むしゃなび編集部
心に明かりを灯す、冬のおくりもの特集(2)
いよいよ冬本番。クリスマスシーズンを前にむしゃなびで人気のお店を訪ね、プレゼントにおすすめの素敵な品々をご紹介いただきました。
贈って楽しい、もらって嬉しい! 心にあかりを灯すプレゼント探しに出かけましょう!
「日本のイイモノ」に出会う。ホリデーマーケット トーヤ
国産雑貨の専門店、洞爺湖温泉街のHOLIDAY MARKET TOYA(ホリデーマーケット トーヤ)。
「雑貨を通して日本を見る、雑貨を通して日本を知る」をコンセプトに、全国各地の職人やデザイナーが手がけたおしゃれで上質な「イイモノ」が揃っています。
プレゼントに喜ばれ、インテリアとしても重宝するてぬぐい。ホリデーマーケットさんでは、まるで絵画のように繊細な柄と美しい色合いのてぬぐいを沢山扱っています。
この時期はサンタやツリーなどのクリスマス柄、お正月や干支の柄が人気です。木製のホルダーで壁にかければ、華やかさの中に和風な趣のある素敵なタペストリーに!
畳むと平たくコンパクトになるので、海外に贈るプレゼントとしても人気があるそうです。お値段は1500円前後〜。
※ クリックすると画像が大きくなります
2009年にめむはうすの姉妹店としてオープンし、今年10周年を迎えたホリデーマーケット トーヤ。どことなくアトリエのような、アートな雰囲気が漂う空間は、改装の際に家族や友人たちと創意工夫してできたそうです。
クリエイティビティ溢れる空間で、こだわりの雑貨を選ぶ時間は贅沢なひとときになると思います。「日本のイイモノ」を探しに、出かけてみてください。
HOLIDAY MARKET TOYA
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-18
営業時間 11:00-17:00
定休日 毎週火曜日、大晦日、元日、他
TEL: 0142-75-3277
http://holidaymarket-toya.com/hmt_main.html
商品詳細・最新情報はこちら↓
https://www.facebook.com/holidaymarkettoya/
「わたしだけの宝物」に出会う。アトリエたむら
静かなマンションの一室に、ハンドメイド作品やアンティークなどこだわりの雑貨類が並ぶ「アトリエたむら」。
店主のたむらさんはじめ、近隣のハンドメイド作家によるアクセサリーや洋服、たむらさんが旅行先から大切に持ち帰った食器類など、ほとんどが一点ものです。
手づくりの温もりと個性的なセンス! 「おしゃれ」を愛する心にあふれた小さなショップで、あなただけの宝物を探してみませんか?
イベントのお知らせ!
アイヌ刺繍でガマ口を作るワークショップが開催されます。
手ぶらで来て2時間ほどで出来上がり!
開催日 2019年12月9日(月)、12月13日(金)
時 間 12時30分〜14時30分(延長可)
参加費 3000円(材料費込み) +お茶代500円
詳細は電話でお問い合わせください。
アトリエたむら
北海道伊達市舟岡町362-9ファミールREX201
営業日 月・水・金
時 間 11:00-17:00
電 話 090-5394-7009
むしゃなび内アトリエたむらのページ
冬のおくりもの特集はまだまだ続きます。(3)をお楽しみに!
- 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
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02/12(土) 『役』を捨て自分自身に戻る時間 “hinna produced by Toya Pirka Shop” で癒される時
今回はToya Pirka Shopのオーナーで基礎化粧品“ hinna ”の開発者 加藤亜貴絵さんにお話を伺いました。 待ち合わせ場所に現れた亜貴絵さんは、スラリと背が高く素肌の美しい方でした。 石狩市ご出身で、短大では経済学を学び、長らく銀行員をされていたそうです。そして、6年前に洞爺湖町に移住されてからも同じ銀行の支店で働いていらっしゃいました。 ↑湖畔で遊ぶ亜貴絵さんの愛息子様 「地元に密着した洞爺湖町の支店では店内のチームワークも素晴らしく、営業の立場から地元の皆様とお話をさせていただく機会も多くあり、どんどん洞爺湖町の魅力に惹かれていきました。気づいたら洞爺湖町の大ファンになっていて、洞爺湖町の良さを町外はもとより町内の皆様にもっと知ってほしい!と思うようになっていました。」 そしてこんなお話も。 「自分自身、洞爺湖町に移り住んでから性格が変わったと感じています。それまでは常に何かに追われるようにキリキリとした生活でした。でも、洞爺湖町に移り住み、美しい自然や温かい人々に囲まれているうちに、周りの自然や人に心から感謝するようになりました。そして、“ 肩肘張らなくてもよい。自分の精一杯を生きればよい。”と、思うようになったのです。」 なるほど…。 “ hinna “のお名前の由来がわかりました。 hinnaとはアイヌ語で感謝を表すことばです。 「全てのものに感謝して生きていきたい」そんな亜貴絵さんの気持ちを表していたのですね。 さて、今回の主役 “ hinna “のことについて 「でも何故、その想いが化粧品に結びついていったのでしょう?」 そんな筆者の問いに、亜貴絵さんはこう答えてくださいました。 「私は元々アレルギー体質でもあり、ものすごい乾燥肌なのです。ですから、ありとあらゆる化粧品を試しました。その中で、これはいいかも!と思う基礎化粧品に出会ったとしても、何かしらの矛盾や難しさを感じて持続できない。加えて自分をすり減らす都会の生活にも疲れた頃に洞爺湖町に転勤して……。 そして先ほどの話に繋がっていきます。 ある日、ある農家の方に教えていただいた洞爺湖町名産の財田米と赤シソを知ったことは、私の中でとてもとても大きな出来事でした。洞爺湖町産の赤シソは、農家さんが毎年タネを採り、それを毎年撒き、手作業で何十年も繰り返し育てられているのです。命と産物を繋ぐ作業を全て手作業で行っていることに感動を覚えました。それに、抗アレルギー作用がある赤シソは、アトピー体質の私にはジャストフィットでした。この本当に素晴らしい洞爺湖町の産物をなんとか多くの人に知ってほしい! しかも私らしい方法で! そんな想いが化粧品とリンクしていったのです。」 一念発起した亜貴絵さんは、会社を辞め、わずか半年で『日本化粧品検定1級』を取得しました。 さらにお話しは化粧品成分に及び、語りは熱く繰り広げられました。 「まず、財田米はとにかく食べて美味しい! 実は私の父は石狩の米農家で育ちました。ですので、いつも美味しいお米をいただいていて、『うちのお米が一番美味しい!』と思っていたのです。ところが、財田米を食べたらそれが覆されました。初めて味わったお米での敗北感でした 笑。 心から美味しいと感じるものは肌にも良いと思っています。 お米には保湿や血行を促進する成分があると言われています。 そして赤シソ。赤シソには殊の他強い思い入れがあります。実は洞爺湖町は北海道で1.2を争う赤シソの産地なのです。それは残念ながらあまり知られていない事実です。こんなに良いものなのに何故!?と叫びたいくらい。赤シソには抗アレルギー・抗酸化作用があると言われる他、美白や保湿の効果もあると言われています。 この2大主役に加え、北海道産のサラブレッド由来のプラセンタも配合しています。こちらには優れたペプチドやアミノ酸が含まれているのです。 それと、hinnaは着色料や合成香料を使っていませんが、化学成分は含まれています。自然由来にこだわりすぎず、『人間が長年研究をし続けてきたお肌にとって必要な成分=化学の力』とのハイブリッドで作っているのです。 」 ↑手のひらサイズより大きな葉の赤シソ畑 ↑黄金色に稔った財田米 北海道産のサラブレッドにこだわった理由は、「餌の面でも衛生的にも丁寧に管理されていることと、北海道の原材料を使いたかったということです。」とのこと。 亜貴絵さんとお話ししていると、全てのことに裏付けがあり、きちんと分析されての言動だということが分かります。 ご自分のお仕事に対して『腹を括っている』という潔さが伝わり、ものすごく説得力がある。 本当にスカッと気持ちが良い方です。 ↑パンフレットデザインもパッケージデザインも全てご自分で行なっていらっしゃいます。 本当にバイタリティー溢れる方です。 ↑この優しい紫色は、お米の研ぎ汁の白と赤シソの紫を足した色だそうです。 「ところで、作っているのは亜貴絵さんご自身ではありませんよね? どのように開発レシピ通りに化粧品を作ってくれる製造会社を見つけたのですか?」 すると、その行動力に感動するお答えが返ってきました。 「あちこち電話を掛けまくって、直接営業をしにいきました! ですが、個人の話を聞いてくださるところはなかなか見つかりませんでした。変なオバさん扱い。ですが、実はこのコロナ禍はチャンスでもありました。化粧品業界もテレワークなどが多くなり、化粧をする人が減り、取引先自体が増えないという悩みを抱えていたのです。ですので、個人の話でも前向きに聞いてくださる会社様も現れました。それが現在、製造をお願いしております(株)粧薬研究所様です。こちらでは、私の話を本当に良く聴いてくださり、OEMに快く応じてくださいました。」 きっと、数字でものを説明できるという前職でのご経験も強みになっているのでしょう。 コロナ禍は、亜貴絵さん自身にも会社員であることのメリットとデメリットを深く考えさせてくれたと話してくださいました。 “ ピンチをチャンスに! コロナ禍をチャンスに!” 多くの人がそう口にしますが、誰にでも簡単にできることではありません。 でも亜貴絵さんは、コロナ禍をチャンスと捉えました。 止まりたくない。 前進あるのみ。 たとえ失敗したとしてもこうと決めたら突き進みたい! そんな亜貴絵さんの強い想いにより、準備期間に多くの苦悩を抱えて過ごしながらも、構想から1年半というハイスピードで ” Toya Pirka Shop ” を立ち上げることができました。 立ち上げ前には80人のモニターの方に使っていただきました。 いただいた感想から成分配合の手直しを繰り返し、ついに2021年12月に” hinna “が世に送り出されました。 最後にこう話してくださいました。 「しばらくは『変なオバさん』扱いでしたが、最近メディアで取り上げていただけるようになり、活動を知っていただけるようになったのはとても嬉しく有り難いことです。 ” Toya Pirka Shop “のコンセプトは10年後、20年後も使い続けたい持続的なものであることです。持続的であるためには価格はとても重要です。ですから、” Toya Pirka Shop ”の製品は価格設定が先です。 製造以外、今は一人で回しているので、製品コストは最低限に抑えることが可能です。 hinnaは1本3300円ですが、150ml入っていますので、だいたい2ヶ月半はお使いいただけます。内容成分的には絶対の自信を持っています。 女性にはたくさんの役割がありますが、1日の内のせめて数分だけでも自分自身に戻ってほしい、自分に優しくしてあげてほしい、そう願っています。スキンケアは自分自身の手で労わることができる作業です。自分で自分を癒すために毎日お使いいただけたら幸せです。 」 お話をいただく間、何度も周りの方への感謝の気持ちや、自然への感謝の気持ちを口にされた亜貴絵さん。 お話を伺い、この商品には” hinna “ 以外の名前は見当たらない。 そう思った筆者です。 ↑洞爺湖町 230号線沿いにある「きつつきカナディアンクラブ」さん敷地内にある「森と休日」さんで委託販売中です。 ↑こちらは洞爺湖温泉街の「越後屋」さんで委託販売中です。 「そうべつ道の駅 サムズ」さんでも2/11より委託販売が開始されました。 ※記事の内容は取材時の情報にもと基づいています(取材2022年)
Rietty
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03/29(木) ワンコインラーメンの麺蔵。【ラーメン食べ歩き】
今日行ってきたのはワンコインラーメンの本家麺蔵伊達末永店。 37号線沿いの室蘭信金隣のお店です。 一番人気は「白味噌」! 一杯500円で、チャーシュー増しにしても650円。安いなー。 キクラゲと、おろしショウガがのっています。 甘めの味噌スープで麺は太め。 メニューにはこってり系って書いてあるけど、それほどでもないかな? 好みでピリ辛にすることもできるようです。 春休みシーズンのせいか、お子さん連れの家族で結構賑わっていました! 国道沿いだから入りやすいし、なんといってもワンコインだから気兼ねなくおごれる・・・かも。 本家麺蔵伊達末永店 北海道伊達市末永町64−8 伊達のラーメン店を制覇すべく食べ歩いていますが、 やっぱラーメンは奥が深いというか、一朝一夕には掴めませんね。 今のところ味噌と塩を食べた回数が多い気がする、くらいのことしか・・・。 一口飲んだだけでどこの店かわかるようになれたらかっこいいですけどね! 「通」への道のりはまずは数からっ!! コツコツ食べ歩いて室蘭のカレーラーメンにもチャレンジするぞ〜。
むしゃなび編集部
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04/06(火) お腹と心が喜ぶごはん。ほっとするカフェ 洞爺湖「MITTSU みっつ」
ふらりと一人で入りたいお店に出会いました。 「MITTSU」のオーナー二瓶光子さんは、東日本大震災をきっかけに洞爺湖町に移住して来られた方。当時、洞爺湖町から入っていた震災ボランティアNPO団体からのお誘いがなければ洞爺湖町には来ていなかったと言います。 ご縁は不思議ですね。極限状態の時、人の繋がりは本当にありがたいものだと思います。 移住後は、2014年に現在の場所から300mほど離れたところでカフェとハンドメイド作品を取り扱う「MITTSU」を開業され、現在の場所に移転してからも丸4年になるそうです。 お食事メニューは A. ベジプレート(材料は野菜のみ) B. ベジプレート+肉料理 の二種類。 私はAをいただきました。とてもとても優しいほっこり味。 おいしかった~! メニューは日替わりです。 「できる限り地元の野菜をふんだんに使うこと」 をポリシーにされていらっしゃいます。「足りない場合は伊達野菜も使います。」とのこと。これは伊達市民としても嬉しいです♡ 同じメニューをお弁当にもできるそうですし、ご予算や内容のご相談も受け付けてくれます。1個からでもOK。10個以上の時には5日前までのご注文をお願いしますとのことでした。 そして、もうひとつのお顔。 実は洋服の仕立て・リメイク・お直しなどの技術者さんでもあります。夜の営業もなさっているのに、ふたつのお顔を同時にこなすスーパーウーマンです。 幸せを伝播させる笑顔の裏に、秘めた底力を感じる素敵人でした。 5月にはお友達とアロマのワークショップを開催予定だそうです。そして、夏には店をリニューアル予定とか。 洞爺湖町の女性たち。 エネルギー満開です♪ ※夜の営業は2021年4月現在、予約制でひと組のみとなっています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。メニュー、料金は変わることがありますのでご注意ください。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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05/31(木) 港が見える「食堂ハーバー」の日替わり定食!【室蘭食べ歩き】
室蘭の地元マダムに安くておいしい食堂に連れて行ってもらいました。やってきたのは室蘭合同庁舎。普段、なかなか入る機会のない建物ですが、エレベーターで5階へGO〜。 廊下を歩いていくと、「ハーバー」と明るく光る看板が見えてきました。一見、社員食堂のようですが、職員だけでなく、一般の人も食事ができます。 おすすめは本日の日替わり定食。手作りでボリュームいっぱいで550円と安い!ほかに蕎麦やうどん、チャーハンなどもあります。だいたいどれも300円台〜500円台とリーズナブルです。食券を買って中へ。 港のすぐ側のビルなので、窓からの展望がとてもいいです。中央埠頭に停泊中の客船もばっちり見えますね。その向こうには白鳥大橋も! 日替わりA定食の幕の内弁当。鯖の竜田揚げやタマゴ焼き、豚肉炒めなど盛りだくさん。ラスト1個のところギリギリセーフで食べられました。家庭的ななごむ味付けです。おいしい〜!小鉢と味噌汁がついてきます。 こちらはB定食の竜田揚げ。ジュージュー音がしそうな揚げたてをお皿いっぱいに山盛り!お得感もいっぱい! どちらもワンコインとちょっとで食べられるのが嬉しいですね。 食堂 ハーバー 室蘭市入江町1-13 室蘭合同庁舎5階 open 11:00〜14:00
むしゃなび編集部
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09/06(日) フワフワ食感に驚き!元農家の大将が焼く本場関西の味。お好み焼 純々
(2020.07 編集部取材) きのこ汁や天ぷらなど、おいしい食べ物が並ぶ大滝のきのこ王国。レストランの一角に関西人の大将が焼く本場のお好み焼き店がオープンしました。食べてびっくりのフワフワ食感!クセになる味をご紹介します。 大滝で味わう、関西風お好み焼き。 今年6月末にオープンした「お好み焼 純々」。店先をのぞくと、ソースの焦げるいい香りが漂ってきました。一枚一枚、丹生込めて焼き上げているのが店主の中井憲太さんです。焼きはじっくり、ひっくり返すのは目にもとまらぬ素早さ! 焼きたてを頬張ると、フワフワでとろけるような食感。ソースのコクと豚肉の旨味が口の中にじゅわ〜っと広がります。思わず「おお〜!」。普段食べるお好み焼きとは、まるで別物。 豚玉焼き 1パック550円(税込) フワフワの秘密は、粉の少なさにあるそうです。 中井さん「小麦粉は、北海道の人からみたらすごく少ないと思います。だいたい3分の1くらいの量で作っています!」 生地を見せてもらうと、大きな容器にキャベツのみじん切りがたっぷりと入っていました。 キャベツを主役にとろろとダシ汁を合わせた生地。食感にこだわって、小麦粉を極力少なくしているのが中井さん流です。つなぎが少なく生地が柔らかいのでひっくり返すのは至難の技!でもこれでフワフワに焼き上がるのです。 北海道食材で作ったら「超本場」の味に! ホテルマンさんのブログでもおなじみの中井さん 中井さん「関西人は誰でもお好み焼きが焼けて、みんな自分の家のが一番うまい!って思っているんですよ」 大阪出身の中井さんは元農家。伊達に移住して20年ほど、妻の実家で軟白ネギなど様々な野菜を栽培していたそうです。お好み焼きの腕前は農家時代から大評判で、「お店を出したら」と言われることもしばしばだったとか。 しっかり火を通しながらも、ふんわりとろけるような口当たり。 純々オープンにあたり、何よりもフワフワ食感にこだわって、とろろの量を変えながら改良を重ねました。進化した中井さんのお好み焼きの味に、来店した友人たちも驚いているそうです。 平日限定の豚肉スペシャル。プラス150円で豚肉の量が倍に! フワフワの限界に挑戦中!? そんな中井さんのお好み焼きですが、秘密は食感だけではありません。道産の豚肉と卵、地元農家から仕入れた甘〜いキャベツ(冬場は本州産を使用)、ご当地大滝の横山さんが育てたみずみずしい長芋。 中井さん「北海道の食材で作ったら、本場を超えちゃった…」 さらに、味の決め手となるソースは、「関西風なら絶対にこれ!」という「オリバーソース」を使用。道内では取り扱っていない特別なソースです。関西風お好み焼きになくてはならない存在で、関東とも、広島とも、味わいが全く違うそう。関西のお好み焼き文化は深い。そして中井さんの情熱も深い。「超本場」の味を食べに大滝へ出かけませんか。 <メニュー>豚玉焼き 1パック550円(税込)<平日限定オプション> 豚肉スペシャル:プラス150円で豚肉の量が倍に(おすすめ!) 玉子スペシャル:プラス50円でのせる卵が2個に ※記事中で中井さんが焼いているのは全て豚肉スペシャルです。基本的に平日限定ですが、状況により対応できる場合があります。店頭で聞いてみてください。 店舗情報 お好み焼 純々 伊達市大滝区三階滝町637-1 きのこ王国レストラン内 営業時間 10時30分〜15時 定休日 月曜日 ※記事の内容は取材時の情報です。メニューや料金が変わる場合があります。(取材2020年7月)シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/02(火) カルチャーな夜 in 登別/のぼりべつカルチャーナイト2018
秋分を過ぎ、だんだん日が短くなってきましたね。学芸会や文化祭など、アートや文化系イベントを楽しむのにいい季節になりました。今回は、秋の夜長を楽しむべく、登別に行ってきたよ! 9月28日(金)、「のぼりべつカルチャーナイト 2018」が開催されました。直訳すれば、「カルチャー」=「文化」な夜・・・? はい、「カルチャーナイト」とは、公共施設や文化施設、民間施設を夜間開放し、市民が地域の文化を楽しむという行事です。 北欧発祥の地域活動ですが、2003年に札幌で開催されて以来、道内各地に広がっています。西胆振では、2012年から登別と室蘭で開催されるようになり、市内の様々な施設が参加しています。 実行委員長の藤井彰さんによれば、カルチャーナイトの面白さは、公共と民間が一緒にできるイベントだというところ。 藤井 彰さん のぼりべつカルチャーナイト実行委員長・「ギャラリーHANA」オーナー 「カルチャーナイトは公共と民間が混ざってできる数少ないイベントです。登別にはものづくりやアートなど、様々な活動をしている人がたくさんいるので、大きな施設だけではなく、そういう方々にも声をかけて、地域を知ってもらうチャンスになればと思っています。 また、消防署など、普段なかなか見る機会のない施設見学もできますので、地域を影で支えている人たちの仕事について知ってほしいですね!」 詳細については下のリンクからどうぞ↓↓ カルチャーナイトとは? ではさっそく行ってみましょう〜!! おもちゃ博物館で「文化」について考える。 まずは登別駅前地区へ。「古趣 北乃博物館」に「マンガキャラクターお面展」を見に行きました。老舗のおもちゃ屋さんが数年前から始めた「博物館」。今日はカルチャーナイトということで、特別に無料で見学することができました。 懐かしのおもちゃが一面に並んでいます。その数のすごいこと!!! ウルトラマン、怪獣、仮面ライダー、などなど、往年のヒーローで溢れんばかり・・・ 中には40年前のものだというゴジラのビニール人形も。館長の若木日出男さん曰く「おもちゃとは文化の基礎となるもの」。 名言ですね・・唸る筆者。 「いや名言じゃないヨ、事実だよ。文化って、もうちょっと良くしようとか、快適にしよう、楽しくしよう、っていうところから生まれるでしょ? おもちゃもおんなじで、ほらこのゴジラだって、最初の頃からどんどん進化している。常に上昇志向。そこに悪くなろうって気持ちはひとつもないんだよね・・・。」 館長さんの深〜いお話を伺いながら、おもちゃと文化について考えるひとときでした。続いて、手作り体験へ、GO〜!! 古趣 北乃博物館 登別市登別東町2丁目17-2 / TEL 0143-83-1730 入館料:一般 500円 学生以下 200円 親子で楽しい、手作りWS! 中央町のショピングセンター「アーニス」では、手作りワークショップやマッサージなどの体験ブースが並びました。ハンドメイドが大好きな親子連れで賑わっています。 こちらは「ディンプルアート」のコーナー。特別な絵の具でサンキャッチャーを作ります。小さなお子さんも集中して楽しんでいます。筆者も体験してみましたよ。色を混ぜたり滲ませるのがとっても面白い。ハロウィンの可愛い飾りができました! ディンプルアートでキラキラぬりえ ぶきっちょ工房*CHIRORU* (出張ワークショップ) https://www.facebook.com/chiroru3 登別温泉街の「あとりえショップ piccola」でも体験できます。日程はお店にお問い合わせください。https://www.facebook.com/atelier.piccola/ ドキドキ!夜の水族館と消防署体験 17時を過ぎてだんだんあたりが暗くなって来ました。ここからは、のぼりべつカルチャーナイトの2大人気プログラムをご紹介します! まずは、マリンパーク二クスの「水族館ナイトガイド」。真っ暗な夜の水族館で、魚たちは何をしているのかな?? みんなで見にいこう〜という毎年大人気のツアーです。 魚をびっくりさせないさせないように赤いセロファンを貼った懐中電灯を手に、ドキドキしながら館内へ・・・わ〜、本当に真っ暗っ!! ライトで照らしてみると魚たち、のんびりと泳いでいます。 エレベーターも止まっているので、みんなで階段みたいに登って行きますよ。見下ろすと、大きなサメが泳いでいました。暗い中で見ると迫力が違いますね!! さらに今年は、特別に「夜の観覧車」も開催されました。観覧車の上から見下ろす二クス城と登別の夜景は最高にロマンチック! ひとりで乗ったので、スリルも満点でした。「次はデートで来てね!」とスタッフさん。は、ハイ、頑張ります :oops: 登別マリンパーク二クス 登別市登別東町1丁目22 TEL 143-83-3800 https://www.nixe.co.jp もうひとつの人気プログラムは、登別市消防署の「夜の消防署体験」。はしご車に乗車して街の灯りを眺めるという貴重な体験ができます。この日の参加者は50人以上。 毎年募集開始からあっという間に定員になってしまうほど、毎年大好評だそうです。普段乗る機会のないはしご車ですが、夜ということもあって、一層楽しそうですね。子どもたちの賑やかな声が消防署の敷地内に響いていました。 秋の夜長の「文化」な時間! さて、20時を過ぎ、夜も深まってまいりました。口コミで人気の食堂で激安&美味しいカルチャーナイト限定ラーメンを食べたら、いざ、登別商工会議所のカードゲーム会へ。ゲームを楽しむ大人子供で大盛況。アナログゲーム、相変わらずアツイですね〜 8-O ひときわ賑やかなテーブルでプレイされていたのが、こちら。鬼やクマのキュートな絵柄のカードゲーム、その名も「NOBORIBETU」です。 登別商工会議所青年部によるオリジナルご当地ゲームです。現在、商品化に向けて動いているようですが、この日はデザインを手がけた札幌のゲームデザイナー・こだまじゅんじろうさんを招いて、トークも行われました。さらに地元でゲーム会を主催するまっつんさん、オルターさんも登場! 会場の盛り上がりはこの日一番だったのでは?? こだまじゅんじろうさん(左)・勝間広靖さん(登別商工会議所青年部・YEGの絆委員長、右) こだまさんイチ押しのカードゲーム! 『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』 現在、ネット上で話題騒然となっています。カードと並べてプロポーズのセリフをつくるという超楽しいパーティゲーム。 ちなみにいちばんぐっとくるプロポーズができた人が勝ち、というルールで、指輪も付いているという・・・。お友達やご家族と、街コンでも盛り上がること間違いなしですよ〜! 詳細はこちらでチェックしてね↓↓ https://twitter.com/crimage_game 最後は「落語」を聴いて文化な夜の締めくくり。 ギャラリーHANAの「のぼりべつ落語会 」を訪ねました。一歩入ればそこはもう、寄席! 特設の高座でお客さんを笑わせていたのは、粋な着物姿のこの方でした。 伊達が誇るブルースマン・久保タクマさんではないですか!? はい、この日は「ぶるーす亭たくま」の名前でギターを扇子と手ぬぐいに持ち替え、落語家さんに変身。歌う姿に勝るとも劣らないカッコよさ! こちらは札幌のライブハウスでスタンダップ落語が好評な「仔羊亭たいよう」さん。ちょっとシニカルな独特の世界観にすっかり魅了されました。地元の名人のパフォーマンスを、街のギャラリーで街の人と一緒に楽しむ。まさに「ここだけ」の贅沢、しあわせ〜。 ギャラリーHANA 登別市富士町2丁目11-7 (ブティック花 2F) 1Fでは着物リメイクと婦人服、2Fギャラリーでは作品展やLIVEイベントを開催。 http://www.at-ml.jp/10125043/ というわけで、時間いっぱい楽しんだ初のカルチャーナイトでした。まだまだたくさん行きたいところがあったのですが、来年の楽しみにしたいと思います。 今回、いちばん心に残ったこと。それはやっはり、各施設での地域の人との出会いでした。 文化も街も人がつくっている。それが地域の個性や魅力となるのですよね。そんなことをしみじみと感じた心温まる夜となりました。 10月5日(金)には室蘭でカルチャーナイトが開催されますよ! 地元の方も観光の方も、一緒に街の「文化」を楽しみましょう〜。 のぼりべつカルチャーナイト2018は 2018年9月28日(金)に開催されました。 参加団体・プログラムなど詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。 http://www.at-ml.jp/10200740 行ってみよう! むろらんカルチャーナイト2018 2018年10月5日(金)開催! http://muro-cul.main.jp 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/24(土) 【中止のお知らせ】スマホシンフォニー
本日と明日、開催を予定していたイベント「スマホシンフォニー」は中止となりました。(以下、主催者より) 【公演中止のお知らせ】 スマホシンフォニーに参加予定であった皆さまへ 今週末、4/24(土)・25(日)の開催を予定しておりましスマホシンフォニーにつきまして、都合によりやむなく公演を急遽中止とさせていただくはこととなりました。 代替え案を検討いたしましたが、本来のテーマに沿った公演ができないこと、皆さまの満足のいく公演ができないことから中止の判断となりました。 直前のお知らせとなり大変恐縮ではございますが、本公演を楽しみにしていただいていた皆さまには多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。 だて歴史文化ミュージアム tel:0142-25-1056 mail:date-museum@city.date.hokkaido.jp https://mushanavi.com/specials/34045/
むしゃなび編集部
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11/19(金) 人生は後半戦が面白い。楽輝己書道場・兼子孝子さん
大町ミニギャラリー(伊達市大町3番地7)で11月26日まで楽輝己書(ラッキーおのれしょ)道場の作品展が開催されています。 独特の丸いフォルムが特徴の己書。筆ペンを使って誰でも手軽にできて、「描いて楽しい、見て楽しい、もらって嬉しい」のが魅力です。 会場には笑顔を誘う優しくておおらかで、ユーモラスな作品たちが賑やかに並んでいました。 兼子さんと生徒及び推薦した師範の皆さんの作品 楽輝己書道場の代表・兼子孝子さんは登別在住。「人生は後半戦が面白い。楽しんで輝いて生きましょう!」をモットーに登別、室蘭、伊達、白老、苫小牧、と西胆振中心に、札幌、旭川他、道外でも教室を主催しています。 都道府県ご当地地蔵シリーズ 5年前、知人のFacebookに投稿された己書を見て衝撃的な出会いをしたという兼子さん。それまでは一人で飛行機に乗れなかったそうですが、一念発起して本州に通い師範、さらに上席師範の資格を取得。北海道で己書を広めるため道場を開き、現在は指導者の育成にも力を注いでいます。 今年の作品展は室蘭市民活動センター、旧室蘭駅舎、カフェアンジュリエ登別、のぼりんと続いて大町ギャラリーで年内最後となります。 一番の見どころは壁一面に広がるカラフルな小型のパネル!ひとつひとつに素敵な文字が書かれています。通称「なっとう額」、なんと納豆のフタに土佐和紙を貼った手作りの額縁です。その数なんと544枚! ギャラリーの壁を一眼見てひらめき、お弟子さんたちと力を合わせて展示したそうです。 ほかにも個性的な作品がたくさん! だるまと招き猫シリーズ。かわいい! 「己書は己の書だから他人と比べなくていいんです」と兼子さん。 筆ペンなので二度書き、三度書きOK。筆圧がなくてもかけるので、年齢問わず体が不自由な方や病気の方にも喜ばれるそう。 私も体験させてもらったのですが、一文字一文字、ゆっくり書いていると心が安らぎ、まるでセラピーのような癒しの時間だな、と思いました。 兼子さん「自分の時間が形になって楽しめること。みんなに喜んでもらえることが一番の魅力だと思います。己書に出会ってからご縁がどんどん繋がって活動が広がり今があります。涙が出るほど嬉しいです!」 コロナ禍で生徒さんが教室に来られない状況が続く中、オンラインレッスンを活用して活動の幅を広げ、さらに今年は自宅で己書を楽しんでもらおうと仲間とアマゾンから電子書籍(無料)を出版しました↓↓ 筆ペンで描いた 淳ちゃんとカネちゃんから贈りもの 一期一会を大切に、面白がって新しいことにチャレンジし続ける兼子さん。おおらかな笑顔が己書のお地蔵さんの表情と重なりました。 作品展は2021年11月17日〜26日まで(最終日の展示は13時まで)。 各教室のほか、年賀状講座も募集中です。 手書きでちょっとしたものをサラッとかけるようになり、実用性もかなり高い己書。あなたもはじめてみませんか。 兼子孝子さん 日本己書道場公認 上席師範 楽輝己書道場 代表 090-1388-4716 オンライン幸座も受付中!! Facebook Instagram むしゃなび掲載ページはこちら ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
むしゃなび編集部
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06/10(木) 鍛冶屋がつくる!アートな焚き火台。ココペリ・アイアン加藤さん
鉄工所の一角で、アート作品のような趣のあるキャンプ道具をつくる人がいます。この道30年以上の鍛冶屋さん、藤鉄工社長の加藤耕平さんです。 普段、鉄工所ではどんなお仕事をされているのか伺うと、「鉄のことならなんでも」と加藤さん。建築物の骨組みのような大きなものから、階段・手すり、さらに自動車の部品や看板といった小さなものまで、製作・施工のほか、修繕の依頼も多いそうです。 お父さんの代から受け継いだ工場は、もうすぐ創業50年を迎えます。あちこちに鉄材が積み上げられ、たくさんの工具が並んでいました。高温に熱した鉄を扱う仕事は常に危険と隣り合わせ、高所での作業も多いといいます。作業のない時間帯にお邪魔しましたが、静かな工場の中には、キリッとした空気が満ちていました。 加藤さんは10年ほど前から、自身でデザインした鉄の家具や雑貨を制作するようになりました。ハンガーラックやタオルかけ、フックなど、鉄の質感を生かしたシンプルな形状が洒落ていて、どこか温もりを感じさせる味わいのある作品です。先端の加工など細部まで丁寧に作り込んであるところはさすが鍛冶職人。技術とアートが一体となった素敵な道具たちです。 シンプルなかたちがお洒落な鉄製のS字フック。 そして今年、長年の趣味であるキャンプをコンセプトとする新作が誕生しました。 和テイストのアイアン焚き火台 ー 青海波 ー 波模様の透かし彫と六角形の形状が美しい「焚き火台」です。キャンプ用品として野外で使用される焚き火台ですが、これほど凝ったデザインのものは珍しいのではないでしょうか。側面の透かし彫は「青海波(せいがいは)」という日本の伝統文様。炎と波という対照的な組み合わせが神秘的です。じっくり見ると随所にこだわりが! 蜘蛛の巣のようなデザインの五徳。火を入れずに置いておくだけでも絵になる佇まいです。 脚には「ねじり」が入っています。流動的なラインがきれい!この「ねじり」は加藤さんの作品によく登場するモチーフです。 鉄板は厚さ4.5mmのものを使用しており耐久性が抜群!長時間燃やし続けても変形しません。 もともとキャンプ道具にはかなり精通している加藤さん。実用面にこだわって試作と改良を重ねたそうです。2月頃から制作を始め、この春には自らキャンプに持っていって繰り返しテストをしたのだとか。インパクトのある焚き火台は周りのキャンプ客たちから注目を集めたそうです。 こちらはキャンプシリーズの第一弾としてつくられた「焚き火用自在鉤(じざいかぎ)」。その昔、囲炉裏に鍋などを吊り下げるのに使われていた古民具を「キャンプで使ったら便利でカッコいいんじゃないか」と、アウトドア用にアレンジしたそうです。30センチ上下に調節可能で、重さのあるダッチオーブンを吊り下げてもびくともしません。ランタンを下げたり、いろいろな使い方ができますね。古くて新しい!そしてやっぱり美しい! 加藤さん「ハンドメイドなので量産できないし、鉄なので重さもそれなりにあります(笑)。でも、実際に使ってみたらきっとよさをわかっていただけると思います。こういう道具が好きな方に届くといいな、と思いながらつくっています」 青海波はずっしりと13.9キロ。確かに「軽さ」や「コンパクト」重視のシーンにはマッチしないかもしれませんが、安定感と揺れる炎の美しさは格別です。自然の中で過ごすひと時を一層豊かなものに演出してくれることでしょう! 最後に、加藤さんにとって鉄とはどんなものですか?と伺いました。 加藤さんの仕事場。中央の先が尖った台はアンビルといい、鍛冶屋の七つ道具のひとつ 加藤さん「子どもの頃から鉄は身近にあるものでした。ここ10年くらいですね、魅力的だと感じるようになったのは。でこぼこしたり、錆びた鉄を「かっこいい」と言う人がいて。仕事としては、そういうのはだめなんですけどね(笑)僕ら職人が気づかないような「素材としての鉄」の魅力や面白さを、周りの人が教えてくれたんだと思っています。自分の作品をつくり始めた頃、「いいね」と言ってくれる方、応援してくださる方にたくさん出会って本当にありがたかった。その出会いが今につながっていると思います」 鉄製の「ココペリ(ホピ族の精霊)」を手にする加藤さん 加藤さんの作業服に、小さな穴がポツポツと開いていました。作業中に火の粉が飛んで開いた穴だそうです。「頭にタオルを巻いていたら火の粉が飛んで燃えたこともありました!」そんな何気ない一言の中にも、経験の深みというか、職人さんの言葉は重みが違うなあ、と感じました。 今後は、オリジナルブランド「ココペリ・アイアン」として作品を展開していく予定だということです。熟練の技術とアートなセンスが融合した加藤さんの焚き火台で、アウトドアを楽しんでみませんか。 (有)藤鉄工伊達市舟岡町205-15TEL: 0142-23-5769https://mushanavi.com/author/fuji/Facebook:https://www.facebook.com/fuji.i.w/ ココペリ・アイアンhttps://kokoiron.thebase.in/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年6月)※作品の写真は加藤さんよりお借りしました。
むしゃなび編集部
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07/30(火) お日さまみたいなパン屋さん、ベーカリー陽
2019年7月更新 2019年1月、伊達市鹿島町にオープンした「Bakery 陽(ベーカリー はる)」は、三角屋根が目印のお店です。 扉を開けると、店内いっぱいに小麦のいい香りが漂っていました。 扉を開けると、「ふわ〜っ・・・」店内いっぱいに広がるいい香り! 焼きたてのパンがずらりと並んでいました。あんぱんや豆パンなど甘いパンから惣菜パン、バゲットなどハード系まで種類豊富です。 開店から間もない時間にお邪魔したのですが、すでにパンをトレイいっぱいに入れて、レジに向かう常連さんの姿がありました。お目あてのパンを求め、朝イチで来た様子。棚をのぞけば、つやつや、ふっくらして、思わず「いいお顔!」と呼びたくなるようなパンたち・・・。 次の日食べても、もちもち! こだわりのパン生地。 ベーカリー陽 店主の伊藤昌也さんはこの道20年のパン職人。室蘭や登別などで修行を積んだ後、伊達市内の福祉作業所で6年ほどパン工房の責任者を務めていました。毎日、20〜30種類ものパンを、すべて一人で焼き上げ、早朝3時ごろから仕込みを始めるそうです。「大仕事ですね 〜」と言うと、伊藤さんは「楽しみながらやってます!」とにっこり。 北海道産小麦を使い、配合や製法に研究を重ねた伊藤さん渾身のパン生地は、「次の日に食べてももっちりしておいしい」と評判です。そのこだわりが最もよくわかるのが、食パン! 4〜5種類ある食パンの中でも、特に食べてみてほしいのが次の2種類です。 ミルクの濃い風味を楽しむ「ミルク角食」(左)と、しっとりした食感が味わえる「絹角」(右)。伊藤さんの妻・未来さんによれば、数あるパンの中でも、こちらの2つは開店以来、不動の人気メニューとなっているそうです。 「何もつけずにそのまま」が一番美味しい! 伊藤さんの食パン! パン作りの魅力 伊藤さんにパン作りの魅力を伺いました。 伊藤さん「毎日同じパンを作っていても、少しずつ違うんです。もちろん品質に影響が出るような違いではないのですが、生き物みたいなところがあって、面白いですね。パン職人になる前、20代の頃は溶接工をしていたんですよ。全く違う業種から、パンの世界に飛び込んで、働きながら現場でイチからパン作りを覚えました。」 壮瞥産リンゴとクルミのカンパーニ 伊藤さん「家族で伊達に引っ越して8年ほどになりますが、『伊達という街で、自分に何ができるのかな?』と考えて、パン屋を始めることにしました。野菜や果物など、地元産の食材を取り入れながら、地域の皆さんに喜ばれるパン作りをしていきたいです!」 ココナッツクリームパン。ふわふわ生地にクリームたっぷり! 筆者のおすすめ、エビカレーパン! コクがあってカリッと美味しい〜 静かに語る伊藤さん夫妻のお話から、お客さんやパンへのあたたかい思いが伝わってきました。そんな思いがこもっているからでしょうか、ベーカリー陽のパンはお日様の光のように、心あたたまるおいしさです。ふっくらもちもちのパンを買いに、出かけてみてはいかがでしょうか。 Bakery 陽 ベーカリーはる 北海道伊達市鹿島町51-2 (浅水建設さんのビルの横奥です) TEL 0142-82-3437 OPEN 10:00~18:00(売り切れ次第閉店) CLOSED 日曜・月曜・祝日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/19(月) ジモト野菜にこだわり!洞爺湖温泉のスープカレーmog mog
洞爺湖温泉のメインストリートから、山側に少し上がったところに素敵なスープカレー屋さんがあります。昨年2019年にオープンした「Soup Curry mog mog(もぐもぐ)」。伊達・洞爺湖エリアでは数少ないスープカレーの専門店です。目印は入り口のおしゃれなドア。取手にかわいいウクレレがついています。 店内はカジュアルで落ち着いた雰囲気。キッチンには様々な種類のスパイスが並び、食欲をそそる香りが店内いっぱいに漂っていました。うーん、いい匂い! メニューは一番人気の「チキンカリー」、食べ応え満点の「炙り角煮カリー」、旬の野菜がたっぷり入った「野菜12品目カリー」など(どれも1280円)。さらに日替わりでおすすめメニューが登場します。辛さは0からなんと20まで!5番からは激辛トウガラシのハバネロが入ります。納豆や噴火湾産ホタテなど、楽しいトッピングもいろいろ。 早速、この日のおすすめ「ベーコンとキノコのスープカリー」を注文しました。辛さは「ちょい辛」の1番。辛いのが得意な方は、5番以上のハバネロ入りに挑戦してくださいね。ちなみに最高レベルの20番を注文するお客さんもよくいるそうです。 ベーコンとキノコのスープカリー(1280円)とラッシー(350円) アツアツの湯気を立てて運ばれてきました!まずはスープをひと口。程よい辛さの中にスパイスの豊かな風味とマイルドな旨味が広がります。具材はジューシーな厚切りベーコンがゴロゴロ、エリンギ、キクラゲなどきのこたっぷり。それから野菜もたっぷり!大満足のボリュームです。 まろやかで美味しいmogmogのスープカレー マスターの高橋さんにこだわりを伺うと、「野菜です!」と即答。具材の野菜はほぼ全て地場産。洞爺湖周辺は四季折々、野菜が豊富な地域ですが、洞爺、真狩、喜茂別など、マスターが実際に食べて本当においしいと思った農家さんから、旬の野菜を直接仕入れているそうです。ピーマン、なす、ジャガイモ、カボチャなどなど、季節ごとに違った野菜が楽しめて、ひとつひとつがこだわりの味という、この地域ならではの一皿なのです。 「旬の野菜の美味しさを存分に味わって」とマスターの高橋さん フレッシュな地元野菜をぐんと引き立てるスープはチキンベース。まろやかでやさしい口当たりが女性にも人気です。それから味の決め手のスパイスは独自に研究を重ねた自慢のブレンド。あっさりと爽やかで食べやすく、ふわっと抜けるバジルの香りがクセになりそうな味わいでした! 冬はポカポカ、夏は汗をかきかき、元気いっぱいになるスープカレー。温泉街の専門店でこだわりの味を楽しみませんか。公共の駐車場を利用することが多い温泉街ですが、mogmogは駐車場完備。アクセスがスムーズなので、お子さん連れや、高齢の方にもおすすめです。 店舗情報 Soup Curry mog mog 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉124-4 0142-82-3037 昼 11:00〜15:00 夜 18:00〜21:00 定休日 水曜日 ※記事の内容は取材時の情報です。メニュー、価格ほか変更になる場合があります(取材2020年10月)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/08(土) ♡心と体で楽しむ健康なハーブを提供したい♡ 〜店舗リニューアルからの新たなチャレンジ 高橋敬子さんの想い
今回は洞爺湖町、洞爺湖へ向かう坂の途中にある香る丘「ハーバルランチ」代表の高橋敬子さんを訪ねました。 この敬子さんの笑顔と、この広げた腕が、まさに「ハーバルランチ」の温かさを象徴しているように感じます。 2000年噴火後の洞爺湖を盛り上げたい! ハーバルランチは2007年創業、毎年6月〜10月の営業です。 「小樽の春香から2002年に移住してきました。もともと春香でホースランチを営んでいた夫の手伝いをしていたんです。2000年に有珠山の噴火があり、テレビで復興に取り組む観光事業者さんたちの姿を見ました。噴火後2年経っても、観光客が2割しか戻ってきていないという現実を知った時、「私たちも復興に関わりたい!」「噴火後の洞爺湖を盛り上げたい!」と思いました。とくに、洞爺湖のこの素晴らしい景色の中で、自然を生かした遊び・体験の拠点を作りたいと考えました。」 けれども待っていた現実は厳しかったと言います。 当時は「体験」メニューの走り的存在でした。 まだまだハーブの認知度が低かったこと、当時の拠点がモンゴルのゲルだったこと、何よりも余所者だったこと、などからかなり怪しまれたそうです。 それこそ。 「あの変なテントみたいな家で一体何しているんだろう?」「ハーブって何?」「草でお金を取るの?」「蒸留って何?」 そんな悲しくなるような声がちらほらと聞こえても、なんとか地域に溶け込もうと頑張ってきたそう。 認知度が低いからこそ敷居は低くしたい。 そう考えていた敬子さん。 「難しく考えなくても良いように、とにかく間口を広くして気軽に直ぐに楽しめるコンテンツを作りました。」 敬子さんとハーブとの出会い ところで、少しお話を戻して〜。 敬子さんとハーブとの出会いのお話をさせてくださいね。 ・ 洞爺湖の景観にマッチすることは何か。 ・ 自然を生かしたプログラムは何か。 ・ お客様が楽しく癒されて健康に貢献できることは何か。 そんなことを考えていた時、たまたま近所の会社でアロマとばったり出会いました。 ピンと来た敬子さんは、ハーブ園を作ることを思い立ちました。 そして、直ぐにそこでハーブやアロマのことを学ぶことになり、ハーブコーディネーターやアロマテラピー検定1級の資格も取得されました。 この場所を選んだことも、もしかしたら洞爺湖が敬子さんを導いたのかもしれません。 「実は私、思いついたら行動までが早いんです笑 畑には、化学肥料や農薬は使わず、夫が経営するホースランチのお馬さんたちの堆肥を漉き込みました。この辺りは元々火山灰土壌なのですが、そこに質の良い馬堆肥を入れたことでハーブにはとても良い土になったようです。目指しているのは循環型の農です。ただちょっと困るのは、お馬さんの糞に残っていた牧草の種が発芽して生えてきてしまうことです。農薬を使っていないので、せっせと手で摘み取ります。 頑張ったご褒美で、ハーブ好きなお客様から『ここのハーブは味も香りも良いね!』とおっしゃっていただけるので嬉しくて。そうそう!そういえば!畑を作り始めたばかりの初期の頃、ようやく畑に苗を植えたところで、なんと修学旅行の予約が入ってしまったんです。『え!?どうしよう‥』と思ったのですが、『はい!』と受けてしまいました笑」 生育が間に合わないというのに受けてしまった敬子さん。 ここでも行動の早さというか、腹の括りの早さが見えます。 もちろん、ハーブをやりくりしながら見事やってのけました。 「その後だんだん道外での認知度が上がり、メディアへの露出も増えました。それでも地元の認知度は依然として低いまま。これではいけないと、地域のイベントにどんどん出展するようにしました。」 その努力の甲斐あってか、ようやく地元での市民権を得たハーバルランチでした。 今では道外・道内・地元からもリピーターさんが多くなったそう。 この日、実は取材と並行してヴィーガンのお菓子を習っていた敬子さん。 出張レッスンにいらしていた先生のもと、マフィン・スコーン・クッキーを試作中でした。 そして一緒にいただいたハーブティーは、題して「敬子ブレンド=リラックスブレンド」。 フレッシュなラベンダー+シソ+ペパーミントのお茶でした。 実はラベンダーの香りがする食べ物や飲み物は苦手な筆者ですが、こちらは衝撃的な香りと味でした! 嫌どころかお代わりしたいくらい美味しい!! 敬子さん、魔法かけた?? いえいえ。 やはり、良い土を作り、ハーブの特長と特徴を良くご存知だからこそのブレンドなのですね。 だって、どれをとっても癖のある強い香りのものばかりなのに、この素敵な味と香り! 「ハーブたちが良いお仕事をしてくれるんです。働き者のハーブがお客様に寄り添えるように、私はそのお手伝いをするだけです。」 ところで、マロウの後ろにある建物をご覧ください。 いつの間にかゲルからすり替わっていますね…。 拠点をゲルから手作り小屋へ 15年間苦楽をともにしたゲルでしたが、老朽化によりついにお別れをすることになりました。 「この形がもうなくなってしまう寂しさもありましたが、この形があったから、たくさんの人に喜んでもらえたと、ゲルには感謝の気持ちでいっぱいになりました。」 そこで今年の5月にリニューアルされた拠点がこちらの建物。 なんと旦那様の手作りです! 仲間の協力も得てついに完成しました☆ どうぞ画像をご覧ください〜。 南保子さんに、家庭でもできる簡単なハーブの使い方をお聞きしました。 「ミント・セージ・バジルなどはハンバーグや餃子に混ぜ込むと美味しいわよ♪増えすぎて困るアップルミントは出汁袋へ入れてお風呂へどうぞ〜♪」 なるほど! それなら筆者にもできる! アップルミントの侵略に困っていたんです ^^; 再び敬子さんにお尋ねしました。 「建物のリニューアルをされて、新しく加わったメニューを教えていただけますか?」 「ゲルからこの建物になったことで厨房も出来、長年の想い『食の提供』ができるようになりました。ハーブを心と体から楽しんでいただけるようになったのは大きなリニューアルです。ご提供するお料理やお菓子には、目の前の畑で元気に育ったハーブをふんだんに使っています。『ハーバルランチに行ったら元気になってリフレッシュできた!』そう思っていただけたら幸せです。」 まるで洞爺湖を独り占めしているかのようなこの景観だけでも贅沢な気分になるというのに、たくさんのハーブに囲まれて、おしゃれなランチやハーブティーをいただけたら、敬子さんの想いが伝わらないはずがありません。 はい! ここからはバトンを「LUX TOYA」に渡しましょうか☆ 今回は少し趣向を変えます。 「LUX TOYA」の謎は次回にします♪ どうぞお楽しみに〜!! 「私にとって、ラヴィンもハーブも大切な家族です。いつも側にいてくれてとても安心。いつでも寄り添ってくれる大切な大切な存在なんです。」 ―ハーバルランチと高橋敬子さん情報― ハーバルランチ http://www.jphorseriding.com/herbal/ ハーバルランチInstagram https://instagram.com/herbalranch?igshid=Y2IzZGU1MTFhOQ== 敬子さんFB https://www.facebook.com/keiko.takahashi.902
Rietty
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06/23(日) シンガー・藤河ちあきさんのだてのうた!「私のふるさと、伊達」
伊達在住のシンガーソングライター・藤河ちあきさんが地元・伊達への思いを歌った自主制作CD「私のふるさと、伊達」を発売しました。昨年の「大切なあなたへ」に続く第2作目となります。淡いピンクのエゾヤマザクラが一面にプリントされたディスクをプレーヤーに入れると・・・ 「伊達紋別の 駅を出て歩く…♪」 ほのぼのとしたアコースティックサウンドにのせて、藤河さんのやさしく透き通った歌声がすう〜っと心にしみてきました。あたたかくてほっとする、これぞ「伊達」な一曲!!と同時に自分の故郷が、ふわっと浮かんでくるようでもあり……。なんだかそっと「おかえり。」と言われたようなすてきな歌なのです! 藤河さんに新曲に込めた思いを伺いました。 伊達は、ひとのまち。 藤河ちあきさんは伊達の駅前育ち。高校卒業後に歌手を目指して上京し、レッスンやオーディションを受けながら歌の勉強をしました。劇団にも所属しお芝居、ジャズ、童謡など様々なジャンルの経験を積みましたが、稽古やステージの合間にアルバイトで生計を立てる暮らしはとてもとてもハードで、心身ともに疲れきってしまい、6年ほどの修行期間を経て故郷に戻りました。一度は諦めかけた歌手の夢でしたが、一昨年から伊達を拠点に音楽活動を再開。現在は、二人のお子さんをシングルマザーとして育てながらソロライブやイベントへの出演など、パワフルにシンガーの道を歩んでいます。 そんな藤河さんが、伊達が150年を迎える今年制作したのが「私のふるさと、伊達」。 藤河さん「大好きな伊達の歌をいつか作ってみたい、と思っていたんです。でも、日常の子育てや生活、ライブスケジュールなど目の前のことに追われて、今じゃなくてもいいかな、と後回しにしていました。1月ごろに今年は伊達が150年周年の年だということを聞いて、間に合わなかったな、と思ったんです。「せっかくの記念の年なのに、歌、なんにも作ってないや…」と。それがなんだかとても悔しくて。作詞作曲は私にとって、集中した時間とエネルギーを要する過酷な作業です。いつも半年から1年かけて作っていたので、今から始めても今年中にできるかどうか。じゃあ、150年の次は200年、その時私は80代になっているんだな、それもなくはないけれど、今、できることをしたい!と思い立って、4月下旬から、かつてない超急ピッチで制作を始めました。」 作詞の大きなヒントとなったのは、制作期間中にたまたま選挙の手伝いをした時のこと。街頭演説で伊達のあちこちに出かけ、たくさんの人に出会いました。 藤河さん「伊達ってこんなに素敵な人が住んでいる街なんだな、とあらためて感じました。いままでは街に人が住んでいる、と思っていましたが、そうじゃなくて、人が街をつくっているんだ、と気がつきました。」 あらためて感じた伊達の魅力、人の魅力。そこに藤河さんの子どもの頃のイメージや、大好きな街への思いを織り交ぜて歌が生まれました。いつも周りの人が支えてくれ、励ましてくれたこと。だから今の自分があるということ。家族や友人、伊達で出会った人たちへの「ありがとう」の気持ち……。 伴奏メンバーは伊達周辺で活動するミュージシャンで構成し、ギターやパーカッションのほか、ヴァイオリンや和楽器の篠笛も加わって華やかなサウンドが出来上がりました。 5月に行われたレコーディングには、藤河さんや友人のアツい呼びかけで市内の有志26名が集い、コーラスパートを大合唱。曲のクライマックスの聞きどころとなっています。これまでにない短期間での制作でしたが、無事6月中旬にCDが完成しました! 藤河さん「大人も子どもも、男性でも女性でも歌いやすいように音域を工夫して作りました。学校やイベントなどいろんな場所でたくさんの方に歌っていただけるよう、覚えやすさにもこだわっています。伊達の皆さんに愛される歌になってほしいです!」 歌うことが、生きること。 歌詞カードを開くと、そこには桜並木を前にランドセルを背負った女の子がはしゃいでいます。藤河さんの地元、伊達紋別駅前の喫茶店「パル」マスターで画家の井樫和夫さんが描いた子どもの頃の藤河さんの姿です。隣に佇む後姿の女性は現在の藤河さんで、さらに隣には未来の姿が…。 子どもの頃から歌が大好きで、両親が車の中で流していた音楽をいつも一緒に歌いながら育ったそうです。歌手を志したのは5才の時。エレクトーンの先生の「ちあきちゃんは高音がきれいで歌が上手ね。」という一言がきっかけでした。子どもの頃からずっと歌と一緒に生きてきた藤河さんですが、東京から伊達に戻ってからの数年間、音楽から遠ざかっていた時期がありました。歌手の夢を諦め、プライベートでは幼子を抱えて離婚を経験。育児に追われる中で心に深い傷を負いました。 一番病んでいた時に、藤河さんが自分を見つめて気づいたこと。それは「歌いたい!」ということでした。やっぱり私は、歌うことが生きがいなんだ……。久しぶりに会った友人にそんなことを話したところ、翌日、同じ友人から「ロックバンドのボーカルを探している人がいるんだけど、やらない?」と声をかけられ、勇気を出して初めてのロックボーカルに挑戦しました。そこから、シンガーとしての本格的な活動が少しずつ始まりました。 藤河さん「なんのために歌うのかと言われたら、自分の声を使って、人を癒せたらいいな、と思っています。人の心に寄り添って、ホッとしたり、安心するような歌。自分の歌を通して誰かの心が緩むような歌手でありたいです。」 「癒しのヴォイス」と定評のある藤河さんが歌う「私のふるさと、伊達」。伊達150年の年に、聴いて、歌って楽しみましょう〜♪ CDは2曲+ボーストラック入り1,000円です。「この歌が伊達で暮らす誰かの笑顔になるといいな」という藤河さんの想いから、今回のCDは、売り上げの一部を市内の福祉施設や伊達をよくするための活動をしている団体等へ寄付する予定です。 CDの取扱店:伊達駅前喫茶『パル』北海道伊達市山下町161−510142-25-5144定休日:日曜日 問い合わせ:chiaki.fujikawa8083@gmail.com 発売記念ライブが開催されます。生歌の迫力をぜひ! 藤河ちあき「私のふるさと、伊達」レコ発ライブ2019年6月27日(木) 開場18:00 / 開演19:00 会場:サザンクロス 伊達市山下町161クロスビル1F 0142-23-1820 料金:2,000円 出演:ボーカル 藤河 ちあき ギター 志藤 奨 バイオリン 三浦 裕加 篠笛 角田 弥生 パーカッション 河畑 敦史 ライブでの画像は全て藤河さんにご提供いただきました。※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/04(木) 明日3/5金は出店がありません。伊達農協ローカル物産展【訂正とお詫び】
昨日掲載した「伊達農協のローカル物産展。ロングラン3月末まで!」の日程に間違いがありました。 明日、3月5日(金)は出店はありません。次回の出店日は、3月8日(月)です。 正しいスケジュールはこちらです↓↓ 5金 令香(漬物) お薬相談所(5金は出店がありません)8月 令香(漬物)お薬相談所9火 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所10水 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所 大変失礼いたしました。訂正してお詫び申し上げます。(むしゃなび編集部) https://mushanavi.com/specials/31158/
むしゃなび編集部
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08/03(土) 伊達武者まつりで食べ歩き!
