むしゃなび編集部
街の「癒し」のプロに聞く!コロナ対策できること&お役立ちグッズ|フランジパニ
もうすぐ春!ワクワク…といいたいところが、今年は新型コロナウイルスの流行で、イベントが中止になったり、近隣の学校が休校になったり、浮かれていられない今日この頃です。
感染しても多くの場合は大丈夫、ということですが、小さなお子さんやお年寄りのいるご家庭、妊婦さんや持病のある方など、不安な気持ちで過ごしている方もおられると思います。
マスクや消毒も入手困難となっている中で、予防のためにどんなことができるだろう??
むしゃなびでおなじみの薬局やセラピストさんを訪ね、お話を伺ってきました。
今回から続けてアップしていきます。第一回はこの方!
松浦さんに聞く、アロマでできること
壮瞥町在住のアロマテラピーインストラクター、フランジパニの松浦雅子さんです。
松浦さんは数年前から、風邪やインフルエンザが流行する冬~春にかけて伊達・室蘭周辺でアロマを使った対策講座を行っています。
また更年期障害やストレス対策、記憶力アップなど、病院にかかる前に暮らしの中でできるアロマの知恵を伝えています。
松浦さん「アロマは医療ではありませんが、抗ウイルス作用のある精油を予防に役立てることもできますし、ストレスを和らげリラックス作用のあるものもあります。不安なときの「お守り」のひとつとして使ってもらえたら、と思っています」
1、抗菌・抗ウイルス作用のあるアロマを使う!
まず教えていただいたのは感染症が流行するときに使うといい精油。
ユーカリ、ティーツリー、ぺバーミント、ラヴェンサラ、ローズウッド、ラベンダー
上記と合わせて柑橘系アロマのオレンジ、ライム、ベルガモット、レモン
抗菌・抗ウイルス作用のある成分を含んでいます。フランジパニの対策講座では、こういった精油を使って、スプレーやジェル、ブレンドオイルを作ります。
自分でアロマを購入する際に注意してほしいのは、天然100%のものを選ぶこと。「アロマオイル」(香りを楽しむだけならOKですが抗菌等の作用はありません)ではなく「エッセンシャルオイル」「精油」と書かれているものを使用してください。
そのほか、学名・抽出部位・産地の表記があるかどうかも必ずチェック!
伊達では「めむはうす」さん、室蘭ではイオン室蘭内のクスリのツケダさんでベーシックな天然100%の精油が手に入るそうです。ただ、こういう時期ですので、入荷状況をお店に確認してくださいね。
もちろん、フランジパニでも注文できます。
2、ぐっすり眠って免疫力アップ!
続いて根本的に大切な、「免疫力アップ」について。
免疫力アップには栄養、運動、睡眠の3つが大切、と言われています。その中でアロマを取り入れやすいのが、睡眠の質をよくすること。
リラックス作用のあるアロマや自分の好きな香り(いい香り!と感じるものがその時、求めているアロマなんだそうです)を枕に垂らせば、香りに包まれながら心地よく眠れます。
不安な時こそ、ぐっすり寝て元気を回復してほしい、と松浦さんは話します。
松浦さん「新型コロナに限らず、不安な状態が続くと、気づかないうちに不眠になりやすくなります。夜中に目が覚めたり、寝付きや目覚めが悪いのはよく眠れていないサイン。抗ウイルスも大切ですが、よく眠ることもとっても大切だと思います。
スッキリ目覚めて元気になったら、自然と笑顔になりますよね。笑顔は免疫力アップにつながりますから^^」
天然100%のお気に入りの香りは、気持ちを落ち着け、元気を取り戻すための、実用的な「お守り」になってくれることでしょう。
現在のところ、3月中のグループ形式での講座の予定は未定ですが、個人レッスンは随時予約可能です。また、ルームスプレー等、完成品で購入できるものもあります。お出かけを控えたい方、個別対応もしてくれるので、気軽に相談してみてください。
フランジパニ~手作りコスメとアロマ
予約・問合せ
aromacosme2016@gmail.com
https://www.facebook.com/masako.frangipani/
TEL: 090-1522-7840
むしゃなび
LINE@からも問合せできます。詳しくはアメブロからどうぞ!
http://ameblo.jp/frabalipanda/
【松浦さんプロフィール】
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
AEAJ認定アロマハンドセラピスト
SMC.Lab認定コスメガイド
https://ameblo.jp/frabalipanda/message-board.html
こういう時、「癒し」をお仕事にする方々の存在は、医療とは別の部分で心強いですね。外出を控えたい状況ですが、相談したり、施術を受けることも大きな力になると思います。
とにかくできることをして備えつつ、不安はできるだけ軽く。収束するまで乗り切りましょうね。
この特集はまだまだ続きます。
一部画像はフランジパニさんのブログからお借りしました。
記事の内容は取材時の情報です。メニュー、料金等変更になることがあります(取材2020年2月27日)
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12/16(木) 交わり・出会い・分かち合える場でありたい 「ヨツカド商店」が目指すコト
一つ目の角にはチーズがありました。 二つ目の角には珈琲がありました。 三つ目の角にはワインがありました。 四つ目の角には中継隊がいました。 四つの角の主となる二組の夫婦たちは、ある決意を持って、神奈川県から壮瞥町に移住してきました。 移住前、それに先立つ第一段階のアクションとして、2021年5月にオンラインショップを立ち上げました。 その名も「ヨツカド商店」です。 チーズ担当 今井真希さん ワイン担当 今井亮輔さん 珈琲担当 前橋史子さん 中継&橋渡し担当 前橋雄さん 「ヨツカド商店」物語は、四つの角=四人それぞれの物語から始まるのでした。 〜一つ目の角 真希物語 “チーズ”〜 青森県出身の真希さんは、大学で酪農とチーズ製造を学び、ナチュラルチーズの奥深さを知りました。 前職の会社のビジョンでもあった “食を通して地球や人を大事にする” という考え方に深く共感した真希さん。 “ミルクの生産者やチーズの作り手の想いも含め、チーズの美味しさを多くの人に伝えたい” “ミルク消費の手助けをしたい” “チーズと他の食材とのコラボの面白さと、チーズが加わる食の奥行きを多くの人に伝えたい” そんな想いをもって、8年前にナチュラルチーズを取り扱う「mikoto」を立ち上げました。 〜二つ目の角 史子物語 “珈琲”〜 青森県出身の史子さんは、大学生活とデザインの仕事で3年間をニューヨークで過ごしました。 そして、帰国後に勤めた珈琲店「Mui・所在地:神奈川県川崎市」で衝撃的な出会いをします。 「なんて美味しい珈琲なの!?」 豆の個性を知り、それを最大限生かすために適切な焙煎をし、ハンドピックを丁寧に行うことで生まれる美味しい珈琲。 そんな焙煎士の仕事ぶりと珈琲に魅了され、「このMuiの珈琲はたくさんの人が出会ってほしい」という強い想いに突き動かされた史子さん。 その後、全国のコーヒーフェスに参加したり、自身も食にまつわるイベントを催したりしてMuiの珈琲を紹介してきました。 そして、3年前に「yurulit」の屋号で活動を始め、本格的な販売を始めました。 〜一つ目の角と二つ目の角が出会う〜 ついに、真希さんと史子さんが出会いました。 同郷だったのは偶然のことでした。 初めは「mikoto」のお客様だった史子さん。 何度も通い、話をするうち、「珈琲とチーズの相性の良さを提案しよう!」とそれぞれの想いを共有し合い、一緒に活動をする機会が増えていきました。 〜三つ目の角 亮輔物語 “ワイン”〜 横浜ご出身の亮輔さんは、有名企業でITの仕事をしていました。 以前から都会生活者の需要と、田舎の豊かな資源を結び、田舎を守りたいと思っていた亮輔さんは、「ITはそのために必要なツール」と捉えていました。 遠くから見守り支援をしようと考えていたところからの一念発起、「田舎に住む」と決めた先には大きな夢がありました。 亮輔さんは、以前よりワインが好きでした。 真希さん(妻)が扱うチーズとの相性も良いことなどもあり、ぶどう本来の個性を活かしている自然派ワインを選んでいます。 ワインとチーズ、珈琲とチーズなどマリアージュの楽しみを伝えたい! さらに壮瞥町のおいしいものを組み合わせることで生まれる新しい体験を多くの方に楽しんでいただきたい! と想いは募ります。 〜四つ目の角 雄物語 “中継&橋渡し “ 〜 田舎への移住を決めてから、ふた家族は北海道で場所探しの旅をしました。 雄さんは、先ずは妻の史子さんを先発隊として送り出しました。 川崎に残った雄さんは、都会と壮瞥を繋ぐという「ヨツカド商店」の未来の構想への大きな役割を持っています。 この角がなければ、成り立たない「四つ角=ヨツカド」なのです。 現在、前橋史子さんと今井亮輔さんは、壮瞥町の地域おこし協力隊として働いています。 そして、今井真希さんはイベントに出店しながら次の準備をされています。 今は別々のステージを持ちながらも、近い未来のためにそれぞれの「角」を守りつつコツコツと活動をしています。 移住1ヶ月半にして壮瞥での物件探しも始めました。 「壮瞥に根を下ろそうと思った決め手は、なんと言っても人の温かさです。壮瞥の皆様が、私たちを全力でサポートしてくださりフォローをしてくださっています。ここならやっていけると確信を得ました。 1日も早く物件を見つけて四人の構想を実現させたいと思っています。」 とにかく行動の速さ、想いの強さと真っ直ぐさが本当に気持ちの良い皆様です。 ↑洞爺湖の前に四人が揃う日のために。四人で共有する夢を形にするために。いまはそれぞれがそれぞれの立場で活動をしています。 〜「ヨツカド商店」@壮瞥町 の未来〜 「将来は物販だけでなく、ゲストハウスやシェフインレジデンスも行いたいと思っています。シェフインレジデンスとは、期間限定でシェフがその土地に滞在し、地域の食材を選び、お客様に料理を提供するいわゆる出張レストランのようなものです。それぞれのシェフが創り出すそれぞれの食のスタイルを楽しんでいただきたいと考えています。 四つ角は交差点という意味を持ちます。私たち四人がそうだったように、一人一人が出会い、想いを分かち合い、想いを広げていく場所です。ヨツカド商店もそうありたいと思っています。ヨツカド商店を通して、人と人、人とその土地ならではの食が出会い、人々が自分の拠点に戻った時、暮らしに彩と心の豊かさが増している。そんな存在でありたいと思っています。」 ↑ワイン&チーズは当たり前。 ほかにも珈琲&チーズ、そして壮瞥町特産物の果物&ワイン、果物&チーズなど、ベストマッチな組み合わせをご提案いただけます。 ↑こちらはチーズとスイーツ。スイーツは史子さんが焼きます。 壮瞥に新しい食の提案と集いの場を作り、人と人が交わり・出会い・分かち合える場を作る! と決心した四つ角=ヨツカドたち。 「そうべつぐらしのときめきを伝える」 をコンセプトに、きっと明るく楽しく温かい四つ角になっていくに違いないと、楽しみで楽しみでワクワクが止まらなくなった筆者です。 既にイベント出店など、おもしろい取り組みが始まっています。 「ヨツカド商店」から目が離せません。 オンラインショップ https://yotsukado-shouten.com Instagram https://www.instagram.com/yotsukadoshouten 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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10/18(金) 【あの人に会いに】『認知症カフェ』の認知を上げたい! [ 猪股 薫 さん / 伊達 ]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 会いに行ってみてほしい、地域を盛り上げる ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】 今回は10月から『認知症カフェ』をスタートさせる 猪股 薫(いのまた かおる)さんです。 「末っ子の自分、両親に何ができるだろう」 薫さんは伊達市のご出身。保育や福祉のお仕事をされてきました。 「元々は人のお世話をするような人ではなく、末っ子で、全部”やってもらう側”で。両親が高齢になったときに、何にもできない自分って良くないなと思って……たまたまヘルパーの通信講座を受けたんです」 資格を取り働き始めると、次々と介護福祉士やケアマネージャーの資格もとることに。「ケアマネージャーの仕事を始めたら、認知症に悩む人が沢山いて。それで認知症について勉強し始めたら、ハマっちゃったんですね。色々な教授の講演を聞きに行ったりして勉強しました」 介護の知識・経験を身に着けていく中で、お母さまが入院された時、ご自身のスキルを活かしてサポートできたそうです。「それで、末っ子の自分が取れたような。自分にも親に何かできると思わせてもらえました」 『認知症カフェ』は、地域に開かれた交流の場 そんなやさしさに溢れた薫さんがこれから始めようとしているのが、『認知症カフェ』というものです。「認知症カフェなのに認知度が低くて」と笑う薫さん。きっと知らない方がほとんどだと思うので簡単にご紹介。 『認知症カフェ』とは、認知症の人、家族・介護者や友人、地域住民など、誰もが気軽に集える交流の場を開く活動で、世界中で行われている取り組みです。認知症に関する悩みを相談したり、お喋りすることで繋がりが生まれ、孤立防止にもなります。また、専門家から認知症に関する情報を得ることもできます。 『認知症カフェとは』 厚生労働省 伊達市には”チームオレンジ”という認知症サポーターの集いがあり、ケアマネージャーとして認知症について学び続けていた薫さんもそのメンバー。その活動の中では、病院や介護老人保健施設で認知症カフェを開催していました。 「これを、病院や施設ではなくて、民間でできないだろうか……と思い始めて」 認知症は、中途の段階が大変だと言います。「ちょっと物忘れが出てくる時、まだらボケ”とも言われるのだけど、その頃が一番苦しいし、周りの家族も苦しい。物忘れが出てきて「あれあれ、それそれ」と思い出せなくなる。人の名前を忘れちゃう。そんな自分をさらけだしたくなくて、だんだん外に出なくなっちゃう……」簡単なことができなくなる、物忘れしてしまう自分を恥ずかしく思い、段々と引きこもってしまうことも多いのだそうです。 「今までは簡単に喫茶店に入れたり、ラーメン屋さんにも行けたのに、行けなくなっちゃう。寂しいじゃないですか。気楽にお茶ができる場所をつくることができないかなと。老後楽しく豊かに暮らしたいと思うじゃない?軽度の人たちが頑張る気持ちになれると良いなと」 道がわからなくなっちゃっても、聞けばいいじゃない。人の名前を忘れてしまっても、また忘れちゃってって聞いても大丈夫。何も恥ずかしいことじゃなくて、みんな同じようなことで悩んでるから心配しなくて良いよ。認知症カフェは、そんな風に辛いこともまるっと含めて肯定してもらえる、誰もが安心できる場です。 「かっこつけたい時もあると思うけどね、何も気にせずに本来の自分の姿で……オープンマインドでいられる、気兼ねなく来られてリラックスできる場所にできたらなと」 認知症には珈琲が良いらしい?? コーヒーを飲む習慣は、認知症の発症リスクの減少と関連しているという研究が発表されており、コーヒーを1日に2~3杯飲んでいる人は、アルツハイマー病の発症リスクが21%低いことがわかっています。コーヒーなどに含まれるカフェインが、軽度認知障害や認知症に対して予防的に働いているそうです。 そんなこともあり、こちらの認知症カフェ『くるみ茶屋』では、会場であるカフェ道楽さんの美味しい珈琲や、茶道の師範である薫さんの御抹茶をいただけるとのこと。ちなみに、抹茶も珈琲と同等のカフェインを含んでいるんですよ。珈琲や薄茶をいただける認知症カフェ、とても贅沢ですね! 会場となる『カフェ道楽』。野鳥が飛んでくる素敵なお庭を眺め、癒されるお店です。過去にむしゃなびでもご紹介しています。(↑画像をタップ)ぜひご覧ください。 誰もがオープンマインドでいられる場所を 最後に、薫さんご自身の介護のお話を少しだけしてくださいました。 「父は100才まで生きてくれたんです。母が亡くなった後は一人でご飯を食べるのは可哀そうだから、ご飯はいつも一緒に食べるということだけは、やめなくてね。父はお蕎麦が大好きで。美味しいなって言ってお蕎麦をすする姿、珈琲を旨いな~と言って飲んでいる姿、そういうのがずーっと残ってるものでね」 「もしイライラしたときは、そういうところに立ち返ったりして。みんなが優しいところを持っていると思うんです。まずは相手のお話を聞くことが大切、傾聴ですね。あなたの意見はあなたの意見で、尊重はしているよ、と話し合っていくと真実みたいなものが見えてくるというか。理解し合える道を考えていく、ということかな」 もし今、介護のことで悩んでいる方がここを読んでいらしたら。そのもっと手前の、ちょっとした物忘れが気になっている方、またはそのご家族やご友人が読んでいらしたら。ぜひお気軽に、認知症カフェ『くるみ茶屋』、カフェ道楽へ足を運んでみてください。猪股さんとお喋りするだけで、不思議と気持ちが軽くなります。 暖かい気持ちを持つ有志の方々で立ち上げられた、”オープンマインドでいられる場所”。認知症に関わらず、全ての人にとって居心地の良い場所になることでしょう。月に一度の息抜きの場として、ぜひご活用ください。 認知症カフェ『くるみ茶屋』 日時 :毎月 第4月曜日 13:30~15:30 会場 :カフェ道楽(南黄金町163-10) 参加費:100円(飲み物・おやつ付き) ※ 申し込み不要、時間内出入り自由
misaki
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02/15(月) おしゃれLunch ならBar へ Go♡だて
Lunchの黒板を見つけ、ドアを開けたのは伊達市役所通り商店街のお店でした。ドアを開けてまず目に飛び込んでくるのは、ずらりと並ぶ各種洋酒のボトルたち。むむむ?? 私、間違えた? と一瞬ドキリ。でも大丈夫。実は「#9=ナンバーナイン」さんはBarなのです。 以前から、ここで提供される食べ物が美味しい!と、もっぱらの評判を聞いて気になっていました。ついに潜入です ^^ v コロナ以降、夜のお客様が減ったことで始めたというランチ営業とテイクアウト。噂を聞きつけたお客様がいらっしゃっているようです。 この日のお客様は、たまたま私だけでした。熱い心とクールなマスクのマスターは、なんと私が愛してやまない有珠のご出身でした。なので、お話ししたいことが山盛り!マスター独占で、すっかりと話し込んでしまいました。 初めてのお店なのに居心地がとても良い~♡店内すっきり、清潔感があります。 それもそのはず !接客業25年の大ベテランさんなのです。長く、札幌すすきので飲食店をなさっていらしたそうです。 そうそう! 忘れてはいけない肝心のLunch ☆ポークカレーは8時間煮込んで作った自信作。迷いに迷って、私はエビのトマトソースパスタをオーダーしました。 大きなエビが4尾も入っています!エビ好きにはたまらない♪たっぷりのトマトソースが良く絡んだパスタは、噂通りにとても美味しかったです。コスパ高しです。 今思えば、カレーをテイクアウトして来ればよかったな…。お手頃価格でお食事ができるので、お子様連れのお客様がいらっしゃることも多いのだそうです。 だから、全時間全席禁煙。私にとっても嬉しいことでした。 お酒の種類も多いです。これは夜も行かなくちゃ♡カウンターの椅子も座り心地良さそうでした。次はこの席にしよう♪ 夜のFoodメニューも豊富です。どれも食べてみたい! さてここで重要な情報です!!Lunch営業は、今月末で終了予定なのだそうです。 急いで行かないと終わっちゃいます~! お昼の店内は明るくて夜のイメージありません。「Bar」という文字に敬遠していたらもったいない。女性のおひとり様にもオススメですよ☆ 予約をすれば、ご指定のお時間に合わせて用意してくださいます。 ―Bar & Cuisine NUMBER NINE 情報― 住所 伊達市鹿島町47-5 電話 0142-25-5507 営業 11:30~22:00(お食事は21:00) 定休日 水曜日 *2021年2月末までのランチ情報です。3月以降についてはお店にお問い合わせください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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07/05(月) 便利屋の域を超えた「田舎の便利屋 ウイコーポレーション」&「シンタ」代表 宇井尚さん
伊達市大滝区の外れに位置する山奥に宇井尚さんの「田舎の便利屋 ウイコーポレーション」はあります。宇井さんは、自然に恵まれた札幌市盤渓で生まれ、毎日自宅の裏山や小川で遊んで育ちました。実に、現在住むところにそっくりな自然環境です。 これからの季節は枝打ちや草刈りの依頼が多いそうです。 今のお仕事の背景には、知的障害者のためのグループホームを運営していたお父様の影響が強くあるそうです。ご家族で、そのグループホームの利用者さん達と共同生活をしていたという経験は、宇井さんが目指している「あらゆるものとボーダレスに関わり合える環境作り」に通じていると感じます。 羊の毛刈りも! 依頼されるお仕事は多岐に渡ります。 例えば…。 庭木の剪定・立木伐採・草刈り・冬囲い・薪割り・薪販売・引っ越し手伝い・買い物代行・農業体験サポート・蕎麦打ち・羊の毛刈りなどなど。 花壇作りの依頼も増えたそうです。 before 「造園技能士2級」の資格をお持ちです。after ご本人曰く。 「法に触れること以外ならなんでもご相談ください ^^」とのこと。 誰にとっても頼りになる存在です。 立木の伐採 宇井さんにはもう一つ、自伐林業者としての顔もあります。 管理されずに荒れ放題となっていた山を買い取り、その森を整備するための保全と利用を実践する団体「シンタ」の代表としての顔です。 現在、この森で切り出した原木を地元の大滝学園に卸していますが、将来は、シンタの森の薪をブランド化して、販売したいと考えているそうです。 「田舎の便利屋 ウイコーポレーション」代表と「シンタ」の代表としての二つの顔。 けれども実は、その二つは一本の軸でしっかりと繋がっていました。宇井さんが抱く地域への、北海道への、日本への、地球への想いです。 それは「地域の皆様がずっと、気持ちよく暮らしていける町を作りたい。それがどんどん周りに波及していって、北海道に、日本に、世界に広がって行くように動き続けたい」ということ。 「そのためには、まず自分が気持ちよく暮らすこと、その場限りではなく、未来を見据えた暮らしをすることだと思う。」 そう話してくださいました。筆者は激しく納得。まさにSDGs。 その言葉の通り、宇井さんご家族は大滝の山奥で半自給自足暮らしをされています。2002年、水源を探し、原野を切り開くところから始め、ご自分で家を建てました。土地を耕し、畑も作りました。まさに150年前の開拓者のごとく、全てパートナーのなつみさんと協力しながら行ったのです。 生き物やエネルギーの循環にもその頃から関心が高く、実践者として取り組んでいらっしゃいました。 田舎の便利屋 ウイコーポレーションを立ち上げて5年経った今、ゼロからスタートした宇井さんの活動を見続けてきた地域の方々にとって、すっかりなくてはならない存在となりました。 高齢者の多い大滝では、顔が見える関係を大切にしている田舎の便利屋 ウイコーポレーションは、「便利屋」を超えた見守り機能や中間支援機能も持ち合わせる団体として存在しています。 今、そのことをひしひしと感じていると話していらっしゃった宇井さん。 農業体験指導と、蕎麦打ちもされています。 それでも、現実的には作業自体はとても重労働。ご自分が高齢になれば続けることは難しくなります。そのことを考えた上で、夢があることを打ち明けてくださいました。 「将来、シンタの森の生き物大図鑑を作りたいのです!」 生き続ける森に自分が生きた証として残せる図鑑。 そして、それを見ながら森で遊ぶ人々。 「シンタの森のファーブル」になる夢を持つ宇井さんは、きっとそんな未来を思い描いていらっしゃるのでしょうね。 田舎の便利屋 ウイ・コーポレーション伊達市大滝区豊里町49-1電話 080-6073-3638メール uipoko@icloud.comFacebook ※記事の内容は取材時の情報です(取材2021年)
Rietty
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03/09(水) 自分に向き合い「茶〜しばく?」〜” チャシバクINN “ 的暮らし
オーナーの田中陽介さんは京都のご出身。 そして奥様の瑠奈さんは大阪のご出身。 お二人が2018年にオープンしたチャシバクINNは、客室4部屋のご自宅兼宿泊施設です。 只今、4月半ばの2022年度OPENに向けて準備中ですが、実はこの春、田中夫妻にとっての何度目かの大きな転機が訪れます。今回は、そんなチャシバクINNの秘話を陽介さんにお伺いしました。 ↑部屋からは洞爺湖が見えます。 学生時代の4年間、ニュージーランドで暮らした経験をお持ちの陽介さんは、2004年4月、加森観光 ルスツリゾートへの就職を決め、北海道留寿都村に移住して来られました。 ルスツリゾートでは、ベル・フロント・教育旅行営業・予約・レベニューなどのキャリアを積まれていたので、いわば宿泊業のプロフェッショナル。 INNを行うための土台が整っていたとも言えます。 けれども、後に脱サラをされた陽介さんの現在まで道のりは、チャシバクINNまっしぐら!ではありませんでした。 ルスツリゾート勤務時代、今の家に移り住む以前は社宅に暮らしていましたが、2012年より旧洞爺村あたりで家を探し始めました。 「洞爺湖畔には、留寿都に住んでいた頃によくキャンプをしに来ていました。通う毎にどんどん好きになり、湖畔に住みたいと思うようになりました。物件は、静かに湖を眺めるくらしができる洞爺湖北岸のエリアに魅力を感じていたので、このあたりで探していました。留寿都へ通勤するにも便利でしたし。」 そう。 つまり、初めからここで商売をしようと思っていたわけではなかったのです。 「偶然にも、毎日窓から洞爺湖を眺められる中古物件との出会いがあり、2013年10月に移り住みました。けれどもその頃は、インバウンドのお客さまがたくさん訪れていた頃でもありました。ですから、2歳になった息子の寝顔を見てから出勤し、帰宅してまた寝顔を見るという毎日が続いていました。そんな日々に疑問を持つようになっていったのです。」 息子さんが生まれた2011年、この年の3月に東日本大震災は起こりました。 親になった年にこの大震災を体験したことは、田中さんご夫妻の人生観に大きな影響を与えたことは容易に想像できます。 「いつ死ぬかわからない。 明日の命の補償なんてない。」 ということを誰もが痛烈に感じたことと思います。 とは言え。 たとえ考え方の変革は起きたとしても、ほとんどの人が日々の忙しさに埋もれてしまい、なかなか行動変革にまで及ばないことが多いのではないかと思います。 けれども。 田中さんご夫妻は行動を起こしました。 息子さんが4歳になり、幼稚園に上がった年。 2015年6月に、瑠奈さんがドーナツ屋を始めたのです。 材料にもこだわった " 豆乳焼きドーナツ " 『チャシバクドーナツ』の 誕生です。 決め手は瑠奈さんの一言でした。 「家の前にデッキを作ってくれたらドーナツとドリンクを出す店をやりたい。」 「大阪出身の妻は、帰省の際に奈良のお店で目にした光景が、" とてもいいなあ… " と思ったと話していました。そこには、おじいちゃん、おばあちゃん、小さい子どもまで美味しそうにドーナツを食べている姿があったそうです。チャシバクドーナツも、お客さまが湖畔散歩のついでにふらっと立ち寄ってくださったり、近所の子どもたちや親たちがおやつとして買いに来てくれる店にしたいと思ったそうです。」と、陽介さん。 ドーナツは。 ケーキのようにお洒落すぎず。 子どもから大人まで大好きで。 片手にドリンクを持ち、もう一方の手でドーナツを持ち、お散歩しながらでも気取りなく食べられる。 チャシバクドーナツは、原材料にもこだわって作られていますし、揚げてお砂糖をまぶしたものとは違うので、子どもでも、服も手も汚すことなく食べられるというのも良さだなあと、筆者自身が購入したチャシバクドーナツを運転しながら食べた時に感じました ^^; 母目線を感じます。 さて。 オンラインショップも開き、軌道に乗っていたのですが、再び転機が訪れました。 洞爺湖畔に購入した店舗兼自宅(店舗部分は陽介さんによるリノベーション)は、実は元民宿の二階建てでした。 そして、その後のオーナーが改築してアパート経営をしていた際に、2階の4部屋それぞれに風呂場とトイレを設置していました。 そのことは田中夫妻にとっての購入の決め手ではなかったのですが、陽介さんはこの家で宿経営をすることを思い付きました。 「この地域には温泉街と違い宿が少ないです。ですから、ここに宿を作るのは自分の役割かもしれないとも思いました。まさに運命のようなものも感じました。」 悩んだのはその宿のスタイル。 ここに陽介さんのこれまでの生き方が表れてきます。 ・13年間、リゾートホテルの社員としてホテル業の経験を積んだ。 ・ニュージーランドでは、学生的な貧乏旅でバックパッカーズ(日本でいうホステルやゲストハウス)を泊まり歩いた。 「学生時代とサラリーマン時代に様々なタイプの宿を経験したことが原体験となって、自分が好きな旅のスタイルにマッチしたものを作りたいと思いました。」 今のスタイルに行き着いた経緯や想いについては、陽介さんのnote https://note.com/chashibaku_inn/n/ne55019de8408 に詳しく書かれていますので、陽介さんの言葉でご覧くださいね。 陽介さんのお話しを伺っていると、今の暮らし方はなるべくしてなった、導かれてなった、そんな気がしてなりません。 ↑ツインルームです。とても清潔感があります。 さて、ここでもう一度チャシバクドーナツに話を戻します。 2004年に北海道移住。 2009年に結婚し2011年に子どもが生まれる。 2013年洞爺湖畔で中古物件を購入し転居。 2015年チャシバクドーナツを開業。 2017年35歳で会社を退職。そして1年かけてINNスペースをセルフリノベーション。 2018年チャシバクINNをオープン。 と、このように何度も転機を迎えた田中一家でしたが、実は2022年3月末までの営業でチャシバクドーナツが無期限休業となります。 「息子を屋久島の山海留学へと送り出すことにしたからです。それに関連して妻は2拠点生活になりますので、ドーナツ屋を続けることは不可能になりました。もともと、息子が高学年になったら多様な文化や自然、人に触れてほしいという願いから外国へ連れて行きたいと思っていました。ところがこのコロナ禍でそれが叶わぬ夢となってしまいました。もちろん、コロナ禍が落ち着けばいつかはできるかもしれない。でも、出来るだけ子どものうちに体験させてあげたかったのです。ですから気候も含め環境が北海道とは全く異なる屋久島を選びました。」 ↑夏の洞爺湖 チャシバクドーナツのファンはとても多いので、きっと残念に思う方も多いかと想像します。 でも、ファンの方々ならきっと、田中一家の暮らし方や生き方に共感する方が多いと思います。 今後のチャシバクを応援して行きたいですね。 さてさて。 ところで皆様。 「チャシバク」の語源をご存知でしたか? それは〜。 「茶〜しばく?」=お茶しない? なのだそうです。 これって実はコテコテの関西弁。 関西ご出身の田中ご夫妻ならではの発想です。 「ゆっくりお茶でも飲んで休んでいって」 そんな気持ちを込めて「チャシバク」としたのだそうです。 そしてこのロゴマーク。 旅するバクの絵がなんともユニーク。 こうして、様々な経緯で、旅する人々を迎えるチャシバクINNは4月15日(金)に再オープン(現在は休館中)します。 最後にチャシバクINNのコンセプトを伺ってみました。 『洞爺湖畔のいつもの空気をあじわえる、地元の暮らしに近い宿』 「旅には旅人それぞれのいろんな目的があります。旅人がここに泊まる時、ここを住まいとする僕らと同居するかたちとなります。旅人にはチャシバクINNの暮らしの形を体験することで、” あ〜こんな暮らし方もあるんだ “ とか “ こんな働き方があるんだ “ などの気づきを通して、” 自分の暮らしを見つめる “ “ 自分と向き合う “ そんな時間を提供できたらいいなあなんて思っています。 一言で言えば『暮らしのおすそわけ』かな。」 いつまででも眺めていられる美しい洞爺湖。 静かな街。 押し付けがましさを微塵もかんじさせない、優しく人懐こい陽介さんの笑顔。 そして心地よい部屋。 ↑シングルルームです。カバーやシーツなどはリネンを使用しています。壁の色が素敵。 チャシバクINNで過ごす時間は、間違いなく豊かであることを確信した筆者です。 チャシバクINN オーナー 田中陽介 住 所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町109-1 電話 0142-82-3257 Web site. http://www.chashibaku.com/inn/i/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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03/02(月) ひなまつりのかわいいお菓子
気がつけばもう3月!ひなまつりの可愛いお菓子を街で見つけたので紹介します。 菓子処 久保 さんの「ひなまつりプリン」260円。3層になっていて、上がいちご、真ん中が淡雪かん、3段目が抹茶。いちごのフレッシュな香りが漂ってきますー。 横から見ると本当にきれい。そしておいしかった!!3/3までは販売、その後は未定だということです。女の子も男の子もぜひ食べてね。 パンの店コスモスで見つけた春らしいパン。三色だんごパンと桜メロンパン! パステルカラーが可愛いですね。 三色団子パンの方は、クリームだけでなく、あんこも入っているんですよ。お花見気分を先取り! そして、こちらが!「路地裏の老舗和菓子屋さん。波満屋」の有平糖の雛菓子(小かご1700円)です。手作りの質感と、ちょっと懐かしい昭和な色合い、華やかです。若い人には、かえって新鮮かも。自宅に飾ったら、部屋が一気に明るくなりました。ご主人に伺うと、りんご飴など普通の飴細工と違うのは、水飴を少量しか入れず(ほとんどがお砂糖)湿気を含まないので、なんと1〜2年ももつそうです。その分、作るのも難しいのですって。 さくらんぼは息子が食べてしまいました。とても美味しかったそうです 道内でも有平糖を作る職人は非常に少なく、数えるほどしかいなくなってしまったそうです。食べらるけど、食べずに飾って楽しむお菓子・・というのが、風流ですね。昔の人の、ひなまつりを祝う「心」が伝わってくるようです。 手のひらサイズの干菓子のお雛様。素朴で温かみがあって・・・見とれてしまいました。 セットで600円。「かわいい」を連発・・ 以上、街で見つけたひなまつりのお菓子でした。当日でごめんなさい。お出かけはあまりできずとも、せめてお家でのんびり、桃の節句をお祝いしたいですね。女性の皆さん、素敵なひなまつりを〜!
むしゃなび編集部
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12/28(水) 影の主役を選んだ人 『dj_hatass=畑吉晃』にプロ魂を見た
12月28日はディスクジョッキー(DJ)の日 皆様、12月28日は「ディスクジョッキー(DJ)の日」だということをご存知でしょうか? ラジオでのDJ活動の第一人者であり、ラジオ人気長寿番組「オールナイトニッポン」の最初のパーソナリティである糸居五郎さんの命日にちなみ、日本では12月28日は「ディスクジョッキーの日」として制定されています。 日本でDJという言葉がメジャーになったのは、ラジオでMC+曲をかけるというスタイルからだと言われています。 ということで、今回の主人公はDJ歴30年、MC無しの音だけでフロアを盛り上げてきた『dj_hatass』こと畑吉晃さんです。 畑さんは1969年生まれの53歳。 DJの世界との出会いは20歳くらいの頃だそうです。 年代的にはちょうどディスコブーム後半の頃になります。 黒服の人に誘われてこの世界に 畑さんの将来を決定づける出会いでした。 その中には、今でも一緒に活動をしている先輩DJの中居さんや、室蘭唯一のクラブ『Red Hill』の竹内さんもいました。 そしてもう一つ、衝撃的な出会いとなった音楽が “ハウスミュージック”と"テクノミュージック"。 それは、これまでに感じたことのないほどの興奮と感動を与えてくれたと言います。 ところで〜 そもそもDJって?と調べてみました。 DJの歴史 第二次世界大戦中から脈々と水面下で培われていた「曲をかけて踊る」という文化。 1960年、ニューヨークにLe ClubというナイトクラブがオープンしたところからDJ文化の原型が誕生していきました。 ただその頃は、曲を繋げるのではなく、1曲が終わったら次の曲をかけるというスタイルでした。 そして1969年、アメリカのニューヨークで、2台のレコードプレーヤーを使って途切れることなく曲を流すというスタイルが生み出されます。 そして1970年代、世間ではディスコが大流行しました。 また、1980年代後半から1990年台にかけてアメリカやヨーロッパなどでレコードプレイヤーを使って音楽を提供するディスコやダンスホール(以後クラブ)が人気となりました。 その空間で選曲し、切れ目のない音楽でフロアを盛り上げていたプレイヤーがいつしかDJと呼ばれる様になります。 そしてDJの演奏スキルやテクニックの向上とともに、DJが使用するレコードプレイヤー、ミキサーなどが進化していくのでした。 現在のDJスタイルとしては、アナログDJ・CDJ・PCDJなどが一般的だそうです。 ・ アナログ(レコード)DJとは、昔からの定番スタイルで、曲の繋ぎを考えながらレコード選びをし、音の厚みで勝負するスタイルです。 ・ CDJとは、多くを持ち運べないというレコードのデメリットをCDの普及により解消し、PCやCDレコーダー、メモリースティックなどの駆使によって音源の呼び出しも容易にプレイが出来るスタイルです。 ・ PCDJとは、より効率的であることを優先した先に生まれた技術です。持ち運びの出来る楽曲量の多さと、音源入手の手軽さにより、現在は主流のスタイルになっています。 「持ち運び」の利便性がKeyで進化していったスタイルの違いですが、結果、利便性だけではないメリットとデメリットが生じたようです。 音楽のジャンルによっては、アナログに勝るスタイルはなかったり、PCDJをやるにはPCや機材の知識が必要になったりとそれぞれに高度な知識とスキルを必要とされます。 怠らぬキャリア積み上げ このような歴史を持つDJですが、畑さんはこれらどのタイプでも対応できる実力をお持ちです。 素敵! フロアに出ていなくても勉強を続けるとは、まさにプロ魂です。 この時は室蘭のチーム対苫小牧のチーム。 お隣にいらっしゃるのが先輩DJの中居さんです。 チームの入場曲や得点が決まった時の『ゴールホーン』も畑さんたち、DJチームのオリジナルMIXだそうです。 その甲斐もあり、この日は見事に勝利! 「ところで、他にはどんなところでDJをされているのですか?」 楽しそうに話す畑さんでしたが、少し神妙な面持ちにも…。 ブログの最後に畑さんのSNSアカウントを掲載しています。 「DJに関するご相談はそちらからどうぞお気軽に!」とのことです♪ 意外な本業とは さてところで。 実は畑さんの本業は、ジオパーク推進協議会の職員さんです。 そして、筆者もとてもお世話になっている『洞爺湖有珠火山マイスター制度』の担当者でもあります。 とても優しく、みんなに頼られる兄貴的存在です。 そして事務所にいらっしゃる時の畑さんはDJとは全く別のお顔です。 なんと! それは意外! 畑さんが言うには、火山マイスターの皆さんが一生懸命に勉強したり、講師活動をしたりしている姿にとても感動して触発されたのだそう。 そうか…。 共通項はそこなんだ! 正直に書けば、取材をさせていただく前、事務所にいらっしゃる畑さんとDJをされている畑さんは全くの別人だと思っていました。 どちらかが裏で、どちららかが表。 でも、裏も表もどちらも素敵だなあと。 ところが違いました。 畑さんはどちらも表でした。 舞台に立つ人たちを裏方で盛り上げることに喜びを感じる人だったのです。 なるほど…。 確かに思い当たります。 畑さんは本当に話すのが苦手でいらっしゃいます。 何かを発表される時、「原稿なしでは話せません」と恥ずかしそうにします。 そして超棒読み…^^; ところが、一旦機材の前に立つと活き活きとした表情で、機材を自由自在に操り、音で意気揚々と皆様に語りかけ、フロアを盛り上げていきます。 ジオパーク推進協議会の職員さんのときとのギャップがスゴい! 人生の終わりまで『影の主役』を 「ところで、畑さんにとってのDJの魅力ってどんなところでしょうか?」 『影の主役』に喜びを感じるところ。 言い換えると、決して出しゃばらず表現して、場を支え盛り上げるところ。 とても畑さんらしいなあと思います。 「それでは最後に。” dj_hatass “として、将来どうありたいと考えていますか?」 ” dj_hatass =畑 吉晃 ”は、人生の終わりまで『影の主役』を望み、大好きな曲で送って欲しいと願う、DJのプロでした。 ディスコ全盛期を生きながら一度もディスコのドアを開いたことがない筆者ですが、人生初のディスコは” dj_hatass “に踊らせていただこうと思います。 [Instagram] https://instagram.com/dj_hatass?igshid=YmMyMTA2M2Y= [Facebook] https://www.facebook.com/profile.php?id=100005068364809
Rietty
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01/07(木) お弁当おいてみませんか?申込み1/10まで
伊達商工会議所飲食店組合からのお知らせです。 コロナ禍における飲食店営業縮小に対する企画として、地場産ローカルと題し、地元産お弁当販売の販売店を募集しています。 利用期間 2021年2月17日(水)、18日(木)、19日(金) 3日間場所 JA伊達農協「コストコの食品売り場」場所代 4,000円 / 1ブース 出店者複数の場合は人数割りとなります。 利用条件 ① 惣菜の許可、食品衛生許可を持っている人※ 食品加工・物販等の許可を持っている人② だてのまち応援券利用可能の方※ だてのまち応援券利用不可の方は当日提示願います。 注意事項1品、伊達野菜をいれてください。物販担当の方をお一人お願いします。 問合せ・申込み 出店希望の申込み 2021年1月10日 まで 伊達商工会飲食店組合TEL 0142-21-3737FAX 0142-21-3738 までご連絡ください。申込みの際には以下をお知らせください。 店名・またはお名前連絡先和・洋・中 のいずれかお弁当の値段 ※応募多数の場合は選考となります。許可等は、各自でお願いします。
むしゃなび編集部
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02/20(火) クールに攻める両立への道 〜味と時間で勝負!地域にファーストフード文化を育てたい!『GOTHAM DRIVE IN』オーナー成田大海氏の戦略とは〜
取材に伺ったのはグランドオープン1週間前でした。 かっこよくコーヒーを落としてくれたので、さっそく聞いてみました。 「珈琲はどこで修行されたのですか?」 「YouTube先生です。いまどき修行なんて流行りませんよ。」 「え……。」 こんな会話から始まった今回の主人公は成田大海(Hiromi)さん。 3シーズンは俱多楽湖で「Paddle Street Outdoor Service」として カヤック・カヌー・サップガイド事業をされています。 入店いきなりの会話で「意外と軽い人?」と思いきや、 実は真逆なタイプであることが段々と分かってきました。 バックボーン(学生時代)のこと 改めて、成田大海さんは苫小牧市ご出身の35歳。 小さい頃から大学までアイスホッケーに勤しんでいました。 御祖父様からお父様、大海さんまで三代続くアイスホッケー一家だったと言います。 「大学にはスポーツ推薦で入学しました。 16歳の時に日本代表にもなりました。 でも、それほどアイスホッケーが好きだったのか?と問われると実は微妙です。練習が終わるのはいつも夜中の2:00頃でした。 競技場があまりないので、小さい子どもから順番に予約を入れていくと、大学生は夜中の割り当てになるんです。 これは結構キツかった…。 それに、本当は美術部に入りたかったし・・・(笑)絵を描くのが好きでしたから」。 「美術部ですか?また随分かけ離れていますが…。 それにしても練習終了が夜中の2:00とは驚きです。寝る間もなければ、学校へも行けなくなりますよね」。 「そうですね。大学では法律を学んでいましたが、授業はほとんど出ていませんでした。だから結局、退学して働くことにしました」。 「辞めてしまわれたのですね。授業はほとんど出ていなかったとのことですが、アイスホッケーは続けていらしたのですよね? 続けてやっていたことで今に繋がっていること、やっていて良かったと思えることはありますか?」 「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 なるほど。 このことについては、また後ほど触れるとして〜。 バックボーン(料理)のこと 「大学を辞め、勤めはじめたのは西麻布のバーでした。 そこは六本木や恵比寿にも店を持っていたので、その3店舗を昼夜行き来して働き、飲食店の辛さや面白さを4年ほど学ばせていただきました」。 「ほ〜!GOTHAM DRIVE INのルーツはそこにあるわけですね! その時、今の大海さんのその後を決定づけた方はいましたか?」 「はい、いました。かなりぶっ飛んだ人でしたが、メキシコ料理がすごく上手で美味しくて、いっつもテキーラを飲んでいる恵比寿店の店長でした 笑 でも、この店長のおかげで本物上質なテキーラを知り、メキシコ料理を学ぶことができました」。 なるほど! 繋がりました! バックボーン(パドル アクティビティー)のこと 「ありがとうございます。料理の背景は分かりました。では、パドルアクティビティーの世界へのきっかけを教えていただけますか?」 「趣味は釣りなんですが、その延長線上にあったのがカヤックでした。 カヤックに乗って釣りをしたいなあ〜と。 僕、基本、人見知りなんです。釣りなら一人でできますし。 学生時代からアイスホッケーにも釣りに行かないときは引きこもって調べ物ばかりしていました。 で、カヤックを色々調べていたら、小樽の塩谷でガイドをしている『ブルーホリック』に行きつきました。そのときは、へ〜!こんな仕事があるんだ…。と思った程度でした」。 「なるほど。飲食店で働き出す前から興味はあったのですね」。 「はい。北海道に帰って仕事をしたいと考え始めたとき、ブルーホリックを思い出して履歴書を送りました。 そうしたら、わざわざ代表の嘉藤さんが上京して会いにきてくれました。 事実上の出張面接となったのです」。 面接をパスして25歳で帰京。 ブルーホリックで働くことになった大海さんは、カヤック修行への道に入りました。 入店時、「修行なんていまどき流行りませんよ」 と言っていた大海さんでしたが、アイスホッケーにしても、カヤックにしてもその道をきちんと歩いたからこその台詞だったというわけです。 「上下関係の厳しさが身についているというのは私生活にも役立っていると思っていますが、特に仕事には必要なことだと思っています。 例えばブルーホリックの嘉藤さんは仕事には物凄く厳しいんです。 一歩間違えば大変危険な環境の海で行うカヤックというアクティビティーですが、どんな時でも、お客様の命を絶対に守らないといけないわけです。 だからどうしても指導は厳しくなる。 当然だと思います。 でも、そのような嘉藤さんの姿勢をなかなか理解できない人もいる。 そう言う意味で、僕はアイスホッケーにしても料理にしても上下関係が厳しい世界にいたので、耐えられたしそういうものだと捉えることができました。打たれ強さも育っていたかもしれません」。 先ほど、「アイスホッケーをやっていたことが今に生きていることは? の質問に「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 と答えてくれましたが、なるほど〜と思えたお話しでした。 大海さんはブルーホリックで2シーズンを修行した後、嘉藤さんの紹介を受け、沖縄座間味島でさらに2シーズン修行しました。 のちに独立を考えだした大海さんの背中を押してくれたのも嘉藤さんだったと言います。 「でも、強く押されたと言うよりも、『いいんじゃない?』と言った軽いかんじで・・・(笑) これ、嘉藤さんらしさです。 人の繋がりを大切にする本当に懐が広く深い方でとても尊敬しています。テキーラ好きな六本木の店長ともなんとなく似ているかも」。 二つの道を極めようとした背景には、二人の師匠がいらっしゃったわけですね。 それぞれのバックボーンを活かしたい! 独立を決めた時、飲食業とアウトドア業の両方をやりたい! と考えていた大海さんは、北海道に戻り活動フィールド探しを始めました。 2019年のことです。 本当は前職で貯めたお金で南米へ料理修行に行きたいと思っていたそうですが、それよりそのお金で早く事業を始めようと考え直し、南米行きを諦めたと言います。 支笏湖や洞爺湖も視野に入れつつフィールドを探し回り、倶多楽湖に出会った瞬間「ここだ!」と即決したそうです。 「俱多楽湖がなかったらここには来ませんでした。 とにかく水が綺麗で感動しました。 すぐに元々あった施設で当時休止中だったレイクリゾートのオーナーさんに交渉し、施設管理を条件に使わせていただけることになりました。 パドルアクティビティーの拠点は確保しましたが、飲食店の店舗探しには苦労しました。 予算の関係もあってなかなか決まらなかった。でも粘り強く探し、待ち、いまの場所を購入することができました」。 決断と行動の速さを感じるエピソードに、アイスホッケーでゴールキーパーを務めていた大海さんの判断の速さがリンクして聞こえた筆者です。 店舗は、以前『ケニア』というレストランだったところです。 登別駅から登別温泉方面に向かうメインストリートに位置するとても目立つ場所にあります。 ドア枠は大好きな緑に塗り変えました。 店内の内装は電気工事(資格も持っています)に至るまで、 ほとんど自分でリノベーションされています。 「ところで、GOTHAM DRIVE INという店名の由来を教えていただけますか?」 「映画のバットマンに出てくる地名です。 映画の中のGOTHAMはNEW YORKのことなのですが、劇中では薄暗いイメージに描かれています。 それが登別という晴天率の低い街と重なりました。 まあ、単純にバットマンが好きというのもあるんですけどね。 それと、うちは『CAFÉ』ではないんです。 あくまでも『DRIVE IN』として存在したいと考えています。つまりファーストフード店でありたい。 そういう意味で、クオリティーの高さと提供の早さを売りにしたい。 観光のお客様って結構時間に追われています。 レストランやカフェは14:00くらいで一旦閉めてしまうところが多いですよね? だから14:00を過ぎても開いていて、その時間に食べても夕食に影響が少なくて、車の中で片手でも食べられるものと考えたらこのようなメニュー構成になりました。 何より、大好きなメキシコ料理が提供できますし」。 「カルニタスの肉は牛肉と豚肉を別々に煮込み、合わせて作っています。 牛肉は肉の食感を残したいので歯応えを感じるように。 豚肉は柔らかく煮込んであります。 それと、メキシコ料理は辛いイメージがあると思いますが、お子様でも食べられるように、ベースの味付けには辛みスパイスは使用していません。辛いのが好きな方には別添えのスパイスで調整していただいています」。 味への拘りも相当なものでした。 時間を作っては、東京や大阪などの珈琲店や飲食店などを巡り、知識やアイディアの入手に努めているというお話しも伺いました。 日々の研究にも余念がありません。 「GOTHAM DRIVE INは、『おいしいね!』と言ってもらえるもの、手軽に直ぐに食べられるものを提供する親しみやすいファーストフード店を目指します」。 最後にそう語った大海さん。 日本マクドナルド創業者の藤田田さんを尊敬していると伺い、全てに合点がいった筆者です。 目指す師匠がもう一人いらっしゃいました。 もしかしたらいつの日か、西胆振にGOTHAM DRIVE INがチェーン店展開する日が来るかも? 大海さんがクールに目指すパドルアクティビティーとファーストフード店の両立。 心から応援したいと思いながらタコスを頬張りました。 次はナチョスをいただきます!! ―GOTHAM DRIVE IN 情報― https://www.instagram.com/gotham_drivein?igsh=MWx2eGk3dTI1bjJidg== 住所 〒059-0463 登別市中登別町174-9 電話 090-6937-7540 営業 10:00~18:00(水曜日11:00~22:00) 休み 木曜日 *2024.2月現在求人中 ―Paddle Street Outdoor Service情報― https://www.instagram.com/paddlestreet?igsh=enh5eGY3c3BuaDB1
Rietty
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02/10(土) “ 一直線の縦糸 ” 〜 「手ぬぐい工房 さくら」代表 咲良あき の生き方
待ち合わせ場所を訪れると、華奢でたおやかな女性が立っていました。 その立ち姿が手ぬぐいを染めるという作家さんのイメージと重なり、「きっとあの方だ!」と直感したのですが…。 取材はまさかの展開になっていきました。 『手ぬぐい工房 さくら』代表の咲良あきさんは、2020年8月1日に洞爺湖が見える町に移住し、2021年11月には工房を開かれました。 すごいスピード感です。 「ただただ好き!というだけで突っ走ってきました」。 それまでの18年間は大阪で接客業に就かれていたそう。 最前線での接客業を退いた後は、運営・人事・教育などを担当されていたそうです。 まさにキャリアウーマンとして奔走されていました。 「順風満帆で活躍されていたように見えますが、なぜ、そのお仕事を辞めて洞爺湖へいらしたのですか?」 「ほかにどうしてもやりたいことがあったのです。ところが、会社を辞めた直後の世界的なコロナ禍。その時はその道を断念せざるを得ませんでした。洞爺湖に移住したのは、仲間が先に来ていたからです」。 「ところで、その、どうしてもやりたかったことって何ですか?」 「250kmのレースです!」 「え?え〜っと…それは、車のレースですか?」 「いえ、テント以外の1週間分の食料や装備、水を背負って走る自給自足のレースです。1週間で250kmを走ります。 会社を退職した時に目指していたのは2020年4月にアフリカのナミブ砂漠で開催されるレースでした」。 その突拍子もない答えに、目が点になりドギマギする筆者…。 詳しくお聴きするうちに、『手ぬぐい』とはどんどんかけ離れて行ってしまいそうになりました。 そしてさらに、筆者の混乱に追い討ちをかけるようなお話も飛び出しました。 「21歳の時にうつ病を発症し、その後は癌、バセドウ病になりました。 大病をし、治療を受けながら仕事を続ける中で気づいたのは、『明日が当たり前にあると思ってはいけない』ということでした。やりたいことがあってもやらない理由を探し、今度にしよう!と後回しにしていたことが多かった…。 だから、病気がわかった時、命あることへの限りない感謝と共に、『やりたいと思ったらやる』『会いたいと思ったら会う』と心に決めました。そんな時に『250kmアドベンチャーレース』の存在を知りました。 『このレースに出たい!』と瞬間的にそう思いました。強い想いはそれを引きつけると言いますが、その後、まさにそのレースに挑戦している人と出会ってしまったのです」。 そんなまるで一話のドラマのような出会いを経験し、主治医からレース出場の承諾書をもらい、トレーニングを重ね、咲良さんはニュージーランドで行われたレースに出場を果たしました。 けれども結果は、レース2日目でタイムアウトによるリタイアをしてしまいました。 →その時の様子をドキュメンタリー映画「LIFE TREASURE 2」で観られます。(現在期間限定でYouTube にて無料公開中) https://www.youtube.com/watch?v=v5i6MBXc4Zw&t=4042s そして、リベンジをしようと目指したナミブ砂漠大会がコロナ禍により中止。 世界情勢など様々な理由が重なり、未だ再挑戦できていない状況が続いていると言います。 「それにしても病気が完治しない状態でなぜ、そのような過酷なレースにチャレンジしようと考えたのですか?」 「そのレースの存在を知った時、『元気になってこのレースで走りたい!』と1%ワクっとした気持ちを感じた自分に正直になりたかった。と同時に、その頃は自分の病気を人生の汚点だと思って生きていたので、私の挑戦が誰かの勇気に繋がるとしたら是非とも挑戦したいと思いました」。 あまりにも壮絶・壮大すぎて、お話しについて行くのに必死でしたが、次第に咲良さんと筆者の共通点・共感点が増えて行くのを感じていました。 「若い頃は一人旅が好きでした。手ぬぐい好きになったのはその頃です」。 訪れる先々で手ぬぐいを購入することが、 旅の一つの大切な目的にもなっていたそう。 「竹富島が大好きでよく通っていました」。 海好き、島好きも共通点です。 「はじめて手ぬぐいに出会ったのは2016年に瀬戸内国際芸術祭を訪れた時でした。 もともとアートには興味がありました。ただ、そこで手ぬぐいを手に入れたのは良いのだけれど、一体どうやって使うの?買ったけど私本当に使うの? そんな自問もあり、手ぬぐいの使い方などについて色々調べたりしていました。 ところがいざ使ってみるど、使うほどに洗うほどに柔らかく優しい肌触りになっていく。 そんな手ぬぐいがもう可愛くて可愛くて!すっかりとその魅力にはまってしまいました。集めた手ぬぐいは100枚くらい。それらの手ぬぐいたちは、その時の旅の記憶が蘇る愛おしい存在であり、ホッとする存在になっていきました」。 「なるほど。手ぬぐいとの出会いはわかりましたが…、なぜそれが作家への道へと進んで行かれたのですか? 全く異業種のご出身なのに…」。 「洞爺湖に移り住んだ時、いつもの旅先のようにお気に入りの手ぬぐいを探す中、洞爺湖の手ぬぐいはまだ買っていないということを友人に話したら、『自分で作ればいいじゃない?』 と言われました。なるほどそうか!やってみよう!となったのです」。 「え?そんなに簡単にやる気になったのですか?」 自らを猪突猛進型と認める咲良さん。 ここでも、やりたいからやる!となったわけです。 「先の計算ができない性質なんです笑 思ったら一直線だから」。 ああ…。 なりふり構わず。 計算せず。 一直線に突っ走る。 なんだか筆者と同じ匂いがすると思ったのは、どうやらこういうところだったようです。 染めについて並々ならぬ努力で独学をし、着実に実力を伸ばしてきた咲良さんは、ワークショップなどで講師活動も始めました。誰かに何かをレクチャーすることは、前職時代に培ったスキルでした。 内容が変わっても、楽しくわかりやすく伝えるスキルは共通していたのでしょう。 「染めの技術は学べたとしても、デザインセンスはそう簡単には育ちませんね。 何か芸術的なバックボーンをお持ちなのですか?」 「アートには元々興味がありましたので、手ぬぐいとの出会いの場となった瀬戸内国際芸術祭を訪れたわけです。 実は子供の頃からバレエをしておりまして、仕事としてジャズダンスのダンサーだった時期もありますし、ネイリストだった時期もあります。 もしかしたら芸術的に表現することの素地はあったのかもしれません」。 染めの原料は、環境に優しいベンガラを用いているそうです。 仕入れ先は、地元大阪。 生地もまた大阪から浴衣にも使用されている、手ぬぐい生地の『特岡』を用いているそうです。 「きめ細かい織り目が特徴の生地です。けれども使い込むほどにどんどん柔らかく優しく育っていく素材なのです」。 手ぬぐいが育つ。 素敵な言葉です。 なるほど。 手ぬぐい作家としての顔。 250kmレースのランナーとしての顔。 それぞれについては理解できましたが、今一つそれを繋ぐ糸が見つからず、さらに取材を続けさせていただきました。 …というよりも、咲良さんの生き方に強い興味を覚え、 もうすでに取材の域を超えていた筆者でした…。 すると、再び壮大なテーマを口にされた咲良さん。 「私、子どもの頃から『平和』にものすごく興味がありました。 小学生の時にイランイラク戦争が起こり、戦争や平和についての新聞の切り抜きを集めていた記憶があります。 その理由の一つには、学校が平和教育に熱心な学校だったこともあります。 今は、残された人生は平和に繋がることにも関わりたいとも考えています」。 またもや新たな情報に混乱する筆者…。 と、ここで、これまでの咲良さんのお話しを整理してみました。 ・病に向き合った20年間 ・旅を通した手ぬぐいとの出会い ・手ぬぐいの糸が手繰り寄せる旅の思い出 ・命への感謝と賛歌 ・平和への祈りを手ぬぐいに託す活動 ・当たり前ではない明日と今日への感謝 ・アート活動としての自己表現である染め ・誰かの勇気に繋がるならばと挑戦した250kmレース 取材中、急いで頭の中で整理し終えた後。 あ! 見えた! そう感じた瞬間がありました。 それは、咲良さんがバックの中に持参されていた ご自身が染めた普段使いの手ぬぐいに触れさせていただいた時でした。 その手ぬぐいは、横糸、縦糸がしっかりと織られているパリッとした『特岡』の生地で作られていました。 咲良さんが言うように、きっと洗うほどに肌に馴染んでいくのだろうと想像できる触り心地でした。 指への糸の感触を確かめた時、縦横直線の糸が織りなす手ぬぐいそのものこそが “ 咲良あき” だと気づきました。 一見器用そうに見える多才な方ですが、病気がちな華奢な体で、何にでもまっすぐ命懸けで取り組んできた1本1本の縦糸そのものが” 咲良あき “ であり、それぞれのシーンで彼女を支えてきた人々は横糸そのものであるということを。 一枚の布となったときの、そのしなやかさと、芯の強さ。 そして染めるという技法でさらなる命と愛を吹き込まれた『さくら工房の手ぬぐい』こそが ” 咲良あき “ なのだということを。 そして、それはきっと、真っ直ぐに平和に繋がっていくということを。 触れさせていただいた手ぬぐいから感じ取っていました。 最後にあきさんはこう話してくれました。 「平和についても命についても、 当たり前の未来はないと手ぬぐいを通して伝えたいですし、対象がなにであっても『大切』にする心を手ぬぐいを通して伝えたいと考えています。 染める時にはその一枚一枚を手にしてくださる方に寄り添えますようにと祈りを込めています」。 丁寧な語り口調で話してくださった1時間。 心が洗われたような取材の時間となりました。 ―手ぬぐい工房 さくら 情報― 代表 咲良あき(さくらあき) Instagram https://www.instagram.com/sakura.tenugui オンラインショップ https://sakurahappy.thebase.in/ [起業講座について準備中] ホームページや名刺・チラシなどの作製、イベント出展やワークショップ開催方法、起業するためのマインドが学べる『ハンドメイド作家さん向けの起業講座』をドキュメンタリー映画「LIFE TREASURE 2」監督・プロデューサー小泉雅央と共に準備中。 *開催日程など詳細は【手ぬぐい工房 さくら】のInstagramでお知らせ予定
Rietty
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12/08(日) ハンドメイド、アーティスト、セラピストのための「シェアショップ」がオープン!瑚珀@室蘭
室蘭市輪西にハンドメイド雑貨からマッサージ、ワークショップまで、様々なクリエイターが出店するシェアショップが誕生しました。 12月3日(火)、ぷらっと・てついち内にオープンした「Handmade&Handowrkshop 瑚珀」。ボックスやスペースなど店内の一角を好きな期間レンタルして、誰でも簡単に「お店」をオープンすることができます。 広々として明るい店内には、アクセサリーや布小物など、おしゃれな手作り作品が並び、お買い物を楽しむ人、ハンドマッサージや耳つぼジュエリーでリフレッシュする人で賑わっていました。 ボックスやスペースのひとつひとつが作家やセラピスト、アーティストの「小さなお店」。それぞれの空間の中に、個性溢れる色とりどりの世界が広がっているのです! 自分のペースで「好きなこと」を仕事に。 店長の鈴木さん(前列右)とオープニングスタッフの皆さん まるで宝石箱? おもちゃ箱?のように楽しいこちらのショップをオープンしたのは、女性向けの起業相談やサポートを行う室蘭在住の鈴木よしかさん。ハンドメイドの資材を扱うネットショップを長く経営しており、室蘭周辺のハンドメイド事情に精通しています。開店のきっかけとなったのは、材料の仕入れ先として沢山のハンドメイド作家さんと出会う中で、悩みを聞いたことだったそうです。 鈴木さん「作品を作っても売り場所がない、売る方法が限られている、というお悩みを多くの作家さんから伺いました。あちこちのイベントに出店したり、ネットショップに出したりと、皆さんそれぞれに努力されているのですが、自分の手だけでは、やはり限界があるんですよね。そこで、常に作品を置いておけて、お客さんに手に取って見ていただける場所があったらいいのではないか、と考えたのがオープンのきっかけです。」 開店にあたって鈴木さんが大切にしたこと。それは、 好きな日、好きな時間に、自分のペースでできること。 家事や育児や介護で忙しい女性が、自分の仕事で活躍することをサポートしたい、という鈴木さんの願いが込められています。 鈴木さん「私自身、自分の子育て経験からも思うのですが、家族が風邪をひいたり、子どもの参観日がある時は、できれば仕事を休みたいですよね。そこで自分のペースでできる、というスタンスを大切にしました。」 そんな鈴木さんの思いに賛同し集ったオープニングスタッフの皆さん、笑顔が素敵! 外の寒さも吹き飛ばすような暖かく明るい雰囲気に包まれていました。 不思議なオブジェ発見!結晶の状態で天気を読む「天気管」。 サロンドフルベール登別富士店のハンドマッサージ。 雑貨やアクセサリー探しに、また作家さん独自の世界を楽しみに、ぜひ一度遊びに出かけてみてください。気軽に立ち寄ってリフレッシュできる、エステ体験やマッサージもおすすめです! 個室のレンタルルーム。毎週水曜はAssi-st(アシスト)米丸さんによるリラクゼーションが受けられます。 室蘭周辺のハンドメイド作家の皆さん、笑顔溢れる「琥珀」で小さなお店を開いてみませんか? ボックス、スペース、ルームと大きさに合わせて様々なタイプがあり、1ヶ月から契約することができます。 レンタルボックス(60枠)1ヶ月 3,000円〜レンタルスペース(7枠) 1日 2,000円〜レンタルルーム(3枠) 1日 3,000円〜 長期契約、平日割りなど割引・特典あり。詳しい料金や空き状況はお店にお問い合わせください。物販からセラピー、占い、講座などなど、アイデア次第で用途は無限大! Handmade & Handworkshop 瑚珀 室蘭市輪西町2-5-1 ぷらっと・てついち内 営業時間 10:00~18:00 定休日 毎週木曜日 問合せ 589@cohaku.ocnk.net ブログ https://ameblo.jp/cohaku589/ 最新情報はこちら↓↓ https://www.facebook.com/589.jp ※ 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
むしゃなび編集部
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05/15(火) 地元食材のランチビュッフェとspecial ライブ!花カフェアイバレー【動画】
「赤いはちみつ」でおなじみの花Cafe Aivalley(アイバレー)で、5月4日、今シーズンのオープンを飾るイベントが開催されました。地元食材をふんだんに使ったランチビュッフェとスペシャルライブ。アイヌ刺繍作家・石川愛子さんが製作したアイヌ文様の着物が華を添え、食とアート、音楽を楽しむ一日となりました。 https://so-ra-mi.jp/archives/9772 大滝をはじめ近隣地域でとれた海の幸、山の幸が並ぶランチビュッフェ!大滝産そば粉で打った手打ちそばも登場し、「ここでしか食べられない」がいっぱいの贅沢なランチタイムでした。ビュッフェは通常メニューではありませんが、年に数回、イベントと合わせて開催しています。 赤いはちみつ、アイヌ刺繍、ガーデン、ドッグカフェ・・・アイバレーを語るのにかかせないものはたくさんありますが、音楽もそのひとつ。この日のライブには、シャンソンシンガーの藤原雅子さん&ピアノ にしかわまことさん、そして地元バンド「unfair field(アンフェアフィールド)」が出演しました。もともと幼なじみの剣道仲間で結成したというアンフェアフィールドですが、曲は全てオリジナル。若者たちの溢れる才能に非常に心打たれたchです :-) 動画後半で、しっとり聴かせる藤原さんのシャンソン、続いてバンドライブの模様をお伝えしています。どうぞ見てね! 花Cafe Aivalley 北海道伊達市大滝区優徳103 OPEN 9:00~17:00(不定休) 5月~10月末(冬季休業) 詳細はお店のホームページをご覧ください http://www.aivalley.jp
むしゃなび編集部
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11/28(水) むろらん中央街バルで食べあるき② 本格中華店で極上生ハム!
