kayaker
この辺でサーフィンができる浜として有名なのは
室蘭イタンキ浜などがよく聞かれる。
ただ、この日の豊浦の海では、いい波が立ち上がり、
多くのサーファーで賑わった。
いつもは穏やかな豊浦の海で
年に何回もない絶好の波乗りチャンス。
南からくる台風の影響で
遠くから長く吹く風が長いうねりの波を作る。
それに風の方向などの要素が加わって
波乗りに最適の波が作られる。
サーファーたちは常にどこで良い波が立つかの
情報をつかんで
最高の波を求めてくるのだ。
こうして集まるサーファーたち。
この日は後半から条件がそろって豊浦がベストの波が立った。
まあこうして集まる中に、
地元のサーファーはひとりもいないだろう。
室蘭や周辺地域の人たちが中心である。
なんか聞くところによると、サーファーたちの間で
いくつかルールがあるようだ。
たとえば場所取り。
いい場所に初心者が入ると怒られる。
まあみんなに迷惑をかけるという意味で
それもわかる。
だから少しずつ上達して
いい場所がとれるようにしていくらしい。
それと波に乗る優先順位。
豊浦の波で言えば陸に向かって右から波が崩れるから
自分より右に浮かんでいる人が次の波に先に乗れる。
いい波が来たからといって
自分の右の人が乗るまではスタートできないのだ。
それに体育会的ルールもある。
顔見知りの先輩格にはあいさつする。
地元の人間が優先される。
この辺はちょっと首を傾げるルールだが、
最近の外人たちが増えてくると
こうしたルールも効かなくなろう。
いずれにせよ、北海道のようにサーファーの数が少ない中、
みんな顔見知りみたいになるからこその
ルールであり、
ある意味とても日本らしい秩序がとれた状態で
楽しめる環境を作っているとも言える。
オリンピックを見ても日本選手は
とても礼儀正しく、自分を律する。
サーファーたちもやはり日本人なのだ。
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