明日8月4日まで開催中の第45回伊達武者まつり。オープニングセレモニーでポスターコンクールの授賞式を観てきました。いいお天気になって、気温も上昇中。 いいお天気になりました!カルチャーセンタ前の特設会場。 取材の合間に駆け足で、メイン会場の飲食コーナーをのぞいてきました。 まずは居酒屋 我楽の焼きそばとゆでピーナッツ。黄金豚がどーんと入った焼きそば500円。しっとりした茹でピーナツはちょうどよい塩加減! こちらはイルクオーレのおつまみ2種各500円。人気イタリアンのお祭り限定メニュー。お酒が飲みたくなりますね! 手前はオリーブオイルをきかせたつぶ貝。このほかクレープも人気でした。 かなり暑くなってきたので、冷たいデザートが必須です。いちごの角切りがゴロゴロ乗ったハンサム食堂のかき氷。 他にもおいしいもの、いっぱい出ています。熱中症に気をつけてお出かけてください。 飲食コーナーは8/3 16時まで8/4 10時〜15時だて歴史の杜カルチャーセンター前特設会場にて 武者まつりタイムスケージュールはこちらhttp://www.datemusha.com ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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07/07(水) 「おおきな木」が作り出す笑顔の輪
シルバースタイン作「The Giving Tree」という絵本をご存知でしょうか?私は母親的な「無償の愛」を描いていると感じたのですが、読む方によってこの絵本の解釈は様々です。「The Giving Tree」 実は世界的ベストセラー。気になる方は是非読んでみてくださいね。 大滝の山奥、無店舗販売(ネット注文と卸し)で「おおきな木」という手作り洋菓子屋(パンもあり)さんを営むならなつ美さんを訪ねました。 実はなつ美さんは、前回ご紹介した宇井尚さんのパートナーです。1995年に横浜から来られたなつ美さんは、今で言う地域おこし協力隊のようなお仕事で、とあるNPOから大滝に派遣されたのでした。1年契約だったのですが、すっかり大滝の自然が気に入り、移住を決めました。 大滝はとても雪深いところ。でも、大好きな雪はなつ美さんにとっては障害にはならず、雪かきも苦ではなく、むしろ楽しんでいたそうです。 もちろん今でも。 「子供の頃は引っ込み思案で友達とうまく話ができない子でした。でもある時、得意で大好きだった手作りのお菓子を友達にあげたら、みんなが笑顔になってくれて、美味しいと言ってくれて、とても会話が広がって弾み楽しかったのです。」 その時から、なつ美さんにとっての手作りお菓子はコミュニケーションツールの一つになりました。 「私が作るお菓子をこんなに喜んでくれる人がいることが幸せでした。もっともっと美味しいお菓子を作って、もっともっとみんなに笑顔になってほしい! そう思いました。」 パンも焼いています♡ 甘くないパンも。 甘いパンも。 「おおきな木」と名前をつけたのは、「The Giving Tree」のお話に出てくるおおきな木のように、“見返りを求めず与える木になりたい“という想いからでした。 そう、「The Giving Tree」は、「おおきな木」と訳されて日本語版が出版されています。 なつ美さんのお菓子を食べると、優しさに包まれた様な感覚になるのはそういう訳だったのですね。 材料にはとても拘っていらっしゃいます。 安心して口に入れられるものであるために、材料として使うのは、まずは工房の菜園で採れたもの、なければ地域のもの、なければ北海道のもの、なければ日本の安心なもの、なければ海外のものという順番に決めているのだそうです。 そしてもう一点。クッキーには卵・乳製品・ベーキングパウダーが入っていません(同じ工房で作るため、完全ではありませんとのこと)。ご自分が授乳中にこれらのものを食べて乳腺炎になった経験から、クッキーだけはそれらを排除したものを作っているのだそうです。 また、ケーキに使っている卵は平飼いの鶏が生んでくれたものを使うと決めているそうです。このようなお話を伺うだけで安心が保証されているとわかります。 飼っている鶏についても語ってくださいました。 「鶏たちの餌は、基本道産小麦や米ヌカなどですが、調理の時に出る残飯も処理してくれます。それに中身をいただいた後の殻を与えると、殻のしっかりした卵を生んでくれます。夕方に小屋から放す鶏たちは、敷地を自由に走り回り、草や虫を好きなだけ食べています。」 生き物の体は、栄養でできている。 当然、卵も栄養でできている。 元気に動き回り、ストレスなく安全な餌を食べた鶏の卵が美味しいことは歴然としています。 そして、鶏糞は畑の肥料になります。 卵を産めなくなった鶏は、命そのものを大切にいただきます。 まさに循環システムです。 半農半パティシエを自認するなつ美さん。 季節を大切にするお菓子は、これから採れる自家栽培のハスカップ・ブルーベリー、にんじん・かぼちゃなどを使ったものが登場します。 最後に語ってくださったビジョンが素敵でした。 「食べた方がニッコリ笑顔になるように、これからもずっと、初めの気持ちのままで作り続けていきたいです。」 実は最初の気持ちのまま、同じスタイルで続けるってとてもとても大変で難しいこと。 優しい笑顔の裏側には、しっかりと覚悟を決めている芯の強いなつ美さんが居ました。 *店舗はないので、工房を訪ねても予約していない限り購入することはできません。事前に(お早めに)ご予約いただければ、工房でお渡しすることはできるそうです。卸し先は、札幌どさんこプラザ・大滝の直売所453のみです。 おおきな木伊達市大滝区豊里町49-1電話・FAX:0136-33-6415ネット注文:http://ookinaki-otaki.com/https://www.facebook.com/cake.ookinaki 店頭での販売場所 大滝直売所伊達市大滝区優徳町87番地1土日祝日のみ 10時~16時北海道どさんこプラザ札幌店JR札幌駅北口(西コンコース)8時30分~20時毎週木曜に販売開始~売り切れ次第終了 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱い商品等は変わることがあります(取材:2021年)
Rietty
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08/12(月) 旬の伊達野菜を楽しむ!ベジフェスタ限定メニューその1。ぶどうの木
野菜がたくさん採れるこの季節、今年も「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」(伊達商工会議所主催)が始まりました。8月〜9月の2ヶ月、市内の12 の飲食店でスペシャル野菜メニューが楽しめるこのイベント。野菜の産地ならではの一皿を求め、食べ歩きに出かけました。今回はこちら! 市役所前の「自家焙煎珈琲屋 ぶどうの木」。マスターが焙煎する美味しいコーヒーと、週替わりの生パスタなど手作りのランチやスイーツが人気のお店です。普段から地元産の野菜を様々な形でメニューに取り入れていて、ランチだけでなく、時にはベジスイーツも登場します。そんなぶどうの木さんのベジフェスタ特別メニューはこちら。 冷製パスタ 900円 ジューシーなミニトマトがゴロゴロ乗った8月限定の「冷製パスタ」。コシがある細麺のパスタに冷たいトマトソースが絡んでさっぱり、でも意外にコクがあってトマトの旨味をしっかり味わえます。生ハム、チーズも入って食べ応えもある一皿。シャキシャキのグリーンサラダもついてきて、野菜不足の解消になるかも? 丸ごとトマトのハヤシライス 900円 それから、真っ赤なトマトが目に鮮やか!「丸ごとトマトのハヤシライス」。こちらは8月、9月共通メニューです。黄金豚を使用したとろりと濃厚なソースを、湯むきしたみずみずしいトマトと一緒にいただきます。(写真は以前のものです。盛り付け等、少し異なる場合があります) 地元野菜の美味しさをよく知る、地元のお店ならではのメニュー。夏バテ気味の体はもちろん、心も元気になるなあ〜、と思いました。 カウンターではマスターが焙煎を終えた豆の選別をしていました。遠方からキロ単位でまとめ買いに来る常連さんも多いという、ぶどうの木のコーヒー。選別は少量ずつ手作業で行うので手間がかかりますが、美味しいコーヒーにするのに欠かせない作業だそうです。 そんなお話を聞きながら、デザートに最近流行りの抹茶タピオカミルクティーをいただきました。モチモチのタピオカがたっぷり入って大満足。テイクアウトもできますよ。 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 OPEN 平日10:00〜18:00 土祝10:00〜17:00 ランチタイム 11:30〜14:00 CLOSED 日曜日 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ) お店でアンケートに答えるとおしゃれなエコバックがもらえます。(各店各月50個限定)。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ2019 開催期間:2019年8月1日(木)~9月30日(月) 参加店:自家焙煎珈琲屋ぶどうの木/シュシュCafé/ホテルローヤルダイニングカフェあつみ/カフェダイニングSeaSons(シーズン)/レストランバーミラコスタ/凜万乃風(りんまのかぜ)/日本料理徳いち/だて食育レストランEスプーン/レストランこだま /伊達成吉思汗てつじん≪大滝区≫食事処 やませみ 詳細はこちら http://www.date-cci.or.jp/page-news/news-2042 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2018年)シェア、リンクなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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08/03(金) オーガニック亜麻仁油たっぷりサラダそば!伊達野菜もぎたてベジフェスタ③
いよいよ始まりました〜「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」! 2018年8月1日から10月14日までの期間中、市内の参加店16店舗(大滝区を含む)で期間限定の伊達野菜メニューが楽しめます。今年はスタンプラリーも実施していますよ。キュートな野菜スタンプを集めて特産品をゲットしましょう♪ 参加店一覧(PDF) おいしくてヘルシー。そして 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜を、とびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各店の「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ シャキシャキ野菜にオーガニック亜麻仁油たっぷり! 今回やってきたのは、築120年の古民家で本格的な蕎麦や和食が楽しめる、里の茶屋 風土。 伊達の中心街から壮瞥方面に車を走らせること数分、畑の中に佇む風情のあるお店です。 風土のベジフェスタ特別メニューは、夏にぴったり「サラダそば」(1,200円)。こだわりの手打ちそばに、シャキシャキの野菜とじっくり蒸したチキンをトッピング。さらにオーガニック亜麻仁油がたっぷりとかかったとってもヘルシーな一皿。 亜麻仁油といえば、体内で生成できないオメガ3系脂肪酸を多く含み、健康や美容にいいと話題のオイルですが、オーガニックで栽培され低温圧搾された、とっても良質な亜麻仁油を使用しているそうです。オイル好きにはたまりませんね。 さっそくいただいてみたら、お蕎麦とすごく合うのでびっくりしました! 歯ごたえがあってツルツルと喉越しのいいお蕎麦に、オイルと蕎麦つゆが絡んでおいしい〜。 冷製パスタのようでもあり、しかしこの風味はやっぱりお蕎麦。それも、風土のこだわり手打ち蕎麦でなくてはっ。 暑さで食欲が落ちている方にもおすすめですよ〜。 サラダ蕎麦のほか、蕎麦の入らないチキンサラダも提供しています。オーガニック亜麻仁油のおいしさにうっとりしてくださいね。 里の茶屋 風土 伊達市西関内町316-1 TEL 0142-25-4698 OPEN 11:00-14:30 / 17:00〜 CLOSED 木曜(祝日は昼のみ営業) むしゃなび内 風土のページ 今の時期はうなぎも人気!お店で炭火焼きの本格うなぎです。 きになる伊達野菜!「うちの畑のやさい」 さて、風土さんの「きになる野菜」。それは・・・はい! ご主人がお店の横で大切に育てている自家栽培の野菜たちでした〜 :-) とってもみずみずしい、採れたての味。サラダそばにも使用されています。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)まで 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場します! *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です! 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ① https://so-ra-mi.jp/archives/15442 夏の女子会に♪ 元気いっぱいパワーサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ② https://so-ra-mi.jp/archives/15545
むしゃなび編集部
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04/26(木) ジモト野菜のおしゃれバーニャカウダーと鯛めし!凛万乃風
昨年オープンした和食レストラン、凛万乃風(りんまのかぜ)。 落ち着いた店内でじっくり和食を味わうもよし、お酒を楽しむもよし。ちょっぴり大人な雰囲気のお店です。東京で20年ほど和食の修行を積んだ伊達出身のオーナーが、地元食材や新鮮な魚介類を使って腕をふるいます。今回は自慢の料理のなかから、おすすめの2品をご紹介! ジモト野菜いっぱい!おしゃれなバーニャカウダー こ、これはっ!!!! ドライアイスのスモーク、もくもく・・・中から顔をのぞかせるカエラフルな野菜たち!あまりのゴージャスさに、ちょっとパーティ気分になったchです。これはニクい!女性の心を鷲掴みにする演出の、「伊達産野菜のバーニャカウダー」。「東京から地元伊達に戻ったばかりのころ、観光物産館に行ったら野菜がたくさんあって、種類も豊富でとても驚いたんです」と話すオーナー。地元の野菜のおいしさを見た目にも楽しく味わえるメニューを、と考案したそうです。 ちなみにバーニャカウダーはイタリアの鍋料理。「あたたかいソース」という意味があるそうですが、シャキッと冷えたピチピチの野菜を温めたソースでいただきます。画像はアンチョビみそソース。野菜本来の甘みをまろやかなソースが引き立てます。 この日の野菜は紅芯大根、ニンジン、ズッキーニ、ごぼう、カブなどなど。ごぼうって生で食べるの初めてですが、オイシイですね!何より見た目が華やかなので、お誕生会などにどうでしょう。甘いケーキもいいけれど、こんなヘルシーなバースデイケーキもすてき! *伊達産野菜のバーニャカウダー 1000円 (季節や入荷状況により、伊達産以外の時もあります。) 土鍋で炊きたて!上品な風味の鯛めし さておすすめのもう一品は、めでたい、の鯛!愛媛から空輸で取り寄せた新鮮な鯛を土鍋でふっくら炊き上げた「鯛の土鍋炊き込みご飯」です。 うーん、上品な香り!しかしどうやって食べたらいいのかわからないch。そこでオーナーに食べ方を教えてもらったよ! まず鯛の身をはずします。 一膳目はそのままいただきまーす。 二膳目は薬味をのせてお茶漬けに!鯛のダシがお腹にしみわたる〜。こちらは注文を受けてから炊き上げるので少し時間がかかります。先に注文しておいてお酒のシメにするのにぴったりですよ。 *鯛の土鍋炊き込みご飯 中(2~3人前)2000円/大(4〜6人前)2800円 ほかにその日入った魚の刺身や焼き魚、また蓮根のエビしんじょう挟み揚げも人気メニューのひとつ。迷ったらおすすめを聞いてみてくださいね。大人数で行くときは予約するのが安全です!宴会も予約できます。 凛万乃風 りんまのかぜ 北海道伊達市網代町7番地(旧 伊藤陶器店) 0142-82-3502 OPEN 17:00〜22:30 不定休
むしゃなび編集部
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12/08(日) ハンドメイド、アーティスト、セラピストのための「シェアショップ」がオープン!瑚珀@室蘭
室蘭市輪西にハンドメイド雑貨からマッサージ、ワークショップまで、様々なクリエイターが出店するシェアショップが誕生しました。 12月3日(火)、ぷらっと・てついち内にオープンした「Handmade&Handowrkshop 瑚珀」。ボックスやスペースなど店内の一角を好きな期間レンタルして、誰でも簡単に「お店」をオープンすることができます。 広々として明るい店内には、アクセサリーや布小物など、おしゃれな手作り作品が並び、お買い物を楽しむ人、ハンドマッサージや耳つぼジュエリーでリフレッシュする人で賑わっていました。 ボックスやスペースのひとつひとつが作家やセラピスト、アーティストの「小さなお店」。それぞれの空間の中に、個性溢れる色とりどりの世界が広がっているのです! 自分のペースで「好きなこと」を仕事に。 店長の鈴木さん(前列右)とオープニングスタッフの皆さん まるで宝石箱? おもちゃ箱?のように楽しいこちらのショップをオープンしたのは、女性向けの起業相談やサポートを行う室蘭在住の鈴木よしかさん。ハンドメイドの資材を扱うネットショップを長く経営しており、室蘭周辺のハンドメイド事情に精通しています。開店のきっかけとなったのは、材料の仕入れ先として沢山のハンドメイド作家さんと出会う中で、悩みを聞いたことだったそうです。 鈴木さん「作品を作っても売り場所がない、売る方法が限られている、というお悩みを多くの作家さんから伺いました。あちこちのイベントに出店したり、ネットショップに出したりと、皆さんそれぞれに努力されているのですが、自分の手だけでは、やはり限界があるんですよね。そこで、常に作品を置いておけて、お客さんに手に取って見ていただける場所があったらいいのではないか、と考えたのがオープンのきっかけです。」 開店にあたって鈴木さんが大切にしたこと。それは、 好きな日、好きな時間に、自分のペースでできること。 家事や育児や介護で忙しい女性が、自分の仕事で活躍することをサポートしたい、という鈴木さんの願いが込められています。 鈴木さん「私自身、自分の子育て経験からも思うのですが、家族が風邪をひいたり、子どもの参観日がある時は、できれば仕事を休みたいですよね。そこで自分のペースでできる、というスタンスを大切にしました。」 そんな鈴木さんの思いに賛同し集ったオープニングスタッフの皆さん、笑顔が素敵! 外の寒さも吹き飛ばすような暖かく明るい雰囲気に包まれていました。 不思議なオブジェ発見!結晶の状態で天気を読む「天気管」。 サロンドフルベール登別富士店のハンドマッサージ。 雑貨やアクセサリー探しに、また作家さん独自の世界を楽しみに、ぜひ一度遊びに出かけてみてください。気軽に立ち寄ってリフレッシュできる、エステ体験やマッサージもおすすめです! 個室のレンタルルーム。毎週水曜はAssi-st(アシスト)米丸さんによるリラクゼーションが受けられます。 室蘭周辺のハンドメイド作家の皆さん、笑顔溢れる「琥珀」で小さなお店を開いてみませんか? ボックス、スペース、ルームと大きさに合わせて様々なタイプがあり、1ヶ月から契約することができます。 レンタルボックス(60枠)1ヶ月 3,000円〜レンタルスペース(7枠) 1日 2,000円〜レンタルルーム(3枠) 1日 3,000円〜 長期契約、平日割りなど割引・特典あり。詳しい料金や空き状況はお店にお問い合わせください。物販からセラピー、占い、講座などなど、アイデア次第で用途は無限大! Handmade & Handworkshop 瑚珀 室蘭市輪西町2-5-1 ぷらっと・てついち内 営業時間 10:00~18:00 定休日 毎週木曜日 問合せ 589@cohaku.ocnk.net ブログ https://ameblo.jp/cohaku589/ 最新情報はこちら↓↓ https://www.facebook.com/589.jp ※ 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
むしゃなび編集部
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01/15(土) 横乗りLOVEたちに寄り添う本物の専門店 “ ローズミスト “
今回は、地域と横乗りをこよなく愛し、花を愛する” ローズミスト “ のご紹介です。 え? 花も? と思われた方。 実は” ローズミスト “の母体は ” (有)フラワーショップえいわえん “ です。 50年前、花屋さんからスタートした双子の日栄兄弟の趣味が高じ、31年前に作ったスポーツ部門が ” ローズミスト “ でした。 いまでは息子さんたちも、インストラクター仲間もいるので “ Team ローズミスト “ とも言えます。 ↑販売からインストラクター、そしてwebも担当されている息子さんとツーショット。 ところで、「横乗り」とは横を向いて乗るボードのことです。 スノーボード、サーフボード、スケートボードなどがそれにあたります。 ↑冬でもサーフボードがあります。 日栄兄弟が最初に始めたのはサーフィンでした。 当時は全国的なサーフィンブーム。 本場、神奈川県の湘南海岸から遅れること5年、イタンキビーチにもその流行がやってきました。 ↑イタンキビーチ すでに始めていた友達の影響もあり、日栄兄弟はサーフィンブームに乗りました。 その後、ゴミで汚れていたビーチをきれいに保つためと、海で遊ぶための安全対策とマナーを利用者に理解・協力してもらうために “ イタンキサーフィンクラブ “ を設立し、ローカルルールを作りました。 現在は会員の高齢化などもあり活動はほとんど休止しているそうですが、当時はサーフィン大会なども催すなどして地域を盛り上げていたそうです。 さて。 そんなTeamローズミストが今一番力を入れているのは、横乗りスポーツの安全な楽しみ方と上達への普及活動です。 そう、遊びではなくスポーツとしての普及。 ↑カラフルで高品質のウェアが揃います。 ↑小物も色々 ですから、仕入れから販売そして販売後のケアー(メンテナンスと育成)まで、一貫して責任を持って取り組んでいらっしゃいます。 特に道具への拘り具合は半端なく徹底しています。 ほとんど全ての商品を試乗し、「これは確かだ!」と納得したもののみ仕入れます。 少しでも納得できないところとは一切取引をしません。 なので、自ずと量産品からは遠のくことになります。 メーカーとも問屋とも、もちろんお客様とも信頼関係を大切にされているからこその企業姿勢です。 例えばスノーボード。 オガサカなどの国内ブランドを中心に、海外はヨーロッパの商品を扱っています。 スノースポーツをされる方ならご存知かと思いますが、オガサカの板はスノーボードもスキーも量販店では取り扱えません。 つまり、ローズミストはメーカーに選ばれた存在なのです。 今、盛んにSDGsが叫ばれていますね。 その17のゴールのうちの12「つくる責任つかう責任」にまさに当てはまる、双方の行動だと思います。 プラスして、売る立場の責任をローズミストは果たしています。 商品のラインナップは、どの横乗りマテリアルもビギナーからエキスパートまで、また乗りたい場所によってお客さまに寄り添い的確なアドバイスをしてくださいます。 それに特筆したいのは、今大人気のブランド「コルア(ポーランド製)」を全道一揃えていること。 性能抜群で、ゲレンデでもパウダーでもOKのスノーボードなのに、お手頃価格ということもあり、なかなか手に入らず、探している人も多い商品なのです。 それを知っているファンは、全道から集まって来ると言います。 ファンならば絶対に店頭にチェックしに行くべき! ↑今、物凄い人気のスノーボード「コルア」の板 そして! サーフボードについては、ローズミストでお買い上げの方には「サーフィン無料レッスン」の嬉しい特典付きです。 実は筆者も利用させていただいております。 ↑波の読み方、選び方のレクチャー さらに! スノーボードをお買い上げの方には、「お買い上げ時無料ワックスサービス」もあります。 ↑ワックスの品揃えも豊富 しかも! ローズミストはJSBA公認のスノーボードスクールでもありますので、確かな技を持つ、プロのインストラクターのレッスンを受講できます。 確かな道具選びから、安全に横乗りを楽しむレッスンまで。 海や雪山利用のマナーも含めて指導をしてくださいます。 一貫した責任を持って、お客さまに寄り添う頼りになる兄貴たちなのです。 ↑右が社長の日栄 毅さん。左は店長の均さん。 そうそう! スケートボードのことも忘れてはいけない! ↑スケートボード。このほかにも色々あります。 元々、スノーボードの夏トレのために導入したスケートボードでしたが、ここ20年くらい若い世代を中心にスケボー熱が高まっていました。 ただ、どうしても「やんちゃな遊び」のイメージを超えていない。 それを危惧したTeamローズミストは、「やんちゃな遊び」から「マナーを守るスポーツ」への昇格を期待して、スケートボードパークの造成に向けて奔走しました。 そして出来たのが室蘭中央町にある「レインボーパーク」。 2021年の東京オリンピックでの選手の活躍により、さらにスケボー熱が高まった昨今の課題を伺ってみました。 「もっと広い場所で、あらゆる志向の競技者が練習できる施設を造れないかと室蘭市にも働きかける準備をしています。最大のオリンピック効果は親の理解と協力が発生したことです。 今後は、プロの指導者も必要ですよね。」 施設のお話は、さらに室蘭だんパラスキー場へも繋がっていきました。 http://www.muroran-resort.sakura.ne.jp/mysite1/index.html 皆様もご存知かと思いますが、ここのところ何年も室蘭だんパラスキー場の存続の危機が叫ばれています。 それに真っ向から立ち向かい、存続のための運動を始めたのもTeamローズミストでした。 何を隠そう、北海道ではまだ何人もスノーボードをする人がいなかった時代から、Team ローズミストはこの室蘭だんパラスキー場を拠点に、スノーボードの安全な普及に取り組み、近隣のローカルスキー場の発展に寄与してきたのです。 「室蘭の中心部から車で10分のアクセスでスキー場を利用できるというのは、とても素晴らしいことだということを広く近隣の皆様に知っていただきたいと思っています。 北海道から他所の都府県へ出て行くと、『北海道の人はスノースポーツが何でもできるんでしょ。』と言われることが多いです。 ところが、意外とそうではなかったりします。 雪が魅力の北の地に生まれた者としてスノースポーツを何も体験せずに巣立っていくのはとても残念なことです。 だから、スノーボードスクールを経営しているという立場だけでなく、広く地域の子供たちが利用できる『教育施設』としての位置づけで僕らは捉えて守ろうとしています。それに、「だんパラスキー場」には近郊にはないナイター設備もあり、夜22:00まで営業をしているのですよ! 仕事や学校の後でも気軽に行ける距離です。 もちろんルスツリゾートやニセコリゾートもありますが、夜に車を走らせて行くのはなかなか辛い。でも町から10分で着くのですから安心して楽しめる本当に貴重なスキー場なのです。 無くしてしまってはダメなんです! 存続を願って、3万人以上の署名も集めました。 室蘭だんパラスキー場は、地域の財産であり室蘭の大きな魅力でもあります。 一度潰してしまったスキー場は、2度と復活できません。 莫大な費用がかかるからです でも今なら工夫をすれば維持できます。 このスキー場が気に入って移住して来る人もいるのですから。絶対に残さないと!!」 このお話には激しく共感します。 実は筆者も室蘭だんパラスキー場の大ファンです♡ 親の立場から言えば、下から全てが見渡せるので安心して子供だけで滑らせられます。 我が子もここからスタートしました。 スキー指導者の立場から言えば、初めてのスキーの方には最適な斜面ですし、基礎練習にも最適です。 また、駐車場からすぐのところにリフト乗り場があるのも嬉しいですし、夜景や海が見えるロケーションも最高です。 こんな素敵なスキー場を無くすなんて考えられないことです。 純粋な地域愛溢れる日栄兄弟を中心としたTeamローズミストの皆様の想いが、どうか「いらない!」と言っている皆様に届きます様に…。 さて。 最後に今後のイベントスケジュールについて伺いました。 *2月13日(日) 13:00~15:00 室蘭だんパラスキー場にてJSBAスノーボードの無料レッスンがあります。 詳しくは、室蘭市広報をご覧ください。 ↑前回の無料講習会の様子。 *今年の夏にローズミストビーチクリーン作戦を予定しています。 *そして、Uターンで室蘭に戻って来られる息子さんがパーソナルトレーナーとして起業予定でもあります。 道内屈指の横乗り専門店「ローズミスト」。 『室蘭だんパラスキー場』存続も含め、本物のShop・本物のスクール・本物の地域愛に惚れた一人として、筆者自身も引き続き応援したいと思います。 皆様も是非お店を覗いてみてくださいね。 そして、冬&夏の横乗りにチャレンジしてください。 Teamローズミストは、親切丁寧フレンドリーな接客で、皆様をお迎えしてくださるはずです。 ―Rose mist(ローズミスト)情報― 北海道室蘭市東町2丁目6−6 Tel/Fax 0143-84-1991 代表取締役 日栄 毅 店長 日栄 均 HP https://rosemist1991.wix.com/snow-surf-skate FB https://www.facebook.com/rosemist1991 Instagram Rosemist_snow.surf.skate.shop Twitter @Rosemist_Shop オンラインストア https://rosemist.storeinfo.jp/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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09/17(火) 産地ならではのベジスイーツを楽しむ!
透き通った赤がとってもきれいなチーズケーキ。この赤いゼリー、なんとトマトなんです。トップに飾られているのも、黄色いプチトマト!一口食べると、爽やかな風味とさっぱりした甘さがす〜っと広がって「おいしい〜!」。 伊達市役所前の喫茶店・ぶどうの木でトマトが旬の時期に登場する限定メニューです。 地元産の野菜を使ったメニューに定評のあるぶどうの木ですが、野菜をランチだけでなく、スイーツメニューにも展開し、季節ごとに様々な「ベジスイーツ」を提供しています。 セロリのシフォンケーキ 伊達産かぼちゃのモンブラン 「野菜のスイーツ??」と最初は不思議に思っていた筆者ですが、様々なベジスイーツに出会う中で、すっかり、面白さと素朴な味のファンになってしまいました。フルーツに比べると華やかさも甘さも控えめですが、しみじみと美味しくて、ヘルシー。いちばんの魅力はハッとする「意外さ」、そして新しさなのかな、と思います。 https://so-ra-mi.jp/archives/17647 野菜の産地といっても、ベジスイーツを扱っているお店はそれほど多くありません。そんな中で、趣向を凝らしたメニューに出会うと、もう感激してしまいます。 大人気のフルーツトマト屋さん、清水農園のジェラートも、そんな感動を呼ぶベジスイーツのひとつ。こちらのジェラートは、素材を知り尽くした農家さんが自ら作っているこだわり派だけあって、まるでトマトそのままのような、ジューシーさ! トマトのほか、さくらんぼやブロッコリー、ご当地シードルなど、日替わりでいろんなフレーバーがあって楽しいです。営業期間は例年6月〜10月頃。 こちらもベジスイーツ。以前、農家カフェ「ほのぼの村」(壮瞥町)で食べた「アスパラチーズケーキ」 野菜が豊富な地域ならではのベジスイーツ。出会う度に発見があります。皆さんもお店で見つけたら、ぜひ食べてみてくださいね!冒頭の「ぶどうの木」のベジスイーツは、季節ごとに期間限定で登場します。ぜひ食べてみたい、という方は、お店に問い合わせを。自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ) ※記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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01/28(日) マニアではなく科学する人 世羅繁宇氏の“ Stage 2 “〜自家焙煎ジャズ喫茶『COSSETTE COFFEE』
過去最長の書き上げ時間を要してしまいました…。 そのくらい筆者を悩ませた人、世羅繁宇氏が今回の主人公です。 お話を伺う限り、全てにエビデンスに基づく計算があるということを察しました。 きちんと科学する人でした。 実は感覚派の筆者には一番不得手なタイプ。 言い換えれば、一番興味をそそられるタイプ。 だからこそ、理解に時間がかかったという訳です。 「起業する前は大企業のエンジニアでした」。 全てが腑に落ちたご経歴の持ち主でした。 『COSSETTE COFFEE』をオープンされたのは2022年6月のこと。 会社員時代から珈琲焙煎は趣味でなんとなく行っていたそうです。 その時使っていたのは銀杏を炒る道具。 その後、当然のごとくエンジニアスピリッツがより良い焙煎機への開発へと繋がっていきます。 「珈琲焙煎という趣味は、アウトドアの趣味とは違い金銭メリットが生まれます。 料理もそう。遊びの中でメリットがある。そんな気づきが起業に結びつきました」。 世羅さんの言葉に、単に趣味が高じたわけではないというニュアンスを感じました。 「誰かに師事したことはありません。バイブルは『田口護 珈琲大全』のみです。 焙煎、ネルドリップの淹れ方はこの本で学びを深めました」。 この本の冒頭にはこのように書かれていました。 (引用) [コーヒーの焙煎は名人上手の専売特許ではなく、職人的なカンの世界などでもない。 理詰めの数学であり論理学の世界なのである。 生豆の選定から抽出までの流れを一つのシステムとしてとらえ、 各プロセス上に存在する複数の条件によって、 さまざまな味が生み出されるメカニズムに着眼した「システム珈琲学」。 豆の種類から焙煎方法まで網羅した本格的珈琲実用書。 珈琲生産地の現状や栽培状況、味の特徴を決める焙煎、カッティング・抽出までを ていねいに解説する。焙煎技術書としてプロも活用可能]。 なるほど…。 この文章を読んだ瞬間に世羅さんに少し近づけた気がしました。 珈琲を科学する世羅さんにとって、焙煎機は最も重要な相棒。 なので、その制作にも理詰めの数学と論理的思考が働きます。 持ち前のエンジニアスピリッツも相まって、 とことんこだわるということなのでしょう。 「拘ったのは極力 “ 風 ”を入れず、温度管理を徹底させた香りの調整です」。 「え? 温度はイメージできますが、風もですか?」 「はい。現在、95%の焙煎は半熱風式で行われていると言われています。 大手さんになると熱風式となります。僕は難しいとされているほんの数%の隙間を狙った焙煎機を作りたかった。できるだけ豆本来が持つ香りをなくしたくない。 焙煎された珈琲って、3000~4000くらいの化学物質が生成されるのです。 それが、150℃位で香りの成分が気化します。できるだけその香りたちを封じ込める焙煎機を作りたい。それには風と温度の管理が最も重要です。 だから常に課題を見つけては一つ一つ改善する。ひとりPDCAをくるくる回す日々です」。 これは、機械技術者としての誇りを感じるお話でした。 弛まぬ研究から生まれた機械は、2007年に第1号機、2009年に第2号機、そして最新の第3号機が現在店舗内で稼働しています。 「現在「浅煎り」と呼ばれるものがブームですが、うちで煎り上がった豆は、一般的なカテゴライズには入らないと思います。 シティーロースト風シティーローストとでも言うのかな…。 正直、うちより香り高い珈琲は飲んだことがありません。『世界にひとつだけの珈琲』だと自負しています」。 この話しを聞いた時、筆者はこう尋ねました。 「それは、自分の舌への絶対的な自信ですか?」と。 当然。 「そういうことじゃない」。 と一蹴されました。 今思えば愚問でした。 あくまでも世羅さんの自信は科学的根拠に基づくものなのです。 「嗅覚で感じた香りは脳で増幅させられて味覚に刺激を与え、『味』を作ります」。 「なるほど…。 それをどう感じ、好みかそうではないかは味わう人次第ということになるわけですね」。 ネルドリップは筆者が一番好きな淹れ方です。 この素敵な膨らみ! 銅のポットから注がれるお湯で、 ネル袋のなかにふんわりと膨らむ豆を見るだけで興奮し、 既に口の中が美味しくなります。 マイセンの素敵なカップ&ソーサー いつまでも香りが鼻腔に残る美味しい「パナマゲイシャ」をいただきました。 常時8種類くらいを扱います。 ところで、店内を見回すとなんとなくレトロな雰囲気の調度品が目立ちます。 そこで尋ねてみました。 「レトロなものがお好きなのですか?」 「いいえ、これも計算です」。 「な…。なるほど…」。 「信頼している苫小牧の家具屋のオーナーがいらっしゃるんですが、話していると時代の変わりで生活様式も変化しているということを言っているんです。だから、その度に売るものを変化させて対応するんだそうです。その言葉を聞いて、インテリアにも気を配るようになりました。モードの時代は終わり、レトロデザインの時代が来ているんですよ。レトロなものは落ち着きますしね」。 「調度品にもデータに基づく根拠があるわけですね!」 日本のレトロとは違う、アメリカっぽい感じが若い層にも男性にも刺さりそうです。 筆者みたいなおひとり様好きな女性にも好まれそう。 「では、もしかしてオーディオも?」 「そうです。珈琲もそうですが、音についても僕はマニアじゃない。全て計算の上で選んでいます。現在置いているオーディオはアルテック605Aで、アビーロードスタジオで使用されていたものです。この環境に合うものを選びました。高音質をお楽しみいただけますよ」。 ハイクオリティーなモノへの追求は止まるところを知りません。 「もしかして焙煎機も4号機計画があったりしますか?」 少し間をおいて、世羅さんは力強く頷きました。 エンジニアスピリットを持つ珈琲焙煎士 世羅さんは、 空間コーディネーターとしても最善のトータルでお客様をお迎えする姿勢を持つ人でした。 店内にはジャズのレコードがずらりと900枚並びます。 圧巻。 最後に尋ねました。 「ジャズも計算ですか?」 「ジャズはもともと好きです。 ピアノならキースジャレット。オルガンならジミースミス」。 この答えをいただき、なぜかホッとした筆者でしたが、 正直、世羅さんをもっともっと掘り下げたい! そんな衝動を抑えながら、悶々と『COSSETTE COFFEE』を後にしました。 ん?? これももしかしてリピーターを生むための計算? ふとそんなことが頭をよぎりつつ、 今度はカレーを食べに行こう!と、決めていた筆者です。 ―COSSETTE COFFEE 情報― Web page https://cossette.theshop.jp Instagram https://www.instagram.com/cossette_coffee?igsh=MzRlODBiNWFlZA== 世羅繁宇氏FaceBook https://www.facebook.com/sera.shigetaka
Rietty
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05/01(土) 店内OPENしてます!ジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』大滝
2021/09/10更新 シカトモ にランチを食べに行ってきました。8月より店内飲食がスタートしています。 ゆったりの居心地の良い店内。飲食スペースの他に、洞爺湖周辺のショップとのコラボ雑貨コーナーや、スパイスの量り売り、ブックコーナーもあり。 お子さん連れでも気兼ねなく、のんびりと楽しめそうです。 漆喰に木材を合わせたアートな壁が素敵。 別の面にはファンタスティックな壁画が壁中に広がっています。内装のデザインや壁画はお友達の絵本画家「太陽と牛」さんが手掛けているそう。ぜひ足を運んで生でご覧になってみてください。 さて、ランチに注文したのは「お肉パラダイス丼(950円)」!シカ、ブタ、ラム、トリの4種類を盛り合わせた食べ応え満点な一品です。香ばしい香りとともに運ばれてきました。ジューシーなお肉がいっぱい。手前がシカ。オーナーの天野さんが獲って「ジビエ大滝」で食肉加工をした大滝の鹿肉です!いただいてみると、それぞれのお肉の美味しさが際立ってとてもおいしい。そしてやっぱり、シカがおいしい!!豊かな風味をじっくり味わうことができました。ドリンクのおすすめは自家製ジンジャーエール。スパイスがきいてスッキリさっぱり。お肉料理ともよく合います。 ドリンクは300円、食事と一緒だと100円引になります。 お肉も販売しています。新鮮な鹿肉、一度味わってみてください! シカトモ の営業時間は週末に翌週のスケジュールがFacebookにアップされます。チェックして出かけてくださいね。 ジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』 北海道伊達市大滝区優徳町47-21 https://www.facebook.com/shikatomo.otaki/ 2021/05/20更新 先日プレオープンに伺ったジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』が、 5月17日(月)にオープンしました! 当面はテイクアウトのお弁当を販売されるそうです。 メニューは週替わりのお楽しみ。今週はスパイシーチキンカレーのほかに「鹿肉のルーカレー」が登場していました。 スパイシーなカレーと味わい深い鹿肉のハーモニーがたまらなくおいしかったです! 営業日は月・火・木・金 の11時〜15時(売切れ終了あり)ですが、不定休ありますので、お店のFacebook で最新情報をチェックしてから出かけるのがおすすめです。 予約も受け付けています。 ぜひぜひ味わってみてください。 (ここからはプレオープンに伺った時の記事です 2021/05/01掲載) 特集記事でご紹介した大滝の猟師・天野さんのジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』が4月29日〜5月5日まで、プレオープンしています。 自ら仕留めて加工した、新鮮な鹿肉を使った美味しいお弁当がテイクアウトで楽しめます! 北湯沢温泉から大滝区本町方面に国道276号線を上がったところにある「北湯沢駐車場公園」の中にあります。 黄色と、青と、緑の明るい外観に、温かみのある字で「シカトモ」と書かれた看板が目を引きます。長らく空き物件だったところを、ご自身で改装を進め、友人知人に手伝ってもらいながらプレオープンを迎えたそうです。 プレオープン期間のメニューはこちら。インド人の方から直接教えてもらったという本場仕込みのチキンカレー(辛口・甘口)と鹿肉ジンギスカン。 早速、注文しました! 辛口スパイシーチキンカレー。プラス200円で鹿肉の鉄板焼きがプラスできます。スパイスのいい〜香り!黄色いサフランライスが食欲をそそりますね。 こちらが鹿肉。「これが鹿肉?」と驚くほど全く臭みがなく、肉の旨味が口いっぱいに広がります。美味しい!!一度食べたらファンになること間違いなし。 本格的なインドカレー。スパイスが複雑に混ざり合い、大滝からインドに飛んだ気分なりました。バスマティライスが絶対あいます! そしてこちらがジンギスカン。お肉の美味しさに、再び驚く筆者。「ジビエ=食べにくい」の印象がすっかり、吹き飛びました!! この連休、ぜひぜひ食べてみてほしい大注目のテイクアウトです。 5月5日以降は再度準備期間に入り、5月17日より通常オープンの予定とのことです。 店主の天野さん夫妻。 現在、店内に人と社会を繋ぐコミュニティスペースを設計するため、クラウドファンディングに挑戦しています(5月末まで)。オリジナルスパイスや鹿肉など、魅力的なリターンもあり。ぜひご覧ください! プロジェクト詳細はこちら↓↓ https://camp-fire.jp/projects/view/401868 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、価格ほか変更になる場合があります(取材2021年2月) ※シェア、リンク等大歓迎です! 天野さんの特集記事はこちら https://mushanavi.com/specials/30985/
むしゃなび編集部
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12/28(水) 影の主役を選んだ人 『dj_hatass=畑吉晃』にプロ魂を見た
12月28日はディスクジョッキー(DJ)の日 皆様、12月28日は「ディスクジョッキー(DJ)の日」だということをご存知でしょうか? ラジオでのDJ活動の第一人者であり、ラジオ人気長寿番組「オールナイトニッポン」の最初のパーソナリティである糸居五郎さんの命日にちなみ、日本では12月28日は「ディスクジョッキーの日」として制定されています。 日本でDJという言葉がメジャーになったのは、ラジオでMC+曲をかけるというスタイルからだと言われています。 ということで、今回の主人公はDJ歴30年、MC無しの音だけでフロアを盛り上げてきた『dj_hatass』こと畑吉晃さんです。 畑さんは1969年生まれの53歳。 DJの世界との出会いは20歳くらいの頃だそうです。 年代的にはちょうどディスコブーム後半の頃になります。 黒服の人に誘われてこの世界に 畑さんの将来を決定づける出会いでした。 その中には、今でも一緒に活動をしている先輩DJの中居さんや、室蘭唯一のクラブ『Red Hill』の竹内さんもいました。 そしてもう一つ、衝撃的な出会いとなった音楽が “ハウスミュージック”と"テクノミュージック"。 それは、これまでに感じたことのないほどの興奮と感動を与えてくれたと言います。 ところで〜 そもそもDJって?と調べてみました。 DJの歴史 第二次世界大戦中から脈々と水面下で培われていた「曲をかけて踊る」という文化。 1960年、ニューヨークにLe ClubというナイトクラブがオープンしたところからDJ文化の原型が誕生していきました。 ただその頃は、曲を繋げるのではなく、1曲が終わったら次の曲をかけるというスタイルでした。 そして1969年、アメリカのニューヨークで、2台のレコードプレーヤーを使って途切れることなく曲を流すというスタイルが生み出されます。 そして1970年代、世間ではディスコが大流行しました。 また、1980年代後半から1990年台にかけてアメリカやヨーロッパなどでレコードプレイヤーを使って音楽を提供するディスコやダンスホール(以後クラブ)が人気となりました。 その空間で選曲し、切れ目のない音楽でフロアを盛り上げていたプレイヤーがいつしかDJと呼ばれる様になります。 そしてDJの演奏スキルやテクニックの向上とともに、DJが使用するレコードプレイヤー、ミキサーなどが進化していくのでした。 現在のDJスタイルとしては、アナログDJ・CDJ・PCDJなどが一般的だそうです。 ・ アナログ(レコード)DJとは、昔からの定番スタイルで、曲の繋ぎを考えながらレコード選びをし、音の厚みで勝負するスタイルです。 ・ CDJとは、多くを持ち運べないというレコードのデメリットをCDの普及により解消し、PCやCDレコーダー、メモリースティックなどの駆使によって音源の呼び出しも容易にプレイが出来るスタイルです。 ・ PCDJとは、より効率的であることを優先した先に生まれた技術です。持ち運びの出来る楽曲量の多さと、音源入手の手軽さにより、現在は主流のスタイルになっています。 「持ち運び」の利便性がKeyで進化していったスタイルの違いですが、結果、利便性だけではないメリットとデメリットが生じたようです。 音楽のジャンルによっては、アナログに勝るスタイルはなかったり、PCDJをやるにはPCや機材の知識が必要になったりとそれぞれに高度な知識とスキルを必要とされます。 怠らぬキャリア積み上げ このような歴史を持つDJですが、畑さんはこれらどのタイプでも対応できる実力をお持ちです。 素敵! フロアに出ていなくても勉強を続けるとは、まさにプロ魂です。 この時は室蘭のチーム対苫小牧のチーム。 お隣にいらっしゃるのが先輩DJの中居さんです。 チームの入場曲や得点が決まった時の『ゴールホーン』も畑さんたち、DJチームのオリジナルMIXだそうです。 その甲斐もあり、この日は見事に勝利! 「ところで、他にはどんなところでDJをされているのですか?」 楽しそうに話す畑さんでしたが、少し神妙な面持ちにも…。 ブログの最後に畑さんのSNSアカウントを掲載しています。 「DJに関するご相談はそちらからどうぞお気軽に!」とのことです♪ 意外な本業とは さてところで。 実は畑さんの本業は、ジオパーク推進協議会の職員さんです。 そして、筆者もとてもお世話になっている『洞爺湖有珠火山マイスター制度』の担当者でもあります。 とても優しく、みんなに頼られる兄貴的存在です。 そして事務所にいらっしゃる時の畑さんはDJとは全く別のお顔です。 なんと! それは意外! 畑さんが言うには、火山マイスターの皆さんが一生懸命に勉強したり、講師活動をしたりしている姿にとても感動して触発されたのだそう。 そうか…。 共通項はそこなんだ! 正直に書けば、取材をさせていただく前、事務所にいらっしゃる畑さんとDJをされている畑さんは全くの別人だと思っていました。 どちらかが裏で、どちららかが表。 でも、裏も表もどちらも素敵だなあと。 ところが違いました。 畑さんはどちらも表でした。 舞台に立つ人たちを裏方で盛り上げることに喜びを感じる人だったのです。 なるほど…。 確かに思い当たります。 畑さんは本当に話すのが苦手でいらっしゃいます。 何かを発表される時、「原稿なしでは話せません」と恥ずかしそうにします。 そして超棒読み…^^; ところが、一旦機材の前に立つと活き活きとした表情で、機材を自由自在に操り、音で意気揚々と皆様に語りかけ、フロアを盛り上げていきます。 ジオパーク推進協議会の職員さんのときとのギャップがスゴい! 人生の終わりまで『影の主役』を 「ところで、畑さんにとってのDJの魅力ってどんなところでしょうか?」 『影の主役』に喜びを感じるところ。 言い換えると、決して出しゃばらず表現して、場を支え盛り上げるところ。 とても畑さんらしいなあと思います。 「それでは最後に。” dj_hatass “として、将来どうありたいと考えていますか?」 ” dj_hatass =畑 吉晃 ”は、人生の終わりまで『影の主役』を望み、大好きな曲で送って欲しいと願う、DJのプロでした。 ディスコ全盛期を生きながら一度もディスコのドアを開いたことがない筆者ですが、人生初のディスコは” dj_hatass “に踊らせていただこうと思います。 [Instagram] https://instagram.com/dj_hatass?igshid=YmMyMTA2M2Y= [Facebook] https://www.facebook.com/profile.php?id=100005068364809
Rietty
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07/27(火) 小さな島で大発見!「有珠モシリ遺跡」発掘調査の話。
有珠湾に浮かぶ小さな緑の島、「有珠モシリ遺跡」。この夏世界遺産に登録された北黄金貝塚と並んで伊達市を代表する遺跡のひとつです。8月下旬まで、だて歴史文化ミュージアムで出土品などを展示する企画展が開催されています。 https://vimeo.com/574716454 「有珠モシリ遺跡」は1978年に発見され、これまでに2度の発掘調査が行われています。最初の調査は1985年~89年に札幌医科大学により行われ、約2000年前(続縄文時代)の貝塚やお墓が発見され、中でも「イモガイ」という貝でできたブレスレットが見つかったことで、全国的な注目を集めました。「イモガイ」は九州・沖縄付近の海でしか採取できない貝であることから、この時代に遠く離れた南方の地域との交流・物流があったことを伝える考古学上の大発見となったのです。2004年には国の重要文化財に指定されました。 その後、最初の調査から約30年の時を経て、東北芸術工科大学(山形県)と伊達市噴火湾文化研究所の共同による発掘調査が2018年から現在まで行われています。昨年2020年9月の調査では、11体もの人骨が埋葬されたお墓が発掘され、大きなニュースとなりました。 2020年9月の現地報告会の様子です。こちらが発掘されたお墓です。 「再葬墓」という、一度埋葬した人の骨を掘り出して埋葬し直したお墓で、北海道では初の発見となりました。親族など一緒に亡くなった人が一緒のお墓に埋葬される「合葬墓」というのはよくあるそうですが、「再葬墓」については例も少なく、規模からして全国的にも珍しい事例だということです。現代では想像もつかない不思議な風習ですが、その意味や、目的については謎に包まれた部分が多いそうです。 赤い粉のようなものは「ベンガラ」という染料。その上に白い海砂、さらにその上には赤くて平たい大きな石が置かれていたのだとか。それぞれに何らかの大切な意味があり、丁重に弔いをしたことが推測できるそうです。 ヤジリのようなものからナイフのようなものまで、さまざまな出土品がありました。中央の丸いものは耳飾りだということですが・・・大きさもあり、石でできていて結構重かったです。耳に穴を開けて身につけるようですが、本当に入るの??と、びっくり。 報告会では供養のため、お経があげられました。 発掘調査団の皆さん。東北芸術工科大学・青野准教授、永谷さん、学生の皆さん(2020年9月撮影) 実はこのお墓は、札幌医大の調査時に、その一部が発見されていました。伊達市の学芸員で2019年から発掘調査団メンバーとして調査に携わっている永谷幸人さんに伺いました。 永谷さん「札幌医大の発掘調査の時に2体分の頭の骨が見えていたのですが、調査期間等の兼ね合いがあり、これは大事な遺跡だから将来に期待して今は保存しておこうということで一度埋め戻されたという経緯がありました。今回、あらためて調査するにあたって、この30年間で科学的な分析も進化しているので、新しい科学の目でもう一度発掘調査をしてみようという事で掘ってみたら、2体どころか11体の人骨が集められたお墓だったということがわかったのです。」 札幌医大の調査で「18号墓」と名付けられたこのお墓は、永谷さんが掘っている時に出てきたそうです。もともと見つかっていた2つの頭骨が出てきて、「これで全部かな」と思いながら掘り進めていくと、次から次へと骨が出てきたのだとか。さらに骨の並び方も部位ごとに分けてきれいに配置されており、普通のお墓とは明らかに違う様子に「これは大変なものが出てきたな」と驚いたそうです。30年の時を経ての大発見となりました。 掘った土の山。大切に保管しておき、調査の最後に埋め戻す時に使います。 発掘調査というと漠然と「宝探し」のようなイメージを持っていましたが、永谷さんのお話から、闇雲に掘ったりするものでは全くない、ということがよくわかりました。日程や作業行程など綿密な計画を立てた上で細かくデータを取りながら掘っていくため、初年度の2018年は地形を把握するための測量作業からスタートし、翌年は遺跡の広がりを調べるために20メートルおきのマス目を組んで、1メートル四方の小さな穴をあける作業と、本格的な発掘に入る以前に様々な調査が行われたそうです。 地道で骨の折れる仕事なのですね。発掘されたものを見るだけでは想像もつきませんでした!それにしても札幌医大の調査から30年間も時間があいたのはどうしてなのでしょうか。 「有珠モシリ遺跡は、すぐに開発が及ぶような場所ではないので、環境が壊される心配がそれほどないと言えます。また当時の調査で、遺跡の考古学的価値がある程度わかっていたことも大きいです。発掘調査というのは、言ってみれば遺跡を壊してしまうことですから、掘りたいなという気持ちはあっても、簡単には掘らないのです。発掘という行為によって遺跡を壊してしまって、それに答えられるくらいの成果が上がるかどうか、というところが重要なポイントとなります。そういった経緯で結果的に30年間保存されることになりました。近年DNA分析の精度が上がってきたことや、新たに学会の中での研究所法の蓄積もあり、そろそろチャンスがあれば、新しい目で新しいことがわかる調査ができるな、という時に資金が手に入って、掘ってみましょうということになりました。」 古代の文化への深い敬意と、自然環境への配慮のもとに遺跡発掘が行われていることを知って驚きました。実際の作業は力仕事が多く、しかも掘る時には繊細さと極度の集中を要する大変な作業のようです。雑に掘って大切な出土品を傷つけてしまわないように、丁寧に丁寧に進めていくのだとか。大発見の裏側に、惜しみない労力あり!なのですね。 昨年の発掘品の一部も今回の企画展で観覧することができます。東北芸術工科大学の研究室では、現在も発掘品の整理や調査が行われているそうですが、永谷さんによれば、すごいことがわかってきているそうです。8月7日(土)には青野准教授による特別講演会が開催されますが、そこで最新の調査結果の一端が披露されるかもしれません。また9月には昨年に続く発掘調査が行われ、現地報告会も開催予定とのことでした。 クマ彫刻付きサジ型製品(企画展より) 地元の遺跡といっても普段はなかなか接点がなく、詳しく知る機会がありませんでしたが、実際に発掘品を見たり、学芸員の方のお話を聞くと、興味が湧いて身近に思えてきます。古代の人たちの文化と現代の私たちの暮らしとのつながりがリアルに感じられました。夏休みにおすすめの企画展です!ぜひ足を運んでみてください。 企画展「有珠モシリ遺跡」開催期間:2021年6月22日(火)〜8月22(日)開館時間:9時〜17時(最終入館は16時30分)観覧料:一般・大学生・高校生300円、小中学生200円(未就学児無料)休館日:月曜日、月曜が休日の場合はその翌日問合せ:教育委員会だて歴史文化ミュージアム学芸係(電話 0142-25-1056) 詳細は下のリンクからご確認ください↓↓ だて歴史文化ミュージアム企画展(噴火湾文化研究所HP) ※有珠モシリ遺跡は私有地のため、通常立ち入り禁止となっています。
むしゃなび編集部
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04/22(日) 【レポート】みんなのチカラ、盛り上がる!@ホテルローヤル
4月22日(日)、ホテルローヤルで地元を応援する!春のイベントみんなのチカラが開催されました。 ハンドメイド作品販売やワークショップ、フード&ドリンク、そして音楽ステージの盛りだくさんな一日。会場は家族や友人と訪れた人で大いに賑わいました! やっぱり今日も行列だった!菓子処久保のあんドーナツ。 あっという間に初めの1000個完売。結局、2000個以上も売れたそうです 8-O ローヤル前が渋滞になったとか・・・ 『とり天』のからあげと共に不動の人気でした。 ハンドメイド雑貨や焼き菓子、アイシングッキーのブースに集まる女性たち。乙女心をくすぐりますね! 今シーズンは5月8日(火)から!オープンが待ち遠しいリトルチェア。 こんなお弁当も。美味しそう! 午後になり、チャリティーオークションがスタートしました。 有志からつのった豪華景品がつぎつぎに落札されてゆきます。ホテルローヤル支配人・磯辺 大輔さんの「みかんアート」写真は誰がゲットするのか・・・??息をのむギャラリー。 落札おめでとうございま〜す :-) オークションの全売上と、会場の募金箱、そして出店者の売り上げの一部が地元でがんばる3団体に寄付されました。 【伊達 能 摺上】7月22日に上演される能。能と歴史をカジュアルに学ぶ連続講座は4/23からスタート! 【映画モルエラニの霧の中】いよいよ今年度、完成予定!!映画のワンシーンを描いた一本桜のトートなど、おしゃれなオリジナルグッズにも注目。 【だて☆キッズコーラス】元気いっぱいな美しい歌声が会場いっぱいに響き渡っていました!音楽ステージでは、地元のミュージシャンが大集合。 おなじみのアーティストのライブをジモトで聴ける。本当にシアワセですね。 ライブの模様がホテルローヤルfacebookページにアップされています。 行けなかった方、必見ですよ♪♪ https://www.facebook.com /royal.hotel.980/ 最後に、支配人の磯辺 大輔さんから一言! 地元に向けてのチャリティーイベントというのは今回が初の試みでしたが、本当にたくさんの皆さんにご来場いただくことができてよかったです。大変でしたが、企画した甲斐がありました! 人気ブログ「ホテルマンの幸せ」お見逃しなく〜! 『みんなのチカラ』が集結しました(イベント翌日ののブログ) 西いぶり地元応援企画『みんなのチカラ』 2018年4月22日(日) 会場:ホテルローヤル 北海道伊達市末永町33−3 TEL 0142-23-4888 ホテルローヤル(むしゃなび内) https://so-ra-mi.jp/archives/13695 画像提供:ホテルローヤル 記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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06/14(月) 植物と雑貨のお店「月の満ち欠け」OPEN|だて
住宅街の一角にオープンした小さなお店をご紹介します。自家栽培の苗と雑貨を扱う「月の満ち欠け」は5月はじめにオープンしました。明るい水色にペイントされた自転車とカゴいっぱいの植物、そして壁に広がる鹿のレリーフが目印です。 いきいきと並ぶ苗たちは無農薬で栽培されています。野菜やハーブ類など食べられるものは農薬不使用、やむを得ず薬品が必要な場合は食品添加物由来のものを使用しているそうです。 店主の早坂さんは札幌から一家で伊達に移住して3年ほどになります。昨年、コロナ禍の中でご家族が急に入院することになり、面会が全くできずに精神的にかなり参っていた時に、畑や花壇の世話をすることでとても癒されたそうです。その時の経験が、お店を始めるきっかけとなったのだとか。 自分がつらい時にも悲しい時にも、毎日どんどん成長する植物たち。草をとったり、水やりをしたり、作業は尽きません。植物の生命力に驚きながら、夢中になって世話するうちに、気がついたら元気を取り戻していたといいます。そして、「『野菜づくりの街』といわれる伊達で、同じように野菜や花を育てる人たちと知り合って情報や思いを共有できたら…」と考えるようになり、2月ごろからガレージの改装に着手し、開店準備をはじめました。 今シーズンは秋頃まで、季節ごとにいろいろな植物の苗を販売する予定です。 オススメは寄せ植え。野菜と花を混植するのがポイントです。見た目にもカラフルで楽しく、実のつき具合もよくなるといわれています。 お店を見守っているような優しい眼差しの鹿のレリーフは早坂さんの手づくり。改装の際、ガレージにお父さんが収集した古いお茶碗やお皿がたくさんあったそう。もともとつくるのが好きだったこともあり、それを砕いて、ひとつひとつ壁に貼り付けて、見事なレリーフが出来上がりました。 「札幌から伊達に移住して来るときに、川でエゾ鹿が水を飲んでいるのを見たんです。その姿が神様みたいにきれいで。その時の光景を思い出してつくりました」 ビーズ刺繍のアクセサリーは、ひとつひとつ、本物の野鳥をモチーフにしています。伊達にきてから日本野鳥の会室蘭支部の観察会などに参加するようになり、ますます野鳥好きになったそう。 パンチニードルという刺繍でつくった野鳥バッグ。「ヒガラ」という鳥です。モノトーンなので意外と合わせやすく、持ち手や中もしっかりできています。 吹き出し型がユーモラスな黒板。こちらもハンドメイドです。 手づくりのぬくもりと、個性的なアイデアがあちこちに散りばめられた店内。早坂さんは「ごくごく個人的な趣味の世界です」と話していましたが、とことん「マイワールド」な空間に、「私も育てたり、つくったりしてみたい!」という、ワクワク楽しい気持ちを分けていただきました。レリーフの鹿さんに会いに出かけてみてくださいね。 店舗情報:月の満ち欠け伊達市竹原町26-1810時〜16時30分不定休070-6604-0358 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。ご紹介した商品や価格は変更になることがあります。取材2021年6月
むしゃなび編集部
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10/21(木) 人生の道を楽しむ。マイワールド全開な癒しカフェ!道楽
南黄金に昨年2020年オープンしたカフェをご紹介します。 国道から山側入り、気仙川の橋を渡って少し進むと、「道楽」と壁に描かれた楽しげなペイントが見えてきます。 こちらがカフェ道楽。 自然に囲まれて佇んでいます。 海も川も山も近くにある国道沿いのエリア。伊達にこういう場所があったのか…と思わせるような、独特の隠れ家的雰囲気があります。 古い住宅をほとんどDIYで改装したという店内は、なんとも独創的! 手作りの温もりと遊び心にあふれるギャラリー風の空間です。 陶芸や手芸など、素朴な風合いのいろいろな作品が飾られていました。店主の鎌田さんと教室仲間の皆さんの作品だそうです。 個性的な陶芸作品の数々。 実物大ワンちゃん。なんと愛らしい! 店主の作業場。 窓の外には庭が広がっています。野鳥がたくさん訪れるそうで、運がよければ窓際の席からバードウォッチングが楽しめます。 夏真っ盛りの緑の庭。秋には紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然が見られます。程よく手の入ったナチュラルな雰囲気がステキ。いました!さっそく野鳥発見。 庭のあちらこちらに、野鳥のためにさりげなく置かれた種。なるべく人工的でなく自然に溶け込むよう工夫して置いているのだそうです。 倒木を利用したナチュラルな餌台。 食事はポークカレーとナポリタンの2品。手作りにこだわって提供しています。有機栽培コーヒーや、日替わりの焼き菓子も人気です。本を読んだり、おしゃべりをしながらのんびりランチやティータイムを楽しんでいく方が多いそうです。 ナポリタンの食欲をそそる香り! お米もこだわり!自家製ポークカレー この日の焼き菓子はガトーショコラ。畑でとれたブラックベリーとミントを添えて! 「人生の道を楽しんで」との願いを込めて「道楽」。 「お客さまに楽しい時間を過ごしていただき、自分も一緒に楽しめたら」と話す鎌田さん夫妻のセンスとアイデアが随所に光っていました。 まさに「マイワールド」全開! かつ、ゆったり過ごせる居心地の良さも大きな魅力です。 自分の手で、オリジナルなものを作ることの素晴らしさ、豊かさを教えていただいた気がしました。私も何か作ってみたい!創作意欲が湧いてきました。 窓辺の特等席で野鳥を眺めながらの一杯。コーヒーのおいしさが染み渡ります。 なんと庭から出てきたという縄文式土器!北黄金貝塚が近いですが関連があるのでしょうか・・・ カフェ道楽 住所 伊達市南黄金町163-10 営業時間 木・金・土10:00~17:00/日曜10:00~16:00 定休日 月曜・火曜・水曜 TEL 080-1879-2009 https://date-insyokuten.jp/archives/1017 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューなどは変わることがあります(取材2021年)
むしゃなび編集部
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10/11(木) イチゴ農家の美しき「オヤジさん」!?【Green Thumb Greenhouse】森苑絵さんのチャレンジ。
まっすぐな瞳に、イチゴの花のような笑顔——。体格のいい男性でも「キツイ」というイチゴ栽培をひとりで切り盛りし、家庭では三人のお子さんの子育て真っ最中! 今回は、新規就農の夢を叶えたパワフルな女性をご紹介します。 研修を経て、夢のイチゴ農家に! イチゴ農家・森苑絵さんは、ご主人の転勤を機に伊達に移住し、市の就農支援制度を利用して昨年、研修生として「すずあかね」の栽培技術を習得しました。通常は研修期間2年のところ、親方のお墨付きをもらって今年2018年4月に独立。 もともと野菜ソムリエの資格をとるほど、野菜が大好きで農業に関心を持っていたそうです。現在は、関内地区にある「就農支援研修センター」のハウスを借りてイチゴ栽培に取り組んでいます。 9月下旬の朝、ハウスを訪ねると森さんはこの日の収穫をそろそろ終えるところでした。積み重なったトレイの中には、摘みたての真っ赤なイチゴたちがツヤツヤ、ピカピカ、顔を並べています! ch:こ、こんなにたくさん・・・ 8-O 何時から作業しているのですか? 「今朝は4時半くらいですネ。明るくなると同時に収穫作業を始めるのですが、だんだん日が短くなってきたので、秋は時間とのたたかいなんですよ。」 希少な夏イチゴ、「すずあかね」のこと。 伊達市で主に栽培されているイチゴ「すずあかね」は、6月〜11月にかけて収穫されます。「けんたろう」など収穫期の短い「一季なり」のいちごに対し、「四季なり」で、「夏イチゴ」と呼ばれています。甘酸っぱい味が特徴で、生食よりもケーキなど製菓や加工品に使用されます。 そのため市内では観光物産館をのぞいて一般に販売されているところはほとんどなく、全国的に希少価値の高い品種となっています。 リンク:すずあかね「伊達野菜」 2011年に東日本大震災により亘理町から移住してきたイチゴ農家さんたちが、「伊達の気候に適している」として、この「すずあかね」の栽培を始めました。数年前から、生産拡大とブランド化を図るため、雇用を受けながら栽培技術を習得できる研修制度が実施されています。 リンク:伊達市の新規就農研修生受け入れ制度について 「すずあかね」は非常に繊細で、気候や温度変化に敏感な作物。手間がかかる上に、収穫期間が約半年ほど続くので、気力と体力の勝負なのだとか。 小柄な森さんのどこからそんなパワーが出てくるのでしょう? 正直、驚いてしまった筆者です。「学生時代、陸上で長距離走をしていので、持久力には自信があるんです :-) 」と、にっこりされていますが・・・。 農業と、家庭。どうやって両立?? 「就農するっていうことは、あなたが農家のオヤジさんにになるっていうことなんだよ。できる??」 研修に入った当初、そんな声をかけられたそうです。夫婦や家族で経営する農家が大半という中で、女性ひとり、さらに小さいお子さんもいるわけですから。 しかし、一年間研修を受けて森さんは手応えと自信をつけました。農業の面白いところは、創意工夫ができるところ。また持久系の自分の性格に合っているのでは、と森さんは言います。 森さんと同じく今年就農した同期の小笠原典之さん(右)。頼もしい仲間であり、よきライバル! ch:「子育て世代としてとっても気になるのが、スバリ、家庭と農業の両立です。どうやってされているんですか??」 「そうですね、朝は3時に起きて子どものお弁当作りをします。明け方から収穫に出かけて、帰ってくると17時過ぎ。家事や食事の準備をします。でも、体力勝負ですから睡眠時間は必ず確保するようにしているんですよ。」 収穫の手伝いに登場した森さんのご両親。「周囲のサポートを得る」とっても大切です! ch:わあ〜、ハードスケジュールですね! 「家のことはひとりではできないので、夫や両親のサポートが欠かせません。本当に感謝しています。実は、就農は私たち夫婦の共通の夢だったんですよ。だから、お互いに応援しあい、助け合っています :-)」 マラソンのように、一歩一歩。森さんのチャレンジ! 独立して初めて迎えた今年の夏、森さんはひとつのチャレンジをしました。それは、「ウインザーホテル洞爺で、自分の育てたイチゴを使ってもらうこと」。 規格外品の販路として、以前から温めていたアイデアでした。意を決して「パティスリーウインザー」にイチゴを持って営業に出かけたところ、地場産かつ希少な「夏イチゴ」ということで、なんとその日のうちに、総料理長が自ら畑を見学に来て、取引が決まったそうです。 8月には森さんのイチゴをふんだんに使った「夏苺祭りデザート」がディナービュッフェに登場しました。現在は、ホテル内のレストランやラウンジのケーキに使用されています。 [gallery size="medium" columns="2" ids="7952,7953"] 画像借用元: 「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」Facebook 「規格外のイチゴたちがプロの手で見事なお菓子に生まれ変わるのを見て大感激でした! 私は、「待ち」の姿勢が苦手なんです(笑)。自分が「ここに出したい」と思ってアクションを起こして、取引させていただけるようになったことは、とても大きなモチベーションになりました。農家って技術的なことと同時に、経営もしなくてはなりません。高く買ってもらえるのはとても大きいです。」 長距離ランナーのように、一歩一歩、農業の道を進み始めた森さん。 そんな森さんを、伊達市イチゴ部会・鈴木博之 部会長は、「よく勉強しているし、能力も高い」とあたたかく見守ります。鈴木部会長によれば、イチゴ栽培は本当にキツイ仕事。やる気があるからといって、誰でもがこなせるわけではないそうです。 イチゴ農家に求められる能力とは・・・ 1、観察力 — 小さな変化に気づく力。毎日よく見ていないとわからないことがたくさん! 2、判断力 — 施肥のタイミングや量、温度調整など、マニュアルはあっても、最終的には経験と判断力なのです! 3、体 力 — 長〜い収穫期が終われば片付け、来シーズンへの準備と、農家の仕事は年間通して体力勝負! この3つがどれも必要なのだそうですよ。伊達での新規就農に興味のある方、参考にしてみては。それでは最後に、森さんにこれからの夢を伺いました! 「現在は研修センターのハウスを借りていますが、いつか自分のハウスを建てて法人化できたらいいな、と思っています。家族経営の枠を超えたチームを作って、互いの意見や特技を生かし合える、柔軟な農業のビジネスをしてみたいです!」 森さんの「すずあかね」を食べてみたい方は、観光物産館へ出かけてみてください。「伊達市いちご部会」メンバーが丹精込めて育てた新鮮ないちごが販売されています。販売期間は6月〜11月ごろ。詳細は物産館にお問い合わせください。 伊達市観光物産館 北海道伊達市松ヶ枝町34番地1 TEL0142-25-5567 施設詳細(伊達市HP) また、森さんのイチゴは以前ご紹介したノルノルブラザーズさんのファーマーズマーケットにも出ていますよ。東京方面の方はこちらでどうぞ。 https://so-ra-mi.jp/archives/15717 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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08/20(火) ブルーベリーを味わうカフェ「ベリーファームとようら」お子さん連れにオススメ!
豊浦でブルーベリー栽培にチャレンジする一家が、来年から開園予定の「ブルーベリー狩り」に先行して、8月上旬に園内でカフェをオープンしました。豊浦町の中心から長万部方面に向かうこと数分。国道沿いに真っ青なブルーベリーが描かれた可愛らしい看板が見えてきます。脇道を入って行くと… ベリーファームとようら 絵本に出てくる農家ような、雰囲気のある建物に到着。中に入ると木のぬくもり漂う優しい空間が広がっていました。 奥にはゆったりとしたキッズスペースもあります。おもちゃや絵本が並び、オムツ替えのできる畳のスペースもあります。小さなお子さん連れの方ものんびりとカフェタイムを満喫できそうですね! キッズコーナー。おむつの交換もできます。 それから、木立に囲まれた屋外の席も素敵! カフェの裏に広がる土地に、今年8月末から約500本ほどのブルーベリーの苗木が植えられ、来年にはブルーベリー狩りが体験ができる観光農園になるそうです。木が十分に育って本格的に収穫ができるようになるのは二年後。そのため来年はプレオープン、再来年にグランドオープンとなる予定です。 園主の鴨井さん一家は今年3月に岡山県から豊浦町に移住してきました。冬の寒さはこれからですが、豊浦町での暮らしにすっかり慣れてきたと笑顔を見せます。農業未経験の鴨井さんが「いちご」の町で、あえてブルーベリーを選んだ訳は、栽培方法にあるそうです。 ベリーファームとようらで取り組む「養液栽培」は、ポットの中に木を植えて、水と液肥を点滴の様に与える新しい農法です。ポットの中で育てるため、土作りの技術や経験がなくても始めることができ、なおかつ味が安定していてとびきり美味しいのだとか! カフェではマフィンやコーヒー、ノンカフェイン穀物コーヒーなどが楽しめます。マフィンはブルーベリーたっぷり! 卵や乳製品を使わず、豆乳を使用した生地は、外側はさっくり、内側はふんわりして甘さ控えめです。ブルーベリーの甘味と爽やかな酸味が引き立ち、思わず「もう一個!」とおかわりしたくなるおいしさ。丁寧にハンドドリップされたオーガニックコーヒーととてもよく合います。 ブルーベリーをしっかり補給したい方には、「ブルーベリーフローズン」がオススメ。今年はまだ収穫がないため国産のものを仕入れているそうですが、来年以降は摘みたてのフレッシュなブルーベリーを存分に味わうことができます。楽しみですね!小さなお子さんも安心して連れて行けるブルーベリー・カフェ。ご家族やお友達とのんびりと出かけてみては。 ベリーファームとようら Berry Farm Toyota 北海道虻田郡豊浦町字豊泉136-1 カフェ営業時間 金土日祝 11:00~16:30 2019年度の営業は9月末ごろまで ブルーベリー狩りは2020年にプレオープン、2021年にグランドオープン予定 http://berryfarm.jp ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です! 広 告 [adrotate group="1"]
むしゃなび編集部
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01/19(土) 冬のカフェ訪問。「有珠cafe ハルミンタラ」NEW OPEN!!
