むしゃなび編集部
春の蚤の市やってます。4/14まで。アトリエたむら
おしゃれ姉妹のハンドメイドショップ、アトリエたむらで毎年恒例の蚤の市が4/14まで開催中です。
https://so-ra-mi.jp/archives/11112
たむらさんの知人などが出品した洋服やバッグ、布小物などいろいろ。フリマとは趣きが違って、なんだか屋根裏部屋みたい?掘り出し物がみつかるかも!
いつものお店の方もすっかり春のディスプレイに。来る度にしみじみと季節を感じます。何よりたむらさんのセンスが独創的ですてきです。ハンドメイド作品や古い陶器。バリ島のかわいいグラス1個300円、安い。。手作りや雑貨の好きな方、出かけてみてくださいね!
春ののみの市
2018年4月11日(水)〜14日(土)
★マルセイユタロットのミニリーディング13日(金)まで同時開催。詳細は↓
マルセイユ・タロットミニリーディング
アトリエたむら
OPEN 月・水・金 11:00-17:00(不定休あり)
北海道伊達市舟岡町362-9ファミールREX201
TEL 090-5394-7009
アトリエたむら(むしゃなび内)
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05/10(木) ハッシュタグでジモトの魅力を発信しよう〜!#ウメサクラ西いぶり #北海道西いぶり
西胆振に暮らすみなさま!また観光や旅行で西胆振を訪れたあなた!SNSに投稿する梅や桜の写真にハッシュタグをつけて地域の魅力を発信しませんか?以下、西いぶり「生涯活躍のまち」構想推進協議会からのお知らせです。 ハッシュタグキャンペーン開催中! 参加方法はとっても簡単です。西いぶりで撮った梅や桜の写真をハッシュタグ付きでSNS投稿するだけ! 対象はFacebookとInstagram、Twitter。 ハッシュタグ #ウメサクラ西いぶり #北海道西いぶり 写真 西いぶりの梅や桜(過去に撮影でも可) 西いぶりとは 登別市、室蘭市、伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町の三市三町からなるエリアです。 詳細 詳しくは西いぶり公式SNSアカウントでの告知投稿をご確認お願いします! ※公式アカウントのフォローもあわせて宜しくお願いします! Facebook Instagram Twitter 問合せ:西いぶり「生涯活躍のまち」構想推進協議会 http://www.nishiiburi.jpn.org/
むしゃなび編集部
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01/15(土) 横乗りLOVEたちに寄り添う本物の専門店 “ ローズミスト “
今回は、地域と横乗りをこよなく愛し、花を愛する” ローズミスト “ のご紹介です。 え? 花も? と思われた方。 実は” ローズミスト “の母体は ” (有)フラワーショップえいわえん “ です。 50年前、花屋さんからスタートした双子の日栄兄弟の趣味が高じ、31年前に作ったスポーツ部門が ” ローズミスト “ でした。 いまでは息子さんたちも、インストラクター仲間もいるので “ Team ローズミスト “ とも言えます。 ↑販売からインストラクター、そしてwebも担当されている息子さんとツーショット。 ところで、「横乗り」とは横を向いて乗るボードのことです。 スノーボード、サーフボード、スケートボードなどがそれにあたります。 ↑冬でもサーフボードがあります。 日栄兄弟が最初に始めたのはサーフィンでした。 当時は全国的なサーフィンブーム。 本場、神奈川県の湘南海岸から遅れること5年、イタンキビーチにもその流行がやってきました。 ↑イタンキビーチ すでに始めていた友達の影響もあり、日栄兄弟はサーフィンブームに乗りました。 その後、ゴミで汚れていたビーチをきれいに保つためと、海で遊ぶための安全対策とマナーを利用者に理解・協力してもらうために “ イタンキサーフィンクラブ “ を設立し、ローカルルールを作りました。 現在は会員の高齢化などもあり活動はほとんど休止しているそうですが、当時はサーフィン大会なども催すなどして地域を盛り上げていたそうです。 さて。 そんなTeamローズミストが今一番力を入れているのは、横乗りスポーツの安全な楽しみ方と上達への普及活動です。 そう、遊びではなくスポーツとしての普及。 ↑カラフルで高品質のウェアが揃います。 ↑小物も色々 ですから、仕入れから販売そして販売後のケアー(メンテナンスと育成)まで、一貫して責任を持って取り組んでいらっしゃいます。 特に道具への拘り具合は半端なく徹底しています。 ほとんど全ての商品を試乗し、「これは確かだ!」と納得したもののみ仕入れます。 少しでも納得できないところとは一切取引をしません。 なので、自ずと量産品からは遠のくことになります。 メーカーとも問屋とも、もちろんお客様とも信頼関係を大切にされているからこその企業姿勢です。 例えばスノーボード。 オガサカなどの国内ブランドを中心に、海外はヨーロッパの商品を扱っています。 スノースポーツをされる方ならご存知かと思いますが、オガサカの板はスノーボードもスキーも量販店では取り扱えません。 つまり、ローズミストはメーカーに選ばれた存在なのです。 今、盛んにSDGsが叫ばれていますね。 その17のゴールのうちの12「つくる責任つかう責任」にまさに当てはまる、双方の行動だと思います。 プラスして、売る立場の責任をローズミストは果たしています。 商品のラインナップは、どの横乗りマテリアルもビギナーからエキスパートまで、また乗りたい場所によってお客さまに寄り添い的確なアドバイスをしてくださいます。 それに特筆したいのは、今大人気のブランド「コルア(ポーランド製)」を全道一揃えていること。 性能抜群で、ゲレンデでもパウダーでもOKのスノーボードなのに、お手頃価格ということもあり、なかなか手に入らず、探している人も多い商品なのです。 それを知っているファンは、全道から集まって来ると言います。 ファンならば絶対に店頭にチェックしに行くべき! ↑今、物凄い人気のスノーボード「コルア」の板 そして! サーフボードについては、ローズミストでお買い上げの方には「サーフィン無料レッスン」の嬉しい特典付きです。 実は筆者も利用させていただいております。 ↑波の読み方、選び方のレクチャー さらに! スノーボードをお買い上げの方には、「お買い上げ時無料ワックスサービス」もあります。 ↑ワックスの品揃えも豊富 しかも! ローズミストはJSBA公認のスノーボードスクールでもありますので、確かな技を持つ、プロのインストラクターのレッスンを受講できます。 確かな道具選びから、安全に横乗りを楽しむレッスンまで。 海や雪山利用のマナーも含めて指導をしてくださいます。 一貫した責任を持って、お客さまに寄り添う頼りになる兄貴たちなのです。 ↑右が社長の日栄 毅さん。左は店長の均さん。 そうそう! スケートボードのことも忘れてはいけない! ↑スケートボード。このほかにも色々あります。 元々、スノーボードの夏トレのために導入したスケートボードでしたが、ここ20年くらい若い世代を中心にスケボー熱が高まっていました。 ただ、どうしても「やんちゃな遊び」のイメージを超えていない。 それを危惧したTeamローズミストは、「やんちゃな遊び」から「マナーを守るスポーツ」への昇格を期待して、スケートボードパークの造成に向けて奔走しました。 そして出来たのが室蘭中央町にある「レインボーパーク」。 2021年の東京オリンピックでの選手の活躍により、さらにスケボー熱が高まった昨今の課題を伺ってみました。 「もっと広い場所で、あらゆる志向の競技者が練習できる施設を造れないかと室蘭市にも働きかける準備をしています。最大のオリンピック効果は親の理解と協力が発生したことです。 今後は、プロの指導者も必要ですよね。」 施設のお話は、さらに室蘭だんパラスキー場へも繋がっていきました。 http://www.muroran-resort.sakura.ne.jp/mysite1/index.html 皆様もご存知かと思いますが、ここのところ何年も室蘭だんパラスキー場の存続の危機が叫ばれています。 それに真っ向から立ち向かい、存続のための運動を始めたのもTeamローズミストでした。 何を隠そう、北海道ではまだ何人もスノーボードをする人がいなかった時代から、Team ローズミストはこの室蘭だんパラスキー場を拠点に、スノーボードの安全な普及に取り組み、近隣のローカルスキー場の発展に寄与してきたのです。 「室蘭の中心部から車で10分のアクセスでスキー場を利用できるというのは、とても素晴らしいことだということを広く近隣の皆様に知っていただきたいと思っています。 北海道から他所の都府県へ出て行くと、『北海道の人はスノースポーツが何でもできるんでしょ。』と言われることが多いです。 ところが、意外とそうではなかったりします。 雪が魅力の北の地に生まれた者としてスノースポーツを何も体験せずに巣立っていくのはとても残念なことです。 だから、スノーボードスクールを経営しているという立場だけでなく、広く地域の子供たちが利用できる『教育施設』としての位置づけで僕らは捉えて守ろうとしています。それに、「だんパラスキー場」には近郊にはないナイター設備もあり、夜22:00まで営業をしているのですよ! 仕事や学校の後でも気軽に行ける距離です。 もちろんルスツリゾートやニセコリゾートもありますが、夜に車を走らせて行くのはなかなか辛い。でも町から10分で着くのですから安心して楽しめる本当に貴重なスキー場なのです。 無くしてしまってはダメなんです! 存続を願って、3万人以上の署名も集めました。 室蘭だんパラスキー場は、地域の財産であり室蘭の大きな魅力でもあります。 一度潰してしまったスキー場は、2度と復活できません。 莫大な費用がかかるからです でも今なら工夫をすれば維持できます。 このスキー場が気に入って移住して来る人もいるのですから。絶対に残さないと!!」 このお話には激しく共感します。 実は筆者も室蘭だんパラスキー場の大ファンです♡ 親の立場から言えば、下から全てが見渡せるので安心して子供だけで滑らせられます。 我が子もここからスタートしました。 スキー指導者の立場から言えば、初めてのスキーの方には最適な斜面ですし、基礎練習にも最適です。 また、駐車場からすぐのところにリフト乗り場があるのも嬉しいですし、夜景や海が見えるロケーションも最高です。 こんな素敵なスキー場を無くすなんて考えられないことです。 純粋な地域愛溢れる日栄兄弟を中心としたTeamローズミストの皆様の想いが、どうか「いらない!」と言っている皆様に届きます様に…。 さて。 最後に今後のイベントスケジュールについて伺いました。 *2月13日(日) 13:00~15:00 室蘭だんパラスキー場にてJSBAスノーボードの無料レッスンがあります。 詳しくは、室蘭市広報をご覧ください。 ↑前回の無料講習会の様子。 *今年の夏にローズミストビーチクリーン作戦を予定しています。 *そして、Uターンで室蘭に戻って来られる息子さんがパーソナルトレーナーとして起業予定でもあります。 道内屈指の横乗り専門店「ローズミスト」。 『室蘭だんパラスキー場』存続も含め、本物のShop・本物のスクール・本物の地域愛に惚れた一人として、筆者自身も引き続き応援したいと思います。 皆様も是非お店を覗いてみてくださいね。 そして、冬&夏の横乗りにチャレンジしてください。 Teamローズミストは、親切丁寧フレンドリーな接客で、皆様をお迎えしてくださるはずです。 ―Rose mist(ローズミスト)情報― 北海道室蘭市東町2丁目6−6 Tel/Fax 0143-84-1991 代表取締役 日栄 毅 店長 日栄 均 HP https://rosemist1991.wix.com/snow-surf-skate FB https://www.facebook.com/rosemist1991 Instagram Rosemist_snow.surf.skate.shop Twitter @Rosemist_Shop オンラインストア https://rosemist.storeinfo.jp/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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04/26(木) ジモト野菜のおしゃれバーニャカウダーと鯛めし!凛万乃風
昨年オープンした和食レストラン、凛万乃風(りんまのかぜ)。 落ち着いた店内でじっくり和食を味わうもよし、お酒を楽しむもよし。ちょっぴり大人な雰囲気のお店です。東京で20年ほど和食の修行を積んだ伊達出身のオーナーが、地元食材や新鮮な魚介類を使って腕をふるいます。今回は自慢の料理のなかから、おすすめの2品をご紹介! ジモト野菜いっぱい!おしゃれなバーニャカウダー こ、これはっ!!!! ドライアイスのスモーク、もくもく・・・中から顔をのぞかせるカエラフルな野菜たち!あまりのゴージャスさに、ちょっとパーティ気分になったchです。これはニクい!女性の心を鷲掴みにする演出の、「伊達産野菜のバーニャカウダー」。「東京から地元伊達に戻ったばかりのころ、観光物産館に行ったら野菜がたくさんあって、種類も豊富でとても驚いたんです」と話すオーナー。地元の野菜のおいしさを見た目にも楽しく味わえるメニューを、と考案したそうです。 ちなみにバーニャカウダーはイタリアの鍋料理。「あたたかいソース」という意味があるそうですが、シャキッと冷えたピチピチの野菜を温めたソースでいただきます。画像はアンチョビみそソース。野菜本来の甘みをまろやかなソースが引き立てます。 この日の野菜は紅芯大根、ニンジン、ズッキーニ、ごぼう、カブなどなど。ごぼうって生で食べるの初めてですが、オイシイですね!何より見た目が華やかなので、お誕生会などにどうでしょう。甘いケーキもいいけれど、こんなヘルシーなバースデイケーキもすてき! *伊達産野菜のバーニャカウダー 1000円 (季節や入荷状況により、伊達産以外の時もあります。) 土鍋で炊きたて!上品な風味の鯛めし さておすすめのもう一品は、めでたい、の鯛!愛媛から空輸で取り寄せた新鮮な鯛を土鍋でふっくら炊き上げた「鯛の土鍋炊き込みご飯」です。 うーん、上品な香り!しかしどうやって食べたらいいのかわからないch。そこでオーナーに食べ方を教えてもらったよ! まず鯛の身をはずします。 一膳目はそのままいただきまーす。 二膳目は薬味をのせてお茶漬けに!鯛のダシがお腹にしみわたる〜。こちらは注文を受けてから炊き上げるので少し時間がかかります。先に注文しておいてお酒のシメにするのにぴったりですよ。 *鯛の土鍋炊き込みご飯 中(2~3人前)2000円/大(4〜6人前)2800円 ほかにその日入った魚の刺身や焼き魚、また蓮根のエビしんじょう挟み揚げも人気メニューのひとつ。迷ったらおすすめを聞いてみてくださいね。大人数で行くときは予約するのが安全です!宴会も予約できます。 凛万乃風 りんまのかぜ 北海道伊達市網代町7番地(旧 伊藤陶器店) 0142-82-3502 OPEN 17:00〜22:30 不定休
むしゃなび編集部
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10/25(木) 九州男児の心意気!本場の「うまかもん」に唸る、九州酒場はがくれ。居酒屋めぐり
伊達周辺では紅葉シーズンを迎えていますが、だんだん寒くなって、日も短くなってきましたね。 日暮れが早くなると急に恋しくなるのが「赤ちょうちん」、です。そんなわけで、来るべき忘年会シーズンに備えて居酒屋巡りを始めました! 今回は、今年伊達にオープンした話題沸騰の居酒屋さんへレッツ・ゴ〜〜!! 九州出身の大将が腕をふるう、本場の「うまかもん」! 「九州酒場はがくれ」は本場九州の「うまかもん」がいっぱいな居酒屋さん。産地直送で、仕入れた新鮮な魚介類を使った、伊達周辺エリアでは珍しい九州料理を堪能することができます。 [gallery columns="1" size="full" ids="7980,7981"] 「ごまかさずに真剣勝負!」 とお店のモットーを一言で語る大将の北島隆志さんは佐賀県出身。 店名の「はがくれ」は、佐賀藩士によってまとめられた江戸時代の書「葉隠」から。武士道精神について書かれた本だけあって、ホテルマン磯辺さんからも「侍のタカシさん」と呼ばれている(※)北島さんですが、キリリとした横顔に九州男児の心意気を感じますね! (※)侍のタカシさんがお店をオープンさせる/ブログ「ホテルマンの幸せ」 お店に飾られた「葉隠」の額は書道6段を持つ北島さんのお母様による作品。 それでは、はがくれのイチオシメニューをご紹介いたします! 九州酒場でまず食べてほしいもの! 「はがくれ」に来たらまず食べてほしいもの、その1。 こちらの美しい赤身、なんだかわかりますか?? 正解は「馬刺し」! 九州料理でとても有名ですが、北海道ではあまり食べる機会がないお料理ですよね。伊達周辺でも、新鮮でおいしい馬刺しが食べられるお店はとても稀少です。 上画像では、赤身の横に白っぽいお刺身が添えてありますが、こちら、なんと「たてがみ」という部位! 名前そのまま、馬のたてがみが生えているところのお肉なのです。馬刺しの専用タレでいただきます :-) 九州酒場はがくれ店主・北島さん はあ〜おいしい!! もう、うっとり・・・ :oops: 新鮮で柔らかく、全く臭みがありません。たてがみの方はコリコリとした歯ごたえがあり、上品で柔らかい甘みがあります。赤身とたてがみを一緒に食べるのがおすすめ。 熊本直送 馬刺し 特上馬刺し(赤身)1,200円 極上霜降り馬刺し 1,480円 お得!特上馬刺し盛り合わせ(3~4人前)2,680円 続いて登場するのは・・・ 「はがくれ」に来たらまず食べてほしいもの、その2。 はい、「もつ鍋」です。新鮮な牛モツと野菜がたっぷり入った鍋は、一人前でもこのボリューム! ちょうどよく煮えたところを柚子胡椒でいただきます。プリプリとした食感・・・!! こ、これは、たまりません・・。「モツ」と聞いて「モツ煮」を想像していたのですが、全然違って全く臭みがないことに驚きっ 8-O モツ煮などに使われる豚モツに比べ、牛モツは臭みがあまりないそうです。さらに鮮度がよいものを使用しているので、肉の旨味と上品な甘さが口いっぱいに広がって・・・。ただただ、おいしい〜!!! 名物 九州男児の博多もつ鍋 しょうゆ・塩・赤辛 1人前 各1,280円〜 〆にはラーメン! 300円 となるとやっぱり呑みたくなるのが、お酒! ですよね。 ここはやっぱり、九州名物の芋焼酎で行きたいところ。はがくれでは30〜40種もの芋焼酎が楽しめるんですよ。どれにするか迷ったら大将に聞くべし。また、メニューにランキングが出ているので、参考にしてみては。 ちなみに本場のおいしい飲み方は、ズバリお湯割だそうです。 芋焼酎 500円〜 というわけで、九州男児の心意気と「うまかもん」にノックアウトされた居酒屋めぐりでした。忘年会や宴会の予約はお早めにどうぞ〜! おすすめコースいろいろ! メニューの詳細は下のリンクからどうぞ。 http://nishiiburi-ran.com/hagakure/ 九州酒場 はがくれ 0142-82-6278 北海道伊達市錦町100-18 [平 日] 18:00~24:00 [日・祝] 18:00~23:00 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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09/27(木) 【伊達武者まつり2018】武者山車編!
2018年8月4日・5日に「第44回伊達武者まつり」が開催されました。初日は毎年恒例、10組の山車が市街地を練り歩く「武者山車」。 今年はあいにくのお天気で、雨に濡れての大パレードとなりました。ヨサコイの大旗も雨でずっしり、と〜っても重そうでしたね 8-O 出場された皆さん、おつかれさまでした!! これぞ伊達の心意気!! 白熱のパフォーマンスをどうぞご覧ください :-) https://vimeo.com/292058964 伊達武者まつり2018・武者山車 from Awesome Hokkaido on Vimeo. https://so-ra-mi.jp/archives/16443
むしゃなび編集部
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08/03(土) フリマ、流しそうめん、スイカ割り! 親子で楽しい夏まつり8/6
伊達市に子ども食堂を作るために活動するボランティア団体「いちごはうすの会」が夏まつりを開催します。 流しそうめん、スイカ割り、水でっぽう大会など、楽しい企画がいっぱい! ご家族、お友達と一緒にどうぞ。 フリマの売り上げ金全額とかき氷の売り上げ金の一部が、子ども食堂の運営費になります。 こだまtoいちごno夏まつり 日時 2019年8月6日(火) 時間 10:00~14:30 場所 レストラン こだま 伊達市萩原町107-4 10:00~11:00 「ポップアップカード作ってみよー!」 300円 (小さい子でも作れるよう配慮しています。安心してご参加ください) 10:00~12:30 流しそうめん 大人500円、小学生300円 焼き鳥・フランクフルト 各1本 250円 12:30~13:00 ドカンと一発!すいか割り 1人¥100 10:00~14:30 フリマ 、シャボン玉 、かき氷 イベント詳細はこちらhttps://www.facebook.com/events/369390070414283/
むしゃなび編集部
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02/23(火) 麗人オンライン。お買い物で「北海道」を発信!出店クリエイター募集中
舟岡町の「麗人LoveEarth」は今年26年目を迎える美容室です。オープン当初から「美と健康」をコンセンプトに、その人本来の美しさを引き出すお手伝いをしています。 「美しさって、健康があってこそ実現できるものだと思います」とオーナーの大屋さんは語ります。見た目の美しさだけでなく、頭皮や髪、さらには環境をも気遣って、できるだけ刺激・負担の少ない薬品を使った施術をしています。麗人に来るようになってから「パーマ液が地肌にしみなくなった」「髪質がよくなった」といった声も多く、安心安全にオシャレが楽しめるサロンです。 麗人オーナー・大屋覚さん。カット中は「仕事人」の表情! 洞爺湖町に生まれた後、親の仕事の都合で東北に引っ越し、岩手県で育った大屋さんは、高校を卒業後、上京して美容師の道へ。29歳の時に生まれ故郷の北海道に戻り、伊達にお店を開きました。「人に恵まれてここまで成長することができました。」と話す大屋さん。お客様や地域に感謝の思いを還元したいと、この春、オンラインショッピングサイトをオープンします。 その名も「麗人オンライン」。雑貨、アート作品、農産物、海産物など、道内の作家・生産者が手掛ける様々な商品を通じて、北海道の魅力を全国に発信していきたいと語ります。現在は出品者を募集しています。 温もりある雰囲気に包まれた麗人の店内 くつろぎのひと時・・・ ショッピングサイトの構想は2〜3年前からあたためていたそう。北海道の情報は、全国的によく知られてはいるものの、大きな観光スポットや有名なお土産物といった表面的な情報が目立ち、あまり知られていないおいしいもの、面白いものがまだまだたくさんあります。そこで、もっと地域の魅力を深堀りできるような「場」を作りたい、と考えていたのだそうです。 店内のハンドメイドコーナー。麗人にゆかりある作家さんの作品です 美容室オーナーとして毎日忙しく過ごす日々の中、なかなか着手できない状態でしたが、昨年から続く「コロナ禍」が大きなきっかけとなりました。 麗人のお客様にはハンドメイドやアート作品を作っている方が多く、イベントが軒並み中止となっしまい、発表や販売の場所がない、といった話を多く聞くようになったのだそうです。中にはそのために作品作りをやめてしまったという話も・・・。 そこで、昨年9月頃から本格的なサイト制作をスタートし、まずは麗人のお客様とお客様の知人限定で出店を募りました。初めてのことだらけで四苦八苦しながらオープンの準備を進めて来たそうです。そうして立ち上がったお店には、麗人にゆかりのある方々の、素敵な作品やおいしいもの、キレイになれそうな品々が並んでいます! お家に飾りたい!絵画作品 漁師さん自慢のピチピチホタテ!! ブログでおなじみのオシャレなマスクコード 今後は出品者を増やし、道内全域の商品が並ぶサイトに発展させたい、と話しています。麗人さんが地域への感謝を込めて立ち上げたオンラインのお買い物広場。のぞいてみませんか? 書家でもある大屋さんのアートな書「龍神」! 現在は出品者を募集しており、3月にはお買い物もスタート予定だということです。商品カテゴリーは、ハンドメイド、アート作品、食品、農産物、海産物、雑貨、占いなど多種多様です。商品を出してみたい方、まずはお問い合わせください。 麗人オンラインhttps://reijin.shop/TEL 0142-22-3503(麗人営業日の9時〜18時) 出品について ★サイト使用料は売上金からいただきます ★古物取り扱い免許も取得済みですのでご相談ください ★動画も発信できるサイトです ★販売された売上金は月末に返金します ★ご連絡いただいた方には商品委託サイトへの通知を差し上げます。 詳細はこちらをご覧ください 麗人LoveEarth 伊達市舟岡町200-135 営業時間:9時〜18時 定休日:火曜、第2・第3月曜 むしゃなび内 麗人のページ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/08(月) 「地域の皆様の健康を食で守りたい!」 〜北海道伊達市食生活改善協議会会長 岡村香奈氏が目指すこと
胸元のブローチをご覧ください。 もしかしたら、岡村香奈会長という呼び名よりもilo(Beads Jewel)の香奈さんと表現する方が馴染みがあるかもしれません。 でも今回は、敢えて北海道伊達市食生活改善協議会の新会長としての岡村香奈さんにフォーカスをしました。 〜食育アドバイザーを目指したきっかけ〜 岡村さんが食育アドバイザー(一般財団法人 日本食生活協会)の資格を取得したのは、平成25年に「考える栄養教室」という講座受講によるものでした。その後は、平成26年4月より食生活改善推進員として在籍し現在に至りますので、かれこれ10年間活動を続けて来られたことになります。 食生活改善協議会という名前はあまり耳慣れないものですが、実は歴史は古く、元々は戦後の食糧難の時代、国民の健康をサポートするために立ち上がった協議会なのだそうです。 団体の活動としては、「市民の健康を食で守りたい」という想いで集まった人たちのボランティアです。 全盛期は100名をこえていたこともあった会員数も、2024年4月16日付で男女合わせて会員数27名と小さな所帯。 平均年齢は66.7歳、最年長は83歳、最年少は岡村会長で47歳。 この会もライフスタイルの変化、高齢化に伴い、年々会員が減っている状況だそうです。 「岡村さんが、食育アドバイザーを目指したきっかけを教えていただけますか?」 「中、高校生くらいからずっと婦人科系の異変を感じていたのですが、鎮痛剤などで凌ぐ期間を長く過ごしていました。社会人になっても、常に体調を気にしながら生活をしていたので、いつも不定愁訴がまとわりついているような状態でした。 運動が大好きなだったので、中学では運動部に所属していたのですが、体調がいつも思わしくないので、周りが楽しそうにスポーツをしたり、留学したり、旅行したりしているのを見聞きしても、“自分はいつ体調が悪くなるかわからない”という不安から、行動は常に消極的でした。大人になり、結婚を機に伊達に移住したのですが、伊達に来てすぐは、ペーパードライバーでしたのであまり出歩くこともせず、友達もおらず、夫への食事を作ることが楽しみという生活がしばらく続きました。外へ出て働くということにもなかなか踏み切れないまま、家で過ごす日々。そんなある日、道の駅に行くと、ピンクのエプロンを着用した母親くらいの年齢の方達がお料理のデモンストレーションをして試食を配っていました。テーマは水菜。振る舞われていたのは、水菜の蒸しパンとスムージーでした。それがとてもおいしかったのです!! 水菜がこんなお料理になるのだという感動。そして、そのデモンストレーションをされていた皆さんはとても輝いていました。“私もこの方達の中に入って、お料理を覚えたい!” と思ったのがきっかけでした」。 この時はまだ、「この方達の仲間になりたい!こんなお料理ができるようになりたい!」という、純粋に自分のためという入り口だった岡村さんでしたが、活動を続けるうち、徐々にそれだけではない大切なこと、新たな目的意識が芽生えていきます。 〜食育アドバイザーとしての役割とは〜 会員同士が健康であるために学ぶということが第一目的の会ではありますが、相互に学んだことを伊達市民の皆さまにも還元し、食を通した健康のお手伝いをすることを役割とされています。そしてそれらは全てボランティア活動として行なっていらっしゃるのです。 「ところで、会長の役割と会の具体的な活動内容を教えていただけますか?」 「会長は、会の統括役です。北海道食生活改善推進員協議会からの連絡を担ったり、時には外部との連絡役を担ったり、また伊達市健康づくり推進協議会の会議に参加などをしています。会の活動としては、『私たちの健康は私たちの手で』という日本全国の食改さんたちが同じスローガンを掲げて様々な活動をしています。伊達市では、保健センターを拠点に年5回の例会で、会員相互に考えたレシピで調理をしたり、テーマを決めて勉強会などもしています。また、市民参加の例会もあります。例えば、雪印メグミルクより講師をお招きして、チーズについて学んだこともありました。 それと何よりも、伊達は野菜が最高に美味しいので、会では伊達野菜を食べることを推奨しているため、圃場見学研修なども行いました。 そのほか、伊達市保健センター、食育センターなどを使用し、依頼があった団体の方たちと一緒に調理実習をしたり、「子育て支援センターえがお」・「伊達開来高校」の栄養学の授業に講師として伺ったり、子宮がん乳がん検診時にBMI測定や健康的な食事の提案、または野菜についての情報提供などもしています。 そうそう!コロナ禍で活動が制限されたことをきっかけに始めた『食改さんおすすめレシピ』という手軽なレシピも年5回発行しているのですが、現在20号まで発行されておりとても好評です。(R6年度は21号からスタートします」。 「なるほど…。活動は多岐に渡っていますね。とても重要な活動をされていらっしゃいますが、全てがボランティアなのですか・・・」。 「はい。戦後の創設当初からそうなのです」。 ここまで素晴らしい活動をされているお話を伺うと、もう本当に頭が下がるばかりです。 戦後80年も経っているのですし、完全ボランティアでなく、そろそろ方針を変えてもよいのではないかと思うのは間違っているのかな・・・? 会員さんの時間の無償提供に、国も地方自治体もいつまでも甘えていてよいのかな? そんな悶々とした疑問が湧いてきてしまった筆者です。 〜一番大変だと思うこと・やっていて良かったと思うこと〜 「私自身にとっては、何より、年齢問わずいろんな方と関わらせて頂いたことで、人とのコミュニケーションの大切さを改めて知ったことが大きな収穫でした。 それに、お料理をしたあと、「楽しかった!おいしかった!やってみるね!」など参加者から自然と出る言葉や姿を見ていると、とても幸せな気持ちになり、達成感に満ち溢れます」。 あ…こういうところですね。 きっと。 他人の喜びを自分の喜びに変換できるところが、岡村さんはじめ会員の皆様の素晴らしいところなのだと納得しました。 「大変だと思うことは、会員の皆様の自分自身の仕事とボランティアの配分です。会の団体名からよく間違われるのですが、私たちは伊達市の職員ではありません。完全な無償ボランティア団体なのでお給料もありません。 特に子育て世代は働いている方も多く、仕事を休んで活動するというのはなかなか難しいのが現状です。例えば栄養教室があるときは、レシピを考え、担当者を決め、打ち合わせをし、前日に買い物に行き、当日は参加者より早く行って下準備し、終わったあとは綺麗に片付けます。皆んなへとへとになります。高齢になればなるほどそれはより感じるはず。このように、忙しすぎる活動は実は会員が減る原因にもなっています。ですので、会の活動が持続可能であるために、私が会長になってからは、ボランティアの活動は月3回くらいまでと取り決めをしました」。 〜モチベーションの維持について〜 「やはり、皆様とても大変な想いをされながら活動をされていらっしゃるのですね。ボランティアと仕事の配分に悩む中、モチベーションの維持はどこにも求めていらっしゃるのでしょうか?」 「はい。会の仲間同士や参加者の皆様との異年齢との交流、またお友達でも家族でも職場の仲間でもない仲間との交流ができることはとてもとても貴重なことだと思っています。プラスして、家族や自分の健康の維持にも役立っていますし。例えば我が家の娘は「伊達野菜が美味しい!」というように素材の味がわかるようになってくれました。これはとても嬉しいことです。 ちなみに、娘の弁当は栄養バランスを考慮したおかずを詰め、16雑穀米、化学的ではないふりかけなどを入れています。そのお陰か常に快便で、思春期ですがニキビ・肌荒れとは無縁のようです。こういう効果は母親として大変嬉しいことですし、活動への意欲にも繋がります。活動を始めて以来、特に家族を見ていても、自分自身でも医食同源を実感しています。そして何よりも自分の活動を一番に理解してくれる人がそばにいるという安心感は、モチベーションの維持に繋がっています。それに私、今まで辞めたいと思ったことはないのです。食育講座に「来て良かった!」「こんな料理の仕方があるんだ!」というような感想を聞くことも大きな励みになっているのですよ」。 このようなお話を伺い、ご自分の立ち位置と、ワークライフシナジーを考えた岡村さんの姿勢に大いに納得した筆者でした。 〜10年活動してきて気づいた課題・活動を通して伝えたいこと〜 「食育アドバイザーとして10年の節目に会長になられたわけですが、活動の中で見えてきた課題はありますか?また、その課題の解決に向けて今後どんな取り組みを考えていらっしゃいますか?また、市民の皆様にはどんなことを伝えていきたいですか?」 「食事に気をつけている方はとことん突き詰めている方が多く、一方で全く気にしていない方も多いのが現状です。多くの方は、おそらくは健康診断に引っかかったり、何らかの身体への異常を感じたり、周りにそのような方がいない限り、おいしいもの、食べたいものを好きな時に好きなだけ食べるのが一般的かと思います。そんな中、私たちにできることは、“こういうこともありますよ〜”と、地区栄養教室や検診時サポート、学校などで種まきをしてくることなのではないかと思っています。もっとも、私だって、いつも健康的な食事をしている訳ではありません。とにかく美味しいものが好きですし、流行りものにもすぐ食いついてしまいます。夫に「癒し系じゃなくて、いやしい系だよね。」と昔言われてしまったほど笑。ですから、±0にするくらいの気持ちでやっています。なんて、会長が言ってしまったらダメなのかな・・・。でも、敷居を低くして、みんなで健康について考えるきっかけを作りたいと思っています。どのくらい芽が出るか、興味を持っていただけるかは分かりませんが、種を蒔かなければ何も始まらないので、地道かもしれませんが、微力ながら、活動をしていきたいと思っています。そして、その上で会員数を増やしたいと思っています。 広報でも案内されますが、「考える栄養教室」という2年に一回開かれている講座を一定時間受講し、食生活改善協議会にご入会いただき是非仲間になっていただきたいです。その講座が今年の秋に開催されます」。 「活動を通して伝えたいこととしては、せっかく素材が豊富なところに住んでいるのだから、産物を体に必要な十分な量を調理法を工夫して美味しく食べて欲しいと思っています。がんじがらめに“ねばならぬ”ではなく、ちょっとした心がけで健康に結びつくということを伝え続けたいです」。 〜今までの自分・今の自分・そしてこれからの自分〜 「今まで10年間の食育アドバイザーのボランティア活動を通して岡村香奈個人として得たこと、これからの自分に生かしていきたいことはありますか?」 「数えきれないくらいあります。まず、食改には娘が幼稚園のときに入りましたので、娘も食に対する意識が高くなり、ボランティア活動に対する興味も自然と身についていました。ある日、落ちていたビニール袋いっぱいにゴミを拾って帰ってきたことがあったのです。手袋もせずに落ちているものを触るということに正直不安もありましたが、食改に入っていてよかったなと思った瞬間でした。 それから婦人科疾患については手術をして根治したものの、年齢的にも気をつけなければいけない数値が色々ありますので、食事のコントロールで維持しています。食物系に対してこんなに興味が湧くとは思っていませんでしたが、体調不良や病気を経験し、きっとこうなるべく道だったのだと思っています」。 「これからのワークライフシナジーとしては、正直行き当たりばったり人間なので、目の前にあることをできる時に100%でやるって感じでこれからもやって行くのではないかと思っています。対価をいただく仕事としてのアクセサリーの制作は、制作意欲にもなりますし、食改においては、私が年間予定を決めるまでもなく、先に埋まってくるので、そこを調節する感じかな?そして、食改はあくまでもボランティア活動なので、あまり忙しくせず、どなたが入っても自分のペースで活動ができるということを、私自身が身をもって示していきたいと思っています。 仕事もボランティアも一人でできることではなくて、こうして好きなようにさせてくれている夫や娘を含み家族には、常に感謝の気持ちでいっぱいです」。 「では最後に改めて、会長としての抱負をお話しいただけますか?」 「とにかく、皆が仲良く楽しく活動できるように取り計らっていきたいです。会を通じて知り合うはずのない人と知り合える機会をいただきますので、多様な背景の人や、多様な年齢の人との交流を大切にしながら、食の大切さを共有し、会員全員が「やってて良かったね」と思えて、相互に学んだことを市民に還元できるような会にしていきたいと考えています。そして、もっと仲間を増やしていきたいです!」 決して気負うことなく、自然体で淡々と目の前の課題に取り組む姿はまさに会長の風格でした。 医食同源を身をもって伝えている会の活動に敬意を表すと同時に、岡村会長の想いが市民の皆様に届くことを願います。 北海道伊達市食生活改善協議会についての情報 連絡先 https://lollubas.dcpc.jp/post-558/ イベント情報 7/19伊達野菜についての講和 9/6メグミルクの方によるヨーグルトについての講和
Rietty
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04/11(水) ティーバッグならぬコーヒーバッグ「振るでござる」見参!ぶどうの木
ドリップいらずでお湯につけるだけ。 超簡単に本格コーヒーが楽しめる、ティーバッグならぬコーヒーバッグが自家焙煎珈琲のぶどうの木から登場しました。 その名も 「振るでござる」!!伊達らしいネーミングですね! かわいらしい武者は、ご存知、伊達武者まつりの公式キャラクターのお方。藍染にちなんでブルーで見参。市の許可を得てパッケージに採用されています。手軽においしいコーヒーを楽しんでほしい、というご主人のアイデアから生まれたこのコーヒーバッグ、商品化に1年。ちなみにネーミングはママさんです。 パックの素材選びから始まってコーヒーバッグに合うブレンドにするため試作を繰り返し、時間が経っても味が劣化しないか入念にに試したそうです。手間と時間をかけ、ようやくのお披露目とあって、とっても嬉しそうでした! ぶどうの木店頭のほか、観光物産館で販売しています。ひとつ110円。飲み方は、とっても簡単。 お湯につけて、3分待って、軽くゆらして引き揚げるだけ。つける時間を長く又は短くしたり、振り具合で濃さを調整できます。 紅茶みたい!でも味はしっかりコーヒーです。ドリップよりさっぱりして素朴な風味、飲みやすい感じもしました。これ、職場で飲むのに便利でいい!やっぱり、忙しくても美味しいコーヒーが飲みたいですよね。 軽くてかさ張らないし、武者のイラストがかわいいのでお土産にも。それからこちらは新作のスイーツ、パウンドケーキです! この日は伊達産のイチゴ(上)とブルーベリー(下)でしたが、日替わりでさまざまな味が出ていますよ。物産館、のぞいてみてくださいね!ぶどうの木さんのスイーツには、地元産の果物や野菜を使ったものがたくさんあってわくわくします。素材もシンプルで、バターや卵の風味がとてもいいです! 自家焙煎 珈琲屋 ぶどうの木 伊達市鹿島町7-19 tel 0142-23-522
むしゃなび編集部
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10/13(火) 福永監督『アイヌモシリ』完成披露上映会。10/20火より一般予約START!
世界的な注目を集める伊達出身の映画監督、福永壮志さんの作品上映会が開催されます。 阿寒湖のアイヌコタンを舞台にしたドラマで、10月17日より東京を皮切りに全国各地で公開されます。 伊達での完成披露上映会では、上映後に監督と主演者のトークもあり。 チケットは一般予約が10月20日(火)から。 当日券の販売はないそうです。 貴重な機会ですので、どうぞお見逃しなく! 日 時 令和2年11月1日(日) 15:15 開場/16:00 開演/17:55 監督・主演者トーク 終了予定18:25 会 場 だて歴史の杜カルチャーセンター 大ホール チケット(全席指定) 一般 1,000円 高校生以下 500円 ※当日券の販売はありませんのでご了承ください。 ※当日の入館時は、マスク着用でお願いいたします。 主催:NPO法人 伊達メセナ協会 共催:伊達市、伊達市教育委員会 協力:Date GT 問合せ : TEL 0142-22-1515/FAX 0142-22-1155(伊達メセナ協会) WEB https://dategt.info/ainumosir/(Date GT) https://mushanavi.com/event/20201101/
むしゃなび編集部
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07/05(木) 温泉街にご飯屋さんOPEN!ほっと〜や湖湖【洞爺湖たべあるき】
洞爺湖温泉街に今年5月オープンした、ご飯屋さん「ほっと〜や湖湖(ここ)」に行ってきました。 昼は定食や麺類、夜はお酒や一品料理も楽しめる家庭的な雰囲気のお店です。 湖をふたつ並べて「ここ(coco)」という名前にしたのには深〜い意味があるのだとか! 洞爺湖には「ふたつの湖」があるって思うんです。ここ温泉街は洞爺湖町ですけど、ぐるっと回ればお隣の壮瞥町でしょう。そんな思いを込めて、洞爺湖町の湖と壮瞥町の湖、仲良くふたつ合わせて「湖湖」にしたんですよ。 と、店主のせっちゃんママ。 洞爺湖温泉で長年飲食店を営んできた「おふくろ」的存在です。「食べることはとっても大事!」ほっとするようなあたたかい笑顔で話していました。 オススメのジンギスカン定食はお肉たっぷり、1,380円。 特別にコンロとお鍋と一緒に出していただきました。通常は厨房で絶妙な焼き加減に調理してくれます。しかし実は、ジンギスカン鍋の使い方がよくわからないインドア派(?)のch、 せっちゃんママにお肉と野菜をきれいに並べてもらったのでした :oops: じゅうじゅうといい音がしてきましたよ。いい匂〜い。 ボリュームいっぱい、ご飯もツヤツヤ、大満足のジンギスカン定食でした! 海鮮系は生ウニ定食、自家製いくら丼、焼き魚定食などが人気です。お肉系ではSPF豚を200グラムどーんと揚げたトンカツもオススメ。夜はご飯もののほか、ママ自慢の一品料理が出ます。お酒が飲める方は、盃を片手に洞爺湖温泉の夜を楽しんでくださいね。 ほっと〜や湖湖(coco) OPEN 11:00~15:00/18:00~22:30 不定休あり http://www.laketoya.com/restaurant/
むしゃなび編集部
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06/19(火) とまと屋さんのジェラート!清水農園【直売所めぐり】
農家さんの個性が光る直売所めぐり。クレープに続いて、今回は壮瞥町の清水農園に行ってきました。6月初めからジェラートショップと直売所がオープンし、フルーツトマトや野菜が出始めています。 昨年「人生の楽園」というTV番組で紹介され話題となった清水農園さんのフルーツトマト。糖度が高く、甘さの中に爽やかな酸味もあり、果肉がしっかりして本当においしい。「子どものように可愛がって育てているんですよ」と以前お話を伺ったことがありました。ひとくち食べると清水さんの心が伝わってくるような気がします。 直売所で発見!清水農園のお米で作った米麹。 ジェラートは本場イタリアのジェラートマシンを導入し、全て手作業で作っている超本格派!この日は、トマト、シードル、アロニアミルク、そして旬のイチゴが出ていました。 左側のオレンジピンクの方がトマトで、右側がイチゴ。どちらもミルクの入らないソルベットタイプのジェラートです。とにかくフレッシュで、食べるたびに「トマトそのまんまの味!」に感動してしまいます。壮瞥産イチゴは新鮮な香りと柔らかな甘み、ほのかな酸味。おいしい〜。ナチュラルな素材そのままの色もとてもきれいなんです。 残念ながらイチゴはそろそろ終了のようですが、また新たなフレーバーが登場するとか・・・楽しみですね。 トマトのジェラートってはじめはちょっとびっくりしたのですが、一度食べて以来、すっかりファンになりました。おいしいのと同時に、野菜や果物に、育ててくれた農家さんに「ありがとう」の気持ちが湧いてくる、魔法のジェラートだなあ、と感じます。洞爺湖周辺に遊びに来たら、ぜひ食べてね! (有)清水農園 北海道有珠郡壮瞥町字立香162 TEL: 0142-66-3210 携帯: 080-4506-8267 携帯の方がつながりやすいです。 https://www.tomatoya-shimizu.com https://so-ra-mi.jp/archives/6251
むしゃなび編集部
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05/18(金) 北海道ウクレレカンタービレ2018が開催されます!
夏の到来を告げる牧場ハワイアンイベント、北海道ウクレレカンタービレが今年も牧家ミルキングパーラーで開催されます!今回で5回目を迎えるカンタービレ、雨続き(嵐あり)にして昨年初の快晴となりました :-) さてさて今年のお天気はいかに・・・!?降っても晴れても楽しいこと間違いなし!豪華出演アーティストによるライブと極上フード&スイーツで盛り上がりましょう♪ ホテルマン磯部大輔さん作詞作曲による公式ソング「ウクレレラプソディー」。会場で一緒に歌おう! 北海道ウクレレカンタービレ2015 from Awesome Hokkaido on Vimeo. 北海道ウクレレカンタービレ2018 高木ブーがやってくる!5周年だよ!全員集合! 開催日 2018年6月23日(土) 時 間 9:30〜16:00 雨天決行 会 場 牧家ミルキングパーラー 特設野外ステージ 住 所 北海道伊達市乾町201−292 駐車場 会場近くに約100台の無料駐車場有 入場料 無料 詳細は下のリンクからどうぞ↓↓ https://so-ra-mi.jp/events/event/ukurere2018 初めて行かれる方へ。会場への詳細な道順が、牧家ウェブサイトに掲載されています。ちょっとわかりづらい場所なのでチェックしてね↓ https://www.bocca.co.jp/news/event/ 昨年のレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/10230 https://so-ra-mi.jp/archives/10331
むしゃなび編集部
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09/15(日) 旬の伊達野菜を楽しむ!ベジフェスタ限定メニューその3。カフェダイニング・シーズン
9月末まで開催中の「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」。旬の地元野菜を使った限定メニュー食べ歩きに行ってきました。今回は、ちょっと隠れ家的雰囲気のあるこちらのお店。 カフェダイニング Sea Sons(シーズン)は、伊達市館山町の坂道を上がったところにある、居心地のいいレストランです。今年のベジフェスタ限定メニューは、伊達産野菜を使った冷製パスタ。素材・ソースの異なる4種類のラインナップのうち、2種類のパスタが週替わりで登場します。 筆者が注文したのは、山芋、オクラなどネバネバ系だて野菜と納豆を、ダシのきいた和風ソースでさっぱりといただく「ねばねば和風冷製パスタ」(サラダ、コーヒー付き 1000円)。ヘルシーで年配の方にも人気な一品です。 ポイントは生麺のモチモチパスタ! とってもコシがあるので納豆や山芋とよく絡んで美味しい〜。お店の畑に自生しているという、山ワサビも添えて。自生しているというあたりがすごく、伊達らしいですね。風味が最高でした! このほか、タコとズッキーニのトマトソースや、バジルチーズなど、シェフのこだわりが光る色とりどりのベジフェスタ限定・冷製パスタ。チキンたっぷりの「バンバンジー風」はボリュームがあってしっかり食べたい人にオススメ! 窓から覗く、木立と庭。眺めが素敵! シーズンさんでは、毎年ベジフェスタのメニューがとても好評で、今年も8月のスタートから冷製パスタが圧倒的に出ているそうです。イベント期間も残すところ二週間あまりとなりました。伊達ならではの趣向を凝らしたヘルシーで美味しい野菜料理を食べに出かけてみては。 定番メニューでは牛タン定食、あんかけ焼きそば、カレーなどが人気です 温もりあるハンドメイド作品も販売しています カフェダイニング Sea Sons 北海道伊達市館山町47−17 ランチ 11:00~15:00 ディナー 17:00~22:00 不定休 TEL 0142-82-4582 伊達野菜もぎたてベジフェスタ2019 開催期間:2019年8月1日(木)~9月30日(月) 参加店:自家焙煎珈琲屋ぶどうの木/シュシュCafé/ホテルローヤルダイニングカフェあつみ/カフェダイニングSeaSons(シーズン)/レストランバーミラコスタ/凜万乃風(りんまのかぜ)/日本料理徳いち/だて食育レストランEスプーン/レストランこだま /伊達成吉思汗てつじん≪大滝区≫食事処 やませみ 詳細はこちら http://www.date-cci.or.jp/page-news/news-2042 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2019年)シェア、リンクなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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02/11(火) 路地裏の老舗和菓子屋さん。波満屋(はまや)| 室蘭たべあるき
室蘭市知利別町の「波満屋」へ行ってきました。室蘭には昔ながらの和菓子屋さんがたくさんありますが、波満屋さんもそのひとつ、昭和33年から続くお店です。 グーグルマップをたよりにたどり着いてびっくり。大通りから入った細い細い通りに「和菓子」ののぼりが出ています。令和から一気に昭和にタイプスリップしたような、渋くて雰囲気のある佇まい。お店の向かいに駐車スペースがあります。 今はひっそりとした通りですが、その昔はとても賑やかな商店街だったそうです。ご主人いわく、当時は中島よりもにぎやかだったのだとか。歴史を感じます。 ショーケースには、可愛らしい和菓子がつやつやと並んでいました。「鹿の子」や「利休饅頭」など定番の和菓子から、雪だるまやバレンタインなど、ポップなデザインのものまでいろいろ。 宝石のような干菓子は1個60円。いくつでも欲しくなってしまいます この時期のオススメは「さくら餅」と「うぐいす餅」。そうそう、暦の上ではもう春なのでした。外はまだまだ寒いですが、柔らかい色合いに心が和みます。 とろけるような食感のうぐいす餅。さっぱりとしたあんこがおいしい! 午後に行ったら売り切れ直前でした。よかった〜 さくら餅はモチモチの道明寺。清々しいさくらの香り。葉っぱの塩加減が絶妙でした。 利休饅頭。皮はもっちりとしていて、香ばしい風味が広がります さて、波満屋さんといえば、「有平糖(あるへいとう)※」が有名ですが、毎年2月下旬ごろから店頭いっぱいに華やかな飴細工の雛菓子が並びます。今年は2月16日前後から登場するそうです。 ※ 有平糖とは、飴細工の一種で、高度な技術を要する伝統的なお菓子。道内でも有平糖を作れる職人さんは非常に少なくなっているそうです。 普通の飴細工と違って、水飴を少ししか使わないので、湿気に強く、とっても長持ち、なんと一年以上も持つのだとか。 また、3月3日のひな祭り一週間くらい前になると、練りきりのおひな菓子が出るそうですよ。職人さんが作る伝統の和菓子で、桃の節句をお祝いしてみては。 波満屋 北海道室蘭市知利別町3丁目10−12 ✳︎ 長崎屋向かいの中島生鮮市場にもお店があります。 ※ 記事の内容は、取材時の情報です。メニュー、価格等、変更になることがあります。取材2020年2月
むしゃなび編集部
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04/21(土) めしカフェある日の日替わり。やま盛りチャンプルー&記事更新
ひさびさにめしカフェにランチに行って来ました。 平日の昼間、店内は女子でいっぱい。 はい、男子の姿もありましたが、相変わらずの人気ですネ! さて今日のおすすめは・・ 「もやしとスパムのチャンプルー」 チャンプルーと聞いたら食べない訳にいかないほど南国料理好きなもので、ヨシっ!! どーん。 じゅうじゅういってる鉄板に山盛りのチャンプルー。 ご飯も美味しいし、付け合せのお惣菜からして愛がこもってる感が伝わって来ます。 お隣を見たら赤ちゃん連れのかわいいお母さんたちが、楽しそうに定食をモリモリ食べてました。魚系はやっぱり人気ですね。 なんだかとってもいい光景に癒されつつ、コーヒーを飲んで来ました。 定食だけでも十分ボリュームありますが、プラスデザート率がすごく高い。 ランチもしっかり、で、デザートまでのんびり食べて帰りたい! そんな女子にぴったりな定食カフェ。 ご飯お代わりできますから、たくさん食べたい男子の皆さんもどうぞ。 夜は夜でお酒と美味しいものいっぱいです。 伊達のローカル感を味わいたいあなたにもおすすめですよー という訳で、以前の記事更新しました↓↓ https://so-ra-mi.jp/archives/2842
むしゃなび編集部
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08/10(金) あつあつオイルのブレッドサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ④
ただいま開催中の「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」! 10月14日までの期間中、市内の参加店16店舗(大滝区を含む)で期間限定の伊達野菜メニューが楽しめます。キュートな野菜スタンプを集めて特産品をゲットしましょう♪ 参加店一覧(PDF) おいしくてヘルシー。そして・・・ 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜を、とびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各店の「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ あつあつオイルと粉ドレッシングが決め手! ブレッドサラダ 今回は、かわいいお花屋さんの中にある癒し空間、シュシュcafeへやってきました。ナチュラルテイストのおしゃれな店内にさりげなくアレンジされた季節の花々。来るたびに「あ!ステキ」に出会うカフェです。日常を離れてのんびりと楽しむ手作りのランチやスイーツ、こだわりのコーヒー……しあわせなひととき :-) 画像提供:シュシュcafe そんなシュシュcafeのベジフェスタ特別メニューは「伊達野菜のブレッドサラダ」(コーヒー付800円)。 ニンニクを効かせ熱したオリーブオイルを新鮮野菜にジュワッとかけた特製サラダ。冷たい野菜が苦手な方でも美味しく食べられるようにと、店主の原田さんが考案したメニューです。生野菜でも温野菜でもなく、程よくシャキシャキ感が残ったちょうどよい食べやすさ。ヘルシーな胸肉を使った鶏ハムを添え、パンと一緒にいただきます。 メインは野菜、でも食べ応えのある一皿となっています。ポイントは粉ドレッシング。スパイスの香ばしさが野菜の甘みや風味を引き立てます。ニンニクは控えめなので、お仕事の方も安心してどうぞ〜。 花工房シュシュ・シュシュcafe 北海道伊達市鹿島町58-19 TEL 0142-22-1805 OPEN 10:00〜19:00 CLOSED 月曜日、第一水曜日 シュシュcafeのページ(むしゃなび内) きになる伊達野菜!紫のカリフラワー さて、シュシュカフェさんに聞いた気になる野菜はこちら。 画像借用元:伊達市観光物産館Twitter きれいな色 8-O 紫のカリフラワーです。スーパーなど大型店ではあまり見かけない珍しい野菜ですが、観光物産館はじめ、近隣の直売所では最近人気の品種なんです。シュシュcafeではピクルスなどによく使っているそう。「茹でると真っ青になるんですよ! さらに酢につけると鮮やかな紫色に変わるんです。」不思議ですね〜! 上の画像は昨年9月下旬のもの。秋頃出回る野菜のようです。伊達市観光物産館のツイッターをチェックしてみてくださいね。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)開催! 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場します! *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です! 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ① https://so-ra-mi.jp/archives/15442 夏の女子会に♪ 元気いっぱいパワーサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ② https://so-ra-mi.jp/archives/15545 オーガニック亜麻仁油たっぷりサラダそば!伊達野菜もぎたてベジフェスタ③ https://so-ra-mi.jp/archives/15639
むしゃなび編集部
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01/16(木) 伊達に子ども食堂オープン! いちごはうすの会
「伊達に子ども食堂を作りたい!」と昨年5月よりプレオープンやイベントを開催してきた「いちごはうすの会」が伊達市旭町にグランドオープンしました。今後は月一回、毎月第3木曜日に開催予定です。 オープンを迎えた1月16日(木)、住宅街の一角に建つお家「いちごはうす」のドアを開けると、ご飯のいい匂い・・・。「ただいま〜」と言いたくなるような、あたたかい雰囲気が漂っていました。 ちょうどピークを過ぎ、キッチンも少し落ち着いてきたところ。ボランティアの皆さんが、和気あいあいと配膳や台所仕事をしていました。 今回のメニューは、ホタテご飯、お雑煮、肉じゃが、ハンサム食堂のぶう玉など。ツヤツヤしたご飯、見るからにおいしそうですね!食材のほとんどが地域の方からの寄付でまかなわれています。また献立は、栄養士の資格を持つ工藤代表がバランスばっちりに組んでいます。愛情こもった手作り料理、おいしい〜!! お腹も心もいっぱいになりました。 昨年、縁あってこちらの民家を借りられることとなり、お掃除や改装をしてこの日を迎えたそうです。メンバーの方に伺うと「これまではプレオープンという形で、市内の公共施設やお店等、毎回違う場所で開催してきましたが、今後は場所を固定して活動できるので、とっても嬉しいです」と笑顔を見せていました。 畳のキッズルーム。食事の後にお子さんを遊ばせることができます。 代表の工藤さんも「沢山の方の協力のおかげです。こんなに早く実現するとは・・感無量です!」と話していました。 どことなく懐かしい「茶の間」のような空間 「いちごはうす」は、人と人とのつながりを大切に、食べるだけでなく、のんびりとくつろげる「お家」のような子ども食堂です。経済状況に関係なく、どんなご家庭の方も利用できます。子育てに行き詰まったり、しんどさを感じている方、ママ友付き合いが苦手な方にもおすすめです。気軽に出かけてみてください。 子ども食堂「いちごはうす」毎月第3木曜日 開催次回は2020年2月20日(木)16時〜場所 北海道伊達市旭町47(駐車場に制限があるため、車でお越しの際は事前に問い合わせてください)料金 子ども無料、大人500円最新情報→ いちごはうすの会(facebook)問合せ 080-4041-9703(工藤さん) いちごはうすの会では、寄付やボランティア等、引き続き募集しています。活動に参加してみたいという方は、会の方へお問い合わせください!今、特に募集しているのが、子どもと接すること(遊んだり、相手をするなど)が得意な人だそうです。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2020年) これまでのレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/18940 https://so-ra-mi.jp/archives/19660
むしゃなび編集部
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05/07(月) 【お花見】壮瞥公園の梅林。満開までもうちょっとです!
連休明けの月曜日、数日ぶりにスッキリ晴れたので昼休みに壮瞥公園の梅を見に行って来ました :-) 麓のそうべつ滝周辺では桜が満開。一般的な順番では桜→梅ですから、梅、もしかしてもう散ってる??若干心配しつつ到着すると・・・ 全体的に3分咲きくらいでしょうか。開花はまだこれからでした。麓に近い方ではもう少し開花が進んでいます。あと数日〜今週末あたりには満開になるかな??伊達から毎年来ているというお花見グループの皆さんに聞いたら、今年はちょっと開花が遅いネと話していました。例年だと桜も梅もほとんど同時に咲くそうです。 散策しているとあちらからも「ちょっと早く来ちゃったなあ、、」という声が。でもいいお天気で洞爺湖の青に吸い込まれそう!ここから見下ろす洞爺湖は一年中本当にきれいです。 連休は終わりましたが、もう少しお花見シーズンが楽しめそうですね! 壮瞥公園 北海道有珠郡壮瞥町町東湖畔 満開になると素晴らしい眺め!
