
ホテルマンの幸せ
遠軽高校の甲子園出場に納得♪
おはようございます♪
昨日とても嬉しい発表がありました!!
高校野球の話しですが、道東の公立高校の遠軽高校が春の選抜で甲子園大会に出場が決まりました♪
21世紀枠での出場ですが甲子園に出場出来るのです!!
私の恩師がいる鵡川高校も1番最初はこの「21世紀枠」での甲子園出場でした…♪
そこから実力で優勝して計3回甲子園へ出ました!
鵡川も小さな街ですが遠軽も道東の小さな街です。
そこから甲子園に出場するのですから地域全体が盛り上がるのが間違いありません…♪
遠軽高校野球部は一般的には知名度はあまりないのですが北海道の野球通にはもうかなり知らせた存在なのです!!!
なにせ…
この10年くらいを振り返ってもあと1つ勝てば「甲子園」!という決勝戦まで4回も出ているのです!
準優勝が4回ですよ…♪
惜しい!!!
なので底力はあるのです♪
私も現役の時に夏の大会で対戦したことがありました。
地方予選と北北海道大会の戦績です。
6-0 赤平
7-1 滝川西
17-0 砂川南
8-0 旭川凌雲
4-2 帯広北
1-0 遠軽
7-0 旭川龍谷
この時には準決勝で対戦しているのです!!
1ー0というとても接戦だったのです…♪
この時の遠軽のエースの原選手のストレートとスライダー、フォークボールの全てが一級品でした…!
0ー0で試合が進んでいる時にうちの4番の学がここ1番で2塁打を放ちエースの文計が完封してくれたので勝ちました!
やはり4番とエースです♪
しかも試合の終盤でスクイズを見破ったのです!!
これはゴリ(佐藤茂富監督)の経験です!!!

そんなしびれる試合でした。
遠軽高校の甲子園出場は優勝ではないものの実力と努力で勝ち取ったものです!!!
選手達は堂々と甲子園球場で戦ってほしいと思います♪
鵡川高校や遠軽高校、そして私がいた砂川北高校の共通点とは…
地方の街の公立高校ということです!!!
都会の私立高校じゃなくても甲子園には出れるのです!!!
なので!!!
現役で地方の公立高校に通う野球人の皆さん!!!
私立の強豪校に負けても言い訳は出来ないね…!
負けたのは私立か公立かではありません!
弱いから負けたのです!!!
練習の質も量も強豪校の方が上だから強いのです!!!
そんな理論をハッキリさせてくれた今回の遠軽高校の甲子園出場だと思いました…♪
遠軽は強いから甲子園に出れるのです♪
野球人として今回の遠軽高校にはとても誇りに思います!!
2013年!
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引き継ぎ手募集!アイスプラント栽培、大滝の白戸さん
大滝区で「アイスプラント」という珍しい野菜を栽培する白戸和夫さんが引き継ぎ手を探しています。 南アフリカ原産のアイスプラントは多肉植物の一種で、サクッとした歯応えとプチプチした食感、塩気のある味が特徴のオシャレな野菜。中性脂肪の抑制や血糖値を下げる効果のある成分が含まれており、近年注目を集めています。 白戸さんがアイスプラント栽培を始めたのは13年前。当時は市場でも希少で、栽培方法も確立されていなかったそう。たくさんの研究と試行錯誤を重ね、独自のノウハウを開発しながら育ててきたのだとか。現在およそ3千株のアイスプラントが元気いっぱい育っています。出荷先は札幌方面のスーパーでサラダなど生食用として好評だということです。 詳しくは特集記事をご覧ください! https://mushanavi.com/specials/4448/ 育苗ハウスの中。なんだかかわいい! アイスプラントの苗。種から栽培しています。 ビニールトンネルが並ぶ白戸さんのアイスプラント畑 アイスプラントの収穫時期は6月〜11月。ポットで育てるため耕作機など、大型の農機具は不要。ハウスがあれば栽培でき比較的手軽に始めることができます。 栽培のポイントは土!貝殻や海砂などを混ぜ込んだ白戸さんオリジナルの用土がなんといってもよく育つ秘訣だそうです。農薬は使いませんが、独特の塩味を出すために夏と秋に数回、塩水を撒きます。 