伊達市有珠に昨年11月末、小さなカフェがオープンしました。 有珠といえば、有珠善光寺やバチラー記念堂、アルトリ岬など、文化や自然をじっくり味わう名所の多いエリア。真冬のある日、積もったばかりのふわっふわな雪を踏みしめてカフェにやってきました。いろんな色の木を組み合わせたナチュラルでカラフルな玄関のドアに、クジラのかたちのドアノブ・・・わ、かわいい! ワクワクしながら中に入ると、木のぬくもり漂う、レトロであたたかいカフェ空間が広がっていました。 ハ ル ミ ン タ ラ という名前から推測するに 「ハルさんですか?」と尋ねたら、 「いえいえ、ハルって、犬の名前なんです(笑)」 と、笑顔で迎えてくれたのは、店主の津田光子さんでした。愛犬のハルちゃんと毎日、山を散歩するほどの有珠山好きな津田さんは、一昨年2017年に札幌から移住し、長いあいだ空き家となっていたこの家を改装して、カフェを始めたそうです。驚いたのは、リフォームに使った資材のほとんどが、廃材だというのです。 津田さん:家やお店を解体すると、建築材などのゴミがたくさん出るのですが、そういうところから、まだ使える資材や家具をもらってきて「活かす・生かす」ことの出来る大工さんがリフォームしてくれました。 「物」も「食材」も「人」と同じで、まだ使える・食べられる・生きられることが出来るのに、活かされないのはほんとうに悲しいことです。 本来なら捨てられていたはずの「物」たちが生かされる空間で「毎日食べても美味しいと思えること」を大切に、手元にある食材を無駄なく生かしていくのを考えるのがとても楽しいです。 おしゃれなキッチンのドアも廃材の再利用。中央のガラスが割れてしまった部分に、別の古いガラスを組み合わせ、きれいなブルーに塗り替えて出来上がりました。お花型の窓は、なななんと、拾ってきたお皿なのだとか!もはやドアという「作品」。 さて、いきなり超前のめりでお話を伺ってしまいましたが、まずはランチをいただきましょう! 酵素玄米のタコライス 650円 酵素玄米とジャガイモのポタージュセット 550円 ※値段は変更になることがあります からだにしみわたる〜、おいしいメニューの数々。 ハルミンタラでは、玄米と小豆を圧力釜で炊いて、3日熟成させた「酵素玄米」を中心に、季節の野菜や、からだにやさしい食材を使ったメニューを提供しています。基本的にお肉や乳製品は不使用。アレルギーに配慮して米粉のスイーツもあります。 アナログなおもちゃがいっぱい! お子さん連れでものんびり楽しめます 津田さんが「食」を大切にするようになったのは、3人のお子さんの子育てがきっかけでした。3人とも自然出産をしたそうですが、自然なお産をするためには、自己管理が欠かせないのだとか。お子さんがアレルギーだったこともあって、酵素玄米中心の食事をするようになったそうです。 さらに食だけでなく、札幌時代には、森の幼稚園や子育て支援に携わり、環境問題や社会問題について熱心に勉強したそうです。そんな中、東日本大震災による原発事故で被災した親子の、北海道への一時避難や保養等の働きにも関わるようになりました。 津田さん:この活動を通じて、被災地から避難してきたお母さんたちに、たくさん、たくさん出会いました。すべて捨てて、旦那さんも置いて、ただ子どもを守るために、逃げてきた、というお母さんたち・・・。 地元では避難するというと、「大げさだ」と批判されたり、「故郷を捨てるのか」と白い目でみられることもあったそうです。 それぞれに孤独、不安を抱えながらも、たくましく生きている・・・そんなお母さんたちを見ていて、私も「もっと本気で生きなきゃ」と思ったんですよね。それで、今までやってきた子育て支援や、食などじぶんの中に貯まっている経験を総動員して、いっちょ挑戦するかと思ったわけです。 様々な学びや出会いを通して「生きること」を真剣に問い続けてきた津田さん。数年前には最近話題の「ファシリテーション(※)」(会議やプロジェクト等で話し合いを円滑に進める技法)と出会い、現在はカフェを営む傍ら、「市民ファシリテーションステラ」(伊達市の市民サークル)を通じて講座を開催したり講師としての活動も行なっています。 ※ファシリテーションについて興味のある方は、津田さんの所属団体「NPOファシリテーションきたのわ」のHPをご覧ください。 そんな津田さんがハルミンタラでつくろうとしているのは、食を大切にしながらも、いわゆる「カフェ」よりももっと多様な「集いの場」、コミュニティ的空間のようです。 津田さん:例えば、体は不自由だけど絵本を読むことは好きな人が、小さな子に読んであげている。 いつもは宿題のわからない所をお母さんに怒られながらやっている子が子ども同士わからないところを教え合っている。 おすそわけで戴いたたくさんの野菜を使って、こども食堂が開かれている。 音楽をやりたい人が集まって即興ライブが始まった、などなど。 いろんな世代の人が、所属や肩書や役割を気にすることなく、自分としていられる場。それぞれの持ち味が生かされる場にしていきたいですね。 愛犬・ハルちゃんとの散歩。 津田さんの思いと、美味しい食事と、もの言わぬ「モノ」たちの「大事にしてくれてありがとう」という思い・・・ 心も体もほっこりとあたためられた真冬のカフェ訪問でした。みなさんも遊びに行かれてみては! 有珠山カフェ ハルミンタラ 北海道伊達市有珠町216-1 OPEN 水〜土 11:00〜16:00 メニューや最新情報はFacebookページをご覧ください! 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2019年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/08(日) テイクアウトで祝う3月!ローヤルのお子様オードブル
3月といえば卒業・進学シーズンですが、今年は2月末から続く休校で、お祝い事も縮小ムードですね。そんな中、外食や宴会は難しくとも、大切な節目・晴れの日をご自宅でお祝いしてほしいと、ホテルローヤルさんがオードブルや単品料理の引き渡しサービスを始めました。 料理長の長内シェフが腕をふるう本格ホテルの味が、家庭で手軽に楽しめます。そこで、卒業でも進学でもありませんが、自宅にこもって(散歩くらいはしますが)毎日退屈そうな息子のために、筆者も子供向けオードブルを注文してみました! 1、注文は前日の13時まで。電話で予約できます→ TEL 0142-23-4888 2、受け取り方法は、斬新な「ドライブスルー方式」。フロント正面駐車場で、車に乗ったまま、お料理を受け取ることができます。 前日に予約を入れ翌日。予約時間に、ローヤルの正面玄関にやって来ました。車内で待っていると・・・ スタッフの方がお料理を持って来てくださいました。雪の中、ありがとうございます! 車から出ずに、受け取り〜支払いまで乗車したまま、とってもスムーズでした。早速、自宅で息子と「休校おつかれ様ホームパーティー」を開きました。 「わあ〜!!」と喜ぶ息子。エビフライ、ハンバーグ、唐揚げなど、子どもが好きなメニューがいっぱい。その上、一品一品が本格ホテルの味。大人も大満足です!! ずっしりと大きいハンバーグ。本格ホテルの濃厚なデミグラスソースがたっぷり 特製フランクフルトと懐かしのタコさんウインナー とっても楽しいひと時でした。こういう「お楽しみ」は大切ですね!オードブルのほか、一品料理も色々あるので、お祝い事はもちろん、ちょっと贅沢なご飯を食べたいときにも便利だと思います。 内浦湾産タコのカルパッチョ(一人前500円)注文は2人前から 1日6台限定、特製シフォンケーキ(3500円) 皆さんもお家で素敵なパーティを楽しんでくださいね! ホテルローヤル 北海道伊達市末永町33-3ホテルローヤル 電話 : 0142-23-4888 https://www.date-royal.com むしゃなび 近隣の気になるテイクアウト情報 詳細はお店に直接お問い合わせください。 自家製ソーセージの「バイエルン」(壮瞥町)期間限定オードブル(4月上旬まで) この投稿をInstagramで見る 【期間限定オードブルのご案内】 今日から2月、さてさて、当店では本日より4月上旬までの期間限定でオードブルのご注文をお受けしております(写真) メニューのご説明 ●海老フライ ビッグサイズの有頭ブラックタイガーを細かく砕いた生パン粉で揚げてます 自家製タルタルソース付き ●蟹身とスパゲッティのグラタン 当店でも人気のクリーミーなグラタンをミニサイズで ●茹で玉子の濃厚マヨネーズ 黄身の部分を裏ごしして味付け クラッカーやパンに塗っても最高です 卵仲間のイクラもトッピング ●スモークサーモンのマリネ スライスオニオンと共にサッパリと ●自家製型焼きソーセージ 発色剤や保水剤などの化学添加物を使用せず、ハーブ、スパイス、岩塩で作ったソーセージ生地を食パンのような形の型に入れ低温でじっくり焼きました ●ザワークラウト ソーセージのお供と言えば、こちらのドイツのキャベツのお漬け物 ●柔らか鶏胸肉のコンフィ 壮瞥産りんごのソース添え ヘルシーな鶏胸肉にオリーブオイルとハーブを加えて真空パックにして低温調理。しっとりしたお肉に地元そうべつ産りんごのソースが◎ ●ポテトサラダ アンチョビ&ガーリック風味 アンチョビの塩気とニンニクの香りがやみつきになるポテトサラダ 以上、 どれもビールやワインにぴったりな、ちょっぴり贅沢な大人の8品です ✨ ★3人前からのご注文で、 価格は1人前¥1150 (8%税込 ¥1242 ) となります 。 ★配達はいたしておりません。毎週水曜は定休日です。 全て店頭でのお渡しのみですのでご注意下さい。 ★最短で、受け取り日の3日前のPM3:00までにご注文いただければ、ご用意が可能です。 例 ) 2月1日ご注文の場合、最速で2月4日にお渡し 但し、10人前からは5日以上前のご注文受付とさせて頂きます。 ★お問い合わせ、ご注文はTEL0142754088まで ★インスタグラムのDMでもお気軽にお問い合わせ下さい (ご注文は電話受け付けのみとなっております。ご了承下さい ) ★★尚、オードブルは期間中にあと2回メニュー内容が少し変化します! 3種類のオードブルを全てご注文されたお客様には、ささやかなプレゼントをご用意しておりますのでお楽しみに 長文を読んでいただき、ありがとうございました✨ ご注文、お待ちしております! @ restaurant_bayern_toyakoがシェアした投稿 - 2020年 2月月1日午前2時52分PST イタリアン「イルテット」(伊達)のテイクアウトメニュー窯焼きピッツア、前菜、ドルチェ https://date-iltetto.com/?p=256 3/14開催!ま〜の(室蘭)でグルテンフリー弁当予約販売(sora.caféコラボ) コラボ企画 グルテンフリーのお弁当をま~の監修(ってほどでもないけど )。天神町のソラカフェさんが製造。ま~ので予約販売致します こんな時だからこそ協力して楽しめる事をして行きたいと思います‼️#グルテンフリー #グルテンアレルギー #グルテンフリー弁当 pic.twitter.com/CjUcDuKbNm — グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨 ま~の (@yuririnmano) March 5, 2020
むしゃなび編集部
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06/28(金) 【あの人に会いに】納得いくまで突き進む [あいなさん / 壮瞥]
『臥薪嘗胆』 ―目的を遂げるために苦心し、努力を重ねること。 「曲がったことが嫌い。 筋を通して生きるって言う事と、 根拠のない自信はどこかにある ってスタイルで生きてきたかも」 【あの人に会いに】vol.4 今回は、『美容室AINA.』こと あいなさんにフィーチャーします。 美容師で、東京のど真ん中へ あいなさんは壮瞥町出身。中学生の頃には既に美容師になることを決めていました。「子どもの頃から髪をアレンジするのが好きでした。美容師になるなら東京!と、もう東京しか見えていなかった」 高校卒業後、東京の美容専門学校に進学。卒業後に短期間メイクの学校に通った後、銀座の美容室に就職します。場所柄、メインとなる業務は夜職のママたちのヘアセット。しかし、あいなさんには目指していたところが別にありました。 「憧れていた有名な美容室が、原宿にありまして……」 何事も中途半端が嫌いで、せっかくやるなら一番いいところまで行きたい、という気持ちが強いあいなさん。東京まで出てきたなら、美容師になったなら、”ここまで行きたい” そう思うところがありました。 「その頃の流行がビビットカラー。髪の毛しましまにしたりとか、オレンジ・金・緑って3~4色いれたり、刈り上げたりとか。そんなデザインが好きだったし、その人たちと働きたいなって」 憧れていたものの、ほとんどが新卒採用のみの業界。しかしある時、その憧れの美容室で中途採用枠が出たのです。 「働いていた銀座のお店の先輩が、『あんたなら受かると思うよ』って背中を押してくれたの」 先輩の一言が支えとなり、採用試験を受けることを決意。面接のたびに毎回ヘアスタイルを変えるなど、努力とアピールを惜しみませんでした。 その結果、たった2名の枠で採用!めでたし……かと思いきや、”中途半端が嫌い”なあいなさん、この狭き門の合格を勝ち取ってもなお上を見ていました。配属が決まった店舗では納得できず、一番の有名店である原宿店で働きたい!と入社直後から直談判します。 「今思えば本当にただ生意気……普通はあり得ない、ダメなんですよ、そんなの。でも、ど~しても、ここでは気が済まない!と猛アピールして。憧れのスタイリストが在籍する原宿店に行きたい!と」 その熱意が伝わり、なんと入社後たった3ヶ月で原宿店へ異動が叶います。一流スタイリストはもちろん、アシスタントですらファッション誌に載る人が沢山いるようなお店です。 「下積みですね、がむしゃらに練習してた。仕事終わってから練習して、練習後にモデルハントして(街中で自分のスタイリング練習のためのモデルを探す)、レッスンノート書いて、デッサンして、って寝る暇なく」 結果として、アシスタントの中でも一握りの人しか就くことができない、トップスタイリストのアシスタントにまで辿り着きます。 「おかげさまで、全部見させてもらいました。ファッション誌の撮影現場とか、早朝から撮影の下準備させてもらったり……」 業界の第一線でアシスタントとしての全てを経験することができました。その後ジュニアスタイリストになり、このまま順調に美容師の道を進むかと思いますが……ここで驚きの方向転換に至ります。 諦めきれず、歌の舞台へ 「歌も諦められなくて」 実は、子どもの頃から歌が大好きだったあいなさん。歌の道を進む事を決意します。 「みんなと歌いに行くと楽しくて、やっぱり歌でステージに立ちたいなって」 ここでも、やるならいいところまで行きたい。歌をやると決めたなら、芸能事務所に入るところを目指します。 とはいえ東京で音楽をやっていたわけではなく、ゼロからのスタートでした。 「はじめは仲間探しから。音楽スタジオに行って掲示板のビラを見て……スマホも無い時代だから!!男性ボーカル希望って書いてあるバンドにまで電話して、まず一回練習入らせてくださいって。そうしたら女性だけど気に入ってくれたんだよね」 音楽の好みや雰囲気が合っていたロックバンドに加入し、そこで長く歌っていくこととなります。 お昼は美容師、夜は夜職の方々のヘアメイクに戻り、そして時折ライブハウスでライブをする生活を送りました。活動を続けるうちに事務所からオーディションの話も来ましたが、バンドに愛着があったあいなさんは、ボーカルのみのオーディションを受けられなかったと言います。「このバンドで音楽をやっていたい」と、活動を続けました。 地元・壮瞥で繋ぐ、ご縁の美容室 精力的に音楽活動を続けていきましたが、ハードな生活に不摂生。とうとう身体を壊してしまい、音楽の道は夢半ばで終わりを迎えます。 療養のため一度北海道に帰るも、再び東京に戻ったあいなさん。そしてご縁があり、30歳のときに出産。転機は子どもが2歳になるとき。シングルマザーとなり、壮瞥町に戻ることを決めました。 「東京に居たいと思っていたけど、ひとりで育てるには厳しくて……選択肢が無かった」 あいなさんのご実家は壮瞥町。祖父の代から商店を営んでいました。もちろん、町での知名度はバッチリです。 「育った環境上知っている人も多いから、肩身狭く感じていたというか……。周りの目があるから、娘としてもママとしても、ちゃんとしなきゃ、みたいな。自由にいられないなと」 窮屈さを感じていたあいなさんが、壮瞥町をまた好きになっていけたのは、人との出会いが大きかったと言います。 「本当に、ママ友と、この美容室のゆみさんとの出逢いだね。この方達がいなければ、壮瞥ではやっていけなかった」 美容室AINAとしてオープンした今の美容室は、元はゆみさんという別の美容師さんが営んでいたお店でした。あいなさんは壮瞥に帰って来てから、ゆみさんの美容室に通っていたそうです。 「ゆみさんは、子ども共々お世話になった人」 大切な人からのバトンを繋ぎ、生まれ故郷の壮瞥町でお店を開くこととなりました。 「洞爺湖が好きで、温泉街でお店を開きたいと思っていて……まさか壮瞥でお店をやるとは思ってもみなかった。でも、ゆみさんへの想いとご縁でここで始めて、本当にたくさんの人からずっと応援してもらっているなって」 お店のオープン時には沢山のお花が届き、多くの人に支えられていることを実感したそうです。お店のインスタグラムには感謝の言葉がずらりと綴られています。 これからは”健康” のことを伝えていきたい 2024年3月に無事にお店をオープンしたばかりですが、今後はどんな展望があるのでしょうか。 「自分自身、身体を壊したことから健康オタクで。東京の時だけでなく、北海道に帰って来てからも身体に出て。骨盤が痛くて眠れなかったりとか。自分の身体の不調は、息子にも悪影響。本当にボロボロで……40歳まで生きられないかも、そしたら息子はどうしようとか、ずっと不安に思っていた」 今のエネルギッシュなあいなさんからはとても想像ができませんが、疲れが取れない、アレルギー、痛みからの不眠、等々……様々な身体の問題に悩んできたそうです。ヨガ、体操、骨盤矯正、とにかく端から端まで色々なものを試し、最終的に辿り着いたのは『栄養学』。独学で勉強、更にオンラインで先生と学んでいるそう。今後はしんどそうな悩める女性を助けていきたいと考えているそうです。 「中途半端が嫌いと言いつつ、方向転換してきているから中途半端になっていたと思うこともあるし……自分に自信が持てなかったときもある。けど、その時その時でがむしゃらにやってきたから、全て無駄にはならずに今に繋がっていると思う」 美容師も、歌の道も、本気で全力で突き進んだからこそ辿り着いた”今”のあいなさん。 悩める女性の皆さんは特に、パワフルなあいなさんにぜひ一度会いに行ってみてください! 美容室は壮瞥町役場 山美湖 の目の前というわかりやすい立地!美容室のご予約は電話とインスタグラムのDMで受け付けています。 美容室AINA 営業時間:月~金 8:30~18:00 / 土 8:30~17:00 定休 :日曜日&第1・3月曜日 電話 :0142-66-2527 場所 :壮瞥町滝之町284 (壮瞥町役場 山美湖の前)
misaki
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10/21(水) 木村ツヤさんの自由な手仕事!矢野農園直売所
新鮮な野菜が並ぶ伊達市内の直売所の一角で、遊び心いっぱいの手仕事に出会いました。和服やカヤ布でひとつひとつ手作りされた作品は、タコにイカ、ワカサギ、野菜、動物、どんぐりなど、カラフルで個性的な色遣いと、生き生きとした表情が印象的です。 野菜と並べて置いたらこの通り。本物と間違えそうなほどピチピチ! これらの作品は、甘くておいしいとうきびで知られる末永町の矢野農園直売所に置かれています。作者は近所に住む木村ツヤさんです。 木村さんは古い着物をもらったり、自分で集めたりして、オリジナリティあふれる手芸作品を制作しています。もともと布が大好きで、布を見るとイメージが浮かぶといいます。「着物でも、私はジョキジョキハサミを入れちゃうんだよね。このカボチャは布団をほどいて作ったの」 津軽出身の木村さんは、5人きょうだい唯一の女の子で、子供の頃から手芸好き。ミシンが得意で中学生の頃には、お兄さんたちのスボンの裾を当時流行っていたラッパズボンに直してあげていたそうです。 茅葺き屋根のミニチュアや割烹着、リンゴなど、故郷・津軽にちなんだ作品も置かれています。若い頃には編み物教室や手芸教室に行ったこともあったそうですが、「教室では決まった型は教えてくれるけど、自分で作りたいと思うものは教科書に載っていないし、教えてもらえない。だから自分で工夫して作った」と話す木村さん。 骨まで布で再現! 今のような手芸作品を作るようになったのは、10年ほど前から。その少し前から矢野農園の直売所を手伝うようになり、ある日、矢野さんに作品を見せたところ、店に置いてみたら、と言われて作品を並べるようになりました。次第に作品の数も増え、お客さんの間でも評判に。 最初の作品「ワカサギ」。小さなワカサギをたくさん連ねた細々と可愛らしい壁掛けです。 過去の作品より。上は鬼の夫婦! ユーモラスな表情が好評ですぐに売れてしまいました。 色とりどりのどんぐり。カサは北海道神宮で拾った本物。ひとつ50円。 縁起物の唐辛子。ひとつひとつ、布で作られています。自由な発想と独自のセンスに驚くばかり。旦那さんには「こんな色ないだろ」って言われるんだけど、と笑って話していました。 木村さんが親しみを込めて「かあさん」と呼ぶ矢野農園のおかみさん、矢野知子さんは、毎年7月下旬から11月初旬まで直売所を営業しています。甘いとうきびと知子さんの明るい笑顔を楽しみに、長年の常連さんが代わる代わる立ち寄ります。夫の孝男さんは88才で現役農家。たくさんある畑のうち、多くは人に貸すようになりましたが、今でも3町歩近くはとうきびを栽培しているそうです。 矢野農園のご主人豆よりをするおかみさん秋の野菜がたくさん!矢野農園直売所 矢野農園といえば、甘くて美味しい名物「ゆできび」! 茹で上がりを塩水にくぐらせて、あついうちにラップで包みます。こうすると実にシワが寄らず、冷めてもシャキシャキのゆできびになるのです。仕上げに爪楊枝をさすのが矢野さん流。食べるとき歯に挟まるからと、お客さんを思っての心遣いです。 「作品を人に見てもらい、手にとってもらえるのは、場所を提供してくれた矢野さんのおかげ。本当にありがたいです」と話す木村さん。直売所内の展示スペースは、矢野さんと木村さんの出会いから生まれた、ぬくもりあふれる小さなギャラリーです。そこに並ぶ自由で楽しい手仕事作品は、まさに、暮らしの中から生まれたアート!生き生きと輝いていました。 店舗情報 矢野農園直売所 北海道伊達市末永町175 営業期間 7月下旬〜11月10日ごろまで 木村さんの作品は小さいものは50円〜。シャケなど大きな作品は4000円前後です。 ※記事の内容は取材時の情報です(取材2020年10月)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/10(火) 市内なのに遠出した気分になるお蕎麦屋さん。里の茶屋 風土
伊達の中心から壮瞥方面に車を走らせること10分くらい。遠くに来たわけじゃない(むしろ近い)のに、空気が違うんですよね。ここにくると!振り返れば畑が広がっている・・・「里の茶屋」という名前が本当にぴったりな、のどかな場所にあるお蕎麦屋さんです。今日は期間限定のまぐろ丼を食べに来ました! あ、小上がりが椅子席になってますね。こちらのお店は、築120年の古民家を改装した建物。上を見上げると太〜いハリが渡っていて、とっても落ち着く雰囲気。来たー! まぐろ丼と蕎麦のセット。蕎麦は冷たいのか温かいのか、選べます。1500円。 福岡から取り寄せた本マグロ!はーー新鮮っ!お刺身さいこう!ご飯もツヤツヤ、モチモチ。ご主人自慢のお蕎麦。まぐろ丼か、蕎麦か。どちらからいくかあわてちゃいますね笑。さっぱりした出汁と、細めの蕎麦のすっきりしたのどごし。ふんわり香る上品な蕎麦です。 肌寒かったので温かい方にしましたが、やっぱり冷たいほうにすればよかった!温かいのももちろんおいしいですよ!でも信州出身のchはおいしいお蕎麦はだんぜん、冷で食べたい、と思ってしまうんですよね。そして生湯葉の刺身。こういうの目にとまると頼まずにいられません!古民家で味わうお蕎麦と本格和食に大満足のランチタイムでした。建物も素敵だけど食事も安定のおいしさです。 まぐろ丼は期間限定なのでお早めにどうぞ! 以前ご紹介した牡蠣蕎麦もまだメニューに出ていました。こちらも同じくお早めに。 https://so-ra-mi.jp/archives/4174 里の茶屋 風土 伊達市西関内町316-1 tel 0142-25-4698 open 11:00〜14:30 / 17:00〜 closed 木曜(祝日は昼のみ営業) 最新情報はこちら!
むしゃなび編集部
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05/21(金) “納豆デザート”は4代目社長の粘り強さと愛が生んだ!(有)伊達納豆さん
北海道糖業への道をまっすぐ走り、そこを通り越して300mほど走ったところ、「え!?こんなところに?」という場所に(有)伊達納豆さんはありました。 創業76年。なんと、終戦の年に初代の店主は海岸近くの西浜町に納豆屋を作りました。その時の名前「大友納豆製造所」は、今も伊達納豆の看板の下に残されています。1代目はわずか1年足らずで店を閉め、その後、2代目が「伊達納豆」と社名を変えて事業を引き継ぎ、その後現在のところに引っ越されました。 30年前にお嫁にいらした詠子さん。その時は3代目(旦那様のご両親)を見様見真似で家業を手伝っていたそうです。そして、4代目の旦那様の代になり、夫婦で仲良く続けてこられましたが、残念なことに3年前に旦那様を亡くされてしまいました。 それからはもう無我夢中。寝ても覚めても我が子のこと(納豆さん)で頭が一杯!どうしたら美味しい納豆ができるか?今でもそれしか考えていないとおっしゃっていました。 ものすごい納豆愛です♡ この大きな鍋で大豆を蒸します。 こちらは麦入り納豆を作っているところ。まだ発酵前の状態です。 容器に詰めたら、この機械に入れて発酵させます。 小さな工場で、全て丁寧な手作業で作られています。なので、大量生産はできません。 私はこちらの3点を購入しました。上の二つは、いつもスーパーマーケットで購入しています。でも、工場で買うと美味しさが増す感じがするのは、作り手の顔が見えるから。 「ん? デザート!?」 反応された方、さすがです。びっくりしますよね。納豆がデザートになるなんて。 これこそ、旦那様亡き後に4代目社長として会社を受け継いだ 大友詠子さんの粘り強さと愛が生んだ一品なのです。 パッケージを開けると、まさしく黒豆納豆が出てきます。これに備え付けの黒蜜をかけていただきます。 本当に美味しい!めちゃくちゃ美味しい! 次回は必ずアイスクリームと共にいただきます。トルコアイス風になりそうです。これ、本当に食べてみて欲しいです。 そしてもう一つのビックリは…。実は“伊達納豆”黒豆納豆はあのウィンザーホテルさんの朝食に提供されているのです。なんと、料理長自らが覆面調査で味を確かめにいらして採用されたと言います。立派なお墨付きですね。このウィンザーホテルさんの朝食で提供されているものと同じものは、こちらの店舗でのみギフト用としてセット販売されています。 そう。ここだけで手に入る品物です。 ほかにもこんなラインナップ♪ 大豆は外国産もありますし、伊達産もありますが、豆の品質にはとことん拘り、製品になるまでの工程では、可愛い我が子の様に大切に大切に扱われています。 それと、もう一つの大きなこだわり。 それは、「大豆そのものを味わっていただきたいからたれを備え付けていないこと」だそうです。稀に「たれを入れ忘れている!」とクレームが入ることがあるそうですが、きちんとした理由があるのですね。大豆の味を何よりも大事にしている自信の現れでしょう。 詠子さんのおすすめのいただき方は、「出汁が入っていない普通の醤油だけか、オリーブオイルと塩」だそうです。オリーブオイル+塩との組み合わせは、私のおすすめでもあります! 是非お試しあれ。 アイデア豊富な詠子さんは、今後の計画への想いも色々お持ちのようです。そのお話は、是非店頭で直接伺ってみてくださいね。 最後にお客様にお伝えしたいことはありますか?と、お聞きしてみました。 「納豆は安心して召し上がっていただける安全な食品です。もっと、気軽に毎日の食卓に上らせてあげてください。 皆様にも納豆パワーで健康に美しくなってほしい」 つやつやの優しく気さくな笑顔で、4代目大友詠子さんは突撃取材で訪れた私を見送ってくださいました。 有限会社 伊達納豆伊達市館山下町1-68電話 0142-23-2648WEBショップ https://datenattou.stores.jp/ *水曜日〜土曜日 七飯町 勝田商店さんの手作りとうふ・揚げ・おから・湯葉なども販売しています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューほか変更になる場合があります(取材2021年5月)
Rietty
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04/22(水) こんがりドライフルーツのピザ &タピオカ。大滝テイクアウト情報
大滝でテイクアウトした美味しいものをご紹介します。三階滝公園前のグランパスドリームの、ドライフルーツのピザ(800円)!たっぷりのドライフルーツ&ナッツをチーズと一緒に焼き上げた、おしゃれな一品です。ナッツの食感とフルーツの優しい甘さ、チーズのコクが合わさって美味しい〜! ふっくらと香ばしく焼けた生地の間には、さっぱりとしたいちごソースが。スイーツ系ではありますが、甘ったるくないので、食事やワインのおつまみにも合いそうです。ドリンクはいちごみるくタピオカ。ちょっと懐かしい感じの優しいいちごみるく味でした。 グランパスドリームでは、外出自粛の続く現在(2020年4月)、平日の営業時間を11時〜15時に短縮して(土日祝は17時まで)テイクアウトを中心にオープンしています。メニューはピザやパスタ、自家製ソフトクリームなど。詳細はこちらからどうぞ→ http://www.date-bussan.info/data.php?id=1033&kid=7&ksid=37 お庭ではヤギさんが草を食んでいます。 グランパスドリーム 北海道伊達市大滝区三階滝町177-2 月〜木 11:00~15:00 土日祝 11:00~17:00 定休日 金曜日 予 約 0142-68-5300 https://grandpasdream-ootaki.jimdofree.com ※ 食事メニューのテイクアウトは注文から出来上がりまで15分程かかります。お急ぎの方は事前に電話予約するのがおすすめです。 掲載時点での情報です。メニュー、サービスなど変更になることがあります。
むしゃなび編集部
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06/10(月) 室蘭のお店ほうもん。パティスリー ジョワジョワ
室蘭の気になるお店を訪ねる「お店ほうもん」。 今回は、キュートな顔のエクレアに、ひとめぼれ・・・! かわいい&おいしいケーキ屋さんに行ってきました。 八丁平の閑静な住宅街に昨年オープンしたPatisserie joie joie(パティスリージョワジョワ)。三角屋根にレンガ色の壁が目印のお店です。 ショーケースをのぞくと、まるで宝石箱のよう・・・!! 色とりどりのケーキが並んでいました。中でも目を奪われるのは、ケーキのいちごやエクレアに描かれた愛嬌のあるお顔。よ〜くみてみると、ひとつひとつ、みんな表情が違うんです! 店主の菊地可苗さんは室蘭市内の洋菓子店で12年ほどの修行を経て、昨年11月にお店をオープンしました。洋菓子の世界に入る以前は、病院で事務職に就いていたそうです。 お菓子づくりが好きで、つくっては家族や友人に食べさせたり、職場へ持って行っていたそうですが、これが看護師さんたちに大好評。 その後、本格的にお菓子づくりの道を志し、「ここで働きたい!」と惚れ込んだ菓子店に弟子入りしました。 店主の菊地可苗さんと夫の亮兵さん 昨年、ジョワジョワを開店するにあたり、夫の亮兵さんは会社を退職し、夫婦で厨房に立つようになりました。退職前は洋菓子とは全く異なるIT系のお仕事をしていたそうですが、亮兵さんが担当する「キッシュ」は、現在ジョワジョワの人気商品のひとつとなっています。 ケーキは定番のラインナップのほか、季節ごとに限定メニューも登場し、合わせて17種類ほど。 愛らしくてちょっとユーモラスなイチゴの顔や、店内のカラフルなイラストは、全て菊地さんが描いたものだそうです。子どもが多い地域ということで思いついたそうですが、子どもだけでなく、大人だってときめいてしまいますよね! さてさて、たくさんのケーキの中から迷いに迷って、選んだのがこちら。 中央手前から時計回りに、 いちごタルト・・・フレッシュなイチゴたっぷり! 上から下までおいし〜い、しあわせタルト。夏場は伊達産の「すずあかね」を農家から直接仕入れて使っています。 タルトシトロン・・・爽やかな甘さの中にレモンの酸味とほのか〜に苦味が香るちょっと大人なタルト。 鬼ザラロールカット・・・純度が高くキレのいい甘さが特徴の「鬼ザラ粉糖」を生地とクリームに使用したロールケーキ。ふんわり&しっとり! キッシュ・ロレーヌ・・・グリエールチーズ、ベーコン、ほうれん草が入ったキッシュ。ケーキ屋さんには珍しい軽食メニュー。 ふわふわメレンゲとレモンの風味がたまらない「タルトシトロン」。 フルーツの弾けるようなジューシーさ、クリームの濃厚な味わい、生地のふんわり感・・・素材の風味や食感が口の中でおいしいハーモニーを奏でます。 菊地さんにこだわりを伺うと、 「味の組み合わせやバランスにこだわって作っています。」 とのこと。 例えばフルーツ、ジャム、ナッツ、チョコレートなど様々な素材がありますが、それぞれの組み合わせ、また分量の微妙なバランスによっておいしいケーキを追求しているそうです。 そんな職人のこだわりを感じる一品がこちら! 手前が「エクレア・いちご」、奥が「エクレア・キャラメルアーモンド」。 見た目の可愛らしさもさることながら、パクッと食べれば素材の絶妙なコンビネーションを楽しめます。 ほかにもプレーンやカフェなど、いろんな種類のエクレアがありますが、開店以来根強いファンが多く、エクレアばかり買って行くという常連さんも多いそうです。 実は皮にも秘密があって、バター多めの配合にすることで、少しもっちりした食感に。こだわりと技の詰まったおいしい「作品」なのです! 「 joie」 (ジョワ)とはフランス語で「喜び」を意味するそうです。 その名の通り、見て食べて、「喜び」が心いっぱいに広がるお菓子だなあ・・・! と感じました。 最近ではキッシュ担当のご主人が、菊地さんの指導で少しずつタルトなどお菓子のレパートリーを増やしているのだとか。キッシュの方も今後ラインナップが続々と増えてゆく予定だそうです。 みなさんも、キュートな表情のお菓子たちに会いに八丁平に出かけてみては。 ホールのケーキ&キッシュも人気です。予約いっぱいなこともあるので注文はお早めに! Patisserie joie joie 北海道室蘭市八丁平3丁目38−5 営業日 水〜日 11時〜18時(不定休あり) 定休日 月・火 TEL 0143-50-6309 ブログ 毎月の営業日・最新情報はフェイスブックでご覧ください。 https://www.facebook.com/Patisserie-joiejoie-899773823541805/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/31(火) 布製手作りマスクをお譲りします!社協
配布は終了しました。どうもありがとうございました。(4/15追加) 伊達市社会福祉協議会からの情報です。 3月末に市民から匿名で社協に動物やキャラクターがプリントされた布製の手作りマスク(20ヶ)が送られてきました。マスクには「必要とされる方のもとに届きますように」とメッセージが添えられていました。寄付者の意向に沿い、希望される伊達市民に無料でお譲りいたします。数に限りがございますので、希望者は社協にご連絡の上、来局ください! 電話 (0142)22-4124住所 北海道伊達市松ヶ枝町59-4ホームページ http://www.date-shakyo.or.jp なくなり次第終了となります。心のこもった手作りマスクが、必要な方に届きますように!(編集部)
むしゃなび編集部
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09/10(金) パンの店コスモス「えったまパンフェア」農福連携&フードロス削減に取組み
伊達市松ヶ枝町の「パンの店コスモス」で開催中の「えったまパンフェア」に行ってきました。 以前、特集で取り上げた伊達のブランド玉ねぎ「えったま333」を使用したオリジナルパンを販売する企画で9月30日まで開催予定です。 焼き上がり時間に合わせて伺うと、パンのいい匂いがお店いっぱいに広がっていました! 真ん中のテーブルには「えったまパン」がずらり。 形も味も様々な6種類が並んでいます。 社会福祉法人コスモス21ふみだすが運営する「パンの店コスモス」では、季節ごとに様々なパンフェアを開催していますが、今回の企画は「農福連携」の取組みの一環として初の企画となりました。 もちもち!えったま食パン。トーストしてもおいしい 一番人気のカマンベールオニオン 伊達の温暖な気候を利用して、越冬栽培で生産される「えったま333」は、ビタミンCや抗酸化力が高く、糖度も高いおいしい玉ねぎです。6月〜8月に収穫期を迎えます。 今回着目したのが、その「規格外品」。 農家さんが大切に育てた玉ねぎのうち、生産量の10%〜20%は規格外として堆肥になってしまうそうです。規格外といっても、形は不揃いですが味に変わりはありません。 そこで規格外品を仕入れて活用することで、「地産地消」に加え「フードロス削減」にも貢献できるという観点から、西関内の矢野農園、上長和の恵まれファームとの連携が実現しました。 ふみだす作業所での皮むきの様子 実を傷つけないよう、慎重にむきます 7月下旬から「ふみだす」で皮むき加工の作業が始まりました。納品先は洞爺湖温泉のホテルです。ホテルから農家へむき玉ねぎの注文が入り、それを受けてふみだすに玉ねぎが届けられ、皮むき加工をして業者がホテルに収める、という「循環の輪」が出来上がり、スムーズな連携が行われているそうです。そして8月下旬から「パンの店コスモス」でのパンフェアがスタートしました。 左:パイ生地とえったまが相性抜群!ソテードオニオンパイ。右:春のパンで好評なカマンベールチーズのえったまバージョン 所長の廣澤さんに伺ったところ、 「私たちの理念のひとつに『利用者さんの社会参加』があります。 皮むき加工とパンづくりによって、玉ねぎを介した地域の人たちとのつながりができ、スタートできてよかったなと感じています。 利用者さんもやりがいを持って取り組んでいるようでとても嬉しいです」 と話していました。 玉ねぎ型がかわいい、えったまちゃん えったまパンはパン工房の職人さんがレシピを考案。玉ねぎは茶系なので、特に苦労したのは「見栄え」だったそうです。 試作を繰り返し、美味しくて見た目にも個性的なえったまパンが誕生しました。 今月30日まで開催中です。ぜひ味わってみてください! パンの店コスモス 社会福祉法人伊達コスモス21ふみだす内 北海道伊達市松ヶ枝町59-4 営業時間 10時15分〜17時 定休日 木曜・日曜・祭日 電話 0142-25-0022 https://mushanavi.com/specials/7710/
むしゃなび編集部
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08/28(日) 「またたび文庫」の羽地夕夏さん(羽ちゃん)〜人の心に風を送る人〜
嵐ではない。 そよ風でもない。 ヒュン!と人の心に風を送り。 ハッとさせてくれる人だと思いました。 ひさびさに「いいものみつけた!」という気持ちにさせてくれた人。 と、失礼な書き方をしましたが「なんて素敵な人なんだ!!」という意味です。 そして、実際には見つけたというよりも、出会いのきっかけは若い友人からの紹介でした。 ただその時には、羽ちゃんはその「光」を見せてはくれませんでした。 沖縄の人らしいのんびりした感じの印象。 表面的に溢れ出すオーラで、その存在の凄さを隠せない人はいますが、羽ちゃんはそういうタイプではないように見えました。 決して隠しているわけではなく、あくまでも自然体で、自分をそれ以上にも以下にも見せない人でした。 それがもう、話してみてビックリ! さらに彼女の書いたものを読んでみてビックリ! https://www.instagram.com/matatabibunko_hon/ ↑本の書評や所感などを書いています。 こちらを読むと、只者ではないことが分かります。 ということで、今回は白老を本拠地に移動本屋「またたび文庫」を展開している羽ちゃんこと羽地夕夏さんを取材させていただきました。 この日、またたび文庫は、白老の子育てふれあいセンター「すくすく3・9」の森のカフェイベントに参加されていました。 庭が森になっているそこには、小さい子を連れたお母さんや、地域の方々が来場者となって訪れていました。 その脇にあるニッセの小屋では、地元の店「カイザー」さんが珈琲を落としていました。 「すくすく森のカフェ」は、手作り感溢れるあったかい和みの空間でした。 そんな雰囲気の中で出店されていた、またたび文庫の羽地夕夏さんは、沖縄県読谷村出身の24歳。 大学で国際政治を学び、卒業後は東京の出版会社の営業を1年経験されました。 その後、2022年5月より白老町の地域おこし協力隊員として活動をされています。 「本は子供の頃から好きでした。学生時代は古本屋巡りが好きでした。何かを調べたい時は必ず本。ひとつのテーマについて深く知りたいときは、本を探して読みます。」 何故白老だったか 白老に来たきっかけは、先ほどお話しをした共通の若い友人でした。 それは羽ちゃんが大学4年生の時、初めてその友人に案内されて白老の森を歩き、すっかり白老の自然に魅せられました。 「それまでの人生では森歩きをしたことってなかったんです。」 同時期に読んでいたのはアイヌを題材にした小説「熱源」。 沖縄とは全く異なる北海道の自然への興味、アイヌ文化への関心も後押しをして、白老移住を決めたそうです。 そして実際に移住をした白老は期待通りだったと言います。 またたび文庫の誕生 「人口1万6千人の町 白老の文化拠点として、本屋をつくりたい。」 〜という想いで羽ちゃんは移住後、ほどなくして始めた 古本メインの移動本屋(新刊も1割ほどあり) 「またたび文庫」を立ち上げました。 マタタビといえば、あの齧った猫が恍惚状態になると言われる樹木の名前です。 「初めて北海道を訪れた時、森で初めてマタタビを口にし、とても美味しかったのです。これが猫もうっとりするというマタタビの木の実か!!」と。 きっと、その実は熟したオレンジ色をしていたのでしょう。 ほんのり甘いマタタビは、アイヌ文化史にもたびたび登場し、現代でも果実酒にして薬効を得るなど様々な利用法があります。 そしてまた。 羽ちゃんが好きなアーティスト奥田民生のCDにも「股旅」というタイトルのものがあるそうです。 こちらは旅のうたですが…。 旅先だった北海道に移住した羽ちゃんにとって、「またたび」という響きには特別な想いがあるのでした。 ところでこの日、鮭の木箱に入れて持ってきた本は100冊くらいでした。 「在庫はどのくらい持っているのですか? また、ここに持ってくる時の選書の基準は何でしたか?」 「在庫は2000冊くらいです。今は主にイベント出店という形で販売をしているので、出店するイベントの趣旨や、集まるであろうお客様の層を考えて、その志向を想像しつつ選書しています。今日は子育てイベントですので、お母さんが読める本・子ども向けの本をご用意しました。コンセプトは日と場所によって変わり、持ち歩く本も変わります。冊数もあえて少なくしています。」 この選書のセンスがまた抜群です。 ただの勘ではなく、自分のお客さまになりうる層をしっかりと分析しているようです。 それが証拠に、いらっしゃったお客様の年代・会話・購入された本などの記録をされています。 入れ替わり立ち替わりお客様がいらしたことと、雨が降り出したことでじっくり本を選ぶことができなかったのですが、どれもこれも気を惹くものばかりでした。 筆者の図書館司書の友達が、いたく褒めていたのが納得でした。 本へのおもい 「ところで何故、古本をメインにしているのですか?」 「一つには、誰かに大切にされていた本が次の人に回っていく循環に魅力を感じるからです。もう一つは、流行りものの宣伝にまみれた新刊書店より、ひっそりと本が積み上がっている古本屋での本との出会いの方が “ 自分の感覚で選んだ “という実感があり面白かった…という実体験からです。」 なるほど…。 ベースは大学生の頃の古本屋巡りだったのですね。 そしてこんな質問も〜。 「いちばん大切な本はなんですか?」 「いちばん長い期間、定期的に読み返している本は『星の王子さま』です。王子さまとキツネのお話しが大好きです。まわりの人やモノを大事にするとはどういう行為なのか、どんなふうに世界の見え方がかわるのか、美しい言葉で教えてくれます。」 筆者も遠い昔に読んだ本でしたが、このお話を伺い、また読みたくなりました。 羽ちゃんの言葉は、とても人を惹きつけ「読みたい!」気にさせてくれます。 ではもうひとつ。 少し難しい質問を投げかけさせていただきました。 「生き方を決定づけた本はありますか?」 「難しいですが…。平野啓一郎さんの『私とは何か 「個人」から「分人」へ』という本をあげさせていただきます。モラトリアム真っ盛りの大学生時代に読みました。自分のアイデンディティーは確固たるものではなく、他者との関係性の中でうまれる多様なものだという考え方に出会い、“ 自分とは何か?” という内向きの漠然とした悩みに対する執着がうすくなりました。」 う〜む。 深い…。 これもまた俄然読みたくなりました。 あらためて羽地夕夏という人 羽ちゃんはInstagramやnoteに本にまつわるいろいろを書いています。 その中から一部抜粋してみますね〜 『現時点のスタイル→本との一期一会の出会いの場をつくるというスタンスで、毎日本棚を入れ替える。POPをおくなどの装飾はとくにしない。自分の感性で本をえらぶという行為じたいを楽しんでもらいたい。。。と思いながら。』 こちらは移動文庫のスタイルのお話ですね。 おもしろい。 とにかく本と真摯に向き合っている。 そしてもう一話。 『〜前略〜「読書は人生に役立つのか?」というテーマに近づけたい。読書とは「自分で問いをたて、知識を得て、深めていく習慣」と定義してみる。特定のスキルや知識は陳腐化してしまう。だとしたら、せめて今の自分が本当に関わりたいものを、自分でえらべるようになること、ってすごく大事なのでは。。。読書が「自分のものさし」をアップデートしていく手段になるなら、「読書は人生に役立つ」と言えるんじゃ〜〜中略〜〜地理、社会、個人の思想を紐づけてみていくのは終わりがないから面白い。なんの役にたつかはわからないし、時間があるときのお楽しみになっちゃうけど。 今日もよい一日をおすごしください』 こちらは羽ちゃんの読書観。 と、こんな感じで羽ちゃんが発信するInstagramの書評や所感、あるいは考え方は、とてもグッとくる文章ばかり。 それでも物書きではなく、人や本との一期一会を大切にしたいと、売る側を選びました。 最後に地域おこし協力隊卒業後の構想を伺いました。 「拠点としての古本屋(店舗)を持ち、時々移動するというスタイルにしたいと考えています。 同時に、これから製本の勉強もする予定です。その後、絵本作りのワークショップを行ったり、出版のサポートもしたいと考えています。」 本を軸に活動の幅を広げていかれるようです。 今後の活動が楽しみです。 羽ちゃんの発する言葉ひとつひとつが筆者のこころに風を送ってくれた気がしました。 気がつけば秋。 読書を楽しみたいですね。 ―またたび文庫情報― クラウドファウンディングは2024年4月8日まで! 応援はこちらから。 白老でのおもな拠点は蔵、Haku hostel、観光協会(ポロトミンタラ)など。 出店予定は毎月更新されます。 営業時間は11:00~17:00 *出店予定は、Instagramにある月次予定表をご覧ください。 ・しらおい創造空間「蔵」 〒059-0906 白老郡白老町本町1丁目7-5 ・haku hostel+café 〒059-0905 白老郡白老町大町3丁目1-7 ・白老観光協会(ポロトミンタラ) 〒059-0902 白老郡白老町若草町1丁目1-21 Instagram https://www.instagram.com/matatabibunko_hon/ note https://note.com/matatabibunko/m/m10475c2e1abd?nt=magazine_mailer-2022-08-25 買取り情報
Rietty
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03/15(木) 室蘭鐡灯 TETTOらあめん
室蘭MORUEにある「鐡灯」に行って来ました。 初めてだったのでメニューに迷いましたが、 僕は有珠の「宇宙軒」の「激辛味噌ラーメン」が好きなので ついつい「鐡灯火鍋風」を食べてみたくなり、それを注文しました。 出て来たけど、見るからに辛そうー! 「辛さの中に味深い旨さ」と、なんか「蒙古タンメン中本」みたいな ことが書いてあったけどどうだろうか? うーん・・・ これは「辛い!」 味噌の甘みが組み合わさって旨味を醸し出しているが さすが「火鍋風」。 水をたくさん飲みながらでないとキツイ。(^^; 具は チャーシューの代わりに豚バラ肉。 煮卵がはいっていた。 麺は西山製麺のちぢれ麺。 スープは辛くてどうしても全部飲めなかった・・・ が、旨味が確かにあった。 今度は「麦味噌ラーメン」にしてみようっと・・・。 え? 「宇宙軒」の「激辛ラーメン」と比べてどうだったかって? 味噌が少し似ていると思ったが、 宇宙軒の激辛ラーメンの方はスープを全部飲めるくらい。 ということは宇宙軒のは「激辛」ではないんですね、やはり。 営業時間:11:00 - 20:00 年中無休 〒050-0075 北海道室蘭市中島本町1丁目4−4
むしゃなび編集部
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03/26(火) シマコさんの服づくり。「着物リメイク雛 Hina」
壮瞥町在住の佐々木志摩子さんは、大好きな着物をリメイクしてオリジナル服を製作しています。 もともとは自分で着るためにいろんな着物を収集していた佐々木さん。ある猛暑の年に夏用の着物をほどいてTシャツを作ってみたら、ものすごく涼しくて洗ってもすぐに乾くので繰り返し着ていたそうです。一昨年、自身のオリジナルブランド「着物リメイク雛*Hina」を立ち上げ、日常着やステージ衣装の制作を行なっています。アトリエを訪ねると、着物特有の色や柄が美しく、ゆったりと気持ちよく着られそうな洋服たちが並んでいました。 [gallery size="medium" ids="8233,8234,8235,8236,8237,8238"] 佐々木さんが服づくりで大切にしているのは、 体に対するストレスが少ないこと ホームクリーニングが可能であること 「既製服って、肩が張ったり、締めつけが気になったり、着づらいことが多くて。それにスタイルのいい人が着ればキレイだけど、みんなが同じような体型ではないでしょう? かっこよく見えて、お腹も隠れて着てストレスにならない! そんな服作りを始めました。」 素材は主に着物地の代表である「正絹(しょうけん。シルクのこと)」を使用しています。なめらかな肌触りで非常に軽く、美しい光沢のある素材です。コットンや麻と同じ天然繊維ですが、カイコが吐いた糸を原料とするシルクはタンパク質でできているので人の肌に近く肌ストレスがかからないと言われています。冷えとりやアレルギー対策、美肌効果などでも知られていますね。 アトリエの棚には佐々木さんが集めた色とりどりの着物がリメイクを待っています。アンティークの着物も多く、見ているだけで楽しくなります。リメイクする時には一枚一枚縫い目をほどいて布に戻してから、一度洗いをかけます。こうすることで、出来上がった後、自宅で洗濯など簡単にお手入れができるようになります。着物地は好きだけど、クリーニングが大変で・・・という方も気軽に楽しむことができますよ。 [gallery columns="2" size="full" ids="8239,8240"] 「着物ってほどくと一反の反物になるんですよ。ほどいているとね、その着物の時代背景が見えてくるんです。 この間、アンティークの長襦袢を ほどいていたら、 縫い針が出てきたんです。当時のものですから、真っ黒に錆びていて、びくともしませんでした! どれだけの月日を過ごして来たんでしょうね・・・。」アンティークの着物からできてきた当時の縫い針。佐々木さん撮影 なんとびっくりなエピソードですが、古い着物ではたまにあるのだとか。昔の暮らしに思いを馳せながら、丁寧にほどいて、洗って、どういう作品にするか考えます。着物特有の色合いや柄をどう生かすかが、リメイクの難しくも楽しいところ。平面で作って立体で着る着物を、もともと立体で作る洋服にすると、雰囲気がガラッと変わるそうです。 また、直線で布を裁つ着物と違って、洋服づくりでは「ハギレ」が出ますが、小さな布切れも佐々木さんは大切に取っておき、ちょっとしたアクセントやパッチワークに使用しています。 「昔は一反の反物を、赤ちゃんの時はおくるみにして、成長するにつれ子供の着物から大人の着物へと、同じ布を仕立て直したり染め変えたりして一生涯使ったという話を聞いたことがあります。そのくらい長持ちする素材なんですよね。 だから、運命を変えて洋服にしちゃったんだから、最後の最後まで大切にしてあげたいんです。」 佐々木さんの服づくりの原点は、子供時代。転勤族で道内のあちこちを移動した小学生の頃から、いつもお母さんの手作り服を着ていたそうです。 「子供のころ、既製服を着たことがなかったんですよ。いつも母に作ってもらっていました。当時、キャラクターものが大流行していて、私も着てみたかったんだけど、買ってもらえなかったの。持っていないの私だけでしたね。 玩具もあまり買ってもらえなかったから、着せ替え人形「スカーレットちゃん」の服を小学1〜2年生の頃から、自分で作っていました。 大作だったのは、ドールハウス! ギフト用のウイスキーの箱を、中身を取っ払って、折り紙でカーテンを作ったり、持ち手までつけてね。我ながら本当によくできていました(笑)」 テーブルの上にはお手製の胡桃ゆべしやパン。いい香りのコーヒーはこだわりの豆を縦回し(!)のアンティークなミルで挽いたもの。暮らしのあちこちにクリエイティビティ溢れる佐々木さんのアトリエ。でも子ども時代の佐々木さんにとって、「ものを作ること」は好き嫌い以前の「必要なこと」でした。 「当時は本当に嫌だったんですけどね(笑)! でも、今はものがあふれている時代でしょう。あれもこれも買ってもらっていたら、いま制作しているような作品は生まれなかったかもしれないですね。」 ぽっちゃりの方から細身の方まで、心地よくキレイに着られる佐々木さんの着物リメイク服。はじめての一着におすすめなのが、パジャマです! ゆったりして軽く、夏は涼しく冬は温かく。家で洗濯できて、コットンのパジャマのようにヘタレ感や匂い付きが少ないそうです。シルクに包まれていい夢が見られそうですね。 また、もうすぐ新商品としてランジェリーが登場予定です。とことん肌ストレスがかからないよう、糸や縫い代にまでこだわって現在、試作を重ねているそうです。作品や最新情報はインスタグラム(@shimakosasaki)でチェックできます。 ※ 掲載作品は全て一点ものです。売り切れとなる場合がありますので、ご了承ください。作品の詳細は下記へお尋ねください。 着物リメイク雛*Hina 080-3268-6180 http://picdeer.com/shimakosasaki 参考価格:ブラウス 5,000円〜/パンツ 8,000円〜/パジャマ 15,000円〜 (価格は変更になることがあります。) オーダーメイドのご注文について: 基本的に当方の在庫で仕立てます。お近くの方なら生地選び、袖丈、着丈など、細かいご希望に添えることもありますので、ご相談ください。全てのご希望に添える訳ではありませんのでご承知おきください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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12/07(月) 刀鍛冶工房で初冬の伝統行事「鞴まつり」2020
お詫び:公開時に一部画像に不備があり、きれいに表示できていませんでした。差し替えて再掲載いたします。大変失礼いたしました。 暗闇の中、飛び散る火花。赤々と照らし出される、二人の刀匠の姿。カンカン!カキン!カキン!という澄んだ音が工房内いっぱいに響き渡りました。 今回は11月8日(日)に「だて歴史文化ミュージアム」内の刀鍛冶工房で行われた伝統行事「鞴(ふいご)まつり」の様子をお届けします。 撮影:伊達観光物産公社コミュニティ推進室 鉄を鍛錬するのに欠かせない道具である「鞴」(火の勢いを調整するために風を送る道具)に感謝を込め、一年の仕事の安全を祈願して行われる神事です。例年、伊達の刀鍛冶工房ではこのお祭りを一般公開していますが、今年はコロナウイルスの影響により、関係者のみで行われました。 「ふいご」に感謝を込めて行う伝統行事。 伊達観光物産公社・鎌田社長 はじめに主催者の伊達観光物産公社・鎌田社長よりあいさつがありました。「今年は関係者のみでの開催となりとても残念です。一日も早く早く穏やかな日常が戻るようにと願うばかりです」と話していました。 続いて、相馬神社・禰宜(ねぎ)の畔蒜(あびる)さんによる祭儀がはじまりました。 おごそかな雰囲気の中、お祭りが進みます。 伊達相馬神社禰宜・畔蒜さん 沢山のミカンをお供えします 祭壇には沢山のミカンが!ミカンは鞴まつりに欠かせないお供物です。昔から、鞴まつりにお供えしたミカンを食べると風邪をひかないといわれているそうです。 大迫力の奉納鍛刀! 撮影:伊達観光物産公社コミュニティ推進室 続いて奉納鍛刀が行われました。真っ赤に熱した鋼をたたく度に火花が飛び散り、大迫力!鋼を熱する炉を「火床(ほど)」といい、その奥に、祭りの主役・鞴が設置されています。木製で箱状になった道具で、鋼を熱しながら片方の手で鞴を操作して、火床に風を送り込み、火の勢いを調節します。一見地味な道具ですが、この鞴なくして鍛冶はできません。それほど刀鍛冶にとって大切な道具なのです。 真っ赤に熱された鋼。軟かい鋼と硬い鋼を組み合わせた多重構造になっています 撮影:伊達観光物産公社コミュニティ推進室 鍛刀はさかのぼること数百年〜1000年の昔、平安・鎌倉時代の技法です。製作にはいくつもの工程があり、この日披露されたのは、「素延べ」という工程です。原料の玉鋼(たまはがね)が刀に仕上がるでにはおよそ20日ほど、さらにその後、研ぎ師をはじめとする職人のもとに渡され、最終的に一本の日本刀が完成するまでにはおよそ10ヶ月もの時間がかかるということです。 撮影:伊達観光物産公社コミュニティ推進室 花火のように火の粉が飛び散っていましたが、後日菊地刀匠に伺ったところ、熱いどころか、火の粉が当たって火傷も日常茶飯事なのだとか。しかし一瞬たりとも気が抜けない作業のため、体は二の次で鋼をたたくのだそうです。 お祭りの後には、ミカンが振る舞われました 日本古来より受け継がれる鍛刀の技術。「匠の技」のごく一部ですが、間近で見ることができて感激でした! 武家文化ののこる街・伊達の二人の刀匠。親方の渡辺惟平さん(右)と弟子の菊地伸拓さん(左) 刀鍛冶工房では、11月の鞴まつり、新年初打ちと年に2回の行事を開催しています。行事の一般公開や刀鍛冶見学については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在中止となっています。刀鍛冶工房に関するお問い合わせは「だて歴史文化ミュージアム」へご連絡ください。 だて歴史文化ミュージアム 北海道伊達市梅本町57-1 TEL 0142-25-1056 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2020年11月)※トップ画像はじめ、奉納鍛刀の迫力ある画像は伊達観光物産公社コミュニティ推進室よりお借りしました。
むしゃなび編集部
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01/22(金) 広がる!いちごはうすの輪。子ども食堂1周年
伊達の子ども食堂「いちごはうす」が今年1月でオープン1周年を迎えました。 1周年記念のオープン日となった1月21日(木)には、大人・子ども合わせて40人以上が訪れました。 いちごはうすでは現在、毎週木曜におやつの配布、毎月第3木曜日にお弁当の配布をしています。 オープン当初は、お弁当ではなく食堂での食事提供でしたが、コロナウイルスの影響で昨年春からテイクアウト形式に切り替えました。休校期間や夏休み、冬休みにはオープン日を増やしながら活動を続けています。 この日は午後2時からおやつの配布が始まりました。 嬉しそうにやってくる子どもたち。 代表の工藤さんがニコニコと出迎えます。 玄関先には色とりどりのおやつパックが! 子どもたちにひとつずつ、無料で配ります。 今回は、1周年記念のスペシャルおやつパック。子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』キャラクター缶バッジが入っているのです! 何が出るかは、あけてのお楽しみ・・・ ドキドキ・ワクワクの表情で真剣に選ぶ子どもたち。 おやつをもらうと軽やかな足取りで帰って行きました。 おやつパックは昨年3月からはじめた取り組みです。お菓子は寄付や実費で用意したもの。 きっかけは3月から長く続いた休校期間でした。いろいろな活動や遊びが制限され、楽しいことが少なくなってしまった子どもたちに「何か楽しいことを」考えてお菓子を配ることにしたそうです。 やってみたら思った以上に子どもたちが喜んでくれたのだとか。 毎週いろんなおやつを配っています。画像はいちごはうすFacebookより拝借 「おやつの力はすごいなあ、と思いました!」といちごはうす代表の工藤さん。東小の学区から20〜30分歩いて来る子もいるのですって。「おやつのために頑張る!」ですね。私も小学生の頃、子ども会でもらうおやつがとっても楽しみだったなあ〜としみじみ。 さて、おやつの配布がひと段落したころ、お弁当が出来上がってきました。 この日のメニューは・・・ 野菜たっぷりカレー!いいにおい・・・ それからフワフワの厚焼き卵をひとり1パックずつ特別サービス! メニューは毎回、近隣の農家や企業から寄付された食材を中心にして、栄養士でもある工藤さんが献立を立てています。 この日は卵の寄付をたくさんいただいたので、「せっかくだから、家庭ではなかなか手間のかかる厚焼き卵にしましょう!」ということに。 1本に卵1パック(10個)をふんだんに使って、ボランティアスタッフが数十本!愛情込めて焼きました。皆さんベテラン主婦など、料理上手の方々ばかりです。この間はおでんを作ったそうですが、メンバーがいつも手間を惜しまず協力してくれることが本当にありがたい、と工藤さんは話していました。 夕方、子どもたちがお母さんやお父さんとお弁当を受け取りにやってきました。 もちろん、おやつの時と2回来る子もいます。 お弁当は子どもは無料、大人は500円です。 「今日はカレーだよ〜」と聞いて、お母さんも嬉しそう・・・ 人と人のつながりが、のんびりとあたたかく紡がれているのを感じました。 「これからも足を止めずに、活動を続けたい」という工藤さん。 利用する子どもの数が増え、隣の学区からも歩いて来る子がいる中で、子ども食堂の必要性をますます感じているそうです。ボランティアメンバーの間でも「ひとつでは足りない。みんなが歩いていける場所に、子ども食堂があったらいいよね」と話していたところ、この度、メンバーのひとりが、いちごはうすの2号店を立ち上げることになりました。 5月末オープンを目指して、計画を進めているそうです。 子どもや親がちょっと立ち寄ってほっとできる心の居場所。 そんな子ども食堂、いちごはうすの輪が広がっています。 お菓子の寄付、募集しています!! 食材の寄付や寄附金も募集中。いちごはうすにご連絡ください。 子ども食堂 いちごはうす 住所:伊達市旭町47 《おやつパック配布》 14:00〜 毎週木曜日(子ども限定無料) 《お弁当配布》 16:00〜毎月第3木曜日(大人500円、子ども無料) 予約・問合せ:080-4041-9703 代表工藤さん 最新情報・活動日は いちごはうすFacebook をご覧ください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/23(月) 垣根のないコミュニティー作り “ とうや水の駅食堂 TSUDOU ” の未来像
交流の場つくり はじめにお二人がタッグを組み“とうや水の駅食堂 TSUDOU “ をつくりました。 一人目。 運営担当 折原 英明さんは札幌ご出身の46歳。 8年間、フランチャイズの外食産業においてスーパーバイザーとして勤めていました。 そして二人目。 店長 石塚 誠さんは伊達ご出身の44歳。 23年間、洋食の調理を経験されていました。 さて、始まった“ TSUDOU “ の未来をお二人はどのように想い描いているのでしょうか? 今回は、洞爺水の駅に5月6日に新規オープンされた“ TSUDOU “の運営担当 折原さんにお話を伺いました。 実は以前、こちらの場所には人気のうどん屋さんが入っていました。 ところが、そのお店が昨年閉店した後、2022年2月に新しい飲食店の公募がありました。 その際、5件の応募があった中、とうや水の駅食堂TSUDOUの企画が採用されました。 折原さん 「TSUDOU=集う 場として、あるいはコミュニティーの場として、人と人との交流の場として、“いつも開いていること” “いつも人が居ること” を大切にする場所づくりをしようと考えました。 その場の入口を『食堂』という形にしたのです。」 ↑注文カウンターは廃材を利用して作られています 移住を決意 筆者 「なるほど。ところで札幌ご出身ですよね。移住のきっかけは何ですか?」 お子様が小学校入学のタイミングで移住を決意されたということで、その背景を話していただきました。 折原さん 「札幌に住んでいた頃から、湖が近くて景観も良く、あくせくしていない旧洞爺村が気に入って、8~9年間くらいよく遊びに来ていました。子どもも連れてきていたのですが、湖畔の商店のお子さんと一緒に遊んでもらったりして、子どもの方がこの地域に早く馴染んでいました。大人たちも良く声がけをしてくれましたし、面倒もみてくれましたし。まさに昭和の子育てのような雰囲気でした。年代問わず、地域で子育てをしているような…そんな様子を見ていて、子育てするのにもここは良い環境だなあと感じるようになりました。それが移住の決め手です。」 このお話には筆者自身の思い出と重なり、とても懐かしい気持ちになりました。 自然も豊かなここがそういう地域ならば、確かに子育てには最適です。 ↑いつも温かく迎えてくれる洞爺湖 ↑お子様連れもWelcome! 筆者 「なるほど。では、初めからここで飲食業をしたいと考えて移住して来られたのですか?」 ↑お子様用オムライス。喜びそうです ↑シンプルさに安心感を覚えるカレーライス ↑伊達大矢ミートさんの黄金豚を使ったカツ丼 折原さん 「はい。飲食業に携わりたいと考えていました。この業界に長くいましたので、ノウハウは持っていました。それに自分が観光客としてここに来ていた頃、食事をするところを探すのに結構苦労しました。冬季休業してしまうお店も多いですし。ですので、ランチ難民を出さない地域にしたいとも考えました。」 ご自身の経験からこの地を選び、ご自身の経験から食堂のスタイルを決めました。 言ってみれば、約9年間のモニター結果から考えられた形ということになります。 まさにスーパーバイザーとしてのご経験が活きています。 ↑ホタテ漆喰を塗り、リノベした壁 TSUDOUへの想い さて、取材に伺った時はまだ店内が未完成の状態でした。 私ならきっと、あまりお客様には見せたくないと思う店内の姿がそこにはありました。 例えば壁。 ホタテ漆喰で塗られていましたが、まだ塗り残した面が多くあります。 テーブルも作成途中でした。 その理由の一つには、企画が採択されてからOPENまでの準備期間が1ヶ月そこそこだったということがあります。 でも折原さんは動じていませんでした。 “ TSUDOU “という場が徐々に変化していく姿も楽しんでほしいという想いがあったからです。 こちらのロゴマークをご覧ください。 とても余白の多い、シンプルすぎるように見えるデザインです。 でも、ちゃんと意味がありました。 「デザインの余白は、ここに集う人々が自由に描いてほしいと思っています。 地域の方はもちろん、観光で訪れた方にも、パブリックの場として誰もが気軽に入られる場でありたいですし、それぞれの想いを大切にしたいと考えています。 そのための入り口として『食堂』という形をとっています。 既住者であっても移住者であっても、子どもであっても高齢者であっても全ての垣根を取り払って融和していく中で、新しいアイディアや交流が生まれ、情報発信基地となり、結果として町に貢献できたら嬉しいです。」 と、折原さん。 ↑水の駅の入り口には車椅子も用意されています ↑いつも人がいる安心感を感じていただくために、施設内が見渡せる位置にテーブルを配置しています。とても開放的な雰囲気。 ↑大きなガラス戸の向こうには洞爺湖がいつも見えます 誰もが構えることなく入ることができる、親しみやすさと安心感がここにはありました。 きっと、“ 目の前に洞爺湖 “ というロケーションも手伝っていることでしょう。 「まずは水の駅をを含めて洞爺地区を盛り上げていきたいです。そのためにも、地域住民・役場・洞爺まちづくり観光協会・洞爺湖町商工会議所・地域の商店などとしっかりタッグを組みたいと考えています。そして、ゆくゆくは洞爺地区だけでなく虻田や温泉も含めて洞爺湖町の活性化に貢献していきたいと思っています。」 ご自身が観光客としてここに訪れていた時、地域の人々に温かく迎えていただいた恩返しをしたいとも話されていました。 食堂のこと ところで、食堂のお話。 筆者 「メニュー構成を教えていただけますか?」 折原さん 「メニューについては奇をてらったものは一つもありません。コンセプトは『洞爺の野菜と丼めし』です。食材については、野菜は洞爺産、肉は伊達の大矢ミートさん、鶏肉は伊達のめぐみ鶏を使用しています。将来的には、洞爺産野菜を使ったサラダプレートや、洞爺湖産のワカサギやヒメマスを使った料理も提供したいと考えています。」 ↑どれも馴染み深いメニュー構成です。メニューを見て料理をイメージできることは大切ですね。 最後に〜 お話を伺っていて筆者が気づいたこと。 それは〜 折原さんは、とてもフレキシブルな考え方をお持ちの方だということでした。 良い意味で頑固ではない方。 そして、全てにおいて『人』という存在を強く意識しておられる方でした。 “ TSUDOU “ という場から生まれる『何か』に大きな期待を寄せつつ、ロゴマークの余白が、訪れる人々の想いで彩られていく未来が楽しみになった筆者でした。 ―TSUDOU 情報― 場 所 洞爺水の駅内 営業日 ・5月中は不定営業 ・4~10月末 10:00~17:00 ・11~3月末 10:00~16:00 定休日 毎月第3木曜日(不定休あり) 詳細はinstagramをご覧ください。 https://instagram.com/toya.tsudou?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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02/28(水) 雑誌「スロウ」がウェブマガジンを始めたよ!
帯広発の雑誌「スロウ」からウェブマガジンスタートのお知らせが届きました↓↓ 「北の国から、ちょっといい話」。 「スロウ」は、昨日2月25日発売の最新号で54冊。すでに1000を超える、北海道で暮らす方々のストーリーを紹介してきました。 それらを少しでも多くの人に伝えたくて、毎週月曜日に1話ずつ、全国に発信していこうと思います。 第1話は、宮城県出身の夫婦が営む、石狩市の珈琲屋さんのストーリー。 「実は珈琲が飲めなかった」という店主が、震災を越え、石狩に辿り着くまでの、さまざまな思いを語ってくれました。 朝のコーヒータイムに、仕事の休憩の合間に、さらっと読んでちょっぴりじんわり、そんな時間を提供できたらと思っています。(雑誌「スロウ」編集部さんより) こちらからどうぞ! http://n-slow.com/webmagazine/
むしゃなび編集部
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10/13(金) きのこから森を観て、森から地球を観る 〜愛ある きのこアドバイザー 中嶋潔ワールドへようこそ!
