前回、発掘体験をさせてもらった
垣ノ島遺跡では
ボランティアガイドさんによる
定時解説も毎日行われています。
今までいくつか
貝塚や遺跡を見に行きましたが
興味がない人が見れば
だだっ広い野原や
穴が開いていたり、
石が置いてある!という感じの場所が
ほとんどです。
興味がない人は特に
「遺跡って何にもない!」って
思っちゃうと思うんですよね(^▽^;)
どこを見に行っても
ガイドさんがいるかいないかで
かな~り面白度が違います!!!
申込みなどは不要で
決まった時間に
決まった場所に行けば
ガイドさんの解説が始まります♬

参加者は私と夫と
偶然にも
札幌での会社員時代の同僚ご夫婦!!!
7年くらい会っていなかったので
ビックリ!!!( ゚Д゚) コンナ所で!!笑
 
史跡 垣ノ島遺跡は
縄文時代早期・・・
今から9000年~3000年前の遺跡です。
今回世界遺産登録をされた
北海道の遺跡の中では
1番古い遺跡です。
遺跡入口のこちら。↓

「史跡 垣ノ島遺跡」
と書かれたこの岩。
なんと!
壮瞥町 洞爺湖畔の安山岩だそうです!!
こんな場所で
お馴染みの岩を見られるとは♬
ガイドさんが解説するこの看板↓

今回、世界遺産登録になった遺跡で
統一デザインの看板なのですが、
北海道と北東北をモチーフにした
ロゴになっています。
私、このデザイン
すごく好きなんです♡

垣ノ島遺跡は
「道の駅縄文ロマン南かやべ」や
「函館市縄文文化交流センター」の
海側にあります。
白い建物が道の駅↓

海の近くの
小高くなっている場所になります。

遺跡の中にもアップダウンがあり、
その高低が分かる
立体地図もあります。

この「アップダウンがある」というのが
ここの遺跡の特徴でミソでもあります!
高さ1mくらい、長さが約190mの
小高くなっているところがありまして。↓

ここは「盛り土遺構」
呼ばれているそう。
この盛り土の下から
沢山の遺物が発掘されたそうです!

そしてここで初めて聞いたのが
「道状遺構」!!
文字通り、「道の遺構」もあるのです!
南北に伸びた道↓

丸い所にはこんなイメージで
やぐらのようなのを立てて。

その間に南北に続く道があったと思われるそう。
鳥居的な何かが建っていた跡↓

現代でいうと
神社の鳥居をくぐるような雰囲気でしょうか。
当時は何か、
神聖な意味合いがあったのかしら♡
 
ここには炉がある物、ない物
いくつもの竪穴の建物跡が発見されたそうです。

こちらは竪穴式住居のレプリカ↓

実際はもっと深さがあったそうです。
近くの大船遺跡も深さが
1.5~2mくらいとのお話でしたので
それくらいの深さだったのかもしれません。
 
石器でくるみも割らせてもらいました♬

下の方の石皿は、
実際に垣ノ島遺跡で発掘された物だそうです!

手に持つ方は「石冠(せっかん)」と呼ばれ
持ちやすいようにくぼみがついています。

ただ見に行くのも面白いですが
ガイドさんの解説があると
より面白くなるのでお薦めです♪
 
定時解説は発掘体験と同じく
春~秋まで毎日実施
時間は
①10:00~
②13:00~
③15:00~
各回45分。

また緊急事態宣言が出そうな北海道(´;ω;`)
コロナが落ち着きましたらどうぞ~!


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