むしゃなび編集部
感謝。ホテルマンブログ500万アクセス!
ホテルマン磯辺さんのブログ「ホテルマン の幸せ」が
本日2021年1月28日、500万アクセスを突破しました。
2010年1月から毎日、1日も欠かさずブログを投稿されています。
雨の日も風の日も雪の日も・・・
11年超!
磯辺さん、おめでとうございます!
そして本当にありがとうございます!!
今日のブログはこちら↓↓
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11/20(金) 北湯沢の秘湯、かわせみのお風呂に潜入。
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05/03(木) ローカルなおやつ。鰐口最中の日当製菓直販を訪ねる。
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09/06(日) フワフワ食感に驚き!元農家の大将が焼く本場関西の味。お好み焼 純々
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06/30(金) 明治創業 お菓子の「富留屋」のバター煎餅
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12/12(木) マップの活用を考えています・・・
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12/14(土) 20:00~23:55
年忘れディスコパーティー(PPSディスコパーティーVOL.3)
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室蘭市中島町5番街ビル2階(PPS)
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2024/10/18(金) 【あの人に会いに】『認知症カフェ』の認知を上げたい! [ 猪股 薫 さん / 伊達 ]
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2024/07/31(水) 『心の中の小さな夢』に辿り着く 〜おにぎり屋 『tanto』 店主 加藤 朋香氏の新たなみち
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02/23(火) 麗人オンライン。お買い物で「北海道」を発信!出店クリエイター募集中
舟岡町の「麗人LoveEarth」は今年26年目を迎える美容室です。オープン当初から「美と健康」をコンセンプトに、その人本来の美しさを引き出すお手伝いをしています。 「美しさって、健康があってこそ実現できるものだと思います」とオーナーの大屋さんは語ります。見た目の美しさだけでなく、頭皮や髪、さらには環境をも気遣って、できるだけ刺激・負担の少ない薬品を使った施術をしています。麗人に来るようになってから「パーマ液が地肌にしみなくなった」「髪質がよくなった」といった声も多く、安心安全にオシャレが楽しめるサロンです。 麗人オーナー・大屋覚さん。カット中は「仕事人」の表情! 洞爺湖町に生まれた後、親の仕事の都合で東北に引っ越し、岩手県で育った大屋さんは、高校を卒業後、上京して美容師の道へ。29歳の時に生まれ故郷の北海道に戻り、伊達にお店を開きました。「人に恵まれてここまで成長することができました。」と話す大屋さん。お客様や地域に感謝の思いを還元したいと、この春、オンラインショッピングサイトをオープンします。 その名も「麗人オンライン」。雑貨、アート作品、農産物、海産物など、道内の作家・生産者が手掛ける様々な商品を通じて、北海道の魅力を全国に発信していきたいと語ります。現在は出品者を募集しています。 温もりある雰囲気に包まれた麗人の店内 くつろぎのひと時・・・ ショッピングサイトの構想は2〜3年前からあたためていたそう。北海道の情報は、全国的によく知られてはいるものの、大きな観光スポットや有名なお土産物といった表面的な情報が目立ち、あまり知られていないおいしいもの、面白いものがまだまだたくさんあります。そこで、もっと地域の魅力を深堀りできるような「場」を作りたい、と考えていたのだそうです。 店内のハンドメイドコーナー。麗人にゆかりある作家さんの作品です 美容室オーナーとして毎日忙しく過ごす日々の中、なかなか着手できない状態でしたが、昨年から続く「コロナ禍」が大きなきっかけとなりました。 麗人のお客様にはハンドメイドやアート作品を作っている方が多く、イベントが軒並み中止となっしまい、発表や販売の場所がない、といった話を多く聞くようになったのだそうです。中にはそのために作品作りをやめてしまったという話も・・・。 そこで、昨年9月頃から本格的なサイト制作をスタートし、まずは麗人のお客様とお客様の知人限定で出店を募りました。初めてのことだらけで四苦八苦しながらオープンの準備を進めて来たそうです。そうして立ち上がったお店には、麗人にゆかりのある方々の、素敵な作品やおいしいもの、キレイになれそうな品々が並んでいます! お家に飾りたい!絵画作品 漁師さん自慢のピチピチホタテ!! ブログでおなじみのオシャレなマスクコード 今後は出品者を増やし、道内全域の商品が並ぶサイトに発展させたい、と話しています。麗人さんが地域への感謝を込めて立ち上げたオンラインのお買い物広場。のぞいてみませんか? 書家でもある大屋さんのアートな書「龍神」! 現在は出品者を募集しており、3月にはお買い物もスタート予定だということです。商品カテゴリーは、ハンドメイド、アート作品、食品、農産物、海産物、雑貨、占いなど多種多様です。商品を出してみたい方、まずはお問い合わせください。 麗人オンラインhttps://reijin.shop/TEL 0142-22-3503(麗人営業日の9時〜18時) 出品について ★サイト使用料は売上金からいただきます ★古物取り扱い免許も取得済みですのでご相談ください ★動画も発信できるサイトです ★販売された売上金は月末に返金します ★ご連絡いただいた方には商品委託サイトへの通知を差し上げます。 詳細はこちらをご覧ください 麗人LoveEarth 伊達市舟岡町200-135 営業時間:9時〜18時 定休日:火曜、第2・第3月曜 むしゃなび内 麗人のページ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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02/12(金) いま、お馬さんと密な関係になってみた!LAKE TOYA RANCH
こちらの特集版にご訪問くださり、どうもありがとうございます^^ / 今後月に2~3回ほど、編集部のライターとして、皆様のお目目にかかることになりましたRiettyです。 この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。 いろんなモノ。 いろんなコト。 いろんなヒト。 楽しむための情報の一つとして。 どうぞ末長くお付き合いくださいね ♡ さてさて。 国道230号線を留守都村方面に向かって車を走らせた時。 この看板を見かけたことはありませんか? 私、実はず〜〜っと気になっていたのですが、ついに曲がってみました。 すると…。 まずお迎えしてくれたのはこの子。 プードルのラヴィン君です。 まだ子供なので、「お客様だ〜!」とはしゃぐ姿がとても可愛い。 北海道弁では「おだつ」感じ。 そして誘導されるように歩くと…。 たくさんのお馬さんたちがのんびりお食餌中でした。 ここは、洞爺湖にほど近い月浦町にある「LAKE TOYA RANCH」さんです。 おっとり優しいお馬さんに跨り、ホーストレッキングや引き馬などを体験できるところです。 早速、体験してみました。 乗せてくれたのはヨーロッパ系ハーフリンガー&どさんこのミックス、大食漢のマックス君。 男子ですが可愛い顔立ちです。 山岳馬なので体力があります。 まずは「よろしくね ♡」とご挨拶。 そして、マックス君の相棒はアメリカ産クウォーターホースのローラちゃん。 カウボーイが乗るお馬さんです。 でも、ここで乗っているのはとても素敵な美人インスタラクターさん♡ トレッキングに出かける前に、「進め」「止まれ」「ターン」の手綱捌きを教わりました。 とても良くトレーニングをされているお馬さんたちなので、的確なアドバイスのもと、少しの練習と、「仲良くなりたい!」という気持ちがあればすぐに乗れるようになれます。 さあ! いざ! トレッキングに出発〜! 緊張と興奮でワクワク&ドキドキ☆ 親切なインストラクターさんは、ほとんど後ろを見た状態で爽やかに優しく指示をくれます。 上り坂は前傾して。 下り坂は後ろに反り気味に。 軸を保とうとするので、インナーマッスルが鍛えられそうです。 太腿の内側も締まりそう。 なかなかの運動量です。 二次的効果を密かに期待してしまいます。 途中、雪が降り出しました。 グリーンシーズンも良いけれど、白い雪原や山道を歩くのは本当に気持ちがいい ♡ お馬さんが一緒にいると、見慣れたはずの洞爺湖の景色が非日常なものに変わります。 お馬さんとの密なトレッキング。 元気に迎えてくれるラヴィンちゃんと、穏やかなお馬さんたちと、親切なスタッフさんたちに優しい時間をいただきました。 もちろんワイルド&イケメン社長 高橋洋一さんも、はにかみながら歓迎してくれます ^^ / 最後に地元密着耳寄り情報!!(地域外の皆様にはごめんなさい) 絶対にお得!! 絶対におすすめ!! 見逃さないでね♪♪ 帰りは高橋社長とラヴィン君が見送ってくれました。 レイクトーヤランチ情報 電話 0142-73-2455 住所 虻田郡洞爺湖町月浦44番地(カーナビ住所検索はうまくいきませんので、レイクトーヤランチと入れて検索してください) アクセス 洞爺湖温泉街より車で5分 E.mail toya@jphorseriding.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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05/31(金) いちご狩りに行ってきました! 礼文華観光農園@豊浦
2019年6月28日最新情報礼文華観光農園の今シーズンの営業は23日で終了となりました。 5月30日(木)、今シーズンのオープンを迎えた礼文華(れぶんげ)観光農園のいちご狩りに行ってきました。礼文華観光農園といえば、いちごの産地、豊浦町で「いちご狩り」が体験できる有数のスポット。豊浦町の中心街から長万部方面へ37号線沿いに進むこと10分ほど。「いちご狩り」の看板が見えてきました。 国道から少し入ったところにイチゴのハウスが建っています。こちらは礼文華の農家さん達が共同で運営している農園で、20年以上前からイチゴ栽培をしているそうです。扱っている品種は宝交早生(ほうこうわせ)。有名な「けんたろう」よりも以前の品種で、果肉が柔らかく甘くてジューシーなのが特徴です。 受付を担当する豊浦町地域おこし協力隊の生島さんに伺うと、宝交早生は果肉が柔らかいため町内でのみ出回っているイチゴなのだそうです。栽培している農家も少なく、直売所で取り扱いのあるところは限られているのだとか。希少なイチゴなのですね! 入園料は以下の通り。 大人1,000円、小学生800円、4〜6歳600円(3歳以下無料) 時間制限なしで、摘み取り体験ができます。それでは、ハウスの中に行ってみましょう! 真っ赤な大粒イチゴが葉の間から顔をのぞかせています。ツヤツヤ、ピカピカでとってもきれい・・・さっそく一粒食べてみると、みずみずしさと甘みが口いっぱいに広がりました! この日、一番乗りで入園したご夫妻。毎年初日に伊達から来ているそうです。「やっぱり、ここのイチゴが一番だね! 大きくて甘いよ!」とご主人。「ボコッと大きくて、ヘタが上むきに反り返るくらいになったのが味が乗っておいしいよ。」と教えていただきました。下画像のようなイチゴですね。さすが常連さん、ひと味違う味の濃さでした! 大きさも甘さも抜群ですが、農園のロケーションがまた最高でした〜。自然に囲まれた農園で、おいしいイチゴを味わうひととき・・・。皆さんもどうぞお楽しみください! 天候や生育状況により休園や早く閉まることがありますので、来園前に電話で確認するのが安全です。特に来園者の多い週末、週明けなどは要確認。 礼文華観光農園 北海道虻田郡豊浦町字礼文華2752019年の開園期間 5月30日(木)~6月下旬頃まで営業時間 毎日10時~15時まで(天候・生育状況により休園や早く閉める日あり)料金 中学生以上 1,000円/ 小学生 800円/ 4歳以上~未就学児 600円/ 3歳以下 無料 不明点やご質問は、お気軽にお問い合わせください。電話 080-9613-8565(担当:生島さん) 農園詳細はこちら
むしゃなび編集部