きのこ観察会にて この日は、倶知安にある「GURUGULU」というオフグリットのゲストハウスで「きのこ観察会」が行われました。 参加者は小さなお子様から大人までの15~6人。 この日筆者は、「きのこ観察会」への参加と、今回の主人公 中嶋潔氏 の取材目的で出かけて行きました。 お天気最高の野外活動日和♪ 実は筆者、潔さんの観察会には“きのこ”以外でも参加しています。 今回で4回目。 中嶋潔ワールドは、毎回飽きることなく楽しい時間を過ごせます。 何故かって? それはきっと、森愛溢れる潔さんと森にいると、とても楽しくて、平和で、幸福感が何倍にもなるから。 森がいっぱいの日本に住んでいて良かった! 地球に生まれて良かった! そんな幸せの時間を与えてくれる人だからです。 子どもも大人も惹きつける潔さんの技はひとえにお人柄が成すものです。 子どもって、そういうところを察する力に長けていますので、すぐに人気者になってしまいます。 中には、きのこ博士くん候補生のように詳しい子もいました。 毎回観察会を楽しみにしているご家族もいらっしゃるようです。 そして観察会の締めは約11種類もの“きのこ”が入ったうどんを毎回振る舞ってくれます。 実は皆、これも大の楽しみ🎶 林床への興味 実は潔さんは、あの難関資格「森林インストラクター」でもあり、「きのこアドバイザー」でもある森の人。 2001年から6年間林業に携わり、現在はニセコのリゾート会社にお勤めです。 「北大のポプラ並木が倒れたり、支笏湖周辺の森の木が軒並みなぎ倒された大きな台風が来た2004年、悲しいことにリストラに遭ってしまいました。管理する木がほとんど倒れて無くなってしまったからです。でも林業の仕事が大好きだったのでその後は民間会社の林業部門で働きました。林業に携わっていた6年間で行っていたのは、育苗・植林・伐採・管理。おもにトドマツ・アカエゾマツ・カラマツ・ミズナラ・ケヤマハンノキなどを植えていました。働き始めた頃は何も知らなかった樹木の名前も、毎日触れて観察をしているうちに、2年で倶知安周辺の樹木は全て覚えてしまいました。この地域の樹木について、ある程度把握できてきた時に、次に興味が湧いたのが、いつも樹木のそばの地面にいる、きのこたちでした。」 「興味を持ち始めた頃から直ぐに“きのこ観察会”を催すようになりました。自分自身はまだまだよくわからなかったので、黙々と独学もしつつ、『誰か詳しい人!?』と呼びかけて興味がある人や詳しい人と一緒に観察をすることで少しずつ覚えていきました。最初の頃は図鑑を森に持って行き、調べながら歩いていました。でもそれをやるとなかなか進まず多くを観察できません。実は、“きのこ”ってまだ良く分かっていないことが多いです。日本には5千〜1万種類くらいはあると言われていますが、その内、名前が付いているのは2500種類くらいです。そしてそれらのうち、一般的な図鑑に掲載されているものが800種類ほどです。名前のない不明菌と呼ばれるものの方が非常に多いことになります。実際に森を歩いていてもわからないものがたくさんあるわけです。だから、図鑑を持ち歩くのはとても非効率になります。ある日、北海道大学名誉教授の五十嵐教授の観察会の仕方を見て衝撃を受けました。森の中では一切図鑑を開かなかったのです。だから、僕も現場で図鑑を開かずに、種を言い当てることができるようになる努力をしました。きのこ用のカメラを買い、色々な角度から写真に収めてあとで調べるという方法をとりました。10年くらい続けてやっと種の見分けに信憑性が出てきたかな〜。」 にわか仕込みで覚えようとしている筆者には耳が痛い話です^^; 「また、FaceBookでは『北海道のきのこ好き』というグループを作って、常に新鮮な情報交換をしています。オンライン上の趣味のグループって、とかくイザコザが起きやすいのですが、このグループは居心地の良いグループにしたかったので、しっかりルールを守り、ネット上のマナーをわかってくれる人のみを承認するようにしています。自分がなかなか見られない“きのこ”も皆さんがシェアしてくれるのでとても勉強になります。」 常に学ぶ姿勢を止めない潔さんです、 そしてじきに、潔さんに転機がやってきます。 「ニセコのある会社から、スキー場ゴンドラの夏季営業を始めるに際し、山頂で自然体験部門を立ち上げるのでその担当者にならないかという話しが舞い込みました。好きな分野でしたので直ぐにお引き受けし、2007年から2020年に廃止されるまで担当しました。コロナ禍がきっかけでその部門はなくなってしまい、今は別のセクションにいるのですがあれは楽しい仕事でした。」 今ももちろん“きのこ”への愛は変わらず持ち続け、観察会活動はライフワークとして続けているというわけです。 「ところで、“きのこ”は確かに可愛くて面白いですが、それほどまでにのめり込んだのは何故ですか?どこにそんな魅力を感じたのでしょうか?」 「石炭期を終わらせたのは“きのこ”だという話を知っていますか?」 「え? あ…はい。一応ネイチャーガイドの端くれですので…」 「“きのこ”への興味は食べられるor食べられないだけではありません。まず、一期一会で神出鬼没なところが面白いのです。“きのこ”への興味を覚えてから20年超えてもまだまだ情報は更新し続けています。実に奥が深い。地球上の“きのこ”の登場は、酸素と二酸化炭素濃度のバランスに関係しています。地球上にきのこが登場する前、植物たちは枯れても分解されることがないので、その遺骸は地面に溜まり続け、それが石炭となって地面の中に二酸化炭素の多くを封じ込めてしまいました。そのため地球の酸素濃度はどんどん上がり続けましたが、“きのこ”を含む菌類の登場により、死んだ樹木を菌類が分解するようになり、石炭はできなくなってしまいました。その後、大気は現状の酸素濃度で安定し、土壌も変化し生き物は進化し、現生の植物が誕生しました。“きのこ”の登場は、地球上の生物や植物にとってとても大きな出来事だったのです。“きのこ”をはじめとした菌類が地球上の生命活動の重要な鍵を握っているわけです。」 なるほど〜。 もうかなり前のめりな筆者。 目がキラキラしているのを自覚しました。 もっともっとその続きを聴きたい衝動を堪えて、取材モードに戻しました。 同時にここで、潔さんが一体どんな子ども時代、青年時代を過ごしたのかということに俄然興味が湧いてきました。 潔氏 小学生〜大学生の頃 「小学生の頃は物知り博士的キャラでした笑」 「それって今と変わらないですね笑」 「そうだね。たぶん僕は父親の影響をかなり受けていると思います。父は兵庫県赤穂市生まれで海育ちだったので、海が大好きな人でした。よく釣りやキャンプへ行ったなあ。今でいうグランピングのようなキャンプも体験させてくれました。父自作の2段ベッドがテントの中にあったんです。自然の中での過ごし方の基本を習ったのは父からでした。そして、ものすごい読書家で聡明でした。物事を科学的に考えることがとても好きな人で、それを試してみるのも好きでした。手先もとても器用だったので、周りが驚くようなものを色々作っていたなあ〜笑」 お父様のことを楽しそうに話す潔さん。 “ 困った人” “ 変な人 ” という言葉が何回も出てきましたが、その言葉の裏にある尊敬と愛が込められていることも筆者には伝わっていました。 「例えばね、自宅の一角にコンクリートの建物を作って、屋上に畑を作ったこともありました。ところが階段がない。梯子で上るわけです。そして父親だけはトイレを使わず糞尿を肥料として屋上の畑に撒くわけです。周りは住宅街。当然臭う。当時、父はEM菌関連の本を読み漁って研究をしました。決して環境問題に傾倒していたというわけではなく、素朴な感情で超循環の暮らしをしたいと考え、自給自足を目指していたのだと思います。大変だったのはお袋だろうなあ〜笑」 「あ。こんなこともありました。当時大阪府に住んでいたのですが、自宅の近くに天の川という名の川が流れていて、その河川付近に遊んでいる土地があると放っておけない。開墾しちゃうんですね。特に迷惑を被る人はいないとは思いますが、まあ、今なら問題になりそうですよね…^^; とにかく、学校では学べない自由な世界があることを父が教えてくれました。」 お父様のお話を伺っていたのですが、途中から潔さん自身のお話を聴いている錯覚を起こすほど、お父様の影響を強く受けていらっしゃるなあと感じて、心の中でクスッとしてしまいました。 「中学生の頃は自転車少年でした。自転車の旅が好きで、高校の卒業記念に友達と13泊14日四国の野営旅をしたこともありました。高校時代はワンゲル部・新聞部・クイズ同好会を掛け持ちしていました。自然の中にいることも、ものを読んだり書いたりすることも当時から好きでした。北海道新聞のコラムを12年間連載したこともあります。」 しまった…。 またやってしまった…。 最近どうもうっかりとモノを書く人を取材相手に選んでしまいます。 潔さんは常に笑いながら話してくれるのですが、緊張が走った瞬間でした ^^; 「大学時代はワンゲル部一筋でした。山は本当に好きで、仏教系の大学で哲学を学んでいたのですが、卒業後は北アルプスの山小屋で夏から秋まで五年間、小屋番をしていました。」 小学生から大学生時代のお話を聴き終わり、目の前にいる潔さんを作り上げてきた道筋が見えた気がしてものすごく腑に落ちました。 キノコから森を観つづけた潔さんが成し遂げたい想いとは 「最後に、成し遂げたい想いがあったら教えていただけますか?」 筆者が投げかけた質問に、それまで、ニコニコと顔いっぱいの笑顔で話していた潔さんの顔つきが急に変わりました。 「キノコは森を観る窓だと思っています。」 そう切り出した話の続きはこうでした。 「北海道の70%は森林と言われています。ずっと森を観てきた人間として、キノコを通して北海道だからこその森の守り方・育て方・稼ぎ方などを仕組み化していきたいと考えています。ご存じですか?北海道の人工林の約50%はトドマツ林です。 そしてなんと、トドマツ林にはおそらく世界で一番キノコの種類が多く生えているのです。 しかも、トドマツ林は保護林の中には存在しない。つまり、林床の利用は自由です。 北海道にしかできない「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたいと考えています。その資格制度を作ることで、北海道の人工林に最も多いトドマツ林に生えるキノコを熟知している人を増やせば、世界で最もキノコを理解している人を増やすことになります。キノコの理解者を増やすことで、森は森のまま木々を適正に管理して守り・育てることができます。木を切って売る林業ではなく、林床のキノコを売って稼ぐ林業を成り立たせる仕組み作りをしたい。トドマツの林床に生えるキノコの中には、マツタケよりも高値で取引されるものもあるんです。そして、その仕組みを推進する立場として『トドマツ林限定のきのこマイスター』が存在する。人工林ってね、人里に近いところにあるわけです。しかも人工林には必ず林道があるし、トドマツ林には笹がない。それらもその新しい仕組み作りにはメリットになります。つまり、人が入りやすくキノコが生えやすい環境である宝の森と言えるわけです。つまり、何をやりたいのかをもう一度と言うと、”森は森のまま維持する林業”の仕組み作りのために「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたい!と考えているんです。」 土の中や倒れた木の中で、人間の目には触れない世界の中に無数に張り巡らされている菌糸たちのネットワーク。 そして、空気中に飛び出した見えない胞子たち。 地表の循環の立て役者キノコたちを通して語る潔ワールドの森愛・地球愛・人間愛にすっかり魅了され、潔さんの成し遂げたい想いを応援したくなった筆者でした。 ―中嶋 潔氏 情報― FB : https://www.facebook.com/kiyoshi.nakashima.18 FB : 「北海道のきのこ好き」 ・倶知安「風土館」にて時々講演をしています。 ・「北海道のきのこ好き」に参加すると、各種ワークショップ情報を得られます。 10/29にも倶知安「GURUGURU」にてキノコ観察会があります。
Rietty
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08/05(日) 武者まつりで食べあるき!
8月4日、5日と第44回伊達武者まつりが開催されました。初日の昨日、武者山車は雨、そして今日は曇りと、今年はひんやりしたお天気になってしまいましたが、ここ数日、暑さが続いていたのでクールダウン。熱中症の心配がそれほどなかったのでよかったですね。 さて、武者まつりでおいしいものを食べよう〜! ということで、まずは迎賓館へ。 こちらでは伊達市開拓記念館ボランティア「くわの会」主催による「七夕まつり」が開催されていました。カフェやお茶席、パネル展が行われ、お祭り広場の賑やかさとはうってかわって、しっとりとした雰囲気。窓から色とりどりの短冊を眺めながら、「しあわせのいちごかき氷」をいただいてきました。 銭函にある人気かき氷店「カモメ」のシロップをかけた2日間限定のかき氷。歯ごたえが残るほど果肉たっぷりで、シロップというよりは、ジャムみたい? フルーツ感満点でおどろきました。 「カモメ」は食べた人に幸せが訪れる、といわれる噂のかき氷屋さん。行ってみたい!! ぜいたくかき氷を食べてすっかりしあわせ気分に。ではでは、お祭り広場へ。 いやー今年も盛り上がってます! 迎賓館で出会った伊達のグルメ女子さんたちに聞いた、気になる屋台メニューを食べ歩き〜。 「イルクオーレ」の特製クレープ「自家製コンビーフと伊達野菜のサラダ」。普段、お店で提供しているサラダをクレープにアレンジしたものだそうです。新鮮な野菜に、チーズ、そしてお肉も入ったお食事系クレープ。 見た目よりもずっしりして食べ応えありました。もちろん、コンビーフの味は本格派! モチモチ生地もおいしい :-) ドリンクは「我楽」のノンアルコールカクテル、「モヒート」です。車で来ている身には超嬉しい一杯。夏を満喫。 お祭りのパワーをたくさんもらってお腹も心もいっぱいになりました。 今年も大盛況だった武者山車・武者行列の模様は、後日動画でお届けする予定です。どうぞお楽しみに :-D
むしゃなび編集部
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01/28(木) 感謝。ホテルマンブログ500万アクセス!
ホテルマン磯辺さんのブログ「ホテルマン の幸せ」が 本日2021年1月28日、500万アクセスを突破しました。 2010年1月から毎日、1日も欠かさずブログを投稿されています。 雨の日も風の日も雪の日も・・・ 11年超! 磯辺さん、おめでとうございます! そして本当にありがとうございます!! 今日のブログはこちら↓↓ https://mushanavi.com/blog2/hotelman/%e7%8b%ac%e3%82%8a%e8%a8%80%e3%82%92%e3%81%84%e3%81%8f%e3%81%a4%e3%81%8b/ 北海道ブログランキングでも1位をキープ中です↓↓ https://blog.with2.net/rank3010-0.html
むしゃなび編集部
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11/19(月) 伊達ボクシングクラブ、盛り上がってます!
伊達ボクシングクラブは、簡単なボクシングのトレーニングをしながら、楽しく体を動かすサークルです。室蘭工業高校ボクシング部出身のアマチュアボクサー・布施祥太さんが昨年発足しました。最近、私のまわりでも「行ってきたよ!」という声を聞きまして、 ボクシング、伊達で流行るか・・・!? そんな予感を胸に、市民活動センターで行われている練習にお邪魔しました。さて、扉を開けると・・・ 熱気がすごかった・・・!! 20名ほどの参加者が筋トレやミット打ちなど、トレーニングに励んでいました。いや〜温度も湿度も、盛り上がっています! ボクシングといえば、孤独で厳しい、「立つんだ、ジョー!」的な世界を思い浮かべてしまう筆者ですが、最近では「ボクササイズ」の流行もあり、エクササイズとして気軽に楽しむ方も増えていますよね。伊達ボクシングクラブにも、10代〜60代と幅広い年齢層が集っています。 体重を落としたい、筋肉をつけたい、ストレスを解消したい、気持ちのいい汗を流したい・・・ などなど、目標はさまざま。男女比はだいたい半々くらいで、夫婦で参加している人も多く、練習場には和やかな雰囲気が漂っています(もちろん、おひとりさまでも楽しめますよ!)。「子どもを母に預かってもらって、夫と練習に来ています♪」という若いご夫妻にもお会いしました。 代表の布施祥太さんは虻田出身の26歳。どことなく百獣の王・ライオンを思わせる堂々とした雰囲気と、少年のようにキラキラ輝く瞳が印象的な若者です。 布施さんがボクシングに出会ったのは、高校1年生の時でした。中学時代はサッカーに励んでいたそうですが、足の怪我がもとで続けられなくなってしまい、友人に誘われて高校のボクシング部に入部しました。 バイトと両立しながら部活の練習を続けるうちに、メキメキと上達していき、1年生の12月に参加した新人戦でいきなりの全道2部チャンピオンに。サッカーとはまた違った個人競技の魅力に目覚めた布施少年、ますます練習に気合いが入るようになったそうです。以後、高校3年間で3回もの全道優勝を経験しました。 卒業後もボクシングを続け、会社員として働きながら社会人大会に出場している布施さんですが、高校時代と違って大変だったのが、練習場所の確保でした。 2017年11月「拳魂・ナックルソウルVol.6」(札幌マルスジム・ススキノにて開催)に出場。北海道内の強豪アマチュア選手が集う大会。 布施さん:「まずは僕自身が大会出場に備えて体重を落としたり、練習をするために、場所と仲間を集めたいなと思って、サークルを作ることを考えたんです。 友人に話したら、協力するよ、といってくれて、昨年の11月に伊達ボクシングクラブを発足しました。それからだんだんメンバーが増えて、今は40名ほどのメンバーがいます。 室蘭と違って、伊達には ボクシングのできる場所がないですよね。たくさんの方に気軽にボクシングを体験してもらえたら嬉しいです。」 練習メニューはその日の人数や参加者の体力によって変わります。この日のラストは30秒打ち込み練習。防具をつけた布施さんに、一人ずつ30秒間、打って打って、打ちまくります!「心拍数を一気に上げて、30秒でどれだけ体力を無くせるか」がこのトレーニングのポイント。 たった30秒、と思われるかもしれませんが、実際近くで見ているととても長い・・・。 「やってみたらもっと長いんだからっ!」と、打ち終えたメンバーのおひとりが息を弾ませながら話していました。最後10秒なんて、腕が上がらなくなるほどきついのですって 8-O でも、きつくてもみなさん、とっても、楽しそうですよね! 布施さん:「発足当初から僕が一番大事にしていることは、「みんなで楽しく」なんですよ。 もちろん、選手としてのボクシングの練習は厳しくて、自分を追い込んでいくようなストイックなものです。大会前には体重を減らすためにご飯が食べられなかったり・・・。 でも、サークルでは体力に合わせて筋トレや打ち込みをしながら汗を流す爽快感を気軽に楽しんでもらいたいですね。 それから、ダイエットや筋肉をつけたい、など、それぞれの目標を大切に、ぜひ叶えて行ってほしいなと思うんです。そのために、できるだけひとりひとりと向き合って、打ち方や筋トレの指導をして行きたいです。 ありがたいことに最近はメンバーも増えて、一人で見きれないこともたまにあるのですが、そんな時にはメンバー同士声をかけあって練習しています。今後も仲間の輪を広げていって、伊達でボクシングが定着したらいいですね!」 さて、これから寒いさむ〜い冬がやって来ますが、体を動かすことが少なくなったり、忘年会や新年会続きで太りやすい季節です・・・(汗)。だからこそ!「正月に向けて体重を落としましょう〜!」と布施さんは元気いっぱいに言います。 伊達ボクシングクラブの練習でも、年末年始に向けて代謝アップ、脂肪燃焼に有効な筋トレ等を取り入れ、軽やかな体づくりを目指してゆくそうです。本気のダイエットの方、なまった体を動かしたい方、仲間づくりをしたい方、などなど、ぜひ一度出かけてみてくださいね。 伊達ボクシングクラブ 活動日:毎週水曜または木曜 時 間:18時〜20時ごろ(季節により変わります) 場 所:伊達市市民活動センター(伊達市鹿島町20番地1)ほか 持ち物 :運動靴、軍手、なわとび、水分補給用飲み物 参加費:ひとり1回 400円 ※クラブ発足1周年を記念して「参加費半額200円」キャンペーンを行います。 詳細・最新の練習日程はむしゃなびブログ『ボクシングやろーぜ!』をご覧ください。 問い合わせ・体験の申し込みは、ブログにコメントを入れて下さい。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/23(月) 「めしどころ松前屋」に行って来ました
洞爺湖温泉街で旬の魚介を気軽に楽しめるご飯やさん、 「めしどころ松前屋」。 昨年頃から始まったランチに行って来ました。 一番人気はこちら! ホタテとじ丼1500円 新鮮なホタテを卵でふんわりとじたおふくろの味! お味噌汁にもプリプリのホタテがたっぷり入ってホタテづくし。ボリューム満点です。 小皿に添えてあるのが、松前屋さん名物の松前漬け。 最近は海外観光客の利用も多く、今日もこのあと団体さんが入るところでした。滑り込みセーフ! 「外国のお客さんは、ネバネバが苦手という方が多いのよ。だから松前漬けはなしね!」 と笑顔が素敵な名物女将のさん。カウンターを覗くと旬のお魚、そして今が旬のアイヌネギ。とれたてでピチピチしてます! 今回はホタテとじ丼とお蕎麦をいただきましたが、 北海道産鳥そば900円 こちらのイチオシは、その日に仕入れた新鮮な魚を焼いたりお刺身でいただく「今日のおすすめ」。 日替わりのお刺身盛り合わせは、単品2000円、定食2500円とランチにはちょっとお高めですが、せっかく来たならば食べる価値ありですよー。 なので席に着いたら女将さんに「今日何が美味しい?」って聞いてみてね。夜にわいわいと飲みに行くのも楽しいですよ。 こちらは以前、ぶらりと訪れた時のお刺身盛り合わせ。半分盛りで1200円にしてもらいました。 秋だったので、室蘭産のハッカクが入って、美味しかった・・・ 地元の常連さんに人気なのは、カツ丼、カレー、オムライスなど、ボリューム系のメニューです。 ホタテとじ丼を食べる人はあんまりいないそうです。やはり、ホタテは日常食ですものね。 それから裏メニュー的にオススメしたいのが、なんとラーメンなんです。 塩ラーメン900円 こちらのラーメンは塩とざるのみです。鶏ガラベースで、ものすごくシンプルなのがたまりません。 チャーシューも柔らかくてジューシーー。温泉街で一番好きなラーメンです♪ これからの行楽シーズン、特にランチタイムは混雑することがあるので、確実に食べたい方は予約するのが安心です。 「むしゃなび見たよ!」で消費税オマケします。 ※そ・ら・みを見た方も「むしゃなび見たよ!」と言ってね。 めしどころ松前屋 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40−16 TEL 0142-75-2754 OPEN 11:30~14:30 / 17:30~23:30 CLOSED 水曜、木曜(木曜は予約営業)
むしゃなび編集部
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06/21(木) 洞爺湖のおいしい、を発信!メディアとしてのレストラン。KiiTOSキートス
2019年4月末にリニューアルオープンしました↓↓ https://so-ra-mi.jp/archives/20076 おいしそう、いえ、ぜったいものすごくおいしい!! というのが見ただけでわかってしまう・・・洞爺湖温泉街に最近OPENしたレストラン、キートス洞爺湖のシーフードブイヤベースです。 美味しさの秘密は、噴火湾で採れた新鮮な白身魚のアラだけを使ったスープ。 全ての旨味をこのアラから抽出しているので料理には塩を使っていない、という!素材と技を極めた一皿 8-O 旬を感じる、「自然料理」 キートス洞爺湖では、地元の旬な食材を使った「自然料理」を提供しています。 洞爺湖を中心に広がるエリアというのは、じつは食材の宝庫。四季折々、いろんな食材に出会えますが、「食べてもらうだけでなく、その魅力を知ってほしい」と、オーナーの前原孝植さんは話します。 「洞爺湖は食材が豊富な地域なので、地元の農家さんや生産者の方々と連携して、年間を通じて旬の食材を仕入れることができます。おいしい料理を提供するレストランであると同時に、地場産食材を発信する「メディア」という位置付けでありたい。地域や食材の魅力をPRしてゆきたいですね。」(前原さん) 豊富な食材の中でもより質の良いものを求め、前原さんが直接、生産者を訪ねることもあるそうです。そうやって選び抜いた食材を、南フランスでの修行経験を持つプロフェッショナルなシェフが腕を振るって調理します。生ハムやベーコンなどの加工品もすべて無添加で手作り。 キートス洞爺湖のおすすめ!! シーフードブイヤベース 2,400円 「南フレンチ風の海鮮ブイヤベースは魚のアラを丁寧にアク汁抜きし、香味野菜と共に煮込みました。噴火湾水産から直接仕入れている白身魚に、大海老、ホタテ、イカ、あさり、ムール貝。海鮮の旨みがつまった残りのスープでつくるリゾットは美味。無くなり次第終了となります」 お話を伺っていると「自然料理」とおっしゃっていた言葉が腑に落ちます。一皿になるまでのルートが、ブイヤベースなら海に近い。サラダなら土に近い。素材の命を感じるというか、とれた場所にとっても近いお料理だなあ!と感じました。 そんな「自然料理」をより一層美味しくするワインも自然派ぞろい!オーガニックに栽培され、収穫も製法も昔ながらのやり方で作られた希少なビオワインを扱っています。もちろん防腐剤フリー。口当たりがよく飲みやすいものが多いそうです。 それからコーヒーはエスプレッソマシンで淹れた本格派。スタバがないエリアだけに、カフェ好きには嬉しいですね。 地場産料理とくつろぎ空間。 店内の壁いっぱいに、洞爺湖の写真がかけられているのですが、まるで窓みたい、というか窓越しより間近に湖を感じるのです・・・。不思議な写真だなあ、と思って見ていたら、アーティストでもあるオーナーの前原さんの作品とのことでした。 なんだか、新鮮! 「知ってる知ってる」と思っていた洞爺湖、そして地元食材。しかしプロフェッショナルな料理と空間演出によって、あらためてその魅力にどきっ。再発見させてもらいました。 おしゃれな雰囲気ですが、かしこまらずカジュアルに楽しむことのできるレストランです。お誕生日や結婚記念日など、特別な日のお出かけにもおすすめです。 KiiTOS キートス洞爺湖 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40-11 0142-82-3031 https://kiitos-toya.business.site LUNCH DINNER 火曜・水曜 11:30~15:30 17:00~21:00 木曜・金曜 11:30~15:30 17:00~22:30 土曜 11:30~22:30 日曜 11:30~18:00 月曜 定休日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2018年)
むしゃなび編集部
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04/02(木) はぐるーさんに聞く。免疫力アップにいいことあれこれ!
新型コロナ予防・対策できることシリーズ、ちょっと間があきましたが続きです!不安な状況が続く中での新年度スタートですが、おうちでできること、サロンでできること、いろいろあります。 今回はお子さん連れOK!ゆったりのんびり、居心地のいい女性専用サロン「ゆとりの空間〜Hug Ruu(はぐるー)〜」の頼もしいセラピストさん達にご登場いただきます。 ゆとりの空間HugRuuは、伊達市末永町のシェアサロン。ひとつ屋根の下、3つのサロンが仲良くオープンしています(完全予約制) 自然療法 花音:クラニオセイクラルセラピー、ホメオパシーなど Assi-st(アシスト):リフレクソロジー・さとう式筋ゆる(筋肉弛緩療法)・足育活動 海に流れ星☆彡:エサレン®ボディーワーク からだを温める! 冬から春への季節の変わり目は気温差も大きく、コロナに限らず体調を崩しやすい季節。免疫力アップのために普段から気をつけたいのは、体を冷やさないことです。 二木さん(自然療法 花音)「まずは身体をあたためましょう! 昔から『冷えは万病の元』といわれますが、女性は特に、冷えに注意してくださいね。」 はぐるーイチオシのあたためメニュー「よもぎ蒸し」は、韓国に昔から伝わる民間療法。真ん中がぽっかりあいたイスに座って、下からヨモギの蒸気を当てます。 座ってくつろいでいる間に汗がいっぱい出て、家に帰っても体がポカポカ。服を脱いで、好きな姿勢で座っていればいいので、お手軽なのも魅力。 よもぎ蒸しには、血液循環・殺菌・整腸・肌荒れ・湿疹・咳止め・保湿・・・などなど、健康にいい作用がたくさん。冷え性・月経不順など、女性特有のお悩みにもよいとされています。 使用しているよもぎにも注目! 無農薬野菜を栽培する「くさばたけ農場」(伊達市萩原町)のオーガニックなよもぎを贅沢につかっています。 ・よもぎ蒸し 2500円 ・毎月14日はよもぎ蒸しの日! 2000円 ・施術セットメニュー 2000円(例:例ヘナ4500円+よもぎ蒸し2000円) ※ よもぎ蒸しはタオルご持参で全て500円引きとなります。 3サロン共通のメニューです お得な回数券あり! 詳しくは以前の特集を見てね。 https://so-ra-mi.jp/archives/9988 湯たんぽを使おう! お家や職場での超お役立ち・温めアイテム、「湯たんぽ」。 二木さんが手にしているドイツ製湯たんぽは、ソフトな手触り、ゴツゴツしません。保温性が高く丈夫で水漏れしないので、どこにでも連れて行けます。膝に乗せたり、背中に挟んだりデスクワークにも大活躍〜。 足ツボを押してセルフケア。 続いて、足から健康をサポートする「Assi-st(アシスト)」の米丸さんに、リフレクソロジーのセルフケアを教えていただきました。 米丸さん(Assi-st)「足の裏には全身の反射区があるので足裏を満遍なく気持ちのいい強さで押したりほぐしたりして下さい。足裏にゴルフボールを置いて全体的にゴロゴロするのもおすすめです!」 上の画像は肺と腸の反射区。一例ですが、参考に足裏を押してみてください。正確に知りたい方は、実際に施術を受けてみてね。 下の画像は胸部リンパの反射区。足の親指と人差し指の股から、上に向かってグリグリします。イタ気持ちい〜。 胸部リンパの反射区 「かかりつけセラピスト」に相談しよう! だんだんと長期化する中で、不安やストレス、溜まっていませんか? 今回のシリーズでいろんなサロンに伺って、皆さん仰るのは体だけでなく心のケアが大切、ということです。 多田さん(海に流れ星☆彡)「不安を抱え込まないで、人に話すことがとっても大切だと思います。家に閉じこもって何もしないでいたら、気持ちも下がるし、体にもよくないですよね。何気ないことを話して、笑う。笑い飛ばしちゃうくらいがいいと思います!」 体にいいこと、心にいいこと。いろんな知恵を持ったセラピストの言葉は頼もしい〜! 元気が湧いてきました。 抗ウイルス、免疫力アップによいハーブ「エキナセア」。多田さんが育てて自然乾燥したもの。 いつまで続くのかな? 大丈夫かな?漠然とした不安が募る毎日ですが、あたためて、ゆるめて、笑う。疲れも不安も溜めないこと、抱え込まないこと。これを機に暮らし方、生き方など、いろいろと見直そうと思いました! 二木さん「自然療法の観点から考えると、病気それ自体は『悪いもの』ではないんですよ。日々のメンテナンスを通して、病気にかかりにくい、または、万が一かかった時に重症化しにくい体にしていくことが大切だと思います」 多田さん「お子さんたちも疲れや不安を感じているんじゃないかと思います。お家で一緒にセルフケアを楽しんだり、お子さんが受けられるメニューもあるので親子でサロンにお出かけください」 米丸さん「かかりつけ医ならぬ、『かかりつけセラピスト』がいれば、普段からいろんな相談ができますよね。いざという時の頼れる味方と思っていただけると嬉しいです!」 ゆとりの空間 HugRuu https://hugruu.jimdofree.com 北海道伊達市末永町58-22 予約・問合せ:hugruu@gmail.com(代表メール) 各サロンの詳細はこちら! 自然療法 花音(二木さん)https://hugruu.jimdofree.com/花音/ Assi-st(米丸さん)https://iyashino-otete.jimdofree.com 海に流れ星(多田さん)https://hugruu.jimdofree.com/海に流れ星-彡/ ・他のお客様と重ならずに施術を受けられます。安心してお越しください! ※ 記事の内容は取材時の情報です。メニュー・価格等、変更になる場合があります。(取材2020年3月)
むしゃなび編集部
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07/12(月) 黄色いウグイスが誘う、南ヨーロッパのおいしいお惣菜。テイクアウト専門店Uguisu DELI だて
末永町にオープンした「ウグイスデリ」は南ヨーロッパ料理をベースにしたお惣菜のテイクアウトショップ。看板に描かれた黄色い小鳥に誘われ、扉を開けると・・・色とりどりのお料理が並ぶプレートや前菜、デザート、タルティーヌなど、にぎやかに並んでいました。 シェフのバスチャン・ロリオさんは30代の若さで約20年ものキャリアを持つベテラン料理人。ご結婚を機に来日され、日本に住んで10年ほどになるそうですが、来日する以前には世界各国を旅しながら各地のレストランを渡り歩き、料理修行を極めたのだそうです。 料理人にとって大切なものとは・・・「パッション。」キッパリと言い切ったロリオさん。その潔さに、料理の道一筋に生きるシェフの心意気を垣間見た気がしました。 妻の信子さんはパートナーのことを「料理で自分自身を表現する人」だといいます。 ロリオさん撮影 お二人はロリオさんの技術やセンスを多方面に活かせる新しいフードビジネスの構想を温めていました。日本ではまだあまり耳慣れない「カリナリー・サービス(Culinary Service)」というものです。「カリナリー(Culinary)」とは、料理や飲食にまつわること全般を意味します。レストランやテイクアウトのみならず、ケータリングや出張シェフ、クッキングクラス、さらにはメニューのプランニングまで。つくる・教える・デザインする・提案する、などあらゆる角度から「食」を提供するサービスです。コロナ禍により飲食店やイベントが縮小や制限を迫られる状況下で、安全に営業できるスタイルを追求し、事業の第一弾として今年6月に自宅でお惣菜屋さんをオープンしました。 それでは、おすすめメニューをご紹介しましょう! VIPプレート 1500円 まるで音楽のように、食材たちがハーモニーを奏でる華やかなプレート!内容は日替わりで変わります。この日のメニューは、鶏レバーペースト、エゾシカリエット、スモークチキン、黄金豚テリーヌ、グラブラックスオリーブ、アーモンド、コルニション。旬の地元産食材を中心に、フランス産カモやイタリア産サラミなど、厳選したヨーロッパの食材を織り混ぜたアートで贅沢な一皿です。みんなでつまんでも、一人でじっくり味わっても最高! アンティパスト グリル野菜のオリーブオイルマリネー 800円 肉、魚をはじめ食材全般に精通するロリオさんですが、最も得意とするのが野菜料理だといいます。野菜の豊富な夏場は95%地元産の野菜を使用。シンプルながら深い、野菜の美味しさに驚きと幸せが込み上げてきました! ガトーショコラ 500円 カカオ64%のフランスチョコ使用。濃厚な味わいのデザート。 道産小麦を湧水で仕込んだ手作りパン。もちもちと香ばしくハーブが香ります。お料理にもぴったり! 「ウグイスデリ」という名前は、「ロリオ」がフランス語でウグイスを意味することから、信子さんが命名したそうです。でもフランスにいるのは日本のウグイスとは異なる「高麗ウグイス」という種類なのですって。色も日本の「鶯色」のようなグリーンではなく、鮮やかな黄色をしているのだとか・・・ 看板の黄色い小鳥はウグイスだったのですね! 6月からプレオープン期間として営業していましたが、7月15日より公式オープンします。また現在はお惣菜のテイクアウトのみですが、今後状況をみながらクッキングクラスなど様々なサービスを展開していく予定とのことです。 自家製シロップやこだわりの輸入食材も多数販売しています 「おいしくて、幸せ!」そんな気持ちでいっぱいになる南ヨーロッパのお惣菜。黄色いハンカチならぬ「黄色いウグイス」が目印です。Facebook、Instagramで今週のメニューや営業時間をチェックして訪ねてみてください。 店舗情報Uguisu DELI伊達市末永町175-18uguisu1984@gmail.comInstagramFacebook ※記事の内容は取材時の情報です(取材:2021年)。メニューや料金は変わることがあります。
むしゃなび編集部
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06/09(土) 門外不出の古武術!北海道伊達に伝わる柳心介冑流
伊達に古くから伝わる古武術があるのを知ったのはつい最近のことでした。 仙台藩宗室・亘理伊達家の御留流(おとめりゅう)つまり門外不出の流派として栄え、開拓時代に伊達邦成公と一緒に海を渡って伊達に伝わり現在もこの地で継承されているらしい・・・という話をある方から聞いたのです。その名も、 「りゅうしんかっちゅうりゅう」 えっ甲冑?甲冑をつけた武士が組み合うの??・・・いえいえ、その甲冑にあらず! 柳心介冑流 伊達市無形民俗文化財に指定されている由緒ある武術です。地元に住んでいるのに、知らなかった 8-O 今回は、伝統の古武術を現代に伝える「柳心介冑流保存会」を取材しました! 本気でかけたら危ない!亘理伊達家おとめ流護身術。 柳心介冑流はその昔、江戸時代末期に流祖 磯又右衛門柳関斎源正足(いそまたえもんりゅうせきさいみなもとのまさたり)の内弟子・富山登により仙台藩宗室亘理伊達家に伝えられました。 第五代宗家・小熊良語 流派以外の人には見せるのも教えるのも禁止の「御留流」として栄えました。 その後、明治初期に領主・伊達邦成と共に北海道に移住した第5代宗家・小熊良語によって伊達に道場が開かれました。 林野開拓の厳しい労働に立ち向かいながら、道場では稽古がさかんに行われていたそうです。移住から昭和初期までの間になんと四百数十名もの門弟が育ちました。 系譜 開祖・磯又右衛門柳関斎源正足 — 富山登(開祖の内弟子) — 一丸竜之助(小野派一刀流剣術師範)— 一丸兼三郎 — 小熊良語 — 小熊謙治 — 小熊良一 — 小熊良雄 — 小熊義顯 — 小熊伸仁 柳心介冑流道場(昭和30年代頃) 「身はしなやかな柳の如し、己を守り、人を助け、心身鍛錬の術なり」 これが柳心介冑流の心得。こちらから攻撃を仕掛けるのではなく、身を守るための護身術です。投げ技、関節技、絞め技、蹴りを含む三十八箇条、左右合わせて六十七本の技があります。木曜の夜に伊達市武道館で行われている稽古に伺うと、大西昌清会長と熊谷元幸師範が道着姿で迎えてくださいました。 ch:あ〜やっぱり甲冑、着てないですね・・・。 大西会長:その「かっちゅう」じゃないからね(苦笑)。もちろん武士の時代には、甲冑を着て戦っていたんだよ。柳心介冑流は敵の攻撃から身を守るための護身術なんだ。刀を持って向かってくる相手を素手で倒すこともできるんだよ! ch:へえ〜〜、ということは本気でかけたら・・・ 大西会長:危ない危ない。だから稽古でも加減して教えるんだよ。例えば、こうやって逆手を取って、グッとキメたら折れちゃう。 熊谷師範:逆手を取って関節を責めるのは、柳心介冑流の特徴のひとつですね。華やかな見た目の柔道や剣道に比べ、一見地味というか、つまらなそうに見えるでしょう?でもやってみると非常に奥が深いんですよ。 秘伝の巻物! 右から第九代宗家・小熊義顕さん、熊谷さん、大西さん(2003年日本武道館にて) 大西さんと熊谷さんの師匠は第九代宗家に当たる、故・小熊義顕(よしあき)さんです。保存会は1980年に義顕さんの父・小熊良雄さんが門弟有志と共に結成しました。それまで40年ほど、伝承が途絶えていたそうです。昭和初期には多くの門弟がいた柳心介冑流でしたが、第二次大戦と戦後の武道禁止令を受けたためでした。 保存会設立当初の稽古の様子 当時70代だった良雄さんを含め、全ての技を完全に覚えている人はいなかったそうです。そんな中、会のメンバー全員で記憶をたどり再現に努めた結果、すべての技が復元されました。そして1984年には伊達市無形民俗文化財に指定されました。 1980年頃の柳心介冑流保存会 大西さんは技が復元されてから、保存会の第1期生として入門しました。本格的に稽古を始めたのはそれからですが、子供の頃に少し習っていたことがあったそうです。 大西会長:そういえば小学生の頃、中学生がいじめにきて、気がついたら投げ飛ばしていたことがあったね。あとですごく怒られたよ(笑)。絶対に自分から技をかけるなというのが柳心介冑流の教えだからね。 ch:へえ〜!!そのくらい威力があるということですよね。 大西師範:戦前は道場破りもよく来たと聞くけど、古武術を学ぶ上で何よりも大事なのは「人柄」なんだよ。強くてもむやみに乱暴なやつはダメ。破門になるよ。 熊谷さんは伊達市内で整骨院を営んでいた九代宗家・義顕さんに整骨の技術を学びに来たのがきっかけで、武道も教わるようになりました。 2014年に義顕さんが亡くなる以前には、演武の「受け」(技をかけられる役)を度々つとめたそうです。東京の日本武道館で開催される「日本古武道演武会」をはじめ、全国の様々な場所に同行し師匠の義顕さんと演武を披露しました。 現在は室蘭で整骨院を営みながら、稽古に通っています。 熊谷師範:稽古ではもちろん加減するんだけど、演武となると結構本格的で、技をかけられる方は腕の筋が伸びちゃったりしたなあ。でも、小熊先生の技は、強いだけじゃなくてとっても綺麗でしたね。 ch:段とか帯があるんですか? 熊谷師範:三十八本の技は初伝、中伝、奥伝と3つに分かれているのですが、習得すると巻物が伝授されるんですよ。 ch:ま、まきもの・・・!! こちらがその巻物!!果たして中には何が・・・??とっても気になりますが、技を習得した者だけが手にすることができる大切な巻物なので残念ながらお見せできません :cry: 伝統文化の重みを感じますね! 戦うのでなく、「相和する道」。 江戸時代末期から開拓時代を経て、代々継承されてきた由緒ある古武術、柳心介冑流。現在、大西さんと熊谷さんを中心に稽古が行われていますが、主要メンバーの高齢化とともに会員も少なくなり、後継者問題が悩みの種となっています。 現代では甲冑を着て戦うこともないわけですから、時代の流れとともに消えてしまうのは自然なこと・・・と言ってしまえばばそれまでなのですが、あまりにももったいない! 領主・伊達邦成が道場開業を祝い贈った直筆の掛け軸(小熊家所蔵) 保存会の皆さんにお話を伺っていると、技の威力だけでなく、立ち居振る舞いや心得の中に、現代に通じる大切な教えがあるように感じます。 平成11年に制作された伊達市文化財記録ビデオの中で、第九代宗家・小熊義顕さんは次のように語っています。 「柳心介冑流躰術は護身術であり、相手と相和して内面的にも切磋琢磨して技はもとより、心身を鍛錬する道です。」 戦うのでなく「相和する」、とは!いま聞くと逆にあたらしい気がしませんか?「古きをたずねて新しきを知る」とはまさにこういうことなのかもしれません。 古武術は人から人へ伝えられてゆくものだけに、カタチあるものとはまた違った保存の難しさがあるのだなあ、と思いました。どうか次の世代に継承されてゆくようにと祈るばかりです。 柳心介冑流保存会 会の詳細は下のリンクからご覧ください。 http://www.city.date.hokkaido.jp /funkawan/detail/00003130.html
むしゃなび編集部
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08/18(土) 西いぶりと東京を「野菜」でつなぐ ノルノルブラザーズ 。 2018 夏の、いいこと(1)
今年は雨が続いて、もともと短い夏がますます短くなってしまいましたね! 駆け足で過ぎていく今年の夏、洞爺湖周辺で出会ったステキな人、ステキな出来事をご紹介します。今回は、故郷・西いぶりと東京を「野菜」で結ぶ、ハッピーなご兄弟の登場〜。 丘の上に現れた1日限りのポップアップレストラン! 7月最後の日曜日、地元食材をつくって、食べて楽しむ1日限りのレストランが伊達の丘の上に現れました。 「ファーム・トゥ・テーブル」 農園から食卓へ、と題して開催されたこのイベント、西いぶりの農家さんが育てた野菜や噴火湾の海の幸を、つくって、食べて、みんなで楽しもう! というもの。まもなくグランドオープンする志門気町のクッキングリトリート・スペース「Homestead(ホームステッド)」を会場に、農業者や飲食店関係者など、「食」に関わる地元の人たち40名ほどが参加しました。 伊達の街を一望する超絶景な丘の上、午前中はパティシエによるお菓子作り教室、夕方からはディナーパーティで盛り上がりました〜。 このイベントを主催したのは、「NOLNOL BROTHERS(ノルノルブラザーズ)」こと、島部 弘之さんと島部 祐紀さん。伊達市出身で現在東京に暮らす仲良しなご兄弟。 3年ほど前から、伊達、洞爺、壮瞥、豊浦など西胆振産の野菜を仕入れ、東京の「青山ファーマーズマーケット」で販売しているそうです。今回は、ファーマーズマーケットを通じて出会ったシェフとパティシエを招き、地元伊達での初イベントとなりました。 画像借用元:https://www.facebook.com/nolnolbros/ 島部さん兄弟が扱うのは、 自分たちが食べて、本当においしいと思った野菜。 実際に農家さんを訪ね、話をして、知りあった上で仕入れているのですって 8-O さながら、こだわり野菜のセレクトショップ?? 東京からふるさとの魅力を発信する「ノルノルブラザーズ」、兄の島部 弘之さんにお話を伺いました。 西いぶりと東京を「食」でつなぐ仲良し兄弟! 島部 弘之さん/ノルノルブラザーズ ch:そもそも、どうして野菜の販売を始めたのですか? 島部さん(兄):僕も弟も、生まれ育った伊達が大好きです。 東京に暮らしながら伊達にもビジネス拠点を作りたい、地元の為に何かしらの貢献をしたい、と考えたのがきっかけです。 学生時代に飲食店で働いていた経験を生かして、「食」に関する仕事を思いつき、青山ファーマーズマーケットで西胆振の野菜の代理販売を始めました。 旬の夏野菜がたくさん! ch:西いぶりの野菜といってもいろいろありますが、どんな野菜を販売しているのですか? 島部さん(兄):自分で食べて、「この人の野菜を売りたい」と思った農家さんの野菜を扱っています。 伊達のしましまファームさんや、洞爺湖の青山農園さんなど、西胆振にはおいしい野菜をつくる生産者がたくさんいますね。 伊達に戻ってきた時には、農家さんを訪ねて畑を見せていただいたり、話を聞いたりしています。 お料理をサーブしているのが、弟の島部 祐紀さん。 ch:東京のお客さんの反応はいかがですか? 毎回買いに来てくれるお客さんが増えていますね。おいしい野菜を求める人たちって、だいたいいつも同じ農家さんからしか買わないんですよ。なので、リピーターがついてくれているということは、評価されているということ。とっても嬉しいです :-) ch:お名前の由来ですが、ノリがいいからノルノルブラザース?? それもありますけど(笑) 英語の「no laughs no life」 の頭文字をとって「NOLNOL」にしました。私達と繋がるみんな、生産者や消費者、もちろん私達も含めて笑顔になれるといいな、と思っているんです! 正直、東京に行くまでは、伊達や西いぶりとつながる、みたいなことって全然考えていなかったです。早く都会に行きたかった。でも離れてからあらためて、故郷のよさ・面白さを感じるようになりました。 東京に拠点を置きながら、ビジネスというかたちで西いぶりと東京を繋ぎたい。そんなふうに考えています。 つくる人・食べる人、つながる! さてさて、うっすらと夕暮れ。ディナーパーティが始まりました。 松川、タコ、黄金豚、夏野菜各種、フレッシュハーブもたくさん—。西胆振の海の幸、山の幸をふんだんに使った、目に美しく、とびきり美味しいお料理やスイーツの数々。 参加者の中には、食材の生産者もいて、おんなじ地域に暮らす「つくる人」と「買う人」がともにテーブルを囲みました。 和気あいあいと楽しい時間。 「このお皿にあるものみんな、知っている人が作っているんだなあ、と思うとおいしいのがもっともっとおいしくなりますね!」 と話していたのは、この日ライ麦パンを提供した室蘭のパン屋さん、pain de micさん。それから、「こんなにすてきな料理になるんだなあ〜」と、嬉しそうな農家さんの姿も。 また、伊達のとある居酒屋の大将は「おっ、この食材こうきたか! って感じがするネ」と、料理人ならではのコメント。 シェフのミカミ ナオさん。全国各地で腕を振るうフリーランスの料理人。 午前中のお菓子作り教室。パティシエ・アカイ ノリコさんの指導で、季節のベリーをたっぷり使ったケーキが出来上がり〜! 地元の新鮮な食材を、腕利きシェフの料理でいただいく…… それだけでとってもすてきですが、育てる人、料理する人、売る人、買う人が、集って一緒に食べるなんて、なかなかないことですよね。まさに、ザ・地産地消を大満喫。 撮影: ヒラマツカメラ わいわいと飲みながら食べながら、丘の上の夜は更けてゆきました…… 最後に、島部さんに伺いました。これからの目標や夢って、ありますか?? 撮影: ヒラマツカメラ はい! 東京に西いぶりのアンテナショップを作るのが夢です! おいしい野菜を売る八百屋、それを料理したレストラン、さらに西いぶりで活動する作家のクラフトショップも入れて。さまざまな要素が一体となったお店を将来オープンできたらいいですね :-) 東京から故郷・西いぶりを発信する島部さん兄弟。都会にいるからこそできるつながり方で、ユニークな活動を展開されています。 東京近郊にお住いの読者のみなさま、ぜひぜひ、青山ファーマーズマーケットに出かけてノルノルブラザーズのショップでピチピチ野菜に出会ってくださいね〜。 NOLNOL BROTHERS https://www.nolnolbros.com Facebook ★「Farm to Table in 西いぶり」は2018年7月29日(日)に開催されました。 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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11/29(火) “ 通過点としての居場所 ” 荒川量子が考える 『るる』 の役割
この日は、洞爺湖湖畔でお話を聞かせていただきました。 留寿都村で活動されている方なのに申し訳ないとおもいつつ…。 でも、実は彼女にはぴったりのロケーションだったと思った取材となりました。 地域おこし協力隊で留寿都村に 荒川量子(かずこ)さんは札幌ご出身。 高校卒業後、進学等で札幌を出てからは千葉県に長らく住んでいらっしゃいました。 その後、お子様お二人とともに留寿都村の地域おこし協力隊として2020年に北海道に戻って来られました。 いえ。 「北海道に戻って来た」という表現は、もしかしたら適切ではないかもしれない…というのが、今回のストーリー展開となります。 「そろそろ、都会を離れたい。」 東北の大震災以降、都会に住みにくさを感じはじめ、生活を見直したいと考え始めていた量子さん。 「自然に恵まれた環境で豊かに生活をしたい。」 そう思っていた時に目に飛び込んできた募集が、“留寿都村の教育委員会(社会教育)所属の地域おこし協力隊でした。 そもそも量子さんは教育分野にとても興味がありました。 それというのも、千葉県での活動が背景にあるからです。 つまり、採用された後の活動イメージを量子さんは既にお持ちでした。 「千葉県在住時は、小学校特別支援学級のサポートや、『自主保育』活動をしていました。プレーパーク活動をしていた方とも接点があり、野外活動にも興味があったので自然体験指導者とのつながりもありました。」 と、そんなバックボーンを持つ量子さんは続けてこんな話しをしてくださいました。 「子どもに対しても、大人に対しても、「こうであらねばならぬ」という考えを押し付けるのは違うと思っています。こう言われたからとそうするではなく、「自分はどう思うのか?」「自分はどうしたいのか?」を考えて、どちらに転んでも全て自分の責任だと自覚をもって行動できるように、相互に自立をしたいと思っています。そして、大人も子どもも縦ではなく、横で、1対1の人間同士の関係つくりを理想としています。ゆくゆくは、お互いが地域や北海道(あるいはもっと広く)に還元できるようになっていけたら嬉しいです。」 ここで、耳慣れない二つの用語について簡単に説明しますね。 自主保育とは〜 就学前の子どもたちを、特に自然の中で遊ばせたいと考える保護者主導の保育の取り組み。 地域の公園はもちろん森・海・河川敷など自然の中を中心に、時には屋内において活動をする。生まれてから小学校就学までの子どもたちの生活や成長の場を、保護者たちの手で地域の中に作り、保育士や教諭に全面的に頼るのではなく、保護者たちが協力し合いながら、家族以外の子どもたちも我が子と一緒に見守りつつ、ひとりひとりの個性を尊重し生きる力を育んでいくことを目的とする。また時に、地域の人の協力も得ながら子どもも大人も育っていく。そのような活動のこと。 プレーパークとは〜 「冒険遊び場」とも呼ばれ、土・水・火・木など様々な要素がある空間のこと。「自分の責任で自由に遊ぶ」ということをモットーに、子どもたちの好奇心や欲求を大切にし、やりたいことをできる限り実現できるように、ある程度大人が見守る体制が整った中で子どもの自由度と責任感を大切にする場。 量子さんは、過去の活動経験から得たアイディアを豊富にお持ちで、バイタリティーもあり、決断力と行動力もあるので、人口1900人足らずの村ではとても頼りにされています。 もちろん、その期待に添う様に、数々の活動をこなされています。 地域おこし協力隊としてのお仕事は、たとえば〜 マリーゴールド染めワークショップ:国道230号線沿の花壇に植えられ、花が終われば捨てられてしまう花を有効に利用したものです。とても美しい黄色に染まります。 制服おさがりプロジェクト 0円マーケット クリスマス飾り作りワークショップ 高齢者向けスマホ講座 みんなでつつみこむあたたか村作りプロジェクト その他、イベントというイベントの企画運営などのほか、当然事務仕事も そして実はもう一つ、量子さんの裏(?)のお顔としてアートセラピー講師としてのご活躍もあります。 ↓↓興味がある方はこちら〜 https://arakawa-kazuko.com/art-therapy/ このように超ご多忙な量子さんですが、いま、最も力を入れているのは古民家コミュニティー『るる』での活動です。 古民家コミュニティー『るる』とは 「では、まずはじめに『るる』のお名前の由来を教えていただけますか?」 「『るる』の 『る』 は、一つには留寿都の『る』です。ほかに、『あつまる』『つながる』『ひろがる』の『る』。そして『縷々(るる)』。この言葉には「長くつづく」という意味があります。地域の居場所が長くつづきますように‥の願いが込められています。」 なるほど。 可愛らしい響きのなかに、そんな素敵な意味があったのですね。 さて、現在 『るる』 となっている建物は10年以上誰も住んでいませんでした。 でも、立地はとても良い。 留寿都小学校の裏にあり、敷地も広く、村の中心部。 誰もが訪れやすい場所でした。 ところが老朽化が激しく、誰も見向きもしない建物。 周りの人たちは、直すのは無理だと言いました。 でも、量子さんは諦めませんでした。 関係各所で諸々を調べ、ついに2021年6月に広い庭込みで建物を借りることができました。 クラウドファウンディングで応援金を 借りるところまで漕ぎ着けたはよいけれど、そこからが大変でした。 トイレは使えず、壁は危険な状態…。 それに修理費用もない…。 ということで、クラウドファウンディングで資金を集めることにしました。 しかも、中間サイトを用いず、返礼品もなしで、SNSを使い応援を呼びかけたのです。 すると、驚くことに70~80名の協力者が現れ、あっという間に目標額の倍額を集めることができました。 実はその応援者のほとんどが道外の方で、千葉県での各種活動やSNS繋がりとその繋がりの仲間たちだったそうです。 個人的に直接お願いしたわけではなく、皆様が自主的に応援金を振り込んでくださったのだそうです。 素晴らしいことです。 それは、量子さんの千葉県時代の活動が認められていて、今後も期待されているという紛れもない証です。 見返りを求めることなく、応援してくださった方々も素敵です。 「全員への返礼品はありませんでしたが、留寿都高校の生徒さんが作った野菜が手に入ったので、抽選で何名かに送らせていただきました。寄付していただいたお金は、トイレと壁の修理費に使わせていただき、残りは運営費として使わせていただきます。本当にありがたいことです。」 「るる」のミッション ところで、量子さんの『るる』への想いや考え方はこうでした。 「『るる』のミッションは、“穏やかな繋がりの中で一人ひとりが輝き、お互いを認め、支えあう社会の実現に貢献します”と謳いました。 そのために『るる』にできることとして具体的に掲げた4つのことがあります。 1. 季節のイベント開催 2. 本を読んだり・おしゃべりをしたり思い思いにすごしてもらい、子育ての合間にホッとできる癒しの時間を作る。 3. 赤ちゃんからお年寄りまで多世代交流ができる。 4. やってみたい心を応援し、体験活動をサポートすることで、学び×遊びの場とする。 これら4つを通して、誰でもふらっと気軽に立ち寄ることができる地域の憩いの場=居場所にしたいと考えています。 ひいては『るる』という場だけでなく、ここでの活動や出会いを “きっかけ” に、こうあらねば!ではなく 『みんな違って当たり前』が普通になり、お互いが認め合える世界になれるよう、一人一人が自立して暮らしていけたら幸せだなあと思っています。」 これまでの『るる』の活動は〜 ・ 親子で草木染め ・ ミモザリースづくり ・ かまくらづくり ・ 焚き火 ・ 焚き火でバームクーヘン ・ 外遊び ・ 水引きワークショップ ・ マーブリング etc.バリエーション・アイディア豊富です。 いま、どの分野でも “ 多様性を認め合おう “と言われていますが、スローガンのようにただ叫ぶだけで到達できるほど容易くない世界です。 けれども、『るる』のような ありのままでいられる “ 場 “ があることで、そこで過ごした人たちのマインドが波及していくことを願う量子さんです。 あらためて、さまざまな活動の拠点としての『るる』の役割とは〜 ・ 多世代交流の場作り ・ 誰でもウェルカムの居場所作り ・ 地域づくりの場 ・ 体験活動の提供 ・ 野外活動のサポート ・ 出張ワークショップの受け入れ 千葉時代の経験の積み重ねがあり、ノウハウも多くお持ちだからこそ、『るる』の役割を自覚し、即実践に結びつけることができるのでしょうね。 「さて、色々お話を伺ってきましたが、10年先のご自身がこうありたいというイメージお持ちですか?」 ここまで流れる様にお話をされていた量子さんでしたが、少し間を置いてきっぱりとこうおっしゃいました。 「わたし、旅人になりたいんです。」 ああ…。 そうか…。 筆者には、その不思議な答えが、何故か、すんなり腑に落ちました。 量子さんは風を運ぶ人だったのです。 「わたし、旅人になりたいんです。」 「『るる』の活動も、留寿都村での荒川量子も、ここで出会う人にとっての通過点であってほしいと願っているのです。生意気な話に聞こえてしまうかもしれませんが…。依存関係ではなく、互いが自立し、認め合う、支え合うという共生社会を目指したいです。ですので、その想いは留寿都村にとどまることなく、色々な土地で広げていきたいと考えています。出会った人(子どもも大人も)にそっと寄り添い、見守る人でありたいです。もちろん、留寿都村の拠点としての『るる』は今後も大切にします。『るる』と荒川を通過点にして、ここで出会った人たちも「自分は自分」と精神的に自立して自由に羽ばたいてほしいと願っています。当たり前のことですが、世界には色々なモノがあり、色々なコトがあり、色々なヒトがいます。でも体感しているのはそのほんの一部。自立して自由になって、自分の責任のもとに生き方の選択をして、多様なモノ・ヒト・コトとつながって、心も体も経済的にも豊かになってほしいと心から思います。そうすれば、その豊かさは循環していくと信じているのです。ですから、私自身も自立して自由に羽ばたきたい。だから旅人になります!」 「通過点」という言葉も、「旅人」という言葉もとても共感しました。 自然体で生きる量子さんが纏う風。 10年後、どこか違う空の下で旅人の量子さんに偶然会える気がしました。 ―『るる』 代表 荒川量子 情報― 荒川量子 電話:090-7650-5347 Email:arakawa.chiiki.230@gmail.com Facebook:https://www.facebook.com/kazuko.arakawa.12 ホームページ:https://arakawa-kazuko.com/ 【お知らせ】 倶知安町にて「夢みる小学校」の上映会を開催します! たくさんの方にみていただきたいドキュメンタリー映画です。 ぜひ、お越しください。
Rietty
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08/15(日) フレッシュなベリーを満喫。ベリーファームとようら
2019年に本州から豊浦町に移住した鴨井さん夫妻が約2年半の準備期間を経て7月末に観光農園をオープンしました。9月中旬〜下旬ごろまでブルーベリーをはじめとする「ベリー狩り」を楽しむことができます。 750本40種のベリーの木 「ベリーファームとようら」は山間の自然豊かな豊泉地区にあります。以前は福祉施設として利用されていたこの土地を借りて農園の開設準備を始めたのが2019年の春。その後、同年8月に敷地内の建物を利用してカフェがオープンしました。当時取材に伺った時は、農園にベリーの木を入れる直前の頃でした。 7月28日に行われたオープニングセレモニーに伺うと、青いネットに覆われた広大な空間に、たくさんのベリーの木が並んでいました!その数、約750本!太陽の日差しを浴びてすくすくと育っています。大粒の実があちらにも、こちらにも。 品種はブルーベリー35種に加え、ラズベリー、ブラックベリー、ハスカップなど合わせて40種。品種により季節ごとに実ります。 地面には黒いシートが敷かれ、ベリーの木は1本ずつポットに入っています。一般的な農園ではあまり見かけない光景ですが、これは「養液栽培」という農法です。ひとつひとつのポットに繋がった黒いチューブから水と液肥が運ばれる仕組みになっているそう。養液栽培システムを用いたブルーベリーの生育は近年、注目を集めているそうですが、道内ではまだ例が少なく、観光農園としても珍しいそうです。 オープニングのこの日は地元の子どもたちが招かれました。私も一粒食べてみると、爽やかな甘さと酸味が口いっぱいに広がりました。真夏の暑さも吹き飛ぶおいしさ! 地面がシートに覆われて歩きやすいので、ヒールや革靴でもOK。また車椅子やベビーカーも入園できるバリアフリー仕様になっています。快適でリゾート感あふれる園内ですが、もともとは原野だったといいます。そのため、開墾、整地という大掛かりな土木仕事から始まった農園づくりだったそうです。2年弱という短期間にスタッフや仲間の手を借りながら、作業のほとんどを自ら行ったという鴨井さんのバイタリティーに驚きました! 鴨井さん夫妻「ベリーの木と同様、この農園もまだまだ成長の途中です。温かく見守っていただけたら嬉しいです」 ベリー狩り(火木土日祝 10時〜16時) ・大人 1,800円(中学生以上) ・小人 1,000円(小学生) ・未就学児 無料 ※予約優先のため、事前に予約を入れておくのがおすすめです ベリーづくしのカフェ! ベリー狩りの後は、カフェへ。みずみずしいベリーをふんだんに使ったドリンクやスイーツを楽しめます。 季節のベリーフローズンヨーグルト(600円)と自家焙煎コーヒー(500円)。さわやかなフローズンヨーグルト。摘みたてのベリーを頬張っているようなジューシーでフレッシュな口当たり!コーヒーはエチオピア産スペシャルティコーヒーを自家焙煎しています。柔らかく上品な味わいです。 季節のベリータルト(350円)アヒルのクッキーがかわいいタルト。クリームチーズがベースのクリームがベリーの程よい酸味とよく合います。 ココナッツベジカレー(サラダ付き 店内750円、テイクアウト800円)ココナッツとカボチャがベースのカレー。スパイスの使い方が本格派!辛くないのでお子さんでも食べられます。 サラダには人気の自家製ブルーベリードレッシングをかけていただきます! 木の温もりがやさしい雰囲気の店内。DIYで増設したという壁がアートでおしゃれです。天気の良い日は気持ちの良いテラス席が利用できます。またメニューはテイクアウトOK。コーヒー豆や自家製ブルーベリードレッシング、手作りのハーブティーも購入できます。このほかBBQや焚き火のプランもあり(要予約、詳細はHPでご覧ください)。 カフェ OPEN:火木土日祝 11時~16時 ベリー狩り、食事、カフェなどいろんなスタイルで楽しめる「ベリーファームとようら」。2年前に伺った鴨井さんの思いがカタチになり、大きな実を結んでいました。 園内にはヤギやニワトリ、アヒルといった動物たちも暮らしており、のどかな空気が流れています。まるで小さな村を訪れたような気分!山間の自然豊かなベリーファームで、ご家族やお友達とのんびり過ごしてみては。 世界最小のアヒル、コールダック。普段は池で仲良く泳いでいます。なんと鴨井さんが卵から孵したそう! ベリーファームとようら虻田郡豊浦町豊泉136-1070-2689-7324https://berryfarm.jp/ ※記事の内容は取材時の情報です。メニュー、取扱い商品等は変更になる場合があります(取材2021年8月)
むしゃなび編集部
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10/18(金) 紅葉シーズンです!2019〜大滝区
2019/10/18追記大滝の紅葉がピークを迎えているようです(記事で予想したよりちょっと遅かったです、ごめんなさい)。最新情報が地域おこし協力隊のFBページにアップされています→ https://www.facebook.com/date.otaki.chiikiokoshi/今週末あたり、出かけてみては! 秋ですね。このところ街路樹が急に色づいてきた感じですが、伊達周辺の紅葉スポットといえば、大滝区と洞爺湖周辺がきれいです。春は遅い北海道、でも秋は早い北海道・・・紅葉シーズンを満喫するべく、今回は伊達市大滝区へ、紅葉の進み具合を見に行って来ました! 紅葉ポイント1〜三階滝公園 「大滝で紅葉を見るならまずここ!」の三階滝公園にやってきました。平日でしたがシーズンとあって、沢山人が訪れていました。 気になる紅葉の進み具合は、三分〜五分といったところでしょうか。全体的にはまだ結構グリーンですが、モミジなどの赤が目立ちはじめています。 2019/10/2 撮影 紅葉はじめ?のモミジ。赤とグリーンのコントラストがきれいです こちらは赤と黄色。青空に透けるような色合いです この様子では、おそらく10月8日前後から10日間くらいが見頃ではないかと思われます。でも、気温が下がると急激に色づきが進んだりしますので、少し早目でも見逃すよりはいいかもしれません。 ピークの頃の様子。滝の周辺が色鮮やかに染まります 紅葉には少し早かったですが、こちらの滝はシーズン問わず眺めがとてもいいです。その名の通り、三段に落ちる水しぶきと心地いい轟音に癒されます!滝の奥には甘露法水という湧き水が出ており、洞穴の中には観音様がまつられています。 甘露法水 三階滝公園 北海道伊達市大滝区三階滝町 * 駐車場横におしゃれなコーヒー屋さん(ログハウスの建物)が9月末オープンしたようです。また道路の向かいにはパスタが美味しいカフェがありますよ。ソフトクリームやドリンクのテイクアウトもでき、ヤギが草を食んでいます! 紅葉ポイント2〜ナイヤガラの滝 大滝区周辺はとても自然が豊かな地域なので、普通にドライブしているだけでも道中、かなり紅葉を楽しめます。でも、秋晴れの気持ちいいシーズン、少し歩いて、車中からでは味わうことのできない紅葉を楽しんでみませんか? 大滝ノルディックウォーキングコース 大滝ノルディックウォーキングコースを10分ほど歩くと視界いっぱいに広がる「大滝ナイヤガラの滝」。ダイナミックに削れた岩肌を勢いよく流れ落ちるワイドな滝です。自然の雄大さを感じます。 2019/10/2 撮影 木によってはかなり紅葉が進んでいます 三階滝と同様、紅葉はまだこれから、というところでしたが、気持ちよく歩いてマイナスイオンをいっぱいに浴び、ものすごくリフレッシュできました。 紅葉のピークを少し過ぎた頃 紅葉がピークになると滝周辺の木々が一斉にピンク、赤、黄色に染まります。森林の中を歩くこちらのコースならではの景色を満喫できますよ。街中や一般的な観光スポットではなかなかお目にかかれないワイルドな「美」だと思います! 森の中で間近に見える紅葉は本当にきれい! 大滝ナイヤガラの滝の見頃も三階滝と同じく、10月8日前後〜10日間くらいではないかと筆者予想です。地元のローカル情報紙「おおたき新聞」10月号に紅葉マップが掲載されています。チェックしてみては。https://www.facebook.com/otakishinbunclub/ かわいいスタンプ見つけました。記念に一押し! 大滝ナイアガラの滝駐車場 北海道伊達市大滝区大成町(大滝総合運動公園近く) ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/17(木) 市民キャストオーディション・室蘭VOX『鐵の人』再演!
室蘭VOXの演劇公演『鐵の人 ~室蘭の製鉄業の祖 井上角五郎の半生~』が12月に再演決定!! プロの出演陣や室蘭VOXメンバーと一緒に舞台に参加する市民キャスト、制作スタッフのオーディションが行われます。 年齢・性別・演劇経験不問! お芝居に興味がある方、歴史や地域づくりに興味のある方、参加してみませんか? (画像は大盛況となった前回昨年6月の公演の様子です) 再演の経緯 今年5月に「炭鉄港」が日本遺産に認定されました。この認定を受けて、「炭鉄港」の“鉄”の部分を描いた「鐵の人」の再演を望む声が、室蘭をはじめ、空知・小樽などから広く寄せられたそうです。そこで「炭鉄港」がより広く周知される一助となれば、との思いで再演が決定されました。 今回は室蘭だけでなく札幌でも公演が行われます。 内容の方も、「炭鉄港」の“炭”(空知)と“港”(小樽)の部分にも新たに光を当て、より重厚なものとなる予定とのこと。楽しみですね! 市民キャストオーディション&制作スタッフ募集 日程 1回目 2019 年 10 月 19 日(土) 午後 18:00~20:00 場所:レンタルホール「アルコ」2F 室蘭市中島町 1-18-5 ※日昇堂 中島本店となり 2回目 2019 年 10 月 21 日(月)午後 14:00~16:00 場所:レンタルホール「アルコ」3F 室蘭市中島町 1-18-5 ※日昇堂 中島本店となり 参加資格 出演者 年齢・性別・演劇経験不問。公演の趣旨に賛同し、健康で、公演成功に向けて、みんなと力を合わせて頑 張れる方であればどなたでも。 稽古日程、公演日程(場当たり、ゲネ含む)すべての期間に参加可能な方 ※やむを得ない事情があり欠席する場合は、ゲネ・本番以外の日程のみ相談に応じます。 制作スタッフ 制作全般、映像補助、衣装補助、美術補助など、様々な仕事があります。演劇制作に関わってみたい方、 室蘭をはじめ「炭鉄港」に興味のある方であれば、様々な関わり方がございます。まずはオーディションにご 参加または、お気軽にお問い合わせください。 参加費 オーディション参加費は無料ですが、出演者として公演に参加することが決定した場合は、参加費 20,000 円 (稽古場料金、講師料、台本料、札幌宿泊料など込み)をご負担いただきます。制作スタッフに関しては無料 とさせていただきます。 公演概要 「炭鉄港」日本遺産認定記念 演劇公演『鐵の人 ~室蘭の製鉄業の祖 井上角五郎の半生~』 室蘭公演(2 回公演) 2019 年 12 月 12 日(木)開演 14:00/12 月 13 日(金)開演 18:30 室蘭市市民会館 札幌公演(2 回公演) 2019 年 12 月 18 日(水)開演 18:30/12 月 19 日(木)開演 14:00 札幌・道新ホール 脚本:柳井祥緒(十七戦地) 演出:NIWA(室蘭 VOX) 出演:道内外のプロキャスト、市民キャストほか(オーディション開催) 問合せ:室蘭VOX/鐵の人製作委員会 事務局 室蘭市中島町 1-38-5 1F ナニナニ製菓内(シャンシャン通り) TEL: 080-6065-0381(担当:モリモト) 詳細は室蘭VOXフェイスブックページをご覧ください↓↓ https://www.facebook.com/muroranvox/ ※ 記事の内容は取材時の情報です。
むしゃなび編集部
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08/20(月) 三階滝にカフェNEWオープン!グランパスドリーム
早くも紅葉の気配を感じる肌寒い日曜日。白老大滝線をドライブしよう、と出かけたところで新しいカフェを発見しました!! 大滝区三階滝公園向かいに8月17日オープンしたばかりのGRANPA'S DREAM(グランパスドリーム)。パスタやサンドウィッチ、自家製ソフトクリームが楽しめるアットホームな雰囲気のお店。これは行ってみるしかない!! ということで、ドライブをひと休みして、ランチをいただいてきました :-) まずはこのお店の名前にピンときた方、いらっしゃいますか?? そう、競走馬の名前なんです。グランパスドリーム店主の細木さんは、数年前まで競走馬の飼育や種付けのお仕事をされていた方で、この度カフェオープンに当たって、大好きなお馬さんの名前をつけたそうですよ。競馬好きの方にはたまりませんね。 それでは早速、ランチに行ってみましょう〜。 パスタメニューのイチオシは、エビミソのコクが濃厚な「スカンピー」。エビを野菜と一緒にじっくりコトコト煮込んで旨味を引き出し、手間暇かけて作っている、店主自慢の一皿。単品もありますが、サラダ・ドリンクのつくセットがお得です。 サラダのこのボリューム! 気合い入ってますね。大滝や伊達の地場産野菜がふんだんに使われ、中にはケールやアイスプラントなど、ちょっと珍しい野菜も。「ちょっとした付け合わせ、ではなくて、それだけで、メインになるような食べ応えのあるものにしたかった」とのことで、納得の食べ応え。 そして、こちらがスカンピー。エビのクリームソース、濃厚で旨味がたっぷり・・・うーん、美味しい〜〜!!コクがあるけどクドさは全くなくて、ぺろっと食べられてしまうオイシサ。 ついでにソフトクリームも注文! 食べてびっくり、ミルク感がすごい・・・というのもなんと、こ主人の手づくり、自家製なのだそうです。さっぱりしつつクリーミーで、牛乳本来の味がふわっと広がる絶品ソフトクリーム。ぜひぜひ、食べてみてね〜 グランパスドリーム・店主の細木さんご夫妻 これから、ペット連れでくつろげるテラス席も近日オープン予定だそうです。細木さんご夫妻もワンちゃん2匹&ネコちゃん2匹と暮らす愛犬&愛猫家。気さくで明るい人柄に、アットホームなお店の雰囲気。競馬トークやペットの話で盛り上がるかも?? 三階滝の新たなカフェ、訪ねてみてください。 テイクアウトもできます。 ソフトクリームやドリンクのほか、「ハイジのパン」というサンドイッチがおすすめ。 白老牛、カモソテーなど、こだわり食材を使った本格サンドイッチです。ドライブのお供にどうぞ! GRANPA'S DREAM 北海道伊達市大滝区三階滝町177-2(三階滝公園 向かい) TEL 0142-68-5300 OPEN 11:00~17:00頃 CLOSED 毎週金曜日 https://grandpasdream-ootaki.jimdofree.com
むしゃなび編集部
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05/10(金) 【食べあるき】牧家のモーニングプレート。
五月晴れの青空が気持ちのいい季節ですね :-) 連休明けの食べ歩きに、4月末よりスタートした洋麺茶屋牧家のモーニングに行ってきました。伊達周辺ではやっているお店が少ないだけに、「モーニング」と聞くとなんだかワクワクしてしまいます。 開店時間も1時間早くなり9時からオープンしています。いつも賑やかな店内ですが、平日の朝は割と静か。ランチとは少し違う素敵な雰囲気でした。 朝限定のプレート(594円)とコーヒー(プレートとセットだと216円)を注文しました。 スクランブルエッグとフォカッチャのシンプルなプレート。いかにも「朝!!」という感じのいい香りが・・・ :oops: 生クリームとバターでコクを出したスクランブルエッグはふわふわ&とろとろ。 これまたふわふわなフォカッチャ。牧家特製のカチョカヴァロチーズが贅沢にのっています。蜂蜜やジャムをつけていただくと、焼きたての香ばしさがたまらない! おいしくてヘルシーな朝ごはんを食べて、元気がモリモリ湧いてきました〜。 出勤前のひとときや、休日のブランチにいかがでしょうか? 私も今度は子供と一緒に来たいと思います。 モーニングメニューは9時から11時まで。また通常のパスタやピザのメニューは10時からオーダーできます。 洋麺茶屋 牧家 北海道伊達市梅本町57番地1の内 OPEN 9:00~26:00 モーニング 9:00~11:00
むしゃなび編集部
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01/16(木) 伊達に子ども食堂オープン! いちごはうすの会
「伊達に子ども食堂を作りたい!」と昨年5月よりプレオープンやイベントを開催してきた「いちごはうすの会」が伊達市旭町にグランドオープンしました。今後は月一回、毎月第3木曜日に開催予定です。 オープンを迎えた1月16日(木)、住宅街の一角に建つお家「いちごはうす」のドアを開けると、ご飯のいい匂い・・・。「ただいま〜」と言いたくなるような、あたたかい雰囲気が漂っていました。 ちょうどピークを過ぎ、キッチンも少し落ち着いてきたところ。ボランティアの皆さんが、和気あいあいと配膳や台所仕事をしていました。 今回のメニューは、ホタテご飯、お雑煮、肉じゃが、ハンサム食堂のぶう玉など。ツヤツヤしたご飯、見るからにおいしそうですね!食材のほとんどが地域の方からの寄付でまかなわれています。また献立は、栄養士の資格を持つ工藤代表がバランスばっちりに組んでいます。愛情こもった手作り料理、おいしい〜!! お腹も心もいっぱいになりました。 昨年、縁あってこちらの民家を借りられることとなり、お掃除や改装をしてこの日を迎えたそうです。メンバーの方に伺うと「これまではプレオープンという形で、市内の公共施設やお店等、毎回違う場所で開催してきましたが、今後は場所を固定して活動できるので、とっても嬉しいです」と笑顔を見せていました。 畳のキッズルーム。食事の後にお子さんを遊ばせることができます。 代表の工藤さんも「沢山の方の協力のおかげです。こんなに早く実現するとは・・感無量です!」と話していました。 どことなく懐かしい「茶の間」のような空間 「いちごはうす」は、人と人とのつながりを大切に、食べるだけでなく、のんびりとくつろげる「お家」のような子ども食堂です。経済状況に関係なく、どんなご家庭の方も利用できます。子育てに行き詰まったり、しんどさを感じている方、ママ友付き合いが苦手な方にもおすすめです。気軽に出かけてみてください。 子ども食堂「いちごはうす」毎月第3木曜日 開催次回は2020年2月20日(木)16時〜場所 北海道伊達市旭町47(駐車場に制限があるため、車でお越しの際は事前に問い合わせてください)料金 子ども無料、大人500円最新情報→ いちごはうすの会(facebook)問合せ 080-4041-9703(工藤さん) いちごはうすの会では、寄付やボランティア等、引き続き募集しています。活動に参加してみたいという方は、会の方へお問い合わせください!今、特に募集しているのが、子どもと接すること(遊んだり、相手をするなど)が得意な人だそうです。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2020年) これまでのレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/18940 https://so-ra-mi.jp/archives/19660
むしゃなび編集部
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04/13(金) ベンチプレス全国2位「気はやさしくて超力持ち」な齋藤さん夫妻の「ほみぃくらぶ」!