今シーズンもそろそろ終わりという時期ですが、ビニールシートの中では、はちきれんばかりに元気なアイスプラントがたくさん茂っていました。 うまく育つようになるまでに、多くの失敗と苦労があったそうです。このみずみずしさは長年の研究の賜物!葉を少しちぎって食べてみると、シャキシャキした歯応えとまろやかな塩味がとってもおいしかったです。 研究熱心でお元気な白戸さんですが、年々、体力的に大変になってきたため、苗や用土を譲り受けて代わりに育ててくれる方を探しています。伊達周辺の若手農家の方でアイスプラント栽培に興味のある方、白戸さんにご連絡ください(ハウスを一棟以上持っている方が望ましいそうです)。 匠の大地 白戸和夫 北海道伊達市大滝区優徳町 電話0142-68-6747 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年11月)
むしゃなび編集部
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♡心と体で楽しむ健康なハーブを提供したい♡ 〜店舗リニューアルからの新たなチャレンジ 高橋敬子さんの想い
今回は洞爺湖町、洞爺湖へ向かう坂の途中にある香る丘「ハーバルランチ」代表の高橋敬子さんを訪ねました。 この敬子さんの笑顔と、この広げた腕が、まさに「ハーバルランチ」の温かさを象徴しているように感じます。 2000年噴火後の洞爺湖を盛り上げたい! ハーバルランチは2007年創業、毎年6月〜10月の営業です。 「小樽の春香から2002年に移住してきました。もともと春香でホースランチを営んでいた夫の手伝いをしていたんです。2000年に有珠山の噴火があり、テレビで復興に取り組む観光事業者さんたちの姿を見ました。噴火後2年経っても、観光客が2割しか戻ってきていないという現実を知った時、「私たちも復興に関わりたい!」「噴火後の洞爺湖を盛り上げたい!」と思いました。とくに、洞爺湖のこの素晴らしい景色の中で、自然を生かした遊び・体験の拠点を作りたいと考えました。」 けれども待っていた現実は厳しかったと言います。 当時は「体験」メニューの走り的存在でした。 まだまだハーブの認知度が低かったこと、当時の拠点がモンゴルのゲルだったこと、何よりも余所者だったこと、などからかなり怪しまれたそうです。 それこそ。 「あの変なテントみたいな家で一体何しているんだろう?」「ハーブって何?」「草でお金を取るの?」「蒸留って何?」 そんな悲しくなるような声がちらほらと聞こえても、なんとか地域に溶け込もうと頑張ってきたそう。 認知度が低いからこそ敷居は低くしたい。 そう考えていた敬子さん。 「難しく考えなくても良いように、とにかく間口を広くして気軽に直ぐに楽しめるコンテンツを作りました。」 敬子さんとハーブとの出会い ところで、少しお話を戻して〜。 敬子さんとハーブとの出会いのお話をさせてくださいね。 ・ 洞爺湖の景観にマッチすることは何か。 ・ 自然を生かしたプログラムは何か。 ・ お客様が楽しく癒されて健康に貢献できることは何か。 そんなことを考えていた時、たまたま近所の会社でアロマとばったり出会いました。 ピンと来た敬子さんは、ハーブ園を作ることを思い立ちました。 そして、直ぐにそこでハーブやアロマのことを学ぶことになり、ハーブコーディネーターやアロマテラピー検定1級の資格も取得されました。 この場所を選んだことも、もしかしたら洞爺湖が敬子さんを導いたのかもしれません。 「実は私、思いついたら行動までが早いんです笑 畑には、化学肥料や農薬は使わず、夫が経営するホースランチのお馬さんたちの堆肥を漉き込みました。この辺りは元々火山灰土壌なのですが、そこに質の良い馬堆肥を入れたことでハーブにはとても良い土になったようです。目指しているのは循環型の農です。ただちょっと困るのは、お馬さんの糞に残っていた牧草の種が発芽して生えてきてしまうことです。農薬を使っていないので、せっせと手で摘み取ります。 頑張ったご褒美で、ハーブ好きなお客様から『ここのハーブは味も香りも良いね!』とおっしゃっていただけるので嬉しくて。そうそう!そういえば!