
「ああ〜遊行!!」
田舎でも…。≪笑≫
おはようございます・・。
さすがに昨日の忙しさは私の中でピークになっていた・・。
それでも普通の顔をして仕事するのがプロ
早く寝て体力回復に心がけたら今日も絶好調です!!
これ以上の元気はないでしょ!!っていうくらいに元気です!!
本日も快適な目覚めに感謝します(*^。^*)
さてさてタイトルに悩みました・・・。
最初に書いたタイトルは「なぜ札幌?」というタイトルでした・・。
でもそれだと、ちょっと嫌味っぽいかな?って感じもしたんで
「田舎でも!!」っていうタイトルに変更しました・・。
若い子って札幌にあこがれます・・。
それってすっごくわかります・・。
ただ、札幌ってたくさんのキャパから選べる楽しみさもありますし
見ていて楽しい!!ってこともわかります。
それって田舎では演出できません・・。
ただ、今まで、いろんな人たちに出会い
いろんな美容師さんを見てきていますが、田舎でも札幌以上に
クオリティーの高さを保ってお仕事している人ってたくさんいます・・。
私の友人にも函館の石川君って子がいるんですが
彼もその一人・・。
http://www.hbnews.ribiyo.co.jp/news/wp-content/uploads/2018/11/9575e92c1c71ab4cdf0dd9c46c1e3775.jpg
美容業界では有名なコンテストのグランプリ受賞者
男前だし 人柄もよくて・・。男の俺でもかっこいいって感じる彼!!
そして私の師匠の吉見先生
<先生の作品>
現在の年齢80歳ですが
現役の美容師さんですが
今でも全国を回って着付けの指導をしております。
日本でも数少ない『名人』という称号をお持ちの方でなんですが
サロンは滝川です・・。
当然ですが札幌にも達人はいます(*^。^*)
私もそうなるように心がけているんですが、これって自分ではなく他人様が判断することだから
ただただ、精進して美容道を貫く・・。
それしかないんですよね・・。
ただ、世間様って不思議なものです・・。
札幌でやると完璧って思っている人がいるってこともあるんですよね
そんなことはないんですよ!!ってことを言いたいんです・・。
これから都会のあり方は変わっていくでしょう・・。
人口密度の多いころから人は離れる傾向にあります・・。
まだまだ名残は当分起こりますがこれって確実と感じております・・。
まずは地元の達人たちを見極めてくださいね・・。
都会でやった前撮りの作品を見ても?
「ん???」ってのもあるし
どうせお金をかけるなら、きちんと寄り添ってくれるサロン
そしてわがままを聞いてくれるサロンを選んでくださいね・・。
実は昨日、成人式の前撮りをさせていただきました・・。
まだまだ達人の域には達しないサロンですが、気持ちだけは達人です≪笑≫
これからあと何名の前撮りがあるかわかりませんが
全身全霊で作品を作らせていただきます。
成人式当日メイクなしの着付けとセットだけなら予約が入れるかもしれません・・。
ご予約お待ちしております。
さて連休の最大の山場・・。
本日最後の劇込み!!
満員御礼です!!、
★誕生★
12月10日 洞爺湖のほとり
★血液★
興味がないがO型みたい
★趣味★
創造
5歳で父の仕事の関係で岩手県に・・。
修行時代>高校を卒業後千葉県の大友美容室で10年間みっちり修業・3年程、姉のサロンで店長として修業
遊行の始まり>
Cut&Perm麗人 1995年10月7日OPEN、
遊行が始まった、始まった頃は苦行の連続 真面目にリサーチしてお店をするべきだった・・。と後悔の日々・・・。
しかし生まれながらの恵まれた環境に育ち、苦労知らずで生きている
2007年12月10日
麗人Love Earthに名前を変える。
そして新しい基地を構える。
みなさんのご指示で立派な基地がオープンしました。
生まれただけでぼろ儲け・・。
目標
「楽しむこと・・。」
「人生はたった一度きり・・。自分の人生の映画を主演で演じきる」
麗人HP
<a href="http://reijin.website/">http://reijin.website/ </a>
★誕生★
12月10日 洞爺湖のほとり
★血液★
興味がないがO型みたい
★趣味★
創造
5歳で父の仕事の関係で岩手県に・・。
修行時代>高校を卒業後千葉県の大友美容室で10年間みっちり修業・3年程、姉のサロンで店長として修業
遊行の始まり>
Cut&Perm麗人 1995年10月7日OPEN、
遊行が始まった、始まった頃は苦行の連続 真面目にリサーチしてお店をするべきだった・・。と後悔の日々・・・。
しかし生まれながらの恵まれた環境に育ち、苦労知らずで生きている
2007年12月10日