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06/09(土) 門外不出の古武術!北海道伊達に伝わる柳心介冑流
伊達に古くから伝わる古武術があるのを知ったのはつい最近のことでした。 仙台藩宗室・亘理伊達家の御留流(おとめりゅう)つまり門外不出の流派として栄え、開拓時代に伊達邦成公と一緒に海を渡って伊達に伝わり現在もこの地で継承されているらしい・・・という話をある方から聞いたのです。その名も、 「りゅうしんかっちゅうりゅう」 えっ甲冑?甲冑をつけた武士が組み合うの??・・・いえいえ、その甲冑にあらず! 柳心介冑流 伊達市無形民俗文化財に指定されている由緒ある武術です。地元に住んでいるのに、知らなかった 8-O 今回は、伝統の古武術を現代に伝える「柳心介冑流保存会」を取材しました! 本気でかけたら危ない!亘理伊達家おとめ流護身術。 柳心介冑流はその昔、江戸時代末期に流祖 磯又右衛門柳関斎源正足(いそまたえもんりゅうせきさいみなもとのまさたり)の内弟子・富山登により仙台藩宗室亘理伊達家に伝えられました。 第五代宗家・小熊良語 流派以外の人には見せるのも教えるのも禁止の「御留流」として栄えました。 その後、明治初期に領主・伊達邦成と共に北海道に移住した第5代宗家・小熊良語によって伊達に道場が開かれました。 林野開拓の厳しい労働に立ち向かいながら、道場では稽古がさかんに行われていたそうです。移住から昭和初期までの間になんと四百数十名もの門弟が育ちました。 系譜 開祖・磯又右衛門柳関斎源正足 — 富山登(開祖の内弟子) — 一丸竜之助(小野派一刀流剣術師範)— 一丸兼三郎 — 小熊良語 — 小熊謙治 — 小熊良一 — 小熊良雄 — 小熊義顯 — 小熊伸仁 柳心介冑流道場(昭和30年代頃) 「身はしなやかな柳の如し、己を守り、人を助け、心身鍛錬の術なり」 これが柳心介冑流の心得。こちらから攻撃を仕掛けるのではなく、身を守るための護身術です。投げ技、関節技、絞め技、蹴りを含む三十八箇条、左右合わせて六十七本の技があります。木曜の夜に伊達市武道館で行われている稽古に伺うと、大西昌清会長と熊谷元幸師範が道着姿で迎えてくださいました。 ch:あ〜やっぱり甲冑、着てないですね・・・。 大西会長:その「かっちゅう」じゃないからね(苦笑)。もちろん武士の時代には、甲冑を着て戦っていたんだよ。柳心介冑流は敵の攻撃から身を守るための護身術なんだ。刀を持って向かってくる相手を素手で倒すこともできるんだよ! ch:へえ〜〜、ということは本気でかけたら・・・ 大西会長:危ない危ない。だから稽古でも加減して教えるんだよ。例えば、こうやって逆手を取って、グッとキメたら折れちゃう。 熊谷師範:逆手を取って関節を責めるのは、柳心介冑流の特徴のひとつですね。華やかな見た目の柔道や剣道に比べ、一見地味というか、つまらなそうに見えるでしょう?でもやってみると非常に奥が深いんですよ。 秘伝の巻物! 右から第九代宗家・小熊義顕さん、熊谷さん、大西さん(2003年日本武道館にて) 大西さんと熊谷さんの師匠は第九代宗家に当たる、故・小熊義顕(よしあき)さんです。保存会は1980年に義顕さんの父・小熊良雄さんが門弟有志と共に結成しました。それまで40年ほど、伝承が途絶えていたそうです。昭和初期には多くの門弟がいた柳心介冑流でしたが、第二次大戦と戦後の武道禁止令を受けたためでした。 保存会設立当初の稽古の様子 当時70代だった良雄さんを含め、全ての技を完全に覚えている人はいなかったそうです。そんな中、会のメンバー全員で記憶をたどり再現に努めた結果、すべての技が復元されました。そして1984年には伊達市無形民俗文化財に指定されました。 1980年頃の柳心介冑流保存会 大西さんは技が復元されてから、保存会の第1期生として入門しました。本格的に稽古を始めたのはそれからですが、子供の頃に少し習っていたことがあったそうです。 大西会長:そういえば小学生の頃、中学生がいじめにきて、気がついたら投げ飛ばしていたことがあったね。あとですごく怒られたよ(笑)。絶対に自分から技をかけるなというのが柳心介冑流の教えだからね。 ch:へえ〜!!そのくらい威力があるということですよね。 大西師範:戦前は道場破りもよく来たと聞くけど、古武術を学ぶ上で何よりも大事なのは「人柄」なんだよ。強くてもむやみに乱暴なやつはダメ。破門になるよ。 熊谷さんは伊達市内で整骨院を営んでいた九代宗家・義顕さんに整骨の技術を学びに来たのがきっかけで、武道も教わるようになりました。 2014年に義顕さんが亡くなる以前には、演武の「受け」(技をかけられる役)を度々つとめたそうです。東京の日本武道館で開催される「日本古武道演武会」をはじめ、全国の様々な場所に同行し師匠の義顕さんと演武を披露しました。 現在は室蘭で整骨院を営みながら、稽古に通っています。 熊谷師範:稽古ではもちろん加減するんだけど、演武となると結構本格的で、技をかけられる方は腕の筋が伸びちゃったりしたなあ。でも、小熊先生の技は、強いだけじゃなくてとっても綺麗でしたね。 ch:段とか帯があるんですか? 熊谷師範:三十八本の技は初伝、中伝、奥伝と3つに分かれているのですが、習得すると巻物が伝授されるんですよ。 ch:ま、まきもの・・・!! こちらがその巻物!!果たして中には何が・・・??とっても気になりますが、技を習得した者だけが手にすることができる大切な巻物なので残念ながらお見せできません :cry: 伝統文化の重みを感じますね! 戦うのでなく、「相和する道」。 江戸時代末期から開拓時代を経て、代々継承されてきた由緒ある古武術、柳心介冑流。現在、大西さんと熊谷さんを中心に稽古が行われていますが、主要メンバーの高齢化とともに会員も少なくなり、後継者問題が悩みの種となっています。 現代では甲冑を着て戦うこともないわけですから、時代の流れとともに消えてしまうのは自然なこと・・・と言ってしまえばばそれまでなのですが、あまりにももったいない! 領主・伊達邦成が道場開業を祝い贈った直筆の掛け軸(小熊家所蔵) 保存会の皆さんにお話を伺っていると、技の威力だけでなく、立ち居振る舞いや心得の中に、現代に通じる大切な教えがあるように感じます。 平成11年に制作された伊達市文化財記録ビデオの中で、第九代宗家・小熊義顕さんは次のように語っています。 「柳心介冑流躰術は護身術であり、相手と相和して内面的にも切磋琢磨して技はもとより、心身を鍛錬する道です。」 戦うのでなく「相和する」、とは!いま聞くと逆にあたらしい気がしませんか?「古きをたずねて新しきを知る」とはまさにこういうことなのかもしれません。 古武術は人から人へ伝えられてゆくものだけに、カタチあるものとはまた違った保存の難しさがあるのだなあ、と思いました。どうか次の世代に継承されてゆくようにと祈るばかりです。 柳心介冑流保存会 会の詳細は下のリンクからご覧ください。 http://www.city.date.hokkaido.jp /funkawan/detail/00003130.html
むしゃなび編集部
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07/09(月) 日替わりシェフ自慢の料理。コミュニティカフェ「ともかな」【登別たべあるき】
今回はちょっと足をのばして登別に行ってきました。コープさっぽろのぼりべつ桜木店の向かいにある「ともかな」というカフェ&レストランです。 こちらはNPO法人いぶりたすけ愛が運営するお店で、月曜から金曜までメニューはもちろん、シェフごと日替わり。プロ・アマチュアを問わず料理を愛するメンバーが集い「ワンデイシェフ」スタイルで営業しています。洋食、和食、お蕎麦など、曜日ごとに楽しむ自慢の料理の数々。この日は木曜日、和定食と焼き菓子・スイーツの「喫茶 旬」の日でした。 北海道産の食材にこだわった手作りの和定食は600円!細々と色とりどりのおかずが入っています。安くて野菜たっぷりでボリュームもあり、おなかいっぱいになりました。お母さんの味、というかホッとする味ですね。 お店の方に聞いてみると、品数が多く、出来合いのものは使わないので、毎回手間と時間をかけて仕込んでいるそうです。今回たまたまぶらっと入って食べることができましたが、和定食は数量限定で提供しているので、売り切れることも多いそう。遠くから出かける方は特に、事前に電話予約をしたほうが安全です。 それから、こだわりの焼き菓子もおすすめ。小麦粉、バター、卵など、道産の材料を使用して作っています。見た目にもふわっとしておいしそうなのが伝わってきますね。最近人気なのが、あんこから手作りしている「どら焼き」。しっとりした少し薄めの皮に、粒のしっかりしたあんこがたっぷり!甘さ控えめです。 特製のベイクドチーズケーキをこだわりのコーヒーと一緒にいただきました。お料理と同じく、お菓子もやさしい味。つくっている方の心が伝わってくるような気がします。 気軽に来れる安らぎの場。コミュニティカフェっていいなあ〜、と思いました。 月間の予定表やお店の詳細はともかなのブログでチェックしてね。 ともかな in 登別 コミュニティカフェ&レストラン ともかな 北海道登別市桜木町3丁目2−16 0143-83-7133 OPEN 月曜〜金曜 ランチ 11:30〜14:00 カフェ 11:30〜16:30
むしゃなび編集部
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07/01(水) 無料法律相談【室蘭】
男女平等参画推進事業の一環として毎年、道内6地域で開催される無料法律相談のお知らせです。 無料で弁護士に相談できる貴重な機会です。ぜひご利用ください。 ※相談は先着6人まで、電話による予約制です。 相談日:令和元年度9月4日(金) 時 間:午後1時30分~午後4時30分(1人30分) 場 所:室蘭市中小企業センター(室蘭市東町4丁目29番地1号) 相談員:弁護士 多田 絵理子(札幌弁護士会) 相談内容:DV、セクハラ、ストーカー、雇用、離婚、財産分与等様々な法律問題に関すること 申込方法:電話による予約制(先着6人まで) 予約受付:8月4日(火)から9時~17時まで 予約先:公益財団法人北海道女性協会 011-251-6329
むしゃなび編集部
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05/16(木) 商店街の新スポット! 猫カフェ ニャンコリズム室蘭店
室蘭市常盤町の大町商店街に3月末、「猫カフェ」がオープンしました! 「動物好きだけど、家の事情で飼えない・・・」 「飼っているけどたくさんの猫に囲まれてみたい!」 という方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで商店街の新スポットへ編集部の猫好き代表・chが行ってきました。 最近ちょっと疲れ気味・・という方も、猫の姿に癒されてください〜 :-) 撮影:ニャンコリズム室蘭店 港町のロマン漂う大町商店街を歩いていくと、「猫カフェ」のぼり発見! さっそく受付で料金を払って、カフェルームに入ります。 猫ってどこか人見知りなイメージがありませんか? 「いきなり知らない人(私)が入ってきて、猫さんたちびっくりしないだろうか・・・」 なんて思っていたのですが、いざ入ってみたら、皆さん全く動じてないですね。 マイペースにくつろいでいます。 さすが猫カフェの猫は肚が座っているなあ〜〜! 毛が長くふさふさ、キツネみたいなソマリ種。 店内ではメインクーン、ソマリなど毛並みの美しい長毛種を中心に、約17頭&子猫3匹がのんびり過ごしています。ブリティッシュショートヘア、アメリカンショートヘアなどおなじみ人気品種の姿も。みんなお店では「猫スタッフ」と呼ばれているのですって。 お部屋の中は、匂いはほとんどありません。猫たちのトイレを独自に改良して、匂いを抑える工夫をしているそうです。 猫カフェの楽しみ方その1「愛でる」 まずはコーヒー片手に、じっくり眺めたいと思います。席に着いたら何頭か近寄ってきてくれました。し、しあわせ・・・。 隣の席ではバスケットの中がぎゅうぎゅうに。猫が団子になって寝ている姿には、本当に癒されます :oops: 上の画像は店長でオーナーの阿部凪沙さんが撮影した一枚。キャットウォークに猫スタッフ勢ぞろい(全員ではありません)! こんな楽しい光景も見られるかも!? 一頭一頭の性格・行動を知り抜いている阿部さん。直筆の猫イラストも素敵! 猫カフェの楽しみ方その2「おやつをあげる」 少し慣れてきたので、おやつをあげてみることに。1袋100円で店内で購入できます。おやつを手にすると猫達がいっせいに集まって来ました!! わ〜〜こんなに沢山の猫に囲まれるのは初めて! ドキドキ。 「噛まれることもあるので、気をつけてくださいね。」と阿部さん。ペットのいる方はご存知と思いますが、動物の世話をしていると噛まれたり引っ掻かれたりはよくあるんですよね。 おやつタイムもほどほどに注意しながら自己責任で行いましょう。 