過酷な寮生活の想い出♪

私は学生時代はまぁまぁやんちゃな生徒でした☆
小学校、中学校、高校とまぁまぁやんちゃに過ごしてきました☆
数多くの同級生や後輩達、先生や親、多くの大人達に迷惑をかけてきたと自負しております……。
そんな私も高校時代の野球部では「１年生」という過酷な日々を過ごしました☆

ちなみに野球部寮での1年生の日常とは……。
・朝は4:30に起床。
・自分がお世話させていただいている先輩を丁重に起こして差し上げる。
・朝練の準備（グランドでフリーバッティングのマシーンとゲージ、ボールなどを先輩が来る前に用意）
・6:30まで朝練
・当番なら6:20に寮に戻り朝飯の準備（当番の日でなければ朝練の後片付け）
・7:00に朝食（どんぶり３杯がノルマ）
・学校への登校準備を早めに済ませ学校へ行く（寮では朝のトイレでの大便禁止でしたので）
・お昼休みに師匠の教室へ行きお弁当の回収
・15:30授業終了
・ホームルームが終わると走ってグランドへ（歩いて行くのは絶対に危険！先輩に見つかるとOUT）
・練習が始まる直前まで師匠の体をマッサージ
・全体練習が19:00まで
・ここで監督は自宅へ帰る
ここが最大のポイント！！
・先輩達の機嫌が良ければ寮へ戻り夕食へ
・先輩を怒らせていれば各自所定の先輩の元へ
身を持ってご指導下さります………。
タフになりますね☆
夕食は先輩の食べ残しがテーブルの下から廻ってきます……。
残すとゴリ（佐藤監督）からヤキ入りますので……。
自分の分を食べて（ものすごい量）その後先輩の分も食べさせていただくのです……。
で、モタモタしてしまうとそこでまた先輩が逆鱗にふれるのです…
常に自分の身に危険がついてまわるのです…。
で、各自プレハブに行き自主練習に入ります。
ここで食後の一服♨をされる先輩用に見張りに立ちます……。
で、21:00までに交代で入浴です。
４人同時に20分づつです。
刑務所か？！
で、当番は風呂をピッカピカに清掃します。
ちなみに朝はトイレと階段を清掃します。
で、21:00に全員で夜食です。
ここでゴリ（佐藤監督）の説教タイムです……。
22:00に各自自分の部屋（４人部屋）に戻り、師匠の部屋へ出向き24:00までマッサージをさせていただく。
24:00～4:00までがやっと自分の時間です☆
24時間の内4時間です。
この他に師匠のスパイク磨きや洗濯などをさせていただきます。
ちなみに「カップラーメン」もお店でお湯を入れて、『赤いきつね』ならちょうど5分後、『緑のたぬき』ならちょうど3分後にお渡ししなければなりません……。
「赤いきつね」が堅い！
「緑のたぬき」がのびている！
これはもうOUTです！
『てめぇ～～この野郎座れ！！！』って言われます……。
「座る」という事は靴を脱いで、先輩の前に正座ってことです。
『痛い目』に会うってことです！
この環境に勝てない人はレギュラーにはなれませんね☆
この修羅場を経験するから試合で相手ピッチャーなど怖くないのです♪
「てめぇ～～ナメんなよ」って感じです☆
当時は練習中の『水』など厳禁でしたので、砂漠かここは？ってくらいノドが乾いていましたね☆
水たまりの水ですら美味しそうでしたからね♪
でもこれは入学する前からウワサでは聞いておりましたし、地元の先輩達からもこの「地獄」ぶりはあまりにも有名でしたので自分で決めたことなのです☆

でも当時の体育会系で『強い』高校はどこもこんな感じだったと思いますね☆
東海第四も駒大岩見沢も北海も滝川西も旭川実業も旭川龍谷もこんな厳しい環境だったと聞きます☆
だから先輩が負けると悔しいけど、３年生の先輩が負けて引退が決まると『やっと俺の時代が来た～～～～～～～！！！！』って感じで死ぬ程嬉しいのでしょう♪

悔しいし、寂しいけど、もっと嬉しい♪
ギラギラした時代でしたね♪

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