畑を作り始めたばかりの初期の頃、ようやく畑に苗を植えたところで、なんと修学旅行の予約が入ってしまったんです。『え!?どうしよう‥』と思ったのですが、『はい!』と受けてしまいました笑」 生育が間に合わないというのに受けてしまった敬子さん。 ここでも行動の早さというか、腹の括りの早さが見えます。 もちろん、ハーブをやりくりしながら見事やってのけました。 「その後だんだん道外での認知度が上がり、メディアへの露出も増えました。それでも地元の認知度は依然として低いまま。これではいけないと、地域のイベントにどんどん出展するようにしました。」 その努力の甲斐あってか、ようやく地元での市民権を得たハーバルランチでした。 今では道外・道内・地元からもリピーターさんが多くなったそう。 この日、実は取材と並行してヴィーガンのお菓子を習っていた敬子さん。 出張レッスンにいらしていた先生のもと、マフィン・スコーン・クッキーを試作中でした。 そして一緒にいただいたハーブティーは、題して「敬子ブレンド=リラックスブレンド」。 フレッシュなラベンダー+シソ+ペパーミントのお茶でした。 実はラベンダーの香りがする食べ物や飲み物は苦手な筆者ですが、こちらは衝撃的な香りと味でした! 嫌どころかお代わりしたいくらい美味しい!! 敬子さん、魔法かけた?? いえいえ。 やはり、良い土を作り、ハーブの特長と特徴を良くご存知だからこそのブレンドなのですね。 だって、どれをとっても癖のある強い香りのものばかりなのに、この素敵な味と香り! 「ハーブたちが良いお仕事をしてくれるんです。働き者のハーブがお客様に寄り添えるように、私はそのお手伝いをするだけです。」 ところで、マロウの後ろにある建物をご覧ください。 いつの間にかゲルからすり替わっていますね…。 拠点をゲルから手作り小屋へ 15年間苦楽をともにしたゲルでしたが、老朽化によりついにお別れをすることになりました。 「この形がもうなくなってしまう寂しさもありましたが、この形があったから、たくさんの人に喜んでもらえたと、ゲルには感謝の気持ちでいっぱいになりました。」 そこで今年の5月にリニューアルされた拠点がこちらの建物。 なんと旦那様の手作りです! 仲間の協力も得てついに完成しました☆ どうぞ画像をご覧ください〜。 南保子さんに、家庭でもできる簡単なハーブの使い方をお聞きしました。 「ミント・セージ・バジルなどはハンバーグや餃子に混ぜ込むと美味しいわよ♪増えすぎて困るアップルミントは出汁袋へ入れてお風呂へどうぞ〜♪」 なるほど! それなら筆者にもできる! アップルミントの侵略に困っていたんです ^^; 再び敬子さんにお尋ねしました。 「建物のリニューアルをされて、新しく加わったメニューを教えていただけますか?」 「ゲルからこの建物になったことで厨房も出来、長年の想い『食の提供』ができるようになりました。ハーブを心と体から楽しんでいただけるようになったのは大きなリニューアルです。ご提供するお料理やお菓子には、目の前の畑で元気に育ったハーブをふんだんに使っています。『ハーバルランチに行ったら元気になってリフレッシュできた!』そう思っていただけたら幸せです。」 まるで洞爺湖を独り占めしているかのようなこの景観だけでも贅沢な気分になるというのに、たくさんのハーブに囲まれて、おしゃれなランチやハーブティーをいただけたら、敬子さんの想いが伝わらないはずがありません。 はい! ここからはバトンを「LUX TOYA」に渡しましょうか☆ 今回は少し趣向を変えます。 「LUX TOYA」の謎は次回にします♪ どうぞお楽しみに〜!! 「私にとって、ラヴィンもハーブも大切な家族です。いつも側にいてくれてとても安心。いつでも寄り添ってくれる大切な大切な存在なんです。」 ―ハーバルランチと高橋敬子さん情報― ハーバルランチ http://www.jphorseriding.com/herbal/ ハーバルランチInstagram https://instagram.com/herbalranch?igshid=Y2IzZGU1MTFhOQ== 敬子さんFB https://www.facebook.com/keiko.takahashi.902
Rietty