その他、備え付けの猫用おもちゃで遊ぶこともできますよ。 猫カフェの楽しみ方その3「親子で楽しむ」 オープン以来、幅広い年齢のお客さんが猫との時間を過ごしに訪れています。おひとり様の来店も多く、知らない人同士で猫トークに花が咲くこともあるのだとか。また、子どもの入店がOKなので親子で楽しめるのも大きな魅力です。 この日同席していた、こちらの本家にあたる「猫カフェニャンコリズム苫小牧店」オーナーの井手達也さんに伺うと、一般的には安全の為「中学生以上」など年齢制限を設けている猫カフェが多いそうです。 井手さん「私が子どもの頃は、野良猫や近所の軒先にいる犬と遊ぶことがありましたが、今はペットを飼っていなければ、普段、動物を見たりさわる機会がほとんどないですよね。そんな中で、動物とふれあう体験をしてほしいと思い、お子さんにも来ていただける猫カフェにしました。」 膝の上が黒猫でいっぱい! 苫小牧店の井手さん 本州でIT企業を経営したり、なんとサックス奏者の顔も持つ多才な井手さん。お店では猫たちのお父さん的存在のようです。 思わず「何足のわらじを履いているんですか??」と聞いてしまいましたが、「地元の苫小牧で何か面白いことをしよう!」と思い立ち、数年前に苫小牧店をオープンしたそうです。 そして今年、阿部さんに「のれん分け」をして室蘭店が誕生しました。建物は大町商店街の空き店舗を利用しています。 今後は保護団体と協力してイベントを開催したり、2階にキャットホテルをオープンする予定。また多頭飼育をしている人向けにペットシッターサービスも展開する計画があるそうです。 「猫と遊んだあとは商店街で食事や買い物を楽しんで行ってください! 猫カフェが大町商店街の新しい魅力になるといいなと思います :-) 」 お店のフェイスブックページには、猫たちの可愛らしい姿がいっぱい!! チェックしてみてくださいね。 猫カフェ ニャンコリズム室蘭店 北海道室蘭市常盤町1−10 営業時間 11:00~20:00(19:00最終受付) 定休日 火曜 問合せ https://www.facebook.com/nyankorhythm2 料金(フリードリンク・延長30分毎に300円) 30分 (平日のみ) 60分 90分 120分 500円 1,000円 1,400円 1,700円 喫茶メニュー(200〜500円) 宮越屋珈琲、カフェオレ、紅茶 など ※料金は掲載時のものです。変更になることがあります。 ※ケガ・事故のないよう自己責任で気をつけて遊んでください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
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05/01(土) 店内OPENしてます!ジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』大滝
2021/09/10更新 シカトモ にランチを食べに行ってきました。8月より店内飲食がスタートしています。 ゆったりの居心地の良い店内。飲食スペースの他に、洞爺湖周辺のショップとのコラボ雑貨コーナーや、スパイスの量り売り、ブックコーナーもあり。 お子さん連れでも気兼ねなく、のんびりと楽しめそうです。 漆喰に木材を合わせたアートな壁が素敵。 別の面にはファンタスティックな壁画が壁中に広がっています。内装のデザインや壁画はお友達の絵本画家「太陽と牛」さんが手掛けているそう。ぜひ足を運んで生でご覧になってみてください。 さて、ランチに注文したのは「お肉パラダイス丼(950円)」!シカ、ブタ、ラム、トリの4種類を盛り合わせた食べ応え満点な一品です。香ばしい香りとともに運ばれてきました。ジューシーなお肉がいっぱい。手前がシカ。オーナーの天野さんが獲って「ジビエ大滝」で食肉加工をした大滝の鹿肉です!いただいてみると、それぞれのお肉の美味しさが際立ってとてもおいしい。そしてやっぱり、シカがおいしい!!豊かな風味をじっくり味わうことができました。ドリンクのおすすめは自家製ジンジャーエール。スパイスがきいてスッキリさっぱり。お肉料理ともよく合います。 ドリンクは300円、食事と一緒だと100円引になります。 お肉も販売しています。新鮮な鹿肉、一度味わってみてください! シカトモ の営業時間は週末に翌週のスケジュールがFacebookにアップされます。チェックして出かけてくださいね。 ジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』 北海道伊達市大滝区優徳町47-21 https://www.facebook.com/shikatomo.otaki/ 2021/05/20更新 先日プレオープンに伺ったジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』が、 5月17日(月)にオープンしました! 当面はテイクアウトのお弁当を販売されるそうです。 メニューは週替わりのお楽しみ。今週はスパイシーチキンカレーのほかに「鹿肉のルーカレー」が登場していました。 スパイシーなカレーと味わい深い鹿肉のハーモニーがたまらなくおいしかったです! 営業日は月・火・木・金 の11時〜15時(売切れ終了あり)ですが、不定休ありますので、お店のFacebook で最新情報をチェックしてから出かけるのがおすすめです。 予約も受け付けています。 ぜひぜひ味わってみてください。 (ここからはプレオープンに伺った時の記事です 2021/05/01掲載) 特集記事でご紹介した大滝の猟師・天野さんのジビエ&コミュニティカフェ『シカトモ』が4月29日〜5月5日まで、プレオープンしています。 自ら仕留めて加工した、新鮮な鹿肉を使った美味しいお弁当がテイクアウトで楽しめます! 北湯沢温泉から大滝区本町方面に国道276号線を上がったところにある「北湯沢駐車場公園」の中にあります。 黄色と、青と、緑の明るい外観に、温かみのある字で「シカトモ」と書かれた看板が目を引きます。長らく空き物件だったところを、ご自身で改装を進め、友人知人に手伝ってもらいながらプレオープンを迎えたそうです。 プレオープン期間のメニューはこちら。インド人の方から直接教えてもらったという本場仕込みのチキンカレー(辛口・甘口)と鹿肉ジンギスカン。 早速、注文しました! 辛口スパイシーチキンカレー。プラス200円で鹿肉の鉄板焼きがプラスできます。スパイスのいい〜香り!黄色いサフランライスが食欲をそそりますね。 こちらが鹿肉。「これが鹿肉?」と驚くほど全く臭みがなく、肉の旨味が口いっぱいに広がります。美味しい!!一度食べたらファンになること間違いなし。 本格的なインドカレー。スパイスが複雑に混ざり合い、大滝からインドに飛んだ気分なりました。バスマティライスが絶対あいます! そしてこちらがジンギスカン。お肉の美味しさに、再び驚く筆者。「ジビエ=食べにくい」の印象がすっかり、吹き飛びました!! この連休、ぜひぜひ食べてみてほしい大注目のテイクアウトです。 5月5日以降は再度準備期間に入り、5月17日より通常オープンの予定とのことです。 店主の天野さん夫妻。 現在、店内に人と社会を繋ぐコミュニティスペースを設計するため、クラウドファンディングに挑戦しています(5月末まで)。オリジナルスパイスや鹿肉など、魅力的なリターンもあり。ぜひご覧ください! プロジェクト詳細はこちら↓↓ https://camp-fire.jp/projects/view/401868 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー、価格ほか変更になる場合があります(取材2021年2月) ※シェア、リンク等大歓迎です! 天野さんの特集記事はこちら https://mushanavi.com/specials/30985/
むしゃなび編集部
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02/08(月) ドライブイン室蘭花火大会!クラウドファンディングSTART
「車から見る」ミュージック花火大会の開催とYouTube配信、“特別限定”室蘭グルメの宅配で自宅や今は室蘭を離れている仲間とも感動を共有したい! 3月13日(土)開催のDRIVE IN 室蘭花火大会のクラウドファンディングが2月8日(月)よりスタートしました。応援すれば楽しみも倍増!!ぜひご参加ください。 DRIVE IN 室蘭花火大会 開催日:2021年3月13日(土) 入場開始16:00 打ち上げ開始19:00 ※荒天時は、3月14日、3月20日、3月21日のいずれかに順延 会場:道の駅みたら室蘭周辺特設会場(室蘭市祝津町4丁目16−15) リターン(返礼品)はチケット(観て応援!)はもちろんのこと、 ボランティアメッセージ(ラジオ・新聞で紹介)ご当地グルメ(室蘭やきとり、カレーラーメンなど)花火クルーズプレミアム席 など、いろいろ選べて面白いです! 当日はYouTubeライブ配信とFMびゅ〜生中継(アプリで地域外でも聴けます)もあるそうです。遠方の方、会場に来られない方は、ご当地グルメ(食べて応援! 呑んで応援!)のリターンを受け取って、臨場感いっぱいに楽しんでみては。詳細は下のリンクからどうぞ! ドライブイン花火クラウドファンディング特設ページ↓↓ https://motion-gallery.net/projects/hanabimuroran 問合せ DRIVE IN 室蘭花火大会実行委員会TEL: 0143-25-3320(室蘭市観光課)https://muroranhanabi.wixsite.com/website 入場料(車1台分) A席 4,000円S席 5,000円SS席 6,000円プレミアム席 100,000円 チケット取扱 室蘭観光協会 室蘭市海岸町1-5-1 旧室蘭駅舎内室蘭商工会議所 室蘭市海岸町1-4-1むろらん広域センタービル2階ふれあいサロン「ほっとな~る」 室蘭市中島町1-24-2
むしゃなび編集部
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02/11(火) 路地裏の老舗和菓子屋さん。波満屋(はまや)| 室蘭たべあるき
室蘭市知利別町の「波満屋」へ行ってきました。室蘭には昔ながらの和菓子屋さんがたくさんありますが、波満屋さんもそのひとつ、昭和33年から続くお店です。 グーグルマップをたよりにたどり着いてびっくり。大通りから入った細い細い通りに「和菓子」ののぼりが出ています。令和から一気に昭和にタイプスリップしたような、渋くて雰囲気のある佇まい。お店の向かいに駐車スペースがあります。 今はひっそりとした通りですが、その昔はとても賑やかな商店街だったそうです。ご主人いわく、当時は中島よりもにぎやかだったのだとか。歴史を感じます。 ショーケースには、可愛らしい和菓子がつやつやと並んでいました。「鹿の子」や「利休饅頭」など定番の和菓子から、雪だるまやバレンタインなど、ポップなデザインのものまでいろいろ。 宝石のような干菓子は1個60円。いくつでも欲しくなってしまいます この時期のオススメは「さくら餅」と「うぐいす餅」。そうそう、暦の上ではもう春なのでした。外はまだまだ寒いですが、柔らかい色合いに心が和みます。 とろけるような食感のうぐいす餅。さっぱりとしたあんこがおいしい! 午後に行ったら売り切れ直前でした。よかった〜 さくら餅はモチモチの道明寺。清々しいさくらの香り。葉っぱの塩加減が絶妙でした。 利休饅頭。皮はもっちりとしていて、香ばしい風味が広がります さて、波満屋さんといえば、「有平糖(あるへいとう)※」が有名ですが、毎年2月下旬ごろから店頭いっぱいに華やかな飴細工の雛菓子が並びます。今年は2月16日前後から登場するそうです。 ※ 有平糖とは、飴細工の一種で、高度な技術を要する伝統的なお菓子。道内でも有平糖を作れる職人さんは非常に少なくなっているそうです。 普通の飴細工と違って、水飴を少ししか使わないので、湿気に強く、とっても長持ち、なんと一年以上も持つのだとか。 また、3月3日のひな祭り一週間くらい前になると、練りきりのおひな菓子が出るそうですよ。職人さんが作る伝統の和菓子で、桃の節句をお祝いしてみては。 波満屋 北海道室蘭市知利別町3丁目10−12 ✳︎ 長崎屋向かいの中島生鮮市場にもお店があります。 ※ 記事の内容は、取材時の情報です。メニュー、価格等、変更になることがあります。取材2020年2月
むしゃなび編集部
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07/27(火) 小さな島で大発見!「有珠モシリ遺跡」発掘調査の話。