さてさて、中央街バルで食べあるき、続けていってみましょう〜! 前回の食べあるきはこちら のんびりとランチをはしごし、街をぶらぶら歩いていると・・・ わ! 急にあたりが薄暗くなってきました。まだ5時前ですが、すでに夜の街の雰囲気が漂い始めてます。この時期は本当に日暮れが早いですね。それにしても、夕暮れの似合う街だなあ・・としみじみしながらやってきたのは「旬菜ダイニング 福わらい」。 実は、とびきりの生ハムを街バル期間限定で食べられるらしい・・との噂を聞いてお邪魔したのです。 「こんばんは〜。」と扉を開けると、 おおっ! 噂の生ハム!ありましたっ。 「旬菜ダイニング 福わらい」は中国料理の修行を積んだオーナーが腕をふるう、本格中国料理店。ランチライムはサラリーマンを中心に、また夜は家族づれや飲み会で賑わう人気のお店です。 中国料理といっても、麻婆豆腐や炒飯などいわゆる「中華」なメニューだけでなく、あまり聞いたことのないような名前の、本場の味が楽しめるのが魅力。メニューを開くと、漢字がいっぱいでした! 中でも旬の食材を使った「本日の料理」がおすすめです。 さて、まずはチケットを提示してバルメニューをいただきま〜す。 チケット1枚(1,000円分)で、おまかせ前菜3種に600円以下の飲み物2杯がつくお得なセット。手前のドリンクは紹興酒です。もう、運ばれてきた時からいい〜香りが・・・!! しかし車で来ている筆者、紹興酒はおあずけ(涙)。オレンジジュースで乾杯! スペイン産生ハム「ハモン・セラーノ」と、砂肝のコンフィ。噛みしめるほどに深い味わい!! これはお酒がすすみそう・・・ エビのカクテルサラダ。本場のバルのようなおしゃれな料理の中に、エスニックなテイストが加わって、ただただ美味しい〜! こちらは本日のおすすめから「東安子鶏(鶏唐揚げの辛子塩煮込み)」(880円)。まろやかな旨みと酸味のバランスがとても上品な一皿です。野菜もたっぷり入っています。上にかかっている山椒がピリっときいて、食べながら元気がモリモリ湧いてきました! オーナーの福田泰弘さんにこだわりを伺うと、 「食材へのこだわりはもちろんですが、どうやったらお客様に楽しんでいただけるか、というのをいつも考えています。 いい意味で裏切るというか、遊び心のある料理を提供していきたいですね!」 福わらい店主・福田さんご夫妻 本場の味と遊び心を追求する福田さんの中国料理、ぜひ食べにいってみてください。お友達やご家族と、いろんなお料理を注文して飲んで食べて、ワイワイ楽しんでみては。 旬菜ダイニング 福わらい 北海道室蘭市中央町2丁目3−16 TEL 0143-22-7070 ランチ 11:30~14:00(ラストオーダー13:45) ディナー 17:00~22:00(ラストオーダー21:00) 忘年会・新年会におすすめ!(12月〜1月限定) ・すっぽん鍋コース(飲み放題付)5,000円 ・北京ダックコース(飲み放題付)6,000円 詳細はお店のツイッターをチェックしてね↓↓ https://twitter.com/fukuwarai_5151 地域の魅力・個性に触れながら、食やお酒を楽しむ街バル食べあるき! つづく・・・ 中央街バル2018 [街 バ ル ] 2018年11月27日(火)~29日(木) [あとバル] 2018年11月30日(金)~12月8日(土) 【開催場所】 室蘭 中央地区 【チケット金額】 3,000円(1組3枚つづり、税込み) 【チケット販売 11/29(木)まで】 ・室蘭商工会議所(室蘭市海岸町1-4-1 ☎0143-22-3196) ・室蘭中央飲食店組合(室蘭市中央町2-6-9 ☎0143-22-8706) ・中島商店会コンソーシアム(室蘭市中島町1-24-2 ☎0143-50-6611) ・室蘭市商店街振興組合連合会(室蘭市海岸町1-4-1 ☎0143-25-1177) ・参加店(下記チラシをご参照ください) 【お問合せ】室蘭商工会議所 TEL : 22-3196 https://www.murocci.or.jp/中央街バル/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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11/29(火) “ 通過点としての居場所 ” 荒川量子が考える 『るる』 の役割
この日は、洞爺湖湖畔でお話を聞かせていただきました。 留寿都村で活動されている方なのに申し訳ないとおもいつつ…。 でも、実は彼女にはぴったりのロケーションだったと思った取材となりました。 地域おこし協力隊で留寿都村に 荒川量子(かずこ)さんは札幌ご出身。 高校卒業後、進学等で札幌を出てからは千葉県に長らく住んでいらっしゃいました。 その後、お子様お二人とともに留寿都村の地域おこし協力隊として2020年に北海道に戻って来られました。 いえ。 「北海道に戻って来た」という表現は、もしかしたら適切ではないかもしれない…というのが、今回のストーリー展開となります。 「そろそろ、都会を離れたい。」 東北の大震災以降、都会に住みにくさを感じはじめ、生活を見直したいと考え始めていた量子さん。 「自然に恵まれた環境で豊かに生活をしたい。」 そう思っていた時に目に飛び込んできた募集が、“留寿都村の教育委員会(社会教育)所属の地域おこし協力隊でした。 そもそも量子さんは教育分野にとても興味がありました。 それというのも、千葉県での活動が背景にあるからです。 つまり、採用された後の活動イメージを量子さんは既にお持ちでした。 「千葉県在住時は、小学校特別支援学級のサポートや、『自主保育』活動をしていました。プレーパーク活動をしていた方とも接点があり、野外活動にも興味があったので自然体験指導者とのつながりもありました。」 と、そんなバックボーンを持つ量子さんは続けてこんな話しをしてくださいました。 「子どもに対しても、大人に対しても、「こうであらねばならぬ」という考えを押し付けるのは違うと思っています。こう言われたからとそうするではなく、「自分はどう思うのか?」「自分はどうしたいのか?」を考えて、どちらに転んでも全て自分の責任だと自覚をもって行動できるように、相互に自立をしたいと思っています。そして、大人も子どもも縦ではなく、横で、1対1の人間同士の関係つくりを理想としています。ゆくゆくは、お互いが地域や北海道(あるいはもっと広く)に還元できるようになっていけたら嬉しいです。」 ここで、耳慣れない二つの用語について簡単に説明しますね。 自主保育とは〜 就学前の子どもたちを、特に自然の中で遊ばせたいと考える保護者主導の保育の取り組み。 地域の公園はもちろん森・海・河川敷など自然の中を中心に、時には屋内において活動をする。生まれてから小学校就学までの子どもたちの生活や成長の場を、保護者たちの手で地域の中に作り、保育士や教諭に全面的に頼るのではなく、保護者たちが協力し合いながら、家族以外の子どもたちも我が子と一緒に見守りつつ、ひとりひとりの個性を尊重し生きる力を育んでいくことを目的とする。また時に、地域の人の協力も得ながら子どもも大人も育っていく。そのような活動のこと。 プレーパークとは〜 「冒険遊び場」とも呼ばれ、土・水・火・木など様々な要素がある空間のこと。「自分の責任で自由に遊ぶ」ということをモットーに、子どもたちの好奇心や欲求を大切にし、やりたいことをできる限り実現できるように、ある程度大人が見守る体制が整った中で子どもの自由度と責任感を大切にする場。 量子さんは、過去の活動経験から得たアイディアを豊富にお持ちで、バイタリティーもあり、決断力と行動力もあるので、人口1900人足らずの村ではとても頼りにされています。 もちろん、その期待に添う様に、数々の活動をこなされています。 地域おこし協力隊としてのお仕事は、たとえば〜 マリーゴールド染めワークショップ:国道230号線沿の花壇に植えられ、花が終われば捨てられてしまう花を有効に利用したものです。とても美しい黄色に染まります。 制服おさがりプロジェクト 0円マーケット クリスマス飾り作りワークショップ 高齢者向けスマホ講座 みんなでつつみこむあたたか村作りプロジェクト その他、イベントというイベントの企画運営などのほか、当然事務仕事も そして実はもう一つ、量子さんの裏(?)のお顔としてアートセラピー講師としてのご活躍もあります。 ↓↓興味がある方はこちら〜 https://arakawa-kazuko.com/art-therapy/ このように超ご多忙な量子さんですが、いま、最も力を入れているのは古民家コミュニティー『るる』での活動です。 古民家コミュニティー『るる』とは 「では、まずはじめに『るる』のお名前の由来を教えていただけますか?」 「『るる』の 『る』 は、一つには留寿都の『る』です。ほかに、『あつまる』『つながる』『ひろがる』の『る』。そして『縷々(るる)』。この言葉には「長くつづく」という意味があります。地域の居場所が長くつづきますように‥の願いが込められています。」 なるほど。 可愛らしい響きのなかに、そんな素敵な意味があったのですね。 さて、現在 『るる』 となっている建物は10年以上誰も住んでいませんでした。 でも、立地はとても良い。 留寿都小学校の裏にあり、敷地も広く、村の中心部。 誰もが訪れやすい場所でした。 ところが老朽化が激しく、誰も見向きもしない建物。 周りの人たちは、直すのは無理だと言いました。 でも、量子さんは諦めませんでした。 関係各所で諸々を調べ、ついに2021年6月に広い庭込みで建物を借りることができました。 クラウドファウンディングで応援金を 借りるところまで漕ぎ着けたはよいけれど、そこからが大変でした。 トイレは使えず、壁は危険な状態…。 それに修理費用もない…。 ということで、クラウドファウンディングで資金を集めることにしました。 しかも、中間サイトを用いず、返礼品もなしで、SNSを使い応援を呼びかけたのです。 すると、驚くことに70~80名の協力者が現れ、あっという間に目標額の倍額を集めることができました。 実はその応援者のほとんどが道外の方で、千葉県での各種活動やSNS繋がりとその繋がりの仲間たちだったそうです。 個人的に直接お願いしたわけではなく、皆様が自主的に応援金を振り込んでくださったのだそうです。 素晴らしいことです。 それは、量子さんの千葉県時代の活動が認められていて、今後も期待されているという紛れもない証です。 見返りを求めることなく、応援してくださった方々も素敵です。 「全員への返礼品はありませんでしたが、留寿都高校の生徒さんが作った野菜が手に入ったので、抽選で何名かに送らせていただきました。寄付していただいたお金は、トイレと壁の修理費に使わせていただき、残りは運営費として使わせていただきます。本当にありがたいことです。」 「るる」のミッション ところで、量子さんの『るる』への想いや考え方はこうでした。 「『るる』のミッションは、“穏やかな繋がりの中で一人ひとりが輝き、お互いを認め、支えあう社会の実現に貢献します”と謳いました。 そのために『るる』にできることとして具体的に掲げた4つのことがあります。 1. 季節のイベント開催 2. 本を読んだり・おしゃべりをしたり思い思いにすごしてもらい、子育ての合間にホッとできる癒しの時間を作る。 3. 赤ちゃんからお年寄りまで多世代交流ができる。 4. やってみたい心を応援し、体験活動をサポートすることで、学び×遊びの場とする。 これら4つを通して、誰でもふらっと気軽に立ち寄ることができる地域の憩いの場=居場所にしたいと考えています。 ひいては『るる』という場だけでなく、ここでの活動や出会いを “きっかけ” に、こうあらねば!ではなく 『みんな違って当たり前』が普通になり、お互いが認め合える世界になれるよう、一人一人が自立して暮らしていけたら幸せだなあと思っています。」 これまでの『るる』の活動は〜 ・ 親子で草木染め ・ ミモザリースづくり ・ かまくらづくり ・ 焚き火 ・ 焚き火でバームクーヘン ・ 外遊び ・ 水引きワークショップ ・ マーブリング etc.バリエーション・アイディア豊富です。 いま、どの分野でも “ 多様性を認め合おう “と言われていますが、スローガンのようにただ叫ぶだけで到達できるほど容易くない世界です。 けれども、『るる』のような ありのままでいられる “ 場 “ があることで、そこで過ごした人たちのマインドが波及していくことを願う量子さんです。 あらためて、さまざまな活動の拠点としての『るる』の役割とは〜 ・ 多世代交流の場作り ・ 誰でもウェルカムの居場所作り ・ 地域づくりの場 ・ 体験活動の提供 ・ 野外活動のサポート ・ 出張ワークショップの受け入れ 千葉時代の経験の積み重ねがあり、ノウハウも多くお持ちだからこそ、『るる』の役割を自覚し、即実践に結びつけることができるのでしょうね。 「さて、色々お話を伺ってきましたが、10年先のご自身がこうありたいというイメージお持ちですか?」 ここまで流れる様にお話をされていた量子さんでしたが、少し間を置いてきっぱりとこうおっしゃいました。 「わたし、旅人になりたいんです。」 ああ…。 そうか…。 筆者には、その不思議な答えが、何故か、すんなり腑に落ちました。 量子さんは風を運ぶ人だったのです。 「わたし、旅人になりたいんです。」 「『るる』の活動も、留寿都村での荒川量子も、ここで出会う人にとっての通過点であってほしいと願っているのです。生意気な話に聞こえてしまうかもしれませんが…。依存関係ではなく、互いが自立し、認め合う、支え合うという共生社会を目指したいです。ですので、その想いは留寿都村にとどまることなく、色々な土地で広げていきたいと考えています。出会った人(子どもも大人も)にそっと寄り添い、見守る人でありたいです。もちろん、留寿都村の拠点としての『るる』は今後も大切にします。『るる』と荒川を通過点にして、ここで出会った人たちも「自分は自分」と精神的に自立して自由に羽ばたいてほしいと願っています。当たり前のことですが、世界には色々なモノがあり、色々なコトがあり、色々なヒトがいます。でも体感しているのはそのほんの一部。自立して自由になって、自分の責任のもとに生き方の選択をして、多様なモノ・ヒト・コトとつながって、心も体も経済的にも豊かになってほしいと心から思います。そうすれば、その豊かさは循環していくと信じているのです。ですから、私自身も自立して自由に羽ばたきたい。だから旅人になります!」 「通過点」という言葉も、「旅人」という言葉もとても共感しました。 自然体で生きる量子さんが纏う風。 10年後、どこか違う空の下で旅人の量子さんに偶然会える気がしました。 ―『るる』 代表 荒川量子 情報― 荒川量子 電話:090-7650-5347 Email:arakawa.chiiki.230@gmail.com Facebook:https://www.facebook.com/kazuko.arakawa.12 ホームページ:https://arakawa-kazuko.com/ 【お知らせ】 倶知安町にて「夢みる小学校」の上映会を開催します! たくさんの方にみていただきたいドキュメンタリー映画です。 ぜひ、お越しください。
Rietty
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03/01(金) 確固たる想いを洞爺湖で実現させたい! 〜『湖の膳舎 なかむら』 和食職人 中村 悠佑氏〜
2023.4.25 OPEN以来、ずっと気になっていた方をようやく取材することができました。 今回の主人公は『湖の膳舎 なかむら』代表 中村 悠佑さん 千葉県出身、東京都育ち、1児のパパです。 “ My洞爺湖! “ そんな勘違いをしてしまいそうになる景色。 広い窓いっぱいに洞爺湖が見渡せる贅沢空間にその店舗は存在しています。 和食職人と言うと、中学校を出て直ぐ料理の修行をするようなイメージがありましたが、中村さんは和食職人としては珍しい大卒者です。 「本当は、高校を出たら直ぐに飲食業につきたいと思っていました。早くこの世界に入りたかったのです。けれども、親の説得を受けて大学へ行くことになりました」。 とにかく飲食業が好きだった中村さんは、高校一年生の時からファミリーレストランやイタリアンレストランで、大学に入学してからは居酒屋でアルバイトをする日々でした。 「大学では文学部に所属していました。 実はあるリース会社に就職も内定していました。 でも、居酒屋でアルバイトしていた時に感じた、お客様が料理とお酒を楽しんでいる雰囲気がとても好きだったという気持ちを捨てきれず、どうしても飲食業への道が諦められず、その会社を断ってしまいました」。 そんな中村さんが大学卒業後に選んだのは調理師専門学校への入学でした。 「最初はフレンチ志望でした。 かっこ良く見えたんでしょうね。 授業では、和・洋・中をそれぞれ学ぶのですが、授業の中で試食をした時に体にも舌にも自分は和食に向いていると実感しました」。 専門学校卒業後、中村さんは赤坂や新宿の料亭で働き始めました。 修行時代の始まりです。 「就職して初めて飲食業の本当の厳しさを知りました。 労働環境は劣悪でしたよ笑 勤務時間は07:00~25:00 休みの日も糠床をかき混ぜるために出勤していました。 それでもそれほど辛いとは感じなかった。 修行時代を6年ほど過ごし、独立を決めました」。 29歳の時に独立を決めた中村さんは、東京中野の駅前に店舗を構えました。 30席もある店だったそうです。 “ この人みたいになりたい! と憧れる人はいない “ ときっぱり言い切った中村さん。 どこかで聞いたことがある…と思ったら、大谷選手が言った言葉でした。 「え?彼もそんなことを言っていましたか」。と、ご存知なかったご様子。 「修行時代、味付けはさせてもらえませんでした。味付けは最高の位置にいる人の仕事ですからね。 だから、味覚のトレーニングと料理の独自の研究は常に怠りませんでした。 自分の味付けは自分の店を始めてから学びました」。 なるほど。 以前、ある方から、洗い物をする時に鍋についたものやお客様の皿を舐めて味を覚えたという話を聞いたことがありましたが、やはり料理人の世界は厳しいのですね。 「妻は自身で店を持つことを夢に持ち割烹料理店で修行しており、2人で店をスタートしました。東京のお店は住宅街のひっそりとした場所で始めましたが、そこの住宅街にお住まいのお客様はもちろん、近隣の会社様の接待の需要も有り様々なお客様にお越し頂いておりました。その店は、12年間営んでいましたが、北海道行きを決め2023年1月31日に閉じました」。 きっと惜しまれつつ閉じられたのだと思います。 それが証拠に、その時のお客様が東京から洞爺湖までお食事にいらっしゃると言います。 「中村が洞爺湖に店を出したらしいと聞きつけた中野の割烹料理屋時代のお客様がわざわざ来てくださいました。 本当にありがたいです」。 「ところで、何故、洞爺湖を選ばれたのですか?」 「妻の美佳が北斗市出身なのです。いま娘は3歳なのですが、子育ては自然豊かな北海道で育てたいと予々考えていました。そういう視点で北海道を旅した時に、洞爺湖がとても気に入りました。移住するならここが良いなと。でも、果たしてここで商売が成り立つのか? とても不安でした」。 そんな心配を余所に、オープン直後から多くの客様が足を運ぶ店となりました。 「雑誌の「Poroco」や「Ho」に掲載されたことは大きな宣伝になり、とても感謝しています。 札幌圏の方も来てくださるようになりました。ですのでお陰様で夏は順調でした。でも、冬が心配だった。ところが、今度はインバウンドのお客様もたくさん来てくださるようになりました。 シンガポール・タイ・台湾の方が多いです。 海外のお客様は積極的にGoogleにコメントを入れてくださいますので、それをご覧になったお客様がまた来てくださいます」。 予約専門のお店のため、来店者数に合わせて仕込みができるのも強みのようです(席が空いていれば飛び込みも受け付けてくださるそう)。 「どのお料理も素材の味が最大限に生かされていますが、取引先の生産者さんはどのように選ばれているのですか?」 「洞爺湖に引っ越してきたのは2023年の2月で、店のオープンは4月でしたので、野菜は根菜くらいしか手に入らない時期でした。お米は移住前から財田米を食べ比べ、宮内農園さんのお米を食べて「この美味しいお米なら洞爺でお店が出来る」と確信を持てました。宮内農園の佐々木ご夫妻には他の農家さんをご紹介頂いたり、自分達で道の駅で買って美味しかった農家さんにアポを取ってみたりとオープン前は奔走の毎日でした。出来るだけ地元の食材を利用し、地元の方にこんな美味しい食材が地元に有ったんだ!と再発見していただけるようなお店を作っていきたいです」。 特別なものを使うのではなく、地元の方がよく食べているものを使いたいという考え方は素敵だと思いました。 「地元食材を使いながらも、今まで無かった店、今まであまり食べる機会が無かった料理を、職人技で提供する店になりたいと考えています。 とは言え、いまは未だ試行錯誤の段階です。 地元の方に足を運んでいただくためには地域性も大切にしなければいけませんから」。 「ところで、お二人にお尋ねします。移住して良かったなあ〜と思う瞬間てどんな時ですか?」 「最高の食材がすぐ身近にあることが幸せです。 娘がのびのびと成長していると感じる時もまた移住して良かったと感じます」。と悠佑さん。 「洞爺湖を眺めながら大好きな温泉に入っている時です!笑」と美佳さん。 明るい美佳さんは早くも常連さんの人気者です。 「最後に目指しているスタイルがあればお聞かせいただけますか?」 「洞爺湖ならではの和食の店を確立したいです。この素晴らしい借景の中で、洞爺湖でしか食べられないものを提供したい。そのためにも、もっともっと洞爺湖のことを知りたいですし、洞爺湖の食材のことを研究したいです」。 そう力強く語った中村さんの元に、保育園から帰ってきた娘さんが「ありがとうございます!」と言いながらニコニコと現れました♡ ―湖の膳舎 なかむら 情報― 電話 080-9269-2578 住所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉186-85 Instagram https://www.instagram.com/nakamura0321?igsh=MWR1bm9ieTBya28yNw==
Rietty
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07/09(月) 日替わりシェフ自慢の料理。コミュニティカフェ「ともかな」【登別たべあるき】
今回はちょっと足をのばして登別に行ってきました。コープさっぽろのぼりべつ桜木店の向かいにある「ともかな」というカフェ&レストランです。 こちらはNPO法人いぶりたすけ愛が運営するお店で、月曜から金曜までメニューはもちろん、シェフごと日替わり。プロ・アマチュアを問わず料理を愛するメンバーが集い「ワンデイシェフ」スタイルで営業しています。洋食、和食、お蕎麦など、曜日ごとに楽しむ自慢の料理の数々。この日は木曜日、和定食と焼き菓子・スイーツの「喫茶 旬」の日でした。 北海道産の食材にこだわった手作りの和定食は600円!細々と色とりどりのおかずが入っています。安くて野菜たっぷりでボリュームもあり、おなかいっぱいになりました。お母さんの味、というかホッとする味ですね。 お店の方に聞いてみると、品数が多く、出来合いのものは使わないので、毎回手間と時間をかけて仕込んでいるそうです。今回たまたまぶらっと入って食べることができましたが、和定食は数量限定で提供しているので、売り切れることも多いそう。遠くから出かける方は特に、事前に電話予約をしたほうが安全です。 それから、こだわりの焼き菓子もおすすめ。小麦粉、バター、卵など、道産の材料を使用して作っています。見た目にもふわっとしておいしそうなのが伝わってきますね。最近人気なのが、あんこから手作りしている「どら焼き」。しっとりした少し薄めの皮に、粒のしっかりしたあんこがたっぷり!甘さ控えめです。 特製のベイクドチーズケーキをこだわりのコーヒーと一緒にいただきました。お料理と同じく、お菓子もやさしい味。つくっている方の心が伝わってくるような気がします。 気軽に来れる安らぎの場。コミュニティカフェっていいなあ〜、と思いました。 月間の予定表やお店の詳細はともかなのブログでチェックしてね。 ともかな in 登別 コミュニティカフェ&レストラン ともかな 北海道登別市桜木町3丁目2−16 0143-83-7133 OPEN 月曜〜金曜 ランチ 11:30〜14:00 カフェ 11:30〜16:30
むしゃなび編集部
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06/21(金) 【あの人に会いに】表現を愉しむ [ 村井裕介さん / 洞爺 ]
Love & Peace な好青年。 自然にありのままに、穏やかに。 けれど、どこか静かに自分を内観してる。 陰と陽、内に秘めた熱さ。 【あの人に会いに】vol.3 3人目の今回は、 ROUGH LAUGH Coffee の 村井 裕介 さんです。 一歩ずれていたら、全く違った道を 全く別人のように歩いていたかもしれない、 そんなストーリーを伺いました。 『人生このまま終わるのか?』 裕介さんは登別市出身。高校卒業後は美容師を目指して専門学校に進みます。しかし、なんと1週間で辞めてしまいます。始まりからパンチの効いたストーリーです。 「辞めた理由を色んな人に聞かれるんですけど、わからなくて。まあ明らかに無理だなって。でも1週間なんで、ハサミも持ってないんですけどね !!」 札幌に引っ越して家具も一式揃えたのに、引き返すという思い切りの良さ。 「自分に嘘がつけないっていうのは子供の頃からありました」 専門学校を辞めたあとは登別の実家に戻り、工場で働き始めます。 「働いて、結婚して、車買ってマイホーム建てて……っていうのが”普通”の環境で」 日々淡々と、真面目に働きました。しかし1~2年ほど経った頃、『人生このまま終わるのか?』とふと思うようになります。 「働いていて『これじゃない感』というか……」 転職や、やりたいことを考え始め、ハローワークに通いましたが、そこに興味のある求人はありませんでした。 「仕事も辛くて、行きたくなくなって、鬱みたいな。今みたいに外に出ることも少なくて、ずっとスマホ見て、求人見たりSNS見たり、夜更かしして。テラスハウス(当時大人気だったテレビ番組。夢を追う若者たちのシェアハウス生活を映し出していた。)見て、『俺もやりたいことが見つかれば……』とか思ったり」 夜更かしにスマホで質の悪い睡眠、抜け出せない負のループ。そんな生活を続けていると、身体に不調が現れ始めます。 「めまいが半年くらい続いちゃって。脳外科も行ったけど、何も悪くなかった」 看護師である彼女に、自律神経では?と言われ、心の不調に気付きます。 「その時は”自律神経”という言葉すら知らない。『自律神経 直す』とかググって……夜更かししながら (笑) 」 夜中にスマホが教えてくれた答えは、皮肉にも ”朝日を浴びる”。 「めまいが辛いから、もうやるしかなかった」 『早起き』から流れが変わった 早起きして、朝日を浴びて、深呼吸。 そして朝読書。 朝に心が整う気持ち良さ。 自分を悦ばせられることを体感し、朝型のライフスタイルにシフトしていきました。 「自然のリズムで暮らしたら、普通に自然になるじゃないですか。そしたら働きながらでも良くしていけるなって。早起きして本読んでから仕事に行けば、良い感じなんじゃないって。土日は休みなんだから、お出かけして、楽しく過ごせばいいんじゃんって。本当に普通の、当たり前のことなんですけどね」 転機が訪れたのは23歳のとき。 急遽、沖縄へ移り住むことを決めます。 「彼女から『沖縄に住みたい』と結構本気で伝えられたのがきっかけで。最初はビックリ。でも次の日には、良いかもな……と思うようになって。それで3日後にはもう、会社辞めます、って。沖縄が好きだったし、旅や移住に興味はあったので……」 興味があったとは言っても、北から南への大移動、更に長い間辞められなかった会社の辞職、とても大きな決断です。そうと決めたら早い!専門学校を1週間で辞めたという冒頭の話が思い出されます。 いざ沖縄へという時も、思い切りの良いエピソードが。「飛行機高くない?お金そんなに変わらないなら、車で行っちゃおう!って。日本縦断しました」 今だから見える 地元・西胆振 のポテンシャル 2人は沖縄で1年ほど暮らしたのち、”なんとなく自然と” 北海道に戻って来ました。 裕介さんの現在の主軸は、農業・スノーボード・珈琲の3本。 夏はひたむきに農業に打ち込み、 冬は目一杯スノーボードを愉しみます。 スローライフ、自給自足、自然の近くで暮らすライフスタイルに惹かれていた裕介さん。自然な流れで農に携わるようになりました。 巡り巡って地元に戻って来た裕介さん。今、この地域に可能性を感じていると言います。 「西胆振で生まれ育って、沖縄に住んだり、日本縦断の旅で色々見てきたけど、結局ここに帰って来てる。これはひとつ強みだなと思ってます」 田舎出身者の良くある話、裕介さんも例に漏れず、地元は ”何も無いところ” だと思っていました。しかし一度外に出て戻ってくると、西胆振のポテンシャルが見えるようになりました。 「海も山も、湖も、活火山もあって。ちょっと車を走らせれば世界的なパウダースノーがある。これって凄いこと」 今まで当たり前すぎて気付かなかった豊かさ。大人になり珈琲や農の世界にも出て、新しい繋がりもどんどん広がっていきます。Uターン勢の今後が楽しみです。 珈琲は表現のひとつ 「早起きを始めてからは、全部 ”きっかけ” とか ”理由” とかがなくて、自然な流れでそうなってきた」と語る裕介さんにとって、珈琲も自然と極めていったものの一つ。農に携わる傍ら、イベント等で珈琲を淹れたり、地域のお店に自家焙煎の珈琲豆を卸したりするようになりました。 「珈琲もスノーボードも、”表現”。音楽と同じような感じ。楽しくて歌っちゃうのと同じ」 『ROUGH LAUGH Coffee』は店舗は持たず、不定期でイベントに出店しています。アーティスティックであり、職人気質でもある裕介さんの、”表現”としての一杯を味わいに、ぜひ立ち寄ってみてください。珈琲片手にゆるりと語り合えるような心地の良いイベントが多いので、肩の力を抜いて楽しめるはず。 イベント出店情報は、『ROUGH LAUGH Coffee』インスタグラムをチェック! ______________________ \直近イベント情報/ ●6月21日(金) 「夏至のたそがれ」麻麦カフェ(ルスツ) ● 7月6日(土) ニセコでイベント出店予定 ● 7月12日(金) 麻麦カフェ営業日(ルスツ) [ 月1程度で出店中!] ※ 詳細はインスタグラムにて @roughlaugh_coffee.creation
misaki
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07/03(火) 山を望む大屋根の暮らし『トリオイガサノイエ』
今回は6月23日(土)・24日(日)にニセコ町でオープンハウスを開催した 山を望む大屋根の暮らし『トリオイガサノイエ』 をご紹介いたします。 ■建築概要 ・敷地面積:581.7坪 ・延床面積:48.4坪(アプローチ11.7坪含まず) ■設計コンセプト ・高低差を吸収する3層混構造の家 ・4つの回遊動線で効率よく結ぶ家 ・切妻8寸勾配屋根と煙突のある家 ・朝日と羊蹄山を望む10連窓の家 ■建築性能 ・熱損失係数(Q値):0.84w/k ・外皮平均熱貫流率(UA値):0.34w/㎡k 詳細はこちらから
むしゃなび編集部
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09/27(火) 「手を動かす人たち」へのリスペクト。お酒と木と本の店 BACKWOOD【洞爺湖町】
8月下旬、洞爺湖町入江にお酒と本と木工作品を扱うお店がオープンしました。 「へき地、辺境、奥地」といった意味を持つ「BACKWOOD(バックウッド)」という名前のお店です。 その名の通り、入江地区の奥深く、人家もまばらな場所にひっそりと佇んでいます。 移住者の店主が、古い納屋をリフォームしてつくりあげた、素敵な空間をご紹介します! アパレル業界から田舎暮らしをもとめ洞爺湖町へ 国道から有珠山側に車を走らせること数分。 看板を頼りに細い路地を入っていくと、深い緑の中に三角屋根のお店が現れました。 有珠山の麓のすぐ近く、自然豊かでとても静かなエリアです。 黒いトタンの壁と看板の木材の色あいが緑に溶け込むようにやさしく目に映りました。 中を覗くと個性的な木のクラフトが並んでいます。 壁には本がいっぱい。 大きな冷蔵庫ではカラフルなラベルのビールがずらりと冷えていました。 元の家主が廃材を使い建てた築20年の納屋を改装したという店内。剥き出しの梁や壁はほとんど当時のままだそう。 レトロな雰囲気を残しつつ、今風でもあり。素朴で洒落ていて、どこかホッとするような温もりのある空間です。 店主の菅松 剛士さんは2021年2月に一家で東京から洞爺湖町に移住しました。 「会社勤めは向いていないと思いながらも、楽しく働いていた」という菅松さん。もとはバリバリのビジネスパーソンで、競争の激しいアパレル小売業界にて、ブランドの立ち上げ等に長く携わってこられたそうです。 お子さんの就学を機に、長年思い続けてきた「いつか田舎で暮らしたい」という夢を実現し洞爺湖町へ。 当初はもう少し中心街寄りの場所に住んでいたそうですが、ランニング中に偶然この土地を見つけて購入を決め、昨年末に移り住みました。 この古い納屋を見たときに「ここでお店を始めよう」と閃いたそうです。 菅松さん: もともと「いつか田舎に」というのはずっとあったんです。 20代の頃は沖縄と思っていましたが、年を重ねるにつれて住みたい場所がどんどん変わってきました。 妻の両親の実家が北海道なので、子供が産まれて連れてきた際に、日高のあたりを海沿いにドライブしていたんです。 その時に「うわあ、北海道に住みたい」と思ったのが、移住先に北海道を選ぶきっかけとなりました。 廃材を組み合わせたオーダーメイドの入り口ドア。今では貴重な磨りガラスや「総合案内」の文字が渋い味わいを醸し出しています。 北海道の人は「手を動かす人」 BACKWOODでは「北海道を軸に、クリエイターや素材にこだわったいいもの」をテーマに商品を取り揃えています。 「お店を始めるならまずは酒屋を」と以前から思っていたそうで、ワイン、日本酒など様々な北海道産の酒類の中から、専門店の少ないクラフトビールとスピリッツを扱っています。 クラフトビールは現在、4社をセレクト。おいしいクラフトビールが道内各地にある中で、厳選に厳選を重ねたこだわりのラインナップです。 左から 美深白樺ブルワリー: 日本最北のクラフトビール工場。希少な白樺樹液を副原料として使用。 忽布古丹(ホップコタン): 上富良野の地場産ホップで醸したクラフトビール。 NORTH ISLAND BEER(札幌): 「BEER IS ART」をコンセプトにカナダで修行したブルーマスターが醸造。 41 BEER CRAFT WORKS: 2021年にスタートした余市の醸造所。積丹岳の雪解け水(伏流水)を使用。 地場産ボタニカルの芳醇な味わいが広がる積丹ジン「火の帆(HONOHO)」。東京に住んでいた頃から愛飲していたという店主イチオシの一品です。 菅松さん: コロナの影響で、家の中で過ごす時間が増えましたが、それが意外といいな、ということを再認識した方が多いのではないかと思います。 僕もその一人で、大勢で飲んだり、みんなでわいわい過ごすのも楽しいですけど、一人で静かに過ごしたり、家族でのんびりしたり、気の合う友達と少人数で飲んだり喋ったりするのも、結構素敵な時間じゃないですか。 そういう時間をさらに盛り上げるものとして品揃えの軸を決めています。 例えばクラフトビールは、それほどたくさん飲まなくても、一人でゆっくり味わえば満足しますし、本も一人で楽しめますよね。 そしてそういう部屋に、木の道具や作品があったらさらに楽しい。 お酒と本と木の3つをもって、豊かな時間を過ごすお手伝いができればいいな、というのが発想のもとです。 木工は北海道在住のクリエイターの作品とBACKWOODのオリジナル商品を販売しています。 ARAMAKI(恵庭) 新巻鮭の木箱をリサイクルし制作を行うクリエイターチーム。独特の赤や黒の文字がインパクト大かつ手に取ると軽く、機能性も抜群です。代表の作家さんは優れた技術を持つ宮大工であり、設計が素晴らしいと菅松さん。 https://aramaki.world/ BACKWOODオリジナル商品 オリジナルデザインをプロの職人が制作。ただそこにあるだけで、空間がちょっと素敵になるような存在感ある品々。上画像は「自在STOOL」。椅子にしたり小物を置いたり、単独でもで重ねても使える5枚1組のスツール。 こちらは「FLAT PLATE」。縁なしで真っ平の珍しいデザインです。食材をのせるとすごく映えるそう。 鹿乃舎木工(伊達) まるで生き物のような、有機的で不思議な形のイス。有珠に工房を構え、古木や北海道産の木材を使用して制作するクリエイターの作品です。 https://shikanoya.theshop.jp/ このほか、豊浦の Horsemade Landscape の器類も取り扱っています。山から木を切り出して、馬に引かせて運び出す「馬搬」という昔ながらの技法に取り組み、素材の調達からこだわって制作されています。 https://horsemadelandscape.com/ 菅松さん: 北海道っていいものがたくさんあるし、作っている方もすごい方ばかり。 職業として作る人はもちろん、「こんなの自分で作るの」と思うようなものを暮らしの中で個人レベルで作っている人が沢山いますよね。 そういう方々に出会って、北海道の人は「手を動かす人たち」だなあ、と思います。 例えば近所のおじいちゃんを見ていても、なんでも自分でやるじゃないですか。 それに対して、都会の人ってなんでもやってもらう側で。 北海道には手を動かしている人が大勢いて、素材も食材も、素晴らしいものが豊富にあって、いいものがいっぱい生み出されている。 それを都会をはじめ、全国の方に向けて発信していければいいな、と思っています。 古本は、「飲む」、「食べる」、「自然」などお酒や木工と親和性の高いジャンルの本がカテゴリー別に並んでいます。開店してみたら予想以上に本が好評で「手元に置いておきたい本からなくなっていく」のだとか。 本の交換コーナーもあり。来店した方が持参したいろいろな本が置かれていました。地域の人の本が集まる楽しいコーナーです。 さて、お店の外に出ると、裏にはこんもりと緑が生い茂る庭が広がっていました。 りんごやなしなどさまざまな果樹が生えているそう。元の家主さんが植えたものだそうで、取材時には丸々とキウイが実っていました。 家や納屋を自分で建て、庭や畑も作っていた元家主さんは、まさに菅松さんが移住して出会った「手を動かす人」のおひとりでした。 その方の手から菅松さんの手へと受け継がれて、古い納屋がお店へと生まれ変わりました。 そうして誕生したBACKWOODの店内にいると、 「暮らしの中で手を動かして、生活に必要なものを作ってきた北海道の人々へのリスペクト」 というような、あたたかく真摯な心意気を感じました。 つくることの素晴らしさと、いいものが放つ輝きに満ちた小さなお店。 北海道の良い品を探しに出掛けてみませんか。 商品はWebサイトでも購入できます。 また、ビールは「角打ち(立ち飲み)」OK。お庭を眺めながら飲んだら、おいしいビールが何倍も味わい深く感じられそうですね。 BACKWOOD 店舗情報 住所 北海道虻田郡洞爺湖町入江265-55 営業時間 木曜〜土曜:13時〜18時、日曜:13時〜17時 HP・ショップ https://backwood.jp/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱商品、メニュー等は変更になることがあります。取材2022年
ch
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10/13(金) きのこから森を観て、森から地球を観る 〜愛ある きのこアドバイザー 中嶋潔ワールドへようこそ!
きのこ観察会にて この日は、倶知安にある「GURUGULU」というオフグリットのゲストハウスで「きのこ観察会」が行われました。 参加者は小さなお子様から大人までの15~6人。 この日筆者は、「きのこ観察会」への参加と、今回の主人公 中嶋潔氏 の取材目的で出かけて行きました。 お天気最高の野外活動日和♪ 実は筆者、潔さんの観察会には“きのこ”以外でも参加しています。 今回で4回目。 中嶋潔ワールドは、毎回飽きることなく楽しい時間を過ごせます。 何故かって? それはきっと、森愛溢れる潔さんと森にいると、とても楽しくて、平和で、幸福感が何倍にもなるから。 森がいっぱいの日本に住んでいて良かった! 地球に生まれて良かった! そんな幸せの時間を与えてくれる人だからです。 子どもも大人も惹きつける潔さんの技はひとえにお人柄が成すものです。 子どもって、そういうところを察する力に長けていますので、すぐに人気者になってしまいます。 中には、きのこ博士くん候補生のように詳しい子もいました。 毎回観察会を楽しみにしているご家族もいらっしゃるようです。 そして観察会の締めは約11種類もの“きのこ”が入ったうどんを毎回振る舞ってくれます。 実は皆、これも大の楽しみ🎶 林床への興味 実は潔さんは、あの難関資格「森林インストラクター」でもあり、「きのこアドバイザー」でもある森の人。 2001年から6年間林業に携わり、現在はニセコのリゾート会社にお勤めです。 「北大のポプラ並木が倒れたり、支笏湖周辺の森の木が軒並みなぎ倒された大きな台風が来た2004年、悲しいことにリストラに遭ってしまいました。管理する木がほとんど倒れて無くなってしまったからです。でも林業の仕事が大好きだったのでその後は民間会社の林業部門で働きました。林業に携わっていた6年間で行っていたのは、育苗・植林・伐採・管理。おもにトドマツ・アカエゾマツ・カラマツ・ミズナラ・ケヤマハンノキなどを植えていました。働き始めた頃は何も知らなかった樹木の名前も、毎日触れて観察をしているうちに、2年で倶知安周辺の樹木は全て覚えてしまいました。この地域の樹木について、ある程度把握できてきた時に、次に興味が湧いたのが、いつも樹木のそばの地面にいる、きのこたちでした。」 「興味を持ち始めた頃から直ぐに“きのこ観察会”を催すようになりました。自分自身はまだまだよくわからなかったので、黙々と独学もしつつ、『誰か詳しい人!?』と呼びかけて興味がある人や詳しい人と一緒に観察をすることで少しずつ覚えていきました。最初の頃は図鑑を森に持って行き、調べながら歩いていました。でもそれをやるとなかなか進まず多くを観察できません。実は、“きのこ”ってまだ良く分かっていないことが多いです。日本には5千〜1万種類くらいはあると言われていますが、その内、名前が付いているのは2500種類くらいです。そしてそれらのうち、一般的な図鑑に掲載されているものが800種類ほどです。名前のない不明菌と呼ばれるものの方が非常に多いことになります。実際に森を歩いていてもわからないものがたくさんあるわけです。だから、図鑑を持ち歩くのはとても非効率になります。ある日、北海道大学名誉教授の五十嵐教授の観察会の仕方を見て衝撃を受けました。森の中では一切図鑑を開かなかったのです。だから、僕も現場で図鑑を開かずに、種を言い当てることができるようになる努力をしました。きのこ用のカメラを買い、色々な角度から写真に収めてあとで調べるという方法をとりました。10年くらい続けてやっと種の見分けに信憑性が出てきたかな〜。」 にわか仕込みで覚えようとしている筆者には耳が痛い話です^^; 「また、FaceBookでは『北海道のきのこ好き』というグループを作って、常に新鮮な情報交換をしています。オンライン上の趣味のグループって、とかくイザコザが起きやすいのですが、このグループは居心地の良いグループにしたかったので、しっかりルールを守り、ネット上のマナーをわかってくれる人のみを承認するようにしています。自分がなかなか見られない“きのこ”も皆さんがシェアしてくれるのでとても勉強になります。」 常に学ぶ姿勢を止めない潔さんです、 そしてじきに、潔さんに転機がやってきます。 「ニセコのある会社から、スキー場ゴンドラの夏季営業を始めるに際し、山頂で自然体験部門を立ち上げるのでその担当者にならないかという話しが舞い込みました。好きな分野でしたので直ぐにお引き受けし、2007年から2020年に廃止されるまで担当しました。コロナ禍がきっかけでその部門はなくなってしまい、今は別のセクションにいるのですがあれは楽しい仕事でした。」 今ももちろん“きのこ”への愛は変わらず持ち続け、観察会活動はライフワークとして続けているというわけです。 「ところで、“きのこ”は確かに可愛くて面白いですが、それほどまでにのめり込んだのは何故ですか?どこにそんな魅力を感じたのでしょうか?」 「石炭期を終わらせたのは“きのこ”だという話を知っていますか?」 「え? あ…はい。一応ネイチャーガイドの端くれですので…」 「“きのこ”への興味は食べられるor食べられないだけではありません。まず、一期一会で神出鬼没なところが面白いのです。“きのこ”への興味を覚えてから20年超えてもまだまだ情報は更新し続けています。実に奥が深い。地球上の“きのこ”の登場は、酸素と二酸化炭素濃度のバランスに関係しています。地球上にきのこが登場する前、植物たちは枯れても分解されることがないので、その遺骸は地面に溜まり続け、それが石炭となって地面の中に二酸化炭素の多くを封じ込めてしまいました。そのため地球の酸素濃度はどんどん上がり続けましたが、“きのこ”を含む菌類の登場により、死んだ樹木を菌類が分解するようになり、石炭はできなくなってしまいました。その後、大気は現状の酸素濃度で安定し、土壌も変化し生き物は進化し、現生の植物が誕生しました。“きのこ”の登場は、地球上の生物や植物にとってとても大きな出来事だったのです。“きのこ”をはじめとした菌類が地球上の生命活動の重要な鍵を握っているわけです。」 なるほど〜。 もうかなり前のめりな筆者。 目がキラキラしているのを自覚しました。 もっともっとその続きを聴きたい衝動を堪えて、取材モードに戻しました。 同時にここで、潔さんが一体どんな子ども時代、青年時代を過ごしたのかということに俄然興味が湧いてきました。 潔氏 小学生〜大学生の頃 「小学生の頃は物知り博士的キャラでした笑」 「それって今と変わらないですね笑」 「そうだね。たぶん僕は父親の影響をかなり受けていると思います。父は兵庫県赤穂市生まれで海育ちだったので、海が大好きな人でした。よく釣りやキャンプへ行ったなあ。今でいうグランピングのようなキャンプも体験させてくれました。父自作の2段ベッドがテントの中にあったんです。自然の中での過ごし方の基本を習ったのは父からでした。そして、ものすごい読書家で聡明でした。物事を科学的に考えることがとても好きな人で、それを試してみるのも好きでした。手先もとても器用だったので、周りが驚くようなものを色々作っていたなあ〜笑」 お父様のことを楽しそうに話す潔さん。 “ 困った人” “ 変な人 ” という言葉が何回も出てきましたが、その言葉の裏にある尊敬と愛が込められていることも筆者には伝わっていました。 「例えばね、自宅の一角にコンクリートの建物を作って、屋上に畑を作ったこともありました。ところが階段がない。梯子で上るわけです。そして父親だけはトイレを使わず糞尿を肥料として屋上の畑に撒くわけです。周りは住宅街。当然臭う。当時、父はEM菌関連の本を読み漁って研究をしました。決して環境問題に傾倒していたというわけではなく、素朴な感情で超循環の暮らしをしたいと考え、自給自足を目指していたのだと思います。大変だったのはお袋だろうなあ〜笑」 「あ。こんなこともありました。当時大阪府に住んでいたのですが、自宅の近くに天の川という名の川が流れていて、その河川付近に遊んでいる土地があると放っておけない。開墾しちゃうんですね。特に迷惑を被る人はいないとは思いますが、まあ、今なら問題になりそうですよね…^^; とにかく、学校では学べない自由な世界があることを父が教えてくれました。」 お父様のお話を伺っていたのですが、途中から潔さん自身のお話を聴いている錯覚を起こすほど、お父様の影響を強く受けていらっしゃるなあと感じて、心の中でクスッとしてしまいました。 「中学生の頃は自転車少年でした。自転車の旅が好きで、高校の卒業記念に友達と13泊14日四国の野営旅をしたこともありました。高校時代はワンゲル部・新聞部・クイズ同好会を掛け持ちしていました。自然の中にいることも、ものを読んだり書いたりすることも当時から好きでした。北海道新聞のコラムを12年間連載したこともあります。」 しまった…。 またやってしまった…。 最近どうもうっかりとモノを書く人を取材相手に選んでしまいます。 潔さんは常に笑いながら話してくれるのですが、緊張が走った瞬間でした ^^; 「大学時代はワンゲル部一筋でした。山は本当に好きで、仏教系の大学で哲学を学んでいたのですが、卒業後は北アルプスの山小屋で夏から秋まで五年間、小屋番をしていました。」 小学生から大学生時代のお話を聴き終わり、目の前にいる潔さんを作り上げてきた道筋が見えた気がしてものすごく腑に落ちました。 キノコから森を観つづけた潔さんが成し遂げたい想いとは 「最後に、成し遂げたい想いがあったら教えていただけますか?」 筆者が投げかけた質問に、それまで、ニコニコと顔いっぱいの笑顔で話していた潔さんの顔つきが急に変わりました。 「キノコは森を観る窓だと思っています。」 そう切り出した話の続きはこうでした。 「北海道の70%は森林と言われています。ずっと森を観てきた人間として、キノコを通して北海道だからこその森の守り方・育て方・稼ぎ方などを仕組み化していきたいと考えています。ご存じですか?北海道の人工林の約50%はトドマツ林です。 そしてなんと、トドマツ林にはおそらく世界で一番キノコの種類が多く生えているのです。 しかも、トドマツ林は保護林の中には存在しない。つまり、林床の利用は自由です。 北海道にしかできない「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたいと考えています。その資格制度を作ることで、北海道の人工林に最も多いトドマツ林に生えるキノコを熟知している人を増やせば、世界で最もキノコを理解している人を増やすことになります。キノコの理解者を増やすことで、森は森のまま木々を適正に管理して守り・育てることができます。木を切って売る林業ではなく、林床のキノコを売って稼ぐ林業を成り立たせる仕組み作りをしたい。トドマツの林床に生えるキノコの中には、マツタケよりも高値で取引されるものもあるんです。そして、その仕組みを推進する立場として『トドマツ林限定のきのこマイスター』が存在する。人工林ってね、人里に近いところにあるわけです。しかも人工林には必ず林道があるし、トドマツ林には笹がない。それらもその新しい仕組み作りにはメリットになります。つまり、人が入りやすくキノコが生えやすい環境である宝の森と言えるわけです。つまり、何をやりたいのかをもう一度と言うと、”森は森のまま維持する林業”の仕組み作りのために「トドマツ林限定のきのこの資格制度」を作りたい!と考えているんです。」 土の中や倒れた木の中で、人間の目には触れない世界の中に無数に張り巡らされている菌糸たちのネットワーク。 そして、空気中に飛び出した見えない胞子たち。 地表の循環の立て役者キノコたちを通して語る潔ワールドの森愛・地球愛・人間愛にすっかり魅了され、潔さんの成し遂げたい想いを応援したくなった筆者でした。 ―中嶋 潔氏 情報― FB : https://www.facebook.com/kiyoshi.nakashima.18 FB : 「北海道のきのこ好き」 ・倶知安「風土館」にて時々講演をしています。 ・「北海道のきのこ好き」に参加すると、各種ワークショップ情報を得られます。 10/29にも倶知安「GURUGURU」にてキノコ観察会があります。
Rietty
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03/22(月) 元気をもらえる蕎麦屋「なかよし」さんはおかみさんと娘さんの笑顔あふれるお店です♡
伊達市北黄金、国道沿いのお店の「なかよし」さん、気にはなるのになんとなく入りにくい…。ここは皆、ついついスピードを出してしまうところ。だから、通り過ぎざまに視界に入ってもなかなか入っては行きにくいのです。 でも「よし!」と左にハンドルを切り、暖簾を潜ったのが一年前でした。 衝撃的でした。とにかくめちゃくちゃ蕎麦が美味しかった!頼んだ“ もりそば “は、半分以上つゆをつけずにそのまま食べてしまいました。 何故もっと早く入らなかったのだろうと後悔しました。 入る前「意外と混んでるなあ…」と思ってしまったことを反省しました。意外と…なんかではなく、美味しいからお客様はいらっしゃるのだと。 あの時の”もりそば “の味が忘れられず、今回も!と思っていたのですが、「そうだ。今日はしっかりとつゆを飲もう!」と” かしわそば “を注文しました。 予想以上のかしわの量。そして煮込んだ葱の量もたっぷり。鶏肉のコラーゲンと葱でつゆにも自然なとろみがついていました。 「おいしい~!」 つゆも期待通りにおいしい!!鼻に抜ける出汁の香りも素晴らしい。 あまりに美味しかったので出汁の材料を聞いてみました。 なんと、鰹節・昆布はもちろん、5種類もの材料から毎朝出汁を取っているのだそうです。 蕎麦は基本2:8で、石臼で挽いた蕎麦粉で毎日打っていらっしゃいます。1日2回打つこともあるそうです。 平日は蕎麦の産地がミックスされるそうですが、土日・祭日は1産地100%の自家製蕎麦粉10割をいただくことができます。 こちらも是非とも行かなくては! 原料の蕎麦は幌加内・蘭越・黒松内・下川・積丹・洞爺の農家さんと契約をして仕入れているので、1産地100%の日(土日・祝日)は、店に来たらどこの産地か分かるという仕組み。 その時のお楽しみで訪れるのもワクワクしますね。 創業25年の「なかよし」さん。最後に名前の由来を尋ねてみました。 「実は、亡くなった姉が東京と函館で店を営んでいた時の名前なんです…。」 一瞬寂しそうな顔を見せたおかみさん。同じ名前のラーメン屋さんがあることから、別の名前にしようかと、悩まれたこともあったと言います。でも、店名とお店の皆様の笑顔を見ると、私には「なかよし」以外の名前は思いつきませんでした。 「家族なかよくできればいいしね!」と言った時には、また元の笑顔に戻っていたおかみさん。その明るく優しい笑顔につられ、1杯のお蕎麦で随分と長居をしてしまいました。 「コロナ禍でもお客様が減らなかった。」の言葉には納得。こういう時だからこそ、「なかよし」さんに行きたくなるお客様たちの気持ちがわかりました。 天ぷらも好評らしいので、次は海老天蕎麦にしようかな♪美味しいお蕎麦と素敵な笑顔をごちそうさまでした! 石臼自家製粉 手打ちそば処 「なかよし」 営業時間 11:00~蕎麦がなくなるまで(14:00くらい) 定休日 火曜・水曜 住所 〒059-0272 伊達市北黄金町65-44 電話 0142-24-1765 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、料金等変更になることがあります。(取材2021年3月) ★シェア、リンク 大歓迎です!
Rietty
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03/04(木) 明日3/5金は出店がありません。伊達農協ローカル物産展【訂正とお詫び】
昨日掲載した「伊達農協のローカル物産展。ロングラン3月末まで!」の日程に間違いがありました。 明日、3月5日(金)は出店はありません。次回の出店日は、3月8日(月)です。 正しいスケジュールはこちらです↓↓ 5金 令香(漬物) お薬相談所(5金は出店がありません)8月 令香(漬物)お薬相談所9火 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所10水 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所 大変失礼いたしました。訂正してお詫び申し上げます。(むしゃなび編集部) https://mushanavi.com/specials/31158/
むしゃなび編集部
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01/15(水) 室蘭にタピオカ専門店がオープン!茶MARUKI
先月12月12日に室蘭市中島町にオープンしたタピオカショップに行ってきました。昨年から人気が続いているタピオカですが、室蘭・伊達周辺ではおそらく初となる専門店です。東京から北海道初上陸という「茶MARUKI(マルキ)鉄のまち室蘭」。 お店の概要はこちらからどうぞ↓↓ 行列のできるタピオカ専門店 丸木製茶 東京代々木の姉妹店として2019年12月に北海道初登場。福建省産最高品質の茶葉「大紅枹」を使用し、タピオカパールは大粒の台湾産漆黒珍珠を用いています。 https://www.instagram.com/tapiocamilk20191212/ 甘さ、氷、トッピングが選べるタピオカミルクティー専門店! 場所はJR東室蘭駅西口通りに面した「サンプラザ」の1階です。渋〜いビルの一角に、「茶」と書かれた可愛らしい看板が目立っていました。 イートインコーナーもあるおしゃれな店内 まずはドリンクを決め、・甘さ(無糖から4段階)・氷の量・トッピング(黒タピオカ、あずき、プリン等 別料金)を選びます。さすが専門店、本格的です。初めてで戸惑ってしまい「どれを選んだらいいの!?」状態になってしまいましたが、お店の方が親切に教えてくださいました。 左:マンゴオレ(550円)、右:一番人気の沖縄黒糖タピオカミルク(550円) モチモチのタピオカがたっぷり! 黒糖の方はコクのある濃厚な風味、マンゴオレはつぶつぶ果肉入り。甘さも程よく、おいしい〜!!ホットのメニューは現時点ではないそうですが、黒糖ミルクは黒糖シロップが温かいので「氷なし」で頼んだらほんのりと温かかったです。 烏龍、紅茶、ジャスミンなどお茶メニューが豊富! お茶好きな方、さっぱり系がお好みの方はミルクティーやストレートティーのメニューがオススメです。 こちらは台湾仙草烏龍ミルクティー(単品500円、トッピング別料金)。「仙草」という台湾のゼリーをトッピングで入れてもらいました。すっきりと香りのよい烏龍茶は、一息つくのにぴったりですね。 ほのかに苦く、プルプルした「仙草」のトッピング 甘さを控えたい方も、無糖でオーダーすればタピオカのほのかな甘味で十分に楽しめるのではないかと思います。紅茶、ジャスミン茶などもありました。 学生さんは50円オフになる学割サービスがあるそうです!学生の皆さんも、大人の皆さんも、タピオカタイムを楽しみに出かけてみては。 タピオカ専門店 茶MARUKI 鉄のまち室蘭店 北海道室蘭市中島町3丁目29−13 11時〜19時 詳細・問合せ先↓↓ https://sunplaza.hokkai-print.co.jp/shop/418/ 駐車場:サンプラザお客様専用駐車場あり(23台分) ※ 記事の内容は2020年1月時点のものです。料金、メニュー等は変わることがあります。お店にお問い合わせください。
むしゃなび編集部
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08/01(水) あじさいが見頃です! 有珠善光寺
ようやく夏らしくなったと思ったら、ものすご〜く暑い日が続きますね。今週末はいよいよ、伊達の夏を彩る一大イベント、武者まつりが開催されます。街中がお祭りムードで活気づく中、有珠善光寺にあじさいを見に行ってきました。 ちょうど見頃を迎えていました。間に合ってよかった! は〜……それにしても境内に入るとひんやりして、とっても気持ちがいいですね。緑の木陰がいっぱいです。 もともと短い北海道の夏ですが、今年は例年以上に夏があっという間に通り過ぎてしまいそう。。 暑いうちにめいっぱい楽しみましょうね! 有珠善光寺のアジサイの見頃は7月下旬〜8月上旬まで。 有珠善光寺 北海道伊達市有珠町124 最新の開花情報などはNPO法人だて観光協会のフェイスブックでチェックしてね! https://www.facebook.com/datekanko/
むしゃなび編集部
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07/14(金) ☆洞爺湖からの極上ラグジュアリーを届けたい 〜LUX Hokkaido Advisor代表 佐藤 徹氏の人生第二ステージ物語
佐藤 徹氏は、40年以上のキャリアを重ねたラグジュアリーホテルでのお仕事をこの春辞され、「LUX Hokkaido Advisor」の起業という形で人生の第二ステージを歩み始めました。 まずは「LUX TOYA」のおはなし 皆様、前回の「ハーバルランチ」の記事の最後を覚えていらっしゃいますか? このようなテーブルセッティングが現れ。 「ウグイスデリ」のシェフが現れ。 「LUX TOYA」のワードが登場しました。 実は、ここ「ハーバルランチ」をメイン会場に「LUX TOYA」ブランドでケータリングを仕掛けた方こそが、「LUX Hokkaido Advisor」代表 佐藤 徹氏でした。 そして、RanchでLunchの仕掛け人も☆ では今回の主役 佐藤 徹氏の略歴を 「サラリーマンの時よりも楽しいですよ!」と話す佐藤氏は群馬県高崎市のご出身です。 「大学生時代からパーティーなどのイベント企画をするのが大好きで、企画してはチケット販売なども行い、いわゆる学生ベンチャー企業のハシリのようなことをしていました。バックギャモン大会なども行ったことがあります。私自身も強かったので、唯一東大生にも勝てる技でした笑」 あるバックギャモン大会に参加した際、なんと日本4位になったそう。 そして、この出来事が佐藤氏の人生を決定づけることになりました。 「この時、賞品として、東京ヒルトンホテルメインダイニングでのペアのお食事券が当たったのです。生まれて初めてホテルのメインダイニングでの食事を経験し、学生でもリラックスさせ楽しませてくれた一流ホテルのサービスと素晴らしさに、強い感動と衝撃を受けました。その瞬間、ホテルの営業職に就きたい!!と心が決まりました。」 就職活動の時期になり、超有名ホテルの試験を受けました。 「結果、帝国ホテルもホテルオークラも落ち、東京ヒルトンホテルに無事合格しました。 そして採用内定後にお誘いをいただき、在学中からインターンシップで通うことになりました。」 さて、憧れていたホテルの仕事でしたが、インターンシップで配属されたのは「宴会ハウス」と呼ばれる料飲部の裏方作業でした。 宴会場のテーブルをセッティングし、片付けるサービスには携わらないとても地味な仕事です。 「41年間ホテルの仕事を辞めたいと思ったことは一度もなかったのですが、この時だけは最初の3日目で『もういやだ‥。』と先輩に弱音を吐きました。思い描いていた華やかさは微塵も無かった。今思えばつくづく未熟だったな…と思いますが、その時、先輩に諭されたことで『まずは3ヶ月頑張ろう!』と思いとどまり、その後は無我夢中で働きました。そして、自分から『レストランのサービスをやりたい!』と申し出て配置転換をしてもらいました。外資系のホテルは自分から願い出ないとセクションはずっとそのまま変わらないのです。結局サービスの仕事は3年、その後26歳の時、念願の営業職に異動することができました。最年少採用でした。」 冒頭の画像でもご紹介した通り、佐藤氏はトライアスロンレース愛好歴30年の方。 あの過酷さに耐えられるのですから、並大抵な精神力ではありません。 人並み外れた努力家であり、ど根性の持ち主ですので多くの業績をあげた事と想像します。 実は、現在も開催されている洞爺湖を舞台にしたトライアスロン大会を最初に誘致した立役者も佐藤氏でした。 「営業職でしたが、正直、喋るのはあまり得意ではありません。ただ、アイディアは誰よりも豊富に持っていると自負していましたし、『やるからにはトップセールスマンになりたい!』という想いだけは人一倍強かったので、営業成績はいつもトップでした。要は負けず嫌いなんですよね。」 ヒルトンホテルで15年間勤めた後は、常にヘッドハンティングを受けながら、パークハイアット東京やウィンザーホテルなどのラグジュアリーホテルで経験と実績を積み上げてきました。 「順風満帆にお見受けしますが、失敗談の一つ二つはありますか?」 「あります!あります!本が書けるくらいありますよ〜!笑」 「え!? ^^; では、本一冊分はお聴きできないので一つか二つお願いします笑」 「一番忘れられないのは、というか、お客様に物凄く怒られたことがあるんですが…。某有名企業の社長が亡くなったという情報を得た時、すぐに次期社長の就任パーティーの企画書を作り、お葬式の日にプレゼンしに行ったんです。他所に取られたくないから一刻も早くと思って。もちろん物凄く怒られました。今思えば当然なんですが笑 その時はもう夢中でした。でも、なぜか私の上司は怒りませんでした。 それから…、もう時効だからいいかな…。東京都庁で当時の知事主催で『都民栄誉賞』の式典があったときのことです。20,000円20人分の弁当のご注文をいただいたのですが、スロープで台車を使って運ぶ際に全部落としてしまったんです(部下)。昼食の時刻も迫っている。料理長は当然カンカンに怒る。でもなんとかしなければいけない。有名デパートにも頼みましたが、20,000円の弁当を今直ぐ作ることはできないと断られる。もう一度料理長に頭を下げて頼みに行きました。当然材料が少なかったので、10,000円の弁当をなんとか作ってもらって急場を凌ぎました。お客様には行程を入れ替えるなどしていただき、自分は場を繋ぐためにひたすらお飲み物をお注ぎしていました。冷や汗エピソードです。」 「それはどちらを伺っても顔が青くなるエピソードですね…。」 「私が営業の仕事をする中でポリシーにしていることがあります。それは決して諂わないこと。絶対に満足していただける仕事をすることで、お客様とは対等でありたいと思っています。ホテルの仕事をしていると、本当に数え切れないほどのクレームを受けます。時には理不尽とも思える件も。ですが、どんな揉め事でも全て穏便に治めてきました。もちろん胃が痛くなることもありましたが、クレーム対応は得意なんです。毅然として諂わず、誠意を持って傾聴するように心がけていました。」 佐藤氏のお話を伺っていると、「Win-Win」というワードがよく出てきます。 プロのサービスとその対価に自信があるからこその言葉です。 今までの経歴からの気づき 「40年以上ホテルのお仕事に携わっていらして、気づき学ばれたことは何でしょうか?」 「現在の活動に大きく関わっていると思う気づきは、『地元事業者との連携の大切さ』です。これはハイアットリージェンシー京都にいた頃の経験に基づくものです。京都では、寺社仏閣との連携で仕事をさせていただくことが多かったのですが、少子化の影響で修学旅行が減り、拝観者が減り、檀家さんも減り…。ですので、京都の神社や寺の経営は楽ではないのです。そこで、夜を貸切にしていただき特別な体験メニューを企画しました。参加してくださるのはほぼ外国人でした。お寺や神社はもちろんのこと、お客様にも喜んでいただけたのでとても嬉しかったです。パークハイアット東京にいた頃は、食とアートを繋げた企画として、美術館と連携をしてラグジュアリーブランドのケータリングを行っていました。ホテル滞在のお客様に向けて高付加価値なラグジュアリー商品の開発や、MICEのローヤルコーディネートも行いました。」 素晴らしすぎる! お話を伺う筆者の目がキラキラハートになっていたのは言うまでもありません。 「ウィンザーホテルの東京本社から洞爺の現地に赴任した際、ウィンザーホテルは地元との連携があまり出来ていませんでした。ですので、私は洞爺湖温泉に家を借りて住み、洞爺湖周辺の全てのお店に通い、顔を知っていただく努力をしました。おかげで、様々な企画をご一緒いただくことができました。その頃からの人の繋がりと経験は全て財産です。」 この気づきと実践こそが、佐藤氏が話す「Win-Win」の考え方に沿う企画を生み、今に繋がりました。 さて、再びハーバルランチ会場へ〜 佐藤氏も大工仕事を手伝った外のデッキは屋根付き&シート付きなので雨の日もOKです。 自然に囲まれた贅沢空間でのBBQケータリングメニューは24名様まで可能だそうです。 しかも、1日に昼夜一組限定なので、時間を気にせずにゆっくりとお食事を楽しめます。 これらの画像に写るシェフ達は、有名高級ホテルで腕を振るった方ばかり。 この凄腕達による最高級のフレンチスタイルBBQをケータリングサービスする部門が「LUX TOYA」であり、そのメイン会場が「ハーバルランチ」というわけです。 つまり、ハーバルランチや各事業所のシェフの皆様と連携をされているということになります。 ここでも地元の事業者との「Win-Win」の考え方が生きています。 「LUX Hokkaido Advisor」ケータリング以外の事業のおはなし さて、なんと佐藤氏ご自身も得意分野のサイクリングでガイドも始めることになりました! 「洞爺湖町の、特に元洞爺村周辺の、調和がとれた自然と文化の素晴らしさを自らお伝えしたくなりました。」 湖畔の彫刻を愛でたり、洞爺湖芸術館を観覧したり、ハーバルランチでハーブティーを楽しんだりできて、ガンガン漕ぐ行程ではなく、のんびり走るのがとても魅力的です☆ また、自らのガイドだけではなく、地元のガイド事業者との連携もしっかりと考えていらっしゃいました。 ホーストレッキング・カヌー・ネイチャートレッキングなど、今後の展開が楽しみです。 そしてもう一つ。 佐藤氏のこれまでの職歴の集大成とも言える事業はホテルのコンサルティングです。 「『営業・マーケティング・サービスのプロフェッショナルとして是非うちのホテルへ!』と、あるホテルの総支配人としてのお誘いもいただき、とても有り難かったのですが、丁重にお断りさせていただきました。どうしても『自営でやりたい!』という想いが強くなっていたからです。実はこれら全ての構想は2年前から大事に育てて温めてきたものでした。」 現在、あるホテルとゲストハウスのコンサルティングも既に始めていらっしゃいます。 なんと心強いコンサルタントなのでしょう!! 最後に「LUX Hokkaido Advisor」のポリシーとビジョンを語っていただきました。 「何よりも地元の事業主さんの役に立つことを第一に考えるということをポリシーにしています。将来は洞爺にラグジュアリーマーケットを増やしていきたいです。目指すは北海道のラグジュアリーアドバイザーです!!」 観光業界のアイアンマン佐藤氏。 人生の第二ステージを既に全速力で走り出しています。 ―LUX Hokkaido Advisor・佐藤 徹氏 情報― 代表 佐藤 徹 住所 北海道伊達市末永町175-32-102 電話 080-3725-0262 Email :tsato@lux-hokkaido.com ・ LUX TOYAのメニュー(今後も進化する気配☆) https://lux-hokkaido.com ・ サイクリングガイド(今後もアクティビティーメニューが増えそう☆) https://toyako.biz/cycling/
Rietty
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01/06(月) スープカレーと洞爺湖ビューを一緒に味わうランチ!【食べ歩き】
前回に引き続き洞爺湖温泉のランチレポートをお届けします。雪が少なめでスタートした今冬でしたが、年末年始をまたいで洞爺湖も次第に雪景色となってきました。道路もツルツル、気温も結構冷え込んでいます。そこで「あたたかいものが食べたい! 」とやってきたのが、Soup Curry HLAHAL(スープカレーハラハル)。 2019年7月にオープンし、たっぷりの地場産野菜とシェフ厳選のお肉や海鮮を使ったスープカレーのお店です。お隣のホテル、洞爺湖万世閣が運営しているそうです。 入ってすぐのお洒落なカウンターの向こうには・・・洞爺湖の青!更に奥には湖に面した大きな窓に向かって、広々としたカウンター席が設けられていました。ランチのピーク時には混み合うことも多いようですが、平日のお昼を過ぎだったこともあり、素敵なカウンター席で湖を眺めながら、のんびりといただくことができました! お店の方に教えていただいた一番人気は「チキンレッグ」(1250円)。辛さやご飯の量を選ぶことができます。アツアツの湯気とスパイスの香りを漂わせ、運ばれて来ました! 濃厚な旨味の中にスパイスが爽やかに香るまろやかなスープ。お肉は箸でほろっと崩れる柔らかさ。カラリと揚がった野菜たちは、地場産だけにどれも主役のような存在感でした。今回は辛さ1にしてみましたが、辛味以外のスパイスもしっかり効いているので、物足りなさは全くなく、辛さもちょうど良く大満足でした。得意な方は、辛さにぜひチャレンジしてみてくださいね。 テイクアウトもできる手作りラッシー(450円)。カレーにもよく合い、マイルドでおいしい! 食べ終わると身体もポカポカになり、熱気でガラスがちょっと曇るほどでした(笑)元気を出したい時、辛いものやスパイス料理はやっぱりいいですね!これから寒さ本番を迎えますが、スープカレーとレイクビューを一緒に味わうランチタイムで、エネルギーをチャージみては。 SoupCurry HLAHAL/ハラハル 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉27-34 洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス横 年中無休 営業時間 11:00~17:00(6月~10月) 11:00~16:00(11月~5月) 電話 0142-82-8003 https://hlahal.com
むしゃなび編集部
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10/01(木) 「私たちの山」の登山道整備に参加しませんか?