むしゃなび編集部
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07/27(火) 小さな島で大発見!「有珠モシリ遺跡」発掘調査の話。
有珠湾に浮かぶ小さな緑の島、「有珠モシリ遺跡」。この夏世界遺産に登録された北黄金貝塚と並んで伊達市を代表する遺跡のひとつです。8月下旬まで、だて歴史文化ミュージアムで出土品などを展示する企画展が開催されています。 https://vimeo.com/574716454 「有珠モシリ遺跡」は1978年に発見され、これまでに2度の発掘調査が行われています。最初の調査は1985年~89年に札幌医科大学により行われ、約2000年前(続縄文時代)の貝塚やお墓が発見され、中でも「イモガイ」という貝でできたブレスレットが見つかったことで、全国的な注目を集めました。「イモガイ」は九州・沖縄付近の海でしか採取できない貝であることから、この時代に遠く離れた南方の地域との交流・物流があったことを伝える考古学上の大発見となったのです。2004年には国の重要文化財に指定されました。 その後、最初の調査から約30年の時を経て、東北芸術工科大学(山形県)と伊達市噴火湾文化研究所の共同による発掘調査が2018年から現在まで行われています。昨年2020年9月の調査では、11体もの人骨が埋葬されたお墓が発掘され、大きなニュースとなりました。 2020年9月の現地報告会の様子です。こちらが発掘されたお墓です。 「再葬墓」という、一度埋葬した人の骨を掘り出して埋葬し直したお墓で、北海道では初の発見となりました。親族など一緒に亡くなった人が一緒のお墓に埋葬される「合葬墓」というのはよくあるそうですが、「再葬墓」については例も少なく、規模からして全国的にも珍しい事例だということです。現代では想像もつかない不思議な風習ですが、その意味や、目的については謎に包まれた部分が多いそうです。 赤い粉のようなものは「ベンガラ」という染料。その上に白い海砂、さらにその上には赤くて平たい大きな石が置かれていたのだとか。それぞれに何らかの大切な意味があり、丁重に弔いをしたことが推測できるそうです。 ヤジリのようなものからナイフのようなものまで、さまざまな出土品がありました。中央の丸いものは耳飾りだということですが・・・大きさもあり、石でできていて結構重かったです。耳に穴を開けて身につけるようですが、本当に入るの??と、びっくり。 報告会では供養のため、お経があげられました。 発掘調査団の皆さん。東北芸術工科大学・青野准教授、永谷さん、学生の皆さん(2020年9月撮影) 実はこのお墓は、札幌医大の調査時に、その一部が発見されていました。伊達市の学芸員で2019年から発掘調査団メンバーとして調査に携わっている永谷幸人さんに伺いました。 永谷さん「札幌医大の発掘調査の時に2体分の頭の骨が見えていたのですが、調査期間等の兼ね合いがあり、これは大事な遺跡だから将来に期待して今は保存しておこうということで一度埋め戻されたという経緯がありました。今回、あらためて調査するにあたって、この30年間で科学的な分析も進化しているので、新しい科学の目でもう一度発掘調査をしてみようという事で掘ってみたら、2体どころか11体の人骨が集められたお墓だったということがわかったのです。」 札幌医大の調査で「18号墓」と名付けられたこのお墓は、永谷さんが掘っている時に出てきたそうです。もともと見つかっていた2つの頭骨が出てきて、「これで全部かな」と思いながら掘り進めていくと、次から次へと骨が出てきたのだとか。さらに骨の並び方も部位ごとに分けてきれいに配置されており、普通のお墓とは明らかに違う様子に「これは大変なものが出てきたな」と驚いたそうです。30年の時を経ての大発見となりました。 掘った土の山。大切に保管しておき、調査の最後に埋め戻す時に使います。 発掘調査というと漠然と「宝探し」のようなイメージを持っていましたが、永谷さんのお話から、闇雲に掘ったりするものでは全くない、ということがよくわかりました。日程や作業行程など綿密な計画を立てた上で細かくデータを取りながら掘っていくため、初年度の2018年は地形を把握するための測量作業からスタートし、翌年は遺跡の広がりを調べるために20メートルおきのマス目を組んで、1メートル四方の小さな穴をあける作業と、本格的な発掘に入る以前に様々な調査が行われたそうです。 地道で骨の折れる仕事なのですね。発掘されたものを見るだけでは想像もつきませんでした!それにしても札幌医大の調査から30年間も時間があいたのはどうしてなのでしょうか。 「有珠モシリ遺跡は、すぐに開発が及ぶような場所ではないので、環境が壊される心配がそれほどないと言えます。また当時の調査で、遺跡の考古学的価値がある程度わかっていたことも大きいです。発掘調査というのは、言ってみれば遺跡を壊してしまうことですから、掘りたいなという気持ちはあっても、簡単には掘らないのです。発掘という行為によって遺跡を壊してしまって、それに答えられるくらいの成果が上がるかどうか、というところが重要なポイントとなります。そういった経緯で結果的に30年間保存されることになりました。近年DNA分析の精度が上がってきたことや、新たに学会の中での研究所法の蓄積もあり、そろそろチャンスがあれば、新しい目で新しいことがわかる調査ができるな、という時に資金が手に入って、掘ってみましょうということになりました。」 古代の文化への深い敬意と、自然環境への配慮のもとに遺跡発掘が行われていることを知って驚きました。実際の作業は力仕事が多く、しかも掘る時には繊細さと極度の集中を要する大変な作業のようです。雑に掘って大切な出土品を傷つけてしまわないように、丁寧に丁寧に進めていくのだとか。大発見の裏側に、惜しみない労力あり!なのですね。 昨年の発掘品の一部も今回の企画展で観覧することができます。東北芸術工科大学の研究室では、現在も発掘品の整理や調査が行われているそうですが、永谷さんによれば、すごいことがわかってきているそうです。8月7日(土)には青野准教授による特別講演会が開催されますが、そこで最新の調査結果の一端が披露されるかもしれません。また9月には昨年に続く発掘調査が行われ、現地報告会も開催予定とのことでした。 クマ彫刻付きサジ型製品(企画展より) 地元の遺跡といっても普段はなかなか接点がなく、詳しく知る機会がありませんでしたが、実際に発掘品を見たり、学芸員の方のお話を聞くと、興味が湧いて身近に思えてきます。古代の人たちの文化と現代の私たちの暮らしとのつながりがリアルに感じられました。夏休みにおすすめの企画展です!ぜひ足を運んでみてください。 企画展「有珠モシリ遺跡」開催期間:2021年6月22日(火)〜8月22(日)開館時間:9時〜17時(最終入館は16時30分)観覧料:一般・大学生・高校生300円、小中学生200円(未就学児無料)休館日:月曜日、月曜が休日の場合はその翌日問合せ:教育委員会だて歴史文化ミュージアム学芸係(電話 0142-25-1056) 詳細は下のリンクからご確認ください↓↓ だて歴史文化ミュージアム企画展(噴火湾文化研究所HP) ※有珠モシリ遺跡は私有地のため、通常立ち入り禁止となっています。
むしゃなび編集部
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05/21(金) “納豆デザート”は4代目社長の粘り強さと愛が生んだ!(有)伊達納豆さん
北海道糖業への道をまっすぐ走り、そこを通り越して300mほど走ったところ、「え!?こんなところに?」という場所に(有)伊達納豆さんはありました。 創業76年。なんと、終戦の年に初代の店主は海岸近くの西浜町に納豆屋を作りました。その時の名前「大友納豆製造所」は、今も伊達納豆の看板の下に残されています。1代目はわずか1年足らずで店を閉め、その後、2代目が「伊達納豆」と社名を変えて事業を引き継ぎ、その後現在のところに引っ越されました。 30年前にお嫁にいらした詠子さん。その時は3代目(旦那様のご両親)を見様見真似で家業を手伝っていたそうです。そして、4代目の旦那様の代になり、夫婦で仲良く続けてこられましたが、残念なことに3年前に旦那様を亡くされてしまいました。 それからはもう無我夢中。寝ても覚めても我が子のこと(納豆さん)で頭が一杯!どうしたら美味しい納豆ができるか?今でもそれしか考えていないとおっしゃっていました。 ものすごい納豆愛です♡ この大きな鍋で大豆を蒸します。 こちらは麦入り納豆を作っているところ。まだ発酵前の状態です。 容器に詰めたら、この機械に入れて発酵させます。 小さな工場で、全て丁寧な手作業で作られています。なので、大量生産はできません。 私はこちらの3点を購入しました。上の二つは、いつもスーパーマーケットで購入しています。でも、工場で買うと美味しさが増す感じがするのは、作り手の顔が見えるから。 「ん? デザート!?」 反応された方、さすがです。びっくりしますよね。納豆がデザートになるなんて。 これこそ、旦那様亡き後に4代目社長として会社を受け継いだ 大友詠子さんの粘り強さと愛が生んだ一品なのです。 パッケージを開けると、まさしく黒豆納豆が出てきます。これに備え付けの黒蜜をかけていただきます。 本当に美味しい!めちゃくちゃ美味しい! 次回は必ずアイスクリームと共にいただきます。トルコアイス風になりそうです。これ、本当に食べてみて欲しいです。 そしてもう一つのビックリは…。実は“伊達納豆”黒豆納豆はあのウィンザーホテルさんの朝食に提供されているのです。なんと、料理長自らが覆面調査で味を確かめにいらして採用されたと言います。立派なお墨付きですね。このウィンザーホテルさんの朝食で提供されているものと同じものは、こちらの店舗でのみギフト用としてセット販売されています。 そう。ここだけで手に入る品物です。 ほかにもこんなラインナップ♪ 大豆は外国産もありますし、伊達産もありますが、豆の品質にはとことん拘り、製品になるまでの工程では、可愛い我が子の様に大切に大切に扱われています。 それと、もう一つの大きなこだわり。 それは、「大豆そのものを味わっていただきたいからたれを備え付けていないこと」だそうです。稀に「たれを入れ忘れている!」とクレームが入ることがあるそうですが、きちんとした理由があるのですね。大豆の味を何よりも大事にしている自信の現れでしょう。 詠子さんのおすすめのいただき方は、「出汁が入っていない普通の醤油だけか、オリーブオイルと塩」だそうです。オリーブオイル+塩との組み合わせは、私のおすすめでもあります! 是非お試しあれ。 アイデア豊富な詠子さんは、今後の計画への想いも色々お持ちのようです。そのお話は、是非店頭で直接伺ってみてくださいね。 最後にお客様にお伝えしたいことはありますか?と、お聞きしてみました。 「納豆は安心して召し上がっていただける安全な食品です。もっと、気軽に毎日の食卓に上らせてあげてください。 皆様にも納豆パワーで健康に美しくなってほしい」 つやつやの優しく気さくな笑顔で、4代目大友詠子さんは突撃取材で訪れた私を見送ってくださいました。 有限会社 伊達納豆伊達市館山下町1-68電話 0142-23-2648WEBショップ https://datenattou.stores.jp/ *水曜日〜土曜日 七飯町 勝田商店さんの手作りとうふ・揚げ・おから・湯葉なども販売しています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューほか変更になる場合があります(取材2021年5月)
Rietty
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02/09(火) 動物と家族に寄り添う。ペットシッターみるる【登別】
ペットシッターというお仕事があります。出張や旅行、入院等で家を留守にしなければならない時、飼い主に代わって動物のお世話をする仕事です。登別在住の草塩かおりさんは、室蘭・登別エリアでは数少ないペットシッターとして活躍しています。子どもの頃から動物が大好きで、これまで犬や猫などたくさんの動物を飼い、世話をしてきたという草塩さん。ペットシッターの資格を取得したのは、自身の経験がきっかけでした。 秋田犬専門犬舎・伊達天英荘にて撮影 草塩さん「家族旅行の時に、ペットホテルに預けることができなくて、いつも留守番をしていました。旅行は夫と子ども達だけで行ってもらい、私は犬たちと家で過ごしていたんです。ペットホテルだとストレスがかかるだろうというのが、わかるので・・・。自分と同じように困っている人は多いのではないか、と思い、勉強を始めたのがきっかけです。」 実際にペットホテルに預けてご飯が食べられなくなってしまったり、鳴いて鳴いて喉が枯れてしまうなど、ペットの性格にもよりますが、心身にかなり負担がかかるケースもあるそうです。よほど慣れている場所なら問題なさそうですが、やはり「おうちじゃない」というのは、動物にとって大きなストレスになるようです。 「いつも通りのお世話」でペットも安心! 現在、活動を始めて3年ほど。草塩さんが大切にしていること、それは「いつもどおりのお世話ができること」です。「飼い主さんが、いない・・・」という状況はペットにとっては非常事態のようなものかもしれません。そんなペットの不安をできるだけ軽減して、普段に近い生活をさせてあげたい、と草塩さんは考えています。 撮影:草塩さん そこで依頼を受けたら、必ず事前に対面を行い、ご飯のことやその子のクセなど、細かく打ち合わせを行うようにしています。また、シッティング中はラインやメールで状況を飼い主さんに知らせ、ペットにも飼い主さんにも安心してもらえるサービスを心がけているそうです。 草塩さん「最初は警戒していた子が、終わる頃にはなついてきてくれたりすると本当に嬉しいです!」 撮影:草塩さん これまで様々な依頼を受けてきましたが、中には、お留守番の苦手なワンちゃん2匹とお家で泊まりがけのシッターをしたり、飼い主さんが仕事の間、病気で動けないワンちゃんの見守りをしたこともあったそうです。草塩さんは様々な依頼に対応できるよう、ペットセラピストやペット看護師の資格も取得しています。さらに現在は、ペットの介護アドバイザーの勉強中です。 撮影:草塩さん 草塩さん「今、ペットが増えているので、これから介護の問題も多くなってくるのではないかと思います。人間と同じように、ペットも寝たきりになると床ずれを防ぐために「体位交換」(寝返り)などの介護が必要になります。小型犬でも、体位交換って結構大変なんですよ。最後まで幸せに過ごしてほしいから、介護の知識を身につけて、今後はペットの介護や介護相談などもお受けできればと思います」 飼い主さんが忙しい時や体調のよくない時、また高齢の方に活用してほしいのが「お散歩代行」です。無理せずシッターさんにお願いして、ワンちゃんの運動不足を解消しましょう。定期的に利用する場合には、お得な長期割引もあります。 ペットシッターみるる登別市富岸町対応エリア:登別〜室蘭(伊達は内容により応相談)出張費:片道15分以内は無料、15分~30分は500円 予約・問合せ080-3239-1560https://petsittermiruru.jimdofree.com/ ワンちゃん:お散歩・ご飯・給水・トイレ掃除・ブラッシング等 小型犬(10kg以下)1回2,500円/1日2回4,000円 中型犬(20kg以下)1回3,000円/1日2回4,500円 大型犬(20kg以上)1回3,500円/1日2回5,000円 *複数飼いの場合・・・2匹目より1,000円プラス *お散歩のみ・・・500円引き *噛みつき癖があったり、強く引っ張る中大型犬は引き受けられません。 猫ちゃん:ご飯・給水・トイレ掃除・ブラッシング・遊び等 1回2,000円/1日2回3,500円 *複数飼いの場合・・・2匹目より500円プラス *噛みつき癖があったり引っ掻きの激しい猫ちゃんは予めご相談ください。 小動物(ウサギ、鳥など):ケージ内掃除・ご飯・給水等 1回2,000円 *土日祝・お盆・年末年始は10%割増し *長期割引あり。ご相談ください 資格:日本ペットシッター協会認定ペットシッター士、ペットセラピスト、ペット看護士 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、料金など変更になることがあります(取材2021年)※シェア・リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/02(月) 「アラウンド有珠山」あつまれ〜♫あらうすカーニバルvol.2
3月25日、伊達市市民活動センターで あらうすカーニバルvol.2 が開催されました。 「あらうす」ってなあに?? というあなた! はいっ「アラウンド・有珠山」のことですよ〜。 伊達、壮瞥、洞爺湖をはじめ、有珠山の麓で活動するハンドメイド作家、セラピスト、アーティスト、フードショップなど約20店が出店しました。 昨年夏にはじめて開催され、今回で2回目となりました。会場はかわいいもの、おいしいものが大好きな女性や家族づれで大にぎわいっ。 手前で出店しているのは最近話題のハーバリウム。 こーんな美しいボトルが作れてしまうワークショップ。お友達同士や親子で参加する人が次々と訪れていました。 そしてもちろん、ハンドメイド作品もいっぱい!! [gallery columns="2" size="large" ids="7273,7274"] ひとつひとつ丁寧に作り込まれた雑貨たち・・・心が和みますね。 個性的な作家さんとおしゃべりしながらのお買い物は、、、 本当〜に楽しいっ!! さてさて美味しいものもたくさん。 洞爺湖「ハーバルランチ」のサンドイッチとハーブコーディアル。サンドイッチの中身は黄金豚の皮なしソーセージ。ハーブが効いておいし〜〜。 真っ赤がきれいでしょう?夏のハーブガーデンが目の前に広がるような爽やかさ! 同じく洞爺湖、SUNNY SIDE UP CAFEのシフォンケーキ。リコッタチーズ、甘酒などなど珍しいフレーバーも。えっ甘酒??不思議・・・でもすごく合うんです。こちらのシフォンケーキは伊達の物産館でも販売しているので、ぜひお試しあれ。 小学生やBOYSにも人気なネイル!伊達や洞爺湖温泉で活動中のヴィアプレイス ハイラ。 オーダーすると、オリジナルなハンコを彫ってくれる消しゴムはんこ屋さん。マニアックだな〜〜。 こーんなおもしろい人がジモトにいたんだ!! そんな出会いがあるのが、こういうマルシェの楽しいところですよねっ。 それにしてもこんなにたくさん人が集まるなんてすごい・・・ おそるべしハンドメイド、あらうすカーニバル。 主催者のお二人にお話を聞いてきました! 「Around Mt. Usu盛り上げ隊」のkanaさん(右)とmasakoさん(左)。 kanaさんは伊達市内の自宅でハンドメイドアクセサリーと雑貨のショップ「BeadsJewel 」を子育てしながらオープンしています。自作のアクセサリーや委託販売作品を取り扱っています。 masakoさんは壮瞥町在住のアロマテラピーインストラクター。近隣地域で講座やワークショップを開いています→「手作りコスメとアロマの教室フランジパニ」 kanaさん: 「有珠山周辺で活動する作家やセラピスト、食べ物屋さんをメインに、ゲストとして室蘭や苫小牧からゲスト出店者を招いて開催しています。 ここに来ないと参加できないイベントにしようと思って始めました。出会いや繋がりがたくさん生まれるといいなあと思います。 ハンドメイドをはじめて15年くらいになりますが、「一点もののよさ」を求める方が増えているな、と感じます。 お友達とかぶることもないですから。それに作る側のクオリティも上がってきていますね。 「質のよいものを作ること」というのは自分のお店でもとてもこだわっているポイントです!」 masakoさん: 「有珠山周辺にはハンドメイド作家やアーティスト、クリエイターが沢山いるんですよ。でも発表の場、交流の場、というのがなかなかなくて。 じゃあ自分たちでイベントを開こうって思ったのがきっかけです。 今日ワークショップデビューした出店者もいるのですが、それぞれのこれからの活動につながるような場所にしたいですね。 それに、有珠山はいつ噴火するかわからないですから! もしも噴火した時、例えば避難所でリフレクソロジーやアロマなどのセラピーが受けられたり、 ここでの出会いや交流がそういうつながりにも発展して行くと思うんです。」 アロマのしっとり化粧水を作ったよ。いい香り&保湿効果のある天然成分たっぷりで無添加。息子に「僕も欲しい!」と言われます :-) 癒やしのおてて・米丸さん登場〜! 市町村の枠を越えて「あらうす」で繋がろう!という今回のイベント。 かわいいもの、おいしいもの、が主役のようでいて、 大事なのはやっぱりひとなのかな、と感じます。 リフレやハンドマッサージでうっとり&のんびりしたり、 小さなアクセサリーや、1本のスプーン。 それを作った人に出会って、ものや暮らしのことを見つめなおしたり・・・。 「木工 飛世」の美しいスプーンたち・・・こういう道具の似合う暮らしをしたい!と固く心に誓ったchでした・・・ これは次回に向けてますます盛り上がっていきそうな予感です。 ハンドメイド熱の高まりとともに!!! ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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02/02(日) だて産野菜のイタリアン&薪窯焼きミラノピッツァ!イルテット
今回のお店ほうもんは、本格ミラノピッツァとだて産野菜を使ったイタリア料理の「イルテット」へ。アツアツの薪窯焼きピッツァを食べてきました! 具材を楽しむ「ミラノピッツァ」 イルテットは昨年7月にオープン。伊達出身のシェフ・松岡克哉さんが、札幌から故郷に戻り開いたお店です。ランチタイムはパスタとピッツァ、夜は前菜や肉料理など、旬の地場産食材を使ったおいしいお料理が楽しめます。 薪窯でピッツァを焼く、店主の松岡克哉さん 厨房の真ん中にどっしりと置かれた巨大な薪窯は、本場イタリアから取り寄せたもの。この薪窯で松岡さんが焼き上げる「ミラノピッツァ」は生地が薄く軽い食感が特徴です。 「生地は毎日変化があって本当に面白い」プロにしかわからない繊細なレベルで日々進化する松岡さんのピッツァ 伸ばしたピッツァの生地を空中でくるくる回す松岡さん。素早く回転しながら生地が薄く広がっていきます。鮮やかな手さばきは、これぞ職人技! 薪窯に入れると、ふわっと膨らみ、あっという間に焼き色がついてきました。中の温度はなんと、400度以上にもなるそうです。 マルゲリータ 1,200円 (ランチはサラダとドリンクが付き) 焼きたてのマルゲリータ。イルテットで一番人気のピッツァです。サクッと香ばしい生地に、とろ〜りチーズと濃厚なトマトソース、フルーティなオリーブオイルがたっぷり! 軽い食感で、一人一枚食べられます。糖質をセーブしている方にもオススメ う〜ん、おいしいっ! しあわせ!!小麦粉やチーズ、オイルなどのピッツァの材料はイタリアから取り寄せたものを使用しているそうです。 旬のだて産野菜で楽しむパスタ! ランチメニューは二週間ごとに変わり、旬の野菜や魚介類等、地場産食材を使ったメニューが登場します。こちらは「豚の塩漬けと伊達産ゴボウのアマトリチャーナ」。エッ!ゴボウのパスタ・・!?と驚くなかれ。シャキシャキとしたゴボウがトマトソースと絡み、絶妙の味わいです! ふわっと軽く、アイスクリームのような食感のドルチェ(デザート)。キャラメリゼしたアーモンドとラムレーズンのヌガーグラッセ 普段着で、ワイワイ楽しむイタリアン! 本格イタリア料理をかしこまらず、カジュアルに楽しめるのもイルテットの魅力のひとつです。「食堂や居酒屋のような感じで、気軽に楽しんでほしい」と松岡さんは話します。 まだ料理人の修行中だった頃、三つ星レストランをはじめ、札幌のイタリアンの名店を食べ歩いて研究したという松岡さん。最も心惹かれたのは、以前働いていたお店の活気溢れる雰囲気だったとか。にぎやかな店内で、お客さんがワイワイ楽しむ姿を見て「自分の店も気取らずにリラックスして食事ができる店にしたい」と思ったそうです。 旬の食材を使ったディナーメニュー お友達やご家族と、もちろん一人でも、伊達産野菜のイタリアンを味わいに普段着で出かけてみませんか。 夜はワイン、日本酒、焼酎などアルコールメニューが充実。サングリアやレモネードなど、自家製ドリンクは女性に人気です。 4人以上のグループなら、お得な予約制のコース料理もおすすめ↓ カルネコース 前菜3品、ピッツァ、パスタ、肉料理、ドルチェの計7品 4名様より 3,000円~ 飲み放題120分 1,500円 詳細はこちら→ https://date-iltetto.com/?page_id=28 2020年2月の定休日。ランチメニューや毎月の定休日は フェイスブックでチェックできます イタリア料理と薪窯焼きピッツァIL TETTO イル テット北海道伊達市旭町23番地2ランチ 11:30〜14:30 ディナー17:00〜22:00 定休日 不定休ホームページ https://date-iltetto.com ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。価格、メニュー等変更になることがあることをご了承ください(取材2020年2月)
むしゃなび編集部
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09/04(金) グランピングに手ぶらキャンプ。多目的に楽しめて、おいしいカフェのあるキャンプ場。ビレッジ大滝
(2020.06 編集部取材) 雄大な自然が広がる伊達市大滝区に、ビギナーからキャンプ通、さらにグランピングまで幅広く楽しめるキャンプ場「ビレッジ大滝」がオープンしました。森林に囲まれた敷地内に入ると、澄んだ空気がおいしい〜!目の前には芝生のフリーサイトが広がり、まわりにBBQハウスや展望台など、素朴でお洒落な木の建物が並んでいます。ウッドチップの敷かれた通路を歩いていくと、野鳥のさえずりが耳に心地いい・・。 大自然の魅力をとことん楽しみ、癒される。この夏話題のスポットをご紹介します! 塗装屋さんが運営する新感覚のキャンプ場。 ビレッジ大滝はこの6月にオープン。札幌の塗装会社が運営しています。 スタッフ木村さん「ここは星空が本当にきれいなんですよ。大滝に来て、生まれてはじめて天の川を見ました! キャンプを通して四季折々の自然の豊かさを存分に味わってください。」 スタッフの木村さんにお話を伺うと、会社の新部門として「何か新しいことにチャレンジしよう」と考えていたところ、もともとアウトドア好きのメンバーが多かったこともあり、キャンプ場を立ち上げることになったそうです。木村さんはじめ、スタッフの多くが塗装職人さん。建築関係の技術を生かして、敷地整備はもちろん、場内の素敵な建物も皆さんの手で造られています。 ニーズに合わせて選べるキャンプ。 キャンプのプランは3つ。自分のニーズに合わせて選ぶことができます。 家具・ベッドを備えた円形テント。ホテル仕様で優雅に大自然を満喫!1泊2食付きで夜はコース料理を堪能できます。 手ぶらキャンプテント・寝袋など用具完備でキャンプ初心者も安心。1泊2食付き1泊2食付き高校生以上1名:8,000円(税別)小中学生1名:5,000円(税別) 天候を気にせずに楽しめるBBQハウス 焚き火を囲む憩いの広場 フェス感覚で楽しむこだわりカフェ! ビレッジ大滝のもうひとつの魅力は、おいしいフード&ドリンク。グランピングでは、北海道の食材をふんだんに使用した創作コース料理を堪能できます。また天候を気にせず楽しめる屋内BBQも人気。さらに宿泊客以外でも利用できる「青空カフェ」があります。 青空カフェ 豪華なコース料理からカジュアルなカフェメニューまで、全ての料理を手掛けるシェフの太田さん夫妻。夫の智之さんはすすきのの大手居酒屋グループで総店長を長く勤め、ソムリエでもある妻の広美さんは数々のフレンチやイタリアンで経験を積んだ料理人。コロナの影響で飲食業界が打撃を受ける中、縁あってビレッジ大滝の厨房へ。キャンプを主体としたレストラン兼カフェを通して新たな飲食のスタイルを追求しています。 まろやかなフランス産シードル(左)と、夏にぴったり!爽やかなモヒート(右) カフェのおすすめは、地場産の野菜を使ったメニュー。ビールやカクテルなどアルコールメニューも充実しています。 様々なスパイスをブレンドして作る香り高いスパイスカレー(880円税別)。口いっぱいに広がる爽やかな辛さ、肉の旨味が濃厚です。外で食べるから一段とおいしい!! 大滝産のジャガイモをカラッと上げたフライドポテト(580円税別)と同じく大滝産野菜を煮込んだカラフルなラタトィユ(680円税別)。地場産野菜を使った技あり!な一品料理たち。お酒のおつまみにもぴったりです。 太田シェフ「野外フェスに遊びに来たような感覚で、青空の下、気ままにお酒や食事を楽しんでいただければと思います。」 なるほど、広場があり、焚き火もできるし、楽しげな雰囲気はまるでフェス会場のようですね! 気負わず、のんびりと自分のスタイルでキャンプを楽しめるビレッジ大滝。きれいな空気をいっぱいに吸い込んだら、体も心もリフレッシュ!おいしい食事でお腹もいっぱいになりました。 ビレッジ大滝 北海道伊達市大滝区三階滝町40-9 TEL:080-8045-1195 https://village-ootaki.com ※ 7〜8月の週末・お盆シーズンはほぼ予約で埋まっているそうです。平日は予約できる日もあり。予約状況はこちらから確認できます→ https://village-ootaki.com/reserve/ 青空カフェ営業時間 14時〜 水・木定休 ※宿泊状況により不定休もあり。平日の場合、行く前に問い合わせるのがおすすめです。 ※ 記事の内容は取材時の情報です。価格、メニューなどは変更になることがあります。取材2020年6月一部画像はビレッジ大滝HPよりお借りしました。
むしゃなび編集部
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07/31(火) 夏の女子会に♪ 元気いっぱいパワーサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ②
2018年8月1日〜10月14日まで「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」が開催されます! 市内の参加店16店舗(大滝区を含む)が提供する期間限定の特別野菜メニューで、地元・だての野菜を満喫しましょう〜。 参加店一覧(PDF) 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜をとびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各店で聞いた「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ 元気いっぱい!「伊達野菜」だからこそ、の一皿! 今回ご紹介するのは、ホテルローヤルの「パワーサラダ」。 パワーサラダって聞いたことがありますか? サラダといえば野菜ですが、そこにナッツや肉類など、たんぱく質の採れる食材をプラスして、 「一皿食べるだけで、バランスよく栄養がチャージできる」 というもの。いま女性を中心に大注目のお料理なんです。ローヤルさんでは、たっぷりの伊達野菜に、チキンや自家製スモークチーズ、お豆も入れて、どど〜んと大皿で楽しむ「ローヤル特製・伊達野菜パワーサラダ」をコースで提供します。 使用されている食材の数はなんと、20種類以上! ランチまたはディナーの時間帯に五名から予約制で受付中です。サラダ以外のコースの内容は、予約ごとにヘルシー系、お食事系など希望に応じて選べるそうです。 季節ごとに野菜の種類も変わっていくので8月から10月まで、何度食べても楽しいホテルローヤルのパワーサラダ。「伊達だからこそ」の一皿です。仲間とワイワイ、女子会にもオススメっ! 「野菜は噛む力を使うので、ゆっくり食べられて満足感いっぱいになりますよ! 美容や健康に関心の高い女性の方はもちろんですが、ボリューム重視の男性でもご満足いただける一皿です。新鮮な伊達野菜をたくさん食べて、暑い夏を元気に乗り切りましょう〜!」 ホテルローヤル パワーサラダコース 3,000円〜(5名以上、要予約) 伊達市末永町33-3 TEL 0142-23-4888 OPEN 9:00~22:00 ホテル ローヤル(むしゃなび内) 生ビール祭り開催中!2018年8月11日(土)まで きになる伊達野菜!「エディブルフラワー」 ローヤルさんが注目する伊達野菜は、パワーサラダを華やかに彩る、エディブルフラワー。乾町のイコロ農園で栽培されている「食べられるお花」です。いろんな種類があって、見えいるだけでも楽しくなりますね〜。お料理をぐっとひきたてる、かわいい仕事人! イコロ農園 http://ikoronouen.com 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)まで 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場します! *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です! 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ① https://so-ra-mi.jp/archives/15442
むしゃなび編集部
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06/10(月) 室蘭のお店ほうもん。パティスリー ジョワジョワ
室蘭の気になるお店を訪ねる「お店ほうもん」。 今回は、キュートな顔のエクレアに、ひとめぼれ・・・! かわいい&おいしいケーキ屋さんに行ってきました。 八丁平の閑静な住宅街に昨年オープンしたPatisserie joie joie(パティスリージョワジョワ)。三角屋根にレンガ色の壁が目印のお店です。 ショーケースをのぞくと、まるで宝石箱のよう・・・!! 色とりどりのケーキが並んでいました。中でも目を奪われるのは、ケーキのいちごやエクレアに描かれた愛嬌のあるお顔。よ〜くみてみると、ひとつひとつ、みんな表情が違うんです! 店主の菊地可苗さんは室蘭市内の洋菓子店で12年ほどの修行を経て、昨年11月にお店をオープンしました。洋菓子の世界に入る以前は、病院で事務職に就いていたそうです。 お菓子づくりが好きで、つくっては家族や友人に食べさせたり、職場へ持って行っていたそうですが、これが看護師さんたちに大好評。 その後、本格的にお菓子づくりの道を志し、「ここで働きたい!」と惚れ込んだ菓子店に弟子入りしました。 店主の菊地可苗さんと夫の亮兵さん 昨年、ジョワジョワを開店するにあたり、夫の亮兵さんは会社を退職し、夫婦で厨房に立つようになりました。退職前は洋菓子とは全く異なるIT系のお仕事をしていたそうですが、亮兵さんが担当する「キッシュ」は、現在ジョワジョワの人気商品のひとつとなっています。 ケーキは定番のラインナップのほか、季節ごとに限定メニューも登場し、合わせて17種類ほど。 愛らしくてちょっとユーモラスなイチゴの顔や、店内のカラフルなイラストは、全て菊地さんが描いたものだそうです。子どもが多い地域ということで思いついたそうですが、子どもだけでなく、大人だってときめいてしまいますよね! さてさて、たくさんのケーキの中から迷いに迷って、選んだのがこちら。 中央手前から時計回りに、 いちごタルト・・・フレッシュなイチゴたっぷり! 上から下までおいし〜い、しあわせタルト。夏場は伊達産の「すずあかね」を農家から直接仕入れて使っています。 タルトシトロン・・・爽やかな甘さの中にレモンの酸味とほのか〜に苦味が香るちょっと大人なタルト。 鬼ザラロールカット・・・純度が高くキレのいい甘さが特徴の「鬼ザラ粉糖」を生地とクリームに使用したロールケーキ。ふんわり&しっとり! キッシュ・ロレーヌ・・・グリエールチーズ、ベーコン、ほうれん草が入ったキッシュ。ケーキ屋さんには珍しい軽食メニュー。 ふわふわメレンゲとレモンの風味がたまらない「タルトシトロン」。 フルーツの弾けるようなジューシーさ、クリームの濃厚な味わい、生地のふんわり感・・・素材の風味や食感が口の中でおいしいハーモニーを奏でます。 菊地さんにこだわりを伺うと、 「味の組み合わせやバランスにこだわって作っています。」 とのこと。 例えばフルーツ、ジャム、ナッツ、チョコレートなど様々な素材がありますが、それぞれの組み合わせ、また分量の微妙なバランスによっておいしいケーキを追求しているそうです。 そんな職人のこだわりを感じる一品がこちら! 手前が「エクレア・いちご」、奥が「エクレア・キャラメルアーモンド」。 見た目の可愛らしさもさることながら、パクッと食べれば素材の絶妙なコンビネーションを楽しめます。 ほかにもプレーンやカフェなど、いろんな種類のエクレアがありますが、開店以来根強いファンが多く、エクレアばかり買って行くという常連さんも多いそうです。 実は皮にも秘密があって、バター多めの配合にすることで、少しもっちりした食感に。こだわりと技の詰まったおいしい「作品」なのです! 「 joie」 (ジョワ)とはフランス語で「喜び」を意味するそうです。 その名の通り、見て食べて、「喜び」が心いっぱいに広がるお菓子だなあ・・・! と感じました。 最近ではキッシュ担当のご主人が、菊地さんの指導で少しずつタルトなどお菓子のレパートリーを増やしているのだとか。キッシュの方も今後ラインナップが続々と増えてゆく予定だそうです。 みなさんも、キュートな表情のお菓子たちに会いに八丁平に出かけてみては。 ホールのケーキ&キッシュも人気です。予約いっぱいなこともあるので注文はお早めに! Patisserie joie joie 北海道室蘭市八丁平3丁目38−5 営業日 水〜日 11時〜18時(不定休あり) 定休日 月・火 TEL 0143-50-6309 ブログ 毎月の営業日・最新情報はフェイスブックでご覧ください。 https://www.facebook.com/Patisserie-joiejoie-899773823541805/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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11/20(金) 北湯沢の秘湯、かわせみのお風呂に潜入。
大滝区北湯沢の「御宿かわせみ」は、長流川に隣接するワイルドな露天風呂と、今では珍しくなった男女混浴の湯で知られる温泉宿です。 雰囲気のある建物はなんと築90年。歴史ある佇まいが国道沿いに目を引きます。 混浴というと、特に女性は「入りづらい」印象を持つと思いますが、実際に訪ねてみて、そのイメージがガラリと変わりました。そこで今回は、カップルやご夫婦でのんびり訪ねてみてほしい、かわせみの素敵なお風呂をご紹介します! 古きよき、日本の温泉文化を味わう! 「御宿かわせみ」は宿泊のほか、日中は日帰り温泉も利用できます。 日帰りの場合は、玄関で料金箱にお金を入れて、中に入ります。 館内はまるで、タイムスリップしたよう!90年前というと昭和のはじめ頃でしょうか、大正から昭和の「浪漫」な空気がいっぱいに感じられます。 お風呂に続く階段。昔ながらの湯治場のような雰囲気です。 最近リニューアルされたそうで、素朴な木の風合いがとても素敵でした。 脱衣所と内湯は男女別になっています。安心して、中へ。 内湯もいい感じです。自慢のお湯は源泉掛け流しの天然温泉! 北湯沢温泉の泉質は透明でさらっとしていて無臭です。神経痛や皮膚病、健康増進など色々な効能があるようです。 内湯から2つの露天風呂に続く通路に出られます。 この通路がまた素敵!秋の終わりの紅葉がキレイでした。 途中に木のベンチがありました。こちらは休憩用。のぼせたらひと休み。 心地よいせせらぎを聞きながら、お酒を飲んだりしてもいいそうです。 さて、ひとつめの露天風呂に到着。 なんということでしょう、すぐ目の前を長流川が流れている・・・。川の隣、というか、もう、ほとんど川の中にお風呂が造られているのですね。 オーナーさんに伺うと、大水が来るとこちらのお風呂は流されてしまうそう。なんともワイルドです。それだけに、大自然と一体になったような爽快さをめいっぱい味わえます。 ちなみにこういう露天風呂は、現在ではつくろうと思っても、法律上、許可が下りないのだとか。混浴もまたしかり。昔から続く温泉宿だからこそのお風呂であり、日本古来の温泉文化を現代に伝える貴重な宝物なのです。 そして、やぐらっぽい屋根が素敵なもうひとつの露天風呂へ。 カップルで来ている方や、ツーリングや途中のライダーらしき人々が思い思いにのんびりと浸かっていました。全然いやらしさはなく、ほのぼのとした雰囲気です。通路でもお客さんに会いましたが、普通の温泉以上にフレンドリーな気持ちになるから不思議。 今の世に、こんなおおらかな世界があるとは・・と驚きつつも、これなら女性も抵抗なく入れそうです。裸だとハードルが高い方は、「湯あみ」(着たままお風呂に入れる温泉着)もレンタルできるので気軽にどうぞ(300円)。 現在のオーナーさんになられてから、女性の方が安心して入れる気持ちのよい環境づくりに力を入れているそうです。そのため、男性だけの日帰り入浴は2時間以内というルールも設けられています。 最近はご夫婦で訪れる方が多く、カップル同士お話したりしながらゆっくりと温泉を楽しんでいかれるそうです。微笑ましいですね。 最後に、ロマン漂う館内の様子を少し。 趣ある客室 レトロな赤絨毯の階段 アンティークな置物 日帰り入浴の休憩室も渋い! 以上、北湯沢温泉のレアなスポット、「御宿かわせみ」のお風呂をご紹介しました。 川の露天も、混浴も、古くからあるものの魅力がかえって新しく感じられるほど! 宿泊の方は24時間入浴可能だということなので、文豪が執筆していそうな渋〜いお部屋に泊まって温泉三昧!なんていかがでしょうか。 御宿かわせみ 北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町40 電話 0142-68-6014 日帰り入浴 10時〜17時(大人700円、5歳以下400円) ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材2020年10月
むしゃなび編集部
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08/18(土) 白老の癒しスポット!ナチュの森ガーデン。子連れのお出かけにおすすめ
8月も後半に入り、朝晩、肌寒くなってきましたね。夏の疲れがどっと押し寄せたりしていませんか? お子さまのいるご家庭では、そろそろ新学期シーズン。ほっとするやらちょっと寂しいやらの、とうやこマダムです。 夏休み最後の週末を楽しみに、白老の「ナチュの森ガーデン」に行ってきました! こちらは、低刺激スキンケアメーカー「ナチュラルサイエンス & ナチュラルアイランド」が運営する工場・直営店・サロン・カフェレストランが一体となった「スキンケア工園」。工場と公園を合わせて「工園」というわけですね。 今年7月、新たにガーデンスペース(入場無料)がオープンし、2018年8月21日(火)までオープンフェス開催中です。 受付けをして中に入ると・・・ 広〜いお庭で遊ぶ子どもたち&まったりする大人たち :-) とってもいい光景。お散歩してみると、あちこちに沢山の種類のハーブや植物が植わっていました。まだ小さいけれど、これからどんどん、植物もガーデンも育っていくのでしょうね。 受付けで試用できる虫除けスプレー。天然ハーブの、ものすごくいい香り! それではいざ、カフェへ!! 地場産食材と倶多楽湖の湧水を使用したメニューが売りのようです。店内もガーデン同様、可愛くておしゃれでくつろげる雰囲気。カフェとレストランに分かれていて、セルフサービスのカフェメニューはテラス席でいただくことができます。 まずは白老牛ミートソースのピザを注文。窯焼きの焦げ目が食欲をそそりますね :-D 肉の旨味がぎっしりなミートソースにもちもちの生地、チーズたっぷり、ほくほくのジャガイモ・・外で食べるといっそうおいしい〜。軽い食事やおやつにちょうどいい大きさでした。 それからコップの中身はお料理やスイーツに使用されている倶多楽湖の湧水。本当においしいお水でした〜。 デザートは濃厚ソフトクリーム。ミルクはもちろん、ラズベリーヨーグルトの爽やかな酸味が絶妙でした! レストランメニューも魅力的・・・次回はともだちとゆっくりランチをしにきたいです。 たまたま「子連れ(といっても結構大きいのですが)でお出かけできるところはないかな?」と思ってふらっと立ち寄ったのですが、白老にこんな場所があったなんて・・・ 8-O おどろきの癒しスポットに出会うことができました。お子さん連れの方、自然派コスメが好きな方、ハーブ好き、公園好きにもとってもおすすめです。 今週末はオープンフェス期間中最後の土日となりますが、ポニーのひき馬体験(3歳以上、50キロ以下の人限定)もあるようです。詳細をウェブサイトでチェックして、出かけてみては。 ナチュラルスキンケアガーデン「ナチュの森」 北海道白老郡白老町虎杖浜393-12 OPEN 10:00〜17:00(水・木 定休) ※レストラン・ピザ・軽食メニューは14:30ラストオーダー CLOSED 水・木 入場無料 http://nachunomori.jp
むしゃなび編集部
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09/14(月) イベントアルバム「ふらっとバザール」
9月13日に伊達市末永町のAコープくみあいマーケット駐車場に、色とりどりのテントのお店が立ち並びました。「農家のクレープ」でおなじみの坂元農園が主催した「ふらっとバザール」。その名の通り、お買い物やお出かけの途中にふらりと立ち寄ってのんびり楽める小さなマーケットです。朝と夕方には雨も降りましたが、三密のない、のんびりとした雰囲気の中、会場のあちこちから笑顔が溢れていました。 クレープ、カレー、ミニハンバーガー…おいしいものいろいろ 修学旅行生にも人気の坂元農園のクレープ体験 出店は、クレープや焼き鳥、シフォンケーキ、スイーツなど食べ物から、アクセサリーやドライフラワーなどの雑貨類、ヨガやアロママッサージ、さらには科学実験まで!伊達や室蘭、壮瞥から、様々なお店や団体が集まりました。 屋台の豪快な焼きそば! ホテルローヤルのブースでは、おなじみシェフ特製のホテルカレーのほか、お弁当や酢豚・エビチリなどが登場。一品料理も持ち帰りやすいテイクアウト仕様に。手のひらサイズのミニバーガー、シフォンケーキと手編みニット帽は洞爺湖のSUNNY-SIDE UP CAFE。室蘭からは雑貨カフェ・コノミが参加しました。酵素玄米のお弁当が美味しそう! お洒落なハンドメイド雑貨、癒し、生ライブ! calmのドライフラワーとハイカラの焼き菓子 おしゃれなドライフラワーはcalmさんの作品。今回はイベントに合わせ胆振産の素材にこだわって制作したそうです。可愛らしい焼き菓子は長和のココカラベース ハイカラさん。 シックなアクセサリーは市内在住の作家、miho.kさんです。壮瞥からレトロな駄菓子屋ゆみちゃんも参加しました。アロマのいい香りがふんわりと漂っていたリラクゼーションe.nのハンドマッサージ。それからヨガセラピーでリフレッシュ!おしゃれ、美容、癒しなど、お店巡りが楽しい! 歌姫、藤河ちあきさん生ライブ。癒しの歌声が会場を包みました! 掘り出し物、いろいろ! 地元の大学生も活躍! 射的を担当したサバイバルゲームサークルの皆さん。 室蘭工業大学の学生さんによる科学実験と射的のコーナーが子ども達に大好評。もともと坂元農園に収穫のアルバイトに来ていたつながりで今回参加したそうです。科学実験のブースではイクラやスライム作り、伊達産の甜菜糖を使ったおもしろ実験もありました! イベントを企画した坂元農園の加藤さんは、「新型コロナの影響が続く中で、地域の消費行動を促すきっかけになれば」と話していました。混雑を避けるため、駐車場の中央ではなく、農協側に寄せて設営するなど様々な配慮をして会場づくりをしたそうです。実際に出入りがスムーズで、人が固まることもなく、安心して参加することができました。 雨の中出店したみなさん、お疲れ様でした。ゆったりのんびり、楽しい時間をありがとうございました! ふらっとバザールは2020年9月13日(日)JA伊達市くみあいマーケット本店にて開催されました。 ※記事の内容は取材時の情報です(取材:2020年9月)シェア大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/13(金) きのこから森を観て、森から地球を観る 〜愛ある きのこアドバイザー 中嶋潔ワールドへようこそ!
きのこ観察会にて この日は、倶知安にある「GURUGULU」というオフグリットのゲストハウスで「きのこ観察会」が行われました。 参加者は小さなお子様から大人までの15~6人。 この日筆者は、「きのこ観察会」への参加と、今回の主人公 中嶋潔氏 の取材目的で出かけて行きました。 お天気最高の野外活動日和♪ 実は筆者、潔さんの観察会には“きのこ”以外でも参加しています。 今回で4回目。 中嶋潔ワールドは、毎回飽きることなく楽しい時間を過ごせます。 何故かって? それはきっと、森愛溢れる潔さんと森にいると、とても楽しくて、平和で、幸福感が何倍にもなるから。 森がいっぱいの日本に住んでいて良かった! 地球に生まれて良かった! そんな幸せの時間を与えてくれる人だからです。 子どもも大人も惹きつける潔さんの技はひとえにお人柄が成すものです。 子どもって、そういうところを察する力に長けていますので、すぐに人気者になってしまいます。 中には、きのこ博士くん候補生のように詳しい子もいました。 毎回観察会を楽しみにしているご家族もいらっしゃるようです。 そして観察会の締めは約11種類もの“きのこ”が入ったうどんを毎回振る舞ってくれます。 実は皆、これも大の楽しみ🎶 林床への興味 実は潔さんは、あの難関資格「森林インストラクター」でもあり、「きのこアドバイザー」でもある森の人。 2001年から6年間林業に携わり、現在はニセコのリゾート会社にお勤めです。 「北大のポプラ並木が倒れたり、支笏湖周辺の森の木が軒並みなぎ倒された大きな台風が来た2004年、悲しいことにリストラに遭ってしまいました。管理する木がほとんど倒れて無くなってしまったからです。でも林業の仕事が大好きだったのでその後は民間会社の林業部門で働きました。林業に携わっていた6年間で行っていたのは、育苗・植林・伐採・管理。おもにトドマツ・アカエゾマツ・カラマツ・ミズナラ・ケヤマハンノキなどを植えていました。働き始めた頃は何も知らなかった樹木の名前も、毎日触れて観察をしているうちに、2年で倶知安周辺の樹木は全て覚えてしまいました。この地域の樹木について、ある程度把握できてきた時に、次に興味が湧いたのが、いつも樹木のそばの地面にいる、きのこたちでした。」 「興味を持ち始めた頃から直ぐに“きのこ観察会”を催すようになりました。自分自身はまだまだよくわからなかったので、黙々と独学もしつつ、『誰か詳しい人!?』と呼びかけて興味がある人や詳しい人と一緒に観察をすることで少しずつ覚えていきました。最初の頃は図鑑を森に持って行き、調べながら歩いていました。でもそれをやるとなかなか進まず多くを観察できません。実は、“きのこ”ってまだ良く分かっていないことが多いです。日本には5千〜1万種類くらいはあると言われていますが、その内、名前が付いているのは2500種類くらいです。そしてそれらのうち、一般的な図鑑に掲載されているものが800種類ほどです。名前のない不明菌と呼ばれるものの方が非常に多いことになります。実際に森を歩いていてもわからないものがたくさんあるわけです。だから、図鑑を持ち歩くのはとても非効率になります。ある日、北海道大学名誉教授の五十嵐教授の観察会の仕方を見て衝撃を受けました。森の中では一切図鑑を開かなかったのです。だから、僕も現場で図鑑を開かずに、種を言い当てることができるようになる努力をしました。きのこ用のカメラを買い、色々な角度から写真に収めてあとで調べるという方法をとりました。10年くらい続けてやっと種の見分けに信憑性が出てきたかな〜。」 にわか仕込みで覚えようとしている筆者には耳が痛い話です^^; 「また、FaceBookでは『北海道のきのこ好き』というグループを作って、常に新鮮な情報交換をしています。オンライン上の趣味のグループって、とかくイザコザが起きやすいのですが、このグループは居心地の良いグループにしたかったので、しっかりルールを守り、ネット上のマナーをわかってくれる人のみを承認するようにしています。自分がなかなか見られない“きのこ”も皆さんがシェアしてくれるのでとても勉強になります。」 常に学ぶ姿勢を止めない潔さんです、 そしてじきに、潔さんに転機がやってきます。 「ニセコのある会社から、スキー場ゴンドラの夏季営業を始めるに際し、山頂で自然体験部門を立ち上げるのでその担当者にならないかという話しが舞い込みました。好きな分野でしたので直ぐにお引き受けし、2007年から2020年に廃止されるまで担当しました。コロナ禍がきっかけでその部門はなくなってしまい、今は別のセクションにいるのですがあれは楽しい仕事でした。」 今ももちろん“きのこ”への愛は変わらず持ち続け、観察会活動はライフワークとして続けているというわけです。 「ところで、“きのこ”は確かに可愛くて面白いですが、それほどまでにのめり込んだのは何故ですか?どこにそんな魅力を感じたのでしょうか?」 「石炭期を終わらせたのは“きのこ”だという話を知っていますか?」 「え? あ…はい。一応ネイチャーガイドの端くれですので…」 「“きのこ”への興味は食べられるor食べられないだけではありません。まず、一期一会で神出鬼没なところが面白いのです。“きのこ”への興味を覚えてから20年超えてもまだまだ情報は更新し続けています。実に奥が深い。地球上の“きのこ”の登場は、酸素と二酸化炭素濃度のバランスに関係しています。地球上にきのこが登場する前、植物たちは枯れても分解されることがないので、その遺骸は地面に溜まり続け、それが石炭となって地面の中に二酸化炭素の多くを封じ込めてしまいました。そのため地球の酸素濃度はどんどん上がり続けましたが、“きのこ”を含む菌類の登場により、死んだ樹木を菌類が分解するようになり、石炭はできなくなってしまいました。その後、大気は現状の酸素濃度で安定し、土壌も変化し生き物は進化し、現生の植物が誕生しました。“きのこ”の登場は、地球上の生物や植物にとってとても大きな出来事だったのです。“きのこ”をはじめとした菌類が地球上の生命活動の重要な鍵を握っているわけです。」 なるほど〜。 もうかなり前のめりな筆者。 目がキラキラしているのを自覚しました。 もっともっとその続きを聴きたい衝動を堪えて、取材モードに戻しました。 同時にここで、潔さんが一体どんな子ども時代、青年時代を過ごしたのかということに俄然興味が湧いてきました。 潔氏 小学生〜大学生の頃 「小学生の頃は物知り博士的キャラでした笑」 「それって今と変わらないですね笑」 「そうだね。たぶん僕は父親の影響をかなり受けていると思います。父は兵庫県赤穂市生まれで海育ちだったので、海が大好きな人でした。よく釣りやキャンプへ行ったなあ。今でいうグランピングのようなキャンプも体験させてくれました。父自作の2段ベッドがテントの中にあったんです。自然の中での過ごし方の基本を習ったのは父からでした。そして、ものすごい読書家で聡明でした。物事を科学的に考えることがとても好きな人で、それを試してみるのも好きでした。手先もとても器用だったので、周りが驚くようなものを色々作っていたなあ〜笑」 お父様のことを楽しそうに話す潔さん。 “ 困った人” “ 変な人 ” という言葉が何回も出てきましたが、その言葉の裏にある尊敬と愛が込められていることも筆者には伝わっていました。 「例えばね、自宅の一角にコンクリートの建物を作って、屋上に畑を作ったこともありました。ところが階段がない。梯子で上るわけです。そして父親だけはトイレを使わず糞尿を肥料として屋上の畑に撒くわけです。周りは住宅街。当然臭う。当時、父はEM菌関連の本を読み漁って研究をしました。決して環境問題に傾倒していたというわけではなく、素朴な感情で超循環の暮らしをしたいと考え、自給自足を目指していたのだと思います。大変だったのはお袋だろうなあ〜笑」 「あ。こんなこともありました。当時大阪府に住んでいたのですが、自宅の近くに天の川という名の川が流れていて、その河川付近に遊んでいる土地があると放っておけない。開墾しちゃうんですね。特に迷惑を被る人はいないとは思いますが、まあ、今なら問題になりそうですよね…^^; とにかく、学校では学べない自由な世界があることを父が教えてくれました。」 お父様のお話を伺っていたのですが、途中から潔さん自身のお話を聴いている錯覚を起こすほど、お父様の影響を強く受けていらっしゃるなあと感じて、心の中でクスッとしてしまいました。 「中学生の頃は自転車少年でした。自転車の旅が好きで、高校の卒業記念に友達と13泊14日四国の野営旅をしたこともありました。高校時代はワンゲル部・新聞部・クイズ同好会を掛け持ちしていました。自然の中にいることも、ものを読んだり書いたりすることも当時から好きでした。北海道新聞のコラムを12年間連載したこともあります。」 しまった…。 またやってしまった…。 最近どうもうっかりとモノを書く人を取材相手に選んでしまいます。 潔さんは常に笑いながら話してくれるのですが、緊張が走った瞬間でした ^^; 「大学時代はワンゲル部一筋でした。山は本当に好きで、仏教系の大学で哲学を学んでいたのですが、卒業後は北アルプスの山小屋で夏から秋まで五年間、小屋番をしていました。」 小学生から大学生時代のお話を聴き終わり、目の前にいる潔さんを作り上げてきた道筋が見えた気がしてものすごく腑に落ちました。 キノコから森を観つづけた潔さんが成し遂げたい想いとは 「最後に、成し遂げたい想いがあったら教えていただけますか?」 筆者が投げかけた質問に、それまで、ニコニコと顔いっぱいの笑顔で話していた潔さんの顔つきが急に変わりました。 「キノコは森を観る窓だと思っています。」 そう切り出した話の続きはこうでした。 「北海道の70%は森林と言われています。ずっと森を観てきた人間として、キノコを通して北海道だからこその森の守り方・育て方・稼ぎ方などを仕組み化していきたいと考えています。ご存じですか?北海道の人工林の約50%はトドマツ林です。 そしてなんと、トドマツ林にはおそらく世界で一番キノコの種類が多く生えているのです。 しかも、トドマツ林は保護林の中には存在しない。つまり、林床の利用は自由です。 北海道にしかできない「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたいと考えています。その資格制度を作ることで、北海道の人工林に最も多いトドマツ林に生えるキノコを熟知している人を増やせば、世界で最もキノコを理解している人を増やすことになります。キノコの理解者を増やすことで、森は森のまま木々を適正に管理して守り・育てることができます。木を切って売る林業ではなく、林床のキノコを売って稼ぐ林業を成り立たせる仕組み作りをしたい。トドマツの林床に生えるキノコの中には、マツタケよりも高値で取引されるものもあるんです。そして、その仕組みを推進する立場として『トドマツ林限定のきのこマイスター』が存在する。人工林ってね、人里に近いところにあるわけです。しかも人工林には必ず林道があるし、トドマツ林には笹がない。それらもその新しい仕組み作りにはメリットになります。つまり、人が入りやすくキノコが生えやすい環境である宝の森と言えるわけです。つまり、何をやりたいのかをもう一度と言うと、”森は森のまま維持する林業”の仕組み作りのために「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたい!と考えているんです。」 土の中や倒れた木の中で、人間の目には触れない世界の中に無数に張り巡らされている菌糸たちのネットワーク。 そして、空気中に飛び出した見えない胞子たち。 地表の循環の立て役者キノコたちを通して語る潔ワールドの森愛・地球愛・人間愛にすっかり魅了され、潔さんの成し遂げたい想いを応援したくなった筆者でした。 ―中嶋 潔氏 情報― FB : https://www.facebook.com/kiyoshi.nakashima.18 FB : 「北海道のきのこ好き」 ・倶知安「風土館」にて時々講演をしています。 ・「北海道のきのこ好き」に参加すると、各種ワークショップ情報を得られます。 10/29にも倶知安「GURUGURU」にてキノコ観察会があります。
Rietty
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04/17(火) 麺や雅のいちばん人気、焼味噌【ラーメン食べ歩き】
室蘭から伊達に戻る途中、立ち寄ったラーメン屋さん。 稀府の「麺や雅伊達分家」、黒い建物が目印です。 一番人気は焼味噌850円。 香ばしい味噌のかおりが食欲をそそります。半熟の煮卵付きです。 味噌ラーメンというとスープ甘めが多いですが、これはそれほどでもなくちょうどいいです。 油も多分、そんなに多くなさそう。 麺はスタンダードな縮れ麺でした。 店内に全国味噌マップが! 広ーいボックス席があるので、小さいお子さん連れ、家族連れにおすすめです。 赤ちゃん抱いてカウンターでラーメン、もいいですけどね。。 こちらの方が落ち着いて食べられますね。 メニューを見ると、マレーシア支店があるようです。暑い中、冷房ガンガン効かせて味噌ラーメン、食べるんだろうか・・・ 行ってみたい!! 麺や雅伊達分家 北海道伊達市中稀府町 1084
むしゃなび編集部
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06/14(月) 植物と雑貨のお店「月の満ち欠け」OPEN|だて
住宅街の一角にオープンした小さなお店をご紹介します。自家栽培の苗と雑貨を扱う「月の満ち欠け」は5月はじめにオープンしました。明るい水色にペイントされた自転車とカゴいっぱいの植物、そして壁に広がる鹿のレリーフが目印です。 いきいきと並ぶ苗たちは無農薬で栽培されています。野菜やハーブ類など食べられるものは農薬不使用、やむを得ず薬品が必要な場合は食品添加物由来のものを使用しているそうです。 店主の早坂さんは札幌から一家で伊達に移住して3年ほどになります。昨年、コロナ禍の中でご家族が急に入院することになり、面会が全くできずに精神的にかなり参っていた時に、畑や花壇の世話をすることでとても癒されたそうです。その時の経験が、お店を始めるきっかけとなったのだとか。 自分がつらい時にも悲しい時にも、毎日どんどん成長する植物たち。草をとったり、水やりをしたり、作業は尽きません。植物の生命力に驚きながら、夢中になって世話するうちに、気がついたら元気を取り戻していたといいます。そして、「『野菜づくりの街』といわれる伊達で、同じように野菜や花を育てる人たちと知り合って情報や思いを共有できたら…」と考えるようになり、2月ごろからガレージの改装に着手し、開店準備をはじめました。 今シーズンは秋頃まで、季節ごとにいろいろな植物の苗を販売する予定です。 オススメは寄せ植え。野菜と花を混植するのがポイントです。見た目にもカラフルで楽しく、実のつき具合もよくなるといわれています。 お店を見守っているような優しい眼差しの鹿のレリーフは早坂さんの手づくり。改装の際、ガレージにお父さんが収集した古いお茶碗やお皿がたくさんあったそう。もともとつくるのが好きだったこともあり、それを砕いて、ひとつひとつ壁に貼り付けて、見事なレリーフが出来上がりました。 「札幌から伊達に移住して来るときに、川でエゾ鹿が水を飲んでいるのを見たんです。その姿が神様みたいにきれいで。その時の光景を思い出してつくりました」 ビーズ刺繍のアクセサリーは、ひとつひとつ、本物の野鳥をモチーフにしています。伊達にきてから日本野鳥の会室蘭支部の観察会などに参加するようになり、ますます野鳥好きになったそう。 パンチニードルという刺繍でつくった野鳥バッグ。「ヒガラ」という鳥です。モノトーンなので意外と合わせやすく、持ち手や中もしっかりできています。 吹き出し型がユーモラスな黒板。こちらもハンドメイドです。 手づくりのぬくもりと、個性的なアイデアがあちこちに散りばめられた店内。早坂さんは「ごくごく個人的な趣味の世界です」と話していましたが、とことん「マイワールド」な空間に、「私も育てたり、つくったりしてみたい!」という、ワクワク楽しい気持ちを分けていただきました。レリーフの鹿さんに会いに出かけてみてくださいね。 店舗情報:月の満ち欠け伊達市竹原町26-1810時〜16時30分不定休070-6604-0358 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。ご紹介した商品や価格は変更になることがあります。取材2021年6月
むしゃなび編集部
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06/10(木) 鍛冶屋がつくる!アートな焚き火台。ココペリ・アイアン加藤さん
鉄工所の一角で、アート作品のような趣のあるキャンプ道具をつくる人がいます。この道30年以上の鍛冶屋さん、藤鉄工社長の加藤耕平さんです。 普段、鉄工所ではどんなお仕事をされているのか伺うと、「鉄のことならなんでも」と加藤さん。建築物の骨組みのような大きなものから、階段・手すり、さらに自動車の部品や看板といった小さなものまで、製作・施工のほか、修繕の依頼も多いそうです。 お父さんの代から受け継いだ工場は、もうすぐ創業50年を迎えます。あちこちに鉄材が積み上げられ、たくさんの工具が並んでいました。高温に熱した鉄を扱う仕事は常に危険と隣り合わせ、高所での作業も多いといいます。作業のない時間帯にお邪魔しましたが、静かな工場の中には、キリッとした空気が満ちていました。 加藤さんは10年ほど前から、自身でデザインした鉄の家具や雑貨を制作するようになりました。ハンガーラックやタオルかけ、フックなど、鉄の質感を生かしたシンプルな形状が洒落ていて、どこか温もりを感じさせる味わいのある作品です。先端の加工など細部まで丁寧に作り込んであるところはさすが鍛冶職人。技術とアートが一体となった素敵な道具たちです。 シンプルなかたちがお洒落な鉄製のS字フック。 そして今年、長年の趣味であるキャンプをコンセプトとする新作が誕生しました。 和テイストのアイアン焚き火台 ー 青海波 ー 波模様の透かし彫と六角形の形状が美しい「焚き火台」です。キャンプ用品として野外で使用される焚き火台ですが、これほど凝ったデザインのものは珍しいのではないでしょうか。側面の透かし彫は「青海波(せいがいは)」という日本の伝統文様。炎と波という対照的な組み合わせが神秘的です。じっくり見ると随所にこだわりが! 蜘蛛の巣のようなデザインの五徳。火を入れずに置いておくだけでも絵になる佇まいです。 脚には「ねじり」が入っています。流動的なラインがきれい!この「ねじり」は加藤さんの作品によく登場するモチーフです。 鉄板は厚さ4.5mmのものを使用しており耐久性が抜群!長時間燃やし続けても変形しません。 もともとキャンプ道具にはかなり精通している加藤さん。実用面にこだわって試作と改良を重ねたそうです。2月頃から制作を始め、この春には自らキャンプに持っていって繰り返しテストをしたのだとか。インパクトのある焚き火台は周りのキャンプ客たちから注目を集めたそうです。 こちらはキャンプシリーズの第一弾としてつくられた「焚き火用自在鉤(じざいかぎ)」。その昔、囲炉裏に鍋などを吊り下げるのに使われていた古民具を「キャンプで使ったら便利でカッコいいんじゃないか」と、アウトドア用にアレンジしたそうです。30センチ上下に調節可能で、重さのあるダッチオーブンを吊り下げてもびくともしません。ランタンを下げたり、いろいろな使い方ができますね。古くて新しい!そしてやっぱり美しい! 加藤さん「ハンドメイドなので量産できないし、鉄なので重さもそれなりにあります(笑)。でも、実際に使ってみたらきっとよさをわかっていただけると思います。こういう道具が好きな方に届くといいな、と思いながらつくっています」 青海波はずっしりと13.9キロ。確かに「軽さ」や「コンパクト」重視のシーンにはマッチしないかもしれませんが、安定感と揺れる炎の美しさは格別です。自然の中で過ごすひと時を一層豊かなものに演出してくれることでしょう! 最後に、加藤さんにとって鉄とはどんなものですか?と伺いました。 加藤さんの仕事場。中央の先が尖った台はアンビルといい、鍛冶屋の七つ道具のひとつ 加藤さん「子どもの頃から鉄は身近にあるものでした。ここ10年くらいですね、魅力的だと感じるようになったのは。でこぼこしたり、錆びた鉄を「かっこいい」と言う人がいて。仕事としては、そういうのはだめなんですけどね(笑)僕ら職人が気づかないような「素材としての鉄」の魅力や面白さを、周りの人が教えてくれたんだと思っています。自分の作品をつくり始めた頃、「いいね」と言ってくれる方、応援してくださる方にたくさん出会って本当にありがたかった。その出会いが今につながっていると思います」 鉄製の「ココペリ(ホピ族の精霊)」を手にする加藤さん 加藤さんの作業服に、小さな穴がポツポツと開いていました。作業中に火の粉が飛んで開いた穴だそうです。「頭にタオルを巻いていたら火の粉が飛んで燃えたこともありました!」そんな何気ない一言の中にも、経験の深みというか、職人さんの言葉は重みが違うなあ、と感じました。 今後は、オリジナルブランド「ココペリ・アイアン」として作品を展開していく予定だということです。熟練の技術とアートなセンスが融合した加藤さんの焚き火台で、アウトドアを楽しんでみませんか。 (有)藤鉄工伊達市舟岡町205-15TEL: 0142-23-5769https://mushanavi.com/author/fuji/Facebook:https://www.facebook.com/fuji.i.w/ ココペリ・アイアンhttps://kokoiron.thebase.in/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年6月)※作品の写真は加藤さんよりお借りしました。
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06/01(水) 『鍛冶屋』に憧れ続ける『かじや』 (有)藤鉄工 代表取締役 加藤耕平氏
「子どもの頃から親父に仕事を手伝わされていました。でも、この仕事が嫌だったので継ごうとは思っていませんでした。」 加藤耕平さん58歳。 来年で創業50年になる(有)藤鉄工の二代目 代表取締役です。 お父様から事業を引き継いだのは2005年のこと。 高校卒業後、専門学校の建築科に進学した耕平さんは、卒業後、某建築会社に就職をし、大工からの修行を始めました。 けれども1年で退社。 家業を継ぐ決心をして伊達に戻ってきました。 お父様との子弟関係の始まりです。 ↑作業場には、様々な形の鉄製品や工具が並びます お父様が事業を興したのが1973年。 そのお父様の下で働き、50年目を迎える佐藤さん。 この日も黙々と仕事をされていました。 ↑御歳70歳の佐藤さん。ちょうど溶接の仕事をされているところでした。 50年間同じ会社で勤め上げる姿に胸が熱くなります。 「創業当時は、バルコニー・煙突のエント梯子・住宅関連の仕事の受注が多かったです。けれども時代の流れでアルミやステンレスが主流となり、仕事の依頼に変化がありました。ちょうどその頃、伊達市内の拡幅工事が始まり、店舗などの重量鉄骨鋼造物の仕事が多くなったのです。ところがそれも終わった15〜20年前になると受注がめっきり少なくなりました。製缶といって、建物以外の工事の依頼が来るようになりました。例えば週末処理場の汚水菅や製鉄所の設備工事の仕事です。さらに大打撃だったのは、東日本大震災をきっかけに原子力発電所の仕事が無くなったことでした。」 どんどん減っていく仕事…。 2012年に大きな転機が訪れます。 その年の年末にお母様が亡くなり、その翌年から仕事もすっかり無くなってしまいました。 「この時、家族とも相談し、佐藤さんにも相談し、廃業をする決心をしました。」と耕平さん。 意を決し、信頼を寄せている会社様のところへ行き、「廃業をするので佐藤さんと自分を使ってください。と頭を下げに行きました。」 結果として、廃業は思い留まることになりますが、そこから厳しい修行が始まりました。 加藤さん48歳、佐藤さん60歳の時です。 「相談先の社長の提案で、私は、その会社様の仕事を受注するために2年間修行に通うことになりました。修行をさせていただきながら仕事も作っていただき、佐藤さんには弊社工場で作業をしていただいていました。お陰様で新たな技術を習得することが出来、それまで受注をしたことがなかった漁業機具や船の仕事を請け負うことができるようになったのです。」 新たな技術習得のためとは言え、力仕事をするための片道50km以上の毎日の通勤は、さぞかし体にも堪えたことと思います。 「修行はなかなか大変なものでした。それまでは常に水平と垂直を確実に測りながら行う仕事だったからです。ですから、湾曲が多い船の仕事はとても戸惑いました。また、「鉄」一筋で来たため、ステンレスでできた漁業機具を扱う仕事にも戸惑いました。何もかも初めてのことばかりの修行でしたが、あの時お世話になったお陰で今があるので本当に感謝しています。」 それでも、時代の流れは安定をさせてくれません。 再び、ここ2〜3年の厳しい状況を経て、いままた少し仕事が戻ってきたそうです。 浮き沈みの激しさの辛さについては、筆者とは業種は違いますがとても理解できます。 「ところで、社名の由来を教えてください。どうして「加藤鉄工」ではなく「藤鉄工」なのですか?」 ↑作業場の2Fは事務所です 「親父が付けた社名なのですが、“加藤”と“佐藤” の共通文字 “藤” を採ったのだそうです。」 なるほど! お父様が佐藤さんを大切に想っていらっしゃった気持ちがよく分かります。 その先代の想いも引き継いだ耕平さん。 だからこそ、佐藤さんは50年も勤めておられるのですね。 さて。 空前のキャンプブームの昨今ですが。 実は、耕平さんは40年来の筋金入りキャンプ好きです。 しかも長年のコールマン製品コレクターでもあります。 そんなバックボーンを持つ耕平さんが、今ライフワークにしていること。 それは『kokoperi iron』というアウトドアガレージブランドの運営です。 ↓ショップはこちら。 https://kokoiron.thebase.in/ こちらの焚き火台ほかの鉄製品は、全て耕平さんの作品です。 鉄を使い、一つ一つに時間をかけ、丁寧に叩いて叩いて作られた本物が並びます。 鋳造ではありません。 「鍛冶屋」の仕事です。 もう本当に素敵です。 もちろん、オール鉄なので重量感もあります。 「重いですが、自分が使いたいものを作りました。」 ↑ココペリとはこの笛のようなものを吹いている妖精のこと ↑焚き火台「青海波」を筆者も経験させていただきました。模様越しの火がとても美しい。 ↑2022年4月 キャンプの様子。本物の道具に囲まれた耕平さんはとってもカッコいいです♡ ↑こちらのアウトドアフェスにも出店参加されます 「ところで、何故、そこまで鉄にこだわるのですか? 大好きなコールマンも鉄ではないのに…。」 「焼き入れをする鍛冶屋への憧れです。これら商品は確かに叩いて作っています。でも、絶滅危惧種的に刃物などを作っている人もいらっしゃる中で 漢字の “鍛冶屋” は名乗れないです。だから僕の場合は、“鍛冶屋” に憧れる ”かじや” です。」 「なるほど…そういうことでしたか。でもそういう謙虚なところが耕平さんの魅力だと思います。」 「それでも憧れを追っています。漢字の “鍛冶屋” に少しでも近づきたくて。自分なりに価値感を見出しながら、必要とされる存在になりたいと思っています。」 ↑服などを掛けたらとっても素敵なシングルハンガーもあります。丸いのはガラスの浮き玉。 ↑火を灯したら素敵なランタンです ↑こちらは新製品。叩いて叩いて造られた厚さ4.5mmの鍛造プレートは、キャンプはもちろんIHにも対応しています。ステーキやハンバーグを焼いたら美味しそう!ハンドルも別売であります。 『鍛冶屋』に憧れ続ける『かじや』。 どこまでも謙虚で熱い加藤耕平さん。 その仕事への想いと姿勢に心打たれた筆者です。 ー(有)藤鉄工 情報―http://www.date-f.net住 所 北海道伊達市舟岡町205-15電 話 0142-23-5769FAX 0142-23-6352E.mail fuji-i-w@cream.plala.or.jp↓Instagraminstagram.com/kokopelli_iron/?hl=ja
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10/14(日) 行列編!【伊達武者まつり2018】
「第44回伊達武者まつり」(2018年8月4日・5日開催)の2日目「武者行列」の様子をお届けします。 今回は出陣前の着付け会場にもお邪魔しました! 中には重くて身動きが取れないほど、という方もいましたよ 8-O 行列で使用される甲冑の多くはレプリカですが、聞いたところでは、位の高い人の甲冑ほど重いのだとか! 甲冑を身につけ現代に蘇った武士たちの勇ましい姿をどうぞご覧ください。 https://vimeo.com/294995651 伊達武者まつり2018・行列編 from Awesome Hokkaido on Vimeo. 山車編はこちら! https://vimeo.com/292058964 https://so-ra-mi.jp/archives/16195 伊達武者まつり公式サイトはこちら↓↓ http://www.datemusha.com
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08/03(金) オーガニック亜麻仁油たっぷりサラダそば!伊達野菜もぎたてベジフェスタ③
いよいよ始まりました〜「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」! 2018年8月1日から10月14日までの期間中、市内の参加店16店舗(大滝区を含む)で期間限定の伊達野菜メニューが楽しめます。今年はスタンプラリーも実施していますよ。キュートな野菜スタンプを集めて特産品をゲットしましょう♪ 参加店一覧(PDF) おいしくてヘルシー。そして 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜を、とびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各店の「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ シャキシャキ野菜にオーガニック亜麻仁油たっぷり! 今回やってきたのは、築120年の古民家で本格的な蕎麦や和食が楽しめる、里の茶屋 風土。 伊達の中心街から壮瞥方面に車を走らせること数分、畑の中に佇む風情のあるお店です。 風土のベジフェスタ特別メニューは、夏にぴったり「サラダそば」(1,200円)。こだわりの手打ちそばに、シャキシャキの野菜とじっくり蒸したチキンをトッピング。さらにオーガニック亜麻仁油がたっぷりとかかったとってもヘルシーな一皿。 亜麻仁油といえば、体内で生成できないオメガ3系脂肪酸を多く含み、健康や美容にいいと話題のオイルですが、オーガニックで栽培され低温圧搾された、とっても良質な亜麻仁油を使用しているそうです。オイル好きにはたまりませんね。 さっそくいただいてみたら、お蕎麦とすごく合うのでびっくりしました! 歯ごたえがあってツルツルと喉越しのいいお蕎麦に、オイルと蕎麦つゆが絡んでおいしい〜。 冷製パスタのようでもあり、しかしこの風味はやっぱりお蕎麦。それも、風土のこだわり手打ち蕎麦でなくてはっ。 暑さで食欲が落ちている方にもおすすめですよ〜。 サラダ蕎麦のほか、蕎麦の入らないチキンサラダも提供しています。オーガニック亜麻仁油のおいしさにうっとりしてくださいね。 里の茶屋 風土 伊達市西関内町316-1 TEL 0142-25-4698 OPEN 11:00-14:30 / 17:00〜 CLOSED 木曜(祝日は昼のみ営業) むしゃなび内 風土のページ 今の時期はうなぎも人気!お店で炭火焼きの本格うなぎです。 きになる伊達野菜!「うちの畑のやさい」 さて、風土さんの「きになる野菜」。それは・・・はい! ご主人がお店の横で大切に育てている自家栽培の野菜たちでした〜 :-) とってもみずみずしい、採れたての味。サラダそばにも使用されています。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)まで 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場します! *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です! 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ① https://so-ra-mi.jp/archives/15442 夏の女子会に♪ 元気いっぱいパワーサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ② https://so-ra-mi.jp/archives/15545
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07/09(月) 壮瞥でさくらんぼ狩りスタート!毛利観光果樹園「ハイヤー屋のさくらんぼ狩り!」
7月にはいり、壮瞥でさくらんぼ狩りがスタートしました。壮瞥町にはたくさんの果樹園がありますが、この時期はどこもとても賑わっています。今回は、伊達方面から有珠国道を通ってちょうど壮瞥の入り口のあたりにある「毛利観光果樹園」へやってきました。 「バイオコルト台」という台木を使用し、糖度が高く大粒なさくらんぼを栽培しています。木の数は約270本と多い方ではないですが、種類は約30種類もあり、味の違いを楽しめるのが魅力。実際食べてみると、甘さの強いもの、さっぱりしたもの、甘酸っぱいものなど、本当にいろんな味があって楽しい! 昭和新山の麓にあり、森に囲まれ、敷地内に川も流れているので、子どもが来園すると喜んで走り回ったりするそうです。園主の毛利英文さんはタクシー会社を営みながらさくらんぼの栽培をして、毎年7月1日に合わせてさくらんぼ狩りをオープンしています。曰く、「趣味から始まった、ハイヤー屋のさくらんぼ狩り」! 試行錯誤しながら独自のノウハウで大事に育てているさくらんぼは、30年ほど前に、毛利さんの亡くなったお父さまが植えたものだそう。 「父は21歳でタクシー会社を始めた人なんだけど、80歳になったらさくらんぼを植えるんだ!と言ってね。本当に自分で飛行機で山形に行って苗木を買ってきたんだよ。」 しかし、農園の土地は河原で石だらけ。有機肥料を沢山入れたり、土作りには本当に苦労したそうです。日照条件もとてもいいというわけではないようですが、「たくさんならせることよりも、大きさと甘さを優先してお客さんに喜んでもらいたい」と、工夫に工夫を重ね、毎年とびきり美味しいさくらんぼを実らせているのです。 そんな毛利さんのイチオシさくらんぼはこちら! お孫さんの名前をつけたオリジナルさくらんぼ。2種類あります。赤いのは「いぶき」。 「お客さんが食べた種から勝手に生えて来た木がいつの間にか大きくなってね、孫の名前をつけたんです。」 そう言いながら、ニコニコして一番美味しいところをとっていただきました。7〜8年ほど経つそうですが、まだ接ぎ木してない原木で自然に近い状態。甘みと酸味のバランスが絶妙で、味がとっても濃い! たくさん食べた中で一番印象に残りました。周りに比べるとまだまだ小さい木なので、言われないと通り過ぎてしまうかも。毛利さんに聞いてみてくださいね! 贈答用の高級さくらんぼ、月山錦。7月下旬〜。壮瞥で一番初めにこの黄色いさくらんぼを植えたのが毛利さん。 木の枝で甘く熟したものを、自分で摘んで食べる!やはりそれが果物狩りの楽しさ。先月からの雨で、滅入ってしまうようなお天気が続いていますが、ピチピチのフレッシュな果物を食べたらとってもリフレッシュできました。 毛利観光果樹園 さくらんぼ狩り 有珠郡壮瞥町昭和新山 OPEN 7月1日〜7月末ごろ 大人 1100円 小学生 850円 幼児 150円 持ち帰り 100g = 300円 ★453号有珠国道沿い。「バイオコルト台さくらんぼ」の旗が目印。 果樹園詳細:毛利ハイヤー 下のリンクは滝之町のフジモリ果樹園さんにさくらんぼ狩りに行った時の記事です。果樹園ごとにそれぞれ魅力があって、味わいも違います。壮瞥のさくらんぼ狩りのシーズンは、7月初め〜7月末ごろまで。お子さんやお友達と出かけてみてください! https://so-ra-mi.jp/archives/5966
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01/19(土) 冬のカフェ訪問。「有珠cafe ハルミンタラ」NEW OPEN!!
