■武漢ウィルス(44)・・・・10万円の給付金
政府が生活に困窮する人達に、「30万円を支給する」という話が変更になった。支給すべき人の線引きと、どうやって調べるかが問題となったようだ。
そして最終的には、「住民登録をしている全ての人」に決った。
だから私にとっては想定外で、なんだか申し訳ない気持ちである。
特別定額給付金の申請書
この給付金の正式名は「特別定額給付金」である。
施策の目的は政府の発表によると、
【新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、「新型インフルエンザ等対策特別措置法の緊急事態宣言の下、生活の維持に必要な場合を除き、外出を自粛し、人と人との接触を最大限削減する必要がある。
「洗濯機」
医療現場をはじめとして全国各地のあらゆる現場で取り組んでおられる方々への敬意と感謝の気持ちを持ち、人々が連帯して一致団結し、見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならない」と示され、
このため、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行う】とある。
「電気乾燥機」
今回の給付は納税したかどうかに関係なく、「日本に住民登録している人」に10万円が支給される。だから私の関係しているベトナム人実習生にも支給される。国籍を問わないところは気前が良いが、日本人でも外国に住んでいると支給されないというのも変である。
しかし支給の話が出たが、いつまで待っても申請書類が送られて来ない。「市町村の人手が足りない」などが理由のようだが、いまだにアナログ処理をしいているのが問題だと思う。
「冷蔵庫」
施策の目的に「家計への支援」と書いてあるのが、私には少し気になる。公務員もそうだが、年金受給者はコロナ騒動でも「家計に影響はない」からである。
格好を付けて「受け取らない」を選択する人もいるようだが、それより受け取ったお金を使えばお店の人が少しは助かる。「寄付をする」はいいだろう。寄付を受けた団体が使うから。
「電気ポット」
5月23日に中央区役所から封書が届いた。
早速、必要事項を記入して、ポストに投函した。
すぐには入金しないだろうが、入金すれば給付金で買うものがある。
このマンションに越して来て10年も経つと、電化製品の寿命が来ているようだ。いま必要なのは冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、電気掃除機、
電気ポット、トースターである。
「トースター」
電気掃除機、電気ポット、トースターは給付金が間に合わず、少し前に買った。そこで給付金が入る前に、ウォーキングを兼ねて大型家電販売店に下見に行った。
入口で体温を計られ、手に消毒液を掛け、マスクをしてから店内に入る。あまりに品数が多くて、私にはどれが良いのか分からなかった。
でも入金したお金を全部、私が使えば、少しは日本経済の活性化に役立つか?
「電気掃除機」
(おまけの話)
アメリカでも政府からの給付金があった。
その名は「Stimulus checks 」と言うので、直訳すれば「刺激小切手」である。
これを私流に分かり易く理解すれば、「経済活性化給付金」であろうと思う。前年度に税金を支払っていれば、外国人でも大人は1200ドルを受け取れる。
アメリカ政府から届いた封書。
ロス在住の女房の従弟のIさんから、支給された「Stimulus checks」の現物写真が送られて来た。そして説明に驚いた。
Iさんは送られて来た小切手の写真をスマホで撮り、その写真を添付して取引銀行に送信すれば、自動的にIさんの銀行口座に入金されると書いてあった。アメリカのIT事情を、こんなところで知って驚いた。
「1200ドルの小切手」(住所・氏名が印刷されている)
「入金した1200ドルはアメリカ経済の活性化に使って欲しいというのが政府の希望なのですが、なにを買いましたか?」と聞いてみた。
その返事は「BOSE WAVE MUSIC SYSTEM#4というStereoを買いました。オンラインで注文し、3日後には到着しました。素晴らしい音質で、コロナ渦中には良い心の慰めになります」とあった。
給付金は貯金などせず、使わなきゃ駄目である。
「1200ドル部分の拡大図」