■武漢ウィルス(61)・・・・・止まらないコロナウィルス
7月に入り感染者が急激に増え続け、30日は全国で1266人となってしまった。その時は、「感染の第2波が来た」のではないかと心配した。
東京大学先端科学技術研究センターの児玉龍彦教授は7月17日の参議院の国会証言で、「このままでは、来月は目を覆うようなことになる」と興奮して発言していた。
多くの人が「そうかもしれない。Go to キャンペーンをやっても大丈夫か?」と思った。
(今回の写真は我が家の愛ネコのポアンとペッパーです)
ポアン(左)とペッパー(右)
そんな時に、7月18日の「松田政策研究所」のネット番組でコロナウィルスに関する驚くべき情報を見た。
そのサイトの対談に登場したのは、「京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻ビッグデータ医科学部門 特定教授 上久保晴彦氏」で、非常に興味深い解説をしていた。
私はそれを聞いて、今まで我々が知らされて来たことと全く違うので驚いた。
キャットタワーが好きな2匹。
上久保教授の解説では、次のことを指摘していた。
【日本人は既に集団免疫による抗体を持っている。欧米人は抗体を持っていないので、死者数が増え続けている。
PCR検査は抗体を持っていることと、直接の関係は無い。
一時、言われていたBCG接種とコロナウィルス感染は関係無い】
丸い段ボール箱で寛ぐポアン。
【1月頃に中国から日本に新型コロナウィルスが入って来ていたので、
その時に日本人は感染し抗体を獲得している。1月頃に喉が痛い、咳が出るという症状があったと思う。
その時のウィルスは弱かったので、それで重症にならずに抗体を獲得できた。アジアで重症者や死者が少ないのは、以前から中国との関係が深かったから】。
新しい黄色の首輪を作ってあげた(ペッパー)
【欧米は2月1日に入国禁止を行ったので、中国の弱いウィルスが入らなかった。当初の弱いウィルスが変異して、強いウィルスとなってから入ったために、
弱いウィルスの時に抗体を獲得していなかった欧米では 感染者、死者が桁違いに多い。この時に欧米で変異したウィルスが、現在の日本のコロナウィルスである】。
新しいピンクの首輪を作ってあげた(ポアン)
【結果論だが、日本は3月まで中国からの観光客を受け入れたのが、抗体の獲得に役立った。だから現在の欧米型ウィルスでも、以前に抗体を獲得している人が多いので死者は増えていない。
PCR検査による陽性反応の増加数を恐れる必要は無い。抗体を持っていても、ウィルスが入れば陽性反応になる。日本人の清潔好きは、特に関係無い】
ピンクの首輪をしたら、色落ちで首の周りがピンクになってしまった。
【緊急事態宣言は必要無かった。今後も日本では死者は大して増えない。3蜜もマスクも、それほど必要ない。移動も問題ない。専門家会議は判断を間違えている】。
この教授は世界一となったスーパーコンピューターの「富岳」を使用し、既に公表されたデータを基に計算したグラフを表示して説明しているので説得力があった。
「京大の児玉龍彦教授と、東大の上久保教授のどちらが正しいか?
来月にはどうなるか?」。その結果が待ち遠しい。
飲み込んだ毛玉を吐くために草を食べる(ペッパー)
(おまけの話)
世間では「コロナ、コロナ」で、朝から晩まで騒いでいる。
その影響で「商売上がったり」は飲食店だけではない。
旅館、ホテル、観光バス、航空会社、旅行代理店などの観光業は瀕死の状態である。
商売繁盛はテレビ局、「Uber eats」、スーパー、Amazonなどだ。
今年の夏以降は倒産も増えて、自殺者も増えるだろう。
この責任の一端は、テレビのワイドショーにもあるかもしれない。
欠伸をするペッパー。
インフルエンザのアメリカでの今シーズンの罹病者は2200万人、死者は1万~3万人だった。
一方で日本のインフルエンザの感染者数は、近年の平均で年間約1000万人、死亡者数は1万人である。ところが新型コロナウィルスを見ると、
死者数は7月29日現在でアメリカでは14万9310人、日本では80%以上が高齢者で1001人となっている。
これからも分かるようにアメリカでは問題だが、日本ではインフルエンザより1桁も死者数が少ないのである。
インフルエンザでは騒がないで、コロナでなぜ騒ぐ?
段ボール箱が大好きなペッパー。
TVで解説するコメンテーターは「万が一のことがあったら」と、ゼロリスクを訴える。それなら2019年の交通事故の死亡者が3215人も出ているのだから、「外出を控えるべき」となぜ言わない? 風呂場で亡くなる人も、年間で2万人もいるが、「風呂に入るな!」とは言わない。
いま流行りの自粛を言うなら、「万が一」などを自粛した方が良い。
最近の世界は、「どうも科学的でなくなっている」ように感じる私である。
ポアンを舐めるペッパー。