伊達市有珠に昨年11月末、小さなカフェがオープンしました。 有珠といえば、有珠善光寺やバチラー記念堂、アルトリ岬など、文化や自然をじっくり味わう名所の多いエリア。真冬のある日、積もったばかりのふわっふわな雪を踏みしめてカフェにやってきました。いろんな色の木を組み合わせたナチュラルでカラフルな玄関のドアに、クジラのかたちのドアノブ・・・わ、かわいい! ワクワクしながら中に入ると、木のぬくもり漂う、レトロであたたかいカフェ空間が広がっていました。 ハ ル ミ ン タ ラ という名前から推測するに 「ハルさんですか?」と尋ねたら、 「いえいえ、ハルって、犬の名前なんです(笑)」 と、笑顔で迎えてくれたのは、店主の津田光子さんでした。愛犬のハルちゃんと毎日、山を散歩するほどの有珠山好きな津田さんは、一昨年2017年に札幌から移住し、長いあいだ空き家となっていたこの家を改装して、カフェを始めたそうです。驚いたのは、リフォームに使った資材のほとんどが、廃材だというのです。 津田さん:家やお店を解体すると、建築材などのゴミがたくさん出るのですが、そういうところから、まだ使える資材や家具をもらってきて「活かす・生かす」ことの出来る大工さんがリフォームしてくれました。 「物」も「食材」も「人」と同じで、まだ使える・食べられる・生きられることが出来るのに、活かされないのはほんとうに悲しいことです。 本来なら捨てられていたはずの「物」たちが生かされる空間で「毎日食べても美味しいと思えること」を大切に、手元にある食材を無駄なく生かしていくのを考えるのがとても楽しいです。 おしゃれなキッチンのドアも廃材の再利用。中央のガラスが割れてしまった部分に、別の古いガラスを組み合わせ、きれいなブルーに塗り替えて出来上がりました。お花型の窓は、なななんと、拾ってきたお皿なのだとか!もはやドアという「作品」。 さて、いきなり超前のめりでお話を伺ってしまいましたが、まずはランチをいただきましょう! 酵素玄米のタコライス 650円 酵素玄米とジャガイモのポタージュセット 550円 ※値段は変更になることがあります からだにしみわたる〜、おいしいメニューの数々。 ハルミンタラでは、玄米と小豆を圧力釜で炊いて、3日熟成させた「酵素玄米」を中心に、季節の野菜や、からだにやさしい食材を使ったメニューを提供しています。基本的にお肉や乳製品は不使用。アレルギーに配慮して米粉のスイーツもあります。 アナログなおもちゃがいっぱい! お子さん連れでものんびり楽しめます 津田さんが「食」を大切にするようになったのは、3人のお子さんの子育てがきっかけでした。3人とも自然出産をしたそうですが、自然なお産をするためには、自己管理が欠かせないのだとか。お子さんがアレルギーだったこともあって、酵素玄米中心の食事をするようになったそうです。 さらに食だけでなく、札幌時代には、森の幼稚園や子育て支援に携わり、環境問題や社会問題について熱心に勉強したそうです。そんな中、東日本大震災による原発事故で被災した親子の、北海道への一時避難や保養等の働きにも関わるようになりました。 津田さん:この活動を通じて、被災地から避難してきたお母さんたちに、たくさん、たくさん出会いました。すべて捨てて、旦那さんも置いて、ただ子どもを守るために、逃げてきた、というお母さんたち・・・。 地元では避難するというと、「大げさだ」と批判されたり、「故郷を捨てるのか」と白い目でみられることもあったそうです。 それぞれに孤独、不安を抱えながらも、たくましく生きている・・・そんなお母さんたちを見ていて、私も「もっと本気で生きなきゃ」と思ったんですよね。それで、今までやってきた子育て支援や、食などじぶんの中に貯まっている経験を総動員して、いっちょ挑戦するかと思ったわけです。 様々な学びや出会いを通して「生きること」を真剣に問い続けてきた津田さん。数年前には最近話題の「ファシリテーション(※)」(会議やプロジェクト等で話し合いを円滑に進める技法)と出会い、現在はカフェを営む傍ら、「市民ファシリテーションステラ」(伊達市の市民サークル)を通じて講座を開催したり講師としての活動も行なっています。 ※ファシリテーションについて興味のある方は、津田さんの所属団体「NPOファシリテーションきたのわ」のHPをご覧ください。 そんな津田さんがハルミンタラでつくろうとしているのは、食を大切にしながらも、いわゆる「カフェ」よりももっと多様な「集いの場」、コミュニティ的空間のようです。 津田さん:例えば、体は不自由だけど絵本を読むことは好きな人が、小さな子に読んであげている。 いつもは宿題のわからない所をお母さんに怒られながらやっている子が子ども同士わからないところを教え合っている。 おすそわけで戴いたたくさんの野菜を使って、こども食堂が開かれている。 音楽をやりたい人が集まって即興ライブが始まった、などなど。 いろんな世代の人が、所属や肩書や役割を気にすることなく、自分としていられる場。それぞれの持ち味が生かされる場にしていきたいですね。 愛犬・ハルちゃんとの散歩。 津田さんの思いと、美味しい食事と、もの言わぬ「モノ」たちの「大事にしてくれてありがとう」という思い・・・ 心も体もほっこりとあたためられた真冬のカフェ訪問でした。みなさんも遊びに行かれてみては! 有珠山カフェ ハルミンタラ 北海道伊達市有珠町216-1 OPEN 水〜土 11:00〜16:00 メニューや最新情報はFacebookページをご覧ください! 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2019年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
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03/29(水) 雑貨店『風花』に咲く 〜三橋真紀子さんの名刺「❤️のA」にこめられた想い
いただいた名刺がまるでトランプのような❤️のA 。きっと何か意味があるはず!そう思いながらも、終始ニコニコクルクルと笑う可愛らしい『風花』オーナーの三橋真紀子さんの楽しいペースにはまり、その意味をすっかり聞きそびれてしまいました。 今は、お洒落な雑貨屋さんですが 、“ 元々は60年続いた作業衣料のお店だった “ と伺い、その意外性にまず驚かされました。 「祖父が、室蘭市と伊達市で “働来館(ワーク館)”という店を営んでいました。その後、バラ好きな母がこの場所にガーデニングショップを開きました。その頃、私はある会社の事務職員をしていたのです。」 『風花』は広い店舗に豊富な商品の品揃えがあります。 「私は、若い頃から大の雑貨好きでした。たまに東京へ行くと、雑誌に載っているような可愛くて素敵なものがたくさんあり、見ていても触れていてもウキウキと楽しくて色々買ってきていました。それにね、雑貨をワクワクと活き活きとした表情で嬉しそうに選んでいる方のお顔がもう本当に大好き!いつかは自分が発信する側、売る側になりたいとその頃から思っていました。ただね、母が営むガーデニングショップは私のイメージしている店とはちょっと違っていました。時々、母から手伝い要請がかかるのですが、商品が重たいものばかりで、ラッピングも管理も大変だなあと感じていました。もちろん、選んでいるお客様は楽しそうなのですが…。」 ところがこれ、どうやらお母様の作戦だったのではないか?と真紀子さんは言います。 「私の雑貨好きを見込んで、ガーデニングショップを私に任せるつもりだったようです。会社勤めをしていた私は、その策略にまんまとひっかかったわけですが ^^; 私は私で、ずっとやりたいと思っていた自分の好きな雑貨屋にしちゃいました。」 と、いたずらっぽく笑う真紀子さんでした。 なるほど〜。 そんな歴史が! きっと、真紀子さんの夢を知っていたお母様が、場を作って背中を押してくれたのではないかと想像します。 その後、お母様は伊達市でバラに特化した園芸のお店を開き、現在は野菜を中心に果樹も育て、赤いルバーブジャムやアロニアジャム・ブルーベリージャム、黒ニンニクなどの製造も手掛けていらっしゃいます。 風花ファーム →https://www.kazahana-garden.jp/風花ガーデンの移り変り/ さてところで、真紀子さんの雑貨店『風花』は創業21年となりました。 「雑貨って生活の中では無くても困らないものですよね。世の中、シンプルかつ便利なものにシフトしてきている中で、まあ、実用的ではないしムダかな?と思うようなものでも、それがあることでなんとなく心が弾み、笑顔になるのならば決してムダなものではないと思うのです。って、実は自分自身がそうなのですが^^; 私と同じように感じるお客様もきっといらっしゃると思い、そういうお客様の気持ちに寄り添いたいと思っているのです。『可愛い!』とか『おもしろい!』とか『なんか笑っちゃう』とかいうもの。正直、仕入した後で『なんでこれ買っちゃったんだろう?』っていうこともあります。それはもう、その時のインスピレーションっていうか、遊び心を発揮しちゃうというか。『あ!これ!』みたいな直感で買ってしまうんですよね。たまにお客様から『またこんなものを仕入れて!』と言われたり(笑)、でもそう言いながら買ってくださったり。本当にうちのお客様は私のことを良く理解してくださっているので助けられています。それにね、仕入れをする時に、いつもお客様のお顔が浮かんじゃうんです。あ!これは〇〇さんが好きそうだから買っちゃえ!とかね。」 このお話だけ伺ってもお客様とのコミュニケーションがしっかりととれていることが分かります。 さらに真紀子さんのお話は続きました。 「なんだかね、常連様も多くいらっしゃるのですが、もう本当に素敵なお客様ばかりで。子どもが小さかった頃、お店が忙しかったりすると、お客様が子どもをみていてくださったこともありますし、時には私の食事のことまで心配してくださったり。皆様とっても優しくて。本当に周りの方々に助けられていることを感じています。ありがたいです。」 このお話を伺い、筆者は気づきました。 それは何より、真紀子さんご自身がお客様を大切にされているからこその関係だということを。 雑貨を見に来ているけれど、実は真紀子さんに会いに来ているのですよね。 さて実は、『風花』は雑貨だけでなく食品も扱っています。 伊達のお母様の店『風花ガーデン』でも食品製造を行なっていますが、真紀子さんも安心安全な食品には元々強い関心を持っていました。 類は友を呼ぶではないですが、真紀子さんの周りには真面目に真摯に食品に向き合っている方が多いようです。 例えばこの塩。 なんと、牧場主さんが手作りで作っています。 「大切な牛たちに納得できないものは舐めさせられない!」という思いからだそうです。 牧場で塩作りというのは初めて耳にしました。 詳しくはこちらを →https://www.n-slow.com/shopdetail/000000000364/ それからこちらの醤油。 白醤油は見たことありますが、透明な醤油って…。 詳しくはこちらを →https://www.fundodai.com これらも真紀子さんの感性にピンときたものたちです。 そしてこちらも。 何事にも誠心誠意まっしぐらで頑張る真紀子さんは、カンボジアで有機栽培農業をしている農家さんが手摘みで収穫し、管理された工場で丁寧に作られている希少種のクメール種胡椒で作られた「生胡椒の塩漬け」の販売を始めました。 しかも、より確かな保証が付いたものをお届けしたいと「有機JAS(オーガニック)」の認証までご自分で取得したのです。 この認証を取得するにはとても厳しい審査にクリアしなければなりませんし、取得した後の商品管理はもちろん、ラベル管理に至るまで厳しくチェックされています。 さらに、現在では北海道内でオーガニック認証を受けた事業者同士で集まり、『既存の農業生産に付加価値をつけ、国内外へのPRと、次世代に北海道農業の魅力と可能性を伝えていくこと』を理念とした「Green horaizon」という団体の一員にもなりました。 真紀子さんは、「生胡椒の塩漬け」を厳正に管理された部屋で袋詰めし、オーガニック認証ラベルを貼って販売をすることをご自分の使命にしています。 雑貨はもちろんですが、今最も真紀子さんが力を入れている商品です。 「とにかく、安心して美味しく食べていただきたいのです!」 そのまま食べても美味しいのですが、例えばこんなお料理に使ってみてほしいとのことでした。 「それにこの生胡椒の塩漬けで雇用も生みたいのです!ですから、もっと販路を拡大していきたい!」 コロコロと可愛らしく笑う真紀子さんから出てきた言葉は、本気が強く感じられる決意の言葉でした。 「コロナ禍が長引いたので、まだ行けてないのですが、今年はカンボジアの胡椒農場を訪れたいと思っています。想いを共感できる生産者さんを縁の下で支え、発信していく側として頑張りたいです。」 その言葉は、『風花』であつかう商品全般に対しての想いなのでしょう。 そうそう! 帰宅後、どうしても気になった「❤️のA」の意味を改めて伺うことができました。 「❤️は、実はプレゼントをする方の気持ちを表しています。販売する側としては、その “あなた”の気持ちを届けるお手伝いをさせていただきます!という想いです。そして、Aは “あなた”を表すAです。」 ものすごく納得☆ やはり素敵な想いがこもった名刺だったのですね。 店舗には、選んでくださる「A」あなたの「❤️」気持ちに寄り添った商品を揃え 常に向上心を持って決して止まらず まっすぐに突き進んでいく 『風花』オーナー三橋真紀子さんのそんな姿に大いに勇気をいただいた筆者でした。 ―「風花」情報― Instagram(風花) https://www.instagram.com/kazahana.zakka/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D Instagram(noproblem.3bridge : オーガニック生胡椒の塩漬け) https://instagram.com/noproblem.3bridge?igshid=Mzc1MmZhNjY= Base https://kazahana.base.shop/ GREENHORIZON https://www.greenhorizon-group.com/
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04/24(土) 【中止となりました】新しい形の音楽イベント!「スマホシンフォニー」4/24-25だて
2021年4月24日追記【公演中止のお知らせ】 スマホシンフォニーに参加予定であった皆さまへ今週末、4/24(土)・25(日)の開催を予定しておりましスマホシンフォニーにつきまして 、都合によりやむなく公演を急遽中止とさせていただくこととなりました。代替え案を検討いたしましたが、本来のテーマに沿った公演ができないこと、皆さまの満足のいく公演ができないことから中止の判断となりました。直前のお知らせとなり大変恐縮ではございますが、本公演を楽しみにしていただいていた皆さまには多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。だて歴史文化ミュージアムtel:0142-25-1056mail:date-museum@city.date.hokkaido.jp 今週末、「だて歴史文化ミュージアム」で「スマホシンフォニー」という音楽イベントが開催されます。伊達にゆかりのある2人の音楽家、窪田健策さんと福田ハジメさんによるコンサートとワークショップです。 今回の主役とも言えるのが、私たちが日常的に触れている「スマホ」。 1日目は、スマホで録音した街の音や自然の音を即興演奏に重ねるという実験的なコンサート。2日目は、参加者も実際にスマホに録音して、お二人と一緒にオリジナル曲をつくります! 1日目:コンサート『縄文の記憶とイザベラバードの足跡』 2021年4月24日(土)参加無料開場15時/開演15時半★17日より開催中の企画展「旅人がみた有珠」をテーマに「波紋音(はもん)」、ピアノ、シンセサイザーによる即興演奏。イザベラ・バードが残した伊達の記述に基づき、野外録音した環境音に演奏を重ねます。 2日目:ワークショップと参加型コンサート『スマホシンフォニー』2021年4月25日(日)参加無料ワークショップ 13時半〜14時半参加型コンサート 開場15時/開演15時半★ワークショップでは楽器や鳥の声の録音と、「波紋音」の演奏をレクチャーします。参加型コンサートでは、多重録音を駆使し、即興演奏を行います。 ワークショップ、参加型コンサートどちらかのみでの参加も可能です。 会場・主催:だて歴史文化ミュージアム(伊達市梅本町57-1) 窪田健策さん 窪田健策さんは伊達在住の音楽家。ただいま絶賛公開中の映画『モルエラニの霧の中』の音楽や、この4月からミュージアムで流れている館内音楽の制作者です。ミュージアム館内音楽の制作では、伊達の様々な場所でいろんな音を採集したそうです。全7曲の曲中には、波の音や虫の声、列車のアナウンス音など、四季折々の「伊達の音」が織り込まれています。そちらのアルバムも当日会場でお披露目される予定とのこと!楽しみですね。 福田ハジメさん 福田ハジメさんは、海外や国内各地で演奏活動を行う作曲家・ピアニスト。野外展示や空間演出を凝らしたクリエイティブなステージを得意としています。伊達では2019年に渡辺元佳展のプレオープンイベントでピアノを披露。また伊達150年記念式典の特別ステージとオープニング映像の音楽を手掛けています。 昨年から続くコロナ禍により、コンサート等の音楽イベントが大幅な縮小を余儀なくされていますが、そんな中でも「伊達という土地から着想した、新しい形のイベントができないだろうか」というところから今回の企画が立ち上がったそうです。作業や打ち合わせは全て遠隔で行い、お二人がそれぞれの場所で音や演奏を録音し、そのデータを送り合いながら進めたのだとか。そのやりとりの中で、2つの曲が生まれたということです。 動画で制作の様子がご覧いただけます。 https://youtu.be/bJn6HreNrtY お子様から大人の方まで、ぜひぜひ一緒に楽しみましょう!コンサート、ワークショップとも定員がありますので、ご予約されると確実です。 お申し込みフォームはこちら だて歴史文化ミュージアムでも受け付けています。予約・問合せ:0142-25-1056 最新情報はこちら(Facebookイベントページ)
むしゃなび編集部
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04/25(水) とろみがすごい!「牧家 飲むヨーグルト」のおいしさ再発見。
牛のラベルでおなじみの「牧家 飲むヨーグルト」といえば、 だて牛乳と並んで地元・伊達や周辺市町村では超ポピュラーなドリンクです。みなさんもいちどは飲んだことがあるのではないでしょうか。 先月このヨーグルトがFOODEX2018(※)美食女子グランプリドリンク部門金賞を受賞しました! (※)2018年3月6日(火)~9日(金)開催 https://www.jma.or.jp/foodex/beauty/ フーデックスはアジア最大級の食品飲料専門展示会。その中で「女性の視点で、女性が買いたい商品」というコンセプトで開催されたのが美食女子グランプリです。 多数のエントリーの中から、金賞全26商品のひとつに選ばれました。 画像提供:牧家公式サイト 地元の商品が、おいしさにキビシイ美食女子に選ばれてウレシイ! というわけで今回は、「飲むヨーグルト」の魅力をあらためて探るため、株式会社牧家営業部を訪ねました。 1、とろみが濃厚。 「牧家 飲むヨーグルト」 まず何が美食女子をうならせたのかって、「とろみがすごい」ところだったそうです。営業部の中塚さんに聞きました。 初めて召し上がる方は、とろみが濃厚なのにまず驚かれますね。一般的な飲むヨーグルトはサラサラしたものが多いですから。 合わせて北海道産の牛乳のブランドイメージが評価されたのだと思います。 確かに牧家のヨーグルトといえば、この濃厚さ。 写真で伝わりますでしょうか・・グラスに注ぐ時のゆーーっくり落ちていく感じ。 上にミントを飾っても沈みませんよー 8-) 秘密は、牧家ならではの製法でゆっくりと発酵させること!滑らかな口当たりととろみを持ったヨーグルトが出来上がるのだそうです。 さて、今回受賞したのはプレーンですが、季節ごとに限定のラッシーが出ています。 春はバナナラッシー。なぜ春でバナナなのか?はおいておいて、ほんのりバナナ色でフルーティな香りと滑らかな口当たり・・・。 やみつきになりそう! 2、伊達市近郊の超新鮮なミルク おいしさはイチに素材から!飲むヨーグルトの原料となる生乳は、牧家の牧場と伊達近郊の酪農家から新鮮なミルクを集めています。 画像は牧家牧場の牛さんたち。いい顔してますねっ。 良質な生乳を生産するのに欠かせないのが、「食べもの」と「生育環境」です。伊達市郊外の丘の中腹にある牧家の牧場では、牛たちがのんびりと草を食んでいます。毎年夏にミルキングパーラーで開催される「ウクレレカンタービレ」でもおなじみの光景。 同イベントでは、牛たちをのんびり見ながら癒されている来場者の姿もたくさん見かけます。 おいしい生乳のモトとなる良質な牧草を育てるため、土作りからこだわって飼育されています。 それから驚いたのが、みんな冬も外に出るのですって! 牛たちは基本的に放牧で飼育されています。夏場だけでなく、冬も外でお散歩したりしているんですよ。 遠くから牧場を見ると、雪の上に黒っぽい岩がゴロゴロしているように見えるんですが、よーく目を凝らすと、牛たちなんです(笑)!(中塚さん) その光景、ぜひ見てみたい・・・ 3、あんまり酸っぱくない?? 「酸っぱいのが苦手、でもこのヨーグルトなら大丈夫!」という方も多いそう。中塚さん曰く、飲むヨーグルトは根強いファンが多くリピーターが一番多い商品。人気の秘密は飲みやすさにあるのかもしれませんね。 それから、添加物が入っていないのも美食女子に選ばれた超重要ポイントです。裏の成分表示を見ると・・・ 原材料・・・生乳、乳製品(乳酸菌のこと)、砂糖 以上!うーん、ものすごいシンプル。余計なもの一切入ってません。 「牧家のミルクレープ(ハーフ)」 さらにヨーグルトのほかFOODEX2018では、ミルクレープと杏仁豆腐も「ご当地スイーツグランプリ」部門で金賞を受賞しました。 !!祝!! クリームたっぷりのミルクレープは安定のおいしさ! 「牧家の杏仁豆腐」 杏仁豆腐はまだ食べたことがなかったので、牧家のレストランに出かけて注文してみました。 (注)上画像の杏仁豆腐は、レストラン用にアレンジされています。 あー、やっぱり乳製品大好き。 乳製品がおいしい北海道に住んでいてよかったー。 ・・・と、しあわせに浸るひとときでした!以上、牧家の飲むヨーグルトとスイーツのおはなしでした。全国の美食女子・美食男子の皆さん、試してみてね。 伊達にも遊びに来てね〜! 株式会社牧家 http://www.bocca.co.jp オンラインショップあります。 洋麺茶屋 牧家 北海道伊達市梅本町57番地1の内 お店の詳細はこちら! ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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09/27(火) 「手を動かす人たち」へのリスペクト。お酒と木と本の店 BACKWOOD【洞爺湖町】
8月下旬、洞爺湖町入江にお酒と本と木工作品を扱うお店がオープンしました。 「へき地、辺境、奥地」といった意味を持つ「BACKWOOD(バックウッド)」という名前のお店です。 その名の通り、入江地区の奥深く、人家もまばらな場所にひっそりと佇んでいます。 移住者の店主が、古い納屋をリフォームしてつくりあげた、素敵な空間をご紹介します! アパレル業界から田舎暮らしをもとめ洞爺湖町へ 国道から有珠山側に車を走らせること数分。 看板を頼りに細い路地を入っていくと、深い緑の中に三角屋根のお店が現れました。 有珠山の麓のすぐ近く、自然豊かでとても静かなエリアです。 黒いトタンの壁と看板の木材の色あいが緑に溶け込むようにやさしく目に映りました。 中を覗くと個性的な木のクラフトが並んでいます。 壁には本がいっぱい。 大きな冷蔵庫ではカラフルなラベルのビールがずらりと冷えていました。 元の家主が廃材を使い建てた築20年の納屋を改装したという店内。剥き出しの梁や壁はほとんど当時のままだそう。 レトロな雰囲気を残しつつ、今風でもあり。素朴で洒落ていて、どこかホッとするような温もりのある空間です。 店主の菅松 剛士さんは2021年2月に一家で東京から洞爺湖町に移住しました。 「会社勤めは向いていないと思いながらも、楽しく働いていた」という菅松さん。もとはバリバリのビジネスパーソンで、競争の激しいアパレル小売業界にて、ブランドの立ち上げ等に長く携わってこられたそうです。 お子さんの就学を機に、長年思い続けてきた「いつか田舎で暮らしたい」という夢を実現し洞爺湖町へ。 当初はもう少し中心街寄りの場所に住んでいたそうですが、ランニング中に偶然この土地を見つけて購入を決め、昨年末に移り住みました。 この古い納屋を見たときに「ここでお店を始めよう」と閃いたそうです。 菅松さん: もともと「いつか田舎に」というのはずっとあったんです。 20代の頃は沖縄と思っていましたが、年を重ねるにつれて住みたい場所がどんどん変わってきました。 妻の両親の実家が北海道なので、子供が産まれて連れてきた際に、日高のあたりを海沿いにドライブしていたんです。 その時に「うわあ、北海道に住みたい」と思ったのが、移住先に北海道を選ぶきっかけとなりました。 廃材を組み合わせたオーダーメイドの入り口ドア。今では貴重な磨りガラスや「総合案内」の文字が渋い味わいを醸し出しています。 北海道の人は「手を動かす人」 BACKWOODでは「北海道を軸に、クリエイターや素材にこだわったいいもの」をテーマに商品を取り揃えています。 「お店を始めるならまずは酒屋を」と以前から思っていたそうで、ワイン、日本酒など様々な北海道産の酒類の中から、専門店の少ないクラフトビールとスピリッツを扱っています。 クラフトビールは現在、4社をセレクト。おいしいクラフトビールが道内各地にある中で、厳選に厳選を重ねたこだわりのラインナップです。 左から 美深白樺ブルワリー: 日本最北のクラフトビール工場。希少な白樺樹液を副原料として使用。 忽布古丹(ホップコタン): 上富良野の地場産ホップで醸したクラフトビール。 NORTH ISLAND BEER(札幌): 「BEER IS ART」をコンセプトにカナダで修行したブルーマスターが醸造。 41 BEER CRAFT WORKS: 2021年にスタートした余市の醸造所。積丹岳の雪解け水(伏流水)を使用。 地場産ボタニカルの芳醇な味わいが広がる積丹ジン「火の帆(HONOHO)」。東京に住んでいた頃から愛飲していたという店主イチオシの一品です。 菅松さん: コロナの影響で、家の中で過ごす時間が増えましたが、それが意外といいな、ということを再認識した方が多いのではないかと思います。 僕もその一人で、大勢で飲んだり、みんなでわいわい過ごすのも楽しいですけど、一人で静かに過ごしたり、家族でのんびりしたり、気の合う友達と少人数で飲んだり喋ったりするのも、結構素敵な時間じゃないですか。 そういう時間をさらに盛り上げるものとして品揃えの軸を決めています。 例えばクラフトビールは、それほどたくさん飲まなくても、一人でゆっくり味わえば満足しますし、本も一人で楽しめますよね。 そしてそういう部屋に、木の道具や作品があったらさらに楽しい。 お酒と本と木の3つをもって、豊かな時間を過ごすお手伝いができればいいな、というのが発想のもとです。 木工は北海道在住のクリエイターの作品とBACKWOODのオリジナル商品を販売しています。 ARAMAKI(恵庭) 新巻鮭の木箱をリサイクルし制作を行うクリエイターチーム。独特の赤や黒の文字がインパクト大かつ手に取ると軽く、機能性も抜群です。代表の作家さんは優れた技術を持つ宮大工であり、設計が素晴らしいと菅松さん。 https://aramaki.world/ BACKWOODオリジナル商品 オリジナルデザインをプロの職人が制作。ただそこにあるだけで、空間がちょっと素敵になるような存在感ある品々。上画像は「自在STOOL」。椅子にしたり小物を置いたり、単独でもで重ねても使える5枚1組のスツール。 こちらは「FLAT PLATE」。縁なしで真っ平の珍しいデザインです。食材をのせるとすごく映えるそう。 鹿乃舎木工(伊達) まるで生き物のような、有機的で不思議な形のイス。有珠に工房を構え、古木や北海道産の木材を使用して制作するクリエイターの作品です。 https://shikanoya.theshop.jp/ このほか、豊浦の Horsemade Landscape の器類も取り扱っています。山から木を切り出して、馬に引かせて運び出す「馬搬」という昔ながらの技法に取り組み、素材の調達からこだわって制作されています。 https://horsemadelandscape.com/ 菅松さん: 北海道っていいものがたくさんあるし、作っている方もすごい方ばかり。 職業として作る人はもちろん、「こんなの自分で作るの」と思うようなものを暮らしの中で個人レベルで作っている人が沢山いますよね。 そういう方々に出会って、北海道の人は「手を動かす人たち」だなあ、と思います。 例えば近所のおじいちゃんを見ていても、なんでも自分でやるじゃないですか。 それに対して、都会の人ってなんでもやってもらう側で。 北海道には手を動かしている人が大勢いて、素材も食材も、素晴らしいものが豊富にあって、いいものがいっぱい生み出されている。 それを都会をはじめ、全国の方に向けて発信していければいいな、と思っています。 古本は、「飲む」、「食べる」、「自然」などお酒や木工と親和性の高いジャンルの本がカテゴリー別に並んでいます。開店してみたら予想以上に本が好評で「手元に置いておきたい本からなくなっていく」のだとか。 本の交換コーナーもあり。来店した方が持参したいろいろな本が置かれていました。地域の人の本が集まる楽しいコーナーです。 さて、お店の外に出ると、裏にはこんもりと緑が生い茂る庭が広がっていました。 りんごやなしなどさまざまな果樹が生えているそう。元の家主さんが植えたものだそうで、取材時には丸々とキウイが実っていました。 家や納屋を自分で建て、庭や畑も作っていた元家主さんは、まさに菅松さんが移住して出会った「手を動かす人」のおひとりでした。 その方の手から菅松さんの手へと受け継がれて、古い納屋がお店へと生まれ変わりました。 そうして誕生したBACKWOODの店内にいると、 「暮らしの中で手を動かして、生活に必要なものを作ってきた北海道の人々へのリスペクト」 というような、あたたかく真摯な心意気を感じました。 つくることの素晴らしさと、いいものが放つ輝きに満ちた小さなお店。 北海道の良い品を探しに出掛けてみませんか。 商品はWebサイトでも購入できます。 また、ビールは「角打ち(立ち飲み)」OK。お庭を眺めながら飲んだら、おいしいビールが何倍も味わい深く感じられそうですね。 BACKWOOD 店舗情報 住所 北海道虻田郡洞爺湖町入江265-55 営業時間 木曜〜土曜:13時〜18時、日曜:13時〜17時 HP・ショップ https://backwood.jp/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱商品、メニュー等は変更になることがあります。取材2022年
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12/31(火) ふっくらしっとり!ローストチキンプレート【洞爺湖】
洞爺湖温泉のおしゃれなカフェにランチを食べに行ってきました。温泉街を貫くメインストリートの一角、海外観光客で賑わう「TOYA ARTS & CRAFTS(トウヤ アート アンド クラフト)」。以前ご紹介した「キートス」が2019年4月末にリニューアルオープンしたお店です。ランチは地元産の新鮮な食材を生かしたプレートメニューが中心で、夜は一品料理とお酒が楽しめ、カフェタイムのスイーツも美味しいです。 お店の方に伺ったランチのオススメは、「ローストチキンプレート」(サラダ、スープ、パン付き 1500円)。特製スパイスで味付けし、自慢のロースターでじっくり焼いたジューシーなチキンだということです! 運ばれてきたプレートは野菜たっぷり! それぞれ味わいの違うサラダや付け合わせがカラフルに並んでいました。メインのチキンは表面は香ばしく、中はふっくら、しっとり・・。ナイフも楽々通る柔らかさ。根菜の旨味が浸み出したスープやパンも美味しかったです。 前回食べたカオッパライス(タイ風シーフード炒飯)タルトとコーヒー お腹いっぱいになってしまい、デザートはテイクアウトすることに。最近話題のバスク風チーズケーキ。とってもクリーミーでした。 アルコールメニューの方も北海道のクラフトビールやオーガニックワインなど充実しており、こだわりのお料理と美味しいお酒をゆっくりと温泉街の夜を楽しめそうです。また夏場は開放的なデッキ席も利用でき、おしゃれな気分に浸れるカフェです。イベントもあるようなので、お店のフェイスブックをチェックして遊びに行かれてみては。 TOYA ARTS & CRAFTS 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40−11 TEL 0142-82-3031 最新情報 https://www.facebook.com/culinaryartintoya/
むしゃなび編集部
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11/21(日) 夢を幻で終わらせない 自家焙煎「かのうち珈琲」的 夢の形
白老町北吉原の「かのうち珈琲」オーナー 鹿野内賢士さんを訪ねました。 遠軽ご出身で伊達に在住の方が白老町にお店を出したのは、「両親がここに土地を持っていたから。」 なのだそうです。 「かのうち珈琲」がオープンしたのは今年の9月22日のこと。 まだ出来て2ヶ月も経たないお店です。 白老町ゆうかり団地の住宅街に突如現れる「かのうち珈琲」は、隠れ家というよりはあまりにも唐突な現れ方で(失礼)そこにあります。 正直 「え!? ここ!?」と車の中で声を上げてしまったほどでした ^^; ところで、このベレー帽を被ったブタさんと、オーナーさんのお名前でピンと来た方はいらっしゃいますか? はい! 正解です♡ 実は、鹿野内さんは先日ご紹介いたしました「intime time アンティムティム」のオーナー浩子さんの旦那様なのでした。 「かのうち珈琲」の店舗はユニットハウスを2棟ジョイントして作られており、電気と水道以外の内装外装や棚などは全て、半年間をかけてご自身で作られたそうです。 ↑長居したくなる座り心地の良い椅子。 ↑壁をポンと叩くと灯りが点きます。 「元々大工仕事が得意だったわけではないので、妻には無理だと思われていました。」 と笑いながら話す鹿野内さん。 これは、一度ハマるととことん頑張るタイプとお見受けしました。 筆者から拝見する限りは、オホーツクサイクリング仲間だった頃から「とにかく優しい方」という印象でした。 定年すこし前に福祉関係のお仕事を辞められたのですが、それより以前から、夢を形にするための準備を少しずつ始めていらしたのだそうです。 元々珈琲好きだったこともあり、札幌単身赴任中に、200gまでを焙煎できる「テストロースター」を購入し独学で焙煎の勉強を始めていました。 これにはかなりハマって日々研究をされていたそうです。 ほらね、やっぱり…ハマるととことん凝るタイプ ^^ ↑札幌単身赴任中に手に入れたテストロースター。 「昔からただ漠然と喫茶店をやりたいなあ・・・とは思っていましたが、正直接客には自信がありませんでした…。」 と語り始めた鹿野内さん。 「長年、人と寄り添う福祉の仕事をしていたので、利用者さんたちからたくさんのことを学ばせていただきました。 ですから人はもちろん大好きです。でも営業的に接客をするのは自分にはあまりイメージできなかったし得意な方ではないと思っていました。 だから珈琲焙煎専門店にして、豆だけを売ろうと考えていたのです。 でも、せっかくならば自分が焙煎して挽いて落とした珈琲を目の前で飲んでいただきたいなあ…。と思い始めました。」 ↑じっくりと丁寧に淹れてくださいます。 と、照れ臭そうに話してくださいました。 けれども、そんな心配は無用でした。 早くもリピーターさんが多くいらっしゃり、地域住民の皆様にも好意を持っていただいていらっしゃる様です。 「夜遅くまで焙煎をしていると、伊達への帰りを心配してくださり “ 泊まっていきなさい “とか、“ 風呂に入っていきなさい “とか言っていただくのです。 でも店をオープンする前は、伊達から来るならきっと野菜の直売所だね!という噂が広まってしまっていて ^^; ドアを開けたら珈琲ショップだったので驚かれたこともありました。」 ↑珈琲は、アンティムティムさんでも購入できます。 これってきっと、鹿野内さんの優しく気さくなお人柄に惹かれたご近所さんたちが、何か世話を焼きたくなったり、顔を見に行きたくなってしまうということなのだと思います。 ↑立派なプレーヤー。近々ジャズをかけたいと思っていらっしゃるそうです。 「そういえば先日、テレワークの場として営業をしませんか?というお誘いを受けました。でも…お断りしました。 ここではゆっくりと日頃の疲れを癒して欲しいと思っているので、ここで仕事はしてほしくなかったのです。」 鹿野内さんらしいなあと、とても納得しました。 でも、焙煎への頑固なこだわりはしっかりとお持ちでした。 「毎日2kg~4kgの豆を焙煎しますが、ピッキングだけは絶対に手を抜きたくないと思っていますし、 それを店の持ち味にしたいと思っています。」 この言葉も激しく納得。 珈琲の袋を開けた時、変な豆が一粒でも入っていると本当にガッカリします。 筆者もカフェを営んでいたので、「丁寧にピッキングしていること」は焙煎所選びとして絶対に譲れないことでもありました。 ↑Kブレンドをいただきました。ドミニカベースで香りも豊か、本当においしかった〜! ↑ケーキは浩子さんが作っていらっしゃいます。お互いの夢を支え合う素敵なご夫婦です。 鹿野内さんが焙煎し淹れてくださった珈琲は、すごくクリアで雑味をまったく感じない本当に美味しいものでした。 量もたっぷりで160cc~170ccは入っています。 一杯を仕上げるため、丁寧に丁寧に珈琲豆を扱っていらっしゃることが、とてもよく分かる味でした。 またこんなお話もしてくださいました。 「仕事としての福祉への未練は全くありません。でもライフワークとしてはずっと関わっていきたいと思っています。要支援者は、障害者やご高齢の方だけでなく、例えば刑務所に入所していた方が社会復帰するときなども支援を要します。保護士としては現在も引き続いて活動していますので、将来はボランティアとして要支援者の皆様に珈琲を淹れて差し上げたいとも考えています。 私がお付き合いをさせていただいた利用者さんたちは、珈琲が大好きなんです!」 長年勤めた仕事を退職し、珈琲焙煎&喫茶店をオープンさせたことのまだ先に、鹿野内さんの夢は続いていたのでした。 「かのうち珈琲」的 夢の形は、分け隔たりなく多様な人々が癒されるように珈琲で橋渡しをすることだと気付きました。 壮大な夢にも思えますが、きっと鹿野内さんならばコツコツと一歩ずつ近づいていかれることと思います。 取材を終え外に出ると、昼間だというのに今にも大雨を降らせそうな空は黒くなっていました。 でも、暖かく周りを照らす太陽のような鹿野内さんとお話をさせていただいた筆者の心はポカポカでした。 住所 〒059-0923 北海道白老郡白老町北吉原661-337 ゆうかり団地
Rietty
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06/14(火) 愛こそ全てです! 占いスペース ”タリズマン“ の言霊
衝撃的な取材の始まり まずはちょい怪しげなタリズマン北條マスターの意外な経歴から。 東京の某大学教育学部出身の58歳。 教師である母と二人の母子家庭で育つ。 本当は獣医になりたかったが、奨学金を受けることに抵抗を感じ、獣医の道を諦める。 大学卒業後は教師ではなく、某大手金融関係の会社に就職。そして時代はバブル期。 怪しい?タリズマンのマスター 筆者が市役所通りにある”占いの館「タリズマン」“ の存在を知ったのは20年ほど前のことです。 「むしゃなび」ページを見た時、なんとなく警戒心を持ってしまう (本当にごめんなさい!)占い師の方がいるなあ…と、思ってしまったのが最初の出会いでした。 それから何度かお見かけすることはあったものの、「占っていただきたい!」という気持ちには、正直、この取材日までなりませんでした。 でも、取材を終えた今ならば「是非占っていただきたい!」と思っています。 店内はスピリチュアルなグッズでいっぱい 自分ではなくなっていた二年間 「1日に200万円くらい使うことに何の疑問も持たない毎日を過ごしていましたが、ある日、” そういえば、俺、万札しか使っていないし、受け取った釣りを使ったことないな ” そう思って数えてみたら、なんと溜まった釣り銭(札込み)が60万円もあったのです。もう愕然としました。その時、自分が自分でなくなっていることにようやく気づきました。だから会社を辞めました。辞めた時、2400万円くらい貯金がありました。 でも、お金の使い方の癖はそうそう直るわけもなく、退職後1年で900万円もの借金を抱えてしまいました。」 つまり、1年で3300万円使った計算になります。 「決定的に自分を否定したのは、飼っていた犬を餓死させたことでした。犬の餌すら用意してやれなくなっていました。たった数百円の金を握りしめ、電車に乗って、辿り着いたところで死のうと思っていました。 そんな気持ちで新宿をふらふらと彷徨っていた時、一人のホームレスに声を掛けられました。”おまえ、死のうと思っているだろ? 生きていてなんぼだぞ ” そう言われたんです。見抜かれたのがすごく悔しかった。なんでおまえなんかに言われなきゃいけないんだ!と心底悔しかった。」 日本の多くの霊験あらたかな各所をまわる 後日、そのホームレスを探しに行ったそうですが、どこを探しても、誰に聞いても、その手がかりは得られませんでした。 もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、そのホームレスはマスターの守護霊だったのです。 つまり、人ではありませんでした。 (さて、皆様。 大丈夫でしょうか? 話について来られていますか?) 見えない世界のこと 世の中、見えている世界だけではないことに、筆者も薄々感づいてはいますが、何しろ誰にでも見えるものでないので、正直、胡散臭く感じてしまう人もいらっしゃることと思います。 けれども、「何かを察する」とか、根拠なく「そんな気がする」とかという経験は誰にでもあるはず。 そう、第6感的な。 きっとマスターは、それがしっかりと見えてしまい、しっかりと感じてしまう能力をお持ちなのだと思うのです。 多くの芸能人もお忍びで訪れる それが証拠に、このお仕事をされて33年。 なんと10万人以上の方を占って来られたといいます。 伊達の市役所通りでひっそりと占いスペースを営んでいらっしゃるにも関わらず、日本全国からお客様は集まってきます。 中には、有名芸能人の方も多数いらっしゃいます。 さて、話を戻します。 タロットカードを使いながら霊感と合わせる 自分の守護霊だったホームレスに出会ったその足で、マスターは六本木の「タリム」という占いの館に頭を下げ、占い師として雇ってもらうことになりました。 「そこでは死ぬ気で働きました。1年1ヶ月で900万円の借金を返し終わった後は、お導きを受けるように高野山で3ヶ月の修行をしました。弥勒の世界に惹かれたのです。その後は札幌・苫小牧・函館と点々としながら、妻の故郷の伊達に根を下ろすことになりました。この占いスペースを開いて27年になります。」 お客様からいろいろなフィギュア類が集まってくる・・・ (さてさて、皆様‥。 もう一度お尋ねします。 大丈夫でしょうか? 話について来られていますか? Rietty大丈夫? とか思ってはいませんか? Riettyはもちろん大丈夫!) 実は、文章にはし辛いくだりもあったりで、分かりにくいかもしれませんが、そこはほら、見えない世界の話が多いので、ちょっぴり察しながらお読みいただければと思います。 霊力を高めるお祈りも欠かさない 何故占いを仕事にできるのか? そこで、一体何故どうして「占い師」なのか? それが皆様一番気になるところだと思います。 さきほど、この世に存在しないホームレスとの出会いのところでもサラッと書きましたが、つまりはマスターは霊能力者なのです。 守護霊と会話ができます。 ですので、相談に来られた方の守護霊のメッセージを代弁してお伝えする役目を担っています。 時に真剣な眼差しで何かを感じとる 「子どもの頃から、大人からすれば見えてはいけないものが見える子どもでした。でも当時の僕は、みんな同じように見えているものだと思っていました。ところがどうやらそうではなく、見えたことを口にしては嫌われるし虐められし友達も居なくなるのだということを学びました。例えばこんなエピソードがあります。ある人を見た時、この後この人は死ぬということが分かってしまう。それで、そのまま口にしたら、周りの大人に酷く怒られました。でも、確かにその方は死んでしまった。当然、気持ち悪い子どもという烙印が押されてしまいます。そんなことが何度かあったうちに、2度と見えたことを口にしなくなりました。例え見えても言ってはいけないということがわかったのです。だからもちろん、仕事にしようなんて思いませんでした。絶対に占い師なんかになりたくない!とさえ思っていました。ところが運命というか宿命というか…。今はこれが仕事になっているわけです。」 さあ、ここまで書いたお話を『信じるも信じないもあなた次第』です。 馬鹿馬鹿しいと思うのも、素晴らしいと思うのも皆様の自由です。 全てを救うのは愛 でも筆者は、たくさんのお話をする中で、マスターの 根底にある「地球への愛・世界への愛・自然への愛・人間への愛」を、とても強く感じてしまいました。 それが、次のお話に表れています。 「僕はお客様に生かされています。だからお守りしたい。」 「僕は、お客様に生かされています。だから、僕もお客様が楽しく命の継続をしていけるようにその方をお守りしている守護霊様の代弁者となります。お客様をお守りしたいと思っています。今この時代、一番大切なのは愛をおいて他には何もありません。生きている上で一番嬉しいこと、幸せなことを思い起こしてみてください。それは、自分にとって大切な人が、自分を認めてくれて側にいてくれることですし、家族になること、愛し合うことではないですか? だから、お客様が愛を持って生きられるように、愛に守られるように、守護霊様のお力を借りて道しるべを立てて差し上げたいのです。」 いかがでしょうか? 筆者はこのお話でとても腑に落ちました。 最後にこんな質問をさせていただきました。 「占い師をやってよかったと思いますか?」 「正直わからないです。でもこれしかできない。きっとお客さまの評価が全てなのだと思います。そして個人的には幸せです。家族もいますし。例え未来が見えたとしてもとても幸せです。もし皆様が “いかに生きるべきか?と迷われた時に、もし興味があったらどうぞ ”タリズマン“ の扉を開けてください。」 怪しいか怪しくないか決めるのはあなた次第 もう一度、書きます。 信じるも信じないもあなた次第です。 けれども、筆者は信じます。 ―タリズマン情報― 占いの80%は霊視。 タロットカードと併せながら占います。 今回のむしゃなび占いはこちら まずはお気軽にお電話で相談ください
Rietty
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07/16(金) 家具と雑貨と憩いの店 洞爺湖畔「KITORINGO」
KITORINGOって何語だろう…?そう思った方に、まずは種明かしから。実は「木と林檎」なのだそうです。国彦さんは家具製作をなさっているので「KI」。雑貨屋とカフェを切り盛りする瑠美さんが林檎好きなので「RINGO」なんとも単純明快なお答えが返ってきました。 りんご好きな瑠美さんが作るジャムです。りんごを持ち上げるエゾリスのシールが可愛い!ブルーベリーは自家栽培です。 お店を始めて6年目のKITORINGOさんは、当初、留寿都村の旧三の原小学校で5年間営業されていました。そして、今の場所に移転オープンされたのが今年の4月29日になります。 奥様の瑠美さんはカフェと雑貨担当。伊達のご出身です。お店を始める前は札幌のアパレル会社でバイヤーをされていたそうです。 旦那様の国彦さんは山形県のご出身。家具職人になるか建築家になるかを迷った末、家具職人の道を選び、旭川の高等技術専門学院で家具制作を学んだのち、札幌で修行をされたそうです。 当時、札幌に住んでいらした佐藤さんご夫妻は、週末カヤックをするために通っていたのがここ洞爺湖だったと言います。 「ここの環境がすっかり気に入り、住みたいと思うようになりました。2年半懸けて家探しをしていたところ見つけたのがここでした。」 現店舗と工房は、家を借りていた当時は倉庫と畑だったのだそうです。 「実は、私たちが住む家の前所有者は私の出身幼稚園の園長先生だったのです。」と、瑠美さん。不思議なご縁とタイミングに恵まれた佐藤さんご夫妻でした。だって、洞爺湖まるごと敷地のようなロケーション!なんという贅沢! 現在ではその家を購入し、店舗兼工房を新築、内装は全てご自身の手でおこないました。店内には国彦さん作品の会計カウンター兼キッチンと雑貨コーナーがあるのみ。ドリンク&フードは、テイクアウトまたは外のデッキ(こちらも国彦さん作)でご飲食可能です。雑貨は日本のものも一部ありますが、多くはスウェーデン・フィンランド・デンマークなど北欧で買い付けてきたもの。 「今はコロナで行けなくなりましたが、以前はスーツケースとリュックにプチプチと新聞紙だけを詰めて仕入れに行っていました。」と、語る瑠美さん(シャイな瑠美さんは写真NGでした)。商品選びの勘とセンスはバイヤー時代に取った杵柄なのでしょう。小さな体でリュックを背負いスーツケースを引く瑠美さんを想像するとちょっと驚きます。食器をスーツケース一杯に入れたらどれだけ重かったことか…。 でも、自分の目で見て選びたい気持ち、よくわかります。だからこそのこのラインナップ。海外へ出かけられない今は、その時に知り合ったフィンランド人から仕入れをしているそうです。 食器はどことなくレトロ感漂います。ヴィンテージ物だそうです。「ちょっとレアな食器に拘っています。これらが生活に加わることで精神的に豊かな気持ちになってほしい。」瑠美さんはそう語ってくれました。 家具職人の国彦さんには工房を案内していただきました。大きな機械がたくさんあり、工房というよりも工場といった雰囲気です。そこには、見たこともない重たそうな機械が所せましと置かれていました。 当たり前ですが、全て使い道が違います。これらを全てお一人で使いこなしています。そして、これらの機械でカットされ加工され材となった木は、国彦さんの手で家具などに生まれ変わるのです。 ダイニングチェアからスツール、箱物、キッチン周りなど家具全般を制作なさいます。たとえフシがあってもそれを活かしたものを作るなど、端材も決して無駄にしないそうです。 こちらのカッティングボードもフシがありますが、味わい深い作品になっています。そして、どうしても作品にならないときには薪に。“ 材料を無駄にしない “というのは国彦さんのポリシーです。 こちらはオガクズを集める機械です。もちろんオガクズも無駄にはしません。肥料として引き取ってもらっているのだそうです。 国彦さんは丁寧に言葉を選びながら家具作りへの想いを語ってくださいました。 「なるべく環境に配慮したいと考えています。 自分が作るものを通して、あるいは木を通して地域や社会に貢献したいと思っています。」 “ 環境への配慮 “ “ 社会貢献 “いまやどの分野でも気を配らなければいけないキーワードです。それを意識した実践は素敵です。そして最後にこうも話してくださいました。 「KITORINGO作品を使っていただくことで、生活に精神的な豊かさを感じてほしい。これが来てから生活が楽しくなったね。これが来たから生活しやすくなったね。そんな風に思っていただけるような、品質の良い使いやすい作品を作りたいです。」 近々新作発表があるそうです。ある方とのデュエット作品とか…?とてもワクワクします。 珈琲の香り。良質でハイセンスな雑貨。瑠美さんの笑顔。木の香り。シンプルで使い心地の良い家具。国彦さんの木への眼差し。そしてまるで庭のように遮るもののない洞爺湖。 それらすべての融合である「KITORINGO」さん。なんとも言えない心地よさを感じる素敵な空間でした。 KITORINGO キトリンゴ営業 土日祝 11:00~16:00住所 虻田郡洞爺湖町洞爺町174-7電話 0142-82-9382e.mail kitoringo@gmail.comFacebook ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材2021年
Rietty
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06/02(金) 『染まらないために染める』パンチラインな大和魂 〜異端児染師Aizome『I』
作務衣を纏った渋めの男性が現れると思いきや、目の前の染師は2パートに刈り上げたヘアスタイルの、抱いていたイメージとは程遠い方でした。 そのカッコいい雰囲気に釘付けになったところから取材は始まりました。 人生、何がきっかけで何が起こるかわからない。 金子夫妻と話をしているとつくづくそう思います。 「藍と出会って人生が変わった。」 今回お話しを伺ったのは、そうきっぱりと言い切る金子智志さんと愛さんです。 本当にこんなところに工房があるのだろうか…? 地図を頼りに探し当てた工房のある土地を見て驚きました。 湿地と田んぼに囲まれた広大な土地。 そこには、小屋を含め廃屋が何軒も建っていました。 「え!? こんな場所があったんだ!!」 それが筆者の第一声。 けれども同時に思ったこと。 それは〜。 「このお二人はなんて大きな夢を抱えているんだろう!」 ということ。 どんなに広い土地が欲しくても、この状況を見たら恐らくは誰もが諦めるだろうと思います。 なによりも廃屋の数が多いので壊すのが大変。 構築物も多い庭は広すぎて手入れも大変です。 ここを買うのは、たくさんお金を持っている人か、夢が大きく手入れが苦ではない人だと思いました。 現れたご夫婦と出会い、一目でこのお二人は後者だと直感しました。 ヒップホッパーが染師になると決めた日 金子愛さんは、伊達紋別駅近く「クリーニングのかねこ屋」の娘として生まれ、ピアノ教師を生業にされて今年で21年目。 その愛さんがパートナーとして選んだのは、ヒップホップに勤しみMCを生業にすることを志していた智志さんでした。 出会ったのは、その智志さんが夢をあきらめ、故郷の伊達市にUターンし、その後しばらくした頃のことでした。 「12年前、札幌から帰ってきてからは建築業に就いていました。」 そう話す智志さんの口から出てくる言葉は、とにかくイチイチ面白い! 韻を踏むような言葉がポンポンと出て来ます。 さすが、MCを目指していた方! 「僕、言葉が大好きだし大切にしているんです。ヒップホップをやっていたので、韻を踏む言葉の並びで、複雑な心の動きや物事の状況をバシッと表現するのが好き。そういうのパンチラインて言うんですよ。でもね、『言葉より藍!』と確信する出会いがあったんです。 藍に出会ったのは6年前でした。ニューヨークで寿司屋をやっている友達と会ったのですが、彼はアメリカに住みながら、日本人としての紺色にこだわりを持っていました。『和の心』を紺色=ジャパンブルーに求めていたのです。その時、僕の中に何か響くものを感じました。その日から、頭の中が紺色でいっぱいになりました。黎明館(藍の体験館)に通ったり、独学で学んだりしてすっかりと『藍』にハマってしまったんです。」 へ〜! パンチライン! 初めて耳にする言葉です。 最初は少々緊張していたお顔の智志さんでしたが、徐々に頬を緩め、次々とパンチラインをちりばめて語り始めました。 「とにかく藍染にハマって、3年間独学で染めていました。でもどうしても独学には限界がありました。そこで3年前、徳島の『BUAISOU』の研修生に応募しました。全国でわずか3名の狭き門に合格して研修生になることができ、12日間の研修をさせていただきました。そして、どうしても迷いがぬぐえず自信が持てなかった僕のやり方を『それでいい』とお墨付きをいただくことができたんです。嬉しかった。ようやくこのまま突き進んでいいんだ!と自信が持つことができました。」 『BUAISOU』について 世界各国からワークショップの依頼が殺到し、ハイブランドとコラボし、グローバルな活動をし続ける徳島の藍染工房です。 徳島県を拠点に、藍の栽培から染色、仕上げまですべてを一貫して行うBUAISOUは、古き良き伝統をそのまま受け継ぐのではなく、常に進化をし、先人たちをリスペクトしながらもそれを超えていく努力を続け、未来に繋ごうとしている。 わずか5人で運営する工房は、2015年4月されました。BUAISOUの名は、白洲次郎の邸宅「武相荘(ぶあいそう)」にちなんだものだそうです。 Bluem の誕生 ところで智志さん、『BUAISOU』研修においてお墨付きを得られたものの、しばらくは染師と建築の仕事の草鞋を二足履いていました。 けれども次第に口コミでオーダーが入る様になり、二足の草鞋を履いていては藍染の仕事が追いつかない状況になりました。 技術の確かさも証明されました。 それは「伊達美術協会」から表彰された『協会賞』という最高賞。 月と海、人間と自然を表した作品。 タイトルは『183672144288』 タイトルの意味はこうでした。 〜人と月と海の共通となる数字『18』。その18の倍数が人間の『生』を表し、目には映らない人と自然のつながりを人類が最も信頼し、裏切られてきた『数字』で表現しました〜 18:1分間に月が引き起こす波の回数=人間の1分間の呼吸の回数 36:人間の平均体温 72:人間の1分間の心拍数 144:人間の最高血圧 288:日数に変えると10月10日で妊娠期間と同じ 「人間が最も信頼し、裏切られてきた数字」この言葉だけで俄然実物を観てみたくなりました。 6月3日より2ヶ月間、「だて歴史文化ミュージアム」において展示会が開催されます。 「本格的に染師として生きていきたいと考えていたので、そのためにも自分の工房が欲しい!と思っていました。工房にする場所をずいぶん探したのですが、タイミングや予算も含め中々『ここだ!』という所に出会えなくて…。 がっくり‥としかけた一昨年の冬、出会ったのがこの場所でした。見に来たら一目惚れ。だいぶ荒れていましたが迷いはありませんでした。実はここ、子どもの友達のおばあちゃんの家だったところなのです。妻がそれを思い出してくれ、購入に結びつきました。」 昨年6月、ついに念願の城が手に入りました。 金子さんご夫婦にとっては夢に向かうThe 1’st stage『Bluem』です。 “ Blue “ × “ Bloom “ つまり青=藍 と開花。 藍で笑顔の花を咲かせたい! 藍で自分たちも開花したい! そんな想いが込められていました。 韻を踏む言葉が大好きな智志さんらしいネーミングです。 「『Bluem』は『藍』製品をカッコいいものとしてブランディングしていく場だと考えています。異文化交流はもちろん大事です。でも日本人として異文化を受け入れながらも、大和魂というか、『和の心』を『藍』を通して表現したい。だから『染まらないために染める』んです。ここを『まちのハブ』として育てて、いろんな人たちと繋がりながら行動して、自然を尊ぶ日本人のDNAを呼び覚ましたいんです。」 循環型ファッションを目指して ところで、今までの経済合理性は短期的にも長期的にも継続は難しい状況だと言われています。 そんな中、若い人を中心に高まってきたのが「気に入ったものを修理したり、染め直したりして長く使いたい」というニーズ。 衣料メーカー自体が「お客様に頻繁に買い替えさせる売り方ではなく、アフターケアを軸に『3つのR』をビジネスモデルの根幹にしていると言われています。 R:リユース(再利用) R:リデュース(使う資源を減らす) R:リサイクル(再資源化) の3つです。 「僕は自然のこと全然詳しくないです。SDGsとかもよくわからない。まあ持続可能な社会を目指そうということですよね。でも思うんですよ。藍もそうですが、人間は自然の恩恵なしには生きていけない。食べ物だってなんだって素材は全て自然が与えてくれています。でも、人間の勝手で飽きたり汚れたりすると簡単に捨てられてしまう。元は全て命なのに。そんな傷んでしまったり、汚れてしまったりしてしまったものを藍染によって甦らせることができるんです。幸い妻の実家がクリーニング屋なので、汚れやシミはしっかりと取り除いてから、新たな命を吹き込むことができる。おまけに堅牢性も増します。モノを大切に残すためのお手伝いができるのも幸せを感じることです。そうそう!あるピザ屋さんの窯から出た灰も藍染めに使えるんですよ。灰だって元は木。いただいた命に感謝して、最後までできるだけ捨てず使わせていただきたいと思っています。子どもたちの子ども、もっと未来の子どもたちのためにヒトが生きる源の自然を、僕らの役目として僕らの仕事で残して行きたいです。そう、『サスティナブルー』な仕事として。」 最後は韻を踏んで締めてくれました。 智志さんの中では当たり前の活動から生まれる循環。 ヒトもモノも自然もとても大切にされているお人柄が窺えるお話しでした。 人との出会いを一つ一つ丁寧に心に刻んでいるからこそ繋がっていく糸。 きっとお二人の出会いも…♡ 何度かその話を振りましたが、どうやらお二人だけのシークレットのようです ^^ お話しをしていて感じたのですが、ご夫婦のお人柄が多くの素敵なご縁の糸を手繰り寄せている気がしてなりません。 それを証明するかのようなイベントが、昨年の夏に開催された初イベント「草紙奏藍」でした。 先の見えないコロナ禍真っ只中、子どもも大人もみんなが疲弊してどんどん笑顔が少なくなっていく状況に、心を痛めていた金子さんご夫婦が立ち上がり開催されたのが、この『草紙奏藍』でした。 結果大盛況でしたが…。 思いついたのはいいけれど、正直他の作業もあり気持ちはいっぱいいっぱい。 広すぎる庭の草刈りはおろか、イベントに際しての環境整備もままならない。 途方に暮れそうになった時、助けてくれたのは、金子夫妻の活動を見守ってきた地域の方々や友人たちでした。 中には遠方から駆けつけてくださる方もいました。 畑違いの仕事から飛び込んだ『藍』の世界でしたが、元々のお二人の仕事や趣味の人脈のおかげで、予想を遥かに超えるお客様にお越しいただき、イベントは大盛況のうちに終わることができました。 もちろん、評判は上々。 きっと、今年の夏も期待されているのではないかと思います。 「今後もイベントは色々開催していきたいと考えています。全国シェア2位と呼ばれる篠原さんの藍の生産と“すくも”に加えて、染師としての技術や製品もグローバルに羽ばたかせて行きたいです。まずは「藍の町」伊達を歩く人たちの服や小物を藍色に染めたい!と思っています。」 2時間に渡った取材は、お話し上手な智志さんに乗せられ、素敵すぎる愛さんの笑顔に乗せられ、楽しくて楽しくてあっという間でした。 その楽しさはきっと、お二人に関わった方皆様が感じることだと思います。 I (藍)の形をバトンになぞり。 I (私)が染師として。 大和魂のI (愛)を届ける。 きっと、最後の『愛』は妻の愛さんと共に〜の意味が込められていることと思います。 AIZOME「I」 / Bluem 情報
Rietty
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01/03(火) 森を観て世界の『美』を伝えたい! 〜『観森』代表 宇宙人 野田和規の探究
「今回は記事にするのは難しいだろうな…。」 という一抹の不安。 予想は見事的中した。 なにしろ、「観森」代表の野田和規氏はつかみどころが無さすぎる。 あまりにも捕まえられられなくて、もしかしたら実体もないのではないかとすら思ってしまう。 まあそれは言い過ぎにしても、言いかえるとすると宇宙人なのだ。 かといって、ミステリアスという表現は当たらない。 基本明るいし、表面的には軽く見える。 これも言い過ぎか? いやだって、「Riettyさんを必ず甲子園に連れていきますから!」などと、訳の分からないことを突如言い出したりするのだ。 初めて出会った2年半前。蝶ネクタイで現れた彼は、人懐こい笑顔でずっと目をキラキラさせていた。 なんてチャーミングな23歳男子なんだ!と、この時思った。 う〜む。 この笑顔に惑わされるのだ…。 困った…と頭を抱えたくなるが、取材したからには記事にしなければいけない。 だから書こうと思う。 ということで、筆者を大いに困惑させている今回の主人公は『観森』代表の野田和規氏である。 昨年12月に『Expedition 地球のエッセンシャルワーカーズ』全100PあまりのVolume 00を「観森」のフリーペーパーとして世に出した。 企画・撮影 野田和規(ノダカズキ) 企画・編集・撮影 安田祐太郎(Andy) デザイン イガラシモエ 素人だというふたりの写真は、観る者を強く惹きつける。 Instagramに投稿される写真もそうだ。 被写体はいつも神秘性を滲ませている。 けれども何かを狙っているようには思えない。 モノや事象の表と裏、そのモノ単独だけではない美しい関係性を表現しようとしている。 そして野田氏は飄々と面白く言う。 「僕、しゃべり担当ですから。」 たしかによく語る人だ。 大学生時代、ラジオパーソナリティーをしたり、芸人を目指したりしたこともあるらしく、人に刺さる言葉選びが上手な人だ。 しかも魅力的な文章も書く。 そんな野田氏のシャッターを押す手は、被写体にも語らせてしまうのだろう。 必然的に彼のファンは多くなる。 Instagramのフォロワーさんも多くいる。 でも気をつけよう。 それに感心しすぎて油断してしまってはいけない。 野田氏は軽く楽しい口調で話しながらも、ふいを突くように真理を語りだしたりする人だからだ。 ここで野田和規氏の基本情報を〜 ・ 佐賀県出身の25歳。 ・ 愛媛大学農学部入学、「水」の研究を志すも1年足らずで中退。 ・ その後、土・気象・海など、自然全体・地球への果てしない興味を持つようになる。 ・ のちに『観森』のビジネスパートナーとなる安田祐太郎氏(Andy)と出会う。それぞれに役割分担がある。野田氏は向いていることしかしない。「探究・発信・人と会うこと」担当。Andy氏はウェブと野田氏のやらないこと全てを担当。野田氏はAndy氏をベストパートナーだと言う。 ・ 2020年に白老町へ移住、地域おこし協力隊の森林ガイド枠で起用される。 ・ 2022年は、野田氏&安田氏の強みを発揮する大きな飛躍の年となった。それが『観森』である。 思えば、筆者が野田氏と出会ったのは、2020年の5月だった。 共通の友人と有珠のツアーに参加してくれた(筆者はガイドもしている)。 フィールドでの彼は、常に素敵な発見をするためにワクワクしながら歩いている。 いつかのInstagramで書いていた文章が印象的だった。 「『今日も世界は美しかった』と言える1日を過ごす繰り返しのみが人生の豊かさを作っていく。」 そう、野田氏の素敵な発見とは、モノを通して見る世界の美しさなのだ。 観るもの、手にするもの一つ一つに目を輝かせ、心から喜んでいる姿に惹きつけられた。 一瞬で人を惹きつける野田氏を、共通の友人は「人たらし」と呼んでいた。 まさに言い当てた表現だと思う。 そもそも『観森』とは何か? 読んで字の如く森を観る行為なのだけれども、彼らの観ているものはあくまでも『美』。 世界の『美』である。 それは時に色彩美であり、時に造形美でもある。 では『美』とは何か? 野田氏の言葉を借りれば『洗練されていること』。 では『洗練されていること』とはどういうことか? それは『原理原則に基づく法則性があり、秩序が存在し神秘性があること。』だと野田氏は言う。 そして、それは自然であるか人工であるかは問わないと言う。 そう言われて思い当たることが多々あった。 筆者は野田氏と何度かフィールドワークをしたことがあるのだが、モノの観方が非常に独特だ。 まさに色彩と造形に囚われる。 そしてその時の目はうっとりとして、明らかに興奮状態になる。 ところがだ。 なぜか執着しない。 瞬間で絶頂に達し、すぐに興味は他へ移る。 単に飽きっぽい? いや違う…。 いっときは興奮を与えてくれた個体に集中するが、それだけに心はとどまらない。 その個体を通して環境全体を観て知ろうとしている。 どのように洗練されていったかを知ろうとする。 みえない部分に興味がシフトしてしまうのだ。 故に目の前の個体には執着しない。 ほらね。 こんな風に、ふいに真理を突いてくる。 つまりは、自然界はもちろんモノごと全てにその存在の理由があるということだ。 だから野田氏は原理原則にこだわる。 神秘性に魅了される。 そしてこんなことも言った。 ほらまた。 でも、たしかに! さて、話を戻さないと。 今回の取材は筆者自身のコントロールが難しい…。 『観森』で何をしようとしているのか? 植物から観ようとするのは何故か? なるほど。 至極納得。 そして同意。 では具体的にどんな活動を行なっているのか?あるいは目指しているのか? 1. メディア事業 ポットキャスト:現在週2で配信。観森に一番合っていると思っていると自己分析している。 2. 出版 Vol.1を出版する。クラウドファウンディングで資金を集める予定。 3. 展示 京都芸術大学にて3回/年 4. 物販 笹のバスソルトなど 5. 地球の美、神秘・原理原則を伝える ガイド1~2本/月・ワークショップ1回/月 なるほど。 野田氏の取り留めのない話を聞いている時、いつもなにやら核心をはぐらかされているように感じていたが、こうして言語化することで『観森』の世界観をだいぶ理解できてきた気がする。 それは、実は筆者自身が「観森」ファンでもあるから喜ばしいことでもある。 最後に〜 野田氏の口から何度も出た言葉『美しさ』『原理原則』。 それは、回数を数えればよかった!と思うほどだった。 彼は森だけではなく町にいてもきっとそれを追求して歩き、徹底的に観てそのバックボーンを知ろうとするのだろう。 そのための好奇心はとどまることなく、その瞬間感じた好奇心に素直に反応し探究をし始める。 今日もきっと野田氏はどこかで何かを発見し、感動し、探究して『美』の蓄積をしているのだろう。 Andyとノダカズキが営む『観森』の今後のアウトプットに乞うご期待! ―観森 情報― Mimori 観森 ポッドキャスト 野田和規Instagram 安田祐太郎(Andy)Instagram mimori Instagram
Rietty
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09/19(水) コンテナカフェ&洞爺産手打ちそば。サイロ展望台を楽しむ!
