム、トリの4種類を盛り合わせた食べ応え満点な一品です。香ばしい香りとともに運ばれてきました。ジューシーなお肉がいっぱい。手前がシカ。オーナーの天野さんが獲って「ジビエ大滝」で食肉加工をした大滝の鹿肉です!いただいてみると、それぞれのお肉の美味しさが際立ってとてもおいしい。そしてやっぱり、シカがおいしい!!豊かな風味をじっくり味わうことができました。ドリンクのおすすめは自家製ジンジャーエール。スパイスがきいてスッキリさっぱり。お肉料理ともよく合います。 ドリンクは300円、食事と一緒だと100円引になります。 お肉も販売しています。新鮮な鹿肉、一度味わってみてください! シカトモ の営業時間は週末に翌週のスケジュールがFacebookにアップされます。チェックして出かけてくださいね。 ジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』 北海道伊達市大滝区優徳町47-21 https://www.facebook.com/shikatomo.otaki/ 2021/05/20更新 先日プレオープンに伺ったジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』が、 5月17日(月)にオープンしました! 当面はテイクアウトのお弁当を販売されるそうです。 メニューは週替わりのお楽しみ。今週はスパイシーチキンカレーのほかに「鹿肉のルーカレー」が登場していました。 スパイシーなカレーと味わい深い鹿肉のハーモニーがたまらなくおいしかったです! 営業日は月・火・木・金 の11時〜15時(売切れ終了あり)ですが、不定休ありますので、お店のFacebook で最新情報をチェックしてから出かけるのがおすすめです。 予約も受け付けています。 ぜひぜひ味わってみてください。 (ここからはプレオープンに伺った時の記事です 2021/05/01掲載) 特集記事でご紹介した大滝の猟師・天野さんのジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』が4月29日〜5月5日まで、プレオープンしています。 自ら仕留めて加工した、新鮮な鹿肉を使った美味しいお弁当がテイクアウトで楽しめます! 北湯沢温泉から大滝区本町方面に国道276号線を上がったところにある「北湯沢駐車場公園」の中にあります。 黄色と、青と、緑の明るい外観に、温かみのある字で「シカトモ」と書かれた看板が目を引きます。長らく空き物件だったところを、ご自身で改装を進め、友人知人に手伝ってもらいながらプレオープンを迎えたそうです。 プレオープン期間のメニューはこちら。インド人の方から直接教えてもらったという本場仕込みのチキンカレー(辛口・甘口)と鹿肉ジンギスカン。 早速、注文しました! 辛口スパイシーチキンカレー。プラス200円で鹿肉の鉄板焼きがプラスできます。スパイスのいい〜香り!黄色いサフランライスが食欲をそそりますね。 こちらが鹿肉。「これが鹿肉?」と驚くほど全く臭みがなく、肉の旨味が口いっぱいに広がります。美味しい!!一度食べたらファンになること間違いなし。 本格的なインドカレー。スパイスが複雑に混ざり合い、大滝からインドに飛んだ気分なりました。バスマティライスが絶対あいます! そしてこちらがジンギスカン。お肉の美味しさに、再び驚く筆者。「ジビエ=食べにくい」の印象がすっかり、吹き飛びました!! この連休、ぜひぜひ食べてみてほしい大注目のテイクアウトです。 5月5日以降は再度準備期間に入り、5月17日より通常オープンの予定とのことです。 店主の天野さん夫妻。 現在、店内に人と社会を繋ぐコミュニティスペースを設計するため、クラウドファンディングに挑戦しています(5月末まで)。オリジナルスパイスや鹿肉など、魅力的なリターンもあり。ぜひご覧ください! プロジェクト詳細はこちら↓↓ https://camp-fire.jp/projects/view/401868 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、価格ほか変更になる場合があります(取材2021年2月) ※シェア、リンク等大歓迎です! 天野さんの特集記事はこちら https://mushanavi.com/specials/30985/
むしゃなび編集部
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03/08(日) テイクアウトで祝う3月!ローヤルのお子様オードブル
3月といえば卒業・進学シーズンですが、今年は2月末から続く休校で、お祝い事も縮小ムードですね。そんな中、外食や宴会は難しくとも、大切な節目・晴れの日をご自宅でお祝いしてほしいと、ホテルローヤルさんがオードブルや単品料理の引き渡しサービスを始めました。 料理長の長内シェフが腕をふるう本格ホテルの味が、家庭で手軽に楽しめます。そこで、卒業でも進学でもありませんが、自宅にこもって(散歩くらいはしますが)毎日退屈そうな息子のために、筆者も子供向けオードブルを注文してみました! 1、注文は前日の13時まで。電話で予約できます→ TEL 0142-23-4888 2、受け取り方法は、斬新な「ドライブスルー方式」。フロント正面駐車場で、車に乗ったまま、お料理を受け取ることができます。 前日に予約を入れ翌日。予約時間に、ローヤルの正面玄関にやって来ました。車内で待っていると・・・ スタッフの方がお料理を持って来てくださいました。雪の中、ありがとうございます! 車から出ずに、受け取り〜支払いまで乗車したまま、とってもスムーズでした。早速、自宅で息子と「休校おつかれ様ホームパーティー」を開きました。 「わあ〜!!」と喜ぶ息子。エビフライ、ハンバーグ、唐揚げなど、子どもが好きなメニューがいっぱい。その上、一品一品が本格ホテルの味。大人も大満足です!! ずっしりと大きいハンバーグ。本格ホテルの濃厚なデミグラスソースがたっぷり 特製フランクフルトと懐かしのタコさんウインナー とっても楽しいひと時でした。こういう「お楽しみ」は大切ですね!オードブルのほか、一品料理も色々あるので、お祝い事はもちろん、ちょっと贅沢なご飯を食べたいときにも便利だと思います。 内浦湾産タコのカルパッチョ(一人前500円)注文は2人前から 1日6台限定、特製シフォンケーキ(3500円) 皆さんもお家で素敵なパーティを楽しんでくださいね! ホテルローヤル 北海道伊達市末永町33-3ホテルローヤル 電話 : 0142-23-4888 https://www.date-royal.com むしゃなび 近隣の気になるテイクアウト情報 詳細はお店に直接お問い合わせください。 自家製ソーセージの「バイエルン」(壮瞥町)期間限定オードブル(4月上旬まで) この投稿をInstagramで見る 【期間限定オードブルのご案内】 今日から2月、さてさて、当店では本日より4月上旬までの期間限定でオードブルのご注文をお受けしております(写真) メニューのご説明 ●海老フライ ビッグサイズの有頭ブラックタイガーを細かく砕いた生パン粉で揚げてます 自家製タルタルソース付き ●蟹身とスパゲッティのグラタン 当店でも人気のクリーミーなグラタンをミニサイズで ●茹で玉子の濃厚マヨネーズ 黄身の部分を裏ごしして味付け クラッカーやパンに塗っても最高です 卵仲間のイクラもトッピング ●スモークサーモンのマリネ スライスオニオンと共にサッパリと ●自家製型焼きソーセージ 発色剤や保水剤などの化学添加物を使用せず、ハーブ、スパイス、岩塩で作ったソーセージ生地を食パンのような形の型に入れ低温でじっくり焼きました ●ザワークラウト ソーセージのお供と言えば、こちらのドイツのキャベツのお漬け物 ●柔らか鶏胸肉のコンフィ 壮瞥産りんごのソース添え ヘルシーな鶏胸肉にオリーブオイルとハーブを加えて真空パックにして低温調理。しっとりしたお肉に地元そうべつ産りんごのソースが◎ ●ポテトサラダ アンチョビ&ガーリック風味 アンチョビの塩気とニンニクの香りがやみつきになるポテトサラダ 以上、 どれもビールやワインにぴったりな、ちょっぴり贅沢な大人の8品です ✨ ★3人前からのご注文で、 価格は1人前¥1150 (8%税込 ¥1242 ) となります 。 ★配達はいたしておりません。毎週水曜は定休日です。 全て店頭でのお渡しのみですのでご注意下さい。 ★最短で、受け取り日の3日前のPM3:00までにご注文いただければ、ご用意が可能です。 例 ) 2月1日ご注文の場合、最速で2月4日にお渡し 但し、10人前からは5日以上前のご注文受付とさせて頂きます。 ★お問い合わせ、ご注文はTEL0142754088まで ★インスタグラムのDMでもお気軽にお問い合わせ下さい (ご注文は電話受け付けのみとなっております。ご了承下さい ) ★★尚、オードブルは期間中にあと2回メニュー内容が少し変化します! 3種類のオードブルを全てご注文されたお客様には、ささやかなプレゼントをご用意しておりますのでお楽しみに 長文を読んでいただき、ありがとうございました✨ ご注文、お待ちしております! @ restaurant_bayern_toyakoがシェアした投稿 - 2020年 2月月1日午前2時52分PST イタリアン「イルテット」(伊達)のテイクアウトメニュー窯焼きピッツア、前菜、ドルチェ https://date-iltetto.com/?p=256 3/14開催!ま〜の(室蘭)でグルテンフリー弁当予約販売(sora.caféコラボ) コラボ企画 グルテンフリーのお弁当をま~の監修(ってほどでもないけど )。天神町のソラカフェさんが製造。ま~ので予約販売致します こんな時だからこそ協力して楽しめる事をして行きたいと思います‼️#グルテンフリー #グルテンアレルギー #グルテンフリー弁当 pic.twitter.com/CjUcDuKbNm — グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨 ま~の (@yuririnmano) March 5, 2020
むしゃなび編集部
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05/10(木) ハッシュタグでジモトの魅力を発信しよう〜!#ウメサクラ西いぶり #北海道西いぶり
西胆振に暮らすみなさま!また観光や旅行で西胆振を訪れたあなた!SNSに投稿する梅や桜の写真にハッシュタグをつけて地域の魅力を発信しませんか?以下、西いぶり「生涯活躍のまち」構想推進協議会からのお知らせです。 ハッシュタグキャンペーン開催中! 参加方法はとっても簡単です。西いぶりで撮った梅や桜の写真をハッシュタグ付きでSNS投稿するだけ! 対象はFacebookとInstagram、Twitter。 ハッシュタグ #ウメサクラ西いぶり #北海道西いぶり 写真 西いぶりの梅や桜(過去に撮影でも可) 西いぶりとは 登別市、室蘭市、伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町の三市三町からなるエリアです。 詳細 詳しくは西いぶり公式SNSアカウントでの告知投稿をご確認お願いします! ※公式アカウントのフォローもあわせて宜しくお願いします! Facebook Instagram Twitter 問合せ:西いぶり「生涯活躍のまち」構想推進協議会 http://www.nishiiburi.jpn.org/
むしゃなび編集部
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05/21(金) “納豆デザート”は4代目社長の粘り強さと愛が生んだ!(有)伊達納豆さん
北海道糖業への道をまっすぐ走り、そこを通り越して300mほど走ったところ、「え!?こんなところに?」という場所に(有)伊達納豆さんはありました。 創業76年。なんと、終戦の年に初代の店主は海岸近くの西浜町に納豆屋を作りました。その時の名前「大友納豆製造所」は、今も伊達納豆の看板の下に残されています。1代目はわずか1年足らずで店を閉め、その後、2代目が「伊達納豆」と社名を変えて事業を引き継ぎ、その後現在のところに引っ越されました。 30年前にお嫁にいらした詠子さん。その時は3代目(旦那様のご両親)を見様見真似で家業を手伝っていたそうです。そして、4代目の旦那様の代になり、夫婦で仲良く続けてこられましたが、残念なことに3年前に旦那様を亡くされてしまいました。 それからはもう無我夢中。寝ても覚めても我が子のこと(納豆さん)で頭が一杯!どうしたら美味しい納豆ができるか?今でもそれしか考えていないとおっしゃっていました。 ものすごい納豆愛です♡ この大きな鍋で大豆を蒸します。 こちらは麦入り納豆を作っているところ。まだ発酵前の状態です。 容器に詰めたら、この機械に入れて発酵させます。 小さな工場で、全て丁寧な手作業で作られています。なので、大量生産はできません。 私はこちらの3点を購入しました。上の二つは、いつもスーパーマーケットで購入しています。でも、工場で買うと美味しさが増す感じがするのは、作り手の顔が見えるから。 「ん? デザート!?」 反応された方、さすがです。びっくりしますよね。納豆がデザートになるなんて。 これこそ、旦那様亡き後に4代目社長として会社を受け継いだ 大友詠子さんの粘り強さと愛が生んだ一品なのです。 パッケージを開けると、まさしく黒豆納豆が出てきます。これに備え付けの黒蜜をかけていただきます。 本当に美味しい!めちゃくちゃ美味しい! 次回は必ずアイスクリームと共にいただきます。トルコアイス風になりそうです。これ、本当に食べてみて欲しいです。 そしてもう一つのビックリは…。実は“伊達納豆”黒豆納豆はあのウィンザーホテルさんの朝食に提供されているのです。なんと、料理長自らが覆面調査で味を確かめにいらして採用されたと言います。立派なお墨付きですね。このウィンザーホテルさんの朝食で提供されているものと同じものは、こちらの店舗でのみギフト用としてセット販売されています。 そう。ここだけで手に入る品物です。 ほかにもこんなラインナップ♪ 大豆は外国産もありますし、伊達産もありますが、豆の品質にはとことん拘り、製品になるまでの工程では、可愛い我が子の様に大切に大切に扱われています。 それと、もう一つの大きなこだわり。 それは、「大豆そのものを味わっていただきたいからたれを備え付けていないこと」だそうです。稀に「たれを入れ忘れている!」とクレームが入ることがあるそうですが、きちんとした理由があるのですね。大豆の味を何よりも大事にしている自信の現れでしょう。 詠子さんのおすすめのいただき方は、「出汁が入っていない普通の醤油だけか、オリーブオイルと塩」だそうです。オリーブオイル+塩との組み合わせは、私のおすすめでもあります! 是非お試しあれ。 アイデア豊富な詠子さんは、今後の計画への想いも色々お持ちのようです。そのお話は、是非店頭で直接伺ってみてくださいね。 最後にお客様にお伝えしたいことはありますか?と、お聞きしてみました。 「納豆は安心して召し上がっていただける安全な食品です。もっと、気軽に毎日の食卓に上らせてあげてください。 皆様にも納豆パワーで健康に美しくなってほしい」 つやつやの優しく気さくな笑顔で、4代目大友詠子さんは突撃取材で訪れた私を見送ってくださいました。 有限会社 伊達納豆伊達市館山下町1-68電話 0142-23-2648WEBショップ https://datenattou.stores.jp/ *水曜日〜土曜日 七飯町 勝田商店さんの手作りとうふ・揚げ・おから・湯葉なども販売しています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューほか変更になる場合があります(取材2021年5月)
Rietty
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08/01(水) 隠れ家みたいなカフェ。白鳥台の「ねうねう」【室蘭食べあるき】
先月からのジメジメに続くいきなりの猛暑、北海道らしからぬお天気にすっかり夏バテ気味なとうやこマダムです。ご飯もあんまり美味しくないし……そんな時はやっぱりカフェ巡りで元気をチャージしなくては! ということで、室蘭市白鳥台に昨年10月オープンした「Cafe ねうねう」に行ってきました。 こんにちは〜、と、ドアを開けると……わ、外の日差しが嘘のよう! 隠れ家みたいなカフェ空間が広がっていました。なんだか夜みたいでワクワク。 日替わりランチのビビンバをいただきました。ドリンクとミニデザート付きで1,200円。暑いときはちょっとピリ辛がいいですね。 食後のハンドドリップコーヒーと、紅茶のムース。コーヒーはニセコの高野珈琲店の豆を使用しています。スッキリ系の「風ブレンド」、夏にぴったりな爽やかさ。紅茶の香りがふわっとただようムース。甘さ控えめ、ちょうどいい感じでした。 それにしても、「ねうねう」って不思議な響き。店主さんに伺うと、古文で猫の鳴き声を「ねうねう」と書くのだそうです。つまり、にゃあにゃあの昔の言い方。猫が好きでこの言葉を見つけてお店の名前にしたのですって。 そういえば、あちこちにさりげなく猫の絵やグッズが可愛らしく飾られていました。 いつ来ても夜みたいな、でもバーではなくて、オトナなカフェ。お友だちとのんびりお茶したり、ひとりでこっそり羽を伸ばしたい時にもよさそうです。 Cafe ねうねう 北海道室蘭市白鳥台5-3-24 TEL 0143-48-9088 https://www.facebook.com/cafe.neuneu/ OPEN 11:00~18:00 CLOSED 日・月・火
むしゃなび編集部
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10/15(金) アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
旧市街地のレトロな街並みで知られる室蘭駅周辺で、アートとまち歩きを楽しむイベントが10月9日から始まりました。 ムロランアートプロジェクト(MAP)。 室蘭の歴史的建造物が期間限定のアートギャラリーに大変身!10月31日まで土日限定で観覧できます。 初日の10月9日(土)に遊びに行ってきました。 まずは本部のある旧室蘭駅舎へ。公式パンフレットが配布されています。 この黄色いパンフレットがまち歩き「MAP」として、道案内をしてくれます。 さっそくまち歩きスタート! 旧室蘭駅舎には室蘭出身のアーティスト・中村岳さんのインスタレーションが展示されています。 初日のこの日、公開製作が行われていました。完成まであと少しというところの製作風景です。 明治45年に建造された旧駅舎の構内に、巨大な立体作品が次第に姿を現してきました。 鮮やかな赤茶色が室蘭の工場風景や鉄を彷彿とさせます。ドームのような不思議な形。設計図はなく、インスピレーションで形を作っていくのだそうです。 国内各地で活躍する中村さんですが、出身地の室蘭では今回が初の本格的な製作・展示となります。完成したインスタレーション、ぜひ生でご覧になってみてください。 続いて、千穐萬歳堂(せんしゅうばんぜいどう)へ。 大正14年に建てられた歴史ある倉庫です。入り口から佇まいというか、存在感に圧倒されました。こういう建物が保存されていることもすごいことだなあ、と思います。 中は改修され、ギャラリーとなっています。 1階は室蘭工業大学山田研究室のプロジェクト、2階は川上りえさんの造形作品が展示されています。木骨石造ということで、石の壁と木の骨組みが独特の雰囲気を醸し出していました。建物とアートのコラボレーション!美術館での展示とは全く違う味わいがありますね。 坂をのぼって次の会場へ。 景色を眺めながら気持ちよいまち歩き!会場間が遠すぎず近すぎず、程よい距離でコースが組まれており、お子さんから高齢の方まで、歩きやすいのがポイントです。 旧丸越山口紙店。こちらも大正時代の建造物です。レンガの壁からロマンの香りが漂ってくるよう!ゆっくり眺められるのは徒歩ならではですね。 古い調度品に溶け込むようにして、岩崎麗奈さんの写真作品が展示されていました。作品と建物、どちらも見応えがあります。普段は入ることができない建物だけに内部を見られる貴重な機会でもあります。 途中にカフェや飲食店が多くあるので、ランチやお茶を楽しむのもおすすめです。昔ながらの甘味処として親しまれる「すずや」に立ち寄りました。若者からマダムまで、幅広い年齢層の女性客が甘いものを楽しんでいました。 MAPにもおすすめリストが載っています。 室蘭プリンスホテルでは、10月8日〜10日の3日間限定でMAP連動企画として「中央町懐古展」が開催されました。来場者はホテルのクラシックな雰囲気の中、昔の写真や映像を楽しんできました。 さて、最後は中央町たのしま横丁(大辻医院跡地)へ。 初日のこの日、オープニングイベントとして大黒淳一さんによる音楽ワークショップが開催されました。街の音を録音して、音楽をつくる一日限りのスペシャル企画。地域の子ども達で賑わっていました。 音楽作りの様子。公式Facebookをご覧ください↓↓ ムロランアートプロジェクトは「室蘭の未来地図をつくる」をコンセプトに3カ年開催を予定しています。 プロジェクト代表の荒井純一さんは 「繁華街だった室蘭駅周辺をコンパクトに歩けるルートを制作しました。室蘭は普段気づかないポテンシャルがたくさんある街だと思います。アートや街歩きを通してそれを発見してもらえたらと思います。」 と話していました。 建物、まち歩き、アートと、いろんな切り口からいろんな楽しみ方ができるところが面白いな、と思いました。古い建物と現代アートがお互いに美しさを引き立てあって、新しい街の魅力が生まれ出てくるような、そんなワクワクする気持ちになりました。 芸術の秋、ご家族やお友達と出かけてみませんか。 各会場では入り口で消毒、検温、記名を行い、感染対策に配慮されています。 Muroran Art Project2021 2021年10月9日〜10月31日 土日のみ開催 12:00〜18:00 入場無料 ※MAPは旧室蘭駅舎で配布されるほか、公式HP(https://muroranart.wixsite.com/website)からダウンロードできます。 主 催 / Muroran Art Project 協 力 / 大町商店会、室蘭工業大学山田研究室、蘭歴建見会 後 援 / 室蘭市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会、北海道新聞室蘭支社室蘭民報社、FMびゅー 助 成 /北海道開発協会助成事業 会 場・展示アーティスト :旧室蘭駅舎(MAP本部)中村 岳 | 千穐萬歳堂(海岸町3-2-6) 川上りえ 室蘭工業大学 山田研究室 |旧丸越山口紙店(海岸町2-5-8) 岩崎 麗奈 | 中央町たのしま横丁(中央町1-2-7):大黒 淳一 (10.9日のみ) 詳細・最新情報はこちらからどうぞ ムロランアートプロジェクト muroranart.wixsite.com/website Facebook
むしゃなび編集部
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06/10(木) 鍛冶屋がつくる!アートな焚き火台。ココペリ・アイアン加藤さん
鉄工所の一角で、アート作品のような趣のあるキャンプ道具をつくる人がいます。この道30年以上の鍛冶屋さん、藤鉄工社長の加藤耕平さんです。 普段、鉄工所ではどんなお仕事をされているのか伺うと、「鉄のことならなんでも」と加藤さん。建築物の骨組みのような大きなものから、階段・手すり、さらに自動車の部品や看板といった小さなものまで、製作・施工のほか、修繕の依頼も多いそうです。 お父さんの代から受け継いだ工場は、もうすぐ創業50年を迎えます。あちこちに鉄材が積み上げられ、たくさんの工具が並んでいました。高温に熱した鉄を扱う仕事は常に危険と隣り合わせ、高所での作業も多いといいます。作業のない時間帯にお邪魔しましたが、静かな工場の中には、キリッとした空気が満ちていました。 加藤さんは10年ほど前から、自身でデザインした鉄の家具や雑貨を制作するようになりました。ハンガーラックやタオルかけ、フックなど、鉄の質感を生かしたシンプルな形状が洒落ていて、どこか温もりを感じさせる味わいのある作品です。先端の加工など細部まで丁寧に作り込んであるところはさすが鍛冶職人。技術とアートが一体となった素敵な道具たちです。 シンプルなかたちがお洒落な鉄製のS字フック。 そして今年、長年の趣味であるキャンプをコンセプトとする新作が誕生しました。 和テイストのアイアン焚き火台 ー 青海波 ー 波模様の透かし彫と六角形の形状が美しい「焚き火台」です。キャンプ用品として野外で使用される焚き火台ですが、これほど凝ったデザインのものは珍しいのではないでしょうか。側面の透かし彫は「青海波(せいがいは)」という日本の伝統文様。炎と波という対照的な組み合わせが神秘的です。じっくり見ると随所にこだわりが! 蜘蛛の巣のようなデザインの五徳。火を入れずに置いておくだけでも絵になる佇まいです。 脚には「ねじり」が入っています。流動的なラインがきれい!この「ねじり」は加藤さんの作品によく登場するモチーフです。 鉄板は厚さ4.5mmのものを使用しており耐久性が抜群!長時間燃やし続けても変形しません。 もともとキャンプ道具にはかなり精通している加藤さん。実用面にこだわって試作と改良を重ねたそうです。2月頃から制作を始め、この春には自らキャンプに持っていって繰り返しテストをしたのだとか。インパクトのある焚き火台は周りのキャンプ客たちから注目を集めたそうです。 こちらはキャンプシリーズの第一弾としてつくられた「焚き火用自在鉤(じざいかぎ)」。その昔、囲炉裏に鍋などを吊り下げるのに使われていた古民具を「キャンプで使ったら便利でカッコいいんじゃないか」と、アウトドア用にアレンジしたそうです。30センチ上下に調節可能で、重さのあるダッチオーブンを吊り下げてもびくともしません。ランタンを下げたり、いろいろな使い方ができますね。古くて新しい!そしてやっぱり美しい! 加藤さん「ハンドメイドなので量産できないし、鉄なので重さもそれなりにあります(笑)。でも、実際に使ってみたらきっとよさをわかっていただけると思います。こういう道具が好きな方に届くといいな、と思いながらつくっています」 青海波はずっしりと13.9キロ。確かに「軽さ」や「コンパクト」重視のシーンにはマッチしないかもしれませんが、安定感と揺れる炎の美しさは格別です。自然の中で過ごすひと時を一層豊かなものに演出してくれることでしょう! 最後に、加藤さんにとって鉄とはどんなものですか?と伺いました。 加藤さんの仕事場。中央の先が尖った台はアンビルといい、鍛冶屋の七つ道具のひとつ 加藤さん「子どもの頃から鉄は身近にあるものでした。ここ10年くらいですね、魅力的だと感じるようになったのは。でこぼこしたり、錆びた鉄を「かっこいい」と言う人がいて。仕事としては、そういうのはだめなんですけどね(笑)僕ら職人が気づかないような「素材としての鉄」の魅力や面白さを、周りの人が教えてくれたんだと思っています。自分の作品をつくり始めた頃、「いいね」と言ってくれる方、応援してくださる方にたくさん出会って本当にありがたかった。その出会いが今につながっていると思います」 鉄製の「ココペリ(ホピ族の精霊)」を手にする加藤さん 加藤さんの作業服に、小さな穴がポツポツと開いていました。作業中に火の粉が飛んで開いた穴だそうです。「頭にタオルを巻いていたら火の粉が飛んで燃えたこともありました!」そんな何気ない一言の中にも、経験の深みというか、職人さんの言葉は重みが違うなあ、と感じました。 今後は、オリジナルブランド「ココペリ・アイアン」として作品を展開していく予定だということです。熟練の技術とアートなセンスが融合した加藤さんの焚き火台で、アウトドアを楽しんでみませんか。 (有)藤鉄工伊達市舟岡町205-15TEL: 0142-23-5769https://mushanavi.com/author/fuji/Facebook:https://www.facebook.com/fuji.i.w/ ココペリ・アイアンhttps://kokoiron.thebase.in/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年6月)※作品の写真は加藤さんよりお借りしました。
むしゃなび編集部
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09/25(水) りんご、ぶどう、プルーン…壮瞥で、秋のくだもの狩り!