伊達紋別岳を「私たちの山」と呼んで年に2回、登山道整備を行う伊達歩くスキー協会。7月の登山道整備取材では、山を愛する心と伊達紋別岳の魅力をたっぷりと教えていただきました。 https://mushanavi.com/specials/14132/ 10月18日(日)に、今年2回目の作業が行われます。 作業内容は笹刈り、ベンチ補修など。 秋の景色を楽しみながら作業に参加してみませんか? 日時:2020年10月18日(日)8:30集合(登山者専用駐車場)内容:笹刈り、ベンチ補修など 主催:伊達歩くスキー協会 協力:Outdoor Actvities 北海道西いぶりのアウトドア情報 申し込み:事前に人数がわかると作業分担がしやすいので事前にお申し込みください 詳細・申し込みはこちらのFacebookイベントページからご覧ください!
むしゃなび編集部
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06/21(木) 洞爺湖のおいしい、を発信!メディアとしてのレストラン。KiiTOSキートス
2019年4月末にリニューアルオープンしました↓↓ https://so-ra-mi.jp/archives/20076 おいしそう、いえ、ぜったいものすごくおいしい!! というのが見ただけでわかってしまう・・・洞爺湖温泉街に最近OPENしたレストラン、キートス洞爺湖のシーフードブイヤベースです。 美味しさの秘密は、噴火湾で採れた新鮮な白身魚のアラだけを使ったスープ。 全ての旨味をこのアラから抽出しているので料理には塩を使っていない、という!素材と技を極めた一皿 8-O 旬を感じる、「自然料理」 キートス洞爺湖では、地元の旬な食材を使った「自然料理」を提供しています。 洞爺湖を中心に広がるエリアというのは、じつは食材の宝庫。四季折々、いろんな食材に出会えますが、「食べてもらうだけでなく、その魅力を知ってほしい」と、オーナーの前原孝植さんは話します。 「洞爺湖は食材が豊富な地域なので、地元の農家さんや生産者の方々と連携して、年間を通じて旬の食材を仕入れることができます。おいしい料理を提供するレストランであると同時に、地場産食材を発信する「メディア」という位置付けでありたい。地域や食材の魅力をPRしてゆきたいですね。」(前原さん) 豊富な食材の中でもより質の良いものを求め、前原さんが直接、生産者を訪ねることもあるそうです。そうやって選び抜いた食材を、南フランスでの修行経験を持つプロフェッショナルなシェフが腕を振るって調理します。生ハムやベーコンなどの加工品もすべて無添加で手作り。 キートス洞爺湖のおすすめ!! シーフードブイヤベース 2,400円 「南フレンチ風の海鮮ブイヤベースは魚のアラを丁寧にアク汁抜きし、香味野菜と共に煮込みました。噴火湾水産から直接仕入れている白身魚に、大海老、ホタテ、イカ、あさり、ムール貝。海鮮の旨みがつまった残りのスープでつくるリゾットは美味。無くなり次第終了となります」 お話を伺っていると「自然料理」とおっしゃっていた言葉が腑に落ちます。一皿になるまでのルートが、ブイヤベースなら海に近い。サラダなら土に近い。素材の命を感じるというか、とれた場所にとっても近いお料理だなあ!と感じました。 そんな「自然料理」をより一層美味しくするワインも自然派ぞろい!オーガニックに栽培され、収穫も製法も昔ながらのやり方で作られた希少なビオワインを扱っています。もちろん防腐剤フリー。口当たりがよく飲みやすいものが多いそうです。 それからコーヒーはエスプレッソマシンで淹れた本格派。スタバがないエリアだけに、カフェ好きには嬉しいですね。 地場産料理とくつろぎ空間。 店内の壁いっぱいに、洞爺湖の写真がかけられているのですが、まるで窓みたい、というか窓越しより間近に湖を感じるのです・・・。不思議な写真だなあ、と思って見ていたら、アーティストでもあるオーナーの前原さんの作品とのことでした。 なんだか、新鮮! 「知ってる知ってる」と思っていた洞爺湖、そして地元食材。しかしプロフェッショナルな料理と空間演出によって、あらためてその魅力にどきっ。再発見させてもらいました。 おしゃれな雰囲気ですが、かしこまらずカジュアルに楽しむことのできるレストランです。お誕生日や結婚記念日など、特別な日のお出かけにもおすすめです。 KiiTOS キートス洞爺湖 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40-11 0142-82-3031 https://kiitos-toya.business.site LUNCH DINNER 火曜・水曜 11:30~15:30 17:00~21:00 木曜・金曜 11:30~15:30 17:00~22:30 土曜 11:30~22:30 日曜 11:30~18:00 月曜 定休日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2018年)
むしゃなび編集部
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04/04(木) 新しいおいしさ! 寒じめワセシロのモンブラン
4月に入り、いよいよ春ですね。新元号も発表され、いつもの景色がなんだか晴れやかに感じる今日この頃です。職場や学校で新生活を迎えたみなさん、張り切って行きましょう〜。 さて、久々の食べ歩きで出会ったのは、なんと美しい! 真っ白いモンブラン。伊達市役所向かいのカフェ・ぶどうの木で現在、期間限定で提供されているスイーツです。 こちら、栗でも、カボチャでも、サツマイモでもなく・・・ 「じゃがいものモンブラン」!! 使用しているのは、菅原農園の「寒じめワセシロ」というおいも。冬の間、低温処理により甘みをいっぱいに引き出した深い味わいのじゃがいもです。ぶどうの木では以前から伊達の様々な野菜を使って「ベジスイーツ」を作っていますが、この「寒じめワセシロ」を一口食べたマスターが、その甘さ・おいしさに「これはスイーツにいける!」と確信したそうです。 早速いただいてみると、ふわっとじゃがいもの香りがして、それから自然な甘さが口いっぱいに広がりました。うーん、これは新しいおいしさ!! 果物とは違う野菜独特のさっぱり感や軽さ、素朴な味わいがとってもいい感じ。この日はモンブランだったのですが、米粉のロールケーキ・バージョンもあり。真ん中になめらかなワセシロのペーストが入っています。しっとりとした米粉のスポンジとじゃがいもの甘さが相性抜群。 添加物を使わず、シンプルな材料で手作りしているから素材の良さが引き立つのですね。 「スイーツにじゃがいも?」と不思議に思った方、ベジスイーツの新しいおいしさ、味わってみてくださいね。 ※ 寒じめワセシロを使ったスイーツは不定期でメニューに登場します。事前にお店にお問い合わせください。 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ) 菅原農園「寒じめワセシロ」(今季は販売終了)の詳細はこちら
むしゃなび編集部
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10/22(月) 『究極の贅沢』ってこのことじゃない?
渓流釣りに行きました 今年も秋が深まり、雪虫が飛ぶ季節がやってきました。 そんな中、先日、伊達市大滝区の三階滝上流(長流川の上流)に イワナを釣りに行ってきました。 地元の猟友会の名士が(ライフル付きで)ガイドについて頂いたので、 安心して山に入ることができました。 今回の取材に同行したのは大滝の地域おこし協力隊のお二人(長峰さんと天野さんです。) さて、スタート時。 待ち合わせ時間を間違えて、みんなを待たせ、遅れて到着したくせに、 「えー!!長峰さん、2年も大滝にいるのに渓流釣りしたことないのぉぉ!!」 と釣りをする前に同行者にプレッシャーをかけるのは僕の戦法です。 1年に1回すら渓流釣りなんてやらないのに、俺も偉そうによく言うよなー。 一方、新しく9月から着任した協力隊の天野さんは、釣りが趣味とのことで・・・・ むふふ・・・さて、どうなのかな。 さてさて・・・ 続きはこちら 清流を釣り上がる 三階滝のカフェGranpa's Dreamのある白老に向かう色彩街道を 少し登ったところにある昔の林道の入り口から川にアプローチ。 うーん・・・・実に澄み渡った川の水に、まずはみんなでびっくり! 「お、すっげぇ!水がきれい!」 ひゃっほー! テンションが上がります。 早速、寸胴を履いてエサ箱をつけてと、釣りの準備。 我々のルールは「今日食べる分と家族のお土産分だけ釣る」というルール。 ということは、僕ら3人で一人2匹づつくらい釣れるかなー。 うーん・・・楽勝! 「こんな熊がいそうなところにはいって、命のリスク冒してまで イワナを釣りにくる輩はいないから、今日は入れ食いや!」 そう思ったわけであります・・・・ そしてスタート!・・・ さすがの天野さん 最初に釣り上げたのは天野さん。 「おー!川に入ってすぐに釣った・・・・!!!」 さすがあ!釣りが趣味だけあるのか!? 「釣りってやっぱり技術?・・・・・」 いやいや、こんな、釣り堀みたいな好条件のところでは そんなのあんまり関係ないはず! それにしても、天野さんの得意げなこのドヤ顔! しかし、イワナって美しい!!!20cmくらいかな! 食べごろサイズ! 橋本んさんによると、このこくらいのサイズが一番美味しいんだって。 「よし!」 と自分で気合いをいれてみたものの、 エサのミミズがうまく針につけられないでオタオタ。 いまだ戦線に参加できない自分・・・ 情けない・・・・(^^;;; 見かねたガイドの橋本さん。 「こうやるんだよー。ミミズの心臓はここにあるから、 これを指でピュッと押し出してから、ここに針入れる・・・」 ほー・・・・そうなんだ・・・・・すごーい・・・ エサつけてもらって格好悪くてもいいもんね。 ふっ・・・釣れればいいのさ。釣れれば・・・。 うまい具合にエサをつけてもらった竿を振って、いかにもイワナが いそうなポイントに いい感じでエサを投げ入れる・・・ 「お、うまくいった!ナイススロー!」 ・・・・・ ・・・・ ・・・ 清流にエサを流しながら、微妙な竿の感触を確かめながら・・・ しばし待つこと5-6秒。 「ん?来た?」 なんか、アタリを感じて慌てて竿を引き上げる。 続きはこちら なめていた渓流釣り ビュ! すると・・・・ 「おー・・・・!!!」 針についた ミミズがびよ〜んと空を飛ぶ のが見えた。 「しまったあっ・・・!」 糸についたミミズが対岸から川にかかっている木の枝に絡まる・・・ 「ううう・・・・」 そして針は枝からはずれない・・・ ひっかかった糸を無理やり引っ張ってもはずれない。 泣く泣くガイドの橋本さんにお願いして糸を切ってやり直し。 「こりゃ、糸切らんといかんな・・・」 と橋本さん。 「うーむ・・・まずい出だしだな・・・」 出だしから自分の中で少し焦りが出たのを感じた。 そんなはずはなかった、今日は楽勝のはずだったのに・・・ 誰も入っていない川での魚釣りなんて、入れ食いかと思っていたのに・・・ そのあと、一同で釣り上がりながら上流へ。 初めての渓流釣りの長峰さんも真剣・・・・ だが・・・ しばらく誰も釣れず。 少しずつ釣り上がる。 さすがの天野さんも2匹目には苦戦。 次第にみんな焦り出す。こんなはずではなかったはず。 こんなところなら、魚がいれば釣れるはずなのに、 えー! 釣れないってことは、魚がいない??? まじ? ならいったいどこに魚はいっちゃったの? ガイドの橋本さんが呟く。 「数日前の大水でかなり川の形も変わったからなー」 でもどっかにいるでしょ?魚。 続きはこちら 突然の通り雨。すると・・・ すると、いきなり大粒の雨が降ってきた。 空は晴れているのに結構な通り雨だ。 一同、上着のフードを急いで被る。 今回ガイドをしてくれた橋本さん まずい。 今日のゴール予定地点の砂防堰堤まで来てしまった・・・。 しかし橋本さんに「ここには絶対いるから。」と言われ、皆で釣り糸を垂らすと、 キタ!キタ!キタ! 魚がエサをつついている・・・ でもこの感触が来たら焦らずに、一度は待ち・・・ もう一度来るはず・・・・ そしてさらにグッときたら、今度は手首のスナップを効かせてエイ! 「やったー!!」 25cmのイワナを釣り上げる。 すると、皆、その辺で一斉に釣り上げ始める。 そして・・・ 「また来た!」 「ナイス!」 美しいイワナ。グッドサイズ! 「雨で水が活性化したんだろうねー。魚がエサ食うようになった。」 と橋本さん。 まもなく、全員が予定の数を釣り上げたので引き揚げることに。 イワナが全部で8匹ほどと、汁で食べるカジカが3匹。 みんな釣れてよかったねー。 さて、これからがまた楽しみ。釣った魚を川原で食すのである。 途中、味噌汁に入れると最高にうまい「ボリボリ」(ナラタケ)などの きのこを見つける。これらをお土産用として採取しながら、川原で炉を作り始める。 この季節の旬の食材のひとつ。ボリボリ(楢タケ)。 続きはこちら これが究極の贅沢じゃん! 天野さんは慣れた手つきで内臓を取り出す。 今回の一番大きいイワナは32cm。 まずは、これを刺身にしてみることに。 おまけの卵も一緒に醤油でつけて・・・・ 「げっ!何これ?うまい!」 川魚って、「臭い」と思われる方、多いでしょう? 全然そんなことないんです。 この清流、しかも上流でとれる魚は、刺身にしても、ムチャうまいんです。 しかもさっぽりした脂身が乗ってるー!! うまっ!! そして残りのイワナは、かるーく塩を振って炭火焼。 橋本さんがその辺でとってきてくれた柳の木を串にして 石で作った炉で焼きはじめる。 そして、橋本さん(正確に言うと、橋本さんの奥様(笑))に作っていただいた 天然まいたけのお弁当をいただきながら、イワナが焼けるのを待つ。 続きはこちら 「こりゃあ、うまいわ!!」と橋本さんの天然まいたけご飯にみんなご満悦! そしていよいよいい感じで焼けてきたイワナも食う。 熱くて、最初は「ホフホフ・・・」そして、 「うまい!」 適度な脂ものっていて、臭みはない。やわらかい身の味はしっかり。 軽く振った塩が、身の旨味をひきたてる! 「イワナってこんなにうまいのか!」 みんな、綺麗に骨を残すまで食べ尽くし、 たらふくいただいたところで、今度はコーヒーの自家焙煎をする コーヒーマニアの天野さんのお点前でデザートコーヒーが振舞われる。 もう最高でしょー! 何?この川原の大グルメ会・・・ と、最後に橋本さんが出してきたのは・・・ そう。 橋本さんが仕留めた鹿の燻製なり!!! これが、また 実にウマイ!! のです。 鹿肉は究極の健康食材 何しろ山でできる自然のものしか食べてないし、 高タンパク低カロリーで鉄分が豊富なんだもんね。 そしてこの自分で仕留めた鹿の肩甲骨あたりの肉を 橋本さんが独自のレシピで燻製にしたこの鹿肉。 もうつまみなんかに最高なんです! みんな腹一杯のはずなのに、食う食う・・・・笑 こうなるともう、 「おーい!ビールはどこだあ!」 なんて誰かが騒ぎ出す・・。いやいや、まだ仕事中。これ、取材だから・・・笑 いやあ、しかし今回の渓流釣り、実に 自然の恵みを堪能した、至福のひととき でありました。 都会暮らしではなかなかできない、この上ない体験。 これこそ 『究極の贅沢』 と言わずしてなんと言おう・・・! ごちそうさまでした! 橋本さん、どうもありがとうございました! で、また連れて行ってね・・・(終)
むしゃなび編集部
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03/19(月) アップルパイといえばここ!
定番のローカルなお菓子を紹介します! 市役所横の街のパン屋さん、「シュガーハウス」のアップルパイ! 今さら、ですが伊達でアップルパイといえばここ、大好きです。 つるやも好きですが。 皮がザクザクで、どっしり重くて厚みがあって、これぞパイっていう感じ。満足満足。 中のリンゴもいい感じにアメ色です。 何年か前にアロニアとりんごのパイがあったような。 そちらもとっても美味しかったのですが、 久しぶりに行ったらアップルとかぼちゃの2種類でした。 季節で変わるのかな?入る前からいい匂い〜! 無添加で素材にこだわった手作りパンの匂いです。ケーキ類もオススメ。 ショートケーキとかプリンとか王道?というかちょっと懐かしいラインナップですが、 シンプルなものをいい素材でシンプルに作ってる、そんな感じがすてきです。 エクレアは中に生クリームとカスタードクリームたっぷり。 シュガーハウス 北海道伊達市鹿島町20−22
むしゃなび編集部
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03/15(木) 室蘭鐡灯 TETTOらあめん
室蘭MORUEにある「鐡灯」に行って来ました。 初めてだったのでメニューに迷いましたが、 僕は有珠の「宇宙軒」の「激辛味噌ラーメン」が好きなので ついつい「鐡灯火鍋風」を食べてみたくなり、それを注文しました。 出て来たけど、見るからに辛そうー! 「辛さの中に味深い旨さ」と、なんか「蒙古タンメン中本」みたいな ことが書いてあったけどどうだろうか? うーん・・・ これは「辛い!」 味噌の甘みが組み合わさって旨味を醸し出しているが さすが「火鍋風」。 水をたくさん飲みながらでないとキツイ。(^^; 具は チャーシューの代わりに豚バラ肉。 煮卵がはいっていた。 麺は西山製麺のちぢれ麺。 スープは辛くてどうしても全部飲めなかった・・・ が、旨味が確かにあった。 今度は「麦味噌ラーメン」にしてみようっと・・・。 え? 「宇宙軒」の「激辛ラーメン」と比べてどうだったかって? 味噌が少し似ていると思ったが、 宇宙軒の激辛ラーメンの方はスープを全部飲めるくらい。 ということは宇宙軒のは「激辛」ではないんですね、やはり。 営業時間:11:00 - 20:00 年中無休 〒050-0075 北海道室蘭市中島本町1丁目4−4
むしゃなび編集部
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09/04(金) グランピングに手ぶらキャンプ。多目的に楽しめて、おいしいカフェのあるキャンプ場。ビレッジ大滝
(2020.06 編集部取材) 雄大な自然が広がる伊達市大滝区に、ビギナーからキャンプ通、さらにグランピングまで幅広く楽しめるキャンプ場「ビレッジ大滝」がオープンしました。森林に囲まれた敷地内に入ると、澄んだ空気がおいしい〜!目の前には芝生のフリーサイトが広がり、まわりにBBQハウスや展望台など、素朴でお洒落な木の建物が並んでいます。ウッドチップの敷かれた通路を歩いていくと、野鳥のさえずりが耳に心地いい・・。 大自然の魅力をとことん楽しみ、癒される。この夏話題のスポットをご紹介します! 塗装屋さんが運営する新感覚のキャンプ場。 ビレッジ大滝はこの6月にオープン。札幌の塗装会社が運営しています。 スタッフ木村さん「ここは星空が本当にきれいなんですよ。大滝に来て、生まれてはじめて天の川を見ました! キャンプを通して四季折々の自然の豊かさを存分に味わってください。」 スタッフの木村さんにお話を伺うと、会社の新部門として「何か新しいことにチャレンジしよう」と考えていたところ、もともとアウトドア好きのメンバーが多かったこともあり、キャンプ場を立ち上げることになったそうです。木村さんはじめ、スタッフの多くが塗装職人さん。建築関係の技術を生かして、敷地整備はもちろん、場内の素敵な建物も皆さんの手で造られています。 ニーズに合わせて選べるキャンプ。 キャンプのプランは3つ。自分のニーズに合わせて選ぶことができます。 家具・ベッドを備えた円形テント。ホテル仕様で優雅に大自然を満喫!1泊2食付きで夜はコース料理を堪能できます。 手ぶらキャンプテント・寝袋など用具完備でキャンプ初心者も安心。1泊2食付き1泊2食付き高校生以上1名:8,000円(税別)小中学生1名:5,000円(税別) 天候を気にせずに楽しめるBBQハウス 焚き火を囲む憩いの広場 フェス感覚で楽しむこだわりカフェ! ビレッジ大滝のもうひとつの魅力は、おいしいフード&ドリンク。グランピングでは、北海道の食材をふんだんに使用した創作コース料理を堪能できます。また天候を気にせず楽しめる屋内BBQも人気。さらに宿泊客以外でも利用できる「青空カフェ」があります。 青空カフェ 豪華なコース料理からカジュアルなカフェメニューまで、全ての料理を手掛けるシェフの太田さん夫妻。夫の智之さんはすすきのの大手居酒屋グループで総店長を長く勤め、ソムリエでもある妻の広美さんは数々のフレンチやイタリアンで経験を積んだ料理人。コロナの影響で飲食業界が打撃を受ける中、縁あってビレッジ大滝の厨房へ。キャンプを主体としたレストラン兼カフェを通して新たな飲食のスタイルを追求しています。 まろやかなフランス産シードル(左)と、夏にぴったり!爽やかなモヒート(右) カフェのおすすめは、地場産の野菜を使ったメニュー。ビールやカクテルなどアルコールメニューも充実しています。 様々なスパイスをブレンドして作る香り高いスパイスカレー(880円税別)。口いっぱいに広がる爽やかな辛さ、肉の旨味が濃厚です。外で食べるから一段とおいしい!! 大滝産のジャガイモをカラッと上げたフライドポテト(580円税別)と同じく大滝産野菜を煮込んだカラフルなラタトィユ(680円税別)。地場産野菜を使った技あり!な一品料理たち。お酒のおつまみにもぴったりです。 太田シェフ「野外フェスに遊びに来たような感覚で、青空の下、気ままにお酒や食事を楽しんでいただければと思います。」 なるほど、広場があり、焚き火もできるし、楽しげな雰囲気はまるでフェス会場のようですね! 気負わず、のんびりと自分のスタイルでキャンプを楽しめるビレッジ大滝。きれいな空気をいっぱいに吸い込んだら、体も心もリフレッシュ!おいしい食事でお腹もいっぱいになりました。 ビレッジ大滝 北海道伊達市大滝区三階滝町40-9 TEL:080-8045-1195 https://village-ootaki.com ※ 7〜8月の週末・お盆シーズンはほぼ予約で埋まっているそうです。平日は予約できる日もあり。予約状況はこちらから確認できます→ https://village-ootaki.com/reserve/ 青空カフェ営業時間 14時〜 水・木定休 ※宿泊状況により不定休もあり。平日の場合、行く前に問い合わせるのがおすすめです。 ※ 記事の内容は取材時の情報です。価格、メニューなどは変更になることがあります。取材2020年6月一部画像はビレッジ大滝HPよりお借りしました。
むしゃなび編集部
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03/24(土) れんさんの『春のお迎えギャラリー』始まってますよ〜
伊達市弄月町の駄菓子カフェれんで今年も開催! 春のハンドメイドが大集合の『春のお迎えギャラリー』です。 春らしいパステルカラーの小物、それから今回は結構渋めテイストのものも。 会場で見つけた作品をいくつか紹介しますね。 『有珠山ジオパーク友の会』のカゴ。 いい色です。ワイルドな編み目も素敵!ぶどう蔓で手編みしているそうですよ。 渋めながま口。 大振りなピアス&イヤリング↑ ビーズアクセサリー↓ 近くで見るとすごーく丁寧に作ってあるのがわかります。作者の「手」を感じるとほっこりしますね。 入学シーズンに使えそうなコサージュ。 ベビー&キッズいろいろ。 かわいいピアスがたくさんありましたが、金属アレルギーなので断念し (前は1日くらいはつけてられたんですけどね。年のせいかも)、 ビーズのブローチにしました。 こういうお買い物はほんと癒されます。 「ビバ!ハンドメイドっ!!」 さあて駄菓子を買って帰ろうっと。 なんていったって、「レトロなカフェと駄菓子屋のコラボレーション」のれんさんですから! (カフェルームはただいまおやすみ) 今回はひとりで来ましたが、息子を連れてくると駄菓子屋さんにすごく喜ぶんですよ。 この前は鈴のくじ引き(懐かしい)にはまっていたっけ・・・。 近くに住んでいるお子さんがうらやましいな。大人も楽しいです!! 『春のお迎えギャラリー』は4月30日まで。お子さんやお友達と出かけてみては。 春のお迎えギャラリーVol.7 2018年3月1日(木)〜4月30日(月) 時間 10 : 00 〜17 : 00(不定休あり) 場所 駄菓子カフェ れん 伊達市弄月町249−4 ♥ 掲載作品はほぼ全て一点物につき売り切れることがあります。詳細はお店にお尋ねください。 最新の入荷情報はこちらからどうぞ↓↓ むしゃなび内「駄菓子カフェ れん」のページ
むしゃなび編集部
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02/11(火) 路地裏の老舗和菓子屋さん。波満屋(はまや)| 室蘭たべあるき
室蘭市知利別町の「波満屋」へ行ってきました。室蘭には昔ながらの和菓子屋さんがたくさんありますが、波満屋さんもそのひとつ、昭和33年から続くお店です。 グーグルマップをたよりにたどり着いてびっくり。大通りから入った細い細い通りに「和菓子」ののぼりが出ています。令和から一気に昭和にタイプスリップしたような、渋くて雰囲気のある佇まい。お店の向かいに駐車スペースがあります。 今はひっそりとした通りですが、その昔はとても賑やかな商店街だったそうです。ご主人いわく、当時は中島よりもにぎやかだったのだとか。歴史を感じます。 ショーケースには、可愛らしい和菓子がつやつやと並んでいました。「鹿の子」や「利休饅頭」など定番の和菓子から、雪だるまやバレンタインなど、ポップなデザインのものまでいろいろ。 宝石のような干菓子は1個60円。いくつでも欲しくなってしまいます この時期のオススメは「さくら餅」と「うぐいす餅」。そうそう、暦の上ではもう春なのでした。外はまだまだ寒いですが、柔らかい色合いに心が和みます。 とろけるような食感のうぐいす餅。さっぱりとしたあんこがおいしい! 午後に行ったら売り切れ直前でした。よかった〜 さくら餅はモチモチの道明寺。清々しいさくらの香り。葉っぱの塩加減が絶妙でした。 利休饅頭。皮はもっちりとしていて、香ばしい風味が広がります さて、波満屋さんといえば、「有平糖(あるへいとう)※」が有名ですが、毎年2月下旬ごろから店頭いっぱいに華やかな飴細工の雛菓子が並びます。今年は2月16日前後から登場するそうです。 ※ 有平糖とは、飴細工の一種で、高度な技術を要する伝統的なお菓子。道内でも有平糖を作れる職人さんは非常に少なくなっているそうです。 普通の飴細工と違って、水飴を少ししか使わないので、湿気に強く、とっても長持ち、なんと一年以上も持つのだとか。 また、3月3日のひな祭り一週間くらい前になると、練りきりのおひな菓子が出るそうですよ。職人さんが作る伝統の和菓子で、桃の節句をお祝いしてみては。 波満屋 北海道室蘭市知利別町3丁目10−12 ✳︎ 長崎屋向かいの中島生鮮市場にもお店があります。 ※ 記事の内容は、取材時の情報です。メニュー、価格等、変更になることがあります。取材2020年2月
むしゃなび編集部
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02/11(木) いちばん寒い季節に灯る明かり。大滝のアイスキャンドル
2月13日(土)まで、大滝でアイスキャンドルが点灯しています。 毎年、おおたき国際スキーマラソンの開催時期に合わせ、氷のキャンドルで区内各所のライトアップが行われていますが、今年は大会が中止とになりました。若干規模は縮小しているものの、あたたかな光が、心にも明るさを灯してくれるようです! 国道453号沿い、大滝区の共同浴場「ふるさとの湯」の駐車場には、巨大な雪山の上にアイスキャンドルのピラミッドが登場。運転しながら道路脇に見えます。火がついていない日中でも氷のモニュメントのようにきれいです。 毎年たくさんのアイスキャンドルを制作しているのは、 NPO法人大滝まちづくりサポートの方々。夕方5時ごろピラミッドを見にいくと、ちょうど点灯するところを見ることができました。 この日(2月10日)は点灯2日目。昼の間にキャンドルの縁や中に積もった雪をホウキで払い、ろうそくを入れます。直にろうそくを置くと熱で底が抜けてしまうので、下に板を敷いて、その上にキャンドルホルダーを設置するのだそうです。氷が重なって狭いところは、極寒の中、素手で作業をされていました! 点灯までが一仕事なのですね。驚きました。 そしてようやく火が灯った瞬間・・・幻想的な美しさに、寒さを忘れました!! ゆらゆらと揺れるキャンドルの光、じっと見入ってしまいます。 大滝まちづくりサポートでは年明けから、およそ400個ものアイスキャンドルを制作されたそうです。寒すぎても、寒くならなすぎてもダメ、ということで、ちょっとした気温の変化で、氷が厚くなりすぎたり、逆に薄すぎたり溶けてしまったり。中には変形して使えなくなってしまうものもあるのだとか。 極寒の中、大変な作業をされているんだなあ、とまたまた驚きました。 いちばん寒い時期に、雪深い大滝の街を彩るアイスキャンドル。 機会があったら、ちょっと立ち止まってじっくりと眺めてみてください。「心に光が灯る」・・・本当に、そんな気持ちになります。 国道453号沿い、優徳除雪ステーション前。 除雪ステーションの職員さんが作っているのでしょうか。丸々とした可愛らしい雪だるま! 大滝アイスキャンドルライトアップ 2021年の点灯期間:2月9日(火)~2月13日(土) 時間:16時30分ごろ~4時間程度 場所:北湯沢〜きのこ王国の区間の国道沿いに見えます。飲食店や公共施設の入り口に設置されています。 詳しい設置場所はだて観光協会ホームページをご覧ください。
むしゃなび編集部
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03/04(水) 足揉み伊藤さんに聞くコロナ対策。押すといい足ツボ!
街の「癒し」のプロにコロナ対策にいいことを教えてもらうシリーズ第3回。今回は中国足心道足揉み伊達療術院の伊藤裕之さんです。足揉みの観点から、予防、特に免疫力アップのためにできること、聞いてきました! 面白いのでぜひ読んでください↓ マレーシアでの足揉み修行のお話。 「腸」を元気にして免疫力アップ! 足揉み流、免疫力アップ術は、第一に「腸を元気にすること」です。足には全身の反射区(ツボ)がありますが、腸はこのあたり↓ 気持ちよい強さで押してみましょう。 腸の反射区のおおまかな場所。赤いところが大腸、黄色いところが小腸 それにしても、なぜ腸なのでしょうか?? 伊藤さん「大腸の粘膜には免疫細胞の70%が存在しています。つまり、免疫力の約7割が腸で作られているのです。100兆個以上もの腸内細菌が免疫組織を活性化していると言われています。だから腸が元気で丈夫でないと、免疫力も高くなりにくいのです」 なるほど〜!だから腸が大切なのですね。 食事で腸内環境を良くする 腸内環境を良くするためにいい食材についても教えていただきました。 いつもより意識して摂るといいものリスト 納豆・漬物・ヨーグルト・チーズなどの発酵食品!→ 便秘や肌荒れの原因となる悪玉菌の増殖を抑制する乳酸菌は,腸の免疫力アップにも効果があるといわれています。 甘酒&酒粕!→ 麹菌は、必須アミノ酸とビタミンB群を豊富に含みます。血行促進や代謝アップが期待できます。特に「飲む点滴」と呼ばれる甘酒は麹菌の吸収率が高い食品です。 お酢!→ 酢を作る上で必要な酢酸菌はクエン酸を豊富に含み、腸内のバランスを整え、便秘解消や食欲増進、血液をサラサラにするといわれています。 酵母菌!→ 腸内で善玉菌として働き、悪玉菌を抑制して腸内環境を整えてくれるのが酵母菌。糖分やアルコールをガスに分解する作用もあり、カロリーの吸収も抑えるといわれています。酵母菌を食品から摂取するのは難しいですが、同じように善玉菌をサポートし、腸内バランスを整える微生物として納豆を作る納豆菌があります。 先ほどの小腸大腸の反射区を念入りに押圧すると、栄養の吸収がしっかり出来るようになるそうです。食生活とセットで取り入れてみては。それからお腹を冷やさないことも忘れずに! リンパ、副腎の反射区 さらに腸と合わせて押圧するといい反射区を2つ紹介します。まずは老廃物を排出するリンパの反射区。 足の甲にある胸部リンパの反射区。 伊藤さん「風邪をひきやすい、なかなか治らない、花粉の時期に苦しい、口内炎が出来易いなど、これらの反射区を刺激する事で、免疫力が低下することで起こる症状を軽減させることが期待できます」 外くるぶし付近に上半身リンパ腺、内くるぶし付近に下半身のリンパ腺の反射区。 リンパと一口に言っても、場所によって、それぞれ反射区が分かれているのですね! それから抗ストレスホルモンを出す副腎の反射区。ストレスの多い現代、誰でも共通して押したほうがいい反射区だということです。 副腎の反射区はここ! 以上、免疫力アップにいい足の反射区を教えていただきました。画像中の反射区の場所はおおまかな目安です。正確な位置を知りたい方は、やはり一度、足揉みの施術を受けてくださいね。 話すことも大切。 コロナ対策というわけではないですが、健康、特に心の健康にとってとても大切なこと。カウンセラーの資格も持つ伊藤さんは、日々、施術を通して様々なお悩みを聞くそうですが、「普段、人に話を聞いてもらっていない方が意外と多いのではないか」と感じているそうです。 伊藤さん「悩みって自分一人で自問自答していても、堂々巡りでなかなか解決しないんです。だから、人に話した方がいい。話を聞いてもらううちに、自然と自分で答えを見つけることもよくありますから。身近な人でも、カウンセラーでもいいですから、真剣に話を聞いてくれる人を持つことが大切だと思います。」 周りに聞いてくれる人がいない・・という方はぜひ、ゆったりと足揉みを受けながら、伊藤さんにお悩みを話してみてください。こんな時だからこそ、施術を受けること、会って話すことが大きな癒しになると思います! 最後に、ご近所の方に手ほどきを受け、ここ数年はまっているという伊藤さんの川柳をご紹介します。2月27日に北海道新聞に掲載された作品です! マスクやトイレットペーパーなどの品切れが続出していますが、多くはデマの情報からです。こういう時こそ控えめに、そして自分にしてほしいことを相手にもするような「モラル」がパニックを防ぐと思います! 本当に、予防対策と同じくらい大切なことですね!情報に振り回されないこと、周りを思いやること。肝に銘じたいと思います。 中国足心道足揉み伊達療術院(完全予約制) 北海道伊達市弄月町46−48 電話 090-2827-3883,0142-82-3883 メール ashimomi.date@gmail.com 50分3000円,1時間20分4000円(いずれも税込み価格) 初回500円引実施中。 出張料は市内一円無料サービス中! ちなみに、伊藤さん自身のコロナ対策では、アロマを活用されているそうです。院内では抗菌・抗ウイルス作用のあるアロマランプが焚かれていました。そして実は白衣につけているペンダントもアロマグッズ。中にアロマを垂らして身に付ける、という優れもの。マスクの再利用や消毒について、伊藤さんの新着ブログに書かれています。ぜひぜひお読みください!足揉み仮想ジャズ喫茶http://blog.mushanavi.com/ashimomi/?S=48634 自分でできること、プロに頼むこと。いろいろ組み合わせて元気に乗り切りましょうね。このシリーズはまだ続きます! 記事の内容は取材時の情報です。料金等変更になることがあります。取材 2020年2月28日
むしゃなび編集部
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10/21(日) 新しくオープンしたごはん屋さん。味処 にしき
錦町の気門別川沿いに先月オープンした「味処 にしき」に行ってきました。 昼は定食、夜はお酒と一品料理の楽しめるごはん屋さんです。人気の日替わり定食をいただきました。 この日のメニューはサバ味噌。ご飯、お味噌汁のほか、小鉢が三品ついてきます。家庭的なやさしい味。隅々まで心を込めて作られているのがすごく伝わってきました。しみじみと美味しい〜 :-) 毎日手づくりの日替わり定食は、旬の食材を使ったメニューが登場します。伊達野菜など地場産の食材を中心に使用しているそうです。値段も定食680円、カレーライス570円とお手頃です。 定番のイチオシメニューは、おかみさん自慢の唐揚げ! 塩と醤油の二種類あり、カラッと揚がってとってもジューシーです。 写真はさっぱり味の塩。お定食または単品、テイクアウトもできますよ。 ボリューム系のから揚げや、時々登場するトンカツも人気だということですが、煮物料理もおいしい! お酒と一緒に楽しむのもいいですね。 一人暮らしの方や、年配の方にもおすすめです! 味処 にしき 北海道伊達市錦町15−3 TEL 0142-82-3154 昼の部 11:00〜14:00 夜の部 17:00〜22:00 定休日:不定休
むしゃなび編集部
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07/19(月) 無料法律相談8/3より受付開始!【室蘭】
北海道女性協会では男女平等参画推進事業の一環として毎年、道内6地域で無料法律相談を行っています。 室蘭会場の予約受付が8月3日から始まります。 無料で弁護士に相談できる貴重な機会です。どうぞお役立てください! 相談日:令和3年9月3日(金) 時 間:午後1時30分~午後4時30分(1人30分) 場 所:室蘭市中小企業センター(室蘭市東町4丁目29番地1号) 相談員:弁護士 西尾 弘美(札幌弁護士会) 相談内容:DV、セクハラ、ストーカー、雇用、離婚、財産分与等様々な法律問題に関すること 申込方法:電話による予約制(先着6人まで) 予約受付:8月3日(火)よりスタート。平日9時~17時まで 予約・問合せ 公益財団法人北海道女性協会 TEL 011-251-6329
むしゃなび編集部
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08/10(金) あつあつオイルのブレッドサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ④
ただいま開催中の「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」! 10月14日までの期間中、市内の参加店16店舗(大滝区を含む)で期間限定の伊達野菜メニューが楽しめます。キュートな野菜スタンプを集めて特産品をゲットしましょう♪ 参加店一覧(PDF) おいしくてヘルシー。そして・・・ 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜を、とびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各店の「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ あつあつオイルと粉ドレッシングが決め手! ブレッドサラダ 今回は、かわいいお花屋さんの中にある癒し空間、シュシュcafeへやってきました。ナチュラルテイストのおしゃれな店内にさりげなくアレンジされた季節の花々。来るたびに「あ!ステキ」に出会うカフェです。日常を離れてのんびりと楽しむ手作りのランチやスイーツ、こだわりのコーヒー……しあわせなひととき :-) 画像提供:シュシュcafe そんなシュシュcafeのベジフェスタ特別メニューは「伊達野菜のブレッドサラダ」(コーヒー付800円)。 ニンニクを効かせ熱したオリーブオイルを新鮮野菜にジュワッとかけた特製サラダ。冷たい野菜が苦手な方でも美味しく食べられるようにと、店主の原田さんが考案したメニューです。生野菜でも温野菜でもなく、程よくシャキシャキ感が残ったちょうどよい食べやすさ。ヘルシーな胸肉を使った鶏ハムを添え、パンと一緒にいただきます。 メインは野菜、でも食べ応えのある一皿となっています。ポイントは粉ドレッシング。スパイスの香ばしさが野菜の甘みや風味を引き立てます。ニンニクは控えめなので、お仕事の方も安心してどうぞ〜。 花工房シュシュ・シュシュcafe 北海道伊達市鹿島町58-19 TEL 0142-22-1805 OPEN 10:00〜19:00 CLOSED 月曜日、第一水曜日 シュシュcafeのページ(むしゃなび内) きになる伊達野菜!紫のカリフラワー さて、シュシュカフェさんに聞いた気になる野菜はこちら。 画像借用元:伊達市観光物産館Twitter きれいな色 8-O 紫のカリフラワーです。スーパーなど大型店ではあまり見かけない珍しい野菜ですが、観光物産館はじめ、近隣の直売所では最近人気の品種なんです。シュシュcafeではピクルスなどによく使っているそう。「茹でると真っ青になるんですよ! さらに酢につけると鮮やかな紫色に変わるんです。」不思議ですね〜! 上の画像は昨年9月下旬のもの。秋頃出回る野菜のようです。伊達市観光物産館のツイッターをチェックしてみてくださいね。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)開催! 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場します! *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です! 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ① https://so-ra-mi.jp/archives/15442 夏の女子会に♪ 元気いっぱいパワーサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ② https://so-ra-mi.jp/archives/15545 オーガニック亜麻仁油たっぷりサラダそば!伊達野菜もぎたてベジフェスタ③ https://so-ra-mi.jp/archives/15639
むしゃなび編集部
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03/05(月) 【昼飯紀行】ねぎ塩ラーメン@鶴つる亭
伊達市旭町の人気ラーメン店さん、「元祖鶴つる亭」にランチに行ってきました。 カウンターしかない渋〜いラーメン屋さんです。 メニューもシンプルです。ラーメン各種、ライス、おにぎり、ビール、以上! ラーメン好き、ラーメン通が集うお店っていう感じですね。 一番人気は塩ラーメンだそうです。 赤みそもいいなあ、と思いつつ、ねぎ塩ラーメンにしました。 うわー白髪ネギいっぱい。 横から見るとこんなに盛ってます。きれい! ふんわりしてシャキシャキ。 辛くなくネギ臭さもほとんどなく、美味しい! スープのほうも程よくこってり、でもくどくなく、さっぱり感もあっていい感じでした。 元祖鶴つる亭 北海道伊達市旭町7−9
むしゃなび編集部
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06/08(土) 『Cafe Pito』&『Pitoゼミ』 〜満たされる場であるために カフェと塾=食と教育 その融合を目指す檜山夫妻の実践とは
以前から気になりながらも、なかなか訪れることができなかった『Pito』さんのドアを開けたのは早春の頃でした。 看板料理、スープをひとくち口に運んだ時、「おいしい…」。と心が言いました。 なんと表現をしたら良いのか? 有名シェフの高級料理を口にした時の「美味しい〜!!」というのではなくて。 おふくろの味に安心する「うん、うまい」。というのでもない。 ほっと心が落ち着いて、しみじみとその美味しさと、作り手の優しさがじわじわと伝わってくる味と言ったら良いのかな…。 ということで、その「おいしい…」スープをいただいた瞬間、是非、こちらを取材させていただきたい!となったのでした。 室蘭出身の檜山祥太さん35歳は、大学院卒業後、新規オープンの塾に携わるなどして塾講師をされていました。 福島県出身の檜山翠さん33歳は、大学卒業後企業の管理栄養士として働いていました。 そんな時にやってきたあのコロナ禍。 「ずっと機械的に同じことを繰り返す毎日に疑問を感じるようになりました。働き方やライフスタイルを変えたいと思ったのです。この先は、自分たちでなければできないことをしていきたいと考えました」。 そう語る檜山夫妻。 取材を通し、同じようにコロナ禍をきっかけにライフスタイルを変えた方々に出会ってきましたが、その多くが何故か同じくらいの年齢の方々でした。 心機一転、当時住んでいた岡山県から祥太さんの生まれ故郷室蘭にUターンされましたが、選んだのは実は翠さんなのだと言います。 「空き家利用助成金制度が有り難かったのもありますが、なんというか、室蘭の奥ゆかしさというか、さびれ加減の良さというか、昔ながらというか、静かな感じがよかったんです」。 と、翠さんは、スープをいただいた時に感じたお人柄そのままに、丁寧に言葉を選びながら 優しく話してくれました。 そうそう! こちらも! こちらは取材の日にいただきました。 世界のスープDayと称して、月替わりで世界各国のスープを提供しています。 この月の「ウクライナのスープ」は、本当に具沢山でからだ喜ぶ味。 そして、ユニークだったのがシシャモの天ぷら! 煮豚も柔らかくて「おいしい…」。 シシャモの天ぷらは、福島では当たり前に食卓に上るのだそう。 こちらはウクライナではなく、翠さんの故郷の味でした。 「ところで、メニューへのこだわりを教えていただけますか?」 「管理栄養士でもあるので、なにより栄養を一番に考えています。Pito Cafeはスープがメインの店なので、できればスープで栄養も完結させたいと考えています。できるだけ調味料を使わず、素材そのものの味を活かすように工夫して調理をしています。お握りにしているのは、ちいさなお子様からお年寄りまで食べやすいから。ご希望によっては、グルテンフリー・ハラル・ベジタリアン・ヴィーガン対応もします」。 「それと、世界のスープは、スープをきっかけに室蘭以外の世界の歴史にも目を向けて欲しいと願う夫の提案です」。 まさに、教育と食の融合スープなのですね。 しかも、各種嗜好や宗教にも対応されるとは、世界のスープに着眼されるだけのことはあります。 そうそう! この日は「ドッグカフェの日」でした。 年一回開催されるお隣の「犬の洋服屋さん」のイベントに合わせ、ワンちゃん用のお食事とデザートを用意して開放されています。 また、このイベントの日ではなくても、ワンちゃん用のスープ・バースデーケーキ・お菓子などの注文も受け付けているそうです。 大の犬好きな翠さん。 筆者が飼っていた犬が亡くなった時の話をすると、目を腫らして泣いてくれました。 本当に優しいお人柄。 「この町で、Cafeをやっていて良かったと思う時はどんなときですか?そして、これから先、どんな存在でありたいと思いますか?」 カフェの取材の最後に聞いてみました。 「好きなことができて、好きな町でできて、本当に良かったなあと道を歩いていて思うんです。だから、Pitoもいつもそこにあって、ふらっと寄れる場所でありたいと思います」。 ここまで気負わない自然体の翠さんと、もっと一緒にお話をしたいと思った筆者でした。 さてそして、Pitoゼミの祥太さんにもお話を伺いました。 「妻はこの町を選びましたが、実は、室蘭出身の僕は帰って来たくなかったんです」。 いきなりそんな話から始まり、少々焦る筆者…。 「Pitoゼミは、もしかしたら世間の流行とは逆行しているかもしれません。僕のスタイルは褒めて伸ばすのではなく、やる気の見えない生徒は徹底的に怒るスタイル。だから、入塾前の保護者を交えた説明会でもそのことをしっかりと伝えます。すると、何人かは入りません。それと、親の説得を受けて嫌々入った子は途中離脱する子もいます」。 またもや過激な発言…。 そして、「僕の喋ることは半分も書けないかもしれませんよ」。と… なんだかドキドキしてきた筆者。 カフェの取材だけでやめておけば良かったかも…と後悔半分…。 でも、実は祥太さんにはその台詞を言うだけの強い信念と覚悟がありました。 「今の室蘭の子どもたちって、たとえば、勉強をダラダラとしていたとしても、学校でも家でもあまり怒られていない。だから僕は、敢えて怒るべき時はきちんと怒りたい。それが何故かというと、たとえ地方で乗り切れたとしても、そんなんじゃ全国へ行ったら戦えないんです。僕は一人でも戦える人間を育てたい。受験は人生を賭けた戦いです。Pitoゼミとしては、受験対策を通して「学ぶ」ということを学ぶ。「自立」ということを学ぶ。それを伝えていきたいと考えています。例えば、文献の調べ方・データの取り方などを知らなければ、今盛んに叫ばれている真の「探究学習」などできません。洞察力を高めたり、自分を認識できるようになるなど、本来「探究学習」はとても大切なんです。でも、僕から見たら、どうしても表面的なところで満足しているように見えてしまう。だから、本物を伝えたいと考えています」。 生ぬるい優しさを捨て、自ら嫌われ役を買って出てでも子どもたちの将来を真剣に思う。 強烈な愛の表現です。 「カフェだけの取材だけでやめておけば・・・」と一瞬でも思った自分を恥じました。 「ですから、入塾前の保護者説明会では、子どもがどれだけ真剣に「学ぶ」に向き合っているかを見ています。そこで、僕の方針をきちんと親御さんと共有しなければいけませんから」。 確かに。 共通認識のもとに始めなければトラブルの元になりかねませんね。 それにしても営業的にはどうなのかと、余計なお世話が働く筆者・・・。 ところでPitoゼミは大人対象にも塾を開催しています。 たとえば ・論理的思考を高めたい ・学びなおしたい ・公務員試験対策をしてほしい ・英検やTOEIC対策をしてほしい ・講演会の講師をしてほしい などなど、様々なご要望にお応えされているそう。 最後に 「Pitoゼミの未来も根幹を変えるつもりはありません」。 そうきっぱりと話してくれた祥太さん。 長いものに巻かれない確固たる信念に、清々しさを感じた筆者です。 Pito Cafe と Pitoゼミ=食と教育の融合 室蘭で、唯一無二の存在として、これからも発展していく予感がしました。 早くまたスープをいただきたい! ―Pito Cafe & Pitoゼミ情報― 室蘭市中央町2丁目7−10 P : 大町商店街お客様用駐車場利用のこと 電話:080-3233-6454 Pito Cafe https://www.instagram.com/cafe_pito?igsh=MWVnN3VyMGxmaTA5dQ== 定休日:日曜日 Pito ゼミ https://www.instagram.com/pito_semi.study?igsh=aDdlcm54ZHRkeDVu
Rietty
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11/21(日) 夢を幻で終わらせない 自家焙煎「かのうち珈琲」的 夢の形
白老町北吉原の「かのうち珈琲」オーナー 鹿野内賢士さんを訪ねました。 遠軽ご出身で伊達に在住の方が白老町にお店を出したのは、「両親がここに土地を持っていたから。」 なのだそうです。 「かのうち珈琲」がオープンしたのは今年の9月22日のこと。 まだ出来て2ヶ月も経たないお店です。 白老町ゆうかり団地の住宅街に突如現れる「かのうち珈琲」は、隠れ家というよりはあまりにも唐突な現れ方で(失礼)そこにあります。 正直 「え!? ここ!?」と車の中で声を上げてしまったほどでした ^^; ところで、このベレー帽を被ったブタさんと、オーナーさんのお名前でピンと来た方はいらっしゃいますか? はい! 正解です♡ 実は、鹿野内さんは先日ご紹介いたしました「intime time アンティムティム」のオーナー浩子さんの旦那様なのでした。 「かのうち珈琲」の店舗はユニットハウスを2棟ジョイントして作られており、電気と水道以外の内装外装や棚などは全て、半年間をかけてご自身で作られたそうです。 ↑長居したくなる座り心地の良い椅子。 ↑壁をポンと叩くと灯りが点きます。 「元々大工仕事が得意だったわけではないので、妻には無理だと思われていました。」 と笑いながら話す鹿野内さん。 これは、一度ハマるととことん頑張るタイプとお見受けしました。 筆者から拝見する限りは、オホーツクサイクリング仲間だった頃から「とにかく優しい方」という印象でした。 定年すこし前に福祉関係のお仕事を辞められたのですが、それより以前から、夢を形にするための準備を少しずつ始めていらしたのだそうです。 元々珈琲好きだったこともあり、札幌単身赴任中に、200gまでを焙煎できる「テストロースター」を購入し独学で焙煎の勉強を始めていました。 これにはかなりハマって日々研究をされていたそうです。 ほらね、やっぱり…ハマるととことん凝るタイプ ^^ ↑札幌単身赴任中に手に入れたテストロースター。 「昔からただ漠然と喫茶店をやりたいなあ・・・とは思っていましたが、正直接客には自信がありませんでした…。」 と語り始めた鹿野内さん。 「長年、人と寄り添う福祉の仕事をしていたので、利用者さんたちからたくさんのことを学ばせていただきました。 ですから人はもちろん大好きです。でも営業的に接客をするのは自分にはあまりイメージできなかったし得意な方ではないと思っていました。 だから珈琲焙煎専門店にして、豆だけを売ろうと考えていたのです。 でも、せっかくならば自分が焙煎して挽いて落とした珈琲を目の前で飲んでいただきたいなあ…。と思い始めました。」 ↑じっくりと丁寧に淹れてくださいます。 と、照れ臭そうに話してくださいました。 けれども、そんな心配は無用でした。 早くもリピーターさんが多くいらっしゃり、地域住民の皆様にも好意を持っていただいていらっしゃる様です。 「夜遅くまで焙煎をしていると、伊達への帰りを心配してくださり “ 泊まっていきなさい “とか、“ 風呂に入っていきなさい “とか言っていただくのです。 でも店をオープンする前は、伊達から来るならきっと野菜の直売所だね!という噂が広まってしまっていて ^^; ドアを開けたら珈琲ショップだったので驚かれたこともありました。」 ↑珈琲は、アンティムティムさんでも購入できます。 これってきっと、鹿野内さんの優しく気さくなお人柄に惹かれたご近所さんたちが、何か世話を焼きたくなったり、顔を見に行きたくなってしまうということなのだと思います。 ↑立派なプレーヤー。近々ジャズをかけたいと思っていらっしゃるそうです。 「そういえば先日、テレワークの場として営業をしませんか?というお誘いを受けました。でも…お断りしました。 ここではゆっくりと日頃の疲れを癒して欲しいと思っているので、ここで仕事はしてほしくなかったのです。」 鹿野内さんらしいなあと、とても納得しました。 でも、焙煎への頑固なこだわりはしっかりとお持ちでした。 「毎日2kg~4kgの豆を焙煎しますが、ピッキングだけは絶対に手を抜きたくないと思っていますし、 それを店の持ち味にしたいと思っています。」 この言葉も激しく納得。 珈琲の袋を開けた時、変な豆が一粒でも入っていると本当にガッカリします。 筆者もカフェを営んでいたので、「丁寧にピッキングしていること」は焙煎所選びとして絶対に譲れないことでもありました。 ↑Kブレンドをいただきました。ドミニカベースで香りも豊か、本当においしかった〜! ↑ケーキは浩子さんが作っていらっしゃいます。お互いの夢を支え合う素敵なご夫婦です。 鹿野内さんが焙煎し淹れてくださった珈琲は、すごくクリアで雑味をまったく感じない本当に美味しいものでした。 量もたっぷりで160cc~170ccは入っています。 一杯を仕上げるため、丁寧に丁寧に珈琲豆を扱っていらっしゃることが、とてもよく分かる味でした。 またこんなお話もしてくださいました。 「仕事としての福祉への未練は全くありません。でもライフワークとしてはずっと関わっていきたいと思っています。要支援者は、障害者やご高齢の方だけでなく、例えば刑務所に入所していた方が社会復帰するときなども支援を要します。保護士としては現在も引き続いて活動していますので、将来はボランティアとして要支援者の皆様に珈琲を淹れて差し上げたいとも考えています。 私がお付き合いをさせていただいた利用者さんたちは、珈琲が大好きなんです!」 長年勤めた仕事を退職し、珈琲焙煎&喫茶店をオープンさせたことのまだ先に、鹿野内さんの夢は続いていたのでした。 「かのうち珈琲」的 夢の形は、分け隔たりなく多様な人々が癒されるように珈琲で橋渡しをすることだと気付きました。 壮大な夢にも思えますが、きっと鹿野内さんならばコツコツと一歩ずつ近づいていかれることと思います。 取材を終え外に出ると、昼間だというのに今にも大雨を降らせそうな空は黒くなっていました。 でも、暖かく周りを照らす太陽のような鹿野内さんとお話をさせていただいた筆者の心はポカポカでした。 住所 〒059-0923 北海道白老郡白老町北吉原661-337 ゆうかり団地
Rietty
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04/05(木) 今年は夜開催!お父さん・お母さんの家庭菜園講座
伊達市の家庭菜園講座のお知らせです。 今年はお父さん、お母さん世代のために夜開催ですよ~。 初めて家庭菜園を始める方、家庭菜園がなかなかうまくいかない方を対象に、 野菜の栽培法や、伊達野菜についての知識を学びます! 座学だけでなくプランターを使った実習もあり。 この講座のいいところは何と言っても、 「野菜のプロに直接教えてもらえること!!」 うまく育たない!これから始めたい! なんでも相談しちゃいましょっ (画像は昨年の様子です) 平成30年4月18日(水)・25日(水)・5月9日(水)(全3回) 午後6時30分から午後8時30分 カルチャーセンター実習室1 講 師:金田 光弘さん(農業改良指導専門員) 参加費:600円 定 員:15人(先着順) 平成30年4月11日(水)までに下記へお申し込みください。 教育委員会生涯学習課社会教育係 電話 0142-23-3331 (内線509・512)
むしゃなび編集部
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11/14(水) 草木の色合いにうっとり・・てんまる堂の「染め絵」を観てきました。
大町ミニギャラリーで11月17日(土)まで開催中の草木染め作品展に行ってきました。 「てんまる堂」のしもかわさんとくりはしさんが制作した、オーガニックコットンの草木染めガーゼストールなど、色とりどりの作品が並んでいます。 「てんまる堂」は女性二人の草木染めユニット。 伊達在住のくりはしさんは畑で自家栽培した藍を使って「発酵建(はっこうだて)」の藍染めをしています。「発酵建」とは、近年主流となっている「化学建」に対し、収穫した藍を発酵させ「すくも」にしてから、灰汁を使って染める伝統的で時間と手間のかかる手法です。 山のように収穫した藍の葉も、「すくも」にするとひとかたまりの大きさになってしまうそう。1年に染められる量が限られているので、一点一点大切に染めているそうです。 藍のドライフラワー。こんなに可愛い花が咲くのですね! 藍で染めた布はとても肌触りがよく、くりはしさん曰く「着る漢方」! とっても気持ちがいいので靴下やタンクトップなど下着類におすすめだそうですよ。 ピンクや黄色、グレーなどの草木染め製品、そしてイラスト・絵は、登別在住のしもかわさんの作品です。あたたかな色合いと優しい表情、すべて天然素材の染料・顔料で描かれています。中でも「染め絵」は、紙やキャンバスではなく、オーガニックコットンに豆汁の下地を塗って、染めるように描いてゆくオリジナルの技法。 「染め絵」制作の様子はこちら http://picture.tenmarudo.com/2018/01/14/2018年、雪の中で/ 洗濯に弱い草木染め製品を、どうやったらもっと気軽に楽しんでもらえるか? 着るだけでなく、飾るものはどうかと、数年前から制作を始めたそうですが、今年5月、「KEARASHI Sea Frost」という染め絵作品が、日本の美術作品を海外で紹介する『5th DISCOVER THE ONE JAPANESE ART』(イギリス・ロンドンにて開催)で「タイモン・スクリーチ賞」を受賞しました。 5th DISCOVER THE ONE JAPANESE ART 今回、私がとても楽しみにしていたのは、受賞作品を生で観ることでした! 上中央がしもかわさんの染め絵「KEARASHI Sea Frost」 冬の朝、海に立ちのぼる「けあらし」。 しんとした冷たい景色が描かれています。冬の自然の美しさ、そして不思議な生命力を感じます・・・。 驚いたのは、複雑な色合いが藍の青、アカネの赤、エンジュの黄、たった三色から生まれている、ということ! 草木染めの色を見ていると、目が喜ぶというか、す〜っと気持ちよく目にしみ込んでくるような気がします。 もしかしたら、芽を出してから紅葉して枯れるまでの、植物の一生分の色が、肉眼では見えない色として溶け込んでいるからかもしれない・・・そんなことを思いました。 紙面や画面では伝えきれない、天然の美しい色。生で観るのはやっぱりすごくいいですね! てんまる堂さんの詳しい活動は公式HPでご覧下さい。 http://tenmarudo.com てんまる堂展 期間:11月13日(月)~11月17日(土) 時間:10:00~16:00 会場:大町ミニギャラリー 住所:伊達市大町3番地7 大町ミニギャラリー(むしゃなび内)
むしゃなび編集部
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01/07(木) 出展者募集!『玄関前のローカル物産展』1区画2000円
出展者募集のお知らせです! 来たる2月1日~10日、19日~28日まで、JA伊達農協入口左側にて販売ブースをお貸しいたします!!1区画=2,000円(人数割りなら少なく)をぜひ使っていただきたいと思います。「だてのまち応援券 第2弾」のチケットをご利用できる期間ですので各自、皆様にも使っていただけるよう、販売促進活動をしていただけたらと思います。なかなか外出が難しく、機会が少なくなりつつありますがこの機会にぜひ皆様の商品の推進を図りたい!微力ではありますが、地元にて皆様の背中を押させていただきたいと思っております。(主催・坂元農園さんより) 詳細 ブース貸出期間令和3年2月 1日(月) ~ 10日(日) 19日(金) ~ 28日(木)販売場所 … JA伊達 農協入口左側販売時間 … AM 9:00 ~ PM 8:00※ 入り込み状況により変更の可能性あり場所代 … 2,000円 / 1区画※ テーブル 貸し出し2~3台 / 椅子 5脚程利用条件 ① 惣菜の許可、食品衛生許可を持っている人 食品加工・物販等の許可を持っている人等② だてのまち応援券利用可能の方 ※ だてのまち応援券利用不可の方は当日提示願います。 注意事項 コロナ対策は各自お願いします。天候により、人の入り込みが変わる場合はご了承ください。地元産の物の消費促しの為、他のお店の紹介や、物販物の連動消費も出来ればお願いします。(前回は、年配の方が使い方や、期限が分からず捨ててしまった方もいるそうです。) 1月10日まで、商品のパンフレット等などを商工会議所に置いていただけると有難いです。その集めたパンフレット等使い、日にちを組み込んでいきたいと思っています。( JAでぶつからず同商品の不可で楽しませたいと思っています。 ) 問合せ・申込み 坂元農園TEL 090-8279-8766 以上お知らせでした。お店の皆さま、ぜひご参加ください!