今年2月、洞爺湖町に初の児童発達支援・放課後等デイサービス施設「ほみぃくらぶ」がオープンしました。 児童発達支援・放課後等デイサービスって知っていますか? 障がいのある子どもが保育所や学校の就業後や休みの日に通うことのできる福祉サービスで、 「児童発達支援」は未就学児、「放課後等デイサービス」は6歳から18歳までを対象としています。 施設を立ち上げたのは、伊達出身で洞爺湖町在住の齋藤学さんと妻の美穂さん。 老人介護から児童福祉まで、福祉の仕事に携わってきた齋藤さんですが、一見すると、スポーツジムのトレーナーかな、と思うような立派な体格。失礼ですが何かスポーツでも?? 「趣味でベンチプレスをやっています。昨年大会で全国2位を取ったんですよ!」 ・・どどどおりで筋肉隆々なわけだっ 8-O ベンチプレスとは、ベンチに寝てバーベルを持ち上げるパワーリフティングの一種。 全国2位ということは・・・おそらく北海道で最も重いものを持ち上げられる男ですね?? というわけで今回は、「気は優しくて力持ち」、いやいや、 「気は優しくて、超力持ち!」 な齋藤さん夫妻が営むアットホームな「ほみぃくらぶ」を取材しました。 「自立力」を育む! 「ほみぃ」とはHomey=家庭的、仲間などの意味をもつ英語。 「仲間を大切にし、仲間と楽しく活動し、共感し、仲間をたくさん作ってほしい」という齋藤さんの願いが込められています。 2018年2月1日にオープンして以来、現在15名ほどの児童が登録し、週2〜3回利用しています。 また洞爺湖町だけでなく豊浦、伊達、壮瞥など、町外からも広く受け入れています。 齋藤さんが大切にしていること。それは自立力です。 「施設によって、力を入れている活動は様々ですが、うちは「自立」です。子どもの将来を考えたときに、勉強ができなくても、運動ができなくても、生活できれば。 生活力があれば、身の回りのことができれば一人前、と僕は思うんですよね。」 ほみぃくらぶでは、キッチンや洗濯機を設置し、使ったタオルを子どもたちが自分で洗ったり、土曜・長期休みなどには皆でお昼ご飯をつくって食べるようにしています。 土曜日のお楽しみはお昼ご飯作り!今日のメニューは焼きそばとおにぎり。 体を動かしたい子のために、虻田体育館で活動することもあります。 それから「できるだけ親御さんのニーズに沿うこと」もほみいくらぶが大切にしていること。そのために送迎の範囲を広げ、金曜は室蘭まで送迎に出ています。 虻田体育館でヨーイドン! せんせいたちも一緒に走る、跳ぶ! ベンチプレスで培ったブレない信念! 以前は近隣の放課後等デイサービス施設に勤務していたという齋藤さん。 現場で経験を積む中で、だんだんと自分でやってみたい、と思うようになり、洞爺湖町でニーズがあることを知り、独立を決意しました。 お子さんたちと過ごす時間を長くしたい、というのも大きな理由のひとつだったそうです。 「子どもの成長は、今しか見られないですから。 自分のリズムと、家族のリズムと、考えた上で、みんなのことを考えたら、独立が一番いい選択だったんですよね。 オープンに向けて準備を進めていく中で、本当にタイミングよくいろんな方と出会えまして。自分でも不思議なんですけどね(笑) 施設の場所も、妻といい場所ないかなって探していたら偶然見つけて、自分らで交渉したんですよ。」 斎藤さんの信念、岩をも動かす・・・的なものを感じますね。そのぶれない信念は、きっとベンチプレスで培われたのに違いない!! 10年ほど前からベンチプレスをしている齋藤さんですが、昨年10月に開催された第18回ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会93kg級でなんと2位を獲得。 記録は207.5kgで自己ベスト!!! ちなみに現在の日本記録が220キロだというから、あともうちょっとじゃないですかー! ベンチプレスは単に持ち上げればいいわけではなくて、全て合図通りにしなければなりません。 合図で上げて、上げきったら合図があるまで下げてはいけません。下げてしまうと記録にならないのです。 フォームも細かくチェックされるそうです。だから、勢いで上げる重さとは違うんですね。 うーん、たとえ勢いでも、207.5kgはとてもとても上がらないですけど・・・ ch:それにしてもどうしてベンチプレスを? 「ベンチプレスの楽しさは数字に出るところ、かな。 僕、アームレスリングもやっているのですが、北海道大会で3位を獲ったこともあるんですよ。」 ch:驚!!! 「でも、アームレスリングはお互いに強くなっていたら自分がどれくらい強くなったのかわからないでしょう? ベンチプレスは数字に出るからそれがわかる、そこがおもしろいんですよね! それから、全国にベンチプレス仲間ができました。そうそう、このイラストも、実はそういう仲間のひとりが描いてくれたんですよ!」 齋藤さんが見せてくれたのは、ほみぃくらぶのロゴや、パンフレットに描かれたキュートなイラスト。 ch:まさかまさか、女性ですよね?? 「いえいえ、男性ですよ。ガタイのいい男性が太い腕でこんなかわいらしい絵を・・・。なんだかびっくりですよね!」 次なる目標は優勝!!自宅でトレーニングに励んでいるそうです。 地域に根ざした施設を目指して! 齋藤さんのベンチプレスへの熱い思いを聞きながら「実生活には何ひとつ役に立ちませんけど!」と笑う妻の美穂さん。でもでも、 ほーら!軽々この通り〜 和気あいあいとした雰囲気の中、日々の活動が行われています。 美穂さんはじめスタッフは皆さん、介護施設など福祉の現場で経験を積んだプロフェッショナルぞろい。 そこにプラスしてお母さん力、おばちゃん力といいますか、おおらかで家庭的。そのあたりがまた、ほみいくらぶの魅力なのかな、とchも母そしておばちゃんの一人として感じました。 「目標は地域に根ざした施設になることです。 僕は単純な性格なので、喜ばれると嬉しいんです(笑) 「ありがとう」、「助かるよ」、そういう喜びの声を集めたいですね!」 児童発達支援・放課後等デイサービス ほみぃくらぶ 北海道虻田郡洞爺湖町泉52番地3 TEL : 0142-82-4856 ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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06/14(火) 愛こそ全てです! 占いスペース ”タリズマン“ の言霊
衝撃的な取材の始まり まずはちょい怪しげなタリズマン北條マスターの意外な経歴から。 東京の某大学教育学部出身の58歳。 教師である母と二人の母子家庭で育つ。 本当は獣医になりたかったが、奨学金を受けることに抵抗を感じ、獣医の道を諦める。 大学卒業後は教師ではなく、某大手金融関係の会社に就職。そして時代はバブル期。 怪しい?タリズマンのマスター 筆者が市役所通りにある”占いの館「タリズマン」“ の存在を知ったのは20年ほど前のことです。 「むしゃなび」ページを見た時、なんとなく警戒心を持ってしまう (本当にごめんなさい!)占い師の方がいるなあ…と、思ってしまったのが最初の出会いでした。 それから何度かお見かけすることはあったものの、「占っていただきたい!」という気持ちには、正直、この取材日までなりませんでした。 でも、取材を終えた今ならば「是非占っていただきたい!」と思っています。 店内はスピリチュアルなグッズでいっぱい 自分ではなくなっていた二年間 「1日に200万円くらい使うことに何の疑問も持たない毎日を過ごしていましたが、ある日、” そういえば、俺、万札しか使っていないし、受け取った釣りを使ったことないな ” そう思って数えてみたら、なんと溜まった釣り銭(札込み)が60万円もあったのです。もう愕然としました。その時、自分が自分でなくなっていることにようやく気づきました。だから会社を辞めました。辞めた時、2400万円くらい貯金がありました。 でも、お金の使い方の癖はそうそう直るわけもなく、退職後1年で900万円もの借金を抱えてしまいました。」 つまり、1年で3300万円使った計算になります。 「決定的に自分を否定したのは、飼っていた犬を餓死させたことでした。犬の餌すら用意してやれなくなっていました。たった数百円の金を握りしめ、電車に乗って、辿り着いたところで死のうと思っていました。 そんな気持ちで新宿をふらふらと彷徨っていた時、一人のホームレスに声を掛けられました。”おまえ、死のうと思っているだろ? 生きていてなんぼだぞ ” そう言われたんです。見抜かれたのがすごく悔しかった。なんでおまえなんかに言われなきゃいけないんだ!と心底悔しかった。」 日本の多くの霊験あらたかな各所をまわる 後日、そのホームレスを探しに行ったそうですが、どこを探しても、誰に聞いても、その手がかりは得られませんでした。 もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、そのホームレスはマスターの守護霊だったのです。 つまり、人ではありませんでした。 (さて、皆様。 大丈夫でしょうか? 話について来られていますか?) 見えない世界のこと 世の中、見えている世界だけではないことに、筆者も薄々感づいてはいますが、何しろ誰にでも見えるものでないので、正直、胡散臭く感じてしまう人もいらっしゃることと思います。 けれども、「何かを察する」とか、根拠なく「そんな気がする」とかという経験は誰にでもあるはず。 そう、第6感的な。 きっとマスターは、それがしっかりと見えてしまい、しっかりと感じてしまう能力をお持ちなのだと思うのです。 多くの芸能人もお忍びで訪れる それが証拠に、このお仕事をされて33年。 なんと10万人以上の方を占って来られたといいます。 伊達の市役所通りでひっそりと占いスペースを営んでいらっしゃるにも関わらず、日本全国からお客様は集まってきます。 中には、有名芸能人の方も多数いらっしゃいます。 さて、話を戻します。 タロットカードを使いながら霊感と合わせる 自分の守護霊だったホームレスに出会ったその足で、マスターは六本木の「タリム」という占いの館に頭を下げ、占い師として雇ってもらうことになりました。 「そこでは死ぬ気で働きました。1年1ヶ月で900万円の借金を返し終わった後は、お導きを受けるように高野山で3ヶ月の修行をしました。弥勒の世界に惹かれたのです。その後は札幌・苫小牧・函館と点々としながら、妻の故郷の伊達に根を下ろすことになりました。この占いスペースを開いて27年になります。」 お客様からいろいろなフィギュア類が集まってくる・・・ (さてさて、皆様‥。 もう一度お尋ねします。 大丈夫でしょうか? 話について来られていますか? Rietty大丈夫? とか思ってはいませんか? Riettyはもちろん大丈夫!) 実は、文章にはし辛いくだりもあったりで、分かりにくいかもしれませんが、そこはほら、見えない世界の話が多いので、ちょっぴり察しながらお読みいただければと思います。 霊力を高めるお祈りも欠かさない 何故占いを仕事にできるのか? そこで、一体何故どうして「占い師」なのか? それが皆様一番気になるところだと思います。 さきほど、この世に存在しないホームレスとの出会いのところでもサラッと書きましたが、つまりはマスターは霊能力者なのです。 守護霊と会話ができます。 ですので、相談に来られた方の守護霊のメッセージを代弁してお伝えする役目を担っています。 時に真剣な眼差しで何かを感じとる 「子どもの頃から、大人からすれば見えてはいけないものが見える子どもでした。でも当時の僕は、みんな同じように見えているものだと思っていました。ところがどうやらそうではなく、見えたことを口にしては嫌われるし虐められし友達も居なくなるのだということを学びました。例えばこんなエピソードがあります。ある人を見た時、この後この人は死ぬということが分かってしまう。それで、そのまま口にしたら、周りの大人に酷く怒られました。でも、確かにその方は死んでしまった。当然、気持ち悪い子どもという烙印が押されてしまいます。そんなことが何度かあったうちに、2度と見えたことを口にしなくなりました。例え見えても言ってはいけないということがわかったのです。だからもちろん、仕事にしようなんて思いませんでした。絶対に占い師なんかになりたくない!とさえ思っていました。ところが運命というか宿命というか…。今はこれが仕事になっているわけです。」 さあ、ここまで書いたお話を『信じるも信じないもあなた次第』です。 馬鹿馬鹿しいと思うのも、素晴らしいと思うのも皆様の自由です。 全てを救うのは愛 でも筆者は、たくさんのお話をする中で、マスターの 根底にある「地球への愛・世界への愛・自然への愛・人間への愛」を、とても強く感じてしまいました。 それが、次のお話に表れています。 「僕はお客様に生かされています。だからお守りしたい。」 「僕は、お客様に生かされています。だから、僕もお客様が楽しく命の継続をしていけるようにその方をお守りしている守護霊様の代弁者となります。お客様をお守りしたいと思っています。今この時代、一番大切なのは愛をおいて他には何もありません。生きている上で一番嬉しいこと、幸せなことを思い起こしてみてください。それは、自分にとって大切な人が、自分を認めてくれて側にいてくれることですし、家族になること、愛し合うことではないですか? だから、お客様が愛を持って生きられるように、愛に守られるように、守護霊様のお力を借りて道しるべを立てて差し上げたいのです。」 いかがでしょうか? 筆者はこのお話でとても腑に落ちました。 最後にこんな質問をさせていただきました。 「占い師をやってよかったと思いますか?」 「正直わからないです。でもこれしかできない。きっとお客さまの評価が全てなのだと思います。そして個人的には幸せです。家族もいますし。例え未来が見えたとしてもとても幸せです。もし皆様が “いかに生きるべきか?と迷われた時に、もし興味があったらどうぞ ”タリズマン“ の扉を開けてください。」 怪しいか怪しくないか決めるのはあなた次第 もう一度、書きます。 信じるも信じないもあなた次第です。 けれども、筆者は信じます。 ―タリズマン情報― 占いの80%は霊視。 タロットカードと併せながら占います。 今回のむしゃなび占いはこちら まずはお気軽にお電話で相談ください
Rietty
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05/10(木) 壮瞥にラーメン店OPEN!洞魂らーめん
壮瞥町の農産物直売所サムズの向かいに「洞魂(とうこん)らーめん」がオープンしました。読んで字のごとく、洞爺湖のたましいと書きます。よっ気合い入ってますネッ! 壮瞥って、意外と飲食店が少ないのです。洞爺湖沿いのエリアまで行くとレストランなどありますが、国道453沿いの道の駅周辺には幾つかしかありません。サムズの飲食メニューも限られているし。なので新しいお店ができてうれしいー!という訳でさっそく、直売所で野菜を買いこんだ後、ランチに立ち寄ってみました。 店内は広くて小上がりもあります。窓からはお隣の果樹園のサクランボの花。満開ですね。メニューはこちら。 ラーメンのほかにカレーやザンキ、室蘭焼き鳥もあります。店主の井上さんは某有名ラーメン店で5年間店長を勤め、その後室蘭で焼き鳥専門店主を10年ほど経営していたそうです。 中でもおすすめなのが、角煮ラーメン!味噌、醤油、塩がありますが、今日はイチオシの味噌角煮らーめん(1080円)にしました。 大きな角煮がゴロゴロと!これは食べ応えありそう。 中細のちぢれ麺。スープによく絡んで喉越しすっきり。 コクと旨味のヒミツはずばり味噌。地元壮瞥の農場たつかーむの味噌(オーガニック大豆使用)を使用しているそうです。濃厚で自然な甘みもあって美味しい!ボリュームも満点でした。 ごちそうさまでした〜とレジに向かうと、「今度、隣のスペースに空手道場をやるんですよ。」とご主人。北海道で唯一全日本チャンピオンが指導する札幌の「大誠館」(総合格闘技空手)の壮瞥道場を開設するそうです。興味のある方はお店に問い合わせてみてね。 空手道場併設のラーメン店、洞魂。スープの一滴にまで気合い入ってます!格闘技が好きな方は二倍楽しめるスポットになるかも? ↑店主の井上さん。ハチマキがかっこいい!画像は洞魂さんのブログからお借りしました。クリックするとブログにジャンプするよ。 洞魂らーめん 北海道有珠郡壮瞥町滝之町385(道の駅そうべつ情報館i 向かい) 11:00〜21:00 定休日 火曜 080-6093-8837
むしゃなび編集部
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07/25(水) 牧場の丘のてっぺんで「ありがとうーー」と叫びたい! 「北海道ウクレレカンタービレ2018」
2018年6月22日、牧家ミルキングパーラーで「北海道ウクレレカンタービレ」が開催されました。伊達を一望する牧場の芝生の上でライブやフラのステージ、地元の美味しいものを存分に楽しめる入場無料のハワイアンイベント。今年で5回目を迎えました。 カンタービレといえば、とにかく気になるのがお天気。「今年も降るのだろうか」というウワサがあちこちで囁かれるとか囁かれないとか……。というのも初開催の2014年から、雨と強風に見舞われ続けてきたのです。しかし、昨年4回目にしてようやく晴れ、今年も澄み渡った空にウクレレの音が響きました! 伊達の夏到来を告げるビッグイベントとなった「北海道ウクレレカンタービレ」。会場の様子を振り返りながら、あらためてその魅力に迫りたいと思います。 伊達にHawaiiを連れてくる、ウクレレミュージシャンズ!! まずはカンタービレの華! 素晴らしいパフォーマンスで伊達にハワイの風を運んできてくれるアーティストの皆さんです。 勝誠二さん、JazzoomCafe(ジャズームカフェ)さん、分山貴美子さんのお三方は、2014年の初開催から、レギュラーゲストとして出演。雨にも負けず強風にも負けず、観客を魅了しています。 今回、5回目を記念して開催された「前夜祭」では、会場となった洋麺茶屋牧家にファンが詰めかけアツい夜となりました。トリオでのスペシャルライブも大盛況、目がハートになる人続出でした〜 :oops: 日本人初のくちぶえ世界チャンピオン、分山貴美子さん! 今年も超絶全開!JazzoomCafeさん。 カンタービレの王子様、勝誠二さん登場に「きゃ〜!」 出演者のプロフィールはオフィシャルサイトでチェックしてね。 勝誠二オフィシャルウェブサイト JazzoomCafe 口笛奏者 分山貴美子Official web site ウクレレと牧場が奏でるハーモニー! 「Mooooo!」の美声で時にゲストと一緒にうたう、ミルキングパーラーの牛さんたち。みんなツヤツヤして毛並みがとっても綺麗です。分山さんの口笛ライブが始まると、どどど〜っとステージの方に集まって来るのは、カンタービレおなじみの光景。 こちらの牧場では全部で約230頭もの牛たちが飼育されており、中には日本でここにしかいない「アングラー種」という珍しい牛さんもいるんですよ。総面積はなんと東京ドーム約16個分! 農薬を使わず、土づくりからこだわった自然な環境でのびのびと放牧されています。でも、どうして牧場を会場にしたの? 牧家の森田さんに伺いました。 森田 学さん/株式会社Booca 商品企画室 室長 年に一度のイベントですが、こんなに近くで牛が見られる場所って観光牧場でも実はあまりないんですよ! それから、においが全然しないでしょう? 皆さん、まずそこに驚かれますね。排泄物がきちんと発酵されているから無臭なんです。 牧家ミルキングパーラーは、もともとは体験や観光の要素を入れた教育ファームとしてスタートしたのですが、狂牛病や口蹄疫などの流行を受けて、10年ほど前から一般開放を中止していました。 「牧場から食卓へ」の意味を込めて「牧家」。 やむを得ずのことでしたが、そのために、牧場が食卓から切り離された感じになってしまって、残念に思っていたのです。やっぱり、原料の生産から安全と美味しさにこだわって作っているんだよ、というのをお客様に見ていただきたいですから。 そんな時に木元さん夫妻と出会いまして、牧場を体験していただく機会になれば、と会場を提供させてもらうことになりました。 イベント限定のフードメニューにも力を入れています。青空の下でお食事を楽しんで行ってくださいね! 音楽と一口に言っても、ハードロックやフォークだったらここの雰囲気にマッチしないでしょう? ウクレレだからこそ実現できたんです。そういう意味では、ウクレレは牧場にいちばん似合う音楽だと思います :-) 高木ブーさんのてるてる坊主 今回のスペシャルゲスト、高木ブーさんのステージはもう圧巻、の一言でした。やさしい歌声が広大な牧場を包み、楽しいトークに牛も爆笑……していたことでしょう。長い芸能生活の中でも、牧場で唄うのはこの日が初めてだったそうです! 客席、うっとり。この日の来場者数は約1500人以上!過去最高となりました 北海道ウクレレカンタービレ発起人で伊達ウクレレ協会を主宰する木元さん夫妻は、裏方仕事に奔走しながらも、大盛況の会場をしみじみと眺めていました。 「北海道でウクレレイベントを開きたい!」 そのきっかけは、2012年に札幌で開催された、勝さんとJazzoomCafeさんのライブでした。「ウクレレピクニック」をはじめ、国内外で数多くのイベントを手がけるプロデューサー、斉藤祐介さんとの出会いによって、木元さんの心に火がついたのです。 木元克弘実行委員長とウクレレさな事務局長。木元さんのTシャツは燃える炎の赤!この春還暦を迎えた闘志の色なのでした。 木元さん:斉藤さんが制作されている「日本ウクレレイベントマップ」を拝見したら、当時、北海道が空白だったんだよね。それが悔しくて(笑)。やるなら「北海道」をキーワードにしたイベントにしたい、じゃあ北海道ってなんだろうって考えたの。 学生時代、東京の友達に「北海道出身なら、実家は牧場やってるんでしょ?」って言われたのを思い出してね。北海道イコール牧場かい! ってその時は思ったんだけど(笑)。 ちょうど森田さんが伊達ウクレレ協会のメンバーだったご縁もあって、牧場でイベントやらないかいって声をかけさせていただいたのが始まりですね。 5年目を迎えて、あらためて思うのは、どれだけ多くの人たちがここに関わってくれているんだろう、ということ。本当にありがたいですね。 皆さんにたくさんたくさん、気にかけていただいて。その最たるものが、ほら、このてるてる坊主! て、てるてる坊主?? 木元さんが見せてくれたのは、なんと、高木ブーさんお手製のてるてる坊主! カンタービレが雨続きだったことを知ったブーさんが、お天気を気にかけて作って持ってきてくださったのですって。効果絶大、「雨が降る」ジンクスも、すっかり吹き飛ばされたようです。 夢はウクレレ・オーケストラ! フィナーレは恒例の公式ソング「ウクレレラプソディー」の大合唱! 作詞作曲の磯辺大輔さん、今年は謎の「虚無僧くん」をお供に登場〜。 ホテル支配人、人気ブロガー、などなどいくつもの顔を持ち、毎日おもしろブログでたくさんの読者を笑わせている磯辺さん。「元気な人も 病気な人も 人は唄って 乗り越えたんだね〜♪」のフレーズには、いつも涙が出ちゃいます。 磯辺さんのブログ「ホテルマンの幸せ」はこちら 斉藤祐介さん/北海道ウクレレカンタービレ プロデューサー 斉藤プロデューサーによれば、ここ数年、道外からの来場者も増え、全国に名の通るウクレレイベントとなってきたようです。 その要因はやはり、牧場の自然と海や火山の見える展望、地場産のおいしい食べ物。また現地スタッフの多くが素人という中、本当に一人一人の力でイベントが成り立っている、と話していました。 フィナーレの興奮冷めやらぬ中、ウクレレさなさんに聞きました。カンタービレはこの先、どこへ向かうのでしょう? 去年、今年とやっと晴れたでしょう。そしたら、欲が出て来た(笑)。 もっと子どもを集めたい、子ども達にウクレレを楽しんでもらいたいですね。 それで次世代のウクレレ弾きが伊達から出てくれたらいいなあって。 伊達でウクレレ持って歩いてる子って見かけないんだけど、この間ついに、見たんですよ!本当に嬉しかった。今回はウクレレ体験にも沢山のお子さんが参加してくれました。 う、美しい〜!!Oihata Ukulele いつか子どもも大人も一緒に、100人ぐらいでウクレレ弾いてみたいです。夢はウクレレオーケストラ、なんてね! [foogallery id="15311"] たくさんの出会いと感動を与えてくれる「北海道ウクレレカンタービレ」。 ここにいる人み〜んなウクレレでつながっているんだなあ、と思ったら・・・牧場の丘のてっぺんに立って「ありがとう〜〜」と叫びたい気持ちになりました。 来年はどんなハーモニーがこの丘に響くのでしょう。 みなさん本当にお疲れさまでした! 北海道ウクレレカンタービレ2018 出演アーティスト 高木ブー 勝 誠二 JazzoomCafe 分山貴美子 出演 伊藤香織 井上ケイ・ハウオリフラ田上教室とフラマダム uranawanaii KARAKIA sora 函館ウクレレフレンズ Alohi Lani 海老レレ 伊達ウクレレ協会有志 協賛企業、団体 伊達市農業協同組合 いぶり噴火湾漁業協同組合 株式会社島村楽器札幌ステラプレイス店 ローリングココナッツ編集部 株式会社アップデート FMびゅー 室蘭まちづくり放送株式会社 やなせデザイン社 伊達成吉思汗てつじん 大衆酒場 粋や 雄山株式会社 田中製餡株式会社 株式会社キョクイチ 株式会社谷口農場 メディパルフーズ株式会社 仙波糖化工業株式会社 伊那食品工業株式会社 株式会社アレフ 四国化工機株式会社 株式会社日本果汁 株式会社大矢 出展・出店企業、団体 Oihata Ukulele きゃさ工房 株式会社クワイアン バグヌート Aloha Smile Aochan’s ハンサム食堂 ブーランジェリーアイボックス 北翔大学 SOTOASOBU バルーンアーティストパフォーマーNORI 司会 荒町美紀 斉藤祐介 伊藤あゆみ 運営協力 株式会社牧家役職員 株式会社アンクル 伊達ウクレレ協会サポーター ミルキングパーラーの牛さん 主催 北海道ウクレレカンタービレ実行委員会 株式会社牧家 U-Sky,Inc 株式会社ローヤル Oihata Ukulele 伊達ウクレレ協会 Special Thanks ハワイさん (敬称略)
むしゃなび編集部
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01/24(金) 洞爺湖温泉バスターミナルに外貨両替機が登場!|ニュース
洞爺湖温泉バスターミナルの待合室に今月、自動外貨両替機が設置されました。12種類の外貨紙幣を円に両替することができます。 両替可能な外貨:米ドル、ユーロ、中華人民元、韓国ウォン、香港ドル、台湾ドル、シンガポールドル、豪ドル、タイバーツ、マレーシアリンギット、フィリピンペソ、英ポンド※ 両替は外貨→円のみ。円→外貨はできません。 洞爺湖の外国人旅行者に便利なサービス登場! 年間を通じて海外からの旅行客が多い洞爺湖温泉ですが、観光協会の方に伺うと、滞在中に円の持ち合わせががなくて苦労される方が結構いるそうです。急速に広がるキャッシュレス化に伴い、洞爺湖周辺でも現金をほとんど使わずに旅行ができるようになりました。しかし、ローカルな観光スポットや交通機関の中には、現金でないと利用できないものもまだまだあります。 外貨両替をするとなると、これまでは一番近いのが伊達の北海道銀行。旅行者が公共交通機関で行く場合、往復で4時間以上かかってしまうことも・・・。そこで、両替の不自由なく観光を楽しんでもらおうと、自動両替機が導入されたということです。 1ドルからOK!両替してみました 早速、筆者も自宅にあった1ドル札で両替をしてみました!両替というと「まとまった金額でないと利用できないのかな?」 と思っていたのですが、紙幣であれば1ドル等、小額からOKです(1回の上限は日本円換算10万円まで)。 タッチパネル式の画面は、英語、中国語簡体、中国語繁体、韓国語の4カ国語に対応しています。お札を入れて黄色い「EXCHANGE」ボタンをタッチ。すると・・ 円が出てきました〜。この日のレートで2ドルが306円になりました。 パスポート不要で利用でき、営業時間も朝6時〜夜9時と長いので、旅行者にとって便利なサービスだと思います。今後も多くの海外のお客さんに、洞爺湖の魅力を楽しんでもらえるといですね。 余談ですが、「以前旅行で使った外貨を両替をしてみたい」という方、旧札は両替できないのでご注意ください! 筆者も自宅にあった何種類かのうち、使えたのが1ドル札だけでした・・・。 洞爺湖温泉バスターミナル北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142外貨自動両替機利用時間 6:00~21:00取扱金額 1回あたり日本円換算10万円まで両替手数料 通貨の種類、為替レートにより変動 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材日2020年1月23日)
むしゃなび編集部
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05/09(月) ガイドの仕事は原点回帰。Sotoasobu江川理恵さんに聞く、人生の原点と観光のこれから
自然ガイドとして洞爺湖・有珠山エリアを飛び回る江川理恵さん(Sotoasobu代表)。 豊富な知識とガイド経験を持ち、お客様ひとりひとりに寄添うホスピタリティで、団体旅行から個人旅行まで、幅広く案内するガイドさんです。 火山マイスター、ジオガイドとして地域の自然に精通し、メディア出演も多数。「職業としてのガイド」がほとんど認知されていなかったこの地域で、地道にその立ち位置を築いてきました。 ガイドに加え、子どもたちへの自然体験指導も行うほか、冬はスキー&テレマークスキーのインストラクターとしてゲレンデに現れ、小誌むしゃなびでは、ご存じの通りライターRiettyとして色々なお店や人を訪ね、「駄菓子カフェれん」のオーナーでもある… 地域全体を仕事場に、オールラウンドに活動されています。 Sotoasobu代表 江川 理恵さん 肩書きだけ伺うと「どんなに逞しい方なのだろう」とマッチョな女性を思い浮かべますが、実際にお会いする江川さんは、軽やかで透明感があって、少女のような雰囲気のある方。 その一言一言から、自然への愛とお客様への繊細な心遣いが伝わってきます。一方で「上っ面なことが大嫌い」とさっぱり言い切る、男前な一面も。 静と動をあわせ持つナチュラル・ウーマン。そんな印象を受けました。 江川さんはガイドの仕事を、ご自身にとっての「原点回帰」と語ります。 江川さんの「原点」と、その先にあるこれからの観光について伺いました。 おてんば娘がたどり着いた、人生の原点。 有珠山頂展望デッキからのパノラマ 取材の時間を頂いたのは、まだ雪の残る3月末のこと。 有珠山ロープウェイに乗り、山頂を目指しました。 コロナ前のハイシーズンには、週の半分以上、ガイドに来ていたこともあるという、江川さんの主要な仕事場のひとつです。 ピカピカのゴンドラは2020年にリニューアルされたスイス製。ガラス面が大きくなったそうで、車窓からの景色が一段とワイドでクリアに!空中散歩をしているかのような大迫力でした(画像は有珠山ロープウェイHPからお借りしました) さて、コロナ禍で観光客が激減したここ数年、江川さんは道内客に向けたツアーを企画するなど、制限の中でも精力的に活動してきました。 オンラインセミナーや関係団体とのミーティングも忙しく、世の中の新しい動きに乗るための準備の日々。昨年より観光によるまちづくりを主眼とした伊達市のモニターツアー(だて観光協会主催)にも携わっています。 インドアの活動が増えたこの間、いつも江川さんの心の真ん中にあったのは「一番やりたい仕事」のこと。 それはもちろん、自然の中に出て、お客様をガイドすることです。 江川さん「机の上で考えるよりも外に行きたい…考えるより先に身体が動いてしまうタイプです。 何よりフィールドが大好きなのです! 自然の中にお客様をご案内しながら時間を共有することが私の一番大切な、大好きな仕事です」 コロナ前に行われた子供向けプログラムの様子 江川さんがガイドの仕事を始めたのは10年ほど前のこと。 もともとアウトドアやスポーツが得意だった江川さんは、アクティビティ担当としてホテルでインストラクターの仕事をしていました。 その仲間からガイドの仕事もしてほしいと言われたことがきっかけとなりました。 有珠善光寺にて しかし当時は、ガイドに対する認識が今よりもさらに低く、十分な研修制度も整っておらず、ノウハウを知る先輩ガイドも近くにはいませんでした。 ないない尽くしの中、「勉強しなければガイドは務まらない」と、自費で膨大な量の勉強をこなし、遠方の研修に出かけて10以上もの資格を取得。国内唯一の知事認定ガイド資格である「北海道アウトドアガイド」の優良認定も受けました。 驚くべき集中力とエネルギーですが、何が江川さんの情熱に火をつけたのでしょうか? 江川さん「ガイドの仕事との出会いは、私にとって「原点回帰」というべき出来事でした。 子供の頃、外で遊んで楽しかった思い出が、来るべくして戻ってきた、と思ったのです」 冬もアクティブな江川さん 江川さんは神奈川県の海山に囲まれた地域で育ちました。 どんな子どもだったかといえば… 一言で「おてんば娘」! 毎日真っ暗になるまで外で遊び、お母さんから締め出されるのは日常茶飯事。図鑑を片手に、どこまでも行ってしまうような活発な女の子だったそうです。 (図鑑を手にしているところがただのおてんばではない…ガイドの片鱗が見えますね) 野草の花が一斉に開く4月 中高生の頃は体育教師になることが夢だったそうですが、ご両親に進学の負担をかけたくないと、観光業へ進路変更しました。 江川さん「もともと一人旅が好きで、国内のいろんな場所をふらふら歩いていました。 旅先で知り合った人と一日行動をともにしたり、 お店のおばさんと仲良くなったり、 危うく婿さんを紹介されそうになったり(笑) 人との交流がすごく楽しかったのです。 そういう楽しさを提供できる仕事だ、と思って、両親に内緒でアルバイトをして学費を貯めて、観光の専門学校に進学しました。 ところが、観光の世界に飛び込んだら実はそうじゃなかった… 現実を知って愕然としました」 というのも当時(1980年代)は高度成長期真っ盛り。 旅行といえば団体旅行ほぼ一択、決まったコースを巡り、通り一遍な説明を聞く、というのが主流でした。 まるで「連れて行かれる旅行」のような観光のあり方に失望した江川さんは、 「私がやりたいのはこういうことじゃない」 と、学校をやめてしまったそうです。 その後、北海道移住、離婚、再婚と山あり谷あり、観光から遠ざかっていましたが、お子さん達の手が離れた頃に、かつて諦めた道が再び開かれたというわけです。 これからの観光は??「本物」を知る旅に出かけよう! 近年、「アドベンチャーツーリズム」という旅行スタイルが注目されています。 「アドベンチャーツーリズム(以後AT)」とは ・自然 ・アクティビティ ・文化体験 のうち2つ以上で構成される旅行のことで、欧米を中心に発展してきました(※)。 ※参考:(一社)日本アドベンチャーツーリズム協議会ウェブサイト https://atjapan.org/adventure-tourism その土地ならではの体験や、ローカルな人々との出会いに重点が置かれ、「異文化」との接触を通して「自己変革」が起こることを目的としています。 昨年、各国から旅行業者やAT関係者が集う、世界規模の商談会「アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット(ATWS)2021」が北海道を会場に開催されました。コロナのため、オンラインでのバーチャル大会となりましたが、アジア初開催の快挙です。さらに2023年には北海道でのリアル開催が決定しており、コロナ後を見据えたATへの期待が高まっています。 2021年のサミットでは、道内をはじめ日本全国の体験ツアーが映像で紹介されましたが、江川さんは道南地区の有珠山・洞爺湖エリアのガイドとして出演しています。 https://youtu.be/bUXvAhdHknI 動画を拝見すると、従来の観光旅行との違いがよくわかります。ただ「楽しい」とか「おいしい」だけでない、地域に密着したリアルな体験が魅力的ですね。 江川さんは初めてATを知った時、自分の追求する観光のあり方と重なり、「まさにこれ!」と思ったそう。 プライベートツアーでの一コマ。バチラー夫妻記念教会堂 江川さん「お客様は物見遊山が目的ではなく、地元が知りたい、本物が知りたいのだと思います。 本物とは、その土地で暮らす人の思いであり、いわば「暮らし」そのものが「本物」ともいえるでしょう。 ATでは、食べ物・言語・文化といった異文化を通して自己変革が起こることがテーマとなります。 ですから自然や特産品そのものよりも、成り立ちや、それを生業にしている人の「思い」にフォーカスしています。 例えば農家さんの「美味しくしたい」という思いや、生産者さんのこだわり。 そういった「心」にまで触れられるような体験が、ATの醍醐味です」 お子さん連れツアーも江川さんとなら安心!アルトリ岬にて 日本が「観光立国」を掲げてきた背景には人口減少があり、外貨を取り込み消費を促すために、観光が重要な役割を担うとされています。 北海道も観光に力を注いできましたが、その結果、大勢の観光客が押し寄せ、地元の人たちが暮らしにくくなってしまう「観光公害」という問題も出てきました。 「来てほしいけれど荒らされるのは嫌!」 観光地の住民にとってとても大きな問題です。 ATにはそれを解消できる力がある、と江川さんは語ります。 江川さん「いくらお金を落としてもらっても、自然や地域が破壊されたらダメですよね。 従来の観光では、お客様と事業者の両者が満足することをよしとしています。 一方ATは「四方よし」と言われていて、 環境、地域の人、お客様、事業者 の四つ全てが満足することを理想としています。 つまり「くればくるほど豊かになる」というのがATの真髄なのです。 フィールドワークにはゴミ袋が必需品。「悲しい現実、でも皆で守りたい」と江川さん 実践の上で重要になるのは、地域の人の理解を得て、巻き込んでいくことです。 例えば農家さんや漁師さんが仕事に対する誇りを語るなど、そういった体験を通してお客様は満足しますし、地域の経済も潤います。さらにシビックプライド(住民が自分の暮らす地域に対する誇り)も上がるという、まさに「どこをとってもよくなるサイクル」というわけです。 地元でも知らない穴場がたくさん!伊達の牧場 ATが日本で本格的に盛り上がってくるまでには、まだ何年もかかるでしょう。 その頃私は、今のように現場に出ていないかもしれません。 ですから「自分が活躍するための現在」ではなく、私自身の役割はあくまでも「土台固め」だと思っています」 コロナ禍を経て、人々の価値観が変わろうとしつつあることを感じます。 十把一絡げ的な団体旅行よりも、個人のニーズと体験の質が重視されるATのような旅行を望む人は、今後ますます増えていくのではないでしょうか。 旅の面白さは、人との出会いにかかっている。 江川さんのように幅広い知識を持ち、人間性豊かなガイドがこの地にいるということは、地域全体にとって非常に頼もしいことだと思います。 2023年のサミットに向け、ますますアクティブに各地を飛び回りそうな江川さんですが、これから先のご活動は? 雪の残る有珠山頂にて 江川さん「もう私も孫のいる年ですし、未来の人間じゃないわけですよ。 でも未来の人間ではないけれど、 「なんかあのおばさん、楽しそうにやってるよね」 と後に続いて下さる方が出てきてくれたら嬉しいな、と思いながら活動しています。 「あの人が楽しそうにやっているから、私もやってみたい!」 という方がどんどん増えて、ガイドという仕事がひとつの職業として市民権を得るために、これからも動いていきたいです」 カフェタイム付きツアー名物、駄菓子カフェれん特製スイーツ!! 今回、いろんなお話を伺いました。 書ききれなかったですが、視覚障害の方々をガイドした時のエピソードも、とても印象に残っています。 (興味のある方は、ぜひブログをご覧になってみてください→ http://sotoasobu.blog.jp/archives/04166.html) 忘れられないのは、 「伝えると、伝わるは、違うんです」 とおっしゃった、その一言です。 真摯な眼差しから、江川さんがいかにお客様のことを考え、お一人お一人に合わせたガイドに心を砕いているか、ということが伝わってきました。 情熱とプロ魂に、参りました! 旅行で来られる方だけでなく、地元の方にもぜひ、江川さんのお話を聞き、一緒に大自然を味わっていただきたいです。 各種ツアーの詳細はホームページからご覧ください。 Sotoasobu(ソトアソブ) 代表:江川 理恵 事務所:北海道伊達市弄月町249-4 TEL:090-3892-3695 HP→ https://peraichi.com/landing_pages/view/caferoom/ 最新情報はSNSをご覧ください(^^) Facebook→ https://www.facebook.com/rie.egawa.94 Instagram→ https://www.instagram.com/sotoasobu/ 取得資格一覧: 北海道アウトドア優良認定ガイド 自然ガイド NEAL自然体験活動インストラクター 環境教育プログラム 各種エデュケーター 日本シェアリングネイチャー協会ネイチャーゲームリーダー 洞爺湖有珠火山マイスター 北海道知事登録旅行サービス手配業 登録番号 第173号 国内旅程管理主任者 全日本スキー連盟 スキー準指導員 日本テレマークスキー協会 公認指導員 CONE認定リスクマネジメント講師 ウェルダネス メディカルファーストエイド アソシエイツ インターナショナル認定 WAFAアドバンスレベル国際資格 (一社)日本WEBライティング協会 Webライティング能力検定2級 日本ホスピタリティ推進協会認定 アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネーター 洞爺湖有珠山ジオパーク オンラインツアー5/15 江川さんのガイドをオンラインで楽しんでみませんか。申し込み受付中です。 【地球から見る、日本の旅/第11回】 洞爺湖有珠山ジオパーク~はじまりは、崩れた有珠山から!?~ 2022年5月15日(日)20時~21時 参加料:1000円 (1か月間のアーカイブ見逃し配信あり) 詳細・予約はこちらから 有珠山頂にカフェがOPEN!! 今回訪れた有珠山ロープウェイの頂上に、4月よりカフェ「Mt.USUテラス」がオープンしました。 さらに広くなった展望デッキから見るパノラマが、本当に最高です!絶景を眺めながら美味しいドリンク&フードを楽しんでください。 オススメは、洞爺湖・伊達・壮瞥・豊浦の4市町でとれたフルーツ&野菜を使った「ジオの恵みスムージー」です! おしゃれなプライベート席もあり。ご家族やお友達とどうぞ。 営業情報はこちら→ http://usuzan.hokkaido.jp/ja/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューなどは変更になることがあります(取材2022年)
むしゃなび編集部
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07/31(火) 北海道でここだけ! の越冬玉ねぎ。 甘くてシャキシャキ「えったま333」
「北の湘南」伊達では、ただいま夏野菜が真っ盛りのシーズンを迎えています。 観光物産館をはじめ、市内の直売所にはカラフルで新鮮な野菜たちがはみ出さんばかりに並んでいます。見て楽しい、食べておいしい伊達野菜。中でも、今年ひときわ注目を集めているのが、 「えったま333」 そう、玉ねぎなんです。ながい冬のあいだ、地中でじっくりと時間をかけて育った甘くてシャキシャキ、北海道でここだけ! の越冬玉ねぎです。 だての大地で333日=11ヶ月。温暖な気候と豊かな土壌、そして農家さんの試行錯誤とチームワークのたまもの。 だてやさい期待の新星、「えったま333」を取材しました。 安心・安全・美味しい!北海道でいちばん最初に出回る新玉ねぎ 7月19日、越冬玉ねぎの収穫作業にお邪魔しました。伊達の街と噴火湾を一望する広〜い玉ねぎ畑。「えったま333」を栽培する農家グループ「越冬たまねぎ栽培研究会」の共同圃場です。今年は6月から7月にかけての長雨の影響で、例年より2週間ほど遅い、ギリギリまで晴れ間を待っての収穫となりました。 大きなコンテナが次々といっぱいになってゆきます。 北海道の玉ねぎは、春に種をまいて秋に収穫する「春まき」が一般的ですが、温暖で降雪量の少ない伊達では、水はけの良い土壌の特性を生かして、秋に種をまいて苗の状態で越冬させる「秋まき玉ねぎ」が栽培されていました。 越冬率が不安定なことから、一時は栽培する農家がかなり減っていたものの、近年、若手農業者10軒が集まって「越冬たまねぎ栽培研究会」を結成し、栽培に挑戦しています。今年2018年の生産量は10軒でおよそ19ヘクタール、約800トンを見込んでいます。 データ元:伊達市経済環境部農務課 越冬栽培のメリットのひとつは、出荷時期。「えったま333」は他府県産と道内産のちょうど端境期に当たる6月〜7月に収穫を迎えるため、北海道でいちばん最初に出回る新玉ねぎとなります。また生産コストと安全性も大きなポイント。 冬の間は農薬や化学肥料を使用する必要がなく、本格的に暑くなる前に収穫を終えるので、生産者にとっては農薬や化学肥料にかかるコストを大幅に抑えることができ、消費者にとってはエコで安全・安心。 さらに一般的な玉ねぎよりもビタミンCや抗酸化力が高く、糖度も高く甘いという調査結果が出ています。つまり安心・ヘルシー・おいしいと三拍子そろった「北海道でここだけ!」の玉ねぎなのです。 試行錯誤とチームワークの賜物!「越冬たまねぎ栽培研究会」 そんな「えったま333」をたくさんの人に食べて知ってもらおうと、6月29日に京王幼稚園で、研究会メンバーから園児たちに「えったま333」がプレゼントされました。 実は当初の予定では、収穫体験をすることになっていたのですが、雨のためやむなく作業は中止に。ちょっと残念そうな園児たちでしたが、えったまを手にして大喜び! 興味津々でお話を聞いていました。子どもたちの様子に、農家さんたちもとってもうれしそうですね。 越冬たまねぎ栽培研究会の堀篭司 会長は、上館山町で玉ねぎ、軟白ねぎなど育てる農家の3代目。 作業機メーカーの関係者から、伊達は雪が少ないから越冬に向いているのでは、と聞いたのをきっかけに、先代のお父さんが越冬玉ねぎ栽培をはじめました。現在は玉ねぎ全体の20〜30%を「えったま333」にあてています。メンバーの中では最も経験のあるパイオニア的存在。試行錯誤と失敗を繰り返し、研究を重ねてきたそうです。 堀篭司さん/越冬たまねぎ栽培研究会・会長 「えったまは春まきに比べてコストを抑えることができて、収穫も分散できる。うまくいけば大成功ですが、越冬させるのは簡単なことではありません。常にリスクと隣り合わせなんですよ。 それに、ひと冬越えると、雪解けのあとは畑がガタガタになるんです。メンバーの中には傾斜地の畑でつくっている農家もありますが、本当に大変ですね。」 同じく上館山町で農業を営む近江一英さんは、伊達では珍しい玉ねぎ専門農家。収穫を気にかけながらも、「こんなに長ぶりされたことはないわ!」と明るく笑い飛ばすエネルギッシュさに圧倒されました! 「玉ねぎ農家って横のつながりがすごくあるんですよ。僕も道東の農家さんとおつきあいがあって、「えったま333」の話をするとみんな驚きますね。そんなのあるの!? 九州じゃあるまいし!!って(笑) 市役所の農務課の皆さんに協力してもらいながら、データをもとにこうした方がいい、ああした方がいいと、メンバーみんなで考えながらやっています。個人ではなかなかできないよね! みんなでやってるからできるんだと思います。この時期にこの作業をしたらよかった、とか逆に失敗した、とか。みんな経験が浅い中で、情報の共有がとても役立っています。」 左から近江一英さん、未来の五代目!長男の将一さん、妻の直美さん 栽培が難しいだけに、キーワードは「つながり」と「情報共有」にあるようです。市内の農業生産者の中でも、「えったま333」のようなグループ活動は非常に珍しいケースなのだとか。 みんなでいいものをつくって、みんなで向上して、地域を豊かにしていこう。 昨年末から今年初めにかけて行われた「ネーミング総選挙」や、その後の有志の市民グループによるロゴマークデザインなどを通して、そんな研究会の思いが地元の人たちにも徐々に伝わっていると思います。つくる人、食べる人、みんなで「えったま333」のブランド化を応援してゆきたいですね。 食べる! えったま333 糖度が高く身ががしっかりしているえったま333。「加熱しても食感が残っておいしい!」、「甘くてシャキシャキ、まるでりんごみたい!!」といった感想も寄せられています。では、どんなお料理にしたらおいしいの?? 7月20日、ふれあいだて歴史の杜食育センターで開催された「えったま333料理交流会」では、農家さんを講師に招き、越冬玉ねぎをたっぷり使ったオリジナル料理を作って食べて、楽しみました! 講師の渡邉英子さん(左)と大平愛子さん(右)。「えったまは、生でもおいしいし、加熱するとグッと甘みが強く味が濃くなるんですよ。ぜひ食べてね〜!」 伊達在住のフードコーディネーター・ケイコさんによる盛り付け。手前はイコロ農園のフレッシュハーブ&エディブルフラワー [gallery ids="7711,7712,7713,7714,7715,7716"] これみんな、伊達産の食材です! おいしい野菜を育ててくださる農家さんあっての食卓。 伊達は農業のまちだなあ、としみじみ感じた今回の取材でした。印象的だったのが堀篭 会長のお母さんが話していたことば。 「農家は教科書なんてないから、なんでも独学。秋まき玉ねぎをやるとなったら、「じゃあ、苗はいつから作るか?」なんでもイチからのスタートです。だから、失敗もたくさん、たくさんしましたよ。 でも、今年ダメだったら来年! 昔から、そうやってやってきたものね。」 野菜のひとつひとつに感謝して、楽しく美味しくいただきたこうと思います。 北海道でここだけ!の「えったま333」。残念ながら今シーズンの一般販売はほぼ終了していますが、今後機会があればぜひ、お試しください! ※2018/8/3追記:くみあいマーケットでは、まだ少し販売されていました。食べたい方、お早めにどうぞ〜。 えったま333 販売期間:6月下旬〜7月末 取扱店 伊達市観光物産館 北海道伊達市松ヶ枝町34−1 0142-25-5567 伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店 北海道伊達市末永町74 0142-23-5751 http://www.dateyasai.jp 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/21(木) ほたてカレー&道産牛丼。注目の学校給食2日間。
だて食育レストラン『eスプーン』で、1/26と27の2日間、注目献立が提供されます。 1/26火 噴火湾産ほたてカレー(限定30食) 噴火湾胆振海区漁業振興推進協議会から100キロものホタテが寄付され、およそ2800食の給食になるそうです。 全国給食週間が実施されるこの時期に合わせ、2014年から提供されています。 1/27水 道産牛丼(限定15食) 2度とないかも?という贅沢メニューだそうです。コロナの影響で需要が下がってしまった道産牛を食べて応援しようという『道産牛肉学校給食提供推進事業』により、無償で提供された美味しいお肉です。 提供時間は11時〜ラストオーダー12時30分 食育らんちなど、学校給食以外のメニューはラストオーダー14時です。 売り切れ次第終了となりますので、「ぜったい給食が食べたい」という方はオープン時間目指して出かけてくださいね。 詳しい献立はこちらからチェックできます だて食育レストラン『eスプーン』 伊達市梅本町71-8 TEL 0142-82-3591 HP http://fureaidate.jp/index.html ※ 画像はイメージです https://mushanavi.com/event/20210126/
むしゃなび編集部
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12/03(火) 心に明かりを灯す、冬のおくりもの特集(3)
いよいよ冬本番。クリスマスシーズンを前にむしゃなびで人気のお店を訪ね、プレゼントにおすすめの素敵な品々をご紹介いただきました。贈って楽しい、もらって嬉しい! 心にあかりを灯すプレゼント探しに出かけましょう!(今回で最終回です) 本格文房具からおしゃれ雑貨まで揃うスーパーステーショナリーWAKA 毎年11月半ばから正面入り口にひときわ華やかなクリスマス特設コーナーが登場する文房具店WAKA。お子さんから大人まで、幅広い年齢層・好み・予算に合わせたとっておきのプレゼントが見つかります。文房具・雑貨をこよなく愛するスタッフの皆さんに人気商品とイチオシを伺いました(クリックすると画像が大きくなります)。 真鍮製のどっしりとした上質なペン。サクラクラフトラボ/5000円 大注目のオリンピック雑貨/デコレ400円〜/ダイアリー1100円〜 大人の女性におすすめ!エレガントなスヌーピーグッズ/700円〜2300円 こだわり派に。ドイツ「スタビロ」の蛍光マーカー/3000円 かわいい絵柄のてぬぐい /800円 スタッフ山田さんおすすめ!ユーモアいっぱいなお年玉袋。 ※ 価格は税抜きです プレゼントのほか、お家を飾るクリスマス雑貨も豊富です。最近の流行は光るタイプのものだそうです。ツリー型、出窓におけるフレーム型など様々な種類があり、選ぶのが楽しくなります! すでに売り切れるものも出ているので、お早めにどうぞ。 最新の入荷情報はフェイスブックをご覧ください。https://www.facebook.com/pages/category/Office-Supplies/スーパーステーショナリー和歌-168548937065726/ スーパーステーショナリーWAKA(和歌) 北海道伊達市梅本町38 営業時間 10:00-19:00 定休日 不定休 TEL: 0142-23-3133 むしゃなび内WAKAのページ オーガニック、エコにこだわって選ぶ。天花地星伊達店 プレゼントにおすすめ! 風呂敷パッチン この一年よく働いた体と心をいたわりたい! そんな方にぜひ出かけてほしいお店、天花地星伊達店。オーガニック、エコ、フェアトレードにこだわって、体に優しく、環境に負荷をかけない雑貨、食品、化粧品、衣類等が揃っています。赤ちゃんや小さなお子さんのいる方、安心・安全な食生活をしたい方にもおすすめです。上の画像はプレゼントに人気な「風呂敷パッチン」。木のパーツで風呂敷がおしゃれなバッグに変身します。お出かけやエコバッグ代わりに大活躍。(1,980円〜/風呂敷別売) 夏涼しくて冬暖かいヘンプソックス。抗菌作用があるのでブーツを履いてもムレません。カラフルな色合いと満点の履き心地! 1000円〜(表示価格は税抜きです) 女性に人気おすすめのハーブコーディアル。炭酸やお湯で割って飲みます。風邪や冷え性、美容など効能によって様々なフレーバーがあり、どれもおいしい! 1800円〜 天才棋士が愛用していたことから人気沸騰となったスイス製の積み木「キュボロ クゴリーノ」。シンプルですが年齢に応じていろんな遊び方ができ、長く楽しめる上質なおもちゃ。 上向きにしたらお正月飾りに! 本物のもみの木!?と間違えそうなほどよく出来たドイツ製のスワッグ。壁やドアにかけて飾ります。クリスマスが過ぎたら、飾りを付け替えて上向きにしたら、なんとお正月飾りに! クリスマスから年明けまで通しで使える優れものです。(4,620円)天然素材の素朴でかわいいオーナメントも多数扱っています。心と体、そして環境にやさしいお買い物で、あたたかいクリスマスを! 天花地星伊達店 北海道伊達市梅本町39-22 営業時間 10:00~17:00 定休日 水・木・日 TEL: 0142-82-3910 むしゃなび内 天花地星伊達店のページ 以上、冬のおくりもの特集でした。日暮れが早い時期ですが、寒くて暗い時こそ「お店」の明かりが心にしみるなあ、と思う今日この頃。大切な人に、そして大切な自分に・・とっておきのプレゼントで素敵なクリスマス、年末年始をお迎えください! 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年) 掲載商品は売り切れとなることがあります。ご了承ください。
むしゃなび編集部
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05/18(土) 【食べ歩き】観光物産館のテント市。武者なお弁当!