北海道有数の果物の産地・壮瞥町。約20軒もの果樹園が集まる「そうべつくだもの村」で、くだもの狩りを満喫してきました! 町内最古のりんごの木がある果樹園! 町の真ん中を走る国道の両側に果樹園が軒を連ねる「そうべつくだもの村」。直売所の店先には、6月中旬からイチゴ、さくらんぼ、プルーン、りんご…と、10月末までほとんど途切れることなく、色鮮やかなとれたて果物が並びます。 今回訪ねたのは、町で一番古いりんごの木がある「くだもの農家 浜田園」。明治時代から続く老舗果樹園です。約3万坪の広い畑では、季節ごとにみずみずしいフルーツが実ります。 町内最古のりんごの木、樹齢なんと約130年! 6月中旬〜 いちご狩り7月初旬〜8月初旬 さくらんぼ狩り8月 プラム、桃(店頭販売のみ)9月上旬〜10月中旬 ぶどう狩り9月中旬〜10月中旬 プルーン狩り9月中旬〜11月初め りんご狩り※ 生育状況によって変動します。 園内では食べ放題、持ち帰りは別料金。リードをつければペットの入園も可能です 中でも9月中旬以降は、りんご、ぶどう、プルーンなど複数の果物が一度に楽しめるとってもおいしい季節。気持ちのいい秋空の下で味わうもぎたての果物は格別です!さっそく、りんご狩りの畑から行ってみましょう。 つやつや真っ赤なりんご! ジューシーなぶどう! この日はりんごの品種の中でも比較的早い時期に実る「さんさ」と「つがる」の畑が開園していました。畑まで続く園内の通路は整備されていて、足の不自由な方や高齢の方ものんびりと楽しむことができます。トイレもバリアフリー仕様になっています。 草刈り作業中の、農園スタッフの方 鈴なりのリンゴの木向こうには、有珠山、そして壮瞥のシンボル・昭和新山がそびえていました。太陽の光にピカピカと輝く真っ赤なりんご。はちきれそうなほど大きく実っています。 今年は例年に比べ果物の仕上がりが早く、りんご狩りのスタートも5、6日早かったそうです。自然の恵みをたっぷり受けて実ったりんごを手にとると、ずっしりと重く、甘酸っぱい香りがしました。畑に用意されているりんごカッターで、サクッと切っていただきます! アップルカッターで楽々、手も汚れません 甘酸っぱい果汁がじゅわ〜っと口いっぱいに広がり、シャキシャキの歯ざわり!甘みの中に柔らかな酸味が絶妙のバランスです。ついさっきまで木になっていたりんごですから、新鮮さもこの上なし! さらに畑で食べるから一段とおいしいのです。 家族や友だちとわいわい楽しみたい、りんご狩り 同じりんごでも、様々な品種があるので、時期によっては食べ比べができるところも「狩り」の面白さだと思います。お気に入りの品種をさがすのも楽しいかもしれません。つがるは9月下旬から10月上旬頃まで、その後、10月中旬から紅将軍・昂林(早生ふじ系)が出始め、続いてシナノスイートなどが登場します。 これから赤くなる品種の畑では、色づきをよくする「玉回し作業」が行われていました 秋空の下、ぶどうの香りが漂う畑 続いて、畑いっぱいに芳醇な香りが漂うぶどう畑へ。ぶどうもいろいろな品種がありますが、この日はキャンベル、ナイヤガラ、ポートランドの3種を存分に食べ比べ、味わいました! すっきりとした甘みと豊かな香り、ポートランド 甘酸っぱく濃厚な甘さ、キャンベル 上品な香りと柔らかな甘さ、ナイヤガラ ぶどうはハサミで食べられる分だけ収穫していただきます。皮や種は下に落とさず、受付でもらったビニール袋へ。マナーを守って楽しみましょう。 りんご、ぶどうに続いてプルーン畑へ。美容やアンチエイジングに効果的と言われているせいか、特に女性に人気があるようです。さっそく一粒とってパクッと食べてみると、果肉が厚くて柔らかく、甘みが濃厚!お土産用にたくさん収穫している常連さんの姿も見かけました(持ち帰りは別料金となります)。 果樹園の手作りお菓子屋さん! シュークリーム & りんごたっぷり贅沢なアップルパイ 果物狩りを終えて直売所に入ると、ふんわりと香ばしい香りが漂ってきました。隣を見ると、ショーケースに焼き菓子が並んでいます。こちらの菓子工房では、果樹園でとれたフルーツを使ったジャムやお菓子が製造されています。 もともとはジャム工房としてスタートしたそうですが、浜田園のジャムやお菓子は壮瞥の果物加工品、特にスイーツの分野では草分け的存在です。代表商品の「はまジャム」は果物の形をなるべく残したプレザーブスタイルで、とってもフルーティ。豊かな風味を生かすため、オリゴ糖を使用しています。種類も豊富なのでお土産におすすめ! 溢れそうなたっぷりクリーム、皮はサクサク! また、パウンドケーキやシュークリーム、パイなど焼き菓子のラインナップも人気です。素材やオーブン、製法にこだわって、ひとつひとつ手作りで作られており、ぬくもりと本格派の味わいを楽しめます。 ミルクのコクを楽しむ、人気のソフトクリーム 浜田美和子さんくだもの農家 浜田園/菓子部 代表農園のおかみさん・浜田さんのアイデアと独自の研究により、様々なオリジナルスイーツが生み出されています。「果物そのものの美味しさを生かしたジャムや焼き菓子をお楽しみください!」 自然の恵みを満喫、秋のくだもの狩りへ! そうべつくだもの村には、約20軒の果樹園があります。自分の手で収穫した果物を、自然の中で味わってみませんか。お腹だけでなく心もたっぷりと満たされるのではないかと思います! フレッシュな果物が並ぶ浜田園の直売所、目移りしてしまいます! 土日祝日は混雑することが多いので、時間に余裕を持ってお出かけください。また詳しいシーズンについては、果樹園にお問い合わせください。 くだもの農家 浜田園 北海道有珠郡壮瞥町字滝之町358 TEL 0142-66-2158 http://hamada-en.com くだもの狩り期間 6月上旬~11月上旬(生育状態により変動あり) 営業時間 9:00〜17:00 (期間中でもなくなり次第終了。閉園時間が早まる場合もあり) くだもの村から、有珠山と昭和新山をのぞむ そうべつくだもの村の詳細情報は公式HPで確認することができます↓↓http://www.kudamonomura.com 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2019年)シェア、リンクなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/23(日) シンガー・藤河ちあきさんのだてのうた!「私のふるさと、伊達」
伊達在住のシンガーソングライター・藤河ちあきさんが地元・伊達への思いを歌った自主制作CD「私のふるさと、伊達」を発売しました。昨年の「大切なあなたへ」に続く第2作目となります。淡いピンクのエゾヤマザクラが一面にプリントされたディスクをプレーヤーに入れると・・・ 「伊達紋別の 駅を出て歩く…♪」 ほのぼのとしたアコースティックサウンドにのせて、藤河さんのやさしく透き通った歌声がすう〜っと心にしみてきました。あたたかくてほっとする、これぞ「伊達」な一曲!!と同時に自分の故郷が、ふわっと浮かんでくるようでもあり……。なんだかそっと「おかえり。」と言われたようなすてきな歌なのです! 藤河さんに新曲に込めた思いを伺いました。 伊達は、ひとのまち。 藤河ちあきさんは伊達の駅前育ち。高校卒業後に歌手を目指して上京し、レッスンやオーディションを受けながら歌の勉強をしました。劇団にも所属しお芝居、ジャズ、童謡など様々なジャンルの経験を積みましたが、稽古やステージの合間にアルバイトで生計を立てる暮らしはとてもとてもハードで、心身ともに疲れきってしまい、6年ほどの修行期間を経て故郷に戻りました。一度は諦めかけた歌手の夢でしたが、一昨年から伊達を拠点に音楽活動を再開。現在は、二人のお子さんをシングルマザーとして育てながらソロライブやイベントへの出演など、パワフルにシンガーの道を歩んでいます。 そんな藤河さんが、伊達が150年を迎える今年制作したのが「私のふるさと、伊達」。 藤河さん「大好きな伊達の歌をいつか作ってみたい、と思っていたんです。でも、日常の子育てや生活、ライブスケジュールなど目の前のことに追われて、今じゃなくてもいいかな、と後回しにしていました。1月ごろに今年は伊達が150年周年の年だということを聞いて、間に合わなかったな、と思ったんです。「せっかくの記念の年なのに、歌、なんにも作ってないや…」と。それがなんだかとても悔しくて。作詞作曲は私にとって、集中した時間とエネルギーを要する過酷な作業です。いつも半年から1年かけて作っていたので、今から始めても今年中にできるかどうか。じゃあ、150年の次は200年、その時私は80代になっているんだな、それもなくはないけれど、今、できることをしたい!と思い立って、4月下旬から、かつてない超急ピッチで制作を始めました。」 作詞の大きなヒントとなったのは、制作期間中にたまたま選挙の手伝いをした時のこと。街頭演説で伊達のあちこちに出かけ、たくさんの人に出会いました。 藤河さん「伊達ってこんなに素敵な人が住んでいる街なんだな、とあらためて感じました。いままでは街に人が住んでいる、と思っていましたが、そうじゃなくて、人が街をつくっているんだ、と気がつきました。」 あらためて感じた伊達の魅力、人の魅力。そこに藤河さんの子どもの頃のイメージや、大好きな街への思いを織り交ぜて歌が生まれました。いつも周りの人が支えてくれ、励ましてくれたこと。だから今の自分があるということ。家族や友人、伊達で出会った人たちへの「ありがとう」の気持ち……。 伴奏メンバーは伊達周辺で活動するミュージシャンで構成し、ギターやパーカッションのほか、ヴァイオリンや和楽器の篠笛も加わって華やかなサウンドが出来上がりました。 5月に行われたレコーディングには、藤河さんや友人のアツい呼びかけで市内の有志26名が集い、コーラスパートを大合唱。曲のクライマックスの聞きどころとなっています。これまでにない短期間での制作でしたが、無事6月中旬にCDが完成しました! 藤河さん「大人も子どもも、男性でも女性でも歌いやすいように音域を工夫して作りました。学校やイベントなどいろんな場所でたくさんの方に歌っていただけるよう、覚えやすさにもこだわっています。伊達の皆さんに愛される歌になってほしいです!」 歌うことが、生きること。 歌詞カードを開くと、そこには桜並木を前にランドセルを背負った女の子がはしゃいでいます。藤河さんの地元、伊達紋別駅前の喫茶店「パル」マスターで画家の井樫和夫さんが描いた子どもの頃の藤河さんの姿です。隣に佇む後姿の女性は現在の藤河さんで、さらに隣には未来の姿が…。 子どもの頃から歌が大好きで、両親が車の中で流していた音楽をいつも一緒に歌いながら育ったそうです。歌手を志したのは5才の時。エレクトーンの先生の「ちあきちゃんは高音がきれいで歌が上手ね。」という一言がきっかけでした。子どもの頃からずっと歌と一緒に生きてきた藤河さんですが、東京から伊達に戻ってからの数年間、音楽から遠ざかっていた時期がありました。歌手の夢を諦め、プライベートでは幼子を抱えて離婚を経験。育児に追われる中で心に深い傷を負いました。 一番病んでいた時に、藤河さんが自分を見つめて気づいたこと。それは「歌いたい!」ということでした。やっぱり私は、歌うことが生きがいなんだ……。久しぶりに会った友人にそんなことを話したところ、翌日、同じ友人から「ロックバンドのボーカルを探している人がいるんだけど、やらない?」と声をかけられ、勇気を出して初めてのロックボーカルに挑戦しました。そこから、シンガーとしての本格的な活動が少しずつ始まりました。 藤河さん「なんのために歌うのかと言われたら、自分の声を使って、人を癒せたらいいな、と思っています。人の心に寄り添って、ホッとしたり、安心するような歌。自分の歌を通して誰かの心が緩むような歌手でありたいです。」 「癒しのヴォイス」と定評のある藤河さんが歌う「私のふるさと、伊達」。伊達150年の年に、聴いて、歌って楽しみましょう〜♪ CDは2曲+ボーストラック入り1,000円です。「この歌が伊達で暮らす誰かの笑顔になるといいな」という藤河さんの想いから、今回のCDは、売り上げの一部を市内の福祉施設や伊達をよくするための活動をしている団体等へ寄付する予定です。 CDの取扱店:伊達駅前喫茶『パル』北海道伊達市山下町161−510142-25-5144定休日:日曜日 問い合わせ:chiaki.fujikawa8083@gmail.com 発売記念ライブが開催されます。生歌の迫力をぜひ! 藤河ちあき「私のふるさと、伊達」レコ発ライブ2019年6月27日(木) 開場18:00 / 開演19:00 会場:サザンクロス 伊達市山下町161クロスビル1F 0142-23-1820 料金:2,000円 出演:ボーカル 藤河 ちあき ギター 志藤 奨 バイオリン 三浦 裕加 篠笛 角田 弥生 パーカッション 河畑 敦史 ライブでの画像は全て藤河さんにご提供いただきました。※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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08/15(水) 財田キャンプ場内のステキなカフェ【洞爺湖食べあるき】
8月に入ってようやくお天気が回復、夏が来た〜!と思っていたら、お盆シーズンまたまた雨続きの洞爺湖。。すでに秋の気配がしてきたとうやこマダムです。 短い夏、カフェ巡りを楽しむべく、今回やってきたのは、財田キャンプ場。こちらの敷地内でステキなカフェに出会いました!Cafe Cokou(カフェ ココウ) 田園が広がるのどかな財田にあるキャンプ場のカフェ。キャンプ利用者でなくても食事やお茶を楽しむことができます。木造の広〜い店内のおっきな窓から、緑があふれんばかりにのぞいています。 リゾート感、抜群! 外国に来たみたい! 実は自宅からそんなに遠くない(むしろ近い)ことも、あんまり天気がよくないこともすっかり忘れ、おしゃれなデッキ席で思いっきりカフェを満喫しました〜。 気になるメニューは、こんな感じ。 ドリンクやスイーツのほか、キッシュやサンドイッチなど軽食、ピザなど食事メニューもありますよ。 この日はお盆真っ只中で、念願のキッシュは焼き上がり待ちだったので、白砂糖不使用、ベーキングパウダーも不使用の、こだわりシフォンケーキをいただきました。 もちもちでパンみたい! 自然な甘さがおいしいコーヒーととてもよく合いました。緑に囲まれて飲むコーヒーは最高ですね。 洞爺湖って、場所によって本当に表情が違います。キャンプ場も雰囲気がガラッとかわりますね〜。財田キャンプ場の美しい芝生、ワイルドすぎず、おしゃれ感もあって素敵だなあ、と思いました! カフェの詳細はお店のFacebookページでチェックしてね! Cafe Cokou 虻田郡洞爺湖町財田6 洞爺水辺の里 財田キャンプ場内 https://m.facebook.com/Cafe-COKOU-270131526683976/
むしゃなび編集部
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02/11(木) いちばん寒い季節に灯る明かり。大滝のアイスキャンドル
2月13日(土)まで、大滝でアイスキャンドルが点灯しています。 毎年、おおたき国際スキーマラソンの開催時期に合わせ、氷のキャンドルで区内各所のライトアップが行われていますが、今年は大会が中止とになりました。若干規模は縮小しているものの、あたたかな光が、心にも明るさを灯してくれるようです! 国道453号沿い、大滝区の共同浴場「ふるさとの湯」の駐車場には、巨大な雪山の上にアイスキャンドルのピラミッドが登場。運転しながら道路脇に見えます。火がついていない日中でも氷のモニュメントのようにきれいです。 毎年たくさんのアイスキャンドルを制作しているのは、 NPO法人大滝まちづくりサポートの方々。夕方5時ごろピラミッドを見にいくと、ちょうど点灯するところを見ることができました。 この日(2月10日)は点灯2日目。昼の間にキャンドルの縁や中に積もった雪をホウキで払い、ろうそくを入れます。直にろうそくを置くと熱で底が抜けてしまうので、下に板を敷いて、その上にキャンドルホルダーを設置するのだそうです。氷が重なって狭いところは、極寒の中、素手で作業をされていました! 点灯までが一仕事なのですね。驚きました。 そしてようやく火が灯った瞬間・・・幻想的な美しさに、寒さを忘れました!! ゆらゆらと揺れるキャンドルの光、じっと見入ってしまいます。 大滝まちづくりサポートでは年明けから、およそ400個ものアイスキャンドルを制作されたそうです。寒すぎても、寒くならなすぎてもダメ、ということで、ちょっとした気温の変化で、氷が厚くなりすぎたり、逆に薄すぎたり溶けてしまったり。中には変形して使えなくなってしまうものもあるのだとか。 極寒の中、大変な作業をされているんだなあ、とまたまた驚きました。 いちばん寒い時期に、雪深い大滝の街を彩るアイスキャンドル。 機会があったら、ちょっと立ち止まってじっくりと眺めてみてください。「心に光が灯る」・・・本当に、そんな気持ちになります。 国道453号沿い、優徳除雪ステーション前。 除雪ステーションの職員さんが作っているのでしょうか。丸々とした可愛らしい雪だるま! 大滝アイスキャンドルライトアップ 2021年の点灯期間:2月9日(火)~2月13日(土) 時間:16時30分ごろ~4時間程度 場所:北湯沢〜きのこ王国の区間の国道沿いに見えます。飲食店や公共施設の入り口に設置されています。 詳しい設置場所はだて観光協会ホームページをご覧ください。
むしゃなび編集部
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10/13(金) きのこから森を観て、森から地球を観る 〜愛ある きのこアドバイザー 中嶋潔ワールドへようこそ!
きのこ観察会にて この日は、倶知安にある「GURUGULU」というオフグリットのゲストハウスで「きのこ観察会」が行われました。 参加者は小さなお子様から大人までの15~6人。 この日筆者は、「きのこ観察会」への参加と、今回の主人公 中嶋潔氏 の取材目的で出かけて行きました。 お天気最高の野外活動日和♪ 実は筆者、潔さんの観察会には“きのこ”以外でも参加しています。 今回で4回目。 中嶋潔ワールドは、毎回飽きることなく楽しい時間を過ごせます。 何故かって? それはきっと、森愛溢れる潔さんと森にいると、とても楽しくて、平和で、幸福感が何倍にもなるから。 森がいっぱいの日本に住んでいて良かった! 地球に生まれて良かった! そんな幸せの時間を与えてくれる人だからです。 子どもも大人も惹きつける潔さんの技はひとえにお人柄が成すものです。 子どもって、そういうところを察する力に長けていますので、すぐに人気者になってしまいます。 中には、きのこ博士くん候補生のように詳しい子もいました。 毎回観察会を楽しみにしているご家族もいらっしゃるようです。 そして観察会の締めは約11種類もの“きのこ”が入ったうどんを毎回振る舞ってくれます。 実は皆、これも大の楽しみ🎶 林床への興味 実は潔さんは、あの難関資格「森林インストラクター」でもあり、「きのこアドバイザー」でもある森の人。 2001年から6年間林業に携わり、現在はニセコのリゾート会社にお勤めです。 「北大のポプラ並木が倒れたり、支笏湖周辺の森の木が軒並みなぎ倒された大きな台風が来た2004年、悲しいことにリストラに遭ってしまいました。管理する木がほとんど倒れて無くなってしまったからです。でも林業の仕事が大好きだったのでその後は民間会社の林業部門で働きました。林業に携わっていた6年間で行っていたのは、育苗・植林・伐採・管理。おもにトドマツ・アカエゾマツ・カラマツ・ミズナラ・ケヤマハンノキなどを植えていました。働き始めた頃は何も知らなかった樹木の名前も、毎日触れて観察をしているうちに、2年で倶知安周辺の樹木は全て覚えてしまいました。この地域の樹木について、ある程度把握できてきた時に、次に興味が湧いたのが、いつも樹木のそばの地面にいる、きのこたちでした。」 「興味を持ち始めた頃から直ぐに“きのこ観察会”を催すようになりました。自分自身はまだまだよくわからなかったので、黙々と独学もしつつ、『誰か詳しい人!?』と呼びかけて興味がある人や詳しい人と一緒に観察をすることで少しずつ覚えていきました。最初の頃は図鑑を森に持って行き、調べながら歩いていました。でもそれをやるとなかなか進まず多くを観察できません。実は、“きのこ”ってまだ良く分かっていないことが多いです。日本には5千〜1万種類くらいはあると言われていますが、その内、名前が付いているのは2500種類くらいです。そしてそれらのうち、一般的な図鑑に掲載されているものが800種類ほどです。名前のない不明菌と呼ばれるものの方が非常に多いことになります。実際に森を歩いていてもわからないものがたくさんあるわけです。だから、図鑑を持ち歩くのはとても非効率になります。ある日、北海道大学名誉教授の五十嵐教授の観察会の仕方を見て衝撃を受けました。森の中では一切図鑑を開かなかったのです。だから、僕も現場で図鑑を開かずに、種を言い当てることができるようになる努力をしました。きのこ用のカメラを買い、色々な角度から写真に収めてあとで調べるという方法をとりました。10年くらい続けてやっと種の見分けに信憑性が出てきたかな〜。」 にわか仕込みで覚えようとしている筆者には耳が痛い話です^^; 「また、FaceBookでは『北海道のきのこ好き』というグループを作って、常に新鮮な情報交換をしています。オンライン上の趣味のグループって、とかくイザコザが起きやすいのですが、このグループは居心地の良いグループにしたかったので、しっかりルールを守り、ネット上のマナーをわかってくれる人のみを承認するようにしています。自分がなかなか見られない“きのこ”も皆さんがシェアしてくれるのでとても勉強になります。」 常に学ぶ姿勢を止めない潔さんです、 そしてじきに、潔さんに転機がやってきます。 「ニセコのある会社から、スキー場ゴンドラの夏季営業を始めるに際し、山頂で自然体験部門を立ち上げるのでその担当者にならないかという話しが舞い込みました。好きな分野でしたので直ぐにお引き受けし、2007年から2020年に廃止されるまで担当しました。コロナ禍がきっかけでその部門はなくなってしまい、今は別のセクションにいるのですがあれは楽しい仕事でした。」 今ももちろん“きのこ”への愛は変わらず持ち続け、観察会活動はライフワークとして続けているというわけです。 「ところで、“きのこ”は確かに可愛くて面白いですが、それほどまでにのめり込んだのは何故ですか?どこにそんな魅力を感じたのでしょうか?」 「石炭期を終わらせたのは“きのこ”だという話を知っていますか?」 「え? あ…はい。一応ネイチャーガイドの端くれですので…」 「“きのこ”への興味は食べられるor食べられないだけではありません。まず、一期一会で神出鬼没なところが面白いのです。“きのこ”への興味を覚えてから20年超えてもまだまだ情報は更新し続けています。実に奥が深い。地球上の“きのこ”の登場は、酸素と二酸化炭素濃度のバランスに関係しています。地球上にきのこが登場する前、植物たちは枯れても分解されることがないので、その遺骸は地面に溜まり続け、それが石炭となって地面の中に二酸化炭素の多くを封じ込めてしまいました。そのため地球の酸素濃度はどんどん上がり続けましたが、“きのこ”を含む菌類の登場により、死んだ樹木を菌類が分解するようになり、石炭はできなくなってしまいました。その後、大気は現状の酸素濃度で安定し、土壌も変化し生き物は進化し、現生の植物が誕生しました。“きのこ”の登場は、地球上の生物や植物にとってとても大きな出来事だったのです。“きのこ”をはじめとした菌類が地球上の生命活動の重要な鍵を握っているわけです。」 なるほど〜。 もうかなり前のめりな筆者。 目がキラキラしているのを自覚しました。 もっともっとその続きを聴きたい衝動を堪えて、取材モードに戻しました。 同時にここで、潔さんが一体どんな子ども時代、青年時代を過ごしたのかということに俄然興味が湧いてきました。 潔氏 小学生〜大学生の頃 「小学生の頃は物知り博士的キャラでした笑」 「それって今と変わらないですね笑」 「そうだね。たぶん僕は父親の影響をかなり受けていると思います。父は兵庫県赤穂市生まれで海育ちだったので、海が大好きな人でした。よく釣りやキャンプへ行ったなあ。今でいうグランピングのようなキャンプも体験させてくれました。父自作の2段ベッドがテントの中にあったんです。自然の中での過ごし方の基本を習ったのは父からでした。そして、ものすごい読書家で聡明でした。物事を科学的に考えることがとても好きな人で、それを試してみるのも好きでした。手先もとても器用だったので、周りが驚くようなものを色々作っていたなあ〜笑」 お父様のことを楽しそうに話す潔さん。 “ 困った人” “ 変な人 ” という言葉が何回も出てきましたが、その言葉の裏にある尊敬と愛が込められていることも筆者には伝わっていました。 「例えばね、自宅の一角にコンクリートの建物を作って、屋上に畑を作ったこともありました。ところが階段がない。梯子で上るわけです。そして父親だけはトイレを使わず糞尿を肥料として屋上の畑に撒くわけです。周りは住宅街。当然臭う。当時、父はEM菌関連の本を読み漁って研究をしました。決して環境問題に傾倒していたというわけではなく、素朴な感情で超循環の暮らしをしたいと考え、自給自足を目指していたのだと思います。大変だったのはお袋だろうなあ〜笑」 「あ。こんなこともありました。当時大阪府に住んでいたのですが、自宅の近くに天の川という名の川が流れていて、その河川付近に遊んでいる土地があると放っておけない。開墾しちゃうんですね。特に迷惑を被る人はいないとは思いますが、まあ、今なら問題になりそうですよね…^^; とにかく、学校では学べない自由な世界があることを父が教えてくれました。」 お父様のお話を伺っていたのですが、途中から潔さん自身のお話を聴いている錯覚を起こすほど、お父様の影響を強く受けていらっしゃるなあと感じて、心の中でクスッとしてしまいました。 「中学生の頃は自転車少年でした。自転車の旅が好きで、高校の卒業記念に友達と13泊14日四国の野営旅をしたこともありました。高校時代はワンゲル部・新聞部・クイズ同好会を掛け持ちしていました。自然の中にいることも、ものを読んだり書いたりすることも当時から好きでした。北海道新聞のコラムを12年間連載したこともあります。」 しまった…。 またやってしまった…。 最近どうもうっかりとモノを書く人を取材相手に選んでしまいます。 潔さんは常に笑いながら話してくれるのですが、緊張が走った瞬間でした ^^; 「大学時代はワンゲル部一筋でした。山は本当に好きで、仏教系の大学で哲学を学んでいたのですが、卒業後は北アルプスの山小屋で夏から秋まで五年間、小屋番をしていました。」 小学生から大学生時代のお話を聴き終わり、目の前にいる潔さんを作り上げてきた道筋が見えた気がしてものすごく腑に落ちました。 キノコから森を観つづけた潔さんが成し遂げたい想いとは 「最後に、成し遂げたい想いがあったら教えていただけますか?」 筆者が投げかけた質問に、それまで、ニコニコと顔いっぱいの笑顔で話していた潔さんの顔つきが急に変わりました。 「キノコは森を観る窓だと思っています。」 そう切り出した話の続きはこうでした。 「北海道の70%は森林と言われています。ずっと森を観てきた人間として、キノコを通して北海道だからこその森の守り方・育て方・稼ぎ方などを仕組み化していきたいと考えています。ご存じですか?北海道の人工林の約50%はトドマツ林です。 そしてなんと、トドマツ林にはおそらく世界で一番キノコの種類が多く生えているのです。 しかも、トドマツ林は保護林の中には存在しない。つまり、林床の利用は自由です。 北海道にしかできない「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたいと考えています。その資格制度を作ることで、北海道の人工林に最も多いトドマツ林に生えるキノコを熟知している人を増やせば、世界で最もキノコを理解している人を増やすことになります。キノコの理解者を増やすことで、森は森のまま木々を適正に管理して守り・育てることができます。木を切って売る林業ではなく、林床のキノコを売って稼ぐ林業を成り立たせる仕組み作りをしたい。トドマツの林床に生えるキノコの中には、マツタケよりも高値で取引されるものもあるんです。そして、その仕組みを推進する立場として『トドマツ林限定のきのこマイスター』が存在する。人工林ってね、人里に近いところにあるわけです。しかも人工林には必ず林道があるし、トドマツ林には笹がない。それらもその新しい仕組み作りにはメリットになります。つまり、人が入りやすくキノコが生えやすい環境である宝の森と言えるわけです。つまり、何をやりたいのかをもう一度と言うと、”森は森のまま維持する林業”の仕組み作りのために「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたい!と考えているんです。」 土の中や倒れた木の中で、人間の目には触れない世界の中に無数に張り巡らされている菌糸たちのネットワーク。 そして、空気中に飛び出した見えない胞子たち。 地表の循環の立て役者キノコたちを通して語る潔ワールドの森愛・地球愛・人間愛にすっかり魅了され、潔さんの成し遂げたい想いを応援したくなった筆者でした。 ―中嶋 潔氏 情報― FB : https://www.facebook.com/kiyoshi.nakashima.18 FB : 「北海道のきのこ好き」 ・倶知安「風土館」にて時々講演をしています。 ・「北海道のきのこ好き」に参加すると、各種ワークショップ情報を得られます。 10/29にも倶知安「GURUGURU」にてキノコ観察会があります。
Rietty
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08/01(水) あじさいが見頃です! 有珠善光寺
ようやく夏らしくなったと思ったら、ものすご〜く暑い日が続きますね。今週末はいよいよ、伊達の夏を彩る一大イベント、武者まつりが開催されます。街中がお祭りムードで活気づく中、有珠善光寺にあじさいを見に行ってきました。 ちょうど見頃を迎えていました。間に合ってよかった! は〜……それにしても境内に入るとひんやりして、とっても気持ちがいいですね。緑の木陰がいっぱいです。 もともと短い北海道の夏ですが、今年は例年以上に夏があっという間に通り過ぎてしまいそう。。 暑いうちにめいっぱい楽しみましょうね! 有珠善光寺のアジサイの見頃は7月下旬〜8月上旬まで。 有珠善光寺 北海道伊達市有珠町124 最新の開花情報などはNPO法人だて観光協会のフェイスブックでチェックしてね! https://www.facebook.com/datekanko/
むしゃなび編集部
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04/24(土) 【中止のお知らせ】スマホシンフォニー
本日と明日、開催を予定していたイベント「スマホシンフォニー」は中止となりました。(以下、主催者より) 【公演中止のお知らせ】 スマホシンフォニーに参加予定であった皆さまへ 今週末、4/24(土)・25(日)の開催を予定しておりましスマホシンフォニーにつきまして、都合によりやむなく公演を急遽中止とさせていただくはこととなりました。 代替え案を検討いたしましたが、本来のテーマに沿った公演ができないこと、皆さまの満足のいく公演ができないことから中止の判断となりました。 直前のお知らせとなり大変恐縮ではございますが、本公演を楽しみにしていただいていた皆さまには多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。 だて歴史文化ミュージアム tel:0142-25-1056 mail:date-museum@city.date.hokkaido.jp https://mushanavi.com/specials/34045/
むしゃなび編集部
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04/22(日) 【レポート】みんなのチカラ、盛り上がる!@ホテルローヤル
