■三寒四温
暦の上では「啓蟄」を過ぎた。 そうなると段々と暖かい日が増えて来て、いわゆる三寒四温の季節となる。
そんなことで、私は深川七福神巡りに行ってみた。
都バスで門前仲町まで行き、そこから歩き出す。
スタートは、富岡八幡宮の中の裏手にある「恵比須神」である。
小さなお社があり、社の扉には鍵がかかっていて、中が見えない。

扉に小さな穴が開けてあり、そこからお賽銭を入れるようになっている。
これじゃ、ご利益はなさそうである。
最近は仏像の盗難を恐れてか、鍵をかけて見えなくしているところが多く、仏師の私でさえ仏像を拝むことさえ出来なくなった。

地図を頼りに先を急ぐ。
どういうわけか、深川というところは寺が多い。
寺町と言ってもいいほどの地区もある。
その割には私の期待していたような下町の風情は無くなっている。

6番目は深川稲荷神社の布袋尊である。
そこで懐かしい名前に出会った。
元大横綱の大鵬幸喜である。
「巨人 大鵬 玉子焼き」と言われたほど、人気があった。
その大鵬がどういうわけか、この神社に石柱を寄付していた。

最後は深川神明宮の「寿老神」である。
ここも鍵がかかっていて見られない。
でも、境内へ続く参道の両側には立派なお神輿の倉庫があった。
数えたら、お神輿が13基も保管されている。
お祭りの時はさぞ賑やかなことだろうと、思いを馳せる。
道に迷いながらも、2時間30分の楽しい深川散歩だった。

(おまけの話)
深川七福神の紹介です。
恵比須神 (富岡八幡宮)
弁財天 (冬木弁天堂)
福禄寿 (心行寺)
大黒天 (円珠院)
毘沙門天 (龍光院)
布袋尊 (深川稲荷神社)
寿老神 (深川神明宮)

今までに下谷七福神を3回も巡った。
港区七福神も巡った。
日本橋七福神も巡った。
隅田川七福神も巡った。
武蔵野七福神も巡った。

これだけ七福神巡りをして、なにか良いことがあったかといえば、「なにもない」。ただ、「健康だから歩けた」という確認の旅であった。