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“窯の前の最期” を夢見て〜パン職人 武田 浩一氏の歩んだ道〜
今回の主人公は、『boulangerie ibox 弄月店』の店長でパン職人の 武田 浩一さんです。 浩一さんは山口県出身の55歳。 見かけも感性もとても若々しいお方です。 2023年4月OPENされた『boulangerie ibox 弄月店』は国道37号線の道路沿いにあります。 『社会福祉法人タラプ』を母体にしたこちらのお店は、構想2~3年を経て誕生しました。 そこに店長兼パン職人として抜擢されたのが浩一さんでした。 浩一さんは『ibox』に入社して12年、そしてパン職人としては30年のキャリアをお持ちです。 イラストレーターを目指していた若かりし頃のおはなし 「実は、若い頃はイラストレーターを目指していました。」 と、取材は唐突なお話から始まりました。 「え?フリーのイラストレーターですか!? 若い頃からパン職人を目指していたのではなかったのですね!」 「はい。僕は幼稚園の頃から内気で、新聞の折り込み広告の裏が白い紙を見つけては、絵ばかり描いている子でした。山口県の高校を出てから、18歳で東京の美術系の専門学校に入りました。友達と切磋琢磨をし、新しいものは何か?今は何を求められているのか?を常に探求しながら、プロへの道を模索していました。コンテストにも頻繁に応募していました。入選したりもして、そこそこに評価をしていただきましたが、それだけでは食べてはいけないよな…と、中途半端な自分に限界を感じ始めていたのが24歳頃でした。」 「未練はありませんか?」 「昔の仲間が活躍しているのを見ると、“もう少し頑張ってやっていればよかったかな…”とパン職人に転向したことを少し悔やむ瞬間もあります。いまでも家では時々絵を描きますし、そうそう!ここの店の看板の絵も、幟の絵も、必要に迫られて描きました笑 当時の絵はほとんど処分してしまいました。断ち切るためにね。でもね、正直後悔しています笑」 「もったいない!とっておけばこのお店に飾れたのに!」 「笑 そうですね。あの頃は『アンディ・ウォーホル』『バスキア』『キースヘリング』など、ニューヨークで活躍していたストリートアーティストに影響されていました。 なんていうか、ポップアートの世界って80年代のサブカルチャー的な音楽とも繋がっている。そういうものに刺激を受けながら、「いま、一番新しいものはなんだ!」と、プロのアーティストを目指す友人たちと語ったり、試したりするのが楽しかったですね。」 パン職人として立つと決心したこと イラストレーターの道を諦めようと考えていた浩一さん。 ある日、パン職人の募集広告に目が止まりました。 「いきなりパンですか?」 「はい。パンと絵との間に共通点を感じました。絵は白い紙にゼロからモノを作り出す作業です。そしてパンも同じく何もない作業台に粉を乗せるところからモノを作り出す作業です。どちらも『ゼロから作る』というところが共通していました。」 「なるほど〜。だから抵抗なくこの世界に入れたわけですね。」 パン職人としては2年おきくらいに店を変え、その店の良いところを学んでこられました。 例えば、東京の自由が丘では、全国展開をしているパン屋で働いたそうです。 「様々な形態で店を出している会社でしたが、僕がいたところは粉から作る店だったのがラッキーでした。そこには10年いました。その後、大好きな湘南地域の鎌倉・葉山・藤沢・逗子などの有名店でパン作りの技と歴史を学びました。鎌倉ではチーフを任されていました。」 「湘南が大好きだった浩一さんが何故、北海道にやって来たのですか?」 「たまたま山口の実家に一時帰省していた時、自由が丘のパン屋でお世話になった人に声を掛けられたのです。『いい話があるよ』って。それがiboxのパン職人を募集しているという話でした。その人は伊達市出身の人でした。」 縁とは不思議なものです。 山口県出身の湘南好きな人が、最初にパン修行をしたところで出会った人に誘われて、今は北海道の伊達市にいるのですから。 