むしゃなび編集部
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12/03(火) 心に明かりを灯す、冬のおくりもの特集(3)
いよいよ冬本番。クリスマスシーズンを前にむしゃなびで人気のお店を訪ね、プレゼントにおすすめの素敵な品々をご紹介いただきました。贈って楽しい、もらって嬉しい! 心にあかりを灯すプレゼント探しに出かけましょう!(今回で最終回です) 本格文房具からおしゃれ雑貨まで揃うスーパーステーショナリーWAKA 毎年11月半ばから正面入り口にひときわ華やかなクリスマス特設コーナーが登場する文房具店WAKA。お子さんから大人まで、幅広い年齢層・好み・予算に合わせたとっておきのプレゼントが見つかります。文房具・雑貨をこよなく愛するスタッフの皆さんに人気商品とイチオシを伺いました(クリックすると画像が大きくなります)。 真鍮製のどっしりとした上質なペン。サクラクラフトラボ/5000円 大注目のオリンピック雑貨/デコレ400円〜/ダイアリー1100円〜 大人の女性におすすめ!エレガントなスヌーピーグッズ/700円〜2300円 こだわり派に。ドイツ「スタビロ」の蛍光マーカー/3000円 かわいい絵柄のてぬぐい /800円 スタッフ山田さんおすすめ!ユーモアいっぱいなお年玉袋。 ※ 価格は税抜きです プレゼントのほか、お家を飾るクリスマス雑貨も豊富です。最近の流行は光るタイプのものだそうです。ツリー型、出窓におけるフレーム型など様々な種類があり、選ぶのが楽しくなります! すでに売り切れるものも出ているので、お早めにどうぞ。 最新の入荷情報はフェイスブックをご覧ください。https://www.facebook.com/pages/category/Office-Supplies/スーパーステーショナリー和歌-168548937065726/ スーパーステーショナリーWAKA(和歌) 北海道伊達市梅本町38 営業時間 10:00-19:00 定休日 不定休 TEL: 0142-23-3133 むしゃなび内WAKAのページ オーガニック、エコにこだわって選ぶ。天花地星伊達店 プレゼントにおすすめ! 風呂敷パッチン この一年よく働いた体と心をいたわりたい! そんな方にぜひ出かけてほしいお店、天花地星伊達店。オーガニック、エコ、フェアトレードにこだわって、体に優しく、環境に負荷をかけない雑貨、食品、化粧品、衣類等が揃っています。赤ちゃんや小さなお子さんのいる方、安心・安全な食生活をしたい方にもおすすめです。上の画像はプレゼントに人気な「風呂敷パッチン」。木のパーツで風呂敷がおしゃれなバッグに変身します。お出かけやエコバッグ代わりに大活躍。(1,980円〜/風呂敷別売) 夏涼しくて冬暖かいヘンプソックス。抗菌作用があるのでブーツを履いてもムレません。カラフルな色合いと満点の履き心地! 1000円〜(表示価格は税抜きです) 女性に人気おすすめのハーブコーディアル。炭酸やお湯で割って飲みます。風邪や冷え性、美容など効能によって様々なフレーバーがあり、どれもおいしい! 1800円〜 天才棋士が愛用していたことから人気沸騰となったスイス製の積み木「キュボロ クゴリーノ」。シンプルですが年齢に応じていろんな遊び方ができ、長く楽しめる上質なおもちゃ。 上向きにしたらお正月飾りに! 本物のもみの木!?と間違えそうなほどよく出来たドイツ製のスワッグ。壁やドアにかけて飾ります。クリスマスが過ぎたら、飾りを付け替えて上向きにしたら、なんとお正月飾りに! クリスマスから年明けまで通しで使える優れものです。(4,620円)天然素材の素朴でかわいいオーナメントも多数扱っています。心と体、そして環境にやさしいお買い物で、あたたかいクリスマスを! 天花地星伊達店 北海道伊達市梅本町39-22 営業時間 10:00~17:00 定休日 水・木・日 TEL: 0142-82-3910 むしゃなび内 天花地星伊達店のページ 以上、冬のおくりもの特集でした。日暮れが早い時期ですが、寒くて暗い時こそ「お店」の明かりが心にしみるなあ、と思う今日この頃。大切な人に、そして大切な自分に・・とっておきのプレゼントで素敵なクリスマス、年末年始をお迎えください! 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年) 掲載商品は売り切れとなることがあります。ご了承ください。
むしゃなび編集部
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08/28(日) 「またたび文庫」の羽地夕夏さん(羽ちゃん)〜人の心に風を送る人〜
嵐ではない。 そよ風でもない。 ヒュン!と人の心に風を送り。 ハッとさせてくれる人だと思いました。 ひさびさに「いいものみつけた!」という気持ちにさせてくれた人。 と、失礼な書き方をしましたが「なんて素敵な人なんだ!!」という意味です。 そして、実際には見つけたというよりも、出会いのきっかけは若い友人からの紹介でした。 ただその時には、羽ちゃんはその「光」を見せてはくれませんでした。 沖縄の人らしいのんびりした感じの印象。 表面的に溢れ出すオーラで、その存在の凄さを隠せない人はいますが、羽ちゃんはそういうタイプではないように見えました。 決して隠しているわけではなく、あくまでも自然体で、自分をそれ以上にも以下にも見せない人でした。 それがもう、話してみてビックリ! さらに彼女の書いたものを読んでみてビックリ! https://www.instagram.com/matatabibunko_hon/ ↑本の書評や所感などを書いています。 こちらを読むと、只者ではないことが分かります。 ということで、今回は白老を本拠地に移動本屋「またたび文庫」を展開している羽ちゃんこと羽地夕夏さんを取材させていただきました。 この日、またたび文庫は、白老の子育てふれあいセンター「すくすく3・9」の森のカフェイベントに参加されていました。 庭が森になっているそこには、小さい子を連れたお母さんや、地域の方々が来場者となって訪れていました。 その脇にあるニッセの小屋では、地元の店「カイザー」さんが珈琲を落としていました。 「すくすく森のカフェ」は、手作り感溢れるあったかい和みの空間でした。 そんな雰囲気の中で出店されていた、またたび文庫の羽地夕夏さんは、沖縄県読谷村出身の24歳。 大学で国際政治を学び、卒業後は東京の出版会社の営業を1年経験されました。 その後、2022年5月より白老町の地域おこし協力隊員として活動をされています。 「本は子供の頃から好きでした。学生時代は古本屋巡りが好きでした。何かを調べたい時は必ず本。ひとつのテーマについて深く知りたいときは、本を探して読みます。」 何故白老だったか 白老に来たきっかけは、先ほどお話しをした共通の若い友人でした。 それは羽ちゃんが大学4年生の時、初めてその友人に案内されて白老の森を歩き、すっかり白老の自然に魅せられました。 「それまでの人生では森歩きをしたことってなかったんです。」 同時期に読んでいたのはアイヌを題材にした小説「熱源」。 沖縄とは全く異なる北海道の自然への興味、アイヌ文化への関心も後押しをして、白老移住を決めたそうです。 そして実際に移住をした白老は期待通りだったと言います。 またたび文庫の誕生 「人口1万6千人の町 白老の文化拠点として、本屋をつくりたい。」 〜という想いで羽ちゃんは移住後、ほどなくして始めた 古本メインの移動本屋(新刊も1割ほどあり) 「またたび文庫」を立ち上げました。 マタタビといえば、あの齧った猫が恍惚状態になると言われる樹木の名前です。 「初めて北海道を訪れた時、森で初めてマタタビを口にし、とても美味しかったのです。これが猫もうっとりするというマタタビの木の実か!!」と。 きっと、その実は熟したオレンジ色をしていたのでしょう。 ほんのり甘いマタタビは、アイヌ文化史にもたびたび登場し、現代でも果実酒にして薬効を得るなど様々な利用法があります。 そしてまた。 羽ちゃんが好きなアーティスト奥田民生のCDにも「股旅」というタイトルのものがあるそうです。 こちらは旅のうたですが…。 旅先だった北海道に移住した羽ちゃんにとって、「またたび」という響きには特別な想いがあるのでした。 ところでこの日、鮭の木箱に入れて持ってきた本は100冊くらいでした。 「在庫はどのくらい持っているのですか? また、ここに持ってくる時の選書の基準は何でしたか?」 「在庫は2000冊くらいです。今は主にイベント出店という形で販売をしているので、出店するイベントの趣旨や、集まるであろうお客様の層を考えて、その志向を想像しつつ選書しています。今日は子育てイベントですので、お母さんが読める本・子ども向けの本をご用意しました。コンセプトは日と場所によって変わり、持ち歩く本も変わります。冊数もあえて少なくしています。」 この選書のセンスがまた抜群です。 ただの勘ではなく、自分のお客さまになりうる層をしっかりと分析しているようです。 それが証拠に、いらっしゃったお客様の年代・会話・購入された本などの記録をされています。 入れ替わり立ち替わりお客様がいらしたことと、雨が降り出したことでじっくり本を選ぶことができなかったのですが、どれもこれも気を惹くものばかりでした。 筆者の図書館司書の友達が、いたく褒めていたのが納得でした。 本へのおもい 「ところで何故、古本をメインにしているのですか?」 「一つには、誰かに大切にされていた本が次の人に回っていく循環に魅力を感じるからです。もう一つは、流行りものの宣伝にまみれた新刊書店より、ひっそりと本が積み上がっている古本屋での本との出会いの方が “ 自分の感覚で選んだ “という実感があり面白かった…という実体験からです。」 なるほど…。 ベースは大学生の頃の古本屋巡りだったのですね。 そしてこんな質問も〜。 「いちばん大切な本はなんですか?」 「いちばん長い期間、定期的に読み返している本は『星の王子さま』です。王子さまとキツネのお話しが大好きです。まわりの人やモノを大事にするとはどういう行為なのか、どんなふうに世界の見え方がかわるのか、美しい言葉で教えてくれます。」 筆者も遠い昔に読んだ本でしたが、このお話を伺い、また読みたくなりました。 羽ちゃんの言葉は、とても人を惹きつけ「読みたい!」気にさせてくれます。 ではもうひとつ。 少し難しい質問を投げかけさせていただきました。 「生き方を決定づけた本はありますか?」 「難しいですが…。平野啓一郎さんの『私とは何か 「個人」から「分人」へ』という本をあげさせていただきます。モラトリアム真っ盛りの大学生時代に読みました。自分のアイデンディティーは確固たるものではなく、他者との関係性の中でうまれる多様なものだという考え方に出会い、“ 自分とは何か?” という内向きの漠然とした悩みに対する執着がうすくなりました。」 う〜む。 深い…。 これもまた俄然読みたくなりました。 あらためて羽地夕夏という人 羽ちゃんはInstagramやnoteに本にまつわるいろいろを書いています。 その中から一部抜粋してみますね〜 『現時点のスタイル→本との一期一会の出会いの場をつくるというスタンスで、毎日本棚を入れ替える。POPをおくなどの装飾はとくにしない。自分の感性で本をえらぶという行為じたいを楽しんでもらいたい。。。と思いながら。』 こちらは移動文庫のスタイルのお話ですね。 おもしろい。 とにかく本と真摯に向き合っている。 そしてもう一話。 『〜前略〜「読書は人生に役立つのか?」というテーマに近づけたい。読書とは「自分で問いをたて、知識を得て、深めていく習慣」と定義してみる。特定のスキルや知識は陳腐化してしまう。だとしたら、せめて今の自分が本当に関わりたいものを、自分でえらべるようになること、ってすごく大事なのでは。。。読書が「自分のものさし」をアップデートしていく手段になるなら、「読書は人生に役立つ」と言えるんじゃ〜〜中略〜〜地理、社会、個人の思想を紐づけてみていくのは終わりがないから面白い。なんの役にたつかはわからないし、時間があるときのお楽しみになっちゃうけど。 今日もよい一日をおすごしください』 こちらは羽ちゃんの読書観。 と、こんな感じで羽ちゃんが発信するInstagramの書評や所感、あるいは考え方は、とてもグッとくる文章ばかり。 それでも物書きではなく、人や本との一期一会を大切にしたいと、売る側を選びました。 最後に地域おこし協力隊卒業後の構想を伺いました。 「拠点としての古本屋(店舗)を持ち、時々移動するというスタイルにしたいと考えています。 同時に、これから製本の勉強もする予定です。その後、絵本作りのワークショップを行ったり、出版のサポートもしたいと考えています。」 本を軸に活動の幅を広げていかれるようです。 今後の活動が楽しみです。 羽ちゃんの発する言葉ひとつひとつが筆者のこころに風を送ってくれた気がしました。 気がつけば秋。 読書を楽しみたいですね。 ―またたび文庫情報― クラウドファウンディングは2024年4月8日まで! 応援はこちらから。 白老でのおもな拠点は蔵、Haku hostel、観光協会(ポロトミンタラ)など。 出店予定は毎月更新されます。 営業時間は11:00~17:00 *出店予定は、Instagramにある月次予定表をご覧ください。 ・しらおい創造空間「蔵」 〒059-0906 白老郡白老町本町1丁目7-5 ・haku hostel+café 〒059-0905 白老郡白老町大町3丁目1-7 ・白老観光協会(ポロトミンタラ) 〒059-0902 白老郡白老町若草町1丁目1-21 Instagram https://www.instagram.com/matatabibunko_hon/ note https://note.com/matatabibunko/m/m10475c2e1abd?nt=magazine_mailer-2022-08-25 買取り情報
Rietty
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12/19(木) グルテンフリーの米粉マフィン煮豚バーガー@ま〜の【室蘭たべあるき】
今日は道内でも珍しいグルテンフリーメニューを提供する近場のカフェへ!もとは雑貨店でしたが、昨年、雑貨セクションも残しつつ、グルテンフリーのメニューを提供するカフェをオープンした室蘭・中島町の「ま〜の」。 アレルギー対策やダイエット等で最近話題の「グルテンフリー」は、パンやうどん、パスタなど小麦を含む食品を取らない食事法です。道内ではグルテンフリー専門の飲食店はまだまだ数少なく、遠方から訪れるお客さんも多いそうです。小麦を使わない焼き菓子? パン? 一体どんな味なのでしょう。 さっそくいただきました! ランチの人気メニューのひとつ、米粉マフィン煮豚バーガー(サラダ付き)。 小麦のパンの代わりに米粉のマフィンでたっぷりの煮豚と野菜を挟んだバーガー。煮豚のお醤油もグルテンフリーのものを使用しているという、こだわりの一品。マフィンは外側サクサク、中はしっとりしてほんのりとやさしい甘味があります。米粉は小麦粉に比べ、腹持ちがよくもたれないと言われているそうです。 ちょうどよく味のしみた柔らかい煮豚と、マフィンが合わさると、甘じょっぱくておいしい! 「見た目よりボリュームがあるんですよ」と伺った通り、食べ応えがあり大満足。ヘルシーなのも嬉しいですね。 こちらは「酵素マイスター」でもある店主のオリジナル酵素ドリンク。さっぱりとフルーティで飲みやすく、食事にも合います。酵素の力でお肌の調子も良くなるかも? 写真は甘酸っぱいいちご酵素ですが、レモン、ブルーベリー、りんごなど、様々な種類から選ぶことができます。 イートインのほか、テイクアウトできる焼き菓子も多数あります。しっとりマフィンやサクサクのクッキーなど、スイーツもおいしいですが、筆者のオススメは食パン! もちろん米粉です(写真がなくてすみません)。ふんわり、もっちりと小麦粉に負けない食感で、ほのかな甘さのあるおいしいパンでした。 店主さんに伺うと、自身が大人になってから小麦アレルギーを発症したことがきっかけで、グルテンフリーのメニューやお菓子作りの研究を始め、カフェオープンに至ったそうです。「はじめのうちは、小麦粉を食べられないのが辛かった」と話していましたが、こんなにおいしい米粉メニューがあれば、グルテンフリー生活が楽しくなりそうですね。 小麦アレルギーのある方もない方も、一緒に楽しめるグルテンフリーカフェ。かわいい雑貨のコーナーもあります。ボリュームたっぷりのバーガー、ぜひ食べてみてください! グルテンフリーの米粉のお菓子と雑貨のお店 ま~の 北海道室蘭市中島町1丁目25−9 OPEN 11:00~18:00 定休日 日曜・月曜 詳しい情報はこちらからどうぞ↓↓ https://www.facebook.com/manomuroran 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)リンク、シェア大歓迎です!
むしゃなび編集部
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11/12(火) 愛情たっぷり、子ども食堂のごはん【イベントレポート】
伊達で「子ども食堂」開設を目指すボランティア団体「いちごはうすの会」の3回目となるプレオープンイベントに行って来ました。愛情たっぷりのおいしいご飯を食べてきました! 代表の工藤さんにお話を伺った記事はこちら↓↓ https://so-ra-mi.jp/archives/18940 イベントは10月25日(金)に弄月町のみらい館で開催され、前半は「子ども食堂の可能性」というテーマで講演会が行われました。 道内の子ども食堂事情に精通する二本松一将さん(札幌在住)を講師に迎え、様々な事例やデータを元に、子ども食堂の役割や今後の可能性について探りました。 学生時代に子ども食堂を立ち上げ運営した経験を持ち、現在は児童相談所の一時保護所に勤務しながら、道内各地に出かけ子ども食堂の調査・研究を続ける二本松さんのお話はとても面白かったです。 気になったポイントまとめ 子ども食堂は子どもの「貧困対策」のためだけの活動ではない 基本的に誰が来てもいい(食事に困っていない家庭の子どもも、大人もOK。地域の老若男女誰でも利用できる) 地域コミュニティの拠点へと発展する可能性も大いにある 大切なのは、「つながり」ができること 子ども食堂って「食べる」ためだけの場所ではなく、食べることを通じて生まれる関係性に深い意義があるようです。「最近どう?」といった何気ない会話や、「この頃見かけないけど、あの子元気にしているかな〜」そんなコミュニケーションのできる間柄。なので週一や月一の開催でも十分に意味があるそうです。 心が満たされる、子ども食堂のごはん。 さて、プレオープン3回目となる今回の子ども食堂はビュッフェスタイル!(子どもは無料、大人は500円程度で誰でも食事をすることができます)伊達の野菜や魚介、ソーセージ、パスタ、スイーツなど、農家さんや地域の方、地元飲食店、企業からたくさんの食材が提供されました。 IL TETTOの生パスタ! カジカの唐揚げ ハンサム焼き&皆花ケーキ 漁師さんや農家さん、飲食店から寄せられたたくさんの食材。 新鮮な食材が、栄養士の資格を持つ工藤代表の技でバランスバッチリのメニューに大変身。伊達の「おいしい!」が集まったスペシャルな一皿となりました。 講師の二本松一将さん(写真左) 道内各地の子ども食堂に足を運び、メニューにも詳しい二本松さんに伺うと、地元感というか、伊達らしさがとても出ているとのことでした。私もいただきながら、食材を提供してくれた人、調理した人、お手伝いの人など、活動に関わるたくさんの伊達の人たちの心が伝わってくるようで、胸がいっぱいになりました。 食べ終わった子どもたちはお絵かきに熱中、お母さんたちはおしゃべりしたりお茶を飲んだり・・小さい子がいても心配なくくつろげるって貴重な空間だと思います。また、子育て世代に限らず、食事も雰囲気も、こういう手作りの「あたたかさ」を必要としている人が今、たくさんいるんじゃないかな、と思いました。皆さんも次回、ご家族やお友達を出かけてみては。 いちごはうすの会は、「子どもの居場所づくり」「食事の重要性の宣布」「母親支援」「多様性を体感する場づくり」を目指すボランティア団体です。イベントや子ども食堂には、親子に限らず誰でも参加することができます。食材の提供や寄付、ボランティアなども募っています。興味のある方は下記よりお問い合わせください。いちごはうすの会/Facebook 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
むしゃなび編集部
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07/08(土) ♡心と体で楽しむ健康なハーブを提供したい♡ 〜店舗リニューアルからの新たなチャレンジ 高橋敬子さんの想い
今回は洞爺湖町、洞爺湖へ向かう坂の途中にある香る丘「ハーバルランチ」代表の高橋敬子さんを訪ねました。 この敬子さんの笑顔と、この広げた腕が、まさに「ハーバルランチ」の温かさを象徴しているように感じます。 2000年噴火後の洞爺湖を盛り上げたい! ハーバルランチは2007年創業、毎年6月〜10月の営業です。 「小樽の春香から2002年に移住してきました。もともと春香でホースランチを営んでいた夫の手伝いをしていたんです。2000年に有珠山の噴火があり、テレビで復興に取り組む観光事業者さんたちの姿を見ました。噴火後2年経っても、観光客が2割しか戻ってきていないという現実を知った時、「私たちも復興に関わりたい!」「噴火後の洞爺湖を盛り上げたい!」と思いました。とくに、洞爺湖のこの素晴らしい景色の中で、自然を生かした遊び・体験の拠点を作りたいと考えました。」 けれども待っていた現実は厳しかったと言います。 当時は「体験」メニューの走り的存在でした。 まだまだハーブの認知度が低かったこと、当時の拠点がモンゴルのゲルだったこと、何よりも余所者だったこと、などからかなり怪しまれたそうです。 それこそ。 「あの変なテントみたいな家で一体何しているんだろう?」「ハーブって何?」「草でお金を取るの?」「蒸留って何?」 そんな悲しくなるような声がちらほらと聞こえても、なんとか地域に溶け込もうと頑張ってきたそう。 認知度が低いからこそ敷居は低くしたい。 そう考えていた敬子さん。 「難しく考えなくても良いように、とにかく間口を広くして気軽に直ぐに楽しめるコンテンツを作りました。」 敬子さんとハーブとの出会い ところで、少しお話を戻して〜。 敬子さんとハーブとの出会いのお話をさせてくださいね。 ・ 洞爺湖の景観にマッチすることは何か。 ・ 自然を生かしたプログラムは何か。 ・ お客様が楽しく癒されて健康に貢献できることは何か。 そんなことを考えていた時、たまたま近所の会社でアロマとばったり出会いました。 ピンと来た敬子さんは、ハーブ園を作ることを思い立ちました。 そして、直ぐにそこでハーブやアロマのことを学ぶことになり、ハーブコーディネーターやアロマテラピー検定1級の資格も取得されました。 この場所を選んだことも、もしかしたら洞爺湖が敬子さんを導いたのかもしれません。 「実は私、思いついたら行動までが早いんです笑 畑には、化学肥料や農薬は使わず、夫が経営するホースランチのお馬さんたちの堆肥を漉き込みました。この辺りは元々火山灰土壌なのですが、そこに質の良い馬堆肥を入れたことでハーブにはとても良い土になったようです。目指しているのは循環型の農です。ただちょっと困るのは、お馬さんの糞に残っていた牧草の種が発芽して生えてきてしまうことです。農薬を使っていないので、せっせと手で摘み取ります。 頑張ったご褒美で、ハーブ好きなお客様から『ここのハーブは味も香りも良いね!』とおっしゃっていただけるので嬉しくて。そうそう!そういえば!畑を作り始めたばかりの初期の頃、ようやく畑に苗を植えたところで、なんと修学旅行の予約が入ってしまったんです。『え!?どうしよう‥』と思ったのですが、『はい!』と受けてしまいました笑」 生育が間に合わないというのに受けてしまった敬子さん。 ここでも行動の早さというか、腹の括りの早さが見えます。 もちろん、ハーブをやりくりしながら見事やってのけました。 「その後だんだん道外での認知度が上がり、メディアへの露出も増えました。それでも地元の認知度は依然として低いまま。これではいけないと、地域のイベントにどんどん出展するようにしました。」 その努力の甲斐あってか、ようやく地元での市民権を得たハーバルランチでした。 今では道外・道内・地元からもリピーターさんが多くなったそう。 この日、実は取材と並行してヴィーガンのお菓子を習っていた敬子さん。 出張レッスンにいらしていた先生のもと、マフィン・スコーン・クッキーを試作中でした。 そして一緒にいただいたハーブティーは、題して「敬子ブレンド=リラックスブレンド」。 フレッシュなラベンダー+シソ+ペパーミントのお茶でした。 実はラベンダーの香りがする食べ物や飲み物は苦手な筆者ですが、こちらは衝撃的な香りと味でした! 嫌どころかお代わりしたいくらい美味しい!! 敬子さん、魔法かけた?? いえいえ。 やはり、良い土を作り、ハーブの特長と特徴を良くご存知だからこそのブレンドなのですね。 だって、どれをとっても癖のある強い香りのものばかりなのに、この素敵な味と香り! 「ハーブたちが良いお仕事をしてくれるんです。働き者のハーブがお客様に寄り添えるように、私はそのお手伝いをするだけです。」 ところで、マロウの後ろにある建物をご覧ください。 いつの間にかゲルからすり替わっていますね…。 拠点をゲルから手作り小屋へ 15年間苦楽をともにしたゲルでしたが、老朽化によりついにお別れをすることになりました。 「この形がもうなくなってしまう寂しさもありましたが、この形があったから、たくさんの人に喜んでもらえたと、ゲルには感謝の気持ちでいっぱいになりました。」 そこで今年の5月にリニューアルされた拠点がこちらの建物。 なんと旦那様の手作りです! 仲間の協力も得てついに完成しました☆ どうぞ画像をご覧ください〜。 南保子さんに、家庭でもできる簡単なハーブの使い方をお聞きしました。 「ミント・セージ・バジルなどはハンバーグや餃子に混ぜ込むと美味しいわよ♪増えすぎて困るアップルミントは出汁袋へ入れてお風呂へどうぞ〜♪」 なるほど! それなら筆者にもできる! アップルミントの侵略に困っていたんです ^^; 再び敬子さんにお尋ねしました。 「建物のリニューアルをされて、新しく加わったメニューを教えていただけますか?」 「ゲルからこの建物になったことで厨房も出来、長年の想い『食の提供』ができるようになりました。ハーブを心と体から楽しんでいただけるようになったのは大きなリニューアルです。ご提供するお料理やお菓子には、目の前の畑で元気に育ったハーブをふんだんに使っています。『ハーバルランチに行ったら元気になってリフレッシュできた!』そう思っていただけたら幸せです。」 まるで洞爺湖を独り占めしているかのようなこの景観だけでも贅沢な気分になるというのに、たくさんのハーブに囲まれて、おしゃれなランチやハーブティーをいただけたら、敬子さんの想いが伝わらないはずがありません。 はい! ここからはバトンを「LUX TOYA」に渡しましょうか☆ 今回は少し趣向を変えます。 「LUX TOYA」の謎は次回にします♪ どうぞお楽しみに〜!! 「私にとって、ラヴィンもハーブも大切な家族です。いつも側にいてくれてとても安心。いつでも寄り添ってくれる大切な大切な存在なんです。」 ―ハーバルランチと高橋敬子さん情報― ハーバルランチ http://www.jphorseriding.com/herbal/ ハーバルランチInstagram https://instagram.com/herbalranch?igshid=Y2IzZGU1MTFhOQ== 敬子さんFB https://www.facebook.com/keiko.takahashi.902
Rietty
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11/22(月) 木地師+α な多才人「工房夕花野」主宰 “ 石垣 拓也 “という人間に出会った。
大滝 三階滝近く、前夜雪が降り気温2度の寒い日。 広い建物にはストーブもなく、ほぼ我慢比べ状態の中取材をさせていただきました ^^; しかも2時間半。 今までの最長時間でした。 なぜならば、今回お会いした石垣拓也さんのお話がめちゃくちゃ面白い! それはもちろんお笑い的とかではなく、共感できるワクワク話が多かったのです。 もう、何をしに行ったのか忘れそうになるほどでした。 それはつまりはこんなお話し〜〜。 石垣さんは、今年の8月に置戸町から伊達市大滝区へ移住して来られた地域おこし協力隊員さんです。 そして、実は木地師でもあります。 そう、何を隠そうあの40年ほどの歴史がある「オケクラフト」の元職人さんでした。 しかも奥様も(奥様のお話はまた日を改めて。一緒に書いてしまうのは勿体ない程貴重な方なので〜)。 ここで少し「オケクラフト」についてご説明しますね。 https://okecraft.or.jp/about/ より引用 *〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜 『オケクラフトは、置戸町の「オケ」、昔から地域産業として生産されていた曲げ桶の「オケ」と、「クラフト」を合わせた地域クラフトブランドです。 1983年(昭和58年)に置戸町と著名な工業デザイナーであった秋岡芳夫さんとの出会いから始まりました。誕生以来、置戸町では町を挙げた活動として、作り手養成のための研修制度、オケクラフトの販売、作り手への材料提供などをおこない、オケクラフトの生産、普及に努めてきました。』 *〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜 地域を挙げてブランド作りに取り組み、成功した「オケクラフト」。 その影には元「Uni (鉛筆)」のデザイナーだった秋岡氏の存在がありました。 大量生産に疑問を持ち始めた秋岡氏が目指したのは、地域の木を使い、一つ一つ丁寧に作るクラフト職人を育てることでした。 その秋岡氏のマインドに共感し、師事されていたお一人が石垣さんだったのです。 でもちょっと疑問が…。 それは、何故、材料入手も販路も安定していた「オケクラフト」を卒業し大滝に来られたのか? 「たしかにオケクラフトを出るリスクはありました。オケクラフトにいれば販路は安定しています。 工芸家一本で食べていくのはとても難しいですから生活するには安心です。でも卒業しました。正直、職人として独立してもそれ一本では食べていけません。手作りなので数は作れませんから、収入は限られてくるのです。特にこの二年のコロナ禍では、それまで開催していた大手デパートでの展示会へもお客様が集まらなくなりましたし、中止になったものもありました。つまりコロナ禍での工芸品は、贅沢品で別に無くても困らない二の次の物になってしまったのです。」 ↑コロナ前までは札幌三越・さっぽろ東急百貨店などで展示販売をされていました。 このお話しは、観光に関わる仕事をしている筆者にも痛いほどに分かり共感しました。 でも、石垣さんは安定を捨てました。 「納品先(オケクラフトの場合は町)が安定しているということは、同じものを大量に作らなければいけなくなります。ここまで育てていただいたことにはとても感謝をしています。でも、もっとチャレンジがしたかった。たとえ時間が掛かったとしても、たとえ少ししか作れなかったとしても自由な発想で手間暇惜しまず物づくりがしたかった。大量生産から少量生産に切り替えたかった。つまり、作る量を半分に減らせば質は上がる!という結論を出したのです。でも、収入は確実に減る。…ということは、他に収入が無ければ食べていけません。」 なるほど。 とても納得します。 さらに石垣さんのお話しは続きました。 「他の収入を考えた時、広い工房を持って “ ワークショップ ” や ” 体験学習 ”を行って収入源にしようと考えました。対象は子供と親子。作品の材料となる木が生える森へ出かけていき、森、そして木に親しんでほしい。作品の背景となる木についても知ってほしかったので、近代化された都市部に行くつもりはありませんでした。自然豊富な環境に恵まれた地域で、そこに住む方たちと連携しながら、みんなで自分たちの住む地域を盛り上げていける所を探していて辿り着いたのが大滝でした。というか、ここしかない!と思いました。自然環境も人も建物環境も全て自分たちには最適な場所だったのです。 ここは本当にポテンシャルが高いです。札幌や千歳からのアクセスもとても良いですし。 あとは、どんなコンテンツを作ってどう発信していくか?だと思っています。もちろん資金確保の問題もありますが…。」 ↑材料はその木が育った森が分かるものを生木で購入します。材となり薬に浸かったものや外国産のものは使いません。あくまでも安心安全な北海道産のものに拘っています。 ↑皮を剥ぎ、用途に合わせて切り出していきます。 ここまで伺って、筆者はワクワクが加速していってしまいました。 なんて素敵な方が伊達市に来てくださったのだろう!! しかも石垣さん、オケクラフトメンバーになる前は店舗マネジメントのお仕事を8年ほど経験されておられ、その構想のお話しがただの夢物語ではなく、きちんとマーケティング理論に基づくものだということが分かりました。 なんとも頼もしい限りです。 掘れば掘るほど壮大な構想が出て来るご様子でしたが、今回はここまでの取材にとどめることにしました。 続きは素敵な奥様(曲師)の取材の時に伺いたいと思いますので乞うご期待! ↑奥様もオケクラフトご出身の曲げ職人さん。早く取材させていただきたい! 最後に、近々のご予定を伺いました。 「現在準備中の工房が年明けには整いそうです。 将来のワークショプのために、近々、木育マスターの資格も取得しようと考えています。そして来年9月には料理研究家の菅田奈海さんとのコラボで「食育と木育」のイベントを行います。対象は近隣の子供達と親子。伊達市内の会場を予定しています。」 話しは尽きなかったのですがここでタイムオーバー。 でも、筆者が石垣さんとお話ししていてはっきりと分かったことがありました。 それは子供たち、そして選んだ地域への愛でした。 日本の宝としての子供たちに、自分の仕事として何ができるか? 同時に、家族とともに協力しあいながら生活を支えるためにはここで何がしたいのか? 選んだ土地で、地域全体、そして自分が楽しく幸せに暮らせるために何をすべきか? すでにその答えは出ていました。 それらを考えた上での大滝移住でありビジョンなのでした。 地域おこし協力隊で 木地師+αの多才人 石垣拓也さんが起こす風。 風向きを見届けつつ応援したいと思います。 伊達市、ますます楽しくなりそうです。 ↓「夕花野」Instagram https://instagram.com/yuhanano_hokkaido ↓夕花野オンラインショップ https://yuhanano.handcrafted.jp/ 夕花野 主宰 石垣 拓也 E.mail : gakkey326@gmail.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2021年)
Rietty
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08/01(月) パウダースノーをこよなく愛する店主の、素朴でやさしいネパールの味。ビスターレ・カナ【ニセコ】
旅に出る代わりに、時々、エスニック料理が食べたくなる。 日本にはない、異国の香りが心を自由にしてくれる気がするから。 ニセコの道の駅で小さなスパイスの袋を見つけた。「ネパールチキンカレー」と書いてある。 素朴なパッケージと民芸調のイラストが、いかにも本場の感じだ…。 エスニックな香りを求め、お店を訪ねた。 青年海外協力隊OBが、現地で覚えたネパールの味 アンヌプリ国際スキー場の麓に、ペンション&レストラン ビスターレ・カナはある。 こんもりとした緑に覆わた、石貼りの壁が印象的な建物。 正面の不思議な文字に、目を奪われた。ネパール語で「ビスターレ・カナ」と書いてあるらしい。 「ビスターレ」は「のんびり」、「カナ」は「食事」という意味があるそうだ。 店内にはネパールの民芸品が飾られ、窓から濃い緑がのぞいていた。 時間がゆっくり流れているような、静かで落ち着いた空間。「ビスターレ」という言葉がぴったりくる。 オーナーの山野 美昭(やまの よしあき)さんは東京出身。青年海外協力隊としてネパールに赴任した経験を持ち、現地で覚えた味を、独自にアレンジして提供している。 ニセコ産野菜をふんだんに使った「ネパールカレーセット」はとてもカラフル!この日は13種もの野菜が使用されていた。 中に見慣れない野菜…と思ったら「摘果メロンです」と聞いてびっくり。カレーによく合うことにも驚いた。 インドカレーとも、スープカレーとも違う、独特のスパイスの香り。どこか懐かしいような…これがネパールの香りなのだろうか、想像がふくらむ。 山野さんとニセコの出会いは古い。 26歳でネパールに行くもっと前、10代の頃に遡る。 中学生の時に、おじさんに連れられ白馬八方尾根に行って以来、スキーが大好きになった。高校でますますのめり込み、「ただただスキーがしたい」と進路を北海道に決めた。酪農学園大学短期大学部に進学し、スキー部に所属してニセコによく通うようになった。 初めはスキー関係の接点しかなかったが、短大を修了し大学に編入する間の1年間、ニセコで酪農実習を行った。そこで農家に出入りするようになり、農業や酪農に携わるさまざまな人たちとのつながりができた。 この頃から、ニセコは山野さんにとって第二の故郷となった。 大学を卒業後、町内のペンションで乳肉製品の製造担当として働き始めた。仕事は楽しく、冬はスキー三昧。「好きなこと」に邁進する日々は充実していた。 ところがある日、常連のお客さんに言われた一言が、山野さんに転機をもたらした。 山野さん: 「あんた、いつまでぬるま湯に浸かってんのさ」みたいなことを言われて(笑) お客さんて、本当によく見てますよね。 要するに「好きなこと」と言いながらも、社会的立場としてはアルバイトじゃないですか。いつまでこんなことやってんのさ、なんて言われちゃって。 それで、何かしなくちゃな、と考えたのが青年海外協力隊でした。 食に関わる仕事をする中で、「飽食の時代」に疑問を持つようになって。 業務上やむなくではありますが、まだ食べられるものでも捨てていくわけですよ。そういう現場を目の当たりにするうちに、「食えない国、貧しい国ではどういうふうな生活をしているんだろう」という興味がすごく湧いてきたんですよね。 貧しいっていうのはどういうことかを知りたかった。 26歳~29歳までの3年間、山野さんはネパールで野菜の普及活動に勤めた。 飼料作の経験はあったものの野菜は素人だったため、協力隊の試験前に八ヶ岳農業実践大学校で研究生として学んだ。 実際に赴任してみると、気候も栽培品種も日本とは大きく異なり、かなり苦労したそうだ。猛勉強しながら巡回指導や作付け計画など、さまざまな支援に取り組んだ。 現地の文化にも興味を持った山野さんは、村の子ども達に混じって祭りの踊りを習い、一晩中、村人達と踊り明かしたこともある。そのエピソードは今でも新しい協力隊に語り継がれているという。 山野さん: 最後にネパールを出る時、みんなが見送りに来てくれたんですよ。そうしたら、思いもよらなかったんですけど、涙が出てきて、止まらなくて…。 なんで泣きっぱなしなんだろう、周りに恥ずかしい…でも自分で止めることができないんです。 3年間で悔しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。そういう喜怒哀楽や、いろんなものが、全部出ちゃったんだろうな、と思います。 協力隊は一人だったので、日本人の代表として恥ずかしくないように、日の丸を背負うような気持ちで取り組んでいました。とにかく一生懸命やって、日本人は勤勉だという姿を見せたかったんです。 すごい背伸びをしていた3年間でした。でもあれをしたから今がある。 涙は、バンコク空港に到着するまで流れ続けたそうだ。 帰国後、結婚した山野さんは、しばらく後に元の職場からオファーを受けた。妻のカナさんを連れニセコに戻り、3人のお子さんに恵まれた。 1995年にビスターレ・カナをオープンし、以来ペンションとレストランを営んでいる。 ネパールカレーの多くは、「唐辛子の辛さと塩っ辛いのが、どーーんと刺さってくるような味」で、日本人には食べづらい。日本でいう昔ながらの塩ジャケや漬物、味噌汁のような感じだそうだ。 そこで山野さんは、当時コックとして雇っていたネワール族の少年に、「こういう風に作って」と指示して毎日食べられるカレーを作ってもらっていた。ネワールは美味しいカレーを作る民族として知られている。 その味と、ネパールで友人の奥さんが作ってくれたカレーがベースになってビスターレ・カナのカレーが出来上がった。 電気もガスも水道もなく、朝日と共に起き、陽が沈んだら眠る。山野さんが体験したネパールのローカルな暮らし。そこから生まれたカレーなのだと思うと、一層味わい深い。 のどかな農村の風景が、ぼんやり見えてくるような、素朴さと優しさを感じた。 「ここのパウダーはすごい」外人さんが教えてくれた、ニセコの魅力。 ペンションが最も賑わうのはスキーシーズンの12月から3月。Booking.comへの登録を機に7年ほど前から海外宿泊客が年々増え、8割が外国人に。客層がガラリと変わった。 日本のスキー・スノボ人口が減少する中、海外からのお客様はとてもありがたかった。 しかしその分、コロナ禍による被害は甚大だった。「外人さんが来ないということはこういうことなのか」と思い知らされる日々。今も大きなダメージが続いているが、とにかくやれることをやっていこう、と夫婦で力を合わせ頑張っている。 ニセコの雪をよく知る山野さんだからこそ、海外のスキーヤーに伝えられることが沢山ある。 コロナ以前にはいいポイントを教えてあげたり、時に一緒に滑りに行ったりしてとても喜ばれたという。そうした交流がニセコの魅力を再発見することにつながった。 山野さん: 海外のお客様が来て、教えてもらったと思っています。ニセコの雪が、世界レベルなんだということを。 例えばカナダのバンフやウィスラーがベースだという人がここにくるわけですよ。 「なんで?」って聞いた時に「パウダーここ違うよ」という。 「ここのバックカントリーは、1週間いたら少なくとも2回は滑れる。世界有数のスキー場でも1か月滞在して1回あるかないかの素晴らしい雪質だ」と。 僕にとっては当たり前だったんですよ。ニセコのパウダースノーが大好きで、ずっと昔から滑っていましたから。 「アンヌプリはスキー場自体は小さいけれど、雪は最高だ」と聞いた時に、とても驚きました。 彼らを連れて一緒に滑った時の満足げな顔!それを見るのが僕はもう、最高ですね! 筆者は今年、初めてニセコの冬を体験する。昨冬、引っ越し準備に訪れた時には、どこもかしこも分厚い雪に覆われ、あまりの真っ白さに、おそろしいと思った。 しかし、厳しい冬ならではのパウダースノーであり、その雪をこよなく愛する山野さんの言葉に、なんだかとても勇気が湧いてきた。 ネパールカレーを味わいながら、「私も冬を、楽しむぞ!」と決意した。 世界中のスキーヤーでニセコが賑わう冬が早く戻るようにと祈るばかりだ。 ペンション&レストラン ビスターレ・カナ 詳細情報 住所: 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ431-1 電話: 0136-58-3330 ランチタイム: 11時30分~15時(ディナーは要予約) 不定休あり。事前に電話確認するのがおすすめです HP: https://sites.google.com/site/bistarekana/ スパイスキットは道の駅ニセコビュープラザで購入できます ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューや料金は変更になることがあります。取材2022年
ch
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08/15(水) 財田キャンプ場内のステキなカフェ【洞爺湖食べあるき】
8月に入ってようやくお天気が回復、夏が来た〜!と思っていたら、お盆シーズンまたまた雨続きの洞爺湖。。すでに秋の気配がしてきたとうやこマダムです。 短い夏、カフェ巡りを楽しむべく、今回やってきたのは、財田キャンプ場。こちらの敷地内でステキなカフェに出会いました!Cafe Cokou(カフェ ココウ) 田園が広がるのどかな財田にあるキャンプ場のカフェ。キャンプ利用者でなくても食事やお茶を楽しむことができます。木造の広〜い店内のおっきな窓から、緑があふれんばかりにのぞいています。 リゾート感、抜群! 外国に来たみたい! 実は自宅からそんなに遠くない(むしろ近い)ことも、あんまり天気がよくないこともすっかり忘れ、おしゃれなデッキ席で思いっきりカフェを満喫しました〜。 気になるメニューは、こんな感じ。 ドリンクやスイーツのほか、キッシュやサンドイッチなど軽食、ピザなど食事メニューもありますよ。 この日はお盆真っ只中で、念願のキッシュは焼き上がり待ちだったので、白砂糖不使用、ベーキングパウダーも不使用の、こだわりシフォンケーキをいただきました。 もちもちでパンみたい! 自然な甘さがおいしいコーヒーととてもよく合いました。緑に囲まれて飲むコーヒーは最高ですね。 洞爺湖って、場所によって本当に表情が違います。キャンプ場も雰囲気がガラッとかわりますね〜。財田キャンプ場の美しい芝生、ワイルドすぎず、おしゃれ感もあって素敵だなあ、と思いました! カフェの詳細はお店のFacebookページでチェックしてね! Cafe Cokou 虻田郡洞爺湖町財田6 洞爺水辺の里 財田キャンプ場内 https://m.facebook.com/Cafe-COKOU-270131526683976/
むしゃなび編集部
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10/21(水) 木村ツヤさんの自由な手仕事!矢野農園直売所
新鮮な野菜が並ぶ伊達市内の直売所の一角で、遊び心いっぱいの手仕事に出会いました。和服やカヤ布でひとつひとつ手作りされた作品は、タコにイカ、ワカサギ、野菜、動物、どんぐりなど、カラフルで個性的な色遣いと、生き生きとした表情が印象的です。 野菜と並べて置いたらこの通り。本物と間違えそうなほどピチピチ! これらの作品は、甘くておいしいとうきびで知られる末永町の矢野農園直売所に置かれています。作者は近所に住む木村ツヤさんです。 木村さんは古い着物をもらったり、自分で集めたりして、オリジナリティあふれる手芸作品を制作しています。もともと布が大好きで、布を見るとイメージが浮かぶといいます。「着物でも、私はジョキジョキハサミを入れちゃうんだよね。このカボチャは布団をほどいて作ったの」 津軽出身の木村さんは、5人きょうだい唯一の女の子で、子供の頃から手芸好き。ミシンが得意で中学生の頃には、お兄さんたちのスボンの裾を当時流行っていたラッパズボンに直してあげていたそうです。 茅葺き屋根のミニチュアや割烹着、リンゴなど、故郷・津軽にちなんだ作品も置かれています。若い頃には編み物教室や手芸教室に行ったこともあったそうですが、「教室では決まった型は教えてくれるけど、自分で作りたいと思うものは教科書に載っていないし、教えてもらえない。だから自分で工夫して作った」と話す木村さん。 骨まで布で再現! 今のような手芸作品を作るようになったのは、10年ほど前から。その少し前から矢野農園の直売所を手伝うようになり、ある日、矢野さんに作品を見せたところ、店に置いてみたら、と言われて作品を並べるようになりました。次第に作品の数も増え、お客さんの間でも評判に。 最初の作品「ワカサギ」。小さなワカサギをたくさん連ねた細々と可愛らしい壁掛けです。 過去の作品より。上は鬼の夫婦! ユーモラスな表情が好評ですぐに売れてしまいました。 色とりどりのどんぐり。カサは北海道神宮で拾った本物。ひとつ50円。 縁起物の唐辛子。ひとつひとつ、布で作られています。自由な発想と独自のセンスに驚くばかり。旦那さんには「こんな色ないだろ」って言われるんだけど、と笑って話していました。 木村さんが親しみを込めて「かあさん」と呼ぶ矢野農園のおかみさん、矢野知子さんは、毎年7月下旬から11月初旬まで直売所を営業しています。甘いとうきびと知子さんの明るい笑顔を楽しみに、長年の常連さんが代わる代わる立ち寄ります。夫の孝男さんは88才で現役農家。たくさんある畑のうち、多くは人に貸すようになりましたが、今でも3町歩近くはとうきびを栽培しているそうです。 矢野農園のご主人豆よりをするおかみさん秋の野菜がたくさん!矢野農園直売所 矢野農園といえば、甘くて美味しい名物「ゆできび」! 茹で上がりを塩水にくぐらせて、あついうちにラップで包みます。こうすると実にシワが寄らず、冷めてもシャキシャキのゆできびになるのです。仕上げに爪楊枝をさすのが矢野さん流。食べるとき歯に挟まるからと、お客さんを思っての心遣いです。 「作品を人に見てもらい、手にとってもらえるのは、場所を提供してくれた矢野さんのおかげ。本当にありがたいです」と話す木村さん。直売所内の展示スペースは、矢野さんと木村さんの出会いから生まれた、ぬくもりあふれる小さなギャラリーです。そこに並ぶ自由で楽しい手仕事作品は、まさに、暮らしの中から生まれたアート!生き生きと輝いていました。 店舗情報 矢野農園直売所 北海道伊達市末永町175 営業期間 7月下旬〜11月10日ごろまで 木村さんの作品は小さいものは50円〜。シャケなど大きな作品は4000円前後です。 ※記事の内容は取材時の情報です(取材2020年10月)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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09/24(月) セグウェイで楽しむ、洞爺湖・噴火湾2大絶景!!ウィンザーホテル
9月も下旬に入り、だんだん空が秋らしくなってきましたね :-) 「さあ〜楽しもう、秋!」と思っていた矢先の台風に続く地震、停電でしたが、これからの行楽シーズンは、どうか穏やかなお天気で・・・と願う今日この頃です。 さて、今回は洞爺湖のとあるラグジュアリーな場所を訪ねました。 ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ ウィンザーホテルではスポーツ、ネイチャー、クラフト、アートなど様々なアクティビティが提供されています。中でも最近人気を集めているのが、「セグウェイ遊覧」。噴火湾に面した広大な芝生の上を走りながら、自然や景色を満喫できるプログラム。 今回はこのセグウェイ遊覧を、噴火湾をこよなく愛するオトナ女子・hirocoさんと一緒に体験してきたよ! まずはインストラクターさんに乗り方を教わります。初めての方も、運動が苦手な方も大丈夫!とっても丁寧に教えてもらえます。 基本的な操作方法を習得したら、いざコースへ。 担当インストラクター・加藤さんの案内で、絶景巡りへ出発〜。chはカートに乗せてもらって二人を追いかけますっ。 セグウェイ・ワンポイント。乗りかた! 左手でハンドルをつかむ 左足を乗せる。つま先でもかかとでもなく土踏まずに体重がかかるイメージで乗ります。 右手でハンドルをつかむ 右足を乗せる。最初ぐらぐらしても大丈夫!すぐにバランスが取れて安定しますヨ。 ch:「か、風がきもちいい〜。カートでドライブするのも楽しいですねっ。」 ドライバーさん:「ガイド付きカート遊覧というメニューもあるんですよ。セグウェイは年齢制限(16歳以上)がありますが、カート遊覧は全年齢対象なので、お子様でも気軽に体験していただけます :-) 」 初秋の空の下、噴火湾を背景にセグウェイ。コースは緩やかな斜面なので、平地と違ってアップダウンがあり、エキサイティングな走り心地です。自分のペースで進めるので、初心者の方も安心ですね。hirocoさん、だんだん慣れてきたようですよ。なかなかのセグウェイさばき! セグウェイ・ワンポイント。乗り心地は? コツさえつかめば、楽々乗ることができますよ。風をきるように走るのでとっても爽快です :-) からだ全体でバランスを取りながら運転するので、意外に筋肉を使います。降りたら心地よい疲労感がありました〜! コース最南端にやってきました。ご覧ください、「噴火湾絶景の図」! 夕方近くなり、ちょっと空がかすんでしまいましたが、刻々と変わる海の景色は本当に美しいですね。 すっきり晴れていたらこんな景色が見られます。一面の青の世界・・・ 振り返れば、ホテルがはるか遠〜く・・・ 噴火湾の絶景を堪能したあとは、ホテルの方へ向かって斜面を上がっていきます。向こう側には洞爺湖から羊蹄山まで見渡せるもう一つの絶景ポイントが。 はい!! こちらです。 ホテルを挟んで反対方面には、山と湖をのぞむ雄大な景色が広がっています。洞爺湖周辺の絶景ポイントの中でも、この眺めは格別! セグウェイ・ワンポイント。感想! 歩いたら何時間もかかるようなゴルフコースを、数分で走るのはとても気持ちがいいです! 豊浦町を見渡すことができる噴火湾側の絶景スポットも、洞爺湖の全景を望むビューポイントも見ることができて贅沢な時間を過ごしました! さて、だんだん日が傾いてきました。 加藤さん:「じゃあ最後に、こっちの斜面をひとまわり、行ってみましょうか?」 ch:「エッ!! まだ行くんで・・」 hiroco:「やったー♪ レッツゴー!」 ウイーン・・・・・・ というわけで、日暮れギリギリまでセグウェイをたっぷり楽しんできました。 自然豊かなロケーションと、噴火湾・洞爺湖の2大絶景。程よく体も動かせるオススメのアクティビティです。観光で洞爺湖周辺を訪れる方はもちろんのこと、地元の方もぜひ体験してみてくださいね! ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ 北海道虻田郡洞爺湖町清水336 TEL 0142-73-1111 セグウェイ遊覧 16歳以上、1回に2名まで受付 予約制(前日17:00まで)※当日応相談 8:00-17:00(最終受付 16:00) 8:00-18:00(最終受付 17:00)※7・8月 遊覧コース¥ 4,320 (40分)ガイドによる講習 20分 + 周辺遊覧 20分 ※10分追加:¥1,080 体験コース ¥ 2,160 (20分)ガイドによる講習 20分 セグウェイ遊覧 詳細はこちら ウィンザーホテルアクティビティ一覧
むしゃなび編集部
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03/29(木) ワンコインラーメンの麺蔵。【ラーメン食べ歩き】
今日行ってきたのはワンコインラーメンの本家麺蔵伊達末永店。 37号線沿いの室蘭信金隣のお店です。 一番人気は「白味噌」! 一杯500円で、チャーシュー増しにしても650円。安いなー。 キクラゲと、おろしショウガがのっています。 甘めの味噌スープで麺は太め。 メニューにはこってり系って書いてあるけど、それほどでもないかな? 好みでピリ辛にすることもできるようです。 春休みシーズンのせいか、お子さん連れの家族で結構賑わっていました! 国道沿いだから入りやすいし、なんといってもワンコインだから気兼ねなくおごれる・・・かも。 本家麺蔵伊達末永店 北海道伊達市末永町64−8 伊達のラーメン店を制覇すべく食べ歩いていますが、 やっぱラーメンは奥が深いというか、一朝一夕には掴めませんね。 今のところ味噌と塩を食べた回数が多い気がする、くらいのことしか・・・。 一口飲んだだけでどこの店かわかるようになれたらかっこいいですけどね! 「通」への道のりはまずは数からっ!! コツコツ食べ歩いて室蘭のカレーラーメンにもチャレンジするぞ〜。
むしゃなび編集部
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02/20(土) 大切なものはずっと一緒 にいたい♡だから直す!
ベーシックな紺色が気に入って買ったダウンジャケット。ダウンがたくさん入っているのでとても暖かくて気に入っていました。ところがファスナーが壊れてしまいました。修理をしてもらおうと、メーカーほか数件に問い合わせをしたのですが「ダウンはできない」と断られてしまいました。諦めたもののもったいなくて捨てられず一年放置していました。 ところが!灯台下暗し!「ファッション・リフォーム」さんの存在を思い出し、ダメ元で持っていきました。 すると、あっさりと。「出来ますよ。」とのお返事!しかも3000円で直してくれるという。感動です。救世主現る!です。だって、ワンシーズン着れなかったのですから。今こそ物の使い捨てを見直したいと思っていたところだったので、本当に嬉しかった~! 「ファッション・リフォーム」さんの店主さんは、なんとこの道50年の大ベテラン。お子様ができた時、家にいてもできる仕事としてこの道を選んだのだそうです。しかも製図から何から全て独学で学んだそうです。最近は着物のリフォームのオーダーが多いとも話されていました。 「仕立てもするけど、直す方が好き。」 その言葉に物への愛情を感じます。 所狭しと置かれた仕事別のミシン。右側はロックミシン。 そして、400色あるという糸。 「ここには出しきれないからよく使うのだけ並べているの。」 とのこと。今は息子さんと二人でお仕事をされています。 私がお話を聞いている間も男性が修理済みのものを受け取りにやってきました。その男性は、戻ってきた大切なものを手に満足そうに帰っていかれました。 その嬉しい気持ち。 わかります!わかります! ちょっとキツくなったスカート。ゆるくなったズボン。丈を直したいコート。 諦めないで! 手を入れていただくと、なおさら愛着が湧いてきます。諦めかけた時、もう一度、ものを大切にする気持ちを思い出させてくれました。 「ファッションリフォーム」さん。場所は鹿島町通り、道南バス「網代町」バス停前です。営業時間は看板の通りですが、昼休みを長く取ることがありますので、電話をしてから行かれた方が良いです。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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08/15(日) ほっこり優しいたまり場になりたい♡ 駅前カフェ「洞爺 のんびり」
駐車場に車を停めると、なんとも可愛らしい素敵な笑顔の女性が迎えてくれました。オーナーの奥様 歩果さんです。そして、厨房で迎えてくれたのはオーナーで旦那様の昴太さん。 洞爺駅まん前にあるカフェ「洞爺 のんびり」は、8月5日にOPENしたばかりのお店です。もう見惚れてしまうくらい可愛らしい歩果さんは、元看護師さんで小さなお子様のママさん。得意なお菓子作りでスコーンやケーキ担当です。 そして、シェフの昴太さんはニセコでラフティングガイドをしながら、居酒屋やレストランで修行を積まれました。実は、お隣の老舗「五十鈴食堂」の店主のお孫さんでもあります。なるほど~納得。 御両親や御祖父母様と連携プレイができる環境は、「自分の店が持ちたい!」という夢を後押しし、構想からわずか2年でOPENを実現させました。可愛いベビーちゃんは、お隣に住むお母様が預かってくださっていますので、パパもママも安心して仕事ができます。 もっと恵まれたことに、こちらの店舗はもともと御祖父様の所有でした。そこを昴太さんがYouTubeや独学で、時には師匠と呼ぶ助っ人のお力を借りてリノベーションされました。しかもなんと4ヶ月間というスピードで。テーブルの天板はもちろん、壁の漆喰塗りから天井・床貼りまで全てを自分たちの手で行いました。 心のこもった思い入れのあるお店の誕生です。 JR駅前。バス停乗り場前。タクシー乗り場前。 そんな好立地を生かし、将来は居酒屋としても営業していきたいと話す昴太さん。気さくで相手の目を見て笑顔で話されるお二人と接していると、お客様商売にとても向いていると感じました。 もちろん、今はそんな状況ではないので、落ち着いたら…とのことでしたが、各種公共交通機関が目の前にあるので、安心して飲める居酒屋になること間違いなしです。きっと、たくさんのお客様が一日中訪れる日が来るだろうなあと確信します。何故ならば、お二人は優しく人を惹きつける魅力をお持ちだから。それと、お店のお客様に向けた強い想いをお持ちだから。 それは「気楽な雰囲気作りを心がけて、赤ちゃんからご年配の方まで、地域の皆様にも観光客の方にも、心からのんびりと寛いでほしい。」ということ。 一般的に、商売はターゲティングが重要と言われます。でも、半世紀以上も地域に根ざしてお店を続けて来られた、大衆食堂としての「五十鈴食堂」というモデルがあるからこそのコンセプトなのだと思いました。お二人とも28歳というお若いご夫婦ですが、守備範囲の広さを感じます。メニューや食材・資材へのこだわりも語ってくださいました。 「メニューは、とにかく手作りを心がけています。あわせて食材もできるだけ地元のものを使っていこうと考えています。 そして、まだまだ完全ではありませんが、資材も紙ストローを使用したり、テイクアウト用容器の一部だけでもせめて…と考え、できるだけ環境に配慮したものを使うようにしています。」 「完全ではないけれど」・「できるだけ」、繰り返しそれらの言葉を使う昴太さんでした。完全を目指そうとすると、色々バランスが難しく無理も出ます。ストイックさを出したらお客様に” のんびり ” はご提供できません。でも、「できるだけ」の努力は大事なので取り組んでいきたい。筆者はそんな風に理解し、正直で謙虚な姿勢に好感を持ちました。 きっと、オーナー自らも” のんびり “を大切にしているのでしょうね。皆様も是非、” のんびり “タイムを過ごしにお出かけください。 ―店舗情報―洞爺 のんびり洞爺湖町本町188-27(赤い壁の五十鈴食堂の隣)★駐車場あり電話 今のところなし不定休です。営業日はInstagramをご確認ください。https://www.instagram.com/nonbiri.2021/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー等は変更になることがあります(取材2021年8月)
Rietty
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04/25(水) とろみがすごい!「牧家 飲むヨーグルト」のおいしさ再発見。
牛のラベルでおなじみの「牧家 飲むヨーグルト」といえば、 だて牛乳と並んで地元・伊達や周辺市町村では超ポピュラーなドリンクです。みなさんもいちどは飲んだことがあるのではないでしょうか。 先月このヨーグルトがFOODEX2018(※)美食女子グランプリドリンク部門金賞を受賞しました! (※)2018年3月6日(火)~9日(金)開催 https://www.jma.or.jp/foodex/beauty/ フーデックスはアジア最大級の食品飲料専門展示会。その中で「女性の視点で、女性が買いたい商品」というコンセプトで開催されたのが美食女子グランプリです。 多数のエントリーの中から、金賞全26商品のひとつに選ばれました。 画像提供:牧家公式サイト 地元の商品が、おいしさにキビシイ美食女子に選ばれてウレシイ! というわけで今回は、「飲むヨーグルト」の魅力をあらためて探るため、株式会社牧家営業部を訪ねました。 1、とろみが濃厚。 「牧家 飲むヨーグルト」 まず何が美食女子をうならせたのかって、「とろみがすごい」ところだったそうです。営業部の中塚さんに聞きました。 初めて召し上がる方は、とろみが濃厚なのにまず驚かれますね。一般的な飲むヨーグルトはサラサラしたものが多いですから。 合わせて北海道産の牛乳のブランドイメージが評価されたのだと思います。 確かに牧家のヨーグルトといえば、この濃厚さ。 写真で伝わりますでしょうか・・グラスに注ぐ時のゆーーっくり落ちていく感じ。 上にミントを飾っても沈みませんよー 8-) 秘密は、牧家ならではの製法でゆっくりと発酵させること!滑らかな口当たりととろみを持ったヨーグルトが出来上がるのだそうです。 さて、今回受賞したのはプレーンですが、季節ごとに限定のラッシーが出ています。 春はバナナラッシー。なぜ春でバナナなのか?はおいておいて、ほんのりバナナ色でフルーティな香りと滑らかな口当たり・・・。 やみつきになりそう! 2、伊達市近郊の超新鮮なミルク おいしさはイチに素材から!飲むヨーグルトの原料となる生乳は、牧家の牧場と伊達近郊の酪農家から新鮮なミルクを集めています。 画像は牧家牧場の牛さんたち。いい顔してますねっ。 良質な生乳を生産するのに欠かせないのが、「食べもの」と「生育環境」です。伊達市郊外の丘の中腹にある牧家の牧場では、牛たちがのんびりと草を食んでいます。毎年夏にミルキングパーラーで開催される「ウクレレカンタービレ」でもおなじみの光景。 同イベントでは、牛たちをのんびり見ながら癒されている来場者の姿もたくさん見かけます。 おいしい生乳のモトとなる良質な牧草を育てるため、土作りからこだわって飼育されています。 それから驚いたのが、みんな冬も外に出るのですって! 牛たちは基本的に放牧で飼育されています。夏場だけでなく、冬も外でお散歩したりしているんですよ。 遠くから牧場を見ると、雪の上に黒っぽい岩がゴロゴロしているように見えるんですが、よーく目を凝らすと、牛たちなんです(笑)!(中塚さん) その光景、ぜひ見てみたい・・・ 3、あんまり酸っぱくない?? 「酸っぱいのが苦手、でもこのヨーグルトなら大丈夫!」という方も多いそう。中塚さん曰く、飲むヨーグルトは根強いファンが多くリピーターが一番多い商品。人気の秘密は飲みやすさにあるのかもしれませんね。 それから、添加物が入っていないのも美食女子に選ばれた超重要ポイントです。裏の成分表示を見ると・・・ 原材料・・・生乳、乳製品(乳酸菌のこと)、砂糖 以上!うーん、ものすごいシンプル。余計なもの一切入ってません。 「牧家のミルクレープ(ハーフ)」 さらにヨーグルトのほかFOODEX2018では、ミルクレープと杏仁豆腐も「ご当地スイーツグランプリ」部門で金賞を受賞しました。 !!祝!! クリームたっぷりのミルクレープは安定のおいしさ! 「牧家の杏仁豆腐」 杏仁豆腐はまだ食べたことがなかったので、牧家のレストランに出かけて注文してみました。 (注)上画像の杏仁豆腐は、レストラン用にアレンジされています。 あー、やっぱり乳製品大好き。 乳製品がおいしい北海道に住んでいてよかったー。 ・・・と、しあわせに浸るひとときでした!以上、牧家の飲むヨーグルトとスイーツのおはなしでした。全国の美食女子・美食男子の皆さん、試してみてね。 伊達にも遊びに来てね〜! 株式会社牧家 http://www.bocca.co.jp オンラインショップあります。 洋麺茶屋 牧家 北海道伊達市梅本町57番地1の内 お店の詳細はこちら! ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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05/04(金) 【お花見】サイクリングロードの桜が見頃です!だて
伊達のサイクリングロード「風のメモリー」の桜並木が満開を迎えています。数日前から曇り気味な空模様でしたが、今日は晴れ間ものぞき、お花見に訪れる人で賑わっていました! 廃止された胆振線の跡地を利用したサイクリングロード。有珠山をバックに1キロほどの区間に桜並木が続いています。桜の季節は特に美しいスポット!(サイクリングロードの全長は5.4キロです。) 自転車で颯爽と走る子どもや大人の姿も。気持ちよさそう〜! タンポポと満開の桜。こちらはちょうど伊達温泉の裏手に当たります。お花見の後はひとっぷろ、というのもいいかも。 通りがかった近所の方に聞いてみると、つい二日前まではツボミだったそうです。北海道の春は一気に来るなあ・・!毎年そんなふうに感じます。桜、梅などお花がほぼ同時に咲きますから、急いで見に行かないとーー。でも冬が長い分、春の喜びもひとしおなのです。そんなハッピーな季節 :-) 怒涛のお花見シーズン、皆さまも楽しんでくださいね! 風のメモリー【胆振長輪線】(サイクリングロード) 詳細はこちら↓↓ http://www.date-bussan.info/data.php?id=1073&kid=5&ksid=26 お花見のおともにしたいローカルなお菓子たち。 https://so-ra-mi.jp/archives/11625 https://so-ra-mi.jp/archives/14000
むしゃなび編集部
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02/23(火) 麗人オンライン。お買い物で「北海道」を発信!出店クリエイター募集中
舟岡町の「麗人LoveEarth」は今年26年目を迎える美容室です。オープン当初から「美と健康」をコンセンプトに、その人本来の美しさを引き出すお手伝いをしています。 「美しさって、健康があってこそ実現できるものだと思います」とオーナーの大屋さんは語ります。見た目の美しさだけでなく、頭皮や髪、さらには環境をも気遣って、できるだけ刺激・負担の少ない薬品を使った施術をしています。麗人に来るようになってから「パーマ液が地肌にしみなくなった」「髪質がよくなった」といった声も多く、安心安全にオシャレが楽しめるサロンです。 麗人オーナー・大屋覚さん。カット中は「仕事人」の表情! 洞爺湖町に生まれた後、親の仕事の都合で東北に引っ越し、岩手県で育った大屋さんは、高校を卒業後、上京して美容師の道へ。29歳の時に生まれ故郷の北海道に戻り、伊達にお店を開きました。「人に恵まれてここまで成長することができました。」と話す大屋さん。お客様や地域に感謝の思いを還元したいと、この春、オンラインショッピングサイトをオープンします。 その名も「麗人オンライン」。雑貨、アート作品、農産物、海産物など、道内の作家・生産者が手掛ける様々な商品を通じて、北海道の魅力を全国に発信していきたいと語ります。現在は出品者を募集しています。 温もりある雰囲気に包まれた麗人の店内 くつろぎのひと時・・・ ショッピングサイトの構想は2〜3年前からあたためていたそう。北海道の情報は、全国的によく知られてはいるものの、大きな観光スポットや有名なお土産物といった表面的な情報が目立ち、あまり知られていないおいしいもの、面白いものがまだまだたくさんあります。そこで、もっと地域の魅力を深堀りできるような「場」を作りたい、と考えていたのだそうです。 店内のハンドメイドコーナー。麗人にゆかりある作家さんの作品です 美容室オーナーとして毎日忙しく過ごす日々の中、なかなか着手できない状態でしたが、昨年から続く「コロナ禍」が大きなきっかけとなりました。 麗人のお客様にはハンドメイドやアート作品を作っている方が多く、イベントが軒並み中止となっしまい、発表や販売の場所がない、といった話を多く聞くようになったのだそうです。中にはそのために作品作りをやめてしまったという話も・・・。 そこで、昨年9月頃から本格的なサイト制作をスタートし、まずは麗人のお客様とお客様の知人限定で出店を募りました。初めてのことだらけで四苦八苦しながらオープンの準備を進めて来たそうです。そうして立ち上がったお店には、麗人にゆかりのある方々の、素敵な作品やおいしいもの、キレイになれそうな品々が並んでいます! お家に飾りたい!絵画作品 漁師さん自慢のピチピチホタテ!! ブログでおなじみのオシャレなマスクコード 今後は出品者を増やし、道内全域の商品が並ぶサイトに発展させたい、と話しています。麗人さんが地域への感謝を込めて立ち上げたオンラインのお買い物広場。のぞいてみませんか? 書家でもある大屋さんのアートな書「龍神」! 現在は出品者を募集しており、3月にはお買い物もスタート予定だということです。商品カテゴリーは、ハンドメイド、アート作品、食品、農産物、海産物、雑貨、占いなど多種多様です。商品を出してみたい方、まずはお問い合わせください。 麗人オンラインhttps://reijin.shop/TEL 0142-22-3503(麗人営業日の9時〜18時) 出品について ★サイト使用料は売上金からいただきます ★古物取り扱い免許も取得済みですのでご相談ください ★動画も発信できるサイトです ★販売された売上金は月末に返金します ★ご連絡いただいた方には商品委託サイトへの通知を差し上げます。 詳細はこちらをご覧ください 麗人LoveEarth 伊達市舟岡町200-135 営業時間:9時〜18時 定休日:火曜、第2・第3月曜 むしゃなび内 麗人のページ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/20(火) 絶品いももちをいただきました。北海道のローカルおやつ
ローカルなお菓子第二弾! 今日はどちらかというとおやつです。しかもローカルすぎて、(たぶん)買えないです、すみません。 北海道のおやつといえばたくさんあるけど、 じゃーん、いももち!です。 こちらは大滝のとあるジェラート屋さんのいももちです。 「とにかくすごい美味しいから食べて!」と近所の方に分けていただきました。 なんてありがたい・・・さっそくいただきまーす! ホクホク&モチモチ! ジャガイモの食感がいい感じに残っていて、お醤油と砂糖の加減が絶妙。甘すぎず辛すぎず・・・ 「いももち」ってざっくりいうと、 茹でたジャガイモと片栗粉をこねてまとめ、 油で焼いてタレを絡める。 そんな超シンプルなレシピなのですが、なかなか手間がかかります。 こちらに移住したばかりの頃、 北海道人の友人が持ち寄りパーティに絶対これ!と張り切って大量に作っていました。 「大量に」というところがまたなんだか北海道らしい・・・。 でもベテランおばあちゃんやお母さんならば、パパッとたくさん作ってしまうのかもしれませんね。 ウロコなど地元のスーパーでも売っていますが、やっぱり手作り、それぞれのおうちの味。がいいです。 アツアツが命なのでその場で食べるのが鉄則。 この絶品いももちは、たまに作っているようなのですけど、 売っているのかいないのかは不明・・・。 ジェラートを食べに行ったら聞いてみては。
むしゃなび編集部
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11/05(木) 洞爺湖温泉の宝石箱みたいなハンドメイドショップ!あいびぃ
洞爺湖温泉のハンドメイドショップ「あいびぃ」はアクセサリーやバッグ、布小物、アイシングクッキー、木工細工などなど、色とりどりの作品が並ぶ楽しいお店。 今年リニューアルしてプチカフェも始まりました。 お店は温泉街のメインストリート、万世閣の向かいにあります。ほっこりかわいいペイントで「雑貨」とかかれた手描きの看板が目印。 ドアを開けると・・・ 作品がいっぱい! まるでおもちゃ箱か、宝石箱の中に入ったみたいな華やかさ。 全て伊達・室蘭・壮瞥・札幌など、20人以上の作家による手作り作品です。 これだけ作品数の多いハンドメイドショップは伊達・洞爺湖周辺でもなかなかありません。 店主の作品。丈夫で飽きのこない帆布のバッグ! あいびぃは2012年にオープンし、今年8年目を迎えました。 店主の入谷さんは、自身もハンドメイド作家であり、布小物や、デコパージュ、編み物など様々な作品を作っています。 お店を始める前から、趣味で手作りを楽しんでいたそうですが、友人に誘われてフリーマーケットに出店したのがきっかけで、家業のお肉屋さんの空きスペースを利用してお店をスタート。イベントを通じで知り合った作家に声をかけるうちにだんだんと作品数も増え、口コミで知られるようになりました。 ハンドメイド好きはもちろん、温泉街という場所柄、お土産を探しに訪れる人も沢山います。 今年の春に店内を全面リニューアルして、小さなカフェコーナーができました。 お買い物の合間にコーヒーやお茶を楽しめます。 窓に面したカウンター席に座ってちょっと一息・・・心がほっと安らぎます。 また、月に2〜3回、ハンドメイドワークショップも開催しています。あいびぃで人気の作家さんによる少人数制の講座です。換気、消毒、マスクなどコロナ対策もしっかりしています。手作りの楽しさをじっくりと味わってみませんか? 直近のワークショップ日程: タイルトレー作り 2020年11月9日(月) ①11時~ ②14時~ 各回定員4名 参加費:タイルトレー1500円〜 、タイルコースター1枚800円(2枚1500円) 講師:伊達在住の作家、Rudiaさん お申込み:Instagram facebook または 電話でお申し込み下さい あいびぃで出会った、個性とセンスが光るハンドメイド作品、いろいろ! 猫にカメレオン、ユーモラスな動物ブローチ 引退したプロの職人さんによるコレクションボックス。とてもしっかりした作りで重宝します 木のぬくもりがやさしいペンダント。プレゼントにも 珍しい蝶の標本! なんと可愛い小鳥たち。さえずりが聴こえてきそう・・ 洞爺湖在住のドライフラワー作家さんの作品たち 伊達や洞爺湖など、近隣の作家が多いですが、地元にこんなに楽しい作品を作っているクリエイターがいるんだなあ、と驚きました。いつかアトリエ巡りをしてみたい! 店主の入谷さんは、お店を通じて、ハンドメイドの楽しさと、個性あふれる作家さんたちを多くの方に知ってもらえたら、と話していました。 今日もあいびぃには次々と新しい作品が届きます。冬のあったか作品はじめ、そろそろクリスマスグッズも出てきたようです。 フェイスブック、インスタグラムで、最新の入荷情報をチェックしてみてね! 店舗情報 手作りハウスあいびぃ 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉71 090-5224-0432 https://www.aibii.net Facebook Instagram むしゃなび内あいびぃのページはこちら ※ 記事の内容は取材時の情報です。(取材2020年) ※ 掲載作品は売り切れとなることがあります。気になる作品があったらお早めにお店にお問い合わせください。 ★リンク・シェア大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/24(水) 【あの人に会いに】行動あるのみ! [ 星明子さん / 豊浦 ]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 一度は会いに行ってみてほしい、 地域を盛り上げる ”人” にフォーカスする企画をスタートします! 【あの人に会いに】vol.1 初回は [ 豊浦町 ] から ”星の実ファーム” の 星明子さん です。 まずはじめに、明子さんを知るための3つの質問! 明子さんは、豊浦町礼文華にて ”星の実ファーム” を夫婦で営んでおり、主にイチゴとブロッコリーを生産しています。 2021年に新規就農、農業に奔走する傍ら、イベント等ではサンキャッチャー作りや糸掛け曼荼羅のワークショップを出店する一面も。過去にイベントを主催していた経験もあり、話し合いの場ではいつもアイデアマン!マルチに活躍されている明子さんの人生ストーリーを伺います。 北海道へUターン、子育てママたちとイベントを開催 明子さんは北海道池田町の出身。岩手県の高校、東京の専門学校と道外に進学。高校時代のボランティア活動がきっかけとなり、特別養護老人ホームで介護の仕事に就きました。 東京で就職し10年以上都会で暮らしましたが、北海道への想いは変わらずにありました。「帰省するときに飛行機の窓から見える十勝の景色、パッチワークのような広大な畑と、日高山脈に毎回感動していて……」30歳のとき、北海道へ戻ることを決意します。 北海道らしい仕事がしたい!と、酪農や畑作を経験したり、接客業に惹かれて飲食店で働いたり……。 そんな中、夫の雄介さんと出会い、結婚。転勤で移った浦河町が、明子さんにとってターニングポイントとなりました。 「女の子を出産して育てるうちに、なかなか好みのヘアアクセサリーが見つからず、自分で作るようになって。そうするとハンドメイド好きのお母さん方と繋がっていって、そんなママたちとイベントを開催したの」 会場にはなんと駅を利用し、イベントは大盛況!回を重ねるにつれてどんどん大きくなり、人気イベントとなりました。 「移住者で、地域のしがらみも何も知らないからこそ、無鉄砲に始められたんだと思う」 明子さんはそう言いますが、何も知らない移住先でイベントをゼロから作るなんて、誰にでもできることではありません。 「今すごく波に乗ってる!今ならいける!っていうとき、あるよね。”楽しそう”という気持ちだけで、自分の直感を信じて突き進んでた」 明子さん自身、なんと生後一か月の長男を抱えていたというので驚きです。 ”良いタイミング” だけでなく、そんな明子さんのエネルギッシュな姿が人々を惹きつけたのでしょう、周りのママたちを巻き込んでいきました。 「仲間と一緒に、それぞれが得意なことを発揮して作っていく、ということに喜びを感じてた!」 この経験から、自分の不得意なことは人に任せられるように。仲間と一緒だと大きな物も作り上げられる、大切な成功体験となりました。 『行動あるのみ!』 まずはやってみる そうして様々な経験を重ねた浦河町も転勤で離れることとなり、岩見沢市、札幌市へと移ります。そして2018年、夫の雄介さんが退職して農家になることを決心し、豊浦町に移住します。 「農業研修生の時に農業関係の人からよく言われていたのは、旦那さんが農家になりたいっていうのを、よくOKしたよねって。世の中で農業やりたいって思っている男の人は沢山いるけど、大抵は家族の了承が得られなくて諦める人が多いんだよと。」 安定した仕事を捨ててまで農家になるということ、そしてそれ以上に、大変だとわかっている農家という仕事に奥さんも一緒に就くということ。 「自然豊かなところで暮らしたいと思っていたし、畑仕事は嫌いじゃないし、やってみよう!くらいな感じで……今思えばだいぶ楽観的だったんだよね」 明子さんのモットーは、『行動あるのみ!』 行動することで、良いことも悪いことも沢山経験できる。諦めずにやりきることが成功に繋がる。浦河町での経験が、現在に活きています。 「とりあえずやってみよう!って。行動しなかったら何も見えてこない。”行動して飛び込んでいく” っていうのが、好きなんだよね」。 そう朗らかに笑う明子さんに、こちらまでエネルギーを貰います。 ”やり遂げた後の景色” を見てみたい —好きなことが沢山あると、どれも中途半端になってしまう……。 好奇心旺盛な人なら誰しも一度は通るジレンマではないでしょうか。明子さんも、サンキャッチャーづくりや糸掛け曼荼羅をはじめ、好きなことは沢山ありました。かといって、”これ一本で生きていく!” と言えるまでの思い入れはない……。 「一生かけてやる、という覚悟を持てるものが今までなかったんだけど、今は ”農業をひとつやり遂げる" そこで見えてくる景色を見てみたい、というのがあって」 しかし、大変なことや乗り越えなければならないことは山ほどあります。新規就農の大変さ、農業と生活との両立、夫婦で一緒に働くこと……苦しくなったり逃げたくなったりすることも多々。 「でも、自分で決めたことだから逃げたくない、自分に負けたくない」 自称負けず嫌いの明子さん、まだ見ぬ景色を見る日まで走り続けます。 美味しさで選んでもらえる農家に 豊浦ではまさに今、いちごのシーズンが始まりました! 星の実ファームのいちごは化学肥料・化学農薬不使用、健康的な土づくりを心がけています。そこには、子ども達に食物アレルギーがあったことで沢山悩んできたという背景がありました。食についてとことん学び、多くを知った明子さん。 「まず安心・安全、その上で、『美味しさで選んでもらえる農家』になりたい。美味しいって喜んでくれるお客さんの笑顔、今はとにかくそのために頑張ってる」 直売所は既にオープンしており、例年6月いっぱいまで。豊浦町は札幌ー函館の中間地点、キャンプ場もありますよ。ぜひ、元気ハツラツ、素敵な笑顔の明子さんに会いに行ってみてくださいね! 【 星の実ファーム 】 ~いちごをお求めの方は~ \明子さんに会える/ ▶ 直売がオススメ! 北海道虻田郡豊浦町礼文華403-4 インスタグラム{明子さん発信! DMで取り置きできます。 ▶ オンラインショップBASE ▶ 各ふるさと納税からもお求めいただけます。 国道37号線からは、真っ赤な看板が目印です!
misaki
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07/30(火) お日さまみたいなパン屋さん、ベーカリー陽
2019年7月更新 2019年1月、伊達市鹿島町にオープンした「Bakery 陽(ベーカリー はる)」は、三角屋根が目印のお店です。 扉を開けると、店内いっぱいに小麦のいい香りが漂っていました。 扉を開けると、「ふわ〜っ・・・」店内いっぱいに広がるいい香り! 焼きたてのパンがずらりと並んでいました。あんぱんや豆パンなど甘いパンから惣菜パン、バゲットなどハード系まで種類豊富です。 開店から間もない時間にお邪魔したのですが、すでにパンをトレイいっぱいに入れて、レジに向かう常連さんの姿がありました。お目あてのパンを求め、朝イチで来た様子。棚をのぞけば、つやつや、ふっくらして、思わず「いいお顔!」と呼びたくなるようなパンたち・・・。 次の日食べても、もちもち! こだわりのパン生地。 ベーカリー陽 店主の伊藤昌也さんはこの道20年のパン職人。室蘭や登別などで修行を積んだ後、伊達市内の福祉作業所で6年ほどパン工房の責任者を務めていました。毎日、20〜30種類ものパンを、すべて一人で焼き上げ、早朝3時ごろから仕込みを始めるそうです。「大仕事ですね 〜」と言うと、伊藤さんは「楽しみながらやってます!」とにっこり。 北海道産小麦を使い、配合や製法に研究を重ねた伊藤さん渾身のパン生地は、「次の日に食べてももっちりしておいしい」と評判です。そのこだわりが最もよくわかるのが、食パン! 4〜5種類ある食パンの中でも、特に食べてみてほしいのが次の2種類です。 ミルクの濃い風味を楽しむ「ミルク角食」(左)と、しっとりした食感が味わえる「絹角」(右)。伊藤さんの妻・未来さんによれば、数あるパンの中でも、こちらの2つは開店以来、不動の人気メニューとなっているそうです。 「何もつけずにそのまま」が一番美味しい! 伊藤さんの食パン! パン作りの魅力 伊藤さんにパン作りの魅力を伺いました。 伊藤さん「毎日同じパンを作っていても、少しずつ違うんです。もちろん品質に影響が出るような違いではないのですが、生き物みたいなところがあって、面白いですね。パン職人になる前、20代の頃は溶接工をしていたんですよ。全く違う業種から、パンの世界に飛び込んで、働きながら現場でイチからパン作りを覚えました。」 壮瞥産リンゴとクルミのカンパーニ 伊藤さん「家族で伊達に引っ越して8年ほどになりますが、『伊達という街で、自分に何ができるのかな?』と考えて、パン屋を始めることにしました。野菜や果物など、地元産の食材を取り入れながら、地域の皆さんに喜ばれるパン作りをしていきたいです!」 ココナッツクリームパン。ふわふわ生地にクリームたっぷり! 筆者のおすすめ、エビカレーパン! コクがあってカリッと美味しい〜 静かに語る伊藤さん夫妻のお話から、お客さんやパンへのあたたかい思いが伝わってきました。そんな思いがこもっているからでしょうか、ベーカリー陽のパンはお日様の光のように、心あたたまるおいしさです。ふっくらもちもちのパンを買いに、出かけてみてはいかがでしょうか。 Bakery 陽 ベーカリーはる 北海道伊達市鹿島町51-2 (浅水建設さんのビルの横奥です) TEL 0142-82-3437 OPEN 10:00~18:00(売り切れ次第閉店) CLOSED 日曜・月曜・祝日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/23(日) 渡辺元佳さんのスペシャル伊達マントWS!
