むしゃなび編集部

やさしい介護のコツを学ぶ!パッククッキング教室での一コマ

島川さん(理学療法士・福祉用具プランナー)

伊達市社会福祉協議会が主催する「やさしい介護セミナー」は、介護のコツを気軽に学べる全5回、参加無料の講座です。


講師の島川弘美さんが大切にしていること。


それは、


介護する人、される人


どちらにとっても「やさしい」介護にしていくこと。



「介護される方が心地よく過ごすためには、

介護する方がなるべく楽に、苦痛やストレスを減らしていくことが、とっても大切なんですよ。」


と、島川さんから伺ったことがありました。



ちょっとしたコツを知ることで、ぐっと楽になる。

そんな具体的なノウハウはもちろん、島川さんのおおらかでユーモアいっぱいなお話も講座の大きな魅力となっています。


楽しくて和気あいあいとした講座の様子を少しご紹介しますね。


こちらは10月の講座「介護食クッキング」での一コマ。食育センターのキッチンスタジオで調理実習が行われました。


介護食、と言ってもいろいろありますが、この日のメインテーマは「パッククッキング」。厚手のポリ袋に食材を入れて煮るだけの超簡単調理法です。


高齢になると調理も負担に感じるようになって作らなくなったり、品数が減るなど栄養バランスが崩れがち。そんな方でも、下準備さえすればお鍋ひとつで何品も作る事ができます。


また熱源や水を節約できるので、災害時に役立つ調理法としても知られています。(お鍋の水は最悪、飲用水でなくてもOK!)9月の胆振東部地震以来、これまで以上に災害準備を意識されている方も多いと思いますが、島川さんは「体を冷やさないように災害時にもできるだけ温かいものを食べてほしいですね」と話していました。


カレーライスやシチュー、切り干し大根の煮付けなど、簡単なパック料理を作って試食しました。

水分と調理時間を節約するために大事なのは、袋の中の空気をよ〜く抜いて真空状態を作ること!


あら、意外においしいね! みなさんとっても楽しんでいるようでした。


水の量と時間を調節すれば固め〜おかゆまで好みに合わせて作れます。


カレー&シチュー。コツをマスターすれば、応用は自由自在!


とっても重要なのが食材を入れるポリ袋。厚手で湯せんに使えるものがマストです。ご家庭で試す際にはご注意ください!


レシピなど詳しく知りたい方は、来月12/1と12/6に「食育・健康ウィーク」の一環として食育センターで体験会が開催されますので、参加されてみては(要申込)。


12/1災害時にもできる!パッククッキング


2018年12月の伊達市行事予定表




さて、今年度の「らくらく介護セミナー」は次回12月4日(火)が最終回となります。

 

「もれない上手なオムツの使い方と緊急災害時に便利な携帯トイレ」



をテーマに、道内ではまだ珍しい「おむつフィッター」の資格を持つ小林里美さんが登場します。

いざという時、役立つ介護のヒントが満載ですよ。介護されている方、また興味をお持ちの方、どうぞお気軽にご参加ください!



平成30年やさしい介護セミナー(全5回)


最終回:平成30年12月4日(火) 

時 間:13:00~15:00

講 師:小林里美さん(おむつフィッター)・島川弘美さん(理学療法士・福祉用具プランナー)

申込み・問合せ :

伊達市社会福祉協議会 福祉グループ 

TEL 0142-22-4124 

FAX 0142-22-1888 


 


https://so-ra-mi.jp/events/event/87kaigo

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