
kayaker
この辺でサーフィンができる浜として有名なのは
室蘭イタンキ浜などがよく聞かれる。
ただ、この日の豊浦の海では、いい波が立ち上がり、
多くのサーファーで賑わった。
いつもは穏やかな豊浦の海で
年に何回もない絶好の波乗りチャンス。
南からくる台風の影響で
遠くから長く吹く風が長いうねりの波を作る。
それに風の方向などの要素が加わって
波乗りに最適の波が作られる。
サーファーたちは常にどこで良い波が立つかの
情報をつかんで
最高の波を求めてくるのだ。
こうして集まるサーファーたち。
この日は後半から条件がそろって豊浦がベストの波が立った。
まあこうして集まる中に、
地元のサーファーはひとりもいないだろう。
室蘭や周辺地域の人たちが中心である。
なんか聞くところによると、サーファーたちの間で
いくつかルールがあるようだ。
たとえば場所取り。
いい場所に初心者が入ると怒られる。
まあみんなに迷惑をかけるという意味で
それもわかる。
だから少しずつ上達して
いい場所がとれるようにしていくらしい。
それと波に乗る優先順位。
豊浦の波で言えば陸に向かって右から波が崩れるから
自分より右に浮かんでいる人が次の波に先に乗れる。
いい波が来たからといって
自分の右の人が乗るまではスタートできないのだ。
それに体育会的ルールもある。
顔見知りの先輩格にはあいさつする。
地元の人間が優先される。
この辺はちょっと首を傾げるルールだが、
最近の外人たちが増えてくると
こうしたルールも効かなくなろう。
いずれにせよ、北海道のようにサーファーの数が少ない中、
みんな顔見知りみたいになるからこその
ルールであり、
ある意味とても日本らしい秩序がとれた状態で
楽しめる環境を作っているとも言える。
オリンピックを見ても日本選手は
とても礼儀正しく、自分を律する。
サーファーたちもやはり日本人なのだ。
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洞爺湖の紅葉
10月も残りあとわずかですね。 紅葉も終盤という時期ですが、 ここにきて、洞爺湖の紅葉の色づきが一段と鮮やかに。 ぐるっと回って見てまいりました! 仲洞爺キャンプ場近く 仲洞爺から洞爺水の駅方面の道路。 紅葉トンネルが続きます。 えぼし岩公園 山全体が色とりどりに染まって錦絵のよう・・・素晴らしい眺めでした! 葉陰から洞爺湖。 葉陰から洞爺湖その2 財田周辺 画像では見えづらいですが、中島も色づいています。 夕日の見える渚公園 駐車場の周りも見事に色づいていました。今年の紅葉、本当にきれいでした!! このあと今月いっぱいは楽しめそうな感じです。 みなさまもドライブやサイクリングに出かけてみては。
むしゃなび編集部
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人生は後半戦が面白い。楽輝己書道場・兼子孝子さん
大町ミニギャラリー(伊達市大町3番地7)で11月26日まで楽輝己書(ラッキーおのれしょ)道場の作品展が開催されています。 独特の丸いフォルムが特徴の己書。筆ペンを使って誰でも手軽にできて、「描いて楽しい、見て楽しい、もらって嬉しい」のが魅力です。 会場には笑顔を誘う優しくておおらかで、ユーモラスな作品たちが賑やかに並んでいました。 兼子さんと生徒及び推薦した師範の皆さんの作品 楽輝己書道場の代表・兼子孝子さんは登別在住。「人生は後半戦が面白い。楽しんで輝いて生きましょう!」をモットーに登別、室蘭、伊達、白老、苫小牧、と西胆振中心に、札幌、旭川他、道外でも教室を主催しています。 都道府県ご当地地蔵シリーズ 5年前、知人のFacebookに投稿された己書を見て衝撃的な出会いをしたという兼子さん。それまでは一人で飛行機に乗れなかったそうですが、一念発起して本州に通い師範、さらに上席師範の資格を取得。北海道で己書を広めるため道場を開き、現在は指導者の育成にも力を注いでいます。 今年の作品展は室蘭市民活動センター、旧室蘭駅舎、カフェアンジュリエ登別、のぼりんと続いて大町ギャラリーで年内最後となります。 一番の見どころは壁一面に広がるカラフルな小型のパネル!ひとつひとつに素敵な文字が書かれています。通称「なっとう額」、なんと納豆のフタに土佐和紙を貼った手作りの額縁です。その数なんと544枚! ギャラリーの壁を一眼見てひらめき、お弟子さんたちと力を合わせて展示したそうです。 ほかにも個性的な作品がたくさん! だるまと招き猫シリーズ。かわいい! 「己書は己の書だから他人と比べなくていいんです」と兼子さん。 筆ペンなので二度書き、三度書きOK。筆圧がなくてもかけるので、年齢問わず体が不自由な方や病気の方にも喜ばれるそう。 私も体験させてもらったのですが、一文字一文字、ゆっくり書いていると心が安らぎ、まるでセラピーのような癒しの時間だな、と思いました。 兼子さん「自分の時間が形になって楽しめること。みんなに喜んでもらえることが一番の魅力だと思います。己書に出会ってからご縁がどんどん繋がって活動が広がり今があります。涙が出るほど嬉しいです!」 コロナ禍で生徒さんが教室に来られない状況が続く中、オンラインレッスンを活用して活動の幅を広げ、さらに今年は自宅で己書を楽しんでもらおうと仲間とアマゾンから電子書籍(無料)を出版しました↓↓ 筆ペンで描いた 淳ちゃんとカネちゃんから贈りもの 一期一会を大切に、面白がって新しいことにチャレンジし続ける兼子さん。おおらかな笑顔が己書のお地蔵さんの表情と重なりました。 作品展は2021年11月17日〜26日まで(最終日の展示は13時まで)。 各教室のほか、年賀状講座も募集中です。 手書きでちょっとしたものをサラッとかけるようになり、実用性もかなり高い己書。あなたもはじめてみませんか。 兼子孝子さん 日本己書道場公認 上席師範 楽輝己書道場 代表 090-1388-4716 オンライン幸座も受付中!! Facebook Instagram むしゃなび掲載ページはこちら ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
むしゃなび編集部
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