4月22日(日)、ホテルローヤルで地元を応援する!春のイベントみんなのチカラが開催されました。 ハンドメイド作品販売やワークショップ、フード&ドリンク、そして音楽ステージの盛りだくさんな一日。会場は家族や友人と訪れた人で大いに賑わいました! やっぱり今日も行列だった!菓子処久保のあんドーナツ。 あっという間に初めの1000個完売。結局、2000個以上も売れたそうです 8-O ローヤル前が渋滞になったとか・・・ 『とり天』のからあげと共に不動の人気でした。 ハンドメイド雑貨や焼き菓子、アイシングッキーのブースに集まる女性たち。乙女心をくすぐりますね! 今シーズンは5月8日(火)から!オープンが待ち遠しいリトルチェア。 こんなお弁当も。美味しそう! 午後になり、チャリティーオークションがスタートしました。 有志からつのった豪華景品がつぎつぎに落札されてゆきます。ホテルローヤル支配人・磯辺 大輔さんの「みかんアート」写真は誰がゲットするのか・・・??息をのむギャラリー。 落札おめでとうございま〜す :-) オークションの全売上と、会場の募金箱、そして出店者の売り上げの一部が地元でがんばる3団体に寄付されました。 【伊達 能 摺上】7月22日に上演される能。能と歴史をカジュアルに学ぶ連続講座は4/23からスタート! 【映画モルエラニの霧の中】いよいよ今年度、完成予定!!映画のワンシーンを描いた一本桜のトートなど、おしゃれなオリジナルグッズにも注目。 【だて☆キッズコーラス】元気いっぱいな美しい歌声が会場いっぱいに響き渡っていました!音楽ステージでは、地元のミュージシャンが大集合。 おなじみのアーティストのライブをジモトで聴ける。本当にシアワセですね。 ライブの模様がホテルローヤルfacebookページにアップされています。 行けなかった方、必見ですよ♪♪ https://www.facebook.com /royal.hotel.980/ 最後に、支配人の磯辺 大輔さんから一言! 地元に向けてのチャリティーイベントというのは今回が初の試みでしたが、本当にたくさんの皆さんにご来場いただくことができてよかったです。大変でしたが、企画した甲斐がありました! 人気ブログ「ホテルマンの幸せ」お見逃しなく〜! 『みんなのチカラ』が集結しました(イベント翌日ののブログ) 西いぶり地元応援企画『みんなのチカラ』 2018年4月22日(日) 会場:ホテルローヤル 北海道伊達市末永町33−3 TEL 0142-23-4888 ホテルローヤル(むしゃなび内) https://so-ra-mi.jp/archives/13695 画像提供:ホテルローヤル 記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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03/05(月) 【昼飯紀行】ねぎ塩ラーメン@鶴つる亭
伊達市旭町の人気ラーメン店さん、「元祖鶴つる亭」にランチに行ってきました。 カウンターしかない渋〜いラーメン屋さんです。 メニューもシンプルです。ラーメン各種、ライス、おにぎり、ビール、以上! ラーメン好き、ラーメン通が集うお店っていう感じですね。 一番人気は塩ラーメンだそうです。 赤みそもいいなあ、と思いつつ、ねぎ塩ラーメンにしました。 うわー白髪ネギいっぱい。 横から見るとこんなに盛ってます。きれい! ふんわりしてシャキシャキ。 辛くなくネギ臭さもほとんどなく、美味しい! スープのほうも程よくこってり、でもくどくなく、さっぱり感もあっていい感じでした。 元祖鶴つる亭 北海道伊達市旭町7−9
むしゃなび編集部
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06/01(水) 『鍛冶屋』に憧れ続ける『かじや』 (有)藤鉄工 代表取締役 加藤耕平氏
「子どもの頃から親父に仕事を手伝わされていました。でも、この仕事が嫌だったので継ごうとは思っていませんでした。」 加藤耕平さん58歳。 来年で創業50年になる(有)藤鉄工の二代目 代表取締役です。 お父様から事業を引き継いだのは2005年のこと。 高校卒業後、専門学校の建築科に進学した耕平さんは、卒業後、某建築会社に就職をし、大工からの修行を始めました。 けれども1年で退社。 家業を継ぐ決心をして伊達に戻ってきました。 お父様との子弟関係の始まりです。 ↑作業場には、様々な形の鉄製品や工具が並びます お父様が事業を興したのが1973年。 そのお父様の下で働き、50年目を迎える佐藤さん。 この日も黙々と仕事をされていました。 ↑御歳70歳の佐藤さん。ちょうど溶接の仕事をされているところでした。 50年間同じ会社で勤め上げる姿に胸が熱くなります。 「創業当時は、バルコニー・煙突のエント梯子・住宅関連の仕事の受注が多かったです。けれども時代の流れでアルミやステンレスが主流となり、仕事の依頼に変化がありました。ちょうどその頃、伊達市内の拡幅工事が始まり、店舗などの重量鉄骨鋼造物の仕事が多くなったのです。ところがそれも終わった15〜20年前になると受注がめっきり少なくなりました。製缶といって、建物以外の工事の依頼が来るようになりました。例えば週末処理場の汚水菅や製鉄所の設備工事の仕事です。さらに大打撃だったのは、東日本大震災をきっかけに原子力発電所の仕事が無くなったことでした。」 どんどん減っていく仕事…。 2012年に大きな転機が訪れます。 その年の年末にお母様が亡くなり、その翌年から仕事もすっかり無くなってしまいました。 「この時、家族とも相談し、佐藤さんにも相談し、廃業をする決心をしました。」と耕平さん。 意を決し、信頼を寄せている会社様のところへ行き、「廃業をするので佐藤さんと自分を使ってください。と頭を下げに行きました。」 結果として、廃業は思い留まることになりますが、そこから厳しい修行が始まりました。 加藤さん48歳、佐藤さん60歳の時です。 「相談先の社長の提案で、私は、その会社様の仕事を受注するために2年間修行に通うことになりました。修行をさせていただきながら仕事も作っていただき、佐藤さんには弊社工場で作業をしていただいていました。お陰様で新たな技術を習得することが出来、それまで受注をしたことがなかった漁業機具や船の仕事を請け負うことができるようになったのです。」 新たな技術習得のためとは言え、力仕事をするための片道50km以上の毎日の通勤は、さぞかし体にも堪えたことと思います。 「修行はなかなか大変なものでした。それまでは常に水平と垂直を確実に測りながら行う仕事だったからです。ですから、湾曲が多い船の仕事はとても戸惑いました。また、「鉄」一筋で来たため、ステンレスでできた漁業機具を扱う仕事にも戸惑いました。何もかも初めてのことばかりの修行でしたが、あの時お世話になったお陰で今があるので本当に感謝しています。」 それでも、時代の流れは安定をさせてくれません。 再び、ここ2〜3年の厳しい状況を経て、いままた少し仕事が戻ってきたそうです。 浮き沈みの激しさの辛さについては、筆者とは業種は違いますがとても理解できます。 「ところで、社名の由来を教えてください。どうして「加藤鉄工」ではなく「藤鉄工」なのですか?」 ↑作業場の2Fは事務所です 「親父が付けた社名なのですが、“加藤”と“佐藤” の共通文字 “藤” を採ったのだそうです。」 なるほど! お父様が佐藤さんを大切に想っていらっしゃった気持ちがよく分かります。 その先代の想いも引き継いだ耕平さん。 だからこそ、佐藤さんは50年も勤めておられるのですね。 さて。 空前のキャンプブームの昨今ですが。 実は、耕平さんは40年来の筋金入りキャンプ好きです。 しかも長年のコールマン製品コレクターでもあります。 そんなバックボーンを持つ耕平さんが、今ライフワークにしていること。 それは『kokoperi iron』というアウトドアガレージブランドの運営です。 ↓ショップはこちら。 https://kokoiron.thebase.in/ こちらの焚き火台ほかの鉄製品は、全て耕平さんの作品です。 鉄を使い、一つ一つに時間をかけ、丁寧に叩いて叩いて作られた本物が並びます。 鋳造ではありません。 「鍛冶屋」の仕事です。 もう本当に素敵です。 もちろん、オール鉄なので重量感もあります。 「重いですが、自分が使いたいものを作りました。」 ↑ココペリとはこの笛のようなものを吹いている妖精のこと ↑焚き火台「青海波」を筆者も経験させていただきました。模様越しの火がとても美しい。 ↑2022年4月 キャンプの様子。本物の道具に囲まれた耕平さんはとってもカッコいいです♡ ↑こちらのアウトドアフェスにも出店参加されます 「ところで、何故、そこまで鉄にこだわるのですか? 大好きなコールマンも鉄ではないのに…。」 「焼き入れをする鍛冶屋への憧れです。これら商品は確かに叩いて作っています。でも、絶滅危惧種的に刃物などを作っている人もいらっしゃる中で 漢字の “鍛冶屋” は名乗れないです。だから僕の場合は、“鍛冶屋” に憧れる ”かじや” です。」 「なるほど…そういうことでしたか。でもそういう謙虚なところが耕平さんの魅力だと思います。」 「それでも憧れを追っています。漢字の “鍛冶屋” に少しでも近づきたくて。自分なりに価値感を見出しながら、必要とされる存在になりたいと思っています。」 ↑服などを掛けたらとっても素敵なシングルハンガーもあります。丸いのはガラスの浮き玉。 ↑火を灯したら素敵なランタンです ↑こちらは新製品。叩いて叩いて造られた厚さ4.5mmの鍛造プレートは、キャンプはもちろんIHにも対応しています。ステーキやハンバーグを焼いたら美味しそう!ハンドルも別売であります。 『鍛冶屋』に憧れ続ける『かじや』。 どこまでも謙虚で熱い加藤耕平さん。 その仕事への想いと姿勢に心打たれた筆者です。 ー(有)藤鉄工 情報―http://www.date-f.net住 所 北海道伊達市舟岡町205-15電 話 0142-23-5769FAX 0142-23-6352E.mail fuji-i-w@cream.plala.or.jp↓Instagraminstagram.com/kokopelli_iron/?hl=ja
Rietty
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03/29(木) ワンコインラーメンの麺蔵。【ラーメン食べ歩き】
今日行ってきたのはワンコインラーメンの本家麺蔵伊達末永店。 37号線沿いの室蘭信金隣のお店です。 一番人気は「白味噌」! 一杯500円で、チャーシュー増しにしても650円。安いなー。 キクラゲと、おろしショウガがのっています。 甘めの味噌スープで麺は太め。 メニューにはこってり系って書いてあるけど、それほどでもないかな? 好みでピリ辛にすることもできるようです。 春休みシーズンのせいか、お子さん連れの家族で結構賑わっていました! 国道沿いだから入りやすいし、なんといってもワンコインだから気兼ねなくおごれる・・・かも。 本家麺蔵伊達末永店 北海道伊達市末永町64−8 伊達のラーメン店を制覇すべく食べ歩いていますが、 やっぱラーメンは奥が深いというか、一朝一夕には掴めませんね。 今のところ味噌と塩を食べた回数が多い気がする、くらいのことしか・・・。 一口飲んだだけでどこの店かわかるようになれたらかっこいいですけどね! 「通」への道のりはまずは数からっ!! コツコツ食べ歩いて室蘭のカレーラーメンにもチャレンジするぞ〜。
むしゃなび編集部
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04/14(土) 仙台藩が作った能、だてで上演!4/14チケット発売伊達能「摺上」
北海道ではなかなか見る機会のないお能が、今年7月、だて歴史の杜カルチャーセンターで上演されます! 演目は仙台藩が作った秘曲、 「摺上(すりあげ)」。 今年生誕450年を迎えた伊達成実(しげざね)を主役にした演目で、伊達家が東北イチの家となった記念すべき戦いである「摺上原(すりあげはら)の戦い」を語るストーリーです。 1989年に仙台市市政100年を記念して半分バージョンが上演されましたが、今回は全編公演、なんと百数十年振りの復曲となります!! 伊達能「摺上」ポスター。伊達書道連盟会長・佐々木錦堂さんによる題字が美しい!(クリックすると画像が大きくなります) 能を知らない筆者ですが、伊達家ゆかりの秘曲と聞いただけでもう興味津々。 ・・・ところで伊達成実って誰だっけ・・・?? 伊達能「摺上」実行委員会事務局長の星麻美さんにお話を聞いて来ました。 伊達成実は亘理伊達家の2代目で、伊達政宗のいとこにあたり、現在の伊達市を開拓した伊達邦成の先祖にあたる人です。 今年は成実の生誕450年、そして北海道150年の記念の年です。さらに来年2019年には伊達市開基150年を迎えますね。 伊達市に深い縁のある能楽の上演をきっかけに、歴史と文化が地域の人をはじめ多くの人に伝わればと思い企画しました! 札幌出身で数年前伊達に移住した星さんは、国際会議やビジネス旅行のプロデュース等を手がけるMICE業界で活躍するビジネスウーマン。 仕事柄、海外からの旅行客を案内することも多く、道内の観光資源についてはかなりの情報通です。 そんな星さんが伊達に移住した理由はズバリ、 「伊達の歴史」。 私はもともと歴史が大好きで、家系図作りをしていたのですが、 開拓記念館※によく通っていたのですが、歴史好きにはたまらない貴重な文化財がたくさんありました。 着物だったり屏風だったり・・・。 公演のチラシに掲載されている「摺上」の謡本(台本)も、伊達市が所蔵しているものなんですよ!(クリックすると画像が大きくなります) 私は札幌育ちですが、時計台やテレビ塔に行ったのは実は大人になってからです。 地元の人ほど、当たり前すぎて地域の魅力や価値に気づかないものかもしれませんね。 自分のキャリアを生かして伊達の面白さを紹介できないかな、と考えるようになり、それが今回の公演の企画につながっていきました。 ※伊達市開拓記念館 2017年11月末閉館。2019年春「だて歴史文化ミュージアム」として開館予定。 http://www.date-kanko.jp/page-26/page-167/ 歴史好き、つまり「レキジョ」の星さんによれば、北海道の博物館・記念館はどうしても似たりよったりなところがあるけれど、その中で伊達には大きな博物館にも劣らない面白い文化財が沢山残っているそうです。 へえーーーー!知らなかったーーー!! ただ、貴重な文化財も保存状態が悪ければどんどん劣化してしまいます。 そ、それは実に勿体無い・・・ 大切に保存して、例えば観光PRになったり、歴史マニア延髄の企画展が開催されたら、素晴らしいことですよね。 伊達能「摺上」を楽しむためのポイント それではここで、歴史や伝統文化に疎い人でも伊達能「摺上」を楽しむためのポイントをご紹介しましょう! 1 日本語・英語解説付き! 能というのは昔は武士のたしなみのひとつとして広く学ばれていたそうです。 お祝いの席など人が集まると皆で謳ったのですって。 今でいうヨサコイやカラオケ??そう考えたら能が身近に感じますね! 「そんなこと言われても、観てもわからないし・・・」 というあなた!当日は日本語と英語の解説が付きます。思う存分楽しみましょう :-) 2 連続講座で予備知識をつける。 それから当日の解説だけでは物足りない、という方のために、市民サークルテミヨーとの共同企画で、5回連続講座が開催されます。 伊達市と成実との関係、戦国時代のこと、などなど、お能の世界を百倍楽しめそう! 気軽にご参加ください。参加申し込みは各回前日までにテミヨーFacebookページからどうぞ。https://www.facebook.com/ttemiyo/ 3 チケットはお早めに! 4月14日(土)発売です。能ファンも、初心者も、観るならいい席がオススメっ! 今回、一番高いS席で6000円ですが、これは一般的にはかなりお得な値段だそうです。 いい席ほど数が少ないので、どうぞお早めにゲットしてくださいね〜。 同実行委員会では、今年2月ごろから10名ほどのメンバーが集まり、公演の成功に向け準備を進めています。実行委員の栗原さん、寺島さんのコメントです。 ここまで聞いたらもう、 レッツゴートゥー・伊達能。 この夏は北海道伊達で日本の伝統文化、能を楽しみませんか? 伊達能「摺上」 2018年7月22日(日) 14:30開演(14:00開場) だて歴史の杜カルチャーセンター大ホール (伊達市松ヶ枝町34番地1) <チケット(全席指定)> S 席6,000円 A 席5,000円 B 席4,000円 2階席2,000円 <チケット取扱所> だて歴史の杜カルチャーセンター 洞口書店 株式会社 寿浅グループ 本社 リカーマックス伊達店 Aコープくみあいマーケット スーパーステーショナリーWAKA 株式会社エルム楽器室蘭支店 ぷらっと。てついち 登別市役所内母子会売店 e+(イープラス) <問合せ> 伊達能「摺上」実行委員会事務局(合同会社永年社内) TEL:0142-82-3453 http://einensha.jp/suriage/
むしゃなび編集部
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12/24(金) 隠れすぎな隠れ家的ショップ “ nico “ で肩のちから抜こ♪
夕陽好きや鉄道好きに、近頃ちょっと話題の北舟岡駅近く” nico “を訪ねました。 迎えてくださったのは陽子さん。 吸い込まれそうなほど大きな瞳で真っ直ぐ見つめながらお話をしてくださいました。 “ nico ”の前身は ” Linetta ” とその前は " ミニョンヌ+ " 初代 " ミニョンヌ+ " 時代は自宅ショップのはしりでした。 「隠れすぎてなかなか見つけてもらえないんです^^;」 と、陽子さん笑いながら言います。 周りは閑静な住宅街。 ここの道があることさえ、あまり知られていないのではないかと思います。 「探す楽しみっていうのはありますが、こちらは諦めて帰られてしまう方がいらっしゃいませんか?」 そんな筆者の投げかけに、こう答えてくださった陽子さん。 「確かにあります。でも、お散歩の途中で偶然見つけてふらりと立ち寄り、そのまま常連様になってくださることもあるのですよ。」 伺えば10年ほど続けて来てくださっている方もいらっしゃるそう。 海が見えるこの道は、多くの方のお散歩道です。 時々、走る列車を見下ろすこともできます。 のんびりと景色を楽しみながらお散歩をする途中で、ふいに現れるお洒落なお店。 ドアを開ければ別世界。 そして陽子さんの温かく明るい笑顔。 とっても贅沢な時間を想像します。 ここは、「海が見える場所に住みたい」という旦那様のご希望通りの場所です。 ところが陽子さん。旦那様への相談なしに、前身の “ ミニョンヌ+ “を作ってしまいました。 そして次は車庫を改装して “ Linetta “に。そして、カフェを併設させて "nico "に。それが、全て事後報告だというのが面白い ^^ ふんわりと優しい雰囲気の中に持つ、意思の強さを垣間見たお話でした。 " nico " の由来は予想通り、「ニコニコ」笑顔になって帰っていただきたいという想いから。 そしてもう一つ。 「実は、犬の名前に付けたかったのですが、却下されたんです。だから、店の名前にしちゃいました。」 と、いたずらっぽく笑うおちゃめな陽子さんでもありました。 ↑時々、こちらでワークショップも。1枚目の写真のリースはその時に作られたものです。 以前はこちらがカフェスペースでしたが、コロナ以降は休止しています。 ↑ハンカチやタオルなども人気です。 ↑雑貨は気持ちが明るくなるものや、絵本の世界の様なものを選んでいます。 服選びのコンセプトは「カフェや雑貨屋さんなどに行くときなど、普段よりちょっとお洒落をしたい時に着たい服」だそうです。 常連様をとても大切にされている陽子さんは、このコンセプトに合わせ、ご自身の好みと常連様の好みを足して2で割った様なラインナップにされています。 イメージされているターゲット層は、40代以上の方。 ちょうど、お店の前をお散歩されている年代です。 なので、そのくらいの年代の方が、優しく明るく美しく見える様な形や色のものを選んで仕入れるように心がけていらっしゃいます。 ↑出来るだけ顔まわりがスッキリ見える襟元の形に拘っています。 ↑どの服も上品で優しさが漂います。 そしてこんな話もしてくださいました。 「私、” 店 “が好きなんです。 店は私にとっては箱庭の様な存在。 自由に好きな様に作れる。 たぶん、それは何を扱っていたとしても同じで、とにかく” 店 “という器が好きなんです。」 箱庭という言葉に、はじめは「自分の城」という意味かと思いましたが、途中から「箱庭」という言葉を使った意味がわかりました。 それは、「自分の居場所」という意味よりも、あくまでも客観的に店を見て、外側から作り上げていく「箱庭」そのものなのでした。 陽子さんの想いが込められて作られた “ nico “という名の箱庭の世界。 隠れ家的な存在だからこそ、客様にとっても、その箱庭は特別な空間となって、優しい陽子ワールドに浸れるのでしょう。 最後に、「このお店を通してお客様や地域の方に伝えたいことはありますか?」と尋ねてみました。 「服は、自分はこういう人間ですよ、とか、人からこう見られたいという想いを表現できるアイテムです。 皆様にはnicoの服を通して、肩の力を抜き、気持ちの面でゆとりのある暮らしをしていただきたいと思っています。それには “ 優しさ “って大切だと思っています。」 陽子さんセレクトの服に囲まれていると、まさに優しさに包まれている様な気持ちになります。 =nico情報= *〜12/28 「冬服セール」50~30%off *冬休み 12/29~1/4 *2月下旬〜4月上旬 「ハンカチ・ふきんフェアー」 ・営業日 水曜日 金曜日 15:30~19:30 それ以外は11:00~15:00 ・休み 不定休 ・住所 伊達市舟岡町369-6 ・電話 090-7514-6185 instagram https://www.instagram.com/nico.4u/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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03/15(火) 嘘のない循環を生み出す〜『天花地星』オーナー木村洋子という人
「え! 私の写真撮るの!? ちょっと待ってて!すぐ着替えて来るから!」 そして、ほんの1分くらいで笑顔で戻ってきた洋子さん。 「じゃん! 店のTシャツ着てきた!」「どこで撮る?」とキョロキョロしながらおっしゃる。 せっかくなので、店の原点だという子どものおもちゃの前に立っていただきました。 とにかく相手を飽きさせない。 少しも飾り気なく、元気で可愛いノリ。 筆者、すっかり洋子ワールドに引き込まれてしまいました。 では改めて〜。 函館ご出身の木村洋子さんは、2011年に今の『天花地星』をOPENさせたオーナーさんです。 今回は、一瞬で人を惹きつける不思議な魅力を持つ洋子さんの人物像に迫ってみました。 店名『天花地星』の由来 「雪は天に咲く花。 北海道ではその雪が結晶となって星のように降って来る。 地に降りた星のような雪は、地上の花への恵みの水となる。 そして再び空気となった水は天へ戻り、雪は天に咲く花となる。」 なるほど…。 ずっと知りたかった店名の由来がストンと腑に落ちました。 大好きな北海道の雪をベースに、自然の循環を店名に込めていたのですね。 「自然豊かなところで暮らしたい。」 洋子さんのご両親が青森に住んでいたこともあり、20年以上前、洋子さんご夫婦は青森の山奥に住んでいました。 ところが直ぐに想いと環境のギャップに悩まされる事件が起きました。 実は、住んでいたその地の近くには産業廃棄物処理場があり、ダイオキシン混じりの黒い煙が辺り一帯に漂うところだったのです。 洋子さんは、自分達のためにも周辺住民のためにも必要だと感じて反対運動を起こしました。ですが、仲間を得られず同意も得られず、いきなり厚い壁に打ち当たってしまいます。 「反対運動なんかしてもらったら農産物が売れなくなるから困る! 止めてくれ!」 それは洋子さんたちにとって、我が耳を疑う衝撃的な出来事でした。 「みんな、この状態を黙って受け入れるのか? 何故!?」 愕然とした想いに陥りながらも、その後洋子さん夫婦は環境問題に取り組むようになりました。 そして、それは自分達の生き方を見つめ直すきっかけにもなりました。 ↑さまざまなカゴが並びます。天花地星の人気商品です。 ↑アフリカ製品 「買い物をすればゴミは増えます。自分達もゴミを増やすことに加担している。でも生きるためには買い物は必要…。 買う者・使う者としての責任も考えるようになりました。 行動をしながらも悶々とした日々の中で、シュタイナー教育と出会い伊達に移住して来ました。」 さて。 3人の子どもを授かりましたが、ほどなくして洋子さんはシングルマザーとなりました。 30代の頃です。 ↑こちらはとても履き心地が良く丈夫なヘンプの靴下。 「子どもの学費を捻出するため、仕事をいくつも掛け持ちしながら必死で働きました。当時の写真を見ると、今の方が若々しいと子どもたちに言われます。」 そんな洋子さんが18歳から続けていたのはエアロビクスでした。 他にもリズム体操なども教えていらっしゃいます。 まさに芸は身を助けました。 それと同時に、地道に続けて来た環境問題への取り組みの延長線上に、『天花地星』の前身である通販サイトも2004年より立ち上げました。 本当にバイタリティー溢れる方♡ 当時扱っていたのは「子どもが安心して遊べる玩具」でした。 主に木製のドイツ製品だそうです。 洋子さんの店のコンセプトは、今も昔も” 心と体に優しいこと “ “ 最終的に地球に還るものであること“ ですから、塗料は極力ケミカルを排除しました。 クレヨンは小さなお子様が口に入れても安全な材料で作られているものを選びました。 その後、2011年に今の場所とご縁があり実店舗を作りました。 実店舗ができた当初は玩具だけの取り扱いでしたが、今は一般食品から雑貨、服飾雑貨、フルーツまで多種多様な物を扱っていらっしゃいます。 ↑とても思い入れが強いフェルトシューズ。何年も探していたそうです。丈夫で長持ち、ものすごく暖かい。 ↑風呂敷のような布バッグ。色や柄のバリエーションも豊富です。 その取り扱い商品が広がっていった理由が、いかにも洋子さんらしくて面白い。 「なんだか気がついたらこうなっちゃっていたの! 生徒さんたちやインストラクター仲間との繋がりの中で、どんどん商品の種類が増えっちゃって。繋がりって面白いよね〜。でもね、これ絶対いい!って自信があるものしか仕入れない。食品はできるだけ無添加のもの・オーガニックのもの・アレルギーに配慮されたもの・フェアトレードのものに拘っているし。だから胸を張って勧められる。絶対損はさせない!って言えるの。」 ↑身体にとって良くないものが含まれるものは扱いません。 強い拘りを持ち吟味されて選ばれたものは、似たようなものを値段だけで比較すれば「高い」と思われます。 けれどもモノやコトの価値を値段で測らない『天花地星』のラインナップは、自分にとって本当に必要なものを、その商品の背景も含めて判断してほしいという願いを洋子さんは持っています。 「類は友を呼ぶ」 とはよく言ったものです。 いまや『天花地星』は、洋子さんの理念を理解して足を運ぶ人、口コミで買い物に来る”食べ物ジプシー(様々な事情で特定のものしか口に入れられない人)” にとっての大切な存在になっています。 「うちの店ね、胆振管内一入りにくい店って言われてるの!笑 ぱっと見 普通の家だしね。 でも大丈夫だから!笑 どんどん入って来ちゃって大丈夫って書いておいて!笑」 1時間ほど話していて、「この人は本当に開けっぴろげで嘘をつかない人だなあ…」ということを感じました。 常に直球勝負で潔い。 自分の言動にはきちんと責任を持つ。 自分の中に矛盾があるのは許せない。 だからあらゆることに辻褄が合うように努力する。 かくいう筆者にも似たところがあるので、これら一つ一つのお話に大きく頷いてしまいました。 ↑全国各地に仲間がいる洋子さんは大のフルーツ好き。天花地星の玄関には、一年中全国の果物が並びます。 ところで洋子さんは2010年からヨガインストラクターをされています。 ↑インドにて〜。 ヨガのポーズにはそれぞれ意味があるそうですが、生徒さん一人一人に目指してほしいゴールがあるそうです。 目指してほしいのは、一人一人が心も身体も健康になるためのゴールとその道筋。 ↑右側の男性がインド人の洋子さんの師匠です。この先生に師事できること自体がすごいこと。 「自分も含めて、何故それをするのか?何のためにやっているのか分からないと心身ともに納得して取り組めない。ヨガにはね、人は生きている間に7回生まれ変わるという思想があるの。そして最後は泡になる。ヨガはきれいな泡になるための修行。 私はまだまだきれいな泡にはなれてないけどね。」 正直、体験していない筆者にはよく理解ができない表現でしたが、身体には「理想的な動かし方」つまり「理にかなった動かし方」がきっとあり、それが健康に結びついていくということなのでしょう。 「7回生まれ変わる」「きれいな泡になる」については、次回詳しく教えていただこうと思います。 ↑インドでの修行の途中にて〜。 洋子さんは最後にこんなお話をしてくださいました。 「商品は国内だけのものではなくて海外のものも多くある。海外旅行が好きだから、以前は現地に買付にも行っていたの。でも今は仕入れ方を変えた。だって、買付に行ったら国内でお金が回らないでしょ? だから国内の輸入事業者から仕入れるようにした。もうね、自分のところだけ儲かればいいって時代じゃないよ。いろんな国のいろんな人とも関わって、いろんな人たちが幸せになった方がいいもの。」 このお話は、洋子さんの生きる姿勢を端的に表す言葉だなあと感じました。 人の繋がりを何よりも大切にして、関わる人を心から大切にする。 その結果、嘘のない好循環が生まれていく。 架け橋としても。 実践者としても。 洋子さんが繋ぐ人々の活動が正当に評価され、みんなが幸せになる。 本当に素敵です。 小さな体でなんという大きなパワーを持つ人なんだろう!と、終始屈託ない笑顔の洋子さんに圧倒された時間でした。 さて、その洋子さん。 実はさらなる夢の実現に向けて大きく動いています。 なんと、5月〜6月を目標に「こども食堂」を展開されるそうです! そちらについてはいずれまた〜。 『天花地星』情報 *むしゃなびページhttps://mushanavi.com/author/tenk/ *ヨガサークル サントーシャ https://mushanavi.com/author/mutenka2/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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03/05(金) 春を感じる!「つるし飾り作品展」3/7日まで
だて歴史の杜カルチャーセンターで「つるし飾り作品展」が3月7日(日)まで開催しています。エントランスホール入ってすぐの展示スペースに目を向けると、華やかな色があふれんばかりに飛び込んできました。まるでそこだけ、たくさんのお花が一斉に咲いたよう・・・思わず「春がきた!」と心の中で呟きました。 こちらは市内にお住まいのツチヤさんとフジカワさんという二人の女性の作品です。ツチヤさんは主につるし飾りを作り、フジカワさんはお人形をメインに作っているそうです。古い着物地を使い、手作業でひとつひとつ、細かなところまできれいに作られています。 ツチヤさんのつるし飾り フジカワさんのお人形 お二人は若い頃から手仕事が好きで、中でも着物地を好んで洋服など自分で作っていたそうです。つるし飾りを作り始めたのは、5〜6年ほど前から。つるし飾り発祥の地と呼ばれる伊豆の稲取で実際に飾りを見て、その魅力に触れたことがきっかけだといいます。 一番の大作。全部で65個ほどの飾り、全て違うモチーフです。そしてひとつひとつに無病息災、良縁などの意味が込められています。 年々作品数が増えてきたので、地域の人たちに見て楽しんでもらいたいと、展示会を企画。昨年開催する予定でしたが、あいにくコロナの影響でカルチャーセンターが休館しており、この度ようやく初開催となりました。 ようこそ!とウサギさん。 心あたたまる表情。 材料となる着物地は、札幌や時には関東の骨董市へ出かけて集めたそうです。凹凸のある「ちりめん」という素材を中心に使っています。色や柄の組み合わせを考えながら作るのが面白いところであり、難しいところでもあるそうです。 また古い着物地は年々希少になってきており、「集めるのにも一苦労です」と話していました。 受付のテーブルに、小さな道具箱が。中にはたくさんの布や、小さな飾りが入っていました。遠方に出かける時の電車の中などで、こういうお出かけ用の道具箱を持って行って、作業をすることもあるのだとか。 布の中には自分で染めたものもあるそうです。 手仕事の様子を少しだけ見せていただきました。 小さなハギレで作った丸い飾りに太い針で紐を通してつないでいきます。 布がギュッと詰まっているので、針を通すのに結構力がいるようです。飾りを作って紐を通して・・・果てしなくて気が遠くなりそう!と思いましたが、出来上がった時の嬉しさがたまらないそうです。 手仕事をする人の手は美しいですね。 春の日差しのように明るく暖かな気持ちになる作品展でした。皆さま、ぜひお出かけください。 つるし飾り作品展 期間:2021年3月3日(水)〜3月7日(日) 場所:だて歴史の杜カルチャーセンター (正面玄関入って左奥のスペースです) 時間:9時〜閉館まで ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/28(月) ただいま受付中!おおたき国際ノルディックウォーキング2018
こちらの申込み受付は終了しました おおたき国際ノルディックウォーキング2018 申込受付中! from Awesome Hokkaido on Vimeo. 大滝の自然を満喫!メタボ予防・改善に優れた効果のあるノルディックウォーキングを楽しみませんか? 伊達市大滝区で今年も「おおたき国際ノルディックウォーキング」が開催されます!ウッドチップの敷かれた専用コースは豊かな自然に囲まれ、木々の緑や雄大な滝の景色を楽しむことができます。マイナスイオンもたっぷり!!ポールを使って歩くので全身をバランスよく使い、健康効果が期待されます。年齢を問わず、初めての方でも簡単にできるのも大きな魅力。ポールはレンタルできます(有料300円)。爽やかな汗を流したあとは温泉に行くのもいいですね!お友達やご家族と、お誘いあわせてどうぞ。 第19回おおたき国際ノルディックウォーキング 開 催 日:2018年7月1日(日) 参 加 費:1人1,500円 申込締切日:6月12日(火) 申込:郵便局(ゆうちょ銀行)かインターネット(RUNTES)から参加申込(エントリー)ができます。 詳細はこちら!