本日17日(土)と明日、伊達市観光物産館まつりが開催されています。これから夏に向けて野菜の種類が豊富になってゆく時期ですね。普段から賑やかな物産館ですが、今日は吹奏楽のステージやゆるキャラも来ていて、朝から一段とにぎわっていました :-) 大手門側のスペースではテント市が同時開催しています。今年の出店は ハンサム食堂 ホテルローヤル 伊達納豆 きのこ王国 の4店。伊達のイベントでおなじみのお店が揃いました。そのテント市で面白いお弁当を発見! ホテルローヤルの「伊達成実前立弁当」(650円)です。 こ、これは!! 亘理伊達家初代当主の「決して後ろに引かない」毛虫の前立てではないですか〜。伊達150年の今年にぴったり、ユニークなお弁当ですね。 ご飯で型どった前立てにとびっこやのりを散らして、フワフワ感を出しています。下の方は、鮭のそぼろと卵焼き、さらにまぜご飯が隠れています。 オリジナリティあふれる見た目もさることながら、お味の方はホテルのお弁当とあって本格派。とびっこがぷちぷちと弾けて食感がよく、上品な味付け。そして、お米がおいしい〜!! ローヤルさんのブースではほかに伊達武者弁当、人気のカレーなどメニュー盛りだくさんです。ホテル自慢の味をテント市で楽しんでくださいね! 続いては、伊達納豆の納豆汁(250円)とぐう〜揚げ(2個で300円)。 午前中、少し肌寒かったので、アツアツ&具沢山の納豆汁であたたまりました。 ひきわり納豆とひき肉のあんをおあげで包んだぐう〜揚げは、注文したらその場でサクサクに揚げてくれました。納豆の美味しさが引き立つヘルシーなスナック。ビールのおつまみにもよさそう・・ ここしばらく忙しくて、テント市は2年ぶりの出店という伊達納豆さん。イベント限定のオリジナル納豆メニュー、お試しあれ〜。 物産館まつりとテント市は明日18日(日)まで開催しています! 第8回伊達市観光物産館まつり・テント市 開催日 2019年5月18日(土)・19日(日) 時 間 9:00~18:00 場 所 道の駅「だて歴史の杜」伊達市観光物産館 住 所 北海道伊達市松ヶ枝町34-1
むしゃなび編集部
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01/18(火) ブレない自然体な人 “ 須藤建設 株式会社/ SUDOホーム“ 4代目代表取締役社長 須藤正之氏に出会った
冒頭からなんですが…。 筆者、須藤正之氏に惚れました。 正之氏の未来への愛溢れる想いに触れ、とても清々しく温かい気持ちにさせていただいた取材でした。 正之さんの生い立ち 正之さんは1973年 北海道豊浦町で生まれました。 豊浦町は、須藤建設(株)の創業者 須藤幸次郎氏が1918年に会社を興したところです。 ↑宮大工だった幸次郎氏、豊浦神社の建築がきっかけで、山形県から豊浦町(当時は豊浦村)に移り住みました。当時は家具も手がけていたそうです。 生まれた家は、会社の資材センターの敷地内にありました。 「子供の頃の自分にとっては、“ そこにある “ 木端や釘などが格好の遊び道具でした。 友達や兄弟(弟二人)たちと秘密基地を作ってよく遊んだものです。今思えばかなり危険な場所だったのですが、資材センターという子供にとっては危険地帯で遊ぶことで、加減を知り、安全を学んだのだと思います。同時に、「そこにあるもので工夫して遊ぶ」ということを学びました。」 正之さんにとって、器としての家への想いとは? 「昔の家なのでとにかく寒かったです。 中学までは生まれた家で過ごし、高校からは札幌の寮に入りました。大学は東京へ。そして大学卒業後、札幌で勤めた時にアパートに住みました。この時、建材アレルギーで大変辛い思いをしました。 色々な土地の色々な家に住む中で、家は環境や気候や何より住む人に合ったものであるべきだと思うようになりました。 家に住むということを日々当たり前に暮らしていますが、引っ越しを繰り返す中で「住」の大切さを肌で感じるようになりました。 」 生まれた時の住環境に始まり、周りの大人たちの仕事ぶりを見ていたこと、色々な家に住んだこと、そんな経験から「住」に関わる仕事への擦り込みがされていったと思うとも話してくださいました。 須藤建設株式会社の住宅部門SUDOホームの企業コンセプト「土地が家を決め、人でいえが決まる。」 正之さんの経験談から発する「住」への想いは、まさに企業コンセプトにリンクするお話でした。 「北海道の地を見つめ、ここで暮らす人々を見つめて、この風土にふさわしい住まいを追求する」 この信念は、外観へのこだわりにも繋がります。 「家はそこにずっとありつづけるものです。 ですから、自然も含めた周辺環境に溶け込み、トータルで存在するものでなければならないと思っています。」 実は筆者の家の近くにもSUDOホーム作の家があります。 やはり、周りに馴染みながらもとても存在感があり、外観的にも素敵で住みたくなる佇まいです。 本当にお話の通り♡ 正之さんにとって自然とは? 「自然も含めた周辺環境」のお話が出たところで、こんな質問をさせていただきました。 「私は豊浦に生まれたわけですが、あそこは海があり川があり山がある自然豊かなところです。 札幌や東京にも住みましたが、自分の中では住むのも仕事も自然豊かな北海道だと思っていました。 アトピー体質ということもあり、自然に囲まれているとストレスがないですし、人間らしくいられます。 自然の中で遊ぶ経験が少ないと、人間力が退化してしまうのではないかという危惧を持っています。 そういう意味では今の子供たちが心配です。 人間にとってどんなに知識や技術が発達しても自然には勝てません。 産業革命以降、人間は自然を犠牲にして生きてきました。 もしかしたらすでに手遅れかもしれませんが、それを食い止めるために何かしないと心配で子どもも作れません。 環境を未来へバトンタッチするためにも、できることを何かしないと。地球を大切にしないと…。」 ご自分を “ 話し下手 “とおっしゃる正之さんは、丁寧に言葉を選びながら、自分に言い聞かせるように、そして心でお話しされているのが分かる語り口調でお話ししてくださいました。 筆者は、ここまでのところで文章には表現はしませんでしたが、何度も子どもたちへの想いを語る正之さん。 本当に未来の子どもたちのことが心配で仕方がないご様子でした。 須藤建設株式会社の住宅部門SUDOホームの取り組み〜子どもたちと自然に向けて 実は、初めて須藤社長にお会いしたのは、3年前のことでした。 「植樹会に集まったお子様向けに何か自然体験プログラムを行なってほしい」というご依頼をいただき実施した時のことです。 ↑2019年10月の植樹会・昼食のあとの自然体験プログラム風景 このようなスタイルで植樹会を行うようになったのは、「使わせていただいた分だけ、木を植えて地球に返していきたい。 子どもたちにこの森で自然に触れ合う時間を作りたい。」という正之さんの想いからでした。 「もちろん、木が大きくなるのには時間もかかります。 すぐに元に戻るわけではありません。 でもECOへの取り組みは ” 1人の100歩より、100人の1歩 “ を座右の銘に、取り組みたいと思っています。」 植える樹種も様々です。 トドマツ・アカエゾマツ・イタヤカエデ・ヤチダモ・エゾヤマザクラ・シラカバetc.という風に北海道に馴染んだものを専門家のアドバイスを受けて選んでいます。 これらをオーナーの皆様に植えていただき、ジンギスカンを囲んでいただき、自然体験をしていただくという内容です。 ここでの体験が、子どもたちに擦り込まれて自然に親しみを持ち、木に親しみを持ち、木で作られたものへの愛着、家への愛着が湧くようになるのだと思います。 さらに今後に向けてこんな構想もあるそうです。 「今後、少子化と人口減少は止まることなく続き、DXは進化していきます。でも、子どもたちにはAIにはできない” 物づくりの楽しさ “ を知ってほしいと思っています。 ですので、家づくりの技術を知る子ども向け体験会の実施計画を持っています。 そして将来、職業の選択肢に建築業を入れてほしいとも考えています。 話で聞いたり本で読むよりも、体験に勝るものはないです。 」 お話を伺いながら、正之さんの幼少期のエピソードを思い出していました。 この構想のベースはきっと、資材センターでの秘密基地つくりなのでしょう。 ↑「彩り豊かな風」とは子どもたちのことだそうです。 ↑須藤正之氏が青年会議所の理事長だった頃に書いたものです。 2012年ですから、まだSDGsが叫ばれる前ですね。 ところでご趣味はなんですか? ↑お気に入りのロードバイク 「三つあります。 一つ目はお気に入りのロードバイクで走ることです。5年くらい前に始め、コロナ禍では3つの密を気にする必要がないため洞爺湖一周などして走っています。自然の中、心地よい運動にもなっています。二つ目は3~4年前に始めた硬式テニスです。 伊達テニス協会主催の初心者教室から始めて続けています。 三つ目はバイオリン(あまりできてないから恥ずかしいのでフォントを小さくとのご要望で… ^^;)です。」 ↑洞爺湖一周の時の一コマ。 どれも友達から誘われたのがきっかけだそうです。 「どんなことでも取り敢えずやってみる!というのがモットーです。 それは全てのことにおいてそうです。 固定概念に囚われて、食わず嫌いをすると世界を狭めてしまいもったいないと思っています。 どんなことでも楽しめてどんなことでも無駄はないと思えるのは自分の良いところかもしれません。 それに何より人の輪が広がるのが嬉しく楽しいです。 」 ところが、一方でこんな風にご自分を評価されていました。 「もしかしたら自分がないのかもしれません。 自分が話すより聞く方が好きですし。 人と交わることで常に変化している自分を感じたりもします。 いわば細胞分裂を繰り返すアメーバみたいなものです。 それと、” 苦労は買ってでもしろ “という言葉がありますよね。 いつも自己変革を起こしていたいのだと思います。 でも同時に、人から頼られる存在でありたい、人の助けになりたいという欲求もあります。 」 こんなにも偉ぶらず、苦労話を一切せず、飾らず、自然体でご自身を語られる企業トップの方って、ほとんど出会ったことがない気がします。 すっかりファンになってしまった筆者です。 とことん謙虚でニュートラルな方です。 最後に、読者の方に向けて何か伝えたいことはありますか? 「困った時こそ手と手を取り合い力を出し合っていきたいですが、今は手と手を取り合えない状況ですね。でも、こんな時こそ人への思いやりを忘れずにいたいと思います。 一人一人が、人と人との関わりを大切にすれば、温かい世の中になると思っています。 他者を大切に思う心を忘れずにいようと思っています。 会社のことについては、山形から移住した初代から始まり100年以上存在してこられたのは、たくさんのお客様に受け入れていただいたお陰です。 この先も皆様に必要とされる会社であり続けるよう努力したいと思います。 」 北の地を愛し。 そこに暮らす人を愛し。 未来の子どもたちを愛し。 家つくりを愛する。 須藤建設株式会社/SUDOホーム 代表取締役社長 須藤正之氏は、ニュートラルだけれどブレのない、愛溢れる人でした。 今回の取材は須藤建設株式会社/SUDOホーム 代表取締役社長、そして個人としての須藤正之氏をクローズアップしました。 会社の詳しい情報はこちらを是非ご覧ください。 https://sudo-group.com 各種取り組みや、家作りへのこだわりなどが分かりやすく詳しく掲載されています。 ホームページをご覧になれば、皆様もきっと、家を建てたくなると思います。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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10/23(月) “窯の前の最期” を夢見て〜パン職人 武田 浩一氏の歩んだ道〜
今回の主人公は、『boulangerie ibox 弄月店』の店長でパン職人の 武田 浩一さんです。 浩一さんは山口県出身の55歳。 見かけも感性もとても若々しいお方です。 2023年4月OPENされた『boulangerie ibox 弄月店』は国道37号線の道路沿いにあります。 『社会福祉法人タラプ』を母体にしたこちらのお店は、構想2~3年を経て誕生しました。 そこに店長兼パン職人として抜擢されたのが浩一さんでした。 浩一さんは『ibox』に入社して12年、そしてパン職人としては30年のキャリアをお持ちです。 イラストレーターを目指していた若かりし頃のおはなし 「実は、若い頃はイラストレーターを目指していました。」 と、取材は唐突なお話から始まりました。 「え?フリーのイラストレーターですか!? 若い頃からパン職人を目指していたのではなかったのですね!」 「はい。僕は幼稚園の頃から内気で、新聞の折り込み広告の裏が白い紙を見つけては、絵ばかり描いている子でした。山口県の高校を出てから、18歳で東京の美術系の専門学校に入りました。友達と切磋琢磨をし、新しいものは何か?今は何を求められているのか?を常に探求しながら、プロへの道を模索していました。コンテストにも頻繁に応募していました。入選したりもして、そこそこに評価をしていただきましたが、それだけでは食べてはいけないよな…と、中途半端な自分に限界を感じ始めていたのが24歳頃でした。」 「未練はありませんか?」 「昔の仲間が活躍しているのを見ると、“もう少し頑張ってやっていればよかったかな…”とパン職人に転向したことを少し悔やむ瞬間もあります。いまでも家では時々絵を描きますし、そうそう!ここの店の看板の絵も、幟の絵も、必要に迫られて描きました笑 当時の絵はほとんど処分してしまいました。断ち切るためにね。でもね、正直後悔しています笑」 「もったいない!とっておけばこのお店に飾れたのに!」 「笑 そうですね。あの頃は『アンディ・ウォーホル』『バスキア』『キースヘリング』など、ニューヨークで活躍していたストリートアーティストに影響されていました。 なんていうか、ポップアートの世界って80年代のサブカルチャー的な音楽とも繋がっている。そういうものに刺激を受けながら、「いま、一番新しいものはなんだ!」と、プロのアーティストを目指す友人たちと語ったり、試したりするのが楽しかったですね。」 パン職人として立つと決心したこと イラストレーターの道を諦めようと考えていた浩一さん。 ある日、パン職人の募集広告に目が止まりました。 「いきなりパンですか?」 「はい。パンと絵との間に共通点を感じました。絵は白い紙にゼロからモノを作り出す作業です。そしてパンも同じく何もない作業台に粉を乗せるところからモノを作り出す作業です。どちらも『ゼロから作る』というところが共通していました。」 「なるほど〜。だから抵抗なくこの世界に入れたわけですね。」 パン職人としては2年おきくらいに店を変え、その店の良いところを学んでこられました。 例えば、東京の自由が丘では、全国展開をしているパン屋で働いたそうです。 「様々な形態で店を出している会社でしたが、僕がいたところは粉から作る店だったのがラッキーでした。そこには10年いました。その後、大好きな湘南地域の鎌倉・葉山・藤沢・逗子などの有名店でパン作りの技と歴史を学びました。鎌倉ではチーフを任されていました。」 「湘南が大好きだった浩一さんが何故、北海道にやって来たのですか?」 「たまたま山口の実家に一時帰省していた時、自由が丘のパン屋でお世話になった人に声を掛けられたのです。『いい話があるよ』って。それがiboxのパン職人を募集しているという話でした。その人は伊達市出身の人でした。」 縁とは不思議なものです。 山口県出身の湘南好きな人が、最初にパン修行をしたところで出会った人に誘われて、今は北海道の伊達市にいるのですから。 『boulangerie ibox 弄月店』店長としての浩一さんがが目指す店とは iboxのパンは、今まで修行して来たパン屋のベスト版的なパンだと言い切った浩一さん。 「いろいろな嗜好の方に美味しいと感じていただけるようにバラエティーに富んだラインナップになっています。でも強いこだわりは『本物であること』。例えば、クロワッサンならばフランスの伝統的な技法とレシピで作っていますし、バケットもベースはメソポタミア時代から続くフランスの伝統を大切にした作り方ですし、フォカッチャならばイタリアの伝統的なレシピと技法で作っています。伝統と歴史を大切に、決して色褪せない本物を追求しつつも、やはり地域性も大切にしなければいけないと考えています。それぞれの伝統を重んじながら、どれだけ地域仕様にアレンジできるかが勝負どころです。そして、美味しいということを一番大切にしたい。」 思いがけず壮大なお話が飛び出し、すっかりのめり込んでしまった筆者でしたが、究極の答えにストンと納得してしまいました。 ものすごくシンプルで真理であると思いました。 「材料にこだわる」「地元食材を使っている」「健康にこだわる」「添加物は使わない」というお話は今まで色々なところで伺ってきました。 当然、この言葉の背後には「だから美味しい」と続くのだと思いますし、素晴らしい理念だと思っています。 ところが 『美味しいということを一番大切にしたい』 という答えを、ストレートに伝えてくれた飲食店さんは意外と少なかったことに気づきました。 よく考えれば当たり前の台詞に、目から鱗の気持ちになった筆者でした。 伝統と歴史を重んじる浩一さんの姿勢は 『長年受け継がれて来ているものは美味しいからだ』 という実感と自信の表れなのでしょう。 「boulangerie ibox 弄月店」はね、 街の中で人の集まる中心にiboxがあるといいなと思っています。 だから、月一で『ふくろう市』というタイトルで イベントも開催しています。 店の知名度をもう少し上げたいですし。 それとね、 パンも美味しいけれど珈琲もめちゃくちゃ拘っていますよ! 恵庭の「珈琲きゃろっと」という店の物なのですが、 豆はもちろんのこと、マシンのセッティングもすごいこだわりようです。」 確かに、マシンの珈琲でこれだけ美味しいものは正直経験したことがありません。 本当に美味しい! 「それと、弄月店ができる前、だて道の駅に出店したことも大きかったです。あそこは食材が実に豊富に揃っているので選ぶのが楽しい。基本は地産地消です。でも『美味しいこと』にはこだわるので、地元以外のものも取り入れます。」 浩一さんが迎えたい最期とは 「どんなお爺ちゃんになりたいですか?」 と質問してみました。 「お爺ちゃんになれば、たぶんここは退職をしているから、その時は自宅のパン屋で仕事をしながら死にたいな。ある日、パンを焼いていたらね、タイマーが鳴るんです。でも僕は動かない。そのことに気づいた弟子が覗き込むと僕は死んでいる。最後に焼いたパンを取り出し、弟子たちがみんなでそのパンを食べる。みんなでってところが大事。そんなストーリーが僕の中では出来上がっています。」 泣きそうになりました。 その姿が映像で浮かんだからです。 そして、イラストレーターの道に今でも未練を感じていると語っていた浩一さんはもうそこには居ませんでした。 最期はパン職人として死にたいと語りました。 良かった…。 心からそう思いました。 取材の間中、絵本を捲るような物語をお聴きし、歩んでこられたその道を振り返りながらも、しっかりと最期を見ているお姿とパンが重なりました。 浩一さんが捏ねた全てのパンを味わってみたくなった筆者です。 ―boulangerie ibox 弄月店 情報― 〒052-0013 住 所 伊達市弄月町59-35 定休日 月曜日(不定休あり) 電 話 0142-82-8310 E.mail takeda.kouichi@tarap.org
Rietty
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04/24(水) 【あの人に会いに】行動あるのみ! [ 星明子さん / 豊浦 ]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 一度は会いに行ってみてほしい、 地域を盛り上げる ”人” にフォーカスする企画をスタートします! 【あの人に会いに】vol.1 初回は [ 豊浦町 ] から ”星の実ファーム” の 星明子さん です。 まずはじめに、明子さんを知るための3つの質問! 明子さんは、豊浦町礼文華にて ”星の実ファーム” を夫婦で営んでおり、主にイチゴとブロッコリーを生産しています。 2021年に新規就農、農業に奔走する傍ら、イベント等ではサンキャッチャー作りや糸掛け曼荼羅のワークショップを出店する一面も。過去にイベントを主催していた経験もあり、話し合いの場ではいつもアイデアマン!マルチに活躍されている明子さんの人生ストーリーを伺います。 北海道へUターン、子育てママたちとイベントを開催 明子さんは北海道池田町の出身。岩手県の高校、東京の専門学校と道外に進学。高校時代のボランティア活動がきっかけとなり、特別養護老人ホームで介護の仕事に就きました。 東京で就職し10年以上都会で暮らしましたが、北海道への想いは変わらずにありました。「帰省するときに飛行機の窓から見える十勝の景色、パッチワークのような広大な畑と、日高山脈に毎回感動していて……」30歳のとき、北海道へ戻ることを決意します。 北海道らしい仕事がしたい!と、酪農や畑作を経験したり、接客業に惹かれて飲食店で働いたり……。 そんな中、夫の雄介さんと出会い、結婚。転勤で移った浦河町が、明子さんにとってターニングポイントとなりました。 「女の子を出産して育てるうちに、なかなか好みのヘアアクセサリーが見つからず、自分で作るようになって。そうするとハンドメイド好きのお母さん方と繋がっていって、そんなママたちとイベントを開催したの」 会場にはなんと駅を利用し、イベントは大盛況!回を重ねるにつれてどんどん大きくなり、人気イベントとなりました。 「移住者で、地域のしがらみも何も知らないからこそ、無鉄砲に始められたんだと思う」 明子さんはそう言いますが、何も知らない移住先でイベントをゼロから作るなんて、誰にでもできることではありません。 「今すごく波に乗ってる!今ならいける!っていうとき、あるよね。”楽しそう”という気持ちだけで、自分の直感を信じて突き進んでた」 明子さん自身、なんと生後一か月の長男を抱えていたというので驚きです。 ”良いタイミング” だけでなく、そんな明子さんのエネルギッシュな姿が人々を惹きつけたのでしょう、周りのママたちを巻き込んでいきました。 「仲間と一緒に、それぞれが得意なことを発揮して作っていく、ということに喜びを感じてた!」 この経験から、自分の不得意なことは人に任せられるように。仲間と一緒だと大きな物も作り上げられる、大切な成功体験となりました。 『行動あるのみ!』 まずはやってみる そうして様々な経験を重ねた浦河町も転勤で離れることとなり、岩見沢市、札幌市へと移ります。そして2018年、夫の雄介さんが退職して農家になることを決心し、豊浦町に移住します。 「農業研修生の時に農業関係の人からよく言われていたのは、旦那さんが農家になりたいっていうのを、よくOKしたよねって。世の中で農業やりたいって思っている男の人は沢山いるけど、大抵は家族の了承が得られなくて諦める人が多いんだよと。」 安定した仕事を捨ててまで農家になるということ、そしてそれ以上に、大変だとわかっている農家という仕事に奥さんも一緒に就くということ。 「自然豊かなところで暮らしたいと思っていたし、畑仕事は嫌いじゃないし、やってみよう!くらいな感じで……今思えばだいぶ楽観的だったんだよね」 明子さんのモットーは、『行動あるのみ!』 行動することで、良いことも悪いことも沢山経験できる。諦めずにやりきることが成功に繋がる。浦河町での経験が、現在に活きています。 「とりあえずやってみよう!って。行動しなかったら何も見えてこない。”行動して飛び込んでいく” っていうのが、好きなんだよね」。 そう朗らかに笑う明子さんに、こちらまでエネルギーを貰います。 ”やり遂げた後の景色” を見てみたい —好きなことが沢山あると、どれも中途半端になってしまう……。 好奇心旺盛な人なら誰しも一度は通るジレンマではないでしょうか。明子さんも、サンキャッチャーづくりや糸掛け曼荼羅をはじめ、好きなことは沢山ありました。かといって、”これ一本で生きていく!” と言えるまでの思い入れはない……。 「一生かけてやる、という覚悟を持てるものが今までなかったんだけど、今は ”農業をひとつやり遂げる" そこで見えてくる景色を見てみたい、というのがあって」 しかし、大変なことや乗り越えなければならないことは山ほどあります。新規就農の大変さ、農業と生活との両立、夫婦で一緒に働くこと……苦しくなったり逃げたくなったりすることも多々。 「でも、自分で決めたことだから逃げたくない、自分に負けたくない」 自称負けず嫌いの明子さん、まだ見ぬ景色を見る日まで走り続けます。 美味しさで選んでもらえる農家に 豊浦ではまさに今、いちごのシーズンが始まりました! 星の実ファームのいちごは化学肥料・化学農薬不使用、健康的な土づくりを心がけています。そこには、子ども達に食物アレルギーがあったことで沢山悩んできたという背景がありました。食についてとことん学び、多くを知った明子さん。 「まず安心・安全、その上で、『美味しさで選んでもらえる農家』になりたい。美味しいって喜んでくれるお客さんの笑顔、今はとにかくそのために頑張ってる」 直売所は既にオープンしており、例年6月いっぱいまで。豊浦町は札幌ー函館の中間地点、キャンプ場もありますよ。ぜひ、元気ハツラツ、素敵な笑顔の明子さんに会いに行ってみてくださいね! 【 星の実ファーム 】 ~いちごをお求めの方は~ \明子さんに会える/ ▶ 直売がオススメ! 北海道虻田郡豊浦町礼文華403-4 インスタグラム{明子さん発信! DMで取り置きできます。 ▶ オンラインショップBASE ▶ 各ふるさと納税からもお求めいただけます。 国道37号線からは、真っ赤な看板が目印です!
misaki
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07/31(火) 夏の女子会に♪ 元気いっぱいパワーサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ②
2018年8月1日〜10月14日まで「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」が開催されます! 市内の参加店16店舗(大滝区を含む)が提供する期間限定の特別野菜メニューで、地元・だての野菜を満喫しましょう〜。 参加店一覧(PDF) 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜をとびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各店で聞いた「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ 元気いっぱい!「伊達野菜」だからこそ、の一皿! 今回ご紹介するのは、ホテルローヤルの「パワーサラダ」。 パワーサラダって聞いたことがありますか? サラダといえば野菜ですが、そこにナッツや肉類など、たんぱく質の採れる食材をプラスして、 「一皿食べるだけで、バランスよく栄養がチャージできる」 というもの。いま女性を中心に大注目のお料理なんです。ローヤルさんでは、たっぷりの伊達野菜に、チキンや自家製スモークチーズ、お豆も入れて、どど〜んと大皿で楽しむ「ローヤル特製・伊達野菜パワーサラダ」をコースで提供します。 使用されている食材の数はなんと、20種類以上! ランチまたはディナーの時間帯に五名から予約制で受付中です。サラダ以外のコースの内容は、予約ごとにヘルシー系、お食事系など希望に応じて選べるそうです。 季節ごとに野菜の種類も変わっていくので8月から10月まで、何度食べても楽しいホテルローヤルのパワーサラダ。「伊達だからこそ」の一皿です。仲間とワイワイ、女子会にもオススメっ! 「野菜は噛む力を使うので、ゆっくり食べられて満足感いっぱいになりますよ! 美容や健康に関心の高い女性の方はもちろんですが、ボリューム重視の男性でもご満足いただける一皿です。新鮮な伊達野菜をたくさん食べて、暑い夏を元気に乗り切りましょう〜!」 ホテルローヤル パワーサラダコース 3,000円〜(5名以上、要予約) 伊達市末永町33-3 TEL 0142-23-4888 OPEN 9:00~22:00 ホテル ローヤル(むしゃなび内) 生ビール祭り開催中!2018年8月11日(土)まで きになる伊達野菜!「エディブルフラワー」 ローヤルさんが注目する伊達野菜は、パワーサラダを華やかに彩る、エディブルフラワー。乾町のイコロ農園で栽培されている「食べられるお花」です。いろんな種類があって、見えいるだけでも楽しくなりますね〜。お料理をぐっとひきたてる、かわいい仕事人! イコロ農園 http://ikoronouen.com 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)まで 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場します! *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です! 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ① https://so-ra-mi.jp/archives/15442
むしゃなび編集部
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10/22(月) 『究極の贅沢』ってこのことじゃない?
渓流釣りに行きました 今年も秋が深まり、雪虫が飛ぶ季節がやってきました。 そんな中、先日、伊達市大滝区の三階滝上流(長流川の上流)に イワナを釣りに行ってきました。 地元の猟友会の名士が(ライフル付きで)ガイドについて頂いたので、 安心して山に入ることができました。 今回の取材に同行したのは大滝の地域おこし協力隊のお二人(長峰さんと天野さんです。) さて、スタート時。 待ち合わせ時間を間違えて、みんなを待たせ、遅れて到着したくせに、 「えー!!長峰さん、2年も大滝にいるのに渓流釣りしたことないのぉぉ!!」 と釣りをする前に同行者にプレッシャーをかけるのは僕の戦法です。 1年に1回すら渓流釣りなんてやらないのに、俺も偉そうによく言うよなー。 一方、新しく9月から着任した協力隊の天野さんは、釣りが趣味とのことで・・・・ むふふ・・・さて、どうなのかな。 さてさて・・・ 続きはこちら 清流を釣り上がる 三階滝のカフェGranpa's Dreamのある白老に向かう色彩街道を 少し登ったところにある昔の林道の入り口から川にアプローチ。 うーん・・・・実に澄み渡った川の水に、まずはみんなでびっくり! 「お、すっげぇ!水がきれい!」 ひゃっほー! テンションが上がります。 早速、寸胴を履いてエサ箱をつけてと、釣りの準備。 我々のルールは「今日食べる分と家族のお土産分だけ釣る」というルール。 ということは、僕ら3人で一人2匹づつくらい釣れるかなー。 うーん・・・楽勝! 「こんな熊がいそうなところにはいって、命のリスク冒してまで イワナを釣りにくる輩はいないから、今日は入れ食いや!」 そう思ったわけであります・・・・ そしてスタート!・・・ さすがの天野さん 最初に釣り上げたのは天野さん。 「おー!川に入ってすぐに釣った・・・・!!!」 さすがあ!釣りが趣味だけあるのか!? 「釣りってやっぱり技術?・・・・・」 いやいや、こんな、釣り堀みたいな好条件のところでは そんなのあんまり関係ないはず! それにしても、天野さんの得意げなこのドヤ顔! しかし、イワナって美しい!!!20cmくらいかな! 食べごろサイズ! 橋本んさんによると、このこくらいのサイズが一番美味しいんだって。 「よし!」 と自分で気合いをいれてみたものの、 エサのミミズがうまく針につけられないでオタオタ。 いまだ戦線に参加できない自分・・・ 情けない・・・・(^^;;; 見かねたガイドの橋本さん。 「こうやるんだよー。ミミズの心臓はここにあるから、 これを指でピュッと押し出してから、ここに針入れる・・・」 ほー・・・・そうなんだ・・・・・すごーい・・・ エサつけてもらって格好悪くてもいいもんね。 ふっ・・・釣れればいいのさ。釣れれば・・・。 うまい具合にエサをつけてもらった竿を振って、いかにもイワナが いそうなポイントに いい感じでエサを投げ入れる・・・ 「お、うまくいった!ナイススロー!」 ・・・・・ ・・・・ ・・・ 清流にエサを流しながら、微妙な竿の感触を確かめながら・・・ しばし待つこと5-6秒。 「ん?来た?」 なんか、アタリを感じて慌てて竿を引き上げる。 続きはこちら なめていた渓流釣り ビュ! すると・・・・ 「おー・・・・!!!」 針についた ミミズがびよ〜んと空を飛ぶ のが見えた。 「しまったあっ・・・!」 糸についたミミズが対岸から川にかかっている木の枝に絡まる・・・ 「ううう・・・・」 そして針は枝からはずれない・・・ ひっかかった糸を無理やり引っ張ってもはずれない。 泣く泣くガイドの橋本さんにお願いして糸を切ってやり直し。 「こりゃ、糸切らんといかんな・・・」 と橋本さん。 「うーむ・・・まずい出だしだな・・・」 出だしから自分の中で少し焦りが出たのを感じた。 そんなはずはなかった、今日は楽勝のはずだったのに・・・ 誰も入っていない川での魚釣りなんて、入れ食いかと思っていたのに・・・ そのあと、一同で釣り上がりながら上流へ。 初めての渓流釣りの長峰さんも真剣・・・・ だが・・・ しばらく誰も釣れず。 少しずつ釣り上がる。 さすがの天野さんも2匹目には苦戦。 次第にみんな焦り出す。こんなはずではなかったはず。 こんなところなら、魚がいれば釣れるはずなのに、 えー! 釣れないってことは、魚がいない??? まじ? ならいったいどこに魚はいっちゃったの? ガイドの橋本さんが呟く。 「数日前の大水でかなり川の形も変わったからなー」 でもどっかにいるでしょ?魚。 続きはこちら 突然の通り雨。すると・・・ すると、いきなり大粒の雨が降ってきた。 空は晴れているのに結構な通り雨だ。 一同、上着のフードを急いで被る。 今回ガイドをしてくれた橋本さん まずい。 今日のゴール予定地点の砂防堰堤まで来てしまった・・・。 しかし橋本さんに「ここには絶対いるから。」と言われ、皆で釣り糸を垂らすと、 キタ!キタ!キタ! 魚がエサをつついている・・・ でもこの感触が来たら焦らずに、一度は待ち・・・ もう一度来るはず・・・・ そしてさらにグッときたら、今度は手首のスナップを効かせてエイ! 「やったー!!」 25cmのイワナを釣り上げる。 すると、皆、その辺で一斉に釣り上げ始める。 そして・・・ 「また来た!」 「ナイス!」 美しいイワナ。グッドサイズ! 「雨で水が活性化したんだろうねー。魚がエサ食うようになった。」 と橋本さん。 まもなく、全員が予定の数を釣り上げたので引き揚げることに。 イワナが全部で8匹ほどと、汁で食べるカジカが3匹。 みんな釣れてよかったねー。 さて、これからがまた楽しみ。釣った魚を川原で食すのである。 途中、味噌汁に入れると最高にうまい「ボリボリ」(ナラタケ)などの きのこを見つける。これらをお土産用として採取しながら、川原で炉を作り始める。 この季節の旬の食材のひとつ。ボリボリ(楢タケ)。 続きはこちら これが究極の贅沢じゃん! 天野さんは慣れた手つきで内臓を取り出す。 今回の一番大きいイワナは32cm。 まずは、これを刺身にしてみることに。 おまけの卵も一緒に醤油でつけて・・・・ 「げっ!何これ?うまい!」 川魚って、「臭い」と思われる方、多いでしょう? 全然そんなことないんです。 この清流、しかも上流でとれる魚は、刺身にしても、ムチャうまいんです。 しかもさっぽりした脂身が乗ってるー!! うまっ!! そして残りのイワナは、かるーく塩を振って炭火焼。 橋本さんがその辺でとってきてくれた柳の木を串にして 石で作った炉で焼きはじめる。 そして、橋本さん(正確に言うと、橋本さんの奥様(笑))に作っていただいた 天然まいたけのお弁当をいただきながら、イワナが焼けるのを待つ。 続きはこちら 「こりゃあ、うまいわ!!」と橋本さんの天然まいたけご飯にみんなご満悦! そしていよいよいい感じで焼けてきたイワナも食う。 熱くて、最初は「ホフホフ・・・」そして、 「うまい!」 適度な脂ものっていて、臭みはない。やわらかい身の味はしっかり。 軽く振った塩が、身の旨味をひきたてる! 「イワナってこんなにうまいのか!」 みんな、綺麗に骨を残すまで食べ尽くし、 たらふくいただいたところで、今度はコーヒーの自家焙煎をする コーヒーマニアの天野さんのお点前でデザートコーヒーが振舞われる。 もう最高でしょー! 何?この川原の大グルメ会・・・ と、最後に橋本さんが出してきたのは・・・ そう。 橋本さんが仕留めた鹿の燻製なり!!! これが、また 実にウマイ!! のです。 鹿肉は究極の健康食材 何しろ山でできる自然のものしか食べてないし、 高タンパク低カロリーで鉄分が豊富なんだもんね。 そしてこの自分で仕留めた鹿の肩甲骨あたりの肉を 橋本さんが独自のレシピで燻製にしたこの鹿肉。 もうつまみなんかに最高なんです! みんな腹一杯のはずなのに、食う食う・・・・笑 こうなるともう、 「おーい!ビールはどこだあ!」 なんて誰かが騒ぎ出す・・。いやいや、まだ仕事中。これ、取材だから・・・笑 いやあ、しかし今回の渓流釣り、実に 自然の恵みを堪能した、至福のひととき でありました。 都会暮らしではなかなかできない、この上ない体験。 これこそ 『究極の贅沢』 と言わずしてなんと言おう・・・! ごちそうさまでした! 橋本さん、どうもありがとうございました! で、また連れて行ってね・・・(終)
むしゃなび編集部
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04/24(土) 「私らしさ」とエコをつなぐショップ。susblue室蘭
室蘭のエコショップ「susblue(サスブルー)」は、環境にやさしく、経済的かつスタイリッシュな生活雑貨を扱う小さなお店です。ネットショップでの販売を中心に、地元のイベント等に出店しながら、エコな暮らしの魅力を発信しています。 店主の伊勢美香さんが提案するのは「頑張らないエコ」! 節約になる家事の手間が省けるオシャレ などなど、「環境にやさしい」だけでなく、使うといいことがいっぱい。そんなエコグッズを取り扱っています。 伊勢さん「エコというと、手間やお金がかかって大変なイメージがあると思いますが、手軽に使えて節約にもなる便利なグッズが最近はたくさん出てきています。「エコな暮らし」のハードルを下げて誰にでも使って欲しいです!」 早速、おすすめの3アイテムをご紹介しましょう〜。 その1。アコラップ 国産ミツロウとオーガニックコットンでできた日本製キッチンラップ。草木染めの優しい色合い。おむすびやパンを包んだり、切った野菜を包んだり、お皿のフタにしたりと、市販のラップと同じように使います。水で洗って約1年、繰り返し使えるのでゴミの減量にもつながります。 Sサイズ(直径約13cm) 1,320円 Mサイズ(直径約19cm) 1,650円 Lサイズ(直径約33cm) 2,915円 その2。スタッシャー 洗って3000回も使えるとても丈夫なジップバック。食品用品質の100%ピュアプラチナシリコーン製です。耐熱性がとても高く、冷凍からなんとオーブンまで利用できる優れもの。食品だけではなく、コスメポーチなどにも便利だそうです! 293ml 1,320円450ml 1,650円 その3。エンヨー(ENJO) 水だけで汚れを落として除菌までできるオーストリア製の万能クロス。お掃除用だけでなく、キッチン用、フェイス、ボディ用といろんな種類があります。 「本当に水だけで落ちるの??」というわけで、クレヨンの汚れで実験してみました! 落ちた!本当にピカピカになりました。洗剤やボディーソープを使わなくなるとお掃除がとても楽になるのですって。なんだか面白そう!!使ってみたくなりますね。 お風呂掃除用 3,080円ボディ用 4,950円 伊勢さんがエコグッズに出会ったのは現在小学生のお子さんのアトピーがきっかけでした。以前は寝ている時に痒くて肌を掻きむしってしまい、朝起きたらシーツが血だらけ…ということもよくあったのだとか。薬で一時的に抑えることはできるものの、根本的な改善には至らず、何かできることはないかと調べるうちに、合成洗剤や農薬が身体に与える影響を知り、普段の生活を見直してみることにしたそうです。 市販の洗剤を使わない掃除法「ナチュラルクリーニング」を勉強したり、食事に無農薬野菜を取り入れたりといろいろやってみるうちに、アトピーの症状がだんだん落ち着いてきたのだとか。それだけでなく、家事が以前よりとても楽になって驚いたそうです。 手間が省けることで時間的な余裕が生まれ、さらに買い物が減り、ゴミが少なくなるなど経済的にも嬉しいメリットがありました。 「環境にも、人にもやさしい。」 そう実感した伊勢さんは、エコ情報をたくさんの人に知ってもらいたいと昨年ショップをオープンしました。屋号の「サスブルー」は「持続可能な」という意味を持つ「サステイナブル」と、海や地球を象徴する色「ブルー」からとったそう。エコな暮らしを通して、これまで以上に大切に思うようになった環境や地球への思いが込められています。 伊勢さん「私にとってエコとは、地球本来の姿という意味で「地球らしさ」を考えることです。そして「地球らしさ」とは、地球の一部である私たち一人一人の「私らしさ」と繋がっているのではないか、と思います。自分らしく生きることが地球環境への配慮につながる——そんな暮らしのヒントを、これからもどんどん、伝えていきたいです。」 忙しい毎日がちょっと変わるかも・・・??そんなワクワクを呼ぶ、楽しくて新しいエコ情報がいっぱいのショップです。ぜひ訪ねてみてください! susblueサスブルーWebショップ:https://tsuku2.jp/susblue最新情報はメールマガジンで受け取れます。登録はこちら ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。価格などは変更になる場合があります(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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11/18(木) 雑貨屋intime time的生き方「そこに “大好き!” はあるかい?」
伊達市周辺ではきっと知らない方はいない位の有名雑貨店ですが、あえて取材に訪れました。 人口34000人程度の小さな町で、これだけの規模で、この量の商品を扱い、16年間続けてこられる秘密を知りたい。 そんな想いから訪ねたのでした。 ↑玄関扉の前には可愛いビー玉が埋め込まれています。 お話を伺ったのは、紋別市ご出身でオーナーの鹿野内浩子さん。 実は浩子さんとは今はなきオホーツクサイクリングを通じた、20年以上前からの知り合いでした。 その時の浩子さんは沿道での応援担当。 休憩地点に先回りしては仲間をサポートしてくださっていました。 そして、サイクリングで214kmを走っていたのは旦那様と当時小学生だった息子さんでした。 一家揃って頑張り屋さんの温かいご家族だった印象があります。 当時、ユニクロ室蘭店で補正担当スタッフだった浩子さんが一念発起し、16年前に始めたのが「intime time アンティムティム」でした。 ↑細かいところまで行き届いています。灯りの色も優しい。 浩子さんは竹を割った様な性格の方。 真っ直ぐ。 正直。 その代名詞の様な方です。 そして。 「究極な我儘」だとご本人は高らかに笑います。 嫌なものは嫌。 好きなものは好き。 中途半端は大嫌い。 やると決めたら徹底的にやる!! 絶対に力は抜かない!! 好きなことへの情熱なら誰にも負ける気がしない!! どちらかというと筆者もそのタイプですが、ここまでの気迫はなく… ^^; もう素敵すぎて本当に脱帽でした。 ↑残り少ないですが、クリスマスカラーの用品も☆ プレゼント好適品もたくさん揃います。 でもだからこそずっと人気店でいられる。 16年間その座を守ってこられた秘密は、浩子さんの底抜けの明るさと、開けっぴろげさと、負けるもんか!な ”ど根性” と、絶対的なプロ意識なのだとわかりました。 そしてもう一つわかったこと。 ご家族の協力でした。 一緒にサイクリングで走っていた頃から、旦那様がとても優しい理解のある方だとは気づいていましたが、常に浩子さんの背中を押し、支えていてくれたからこそというお話も伺いました。 本当に素敵なご家族。 きっとそんなご家族との関係があったからこそ、お店にいらしたお客様を大きく優しく楽しく包み込む空間にしているのでしょうね。 お店の商品選びについてお尋ねしました。 「商品は全てカタログで選びます。でも写真と簡単な説明しか書かれていません。それだけの情報で私が “ これ大好き!! “と思ったものだけを仕入れますが、入荷したら必ず全て使ったり試食したりします。そこでイメージと違ったものは絶対に店には置きません。お客様にご質問をいただいたらきちんとお答えできる自信があるものだけを陳列します。時折、営業の方に売れ筋や流行り物を勧められますが、私、それには乗らないタチなんです(笑)」 ここでも、浩子さんのハッキリとした性格が現れました。 何事も「それが大好きかどうか?」が浩子さんのベースになっているのです。 だから、お話をしていて本当に気持ちが良い☆ 次に「intime time アンティムティム」のお名前の由来を伺ってみました。 「同じ言葉を繰り返す名前にしたかったのです。 また、intime(アンティム) とはフランス語で “ 親しむ ”という意味です。そこでtimeをもう一つつけてアンティムティムとしました。この名前には、ここで雑貨を親しむ時間(time)を持っていただきたい♡ という想いが込められています。」 なるほど〜! とっても素敵な由来があったのですね。 ↑これ、筆者的にツボでした♡ そして次にコンセプトをお尋ねすると〜。 「ワクワク気分が盛り上がる雑貨店」です! 即答でした。 納得〜! まさに浩子さん込みのintime timeそのものです♡ とってもカラフルな店内なのに煩さを微塵も感じさせない。 浩子さんのセンスの良さに、本当にワクワクが止まらなくなります。 伊達市竹原町にある雑貨店 intime timeさん。 キッパリと書きます。 最大の魅力はまちがいなくオーナー鹿野内浩子さんです☆ まずは雑貨を。 そして浩子さんとの会話を楽しみにぜひ訪れてくださいね。 ―intime time(アンティムティム)情報― 〒052-0011 北海道伊達市竹原町77-35 電話 080-5595-2828 Open 水曜日〜日曜日 10:00~19:00 Close 月曜日・火曜日 Blog http://blog.livedoor.jp/intime_time/ (商品情報満載) ※記事の情報は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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08/01(月) パウダースノーをこよなく愛する店主の、素朴でやさしいネパールの味。ビスターレ・カナ【ニセコ】
旅に出る代わりに、時々、エスニック料理が食べたくなる。 日本にはない、異国の香りが心を自由にしてくれる気がするから。 ニセコの道の駅で小さなスパイスの袋を見つけた。「ネパールチキンカレー」と書いてある。 素朴なパッケージと民芸調のイラストが、いかにも本場の感じだ…。 エスニックな香りを求め、お店を訪ねた。 青年海外協力隊OBが、現地で覚えたネパールの味 アンヌプリ国際スキー場の麓に、ペンション&レストラン ビスターレ・カナはある。 こんもりとした緑に覆わた、石貼りの壁が印象的な建物。 正面の不思議な文字に、目を奪われた。ネパール語で「ビスターレ・カナ」と書いてあるらしい。 「ビスターレ」は「のんびり」、「カナ」は「食事」という意味があるそうだ。 店内にはネパールの民芸品が飾られ、窓から濃い緑がのぞいていた。 時間がゆっくり流れているような、静かで落ち着いた空間。「ビスターレ」という言葉がぴったりくる。 オーナーの山野 美昭(やまの よしあき)さんは東京出身。青年海外協力隊としてネパールに赴任した経験を持ち、現地で覚えた味を、独自にアレンジして提供している。 ニセコ産野菜をふんだんに使った「ネパールカレーセット」はとてもカラフル!この日は13種もの野菜が使用されていた。 中に見慣れない野菜…と思ったら「摘果メロンです」と聞いてびっくり。カレーによく合うことにも驚いた。 インドカレーとも、スープカレーとも違う、独特のスパイスの香り。どこか懐かしいような…これがネパールの香りなのだろうか、想像がふくらむ。 山野さんとニセコの出会いは古い。 26歳でネパールに行くもっと前、10代の頃に遡る。 中学生の時に、おじさんに連れられ白馬八方尾根に行って以来、スキーが大好きになった。高校でますますのめり込み、「ただただスキーがしたい」と進路を北海道に決めた。酪農学園大学短期大学部に進学し、スキー部に所属してニセコによく通うようになった。 初めはスキー関係の接点しかなかったが、短大を修了し大学に編入する間の1年間、ニセコで酪農実習を行った。そこで農家に出入りするようになり、農業や酪農に携わるさまざまな人たちとのつながりができた。 この頃から、ニセコは山野さんにとって第二の故郷となった。 大学を卒業後、町内のペンションで乳肉製品の製造担当として働き始めた。仕事は楽しく、冬はスキー三昧。「好きなこと」に邁進する日々は充実していた。 ところがある日、常連のお客さんに言われた一言が、山野さんに転機をもたらした。 山野さん: 「あんた、いつまでぬるま湯に浸かってんのさ」みたいなことを言われて(笑) お客さんて、本当によく見てますよね。 要するに「好きなこと」と言いながらも、社会的立場としてはアルバイトじゃないですか。いつまでこんなことやってんのさ、なんて言われちゃって。 それで、何かしなくちゃな、と考えたのが青年海外協力隊でした。 食に関わる仕事をする中で、「飽食の時代」に疑問を持つようになって。 業務上やむなくではありますが、まだ食べられるものでも捨てていくわけですよ。そういう現場を目の当たりにするうちに、「食えない国、貧しい国ではどういうふうな生活をしているんだろう」という興味がすごく湧いてきたんですよね。 貧しいっていうのはどういうことかを知りたかった。 26歳~29歳までの3年間、山野さんはネパールで野菜の普及活動に勤めた。 飼料作の経験はあったものの野菜は素人だったため、協力隊の試験前に八ヶ岳農業実践大学校で研究生として学んだ。 実際に赴任してみると、気候も栽培品種も日本とは大きく異なり、かなり苦労したそうだ。猛勉強しながら巡回指導や作付け計画など、さまざまな支援に取り組んだ。 現地の文化にも興味を持った山野さんは、村の子ども達に混じって祭りの踊りを習い、一晩中、村人達と踊り明かしたこともある。そのエピソードは今でも新しい協力隊に語り継がれているという。 山野さん: 最後にネパールを出る時、みんなが見送りに来てくれたんですよ。そうしたら、思いもよらなかったんですけど、涙が出てきて、止まらなくて…。 なんで泣きっぱなしなんだろう、周りに恥ずかしい…でも自分で止めることができないんです。 3年間で悔しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。そういう喜怒哀楽や、いろんなものが、全部出ちゃったんだろうな、と思います。 協力隊は一人だったので、日本人の代表として恥ずかしくないように、日の丸を背負うような気持ちで取り組んでいました。とにかく一生懸命やって、日本人は勤勉だという姿を見せたかったんです。 すごい背伸びをしていた3年間でした。でもあれをしたから今がある。 涙は、バンコク空港に到着するまで流れ続けたそうだ。 帰国後、結婚した山野さんは、しばらく後に元の職場からオファーを受けた。妻のカナさんを連れニセコに戻り、3人のお子さんに恵まれた。 1995年にビスターレ・カナをオープンし、以来ペンションとレストランを営んでいる。 ネパールカレーの多くは、「唐辛子の辛さと塩っ辛いのが、どーーんと刺さってくるような味」で、日本人には食べづらい。日本でいう昔ながらの塩ジャケや漬物、味噌汁のような感じだそうだ。 そこで山野さんは、当時コックとして雇っていたネワール族の少年に、「こういう風に作って」と指示して毎日食べられるカレーを作ってもらっていた。ネワールは美味しいカレーを作る民族として知られている。 その味と、ネパールで友人の奥さんが作ってくれたカレーがベースになってビスターレ・カナのカレーが出来上がった。 電気もガスも水道もなく、朝日と共に起き、陽が沈んだら眠る。山野さんが体験したネパールのローカルな暮らし。そこから生まれたカレーなのだと思うと、一層味わい深い。 のどかな農村の風景が、ぼんやり見えてくるような、素朴さと優しさを感じた。 「ここのパウダーはすごい」外人さんが教えてくれた、ニセコの魅力。 ペンションが最も賑わうのはスキーシーズンの12月から3月。Booking.comへの登録を機に7年ほど前から海外宿泊客が年々増え、8割が外国人に。客層がガラリと変わった。 日本のスキー・スノボ人口が減少する中、海外からのお客様はとてもありがたかった。 しかしその分、コロナ禍による被害は甚大だった。「外人さんが来ないということはこういうことなのか」と思い知らされる日々。今も大きなダメージが続いているが、とにかくやれることをやっていこう、と夫婦で力を合わせ頑張っている。 ニセコの雪をよく知る山野さんだからこそ、海外のスキーヤーに伝えられることが沢山ある。 コロナ以前にはいいポイントを教えてあげたり、時に一緒に滑りに行ったりしてとても喜ばれたという。そうした交流がニセコの魅力を再発見することにつながった。 山野さん: 海外のお客様が来て、教えてもらったと思っています。ニセコの雪が、世界レベルなんだということを。 例えばカナダのバンフやウィスラーがベースだという人がここにくるわけですよ。 「なんで?」って聞いた時に「パウダーここ違うよ」という。 「ここのバックカントリーは、1週間いたら少なくとも2回は滑れる。世界有数のスキー場でも1か月滞在して1回あるかないかの素晴らしい雪質だ」と。 僕にとっては当たり前だったんですよ。ニセコのパウダースノーが大好きで、ずっと昔から滑っていましたから。 「アンヌプリはスキー場自体は小さいけれど、雪は最高だ」と聞いた時に、とても驚きました。 彼らを連れて一緒に滑った時の満足げな顔!それを見るのが僕はもう、最高ですね! 筆者は今年、初めてニセコの冬を体験する。昨冬、引っ越し準備に訪れた時には、どこもかしこも分厚い雪に覆われ、あまりの真っ白さに、おそろしいと思った。 しかし、厳しい冬ならではのパウダースノーであり、その雪をこよなく愛する山野さんの言葉に、なんだかとても勇気が湧いてきた。 ネパールカレーを味わいながら、「私も冬を、楽しむぞ!」と決意した。 世界中のスキーヤーでニセコが賑わう冬が早く戻るようにと祈るばかりだ。 ペンション&レストラン ビスターレ・カナ 詳細情報 住所: 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ431-1 電話: 0136-58-3330 ランチタイム: 11時30分~15時(ディナーは要予約) 不定休あり。事前に電話確認するのがおすすめです HP: https://sites.google.com/site/bistarekana/ スパイスキットは道の駅ニセコビュープラザで購入できます ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューや料金は変更になることがあります。取材2022年
ch
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06/03(月) 最高に贅沢で、あたらしい食体験。HOKKAIDian Homestead
噴火湾を一望する丘の上に建つHOKKAIDian Homestead。地元食材を使ったクッキングワークショップを提供するスタジオです。伊達市志門気町に昨年オープンしたこのスタジオで、現在旬を迎えている「ホワイトアスパラガス」をメイン食材にしたイベントを開催しています。 ところで「クッキングワークショップ」ってどんなイベントでしょう?クッキングと聞いて思わず「料理教室」を連想した筆者ですが、実際に参加してみたら、もう目からウロコの連続!! つくる、食べる、出会う、つながる・・・ まったくあたらしい、伊達の食体験!今回は、この夏イチオシの食イベントをレポートします! 伊達の市街地から壮瞥・オロフレ方面に向かって10分ほど。小高い丘の上に、赤い屋根に焦げ茶色の壁のおしゃれな建物が見えてきます。入り口脇のパーキングに車を止め、林の中のフットパスを登ってスタジオへ。街中の喧騒を離れ、小鳥のさえずりが聴こえます。新緑のさわやかな匂い!入り口に到着すると、素晴らしい景色が広がっていました。伊達の街と噴火湾、その向こうに北海道駒ヶ岳が浮かび、西には有珠山と昭和新山がすぐそこに。さらに洞爺湖の中島、お天気がよければ羊蹄山まで見渡せる大パノラマです。 「ようこそ!」オーナーのイエン・フォンさん・松下記子(のりこ)さん夫妻、そしてシェフのバスチャンさんが迎えてくださいました。イエンさんと記子さんは10年ほど前に香港から家族で伊達に移住し、昨年こちらのスタジオをオープンしました。イエンさんに伺うと、「Homestead」とは、農園の中に建つ母屋といった意味があるそうです。野菜、魚介、肉など、様々な食材が豊富に採れるこの地域は、まさに大きな大きな畑のよう! この地域で採れた旬の食材を皆で集って料理して味わう— というコンセプトでスタジオが誕生し、様々なプログラムやワークショップを開催しています。 手作りのウェルカムドリンクをいただいて一息ついたら、いよいよワークショップの始まりです。今日の主役は5~6月が旬の「ホワイトアスパラガス」。毎年この時期には、朝早くからアスパラを求める人で観光物産館(道の駅だて歴史の杜)など市内の直売所が賑わいます。 グリーンとホワイトの違いは栽培方法によるもの。日光を遮って育てることで白くなるのだそうです。中でも特に甘くておいしいとイエンさんが惚れ込んだ、稀府の農家さんのアスパラを使用します。甘さの秘密は、土の中で日光を遮って大きくする昔ながらの農法にあるそうです。そのほか、こちらも今が旬のイチゴなど、フレッシュな食材が揃いました! み~んなこの地域で採れた野菜たちです。 フランス人シェフ・バスチャンさんは13歳で料理学校に入学して以来、この道20年のベテランシェフ。日本国内のホテルでも経験を積んでいます。フレンチをベースに独自の発想を織り交ぜ、ナチュラルで洗練された料理を提供しています。バスチャンさんのユーモアあふれるおしゃべりでスタジオ内には笑い声が絶えません。 材料の下ごしらえや調理法の中には発見がいっぱい。例えば、ホワイトアスパラガスの皮を茹で汁の出汁に使ったり、イチゴとバルサミコ酢を合わせたり…。それも「やり方」を知るだけではなく、アイデアやセンスが随所に光り、とっても面白い。見事なナイフさばきには、参加者から「ブラボー!」。 和気あいあいと作業を進めるうちに、どんどんお料理が出来上がってゆきます。それでは、仕上げはシェフに任せて、お待ちかねの食卓へ・・・。 前菜 Salad with Pannacotta & Strawberryアスパラとイチゴのサラダ。中央にバスチャンさん特製・アスパラのとろけるパンナコッタ。2年仕込みの黄金豚・自家製生ハムと一緒に!! イコロ農園のエディブルフラワーがお皿に華を添えます。 メインディッシュ Feuilleté d'asperges Blancheバターの香りが香ばしいミルフィーユ生地にホワイトアスパラガスを贅沢に挟んだ一品。厳選したホワイトアスパラガスの甘味、ソースとのコンビネーション。食感も絶妙でした。 おいしい食事と料理を引き立てるワイン。自然とおしゃべりも弾みます。食後はデザートとコーヒーでのんびり。特製のホームメイドアイスクリームのうっとりするような口あたり・・・。 デッキで景色を眺めたり、敷地内を散策したりと、それぞれにひと時を楽しみました。 この土地で育った食材たちが素敵な一皿に変身し、おいしく、楽しくいただく・・・そんなゆったりとした時間の流れの中に、本当の「豊かさ」を感じました。食、自然、観光、出会いなど、様々な要素が詰まったイベントですが、それぞれが複合的につながりあうことで、五感が満たされ、身体も心もリラックス&リフレッシュ! とっても贅沢な時間となりました。 観光とも外食とも違う、あたらしい食体験をしに、この夏、HOKKAIDian Homesteadの丘へ出かけてみませんか? この後も様々なプログラムやワークショップが開催されます。地元の方にとっては、近くなのにバカンス気分! 地元の魅力再発見に。遠くから来た方にとっては心にのこる最高の「お土産」になるのではないかと思います。 * 最新情報・この後のイベントについては ウェブサイト または フェイスブックページ にてご確認ください。 * プログラムは予約制です。事前にお申込みください。日程はこちら! HOKKAIDian Homestead 住所 北海道伊達市志門気町 19-1 HP https://hokkaidian-homestead.com/ Facebook https://www.facebook.com/HOKKAIDian/問合せ 080-3294-1969 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/15(水) 室蘭にタピオカ専門店がオープン!茶MARUKI
先月12月12日に室蘭市中島町にオープンしたタピオカショップに行ってきました。昨年から人気が続いているタピオカですが、室蘭・伊達周辺ではおそらく初となる専門店です。東京から北海道初上陸という「茶MARUKI(マルキ)鉄のまち室蘭」。 お店の概要はこちらからどうぞ↓↓ 行列のできるタピオカ専門店 丸木製茶 東京代々木の姉妹店として2019年12月に北海道初登場。福建省産最高品質の茶葉「大紅枹」を使用し、タピオカパールは大粒の台湾産漆黒珍珠を用いています。 https://www.instagram.com/tapiocamilk20191212/ 甘さ、氷、トッピングが選べるタピオカミルクティー専門店! 場所はJR東室蘭駅西口通りに面した「サンプラザ」の1階です。渋〜いビルの一角に、「茶」と書かれた可愛らしい看板が目立っていました。 イートインコーナーもあるおしゃれな店内 まずはドリンクを決め、・甘さ(無糖から4段階)・氷の量・トッピング(黒タピオカ、あずき、プリン等 別料金)を選びます。さすが専門店、本格的です。初めてで戸惑ってしまい「どれを選んだらいいの!?」状態になってしまいましたが、お店の方が親切に教えてくださいました。 左:マンゴオレ(550円)、右:一番人気の沖縄黒糖タピオカミルク(550円) モチモチのタピオカがたっぷり! 黒糖の方はコクのある濃厚な風味、マンゴオレはつぶつぶ果肉入り。甘さも程よく、おいしい〜!!ホットのメニューは現時点ではないそうですが、黒糖ミルクは黒糖シロップが温かいので「氷なし」で頼んだらほんのりと温かかったです。 烏龍、紅茶、ジャスミンなどお茶メニューが豊富! お茶好きな方、さっぱり系がお好みの方はミルクティーやストレートティーのメニューがオススメです。 こちらは台湾仙草烏龍ミルクティー(単品500円、トッピング別料金)。「仙草」という台湾のゼリーをトッピングで入れてもらいました。すっきりと香りのよい烏龍茶は、一息つくのにぴったりですね。 ほのかに苦く、プルプルした「仙草」のトッピング 甘さを控えたい方も、無糖でオーダーすればタピオカのほのかな甘味で十分に楽しめるのではないかと思います。紅茶、ジャスミン茶などもありました。 学生さんは50円オフになる学割サービスがあるそうです!学生の皆さんも、大人の皆さんも、タピオカタイムを楽しみに出かけてみては。 タピオカ専門店 茶MARUKI 鉄のまち室蘭店 北海道室蘭市中島町3丁目29−13 11時〜19時 詳細・問合せ先↓↓ https://sunplaza.hokkai-print.co.jp/shop/418/ 駐車場:サンプラザお客様専用駐車場あり(23台分) ※ 記事の内容は2020年1月時点のものです。料金、メニュー等は変わることがあります。お店にお問い合わせください。
むしゃなび編集部
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09/25(水) りんご、ぶどう、プルーン…壮瞥で、秋のくだもの狩り!
北海道有数の果物の産地・壮瞥町。約20軒もの果樹園が集まる「そうべつくだもの村」で、くだもの狩りを満喫してきました! 町内最古のりんごの木がある果樹園! 町の真ん中を走る国道の両側に果樹園が軒を連ねる「そうべつくだもの村」。直売所の店先には、6月中旬からイチゴ、さくらんぼ、プルーン、りんご…と、10月末までほとんど途切れることなく、色鮮やかなとれたて果物が並びます。 今回訪ねたのは、町で一番古いりんごの木がある「くだもの農家 浜田園」。明治時代から続く老舗果樹園です。約3万坪の広い畑では、季節ごとにみずみずしいフルーツが実ります。 町内最古のりんごの木、樹齢なんと約130年! 6月中旬〜 いちご狩り7月初旬〜8月初旬 さくらんぼ狩り8月 プラム、桃(店頭販売のみ)9月上旬〜10月中旬 ぶどう狩り9月中旬〜10月中旬 プルーン狩り9月中旬〜11月初め りんご狩り※ 生育状況によって変動します。 園内では食べ放題、持ち帰りは別料金。リードをつければペットの入園も可能です 中でも9月中旬以降は、りんご、ぶどう、プルーンなど複数の果物が一度に楽しめるとってもおいしい季節。気持ちのいい秋空の下で味わうもぎたての果物は格別です!さっそく、りんご狩りの畑から行ってみましょう。 つやつや真っ赤なりんご! ジューシーなぶどう! この日はりんごの品種の中でも比較的早い時期に実る「さんさ」と「つがる」の畑が開園していました。畑まで続く園内の通路は整備されていて、足の不自由な方や高齢の方ものんびりと楽しむことができます。トイレもバリアフリー仕様になっています。 草刈り作業中の、農園スタッフの方 鈴なりのリンゴの木向こうには、有珠山、そして壮瞥のシンボル・昭和新山がそびえていました。太陽の光にピカピカと輝く真っ赤なりんご。はちきれそうなほど大きく実っています。 今年は例年に比べ果物の仕上がりが早く、りんご狩りのスタートも5、6日早かったそうです。自然の恵みをたっぷり受けて実ったりんごを手にとると、ずっしりと重く、甘酸っぱい香りがしました。畑に用意されているりんごカッターで、サクッと切っていただきます! アップルカッターで楽々、手も汚れません 甘酸っぱい果汁がじゅわ〜っと口いっぱいに広がり、シャキシャキの歯ざわり!甘みの中に柔らかな酸味が絶妙のバランスです。ついさっきまで木になっていたりんごですから、新鮮さもこの上なし! さらに畑で食べるから一段とおいしいのです。 家族や友だちとわいわい楽しみたい、りんご狩り 同じりんごでも、様々な品種があるので、時期によっては食べ比べができるところも「狩り」の面白さだと思います。お気に入りの品種をさがすのも楽しいかもしれません。つがるは9月下旬から10月上旬頃まで、その後、10月中旬から紅将軍・昂林(早生ふじ系)が出始め、続いてシナノスイートなどが登場します。 これから赤くなる品種の畑では、色づきをよくする「玉回し作業」が行われていました 秋空の下、ぶどうの香りが漂う畑 続いて、畑いっぱいに芳醇な香りが漂うぶどう畑へ。ぶどうもいろいろな品種がありますが、この日はキャンベル、ナイヤガラ、ポートランドの3種を存分に食べ比べ、味わいました! すっきりとした甘みと豊かな香り、ポートランド 甘酸っぱく濃厚な甘さ、キャンベル 上品な香りと柔らかな甘さ、ナイヤガラ ぶどうはハサミで食べられる分だけ収穫していただきます。皮や種は下に落とさず、受付でもらったビニール袋へ。マナーを守って楽しみましょう。 りんご、ぶどうに続いてプルーン畑へ。美容やアンチエイジングに効果的と言われているせいか、特に女性に人気があるようです。さっそく一粒とってパクッと食べてみると、果肉が厚くて柔らかく、甘みが濃厚!お土産用にたくさん収穫している常連さんの姿も見かけました(持ち帰りは別料金となります)。 果樹園の手作りお菓子屋さん! シュークリーム & りんごたっぷり贅沢なアップルパイ 果物狩りを終えて直売所に入ると、ふんわりと香ばしい香りが漂ってきました。隣を見ると、ショーケースに焼き菓子が並んでいます。こちらの菓子工房では、果樹園でとれたフルーツを使ったジャムやお菓子が製造されています。 もともとはジャム工房としてスタートしたそうですが、浜田園のジャムやお菓子は壮瞥の果物加工品、特にスイーツの分野では草分け的存在です。代表商品の「はまジャム」は果物の形をなるべく残したプレザーブスタイルで、とってもフルーティ。豊かな風味を生かすため、オリゴ糖を使用しています。種類も豊富なのでお土産におすすめ! 溢れそうなたっぷりクリーム、皮はサクサク! また、パウンドケーキやシュークリーム、パイなど焼き菓子のラインナップも人気です。素材やオーブン、製法にこだわって、ひとつひとつ手作りで作られており、ぬくもりと本格派の味わいを楽しめます。 ミルクのコクを楽しむ、人気のソフトクリーム 浜田美和子さんくだもの農家 浜田園/菓子部 代表農園のおかみさん・浜田さんのアイデアと独自の研究により、様々なオリジナルスイーツが生み出されています。「果物そのものの美味しさを生かしたジャムや焼き菓子をお楽しみください!」 自然の恵みを満喫、秋のくだもの狩りへ! そうべつくだもの村には、約20軒の果樹園があります。自分の手で収穫した果物を、自然の中で味わってみませんか。お腹だけでなく心もたっぷりと満たされるのではないかと思います! フレッシュな果物が並ぶ浜田園の直売所、目移りしてしまいます! 土日祝日は混雑することが多いので、時間に余裕を持ってお出かけください。また詳しいシーズンについては、果樹園にお問い合わせください。 くだもの農家 浜田園 北海道有珠郡壮瞥町字滝之町358 TEL 0142-66-2158 http://hamada-en.com くだもの狩り期間 6月上旬~11月上旬(生育状態により変動あり) 営業時間 9:00〜17:00 (期間中でもなくなり次第終了。閉園時間が早まる場合もあり) くだもの村から、有珠山と昭和新山をのぞむ そうべつくだもの村の詳細情報は公式HPで確認することができます↓↓http://www.kudamonomura.com 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2019年)シェア、リンクなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/03(水) 伊達農協のローカル物産展。ロングラン3月末まで!
伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店で、「玄関前のローカル物産展」がロングラン開催しています。日替わりで1〜3店、お弁当やスイーツ、雑貨、アロマトリートメントなど、地元のお店やクリエイターが出店しています。今日はどんなお店に出会えるかな?ワクワク楽しい、小さなマーケットを訪ねました。 3月2日(火)、雪の中、Aコープ に到着。入り口のすぐ左手のスペースに、美味しそうなパンと、「ハンドトリートメント」の看板が並んでいました。 この日の出店者は、リラクゼーションe.nとパンドミック。さっそく行ってみましょう〜。 リラクゼーションe.nはアロマトリートメントサロン。伊達と室蘭で施術をしています。この日のメニューはイベント限定!ワンコイン(500円)のハンドトリートメント。雪かきで疲れた手をほぐしていただきました。 アロマオイルのいい香りに包まれて、リラックス・・・ 柔らかくあたたかい、e.nさんの手。優しくて「お母さんの手」のよう。とっても気持ちいい〜〜。癒されます・・・ 15分というとあっという間のようですが、終わったら、手が、、すっきり!普段むくみやすいのですが、指も、、すっきり!!きれいになった手にウキウキしつつ、日々のお手入れ・メンテナンスの大切さを実感したひとときでした。 続いて、パンドミックでお買い物。パンドミックさんは、室蘭のパン屋さんです。道産小麦と地元産食材を使ってさまざまなパンを作っています。フワッと食べやすいものから、ハードな本格パンまで幅があり、地元産の野菜や乳製品、卵など、食材も面白いです。この日は20種類ほどのパンが並んでいました。 たくさんあって決められない・・・そこでおすすめを聞きました。まずはドーンと大きな「道産豚のはまかつカツサンド」(550円)! 室蘭・母恋のやきとり屋さん浜勝とコラボした最近イチオシのサンドイッチです。シャキシャキレタスは壮瞥産!パンドミックのサンドイッチは道産のハム、ソーセージ、野菜など食材にこだわったいろいろなバージョンがあり、具沢山でボリューム満点。安全な食材で美味しくて、これ一本で軽いランチになるという素敵な一品。今回のはまかつカツサンドも中学生の息子がぺろっと食べていました。 マリトッツォいちご(480円)。イタリアのパン菓子。フワフワもっちりしたパンに、純生クリームといちごがたっぷり! こちらはくるみとブルーチーズのパン。全粒粉とライ麦の入った香ばしい生地のパン。ワインが飲みたくなる味! こちらの2店は3月4日(木)に再登場します。のぞいてみてくださいね! さて、今回の「ローカル物産展」は「関内クレープ」でおなじみ、坂元農園さんが主催し、2月はじめからスタートしました。2月末までの予定だったところ、「次はいつ来るの」など、お客さんから要望が寄せられ、3月も開催することに。コロナの影響でイベントが開催できない状況が続き、恒例の伊達雪まつりも今年は中止となりました。そんな中でも、「地域振興」を目的に、お店やクリエイターを知ってもらうことができないだろうか・・とスーパーでの「催事」という形で企画をしたそうです。 2月に好評だったコノミのお弁当 同じく、洞爺湖SUNNY-SIDE UP CAFE。3月もやってきます! 「だて野菜」を使ったメニューを出しているお店を中心に声をかけながら、インスタ等を通じて出店を募ったところ、室蘭、洞爺湖からもお店が集まりました。3月も美味しいもの、かわいい雑貨、アクセサリーから地元の薬局のお薬相談所まで幅広く登場します。2月に好評だった人気カフェも再びやってきます。それから春休み期間の28日〜30日にはお子さんに楽しい手作りクレープ体験も予定しています。お買い物ついでに、お立ち寄りください! ※ 3月4日(木)から出店場所が移動します。Aコープ正面向かって右側「コストコ食品売場」となります。 ローカル物産展 今後の出店予定(2021年3月) 3/4追記 日程に一部間違いがありました。訂正してお詫び申し上げます 3水 サニーサイドアップカフェ(シフォンケーキ)4木 リラクゼーションe.n(ハンドトリートメント) パンドミック(パン)5金 令香(漬物) お薬相談所(5金は出店がありません) 8月 令香(漬物)お薬相談所9火 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所10水 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所 22月 リトルチェア(ハンドメイド雑貨、木工) サニーサイドアップカフェ(シフォンケーキ) 関内クレープ(坂元農園)23火 リトルチェア(ハンドメイド雑貨、木工) サニーサイドアップカフェ(シフォンケーキ) 関内クレープ(坂元農園) 28日 hymyヒュミュ(パンケーキ) カーム(ドライフラワー) miho.k(アクセサリー) 関内クレープ(坂元農園)29月 yukko(アクセサリー) 令香(漬物) 関内クレープ(坂元農園)30火 yukko(アクセサリー) lii_room(アクセサリー) 令香(漬物) 関内クレープ(坂元農園) 場所:伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店(北海道伊達市末永町74)出店時間:開店〜16時ごろ(天候等によって前後します) ※ 出店がない日もありますのでご注意ください。また、出店者は変更となる場合があります。 問合せ・最新情報は関内クレープのインスタ、ラインをご覧ください↓↓ 関内クレープ インスタグラム ライン ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/18(金) 北海道ウクレレカンタービレ2018が開催されます!