有珠湾に浮かぶ小さな緑の島、「有珠モシリ遺跡」。この夏世界遺産に登録された北黄金貝塚と並んで伊達市を代表する遺跡のひとつです。8月下旬まで、だて歴史文化ミュージアムで出土品などを展示する企画展が開催されています。 https://vimeo.com/574716454 「有珠モシリ遺跡」は1978年に発見され、これまでに2度の発掘調査が行われています。最初の調査は1985年~89年に札幌医科大学により行われ、約2000年前(続縄文時代)の貝塚やお墓が発見され、中でも「イモガイ」という貝でできたブレスレットが見つかったことで、全国的な注目を集めました。「イモガイ」は九州・沖縄付近の海でしか採取できない貝であることから、この時代に遠く離れた南方の地域との交流・物流があったことを伝える考古学上の大発見となったのです。2004年には国の重要文化財に指定されました。 その後、最初の調査から約30年の時を経て、東北芸術工科大学(山形県)と伊達市噴火湾文化研究所の共同による発掘調査が2018年から現在まで行われています。昨年2020年9月の調査では、11体もの人骨が埋葬されたお墓が発掘され、大きなニュースとなりました。 2020年9月の現地報告会の様子です。こちらが発掘されたお墓です。 「再葬墓」という、一度埋葬した人の骨を掘り出して埋葬し直したお墓で、北海道では初の発見となりました。親族など一緒に亡くなった人が一緒のお墓に埋葬される「合葬墓」というのはよくあるそうですが、「再葬墓」については例も少なく、規模からして全国的にも珍しい事例だということです。現代では想像もつかない不思議な風習ですが、その意味や、目的については謎に包まれた部分が多いそうです。 赤い粉のようなものは「ベンガラ」という染料。その上に白い海砂、さらにその上には赤くて平たい大きな石が置かれていたのだとか。それぞれに何らかの大切な意味があり、丁重に弔いをしたことが推測できるそうです。 ヤジリのようなものからナイフのようなものまで、さまざまな出土品がありました。中央の丸いものは耳飾りだということですが・・・大きさもあり、石でできていて結構重かったです。耳に穴を開けて身につけるようですが、本当に入るの??と、びっくり。 報告会では供養のため、お経があげられました。 発掘調査団の皆さん。東北芸術工科大学・青野准教授、永谷さん、学生の皆さん(2020年9月撮影) 実はこのお墓は、札幌医大の調査時に、その一部が発見されていました。伊達市の学芸員で2019年から発掘調査団メンバーとして調査に携わっている永谷幸人さんに伺いました。 永谷さん「札幌医大の発掘調査の時に2体分の頭の骨が見えていたのですが、調査期間等の兼ね合いがあり、これは大事な遺跡だから将来に期待して今は保存しておこうということで一度埋め戻されたという経緯がありました。今回、あらためて調査するにあたって、この30年間で科学的な分析も進化しているので、新しい科学の目でもう一度発掘調査をしてみようという事で掘ってみたら、2体どころか11体の人骨が集められたお墓だったということがわかったのです。」 札幌医大の調査で「18号墓」と名付けられたこのお墓は、永谷さんが掘っている時に出てきたそうです。もともと見つかっていた2つの頭骨が出てきて、「これで全部かな」と思いながら掘り進めていくと、次から次へと骨が出てきたのだとか。さらに骨の並び方も部位ごとに分けてきれいに配置されており、普通のお墓とは明らかに違う様子に「これは大変なものが出てきたな」と驚いたそうです。30年の時を経ての大発見となりました。 掘った土の山。大切に保管しておき、調査の最後に埋め戻す時に使います。 発掘調査というと漠然と「宝探し」のようなイメージを持っていましたが、永谷さんのお話から、闇雲に掘ったりするものでは全くない、ということがよくわかりました。日程や作業行程など綿密な計画を立てた上で細かくデータを取りながら掘っていくため、初年度の2018年は地形を把握するための測量作業からスタートし、翌年は遺跡の広がりを調べるために20メートルおきのマス目を組んで、1メートル四方の小さな穴をあける作業と、本格的な発掘に入る以前に様々な調査が行われたそうです。 地道で骨の折れる仕事なのですね。発掘されたものを見るだけでは想像もつきませんでした!それにしても札幌医大の調査から30年間も時間があいたのはどうしてなのでしょうか。 「有珠モシリ遺跡は、すぐに開発が及ぶような場所ではないので、環境が壊される心配がそれほどないと言えます。また当時の調査で、遺跡の考古学的価値がある程度わかっていたことも大きいです。発掘調査というのは、言ってみれば遺跡を壊してしまうことですから、掘りたいなという気持ちはあっても、簡単には掘らないのです。発掘という行為によって遺跡を壊してしまって、それに答えられるくらいの成果が上がるかどうか、というところが重要なポイントとなります。そういった経緯で結果的に30年間保存されることになりました。近年DNA分析の精度が上がってきたことや、新たに学会の中での研究所法の蓄積もあり、そろそろチャンスがあれば、新しい目で新しいことがわかる調査ができるな、という時に資金が手に入って、掘ってみましょうということになりました。」 古代の文化への深い敬意と、自然環境への配慮のもとに遺跡発掘が行われていることを知って驚きました。実際の作業は力仕事が多く、しかも掘る時には繊細さと極度の集中を要する大変な作業のようです。雑に掘って大切な出土品を傷つけてしまわないように、丁寧に丁寧に進めていくのだとか。大発見の裏側に、惜しみない労力あり!なのですね。 昨年の発掘品の一部も今回の企画展で観覧することができます。東北芸術工科大学の研究室では、現在も発掘品の整理や調査が行われているそうですが、永谷さんによれば、すごいことがわかってきているそうです。8月7日(土)には青野准教授による特別講演会が開催されますが、そこで最新の調査結果の一端が披露されるかもしれません。また9月には昨年に続く発掘調査が行われ、現地報告会も開催予定とのことでした。 クマ彫刻付きサジ型製品(企画展より) 地元の遺跡といっても普段はなかなか接点がなく、詳しく知る機会がありませんでしたが、実際に発掘品を見たり、学芸員の方のお話を聞くと、興味が湧いて身近に思えてきます。古代の人たちの文化と現代の私たちの暮らしとのつながりがリアルに感じられました。夏休みにおすすめの企画展です!ぜひ足を運んでみてください。 企画展「有珠モシリ遺跡」開催期間:2021年6月22日(火)〜8月22(日)開館時間:9時〜17時(最終入館は16時30分)観覧料:一般・大学生・高校生300円、小中学生200円(未就学児無料)休館日:月曜日、月曜が休日の場合はその翌日問合せ:教育委員会だて歴史文化ミュージアム学芸係(電話 0142-25-1056) 詳細は下のリンクからご確認ください↓↓ だて歴史文化ミュージアム企画展(噴火湾文化研究所HP) ※有珠モシリ遺跡は私有地のため、通常立ち入り禁止となっています。
むしゃなび編集部
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05/16(日) 乾町の雑貨屋さん「緑のある暮らし KOKE-KOKKO87」
緑に囲まれた伊達市乾町の一角に雑貨屋さんがオープンしました。畑の中の一軒家のように佇む小さなお店「緑のある暮らし KOKE-KOKKO87」です。 店内に入るとサボテンなどの多肉植物が並んでいました。どれもカラフルで個性的なデザインの鉢植えに入っています。鉢植えが植物のグリーンを引き立てて、なんと可愛らしい! 「緑のある暮らし」を提案する雑貨屋さん こちら「KOKE-KOKKO(コケコッコ)87」は「緑のある暮らし」を提案するショップです。店主の加茂桂子さんは昔から雑貨が好きで、いつかお店を開くのが夢だったそうです。もともとは建設屋さんの事務所として使われていた、自宅敷地内の建物を自分たちの手で改装して今年3月にオープンしました。 雑貨のほかにお花や植物も大好きという加茂さん。多肉植物をはじめとする観葉植物やガーデニング雑貨など、毎日の生活を楽しく素敵にする商品を揃えています。 お店の名前は旦那さんが考案されたそう。名前の「けいこ」と好きな植物のひとつ「コケ」をミックスして「コケコッコ」、そこに「87」=「花(はな)」をつけたという楽しいエピソードを伺いました。畑があってのんびりした周辺の雰囲気にもぴったりのお名前だなあ、と思いました。 多肉植物はなんといっても管理が簡単なのが魅力!初めての方でも手軽に栽培できて、お部屋も素敵になるアイテムです。 ガラスの一輪挿し。ハンドメイドの素朴な風合いとリーズナブルな値段で人気です。 めずらしい形の花器や鉢植えにも注目!近隣ではなかなか手に入らないおしゃれなデザインのものが並んでいます。好みの鉢が見つからない、という方、一度立ち寄ってみてください。 それからこちらは、「コケコッコ」の由来にもなった苔。お部屋で苔が育てられるとは驚きましたが、観葉植物として最近流行っているのだとか。 水を吹きかけると開く!楽しい苔の栽培セット 奥のスペースには生活雑貨が並んでいます。食器類やアメリカンテイストの雑貨、アンティーク風ブリキのアイテムなど、店主こだわりのセレクションです。 床の張り替えや壁塗りまで、自分たちの手で改装したという店内は、手づくりの温もりにあふれています。まるで友人の部屋にきたような居心地の良さ・・・ 自分のお部屋に取り入れてみたいヒントがいっぱいの空間でした。みなさんもお部屋を彩るグリーンを探しに出かけてみませんか。 店舗情報緑のある暮らし KOKE-KOKKO87北海道伊達市乾町121-1営業時間 10時〜17時定休日 月曜、第2・第4日曜http://koke-kokko87.life/ 最新情報は Facebook をご覧ください。 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。画像の商品は売り切れとなることがあります。ご了承ください。取材2021年
むしゃなび編集部
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02/17(水) 届くと嬉しい!食べておいしい!里山デリバリー体験。
「里山デリバリー」は、洞爺湖周辺のおいしいお店の集合体です。 不定期でデリバリーの注文を受け付けています。 対応エリアは洞爺湖、壮瞥、だて、豊浦、そしてルスツ、ニセコ方面もOK。エリアにより100円〜400円の手頃な配送料で届けてくれます。 昨年5月のスタートから、お店も増え一段と賑やかになったもよう。ボリュームいっぱいのお弁当や、スイーツ、コーヒー豆、ベジメニューなど、幅広いラインナップが魅力的です。 というわけで、先日素敵なランチを注文したのでご紹介します。 届きました!ナチュラルなラッピングがかわいいです。 今回は麻麦ベーカリーとHOKKAIDian Homesteadのランチ二品。 留寿都のパン屋さん麻麦BAKERYのサンドイッチBOX(1200円)。道産小麦、地元産食材を使った天然酵母パンや焼き菓子が人気のお店です。 色とりどりの冬野菜がたっぷり入ったサラダ!食べるのがおしいくらいです。美味しい〜 ずっしり重みのあるサンドイッチ!噛めば噛むほど味わい深いパンに、野菜と、ハーブをきかせたチキンがよく合います。この分厚さは感動もの。 そして、HOKKAIDian Homesteadのフライドチキンコンボ(1500円)! 開ける前からスパイスのすごくいい香りでした。 本場アメリカンスタイルのフライドチキン。 朝から楽しみにしていた息子がおいしくいただきました。 ポテトだけちょっともらったら甘くてびっくりでした。 メニューのラインナップは毎回違って、何が登場するかお楽しみ。 上記の2店のほか、旅人宿ほうぼう(留寿都) 、MITTSU(洞爺湖)、珈琲焙煎所TOYA CAFE(壮瞥)などが出店されています。 利用方法、とても簡単です。 まずはFacebookをフォローするか、ラインに登録します。 次回の注文日とメニューが届くので、名前、住所、商品など入力してメッセージを送ればOK。 受付完了のメッセージが届き、合計金額、お届け予定時間など知らせてくれます。 こちらは昨年の思い出深い、里山デリバリー体験。「ほうぼう」のお弁当です。まだ子どもの学校が休校中だった頃で、あんまり外にも出られず、過ごしていた時でした。受け取った時、なんだかほっこりして、開けたらおかずがいっぱい。一緒に注文した金沢屋のお出汁も満喫しつつ、本当にありがと〜!と思ったのでした。 2/12配達のメニュー。画像はラインからお借りしました 里山デリバリーの名の通り、自然があって、そこに人が暮らしていて、ローカルなコミュニティがある。そんな「つながり」を感じる、画期的なデリバリーシステムだと感じました。 とにかく!届くと嬉しい!食べておいしい! それが何より楽しいです。 皆様も味わってみては。 里山デリバリー https://www.facebook.com/satoyama.deli/ 次回の注文は2月下旬です。詳しくは里山デリバリーのラインやFacebookでご確認ください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。メニュー、料金は変わることがありますのでご注意ください。 ※シェア、リンク大歓迎です!