麗人Love Earthに名前を変える。
そして新しい基地を構える。
みなさんのご指示で立派な基地がオープンしました。
生まれただけでぼろ儲け・・。
目標
「楽しむこと・・。」
「人生はたった一度きり・・。自分の人生の映画を主演で演じきる」
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町の思い出作りお助けマン登場〜!「V&Eリメイクサービス」
住宅街を歩いていた先月。 ふと見つけた個人のお宅に掲げられたこの幟。 「むむむ? なんだろう?」 と正直、訝しげに見ていました。 そしてその1ヶ月後、まさかこちらとご縁が繋がるとは、その時まったく思ってはいませんでした。 それはある1本のVHSビデオテープから始まりました。 このビデオテープをどうしてもDVDにダビングをしなければならず、しかも急いでいたのですが、インターネット上で調べる限り、どこも30~60日くらいかかる・・・。 どうしよう・・・ と悩んでいた時に思い出したのがこちらの幟でした。 一か八か聞いてみよう!と、思い切って電話をしてお会いしてみると、なんと「え? この人お会いしたことがある!」という方だったのです。 きっと皆様もお子様の運動会などでご存知のお顔のはず! 「V&Eリメイクサービス」の代表 朝倉一二三さんは、実は今年閉店をされてしまわれた老舗のカメラ屋さん「ヒラマツカメラ」さんで勤務されていました。 半ば半信半疑で問い合わせをしたことを大いに反省しました。 ヒラマツカメラさんにおいて、40年も勤め上げた方なのですから間違いありません。 もちろん直ぐにダビングをお願いしました。 するとなんということでしょう! ネット情報では30~60日かかると書かれていたダビングを、わずか1日で仕上げてくださいました。 もう驚きと喜びで一杯でした。 まさにお助けマン!! V&Eリメイクサービスさんは、ご自宅の一室において2021年9月に始められたばかり。 「会社を退職したら、こじんまりダビングやビデオ編集を続けていきたい。」 そう考えていたと朝倉さんは話してくださいました。 そしてこんなお話も。 「子供の頃から手先が器用で、細かい作業が好きでした。 とにかく作るのが好き。映像を観たり、撮るのが好きなんです。」 なるほど…。 今のお仕事は “ 好き ” の延長線上にあったのですね。 カメラや小物・プラモデルが美しくディスプレイされているのを拝見すれば、「きっと丁寧なお仕事をしてくださるはず」と安心します。 たしかに、お部屋を見回すと精巧に出来たプラモデルが飾られていました。 お仕事をされる上で、一番大切にしていることを伺ってみました。 「お客様との信頼関係のための守秘義務の徹底です。例えば、ビデオテープをDVDにダビングさせていただく時など、当然内容を拝見することになります。 お客様のプライバシーに関わることに触れる場合もあります。 それをお守りすることが、この仕事させていただくにあたって絶対的にお約束しなければいけないことだと思っています。」 色々な機材や部品類もきちんと整理されています。お人柄が表れますね。 モニターが並びます。 保育所の運動会のDVDが準備されていました。 そして、もう一つ。 「ビデオ編集の場合は、ご依頼者様との打ち合わせを大切にします。 ご本人にとっては大切な想い出だったりもしますので、ご依頼者様と製作者に想いのズレが起こらないようにするためです。」 40年のキャリアをお持ちでも、勘だけに頼らず、想いのすり合わせをすることを大切だと思っていらっしゃることを知り、より安心感が増しました。 今後のご予定としての構想はたくさんお持ちなのだとか。 「今はまだ公表段階ではないです。」 そうおっしゃっていましたが、相談には色々と応じていただけそうです。 まずは、「ビデオテープをDVDにしたい!」と思っていらっしゃる方には絶対的にオススメします。 職人気質の朝倉さんのお仕事に、きっと満足されることと思いますよ。 ―V&Eリメイクサービス情報― 代表 朝倉一二三 住所 〒052-0032 伊達市山下町270-27 電話 090-2073-4780(朝倉) 営業時間 10:00~18:00 定休日 火曜日 *外出されていることもありますので、まずはお電話を。 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年10月)
Rietty
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川のほとりの癒しのお花屋さん “青葉“
