
明るく元気な町づくり 洞爺湖町
北海道電力・小水力発電
来月から北海道電力が東川町・幌加内町で小型水力発電所の建設に着手するとの新聞報道がありました。
今月初旬、議会定例会の一般質問で「洞爺湖町内において自然エネルギーの利活用による自然の恵みを町民の恵みにかえる施策を進めるべき。」とご提案しました。具体的には、洞爺湖の湖水を利用した水力発電所出力アップの北電へのアプローチ、既存の水力発電所周辺などの未利用水流の有効活用に言及しました。
町長からは、「水力発電では、ジオパーク関連で遠軽町の小型水力発電所があり、状況を聴いたが設備補修に膨大な費用がかかり大変だと聴いている。これから一生懸命を勉強させていただきたい。」と議会答弁がありました。
しかし、時代は進んでいます。北海道電力は既に上川地方の東川町、幌加内町と未利用水流について協議、調整し、東川町で約6億円、幌加内町で約5億円の建設費を予定しているとのこと。また、このほか道内の数ヶ所で建設を検討しているとの報道でした。
洞爺湖町では、平成21年に地域新エネルギービジョンを策定しています。先般の一般質問でもこの資料に基づき行政の新エネルギーへの取組みについてお伺いしました。しかしながら、このビジョンがまったく活かされていない。「仏造って魂入れず」とはまさしくこのことだと思います。財政健全化に向けては、支出という出口の部分の縮減は当然ですが、入り口の部分である稼ぐ仕組み、具体的に設備投資誘致などアンテナを張って町内に投資を呼び込むこと、攻めることが大事だと思います。もし、このビジョンを町長部局で共有していれば、北海道電力にも適切な時期にアプローチができたのではないかと思います。洞爺湖の水利権は、北海道電力にあります。まだチャンスがあります。ぜひ、4月から役場組織も変わるのですからスピード感を持ってビジョンを持って対処していただきたい。
4月6日から町長・議長・議員で友好都市である四国三豊市の防災協定調印式に臨みます。その後、自然エネルギーでは先進地である高知県梼原町の小水力発電、太陽光発電施設を視察いたします。自分もしっかりと環境モデル都市である梼原町で学びたいと思います。ブログでもご紹介します。
この画展は、京都で山口書店を創業した山口繁太郎のユニークなコレクションでした。山口さんと棟方志功の出会いは、ある展覧会で山口さんが棟方志功の作品に魅せられ、持ち合わせが無く、せめて予約だけでもと申し出たところ、「気に入ったのなら進呈しよう」と声をかけられたことに始まるとのことでした。
棟方志功は、京都に出るたびに山口邸に泊まったとのことです。山口さんが病で倒れてからは、彼を励まそうと、邸宅の襖や扉などにも縦横に筆を振るいました。その作品が展示されています。ふすま絵には、樹林、万葉集歌が描かれ、板戸絵には、天女図、万葉集歌などが描かれていました。会場には、山口邸の一室も再現され、作品本来のたたずまいも味わうことができました。数年前、青森市の棟方志功記念館を訪れましたが、本展では、肉筆画や書にも非凡な才能を発揮し、自由闊達な造形と色彩には驚かされました。予想した以上でちょっと得した時間を過ごすことができました。
棟方志功 {%右矢印webry%} 青森市棟方志功記念館
2022年4月洞爺湖町長に初当選。
大学卒業後、証券会社に勤務し米国留学、海外駐在経験。
帰国後、札幌市で学習塾を13年間経営。
30年ぶりに地元に戻り町議会議員とバス会社の二刀流で2022年1月まで4期途中まで活動。
1985年成城大学経済学部卒。
- ジャンル
- 政治・ビジネス
- アクセス総数
- 88,894回
ハッシュタグ
月別アーカイブ
「むしゃなび」はこちらの皆様に支援して頂いています
人気の記事
-
05/20(日) 第38回洞爺湖マラソン前夜祭
-
05/21(土) 洞爺湖マラソン前夜祭
-
06/11(日) セブンイレブンと買い物支援協定締結
-
03/02(木) ジオたまご作りツアー

イベント
「ブログ」カテゴリーのおすすめ記事
-
2025/05/13(火) ☆本日のメインはロースカツです☆
観月旅館
0
-
2025/02/14(金) ホワイトバレンタインデー
-
2025/03/05(水) ☆本日のメインはホロホロチキンカレーです☆
-
2025/05/01(木) ☆豚こま唐揚げ黒酢餡☆
観月旅館
0
ブログに関する
特集記事
-
お腹と心が喜ぶごはん。ほっとするカフェ 洞爺湖「MITTSU みっつ」
ふらりと一人で入りたいお店に出会いました。 「MITTSU」のオーナー二瓶光子さんは、東日本大震災をきっかけに洞爺湖町に移住して来られた方。 当時、洞爺湖町から入っていた震災ボランティアNPO団体からのお誘いがなければ洞爺湖町には来ていなかったと言います。 ご縁は不思議ですね。 極限状態の時、人の繋がりは本当にありがたいものだと思います。 移住後は、2014年に現在の場所から300mほど離れたところでカフェとハンドメイド作品を取り扱う「MITTSU」を開業され、現在の場所に移転してからも丸4年になるそうです。 お食事メニューは A. ベジプレート(材料は野菜のみ) B. ベジプレート+肉料理 の二種類。 私はAをいただきました。 とてもとても優しいほっこり味。 おいしかった~! メニューは日替わりです。 「できる限り地元の野菜をふんだんに使うこと」 をポリシーにされていらっしゃいます。 「足りない場合は伊達野菜も使います。」 とのこと。これは伊達市民としても嬉しいです♡ 同じメニューをお弁当にもできるそうですし、ご予算や内容のご相談も受け付けてくれます。 1個からでもOK。 10個以上の時には5日前までのご注文をお願いしますとのことでした。 そして、もうひとつのお顔。 実は洋服の仕立て・リメイク・お直しなどの技術者さんでもあります。 夜の営業もなさっているのに、ふたつのお顔を同時にこなすスーパーウーマンです。 幸せを伝播させる笑顔の裏に、秘めた底力を感じる素敵人でした。 5月にはお友達とアロマのワークショップを開催予定だそうです。 そして、夏には店をリニューアル予定とか。 洞爺湖町の女性たち。 エネルギー満開です♪ ※夜の営業は2021年4月現在、予約制でひと組のみとなっています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。メニュー、料金は変わることがありますのでご注意ください。 ※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
