■武漢ウィルス(34)・・・コロナとネット中毒
5月6日で「緊急事態宣言」の期間が終了すると思っていたら、4日になって安倍首相は「31日まで延長」と発表した。
1ヵ月間、我慢した上に、更に「3週間」は辛い。なにしろ最初の1週間で、もう飽き飽きしてしまったのだから。
諸外国と比較して2桁も死亡者が少ないのに、そこまでする必要があるのだろうか? 私は引退の身だからいいが、現役の人は仕事を失い、生活が破綻しないか心配だ。
「外出自粛」なので、マクドナルドも出前する。
1ヵ月の間は、今までより長い時間を家で過ごしていた。
この時、思ったことがある。「出掛ける先や仕事があるということは、ありがたいことだ」。
「小人閑居して、不全をなす」という諺がある。
この諺は私の為にあるように感じて、思わず笑ってしまう。
外出自粛期間中でも、マンションでは引っ越しをする人がいる。
夕食後のゴミ出しは、自宅での数少ない小人の私の仕事である。
このマンションでは365日、24時間、いつもでどんなゴミでも出せるようになっている。
ゴミ出しで気が付いたことがあった。
コロナ騒動の前は「栄養ドリンク」の空き瓶が多かったが、「ホームステイ週間」になったらビールの空き缶が極端に増えた。
働くお父さんの事情がゴミから分かる。
「豊洲ぐるりパーク」に散歩に行った。
こんなどうでもいいことまで調べるようになるのだから、ネット情報を良く見るようになったのも仕方ない。
今回のコロナウィルスにはまだ分からないことが多く、医療関係者、大学教授、マスコミなどが色々な意見を出している。
どれが正しいのかは、いまはまだ分からない。
今までに経験したことの無いことが起きたのだから、仕方ないかもしれない。
「晴海大橋」の下から豊洲方面を見る。
学者の色々な指摘に、いちいち「なるほどなー」と、すぐに納得してしまう私だ。「BCG接種国に感染者と死者が少ない」という事実があるが、まだ証明はされていない。
「東アジアには感染者が少ない」という事実もあるが、これも理由がハッキリしない。私の滞在経験からしても、とても衛生的とは思えないベトナムは人口が9000万人だが、感染者はたった271人(5月4日現在)で、死者はゼロである。なぜか?
遊歩道を4匹の犬を散歩させる人がいた。
アメリカの国土安全保障省のブライアン次官代行が、「太陽光に含まれる紫外線や漂白剤などの消毒薬により、ウイルス減少が加速する」との研究結果を説明した。
その後に、トランプ大統領は「患者の体内に日光を照射したり、消毒液を注射したりするのはどうだ?」と提案して呆れられていた。
「豊洲ららぽーと」前から、東京湾方面を見る。
中国は武漢ウィルスの発生源なのに、外国が求める発生経緯やデータを公開しない。ミズーリ州やテキサス州では、中国政府に責任追及と損害賠償を請求する裁判を起こした。
いずれにしても、コロナウィルスのワクチンか薬が開発されない限り、
この問題は終らないことだけは科学的に分っているようだ。
私はネット中毒という病気に罹っている。
「豊洲ららぽーと」は昔は造船所。
(記念にドックとクレーンが残されている)
(おまけの話)
「緊急事態宣言中」でも、新聞は毎日、配達される。
手紙も配達されている。
注文した品物を届けるために、宅急便も配達される。
普段は忘れているが、こんな時にも休み無しに働いてくれる人達に感謝する。女房は宅急便が届くと、手作りのマスクをプレゼントしている。
「仏教伝道協会」の入選作の写真展が、築地本願寺で開催された。
郵便の中に私宛の封書があった。
それは「仏教伝道協会」からのもので、「第7回カレンダー・フォトコンテスト」の応募用紙だった。過去に2回応募して、2回とも落選だった。
でも案内書が届いたのでは仕方ない。
「今回も応募してみるか」という気になった。
案内書には「入選作品展を築地本願寺で開催中」とあったので、コロナを避けながら歩いて見に行った。
本堂脇の壁に飾られた入選作品。
東京は「ステイホーム週間」とあって、本堂を訪れる人もほとんどいない。壁に貼り出された作品は、どれも素晴らしい。
特に仏教に関係無い写真も多く入選している。
今回の入選作を参考に、来年のカレンダーに採用される写真を撮って応募したい。でもまた落選だったら、その次はどうするか?
写真には仏教聖典の言葉を選んで応募する決りである。