9月も半ばを過ぎ、カラッといいお天気が続いている洞爺湖周辺です。 今年は短かった夏に続いて、台風、地震と、怒涛のように季節が過ぎてゆくように感じますが、これからいよいよ秋の行楽シーズン! 思いっきり楽しみましょう〜。 さて、今回訪れたのはこちら。 洞爺湖の絶景スポットのひとつ、サイロ展望台にやってきました。景色を見て、お土産を買うだけじゃない! 敷地内のおしゃれなカフェとおいしいお蕎麦屋さんをご紹介します。 絶景コンテナカフェ!「Cafe balher」 まずは洞爺湖を眺めながらこだわりのドリンクやスイーツを楽しめるカフェ・バルハー。 ちょっと変わった名前のお店です。サイロ展望台の駐車場に入るとレンガ色のコンテナがパッと目をひきます。手書きの文字やイラストが可愛らしいですね。 贅沢チョコパフェ(左)、ハーブレモネード(右) こちらのカフェでは、月浦地区でハーブの栽培・蒸留体験などを行う「ハーバルランチ」 で採れたハーブをはじめ、温泉街の「山岳喫茶」の自家焙煎コーヒーや、牧家のソフトクリームなど、地元のおいしいもので選りすぐりのドリンクやスイーツを提供しています。 ハーバルランチの「ハーバル」をひっくり返して「バルハー」なんですね〜。 ※ この日は停電の影響でソフトクリームの代わりにアイスクリームが提供されていました。 おいしいコーヒーとスイーツがあればいつでもごきげんな筆者、自家焙煎のフレンチプレスコーヒーとデッキ席からのぞむ洞爺湖絶景に、至福のひと時を過ごしました。 さらに感動したのは、きれいなピンク色のドリンク「ハーブレモネード」! 「コーディアル」と呼ばれる、ハーブを抽出したシロップを炭酸やお湯で割っていただきます。 ひとくち飲んだ瞬間、身体がゆるむというか、ハーブが滲み透っていく感じ・・・リラックス&リフレッシュ。 このピンク色もマローというハーブから出た色なのですって。ほかにローズやゼラニウムなど、洞爺湖で育ったハーブがふんだんに使われています。 ハーブレモネードのシロップ お店の方に聞くと 「おいしく体質改善できるドリンクです! よく「どんな味って説明できないけど(笑)おいしいわね!」と言われるんですよ :-) 」 とのこと。なるほど、このおいしさは、とにかく飲んでみるしか・・・。知らないうちに溜まっていた緊張や疲れに気づく、なんてこともあるかもしれませんね。 アフォガード それからハーブソルトもおすすめ。「ソフトクリームやアイスクリームにトッピングしてどうぞ〜」と言われてびっくり。でも意外に、どころか、ものすごく合うので唸ってしまいました(笑) 今季の営業は11月中ごろまでです。最新情報はお店のフェイスブックページでチェックしてね。 カフェ バルハー Cafe balher 洞爺産 手打ち蕎麦「そばらぼ」 続いて、洞爺産無農薬そば粉を使用した二八蕎麦のお店「江戸手打ち・そばらぼ」へ。 そば好きのご主人が腕をふるう本格手打ちそばのお店です。黒っぽい田舎そばと白い更科そばの2種類ありますが、これはお米でいえば、玄米と白米の違いのようなもの。 「つけとろ」を注文しました。ツヤツヤのそばに真っ白な「とろろ」が添えられています。この「とろろ」ももちろん、洞爺産長芋。 つるっと食べるとみずみずしさが口いっぱいに……。シャキシャキして香りもよく、ほんのり甘みもあっておいしい〜! こだわりの天然出汁もいい味出ていました。「洞爺産そば」初体験ですが、地元のものを地元でいただく幸せをしみじみと感じますね。するっと入るので、2枚でも全然いけそう。 「そばは美味しくて身体にもいい。本当にいい食材です!」 寡黙なご主人ですが、言葉の端々にそばへの情熱がうかがえました。そば好きが高じてお店を始めたそうですが、今でも日に2枚か3枚は食べているというから・・・本当におそば大好きなんだなあ〜!!と納得。 洞爺産そばが食べられるところは少ないので、特にマニアの方には一度試してみていただきたいです。(注意:一人で切り盛りされているので、ちょっと時間がかかる時があります。のんびりとお出かけてくださいね。) そばらぼ 11:30~14:30 水曜定休 以上、サイロ展望台のおしゃれカフェとスローフードなおそば屋さんを食べ歩いてきました! 秋の洞爺湖、遊びに来てくださいね〜!! サイロ展望台 北海道 虻田郡洞爺湖町成香3−5 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/30(火) お日さまみたいなパン屋さん、ベーカリー陽
2019年7月更新 2019年1月、伊達市鹿島町にオープンした「Bakery 陽(ベーカリー はる)」は、三角屋根が目印のお店です。 扉を開けると、店内いっぱいに小麦のいい香りが漂っていました。 扉を開けると、「ふわ〜っ・・・」店内いっぱいに広がるいい香り! 焼きたてのパンがずらりと並んでいました。あんぱんや豆パンなど甘いパンから惣菜パン、バゲットなどハード系まで種類豊富です。 開店から間もない時間にお邪魔したのですが、すでにパンをトレイいっぱいに入れて、レジに向かう常連さんの姿がありました。お目あてのパンを求め、朝イチで来た様子。棚をのぞけば、つやつや、ふっくらして、思わず「いいお顔!」と呼びたくなるようなパンたち・・・。 次の日食べても、もちもち! こだわりのパン生地。 ベーカリー陽 店主の伊藤昌也さんはこの道20年のパン職人。室蘭や登別などで修行を積んだ後、伊達市内の福祉作業所で6年ほどパン工房の責任者を務めていました。毎日、20〜30種類ものパンを、すべて一人で焼き上げ、早朝3時ごろから仕込みを始めるそうです。「大仕事ですね 〜」と言うと、伊藤さんは「楽しみながらやってます!」とにっこり。 北海道産小麦を使い、配合や製法に研究を重ねた伊藤さん渾身のパン生地は、「次の日に食べてももっちりしておいしい」と評判です。そのこだわりが最もよくわかるのが、食パン! 4〜5種類ある食パンの中でも、特に食べてみてほしいのが次の2種類です。 ミルクの濃い風味を楽しむ「ミルク角食」(左)と、しっとりした食感が味わえる「絹角」(右)。伊藤さんの妻・未来さんによれば、数あるパンの中でも、こちらの2つは開店以来、不動の人気メニューとなっているそうです。 「何もつけずにそのまま」が一番美味しい! 伊藤さんの食パン! パン作りの魅力 伊藤さんにパン作りの魅力を伺いました。 伊藤さん「毎日同じパンを作っていても、少しずつ違うんです。もちろん品質に影響が出るような違いではないのですが、生き物みたいなところがあって、面白いですね。パン職人になる前、20代の頃は溶接工をしていたんですよ。全く違う業種から、パンの世界に飛び込んで、働きながら現場でイチからパン作りを覚えました。」 壮瞥産リンゴとクルミのカンパーニ 伊藤さん「家族で伊達に引っ越して8年ほどになりますが、『伊達という街で、自分に何ができるのかな?』と考えて、パン屋を始めることにしました。野菜や果物など、地元産の食材を取り入れながら、地域の皆さんに喜ばれるパン作りをしていきたいです!」 ココナッツクリームパン。ふわふわ生地にクリームたっぷり! 筆者のおすすめ、エビカレーパン! コクがあってカリッと美味しい〜 静かに語る伊藤さん夫妻のお話から、お客さんやパンへのあたたかい思いが伝わってきました。そんな思いがこもっているからでしょうか、ベーカリー陽のパンはお日様の光のように、心あたたまるおいしさです。ふっくらもちもちのパンを買いに、出かけてみてはいかがでしょうか。 Bakery 陽 ベーカリーはる 北海道伊達市鹿島町51-2 (浅水建設さんのビルの横奥です) TEL 0142-82-3437 OPEN 10:00~18:00(売り切れ次第閉店) CLOSED 日曜・月曜・祝日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/12(木) 春の蚤の市やってます。4/14まで。アトリエたむら
おしゃれ姉妹のハンドメイドショップ、アトリエたむらで毎年恒例の蚤の市が4/14まで開催中です。 https://so-ra-mi.jp/archives/11112 たむらさんの知人などが出品した洋服やバッグ、布小物などいろいろ。フリマとは趣きが違って、なんだか屋根裏部屋みたい?掘り出し物がみつかるかも! いつものお店の方もすっかり春のディスプレイに。来る度にしみじみと季節を感じます。何よりたむらさんのセンスが独創的ですてきです。ハンドメイド作品や古い陶器。バリ島のかわいいグラス1個300円、安い。。手作りや雑貨の好きな方、出かけてみてくださいね! 春ののみの市 2018年4月11日(水)〜14日(土) ★マルセイユタロットのミニリーディング13日(金)まで同時開催。詳細は↓ マルセイユ・タロットミニリーディング アトリエたむら OPEN 月・水・金 11:00-17:00(不定休あり) 北海道伊達市舟岡町362-9ファミールREX201 TEL 090-5394-7009 アトリエたむら(むしゃなび内)
むしゃなび編集部
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09/01(日) 1684人つなぐ! 祝ギネス記録達成、伊達150年市民リレー
8月31日、伊達市総合体育館でギネス世界記録™「8時間で50mリレーを走った最多人数」に挑戦するリレー大会が行われました。朝8時半から4時半までの8時間という長時間に渡るチャレンジ!この日までの世界記録は1485人(2017年)。目標の1500人を上回る1700人弱のエントリーがありました。参加条件は50mを走り切れること。歩くのはOKですが、もしも途中でリタイアしてしまったら、失格となってしまいます。50mとはいえ、何が起こるかわからない。ドキドキワクワクのリレーがスタート! 一走の伊達市長に続いて小学生のリレーが始まりました。西小、東小、伊達小へと小学生の手から手へ、バトンが渡されてゆきます。 「はやく走らなくてもいいです! 大事なのはバトンを渡すことですよ〜」 何度も何度も、アナウンスが繰り返されます。バトンパスは一回一回が緊張の連続!うまくパスするためには、落ち着いてしっかりと渡すこと。そして、落ち着いてしっかり受け取ること。お互いの呼吸を合わせることが大切です。 小学生が走り終わると一般の走者がスタート。元気いっぱい手渡す人、ゆっくり確実に渡す人。慌てて渡して冷やっとする一コマも。渡し方も、受け取り方も、個性があってみ〜んな違う。一人、また一人とバトンが渡るたびに、数えきれない小さなドラマが生まれました。 会場に華を咲かせた伊達すずめ踊りのみなさん。踊りながらのラストスパートに、場内盛り上がりました! お父さんから子どもへ。上司から部下へ。先輩から後輩へ。泣きながらも一歩一歩、声援の中頑張って受けて走りきった子もいました。 大切なのはスピードじゃなくて、確実に「つなぐ」こと。 爽やかに、個性豊かに、次々と運ばれてゆくバトンを見ていたら、私たちみんな、世代から世代へと、バトンをつなげるリレーを走っているんだなあ、と胸が熱くなりました。 もらったバトンを、次の人へ! チーム・ホテルマン参上! 「次は俺たちががんばる番だ!!」Tシャツで、つなぐ。 磯辺さんも・・・ つなぐ! ギネス記録を超えた瞬間。 暑い中、スキーウェアがきまってました! チーム仲間とつなぐ!ミニバレーの皆さん はやく走ってもいいし、ゆっくりでもいい。楽しんでも、頑張ってもいい。応援だけでもいいし、好きな格好で、仲間と、家族と、ひとりでも全然OK。 たくさんの人がつなぐバトンは、次の150年に向けてのメッセージ! そしてそして、ギネス記録は・・・?全員が走り終わったあと、この日のために派遣されたギネス世界記録公式認定員の方による審査結果が発表されました。 ルール通りリレーをつなげた人数は、 1684人! 公式認定証を受け取る大会長の小野さん(伊達青年会議所理事長) 世界記録達成〜〜〜!! おめでとうございます!参加された皆さん、本当におつかれさまでした。 ギネス世界記録™「8時間で50mリレーを走った最多人数」に挑戦 ! このイベントは2019年8月31日(土)に開催されました。主催: 伊達150年記念事業実行委員会 ・伊達市共催:一般社団法人伊達青年会議所 https://date150.jp/?p=549 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)
むしゃなび編集部
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01/29(金) 大滝の週末限定!ごはん屋さんを訪ねる。食事処やませみ
今回は大滝区北湯沢温泉の素敵なごはん屋さんを紹介します。先日ご紹介した温泉宿「かわせみ」の橋を挟んだ斜め向かいに、郷愁を誘うようなあたたかい佇まいのお店があります。 味わい深い手描き文字で「やませみ」と描かれた木の看板が目印です。 ぱっと見たところ食堂風の店先ですが、中に入るとグッと落ち着いた雰囲気。しっとりと和風で、料亭のような空間が広がっています。窓の向こうには川のせせらぎが。さらにその向こうに「かわせみ」のロマンあふれる建物がちらりとのぞいて・・・風情があります。 「やませみ」は、普段は「かわせみ」に宿泊するお客さんのための食事処として営業しています。日本料理の板前さんであるご主人が、味に彩りにこだわって提供する料理が評判です。もともと北海道が好きで東京からご夫妻で移住したそうですが、かわせみのお風呂に通っていたことがきっかけで、大滝にお店を開くことになったのだとか。 旬の食材をふんだんに使った「かわせみ御膳」は、なんとも華やか!こちらは宿泊しないと食べられませんが、土日限定で、一般のお客さんもランチを食べることができます。そこで、ボリュームたっぷりでリーズナブルな本格派の味わいを楽しんできました。 週替わり定食(850円)。この日のメインは豚味噌漬け焼き!ふっくらジューシーなお肉に、ほかほかと湯気を立てるツヤツヤご飯が最高の組み合わせ。野菜もたっぷり、大満足の食べ応えです。 人気メニューのオムライス(750円)。ふわり&とろりとした口当たりの玉子がたまらない、シンプルだからこそのおいしさ!お子さんにもおすすめです。 こちらはごはん屋さんに珍しい、ラーメン(750円)!さっぱりしたスープの昔ながらの醤油ラーメンでした。ご主人がダシからこだわった自慢の一品。ぜひ味わってみてください。 隠れ家的な雰囲気が漂う、半個室の座席でいただきました。静かにゆっくりと時間が流れるひとときは、自然豊かな北湯沢ならではですね。デートのランチにもおすすめです!こちらのほかに、古民家風のシブい個室もあり。 おいしいご飯と、店主ご夫妻のあたたかい人柄に癒されに、毎週通う常連さんも多いそう。席数が少なくゆったり過ごせるのも魅力的です。ただし満席になることもありますので、遠方の方は予約して出かけるのがよさそうです。 ↑ある日のランチメニュー。お蕎麦も人気です。メニューは週ごとに変わります。 帰りに北湯沢温泉に入ってリフレッシュしたら、素敵な週末になること間違いなし!!といいつつも、おいしいランチについついお腹ぱんぱんになってしまい、温泉に入らずに帰ったのでした。 食事処やませみ 伊達市大滝区北湯沢温泉町 ランチ営業日:土日 営業時間:11:30~13:30 駐車場:有(かわせみの道路向かいの公共駐車場) ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、価格など変更になることがあります(取材2020年)※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/22(日) 上長和の新ジャガ!【直売所めぐり】
「新ジャガでました」の看板に「おおっ!」と、立ち寄ったのは、伊達市上長和町にある村界倶楽部直売店 。以前特集でもご紹介しましたが、近隣の数件の農家さんが集まって販売している直売所です。旬の新鮮野菜がいっぱい。 https://so-ra-mi.jp/archives/6053 伊達で一番早いといわれるジャガイモが、ここ上長和で採れる、早生白(わせしろ)! 名前の通り少し白っぽい色の品種です。煮物、揚げ物、炒め物など、なんでも美味しく食べられるおいもですよ〜。袋売りのほか、10kg箱も販売しています。長持ちするので、自宅用にはもちろん、遠方の親戚やお友達に送るお客さんも。 ようやく出た新ジャガですが、今年は例年より10日ほど遅いそうです。先月からの長雨の影響で、畑に入ることができず収穫時期が遅れてしまったとのこと。作業が押した分、苦労されているそうで、深刻な被害がなかったのはよかったものの、心が痛みますね。どうかお天気が回復してくれるようにと祈るばかりです。 [gallery columns="2" size="medium" ids="7692,7693,7694,7695"] 採れたて夏野菜をたくさん買って帰りました。見たことない真っ赤なベリー(山盛り150円)も・・・こういうのが、た、楽しい〜! 雨と湿気のせいか、食欲も気分も下降気味なこの頃でしたが、ピチピチ野菜の並ぶ直売所に行ったら、ものすごく元気が出てきました。 道路の向こうに、有珠山と昭和新山。のどかな景色…… 待ち遠しいとうきびはこのあと、7月末ごろ入荷予定です。「ゆできび」も楽しみ・・・ 皮ごと調理できる新ジャガのレシピはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/6050 村界倶楽部直売店 北海道伊達市上長和町395番地122号 電話 0142-23-0502 営業 :6月中旬~11月中旬まで(7月は火曜が定休) 9:30~17:30(不定休あり)
むしゃなび編集部
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05/07(火) 6月22日開催!北海道ウクレレカンタービレ2019
すかっとした青空が気持ちのいい季節になりました :-) 「北海道ならでは!」の超爽やかなこの時期、むしょうに聴きたくなるのが・・・ ウクレレの音色っ! 今年も牧家ミルキングパーラーであのビッグイベントが開催されます。歌って、踊って、食べて! みんなで盛り上がりましょう〜。 北海道ウクレレカンタービレ2019 開催日 2019年6月22日(土) 時 間 9:30~16:00 会 場 牧家ミルキングパーラー特設野外ステージ 住 所 北海道伊達市乾町201−292 駐車場 会場近くに約100台の無料駐車場有 入場料 無料 今年も豪華アーティストがやってくる!! 出演: 高木ブー 勝 誠二 JazzoomCafe 分山貴美子 成相博之 ほか (イベント内容は変更になる場合があります。予めご了承ください) 最新情報 は むしゃなびブログ LET’s UKULELE または フェイスブックページ でチェックしてね! 会場への詳細な道順が、牧家ウェブサイトに掲載されています。ちょっとわかりづらい場所なので初めての方はご確認ください。 https://www.bocca.co.jp/news/event/ 昨年のレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/15184 ホテルマン磯部大輔さん作詞作曲による公式ソング「ウクレレラプソディー」。会場でご一緒に♪♪♪ 北海道ウクレレカンタービレ2015 from Awesome Hokkaido on Vimeo.
むしゃなび編集部
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04/25(木) 最近オープンしたお店ほうもん。白髪染め専門サロンAZ
そよ風が気持ちのいい今日この頃。桜の開花もももうすぐですね。 季節が変わると新しいオシャレに挑戦したり、「思いっきりイメージチェンジしたい!」という気持ちがむくむくと湧いてきませんか? 今回は伊達市網代町にオープンした美容室を訪ねました。 ビューティサロンAZ (あず)はカラー専門、それも「おしゃれ染め」ではなく、「白髪染め専門」の美容室です。伊達出身の美容師・阿部美香さんが札幌からUターンして3月下旬にオープンしました。 「カラー専門」というと、伊達周辺ではあまり聞きませんが、札幌など都市部では主流になってきているそうです。 カットにはまだ早いけれど、白髪が気になる・・・ 自分で染めるのは大変! 肩も上がりにくくなってきたし・・・ そんな時、手頃な値段で気軽に行けるのがカラー専門サロンです。染めだけなので、普通に美容院に行くよりも安くできるのがポイント。 染め剤はオーガニック成分が配合された髪にやさしいものを使用しています。 一口に茶色といっても下の画像の通り、たくさんの色があります。髪や肌の色に合わせ、相談しながら色選びをしますが、同じ色を使用したとしても、髪質によって発色や印象が全く変わってくるのだとか。面白いですね。 最近は、染めずに自然な髪色を楽しむ「グレイヘア」も流行していますが、阿部さんによれば、やっぱり染めるとマイナス5才は若く見えるそうです 8-O また、白髪染めをしている方が元の髪色に戻すには1年ほどかかります。そういったことを考え合わせた上で、「手軽にできる白髪染めを楽しんでほしい」と阿部さんは話します。 阿部さん:「もう歳だから染めるのをやめようかな、というお客様もいらっしゃいますが、私はいつも「80歳までは、がんばってサロンに来てくださいね〜」とお伝えしているんですよ(笑)。女性にとって、キレイでいることは幾つになっても元気の源だと思います :-) 」 さて、上の画像は伊達ではここにしかないオートシャンプー。髪と頭皮の自動洗浄機です。施術時間を短縮し、かつ手頃な値段に抑えるために導入したところ、「気持ちがいい」と大評判に。さっそく、筆者も体験させていただきました! 機械のシャンプーってどんな感じ?ガシガシ洗うの?・・・ドキドキしながら台に横になると、シュワ〜〜ッとお湯が出てきてシャンプースタート! 頭皮全体をまんべんなく、たっぷりと水流で洗っていきます。マッサージみたいで「気持ちいいーー!!」ウトウトしている間にシャンプーもトリートメントも完了。とってもスッキリしました。 シャンプー後はセルフでブローとスタイリングをして出来上がりです! セルフが苦手な方は、オプションの「ハンドブロー」を注文してくださいね。 来店からの流れ まずは精算 → お荷物はロッカーへ → カウンセリング・色選び → カラーリング → オートシャンプー → セルフブロー ※ 初回は地肌テストを行います。肌が弱い方、アレルギーの方はお断りすることがあります。 札幌時代には福祉美容の資格を取得し、病院などへ出張していたという阿部さん。常連のお客さんが高齢のためサロンに来られなくなったことがきっかけでしたが、福祉美容に取り組む中で、考え方が180度変わったそうです。 阿部さん:「自分で動ける方と、体が不自由な方とでは、カットの仕方が全く変わってきます。 例えばお客様が点滴をつけていたり、ベッドに寝たままの状態で、どうやってカットするか・・・など、とても勉強になりました。 思うように身体が動かない方でも、おしゃれをするとお顔が明るくなるんです。入院してお化粧をしなくなった方が、次のカットの時にはお化粧をして待っていて下さったこともありました。本当に嬉しかったです! ゆくゆくは伊達でも福祉美容の分野に活動の幅を広げていけたら、と思っていますが、まずは白髪染め専門で、お客様に「あー気持ちよかった!」、「キレイになって嬉しい!」と笑顔になっていただきたいです。」 これからお花見に行楽にと、おでかけの増えるシーズンですね。髪色を変えて心も軽やかに、新しい季節を楽しんでみませんか? 白髪染め専門店 ビューティサロンAZ あず 伊達市網代町27-4 TEL 0142-82-8380 OPEN 9:30~18:30 CLOSED 月曜日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/30(金) BROCKEN代表 佐藤大輔氏 〜「もったいない!」に背中を押され、ゆるっと しれっと 熱い人
今回の主人公は「BROCKEN」代表 佐藤大輔氏。 「一体全体この人は何者なんだろう?」 そんな筆者の興味からオファーを入れた取材でしたが、正直「しまった…」と思いました。 何故ならば、一つにはプロの編集者でライターさんだったことをうっかり忘れていたこと。 そして、ネタが豊富すぎたこと。 「やっちゃった…」と思いました。 さて。 待ち合わせたのは地球岬にある「崖の駅」でした。 きっと、この画像に書いてあることをもれなく読んでいただくだけで、佐藤さんの「ゆるっとしれっと感」が伝わるかと思います。 なので「これにて終了〜」と、してしまう手もありかな…。 そんなことを思ってしまうほど、取材させていただいた2時間はヌマでした ^^; 佐藤さんったら、面白すぎます。 危うく、すっかりハマった足が抜けなくなるところでした。 気を取り直して佐藤大輔氏略歴から 1)1982年10月 室蘭生まれ 高校生までの18年間を室蘭で過ごす。 〜室蘭中島町生まれだそうですが、その記憶はほとんどなく、あるのは高砂町に住んだ頃のこと。その後の大輔氏は、生まれ故郷「室蘭」の刷り込みを実感する場面に何度も出会います。 2)中国留学。その後、当時、道内唯一中国語学科のある大学に進学。 〜なぜ中国語なのかは、「なんだかよく判らない」という面白さに惹かれたのと、 「これからは中国語を学んでおくと良さそうだ」と直感したのがその理由。 3)大学卒業後、JTBに入社し二年間在職。 人に旅を売るより自分が旅をしたくなり世界一周の旅に出る。 〜なぜ狭き門で自分が採用されたのか気になり上司に尋ねると、なんと「ギャンブル枠採用」と言われたそう。 JTBでは曹洞宗の檀家さん向け「団体参拝」の営業を経験。隣のチームは日蓮宗担当されていました。 旅行業界の興味深い背景です。 「特に旅行業界に興味があったわけではないんですよね。 外国語が活かせるかな〜?くらいの気持ちで受けたら採用してもらえました。 でも「ギャンブル枠採用」って、納得しました笑」 世界一周の旅へ 「檀家さんたちに営業の仕事をするうちに、『人に旅を売るより自分が旅をしたくなった』というわけですね。」 「そうなんです。世界一周しよう!と思い立ち、半年間の有効期限で世界を周れる『世界一周堂』という会社が売っている『一周券』を利用しました。」 なんでも、5大陸の内、何大陸を選ぶかによって値段が変わるそうで、最初に選んだアライアンスの航空会社で決めた日時しか乗れないという縛りがあるのだそう。 その時、大輔さんが選んだ旅は半年間の移動代が40万円という格安のものでした。 なんという魅力的な!! 筆者も行きたい…。 うずうず…。 「その旅の中で印象深く忘れられないエピソードを教えていただけますか?」 「よく言われますが、インドへの旅はその後の自分の人生観に大きな影響をもらったと思っています。あそこにはまだカースト制度の名残があって、乞食として生まれ乞食として死んでいく人が今でもいるわけです。汚水の中を歩いて生活する様な…ね。でも、目がとても綺麗で、白目の光の強さに圧倒されました。そして気付いたのは、目の綺麗さと貧富の差はイコールじゃないということ。言い換えれば『金持ちにならなくても幸福はある』というか。どういう風にしても生きていけるんだよな…って思ったんです。」 こういうエピソードにも大輔氏の『ゆるっと熱い』感が溢れています。 「でね、肺炎で入院したんですよ。」 「そうそう!そういえば、旅する間のアトラクション的楽しみを持ちたくて、『1カ国につき1回はぼったくられても良しとする』というルールを自分に決めていました。どこの国でもボッタクリって普通にあるんですが、それを通してその国が少しわかるような気がして。でもこれって『傲慢』な考えでもあるよな…とは思っていました。」 ぼったくりエピソードもたくさんお持ちのようですが…。 本当にヌマから抜け出せず帰れなくなりそうだったので、ほどほどで切り上げさせていただきました ^^; 気になる方は是非ご本人に会って聞いてみてほしい! 本当はもっと旅を続けたかった大輔さんは、先輩の結婚式に呼ばれたことをきっかけに、旅を途中で止めて帰国してしまいました。 「まあ、結果的には旅には満足したんですけど、少し後悔しているのは一周券を買ったこと。あらかじめルートを決めて旅に出るものだったので、ある意味自由を奪われてしまったわけです。だから、途中で気が変われない。気に入ったから滞在を延ばすってことも許されない。あの旅は、自分にとっての何回目かのモラトリアムだったので、そもそも目的がある旅ではなかったんですけどね。実に勿体ないことをしたな…って思っています。もっと何て言うか、沢木耕太郎の『深夜特急』のような旅をしたかったな…って。とはいえ『深夜特急』に出会ったのも旅の途中だったので、最初から手遅れでした笑。」 なるほど。 世界一周こそしませんでしたが、若かりし頃、一人ふらふらと行き当たりばったり旅ばかりしていた筆者にも、なんとなく大輔さんのお話の意味がわかる様な気がしました。 「ところで、いま振り返ってみてもう一度行きたい!と思うところはありますか?」 「イースター島かな…。実はイースター島まで行ったというのに、なんと室蘭を思い出しっちゃったんです。イタンキ浜の上の丘の膝丈の笹とか、ローソク岩とか、海とセットで色々思い出して『似ているな…』って思ったんですよね…。」 イタンキ浜の丘にそっくりな風景があったりして、モアイ島に居ながら室蘭を思い出してしまった大輔さんでした。 そして再び略歴の続き 「僕、根本的にはマイナス思考だし、実は結構真面目なんですよ。」 大輔氏は自分をそう分析します。 前職から逃げる様に世界一周の旅に出たにも関わらず、「不自由な旅をしてしまった」と悔い、「勿体ないことをしてしまった」と思ってしまうマイナス思考さ加減。 けれども、空の色とか、建築物とか、旅の中でいろいろなものを観て『旅とか観光って人生の栄養なんだな』と思うところ。 ネガティブな部分も含め、旅で得た心の栄養を無駄にはしないと思う真面目さ。 「1カ国1回ぼったくりアトラクション」を許す自分に傲慢さを感じるところ。 イースター島で感じた故郷室蘭を想う気持ち。 確かに自己分析通りだと思います! 4)帰国半年後、リクルート北海道 じゃらんへ入社し、11年間勤務する。 〜苦手な営業部で2年。 編集部では9年働き、仕事はとても楽しかったそう。 「編集の仕事って設計屋なんです。 『なんでそれを作るのか?』『誰が喜ぶのか?』を考える役。 つまり枠組み作りです。その後、デザイナーとライターに依頼をして協働して作っていく。 根が真面目だから、誰かの役に立っているとか、何かの糧になっていると知ると嬉しくなるんです。 でもね。当時の編集長に言われました。『お前の記事は毒が強い。が、薄めれば薬になる。 スパイスだけじゃ味がないんだ。味付けは大事だ。』 この言葉には本当に感謝しています。 すごく心に残っているし、その後の僕の仕事にも生きている言葉です。」 「じゃらん」時代の面白いエピソードを伺いました。 読者の嗜好の指標として、購読前支持率と購読後支持率というものがあるそうなのですが、 その過去最低の数字、購読後支持率3%というのを取ったことがあるそうです。 ところが何故か嬉しそうな大輔さん。 「実は、その時の購読前支持率は1%だったんです。ところが読んだ後に2%増えたというわけです。 小さい数字でも3倍になった!購読後に数値が3倍になるっていうのは滅多にないことなので嬉しかったです。」 5)じゃらん退職後の地域おこし協力隊+α 〜2017年に退職したのち室蘭に帰郷。同時に室蘭市観光課付、室蘭観光協会配属になりました。 同時期、個人事業として『BROCKEN』も立ち上げました。 また、『北海道Likers(当時サッポロビールが運営していた)』のライティングの仕事も始めました。 いつの間にか着実に積み上がっていたキャリアがフルに発揮でき、さらに地域おこし協力隊としての活動で経験値を上げながら、『BROCKEN』の活動も成長させていきました。 「地域おこし協力隊をしながら感じたのは、世界一周から帰国したときにも感じた『もったいなかったなあ』ということでした。それは、室蘭的な良さに触れずに無関心に育ってしまったということに対してです。例えば、蓬莱門・地球岬・イタンキの丘・大黒島の夕陽など室蘭の素敵な風景があったのに、その良さに気づかなかった。」 Uターンをして室蘭を見直した時、何かが外れたように室蘭が見えてきたと言います。 高校を卒業してからの18年間で多くの気づきを得た大輔さんは、「室蘭の良さを発信したい!」と強く想うようになりました。 6)そして今 現在は、個人事業「BROCKEN」での活動と、合同会社「SUM-i-CA」の経営メンバーとしての活動、二本立てで活躍されています。 事業内容はあまりにも多岐に渡っているのでHPをご覧いただいた方がわかりやすいです。 でも、せっかくなので特記するとすれば、というよりも筆者のツボだったのが今回の取材の待ち合わせ場所でもあった「崖の駅運営」と「むろらんくん育成事業」と「たたら製鉄への関わり」のこと。 「この崖の駅はもともと地球岬にあった『毒まんじゅう』の店の空き家利用でした。地球岬は室蘭の顔なのに『もったいないなあ』と思ってね、私設の無人観光案内所みたいなものを作ったんです。堂々と無人と謳っている通り、僕はほとんどいませんが時々母がいます。その時は「むろらんくんグッズ」も販売しています。」 え!? 毒まんじゅう?? と、びっくりされた方にちょっと説明的にこちらの画像を〜。 というわけです。 で、このキャラクターこそが「むろらんくん」。 大輔氏はさまざまな場面で登場させる「むろらんくん」を育成事業と呼んでいます。 そしてついにはLINEスタンプ販売まで育成事業は発展しました。 つぎに、「たたら製鉄への関わり」です。 地域おこし協力隊時代、ムロランワンパクに来てもらったご縁で「登別室蘭たたらの会」石崎会長と知り合った大輔さんは、石崎家で玉鋼のナイフ鍛造体験をさせてもらいました。 その後、「なんか話の流れで、たたら製鉄の手伝いをすることになった」のだそうです。 大輔さんの父方の祖父が鍛冶屋だったこともあり、職人的なことへのあこがれもあり、もともと手仕事好きなのもありで、製鉄も鍛造も興味深いし楽しい!と感じたそうです。 そんなこんなで「たたら製鉄への関わり」を持つようになりました。 「室蘭は鉄の町だけど、鉄を身近に体感できる体験コンテンツはすごく少ないんです。その点でたたら製鉄と鍛造体験は質の良いコンテンツになる可能性があると思いました。しかしとにかく炭代と人の手がかかるので、ちゃんと体験メニューとして稼げるように仕立てるにはどうすればよいのか目下考え中です。」 最後に さて。 この辺りでそろそろ最後にしたいと思います。 初めに「この人は一体全体何者なんだろう?」という筆者の興味はほぼ満足しました。 …と思わなければいけないくらい、やはり、佐藤大輔氏はヌマすぎました。 この上なく、果てしなく面白すぎました。 なので、どこまでもしつこく追求してしまいそうなのでこの辺りで止めることにしました。 でも、はっきりと分かったことがありました。 こんなこと書いたら「恥ずかしいから止めて〜!」と言われるかもしれません。 でも、きっぱり言います。 直球ストレートではないけれど。 「ゆるっと・しれっと熱く、人間愛・室蘭愛に溢れる方」でした。 仕事の上でも、出会った人との繋がりも、「もったいない」の心を大切にしてきたからこそ多くの依頼があるのだと感じました。 参ったなあ…。 ファンになってしまったじゃないですか。 佐藤大輔氏、すっかり目が離せない存在になってしまいました。 ―佐藤大輔氏情報― Facebook https://www.facebook.com/daiske.sato Instagram https://instagram.com/satodaiske?igshid=MzRlODBiNWFlZA== BROCKEN https://www.brocken.work SUM-i-CA https://www.sum-i-ca.com
Rietty
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10/22(月) 『究極の贅沢』ってこのことじゃない?
渓流釣りに行きました 今年も秋が深まり、雪虫が飛ぶ季節がやってきました。 そんな中、先日、伊達市大滝区の三階滝上流(長流川の上流)に イワナを釣りに行ってきました。 地元の猟友会の名士が(ライフル付きで)ガイドについて頂いたので、 安心して山に入ることができました。 今回の取材に同行したのは大滝の地域おこし協力隊のお二人(長峰さんと天野さんです。) さて、スタート時。 待ち合わせ時間を間違えて、みんなを待たせ、遅れて到着したくせに、 「えー!!長峰さん、2年も大滝にいるのに渓流釣りしたことないのぉぉ!!」 と釣りをする前に同行者にプレッシャーをかけるのは僕の戦法です。 1年に1回すら渓流釣りなんてやらないのに、俺も偉そうによく言うよなー。 一方、新しく9月から着任した協力隊の天野さんは、釣りが趣味とのことで・・・・ むふふ・・・さて、どうなのかな。 さてさて・・・ 続きはこちら 清流を釣り上がる 三階滝のカフェGranpa's Dreamのある白老に向かう色彩街道を 少し登ったところにある昔の林道の入り口から川にアプローチ。 うーん・・・・実に澄み渡った川の水に、まずはみんなでびっくり! 「お、すっげぇ!水がきれい!」 ひゃっほー! テンションが上がります。 早速、寸胴を履いてエサ箱をつけてと、釣りの準備。 我々のルールは「今日食べる分と家族のお土産分だけ釣る」というルール。 ということは、僕ら3人で一人2匹づつくらい釣れるかなー。 うーん・・・楽勝! 「こんな熊がいそうなところにはいって、命のリスク冒してまで イワナを釣りにくる輩はいないから、今日は入れ食いや!」 そう思ったわけであります・・・・ そしてスタート!・・・ さすがの天野さん 最初に釣り上げたのは天野さん。 「おー!川に入ってすぐに釣った・・・・!!!」 さすがあ!釣りが趣味だけあるのか!? 「釣りってやっぱり技術?・・・・・」 いやいや、こんな、釣り堀みたいな好条件のところでは そんなのあんまり関係ないはず! それにしても、天野さんの得意げなこのドヤ顔! しかし、イワナって美しい!!!20cmくらいかな! 食べごろサイズ! 橋本んさんによると、このこくらいのサイズが一番美味しいんだって。 「よし!」 と自分で気合いをいれてみたものの、 エサのミミズがうまく針につけられないでオタオタ。 いまだ戦線に参加できない自分・・・ 情けない・・・・(^^;;; 見かねたガイドの橋本さん。 「こうやるんだよー。ミミズの心臓はここにあるから、 これを指でピュッと押し出してから、ここに針入れる・・・」 ほー・・・・そうなんだ・・・・・すごーい・・・ エサつけてもらって格好悪くてもいいもんね。 ふっ・・・釣れればいいのさ。釣れれば・・・。 うまい具合にエサをつけてもらった竿を振って、いかにもイワナが いそうなポイントに いい感じでエサを投げ入れる・・・ 「お、うまくいった!ナイススロー!」 ・・・・・ ・・・・ ・・・ 清流にエサを流しながら、微妙な竿の感触を確かめながら・・・ しばし待つこと5-6秒。 「ん?来た?」 なんか、アタリを感じて慌てて竿を引き上げる。 続きはこちら なめていた渓流釣り ビュ! すると・・・・ 「おー・・・・!!!」 針についた ミミズがびよ〜んと空を飛ぶ のが見えた。 「しまったあっ・・・!」 糸についたミミズが対岸から川にかかっている木の枝に絡まる・・・ 「ううう・・・・」 そして針は枝からはずれない・・・ ひっかかった糸を無理やり引っ張ってもはずれない。 泣く泣くガイドの橋本さんにお願いして糸を切ってやり直し。 「こりゃ、糸切らんといかんな・・・」 と橋本さん。 「うーむ・・・まずい出だしだな・・・」 出だしから自分の中で少し焦りが出たのを感じた。 そんなはずはなかった、今日は楽勝のはずだったのに・・・ 誰も入っていない川での魚釣りなんて、入れ食いかと思っていたのに・・・ そのあと、一同で釣り上がりながら上流へ。 初めての渓流釣りの長峰さんも真剣・・・・ だが・・・ しばらく誰も釣れず。 少しずつ釣り上がる。 さすがの天野さんも2匹目には苦戦。 次第にみんな焦り出す。こんなはずではなかったはず。 こんなところなら、魚がいれば釣れるはずなのに、 えー! 釣れないってことは、魚がいない??? まじ? ならいったいどこに魚はいっちゃったの? ガイドの橋本さんが呟く。 「数日前の大水でかなり川の形も変わったからなー」 でもどっかにいるでしょ?魚。 続きはこちら 突然の通り雨。すると・・・ すると、いきなり大粒の雨が降ってきた。 空は晴れているのに結構な通り雨だ。 一同、上着のフードを急いで被る。 今回ガイドをしてくれた橋本さん まずい。 今日のゴール予定地点の砂防堰堤まで来てしまった・・・。 しかし橋本さんに「ここには絶対いるから。」と言われ、皆で釣り糸を垂らすと、 キタ!キタ!キタ! 魚がエサをつついている・・・ でもこの感触が来たら焦らずに、一度は待ち・・・ もう一度来るはず・・・・ そしてさらにグッときたら、今度は手首のスナップを効かせてエイ! 「やったー!!」 25cmのイワナを釣り上げる。 すると、皆、その辺で一斉に釣り上げ始める。 そして・・・ 「また来た!」 「ナイス!」 美しいイワナ。グッドサイズ! 「雨で水が活性化したんだろうねー。魚がエサ食うようになった。」 と橋本さん。 まもなく、全員が予定の数を釣り上げたので引き揚げることに。 イワナが全部で8匹ほどと、汁で食べるカジカが3匹。 みんな釣れてよかったねー。 さて、これからがまた楽しみ。釣った魚を川原で食すのである。 途中、味噌汁に入れると最高にうまい「ボリボリ」(ナラタケ)などの きのこを見つける。これらをお土産用として採取しながら、川原で炉を作り始める。 この季節の旬の食材のひとつ。ボリボリ(楢タケ)。 続きはこちら これが究極の贅沢じゃん! 天野さんは慣れた手つきで内臓を取り出す。 今回の一番大きいイワナは32cm。 まずは、これを刺身にしてみることに。 おまけの卵も一緒に醤油でつけて・・・・ 「げっ!何これ?うまい!」 川魚って、「臭い」と思われる方、多いでしょう? 全然そんなことないんです。 この清流、しかも上流でとれる魚は、刺身にしても、ムチャうまいんです。 しかもさっぽりした脂身が乗ってるー!! うまっ!! そして残りのイワナは、かるーく塩を振って炭火焼。 橋本さんがその辺でとってきてくれた柳の木を串にして 石で作った炉で焼きはじめる。 そして、橋本さん(正確に言うと、橋本さんの奥様(笑))に作っていただいた 天然まいたけのお弁当をいただきながら、イワナが焼けるのを待つ。 続きはこちら 「こりゃあ、うまいわ!!」と橋本さんの天然まいたけご飯にみんなご満悦! そしていよいよいい感じで焼けてきたイワナも食う。 熱くて、最初は「ホフホフ・・・」そして、 「うまい!」 適度な脂ものっていて、臭みはない。やわらかい身の味はしっかり。 軽く振った塩が、身の旨味をひきたてる! 「イワナってこんなにうまいのか!」 みんな、綺麗に骨を残すまで食べ尽くし、 たらふくいただいたところで、今度はコーヒーの自家焙煎をする コーヒーマニアの天野さんのお点前でデザートコーヒーが振舞われる。 もう最高でしょー! 何?この川原の大グルメ会・・・ と、最後に橋本さんが出してきたのは・・・ そう。 橋本さんが仕留めた鹿の燻製なり!!! これが、また 実にウマイ!! のです。 鹿肉は究極の健康食材 何しろ山でできる自然のものしか食べてないし、 高タンパク低カロリーで鉄分が豊富なんだもんね。 そしてこの自分で仕留めた鹿の肩甲骨あたりの肉を 橋本さんが独自のレシピで燻製にしたこの鹿肉。 もうつまみなんかに最高なんです! みんな腹一杯のはずなのに、食う食う・・・・笑 こうなるともう、 「おーい!ビールはどこだあ!」 なんて誰かが騒ぎ出す・・。いやいや、まだ仕事中。これ、取材だから・・・笑 いやあ、しかし今回の渓流釣り、実に 自然の恵みを堪能した、至福のひととき でありました。 都会暮らしではなかなかできない、この上ない体験。 これこそ 『究極の贅沢』 と言わずしてなんと言おう・・・! ごちそうさまでした! 橋本さん、どうもありがとうございました! で、また連れて行ってね・・・(終)
むしゃなび編集部
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08/04(水) 真夏の不思議!超上向きひまわり【だて】
暑い日が続いていますが、みなさまお元気ですか。今回はちょっとほっこりするマチの話題を。伊達市のとある場所で、今まさに花開いている不思議なひまわりをご紹介します! 舟岡町の「珈琲店25番地」は近隣でも珍しいコーヒー屋さんです。店内入ってすぐの「本日の珈琲」というボードには、その日入荷しているコーヒーのラインナップがずらり。常時20種類以上並んでいます。コーヒーの種類というとブラジル、コロンビアなど、国名を思い浮かべますが、農園名や製法まで書かれています。ちなみに番号は焙煎のレベルだそう。 ある日のお品書き このボードが、25番地のメインのお品書き。紛れもないコーヒー専門店。それも「スペシャルティコーヒー」の専門店なのです。 スペシャルティコーヒーって知っていますか?栽培から乾燥、選別、輸送に至るまで徹底して管理され、独自の厳しい基準をクリアしたコーヒーのことです。雑味がなく透明感のある口当たりと驚くほど豊かな風味が特徴です。25番地で扱う豆は全てこの「スペシャルティコーヒー」。マスターの高橋さんが修行をした札幌の丸美珈琲から新鮮な豆を仕入れています。 豆の値段で100g700円台〜数千円というものまで、高価なスペシャルティコーヒーですが、25番地ではどれも一杯500円(チケットだと350円!)という手頃な値段でいただけます。さらに食べ物は持ち込みOK。のんびりコーヒーを楽しみたい人にはたまらないお店です。 マスターのおすすめをいれていただきました。フルーティなコスタリカ・カスキージョ農園と上品さとスッキリ感がたまらないホンジュラス・ピノス農園。じっくり味わっていたその時、 「ちょっとあれをみてください」 と言われて振り返れば、 一輪の大きなひまわりが、まっすぐ!この上ないほどの、まっすぐさで、真上を向いて咲いていました。 堂々とした姿に目がクギ付けに… お庭で見せていただくと、2メートルを超えるかという長身です。下から見上げると、ほとんど花びらしか見えません。マスターに聞くと、昨年こぼれた種が自然に芽を出して大きくなったもので、2週間ほど前に咲き始めたそう。毎日見ているが一向に下を向く気配がなく、驚きとともに見守っているということです。 すぐ隣のひまわりは普通に横を向いて咲いているのに・・・本当に不思議です(詳しい方がいたらぜひ教えてくださいね)。 2階から見るとこの通り! マスターの高橋さんと上向きひまわり それにしても、ひまわりは太陽を追いかけて花の向きを変えるといいますが、このひまわりも顔を回したりするのでしょうか。「う〜ん、多分回っていないと思いますね。もし回ってたら首がねじれちゃうでしょう」 そんな会話を聞いているのかいないのか。「大昔からこの姿で咲いています」とでも言いたげに、自信みなぎる姿で、ひまわりは太陽に、いいえ宇宙に向かって眩しい花を咲かせていました。 前向きを超えて上向き!なんだか元気が湧いてくる25番地のひまわりは8月中旬ごろまで見られそうです。 珈琲店25番地住所 伊達市舟岡町25番地10営業時間 午前10時〜午後4時定休日 日曜、月曜(不定休あり)TEL 0142-25-9610https://www.date-cci.or.jp/page-4964.html ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材:2021年8月3日
むしゃなび編集部
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09/12(土) WEBデザイナー篠原さんのとび出す伊達武者!ARポスター
(2020年7月取材) 伊達在住のWEBデザイナー、篠原彩花さん(イロドルハナ)は、ホームページ制作や子ども向けプログラミング講座、パソコン講師など、インターネット関連の様々な仕事をしています。プログラムを書くことから、デザイン、さらにイラストまで、幅広くこなすWEBの何でも屋さんです。長らく札幌で働いていましたが、3年前、故郷の伊達にUターンしました。 そんな篠原さんが制作した新感覚のポスターがこの夏、伊達のお店や公共施設など、あちこちに貼られています。 「#元気だして伊達市」のハッシュタグと武者が描かれたポスターを見かけたら、立ち止まってスマホのカメラををかざしてみてください。 伊達武者まつりでおなじみの戦国武将がアニメーションになって飛び出します! 篠原さんは、「新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった伊達武者まつりの気分を街なかで楽しんでもらえたら」と話しています。 ARポスターで楽しむ、伊達武者まつり 篠原彩花さん(イロドルハナ) さて、伊達武者まつりにちなんだこの飛び出すポスターは、「AR」という最新技術を使って作られています。 はて、ARとは…??日本語では「拡張現実」と訳されますが、とっても簡単に云ってしまえば、スマートフォンなどを使って実際の映像にCGなどを合成する技術です。 身近なところでは、数年前に大流行した「ポケモンGO」にARの機能が利用されています。ポケモンGOでは、特定の場所に行くと、キャラクターが出現しますが、こちらはポスターのあるところに行って図柄を読み取ると伊達武者が現われる、という訳です。 制作のきっかけは「掲示板」。 市内のお店でポスターの掲載をお願いする篠原さん。 制作の経緯について伺いました。 以前からプログラミング講座など開催する度に、各所の掲示板にチラシの掲載をお願いしに通っていたそうですが、今年は春からイベントが軒並み中止となってしまいました。いつもの掲示板を通りがかりにのぞいてみると、一時はほとんど何も貼っていない状況でとても驚いたそうです。 子ども向けプログラミング講座(2018年) その後、非常事態宣言が解除されると、徐々にポスターが貼られるようになったものの、例年に比べれば、数はやはり少ないものでした。 篠原さん「いつも賑やかな掲示板が閑散としていてさみしさを感じました。そこでイベントはできないけれど、何か面白いもの、普段は貼れないようなものを貼ってみたらどうだろう、と思ったんです。掲示板にはいつもとてもお世話になっているので、何か私にできることはないだろうか、と。ちょうど自粛期間中に3DCGアニメーションの勉強をしていたので、アニメを使ってARポスターを作ってみようと考えました。」 同じ時期に、伊達武者まつりの中止が発表されました。そこで 「もしも、伊達武者まつりを簡略化して開催するとしたら、どうなるだろう?」 と考えた篠原さんは、祭りのラストを飾る総大将・伊達実元が勝ち鬨の声を上げる姿をアニメで再現することに。 楽しそうな講座の様子。 アニメを出現させるための印となる「ARマーカー」には、市の許可を得て、伊達武者まつり公式イメージキャラクターを使用しました。 最初に印刷した110枚と増刷分で合計270枚。全て自費で制作し、友人たちの協力を得ながら、お店や公共施設を一軒一軒まわって、掲載をお願いしました。 8月末まで、市内を中心に、一部壮瞥町など近隣地域にも貼られています。 篠原さん「ARというと難しく感じるかもしれませんが、実際にスマホで読み取っていただければ、面白さが体感できると思います。 学生の皆さんには、ポスターを通じてARや3Dアニメーションに触れ、技術的な面にも興味を持っていただけたら嬉しいです。仕組みを理解すれば、簡単なものを自分で作ってみることもできるんですよ。 それから、このポスターと同じ技術を使って、アニメなどデジタルだけでなく、立体作品を作ることもできるんです。」 篠原さんが取り出したのは、白い物体。どこかで見たようなかたち… あっ!手のひらサイズの有珠山!! 続いてこちらは、赤ちゃんの足のクッキー型。妹さんの出産祝いに作ったそう。生まれた時の原寸大です。とってもかわいいですね! どちらも、山や足といった「実際のもの」をコンピュータ上で3Dデータにして、特殊な機械で形を再現して作られているそうです。 デジタルなARと、アナログな模型や立体作品が、実は同じ技術で作られているという、ちょっと難しいお話ですが、とっても奥が深くて面白い世界だということはよくわかりました! 今後、講座などを通じて教育の現場で、WEBデザインの技術を子供たちに伝えていきたいと話す篠原さん。興味のある方は、イロドルハナのホームページをチェックしてみてください。https://irodoruhana.com/ また、8月末まで、クラウドファンディングでポスターの制作費を募っています。 こちらから→ https://camp-fire.jp/projects/view/302928 通常、資金を調達してから制作にとりかかるのが一般的ですが、あまり知られていないARがどんなものなのか、とにかく実際に見て体験してほしい、という思いから、ポスターが完成し、貼り始めるタイミングでの募金スタートとなりました。 祭りのないこの夏、ARの飛び出す伊達武者に元気をもらいました! 皆さんも、お子さんやお友達と、まちなかで伊達武者をさがしてみませんか。 基本情報 イロドルハナ ホームページ https://irodoruhana.com/ 問合せ:ayasgm12アットマークgmail.com クラウドファンディング 中止になってしまっただて武者まつりを別の方法で楽しみたい! https://camp-fire.jp/projects/view/302928 ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2020年7月) ※ プログラミング講座の様子、赤ちゃんの足のクッキー型の画像は篠原さんからお借りしました。 シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/09(土) 門外不出の古武術!北海道伊達に伝わる柳心介冑流
伊達に古くから伝わる古武術があるのを知ったのはつい最近のことでした。 仙台藩宗室・亘理伊達家の御留流(おとめりゅう)つまり門外不出の流派として栄え、開拓時代に伊達邦成公と一緒に海を渡って伊達に伝わり現在もこの地で継承されているらしい・・・という話をある方から聞いたのです。その名も、 「りゅうしんかっちゅうりゅう」 えっ甲冑?甲冑をつけた武士が組み合うの??・・・いえいえ、その甲冑にあらず! 柳心介冑流 伊達市無形民俗文化財に指定されている由緒ある武術です。地元に住んでいるのに、知らなかった 8-O 今回は、伝統の古武術を現代に伝える「柳心介冑流保存会」を取材しました! 本気でかけたら危ない!亘理伊達家おとめ流護身術。 柳心介冑流はその昔、江戸時代末期に流祖 磯又右衛門柳関斎源正足(いそまたえもんりゅうせきさいみなもとのまさたり)の内弟子・富山登により仙台藩宗室亘理伊達家に伝えられました。 第五代宗家・小熊良語 流派以外の人には見せるのも教えるのも禁止の「御留流」として栄えました。 その後、明治初期に領主・伊達邦成と共に北海道に移住した第5代宗家・小熊良語によって伊達に道場が開かれました。 林野開拓の厳しい労働に立ち向かいながら、道場では稽古がさかんに行われていたそうです。移住から昭和初期までの間になんと四百数十名もの門弟が育ちました。 系譜 開祖・磯又右衛門柳関斎源正足 — 富山登(開祖の内弟子) — 一丸竜之助(小野派一刀流剣術師範)— 一丸兼三郎 — 小熊良語 — 小熊謙治 — 小熊良一 — 小熊良雄 — 小熊義顯 — 小熊伸仁 柳心介冑流道場(昭和30年代頃) 「身はしなやかな柳の如し、己を守り、人を助け、心身鍛錬の術なり」 これが柳心介冑流の心得。こちらから攻撃を仕掛けるのではなく、身を守るための護身術です。投げ技、関節技、絞め技、蹴りを含む三十八箇条、左右合わせて六十七本の技があります。木曜の夜に伊達市武道館で行われている稽古に伺うと、大西昌清会長と熊谷元幸師範が道着姿で迎えてくださいました。 ch:あ〜やっぱり甲冑、着てないですね・・・。 大西会長:その「かっちゅう」じゃないからね(苦笑)。もちろん武士の時代には、甲冑を着て戦っていたんだよ。柳心介冑流は敵の攻撃から身を守るための護身術なんだ。刀を持って向かってくる相手を素手で倒すこともできるんだよ! ch:へえ〜〜、ということは本気でかけたら・・・ 大西会長:危ない危ない。だから稽古でも加減して教えるんだよ。例えば、こうやって逆手を取って、グッとキメたら折れちゃう。 熊谷師範:逆手を取って関節を責めるのは、柳心介冑流の特徴のひとつですね。華やかな見た目の柔道や剣道に比べ、一見地味というか、つまらなそうに見えるでしょう?でもやってみると非常に奥が深いんですよ。 秘伝の巻物! 右から第九代宗家・小熊義顕さん、熊谷さん、大西さん(2003年日本武道館にて) 大西さんと熊谷さんの師匠は第九代宗家に当たる、故・小熊義顕(よしあき)さんです。保存会は1980年に義顕さんの父・小熊良雄さんが門弟有志と共に結成しました。それまで40年ほど、伝承が途絶えていたそうです。昭和初期には多くの門弟がいた柳心介冑流でしたが、第二次大戦と戦後の武道禁止令を受けたためでした。 保存会設立当初の稽古の様子 当時70代だった良雄さんを含め、全ての技を完全に覚えている人はいなかったそうです。そんな中、会のメンバー全員で記憶をたどり再現に努めた結果、すべての技が復元されました。そして1984年には伊達市無形民俗文化財に指定されました。 1980年頃の柳心介冑流保存会 大西さんは技が復元されてから、保存会の第1期生として入門しました。本格的に稽古を始めたのはそれからですが、子供の頃に少し習っていたことがあったそうです。 大西会長:そういえば小学生の頃、中学生がいじめにきて、気がついたら投げ飛ばしていたことがあったね。あとですごく怒られたよ(笑)。絶対に自分から技をかけるなというのが柳心介冑流の教えだからね。 ch:へえ〜!!そのくらい威力があるということですよね。 大西師範:戦前は道場破りもよく来たと聞くけど、古武術を学ぶ上で何よりも大事なのは「人柄」なんだよ。強くてもむやみに乱暴なやつはダメ。破門になるよ。 熊谷さんは伊達市内で整骨院を営んでいた九代宗家・義顕さんに整骨の技術を学びに来たのがきっかけで、武道も教わるようになりました。 2014年に義顕さんが亡くなる以前には、演武の「受け」(技をかけられる役)を度々つとめたそうです。東京の日本武道館で開催される「日本古武道演武会」をはじめ、全国の様々な場所に同行し師匠の義顕さんと演武を披露しました。 現在は室蘭で整骨院を営みながら、稽古に通っています。 熊谷師範:稽古ではもちろん加減するんだけど、演武となると結構本格的で、技をかけられる方は腕の筋が伸びちゃったりしたなあ。でも、小熊先生の技は、強いだけじゃなくてとっても綺麗でしたね。 ch:段とか帯があるんですか? 熊谷師範:三十八本の技は初伝、中伝、奥伝と3つに分かれているのですが、習得すると巻物が伝授されるんですよ。 ch:ま、まきもの・・・!! こちらがその巻物!!果たして中には何が・・・??とっても気になりますが、技を習得した者だけが手にすることができる大切な巻物なので残念ながらお見せできません :cry: 伝統文化の重みを感じますね! 戦うのでなく、「相和する道」。 江戸時代末期から開拓時代を経て、代々継承されてきた由緒ある古武術、柳心介冑流。現在、大西さんと熊谷さんを中心に稽古が行われていますが、主要メンバーの高齢化とともに会員も少なくなり、後継者問題が悩みの種となっています。 現代では甲冑を着て戦うこともないわけですから、時代の流れとともに消えてしまうのは自然なこと・・・と言ってしまえばばそれまでなのですが、あまりにももったいない! 領主・伊達邦成が道場開業を祝い贈った直筆の掛け軸(小熊家所蔵) 保存会の皆さんにお話を伺っていると、技の威力だけでなく、立ち居振る舞いや心得の中に、現代に通じる大切な教えがあるように感じます。 平成11年に制作された伊達市文化財記録ビデオの中で、第九代宗家・小熊義顕さんは次のように語っています。 「柳心介冑流躰術は護身術であり、相手と相和して内面的にも切磋琢磨して技はもとより、心身を鍛錬する道です。」 戦うのでなく「相和する」、とは!いま聞くと逆にあたらしい気がしませんか?「古きをたずねて新しきを知る」とはまさにこういうことなのかもしれません。 古武術は人から人へ伝えられてゆくものだけに、カタチあるものとはまた違った保存の難しさがあるのだなあ、と思いました。どうか次の世代に継承されてゆくようにと祈るばかりです。 柳心介冑流保存会 会の詳細は下のリンクからご覧ください。 http://www.city.date.hokkaido.jp /funkawan/detail/00003130.html
むしゃなび編集部
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06/25(火) 夏のはじめのハンドメイド展、2つ@だて
ただいま伊達で開催しているハンドメイド展に行ってきました!まずは大町ミニギャラリーへ。今週土曜、6月29日まで「リトルチェアの夏色ハンドメイド」が開催中です。今シーズンのリトルチェアは店舗を休業し、イベント出店をメインとして営業しています。会場には爽やかな季節にぴったりな雑貨がいっぱい! 木工、布物、アクセサリー、手編み、レザー 、自然染め、イラスト、リース、焙煎珈琲豆など。リトルチェアでおなじみの作家さんたちによる夏の新作が揃いました。 涼しげな麻のキャミソールワンピース。ロマンチックな花柄のドレスは、なんと実は割烹着!! 素敵すぎて着られない・・・? むしろお出かけにも着ていってしまいそうな一枚。 おしゃれな木工作品も多数出品されています。カラフルな引き出しのミニチェスト(小物入れ)。ほかにナチュラルカラー、モノトーンのものなど、いろいろありました。 それぞれテイストが違うので、お気に入りの作家さんを探すのも楽しそうですね。開催期間中の 26日(水)には 11時から苫小牧の菓子店「ポムメリィ」が出店し、 焼き菓子、キッシュ、スコーンなどの販売があります。 また最終日29日(土)には 10時から14時まで手相占いが体験できます。 この夏の装いにプラスするアイテムを探しに出かけてみては! リトルチェアの夏色ハンドメイド展 2019年6月24日(月)〜29日(土) 10時〜16時(最終日は15時まで) 大町ミニギャラリー(伊達市大町3番地7) イベント詳細はこちら↓↓ http://blog.mushanavi.com/romantic/ 続いて舟岡町へ。ナチュラル&カジュアル服のセレクトショップnicoで、6月25日(火)よりハンドメイドアクセサリー展が始まりました。 夏物のお洋服が涼しげに並ぶ店内の一角に、ハンドメイドアクセサリーが飾られていました。今回は、伊達・札幌ほか近隣の作家に加え、道外からも作品を集めているそうです。インスタグラムなどで「これは!」と思った作家さんに声をかけたりと、厳選のラインナップになっています。 思わず「かわいい!」と叫んでしまったブローチ。ゆる〜い中にもアートな雰囲気が漂います。 これまた個性的なブローチ。nicoさんによると最近、面白いブローチを作っているハンドメイド作家が沢山いるそうです。中にはブローチのみこだわって作っている方も多いそう。トートバッグにつけたり、洋服のワンポイントにしたり、楽しめそうですね。 おしゃれで、ひとひねりある、個性的なアクセサリーの数々。7月中旬までのロングランで開催していますが、作品は全て一点もののため、お早めにどうぞ。お洋服の方も、今夏のトレンドや、注目のアイテムなど、気軽に相談してみてください。nicoさんの独自視点もまじえたアドバイスが聞けますよ。 nicoiroハンドメイド アクセサリー展 2019年6月25日(火)〜7月19日(金) ナチュラル&カジュアルな服と雑貨 nico 住所:北海道伊達市舟岡町369-6(JR北舟岡駅そば) 月・金:16時〜20時 その他曜日:11時〜15時 休み:6/28,7/6~8 イベント詳細はこちら↓↓ http://www.mushanavi.com/event/?S=27137
むしゃなび編集部
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10/21(水) 木村ツヤさんの自由な手仕事!矢野農園直売所
新鮮な野菜が並ぶ伊達市内の直売所の一角で、遊び心いっぱいの手仕事に出会いました。和服やカヤ布でひとつひとつ手作りされた作品は、タコにイカ、ワカサギ、野菜、動物、どんぐりなど、カラフルで個性的な色遣いと、生き生きとした表情が印象的です。 野菜と並べて置いたらこの通り。本物と間違えそうなほどピチピチ! これらの作品は、甘くておいしいとうきびで知られる末永町の矢野農園直売所に置かれています。作者は近所に住む木村ツヤさんです。 木村さんは古い着物をもらったり、自分で集めたりして、オリジナリティあふれる手芸作品を制作しています。もともと布が大好きで、布を見るとイメージが浮かぶといいます。「着物でも、私はジョキジョキハサミを入れちゃうんだよね。このカボチャは布団をほどいて作ったの」 津軽出身の木村さんは、5人きょうだい唯一の女の子で、子供の頃から手芸好き。ミシンが得意で中学生の頃には、お兄さんたちのスボンの裾を当時流行っていたラッパズボンに直してあげていたそうです。 茅葺き屋根のミニチュアや割烹着、リンゴなど、故郷・津軽にちなんだ作品も置かれています。若い頃には編み物教室や手芸教室に行ったこともあったそうですが、「教室では決まった型は教えてくれるけど、自分で作りたいと思うものは教科書に載っていないし、教えてもらえない。だから自分で工夫して作った」と話す木村さん。 骨まで布で再現! 今のような手芸作品を作るようになったのは、10年ほど前から。その少し前から矢野農園の直売所を手伝うようになり、ある日、矢野さんに作品を見せたところ、店に置いてみたら、と言われて作品を並べるようになりました。次第に作品の数も増え、お客さんの間でも評判に。 最初の作品「ワカサギ」。小さなワカサギをたくさん連ねた細々と可愛らしい壁掛けです。 過去の作品より。上は鬼の夫婦! ユーモラスな表情が好評ですぐに売れてしまいました。 色とりどりのどんぐり。カサは北海道神宮で拾った本物。ひとつ50円。 縁起物の唐辛子。ひとつひとつ、布で作られています。自由な発想と独自のセンスに驚くばかり。旦那さんには「こんな色ないだろ」って言われるんだけど、と笑って話していました。 木村さんが親しみを込めて「かあさん」と呼ぶ矢野農園のおかみさん、矢野知子さんは、毎年7月下旬から11月初旬まで直売所を営業しています。甘いとうきびと知子さんの明るい笑顔を楽しみに、長年の常連さんが代わる代わる立ち寄ります。夫の孝男さんは88才で現役農家。たくさんある畑のうち、多くは人に貸すようになりましたが、今でも3町歩近くはとうきびを栽培しているそうです。 矢野農園のご主人豆よりをするおかみさん秋の野菜がたくさん!矢野農園直売所 矢野農園といえば、甘くて美味しい名物「ゆできび」! 茹で上がりを塩水にくぐらせて、あついうちにラップで包みます。こうすると実にシワが寄らず、冷めてもシャキシャキのゆできびになるのです。仕上げに爪楊枝をさすのが矢野さん流。食べるとき歯に挟まるからと、お客さんを思っての心遣いです。 「作品を人に見てもらい、手にとってもらえるのは、場所を提供してくれた矢野さんのおかげ。本当にありがたいです」と話す木村さん。直売所内の展示スペースは、矢野さんと木村さんの出会いから生まれた、ぬくもりあふれる小さなギャラリーです。そこに並ぶ自由で楽しい手仕事作品は、まさに、暮らしの中から生まれたアート!生き生きと輝いていました。 店舗情報 矢野農園直売所 北海道伊達市末永町175 営業期間 7月下旬〜11月10日ごろまで 木村さんの作品は小さいものは50円〜。シャケなど大きな作品は4000円前後です。 ※記事の内容は取材時の情報です(取材2020年10月)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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08/01(水) あじさいが見頃です! 有珠善光寺
ようやく夏らしくなったと思ったら、ものすご〜く暑い日が続きますね。今週末はいよいよ、伊達の夏を彩る一大イベント、武者まつりが開催されます。街中がお祭りムードで活気づく中、有珠善光寺にあじさいを見に行ってきました。 ちょうど見頃を迎えていました。間に合ってよかった! は〜……それにしても境内に入るとひんやりして、とっても気持ちがいいですね。緑の木陰がいっぱいです。 もともと短い北海道の夏ですが、今年は例年以上に夏があっという間に通り過ぎてしまいそう。。 暑いうちにめいっぱい楽しみましょうね! 有珠善光寺のアジサイの見頃は7月下旬〜8月上旬まで。 有珠善光寺 北海道伊達市有珠町124 最新の開花情報などはNPO法人だて観光協会のフェイスブックでチェックしてね! https://www.facebook.com/datekanko/
むしゃなび編集部
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08/25(水) あなたの住まいの夢を叶えたい♡暮らしをマッチング ハウスドゥ伊達 〜専務取締役 木谷明実さんを尋ねて〜
今回は、創業53年の (株)伊達クリーニング様の進化に注目し、専務取締役 木谷明実さんにお話を伺いました。 商談コーナーに座る明実さん。後ろにあるのは可動式のベビーベッド。赤ちゃん連れでも安心です。 スタッフさん紹介です。それぞれドゥー君を抱いた写真入りで自己紹介をしています。親しみが持てます。 なんと、8月24日に「ハウスドゥ伊達」として、不動産業への異業種参入が始まりました。今回の新規部門は5年前からの構想だったのだそうです。刻々と変わりゆく世の中の情勢、そして消費者ニーズ。どの業界も苦心しているように、「クリーニング業界も変革の時を迎えていた」と木谷明実さんは言います。 明実さんは、「若い頃から家が好きで、引っ越しが好き。物件探しが好きで、よく見に行っていましたし、関連の情報誌を読むのも好きでした。」と話してくださいました。 庭造りの本などもあります。イメージ作りのコーナーです。 住宅雑誌や物件紹介コーナー。 なるほど…。元々の素地はお持ちだったようです。 そんな明実さんは、会社の方向性が決まった時に「宅地建物取引士」という難しい国家試験を目指すことになりました。そして、2020年に見事合格を果たされました。 そう。コロナ禍で色々なことが停滞しそうになっていたとき、着実に地に足を着け、未来を見つめながら前進していらっしゃったのです。 本当に素晴らしいです!「好き」が与えるモチベーションは強いです。 息子さんとのツーショット。現在息子さんも宅建の資格取得に向けて猛勉強中です。 ちなみに、「ハウスドゥ」は古田敦也氏がメインキャラクターのフランチャイズです。コンセプトは「住まいのすべてをスマートに」。 そのマインドを大切にしながらも、明実さんの想いは、さらに上をいく温度の高さを感じました。 「私の最大の想いは、お客様の夢を叶えるお手伝いがしたいということです。そのために、お客様の暮らし方に寄り添いながら、新鮮で有益で必要な情報を的確にお届けしたいと考えています。そして、仲介だけではなくリフォームやリノベーションあるいは新築などのご相談にも応じて参ります。お住まいに関することでしたら、どんな些細なことでもお気軽に足をお運びいただきたいです。 もちろんご購入のご相談だけでなく、手放す場合のご相談もお受けいたします。」 買いたい!という時の人はポジティブ。 でも、売りたい。という時の人はネガティブな事情を抱えている場合が多いと言います。 そんな時に相談者の立場で考え、適切なアドバイスをいただけるとしたら、こんなに心強いことはありません。お話しをすればするほど誠実なお人柄を感じ、お話しに決して脚色がないことがわかります。 何かあったら相談に来よう!明実さんは、筆者自身をそんな気にさせてくれました。 最後にOPENに向けてのさらなる構想をお伺いしました。 相談に来られたお客様にはドリンクサービスもご用意されています。 「こちらが売りたいもの=お客様が求めるものではないということを肝に銘じながら仕事をすることを信条にしています。 お客様には緊張感のない雰囲気の中で、ゆっくりとじっくりとお考えいただきたいですし、多くの選択肢をご提供したいので、店内の環境整備を急いでいるところです。例えば、“お家関連の本を貸し出せるような図書室”を作ったり、キッズコーナーを作ったり、授乳やおむつ替えを周りに気兼ねすることなく出来る部屋を作ったり、建設屋さんの紹介ブースを作ったりetc. くつろぎ環境をご提案する仕事なので、店舗もそうありたいと考えているのです。」 赤ちゃんのオムツ替えや授乳に使えるお部屋。 赤ちゃん用可動式ベビーベッド キッズコーナー なんとも女性らしい配慮が行き届いていて、聞いているだけで安心してしまいます。 そして、さらに構想は膨らんでいました。 「将来的には、関係各所と連携をしながら、伊達の空き家対策や移住促進にも関わっていきたいと考えています。」もう筆者までワクワクが止まらなくなりました。 店舗OPENは8月24日ですが、9月11日・12日にオープニングイベントが開催されます(新型コロナ感染状況によって変わる可能性があります)。 その時には、どうぞお子様連れで足を運んでみてくださいね。場所は道の駅前の元au様があったところ。幟もあがります。 店舗情報ハウスドゥ伊達株式会社伊達クリーニング営業時間 10:00~18:00定休日 水曜日北海道知事 胆振(1)第1047号〒052-0014 北海道伊達市舟岡町175番地4号電話 0142-82-8830 / FAX 0142-82-8835携帯電話 080-6097-8444E.mail. housedo-date@leaf.ocn.ne.jpむしゃなび内ハウスドゥ伊達のページ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年8月)
Rietty
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09/08(土) 【地震の影響により中止&一部開催】TOBIU CAMP 2018、飛生芸術祭2018本祭
9月6日深夜に発生した地震の影響により、本日2018年9月8日より開催予定だった「TOBIU CAMP 2018」及び「飛生芸術祭 2018本祭」の開催は中止となりました。 ★詳細は下記リンク(飛生芸術祭オフィシャルサイト内)からご覧ください。 TOBIU CAMP 2018、飛生芸術祭 2018本祭の開催中止、商店街同時企画展の開催のお知らせ 白老町の商店街にて同時開催の下記の2企画展については、9月10日より開催が決定されています。 シㇽキオ プロジェクト 会 期 9月10日(月)〜16日(日) ※ 8日からの予定でしたが本震の影響を考慮して10日からになりました。 時 間 11:00-17:00 料 金 入場無料 会 場 旧柏村旅館 白老町大町3丁目1-7 Rempei Mizuno Collective 展覧会 会 期 9月10日(月)〜16日(日) 時 間 10:00〜20:00 料 金 入場無料 アーティスト 水野練平 会 場 Rempei Mizuno 白老町東町2丁目4-8 https://tobiu.com/topics/6005 https://so-ra-mi.jp/events/event/908tobiu
むしゃなび編集部
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10/29(木) 抱えない、持ち上げない!相手にも自分にもやさしい介護のやり方
理学療法士・福祉用具プランナーの島川 弘美さんが、「相手にも介助者にも負担の少ないやさしい介護のやり方」を大解説! 令和2年度伊達市やさしい介護セミナーの第一回をオンラインでお届けします。家族の介護をされている方や、福祉関係のお仕事に携わる方に役立つ知識が満載です。 PART3ではスマートスピーカーや小さな見守りロボットの活用法を寸劇タッチでご紹介。 「With コロナ」の状況下でも、遠く離れた家族とコミュニケーションを保つ知恵、いろいろあります。島川おばあちゃんと愛猫も登場。どうぞご覧ください! 2020年9月16日開催 主催:社会福祉法人伊達市社会福祉協議会 介護ベッドほか器材協力:株式会社マルベリーさわやかセンター室蘭登別 PART1 やさしい介護とは? PART2 やさしい介護 実践編! PART3 実践編つづき&認知症ケアと用具・ロボット活用
むしゃなび編集部
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04/30(月) 平成30年度だて市民カレッジがはじまります!