こちらは気門別川のほとりにあるお花屋さん「青葉」さんです。 20年前から変わらぬ可愛らしい笑顔で店主の知子さんが迎えてくださいました。 今の場所に引っ越されて8年目。 2001年にオープンされた時は山下町にお店を構えていらっしゃいました。 その時はまだお勤めをされていたので、そのお休みを利用し、土日のみの営業だったと言います。 素敵なランプは、おそらく洞爺湖のglaglaさんの作品。 「若かったからできました。」と、当時を振り返る知子さん。 でも、それだけではない起業への強い想いを感じました。 同時に、ものすごい努力だったのだろうと想像します。 壁をさり気なく飾りたい方に~ 人気の多肉植物や、可愛らしい花瓶も並びます。 「お花屋さんというお仕事は、実は子供の頃からの夢ではなかった。」というお話しには驚きました。 一旦は札幌で就職をなさった知子さんは、一念発起してお花を学ぶ学校へ通い始めました。 「その時もなんとなく花かな~という程度だった。」と。 学校卒業後は、お花屋さんに就職。 3年間の実践的な修行が始まりました。 初めはそれほど強い思いでお花の道に入られたのではない知子さんが、とても厳しいお花の仕事を経験されてからどんどんのめり込んでいったというストーリーが、私にはとても興味深く聞こえました。 「今日はお花が少なくて…。」 とおっしゃった知子さん。 お互いを引き立て合う様なラインナップで素敵です! きっと、3年間は自分自身の本気を試す期間だったのだと思います。 もちろん、知子さんは本気でした。 というより、どんどん本気度が増していきました。 だからこそ、お勤めがあるにもかかわらず、お休みの日にお花屋さんになるという大胆行動を起こされたのだと思います。 窓の向こうには川が流れています。 右端が空いているのは筆者が連れて帰ったからです ^^ ハンショウヅルという植物を購入しました。 「川が好きだからこの場所を選んだ。」とおっしゃる知子さん。 “青葉”の店名の由来も尋ねてみました。 「洞爺湖畔の仲洞爺あたりの道が大好きなのです。 木のトンネルが続いていて、そこからの木漏れ日を感じたり木々の隙間から見える洞爺湖の水に癒されたり。 だから、緑にまつわる名前にしたかったのです。」 なるほど~! あの道をイメージしてのお名前だったのですね! とっても納得してしまいました。 そんな理由もあって、“青葉”さんでは、お花はもちろんですが枝物やグリーン系のラインナップに力を入れていらっしゃるのだそうです。 確かに、店内はカラフルというよりも緑色が多いです。 いかにも、緑のトンネルがお好きな知子さんらしい♡ 緑好きなお客様にもとても喜ばれているそうです。 これは、“青葉“さんならではの大きな特色ですね。 面白い植物も並びます。 育て方も相談に乗ってくれます。 シダ類! 涼しげです。 そして。 「“コロナ禍なので、おうち時間を明るく過ごしたい“ とお花を買いに来てくださる方が実は増えているのです。 そのお気持ちが本当に嬉しいです♡」 という素敵なお話も飛び出しました。 「ゆくゆくは、アンティーク雑貨と植物を組み合わせた商品も作っていきたい。」 と、今後への想いも語ってくださいました。 アンティーク好きとしては本当に楽しみです。 最後にこのお店を通して、皆様にお伝えしたいメッセージはありますか? とお尋ねしました。 「こんな時だからこそ、植物の癒しの力を感じていただきたくて、気軽に入れる雰囲気作りを心がけています。 雑貨も置いていますので、お気軽にご入店いただけたら嬉しいです。 そして販売するだけでなく、アフターケアのことなどお花の相談所的な感じでいろいろご相談いただけたら嬉しいです。」 取材時もちょうど、お花の寄せ植え相談に訪れたお客様がいらっしゃっていました。 大滝の方の手作り葉書です。 ハンドメイド作家さんの作品も並びます。 どの花よりも輝いていた知子さんの笑顔でしたが、とっても恥ずかしがり屋さんなので写真はパスでした ^^ 実は、筆者が最後に気づいたことがありました。 それは、”青葉”さんの心地良さは、自然の中にいる状態に近い雰囲気だからだということ。 きっと、自然好きなオーナーの知子さん・植物たち・店舗・雑貨全てが作る空気感なのでしょうね。 川のほとりの “青葉“さんは、全てが癒しの空間でした。 青葉 住所 伊達市錦町15-2 電話/Fax 0142-21-1112 Open. 10:00~18:00 Close. 月曜日 http://aoba-flower.exblog.jp ※配達で不在の場合もあります。お出かけ前にはお電話でお確かめください。 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2021年)
Rietty
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大切なものはずっと一緒 にいたい♡だから直す!