むしゃなび編集部
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10/13(火) 福永監督『アイヌモシリ』完成披露上映会。10/20火より一般予約START!
世界的な注目を集める伊達出身の映画監督、福永壮志さんの作品上映会が開催されます。 阿寒湖のアイヌコタンを舞台にしたドラマで、10月17日より東京を皮切りに全国各地で公開されます。 伊達での完成披露上映会では、上映後に監督と主演者のトークもあり。 チケットは一般予約が10月20日(火)から。 当日券の販売はないそうです。 貴重な機会ですので、どうぞお見逃しなく! 日 時 令和2年11月1日(日) 15:15 開場/16:00 開演/17:55 監督・主演者トーク 終了予定18:25 会 場 だて歴史の杜カルチャーセンター 大ホール チケット(全席指定) 一般 1,000円 高校生以下 500円 ※当日券の販売はありませんのでご了承ください。 ※当日の入館時は、マスク着用でお願いいたします。 主催:NPO法人 伊達メセナ協会 共催:伊達市、伊達市教育委員会 協力:Date GT 問合せ : TEL 0142-22-1515/FAX 0142-22-1155(伊達メセナ協会) WEB https://dategt.info/ainumosir/(Date GT) https://mushanavi.com/event/20201101/
むしゃなび編集部
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10/25(月) 洞爺湖の紅葉
10月も残りあとわずかですね。 紅葉も終盤という時期ですが、 ここにきて、洞爺湖の紅葉の色づきが一段と鮮やかに。 ぐるっと回って見てまいりました! 仲洞爺キャンプ場近く 仲洞爺から洞爺水の駅方面の道路。 紅葉トンネルが続きます。 えぼし岩公園 山全体が色とりどりに染まって錦絵のよう・・・素晴らしい眺めでした! 葉陰から洞爺湖。 葉陰から洞爺湖その2 財田周辺 画像では見えづらいですが、中島も色づいています。 夕日の見える渚公園 駐車場の周りも見事に色づいていました。今年の紅葉、本当にきれいでした!! このあと今月いっぱいは楽しめそうな感じです。 みなさまもドライブやサイクリングに出かけてみては。
むしゃなび編集部
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08/24(土) みんなで、つくる。TOYAKOマンガ・アニメフェスタの心意気!
6月22日(土)、23日(日)に開催されたTOYAKOマンガ・アニメフェスタ2019(以下、TMAF)の写真集をお届けします。掲載が遅れてしまい、読者の皆さん、撮影させていただいた皆さん、本当にごめんなさい。マンガ、アニメ、コスプレをテーマとした未知のイベントに初めて取材に行ったのが2017年。とても賑やかで、でも「熱気」というより「あたたかさ」を感じたのが印象的でした。 https://so-ra-mi.jp/archives/10273 ここに来ている人たちは、マンガアニメが本当に好きで、自分の「好き」を真っ直ぐに表現しているんだなあ……カメラの前で堂々とポーズをキメてくださる参加者の姿に、しみじみと思いました。それも自分の「好き」だけでなく、他の人の「好き」も大切に、競ったり批判したりせず、お互いに認め合う、そんな雰囲気がありました。 今年2回目の取材で、またまた素敵なコスプレイヤーさん達に出会い、やっぱり、好きなことに夢中になるって、すごいな!と思ったのでした。 開催直後に放送された、TMAF事業推進委員会の北島良人会長が出演するインターネットTVで、参加者の増加に伴い、マナーのよくない層が少し増えてきている、という話題がありました。 https://youtu.be/mqVfR_kt2go 今後の継続のためにも「楽しみたいヤツだけ来てくれ!」と語っているのを拝見して、コスプレ写真を載せるだけではだめだ……表面的な面白さ、もの珍しさではなくて、イベントの「心」の部分をお伝えしなければ、と思い、編集に時間がかかってしまいました。本当にすみません。 さて、前置きが長くなりましたが、ここからコスプレギャラリーと、実行委員会へのインタビューです。どうぞ! TMAF2019コスプレギャラリー ※クリックすると画像が大きくなります。 大事なのは人数じゃない。参加者が楽しめて、ちゃんと運営できる仕組みができていること。 そ・ら・み編集部ch(以下ch) 今年は2日間で来場者数6万9千人ということですが、都会ならまだしも、この辺りでは圧倒的な多さですね。 TOYAKOマンガ・アニメフェスタ事業推進委員会/高臣陽太さん(以下高臣) 1日目は雨が降ってしまって出足がちょっと鈍りましたが、2日目は3万9千人で過去最高となりました。でも、6万人だろうと3万人だろうと僕らにとっては同じなんですけどね。 ch えっ!? 高臣 僕らは人数がモチベーションじゃないんです。みんなボランティアで、人が沢山来れば儲かるわけじゃないんで。そもそも、人口9千人弱の町(洞爺湖町の総人口は8,748人。2019年7月末現在)に、その何倍もの人がどっと集まるなんて異常でしょ。だから1年のうちのたった2日間で『まちおこし』とか、そんなんじゃないんです。とにかく参加者が楽しくて、ちゃんと運営できる仕組みができていること。そこが一番大事です。そのために参加者との交流を多くして、コンテンツも面白そうなものを詰め込んでいるんですよ。運営側にはマンガアニメに詳しいスタッフがほとんどいないので、正直わからないんですけどね、どこが参加者のツボになっているのかは…… 参加はエントリー制ではなく、公式パンフレット1,200円の売上が唯一の収入源 ch 10回目を終えて、特別な思いはありますか? 高臣 10周年だからと言って予算が増えることもないので、今年が特別ということはほとんどないですね。ただ、やはり時間の流れは感じます。初めて来た時に中学生だった子が、大人になっていたり、成長を感じますね。このイベントがきっかけでDJになって、今回コスプレディスコのDJとして来てくれた子もいるし、ここで知り合った人と結婚した子もいる。それから支えてくれている人の多さはすごく感じますね。 コスプレギャラリーつづき! サバゲーコスプレーヤーモモンガさんと仲間たち。 何のコスプレかというと…… 花札? 親子、夫婦、カップルで参加する方にも沢山会いました。 街角のカフェにて。くつろぐ姿もすてきです! 温泉街のスナックを借りて展示会をしていたプロのプラモデル製作者・大友さん(スタジオオクト)。マンガアニメとプラモデルがコラボできればと旭川から初参加 陸上自衛隊第7師団の戦車と力比べ! マーベルヒーローズ 洞爺湖ならではの光景! 参加者もスタッフ。「みんなで作る」イベント ch 会場を歩いていると、人出はすごいですが、荒れていないというか、やはり参加者のマナーがいいのかなと感じます。なんというか、この雰囲気の良さはどうやってできたのでしょうか? 高臣 2回目の時から『みんなで作る』がテーマです。イベントは参加者も含めてなので、その気持ちはしっかりと伝えてきました。傍若無人なことをすれば、イベント自体がなくなってしまう。それはお互い様なので。それから、実行委員会にはマンガ・アニメに精通しているメンバーがほとんどいないので、そこが逆によかったというのもあると思います。1年目の時に、僕らが想像もつかないような街の使い方をしていて面白かったんですよね。例えば、建物と建物の間で写真を撮るのに行列を作っていたりとか。すごい想像力を持った人たちだな! と思いました。僕らが気づかないことを、みんなの方がいっぱいわかっているんじゃないか、と。なので、僕らはやっているというよりも、教えてもらう立場で、「こういうことをしたいんだけどどうだろうか」といった提案をしてもらったり、「携帯ですごい音を出して踊っている子がいます」という話を聞いたらそこに行って声をかけて、じゃあそういう場が必要なんだな、ということでトラックステージができたり……参加者とのやりとりでいろんなコンテンツができていったんです。トラックステージもどんどんできて飽和状態になったので、湖畔ステージができたり、参加者とコミュニケーションをしながらすすめて来ました。 人気アトラクションのひとつ、亀岩ゼロポイント撮影会。専門ガイドの案内で、湖に浮かんでいるような、絶景写真が撮れます。 ch 参加者と思いを共有されてきたのですね。来場者数が増える中で、安全面ではどんな対策をしていますか? 高臣 3年目あたりから参加者が大幅に増えて、安全対策が第一になりました。事件・事故が起こればイベントができなくなってしまうので、警察との連携や警備員の配置には力を入れています。会場には皆さんが思っている以上に警察の方が沢山歩いていると思います。また警備員の配置については一番予算をかけているところでもあります。TMAFは「参加者もスタッフ」という位置付けでずっとやってきていて、そういう気持ちで来てくださっている方がたくさんいて、参加者のモラルにお任せしつつ、運営側としては交通や警備の体制を整えています。 温泉街のセブンイレブンにて。この日だけは、店員さんもコスプレでお仕事! TMAF2019オリジナル・ミネラルウォーター ch 1回目の3千人から20倍以上、参加者が増えていますが、「参加者もスタッフ」という意識は変わらないですか? 高臣 人数が増えても、常連の方から新しい参加者に広がって、全体に伝わっていると思います。僕らが知らないだけで、イベントの趣旨を理解して、「動画ダメだよ」(※)とか注意をしてくれる子もいますし、地域に迷惑がかかりそうなことがあれば連絡を入れてくれる。それをボランティアスタッフだけでなく、参加者がやってくれているんです。後になってそういう話が実行委員会の耳に入ってきて、本当にありがたいなと思います。あまりにもひどい時にはこちらから出て行くんですが、そういう場合にもちゃんと説明をすれば大抵わかってくれます。ある意味で、ルールのギリギリのところで、ちゃんと楽しんでくれているな、というのがこれまででした。 ※ TMAFでは、動画撮影は全面的に禁止。静止画については本人に了承を得た場合のみ可能です。映り込みもNG。参加者のプライバシーを守るためのルールです。 継続するための「守り」重要に 浮見堂公園にて。メイン会場から洞爺、昭和新山など、各地区へのシャトルバスが出ています。 高臣 北島がいつも言っているのですが、「本当に楽しみたい人だけ来てくれ!」ちょっとそれが、今年人数が増えた分、変わってきたかな、という感じです。今まではTMAF大好きです、楽しいです、と言ってくれている方の割合が多かったのですが、今年は特に「まあ行ってみようか」みたいな、ちょっと興味がある程度の、いわば「コアじゃない」層が増えた印象です。 ch イベントの趣旨やルールを知らずに来る人が増えている、ということですね。 高臣 はい。そうなってみて、今までは参加者の善意に頼っていた部分も大きいですが、それだけでは続けていけないというのを感じています。1回目からの10年は手探りで、イベントを知ってもらったり、安全に開催することが一番の目的でした。今後は継続するための守りの部分が重要になると思います。その仕組みをしっかりと考えて行きたいです。 ch どうもありがとうございました。 それアニメじゃないんじゃ…いえいえ、寅さんもアニメ化されているんです! お話を伺った人:高臣陽太さん TOYAKOマンガ・アニメフェスタ事業推進委員会副委員長。洞爺湖町在住。アニフェスを通じて若い世代に洞爺湖を知ってもらえるきっかけになれば、と話していました。推進委員会は「失敗したら赤字を被る」覚悟で集った、洞爺湖を深く愛する有志の町民で組織されています。 イベント公式サイト http://tmaf.toyako-prj.net 以上、インタビューとコスプレギャラリーでした。来年の開催については例年通り10月に決まるそうです。「行ってみたいな」と思う方は、撮影のマナーや駐車場など、ルールをしっかり守って参加しましょうね。マンガ・アニメを愛する心を大切に、いざ洞爺湖温泉、TMAFへ! 2019年10月26日(土)には「洞爺こすぱ!」というコスプレイベントが開催されます。詳細は公式HP http://cospa.toyako-prj.net でご覧下さい。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) 撮影にご協力いただいたコスプレーヤーの皆さん、ありがとうございました。
むしゃなび編集部
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09/01(日) 1684人つなぐ! 祝ギネス記録達成、伊達150年市民リレー
8月31日、伊達市総合体育館でギネス世界記録™「8時間で50mリレーを走った最多人数」に挑戦するリレー大会が行われました。朝8時半から4時半までの8時間という長時間に渡るチャレンジ!この日までの世界記録は1485人(2017年)。目標の1500人を上回る1700人弱のエントリーがありました。参加条件は50mを走り切れること。歩くのはOKですが、もしも途中でリタイアしてしまったら、失格となってしまいます。50mとはいえ、何が起こるかわからない。ドキドキワクワクのリレーがスタート! 一走の伊達市長に続いて小学生のリレーが始まりました。西小、東小、伊達小へと小学生の手から手へ、バトンが渡されてゆきます。 「はやく走らなくてもいいです! 大事なのはバトンを渡すことですよ〜」 何度も何度も、アナウンスが繰り返されます。バトンパスは一回一回が緊張の連続!うまくパスするためには、落ち着いてしっかりと渡すこと。そして、落ち着いてしっかり受け取ること。お互いの呼吸を合わせることが大切です。 小学生が走り終わると一般の走者がスタート。元気いっぱい手渡す人、ゆっくり確実に渡す人。慌てて渡して冷やっとする一コマも。渡し方も、受け取り方も、個性があってみ〜んな違う。一人、また一人とバトンが渡るたびに、数えきれない小さなドラマが生まれました。 会場に華を咲かせた伊達すずめ踊りのみなさん。踊りながらのラストスパートに、場内盛り上がりました! お父さんから子どもへ。上司から部下へ。先輩から後輩へ。泣きながらも一歩一歩、声援の中頑張って受けて走りきった子もいました。 大切なのはスピードじゃなくて、確実に「つなぐ」こと。 爽やかに、個性豊かに、次々と運ばれてゆくバトンを見ていたら、私たちみんな、世代から世代へと、バトンをつなげるリレーを走っているんだなあ、と胸が熱くなりました。 もらったバトンを、次の人へ! チーム・ホテルマン参上! 「次は俺たちががんばる番だ!!」Tシャツで、つなぐ。 磯辺さんも・・・ つなぐ! ギネス記録を超えた瞬間。 暑い中、スキーウェアがきまってました! チーム仲間とつなぐ!ミニバレーの皆さん はやく走ってもいいし、ゆっくりでもいい。楽しんでも、頑張ってもいい。応援だけでもいいし、好きな格好で、仲間と、家族と、ひとりでも全然OK。 たくさんの人がつなぐバトンは、次の150年に向けてのメッセージ! そしてそして、ギネス記録は・・・?全員が走り終わったあと、この日のために派遣されたギネス世界記録公式認定員の方による審査結果が発表されました。 ルール通りリレーをつなげた人数は、 1684人! 公式認定証を受け取る大会長の小野さん(伊達青年会議所理事長) 世界記録達成〜〜〜!! おめでとうございます!参加された皆さん、本当におつかれさまでした。 ギネス世界記録™「8時間で50mリレーを走った最多人数」に挑戦 ! このイベントは2019年8月31日(土)に開催されました。主催: 伊達150年記念事業実行委員会 ・伊達市共催:一般社団法人伊達青年会議所 https://date150.jp/?p=549 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)
むしゃなび編集部
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04/25(木) 最近オープンしたお店ほうもん。白髪染め専門サロンAZ
そよ風が気持ちのいい今日この頃。桜の開花もももうすぐですね。 季節が変わると新しいオシャレに挑戦したり、「思いっきりイメージチェンジしたい!」という気持ちがむくむくと湧いてきませんか? 今回は伊達市網代町にオープンした美容室を訪ねました。 ビューティサロンAZ (あず)はカラー専門、それも「おしゃれ染め」ではなく、「白髪染め専門」の美容室です。伊達出身の美容師・阿部美香さんが札幌からUターンして3月下旬にオープンしました。 「カラー専門」というと、伊達周辺ではあまり聞きませんが、札幌など都市部では主流になってきているそうです。 カットにはまだ早いけれど、白髪が気になる・・・ 自分で染めるのは大変! 肩も上がりにくくなってきたし・・・ そんな時、手頃な値段で気軽に行けるのがカラー専門サロンです。染めだけなので、普通に美容院に行くよりも安くできるのがポイント。 染め剤はオーガニック成分が配合された髪にやさしいものを使用しています。 一口に茶色といっても下の画像の通り、たくさんの色があります。髪や肌の色に合わせ、相談しながら色選びをしますが、同じ色を使用したとしても、髪質によって発色や印象が全く変わってくるのだとか。面白いですね。 最近は、染めずに自然な髪色を楽しむ「グレイヘア」も流行していますが、阿部さんによれば、やっぱり染めるとマイナス5才は若く見えるそうです 8-O また、白髪染めをしている方が元の髪色に戻すには1年ほどかかります。そういったことを考え合わせた上で、「手軽にできる白髪染めを楽しんでほしい」と阿部さんは話します。 阿部さん:「もう歳だから染めるのをやめようかな、というお客様もいらっしゃいますが、私はいつも「80歳までは、がんばってサロンに来てくださいね〜」とお伝えしているんですよ(笑)。女性にとって、キレイでいることは幾つになっても元気の源だと思います :-) 」 さて、上の画像は伊達ではここにしかないオートシャンプー。髪と頭皮の自動洗浄機です。施術時間を短縮し、かつ手頃な値段に抑えるために導入したところ、「気持ちがいい」と大評判に。さっそく、筆者も体験させていただきました! 機械のシャンプーってどんな感じ?ガシガシ洗うの?・・・ドキドキしながら台に横になると、シュワ〜〜ッとお湯が出てきてシャンプースタート! 頭皮全体をまんべんなく、たっぷりと水流で洗っていきます。マッサージみたいで「気持ちいいーー!!」ウトウトしている間にシャンプーもトリートメントも完了。とってもスッキリしました。 シャンプー後はセルフでブローとスタイリングをして出来上がりです! セルフが苦手な方は、オプションの「ハンドブロー」を注文してくださいね。 来店からの流れ まずは精算 → お荷物はロッカーへ → カウンセリング・色選び → カラーリング → オートシャンプー → セルフブロー ※ 初回は地肌テストを行います。肌が弱い方、アレルギーの方はお断りすることがあります。 札幌時代には福祉美容の資格を取得し、病院などへ出張していたという阿部さん。常連のお客さんが高齢のためサロンに来られなくなったことがきっかけでしたが、福祉美容に取り組む中で、考え方が180度変わったそうです。 阿部さん:「自分で動ける方と、体が不自由な方とでは、カットの仕方が全く変わってきます。 例えばお客様が点滴をつけていたり、ベッドに寝たままの状態で、どうやってカットするか・・・など、とても勉強になりました。 思うように身体が動かない方でも、おしゃれをするとお顔が明るくなるんです。入院してお化粧をしなくなった方が、次のカットの時にはお化粧をして待っていて下さったこともありました。本当に嬉しかったです! ゆくゆくは伊達でも福祉美容の分野に活動の幅を広げていけたら、と思っていますが、まずは白髪染め専門で、お客様に「あー気持ちよかった!」、「キレイになって嬉しい!」と笑顔になっていただきたいです。」 これからお花見に行楽にと、おでかけの増えるシーズンですね。髪色を変えて心も軽やかに、新しい季節を楽しんでみませんか? 白髪染め専門店 ビューティサロンAZ あず 伊達市網代町27-4 TEL 0142-82-8380 OPEN 9:30~18:30 CLOSED 月曜日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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09/05(土) 廃校で味わうノスタルジックなひととき。蟠渓にオープンした音楽室アマデウス
(2020.07 むしゃなび編集部取材) 壮瞥町の端っこ、大滝区との境目にある小さな温泉街、蟠渓。 長流川のせせらぎが響く山間の地区に廃校を利用したカフェがオープンしました。 教室から流れるクラシック音楽に、コーヒーを片手にじっと聴きいる人、読書をする人。 時間がゆっくり、ゆっくり、流れています。 週末の午後、懐かしくてちょっと不思議な空間を訪ねました。 30年以上前に廃校になった趣のある建物。 旧蟠渓小中学校の校舎に7月3日にオープンした「音楽室アマデウス」。金土日限定のお店です。 「蟠渓温泉 湯人家」を目指してドライブすると、旅館の手前に、小さな青い看板が出ています。坂を登った先に、野原と木々に囲まれて古い校舎がぽつんと建っていました。 アマデウスは音楽観賞がメインのカフェ。 広々とした室内にゆったりとテーブルが置かれ、ステレオやプレーヤー、沢山のレコードが並んでいます。 メニューは現在のところ、コーヒーと音楽のみ。入場料500円でおいしい湧水のコーヒー付き、音楽は聴き放題です。 棚に並ぶ沢山のレコードコレクションは、釧路の音楽愛好家の方から寄贈されたもの。 このほか、珍しい古楽器の音楽ライブラリーがパソコンの中に入っています。こちらは壮瞥町に縁のあるスイス人、故ピエール・シャピュイさんのコレクションで、500GBものデータが収められているそうです。 懐かしのレコード喫茶のように静かに音楽を聴くのが基本ですが、人がいない時にはおしゃべりをしてもOK。音楽通はもちろんのこと、クラシックを知らない人ものんびり楽しめるのが魅力です。 古い木の廊下を歩いて体育館へ コーヒーを待つ間、体育館へ。 蟠渓小中学校が廃校になったのは平成元年のこと。その後、「自然体験館どんぐり」としてスポーツ少年団の合宿や研修などに利用されていましたが、最近はほとんど使われていなかったそうです。 木の梁が美しい体育館。中央の卓球台で遊ぶこともできます 校歌のレリーフ。学校が賑やかだった頃が目に浮かぶよう… さて、湧水で淹れた香り高いコーヒーをいただきながら、店主の宿谷志郎さんにお話を伺いました。 蟠渓に人が集う場所を。 宿谷さんは2年ほど前から季節移住者として一年の半分を蟠渓で暮らしています。自宅のある関東から北海道を訪れた際に、知人から「道南がいいよ」と勧められ、たまたま湯人家に宿泊したのが蟠渓との出会いだったそうです。 山間の静かな雰囲気に魅力を感じて滞在するうちに、すっかり馴染んでしまったとか。 世帯数20未満という小さな地区ですが、豊かな自然と温泉のある居心地のいい場所…そんな蟠渓の名前を広めたいという思いで、廃校の活用を思いついたそうです。 校舎を管理していた湯人家の協力を得て、年初めから準備をスタート。本格的な改装は連休明けからはじめたそうです。物置のようだった教室をきれいに片付け、お金をかけずにあるものを利用して素敵なカフェにしました。ほとんど宿谷さんひとりで手掛けたとのこと、驚きました! 構内には宿谷さんが制作した革製品をはじめ、友人知人の作家によるクラフトや絵画などアート作品が飾られていました。古い校舎に味わいのある作品がとてもよく合います。 いずれはワークショップやイベントなども企画したいとのこと。 「お茶を飲んだり、クラフトやアートを通して人が集う場所になってゆけばいいなと思っています」と話していました。 近隣のお店で目を惹かれた、宿谷さん手描きの美しいポスター。若い頃にグラフィックデザイナーをしていたと聞いて納得!原画を見せていただき感激の筆者 音楽室アマデウスは10月末まで金土日の週三日間限定で営業しています。 午後のひとときをのんびり過ごしに出かけてみませんか。 店舗情報 音楽室アマデウス 住 所:北海道有珠郡壮瞥町字蟠溪(旧蟠渓小中学校)※湯人家手前 営業時間:金土日 11時〜17時 料 金:500円(コーヒー付き) 冬季休業(10月末まで営業予定) ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2020年7月) シェア、リンク等、大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/26(火) シマコさんの服づくり。「着物リメイク雛 Hina」
壮瞥町在住の佐々木志摩子さんは、大好きな着物をリメイクしてオリジナル服を製作しています。 もともとは自分で着るためにいろんな着物を収集していた佐々木さん。ある猛暑の年に夏用の着物をほどいてTシャツを作ってみたら、ものすごく涼しくて洗ってもすぐに乾くので繰り返し着ていたそうです。一昨年、自身のオリジナルブランド「着物リメイク雛*Hina」を立ち上げ、日常着やステージ衣装の制作を行なっています。アトリエを訪ねると、着物特有の色や柄が美しく、ゆったりと気持ちよく着られそうな洋服たちが並んでいました。 [gallery size="medium" ids="8233,8234,8235,8236,8237,8238"] 佐々木さんが服づくりで大切にしているのは、 体に対するストレスが少ないこと ホームクリーニングが可能であること 「既製服って、肩が張ったり、締めつけが気になったり、着づらいことが多くて。それにスタイルのいい人が着ればキレイだけど、みんなが同じような体型ではないでしょう? かっこよく見えて、お腹も隠れて着てストレスにならない! そんな服作りを始めました。」 素材は主に着物地の代表である「正絹(しょうけん。シルクのこと)」を使用しています。なめらかな肌触りで非常に軽く、美しい光沢のある素材です。コットンや麻と同じ天然繊維ですが、カイコが吐いた糸を原料とするシルクはタンパク質でできているので人の肌に近く肌ストレスがかからないと言われています。冷えとりやアレルギー対策、美肌効果などでも知られていますね。 アトリエの棚には佐々木さんが集めた色とりどりの着物がリメイクを待っています。アンティークの着物も多く、見ているだけで楽しくなります。リメイクする時には一枚一枚縫い目をほどいて布に戻してから、一度洗いをかけます。こうすることで、出来上がった後、自宅で洗濯など簡単にお手入れができるようになります。着物地は好きだけど、クリーニングが大変で・・・という方も気軽に楽しむことができますよ。 [gallery columns="2" size="full" ids="8239,8240"] 「着物ってほどくと一反の反物になるんですよ。ほどいているとね、その着物の時代背景が見えてくるんです。 この間、アンティークの長襦袢を ほどいていたら、 縫い針が出てきたんです。当時のものですから、真っ黒に錆びていて、びくともしませんでした! どれだけの月日を過ごして来たんでしょうね・・・。」アンティークの着物からできてきた当時の縫い針。佐々木さん撮影 なんとびっくりなエピソードですが、古い着物ではたまにあるのだとか。昔の暮らしに思いを馳せながら、丁寧にほどいて、洗って、どういう作品にするか考えます。着物特有の色合いや柄をどう生かすかが、リメイクの難しくも楽しいところ。平面で作って立体で着る着物を、もともと立体で作る洋服にすると、雰囲気がガラッと変わるそうです。 また、直線で布を裁つ着物と違って、洋服づくりでは「ハギレ」が出ますが、小さな布切れも佐々木さんは大切に取っておき、ちょっとしたアクセントやパッチワークに使用しています。 「昔は一反の反物を、赤ちゃんの時はおくるみにして、成長するにつれ子供の着物から大人の着物へと、同じ布を仕立て直したり染め変えたりして一生涯使ったという話を聞いたことがあります。そのくらい長持ちする素材なんですよね。 だから、運命を変えて洋服にしちゃったんだから、最後の最後まで大切にしてあげたいんです。」 佐々木さんの服づくりの原点は、子供時代。転勤族で道内のあちこちを移動した小学生の頃から、いつもお母さんの手作り服を着ていたそうです。 「子供のころ、既製服を着たことがなかったんですよ。いつも母に作ってもらっていました。当時、キャラクターものが大流行していて、私も着てみたかったんだけど、買ってもらえなかったの。持っていないの私だけでしたね。 玩具もあまり買ってもらえなかったから、着せ替え人形「スカーレットちゃん」の服を小学1〜2年生の頃から、自分で作っていました。 大作だったのは、ドールハウス! ギフト用のウイスキーの箱を、中身を取っ払って、折り紙でカーテンを作ったり、持ち手までつけてね。我ながら本当によくできていました(笑)」 テーブルの上にはお手製の胡桃ゆべしやパン。いい香りのコーヒーはこだわりの豆を縦回し(!)のアンティークなミルで挽いたもの。暮らしのあちこちにクリエイティビティ溢れる佐々木さんのアトリエ。でも子ども時代の佐々木さんにとって、「ものを作ること」は好き嫌い以前の「必要なこと」でした。 「当時は本当に嫌だったんですけどね(笑)! でも、今はものがあふれている時代でしょう。あれもこれも買ってもらっていたら、いま制作しているような作品は生まれなかったかもしれないですね。」 ぽっちゃりの方から細身の方まで、心地よくキレイに着られる佐々木さんの着物リメイク服。はじめての一着におすすめなのが、パジャマです! ゆったりして軽く、夏は涼しく冬は温かく。家で洗濯できて、コットンのパジャマのようにヘタレ感や匂い付きが少ないそうです。シルクに包まれていい夢が見られそうですね。 また、もうすぐ新商品としてランジェリーが登場予定です。とことん肌ストレスがかからないよう、糸や縫い代にまでこだわって現在、試作を重ねているそうです。作品や最新情報はインスタグラム(@shimakosasaki)でチェックできます。 ※ 掲載作品は全て一点ものです。売り切れとなる場合がありますので、ご了承ください。作品の詳細は下記へお尋ねください。 着物リメイク雛*Hina 080-3268-6180 http://picdeer.com/shimakosasaki 参考価格:ブラウス 5,000円〜/パンツ 8,000円〜/パジャマ 15,000円〜 (価格は変更になることがあります。) オーダーメイドのご注文について: 基本的に当方の在庫で仕立てます。お近くの方なら生地選び、袖丈、着丈など、細かいご希望に添えることもありますので、ご相談ください。全てのご希望に添える訳ではありませんのでご承知おきください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/18(金) 北海道ウクレレカンタービレ2018が開催されます!