『boulangerie ibox 弄月店』店長としての浩一さんがが目指す店とは iboxのパンは、今まで修行して来たパン屋のベスト版的なパンだと言い切った浩一さん。 「いろいろな嗜好の方に美味しいと感じていただけるようにバラエティーに富んだラインナップになっています。でも強いこだわりは『本物であること』。例えば、クロワッサンならばフランスの伝統的な技法とレシピで作っていますし、バケットもベースはメソポタミア時代から続くフランスの伝統を大切にした作り方ですし、フォカッチャならばイタリアの伝統的なレシピと技法で作っています。伝統と歴史を大切に、決して色褪せない本物を追求しつつも、やはり地域性も大切にしなければいけないと考えています。それぞれの伝統を重んじながら、どれだけ地域仕様にアレンジできるかが勝負どころです。そして、美味しいということを一番大切にしたい。」 思いがけず壮大なお話が飛び出し、すっかりのめり込んでしまった筆者でしたが、究極の答えにストンと納得してしまいました。 ものすごくシンプルで真理であると思いました。 「材料にこだわる」「地元食材を使っている」「健康にこだわる」「添加物は使わない」というお話は今まで色々なところで伺ってきました。 当然、この言葉の背後には「だから美味しい」と続くのだと思いますし、素晴らしい理念だと思っています。 ところが 『美味しいということを一番大切にしたい』 という答えを、ストレートに伝えてくれた飲食店さんは意外と少なかったことに気づきました。 よく考えれば当たり前の台詞に、目から鱗の気持ちになった筆者でした。 伝統と歴史を重んじる浩一さんの姿勢は 『長年受け継がれて来ているものは美味しいからだ』 という実感と自信の表れなのでしょう。 「boulangerie ibox 弄月店」はね、 街の中で人の集まる中心にiboxがあるといいなと思っています。 だから、月一で『ふくろう市』というタイトルで イベントも開催しています。 店の知名度をもう少し上げたいですし。 それとね、 パンも美味しいけれど珈琲もめちゃくちゃ拘っていますよ! 恵庭の「珈琲きゃろっと」という店の物なのですが、 豆はもちろんのこと、マシンのセッティングもすごいこだわりようです。」 確かに、マシンの珈琲でこれだけ美味しいものは正直経験したことがありません。 本当に美味しい! 「それと、弄月店ができる前、だて道の駅に出店したことも大きかったです。あそこは食材が実に豊富に揃っているので選ぶのが楽しい。基本は地産地消です。でも『美味しいこと』にはこだわるので、地元以外のものも取り入れます。」 浩一さんが迎えたい最期とは 「どんなお爺ちゃんになりたいですか?」 と質問してみました。 「お爺ちゃんになれば、たぶんここは退職をしているから、その時は自宅のパン屋で仕事をしながら死にたいな。ある日、パンを焼いていたらね、タイマーが鳴るんです。でも僕は動かない。そのことに気づいた弟子が覗き込むと僕は死んでいる。最後に焼いたパンを取り出し、弟子たちがみんなでそのパンを食べる。みんなでってところが大事。そんなストーリーが僕の中では出来上がっています。」 泣きそうになりました。 その姿が映像で浮かんだからです。 そして、イラストレーターの道に今でも未練を感じていると語っていた浩一さんはもうそこには居ませんでした。 最期はパン職人として死にたいと語りました。 良かった…。 心からそう思いました。 取材の間中、絵本を捲るような物語をお聴きし、歩んでこられたその道を振り返りながらも、しっかりと最期を見ているお姿とパンが重なりました。 浩一さんが捏ねた全てのパンを味わってみたくなった筆者です。 ―boulangerie ibox 弄月店 情報― 〒052-0013 住 所 伊達市弄月町59-35 定休日 月曜日(不定休あり) 電 話 0142-82-8310 E.mail takeda.kouichi@tarap.org
Rietty
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旅するイタリアンレストランを目指して☆ 〜洞爺湖 Lagorto ファンキーコンビは今日もいく〜
