伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ  rss feed
[2009.09.10]
店頭から姿を消して、2週間!! まさか、お忘れじゃないですよね。 読者の皆さん・・!! 
 
 それにしても、今年の夏は伊達の農家にとっては散々な夏だったんです。 北海道にも梅雨?と思わせるような超長雨・・。 畑に苗を植えられない日々、そして、迫ってくる、寒さに向かっての野菜の生育日数の計算。(伊達の場合は、植え付けの最終が、8月20日頃なんです。) 
 
 あれから、1月半が経ち、その後の安定した天気も手伝って秋野菜は順調に生育してますよ。 
 
 キムチの原料 
 
 この、野菜たちが伊達のこの土地の風を載せて皆様の食卓にもうじき伺いますよ。  
  
 ヴェジファーム スガワラ圃場 
 
 まもなく、甘みの増した、野菜の個性を十分に引き出した、「お伊っ達キムチ」を製造開始しちゃいます。 
 
 一足先に、主役のご紹介なんですねぇ・・。  
 
 
 小生は本来、白菜の栽培はしていない、素人の白菜農家なんですが、お伊っ達キムチ製造に関わっちゃったので、ただ今、復習中なんです。 お手柔らかに! 
 
そんな訳で、18日には、この白菜たちで作った、秋の新作が皆さんの前にお目見えしますよ。 
 
 可愛がって下さいね。  旨い! かな? それは食べてからこっそり、小生に教えてくださいねぇ・・。 
 
 読者の皆さん、食欲の秋、旬のものが目白押しですよ・・!!  楽しみながら、ご賞味下さい。 
 
 でも、くれぐれも運動を忘れずに・・。  
 
余計なお世話だったかな!? 
[2009.08.28]
 小生、昨夜もまたまた、飲みすぎてしまいました。毎度の事とは言え、誘惑に負け、情けない話です。 
 
 いい加減に、「自分の年も考えなさい・・!」と、どこからか聞こえてきそうな気配を感じてます・・。 
 
 言い訳になっちゃいますが、昨夜はお伊っ達キムチ 
製造スタッフによる、今後の取り組みを決める、大変重要な飲み会だったのですよぉ・・。  決して、おだってません!? 
 
住宅街の不思議な居酒屋 
 
 そして、会場は、イケ面店長がやってる、近所の居酒屋、なんと住宅街の中に堂々と構えているお店なんです。 その上、若い店長に似合わず、中々の料理の味、と気配り・・!! 
 
 これは失礼!!  
 
 でも、これはあまり、人を褒めない小生の感想なんですけどね。 
 
 そして、いつの間にか、いつものように、お伊っ達キムチの営業開始!?  
 
 やっぱり、最後はおだっちゃう、連中なんですよねぇ。 事務局長のHさんは、キムチの売り込みと地産地消への思いを燗酒を飲んだ勢いも手伝って、店長に熱く語ってました・・!! 
 
 ビックリしたのは、一緒に居合わせた、お客の若い女性2人組。 ”お伊っ達キムチ食べましたよ!! 母へのお土産にしましたよ!” とのお声がけ・・。 
 
 これには小生、スタッフ一同、感動しちゃいました!! 
 
有難うございます。 頑張ります。 
 
 こうして、人と人が繋がって行くんでしょうかね! 
 
 店長、また、お世話になりますよぉ・・。 
   
 
 
  
[2009.05.26]
 読者の皆さん、お待たせ致しました。試行錯誤の末に、ついに完成しましたよ、あのキムチが!! 
 
新聞に報道されてしまったので、既にご存知かな?  参考までに、ご覧ください。  
 
北海道新聞  
室蘭民報   
 
 それにしても、「おだって」始まったプロジェクトなんですが、やっぱり地道に実行してくれるのが、かあちゃん達女性陣、男達だけではここまでこれる訳がないんですよねぇ・・!!  
 
 「お伊っ達キムチ」製造スタッフ 
 
 ここまで、来ちゃうと、もう、後戻りは出来ないよな・! チョッとおだち過ぎたかな? 
 
