先日、北海道伊達緑丘高校で1年生の特別授業「まち・ひとワークショップ」に参加してきました。自分たちの暮らす地域で活躍する大人にインタビューしてみよう、というクリエイティブな授業。今回、初の試みだということですが、主な目的は、


「地域」・「まち」について考えること。


インタビューと発表を通してコミュニケーション力を試すこと。


取材対象として、伊達市や近郊の地域で働く大人、10人が招かれました。ワイラジオのKanzyさんや和菓子職人・久保さんなど街の有名人や、むしゃなびでおなじみ、整理収納アドバイザーの小野さんや、いろえんぴつartの塩谷さんの姿も。飲食、福祉、アート、土木業など、様々な業種のメンバーが集まった中、編集部を代表して私も参加させていただきました。


普段、お話を伺う側ですが、今回は聞かれる側なので、ドキドキ!!


1年生約140名が十数名ごとのグループに分かれ、進行役や記録係、案内係など役割分担をして、インタビューを進めて行きます。


どんな職業をしていますか?


あなたにとって「まち」とはなんですか?


高校時代はどんなことを考えていましたか?


といった質問をして、回答を記録していきます。長いはなしになると、聞き漏らさないようにメモするのはなかなか大変ですよね。言葉に詰まったり、うまくまとまらない私の返答にも一生懸命耳を傾けてくださってとっても嬉しかったです。



それにしても初々しい1年生の生徒さん! 私が高校生だったのはもう20年も前のことですが、部活や友達との時間を楽しみながらも、日々悩んだり傷ついたり、葛藤していたように思います。緑丘高校の皆さんは、いまどんなことを考えて学生生活を送っているのかな・・・逆にお話を伺ってみたくなりました。


さて、30分ほどの質問タイムを終え、まとめの時間の後にグループごとの発表を見せていただきました。


「〇〇さんはこんなことを話していて、私はこんな風に感じました」


といった形式で、まちで働く人たちの活動やおもしろエピソードが紹介されました。



私自身、そ・ら・みの取材で今日の皆さんと同じようなことをしているわけですが、その中でいつも感じることがあります。


それは、芸能人やユーチューバーを観るのもいいけれど、まちで暮らす普通の人の話がとっても面白いし、魅力的! ということです。


そして、まちをつくるのは大きな活動をすることだけではなくて、ささやかでも本当に気持ちのこもった日々の営みが、地域を豊かにしてゆくのだと思います。今回のインタビューを通して、そういう「ローカル」の面白さを感じ取ってもらえたら嬉しいです。


インタビューする側だけでなくされる側もお互いに、地域への思いを深めるきっかけになるような、とても素敵な授業でした。


10年後には皆さんが取材される側になっているのかな??


緑丘高校さん、ありがとうございました!


北海道伊達緑丘高等学校|公式HP


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