夏の到来を告げる牧場ハワイアンイベント、北海道ウクレレカンタービレが今年も牧家ミルキングパーラーで開催されます!今回で5回目を迎えるカンタービレ、雨続き(嵐あり)にして昨年初の快晴となりました :-) さてさて今年のお天気はいかに・・・!?降っても晴れても楽しいこと間違いなし!豪華出演アーティストによるライブと極上フード&スイーツで盛り上がりましょう♪ ホテルマン磯部大輔さん作詞作曲による公式ソング「ウクレレラプソディー」。会場で一緒に歌おう! 北海道ウクレレカンタービレ2015 from Awesome Hokkaido on Vimeo. 北海道ウクレレカンタービレ2018 高木ブーがやってくる!5周年だよ!全員集合! 開催日 2018年6月23日(土) 時 間 9:30〜16:00 雨天決行 会 場 牧家ミルキングパーラー 特設野外ステージ 住 所 北海道伊達市乾町201−292 駐車場 会場近くに約100台の無料駐車場有 入場料 無料 詳細は下のリンクからどうぞ↓↓ https://so-ra-mi.jp/events/event/ukurere2018 初めて行かれる方へ。会場への詳細な道順が、牧家ウェブサイトに掲載されています。ちょっとわかりづらい場所なのでチェックしてね↓ https://www.bocca.co.jp/news/event/ 昨年のレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/10230 https://so-ra-mi.jp/archives/10331
むしゃなび編集部
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06/30(金) BROCKEN代表 佐藤大輔氏 〜「もったいない!」に背中を押され、ゆるっと しれっと 熱い人
今回の主人公は「BROCKEN」代表 佐藤大輔氏。 「一体全体この人は何者なんだろう?」 そんな筆者の興味からオファーを入れた取材でしたが、正直「しまった…」と思いました。 何故ならば、一つにはプロの編集者でライターさんだったことをうっかり忘れていたこと。 そして、ネタが豊富すぎたこと。 「やっちゃった…」と思いました。 さて。 待ち合わせたのは地球岬にある「崖の駅」でした。 きっと、この画像に書いてあることをもれなく読んでいただくだけで、佐藤さんの「ゆるっとしれっと感」が伝わるかと思います。 なので「これにて終了〜」と、してしまう手もありかな…。 そんなことを思ってしまうほど、取材させていただいた2時間はヌマでした ^^; 佐藤さんったら、面白すぎます。 危うく、すっかりハマった足が抜けなくなるところでした。 気を取り直して佐藤大輔氏略歴から 1)1982年10月 室蘭生まれ 高校生までの18年間を室蘭で過ごす。 〜室蘭中島町生まれだそうですが、その記憶はほとんどなく、あるのは高砂町に住んだ頃のこと。その後の大輔氏は、生まれ故郷「室蘭」の刷り込みを実感する場面に何度も出会います。 2)中国留学。その後、当時、道内唯一中国語学科のある大学に進学。 〜なぜ中国語なのかは、「なんだかよく判らない」という面白さに惹かれたのと、 「これからは中国語を学んでおくと良さそうだ」と直感したのがその理由。 3)大学卒業後、JTBに入社し二年間在職。 人に旅を売るより自分が旅をしたくなり世界一周の旅に出る。 〜なぜ狭き門で自分が採用されたのか気になり上司に尋ねると、なんと「ギャンブル枠採用」と言われたそう。 JTBでは曹洞宗の檀家さん向け「団体参拝」の営業を経験。隣のチームは日蓮宗担当されていました。 旅行業界の興味深い背景です。 「特に旅行業界に興味があったわけではないんですよね。 外国語が活かせるかな〜?くらいの気持ちで受けたら採用してもらえました。 でも「ギャンブル枠採用」って、納得しました笑」 世界一周の旅へ 「檀家さんたちに営業の仕事をするうちに、『人に旅を売るより自分が旅をしたくなった』というわけですね。」 「そうなんです。世界一周しよう!と思い立ち、半年間の有効期限で世界を周れる『世界一周堂』という会社が売っている『一周券』を利用しました。」 なんでも、5大陸の内、何大陸を選ぶかによって値段が変わるそうで、最初に選んだアライアンスの航空会社で決めた日時しか乗れないという縛りがあるのだそう。 その時、大輔さんが選んだ旅は半年間の移動代が40万円という格安のものでした。 なんという魅力的な!! 筆者も行きたい…。 うずうず…。 「その旅の中で印象深く忘れられないエピソードを教えていただけますか?」 「よく言われますが、インドへの旅はその後の自分の人生観に大きな影響をもらったと思っています。あそこにはまだカースト制度の名残があって、乞食として生まれ乞食として死んでいく人が今でもいるわけです。汚水の中を歩いて生活する様な…ね。でも、目がとても綺麗で、白目の光の強さに圧倒されました。そして気付いたのは、目の綺麗さと貧富の差はイコールじゃないということ。言い換えれば『金持ちにならなくても幸福はある』というか。どういう風にしても生きていけるんだよな…って思ったんです。」 こういうエピソードにも大輔氏の『ゆるっと熱い』感が溢れています。 「でね、肺炎で入院したんですよ。」 「そうそう!そういえば、旅する間のアトラクション的楽しみを持ちたくて、『1カ国につき1回はぼったくられても良しとする』というルールを自分に決めていました。どこの国でもボッタクリって普通にあるんですが、それを通してその国が少しわかるような気がして。でもこれって『傲慢』な考えでもあるよな…とは思っていました。」 ぼったくりエピソードもたくさんお持ちのようですが…。 本当にヌマから抜け出せず帰れなくなりそうだったので、ほどほどで切り上げさせていただきました ^^; 気になる方は是非ご本人に会って聞いてみてほしい! 本当はもっと旅を続けたかった大輔さんは、先輩の結婚式に呼ばれたことをきっかけに、旅を途中で止めて帰国してしまいました。 「まあ、結果的には旅には満足したんですけど、少し後悔しているのは一周券を買ったこと。あらかじめルートを決めて旅に出るものだったので、ある意味自由を奪われてしまったわけです。だから、途中で気が変われない。気に入ったから滞在を延ばすってことも許されない。あの旅は、自分にとっての何回目かのモラトリアムだったので、そもそも目的がある旅ではなかったんですけどね。実に勿体ないことをしたな…って思っています。もっと何て言うか、沢木耕太郎の『深夜特急』のような旅をしたかったな…って。とはいえ『深夜特急』に出会ったのも旅の途中だったので、最初から手遅れでした笑。」 なるほど。 世界一周こそしませんでしたが、若かりし頃、一人ふらふらと行き当たりばったり旅ばかりしていた筆者にも、なんとなく大輔さんのお話の意味がわかる様な気がしました。 「ところで、いま振り返ってみてもう一度行きたい!と思うところはありますか?」 「イースター島かな…。実はイースター島まで行ったというのに、なんと室蘭を思い出しっちゃったんです。イタンキ浜の上の丘の膝丈の笹とか、ローソク岩とか、海とセットで色々思い出して『似ているな…』って思ったんですよね…。」 イタンキ浜の丘にそっくりな風景があったりして、モアイ島に居ながら室蘭を思い出してしまった大輔さんでした。 そして再び略歴の続き 「僕、根本的にはマイナス思考だし、実は結構真面目なんですよ。」 大輔氏は自分をそう分析します。 前職から逃げる様に世界一周の旅に出たにも関わらず、「不自由な旅をしてしまった」と悔い、「勿体ないことをしてしまった」と思ってしまうマイナス思考さ加減。 けれども、空の色とか、建築物とか、旅の中でいろいろなものを観て『旅とか観光って人生の栄養なんだな』と思うところ。 ネガティブな部分も含め、旅で得た心の栄養を無駄にはしないと思う真面目さ。 「1カ国1回ぼったくりアトラクション」を許す自分に傲慢さを感じるところ。 イースター島で感じた故郷室蘭を想う気持ち。 確かに自己分析通りだと思います! 4)帰国半年後、リクルート北海道 じゃらんへ入社し、11年間勤務する。 〜苦手な営業部で2年。 編集部では9年働き、仕事はとても楽しかったそう。 「編集の仕事って設計屋なんです。 『なんでそれを作るのか?』『誰が喜ぶのか?』を考える役。 つまり枠組み作りです。その後、デザイナーとライターに依頼をして協働して作っていく。 根が真面目だから、誰かの役に立っているとか、何かの糧になっていると知ると嬉しくなるんです。 でもね。当時の編集長に言われました。『お前の記事は毒が強い。が、薄めれば薬になる。 スパイスだけじゃ味がないんだ。味付けは大事だ。』 この言葉には本当に感謝しています。 すごく心に残っているし、その後の僕の仕事にも生きている言葉です。」 「じゃらん」時代の面白いエピソードを伺いました。 読者の嗜好の指標として、購読前支持率と購読後支持率というものがあるそうなのですが、 その過去最低の数字、購読後支持率3%というのを取ったことがあるそうです。 ところが何故か嬉しそうな大輔さん。 「実は、その時の購読前支持率は1%だったんです。ところが読んだ後に2%増えたというわけです。 小さい数字でも3倍になった!購読後に数値が3倍になるっていうのは滅多にないことなので嬉しかったです。」 5)じゃらん退職後の地域おこし協力隊+α 〜2017年に退職したのち室蘭に帰郷。同時に室蘭市観光課付、室蘭観光協会配属になりました。 同時期、個人事業として『BROCKEN』も立ち上げました。 また、『北海道Likers(当時サッポロビールが運営していた)』のライティングの仕事も始めました。 いつの間にか着実に積み上がっていたキャリアがフルに発揮でき、さらに地域おこし協力隊としての活動で経験値を上げながら、『BROCKEN』の活動も成長させていきました。 「地域おこし協力隊をしながら感じたのは、世界一周から帰国したときにも感じた『もったいなかったなあ』ということでした。それは、室蘭的な良さに触れずに無関心に育ってしまったということに対してです。例えば、蓬莱門・地球岬・イタンキの丘・大黒島の夕陽など室蘭の素敵な風景があったのに、その良さに気づかなかった。」 Uターンをして室蘭を見直した時、何かが外れたように室蘭が見えてきたと言います。 高校を卒業してからの18年間で多くの気づきを得た大輔さんは、「室蘭の良さを発信したい!」と強く想うようになりました。 6)そして今 現在は、個人事業「BROCKEN」での活動と、合同会社「SUM-i-CA」の経営メンバーとしての活動、二本立てで活躍されています。 事業内容はあまりにも多岐に渡っているのでHPをご覧いただいた方がわかりやすいです。 でも、せっかくなので特記するとすれば、というよりも筆者のツボだったのが今回の取材の待ち合わせ場所でもあった「崖の駅運営」と「むろらんくん育成事業」と「たたら製鉄への関わり」のこと。 「この崖の駅はもともと地球岬にあった『毒まんじゅう』の店の空き家利用でした。地球岬は室蘭の顔なのに『もったいないなあ』と思ってね、私設の無人観光案内所みたいなものを作ったんです。堂々と無人と謳っている通り、僕はほとんどいませんが時々母がいます。その時は「むろらんくんグッズ」も販売しています。」 え!? 毒まんじゅう?? と、びっくりされた方にちょっと説明的にこちらの画像を〜。 というわけです。 で、このキャラクターこそが「むろらんくん」。 大輔氏はさまざまな場面で登場させる「むろらんくん」を育成事業と呼んでいます。 そしてついにはLINEスタンプ販売まで育成事業は発展しました。 つぎに、「たたら製鉄への関わり」です。 地域おこし協力隊時代、ムロランワンパクに来てもらったご縁で「登別室蘭たたらの会」石崎会長と知り合った大輔さんは、石崎家で玉鋼のナイフ鍛造体験をさせてもらいました。 その後、「なんか話の流れで、たたら製鉄の手伝いをすることになった」のだそうです。 大輔さんの父方の祖父が鍛冶屋だったこともあり、職人的なことへのあこがれもあり、もともと手仕事好きなのもありで、製鉄も鍛造も興味深いし楽しい!と感じたそうです。 そんなこんなで「たたら製鉄への関わり」を持つようになりました。 「室蘭は鉄の町だけど、鉄を身近に体感できる体験コンテンツはすごく少ないんです。その点でたたら製鉄と鍛造体験は質の良いコンテンツになる可能性があると思いました。しかしとにかく炭代と人の手がかかるので、ちゃんと体験メニューとして稼げるように仕立てるにはどうすればよいのか目下考え中です。」 最後に さて。 この辺りでそろそろ最後にしたいと思います。 初めに「この人は一体全体何者なんだろう?」という筆者の興味はほぼ満足しました。 …と思わなければいけないくらい、やはり、佐藤大輔氏はヌマすぎました。 この上なく、果てしなく面白すぎました。 なので、どこまでもしつこく追求してしまいそうなのでこの辺りで止めることにしました。 でも、はっきりと分かったことがありました。 こんなこと書いたら「恥ずかしいから止めて〜!」と言われるかもしれません。 でも、きっぱり言います。 直球ストレートではないけれど。 「ゆるっと・しれっと熱く、人間愛・室蘭愛に溢れる方」でした。 仕事の上でも、出会った人との繋がりも、「もったいない」の心を大切にしてきたからこそ多くの依頼があるのだと感じました。 参ったなあ…。 ファンになってしまったじゃないですか。 佐藤大輔氏、すっかり目が離せない存在になってしまいました。 ―佐藤大輔氏情報― Facebook https://www.facebook.com/daiske.sato Instagram https://instagram.com/satodaiske?igshid=MzRlODBiNWFlZA== BROCKEN https://www.brocken.work SUM-i-CA https://www.sum-i-ca.com
Rietty
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05/13(木) ミュージアム企画展『旅人がみた有珠』動画でどうぞ!
(2021年5月17日追記) 北海道の緊急事態宣言に伴い、だて歴史文化ミュージアムが5月17日(月)〜31日(月)まで休館となりました。 動画で企画展の概要をお楽しみください。 企画展『旅人が見た有珠』 現在休館中のため観覧できません。(2021.05.17追記) 場所:だて歴史文化ミュージアム2階特別展示室(伊達市館山町21番地5) 期間:2021年4月17日(土)~2021年5月30日(日) 時間:9時〜17時(入場16時30分まで) 休館日:月曜日(休日の場合は、その翌日以降の最初の平日) 観覧料:一般・大学生・高校生は300円、小学生・中学生は200円、未就学児は無料 問合せ:伊達市教育委員会だて歴史文化ミュージアム学芸係 電話 0142-25-1056 詳細はこちらからどうぞ(Facebook)
むしゃなび編集部
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04/29(日) 【お花見】有珠善光寺の石割桜
伊達もようやくお花見シーズンを迎えました。 こちらの記事は昨年2017年5月4日に撮影した有珠善光寺の桜です。 善光寺といえばの石割り桜、今年もそろそろ咲き出したようです。 GW後半には見頃になりそうですね! 最新のお花見情報は Facebok/Npo法人だて観光協会-北海道 伊達市 でチェックできますよ :-) 有珠善光寺にお花見に行ってきました。 善光寺といえば自然公園の石割桜。 石割桜/善光寺自然公園 今年も咲きました!やはりすごい貫禄・・・。 葉が一緒に出ることもあり花のボリュームは少なく見えますが、野性味溢れる山桜です。 お花見に訪れた人たちでとても賑わっていました。 桜は連休いっぱい楽しめそうです。 有珠善光寺では桜のあとには、淀川ツツジ(5月初旬〜)、八重桜、ボタン、アジサイと花のシーズンが続きます。 https://so-ra-mi.jp/archives/5341 巨岩と森林に囲まれて、自然公園の散策路を歩くのはとても気持ちがいいですよ。 お散歩に出掛けてみては。 有珠善光寺 伊達市有珠町124番地
むしゃなび編集部
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09/18(土) チカプ~“こだわりを持たない”というこだわりのパン屋さんに出会った。
伊達市南稀府町 緑丘高校をすぎ、さらに山の方へ走ると「チカプ」はありました。看板には“しあわせの青い鳥”が描かれています。 オープン時刻直後から次々と焼き立てパンを買いにいらっしゃるお客様。その切れ目を待っていた筆者は、パン工房からの香りだけで幸せな気分に浸っていました。それは、くどい匂いが一切しない、シンプルな香りでした。 ↑今の気温が高い時期だけ限定で10:30~開いています。でも全部揃うのは11:00~ 昨年5月、関東圏から移住してこられた佐藤さんご夫妻が、お店をOPENされたのは2021年6月のこと。それまでは、旦那様は美容室を経営し、亜実さんはパン屋さんに勤めていました。 「本当は北広島市で美容室を営みながら、私はその片隅でパンを売ろうと思っていたのです。」 と亜実さん。ところがこのコロナ禍。住み慣れない街でのチャレンジをするにはあまりにもリスクの高い状況でした。 すっぱりと諦めた旦那様は、亜実さんの夢を全面的にバックアップすることに決めました。そこで、親戚が伊達市に住んでいらしたご縁から、物件を探し、店舗付き住宅にリノベーションをしました。 オーナー佐藤亜実さんは「チカプ」の職人兼店主として。旦那様は主夫 兼 畑係 兼 販売係として。見事な連携でお店を切り盛りされていらっしゃるのでした。 亜実さんは製菓製パン専門学校ご出身。パン作り一筋で16年のキャリアをお持ちです。 ↑一度に二組のみの入店とされています。感染予防対策もしっかりとされていました。 ↑庭のお花も店内に素敵に飾られています。 ↑実はこちらはフィッティングルーム。パン屋さんにフィッティングルーム??? ↑亜実さんのご実家(茨城県)のお母様がもんぺなどを作っていらっしゃいます。こういうところにも佐藤ご夫妻の自由なセンスが光ります。 ↑立派なとうもろこし! 筆者はこのとうもろこしが入ったパンを購入しました。 ↑サンドウィッチの日には大活躍のパリパリきゅうり 朝3:45起床をしたところから、亜実さんのパン作りの1日が始まります。夏ならば野鳥の鳴き声と共に、この時季ならば野鳥の鳴き声を待ちながら、亜実さんは仕事をしています。 ↑庭の杏や近所の農家さんのところで摘んできたハスカップなどを使って作ったジャムも販売されています。 ↑ひよこのお菓子のようなスコーン。とっても可愛くて「チカプ」そのもの! 「チカプ」とはアイヌ語で「鳥」のこと。実は旦那様の美容室のお名前も、鳥にちなんだ「egg」と「bird」でした。せっかく北海道に移住したのだから、アイヌ文化にちなんでこの名前をつけたと言います。 「自然が豊富な稀府で、野鳥の声しか聞こえない時間は、清々しい気分でパン作りをすることができるのです。」 そう話す亜実さんは本当に幸せそう。幸せな人が作るパンは美味しいに決まっています。筆者もたくさん購入してしまいました。 ↑3つも食べてしまいましたが、全く胸焼けしませんでした。 ↑店内は、とにかくセンスある温かみに溢れていて素敵です。 コンセプトを伺ってみました。 「コンセプトは…。 生地そのものの原料には拘りますが、 それ以外は“特別なこだわりを持たない”という『こだわり』と、私自身が楽しむということ。 例えば、その時に畑で採れたものを活かしたいし、材料が揃わなければ無理して作らず、あるもので美味しくなる工夫をして作りたいと思っています。 “こうしなきゃいけない”という縛りを作らず、自由な発想で楽しく作らなければ長続きしないと思っています。 そうすれば無駄も出ませんし。 だから、あまり定番の商品は多くありません。 いらっしゃる度に違うパンと出会える。 その方がお客様にも楽しんでいただけると思いますし、私も楽しく作れます。」 このお話には飲食店経営経験者の筆者も激しく同意しました。 自らが楽しみ、「これ絶対に美味しくなると思う!」という閃きを大事にして、お客様が喜ぶ顔を思い浮かべながら作る。きっと、亜実さんもその感覚なのだと思いました。 そしてこんなお話もしてくださいました。 「伊達は自然や天候にもとても恵まれています。 それが証拠に自家製の天然酵母がとても元気に育つのです。 以前はうまく発酵してくれず何度も失敗をしたので、店をオープンさせるにあたってとても心配をしました。 でもそんな心配は要りませんでした。 本当に酵母が元気! 水や空気など、環境がすごく良いのだと思います。 もう本当に、この環境に作らせていただいている。 そんな気持ちです。 その元気な天然酵母で作った元気なパンを是非皆様に召し上がっていただきたいと思います。」 なんて素敵なお話し!! 「チカプ」のパンものがたりを伺うだけで「絶対おいしいに違いない!」と思ってしまいます。 自然に恵まれた環境で、自家菜園もあって、元気な天然酵母が作れて、楽しくパンが作れる。亜実さんが夢に描いた通りのお店になりました。「チカプ」は、稀府版「しあわせのパン屋」さんです。 ―パン情報―♡ 月曜日はサンドウィッチの日です!♡ 平日は14:00以降でも品数があります。ただし、ご予約はご遠慮ください。♡ 今後、冷凍パンのおまかせセットの発送にも力を入れていきます。 [パン生地主原材料] 道産小麦数種・天然酵母(レーズン)・国産米油・道産てんさい糖・シママース(塩) *パン生地には乳製品・卵は使用していません。[定番商品] カンパーニュ・全粒粉バゲット・食パン・スコーン 他のバリエーションは日によって変わります。 ―チカプ店舗情報―・営業日 木曜日~月曜日 11:00~16:00・定休日 火曜日・水曜日・住所 伊達市南稀府町303-49・電話 0142-24-1017・Blog https://chikap-bakery.hatenablog.com/
Rietty
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07/31(水) 『心の中の小さな夢』に辿り着く 〜おにぎり屋 『tanto』 店主 加藤 朋香氏の新たなみち
「ぜんぶ一個ずつください!」 思わずそう言いたくなる優しい三角のフォルム。 おにぎりほど心を温めてくれる食べ物はないと思うのです。 長年、看護師として旭川・札幌で勤務し、旦那様の転勤により室蘭に移住されました。 室蘭に来られてからは、看護学校の教員免許を取得、8年間教鞭を執っていらっしゃったそうです。 「私、気持ちのON/OFFが下手なんです。強制的に環境を変えないとスイッチの切り替えがうまくできない。それは夫も同じだったので、年に2回くらいは旅行に行き、大好きな洞爺にもよく来ていました」。 そんな平穏な暮らしが続いていたある日、世界的に訪れたコロナ禍。 「大好きな旅行も外出もままならなくなる中、授業の準備のための自己研鑽に励んだり、仕事を家に持ち帰ったりしているうちに、心身のバランスを崩してしまいました。心も閉ざしがちになってきた時、生き方・働き方の見直しもしたくなり、40歳を機に看護学校の教員の仕事を辞めてしまったのです。本当は夫婦共に変化を好まない性格なのですが、この時ばかりは何だか仕事にも燃え尽きてしまっていました」。 以前の記事にも書きましたが、コロナ禍を経験して、生き方の方向転換をされる方を多く見てきましたが、加藤さんご夫婦もまた同じでした。 「おにぎり屋さんを始めたくてお仕事を辞めたのではないのですか?」 「それが違うんです。洞爺へはよく来ていたので、財田米が美味しいことはよく知っていました。 “ このお米でおにぎり屋さんをやってみたい “ それは、看護師時代から漠然とした夢として心の中であたためていました。 ところが仕事を辞めることを決断したある日、” おにぎり屋さん、本当にやったら? ” って急に夫に言われたのです。 ビックリしました」。 旦那様に背中を押され、なんとなくその気になってしまった朋香さん。 でも、この時点ではまだなんとなくでした。 それが大きく動いたのは、「このお米でおにぎり屋さんをやりたいな」。と心密かに思うきっかけとなった大好きな財田米の生産者である塩田さんのお宅のお隣の土地と出会った時でした。 「退職後、洞爺への移住を考えて物件探しをしていたところまでは、おにぎり屋さんになる決断をしていたわけではありませんでした。洞爺湖の穏やかな景色が好きで、のんびり過ごしたいと思っていたのです。夫もまた仕事が忙しいため、洞爺でOFFになる時間を持ちたいと思っていました。ところが、塩田さんのお隣の土地に出会ってしまったのです。しかも、そのタイミングでNHKの番組に映る塩田さんの仕事風景を拝見しました。そこには地元の子どもたちと田植えをし、学校給食にそのお米を提供し、食育に関わっていらっしゃる様子が映し出されていました。財田米の生産者さんのお隣の土地に家を建てると決めたところで、 " もうやるしかない!! " と本気モードにスイッチが入りました。もしかしたら今の場所に移住を決めなければ、おにぎり屋さんはやっていなかったかもしれません。ここならば始める条件は揃っている!と思い、本気でチャレンジする気になったのです。そのくらい、何ていうかその時の出会いには運命を感じました。心が決まったあとは、各種準備をどんどん進めていきました」。 「お隣さんになった塩田さんご一家には、それ以来本当にお世話になっています」。 と朋香さん。 というわけで、朋香さんの心の中で温めていた小さな夢は、旦那様に背中を押されたことで実現への道を歩き出しました。 そして2024年4月18日、テイクアウト専門店のおにぎり屋『tanto』はOPENしました。 「物件が決まったところで、全く畑違いのお仕事をされていたわけですから、OPENまでの準備は色々大変だったのではありませんか?」 「はい。商工会主催の創業セミナーに参加して、起業の基本を学んだり、おにぎり食べ歩きの旅に出たりもしました。東京では、浅草の「宿六」さん、大塚の「ぼんご」さん、米どころ新潟へも出かけました。何軒かのおにぎり屋さんで食べ歩きながら、ワンオペで営業をする自分が無理なくできるためにはどうしたら良いかを研究し、安心安全で、心身がよろこぶ味の研究も重ねました」。 実は、加藤さんご夫婦は室蘭と洞爺湖の2拠点生活をされています。 最初に書いたように、ON/OFFの切り替えが苦手だというご夫婦なので、tantoの営業は木〜土として、他の平日は朋香さんも室蘭で旦那様と一緒に生活をし、週末は旦那様が洞爺で生活をするというスタイルをとりながら、スイッチの切り替えをされているそうです。 けれども、旦那様は朋香さんの背中を押しただけではありませんでした。 「美術部部長と呼んでいる夫は手先が器用で、デザインセンスもあるのです。ですから、看板から名刺・ショップカードまで色々作ってくれているんです。私にはそういう才能がないので、とても助かっています」。 「それはとても心強くありがたいですね!ところで、前職の経験が今に生きていることはありますか?」 「はい。あります。健康と食の関係についてですが、食べることを大切にしている人は元気になる!ということは看護師時代から患者様を通して感じていました。 ですから、お客様にたくさん食べてほしいという想いから、店名は「たんと召し上がれ」という意味を込めてtantoと名付けました。ちなみにイタリア語のtantoも「たくさん」という意味なのだそうです」。 「食材へのこだわりと具の種類を教えていただけますか?」 「お塩は洞爺湖町の事業者さんが作られているミネラル豊富な釜焚自然塩を使用しています。梅干しも洞爺湖町産のもの、豚汁で使用する野菜は近郊で採れたものを使用しています。海苔は今は瀬戸内海産を使用しています。具の材料はできるだけ近隣のもの、あるいは道産のもの、なければ国産のものを使用します。具の種類はその時々で変わりますが、平日はだいたい5~6種類を30個くらい、土曜日は7~8種類を60~80個くらいご用意しています。フードロスを避けるため追加をしない売り切りのスタイルをとっていますので、早い時間になくなってしまうこともあります。その時はごめんなさい」。 「では、最後に伺います。おにぎりと共にお客様に伝えたいメッセージはありますか?また、これからどんなお店に育てていきたいですか?」 「お店は細く長く、一人でできる範囲で続けていきたいです。看護師からの転身ですが、とても充実感がある毎日を過ごしています。思い切って始めて本当に良かったと思っています」。 「tantoはテイクアウト専門店ですので、お客様にはおにぎりと共に穏やかな気持ちを持ち帰って欲しいと考えています。私自身がここの景色と人と美味しいお米に救われたように、お客様にも、この風景とともに楽しんで癒されていただきたいと思っています。徒歩1分のところに洞爺湖小公園もあります。敷物の貸し出しも行っておりますので、ぜひ美しい洞爺湖畔でおにぎりを頬張ってください」。 心の中であたためていた小さな夢。 「このお米でおにぎり屋さんをやってみたいな♪」 朋香さんの中の小さな夢が、何気なく口をついて出て、その想いが現実となり、大好きな洞爺湖で叶うまでのみちのりには、最大の理解者であり美術部部長でもある旦那様の後押しと、周囲の人たちの協力がありました。 おにぎり屋 tanto は、これからも美しい洞爺湖とともにここにあり続けることと思います。 ―おにぎり屋 tanto 情報― 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町 150-3 営業日:木・金・土 営業時間:11時~売り切れまで *変更の場合はInstagramにてお知らせします Instagram :https://www.instagram.com/tanto.toya?igsh=cm80dnFsb2U1dnk4