 いえいえ、頑張りますよ。 これも、伊達野菜の消費拡大と伊達の活性化への私達(お伊っ達本舗研究会)の思いですからね・・!  
 
 
 お伊っ達キムチ 
 
 読者の皆さん ご声援宜しくお願いします・・! そして、みんなで、”おだって”楽しみましょう・・。 
 
 
 発売日 6月13日(土)  
 場所  道の駅(だて歴史の杜物産館) 
 
 試験販売ですので、当面は週に1回製造、販売の予定です。  
 
 絶品ですよ・・!! 
[2009.05.18]
 日本国中が直売所ブームになって来たような昨今!! それは、農家の現状に対する悲鳴なのかもしれませんよ! 見えないところで、様々な事情があるんです・・。  
  
 小生もそう?なんですが、農家って、本来は寡黙に農産物を生産する事だけで暮らして来た人間が大半・・。 そして、その農産物の値段を自分で付ける事も出来ず、全てが他力本願だったんですねぇ・・! 
 
 軽トラ朝市 
 
 そんな農民達が自分達の生産した農産物を直接、お客様との対面で売り始めちゃったんですからね! 
  
 この軽トラ朝市への参加の呼びかけに対して、なんと50人近くの農家の人達が集まったと言うんですから、それを聞いて、小生も驚きました・・。  
 
 
農家自らが、消費者と向き合う事が重要なんだと感じ、この「伊達」で起こったんですからねぇ、注目してくださいよ、読者の皆さん!!  
 
 ”伊達って、消費地と言うよりは、生産地だよね”との声がどこからか聞こえてきそうですが・・。 
 
 そうそう、その声が大切なんですよね。 農家と消費者がお互いをもっと知って、「ふるさと伊達」を外へ向かってPRしましょ!! 
 
 
とにかく、目覚めた、伊達の農民たちを宜しく・・。 
 
 毎週、日曜の朝に畑の匂いをかいでみませんか!? 
    
[2009.05.07]
 一週間のご無沙汰ですね。ゴールデンウィークは如何でしたか? めちゃくちゃ楽しんだ方もいれば、疲れだけが残っていらっしゃる方も、とにかくご苦労様でした。 小生は野良仕事に追われ連休どころではありませんでした。 仕方ありませんよね、一冬、遊んでたんですから・・! 
  
 それにしても、イベントが終わった後って、何か物寂しくなるのは、何故なんでしょうね。 こんな時、吉田拓郎の「祭りのあと」を思わず口ずさんじゃう小生なんです。  
 
 さぁ、気分を変えて行きましょう。 皆さんが、休んでいる間に、我が家のレタスは文句も言わずに成長を続け、本当にタイミングよく? 販売を開始致しましたよぉ・・!! 
 
 今年の我が家の初物レタス 
 
 まず、ヴェジファーム スガワラのレタスをサラダで食べてから出勤しましょう。 清々しい気分で、1日が始まりますよ。 チョッと言い過ぎでしたかね・・。 
 
 ところで、この時期のレタスは収穫までに、3ヶ月も掛かっちゃうんですよ。 時間もさる事ながら、余分な経費が掛かります。 
 工業製品だと、メーカー希望価格なんて、書いて販売してますが。 農産物にも書きたいものですね、「農家希望価格」ってね。 
 
 果たして、消費者の皆さんは納得して、買って下さるかなぁ!  
 
  
 そのレタス、どうしても食べてみたいとおっしゃる方は、伊達道の駅(黎明観)まで、足をお運びください。  かなり廉価な、農家希望価格でお売りいたします・・! 
 
 5月20日頃にはいつものお店(知りたい方には、こっそり、お教えします。)に並びますよ! 
  
 今日は、完全にレタスの宣伝になっちゃいましたね。 初出荷ですから、お許しを・・!! 
 
 付き合っていただいた、読者の皆さんへのお詫びに館山の桜を・・。 
 
噴火湾文化研究所と桜  
[2009.04.20]
また、飲み会の話なの!と言わずに、チョッと聞いて下さい、読者の皆さん!! 
 
