
心の伊達市民 第一号
最近の若者は「新聞は取らない」、「テレビは持っていない」という人が増えているようだ。そのせいか新聞購読者はドンドンと減り、朝日新聞などは新聞事業で赤字となり、今や「朝日不動産」と揶揄されている。
若者のテレビ離れも普通のようで、これは私にも理解できる。
どのチャンネルを廻しても、同じようなお笑い芸人が出ている。
そして自分達だけで面白がっている。これじゃテレビ離れも進むわけだ。
新聞を取っていると、広告が折り込まれる。
これが新聞販売店の利益となっているようで、配達部数が減った新聞そのものでは赤字のようである。コロナ騒動真っ盛りの頃は、折込広告は少なかった。
ところがオミクロンの感染者数が減って来たら、突然のように増え出した。
多いのはスーパーの安売り広告で、続いて旅行広告である。
旅行業界は相当にダメージを受けて来ただろうから、ここから一気に挽回を目指しているのだろう。でも私には行きたいところが無い。それも悲しい。
有楽町のビックカメラに行った。
時々、入口でなにか渡されるが、今回は「瞬間冷却パック」だった。
表面に「叩くだけで簡単冷却」、「食べられません」と書いてあった。
裏面を見たら「HUAWEI(ファーウェイ)Special Week」と書いてあった。
「ファーウェイ」は中国企業で、情報抜き取りを疑われてアメリカから締め出されている。日本政府も政府調達から排除しているが、民間では堂々と販売している。
私は抜かれて困るような情報は無いのだが、でも今後もファーウェイ製品は買わない。
いつものように写真展の案内ハガキが届いた。
その写真展は「全日本山岳写真展」で、池袋の東京芸術劇場で開催されている。
毎年のように見に行っていると、同じような写真ばかりでマンネリ感がある。
池袋に行くのは自宅からだと面倒だが、東京芸術劇場の5階フロアの天井画が好きで見に行くことになる。建物入口前の踊るような噴水もいい。
暇つぶしと言っては申し訳ないが、出掛ける目的を与えてもらえるのはありがたい。
もう1つの写真展である。
私の所属するマンションのデジカメクラブのメンバーである、女性会員のS子さんからメールが届いた。
『朝日新聞社主催の「渋谷撮り尽くしコンテスト」に入選しました。本社2階コンコース・ギャラリーで展示が始まりました。ご都合の付く方は、築地大橋からも近いですからご覧になって下さい』とあったのですぐに見に行った。
コンコースに張り出された20枚くらいの写真は、どれも上手だ。
S子さんの写真は「入選」だが、「特選」より良いと思った。
写真もあるレベルを越えると、その先は審査員の好みになるようだ。
甲府に住む大金持ちの女房の友人が、毎年この時期になると立派な桃を送ってくれる。
山梨は「フルーツ王国」で、「ぶどう」も美味しい。
家族で『そろそろXさんから桃の届く頃ねえー』と話していたら、その3日後に宅急便が届いた。開けてみたら桃ではなく、立派な「シャインマスカット」が3房も入っていた。
先日、三越デパートで同じような房を見たら、桐の箱に入り1房が1万円近くもした。
早速、冷蔵庫で冷やしてから食べたが、とても美味しかった。だが、お返しに悩む女房だった。
北海道の壮瞥町に住む農家のIさんから電話があった。『道の駅でモチキビを売っていたが、送りましょうか?』
毎年、この頃になるとIさんにお願いして、モチキビを送ってもらっているからだ。
『送って欲しい』と言ったら、すぐに宅急便が届いた。そして中にはモチキビの他に、ジャガイモとカボチャが入っていた。
モチキビ以外はIさんの農家の作物のようだ。
すぐに茹でて食べた。残りは天婦羅にした。どちらも美味しかった。
都会に住んでいて、北海道から秋を届けてくれるありがたさを感じている。もうすぐ新米の季節だ。
(おまけの話)
股関節の軟骨がほとんど無くなった話は以前に書いた。
それを補うために医師の勧めで、ゴムバンドを使い開脚運動をして股関節の周りの筋肉増強をしている。その時に同時に、そのゴムバンドを両腕に掛けて、左右に引っ張り上腕の筋肉の衰えも補強している。
最近になり肩の辺りが痛くなり、「やり過ぎで筋肉痛だな」と感じて、この運動は止めていた。しかし一向に痛さが無くならず、最近になって分かったのは肩の関節が痛いのであった。「四十肩」というのは経験があるが、「八十肩」になったようだ。
最近のことだが、寝ている時の朝方に足が攣ることがある。
寝てママだとどうしても治らないので、電気を点けて起き出すことになる。
そこで爪先立って力を入れると以前なら簡単に治ったのものが、最近は簡単には治らない。しかも治っても、いつまでも痛いままが続く。
仕方ないので湿布薬を貼ってからまた寝るが、もう眠れない。
