
むしゃなび編集部
いちばん寒い季節に灯る明かり。大滝のアイスキャンドル
2月13日(土)まで、大滝でアイスキャンドルが点灯しています。
毎年、おおたき国際スキーマラソンの開催時期に合わせ、氷のキャンドルで区内各所のライトアップが行われていますが、今年は大会が中止とになりました。若干規模は縮小しているものの、あたたかな光が、心にも明るさを灯してくれるようです!
国道453号沿い、大滝区の共同浴場「ふるさとの湯」の駐車場には、巨大な雪山の上にアイスキャンドルのピラミッドが登場。運転しながら道路脇に見えます。火がついていない日中でも氷のモニュメントのようにきれいです。
毎年たくさんのアイスキャンドルを制作しているのは、 NPO法人大滝まちづくりサポートの方々。夕方5時ごろピラミッドを見にいくと、ちょうど点灯するところを見ることができました。
この日(2月10日)は点灯2日目。昼の間にキャンドルの縁や中に積もった雪をホウキで払い、ろうそくを入れます。直にろうそくを置くと熱で底が抜けてしまうので、下に板を敷いて、その上にキャンドルホルダーを設置するのだそうです。氷が重なって狭いところは、極寒の中、素手で作業をされていました!
点灯までが一仕事なのですね。驚きました。
そしてようやく火が灯った瞬間・・・幻想的な美しさに、寒さを忘れました!!
ゆらゆらと揺れるキャンドルの光、じっと見入ってしまいます。
大滝まちづくりサポートでは年明けから、およそ400個ものアイスキャンドルを制作されたそうです。寒すぎても、寒くならなすぎてもダメ、ということで、ちょっとした気温の変化で、氷が厚くなりすぎたり、逆に薄すぎたり溶けてしまったり。中には変形して使えなくなってしまうものもあるのだとか。
極寒の中、大変な作業をされているんだなあ、とまたまた驚きました。
いちばん寒い時期に、雪深い大滝の街を彩るアイスキャンドル。
機会があったら、ちょっと立ち止まってじっくりと眺めてみてください。「心に光が灯る」・・・本当に、そんな気持ちになります。
国道453号沿い、優徳除雪ステーション前。
除雪ステーションの職員さんが作っているのでしょうか。丸々とした可愛らしい雪だるま!
大滝アイスキャンドルライトアップ
2021年の点灯期間:2月9日(火)~2月13日(土)
時間:16時30分ごろ~4時間程度
場所:北湯沢〜きのこ王国の区間の国道沿いに見えます。飲食店や公共施設の入り口に設置されています。
詳しい設置場所はだて観光協会ホームページをご覧ください。
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