ベーシックな紺色が気に入って買ったダウンジャケット。 ダウンがたくさん入っているのでとても暖かくて気に入っていました。 ところがファスナーが壊れてしまいました。 修理をしてもらおうと、メーカーほか数件に問い合わせをしたのですが「ダウンはできない」と断られてしまいました。 諦めたもののもったいなくて捨てられず一年放置していました。 ところが! 灯台下暗し! 「ファッション・リフォーム」さんの存在を思い出し、ダメ元で持っていきました。 すると、あっさりと。 「出来ますよ。」とのお返事! しかも3000円で直してくれるという。 感動です。 救世主現る!です。 だって、ワンシーズン着れなかったのですから。 今こそ物の使い捨てを見直したいと思っていたところだったので、本当に嬉しかった~! 「ファッション・リフォーム」さんの店主さんは、なんとこの道50年の大ベテラン。お子様ができた時、家にいてもできる仕事としてこの道を選んだのだそうです。しかも製図から何から全て独学で学んだそうです。 最近は着物のリフォームのオーダーが多いとも話されていました。 「仕立てもするけど、直す方が好き。」 その言葉に物への愛情を感じます。 所狭しと置かれた仕事別のミシン。 右側はロックミシン。 そして、400色あるという糸。 「ここには出しきれないからよく使うのだけ並べているの。」 とのこと。今は息子さんと二人でお仕事をされています。 私がお話を聞いている間も男性が修理済みのものを受け取りにやってきました。 その男性は、戻ってきた大切なものを手に満足そうに帰っていかれました。 その嬉しい気持ち。 わかります! わかります! ちょっとキツくなったスカート。 ゆるくなったズボン。 丈を直したいコート。 諦めないで! 手を入れていただくと、なおさら愛着が湧いてきます。 諦めかけた時、もう一度、ものを大切にする気持ちを思い出させてくれました。 「ファッションリフォーム」さん。 場所は鹿島町通り、道南バス「網代町」バス停前です。 営業時間は看板の通りですが、昼休みを長く取ることがありますので、電話をしてから行かれた方が良いです。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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【あの人に会いに】"今” やってみる [田中イェイツ養子さん/豊浦]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 会いに行ってみてほしい ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.5 今回は、豊浦町の 『パン・菓子工房mem』 田中イェイツ養子(やすこ)さんです。 シュタイナー教育に惹かれ、豊浦町へ 養子さんは伊達市大滝のご出身で、ご実家は有機栽培の『アンパン&やんま農場』。大滝の大自然の中で育ち、高校はシュタイナー教育*を実践する『いずみの学校』へ進学しました。(当時はNPO法人、現在は高等専修学校。) 卒業後は国内外様々な場所で暮らしたのち、オーストラリア人の旦那様とご結婚され、出産。長女の成長を見守るうち、シュタイナー教育* が合うかもしれないと感じたことがきっかけとなり、豊浦町に移りました。 ご自身も通ったうえでお子さんの進学先にも選ばれたことは、母校への信頼を感じますが、当時はどのように体感されていたのでしょうか。 「一番記憶に残っているのは、先生方のこと。先生って子ども達のことをこんなに想ってくれているんだ!と。反抗期でトゲトゲしていた中学時代を経たというのもあると思うけど、”先生方って良い人なんだ”って気付けたというか……」 ちなみに、当時の先生方の多くが、今もいずみの学校にいらっしゃるそうです。 「授業もおもしろかった。覚えているのは、いろんな職業の人が来て、話を聞く授業。牧師さんとか、議員さんとか」。養子さんはいずみの学校の”第1期生”! 当時は高等部の保護者が毎春、校舎を作りに行っていたとか。さすがは『親と先生でつくる学校』ですね。 *シュタイナー教育とは……哲学者であるルドルフ・シュタイナーが提唱した、個性の尊重を重視した教育法。子どもの心身の発達を7年間のまとまりとして捉え、それぞれの年齢に応じた環境を準備し、ふさわしい働きかけをする。芸術作業を取り入れていることや、15年の一貫教育や8年間同一担任などが特徴的で、子ども自身の中にある学ぼうとする意欲を引き出しながら、人間の『意志、感情、思考』をバランスよく育んでいく。ドイツを中心にヨーロッパやアメリカなど世界60カ国、1000校以上が実践し、約100年もの歴史がある。 子育て真っ最中の姉妹がつくる、パンとお菓子 工房にあるお庭からは、いつも子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。 『パン・菓子工房mem』は 養子(やすこ)さんとお姉さんの文(あや)さん、 子育て真っ最中の姉妹で営まれています。 