松井 秀喜 選手は大人でした♪

私と元巨人で現在メジャーリーガーの松井秀喜選手とは同じ歳です♪
まぁ知り合いではありませんけどね…♪
ただ少し接点はあります♪
高校３年夏の甲子園では同じ大会に出場しているので開会式などでは顔を見ました♪
彼は石川県代表『星稜高校』のキャプテンでした♪
ちなみに日本ハムファイターズのショート 金子 誠 選手は１つ下ですけど同じ大会に出てました♪
巨人の高橋 由伸 選手もいました♪
で、 松井 秀喜選手はスゴい男なのです♪
まぁ 今さら言わなくてもスゴいのはご存知かとは思いますけどね♪
知ってる人には有名な話しですけど、彼の甲子園での活躍はそれはもうスゴかったのです♪
こんな高校生、いやこんな日本人バッターがいたのかっ！という程にケタ違いにスゴかったのです♪
ホームランもガンガン打ってましたし♪
そんな彼の高校３年間の最後の甲子園の試合……。
２回戦でした。
対戦相手は明徳義塾高校でした。
超高校級の彼はもちろん４番バッターです。

結果、その試合 松井秀喜くんには１球もストライクの球は投げられませんでした…。
その試合は５打席彼に打順が廻ってきました。
その全てがボールの球でした…。
なので彼はその試合１回もバットを振る事なく試合が終わりました。
１点差で負けたのです。
５打席全てがファーボールです。
この最後の試合までに彼は何万回も素振りをしてきたことでしょう。
手の皮も何回剥けたことでしょう。
朝も昼も晩もみんなが遊んでいたり寝ていた時間でも色々なことを我慢してバットを振っていたことと思います。
その最後の試合で１回もバットを振る事なく引退です…。
彼はスゴすぎてピッチャーが勝負出来ないのです。
（まぁこの試合は監督命令でしたけど）
そんな状況なのに松井秀喜くんは立派に振るまい、挑発行為などをすることもなくただ１塁へ走って行くのです。
試合後彼は『ファーボールはヒットと一緒ですから』とコメント。
高校生でこういう対応は簡単に出来るものではありません。
亀田くんみたいなアスリートだっている訳で。
きっと今あの映像を見たら涙が出るかもしれませんね。
あの試合、スタンドからは大ブーイングでメガホンなどもグランドへ投げつけられて試合も度々中断になったりしました。
それでも感情を押し殺してストライクを投げない明徳義塾のエースピッチャー。
彼も今思うとスゴいですね。
普通ならベンチへ「勝負させて下さい！」的なアピールをして自分の本意じゃないですからね的なパフォーマンスをしますよね。
まだ高校生なのですから。
自分が悪者になりたくない！という感情が出るハズです。
なのに、チームの勝利のための戦術として「松井秀喜とは勝負しない」に徹底したのです。
で、見事に勝利をもぎ取りました。
これはこれで侍ですからね♪
当時はこれをマスコミも騒ぎ、明徳義塾高校はかなりバッシングを受けました。
でも勝負なのですから、相手が嫌がることをするのは当たり前のことなのです。
勝つためにみんな練習している訳で。
あの試合の松井秀喜くんの対応には日本中が拍手を贈ったことでしょう♪
こういうスポーツ選手のエピソードって素敵ですよね♪
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