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10/15(火) 紅葉シーズンです!2019〜洞爺湖
今回は洞爺湖の紅葉情報をお届けします。湖畔沿いにほぼぐるっと一周、色とりどりに染まる洞爺湖の紅葉。素敵なカフェや美味しい飲食店が多いので、ドライブ→ちょっと散策→お茶またはランチ→温泉→・・・みたいな感じでのんびりと楽しめるのがいいですね。ということで紅葉の進み具合を見に行って来ました! 紅葉ポイント1〜有珠山噴火記念公園 2019/10/15撮影 まずは湖を見ながらのお散歩にぴったり、有珠山噴火記念公園。ここ数日でぐっと色づいてきましたが、まだ五分〜六分という感じでしょうか。この様子だと、今週末10月18日前後〜ピークではないかと思います。 ピークになると彫刻も紅葉に囲まれ、一層アートな雰囲気に 紅葉の中に立つライオン まだ緑も目立ちますが、木によってはかなり色づきが進んでいます。いいお天気でしたが意外に肌寒く、冬が近いのを感じました・・ 有珠山噴火記念公園 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉168 紅葉ポイント2〜道道578号洞爺虻田線 2019/10/15撮影 温泉街と洞爺地区(水の駅周辺)を結ぶ洞爺虻田線は、湖畔ギリギリを走るワイルドなルート。のんびり&安全運転が必須になりますが、間近に見える紅葉と青い湖のコントラストが本当にきれいです。 ピークになるとこの通り、錦のようです! 紅葉ポイント3〜浮見堂公園 2019/10/11撮影 静かな佇まいの洞爺地区・浮見堂公園。写真ではわかりづらいですが、中島もだんだん色づいてきていました。 お子さんとのお散歩にもおすすめ 浮見堂公園 北海道虻田郡虻田郡洞爺町洞爺町 194 紅葉ポイント4〜仲洞爺キャンプ場 洞爺湖の自然を堪能できる人気のキャンプ場。今年は夏場の混み具合がいつもにも増してすごかったですが、毎年秋になると、立派な大木が一斉に色づいて黄金色に! 10月下旬ごろ 場内には温泉と、土日月には美味しいうどん屋さんがオープンしています。ドライブのひと休みに立ち寄ってみては。今年のキャンプ場の営業は10月20日(日)(チェックイン)まで。温泉は通年営業です。 https://so-ra-mi.jp/archives/5280 仲洞爺キャンプ場・温泉 来夢人の家 北海道有珠郡壮瞥町字仲洞爺30−11 以上、全体的に今週末10月18日前後から紅葉のピークを迎えるのではないかと思います(筆者予想です)。朝晩冷えてきているので、あたたかくしてお出かけくださいね。北海道の短い秋を楽しみましょう〜。 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
むしゃなび編集部
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10/23(月) “窯の前の最期” を夢見て〜パン職人 武田 浩一氏の歩んだ道〜
今回の主人公は、『boulangerie ibox 弄月店』の店長でパン職人の 武田 浩一さんです。 浩一さんは山口県出身の55歳。 見かけも感性もとても若々しいお方です。 2023年4月OPENされた『boulangerie ibox 弄月店』は国道37号線の道路沿いにあります。 『社会福祉法人タラプ』を母体にしたこちらのお店は、構想2~3年を経て誕生しました。 そこに店長兼パン職人として抜擢されたのが浩一さんでした。 浩一さんは『ibox』に入社して12年、そしてパン職人としては30年のキャリアをお持ちです。 イラストレーターを目指していた若かりし頃のおはなし 「実は、若い頃はイラストレーターを目指していました。」 と、取材は唐突なお話から始まりました。 「え?フリーのイラストレーターですか!? 若い頃からパン職人を目指していたのではなかったのですね!」 「はい。僕は幼稚園の頃から内気で、新聞の折り込み広告の裏が白い紙を見つけては、絵ばかり描いている子でした。山口県の高校を出てから、18歳で東京の美術系の専門学校に入りました。友達と切磋琢磨をし、新しいものは何か?今は何を求められているのか?を常に探求しながら、プロへの道を模索していました。コンテストにも頻繁に応募していました。入選したりもして、そこそこに評価をしていただきましたが、それだけでは食べてはいけないよな…と、中途半端な自分に限界を感じ始めていたのが24歳頃でした。」 「未練はありませんか?」 「昔の仲間が活躍しているのを見ると、“もう少し頑張ってやっていればよかったかな…”とパン職人に転向したことを少し悔やむ瞬間もあります。いまでも家では時々絵を描きますし、そうそう!ここの店の看板の絵も、幟の絵も、必要に迫られて描きました笑 当時の絵はほとんど処分してしまいました。断ち切るためにね。でもね、正直後悔しています笑」 「もったいない!とっておけばこのお店に飾れたのに!」 「笑 そうですね。あの頃は『アンディ・ウォーホル』『バスキア』『キースヘリング』など、ニューヨークで活躍していたストリートアーティストに影響されていました。 なんていうか、ポップアートの世界って80年代のサブカルチャー的な音楽とも繋がっている。そういうものに刺激を受けながら、「いま、一番新しいものはなんだ!」と、プロのアーティストを目指す友人たちと語ったり、試したりするのが楽しかったですね。」 パン職人として立つと決心したこと イラストレーターの道を諦めようと考えていた浩一さん。 ある日、パン職人の募集広告に目が止まりました。 「いきなりパンですか?」 「はい。パンと絵との間に共通点を感じました。絵は白い紙にゼロからモノを作り出す作業です。そしてパンも同じく何もない作業台に粉を乗せるところからモノを作り出す作業です。どちらも『ゼロから作る』というところが共通していました。」 「なるほど〜。だから抵抗なくこの世界に入れたわけですね。」 パン職人としては2年おきくらいに店を変え、その店の良いところを学んでこられました。 例えば、東京の自由が丘では、全国展開をしているパン屋で働いたそうです。 「様々な形態で店を出している会社でしたが、僕がいたところは粉から作る店だったのがラッキーでした。そこには10年いました。その後、大好きな湘南地域の鎌倉・葉山・藤沢・逗子などの有名店でパン作りの技と歴史を学びました。鎌倉ではチーフを任されていました。」 「湘南が大好きだった浩一さんが何故、北海道にやって来たのですか?」 「たまたま山口の実家に一時帰省していた時、自由が丘のパン屋でお世話になった人に声を掛けられたのです。『いい話があるよ』って。それがiboxのパン職人を募集しているという話でした。その人は伊達市出身の人でした。」 縁とは不思議なものです。 山口県出身の湘南好きな人が、最初にパン修行をしたところで出会った人に誘われて、今は北海道の伊達市にいるのですから。 『boulangerie ibox 弄月店』店長としての浩一さんがが目指す店とは iboxのパンは、今まで修行して来たパン屋のベスト版的なパンだと言い切った浩一さん。 「いろいろな嗜好の方に美味しいと感じていただけるようにバラエティーに富んだラインナップになっています。でも強いこだわりは『本物であること』。例えば、クロワッサンならばフランスの伝統的な技法とレシピで作っていますし、バケットもベースはメソポタミア時代から続くフランスの伝統を大切にした作り方ですし、フォカッチャならばイタリアの伝統的なレシピと技法で作っています。伝統と歴史を大切に、決して色褪せない本物を追求しつつも、やはり地域性も大切にしなければいけないと考えています。それぞれの伝統を重んじながら、どれだけ地域仕様にアレンジできるかが勝負どころです。そして、美味しいということを一番大切にしたい。」 思いがけず壮大なお話が飛び出し、すっかりのめり込んでしまった筆者でしたが、究極の答えにストンと納得してしまいました。 ものすごくシンプルで真理であると思いました。 「材料にこだわる」「地元食材を使っている」「健康にこだわる」「添加物は使わない」というお話は今まで色々なところで伺ってきました。 当然、この言葉の背後には「だから美味しい」と続くのだと思いますし、素晴らしい理念だと思っています。 ところが 『美味しいということを一番大切にしたい』 という答えを、ストレートに伝えてくれた飲食店さんは意外と少なかったことに気づきました。 よく考えれば当たり前の台詞に、目から鱗の気持ちになった筆者でした。 伝統と歴史を重んじる浩一さんの姿勢は 『長年受け継がれて来ているものは美味しいからだ』 という実感と自信の表れなのでしょう。 「boulangerie ibox 弄月店」はね、 街の中で人の集まる中心にiboxがあるといいなと思っています。 だから、月一で『ふくろう市』というタイトルで イベントも開催しています。 店の知名度をもう少し上げたいですし。 それとね、 パンも美味しいけれど珈琲もめちゃくちゃ拘っていますよ! 恵庭の「珈琲きゃろっと」という店の物なのですが、 豆はもちろんのこと、マシンのセッティングもすごいこだわりようです。」 確かに、マシンの珈琲でこれだけ美味しいものは正直経験したことがありません。 本当に美味しい! 「それと、弄月店ができる前、だて道の駅に出店したことも大きかったです。あそこは食材が実に豊富に揃っているので選ぶのが楽しい。基本は地産地消です。でも『美味しいこと』にはこだわるので、地元以外のものも取り入れます。」 浩一さんが迎えたい最期とは 「どんなお爺ちゃんになりたいですか?」 と質問してみました。 「お爺ちゃんになれば、たぶんここは退職をしているから、その時は自宅のパン屋で仕事をしながら死にたいな。ある日、パンを焼いていたらね、タイマーが鳴るんです。でも僕は動かない。そのことに気づいた弟子が覗き込むと僕は死んでいる。最後に焼いたパンを取り出し、弟子たちがみんなでそのパンを食べる。みんなでってところが大事。そんなストーリーが僕の中では出来上がっています。」 泣きそうになりました。 その姿が映像で浮かんだからです。 そして、イラストレーターの道に今でも未練を感じていると語っていた浩一さんはもうそこには居ませんでした。 最期はパン職人として死にたいと語りました。 良かった…。 心からそう思いました。 取材の間中、絵本を捲るような物語をお聴きし、歩んでこられたその道を振り返りながらも、しっかりと最期を見ているお姿とパンが重なりました。 浩一さんが捏ねた全てのパンを味わってみたくなった筆者です。 ―boulangerie ibox 弄月店 情報― 〒052-0013 住 所 伊達市弄月町59-35 定休日 月曜日(不定休あり) 電 話 0142-82-8310 E.mail takeda.kouichi@tarap.org
Rietty
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04/22(水) こんがりドライフルーツのピザ &タピオカ。大滝テイクアウト情報