養子さんは3歳~8歳の3児の母、 文さんは11歳~21歳の4児の母です。 養子さんが豊浦に移って来たタイミングで、先に豊浦に住んでいたお姉さんと一緒に何かしようか、と始まりました。元々趣味でパンを焼いては友人知人にふるまっていたところ評判が良く、「売れるよ!」と声をかけてもらっていたことも後押しとなりました。 起業という選択、全てが自分次第に パン・菓子工房を始める際に、夫婦で会社を立ち上げることを決意。2022年、34歳の頃でした。国内外を大移動され、様々な経験をされてきている養子さんですが、直近のターニングポイントはこの『起業』だそうです。 「それまでは雇われてきたけど、自営になると全部自分の責任になるから。誰にも何もなすりつけられないし……やるもやらないも自分次第」 当時はまだ赤ちゃんを抱えながらの起業でした。「思いたったら即行動してるかな、後回しにしたら後悔するから」。起業の準備期間が子ども達の入園・入学と重なってしまったそうですが、それでも「子どもを言い訳にしない、絶対やればできると思っていて」と言う養子さんは乗り切りました。 「はじめた頃は(パンをつくるのも)子どもが寝たタイミングで!みたいな感じだった」。現在も、3歳の末っ子がいつも一緒です。 天然酵母でつくるパン memさんのパンは自家製の天然酵母でつくられています。イーストではなく、植物や果物からおこした酵母がパンを膨らませてくれます。 「カフェで働いていたときはイーストで作っていたけど、酵母がおもしろくて。その辺に生えているもの、庭のミントやオレガノなどから酵母がおこせるのが面白い!」 酵母の起こし方は、密閉容器に水と果物や植物を入れ、温度管理をして見守るだけ、といたってシンプル。ですが、酵母は生きていて、奥が深いのです。 「面倒を見れば見るほど元気になったり、でもいじりすぎてもダメだったり……。常に気にかける」。家を空ける時は一緒に連れて行ったりもするそうです! memさんのパンを手にとられた際には、ぜひ手塩にかけられた酵母たちにも想いを馳せてみてください。 今後の展望をお聞きすると、「工房での対面販売をオープンしたい!」とのこと。 現在の対面販売は、事前予約制の定期販売のみ。曜日が決まっているので、気になる方はお電話にてお問い合わせください。 【パン・菓子工房 mem】 北海道虻田郡豊浦町船見町127-13 お問い合わせはお電話にて:0142-82-7739 <<委託販売先>> ・天然豊浦温泉しおさい(豊浦町浜町109) :金曜日PM ・天花地星(伊達市末永町58−1) :火曜日PM ※ 日時は変更することがあります。 <<週末イベントに出店することも!>> インスタグラムで都度お知らせしていますので、 ぜひフォローしてチェックしてください。 ↓ ↓
misaki
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『鍛冶屋』に憧れ続ける『かじや』 (有)藤鉄工 代表取締役 加藤耕平氏
「子どもの頃から親父に仕事を手伝わされていました。でも、この仕事が嫌だったので継ごうとは思っていませんでした。」 加藤耕平さん58歳。 来年で創業50年になる(有)藤鉄工の二代目 代表取締役です。 お父様から事業を引き継いだのは2005年のこと。 高校卒業後、専門学校の建築科に進学した耕平さんは、卒業後、某建築会社に就職をし、大工からの修行を始めました。 けれども1年で退社。 家業を継ぐ決心をして伊達に戻ってきました。 お父様との子弟関係の始まりです。 ↑作業場には、様々な形の鉄製品や工具が並びます お父様が事業を興したのが1973年。 そのお父様の下で働き、50年目を迎える佐藤さん。 この日も黙々と仕事をされていました。 ↑御歳70歳の佐藤さん。ちょうど溶接の仕事をされているところでした。 50年間同じ会社で勤め上げる姿に胸が熱くなります。 「創業当時は、バルコニー・煙突のエント梯子・住宅関連の仕事の受注が多かったです。けれども時代の流れでアルミやステンレスが主流となり、仕事の依頼に変化がありました。ちょうどその頃、伊達市内の拡幅工事が始まり、店舗などの重量鉄骨鋼造物の仕事が多くなったのです。ところがそれも終わった15〜20年前になると受注がめっきり少なくなりました。製缶といって、建物以外の工事の依頼が来るようになりました。例えば週末処理場の汚水菅や製鉄所の設備工事の仕事です。さらに大打撃だったのは、東日本大震災をきっかけに原子力発電所の仕事が無くなったことでした。」 どんどん減っていく仕事…。 2012年に大きな転機が訪れます。 その年の年末にお母様が亡くなり、その翌年から仕事もすっかり無くなってしまいました。 「この時、家族とも相談し、佐藤さんにも相談し、廃業をする決心をしました。」と耕平さん。 意を決し、信頼を寄せている会社様のところへ行き、「廃業をするので佐藤さんと自分を使ってください。と頭を下げに行きました。」 