なにかで読んだが、「足が攣る人は心臓が悪い」と書いてあったが、それも悪くない。
心臓ばかりが強靭で、ボケてもいつまでも生きて周りに迷惑を掛けたくないからである。
9月9日にイギリスのエリザベス女王が亡くなったニュースを見たが、彼女は96歳だったという。彼女はボケてもいなかったようだが、私はそんなに生きたくない。
今でさえ私の計画より長いのだから・・・。
女房も友人も、もしかしたら子供も先に逝ってしまっている恐れがある。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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布でつづる千羽鶴 [1000PEACE / 室蘭・札幌]
布をつなぐ、人をつなぐ、命をつなぐ。 今、室蘭からじわりじわりと広がり始めている集団アートの動きがあります。 ひとつひとつ”はぎれ”を手で縫って作られた、ハートをくわえた小鳥たち。ハート部分には参加者の名前やイニシャルが刺繍されています。これをタペストリーに縫い付けていき、どんどん集まっていくと…… 月へ向かうことりの群れが描かれた、巨大なタペストリーとなります。完成目標は1,000羽、長さ14m相当です。 ”月は星座と違って、世界中のどこから見ても同じ形だから”、”欠けて見えなくなっても、必ず光が戻るから” 、このデザインにしたそうです。 このプロジェクトの名前は「1000のことり」。布でつづる千羽鶴、アートによる平和の意志表示です。政治的なスローガンや言葉は一切使わず、”ころさないで”の一点で、そしてサイン(イニシャル・マークも可)の刺繍だけで、1,000人が繋がります。このタペストリーは完成後、「非戦」を求める場に飾られます。サイン参加者が使用することも可能だそうです。 ひとりひとりの想いが込められたパッチワークの美しさにエネルギーを感じます。現在、北は札幌、南は佐賀県まで参加者がいるとのこと。平和に心をよせるアートの波が、ゆるやかに広がっていっています。 今年20周年を迎える 『1000PEACE』 『1000PEACE』は、「戦争は昔話じゃない。現在進行形のリアルだ。お金も、地位もない、無名の自分にできることは何?」と感じた人たちが集まってできた有志団体です。 「未来の世代につながる具体的な行動をしている個人や団体を応援する」のが活動内容。対象は、国外・国内を問わず、忙しい日常の中で自分たちにできることをしています。活動内容は、その都度集まった人たちで自由に考え、話し合って決めます。 戦後60年の年であった2005年7月、募金を集めイラクの水支援に送ったことが始まり。そして今年20周年を迎えます。主に札幌を拠点に活動していましたが、今は室蘭に拠点が移っています。 直近では、パレスチナのこども達の心のケアの一環として、「パレスチナへのことり」プロジェクトもありました。北海道パレスチナ医療奉仕団の後発隊メンバーに「日本からのお土産」を託そうと、2024年10月~12月の間に子どもが描いた絵とカードを集めたのです。しかし現地の状況が緊迫し渡航を断念。次の渡航がいつになるかはわかりませんが、集まった169枚の絵はそれまで大切に保管されるとのことです。日本のこども達の絵とことり達がパレスチナのこども達に届く日が早く来ますように。 『1000のことり』に参加するには 1000PEACE には公的な事務所がないため、代表個人の連絡先が問い合わせ先となっています。「自分も参加したい」「ことりを預かって周りに声をかけるよ」という方がいらっしゃいましたら、下記問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ~『1000のことり』参加の流れ~ ①お問い合わせフォームから『1000PEACE』と繋がる ▶直接お会いできる方 ②好きなことりセットを選ぶ ③参加シートにお名前を記入して戻す(ご自身で刺繍してもOK) ④片方のことりは自分のものに! ▶遠方の方 参加ハガキに記入していただき、後日、片方のことりが届きます。 実はことり達は双子で、1セット2羽になっており、片方は参加者が貰えるんです!ことりのハートにサインを縫って終わりではなく、このタペストリーがどこかで飾られるとき、自分のことりを探せるというワクワクが残されるのです。その場で終わりとならない、日常で忘れてしまいそうなときに思い出させてくれることりが近くにいてくれるのも大切ですね。ご興味を持たれた方は下記リンクよりお問い合わせください。 ~参加希望、お問い合わせはこちらまで~(筆者が代表の方をお繋ぎします。)
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