大滝でテイクアウトした美味しいものをご紹介します。三階滝公園前のグランパスドリームの、ドライフルーツのピザ(800円)!たっぷりのドライフルーツ&ナッツをチーズと一緒に焼き上げた、おしゃれな一品です。ナッツの食感とフルーツの優しい甘さ、チーズのコクが合わさって美味しい〜! ふっくらと香ばしく焼けた生地の間には、さっぱりとしたいちごソースが。スイーツ系ではありますが、甘ったるくないので、食事やワインのおつまみにも合いそうです。ドリンクはいちごみるくタピオカ。ちょっと懐かしい感じの優しいいちごみるく味でした。 グランパスドリームでは、外出自粛の続く現在(2020年4月)、平日の営業時間を11時〜15時に短縮して(土日祝は17時まで)テイクアウトを中心にオープンしています。メニューはピザやパスタ、自家製ソフトクリームなど。詳細はこちらからどうぞ→ http://www.date-bussan.info/data.php?id=1033&kid=7&ksid=37 お庭ではヤギさんが草を食んでいます。 グランパスドリーム 北海道伊達市大滝区三階滝町177-2 月〜木 11:00~15:00 土日祝 11:00~17:00 定休日 金曜日 予 約 0142-68-5300 https://grandpasdream-ootaki.jimdofree.com ※ 食事メニューのテイクアウトは注文から出来上がりまで15分程かかります。お急ぎの方は事前に電話予約するのがおすすめです。 掲載時点での情報です。メニュー、サービスなど変更になることがあります。
むしゃなび編集部
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09/06(日) フワフワ食感に驚き!元農家の大将が焼く本場関西の味。お好み焼 純々
(2020.07 編集部取材) きのこ汁や天ぷらなど、おいしい食べ物が並ぶ大滝のきのこ王国。レストランの一角に関西人の大将が焼く本場のお好み焼き店がオープンしました。食べてびっくりのフワフワ食感!クセになる味をご紹介します。 大滝で味わう、関西風お好み焼き。 今年6月末にオープンした「お好み焼 純々」。店先をのぞくと、ソースの焦げるいい香りが漂ってきました。一枚一枚、丹生込めて焼き上げているのが店主の中井憲太さんです。焼きはじっくり、ひっくり返すのは目にもとまらぬ素早さ! 焼きたてを頬張ると、フワフワでとろけるような食感。ソースのコクと豚肉の旨味が口の中にじゅわ〜っと広がります。思わず「おお〜!」。普段食べるお好み焼きとは、まるで別物。 豚玉焼き 1パック550円(税込) フワフワの秘密は、粉の少なさにあるそうです。 中井さん「小麦粉は、北海道の人からみたらすごく少ないと思います。だいたい3分の1くらいの量で作っています!」 生地を見せてもらうと、大きな容器にキャベツのみじん切りがたっぷりと入っていました。 キャベツを主役にとろろとダシ汁を合わせた生地。食感にこだわって、小麦粉を極力少なくしているのが中井さん流です。つなぎが少なく生地が柔らかいのでひっくり返すのは至難の技!でもこれでフワフワに焼き上がるのです。 北海道食材で作ったら「超本場」の味に! ホテルマンさんのブログでもおなじみの中井さん 中井さん「関西人は誰でもお好み焼きが焼けて、みんな自分の家のが一番うまい!って思っているんですよ」 大阪出身の中井さんは元農家。伊達に移住して20年ほど、妻の実家で軟白ネギなど様々な野菜を栽培していたそうです。お好み焼きの腕前は農家時代から大評判で、「お店を出したら」と言われることもしばしばだったとか。 しっかり火を通しながらも、ふんわりとろけるような口当たり。 純々オープンにあたり、何よりもフワフワ食感にこだわって、とろろの量を変えながら改良を重ねました。進化した中井さんのお好み焼きの味に、来店した友人たちも驚いているそうです。 平日限定の豚肉スペシャル。プラス150円で豚肉の量が倍に! フワフワの限界に挑戦中!? そんな中井さんのお好み焼きですが、秘密は食感だけではありません。道産の豚肉と卵、地元農家から仕入れた甘〜いキャベツ(冬場は本州産を使用)、ご当地大滝の横山さんが育てたみずみずしい長芋。 中井さん「北海道の食材で作ったら、本場を超えちゃった…」 さらに、味の決め手となるソースは、「関西風なら絶対にこれ!」という「オリバーソース」を使用。道内では取り扱っていない特別なソースです。関西風お好み焼きになくてはならない存在で、関東とも、広島とも、味わいが全く違うそう。関西のお好み焼き文化は深い。そして中井さんの情熱も深い。「超本場」の味を食べに大滝へ出かけませんか。 <メニュー>豚玉焼き 1パック550円(税込)<平日限定オプション> 豚肉スペシャル:プラス150円で豚肉の量が倍に(おすすめ!) 玉子スペシャル:プラス50円でのせる卵が2個に ※記事中で中井さんが焼いているのは全て豚肉スペシャルです。基本的に平日限定ですが、状況により対応できる場合があります。店頭で聞いてみてください。 店舗情報 お好み焼 純々 伊達市大滝区三階滝町637-1 きのこ王国レストラン内 営業時間 10時30分〜15時 定休日 月曜日 ※記事の内容は取材時の情報です。メニューや料金が変わる場合があります。(取材2020年7月)シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/15(月) ボロボロだったバス停を2万円で修繕!「ジモト物語」
伊達市北黄金町の達南バス停(室蘭方面)が地域のお父さんたちの手でピカピカに生まれ変わりました。緑に囲まれて建つ、レンガ色の壁が「インスタ映え」しそう!? 小さなマチの心温まるジモト物語。今回は、バス停修繕秘話をお届けします! 廃材を集め、住民が力を合わせて修繕! 下の画像が修繕前に撮影された達南バス停です。設置から40年以上経っていてかなり老朽化しているのが一目瞭然ですね。古くなっている上に、台風でトタン屋根が飛ばされたり、誰かが蹴飛ばして壁に穴が空いたり、まさに「ボロボロ」の状態でした。 バスが停車するのは1時間に1本程度。利用者は年々少なくなっており、2017年に達南中学校が閉校となってからは学生の姿も減りました。 しかし、「利用者が少ないからといって、このまま放置しておくわけにはいかない」と地元の黄金第一自治会が動き出しました。 バス停の維持管理はバス会社が行なっているものではなく、基本的に民間で行われています。そこで自治会メンバーが市役所へ相談すると、助成金が利用できることがわかりました。 しかしその金額は、新築で60%程度、修理で15%ほど。いずれにしても、自治会にかなりの負担がかかってしまいます。 頭を悩ませていたところ、バス停を挟んで国道の向かい側の自治会に所属し、地元で工務店を営むご主人が「よしっ、オレに任せろ!」と、廃材や古材をあちこちから集めてくれることになりました。 こうして調達された資材を利用して、地元住民5名ほどでバス停の修繕作業が始まりました。 家の壁をはがしたものを外壁に。 内壁は、真っ黒だった板にペンキを3回塗って明るいクリーム色に。 地面がむき出しだった床には板を貼り、 小さな窓も両側に取り付けました。 約1ヶ月かけて今年2018年7月末に修繕が完成。結局、骨組みをのぞいて、ほぼ丸ごと新しくなりましたが、廃材とボランティア労働のおかげで、2万円という超低予算で実現することができました。 のどかな緑の景色に生えるレンガ色の壁は、実は、車用の塗料を使用しているんですよ。だから、夕暮れ時になると反射して見えるのだとか。 「落書き」のヒミツ 修繕作業のまとめ役を務めたウエダさんは、ピカピカに生まれ変わったバス停に、ある「いたずら」をしました。 「行ってらっしゃい」、「夕焼けのときめき」、「風車をのぞむ」——。 短い言葉が記されたプレートが、内側の壁にさりげなく取り付けられています。これが、「いたずら」?? 「これ何だろう・・・って思うでしょう? 黙って座ってバスを待つ間、ちょっと目にとまるといいな、と思って書いたんですよ。先に書いておいたら、あとから落書きしづらいんじゃないかと思ってネ。」 なるほど、落書きをさせないための「落書き」! 新手の予防策ですね 8-O それに何だか話しかけられているようで、心があたたかくなります。 「今回の修繕は本当に、みんなの助けがあって完成できました。「ボロボロになった」って嘆いているだけじゃダメだから。地域のことは、金のかかる部分は行政にやってらうけど、手があるところは自分たちでよくして行きたいよね。」 修繕が完成して数日たったある日、バス停に小さなメモが落ちていました。そこには「立派にしてくれてありがとう」と一言、書かれていたそうです。 ベンチに腰掛けて修繕秘話を伺いながら、カフェにでもきたかのように、すっかりくつろいでしまいました。 人の手と「思い」がこんなにも場所や空間を心地よくするのですね。バス停だけでなく、「地域」もまた然り。人の心がつくり時間をかけて育んでゆくのでしょう。 生まれ変わった「インスタ映えする」達南バス停は、ジモト愛あふれる素敵な空間でした。 世にも珍しい「落書き」を見に、あなたもバスに乗って、出かけてみる?? 達南バス停(室蘭方面行き) 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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12/06(木) 懐かしくてあたらしい、室蘭老舗のお菓子たち。街バル食べあるき番外編
先週は室蘭で初開催された食べあるきイベント「中央街バル」を満喫してきました〜 :-) 今回は3日間限定(2018年11月27日~29日)のイベントだったのですが、終了後に「あとバル」という期間が設けられていて、12月8日(土)まで、余ったチケットを参加店で商品券として使うことができます。そこで食べあるきの合間に、「あとバル」参加店を訪ねてみたのでした。 https://so-ra-mi.jp/archives/16805 やってきたのはレトロな街の老舗中の老舗、「富留屋(ふるや)」。なんと創業120年、明治から続くお菓子屋さんです。 渋すぎる外観が美しい、富留屋本店 以前、「バター煎餅」の記事で中島店を訪ねましたが、こちら中央町が本店です。4代目のご主人、古谷公億さんが昔ながらの製法と味を現代に守り伝えていらっしゃいます。 和菓子から洋菓子まで、実にたくさんのお菓子が並ぶ店内。おなじみバター煎餅をはじめ、人気商品が数多くあるので、どれにしようか迷ってしまいますね。 そこでまずは、「一番古いお菓子はどれですか?」とご主人に尋ねると、透き通るような緑色の和菓子を見せてくださいました。室蘭の特産品のひとつである昆布をお砂糖でコーティングした「蝦夷の華」という一品。その歴史はバター煎餅よりも古く、その昔、噴火湾周辺の地域では豊富にとれる昆布を使って、こういった砂糖菓子がよく作られていたのだそうです。 昆布とお砂糖だけのとてもシンプルなお菓子ですが、口に入れるとふわっと磯の香りが広がって奥深い味わい。甘さと一緒にす〜っと口の中で溶けていきます。「昔ながら」がかえって、とっても新鮮ですね。 こちらは、和菓子の人気商品のひとつ「あずき花」。薄〜いおやきのようなしっとりとしたお菓子です。割ってみると平たく焼かれた生地の間から、ツヤツヤしたあんこの粒がちらり。ひとくち食べれば老舗のあんこのおいしさにおどろきっ!! さてさて、洋菓子のショーケースにはエクレアや白鳥のかたちのシュークリームなど、レトロなケーキが並んでいます。美しい・・・ 昭和生まれの筆者、懐かしさに小躍りしてしまいました♪ ロングセラーのひとつ「パイロール」は、スポンジ生地の中にパイが巻かれ、スポンジのしっとり感と、パイの香ばしさを一緒に楽しめるケーキ。ただしっとり・ふんわりしているのではなくて、一本筋が通っているというか、老舗の心意気! を感じるスポンジ生地です。焼き菓子やパイが好きな方にはたまらない一品。 室蘭人懐かしの定番おやつ「バター煎餅」。 クッキーとおせんべいの中間のような絶妙なパリパリ加減とやさしい甘さにハマりましたっ。 スパイスのピリッときいた「百蜜(パイミー)」も超おすすめ・・・懐かしくてあたらしいお菓子たち。 最近甘くないお菓子が流行っていますが、うちは「甘くないお菓子ありますか」って言われても、ないんですよ。創業時からの製法を受け継いで、甘いものは甘く。そういう面は、時代に迎合しないでつくっています。頑固者、というか変わり者なのかな(笑) と、おっしゃっていた古谷さんの笑顔がとても印象的でした。ひとつひとつ丁寧につくられたお菓子たちを前に、普段の暴飲暴食を反省・・。上等のお菓子をゆっくりと味わう、そんなひとときを大切にしたいものですね、としみじみ感じた老舗訪問でした! お菓子の富留屋 本店 北海道室蘭市中央町2丁目9−4 TEL 0143-22-5455 営業時間 8:00~19:00 定休日 不定休 http://muro-kanko.com/eat-buy/furuya.html 次回はまたまた、街バルで出会ったお店シリーズ。工房併設のおしゃれな犬服屋さんをご紹介します。いや〜商店街って本当に楽しいですね! https://so-ra-mi.jp/archives/10209 https://so-ra-mi.jp/archives/16820 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/08(日) ローズマリー渡辺さんに聞く、元気になるハーブティーの話。