結果として、廃業は思い留まることになりますが、そこから厳しい修行が始まりました。 加藤さん48歳、佐藤さん60歳の時です。 「相談先の社長の提案で、私は、その会社様の仕事を受注するために2年間修行に通うことになりました。修行をさせていただきながら仕事も作っていただき、佐藤さんには弊社工場で作業をしていただいていました。お陰様で新たな技術を習得することが出来、それまで受注をしたことがなかった漁業機具や船の仕事を請け負うことができるようになったのです。」 新たな技術習得のためとは言え、力仕事をするための片道50km以上の毎日の通勤は、さぞかし体にも堪えたことと思います。 「修行はなかなか大変なものでした。それまでは常に水平と垂直を確実に測りながら行う仕事だったからです。ですから、湾曲が多い船の仕事はとても戸惑いました。また、「鉄」一筋で来たため、ステンレスでできた漁業機具を扱う仕事にも戸惑いました。何もかも初めてのことばかりの修行でしたが、あの時お世話になったお陰で今があるので本当に感謝しています。」 それでも、時代の流れは安定をさせてくれません。 再び、ここ2〜3年の厳しい状況を経て、いままた少し仕事が戻ってきたそうです。 浮き沈みの激しさの辛さについては、筆者とは業種は違いますがとても理解できます。 「ところで、社名の由来を教えてください。どうして「加藤鉄工」ではなく「藤鉄工」なのですか?」 ↑作業場の2Fは事務所です 「親父が付けた社名なのですが、“加藤”と“佐藤” の共通文字 “藤” を採ったのだそうです。」 なるほど! お父様が佐藤さんを大切に想っていらっしゃった気持ちがよく分かります。 その先代の想いも引き継いだ耕平さん。 だからこそ、佐藤さんは50年も勤めておられるのですね。 さて。 空前のキャンプブームの昨今ですが。 実は、耕平さんは40年来の筋金入りキャンプ好きです。 しかも長年のコールマン製品コレクターでもあります。 そんなバックボーンを持つ耕平さんが、今ライフワークにしていること。 それは『kokoperi iron』というアウトドアガレージブランドの運営です。 ↓ショップはこちら。 https://kokoiron.thebase.in/ こちらの焚き火台ほかの鉄製品は、全て耕平さんの作品です。 鉄を使い、一つ一つに時間をかけ、丁寧に叩いて叩いて作られた本物が並びます。 鋳造ではありません。 「鍛冶屋」の仕事です。 もう本当に素敵です。 もちろん、オール鉄なので重量感もあります。 「重いですが、自分が使いたいものを作りました。」 ↑ココペリとはこの笛のようなものを吹いている妖精のこと ↑焚き火台「青海波」を筆者も経験させていただきました。模様越しの火がとても美しい。 ↑2022年4月 キャンプの様子。本物の道具に囲まれた耕平さんはとってもカッコいいです♡ ↑こちらのアウトドアフェスにも出店参加されます 「ところで、何故、そこまで鉄にこだわるのですか? 大好きなコールマンも鉄ではないのに…。」 「焼き入れをする鍛冶屋への憧れです。これら商品は確かに叩いて作っています。でも、絶滅危惧種的に刃物などを作っている人もいらっしゃる中で 漢字の “鍛冶屋” は名乗れないです。だから僕の場合は、“鍛冶屋” に憧れる ”かじや” です。」 「なるほど…そういうことでしたか。でもそういう謙虚なところが耕平さんの魅力だと思います。」 「それでも憧れを追っています。漢字の “鍛冶屋” に少しでも近づきたくて。自分なりに価値感を見出しながら、必要とされる存在になりたいと思っています。」 ↑服などを掛けたらとっても素敵なシングルハンガーもあります。丸いのはガラスの浮き玉。 ↑火を灯したら素敵なランタンです ↑こちらは新製品。叩いて叩いて造られた厚さ4.5mmの鍛造プレートは、キャンプはもちろんIHにも対応しています。ステーキやハンバーグを焼いたら美味しそう!ハンドルも別売であります。 『鍛冶屋』に憧れ続ける『かじや』。 どこまでも謙虚で熱い加藤耕平さん。 その仕事への想いと姿勢に心打たれた筆者です。 ー(有)藤鉄工 情報―http://www.date-f.net住 所 北海道伊達市舟岡町205-15電 話 0142-23-5769FAX 0142-23-6352E.mail fuji-i-w@cream.plala.or.jp↓Instagraminstagram.com/kokopelli_iron/?hl=ja
Rietty
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クールに攻める両立への道 〜味と時間で勝負!地域にファーストフード文化を育てたい!『GOTHAM DRIVE IN』オーナー成田大海氏の戦略とは〜