左側は代表の木村香葉子さん。 伊達市ご出身。 東日本フェリーの船内で6~7年勤めたのち、派遣バイトを始め各地を転々としていました。 ある時はキロロで、またある時は礼文島で、そんな時、所属していた派遣会社を通して右側の利光優子さんと知り合いました。 そして真狩の佐伯農園さんで働いたことが、その後の二人を決定づけることになりました。 優子さんは愛知県のご出身。 29歳でホテル調理の仕事を始め、イタリアンやフレンチの修行を積みました。 育った場所も経歴も違う二人。 この二人を今に繋げたのは、佐伯農園さんが経営する『Pomme ポム』というファームレストランでした。 シェフを探していた佐伯さんに優子さんを紹介したのが香葉子さんだったのです。 そして優子さんは即断して北海道にやってきました。 裏の思いとして、あるメリットを感じたからでした ということで。 今回は洞爺湖温泉に2021年6月 カジュアルなイタリアンレストラン『Lagorto』をOPENされた香葉子さんと優子さんを尋ねました。 仕込み時間という短い時間をいただいた取材だったため、実は事前にお二人の人となりがなんとなく分かる写真のご提供をお願いしていました。 すると届いた写真がこちら〜。 むむむ〜! なんてファンキーな!! 今となってはどの人がお二人なのか分かりませんが、このイカした面々のうちのお二人がのちのLagortoコンビなのでした。 なるほど〜! これが裏のメリットか〜!! 筆者はライター・ガイドの他にもスキーインストラクターをしているのでイメージできるのですが、ちょうど彼女たちの世代の方々は、いわゆるリゾートバイトなどをしながら冬山に籠り、リフト券貸与の恩恵を受けながら、スキーやスノーボードをしまくる!という生活をする方が当時は多かったのです。 現在若い世代の方にはあまり見かけないワーク&ライフスタイルです。 これまで様々なジャンルの方を取材させていただきましたが、実はコロナ禍に新たな道を開拓された方が多いです。 そして成功されている。 それは決して火事場の馬鹿力ではなく、自分の生き方をしっかりと見つめ直し、コロナ禍をチャンスと見ることができた方々でした。 何を食べても美味しいとすぐに話題となった『Lagorot』では、顧客の7割が地元の方だそうです。 わずか2年余りで地域に根付くのは素晴らしいことです。 きっとそれだけ、おふたりの店への想いが強いということなのでしょうね。 ところで、店名『Lagorto』の意味を訊ねました。 なるほど、『洞爺湖を望む坂の途中にある菜園のようなレストラン』ということですね。 こちらはメニューのごく一部です。 Lagortoさんのメニューラインナップは、基本、お酒のつまみにもなるものが多いです。 それなのに、実は違いの分かるお子様にも人気なのだとか? パスタの具にご注目。 真狩佐伯農園さんとのつながりがあるからこその、ふんだんに使われた百合根! これ、都会で食べたらとんでもないお値段になります^^; なるほど。 『旅するイタリアン』というわけですね〜。 旅先では楽しく遊んだり、飲み歩いたりもしつつ、料理はガチで本物を提供する。 やっぱりファンキー! カッコいい!と思います。 めっちゃ喧嘩をするとは言いながらも、「二人でやりたいです!」とキッパリと話してくれました。 洞爺湖の『Lagorto』で食べるイタリアンはもちろん美味しいけれど、ふらりと出かけた旅先で、お二人に会えたら嬉しいなあ〜と思った筆者でした。 ―Lagorto情報― ・代表 木村香葉子 ・シェフ 利光優子 ・北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉54秋田ビル1F ・詳細はFBまたはInstagramよりご覧ください
Rietty
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“納豆デザート”は4代目社長の粘り強さと愛が生んだ!(有)伊達納豆さん