 
 ワインはヨーロッパ(フランスやイタリアなど)では水代わりに飲むとか?、そして、調味料としては料理には欠かせないものになってます。 ワインと一緒に食文化が生まれ、育ったと言っても大袈裟じゃない程ですよね。 
 
 そして、「瑞穂の国」我が日本には、米と水だけ、いや大切なものを忘れてました、酵母で、作り上げたまさしく日本を代表する酒があるじゃないですか・・。 そう、おっしゃる通り、「日本酒」ですよ。 九州の焼酎も美味しいですよ・・!! 
 
 どうも小生は酒のことになると気合が入り過ぎてしまいます。 スミマセン! 
 
 酒って、飲み物であり、調味料であり、そして、何より、会話の潤滑油なんですよねぇ!!  
 
 国、人種を問わず、食、文化の伝承に、酒は重要な役割を果たしてるって思うのは小生だけじゃないはずです!?  やっぱり、その土地で栽培される作物を原料にしているからなのでしょうね・・! 
 
 最近、変な原料(MA米)を使って問題になりましたね! これは論外ですよ! 
 
  
 
 さて、こんな酒の会を提案しているのが、小生の友人、室蘭の酒屋Sさんなんです。 なんと彼は、日本全国の蔵元を訪ね歩き、自分の舌で厳選した酒を広める、酒の伝道師の様な人間なんですねぇ。 頭が下がります。 そして、地元の食材や料理を酒を通じてPRしてくれちゃうんですからねぇ。 
 
 野菜農家である小生にとっても本当に有り難い存在なんです。 
 
 それにしても、日本酒と地元の食材って、なぜ、こんなに、合うんだろう!!  失礼ながら、この場にいた人にしかわからない事ですがね・・。  
 
 読者のみなさん、見直しましたか飲兵衛を、いや、酒を・・! 
 
 これ以上、語るとただの酔っ払いだと思われそうなので止めとこうっと・・。  
    
[2009.04.02]
 小生、野菜農家でありながら、不覚にも知りませんでした。 情けない!! 
 
 それは、野菜と料理の関係なんですがね・・。 世界中の料理の中で、1番野菜を使うのがイタリア料理(そう言えば、伊達には美味しいイタリア料理のお店が沢山ありますよね!!) そして、2番目はどこだと思います、皆さん?   
  
キャベツ畑(ヴェジファーム スガワラ) 
 
日本料理じゃないんですねぇ。 なんと、お隣の韓国の料理なのだそうですよ。 驚きでしょう!! 
 
そう言われるとガッテンがいきますよね! 焼肉も、野菜(サンチュ)で巻いて食べる、そして、何より、大量の漬物(キムチ)を毎食べるんですもね。 
 
 聞くところによると、日本国内で現在消費されている漬物の約40%がキムチ関連というほど、消費者の皆さんにとって欠かせない漬物になってきているようです。 
 
 今、まさに世の女性達は韓流ブーム。そして、野球でも、フィギュアスケートでも、世界のトップを競い合うライバルですもね。 素晴らしいじゃないですか!! 
 
 伊達は道内でも有数の野菜の産地なのに、何かインパクトが感じられなかったのは、伊達の農家の不徳の致すところかな・・?! ゴメンナサイ!! 
 
 ヤンさんの店(伊達野菜の応援団) 
 
 野菜をもっと食べてもらうように小生も頑張らなくっちゃ・・!!   
 
 それにしても、野菜の町伊達だから、イタリア料理店が多いんだろうか・・。 小生の思い込みかな? どう思います! 読者の皆さん。   
[2009.03.30]
 読者の皆さん! 余計な話ですが、小生の家族7人なんです。 言いましたっけ、以前に? 
 
 3世代同居の我が家の家族が初めて全員で居酒屋へ食事に行ったんですがね、最近。 
 
 そこで、目にしたテーブルソルト(食卓塩)、それが赤穂の天塩だったんです。 それがどうしたの? なんて、おっしゃらないで下さい。 あの、忠臣蔵の裏話 「塩の権益が騒動の原因?」だったと言われるほど日本史上でも重要な塩の問題!! この塩がなんと今はオーストラリアの塩田で作られていたんですよねぇ。 驚きでした!! 知らぬは小生だけかな?! 
 
