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[2020.08.01]
■匿名の批判に付いて
 
「むしゃなび」にブログを書いていると、たまにコメントが書き込まれる。それ自体は歓迎すべきことだが、時にはあまり歓迎できない書き込みもある。 
 
多くは読者の誤解からのコメントであるが、私はすぐには反応しないようにしている。反射的な反応は感情的になり、相手を傷付けることもあるからだ。 
      
        近所の新島橋の架け替え工事が行われている。 


私が間違っていた時は、すぐに謝罪をするようにしている。 
書き込みをした人の勘違いの時はしばらく放置しておき、なにか関連したニュースがあった時にそれに付いてソフトに反論する。 
 
そんな中で困るのは、書き込みの意味が不明の時である。 
「無視」でもいいのだが、人格否定のような酷い書き込みには反論したくなる。 
 
       運河の中からも工事船で作業が行われている。   
       
 
いまや誰でもがネットを通じて、自分の意見を発信できる世の中になった。しかしそれは諸刃の剣で、良い面と悪い面とがある。 
問題は悪い面で、気楽な気持ちで無暗に誹謗中傷を書き込む人がいることだ。 
 
少し前にプロレスラーの木村花さんが亡くなったことについて、高市総務相は悪質な投稿の発信者を特定しやすくする制度を検討することを明らかにした。 
 
 この道路はそれほど交通量が多くないので、渋滞は起きていない。 
       
 
このニュースに慌てた多くの嫌がらせ投稿者が、弁護士に相談していたそうだ。弁護士が書いているブログを読んだ。 
 
「自分はプロレスラーの木村花さんを誹謗する書き込みをしてしまったが、どんな罪に問われますか?,今からどうすればいいですか?」というものだそうだ。 
「相談料の話を出すと、無言で電話を切ってしまう」と怒っていた。 
 
  なんと!、この工事は2年以上も前から延々と行われている。  
 
 
更にその弁護士は書いていた。 
「自分は匿名という安全圏にいて、相手が死ぬかもしれないほどの誹謗中傷をする。 卑劣極まりない。犯罪として処罰することをしないと、エスカレートしてしまう」。 
 
私はもっともな意見だと思った。 
批判なら、連絡先が分かる実名で投稿すべきだと思う。 
 
       完成した部分の道路は舗装工事が行われている。 
 
 
私がこれに賛同する理由の1つに、私が先日、ブログで批判を受けたからだ。その時のブログは「貧富の現れるバス路線」であった。 
私に対して匿名の「貧乏人」名で批判した書き込みは次のものである。 
 
『あなたのような方のことを「心が貧しい」というのでしょう。読んで腹立たしいです。謙虚に生きていいお年ではありませんか』であった。 
 
       ハワイ天台宗の荒 了寛大僧正の「絵説法」 
       残念ながら、昨年に亡くなってしまった。 
 
 
そのブログのどの部分が「心が貧しい」のか、指摘が無いので分からない。そう書くと、「どの部分が分からないのが、心が貧しいのだ」と言われそうだ。 
友人達にも話をしたら、「何が問題なの?全く意味が分からない」と言っていた。 
 
もしかして、その人の身内に痴ほう症の人がいて、それで苦労しているのかもしれない。でも世の中というのは、色々な生まれや経歴や事情の人が一緒に生活をしている。 
 
自分の世界と物差しだけで他人の心まで批判するのは、「勘弁して欲しい」と思った書き込みだった。  
 
        いまは工事も終り、綺麗になった新島橋。 
 
  
(おまけの話) 
「むしゃなび」のサイトが新しくなるようだ。 
いま風に言えば、リニューアルか? 
 
このサイトの運営者責任者のYさんとは、私が伊達市に行くようになってから親しくお付き合いをしている。彼は東京の我が家に遊びに来たこともある。彼は元々は東京生まれ、東京育ちなので、私とは話が合う。 
 
        室蘭本線「小幌駅」は無人駅で、駅舎も無い。 
 
 
そのYさんが1枚の素晴らしい写真を送って来た。 
その写真は小幌駅から山を下った、海の上での写真だった。 
 
私は2009年8月29日に投稿したブログ「小幌駅の幻の円空菩薩像」に書いたが、彼に案内されて秘境駅の「小幌駅」と円空作と言われている「菩薩像」を見に行ったことがある。 
 
       小幌駅はトンネルとトンネルの間にある。 
 
 
少し前のテレビ番組で、その「小幌駅」は廃止になったと知った。 
鉄道の秘境駅マニアの憧れの聖地である、「小幌駅」が廃止になったのは残念だった。 
(その後、Yさんからの連絡で、豊浦町の予算で継続していると知った) 
 
でもYさんの送ってくれた海の写真は、なん回見ても素晴らしい。 
こんな環境に住むYさんが羨ましい。人というのは、身近にある素晴らしさに気が付いていないことが多いようだ。もう一度、「羨ましい」。 
 
    豊浦町の「礼文」の海の上から、カヤックで(Yさん提供) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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