伊達出身の彫刻家・渡辺元佳さんの個展&公開アトリエ「NEW BRANCHES-アートはわたしとだれかをつなぐ-」がだて歴史文化ミュージアムで6月30日(日)まで開催されています。22日(土)にカルチャーセンターで行われた子ども向けワークショップに行ってきました。 伊達での渡辺さんによる小学生向けワークショップは今年で3年目。毎年とても人気があるそうです。今回は「じぶんだけのスペシャル伊達マントをつくろう!」をテーマに、午前と午後、それぞれ約30名の市内の小学生が集いました。 渡辺さんの記憶にある伊達市のモチーフから制作したスペシャルスタンプが登場。今回の展覧会で伊達入りする直前にワークショップのために準備されたそうです。たくさんの不思議なカタチ・・・。子どもたちがマントの布に押していきます。 「ルールは人にペンキをつけない、ということだけ。あとは自由にやりながら、考えよう!」と渡辺さん。さっそくワークショップスタート! 彫刻家・渡辺元佳さん 黒いマントに、白いペンキをつけたスタンプでペタペタと押していきます。不思議なカタチの魚やフルーツ、ホタテ。タコ公園も!「これは何かな?」「何だろう?」「あっ宇宙人じゃない??」なんて会話があちこちから聞こえてきます。 重ね押しをしたり、指を使ったり、少し飛び散らせたり。どんどん新しいアイデアが出てきて作業に没頭する子どもたち。マントの上には、みんな違う、マイワールドが広がっていきます。 ひとつずつ慎重に押していく子、職人さんみたいな素早さでパンパンパンと押していく子。やり方も本当にそれぞれで、完成した作品同様、個性に溢れていました。素敵なマントが完成! 乾いたら 一人ずつ記念撮影。マントを着て、ポーズをきめます。 スタンプの順番を待つ間、テーブルではシールづくりをしました。自由に切って貼って重ねます。出来上がったカラフルなシールは伊達150年記念式典の招待状に使われる予定だとか。こんなシールがお手紙に貼られていたら、嬉しくなりますね。 「スタンプを押す」、「シールを切り貼りする」——作業としてはとてもシンプルですが、その中で、ひとりひとりの個性が大いに発揮され、まったく違った作品が出来上がっていきました。その様子は見ている側もとても面白く、本当にワクワクしました。「最低限のルールのもと、自由に自分で考えて作る」ということ。そして何より、不思議な形のスタンプや渡辺さんの言葉から伝わってくるその世界観が子どもたちの創造性に刺激を与えたのではないでしょうか。 ワークショップの後、展覧会の会場に行ってきました。一歩入った途端、巨大なウサギのオブジェに目が釘付けに! その奥には、鏡のような水玉が全面に散りばめられた黄色いピアノ! 来場した方が親子で実際にピアノに触れて楽しんでいました。私もちょっと弾いて、思わずニヤっとしてしまいました。 今回の展覧会のテーマについてチラシに次のように書かれています。 タイトル「NEW BLANCH」は、多様な発想や行動が社会の枝葉となり、より自由で豊かな次の時代を創造するキーワードです。展覧会チラシより引用 大人だけでなく、お子さんのいらっしゃる方は、ぜひご一緒に渡辺元佳さんの世界に触れていただきたいな、と思います。 また会場内の一角には公開アトリエが設置され、会期中、渡辺さんが伊達150年パブリックアートワークの公開制作をされています。アーティストの仕事場を間近でみられる貴重な機会、どうぞお見逃しなく! 「NEW BRANCHES-アートはわたしとだれかをつなぐ-」 開催期間:令和元年6月8日(土曜日)から6月30日(日曜日)時間:午前10時から午後5時場所:だて歴史文化ミュージアム宮尾登美子記念アートホール入場料:無料休館日:月曜日 渡辺元佳さんウェブサイトhttps://motoka-w.com https://so-ra-mi.jp/archives/10133
むしゃなび編集部
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03/01(日) 街の健康の灯台!ふなおか薬局さんに聞くコロナ対策
街の癒しのプロに聞くコロナ対策シリーズ。続いてやってきたのは健康相談・子宝相談で有名なふなおか薬局さんです。処方薬だけでなく、漢方、健康食品など、安全で健康に良いものを取り揃えるアットホームな薬局です。遠方からも多くの人が相談に訪れています。 つい先日は、マスクが街中で品切れの中、緊急入荷していた心強い存在。マスクがダメなら消毒用アルコール綿だ!消毒用エタノール綿だ!と、あらゆる手段で予防グッズを揃えています。「街の健康の灯台」でありたい、と話す「大ちゃん先生」こと、京野大介さん。 京野さん「薬局の役割には、街の公衆衛生を担うという使命があります。あそこに行けばなんとかなる、と地域の皆さんに安心していただけるよう、マスクも消毒も「ない」なんて簡単には言えないんです。そこで、とにかくいろんなルートからかき集め、数量限定ですが入荷している状況です。」 そんな京野さんに、予防のための基本中の基本から教えてもらいました。 意外と知らないこともある?予防の基本中の基本! まずはマスクについて。 自分から発するものを止める(他人のため)→特に欧米ではこの考え方が主流 自分が感染しないため(自分のため) 意味ある、意味ない、いろんな説が流れていますが、新型コロナウイルスは飛沫感染なので、1も2もマスクは有効です。気をつけてほしいのは、ウイルス除去率。マスクがない中、手作りしている方も多いと思いますが、除去率が明記された医療用マスクと違って、布やキッチンタオル等でどのくらい遮断できるかは不明。同じような効果は期待できません。 そして、帰ったら、うがい・手洗い・・・だけじゃない! 顔も洗おう!着替えもしよう! とにかく外でついた(かもしれない)ウイルスを落とすことが大事なので、花粉やインフルエンザと同じように考えるといいそうです。 手洗いできない仕事中や外出時は、こまめに手指消毒! 消毒用アルコール含有綿 現在の入荷状況です。入荷即完売状態が続いているので、在庫状況は電話で問い合わせてください2/28 消毒用アルコール綿(お一人様お一家族様 1パックまで)2/28 消毒用エタノール含浸綿(お一人様お一家族様 1パックまで) 免疫力アップにいい漢方&サプリ 続いて体の中からできる免疫力アップ。ふなおか薬局さんの店内には、健康食品がずらり。赤ちゃんから大人まで安全に利用できて、しっかりとしたデータのある商品を厳選して揃えています。特に免疫力アップにおすすめの三品。 悪いものを体の外に出し自然治癒力を高める漢方「紫華栄(シカロン)」 腸内環境を整えるプロテサンエブリィ スクアレンほぼ100%の「サメミロン」 どれも飲みやすく続けやすいです。免疫力って一朝一夕につくものではないですが、これを機に、生活に取り入れてみては。 美味しそうな野菜たち 岩盤・ホルミシスベルトの癒しコーナー。なんとワンコイン 根本から健康を見直したい方は予約制の健康相談がおすすめ。なんと2時間近くお話をするそうです。頭痛ひとつとっても、様々な要因があり、その方の生活スタイルや、食事などを細かく聞かないとわからないからなのだそうです。最後に伺ったとっても大切なこと。 京野さん「ウイルスから身を守るのも、病気を治すのも、健康になることも、薬やお医者さんがしてくれることではなくて自分自身が主役なんです。自分が守る、自分で治す、そういう意識で予防や治療にのぞむことがとても大切だと思います。」 健康、そして人生にまで通じる京野さんの深いお話。体に心に、元気がみなぎってきました! ふなおか薬局 北海道伊達市舟岡町329-13 営業時間 月〜金9:00-17:00 土9:00-12:00 定休日 日曜・祝日 http://funaoka-p.com 最新情報はこちら! https://ameblo.jp/funaoka-p/ むしゃなび 楽しくて役に立つ健康情報が聴ける! 大ちゃん先生のワクワク保健室【大ちゃん先生の夜のわくわく保健室】 毎月第2土曜日21時40分 FMびゅ~ 84.2MHz wi-radio 77.6MHz 京野さんプロフィール 管理薬剤師 認定子宝カウンセラー 詳しくはこちら! できることをして備えつつ、不安はできるだけ軽く。収束するまで乗り切りましょうね。この特集はまだまだ続きます。 ※ 記事の内容は取材時の情報です。商品、料金等変更となることがあります。取材 2020年2月28日
むしゃなび編集部
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08/25(水) あなたの住まいの夢を叶えたい♡暮らしをマッチング ハウスドゥ伊達 〜専務取締役 木谷明実さんを尋ねて〜
今回は、創業53年の (株)伊達クリーニング様の進化に注目し、専務取締役 木谷明実さんにお話を伺いました。 商談コーナーに座る明実さん。後ろにあるのは可動式のベビーベッド。赤ちゃん連れでも安心です。 スタッフさん紹介です。それぞれドゥー君を抱いた写真入りで自己紹介をしています。親しみが持てます。 なんと、8月24日に「ハウスドゥ伊達」として、不動産業への異業種参入が始まりました。今回の新規部門は5年前からの構想だったのだそうです。刻々と変わりゆく世の中の情勢、そして消費者ニーズ。どの業界も苦心しているように、「クリーニング業界も変革の時を迎えていた」と木谷明実さんは言います。 明実さんは、「若い頃から家が好きで、引っ越しが好き。物件探しが好きで、よく見に行っていましたし、関連の情報誌を読むのも好きでした。」と話してくださいました。 庭造りの本などもあります。イメージ作りのコーナーです。 住宅雑誌や物件紹介コーナー。 なるほど…。元々の素地はお持ちだったようです。 そんな明実さんは、会社の方向性が決まった時に「宅地建物取引士」という難しい国家試験を目指すことになりました。そして、2020年に見事合格を果たされました。 そう。コロナ禍で色々なことが停滞しそうになっていたとき、着実に地に足を着け、未来を見つめながら前進していらっしゃったのです。 本当に素晴らしいです!「好き」が与えるモチベーションは強いです。 息子さんとのツーショット。現在息子さんも宅建の資格取得に向けて猛勉強中です。 ちなみに、「ハウスドゥ」は古田敦也氏がメインキャラクターのフランチャイズです。コンセプトは「住まいのすべてをスマートに」。 そのマインドを大切にしながらも、明実さんの想いは、さらに上をいく温度の高さを感じました。 「私の最大の想いは、お客様の夢を叶えるお手伝いがしたいということです。そのために、お客様の暮らし方に寄り添いながら、新鮮で有益で必要な情報を的確にお届けしたいと考えています。そして、仲介だけではなくリフォームやリノベーションあるいは新築などのご相談にも応じて参ります。お住まいに関することでしたら、どんな些細なことでもお気軽に足をお運びいただきたいです。 もちろんご購入のご相談だけでなく、手放す場合のご相談もお受けいたします。」 買いたい!という時の人はポジティブ。 でも、売りたい。という時の人はネガティブな事情を抱えている場合が多いと言います。 そんな時に相談者の立場で考え、適切なアドバイスをいただけるとしたら、こんなに心強いことはありません。お話しをすればするほど誠実なお人柄を感じ、お話しに決して脚色がないことがわかります。 何かあったら相談に来よう!明実さんは、筆者自身をそんな気にさせてくれました。 最後にOPENに向けてのさらなる構想をお伺いしました。 相談に来られたお客様にはドリンクサービスもご用意されています。 「こちらが売りたいもの=お客様が求めるものではないということを肝に銘じながら仕事をすることを信条にしています。 お客様には緊張感のない雰囲気の中で、ゆっくりとじっくりとお考えいただきたいですし、多くの選択肢をご提供したいので、店内の環境整備を急いでいるところです。例えば、“お家関連の本を貸し出せるような図書室”を作ったり、キッズコーナーを作ったり、授乳やおむつ替えを周りに気兼ねすることなく出来る部屋を作ったり、建設屋さんの紹介ブースを作ったりetc. くつろぎ環境をご提案する仕事なので、店舗もそうありたいと考えているのです。」 赤ちゃんのオムツ替えや授乳に使えるお部屋。 赤ちゃん用可動式ベビーベッド キッズコーナー なんとも女性らしい配慮が行き届いていて、聞いているだけで安心してしまいます。 そして、さらに構想は膨らんでいました。 「将来的には、関係各所と連携をしながら、伊達の空き家対策や移住促進にも関わっていきたいと考えています。」もう筆者までワクワクが止まらなくなりました。 店舗OPENは8月24日ですが、9月11日・12日にオープニングイベントが開催されます(新型コロナ感染状況によって変わる可能性があります)。 その時には、どうぞお子様連れで足を運んでみてくださいね。場所は道の駅前の元au様があったところ。幟もあがります。 店舗情報ハウスドゥ伊達株式会社伊達クリーニング営業時間 10:00~18:00定休日 水曜日北海道知事 胆振(1)第1047号〒052-0014 北海道伊達市舟岡町175番地4号電話 0142-82-8830 / FAX 0142-82-8835携帯電話 080-6097-8444E.mail. housedo-date@leaf.ocn.ne.jpむしゃなび内ハウスドゥ伊達のページ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年8月)
Rietty
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09/14(月) イベントアルバム「ふらっとバザール」
9月13日に伊達市末永町のAコープくみあいマーケット駐車場に、色とりどりのテントのお店が立ち並びました。「農家のクレープ」でおなじみの坂元農園が主催した「ふらっとバザール」。その名の通り、お買い物やお出かけの途中にふらりと立ち寄ってのんびり楽める小さなマーケットです。朝と夕方には雨も降りましたが、三密のない、のんびりとした雰囲気の中、会場のあちこちから笑顔が溢れていました。 クレープ、カレー、ミニハンバーガー…おいしいものいろいろ 修学旅行生にも人気の坂元農園のクレープ体験 出店は、クレープや焼き鳥、シフォンケーキ、スイーツなど食べ物から、アクセサリーやドライフラワーなどの雑貨類、ヨガやアロママッサージ、さらには科学実験まで!伊達や室蘭、壮瞥から、様々なお店や団体が集まりました。 屋台の豪快な焼きそば! ホテルローヤルのブースでは、おなじみシェフ特製のホテルカレーのほか、お弁当や酢豚・エビチリなどが登場。一品料理も持ち帰りやすいテイクアウト仕様に。手のひらサイズのミニバーガー、シフォンケーキと手編みニット帽は洞爺湖のSUNNY-SIDE UP CAFE。室蘭からは雑貨カフェ・コノミが参加しました。酵素玄米のお弁当が美味しそう! お洒落なハンドメイド雑貨、癒し、生ライブ! calmのドライフラワーとハイカラの焼き菓子 おしゃれなドライフラワーはcalmさんの作品。今回はイベントに合わせ胆振産の素材にこだわって制作したそうです。可愛らしい焼き菓子は長和のココカラベース ハイカラさん。 シックなアクセサリーは市内在住の作家、miho.kさんです。壮瞥からレトロな駄菓子屋ゆみちゃんも参加しました。アロマのいい香りがふんわりと漂っていたリラクゼーションe.nのハンドマッサージ。それからヨガセラピーでリフレッシュ!おしゃれ、美容、癒しなど、お店巡りが楽しい! 歌姫、藤河ちあきさん生ライブ。癒しの歌声が会場を包みました! 掘り出し物、いろいろ! 地元の大学生も活躍! 射的を担当したサバイバルゲームサークルの皆さん。 室蘭工業大学の学生さんによる科学実験と射的のコーナーが子ども達に大好評。もともと坂元農園に収穫のアルバイトに来ていたつながりで今回参加したそうです。科学実験のブースではイクラやスライム作り、伊達産の甜菜糖を使ったおもしろ実験もありました! イベントを企画した坂元農園の加藤さんは、「新型コロナの影響が続く中で、地域の消費行動を促すきっかけになれば」と話していました。混雑を避けるため、駐車場の中央ではなく、農協側に寄せて設営するなど様々な配慮をして会場づくりをしたそうです。実際に出入りがスムーズで、人が固まることもなく、安心して参加することができました。 雨の中出店したみなさん、お疲れ様でした。ゆったりのんびり、楽しい時間をありがとうございました! ふらっとバザールは2020年9月13日(日)JA伊達市くみあいマーケット本店にて開催されました。 ※記事の内容は取材時の情報です(取材:2020年9月)シェア大歓迎です!
むしゃなび編集部
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07/30(火) 洞爺湖温泉の「憩いの場」的カフェ。パーラーふくだ
洞爺湖温泉街の一角に建つレトロなカフェ「パーラーふくだ SMILE GAREN CAFE 」。長い間閉業していた昔ながらの喫茶店を改装し、4年前にリニューアルオープンしたお店です。古い建物の造りを生かした店内は、クラシックで落ち着きがあり、その上とてもくつろげるのが魅力。 温泉街を訪れる旅行客のほか、60歳以上の町民は半額となる「コミュニティーカフェ」として、地元の人に親しまれています。また、洞爺湖、壮瞥、伊達など近隣地域のハンドメイド作家やセラピストを集め、定期的に体験イベントや作品販売を開催。イ子育て世代の女性たちで賑わいます。 広々した店内でのんびりと飲むコーヒーは格別。 地元作家のハンドメイド作品コーナー。お土産にも人気! また食べたくなる焼きチーズカレー 焼きチーズカレー、サラダ、ドリンク、デザートのセット 1300円 食事メニューは「地産地消」、「どこか懐かしい」、「いつも変わらない味」をコンセプトに、焼きチーズカレー、ドリア、パスタなど、地元産食材を使用した家庭的な洋食が中心。ボリュームがあるので、お昼時は意外に男性客の姿も多いです。 冷製パスタ、ミニ焼きチーズカレー、ドリンクのセット 1100円 看板メニューの「焼きチーズカレー」は、店長渾身の一皿。熱々の焼きカレーにとろりと溶けたチーズがたっぷり、食欲をそそります。ベースのカレーは、粗みじん切りした野菜を香辛料でよく煮込んだ本格仕込み。野菜の甘みが口いっぱいに広がります。独自ブレンドのチーズもおいしさの秘密。北海道産から海外のものまで、様々な種類を試した結果、野菜カレーの風味を邪魔しない、最高のブレンドにたどり着きました。 虎杖浜のタラコたっぷり。太めの麺が絶妙なクリームパスタ900円 ベジタリアンでも食べられるメニューが多いので、海外旅行客にも好評です。ベジタリアンといっても、食べられるもの、食べられないものは人によりそれぞれですが、「パーラーふくだ」では、食材を抜いたり、代用したりと、可能な限り親切に対応してくれます。 ここ最近は、グルテンフリーのメニューを希望する人が増えているそうで、様々なリクエストに対応できるよう、日々工夫を重ねている、と店長さん。ジューシーなトマトを味わう冷製パスタ(上画像)はグルテンフリーの麺に変えることができます。 温泉街にクラシックカー!? 洞爺クラシックカー&アートギャラリー さて、食後はお隣の建物へ。扉を開けるとなんと! 一面のクラシックカー。全て胆振地域の企業が所有しているもので、こちらで管理されています。貴重なコレクションを温泉街の活性化に役立てようと、カフェのリニューアルオープンに伴ってこのギャラリーが開設されました。 TOYOTA2000GT(手前の白い車)など、非常に珍しい車体もあり、遠方からい訪れる愛好家もいるそうです。ロマンがあっていい雰囲気です。見学したい方は「パーラーふくだ」のカウンターで申し込みむと無料で見学できます(乗車体験はできません)。 観光客から地元のお年寄り、車好き、ハンドメイド好きの方まで、様々な人が訪れる「パーラーふくだ」。広々とした空間でのんびりできる「憩いの場」のようなカフェです。温泉街散策のひとやすみにおすすめのスポットです! パーラーふくだ SMILE GAREN CAFE 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-12 TEL: 0142-75-3077 9:00~17:00 定休日 火曜日 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=1329&M=25 手作りワークショップinパーラーふくだ2019 8月22日(木)10:00~16:00 9月26日(木)10:00~16:00 今シーズンも5月~9月までの第4木曜日はイベントDAY! 当日都合のつく作家さんたちがゲリラ的にワークショップを行います。 ハーブソルト&ハーブチンキ アイシングクッキー ネイル アロマコスメ/アロマクラフト ビース/スイーツデコ 紙で作るバラ・ロザフィ&リボン など ラインナップは当日のお楽しみ! 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/29(水) 雑貨店『風花』に咲く 〜三橋真紀子さんの名刺「❤️のA」にこめられた想い
いただいた名刺がまるでトランプのような❤️のA 。きっと何か意味があるはず!そう思いながらも、終始ニコニコクルクルと笑う可愛らしい『風花』オーナーの三橋真紀子さんの楽しいペースにはまり、その意味をすっかり聞きそびれてしまいました。 今は、お洒落な雑貨屋さんですが 、“ 元々は60年続いた作業衣料のお店だった “ と伺い、その意外性にまず驚かされました。 「祖父が、室蘭市と伊達市で “働来館(ワーク館)”という店を営んでいました。その後、バラ好きな母がこの場所にガーデニングショップを開きました。その頃、私はある会社の事務職員をしていたのです。」 『風花』は広い店舗に豊富な商品の品揃えがあります。 「私は、若い頃から大の雑貨好きでした。たまに東京へ行くと、雑誌に載っているような可愛くて素敵なものがたくさんあり、見ていても触れていてもウキウキと楽しくて色々買ってきていました。それにね、雑貨をワクワクと活き活きとした表情で嬉しそうに選んでいる方のお顔がもう本当に大好き!いつかは自分が発信する側、売る側になりたいとその頃から思っていました。ただね、母が営むガーデニングショップは私のイメージしている店とはちょっと違っていました。時々、母から手伝い要請がかかるのですが、商品が重たいものばかりで、ラッピングも管理も大変だなあと感じていました。もちろん、選んでいるお客様は楽しそうなのですが…。」 ところがこれ、どうやらお母様の作戦だったのではないか?と真紀子さんは言います。 「私の雑貨好きを見込んで、ガーデニングショップを私に任せるつもりだったようです。会社勤めをしていた私は、その策略にまんまとひっかかったわけですが ^^; 私は私で、ずっとやりたいと思っていた自分の好きな雑貨屋にしちゃいました。」 と、いたずらっぽく笑う真紀子さんでした。 なるほど〜。 そんな歴史が! きっと、真紀子さんの夢を知っていたお母様が、場を作って背中を押してくれたのではないかと想像します。 その後、お母様は伊達市でバラに特化した園芸のお店を開き、現在は野菜を中心に果樹も育て、赤いルバーブジャムやアロニアジャム・ブルーベリージャム、黒ニンニクなどの製造も手掛けていらっしゃいます。 風花ファーム →https://www.kazahana-garden.jp/風花ガーデンの移り変り/ さてところで、真紀子さんの雑貨店『風花』は創業21年となりました。 「雑貨って生活の中では無くても困らないものですよね。世の中、シンプルかつ便利なものにシフトしてきている中で、まあ、実用的ではないしムダかな?と思うようなものでも、それがあることでなんとなく心が弾み、笑顔になるのならば決してムダなものではないと思うのです。って、実は自分自身がそうなのですが^^; 私と同じように感じるお客様もきっといらっしゃると思い、そういうお客様の気持ちに寄り添いたいと思っているのです。『可愛い!』とか『おもしろい!』とか『なんか笑っちゃう』とかいうもの。正直、仕入した後で『なんでこれ買っちゃったんだろう?』っていうこともあります。それはもう、その時のインスピレーションっていうか、遊び心を発揮しちゃうというか。『あ!これ!』みたいな直感で買ってしまうんですよね。たまにお客様から『またこんなものを仕入れて!』と言われたり(笑)、でもそう言いながら買ってくださったり。本当にうちのお客様は私のことを良く理解してくださっているので助けられています。それにね、仕入れをする時に、いつもお客様のお顔が浮かんじゃうんです。あ!これは〇〇さんが好きそうだから買っちゃえ!とかね。」 このお話だけ伺ってもお客様とのコミュニケーションがしっかりととれていることが分かります。 さらに真紀子さんのお話は続きました。 「なんだかね、常連様も多くいらっしゃるのですが、もう本当に素敵なお客様ばかりで。子どもが小さかった頃、お店が忙しかったりすると、お客様が子どもをみていてくださったこともありますし、時には私の食事のことまで心配してくださったり。皆様とっても優しくて。本当に周りの方々に助けられていることを感じています。ありがたいです。」 このお話を伺い、筆者は気づきました。 それは何より、真紀子さんご自身がお客様を大切にされているからこその関係だということを。 雑貨を見に来ているけれど、実は真紀子さんに会いに来ているのですよね。 さて実は、『風花』は雑貨だけでなく食品も扱っています。 伊達のお母様の店『風花ガーデン』でも食品製造を行なっていますが、真紀子さんも安心安全な食品には元々強い関心を持っていました。 類は友を呼ぶではないですが、真紀子さんの周りには真面目に真摯に食品に向き合っている方が多いようです。 例えばこの塩。 なんと、牧場主さんが手作りで作っています。 「大切な牛たちに納得できないものは舐めさせられない!」という思いからだそうです。 牧場で塩作りというのは初めて耳にしました。 詳しくはこちらを →https://www.n-slow.com/shopdetail/000000000364/ それからこちらの醤油。 白醤油は見たことありますが、透明な醤油って…。 詳しくはこちらを →https://www.fundodai.com これらも真紀子さんの感性にピンときたものたちです。 そしてこちらも。 何事にも誠心誠意まっしぐらで頑張る真紀子さんは、カンボジアで有機栽培農業をしている農家さんが手摘みで収穫し、管理された工場で丁寧に作られている希少種のクメール種胡椒で作られた「生胡椒の塩漬け」の販売を始めました。 しかも、より確かな保証が付いたものをお届けしたいと「有機JAS(オーガニック)」の認証までご自分で取得したのです。 この認証を取得するにはとても厳しい審査にクリアしなければなりませんし、取得した後の商品管理はもちろん、ラベル管理に至るまで厳しくチェックされています。 さらに、現在では北海道内でオーガニック認証を受けた事業者同士で集まり、『既存の農業生産に付加価値をつけ、国内外へのPRと、次世代に北海道農業の魅力と可能性を伝えていくこと』を理念とした「Green horaizon」という団体の一員にもなりました。 真紀子さんは、「生胡椒の塩漬け」を厳正に管理された部屋で袋詰めし、オーガニック認証ラベルを貼って販売をすることをご自分の使命にしています。 雑貨はもちろんですが、今最も真紀子さんが力を入れている商品です。 「とにかく、安心して美味しく食べていただきたいのです!」 そのまま食べても美味しいのですが、例えばこんなお料理に使ってみてほしいとのことでした。 「それにこの生胡椒の塩漬けで雇用も生みたいのです!ですから、もっと販路を拡大していきたい!」 コロコロと可愛らしく笑う真紀子さんから出てきた言葉は、本気が強く感じられる決意の言葉でした。 「コロナ禍が長引いたので、まだ行けてないのですが、今年はカンボジアの胡椒農場を訪れたいと思っています。想いを共感できる生産者さんを縁の下で支え、発信していく側として頑張りたいです。」 その言葉は、『風花』であつかう商品全般に対しての想いなのでしょう。 そうそう! 帰宅後、どうしても気になった「❤️のA」の意味を改めて伺うことができました。 「❤️は、実はプレゼントをする方の気持ちを表しています。販売する側としては、その “あなた”の気持ちを届けるお手伝いをさせていただきます!という想いです。そして、Aは “あなた”を表すAです。」 ものすごく納得☆ やはり素敵な想いがこもった名刺だったのですね。 店舗には、選んでくださる「A」あなたの「❤️」気持ちに寄り添った商品を揃え 常に向上心を持って決して止まらず まっすぐに突き進んでいく 『風花』オーナー三橋真紀子さんのそんな姿に大いに勇気をいただいた筆者でした。 ―「風花」情報― Instagram(風花) https://www.instagram.com/kazahana.zakka/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D Instagram(noproblem.3bridge : オーガニック生胡椒の塩漬け) https://instagram.com/noproblem.3bridge?igshid=Mzc1MmZhNjY= Base https://kazahana.base.shop/ GREENHORIZON https://www.greenhorizon-group.com/
Rietty
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07/31(火) 夏の女子会に♪ 元気いっぱいパワーサラダ! 伊達野菜もぎたてベジフェスタ②
2018年8月1日〜10月14日まで「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」が開催されます! 市内の参加店16店舗(大滝区を含む)が提供する期間限定の特別野菜メニューで、地元・だての野菜を満喫しましょう〜。 参加店一覧(PDF) 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜をとびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各店で聞いた「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ 元気いっぱい!「伊達野菜」だからこそ、の一皿! 今回ご紹介するのは、ホテルローヤルの「パワーサラダ」。 パワーサラダって聞いたことがありますか? サラダといえば野菜ですが、そこにナッツや肉類など、たんぱく質の採れる食材をプラスして、 「一皿食べるだけで、バランスよく栄養がチャージできる」 というもの。いま女性を中心に大注目のお料理なんです。ローヤルさんでは、たっぷりの伊達野菜に、チキンや自家製スモークチーズ、お豆も入れて、どど〜んと大皿で楽しむ「ローヤル特製・伊達野菜パワーサラダ」をコースで提供します。 使用されている食材の数はなんと、20種類以上! ランチまたはディナーの時間帯に五名から予約制で受付中です。サラダ以外のコースの内容は、予約ごとにヘルシー系、お食事系など希望に応じて選べるそうです。 季節ごとに野菜の種類も変わっていくので8月から10月まで、何度食べても楽しいホテルローヤルのパワーサラダ。「伊達だからこそ」の一皿です。仲間とワイワイ、女子会にもオススメっ! 「野菜は噛む力を使うので、ゆっくり食べられて満足感いっぱいになりますよ! 美容や健康に関心の高い女性の方はもちろんですが、ボリューム重視の男性でもご満足いただける一皿です。新鮮な伊達野菜をたくさん食べて、暑い夏を元気に乗り切りましょう〜!」 ホテルローヤル パワーサラダコース 3,000円〜(5名以上、要予約) 伊達市末永町33-3 TEL 0142-23-4888 OPEN 9:00~22:00 ホテル ローヤル(むしゃなび内) 生ビール祭り開催中!2018年8月11日(土)まで きになる伊達野菜!「エディブルフラワー」 ローヤルさんが注目する伊達野菜は、パワーサラダを華やかに彩る、エディブルフラワー。乾町のイコロ農園で栽培されている「食べられるお花」です。いろんな種類があって、見えいるだけでも楽しくなりますね〜。お料理をぐっとひきたてる、かわいい仕事人! イコロ農園 http://ikoronouen.com 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)まで 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場します! *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です! 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ① https://so-ra-mi.jp/archives/15442
むしゃなび編集部
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12/31(火) ふっくらしっとり!ローストチキンプレート【洞爺湖】
洞爺湖温泉のおしゃれなカフェにランチを食べに行ってきました。温泉街を貫くメインストリートの一角、海外観光客で賑わう「TOYA ARTS & CRAFTS(トウヤ アート アンド クラフト)」。以前ご紹介した「キートス」が2019年4月末にリニューアルオープンしたお店です。ランチは地元産の新鮮な食材を生かしたプレートメニューが中心で、夜は一品料理とお酒が楽しめ、カフェタイムのスイーツも美味しいです。 お店の方に伺ったランチのオススメは、「ローストチキンプレート」(サラダ、スープ、パン付き 1500円)。特製スパイスで味付けし、自慢のロースターでじっくり焼いたジューシーなチキンだということです! 運ばれてきたプレートは野菜たっぷり! それぞれ味わいの違うサラダや付け合わせがカラフルに並んでいました。メインのチキンは表面は香ばしく、中はふっくら、しっとり・・。ナイフも楽々通る柔らかさ。根菜の旨味が浸み出したスープやパンも美味しかったです。 前回食べたカオッパライス(タイ風シーフード炒飯)タルトとコーヒー お腹いっぱいになってしまい、デザートはテイクアウトすることに。最近話題のバスク風チーズケーキ。とってもクリーミーでした。 アルコールメニューの方も北海道のクラフトビールやオーガニックワインなど充実しており、こだわりのお料理と美味しいお酒をゆっくりと温泉街の夜を楽しめそうです。また夏場は開放的なデッキ席も利用でき、おしゃれな気分に浸れるカフェです。イベントもあるようなので、お店のフェイスブックをチェックして遊びに行かれてみては。 TOYA ARTS & CRAFTS 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40−11 TEL 0142-82-3031 最新情報 https://www.facebook.com/culinaryartintoya/
むしゃなび編集部
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12/12(日) これはもうmushanavi 的 情熱大陸だ!! Couturier Ty 宮崎智子という人
これほどまでにドラマティックな人生を歩んできた女性に出会ったことがあっただろうか? そう思うほどにのめり込ませる取材をさせた人。 倶知安在住、Couturier Ty 代表 宮崎智子さんを訪ねました。 智子さんが洋服のオーダーを請け始めたのは2000年頃のこと。 ブランドを立ち上げたのは2007年のこと。 そして倶知安に店舗を持ったのは2018年4月のことでした。 ↑デザイン段階でこの様な作業が入るとは知りませんでした。 「針と糸を使っての物作りならば大体のことはできます。」 そうおっしゃる通り、洋裁・編み物・刺繍・リメイク・修繕・革小物・布小物etc.なんでもこなされます。 ↑たくさんの糸や布が並びます。 ↑ツイードで作られた清楚なボディーコンシャスワンピース♡ ↑優しいオレンジ♡ ↑これを堂々と着こなして颯爽と街中を闊歩してみたい♡ ↑刺繍用の機械です。 地元の太鼓チームの半被を製作中。 ↑こういうワッペンも作ります。 実は、智子さんの最初の師匠はお母様でした。 今の智子さんと同じ様に何でもこなされていたお母様から、先ず習ったのは編み物でした。 「小学生の頃からビーニーやセーターなど、自分で編んだものを身に着けていました。 でも何故か洋裁には手を出しませんでした。ですが、洋裁をする母は私の憧れでした。 それなのに、母は私に一切無理強いしなかったのです。」 編み物以外しなかった智子さんに転機が訪れたのは20歳の時でした。 それは、お母様のこの一言が引き金でした。 「私の娘なのにスカート一枚作れないなんて…」 この言葉は、智子さんを発奮させました。 そして、お母様に習いながら初めて一枚のタイトスカートを作ったのでした。 このことがきっかけとなり、洋裁への転向を決めることになりました。 ↑落ち着いたカラーだからこそ、きっとパーティーで目立つはず♡ ↑取材時に智子さんが着ていらしたジャケット。とてもカッコよかった♡ そこからはお母様に師事をして洋裁の猛勉強を始めました。 また、文化服装学院を通信教育で卒業し、指導員の資格も取得しました。 とにかく物凄い集中力を持った頑張り屋さんなのです。 どんなことでも「やりたい!」と思ったら命懸け。 中途半端は大嫌い。 本気度は半端ない! 例えば英語。 ほとんど独学で、留学することなくTOEIC 900点を採ってしまったり。 スキーもプロ級の腕前だったり。 ↑パウダーもこの通り! そんな多才な人だから、全てが順調だったのかと思いきや…。 運命は智子さんをすんなりと洋裁の道へと導いてはくれませんでした。 2度の結婚と別離。 仕事も色々変わりました。 そんな智子さんに再び転機が訪れます。 「やはり洋裁道を極めたい! お客様のこだわりを100%表現し、デザインも着心地もお客様にピッタリ合うものを作って差し上げたい!」 改めてそう決心した智子さんは、再び猛勉強を始めました。 それも生半可ではない勢い。 しかも結果も残しました。 ↑これらの賞状や賞はほんの一部です。他にも色々と壁に飾られていました。 そして立ち上げたのが「Couturier Ty」なのでした。 「実は、Tは私の名前の頭文字。Yは母の名前の頭文字なのです。」 なるほど。 お店の名前にお母様は生きていらっしゃるのですね。 ↑出産祝いのオーダー品。オーガニックコットンで作られています。 25年前にお母様を亡くされた智子さんは、のちに運命的に出会った師匠に師事、猛吹雪のさなかでも中山峠を越えて札幌まで習いに行ったそうです。 ところが、またもや神様は智子さんに試練を与えました。 その先生も急逝されてしまったのです。 あれだけの資格や賞をいただいているのですから、師匠は必要ないのでは?と思うのですが… 「上には上がいます。常に技術向上をし続けていたいのです。だから今も師匠を探しています。」 いかにも智子さんらしい謙虚さ。 まだまだ勉強することはたくさんある! 前進あるのみの精神です。 ところで。 このお店を通して伝えたいことはありますか? とお尋ねしてみました。 「洋裁教室の指導者としては、食わず嫌いにはならずにやってみましょう!と伝えたいです。やってみようとしないで “出来ない” って思うのはもったいないです。 また、洋服の仕立て屋としては、自分サイズの服の心地よさを知ってほしいと思っています。 色々取り扱っていますが、一番好きなのはドレスオーダーを受けて仕立てるお仕事です。 日本人にも華やかなカラーを堂々と着て、思い切りファッションを楽しんでほしいと思っています。」 ↑こちらは既に終わりましたが、小物作りの講師の他、定期的に初心者向けの洋裁教室も開催されています。1日で服が作れるプログラムになっています。 工房に所狭しと置かれた道具や機械や糸や布を見ていると、筆者も自分だけの1着が欲しくなってしまいます。 夢を実現させることへの熱量が人並み外れて高い智子さん。 きっともっともっと大きな夢があるに違いない!と次なる目標をお尋ねしてみました。 すると、とても恥ずかしそうに教えてくれました。 「フランスに住みたいです。 ヨーロッパの色彩豊かな生地を使って洋服を作りたい! そして、思い切り大胆にファッションを楽しむ人に私の服を着て喜んでほしいのです。」 なんと、しっかりとフランス語の勉強も始められています。 これは必ず掴む夢だな…と感じてしまいました。 華やかな外見とは裏腹な、物凄く泥臭く地道な努力をされる智子さん。 その情熱に強く引き込まれ、頭の中には葉加瀬太郎さんのバイオリンが鳴り響いていました。 Couturier Ty(制作中ページあり) https://tymode.jp/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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06/09(土) 水の駅向かいのCAFE LAKE TOYA【洞爺湖食べ歩き】
とうや水の駅向かいの CAFE LAKE TOYAにランチに行ってきました。カジュアルに楽しめるオシャレなカフェです。 キッシュプレート 1,100円 地場産の新鮮な野菜を使ったサラダと、豆のスープがついてきました。お豆も洞爺でとれたものだそうです。シンプルなお料理なので野菜の美味しさが一層引き立つ感じがします。ボリューム重視の人には、ちょっと物足りないかな? でも、野菜好き、ヘルシーな料理が食べたい!という人にはとってもいいと思います! キッシュもおいしかった・・・外側はサクッと軽く、中はトロっとして野菜たっぷり。小さめだけど心が満たされました〜。 こちらはスーププレート 900円。野菜の旨味が詰まったジャガイモのスープでした。ダイエット中でも楽しめそうですね。 以前来た時はクレープを食べたのですが、店員さんに聞いたら今シーズンはまだ始めていないとのこと。また今度食べに来たいと思います。 https://so-ra-mi.jp/archives/7048 それから焼きたてのデニッシュもおすすめです。コーヒーと一緒に軽いランチとかおやつにしてもいいし、テイクアウトもできます。デニッシュ好きの私には至福のひとときでした〜! アップルデニッシュ 250円 CAFE LAKE TOYA 虻田郡洞爺湖町洞爺町 127 http://www.cafelaketoya.com
むしゃなび編集部
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09/04(金) 川沿いのクレープ屋さん。青空みたいなパフェ!
(ウェブマガジン「そ・ら・み」2020.06.30発より) 紋別川沿いの「すなっく和音」は、入ってびっくり。ジャングルみたいな可愛いお店。 ママさんの好みでトロピカルムードいっぱいに飾り付けられています。 5月末より午後の時間帯にスイーツの販売を始め、女性や学生さん、親子連れの間で大人気!手焼きのもちもちクレープ、カラフルなパフェなどワクワクするようなメニューがいっぱいです。画像は伊達の青空をカップに閉じ込めたような青空パフェと、人気のマンゴータピオカ。おかずクレープもあり。川沿いをお散歩しながら、食べに行ってみてください!! お店の詳細は伊達商工会議所HPのテイクアウト特集でチェックしてね。ジューシーないちごクレープも載ってます ↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-3691.html
むしゃなび編集部
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04/10(火) 市内なのに遠出した気分になるお蕎麦屋さん。里の茶屋 風土
伊達の中心から壮瞥方面に車を走らせること10分くらい。遠くに来たわけじゃない(むしろ近い)のに、空気が違うんですよね。ここにくると!振り返れば畑が広がっている・・・「里の茶屋」という名前が本当にぴったりな、のどかな場所にあるお蕎麦屋さんです。今日は期間限定のまぐろ丼を食べに来ました! あ、小上がりが椅子席になってますね。こちらのお店は、築120年の古民家を改装した建物。上を見上げると太〜いハリが渡っていて、とっても落ち着く雰囲気。来たー! まぐろ丼と蕎麦のセット。蕎麦は冷たいのか温かいのか、選べます。1500円。 福岡から取り寄せた本マグロ!はーー新鮮っ!お刺身さいこう!ご飯もツヤツヤ、モチモチ。ご主人自慢のお蕎麦。まぐろ丼か、蕎麦か。どちらからいくかあわてちゃいますね笑。さっぱりした出汁と、細めの蕎麦のすっきりしたのどごし。ふんわり香る上品な蕎麦です。 肌寒かったので温かい方にしましたが、やっぱり冷たいほうにすればよかった!温かいのももちろんおいしいですよ!でも信州出身のchはおいしいお蕎麦はだんぜん、冷で食べたい、と思ってしまうんですよね。そして生湯葉の刺身。こういうの目にとまると頼まずにいられません!古民家で味わうお蕎麦と本格和食に大満足のランチタイムでした。建物も素敵だけど食事も安定のおいしさです。 まぐろ丼は期間限定なのでお早めにどうぞ! 以前ご紹介した牡蠣蕎麦もまだメニューに出ていました。こちらも同じくお早めに。 https://so-ra-mi.jp/archives/4174 里の茶屋 風土 伊達市西関内町316-1 tel 0142-25-4698 open 11:00〜14:30 / 17:00〜 closed 木曜(祝日は昼のみ営業) 最新情報はこちら!
むしゃなび編集部
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04/24(土) 【中止のお知らせ】スマホシンフォニー
本日と明日、開催を予定していたイベント「スマホシンフォニー」は中止となりました。(以下、主催者より) 【公演中止のお知らせ】 スマホシンフォニーに参加予定であった皆さまへ 今週末、4/24(土)・25(日)の開催を予定しておりましスマホシンフォニーにつきまして、都合によりやむなく公演を急遽中止とさせていただくはこととなりました。 代替え案を検討いたしましたが、本来のテーマに沿った公演ができないこと、皆さまの満足のいく公演ができないことから中止の判断となりました。 直前のお知らせとなり大変恐縮ではございますが、本公演を楽しみにしていただいていた皆さまには多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。 だて歴史文化ミュージアム tel:0142-25-1056 mail:date-museum@city.date.hokkaido.jp https://mushanavi.com/specials/34045/
むしゃなび編集部
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06/03(月) 最高に贅沢で、あたらしい食体験。HOKKAIDian Homestead
噴火湾を一望する丘の上に建つHOKKAIDian Homestead。地元食材を使ったクッキングワークショップを提供するスタジオです。伊達市志門気町に昨年オープンしたこのスタジオで、現在旬を迎えている「ホワイトアスパラガス」をメイン食材にしたイベントを開催しています。 ところで「クッキングワークショップ」ってどんなイベントでしょう?クッキングと聞いて思わず「料理教室」を連想した筆者ですが、実際に参加してみたら、もう目からウロコの連続!! つくる、食べる、出会う、つながる・・・ まったくあたらしい、伊達の食体験!今回は、この夏イチオシの食イベントをレポートします! 伊達の市街地から壮瞥・オロフレ方面に向かって10分ほど。小高い丘の上に、赤い屋根に焦げ茶色の壁のおしゃれな建物が見えてきます。入り口脇のパーキングに車を止め、林の中のフットパスを登ってスタジオへ。街中の喧騒を離れ、小鳥のさえずりが聴こえます。新緑のさわやかな匂い!入り口に到着すると、素晴らしい景色が広がっていました。伊達の街と噴火湾、その向こうに北海道駒ヶ岳が浮かび、西には有珠山と昭和新山がすぐそこに。さらに洞爺湖の中島、お天気がよければ羊蹄山まで見渡せる大パノラマです。 「ようこそ!」オーナーのイエン・フォンさん・松下記子(のりこ)さん夫妻、そしてシェフのバスチャンさんが迎えてくださいました。イエンさんと記子さんは10年ほど前に香港から家族で伊達に移住し、昨年こちらのスタジオをオープンしました。イエンさんに伺うと、「Homestead」とは、農園の中に建つ母屋といった意味があるそうです。野菜、魚介、肉など、様々な食材が豊富に採れるこの地域は、まさに大きな大きな畑のよう! この地域で採れた旬の食材を皆で集って料理して味わう— というコンセプトでスタジオが誕生し、様々なプログラムやワークショップを開催しています。 手作りのウェルカムドリンクをいただいて一息ついたら、いよいよワークショップの始まりです。今日の主役は5~6月が旬の「ホワイトアスパラガス」。毎年この時期には、朝早くからアスパラを求める人で観光物産館(道の駅だて歴史の杜)など市内の直売所が賑わいます。 グリーンとホワイトの違いは栽培方法によるもの。日光を遮って育てることで白くなるのだそうです。中でも特に甘くておいしいとイエンさんが惚れ込んだ、稀府の農家さんのアスパラを使用します。甘さの秘密は、土の中で日光を遮って大きくする昔ながらの農法にあるそうです。そのほか、こちらも今が旬のイチゴなど、フレッシュな食材が揃いました! み~んなこの地域で採れた野菜たちです。 フランス人シェフ・バスチャンさんは13歳で料理学校に入学して以来、この道20年のベテランシェフ。日本国内のホテルでも経験を積んでいます。フレンチをベースに独自の発想を織り交ぜ、ナチュラルで洗練された料理を提供しています。バスチャンさんのユーモアあふれるおしゃべりでスタジオ内には笑い声が絶えません。 材料の下ごしらえや調理法の中には発見がいっぱい。例えば、ホワイトアスパラガスの皮を茹で汁の出汁に使ったり、イチゴとバルサミコ酢を合わせたり…。それも「やり方」を知るだけではなく、アイデアやセンスが随所に光り、とっても面白い。見事なナイフさばきには、参加者から「ブラボー!」。 和気あいあいと作業を進めるうちに、どんどんお料理が出来上がってゆきます。それでは、仕上げはシェフに任せて、お待ちかねの食卓へ・・・。 前菜 Salad with Pannacotta & Strawberryアスパラとイチゴのサラダ。中央にバスチャンさん特製・アスパラのとろけるパンナコッタ。2年仕込みの黄金豚・自家製生ハムと一緒に!! イコロ農園のエディブルフラワーがお皿に華を添えます。 メインディッシュ Feuilleté d'asperges Blancheバターの香りが香ばしいミルフィーユ生地にホワイトアスパラガスを贅沢に挟んだ一品。厳選したホワイトアスパラガスの甘味、ソースとのコンビネーション。食感も絶妙でした。 おいしい食事と料理を引き立てるワイン。自然とおしゃべりも弾みます。食後はデザートとコーヒーでのんびり。特製のホームメイドアイスクリームのうっとりするような口あたり・・・。 デッキで景色を眺めたり、敷地内を散策したりと、それぞれにひと時を楽しみました。 この土地で育った食材たちが素敵な一皿に変身し、おいしく、楽しくいただく・・・そんなゆったりとした時間の流れの中に、本当の「豊かさ」を感じました。食、自然、観光、出会いなど、様々な要素が詰まったイベントですが、それぞれが複合的につながりあうことで、五感が満たされ、身体も心もリラックス&リフレッシュ! とっても贅沢な時間となりました。 観光とも外食とも違う、あたらしい食体験をしに、この夏、HOKKAIDian Homesteadの丘へ出かけてみませんか? この後も様々なプログラムやワークショップが開催されます。地元の方にとっては、近くなのにバカンス気分! 地元の魅力再発見に。遠くから来た方にとっては心にのこる最高の「お土産」になるのではないかと思います。 * 最新情報・この後のイベントについては ウェブサイト または フェイスブックページ にてご確認ください。 * プログラムは予約制です。事前にお申込みください。日程はこちら! HOKKAIDian Homestead 住所 北海道伊達市志門気町 19-1 HP https://hokkaidian-homestead.com/ Facebook https://www.facebook.com/HOKKAIDian/問合せ 080-3294-1969 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/23(日) シンガー・藤河ちあきさんのだてのうた!「私のふるさと、伊達」
伊達在住のシンガーソングライター・藤河ちあきさんが地元・伊達への思いを歌った自主制作CD「私のふるさと、伊達」を発売しました。昨年の「大切なあなたへ」に続く第2作目となります。淡いピンクのエゾヤマザクラが一面にプリントされたディスクをプレーヤーに入れると・・・ 「伊達紋別の 駅を出て歩く…♪」 ほのぼのとしたアコースティックサウンドにのせて、藤河さんのやさしく透き通った歌声がすう〜っと心にしみてきました。あたたかくてほっとする、これぞ「伊達」な一曲!!と同時に自分の故郷が、ふわっと浮かんでくるようでもあり……。なんだかそっと「おかえり。」と言われたようなすてきな歌なのです! 藤河さんに新曲に込めた思いを伺いました。 伊達は、ひとのまち。 藤河ちあきさんは伊達の駅前育ち。高校卒業後に歌手を目指して上京し、レッスンやオーディションを受けながら歌の勉強をしました。劇団にも所属しお芝居、ジャズ、童謡など様々なジャンルの経験を積みましたが、稽古やステージの合間にアルバイトで生計を立てる暮らしはとてもとてもハードで、心身ともに疲れきってしまい、6年ほどの修行期間を経て故郷に戻りました。一度は諦めかけた歌手の夢でしたが、一昨年から伊達を拠点に音楽活動を再開。現在は、二人のお子さんをシングルマザーとして育てながらソロライブやイベントへの出演など、パワフルにシンガーの道を歩んでいます。 そんな藤河さんが、伊達が150年を迎える今年制作したのが「私のふるさと、伊達」。 藤河さん「大好きな伊達の歌をいつか作ってみたい、と思っていたんです。でも、日常の子育てや生活、ライブスケジュールなど目の前のことに追われて、今じゃなくてもいいかな、と後回しにしていました。1月ごろに今年は伊達が150年周年の年だということを聞いて、間に合わなかったな、と思ったんです。「せっかくの記念の年なのに、歌、なんにも作ってないや…」と。それがなんだかとても悔しくて。作詞作曲は私にとって、集中した時間とエネルギーを要する過酷な作業です。いつも半年から1年かけて作っていたので、今から始めても今年中にできるかどうか。じゃあ、150年の次は200年、その時私は80代になっているんだな、それもなくはないけれど、今、できることをしたい!と思い立って、4月下旬から、かつてない超急ピッチで制作を始めました。」 作詞の大きなヒントとなったのは、制作期間中にたまたま選挙の手伝いをした時のこと。街頭演説で伊達のあちこちに出かけ、たくさんの人に出会いました。 藤河さん「伊達ってこんなに素敵な人が住んでいる街なんだな、とあらためて感じました。いままでは街に人が住んでいる、と思っていましたが、そうじゃなくて、人が街をつくっているんだ、と気がつきました。」 あらためて感じた伊達の魅力、人の魅力。そこに藤河さんの子どもの頃のイメージや、大好きな街への思いを織り交ぜて歌が生まれました。いつも周りの人が支えてくれ、励ましてくれたこと。だから今の自分があるということ。家族や友人、伊達で出会った人たちへの「ありがとう」の気持ち……。 伴奏メンバーは伊達周辺で活動するミュージシャンで構成し、ギターやパーカッションのほか、ヴァイオリンや和楽器の篠笛も加わって華やかなサウンドが出来上がりました。 5月に行われたレコーディングには、藤河さんや友人のアツい呼びかけで市内の有志26名が集い、コーラスパートを大合唱。曲のクライマックスの聞きどころとなっています。これまでにない短期間での制作でしたが、無事6月中旬にCDが完成しました! 藤河さん「大人も子どもも、男性でも女性でも歌いやすいように音域を工夫して作りました。学校やイベントなどいろんな場所でたくさんの方に歌っていただけるよう、覚えやすさにもこだわっています。伊達の皆さんに愛される歌になってほしいです!」 歌うことが、生きること。 歌詞カードを開くと、そこには桜並木を前にランドセルを背負った女の子がはしゃいでいます。藤河さんの地元、伊達紋別駅前の喫茶店「パル」マスターで画家の井樫和夫さんが描いた子どもの頃の藤河さんの姿です。隣に佇む後姿の女性は現在の藤河さんで、さらに隣には未来の姿が…。 子どもの頃から歌が大好きで、両親が車の中で流していた音楽をいつも一緒に歌いながら育ったそうです。歌手を志したのは5才の時。エレクトーンの先生の「ちあきちゃんは高音がきれいで歌が上手ね。」という一言がきっかけでした。子どもの頃からずっと歌と一緒に生きてきた藤河さんですが、東京から伊達に戻ってからの数年間、音楽から遠ざかっていた時期がありました。歌手の夢を諦め、プライベートでは幼子を抱えて離婚を経験。育児に追われる中で心に深い傷を負いました。 一番病んでいた時に、藤河さんが自分を見つめて気づいたこと。それは「歌いたい!」ということでした。やっぱり私は、歌うことが生きがいなんだ……。久しぶりに会った友人にそんなことを話したところ、翌日、同じ友人から「ロックバンドのボーカルを探している人がいるんだけど、やらない?」と声をかけられ、勇気を出して初めてのロックボーカルに挑戦しました。そこから、シンガーとしての本格的な活動が少しずつ始まりました。 藤河さん「なんのために歌うのかと言われたら、自分の声を使って、人を癒せたらいいな、と思っています。人の心に寄り添って、ホッとしたり、安心するような歌。自分の歌を通して誰かの心が緩むような歌手でありたいです。」 「癒しのヴォイス」と定評のある藤河さんが歌う「私のふるさと、伊達」。伊達150年の年に、聴いて、歌って楽しみましょう〜♪ CDは2曲+ボーストラック入り1,000円です。「この歌が伊達で暮らす誰かの笑顔になるといいな」という藤河さんの想いから、今回のCDは、売り上げの一部を市内の福祉施設や伊達をよくするための活動をしている団体等へ寄付する予定です。 CDの取扱店:伊達駅前喫茶『パル』北海道伊達市山下町161−510142-25-5144定休日:日曜日 問い合わせ:chiaki.fujikawa8083@gmail.com 発売記念ライブが開催されます。生歌の迫力をぜひ! 藤河ちあき「私のふるさと、伊達」レコ発ライブ2019年6月27日(木) 開場18:00 / 開演19:00 会場:サザンクロス 伊達市山下町161クロスビル1F 0142-23-1820 料金:2,000円 出演:ボーカル 藤河 ちあき ギター 志藤 奨 バイオリン 三浦 裕加 篠笛 角田 弥生 パーカッション 河畑 敦史 ライブでの画像は全て藤河さんにご提供いただきました。※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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12/28(金) 除夜の鐘つきと初詣情報。だて・室蘭・洞爺湖
今年ものこすところあと数日となりました。本当に早いですね〜〜。 伊達周辺の除夜の鐘つきと初詣情報をお届けします! 寒波も来ているようですが、どうぞあたたかくしてお出かけくださいね :-) 除夜の鐘つき(どなたでも参加できます) 2018年12月31日(月) 有珠善光寺 伊達市有珠町124番地 ・鐘つき 0:00ごろから 毎年108つ以上ついているそうです。 来た方はみんなつけます! ・甘酒の配布 0:00〜1:00ごろ 有珠善光寺HP 大雄寺 伊達市元町18番地 ・鐘つき 23:30〜0:30ごろ ・祈祷法要 0:00〜(どなたでも参加できます) ・名物「大雄寺おやき」あんこ・クリーム の販売があります!(1時ごろまで) 有珠山 紋鼈寺 伊達市末永町71−1 ・23:30ごろより 本堂にて (先日の火災の影響により、例年の日程と少し変更して開催します) ・飲み物あり 興禅寺 伊達市長和町535−7 ・鐘つき 23:30ごろから 紋鼈寺HP 高野山真言宗 不動寺 伊達市鹿島町8 ・鐘つき 23:30ごろより受付番号配布 ・大広間で甘酒、抹茶のご接待があります。 ・0:00から本堂にて元朝参り 高野山真言宗 不動寺(むしゃなび内) 真宗大谷派 勝光寺 室蘭市母恋北町1丁目7番20号 ・鐘つき 23:30頃から ・鐘をついてお参りの後、 皆さんでお雑煮をいただきます 真宗大谷派 勝光寺(むしゃなび内) 神社初詣 2018年12月31日〜2019年1月1日 伊達神社 伊達市末永町24−1 31日 17:00より 大祓い 1日 10:00より 歳旦祭 相馬神社 伊達市大町6番地 31日 18:00より 大祓い 1日 朝6:00より 歳旦祭 虻田神社 虻田郡洞爺湖町青葉町54 31日 16:00より 年越大祓式 (一年の穢れ、災厄を人形(ひとがた)にうつしてお祓いします。希望する方は16時少し前にお越しください ) 23:30より 除夜祭 1日 0:00〜 初詣 1:00〜 歳旦祭 詳細はHPをご覧ください。 虻田神社HP それから、こんなイベントも発見! 洞爺八幡神社キャンドルNight →詳細はフェイスブックのイベントページをみてね。 それではみなさま、どうぞよいお年をお迎えください!
むしゃなび編集部
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04/04(日) 洞爺財田(たからだ)に、地域をつなぐ店「いろは屋」あり。
久しぶりに洞爺湖の向こう側へドライブ。 目指すは洞爺財田(たからだ)にあるセレクトショップ「いろは屋」さん。開店後まもなく到着すると、店の前の草取りをせっせと行うオーナー宮本好さんが迎えてくれました。 「いろは屋」さんはこの4月でオープン4周年だそうです。4年前の3月に洞爺湖町の地域おこし協力隊を卒業、同時にこちらのお店をオープンされました。ここへの永住の決め手は「子育ては自然環境の良いところでしたい」という強い想いからでした。 お生まれは札幌。洞爺湖町には住んだことはありませんでしたが、宮本さんの曾祖母様が50~60年前までここ旧洞爺村で駄菓子屋さんをなさっていたのだそうです。 地域の子供から大人まで愛される人気店でした。その時の店名が「いろは屋」さん。 なので、宮本さんは、ご自分のお店も迷わず「いろは屋」とされたのだそうです。名前を受け継ぐ…ってとっても素敵です。 店内には宮本さんのセンスが光る雑貨が並びます。「いま、入れ替え中なので商品が少ないのですが…」と宮本さん。きっと、これからどんどん新しい商品が入って来るはずです。 「長く使える道具、気持ちよく使える暮らしの道具を仕入れるようにしています」 と話す宮本さん。使い捨てではなく、ものを大切に使いたいという強い想いを込めながら選ぶ商品は、とても質の良いものばかりです。 一例では~ 今治タオル・野田琺瑯・久留米の絣・洞爺湖町の陶芸作家「kanako」etc. 一つ一つに作り手の心を感じます。 また宮本さんは、洞爺湖有珠火山マイスター・薬膳フードアドバイザーなどの資格も有し、先日こちらでもご紹介をされました「里山デリバリー」の一員でもあります。 近々、「薬膳ワークショップ」の開催も計画中とか。こちらもとても楽しみです。 2児のママでもありますが、多岐に渡ってご活躍中で、洞爺湖町在住7年目にして地域からも頼りにされる存在となっています。本当に頼もしい限り。 最後に、「いろは屋」が目指すことは? と質問してみました。 「徹底的に地域に根差して、地域情報の発信地となりたい。」 と、力強い言葉が返ってきました。決意に満ちた宮本さんの目は、本気のエネルギーに満ちていました。きっと、セレクトショップを拠点に、これからますます地域を楽しく豊かにコーディネートする役割を果たしていかれることと思います。期待したい存在です。 洞爺いろは屋〒049-5813住所 洞爺湖町財田18-1電話 090-6997-4871営業日 月・火・土・日営業時間 11:00~16:00 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。営業時間等は変わることがありますのでご注意ください。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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04/04(水) 秘密の花園的カフェのきのこカレー
隠れ家、とか、秘密の花園、そんな言葉がぴったりくる伊達のカフェROSEMARY。 春先のこの時期はすっきりしてますが、バラの季節にはそれはそれはそれは!見事なお庭になるのです。お花でぎっしりな時の方が、ずっと広く感じるから、不思議。でも、クリスマスローズがひっそりと咲く今のお庭も素敵です! 今日はランチにやってきました。 見た瞬間、テンション上がったサラダ。カラフルな野菜に、お豆、グレープフルーツ。おしゃれ!もう女子の心を鷲掴みです。この器、きっとアンティーク。 きのこたっぷりのカレーが登場! 食事だけでも大満足、でもやっぱりケーキを頼んでしまいます。来たからには! はあー、美しい。お皿からフォークから、お店のディスプレイから、どこを見てもかわいくてホント癒されましたー。そんな中、お隣のマダムたちのおしゃべりが。 「金さん銀さんのお子さんが100歳になったんですって〜〜」 え!なんですと!!うっかり会話に参加しちゃいそうになっちゃいましたよ。平成生まれの人にはわからない話題ですよね。 あー、やっぱりカフェが好き! ROSEMARY 北海道伊達市弄月町187−7 *バラの見頃は6月中旬から下旬
むしゃなび編集部
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08/20(火) ブルーベリーを味わうカフェ「ベリーファームとようら」お子さん連れにオススメ!