平成30年度だて市民カレッジ が5月28日(月)よりスタートします! 今年度の第1講座は『音楽のチカラ~五感を刺激する講演会~』。 札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみ氏を講師に迎え、ヴァイオリン演奏を交えた講演会。五感を研ぎ澄まし、クラシック音楽を身近に楽しみませんか? だて市民カレッジは、市民参加による「だて市民カレッジ企画運営委員会」で自由な発想と企画を基にした、いわば「市民協働型学習講座」として開設しています。 毎回趣向を凝らし、地域的課題や現代的課題をテーマに専門家らを講師に招いて学習しています。 また、だて市民カレッジは、北海道教育委員会が主催する生涯学習事業「道民カレッジ」の連携講座として開催しています。 今年度は5月28日開講! 全5回講座です。お気軽にご参加ください。 【第1講座】2018年5月28日(月)18:30~20:00 カルチャーセンター大ホール 『音楽のチカラ~五感を刺激する講演会~』 講師に札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみ氏を迎え、ヴァイオリン演奏を交えた講演会。五感を研ぎ澄まし、クラシック音楽をみじかに楽しんでみませんか? 【第2講座】2018年6月13日(水)9:30出発 道立近代美術館と三岸好太郎美術館を巡る特別鑑賞ツアー 「フランクシャーマンコレクション展・ブリヂストン美術館展」 【第3講座】2018年7月17日(火)18:30~20:00 カルチャーセンター視聴覚室 『私のライフワーク』~青少年スポーツとカーリングの普及 【第4講座】2018年8月8日(水)18:30~20:00 カルチャーセンター視聴覚室 『ものづくりひとづくり』~世界を変えるビジネスはたった一人の熱から生まれる~ シップリサイクルや室工大特製ジンギスカン鍋でご存知の方も多い、清水一道教授による講演会! 【第5講座】2018年8月24日(金)18:30~20:00 カルチャーセンター視聴覚室 『専門教育の国際化と地域の創造』 受講料 1講座250円(第2講座は無料) 申込期限 5月21日(月)(期限後も受付可) 問合せ・申込み 教育委員会生涯学習課社会教育係 電話 0142-23-3331 (内線509・512・557) https://so-ra-mi.jp/events/event/datekare2018
むしゃなび編集部
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07/31(水) 『心の中の小さな夢』に辿り着く 〜おにぎり屋 『tanto』 店主 加藤 朋香氏の新たなみち
「ぜんぶ一個ずつください!」 思わずそう言いたくなる優しい三角のフォルム。 おにぎりほど心を温めてくれる食べ物はないと思うのです。 長年、看護師として旭川・札幌で勤務し、旦那様の転勤により室蘭に移住されました。 室蘭に来られてからは、看護学校の教員免許を取得、8年間教鞭を執っていらっしゃったそうです。 「私、気持ちのON/OFFが下手なんです。強制的に環境を変えないとスイッチの切り替えがうまくできない。それは夫も同じだったので、年に2回くらいは旅行に行き、大好きな洞爺にもよく来ていました」。 そんな平穏な暮らしが続いていたある日、世界的に訪れたコロナ禍。 「大好きな旅行も外出もままならなくなる中、授業の準備のための自己研鑽に励んだり、仕事を家に持ち帰ったりしているうちに、心身のバランスを崩してしまいました。心も閉ざしがちになってきた時、生き方・働き方の見直しもしたくなり、40歳を機に看護学校の教員の仕事を辞めてしまったのです。本当は夫婦共に変化を好まない性格なのですが、この時ばかりは何だか仕事にも燃え尽きてしまっていました」。 以前の記事にも書きましたが、コロナ禍を経験して、生き方の方向転換をされる方を多く見てきましたが、加藤さんご夫婦もまた同じでした。 「おにぎり屋さんを始めたくてお仕事を辞めたのではないのですか?」 「それが違うんです。洞爺へはよく来ていたので、財田米が美味しいことはよく知っていました。 “ このお米でおにぎり屋さんをやってみたい “ それは、看護師時代から漠然とした夢として心の中であたためていました。 ところが仕事を辞めることを決断したある日、” おにぎり屋さん、本当にやったら? ” って急に夫に言われたのです。 ビックリしました」。 旦那様に背中を押され、なんとなくその気になってしまった朋香さん。 でも、この時点ではまだなんとなくでした。 それが大きく動いたのは、「このお米でおにぎり屋さんをやりたいな」。と心密かに思うきっかけとなった大好きな財田米の生産者である塩田さんのお宅のお隣の土地と出会った時でした。 「退職後、洞爺への移住を考えて物件探しをしていたところまでは、おにぎり屋さんになる決断をしていたわけではありませんでした。洞爺湖の穏やかな景色が好きで、のんびり過ごしたいと思っていたのです。夫もまた仕事が忙しいため、洞爺でOFFになる時間を持ちたいと思っていました。ところが、塩田さんのお隣の土地に出会ってしまったのです。しかも、そのタイミングでNHKの番組に映る塩田さんの仕事風景を拝見しました。そこには地元の子どもたちと田植えをし、学校給食にそのお米を提供し、食育に関わっていらっしゃる様子が映し出されていました。財田米の生産者さんのお隣の土地に家を建てると決めたところで、 " もうやるしかない!! " と本気モードにスイッチが入りました。もしかしたら今の場所に移住を決めなければ、おにぎり屋さんはやっていなかったかもしれません。ここならば始める条件は揃っている!と思い、本気でチャレンジする気になったのです。そのくらい、何ていうかその時の出会いには運命を感じました。心が決まったあとは、各種準備をどんどん進めていきました」。 「お隣さんになった塩田さんご一家には、それ以来本当にお世話になっています」。 と朋香さん。 というわけで、朋香さんの心の中で温めていた小さな夢は、旦那様に背中を押されたことで実現への道を歩き出しました。 そして2024年4月18日、テイクアウト専門店のおにぎり屋『tanto』はOPENしました。 「物件が決まったところで、全く畑違いのお仕事をされていたわけですから、OPENまでの準備は色々大変だったのではありませんか?」 「はい。商工会主催の創業セミナーに参加して、起業の基本を学んだり、おにぎり食べ歩きの旅に出たりもしました。東京では、浅草の「宿六」さん、大塚の「ぼんご」さん、米どころ新潟へも出かけました。何軒かのおにぎり屋さんで食べ歩きながら、ワンオペで営業をする自分が無理なくできるためにはどうしたら良いかを研究し、安心安全で、心身がよろこぶ味の研究も重ねました」。 実は、加藤さんご夫婦は室蘭と洞爺湖の2拠点生活をされています。 最初に書いたように、ON/OFFの切り替えが苦手だというご夫婦なので、tantoの営業は木〜土として、他の平日は朋香さんも室蘭で旦那様と一緒に生活をし、週末は旦那様が洞爺で生活をするというスタイルをとりながら、スイッチの切り替えをされているそうです。 けれども、旦那様は朋香さんの背中を押しただけではありませんでした。 「美術部部長と呼んでいる夫は手先が器用で、デザインセンスもあるのです。ですから、看板から名刺・ショップカードまで色々作ってくれているんです。私にはそういう才能がないので、とても助かっています」。 「それはとても心強くありがたいですね!ところで、前職の経験が今に生きていることはありますか?」 「はい。あります。健康と食の関係についてですが、食べることを大切にしている人は元気になる!ということは看護師時代から患者様を通して感じていました。 ですから、お客様にたくさん食べてほしいという想いから、店名は「たんと召し上がれ」という意味を込めてtantoと名付けました。ちなみにイタリア語のtantoも「たくさん」という意味なのだそうです」。 「食材へのこだわりと具の種類を教えていただけますか?」 「お塩は洞爺湖町の事業者さんが作られているミネラル豊富な釜焚自然塩を使用しています。梅干しも洞爺湖町産のもの、豚汁で使用する野菜は近郊で採れたものを使用しています。海苔は今は瀬戸内海産を使用しています。具の材料はできるだけ近隣のもの、あるいは道産のもの、なければ国産のものを使用します。具の種類はその時々で変わりますが、平日はだいたい5~6種類を30個くらい、土曜日は7~8種類を60~80個くらいご用意しています。フードロスを避けるため追加をしない売り切りのスタイルをとっていますので、早い時間になくなってしまうこともあります。その時はごめんなさい」。 「では、最後に伺います。おにぎりと共にお客様に伝えたいメッセージはありますか?また、これからどんなお店に育てていきたいですか?」 「お店は細く長く、一人でできる範囲で続けていきたいです。看護師からの転身ですが、とても充実感がある毎日を過ごしています。思い切って始めて本当に良かったと思っています」。 「tantoはテイクアウト専門店ですので、お客様にはおにぎりと共に穏やかな気持ちを持ち帰って欲しいと考えています。私自身がここの景色と人と美味しいお米に救われたように、お客様にも、この風景とともに楽しんで癒されていただきたいと思っています。徒歩1分のところに洞爺湖小公園もあります。敷物の貸し出しも行っておりますので、ぜひ美しい洞爺湖畔でおにぎりを頬張ってください」。 心の中であたためていた小さな夢。 「このお米でおにぎり屋さんをやってみたいな♪」 朋香さんの中の小さな夢が、何気なく口をついて出て、その想いが現実となり、大好きな洞爺湖で叶うまでのみちのりには、最大の理解者であり美術部部長でもある旦那様の後押しと、周囲の人たちの協力がありました。 おにぎり屋 tanto は、これからも美しい洞爺湖とともにここにあり続けることと思います。 ―おにぎり屋 tanto 情報― 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町 150-3 営業日:木・金・土 営業時間:11時~売り切れまで *変更の場合はInstagramにてお知らせします Instagram :https://www.instagram.com/tanto.toya?igsh=cm80dnFsb2U1dnk4
Rietty
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05/03(木) 5/3〜6限定!ロマンただよう迎賓館カフェ
連休後半スタート!でもお天気がイマイチな伊達の街です。桜はいまちょうど満開もしくは満開直前!な感じですね。は、晴れ間が欲しい〜。 そんな中、開拓記念公園内の迎賓館で2018年5月3日〜6日の4日間限定OPENの「迎賓館カフェ」に行ってきました。 【訂正】カフェの開催日に間違いがありました 。訂正してお詫び申し上げます。5/3修正 (正)2018年5月3日〜6日 迎賓館は明治25年に建てられ伊達市の有形文化財に指定されています。和室だけでなく手すきのガラスが美しい洋室もあり、和洋折衷のモダ〜ンな建物。普段から無料で見学することができます。今日は連休ということで、二階和室には特別に甲冑が展示されていました。一瞬、ドキッ!!由緒あるある感がすごい。 窓からのぞく景色が本当に美しいんです。曇り空もまたよし、ですね。窓枠ごと絵になります。 さてさて、今回の迎賓館カフェでは、お抹茶やコーヒー、甘酒などがいただけます。抹茶には菓子処久保のおはぎがついてくる! どっしりとしたおはぎ。ロマン香る空間でいただくとより一層おいしい〜。アウトドアもいいけれど、しみじみと文系なお出かけもいかがでしょう? 5月5日こどもの日には甲冑着付け体験があるよ〜! 迎賓館 北海道伊達市梅本町61番地2 ★下の画像は当時のままの手すきガラスが美しい迎賓館の洋間。微妙な凹凸感がたまりません。
むしゃなび編集部
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06/15(火) ボランティア募集!伊達紋別岳の登山道整備
初心者でも登りやすく、年々人気が高まっている伊達紋別岳。最近では年間3000人を超える人が訪れているそうです。 気持ちよく安全な登山のため、今年もボランティアによる登山道整備が行われます。伊達紋別岳をこよなく愛する「伊達歩くスキー協会」の皆さんと一緒に、草刈り・修繕など作業をしてみませんか。山を知り、山を楽しむとてもいい機会になると思います! 日時:2021年7月11日(日)8時半集合集合場所:登山口駐車場(登山口入り口付近。太陽の園敷地内)作業内容:草刈り、看板等整備、ロープの張り直し ほか 男女問わず、お子さん連れもOKです。市外の方もどうぞお越しください。 集合場所の地図はこちら 参加申込:09086367962(伊達歩くスキー協会会長 早川さん) 昨年、夏の整備活動を取材させていただきました。ぜひご覧ください↓ https://mushanavi.com/specials/14132/
むしゃなび編集部
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05/10(金) 【食べあるき】牧家のモーニングプレート。
五月晴れの青空が気持ちのいい季節ですね :-) 連休明けの食べ歩きに、4月末よりスタートした洋麺茶屋牧家のモーニングに行ってきました。伊達周辺ではやっているお店が少ないだけに、「モーニング」と聞くとなんだかワクワクしてしまいます。 開店時間も1時間早くなり9時からオープンしています。いつも賑やかな店内ですが、平日の朝は割と静か。ランチとは少し違う素敵な雰囲気でした。 朝限定のプレート(594円)とコーヒー(プレートとセットだと216円)を注文しました。 スクランブルエッグとフォカッチャのシンプルなプレート。いかにも「朝!!」という感じのいい香りが・・・ :oops: 生クリームとバターでコクを出したスクランブルエッグはふわふわ&とろとろ。 これまたふわふわなフォカッチャ。牧家特製のカチョカヴァロチーズが贅沢にのっています。蜂蜜やジャムをつけていただくと、焼きたての香ばしさがたまらない! おいしくてヘルシーな朝ごはんを食べて、元気がモリモリ湧いてきました〜。 出勤前のひとときや、休日のブランチにいかがでしょうか? 私も今度は子供と一緒に来たいと思います。 モーニングメニューは9時から11時まで。また通常のパスタやピザのメニューは10時からオーダーできます。 洋麺茶屋 牧家 北海道伊達市梅本町57番地1の内 OPEN 9:00~26:00 モーニング 9:00~11:00
むしゃなび編集部
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05/11(水) 故郷への恩返しがしたい! 田村真梨絵さんの郷土愛が生む地域コミュニティー “ たむら食堂 “
この度の記事を書かせていただくにあたり、「人にとっての故郷とは?」 そんなことを改めて掘り下げてみたくなった取材となりました。 今回は、生まれ故郷の室蘭へUターンされた田村真梨絵さんのストーリーです。 周りを一瞬で明るくする真梨絵さんの笑顔♡ 東京での暮らし 真梨絵さんは室蘭市白鳥台で生まれ、18歳までを地元で過ごしました。 その後、途中イギリスでの留学を経験されながら18年間を東京で過ごしました。 東京では主にケータリングやフードコーディネーター兼カフェの店長としてご活躍されていました。 独立されてからも順調に進んでいたお仕事でしたが、徐々に体も心もハードワークに耐えられなくなっていったそうです。 ↑白鳥台のショッピングセンター 「ハック」に出店されている 「ハイミートたなか」の肉を使った生姜焼き そんな真梨絵さんにとって、故郷室蘭は、いつも温かく迎えてくれる癒しの場でした。 時々、ご実家のある白鳥台へ帰郷し、お母様の手料理を食べ、室蘭の自然に触れ、地域の人々に触れ、元気を取り戻してまた東京で頑張る。 そのようなサイクルを作ることで心身の健康を保ち、東京での仕事に力を注いでいた頃、この度のコロナ禍がやってきました。 ↑室蘭の自然 美しい海岸線 ↑卵焼き器ではなくフライパンで焼いた 出汁巻き卵は、家庭の味 ちょうどその頃、東京駒沢で、室蘭名物のウズラをメインにしたカフェの立ち上げと店長を任されることになったのです。 その名も『うずらカフェ』。 まさにコロナ禍のオープン。 お客さまの多くは東京に住む室蘭ご出身の方々でした。 「帰省もままならない皆様が、心の拠り所として『うずらカフェ』に訪れてくださったのです。コロナ禍で不安な日々を過ごされていた皆様には、カフェの存在をとても喜んでいただけました。そしていつの間に『東京室蘭会』なるものもできていました。『うずらカフェ』がコミュニティを生んだことはとても嬉しかったです。」 なるほど…。 でも、筆者は気づきました。 集まった皆様はきっと、『うずら』をきっかけに真梨絵さんのお人柄に惹かれて集まったのだということを。 お話中、まっすぐに相手を見つめ、常ににこやかで優しい真梨絵さんを拝見していて、そう確信しました。 ↑「うずらカフェ」時代の真梨絵さん 強くなる故郷への想い さて、このように東京と室蘭を行き来しながらも、やりがいのあるお仕事をされていた真梨絵さんを故郷に引き戻した想いとは、一体何だったのでしょうか? 「私自身、母親が作ってくれる食事と地元の皆様の温かさに触れて安心し癒されました。 今度は、東京での暮らしに疲れていた私を支えてくれた地元に恩返しがしたい。私の専門の『食』で地元の皆様の心身の健康を支えて差し上げたい。そう強く思うようになっていきました。室蘭市白鳥台は、実はニュータウンでは全国一高齢者が多い地域なのです。」 地元に帰るとホッとして癒される。 そこまでは多くの人が感じることです。 けれども真梨絵さんは、そこで終わりませんでした。 「いつか恩返しができるといいな」ではなく、「帰郷して恩返しをしよう!」とUターンしてしまったのですから、真梨絵さんの強さと優しさに感動を覚えます。 2021年12月末、起業をするためにUターンされてからの真梨絵さんの動きは実にスピーディーでした。 ↑店舗のリノベーションに集まってくれた仲間たち ↑作業の合間のランチ風景 『たむら食堂』を立ち上げる! [決心] 「超高齢地域の白鳥台には定食屋がない。地元密着型の大衆食堂を私が作って地元に恩返しをする!」 東京に住んでいた頃、何店舗かのカフェの立ち上げに関わっていたので、そのノウハウは熟知していた真梨絵さん。 場所の選定も、ポリシーもコンセプトもビジョンも明確にされていました。 [場所] 白鳥台唯一のショッピングセンター「ハック」の中と決めていました。 理由は、自分はもちろん白鳥台の住民みんなが大好きだから。 ハックは、今では珍しい対面形式の店が入っているところ。 いわゆる「魚屋さん」「お肉屋さん」「八百屋さん」「お花屋さん」などが並び、白鳥台住民にとってはなくてはならないショッピングセンターなのです。 もちろん、真梨絵さんも子供の頃からこのショッピングセンターにお世話になりながら育ちました。 だからこそ、空き店舗が増えてしまったこのハックにも恩返しがしたかったのでしょう。 [ポリシー] 「孤独な人を作らない」 「誰もが気軽に入れる店にする」 「白鳥台の方達の食卓になる」 だそうです。 温かい真梨絵さんの口から出てくる言葉には心からの本気が感じられました。 [コンセプト] 「『おかえり』 と 『ただいま』 が言える場所」 「おじいちゃん、おばあちゃん、家族連れが気軽に入れる大衆食堂」 笑顔あふれる温かい食堂の情景が浮かぶようです。 安心しながらご飯をいただけそう。 [強い想い] 「人と人との交流が生まれる食堂にしたい!」 「大好きなハックの食材を使いたい!」 「食堂を通して室蘭を知ってほしい!」 筆者のこれらの質問にすぐに答えが返ってくる真梨絵さんの歯切れの良さは、生半可な気持ちで取り組んでいるのではない本気と覚悟を感じました。 そんな真梨絵さんの周りには、いつも仲間がいっぱいです。 店内のリノベーションも手伝ってくれています。 冒頭のイラストも、DIYの仲間が描いてくださったそうです。 クラウドファウンディング(CF)での開業資金集めも順調に貯まりました。 CFに応援し協力する人々は、” たむら食堂 “ の事業計画や想いなどを丁寧に語る真梨絵さんの人となりに惹かれた人たちなのだと思います。 かく云う筆者もその一人です。 「ところで、とてもお忙しそうですが、お料理は真梨絵さん自らが作られるのですか?」 と気になる質問をさせていただきました。 すると。 「料理番は、老舗の和食の店を30年経営していた親戚の叔父とフードコーディネーターの私が共同で作ります。」との答えが返ってきました。 フードコーディネーターの真梨絵さんと、生粋の和食職人のコラボ! なんて魅力的なコンビネーションなのでしょう! これはもう期待増です。 郷土愛が繋ぐ人と人との心の交流。 真梨絵さんは、“ たむら食堂 “を拠点にした地域朝活イベントの構想もお持ちです。 例えば、『朝ご飯の無料提供+体操』とか。 美味しい朝ごはんを食べて、体を動かして、皆様の健康のお手伝いがしたいとの想いからの企画だそうです。 ここまでお話しを伺い、真梨絵さんがいる白鳥台が羨ましくもなってきた筆者でした。 “ たむら食堂 “にある真梨絵さんの優しい笑顔と美味しい定食は、「お互い様」と「お陰様」が生きる、安心と癒しの場になるに間違いありません。 OPENしたらすぐに行かなくちゃ! OPEN予定日はInstagramをチェック! ↓↓↓↓↓↓↓↓ オーナーのInstagram https://www.instagram.com/marieee108/?igshid=YmMyMTA2M2Y= たむら食堂のInstagram https://instagram.com/tamurashokudo?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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10/17(木) 市民キャストオーディション・室蘭VOX『鐵の人』再演!
室蘭VOXの演劇公演『鐵の人 ~室蘭の製鉄業の祖 井上角五郎の半生~』が12月に再演決定!! プロの出演陣や室蘭VOXメンバーと一緒に舞台に参加する市民キャスト、制作スタッフのオーディションが行われます。 年齢・性別・演劇経験不問! お芝居に興味がある方、歴史や地域づくりに興味のある方、参加してみませんか? (画像は大盛況となった前回昨年6月の公演の様子です) 再演の経緯 今年5月に「炭鉄港」が日本遺産に認定されました。この認定を受けて、「炭鉄港」の“鉄”の部分を描いた「鐵の人」の再演を望む声が、室蘭をはじめ、空知・小樽などから広く寄せられたそうです。そこで「炭鉄港」がより広く周知される一助となれば、との思いで再演が決定されました。 今回は室蘭だけでなく札幌でも公演が行われます。 内容の方も、「炭鉄港」の“炭”(空知)と“港”(小樽)の部分にも新たに光を当て、より重厚なものとなる予定とのこと。楽しみですね! 市民キャストオーディション&制作スタッフ募集 日程 1回目 2019 年 10 月 19 日(土) 午後 18:00~20:00 場所:レンタルホール「アルコ」2F 室蘭市中島町 1-18-5 ※日昇堂 中島本店となり 2回目 2019 年 10 月 21 日(月)午後 14:00~16:00 場所:レンタルホール「アルコ」3F 室蘭市中島町 1-18-5 ※日昇堂 中島本店となり 参加資格 出演者 年齢・性別・演劇経験不問。公演の趣旨に賛同し、健康で、公演成功に向けて、みんなと力を合わせて頑 張れる方であればどなたでも。 稽古日程、公演日程(場当たり、ゲネ含む)すべての期間に参加可能な方 ※やむを得ない事情があり欠席する場合は、ゲネ・本番以外の日程のみ相談に応じます。 制作スタッフ 制作全般、映像補助、衣装補助、美術補助など、様々な仕事があります。演劇制作に関わってみたい方、 室蘭をはじめ「炭鉄港」に興味のある方であれば、様々な関わり方がございます。まずはオーディションにご 参加または、お気軽にお問い合わせください。 参加費 オーディション参加費は無料ですが、出演者として公演に参加することが決定した場合は、参加費 20,000 円 (稽古場料金、講師料、台本料、札幌宿泊料など込み)をご負担いただきます。制作スタッフに関しては無料 とさせていただきます。 公演概要 「炭鉄港」日本遺産認定記念 演劇公演『鐵の人 ~室蘭の製鉄業の祖 井上角五郎の半生~』 室蘭公演(2 回公演) 2019 年 12 月 12 日(木)開演 14:00/12 月 13 日(金)開演 18:30 室蘭市市民会館 札幌公演(2 回公演) 2019 年 12 月 18 日(水)開演 18:30/12 月 19 日(木)開演 14:00 札幌・道新ホール 脚本:柳井祥緒(十七戦地) 演出:NIWA(室蘭 VOX) 出演:道内外のプロキャスト、市民キャストほか(オーディション開催) 問合せ:室蘭VOX/鐵の人製作委員会 事務局 室蘭市中島町 1-38-5 1F ナニナニ製菓内(シャンシャン通り) TEL: 080-6065-0381(担当:モリモト) 詳細は室蘭VOXフェイスブックページをご覧ください↓↓ https://www.facebook.com/muroranvox/ ※ 記事の内容は取材時の情報です。
むしゃなび編集部
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08/31(土) 【あの人に会いに】自分で決めない [ 鈴木 昌樹子 さん / 豊浦 ]
むしゃなびエリア(胆振地区・虻田郡)にて 会いに行ってみてほしい ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.8 今回は、豊浦町『Horsemade Landscape』の 鈴木 昌樹子(まきこ) さんです。 ニックネームで通称”たまきさん”と呼ばれているので 以下、 ”たまきさん” と表記させていただきます。 馬の鈴木さん 2021年に豊浦町に移住された鈴木夫妻。Horsemade Landscapeという屋号で、農耕馬と共に農業・林業を営んでいます。 鈴木さんは日本で二番目に多い苗字。この地域も例に漏れず、話の中で ”どの鈴木さん?” となるのはよくある話で、こちらの夫妻は ”馬の鈴木さん” と呼ばれています。犬や猫と違い、馬を飼っているということがとても珍しくなった現代。馬を飼っていると聞くと、ものすごく強い意志とエネルギーの持ち主だろうとイメージしてしまいませんか? たまきさんから出てきた言葉は、そんな私たちの勝手なイメージとは正反対のものでした。 「自分で決めない、ってことかな」 「全部自分で決めてないと思う。馬を飼ったことも、農業していることも」 「やりたくないこと・出来ないことは常にハッキリしていて。そういうのを避けてきたら、ここしかなかったというか」朗らかに笑いながら、これまでを振り返るたまきさん。 デスクワークはできない、環境に悪いことはしたくない……そうやって一つずつ嫌なことを避けてきたゆえの選択だったと言います。いわゆる『消去法』、しかし、実際は前向きで自然な流れだったようです。そんなたまきさんのストーリーを伺いました。 馬との出会いや暮らしについては、ここには収まらず……たまきさんの著書『馬と働く』を是非お読みください。(オンラインショップ、または洞爺湖町の本屋さんBACKWOODで販売中!)私たちが体験し得ない馬との距離感を見せてくれるエピソードの数々、するすると引き込まれてしまうたまきさんの文才を体感してみてください。 実は、東京のミュージシャン夫妻 まずはこちらをご覧ください。 鈴木家がゲストと共に奏でる、『野良と音楽』がとても素敵なのです。 『野良と音楽』 食べ物や道具、エネルギーなどなど、自給できるモノは出来る限り自分達の手で!という事で「娯楽の自給」も田舎暮らしにおける私たちのコンセプト。音楽の大好きな私たちは、農園と森 オシアンクルを訪れてくれた仲間と音楽するのが楽しみです。楽器やバンド経験なんて関係なし!野良仕事の後のビールと音楽は最高です。 今では農家イメージがバッチリついていますが、実は鈴木夫妻はお二人ともプロのミュージシャンです。 大阪生まれ、仙台育ちのたまきさん。子どもの頃からジュニアオーケストラでファゴットを吹き、ファゴット奏者となるために上京。東京で出会った旦那様もプロのパーカッショニストです。 ザ・ミュージシャンな完全に夜型の不摂生、都会の消費生活を送っていたと言います。 「雑誌『天然生活』をずっと憧れで読んでいて。棚に瓶詰の食品が並んでる写真がよくあるでしょ、あれ見て『私も瓶に何か入れたような暮らしをしたい……!』って泣きながら言ってた、って(旦那様に)今でもネタにして笑われてる」 今では『天然生活』をゆうに超えられるほどの瓶が並ぶ、鈴木家の台所。そんな時代があったなんて想像がつきません。 東京生活は派遣の仕事で生活を繋ぎながら、オーケストラの欠員を待つ日々。 「精神的にも経済的にもこれを続けていけないなって思ったときに、じゃあ元々好きだった料理を仕事にしようと思って」 「音楽は聴く人と聴かない人がいるけど、どんな人でもご飯は食べる!」 食の背景を知る Cafe Slowとの出会い 興味のあった日本食料理店で働き始めますが、お父様が癌で倒れてしまい、一時仙台に帰省することに。 「食事療法をしようと癌のことを調べて、そこで食のことに辿り着くんだよね。ある本で目にした、癌は国策病だという一文にショックを受けて。政治的なこととか、例えば自分で選択できない給食のこととか、いろんな因果関係を知って……」。自分たちが口にしてきた食物がどのように食卓まで届いているか、食の背景を知ることとなります。 その後たまきさんは東京に戻りますが、もう普通の食の世界には戻れないと感じ、自然食品店などで仕事を探していました。9.11のアメリカ同時多発テロ事件後の平和祈念イベントがきっかけとなり『Cafe Slow』を知り、そこで働けることになりました。Cafe Slowは、スロー=つながりでエコロジカルな暮らしを提案するオーガニックカフェです。 ~『Cafe Slow』 HPより抜粋~ ひとつのつながりの先には、さらにたくさんのつながりが広がっています。例えば、お米。一杯のお茶碗の向こう側には、それが育まれる田んぼや風土、歴史があり、長年にわたり田んぼを守り継いできた人の想いが込められています。 一方で、ファストフードのように画一的に大量生産される食べ物は、効率と便利さを追求することで成り立っています。今の社会の中では、効率と便利さと、つながりや想い、命を大切にすることはなかなか両立し得ない現状があります。 私たちは、「スロー」という言葉に、「つながりなおし」という想いを込めています。 「Cafe Slowで働き始めて、その世界、出会う人も本当に面白くて。ここから大きく軌道が変わっていった」 エコロジカルやオーガニックに関するイベントも多く、日々大量の情報を全身に浴び、思考や行動が急速に変わっていきました。 「買い物に行けなくなったりね。スーパーに行っても用が無い……くらい何も買えなくなったり(大量生産・大量消費の場で購入したいと思えるものがなくなった)」 地方移住、馬との出会いは偶然に 大きな影響を受けたCafe Slowでしたが、妊娠をきっかけに退職、出産を機に地方移住を考えるようになります。関西各地の移住先を探す旅を経て、行き着いた先は沖縄。さらに高知、そして北海道と移住を重ねました。 「高知は”田んぼ付き”のお家を見つけて、下見もせずに決めたの。毎回、もうここしかない、もう後がない、ってノリで行ってなんとかしようとするから……。そこで展開される学びに自分をどう沿わせていくか、みたいなことをずっとやってる気がする」 ”自分で決めない” 選択の数々、その先はいつも波乱万丈です。 鈴木家の初めての馬との出会いは、沖縄でした。 「1歳だった息子を「みちくさ牧場」という馬がメインの牧場のフリースクールに預けていて。そこが初めての”馬と一緒にいるっていいね”、という体験だった」 この体験から、”馬と暮らしたいな”、”馬がいたら機械を使わずに田んぼを耕せるな”、と考えるように。高知県四万十市に住んでいた頃、養老牧場で一頭の馬と出会います。 「オーナーから、この馬はまだ余生ではなくて、老人ホームにいるべき馬じゃないから、ぜひ連れて帰ってほしいと言われて」。その馬こそ、今も鈴木家と共に働き暮らす農耕馬、”花雪” でした。花雪の出生は、青森の天然記念物とされる尻屋崎の”寒立馬”。寒気と粗食に耐え、持久力に富む農用馬として重用されていた馬です。 そうして2017年の冬、鈴木家に馬がやって来ました。 「夜中にふと『もう戻れない』と不安になるときもあった」とたまきさんは言います。大きな動物と暮らすということは、大きな責任を背負うことになります。 しかし、現在ではさらに1頭増え、2頭の馬と共に暮らしているたまきさん。では、馬を飼って一番楽しかったことはなんでしょうか? 「子どもが馬に乗って走っているのを見る時!」 ”農家が一番幸せな職業”を目指して 全部自分で決めていなかったたまきさんですが、ひとつ、向かうところだけは決めていました。それは、『農家が一番幸せな職業になっている状態』。今もまだ道の途中だと言います。 高知県四万十市で9年暮らした後、北海道は豊浦町に移住を決めた鈴木家。現在は、『農園と森 オシアンクル』で、”Horsemade Landscape" :馬と協働して、命が循環する美しい風景をつくっています。 ”オシアンクル”は小説『静かな大地』(池澤夏樹著)に登場するアイヌの青年の名前です。この土地を、”所有している資源”ではなく、人として扱おうと名付けました。自然環境への負荷の少ない、持続可能な技術である馬耕や馬搬を用いることで、オシアンクルは傷つくことなく、のびのびと成長しています。 「何ここ~?!みたいな、びっくりするような農園をつくりたい。この土地に潜在しているポテンシャルをすべて活かせるような、全部の命が喜べるような農園」。田園の風景とのびのび暮らす動物たちは、既にその一角を担っています。 お知らせ①:”通りすがらない”直売所スタート! そんな平和な風景が見られる『オシアンクル』にて、7月から『farm stand』をスタートさせました。野菜の無人直売所です。 「農家は野菜を作るだけでは生きていけない。売れるように綺麗な写真を撮り、パッケージを考え、包装し……本当はその時間とエネルギーを畑、土に費やしたい。farm stand は、その”省力化”の試み。畑からとったままの状態で置いてあって、みんなが買いにきてくれる形。その省力化の分、オンラインとは値段が違います」 「高知に『良心市』というのがあって。置いてある野菜をとって、空き缶に決められた金額を入れていくという、良心で成り立つ場所」 そんな、とても無防備で爽やかな仕組みになぞらえて始まったfarm stand。基本的に無人販売なので、お気軽にお立ち寄りください。(社交的でフレンドリーな動物たちが店番しているかもしれません) ご用の際は畑やお家にお声がけくださいとのこと。葉付きの人参が欲しいとなれば畑からひいて来てくれる、本物の”ファームtoテーブル”がここにあります。 ”通りかからない、わざわざ行く直売” 、ぜひ足を運んでみてください。 現代人に足りていないものを感じられるかもしれません。 お知らせ②:新ビールの発売と記念イベント! ======================================== \新商品 馬耕米クラフトビール第二弾が登場/ 洞爺湖町の、酒と本と木のお店『BACKWOOD』と 『Horsemade Landscape』のコラボレーションによる オリジナルビールの第二弾、 【Japanese Pepper Lager】が9月から発売予定! 農家による、農家の為の、農家の季節と共に生まれたビール。第二段はピリッと山椒香るビール、ぜひお試しください! ======================================== \クラフトビール第二弾発売記念イベント/ 『畑のサモサとビールの会』 9/15(日)14:00~ | 参加費 2,500円 (Japanese pepper lager, ランチ、食後のお茶付き) 畑のでビールを飲みながらサモサを作って食べるイベント!新じゃがマチルダ、かぼちゃとドライマルベリーの2種のサモサ!畑のアウトドアキッチンで、乾杯しましょう! 【ご予約はインスタグラムDMにて↓】 ======================================== Horsemade Landscape 【農園と森 オシアンクル】 馬耕、馬搬。風景を作る人と馬の仕事 ▶ online shop 森のプライベートキャンプサイト、 本、馬耕で育てた米・野菜の販売など。
misaki
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01/21(月) 「冬眠ピアノ」目覚めの響き。自然派ジャズピアニスト河野康弘さん
京都在住のジャズピアニスト・河野康弘さんは、「冬眠ピアノお目覚めコンサート」というユニークな活動を全国各地で行なっています。「冬眠ピアノ」とは、使われていないピアノのこと。誰にも奏でられることなく、眠るように置かれたままのピアノを、河野さんは愛情を込めてそう呼んでいます。 一説によれば、日本中にあるピアノの台数はおよそ450万台と言われているそうです。驚くことに、そのうち、使用されているのはたった3割なのだとか! 「山の木を伐採して製造されたピアノが眠っているなんてもったいない。使われなくなったピアノを必要な人のところへ届けよう!」 河野さんはチャリティーで費用を集め、国内外にピアノを寄贈しています。その数はなんと、現在298台! 寄贈先は10カ国にも及びます。その中の293台目のピアノが、伊達市長和の自然食レストラン、食愛カフェ皆花(みなはな)に設置されています。 長万部から皆花にやってきた元「冬眠ピアノ」。河野さん(左)と店主のminaさん(右) 河野 康弘さん プロフィール 奈良県生駒市出身。高校卒業後ピアノを始める。21歳で矢沢永吉バンドのキーボードとしてプロデビュー。中村雅俊、芹洋子の伴奏をつとめた後、本来やりたかったジャズピアニストとして東京近郊のライブハウスで演奏。'91年湾岸戦争をきっかけに母の故郷を流れる四万十川を題材に組曲「四万十川」全10曲を作曲し平和と環境をテーマに活動をはじめる。'94年、ベルギー王国で開かれたブリュッセル・ピアノフェスティバル参加を初めとして南アフリカ共和国、イスラエル・パレスチナ自治区、中国・内モンゴル、タイ王国、ベトナム、など世界へ活動を広げる。 現在「ジャズ」というジャンルにとらわれず独自の音楽を開拓し「ダイナミックなプレイ」と「素朴な語り」、スタンダードから童謡までジャンル・年齢を越えて、音楽の楽しさすばらしさを感じてもらうコンサートを展開中。(以上公式HPより) 河野さんの奏でる冬眠ピアノの音色を聴いてみたくて、皆花で開催されたライブに伺いました。ジャズやクラシックからポップス、童謡まで、様々なジャンルの曲が続きます。子どもが知っている曲も多く、親子で一緒に口ずさむ微笑ましい姿も。 会場を包み込むような、あたたかく、透明で深いふか〜い響きに、思わずちょっと、涙が出てしまいました。忘れていた大事なものを思い出すような、不思議な響き・・・。しみじみと耳を傾けました。 河野康弘ジャズピアノコンサート@皆花での一コマ(2018/11/18) 面白いのは、河野さんのコンサートは「参加型」。つまり、しっとりと聴いているだけでは終わらないのです! 第二部が始まると、お客さんたちが河野さんに誘われて次々にステージへ。筆者もピアノの前に座ったのですが・・・「あの・・・私、ピアノ弾けないですよ??」とおそるおそる。 河野さん:どんな弾き方でもいいんですよ :-) グーでもパーでも、乱暴でなければ。ピアノはこうやって弾かなきゃいけない、なんて誰も決めていないでしょう? 「ピアノはこう弾くものだ」なんていう常識に縛られずに、自分のアイデアで気軽に、自由に楽しみましょう! という訳で、河野さんの朗らかな笑顔に励まされ、童心にかえってグーの手で弾いてみました! 鍵盤の滑らかさ、重さ・・・聴いているだけではわからないものですね。そして、ピアノは生きているんだな、と思いました。 さて、コンサートの余韻冷めやらぬその翌日、河野さんにお話を伺いました。 河野さん:ピアノは、山の木からできているから、とっても長持ちなんです。100年以上使える、と言われているんですよ。私の故郷には、千年以上も昔に作られた木造のお寺がありますが、そのくらい、木は丈夫なんですよね。 だから古くなったから処分するのではなくて、直してあげてほしいな、と思うんです。 最近は使い捨てが当たり前になっていますが、そんなことを続けていたら、世界中がゴミだらけになってしまいます。海も山もゴミだらけになれば、そのゴミで私たちが病気になる— それってとっても変でしょう? 自然を大切にすることは、実は、自分を守ることなんですよね・・・ 河野さんが環境や平和をテーマとした活動をするようになったのは、1991年の湾岸戦争がきっかけでした。その年に制作した組曲「四万十川」には、河野さんの故郷を流れる美しい川の、雄大でかけがえのない自然が表現されています。翌年からは「冬眠ピアノ」のプロジェクトがスタートしました。 河野さんのファースト・アルバム『ピース』 河野さん:僕が一番最初に作ったアルバムは「PEACE」(1983年)というんです。「平和がいいな」というのは以前から漠然と思っていたんですが、湾岸戦争の時、日本が経済支援や自衛隊派遣という形で戦争に参加したのが本当に嫌だったんですね。それで、テレビを見ながら怒っていたんです。 そしたら妻が、「怒っていたって仕方ないじゃない」って、叱られちゃって(笑) でも本当にその通りで、何かを批判したり文句を言うのは簡単ですが、実際に行動するのは大変なことなんです。 ピアノを送るのには多額の輸送費がかかるんですが、それはチャリティーで集めているんです。プロジェクトを始めたばかりの頃は、募金活動なんてしたことないから自分にできるのかな、なんて思っていましたが、やってみたらできた。 行動すること、そして自分の頭で考えることがとても大切だと思います。 ゲストの詞人くまさんによるインスピレーションメッセージ。コンサートの参加者全員との共作! 環境破壊、放射能、戦争、食の安全、教育・・・など、様々な問題がありますが、「一番大切なのは、ひとりひとりが自分の頭で考え、判断すること」と河野さんはいいます。 正しいと言われていることや、常識を鵜呑みにせず、「当たり前」に対して疑問を持つこと。 お話を伺いながら、自分の中にあるたくさんの思い込みや常識、なんにも考えずにしている日常のあれこれが浮かんで、ちょっと、いやかなり反省した筆者です。ピアノの弾き方だって、実は正解や決まりはないのですから。グーで弾いたら新しい見かた、自由な考えに目覚めるかも! 河野さんの活動の詳細は公式HPでご覧ください。 http://www.geocities.jp/wahaha1113/y-kono/index.html 直近のコンサートのお知らせです。気軽に自由に、音楽を楽しみましょう♪ お子さん連れの方にも超おすすめですよ〜 :-) 河野康弘ジャズピアノコンサートin〜皆花〜VOL.6 開催日:2019年1月27日(日) 時 間:開場18:00 開演19:00(終演21:00 予定) 会 場:食愛カフェMina*Hana〜皆花〜(北海道伊達市長和508-5) 参加費:投げ銭(ドネーション形式。お気軽にどうぞ) 出 演:河野 康弘 ゲスト:shasha(ギター&ボーカル)・角田弥生(篠笛)・西條広大(ボーカル) 詞人くまさん(インスピレーションメッセージ) ライブ詳細はこちらからご覧ください↓↓ https://www.facebook.com/events/2116470508415624/?ti=icl 主催・会場・お問い合わせ 食愛カフェMina*Hana〜皆花〜 伊達市長和町508ー5(旧 ちゃーしゅー工房) TEL 08040463787(ミナハナ) 通常営業時間 12時〜22時(不定休) 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/10(木) 壮瞥にラーメン店OPEN!洞魂らーめん
壮瞥町の農産物直売所サムズの向かいに「洞魂(とうこん)らーめん」がオープンしました。読んで字のごとく、洞爺湖のたましいと書きます。よっ気合い入ってますネッ! 壮瞥って、意外と飲食店が少ないのです。洞爺湖沿いのエリアまで行くとレストランなどありますが、国道453沿いの道の駅周辺には幾つかしかありません。サムズの飲食メニューも限られているし。なので新しいお店ができてうれしいー!という訳でさっそく、直売所で野菜を買いこんだ後、ランチに立ち寄ってみました。 店内は広くて小上がりもあります。窓からはお隣の果樹園のサクランボの花。満開ですね。メニューはこちら。 ラーメンのほかにカレーやザンキ、室蘭焼き鳥もあります。店主の井上さんは某有名ラーメン店で5年間店長を勤め、その後室蘭で焼き鳥専門店主を10年ほど経営していたそうです。 中でもおすすめなのが、角煮ラーメン!味噌、醤油、塩がありますが、今日はイチオシの味噌角煮らーめん(1080円)にしました。 大きな角煮がゴロゴロと!これは食べ応えありそう。 中細のちぢれ麺。スープによく絡んで喉越しすっきり。 コクと旨味のヒミツはずばり味噌。地元壮瞥の農場たつかーむの味噌(オーガニック大豆使用)を使用しているそうです。濃厚で自然な甘みもあって美味しい!ボリュームも満点でした。 ごちそうさまでした〜とレジに向かうと、「今度、隣のスペースに空手道場をやるんですよ。」とご主人。北海道で唯一全日本チャンピオンが指導する札幌の「大誠館」(総合格闘技空手)の壮瞥道場を開設するそうです。興味のある方はお店に問い合わせてみてね。 空手道場併設のラーメン店、洞魂。スープの一滴にまで気合い入ってます!格闘技が好きな方は二倍楽しめるスポットになるかも? ↑店主の井上さん。ハチマキがかっこいい!画像は洞魂さんのブログからお借りしました。クリックするとブログにジャンプするよ。 洞魂らーめん 北海道有珠郡壮瞥町滝之町385(道の駅そうべつ情報館i 向かい) 11:00〜21:00 定休日 火曜 080-6093-8837
むしゃなび編集部
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08/03(水) 〜栄養と音楽で人生に彩りを〜
『ニュートリション&ミュージックルーム』 主宰 石岡祥子さんプロフィール ピアノ、ウクレレ、チャイルドコーチ 発達凸凹ちゃんレッスン オーソモレキュラー こども分子栄養学アドバイザー 中医学、自然、アロマ、ワイン好き HSS型HSP はじめて石岡祥子さんのプロフィールを拝見した時、正直「??」が飛び交いました。 自然、アロマ、ワイン好き…はともかく、音楽以外のお仕事が頭の中でつながらなかったからです。 この方は一体どんな方なのかしら…? そんな疑問を持ちながらも、顔いっぱいの笑顔にとても魅せられ、Instagramをフォローさせていただき、「いつか取材をさせていただきたい!」とチャンスを狙っていた筆者でした。 ということで、そのチャンス到来! 今回は『ニュートリション&ミュージックルーム』主宰 石岡祥子さんにお話を伺いました。 分子栄養学と音楽の関係のこと そこはグランドピアノが置かれた音楽教室でした。 いしおかミュージックルーム 「音楽業界でのお仕事は26年になります。ヤマハとローランドの講師資格を取得して、自宅教室を主宰しています。今でも室蘭教室はありますが、3年前に伊達市に移住してきたのです。」 早速、疑問を投げかけてみました。 「分子栄養学と音楽教室の関係が見えづらいのですが、具体的にどのような活動をされていらっしゃるのですか?」 すると祥子さんは、まるで音楽が流れるように話してくださいました。 「栄養学を学んだきっかけは、私自身の体調不良でした。不定愁訴もあり、常に体調がすぐれないことが悩みでした。そんな状況から抜け出したくて、7〜8年前から栄養学・漢方・中医学などを学び、食生活の改善や生活習慣の改善に取り組みました。その過程で出会ったのが分子栄養学でした。私自身初めて目にするものでしたが、ある方の講演を拝聴して強く感銘を受けたのです。 その後、トップ講師の方から分子栄養学を学ぶ機会を得て、分子栄養学アドバイザーの資格を取得したのが3年前のことでした。自分自身が分子栄養学に基づいて食生活の改善をした結果、みるみる体調が改善されていくのを実感しました。」 「なるほど…。活動の背景には祥子さんご自身の体験があったわけですね。でも、音楽との関連がいまひとつ見えて来ないのですが…。」 「26年間音楽教室をしていますと、3歳から習いにきてくださったお子様も成人します。とても長い期間のお付き合いになるわけです。ですから、幼児特有のイヤイヤ期やメソメソ期、思春期で不安定な時期なども時を一緒に過ごします。なかには発達がゆっくりめのお子様がいらしたり、とても繊細だったり、悩みを抱えていたり、そのような場面にも遭遇します。中には、それらが要因となって生きづらさを感じてしまうこともあるわけです。かつての私のように…。」 音楽教室といえども、20年以上も同じ時間を過ごされている中で、生徒さんの成長を音楽以外でも見守り、寄り添いながら、人間同士のお付き合いをされているということなのですね。 誰にも人生を謳歌してほしいという願いをこめて 「体だけでなく心の不調も、実は食生活改善によって大きく解消されます。体調がよくなるとパフォーマンスも上がることを知ったのは大きな収穫でした。本来、その人が発揮できるはずの力を支えているのは、毎日の食事と睡眠です。 分子栄養学的アプローチで、生活改善をすると日常のストレスも軽減されるということを、多くの方に知ってほしいと思っています。私がお伝えしていることは、私の心身で実証された実体験がベースです。そこに音楽をプラスすることで、人生をより楽しく謳歌してほしいと願って活動しています。」 「私の中では、音楽も食も人生をより豊かにするものだと思っています。決して音楽と食を融合しようとしているわけではありませんが、どちらも人生には不可欠なものだと思っています。誰でも皆、人生を楽しみたいですよね。ところが、お子様でも大人でも、様々な心身の悩みを抱えていたり、生きづらさを感じていたりする方は多いです。ですので、私は音楽と食の面から、人生を楽しむお手伝いをしたいのです。分子栄養学を学んで実践していただくことで、心身の不調の原因を推測できるようになり、ご自分の身体を整える方法を知ることができます。分子栄養学も音楽も、その方の人生に彩りを加えることができるものと信じています。」 ここまでお話を伺い、ストンと腑に落ちました。 ものすごく納得しました。 祥子さんのお話は、自らのお体で実証済みですし、科学的裏付けもあるのでとても説得力があります。 さまざまな講座を開講☆ どの企画も興味津々! これらは既に終了した企画ですが、次回開催に期待したいです。 ※画像はクリックで拡大表示できます そして・・・ なんと! 8月10日には「なつやすみこども分子栄養クッキング」教室が開催されます! 皆様に人生を楽しく謳歌してほしい! 生徒さん、お一人お一人に寄り添いながら、栄養と音楽の両方からサポートを続けている石岡祥子さんです。 ―『ニュートリション&ミュージックルーム』情報― 住所 伊達市南稀府町 電話 090-9080-5877 ◆「お子さまとママを幸せにする栄養のお話」 パーソナルセミナー 2時間以内 4,000円(テキスト付き) ◆「からだ」と「こころ」に必要な栄養のお話 パーソナルセミナー 2時間以内 4,000円(テキスト付き) ◆その他個別相談 1回1時間〜1時間半 3,000円 ホームページ http://ishiokapiano.music.coocan.jp/ LINE公式 lnktr.ee/ShokoIshioka Instagram https://instagram.com/musicroom_is?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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02/12(火) 心に春!なイベント訪問。ときめきテラス@豊浦
この冬一番の寒波が到来した先週の三連休でしたね。あまりの冷え込みにブルブル、これが「冬バテ」かな・・と思ったchです。そんな中、最終日の2月11日(月)、身体は超寒いけど、気持ちだけでもほっこりしたい!! と、豊浦のとわにーで開催された「ときめきテラス」に行ってきました。 ハーブやアロマ、雑穀食、ヨガなど、「体にやさしい」、「キレイ」、「おいしい」そんなワークショップを楽しむイベント。「寒くて催し物の少ない時期だから、何か楽しいことしよう!」と、豊浦・伊達・洞爺湖から、4組のクリエイターが出店しました。 会場に入ると、ふわっとハーブのいい香りが・・・。ブースをのぞいてみれば、ドライハーブと自然塩をすり鉢でゴリゴリしています。 豊浦町の新山梨という山あいの地区でハーブを自家栽培し、オリジナルのハーブティーなどの商品を生産販売している「ハーブ工房seiha」のワークショップ。 作っているのは、なんとハーブの歯磨き粉! 殺菌効果の高いハーブを使用し、風邪予防や喉の痛みにも効果があるそうです。 私もセージの歯磨き粉をつくってみました。まず何よりも、香りのよさにびっくり!! スッキリとした中に、甘さや柔らかさ、みずみずしさがあって、とても奥深い香り・・・目を閉じたら、ハーブ畑が見えてきそう〜。香りに惹かれて思わずちょっとだけ舐めてみて(全て食べられる材料でできています)またびっくり。「おいしい〜!」のです。歯磨きだけでなく、お料理のアクセントにも使えそうなハーブソルトが出来上がりました。 seihaさんの商品は、おいしいもの・体にいいものを愛する地元女性にファンが多いそうです。自家栽培ハーブの濃厚な香り、味わってみては。以下の店舗で購入することができます。 道の駅とようら コープさっぽろ伊達店、東室蘭店、イースト店 (ご近所野菜コーナー) toita(洞爺湖) イベント出店情報や工房の詳細はこちら→ Facebook 続いてこちらは、以前、特集記事でもご紹介したLa Felice 〜アロマとおかたづけ〜の小野さん。今回、面白かったのが、「アロマの柔軟剤作り」。 最近、ドラッグストアなどに行くと、本当にいろんな種類の柔軟剤や衣類用の芳香剤がありますが、香りがケミカルで結構キツイものも多いですよね。小野さんによると中には肌荒れしてしまう、なんていうケースもあるのだとか。 そこで、小野さんが勧めるのが、天然のアロマの香り。たくさんあるアロマオイルの中から、好きな香りを選び、クエン酸などの天然素材を使って手肌にもやさしくエコな柔軟剤を作りました。植物の自然な香りは、やっぱりいいですね〜。アロマ体験やお片づけのレッスンはこちらからどうぞ→La Felice 〜アロマとおかたづけ〜 のんびりとした雰囲気の中、畳スペースでは洞爺湖在住のヨガインストラクター&整体師の砂ちゃんによるヨガ体験の真っ最中! 寒さで縮こまってしまった体も、緩めてリラックス〜。見ているだけでも晴れやかな気分に・・・とはいえ、ヨガをする気にもなれないほど、ガチガチな人(私ですが)は、整体でほぐしてもらいましょう〜。 あけぼの屋 最後はやっぱり、おいしいもの! 豊浦で雑穀と野菜を使った料理教室を開催している「北海道つぶつぶラボむすびや」のスイーツと軽食をいただきました。画像奥はフィッシュバーガーに見えて実は、雑穀の「ヒエ」のフライバーガー。 こちらはブルーベリー入りの雑穀甘酒。麹を入れて発酵させた本物の甘酒です。お砂糖は使っていないのに驚きの甘さと美味しさ。ヘルシーで滋養たっぷりな雑穀料理ですが、簡単に作れるのがまた魅力なのだそうです。 興味のある方は、一度むすびやさんのレッスンを受けてみては。詳細はこちらからどうぞ→ 北海道つぶつぶラボむすびや 一年でいちばん寒さの厳しいこの季節、気持ちも体もなんとなく引きこもりになりがちですよね。でもそんな時こそ、美味しいものを食べたり、いい香りを嗅いだり、手作りしたり・・・五感を使って楽しむとすごく元気が出るなあ〜! と感じたイベント訪問でした。 この後、2月後半から3月にかけて、伊達や洞爺湖、室蘭でも地元クリエイターの集うイベントが開催されますよ。「キレイ」、「かわいい」、「おいしい」などなど、心に春を先取り! ぜひ遊びに行かれてみてくださいね :-) プチイベント『美assist』2/17 【伊達】 開催日:2019年2月17日(日) 時 間:10:00~17:00 会 場:麗人 Love Earth(伊達市舟岡町200-135) 内 容:足裏西洋式リフレクソロジー、アイブローレクチャー、リップグロス作り、ネイル、パワーストーン ほか 詳細はこちら 洞爺湖温泉・きらきらまつり 2/19~20【洞爺湖】 開催日:2019年2月19日(火)・20日(水) 時 間:10:00~16:00 会 場:パーラーふくだ(虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-12) 内 容:手作りワークショップ、手作り雑貨・服、フード・スイーツ販売、占い・スピリチュアル鑑定 ほか 詳細はこちら 19日11:00〜 アロマのお話「ストレスって何?」 そもそもストレスとは何なのか ストレスケアと香りの関係は? どんな香りがストレスケアにいいの? そんなお話を香りを嗅ぎながら聞いてみませんか? (無料) 20日11:00~ 声楽家さんによる投げ銭ライブ しあわせのたね 3/10 【室蘭】 開催日:2019年3月10日(日) 時 間:10:00~16:00 会 場:色彩屋(いろや)(室蘭市日の出町2丁目2-6-2F) 内 容:アロマコスメ、フェイシャルエステ、カラーセラピー、数秘学 ほか ねもころ 3/24 【室蘭】 開催日:2019年3月24日(日) 時 間:10:00~16:00 会 場:室蘭市生涯学習センター きらん 2階多目的室(室蘭市中島町2丁目22-1) 内 容:ハンドメイド作品販売・ワークショップ・近井直行写真展&撮影会 詳細はこちら
むしゃなび編集部
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04/13(金) ベンチプレス全国2位「気はやさしくて超力持ち」な齋藤さん夫妻の「ほみぃくらぶ」!
今年2月、洞爺湖町に初の児童発達支援・放課後等デイサービス施設「ほみぃくらぶ」がオープンしました。 児童発達支援・放課後等デイサービスって知っていますか? 障がいのある子どもが保育所や学校の就業後や休みの日に通うことのできる福祉サービスで、 「児童発達支援」は未就学児、「放課後等デイサービス」は6歳から18歳までを対象としています。 施設を立ち上げたのは、伊達出身で洞爺湖町在住の齋藤学さんと妻の美穂さん。 老人介護から児童福祉まで、福祉の仕事に携わってきた齋藤さんですが、一見すると、スポーツジムのトレーナーかな、と思うような立派な体格。失礼ですが何かスポーツでも?? 「趣味でベンチプレスをやっています。昨年大会で全国2位を取ったんですよ!」 ・・どどどおりで筋肉隆々なわけだっ 8-O ベンチプレスとは、ベンチに寝てバーベルを持ち上げるパワーリフティングの一種。 全国2位ということは・・・おそらく北海道で最も重いものを持ち上げられる男ですね?? というわけで今回は、「気は優しくて力持ち」、いやいや、 「気は優しくて、超力持ち!」 な齋藤さん夫妻が営むアットホームな「ほみぃくらぶ」を取材しました。 「自立力」を育む! 「ほみぃ」とはHomey=家庭的、仲間などの意味をもつ英語。 「仲間を大切にし、仲間と楽しく活動し、共感し、仲間をたくさん作ってほしい」という齋藤さんの願いが込められています。 2018年2月1日にオープンして以来、現在15名ほどの児童が登録し、週2〜3回利用しています。 また洞爺湖町だけでなく豊浦、伊達、壮瞥など、町外からも広く受け入れています。 齋藤さんが大切にしていること。それは自立力です。 「施設によって、力を入れている活動は様々ですが、うちは「自立」です。子どもの将来を考えたときに、勉強ができなくても、運動ができなくても、生活できれば。 生活力があれば、身の回りのことができれば一人前、と僕は思うんですよね。」 ほみぃくらぶでは、キッチンや洗濯機を設置し、使ったタオルを子どもたちが自分で洗ったり、土曜・長期休みなどには皆でお昼ご飯をつくって食べるようにしています。 土曜日のお楽しみはお昼ご飯作り!今日のメニューは焼きそばとおにぎり。 体を動かしたい子のために、虻田体育館で活動することもあります。 それから「できるだけ親御さんのニーズに沿うこと」もほみいくらぶが大切にしていること。そのために送迎の範囲を広げ、金曜は室蘭まで送迎に出ています。 虻田体育館でヨーイドン! せんせいたちも一緒に走る、跳ぶ! ベンチプレスで培ったブレない信念! 以前は近隣の放課後等デイサービス施設に勤務していたという齋藤さん。 現場で経験を積む中で、だんだんと自分でやってみたい、と思うようになり、洞爺湖町でニーズがあることを知り、独立を決意しました。 お子さんたちと過ごす時間を長くしたい、というのも大きな理由のひとつだったそうです。 「子どもの成長は、今しか見られないですから。 自分のリズムと、家族のリズムと、考えた上で、みんなのことを考えたら、独立が一番いい選択だったんですよね。 オープンに向けて準備を進めていく中で、本当にタイミングよくいろんな方と出会えまして。自分でも不思議なんですけどね(笑) 施設の場所も、妻といい場所ないかなって探していたら偶然見つけて、自分らで交渉したんですよ。」 斎藤さんの信念、岩をも動かす・・・的なものを感じますね。そのぶれない信念は、きっとベンチプレスで培われたのに違いない!! 10年ほど前からベンチプレスをしている齋藤さんですが、昨年10月に開催された第18回ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会93kg級でなんと2位を獲得。 記録は207.5kgで自己ベスト!!! ちなみに現在の日本記録が220キロだというから、あともうちょっとじゃないですかー! ベンチプレスは単に持ち上げればいいわけではなくて、全て合図通りにしなければなりません。 合図で上げて、上げきったら合図があるまで下げてはいけません。下げてしまうと記録にならないのです。 フォームも細かくチェックされるそうです。だから、勢いで上げる重さとは違うんですね。 うーん、たとえ勢いでも、207.5kgはとてもとても上がらないですけど・・・ ch:それにしてもどうしてベンチプレスを? 「ベンチプレスの楽しさは数字に出るところ、かな。 僕、アームレスリングもやっているのですが、北海道大会で3位を獲ったこともあるんですよ。」 ch:驚!!! 「でも、アームレスリングはお互いに強くなっていたら自分がどれくらい強くなったのかわからないでしょう? ベンチプレスは数字に出るからそれがわかる、そこがおもしろいんですよね! それから、全国にベンチプレス仲間ができました。そうそう、このイラストも、実はそういう仲間のひとりが描いてくれたんですよ!」 齋藤さんが見せてくれたのは、ほみぃくらぶのロゴや、パンフレットに描かれたキュートなイラスト。 ch:まさかまさか、女性ですよね?? 「いえいえ、男性ですよ。ガタイのいい男性が太い腕でこんなかわいらしい絵を・・・。なんだかびっくりですよね!」 次なる目標は優勝!!自宅でトレーニングに励んでいるそうです。 地域に根ざした施設を目指して! 齋藤さんのベンチプレスへの熱い思いを聞きながら「実生活には何ひとつ役に立ちませんけど!」と笑う妻の美穂さん。でもでも、 ほーら!軽々この通り〜 和気あいあいとした雰囲気の中、日々の活動が行われています。 美穂さんはじめスタッフは皆さん、介護施設など福祉の現場で経験を積んだプロフェッショナルぞろい。 そこにプラスしてお母さん力、おばちゃん力といいますか、おおらかで家庭的。そのあたりがまた、ほみいくらぶの魅力なのかな、とchも母そしておばちゃんの一人として感じました。 「目標は地域に根ざした施設になることです。 僕は単純な性格なので、喜ばれると嬉しいんです(笑) 「ありがとう」、「助かるよ」、そういう喜びの声を集めたいですね!」 児童発達支援・放課後等デイサービス ほみぃくらぶ 北海道虻田郡洞爺湖町泉52番地3 TEL : 0142-82-4856 ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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03/29(木) ワンコインラーメンの麺蔵。【ラーメン食べ歩き】
今日行ってきたのはワンコインラーメンの本家麺蔵伊達末永店。 37号線沿いの室蘭信金隣のお店です。 一番人気は「白味噌」! 一杯500円で、チャーシュー増しにしても650円。安いなー。 キクラゲと、おろしショウガがのっています。 甘めの味噌スープで麺は太め。 メニューにはこってり系って書いてあるけど、それほどでもないかな? 好みでピリ辛にすることもできるようです。 春休みシーズンのせいか、お子さん連れの家族で結構賑わっていました! 国道沿いだから入りやすいし、なんといってもワンコインだから気兼ねなくおごれる・・・かも。 本家麺蔵伊達末永店 北海道伊達市末永町64−8 伊達のラーメン店を制覇すべく食べ歩いていますが、 やっぱラーメンは奥が深いというか、一朝一夕には掴めませんね。 今のところ味噌と塩を食べた回数が多い気がする、くらいのことしか・・・。 一口飲んだだけでどこの店かわかるようになれたらかっこいいですけどね! 「通」への道のりはまずは数からっ!! コツコツ食べ歩いて室蘭のカレーラーメンにもチャレンジするぞ〜。
むしゃなび編集部
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08/07(土) Beauty and Healing の空間 Hair design youLa
ドア前に立った時。「ここはなんのお店かな?」そう思い、不安で通り過ぎてしまう店と、ドアを開けたくなる店があります。 youLaさんはまさに後者。それはきっと、玄関にもオーナーである加藤幸子さんのほんわかした空気が溢れているから。 幸子さんは、2011年、伊達に美容室Hair design youLaをOPENさせました。修行時代は、札幌11年、イギリスで2年7ヶ月を過ごしていらっしゃいますから、もう20年以上の大ベテランさんです。そんな幸子さんが、伊達で開業をしようと思われたきっかけについて話してくださいました。 「イギリスにいた頃、3.11の大震災が起きました。それまでは、日本に帰って仕事をするなら東京で…と思っていました。でも、あの震災をきっかけに都会への憧れが消えてしまいました。自然豊かな伊達に帰り、人との繋がりを大切にしながら暮らしたい。癒しの空間を提供したい。そう思うようになったのです。」 そんな幸子さんの想いは、お店のお名前にも表れています。それは、youLaのyouに込めた想いです。“ゆう” は、結う 優 そして あなた の意味があるそうです。はにかみ屋の幸子さんはものすごく照れながら話してくださいました。 “ゆう”の中にはきっと、”友” とものところへ ”遊” あそびに行くように、 ”悠” ゆとりを持てる空間で ”有” ありたい…。多くを語ろうとしない幸子さんでしたが、もしかしたらそんな想いもあるのではないかしら?筆者は、勝手に想像してしまいました。 そう、youLaさんは、まさに幸子さんが込められた想い通りのお店だと、取材をさせていただいた1時間の中に感じました。 そして気になる小売りスペースは~♡ とても体に良さそうな興味深い食品が並んでいます。こちらは、2020年6月から少しずつリニューアルされていったそうです。美容室に整えに来てくださったお客様に、より楽しんで癒されてお帰りいただきたいという発想の元に、幸子さんご自身が食べたい!と思う自然食品(ほとんど無添加食品)を中心に仕入れて販売しています。 実は、このようなスタイルの発想の原点は修行時代に培われました。 「都会で見た美容室は、カフェや雑貨店が併設になっていて、それがトータルで癒しやゆとりを提供する空間になっていました。 いつか自分もこういうスタイルのお店にしたいとずっと思っていました。 そしてイギリスでは、身近なところにオーガニックスーパーがありました。 そこは敷居の高さを感じさせず、気楽に入ることができました。 そんな体験が原点となって、オーガニックや無添加の化粧品・ヘアケア商品を扱おうと考えました。 それが徐々に今の形になってきたのです。」 幸子さんらしく、のんびりとマイペースに ^^でも確実に。これからまだまだ進化して行きそうなお話でワクワクします♪♪ 通常、小売りスペースは、美容室のお客様のみのご利用となりますが、ひと月に1度か2度(日曜日or祝日 11:00~15:00位)のペースでキッチンカーや焼き菓子屋さん、雑貨屋さんをお呼びして、どなたにもお越しいただけるように「加藤商店」というタイトルでイベントが開催されています。 なので、この時の幸子さんは美容室をお休みにして販売に徹するそうです。 イベント情報はInstagramから。https://www.instagram.com/hairdesign_youla/ 伊達に優しいそよ風を吹かせていらっしゃる” youLa ”さん。目が離せません。 ↑ハニカミ屋幸子さんの愛娘チビ店長です。幸子さんの代わりに登場です♡ 店舗情報Hair design youLa営業 完全予約制 10:00~17:00(火~日) 休み 月曜日定休・日曜不定休あり・他加藤商店のイベントがある時は日曜日or祝日休み。伊達市末永町121-30142-22-7233 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱い商品等は変わることがあります(取材2021年8月)
Rietty
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05/14(火) 有珠善光寺の淀川ツツジ。見頃は今週末!