新型コロナ対策でできること・するといいことを街の「癒し」のプロに聞くシリーズ。毎回アロマ、足揉み、サプリなど、様々な観点から、予防や免疫力アップに役立つことを教えていただいています。今回は、ハーブティーのお話です! 教えてくださったのは、アロマトリートメントやオリジナルブレンドのハーブティーを扱う伊達市旭町のサロン「ローズマリー」の渡辺留美さんです。 渡辺さんは助産師・看護師の経歴を持つアロマセラピスト。札幌の病院で助産師として勤務していた時に代替療法の研修がきっかけでアロマと出会ったそうです。 「初めは、いろんなアロマの香りを嗅がなくてはいけないので、大変でした!」 と話す渡辺さん。資格取得後は、医師と連携をとりながら医療の中にアロマを取り入れてきた豊富な経験を持ちます。アロマ(精油)の原料であるハーブについても学びを深め、縁あって伊達に移住した10年前に「ローズマリー」をオープンしました。 簡単&美味しい〜! ハーブティーで元気に サロンの棚には40種類以上ものハーブがずらりと並んでいました。家庭でお湯を沸かせば飲めるハーブティーは手軽さが魅力! 同じ原料でもアロマ(精油)は油溶性成分を含みますが、ハーブティーは水溶性成分を主に抽出するので精油に含まれない成分を利用できる、というメリットもあるそうです。さっそく、今おすすめのハーブティーを教えていただきました。 渡辺さん「ハーブティーはリラックス効果などが一般的に知られていますが、抗菌・抗ウイルス効果のあるもの、免疫力を上げるものもあります!」 抗菌・抗ウイルス・殺菌作用等があるハーブセージ・タイム・ユーカリ・ローズヒップ・緑茶・紅茶 免疫力を上げる作用のあるハーブエキナセア 体を温める・発汗作用エルダー・ジャーマンカモミール 風邪の初期症状には・・・エルダー:保温効果、呼吸器の気道をきれいにしてくれる作用や体にたまった毒素も輩出してくれるといわれていますジャーマンカモミール:リラックス効果、保温効果、抗炎症作用がありますセージ:のどの痛みに ローズマリーのおすすめハーブティーブレンド ◎風邪予防・免疫アップ茶 ◎エキナセア紅茶 ◎ウイルスに負けない身体サポート茶 8回分(テトラパック入り) 1,000円 10回分(テトラパックなし) 1050円 飲み方:ハーブティー1回分3グラム(約大さじ1杯)を入れて、150~180ccくらいのお湯 を入れて3分抽出して飲む 渡辺さん「お茶として飲むほか、抗菌・抗ウイルス・殺菌作用のあるハーブは濃いめに抽出してうがいするといいですよ!」 香りにうっとり・・自生&自然乾燥のハーブ リラックス茶。ローズの華やかでエレガントな香り・・! ローズマリーでは、ドイツのメーカーが世界各国に自生するハーブを採取して自然乾燥させた高品質なドライハーブを使用しています。もともとその土地に自然に生えている自生ハーブは、栽培したものよりも効果が高いと言われているそうです。 こちらは、リラックス作用のあるハーブティー2種。「リラックス」と一口に言っても、疲れがどこから来ているのか?頭なのか、身体なのか、など原因によって、有効なハーブも違ってくるそうです。奥深い世界ですね。初めての方は、まずは渡辺さんにお悩みを相談してから購入するのがおすすめです。 心落ち着くお茶。飲みやすくてとってもおいしい〜! ハーブには種類ごとにいろいろな効能があり、ブレンドをする際には、テーマを決めて、ハーブを選ぶそうです。組み合わせや配合の割合によって、味も香りも変化するので、複雑で繊細な作業ですが、ぴったりとブレンドが決まったときは、「飛び上がりたくなるほど嬉しい!」そうです。 ブレンドハーブティーいろいろ ストレスが溜まったり、自律神経が乱れると、免疫力が落ちやすくなるそうです。疲れが抜けない方には、免疫力アップや自律神経を整える作用のある精油を使ったアロマトリートメントがおすすめ。特に「背中」が大切だそうですよ。しっかりほぐしましょう〜。アロマトリートメントで負けない身体づくり!背中・デコルテ・頭 50分 5,000円 このほか、ヒーリングなど、心を癒すためのメニューもあります。身体から魂レベルまで、幅広くケアしてくれる渡辺さんのサロン。芯から元気になりたい方、ぜひ訪ねてみてください。 Aroma&Herb ROSEMARY 完全予約制 北海道伊達市旭町26-46KHコーポ1階東 営業時間 9:00~18:00(不定休)TEL 090-3019-2202HP https://aroma-rosemary.wixsite.com/rosemary むしゃなび http://www.mushanavi.com/member/?SINO=954 ※ ハーブティーは室蘭の「ま〜の」、「瑚珀」でも取り扱っています 妊娠中・産後のお母さんにおすすめ!!助産師として豊富な経験を持つ渡辺さんのサポートで、マタニティー・ライフをワクワク・楽しく過ごしませんか?マタニティクラス・マタニティートリートメント・ベビーマッサージ受付中です。詳しくはむしゃなび内ローズマリーのページでご覧ください。 ※記事の内容は取材時の情報です。メニュー、料金等、変更にあることがあります(取材日 2020年3月1日)
むしゃなび編集部
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02/27(月) 『自然と科学のミュージアム「森の工舎」』 〜自然と人への愛を感じる癒しと学びの時間
2Fから吹き抜け越しに1Fのフロアを覗くと見えるこのソファ(?) 何をモチーフにしているのかお分かりでしょうか? 時間が経つのを忘れてしまう。 白老虎杖浜にある『ナチュの森』は、1日中居られる… いえ、1日では足りないと感じる心地よく学びの多いところでした。 今回は『ナチュの森』の中に2022年12月OPENされた「森の工舎」の取材で訪れたのですが、 ナチュの森の全てを案内していただきました。 丁寧な案内をしてくださったのが、「ナチュの森」広報担当の 山本祥史さんです。 さて。 皆様、いろいろな名前が出ているので、そろそろ混乱し始めていらっしゃいますよね…。 そこでちょっと、「ナチュの森」のこれまでの歩みと背景について簡単にご説明しますね。 ナチュの森の運営会社は東京本社の株式会社 ナチュラルサイエンスという名の低刺激スキンケア商品メーカーと北海道本社の株式会社 ナチュラルアイランドという名の北海道素材に着目したスキンケアメーカー 2011年 白老虎杖浜の工業団地用地を取得 2014年 地域説明会、協議会などを経て、閉校した旧虎杖中学校(1988年使用開始の校舎)土地建物売買契約を締結 2017年 ナチュラルアイランドの北海道工場竣工 2018年 ナチュの森オープン 2022年 自然と科学のミュージアム「森の工舎」オープン “ 校舎 ” が ” 工舎 ” に生まれ変わった時でした。 このような歩みを経て、虎杖中学廃校跡地を活用した工場&ガーデン施設「スキンケア工園 ナチュの森」は完成しました。 ただ、このように箇条書きにしてしまうと、その道は淡々と着々と進めてこられたように見えます。 けれども、「北海道の自然の恵みを素材にした商品作りをしたい」という構想から15年、 この地に出会ってから完成まで10年が経過しました。 このプロジェクトに向けられた大きな原動力は、自然と人への大きな愛でした。 それを実感できるのがこちら。 こちらの冊子は「ナチュラルアイランド」のものです。 表紙の花は、皮膚のガードマンとも呼ばれる万能ハーブのカレンデュラ。 ナチュラルアイランドのカレンデュラ製品は、全てナチュの森のファームで栽培された花を使っているそうです。 この冊子、「ナチュの森」を訪れた時、ぜひ開いて見ていただきたいです! 筆者は全26ページの冊子を美しい写真とともに読み終えた時、 胸が熱くなり幸せな気持ちになりました。 今やどこでも溢れている言葉。 「持続可能な」や「環境にやさしい」という文字はこの中のどこにもありません。 読み進めながら感じるのは、 「大切なものは敬意をもって守る」という自然へのリスペクトと人へのリスペクトでした。 さて、それではいよいよ今回の主役的な建物、 旧虎杖中学校校舎「森の工舎」のお話に入ります。 と、その前に。 実は〜 アポイントメントの時刻は13:00でした。 私が到着したのは10:00。 山本さんにお会いする前にどうしても体験したかったのがこちら。 「蒸留カフェ」も魅力的でした。 「花のある暮らし」〜エッセンシャルオイルを楽しめるドライフラワーアレンジ ワークショップ(こちらは2/28までの期間限定メニューです) 季節ごとにワークショップメニューが変わります♡ ワークショップが行われるスペースは「森の工舎」の無料スペースです。 このスペースには、「蒸留カフェ」と「ショップ」があります。 取材前のランチには、スパイシーでお肉ごろごろなカレーセットをいただきました。 この前に、蒸留した高知産生姜エキスを使った甘味ゼロのジンジャーエールもいただきました。 スッキリ爽やか!初めての味でした。 ママと赤ちゃんが一緒に使える、「ナチュラルサイエンス」看板商品の低刺激スキンケア製品も販売されています。 これすごい! 他の商品を知りません! 皆様、俱多楽湖や虎杖浜の語源をご存知ですか? どちらも「イタドリが生えるところ」を意味しているのです。 まさにここならではの商品です。 さて、それでは本題。 そもそも何故、「ナチュラルサイエンス」は北海道白老町の虎杖浜に『ナチュの森』『森の工舎』を作ったのでしょうか? 「弊社が北海道の豊かな自然の恵みで化粧品を作りたいと考え、 低刺激化粧品にとっての最も大切な原料である「水」を探し求めていたときに、 ようやく巡り会えたのが白老町に位置する倶多楽湖の湧水(カムイワッカ=神の水)でした。 それは、他の素材を最大限に活かせる肌に優しい軟水でした。 そして、湧水口の近くには既に閉校になることが決まっていた虎杖中学校がありました。 その中学校を見学させていただき大変驚きました。 校舎は古いのに、とても掃除が行き届いていて落書きひとつありませんでした。 ずっとずっと大切に綺麗に使われてきたことがすぐにわかりました。 