豊浦でブルーベリー栽培にチャレンジする一家が、来年から開園予定の「ブルーベリー狩り」に先行して、8月上旬に園内でカフェをオープンしました。豊浦町の中心から長万部方面に向かうこと数分。国道沿いに真っ青なブルーベリーが描かれた可愛らしい看板が見えてきます。脇道を入って行くと… ベリーファームとようら 絵本に出てくる農家ような、雰囲気のある建物に到着。中に入ると木のぬくもり漂う優しい空間が広がっていました。 奥にはゆったりとしたキッズスペースもあります。おもちゃや絵本が並び、オムツ替えのできる畳のスペースもあります。小さなお子さん連れの方ものんびりとカフェタイムを満喫できそうですね! キッズコーナー。おむつの交換もできます。 それから、木立に囲まれた屋外の席も素敵! カフェの裏に広がる土地に、今年8月末から約500本ほどのブルーベリーの苗木が植えられ、来年にはブルーベリー狩りが体験ができる観光農園になるそうです。木が十分に育って本格的に収穫ができるようになるのは二年後。そのため来年はプレオープン、再来年にグランドオープンとなる予定です。 園主の鴨井さん一家は今年3月に岡山県から豊浦町に移住してきました。冬の寒さはこれからですが、豊浦町での暮らしにすっかり慣れてきたと笑顔を見せます。農業未経験の鴨井さんが「いちご」の町で、あえてブルーベリーを選んだ訳は、栽培方法にあるそうです。 ベリーファームとようらで取り組む「養液栽培」は、ポットの中に木を植えて、水と液肥を点滴の様に与える新しい農法です。ポットの中で育てるため、土作りの技術や経験がなくても始めることができ、なおかつ味が安定していてとびきり美味しいのだとか! カフェではマフィンやコーヒー、ノンカフェイン穀物コーヒーなどが楽しめます。マフィンはブルーベリーたっぷり! 卵や乳製品を使わず、豆乳を使用した生地は、外側はさっくり、内側はふんわりして甘さ控えめです。ブルーベリーの甘味と爽やかな酸味が引き立ち、思わず「もう一個!」とおかわりしたくなるおいしさ。丁寧にハンドドリップされたオーガニックコーヒーととてもよく合います。 ブルーベリーをしっかり補給したい方には、「ブルーベリーフローズン」がオススメ。今年はまだ収穫がないため国産のものを仕入れているそうですが、来年以降は摘みたてのフレッシュなブルーベリーを存分に味わうことができます。楽しみですね!小さなお子さんも安心して連れて行けるブルーベリー・カフェ。ご家族やお友達とのんびりと出かけてみては。 ベリーファームとようら Berry Farm Toyota 北海道虻田郡豊浦町字豊泉136-1 カフェ営業時間 金土日祝 11:00~16:30 2019年度の営業は9月末ごろまで ブルーベリー狩りは2020年にプレオープン、2021年にグランドオープン予定 http://berryfarm.jp ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です! 広 告 [adrotate group="1"]
むしゃなび編集部
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09/13(火) 終わりなき研究をしつづけるために〜谷藤貴昭さんの『チョコレート研究室』
店を継ぐ決意とチョコレート ごはん処「たにふじ」は室蘭の有名な老舗です。 主力商材は仕出し弁当。 もちろん、店内でお食事をすることも出来ます。 さて、北見のパティスリーで8年間パティシエとして活躍をされていた谷藤貴昭さんは、2021年9月にお父様が営む「たにふじ」を継ぐ決意をして帰郷されました。 今回は、ごはん処「たにふじ」の三代目 谷藤貴昭さんを取材させていただきました。 ただし、お話を伺ったのは和食の料理人としてではなく、bean to barを手掛けるパティシエとしてでした。 そう、貴昭さんは「たにふじ」を継ぐ決心だけではなく、チョコレート研究室を室蘭に立ち上げるために帰郷したのでした。 挑戦したかったチョコレートは、カカオ豆からチョコレートまでを一貫して手掛ける製法のbean to barチョコレート。 様々な産地から原料を仕入れ、カカオ豆という原点からオリジナルのチョコレートを製造されています。 オリジナルチョコレートとの出会い 高校卒業後調理師専門学校に進学した貴昭さんは、在学二年間のうち一年間は調理の勉強を、一年間は製菓の勉強をしました。 そして、卒業後は北見のパティスリーに就職、持ち前のコツコツ気質が徐々に頭角を現わし、1年に1度開催される国内最大規模の洋菓子コンクール「ジャパン・ケーキショー東京」では、銅賞の受賞するほどにパティシエとしての腕をあげていきました。 ところが、順調にスキルを磨いていた頃、コロナが蔓延し始めました。 「今年もコンテストで頑張ろう!と思っていた矢先のことでした。全精力を注ぎたいと考えていたのですがエントリーは叶いませんでした…。でもその時、そのエネルギーをお菓子に関わる何か未知のことに向けたい!!と、気持ちを切り替えることにしました。それがチョコレートでした。」 コロナだからと凹まず、エネルギー転換をする。 全てのことにおいて、その転換が出来た人が成功を手にしているような気がしています。 「当時お世話になっていたパティスリーのオーナーシェフが、フランスのチョコレートメーカー『カカオバリー』が行なっていた、オリジナルチョコレートを作れるサービスシステム(オ・ル・ノワール)の提供を受けていらっしゃいました。そして、店独自のチョコレートを作っておられたことに強く影響を受け、チョコレートに大きな興味を持つようになりました。」 それは、パティシエとして扱う素材の一つ、チョコレートが特別なものに見えた瞬間でした。 けれども貴昭さんは、オーナーの真似に止まりませんでした。 自分のオリジナルチョコレートを作りたい! 「カカオ豆からチョコレートを作るbean to barに挑戦しよう!」 そう考えた貴昭さんは、” 将来は親の店を継ぎたいこと “ “ どうしてもbean to barに挑戦したいこと “ をオーナーシェフに相談をしました。 すると、理解をしてくれたオーナーシェフは、店の厨房を貸してくれ、同時経営をしていたカフェの一角で販売することを認めてくれました。 こうして夢への第一歩を歩き出した貴昭さんは、オリジナルチョコレートのブランド名を「チョコレート研究室」としました。 「ところで、なぜ、『研究室』と名付けたのですか?」 「カカオ豆からチョコレートへと加工する『bean to bar チョコレート』に挑戦したいと思ったものの、当時はそのやり方を全く知りませんでした。そこで『bean to bar チョコレート』の数少ない実践者(全国でも少ない)に教えていただいたり、独学をするなどして工程を習得していきました。同時に『チョコレート検定』にもチャレンジをしてカカオ豆の知識はもちろん、チョコレートの歴史なども学びました。カカオ豆の香りや味わいは、産地によって全く違います。それが、焙煎具合や洗練時間、副材料によって複雑に混ざり合った結果、芳醇な香りを作り出すことができます。学んでも学んでも、本当に奥が深い世界で、日々研究をし続けなければなりません。だから研究室にしました。」 なるほど…。 地道な努力を続けようとする、貴昭さんの決意の現れなのですね。 「たにふじ」に工場を作る! さて、帰郷した貴昭さんでしたが、「たにふじ」には製菓スペースがありませんでした。 保健所の許可を得るためには、料理をする厨房とは別に工場を作らなければなりません。 そこで、ご両親の許可を得て、亡くなった御祖父様の寝室を工場にさせてもらうことにした昭貴さんは、2022年4月、クラウドファンディングで資金を集めることにしました。 そして見事に資金集めに成功。 元寝室が、念願の工場に生まれ変わりました。 「室蘭にオープンされて5ヶ月ですね。チョコレート研究室を通して皆様に伝えたいことがあれば聞かせていただけますか?」 「実は、現在日本に入ってきているカカオ豆の産地はそのほとんどがガーナ産なのですが、カカオ豆は産地によって香りやテクスチャーが全く異なるのです。その違いを含めてチョコレートや産地に興味を持っていただけたら嬉しいです。それと、カカオ豆農場で働く人々の労働環境などを考えて、可能な限り正当な取引をしようとすると実はとても高価であることに気づきます。そういうことも含めて、チョコレートについての認識を新たにしていただき、チョコレート研究室を通してチョコレートの価値を上げていきたいと考えています。」 取材させていただき、チョコレートの社会問題をも含めたその深い歴史と、魔力とも言える魅力に満ちたbean to barに惹き込まれました。 そして、bean to barに取り憑かれた貴昭さんが、コツコツとひたむきにチョコレートと向き合う姿に、原点を知る人の真の魂を見た気がしました。 本物との出会いに感謝しながら、ショコラとコーヒーのジュレを堪能させていただきました。 ―チョコレート研究室情報― ※ 公開初日に「貴昭さん」のお名前を間違えて公開してしまいました。誠に申し訳ございませんでした。
Rietty
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06/25(火) 夏のはじめのハンドメイド展、2つ@だて
ただいま伊達で開催しているハンドメイド展に行ってきました!まずは大町ミニギャラリーへ。今週土曜、6月29日まで「リトルチェアの夏色ハンドメイド」が開催中です。今シーズンのリトルチェアは店舗を休業し、イベント出店をメインとして営業しています。会場には爽やかな季節にぴったりな雑貨がいっぱい! 木工、布物、アクセサリー、手編み、レザー 、自然染め、イラスト、リース、焙煎珈琲豆など。リトルチェアでおなじみの作家さんたちによる夏の新作が揃いました。 涼しげな麻のキャミソールワンピース。ロマンチックな花柄のドレスは、なんと実は割烹着!! 素敵すぎて着られない・・・? むしろお出かけにも着ていってしまいそうな一枚。 おしゃれな木工作品も多数出品されています。カラフルな引き出しのミニチェスト(小物入れ)。ほかにナチュラルカラー、モノトーンのものなど、いろいろありました。 それぞれテイストが違うので、お気に入りの作家さんを探すのも楽しそうですね。開催期間中の 26日(水)には 11時から苫小牧の菓子店「ポムメリィ」が出店し、 焼き菓子、キッシュ、スコーンなどの販売があります。 また最終日29日(土)には 10時から14時まで手相占いが体験できます。 この夏の装いにプラスするアイテムを探しに出かけてみては! リトルチェアの夏色ハンドメイド展 2019年6月24日(月)〜29日(土) 10時〜16時(最終日は15時まで) 大町ミニギャラリー(伊達市大町3番地7) イベント詳細はこちら↓↓ http://blog.mushanavi.com/romantic/ 続いて舟岡町へ。ナチュラル&カジュアル服のセレクトショップnicoで、6月25日(火)よりハンドメイドアクセサリー展が始まりました。 夏物のお洋服が涼しげに並ぶ店内の一角に、ハンドメイドアクセサリーが飾られていました。今回は、伊達・札幌ほか近隣の作家に加え、道外からも作品を集めているそうです。インスタグラムなどで「これは!」と思った作家さんに声をかけたりと、厳選のラインナップになっています。 思わず「かわいい!」と叫んでしまったブローチ。ゆる〜い中にもアートな雰囲気が漂います。 これまた個性的なブローチ。nicoさんによると最近、面白いブローチを作っているハンドメイド作家が沢山いるそうです。中にはブローチのみこだわって作っている方も多いそう。トートバッグにつけたり、洋服のワンポイントにしたり、楽しめそうですね。 おしゃれで、ひとひねりある、個性的なアクセサリーの数々。7月中旬までのロングランで開催していますが、作品は全て一点もののため、お早めにどうぞ。お洋服の方も、今夏のトレンドや、注目のアイテムなど、気軽に相談してみてください。nicoさんの独自視点もまじえたアドバイスが聞けますよ。 nicoiroハンドメイド アクセサリー展 2019年6月25日(火)〜7月19日(金) ナチュラル&カジュアルな服と雑貨 nico 住所:北海道伊達市舟岡町369-6(JR北舟岡駅そば) 月・金:16時〜20時 その他曜日:11時〜15時 休み:6/28,7/6~8 イベント詳細はこちら↓↓ http://www.mushanavi.com/event/?S=27137
むしゃなび編集部
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10/16(日) どさん子料理人が描くおいしい「世界地図」。 多国籍料理Kiko図【喜茂別】
中山峠を越えて札幌方面に向かうとき、かならず通る、峠のふもとの喜茂別町。 のどかな景色を横目で眺めつつ、通り過ぎてしまうことが多いのですが、通る度に気になっていたお店がありました。 壁に並ぶ、たくさんのフライパン。 看板に描かれた、不思議な鳥。 外観から溢れ出す、エキゾチックでポップな雰囲気。 車庫カフェKiko図(キコズ)です。 海外を旅し、さまざまな国のシェフたちと仕事をしてきた料理人Kikoさんのおいしい多国籍料理をたっぷりと味わってきました! 魅惑の多国籍料理、いろいろ。 ドアを開けると、カラフルなピンクや黄色の壁に、エスニックな調度品の数々。 店内にはにぎやかな音楽が流れ、開放的かつホッと落ち着く居心地のよさ。異国の風がさあ〜っと吹き抜けるような、気持ちのいい空間です。 もともと車庫だった建物を改装して店舗にしたとのこと、驚きました。言われてみれば、トタンがのぞく天井などに車庫の名残りが。それがかえって、なんとも渋いいい味を醸し出しています。 カウンターの奥で、キビキビと立ち働いているのが店主のKikoさんこと松宮亜樹子さん。 スパイスが混じり合う豊かな香りが、お店中に広がっていました。 Kiko図は2019年7月にオープン。この夏、3周年を迎えました。 札幌出身の松宮さんは、30代から40代にかけて10年ほど、海外を旅しながら、ニセコと外国を行き来する暮らしをしてきました。 日本では札幌やニセコを中心に、海外はカナダやニュージーランドなどの国のホテルやレストランで、国際色豊かなシェフ達と仕事をし、料理の腕を磨いたそうです。 南米、アジア、中東、ヨーロッパなど、訪れた国は多数。旅の途上で出会った現地の味や、海外の友人たちに教わった料理の数々を独自にアレンジして提供しています。 「日本の方には海外の味を、外国の方にはほっとする味を」がkiko図のテーマです。 壁に並ぶフライパンは、ペルーで行った料理屋さんから着想を得たそう。そのお店にはものすごくたくさんのフライパンがかかっており、とてもかっこよかったのだとか。 時々「磨きたくなる」と言われるそうですが、「このサビがいいんです」と松宮さん。確かに、渋くていい感じのサビですネ! さてさて、ランチメニューは不定期でいろいろと替わります。どんな一皿に出会えるかその時々のお楽しみです。 今回は人気メニューのひとつファラフェルと、濃厚なタイカレーヌードルをいただいてきました! カラフルなファラフェルプレート。 中東の家庭料理ファラフェルをメインに、さまざまな国の味を楽しめる盛りだくさんでヘルシーな一皿です。この日はフムス、ギリシャのパイ・スパナコピタ、南米のトルティーヤ、穀物や野菜たっぷりのサラダなど、珍しいお料理がずらり。(※プレートの内容は、ファラフェル以外はその時によって変わります) 一部チーズを使用していますが、肉や魚はなしのベジタリアン仕様。 別々のルーツを持つ料理が、同じお皿の上で見事にマッチし、おいしいハーモニーを奏でています! ファラフェルは、つぶしたひよこ豆にスパイスを混ぜて揚げたコロッケのような料理。イスラエルが発祥と言われますが、中東地域ではどこでもポピュラーに食べられているそうです。 日本ではあまり馴染みのないひよこ豆ですが、クセがなくサクッ&フワッとした食感で食べやすい。松宮さんによれば、冷めても硬くならないように、現地の一般的なレシピの工程や食材をオリジナルにアレンジして作っているそう。お子さんはもちろん、エスニック料理に慣れていない年配の方にも好評です。 それからこちらは、タイのレッドカレーをライスヌードルでいただくスパイシーな一皿。たっぷりのパクチーにエビやチキンなどの具材が入り、スパイスとナンプラーが濃厚に香る本格派。汗をかきかき食べたら、ここが北海道だということを忘れてしまいそうです。 ハブタウンに活気を。道産子料理人のチャレンジ 窓の外を見れば、国道230号線が目の前を走っています。中山峠の入口まで車で10分弱、という立地。 交通量は多いものの、飲食店など人の集まるスポットは少ないエリアだけに、なぜ喜茂別でお店を?というのが気になって伺いました。 松宮さん: もともとはニセコ・倶知安でお店を開こうと考えていました。海外の方が多く多国籍料理はニーズがありますし、知り合いもたくさんいるので。ただ、なにせ高くなりすぎていて、手が出なくて。 喜茂別は小さな町ですが、周辺にはニセコ、留寿都、洞爺湖、峠を越えれば札幌と、いろんな地域につながるハブタウンなんですよね。それなのに立ち寄るところが少ないことがもったいない。 そこで中継地点であるこの町がもっと盛り上がれば、周辺地域も含めて全体がさらに活気付くのではないかな、と思ったんです。 道産子としては、やはり何かちょっとでも自分ができることで、北海道を活気づけたい、という気持ちがあります。いろんな地域でたくさんの方が、過疎といわれる地域を、少しでも面白くするような活動に取り組んでいらっしゃいますが、喜茂別でそれができたらいいな、と思いました。 最初は家族や友人みんなに心配されましたけどね。 喜茂別を選んだ背景に、道産子スピリットともいうべき、松宮さんの北海道への熱い思いがあることを知りました。 お料理や空間はグローバルな世界観。でもその根っこにはローカルな視点もあって、地域を大切にしながら根付いている。海外の方にも、日本の方にも、国籍を問わず親しまれるKiko図の魅力は、そういったところにも所以があるのかもしれないな、と思いました。 お店のシンボルである鳥のイラストは、松宮さんがご自身で描いたもの。カラフルな色使いと独特のフォルムが印象的です。まるで生きているかのような存在感を放つこの鳥は、大切なご友人がモデルなのだそう。優しい眼差しでお店とお客さんを見守っています。 ドリンクメニューも多国籍。コーヒーだけでもベトナムコーヒー、イスラエルコーヒー、ココナッツミントコーヒーとあり、エスニック好きにはたまらないラインナップでした。上の写真は、ブラックコーヒーにカルダモンを効かせたイスラエルコーヒー。食後にピッタリな一杯です。 Kiko図の図は、地図の図。 Kikoさんがお店をキャンバスに描く地図、というわけです。 「これから展開していきたいことが、まだまだたくさんあります」と松宮さん。幅広く豊富な海外経験と、プロフェッショナルな料理の技術から生み出されたオリジナルの世界地図は、これからもどんどん広がり厚みを増していくことでしょう。 旅する気分で世界を味わう…そんなとてもとても素敵なひとときでした! 店舗での営業は例年、雪解け〜降雪前まで。 今シーズンの店舗での営業は、10月10日にて終了しました。 冬季はお店はクローズし、ルスツエリアにて営業予定です(詳細はKiko図のSNSをご確認ください)。 記事が遅くなり、お店のシーズン中に掲載が間に合わず、大変申し訳ありません。 冬の営業予定など、インスタグラム等で最新情報をチェックして、ぜひぜひ、お出かけください! 車庫カフェ Kiko図 店舗情報 住所 北海道虻田郡喜茂別町伏見332-3 HP https://akikokikokikoz.wixsite.com/kikoz-kimobetsu オープン日、イベント出店情報はSNSをご覧ください。 Instagram Facebook ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューや料金は変更になることがあります。取材2022年
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08/02(火) 今と未来への想いを商品に架ける
ファッションと自然素材の店『eco moko.u』(エコ・モコ・ユー)が目指すもの 2022年7月1日にグランドオープン! 今回は、6月1日よりプレオープン、7月1日よりグランドオープンをされた『eco moko.u』を訪ねました。 オーナーは西條恵子さんです。 「ビオプラス西條デザイン 伊達支店」の事務所内に開店されました。 もう25年も前から「素敵な店舗だなあ〜」と思っていた筆者でしたが、ようやくその中に入ることができた日となりました ^^ 恵子さんは静岡県沼津市のご出身。 三人のお子様を持つお母様でもあります。 子育てをするうちに、だんだん健康や環境への興味が増していくのを感じていたと言います。 年間約15億着もの衣類が廃棄!? 「一番下の子が小学校に上がった7年前までずっと専業主婦でした。アパレル関係の仕事を始めた頃からエシカルへの興味が膨らんできました。日本では1年間で約29億着の衣類が供給され、半分以上の15億着が廃棄されているとも言われています。その現実を知り、私なりにそれを生かす術はないものかと考える様になりました。」 なんという数字でしょう!! しかも先進国の中でも多い廃棄量らしいです…。 廃棄された衣料品の行方は ウエス、半毛綿(フェルト、綿)などの 原料になる 中古衣料品としてリユースされる 焼却・埋め立て処分される ですが、実はリサイクルやリユースされるのは全体の34%で、残りの多くは焼却や埋め立て処分されているのだそうです。 このことは世界的な問題になっており、国によっては衣料品の廃棄処分を禁止している国もあります。 またリユースについても、衣料廃棄物の海外輸出が、環境汚染や自国の衣料品メーカーへの影響など、新たな問題を引き起こす原因となっているとも言われています。 これらのことはなんとなく知ってはいたものの、この驚愕的な数字を見ると、消費者としてこのままにしてはいけないという気持ちになります。 少なからずも、自分もその原因を作っていた一人ならば、何か行動を起こさなくては!と恵子さんのように考えてしまいます。 商品選びの4本の柱 大量廃棄を防ぎ、おしゃれを楽しむセレクトショップ オーガニックやコットンなどのできるだけ肌にやさしく環境に配慮された衣類やアイテム 日常の暮らしの中に取り入れやすい身近な自然素材の日用品や雑貨 できるだけ無添加や化学調味料等を使用していない身体にやさしい食品 「子どもたちがこれから暮らしていく未来や社会が健やかであるようにとの願いがこもっています。大切な家族や大切にしているものを守りたいという気持ちは誰にでもあるものだと思っています。理想の姿をイメージできても、なかなか行動には移せないものですよね。 でも何かしなければ!という想いを持っている方はたくさんいらっしゃると思うのです。 『eco moko.u』との出会いが、その想いへの第一歩になれたらいいな…きっかけになれたらいいな…。そんな風に思っています。」 ただ一つ、筆者には気になることが…。 「エシカルを意識して暮らすこと、購買をすることが、環境にとっても生産国の労働対価の側面でも大切なことは理解していますが、値段を見ると続ける自信がなく躊躇してしまう…というのが課題のような気がしています。意識だけでなく行動をどう変化させていくか?その点はどのように考えていらっしゃいますか?」 「それはすごく良くわかります。私も専業主婦でしたし、子どもが3人おりますし。ですので、商品選びには先ほどの4本の柱はブラさず、主婦目線も忘れずに、自分で使ってみて良い!と思うもの、お値段も手頃なものを選ぶようにしています。そうすることで、無理なく毎日の生活の中に取り入れていただけるのではないかと思っています。」 家族の健康を守りたい!と強く思い、家計を守らなければ!と強く思う主婦目線で選ばれているということはとても安心します。 いえ。 誤解があるといけません。 主夫だって同じですね。 あ。 なにを隠そう、筆者の家庭の場合がそうです ^^; 「健康」と「家計」を守る主婦目線で選んだ商品たち さて。 “ 百聞は一見にしかず ”ということで、商品を拝見させていただきました。 フェアトレード商品に敏感なファンを多く持つ「People Tree」の商品の一部です(左下の2点)。 フェアトレード商品は、作り手の方にとって適正価格で取引がされています。 スタイリッシュで色も綺麗な大人気商品。目指せ脱ペットボトルの魔法瓶です。 すでに何度も仕入れをされているそう。 今や入手困難のバンブーファイバーで作られたカップ。色がとても美しくお洒落です。 アップルレザーなるものが存在することを恥ずかしながら知りませんでした。 林檎に留まらず、色々な果物の搾りかすや皮などの繊維を加工した合皮素材で作られています。とても軽くて柔らかく、触り心地もまるで皮革製品の様。 『eco moko.u』には、動物の皮革製品はありません。 シューズやサンダルも同様に皮革製品ではありません。 とても履き心地が良く、筆者は右側の白いサンダルを購入しました♪♪ こちらのサンダルと迷いました ^^; 甲高だん広な足にもとても楽でした。 こちらのシューズは一部再生ペットボトル繊維からできています。軽い! 布バッグの持ち手などに使われる手芸用リボンテープは、半端に残ったものなど(時には一巻ごと)捨てられているのだそうです。それを使ってバッグが作られています。 燃えている時の煙が健康を害さない材料で作られています。あえて香りの無いタイプ。 まだまだ沢山ありますが、それこそ ” 百聞は一見にしかず “で実物を店舗でご覧くださいね。 あ。 そうそう!最後に! 食品もあるのです。 あとは、店頭で〜。 「ところで、店名の由来を教えていただけますか?」 「こどもたちの名前なんです。 momoko、koudai、yudaiということで『eco moko.u』です ^^」 なるほど。 環境問題に興味を持たれたのがお母さんになられてからというお話しに繋がりますね。 「さて、まだオープンされたばかりですが、今後の展開のご予定について何かありましたら教えていただけますか?」 「衣類に関してはメンズ商品も増やし、環境負荷の少ない洗剤・シャンプー・リンスなども取り扱いたいと思っています。また、今後注目されるであろうヴィーガンレザーなどの商品ももっと仕入れていきたいと考えています。」 今でもお手頃価格で魅力的なラインナップですが、今後はさらに豊富な品揃えになるようで楽しみです。 「私自身学びながらの毎日ですが、購入した人も作った人も販売した人も、誰もが納得して幸せになれる社会になることを心から願っています。これからも等身大の自分で、エシカルな商品を揃えて発信していきたいと思っています。」 柔らかい雰囲気の恵子さんが、キリッと、キッパリと話してくださったお話が心に響きました。 eco moku.u 情報 住所 伊達市舟岡町50-28 電話 0142-22-0624 OPEN 11:00~18:00 定休日 日・月・木・最終土曜日・祝祭日 Instagram https://instagram.com/eco_moko.u?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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01/16(木) 伊達に子ども食堂オープン! いちごはうすの会
「伊達に子ども食堂を作りたい!」と昨年5月よりプレオープンやイベントを開催してきた「いちごはうすの会」が伊達市旭町にグランドオープンしました。今後は月一回、毎月第3木曜日に開催予定です。 オープンを迎えた1月16日(木)、住宅街の一角に建つお家「いちごはうす」のドアを開けると、ご飯のいい匂い・・・。「ただいま〜」と言いたくなるような、あたたかい雰囲気が漂っていました。 ちょうどピークを過ぎ、キッチンも少し落ち着いてきたところ。ボランティアの皆さんが、和気あいあいと配膳や台所仕事をしていました。 今回のメニューは、ホタテご飯、お雑煮、肉じゃが、ハンサム食堂のぶう玉など。ツヤツヤしたご飯、見るからにおいしそうですね!食材のほとんどが地域の方からの寄付でまかなわれています。また献立は、栄養士の資格を持つ工藤代表がバランスばっちりに組んでいます。愛情こもった手作り料理、おいしい〜!! お腹も心もいっぱいになりました。 昨年、縁あってこちらの民家を借りられることとなり、お掃除や改装をしてこの日を迎えたそうです。メンバーの方に伺うと「これまではプレオープンという形で、市内の公共施設やお店等、毎回違う場所で開催してきましたが、今後は場所を固定して活動できるので、とっても嬉しいです」と笑顔を見せていました。 畳のキッズルーム。食事の後にお子さんを遊ばせることができます。 代表の工藤さんも「沢山の方の協力のおかげです。こんなに早く実現するとは・・感無量です!」と話していました。 どことなく懐かしい「茶の間」のような空間 「いちごはうす」は、人と人とのつながりを大切に、食べるだけでなく、のんびりとくつろげる「お家」のような子ども食堂です。経済状況に関係なく、どんなご家庭の方も利用できます。子育てに行き詰まったり、しんどさを感じている方、ママ友付き合いが苦手な方にもおすすめです。気軽に出かけてみてください。 子ども食堂「いちごはうす」毎月第3木曜日 開催次回は2020年2月20日(木)16時〜場所 北海道伊達市旭町47(駐車場に制限があるため、車でお越しの際は事前に問い合わせてください)料金 子ども無料、大人500円最新情報→ いちごはうすの会(facebook)問合せ 080-4041-9703(工藤さん) いちごはうすの会では、寄付やボランティア等、引き続き募集しています。活動に参加してみたいという方は、会の方へお問い合わせください!今、特に募集しているのが、子どもと接すること(遊んだり、相手をするなど)が得意な人だそうです。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2020年) これまでのレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/18940 https://so-ra-mi.jp/archives/19660
むしゃなび編集部
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04/11(水) ティーバッグならぬコーヒーバッグ「振るでござる」見参!ぶどうの木
ドリップいらずでお湯につけるだけ。 超簡単に本格コーヒーが楽しめる、ティーバッグならぬコーヒーバッグが自家焙煎珈琲のぶどうの木から登場しました。 その名も 「振るでござる」!!伊達らしいネーミングですね! かわいらしい武者は、ご存知、伊達武者まつりの公式キャラクターのお方。藍染にちなんでブルーで見参。市の許可を得てパッケージに採用されています。手軽においしいコーヒーを楽しんでほしい、というご主人のアイデアから生まれたこのコーヒーバッグ、商品化に1年。ちなみにネーミングはママさんです。 パックの素材選びから始まってコーヒーバッグに合うブレンドにするため試作を繰り返し、時間が経っても味が劣化しないか入念にに試したそうです。手間と時間をかけ、ようやくのお披露目とあって、とっても嬉しそうでした! ぶどうの木店頭のほか、観光物産館で販売しています。ひとつ110円。飲み方は、とっても簡単。 お湯につけて、3分待って、軽くゆらして引き揚げるだけ。つける時間を長く又は短くしたり、振り具合で濃さを調整できます。 紅茶みたい!でも味はしっかりコーヒーです。ドリップよりさっぱりして素朴な風味、飲みやすい感じもしました。これ、職場で飲むのに便利でいい!やっぱり、忙しくても美味しいコーヒーが飲みたいですよね。 軽くてかさ張らないし、武者のイラストがかわいいのでお土産にも。それからこちらは新作のスイーツ、パウンドケーキです! この日は伊達産のイチゴ(上)とブルーベリー(下)でしたが、日替わりでさまざまな味が出ていますよ。物産館、のぞいてみてくださいね!ぶどうの木さんのスイーツには、地元産の果物や野菜を使ったものがたくさんあってわくわくします。素材もシンプルで、バターや卵の風味がとてもいいです! 自家焙煎 珈琲屋 ぶどうの木 伊達市鹿島町7-19 tel 0142-23-522
むしゃなび編集部
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03/03(水) 伊達農協のローカル物産展。ロングラン3月末まで!
伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店で、「玄関前のローカル物産展」がロングラン開催しています。日替わりで1〜3店、お弁当やスイーツ、雑貨、アロマトリートメントなど、地元のお店やクリエイターが出店しています。今日はどんなお店に出会えるかな?ワクワク楽しい、小さなマーケットを訪ねました。 3月2日(火)、雪の中、Aコープ に到着。入り口のすぐ左手のスペースに、美味しそうなパンと、「ハンドトリートメント」の看板が並んでいました。 この日の出店者は、リラクゼーションe.nとパンドミック。さっそく行ってみましょう〜。 リラクゼーションe.nはアロマトリートメントサロン。伊達と室蘭で施術をしています。この日のメニューはイベント限定!ワンコイン(500円)のハンドトリートメント。雪かきで疲れた手をほぐしていただきました。 アロマオイルのいい香りに包まれて、リラックス・・・ 柔らかくあたたかい、e.nさんの手。優しくて「お母さんの手」のよう。とっても気持ちいい〜〜。癒されます・・・ 15分というとあっという間のようですが、終わったら、手が、、すっきり!普段むくみやすいのですが、指も、、すっきり!!きれいになった手にウキウキしつつ、日々のお手入れ・メンテナンスの大切さを実感したひとときでした。 続いて、パンドミックでお買い物。パンドミックさんは、室蘭のパン屋さんです。道産小麦と地元産食材を使ってさまざまなパンを作っています。フワッと食べやすいものから、ハードな本格パンまで幅があり、地元産の野菜や乳製品、卵など、食材も面白いです。この日は20種類ほどのパンが並んでいました。 たくさんあって決められない・・・そこでおすすめを聞きました。まずはドーンと大きな「道産豚のはまかつカツサンド」(550円)! 室蘭・母恋のやきとり屋さん浜勝とコラボした最近イチオシのサンドイッチです。シャキシャキレタスは壮瞥産!パンドミックのサンドイッチは道産のハム、ソーセージ、野菜など食材にこだわったいろいろなバージョンがあり、具沢山でボリューム満点。安全な食材で美味しくて、これ一本で軽いランチになるという素敵な一品。今回のはまかつカツサンドも中学生の息子がぺろっと食べていました。 マリトッツォいちご(480円)。イタリアのパン菓子。フワフワもっちりしたパンに、純生クリームといちごがたっぷり! こちらはくるみとブルーチーズのパン。全粒粉とライ麦の入った香ばしい生地のパン。ワインが飲みたくなる味! こちらの2店は3月4日(木)に再登場します。のぞいてみてくださいね! さて、今回の「ローカル物産展」は「関内クレープ」でおなじみ、坂元農園さんが主催し、2月はじめからスタートしました。2月末までの予定だったところ、「次はいつ来るの」など、お客さんから要望が寄せられ、3月も開催することに。コロナの影響でイベントが開催できない状況が続き、恒例の伊達雪まつりも今年は中止となりました。そんな中でも、「地域振興」を目的に、お店やクリエイターを知ってもらうことができないだろうか・・とスーパーでの「催事」という形で企画をしたそうです。 2月に好評だったコノミのお弁当 同じく、洞爺湖SUNNY-SIDE UP CAFE。3月もやってきます! 「だて野菜」を使ったメニューを出しているお店を中心に声をかけながら、インスタ等を通じて出店を募ったところ、室蘭、洞爺湖からもお店が集まりました。3月も美味しいもの、かわいい雑貨、アクセサリーから地元の薬局のお薬相談所まで幅広く登場します。2月に好評だった人気カフェも再びやってきます。それから春休み期間の28日〜30日にはお子さんに楽しい手作りクレープ体験も予定しています。お買い物ついでに、お立ち寄りください! ※ 3月4日(木)から出店場所が移動します。Aコープ正面向かって右側「コストコ食品売場」となります。 ローカル物産展 今後の出店予定(2021年3月) 3/4追記 日程に一部間違いがありました。訂正してお詫び申し上げます 3水 サニーサイドアップカフェ(シフォンケーキ)4木 リラクゼーションe.n(ハンドトリートメント) パンドミック(パン)5金 令香(漬物) お薬相談所(5金は出店がありません) 8月 令香(漬物)お薬相談所9火 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所10水 コノミ(酵素玄米のお弁当ほか) お薬相談所 22月 リトルチェア(ハンドメイド雑貨、木工) サニーサイドアップカフェ(シフォンケーキ) 関内クレープ(坂元農園)23火 リトルチェア(ハンドメイド雑貨、木工) サニーサイドアップカフェ(シフォンケーキ) 関内クレープ(坂元農園) 28日 hymyヒュミュ(パンケーキ) カーム(ドライフラワー) miho.k(アクセサリー) 関内クレープ(坂元農園)29月 yukko(アクセサリー) 令香(漬物) 関内クレープ(坂元農園)30火 yukko(アクセサリー) lii_room(アクセサリー) 令香(漬物) 関内クレープ(坂元農園) 場所:伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店(北海道伊達市末永町74)出店時間:開店〜16時ごろ(天候等によって前後します) ※ 出店がない日もありますのでご注意ください。また、出店者は変更となる場合があります。 問合せ・最新情報は関内クレープのインスタ、ラインをご覧ください↓↓ 関内クレープ インスタグラム ライン ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/01(土) 「SeicomartのCMソングを歌いたい!!」 伊達のArtist 藤河 ちあき の未来予想図
むしゃなび読者の皆様へ 新年明けましておめでとうございます。 旧年中は、多くの皆様にご訪問いただきまして誠にありがとうございました。 Riettyとして、記事を書かせていただくことになって2年目。 2022年も、Riettyが出会った「好き」「楽しい」「いいね!」を皆様と共有できるような記事を書いていきたいと思っています。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 さて。 閑話休題。 新年第一弾は、伊達の歌姫 Artist 藤河 ちあきさんのご紹介です。 昨年末、待ち合わせしたのは伊達の牧家さんでした。 待ち合わせ時間より少し前に到着し、ちあきさんを待つ筆者。 そして、ちあきさんが入店した時とても驚きました! 彼女の周り全体を優しい光が包んでいる。 うまく表現できませんが、これがオーラなのか!と感じました。 ↑注文したアイスカフェオレを嬉しそうに写真を撮るちあきさん♡ 藤河ちあきさんは、伊達市のご出身。 歌手への道を決定づけたのは5歳の時のことでした。 5歳のちあきちゃんが「将来は歌手になる!」と決めた出来事があったそうです。 それは、「なりたいな…」ではなかった。 「なる!」でした。 ちあきさん自身、「あれは決意でした。」と語っています。 大好きな歌を高校までは独学で学び、高校卒業後は東京へ出て修行の道を歩き出しました。 実はちあきさん、イラストレーターとしてもジャズシンガーとしても有名な水森亜土さんの大ファンでした。 亜土ちゃんグッズをたくさん持っていたそうです。 そして偶然にも親友のお父様が亜土さんの知り合いだったこともあり、水森亜土劇団の門を叩くことになりました。 劇団員としても亜土さんの運転手としても働き、約一年間、住み込みで修行をしました。 その後も学び、働き、各所で歌い続けながら6年の歳月が流れました。 けれども…。 なかなか芽が出ず、生活することにも疲弊してしまったちあきさんは、悩んだ末に帰郷することを決意しました。 13年前のことです。 「自分はダメなのかな…。」 それは、まさに打ちひしがれての帰郷でした。 つまりは挫折…。 ↑大好きな海。ここが藤河ちあきの心の拠所なのだそうです。辛い時もここに来ていたそう。 それでも。 「私には歌で生きていく以外は考えられませんでした。でも、そのためにはどうしたら良いのかも、その頃はわからなかった。 辛くて、辛くて、アルバイトをしたりしながら気を紛らわせて暮らす日々がしばらく続きました。」 その間、結婚も経験しました。 子供も二人授かりました。 しかし、結婚生活には2年でピリオドを打ちました。 親御さんからは経済援助を受けない決意でがむしゃらに働いていた日々。 二人の子供を抱え、困窮した生活に地獄も感じていたと言います。 それでも。 どうしても忘れられない歌への道…。 「私が生きる道で大切なものって何だろう? やっぱり歌を唄いたい…。 でも…。」 子供という宝ものを大切にすることが第一だとは分かりながらも、悶々と自問自答する毎日が続きました。 なんとか立ち直らなければと本も読み漁りました。 特に心理学や哲学の本を好んで読んだと言います。 そんなある日、ある人物と食事をしながら話したことがきっかけで、ちあきさんの歌道の第二の扉が開かれることになりました。 その後は様々なご縁が繋がる中で、レストランを初め各種イベントで唄うチャンスを得られる様になっていき現在に至ります。 思えば。 筆者が藤河ちあきさんの歌を初めて聴いたのは、伊達ウクレレ協会さんの小さなコンサート会場でした。 確か7年前のこと。 初めて聴いたちあきさんの歌にもちろん感動しましたが、どことなく寂しげに見えた訳が、これらのお話を伺い、なんとなく分かったような気がしました。 ちょうど、自分の道を暗中模索していた頃だったのですね。 「つい5年くらい前までは、人前で唄うと物凄く緊張して声が震え、なかなか克服できないでいました。自分でイメージトレーニングをするうちに、気がついたら声が震えていないことに気がつきました。場数を踏んだことで克服できたのかもしれませんが…。」 きっと、これはどんな仕事でも通る道。 でも、歌手として唄う場の数を増やすことは容易ではなかっただろうと察します。 「多くの方に支えていただいたから今があると思っています。 実は、今年の3月に開業届を出しました。 歌を生業にすることを決意したのです。 素晴らしいマネージャーさんにも恵まれました。 」 ちあきさんは、なんの迷いもないキラキラな笑顔で語ってくれました。 ↑藤河ちあき オフィシャルページのプロフィール写真です。 ところで、ちょっと思い切った質問をぶつけてみました。 ちあきさんなら真摯に受け止めて答えてくださると思ったからです。 「現在38歳でいらっしゃいますが、10代で売れている歌手が多い芸能界ですよね。ようやく順調に歌手活動が動き出したとは言え、ご自分の年齢を障害に感じることはありませんか?」 すると、キラキラの笑顔は一つも曇ることなく、ちあきさんはこう答えてくれました。 「それは全く感じていません。何故なら人にはそれぞれの夢の叶え方があると思っているからです。スピーディーに成し遂げる方もいれば、大器晩成型の人もいます。 あの…、私、100歳まで歌を唄い続ける予定なのです。 私の中には未来予想図がはっきりとあって、そこから逆算方式に、その予想図に到達するためには今は何をするべきか?と常に考えています。 私は私のペースでそこに到達すれば良いのだと思っています。だから、年齢は私にとって障害ではないです。」 ↑笑顔が本当に素敵♡ 続けてこんなお話もしてくださいました。 「誤解を受けると困るので、ほとんど人に話したことないのですが…。」 「え? そんな大切なお話を良いのですか?」 戸惑う筆者。 でも、真っ直ぐに見つめながらゆっくりと話してくださいました。 「私、二十歳を過ぎた頃から確信を持って感じていたことがあって…。」 これまでになく言葉を選び始めたちあきさん。 「ある日、車の中で歌っていた自分の声を聴いた時、自分自身がとても癒されたのです。 それはとても不思議な感覚でした。そこには、自分の声を客観的に聴いている自分がいました。その時に、『これは自分だけで聴いていたらもったいない!』って思ったのです。奢りでもなんでもなく。素直にそう思いました。この声は、この体に預けられたもの…、そんな感覚です。私の声という感覚というよりも、この体に預かった声という感覚です。どうしても、それ以外表現できないので、誤解されたら辛いのですが…。 だから、この預かった声を使って、世界にどうやって貢献したら良いだろう?と考える様になったのです。この声で唄った歌を聴いてくださった人と、癒しの時間を分け合っていきたいと考えるようになりました。」 「どうもこの体は良い声が出るらしい?」 そんな風にご自分の声を客観視していることを知り正直驚きました。 どう表現すれば、勇気を出して話してくださったちあきさんの想いを、読者の皆様に誤解されずに伝えられるだろうか?と、筆者自身がとても迷いました。 でも、ちあきさん自身の言葉をそのままお伝えすることにしました。 そして。 「歌を聴いてくださった方が、その場限りで癒されるのではなく、自分の存在・自分の命を大切にする気持ち、そして同じ様に周りの人の存在・命を大切にする気持ちを抱いていただくきっかけになれたとしたら嬉しいです。それが叶えば世界が幸せで溢れますよね。」 こんな愛いっぱいの言葉とともに、最後、さらに素敵な未来予想図を語ってくださいました。 ↑とってもママには見えない可愛らしさ♡ 多くの皆様にこのお預かりものの声をお届けするために〜 ☆SeicomartのCMソングを唄いたい! ☆久石譲のコンサートに出たい! ☆武道館で唄いたい! ☆紅白に出たい! ☆60代でスーパー弾き語りをしたい! というのが、ちあきさんの未来予想図でした。 でも、筆者は気づいていました。 ちあきさんは、「〜したい」と話しながら、実は「〜する」と決めていることを。 そう、5歳のちあきちゃんが「将来は歌手になる!」と決めていた様に。 ↑こちらは昨年12月に開催された「天才小学生ドラマーyoyoka」さんのコンサートにゲストで唄った時の写真です。 Yoyokaさんに自分の子供の頃を重ねていたのかもしれません。 伊達市に足場を置きながら。 人々とともに「愛と癒し」を分け合う歌を100歳まで唄い続けると決心した藤河ちあきさん。 「僕たちが一番のファンだよ!!」 と励ましてくれるお子様が、ちあきさんのエネルギーの源であることも間違いありません。 ジャンルを問わず歌いこなすちあきさん。 2022年も彼女の活動から目が離せません。 伊達市民としても、藤河ちあきさんを応援していきたいと思います。 ↑初のCDが2年前に発売されました。 ↑「藤河ちあきの My favorite things」にてラジオパーソナリティーも行っています。 藤河ちあき事務所 住所 室蘭市中島1-9-21 「!」音喜多 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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10/02(火) カルチャーな夜 in 登別/のぼりべつカルチャーナイト2018
秋分を過ぎ、だんだん日が短くなってきましたね。学芸会や文化祭など、アートや文化系イベントを楽しむのにいい季節になりました。今回は、秋の夜長を楽しむべく、登別に行ってきたよ! 9月28日(金)、「のぼりべつカルチャーナイト 2018」が開催されました。直訳すれば、「カルチャー」=「文化」な夜・・・? はい、「カルチャーナイト」とは、公共施設や文化施設、民間施設を夜間開放し、市民が地域の文化を楽しむという行事です。 北欧発祥の地域活動ですが、2003年に札幌で開催されて以来、道内各地に広がっています。西胆振では、2012年から登別と室蘭で開催されるようになり、市内の様々な施設が参加しています。 実行委員長の藤井彰さんによれば、カルチャーナイトの面白さは、公共と民間が一緒にできるイベントだというところ。 藤井 彰さん のぼりべつカルチャーナイト実行委員長・「ギャラリーHANA」オーナー 「カルチャーナイトは公共と民間が混ざってできる数少ないイベントです。登別にはものづくりやアートなど、様々な活動をしている人がたくさんいるので、大きな施設だけではなく、そういう方々にも声をかけて、地域を知ってもらうチャンスになればと思っています。 また、消防署など、普段なかなか見る機会のない施設見学もできますので、地域を影で支えている人たちの仕事について知ってほしいですね!」 詳細については下のリンクからどうぞ↓↓ カルチャーナイトとは? ではさっそく行ってみましょう〜!! おもちゃ博物館で「文化」について考える。 まずは登別駅前地区へ。「古趣 北乃博物館」に「マンガキャラクターお面展」を見に行きました。老舗のおもちゃ屋さんが数年前から始めた「博物館」。今日はカルチャーナイトということで、特別に無料で見学することができました。 懐かしのおもちゃが一面に並んでいます。その数のすごいこと!!! ウルトラマン、怪獣、仮面ライダー、などなど、往年のヒーローで溢れんばかり・・・ 中には40年前のものだというゴジラのビニール人形も。館長の若木日出男さん曰く「おもちゃとは文化の基礎となるもの」。 名言ですね・・唸る筆者。 「いや名言じゃないヨ、事実だよ。文化って、もうちょっと良くしようとか、快適にしよう、楽しくしよう、っていうところから生まれるでしょ? おもちゃもおんなじで、ほらこのゴジラだって、最初の頃からどんどん進化している。常に上昇志向。そこに悪くなろうって気持ちはひとつもないんだよね・・・。」 館長さんの深〜いお話を伺いながら、おもちゃと文化について考えるひとときでした。続いて、手作り体験へ、GO〜!! 古趣 北乃博物館 登別市登別東町2丁目17-2 / TEL 0143-83-1730 入館料:一般 500円 学生以下 200円 親子で楽しい、手作りWS! 中央町のショピングセンター「アーニス」では、手作りワークショップやマッサージなどの体験ブースが並びました。ハンドメイドが大好きな親子連れで賑わっています。 こちらは「ディンプルアート」のコーナー。特別な絵の具でサンキャッチャーを作ります。小さなお子さんも集中して楽しんでいます。筆者も体験してみましたよ。色を混ぜたり滲ませるのがとっても面白い。ハロウィンの可愛い飾りができました! ディンプルアートでキラキラぬりえ ぶきっちょ工房*CHIRORU* (出張ワークショップ) https://www.facebook.com/chiroru3 登別温泉街の「あとりえショップ piccola」でも体験できます。日程はお店にお問い合わせください。https://www.facebook.com/atelier.piccola/ ドキドキ!夜の水族館と消防署体験 17時を過ぎてだんだんあたりが暗くなって来ました。ここからは、のぼりべつカルチャーナイトの2大人気プログラムをご紹介します! まずは、マリンパーク二クスの「水族館ナイトガイド」。真っ暗な夜の水族館で、魚たちは何をしているのかな?? みんなで見にいこう〜という毎年大人気のツアーです。 魚をびっくりさせないさせないように赤いセロファンを貼った懐中電灯を手に、ドキドキしながら館内へ・・・わ〜、本当に真っ暗っ!! ライトで照らしてみると魚たち、のんびりと泳いでいます。 エレベーターも止まっているので、みんなで階段みたいに登って行きますよ。見下ろすと、大きなサメが泳いでいました。暗い中で見ると迫力が違いますね!! さらに今年は、特別に「夜の観覧車」も開催されました。観覧車の上から見下ろす二クス城と登別の夜景は最高にロマンチック! ひとりで乗ったので、スリルも満点でした。「次はデートで来てね!」とスタッフさん。は、ハイ、頑張ります :oops: 登別マリンパーク二クス 登別市登別東町1丁目22 TEL 143-83-3800 https://www.nixe.co.jp もうひとつの人気プログラムは、登別市消防署の「夜の消防署体験」。はしご車に乗車して街の灯りを眺めるという貴重な体験ができます。この日の参加者は50人以上。 毎年募集開始からあっという間に定員になってしまうほど、毎年大好評だそうです。普段乗る機会のないはしご車ですが、夜ということもあって、一層楽しそうですね。子どもたちの賑やかな声が消防署の敷地内に響いていました。 秋の夜長の「文化」な時間! さて、20時を過ぎ、夜も深まってまいりました。口コミで人気の食堂で激安&美味しいカルチャーナイト限定ラーメンを食べたら、いざ、登別商工会議所のカードゲーム会へ。ゲームを楽しむ大人子供で大盛況。アナログゲーム、相変わらずアツイですね〜 8-O ひときわ賑やかなテーブルでプレイされていたのが、こちら。鬼やクマのキュートな絵柄のカードゲーム、その名も「NOBORIBETU」です。 登別商工会議所青年部によるオリジナルご当地ゲームです。現在、商品化に向けて動いているようですが、この日はデザインを手がけた札幌のゲームデザイナー・こだまじゅんじろうさんを招いて、トークも行われました。さらに地元でゲーム会を主催するまっつんさん、オルターさんも登場! 会場の盛り上がりはこの日一番だったのでは?? こだまじゅんじろうさん(左)・勝間広靖さん(登別商工会議所青年部・YEGの絆委員長、右) こだまさんイチ押しのカードゲーム! 『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』 現在、ネット上で話題騒然となっています。カードと並べてプロポーズのセリフをつくるという超楽しいパーティゲーム。 ちなみにいちばんぐっとくるプロポーズができた人が勝ち、というルールで、指輪も付いているという・・・。お友達やご家族と、街コンでも盛り上がること間違いなしですよ〜! 詳細はこちらでチェックしてね↓↓ https://twitter.com/crimage_game 最後は「落語」を聴いて文化な夜の締めくくり。 ギャラリーHANAの「のぼりべつ落語会 」を訪ねました。一歩入ればそこはもう、寄席! 特設の高座でお客さんを笑わせていたのは、粋な着物姿のこの方でした。 伊達が誇るブルースマン・久保タクマさんではないですか!? はい、この日は「ぶるーす亭たくま」の名前でギターを扇子と手ぬぐいに持ち替え、落語家さんに変身。歌う姿に勝るとも劣らないカッコよさ! こちらは札幌のライブハウスでスタンダップ落語が好評な「仔羊亭たいよう」さん。ちょっとシニカルな独特の世界観にすっかり魅了されました。地元の名人のパフォーマンスを、街のギャラリーで街の人と一緒に楽しむ。まさに「ここだけ」の贅沢、しあわせ〜。 ギャラリーHANA 登別市富士町2丁目11-7 (ブティック花 2F) 1Fでは着物リメイクと婦人服、2Fギャラリーでは作品展やLIVEイベントを開催。 http://www.at-ml.jp/10125043/ というわけで、時間いっぱい楽しんだ初のカルチャーナイトでした。まだまだたくさん行きたいところがあったのですが、来年の楽しみにしたいと思います。 今回、いちばん心に残ったこと。それはやっはり、各施設での地域の人との出会いでした。 文化も街も人がつくっている。それが地域の個性や魅力となるのですよね。そんなことをしみじみと感じた心温まる夜となりました。 10月5日(金)には室蘭でカルチャーナイトが開催されますよ! 地元の方も観光の方も、一緒に街の「文化」を楽しみましょう〜。 のぼりべつカルチャーナイト2018は 2018年9月28日(金)に開催されました。 参加団体・プログラムなど詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。 http://www.at-ml.jp/10200740 行ってみよう! むろらんカルチャーナイト2018 2018年10月5日(金)開催! http://muro-cul.main.jp 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/22(水) パスタランチとお花で春を満喫!昼飯・テイクアウト紀行
伊達・室蘭・洞爺湖周辺テイクアウト情報です! お花屋さんのカフェ、シュシュcafeでは、パスタ各種(予約制)とドリンクがテイクアウトできます。おしゃれなクラフトボックスに入った美味しそうなランチ! 持ち帰るのが嬉しくなりますね。 今回選んだのはトマトクリームパスタ。マイルドでコクのあるトマトソースにガーリックの香りが食欲をそそりクセになりそう! コンパクトに見えて、食べ応えもしっかりあります。淡いグリーンが可愛らしいキウイのスムージーと一緒に、春らしいランチを満喫しました。 シュシュcafeのテイクアウトメニュー (税抜き価格) ドリンク全般:コーヒー、ラテメニュー、スムージー (ブレンド390円、カフェラテ450円、スムージー450円から) フード(要予約):パスタ全般 (ミートパスタ800円、トマトクリームパスタ900円など) 注文受付時間 ドリンク 10:30〜17:00 フード 10:30〜14:00 花工房では、外出自粛になって以来、家に飾る花を求める人が増えているそうです。そこで、気軽に花を楽しんでもらおうと「stayhome チャレンジ!」と題して、初心者向けフラワーアレンジメント作成キットが新登場。1,000円(税抜)という手頃な価格で可愛らしいアレンジを作ることができます。予約販売につき、電話でご注文ください。 作り方は、初めての方でも安心! 受け渡し後にLINE登録すると、限定公開の作成動画を見ることができるそうです。詳しくはFacebookでご覧ください。動画もアップされています↓↓ 自宅で過ごす時間が長いからこそ、食事を楽しんだり、お花を飾ったり、心ときめくことを大切にしたいですね。おしゃれなお店にヒントを得て、暮らしの中に取り入れてみては。 花工房シュシュ & シュシュcafe 北海道伊達市鹿島町58-19 テイクアウト・アレンジメント予約:TEL 0142-22-1805 営業時間:10:00〜19:00 * テイクアウトの受付時間:ドリンク 10:30〜17:00/フード(要予約) 10:30〜14:00 定休日:月曜日、第一水曜日 取材時の情報です。値段・サービス等は変更になることがあります。取材日:2020年4月17日
むしゃなび編集部
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06/27(水) スナック紅がジェラートショップに!【洞爺湖たべあるき】
2019年追記:こちらのお店は閉店しました。 洞爺湖温泉街の老舗スナック「紅」がジェラートショップ「BENIのジェラート」となって6月19日にリニューアルオープンしました! シャンデリアやソファなど、これまでのゴージャスな雰囲気はそのまま。宝石のようにカラフルなジェラートがショーケースに並び、店内をいろどっています。か、かわいい〜〜。 しかし、かわいいだけじゃない本格派なんです! 本店は石狩郡新篠津村の道の駅「しんしのつ」内にあるジェラートショップ「Lico Lico(リコリコ)」(「しんしのつ温泉たっぷの湯」施設内)。素材にとことんこだわったジェラート作りが評判を呼んでいます。 スナックの閉店を知った「BENIのジェラート」オーナーが、地元の人に愛される「紅」がなくなってしまうのは惜しいと、この度4号店舗目としてオープンすることになったそうです。洞爺湖温泉街のファンにとっては本当に嬉しいですね。 スタッフの方に伺うと、以前のお客さんで気になってジェラートを食べに来てくれた方がたくさんいるそうです。お味の方も大好評! 甘いもの好きとしては、紅のこの雰囲気・・・シャンデリアの下でジェラート!なんてワクワクします :oops: 先週開催された洞爺湖マンガアニメフェスタでは、コスプレイヤーさんたちで大賑わいだったそうですよ。 それでは早速、トリプルサイズをおまかせで注文してみました。 ブルーは湖をイメージした「洞爺湖シークエンス」。グレープフルーツの爽やかなジェラート。薄茶色は自家製きな粉餅。きな粉がポイントで、新篠津産の黒千石大豆を使用しています。普通のきな粉よりも香りがふくよかで、お豆の味が香ばしいです。そして、お餅入り! それからあざやかな「紅」色のジェラートはラズベリー。酸味と甘みのバランスが良く、とってもジューシーでした。 ジェラートは全部で14種類。素材を大切にした自慢のフレーバー揃いということで迷ってしまいますね。あとで試食させていただいた超濃厚なチョコレートと、レーズンだけでなくいろんなフルーツが入った「ラムフルッタ」も滑らかでとてもおいしかったです。温泉街に遊びに来たらぜひ立ち寄ってみてくださいね。 BENIのジェラート 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉70(洞爺湖万世閣向かい) OPEN 平日 14:00〜22:00 土日 11:00〜22:00
むしゃなび編集部
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10/30(月) 農業は化学&科学だ! 〜尾川農園的マネジメントとは? 尾川 圭延・佳奈夫妻を訪ねて
別海町の酪農家に生まれ、中学生までは早起きして親の仕事を手伝う毎日。 家族でどこかへ出かけることすら出来ない。 あまりの大変さに、“ 絶対に農家にはなりたくない “ と、サラリーマンの道を選び、営業マンとして忙しい日々を送る圭延さんでした。 一方、地方回りで忙しく、1週間に2日くらいしか家に帰ってこない夫を待つ妻 佳奈さん。 佳奈さんは当時医療事務の仕事をされていました。 そんな尾川夫妻が伊達への移住を決め” 就農する “ と決めたのは13年前のことでした。 農業の道を選んだ理由とは? 「いったい何故、そんなに嫌いだった農業の道を選んだのですか?」 「別海に住んでいた両親はすでに酪農を引退し、今は弟子屈町に住んでいます。そこへ遊びに行った時、家庭菜園を楽しみながらのんびりとスローライフを楽しんでいるのを見た時、なんだかとても良いなあって思えて憧れました。周りでも農的生活を見聞きする機会があり、農業への興味が湧いて来て、転職を考えるようになりました。両親の生活を見て来た上でそう思ったので、できる気がしたんですよね。」 「まあ、圭延さんはよいとして…。佳奈さんはそんな旦那様の提案に抵抗はなかったのですか?」 「私自身も夫の親の姿を見て、土や野菜に触れながら生活する暮らしはいいなあと感じていました。それに農業ならば一緒に仕事ができるので嬉しかったんです。でもね、理想と現実は違っていました 笑 喧嘩もずいぶんしました。」 そもそも農業をやりたくて伊達に来たわけではないという尾川夫妻。 「サラリーマン時代、営業でこの辺りも回っていました。その時も感じたのですが、伊達の気候の良さにはいつも驚かされていました。東の方から車を走らせてくると、伊達市に入った途端晴れているということが良くあります。知り合いの学校の先生も” 退職後に住むなら伊達だ “ という話をよく聞いていました。全道各地を転々とする学校の先生の言葉には信憑性があります。そして、伊達が農業の町であることも知りました。その時に、自分の想いと伊達とが繋がりました。” ここで就農したい! “ と。」 ついに『伊達に移住して農業を仕事にする』と決意した圭延さん。 伊達市の農務課へ向かいました。 ところがその時は、移住も就農もあまり勧められなかったそう。 けれどもそんな反応に怯むことなく、農業についていろいろ調べた圭延さんは〜 「調べれば調べるほどできる気がしていました。でもお金を貯めなければ!と札幌の家を引き払い、まずは洞爺湖温泉街の寮がある職場を探し、二人で8ヶ月間働いてお金を貯めました。いきなり伊達に移住せず、洞爺湖温泉に行ったのは正解でした。そんな僕らの真剣さを知り、伊達市の農務課の方はその後親身になって相談に乗ってくれました。」 さて、ご存知かもしれませんが、農業はなりたいからと言ってすぐに出来るものではありません。 認定新規就農者になるためには、1年間の修行を経なければならないのです。 「研修期間は、土起こし・肥料撒きなどの畑作りに始まり、農業全般一連の作業を親方に付いて学びます。もちろん学ぶ中には「作業」だけでなく、経営についても学ばせていただくわけです。思いだけでは食べていけません。経営が上手くいってこそですからね。」 1年間の修行を終えた尾川夫妻は、牧草地を手に入れました。 “ 自分にも出来るような気がする” という想いをついに現実に繋げました。 尾川農園的マネジメントとは? 尾川農園の経営スタイルは考え抜かれていました。 ・一年中収穫できるように、ビニールハウスでのみ栽培をする。 ・作る野菜の数を極力絞り込む。 ・出面さんは雇わず二人でできる範囲で行う。 ・土との対話を常に行う。 「2011年5月から始めたのですが、収益は経験値と共にどんどん上がっていきました。わずか1~2年で “ 大丈夫だ “ と実感しました。安定した生活は思った以上に叶えられ、住宅も購入することができました。ところが3年目に連作障害を出し、そこからは随分と「土」に悩まされました。土のECやPHを頻繁に測り、農家を始めて5年くらいで土の扱いを変えました。連作障害への不安は結局事業開始後9年間くらい続きました。そんなこんなで、理想としていたスローライフとは段々かけ離れていきましたね 笑 」 ビニールハウスの栽培は、天候に左右されることなく収穫することができます。 一年に6~7作もできるというのは、北海道としては画期的なことです。 伊達市では、150種類を超える種類の野菜を作っていますが、特に、冬でも葉物野菜が道の駅に並ぶ地域は他にはあまりありません。 尾川農園では、切れ間なく作物が育ち出荷できるように、ハウス毎・作物毎にタネを蒔く時期や植え付けの時期をずらしながら栽培しているそうです。 「チンゲンサイは1月上旬から11月半ばまでが栽培〜収穫期。そのほとんどを市場に出します。コマツナと水菜は道の駅のみ販売。夏場の2ヶ月は少しだけオクラも作ります。」 「種類をかなり絞り込んでいらっしゃるのですね。」 「はい。手法的にはほとんど修行先の親方のやり方を真似しています。その農家さんはしっかりと経営が上手くいっていらっしゃいますから。やはり生活ができるということが大前提です。だから、人を雇わなくても二人で出来る範囲で、無理をせずに確実に利益を生める方法で営むというスタンスをとっています。野菜の種類を絞り込むというのもその一つです。」 「さきほど連作障害への不安も語っていらっしゃいましたね。全くの素人的質問ですが、同じ野菜ばかりを作るということはそのリスクが高まるということはないのでしょうか?」 「一般にはそう言われています。ですので、『これが良い』と言われる色々なやり方も試しながら、土と肥料のバランスにはとても気を配っています。同時に、僕の中での「土のマネジメント」は、いかに土の良さをいかに壊さないかに尽きると思っています。畑ではない土の中は、多様な微生物たちが絶妙なバランスを保って存在しています。例えば森は何も手を加えなくてもほとんど毎年同じものが生えてきますよね。」 ものすごく納得します。 化学的見地に立ち、いかに地力を壊さないようにするかを考えて土に向かう圭延さんの姿勢に、農業者の日々の努力あってこその美味しい作物なのだと認識新たにしました。 この夏の異常な暑さにより、多くの農家は作物の出来が悪く苦戦を強いられました。 けれども、尾川農園のハウス栽培の葉物へのダメージは少なかったそうです。 ハウス栽培のみを選択したことが功を奏した今年の異常気象だったようです。 「今年はあまり被害を受けませんでしたが、同じ作物でも毎年出来が違います。大切なのは常に化学目線で作物を育て、科学的にマネジメントすることだと思っています。当たり前のことですが、作物は土の栄養を吸い上げています。収穫した後は土に足りなくなった成分を補わなければいけない。ある時から、” 土作り “ という表現が僕の中でしっくりと来なくなりました。土を本来持つ力に戻す、言い換えれば土の良さを壊さないのが一番大切だと考えるようになりました。でもまあ、今でもトライアンドエラーの繰り返しです。研究し続けたいです。」 面白いエピソードを伺いました。 「だて道の駅でのチンゲンサイの販売が終了した11月末、お客様から1本の電話が掛かって来ました。” もうチンゲンサイ出さないの?うちの鳥が尾川さんのチンゲンサイしか食べないのよね “と言われたんです。聞いてすぐは “え? 鳥? “ って、正直釈然としませんでした。でも、冷静に考えたらすごいことだと気づきました。舌が敏感な生き物がうちのチンゲンサイを安全で美味しいと認識して食べてくれているわけですから。嬉しかった。ネタも出来ましたしね笑」 素敵な話です。 鳥の真似をして生で齧りたくなりました。 「最後に今後の展望を聞かせていただけますか?」 「事業を拡大したいとかは全く考えていません。現状をできるだけ維持したい。そして新しい人がどんどん続いて伊達で農業を始めて欲しいと思います。そのためにも何らかの仕組みがあるといいなと思います。現在、新規就農研修者の受け入れ先が高齢化で減少してしまい、新規就農がここ数年止まった状態です。たとえば学生の農業体験受け入れなどもできる仕組みがほしい。体験をきっかけに若い人が農業を職業選択のひとつに考えてくれたら嬉しいです。」 「決して裕福な暮らしをしているわけではありませんが、今まで僕らがしてきた選択は間違っていなかったと自信を持って言えます」と圭延さん。 「農業が好きです。最初に話した “ 農家ならば二人で一緒にできるから嬉しい “と言ったこと、やっぱり優等生みたいで恥ずかしいから書かないでね。」と佳奈さん。 こんな素敵なお話し、書かないわけにはいきません♡ ごちそうさまでした! ありがとうございました〜! ―尾川農園情報― 代表 尾川 圭延 住所 伊達市弄月町75-9 電話 0142-25-2125 Instagram :https://instagram.com/oga_farm0501
Rietty
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05/10(木) 壮瞥にラーメン店OPEN!洞魂らーめん
壮瞥町の農産物直売所サムズの向かいに「洞魂(とうこん)らーめん」がオープンしました。読んで字のごとく、洞爺湖のたましいと書きます。よっ気合い入ってますネッ! 壮瞥って、意外と飲食店が少ないのです。洞爺湖沿いのエリアまで行くとレストランなどありますが、国道453沿いの道の駅周辺には幾つかしかありません。サムズの飲食メニューも限られているし。なので新しいお店ができてうれしいー!という訳でさっそく、直売所で野菜を買いこんだ後、ランチに立ち寄ってみました。 店内は広くて小上がりもあります。窓からはお隣の果樹園のサクランボの花。満開ですね。メニューはこちら。 ラーメンのほかにカレーやザンキ、室蘭焼き鳥もあります。店主の井上さんは某有名ラーメン店で5年間店長を勤め、その後室蘭で焼き鳥専門店主を10年ほど経営していたそうです。 中でもおすすめなのが、角煮ラーメン!味噌、醤油、塩がありますが、今日はイチオシの味噌角煮らーめん(1080円)にしました。 大きな角煮がゴロゴロと!これは食べ応えありそう。 中細のちぢれ麺。スープによく絡んで喉越しすっきり。 コクと旨味のヒミツはずばり味噌。地元壮瞥の農場たつかーむの味噌(オーガニック大豆使用)を使用しているそうです。濃厚で自然な甘みもあって美味しい!ボリュームも満点でした。 ごちそうさまでした〜とレジに向かうと、「今度、隣のスペースに空手道場をやるんですよ。」とご主人。北海道で唯一全日本チャンピオンが指導する札幌の「大誠館」(総合格闘技空手)の壮瞥道場を開設するそうです。興味のある方はお店に問い合わせてみてね。 空手道場併設のラーメン店、洞魂。スープの一滴にまで気合い入ってます!格闘技が好きな方は二倍楽しめるスポットになるかも? ↑店主の井上さん。ハチマキがかっこいい!画像は洞魂さんのブログからお借りしました。クリックするとブログにジャンプするよ。 洞魂らーめん 北海道有珠郡壮瞥町滝之町385(道の駅そうべつ情報館i 向かい) 11:00〜21:00 定休日 火曜 080-6093-8837