0
-
隠れすぎな隠れ家的ショップ “ nico “ で肩のちから抜こ♪
夕陽好きや鉄道好きに、近頃ちょっと話題の北舟岡駅近く” nico “を訪ねました。 迎えてくださったのは陽子さん。 吸い込まれそうなほど大きな瞳で真っ直ぐ見つめながらお話をしてくださいました。 “ nico ”の前身は ” Linetta ” とその前は " ミニョンヌ+ " 初代 " ミニョンヌ+ " 時代は自宅ショップのはしりでした。 「隠れすぎてなかなか見つけてもらえないんです^^;」 と、陽子さん笑いながら言います。 周りは閑静な住宅街。 ここの道があることさえ、あまり知られていないのではないかと思います。 「探す楽しみっていうのはありますが、こちらは諦めて帰られてしまう方がいらっしゃいませんか?」 そんな筆者の投げかけに、こう答えてくださった陽子さん。 「確かにあります。でも、お散歩の途中で偶然見つけてふらりと立ち寄り、そのまま常連様になってくださることもあるのですよ。」 伺えば10年ほど続けて来てくださっている方もいらっしゃるそう。 海が見えるこの道は、多くの方のお散歩道です。 時々、走る列車を見下ろすこともできます。 のんびりと景色を楽しみながらお散歩をする途中で、ふいに現れるお洒落なお店。 ドアを開ければ別世界。 そして陽子さんの温かく明るい笑顔。 とっても贅沢な時間を想像します。 ここは、「海が見える場所に住みたい」という旦那様のご希望通りの場所です。 ところが陽子さん。旦那様への相談なしに、前身の “ ミニョンヌ+ “を作ってしまいました。 そして次は車庫を改装して “ Linetta “に。そして、カフェを併設させて "nico "に。それが、全て事後報告だというのが面白い ^^ ふんわりと優しい雰囲気の中に持つ、意思の強さを垣間見たお話でした。 " nico " の由来は予想通り、「ニコニコ」笑顔になって帰っていただきたいという想いから。 そしてもう一つ。 「実は、犬の名前に付けたかったのですが、却下されたんです。だから、店の名前にしちゃいました。」 と、いたずらっぽく笑うおちゃめな陽子さんでもありました。 ↑時々、こちらでワークショップも。1枚目の写真のリースはその時に作られたものです。 以前はこちらがカフェスペースでしたが、コロナ以降は休止しています。 ↑ハンカチやタオルなども人気です。 ↑雑貨は気持ちが明るくなるものや、絵本の世界の様なものを選んでいます。 服選びのコンセプトは「カフェや雑貨屋さんなどに行くときなど、普段よりちょっとお洒落をしたい時に着たい服」だそうです。 常連様をとても大切にされている陽子さんは、このコンセプトに合わせ、ご自身の好みと常連様の好みを足して2で割った様なラインナップにされています。 イメージされているターゲット層は、40代以上の方。 ちょうど、お店の前をお散歩されている年代です。 なので、そのくらいの年代の方が、優しく明るく美しく見える様な形や色のものを選んで仕入れるように心がけていらっしゃいます。 ↑出来るだけ顔まわりがスッキリ見える襟元の形に拘っています。 ↑どの服も上品で優しさが漂います。 そしてこんな話もしてくださいました。 「私、” 店 “が好きなんです。 店は私にとっては箱庭の様な存在。 自由に好きな様に作れる。 たぶん、それは何を扱っていたとしても同じで、とにかく” 店 “という器が好きなんです。」 箱庭という言葉に、はじめは「自分の城」という意味かと思いましたが、途中から「箱庭」という言葉を使った意味がわかりました。 それは、「自分の居場所」という意味よりも、あくまでも客観的に店を見て、外側から作り上げていく「箱庭」そのものなのでした。 陽子さんの想いが込められて作られた “ nico “という名の箱庭の世界。 隠れ家的な存在だからこそ、客様にとっても、その箱庭は特別な空間となって、優しい陽子ワールドに浸れるのでしょう。 最後に、「このお店を通してお客様や地域の方に伝えたいことはありますか?」と尋ねてみました。 「服は、自分はこういう人間ですよ、とか、人からこう見られたいという想いを表現できるアイテムです。 皆様にはnicoの服を通して、肩の力を抜き、気持ちの面でゆとりのある暮らしをしていただきたいと思っています。それには “ 優しさ “って大切だと思っています。」 陽子さんセレクトの服に囲まれていると、まさに優しさに包まれている様な気持ちになります。 =nico情報= *〜12/28 「冬服セール」50~30%off *冬休み 12/29~1/4 *2月下旬〜4月上旬 「ハンカチ・ふきんフェアー」 ・営業日 水曜日 金曜日 15:30~19:30 それ以外は11:00~15:00 ・休み 不定休 ・住所 伊達市舟岡町369-6 ・電話 090-7514-6185 instagram https://www.instagram.com/nico.4u/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
0
-