Rietty
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01/18(火) ブレない自然体な人 “ 須藤建設 株式会社/ SUDOホーム“ 4代目代表取締役社長 須藤正之氏に出会った
冒頭からなんですが…。 筆者、須藤正之氏に惚れました。 正之氏の未来への愛溢れる想いに触れ、とても清々しく温かい気持ちにさせていただいた取材でした。 正之さんの生い立ち 正之さんは1973年 北海道豊浦町で生まれました。 豊浦町は、須藤建設(株)の創業者 須藤幸次郎氏が1918年に会社を興したところです。 ↑宮大工だった幸次郎氏、豊浦神社の建築がきっかけで、山形県から豊浦町(当時は豊浦村)に移り住みました。当時は家具も手がけていたそうです。 生まれた家は、会社の資材センターの敷地内にありました。 「子供の頃の自分にとっては、“ そこにある “ 木端や釘などが格好の遊び道具でした。 友達や兄弟(弟二人)たちと秘密基地を作ってよく遊んだものです。今思えばかなり危険な場所だったのですが、資材センターという子供にとっては危険地帯で遊ぶことで、加減を知り、安全を学んだのだと思います。同時に、「そこにあるもので工夫して遊ぶ」ということを学びました。」 正之さんにとって、器としての家への想いとは? 「昔の家なのでとにかく寒かったです。 中学までは生まれた家で過ごし、高校からは札幌の寮に入りました。大学は東京へ。そして大学卒業後、札幌で勤めた時にアパートに住みました。この時、建材アレルギーで大変辛い思いをしました。 色々な土地の色々な家に住む中で、家は環境や気候や何より住む人に合ったものであるべきだと思うようになりました。 家に住むということを日々当たり前に暮らしていますが、引っ越しを繰り返す中で「住」の大切さを肌で感じるようになりました。 」 生まれた時の住環境に始まり、周りの大人たちの仕事ぶりを見ていたこと、色々な家に住んだこと、そんな経験から「住」に関わる仕事への擦り込みがされていったと思うとも話してくださいました。 須藤建設株式会社の住宅部門SUDOホームの企業コンセプト「土地が家を決め、人でいえが決まる。」 正之さんの経験談から発する「住」への想いは、まさに企業コンセプトにリンクするお話でした。 「北海道の地を見つめ、ここで暮らす人々を見つめて、この風土にふさわしい住まいを追求する」 この信念は、外観へのこだわりにも繋がります。 「家はそこにずっとありつづけるものです。 ですから、自然も含めた周辺環境に溶け込み、トータルで存在するものでなければならないと思っています。」 実は筆者の家の近くにもSUDOホーム作の家があります。 やはり、周りに馴染みながらもとても存在感があり、外観的にも素敵で住みたくなる佇まいです。 本当にお話の通り♡ 正之さんにとって自然とは? 「自然も含めた周辺環境」のお話が出たところで、こんな質問をさせていただきました。 「私は豊浦に生まれたわけですが、あそこは海があり川があり山がある自然豊かなところです。 札幌や東京にも住みましたが、自分の中では住むのも仕事も自然豊かな北海道だと思っていました。 アトピー体質ということもあり、自然に囲まれているとストレスがないですし、人間らしくいられます。 自然の中で遊ぶ経験が少ないと、人間力が退化してしまうのではないかという危惧を持っています。 そういう意味では今の子供たちが心配です。 人間にとってどんなに知識や技術が発達しても自然には勝てません。 産業革命以降、人間は自然を犠牲にして生きてきました。 もしかしたらすでに手遅れかもしれませんが、それを食い止めるために何かしないと心配で子どもも作れません。 環境を未来へバトンタッチするためにも、できることを何かしないと。地球を大切にしないと…。」 ご自分を “ 話し下手 “とおっしゃる正之さんは、丁寧に言葉を選びながら、自分に言い聞かせるように、そして心でお話しされているのが分かる語り口調でお話ししてくださいました。 筆者は、ここまでのところで文章には表現はしませんでしたが、何度も子どもたちへの想いを語る正之さん。 本当に未来の子どもたちのことが心配で仕方がないご様子でした。 須藤建設株式会社の住宅部門SUDOホームの取り組み〜子どもたちと自然に向けて 実は、初めて須藤社長にお会いしたのは、3年前のことでした。 「植樹会に集まったお子様向けに何か自然体験プログラムを行なってほしい」というご依頼をいただき実施した時のことです。 ↑2019年10月の植樹会・昼食のあとの自然体験プログラム風景 このようなスタイルで植樹会を行うようになったのは、「使わせていただいた分だけ、木を植えて地球に返していきたい。 子どもたちにこの森で自然に触れ合う時間を作りたい。」という正之さんの想いからでした。 「もちろん、木が大きくなるのには時間もかかります。 すぐに元に戻るわけではありません。 でもECOへの取り組みは ” 1人の100歩より、100人の1歩 “ を座右の銘に、取り組みたいと思っています。」 植える樹種も様々です。 トドマツ・アカエゾマツ・イタヤカエデ・ヤチダモ・エゾヤマザクラ・シラカバetc.という風に北海道に馴染んだものを専門家のアドバイスを受けて選んでいます。 これらをオーナーの皆様に植えていただき、ジンギスカンを囲んでいただき、自然体験をしていただくという内容です。 ここでの体験が、子どもたちに擦り込まれて自然に親しみを持ち、木に親しみを持ち、木で作られたものへの愛着、家への愛着が湧くようになるのだと思います。 さらに今後に向けてこんな構想もあるそうです。 「今後、少子化と人口減少は止まることなく続き、DXは進化していきます。でも、子どもたちにはAIにはできない” 物づくりの楽しさ “ を知ってほしいと思っています。 ですので、家づくりの技術を知る子ども向け体験会の実施計画を持っています。 そして将来、職業の選択肢に建築業を入れてほしいとも考えています。 話で聞いたり本で読むよりも、体験に勝るものはないです。 」 お話を伺いながら、正之さんの幼少期のエピソードを思い出していました。 この構想のベースはきっと、資材センターでの秘密基地つくりなのでしょう。 ↑「彩り豊かな風」とは子どもたちのことだそうです。 ↑須藤正之氏が青年会議所の理事長だった頃に書いたものです。 2012年ですから、まだSDGsが叫ばれる前ですね。 ところでご趣味はなんですか? ↑お気に入りのロードバイク 「三つあります。 一つ目はお気に入りのロードバイクで走ることです。5年くらい前に始め、コロナ禍では3つの密を気にする必要がないため洞爺湖一周などして走っています。自然の中、心地よい運動にもなっています。二つ目は3~4年前に始めた硬式テニスです。 伊達テニス協会主催の初心者教室から始めて続けています。 三つ目はバイオリン(あまりできてないから恥ずかしいのでフォントを小さくとのご要望で… ^^;)です。」 ↑洞爺湖一周の時の一コマ。 どれも友達から誘われたのがきっかけだそうです。 「どんなことでも取り敢えずやってみる!というのがモットーです。 それは全てのことにおいてそうです。 固定概念に囚われて、食わず嫌いをすると世界を狭めてしまいもったいないと思っています。 どんなことでも楽しめてどんなことでも無駄はないと思えるのは自分の良いところかもしれません。 それに何より人の輪が広がるのが嬉しく楽しいです。 」 ところが、一方でこんな風にご自分を評価されていました。 「もしかしたら自分がないのかもしれません。 自分が話すより聞く方が好きですし。 人と交わることで常に変化している自分を感じたりもします。 いわば細胞分裂を繰り返すアメーバみたいなものです。 それと、” 苦労は買ってでもしろ “という言葉がありますよね。 いつも自己変革を起こしていたいのだと思います。 でも同時に、人から頼られる存在でありたい、人の助けになりたいという欲求もあります。 」 こんなにも偉ぶらず、苦労話を一切せず、飾らず、自然体でご自身を語られる企業トップの方って、ほとんど出会ったことがない気がします。 すっかりファンになってしまった筆者です。 とことん謙虚でニュートラルな方です。 最後に、読者の方に向けて何か伝えたいことはありますか? 「困った時こそ手と手を取り合い力を出し合っていきたいですが、今は手と手を取り合えない状況ですね。でも、こんな時こそ人への思いやりを忘れずにいたいと思います。 一人一人が、人と人との関わりを大切にすれば、温かい世の中になると思っています。 他者を大切に思う心を忘れずにいようと思っています。 会社のことについては、山形から移住した初代から始まり100年以上存在してこられたのは、たくさんのお客様に受け入れていただいたお陰です。 この先も皆様に必要とされる会社であり続けるよう努力したいと思います。 」 北の地を愛し。 そこに暮らす人を愛し。 未来の子どもたちを愛し。 家つくりを愛する。 須藤建設株式会社/SUDOホーム 代表取締役社長 須藤正之氏は、ニュートラルだけれどブレのない、愛溢れる人でした。 今回の取材は須藤建設株式会社/SUDOホーム 代表取締役社長、そして個人としての須藤正之氏をクローズアップしました。 会社の詳しい情報はこちらを是非ご覧ください。 https://sudo-group.com 各種取り組みや、家作りへのこだわりなどが分かりやすく詳しく掲載されています。 ホームページをご覧になれば、皆様もきっと、家を建てたくなると思います。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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04/12(火) The 洋菓子界のサムライ 川村拓也 “ Sweets Nature “のオーナーシェフに出会った。
今回は、2021年10月に新規オープンした洋菓子店“ Sweets Nature “のオーナーシェフ川村拓也さんを訪ねました。 「お菓子作りに絶対に妥協はしません!」 可愛らしい洋菓子がずらりと並ぶショーケース。 ため息が出るほど繊細で可愛らしく美しいデザインに、誰もが一目で幸せに浸れるほどのインパクトがあります。 そして、綺麗に並べられたケーキの前に立つオーナーシェフ川村拓也さんは力強く言いました。 「お菓子作りに絶対に妥協はしません!」 拓也さんは神奈川県川崎市ご出身の33歳。 1歳の娘さんを持つパパでもあります。 建具職人の家に生まれ育ったことは、しっかりと少年の心と頭に刷り込まれていたようです。 中学生の頃になると、「将来もの作りをする人になる!」と決めていたといいます。 そして、当時放送されていた「アンティーク」というパティシエのテレビドラマが、拓也さんの将来の職業を決定づけました。 「自分は絶対にパティシエになる!」 そう決めてからは、脇目もふらずその道に一直線でした。 拓也さんのパティシエ修行の始まりです。 高校卒業後は「国際フード製菓・製パン専門学校」へ進学。 1年目は和菓子とパンも学びました。 卒業後は、東京の有名洋菓子店「ラテール」に就職し5年間勤めました。 ラテール退職後は、恩師の紹介でウィンザーホテル洞爺に出店していた「ミシェルブラン」にて8年間パティシエ修行。 その後退職され、起業準備を始められました。 「何故、起業の地に伊達を選ばれたのですか?」 「実は伊達は妻の出身地でもあります。ここは気候も温暖ですし、周辺地域ではフルーツ各種の生産農家さんも多くいらっしゃるからです。」 なるほど。 フルーツは洋菓子には欠かせない素材です。 「フルーツ以外の素材選びはいかがですか? 何か拘りはありますか?」 「メイン素材としての小麦については、北海道産があまり洋菓子には向かないので使っていないのですが、乳製品・卵・砂糖・塩は北海道産です。なかでも砂糖は北海道糖業(伊達市)のものですし塩はカムイミンタルの塩(洞爺湖町)です。できるだけ近隣の、もしくは北海道のものを使うと言うのが素材へのこだわりです。」 材料の出処がわかるということは、消費者としてとても安心します。 「ところで、中学生の時にパティシエになると決められてから、一直線にこの道を歩んで来られたわけですよね? 特に影響を受けた方はいらっしゃいますか? またそれはその方のどういうところですか?」 「二人います。一人は横浜の洋菓子店 “ グリューネベルグ “の浜田さん。もう一人はミシェルブラスさんです。どちらの方もケーキ一筋で引き出しが非常に豊富でしたし、私の知らない世界を見せてくださいました。そんなお二人のフランス菓子に取り組む姿勢全てに影響を受けていると思います。」 拓也さんとお話をしていると良くわかるのですが、とにかく洋菓子への想いがものすごく深いのです。 ストイックにとことん追求しようとされている姿勢が、尊敬するお二人に学んだというお話からも感じ取れました。 もの作りの魅力は、形のないゼロから作り出して自己表現することにあり、洋菓子作りは自分にとっての最大の表現方法だとも話してくださいました。 「お菓子のイメージ作りに参考にするものは何かありますか?」 「料理やジュースなどを見て、使われている素材そのものや組み合わせなどを参考にしたりしています。デザイン的にはフランス人のパティシエのインスタなどを参考にすることもあります。 レシピは仕事の最中に突然沸いてきます。」 常に勉強熱心な拓也さんです。 現在、1週間に3~4日の休業日を設定していますが、店の休業日は全て仕込みに使われているそうです。 開業以来全く休んでいらっしゃらないとのこと。 ただし、ショーケースに並ぶ生菓子は全て当日の朝作られたものです。 当日以外に作られるのは焼き菓子のみとなっています。 このことは、“ Sweets Nature “のコンセプトにも通じていました。 それは〜 『フレッシュなものをフレッシュなうちに召し上がっていただくこと』 絶対的に新鮮であることにこだわっていらっしゃいます。 そのために命を賭けていると言っていいほどだとおっしゃいます。 「だから、生ケーキはその日に売り切ります!」と断言されていました。 生ケーキは、夕方行くとショーケースがガラガラのこともあります。 新鮮さを追い求めると同時に、食品に携わる者の責任としてフードロスを出さないこともポリシーとされているため追加製造はしていないそうです。 店舗デザインについては、シンプルであることにこだわりました。 シンプルであれば季節感の演出もしやすくなります。 ロゴもまたシンプル。 自然派をイメージした清潔感あふれるものになっています。 そして、店舗デザインで最もこだわったところは作業場が見える大きな窓でした。 「双方に顔が見えると、お互いに安心しますよね。ここに窓をつけました。」 「でもちょっと大きすぎました。」と照れ笑いをした拓也さんへ、最後の質問をしてみました。 「ご自分を一言で言うとどんな人間だと思いますか?」 しばらく考えて答えてくれた言葉に、筆者は大きく頷いて「その通りですね!」と間髪入れず言ってしまいました。 「難しいなあ…。ひとことで自分を表現すると…、“ まっすぐ “ かな…?」 職人気質で一直線な“ Sweets Nature “のオーナーシェフ川村拓也さん。 まさに洋菓子界のサムライのような人でした。 Sweets Nature情報 オーナーシェフ 川村 拓也 住所 〒052-0027 伊達市大町3-2 電話 0142-88-6093 営業日・休業日はInstagramをご参照ください。 https://instagram.com/sweets_nature_kawamura?igshid=YmMyMTA2M2Y= ケーキの種類 :ショーケースには定番・季節ごと合わせて常時12種ほどのケーキがあります。マカロンは5種類。パンはクロワッサンとパンオショコラの2種類があります。また、焼き菓子はクッキーからバターケーキなど多数。季節のイベントに合わせて特別な商品も並びます。
Rietty
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01/03(金) 北海道ウクレレカンタービレ2019アルバムと見どころまとめ!
令和二年のお正月、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今回は真冬に夏の話題をお届けします。 2014年から毎年6月に高台の牧場「牧家ミルキングパーラー」で開催されている北海道ウクレレカンタービレ。先日、今年のスケジュールが発表されました! 2020年3月追記:今般の諸事情に鑑み、今年は「中止」となりました。 詳しくは伊達ウクレレ協会ブログをご覧くださいhttp://blog.mushanavi.com/ukulele/?S=48672 ウクレレカンタービレ2020開催日決定!初 日:5月22日(金) 会場:牧家レストラン二日目:5月23日(土) 会場:ミルキングパーラー 伊達ウクレレ協会facebook 今回は6回目となった昨年2019年の当日アルバムとともに、「まだ行ったことがない」方に向けて、イベントの魅力をまとめてみたいと思います。 アルバムの掲載がこんなに遅れてしまい、関係者の皆さま、本当にすみません。 しんしんと雪の降る中、北海道の超爽やかな夏を感じていただければと思います。それではどうぞご覧ください。 2019前夜祭〜当日前半の様子 準備の合間をぬって音合わせをする伊達ウクレレ協会の皆さん(2019/06/22) 前日、洋麺茶屋牧家にて行われたスペシャルライブからカンタービレスタート!画像は北海道ウクレレカンタービレ実行委員会広報からお借りしました。クリックすると画像が大きくなります。 ウクレレワークショップの様子 北海道ウクレレカンタービレの見どころ。 その1 ロケーション 牧家ミルキングパーラーは伊達の市街地から少し離れた丘の上にあります。牛さんがのんびりと草を食む広大な牧草地の向こうに、伊達の街、そして噴火湾が見える抜群のロケーション。 牧場は農薬・化学肥料は一切使用しないオーガニックな牧草地で、年に一度、このイベントの時だけ、一般開放されています。来てみて驚くのは、たくさんの牛さんがいるのに、フンの匂いが全くないこと。排泄物がきちんと発酵されているからなのだそうです。 イベント限定「牧家ステーキ丼」や、おなじみのハンサム焼き、ソフトクリームなど、地元の美味しいものもいっぱい登場します。牧場で飲む「飲むヨーグルト」は格別の味! 牧場についてはこちら→牧家HP https://www.bocca.co.jp/bocca/safety.html その2 今年も降るのか?? 「見どころ」というか「不思議」ですが、これまで6回の開催で晴天が2回。あとの4回は雨や強風のため、屋内開催(途中から移動の回も)となりました。かなり降水確率が高いのです。時期的な問題なのか、気候が変わってきているのか、はたまた強烈な雨男がいるのか・・・。 しかし、雨天だと残念かというと、そうでもありません。晴れた時の野外ステージはこの上なく爽快!雨天等で屋内の時は、会場の一体感がすごい! 2019年も雨。屋内でのステージとなりました。 こちらは2018年晴れた時の野外ステージ 降っても晴れても、それぞれに楽しめるのがカンタービレの素敵なところだと思います。 その3 間近で聴くプロの音色 最後にして一番の魅力、それはやっぱり、プロアーティストの音色を間近で、自然の中で聴けること。コンサートホール等と違って、ステージと客席が近いんです。頑張って前の方の席を取れば、自分の声援もバッチリ届く!? 入場無料でこの贅沢とは・・。 間近で見るパフォーマンスに圧倒! 勝誠二さん、JazzoomCafeさん、分山貴美子さんほか連続出演されているアーティストの方々のステージでは「今年も聴けてよかった!今年も来てくれてありがとう〜!」と熱気でいっぱい。初めてでも、お一人様でも心地よい盛り上がりに酔いしれること間違いなし! イベントに関わる人たちのウクレレを愛する心。そして実行委員長の木元さんご夫妻の並々ならぬ情熱が会場をあたたかく包み込んでいるのを感じます。 午後のステージの様子。 以上、アルバムと見どころまとめでした。 筆者は毎年参加するうちにカンタービレに感化され、昨年とうとう自分でもウクレレを始めました!「聴く」だけでなく「弾く」(下手でも)ようになったら音楽の楽しさが何倍にもなりました。「私も!」という方、きっとほかにも沢山いらっしゃるのではないでしょうか。そのくらい心に響くイベントだと思います。 フィナーレの一コマ。おもむろにフルートを構えた葉っぱにいさんにどよめく会場! 今年は例年より1ヶ月ほど早い開催となりますが、最新情報が入り次第、お伝えしてまいります。それでは2020年5月に牧場の丘の上でお会いしましょう!! イベント概要 開催日 2019年6月22日(土)会 場 牧家ミルキングパーラー特設野外ステージ入場料 無料 (以下敬称略)出演アーティスト高木ブー 勝 誠二 JazzoomCafe 分山貴美子 成相博之 BeatUS 出演井上ケイ・ハウオリフラ田上教室とフラマダム KARAKIA 伊藤香織 aloha モアナ 函館ウクレレフレンズ Alohi Lani uranawanaii 海老レレ 伊達ウクレレ協会有志 タマケリ(前夜祭) 出展・出店Oihata Ukulele きゃさ工房 株式会社クワイアン バグヌート Aloha Smile Aochan’s ハンサム食堂 ブーランジェリーアイボックス 北翔大学 SOTOASOBU 司会Tomo Hoku Anjie 荒町美紀 運営協力株式会社牧家役職員株式会社アンクル伊達ウクレレ協会サポーターミルキングパーラーの牛さん各位 主催北海道ウクレレカンタービレ実行委員会株式会社牧家U-Sky,Inc株式会社ローヤルOihata Ukulele伊達ウクレレ協会 詳細は伊達ウクレレ協会ブログ http://blog.mushanavi.com/ukulele/facebookをご覧ください。 ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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04/24(水) 【あの人に会いに】行動あるのみ! [ 星明子さん / 豊浦 ]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 一度は会いに行ってみてほしい、 地域を盛り上げる ”人” にフォーカスする企画をスタートします! 【あの人に会いに】vol.1 初回は [ 豊浦町 ] から ”星の実ファーム” の 星明子さん です。 まずはじめに、明子さんを知るための3つの質問! 明子さんは、豊浦町礼文華にて ”星の実ファーム” を夫婦で営んでおり、主にイチゴとブロッコリーを生産しています。 2021年に新規就農、農業に奔走する傍ら、イベント等ではサンキャッチャー作りや糸掛け曼荼羅のワークショップを出店する一面も。過去にイベントを主催していた経験もあり、話し合いの場ではいつもアイデアマン!マルチに活躍されている明子さんの人生ストーリーを伺います。 北海道へUターン、子育てママたちとイベントを開催 明子さんは北海道池田町の出身。岩手県の高校、東京の専門学校と道外に進学。高校時代のボランティア活動がきっかけとなり、特別養護老人ホームで介護の仕事に就きました。 東京で就職し10年以上都会で暮らしましたが、北海道への想いは変わらずにありました。「帰省するときに飛行機の窓から見える十勝の景色、パッチワークのような広大な畑と、日高山脈に毎回感動していて……」30歳のとき、北海道へ戻ることを決意します。 北海道らしい仕事がしたい!と、酪農や畑作を経験したり、接客業に惹かれて飲食店で働いたり……。 そんな中、夫の雄介さんと出会い、結婚。転勤で移った浦河町が、明子さんにとってターニングポイントとなりました。 「女の子を出産して育てるうちに、なかなか好みのヘアアクセサリーが見つからず、自分で作るようになって。そうするとハンドメイド好きのお母さん方と繋がっていって、そんなママたちとイベントを開催したの」 会場にはなんと駅を利用し、イベントは大盛況!回を重ねるにつれてどんどん大きくなり、人気イベントとなりました。 「移住者で、地域のしがらみも何も知らないからこそ、無鉄砲に始められたんだと思う」 明子さんはそう言いますが、何も知らない移住先でイベントをゼロから作るなんて、誰にでもできることではありません。 「今すごく波に乗ってる!今ならいける!っていうとき、あるよね。”楽しそう”という気持ちだけで、自分の直感を信じて突き進んでた」 明子さん自身、なんと生後一か月の長男を抱えていたというので驚きです。 ”良いタイミング” だけでなく、そんな明子さんのエネルギッシュな姿が人々を惹きつけたのでしょう、周りのママたちを巻き込んでいきました。 「仲間と一緒に、それぞれが得意なことを発揮して作っていく、ということに喜びを感じてた!」 この経験から、自分の不得意なことは人に任せられるように。仲間と一緒だと大きな物も作り上げられる、大切な成功体験となりました。 『行動あるのみ!』 まずはやってみる そうして様々な経験を重ねた浦河町も転勤で離れることとなり、岩見沢市、札幌市へと移ります。そして2018年、夫の雄介さんが退職して農家になることを決心し、豊浦町に移住します。 「農業研修生の時に農業関係の人からよく言われていたのは、旦那さんが農家になりたいっていうのを、よくOKしたよねって。世の中で農業やりたいって思っている男の人は沢山いるけど、大抵は家族の了承が得られなくて諦める人が多いんだよと。」 安定した仕事を捨ててまで農家になるということ、そしてそれ以上に、大変だとわかっている農家という仕事に奥さんも一緒に就くということ。 「自然豊かなところで暮らしたいと思っていたし、畑仕事は嫌いじゃないし、やってみよう!くらいな感じで……今思えばだいぶ楽観的だったんだよね」 明子さんのモットーは、『行動あるのみ!』 行動することで、良いことも悪いことも沢山経験できる。諦めずにやりきることが成功に繋がる。浦河町での経験が、現在に活きています。 「とりあえずやってみよう!って。行動しなかったら何も見えてこない。”行動して飛び込んでいく” っていうのが、好きなんだよね」。 そう朗らかに笑う明子さんに、こちらまでエネルギーを貰います。 ”やり遂げた後の景色” を見てみたい —好きなことが沢山あると、どれも中途半端になってしまう……。 好奇心旺盛な人なら誰しも一度は通るジレンマではないでしょうか。明子さんも、サンキャッチャーづくりや糸掛け曼荼羅をはじめ、好きなことは沢山ありました。かといって、”これ一本で生きていく!” と言えるまでの思い入れはない……。 「一生かけてやる、という覚悟を持てるものが今までなかったんだけど、今は ”農業をひとつやり遂げる" そこで見えてくる景色を見てみたい、というのがあって」 しかし、大変なことや乗り越えなければならないことは山ほどあります。新規就農の大変さ、農業と生活との両立、夫婦で一緒に働くこと……苦しくなったり逃げたくなったりすることも多々。 「でも、自分で決めたことだから逃げたくない、自分に負けたくない」 自称負けず嫌いの明子さん、まだ見ぬ景色を見る日まで走り続けます。 美味しさで選んでもらえる農家に 豊浦ではまさに今、いちごのシーズンが始まりました! 星の実ファームのいちごは化学肥料・化学農薬不使用、健康的な土づくりを心がけています。そこには、子ども達に食物アレルギーがあったことで沢山悩んできたという背景がありました。食についてとことん学び、多くを知った明子さん。 「まず安心・安全、その上で、『美味しさで選んでもらえる農家』になりたい。美味しいって喜んでくれるお客さんの笑顔、今はとにかくそのために頑張ってる」 直売所は既にオープンしており、例年6月いっぱいまで。豊浦町は札幌ー函館の中間地点、キャンプ場もありますよ。ぜひ、元気ハツラツ、素敵な笑顔の明子さんに会いに行ってみてくださいね! 【 星の実ファーム 】 ~いちごをお求めの方は~ \明子さんに会える/ ▶ 直売がオススメ! 北海道虻田郡豊浦町礼文華403-4 インスタグラム{明子さん発信! DMで取り置きできます。 ▶ オンラインショップBASE ▶ 各ふるさと納税からもお求めいただけます。 国道37号線からは、真っ赤な看板が目印です!
