
オジサンはきょうもクタクタ
乾電池などは直流で電圧が1・5Vと決まっている。もちろん使っているうちに電圧が落ちてくるから、徐々に1V程度に下がってくる。 同じように、自動車のバッテリーも12Vか24Vの直流だ。直流はプラスとマイナスが決まっているので、黒い電線と赤い電線など色違いのケーブルが使われるから分かりやすい。
基本は赤がプラスで黒がマイナスだ。そんなことは学校で教えていないが、どこかで覚える常識だろう。
交流はプラスとマイナスがパカパカ入れ替わる。家のコンセントは100Vの交流だ。コンセントの穴は2つあるが、プラスとマイナスが入れ替わるので、プラグの挿し方も左右が問われていない。
そこで、直流の製品に交流を流すとどうなるか、理屈で危険なことは理解できるが実験したくなるのが若さだろう。オジサンも一人暮らしを始めた横浜でさっそく秋葉原で仕入れたジャンクでテストしてみた。
まずは、直流で1.5V、3V、6V、12vと電圧を上げてみたが、ポンコツ電卓は反応しない。そこで、100v交流を突っ込んでみた。電卓君は、焦げ臭い匂いの後、オレンジの炎を上げメラメラと燃え上がった。そして、部屋のブレーカーが落ちたのだった。
オジサンは、このほかコンデンサーに交流を突っ込んで爆発して驚いたこともある。電解コンデンサーの中に入っていた、紙が粉々に部屋中に飛び散った。そんな実験を繰り返していたのをふと思い出した。就職活動で、履歴書に記入する資格が無いことに気が付き、あわててアマチュア無線の資格を取った。試験にはコンデンサーの爆発問題は出ていなかった。
バブル時代にもかかわらず、経済学部の学生の就職活動は、卒業式の1週間前まで続いた。ちなみに、電波新聞や八重洲無線を狙ったが全く相手にされなかった。証券や先物取引、業務用冷蔵庫のメーカーからは内定が出たが断った。今思えば、上場企業に入っておけばよかったかも。若さとは、安定より冒険が欲しいと思うからこんなにクタクタになっている。
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布でつづる千羽鶴 [1000PEACE / 室蘭・札幌]
布をつなぐ、人をつなぐ、命をつなぐ。 今、室蘭からじわりじわりと広がり始めている集団アートの動きがあります。 ひとつひとつ”はぎれ”を手で縫って作られた、ハートをくわえた小鳥たち。ハート部分には参加者の名前やイニシャルが刺繍されています。これをタペストリーに縫い付けていき、どんどん集まっていくと…… 月へ向かうことりの群れが描かれた、巨大なタペストリーとなります。完成目標は1,000羽、長さ14m相当です。 ”月は星座と違って、世界中のどこから見ても同じ形だから”、”欠けて見えなくなっても、必ず光が戻るから” 、このデザインにしたそうです。 このプロジェクトの名前は「1000のことり」。布でつづる千羽鶴、アートによる平和の意志表示です。政治的なスローガンや言葉は一切使わず、”ころさないで”の一点で、そしてサイン(イニシャル・マークも可)の刺繍だけで、1,000人が繋がります。このタペストリーは完成後、「非戦」を求める場に飾られます。サイン参加者が使用することも可能だそうです。 ひとりひとりの想いが込められたパッチワークの美しさにエネルギーを感じます。現在、北は札幌、南は佐賀県まで参加者がいるとのこと。平和に心をよせるアートの波が、ゆるやかに広がっていっています。 今年20周年を迎える 『1000PEACE』 『1000PEACE』は、「戦争は昔話じゃない。現在進行形のリアルだ。お金も、地位もない、無名の自分にできることは何?」と感じた人たちが集まってできた有志団体です。 「未来の世代につながる具体的な行動をしている個人や団体を応援する」のが活動内容。対象は、国外・国内を問わず、忙しい日常の中で自分たちにできることをしています。活動内容は、その都度集まった人たちで自由に考え、話し合って決めます。 戦後60年の年であった2005年7月、募金を集めイラクの水支援に送ったことが始まり。そして今年20周年を迎えます。主に札幌を拠点に活動していましたが、今は室蘭に拠点が移っています。 直近では、パレスチナのこども達の心のケアの一環として、「パレスチナへのことり」プロジェクトもありました。北海道パレスチナ医療奉仕団の後発隊メンバーに「日本からのお土産」を託そうと、2024年10月~12月の間に子どもが描いた絵とカードを集めたのです。しかし現地の状況が緊迫し渡航を断念。次の渡航がいつになるかはわかりませんが、集まった169枚の絵はそれまで大切に保管されるとのことです。日本のこども達の絵とことり達がパレスチナのこども達に届く日が早く来ますように。 『1000のことり』に参加するには 1000PEACE には公的な事務所がないため、代表個人の連絡先が問い合わせ先となっています。「自分も参加したい」「ことりを預かって周りに声をかけるよ」という方がいらっしゃいましたら、下記問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ~『1000のことり』参加の流れ~ ①お問い合わせフォームから『1000PEACE』と繋がる ▶直接お会いできる方 ②好きなことりセットを選ぶ ③参加シートにお名前を記入して戻す(ご自身で刺繍してもOK) ④片方のことりは自分のものに! ▶遠方の方 参加ハガキに記入していただき、後日、片方のことりが届きます。 実はことり達は双子で、1セット2羽になっており、片方は参加者が貰えるんです!ことりのハートにサインを縫って終わりではなく、このタペストリーがどこかで飾られるとき、自分のことりを探せるというワクワクが残されるのです。その場で終わりとならない、日常で忘れてしまいそうなときに思い出させてくれることりが近くにいてくれるのも大切ですね。ご興味を持たれた方は下記リンクよりお問い合わせください。 ~参加希望、お問い合わせはこちらまで~(筆者が代表の方をお繋ぎします。)
misaki
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