むしゃなび編集部
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05/16(日) 乾町の雑貨屋さん「緑のある暮らし KOKE-KOKKO87」
緑に囲まれた伊達市乾町の一角に雑貨屋さんがオープンしました。畑の中の一軒家のように佇む小さなお店「緑のある暮らし KOKE-KOKKO87」です。 店内に入るとサボテンなどの多肉植物が並んでいました。どれもカラフルで個性的なデザインの鉢植えに入っています。鉢植えが植物のグリーンを引き立てて、なんと可愛らしい! 「緑のある暮らし」を提案する雑貨屋さん こちら「KOKE-KOKKO(コケコッコ)87」は「緑のある暮らし」を提案するショップです。店主の加茂桂子さんは昔から雑貨が好きで、いつかお店を開くのが夢だったそうです。もともとは建設屋さんの事務所として使われていた、自宅敷地内の建物を自分たちの手で改装して今年3月にオープンしました。 雑貨のほかにお花や植物も大好きという加茂さん。多肉植物をはじめとする観葉植物やガーデニング雑貨など、毎日の生活を楽しく素敵にする商品を揃えています。 お店の名前は旦那さんが考案されたそう。名前の「けいこ」と好きな植物のひとつ「コケ」をミックスして「コケコッコ」、そこに「87」=「花(はな)」をつけたという楽しいエピソードを伺いました。畑があってのんびりした周辺の雰囲気にもぴったりのお名前だなあ、と思いました。 多肉植物はなんといっても管理が簡単なのが魅力!初めての方でも手軽に栽培できて、お部屋も素敵になるアイテムです。 ガラスの一輪挿し。ハンドメイドの素朴な風合いとリーズナブルな値段で人気です。 めずらしい形の花器や鉢植えにも注目!近隣ではなかなか手に入らないおしゃれなデザインのものが並んでいます。好みの鉢が見つからない、という方、一度立ち寄ってみてください。 それからこちらは、「コケコッコ」の由来にもなった苔。お部屋で苔が育てられるとは驚きましたが、観葉植物として最近流行っているのだとか。 水を吹きかけると開く!楽しい苔の栽培セット 奥のスペースには生活雑貨が並んでいます。食器類やアメリカンテイストの雑貨、アンティーク風ブリキのアイテムなど、店主こだわりのセレクションです。 床の張り替えや壁塗りまで、自分たちの手で改装したという店内は、手づくりの温もりにあふれています。まるで友人の部屋にきたような居心地の良さ・・・ 自分のお部屋に取り入れてみたいヒントがいっぱいの空間でした。みなさんもお部屋を彩るグリーンを探しに出かけてみませんか。 店舗情報緑のある暮らし KOKE-KOKKO87北海道伊達市乾町121-1営業時間 10時〜17時定休日 月曜、第2・第4日曜http://koke-kokko87.life/ 最新情報は Facebook をご覧ください。 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。画像の商品は売り切れとなることがあります。ご了承ください。取材2021年
むしゃなび編集部
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09/01(日) 1684人つなぐ! 祝ギネス記録達成、伊達150年市民リレー
8月31日、伊達市総合体育館でギネス世界記録™「8時間で50mリレーを走った最多人数」に挑戦するリレー大会が行われました。朝8時半から4時半までの8時間という長時間に渡るチャレンジ!この日までの世界記録は1485人(2017年)。目標の1500人を上回る1700人弱のエントリーがありました。参加条件は50mを走り切れること。歩くのはOKですが、もしも途中でリタイアしてしまったら、失格となってしまいます。50mとはいえ、何が起こるかわからない。ドキドキワクワクのリレーがスタート! 一走の伊達市長に続いて小学生のリレーが始まりました。西小、東小、伊達小へと小学生の手から手へ、バトンが渡されてゆきます。 「はやく走らなくてもいいです! 大事なのはバトンを渡すことですよ〜」 何度も何度も、アナウンスが繰り返されます。バトンパスは一回一回が緊張の連続!うまくパスするためには、落ち着いてしっかりと渡すこと。そして、落ち着いてしっかり受け取ること。お互いの呼吸を合わせることが大切です。 小学生が走り終わると一般の走者がスタート。元気いっぱい手渡す人、ゆっくり確実に渡す人。慌てて渡して冷やっとする一コマも。渡し方も、受け取り方も、個性があってみ〜んな違う。一人、また一人とバトンが渡るたびに、数えきれない小さなドラマが生まれました。 会場に華を咲かせた伊達すずめ踊りのみなさん。踊りながらのラストスパートに、場内盛り上がりました! お父さんから子どもへ。上司から部下へ。先輩から後輩へ。泣きながらも一歩一歩、声援の中頑張って受けて走りきった子もいました。 大切なのはスピードじゃなくて、確実に「つなぐ」こと。 爽やかに、個性豊かに、次々と運ばれてゆくバトンを見ていたら、私たちみんな、世代から世代へと、バトンをつなげるリレーを走っているんだなあ、と胸が熱くなりました。 もらったバトンを、次の人へ! チーム・ホテルマン参上! 「次は俺たちががんばる番だ!!」Tシャツで、つなぐ。 磯辺さんも・・・ つなぐ! ギネス記録を超えた瞬間。 暑い中、スキーウェアがきまってました! チーム仲間とつなぐ!ミニバレーの皆さん はやく走ってもいいし、ゆっくりでもいい。楽しんでも、頑張ってもいい。応援だけでもいいし、好きな格好で、仲間と、家族と、ひとりでも全然OK。 たくさんの人がつなぐバトンは、次の150年に向けてのメッセージ! そしてそして、ギネス記録は・・・?全員が走り終わったあと、この日のために派遣されたギネス世界記録公式認定員の方による審査結果が発表されました。 ルール通りリレーをつなげた人数は、 1684人! 公式認定証を受け取る大会長の小野さん(伊達青年会議所理事長) 世界記録達成〜〜〜!! おめでとうございます!参加された皆さん、本当におつかれさまでした。 ギネス世界記録™「8時間で50mリレーを走った最多人数」に挑戦 ! このイベントは2019年8月31日(土)に開催されました。主催: 伊達150年記念事業実行委員会 ・伊達市共催:一般社団法人伊達青年会議所 https://date150.jp/?p=549 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)
むしゃなび編集部
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08/12(月) 旬の伊達野菜を楽しむ!ベジフェスタ限定メニューその1。ぶどうの木
野菜がたくさん採れるこの季節、今年も「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」(伊達商工会議所主催)が始まりました。8月〜9月の2ヶ月、市内の12 の飲食店でスペシャル野菜メニューが楽しめるこのイベント。野菜の産地ならではの一皿を求め、食べ歩きに出かけました。今回はこちら! 市役所前の「自家焙煎珈琲屋 ぶどうの木」。マスターが焙煎する美味しいコーヒーと、週替わりの生パスタなど手作りのランチやスイーツが人気のお店です。普段から地元産の野菜を様々な形でメニューに取り入れていて、ランチだけでなく、時にはベジスイーツも登場します。そんなぶどうの木さんのベジフェスタ特別メニューはこちら。 冷製パスタ 900円 ジューシーなミニトマトがゴロゴロ乗った8月限定の「冷製パスタ」。コシがある細麺のパスタに冷たいトマトソースが絡んでさっぱり、でも意外にコクがあってトマトの旨味をしっかり味わえます。生ハム、チーズも入って食べ応えもある一皿。シャキシャキのグリーンサラダもついてきて、野菜不足の解消になるかも? 丸ごとトマトのハヤシライス 900円 それから、真っ赤なトマトが目に鮮やか!「丸ごとトマトのハヤシライス」。こちらは8月、9月共通メニューです。黄金豚を使用したとろりと濃厚なソースを、湯むきしたみずみずしいトマトと一緒にいただきます。(写真は以前のものです。盛り付け等、少し異なる場合があります) 地元野菜の美味しさをよく知る、地元のお店ならではのメニュー。夏バテ気味の体はもちろん、心も元気になるなあ〜、と思いました。 カウンターではマスターが焙煎を終えた豆の選別をしていました。遠方からキロ単位でまとめ買いに来る常連さんも多いという、ぶどうの木のコーヒー。選別は少量ずつ手作業で行うので手間がかかりますが、美味しいコーヒーにするのに欠かせない作業だそうです。 そんなお話を聞きながら、デザートに最近流行りの抹茶タピオカミルクティーをいただきました。モチモチのタピオカがたっぷり入って大満足。テイクアウトもできますよ。 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 OPEN 平日10:00〜18:00 土祝10:00〜17:00 ランチタイム 11:30〜14:00 CLOSED 日曜日 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ) お店でアンケートに答えるとおしゃれなエコバックがもらえます。(各店各月50個限定)。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ2019 開催期間:2019年8月1日(木)~9月30日(月) 参加店:自家焙煎珈琲屋ぶどうの木/シュシュCafé/ホテルローヤルダイニングカフェあつみ/カフェダイニングSeaSons(シーズン)/レストランバーミラコスタ/凜万乃風(りんまのかぜ)/日本料理徳いち/だて食育レストランEスプーン/レストランこだま /伊達成吉思汗てつじん≪大滝区≫食事処 やませみ 詳細はこちら http://www.date-cci.or.jp/page-news/news-2042 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2018年)シェア、リンクなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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02/28(金) 街の「癒し」のプロに聞く!コロナ対策できること&お役立ちグッズ|フランジパニ
もうすぐ春!ワクワク…といいたいところが、今年は新型コロナウイルスの流行で、イベントが中止になったり、近隣の学校が休校になったり、浮かれていられない今日この頃です。感染しても多くの場合は大丈夫、ということですが、小さなお子さんやお年寄りのいるご家庭、妊婦さんや持病のある方など、不安な気持ちで過ごしている方もおられると思います。 マスクや消毒も入手困難となっている中で、予防のためにどんなことができるだろう?? むしゃなびでおなじみの薬局やセラピストさんを訪ね、お話を伺ってきました。 今回から続けてアップしていきます。第一回はこの方! 松浦さんに聞く、アロマでできること 壮瞥町在住のアロマテラピーインストラクター、フランジパニの松浦雅子さんです。 松浦さんは数年前から、風邪やインフルエンザが流行する冬~春にかけて伊達・室蘭周辺でアロマを使った対策講座を行っています。また更年期障害やストレス対策、記憶力アップなど、病院にかかる前に暮らしの中でできるアロマの知恵を伝えています。 大人だけでなくお子さんも楽しめるフランジパニのアロマ講座 松浦さん「アロマは医療ではありませんが、抗ウイルス作用のある精油を予防に役立てることもできますし、ストレスを和らげリラックス作用のあるものもあります。不安なときの「お守り」のひとつとして使ってもらえたら、と思っています」 1、抗菌・抗ウイルス作用のあるアロマを使う! まず教えていただいたのは感染症が流行するときに使うといい精油。 ユーカリ、ティーツリー、ぺバーミント、ラヴェンサラ、ローズウッド、ラベンダー上記と合わせて柑橘系アロマのオレンジ、ライム、ベルガモット、レモン 抗菌・抗ウイルス作用のある成分を含んでいます。フランジパニの対策講座では、こういった精油を使って、スプレーやジェル、ブレンドオイルを作ります。 ウイルス対策におすすめアロマ 自分でアロマを購入する際に注意してほしいのは、天然100%のものを選ぶこと。「アロマオイル」(香りを楽しむだけならOKですが抗菌等の作用はありません)ではなく「エッセンシャルオイル」「精油」と書かれているものを使用してください。 そのほか、学名・抽出部位・産地の表記があるかどうかも必ずチェック! 伊達では「めむはうす」さん、室蘭ではイオン室蘭内のクスリのツケダさんでベーシックな天然100%の精油が手に入るそうです。ただ、こういう時期ですので、入荷状況をお店に確認してくださいね。もちろん、フランジパニでも注文できます。 2、ぐっすり眠って免疫力アップ! 続いて根本的に大切な、「免疫力アップ」について。免疫力アップには栄養、運動、睡眠の3つが大切、と言われています。その中でアロマを取り入れやすいのが、睡眠の質をよくすること。リラックス作用のあるアロマや自分の好きな香り(いい香り!と感じるものがその時、求めているアロマなんだそうです)を枕に垂らせば、香りに包まれながら心地よく眠れます。 精油を直接垂らすだけでなく、スプレー(右)やジェル(左)、ブレンドオイルを作るのがおすすめ 不安な時こそ、ぐっすり寝て元気を回復してほしい、と松浦さんは話します。 松浦さん「新型コロナに限らず、不安な状態が続くと、気づかないうちに不眠になりやすくなります。夜中に目が覚めたり、寝付きや目覚めが悪いのはよく眠れていないサイン。抗ウイルスも大切ですが、よく眠ることもとっても大切だと思います。スッキリ目覚めて元気になったら、自然と笑顔になりますよね。笑顔は免疫力アップにつながりますから^^」 天然100%のお気に入りの香りは、気持ちを落ち着け、元気を取り戻すための、実用的な「お守り」になってくれることでしょう。 現在のところ、3月中のグループ形式での講座の予定は未定ですが、個人レッスンは随時予約可能です。また、ルームスプレー等、完成品で購入できるものもあります。お出かけを控えたい方、個別対応もしてくれるので、気軽に相談してみてください。 フランジパニ~手作りコスメとアロマ 予約・問合せ aromacosme2016@gmail.com https://www.facebook.com/masako.frangipani/ TEL: 090-1522-7840 むしゃなび LINE@からも問合せできます。詳しくはアメブロからどうぞ! http://ameblo.jp/frabalipanda/ 【松浦さんプロフィール】 AEAJ認定アロマテラピーインストラクター AEAJ認定アロマハンドセラピスト SMC.Lab認定コスメガイド https://ameblo.jp/frabalipanda/message-board.html こういう時、「癒し」をお仕事にする方々の存在は、医療とは別の部分で心強いですね。外出を控えたい状況ですが、相談したり、施術を受けることも大きな力になると思います。とにかくできることをして備えつつ、不安はできるだけ軽く。収束するまで乗り切りましょうね。この特集はまだまだ続きます。 一部画像はフランジパニさんのブログからお借りしました。記事の内容は取材時の情報です。メニュー、料金等変更になることがあります(取材2020年2月27日)
むしゃなび編集部
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08/18(土) 西いぶりと東京を「野菜」でつなぐ ノルノルブラザーズ 。 2018 夏の、いいこと(1)
今年は雨が続いて、もともと短い夏がますます短くなってしまいましたね! 駆け足で過ぎていく今年の夏、洞爺湖周辺で出会ったステキな人、ステキな出来事をご紹介します。今回は、故郷・西いぶりと東京を「野菜」で結ぶ、ハッピーなご兄弟の登場〜。 丘の上に現れた1日限りのポップアップレストラン! 7月最後の日曜日、地元食材をつくって、食べて楽しむ1日限りのレストランが伊達の丘の上に現れました。 「ファーム・トゥ・テーブル」 農園から食卓へ、と題して開催されたこのイベント、西いぶりの農家さんが育てた野菜や噴火湾の海の幸を、つくって、食べて、みんなで楽しもう! というもの。まもなくグランドオープンする志門気町のクッキングリトリート・スペース「Homestead(ホームステッド)」を会場に、農業者や飲食店関係者など、「食」に関わる地元の人たち40名ほどが参加しました。 伊達の街を一望する超絶景な丘の上、午前中はパティシエによるお菓子作り教室、夕方からはディナーパーティで盛り上がりました〜。 このイベントを主催したのは、「NOLNOL BROTHERS(ノルノルブラザーズ)」こと、島部 弘之さんと島部 祐紀さん。伊達市出身で現在東京に暮らす仲良しなご兄弟。 3年ほど前から、伊達、洞爺、壮瞥、豊浦など西胆振産の野菜を仕入れ、東京の「青山ファーマーズマーケット」で販売しているそうです。今回は、ファーマーズマーケットを通じて出会ったシェフとパティシエを招き、地元伊達での初イベントとなりました。 画像借用元:https://www.facebook.com/nolnolbros/ 島部さん兄弟が扱うのは、 自分たちが食べて、本当においしいと思った野菜。 実際に農家さんを訪ね、話をして、知りあった上で仕入れているのですって 8-O さながら、こだわり野菜のセレクトショップ?? 東京からふるさとの魅力を発信する「ノルノルブラザーズ」、兄の島部 弘之さんにお話を伺いました。 西いぶりと東京を「食」でつなぐ仲良し兄弟! 島部 弘之さん/ノルノルブラザーズ ch:そもそも、どうして野菜の販売を始めたのですか? 島部さん(兄):僕も弟も、生まれ育った伊達が大好きです。 東京に暮らしながら伊達にもビジネス拠点を作りたい、地元の為に何かしらの貢献をしたい、と考えたのがきっかけです。 学生時代に飲食店で働いていた経験を生かして、「食」に関する仕事を思いつき、青山ファーマーズマーケットで西胆振の野菜の代理販売を始めました。 旬の夏野菜がたくさん! ch:西いぶりの野菜といってもいろいろありますが、どんな野菜を販売しているのですか? 島部さん(兄):自分で食べて、「この人の野菜を売りたい」と思った農家さんの野菜を扱っています。 伊達のしましまファームさんや、洞爺湖の青山農園さんなど、西胆振にはおいしい野菜をつくる生産者がたくさんいますね。 伊達に戻ってきた時には、農家さんを訪ねて畑を見せていただいたり、話を聞いたりしています。 お料理をサーブしているのが、弟の島部 祐紀さん。 ch:東京のお客さんの反応はいかがですか? 毎回買いに来てくれるお客さんが増えていますね。おいしい野菜を求める人たちって、だいたいいつも同じ農家さんからしか買わないんですよ。なので、リピーターがついてくれているということは、評価されているということ。とっても嬉しいです :-) ch:お名前の由来ですが、ノリがいいからノルノルブラザース?? それもありますけど(笑) 英語の「no laughs no life」 の頭文字をとって「NOLNOL」にしました。私達と繋がるみんな、生産者や消費者、もちろん私達も含めて笑顔になれるといいな、と思っているんです! 正直、東京に行くまでは、伊達や西いぶりとつながる、みたいなことって全然考えていなかったです。早く都会に行きたかった。でも離れてからあらためて、故郷のよさ・面白さを感じるようになりました。 東京に拠点を置きながら、ビジネスというかたちで西いぶりと東京を繋ぎたい。そんなふうに考えています。 つくる人・食べる人、つながる! さてさて、うっすらと夕暮れ。ディナーパーティが始まりました。 松川、タコ、黄金豚、夏野菜各種、フレッシュハーブもたくさん—。西胆振の海の幸、山の幸をふんだんに使った、目に美しく、とびきり美味しいお料理やスイーツの数々。 参加者の中には、食材の生産者もいて、おんなじ地域に暮らす「つくる人」と「買う人」がともにテーブルを囲みました。 和気あいあいと楽しい時間。 「このお皿にあるものみんな、知っている人が作っているんだなあ、と思うとおいしいのがもっともっとおいしくなりますね!」 と話していたのは、この日ライ麦パンを提供した室蘭のパン屋さん、pain de micさん。それから、「こんなにすてきな料理になるんだなあ〜」と、嬉しそうな農家さんの姿も。 また、伊達のとある居酒屋の大将は「おっ、この食材こうきたか! って感じがするネ」と、料理人ならではのコメント。 シェフのミカミ ナオさん。全国各地で腕を振るうフリーランスの料理人。 午前中のお菓子作り教室。パティシエ・アカイ ノリコさんの指導で、季節のベリーをたっぷり使ったケーキが出来上がり〜! 地元の新鮮な食材を、腕利きシェフの料理でいただいく…… それだけでとってもすてきですが、育てる人、料理する人、売る人、買う人が、集って一緒に食べるなんて、なかなかないことですよね。まさに、ザ・地産地消を大満喫。 撮影: ヒラマツカメラ わいわいと飲みながら食べながら、丘の上の夜は更けてゆきました…… 最後に、島部さんに伺いました。これからの目標や夢って、ありますか?? 撮影: ヒラマツカメラ はい! 東京に西いぶりのアンテナショップを作るのが夢です! おいしい野菜を売る八百屋、それを料理したレストラン、さらに西いぶりで活動する作家のクラフトショップも入れて。さまざまな要素が一体となったお店を将来オープンできたらいいですね :-) 東京から故郷・西いぶりを発信する島部さん兄弟。都会にいるからこそできるつながり方で、ユニークな活動を展開されています。 東京近郊にお住いの読者のみなさま、ぜひぜひ、青山ファーマーズマーケットに出かけてノルノルブラザーズのショップでピチピチ野菜に出会ってくださいね〜。 NOLNOL BROTHERS https://www.nolnolbros.com Facebook ★「Farm to Table in 西いぶり」は2018年7月29日(日)に開催されました。 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/09(月) ガイドの仕事は原点回帰。Sotoasobu江川理恵さんに聞く、人生の原点と観光のこれから
自然ガイドとして洞爺湖・有珠山エリアを飛び回る江川理恵さん(Sotoasobu代表)。 豊富な知識とガイド経験を持ち、お客様ひとりひとりに寄添うホスピタリティで、団体旅行から個人旅行まで、幅広く案内するガイドさんです。 火山マイスター、ジオガイドとして地域の自然に精通し、メディア出演も多数。「職業としてのガイド」がほとんど認知されていなかったこの地域で、地道にその立ち位置を築いてきました。 ガイドに加え、子どもたちへの自然体験指導も行うほか、冬はスキー&テレマークスキーのインストラクターとしてゲレンデに現れ、小誌むしゃなびでは、ご存じの通りライターRiettyとして色々なお店や人を訪ね、「駄菓子カフェれん」のオーナーでもある… 地域全体を仕事場に、オールラウンドに活動されています。 Sotoasobu代表 江川 理恵さん 肩書きだけ伺うと「どんなに逞しい方なのだろう」とマッチョな女性を思い浮かべますが、実際にお会いする江川さんは、軽やかで透明感があって、少女のような雰囲気のある方。 その一言一言から、自然への愛とお客様への繊細な心遣いが伝わってきます。一方で「上っ面なことが大嫌い」とさっぱり言い切る、男前な一面も。 静と動をあわせ持つナチュラル・ウーマン。そんな印象を受けました。 江川さんはガイドの仕事を、ご自身にとっての「原点回帰」と語ります。 江川さんの「原点」と、その先にあるこれからの観光について伺いました。 おてんば娘がたどり着いた、人生の原点。 有珠山頂展望デッキからのパノラマ 取材の時間を頂いたのは、まだ雪の残る3月末のこと。 有珠山ロープウェイに乗り、山頂を目指しました。 コロナ前のハイシーズンには、週の半分以上、ガイドに来ていたこともあるという、江川さんの主要な仕事場のひとつです。 ピカピカのゴンドラは2020年にリニューアルされたスイス製。ガラス面が大きくなったそうで、車窓からの景色が一段とワイドでクリアに!空中散歩をしているかのような大迫力でした(画像は有珠山ロープウェイHPからお借りしました) さて、コロナ禍で観光客が激減したここ数年、江川さんは道内客に向けたツアーを企画するなど、制限の中でも精力的に活動してきました。 オンラインセミナーや関係団体とのミーティングも忙しく、世の中の新しい動きに乗るための準備の日々。昨年より観光によるまちづくりを主眼とした伊達市のモニターツアー(だて観光協会主催)にも携わっています。 インドアの活動が増えたこの間、いつも江川さんの心の真ん中にあったのは「一番やりたい仕事」のこと。 それはもちろん、自然の中に出て、お客様をガイドすることです。 江川さん「机の上で考えるよりも外に行きたい…考えるより先に身体が動いてしまうタイプです。 何よりフィールドが大好きなのです! 自然の中にお客様をご案内しながら時間を共有することが私の一番大切な、大好きな仕事です」 コロナ前に行われた子供向けプログラムの様子 江川さんがガイドの仕事を始めたのは10年ほど前のこと。 もともとアウトドアやスポーツが得意だった江川さんは、アクティビティ担当としてホテルでインストラクターの仕事をしていました。 その仲間からガイドの仕事もしてほしいと言われたことがきっかけとなりました。 有珠善光寺にて しかし当時は、ガイドに対する認識が今よりもさらに低く、十分な研修制度も整っておらず、ノウハウを知る先輩ガイドも近くにはいませんでした。 ないない尽くしの中、「勉強しなければガイドは務まらない」と、自費で膨大な量の勉強をこなし、遠方の研修に出かけて10以上もの資格を取得。国内唯一の知事認定ガイド資格である「北海道アウトドアガイド」の優良認定も受けました。 驚くべき集中力とエネルギーですが、何が江川さんの情熱に火をつけたのでしょうか? 江川さん「ガイドの仕事との出会いは、私にとって「原点回帰」というべき出来事でした。 子供の頃、外で遊んで楽しかった思い出が、来るべくして戻ってきた、と思ったのです」 冬もアクティブな江川さん 江川さんは神奈川県の海山に囲まれた地域で育ちました。 どんな子どもだったかといえば… 一言で「おてんば娘」! 毎日真っ暗になるまで外で遊び、お母さんから締め出されるのは日常茶飯事。図鑑を片手に、どこまでも行ってしまうような活発な女の子だったそうです。 (図鑑を手にしているところがただのおてんばではない…ガイドの片鱗が見えますね) 野草の花が一斉に開く4月 中高生の頃は体育教師になることが夢だったそうですが、ご両親に進学の負担をかけたくないと、観光業へ進路変更しました。 江川さん「もともと一人旅が好きで、国内のいろんな場所をふらふら歩いていました。 旅先で知り合った人と一日行動をともにしたり、 お店のおばさんと仲良くなったり、 危うく婿さんを紹介されそうになったり(笑) 人との交流がすごく楽しかったのです。 そういう楽しさを提供できる仕事だ、と思って、両親に内緒でアルバイトをして学費を貯めて、観光の専門学校に進学しました。 ところが、観光の世界に飛び込んだら実はそうじゃなかった… 現実を知って愕然としました」 というのも当時(1980年代)は高度成長期真っ盛り。 旅行といえば団体旅行ほぼ一択、決まったコースを巡り、通り一遍な説明を聞く、というのが主流でした。 まるで「連れて行かれる旅行」のような観光のあり方に失望した江川さんは、 「私がやりたいのはこういうことじゃない」 と、学校をやめてしまったそうです。 その後、北海道移住、離婚、再婚と山あり谷あり、観光から遠ざかっていましたが、お子さん達の手が離れた頃に、かつて諦めた道が再び開かれたというわけです。 これからの観光は??「本物」を知る旅に出かけよう! 近年、「アドベンチャーツーリズム」という旅行スタイルが注目されています。 「アドベンチャーツーリズム(以後AT)」とは ・自然 ・アクティビティ ・文化体験 のうち2つ以上で構成される旅行のことで、欧米を中心に発展してきました(※)。 ※参考:(一社)日本アドベンチャーツーリズム協議会ウェブサイト https://atjapan.org/adventure-tourism その土地ならではの体験や、ローカルな人々との出会いに重点が置かれ、「異文化」との接触を通して「自己変革」が起こることを目的としています。 昨年、各国から旅行業者やAT関係者が集う、世界規模の商談会「アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット(ATWS)2021」が北海道を会場に開催されました。コロナのため、オンラインでのバーチャル大会となりましたが、アジア初開催の快挙です。さらに2023年には北海道でのリアル開催が決定しており、コロナ後を見据えたATへの期待が高まっています。 2021年のサミットでは、道内をはじめ日本全国の体験ツアーが映像で紹介されましたが、江川さんは道南地区の有珠山・洞爺湖エリアのガイドとして出演しています。 https://youtu.be/bUXvAhdHknI 動画を拝見すると、従来の観光旅行との違いがよくわかります。ただ「楽しい」とか「おいしい」だけでない、地域に密着したリアルな体験が魅力的ですね。 江川さんは初めてATを知った時、自分の追求する観光のあり方と重なり、「まさにこれ!」と思ったそう。 プライベートツアーでの一コマ。バチラー夫妻記念教会堂 江川さん「お客様は物見遊山が目的ではなく、地元が知りたい、本物が知りたいのだと思います。 本物とは、その土地で暮らす人の思いであり、いわば「暮らし」そのものが「本物」ともいえるでしょう。 ATでは、食べ物・言語・文化といった異文化を通して自己変革が起こることがテーマとなります。 ですから自然や特産品そのものよりも、成り立ちや、それを生業にしている人の「思い」にフォーカスしています。 例えば農家さんの「美味しくしたい」という思いや、生産者さんのこだわり。 そういった「心」にまで触れられるような体験が、ATの醍醐味です」 お子さん連れツアーも江川さんとなら安心!アルトリ岬にて 日本が「観光立国」を掲げてきた背景には人口減少があり、外貨を取り込み消費を促すために、観光が重要な役割を担うとされています。 北海道も観光に力を注いできましたが、その結果、大勢の観光客が押し寄せ、地元の人たちが暮らしにくくなってしまう「観光公害」という問題も出てきました。 「来てほしいけれど荒らされるのは嫌!」 観光地の住民にとってとても大きな問題です。 ATにはそれを解消できる力がある、と江川さんは語ります。 江川さん「いくらお金を落としてもらっても、自然や地域が破壊されたらダメですよね。 従来の観光では、お客様と事業者の両者が満足することをよしとしています。 一方ATは「四方よし」と言われていて、 環境、地域の人、お客様、事業者 の四つ全てが満足することを理想としています。 つまり「くればくるほど豊かになる」というのがATの真髄なのです。 フィールドワークにはゴミ袋が必需品。「悲しい現実、でも皆で守りたい」と江川さん 実践の上で重要になるのは、地域の人の理解を得て、巻き込んでいくことです。 例えば農家さんや漁師さんが仕事に対する誇りを語るなど、そういった体験を通してお客様は満足しますし、地域の経済も潤います。さらにシビックプライド(住民が自分の暮らす地域に対する誇り)も上がるという、まさに「どこをとってもよくなるサイクル」というわけです。 地元でも知らない穴場がたくさん!伊達の牧場 ATが日本で本格的に盛り上がってくるまでには、まだ何年もかかるでしょう。 その頃私は、今のように現場に出ていないかもしれません。 ですから「自分が活躍するための現在」ではなく、私自身の役割はあくまでも「土台固め」だと思っています」 コロナ禍を経て、人々の価値観が変わろうとしつつあることを感じます。 十把一絡げ的な団体旅行よりも、個人のニーズと体験の質が重視されるATのような旅行を望む人は、今後ますます増えていくのではないでしょうか。 旅の面白さは、人との出会いにかかっている。 江川さんのように幅広い知識を持ち、人間性豊かなガイドがこの地にいるということは、地域全体にとって非常に頼もしいことだと思います。 2023年のサミットに向け、ますますアクティブに各地を飛び回りそうな江川さんですが、これから先のご活動は? 雪の残る有珠山頂にて 江川さん「もう私も孫のいる年ですし、未来の人間じゃないわけですよ。 でも未来の人間ではないけれど、 「なんかあのおばさん、楽しそうにやってるよね」 と後に続いて下さる方が出てきてくれたら嬉しいな、と思いながら活動しています。 「あの人が楽しそうにやっているから、私もやってみたい!」 という方がどんどん増えて、ガイドという仕事がひとつの職業として市民権を得るために、これからも動いていきたいです」 カフェタイム付きツアー名物、駄菓子カフェれん特製スイーツ!! 今回、いろんなお話を伺いました。 書ききれなかったですが、視覚障害の方々をガイドした時のエピソードも、とても印象に残っています。 (興味のある方は、ぜひブログをご覧になってみてください→ http://sotoasobu.blog.jp/archives/04166.html) 忘れられないのは、 「伝えると、伝わるは、違うんです」 とおっしゃった、その一言です。 真摯な眼差しから、江川さんがいかにお客様のことを考え、お一人お一人に合わせたガイドに心を砕いているか、ということが伝わってきました。 情熱とプロ魂に、参りました! 旅行で来られる方だけでなく、地元の方にもぜひ、江川さんのお話を聞き、一緒に大自然を味わっていただきたいです。 各種ツアーの詳細はホームページからご覧ください。 Sotoasobu(ソトアソブ) 代表:江川 理恵 事務所:北海道伊達市弄月町249-4 TEL:090-3892-3695 HP→ https://peraichi.com/landing_pages/view/caferoom/ 最新情報はSNSをご覧ください(^^) Facebook→ https://www.facebook.com/rie.egawa.94 Instagram→ https://www.instagram.com/sotoasobu/ 取得資格一覧: 北海道アウトドア優良認定ガイド 自然ガイド NEAL自然体験活動インストラクター 環境教育プログラム 各種エデュケーター 日本シェアリングネイチャー協会ネイチャーゲームリーダー 洞爺湖有珠火山マイスター 北海道知事登録旅行サービス手配業 登録番号 第173号 国内旅程管理主任者 全日本スキー連盟 スキー準指導員 日本テレマークスキー協会 公認指導員 CONE認定リスクマネジメント講師 ウェルダネス メディカルファーストエイド アソシエイツ インターナショナル認定 WAFAアドバンスレベル国際資格 (一社)日本WEBライティング協会 Webライティング能力検定2級 日本ホスピタリティ推進協会認定 アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネーター 洞爺湖有珠山ジオパーク オンラインツアー5/15 江川さんのガイドをオンラインで楽しんでみませんか。申し込み受付中です。 【地球から見る、日本の旅/第11回】 洞爺湖有珠山ジオパーク~はじまりは、崩れた有珠山から!?~ 2022年5月15日(日)20時~21時 参加料:1000円 (1か月間のアーカイブ見逃し配信あり) 詳細・予約はこちらから 有珠山頂にカフェがOPEN!! 今回訪れた有珠山ロープウェイの頂上に、4月よりカフェ「Mt.USUテラス」がオープンしました。 さらに広くなった展望デッキから見るパノラマが、本当に最高です!絶景を眺めながら美味しいドリンク&フードを楽しんでください。 オススメは、洞爺湖・伊達・壮瞥・豊浦の4市町でとれたフルーツ&野菜を使った「ジオの恵みスムージー」です! おしゃれなプライベート席もあり。ご家族やお友達とどうぞ。 営業情報はこちら→ http://usuzan.hokkaido.jp/ja/ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューなどは変更になることがあります(取材2022年)
むしゃなび編集部
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07/07(水) 「おおきな木」が作り出す笑顔の輪
シルバースタイン作「The Giving Tree」という絵本をご存知でしょうか?私は母親的な「無償の愛」を描いていると感じたのですが、読む方によってこの絵本の解釈は様々です。「The Giving Tree」 実は世界的ベストセラー。気になる方は是非読んでみてくださいね。 大滝の山奥、無店舗販売(ネット注文と卸し)で「おおきな木」という手作り洋菓子屋(パンもあり)さんを営むならなつ美さんを訪ねました。 実はなつ美さんは、前回ご紹介した宇井尚さんのパートナーです。1995年に横浜から来られたなつ美さんは、今で言う地域おこし協力隊のようなお仕事で、とあるNPOから大滝に派遣されたのでした。1年契約だったのですが、すっかり大滝の自然が気に入り、移住を決めました。 大滝はとても雪深いところ。でも、大好きな雪はなつ美さんにとっては障害にはならず、雪かきも苦ではなく、むしろ楽しんでいたそうです。 もちろん今でも。 「子供の頃は引っ込み思案で友達とうまく話ができない子でした。でもある時、得意で大好きだった手作りのお菓子を友達にあげたら、みんなが笑顔になってくれて、美味しいと言ってくれて、とても会話が広がって弾み楽しかったのです。」 その時から、なつ美さんにとっての手作りお菓子はコミュニケーションツールの一つになりました。 「私が作るお菓子をこんなに喜んでくれる人がいることが幸せでした。もっともっと美味しいお菓子を作って、もっともっとみんなに笑顔になってほしい! そう思いました。」 パンも焼いています♡ 甘くないパンも。 甘いパンも。 「おおきな木」と名前をつけたのは、「The Giving Tree」のお話に出てくるおおきな木のように、“見返りを求めず与える木になりたい“という想いからでした。 そう、「The Giving Tree」は、「おおきな木」と訳されて日本語版が出版されています。 なつ美さんのお菓子を食べると、優しさに包まれた様な感覚になるのはそういう訳だったのですね。 材料にはとても拘っていらっしゃいます。 安心して口に入れられるものであるために、材料として使うのは、まずは工房の菜園で採れたもの、なければ地域のもの、なければ北海道のもの、なければ日本の安心なもの、なければ海外のものという順番に決めているのだそうです。 そしてもう一点。クッキーには卵・乳製品・ベーキングパウダーが入っていません(同じ工房で作るため、完全ではありませんとのこと)。ご自分が授乳中にこれらのものを食べて乳腺炎になった経験から、クッキーだけはそれらを排除したものを作っているのだそうです。 また、ケーキに使っている卵は平飼いの鶏が生んでくれたものを使うと決めているそうです。このようなお話を伺うだけで安心が保証されているとわかります。 飼っている鶏についても語ってくださいました。 「鶏たちの餌は、基本道産小麦や米ヌカなどですが、調理の時に出る残飯も処理してくれます。それに中身をいただいた後の殻を与えると、殻のしっかりした卵を生んでくれます。夕方に小屋から放す鶏たちは、敷地を自由に走り回り、草や虫を好きなだけ食べています。」 生き物の体は、栄養でできている。 当然、卵も栄養でできている。 元気に動き回り、ストレスなく安全な餌を食べた鶏の卵が美味しいことは歴然としています。 そして、鶏糞は畑の肥料になります。 卵を産めなくなった鶏は、命そのものを大切にいただきます。 まさに循環システムです。 半農半パティシエを自認するなつ美さん。 季節を大切にするお菓子は、これから採れる自家栽培のハスカップ・ブルーベリー、にんじん・かぼちゃなどを使ったものが登場します。 最後に語ってくださったビジョンが素敵でした。 「食べた方がニッコリ笑顔になるように、これからもずっと、初めの気持ちのままで作り続けていきたいです。」 実は最初の気持ちのまま、同じスタイルで続けるってとてもとても大変で難しいこと。 優しい笑顔の裏側には、しっかりと覚悟を決めている芯の強いなつ美さんが居ました。 *店舗はないので、工房を訪ねても予約していない限り購入することはできません。事前に(お早めに)ご予約いただければ、工房でお渡しすることはできるそうです。卸し先は、札幌どさんこプラザ・大滝の直売所453のみです。 おおきな木伊達市大滝区豊里町49-1電話・FAX:0136-33-6415ネット注文:http://ookinaki-otaki.com/https://www.facebook.com/cake.ookinaki 店頭での販売場所 大滝直売所伊達市大滝区優徳町87番地1土日祝日のみ 10時~16時北海道どさんこプラザ札幌店JR札幌駅北口(西コンコース)8時30分~20時毎週木曜に販売開始~売り切れ次第終了 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱い商品等は変わることがあります(取材:2021年)
Rietty
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03/19(木) だていろ!150年記念のパステル6年生に
藍、ホタテの貝殻、有珠の火山岩!伊達ならではの3つの素材を顔料にした「だていろ150年パステル」が、この4月から中学生になる市内の6年生の皆さんに卒業の記念品として贈られました。 このパステルは、伊達150年記念事業の一環として、記念事業実行委員会の「歴史文化事業部会」により制作されました。3月13日(金)に伊達市役所で、メンバーの皆さんから伊達市教育委員会に完成したパステルが手渡されました。 寿浅実行委員長さんから影山教育長さんへ贈呈。後ろで晴れやかな笑顔を見せているのが、部会メンバーの皆さんです。嬉しそうな表情から、力を合わせて制作したパステルへの並々ならぬ思いを感じます。 全18色のうち、5色に伊達の素材が使用されています。天然の微妙な色合いが実に美しいですね。他の13色は、既存の色のラインナップから、伊達の自然や歴史をイメージして選ばれたそうです。 部会長の渡部さんにお話を伺いました。 「このような状況で、卒業式がなんとか行われる中、6年生の皆さんに出来上がったパステルを贈ることができて、本当に嬉しいです!」(渡部部会長) 平成30年の秋に部会が発足し、企画・制作を進めてこられたそうです。実際にパステルを製造したのは京都のパステル専門メーカーですが、そこに至るまでには、藍の収穫や火山岩・ホタテの採取、粉砕作業のため札幌に出かけたりと、様々な作業があり、沢山の労力がかかったそうです。 市内の農場での藍の収穫の様子。収穫量はなんと2〜3トン! しかしそこからとれる顔料は本当に少なく、わずか数%なのだとか・・・本当に貴重な「藍」色ですね。(画像は公式Facebook https://www.facebook.com/pg/date150/posts/ よりお借りしました) 150年を迎えた伊達へのアツイ想いがこもったパステル。現在のところ今後の商品化の予定はないとのことですが(商品として作った場合、労力もコストもすごくかかるので、なかなか難しいのではないか、というお話でした)、この色合い!必見です!お近くに6年生のお子さんがいらっしゃるご家庭があれば、見せてもらってくださいね。 「だていろ150年パステル」について詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。 伊達150年記念事業実行委員会 伊達市役所内 総務部総務課総務係 北海道伊達市鹿島町20番地1 電話: 0142-23-3331(代表) https://date150.jp https://date150.jp 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2020年3月13日)
むしゃなび編集部
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11/28(日) ミツバチの声を聴きたい!「anmi」が選んだ道
なんて素敵な笑顔の人なんだろう!! それは、今年の夏、初めて彼女に出会った時の印象でした。 ここまで顔いっぱいに心からの嬉しい!を表現する人はなかなかいないと思いました。 一体この人は何者なんだろう? どんな生き方をしている人なんだろう? 俄然興味が沸いたのを覚えています。 さて、今回のご紹介は豊浦町の地域おこし協力隊で養蜂家の久保亜由美さんです。 亜由美さんは、高校生までを札幌で過ごし、カナダの大学に留学しました。 専攻は開発学とスペイン語のダブルメジャー。 その後、カナダの大学の交換留学でメキシコへ1年、スペイン語の習得のため渡りました。 「サスティナブルデベロップメント」という言葉が今の様に頻繁に使われる前から、それを学び、大学卒業後もそれに携わっていた亜由美さんです。 でもある日、自分の生き方に疑問を持ち始めました。 「サスティナブルな社会を目指し、多様性を真に尊重する社会になるために、私はどう生きればよいのか?」 亜由美さんは、そんな深く困難な壁にぶつかり、自分の道を知るために手当たり次第アルバイトを始めました。 そして、東京の農業ベンチャー企業で働いていた2014年、ついに養蜂と出会います。 その後に働いたのが「銀座みつばち」さんでした。 初めてミツバチという生き物の生態を知り、亜由美さんは大きく心を揺さぶられました。 そして、社会性昆虫と言われるミツバチにのめり込んでいく自分を感じました。 悩み抜いた挙句に亜由美さんが出した答え。 それは。 「多様なものは多様なままの未来である続けるために、私は農業と教育に力を注いでいきたい!」 というものでした。 真面目で正直で信じたらとことん突き進むタイプの亜由美さんは、1年間、埼玉の養蜂家に師事し、さらに知見を深めようと1カ月間、ニュージーランドでのワークアウェイへと旅立ったのでした。 ↑ニュージーランドにて。養蜂の師匠と。 亜由美さんにとって、ミツバチの魅力って何ですか? と質問をしてみました。 「ミツバチは、集団生活をする上でそれぞれにはっきりとした役割を持っているのです。 女王蜂の存在は絶対ではあるのですが、実は集団の統制を執っているのは働きバチです。 何よりも感動したのが、“それぞれのハチたちが個のために生きているのではない”ということでした。種が持続可能であるために、各々の役目を全うしている(このあたりは捉え方が様々だと補足してくれました)。」 筆者は、このお話を伺って大いに腑に落ちました。 ミツバチたちは、まさにサスティナブルな社会を実現している! 亜由美さんは、学生時代から学んできた学問の答えをミツバチ社会に見出していたのでした。 ↑スズメバチが来たぞ! の合図のもと、警備隊がスクラムを組んでいる様子。 ↑なんて美しいハニカム! それぞれの場所が決まっています。 そしてこうも話してくれました。 「ミツバチは私のパートナーです。私の役割は、彼らが棲み良い環境を作り、病害虫から守ることです。棲み良い環境作りのためには、豊富な蜜源も必要ですし、冬の寒さからも守らなければいけません。働いてくれているのはミツバチたちなので、私は私の役割を全うしたいと思うのです。」 ↑亜由美さん手作りの巣箱。 ↑冬はこの洞窟に巣箱を入れてあげます。北海道は越冬が難しいと言われますが、亜由美さんは昨年の冬に試したことで手応えを感じていると言います。 ↑後ろには昆布岳。水色の巣箱は昨年初めて作ったもの。 お話を伺ううちに、筆者には亜由美さんがミツバチに見えてきました ^^; まさにミツバチ社会の一員になろうとしている亜由美さん。 ほんとうに一途です。 ↑夏の洞窟はこんな感じになります。 「私、ミツバチの声を聴きたいんです!!」 なんと!唐突な! 「ミツバチたちが私に何をして欲しいのかが知りたいのです。 ベテラン養蜂家さんの話によると、会話ができる方もいるらしいのです。」 ここまで熱いミツバチ論を聴くと、筆者自身もあながち思い込みでしょ?とは思えなくなりました。 というよりも、亜由美さんならきっとそうなれると思ってしまいます。 いま存在している養蜂家は、約9割が移動養蜂の形をとっています。 亜由美さんのように定地養蜂をされている方はごくわずかです。 「定地で行うには、蜜源確保が重要になります。ですから、里山作りにも取り組み始めました。ハーブ園も作りたいと思っています。 偵察部隊のミツバチが見つけて情報共有された蜜源を自由に採ってきてほしいので、蜜源環境を整えるのは私の役目です。現在、製品として販売している蜂蜜は、季節ごとに蜜源が変わり多種類の密で作られる“百花”なのです。」 ↑自然との共生を共に考えるための様々なワークショップも行ってきました。倒れた白樺の皮を使った作品にもチャレンジしました。 なるほど。 ミツバチのための環境作りとして里山作りにも力を入れているというのは、結果として人間の社会生活にも良い環境を与えていますね。 ミツバチへの関わりからあらゆることが良い方向へ循環していく。 亜由美さんが描く未来に次第に近づいていっているのがわかりました。 ↑こうやっていただいたことがあります。気絶ものの美味しさでした。 ↑初代の友人手作りの遠心分離機。現在、2代目を手配中だそうです。 養蜂家亜由美さんの屋号は ” anmi ” 製品名は “ 888 はちみっつ “ という名前で販売されています。 ↑蜜蝋です。 今後の構想についても伺ってみました。 「蜜蝋を有効活用したいと思っています。ビーラップや蝋燭も作りたいです。現在、ほとんどの養蜂家たちが処分してしまっている蜜蝋を回収したいとも考えています。ミツバチたちは、1gの蜜蝋を作るためにその8~10倍の蜂蜜を使うのです。捨てるなんてもったいないです。ミツバチたちが力一杯働いて作ったものですから、大事にして有効に使わせていただきたいのです。」 亜由美さんの愛溢れるビーワールドに筆者もすっかりはまり込んでしまいました。 ここまで愛されたパートナーのミツバチたちは幸せです。 だからこんなにも “ anmi の888はちみっつ ” は、体にも心にも沁み渡る美味しさなのだ!と納得してしまいました。 ↑商品は豊浦のセブンイレブンさん、しおさい温泉前 たけしま商店さん、洞爺のトイタさんで購入できます。 亜由美さんが選んだミツバチとの道。 そう遠くはない未来に、素敵な笑顔の亜由美さんとミツバチが語る姿が見えた気がしました。 『anmiの888 はちみっつ』 皆様にもぜひ出会ってほしいです。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2021年)
Rietty
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05/10(木) ハッシュタグでジモトの魅力を発信しよう〜!#ウメサクラ西いぶり #北海道西いぶり
西胆振に暮らすみなさま!また観光や旅行で西胆振を訪れたあなた!SNSに投稿する梅や桜の写真にハッシュタグをつけて地域の魅力を発信しませんか?以下、西いぶり「生涯活躍のまち」構想推進協議会からのお知らせです。 ハッシュタグキャンペーン開催中! 参加方法はとっても簡単です。西いぶりで撮った梅や桜の写真をハッシュタグ付きでSNS投稿するだけ! 対象はFacebookとInstagram、Twitter。 ハッシュタグ #ウメサクラ西いぶり #北海道西いぶり 写真 西いぶりの梅や桜(過去に撮影でも可) 西いぶりとは 登別市、室蘭市、伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町の三市三町からなるエリアです。 詳細 詳しくは西いぶり公式SNSアカウントでの告知投稿をご確認お願いします! ※公式アカウントのフォローもあわせて宜しくお願いします! Facebook Instagram Twitter 問合せ:西いぶり「生涯活躍のまち」構想推進協議会 http://www.nishiiburi.jpn.org/
むしゃなび編集部
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08/05(日) 武者まつりで食べあるき!
8月4日、5日と第44回伊達武者まつりが開催されました。初日の昨日、武者山車は雨、そして今日は曇りと、今年はひんやりしたお天気になってしまいましたが、ここ数日、暑さが続いていたのでクールダウン。熱中症の心配がそれほどなかったのでよかったですね。 さて、武者まつりでおいしいものを食べよう〜! ということで、まずは迎賓館へ。 こちらでは伊達市開拓記念館ボランティア「くわの会」主催による「七夕まつり」が開催されていました。カフェやお茶席、パネル展が行われ、お祭り広場の賑やかさとはうってかわって、しっとりとした雰囲気。窓から色とりどりの短冊を眺めながら、「しあわせのいちごかき氷」をいただいてきました。 銭函にある人気かき氷店「カモメ」のシロップをかけた2日間限定のかき氷。歯ごたえが残るほど果肉たっぷりで、シロップというよりは、ジャムみたい? フルーツ感満点でおどろきました。 「カモメ」は食べた人に幸せが訪れる、といわれる噂のかき氷屋さん。行ってみたい!! ぜいたくかき氷を食べてすっかりしあわせ気分に。ではでは、お祭り広場へ。 いやー今年も盛り上がってます! 迎賓館で出会った伊達のグルメ女子さんたちに聞いた、気になる屋台メニューを食べ歩き〜。 「イルクオーレ」の特製クレープ「自家製コンビーフと伊達野菜のサラダ」。普段、お店で提供しているサラダをクレープにアレンジしたものだそうです。新鮮な野菜に、チーズ、そしてお肉も入ったお食事系クレープ。 見た目よりもずっしりして食べ応えありました。もちろん、コンビーフの味は本格派! モチモチ生地もおいしい :-) ドリンクは「我楽」のノンアルコールカクテル、「モヒート」です。車で来ている身には超嬉しい一杯。夏を満喫。 お祭りのパワーをたくさんもらってお腹も心もいっぱいになりました。 今年も大盛況だった武者山車・武者行列の模様は、後日動画でお届けする予定です。どうぞお楽しみに :-D
むしゃなび編集部
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02/06(土) この春の気になる映画、2作品!
この春の気になる映画上映情報です! まずは来月。伊達出身の井樫彩監督作品『NO CALL NO LIFE』。3月19日〜上映予定です。 https://mushanavi.com/event/20210319/ そして、坪川拓史監督作品『モルエラニの霧の中』がいよいよ全国ロードショー。地元室蘭では4月から上映予定となっています。 https://mushanavi.com/event/20210401/ いずれもディノスシネマズ室蘭にて。 公開予定一覧→https://www.sugai-dinos.jp/cinema/muroran/coming_soon/ もう、春が待ちきれない!楽しみですね。 詳しい日程がわかったらまたお知らせします。
むしゃなび編集部
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04/26(木) ジモト野菜のおしゃれバーニャカウダーと鯛めし!凛万乃風
昨年オープンした和食レストラン、凛万乃風(りんまのかぜ)。 落ち着いた店内でじっくり和食を味わうもよし、お酒を楽しむもよし。ちょっぴり大人な雰囲気のお店です。東京で20年ほど和食の修行を積んだ伊達出身のオーナーが、地元食材や新鮮な魚介類を使って腕をふるいます。今回は自慢の料理のなかから、おすすめの2品をご紹介! ジモト野菜いっぱい!おしゃれなバーニャカウダー こ、これはっ!!!! ドライアイスのスモーク、もくもく・・・中から顔をのぞかせるカエラフルな野菜たち!あまりのゴージャスさに、ちょっとパーティ気分になったchです。これはニクい!女性の心を鷲掴みにする演出の、「伊達産野菜のバーニャカウダー」。「東京から地元伊達に戻ったばかりのころ、観光物産館に行ったら野菜がたくさんあって、種類も豊富でとても驚いたんです」と話すオーナー。地元の野菜のおいしさを見た目にも楽しく味わえるメニューを、と考案したそうです。 ちなみにバーニャカウダーはイタリアの鍋料理。「あたたかいソース」という意味があるそうですが、シャキッと冷えたピチピチの野菜を温めたソースでいただきます。画像はアンチョビみそソース。野菜本来の甘みをまろやかなソースが引き立てます。 この日の野菜は紅芯大根、ニンジン、ズッキーニ、ごぼう、カブなどなど。ごぼうって生で食べるの初めてですが、オイシイですね!何より見た目が華やかなので、お誕生会などにどうでしょう。甘いケーキもいいけれど、こんなヘルシーなバースデイケーキもすてき! *伊達産野菜のバーニャカウダー 1000円 (季節や入荷状況により、伊達産以外の時もあります。) 土鍋で炊きたて!上品な風味の鯛めし さておすすめのもう一品は、めでたい、の鯛!愛媛から空輸で取り寄せた新鮮な鯛を土鍋でふっくら炊き上げた「鯛の土鍋炊き込みご飯」です。 うーん、上品な香り!しかしどうやって食べたらいいのかわからないch。そこでオーナーに食べ方を教えてもらったよ! まず鯛の身をはずします。 一膳目はそのままいただきまーす。 二膳目は薬味をのせてお茶漬けに!鯛のダシがお腹にしみわたる〜。こちらは注文を受けてから炊き上げるので少し時間がかかります。先に注文しておいてお酒のシメにするのにぴったりですよ。 *鯛の土鍋炊き込みご飯 中(2~3人前)2000円/大(4〜6人前)2800円 ほかにその日入った魚の刺身や焼き魚、また蓮根のエビしんじょう挟み揚げも人気メニューのひとつ。迷ったらおすすめを聞いてみてくださいね。大人数で行くときは予約するのが安全です!宴会も予約できます。 凛万乃風 りんまのかぜ 北海道伊達市網代町7番地(旧 伊藤陶器店) 0142-82-3502 OPEN 17:00〜22:30 不定休
むしゃなび編集部
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06/04(火) 室蘭のお店ほうもん。天然酵母の蒸しパン屋 まるぱん
室蘭の気になるお店を訪ねる「お店ほうもん」。今回は、「ふっくら、どっしり、もちもち!」道産小麦を天然酵母で長時間低温発酵させた、おやつにも食事にもおいしい。小さいお子さんのいるママを中心に人気の蒸しパン専門店へ行ってきました。 JR輪西駅の近くから山側に坂道をしばらく登ってゆくと、緑あふれる住宅街の一角に可愛らしい看板が見えてきます。木の扉を開けて中に入ると、棚いっぱいに様々な種類の蒸しパンが並んでいました。まるまるして、名前の通り「まるぱん」! 店内にはふわっと小麦のいい香りが漂います。パン屋さんとは違う、蒸しパンのやさしい香り・・・ こちらの蒸しパンは、道産小麦を使い天然酵母で長時間低温発酵させているのが特徴です。てん菜糖や道産塩など素材にこだわってひとつひとつお店で手作りされています。 プレーン、チョコチップ、あんこなど定番の基本メニューのほか、季節や週替わりで限定メニューが登場します。そのラインナップはなんと、全部で100種類以上も! たくさんのメニューの中から、15種類前後が日替わりでお店に並びます。スイーツ系だけでなく、チーズやカレーなどお惣菜系もあり、甘いものが苦手な方も楽しめますよ。ブルーベリークリームチーズ、黒蜜きなこなどなど、めずらしい蒸しパンばかり・・・選ぶのが楽しい〜!! お店の奥にはイートインスペースがあります。ゆったりとした空間に木のおもちゃや絵本が並び、おしゃれな子供部屋のよう。コーヒーやお茶などセルフサービスの飲み物もあり、お出かけのおやつ休憩によさそうです。それではさっそく、いただきましょう! 左上から時計回りに、チーズウインナー、よもぎつぶあん、ハスカップ、チョコチョコ。温めてもらったら一段と膨らんで、ひとまわり大きくなったみたい。パクッと口に入れるとふわふわ、もちもち。お、おいしい〜!! どっしりした中にふわっと軽さもあり、あんこやジャムなど、それぞれ具が入っていてたくさん食べても飽きません。 みたらし団子。中からみたらしがトロ〜リ、お団子が三つも入って具沢山。 店主の宮武千晶さんが蒸しあがったばかりの大きなせいろを見せてくださいました。蒸し立てほやほや! 熱々の湯気がフワ〜っと立ち上っています。 「蒸し物は食材の味を引き出してくれて、おいしくて身体にもいい調理法なんですよ。」とほほえむ宮武さんにお話を伺いました。 質問:お店を始めたきっかけは? 宮武さん:「出産後、子どもを連れて出かけられるお店があまりなくて、室蘭は公園も少ないので、人が集える場所を作ろうと思ったのがスタートです。そこで何を売ろうかな、といろいろ試して、小さなお子さんでも食べやすい蒸しパンの専門店を開くことにしました。子どもから大人まで安心して食べていただけるよう、なるべく身体にいい素材にこだわって作っています。」 質問:蒸しパン作りはいつから始めたのですか? 宮武さん:「社会人になって初めての勤務地が中国で、5年ほど暮らしたのですが、そこで蒸し物文化に触れて大好きになったんです。中でも蒸しパンは中国では、饅頭(マントウ )と呼ばれ、朝ごはんにもなるポピュラーな食べ物です。帰国後、マントウが食べられるお店がなかったので、趣味で自分で作るようになりました。生地に卵や乳製品を使わず、酵母で膨らませる「まるぱん」の製法は、中国で出会ったマントウ の作り方がベースになっています。」 温めるのがおいしく食べるコツ。購入する際にもらえる温め方の説明書を見てフワッフワにしてどうぞ! 今年5月にオープンから3周年を迎えた「まるぱん」。最近では、市内のいくつかの保育園や幼稚園に給食の提供も行っており、園児たちに大人気。宮武さんが配達に行くと子どもたちから「まるぱんコール」(!)が出るのですって。腹持ちがいいので力仕事の男性のお客さんも多いそうです。筆者も食べてみて納得!おいしさと居心地のいい空間にお腹も心も満たされたお店ほうもんでした。 晴れた日は緑に囲まれたお庭で遊ぶこともできます。テラス席もあり。 天然酵母の蒸しパン屋 まるぱん 北海道室蘭市大沢町3-3-2TEL 0143ー43ー8670HP http://marupanchan.com営業時間はお店のフェイスブックをご覧ください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/07(月) 【お花見】壮瞥公園の梅林。満開までもうちょっとです!
連休明けの月曜日、数日ぶりにスッキリ晴れたので昼休みに壮瞥公園の梅を見に行って来ました :-) 麓のそうべつ滝周辺では桜が満開。一般的な順番では桜→梅ですから、梅、もしかしてもう散ってる??若干心配しつつ到着すると・・・ 全体的に3分咲きくらいでしょうか。開花はまだこれからでした。麓に近い方ではもう少し開花が進んでいます。あと数日〜今週末あたりには満開になるかな??伊達から毎年来ているというお花見グループの皆さんに聞いたら、今年はちょっと開花が遅いネと話していました。例年だと桜も梅もほとんど同時に咲くそうです。 散策しているとあちらからも「ちょっと早く来ちゃったなあ、、」という声が。でもいいお天気で洞爺湖の青に吸い込まれそう!ここから見下ろす洞爺湖は一年中本当にきれいです。 連休は終わりましたが、もう少しお花見シーズンが楽しめそうですね! 壮瞥公園 北海道有珠郡壮瞥町町東湖畔 満開になると素晴らしい眺め!
むしゃなび編集部
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11/02(金) 室蘭やきとり弁当!かどた養豚弁当
今年の夏に高砂町にオープンした「かどた養豚弁当」に行ってきました。室蘭のソウルフード「焼きとり」をご飯にドーンとのっけたボリュームいっぱいのお弁当を販売するテイクアウト専門店。 お肉は豚バラとロースの2種類で、お弁当は3本入りと4本入りがあります。私が注文したのは両方楽しめるハーフ&ハーフ。手前がしゃっきりしたロース、奥がジューシーなバラです! 店長さん自慢の独自にブレンドしたタレがたっぷりかかって、このツヤツヤ感。こってりしすぎず、ご飯がとってもすすみました〜。それに、冷めてもおいしい! 手作りのおかず付きで、この日はレンコンのきんぴらと青菜の和え物が付いてきました。 それにしても、お弁当に焼きとりって、室蘭ではポピュラーなのだろうか?? そんなことをふと思いながら、ご当地グルメを楽しむランチタイムでした。 ちなみに店名「養豚弁当」の由来は店長さん曰く、養豚をしているわけではないそうで・・・。こちらのオーナーさんがとっても恰幅がいい方なので、その体型にちなんでつけた、とのことでした(笑)。 お天気がよければ、外で食べるのもいいですね。室蘭の海を眺めながら地元の味を満喫してみては。焼きとり単品でも注文できます。 かどた養豚弁当 お持ち帰りの店 営業時間 11:00~15:00 予約問合せ 9:30~16:00 定休日 日曜日 室蘭市高砂町1丁目12-6 TEL 090-6871-7679
むしゃなび編集部
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09/19(水) コンテナカフェ&洞爺産手打ちそば。サイロ展望台を楽しむ!
9月も半ばを過ぎ、カラッといいお天気が続いている洞爺湖周辺です。 今年は短かった夏に続いて、台風、地震と、怒涛のように季節が過ぎてゆくように感じますが、これからいよいよ秋の行楽シーズン! 思いっきり楽しみましょう〜。 さて、今回訪れたのはこちら。 洞爺湖の絶景スポットのひとつ、サイロ展望台にやってきました。景色を見て、お土産を買うだけじゃない! 敷地内のおしゃれなカフェとおいしいお蕎麦屋さんをご紹介します。 絶景コンテナカフェ!「Cafe balher」 まずは洞爺湖を眺めながらこだわりのドリンクやスイーツを楽しめるカフェ・バルハー。 ちょっと変わった名前のお店です。サイロ展望台の駐車場に入るとレンガ色のコンテナがパッと目をひきます。手書きの文字やイラストが可愛らしいですね。 贅沢チョコパフェ(左)、ハーブレモネード(右) こちらのカフェでは、月浦地区でハーブの栽培・蒸留体験などを行う「ハーバルランチ」 で採れたハーブをはじめ、温泉街の「山岳喫茶」の自家焙煎コーヒーや、牧家のソフトクリームなど、地元のおいしいもので選りすぐりのドリンクやスイーツを提供しています。 ハーバルランチの「ハーバル」をひっくり返して「バルハー」なんですね〜。 ※ この日は停電の影響でソフトクリームの代わりにアイスクリームが提供されていました。 おいしいコーヒーとスイーツがあればいつでもごきげんな筆者、自家焙煎のフレンチプレスコーヒーとデッキ席からのぞむ洞爺湖絶景に、至福のひと時を過ごしました。 さらに感動したのは、きれいなピンク色のドリンク「ハーブレモネード」! 「コーディアル」と呼ばれる、ハーブを抽出したシロップを炭酸やお湯で割っていただきます。 ひとくち飲んだ瞬間、身体がゆるむというか、ハーブが滲み透っていく感じ・・・リラックス&リフレッシュ。 このピンク色もマローというハーブから出た色なのですって。ほかにローズやゼラニウムなど、洞爺湖で育ったハーブがふんだんに使われています。 ハーブレモネードのシロップ お店の方に聞くと 「おいしく体質改善できるドリンクです! よく「どんな味って説明できないけど(笑)おいしいわね!」と言われるんですよ :-) 」 とのこと。なるほど、このおいしさは、とにかく飲んでみるしか・・・。知らないうちに溜まっていた緊張や疲れに気づく、なんてこともあるかもしれませんね。 アフォガード それからハーブソルトもおすすめ。「ソフトクリームやアイスクリームにトッピングしてどうぞ〜」と言われてびっくり。でも意外に、どころか、ものすごく合うので唸ってしまいました(笑) 今季の営業は11月中ごろまでです。最新情報はお店のフェイスブックページでチェックしてね。 カフェ バルハー Cafe balher 洞爺産 手打ち蕎麦「そばらぼ」 続いて、洞爺産無農薬そば粉を使用した二八蕎麦のお店「江戸手打ち・そばらぼ」へ。 そば好きのご主人が腕をふるう本格手打ちそばのお店です。黒っぽい田舎そばと白い更科そばの2種類ありますが、これはお米でいえば、玄米と白米の違いのようなもの。 「つけとろ」を注文しました。ツヤツヤのそばに真っ白な「とろろ」が添えられています。この「とろろ」ももちろん、洞爺産長芋。 つるっと食べるとみずみずしさが口いっぱいに……。シャキシャキして香りもよく、ほんのり甘みもあっておいしい〜! こだわりの天然出汁もいい味出ていました。「洞爺産そば」初体験ですが、地元のものを地元でいただく幸せをしみじみと感じますね。するっと入るので、2枚でも全然いけそう。 「そばは美味しくて身体にもいい。本当にいい食材です!」 寡黙なご主人ですが、言葉の端々にそばへの情熱がうかがえました。そば好きが高じてお店を始めたそうですが、今でも日に2枚か3枚は食べているというから・・・本当におそば大好きなんだなあ〜!!と納得。 洞爺産そばが食べられるところは少ないので、特にマニアの方には一度試してみていただきたいです。(注意:一人で切り盛りされているので、ちょっと時間がかかる時があります。のんびりとお出かけてくださいね。) そばらぼ 11:30~14:30 水曜定休 以上、サイロ展望台のおしゃれカフェとスローフードなおそば屋さんを食べ歩いてきました! 秋の洞爺湖、遊びに来てくださいね〜!! サイロ展望台 北海道 虻田郡洞爺湖町成香3−5 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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11/21(木) おおたき国際スキーマラソン2020【動画】
https://youtu.be/ZP_Hz4x0o_g 伊達市大滝区で開催される冬のビッグイベント、おおたき国際スキーマラソン。現在、エントリーを受け付けています! 開催日 2020年2月9日(日)会 場 大滝総合運動公園(北海道伊達市大滝区大成町1番地)長流川・徳舜瞥山麓周辺の常設コース 種目歩くスキー(3km・5km・10km) 参加費:中学生以上1,000円/小学生以下500円スキーマラソン (20km)参加費:2,500円 申込期限:2020年1月6日問合せ・申込みは下のリンクからどうぞ。 北海道伊達市HPhttps://www.city.date.hokkaido.jp/hotnews/detail/00001220.html
むしゃなび編集部
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03/22(木) ヒミツはスパイスにあり??オーラエレガンテのカレーにテイクアウト登場!