伊達の道の駅周辺では八重桜やツツジが咲き始めました。お花の絶えない5月は本当にいい季節ですね :-) さてツツジといえば有珠善光寺の淀川ツツジ。今年もそろそろ咲いているかも・・!!と見に行ってきました。5月13日(月)の開花状況は、こちら! 客殿の障子の合間からのぞくと・・・3分咲きくらいでしょうか。まだまだツボミの方が多く、伊達の中心街に比べるとやはり花の進みが少し遅いようです。 この様子だと、筆者予想ですが今週末5/18(土)・19(日)には満開になりそうですよ。鮮やかなピンクの屏風絵のような景色が今年も楽しみですね! 境内および隣接する自然公園では、散りはじめの枝垂れ桜、これからが見頃の八重桜、珍しい黄緑色の御衣黄など、実にいろんな種類の桜があります。お花見シーズンはひと段落ですが、のんびりお散歩に出かけてみては。 大臼山道場院 善光寺 北海道伊達市有珠町124番地 https://www.usu-zenkoji.jp グリーンとピンクのコントラストが眩しい〜! 淀川ツツジ満開の艶やかさ↓↓ https://so-ra-mi.jp/archives/5341
むしゃなび編集部
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05/02(日) 温めつづけた想い。「鹿の子」は夢のかたち
2021年5月1日オーナーさんのお言葉をお借りすれば…。壮瞥町に「ひっそりと」オープンされたのは、雑貨屋「鹿の子(かのこ)」さんです。 若い頃から雑貨好きで、収集もされていたというオーナーの三松こずえさん。 いつの日か自分の雑貨屋をもちたい! 壮瞥町の子育て支援センターにて保育士のお仕事をされながら、夢をあきらめずにいた 三松こずえさんは、この度、念願の雑貨店をオープンさせました。 このときはまだちょっと緊張した面持ちでした♡ どうやらこちらの店舗、ご自宅とひと続きのようです…。はじめから店舗付き住宅として建てられているのでは?そう、奥様の夢を知る旦那様のご協力があってのこととお見受けいたしました。それを証拠に、取材中もせっせと外回りを整備する旦那様がいらっしゃいました♡オープン初日は奥様を心配する旦那様の方が、そわそわと落ち着かないご様子に思わずほっこり ^^ アンティーク雑貨も並びます。 電笠も素敵。 有珠山ジオパーク友の会手工芸部会の作品も並びます。 お取扱い商品は、ガラス製品・「po-to-bo-」の陶製アクセサリー・「エル・ディマンシュ」のはがき・リネン・生活雑貨・絵本・アンティーク雑貨など、こずえさんのお気に入りのものたち。ガラスでも陶器でも不思議な温かさを持っています。きっと、こずえさんの温かさが商品にも映っているのだと思います po-to-bo-の陶器アクセサリー ハリオのアクセサリー こちらもハリオ アンティークガラス雑貨とリネン さてさて。 皆様、ここでちょっと「子鹿のお尻」と入れて検索してみてください♪すると、とっても可愛い子鹿のお尻画像がいろいろ現れますよね? いかがでしょうか? キュンとなるほど可愛いでしょ?思わず触れたくなるでしょ?とても癒やされるでしょ? エルディマンシェのはがき。 実はこれこそが「鹿の子」さんが目指すところなのです。 そこに存在するだけでほんわか癒やされる。保育士さんならではの視点のような気がします。響きも可愛いですし。 洞爺湖や昭和新山がある美しい景観のなか、小さな店ながらもホッとする空間でありたい。特にいまコロナ禍で、人の心までもが殺伐としたものになりそうな空気にあって、「鹿の子に行くと落ち着くよね。癒やされるよね。」と、人々が自然と足が向いてしまう。 そんな肩の力が抜けて息抜きができる空間でありたい。それが、こずえさんの想いなのです。 お友達からのお花もたくさん。 「今はオープンできたことが嬉しくて先のことはあまり考えられないですが、将来は、作家物の展示会などもできたらいいななんて思っています。」と、恥ずかしそうに笑い、そして続けた言葉。 「ひっそりと、のんびりと出来たら嬉しいです。」 あくまでも控えめなこずえさんです。きっと、そんなお人柄に惹かれたお客様が、くつろぎの場として訪れることと思います。 絵本のなかに入り込んだような「鹿の子」さん。 シンプルで優しく可愛いものたちに目移りしますが、一番可愛く魅力的なのは こずえさんでした。ゆっくりと流れる時間を、皆様もお楽しみくださいね。 店舗情報:雑貨屋「鹿の子」北海道有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉81-37営業日 土・日・祝日 ★不定休ありますので、Instagram や Googlemap でご確認ください。電話 0142-82-3700mail kanokotokonoka@gmail.com ※地図修正しました(2021.05.03 編集部) ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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04/13(火) いましかここしか食べられない!豊浦「すいしゃ」さんへ急がなくっちゃ♡
※ 2022年春に閉店しました ひっそりと豪快で太っ腹な企画を展開中なのは、豊浦インディアン水車そばの「すいしゃ」さん。いまだけここだけランチご提供中です。 皆様にぜひともお試しいただきたいのは 「ホタテの紅白丼」。 貝柱と卵巣と白子の紅白丼! ホタテの産卵期は5月の半ば過ぎです。それまでは、貝柱よりも卵巣や白子の方が大きいって知っていましたか?そして、卵巣はウニみたいな味で、白子はタチみたいな味だって知っていましたか?何を隠そう、道産子歴36年の私も初耳でした。ましてや生で食べられるなんて知りませんでした。見てください! 産卵前の卵巣はこんなに大きい!! あ~! なんて魅力的~! しかも産卵前の今しか食べられないなんて…。でもそれを知ったのは、” 稚貝食べ放題とライス&汁物セット”を食べた後。とても食べられるお腹は持ち合わせていませんでした。残念すぎる。 次こそは! そう。 私がいただいた 「稚貝食べ放題 」&ご飯+汁物も凄すぎました。 漬けダレは二種類。ポン酢と柚子胡椒&マヨネーズ醤油。 山盛りの稚貝を焼きながらいただきます。 茶碗山盛りのご飯はすぐに足りなくなり、ついにはお酒が飲みたくなる…。 いやいや車だし…。 そんな葛藤を繰り広げてしまいました ^^; 稚貝はだいたい30枚以上がボールに入っています。「稚」とは書いてありますが、結構な大きさ。 実はこの「稚貝食べ放題 」のアイディアは、豊浦観光協会さんと「すいしゃ」さんの共同発案。豊浦観光協会さん企画の「ホタテの耳づり体験」とセットになっていた稚貝の試食を、そのまま「すいしゃ」さんが受け継ぐかたちで昨年からの人気メニューになっているそうです。 メニューは他にもホタテカレー・ホタテご飯セットなど、海の幸をメインにとても充実しています。 そして何とも嬉しいのが、お食事の後に珈琲またはソフトクリームが付くこと。 これ、ほんと嬉しいです。 嬉しすぎて、写真を撮る前に一口食べてしまった私…笑 そして、こちらでは色々なハンドメイド作品の展示販売も行っています。 どれもセンスが良いものばかり。 それもそのはず。オーナーさんが芸術の森ほかで開催される手作りイベントで、直接作家さんと交渉してこられた選りすぐりのものたちなのです。 はい。物へのこだわりも強い方とお見受けしました。 そこで質問。 「メニュー作りのポリシーは?」 即座に返ってきた答えは。 「生産者にしか作れないものをご提供すること。」 でした。 オーナーの相澤順司さん♡真知子さん 実はオーナーの相澤さんは地元の漁師さんでした。漁師さん直送だからこその「紅白丼」漁師さんならではの、太っ腹「稚貝食べ放題」なのですね。 メニューに漁師 相澤さんの心意気を感じました。 大いに納得。大いに満足。 素敵なランチ旅となりました。ごちそうさまでした! 店舗情報:すいしゃ北海道虻田郡豊浦町浜町87-1営業時間 9時〜16時定休日 水曜 最新情報はお店の公式アプリからチェックできます。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。メニュー、料金は変わることがありますのでご注意ください。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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12/11(火) 路上を見守るお助けランナー!防犯ボランティア「GUARD RUNNERS」
子ども・女性・お年寄りを見守りながらランニングをする市民団体「GUARD RUNNERS(ガードランナーズ)」。今年2018年8月に伊達・洞爺湖の薬剤師が集まって発足し、現在、室蘭や登別などにメンバーを増やしながら、西胆振の各地域の見守り活動をしています。目印は、オレンジの腕章! 見守り活動、犯罪の抑止力に ガードランナーズ代表の小名 宏(こな・ひろむ)さんはマラソン歴約3年の市民ランナー。3人のお子さんのパパでもある小名さんが、路上を見守りながらランニングする活動を思いついたのは、夜道を歩く子どもの姿を目にしたのがきっかけでした。 GUARD RUNNERS代表・小名さん(上画像右) ch:ガードランナーズを発足したきっかけは? いつものように夜ランニングをしていたら、七時半くらいだったのですが、女の子がひとりでインター通りを歩いていたんです。もう暗いし危ないから送ってあげようと思って、声をかけようとしたのですが、ちょっと待てよ、と。 「いま声をかけたら逆に自分が不審者みたいじゃないか!?」と、思いとどまったんですね。 それから、何かできないだろうか、と考え始めたのがきっかけです。 ch:なるほど! 私も小学生の子どもがいるのでよく分かります。 気にかけてもらえるのは本当にありがたいですが、知らない人だったらやっぱり、「危ないかも」と思ってしまいますね。 今って、善意があってもなかなか声をかけられない時代なんだなあ、と思いました。 地域のおじさん・おばさんなのか、不審者なのか、区別がつかない、という。 ch:本当ですね。街の人がみんな顔見知りだったらいいですが、よほど小さい地域でないと、そうはいかないですよね。 それで、防犯ボランティアグループを作って活動すれば、こちらから声をかけても不審じゃないでしょう? 安全な人ですよ。 あなたを助けるよ。 という気持ちで堂々と走れるように、ガードランナーズを発足することにしました。ボランティアグループを作るから協力して、と話したら、ランニングの仲間たちがふたつ返事で参加してくれて、本当に嬉しかったです! ガードランナーズのおじさんだ!といわれる存在に・・ 発足当初は、小名さんの所属する薬剤師ランニングチーム「薬師颯走会」メンバー6〜7人でスタートしましたが、その後、地元ランナーのつながりであっという間に広まり、現在は伊達・洞爺湖・室蘭・登別に50名ほどの会員がいます。10月末には伊達警察署で「決起集会」を行い、防犯やパトロールの心得について講習を受けました。 ガードランナーズの主な活動は、メンバーがそれぞれ腕章をつけてランニングをしながら行う見守り活動です。危険な行為を見つけた時には速やかに通報し、メンバー間での情報共有や、安全に関する問題点について警察と情報交換も行なっています。 木枯らしが冷たい伊達の街を颯爽と走るメンバーの皆さん、笑顔が爽やかっ!! 走った後に、少しお話を伺いました。 伊達市体育館トレーニング室のランニングサークル「スマイルジョグダテ」所属の岡崎さん(画像向かって左)と田中さん(同中央)、「薬師颯走会」の和田さん(同左)。和田さんは今年サロマ湖の100キロマラソンを完走したツワモノ・ガードランナー。「マラソンの楽しさってどんなところですか?」という筆者の質問に「自己への挑戦、かな!」とカッコよく答えてくださったのは田中さん。最近は伊達周辺の山へ出かけてトレイルランニングをすることも多いそう。 赤鬼がかわいすぎる!チームTシャツ姿のワクワクさん。登別・室蘭を拠点とする「Team イブリジニー」に所属し、ガードランナーズの活動に参加しています。普段のランニングコースは鷲別駅周辺。「張り切って見守りたいと思います!」洞爺湖、北海道、こいのぼりマラソンなど、シーズン中は大会に大忙し! 実はもともとは、走るのが苦手だったという小名さん。誘われて少しずつ走るうちに、人生で一度くらいフルマラソンを走ってみたい! と思うようになったのだとか。今年は道内の大会のほか、12月初旬に神奈川県で開催された湘南国際マラソンにも参加しました。「走れることに感謝。自分の身体に、そしてレースの運営側やボランティアさん達に感謝しながら走っています。」 寒い季節ですが、皆さんアツいですね!! そんな感動をおぼえつつ、とても印象的だったのは「市民ランナーって走りながら意外に街のことをよくみているんだなあ・・」ということ。 徘徊と思われるお年寄りを見かけることが活動以前からあった、と話す方もいましたし、いつも走っているからこそ、路上の異変に気がつきやすいのかもしれませんね。人の目があるというのは心強いことだなあ、とあらためて感じました。 最後に、ガードランナーズのこれからの目標は? まずは、地域に広く認知してもらうことですね。ガードランナーズという団体が、走りながら見守り活動をしているんだよ、ということを皆さんに知っていただきたいです。その上でメンバーも増やしていって、オレンジの腕章を見たら、 「ガードランナーズのおじさん・お兄さん・お姉さんだ!」 と気軽に言ってもらえるような存在になりたいです! 路上を見守るお助けマン、ガードランナーズ! これから春先まではマラソンがオフシーズンとなりますが、「走れそうな時は冬でも外を走りますよ」というメンバーも結構いらっしゃってびっくり・・・。 読者の皆さんも街角でオレンジの腕章を見かけることがあるかもしれません。そんな時には「ガードランナーズのおじさ〜ん!」と気軽に挨拶してみてね :-) GUARD RUNNERS 最新情報・詳細はインスタグラムでご覧ください。 http://picdeer.com/guard_runners ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2018年)
むしゃなび編集部
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06/27(水) スナック紅がジェラートショップに!【洞爺湖たべあるき】
2019年追記:こちらのお店は閉店しました。 洞爺湖温泉街の老舗スナック「紅」がジェラートショップ「BENIのジェラート」となって6月19日にリニューアルオープンしました! シャンデリアやソファなど、これまでのゴージャスな雰囲気はそのまま。宝石のようにカラフルなジェラートがショーケースに並び、店内をいろどっています。か、かわいい〜〜。 しかし、かわいいだけじゃない本格派なんです! 本店は石狩郡新篠津村の道の駅「しんしのつ」内にあるジェラートショップ「Lico Lico(リコリコ)」(「しんしのつ温泉たっぷの湯」施設内)。素材にとことんこだわったジェラート作りが評判を呼んでいます。 スナックの閉店を知った「BENIのジェラート」オーナーが、地元の人に愛される「紅」がなくなってしまうのは惜しいと、この度4号店舗目としてオープンすることになったそうです。洞爺湖温泉街のファンにとっては本当に嬉しいですね。 スタッフの方に伺うと、以前のお客さんで気になってジェラートを食べに来てくれた方がたくさんいるそうです。お味の方も大好評! 甘いもの好きとしては、紅のこの雰囲気・・・シャンデリアの下でジェラート!なんてワクワクします :oops: 先週開催された洞爺湖マンガアニメフェスタでは、コスプレイヤーさんたちで大賑わいだったそうですよ。 それでは早速、トリプルサイズをおまかせで注文してみました。 ブルーは湖をイメージした「洞爺湖シークエンス」。グレープフルーツの爽やかなジェラート。薄茶色は自家製きな粉餅。きな粉がポイントで、新篠津産の黒千石大豆を使用しています。普通のきな粉よりも香りがふくよかで、お豆の味が香ばしいです。そして、お餅入り! それからあざやかな「紅」色のジェラートはラズベリー。酸味と甘みのバランスが良く、とってもジューシーでした。 ジェラートは全部で14種類。素材を大切にした自慢のフレーバー揃いということで迷ってしまいますね。あとで試食させていただいた超濃厚なチョコレートと、レーズンだけでなくいろんなフルーツが入った「ラムフルッタ」も滑らかでとてもおいしかったです。温泉街に遊びに来たらぜひ立ち寄ってみてくださいね。 BENIのジェラート 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉70(洞爺湖万世閣向かい) OPEN 平日 14:00〜22:00 土日 11:00〜22:00
むしゃなび編集部
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10/21(木) 人生の道を楽しむ。マイワールド全開な癒しカフェ!道楽
南黄金に昨年2020年オープンしたカフェをご紹介します。 国道から山側入り、気仙川の橋を渡って少し進むと、「道楽」と壁に描かれた楽しげなペイントが見えてきます。 こちらがカフェ道楽。 自然に囲まれて佇んでいます。 海も川も山も近くにある国道沿いのエリア。伊達にこういう場所があったのか…と思わせるような、独特の隠れ家的雰囲気があります。 古い住宅をほとんどDIYで改装したという店内は、なんとも独創的! 手作りの温もりと遊び心にあふれるギャラリー風の空間です。 陶芸や手芸など、素朴な風合いのいろいろな作品が飾られていました。店主の鎌田さんと教室仲間の皆さんの作品だそうです。 個性的な陶芸作品の数々。 実物大ワンちゃん。なんと愛らしい! 店主の作業場。 窓の外には庭が広がっています。野鳥がたくさん訪れるそうで、運がよければ窓際の席からバードウォッチングが楽しめます。 夏真っ盛りの緑の庭。秋には紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然が見られます。程よく手の入ったナチュラルな雰囲気がステキ。いました!さっそく野鳥発見。 庭のあちらこちらに、野鳥のためにさりげなく置かれた種。なるべく人工的でなく自然に溶け込むよう工夫して置いているのだそうです。 倒木を利用したナチュラルな餌台。 食事はポークカレーとナポリタンの2品。手作りにこだわって提供しています。有機栽培コーヒーや、日替わりの焼き菓子も人気です。本を読んだり、おしゃべりをしながらのんびりランチやティータイムを楽しんでいく方が多いそうです。 ナポリタンの食欲をそそる香り! お米もこだわり!自家製ポークカレー この日の焼き菓子はガトーショコラ。畑でとれたブラックベリーとミントを添えて! 「人生の道を楽しんで」との願いを込めて「道楽」。 「お客さまに楽しい時間を過ごしていただき、自分も一緒に楽しめたら」と話す鎌田さん夫妻のセンスとアイデアが随所に光っていました。 まさに「マイワールド」全開! かつ、ゆったり過ごせる居心地の良さも大きな魅力です。 自分の手で、オリジナルなものを作ることの素晴らしさ、豊かさを教えていただいた気がしました。私も何か作ってみたい!創作意欲が湧いてきました。 窓辺の特等席で野鳥を眺めながらの一杯。コーヒーのおいしさが染み渡ります。 なんと庭から出てきたという縄文式土器!北黄金貝塚が近いですが関連があるのでしょうか・・・ カフェ道楽 住所 伊達市南黄金町163-10 営業時間 木・金・土10:00~17:00/日曜10:00~16:00 定休日 月曜・火曜・水曜 TEL 080-1879-2009 https://date-insyokuten.jp/archives/1017 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューなどは変わることがあります(取材2021年)
むしゃなび編集部
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10/30(月) 農業は化学&科学だ! 〜尾川農園的マネジメントとは? 尾川 圭延・佳奈夫妻を訪ねて
別海町の酪農家に生まれ、中学生までは早起きして親の仕事を手伝う毎日。 家族でどこかへ出かけることすら出来ない。 あまりの大変さに、“ 絶対に農家にはなりたくない “ と、サラリーマンの道を選び、営業マンとして忙しい日々を送る圭延さんでした。 一方、地方回りで忙しく、1週間に2日くらいしか家に帰ってこない夫を待つ妻 佳奈さん。 佳奈さんは当時医療事務の仕事をされていました。 そんな尾川夫妻が伊達への移住を決め” 就農する “ と決めたのは13年前のことでした。 農業の道を選んだ理由とは? 「いったい何故、そんなに嫌いだった農業の道を選んだのですか?」 「別海に住んでいた両親はすでに酪農を引退し、今は弟子屈町に住んでいます。そこへ遊びに行った時、家庭菜園を楽しみながらのんびりとスローライフを楽しんでいるのを見た時、なんだかとても良いなあって思えて憧れました。周りでも農的生活を見聞きする機会があり、農業への興味が湧いて来て、転職を考えるようになりました。両親の生活を見て来た上でそう思ったので、できる気がしたんですよね。」 「まあ、圭延さんはよいとして…。佳奈さんはそんな旦那様の提案に抵抗はなかったのですか?」 「私自身も夫の親の姿を見て、土や野菜に触れながら生活する暮らしはいいなあと感じていました。それに農業ならば一緒に仕事ができるので嬉しかったんです。でもね、理想と現実は違っていました 笑 喧嘩もずいぶんしました。」 そもそも農業をやりたくて伊達に来たわけではないという尾川夫妻。 「サラリーマン時代、営業でこの辺りも回っていました。その時も感じたのですが、伊達の気候の良さにはいつも驚かされていました。東の方から車を走らせてくると、伊達市に入った途端晴れているということが良くあります。知り合いの学校の先生も” 退職後に住むなら伊達だ “ という話をよく聞いていました。全道各地を転々とする学校の先生の言葉には信憑性があります。そして、伊達が農業の町であることも知りました。その時に、自分の想いと伊達とが繋がりました。” ここで就農したい! “ と。」 ついに『伊達に移住して農業を仕事にする』と決意した圭延さん。 伊達市の農務課へ向かいました。 ところがその時は、移住も就農もあまり勧められなかったそう。 けれどもそんな反応に怯むことなく、農業についていろいろ調べた圭延さんは〜 「調べれば調べるほどできる気がしていました。でもお金を貯めなければ!と札幌の家を引き払い、まずは洞爺湖温泉街の寮がある職場を探し、二人で8ヶ月間働いてお金を貯めました。いきなり伊達に移住せず、洞爺湖温泉に行ったのは正解でした。そんな僕らの真剣さを知り、伊達市の農務課の方はその後親身になって相談に乗ってくれました。」 さて、ご存知かもしれませんが、農業はなりたいからと言ってすぐに出来るものではありません。 認定新規就農者になるためには、1年間の修行を経なければならないのです。 「研修期間は、土起こし・肥料撒きなどの畑作りに始まり、農業全般一連の作業を親方に付いて学びます。もちろん学ぶ中には「作業」だけでなく、経営についても学ばせていただくわけです。思いだけでは食べていけません。経営が上手くいってこそですからね。」 1年間の修行を終えた尾川夫妻は、牧草地を手に入れました。 “ 自分にも出来るような気がする” という想いをついに現実に繋げました。 尾川農園的マネジメントとは? 尾川農園の経営スタイルは考え抜かれていました。 ・一年中収穫できるように、ビニールハウスでのみ栽培をする。 ・作る野菜の数を極力絞り込む。 ・出面さんは雇わず二人でできる範囲で行う。 ・土との対話を常に行う。 「2011年5月から始めたのですが、収益は経験値と共にどんどん上がっていきました。わずか1~2年で “ 大丈夫だ “ と実感しました。安定した生活は思った以上に叶えられ、住宅も購入することができました。ところが3年目に連作障害を出し、そこからは随分と「土」に悩まされました。土のECやPHを頻繁に測り、農家を始めて5年くらいで土の扱いを変えました。連作障害への不安は結局事業開始後9年間くらい続きました。そんなこんなで、理想としていたスローライフとは段々かけ離れていきましたね 笑 」 ビニールハウスの栽培は、天候に左右されることなく収穫することができます。 一年に6~7作もできるというのは、北海道としては画期的なことです。 伊達市では、150種類を超える種類の野菜を作っていますが、特に、冬でも葉物野菜が道の駅に並ぶ地域は他にはあまりありません。 尾川農園では、切れ間なく作物が育ち出荷できるように、ハウス毎・作物毎にタネを蒔く時期や植え付けの時期をずらしながら栽培しているそうです。 「チンゲンサイは1月上旬から11月半ばまでが栽培〜収穫期。そのほとんどを市場に出します。コマツナと水菜は道の駅のみ販売。夏場の2ヶ月は少しだけオクラも作ります。」 「種類をかなり絞り込んでいらっしゃるのですね。」 「はい。手法的にはほとんど修行先の親方のやり方を真似しています。その農家さんはしっかりと経営が上手くいっていらっしゃいますから。やはり生活ができるということが大前提です。だから、人を雇わなくても二人で出来る範囲で、無理をせずに確実に利益を生める方法で営むというスタンスをとっています。野菜の種類を絞り込むというのもその一つです。」 「さきほど連作障害への不安も語っていらっしゃいましたね。全くの素人的質問ですが、同じ野菜ばかりを作るということはそのリスクが高まるということはないのでしょうか?」 「一般にはそう言われています。ですので、『これが良い』と言われる色々なやり方も試しながら、土と肥料のバランスにはとても気を配っています。同時に、僕の中での「土のマネジメント」は、いかに土の良さをいかに壊さないかに尽きると思っています。畑ではない土の中は、多様な微生物たちが絶妙なバランスを保って存在しています。例えば森は何も手を加えなくてもほとんど毎年同じものが生えてきますよね。」 ものすごく納得します。 化学的見地に立ち、いかに地力を壊さないようにするかを考えて土に向かう圭延さんの姿勢に、農業者の日々の努力あってこその美味しい作物なのだと認識新たにしました。 この夏の異常な暑さにより、多くの農家は作物の出来が悪く苦戦を強いられました。 けれども、尾川農園のハウス栽培の葉物へのダメージは少なかったそうです。 ハウス栽培のみを選択したことが功を奏した今年の異常気象だったようです。 「今年はあまり被害を受けませんでしたが、同じ作物でも毎年出来が違います。大切なのは常に化学目線で作物を育て、科学的にマネジメントすることだと思っています。当たり前のことですが、作物は土の栄養を吸い上げています。収穫した後は土に足りなくなった成分を補わなければいけない。ある時から、” 土作り “ という表現が僕の中でしっくりと来なくなりました。土を本来持つ力に戻す、言い換えれば土の良さを壊さないのが一番大切だと考えるようになりました。でもまあ、今でもトライアンドエラーの繰り返しです。研究し続けたいです。」 面白いエピソードを伺いました。 「だて道の駅でのチンゲンサイの販売が終了した11月末、お客様から1本の電話が掛かって来ました。” もうチンゲンサイ出さないの?うちの鳥が尾川さんのチンゲンサイしか食べないのよね “と言われたんです。聞いてすぐは “え? 鳥? “ って、正直釈然としませんでした。でも、冷静に考えたらすごいことだと気づきました。舌が敏感な生き物がうちのチンゲンサイを安全で美味しいと認識して食べてくれているわけですから。嬉しかった。ネタも出来ましたしね笑」 素敵な話です。 鳥の真似をして生で齧りたくなりました。 「最後に今後の展望を聞かせていただけますか?」 「事業を拡大したいとかは全く考えていません。現状をできるだけ維持したい。そして新しい人がどんどん続いて伊達で農業を始めて欲しいと思います。そのためにも何らかの仕組みがあるといいなと思います。現在、新規就農研修者の受け入れ先が高齢化で減少してしまい、新規就農がここ数年止まった状態です。たとえば学生の農業体験受け入れなどもできる仕組みがほしい。体験をきっかけに若い人が農業を職業選択のひとつに考えてくれたら嬉しいです。」 「決して裕福な暮らしをしているわけではありませんが、今まで僕らがしてきた選択は間違っていなかったと自信を持って言えます」と圭延さん。 「農業が好きです。最初に話した “ 農家ならば二人で一緒にできるから嬉しい “と言ったこと、やっぱり優等生みたいで恥ずかしいから書かないでね。」と佳奈さん。 こんな素敵なお話し、書かないわけにはいきません♡ ごちそうさまでした! ありがとうございました〜! ―尾川農園情報― 代表 尾川 圭延 住所 伊達市弄月町75-9 電話 0142-25-2125 Instagram :https://instagram.com/oga_farm0501
Rietty
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05/26(土) おかたづけは心の整理!アドバイザーに聞く、片付けの極意。
伊達在住の小野友美さんは「整理収納アドバイザー」として片付けに関する様々な相談を受けています。 家が散らかっていて人が呼べない ものがいっぱい。でも捨てられない そもそもどこから手をつけたらいいのかわからない といった悩みを抱える人たちが講座やワークショップにやって来ます。 たかが片付け、しかし苦手だったり忙しくて手が付けられない人にとっては深刻な問題なんです(筆者も身に覚えあり :oops: )。片付けに悩む人たちに小野さんがまず伝えていること。それは、 おかたづけは心の整理。「自分と向き合うこと」が片付けのスタート地点です。 優しい笑顔の中にもキリリとした眼差し。どんな散らかったお部屋もどーんと来い!そんな小野さんにおかたづけの極意を聞きました。 まずは小さなスペースから始めよう! 看護師として働く小野さんは、子どもの頃からきれい好き。当たり前に整理整頓していましたが、ある時、職場のごちゃごちゃしたスペースを片付けたら、同僚から「得意だよね!」と褒められ、はじめて片付けが得意なことに気がついたそうです。仕事と育児と家事をこなしながら一昨年、「整理収納アドバイザー1級」を取得。その後アロマの資格も取得して、La Felice(ラ・フェリーチェ) 〜アロマとおかたづけ〜を始めました。 片付けと一口にいっても、まずはどこから始めたらいいんでしょう?? 「最初はとにかく小さなところから始めます。財布やバッグ、ポーチなど、ごくごく小さなスペースがいいんです。次に引き出し、収納スペース、と進めていって、洋服は最後の方ですね。」 へえ~~漠然とリビング、とかキッチン、ではないんですね! 「そうなんです。一か所決めたら、いよいよおかたづけのはじまりです。まずは中にあるものをぜ~んぶ出してください!」 小野さんの片付けメソッドはとってもシンプル。全部出したら、ひとつひとつ手にとっているものといらないものとに分けていきます。でも、ものがたくさんある場合、出すだけでも一苦労しそうですね。 「自分がどれだけ沢山のものを持っているのか、それに気がつくことが大事なんですよ。年配の方に多いですが、どれも大切で捨てられないという方もいらっしゃいます。そういう時、私は「捨てなくていいんですよ。どこに何があるすぐにわかるように整理しましょう」とお話しします。ひとつずつ手にとっているうちに、「やっぱりこれはいらないわ」と自分で気づいてゆくプロセスが大切なんですよね」 子どものおかたづけ、どうすれば?? 片付け相談で多いのが、「子どものものはどうすればいいの?」という質問。おもちゃや漫画、絵や工作、「これあげる」って絵を描いてくれたり、いろんなものがどんどん増えていきますよね。 「お子さんが全部自分でできないうちは、親子で一緒に片付けた方がいいですね。いるいらないはお子さんの基準で。「なんでこんなの持ってるの!?」って言っちゃダメですよ(笑)。その子にとっては宝物なのですから。 うちの息子は幼稚園の時に牛乳パックで作ったキリンをず〜っと大事にしていたんです。置物なので遊びに使うわけでもなく、結構かさばるのですが・・・。「頑張って作ったから!ぜったい捨てない!」と言って。ぶつかって壊れる度に自分で修理をして、いつの間にかガムテープだらけの茶色いキリンになっていました(笑)何年もそのままだったんですが、ある日、もういいよって言ったんです。少年団に入った頃だったかな?それまではキリンが彼の頑張りのベストだったと思うんです。でもそれを超えるものに出会ったんですよね。」 さて、こちらは中学2年生の女の子のお部屋。 一度も自分で片付けたことがなく、机の上はものでいっぱい、床にもノートやぬいぐるみが散乱しています。来年の受験に備え勉強に集中できるお部屋にすることを目標に、一緒に片付けると・・・ こんなにキレイになりました!これなら勉強もはかどりますね。La Felice 〜アロマとおかたづけ〜では親子で受けられるレッスンも開催しています。片付けを通して判断力をつけたり、ものを大切にする心を育みたいですね。 お財布を「おかたづけ」しよう! それではchもおかたづけを体験!はじめての人が手軽にできておすすめなのが、お財布。見苦しくてすみません。レシートやカード類で結構パンパンでしたっ。 それでは、全部出して、分けて・・・・レシートを処分するくらいかな、なんて予想は甘かった!!使うと思って入れていたものの中にも必要ないものがいろいろあってびっくり 8-O 溜めっぱなしのポイントカードや、キャッシュカード、診察券・・・。アドバイスのもと、み〜んな出すことにしたらこの通り! 随分スマートになりました。目からウロコの発見がたくさんあり、普段のお金の使い方、暮らし方についても見直し、反省・・・。ちょっとブルーになっていたchに小野さんが一言、 「だからこそ、するんですよ〜 :-) 」 片付け相談のゴールは、レッスンに来た方が、自分で片付けられるようになること。 人を沢山呼べるようになった!気持ちが前向きになった! など、よろこびの声を聞くのが本当に嬉しいそうです。「散らかりすぎて見せられない」からこその「おかたづけ相談」。あなたも気軽にしてみませんか?まずはグループレッスンに出かけてみては。 La Felice 〜アロマとおかたづけ〜 TEL: 090-2692-4943 E-mail: aroma2016okataduke@gmail.com ホームページ:http://ameblo.jp/aroma2016shuunou 【資格】 看護師 整理収納アドバイザー1級 AEAJ認定アロマテラピーインストラクター AEAJ認定アロマハンドセラピスト AEAJ認定アロマブレンドデザイナー 【メニュー】 講座2名様〜 1時間半程度 2,000円〜 個人レッスン 1時間 2,500円 訪問アドバイス 1時間 3,000円 訪問作業 3時間 10,000円 その他、PTAや団体、サークルなどの出張講座も承ります。 【今後の体験の予定】 おかたづけ体験をしよう! 2018年6月14日(木)10時30分〜12時 Beadsjewelさんにて 2,200円 先着4名様 2018年6月21日(木)10時〜11時30分 麗人LoveEarthさんにて 2,500円 先着4名様 予約・問合せ先:La Felice 〜アロマとおかたづけ〜 ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎
むしゃなび編集部
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06/18(土) 景色がごちそう☆ “ モントーヤ “ ですごす ゆったり時間
温泉街から国道230号線を車で走ると、洞爺湖の上、畑の真ん中に突如現れる黒いコンテナ。 直線道路なので、気になりながらも通り過ぎ、農機具の倉庫かな?一体なんだろう?と気に留めていた昨年。 そんな、筆者のような読者の方もきっといらっしゃったことと思います。 そして今年、どうやらOPENしたらしい!との情報を得て、謎を解くべく取材をさせていただきました。 ↑この束石がポツネンとあるだけの国道からの入り口 ちょっぴり勇気がいる入り口からコンテナを目指して奥へ向かうと、そこには遮るものがほとんどない空間。 畑だと思っていたこの土地は、実は畑ではありませんでした。 周りを見渡して感動しました。 ぐるっと300度くらい見渡せます。 しかも、羊蹄山・尻別岳・ニセコ連邦・昆布岳・有珠山などなどが一望でした。 尻別岳 羊蹄山 取材に訪れたことをうっかりと忘れ、うっとりとゆったりモードにスイッチが入りそうになってしまったほどの眺望です。 「危ない 危ない」と、気を取り直して玄関に向かうと、思わず開けたくなる可愛らしい赤いドアがありました。 ↑入り口にメニューがあるのは安心します ↑ドアを開けると可愛いくて不思議でユニークなディスプレイ ↑厨房で忙しそうないずみさん こちらは、2022年5月にオープンしたカフェ&キャンプサイト “ モントーヤ “です。 札幌から6年前に移住して来られた オーナー 井上啓二さんと奥様 いずみさんが営むお店です。 実はお会いして驚いたことがありました。 ご縁というのは不思議なものだとも思いました。 ↑大きな窓からは遠くの山がよく見えます 奥様のいずみさんは2年前、筆者が企画したワークショップに参加してくださった4名様のうちのお一人だということ。 オーナーの啓二さんは、筆者がどうにも気になって気になって、何度も探しに行った洞爺湖畔の幻の珈琲ソフトクリーム屋さんのオーナーさんだったということ(数ヶ月で満足して閉店)。 そうだったんだ! そうだったんだ! このような形でお会いできるとは! と、敷地に入った最初から少々興奮気味の筆者…^^; 店内は、外からは想像できないくらい落ち着いていて、どこか懐かしい雰囲気の調度品が並んでいます。 ジャズが心地よく流れ、レコードジャケットやコレクションの古いカメラが並びます。 ↑筆者好みのアーティストとレコードジャケット ↑昭和感漂うレトロなコーナー。 「東京に居た頃は服飾デザインの仕事をしていました。いわゆるDCブランドの服です。札幌に戻ってからは、もともと好きだった馬の仕事に携わりました。馬の競りのためのプロモーションビデオを制作したり、牧場のWebを制作したりする仕事です。札幌競馬があるときは、競馬場で売店も営みます。だからまあ、そちらの仕事が本業かな。」 ↑こちらはオーナーの本業。代表取締役としての会社「inox」のwebページ なるほど…。 馬に関わる映像のお仕事と“ モントーヤ “の関連がいまひとつ見えませんでしたが、飲食業にはすでに携わっていらっしゃったわけです。 そして、奥様とのご縁も馬が取り持ったとか♡ ↑コンテナは雨よけにもなり、イベントなどのショップにもご利用いただけます。 1本だけ残したドロノキ(ヤマナラシかも)は、シンボルツリーになっています 「この5000平米の土地は、僕が買う前は何十年も手付かずだったそうです。太くなった木も草も伸び放題のジャングル状態。崩れ落ちた家もそのままで荒れ放題。呆然としてしまうような荒地となっていました。水道も通っていませんでしたので、大掛かりな工事になりました。途方に暮れるほどの手間を掛け、足掛け4年がかりで開墾していきました。」 「そこまで苦労して…。この場所の何にそんなに惹かれたのですか?」 「景色です。どこを見ても山があるこの景色を見ながら珈琲が飲みたかった。ただそれだけです。」 それまで、クールな面持ちで話をされていたオーナーの目が、ふっと力が抜けて優しくなった瞬間でした。 この景色を見ながら一杯の珈琲(お店の珈琲は札幌の有名焙煎ショップ「斉藤珈琲」の豆使用)が飲みたいというそれだけで、4年間も開墾をしてしまう井上夫妻がなんとも素敵です。 「でも、そもそも何故札幌から移住して来られたのですか?」 「きっかけはスイスを訪れたことでした。もう本当にスイスが素晴らし過ぎて、人生観が変わりました。ほんと、絶対に行ったほうがいい!」 この時のオーナーの目はキラキラに輝いていました。 そのご様子だけで、どれほどスイスが素晴らしかったのかが分かりました。 「帰国後、札幌に住まなくても今の仕事はできるよね?と夫婦で話すようになりました。その時の場所の候補は、北海道の都会ではない景色の良いところ、もしくは南阿蘇でした。 そうして洞爺湖畔に居場所を見つけ、その2年後、周りの山々が見渡せるこの場所が気に入り購入しました。」 それから、足掛け4年の開墾の日々が始まったのでした。 店舗は、コンテナ7つを繋げて造られています。 大きな窓の店内はオーナー自らがデザインされたもので、お気に入りの調度品は、山を楽しむためのレイアウトになっています。 「ところでメニューを見せていただけますか?」 とお願いし、見せていただいたのがこちら。なんと、絵本でした。可愛い〜♡ ↑画像はありませんが、珈琲おいしくチーズケーキが絶品です! ↑次回はこちらを食べてみたい! ↑生パスタも美味しそう〜♡ そういえば、入り口にも店内にも絵本が飾られていました。 てっきり、いずみさんのご趣味かと思いきや…。 なんと、「僕のアイディアです」と。 この時のオーナーはちょっとハニかんだ笑顔でした。 ↑思い切り照れたお顔で振り返ってくださったショット ところで、“ モントーヤ “ の “モン“ とは、フランス語で “私の”という意味だそうです。 つまり” 私の洞爺”。 それでも湖畔ではなく、300度にわたり遠くに山を望めるここを選んだのは、「ここで珈琲が飲みたかったから」。 ここがオーナーにとっての「私の洞爺」なのですね。 「洞爺湖も有珠山もいい。でも、ここから眺める羊蹄山も洞爺湖町のランドマークであって欲しいのです。阻害するものが何もない畑のど真ん中で、この景色を楽しみに来ていただきたいです。」 ↑キャンプサイトご利用の場合は店舗の玄関フード内のトイレが共用利用できます 今後は、プライベートキャンプサイトも整備して行くそうです。 ただし、利用できるのはオーナーの友達か、友達の紹介限定だそうです。 優しく尖った カフェ&キャンプサイト“ モントーヤ “。 広大な土地にポツンとコンテナは目立ちますが、素敵な隠れ家を見つけました。 ―モントーヤ情報―虻田郡洞爺湖町成香19営業日時はInstagramまたはHPをご確認ください。Instagramhttps://instagram.com/montoya_108?igshid=YmMyMTA2M2Y=HPhttp://montoya.jp/*イベントのご利用も可能です。HPのお問合せフォームよりご相談ください。
Rietty
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11/27(火) むろらん中央街バルで食べあるき!創作料理カフェ〜渋いパーラー!
はやいもので今年も残すところあと1ヶ月ほどとなりました。先日は今年ほぼ初めてのしっかりした雪が降り、いよいよ本格的な「冬!」がやって来ましたね。そんな中、室蘭中央地区で11月27日(火)から3日間開催中の「中央街(まち)バル」に行って来ました! 「街バル」とは、地域の飲食店を食べ歩き・飲み歩きして楽しむイベント。伊達や登別など近隣でも同様のグルメイベントが開催されていますが、室蘭では今回がはじめてとなるそうです。 3枚つづりのチケット(3,000円)を購入して参加店で提示すると、街バル限定のお得なメニューが! 立ち飲み感覚ではしごするもよし、お友達やご家族とチケットをシェアするもよし・・・。3日間で使いきれなかったチケットは、後日、「あとバル」期間中に商品券として使うこともできます。 それでは、チケット片手に、いざ、中央地区の個性溢れるお店巡りへ! 旧市街地の渋〜い街並みを、のんびりと歩きます。今回の参加店は全て徒歩圏内にあるので、伊達から来た筆者には街あるきが超新鮮でした! まだ午後早い時間ですが、ランチタイムからチケットを使えるお店もあるので、そのうちの1軒を目指し、てくてく・・ やって来たのは「創作飯家しゃにむに」。 ちょっとレトロでくつろげる雰囲気の、創作料理と飲み物のお店です。ランチタイムのバルメニューは、日替わりプレート&デザート・ドリンクのセット。 サンマの糠清焼き、チーズチキンフライ、だし巻きたまごなど、この日の献立が木のプレートの上に並んでいます。右の小鉢は、キャベツの赤ガレイの子和え。甘い旬のキャベツとプチプチした卵の食感がおいしい! ふわふわのたまご焼きも、サンマも、じわ〜っとしみるようなやさしい味でした。 お店の方に伺うと、市場に行って、その時々で仕入れた食材からメニューを考えるため、日替わりプレートは毎回違う料理が登場するそうです。「メニューを考えるのは苦しみでもあり(笑)楽しみですね!」と笑顔で話していました。オープン以来6年ほど通う常連さんに、「同じものが出たことが一度もないね」と言われたことがあったそうです。 デザートは柿とレーズンのケーキ。ほかにも梅ジャムとチーズのケーキや、沖縄の「タルガヨー」という柑橘を使ったチョコレートケーキなど、きになるオリジナルデザートがいっぱいでした! 創作飯家 しゃにむに 室蘭市中央町2-9-3 TEL 080-6069-7525 通常営業時間 11:30~翌1:00 定休日 木曜日(街バル期間中は営業します!) バルタイム 11:30~翌0:00 11:30~15:00 日替わりプレートランチ&デザート&ドリンク 15:00~0:00 ちょい飲みバルセット 続いて、同じくランチタイムからバルメニューを楽しめる「ぱーらー あるぽると」へ。 昭和の香り漂う佇まいが渋いですね! こちらは、エビフライや生姜焼き、スパゲティなど洋食から丼もの・うどん・そばなど和食まであるご飯やさん。地元の常連さんが集い、のんびりと食事を楽しんでいました。 「バルメニューお願いしま〜す」と注文して、運ばれてきたお料理にびっくり!! ご覧ください、このボリューム! やきとり、ハンバーグ、茶碗蒸し、ピザ、うなぎ、などなど、おせち料理のような豪華さ。頼めばご飯にカレーもかけてくれるそうです。多分、ボリュームでは「中央街バル2018」ナンバー1じゃないでしょうか。 食べきれるかな・・・と若干心配になった筆者ですが、おかずの器がお弁当箱になっていて、そのまま持ち帰りOKということで、ほっとしました。 おわんからはみ出しそう、元気なカニ汁! 「3日間、ぱ〜っと楽しんでもらいたいと思って、とにかく豪華にしてみました! 普段はなかなかできない大サービスだよ(笑)」と、店主の菊地利秋さん。常連さんに愛され、サービス精神に溢れるマスターです。 がっつり食べたい方、ぜひ挑戦してみてくださいね! ぱーらー あるぽると 室蘭市中央町2-3-19 TEL 0143-24-1077 通常営業時間 11:00~19:00 定休日 日曜日 バルタイム 11:00~20:00 限定メニュー「やきとり・カニ汁・うなぎ・一口茶碗蒸し・ハンバーグ・ピザ」ドリンク1杯セット 希望者にはライスも。 バルメニュー注文の方においしい伊達産キャペツをプレゼント! 地域の魅力・個性に触れながら、食やお酒を楽しむ街バル食べあるき! 次回へつづきます。 中央街バル2018 [街 バ ル ] 2018年11月27日(火)~29日(木) [あとバル] 2018年11月30日(金)~12月8日(土) 【開催場所】 室蘭 中央地区 【チケット金額】 3,000円(1組3枚つづり、税込み) 【チケット販売 11/29(木)まで】 ・室蘭商工会議所(室蘭市海岸町1-4-1 ☎0143-22-3196) ・室蘭中央飲食店組合(室蘭市中央町2-6-9 ☎0143-22-8706) ・中島商店会コンソーシアム(室蘭市中島町1-24-2 ☎0143-50-6611) ・室蘭市商店街振興組合連合会(室蘭市海岸町1-4-1 ☎0143-25-1177) ・参加店(下記チラシをご参照ください) 【お問合せ】室蘭商工会議所 TEL : 22-3196 https://www.murocci.or.jp/中央街バル/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/15(木) 小さな島で大発見!企画展「有珠モシリ遺跡」見どころ
だて歴史文化ミュージアムの企画展「有珠モシリ遺跡」の見どころをご紹介する動画です! https://vimeo.com/574716454 開催期間:2021年6月22日(火)〜8月22(日) 開館時間:9時〜17時(最終入館は16時30分) 観覧料:一般・大学生・高校生300円、小中学生200円(未就学児無料) 休館日:月曜日、月曜が休日の場合はその翌日 問合せ:教育委員会だて歴史文化ミュージアム学芸係(電話 0142-25-1056) 特別講演会が開催されます! 「北黄金貝塚と有珠モシリ遺跡(仮)」 8月7日(土)13時〜14時 講師:青野 友哉さん(東北芸術工科大学歴史遺産学科准教授) 場所:だて歴史文化ミュージアム1階ラーニングスタジオ 参加費無料 メールかお電話にてお申し込みください。 詳細は下のリンクからご確認ください↓↓ だて歴史文化ミュージアム企画展(噴火湾文化研究所HP)
むしゃなび編集部
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02/15(月) おしゃれLunch ならBar へ Go♡だて
Lunchの黒板を見つけ、ドアを開けたのは伊達市役所通り商店街のお店でした。ドアを開けてまず目に飛び込んでくるのは、ずらりと並ぶ各種洋酒のボトルたち。むむむ?? 私、間違えた? と一瞬ドキリ。でも大丈夫。実は「#9=ナンバーナイン」さんはBarなのです。 以前から、ここで提供される食べ物が美味しい!と、もっぱらの評判を聞いて気になっていました。ついに潜入です ^^ v コロナ以降、夜のお客様が減ったことで始めたというランチ営業とテイクアウト。噂を聞きつけたお客様がいらっしゃっているようです。 この日のお客様は、たまたま私だけでした。熱い心とクールなマスクのマスターは、なんと私が愛してやまない有珠のご出身でした。なので、お話ししたいことが山盛り!マスター独占で、すっかりと話し込んでしまいました。 初めてのお店なのに居心地がとても良い~♡店内すっきり、清潔感があります。 それもそのはず !接客業25年の大ベテランさんなのです。長く、札幌すすきので飲食店をなさっていらしたそうです。 そうそう! 忘れてはいけない肝心のLunch ☆ポークカレーは8時間煮込んで作った自信作。迷いに迷って、私はエビのトマトソースパスタをオーダーしました。 大きなエビが4尾も入っています!エビ好きにはたまらない♪たっぷりのトマトソースが良く絡んだパスタは、噂通りにとても美味しかったです。コスパ高しです。 今思えば、カレーをテイクアウトして来ればよかったな…。お手頃価格でお食事ができるので、お子様連れのお客様がいらっしゃることも多いのだそうです。 だから、全時間全席禁煙。私にとっても嬉しいことでした。 お酒の種類も多いです。これは夜も行かなくちゃ♡カウンターの椅子も座り心地良さそうでした。次はこの席にしよう♪ 夜のFoodメニューも豊富です。どれも食べてみたい! さてここで重要な情報です!!Lunch営業は、今月末で終了予定なのだそうです。 急いで行かないと終わっちゃいます~! お昼の店内は明るくて夜のイメージありません。「Bar」という文字に敬遠していたらもったいない。女性のおひとり様にもオススメですよ☆ 予約をすれば、ご指定のお時間に合わせて用意してくださいます。 ―Bar & Cuisine NUMBER NINE 情報― 住所 伊達市鹿島町47-5 電話 0142-25-5507 営業 11:30~22:00(お食事は21:00) 定休日 水曜日 *2021年2月末までのランチ情報です。3月以降についてはお店にお問い合わせください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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07/30(火) 洞爺湖温泉の「憩いの場」的カフェ。パーラーふくだ
洞爺湖温泉街の一角に建つレトロなカフェ「パーラーふくだ SMILE GAREN CAFE 」。長い間閉業していた昔ながらの喫茶店を改装し、4年前にリニューアルオープンしたお店です。古い建物の造りを生かした店内は、クラシックで落ち着きがあり、その上とてもくつろげるのが魅力。 温泉街を訪れる旅行客のほか、60歳以上の町民は半額となる「コミュニティーカフェ」として、地元の人に親しまれています。また、洞爺湖、壮瞥、伊達など近隣地域のハンドメイド作家やセラピストを集め、定期的に体験イベントや作品販売を開催。イ子育て世代の女性たちで賑わいます。 広々した店内でのんびりと飲むコーヒーは格別。 地元作家のハンドメイド作品コーナー。お土産にも人気! また食べたくなる焼きチーズカレー 焼きチーズカレー、サラダ、ドリンク、デザートのセット 1300円 食事メニューは「地産地消」、「どこか懐かしい」、「いつも変わらない味」をコンセプトに、焼きチーズカレー、ドリア、パスタなど、地元産食材を使用した家庭的な洋食が中心。ボリュームがあるので、お昼時は意外に男性客の姿も多いです。 冷製パスタ、ミニ焼きチーズカレー、ドリンクのセット 1100円 看板メニューの「焼きチーズカレー」は、店長渾身の一皿。熱々の焼きカレーにとろりと溶けたチーズがたっぷり、食欲をそそります。ベースのカレーは、粗みじん切りした野菜を香辛料でよく煮込んだ本格仕込み。野菜の甘みが口いっぱいに広がります。独自ブレンドのチーズもおいしさの秘密。北海道産から海外のものまで、様々な種類を試した結果、野菜カレーの風味を邪魔しない、最高のブレンドにたどり着きました。 虎杖浜のタラコたっぷり。太めの麺が絶妙なクリームパスタ900円 ベジタリアンでも食べられるメニューが多いので、海外旅行客にも好評です。ベジタリアンといっても、食べられるもの、食べられないものは人によりそれぞれですが、「パーラーふくだ」では、食材を抜いたり、代用したりと、可能な限り親切に対応してくれます。 ここ最近は、グルテンフリーのメニューを希望する人が増えているそうで、様々なリクエストに対応できるよう、日々工夫を重ねている、と店長さん。ジューシーなトマトを味わう冷製パスタ(上画像)はグルテンフリーの麺に変えることができます。 温泉街にクラシックカー!? 洞爺クラシックカー&アートギャラリー さて、食後はお隣の建物へ。扉を開けるとなんと! 一面のクラシックカー。全て胆振地域の企業が所有しているもので、こちらで管理されています。貴重なコレクションを温泉街の活性化に役立てようと、カフェのリニューアルオープンに伴ってこのギャラリーが開設されました。 TOYOTA2000GT(手前の白い車)など、非常に珍しい車体もあり、遠方からい訪れる愛好家もいるそうです。ロマンがあっていい雰囲気です。見学したい方は「パーラーふくだ」のカウンターで申し込みむと無料で見学できます(乗車体験はできません)。 観光客から地元のお年寄り、車好き、ハンドメイド好きの方まで、様々な人が訪れる「パーラーふくだ」。広々とした空間でのんびりできる「憩いの場」のようなカフェです。温泉街散策のひとやすみにおすすめのスポットです! パーラーふくだ SMILE GAREN CAFE 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-12 TEL: 0142-75-3077 9:00~17:00 定休日 火曜日 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=1329&M=25 手作りワークショップinパーラーふくだ2019 8月22日(木)10:00~16:00 9月26日(木)10:00~16:00 今シーズンも5月~9月までの第4木曜日はイベントDAY! 当日都合のつく作家さんたちがゲリラ的にワークショップを行います。 ハーブソルト&ハーブチンキ アイシングクッキー ネイル アロマコスメ/アロマクラフト ビース/スイーツデコ 紙で作るバラ・ロザフィ&リボン など ラインナップは当日のお楽しみ! 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/05(月) 【昼飯紀行】ねぎ塩ラーメン@鶴つる亭
伊達市旭町の人気ラーメン店さん、「元祖鶴つる亭」にランチに行ってきました。 カウンターしかない渋〜いラーメン屋さんです。 メニューもシンプルです。ラーメン各種、ライス、おにぎり、ビール、以上! ラーメン好き、ラーメン通が集うお店っていう感じですね。 一番人気は塩ラーメンだそうです。 赤みそもいいなあ、と思いつつ、ねぎ塩ラーメンにしました。 うわー白髪ネギいっぱい。 横から見るとこんなに盛ってます。きれい! ふんわりしてシャキシャキ。 辛くなくネギ臭さもほとんどなく、美味しい! スープのほうも程よくこってり、でもくどくなく、さっぱり感もあっていい感じでした。 元祖鶴つる亭 北海道伊達市旭町7−9
むしゃなび編集部
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06/11(月) 「おひとりさま」も気軽に楽しめる!ほっこり定食nico
北舟岡駅近くの「ナチュラル服nico」で、今月から金曜と木曜の夜に定食屋さんが始まりました。しばらくお休みしていたお弁当屋さんをこの度、プチリニューアルし、9種のお惣菜にご飯とスープがついたヘルシーな定食を週替わりで提供しています。 この日のメニューはこちら! エビとカブのオレンジサラダ、笹の子ピクルス、里芋のとも合え・・・・など、種類豊富でとってもカラフル。見た目にもエネルギーチャージできそうですね。 シンプルな味付けの中に家庭的なあたたかさの伝わってくるお料理でした。どれも、店主の仲山さんのオリジナルレシピ。和風あり、洋風あり、ちょっとエスニックなのもあり、楽しくいただいてお腹も心もいっぱい :-) 「家族がみんな留守の夜に、一人でご飯を食べに行こうかなと思っても、女性ひとりでお酒を飲まずに楽しめるお店となると限られてしまうんですよね。それで、おひとりさまでも夜ぶらっと出かけられるような定食屋にしたいなと思ったんです。」 と仲山さん。確かに伊達周辺で、居酒屋でなく女性ひとりで気軽に行けるご飯屋さんって少ないですね。それも、お肉!とか揚げ物!といったがっつり系もたまにはいいんだけど、ヘルシーで美味しいものが食べたい、大人女子は特に。 「私はよく、ちょっとおしゃれな「となりの晩御飯」みたいなのがいいなあって思うんです(笑)」 あ〜わかるわかる!と頷いたchでした :-) 素材のいいナチュラル服も揃っています!今季の注目は水玉。ドットが少し大きめがトレンド。 洋服屋さんの一角、という珍しい定食屋さん。ぶらっとおひとりさまだけでなく、お友だちとご一緒の方もどうぞ。6月末まで、前日までに予約するとアジアンデザート「豆花(トウファ)」がサービスで付きます。 また、7月から金曜日はランチタイム(夜はお休み)となります。どうぞお楽しみに! ほっこり定食 nico メニュー (2018年6月現在) ほっこり9デリ定食 ¥1300+tax ※週替りの定食です ※デリ9品 (メイン1,2品、野菜のおかず4,5品、ご飯のお供2,3品)スープ、ご飯、お茶、フレーバーウォーター付き 豆花(豆乳を使ったアジアンデザート) ¥200+tax(単品オーダー不可) ナチュラル服&ほっこり定食 nico 北海道伊達市舟岡町369-6(JR北舟岡駅近く) 2018年7月からの営業時間(不定休あり) ほっこり定食: 木曜: 17時半~20時半(LO20時) 金曜: 11時~14時(LO13時半) ※お手洗いはございません ※売り切れになった際には早めに閉店させて頂きます ※売り切れの際には早めに閉店させて頂きます ※祝日でも営業時間は変更しません ナチュラル服販売: 月金:16時〜20時 その他:11時〜15時 ※祝日でも営業時間は変更しません 予約:nico.4u@icloud.com インスタ(@nico.osai)メニューを公開中です。 https://www.instagram.com/nico.osai/ お店の詳細はこちら↓ むしゃなび内 ナチュラル服&ほっこり定食 nico
むしゃなび編集部
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08/28(日) 「またたび文庫」の羽地夕夏さん(羽ちゃん)〜人の心に風を送る人〜
嵐ではない。 そよ風でもない。 ヒュン!と人の心に風を送り。 ハッとさせてくれる人だと思いました。 ひさびさに「いいものみつけた!」という気持ちにさせてくれた人。 と、失礼な書き方をしましたが「なんて素敵な人なんだ!!」という意味です。 そして、実際には見つけたというよりも、出会いのきっかけは若い友人からの紹介でした。 ただその時には、羽ちゃんはその「光」を見せてはくれませんでした。 沖縄の人らしいのんびりした感じの印象。 表面的に溢れ出すオーラで、その存在の凄さを隠せない人はいますが、羽ちゃんはそういうタイプではないように見えました。 決して隠しているわけではなく、あくまでも自然体で、自分をそれ以上にも以下にも見せない人でした。 それがもう、話してみてビックリ! さらに彼女の書いたものを読んでみてビックリ! https://www.instagram.com/matatabibunko_hon/ ↑本の書評や所感などを書いています。 こちらを読むと、只者ではないことが分かります。 ということで、今回は白老を本拠地に移動本屋「またたび文庫」を展開している羽ちゃんこと羽地夕夏さんを取材させていただきました。 この日、またたび文庫は、白老の子育てふれあいセンター「すくすく3・9」の森のカフェイベントに参加されていました。 庭が森になっているそこには、小さい子を連れたお母さんや、地域の方々が来場者となって訪れていました。 その脇にあるニッセの小屋では、地元の店「カイザー」さんが珈琲を落としていました。 「すくすく森のカフェ」は、手作り感溢れるあったかい和みの空間でした。 そんな雰囲気の中で出店されていた、またたび文庫の羽地夕夏さんは、沖縄県読谷村出身の24歳。 大学で国際政治を学び、卒業後は東京の出版会社の営業を1年経験されました。 その後、2022年5月より白老町の地域おこし協力隊員として活動をされています。 「本は子供の頃から好きでした。学生時代は古本屋巡りが好きでした。何かを調べたい時は必ず本。ひとつのテーマについて深く知りたいときは、本を探して読みます。」 何故白老だったか 白老に来たきっかけは、先ほどお話しをした共通の若い友人でした。 それは羽ちゃんが大学4年生の時、初めてその友人に案内されて白老の森を歩き、すっかり白老の自然に魅せられました。 「それまでの人生では森歩きをしたことってなかったんです。」 同時期に読んでいたのはアイヌを題材にした小説「熱源」。 沖縄とは全く異なる北海道の自然への興味、アイヌ文化への関心も後押しをして、白老移住を決めたそうです。 そして実際に移住をした白老は期待通りだったと言います。 またたび文庫の誕生 「人口1万6千人の町 白老の文化拠点として、本屋をつくりたい。」 〜という想いで羽ちゃんは移住後、ほどなくして始めた 古本メインの移動本屋(新刊も1割ほどあり) 「またたび文庫」を立ち上げました。 マタタビといえば、あの齧った猫が恍惚状態になると言われる樹木の名前です。 「初めて北海道を訪れた時、森で初めてマタタビを口にし、とても美味しかったのです。これが猫もうっとりするというマタタビの木の実か!!」と。 きっと、その実は熟したオレンジ色をしていたのでしょう。 ほんのり甘いマタタビは、アイヌ文化史にもたびたび登場し、現代でも果実酒にして薬効を得るなど様々な利用法があります。 そしてまた。 羽ちゃんが好きなアーティスト奥田民生のCDにも「股旅」というタイトルのものがあるそうです。 こちらは旅のうたですが…。 旅先だった北海道に移住した羽ちゃんにとって、「またたび」という響きには特別な想いがあるのでした。 ところでこの日、鮭の木箱に入れて持ってきた本は100冊くらいでした。 「在庫はどのくらい持っているのですか? また、ここに持ってくる時の選書の基準は何でしたか?」 「在庫は2000冊くらいです。今は主にイベント出店という形で販売をしているので、出店するイベントの趣旨や、集まるであろうお客様の層を考えて、その志向を想像しつつ選書しています。今日は子育てイベントですので、お母さんが読める本・子ども向けの本をご用意しました。コンセプトは日と場所によって変わり、持ち歩く本も変わります。冊数もあえて少なくしています。」 この選書のセンスがまた抜群です。 ただの勘ではなく、自分のお客さまになりうる層をしっかりと分析しているようです。 それが証拠に、いらっしゃったお客様の年代・会話・購入された本などの記録をされています。 入れ替わり立ち替わりお客様がいらしたことと、雨が降り出したことでじっくり本を選ぶことができなかったのですが、どれもこれも気を惹くものばかりでした。 筆者の図書館司書の友達が、いたく褒めていたのが納得でした。 本へのおもい 「ところで何故、古本をメインにしているのですか?」 「一つには、誰かに大切にされていた本が次の人に回っていく循環に魅力を感じるからです。もう一つは、流行りものの宣伝にまみれた新刊書店より、ひっそりと本が積み上がっている古本屋での本との出会いの方が “ 自分の感覚で選んだ “という実感があり面白かった…という実体験からです。」 なるほど…。 ベースは大学生の頃の古本屋巡りだったのですね。 そしてこんな質問も〜。 「いちばん大切な本はなんですか?」 「いちばん長い期間、定期的に読み返している本は『星の王子さま』です。王子さまとキツネのお話しが大好きです。まわりの人やモノを大事にするとはどういう行為なのか、どんなふうに世界の見え方がかわるのか、美しい言葉で教えてくれます。」 筆者も遠い昔に読んだ本でしたが、このお話を伺い、また読みたくなりました。 羽ちゃんの言葉は、とても人を惹きつけ「読みたい!」気にさせてくれます。 ではもうひとつ。 少し難しい質問を投げかけさせていただきました。 「生き方を決定づけた本はありますか?」 「難しいですが…。平野啓一郎さんの『私とは何か 「個人」から「分人」へ』という本をあげさせていただきます。モラトリアム真っ盛りの大学生時代に読みました。自分のアイデンディティーは確固たるものではなく、他者との関係性の中でうまれる多様なものだという考え方に出会い、“ 自分とは何か?” という内向きの漠然とした悩みに対する執着がうすくなりました。」 う〜む。 深い…。 これもまた俄然読みたくなりました。 あらためて羽地夕夏という人 羽ちゃんはInstagramやnoteに本にまつわるいろいろを書いています。 その中から一部抜粋してみますね〜 『現時点のスタイル→本との一期一会の出会いの場をつくるというスタンスで、毎日本棚を入れ替える。POPをおくなどの装飾はとくにしない。自分の感性で本をえらぶという行為じたいを楽しんでもらいたい。。。と思いながら。』 こちらは移動文庫のスタイルのお話ですね。 おもしろい。 とにかく本と真摯に向き合っている。 そしてもう一話。 『〜前略〜「読書は人生に役立つのか?」というテーマに近づけたい。読書とは「自分で問いをたて、知識を得て、深めていく習慣」と定義してみる。特定のスキルや知識は陳腐化してしまう。だとしたら、せめて今の自分が本当に関わりたいものを、自分でえらべるようになること、ってすごく大事なのでは。。。読書が「自分のものさし」をアップデートしていく手段になるなら、「読書は人生に役立つ」と言えるんじゃ〜〜中略〜〜地理、社会、個人の思想を紐づけてみていくのは終わりがないから面白い。なんの役にたつかはわからないし、時間があるときのお楽しみになっちゃうけど。 今日もよい一日をおすごしください』 こちらは羽ちゃんの読書観。 と、こんな感じで羽ちゃんが発信するInstagramの書評や所感、あるいは考え方は、とてもグッとくる文章ばかり。 それでも物書きではなく、人や本との一期一会を大切にしたいと、売る側を選びました。 最後に地域おこし協力隊卒業後の構想を伺いました。 「拠点としての古本屋(店舗)を持ち、時々移動するというスタイルにしたいと考えています。 同時に、これから製本の勉強もする予定です。その後、絵本作りのワークショップを行ったり、出版のサポートもしたいと考えています。」 本を軸に活動の幅を広げていかれるようです。 今後の活動が楽しみです。 羽ちゃんの発する言葉ひとつひとつが筆者のこころに風を送ってくれた気がしました。 気がつけば秋。 読書を楽しみたいですね。 ―またたび文庫情報― クラウドファウンディングは2024年4月8日まで! 応援はこちらから。 白老でのおもな拠点は蔵、Haku hostel、観光協会(ポロトミンタラ)など。 出店予定は毎月更新されます。 営業時間は11:00~17:00 *出店予定は、Instagramにある月次予定表をご覧ください。 ・しらおい創造空間「蔵」 〒059-0906 白老郡白老町本町1丁目7-5 ・haku hostel+café 〒059-0905 白老郡白老町大町3丁目1-7 ・白老観光協会(ポロトミンタラ) 〒059-0902 白老郡白老町若草町1丁目1-21 Instagram https://www.instagram.com/matatabibunko_hon/ note https://note.com/matatabibunko/m/m10475c2e1abd?nt=magazine_mailer-2022-08-25 買取り情報
Rietty
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10/18(金) 【あの人に会いに】『認知症カフェ』の認知を上げたい! [ 猪股 薫 さん / 伊達 ]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 会いに行ってみてほしい、地域を盛り上げる ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】 今回は10月から『認知症カフェ』をスタートさせる 猪股 薫(いのまた かおる)さんです。 「末っ子の自分、両親に何ができるだろう」 薫さんは伊達市のご出身。保育や福祉のお仕事をされてきました。 「元々は人のお世話をするような人ではなく、末っ子で、全部”やってもらう側”で。両親が高齢になったときに、何にもできない自分って良くないなと思って……たまたまヘルパーの通信講座を受けたんです」 資格を取り働き始めると、次々と介護福祉士やケアマネージャーの資格もとることに。「ケアマネージャーの仕事を始めたら、認知症に悩む人が沢山いて。それで認知症について勉強し始めたら、ハマっちゃったんですね。色々な教授の講演を聞きに行ったりして勉強しました」 介護の知識・経験を身に着けていく中で、お母さまが入院された時、ご自身のスキルを活かしてサポートできたそうです。「それで、末っ子の自分が取れたような。自分にも親に何かできると思わせてもらえました」 『認知症カフェ』は、地域に開かれた交流の場 そんなやさしさに溢れた薫さんがこれから始めようとしているのが、『認知症カフェ』というものです。「認知症カフェなのに認知度が低くて」と笑う薫さん。きっと知らない方がほとんどだと思うので簡単にご紹介。 『認知症カフェ』とは、認知症の人、家族・介護者や友人、地域住民など、誰もが気軽に集える交流の場を開く活動で、世界中で行われている取り組みです。認知症に関する悩みを相談したり、お喋りすることで繋がりが生まれ、孤立防止にもなります。また、専門家から認知症に関する情報を得ることもできます。 『認知症カフェとは』 厚生労働省 伊達市には”チームオレンジ”という認知症サポーターの集いがあり、ケアマネージャーとして認知症について学び続けていた薫さんもそのメンバー。その活動の中では、病院や介護老人保健施設で認知症カフェを開催していました。 「これを、病院や施設ではなくて、民間でできないだろうか……と思い始めて」 認知症は、中途の段階が大変だと言います。「ちょっと物忘れが出てくる時、まだらボケ”とも言われるのだけど、その頃が一番苦しいし、周りの家族も苦しい。物忘れが出てきて「あれあれ、それそれ」と思い出せなくなる。人の名前を忘れちゃう。そんな自分をさらけだしたくなくて、だんだん外に出なくなっちゃう……」簡単なことができなくなる、物忘れしてしまう自分を恥ずかしく思い、段々と引きこもってしまうことも多いのだそうです。 「今までは簡単に喫茶店に入れたり、ラーメン屋さんにも行けたのに、行けなくなっちゃう。寂しいじゃないですか。気楽にお茶ができる場所をつくることができないかなと。老後楽しく豊かに暮らしたいと思うじゃない?軽度の人たちが頑張る気持ちになれると良いなと」 道がわからなくなっちゃっても、聞けばいいじゃない。人の名前を忘れてしまっても、また忘れちゃってって聞いても大丈夫。何も恥ずかしいことじゃなくて、みんな同じようなことで悩んでるから心配しなくて良いよ。認知症カフェは、そんな風に辛いこともまるっと含めて肯定してもらえる、誰もが安心できる場です。 「かっこつけたい時もあると思うけどね、何も気にせずに本来の自分の姿で……オープンマインドでいられる、気兼ねなく来られてリラックスできる場所にできたらなと」 認知症には珈琲が良いらしい?? コーヒーを飲む習慣は、認知症の発症リスクの減少と関連しているという研究が発表されており、コーヒーを1日に2~3杯飲んでいる人は、アルツハイマー病の発症リスクが21%低いことがわかっています。コーヒーなどに含まれるカフェインが、軽度認知障害や認知症に対して予防的に働いているそうです。 そんなこともあり、こちらの認知症カフェ『くるみ茶屋』では、会場であるカフェ道楽さんの美味しい珈琲や、茶道の師範である薫さんの御抹茶をいただけるとのこと。ちなみに、抹茶も珈琲と同等のカフェインを含んでいるんですよ。珈琲や薄茶をいただける認知症カフェ、とても贅沢ですね! 会場となる『カフェ道楽』。野鳥が飛んでくる素敵なお庭を眺め、癒されるお店です。過去にむしゃなびでもご紹介しています。(↑画像をタップ)ぜひご覧ください。 誰もがオープンマインドでいられる場所を 最後に、薫さんご自身の介護のお話を少しだけしてくださいました。 「父は100才まで生きてくれたんです。母が亡くなった後は一人でご飯を食べるのは可哀そうだから、ご飯はいつも一緒に食べるということだけは、やめなくてね。父はお蕎麦が大好きで。美味しいなって言ってお蕎麦をすする姿、珈琲を旨いな~と言って飲んでいる姿、そういうのがずーっと残ってるものでね」 「もしイライラしたときは、そういうところに立ち返ったりして。みんなが優しいところを持っていると思うんです。まずは相手のお話を聞くことが大切、傾聴ですね。あなたの意見はあなたの意見で、尊重はしているよ、と話し合っていくと真実みたいなものが見えてくるというか。理解し合える道を考えていく、ということかな」 もし今、介護のことで悩んでいる方がここを読んでいらしたら。そのもっと手前の、ちょっとした物忘れが気になっている方、またはそのご家族やご友人が読んでいらしたら。ぜひお気軽に、認知症カフェ『くるみ茶屋』、カフェ道楽へ足を運んでみてください。猪股さんとお喋りするだけで、不思議と気持ちが軽くなります。 暖かい気持ちを持つ有志の方々で立ち上げられた、”オープンマインドでいられる場所”。認知症に関わらず、全ての人にとって居心地の良い場所になることでしょう。月に一度の息抜きの場として、ぜひご活用ください。 認知症カフェ『くるみ茶屋』 日時 :毎月 第4月曜日 13:30~15:30 会場 :カフェ道楽(南黄金町163-10) 参加費:100円(飲み物・おやつ付き) ※ 申し込み不要、時間内出入り自由
misaki
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01/23(木) もちもち酵素玄米ランチ!室蘭の雑貨カフェ「コノミ」|お店ほうもん
今回のお店ほうもんは、白鳥大橋を渡って室蘭へ。もちもちの酵素玄米ランチを食べに行ってきました!測量山展望台へ向かう坂道の途中にある、三角屋根の雑貨カフェ「からだよろこぶおうちごはん。コノミ」。 雑貨屋さんが一昨年、リニューアルオープンしたおうちカフェ! 向かって右側がカフェ、左側が雑貨ショップの玄関です。ランチのオススメは、色とりどりのおかずが楽しい「酵素玄米プレート」(ドリンク付き 1320円)。車麩のフライや具入りの玉子焼き、煮物に、サラダ・・・なんと盛りだくさん。プレートいっぱいに並ぶおかず達に思わず「わあ〜!!」。 ふっくらつやつや酵素玄米。色合いがちょっとお赤飯に似ていますね。お米は妹背牛産の特別栽培米です。一口食べてみると、もちもちと柔らかく、普通の玄米ご飯とはひと味もふた味も違う! 噛めば噛むほどおいしい〜。 酵素玄米は、小豆と一緒に炊いた玄米を、3日以上保温しながら寝かせて作ります。保温し熟成させることで、旨味や栄養素がアップし、便秘やアンチエイジング、ダイエット等によいと言われています。 箸がどんどん進む、やさしい味付けのおかず。調味料にこだわって、玄米甘酒や梅酢を使用しているそうです。夏には裏の畑で自家栽培したとれたて野菜が登場し、ますます野菜たっぷりになるのだとか! トッピングが可愛い! デザートいろいろ お腹いっぱいでも食べたいデザート。ケーキ、パフェ、タピオカなど、迷いに迷って選んだのは、抹茶のガトーショコラ(380円)。「コノミ」の文字が入った手作りクッキーがアクセントです。抹茶の濃厚な風味に、あんこがピッタリでした。 ※2020/1/30追記:抹茶のガトーショコラの価格に間違いがありました。正しくは380円です。訂正してお詫び申し上げます。 「お客様の「わあ〜!」という顔を見るのが何より嬉しい」と話す店主の守谷さん。「山の中(笑)まで来ていただくのだから、何かほかには無いものを」と、酵素玄米をはじめ、おかず盛りだくさんのプレート、見た目にも楽しいスイーツ等、ユニークなメニュー作りに力を入れています。 メニューいろいろ。コノミFacebookより拝借しました ちなみに、もともとは玄米が苦手だったという守谷さん。札幌のカフェで酵素玄米に出会ってすっかり美味しさに惚れ込んでしまったそうです。 SNSで話題のアイテムも! 楽しい雑貨屋さん さてランチの後は、雑貨ショップを探索。札幌、苫小牧、室蘭など道内の作家さんのハンドメイド作品を中心に、選りすぐりの商品が並んでいます。珍しいお茶やグラノーラ、化粧品など、面白いアイテムがいっぱい。 テイクアウト用の焼き菓子も販売しています。上画像は「メロンパンマフィン」(240円)。表面はサクサク、中はしっとり・フワフワ! 水曜限定の「カヌレ」も人気です。 こちらはインスタで話題となっている江別在住@savonchie(ちえこさん)の手作りコスメ。近隣ではおそらくこちらでしかお目にかかれない大注目アイテム。手作りで数に限りがあるため、入荷状況など詳細はお店にお問い合わせを。 ランチと雑貨、一度に楽しいお店ほうもんでした。まだまだ寒い日が続きますが、おいしいものを食べて冬を元気に乗り切りましょうね! からだよろこぶおうちごはん。コノミ雑貨co-no-mi北海道室蘭市増市町1-7-27090-6877-8609※ 予約の方優先。会食やお急ぎの際は電話予約がおすすめです。カフェ 11時30分~16時(ランチラストオーダー14時30分)雑貨 11時~16時(←冬季営業時間。3月~10月は17時までオープン)定休日 日曜・月曜最新情報は下のリンクからどうぞ↓https://www.facebook.com/conomi0715/ ※ メニュー、価格等は取材時の情報です。変更になる場合があることをご了承ください。(取材2020年1月)