 プロカメラマンTさん撮影 「伊達の海」 
 
海洋汚染が引き金になっているんでしょうね。 
  
 とは言っても、世界がつながっている海。その水から作られた塩はどれも、同じ味だよね!? 気にすることないか・・。 どうなんでしょうね、皆さん!!  
 
 黄金(こがね)の海 
 
我が家の漬物用の塩は ひょっとして? かあちゃんに聞いてみようっ・・と!! 
 
 たかが「塩」、されど「塩」ですよねぇ・・。 
  
[2009.03.23]
 長流(おさる)川水系(伊達地域)の米は北海道随一の食味だと言う事は当然ご存知ですよねぇ。 皆さん! 
 
 北海道米は、まずい米の代表格!とのレッテルを貼られた、屈辱の時代を経て、やっと食味の良さを認められるようになったんですよね。 そして、今では、北海道内での道産米の食率が約80%まで来たんです。 米生産者としては本当にうれしい限りですよ。   
 
 やっぱり、地元の人が食べてくれなくっちゃね!! 
 
 
 これも旨い道産米を夢見て品種改良を続けてくれた「道立農業試験場」のお陰なのです。 ご存知でしたか? 皆さん!!  
 その中でも、上川農業試験場、中央農業試験場、道南農業試験場が三つ巴になって、旨い米の開発にしのぎを削って来たんですよ。 
 
 今では、皆さんがご存知!?のきらら397、ほしのゆめは「上川」、ななつぼし、おぼろづきは「中央」、ふっくりんこは「道南」こんな案配です。 
 
 「ななつぼし」(左)と「おぼろづき」(壮瞥町) 
 
 地球温暖化?の影響で北海道の米はもっと美味しくなりますよ!!  喜ばしいことかどうかは別としてね? 
 
 今のうちに、北海道米に変えてみてはいかがですか!! お薦めは西胆振(特に伊達)産ですがね。 
 
 そんな事言っても手に入らないよぉ! とおっしゃる読者の皆さん!  心配しなくていいんです。 
 
 ところで、小生は今年「ななつぼし」を栽培します。出来秋をお楽しみに・!!  
 
 ああ、種まきまで、1ヶ月に迫って来たなぁ・・。 
 
 余計なお世話だったかな!? 
 
  
 
  
[2009.03.12]
 前々回紹介した、「お伊っ達(おだって)プロジェクト」ですが、本当に動き出してしまったんです。 
 
 
そして、大胆にも、寒じめ野菜(伊達産)を使った、本格キムチの漬け込みなんですよ。 
 
 寒じめ大根  
 
この、漬け込みを指導して下さるのが、札幌ススキノでは有名な(自称)行列の出来る店「焼肉チング」の料理長ヤンさんなんですから、凄いことになってしまいました! 
 
 ヤンさん 
 
なぜ、ヤンさんがわざわざ伊達まで、来て下さったのか?  気になるでしょ皆さん!  友人の紹介で、店を訪れたプロジェクトのメンバー(小生も含む)とヤンさんが「食材の宝庫伊達」の話題で意気投合! そして、伊達の食材で自分の腕を試してみたい! すぐにでも伊達に行きたいなぁ!!との、うれしいお申し出が有ったんですよね。 信じられますか?  みなさん!!  
 
 仕込みの様子 
 
 ヤンさんは以前から伊達の野菜にはほれ込んでいたと言う事で、伊達産の野菜、海産物をふんだんに使った”キムチ” 「伊達の名物」に育って欲しいねぇ!! と目を輝かせて、試作品を仕込んでくださったんですよ!! 
 
 読者の皆さん 近いうちに情報が届きますよ・・。 
 
「お伊っ達キムチ」 お楽しみに!!  
菜っ葉屋の農事だより
ヴェジファーム スガワラ
ヴェジファーム スガワラ
  風光明媚(び)な館山の地で葉物野菜(レタス、長葱など)を中心に栽培し、平成21年に農家と異業種の友人達と設立した「お伊っ達(おだって)本舗研究会」の構成員です。  
ブログ検索