取材に伺ったのはグランドオープン1週間前でした。 かっこよくコーヒーを落としてくれたので、さっそく聞いてみました。 「珈琲はどこで修行されたのですか?」 「YouTube先生です。いまどき修行なんて流行りませんよ。」 「え……。」 こんな会話から始まった今回の主人公は成田大海(Hiromi)さん。 3シーズンは俱多楽湖で「Paddle Street Outdoor Service」として カヤック・カヌー・サップガイド事業をされています。 入店いきなりの会話で「意外と軽い人?」と思いきや、 実は真逆なタイプであることが段々と分かってきました。 バックボーン(学生時代)のこと 改めて、成田大海さんは苫小牧市ご出身の35歳。 小さい頃から大学までアイスホッケーに勤しんでいました。 御祖父様からお父様、大海さんまで三代続くアイスホッケー一家だったと言います。 「大学にはスポーツ推薦で入学しました。 16歳の時に日本代表にもなりました。 でも、それほどアイスホッケーが好きだったのか?と問われると実は微妙です。練習が終わるのはいつも夜中の2:00頃でした。 競技場があまりないので、小さい子どもから順番に予約を入れていくと、大学生は夜中の割り当てになるんです。 これは結構キツかった…。 それに、本当は美術部に入りたかったし・・・(笑)絵を描くのが好きでしたから」。 「美術部ですか?また随分かけ離れていますが…。 それにしても練習終了が夜中の2:00とは驚きです。寝る間もなければ、学校へも行けなくなりますよね」。 「そうですね。大学では法律を学んでいましたが、授業はほとんど出ていませんでした。だから結局、退学して働くことにしました」。 「辞めてしまわれたのですね。授業はほとんど出ていなかったとのことですが、アイスホッケーは続けていらしたのですよね? 続けてやっていたことで今に繋がっていること、やっていて良かったと思えることはありますか?」 「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 なるほど。 このことについては、また後ほど触れるとして〜。 バックボーン(料理)のこと 「大学を辞め、勤めはじめたのは西麻布のバーでした。 そこは六本木や恵比寿にも店を持っていたので、その3店舗を昼夜行き来して働き、飲食店の辛さや面白さを4年ほど学ばせていただきました」。 「ほ〜!GOTHAM DRIVE INのルーツはそこにあるわけですね! その時、今の大海さんのその後を決定づけた方はいましたか?」 「はい、いました。かなりぶっ飛んだ人でしたが、メキシコ料理がすごく上手で美味しくて、いっつもテキーラを飲んでいる恵比寿店の店長でした 笑 でも、この店長のおかげで本物上質なテキーラを知り、メキシコ料理を学ぶことができました」。 なるほど! 繋がりました! バックボーン(パドル アクティビティー)のこと 「ありがとうございます。料理の背景は分かりました。では、パドルアクティビティーの世界へのきっかけを教えていただけますか?」 「趣味は釣りなんですが、その延長線上にあったのがカヤックでした。 カヤックに乗って釣りをしたいなあ〜と。 僕、基本、人見知りなんです。釣りなら一人でできますし。 学生時代からアイスホッケーにも釣りに行かないときは引きこもって調べ物ばかりしていました。 で、カヤックを色々調べていたら、小樽の塩谷でガイドをしている『ブルーホリック』に行きつきました。そのときは、へ〜!こんな仕事があるんだ…。と思った程度でした」。 「なるほど。飲食店で働き出す前から興味はあったのですね」。 「はい。北海道に帰って仕事をしたいと考え始めたとき、ブルーホリックを思い出して履歴書を送りました。 そうしたら、わざわざ代表の嘉藤さんが上京して会いにきてくれました。 事実上の出張面接となったのです」。 面接をパスして25歳で帰京。 ブルーホリックで働くことになった大海さんは、カヤック修行への道に入りました。 入店時、「修行なんていまどき流行りませんよ」 と言っていた大海さんでしたが、アイスホッケーにしても、カヤックにしてもその道をきちんと歩いたからこその台詞だったというわけです。 「上下関係の厳しさが身についているというのは私生活にも役立っていると思っていますが、特に仕事には必要なことだと思っています。 例えばブルーホリックの嘉藤さんは仕事には物凄く厳しいんです。 一歩間違えば大変危険な環境の海で行うカヤックというアクティビティーですが、どんな時でも、お客様の命を絶対に守らないといけないわけです。 だからどうしても指導は厳しくなる。 当然だと思います。 でも、そのような嘉藤さんの姿勢をなかなか理解できない人もいる。 そう言う意味で、僕はアイスホッケーにしても料理にしても上下関係が厳しい世界にいたので、耐えられたしそういうものだと捉えることができました。打たれ強さも育っていたかもしれません」。 先ほど、「アイスホッケーをやっていたことが今に生きていることは? の質問に「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 と答えてくれましたが、なるほど〜と思えたお話しでした。 大海さんはブルーホリックで2シーズンを修行した後、嘉藤さんの紹介を受け、沖縄座間味島でさらに2シーズン修行しました。 