むしゃなび編集部
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08/13(火) 【あの人に会いに】真摯に向き合う [ 本田 梢さん / 洞爺 ]
むしゃなびエリア(胆振地区・虻田郡)にて 会いに行ってみてほしい ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.7 今回は、洞爺に7月18日にオープンした 『いわきち料理店』店主の 本田 梢(こずえ) さんです。 『好き』では進めなかった料理の道 「子どもの頃、家族の誕生日や母の日には早起きして、料理を作ってサプライズしていました。それが原点」 「あと、食べるのが大好きでした。3歳の時にはラーメン一人前食べてたくらい(笑)」 子どもの頃から食べること、そして誰かのために料理を作って喜んでもらえることが大好きだった梢さん。高校卒業後は調理の専門学校へ進学することを決めていました。しかし、受験を目前に控えたある日、飽食問題や世界の食の不均衡について考えるようになり、自分の進路にも疑問を持ちました。 「中学生の時に、狂牛病が流行って多くの牛が殺処分されました。人間中心にまわる世界に疑問を抱くようになり、食べ物の背景について考えるようになりました」 「日本では食べ物を沢山捨ててしまっていて、でも他の国には食べ物が無いらしい……そんなジレンマに気付いて。料理をやっている人はもう沢山いるし、私はやらなくても良いのかなとか、悩んでしまって」 料理の道に進めないと感じた梢さんは、受験の1か月前に急遽進路を変更。短大へ進学し、卒業後は一般企業に就職しました。家に帰れないほどのハードワークをこなしながら、自身の理想と社会との葛藤も感じていました。 「学生の頃にインドに行ったときに出会った日本人の方が、帰国後、自給自足のような暮らしをしていて……。そんな自然と近い暮らしが理想だと心のどこかで思ってはいたけど、普通に生活していると、そんな暮らしは非現実的なように感じていて。実現している人を目の当たりにしたことで、自分の本当の考えに気付いてしまったというか……。そういうのもあって、会社勤めは長く続かずに辞めちゃうんですよね」 まず、自分自身が平和であること 退職を決め、その後の1年間は環境活動に参加していました。 「原発問題で青森や泊まで行ったりしました。でも、怒っている自分たちと、現地でそれが正しいことだと思っている人たちと。もし私たちの考え方が認められたとしても、反対の人たちは納得がいかないまま、今度はまたその人たちの怒りで繰り返しなんだ……と思って」 平和を想っているのに、そのベースが世の中への怒り。戦争などネガティブなものの原因となる心を自分も持っているということが、自分を見れば見るほどわかってきました。 「一番近くにあって、責任を持てるのはまず自分。個々が集まって全体になるから、自分自身が平和であることが一番の基本だと思って」 そんな気付きを経て、梢さんは環境活動を離れ、無期限の旅に出ることにしました。 「いつ帰ってくるかもわからなかったから、母と握手をして実家を出てきました」 インドに1年滞在 中国、タイ、ラオス、イギリス、イタリア……そして学生の頃に訪れたインドも再訪し、1年ほど滞在しました。 インドでは、梢さんが今も大切な習慣としている”ヴィパッサナー瞑想*”を本場で体験する機会に恵まれました。 「瞑想って神秘的なことではなくて、すごく地味な作業。反応せず観察する練習。私は良いものだなと思って、それから続けています」 *ヴィパッサナー瞑想:「ものごとをありのままに見る」という意味の、インドの最も古い瞑想法のひとつ。宗教儀式ではなく、欲望・嫌悪・無知を取り除く心の浄化のための実践法。日本では10日間のコースが開講されており、社会から完全に離れ、人と会話せず、沈黙の中で自己観察によって自己浄化を行う。コースは無償で、修了者の寄付と奉仕で運営されていることも特徴。 「他には、自然農をやっている夫婦のところで何か月か暮らしました。すごくパワフルな場所で、来た当初に表情が暗かった人が滞在していると生き生きとしてくるっていうくらい力のある所でした」 結果的に2年弱の旅となり、帰国しました。また会社に所属して働くイメージはできず、帰国後は山小屋で働くことにしました。 山小屋にて、料理への想いが再燃 一度は閉ざした料理の道、歩み始めることにしたきっかけは山小屋でのお仕事でした。 「山小屋で料理担当となり、一日中料理をするようになって。料理は自己流だったので、誰かの元でちゃんと学びたいと思い始めました」 その頃には精進料理* やマクロビオティック* などに出会っていた梢さん。自分の理想と矛盾なく、その場の感覚を満たすだけではない料理があることを知り、再び志したいと思うようになりました。 *精進料理:仏教の戒に基づき殺生や煩悩への刺激を避けることを主眼として調理された料理。作る過程も仏道修行の一つとされる。食材と向き合い、なるべく無駄が出ないように調理することが特徴。 *マクロビオティック(マクロビ):玄米菜食を基本とした日本発祥の食事法。暮らす土地の旬のものを食べる、食材は丸ごといただくという二大原則がある。 ところで、山小屋で働かれるということは、登山好きだったのでしょうか。 「同僚たちに『満月の日に稜線まで行こう』と誘われて。何もわからぬまま付いていったんですけど、暗いから景色もなくて、空気も薄くて、すごく苦しくて。もう絶対登山やらない、って思ったんですよ」 「でも、稜線を抜けたときに、世界がガラっと変わって……。満月に照らされた、白い山が見えるんですよね。その瞬間に、全部一掃されて」 それからは、休憩時間にはトレーニングとして山を歩いたり、休みがあれば他の山に行ったり、更にはテントを持って一週間も山に行くほどの登山好きに。 「山と瞑想は、一生続けるだろうなと思います」 欠落を埋めるため、必死にもがいた10年間 料理を学ぶなら東京!と、鎌倉や東京の精進料理、懐石料理、日本料理店にて修業を積みます。日本料理の現場は、どこも凄まじい厳しさでした。 「とにかく必死で。仕事に笑顔や楽しさは不要という感じで、雑談も一切なく。でも、本当に料理に真剣な人しかいませんでした」 職場では怒号が飛び、夜遅くに帰宅してからも更に勉強。まさに修業と言う名の日々。 「ルームシェアをしていたので、コンビニのイートインスペースで朝4時まで勉強したり……」「賄いでも、親方のOKが出るまで何度も作り直すので、仕事終わりに毎日(他のお店の)冷やし中華ばかり食べに行ったり……」 梢さんは必死に食らいつきましたが、1年ほど経った頃、心身共に限界を迎え続けられなくなってしまいます。 「『また挫折しちゃった』と思って。凄く怒られていたのもあって、その時は自分が世界一の落ちこぼれだって本気で思っていました。いつも辞めてばっかりで、志して来たのにまた辞めちゃうんだ、って」 それでも、料理への想いはどんどん大きくなっていき、その後も場所を変えて修業を続けました。 しかし、そのどこもまたハードな現場でした。緩やかな環境で働くという選択肢もあったはずなのに、いつも厳しい環境に身を置いていた梢さん。 「”欠乏している、足りていないところを埋めなきゃ”って思いこんでいて。弱いのにストイック。だから飛び込んでいっては、限界になって折れちゃう。しなやかじゃないというか……」 そんな修業期間にも、終わりは訪れます。 「ふと、『もう北海道に戻るタイミングだ』と思って」 札幌出身の梢さん、『東京には勉強に来ていて、いつかは北海道に帰る』と思っていました。とうとうその時が来ました。自然の近くで、根を張って暮らせる場所を求めた結果、ご縁があり洞爺湖に辿り着きました。お店を開くと決めてから、10年ほど経った頃でした。 『いわきち料理店』オープン 『いわきち料理店』は、日本料理や重ね煮がベースのやさい料理店です。 「最初は誰も来ないと思ってたんです。誰も来ない日が一日もなく、来てくれたことが嬉しかったです」。とにかく謙虚でひたむきな梢さん。料理に対する想いも自分が主体ではありませんでした。 「つくる人は一番の黒子だなと思っていて。野菜や食材があって、その野菜を作った土や太陽、生産者、運ぶ人、器を作る人、その器の土、火のエネルギー……いろんなものが集約して一皿になる」 「でも、食べ物って一瞬でなくなっちゃうし、記憶に残らなくても、”〇〇さんの料理”って思ってもらわなくても良いと思っていて。忘れられても、いろんな命が食べた人の心・身体に引き継がれていくものだから、ちょっと役に立てたらな、と」 「精進料理というと、肉食べないとか作法とかってなっちゃうけど、もっとベースのことだと思っていて。作るときの心の在り方、自分自身の修業。多分、心が純粋になっていくと、慈悲とか祈りの気持ちが沸いてくると思ってる」 とはいえ、ただ美味しいものをつくっています!と微笑む梢さん。創意工夫が散りばめられた美しいお料理の数々をぜひ体験してみてください。 そして、料理姿は凛々しく、しかしお話してみるとふわ~っと柔らかい、相反する雰囲気を兼ね備えている梢さんに会いに、お店まで足を運んでみてください。 【いわきち料理店】 (洞爺社会福祉協議会向かい、水の駅から徒歩2分) やさい料理店 veggy Japanese 日本料理や重ね煮がベースのやさい料理 昼 11時~13時半 L.O 夜 17時半~19時半 L.O ●やさい懐石 種と実コース ※4日前までの完全予約制 ●季節の御膳 一汁三菜・香の物 ●おそうざい [量り売り販売] 木曜日のみ(15時半から19時半) ※容器をお持ちください、容器代は別料金です。 ■ご予約方法 Line:@049zwhqi instagram:@iwakichi.toya ↓
misaki
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05/14(月) 旬のアスパラ、葉ものがいっぱい!観光物産館でみつけためずらしい野菜
お花見シーズンもひと段落し、伊達の市街地では新緑がまぶしい〜!爽やかな季節になりました。5〜6月の北海道は最高。個人的に一番好きなシーズンです。夏に向けイベントや観光で盛り上がってくる頃ですが、今週末5月19日(土)〜20日(日)には伊達市観光物産館(道の駅だて歴史の杜内)で7回目を迎える物産館まつりが開催されます! https://so-ra-mi.jp/events/event/519-20bussan いまどんな野菜が旬なの??館内をのぞいてみると、葉ものがいっぱい!レタスに、ブロッコリー、水菜、小松菜、ルッコラ・・・・などなど。冬場も出ているものもありますけれど、量と種類がどどーんと増えました。超新鮮な野菜たち、見ているだけで元気が湧いてきますね。やはり地元のとれたて野菜が種類豊富にそろうことにかけては、物産館はナンバーワーン! そしていま旬の野菜ナンバーワンといえば・・・ アスパラです!!物産館のスタッフの方に聞いたところ、オープンと同時に来館して、まとめて購入し地方発送する方が大変多いそうです。週末ともなればあっという間に品切れになってしまうのだとか。この日は平日のお昼近く、なんとか数束残っているのを見つけました。アスパラの地方発送というとデパートやインターネットなどいろんなところで取り扱っていますが、物産館の魅力は、なんといってもいい野菜を自分で見て選べるところ。お気に入りの農園も見つかるかもしれませんね。 さて、普段から野菜、特にサラダ用の野菜を探して物産館に来ることが多いのですが、珍しい品種を見つけるのも楽しみのひとつです。今日もおっ!と思った野菜があったのでご紹介しますね。 まずは縦長なキャベツ、「みさき」。チューリップのつぼみみたいなカタチをしています。生食向きで歯触りがとてもよく芯までシャキシャキして甘い品種です。今日買ったのは鮮度がすごくてちょっと持っただけではちきれそうでした! それからボタンの花みたいな「デコレタス」!その名の通りお料理をデコるのに活躍すること間違いなし!緑のと2色づかいでいかがでしょうか。 びっくりしたのが関果樹園さんの規格外いちご。カタチは不揃いですが、甘みがヘタの付け根まで行き渡って流・・・小さくてもしっかり甘い。こ、これは安いだけじゃない!!規格外だからって全然侮れない美味しさでした 8-O 粒ぞろいの正規品もあるので、見つけたら食べてみてね。 という訳で、ぶらっと立ち寄っただけでおいしい&楽しいに出会える伊達市観光物産館。週末の物産館まつり、ぜひお出かけくださいね! 第7回伊達市観光物産館まつり 2018年5月19日(土)・20日(日) 9:00~18:00 伊達市観光物産館 (北海道伊達市松ヶ枝町34-1) 19日(土)開催 1000円以上お買い上げの方に、 伊達産野菜一袋(先着500名)又は6周年記念道の駅きっぷ(非売品・先着200名)をプレゼント! 20日(日)開催 伊達市堆肥センターの堆肥をプレゼント! 12:00~ 整理券配布
むしゃなび編集部
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12/16(木) 交わり・出会い・分かち合える場でありたい 「ヨツカド商店」が目指すコト
一つ目の角にはチーズがありました。 二つ目の角には珈琲がありました。 三つ目の角にはワインがありました。 四つ目の角には中継隊がいました。 四つの角の主となる二組の夫婦たちは、ある決意を持って、神奈川県から壮瞥町に移住してきました。 移住前、それに先立つ第一段階のアクションとして、2021年5月にオンラインショップを立ち上げました。 その名も「ヨツカド商店」です。 チーズ担当 今井真希さん ワイン担当 今井亮輔さん 珈琲担当 前橋史子さん 中継&橋渡し担当 前橋雄さん 「ヨツカド商店」物語は、四つの角=四人それぞれの物語から始まるのでした。 〜一つ目の角 真希物語 “チーズ”〜 青森県出身の真希さんは、大学で酪農とチーズ製造を学び、ナチュラルチーズの奥深さを知りました。 前職の会社のビジョンでもあった “食を通して地球や人を大事にする” という考え方に深く共感した真希さん。 “ミルクの生産者やチーズの作り手の想いも含め、チーズの美味しさを多くの人に伝えたい” “ミルク消費の手助けをしたい” “チーズと他の食材とのコラボの面白さと、チーズが加わる食の奥行きを多くの人に伝えたい” そんな想いをもって、8年前にナチュラルチーズを取り扱う「mikoto」を立ち上げました。 〜二つ目の角 史子物語 “珈琲”〜 青森県出身の史子さんは、大学生活とデザインの仕事で3年間をニューヨークで過ごしました。 そして、帰国後に勤めた珈琲店「Mui・所在地:神奈川県川崎市」で衝撃的な出会いをします。 「なんて美味しい珈琲なの!?」 豆の個性を知り、それを最大限生かすために適切な焙煎をし、ハンドピックを丁寧に行うことで生まれる美味しい珈琲。 そんな焙煎士の仕事ぶりと珈琲に魅了され、「このMuiの珈琲はたくさんの人が出会ってほしい」という強い想いに突き動かされた史子さん。 その後、全国のコーヒーフェスに参加したり、自身も食にまつわるイベントを催したりしてMuiの珈琲を紹介してきました。 そして、3年前に「yurulit」の屋号で活動を始め、本格的な販売を始めました。 〜一つ目の角と二つ目の角が出会う〜 ついに、真希さんと史子さんが出会いました。 同郷だったのは偶然のことでした。 初めは「mikoto」のお客様だった史子さん。 何度も通い、話をするうち、「珈琲とチーズの相性の良さを提案しよう!」とそれぞれの想いを共有し合い、一緒に活動をする機会が増えていきました。 〜三つ目の角 亮輔物語 “ワイン”〜 横浜ご出身の亮輔さんは、有名企業でITの仕事をしていました。 以前から都会生活者の需要と、田舎の豊かな資源を結び、田舎を守りたいと思っていた亮輔さんは、「ITはそのために必要なツール」と捉えていました。 遠くから見守り支援をしようと考えていたところからの一念発起、「田舎に住む」と決めた先には大きな夢がありました。 亮輔さんは、以前よりワインが好きでした。 真希さん(妻)が扱うチーズとの相性も良いことなどもあり、ぶどう本来の個性を活かしている自然派ワインを選んでいます。 ワインとチーズ、珈琲とチーズなどマリアージュの楽しみを伝えたい! さらに壮瞥町のおいしいものを組み合わせることで生まれる新しい体験を多くの方に楽しんでいただきたい! と想いは募ります。 〜四つ目の角 雄物語 “中継&橋渡し “ 〜 田舎への移住を決めてから、ふた家族は北海道で場所探しの旅をしました。 雄さんは、先ずは妻の史子さんを先発隊として送り出しました。 川崎に残った雄さんは、都会と壮瞥を繋ぐという「ヨツカド商店」の未来の構想への大きな役割を持っています。 この角がなければ、成り立たない「四つ角=ヨツカド」なのです。 現在、前橋史子さんと今井亮輔さんは、壮瞥町の地域おこし協力隊として働いています。 そして、今井真希さんはイベントに出店しながら次の準備をされています。 今は別々のステージを持ちながらも、近い未来のためにそれぞれの「角」を守りつつコツコツと活動をしています。 移住1ヶ月半にして壮瞥での物件探しも始めました。 「壮瞥に根を下ろそうと思った決め手は、なんと言っても人の温かさです。壮瞥の皆様が、私たちを全力でサポートしてくださりフォローをしてくださっています。ここならやっていけると確信を得ました。 1日も早く物件を見つけて四人の構想を実現させたいと思っています。」 とにかく行動の速さ、想いの強さと真っ直ぐさが本当に気持ちの良い皆様です。 ↑洞爺湖の前に四人が揃う日のために。四人で共有する夢を形にするために。いまはそれぞれがそれぞれの立場で活動をしています。 〜「ヨツカド商店」@壮瞥町 の未来〜 「将来は物販だけでなく、ゲストハウスやシェフインレジデンスも行いたいと思っています。シェフインレジデンスとは、期間限定でシェフがその土地に滞在し、地域の食材を選び、お客様に料理を提供するいわゆる出張レストランのようなものです。それぞれのシェフが創り出すそれぞれの食のスタイルを楽しんでいただきたいと考えています。 四つ角は交差点という意味を持ちます。私たち四人がそうだったように、一人一人が出会い、想いを分かち合い、想いを広げていく場所です。ヨツカド商店もそうありたいと思っています。ヨツカド商店を通して、人と人、人とその土地ならではの食が出会い、人々が自分の拠点に戻った時、暮らしに彩と心の豊かさが増している。そんな存在でありたいと思っています。」 ↑ワイン&チーズは当たり前。 ほかにも珈琲&チーズ、そして壮瞥町特産物の果物&ワイン、果物&チーズなど、ベストマッチな組み合わせをご提案いただけます。 ↑こちらはチーズとスイーツ。スイーツは史子さんが焼きます。 壮瞥に新しい食の提案と集いの場を作り、人と人が交わり・出会い・分かち合える場を作る! と決心した四つ角=ヨツカドたち。 「そうべつぐらしのときめきを伝える」 をコンセプトに、きっと明るく楽しく温かい四つ角になっていくに違いないと、楽しみで楽しみでワクワクが止まらなくなった筆者です。 既にイベント出店など、おもしろい取り組みが始まっています。 「ヨツカド商店」から目が離せません。 オンラインショップ https://yotsukado-shouten.com Instagram https://www.instagram.com/yotsukadoshouten 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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04/04(日) 洞爺財田(たからだ)に、地域をつなぐ店「いろは屋」あり。
久しぶりに洞爺湖の向こう側へドライブ。 目指すは洞爺財田(たからだ)にあるセレクトショップ「いろは屋」さん。開店後まもなく到着すると、店の前の草取りをせっせと行うオーナー宮本好さんが迎えてくれました。 「いろは屋」さんはこの4月でオープン4周年だそうです。4年前の3月に洞爺湖町の地域おこし協力隊を卒業、同時にこちらのお店をオープンされました。ここへの永住の決め手は「子育ては自然環境の良いところでしたい」という強い想いからでした。 お生まれは札幌。洞爺湖町には住んだことはありませんでしたが、宮本さんの曾祖母様が50~60年前までここ旧洞爺村で駄菓子屋さんをなさっていたのだそうです。 地域の子供から大人まで愛される人気店でした。その時の店名が「いろは屋」さん。 なので、宮本さんは、ご自分のお店も迷わず「いろは屋」とされたのだそうです。名前を受け継ぐ…ってとっても素敵です。 店内には宮本さんのセンスが光る雑貨が並びます。「いま、入れ替え中なので商品が少ないのですが…」と宮本さん。きっと、これからどんどん新しい商品が入って来るはずです。 「長く使える道具、気持ちよく使える暮らしの道具を仕入れるようにしています」 と話す宮本さん。使い捨てではなく、ものを大切に使いたいという強い想いを込めながら選ぶ商品は、とても質の良いものばかりです。 一例では~ 今治タオル・野田琺瑯・久留米の絣・洞爺湖町の陶芸作家「kanako」etc. 一つ一つに作り手の心を感じます。 また宮本さんは、洞爺湖有珠火山マイスター・薬膳フードアドバイザーなどの資格も有し、先日こちらでもご紹介をされました「里山デリバリー」の一員でもあります。 近々、「薬膳ワークショップ」の開催も計画中とか。こちらもとても楽しみです。 2児のママでもありますが、多岐に渡ってご活躍中で、洞爺湖町在住7年目にして地域からも頼りにされる存在となっています。本当に頼もしい限り。 最後に、「いろは屋」が目指すことは? と質問してみました。 「徹底的に地域に根差して、地域情報の発信地となりたい。」 と、力強い言葉が返ってきました。決意に満ちた宮本さんの目は、本気のエネルギーに満ちていました。きっと、セレクトショップを拠点に、これからますます地域を楽しく豊かにコーディネートする役割を果たしていかれることと思います。期待したい存在です。 洞爺いろは屋〒049-5813住所 洞爺湖町財田18-1電話 090-6997-4871営業日 月・火・土・日営業時間 11:00~16:00 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。営業時間等は変わることがありますのでご注意ください。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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08/01(月) パウダースノーをこよなく愛する店主の、素朴でやさしいネパールの味。ビスターレ・カナ【ニセコ】
旅に出る代わりに、時々、エスニック料理が食べたくなる。 日本にはない、異国の香りが心を自由にしてくれる気がするから。 ニセコの道の駅で小さなスパイスの袋を見つけた。「ネパールチキンカレー」と書いてある。 素朴なパッケージと民芸調のイラストが、いかにも本場の感じだ…。 エスニックな香りを求め、お店を訪ねた。 青年海外協力隊OBが、現地で覚えたネパールの味 アンヌプリ国際スキー場の麓に、ペンション&レストラン ビスターレ・カナはある。 こんもりとした緑に覆わた、石貼りの壁が印象的な建物。 正面の不思議な文字に、目を奪われた。ネパール語で「ビスターレ・カナ」と書いてあるらしい。 「ビスターレ」は「のんびり」、「カナ」は「食事」という意味があるそうだ。 店内にはネパールの民芸品が飾られ、窓から濃い緑がのぞいていた。 時間がゆっくり流れているような、静かで落ち着いた空間。「ビスターレ」という言葉がぴったりくる。 オーナーの山野 美昭(やまの よしあき)さんは東京出身。青年海外協力隊としてネパールに赴任した経験を持ち、現地で覚えた味を、独自にアレンジして提供している。 ニセコ産野菜をふんだんに使った「ネパールカレーセット」はとてもカラフル!この日は13種もの野菜が使用されていた。 中に見慣れない野菜…と思ったら「摘果メロンです」と聞いてびっくり。カレーによく合うことにも驚いた。 インドカレーとも、スープカレーとも違う、独特のスパイスの香り。どこか懐かしいような…これがネパールの香りなのだろうか、想像がふくらむ。 山野さんとニセコの出会いは古い。 26歳でネパールに行くもっと前、10代の頃に遡る。 中学生の時に、おじさんに連れられ白馬八方尾根に行って以来、スキーが大好きになった。高校でますますのめり込み、「ただただスキーがしたい」と進路を北海道に決めた。酪農学園大学短期大学部に進学し、スキー部に所属してニセコによく通うようになった。 初めはスキー関係の接点しかなかったが、短大を修了し大学に編入する間の1年間、ニセコで酪農実習を行った。そこで農家に出入りするようになり、農業や酪農に携わるさまざまな人たちとのつながりができた。 この頃から、ニセコは山野さんにとって第二の故郷となった。 大学を卒業後、町内のペンションで乳肉製品の製造担当として働き始めた。仕事は楽しく、冬はスキー三昧。「好きなこと」に邁進する日々は充実していた。 ところがある日、常連のお客さんに言われた一言が、山野さんに転機をもたらした。 山野さん: 「あんた、いつまでぬるま湯に浸かってんのさ」みたいなことを言われて(笑) お客さんて、本当によく見てますよね。 要するに「好きなこと」と言いながらも、社会的立場としてはアルバイトじゃないですか。いつまでこんなことやってんのさ、なんて言われちゃって。 それで、何かしなくちゃな、と考えたのが青年海外協力隊でした。 食に関わる仕事をする中で、「飽食の時代」に疑問を持つようになって。 業務上やむなくではありますが、まだ食べられるものでも捨てていくわけですよ。そういう現場を目の当たりにするうちに、「食えない国、貧しい国ではどういうふうな生活をしているんだろう」という興味がすごく湧いてきたんですよね。 貧しいっていうのはどういうことかを知りたかった。 26歳~29歳までの3年間、山野さんはネパールで野菜の普及活動に勤めた。 飼料作の経験はあったものの野菜は素人だったため、協力隊の試験前に八ヶ岳農業実践大学校で研究生として学んだ。 実際に赴任してみると、気候も栽培品種も日本とは大きく異なり、かなり苦労したそうだ。猛勉強しながら巡回指導や作付け計画など、さまざまな支援に取り組んだ。 現地の文化にも興味を持った山野さんは、村の子ども達に混じって祭りの踊りを習い、一晩中、村人達と踊り明かしたこともある。そのエピソードは今でも新しい協力隊に語り継がれているという。 山野さん: 最後にネパールを出る時、みんなが見送りに来てくれたんですよ。そうしたら、思いもよらなかったんですけど、涙が出てきて、止まらなくて…。 なんで泣きっぱなしなんだろう、周りに恥ずかしい…でも自分で止めることができないんです。 3年間で悔しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。そういう喜怒哀楽や、いろんなものが、全部出ちゃったんだろうな、と思います。 協力隊は一人だったので、日本人の代表として恥ずかしくないように、日の丸を背負うような気持ちで取り組んでいました。とにかく一生懸命やって、日本人は勤勉だという姿を見せたかったんです。 すごい背伸びをしていた3年間でした。でもあれをしたから今がある。 涙は、バンコク空港に到着するまで流れ続けたそうだ。 帰国後、結婚した山野さんは、しばらく後に元の職場からオファーを受けた。妻のカナさんを連れニセコに戻り、3人のお子さんに恵まれた。 1995年にビスターレ・カナをオープンし、以来ペンションとレストランを営んでいる。 ネパールカレーの多くは、「唐辛子の辛さと塩っ辛いのが、どーーんと刺さってくるような味」で、日本人には食べづらい。日本でいう昔ながらの塩ジャケや漬物、味噌汁のような感じだそうだ。 そこで山野さんは、当時コックとして雇っていたネワール族の少年に、「こういう風に作って」と指示して毎日食べられるカレーを作ってもらっていた。ネワールは美味しいカレーを作る民族として知られている。 その味と、ネパールで友人の奥さんが作ってくれたカレーがベースになってビスターレ・カナのカレーが出来上がった。 電気もガスも水道もなく、朝日と共に起き、陽が沈んだら眠る。山野さんが体験したネパールのローカルな暮らし。そこから生まれたカレーなのだと思うと、一層味わい深い。 のどかな農村の風景が、ぼんやり見えてくるような、素朴さと優しさを感じた。 「ここのパウダーはすごい」外人さんが教えてくれた、ニセコの魅力。 ペンションが最も賑わうのはスキーシーズンの12月から3月。Booking.comへの登録を機に7年ほど前から海外宿泊客が年々増え、8割が外国人に。客層がガラリと変わった。 日本のスキー・スノボ人口が減少する中、海外からのお客様はとてもありがたかった。 しかしその分、コロナ禍による被害は甚大だった。「外人さんが来ないということはこういうことなのか」と思い知らされる日々。今も大きなダメージが続いているが、とにかくやれることをやっていこう、と夫婦で力を合わせ頑張っている。 ニセコの雪をよく知る山野さんだからこそ、海外のスキーヤーに伝えられることが沢山ある。 コロナ以前にはいいポイントを教えてあげたり、時に一緒に滑りに行ったりしてとても喜ばれたという。そうした交流がニセコの魅力を再発見することにつながった。 山野さん: 海外のお客様が来て、教えてもらったと思っています。ニセコの雪が、世界レベルなんだということを。 例えばカナダのバンフやウィスラーがベースだという人がここにくるわけですよ。 「なんで?」って聞いた時に「パウダーここ違うよ」という。 「ここのバックカントリーは、1週間いたら少なくとも2回は滑れる。世界有数のスキー場でも1か月滞在して1回あるかないかの素晴らしい雪質だ」と。 僕にとっては当たり前だったんですよ。ニセコのパウダースノーが大好きで、ずっと昔から滑っていましたから。 「アンヌプリはスキー場自体は小さいけれど、雪は最高だ」と聞いた時に、とても驚きました。 彼らを連れて一緒に滑った時の満足げな顔!それを見るのが僕はもう、最高ですね! 筆者は今年、初めてニセコの冬を体験する。昨冬、引っ越し準備に訪れた時には、どこもかしこも分厚い雪に覆われ、あまりの真っ白さに、おそろしいと思った。 しかし、厳しい冬ならではのパウダースノーであり、その雪をこよなく愛する山野さんの言葉に、なんだかとても勇気が湧いてきた。 ネパールカレーを味わいながら、「私も冬を、楽しむぞ!」と決意した。 世界中のスキーヤーでニセコが賑わう冬が早く戻るようにと祈るばかりだ。 ペンション&レストラン ビスターレ・カナ 詳細情報 住所: 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ431-1 電話: 0136-58-3330 ランチタイム: 11時30分~15時(ディナーは要予約) 不定休あり。事前に電話確認するのがおすすめです HP: https://sites.google.com/site/bistarekana/ スパイスキットは道の駅ニセコビュープラザで購入できます ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューや料金は変更になることがあります。取材2022年
ch
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08/20(月) 三階滝にカフェNEWオープン!グランパスドリーム
早くも紅葉の気配を感じる肌寒い日曜日。白老大滝線をドライブしよう、と出かけたところで新しいカフェを発見しました!! 大滝区三階滝公園向かいに8月17日オープンしたばかりのGRANPA'S DREAM(グランパスドリーム)。パスタやサンドウィッチ、自家製ソフトクリームが楽しめるアットホームな雰囲気のお店。これは行ってみるしかない!! ということで、ドライブをひと休みして、ランチをいただいてきました :-) まずはこのお店の名前にピンときた方、いらっしゃいますか?? そう、競走馬の名前なんです。グランパスドリーム店主の細木さんは、数年前まで競走馬の飼育や種付けのお仕事をされていた方で、この度カフェオープンに当たって、大好きなお馬さんの名前をつけたそうですよ。競馬好きの方にはたまりませんね。 それでは早速、ランチに行ってみましょう〜。 パスタメニューのイチオシは、エビミソのコクが濃厚な「スカンピー」。エビを野菜と一緒にじっくりコトコト煮込んで旨味を引き出し、手間暇かけて作っている、店主自慢の一皿。単品もありますが、サラダ・ドリンクのつくセットがお得です。 サラダのこのボリューム! 気合い入ってますね。大滝や伊達の地場産野菜がふんだんに使われ、中にはケールやアイスプラントなど、ちょっと珍しい野菜も。「ちょっとした付け合わせ、ではなくて、それだけで、メインになるような食べ応えのあるものにしたかった」とのことで、納得の食べ応え。 そして、こちらがスカンピー。エビのクリームソース、濃厚で旨味がたっぷり・・・うーん、美味しい〜〜!!コクがあるけどクドさは全くなくて、ぺろっと食べられてしまうオイシサ。 ついでにソフトクリームも注文! 食べてびっくり、ミルク感がすごい・・・というのもなんと、こ主人の手づくり、自家製なのだそうです。さっぱりしつつクリーミーで、牛乳本来の味がふわっと広がる絶品ソフトクリーム。ぜひぜひ、食べてみてね〜 グランパスドリーム・店主の細木さんご夫妻 これから、ペット連れでくつろげるテラス席も近日オープン予定だそうです。細木さんご夫妻もワンちゃん2匹&ネコちゃん2匹と暮らす愛犬&愛猫家。気さくで明るい人柄に、アットホームなお店の雰囲気。競馬トークやペットの話で盛り上がるかも?? 三階滝の新たなカフェ、訪ねてみてください。 テイクアウトもできます。 ソフトクリームやドリンクのほか、「ハイジのパン」というサンドイッチがおすすめ。 白老牛、カモソテーなど、こだわり食材を使った本格サンドイッチです。ドライブのお供にどうぞ! GRANPA'S DREAM 北海道伊達市大滝区三階滝町177-2(三階滝公園 向かい) TEL 0142-68-5300 OPEN 11:00~17:00頃 CLOSED 毎週金曜日 https://grandpasdream-ootaki.jimdofree.com
むしゃなび編集部
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03/20(火) 絶品いももちをいただきました。北海道のローカルおやつ
ローカルなお菓子第二弾! 今日はどちらかというとおやつです。しかもローカルすぎて、(たぶん)買えないです、すみません。 北海道のおやつといえばたくさんあるけど、 じゃーん、いももち!です。 こちらは大滝のとあるジェラート屋さんのいももちです。 「とにかくすごい美味しいから食べて!」と近所の方に分けていただきました。 なんてありがたい・・・さっそくいただきまーす! ホクホク&モチモチ! ジャガイモの食感がいい感じに残っていて、お醤油と砂糖の加減が絶妙。甘すぎず辛すぎず・・・ 「いももち」ってざっくりいうと、 茹でたジャガイモと片栗粉をこねてまとめ、 油で焼いてタレを絡める。 そんな超シンプルなレシピなのですが、なかなか手間がかかります。 こちらに移住したばかりの頃、 北海道人の友人が持ち寄りパーティに絶対これ!と張り切って大量に作っていました。 「大量に」というところがまたなんだか北海道らしい・・・。 でもベテランおばあちゃんやお母さんならば、パパッとたくさん作ってしまうのかもしれませんね。 ウロコなど地元のスーパーでも売っていますが、やっぱり手作り、それぞれのおうちの味。がいいです。 アツアツが命なのでその場で食べるのが鉄則。 この絶品いももちは、たまに作っているようなのですけど、 売っているのかいないのかは不明・・・。 ジェラートを食べに行ったら聞いてみては。
むしゃなび編集部
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05/08(金) バスク風チーズケーキ&お家で美味しいコーヒーのコツ|テイクアウト情報
なかなか更新できなくてすみません。伊達周辺で実食した美味しいものを紹介するテイクアウト情報です! 自家焙煎コーヒーのぶどうの木さんでは手作りケーキをテイクアウトで販売しています。注目メニューは最近、常連さんのリクエストにより新登場したバスク風チーズケーキ!濃厚で滑らかな口当たり&後味はふんわりさっぱり。気がついたらひとりで一本食べてしまいそう・・!クリームたっぷりの定番ロールケーキと同じく、米粉100%で作られているのでアレルギーの方、小麦粉を控えている方にも安心です。 しっとりバスク風チーズケーキ(手前)とどっしり美味しいパウンドケーキ(奥)各756円 どっしり大きなサイズのパウンドケーキはりんご入りが人気。飴色に焼き上がったリンゴがたまりません。甘すぎず食べ応えがあるので、朝食にもぴったり。ケーキは店頭のほか道の駅で販売しています。日替わりで登場するので事前にお店に予約するのがおすすめです。 さて、美味しいケーキをいっそう引き立てる自家焙煎コーヒー。ぶどうの木では大きなロースターで毎日沢山の豆を焙煎しています。気軽に飲めるブレンドからこだわりの高級豆、さらに最近話題のノンカフェイン豆まで。全部揃うと20種類以上もあるそうです!マスターとママさんに聞いた美味しいコーヒーを飲むコツをまとめました。 まずは道具。 ・1つ穴の円錐形ドリッパー・同じく円錐形のフィルター・注ぎ口が細いポット を使います。円錐形のドリッパーとフィルターはお店で取り扱っているので、豆のついでにどうぞ。ポットは本格的なのはかなりお高いそう・・・なので、とりあえずはあるもので。できるだけ細〜く水を出すことが大事です。急須でもいけるかも。 ポイント1。細〜く静かにお湯を垂らします。豆全体がお湯を吸うくらいまで。なんといっても最初が肝心で、「味は1〜2投目で決まる」のだとか。この段階ではまだ下にコーヒーが落ちていません。ちなみに粉の分量は一人分ならちょっと多めにするといいそうです。 ポイント2。豆全体にお湯が回ったら、20秒〜30秒ほど蒸らします。焙煎したての新鮮な豆はもこもこと驚くほどよく膨らみます!香りも濃厚。 ポイント3。蒸らした後は豆の膨らみに合わせてゆっくりとお湯を注いでいきます。早すぎるとじゃぶじゃぶになってしまうので、泡と膨らみを消さないよう気を付けて。 フィニッシュ!お湯を注ぎ続けて分量になったところで出来上がり。お湯が落ちきる前にドリッパーを外してください。豆によっても、道具や分量によっても、淹れ方って変わるそうで、一概には言えない微妙〜な加減が随所にあるそうです。いろいろと試しつつ、豆を買うときに聞いてみたり、それからやっぱり、カウンターでプロの手つきを見るのはすごく参考になりますよ。 お出かけはできなくとも、こだわりのコーヒーとスイーツで素敵な時間を過ごしてくださいね! 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 OPEN 平日10:00〜18:00 土祝10:00〜17:00 CLOSED 日曜日 最新情報&今週のお買い得豆→自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ)
むしゃなび編集部
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01/28(日) マニアではなく科学する人 世羅繁宇氏の“ Stage 2 “〜自家焙煎ジャズ喫茶『COSSETTE COFFEE』
過去最長の書き上げ時間を要してしまいました…。 そのくらい筆者を悩ませた人、世羅繁宇氏が今回の主人公です。 お話を伺う限り、全てにエビデンスに基づく計算があるということを察しました。 きちんと科学する人でした。 実は感覚派の筆者には一番不得手なタイプ。 言い換えれば、一番興味をそそられるタイプ。 だからこそ、理解に時間がかかったという訳です。 「起業する前は大企業のエンジニアでした」。 全てが腑に落ちたご経歴の持ち主でした。 『COSSETTE COFFEE』をオープンされたのは2022年6月のこと。 会社員時代から珈琲焙煎は趣味でなんとなく行っていたそうです。 その時使っていたのは銀杏を炒る道具。 その後、当然のごとくエンジニアスピリッツがより良い焙煎機への開発へと繋がっていきます。 「珈琲焙煎という趣味は、アウトドアの趣味とは違い金銭メリットが生まれます。 料理もそう。遊びの中でメリットがある。そんな気づきが起業に結びつきました」。 世羅さんの言葉に、単に趣味が高じたわけではないというニュアンスを感じました。 「誰かに師事したことはありません。バイブルは『田口護 珈琲大全』のみです。 焙煎、ネルドリップの淹れ方はこの本で学びを深めました」。 この本の冒頭にはこのように書かれていました。 (引用) [コーヒーの焙煎は名人上手の専売特許ではなく、職人的なカンの世界などでもない。 理詰めの数学であり論理学の世界なのである。 生豆の選定から抽出までの流れを一つのシステムとしてとらえ、 各プロセス上に存在する複数の条件によって、 さまざまな味が生み出されるメカニズムに着眼した「システム珈琲学」。 豆の種類から焙煎方法まで網羅した本格的珈琲実用書。 珈琲生産地の現状や栽培状況、味の特徴を決める焙煎、カッティング・抽出までを ていねいに解説する。焙煎技術書としてプロも活用可能]。 なるほど…。 この文章を読んだ瞬間に世羅さんに少し近づけた気がしました。 珈琲を科学する世羅さんにとって、焙煎機は最も重要な相棒。 なので、その制作にも理詰めの数学と論理的思考が働きます。 持ち前のエンジニアスピリッツも相まって、 とことんこだわるということなのでしょう。 「拘ったのは極力 “ 風 ”を入れず、温度管理を徹底させた香りの調整です」。 「え? 温度はイメージできますが、風もですか?」 「はい。現在、95%の焙煎は半熱風式で行われていると言われています。 大手さんになると熱風式となります。僕は難しいとされているほんの数%の隙間を狙った焙煎機を作りたかった。できるだけ豆本来が持つ香りをなくしたくない。 焙煎された珈琲って、3000~4000くらいの化学物質が生成されるのです。 それが、150℃位で香りの成分が気化します。できるだけその香りたちを封じ込める焙煎機を作りたい。それには風と温度の管理が最も重要です。 だから常に課題を見つけては一つ一つ改善する。ひとりPDCAをくるくる回す日々です」。 これは、機械技術者としての誇りを感じるお話でした。 弛まぬ研究から生まれた機械は、2007年に第1号機、2009年に第2号機、そして最新の第3号機が現在店舗内で稼働しています。 「現在「浅煎り」と呼ばれるものがブームですが、うちで煎り上がった豆は、一般的なカテゴライズには入らないと思います。 シティーロースト風シティーローストとでも言うのかな…。 正直、うちより香り高い珈琲は飲んだことがありません。『世界にひとつだけの珈琲』だと自負しています」。 この話しを聞いた時、筆者はこう尋ねました。 「それは、自分の舌への絶対的な自信ですか?」と。 当然。 「そういうことじゃない」。 と一蹴されました。 今思えば愚問でした。 あくまでも世羅さんの自信は科学的根拠に基づくものなのです。 「嗅覚で感じた香りは脳で増幅させられて味覚に刺激を与え、『味』を作ります」。 「なるほど…。 それをどう感じ、好みかそうではないかは味わう人次第ということになるわけですね」。 ネルドリップは筆者が一番好きな淹れ方です。 この素敵な膨らみ! 銅のポットから注がれるお湯で、 ネル袋のなかにふんわりと膨らむ豆を見るだけで興奮し、 既に口の中が美味しくなります。 マイセンの素敵なカップ&ソーサー いつまでも香りが鼻腔に残る美味しい「パナマゲイシャ」をいただきました。 常時8種類くらいを扱います。 ところで、店内を見回すとなんとなくレトロな雰囲気の調度品が目立ちます。 そこで尋ねてみました。 「レトロなものがお好きなのですか?」 「いいえ、これも計算です」。 「な…。なるほど…」。 「信頼している苫小牧の家具屋のオーナーがいらっしゃるんですが、話していると時代の変わりで生活様式も変化しているということを言っているんです。だから、その度に売るものを変化させて対応するんだそうです。その言葉を聞いて、インテリアにも気を配るようになりました。モードの時代は終わり、レトロデザインの時代が来ているんですよ。レトロなものは落ち着きますしね」。 「調度品にもデータに基づく根拠があるわけですね!」 日本のレトロとは違う、アメリカっぽい感じが若い層にも男性にも刺さりそうです。 筆者みたいなおひとり様好きな女性にも好まれそう。 「では、もしかしてオーディオも?」 「そうです。珈琲もそうですが、音についても僕はマニアじゃない。全て計算の上で選んでいます。現在置いているオーディオはアルテック605Aで、アビーロードスタジオで使用されていたものです。この環境に合うものを選びました。高音質をお楽しみいただけますよ」。 ハイクオリティーなモノへの追求は止まるところを知りません。 「もしかして焙煎機も4号機計画があったりしますか?」 少し間をおいて、世羅さんは力強く頷きました。 エンジニアスピリットを持つ珈琲焙煎士 世羅さんは、 空間コーディネーターとしても最善のトータルでお客様をお迎えする姿勢を持つ人でした。 店内にはジャズのレコードがずらりと900枚並びます。 圧巻。 最後に尋ねました。 「ジャズも計算ですか?」 「ジャズはもともと好きです。 ピアノならキースジャレット。オルガンならジミースミス」。 この答えをいただき、なぜかホッとした筆者でしたが、 正直、世羅さんをもっともっと掘り下げたい! そんな衝動を抑えながら、悶々と『COSSETTE COFFEE』を後にしました。 ん?? これももしかしてリピーターを生むための計算? ふとそんなことが頭をよぎりつつ、 今度はカレーを食べに行こう!と、決めていた筆者です。 ―COSSETTE COFFEE 情報― Web page https://cossette.theshop.jp Instagram https://www.instagram.com/cossette_coffee?igsh=MzRlODBiNWFlZA== 世羅繁宇氏FaceBook https://www.facebook.com/sera.shigetaka
Rietty
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07/25(水) 牧場の丘のてっぺんで「ありがとうーー」と叫びたい! 「北海道ウクレレカンタービレ2018」
2018年6月22日、牧家ミルキングパーラーで「北海道ウクレレカンタービレ」が開催されました。伊達を一望する牧場の芝生の上でライブやフラのステージ、地元の美味しいものを存分に楽しめる入場無料のハワイアンイベント。今年で5回目を迎えました。 カンタービレといえば、とにかく気になるのがお天気。「今年も降るのだろうか」というウワサがあちこちで囁かれるとか囁かれないとか……。というのも初開催の2014年から、雨と強風に見舞われ続けてきたのです。しかし、昨年4回目にしてようやく晴れ、今年も澄み渡った空にウクレレの音が響きました! 伊達の夏到来を告げるビッグイベントとなった「北海道ウクレレカンタービレ」。会場の様子を振り返りながら、あらためてその魅力に迫りたいと思います。 伊達にHawaiiを連れてくる、ウクレレミュージシャンズ!! まずはカンタービレの華! 素晴らしいパフォーマンスで伊達にハワイの風を運んできてくれるアーティストの皆さんです。 勝誠二さん、JazzoomCafe(ジャズームカフェ)さん、分山貴美子さんのお三方は、2014年の初開催から、レギュラーゲストとして出演。雨にも負けず強風にも負けず、観客を魅了しています。 今回、5回目を記念して開催された「前夜祭」では、会場となった洋麺茶屋牧家にファンが詰めかけアツい夜となりました。トリオでのスペシャルライブも大盛況、目がハートになる人続出でした〜 :oops: 日本人初のくちぶえ世界チャンピオン、分山貴美子さん! 今年も超絶全開!JazzoomCafeさん。 カンタービレの王子様、勝誠二さん登場に「きゃ〜!」 出演者のプロフィールはオフィシャルサイトでチェックしてね。 勝誠二オフィシャルウェブサイト JazzoomCafe 口笛奏者 分山貴美子Official web site ウクレレと牧場が奏でるハーモニー! 「Mooooo!」の美声で時にゲストと一緒にうたう、ミルキングパーラーの牛さんたち。みんなツヤツヤして毛並みがとっても綺麗です。分山さんの口笛ライブが始まると、どどど〜っとステージの方に集まって来るのは、カンタービレおなじみの光景。 こちらの牧場では全部で約230頭もの牛たちが飼育されており、中には日本でここにしかいない「アングラー種」という珍しい牛さんもいるんですよ。総面積はなんと東京ドーム約16個分! 農薬を使わず、土づくりからこだわった自然な環境でのびのびと放牧されています。でも、どうして牧場を会場にしたの? 牧家の森田さんに伺いました。 森田 学さん/株式会社Booca 商品企画室 室長 年に一度のイベントですが、こんなに近くで牛が見られる場所って観光牧場でも実はあまりないんですよ! それから、においが全然しないでしょう? 皆さん、まずそこに驚かれますね。排泄物がきちんと発酵されているから無臭なんです。 牧家ミルキングパーラーは、もともとは体験や観光の要素を入れた教育ファームとしてスタートしたのですが、狂牛病や口蹄疫などの流行を受けて、10年ほど前から一般開放を中止していました。 「牧場から食卓へ」の意味を込めて「牧家」。 やむを得ずのことでしたが、そのために、牧場が食卓から切り離された感じになってしまって、残念に思っていたのです。やっぱり、原料の生産から安全と美味しさにこだわって作っているんだよ、というのをお客様に見ていただきたいですから。 そんな時に木元さん夫妻と出会いまして、牧場を体験していただく機会になれば、と会場を提供させてもらうことになりました。 イベント限定のフードメニューにも力を入れています。青空の下でお食事を楽しんで行ってくださいね! 音楽と一口に言っても、ハードロックやフォークだったらここの雰囲気にマッチしないでしょう? ウクレレだからこそ実現できたんです。そういう意味では、ウクレレは牧場にいちばん似合う音楽だと思います :-) 高木ブーさんのてるてる坊主 今回のスペシャルゲスト、高木ブーさんのステージはもう圧巻、の一言でした。やさしい歌声が広大な牧場を包み、楽しいトークに牛も爆笑……していたことでしょう。長い芸能生活の中でも、牧場で唄うのはこの日が初めてだったそうです! 客席、うっとり。この日の来場者数は約1500人以上!過去最高となりました 北海道ウクレレカンタービレ発起人で伊達ウクレレ協会を主宰する木元さん夫妻は、裏方仕事に奔走しながらも、大盛況の会場をしみじみと眺めていました。 「北海道でウクレレイベントを開きたい!」 そのきっかけは、2012年に札幌で開催された、勝さんとJazzoomCafeさんのライブでした。「ウクレレピクニック」をはじめ、国内外で数多くのイベントを手がけるプロデューサー、斉藤祐介さんとの出会いによって、木元さんの心に火がついたのです。 木元克弘実行委員長とウクレレさな事務局長。木元さんのTシャツは燃える炎の赤!この春還暦を迎えた闘志の色なのでした。 木元さん:斉藤さんが制作されている「日本ウクレレイベントマップ」を拝見したら、当時、北海道が空白だったんだよね。それが悔しくて(笑)。やるなら「北海道」をキーワードにしたイベントにしたい、じゃあ北海道ってなんだろうって考えたの。 学生時代、東京の友達に「北海道出身なら、実家は牧場やってるんでしょ?」って言われたのを思い出してね。北海道イコール牧場かい! ってその時は思ったんだけど(笑)。 ちょうど森田さんが伊達ウクレレ協会のメンバーだったご縁もあって、牧場でイベントやらないかいって声をかけさせていただいたのが始まりですね。 5年目を迎えて、あらためて思うのは、どれだけ多くの人たちがここに関わってくれているんだろう、ということ。本当にありがたいですね。 皆さんにたくさんたくさん、気にかけていただいて。その最たるものが、ほら、このてるてる坊主! て、てるてる坊主?? 木元さんが見せてくれたのは、なんと、高木ブーさんお手製のてるてる坊主! カンタービレが雨続きだったことを知ったブーさんが、お天気を気にかけて作って持ってきてくださったのですって。効果絶大、「雨が降る」ジンクスも、すっかり吹き飛ばされたようです。 夢はウクレレ・オーケストラ! フィナーレは恒例の公式ソング「ウクレレラプソディー」の大合唱! 作詞作曲の磯辺大輔さん、今年は謎の「虚無僧くん」をお供に登場〜。 ホテル支配人、人気ブロガー、などなどいくつもの顔を持ち、毎日おもしろブログでたくさんの読者を笑わせている磯辺さん。「元気な人も 病気な人も 人は唄って 乗り越えたんだね〜♪」のフレーズには、いつも涙が出ちゃいます。 磯辺さんのブログ「ホテルマンの幸せ」はこちら 斉藤祐介さん/北海道ウクレレカンタービレ プロデューサー 斉藤プロデューサーによれば、ここ数年、道外からの来場者も増え、全国に名の通るウクレレイベントとなってきたようです。 その要因はやはり、牧場の自然と海や火山の見える展望、地場産のおいしい食べ物。また現地スタッフの多くが素人という中、本当に一人一人の力でイベントが成り立っている、と話していました。 フィナーレの興奮冷めやらぬ中、ウクレレさなさんに聞きました。カンタービレはこの先、どこへ向かうのでしょう? 去年、今年とやっと晴れたでしょう。そしたら、欲が出て来た(笑)。 もっと子どもを集めたい、子ども達にウクレレを楽しんでもらいたいですね。 それで次世代のウクレレ弾きが伊達から出てくれたらいいなあって。 伊達でウクレレ持って歩いてる子って見かけないんだけど、この間ついに、見たんですよ!本当に嬉しかった。今回はウクレレ体験にも沢山のお子さんが参加してくれました。 う、美しい〜!!Oihata Ukulele いつか子どもも大人も一緒に、100人ぐらいでウクレレ弾いてみたいです。夢はウクレレオーケストラ、なんてね! [foogallery id="15311"] たくさんの出会いと感動を与えてくれる「北海道ウクレレカンタービレ」。 ここにいる人み〜んなウクレレでつながっているんだなあ、と思ったら・・・牧場の丘のてっぺんに立って「ありがとう〜〜」と叫びたい気持ちになりました。 来年はどんなハーモニーがこの丘に響くのでしょう。 みなさん本当にお疲れさまでした! 北海道ウクレレカンタービレ2018 出演アーティスト 高木ブー 勝 誠二 JazzoomCafe 分山貴美子 出演 伊藤香織 井上ケイ・ハウオリフラ田上教室とフラマダム uranawanaii KARAKIA sora 函館ウクレレフレンズ Alohi Lani 海老レレ 伊達ウクレレ協会有志 協賛企業、団体 伊達市農業協同組合 いぶり噴火湾漁業協同組合 株式会社島村楽器札幌ステラプレイス店 ローリングココナッツ編集部 株式会社アップデート FMびゅー 室蘭まちづくり放送株式会社 やなせデザイン社 伊達成吉思汗てつじん 大衆酒場 粋や 雄山株式会社 田中製餡株式会社 株式会社キョクイチ 株式会社谷口農場 メディパルフーズ株式会社 仙波糖化工業株式会社 伊那食品工業株式会社 株式会社アレフ 四国化工機株式会社 株式会社日本果汁 株式会社大矢 出展・出店企業、団体 Oihata Ukulele きゃさ工房 株式会社クワイアン バグヌート Aloha Smile Aochan’s ハンサム食堂 ブーランジェリーアイボックス 北翔大学 SOTOASOBU バルーンアーティストパフォーマーNORI 司会 荒町美紀 斉藤祐介 伊藤あゆみ 運営協力 株式会社牧家役職員 株式会社アンクル 伊達ウクレレ協会サポーター ミルキングパーラーの牛さん 主催 北海道ウクレレカンタービレ実行委員会 株式会社牧家 U-Sky,Inc 株式会社ローヤル Oihata Ukulele 伊達ウクレレ協会 Special Thanks ハワイさん (敬称略)
むしゃなび編集部
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08/18(土) 西いぶりと東京を「野菜」でつなぐ ノルノルブラザーズ 。 2018 夏の、いいこと(1)
今年は雨が続いて、もともと短い夏がますます短くなってしまいましたね! 駆け足で過ぎていく今年の夏、洞爺湖周辺で出会ったステキな人、ステキな出来事をご紹介します。今回は、故郷・西いぶりと東京を「野菜」で結ぶ、ハッピーなご兄弟の登場〜。 丘の上に現れた1日限りのポップアップレストラン! 7月最後の日曜日、地元食材をつくって、食べて楽しむ1日限りのレストランが伊達の丘の上に現れました。 「ファーム・トゥ・テーブル」 農園から食卓へ、と題して開催されたこのイベント、西いぶりの農家さんが育てた野菜や噴火湾の海の幸を、つくって、食べて、みんなで楽しもう! というもの。まもなくグランドオープンする志門気町のクッキングリトリート・スペース「Homestead(ホームステッド)」を会場に、農業者や飲食店関係者など、「食」に関わる地元の人たち40名ほどが参加しました。 伊達の街を一望する超絶景な丘の上、午前中はパティシエによるお菓子作り教室、夕方からはディナーパーティで盛り上がりました〜。 このイベントを主催したのは、「NOLNOL BROTHERS(ノルノルブラザーズ)」こと、島部 弘之さんと島部 祐紀さん。伊達市出身で現在東京に暮らす仲良しなご兄弟。 3年ほど前から、伊達、洞爺、壮瞥、豊浦など西胆振産の野菜を仕入れ、東京の「青山ファーマーズマーケット」で販売しているそうです。今回は、ファーマーズマーケットを通じて出会ったシェフとパティシエを招き、地元伊達での初イベントとなりました。 画像借用元:https://www.facebook.com/nolnolbros/ 島部さん兄弟が扱うのは、 自分たちが食べて、本当においしいと思った野菜。 実際に農家さんを訪ね、話をして、知りあった上で仕入れているのですって 8-O さながら、こだわり野菜のセレクトショップ?? 東京からふるさとの魅力を発信する「ノルノルブラザーズ」、兄の島部 弘之さんにお話を伺いました。 西いぶりと東京を「食」でつなぐ仲良し兄弟! 島部 弘之さん/ノルノルブラザーズ ch:そもそも、どうして野菜の販売を始めたのですか? 島部さん(兄):僕も弟も、生まれ育った伊達が大好きです。 東京に暮らしながら伊達にもビジネス拠点を作りたい、地元の為に何かしらの貢献をしたい、と考えたのがきっかけです。 学生時代に飲食店で働いていた経験を生かして、「食」に関する仕事を思いつき、青山ファーマーズマーケットで西胆振の野菜の代理販売を始めました。 旬の夏野菜がたくさん! ch:西いぶりの野菜といってもいろいろありますが、どんな野菜を販売しているのですか? 島部さん(兄):自分で食べて、「この人の野菜を売りたい」と思った農家さんの野菜を扱っています。 伊達のしましまファームさんや、洞爺湖の青山農園さんなど、西胆振にはおいしい野菜をつくる生産者がたくさんいますね。 伊達に戻ってきた時には、農家さんを訪ねて畑を見せていただいたり、話を聞いたりしています。 お料理をサーブしているのが、弟の島部 祐紀さん。 ch:東京のお客さんの反応はいかがですか? 毎回買いに来てくれるお客さんが増えていますね。おいしい野菜を求める人たちって、だいたいいつも同じ農家さんからしか買わないんですよ。なので、リピーターがついてくれているということは、評価されているということ。とっても嬉しいです :-) ch:お名前の由来ですが、ノリがいいからノルノルブラザース?? それもありますけど(笑) 英語の「no laughs no life」 の頭文字をとって「NOLNOL」にしました。私達と繋がるみんな、生産者や消費者、もちろん私達も含めて笑顔になれるといいな、と思っているんです! 正直、東京に行くまでは、伊達や西いぶりとつながる、みたいなことって全然考えていなかったです。早く都会に行きたかった。でも離れてからあらためて、故郷のよさ・面白さを感じるようになりました。 東京に拠点を置きながら、ビジネスというかたちで西いぶりと東京を繋ぎたい。そんなふうに考えています。 つくる人・食べる人、つながる! さてさて、うっすらと夕暮れ。ディナーパーティが始まりました。 松川、タコ、黄金豚、夏野菜各種、フレッシュハーブもたくさん—。西胆振の海の幸、山の幸をふんだんに使った、目に美しく、とびきり美味しいお料理やスイーツの数々。 参加者の中には、食材の生産者もいて、おんなじ地域に暮らす「つくる人」と「買う人」がともにテーブルを囲みました。 和気あいあいと楽しい時間。 「このお皿にあるものみんな、知っている人が作っているんだなあ、と思うとおいしいのがもっともっとおいしくなりますね!」 と話していたのは、この日ライ麦パンを提供した室蘭のパン屋さん、pain de micさん。それから、「こんなにすてきな料理になるんだなあ〜」と、嬉しそうな農家さんの姿も。 また、伊達のとある居酒屋の大将は「おっ、この食材こうきたか! って感じがするネ」と、料理人ならではのコメント。 シェフのミカミ ナオさん。全国各地で腕を振るうフリーランスの料理人。 午前中のお菓子作り教室。パティシエ・アカイ ノリコさんの指導で、季節のベリーをたっぷり使ったケーキが出来上がり〜! 地元の新鮮な食材を、腕利きシェフの料理でいただいく…… それだけでとってもすてきですが、育てる人、料理する人、売る人、買う人が、集って一緒に食べるなんて、なかなかないことですよね。まさに、ザ・地産地消を大満喫。 撮影: ヒラマツカメラ わいわいと飲みながら食べながら、丘の上の夜は更けてゆきました…… 最後に、島部さんに伺いました。これからの目標や夢って、ありますか?? 撮影: ヒラマツカメラ はい! 東京に西いぶりのアンテナショップを作るのが夢です! おいしい野菜を売る八百屋、それを料理したレストラン、さらに西いぶりで活動する作家のクラフトショップも入れて。さまざまな要素が一体となったお店を将来オープンできたらいいですね :-) 東京から故郷・西いぶりを発信する島部さん兄弟。都会にいるからこそできるつながり方で、ユニークな活動を展開されています。 東京近郊にお住いの読者のみなさま、ぜひぜひ、青山ファーマーズマーケットに出かけてノルノルブラザーズのショップでピチピチ野菜に出会ってくださいね〜。 NOLNOL BROTHERS https://www.nolnolbros.com Facebook ★「Farm to Table in 西いぶり」は2018年7月29日(日)に開催されました。 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/21(木) 洞爺湖のおいしい、を発信!メディアとしてのレストラン。KiiTOSキートス
2019年4月末にリニューアルオープンしました↓↓ https://so-ra-mi.jp/archives/20076 おいしそう、いえ、ぜったいものすごくおいしい!! というのが見ただけでわかってしまう・・・洞爺湖温泉街に最近OPENしたレストラン、キートス洞爺湖のシーフードブイヤベースです。 美味しさの秘密は、噴火湾で採れた新鮮な白身魚のアラだけを使ったスープ。 全ての旨味をこのアラから抽出しているので料理には塩を使っていない、という!素材と技を極めた一皿 8-O 旬を感じる、「自然料理」 キートス洞爺湖では、地元の旬な食材を使った「自然料理」を提供しています。 洞爺湖を中心に広がるエリアというのは、じつは食材の宝庫。四季折々、いろんな食材に出会えますが、「食べてもらうだけでなく、その魅力を知ってほしい」と、オーナーの前原孝植さんは話します。 「洞爺湖は食材が豊富な地域なので、地元の農家さんや生産者の方々と連携して、年間を通じて旬の食材を仕入れることができます。おいしい料理を提供するレストランであると同時に、地場産食材を発信する「メディア」という位置付けでありたい。地域や食材の魅力をPRしてゆきたいですね。」(前原さん) 豊富な食材の中でもより質の良いものを求め、前原さんが直接、生産者を訪ねることもあるそうです。そうやって選び抜いた食材を、南フランスでの修行経験を持つプロフェッショナルなシェフが腕を振るって調理します。生ハムやベーコンなどの加工品もすべて無添加で手作り。 キートス洞爺湖のおすすめ!! シーフードブイヤベース 2,400円 「南フレンチ風の海鮮ブイヤベースは魚のアラを丁寧にアク汁抜きし、香味野菜と共に煮込みました。噴火湾水産から直接仕入れている白身魚に、大海老、ホタテ、イカ、あさり、ムール貝。海鮮の旨みがつまった残りのスープでつくるリゾットは美味。無くなり次第終了となります」 お話を伺っていると「自然料理」とおっしゃっていた言葉が腑に落ちます。一皿になるまでのルートが、ブイヤベースなら海に近い。サラダなら土に近い。素材の命を感じるというか、とれた場所にとっても近いお料理だなあ!と感じました。 そんな「自然料理」をより一層美味しくするワインも自然派ぞろい!オーガニックに栽培され、収穫も製法も昔ながらのやり方で作られた希少なビオワインを扱っています。もちろん防腐剤フリー。口当たりがよく飲みやすいものが多いそうです。 それからコーヒーはエスプレッソマシンで淹れた本格派。スタバがないエリアだけに、カフェ好きには嬉しいですね。 地場産料理とくつろぎ空間。 店内の壁いっぱいに、洞爺湖の写真がかけられているのですが、まるで窓みたい、というか窓越しより間近に湖を感じるのです・・・。不思議な写真だなあ、と思って見ていたら、アーティストでもあるオーナーの前原さんの作品とのことでした。 なんだか、新鮮! 「知ってる知ってる」と思っていた洞爺湖、そして地元食材。しかしプロフェッショナルな料理と空間演出によって、あらためてその魅力にどきっ。再発見させてもらいました。 おしゃれな雰囲気ですが、かしこまらずカジュアルに楽しむことのできるレストランです。お誕生日や結婚記念日など、特別な日のお出かけにもおすすめです。 KiiTOS キートス洞爺湖 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40-11 0142-82-3031 https://kiitos-toya.business.site LUNCH DINNER 火曜・水曜 11:30~15:30 17:00~21:00 木曜・金曜 11:30~15:30 17:00~22:30 土曜 11:30~22:30 日曜 11:30~18:00 月曜 定休日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2018年)
むしゃなび編集部
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11/17(水) 引き継ぎ手募集!アイスプラント栽培、大滝の白戸さん
大滝区で「アイスプラント」という珍しい野菜を栽培する白戸和夫さんが引き継ぎ手を探しています。 南アフリカ原産のアイスプラントは多肉植物の一種で、サクッとした歯応えとプチプチした食感、塩気のある味が特徴のオシャレな野菜。中性脂肪の抑制や血糖値を下げる効果のある成分が含まれており、近年注目を集めています。 白戸さんがアイスプラント栽培を始めたのは13年前。当時は市場でも希少で、栽培方法も確立されていなかったそう。たくさんの研究と試行錯誤を重ね、独自のノウハウを開発しながら育ててきたのだとか。現在およそ3千株のアイスプラントが元気いっぱい育っています。出荷先は札幌方面のスーパーでサラダなど生食用として好評だということです。 詳しくは特集記事をご覧ください! https://mushanavi.com/specials/4448/ 育苗ハウスの中。なんだかかわいい! アイスプラントの苗。種から栽培しています。 ビニールトンネルが並ぶ白戸さんのアイスプラント畑 アイスプラントの収穫時期は6月〜11月。ポットで育てるため耕作機など、大型の農機具は不要。ハウスがあれば栽培でき比較的手軽に始めることができます。 栽培のポイントは土!貝殻や海砂などを混ぜ込んだ白戸さんオリジナルの用土がなんといってもよく育つ秘訣だそうです。農薬は使いませんが、独特の塩味を出すために夏と秋に数回、塩水を撒きます。 今シーズンもそろそろ終わりという時期ですが、ビニールシートの中では、はちきれんばかりに元気なアイスプラントがたくさん茂っていました。 うまく育つようになるまでに、多くの失敗と苦労があったそうです。このみずみずしさは長年の研究の賜物!葉を少しちぎって食べてみると、シャキシャキした歯応えとまろやかな塩味がとってもおいしかったです。 研究熱心でお元気な白戸さんですが、年々、体力的に大変になってきたため、苗や用土を譲り受けて代わりに育ててくれる方を探しています。伊達周辺の若手農家の方でアイスプラント栽培に興味のある方、白戸さんにご連絡ください(ハウスを一棟以上持っている方が望ましいそうです)。 匠の大地 白戸和夫 北海道伊達市大滝区優徳町 電話0142-68-6747 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年11月)
むしゃなび編集部
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12/12(日) これはもうmushanavi 的 情熱大陸だ!! Couturier Ty 宮崎智子という人
これほどまでにドラマティックな人生を歩んできた女性に出会ったことがあっただろうか? そう思うほどにのめり込ませる取材をさせた人。 倶知安在住、Couturier Ty 代表 宮崎智子さんを訪ねました。 智子さんが洋服のオーダーを請け始めたのは2000年頃のこと。 ブランドを立ち上げたのは2007年のこと。 そして倶知安に店舗を持ったのは2018年4月のことでした。 ↑デザイン段階でこの様な作業が入るとは知りませんでした。 「針と糸を使っての物作りならば大体のことはできます。」 そうおっしゃる通り、洋裁・編み物・刺繍・リメイク・修繕・革小物・布小物etc.なんでもこなされます。 ↑たくさんの糸や布が並びます。 ↑ツイードで作られた清楚なボディーコンシャスワンピース♡ ↑優しいオレンジ♡ ↑これを堂々と着こなして颯爽と街中を闊歩してみたい♡ ↑刺繍用の機械です。 地元の太鼓チームの半被を製作中。 ↑こういうワッペンも作ります。 実は、智子さんの最初の師匠はお母様でした。 今の智子さんと同じ様に何でもこなされていたお母様から、先ず習ったのは編み物でした。 「小学生の頃からビーニーやセーターなど、自分で編んだものを身に着けていました。 でも何故か洋裁には手を出しませんでした。ですが、洋裁をする母は私の憧れでした。 それなのに、母は私に一切無理強いしなかったのです。」 編み物以外しなかった智子さんに転機が訪れたのは20歳の時でした。 それは、お母様のこの一言が引き金でした。 「私の娘なのにスカート一枚作れないなんて…」 この言葉は、智子さんを発奮させました。 そして、お母様に習いながら初めて一枚のタイトスカートを作ったのでした。 このことがきっかけとなり、洋裁への転向を決めることになりました。 ↑落ち着いたカラーだからこそ、きっとパーティーで目立つはず♡ ↑取材時に智子さんが着ていらしたジャケット。とてもカッコよかった♡ そこからはお母様に師事をして洋裁の猛勉強を始めました。 また、文化服装学院を通信教育で卒業し、指導員の資格も取得しました。 とにかく物凄い集中力を持った頑張り屋さんなのです。 どんなことでも「やりたい!」と思ったら命懸け。 中途半端は大嫌い。 本気度は半端ない! 例えば英語。 ほとんど独学で、留学することなくTOEIC 900点を採ってしまったり。 スキーもプロ級の腕前だったり。 ↑パウダーもこの通り! そんな多才な人だから、全てが順調だったのかと思いきや…。 運命は智子さんをすんなりと洋裁の道へと導いてはくれませんでした。 2度の結婚と別離。 仕事も色々変わりました。 そんな智子さんに再び転機が訪れます。 「やはり洋裁道を極めたい! お客様のこだわりを100%表現し、デザインも着心地もお客様にピッタリ合うものを作って差し上げたい!」 改めてそう決心した智子さんは、再び猛勉強を始めました。 それも生半可ではない勢い。 しかも結果も残しました。 ↑これらの賞状や賞はほんの一部です。他にも色々と壁に飾られていました。 そして立ち上げたのが「Couturier Ty」なのでした。 「実は、Tは私の名前の頭文字。Yは母の名前の頭文字なのです。」 なるほど。 お店の名前にお母様は生きていらっしゃるのですね。 ↑出産祝いのオーダー品。オーガニックコットンで作られています。 25年前にお母様を亡くされた智子さんは、のちに運命的に出会った師匠に師事、猛吹雪のさなかでも中山峠を越えて札幌まで習いに行ったそうです。 ところが、またもや神様は智子さんに試練を与えました。 その先生も急逝されてしまったのです。 あれだけの資格や賞をいただいているのですから、師匠は必要ないのでは?と思うのですが… 「上には上がいます。常に技術向上をし続けていたいのです。だから今も師匠を探しています。」 いかにも智子さんらしい謙虚さ。 まだまだ勉強することはたくさんある! 前進あるのみの精神です。 ところで。 このお店を通して伝えたいことはありますか? とお尋ねしてみました。 「洋裁教室の指導者としては、食わず嫌いにはならずにやってみましょう!と伝えたいです。やってみようとしないで “出来ない” って思うのはもったいないです。 また、洋服の仕立て屋としては、自分サイズの服の心地よさを知ってほしいと思っています。 色々取り扱っていますが、一番好きなのはドレスオーダーを受けて仕立てるお仕事です。 日本人にも華やかなカラーを堂々と着て、思い切りファッションを楽しんでほしいと思っています。」 ↑こちらは既に終わりましたが、小物作りの講師の他、定期的に初心者向けの洋裁教室も開催されています。1日で服が作れるプログラムになっています。 工房に所狭しと置かれた道具や機械や糸や布を見ていると、筆者も自分だけの1着が欲しくなってしまいます。 夢を実現させることへの熱量が人並み外れて高い智子さん。 きっともっともっと大きな夢があるに違いない!と次なる目標をお尋ねしてみました。 すると、とても恥ずかしそうに教えてくれました。 「フランスに住みたいです。 ヨーロッパの色彩豊かな生地を使って洋服を作りたい! そして、思い切り大胆にファッションを楽しむ人に私の服を着て喜んでほしいのです。」 なんと、しっかりとフランス語の勉強も始められています。 これは必ず掴む夢だな…と感じてしまいました。 華やかな外見とは裏腹な、物凄く泥臭く地道な努力をされる智子さん。 その情熱に強く引き込まれ、頭の中には葉加瀬太郎さんのバイオリンが鳴り響いていました。 Couturier Ty(制作中ページあり) https://tymode.jp/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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06/24(水) 夏らしいハンドメイド作品いろいろ!リトルチェア の展示会6/27土まで
大町ミニギャラリーでリトルチェア のハンドメイド展が始まりました。 今回は例年の半数の作家さんに絞り、スペースをしっかり取って開催しています。 かわいいエコクラフト(画像は今話題のアマビエ) 夏らしいアクセサリー(ガラス、ビンテージボタンetc) おしゃれな木工作品 素朴な消しゴムはんこ(ひらがなシリーズが人気) 自家焙煎コーヒー豆 など。 6名の作家さんによる素敵な作品がいっぱいです。 じっくりと見ながら選ぶひとときはやっぱり楽しい〜! 6/27土曜日まで開催しています。のんびりとお出かけください。 リトルチェア の夏色ハンドメイド2020 期間:2020年6月22日(月)~27日(土) 場所:大町ミニギャラリー 伊達市大町3番地7 時間:10時~16時(最終日は15時まで) 〇作家の数を半分に減らし、作品数を減らして開催します 〇入口にて手指のアルコール消毒をして頂きます 〇混雑時、入場制限をさせて頂く場合があります 今回参加しなかった半分の作家さんは秋のハンドメイド展に出展されるそうです。そちらもお楽しみに!
