伊達で「子ども食堂」開設を目指すボランティア団体「いちごはうすの会」の3回目となるプレオープンイベントに行って来ました。愛情たっぷりのおいしいご飯を食べてきました!





代表の工藤さんにお話を伺った記事はこちら↓↓






https://so-ra-mi.jp/archives/18940











イベントは10月25日(金)に弄月町のみらい館で開催され、前半は「子ども食堂の可能性」というテーマで講演会が行われました。





道内の子ども食堂事情に精通する二本松一将さん(札幌在住)を講師に迎え、様々な事例やデータを元に、子ども食堂の役割や今後の可能性について探りました。





学生時代に子ども食堂を立ち上げ運営した経験を持ち、現在は児童相談所の一時保護所に勤務しながら、道内各地に出かけ子ども食堂の調査・研究を続ける二本松さんのお話はとても面白かったです。









気になったポイントまとめ






  • 子ども食堂は子どもの「貧困対策」のためだけの活動ではない

  • 基本的に誰が来てもいい
    (食事に困っていない家庭の子どもも、大人もOK。地域の老若男女誰でも利用できる)

  • 地域コミュニティの拠点へと発展する可能性も大いにある

  • 大切なのは、「つながり」ができること





子ども食堂って「食べる」ためだけの場所ではなく、食べることを通じて生まれる関係性に深い意義があるようです。
「最近どう?」といった何気ない会話や、「この頃見かけないけど、あの子元気にしているかな〜」そんなコミュニケーションのできる間柄。
なので週一や月一の開催でも十分に意味があるそうです。





心が満たされる、子ども食堂のごはん。









さて、プレオープン3回目となる今回の子ども食堂はビュッフェスタイル!
(子どもは無料、大人は500円程度で誰でも食事をすることができます)
伊達の野菜や魚介、ソーセージ、パスタ、スイーツなど、農家さんや地域の方、地元飲食店、企業からたくさんの食材が提供されました。









新鮮な食材が、栄養士の資格を持つ工藤代表の技でバランスバッチリのメニューに大変身。
伊達の「おいしい!」が集まったスペシャルな一皿となりました。






講師の二本松一将さん(写真左)





道内各地の子ども食堂に足を運び、メニューにも詳しい二本松さんに伺うと、地元感というか、伊達らしさがとても出ているとのことでした。
私もいただきながら、食材を提供してくれた人、調理した人、お手伝いの人など、活動に関わるたくさんの伊達の人たちの心が伝わってくるようで、胸がいっぱいになりました。









食べ終わった子どもたちはお絵かきに熱中、お母さんたちはおしゃべりしたりお茶を飲んだり・・小さい子がいても心配なくくつろげるって貴重な空間だと思います。
また、子育て世代に限らず、食事も雰囲気も、こういう手作りの「あたたかさ」を必要としている人が今、たくさんいるんじゃないかな、と思いました。
皆さんも次回、ご家族やお友達を出かけてみては。












いちごはうすの会は、
「子どもの居場所づくり」
「食事の重要性の宣布」
「母親支援」
「多様性を体感する場づくり」
を目指すボランティア団体です。
イベントや子ども食堂には、親子に限らず誰でも参加することができます。
食材の提供や寄付、ボランティアなども募っています。興味のある方は下記よりお問い合わせください。
いちごはうすの会/Facebook








記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)





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