夏の到来を告げる牧場ハワイアンイベント、北海道ウクレレカンタービレが今年も牧家ミルキングパーラーで開催されます!今回で5回目を迎えるカンタービレ、雨続き(嵐あり)にして昨年初の快晴となりました :-) さてさて今年のお天気はいかに・・・!?降っても晴れても楽しいこと間違いなし!豪華出演アーティストによるライブと極上フード&スイーツで盛り上がりましょう♪ ホテルマン磯部大輔さん作詞作曲による公式ソング「ウクレレラプソディー」。会場で一緒に歌おう! 北海道ウクレレカンタービレ2015 from Awesome Hokkaido on Vimeo. 北海道ウクレレカンタービレ2018 高木ブーがやってくる!5周年だよ!全員集合! 開催日 2018年6月23日(土) 時 間 9:30〜16:00 雨天決行 会 場 牧家ミルキングパーラー 特設野外ステージ 住 所 北海道伊達市乾町201−292 駐車場 会場近くに約100台の無料駐車場有 入場料 無料 詳細は下のリンクからどうぞ↓↓ https://so-ra-mi.jp/events/event/ukurere2018 初めて行かれる方へ。会場への詳細な道順が、牧家ウェブサイトに掲載されています。ちょっとわかりづらい場所なのでチェックしてね↓ https://www.bocca.co.jp/news/event/ 昨年のレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/10230 https://so-ra-mi.jp/archives/10331
むしゃなび編集部
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12/24(金) 隠れすぎな隠れ家的ショップ “ nico “ で肩のちから抜こ♪
夕陽好きや鉄道好きに、近頃ちょっと話題の北舟岡駅近く” nico “を訪ねました。 迎えてくださったのは陽子さん。 吸い込まれそうなほど大きな瞳で真っ直ぐ見つめながらお話をしてくださいました。 “ nico ”の前身は ” Linetta ” とその前は " ミニョンヌ+ " 初代 " ミニョンヌ+ " 時代は自宅ショップのはしりでした。 「隠れすぎてなかなか見つけてもらえないんです^^;」 と、陽子さん笑いながら言います。 周りは閑静な住宅街。 ここの道があることさえ、あまり知られていないのではないかと思います。 「探す楽しみっていうのはありますが、こちらは諦めて帰られてしまう方がいらっしゃいませんか?」 そんな筆者の投げかけに、こう答えてくださった陽子さん。 「確かにあります。でも、お散歩の途中で偶然見つけてふらりと立ち寄り、そのまま常連様になってくださることもあるのですよ。」 伺えば10年ほど続けて来てくださっている方もいらっしゃるそう。 海が見えるこの道は、多くの方のお散歩道です。 時々、走る列車を見下ろすこともできます。 のんびりと景色を楽しみながらお散歩をする途中で、ふいに現れるお洒落なお店。 ドアを開ければ別世界。 そして陽子さんの温かく明るい笑顔。 とっても贅沢な時間を想像します。 ここは、「海が見える場所に住みたい」という旦那様のご希望通りの場所です。 ところが陽子さん。旦那様への相談なしに、前身の “ ミニョンヌ+ “を作ってしまいました。 そして次は車庫を改装して “ Linetta “に。そして、カフェを併設させて "nico "に。それが、全て事後報告だというのが面白い ^^ ふんわりと優しい雰囲気の中に持つ、意思の強さを垣間見たお話でした。 " nico " の由来は予想通り、「ニコニコ」笑顔になって帰っていただきたいという想いから。 そしてもう一つ。 「実は、犬の名前に付けたかったのですが、却下されたんです。だから、店の名前にしちゃいました。」 と、いたずらっぽく笑うおちゃめな陽子さんでもありました。 ↑時々、こちらでワークショップも。1枚目の写真のリースはその時に作られたものです。 以前はこちらがカフェスペースでしたが、コロナ以降は休止しています。 ↑ハンカチやタオルなども人気です。 ↑雑貨は気持ちが明るくなるものや、絵本の世界の様なものを選んでいます。 服選びのコンセプトは「カフェや雑貨屋さんなどに行くときなど、普段よりちょっとお洒落をしたい時に着たい服」だそうです。 常連様をとても大切にされている陽子さんは、このコンセプトに合わせ、ご自身の好みと常連様の好みを足して2で割った様なラインナップにされています。 イメージされているターゲット層は、40代以上の方。 ちょうど、お店の前をお散歩されている年代です。 なので、そのくらいの年代の方が、優しく明るく美しく見える様な形や色のものを選んで仕入れるように心がけていらっしゃいます。 ↑出来るだけ顔まわりがスッキリ見える襟元の形に拘っています。 ↑どの服も上品で優しさが漂います。 そしてこんな話もしてくださいました。 「私、” 店 “が好きなんです。 店は私にとっては箱庭の様な存在。 自由に好きな様に作れる。 たぶん、それは何を扱っていたとしても同じで、とにかく” 店 “という器が好きなんです。」 箱庭という言葉に、はじめは「自分の城」という意味かと思いましたが、途中から「箱庭」という言葉を使った意味がわかりました。 それは、「自分の居場所」という意味よりも、あくまでも客観的に店を見て、外側から作り上げていく「箱庭」そのものなのでした。 陽子さんの想いが込められて作られた “ nico “という名の箱庭の世界。 隠れ家的な存在だからこそ、客様にとっても、その箱庭は特別な空間となって、優しい陽子ワールドに浸れるのでしょう。 最後に、「このお店を通してお客様や地域の方に伝えたいことはありますか?」と尋ねてみました。 「服は、自分はこういう人間ですよ、とか、人からこう見られたいという想いを表現できるアイテムです。 皆様にはnicoの服を通して、肩の力を抜き、気持ちの面でゆとりのある暮らしをしていただきたいと思っています。それには “ 優しさ “って大切だと思っています。」 陽子さんセレクトの服に囲まれていると、まさに優しさに包まれている様な気持ちになります。 =nico情報= *〜12/28 「冬服セール」50~30%off *冬休み 12/29~1/4 *2月下旬〜4月上旬 「ハンカチ・ふきんフェアー」 ・営業日 水曜日 金曜日 15:30~19:30 それ以外は11:00~15:00 ・休み 不定休 ・住所 伊達市舟岡町369-6 ・電話 090-7514-6185 instagram https://www.instagram.com/nico.4u/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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12/02(月) 心に明かりを灯す、冬のおくりもの特集(2)
いよいよ冬本番。クリスマスシーズンを前にむしゃなびで人気のお店を訪ね、プレゼントにおすすめの素敵な品々をご紹介いただきました。贈って楽しい、もらって嬉しい! 心にあかりを灯すプレゼント探しに出かけましょう! 「日本のイイモノ」に出会う。ホリデーマーケット トーヤ 国産雑貨の専門店、洞爺湖温泉街のHOLIDAY MARKET TOYA(ホリデーマーケット トーヤ)。「雑貨を通して日本を見る、雑貨を通して日本を知る」をコンセプトに、全国各地の職人やデザイナーが手がけたおしゃれで上質な「イイモノ」が揃っています。 プレゼントに喜ばれ、インテリアとしても重宝するてぬぐい。ホリデーマーケットさんでは、まるで絵画のように繊細な柄と美しい色合いのてぬぐいを沢山扱っています。この時期はサンタやツリーなどのクリスマス柄、お正月や干支の柄が人気です。木製のホルダーで壁にかければ、華やかさの中に和風な趣のある素敵なタペストリーに!畳むと平たくコンパクトになるので、海外に贈るプレゼントとしても人気があるそうです。お値段は1500円前後〜。 ※ クリックすると画像が大きくなります 華やかなちりめん細工のクリスマス飾り。京都の職人さんが手作業で作っています 物語を感じるアクセサリー「パルナート ポック」。プレゼントにおすすめ! サルビア「ふんわりくつした」は、ガーゼのように柔らかく、締め付けが苦手な人に人気。介護が必要な方にも喜ばれます 来年の干支みくじ。おみくじを引いた後は飾って楽しめます 「HAU」のカットソーと革製品ブランド「Kanmi.」のバッグ。自分へのごほうびに 木のつまみがかわいい、がまぐちポシェット サンタさんの豆こけし! 職人の手で丁寧に作られています てぬぐいのホルダーはサイズ、縦横様々なものが揃っています。ディスプレイを参考に探してみては 2009年にめむはうすの姉妹店としてオープンし、今年10周年を迎えたホリデーマーケット トーヤ。どことなくアトリエのような、アートな雰囲気が漂う空間は、改装の際に家族や友人たちと創意工夫してできたそうです。クリエイティビティ溢れる空間で、こだわりの雑貨を選ぶ時間は贅沢なひとときになると思います。「日本のイイモノ」を探しに、出かけてみてください。 HOLIDAY MARKET TOYA 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-18 営業時間 11:00-17:00 定休日 毎週火曜日、大晦日、元日、他 TEL: 0142-75-3277 http://holidaymarket-toya.com/hmt_main.html 商品詳細・最新情報はこちら↓ https://www.facebook.com/holidaymarkettoya/ 「わたしだけの宝物」に出会う。アトリエたむら 静かなマンションの一室に、ハンドメイド作品やアンティークなどこだわりの雑貨類が並ぶ「アトリエたむら」。店主のたむらさんはじめ、近隣のハンドメイド作家によるアクセサリーや洋服、たむらさんが旅行先から大切に持ち帰った食器類など、ほとんどが一点ものです。手づくりの温もりと個性的なセンス! 「おしゃれ」を愛する心にあふれた小さなショップで、あなただけの宝物を探してみませんか? クリスマス柄のアンティークのティーカップ、繊細なシャトルレースのアクセサリー 個性的なパッチワークが楽しい! たむらさんのテディベア 手紬のストール、マクラメと天然石のペンダント、紳士服の生地を使ったシックなワンピース イベントのお知らせ!アイヌ刺繍でガマ口を作るワークショップが開催されます。手ぶらで来て2時間ほどで出来上がり!開催日 2019年12月9日(月)、12月13日(金)時 間 12時30分〜14時30分(延長可) 参加費 3000円(材料費込み) +お茶代500円詳細は電話でお問い合わせください。 アトリエたむら 北海道伊達市舟岡町362-9ファミールREX201 営業日 月・水・金 時 間 11:00-17:00 電 話 090-5394-7009 むしゃなび内アトリエたむらのページ 冬のおくりもの特集はまだまだ続きます。(3)をお楽しみに! https://so-ra-mi.jp/archives/19891 https://so-ra-mi.jp/archives/19929 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年) 掲載商品は売り切れとなることがあります。ご了承ください。 シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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02/11(木) いちばん寒い季節に灯る明かり。大滝のアイスキャンドル
2月13日(土)まで、大滝でアイスキャンドルが点灯しています。 毎年、おおたき国際スキーマラソンの開催時期に合わせ、氷のキャンドルで区内各所のライトアップが行われていますが、今年は大会が中止とになりました。若干規模は縮小しているものの、あたたかな光が、心にも明るさを灯してくれるようです! 国道453号沿い、大滝区の共同浴場「ふるさとの湯」の駐車場には、巨大な雪山の上にアイスキャンドルのピラミッドが登場。運転しながら道路脇に見えます。火がついていない日中でも氷のモニュメントのようにきれいです。 毎年たくさんのアイスキャンドルを制作しているのは、 NPO法人大滝まちづくりサポートの方々。夕方5時ごろピラミッドを見にいくと、ちょうど点灯するところを見ることができました。 この日(2月10日)は点灯2日目。昼の間にキャンドルの縁や中に積もった雪をホウキで払い、ろうそくを入れます。直にろうそくを置くと熱で底が抜けてしまうので、下に板を敷いて、その上にキャンドルホルダーを設置するのだそうです。氷が重なって狭いところは、極寒の中、素手で作業をされていました! 点灯までが一仕事なのですね。驚きました。 そしてようやく火が灯った瞬間・・・幻想的な美しさに、寒さを忘れました!! ゆらゆらと揺れるキャンドルの光、じっと見入ってしまいます。 大滝まちづくりサポートでは年明けから、およそ400個ものアイスキャンドルを制作されたそうです。寒すぎても、寒くならなすぎてもダメ、ということで、ちょっとした気温の変化で、氷が厚くなりすぎたり、逆に薄すぎたり溶けてしまったり。中には変形して使えなくなってしまうものもあるのだとか。 極寒の中、大変な作業をされているんだなあ、とまたまた驚きました。 いちばん寒い時期に、雪深い大滝の街を彩るアイスキャンドル。 機会があったら、ちょっと立ち止まってじっくりと眺めてみてください。「心に光が灯る」・・・本当に、そんな気持ちになります。 国道453号沿い、優徳除雪ステーション前。 除雪ステーションの職員さんが作っているのでしょうか。丸々とした可愛らしい雪だるま! 大滝アイスキャンドルライトアップ 2021年の点灯期間:2月9日(火)~2月13日(土) 時間:16時30分ごろ~4時間程度 場所:北湯沢〜きのこ王国の区間の国道沿いに見えます。飲食店や公共施設の入り口に設置されています。 詳しい設置場所はだて観光協会ホームページをご覧ください。
むしゃなび編集部
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08/02(火) 今と未来への想いを商品に架ける
ファッションと自然素材の店『eco moko.u』(エコ・モコ・ユー)が目指すもの 2022年7月1日にグランドオープン! 今回は、6月1日よりプレオープン、7月1日よりグランドオープンをされた『eco moko.u』を訪ねました。 オーナーは西條恵子さんです。 「ビオプラス西條デザイン 伊達支店」の事務所内に開店されました。 もう25年も前から「素敵な店舗だなあ〜」と思っていた筆者でしたが、ようやくその中に入ることができた日となりました ^^ 恵子さんは静岡県沼津市のご出身。 三人のお子様を持つお母様でもあります。 子育てをするうちに、だんだん健康や環境への興味が増していくのを感じていたと言います。 年間約15億着もの衣類が廃棄!? 「一番下の子が小学校に上がった7年前までずっと専業主婦でした。アパレル関係の仕事を始めた頃からエシカルへの興味が膨らんできました。日本では1年間で約29億着の衣類が供給され、半分以上の15億着が廃棄されているとも言われています。その現実を知り、私なりにそれを生かす術はないものかと考える様になりました。」 なんという数字でしょう!! しかも先進国の中でも多い廃棄量らしいです…。 廃棄された衣料品の行方は ウエス、半毛綿(フェルト、綿)などの 原料になる 中古衣料品としてリユースされる 焼却・埋め立て処分される ですが、実はリサイクルやリユースされるのは全体の34%で、残りの多くは焼却や埋め立て処分されているのだそうです。 このことは世界的な問題になっており、国によっては衣料品の廃棄処分を禁止している国もあります。 またリユースについても、衣料廃棄物の海外輸出が、環境汚染や自国の衣料品メーカーへの影響など、新たな問題を引き起こす原因となっているとも言われています。 これらのことはなんとなく知ってはいたものの、この驚愕的な数字を見ると、消費者としてこのままにしてはいけないという気持ちになります。 少なからずも、自分もその原因を作っていた一人ならば、何か行動を起こさなくては!と恵子さんのように考えてしまいます。 商品選びの4本の柱 大量廃棄を防ぎ、おしゃれを楽しむセレクトショップ オーガニックやコットンなどのできるだけ肌にやさしく環境に配慮された衣類やアイテム 日常の暮らしの中に取り入れやすい身近な自然素材の日用品や雑貨 できるだけ無添加や化学調味料等を使用していない身体にやさしい食品 「子どもたちがこれから暮らしていく未来や社会が健やかであるようにとの願いがこもっています。大切な家族や大切にしているものを守りたいという気持ちは誰にでもあるものだと思っています。理想の姿をイメージできても、なかなか行動には移せないものですよね。 でも何かしなければ!という想いを持っている方はたくさんいらっしゃると思うのです。 『eco moko.u』との出会いが、その想いへの第一歩になれたらいいな…きっかけになれたらいいな…。そんな風に思っています。」 ただ一つ、筆者には気になることが…。 「エシカルを意識して暮らすこと、購買をすることが、環境にとっても生産国の労働対価の側面でも大切なことは理解していますが、値段を見ると続ける自信がなく躊躇してしまう…というのが課題のような気がしています。意識だけでなく行動をどう変化させていくか?その点はどのように考えていらっしゃいますか?」 「それはすごく良くわかります。私も専業主婦でしたし、子どもが3人おりますし。ですので、商品選びには先ほどの4本の柱はブラさず、主婦目線も忘れずに、自分で使ってみて良い!と思うもの、お値段も手頃なものを選ぶようにしています。そうすることで、無理なく毎日の生活の中に取り入れていただけるのではないかと思っています。」 家族の健康を守りたい!と強く思い、家計を守らなければ!と強く思う主婦目線で選ばれているということはとても安心します。 いえ。 誤解があるといけません。 主夫だって同じですね。 あ。 なにを隠そう、筆者の家庭の場合がそうです ^^; 「健康」と「家計」を守る主婦目線で選んだ商品たち さて。 “ 百聞は一見にしかず ”ということで、商品を拝見させていただきました。 フェアトレード商品に敏感なファンを多く持つ「People Tree」の商品の一部です(左下の2点)。 フェアトレード商品は、作り手の方にとって適正価格で取引がされています。 スタイリッシュで色も綺麗な大人気商品。目指せ脱ペットボトルの魔法瓶です。 すでに何度も仕入れをされているそう。 今や入手困難のバンブーファイバーで作られたカップ。色がとても美しくお洒落です。 アップルレザーなるものが存在することを恥ずかしながら知りませんでした。 林檎に留まらず、色々な果物の搾りかすや皮などの繊維を加工した合皮素材で作られています。とても軽くて柔らかく、触り心地もまるで皮革製品の様。 『eco moko.u』には、動物の皮革製品はありません。 シューズやサンダルも同様に皮革製品ではありません。 とても履き心地が良く、筆者は右側の白いサンダルを購入しました♪♪ こちらのサンダルと迷いました ^^; 甲高だん広な足にもとても楽でした。 こちらのシューズは一部再生ペットボトル繊維からできています。軽い! 布バッグの持ち手などに使われる手芸用リボンテープは、半端に残ったものなど(時には一巻ごと)捨てられているのだそうです。それを使ってバッグが作られています。 燃えている時の煙が健康を害さない材料で作られています。あえて香りの無いタイプ。 まだまだ沢山ありますが、それこそ ” 百聞は一見にしかず “で実物を店舗でご覧くださいね。 あ。 そうそう!最後に! 食品もあるのです。 あとは、店頭で〜。 「ところで、店名の由来を教えていただけますか?」 「こどもたちの名前なんです。 momoko、koudai、yudaiということで『eco moko.u』です ^^」 なるほど。 環境問題に興味を持たれたのがお母さんになられてからというお話しに繋がりますね。 「さて、まだオープンされたばかりですが、今後の展開のご予定について何かありましたら教えていただけますか?」 「衣類に関してはメンズ商品も増やし、環境負荷の少ない洗剤・シャンプー・リンスなども取り扱いたいと思っています。また、今後注目されるであろうヴィーガンレザーなどの商品ももっと仕入れていきたいと考えています。」 今でもお手頃価格で魅力的なラインナップですが、今後はさらに豊富な品揃えになるようで楽しみです。 「私自身学びながらの毎日ですが、購入した人も作った人も販売した人も、誰もが納得して幸せになれる社会になることを心から願っています。これからも等身大の自分で、エシカルな商品を揃えて発信していきたいと思っています。」 柔らかい雰囲気の恵子さんが、キリッと、キッパリと話してくださったお話が心に響きました。 eco moku.u 情報 住所 伊達市舟岡町50-28 電話 0142-22-0624 OPEN 11:00~18:00 定休日 日・月・木・最終土曜日・祝祭日 Instagram https://instagram.com/eco_moko.u?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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05/16(木) 商店街の新スポット! 猫カフェ ニャンコリズム室蘭店
室蘭市常盤町の大町商店街に3月末、「猫カフェ」がオープンしました! 「動物好きだけど、家の事情で飼えない・・・」 「飼っているけどたくさんの猫に囲まれてみたい!」 という方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで商店街の新スポットへ編集部の猫好き代表・chが行ってきました。 最近ちょっと疲れ気味・・という方も、猫の姿に癒されてください〜 :-) 撮影:ニャンコリズム室蘭店 港町のロマン漂う大町商店街を歩いていくと、「猫カフェ」のぼり発見! さっそく受付で料金を払って、カフェルームに入ります。 猫ってどこか人見知りなイメージがありませんか? 「いきなり知らない人(私)が入ってきて、猫さんたちびっくりしないだろうか・・・」 なんて思っていたのですが、いざ入ってみたら、皆さん全く動じてないですね。 マイペースにくつろいでいます。 さすが猫カフェの猫は肚が座っているなあ〜〜! 毛が長くふさふさ、キツネみたいなソマリ種。 店内ではメインクーン、ソマリなど毛並みの美しい長毛種を中心に、約17頭&子猫3匹がのんびり過ごしています。ブリティッシュショートヘア、アメリカンショートヘアなどおなじみ人気品種の姿も。みんなお店では「猫スタッフ」と呼ばれているのですって。 お部屋の中は、匂いはほとんどありません。猫たちのトイレを独自に改良して、匂いを抑える工夫をしているそうです。 猫カフェの楽しみ方その1「愛でる」 まずはコーヒー片手に、じっくり眺めたいと思います。席に着いたら何頭か近寄ってきてくれました。し、しあわせ・・・。 隣の席ではバスケットの中がぎゅうぎゅうに。猫が団子になって寝ている姿には、本当に癒されます :oops: 上の画像は店長でオーナーの阿部凪沙さんが撮影した一枚。キャットウォークに猫スタッフ勢ぞろい(全員ではありません)! こんな楽しい光景も見られるかも!? 一頭一頭の性格・行動を知り抜いている阿部さん。直筆の猫イラストも素敵! 猫カフェの楽しみ方その2「おやつをあげる」 少し慣れてきたので、おやつをあげてみることに。1袋100円で店内で購入できます。おやつを手にすると猫達がいっせいに集まって来ました!! わ〜〜こんなに沢山の猫に囲まれるのは初めて! ドキドキ。 「噛まれることもあるので、気をつけてくださいね。」と阿部さん。ペットのいる方はご存知と思いますが、動物の世話をしていると噛まれたり引っ掻かれたりはよくあるんですよね。 おやつタイムもほどほどに注意しながら自己責任で行いましょう。 その他、備え付けの猫用おもちゃで遊ぶこともできますよ。 猫カフェの楽しみ方その3「親子で楽しむ」 オープン以来、幅広い年齢のお客さんが猫との時間を過ごしに訪れています。おひとり様の来店も多く、知らない人同士で猫トークに花が咲くこともあるのだとか。また、子どもの入店がOKなので親子で楽しめるのも大きな魅力です。 この日同席していた、こちらの本家にあたる「猫カフェニャンコリズム苫小牧店」オーナーの井手達也さんに伺うと、一般的には安全の為「中学生以上」など年齢制限を設けている猫カフェが多いそうです。 井手さん「私が子どもの頃は、野良猫や近所の軒先にいる犬と遊ぶことがありましたが、今はペットを飼っていなければ、普段、動物を見たりさわる機会がほとんどないですよね。そんな中で、動物とふれあう体験をしてほしいと思い、お子さんにも来ていただける猫カフェにしました。」 膝の上が黒猫でいっぱい! 苫小牧店の井手さん 本州でIT企業を経営したり、なんとサックス奏者の顔も持つ多才な井手さん。お店では猫たちのお父さん的存在のようです。 思わず「何足のわらじを履いているんですか??」と聞いてしまいましたが、「地元の苫小牧で何か面白いことをしよう!」と思い立ち、数年前に苫小牧店をオープンしたそうです。 そして今年、阿部さんに「のれん分け」をして室蘭店が誕生しました。建物は大町商店街の空き店舗を利用しています。 今後は保護団体と協力してイベントを開催したり、2階にキャットホテルをオープンする予定。また多頭飼育をしている人向けにペットシッターサービスも展開する計画があるそうです。 「猫と遊んだあとは商店街で食事や買い物を楽しんで行ってください! 猫カフェが大町商店街の新しい魅力になるといいなと思います :-) 」 お店のフェイスブックページには、猫たちの可愛らしい姿がいっぱい!! チェックしてみてくださいね。 猫カフェ ニャンコリズム室蘭店 北海道室蘭市常盤町1−10 営業時間 11:00~20:00(19:00最終受付) 定休日 火曜 問合せ https://www.facebook.com/nyankorhythm2 料金(フリードリンク・延長30分毎に300円) 30分 (平日のみ) 60分 90分 120分 500円 1,000円 1,400円 1,700円 喫茶メニュー(200〜500円) 宮越屋珈琲、カフェオレ、紅茶 など ※料金は掲載時のものです。変更になることがあります。 ※ケガ・事故のないよう自己責任で気をつけて遊んでください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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02/02(日) だて産野菜のイタリアン&薪窯焼きミラノピッツァ!イルテット
今回のお店ほうもんは、本格ミラノピッツァとだて産野菜を使ったイタリア料理の「イルテット」へ。アツアツの薪窯焼きピッツァを食べてきました! 具材を楽しむ「ミラノピッツァ」 イルテットは昨年7月にオープン。伊達出身のシェフ・松岡克哉さんが、札幌から故郷に戻り開いたお店です。ランチタイムはパスタとピッツァ、夜は前菜や肉料理など、旬の地場産食材を使ったおいしいお料理が楽しめます。 薪窯でピッツァを焼く、店主の松岡克哉さん 厨房の真ん中にどっしりと置かれた巨大な薪窯は、本場イタリアから取り寄せたもの。この薪窯で松岡さんが焼き上げる「ミラノピッツァ」は生地が薄く軽い食感が特徴です。 「生地は毎日変化があって本当に面白い」プロにしかわからない繊細なレベルで日々進化する松岡さんのピッツァ 伸ばしたピッツァの生地を空中でくるくる回す松岡さん。素早く回転しながら生地が薄く広がっていきます。鮮やかな手さばきは、これぞ職人技! 薪窯に入れると、ふわっと膨らみ、あっという間に焼き色がついてきました。中の温度はなんと、400度以上にもなるそうです。 マルゲリータ 1,200円 (ランチはサラダとドリンクが付き) 焼きたてのマルゲリータ。イルテットで一番人気のピッツァです。サクッと香ばしい生地に、とろ〜りチーズと濃厚なトマトソース、フルーティなオリーブオイルがたっぷり! 軽い食感で、一人一枚食べられます。糖質をセーブしている方にもオススメ う〜ん、おいしいっ! しあわせ!!小麦粉やチーズ、オイルなどのピッツァの材料はイタリアから取り寄せたものを使用しているそうです。 旬のだて産野菜で楽しむパスタ! ランチメニューは二週間ごとに変わり、旬の野菜や魚介類等、地場産食材を使ったメニューが登場します。こちらは「豚の塩漬けと伊達産ゴボウのアマトリチャーナ」。エッ!ゴボウのパスタ・・!?と驚くなかれ。シャキシャキとしたゴボウがトマトソースと絡み、絶妙の味わいです! ふわっと軽く、アイスクリームのような食感のドルチェ(デザート)。キャラメリゼしたアーモンドとラムレーズンのヌガーグラッセ 普段着で、ワイワイ楽しむイタリアン! 本格イタリア料理をかしこまらず、カジュアルに楽しめるのもイルテットの魅力のひとつです。「食堂や居酒屋のような感じで、気軽に楽しんでほしい」と松岡さんは話します。 まだ料理人の修行中だった頃、三つ星レストランをはじめ、札幌のイタリアンの名店を食べ歩いて研究したという松岡さん。最も心惹かれたのは、以前働いていたお店の活気溢れる雰囲気だったとか。にぎやかな店内で、お客さんがワイワイ楽しむ姿を見て「自分の店も気取らずにリラックスして食事ができる店にしたい」と思ったそうです。 旬の食材を使ったディナーメニュー お友達やご家族と、もちろん一人でも、伊達産野菜のイタリアンを味わいに普段着で出かけてみませんか。 夜はワイン、日本酒、焼酎などアルコールメニューが充実。サングリアやレモネードなど、自家製ドリンクは女性に人気です。 4人以上のグループなら、お得な予約制のコース料理もおすすめ↓ カルネコース 前菜3品、ピッツァ、パスタ、肉料理、ドルチェの計7品 4名様より 3,000円~ 飲み放題120分 1,500円 詳細はこちら→ https://date-iltetto.com/?page_id=28 2020年2月の定休日。ランチメニューや毎月の定休日は フェイスブックでチェックできます イタリア料理と薪窯焼きピッツァIL TETTO イル テット北海道伊達市旭町23番地2ランチ 11:30〜14:30 ディナー17:00〜22:00 定休日 不定休ホームページ https://date-iltetto.com ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。価格、メニュー等変更になることがあることをご了承ください(取材2020年2月)
むしゃなび編集部
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04/24(土) 【中止となりました】新しい形の音楽イベント!「スマホシンフォニー」4/24-25だて
2021年4月24日追記【公演中止のお知らせ】 スマホシンフォニーに参加予定であった皆さまへ今週末、4/24(土)・25(日)の開催を予定しておりましスマホシンフォニーにつきまして 、都合によりやむなく公演を急遽中止とさせていただくこととなりました。代替え案を検討いたしましたが、本来のテーマに沿った公演ができないこと、皆さまの満足のいく公演ができないことから中止の判断となりました。直前のお知らせとなり大変恐縮ではございますが、本公演を楽しみにしていただいていた皆さまには多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。だて歴史文化ミュージアムtel:0142-25-1056mail:date-museum@city.date.hokkaido.jp 今週末、「だて歴史文化ミュージアム」で「スマホシンフォニー」という音楽イベントが開催されます。伊達にゆかりのある2人の音楽家、窪田健策さんと福田ハジメさんによるコンサートとワークショップです。 今回の主役とも言えるのが、私たちが日常的に触れている「スマホ」。 1日目は、スマホで録音した街の音や自然の音を即興演奏に重ねるという実験的なコンサート。2日目は、参加者も実際にスマホに録音して、お二人と一緒にオリジナル曲をつくります! 1日目:コンサート『縄文の記憶とイザベラバードの足跡』 2021年4月24日(土)参加無料開場15時/開演15時半★17日より開催中の企画展「旅人がみた有珠」をテーマに「波紋音(はもん)」、ピアノ、シンセサイザーによる即興演奏。イザベラ・バードが残した伊達の記述に基づき、野外録音した環境音に演奏を重ねます。 2日目:ワークショップと参加型コンサート『スマホシンフォニー』2021年4月25日(日)参加無料ワークショップ 13時半〜14時半参加型コンサート 開場15時/開演15時半★ワークショップでは楽器や鳥の声の録音と、「波紋音」の演奏をレクチャーします。参加型コンサートでは、多重録音を駆使し、即興演奏を行います。 ワークショップ、参加型コンサートどちらかのみでの参加も可能です。 会場・主催:だて歴史文化ミュージアム(伊達市梅本町57-1) 窪田健策さん 窪田健策さんは伊達在住の音楽家。ただいま絶賛公開中の映画『モルエラニの霧の中』の音楽や、この4月からミュージアムで流れている館内音楽の制作者です。ミュージアム館内音楽の制作では、伊達の様々な場所でいろんな音を採集したそうです。全7曲の曲中には、波の音や虫の声、列車のアナウンス音など、四季折々の「伊達の音」が織り込まれています。そちらのアルバムも当日会場でお披露目される予定とのこと!楽しみですね。 福田ハジメさん 福田ハジメさんは、海外や国内各地で演奏活動を行う作曲家・ピアニスト。野外展示や空間演出を凝らしたクリエイティブなステージを得意としています。伊達では2019年に渡辺元佳展のプレオープンイベントでピアノを披露。また伊達150年記念式典の特別ステージとオープニング映像の音楽を手掛けています。 昨年から続くコロナ禍により、コンサート等の音楽イベントが大幅な縮小を余儀なくされていますが、そんな中でも「伊達という土地から着想した、新しい形のイベントができないだろうか」というところから今回の企画が立ち上がったそうです。作業や打ち合わせは全て遠隔で行い、お二人がそれぞれの場所で音や演奏を録音し、そのデータを送り合いながら進めたのだとか。そのやりとりの中で、2つの曲が生まれたということです。 動画で制作の様子がご覧いただけます。 https://youtu.be/bJn6HreNrtY お子様から大人の方まで、ぜひぜひ一緒に楽しみましょう!コンサート、ワークショップとも定員がありますので、ご予約されると確実です。 お申し込みフォームはこちら だて歴史文化ミュージアムでも受け付けています。予約・問合せ:0142-25-1056 最新情報はこちら(Facebookイベントページ)
むしゃなび編集部
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06/19(月) チャンスは逃さない! 進化しつづける人 〜『グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨のお店 ま〜の』代表 沖本洋子さん
今回はもしかしたら知らない方はいないくらいの有名人。 『ま〜の』代表 沖本洋子さんにお話を伺いました。 まずは『ま〜の』の歴史から …とその前に、『ま〜の』の由来から〜 ま〜の はイタリア語・スペイン語で「指」という意味。 そこから解釈して、「指先からひろがる世界のイメージ」で名付けました。 なんと、弟さんが洋子さんへのプレゼントとして、プロの方にお願いして誕生したお名前でした。 〜2009年12月創業時 “いつきても誰がきても楽しめる街の小さな雑貨屋“『ま〜の』〜 2009年12月創業時は雑貨屋さんでした。 雑貨は今も少し取り扱いされていますが、当時は受託販売も行っていました。 ですので、今よりずっと商品が多い店を切り盛りされていたのです。 とっても賑やかな店内。 多くの作家さんの作品を受託販売されていました。 店内をキラキラに飾るサンキャッチャーは洋子さんご自身の作品です。 こちらのサンキャッチャーのほか、ご自身も各種アクセサリーなどを制作する作家『ゆりりん』として活動され、近隣の各種イベントなどにも出没するタフぶりを発揮されていました。 『ゆりりん』作品の制作時間も確保しながら店舗の切り盛り。 そして二人の子育て。 その忙しさといったら、側で見ていても目を見張るほどでした。 常にアンテナがフル受信状態の『ゆりりん』さんは、誰よりも早くスイーツデコに取り組んでいました。 筆者が出会ったのはちょうどその頃のこと。 この人、夜も寝ていないのではないだろうか?と良く心配をしていました。 洋子さんの、あのパワフルさの原動力の全ては、どうやらお子様たちにあったようです。 どんなに忙しくても、親ってそういう姿を我が子に見せたいのですよね。 わかる。 わかる…。 筆者も遠い目…。 そして洋子さんには「必ず到達する!」と、確信に満ちた将来への展望がありました。 それは。 最も得意分野の『食』をテーマにした店にしたい! ということ。 どれだけ得意種目があるのだろう!!?と驚きますが、実はママになる前は調理師として活躍されていたのでした。 「本当は初めから『食』に取り組みたいという気持ちがありました。でも子育ても手を抜かずにしたかったので、スタート時はこのスタイルを選んだのです。」 そう話す洋子さんでしたが、スタート時のスタイルでも十分大変だったことは容易に想像できます。 「私、とことんやりたがり屋なんです 笑」 はい。 確かにそのとおりです!! 「とにかくなんでも手づくりは大好きです。子どもの頃からビーズやフェルト手芸は良くしていました。大人になって調理師として働いていた店で今のベースとなるような勉強をさせていただきました。そこは無添加の食材を使い、全て手作りで提供するレストランでした。また一方で、拘った本物の食材を使ったお菓子作りを8年間習っていました。また、室蘭の雑貨屋で5年間働いていました。思えば、子どもの頃からの『手づくり好き』がどんどん形を変えていき、今の形へのベースを作っているように感じます。」 〜2018年4月 “グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨のお店 『ま〜の』”〜 店舗のスタイルを一新しました。 それが今の形態、グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨の店へのリニューアルです。 そしてここにも物語が隠れていました。 「2016年、突如、いままで見たことないような水泡状の湿疹が腕に現れました。皮膚科に通い、薬を処方されましたが原因も分からず…。子育ても続いていたので、自分でなんとか治さないと!と、ファスティングも試してみました。同時に原因を突き止めようと、めちゃくちゃ調べました。『とことんやる』はこんな時も発揮しますから笑 その途中で、これだ!と行き着いたのがグルテンアレルギーという症状でした。さっそく小麦を抜く生活を始めてみました。すると、みるみる効果が現れ始めたんです。あんなに悩まされた症状がなんと3週間で治ってしまいました。 思えば当時、趣味でパン作りブームが起きていた頃でした。だから小麦断ちにはとても苦労しました。小麦が入っているものは調味料から全て台所から排除しました。でも当時この辺りにはそういう食品は売っていませんでしたので探すのにも時間がかかりました。」 原因を自分で突き止め、その原因を排除することで体内環境を変え、体質改善してしまう。 ここには短大の時に取得した栄養士としての化学的知見が生きていたのでしょう。 こうしてグルテンアレルギーを克服した洋子さん。 「きっと同じ症状で苦しんでいる人は多いはず。グルテンアレルギーのお客様が安心して楽しめる。アレルギーではないけれど、ここのお菓子は安心て食べられるし美味しい。そんなふうに思ってもらえるような店を作りたいと思いましたし、いよいよ『食をテーマにした店』にリニューアルする時だ!と思いました。」 そう思った時がチャンス。 チャンスは逃さない洋子さんです。 ちょうどお子様たちも手を離れ。 自分の体でもすでに治験済み ^^; 雑貨も思い切り減らし、受託販売もやめました。 「コンタミネーションで、材料にも拘りました。製品はもちろん小麦粉を使わず、全て米粉を使っています。また、砂糖はきび糖、乳・卵・ナッツ不使用製品もあります。ありがたいことに、今では道内各地、遠方からも買いに来てくださる方もいらっしゃいます。『自分の子どもに食べさせたいもの』、でも『あれだめこれだめ』と言ったり、極端に偏ったりすると長続きしないことも、グルテンアレルギーを持つ栄養士・調理師の立場からも提案したいです。近隣の方から遠方の方まで、訪れてくださるお客様のおかげで求められている実感を得て、今年秋頃を目標にネット販売も始めることにしました。」 品数も多いです。 やはり常に前進! 実体験がものがたり、専門家としてのスキルもあるので説得力あります。 さすが、とことんやる派☆ こうして『ま〜の』さんは創業14年目にして “グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨のお店 『ま〜の』” としてリニューアルされました。 さて、これで満足しないのが洋子さん。 「実はね、これもやろうと思うんです^^」 嬉しそうに見せてくれたそれは、いかにも洋子さんらしいものでした。 「でもね。これはまだ書かないでね。」 どうやらしばらくは趣味として大事に育てたい様です。 ずっと走り続けてきた洋子さん。 子育ても一段落し、ようやくご自分の時間が持てるようになったということでしょうか。 とことんやりたがり屋の洋子さんが、その趣味をどこまで持っていくのか、こっそり注目したいと思います。 ―ま〜の情報― 室蘭市中島町 電話:0143-50-6433 Instagram
Rietty
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05/27(月) いちご狩り情報2019
2019年6月28日最新情報礼文華観光農園の今シーズンの営業は23日で終了となりました。壮瞥では、いちご狩りが終了し、さくらんぼ狩りが始まっています! 5月31日更新 礼文華観光農園にいちご狩りに行ってきました! https://so-ra-mi.jp/archives/18082 2019年5月27日最新情報 礼文華観光農園(豊浦町) 2019年いちご狩りは5月30日(木)開園です。予約なしで入れますが、週末は混み合うので出かける前に電話で問い合わせるのが安全です! 開園時間は10:00〜15:00(イチゴがなくなり次第終了) 問合せ080-9613-8565(担当 生島さん) 詳細は以下のリンクからご確認ください。 https://toyoura-feel.com/view/礼文華観光農園/ 2019年5月10日 岩倉観光果樹園(壮瞥町) 壮瞥で一番早くいちご狩りが始まる岩倉観光果樹園さんでは、2019年の予約の受付が始まりました。今年は天候不良で、例年より少し粒が小さめで、現在のところ予約は天候に合わせ少しずつ受付けているそうです。日によって入園状況が変動しますので、必ず事前に電話で空き状況を確認してください。 北海道有珠郡壮瞥町滝之町4500142-66-2159 昨年のいちご狩りの様子はこちら https://so-ra-mi.jp/archives/14296 例年6月初旬ごろからいちご狩りができる壮瞥の果樹園 くだもの農家 浜田園北海道有珠郡壮瞥町字滝之町358TEL 0142-66-2158http://hamada-en.com タカシナ観光果樹園北海道有珠郡 壮瞥町字滝之町362TEL 0142-66-2155http://tk-fruit.com 礼文華観光農園(豊浦町) 豊浦町のいちご狩りスポット礼文華観光農園は例年6月上旬にオープンします。開園日は5月10日現在、未定となっています。いちごの生育状況により、5月末に決定するそうです。もうしばらくお待ちください 虻田郡豊浦町字礼文華275 https://so-ra-mi.jp/archives/9973
むしゃなび編集部
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05/28(月) ただいま受付中!おおたき国際ノルディックウォーキング2018
こちらの申込み受付は終了しました おおたき国際ノルディックウォーキング2018 申込受付中! from Awesome Hokkaido on Vimeo. 大滝の自然を満喫!メタボ予防・改善に優れた効果のあるノルディックウォーキングを楽しみませんか? 伊達市大滝区で今年も「おおたき国際ノルディックウォーキング」が開催されます!ウッドチップの敷かれた専用コースは豊かな自然に囲まれ、木々の緑や雄大な滝の景色を楽しむことができます。マイナスイオンもたっぷり!!ポールを使って歩くので全身をバランスよく使い、健康効果が期待されます。年齢を問わず、初めての方でも簡単にできるのも大きな魅力。ポールはレンタルできます(有料300円)。爽やかな汗を流したあとは温泉に行くのもいいですね!お友達やご家族と、お誘いあわせてどうぞ。 第19回おおたき国際ノルディックウォーキング 開 催 日:2018年7月1日(日) 参 加 費:1人1,500円 申込締切日:6月12日(火) 申込:郵便局(ゆうちょ銀行)かインターネット(RUNTES)から参加申込(エントリー)ができます。 詳細はこちら!
むしゃなび編集部
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04/22(水) パスタランチとお花で春を満喫!昼飯・テイクアウト紀行
伊達・室蘭・洞爺湖周辺テイクアウト情報です! お花屋さんのカフェ、シュシュcafeでは、パスタ各種(予約制)とドリンクがテイクアウトできます。おしゃれなクラフトボックスに入った美味しそうなランチ! 持ち帰るのが嬉しくなりますね。 今回選んだのはトマトクリームパスタ。マイルドでコクのあるトマトソースにガーリックの香りが食欲をそそりクセになりそう! コンパクトに見えて、食べ応えもしっかりあります。淡いグリーンが可愛らしいキウイのスムージーと一緒に、春らしいランチを満喫しました。 シュシュcafeのテイクアウトメニュー (税抜き価格) ドリンク全般:コーヒー、ラテメニュー、スムージー (ブレンド390円、カフェラテ450円、スムージー450円から) フード(要予約):パスタ全般 (ミートパスタ800円、トマトクリームパスタ900円など) 注文受付時間 ドリンク 10:30〜17:00 フード 10:30〜14:00 花工房では、外出自粛になって以来、家に飾る花を求める人が増えているそうです。そこで、気軽に花を楽しんでもらおうと「stayhome チャレンジ!」と題して、初心者向けフラワーアレンジメント作成キットが新登場。1,000円(税抜)という手頃な価格で可愛らしいアレンジを作ることができます。予約販売につき、電話でご注文ください。 作り方は、初めての方でも安心! 受け渡し後にLINE登録すると、限定公開の作成動画を見ることができるそうです。詳しくはFacebookでご覧ください。動画もアップされています↓↓ 自宅で過ごす時間が長いからこそ、食事を楽しんだり、お花を飾ったり、心ときめくことを大切にしたいですね。おしゃれなお店にヒントを得て、暮らしの中に取り入れてみては。 花工房シュシュ & シュシュcafe 北海道伊達市鹿島町58-19 テイクアウト・アレンジメント予約:TEL 0142-22-1805 営業時間:10:00〜19:00 * テイクアウトの受付時間:ドリンク 10:30〜17:00/フード(要予約) 10:30〜14:00 定休日:月曜日、第一水曜日 取材時の情報です。値段・サービス等は変更になることがあります。取材日:2020年4月17日
むしゃなび編集部
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07/29(日) 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ①
2018年8月1日より「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」が始まります! 市内の参加店16店舗(大滝区を含む)が提供する期間限定の特別ベジメニューで、地元・だての野菜を満喫しましょう〜。 参加店一覧(PDF) 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場。 ヘルシーでカラフルなのはもちろん、食べ応えも意外にしっかりあるんです。「あっ! こんな食べ方あったんだ〜」なんて発見がたくさんあるはず。 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜をとびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各お店で聞いた「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ ビタミンカラーで夏バテも吹き飛ぶ? ベジパウンドケーキ 今回のお店は、こちら! 市役所通りの「自家焙煎珈琲屋 ぶどうの木」の「ベジパウンドサラダセット」(800円)。伊達野菜をギュッっととじこめたパウンドケーキとサラダ、ドリンクのセットです。うーん、食事? それともスイーツ? 果たしてそのお味は・・・ 食べる前からふわっと香るトマトとバジルのいい香り。野菜の自然な甘さと、しっとり&ふんわりな食感。とってもおいしい〜!! 元気が出そうなオレンジ色の「ピザ」には、伊達産玉ねぎ、ピーマン、ミニトマトが入っています。さらにチーズ、ベーコンも加わって、わ、まさにピザ! 緑色がきれいな「バジル」には、伊達産バジルで作ったジェノバソースがたっぷり。これまた伊達産アスパラにオオヤミートのロングウインナーが入って伊達がいっぱい、ボリュームいっぱい。 軽いお食事やカフェタイムにぴったりのベジパウンドケーキセット。暑くて食欲が落ちている方にもおすすめですよ。伊達野菜でエネルギーチャージしてくださいね :-) 実は「年中ベジファースト」といっても過言ではない、ぶどうの木さん。特に伊達野菜を使ったケーキなど「ベジスイーツ」では市内でも先進的に取り組んでいるお店で、オリジナリティと美味しさを日々追求されています。ベジフェスタ期間中は、ベジパウンドケーキセットのほか、旬に合わせて様々な食事メニューやスイーツが登場します。どうぞお楽しみに! 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 OPEN 平日10:00〜18:00 土祝10:00〜17:00 ランチタイム 11:30〜14:00 CLOSED 日曜日 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ) きになる伊達野菜!「ねね」 ぶどうの木さんで教えてもらった、最近気になる伊達野菜はこちら! 上長和町の大滝農園で生産されている「ねね」という品種のミニトマト。Aコープくみあいマーケット本店で販売されています。「甘くておいしい」と伺って早速食べてみたら、本当に甘くてびっくり。爽やかでやわらかい甘みがありジューシー。フルーツみたいなミニトマト。みつけたら食べてみてね! 伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店 北海道伊達市末永町74 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)まで *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/21(金) 【あの人に会いに】表現を愉しむ [ 村井裕介さん / 洞爺 ]
Love & Peace な好青年。 自然にありのままに、穏やかに。 けれど、どこか静かに自分を内観してる。 陰と陽、内に秘めた熱さ。 【あの人に会いに】vol.3 3人目の今回は、 ROUGH LAUGH Coffee の 村井 裕介 さんです。 一歩ずれていたら、全く違った道を 全く別人のように歩いていたかもしれない、 そんなストーリーを伺いました。 『人生このまま終わるのか?』 裕介さんは登別市出身。高校卒業後は美容師を目指して専門学校に進みます。しかし、なんと1週間で辞めてしまいます。始まりからパンチの効いたストーリーです。 「辞めた理由を色んな人に聞かれるんですけど、わからなくて。まあ明らかに無理だなって。でも1週間なんで、ハサミも持ってないんですけどね !!」 札幌に引っ越して家具も一式揃えたのに、引き返すという思い切りの良さ。 「自分に嘘がつけないっていうのは子供の頃からありました」 専門学校を辞めたあとは登別の実家に戻り、工場で働き始めます。 「働いて、結婚して、車買ってマイホーム建てて……っていうのが”普通”の環境で」 日々淡々と、真面目に働きました。しかし1~2年ほど経った頃、『人生このまま終わるのか?』とふと思うようになります。 「働いていて『これじゃない感』というか……」 転職や、やりたいことを考え始め、ハローワークに通いましたが、そこに興味のある求人はありませんでした。 「仕事も辛くて、行きたくなくなって、鬱みたいな。今みたいに外に出ることも少なくて、ずっとスマホ見て、求人見たりSNS見たり、夜更かしして。テラスハウス(当時大人気だったテレビ番組。夢を追う若者たちのシェアハウス生活を映し出していた。)見て、『俺もやりたいことが見つかれば……』とか思ったり」 夜更かしにスマホで質の悪い睡眠、抜け出せない負のループ。そんな生活を続けていると、身体に不調が現れ始めます。 「めまいが半年くらい続いちゃって。脳外科も行ったけど、何も悪くなかった」 看護師である彼女に、自律神経では?と言われ、心の不調に気付きます。 「その時は”自律神経”という言葉すら知らない。『自律神経 直す』とかググって……夜更かししながら (笑) 」 夜中にスマホが教えてくれた答えは、皮肉にも ”朝日を浴びる”。 「めまいが辛いから、もうやるしかなかった」 『早起き』から流れが変わった 早起きして、朝日を浴びて、深呼吸。 そして朝読書。 朝に心が整う気持ち良さ。 自分を悦ばせられることを体感し、朝型のライフスタイルにシフトしていきました。 「自然のリズムで暮らしたら、普通に自然になるじゃないですか。そしたら働きながらでも良くしていけるなって。早起きして本読んでから仕事に行けば、良い感じなんじゃないって。土日は休みなんだから、お出かけして、楽しく過ごせばいいんじゃんって。本当に普通の、当たり前のことなんですけどね」 転機が訪れたのは23歳のとき。 急遽、沖縄へ移り住むことを決めます。 「彼女から『沖縄に住みたい』と結構本気で伝えられたのがきっかけで。最初はビックリ。でも次の日には、良いかもな……と思うようになって。それで3日後にはもう、会社辞めます、って。沖縄が好きだったし、旅や移住に興味はあったので……」 興味があったとは言っても、北から南への大移動、更に長い間辞められなかった会社の辞職、とても大きな決断です。そうと決めたら早い!専門学校を1週間で辞めたという冒頭の話が思い出されます。 いざ沖縄へという時も、思い切りの良いエピソードが。「飛行機高くない?お金そんなに変わらないなら、車で行っちゃおう!って。日本縦断しました」 今だから見える 地元・西胆振 のポテンシャル 2人は沖縄で1年ほど暮らしたのち、”なんとなく自然と” 北海道に戻って来ました。 裕介さんの現在の主軸は、農業・スノーボード・珈琲の3本。 夏はひたむきに農業に打ち込み、 冬は目一杯スノーボードを愉しみます。 スローライフ、自給自足、自然の近くで暮らすライフスタイルに惹かれていた裕介さん。自然な流れで農に携わるようになりました。 巡り巡って地元に戻って来た裕介さん。今、この地域に可能性を感じていると言います。 「西胆振で生まれ育って、沖縄に住んだり、日本縦断の旅で色々見てきたけど、結局ここに帰って来てる。これはひとつ強みだなと思ってます」 田舎出身者の良くある話、裕介さんも例に漏れず、地元は ”何も無いところ” だと思っていました。しかし一度外に出て戻ってくると、西胆振のポテンシャルが見えるようになりました。 「海も山も、湖も、活火山もあって。ちょっと車を走らせれば世界的なパウダースノーがある。これって凄いこと」 今まで当たり前すぎて気付かなかった豊かさ。大人になり珈琲や農の世界にも出て、新しい繋がりもどんどん広がっていきます。Uターン勢の今後が楽しみです。 珈琲は表現のひとつ 「早起きを始めてからは、全部 ”きっかけ” とか ”理由” とかがなくて、自然な流れでそうなってきた」と語る裕介さんにとって、珈琲も自然と極めていったものの一つ。農に携わる傍ら、イベント等で珈琲を淹れたり、地域のお店に自家焙煎の珈琲豆を卸したりするようになりました。 「珈琲もスノーボードも、”表現”。音楽と同じような感じ。楽しくて歌っちゃうのと同じ」 『ROUGH LAUGH Coffee』は店舗は持たず、不定期でイベントに出店しています。アーティスティックであり、職人気質でもある裕介さんの、”表現”としての一杯を味わいに、ぜひ立ち寄ってみてください。珈琲片手にゆるりと語り合えるような心地の良いイベントが多いので、肩の力を抜いて楽しめるはず。 イベント出店情報は、『ROUGH LAUGH Coffee』インスタグラムをチェック! ______________________ \直近イベント情報/ ●6月21日(金) 「夏至のたそがれ」麻麦カフェ(ルスツ) ● 7月6日(土) ニセコでイベント出店予定 ● 7月12日(金) 麻麦カフェ営業日(ルスツ) [ 月1程度で出店中!] ※ 詳細はインスタグラムにて @roughlaugh_coffee.creation
misaki
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11/28(水) むろらん中央街バルで食べあるき② 本格中華店で極上生ハム!
さてさて、中央街バルで食べあるき、続けていってみましょう〜! 前回の食べあるきはこちら のんびりとランチをはしごし、街をぶらぶら歩いていると・・・ わ! 急にあたりが薄暗くなってきました。まだ5時前ですが、すでに夜の街の雰囲気が漂い始めてます。この時期は本当に日暮れが早いですね。それにしても、夕暮れの似合う街だなあ・・としみじみしながらやってきたのは「旬菜ダイニング 福わらい」。 実は、とびきりの生ハムを街バル期間限定で食べられるらしい・・との噂を聞いてお邪魔したのです。 「こんばんは〜。」と扉を開けると、 おおっ! 噂の生ハム!ありましたっ。 「旬菜ダイニング 福わらい」は中国料理の修行を積んだオーナーが腕をふるう、本格中国料理店。ランチライムはサラリーマンを中心に、また夜は家族づれや飲み会で賑わう人気のお店です。 中国料理といっても、麻婆豆腐や炒飯などいわゆる「中華」なメニューだけでなく、あまり聞いたことのないような名前の、本場の味が楽しめるのが魅力。メニューを開くと、漢字がいっぱいでした! 中でも旬の食材を使った「本日の料理」がおすすめです。 さて、まずはチケットを提示してバルメニューをいただきま〜す。 チケット1枚(1,000円分)で、おまかせ前菜3種に600円以下の飲み物2杯がつくお得なセット。手前のドリンクは紹興酒です。もう、運ばれてきた時からいい〜香りが・・・!! しかし車で来ている筆者、紹興酒はおあずけ(涙)。オレンジジュースで乾杯! スペイン産生ハム「ハモン・セラーノ」と、砂肝のコンフィ。噛みしめるほどに深い味わい!! これはお酒がすすみそう・・・ エビのカクテルサラダ。本場のバルのようなおしゃれな料理の中に、エスニックなテイストが加わって、ただただ美味しい〜! こちらは本日のおすすめから「東安子鶏(鶏唐揚げの辛子塩煮込み)」(880円)。まろやかな旨みと酸味のバランスがとても上品な一皿です。野菜もたっぷり入っています。上にかかっている山椒がピリっときいて、食べながら元気がモリモリ湧いてきました! オーナーの福田泰弘さんにこだわりを伺うと、 「食材へのこだわりはもちろんですが、どうやったらお客様に楽しんでいただけるか、というのをいつも考えています。 いい意味で裏切るというか、遊び心のある料理を提供していきたいですね!」 福わらい店主・福田さんご夫妻 本場の味と遊び心を追求する福田さんの中国料理、ぜひ食べにいってみてください。お友達やご家族と、いろんなお料理を注文して飲んで食べて、ワイワイ楽しんでみては。 旬菜ダイニング 福わらい 北海道室蘭市中央町2丁目3−16 TEL 0143-22-7070 ランチ 11:30~14:00(ラストオーダー13:45) ディナー 17:00~22:00(ラストオーダー21:00) 忘年会・新年会におすすめ!(12月〜1月限定) ・すっぽん鍋コース(飲み放題付)5,000円 ・北京ダックコース(飲み放題付)6,000円 詳細はお店のツイッターをチェックしてね↓↓ https://twitter.com/fukuwarai_5151 地域の魅力・個性に触れながら、食やお酒を楽しむ街バル食べあるき! つづく・・・ 中央街バル2018 [街 バ ル ] 2018年11月27日(火)~29日(木) [あとバル] 2018年11月30日(金)~12月8日(土) 【開催場所】 室蘭 中央地区 【チケット金額】 3,000円(1組3枚つづり、税込み) 【チケット販売 11/29(木)まで】 ・室蘭商工会議所(室蘭市海岸町1-4-1 ☎0143-22-3196) ・室蘭中央飲食店組合(室蘭市中央町2-6-9 ☎0143-22-8706) ・中島商店会コンソーシアム(室蘭市中島町1-24-2 ☎0143-50-6611) ・室蘭市商店街振興組合連合会(室蘭市海岸町1-4-1 ☎0143-25-1177) ・参加店(下記チラシをご参照ください) 【お問合せ】室蘭商工会議所 TEL : 22-3196 https://www.murocci.or.jp/中央街バル/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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09/27(火) 「手を動かす人たち」へのリスペクト。お酒と木と本の店 BACKWOOD【洞爺湖町】
8月下旬、洞爺湖町入江にお酒と本と木工作品を扱うお店がオープンしました。 「へき地、辺境、奥地」といった意味を持つ「BACKWOOD(バックウッド)」という名前のお店です。 その名の通り、入江地区の奥深く、人家もまばらな場所にひっそりと佇んでいます。 移住者の店主が、古い納屋をリフォームしてつくりあげた、素敵な空間をご紹介します! アパレル業界から田舎暮らしをもとめ洞爺湖町へ 国道から有珠山側に車を走らせること数分。 看板を頼りに細い路地を入っていくと、深い緑の中に三角屋根のお店が現れました。 有珠山の麓のすぐ近く、自然豊かでとても静かなエリアです。 黒いトタンの壁と看板の木材の色あいが緑に溶け込むようにやさしく目に映りました。 中を覗くと個性的な木のクラフトが並んでいます。 壁には本がいっぱい。 大きな冷蔵庫ではカラフルなラベルのビールがずらりと冷えていました。 元の家主が廃材を使い建てた築20年の納屋を改装したという店内。剥き出しの梁や壁はほとんど当時のままだそう。 レトロな雰囲気を残しつつ、今風でもあり。素朴で洒落ていて、どこかホッとするような温もりのある空間です。 店主の菅松 剛士さんは2021年2月に一家で東京から洞爺湖町に移住しました。 「会社勤めは向いていないと思いながらも、楽しく働いていた」という菅松さん。もとはバリバリのビジネスパーソンで、競争の激しいアパレル小売業界にて、ブランドの立ち上げ等に長く携わってこられたそうです。 お子さんの就学を機に、長年思い続けてきた「いつか田舎で暮らしたい」という夢を実現し洞爺湖町へ。 当初はもう少し中心街寄りの場所に住んでいたそうですが、ランニング中に偶然この土地を見つけて購入を決め、昨年末に移り住みました。 この古い納屋を見たときに「ここでお店を始めよう」と閃いたそうです。 菅松さん: もともと「いつか田舎に」というのはずっとあったんです。 20代の頃は沖縄と思っていましたが、年を重ねるにつれて住みたい場所がどんどん変わってきました。 妻の両親の実家が北海道なので、子供が産まれて連れてきた際に、日高のあたりを海沿いにドライブしていたんです。 その時に「うわあ、北海道に住みたい」と思ったのが、移住先に北海道を選ぶきっかけとなりました。 廃材を組み合わせたオーダーメイドの入り口ドア。今では貴重な磨りガラスや「総合案内」の文字が渋い味わいを醸し出しています。 北海道の人は「手を動かす人」 BACKWOODでは「北海道を軸に、クリエイターや素材にこだわったいいもの」をテーマに商品を取り揃えています。 「お店を始めるならまずは酒屋を」と以前から思っていたそうで、ワイン、日本酒など様々な北海道産の酒類の中から、専門店の少ないクラフトビールとスピリッツを扱っています。 クラフトビールは現在、4社をセレクト。おいしいクラフトビールが道内各地にある中で、厳選に厳選を重ねたこだわりのラインナップです。 左から 美深白樺ブルワリー: 日本最北のクラフトビール工場。希少な白樺樹液を副原料として使用。 忽布古丹(ホップコタン): 上富良野の地場産ホップで醸したクラフトビール。 NORTH ISLAND BEER(札幌): 「BEER IS ART」をコンセプトにカナダで修行したブルーマスターが醸造。 41 BEER CRAFT WORKS: 2021年にスタートした余市の醸造所。積丹岳の雪解け水(伏流水)を使用。 地場産ボタニカルの芳醇な味わいが広がる積丹ジン「火の帆(HONOHO)」。東京に住んでいた頃から愛飲していたという店主イチオシの一品です。 菅松さん: コロナの影響で、家の中で過ごす時間が増えましたが、それが意外といいな、ということを再認識した方が多いのではないかと思います。 僕もその一人で、大勢で飲んだり、みんなでわいわい過ごすのも楽しいですけど、一人で静かに過ごしたり、家族でのんびりしたり、気の合う友達と少人数で飲んだり喋ったりするのも、結構素敵な時間じゃないですか。 そういう時間をさらに盛り上げるものとして品揃えの軸を決めています。 例えばクラフトビールは、それほどたくさん飲まなくても、一人でゆっくり味わえば満足しますし、本も一人で楽しめますよね。 そしてそういう部屋に、木の道具や作品があったらさらに楽しい。 お酒と本と木の3つをもって、豊かな時間を過ごすお手伝いができればいいな、というのが発想のもとです。 木工は北海道在住のクリエイターの作品とBACKWOODのオリジナル商品を販売しています。 ARAMAKI(恵庭) 新巻鮭の木箱をリサイクルし制作を行うクリエイターチーム。独特の赤や黒の文字がインパクト大かつ手に取ると軽く、機能性も抜群です。代表の作家さんは優れた技術を持つ宮大工であり、設計が素晴らしいと菅松さん。 https://aramaki.world/ BACKWOODオリジナル商品 オリジナルデザインをプロの職人が制作。ただそこにあるだけで、空間がちょっと素敵になるような存在感ある品々。上画像は「自在STOOL」。椅子にしたり小物を置いたり、単独でもで重ねても使える5枚1組のスツール。 こちらは「FLAT PLATE」。縁なしで真っ平の珍しいデザインです。食材をのせるとすごく映えるそう。 鹿乃舎木工(伊達) まるで生き物のような、有機的で不思議な形のイス。有珠に工房を構え、古木や北海道産の木材を使用して制作するクリエイターの作品です。 https://shikanoya.theshop.jp/ このほか、豊浦の Horsemade Landscape の器類も取り扱っています。山から木を切り出して、馬に引かせて運び出す「馬搬」という昔ながらの技法に取り組み、素材の調達からこだわって制作されています。 https://horsemadelandscape.com/ 菅松さん: 北海道っていいものがたくさんあるし、作っている方もすごい方ばかり。 職業として作る人はもちろん、「こんなの自分で作るの」と思うようなものを暮らしの中で個人レベルで作っている人が沢山いますよね。 そういう方々に出会って、北海道の人は「手を動かす人たち」だなあ、と思います。 例えば近所のおじいちゃんを見ていても、なんでも自分でやるじゃないですか。 それに対して、都会の人ってなんでもやってもらう側で。 北海道には手を動かしている人が大勢いて、素材も食材も、素晴らしいものが豊富にあって、いいものがいっぱい生み出されている。 それを都会をはじめ、全国の方に向けて発信していければいいな、と思っています。 古本は、「飲む」、「食べる」、「自然」などお酒や木工と親和性の高いジャンルの本がカテゴリー別に並んでいます。開店してみたら予想以上に本が好評で「手元に置いておきたい本からなくなっていく」のだとか。 本の交換コーナーもあり。来店した方が持参したいろいろな本が置かれていました。地域の人の本が集まる楽しいコーナーです。 さて、お店の外に出ると、裏にはこんもりと緑が生い茂る庭が広がっていました。 りんごやなしなどさまざまな果樹が生えているそう。元の家主さんが植えたものだそうで、取材時には丸々とキウイが実っていました。 家や納屋を自分で建て、庭や畑も作っていた元家主さんは、まさに菅松さんが移住して出会った「手を動かす人」のおひとりでした。 その方の手から菅松さんの手へと受け継がれて、古い納屋がお店へと生まれ変わりました。 そうして誕生したBACKWOODの店内にいると、 「暮らしの中で手を動かして、生活に必要なものを作ってきた北海道の人々へのリスペクト」 というような、あたたかく真摯な心意気を感じました。 つくることの素晴らしさと、いいものが放つ輝きに満ちた小さなお店。 北海道の良い品を探しに出掛けてみませんか。 商品はWebサイトでも購入できます。 また、ビールは「角打ち(立ち飲み)」OK。お庭を眺めながら飲んだら、おいしいビールが何倍も味わい深く感じられそうですね。 BACKWOOD 店舗情報 住所 北海道虻田郡洞爺湖町入江265-55 営業時間 木曜〜土曜:13時〜18時、日曜:13時〜17時 HP・ショップ https://backwood.jp/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱商品、メニュー等は変更になることがあります。取材2022年
ch
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03/15(火) 嘘のない循環を生み出す〜『天花地星』オーナー木村洋子という人
「え! 私の写真撮るの!? ちょっと待ってて!すぐ着替えて来るから!」 そして、ほんの1分くらいで笑顔で戻ってきた洋子さん。 「じゃん! 店のTシャツ着てきた!」「どこで撮る?」とキョロキョロしながらおっしゃる。 せっかくなので、店の原点だという子どものおもちゃの前に立っていただきました。 とにかく相手を飽きさせない。 少しも飾り気なく、元気で可愛いノリ。 筆者、すっかり洋子ワールドに引き込まれてしまいました。 では改めて〜。 函館ご出身の木村洋子さんは、2011年に今の『天花地星』をOPENさせたオーナーさんです。 今回は、一瞬で人を惹きつける不思議な魅力を持つ洋子さんの人物像に迫ってみました。 店名『天花地星』の由来 「雪は天に咲く花。 北海道ではその雪が結晶となって星のように降って来る。 地に降りた星のような雪は、地上の花への恵みの水となる。 そして再び空気となった水は天へ戻り、雪は天に咲く花となる。」 なるほど…。 ずっと知りたかった店名の由来がストンと腑に落ちました。 大好きな北海道の雪をベースに、自然の循環を店名に込めていたのですね。 「自然豊かなところで暮らしたい。」 洋子さんのご両親が青森に住んでいたこともあり、20年以上前、洋子さんご夫婦は青森の山奥に住んでいました。 ところが直ぐに想いと環境のギャップに悩まされる事件が起きました。 実は、住んでいたその地の近くには産業廃棄物処理場があり、ダイオキシン混じりの黒い煙が辺り一帯に漂うところだったのです。 洋子さんは、自分達のためにも周辺住民のためにも必要だと感じて反対運動を起こしました。ですが、仲間を得られず同意も得られず、いきなり厚い壁に打ち当たってしまいます。 「反対運動なんかしてもらったら農産物が売れなくなるから困る! 止めてくれ!」 それは洋子さんたちにとって、我が耳を疑う衝撃的な出来事でした。 「みんな、この状態を黙って受け入れるのか? 何故!?」 愕然とした想いに陥りながらも、その後洋子さん夫婦は環境問題に取り組むようになりました。 そして、それは自分達の生き方を見つめ直すきっかけにもなりました。 ↑さまざまなカゴが並びます。天花地星の人気商品です。 ↑アフリカ製品 「買い物をすればゴミは増えます。自分達もゴミを増やすことに加担している。でも生きるためには買い物は必要…。 買う者・使う者としての責任も考えるようになりました。 行動をしながらも悶々とした日々の中で、シュタイナー教育と出会い伊達に移住して来ました。」 さて。 3人の子どもを授かりましたが、ほどなくして洋子さんはシングルマザーとなりました。 30代の頃です。 ↑こちらはとても履き心地が良く丈夫なヘンプの靴下。 「子どもの学費を捻出するため、仕事をいくつも掛け持ちしながら必死で働きました。当時の写真を見ると、今の方が若々しいと子どもたちに言われます。」 そんな洋子さんが18歳から続けていたのはエアロビクスでした。 他にもリズム体操なども教えていらっしゃいます。 まさに芸は身を助けました。 それと同時に、地道に続けて来た環境問題への取り組みの延長線上に、『天花地星』の前身である通販サイトも2004年より立ち上げました。 本当にバイタリティー溢れる方♡ 当時扱っていたのは「子どもが安心して遊べる玩具」でした。 主に木製のドイツ製品だそうです。 洋子さんの店のコンセプトは、今も昔も” 心と体に優しいこと “ “ 最終的に地球に還るものであること“ ですから、塗料は極力ケミカルを排除しました。 クレヨンは小さなお子様が口に入れても安全な材料で作られているものを選びました。 その後、2011年に今の場所とご縁があり実店舗を作りました。 実店舗ができた当初は玩具だけの取り扱いでしたが、今は一般食品から雑貨、服飾雑貨、フルーツまで多種多様な物を扱っていらっしゃいます。 ↑とても思い入れが強いフェルトシューズ。何年も探していたそうです。丈夫で長持ち、ものすごく暖かい。 ↑風呂敷のような布バッグ。色や柄のバリエーションも豊富です。 その取り扱い商品が広がっていった理由が、いかにも洋子さんらしくて面白い。 「なんだか気がついたらこうなっちゃっていたの! 生徒さんたちやインストラクター仲間との繋がりの中で、どんどん商品の種類が増えっちゃって。繋がりって面白いよね〜。でもね、これ絶対いい!って自信があるものしか仕入れない。食品はできるだけ無添加のもの・オーガニックのもの・アレルギーに配慮されたもの・フェアトレードのものに拘っているし。だから胸を張って勧められる。絶対損はさせない!って言えるの。」 ↑身体にとって良くないものが含まれるものは扱いません。 強い拘りを持ち吟味されて選ばれたものは、似たようなものを値段だけで比較すれば「高い」と思われます。 けれどもモノやコトの価値を値段で測らない『天花地星』のラインナップは、自分にとって本当に必要なものを、その商品の背景も含めて判断してほしいという願いを洋子さんは持っています。 「類は友を呼ぶ」 とはよく言ったものです。 いまや『天花地星』は、洋子さんの理念を理解して足を運ぶ人、口コミで買い物に来る”食べ物ジプシー(様々な事情で特定のものしか口に入れられない人)” にとっての大切な存在になっています。 「うちの店ね、胆振管内一入りにくい店って言われてるの!笑 ぱっと見 普通の家だしね。 でも大丈夫だから!笑 どんどん入って来ちゃって大丈夫って書いておいて!笑」 1時間ほど話していて、「この人は本当に開けっぴろげで嘘をつかない人だなあ…」ということを感じました。 常に直球勝負で潔い。 自分の言動にはきちんと責任を持つ。 自分の中に矛盾があるのは許せない。 だからあらゆることに辻褄が合うように努力する。 かくいう筆者にも似たところがあるので、これら一つ一つのお話に大きく頷いてしまいました。 ↑全国各地に仲間がいる洋子さんは大のフルーツ好き。天花地星の玄関には、一年中全国の果物が並びます。 ところで洋子さんは2010年からヨガインストラクターをされています。 ↑インドにて〜。 ヨガのポーズにはそれぞれ意味があるそうですが、生徒さん一人一人に目指してほしいゴールがあるそうです。 目指してほしいのは、一人一人が心も身体も健康になるためのゴールとその道筋。 ↑右側の男性がインド人の洋子さんの師匠です。この先生に師事できること自体がすごいこと。 「自分も含めて、何故それをするのか?何のためにやっているのか分からないと心身ともに納得して取り組めない。ヨガにはね、人は生きている間に7回生まれ変わるという思想があるの。そして最後は泡になる。ヨガはきれいな泡になるための修行。 私はまだまだきれいな泡にはなれてないけどね。」 正直、体験していない筆者にはよく理解ができない表現でしたが、身体には「理想的な動かし方」つまり「理にかなった動かし方」がきっとあり、それが健康に結びついていくということなのでしょう。 「7回生まれ変わる」「きれいな泡になる」については、次回詳しく教えていただこうと思います。 ↑インドでの修行の途中にて〜。 洋子さんは最後にこんなお話をしてくださいました。 「商品は国内だけのものではなくて海外のものも多くある。海外旅行が好きだから、以前は現地に買付にも行っていたの。でも今は仕入れ方を変えた。だって、買付に行ったら国内でお金が回らないでしょ? だから国内の輸入事業者から仕入れるようにした。もうね、自分のところだけ儲かればいいって時代じゃないよ。いろんな国のいろんな人とも関わって、いろんな人たちが幸せになった方がいいもの。」 このお話は、洋子さんの生きる姿勢を端的に表す言葉だなあと感じました。 人の繋がりを何よりも大切にして、関わる人を心から大切にする。 その結果、嘘のない好循環が生まれていく。 架け橋としても。 実践者としても。 洋子さんが繋ぐ人々の活動が正当に評価され、みんなが幸せになる。 本当に素敵です。 小さな体でなんという大きなパワーを持つ人なんだろう!と、終始屈託ない笑顔の洋子さんに圧倒された時間でした。 さて、その洋子さん。 実はさらなる夢の実現に向けて大きく動いています。 なんと、5月〜6月を目標に「こども食堂」を展開されるそうです! そちらについてはいずれまた〜。 『天花地星』情報 *むしゃなびページhttps://mushanavi.com/author/tenk/ *ヨガサークル サントーシャ https://mushanavi.com/author/mutenka2/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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12/04(水) 『鐵の人』特別版 室蘭・札幌で上演!