北海道糖業への道をまっすぐ走り、そこを通り越して300mほど走ったところ、「え!?こんなところに?」という場所に(有)伊達納豆さんはありました。 創業76年。 なんと、終戦の年に初代の店主は海岸近くの西浜町に納豆屋を作りました。 その時の名前「大友納豆製造所」は、今も伊達納豆の看板の下に残されています。 1代目はわずか1年足らずで店を閉め、その後、2代目が「伊達納豆」と社名を変えて事業を引き継ぎ、その後現在のところに引っ越されました。 30年前にお嫁にいらした詠子さん。 その時は3代目(旦那様のご両親)を見様見真似で家業を手伝っていたそうです。 そして、4代目の旦那様の代になり、夫婦で仲良く続けてこられましたが、残念なことに3年前に旦那様を亡くされてしまいました。 それからはもう無我夢中。 寝ても覚めても我が子のこと(納豆さん)で頭が一杯! どうしたら美味しい納豆ができるか? 今でもそれしか考えていないとおっしゃっていました。 ものすごい納豆愛です♡ この大きな鍋で大豆を蒸します。 こちらは麦入り納豆を作っているところ。 まだ発酵前の状態です。 容器に詰めたら、この機械に入れて発酵させます。 小さな工場で、全て丁寧な手作業で作られています。 なので、大量生産はできません。 私はこちらの3点を購入しました。 上の二つは、いつもスーパーマーケットで購入しています。でも、工場で買うと美味しさが増す感じがするのは、作り手の顔が見えるから。 「ん? デザート!?」 反応された方、さすがです。 びっくりしますよね。 納豆がデザートになるなんて。 これこそ、旦那様亡き後に4代目社長として会社を受け継いだ 大友詠子さんの粘り強さと愛が生んだ一品なのです。 パッケージを開けると、まさしく黒豆納豆が出てきます。 これに備え付けの黒蜜をかけていただきます。 本当に美味しい! めちゃくちゃ美味しい! 次回は必ずアイスクリームと共にいただきます。 トルコアイス風になりそうです。 これ、本当に食べてみて欲しいです。 そしてもう一つのビックリは…。 実は“伊達納豆”黒豆納豆はあのウィンザーホテルさんの朝食に提供されているのです。 なんと、料理長自らが覆面調査で味を確かめにいらして採用されたと言います。 立派なお墨付きですね。 このウィンザーホテルさんの朝食で提供されているものと同じものは、こちらの店舗でのみギフト用としてセット販売されています。 そう。 ここだけで手に入る品物です。 ほかにもこんなラインナップ♪ 大豆は外国産もありますし、伊達産もありますが、豆の品質にはとことん拘り、製品になるまでの工程では、可愛い我が子の様に大切に大切に扱われています。 それと、もう一つの大きなこだわり。 それは、「大豆そのものを味わっていただきたいからたれを備え付けていないこと」だそうです。 稀に「たれを入れ忘れている!」とクレームが入ることがあるそうですが、きちんとした理由があるのですね。 大豆の味を何よりも大事にしている自信の現れでしょう。 詠子さんのおすすめのいただき方は、「出汁が入っていない普通の醤油だけか、オリーブオイルと塩」だそうです。 オリーブオイル+塩との組み合わせは、私のおすすめでもあります! 是非お試しあれ。 アイデア豊富な詠子さんは、今後の計画への想いも色々お持ちのようです。 そのお話は、是非店頭で直接伺ってみてくださいね。 最後にお客様にお伝えしたいことはありますか? と、お聞きしてみました。 「納豆は安心して召し上がっていただける安全な食品です。もっと、気軽に毎日の食卓に上らせてあげてください。 皆様にも納豆パワーで健康に美しくなってほしい」 つやつやの優しく気さくな笑顔で、4代目大友詠子さんは突撃取材で訪れた私を見送ってくださいました。 有限会社 伊達納豆 伊達市館山下町1-68 電話 0142-23-2648 WEBショップ https://datenattou.stores.jp/ *水曜日〜土曜日 七飯町 勝田商店さんの手作りとうふ・揚げ・おから・湯葉なども販売しています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューほか変更になる場合があります(取材2021年5月)
Rietty
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