むしゃなび編集部
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03/15(火) 嘘のない循環を生み出す〜『天花地星』オーナー木村洋子という人
「え! 私の写真撮るの!? ちょっと待ってて!すぐ着替えて来るから!」 そして、ほんの1分くらいで笑顔で戻ってきた洋子さん。 「じゃん! 店のTシャツ着てきた!」「どこで撮る?」とキョロキョロしながらおっしゃる。 せっかくなので、店の原点だという子どものおもちゃの前に立っていただきました。 とにかく相手を飽きさせない。 少しも飾り気なく、元気で可愛いノリ。 筆者、すっかり洋子ワールドに引き込まれてしまいました。 では改めて〜。 函館ご出身の木村洋子さんは、2011年に今の『天花地星』をOPENさせたオーナーさんです。 今回は、一瞬で人を惹きつける不思議な魅力を持つ洋子さんの人物像に迫ってみました。 店名『天花地星』の由来 「雪は天に咲く花。 北海道ではその雪が結晶となって星のように降って来る。 地に降りた星のような雪は、地上の花への恵みの水となる。 そして再び空気となった水は天へ戻り、雪は天に咲く花となる。」 なるほど…。 ずっと知りたかった店名の由来がストンと腑に落ちました。 大好きな北海道の雪をベースに、自然の循環を店名に込めていたのですね。 「自然豊かなところで暮らしたい。」 洋子さんのご両親が青森に住んでいたこともあり、20年以上前、洋子さんご夫婦は青森の山奥に住んでいました。 ところが直ぐに想いと環境のギャップに悩まされる事件が起きました。 実は、住んでいたその地の近くには産業廃棄物処理場があり、ダイオキシン混じりの黒い煙が辺り一帯に漂うところだったのです。 洋子さんは、自分達のためにも周辺住民のためにも必要だと感じて反対運動を起こしました。ですが、仲間を得られず同意も得られず、いきなり厚い壁に打ち当たってしまいます。 「反対運動なんかしてもらったら農産物が売れなくなるから困る! 止めてくれ!」 それは洋子さんたちにとって、我が耳を疑う衝撃的な出来事でした。 「みんな、この状態を黙って受け入れるのか? 何故!?」 愕然とした想いに陥りながらも、その後洋子さん夫婦は環境問題に取り組むようになりました。 そして、それは自分達の生き方を見つめ直すきっかけにもなりました。 ↑さまざまなカゴが並びます。天花地星の人気商品です。 ↑アフリカ製品 「買い物をすればゴミは増えます。自分達もゴミを増やすことに加担している。でも生きるためには買い物は必要…。 買う者・使う者としての責任も考えるようになりました。 行動をしながらも悶々とした日々の中で、シュタイナー教育と出会い伊達に移住して来ました。」 さて。 3人の子どもを授かりましたが、ほどなくして洋子さんはシングルマザーとなりました。 30代の頃です。 ↑こちらはとても履き心地が良く丈夫なヘンプの靴下。 「子どもの学費を捻出するため、仕事をいくつも掛け持ちしながら必死で働きました。当時の写真を見ると、今の方が若々しいと子どもたちに言われます。」 そんな洋子さんが18歳から続けていたのはエアロビクスでした。 他にもリズム体操なども教えていらっしゃいます。 まさに芸は身を助けました。 それと同時に、地道に続けて来た環境問題への取り組みの延長線上に、『天花地星』の前身である通販サイトも2004年より立ち上げました。 本当にバイタリティー溢れる方♡ 当時扱っていたのは「子どもが安心して遊べる玩具」でした。 主に木製のドイツ製品だそうです。 洋子さんの店のコンセプトは、今も昔も” 心と体に優しいこと “ “ 最終的に地球に還るものであること“ ですから、塗料は極力ケミカルを排除しました。 クレヨンは小さなお子様が口に入れても安全な材料で作られているものを選びました。 その後、2011年に今の場所とご縁があり実店舗を作りました。 実店舗ができた当初は玩具だけの取り扱いでしたが、今は一般食品から雑貨、服飾雑貨、フルーツまで多種多様な物を扱っていらっしゃいます。 ↑とても思い入れが強いフェルトシューズ。何年も探していたそうです。丈夫で長持ち、ものすごく暖かい。 ↑風呂敷のような布バッグ。色や柄のバリエーションも豊富です。 その取り扱い商品が広がっていった理由が、いかにも洋子さんらしくて面白い。 「なんだか気がついたらこうなっちゃっていたの! 生徒さんたちやインストラクター仲間との繋がりの中で、どんどん商品の種類が増えっちゃって。繋がりって面白いよね〜。でもね、これ絶対いい!って自信があるものしか仕入れない。食品はできるだけ無添加のもの・オーガニックのもの・アレルギーに配慮されたもの・フェアトレードのものに拘っているし。だから胸を張って勧められる。絶対損はさせない!って言えるの。」 ↑身体にとって良くないものが含まれるものは扱いません。 強い拘りを持ち吟味されて選ばれたものは、似たようなものを値段だけで比較すれば「高い」と思われます。 けれどもモノやコトの価値を値段で測らない『天花地星』のラインナップは、自分にとって本当に必要なものを、その商品の背景も含めて判断してほしいという願いを洋子さんは持っています。 「類は友を呼ぶ」 とはよく言ったものです。 いまや『天花地星』は、洋子さんの理念を理解して足を運ぶ人、口コミで買い物に来る”食べ物ジプシー(様々な事情で特定のものしか口に入れられない人)” にとっての大切な存在になっています。 「うちの店ね、胆振管内一入りにくい店って言われてるの!笑 ぱっと見 普通の家だしね。 でも大丈夫だから!笑 どんどん入って来ちゃって大丈夫って書いておいて!笑」 1時間ほど話していて、「この人は本当に開けっぴろげで嘘をつかない人だなあ…」ということを感じました。 常に直球勝負で潔い。 自分の言動にはきちんと責任を持つ。 自分の中に矛盾があるのは許せない。 だからあらゆることに辻褄が合うように努力する。 かくいう筆者にも似たところがあるので、これら一つ一つのお話に大きく頷いてしまいました。 ↑全国各地に仲間がいる洋子さんは大のフルーツ好き。天花地星の玄関には、一年中全国の果物が並びます。 ところで洋子さんは2010年からヨガインストラクターをされています。 ↑インドにて〜。 ヨガのポーズにはそれぞれ意味があるそうですが、生徒さん一人一人に目指してほしいゴールがあるそうです。 目指してほしいのは、一人一人が心も身体も健康になるためのゴールとその道筋。 ↑右側の男性がインド人の洋子さんの師匠です。この先生に師事できること自体がすごいこと。 「自分も含めて、何故それをするのか?何のためにやっているのか分からないと心身ともに納得して取り組めない。ヨガにはね、人は生きている間に7回生まれ変わるという思想があるの。そして最後は泡になる。ヨガはきれいな泡になるための修行。 私はまだまだきれいな泡にはなれてないけどね。」 正直、体験していない筆者にはよく理解ができない表現でしたが、身体には「理想的な動かし方」つまり「理にかなった動かし方」がきっとあり、それが健康に結びついていくということなのでしょう。 「7回生まれ変わる」「きれいな泡になる」については、次回詳しく教えていただこうと思います。 ↑インドでの修行の途中にて〜。 洋子さんは最後にこんなお話をしてくださいました。 「商品は国内だけのものではなくて海外のものも多くある。海外旅行が好きだから、以前は現地に買付にも行っていたの。でも今は仕入れ方を変えた。だって、買付に行ったら国内でお金が回らないでしょ? だから国内の輸入事業者から仕入れるようにした。もうね、自分のところだけ儲かればいいって時代じゃないよ。いろんな国のいろんな人とも関わって、いろんな人たちが幸せになった方がいいもの。」 このお話は、洋子さんの生きる姿勢を端的に表す言葉だなあと感じました。 人の繋がりを何よりも大切にして、関わる人を心から大切にする。 その結果、嘘のない好循環が生まれていく。 架け橋としても。 実践者としても。 洋子さんが繋ぐ人々の活動が正当に評価され、みんなが幸せになる。 本当に素敵です。 小さな体でなんという大きなパワーを持つ人なんだろう!と、終始屈託ない笑顔の洋子さんに圧倒された時間でした。 さて、その洋子さん。 実はさらなる夢の実現に向けて大きく動いています。 なんと、5月〜6月を目標に「こども食堂」を展開されるそうです! そちらについてはいずれまた〜。 『天花地星』情報 *むしゃなびページhttps://mushanavi.com/author/tenk/ *ヨガサークル サントーシャ https://mushanavi.com/author/mutenka2/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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12/22(土) 着心地ばつぐん。レトロな街のおしゃれ犬服SHOP「CHICK MATCH」
室蘭市中央町のロマン漂う商店街・・・ 「冬が似合う街並みだなあ〜。」 そんなことを考えながら、ぶらぶらと歩いていたら、なな、なんておしゃれな、わんちゃん! 思わず、こんにちは〜と入ってみるとそこは・・・・? はい、今回は、プロのパタンナーさんが営むすてきな犬服屋さんをご紹介します! おしゃれ! アトリエ併設の犬服ショップ。 大町商店会の入り口、小公園の斜め向かいに位置する「CHICK MATCH(チックマッチ)」の店先には、カラフルな犬用のお洋服がたくさん! 渋〜いアーケードの街並みにパッとお花が咲いたよう。 オーナーのヤマダエリさんは婦人服のパタンナー。「パタンナー」とは、デザイナーが作ったデザインをもとに、型紙を起こす専門職です。東京や札幌のアパレルメーカーに勤務するかたわら、犬服の世界を独自に追求、口コミやネットショップで大人気となりました。 その後、独立して一昨年の2016年にこちらに実店舗をオープンしました。 「いらっしゃい。」 迎えてくれたのは看板犬の松男(マツオ)くん。ヤマダさんの愛犬にして商店街のアイドル的存在です。 店内には、カットソーやパンツ、つなぎ、防寒素材のアウターからマフラーまで、いろ〜んなアイテムが並んでいました。人間も着てみたくなるほど、おしゃれでかわいい! そして手に取ってみると、とても肌触りがいいのです。 それもそのはず、ヤマダさんが会社員時代から付き合いのある生地メーカーから仕入れた上質な服地で製作されているのです。素材から配色、ステッチ・・・細部に至るまでこだりが。 ヤマダさんのものづくりの原点はアパレルメーカー時代の経験。 「先輩がいない状況だったこともあり、とにかく工場に足を運んで現場でいろんなことを勉強しました。大変でしたが、その経験が今につながっているな、と思います。」 一般的には、パタンナーが工場に出入りすることって、あまりないそうです。「いい仕事をしたい」という情熱のなせる技! 今年の秋冬コレクションのテーマは「Rock Star's Routine」。バンドマンの男の子みたいな、ロックでポップな雰囲気がカッコイイ〜。お店の一角にあるアトリエは、色とりどりの布地や糸、器具や機械でいっぱい。一番奥にあるミシンは、カットソーなどニット生地の縫製専用のもので、北海道には数台しかないとても貴重な機械なのだとか。 あっ! ニャンコもいるっ 猫のスネ男くん。服は、着てないですね・・・ 「猫はあんまり服が好きじゃないみたいで。でも、いつも松男を見ているからか、最近ちょっと興味が出てきたようです。」とヤマダさん。 「着心地も最高です。」常連のわんこさん。グレーをテーマにした昨年のコレクションをシックに着こなしていました。 さてさて、お話を伺ううち、すっかり日が暮れてきました。 好きなことを、思いっきり! 「ふるさとに帰ってきた、という感じは、全然ないですね。」 ヤマダさんは室蘭出身。同じ市内でも、生まれ育った東室蘭エリアと旧市街地のこちらとでは、全く雰囲気が違うそうです。 「アトリエを探して、道内のいろんなところを探していたのですが、なかなか見つからなくて・・・。たまたま帰省していた時に、以前から好きだった中央町のことを思い出して、そういえば、空いているお店が沢山あったような・・・と室蘭市の空き家バンクを調べてみたんです。何件目かで、ここに出会いました。」 こちらの建物は、以前はお弁当屋さんだったそうで、入居した当初は湿気がすごかったのだとか。服地のストックや機材を置かなければならないので、友人たちに手伝ってもらって大幅に改装し、湿気問題もクリア。でも、冬場はとても冷え込んだりと、古い建物ならではの不便なところもあるようです。 しかしながら、古さや不便さも楽しみながら暮らしている・・・そのパワーとセンスに感服しました! みんなが知っていてくれて、声をかけてくれて、すごくいい街だな、と思います。 こんな風に受け入れてもらえるとは、思っていませんでした。 「思いっきり好きなことがしたい」それだけで、商店街のこともよく知らないまま、飛び込んできましたから。 好きなことをして、自由でいること。それが一番ですよね! 仕事を愛し、人生を楽しむ。「ものづくりの街、室蘭」にぴったりな今回のお店訪問でした。 犬服は、お店で採寸をしてセミオーダースタイルで購入できます。詳しいアイテム、価格はネットショップをご覧ください。 年明けには福袋の販売があるよっ! チックマッチ ネットショップ http://chick-match.shop-pro.jp CHICK MATCH 室蘭市中央町2丁目7-12 TEL 0143-57-5452 OPEN 犬の散歩時間から開店〜18:00閉店 CLOSED 不定休 最新情報はお店のフェイスブックをご確認ください。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/03(月) 最高に贅沢で、あたらしい食体験。HOKKAIDian Homestead
噴火湾を一望する丘の上に建つHOKKAIDian Homestead。地元食材を使ったクッキングワークショップを提供するスタジオです。伊達市志門気町に昨年オープンしたこのスタジオで、現在旬を迎えている「ホワイトアスパラガス」をメイン食材にしたイベントを開催しています。 ところで「クッキングワークショップ」ってどんなイベントでしょう?クッキングと聞いて思わず「料理教室」を連想した筆者ですが、実際に参加してみたら、もう目からウロコの連続!! つくる、食べる、出会う、つながる・・・ まったくあたらしい、伊達の食体験!今回は、この夏イチオシの食イベントをレポートします! 伊達の市街地から壮瞥・オロフレ方面に向かって10分ほど。小高い丘の上に、赤い屋根に焦げ茶色の壁のおしゃれな建物が見えてきます。入り口脇のパーキングに車を止め、林の中のフットパスを登ってスタジオへ。街中の喧騒を離れ、小鳥のさえずりが聴こえます。新緑のさわやかな匂い!入り口に到着すると、素晴らしい景色が広がっていました。伊達の街と噴火湾、その向こうに北海道駒ヶ岳が浮かび、西には有珠山と昭和新山がすぐそこに。さらに洞爺湖の中島、お天気がよければ羊蹄山まで見渡せる大パノラマです。 「ようこそ!」オーナーのイエン・フォンさん・松下記子(のりこ)さん夫妻、そしてシェフのバスチャンさんが迎えてくださいました。イエンさんと記子さんは10年ほど前に香港から家族で伊達に移住し、昨年こちらのスタジオをオープンしました。イエンさんに伺うと、「Homestead」とは、農園の中に建つ母屋といった意味があるそうです。野菜、魚介、肉など、様々な食材が豊富に採れるこの地域は、まさに大きな大きな畑のよう! この地域で採れた旬の食材を皆で集って料理して味わう— というコンセプトでスタジオが誕生し、様々なプログラムやワークショップを開催しています。 手作りのウェルカムドリンクをいただいて一息ついたら、いよいよワークショップの始まりです。今日の主役は5~6月が旬の「ホワイトアスパラガス」。毎年この時期には、朝早くからアスパラを求める人で観光物産館(道の駅だて歴史の杜)など市内の直売所が賑わいます。 グリーンとホワイトの違いは栽培方法によるもの。日光を遮って育てることで白くなるのだそうです。中でも特に甘くておいしいとイエンさんが惚れ込んだ、稀府の農家さんのアスパラを使用します。甘さの秘密は、土の中で日光を遮って大きくする昔ながらの農法にあるそうです。そのほか、こちらも今が旬のイチゴなど、フレッシュな食材が揃いました! み~んなこの地域で採れた野菜たちです。 フランス人シェフ・バスチャンさんは13歳で料理学校に入学して以来、この道20年のベテランシェフ。日本国内のホテルでも経験を積んでいます。フレンチをベースに独自の発想を織り交ぜ、ナチュラルで洗練された料理を提供しています。バスチャンさんのユーモアあふれるおしゃべりでスタジオ内には笑い声が絶えません。 材料の下ごしらえや調理法の中には発見がいっぱい。例えば、ホワイトアスパラガスの皮を茹で汁の出汁に使ったり、イチゴとバルサミコ酢を合わせたり…。それも「やり方」を知るだけではなく、アイデアやセンスが随所に光り、とっても面白い。見事なナイフさばきには、参加者から「ブラボー!」。 和気あいあいと作業を進めるうちに、どんどんお料理が出来上がってゆきます。それでは、仕上げはシェフに任せて、お待ちかねの食卓へ・・・。 前菜 Salad with Pannacotta & Strawberryアスパラとイチゴのサラダ。中央にバスチャンさん特製・アスパラのとろけるパンナコッタ。2年仕込みの黄金豚・自家製生ハムと一緒に!! イコロ農園のエディブルフラワーがお皿に華を添えます。 メインディッシュ Feuilleté d'asperges Blancheバターの香りが香ばしいミルフィーユ生地にホワイトアスパラガスを贅沢に挟んだ一品。厳選したホワイトアスパラガスの甘味、ソースとのコンビネーション。食感も絶妙でした。 おいしい食事と料理を引き立てるワイン。自然とおしゃべりも弾みます。食後はデザートとコーヒーでのんびり。特製のホームメイドアイスクリームのうっとりするような口あたり・・・。 デッキで景色を眺めたり、敷地内を散策したりと、それぞれにひと時を楽しみました。 この土地で育った食材たちが素敵な一皿に変身し、おいしく、楽しくいただく・・・そんなゆったりとした時間の流れの中に、本当の「豊かさ」を感じました。食、自然、観光、出会いなど、様々な要素が詰まったイベントですが、それぞれが複合的につながりあうことで、五感が満たされ、身体も心もリラックス&リフレッシュ! とっても贅沢な時間となりました。 観光とも外食とも違う、あたらしい食体験をしに、この夏、HOKKAIDian Homesteadの丘へ出かけてみませんか? この後も様々なプログラムやワークショップが開催されます。地元の方にとっては、近くなのにバカンス気分! 地元の魅力再発見に。遠くから来た方にとっては心にのこる最高の「お土産」になるのではないかと思います。 * 最新情報・この後のイベントについては ウェブサイト または フェイスブックページ にてご確認ください。 * プログラムは予約制です。事前にお申込みください。日程はこちら! HOKKAIDian Homestead 住所 北海道伊達市志門気町 19-1 HP https://hokkaidian-homestead.com/ Facebook https://www.facebook.com/HOKKAIDian/問合せ 080-3294-1969 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/12(月) 黄色いウグイスが誘う、南ヨーロッパのおいしいお惣菜。テイクアウト専門店Uguisu DELI だて
末永町にオープンした「ウグイスデリ」は南ヨーロッパ料理をベースにしたお惣菜のテイクアウトショップ。看板に描かれた黄色い小鳥に誘われ、扉を開けると・・・色とりどりのお料理が並ぶプレートや前菜、デザート、タルティーヌなど、にぎやかに並んでいました。 シェフのバスチャン・ロリオさんは30代の若さで約20年ものキャリアを持つベテラン料理人。ご結婚を機に来日され、日本に住んで10年ほどになるそうですが、来日する以前には世界各国を旅しながら各地のレストランを渡り歩き、料理修行を極めたのだそうです。 料理人にとって大切なものとは・・・「パッション。」キッパリと言い切ったロリオさん。その潔さに、料理の道一筋に生きるシェフの心意気を垣間見た気がしました。 妻の信子さんはパートナーのことを「料理で自分自身を表現する人」だといいます。 ロリオさん撮影 お二人はロリオさんの技術やセンスを多方面に活かせる新しいフードビジネスの構想を温めていました。日本ではまだあまり耳慣れない「カリナリー・サービス(Culinary Service)」というものです。「カリナリー(Culinary)」とは、料理や飲食にまつわること全般を意味します。レストランやテイクアウトのみならず、ケータリングや出張シェフ、クッキングクラス、さらにはメニューのプランニングまで。つくる・教える・デザインする・提案する、などあらゆる角度から「食」を提供するサービスです。コロナ禍により飲食店やイベントが縮小や制限を迫られる状況下で、安全に営業できるスタイルを追求し、事業の第一弾として今年6月に自宅でお惣菜屋さんをオープンしました。 それでは、おすすめメニューをご紹介しましょう! VIPプレート 1500円 まるで音楽のように、食材たちがハーモニーを奏でる華やかなプレート!内容は日替わりで変わります。この日のメニューは、鶏レバーペースト、エゾシカリエット、スモークチキン、黄金豚テリーヌ、グラブラックスオリーブ、アーモンド、コルニション。旬の地元産食材を中心に、フランス産カモやイタリア産サラミなど、厳選したヨーロッパの食材を織り混ぜたアートで贅沢な一皿です。みんなでつまんでも、一人でじっくり味わっても最高! アンティパスト グリル野菜のオリーブオイルマリネー 800円 肉、魚をはじめ食材全般に精通するロリオさんですが、最も得意とするのが野菜料理だといいます。野菜の豊富な夏場は95%地元産の野菜を使用。シンプルながら深い、野菜の美味しさに驚きと幸せが込み上げてきました! ガトーショコラ 500円 カカオ64%のフランスチョコ使用。濃厚な味わいのデザート。 道産小麦を湧水で仕込んだ手作りパン。もちもちと香ばしくハーブが香ります。お料理にもぴったり! 「ウグイスデリ」という名前は、「ロリオ」がフランス語でウグイスを意味することから、信子さんが命名したそうです。でもフランスにいるのは日本のウグイスとは異なる「高麗ウグイス」という種類なのですって。色も日本の「鶯色」のようなグリーンではなく、鮮やかな黄色をしているのだとか・・・ 看板の黄色い小鳥はウグイスだったのですね! 6月からプレオープン期間として営業していましたが、7月15日より公式オープンします。また現在はお惣菜のテイクアウトのみですが、今後状況をみながらクッキングクラスなど様々なサービスを展開していく予定とのことです。 自家製シロップやこだわりの輸入食材も多数販売しています 「おいしくて、幸せ!」そんな気持ちでいっぱいになる南ヨーロッパのお惣菜。黄色いハンカチならぬ「黄色いウグイス」が目印です。Facebook、Instagramで今週のメニューや営業時間をチェックして訪ねてみてください。 店舗情報Uguisu DELI伊達市末永町175-18uguisu1984@gmail.comInstagramFacebook ※記事の内容は取材時の情報です(取材:2021年)。メニューや料金は変わることがあります。
むしゃなび編集部
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11/09(金) まちの人にインタビュー。緑丘高校の特別授業【ローカルいいね!】
先日、北海道伊達緑丘高校で1年生の特別授業「まち・ひとワークショップ」に参加してきました。自分たちの暮らす地域で活躍する大人にインタビューしてみよう、というクリエイティブな授業。今回、初の試みだということですが、主な目的は、 「地域」・「まち」について考えること。 インタビューと発表を通してコミュニケーション力を試すこと。 取材対象として、伊達市や近郊の地域で働く大人、10人が招かれました。ワイラジオのKanzyさんや和菓子職人・久保さんなど街の有名人や、むしゃなびでおなじみ、整理収納アドバイザーの小野さんや、いろえんぴつartの塩谷さんの姿も。飲食、福祉、アート、土木業など、様々な業種のメンバーが集まった中、編集部を代表して私も参加させていただきました。 普段、お話を伺う側ですが、今回は聞かれる側なので、ドキドキ!! 1年生約140名が十数名ごとのグループに分かれ、進行役や記録係、案内係など役割分担をして、インタビューを進めて行きます。 どんな職業をしていますか? あなたにとって「まち」とはなんですか? 高校時代はどんなことを考えていましたか? といった質問をして、回答を記録していきます。長いはなしになると、聞き漏らさないようにメモするのはなかなか大変ですよね。言葉に詰まったり、うまくまとまらない私の返答にも一生懸命耳を傾けてくださってとっても嬉しかったです。 それにしても初々しい1年生の生徒さん! 私が高校生だったのはもう20年も前のことですが、部活や友達との時間を楽しみながらも、日々悩んだり傷ついたり、葛藤していたように思います。緑丘高校の皆さんは、いまどんなことを考えて学生生活を送っているのかな・・・逆にお話を伺ってみたくなりました。 さて、30分ほどの質問タイムを終え、まとめの時間の後にグループごとの発表を見せていただきました。 「〇〇さんはこんなことを話していて、私はこんな風に感じました」 といった形式で、まちで働く人たちの活動やおもしろエピソードが紹介されました。 私自身、そ・ら・みの取材で今日の皆さんと同じようなことをしているわけですが、その中でいつも感じることがあります。 それは、芸能人やユーチューバーを観るのもいいけれど、まちで暮らす普通の人の話がとっても面白いし、魅力的! ということです。 そして、まちをつくるのは大きな活動をすることだけではなくて、ささやかでも本当に気持ちのこもった日々の営みが、地域を豊かにしてゆくのだと思います。今回のインタビューを通して、そういう「ローカル」の面白さを感じ取ってもらえたら嬉しいです。 インタビューする側だけでなくされる側もお互いに、地域への思いを深めるきっかけになるような、とても素敵な授業でした。 10年後には皆さんが取材される側になっているのかな?? 緑丘高校さん、ありがとうございました! 北海道伊達緑丘高等学校|公式HP
むしゃなび編集部
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10/18(金) 紅葉シーズンです!2019〜大滝区
2019/10/18追記大滝の紅葉がピークを迎えているようです(記事で予想したよりちょっと遅かったです、ごめんなさい)。最新情報が地域おこし協力隊のFBページにアップされています→ https://www.facebook.com/date.otaki.chiikiokoshi/今週末あたり、出かけてみては! 秋ですね。このところ街路樹が急に色づいてきた感じですが、伊達周辺の紅葉スポットといえば、大滝区と洞爺湖周辺がきれいです。春は遅い北海道、でも秋は早い北海道・・・紅葉シーズンを満喫するべく、今回は伊達市大滝区へ、紅葉の進み具合を見に行って来ました! 紅葉ポイント1〜三階滝公園 「大滝で紅葉を見るならまずここ!」の三階滝公園にやってきました。平日でしたがシーズンとあって、沢山人が訪れていました。 気になる紅葉の進み具合は、三分〜五分といったところでしょうか。全体的にはまだ結構グリーンですが、モミジなどの赤が目立ちはじめています。 2019/10/2 撮影 紅葉はじめ?のモミジ。赤とグリーンのコントラストがきれいです こちらは赤と黄色。青空に透けるような色合いです この様子では、おそらく10月8日前後から10日間くらいが見頃ではないかと思われます。でも、気温が下がると急激に色づきが進んだりしますので、少し早目でも見逃すよりはいいかもしれません。 ピークの頃の様子。滝の周辺が色鮮やかに染まります 紅葉には少し早かったですが、こちらの滝はシーズン問わず眺めがとてもいいです。その名の通り、三段に落ちる水しぶきと心地いい轟音に癒されます!滝の奥には甘露法水という湧き水が出ており、洞穴の中には観音様がまつられています。 甘露法水 三階滝公園 北海道伊達市大滝区三階滝町 * 駐車場横におしゃれなコーヒー屋さん(ログハウスの建物)が9月末オープンしたようです。また道路の向かいにはパスタが美味しいカフェがありますよ。ソフトクリームやドリンクのテイクアウトもでき、ヤギが草を食んでいます! 紅葉ポイント2〜ナイヤガラの滝 大滝区周辺はとても自然が豊かな地域なので、普通にドライブしているだけでも道中、かなり紅葉を楽しめます。でも、秋晴れの気持ちいいシーズン、少し歩いて、車中からでは味わうことのできない紅葉を楽しんでみませんか? 大滝ノルディックウォーキングコース 大滝ノルディックウォーキングコースを10分ほど歩くと視界いっぱいに広がる「大滝ナイヤガラの滝」。ダイナミックに削れた岩肌を勢いよく流れ落ちるワイドな滝です。自然の雄大さを感じます。 2019/10/2 撮影 木によってはかなり紅葉が進んでいます 三階滝と同様、紅葉はまだこれから、というところでしたが、気持ちよく歩いてマイナスイオンをいっぱいに浴び、ものすごくリフレッシュできました。 紅葉のピークを少し過ぎた頃 紅葉がピークになると滝周辺の木々が一斉にピンク、赤、黄色に染まります。森林の中を歩くこちらのコースならではの景色を満喫できますよ。街中や一般的な観光スポットではなかなかお目にかかれないワイルドな「美」だと思います! 森の中で間近に見える紅葉は本当にきれい! 大滝ナイヤガラの滝の見頃も三階滝と同じく、10月8日前後〜10日間くらいではないかと筆者予想です。地元のローカル情報紙「おおたき新聞」10月号に紅葉マップが掲載されています。チェックしてみては。https://www.facebook.com/otakishinbunclub/ かわいいスタンプ見つけました。記念に一押し! 大滝ナイアガラの滝駐車場 北海道伊達市大滝区大成町(大滝総合運動公園近く) ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/15(木) 室蘭鐡灯 TETTOらあめん
室蘭MORUEにある「鐡灯」に行って来ました。 初めてだったのでメニューに迷いましたが、 僕は有珠の「宇宙軒」の「激辛味噌ラーメン」が好きなので ついつい「鐡灯火鍋風」を食べてみたくなり、それを注文しました。 出て来たけど、見るからに辛そうー! 「辛さの中に味深い旨さ」と、なんか「蒙古タンメン中本」みたいな ことが書いてあったけどどうだろうか? うーん・・・ これは「辛い!」 味噌の甘みが組み合わさって旨味を醸し出しているが さすが「火鍋風」。 水をたくさん飲みながらでないとキツイ。(^^; 具は チャーシューの代わりに豚バラ肉。 煮卵がはいっていた。 麺は西山製麺のちぢれ麺。 スープは辛くてどうしても全部飲めなかった・・・ が、旨味が確かにあった。 今度は「麦味噌ラーメン」にしてみようっと・・・。 え? 「宇宙軒」の「激辛ラーメン」と比べてどうだったかって? 味噌が少し似ていると思ったが、 宇宙軒の激辛ラーメンの方はスープを全部飲めるくらい。 ということは宇宙軒のは「激辛」ではないんですね、やはり。 営業時間:11:00 - 20:00 年中無休 〒050-0075 北海道室蘭市中島本町1丁目4−4
むしゃなび編集部
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02/11(木) いちばん寒い季節に灯る明かり。大滝のアイスキャンドル
2月13日(土)まで、大滝でアイスキャンドルが点灯しています。 毎年、おおたき国際スキーマラソンの開催時期に合わせ、氷のキャンドルで区内各所のライトアップが行われていますが、今年は大会が中止とになりました。若干規模は縮小しているものの、あたたかな光が、心にも明るさを灯してくれるようです! 国道453号沿い、大滝区の共同浴場「ふるさとの湯」の駐車場には、巨大な雪山の上にアイスキャンドルのピラミッドが登場。運転しながら道路脇に見えます。火がついていない日中でも氷のモニュメントのようにきれいです。 毎年たくさんのアイスキャンドルを制作しているのは、 NPO法人大滝まちづくりサポートの方々。夕方5時ごろピラミッドを見にいくと、ちょうど点灯するところを見ることができました。 この日(2月10日)は点灯2日目。昼の間にキャンドルの縁や中に積もった雪をホウキで払い、ろうそくを入れます。直にろうそくを置くと熱で底が抜けてしまうので、下に板を敷いて、その上にキャンドルホルダーを設置するのだそうです。氷が重なって狭いところは、極寒の中、素手で作業をされていました! 点灯までが一仕事なのですね。驚きました。 そしてようやく火が灯った瞬間・・・幻想的な美しさに、寒さを忘れました!! ゆらゆらと揺れるキャンドルの光、じっと見入ってしまいます。 大滝まちづくりサポートでは年明けから、およそ400個ものアイスキャンドルを制作されたそうです。寒すぎても、寒くならなすぎてもダメ、ということで、ちょっとした気温の変化で、氷が厚くなりすぎたり、逆に薄すぎたり溶けてしまったり。中には変形して使えなくなってしまうものもあるのだとか。 極寒の中、大変な作業をされているんだなあ、とまたまた驚きました。 いちばん寒い時期に、雪深い大滝の街を彩るアイスキャンドル。 機会があったら、ちょっと立ち止まってじっくりと眺めてみてください。「心に光が灯る」・・・本当に、そんな気持ちになります。 国道453号沿い、優徳除雪ステーション前。 除雪ステーションの職員さんが作っているのでしょうか。丸々とした可愛らしい雪だるま! 大滝アイスキャンドルライトアップ 2021年の点灯期間:2月9日(火)~2月13日(土) 時間:16時30分ごろ~4時間程度 場所:北湯沢〜きのこ王国の区間の国道沿いに見えます。飲食店や公共施設の入り口に設置されています。 詳しい設置場所はだて観光協会ホームページをご覧ください。
むしゃなび編集部
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10/19(水) 危ない木、切ります! “ キコリワークス ” の着地点とは?
お二人は7~8年前、なんと洋上で出会いました。 そのとき、岡山さんはピースボートのスタッフ。 水鳥さんはお客様でした。 ひょんな事から意気投合したことが、その後、壮瞥への移住に繋がっていくなんて、当のご本人たちが、夢にも思わなかったことと思います。 タイミングの不思議を感じてしまいます。 「彼とはたくさん語り合いました。そう…、戦友のような関係かな?でも、ビジネスだったらフラットな関係で、お互いに苦手部分を気負わずに補い合えると感じました。」 出会いから数年、特殊伐採 “ キコリワークス ” を立ち上げたのは2022年4月のことでした。 さて、水鳥さんと出会ったあと、岡山さんはピースボートの仕事を辞めました。 その後は、紆余曲折があったといいます。 時には北アルプスの「涸沢小屋」で1シーズン働くなどして暮らし、北海道への移住前は千葉県の山で林業の仕事を5~6年経験しました。 「その時、経済優先のオーバーワークが原因で大怪我をしたのです。」 怪我について、岡山さんは多くを語りませんでしたが、おそらくは、働き方・生き方を考え直すきっかけになったエピソードなのではないかと察しました。 そして、この林業経験が、岡山さんと水鳥さんの移住への道を決意させるものとなるのでした。 一方、水鳥さん。 水鳥さんは、3年間浅草で人力車を曳いていました。 実は筆者も2度、浅草で人力車に乗ったことがありますが、曳き手1対お客様1or2の関係。 前を向いて車を曳きながら、お客様とのコミュニケーションを上手に図り、街を楽しく案内してくれます。 ガイド(筆者は実はガイドでもあります)の立場から見ると、お客様と目を合わさずに楽しませることができるコミュニケーション能力は、とても感心するものがありました。 人力車の仕事で培った柔軟性が、岡山さんとの仕事をし易くしているのかもしれません。 「それにしても・・・。人力車からキコリへというのは、かなりの方向転換だと思うのですがどういう想いだったのでしょうか?」 「特にやりたいこともなかったですし、強い想いで『キコリをやろう!』と考えていたわけでもありませんでした。」 少々拍子抜けするような答えが返ってきたのですが、代表の岡山さんにとっては「そこがいい!」のだそうです。 だからこそ、フラットな関係でいられると。 なるほど…。 お互いがお互いを邪魔に感じない関係作りはビジネスパートナーに限らず大切ですね。 この人と仕事を一緒にしよう!と思わせる人には、そうそう出会えるものではないと思います。 けれども、出身地も違うお二人が共通項もない土地に移住し、一緒に事業を起こすという決意が、側で考えるほど重いものではなかったということなのか?と不思議に感じてしまうお話しでした。 何故ならば、今まで取材させていただいた方々は、皆様熱い想いを持って移住やお仕事に向かっていらっしゃったからです。 ですから、お二人のように“自然な流れに乗る“というスタンスが、「これもありなのかな」と思わせられ、妙に新鮮に映りました。 ところで、” キコリワークス “ はもう一つの肩書きを持っています。 …というよりも、3年後を目指して考えていることがあります。 それは、「山Labo」としての自伐型林業です。 「キコリワークスが特殊伐採を主な仕事にしているのに対して、こちらの事業は正に自伐型林業です。諸事情で管理が出来なくなった山をお預かりして整備し、地域の方・子ども達も利用できる山に育てたい…と考えています。つまり、山に関わる人を増やすことが目的です。」 「現在は、人口減少・少子高齢化によって放置されたままの山が多いです。皆伐をせず、山にとっても人にとっても無理なく優しい地域にしていきたい。その山を育てながら利用することで、自然環境教育にも活かして行きたいと考えています。」 なるほど。そこがお二人の着地点ということなのですね。 なんだかワクワクします。 「ここでPRです!山Laboの事業に取り掛かるまで、ここ3年くらいで土台作りをしていきたいと考えています。西いぶり+札幌+後志地域はお見積り無料で伺います。これからの季節、雪で倒れそうな木を切ってほしいなど、危ない木の伐採のご相談を受け付けております。どうぞお気軽にお問合せください。」 「最後に。壮瞥に移住して良かったと思いますか?」 「はい。大正解です!!移住してからずっと、地域の皆様に色々助けていただいて本当に感謝しています。ほどほどに何もなく、自然は豊か。望んでいた暮らしができています。壮瞥に移住して良かった!と心から思っています。」 切り倒された大木の前に立つ子は、岡山さんのお子様です。 水鳥さんももうすぐパパになります。 決意したお二人の目に映る未来は、大切な家族もいるからこその確信に満ちたものでした。 ―特殊伐採・危険木撤去のキコリワークス情報―
Rietty
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09/04(金) 川沿いのクレープ屋さん。青空みたいなパフェ!
(ウェブマガジン「そ・ら・み」2020.06.30発より) 紋別川沿いの「すなっく和音」は、入ってびっくり。ジャングルみたいな可愛いお店。 ママさんの好みでトロピカルムードいっぱいに飾り付けられています。 5月末より午後の時間帯にスイーツの販売を始め、女性や学生さん、親子連れの間で大人気!手焼きのもちもちクレープ、カラフルなパフェなどワクワクするようなメニューがいっぱいです。画像は伊達の青空をカップに閉じ込めたような青空パフェと、人気のマンゴータピオカ。おかずクレープもあり。川沿いをお散歩しながら、食べに行ってみてください!! お店の詳細は伊達商工会議所HPのテイクアウト特集でチェックしてね。ジューシーないちごクレープも載ってます ↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-3691.html
むしゃなび編集部
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12/16(日) 南国の海のような癒しサロン!リラクゼーションサロンUMI
12月も半ばを過ぎ、どっさり雪も降って「いよいよ冬本番!」という感じになって来ましたね。気温もしっかりと冷え込んできましたが、やっぱり北海道の冬はいいなあ〜〜とワクワクしているchです。 さて今回は、年末年始の宴会シーズンを前に、身体のメンテナンスもお忘れなく! ということで、伊達市鹿島町のエステサロンを訪ね、健康のこと、美容のこと、お話しして来ました。 伊達市鹿島町の「リラクゼーションサロンUMI」。アロマテラピーやリフレクソロジーを中心に、リラックス、スリミング、ブライダルからメンズエステまで幅広く対応するエステサロンです。扉を開けるとそこは・・・ 海辺のリゾートみたいな、開放的な癒し空間! 「北海道は冬が長いですよね。だから南国のような暖かい雰囲気にしたくて・・・」 と笑顔で話すエステティシャンの菅原まゆみさん。 菅原さんは海が大好きで、いちばん好きなのは、積丹の海! 毎年一度は必ず訪れているそうです。 「自然の厳しさ・怖さもあるけれど、人にたくさんの恵みを与え、ただそこに在るだけで癒してくれる。そんな海が子供の頃から大好きで、学生時代はよく授業をサボって海を見に行っていました(笑)」 癒しと恵みをもたらす海のようなお店に・・・との願いを込めて、昨年2017年にサロンをオープンしました。 積丹の海(撮影:菅原さん) 菅原さんが大切にしていること。それは、 ふれあい、そしてコミュニケーション。 菅原さん「エステってお客様のお身体に直接触れるでしょう? だからエステは「ふれあい」なんですよね。 ぐあいが悪い時にお腹をさすってもらったり、背中をさすってもらったり、という経験が誰にでもあると思いますが、それと同じようなものなんじゃないかな、と思っています!」 エステはふれあい、コミュニケーション! 独立する以前は、ザ・ウィンザーホテルのスパでセラピストとしての研鑽を積んだ菅原さん。サミット当時は、スパチームスタッフとして各国ゲストの施術を担当したそうです。もともとエステティシャンを志したのは、医療事務の仕事をしていた時の経験がきっかけでした。 菅原さん「医療事務の仕事をしていた時、待合室のお年寄りを見ていると、 割と元気なんだけれど病院によくいらっしゃる、という方が結構いたんですよね。 そういう姿を見ていて、交流を求めているのかな、とふと思ったんです。 心が寂しいと身体も元気が無くなってしまうんじゃないかな・・・と。 それからいろいろと調べるうちに、エステの本場・フランスではアロマテラピーが「代替医療」として一般に親しまれていることを知ったんです。 病院と同じくらいエステサロンがたくさんあるというのも知って、興味を持つようになりました!」 心地いい〜香りに包まれる、アロマテラピー・マッサージ。アロマの香りとマッサージのイタ気持ちいい刺激で心と身体をリラックスさせるおすすめメニューです。 アロマオイルは体調やお悩みに合わせて選びます。この日使われていたのは「オレンジ」。フレッシュで優しい香りに、心がふわっと安らぎました :-) 特に冬場は、寒さで体が縮こまって、筋肉が緊張したりリンパの流れが滞ってしまいやすい季節です。急に冷え込んだり寒暖差の激しい時は要注意! コリやむくみを放置せずに、身体をほぐしてリラックスしましょう〜。 菅原さん「リンパって「下水管」のようなものなんですよ。 パイプが詰まっていたら、下水を流そうとしても流れないですよね・・・。 まずはリラックスして身体をほぐし、流れをよくしていきます!」 冬こそ酵素ファスティングにTRY! さてさて、これから年末年始にかけて忘年会や新年会が続きますね。食べ過ぎ・飲み過ぎで体調を崩さないように菅原さんがすすめるのが、最近話題の酵素ファスティング! ファスティングといっても、何も食べない「断食」とは少し違って、必要な栄養素を酵素ドリンクで摂取しながら行います。「食べない」ではなく「消化させない」というのがポイント。普段の食事を酵素ドリンクに置き換えることで消化活動を休ませ、代謝を活性化。細胞からデトックスします! 美容効果や体質改善、ダイエット効果が期待できるほか、頭がスッキリしたり、寝つき・寝起きがよくなったり、感覚がクリアになる、といった感想もあるそうです。(効果には個人差があります) UMIイチオシの酵素ドリンク。ハーブ、野菜、果物などを100種類以上の国産食材を使い、伝統的な「ヒノキ樽」で自然発酵させています。癖がなく、飲みやすい! ファスティングプログラムは2日から2週間まで期間を選べますが、家庭やお仕事の事情で難しい方には、週末などにできる2日間のコースがお手軽です。詳しくはお店で相談してみてくださいね。 菅原さん「自分の身体って我慢や無理をしやすいですよね・・。 特に女性は我慢しやすいです。 でも、自分の身体はひとつしかないし、取り替えがききません。 だから、普段から大切にしてあげてほしいなあ、と思うんです。 「私なんて全然頑張ってないから!」という方ほど頑張りすぎていることが多いんですよ(笑) ご自分の身体に意識を向けて、日頃からメンテナンスをしたり、気軽にサロンにお越しいただけたら、と思います!」 コリもむくみも、一日にしてならず・・・ならば、一度のエステやファスティングで、全てリセット!オール解決!! ではなくて、回数を重ねながらだんだんと変わってゆく方がいいのかもしれません。 「心地よさ、スッキリ感に気づくことが大切」と菅原さんがおっしゃっていましたが、本当にその通りだなあ、としみじみ思いました。 カラダの声に耳を傾け、感謝して大事にしてあげたいですね! リラクゼーションサロンUMI 完全予約制 北海道伊達市鹿島町47-10Jas.s伍番舘1F TEL: 0142-82-4914 平日11:00−21:00(最終受付20:00) 土日祝15:00−21:00 定休日:木曜 他 https://ssundou.wixsite.com/umi-2017
むしゃなび編集部
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08/03(土) 伊達武者まつりで食べ歩き!
明日8月4日まで開催中の第45回伊達武者まつり。オープニングセレモニーでポスターコンクールの授賞式を観てきました。いいお天気になって、気温も上昇中。 いいお天気になりました!カルチャーセンタ前の特設会場。 取材の合間に駆け足で、メイン会場の飲食コーナーをのぞいてきました。 まずは居酒屋 我楽の焼きそばとゆでピーナッツ。黄金豚がどーんと入った焼きそば500円。しっとりした茹でピーナツはちょうどよい塩加減! こちらはイルクオーレのおつまみ2種各500円。人気イタリアンのお祭り限定メニュー。お酒が飲みたくなりますね! 手前はオリーブオイルをきかせたつぶ貝。このほかクレープも人気でした。 かなり暑くなってきたので、冷たいデザートが必須です。いちごの角切りがゴロゴロ乗ったハンサム食堂のかき氷。 他にもおいしいもの、いっぱい出ています。熱中症に気をつけてお出かけてください。 飲食コーナーは8/3 16時まで8/4 10時〜15時だて歴史の杜カルチャーセンター前特設会場にて 武者まつりタイムスケージュールはこちらhttp://www.datemusha.com ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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05/23(月) 垣根のないコミュニティー作り “ とうや水の駅食堂 TSUDOU ” の未来像
交流の場つくり はじめにお二人がタッグを組み“とうや水の駅食堂 TSUDOU “ をつくりました。 一人目。 運営担当 折原 英明さんは札幌ご出身の46歳。 8年間、フランチャイズの外食産業においてスーパーバイザーとして勤めていました。 そして二人目。 店長 石塚 誠さんは伊達ご出身の44歳。 23年間、洋食の調理を経験されていました。 さて、始まった“ TSUDOU “ の未来をお二人はどのように想い描いているのでしょうか? 今回は、洞爺水の駅に5月6日に新規オープンされた“ TSUDOU “の運営担当 折原さんにお話を伺いました。 実は以前、こちらの場所には人気のうどん屋さんが入っていました。 ところが、そのお店が昨年閉店した後、2022年2月に新しい飲食店の公募がありました。 その際、5件の応募があった中、とうや水の駅食堂TSUDOUの企画が採用されました。 折原さん 「TSUDOU=集う 場として、あるいはコミュニティーの場として、人と人との交流の場として、“いつも開いていること” “いつも人が居ること” を大切にする場所づくりをしようと考えました。 その場の入口を『食堂』という形にしたのです。」 ↑注文カウンターは廃材を利用して作られています 移住を決意 筆者 「なるほど。ところで札幌ご出身ですよね。移住のきっかけは何ですか?」 お子様が小学校入学のタイミングで移住を決意されたということで、その背景を話していただきました。 折原さん 「札幌に住んでいた頃から、湖が近くて景観も良く、あくせくしていない旧洞爺村が気に入って、8~9年間くらいよく遊びに来ていました。子どもも連れてきていたのですが、湖畔の商店のお子さんと一緒に遊んでもらったりして、子どもの方がこの地域に早く馴染んでいました。大人たちも良く声がけをしてくれましたし、面倒もみてくれましたし。まさに昭和の子育てのような雰囲気でした。年代問わず、地域で子育てをしているような…そんな様子を見ていて、子育てするのにもここは良い環境だなあと感じるようになりました。それが移住の決め手です。」 このお話には筆者自身の思い出と重なり、とても懐かしい気持ちになりました。 自然も豊かなここがそういう地域ならば、確かに子育てには最適です。 ↑いつも温かく迎えてくれる洞爺湖 ↑お子様連れもWelcome! 筆者 「なるほど。では、初めからここで飲食業をしたいと考えて移住して来られたのですか?」 ↑お子様用オムライス。喜びそうです ↑シンプルさに安心感を覚えるカレーライス ↑伊達大矢ミートさんの黄金豚を使ったカツ丼 折原さん 「はい。飲食業に携わりたいと考えていました。この業界に長くいましたので、ノウハウは持っていました。それに自分が観光客としてここに来ていた頃、食事をするところを探すのに結構苦労しました。冬季休業してしまうお店も多いですし。ですので、ランチ難民を出さない地域にしたいとも考えました。」 ご自身の経験からこの地を選び、ご自身の経験から食堂のスタイルを決めました。 言ってみれば、約9年間のモニター結果から考えられた形ということになります。 まさにスーパーバイザーとしてのご経験が活きています。 ↑ホタテ漆喰を塗り、リノベした壁 TSUDOUへの想い さて、取材に伺った時はまだ店内が未完成の状態でした。 私ならきっと、あまりお客様には見せたくないと思う店内の姿がそこにはありました。 例えば壁。 ホタテ漆喰で塗られていましたが、まだ塗り残した面が多くあります。 テーブルも作成途中でした。 その理由の一つには、企画が採択されてからOPENまでの準備期間が1ヶ月そこそこだったということがあります。 でも折原さんは動じていませんでした。 “ TSUDOU “という場が徐々に変化していく姿も楽しんでほしいという想いがあったからです。 こちらのロゴマークをご覧ください。 とても余白の多い、シンプルすぎるように見えるデザインです。 でも、ちゃんと意味がありました。 「デザインの余白は、ここに集う人々が自由に描いてほしいと思っています。 地域の方はもちろん、観光で訪れた方にも、パブリックの場として誰もが気軽に入られる場でありたいですし、それぞれの想いを大切にしたいと考えています。 そのための入り口として『食堂』という形をとっています。 既住者であっても移住者であっても、子どもであっても高齢者であっても全ての垣根を取り払って融和していく中で、新しいアイディアや交流が生まれ、情報発信基地となり、結果として町に貢献できたら嬉しいです。」 と、折原さん。 ↑水の駅の入り口には車椅子も用意されています ↑いつも人がいる安心感を感じていただくために、施設内が見渡せる位置にテーブルを配置しています。とても開放的な雰囲気。 ↑大きなガラス戸の向こうには洞爺湖がいつも見えます 誰もが構えることなく入ることができる、親しみやすさと安心感がここにはありました。 きっと、“ 目の前に洞爺湖 “ というロケーションも手伝っていることでしょう。 「まずは水の駅をを含めて洞爺地区を盛り上げていきたいです。そのためにも、地域住民・役場・洞爺まちづくり観光協会・洞爺湖町商工会議所・地域の商店などとしっかりタッグを組みたいと考えています。そして、ゆくゆくは洞爺地区だけでなく虻田や温泉も含めて洞爺湖町の活性化に貢献していきたいと思っています。」 ご自身が観光客としてここに訪れていた時、地域の人々に温かく迎えていただいた恩返しをしたいとも話されていました。 食堂のこと ところで、食堂のお話。 筆者 「メニュー構成を教えていただけますか?」 折原さん 「メニューについては奇をてらったものは一つもありません。コンセプトは『洞爺の野菜と丼めし』です。食材については、野菜は洞爺産、肉は伊達の大矢ミートさん、鶏肉は伊達のめぐみ鶏を使用しています。将来的には、洞爺産野菜を使ったサラダプレートや、洞爺湖産のワカサギやヒメマスを使った料理も提供したいと考えています。」 ↑どれも馴染み深いメニュー構成です。メニューを見て料理をイメージできることは大切ですね。 最後に〜 お話を伺っていて筆者が気づいたこと。 それは〜 折原さんは、とてもフレキシブルな考え方をお持ちの方だということでした。 良い意味で頑固ではない方。 そして、全てにおいて『人』という存在を強く意識しておられる方でした。 “ TSUDOU “ という場から生まれる『何か』に大きな期待を寄せつつ、ロゴマークの余白が、訪れる人々の想いで彩られていく未来が楽しみになった筆者でした。 ―TSUDOU 情報― 場 所 洞爺水の駅内 営業日 ・5月中は不定営業 ・4~10月末 10:00~17:00 ・11~3月末 10:00~16:00 定休日 毎月第3木曜日(不定休あり) 詳細はinstagramをご覧ください。 https://instagram.com/toya.tsudou?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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12/19(木) グルテンフリーの米粉マフィン煮豚バーガー@ま〜の【室蘭たべあるき】
今日は道内でも珍しいグルテンフリーメニューを提供する近場のカフェへ!もとは雑貨店でしたが、昨年、雑貨セクションも残しつつ、グルテンフリーのメニューを提供するカフェをオープンした室蘭・中島町の「ま〜の」。 アレルギー対策やダイエット等で最近話題の「グルテンフリー」は、パンやうどん、パスタなど小麦を含む食品を取らない食事法です。道内ではグルテンフリー専門の飲食店はまだまだ数少なく、遠方から訪れるお客さんも多いそうです。小麦を使わない焼き菓子? パン? 一体どんな味なのでしょう。 さっそくいただきました! ランチの人気メニューのひとつ、米粉マフィン煮豚バーガー(サラダ付き)。 小麦のパンの代わりに米粉のマフィンでたっぷりの煮豚と野菜を挟んだバーガー。煮豚のお醤油もグルテンフリーのものを使用しているという、こだわりの一品。マフィンは外側サクサク、中はしっとりしてほんのりとやさしい甘味があります。米粉は小麦粉に比べ、腹持ちがよくもたれないと言われているそうです。 ちょうどよく味のしみた柔らかい煮豚と、マフィンが合わさると、甘じょっぱくておいしい! 「見た目よりボリュームがあるんですよ」と伺った通り、食べ応えがあり大満足。ヘルシーなのも嬉しいですね。 こちらは「酵素マイスター」でもある店主のオリジナル酵素ドリンク。さっぱりとフルーティで飲みやすく、食事にも合います。酵素の力でお肌の調子も良くなるかも? 写真は甘酸っぱいいちご酵素ですが、レモン、ブルーベリー、りんごなど、様々な種類から選ぶことができます。 イートインのほか、テイクアウトできる焼き菓子も多数あります。しっとりマフィンやサクサクのクッキーなど、スイーツもおいしいですが、筆者のオススメは食パン! もちろん米粉です(写真がなくてすみません)。ふんわり、もっちりと小麦粉に負けない食感で、ほのかな甘さのあるおいしいパンでした。 店主さんに伺うと、自身が大人になってから小麦アレルギーを発症したことがきっかけで、グルテンフリーのメニューやお菓子作りの研究を始め、カフェオープンに至ったそうです。「はじめのうちは、小麦粉を食べられないのが辛かった」と話していましたが、こんなにおいしい米粉メニューがあれば、グルテンフリー生活が楽しくなりそうですね。 小麦アレルギーのある方もない方も、一緒に楽しめるグルテンフリーカフェ。かわいい雑貨のコーナーもあります。ボリュームたっぷりのバーガー、ぜひ食べてみてください! グルテンフリーの米粉のお菓子と雑貨のお店 ま~の 北海道室蘭市中島町1丁目25−9 OPEN 11:00~18:00 定休日 日曜・月曜 詳しい情報はこちらからどうぞ↓↓ https://www.facebook.com/manomuroran 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)リンク、シェア大歓迎です!
むしゃなび編集部
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