misaki
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07/03(火) 山を望む大屋根の暮らし『トリオイガサノイエ』
今回は6月23日(土)・24日(日)にニセコ町でオープンハウスを開催した 山を望む大屋根の暮らし『トリオイガサノイエ』 をご紹介いたします。 ■建築概要 ・敷地面積:581.7坪 ・延床面積:48.4坪(アプローチ11.7坪含まず) ■設計コンセプト ・高低差を吸収する3層混構造の家 ・4つの回遊動線で効率よく結ぶ家 ・切妻8寸勾配屋根と煙突のある家 ・朝日と羊蹄山を望む10連窓の家 ■建築性能 ・熱損失係数(Q値):0.84w/k ・外皮平均熱貫流率(UA値):0.34w/㎡k 詳細はこちらから
むしゃなび編集部
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05/08(金) バスク風チーズケーキ&お家で美味しいコーヒーのコツ|テイクアウト情報
なかなか更新できなくてすみません。伊達周辺で実食した美味しいものを紹介するテイクアウト情報です! 自家焙煎コーヒーのぶどうの木さんでは手作りケーキをテイクアウトで販売しています。注目メニューは最近、常連さんのリクエストにより新登場したバスク風チーズケーキ!濃厚で滑らかな口当たり&後味はふんわりさっぱり。気がついたらひとりで一本食べてしまいそう・・!クリームたっぷりの定番ロールケーキと同じく、米粉100%で作られているのでアレルギーの方、小麦粉を控えている方にも安心です。 しっとりバスク風チーズケーキ(手前)とどっしり美味しいパウンドケーキ(奥)各756円 どっしり大きなサイズのパウンドケーキはりんご入りが人気。飴色に焼き上がったリンゴがたまりません。甘すぎず食べ応えがあるので、朝食にもぴったり。ケーキは店頭のほか道の駅で販売しています。日替わりで登場するので事前にお店に予約するのがおすすめです。 さて、美味しいケーキをいっそう引き立てる自家焙煎コーヒー。ぶどうの木では大きなロースターで毎日沢山の豆を焙煎しています。気軽に飲めるブレンドからこだわりの高級豆、さらに最近話題のノンカフェイン豆まで。全部揃うと20種類以上もあるそうです!マスターとママさんに聞いた美味しいコーヒーを飲むコツをまとめました。 まずは道具。 ・1つ穴の円錐形ドリッパー・同じく円錐形のフィルター・注ぎ口が細いポット を使います。円錐形のドリッパーとフィルターはお店で取り扱っているので、豆のついでにどうぞ。ポットは本格的なのはかなりお高いそう・・・なので、とりあえずはあるもので。できるだけ細〜く水を出すことが大事です。急須でもいけるかも。 ポイント1。細〜く静かにお湯を垂らします。豆全体がお湯を吸うくらいまで。なんといっても最初が肝心で、「味は1〜2投目で決まる」のだとか。この段階ではまだ下にコーヒーが落ちていません。ちなみに粉の分量は一人分ならちょっと多めにするといいそうです。 ポイント2。豆全体にお湯が回ったら、20秒〜30秒ほど蒸らします。焙煎したての新鮮な豆はもこもこと驚くほどよく膨らみます!香りも濃厚。 ポイント3。蒸らした後は豆の膨らみに合わせてゆっくりとお湯を注いでいきます。早すぎるとじゃぶじゃぶになってしまうので、泡と膨らみを消さないよう気を付けて。 フィニッシュ!お湯を注ぎ続けて分量になったところで出来上がり。お湯が落ちきる前にドリッパーを外してください。豆によっても、道具や分量によっても、淹れ方って変わるそうで、一概には言えない微妙〜な加減が随所にあるそうです。いろいろと試しつつ、豆を買うときに聞いてみたり、それからやっぱり、カウンターでプロの手つきを見るのはすごく参考になりますよ。 お出かけはできなくとも、こだわりのコーヒーとスイーツで素敵な時間を過ごしてくださいね! 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 OPEN 平日10:00〜18:00 土祝10:00〜17:00 CLOSED 日曜日 最新情報&今週のお買い得豆→自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ)
むしゃなび編集部
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12/19(木) グルテンフリーの米粉マフィン煮豚バーガー@ま〜の【室蘭たべあるき】
今日は道内でも珍しいグルテンフリーメニューを提供する近場のカフェへ!もとは雑貨店でしたが、昨年、雑貨セクションも残しつつ、グルテンフリーのメニューを提供するカフェをオープンした室蘭・中島町の「ま〜の」。 アレルギー対策やダイエット等で最近話題の「グルテンフリー」は、パンやうどん、パスタなど小麦を含む食品を取らない食事法です。道内ではグルテンフリー専門の飲食店はまだまだ数少なく、遠方から訪れるお客さんも多いそうです。小麦を使わない焼き菓子? パン? 一体どんな味なのでしょう。 さっそくいただきました! ランチの人気メニューのひとつ、米粉マフィン煮豚バーガー(サラダ付き)。 小麦のパンの代わりに米粉のマフィンでたっぷりの煮豚と野菜を挟んだバーガー。煮豚のお醤油もグルテンフリーのものを使用しているという、こだわりの一品。マフィンは外側サクサク、中はしっとりしてほんのりとやさしい甘味があります。米粉は小麦粉に比べ、腹持ちがよくもたれないと言われているそうです。 ちょうどよく味のしみた柔らかい煮豚と、マフィンが合わさると、甘じょっぱくておいしい! 「見た目よりボリュームがあるんですよ」と伺った通り、食べ応えがあり大満足。ヘルシーなのも嬉しいですね。 こちらは「酵素マイスター」でもある店主のオリジナル酵素ドリンク。さっぱりとフルーティで飲みやすく、食事にも合います。酵素の力でお肌の調子も良くなるかも? 写真は甘酸っぱいいちご酵素ですが、レモン、ブルーベリー、りんごなど、様々な種類から選ぶことができます。 イートインのほか、テイクアウトできる焼き菓子も多数あります。しっとりマフィンやサクサクのクッキーなど、スイーツもおいしいですが、筆者のオススメは食パン! もちろん米粉です(写真がなくてすみません)。ふんわり、もっちりと小麦粉に負けない食感で、ほのかな甘さのあるおいしいパンでした。 店主さんに伺うと、自身が大人になってから小麦アレルギーを発症したことがきっかけで、グルテンフリーのメニューやお菓子作りの研究を始め、カフェオープンに至ったそうです。「はじめのうちは、小麦粉を食べられないのが辛かった」と話していましたが、こんなにおいしい米粉メニューがあれば、グルテンフリー生活が楽しくなりそうですね。 小麦アレルギーのある方もない方も、一緒に楽しめるグルテンフリーカフェ。かわいい雑貨のコーナーもあります。ボリュームたっぷりのバーガー、ぜひ食べてみてください! グルテンフリーの米粉のお菓子と雑貨のお店 ま~の 北海道室蘭市中島町1丁目25−9 OPEN 11:00~18:00 定休日 日曜・月曜 詳しい情報はこちらからどうぞ↓↓ https://www.facebook.com/manomuroran 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)リンク、シェア大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/28(木) 感謝。ホテルマンブログ500万アクセス!
ホテルマン磯辺さんのブログ「ホテルマン の幸せ」が 本日2021年1月28日、500万アクセスを突破しました。 2010年1月から毎日、1日も欠かさずブログを投稿されています。 雨の日も風の日も雪の日も・・・ 11年超! 磯辺さん、おめでとうございます! そして本当にありがとうございます!! 今日のブログはこちら↓↓ https://mushanavi.com/blog2/hotelman/%e7%8b%ac%e3%82%8a%e8%a8%80%e3%82%92%e3%81%84%e3%81%8f%e3%81%a4%e3%81%8b/ 北海道ブログランキングでも1位をキープ中です↓↓ https://blog.with2.net/rank3010-0.html
むしゃなび編集部
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11/19(金) 人生は後半戦が面白い。楽輝己書道場・兼子孝子さん
大町ミニギャラリー(伊達市大町3番地7)で11月26日まで楽輝己書(ラッキーおのれしょ)道場の作品展が開催されています。 独特の丸いフォルムが特徴の己書。筆ペンを使って誰でも手軽にできて、「描いて楽しい、見て楽しい、もらって嬉しい」のが魅力です。 会場には笑顔を誘う優しくておおらかで、ユーモラスな作品たちが賑やかに並んでいました。 兼子さんと生徒及び推薦した師範の皆さんの作品 楽輝己書道場の代表・兼子孝子さんは登別在住。「人生は後半戦が面白い。楽しんで輝いて生きましょう!」をモットーに登別、室蘭、伊達、白老、苫小牧、と西胆振中心に、札幌、旭川他、道外でも教室を主催しています。 都道府県ご当地地蔵シリーズ 5年前、知人のFacebookに投稿された己書を見て衝撃的な出会いをしたという兼子さん。それまでは一人で飛行機に乗れなかったそうですが、一念発起して本州に通い師範、さらに上席師範の資格を取得。北海道で己書を広めるため道場を開き、現在は指導者の育成にも力を注いでいます。 今年の作品展は室蘭市民活動センター、旧室蘭駅舎、カフェアンジュリエ登別、のぼりんと続いて大町ギャラリーで年内最後となります。 一番の見どころは壁一面に広がるカラフルな小型のパネル!ひとつひとつに素敵な文字が書かれています。通称「なっとう額」、なんと納豆のフタに土佐和紙を貼った手作りの額縁です。その数なんと544枚! ギャラリーの壁を一眼見てひらめき、お弟子さんたちと力を合わせて展示したそうです。 ほかにも個性的な作品がたくさん! だるまと招き猫シリーズ。かわいい! 「己書は己の書だから他人と比べなくていいんです」と兼子さん。 筆ペンなので二度書き、三度書きOK。筆圧がなくてもかけるので、年齢問わず体が不自由な方や病気の方にも喜ばれるそう。 私も体験させてもらったのですが、一文字一文字、ゆっくり書いていると心が安らぎ、まるでセラピーのような癒しの時間だな、と思いました。 兼子さん「自分の時間が形になって楽しめること。みんなに喜んでもらえることが一番の魅力だと思います。己書に出会ってからご縁がどんどん繋がって活動が広がり今があります。涙が出るほど嬉しいです!」 コロナ禍で生徒さんが教室に来られない状況が続く中、オンラインレッスンを活用して活動の幅を広げ、さらに今年は自宅で己書を楽しんでもらおうと仲間とアマゾンから電子書籍(無料)を出版しました↓↓ 筆ペンで描いた 淳ちゃんとカネちゃんから贈りもの 一期一会を大切に、面白がって新しいことにチャレンジし続ける兼子さん。おおらかな笑顔が己書のお地蔵さんの表情と重なりました。 作品展は2021年11月17日〜26日まで(最終日の展示は13時まで)。 各教室のほか、年賀状講座も募集中です。 手書きでちょっとしたものをサラッとかけるようになり、実用性もかなり高い己書。あなたもはじめてみませんか。 兼子孝子さん 日本己書道場公認 上席師範 楽輝己書道場 代表 090-1388-4716 オンライン幸座も受付中!! Facebook Instagram むしゃなび掲載ページはこちら ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
むしゃなび編集部
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05/02(日) 温めつづけた想い。「鹿の子」は夢のかたち
2021年5月1日オーナーさんのお言葉をお借りすれば…。壮瞥町に「ひっそりと」オープンされたのは、雑貨屋「鹿の子(かのこ)」さんです。 若い頃から雑貨好きで、収集もされていたというオーナーの三松こずえさん。 いつの日か自分の雑貨屋をもちたい! 壮瞥町の子育て支援センターにて保育士のお仕事をされながら、夢をあきらめずにいた 三松こずえさんは、この度、念願の雑貨店をオープンさせました。 このときはまだちょっと緊張した面持ちでした♡ どうやらこちらの店舗、ご自宅とひと続きのようです…。はじめから店舗付き住宅として建てられているのでは?そう、奥様の夢を知る旦那様のご協力があってのこととお見受けいたしました。それを証拠に、取材中もせっせと外回りを整備する旦那様がいらっしゃいました♡オープン初日は奥様を心配する旦那様の方が、そわそわと落ち着かないご様子に思わずほっこり ^^ アンティーク雑貨も並びます。 電笠も素敵。 有珠山ジオパーク友の会手工芸部会の作品も並びます。 お取扱い商品は、ガラス製品・「po-to-bo-」の陶製アクセサリー・「エル・ディマンシュ」のはがき・リネン・生活雑貨・絵本・アンティーク雑貨など、こずえさんのお気に入りのものたち。ガラスでも陶器でも不思議な温かさを持っています。きっと、こずえさんの温かさが商品にも映っているのだと思います po-to-bo-の陶器アクセサリー ハリオのアクセサリー こちらもハリオ アンティークガラス雑貨とリネン さてさて。 皆様、ここでちょっと「子鹿のお尻」と入れて検索してみてください♪すると、とっても可愛い子鹿のお尻画像がいろいろ現れますよね? いかがでしょうか? キュンとなるほど可愛いでしょ?思わず触れたくなるでしょ?とても癒やされるでしょ? エルディマンシェのはがき。 実はこれこそが「鹿の子」さんが目指すところなのです。 そこに存在するだけでほんわか癒やされる。保育士さんならではの視点のような気がします。響きも可愛いですし。 洞爺湖や昭和新山がある美しい景観のなか、小さな店ながらもホッとする空間でありたい。特にいまコロナ禍で、人の心までもが殺伐としたものになりそうな空気にあって、「鹿の子に行くと落ち着くよね。癒やされるよね。」と、人々が自然と足が向いてしまう。 そんな肩の力が抜けて息抜きができる空間でありたい。それが、こずえさんの想いなのです。 お友達からのお花もたくさん。 「今はオープンできたことが嬉しくて先のことはあまり考えられないですが、将来は、作家物の展示会などもできたらいいななんて思っています。」と、恥ずかしそうに笑い、そして続けた言葉。 「ひっそりと、のんびりと出来たら嬉しいです。」 あくまでも控えめなこずえさんです。きっと、そんなお人柄に惹かれたお客様が、くつろぎの場として訪れることと思います。 絵本のなかに入り込んだような「鹿の子」さん。 シンプルで優しく可愛いものたちに目移りしますが、一番可愛く魅力的なのは こずえさんでした。ゆっくりと流れる時間を、皆様もお楽しみくださいね。 店舗情報:雑貨屋「鹿の子」北海道有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉81-37営業日 土・日・祝日 ★不定休ありますので、Instagram や Googlemap でご確認ください。電話 0142-82-3700mail kanokotokonoka@gmail.com ※地図修正しました(2021.05.03 編集部) ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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11/20(土) 「あなたのまま とっぽとっぽと歩きましょ」作品が語りかける『陶っ歩や』の世界。
伊達市稀府町で陶芸教室を営む『陶っ歩や』さんを訪ねました。 お話を伺ったのは、主宰の木村友子さんです。 大きな目で真っ直ぐに相手を見つめながら、優しく話される友子さんは旭川のご出身。 旦那様のお仕事の関係で転勤を何度か繰り返し、気に入った伊達に移住されました。 「今まで、ピンチや転機の時、いつも周りの方が助けてくださいました。」 そう話す友子さんは、いくつかのエピソードを話し始めました。 長和にある旦那様の会社の社宅に住んでいた時のこと。 厚真町に住んでいた時の陶芸との出会いのこと。 稀府に家を建てた時のこと。 窯が自宅にやってきた時のこと。 陶芸教室の第一歩。 陶芸教室の第二段階、そして今。 作品販売へのきっかけ。 などなど。 感心することに、それらのお話しに苦労話は一つもなく、ましてや自慢話もなく、何事にも心からの感謝を込めてお話をされる友子さんを見ていると、これらのエピソードは全て人徳によるものに違いないと感じるのでした。 出会った方をとても大切になさる友子さんだからこそ、きっと周りの方が放ってはおかないのでしょう。 2003年より始めた陶芸教室には、現在生徒さんが23名いらっしゃるそうです。 ちょうど取材にお伺いした時もお教室の日でした。 ↑玄関からお教室に続く可愛らしい足跡♡ 様々なところで友子さんの優しい配慮があります。 それぞれに思い思いの作品を作る生徒さんたち。 和気藹々と本当に楽しそう。 この日はいらっしゃいませんでしたが、男性の生徒さんもいらっしゃるそうです。 現在、ご自宅の陶芸教室以外にも市内の星の丘中学校で年に一度、また、長生大学、カルチャーセンタでの「大人の粘土遊び」などの出張教室を行っていらっしゃいます。 「陶芸は、まだ形のないところから土を捏ねると始まります。粘土遊びを通して " 作者みんなが主役で、失敗なんてなくて、何を作ってもよくて、みんなで一緒の時間を過ごせて良かった! " そんな想いを共有できたら嬉しいなと思っています。」 友子さんはそう話してくださいました。 そんな優しい空気感の中で出来上がった作品を手にした作者の達成感は、きっと自己肯定感に繋がっていくのだと思いますし、「ここに居て良かった。」という安心感に繋がっていくのだろうと、「陶っ歩や」さんの世界を想像します。 お教室の生徒さんたちの楽しそうだけれど無心な姿の中で色々なお話を伺っていると、じわじわと心が温かく解放されていく感覚を覚えました。 本当に素敵な空間。 『陶っ歩や』のお名前の由来も伺ってみました。 「陶という字は入れたかったのです。 それに間が抜けた感じにしたかった 笑 “ とっぽとっぽ “ とゆっくり歩いている感じがいいなあと思いました。」 なんだかもう、いかにも友子さんらしい♡ でももちろん、プロの陶芸家としてのキリッとしたお顔もお持ちでした。 「作家としては、見て楽しく、触って嬉しく、使ってほっとする物つくりを心がけています。また、教室の主宰者としては、できる限り生徒さんの作品に手を加えることはしないようにしているのです。なぜならば、あくまでも主役は作者ですから。もちろんサポート役としてご相談を受けたらいくつかの選択肢はご提示します。でもやはりそのチョイスは作者に預けたいと思っています。 生徒さんたちには私をどんどん踏み台にして欲しいですし、私もときには生徒さんの良いところを学ばせていただいたりもしています。 皆様と過ごす時間の中で、お互いに陶芸を通して何かを感じあって、日常生活から離れた自分に向き合う時間を共有しあって、みんなで大切にしあえたら幸せです。」 そんなお話をとても柔らかく静かにお話をしてくださいました。 コロナ前までは毎年、生徒さんたちの作品展をされていました。 再開できることを皆んなで楽しみにしているそうです。 友子さんの作品は、教室または北湯沢の「緑の風リゾート」様、あるいは洞爺湖の「ザレイクビューTOYA 乃の風リゾート」様で購入することができます。 作品は、見るほどに友子さんに似ていらして、素朴で飾らず優しいお茶目さんたちでした。 『陶っ歩や』さんの世界に浸り、幸せいっぱいになってお教室を後にしました。 陶芸教室に興味がある方は、是非お問い合わせくださいね。 優しい友子さんと、可愛い作品たちが皆様をお待ちしています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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02/20(火) クールに攻める両立への道 〜味と時間で勝負!地域にファーストフード文化を育てたい!『GOTHAM DRIVE IN』オーナー成田大海氏の戦略とは〜
取材に伺ったのはグランドオープン1週間前でした。 かっこよくコーヒーを落としてくれたので、さっそく聞いてみました。 「珈琲はどこで修行されたのですか?」 「YouTube先生です。いまどき修行なんて流行りませんよ。」 「え……。」 こんな会話から始まった今回の主人公は成田大海(Hiromi)さん。 3シーズンは俱多楽湖で「Paddle Street Outdoor Service」として カヤック・カヌー・サップガイド事業をされています。 入店いきなりの会話で「意外と軽い人?」と思いきや、 実は真逆なタイプであることが段々と分かってきました。 バックボーン(学生時代)のこと 改めて、成田大海さんは苫小牧市ご出身の35歳。 小さい頃から大学までアイスホッケーに勤しんでいました。 御祖父様からお父様、大海さんまで三代続くアイスホッケー一家だったと言います。 「大学にはスポーツ推薦で入学しました。 16歳の時に日本代表にもなりました。 でも、それほどアイスホッケーが好きだったのか?と問われると実は微妙です。練習が終わるのはいつも夜中の2:00頃でした。 競技場があまりないので、小さい子どもから順番に予約を入れていくと、大学生は夜中の割り当てになるんです。 これは結構キツかった…。 それに、本当は美術部に入りたかったし・・・(笑)絵を描くのが好きでしたから」。 「美術部ですか?また随分かけ離れていますが…。 それにしても練習終了が夜中の2:00とは驚きです。寝る間もなければ、学校へも行けなくなりますよね」。 「そうですね。大学では法律を学んでいましたが、授業はほとんど出ていませんでした。だから結局、退学して働くことにしました」。 「辞めてしまわれたのですね。授業はほとんど出ていなかったとのことですが、アイスホッケーは続けていらしたのですよね? 続けてやっていたことで今に繋がっていること、やっていて良かったと思えることはありますか?」 「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 なるほど。 このことについては、また後ほど触れるとして〜。 バックボーン(料理)のこと 「大学を辞め、勤めはじめたのは西麻布のバーでした。 そこは六本木や恵比寿にも店を持っていたので、その3店舗を昼夜行き来して働き、飲食店の辛さや面白さを4年ほど学ばせていただきました」。 「ほ〜!GOTHAM DRIVE INのルーツはそこにあるわけですね! その時、今の大海さんのその後を決定づけた方はいましたか?」 「はい、いました。かなりぶっ飛んだ人でしたが、メキシコ料理がすごく上手で美味しくて、いっつもテキーラを飲んでいる恵比寿店の店長でした 笑 でも、この店長のおかげで本物上質なテキーラを知り、メキシコ料理を学ぶことができました」。 なるほど! 繋がりました! バックボーン(パドル アクティビティー)のこと 「ありがとうございます。料理の背景は分かりました。では、パドルアクティビティーの世界へのきっかけを教えていただけますか?」 「趣味は釣りなんですが、その延長線上にあったのがカヤックでした。 カヤックに乗って釣りをしたいなあ〜と。 僕、基本、人見知りなんです。釣りなら一人でできますし。 学生時代からアイスホッケーにも釣りに行かないときは引きこもって調べ物ばかりしていました。 で、カヤックを色々調べていたら、小樽の塩谷でガイドをしている『ブルーホリック』に行きつきました。そのときは、へ〜!こんな仕事があるんだ…。と思った程度でした」。 「なるほど。飲食店で働き出す前から興味はあったのですね」。 「はい。北海道に帰って仕事をしたいと考え始めたとき、ブルーホリックを思い出して履歴書を送りました。 そうしたら、わざわざ代表の嘉藤さんが上京して会いにきてくれました。 事実上の出張面接となったのです」。 面接をパスして25歳で帰京。 ブルーホリックで働くことになった大海さんは、カヤック修行への道に入りました。 入店時、「修行なんていまどき流行りませんよ」 と言っていた大海さんでしたが、アイスホッケーにしても、カヤックにしてもその道をきちんと歩いたからこその台詞だったというわけです。 「上下関係の厳しさが身についているというのは私生活にも役立っていると思っていますが、特に仕事には必要なことだと思っています。 例えばブルーホリックの嘉藤さんは仕事には物凄く厳しいんです。 一歩間違えば大変危険な環境の海で行うカヤックというアクティビティーですが、どんな時でも、お客様の命を絶対に守らないといけないわけです。 だからどうしても指導は厳しくなる。 当然だと思います。 でも、そのような嘉藤さんの姿勢をなかなか理解できない人もいる。 そう言う意味で、僕はアイスホッケーにしても料理にしても上下関係が厳しい世界にいたので、耐えられたしそういうものだと捉えることができました。打たれ強さも育っていたかもしれません」。 先ほど、「アイスホッケーをやっていたことが今に生きていることは? の質問に「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 と答えてくれましたが、なるほど〜と思えたお話しでした。 大海さんはブルーホリックで2シーズンを修行した後、嘉藤さんの紹介を受け、沖縄座間味島でさらに2シーズン修行しました。 のちに独立を考えだした大海さんの背中を押してくれたのも嘉藤さんだったと言います。 「でも、強く押されたと言うよりも、『いいんじゃない?』と言った軽いかんじで・・・(笑) これ、嘉藤さんらしさです。 人の繋がりを大切にする本当に懐が広く深い方でとても尊敬しています。テキーラ好きな六本木の店長ともなんとなく似ているかも」。 二つの道を極めようとした背景には、二人の師匠がいらっしゃったわけですね。 それぞれのバックボーンを活かしたい! 独立を決めた時、飲食業とアウトドア業の両方をやりたい! と考えていた大海さんは、北海道に戻り活動フィールド探しを始めました。 2019年のことです。 本当は前職で貯めたお金で南米へ料理修行に行きたいと思っていたそうですが、それよりそのお金で早く事業を始めようと考え直し、南米行きを諦めたと言います。 支笏湖や洞爺湖も視野に入れつつフィールドを探し回り、倶多楽湖に出会った瞬間「ここだ!」と即決したそうです。 「俱多楽湖がなかったらここには来ませんでした。 とにかく水が綺麗で感動しました。 すぐに元々あった施設で当時休止中だったレイクリゾートのオーナーさんに交渉し、施設管理を条件に使わせていただけることになりました。 パドルアクティビティーの拠点は確保しましたが、飲食店の店舗探しには苦労しました。 予算の関係もあってなかなか決まらなかった。でも粘り強く探し、待ち、いまの場所を購入することができました」。 決断と行動の速さを感じるエピソードに、アイスホッケーでゴールキーパーを務めていた大海さんの判断の速さがリンクして聞こえた筆者です。 店舗は、以前『ケニア』というレストランだったところです。 登別駅から登別温泉方面に向かうメインストリートに位置するとても目立つ場所にあります。 ドア枠は大好きな緑に塗り変えました。 店内の内装は電気工事(資格も持っています)に至るまで、 ほとんど自分でリノベーションされています。 「ところで、GOTHAM DRIVE INという店名の由来を教えていただけますか?」 「映画のバットマンに出てくる地名です。 映画の中のGOTHAMはNEW YORKのことなのですが、劇中では薄暗いイメージに描かれています。 それが登別という晴天率の低い街と重なりました。 まあ、単純にバットマンが好きというのもあるんですけどね。 それと、うちは『CAFÉ』ではないんです。 あくまでも『DRIVE IN』として存在したいと考えています。つまりファーストフード店でありたい。 そういう意味で、クオリティーの高さと提供の早さを売りにしたい。 観光のお客様って結構時間に追われています。 レストランやカフェは14:00くらいで一旦閉めてしまうところが多いですよね? だから14:00を過ぎても開いていて、その時間に食べても夕食に影響が少なくて、車の中で片手でも食べられるものと考えたらこのようなメニュー構成になりました。 何より、大好きなメキシコ料理が提供できますし」。 「カルニタスの肉は牛肉と豚肉を別々に煮込み、合わせて作っています。 牛肉は肉の食感を残したいので歯応えを感じるように。 豚肉は柔らかく煮込んであります。 それと、メキシコ料理は辛いイメージがあると思いますが、お子様でも食べられるように、ベースの味付けには辛みスパイスは使用していません。辛いのが好きな方には別添えのスパイスで調整していただいています」。 味への拘りも相当なものでした。 時間を作っては、東京や大阪などの珈琲店や飲食店などを巡り、知識やアイディアの入手に努めているというお話しも伺いました。 日々の研究にも余念がありません。 「GOTHAM DRIVE INは、『おいしいね!』と言ってもらえるもの、手軽に直ぐに食べられるものを提供する親しみやすいファーストフード店を目指します」。 最後にそう語った大海さん。 日本マクドナルド創業者の藤田田さんを尊敬していると伺い、全てに合点がいった筆者です。 目指す師匠がもう一人いらっしゃいました。 もしかしたらいつの日か、西胆振にGOTHAM DRIVE INがチェーン店展開する日が来るかも? 大海さんがクールに目指すパドルアクティビティーとファーストフード店の両立。 心から応援したいと思いながらタコスを頬張りました。 次はナチョスをいただきます!! ―GOTHAM DRIVE IN 情報― https://www.instagram.com/gotham_drivein?igsh=MWx2eGk3dTI1bjJidg== 住所 〒059-0463 登別市中登別町174-9 電話 090-6937-7540 営業 10:00~18:00(水曜日11:00~22:00) 休み 木曜日 *2024.2月現在求人中 ―Paddle Street Outdoor Service情報― https://www.instagram.com/paddlestreet?igsh=enh5eGY3c3BuaDB1
Rietty
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01/01(火) Happy 2019 !! スキー場のクレープ。
新年!あけましておめでとうございます!! 2019年も伊達・洞爺湖周辺の美味しいもの、すてきな人、おもしろい場所などなど、のんびりペースでご紹介していきたいと思います。 みなさまにとって幸せな一年になりますように!! ではではさっそく、食べ歩き2019スタート〜〜 元旦のオロフレスキー場にやってきました。 こちらは壮瞥町のローカルなスキー場。地元のスキー教室などで賑わいますが、お正月は毎年、割と空いています。といっても筆者が滑るわけではなく、息子の付き添い。冬休みの重要任務、「子どもをスキー場に連れて行く」なのでした。 子どもたちが滑っている間の待ち時間、まあ暇なのですが、ボ〜ッとしたり、本を読んだり、食堂でお茶したりするのが結構好きなchです。そんなお正月のオロフレスキー場で新メニュー発見! 毎年利用しているこちらの食堂ですが、今シーズンは、ひと味違う?? 壮瞥特産のフルーツを使ったクレープが出ていました。地場産となれば、食べずにはいられない・・・。 右が「そうべつりんご」、左が「くぼないいちご」です。結構、ずっしり、中身がしっかり入っている模様。いちごは上から見えないですが、町内の久保内地区の農家で夏に収穫されたものをソースにして使っているそうです。がぶっと食べると、出てきた、出てきた :-) フルーツ、たっぷりです。市販のソースと違って、しっかり粒の残ったいちご。酸味も程よく残っていてさっぱり美味しい〜。生地も厚みがあるので、なかなか食べ応えがありました。沢山滑った後のおやつにいいかも! クレープの販売時間は13:30〜14:30です。 以上、2019初食べ歩きでした。今年もどうぞよろしくお願いいたします♪ 楽しいお正月を過ごしてくださいね! 弁景温泉オロフレスキー場 北海道有珠郡壮瞥町弁景204−5 http://orofure.web.fc2.com
むしゃなび編集部
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01/16(木) 伊達に子ども食堂オープン! いちごはうすの会
「伊達に子ども食堂を作りたい!」と昨年5月よりプレオープンやイベントを開催してきた「いちごはうすの会」が伊達市旭町にグランドオープンしました。今後は月一回、毎月第3木曜日に開催予定です。 オープンを迎えた1月16日(木)、住宅街の一角に建つお家「いちごはうす」のドアを開けると、ご飯のいい匂い・・・。「ただいま〜」と言いたくなるような、あたたかい雰囲気が漂っていました。 ちょうどピークを過ぎ、キッチンも少し落ち着いてきたところ。ボランティアの皆さんが、和気あいあいと配膳や台所仕事をしていました。 今回のメニューは、ホタテご飯、お雑煮、肉じゃが、ハンサム食堂のぶう玉など。ツヤツヤしたご飯、見るからにおいしそうですね!食材のほとんどが地域の方からの寄付でまかなわれています。また献立は、栄養士の資格を持つ工藤代表がバランスばっちりに組んでいます。愛情こもった手作り料理、おいしい〜!! お腹も心もいっぱいになりました。 昨年、縁あってこちらの民家を借りられることとなり、お掃除や改装をしてこの日を迎えたそうです。メンバーの方に伺うと「これまではプレオープンという形で、市内の公共施設やお店等、毎回違う場所で開催してきましたが、今後は場所を固定して活動できるので、とっても嬉しいです」と笑顔を見せていました。 畳のキッズルーム。食事の後にお子さんを遊ばせることができます。 代表の工藤さんも「沢山の方の協力のおかげです。こんなに早く実現するとは・・感無量です!」と話していました。 どことなく懐かしい「茶の間」のような空間 「いちごはうす」は、人と人とのつながりを大切に、食べるだけでなく、のんびりとくつろげる「お家」のような子ども食堂です。経済状況に関係なく、どんなご家庭の方も利用できます。子育てに行き詰まったり、しんどさを感じている方、ママ友付き合いが苦手な方にもおすすめです。気軽に出かけてみてください。 子ども食堂「いちごはうす」毎月第3木曜日 開催次回は2020年2月20日(木)16時〜場所 北海道伊達市旭町47(駐車場に制限があるため、車でお越しの際は事前に問い合わせてください)料金 子ども無料、大人500円最新情報→ いちごはうすの会(facebook)問合せ 080-4041-9703(工藤さん) いちごはうすの会では、寄付やボランティア等、引き続き募集しています。活動に参加してみたいという方は、会の方へお問い合わせください!今、特に募集しているのが、子どもと接すること(遊んだり、相手をするなど)が得意な人だそうです。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2020年) これまでのレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/18940 https://so-ra-mi.jp/archives/19660
むしゃなび編集部
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08/05(日) 武者まつりで食べあるき!