室蘭の製鉄業の祖・井上角五郎の半生を描いたお芝居が「炭鉄港」の 日本遺産認定を記念して再演されます! 脚本:柳井 祥緒 (十七戦地) 演出:NIWA (室蘭VOX) プロ俳優陣と室蘭VOX市民キャストの共演による迫真のパフォーマンス。 ご家族やお友達と「生の舞台」を楽しみましょう~! 室蘭の札幌の2会場4公演です。 どうぞお見逃しなく!! 炭鉄港 日本遺産認定記念 演劇公演 「鐵の人 ~室蘭の製鉄業の祖 井上角五郎の半生~」特別版 室蘭公演 2019年 12月12日(木)開演14:00 ※開場10:00~ 写真展示は入場無料 12月13日(金)開演18:30 ※開場14:00~ 写真展示は入場無料 場所:室蘭市市民会館 北海道室蘭市輪西町2-5-1 会場詳細 http://www.kujiran.net/shiminkaikan/ 札幌公演 2019年 12月18日(水)開演18:30 ※開場14:00~ 写真展示は入場無料 12月19日(木)開演14:00 ※開場10:00~ 写真展示は入場無料 場所:札幌・道新ホール 北海道札幌市中央区大通西3丁目6 会場詳細 https://www.doshin-acty.co.jp/doshin/ 料金 一般前売 2,000円 高校生以下 前売 1,000円 ※当日500円増し、未就学児無料 問い合わせ:室蘭VOX事務局(ナニナニ製菓内) TEL:0143-83-6854 https://ja-jp.facebook.com/events/555398435288758/ チケット取扱店(お早めにどうぞ) ▼インターネットでの購入はこちら!(道新プレイガイド) 室蘭公演 https://doshin-playguide.jp/products/detail.php?product_id=1386 札幌公演 https://doshin-playguide.jp/products/detail.php?product_id=1382 ▼室蘭市 イオン室蘭総合案内所(東町/0143-45-1414) エルム楽器 (中島町/0143-46-1131) 室工大生協パレット店 (水元町/0143-44-8755) 室蘭観光協会 (海岸町/0143-23-0102) 白鳥大橋記念館みたら(祝津町/0143-26-2030) ぷらっと。てついち (輪西町/0143-44-3323) 室ガス文化センター(幸町/0143-22-3156) 室蘭音楽文化協会(中島本町/0143-44-9922) お休み処 MURATA (母恋/0143-22-4915) ナニナニ製菓 (中島町/0143-83-6854) ▼登別市 登別市役所内『登別母子会の店』(中央町/0143-88-1497) 登別市民会館(富士町/0143-88-1139) 風花(新生町/0143-82-7788) ▼伊達市 Aコープくみあいマーケット(末永町/0142-23-5751) カルチャーセンター (松ヶ枝町/0142-22-1515) 洞口書店 (元町/0142-23-2359) ▼岩見沢市 そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター(0126-24-9901) ▼赤平町 赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設(0125-74-6505) 主催 室蘭VOX/鐵の人製作実行委員会 https://muroranvox.exblog.jp あらすじ、出演者など詳細は下のリンク(Facebookイベント)からご覧ください! https://ja-jp.facebook.com/events/555398435288758/ ※記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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02/06(土) この春の気になる映画、2作品!
この春の気になる映画上映情報です! まずは来月。伊達出身の井樫彩監督作品『NO CALL NO LIFE』。3月19日〜上映予定です。 https://mushanavi.com/event/20210319/ そして、坪川拓史監督作品『モルエラニの霧の中』がいよいよ全国ロードショー。地元室蘭では4月から上映予定となっています。 https://mushanavi.com/event/20210401/ いずれもディノスシネマズ室蘭にて。 公開予定一覧→https://www.sugai-dinos.jp/cinema/muroran/coming_soon/ もう、春が待ちきれない!楽しみですね。 詳しい日程がわかったらまたお知らせします。
むしゃなび編集部
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02/17(水) 届くと嬉しい!食べておいしい!里山デリバリー体験。
「里山デリバリー」は、洞爺湖周辺のおいしいお店の集合体です。 不定期でデリバリーの注文を受け付けています。 対応エリアは洞爺湖、壮瞥、だて、豊浦、そしてルスツ、ニセコ方面もOK。エリアにより100円〜400円の手頃な配送料で届けてくれます。 昨年5月のスタートから、お店も増え一段と賑やかになったもよう。ボリュームいっぱいのお弁当や、スイーツ、コーヒー豆、ベジメニューなど、幅広いラインナップが魅力的です。 というわけで、先日素敵なランチを注文したのでご紹介します。 届きました!ナチュラルなラッピングがかわいいです。 今回は麻麦ベーカリーとHOKKAIDian Homesteadのランチ二品。 留寿都のパン屋さん麻麦BAKERYのサンドイッチBOX(1200円)。道産小麦、地元産食材を使った天然酵母パンや焼き菓子が人気のお店です。 色とりどりの冬野菜がたっぷり入ったサラダ!食べるのがおしいくらいです。美味しい〜 ずっしり重みのあるサンドイッチ!噛めば噛むほど味わい深いパンに、野菜と、ハーブをきかせたチキンがよく合います。この分厚さは感動もの。 そして、HOKKAIDian Homesteadのフライドチキンコンボ(1500円)! 開ける前からスパイスのすごくいい香りでした。 本場アメリカンスタイルのフライドチキン。 朝から楽しみにしていた息子がおいしくいただきました。 ポテトだけちょっともらったら甘くてびっくりでした。 メニューのラインナップは毎回違って、何が登場するかお楽しみ。 上記の2店のほか、旅人宿ほうぼう(留寿都) 、MITTSU(洞爺湖)、珈琲焙煎所TOYA CAFE(壮瞥)などが出店されています。 利用方法、とても簡単です。 まずはFacebookをフォローするか、ラインに登録します。 次回の注文日とメニューが届くので、名前、住所、商品など入力してメッセージを送ればOK。 受付完了のメッセージが届き、合計金額、お届け予定時間など知らせてくれます。 こちらは昨年の思い出深い、里山デリバリー体験。「ほうぼう」のお弁当です。まだ子どもの学校が休校中だった頃で、あんまり外にも出られず、過ごしていた時でした。受け取った時、なんだかほっこりして、開けたらおかずがいっぱい。一緒に注文した金沢屋のお出汁も満喫しつつ、本当にありがと〜!と思ったのでした。 2/12配達のメニュー。画像はラインからお借りしました 里山デリバリーの名の通り、自然があって、そこに人が暮らしていて、ローカルなコミュニティがある。そんな「つながり」を感じる、画期的なデリバリーシステムだと感じました。 とにかく!届くと嬉しい!食べておいしい! それが何より楽しいです。 皆様も味わってみては。 里山デリバリー https://www.facebook.com/satoyama.deli/ 次回の注文は2月下旬です。詳しくは里山デリバリーのラインやFacebookでご確認ください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。メニュー、料金は変わることがありますのでご注意ください。 ※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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08/04(水) 真夏の不思議!超上向きひまわり【だて】
暑い日が続いていますが、みなさまお元気ですか。今回はちょっとほっこりするマチの話題を。伊達市のとある場所で、今まさに花開いている不思議なひまわりをご紹介します! 舟岡町の「珈琲店25番地」は近隣でも珍しいコーヒー屋さんです。店内入ってすぐの「本日の珈琲」というボードには、その日入荷しているコーヒーのラインナップがずらり。常時20種類以上並んでいます。コーヒーの種類というとブラジル、コロンビアなど、国名を思い浮かべますが、農園名や製法まで書かれています。ちなみに番号は焙煎のレベルだそう。 ある日のお品書き このボードが、25番地のメインのお品書き。紛れもないコーヒー専門店。それも「スペシャルティコーヒー」の専門店なのです。 スペシャルティコーヒーって知っていますか?栽培から乾燥、選別、輸送に至るまで徹底して管理され、独自の厳しい基準をクリアしたコーヒーのことです。雑味がなく透明感のある口当たりと驚くほど豊かな風味が特徴です。25番地で扱う豆は全てこの「スペシャルティコーヒー」。マスターの高橋さんが修行をした札幌の丸美珈琲から新鮮な豆を仕入れています。 豆の値段で100g700円台〜数千円というものまで、高価なスペシャルティコーヒーですが、25番地ではどれも一杯500円(チケットだと350円!)という手頃な値段でいただけます。さらに食べ物は持ち込みOK。のんびりコーヒーを楽しみたい人にはたまらないお店です。 マスターのおすすめをいれていただきました。フルーティなコスタリカ・カスキージョ農園と上品さとスッキリ感がたまらないホンジュラス・ピノス農園。じっくり味わっていたその時、 「ちょっとあれをみてください」 と言われて振り返れば、 一輪の大きなひまわりが、まっすぐ!この上ないほどの、まっすぐさで、真上を向いて咲いていました。 堂々とした姿に目がクギ付けに… お庭で見せていただくと、2メートルを超えるかという長身です。下から見上げると、ほとんど花びらしか見えません。マスターに聞くと、昨年こぼれた種が自然に芽を出して大きくなったもので、2週間ほど前に咲き始めたそう。毎日見ているが一向に下を向く気配がなく、驚きとともに見守っているということです。 すぐ隣のひまわりは普通に横を向いて咲いているのに・・・本当に不思議です(詳しい方がいたらぜひ教えてくださいね)。 2階から見るとこの通り! マスターの高橋さんと上向きひまわり それにしても、ひまわりは太陽を追いかけて花の向きを変えるといいますが、このひまわりも顔を回したりするのでしょうか。「う〜ん、多分回っていないと思いますね。もし回ってたら首がねじれちゃうでしょう」 そんな会話を聞いているのかいないのか。「大昔からこの姿で咲いています」とでも言いたげに、自信みなぎる姿で、ひまわりは太陽に、いいえ宇宙に向かって眩しい花を咲かせていました。 前向きを超えて上向き!なんだか元気が湧いてくる25番地のひまわりは8月中旬ごろまで見られそうです。 珈琲店25番地住所 伊達市舟岡町25番地10営業時間 午前10時〜午後4時定休日 日曜、月曜(不定休あり)TEL 0142-25-9610https://www.date-cci.or.jp/page-4964.html ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材:2021年8月3日
むしゃなび編集部
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01/07(木) お弁当おいてみませんか?申込み1/10まで
伊達商工会議所飲食店組合からのお知らせです。 コロナ禍における飲食店営業縮小に対する企画として、地場産ローカルと題し、地元産お弁当販売の販売店を募集しています。 利用期間 2021年2月17日(水)、18日(木)、19日(金) 3日間場所 JA伊達農協「コストコの食品売り場」場所代 4,000円 / 1ブース 出店者複数の場合は人数割りとなります。 利用条件 ① 惣菜の許可、食品衛生許可を持っている人※ 食品加工・物販等の許可を持っている人② だてのまち応援券利用可能の方※ だてのまち応援券利用不可の方は当日提示願います。 注意事項1品、伊達野菜をいれてください。物販担当の方をお一人お願いします。 問合せ・申込み 出店希望の申込み 2021年1月10日 まで 伊達商工会飲食店組合TEL 0142-21-3737FAX 0142-21-3738 までご連絡ください。申込みの際には以下をお知らせください。 店名・またはお名前連絡先和・洋・中 のいずれかお弁当の値段 ※応募多数の場合は選考となります。許可等は、各自でお願いします。
むしゃなび編集部
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11/05(木) 洞爺湖温泉の宝石箱みたいなハンドメイドショップ!あいびぃ
洞爺湖温泉のハンドメイドショップ「あいびぃ」はアクセサリーやバッグ、布小物、アイシングクッキー、木工細工などなど、色とりどりの作品が並ぶ楽しいお店。 今年リニューアルしてプチカフェも始まりました。 お店は温泉街のメインストリート、万世閣の向かいにあります。ほっこりかわいいペイントで「雑貨」とかかれた手描きの看板が目印。 ドアを開けると・・・ 作品がいっぱい! まるでおもちゃ箱か、宝石箱の中に入ったみたいな華やかさ。 全て伊達・室蘭・壮瞥・札幌など、20人以上の作家による手作り作品です。 これだけ作品数の多いハンドメイドショップは伊達・洞爺湖周辺でもなかなかありません。 店主の作品。丈夫で飽きのこない帆布のバッグ! あいびぃは2012年にオープンし、今年8年目を迎えました。 店主の入谷さんは、自身もハンドメイド作家であり、布小物や、デコパージュ、編み物など様々な作品を作っています。 お店を始める前から、趣味で手作りを楽しんでいたそうですが、友人に誘われてフリーマーケットに出店したのがきっかけで、家業のお肉屋さんの空きスペースを利用してお店をスタート。イベントを通じで知り合った作家に声をかけるうちにだんだんと作品数も増え、口コミで知られるようになりました。 ハンドメイド好きはもちろん、温泉街という場所柄、お土産を探しに訪れる人も沢山います。 今年の春に店内を全面リニューアルして、小さなカフェコーナーができました。 お買い物の合間にコーヒーやお茶を楽しめます。 窓に面したカウンター席に座ってちょっと一息・・・心がほっと安らぎます。 また、月に2〜3回、ハンドメイドワークショップも開催しています。あいびぃで人気の作家さんによる少人数制の講座です。換気、消毒、マスクなどコロナ対策もしっかりしています。手作りの楽しさをじっくりと味わってみませんか? 直近のワークショップ日程: タイルトレー作り 2020年11月9日(月) ①11時~ ②14時~ 各回定員4名 参加費:タイルトレー1500円〜 、タイルコースター1枚800円(2枚1500円) 講師:伊達在住の作家、Rudiaさん お申込み:Instagram facebook または 電話でお申し込み下さい あいびぃで出会った、個性とセンスが光るハンドメイド作品、いろいろ! 猫にカメレオン、ユーモラスな動物ブローチ 引退したプロの職人さんによるコレクションボックス。とてもしっかりした作りで重宝します 木のぬくもりがやさしいペンダント。プレゼントにも 珍しい蝶の標本! なんと可愛い小鳥たち。さえずりが聴こえてきそう・・ 洞爺湖在住のドライフラワー作家さんの作品たち 伊達や洞爺湖など、近隣の作家が多いですが、地元にこんなに楽しい作品を作っているクリエイターがいるんだなあ、と驚きました。いつかアトリエ巡りをしてみたい! 店主の入谷さんは、お店を通じて、ハンドメイドの楽しさと、個性あふれる作家さんたちを多くの方に知ってもらえたら、と話していました。 今日もあいびぃには次々と新しい作品が届きます。冬のあったか作品はじめ、そろそろクリスマスグッズも出てきたようです。 フェイスブック、インスタグラムで、最新の入荷情報をチェックしてみてね! 店舗情報 手作りハウスあいびぃ 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉71 090-5224-0432 https://www.aibii.net Facebook Instagram むしゃなび内あいびぃのページはこちら ※ 記事の内容は取材時の情報です。(取材2020年) ※ 掲載作品は売り切れとなることがあります。気になる作品があったらお早めにお店にお問い合わせください。 ★リンク・シェア大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/15(金) アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
旧市街地のレトロな街並みで知られる室蘭駅周辺で、アートとまち歩きを楽しむイベントが10月9日から始まりました。 ムロランアートプロジェクト(MAP)。 室蘭の歴史的建造物が期間限定のアートギャラリーに大変身!10月31日まで土日限定で観覧できます。 初日の10月9日(土)に遊びに行ってきました。 まずは本部のある旧室蘭駅舎へ。公式パンフレットが配布されています。 この黄色いパンフレットがまち歩き「MAP」として、道案内をしてくれます。 さっそくまち歩きスタート! 旧室蘭駅舎には室蘭出身のアーティスト・中村岳さんのインスタレーションが展示されています。 初日のこの日、公開製作が行われていました。完成まであと少しというところの製作風景です。 明治45年に建造された旧駅舎の構内に、巨大な立体作品が次第に姿を現してきました。 鮮やかな赤茶色が室蘭の工場風景や鉄を彷彿とさせます。ドームのような不思議な形。設計図はなく、インスピレーションで形を作っていくのだそうです。 国内各地で活躍する中村さんですが、出身地の室蘭では今回が初の本格的な製作・展示となります。完成したインスタレーション、ぜひ生でご覧になってみてください。 続いて、千穐萬歳堂(せんしゅうばんぜいどう)へ。 大正14年に建てられた歴史ある倉庫です。入り口から佇まいというか、存在感に圧倒されました。こういう建物が保存されていることもすごいことだなあ、と思います。 中は改修され、ギャラリーとなっています。 1階は室蘭工業大学山田研究室のプロジェクト、2階は川上りえさんの造形作品が展示されています。木骨石造ということで、石の壁と木の骨組みが独特の雰囲気を醸し出していました。建物とアートのコラボレーション!美術館での展示とは全く違う味わいがありますね。 坂をのぼって次の会場へ。 景色を眺めながら気持ちよいまち歩き!会場間が遠すぎず近すぎず、程よい距離でコースが組まれており、お子さんから高齢の方まで、歩きやすいのがポイントです。 旧丸越山口紙店。こちらも大正時代の建造物です。レンガの壁からロマンの香りが漂ってくるよう!ゆっくり眺められるのは徒歩ならではですね。 古い調度品に溶け込むようにして、岩崎麗奈さんの写真作品が展示されていました。作品と建物、どちらも見応えがあります。普段は入ることができない建物だけに内部を見られる貴重な機会でもあります。 途中にカフェや飲食店が多くあるので、ランチやお茶を楽しむのもおすすめです。昔ながらの甘味処として親しまれる「すずや」に立ち寄りました。若者からマダムまで、幅広い年齢層の女性客が甘いものを楽しんでいました。 MAPにもおすすめリストが載っています。 室蘭プリンスホテルでは、10月8日〜10日の3日間限定でMAP連動企画として「中央町懐古展」が開催されました。来場者はホテルのクラシックな雰囲気の中、昔の写真や映像を楽しんできました。 さて、最後は中央町たのしま横丁(大辻医院跡地)へ。 初日のこの日、オープニングイベントとして大黒淳一さんによる音楽ワークショップが開催されました。街の音を録音して、音楽をつくる一日限りのスペシャル企画。地域の子ども達で賑わっていました。 音楽作りの様子。公式Facebookをご覧ください↓↓ ムロランアートプロジェクトは「室蘭の未来地図をつくる」をコンセプトに3カ年開催を予定しています。 プロジェクト代表の荒井純一さんは 「繁華街だった室蘭駅周辺をコンパクトに歩けるルートを制作しました。室蘭は普段気づかないポテンシャルがたくさんある街だと思います。アートや街歩きを通してそれを発見してもらえたらと思います。」 と話していました。 建物、まち歩き、アートと、いろんな切り口からいろんな楽しみ方ができるところが面白いな、と思いました。古い建物と現代アートがお互いに美しさを引き立てあって、新しい街の魅力が生まれ出てくるような、そんなワクワクする気持ちになりました。 芸術の秋、ご家族やお友達と出かけてみませんか。 各会場では入り口で消毒、検温、記名を行い、感染対策に配慮されています。 Muroran Art Project2021 2021年10月9日〜10月31日 土日のみ開催 12:00〜18:00 入場無料 ※MAPは旧室蘭駅舎で配布されるほか、公式HP(https://muroranart.wixsite.com/website)からダウンロードできます。 主 催 / Muroran Art Project 協 力 / 大町商店会、室蘭工業大学山田研究室、蘭歴建見会 後 援 / 室蘭市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会、北海道新聞室蘭支社室蘭民報社、FMびゅー 助 成 /北海道開発協会助成事業 会 場・展示アーティスト :旧室蘭駅舎(MAP本部)中村 岳 | 千穐萬歳堂(海岸町3-2-6) 川上りえ 室蘭工業大学 山田研究室 |旧丸越山口紙店(海岸町2-5-8) 岩崎 麗奈 | 中央町たのしま横丁(中央町1-2-7):大黒 淳一 (10.9日のみ) 詳細・最新情報はこちらからどうぞ ムロランアートプロジェクト muroranart.wixsite.com/website Facebook
むしゃなび編集部
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03/20(火) 絶品いももちをいただきました。北海道のローカルおやつ
ローカルなお菓子第二弾! 今日はどちらかというとおやつです。しかもローカルすぎて、(たぶん)買えないです、すみません。 北海道のおやつといえばたくさんあるけど、 じゃーん、いももち!です。 こちらは大滝のとあるジェラート屋さんのいももちです。 「とにかくすごい美味しいから食べて!」と近所の方に分けていただきました。 なんてありがたい・・・さっそくいただきまーす! ホクホク&モチモチ! ジャガイモの食感がいい感じに残っていて、お醤油と砂糖の加減が絶妙。甘すぎず辛すぎず・・・ 「いももち」ってざっくりいうと、 茹でたジャガイモと片栗粉をこねてまとめ、 油で焼いてタレを絡める。 そんな超シンプルなレシピなのですが、なかなか手間がかかります。 こちらに移住したばかりの頃、 北海道人の友人が持ち寄りパーティに絶対これ!と張り切って大量に作っていました。 「大量に」というところがまたなんだか北海道らしい・・・。 でもベテランおばあちゃんやお母さんならば、パパッとたくさん作ってしまうのかもしれませんね。 ウロコなど地元のスーパーでも売っていますが、やっぱり手作り、それぞれのおうちの味。がいいです。 アツアツが命なのでその場で食べるのが鉄則。 この絶品いももちは、たまに作っているようなのですけど、 売っているのかいないのかは不明・・・。 ジェラートを食べに行ったら聞いてみては。
むしゃなび編集部
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03/25(水) かわいい!秋田犬の仔犬たち
以前特集でご紹介した樋口さんの秋田犬専用犬舎「天英荘」で、この冬に生まれたかわいい仔犬ちゃんたちがすくすくと育っています。たいへん愛らしい写真をお借りしましたのでご紹介します。犬好きの皆さま、癒されてください〜〜! 撮影:樋口さん 春の日差しの中遊ぶ仔犬たち、かわいいですね! 1ヶ月ほど前、2月下旬に見せて頂いた時の様子です。左から白・赤・虎。この三色が秋田犬の特徴的な毛色。そう〜っと抱っこさせてもらったらフワフワでした! 優秀な秋田犬を沢山育てている天英荘の樋口さん夫妻 天英荘では、秋田犬を家族に迎えたい方のために、随時見学を受け付けています。先日は登別から放課後デイサービスの子ども達が見学に訪れていました。初めて見る大きな秋田犬に初めはおっかなびっくりの子どもたちでしたが、人懐こいわんこたちとすぐに仲良しに! 人に慣らすことを大切に育てているので、こういった見学の場も犬たちのいいトレーニングになるそうです。興味のある方はまずは一度問い合わせてみてください。 現在、3匹の仔犬ちゃんがオーナー募集中です! 小ぶりなので、秋田犬が初めての方にもオススメとのことです。詳しくは天英荘ホームページの仔犬情報をご覧くださいhttps://dateteneiso.raffoler-queue.info/2020/01/25/puppy-information/ 秋田犬専門犬舎 伊達天英荘 北海道伊達市北黄金町49番地2711 TEL 080-1891-0455 ホームページ http://dateteneiso.raffoler-queue.info ブログ「北のサバンナ〜ワンコライフ〜 http://raffoler-queue.info
むしゃなび編集部
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02/20(火) クールに攻める両立への道 〜味と時間で勝負!地域にファーストフード文化を育てたい!『GOTHAM DRIVE IN』オーナー成田大海氏の戦略とは〜
取材に伺ったのはグランドオープン1週間前でした。 かっこよくコーヒーを落としてくれたので、さっそく聞いてみました。 「珈琲はどこで修行されたのですか?」 「YouTube先生です。いまどき修行なんて流行りませんよ。」 「え……。」 こんな会話から始まった今回の主人公は成田大海(Hiromi)さん。 3シーズンは俱多楽湖で「Paddle Street Outdoor Service」として カヤック・カヌー・サップガイド事業をされています。 入店いきなりの会話で「意外と軽い人?」と思いきや、 実は真逆なタイプであることが段々と分かってきました。 バックボーン(学生時代)のこと 改めて、成田大海さんは苫小牧市ご出身の35歳。 小さい頃から大学までアイスホッケーに勤しんでいました。 御祖父様からお父様、大海さんまで三代続くアイスホッケー一家だったと言います。 「大学にはスポーツ推薦で入学しました。 16歳の時に日本代表にもなりました。 でも、それほどアイスホッケーが好きだったのか?と問われると実は微妙です。練習が終わるのはいつも夜中の2:00頃でした。 競技場があまりないので、小さい子どもから順番に予約を入れていくと、大学生は夜中の割り当てになるんです。 これは結構キツかった…。 それに、本当は美術部に入りたかったし・・・(笑)絵を描くのが好きでしたから」。 「美術部ですか?また随分かけ離れていますが…。 それにしても練習終了が夜中の2:00とは驚きです。寝る間もなければ、学校へも行けなくなりますよね」。 「そうですね。大学では法律を学んでいましたが、授業はほとんど出ていませんでした。だから結局、退学して働くことにしました」。 「辞めてしまわれたのですね。授業はほとんど出ていなかったとのことですが、アイスホッケーは続けていらしたのですよね? 続けてやっていたことで今に繋がっていること、やっていて良かったと思えることはありますか?」 「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 なるほど。 このことについては、また後ほど触れるとして〜。 バックボーン(料理)のこと 「大学を辞め、勤めはじめたのは西麻布のバーでした。 そこは六本木や恵比寿にも店を持っていたので、その3店舗を昼夜行き来して働き、飲食店の辛さや面白さを4年ほど学ばせていただきました」。 「ほ〜!GOTHAM DRIVE INのルーツはそこにあるわけですね! その時、今の大海さんのその後を決定づけた方はいましたか?」 「はい、いました。かなりぶっ飛んだ人でしたが、メキシコ料理がすごく上手で美味しくて、いっつもテキーラを飲んでいる恵比寿店の店長でした 笑 でも、この店長のおかげで本物上質なテキーラを知り、メキシコ料理を学ぶことができました」。 なるほど! 繋がりました! バックボーン(パドル アクティビティー)のこと 「ありがとうございます。料理の背景は分かりました。では、パドルアクティビティーの世界へのきっかけを教えていただけますか?」 「趣味は釣りなんですが、その延長線上にあったのがカヤックでした。 カヤックに乗って釣りをしたいなあ〜と。 僕、基本、人見知りなんです。釣りなら一人でできますし。 学生時代からアイスホッケーにも釣りに行かないときは引きこもって調べ物ばかりしていました。 で、カヤックを色々調べていたら、小樽の塩谷でガイドをしている『ブルーホリック』に行きつきました。そのときは、へ〜!こんな仕事があるんだ…。と思った程度でした」。 「なるほど。飲食店で働き出す前から興味はあったのですね」。 「はい。北海道に帰って仕事をしたいと考え始めたとき、ブルーホリックを思い出して履歴書を送りました。 そうしたら、わざわざ代表の嘉藤さんが上京して会いにきてくれました。 事実上の出張面接となったのです」。 面接をパスして25歳で帰京。 ブルーホリックで働くことになった大海さんは、カヤック修行への道に入りました。 入店時、「修行なんていまどき流行りませんよ」 と言っていた大海さんでしたが、アイスホッケーにしても、カヤックにしてもその道をきちんと歩いたからこその台詞だったというわけです。 「上下関係の厳しさが身についているというのは私生活にも役立っていると思っていますが、特に仕事には必要なことだと思っています。 例えばブルーホリックの嘉藤さんは仕事には物凄く厳しいんです。 一歩間違えば大変危険な環境の海で行うカヤックというアクティビティーですが、どんな時でも、お客様の命を絶対に守らないといけないわけです。 だからどうしても指導は厳しくなる。 当然だと思います。 でも、そのような嘉藤さんの姿勢をなかなか理解できない人もいる。 そう言う意味で、僕はアイスホッケーにしても料理にしても上下関係が厳しい世界にいたので、耐えられたしそういうものだと捉えることができました。打たれ強さも育っていたかもしれません」。 先ほど、「アイスホッケーをやっていたことが今に生きていることは? の質問に「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 と答えてくれましたが、なるほど〜と思えたお話しでした。 大海さんはブルーホリックで2シーズンを修行した後、嘉藤さんの紹介を受け、沖縄座間味島でさらに2シーズン修行しました。 のちに独立を考えだした大海さんの背中を押してくれたのも嘉藤さんだったと言います。 「でも、強く押されたと言うよりも、『いいんじゃない?』と言った軽いかんじで・・・(笑) これ、嘉藤さんらしさです。 人の繋がりを大切にする本当に懐が広く深い方でとても尊敬しています。テキーラ好きな六本木の店長ともなんとなく似ているかも」。 二つの道を極めようとした背景には、二人の師匠がいらっしゃったわけですね。 それぞれのバックボーンを活かしたい! 独立を決めた時、飲食業とアウトドア業の両方をやりたい! と考えていた大海さんは、北海道に戻り活動フィールド探しを始めました。 2019年のことです。 本当は前職で貯めたお金で南米へ料理修行に行きたいと思っていたそうですが、それよりそのお金で早く事業を始めようと考え直し、南米行きを諦めたと言います。 支笏湖や洞爺湖も視野に入れつつフィールドを探し回り、倶多楽湖に出会った瞬間「ここだ!」と即決したそうです。 「俱多楽湖がなかったらここには来ませんでした。 とにかく水が綺麗で感動しました。 すぐに元々あった施設で当時休止中だったレイクリゾートのオーナーさんに交渉し、施設管理を条件に使わせていただけることになりました。 パドルアクティビティーの拠点は確保しましたが、飲食店の店舗探しには苦労しました。 予算の関係もあってなかなか決まらなかった。でも粘り強く探し、待ち、いまの場所を購入することができました」。 決断と行動の速さを感じるエピソードに、アイスホッケーでゴールキーパーを務めていた大海さんの判断の速さがリンクして聞こえた筆者です。 店舗は、以前『ケニア』というレストランだったところです。 登別駅から登別温泉方面に向かうメインストリートに位置するとても目立つ場所にあります。 ドア枠は大好きな緑に塗り変えました。 店内の内装は電気工事(資格も持っています)に至るまで、 ほとんど自分でリノベーションされています。 「ところで、GOTHAM DRIVE INという店名の由来を教えていただけますか?」 「映画のバットマンに出てくる地名です。 映画の中のGOTHAMはNEW YORKのことなのですが、劇中では薄暗いイメージに描かれています。 それが登別という晴天率の低い街と重なりました。 まあ、単純にバットマンが好きというのもあるんですけどね。 それと、うちは『CAFÉ』ではないんです。 あくまでも『DRIVE IN』として存在したいと考えています。つまりファーストフード店でありたい。 そういう意味で、クオリティーの高さと提供の早さを売りにしたい。 観光のお客様って結構時間に追われています。 レストランやカフェは14:00くらいで一旦閉めてしまうところが多いですよね? だから14:00を過ぎても開いていて、その時間に食べても夕食に影響が少なくて、車の中で片手でも食べられるものと考えたらこのようなメニュー構成になりました。 何より、大好きなメキシコ料理が提供できますし」。 「カルニタスの肉は牛肉と豚肉を別々に煮込み、合わせて作っています。 牛肉は肉の食感を残したいので歯応えを感じるように。 豚肉は柔らかく煮込んであります。 それと、メキシコ料理は辛いイメージがあると思いますが、お子様でも食べられるように、ベースの味付けには辛みスパイスは使用していません。辛いのが好きな方には別添えのスパイスで調整していただいています」。 味への拘りも相当なものでした。 時間を作っては、東京や大阪などの珈琲店や飲食店などを巡り、知識やアイディアの入手に努めているというお話しも伺いました。 日々の研究にも余念がありません。 「GOTHAM DRIVE INは、『おいしいね!』と言ってもらえるもの、手軽に直ぐに食べられるものを提供する親しみやすいファーストフード店を目指します」。 最後にそう語った大海さん。 日本マクドナルド創業者の藤田田さんを尊敬していると伺い、全てに合点がいった筆者です。 目指す師匠がもう一人いらっしゃいました。 もしかしたらいつの日か、西胆振にGOTHAM DRIVE INがチェーン店展開する日が来るかも? 大海さんがクールに目指すパドルアクティビティーとファーストフード店の両立。 心から応援したいと思いながらタコスを頬張りました。 次はナチョスをいただきます!! ―GOTHAM DRIVE IN 情報― https://www.instagram.com/gotham_drivein?igsh=MWx2eGk3dTI1bjJidg== 住所 〒059-0463 登別市中登別町174-9 電話 090-6937-7540 営業 10:00~18:00(水曜日11:00~22:00) 休み 木曜日 *2024.2月現在求人中 ―Paddle Street Outdoor Service情報― https://www.instagram.com/paddlestreet?igsh=enh5eGY3c3BuaDB1
Rietty
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11/20(土) 「あなたのまま とっぽとっぽと歩きましょ」作品が語りかける『陶っ歩や』の世界。
伊達市稀府町で陶芸教室を営む『陶っ歩や』さんを訪ねました。 お話を伺ったのは、主宰の木村友子さんです。 大きな目で真っ直ぐに相手を見つめながら、優しく話される友子さんは旭川のご出身。 旦那様のお仕事の関係で転勤を何度か繰り返し、気に入った伊達に移住されました。 「今まで、ピンチや転機の時、いつも周りの方が助けてくださいました。」 そう話す友子さんは、いくつかのエピソードを話し始めました。 長和にある旦那様の会社の社宅に住んでいた時のこと。 厚真町に住んでいた時の陶芸との出会いのこと。 稀府に家を建てた時のこと。 窯が自宅にやってきた時のこと。 陶芸教室の第一歩。 陶芸教室の第二段階、そして今。 作品販売へのきっかけ。 などなど。 感心することに、それらのお話しに苦労話は一つもなく、ましてや自慢話もなく、何事にも心からの感謝を込めてお話をされる友子さんを見ていると、これらのエピソードは全て人徳によるものに違いないと感じるのでした。 出会った方をとても大切になさる友子さんだからこそ、きっと周りの方が放ってはおかないのでしょう。 2003年より始めた陶芸教室には、現在生徒さんが23名いらっしゃるそうです。 ちょうど取材にお伺いした時もお教室の日でした。 ↑玄関からお教室に続く可愛らしい足跡♡ 様々なところで友子さんの優しい配慮があります。 それぞれに思い思いの作品を作る生徒さんたち。 和気藹々と本当に楽しそう。 この日はいらっしゃいませんでしたが、男性の生徒さんもいらっしゃるそうです。 現在、ご自宅の陶芸教室以外にも市内の星の丘中学校で年に一度、また、長生大学、カルチャーセンタでの「大人の粘土遊び」などの出張教室を行っていらっしゃいます。 「陶芸は、まだ形のないところから土を捏ねると始まります。粘土遊びを通して " 作者みんなが主役で、失敗なんてなくて、何を作ってもよくて、みんなで一緒の時間を過ごせて良かった! " そんな想いを共有できたら嬉しいなと思っています。」 友子さんはそう話してくださいました。 そんな優しい空気感の中で出来上がった作品を手にした作者の達成感は、きっと自己肯定感に繋がっていくのだと思いますし、「ここに居て良かった。」という安心感に繋がっていくのだろうと、「陶っ歩や」さんの世界を想像します。 お教室の生徒さんたちの楽しそうだけれど無心な姿の中で色々なお話を伺っていると、じわじわと心が温かく解放されていく感覚を覚えました。 本当に素敵な空間。 『陶っ歩や』のお名前の由来も伺ってみました。 「陶という字は入れたかったのです。 それに間が抜けた感じにしたかった 笑 “ とっぽとっぽ “ とゆっくり歩いている感じがいいなあと思いました。」 なんだかもう、いかにも友子さんらしい♡ でももちろん、プロの陶芸家としてのキリッとしたお顔もお持ちでした。 「作家としては、見て楽しく、触って嬉しく、使ってほっとする物つくりを心がけています。また、教室の主宰者としては、できる限り生徒さんの作品に手を加えることはしないようにしているのです。なぜならば、あくまでも主役は作者ですから。もちろんサポート役としてご相談を受けたらいくつかの選択肢はご提示します。でもやはりそのチョイスは作者に預けたいと思っています。 生徒さんたちには私をどんどん踏み台にして欲しいですし、私もときには生徒さんの良いところを学ばせていただいたりもしています。 皆様と過ごす時間の中で、お互いに陶芸を通して何かを感じあって、日常生活から離れた自分に向き合う時間を共有しあって、みんなで大切にしあえたら幸せです。」 そんなお話をとても柔らかく静かにお話をしてくださいました。 コロナ前までは毎年、生徒さんたちの作品展をされていました。 再開できることを皆んなで楽しみにしているそうです。 友子さんの作品は、教室または北湯沢の「緑の風リゾート」様、あるいは洞爺湖の「ザレイクビューTOYA 乃の風リゾート」様で購入することができます。 作品は、見るほどに友子さんに似ていらして、素朴で飾らず優しいお茶目さんたちでした。 『陶っ歩や』さんの世界に浸り、幸せいっぱいになってお教室を後にしました。 陶芸教室に興味がある方は、是非お問い合わせくださいね。 優しい友子さんと、可愛い作品たちが皆様をお待ちしています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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03/24(土) れんさんの『春のお迎えギャラリー』始まってますよ〜
伊達市弄月町の駄菓子カフェれんで今年も開催! 春のハンドメイドが大集合の『春のお迎えギャラリー』です。 春らしいパステルカラーの小物、それから今回は結構渋めテイストのものも。 会場で見つけた作品をいくつか紹介しますね。 『有珠山ジオパーク友の会』のカゴ。 いい色です。ワイルドな編み目も素敵!ぶどう蔓で手編みしているそうですよ。 渋めながま口。 大振りなピアス&イヤリング↑ ビーズアクセサリー↓ 近くで見るとすごーく丁寧に作ってあるのがわかります。作者の「手」を感じるとほっこりしますね。 入学シーズンに使えそうなコサージュ。 ベビー&キッズいろいろ。 かわいいピアスがたくさんありましたが、金属アレルギーなので断念し (前は1日くらいはつけてられたんですけどね。年のせいかも)、 ビーズのブローチにしました。 こういうお買い物はほんと癒されます。 「ビバ!ハンドメイドっ!!」 さあて駄菓子を買って帰ろうっと。 なんていったって、「レトロなカフェと駄菓子屋のコラボレーション」のれんさんですから! (カフェルームはただいまおやすみ) 今回はひとりで来ましたが、息子を連れてくると駄菓子屋さんにすごく喜ぶんですよ。 この前は鈴のくじ引き(懐かしい)にはまっていたっけ・・・。 近くに住んでいるお子さんがうらやましいな。大人も楽しいです!! 『春のお迎えギャラリー』は4月30日まで。お子さんやお友達と出かけてみては。 春のお迎えギャラリーVol.7 2018年3月1日(木)〜4月30日(月) 時間 10 : 00 〜17 : 00(不定休あり) 場所 駄菓子カフェ れん 伊達市弄月町249−4 ♥ 掲載作品はほぼ全て一点物につき売り切れることがあります。詳細はお店にお尋ねください。 最新の入荷情報はこちらからどうぞ↓↓ むしゃなび内「駄菓子カフェ れん」のページ
むしゃなび編集部
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11/17(水) 引き継ぎ手募集!アイスプラント栽培、大滝の白戸さん
大滝区で「アイスプラント」という珍しい野菜を栽培する白戸和夫さんが引き継ぎ手を探しています。 南アフリカ原産のアイスプラントは多肉植物の一種で、サクッとした歯応えとプチプチした食感、塩気のある味が特徴のオシャレな野菜。中性脂肪の抑制や血糖値を下げる効果のある成分が含まれており、近年注目を集めています。 白戸さんがアイスプラント栽培を始めたのは13年前。当時は市場でも希少で、栽培方法も確立されていなかったそう。たくさんの研究と試行錯誤を重ね、独自のノウハウを開発しながら育ててきたのだとか。現在およそ3千株のアイスプラントが元気いっぱい育っています。出荷先は札幌方面のスーパーでサラダなど生食用として好評だということです。 詳しくは特集記事をご覧ください! https://mushanavi.com/specials/4448/ 育苗ハウスの中。なんだかかわいい! アイスプラントの苗。種から栽培しています。 ビニールトンネルが並ぶ白戸さんのアイスプラント畑 アイスプラントの収穫時期は6月〜11月。ポットで育てるため耕作機など、大型の農機具は不要。ハウスがあれば栽培でき比較的手軽に始めることができます。 栽培のポイントは土!貝殻や海砂などを混ぜ込んだ白戸さんオリジナルの用土がなんといってもよく育つ秘訣だそうです。農薬は使いませんが、独特の塩味を出すために夏と秋に数回、塩水を撒きます。 今シーズンもそろそろ終わりという時期ですが、ビニールシートの中では、はちきれんばかりに元気なアイスプラントがたくさん茂っていました。 うまく育つようになるまでに、多くの失敗と苦労があったそうです。このみずみずしさは長年の研究の賜物!葉を少しちぎって食べてみると、シャキシャキした歯応えとまろやかな塩味がとってもおいしかったです。 研究熱心でお元気な白戸さんですが、年々、体力的に大変になってきたため、苗や用土を譲り受けて代わりに育ててくれる方を探しています。伊達周辺の若手農家の方でアイスプラント栽培に興味のある方、白戸さんにご連絡ください(ハウスを一棟以上持っている方が望ましいそうです)。 匠の大地 白戸和夫 北海道伊達市大滝区優徳町 電話0142-68-6747 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年11月)
むしゃなび編集部
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06/23(金) 「B5(シ)の声を絶対に出すんだ!!」 カッコつけないカッコ良さ 声楽家 加藤亮子の諦めない生き方
今回の主人公は加藤亮子さん。 声楽家としての軌跡を追いました。 お話を伺ったのはグランドピアノが置かれたご自宅でした。 窓辺にはウルトラマンがいました。 棚には亀さんたち。 大きな窓からは空と海と夕陽が見えました。 「ウルトラマンは子供の時から好きで、特にウルトラセブンが好きです。お話が今見ても深いんですよ。怪獣とかも何故地球を攻撃するのか?とか。人間同士の信頼を無くせば勝手に滅んでいく…とかね。」 ふむふむ…。 なるほど…。 「亀は何かゆっくり可愛い。水の中を気持ちよさそうに泳ぐ様子、卵を産むときの様子、陸亀の孤高感、なんとも言えないのですが好きなんです。」 物語のプロローグは音大受験失敗から 小さい頃から音楽好きだった亮子さんが大好きなテレビ番組は、『ミッチと歌おう』(放送1963~1965年)でした。 これは、アメリカNBCの人気ミュージカル・バラエティー番組をNHKで放送したものです。 指揮者のミッチ・ミラー率いる26名の男性コーラスグループで、「クワイ河マーチ」や映画「史上最大の作戦」のテーマソングは日本でも大ヒットをしたので、筆者も覚えています。 そしてもう一つの番組は、『アンディウィリアムスショー NHK』。 便利な時代です。 オンデマンドで視聴することができました。 今観ると、とってもオシャレで温かくて面白くてカッコいい。 https://www.youtube.com/watch?v=mFPID7igH1c なるほど〜。 ストンと来ました。 なんとなくオシャレでカッコいい亮子さんのルーツがわかった気がしました。 さて、小学生だった亮子さんの元にある日ピアノがやってきました。 なんと、酔った勢いでお父様がピアノを買ってきたと言うのですから驚きます。 そしてお母様の勧めでピアノを習い出したのでした。 音楽家への道の第一歩でした。 ピアノ科を目指していた頃 「ピアノは高校三年生まで習っていました。音大を目指していたのですが残念ながら落ちてしまいました。ピアノは決して嫌いではなかったのですが、人前で弾くのは本当に苦手でした。本番になるとアガってしまうんです。」 通っていたピアノの先生は、受験に失敗した亮子さんに遠藤道子先生を紹介しました。 「当時、遠藤先生は札幌ショパン協会会長をなさっていて、ピアノの先生としては3本の指に入る怖い方と有名でした。だから、受験のためとは言えもう怖くて怖くて…正直嫌々でした。」 通い出してみれば案の定怒られてばかり。 「私からしたら『あの人上手いな〜』と思う人でさえ、ものすごく怒られているのですから、本当に怖い…。」 そしてとうとう。 「あなたみたいな生徒は初めてです!!!」 と、言われてしまいます。 今までの生徒さんは、直線的にどんどん上手になっていくというのに、亮子さんの場合は波がありすぎる曲線だったらしく、とうとう先生は呆れてしまったのでした。 ところがその怖い先生は、何故かとても亮子さんを可愛がってくれました。 しかも亮子さん本人にはまったく自覚がない可愛がり方。 それというのも、他の生徒さんには見せないプライベートな一面を亮子さんには見せていたのだそうです。 それは、他の仲間が「信じられない!」と驚愕するエピソードでした。 きっと、怖い先生に対してもガードや壁を作らない、お茶目で素直でカッコつけない亮子さんが愉快で面白かったのだろうと、筆者は勝手に想像しています。 「けれどもレッスンはとにかく容赦無くて…。初めから『あなたはピアノが下手!基礎からやり直し!!』と言われ、ソルフェーズの指の基礎練習の猛特訓を受けていました。ところがある日、その勉強中にピアノではなく声を褒められたのです。なんと、『あなた、声は出るわね!声楽科に転科しなさい!』と勧められてしまったのです。」 ついに、亮子さんにとっての転機がやってきました。 声楽家としての門を叩くことになったのです。 声楽科への転向 短大ではカナダ人の先生に声楽を学び卒業をした亮子さん。 なぜか小学校教員の道を選びます。 「10年間、教員として勤めました。子どもたちから『先生っていつも歌ってるね♪』と言われていました。自覚はなかったんですけどね。そんなこんなで、あんなに頑張って学んだ声楽から20年くらいブランクがあり、気づいたら40歳を過ぎていました。」 声楽から遠ざかっていた亮子さんに再びスイッチを入れたのは、娘さんのピアノの先生でした。 それはちょっぴりお調子者(失礼…)の素質が見えるエピソードでして…。 ピアノではあんなに人前でアガってしまうのに、なぜが歌ではアガらないとい亮子さん。 「ちょっと歌ってみたら?」 とさり気なく誘われてイタリア歌曲をいきなり歌ってしまいました。 「超楽しい! まだイケるかも♪」 スイッチオン! そしてこんなことも。 誘われて、小さな教会でTUBEの曲をノリノリで歌いました。 「めっちゃ楽しい!!」 そう。 久しぶりに人前で歌ったことが着火剤となってしまったのです。 これらがきっかけで声楽家としての火が再燃。 やっぱり人の前で歌うことが本当に好きなのだと実感した瞬間でした。 そうこうするうちに自宅で歌を教える様になりました。 「声楽を学んだとは言え、20年以上もブランクがある中で、ただ歌うのが好きというだけで人様に教えるのは正直不安でいっぱいでした。自分はまだまだ下手だと思っていましたし指導法にも自信がありませんでした。もう一度学び直したい!と、教室を探したのですがなかなか見つからず…。諦めかけたころ、ようやく東園己先生と出会いました。55歳になっていました。」 歌は筋肉です!! ようやく素晴らしい先生と出会い、レッスンをしていただけることになり、いよいよ初レッスンという日、なんと亮子さんは雪まだ残る早春の道で事故を起こしました。 「中山峠へ向かう途中、車がドリフトして路外に飛び出してしまったんです。ところが、なんと細い木2本に支えられ、体は無傷でした。そして偶然通りかかった方にドアを開けていただき助かったのです。木に支えられたこと、偶然通りかかった方が助けてくれたこと、体も無傷だったことなど、運の良さを感じました。」 ハプニングからスタートしたレッスンでしたが、東先生との出会いも運が良かったとしか言えないエピソードがありました。 「最初のレッスンで言われたんです。『あなたは癖で歌っている』と。おまけに『その癖を直すには2〜3年は掛かる』とも言われました。そして、歌いやすくなるための “体の使い方” も徹底的に直されました。先生のレッスンはとてもわかりやすく、学生時代には理解できなかったことが30年経ってストンと腑に落ちました。もう必死で学びました。するとその効果あってか、直すのに2〜3年はかかると言われた歌い方の癖が1年で『直った』と言われました。嬉しかったです。」 体の使い方?とキョトンと驚く筆者に。 「歌は筋肉よ!!」と答えた亮子さんは、おもむろに筋トレ式発声法の仕方の一つを教えてくれました。 今年でレッスンに通い始めて14年になりますが、自分の発声に少しずつ自信が持てる様になった10年目の頃、亮子さんはある目標設定をしました。 それは〜。 「トスカの『歌に生き恋に生き』を歌いたい!!」 でした。 それにはB5(シ)の音が出せる様にならなければいけませんでした。 そしてそれは無謀とも言える挑戦でした。 ところが奇跡は起きました。 65歳になった亮子さんに奇跡の日がやってきました。 B5(シ)の音が出たのです。 それまで何度も口にしていた「私って怠け者だから。お尻に火がつかないとやらないの」という台詞の意味がわかりました。 亀さんのようにのんびりと構えながら。 本当の本気が出るまで力をためるタイプ。 まるでウルトラセブンがジュワッと変身する様に。 力むことなく。 カッコよく。 おしゃれ。 だから女性から見てもちろん、男性から見てもカッコよく映るのだと思います。 最後に次の目標を伺ってみました。 「二つあります。一つは死ぬまでにオペラのアリアをできるだけたくさん歌いたいということです。もう一つは完璧だとは思わないで常に高みを目指すということ。どちらも絶対に諦めたくないです。こんなもんだと思ったらだめだと思っているんです。」 いざという時にウルトラセブンになれるように。 亀の様に辛抱強く。 梅番茶で喉ケアをしながら。 今日も亮子さんは歌っています。 「声をかけていただければ、たとえ、たった一人のためでも、どこにでも行きますよ〜!」 声楽家 加藤亮子 情報 洞爺湖芸術館FB https://www.facebook.com/toyakomuseumofart 加藤亮子 FB https://www.facebook.com/ryoko.kato.9699 Instagram
Rietty
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07/05(木) 温泉街にご飯屋さんOPEN!ほっと〜や湖湖【洞爺湖たべあるき】
洞爺湖温泉街に今年5月オープンした、ご飯屋さん「ほっと〜や湖湖(ここ)」に行ってきました。 昼は定食や麺類、夜はお酒や一品料理も楽しめる家庭的な雰囲気のお店です。 湖をふたつ並べて「ここ(coco)」という名前にしたのには深〜い意味があるのだとか! 洞爺湖には「ふたつの湖」があるって思うんです。ここ温泉街は洞爺湖町ですけど、ぐるっと回ればお隣の壮瞥町でしょう。そんな思いを込めて、洞爺湖町の湖と壮瞥町の湖、仲良くふたつ合わせて「湖湖」にしたんですよ。 と、店主のせっちゃんママ。 洞爺湖温泉で長年飲食店を営んできた「おふくろ」的存在です。「食べることはとっても大事!」ほっとするようなあたたかい笑顔で話していました。 オススメのジンギスカン定食はお肉たっぷり、1,380円。 特別にコンロとお鍋と一緒に出していただきました。通常は厨房で絶妙な焼き加減に調理してくれます。しかし実は、ジンギスカン鍋の使い方がよくわからないインドア派(?)のch、 せっちゃんママにお肉と野菜をきれいに並べてもらったのでした :oops: じゅうじゅうといい音がしてきましたよ。いい匂〜い。 ボリュームいっぱい、ご飯もツヤツヤ、大満足のジンギスカン定食でした! 海鮮系は生ウニ定食、自家製いくら丼、焼き魚定食などが人気です。お肉系ではSPF豚を200グラムどーんと揚げたトンカツもオススメ。夜はご飯もののほか、ママ自慢の一品料理が出ます。お酒が飲める方は、盃を片手に洞爺湖温泉の夜を楽しんでくださいね。 ほっと〜や湖湖(coco) OPEN 11:00~15:00/18:00~22:30 不定休あり http://www.laketoya.com/restaurant/
むしゃなび編集部
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09/19(水) コンテナカフェ&洞爺産手打ちそば。サイロ展望台を楽しむ!
9月も半ばを過ぎ、カラッといいお天気が続いている洞爺湖周辺です。 今年は短かった夏に続いて、台風、地震と、怒涛のように季節が過ぎてゆくように感じますが、これからいよいよ秋の行楽シーズン! 思いっきり楽しみましょう〜。 さて、今回訪れたのはこちら。 洞爺湖の絶景スポットのひとつ、サイロ展望台にやってきました。景色を見て、お土産を買うだけじゃない! 敷地内のおしゃれなカフェとおいしいお蕎麦屋さんをご紹介します。 絶景コンテナカフェ!「Cafe balher」 まずは洞爺湖を眺めながらこだわりのドリンクやスイーツを楽しめるカフェ・バルハー。 ちょっと変わった名前のお店です。サイロ展望台の駐車場に入るとレンガ色のコンテナがパッと目をひきます。手書きの文字やイラストが可愛らしいですね。 贅沢チョコパフェ(左)、ハーブレモネード(右) こちらのカフェでは、月浦地区でハーブの栽培・蒸留体験などを行う「ハーバルランチ」 で採れたハーブをはじめ、温泉街の「山岳喫茶」の自家焙煎コーヒーや、牧家のソフトクリームなど、地元のおいしいもので選りすぐりのドリンクやスイーツを提供しています。 ハーバルランチの「ハーバル」をひっくり返して「バルハー」なんですね〜。 ※ この日は停電の影響でソフトクリームの代わりにアイスクリームが提供されていました。 おいしいコーヒーとスイーツがあればいつでもごきげんな筆者、自家焙煎のフレンチプレスコーヒーとデッキ席からのぞむ洞爺湖絶景に、至福のひと時を過ごしました。 さらに感動したのは、きれいなピンク色のドリンク「ハーブレモネード」! 「コーディアル」と呼ばれる、ハーブを抽出したシロップを炭酸やお湯で割っていただきます。 ひとくち飲んだ瞬間、身体がゆるむというか、ハーブが滲み透っていく感じ・・・リラックス&リフレッシュ。 このピンク色もマローというハーブから出た色なのですって。ほかにローズやゼラニウムなど、洞爺湖で育ったハーブがふんだんに使われています。 ハーブレモネードのシロップ お店の方に聞くと 「おいしく体質改善できるドリンクです! よく「どんな味って説明できないけど(笑)おいしいわね!」と言われるんですよ :-) 」 とのこと。なるほど、このおいしさは、とにかく飲んでみるしか・・・。知らないうちに溜まっていた緊張や疲れに気づく、なんてこともあるかもしれませんね。 アフォガード それからハーブソルトもおすすめ。「ソフトクリームやアイスクリームにトッピングしてどうぞ〜」と言われてびっくり。でも意外に、どころか、ものすごく合うので唸ってしまいました(笑) 今季の営業は11月中ごろまでです。最新情報はお店のフェイスブックページでチェックしてね。 カフェ バルハー Cafe balher 洞爺産 手打ち蕎麦「そばらぼ」 続いて、洞爺産無農薬そば粉を使用した二八蕎麦のお店「江戸手打ち・そばらぼ」へ。 そば好きのご主人が腕をふるう本格手打ちそばのお店です。黒っぽい田舎そばと白い更科そばの2種類ありますが、これはお米でいえば、玄米と白米の違いのようなもの。 「つけとろ」を注文しました。ツヤツヤのそばに真っ白な「とろろ」が添えられています。この「とろろ」ももちろん、洞爺産長芋。 つるっと食べるとみずみずしさが口いっぱいに……。シャキシャキして香りもよく、ほんのり甘みもあっておいしい〜! こだわりの天然出汁もいい味出ていました。「洞爺産そば」初体験ですが、地元のものを地元でいただく幸せをしみじみと感じますね。するっと入るので、2枚でも全然いけそう。 「そばは美味しくて身体にもいい。本当にいい食材です!」 寡黙なご主人ですが、言葉の端々にそばへの情熱がうかがえました。そば好きが高じてお店を始めたそうですが、今でも日に2枚か3枚は食べているというから・・・本当におそば大好きなんだなあ〜!!と納得。 洞爺産そばが食べられるところは少ないので、特にマニアの方には一度試してみていただきたいです。(注意:一人で切り盛りされているので、ちょっと時間がかかる時があります。のんびりとお出かけてくださいね。) そばらぼ 11:30~14:30 水曜定休 以上、サイロ展望台のおしゃれカフェとスローフードなおそば屋さんを食べ歩いてきました! 秋の洞爺湖、遊びに来てくださいね〜!! サイロ展望台 北海道 虻田郡洞爺湖町成香3−5 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/13(木) ミュージアム企画展『旅人がみた有珠』動画でどうぞ!
(2021年5月17日追記) 北海道の緊急事態宣言に伴い、だて歴史文化ミュージアムが5月17日(月)〜31日(月)まで休館となりました。 動画で企画展の概要をお楽しみください。 企画展『旅人が見た有珠』 現在休館中のため観覧できません。(2021.05.17追記) 場所:だて歴史文化ミュージアム2階特別展示室(伊達市館山町21番地5) 期間:2021年4月17日(土)~2021年5月30日(日) 時間:9時〜17時(入場16時30分まで) 休館日:月曜日(休日の場合は、その翌日以降の最初の平日) 観覧料:一般・大学生・高校生は300円、小学生・中学生は200円、未就学児は無料 問合せ:伊達市教育委員会だて歴史文化ミュージアム学芸係 電話 0142-25-1056 詳細はこちらからどうぞ(Facebook)
むしゃなび編集部
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10/19(水) 危ない木、切ります! “ キコリワークス ” の着地点とは?
お二人は7~8年前、なんと洋上で出会いました。 そのとき、岡山さんはピースボートのスタッフ。 水鳥さんはお客様でした。 ひょんな事から意気投合したことが、その後、壮瞥への移住に繋がっていくなんて、当のご本人たちが、夢にも思わなかったことと思います。 タイミングの不思議を感じてしまいます。 「彼とはたくさん語り合いました。そう…、戦友のような関係かな?でも、ビジネスだったらフラットな関係で、お互いに苦手部分を気負わずに補い合えると感じました。」 出会いから数年、特殊伐採 “ キコリワークス ” を立ち上げたのは2022年4月のことでした。 さて、水鳥さんと出会ったあと、岡山さんはピースボートの仕事を辞めました。 その後は、紆余曲折があったといいます。 時には北アルプスの「涸沢小屋」で1シーズン働くなどして暮らし、北海道への移住前は千葉県の山で林業の仕事を5~6年経験しました。 「その時、経済優先のオーバーワークが原因で大怪我をしたのです。」 怪我について、岡山さんは多くを語りませんでしたが、おそらくは、働き方・生き方を考え直すきっかけになったエピソードなのではないかと察しました。 そして、この林業経験が、岡山さんと水鳥さんの移住への道を決意させるものとなるのでした。 一方、水鳥さん。 水鳥さんは、3年間浅草で人力車を曳いていました。 実は筆者も2度、浅草で人力車に乗ったことがありますが、曳き手1対お客様1or2の関係。 前を向いて車を曳きながら、お客様とのコミュニケーションを上手に図り、街を楽しく案内してくれます。 ガイド(筆者は実はガイドでもあります)の立場から見ると、お客様と目を合わさずに楽しませることができるコミュニケーション能力は、とても感心するものがありました。 人力車の仕事で培った柔軟性が、岡山さんとの仕事をし易くしているのかもしれません。 「それにしても・・・。人力車からキコリへというのは、かなりの方向転換だと思うのですがどういう想いだったのでしょうか?」 「特にやりたいこともなかったですし、強い想いで『キコリをやろう!』と考えていたわけでもありませんでした。」 少々拍子抜けするような答えが返ってきたのですが、代表の岡山さんにとっては「そこがいい!」のだそうです。 だからこそ、フラットな関係でいられると。 なるほど…。 お互いがお互いを邪魔に感じない関係作りはビジネスパートナーに限らず大切ですね。 この人と仕事を一緒にしよう!と思わせる人には、そうそう出会えるものではないと思います。 けれども、出身地も違うお二人が共通項もない土地に移住し、一緒に事業を起こすという決意が、側で考えるほど重いものではなかったということなのか?と不思議に感じてしまうお話しでした。 何故ならば、今まで取材させていただいた方々は、皆様熱い想いを持って移住やお仕事に向かっていらっしゃったからです。 ですから、お二人のように“自然な流れに乗る“というスタンスが、「これもありなのかな」と思わせられ、妙に新鮮に映りました。 ところで、” キコリワークス “ はもう一つの肩書きを持っています。 …というよりも、3年後を目指して考えていることがあります。 それは、「山Labo」としての自伐型林業です。 「キコリワークスが特殊伐採を主な仕事にしているのに対して、こちらの事業は正に自伐型林業です。諸事情で管理が出来なくなった山をお預かりして整備し、地域の方・子ども達も利用できる山に育てたい…と考えています。つまり、山に関わる人を増やすことが目的です。」 「現在は、人口減少・少子高齢化によって放置されたままの山が多いです。皆伐をせず、山にとっても人にとっても無理なく優しい地域にしていきたい。その山を育てながら利用することで、自然環境教育にも活かして行きたいと考えています。」 なるほど。そこがお二人の着地点ということなのですね。 なんだかワクワクします。 「ここでPRです!山Laboの事業に取り掛かるまで、ここ3年くらいで土台作りをしていきたいと考えています。西いぶり+札幌+後志地域はお見積り無料で伺います。これからの季節、雪で倒れそうな木を切ってほしいなど、危ない木の伐採のご相談を受け付けております。どうぞお気軽にお問合せください。」 「最後に。壮瞥に移住して良かったと思いますか?」 「はい。大正解です!!移住してからずっと、地域の皆様に色々助けていただいて本当に感謝しています。ほどほどに何もなく、自然は豊か。望んでいた暮らしができています。壮瞥に移住して良かった!と心から思っています。」 切り倒された大木の前に立つ子は、岡山さんのお子様です。 水鳥さんももうすぐパパになります。 決意したお二人の目に映る未来は、大切な家族もいるからこその確信に満ちたものでした。 ―特殊伐採・危険木撤去のキコリワークス情報―
Rietty
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01/21(月) 「冬眠ピアノ」目覚めの響き。自然派ジャズピアニスト河野康弘さん
京都在住のジャズピアニスト・河野康弘さんは、「冬眠ピアノお目覚めコンサート」というユニークな活動を全国各地で行なっています。「冬眠ピアノ」とは、使われていないピアノのこと。誰にも奏でられることなく、眠るように置かれたままのピアノを、河野さんは愛情を込めてそう呼んでいます。 一説によれば、日本中にあるピアノの台数はおよそ450万台と言われているそうです。驚くことに、そのうち、使用されているのはたった3割なのだとか! 「山の木を伐採して製造されたピアノが眠っているなんてもったいない。使われなくなったピアノを必要な人のところへ届けよう!」 河野さんはチャリティーで費用を集め、国内外にピアノを寄贈しています。その数はなんと、現在298台! 寄贈先は10カ国にも及びます。その中の293台目のピアノが、伊達市長和の自然食レストラン、食愛カフェ皆花(みなはな)に設置されています。 長万部から皆花にやってきた元「冬眠ピアノ」。河野さん(左)と店主のminaさん(右) 河野 康弘さん プロフィール 奈良県生駒市出身。高校卒業後ピアノを始める。21歳で矢沢永吉バンドのキーボードとしてプロデビュー。中村雅俊、芹洋子の伴奏をつとめた後、本来やりたかったジャズピアニストとして東京近郊のライブハウスで演奏。'91年湾岸戦争をきっかけに母の故郷を流れる四万十川を題材に組曲「四万十川」全10曲を作曲し平和と環境をテーマに活動をはじめる。'94年、ベルギー王国で開かれたブリュッセル・ピアノフェスティバル参加を初めとして南アフリカ共和国、イスラエル・パレスチナ自治区、中国・内モンゴル、タイ王国、ベトナム、など世界へ活動を広げる。 現在「ジャズ」というジャンルにとらわれず独自の音楽を開拓し「ダイナミックなプレイ」と「素朴な語り」、スタンダードから童謡までジャンル・年齢を越えて、音楽の楽しさすばらしさを感じてもらうコンサートを展開中。(以上公式HPより) 河野さんの奏でる冬眠ピアノの音色を聴いてみたくて、皆花で開催されたライブに伺いました。ジャズやクラシックからポップス、童謡まで、様々なジャンルの曲が続きます。子どもが知っている曲も多く、親子で一緒に口ずさむ微笑ましい姿も。 会場を包み込むような、あたたかく、透明で深いふか〜い響きに、思わずちょっと、涙が出てしまいました。忘れていた大事なものを思い出すような、不思議な響き・・・。しみじみと耳を傾けました。 河野康弘ジャズピアノコンサート@皆花での一コマ(2018/11/18) 面白いのは、河野さんのコンサートは「参加型」。つまり、しっとりと聴いているだけでは終わらないのです! 第二部が始まると、お客さんたちが河野さんに誘われて次々にステージへ。筆者もピアノの前に座ったのですが・・・「あの・・・私、ピアノ弾けないですよ??」とおそるおそる。 河野さん:どんな弾き方でもいいんですよ :-) グーでもパーでも、乱暴でなければ。ピアノはこうやって弾かなきゃいけない、なんて誰も決めていないでしょう? 「ピアノはこう弾くものだ」なんていう常識に縛られずに、自分のアイデアで気軽に、自由に楽しみましょう! という訳で、河野さんの朗らかな笑顔に励まされ、童心にかえってグーの手で弾いてみました! 鍵盤の滑らかさ、重さ・・・聴いているだけではわからないものですね。そして、ピアノは生きているんだな、と思いました。 さて、コンサートの余韻冷めやらぬその翌日、河野さんにお話を伺いました。 河野さん:ピアノは、山の木からできているから、とっても長持ちなんです。100年以上使える、と言われているんですよ。私の故郷には、千年以上も昔に作られた木造のお寺がありますが、そのくらい、木は丈夫なんですよね。 だから古くなったから処分するのではなくて、直してあげてほしいな、と思うんです。 最近は使い捨てが当たり前になっていますが、そんなことを続けていたら、世界中がゴミだらけになってしまいます。海も山もゴミだらけになれば、そのゴミで私たちが病気になる— それってとっても変でしょう? 自然を大切にすることは、実は、自分を守ることなんですよね・・・ 河野さんが環境や平和をテーマとした活動をするようになったのは、1991年の湾岸戦争がきっかけでした。その年に制作した組曲「四万十川」には、河野さんの故郷を流れる美しい川の、雄大でかけがえのない自然が表現されています。翌年からは「冬眠ピアノ」のプロジェクトがスタートしました。 河野さんのファースト・アルバム『ピース』 河野さん:僕が一番最初に作ったアルバムは「PEACE」(1983年)というんです。「平和がいいな」というのは以前から漠然と思っていたんですが、湾岸戦争の時、日本が経済支援や自衛隊派遣という形で戦争に参加したのが本当に嫌だったんですね。それで、テレビを見ながら怒っていたんです。 そしたら妻が、「怒っていたって仕方ないじゃない」って、叱られちゃって(笑) でも本当にその通りで、何かを批判したり文句を言うのは簡単ですが、実際に行動するのは大変なことなんです。 ピアノを送るのには多額の輸送費がかかるんですが、それはチャリティーで集めているんです。プロジェクトを始めたばかりの頃は、募金活動なんてしたことないから自分にできるのかな、なんて思っていましたが、やってみたらできた。 行動すること、そして自分の頭で考えることがとても大切だと思います。 ゲストの詞人くまさんによるインスピレーションメッセージ。コンサートの参加者全員との共作! 環境破壊、放射能、戦争、食の安全、教育・・・など、様々な問題がありますが、「一番大切なのは、ひとりひとりが自分の頭で考え、判断すること」と河野さんはいいます。 正しいと言われていることや、常識を鵜呑みにせず、「当たり前」に対して疑問を持つこと。 お話を伺いながら、自分の中にあるたくさんの思い込みや常識、なんにも考えずにしている日常のあれこれが浮かんで、ちょっと、いやかなり反省した筆者です。ピアノの弾き方だって、実は正解や決まりはないのですから。グーで弾いたら新しい見かた、自由な考えに目覚めるかも! 河野さんの活動の詳細は公式HPでご覧ください。 http://www.geocities.jp/wahaha1113/y-kono/index.html 直近のコンサートのお知らせです。気軽に自由に、音楽を楽しみましょう♪ お子さん連れの方にも超おすすめですよ〜 :-) 河野康弘ジャズピアノコンサートin〜皆花〜VOL.6 開催日:2019年1月27日(日) 時 間:開場18:00 開演19:00(終演21:00 予定) 会 場:食愛カフェMina*Hana〜皆花〜(北海道伊達市長和508-5) 参加費:投げ銭(ドネーション形式。お気軽にどうぞ) 出 演:河野 康弘 ゲスト:shasha(ギター&ボーカル)・角田弥生(篠笛)・西條広大(ボーカル) 詞人くまさん(インスピレーションメッセージ) ライブ詳細はこちらからご覧ください↓↓ https://www.facebook.com/events/2116470508415624/?ti=icl 主催・会場・お問い合わせ 食愛カフェMina*Hana〜皆花〜 伊達市長和町508ー5(旧 ちゃーしゅー工房) TEL 08040463787(ミナハナ) 通常営業時間 12時〜22時(不定休) 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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