のちに独立を考えだした大海さんの背中を押してくれたのも嘉藤さんだったと言います。 「でも、強く押されたと言うよりも、『いいんじゃない?』と言った軽いかんじで・・・(笑) これ、嘉藤さんらしさです。 人の繋がりを大切にする本当に懐が広く深い方でとても尊敬しています。テキーラ好きな六本木の店長ともなんとなく似ているかも」。 二つの道を極めようとした背景には、二人の師匠がいらっしゃったわけですね。 それぞれのバックボーンを活かしたい! 独立を決めた時、飲食業とアウトドア業の両方をやりたい! と考えていた大海さんは、北海道に戻り活動フィールド探しを始めました。 2019年のことです。 本当は前職で貯めたお金で南米へ料理修行に行きたいと思っていたそうですが、それよりそのお金で早く事業を始めようと考え直し、南米行きを諦めたと言います。 支笏湖や洞爺湖も視野に入れつつフィールドを探し回り、倶多楽湖に出会った瞬間「ここだ!」と即決したそうです。 「俱多楽湖がなかったらここには来ませんでした。 とにかく水が綺麗で感動しました。 すぐに元々あった施設で当時休止中だったレイクリゾートのオーナーさんに交渉し、施設管理を条件に使わせていただけることになりました。 パドルアクティビティーの拠点は確保しましたが、飲食店の店舗探しには苦労しました。 予算の関係もあってなかなか決まらなかった。でも粘り強く探し、待ち、いまの場所を購入することができました」。 決断と行動の速さを感じるエピソードに、アイスホッケーでゴールキーパーを務めていた大海さんの判断の速さがリンクして聞こえた筆者です。 店舗は、以前『ケニア』というレストランだったところです。 登別駅から登別温泉方面に向かうメインストリートに位置するとても目立つ場所にあります。 ドア枠は大好きな緑に塗り変えました。 店内の内装は電気工事(資格も持っています)に至るまで、 ほとんど自分でリノベーションされています。 「ところで、GOTHAM DRIVE INという店名の由来を教えていただけますか?」 「映画のバットマンに出てくる地名です。 映画の中のGOTHAMはNEW YORKのことなのですが、劇中では薄暗いイメージに描かれています。 それが登別という晴天率の低い街と重なりました。 まあ、単純にバットマンが好きというのもあるんですけどね。 それと、うちは『CAFÉ』ではないんです。 あくまでも『DRIVE IN』として存在したいと考えています。つまりファーストフード店でありたい。 そういう意味で、クオリティーの高さと提供の早さを売りにしたい。 観光のお客様って結構時間に追われています。 レストランやカフェは14:00くらいで一旦閉めてしまうところが多いですよね? だから14:00を過ぎても開いていて、その時間に食べても夕食に影響が少なくて、車の中で片手でも食べられるものと考えたらこのようなメニュー構成になりました。 何より、大好きなメキシコ料理が提供できますし」。 「カルニタスの肉は牛肉と豚肉を別々に煮込み、合わせて作っています。 牛肉は肉の食感を残したいので歯応えを感じるように。 豚肉は柔らかく煮込んであります。 それと、メキシコ料理は辛いイメージがあると思いますが、お子様でも食べられるように、ベースの味付けには辛みスパイスは使用していません。辛いのが好きな方には別添えのスパイスで調整していただいています」。 味への拘りも相当なものでした。 時間を作っては、東京や大阪などの珈琲店や飲食店などを巡り、知識やアイディアの入手に努めているというお話しも伺いました。 日々の研究にも余念がありません。 「GOTHAM DRIVE INは、『おいしいね!』と言ってもらえるもの、手軽に直ぐに食べられるものを提供する親しみやすいファーストフード店を目指します」。 最後にそう語った大海さん。 日本マクドナルド創業者の藤田田さんを尊敬していると伺い、全てに合点がいった筆者です。 目指す師匠がもう一人いらっしゃいました。 もしかしたらいつの日か、西胆振にGOTHAM DRIVE INがチェーン店展開する日が来るかも? 大海さんがクールに目指すパドルアクティビティーとファーストフード店の両立。 心から応援したいと思いながらタコスを頬張りました。 次はナチョスをいただきます!! ―GOTHAM DRIVE IN 情報― https://www.instagram.com/gotham_drivein?igsh=MWx2eGk3dTI1bjJidg== 住所 〒059-0463 登別市中登別町174-9 電話 090-6937-7540 営業 10:00~18:00(水曜日11:00~22:00) 休み 木曜日 *2024.2月現在求人中 ―Paddle Street Outdoor Service情報― https://www.instagram.com/paddlestreet?igsh=enh5eGY3c3BuaDB1
Rietty
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