8月4日、5日と第44回伊達武者まつりが開催されました。初日の昨日、武者山車は雨、そして今日は曇りと、今年はひんやりしたお天気になってしまいましたが、ここ数日、暑さが続いていたのでクールダウン。熱中症の心配がそれほどなかったのでよかったですね。 さて、武者まつりでおいしいものを食べよう〜! ということで、まずは迎賓館へ。 こちらでは伊達市開拓記念館ボランティア「くわの会」主催による「七夕まつり」が開催されていました。カフェやお茶席、パネル展が行われ、お祭り広場の賑やかさとはうってかわって、しっとりとした雰囲気。窓から色とりどりの短冊を眺めながら、「しあわせのいちごかき氷」をいただいてきました。 銭函にある人気かき氷店「カモメ」のシロップをかけた2日間限定のかき氷。歯ごたえが残るほど果肉たっぷりで、シロップというよりは、ジャムみたい? フルーツ感満点でおどろきました。 「カモメ」は食べた人に幸せが訪れる、といわれる噂のかき氷屋さん。行ってみたい!! ぜいたくかき氷を食べてすっかりしあわせ気分に。ではでは、お祭り広場へ。 いやー今年も盛り上がってます! 迎賓館で出会った伊達のグルメ女子さんたちに聞いた、気になる屋台メニューを食べ歩き〜。 「イルクオーレ」の特製クレープ「自家製コンビーフと伊達野菜のサラダ」。普段、お店で提供しているサラダをクレープにアレンジしたものだそうです。新鮮な野菜に、チーズ、そしてお肉も入ったお食事系クレープ。 見た目よりもずっしりして食べ応えありました。もちろん、コンビーフの味は本格派! モチモチ生地もおいしい :-) ドリンクは「我楽」のノンアルコールカクテル、「モヒート」です。車で来ている身には超嬉しい一杯。夏を満喫。 お祭りのパワーをたくさんもらってお腹も心もいっぱいになりました。 今年も大盛況だった武者山車・武者行列の模様は、後日動画でお届けする予定です。どうぞお楽しみに :-D
むしゃなび編集部
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06/23(金) 「B5(シ)の声を絶対に出すんだ!!」 カッコつけないカッコ良さ 声楽家 加藤亮子の諦めない生き方
今回の主人公は加藤亮子さん。 声楽家としての軌跡を追いました。 お話を伺ったのはグランドピアノが置かれたご自宅でした。 窓辺にはウルトラマンがいました。 棚には亀さんたち。 大きな窓からは空と海と夕陽が見えました。 「ウルトラマンは子供の時から好きで、特にウルトラセブンが好きです。お話が今見ても深いんですよ。怪獣とかも何故地球を攻撃するのか?とか。人間同士の信頼を無くせば勝手に滅んでいく…とかね。」 ふむふむ…。 なるほど…。 「亀は何かゆっくり可愛い。水の中を気持ちよさそうに泳ぐ様子、卵を産むときの様子、陸亀の孤高感、なんとも言えないのですが好きなんです。」 物語のプロローグは音大受験失敗から 小さい頃から音楽好きだった亮子さんが大好きなテレビ番組は、『ミッチと歌おう』(放送1963~1965年)でした。 これは、アメリカNBCの人気ミュージカル・バラエティー番組をNHKで放送したものです。 指揮者のミッチ・ミラー率いる26名の男性コーラスグループで、「クワイ河マーチ」や映画「史上最大の作戦」のテーマソングは日本でも大ヒットをしたので、筆者も覚えています。 そしてもう一つの番組は、『アンディウィリアムスショー NHK』。 便利な時代です。 オンデマンドで視聴することができました。 今観ると、とってもオシャレで温かくて面白くてカッコいい。 https://www.youtube.com/watch?v=mFPID7igH1c なるほど〜。 ストンと来ました。 なんとなくオシャレでカッコいい亮子さんのルーツがわかった気がしました。 さて、小学生だった亮子さんの元にある日ピアノがやってきました。 なんと、酔った勢いでお父様がピアノを買ってきたと言うのですから驚きます。 そしてお母様の勧めでピアノを習い出したのでした。 音楽家への道の第一歩でした。 ピアノ科を目指していた頃 「ピアノは高校三年生まで習っていました。音大を目指していたのですが残念ながら落ちてしまいました。ピアノは決して嫌いではなかったのですが、人前で弾くのは本当に苦手でした。本番になるとアガってしまうんです。」 通っていたピアノの先生は、受験に失敗した亮子さんに遠藤道子先生を紹介しました。 「当時、遠藤先生は札幌ショパン協会会長をなさっていて、ピアノの先生としては3本の指に入る怖い方と有名でした。だから、受験のためとは言えもう怖くて怖くて…正直嫌々でした。」 通い出してみれば案の定怒られてばかり。 「私からしたら『あの人上手いな〜』と思う人でさえ、ものすごく怒られているのですから、本当に怖い…。」 そしてとうとう。 「あなたみたいな生徒は初めてです!!!」 と、言われてしまいます。 今までの生徒さんは、直線的にどんどん上手になっていくというのに、亮子さんの場合は波がありすぎる曲線だったらしく、とうとう先生は呆れてしまったのでした。 ところがその怖い先生は、何故かとても亮子さんを可愛がってくれました。 しかも亮子さん本人にはまったく自覚がない可愛がり方。 それというのも、他の生徒さんには見せないプライベートな一面を亮子さんには見せていたのだそうです。 それは、他の仲間が「信じられない!」と驚愕するエピソードでした。 きっと、怖い先生に対してもガードや壁を作らない、お茶目で素直でカッコつけない亮子さんが愉快で面白かったのだろうと、筆者は勝手に想像しています。 「けれどもレッスンはとにかく容赦無くて…。初めから『あなたはピアノが下手!基礎からやり直し!!』と言われ、ソルフェーズの指の基礎練習の猛特訓を受けていました。ところがある日、その勉強中にピアノではなく声を褒められたのです。なんと、『あなた、声は出るわね!声楽科に転科しなさい!』と勧められてしまったのです。」 ついに、亮子さんにとっての転機がやってきました。 声楽家としての門を叩くことになったのです。 声楽科への転向 短大ではカナダ人の先生に声楽を学び卒業をした亮子さん。 なぜか小学校教員の道を選びます。 「10年間、教員として勤めました。子どもたちから『先生っていつも歌ってるね♪』と言われていました。自覚はなかったんですけどね。そんなこんなで、あんなに頑張って学んだ声楽から20年くらいブランクがあり、気づいたら40歳を過ぎていました。」 声楽から遠ざかっていた亮子さんに再びスイッチを入れたのは、娘さんのピアノの先生でした。 それはちょっぴりお調子者(失礼…)の素質が見えるエピソードでして…。 ピアノではあんなに人前でアガってしまうのに、なぜが歌ではアガらないとい亮子さん。 「ちょっと歌ってみたら?」 とさり気なく誘われてイタリア歌曲をいきなり歌ってしまいました。 「超楽しい! まだイケるかも♪」 スイッチオン! そしてこんなことも。 誘われて、小さな教会でTUBEの曲をノリノリで歌いました。 「めっちゃ楽しい!!」 そう。 久しぶりに人前で歌ったことが着火剤となってしまったのです。 これらがきっかけで声楽家としての火が再燃。 やっぱり人の前で歌うことが本当に好きなのだと実感した瞬間でした。 そうこうするうちに自宅で歌を教える様になりました。 「声楽を学んだとは言え、20年以上もブランクがある中で、ただ歌うのが好きというだけで人様に教えるのは正直不安でいっぱいでした。自分はまだまだ下手だと思っていましたし指導法にも自信がありませんでした。もう一度学び直したい!と、教室を探したのですがなかなか見つからず…。諦めかけたころ、ようやく東園己先生と出会いました。55歳になっていました。」 歌は筋肉です!! ようやく素晴らしい先生と出会い、レッスンをしていただけることになり、いよいよ初レッスンという日、なんと亮子さんは雪まだ残る早春の道で事故を起こしました。 「中山峠へ向かう途中、車がドリフトして路外に飛び出してしまったんです。ところが、なんと細い木2本に支えられ、体は無傷でした。そして偶然通りかかった方にドアを開けていただき助かったのです。木に支えられたこと、偶然通りかかった方が助けてくれたこと、体も無傷だったことなど、運の良さを感じました。」 ハプニングからスタートしたレッスンでしたが、東先生との出会いも運が良かったとしか言えないエピソードがありました。 「最初のレッスンで言われたんです。『あなたは癖で歌っている』と。おまけに『その癖を直すには2〜3年は掛かる』とも言われました。そして、歌いやすくなるための “体の使い方” も徹底的に直されました。先生のレッスンはとてもわかりやすく、学生時代には理解できなかったことが30年経ってストンと腑に落ちました。もう必死で学びました。するとその効果あってか、直すのに2〜3年はかかると言われた歌い方の癖が1年で『直った』と言われました。嬉しかったです。」 体の使い方?とキョトンと驚く筆者に。 「歌は筋肉よ!!」と答えた亮子さんは、おもむろに筋トレ式発声法の仕方の一つを教えてくれました。 今年でレッスンに通い始めて14年になりますが、自分の発声に少しずつ自信が持てる様になった10年目の頃、亮子さんはある目標設定をしました。 それは〜。 「トスカの『歌に生き恋に生き』を歌いたい!!」 でした。 それにはB5(シ)の音が出せる様にならなければいけませんでした。 そしてそれは無謀とも言える挑戦でした。 ところが奇跡は起きました。 65歳になった亮子さんに奇跡の日がやってきました。 B5(シ)の音が出たのです。 それまで何度も口にしていた「私って怠け者だから。お尻に火がつかないとやらないの」という台詞の意味がわかりました。 亀さんのようにのんびりと構えながら。 本当の本気が出るまで力をためるタイプ。 まるでウルトラセブンがジュワッと変身する様に。 力むことなく。 カッコよく。 おしゃれ。 だから女性から見てもちろん、男性から見てもカッコよく映るのだと思います。 最後に次の目標を伺ってみました。 「二つあります。一つは死ぬまでにオペラのアリアをできるだけたくさん歌いたいということです。もう一つは完璧だとは思わないで常に高みを目指すということ。どちらも絶対に諦めたくないです。こんなもんだと思ったらだめだと思っているんです。」 いざという時にウルトラセブンになれるように。 亀の様に辛抱強く。 梅番茶で喉ケアをしながら。 今日も亮子さんは歌っています。 「声をかけていただければ、たとえ、たった一人のためでも、どこにでも行きますよ〜!」 声楽家 加藤亮子 情報 洞爺湖芸術館FB https://www.facebook.com/toyakomuseumofart 加藤亮子 FB https://www.facebook.com/ryoko.kato.9699 Instagram
Rietty
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11/01(金) 祝・目標額達成!旧絵鞆小・円形校舎クラウドファンディング10/31まで
2019/11/01追記最終日の昨日、「旧絵鞆小活用プロジェクト」によるクラウドファンディングが目標金額1,000万円を達成したそうです!プロジェクトの皆様、賛同者の皆様、おめでとうございます!報告と現在の状況がフェイスブックページに詳しく書かれています。下のリンクからどうぞ↓ 室蘭市立絵鞆小学校の円形校舎を2棟とも残したい!/Facebook 活動報告はこちらhttps://camp-fire.jp/projects/198859/activities#menu 室蘭の旧絵鞆(えとも)小学校の円形校舎を保存活用するためのクラウドファンディングが「旧絵鞆小活用プロジェクト」により10月31日まで行われています。(画像はプロジェクトHPからお借りしました) この円形校舎は昭和30年代に建てられたもので、2棟一対で現存しているのは非常に珍しく、全国でも2ヶ所と言われているそうです。しかし現在、耐震性の問題で2棟のうちの体育館棟は、11月以降に取り壊しが予定されています。そこで、2棟合わせて室蘭市から譲り受け、耐震改修をして、地域の魅力を発信する拠点として活用しよう!という市民有志によるプロジェクトです。 目標額は1千万円以上。募金は屋根や外壁の改修工事費用に充てられます。地域の歴史を伝える貴重な建物を守る活動に、あなたも参加してみませんか? 一口2,000円から、webまたは書面で参加できます。ポストカードやTシャツなど、金額に応じて素敵な返礼品があります。※ 目標額に達しなかった場合は、工事ができないため全額返金されます 保存にかける思いや、建築的価値などについてプロジェクトのページに詳しく掲載されていますので、ぜひご覧ください! 募金もこちらからできます! 宇宙を感じる昭和の建築、2棟並ぶ円形校舎を守り室蘭の魅力を発信する拠点にしたい! 旧絵鞆小活用プロジェクトhttps://camp-fire.jp/projects/198859/backers/new また、「旧絵鞆小活用プロジェクト」フェイスブックページで最新情報や説明会の様子がチェックできます。 絵鞆小学校ってどんな建物なの?という方は、下のページでパノラマVRが全館公開されています↓↓ http://www.fukumoto.co.jp/2019/02/08/post-1023/ ※ 記事の内容は取材時の情報です。
むしゃなび編集部
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06/14(月) 植物と雑貨のお店「月の満ち欠け」OPEN|だて
住宅街の一角にオープンした小さなお店をご紹介します。自家栽培の苗と雑貨を扱う「月の満ち欠け」は5月はじめにオープンしました。明るい水色にペイントされた自転車とカゴいっぱいの植物、そして壁に広がる鹿のレリーフが目印です。 いきいきと並ぶ苗たちは無農薬で栽培されています。野菜やハーブ類など食べられるものは農薬不使用、やむを得ず薬品が必要な場合は食品添加物由来のものを使用しているそうです。 店主の早坂さんは札幌から一家で伊達に移住して3年ほどになります。昨年、コロナ禍の中でご家族が急に入院することになり、面会が全くできずに精神的にかなり参っていた時に、畑や花壇の世話をすることでとても癒されたそうです。その時の経験が、お店を始めるきっかけとなったのだとか。 自分がつらい時にも悲しい時にも、毎日どんどん成長する植物たち。草をとったり、水やりをしたり、作業は尽きません。植物の生命力に驚きながら、夢中になって世話するうちに、気がついたら元気を取り戻していたといいます。そして、「『野菜づくりの街』といわれる伊達で、同じように野菜や花を育てる人たちと知り合って情報や思いを共有できたら…」と考えるようになり、2月ごろからガレージの改装に着手し、開店準備をはじめました。 今シーズンは秋頃まで、季節ごとにいろいろな植物の苗を販売する予定です。 オススメは寄せ植え。野菜と花を混植するのがポイントです。見た目にもカラフルで楽しく、実のつき具合もよくなるといわれています。 お店を見守っているような優しい眼差しの鹿のレリーフは早坂さんの手づくり。改装の際、ガレージにお父さんが収集した古いお茶碗やお皿がたくさんあったそう。もともとつくるのが好きだったこともあり、それを砕いて、ひとつひとつ壁に貼り付けて、見事なレリーフが出来上がりました。 「札幌から伊達に移住して来るときに、川でエゾ鹿が水を飲んでいるのを見たんです。その姿が神様みたいにきれいで。その時の光景を思い出してつくりました」 ビーズ刺繍のアクセサリーは、ひとつひとつ、本物の野鳥をモチーフにしています。伊達にきてから日本野鳥の会室蘭支部の観察会などに参加するようになり、ますます野鳥好きになったそう。 パンチニードルという刺繍でつくった野鳥バッグ。「ヒガラ」という鳥です。モノトーンなので意外と合わせやすく、持ち手や中もしっかりできています。 吹き出し型がユーモラスな黒板。こちらもハンドメイドです。 手づくりのぬくもりと、個性的なアイデアがあちこちに散りばめられた店内。早坂さんは「ごくごく個人的な趣味の世界です」と話していましたが、とことん「マイワールド」な空間に、「私も育てたり、つくったりしてみたい!」という、ワクワク楽しい気持ちを分けていただきました。レリーフの鹿さんに会いに出かけてみてくださいね。 店舗情報:月の満ち欠け伊達市竹原町26-1810時〜16時30分不定休070-6604-0358 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。ご紹介した商品や価格は変更になることがあります。取材2021年6月
むしゃなび編集部
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02/15(月) おしゃれLunch ならBar へ Go♡だて
Lunchの黒板を見つけ、ドアを開けたのは伊達市役所通り商店街のお店でした。ドアを開けてまず目に飛び込んでくるのは、ずらりと並ぶ各種洋酒のボトルたち。むむむ?? 私、間違えた? と一瞬ドキリ。でも大丈夫。実は「#9=ナンバーナイン」さんはBarなのです。 以前から、ここで提供される食べ物が美味しい!と、もっぱらの評判を聞いて気になっていました。ついに潜入です ^^ v コロナ以降、夜のお客様が減ったことで始めたというランチ営業とテイクアウト。噂を聞きつけたお客様がいらっしゃっているようです。 この日のお客様は、たまたま私だけでした。熱い心とクールなマスクのマスターは、なんと私が愛してやまない有珠のご出身でした。なので、お話ししたいことが山盛り!マスター独占で、すっかりと話し込んでしまいました。 初めてのお店なのに居心地がとても良い~♡店内すっきり、清潔感があります。 それもそのはず !接客業25年の大ベテランさんなのです。長く、札幌すすきので飲食店をなさっていらしたそうです。 そうそう! 忘れてはいけない肝心のLunch ☆ポークカレーは8時間煮込んで作った自信作。迷いに迷って、私はエビのトマトソースパスタをオーダーしました。 大きなエビが4尾も入っています!エビ好きにはたまらない♪たっぷりのトマトソースが良く絡んだパスタは、噂通りにとても美味しかったです。コスパ高しです。 今思えば、カレーをテイクアウトして来ればよかったな…。お手頃価格でお食事ができるので、お子様連れのお客様がいらっしゃることも多いのだそうです。 だから、全時間全席禁煙。私にとっても嬉しいことでした。 お酒の種類も多いです。これは夜も行かなくちゃ♡カウンターの椅子も座り心地良さそうでした。次はこの席にしよう♪ 夜のFoodメニューも豊富です。どれも食べてみたい! さてここで重要な情報です!!Lunch営業は、今月末で終了予定なのだそうです。 急いで行かないと終わっちゃいます~! お昼の店内は明るくて夜のイメージありません。「Bar」という文字に敬遠していたらもったいない。女性のおひとり様にもオススメですよ☆ 予約をすれば、ご指定のお時間に合わせて用意してくださいます。 ―Bar & Cuisine NUMBER NINE 情報― 住所 伊達市鹿島町47-5 電話 0142-25-5507 営業 11:30~22:00(お食事は21:00) 定休日 水曜日 *2021年2月末までのランチ情報です。3月以降についてはお店にお問い合わせください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
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05/31(金) いちご狩りに行ってきました! 礼文華観光農園@豊浦
2019年6月28日最新情報礼文華観光農園の今シーズンの営業は23日で終了となりました。 5月30日(木)、今シーズンのオープンを迎えた礼文華(れぶんげ)観光農園のいちご狩りに行ってきました。礼文華観光農園といえば、いちごの産地、豊浦町で「いちご狩り」が体験できる有数のスポット。豊浦町の中心街から長万部方面へ37号線沿いに進むこと10分ほど。「いちご狩り」の看板が見えてきました。 国道から少し入ったところにイチゴのハウスが建っています。こちらは礼文華の農家さん達が共同で運営している農園で、20年以上前からイチゴ栽培をしているそうです。扱っている品種は宝交早生(ほうこうわせ)。有名な「けんたろう」よりも以前の品種で、果肉が柔らかく甘くてジューシーなのが特徴です。 受付を担当する豊浦町地域おこし協力隊の生島さんに伺うと、宝交早生は果肉が柔らかいため町内でのみ出回っているイチゴなのだそうです。栽培している農家も少なく、直売所で取り扱いのあるところは限られているのだとか。希少なイチゴなのですね! 入園料は以下の通り。 大人1,000円、小学生800円、4〜6歳600円(3歳以下無料) 時間制限なしで、摘み取り体験ができます。それでは、ハウスの中に行ってみましょう! 真っ赤な大粒イチゴが葉の間から顔をのぞかせています。ツヤツヤ、ピカピカでとってもきれい・・・さっそく一粒食べてみると、みずみずしさと甘みが口いっぱいに広がりました! この日、一番乗りで入園したご夫妻。毎年初日に伊達から来ているそうです。「やっぱり、ここのイチゴが一番だね! 大きくて甘いよ!」とご主人。「ボコッと大きくて、ヘタが上むきに反り返るくらいになったのが味が乗っておいしいよ。」と教えていただきました。下画像のようなイチゴですね。さすが常連さん、ひと味違う味の濃さでした! 大きさも甘さも抜群ですが、農園のロケーションがまた最高でした〜。自然に囲まれた農園で、おいしいイチゴを味わうひととき・・・。皆さんもどうぞお楽しみください! 天候や生育状況により休園や早く閉まることがありますので、来園前に電話で確認するのが安全です。特に来園者の多い週末、週明けなどは要確認。 礼文華観光農園 北海道虻田郡豊浦町字礼文華2752019年の開園期間 5月30日(木)~6月下旬頃まで営業時間 毎日10時~15時まで(天候・生育状況により休園や早く閉める日あり)料金 中学生以上 1,000円/ 小学生 800円/ 4歳以上~未就学児 600円/ 3歳以下 無料 不明点やご質問は、お気軽にお問い合わせください。電話 080-9613-8565(担当:生島さん) 農園詳細はこちら
むしゃなび編集部
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12/07(月) 刀鍛冶工房で初冬の伝統行事「鞴まつり」2020
お詫び:公開時に一部画像に不備があり、きれいに表示できていませんでした。差し替えて再掲載いたします。大変失礼いたしました。 暗闇の中、飛び散る火花。赤々と照らし出される、二人の刀匠の姿。カンカン!カキン!カキン!という澄んだ音が工房内いっぱいに響き渡りました。 今回は11月8日(日)に「だて歴史文化ミュージアム」内の刀鍛冶工房で行われた伝統行事「鞴(ふいご)まつり」の様子をお届けします。 撮影:伊達観光物産公社コミュニティ推進室 鉄を鍛錬するのに欠かせない道具である「鞴」(火の勢いを調整するために風を送る道具)に感謝を込め、一年の仕事の安全を祈願して行われる神事です。例年、伊達の刀鍛冶工房ではこのお祭りを一般公開していますが、今年はコロナウイルスの影響により、関係者のみで行われました。 「ふいご」に感謝を込めて行う伝統行事。 伊達観光物産公社・鎌田社長 はじめに主催者の伊達観光物産公社・鎌田社長よりあいさつがありました。「今年は関係者のみでの開催となりとても残念です。一日も早く早く穏やかな日常が戻るようにと願うばかりです」と話していました。 続いて、相馬神社・禰宜(ねぎ)の畔蒜(あびる)さんによる祭儀がはじまりました。 おごそかな雰囲気の中、お祭りが進みます。 伊達相馬神社禰宜・畔蒜さん 沢山のミカンをお供えします 祭壇には沢山のミカンが!ミカンは鞴まつりに欠かせないお供物です。昔から、鞴まつりにお供えしたミカンを食べると風邪をひかないといわれているそうです。 大迫力の奉納鍛刀! 撮影:伊達観光物産公社コミュニティ推進室 続いて奉納鍛刀が行われました。真っ赤に熱した鋼をたたく度に火花が飛び散り、大迫力!鋼を熱する炉を「火床(ほど)」といい、その奥に、祭りの主役・鞴が設置されています。木製で箱状になった道具で、鋼を熱しながら片方の手で鞴を操作して、火床に風を送り込み、火の勢いを調節します。一見地味な道具ですが、この鞴なくして鍛冶はできません。それほど刀鍛冶にとって大切な道具なのです。 真っ赤に熱された鋼。軟かい鋼と硬い鋼を組み合わせた多重構造になっています 撮影:伊達観光物産公社コミュニティ推進室 鍛刀はさかのぼること数百年〜1000年の昔、平安・鎌倉時代の技法です。製作にはいくつもの工程があり、この日披露されたのは、「素延べ」という工程です。原料の玉鋼(たまはがね)が刀に仕上がるでにはおよそ20日ほど、さらにその後、研ぎ師をはじめとする職人のもとに渡され、最終的に一本の日本刀が完成するまでにはおよそ10ヶ月もの時間がかかるということです。 撮影:伊達観光物産公社コミュニティ推進室 花火のように火の粉が飛び散っていましたが、後日菊地刀匠に伺ったところ、熱いどころか、火の粉が当たって火傷も日常茶飯事なのだとか。しかし一瞬たりとも気が抜けない作業のため、体は二の次で鋼をたたくのだそうです。 お祭りの後には、ミカンが振る舞われました 日本古来より受け継がれる鍛刀の技術。「匠の技」のごく一部ですが、間近で見ることができて感激でした! 武家文化ののこる街・伊達の二人の刀匠。親方の渡辺惟平さん(右)と弟子の菊地伸拓さん(左) 刀鍛冶工房では、11月の鞴まつり、新年初打ちと年に2回の行事を開催しています。行事の一般公開や刀鍛冶見学については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在中止となっています。刀鍛冶工房に関するお問い合わせは「だて歴史文化ミュージアム」へご連絡ください。 だて歴史文化ミュージアム 北海道伊達市梅本町57-1 TEL 0142-25-1056 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2020年11月)※トップ画像はじめ、奉納鍛刀の迫力ある画像は伊達観光物産公社コミュニティ推進室よりお借りしました。
むしゃなび編集部
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