2018年7月追記 こちらのお店はパフェ(デザート)専門店にリニューアルいたしました!! 弄月町のカフェレストラン オーラエレガンテ。 ボリュームタップリのランチやパスタ、ピザ、肉料理などが人気のお店です。 昨年、常連のお客さんのリクエストによりグランドメニューに加わったという ピリ辛なカレー!! https://so-ra-mi.jp/archives/8282 店主が独自にブレンドしたスパイス香る、ウマ辛〜〜いカレーです。 そのカレーが、ちょっと前からテイクアウトで食べられるようになりました!! テイクアウト チキンカレー(中辛) 500円(税込) うれしいワンコイーン!! こちらのカレーの魅力は、ズバリ、 口に入れるとひと呼吸、いや一瞬おいて、サア〜〜〜ッと広がる辛味。 同時に鼻から「スパイシーーー」なのが抜けてゆくところ!! と思います! ただ辛いだけじゃなくてとっても「爽やか」なんですよね。 やはりスパイスの配合に秘密が??? 「激辛」系ではないですが、辛いのが好きな方、 また「カレーはインドとかネパールとかエスニックに限る!」という方も食べてみてほしいです :-D 割とさらっとしていて、ボリュームあるけど重くないです。かといってスープでもなく。 何を隠そう私もカレーは南インド派ですが、こちらのカレー大好きです。 (注:テイクアウトできるのはチキンカレーのみです。) それからディナーもおすすめですよ。 魚介のサラダや、野菜がこんもり盛られたおしゃれな一皿。これなんだかわかりますか? たっぷり野菜の下は・・・はいっ。ジューシーなステーキでした。 おしゃれな一皿も堅苦しくなく、気軽に楽しめるのがまたいいですよね。 宴会コースもあり! カフェレストラン オーラエレガンテ 北海道伊達市弄月町15-5 TEL: 0142-22-6336 営業時間:11:30-14:30/17:00-21:00 定休日:毎週水曜日・第2火曜日
むしゃなび編集部
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06/19(月) チャンスは逃さない! 進化しつづける人 〜『グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨のお店 ま〜の』代表 沖本洋子さん
今回はもしかしたら知らない方はいないくらいの有名人。 『ま〜の』代表 沖本洋子さんにお話を伺いました。 まずは『ま〜の』の歴史から …とその前に、『ま〜の』の由来から〜 ま〜の はイタリア語・スペイン語で「指」という意味。 そこから解釈して、「指先からひろがる世界のイメージ」で名付けました。 なんと、弟さんが洋子さんへのプレゼントとして、プロの方にお願いして誕生したお名前でした。 〜2009年12月創業時 “いつきても誰がきても楽しめる街の小さな雑貨屋“『ま〜の』〜 2009年12月創業時は雑貨屋さんでした。 雑貨は今も少し取り扱いされていますが、当時は受託販売も行っていました。 ですので、今よりずっと商品が多い店を切り盛りされていたのです。 とっても賑やかな店内。 多くの作家さんの作品を受託販売されていました。 店内をキラキラに飾るサンキャッチャーは洋子さんご自身の作品です。 こちらのサンキャッチャーのほか、ご自身も各種アクセサリーなどを制作する作家『ゆりりん』として活動され、近隣の各種イベントなどにも出没するタフぶりを発揮されていました。 『ゆりりん』作品の制作時間も確保しながら店舗の切り盛り。 そして二人の子育て。 その忙しさといったら、側で見ていても目を見張るほどでした。 常にアンテナがフル受信状態の『ゆりりん』さんは、誰よりも早くスイーツデコに取り組んでいました。 筆者が出会ったのはちょうどその頃のこと。 この人、夜も寝ていないのではないだろうか?と良く心配をしていました。 洋子さんの、あのパワフルさの原動力の全ては、どうやらお子様たちにあったようです。 どんなに忙しくても、親ってそういう姿を我が子に見せたいのですよね。 わかる。 わかる…。 筆者も遠い目…。 そして洋子さんには「必ず到達する!」と、確信に満ちた将来への展望がありました。 それは。 最も得意分野の『食』をテーマにした店にしたい! ということ。 どれだけ得意種目があるのだろう!!?と驚きますが、実はママになる前は調理師として活躍されていたのでした。 「本当は初めから『食』に取り組みたいという気持ちがありました。でも子育ても手を抜かずにしたかったので、スタート時はこのスタイルを選んだのです。」 そう話す洋子さんでしたが、スタート時のスタイルでも十分大変だったことは容易に想像できます。 「私、とことんやりたがり屋なんです 笑」 はい。 確かにそのとおりです!! 「とにかくなんでも手づくりは大好きです。子どもの頃からビーズやフェルト手芸は良くしていました。大人になって調理師として働いていた店で今のベースとなるような勉強をさせていただきました。そこは無添加の食材を使い、全て手作りで提供するレストランでした。また一方で、拘った本物の食材を使ったお菓子作りを8年間習っていました。また、室蘭の雑貨屋で5年間働いていました。思えば、子どもの頃からの『手づくり好き』がどんどん形を変えていき、今の形へのベースを作っているように感じます。」 〜2018年4月 “グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨のお店 『ま〜の』”〜 店舗のスタイルを一新しました。 それが今の形態、グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨の店へのリニューアルです。 そしてここにも物語が隠れていました。 「2016年、突如、いままで見たことないような水泡状の湿疹が腕に現れました。皮膚科に通い、薬を処方されましたが原因も分からず…。子育ても続いていたので、自分でなんとか治さないと!と、ファスティングも試してみました。同時に原因を突き止めようと、めちゃくちゃ調べました。『とことんやる』はこんな時も発揮しますから笑 その途中で、これだ!と行き着いたのがグルテンアレルギーという症状でした。さっそく小麦を抜く生活を始めてみました。すると、みるみる効果が現れ始めたんです。あんなに悩まされた症状がなんと3週間で治ってしまいました。 思えば当時、趣味でパン作りブームが起きていた頃でした。だから小麦断ちにはとても苦労しました。小麦が入っているものは調味料から全て台所から排除しました。でも当時この辺りにはそういう食品は売っていませんでしたので探すのにも時間がかかりました。」 原因を自分で突き止め、その原因を排除することで体内環境を変え、体質改善してしまう。 ここには短大の時に取得した栄養士としての化学的知見が生きていたのでしょう。 こうしてグルテンアレルギーを克服した洋子さん。 「きっと同じ症状で苦しんでいる人は多いはず。グルテンアレルギーのお客様が安心して楽しめる。アレルギーではないけれど、ここのお菓子は安心て食べられるし美味しい。そんなふうに思ってもらえるような店を作りたいと思いましたし、いよいよ『食をテーマにした店』にリニューアルする時だ!と思いました。」 そう思った時がチャンス。 チャンスは逃さない洋子さんです。 ちょうどお子様たちも手を離れ。 自分の体でもすでに治験済み ^^; 雑貨も思い切り減らし、受託販売もやめました。 「コンタミネーションで、材料にも拘りました。製品はもちろん小麦粉を使わず、全て米粉を使っています。また、砂糖はきび糖、乳・卵・ナッツ不使用製品もあります。ありがたいことに、今では道内各地、遠方からも買いに来てくださる方もいらっしゃいます。『自分の子どもに食べさせたいもの』、でも『あれだめこれだめ』と言ったり、極端に偏ったりすると長続きしないことも、グルテンアレルギーを持つ栄養士・調理師の立場からも提案したいです。近隣の方から遠方の方まで、訪れてくださるお客様のおかげで求められている実感を得て、今年秋頃を目標にネット販売も始めることにしました。」 品数も多いです。 やはり常に前進! 実体験がものがたり、専門家としてのスキルもあるので説得力あります。 さすが、とことんやる派☆ こうして『ま〜の』さんは創業14年目にして “グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨のお店 『ま〜の』” としてリニューアルされました。 さて、これで満足しないのが洋子さん。 「実はね、これもやろうと思うんです^^」 嬉しそうに見せてくれたそれは、いかにも洋子さんらしいものでした。 「でもね。これはまだ書かないでね。」 どうやらしばらくは趣味として大事に育てたい様です。 ずっと走り続けてきた洋子さん。 子育ても一段落し、ようやくご自分の時間が持てるようになったということでしょうか。 とことんやりたがり屋の洋子さんが、その趣味をどこまで持っていくのか、こっそり注目したいと思います。 ―ま〜の情報― 室蘭市中島町 電話:0143-50-6433 Instagram
Rietty
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04/24(土) 「私らしさ」とエコをつなぐショップ。susblue室蘭
室蘭のエコショップ「susblue(サスブルー)」は、環境にやさしく、経済的かつスタイリッシュな生活雑貨を扱う小さなお店です。ネットショップでの販売を中心に、地元のイベント等に出店しながら、エコな暮らしの魅力を発信しています。 店主の伊勢美香さんが提案するのは「頑張らないエコ」! 節約になる家事の手間が省けるオシャレ などなど、「環境にやさしい」だけでなく、使うといいことがいっぱい。そんなエコグッズを取り扱っています。 伊勢さん「エコというと、手間やお金がかかって大変なイメージがあると思いますが、手軽に使えて節約にもなる便利なグッズが最近はたくさん出てきています。「エコな暮らし」のハードルを下げて誰にでも使って欲しいです!」 早速、おすすめの3アイテムをご紹介しましょう〜。 その1。アコラップ 国産ミツロウとオーガニックコットンでできた日本製キッチンラップ。草木染めの優しい色合い。おむすびやパンを包んだり、切った野菜を包んだり、お皿のフタにしたりと、市販のラップと同じように使います。水で洗って約1年、繰り返し使えるのでゴミの減量にもつながります。 Sサイズ(直径約13cm) 1,320円 Mサイズ(直径約19cm) 1,650円 Lサイズ(直径約33cm) 2,915円 その2。スタッシャー 洗って3000回も使えるとても丈夫なジップバック。食品用品質の100%ピュアプラチナシリコーン製です。耐熱性がとても高く、冷凍からなんとオーブンまで利用できる優れもの。食品だけではなく、コスメポーチなどにも便利だそうです! 293ml 1,320円450ml 1,650円 その3。エンヨー(ENJO) 水だけで汚れを落として除菌までできるオーストリア製の万能クロス。お掃除用だけでなく、キッチン用、フェイス、ボディ用といろんな種類があります。 「本当に水だけで落ちるの??」というわけで、クレヨンの汚れで実験してみました! 落ちた!本当にピカピカになりました。洗剤やボディーソープを使わなくなるとお掃除がとても楽になるのですって。なんだか面白そう!!使ってみたくなりますね。 お風呂掃除用 3,080円ボディ用 4,950円 伊勢さんがエコグッズに出会ったのは現在小学生のお子さんのアトピーがきっかけでした。以前は寝ている時に痒くて肌を掻きむしってしまい、朝起きたらシーツが血だらけ…ということもよくあったのだとか。薬で一時的に抑えることはできるものの、根本的な改善には至らず、何かできることはないかと調べるうちに、合成洗剤や農薬が身体に与える影響を知り、普段の生活を見直してみることにしたそうです。 市販の洗剤を使わない掃除法「ナチュラルクリーニング」を勉強したり、食事に無農薬野菜を取り入れたりといろいろやってみるうちに、アトピーの症状がだんだん落ち着いてきたのだとか。それだけでなく、家事が以前よりとても楽になって驚いたそうです。 手間が省けることで時間的な余裕が生まれ、さらに買い物が減り、ゴミが少なくなるなど経済的にも嬉しいメリットがありました。 「環境にも、人にもやさしい。」 そう実感した伊勢さんは、エコ情報をたくさんの人に知ってもらいたいと昨年ショップをオープンしました。屋号の「サスブルー」は「持続可能な」という意味を持つ「サステイナブル」と、海や地球を象徴する色「ブルー」からとったそう。エコな暮らしを通して、これまで以上に大切に思うようになった環境や地球への思いが込められています。 伊勢さん「私にとってエコとは、地球本来の姿という意味で「地球らしさ」を考えることです。そして「地球らしさ」とは、地球の一部である私たち一人一人の「私らしさ」と繋がっているのではないか、と思います。自分らしく生きることが地球環境への配慮につながる——そんな暮らしのヒントを、これからもどんどん、伝えていきたいです。」 忙しい毎日がちょっと変わるかも・・・??そんなワクワクを呼ぶ、楽しくて新しいエコ情報がいっぱいのショップです。ぜひ訪ねてみてください! susblueサスブルーWebショップ:https://tsuku2.jp/susblue最新情報はメールマガジンで受け取れます。登録はこちら ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。価格などは変更になる場合があります(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/03(金) 北海道ウクレレカンタービレ2019アルバムと見どころまとめ!
令和二年のお正月、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今回は真冬に夏の話題をお届けします。 2014年から毎年6月に高台の牧場「牧家ミルキングパーラー」で開催されている北海道ウクレレカンタービレ。先日、今年のスケジュールが発表されました! 2020年3月追記:今般の諸事情に鑑み、今年は「中止」となりました。 詳しくは伊達ウクレレ協会ブログをご覧くださいhttp://blog.mushanavi.com/ukulele/?S=48672 ウクレレカンタービレ2020開催日決定!初 日:5月22日(金) 会場:牧家レストラン二日目:5月23日(土) 会場:ミルキングパーラー 伊達ウクレレ協会facebook 今回は6回目となった昨年2019年の当日アルバムとともに、「まだ行ったことがない」方に向けて、イベントの魅力をまとめてみたいと思います。 アルバムの掲載がこんなに遅れてしまい、関係者の皆さま、本当にすみません。 しんしんと雪の降る中、北海道の超爽やかな夏を感じていただければと思います。それではどうぞご覧ください。 2019前夜祭〜当日前半の様子 準備の合間をぬって音合わせをする伊達ウクレレ協会の皆さん(2019/06/22) 前日、洋麺茶屋牧家にて行われたスペシャルライブからカンタービレスタート!画像は北海道ウクレレカンタービレ実行委員会広報からお借りしました。クリックすると画像が大きくなります。 ウクレレワークショップの様子 北海道ウクレレカンタービレの見どころ。 その1 ロケーション 牧家ミルキングパーラーは伊達の市街地から少し離れた丘の上にあります。牛さんがのんびりと草を食む広大な牧草地の向こうに、伊達の街、そして噴火湾が見える抜群のロケーション。 牧場は農薬・化学肥料は一切使用しないオーガニックな牧草地で、年に一度、このイベントの時だけ、一般開放されています。来てみて驚くのは、たくさんの牛さんがいるのに、フンの匂いが全くないこと。排泄物がきちんと発酵されているからなのだそうです。 イベント限定「牧家ステーキ丼」や、おなじみのハンサム焼き、ソフトクリームなど、地元の美味しいものもいっぱい登場します。牧場で飲む「飲むヨーグルト」は格別の味! 牧場についてはこちら→牧家HP https://www.bocca.co.jp/bocca/safety.html その2 今年も降るのか?? 「見どころ」というか「不思議」ですが、これまで6回の開催で晴天が2回。あとの4回は雨や強風のため、屋内開催(途中から移動の回も)となりました。かなり降水確率が高いのです。時期的な問題なのか、気候が変わってきているのか、はたまた強烈な雨男がいるのか・・・。 しかし、雨天だと残念かというと、そうでもありません。晴れた時の野外ステージはこの上なく爽快!雨天等で屋内の時は、会場の一体感がすごい! 2019年も雨。屋内でのステージとなりました。 こちらは2018年晴れた時の野外ステージ 降っても晴れても、それぞれに楽しめるのがカンタービレの素敵なところだと思います。 その3 間近で聴くプロの音色 最後にして一番の魅力、それはやっぱり、プロアーティストの音色を間近で、自然の中で聴けること。コンサートホール等と違って、ステージと客席が近いんです。頑張って前の方の席を取れば、自分の声援もバッチリ届く!? 入場無料でこの贅沢とは・・。 間近で見るパフォーマンスに圧倒! 勝誠二さん、JazzoomCafeさん、分山貴美子さんほか連続出演されているアーティストの方々のステージでは「今年も聴けてよかった!今年も来てくれてありがとう〜!」と熱気でいっぱい。初めてでも、お一人様でも心地よい盛り上がりに酔いしれること間違いなし! イベントに関わる人たちのウクレレを愛する心。そして実行委員長の木元さんご夫妻の並々ならぬ情熱が会場をあたたかく包み込んでいるのを感じます。 午後のステージの様子。 以上、アルバムと見どころまとめでした。 筆者は毎年参加するうちにカンタービレに感化され、昨年とうとう自分でもウクレレを始めました!「聴く」だけでなく「弾く」(下手でも)ようになったら音楽の楽しさが何倍にもなりました。「私も!」という方、きっとほかにも沢山いらっしゃるのではないでしょうか。そのくらい心に響くイベントだと思います。 フィナーレの一コマ。おもむろにフルートを構えた葉っぱにいさんにどよめく会場! 今年は例年より1ヶ月ほど早い開催となりますが、最新情報が入り次第、お伝えしてまいります。それでは2020年5月に牧場の丘の上でお会いしましょう!! イベント概要 開催日 2019年6月22日(土)会 場 牧家ミルキングパーラー特設野外ステージ入場料 無料 (以下敬称略)出演アーティスト高木ブー 勝 誠二 JazzoomCafe 分山貴美子 成相博之 BeatUS 出演井上ケイ・ハウオリフラ田上教室とフラマダム KARAKIA 伊藤香織 aloha モアナ 函館ウクレレフレンズ Alohi Lani uranawanaii 海老レレ 伊達ウクレレ協会有志 タマケリ(前夜祭) 出展・出店Oihata Ukulele きゃさ工房 株式会社クワイアン バグヌート Aloha Smile Aochan’s ハンサム食堂 ブーランジェリーアイボックス 北翔大学 SOTOASOBU 司会Tomo Hoku Anjie 荒町美紀 運営協力株式会社牧家役職員株式会社アンクル伊達ウクレレ協会サポーターミルキングパーラーの牛さん各位 主催北海道ウクレレカンタービレ実行委員会株式会社牧家U-Sky,Inc株式会社ローヤルOihata Ukulele伊達ウクレレ協会 詳細は伊達ウクレレ協会ブログ http://blog.mushanavi.com/ukulele/facebookをご覧ください。 ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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09/10(月) パフェ専門店になったオーラエレガンテ!
先週は台風に続く地震、そして停電と大変な一週間でしたね! 伊達周辺では停電の復旧から数日たち、ようやくいつもの生活が戻ってきたかな、という感じがしています。 この度の地震で被害に遭われた皆様、今も非難されている皆様に心よりお見舞い申し上げます。 ちょっと遅くなりましたが、「今週の食べ歩き」更新です! 伊達市弄月町の「オーラエレガンテ」が今年2018年7月、「パフェ専門店」になってリニューアルオープンしました! スイーツ好きには超嬉しいニュースですね :-D 以前は、ボニュームたっぷりのランチや本格イタリアンなど人気メニューの多いレストランでしたが、スイーツへの大転身に驚かれた方も多いのではないでしょうか。 そこで、スイーツ大好きなch、リニューアルしたお店を訪ねてきました! 新しくなった「オーラエレガンテ」では、約20種類のパフェを楽しむことができます。もう、ラインナップを見るだけでテンションが上がること間違いなし! 定番系から、季節限定もの、個性的でカラフルなオリジナルパフェまで、様々なメニューを取り揃えています。 中でもいちばん人気なのは、「チョコバナナパフェ」(780円 )。みんな大好きチョコバナナ、はやっぱり王道! それから、こんな華やかなパフェもありました。「ブルーハワイのシャーベットゼリーとラムネのジェラートパフェ」(650円)。フルーツが入ってさわやかな味わいです。お子さんも喜びそうですね。 「オーラエレガンテ」オーナーシェフの渋谷さんによると、新しいことに挑戦したいと思い、一年ほど前からリニューアルする計画をあたためてきたそうです。最近でもまだ、お食事を楽しみに来店されて「パフェ専門になったの!?」とびっくりするお客様も多いのですって。 数あるパフェの中でオススメを伺うと、 「どれも自信作なので、ちょっと言えないなあ・・(笑)。やっぱり、自分が本当にいいと思ったものしか出していないですから!」 と笑顔で話していました。シンプルな言葉の中に、シェフのこだわりと愛情を感じますね :-) さて、どれにしようかな。 とにかくいろんなパフェがあるので、迷ってしまいます。う〜ん、どうしよう・・・でも、そんなひとときもスイーツ好きには幸せな時間なのです。 迷いに迷って注文したのはこちら。 抹茶のスペシャルプレートパフェ 1,280円 ソフトクリーム、ジェラート、ケーキなどなど、一度に楽しめるスペシャルな一皿! 升に入って抹茶がかかったソフトクリームがおしゃれ。 芝生の見える気持ちのいいテラス席でいただきました。 さて、まず味わっていただきたいのが、ソフトクリーム。オーラエレガンテのパフェには「よつ葉ソフトクリーム」が使用されています。 濃厚かつさっぱりした味わいと滑らかな口どけが特徴で、近隣の地域で扱っているのはここだけなのだそう。ソフトクリームとジェラートはテイクアウトもできます。 いや〜、ケーキや白玉、あんこものっていて、大満足のプレートでした! ひとりでのんびり、もいいですが、お友達と一緒にワイワイ食べ比べたら楽しそうですね。また、夜もオープンしているので、食事をすませてから、デザートを食べにくる家族連れも多いそうですよ。 「とにかくスイーツをがっつり食べたい」そんなちょっぴりお疲れ気味? な方にもぜひ訪ねてみてほしいパフェ専門店。みなさま、どうぞ楽しんでくださいね〜。 オーラエレガンテ 北海道伊達市弄月町15-5 TEL 0142-22-6336 OPEN 12:00〜16:30/19:00〜22:00 CLOSED 第2火曜日・毎週水曜日 新メニュー、季節のメニューが続々登場します。 最新情報はむしゃなび内オーラエレガンテのページでチェックしてね↓↓ http://www.mushanavi.com/member/?SINO=283&M=1
むしゃなび編集部
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09/10(金) パンの店コスモス「えったまパンフェア」農福連携&フードロス削減に取組み
伊達市松ヶ枝町の「パンの店コスモス」で開催中の「えったまパンフェア」に行ってきました。 以前、特集で取り上げた伊達のブランド玉ねぎ「えったま333」を使用したオリジナルパンを販売する企画で9月30日まで開催予定です。 焼き上がり時間に合わせて伺うと、パンのいい匂いがお店いっぱいに広がっていました! 真ん中のテーブルには「えったまパン」がずらり。 形も味も様々な6種類が並んでいます。 社会福祉法人コスモス21ふみだすが運営する「パンの店コスモス」では、季節ごとに様々なパンフェアを開催していますが、今回の企画は「農福連携」の取組みの一環として初の企画となりました。 もちもち!えったま食パン。トーストしてもおいしい 一番人気のカマンベールオニオン 伊達の温暖な気候を利用して、越冬栽培で生産される「えったま333」は、ビタミンCや抗酸化力が高く、糖度も高いおいしい玉ねぎです。6月〜8月に収穫期を迎えます。 今回着目したのが、その「規格外品」。 農家さんが大切に育てた玉ねぎのうち、生産量の10%〜20%は規格外として堆肥になってしまうそうです。規格外といっても、形は不揃いですが味に変わりはありません。 そこで規格外品を仕入れて活用することで、「地産地消」に加え「フードロス削減」にも貢献できるという観点から、西関内の矢野農園、上長和の恵まれファームとの連携が実現しました。 ふみだす作業所での皮むきの様子 実を傷つけないよう、慎重にむきます 7月下旬から「ふみだす」で皮むき加工の作業が始まりました。納品先は洞爺湖温泉のホテルです。ホテルから農家へむき玉ねぎの注文が入り、それを受けてふみだすに玉ねぎが届けられ、皮むき加工をして業者がホテルに収める、という「循環の輪」が出来上がり、スムーズな連携が行われているそうです。そして8月下旬から「パンの店コスモス」でのパンフェアがスタートしました。 左:パイ生地とえったまが相性抜群!ソテードオニオンパイ。右:春のパンで好評なカマンベールチーズのえったまバージョン 所長の廣澤さんに伺ったところ、 「私たちの理念のひとつに『利用者さんの社会参加』があります。 皮むき加工とパンづくりによって、玉ねぎを介した地域の人たちとのつながりができ、スタートできてよかったなと感じています。 利用者さんもやりがいを持って取り組んでいるようでとても嬉しいです」 と話していました。 玉ねぎ型がかわいい、えったまちゃん えったまパンはパン工房の職人さんがレシピを考案。玉ねぎは茶系なので、特に苦労したのは「見栄え」だったそうです。 試作を繰り返し、美味しくて見た目にも個性的なえったまパンが誕生しました。 今月30日まで開催中です。ぜひ味わってみてください! パンの店コスモス 社会福祉法人伊達コスモス21ふみだす内 北海道伊達市松ヶ枝町59-4 営業時間 10時15分〜17時 定休日 木曜・日曜・祭日 電話 0142-25-0022 https://mushanavi.com/specials/7710/
むしゃなび編集部
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04/29(日) 【お花見】有珠善光寺の石割桜
伊達もようやくお花見シーズンを迎えました。 こちらの記事は昨年2017年5月4日に撮影した有珠善光寺の桜です。 善光寺といえばの石割り桜、今年もそろそろ咲き出したようです。 GW後半には見頃になりそうですね! 最新のお花見情報は Facebok/Npo法人だて観光協会-北海道 伊達市 でチェックできますよ :-) 有珠善光寺にお花見に行ってきました。 善光寺といえば自然公園の石割桜。 石割桜/善光寺自然公園 今年も咲きました!やはりすごい貫禄・・・。 葉が一緒に出ることもあり花のボリュームは少なく見えますが、野性味溢れる山桜です。 お花見に訪れた人たちでとても賑わっていました。 桜は連休いっぱい楽しめそうです。 有珠善光寺では桜のあとには、淀川ツツジ(5月初旬〜)、八重桜、ボタン、アジサイと花のシーズンが続きます。 https://so-ra-mi.jp/archives/5341 巨岩と森林に囲まれて、自然公園の散策路を歩くのはとても気持ちがいいですよ。 お散歩に出掛けてみては。 有珠善光寺 伊達市有珠町124番地
むしゃなび編集部
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01/28(日) マニアではなく科学する人 世羅繁宇氏の“ Stage 2 “〜自家焙煎ジャズ喫茶『COSSETTE COFFEE』
過去最長の書き上げ時間を要してしまいました…。 そのくらい筆者を悩ませた人、世羅繁宇氏が今回の主人公です。 お話を伺う限り、全てにエビデンスに基づく計算があるということを察しました。 きちんと科学する人でした。 実は感覚派の筆者には一番不得手なタイプ。 言い換えれば、一番興味をそそられるタイプ。 だからこそ、理解に時間がかかったという訳です。 「起業する前は大企業のエンジニアでした」。 全てが腑に落ちたご経歴の持ち主でした。 『COSSETTE COFFEE』をオープンされたのは2022年6月のこと。 会社員時代から珈琲焙煎は趣味でなんとなく行っていたそうです。 その時使っていたのは銀杏を炒る道具。 その後、当然のごとくエンジニアスピリッツがより良い焙煎機への開発へと繋がっていきます。 「珈琲焙煎という趣味は、アウトドアの趣味とは違い金銭メリットが生まれます。 料理もそう。遊びの中でメリットがある。そんな気づきが起業に結びつきました」。 世羅さんの言葉に、単に趣味が高じたわけではないというニュアンスを感じました。 「誰かに師事したことはありません。バイブルは『田口護 珈琲大全』のみです。 焙煎、ネルドリップの淹れ方はこの本で学びを深めました」。 この本の冒頭にはこのように書かれていました。 (引用) [コーヒーの焙煎は名人上手の専売特許ではなく、職人的なカンの世界などでもない。 理詰めの数学であり論理学の世界なのである。 生豆の選定から抽出までの流れを一つのシステムとしてとらえ、 各プロセス上に存在する複数の条件によって、 さまざまな味が生み出されるメカニズムに着眼した「システム珈琲学」。 豆の種類から焙煎方法まで網羅した本格的珈琲実用書。 珈琲生産地の現状や栽培状況、味の特徴を決める焙煎、カッティング・抽出までを ていねいに解説する。焙煎技術書としてプロも活用可能]。 なるほど…。 この文章を読んだ瞬間に世羅さんに少し近づけた気がしました。 珈琲を科学する世羅さんにとって、焙煎機は最も重要な相棒。 なので、その制作にも理詰めの数学と論理的思考が働きます。 持ち前のエンジニアスピリッツも相まって、 とことんこだわるということなのでしょう。 「拘ったのは極力 “ 風 ”を入れず、温度管理を徹底させた香りの調整です」。 「え? 温度はイメージできますが、風もですか?」 「はい。現在、95%の焙煎は半熱風式で行われていると言われています。 大手さんになると熱風式となります。僕は難しいとされているほんの数%の隙間を狙った焙煎機を作りたかった。できるだけ豆本来が持つ香りをなくしたくない。 焙煎された珈琲って、3000~4000くらいの化学物質が生成されるのです。 それが、150℃位で香りの成分が気化します。できるだけその香りたちを封じ込める焙煎機を作りたい。それには風と温度の管理が最も重要です。 だから常に課題を見つけては一つ一つ改善する。ひとりPDCAをくるくる回す日々です」。 これは、機械技術者としての誇りを感じるお話でした。 弛まぬ研究から生まれた機械は、2007年に第1号機、2009年に第2号機、そして最新の第3号機が現在店舗内で稼働しています。 「現在「浅煎り」と呼ばれるものがブームですが、うちで煎り上がった豆は、一般的なカテゴライズには入らないと思います。 シティーロースト風シティーローストとでも言うのかな…。 正直、うちより香り高い珈琲は飲んだことがありません。『世界にひとつだけの珈琲』だと自負しています」。 この話しを聞いた時、筆者はこう尋ねました。 「それは、自分の舌への絶対的な自信ですか?」と。 当然。 「そういうことじゃない」。 と一蹴されました。 今思えば愚問でした。 あくまでも世羅さんの自信は科学的根拠に基づくものなのです。 「嗅覚で感じた香りは脳で増幅させられて味覚に刺激を与え、『味』を作ります」。 「なるほど…。 それをどう感じ、好みかそうではないかは味わう人次第ということになるわけですね」。 ネルドリップは筆者が一番好きな淹れ方です。 この素敵な膨らみ! 銅のポットから注がれるお湯で、 ネル袋のなかにふんわりと膨らむ豆を見るだけで興奮し、 既に口の中が美味しくなります。 マイセンの素敵なカップ&ソーサー いつまでも香りが鼻腔に残る美味しい「パナマゲイシャ」をいただきました。 常時8種類くらいを扱います。 ところで、店内を見回すとなんとなくレトロな雰囲気の調度品が目立ちます。 そこで尋ねてみました。 「レトロなものがお好きなのですか?」 「いいえ、これも計算です」。 「な…。なるほど…」。 「信頼している苫小牧の家具屋のオーナーがいらっしゃるんですが、話していると時代の変わりで生活様式も変化しているということを言っているんです。だから、その度に売るものを変化させて対応するんだそうです。その言葉を聞いて、インテリアにも気を配るようになりました。モードの時代は終わり、レトロデザインの時代が来ているんですよ。レトロなものは落ち着きますしね」。 「調度品にもデータに基づく根拠があるわけですね!」 日本のレトロとは違う、アメリカっぽい感じが若い層にも男性にも刺さりそうです。 筆者みたいなおひとり様好きな女性にも好まれそう。 「では、もしかしてオーディオも?」 「そうです。珈琲もそうですが、音についても僕はマニアじゃない。全て計算の上で選んでいます。現在置いているオーディオはアルテック605Aで、アビーロードスタジオで使用されていたものです。この環境に合うものを選びました。高音質をお楽しみいただけますよ」。 ハイクオリティーなモノへの追求は止まるところを知りません。 「もしかして焙煎機も4号機計画があったりしますか?」 少し間をおいて、世羅さんは力強く頷きました。 エンジニアスピリットを持つ珈琲焙煎士 世羅さんは、 空間コーディネーターとしても最善のトータルでお客様をお迎えする姿勢を持つ人でした。 店内にはジャズのレコードがずらりと900枚並びます。 圧巻。 最後に尋ねました。 「ジャズも計算ですか?」 「ジャズはもともと好きです。 ピアノならキースジャレット。オルガンならジミースミス」。 この答えをいただき、なぜかホッとした筆者でしたが、 正直、世羅さんをもっともっと掘り下げたい! そんな衝動を抑えながら、悶々と『COSSETTE COFFEE』を後にしました。 ん?? これももしかしてリピーターを生むための計算? ふとそんなことが頭をよぎりつつ、 今度はカレーを食べに行こう!と、決めていた筆者です。 ―COSSETTE COFFEE 情報― Web page https://cossette.theshop.jp Instagram https://www.instagram.com/cossette_coffee?igsh=MzRlODBiNWFlZA== 世羅繁宇氏FaceBook https://www.facebook.com/sera.shigetaka
Rietty
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12/02(月) 心に明かりを灯す、冬のおくりもの特集(2)
いよいよ冬本番。クリスマスシーズンを前にむしゃなびで人気のお店を訪ね、プレゼントにおすすめの素敵な品々をご紹介いただきました。贈って楽しい、もらって嬉しい! 心にあかりを灯すプレゼント探しに出かけましょう! 「日本のイイモノ」に出会う。ホリデーマーケット トーヤ 国産雑貨の専門店、洞爺湖温泉街のHOLIDAY MARKET TOYA(ホリデーマーケット トーヤ)。「雑貨を通して日本を見る、雑貨を通して日本を知る」をコンセプトに、全国各地の職人やデザイナーが手がけたおしゃれで上質な「イイモノ」が揃っています。 プレゼントに喜ばれ、インテリアとしても重宝するてぬぐい。ホリデーマーケットさんでは、まるで絵画のように繊細な柄と美しい色合いのてぬぐいを沢山扱っています。この時期はサンタやツリーなどのクリスマス柄、お正月や干支の柄が人気です。木製のホルダーで壁にかければ、華やかさの中に和風な趣のある素敵なタペストリーに!畳むと平たくコンパクトになるので、海外に贈るプレゼントとしても人気があるそうです。お値段は1500円前後〜。 ※ クリックすると画像が大きくなります 華やかなちりめん細工のクリスマス飾り。京都の職人さんが手作業で作っています 物語を感じるアクセサリー「パルナート ポック」。プレゼントにおすすめ! サルビア「ふんわりくつした」は、ガーゼのように柔らかく、締め付けが苦手な人に人気。介護が必要な方にも喜ばれます 来年の干支みくじ。おみくじを引いた後は飾って楽しめます 「HAU」のカットソーと革製品ブランド「Kanmi.」のバッグ。自分へのごほうびに 木のつまみがかわいい、がまぐちポシェット サンタさんの豆こけし! 職人の手で丁寧に作られています てぬぐいのホルダーはサイズ、縦横様々なものが揃っています。ディスプレイを参考に探してみては 2009年にめむはうすの姉妹店としてオープンし、今年10周年を迎えたホリデーマーケット トーヤ。どことなくアトリエのような、アートな雰囲気が漂う空間は、改装の際に家族や友人たちと創意工夫してできたそうです。クリエイティビティ溢れる空間で、こだわりの雑貨を選ぶ時間は贅沢なひとときになると思います。「日本のイイモノ」を探しに、出かけてみてください。 HOLIDAY MARKET TOYA 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-18 営業時間 11:00-17:00 定休日 毎週火曜日、大晦日、元日、他 TEL: 0142-75-3277 http://holidaymarket-toya.com/hmt_main.html 商品詳細・最新情報はこちら↓ https://www.facebook.com/holidaymarkettoya/ 「わたしだけの宝物」に出会う。アトリエたむら 静かなマンションの一室に、ハンドメイド作品やアンティークなどこだわりの雑貨類が並ぶ「アトリエたむら」。店主のたむらさんはじめ、近隣のハンドメイド作家によるアクセサリーや洋服、たむらさんが旅行先から大切に持ち帰った食器類など、ほとんどが一点ものです。手づくりの温もりと個性的なセンス! 「おしゃれ」を愛する心にあふれた小さなショップで、あなただけの宝物を探してみませんか? クリスマス柄のアンティークのティーカップ、繊細なシャトルレースのアクセサリー 個性的なパッチワークが楽しい! たむらさんのテディベア 手紬のストール、マクラメと天然石のペンダント、紳士服の生地を使ったシックなワンピース イベントのお知らせ!アイヌ刺繍でガマ口を作るワークショップが開催されます。手ぶらで来て2時間ほどで出来上がり!開催日 2019年12月9日(月)、12月13日(金)時 間 12時30分〜14時30分(延長可) 参加費 3000円(材料費込み) +お茶代500円詳細は電話でお問い合わせください。 アトリエたむら 北海道伊達市舟岡町362-9ファミールREX201 営業日 月・水・金 時 間 11:00-17:00 電 話 090-5394-7009 むしゃなび内アトリエたむらのページ 冬のおくりもの特集はまだまだ続きます。(3)をお楽しみに! https://so-ra-mi.jp/archives/19891 https://so-ra-mi.jp/archives/19929 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年) 掲載商品は売り切れとなることがあります。ご了承ください。 シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/15(金) アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
旧市街地のレトロな街並みで知られる室蘭駅周辺で、アートとまち歩きを楽しむイベントが10月9日から始まりました。 ムロランアートプロジェクト(MAP)。 室蘭の歴史的建造物が期間限定のアートギャラリーに大変身!10月31日まで土日限定で観覧できます。 初日の10月9日(土)に遊びに行ってきました。 まずは本部のある旧室蘭駅舎へ。公式パンフレットが配布されています。 この黄色いパンフレットがまち歩き「MAP」として、道案内をしてくれます。 さっそくまち歩きスタート! 旧室蘭駅舎には室蘭出身のアーティスト・中村岳さんのインスタレーションが展示されています。 初日のこの日、公開製作が行われていました。完成まであと少しというところの製作風景です。 明治45年に建造された旧駅舎の構内に、巨大な立体作品が次第に姿を現してきました。 鮮やかな赤茶色が室蘭の工場風景や鉄を彷彿とさせます。ドームのような不思議な形。設計図はなく、インスピレーションで形を作っていくのだそうです。 国内各地で活躍する中村さんですが、出身地の室蘭では今回が初の本格的な製作・展示となります。完成したインスタレーション、ぜひ生でご覧になってみてください。 続いて、千穐萬歳堂(せんしゅうばんぜいどう)へ。 大正14年に建てられた歴史ある倉庫です。入り口から佇まいというか、存在感に圧倒されました。こういう建物が保存されていることもすごいことだなあ、と思います。 中は改修され、ギャラリーとなっています。 1階は室蘭工業大学山田研究室のプロジェクト、2階は川上りえさんの造形作品が展示されています。木骨石造ということで、石の壁と木の骨組みが独特の雰囲気を醸し出していました。建物とアートのコラボレーション!美術館での展示とは全く違う味わいがありますね。 坂をのぼって次の会場へ。 景色を眺めながら気持ちよいまち歩き!会場間が遠すぎず近すぎず、程よい距離でコースが組まれており、お子さんから高齢の方まで、歩きやすいのがポイントです。 旧丸越山口紙店。こちらも大正時代の建造物です。レンガの壁からロマンの香りが漂ってくるよう!ゆっくり眺められるのは徒歩ならではですね。 古い調度品に溶け込むようにして、岩崎麗奈さんの写真作品が展示されていました。作品と建物、どちらも見応えがあります。普段は入ることができない建物だけに内部を見られる貴重な機会でもあります。 途中にカフェや飲食店が多くあるので、ランチやお茶を楽しむのもおすすめです。昔ながらの甘味処として親しまれる「すずや」に立ち寄りました。若者からマダムまで、幅広い年齢層の女性客が甘いものを楽しんでいました。 MAPにもおすすめリストが載っています。 室蘭プリンスホテルでは、10月8日〜10日の3日間限定でMAP連動企画として「中央町懐古展」が開催されました。来場者はホテルのクラシックな雰囲気の中、昔の写真や映像を楽しんできました。 さて、最後は中央町たのしま横丁(大辻医院跡地)へ。 初日のこの日、オープニングイベントとして大黒淳一さんによる音楽ワークショップが開催されました。街の音を録音して、音楽をつくる一日限りのスペシャル企画。地域の子ども達で賑わっていました。 音楽作りの様子。公式Facebookをご覧ください↓↓ ムロランアートプロジェクトは「室蘭の未来地図をつくる」をコンセプトに3カ年開催を予定しています。 プロジェクト代表の荒井純一さんは 「繁華街だった室蘭駅周辺をコンパクトに歩けるルートを制作しました。室蘭は普段気づかないポテンシャルがたくさんある街だと思います。アートや街歩きを通してそれを発見してもらえたらと思います。」 と話していました。 建物、まち歩き、アートと、いろんな切り口からいろんな楽しみ方ができるところが面白いな、と思いました。古い建物と現代アートがお互いに美しさを引き立てあって、新しい街の魅力が生まれ出てくるような、そんなワクワクする気持ちになりました。 芸術の秋、ご家族やお友達と出かけてみませんか。 各会場では入り口で消毒、検温、記名を行い、感染対策に配慮されています。 Muroran Art Project2021 2021年10月9日〜10月31日 土日のみ開催 12:00〜18:00 入場無料 ※MAPは旧室蘭駅舎で配布されるほか、公式HP(https://muroranart.wixsite.com/website)からダウンロードできます。 主 催 / Muroran Art Project 協 力 / 大町商店会、室蘭工業大学山田研究室、蘭歴建見会 後 援 / 室蘭市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会、北海道新聞室蘭支社室蘭民報社、FMびゅー 助 成 /北海道開発協会助成事業 会 場・展示アーティスト :旧室蘭駅舎(MAP本部)中村 岳 | 千穐萬歳堂(海岸町3-2-6) 川上りえ 室蘭工業大学 山田研究室 |旧丸越山口紙店(海岸町2-5-8) 岩崎 麗奈 | 中央町たのしま横丁(中央町1-2-7):大黒 淳一 (10.9日のみ) 詳細・最新情報はこちらからどうぞ ムロランアートプロジェクト muroranart.wixsite.com/website Facebook
むしゃなび編集部
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01/28(木) 感謝。ホテルマンブログ500万アクセス!
ホテルマン磯辺さんのブログ「ホテルマン の幸せ」が 本日2021年1月28日、500万アクセスを突破しました。 2010年1月から毎日、1日も欠かさずブログを投稿されています。 雨の日も風の日も雪の日も・・・ 11年超! 磯辺さん、おめでとうございます! そして本当にありがとうございます!! 今日のブログはこちら↓↓ https://mushanavi.com/blog2/hotelman/%e7%8b%ac%e3%82%8a%e8%a8%80%e3%82%92%e3%81%84%e3%81%8f%e3%81%a4%e3%81%8b/ 北海道ブログランキングでも1位をキープ中です↓↓ https://blog.with2.net/rank3010-0.html
むしゃなび編集部
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07/02(土) 子どもの頃の夢をお米のお菓子で叶えた無店舗販売 “ ももと木 “ の桃子さん
蘭越町湯里にあるベアーズというペンション&パン屋さんの工房をお借りしてお菓子を作っている “ ももと木 “ のオーナー木村桃子さんは、東京都青梅市出身34歳。 わたし、おかしやさんになりたい! 4年前、当時勤務していた世界のお茶専門店「ルピシア」のヴィラルピシア・ニセコの店長として赴任して来られたのが北海道移住の始まりでした。 とっても元気&しっかり者、感性豊かで笑顔がチャーミングな女性ですので、一大リゾート地の店舗「ニセコ店」リニューアルオープンの店長として抜擢された理由がわかるような気がします。 バリバリと働いていた桃子さんでしたが、「いつかはおかしやさんになりたい!」という夢は捨ててはいませんでした。 「小学校低学年からお菓子作りが好きでした。最初はクッキー作りでしたが、姉がとても褒めてくれたので、友達によくプレゼントしていました。そうすると友達も褒めてくれるのです。それが嬉しくて、もう本当にしょっちゅう作っていました。」 そして、ももと木の誕生 「事情があり仕事を辞めた翌年の2020年1月、とあるカフェでブラウニーを焼くチャンスを得ました。そのカフェは、実はお世話になっているベアーズの娘さんのカフェでした。その後、お菓子の製造許可を取り、引き続きベアーズの工房をお借りして、その年の11月から自己ブランドでお菓子の製造販売を開始することができたのです。」 ご縁とか、星回りというのは不思議なものです。 強く思うと願いが叶うとおっしゃる方もおられますが、「本当にそうなのかも…」と思ってしまいます。 そして、2020年11月1日 晴れて“ ももと木 “のラベルを付けたお菓子が店頭に並びました。 ブランドを立ち上げてからもベアーズの工房を使わせていただき、委託販売の1st.ステージは蘭越町の「街の茶屋」となりました。 今では委託販売先が近隣3店舗になり、東京にも1店舗増え、オンライン販売も開始されています。 さて皆様。 前回の「Café creperiz」の記事を覚えていらっしゃいますか? https://mushanavi.com/specials/59670/ 実はこちらも委託先4店舗のうちの一つです。 ↑人気のクッキーは直ぐに売れてしまいます。 その記事の中で。 “政義さんの影になり日向になり、そっと寄り添いながら支えている大きな力がありました。” というくだりがありました。 そう、実は桃子さんは政義さんとご夫婦なのでした。 「ももと木」は2020年11月1日立ち上げ。 「Café creperiz」は2021年3月21日立ち上げ。 政義さんには米農家としてのバックボーンがあるものの、お二人で同時期に起業するのは勇気が要ることです。 絶対に成功させる!という強い意志と、地道な努力と、周りの人を大切にするお人柄が、道を開かせているのだと感じました。 米農家の妻としてのプライドと強い想い 「ところで、お菓子の材料へのこだわりを教えていただけますか?」 「お菓子はすべて小麦粉ではなく米粉を使っています。夫の実家が米農家ですから、義父が作ってくれた ” ゆめぴりか “を札幌で挽いてもらい利用しています。砂糖はきびさとうや黒糖。抹茶やココアはオーガニックのもの、イチゴや蜂蜜は蘭越産です。レモンは瀬戸内産の無農薬のものです。また、クッキーは卵不使用になっています。 できるだけ国産のもの、できるだけ北海道産のものを使用するように心がけています。」 なるほど~! 旦那様のご実家のお米を使っているなんて最強の地消地産です。 「以前は、米は主食のイメージしかありませんでした。でも、木村の米に出会ってその美味しさに惚れました。惚れ込んだお米をお菓子の材料として使いたい!と思いました。」 あれれ? もしかして、旦那様よりも先に木村農園の米に惚れっちゃったのかしら?? 焼き菓子を中心にラインナップはこんな感じ~。 例えばカヌレ・レモンケーキorバナナケーキ(季節限定)・クッキー5種類・クッキー缶(イベント用)などなど。 なかでも密かに話題になっているのは “みそ&チーズクッキー“ ! なんとその味噌は、木村のおじいちゃま製なのだそうです。 ↑こちらはプレーン。こちらのカヌレは旦那様のお店「Café creperiz」でしか買えません。 もう見るからに美味しそう~♡ そこで筆者、米粉のカヌレを初めていただいてみました。 ↑仕込みに丸一日かかるというカヌレは絶品! ↑ビターな抹茶味もあります。大人の味! 一口噛むと、中はしっとり。 外側カリッととても味わい深くて美味しい~~! 小麦粉製のものとはまた少し違う食感と味。 まったく違和感なく美味しい!と感じるのは、桃子さんの研究の成果と、 ”日本人に馴染んだ食材だから” ということもあるのかもしれません。 「自分が過去に出会った米粉のお菓子は、どうしても納得できないものが多かったのです。だからこそ、義父が丹精込めて作ったお米を挽いた米粉で美味しいお菓子を作りたい!という気持ちが強くありました。小麦アレルギーの方にも安心して食べられる、日本人の体に優しいお米を、形を変えて多くの人に食べてほしいと考えています。」 主たる原料に絶対的に自信があるからこその言葉だと感じます。 だからこその次の言葉なのでしょう。 ↑田植えを終えた木村農園の様子 「薄利多売は考えていません。原材料には納得したものだけをお金をかけて仕入れていますから。夫婦間であってもお互いにビジネスですので、米粉も木村農園から買っていますし、夫の店に置いてもらっているので販売手数料も払っています。」 ↑米粉のお菓子てっぺん目指します! あれ?お腹 ^^; かっこいいな。 桃子さんのお話を伺いそう思いました。 夫婦であってももたれ合わず。 けれども仕組みとして支え合う。 素晴らしいです。 「夫がよく口にする話があります。それは、" 米農家として、米を主食としてだけ販売するのは正直先行き不安だから、米の多様な食べ方を提案して消費拡大に繋げるぞ! " ということです。私もその想いに強く共感しているので、共に頑張りたいと思っています。私の強みは東京出身の余所者だということです。だからその視点を忘れずに、米の消費拡大に向けて工夫をし続けたいと考えています。」 「ところで、 “ ももと木 “ の名前の由来をお聞きしてもよろしいですか?」 「実はよく “ももの木“ って言われます 笑 発音しやすさから言っても “と” じゃなくて “の” ですよね? でも敢えて“と” にしたのは “の=in “ではなく “ ~と共に=with“ にしたかったからです。私は桃子です。 “ 桃子は木村農園と共に “ という想いです。そして、木村桃子は木へんが三つもある。だから、“ももと木“ にしました。」 なんということでしょう! 政義さんのご家族がどれほど喜んだことか容易に想像できます。 主原材料=米への愛。 政義さんのご家族への愛。 だからこそこんなに美味しいお菓子ができるのだと思いました。 「東京からの移住でしたが、ゆったりのんびりした蘭越暮らしは自然も含めてとても気に入っています。子どもの頃からの夢 “おかしやさんになりたい!” という夢が、代々続く木村農園のもと叶ったのですから、ここ蘭越でお菓子作りを一生続けていきたいと思っています。」 最後にきっぱりと桃子さんの決意をお聞きしたところで取材を終えました。 ↑近々イベントにも出店されます。 ―ももと木情報― Instagram https://instagram.com/momotoki.123 メルカリ ももと木 https://jp.mercari.com/user/profile/453063195 ラクマ ももと木 https://fril.jp/shop/MOMOtoKI 委託先情報 蘭越 街の茶屋 https://rankoshi-tourism.com/spot/spot05-07/ かふぇ&小さな宿 のどか https://instagram.com/niseko_nodokaハコノカフェ https://instagram.com/haconocafe ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材2022年
Rietty
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12/06(木) 懐かしくてあたらしい、室蘭老舗のお菓子たち。街バル食べあるき番外編
先週は室蘭で初開催された食べあるきイベント「中央街バル」を満喫してきました〜 :-) 今回は3日間限定(2018年11月27日~29日)のイベントだったのですが、終了後に「あとバル」という期間が設けられていて、12月8日(土)まで、余ったチケットを参加店で商品券として使うことができます。そこで食べあるきの合間に、「あとバル」参加店を訪ねてみたのでした。 https://so-ra-mi.jp/archives/16805 やってきたのはレトロな街の老舗中の老舗、「富留屋(ふるや)」。なんと創業120年、明治から続くお菓子屋さんです。 渋すぎる外観が美しい、富留屋本店 以前、「バター煎餅」の記事で中島店を訪ねましたが、こちら中央町が本店です。4代目のご主人、古谷公億さんが昔ながらの製法と味を現代に守り伝えていらっしゃいます。 和菓子から洋菓子まで、実にたくさんのお菓子が並ぶ店内。おなじみバター煎餅をはじめ、人気商品が数多くあるので、どれにしようか迷ってしまいますね。 そこでまずは、「一番古いお菓子はどれですか?」とご主人に尋ねると、透き通るような緑色の和菓子を見せてくださいました。室蘭の特産品のひとつである昆布をお砂糖でコーティングした「蝦夷の華」という一品。その歴史はバター煎餅よりも古く、その昔、噴火湾周辺の地域では豊富にとれる昆布を使って、こういった砂糖菓子がよく作られていたのだそうです。 昆布とお砂糖だけのとてもシンプルなお菓子ですが、口に入れるとふわっと磯の香りが広がって奥深い味わい。甘さと一緒にす〜っと口の中で溶けていきます。「昔ながら」がかえって、とっても新鮮ですね。 こちらは、和菓子の人気商品のひとつ「あずき花」。薄〜いおやきのようなしっとりとしたお菓子です。割ってみると平たく焼かれた生地の間から、ツヤツヤしたあんこの粒がちらり。ひとくち食べれば老舗のあんこのおいしさにおどろきっ!! さてさて、洋菓子のショーケースにはエクレアや白鳥のかたちのシュークリームなど、レトロなケーキが並んでいます。美しい・・・ 昭和生まれの筆者、懐かしさに小躍りしてしまいました♪ ロングセラーのひとつ「パイロール」は、スポンジ生地の中にパイが巻かれ、スポンジのしっとり感と、パイの香ばしさを一緒に楽しめるケーキ。ただしっとり・ふんわりしているのではなくて、一本筋が通っているというか、老舗の心意気! を感じるスポンジ生地です。焼き菓子やパイが好きな方にはたまらない一品。 室蘭人懐かしの定番おやつ「バター煎餅」。 クッキーとおせんべいの中間のような絶妙なパリパリ加減とやさしい甘さにハマりましたっ。 スパイスのピリッときいた「百蜜(パイミー)」も超おすすめ・・・懐かしくてあたらしいお菓子たち。 最近甘くないお菓子が流行っていますが、うちは「甘くないお菓子ありますか」って言われても、ないんですよ。創業時からの製法を受け継いで、甘いものは甘く。そういう面は、時代に迎合しないでつくっています。頑固者、というか変わり者なのかな(笑) と、おっしゃっていた古谷さんの笑顔がとても印象的でした。ひとつひとつ丁寧につくられたお菓子たちを前に、普段の暴飲暴食を反省・・。上等のお菓子をゆっくりと味わう、そんなひとときを大切にしたいものですね、としみじみ感じた老舗訪問でした! お菓子の富留屋 本店 北海道室蘭市中央町2丁目9−4 TEL 0143-22-5455 営業時間 8:00~19:00 定休日 不定休 http://muro-kanko.com/eat-buy/furuya.html 次回はまたまた、街バルで出会ったお店シリーズ。工房併設のおしゃれな犬服屋さんをご紹介します。いや〜商店街って本当に楽しいですね! https://so-ra-mi.jp/archives/10209 https://so-ra-mi.jp/archives/16820 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/29(水) 布マスク、いろいろ!
オーガニックな生活雑貨を扱う天花地星伊達店で春らしいパステルカラーのマスクを見つけました。ハンドメイドでひとつひとつ丁寧に作られており、400円前後からと値段もお手頃。プリーツタイプ、立体型、ワイヤー入りなど、様々なタイプがあり、赤ちゃん用、キッズ用、大人用(大きめ・小さめ)とサイズも豊富です。 モノトーンのおしゃれなマスク。男性にも女性にもOK。 伊達の藍染めマスク。SとLの2サイズあり、夫婦でペアマスクにも。 人気のプリーツタイプ。厚みのある布でしっかりとした作り。縫製がとてもきれいです。 このほかいろいろな種類が店頭に並んでいます。なるべくぴったりとフィットするサイズを選んでくださいね。また、自分で作りたい方にはガーゼ布やゴム紐も取り扱っています。 詳しくはお店にお問い合わせください。 明るい花柄マスクが素敵なyoko店長。親子三代で楽しむ布マスク。 天花地星伊達店 北海道伊達市梅本町39-22 営業時間 10:00~17:00 定休日 木・日 TEL: 0142-82-3910 むしゃなび内 天花地星伊達店のページ 記事の内容は取材時の情報です(取材:2020年4月)
むしゃなび編集部
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02/02(日) だて産野菜のイタリアン&薪窯焼きミラノピッツァ!イルテット
今回のお店ほうもんは、本格ミラノピッツァとだて産野菜を使ったイタリア料理の「イルテット」へ。アツアツの薪窯焼きピッツァを食べてきました! 具材を楽しむ「ミラノピッツァ」 イルテットは昨年7月にオープン。伊達出身のシェフ・松岡克哉さんが、札幌から故郷に戻り開いたお店です。ランチタイムはパスタとピッツァ、夜は前菜や肉料理など、旬の地場産食材を使ったおいしいお料理が楽しめます。 薪窯でピッツァを焼く、店主の松岡克哉さん 厨房の真ん中にどっしりと置かれた巨大な薪窯は、本場イタリアから取り寄せたもの。この薪窯で松岡さんが焼き上げる「ミラノピッツァ」は生地が薄く軽い食感が特徴です。 「生地は毎日変化があって本当に面白い」プロにしかわからない繊細なレベルで日々進化する松岡さんのピッツァ 伸ばしたピッツァの生地を空中でくるくる回す松岡さん。素早く回転しながら生地が薄く広がっていきます。鮮やかな手さばきは、これぞ職人技! 薪窯に入れると、ふわっと膨らみ、あっという間に焼き色がついてきました。中の温度はなんと、400度以上にもなるそうです。 マルゲリータ 1,200円 (ランチはサラダとドリンクが付き) 焼きたてのマルゲリータ。イルテットで一番人気のピッツァです。サクッと香ばしい生地に、とろ〜りチーズと濃厚なトマトソース、フルーティなオリーブオイルがたっぷり! 軽い食感で、一人一枚食べられます。糖質をセーブしている方にもオススメ う〜ん、おいしいっ! しあわせ!!小麦粉やチーズ、オイルなどのピッツァの材料はイタリアから取り寄せたものを使用しているそうです。 旬のだて産野菜で楽しむパスタ! ランチメニューは二週間ごとに変わり、旬の野菜や魚介類等、地場産食材を使ったメニューが登場します。こちらは「豚の塩漬けと伊達産ゴボウのアマトリチャーナ」。エッ!ゴボウのパスタ・・!?と驚くなかれ。シャキシャキとしたゴボウがトマトソースと絡み、絶妙の味わいです! ふわっと軽く、アイスクリームのような食感のドルチェ(デザート)。キャラメリゼしたアーモンドとラムレーズンのヌガーグラッセ 普段着で、ワイワイ楽しむイタリアン! 本格イタリア料理をかしこまらず、カジュアルに楽しめるのもイルテットの魅力のひとつです。「食堂や居酒屋のような感じで、気軽に楽しんでほしい」と松岡さんは話します。 まだ料理人の修行中だった頃、三つ星レストランをはじめ、札幌のイタリアンの名店を食べ歩いて研究したという松岡さん。最も心惹かれたのは、以前働いていたお店の活気溢れる雰囲気だったとか。にぎやかな店内で、お客さんがワイワイ楽しむ姿を見て「自分の店も気取らずにリラックスして食事ができる店にしたい」と思ったそうです。 旬の食材を使ったディナーメニュー お友達やご家族と、もちろん一人でも、伊達産野菜のイタリアンを味わいに普段着で出かけてみませんか。 夜はワイン、日本酒、焼酎などアルコールメニューが充実。サングリアやレモネードなど、自家製ドリンクは女性に人気です。 4人以上のグループなら、お得な予約制のコース料理もおすすめ↓ カルネコース 前菜3品、ピッツァ、パスタ、肉料理、ドルチェの計7品 4名様より 3,000円~ 飲み放題120分 1,500円 詳細はこちら→ https://date-iltetto.com/?page_id=28 2020年2月の定休日。ランチメニューや毎月の定休日は フェイスブックでチェックできます イタリア料理と薪窯焼きピッツァIL TETTO イル テット北海道伊達市旭町23番地2ランチ 11:30〜14:30 ディナー17:00〜22:00 定休日 不定休ホームページ https://date-iltetto.com ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。価格、メニュー等変更になることがあることをご了承ください(取材2020年2月)
むしゃなび編集部
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06/23(金) 「B5(シ)の声を絶対に出すんだ!!」 カッコつけないカッコ良さ 声楽家 加藤亮子の諦めない生き方
今回の主人公は加藤亮子さん。 声楽家としての軌跡を追いました。 お話を伺ったのはグランドピアノが置かれたご自宅でした。 窓辺にはウルトラマンがいました。 棚には亀さんたち。 大きな窓からは空と海と夕陽が見えました。 「ウルトラマンは子供の時から好きで、特にウルトラセブンが好きです。お話が今見ても深いんですよ。怪獣とかも何故地球を攻撃するのか?とか。人間同士の信頼を無くせば勝手に滅んでいく…とかね。」 ふむふむ…。 なるほど…。 「亀は何かゆっくり可愛い。水の中を気持ちよさそうに泳ぐ様子、卵を産むときの様子、陸亀の孤高感、なんとも言えないのですが好きなんです。」 物語のプロローグは音大受験失敗から 小さい頃から音楽好きだった亮子さんが大好きなテレビ番組は、『ミッチと歌おう』(放送1963~1965年)でした。 これは、アメリカNBCの人気ミュージカル・バラエティー番組をNHKで放送したものです。 指揮者のミッチ・ミラー率いる26名の男性コーラスグループで、「クワイ河マーチ」や映画「史上最大の作戦」のテーマソングは日本でも大ヒットをしたので、筆者も覚えています。 そしてもう一つの番組は、『アンディウィリアムスショー NHK』。 便利な時代です。 オンデマンドで視聴することができました。 今観ると、とってもオシャレで温かくて面白くてカッコいい。 https://www.youtube.com/watch?v=mFPID7igH1c なるほど〜。 ストンと来ました。 なんとなくオシャレでカッコいい亮子さんのルーツがわかった気がしました。 さて、小学生だった亮子さんの元にある日ピアノがやってきました。 なんと、酔った勢いでお父様がピアノを買ってきたと言うのですから驚きます。 そしてお母様の勧めでピアノを習い出したのでした。 音楽家への道の第一歩でした。 ピアノ科を目指していた頃 「ピアノは高校三年生まで習っていました。音大を目指していたのですが残念ながら落ちてしまいました。ピアノは決して嫌いではなかったのですが、人前で弾くのは本当に苦手でした。本番になるとアガってしまうんです。」 通っていたピアノの先生は、受験に失敗した亮子さんに遠藤道子先生を紹介しました。 「当時、遠藤先生は札幌ショパン協会会長をなさっていて、ピアノの先生としては3本の指に入る怖い方と有名でした。だから、受験のためとは言えもう怖くて怖くて…正直嫌々でした。」 通い出してみれば案の定怒られてばかり。 「私からしたら『あの人上手いな〜』と思う人でさえ、ものすごく怒られているのですから、本当に怖い…。」 そしてとうとう。 「あなたみたいな生徒は初めてです!!!」 と、言われてしまいます。 今までの生徒さんは、直線的にどんどん上手になっていくというのに、亮子さんの場合は波がありすぎる曲線だったらしく、とうとう先生は呆れてしまったのでした。 ところがその怖い先生は、何故かとても亮子さんを可愛がってくれました。 しかも亮子さん本人にはまったく自覚がない可愛がり方。 それというのも、他の生徒さんには見せないプライベートな一面を亮子さんには見せていたのだそうです。 それは、他の仲間が「信じられない!」と驚愕するエピソードでした。 きっと、怖い先生に対してもガードや壁を作らない、お茶目で素直でカッコつけない亮子さんが愉快で面白かったのだろうと、筆者は勝手に想像しています。 「けれどもレッスンはとにかく容赦無くて…。初めから『あなたはピアノが下手!基礎からやり直し!!』と言われ、ソルフェーズの指の基礎練習の猛特訓を受けていました。ところがある日、その勉強中にピアノではなく声を褒められたのです。なんと、『あなた、声は出るわね!声楽科に転科しなさい!』と勧められてしまったのです。」 ついに、亮子さんにとっての転機がやってきました。 声楽家としての門を叩くことになったのです。 声楽科への転向 短大ではカナダ人の先生に声楽を学び卒業をした亮子さん。 なぜか小学校教員の道を選びます。 「10年間、教員として勤めました。子どもたちから『先生っていつも歌ってるね♪』と言われていました。自覚はなかったんですけどね。そんなこんなで、あんなに頑張って学んだ声楽から20年くらいブランクがあり、気づいたら40歳を過ぎていました。」 声楽から遠ざかっていた亮子さんに再びスイッチを入れたのは、娘さんのピアノの先生でした。 それはちょっぴりお調子者(失礼…)の素質が見えるエピソードでして…。 ピアノではあんなに人前でアガってしまうのに、なぜが歌ではアガらないとい亮子さん。 「ちょっと歌ってみたら?」 とさり気なく誘われてイタリア歌曲をいきなり歌ってしまいました。 「超楽しい! まだイケるかも♪」 スイッチオン! そしてこんなことも。 誘われて、小さな教会でTUBEの曲をノリノリで歌いました。 「めっちゃ楽しい!!」 そう。 久しぶりに人前で歌ったことが着火剤となってしまったのです。 これらがきっかけで声楽家としての火が再燃。 やっぱり人の前で歌うことが本当に好きなのだと実感した瞬間でした。 そうこうするうちに自宅で歌を教える様になりました。 「声楽を学んだとは言え、20年以上もブランクがある中で、ただ歌うのが好きというだけで人様に教えるのは正直不安でいっぱいでした。自分はまだまだ下手だと思っていましたし指導法にも自信がありませんでした。もう一度学び直したい!と、教室を探したのですがなかなか見つからず…。諦めかけたころ、ようやく東園己先生と出会いました。55歳になっていました。」 歌は筋肉です!! ようやく素晴らしい先生と出会い、レッスンをしていただけることになり、いよいよ初レッスンという日、なんと亮子さんは雪まだ残る早春の道で事故を起こしました。 「中山峠へ向かう途中、車がドリフトして路外に飛び出してしまったんです。ところが、なんと細い木2本に支えられ、体は無傷でした。そして偶然通りかかった方にドアを開けていただき助かったのです。木に支えられたこと、偶然通りかかった方が助けてくれたこと、体も無傷だったことなど、運の良さを感じました。」 ハプニングからスタートしたレッスンでしたが、東先生との出会いも運が良かったとしか言えないエピソードがありました。 「最初のレッスンで言われたんです。『あなたは癖で歌っている』と。おまけに『その癖を直すには2〜3年は掛かる』とも言われました。そして、歌いやすくなるための “体の使い方” も徹底的に直されました。先生のレッスンはとてもわかりやすく、学生時代には理解できなかったことが30年経ってストンと腑に落ちました。もう必死で学びました。するとその効果あってか、直すのに2〜3年はかかると言われた歌い方の癖が1年で『直った』と言われました。嬉しかったです。」 体の使い方?とキョトンと驚く筆者に。 「歌は筋肉よ!!」と答えた亮子さんは、おもむろに筋トレ式発声法の仕方の一つを教えてくれました。 今年でレッスンに通い始めて14年になりますが、自分の発声に少しずつ自信が持てる様になった10年目の頃、亮子さんはある目標設定をしました。 それは〜。 「トスカの『歌に生き恋に生き』を歌いたい!!」 でした。 それにはB5(シ)の音が出せる様にならなければいけませんでした。 そしてそれは無謀とも言える挑戦でした。 ところが奇跡は起きました。 65歳になった亮子さんに奇跡の日がやってきました。 B5(シ)の音が出たのです。 それまで何度も口にしていた「私って怠け者だから。お尻に火がつかないとやらないの」という台詞の意味がわかりました。 亀さんのようにのんびりと構えながら。 本当の本気が出るまで力をためるタイプ。 まるでウルトラセブンがジュワッと変身する様に。 力むことなく。 カッコよく。 おしゃれ。 だから女性から見てもちろん、男性から見てもカッコよく映るのだと思います。 最後に次の目標を伺ってみました。 「二つあります。一つは死ぬまでにオペラのアリアをできるだけたくさん歌いたいということです。もう一つは完璧だとは思わないで常に高みを目指すということ。どちらも絶対に諦めたくないです。こんなもんだと思ったらだめだと思っているんです。」 いざという時にウルトラセブンになれるように。 亀の様に辛抱強く。 梅番茶で喉ケアをしながら。 今日も亮子さんは歌っています。 「声をかけていただければ、たとえ、たった一人のためでも、どこにでも行きますよ〜!」 声楽家 加藤亮子 情報 洞爺湖芸術館FB https://www.facebook.com/toyakomuseumofart 加藤亮子 FB https://www.facebook.com/ryoko.kato.9699 Instagram
Rietty
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11/22(金) 三階滝のすてきなカフェ。【食べあるき】
一気に冬に突入したような寒〜い日が続いていますが、皆様お元気ですか? 今日はお久しぶりの食べあるき、伊達市大滝区にオープンした自家焙煎コーヒーのお店に行ってきました。 三階滝公園の駐車場奥、元レストランだった大きなログハウスに今年秋頃オープンした橘コーヒーさんです。自家焙煎コーヒーと焼き菓子のお店。テイクアウトもできます。豆の販売もしています。夕方の冷たい曇り空の下、カフェの明かりがひときわ明るく見えました。 中に入ると吹き抜けの開放的な店内に、クラシックなソファや素朴な木のテーブルが置かれ、暖炉の火が揺れています。窓の外は、雪景色。ゆったりとして温もり溢れる空間に、思わずため息が出てしまいました。 シュトーレンと人参ケーキ。体にしみていくような美味しい焼き菓子! こちらは本日のコーヒー。どっしりしたのと酸味のあるのと2種類あって、どっしりした方を注文しました。こだわりのコーヒーを素敵な空間でいただくひとときは、何よりの癒しだなあ、としみじみ・・・カップも手作りのコースターもおしゃれですね。 お子さんの描いた絵でしょうか・・・雪景色を背景に芸術作品! お店は週末を中心に営業しているそうです。冬季もオープンするそうなので、雪の中、ぜひ出かけてみてください。寒い時期こそお店の明かりが心に沁みる気がします。この冬も美味しいお店、楽しいお店を巡っていこうと思ったchでした! 橘コーヒー店 伊達市大滝区三階滝185-4 インスタの投稿がチェックできます↓↓ https://www.picbear.org/tag/橘コーヒー店
むしゃなび編集部
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