そのとき、『この建物と、これまでの生徒さんたちや先生たちの想いを 「ナチュラルサイエンス」で引き継いでいきたい!』と強く思ったのです。 本当は水を探して北海道中走り回っていたので、 物件探しをしていたのではありませんでした。 ですが、その時そう思ったのです。 そして、「虎杖中学校の跡地に湧水を引き込んで工場を作れないか」「校舎や体育館は取り壊さずに、そのまま残して再利用できないか」と考えるようになりました。」 なるほど…、それが「ナチュの森」が生まれるきっかけだったのですね!ちなみに「校舎」が「自然と科学のミュージアム 森の工舎」になったのは何故ですか? 「はい。ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランド」の工場と「ナチュの森」を運営している中で、この校舎を活用し、周辺地域の自然の恵みを利用させていただき、地域に貢献できることは何かを探っていった結果の形が、私たちが大切にしている「ものづくり」を体感する「自然と科学を通して物事を体験する」場としての「森の工舎」となりました。 また、とても重要なこととして、自然の恵みを得るためにはそのままでは毒になることもあるということがあります。 大学や研究機関との連携の中で判明した研究結果の共有も、ここを通して行いたいという考えもありました。」 訪れた時、「蒸留実験室」では、ちょうどタイミングよく釧路産モミ(トド松)の蒸留を行っていました。 使われる水はもちろん俱多楽湖のカムイワッカ。 フラワーアレンジメントを途中にして飛んで見に行った筆者です。 仕込んでから40分ほどでエッセンシャルウォーターが採れます。 先ほどのドライフラワーアレンジメントには、好きなエッセンシャルオイルが付いていました。 実は私、この後のお話を知らずにこの和ハッカのものを選ばせていただいていました。 和ハッカの貴重品種「JM-23」を、滝上町の農家 瀬川さんは2haの広さの畑で大切に育てています。 世界で唯一、瀬川さんだけが栽培されている和ハッカはとても貴重です! また、この実験室では、四季に合わせた様々な植物を使った体験会なども行われます。 この日はラベンダーサシェ作りの準備がされていました。 「アトリエ」では、お子様向けの自然と科学をテーマにしたモノづくりを体験できます。 「香りのラボ」には調香室も備え、様々な香りを体験しながら、今の自分に合う香りを分析する体験ができます。 そして「ライブラリー」では数千冊の本が並びます。 とにかく選書が素敵すぎです! ネイチャー関連の本もたくさんあります。 なんと、なかなか見ることがない貴重な本まで!! ホント、びっくり!! どんな本があるのかは、ぜひ実際に訪れて見つけてみてくださいね☆☆ 読書のための椅子の配置も心地よい。 ここだけで1日いられます。 そして。 なんて素敵な〜!! と思ったのがこの空間♡ 元々は半円形だった天井を丸く整え、太陽をモチーフにした大きな照明をつけました。 灯りの点き方にも工夫が施されています。 そしてその下の吹き抜けのところには蛍光灯をリサイクルして作られたガラス照明「ウォーターバルーン」が、雨粒の如く各色ゆらゆらと煌めきます。 そしてその下には…。 そう、記事の最初に登場した丸いソファは俱多楽湖をイメージしたものでした。 そのソファーに寝転べば、こんな空が広がっていました。 太陽 雨 湖 それらの循環が表現されています。 そしてもっと素敵だったのがこちら〜 この日ちょうど、こちらのライブラリーで、旧虎杖中学校の卒業生の皆様と出会いました。 実は、山本さんのお隣にいらっしゃる女性は、虎杖中学校出身で現在は「ナチュの森」の工場の従業員の方でした。 そして、さらに左側の男性お二人も「ナチュの森」の従業員の方々でした。 こちらで働く従業員さんは、9割の方が地元採用だそうです。 だから、こちらの3名の方々の他にも、たくさんの卒業生がこちらで働いていらっしゃるはずです。 かつて、ここで学んだ生徒だった方々が、今度は働く場としてここに戻ってきている。 これもまた、素晴らしい循環です。 地域との関係の良さが窺えます。 学校ではなくなった今も、 こうして卒業生が気軽にこられる雰囲気作りをされていることに感動! あまりにも感動して、写真を撮らせていただきました♡ 「えほんの部屋」もあります。 0歳からのお子様と保護者の方のための部屋です。 ナチュラルカラーのマットを階段上に配置した向かい側には〜 人形劇などが上演できる舞台があります。 こちらでは今後、紙芝居などいろいろなイベントを開催するそうです。 「ギャラリー」では、北海道初上陸の「ようこそ絵本のまちへ展」を開催中です。 もと体育館だった「あそびのひろば」は、全天候型のあそび場になっています。 白老町の登別寄り、虎杖浜温泉から山の方に入ったところにある俱多楽湖のカムイワッカを引く親水公園の隣。 この水に惚れ込んだ会社「ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランランド」の建物が現れます。 ・自然の恵みを安全に大切に享受するために、自然を科学すること。 ・地域の人々の故郷への想いを大切にすること。 ・地域の人々と仲良くして、地域の役に立つこと。 これらを信条に、「森の工舎」は今後も進化していくことと思います。 朝から訪れたというのに、外に出ると薄暗くなっていました。 「森の工舎」は、時間を忘れて過ごせるところでした。 ―ナチュの森 森の工舎 情報― ナチュの森HP https://nachunomori.jp 森の工舎 https://nachunomori.jp/morinokousha_pre ナチュの森 Instagram https://instagram.com/nachunomori_official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルサイエンス Instagram https://instagram.com/naturalscience.official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルアイランド Instagram https://instagram.com/naturalisland_official?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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01/16(木) 伊達に子ども食堂オープン! いちごはうすの会
「伊達に子ども食堂を作りたい!」と昨年5月よりプレオープンやイベントを開催してきた「いちごはうすの会」が伊達市旭町にグランドオープンしました。今後は月一回、毎月第3木曜日に開催予定です。 オープンを迎えた1月16日(木)、住宅街の一角に建つお家「いちごはうす」のドアを開けると、ご飯のいい匂い・・・。「ただいま〜」と言いたくなるような、あたたかい雰囲気が漂っていました。 ちょうどピークを過ぎ、キッチンも少し落ち着いてきたところ。ボランティアの皆さんが、和気あいあいと配膳や台所仕事をしていました。 今回のメニューは、ホタテご飯、お雑煮、肉じゃが、ハンサム食堂のぶう玉など。ツヤツヤしたご飯、見るからにおいしそうですね!食材のほとんどが地域の方からの寄付でまかなわれています。また献立は、栄養士の資格を持つ工藤代表がバランスばっちりに組んでいます。愛情こもった手作り料理、おいしい〜!! お腹も心もいっぱいになりました。 昨年、縁あってこちらの民家を借りられることとなり、お掃除や改装をしてこの日を迎えたそうです。メンバーの方に伺うと「これまではプレオープンという形で、市内の公共施設やお店等、毎回違う場所で開催してきましたが、今後は場所を固定して活動できるので、とっても嬉しいです」と笑顔を見せていました。 畳のキッズルーム。食事の後にお子さんを遊ばせることができます。 代表の工藤さんも「沢山の方の協力のおかげです。こんなに早く実現するとは・・感無量です!」と話していました。 どことなく懐かしい「茶の間」のような空間 「いちごはうす」は、人と人とのつながりを大切に、食べるだけでなく、のんびりとくつろげる「お家」のような子ども食堂です。経済状況に関係なく、どんなご家庭の方も利用できます。子育てに行き詰まったり、しんどさを感じている方、ママ友付き合いが苦手な方にもおすすめです。気軽に出かけてみてください。 子ども食堂「いちごはうす」毎月第3木曜日 開催次回は2020年2月20日(木)16時〜場所 北海道伊達市旭町47(駐車場に制限があるため、車でお越しの際は事前に問い合わせてください)料金 子ども無料、大人500円最新情報→ いちごはうすの会(facebook)問合せ 080-4041-9703(工藤さん) いちごはうすの会では、寄付やボランティア等、引き続き募集しています。活動に参加してみたいという方は、会の方へお問い合わせください!今、特に募集しているのが、子どもと接すること(遊んだり、相手をするなど)が得意な人だそうです。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2020年) これまでのレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/18940 https://so-ra-mi.jp/archives/19660
むしゃなび編集部
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02/12(火) 心に春!なイベント訪問。ときめきテラス@豊浦
この冬一番の寒波が到来した先週の三連休でしたね。あまりの冷え込みにブルブル、これが「冬バテ」かな・・と思ったchです。そんな中、最終日の2月11日(月)、身体は超寒いけど、気持ちだけでもほっこりしたい!! と、豊浦のとわにーで開催された「ときめきテラス」に行ってきました。 ハーブやアロマ、雑穀食、ヨガなど、「体にやさしい」、「キレイ」、「おいしい」そんなワークショップを楽しむイベント。「寒くて催し物の少ない時期だから、何か楽しいことしよう!」と、豊浦・伊達・洞爺湖から、4組のクリエイターが出店しました。 会場に入ると、ふわっとハーブのいい香りが・・・。ブースをのぞいてみれば、ドライハーブと自然塩をすり鉢でゴリゴリしています。 豊浦町の新山梨という山あいの地区でハーブを自家栽培し、オリジナルのハーブティーなどの商品を生産販売している「ハーブ工房seiha」のワークショップ。 作っているのは、なんとハーブの歯磨き粉! 殺菌効果の高いハーブを使用し、風邪予防や喉の痛みにも効果があるそうです。 私もセージの歯磨き粉をつくってみました。まず何よりも、香りのよさにびっくり!! スッキリとした中に、甘さや柔らかさ、みずみずしさがあって、とても奥深い香り・・・目を閉じたら、ハーブ畑が見えてきそう〜。香りに惹かれて思わずちょっとだけ舐めてみて(全て食べられる材料でできています)またびっくり。「おいしい〜!」のです。歯磨きだけでなく、お料理のアクセントにも使えそうなハーブソルトが出来上がりました。 seihaさんの商品は、おいしいもの・体にいいものを愛する地元女性にファンが多いそうです。自家栽培ハーブの濃厚な香り、味わってみては。以下の店舗で購入することができます。 道の駅とようら コープさっぽろ伊達店、東室蘭店、イースト店 (ご近所野菜コーナー) toita(洞爺湖) イベント出店情報や工房の詳細はこちら→ Facebook 続いてこちらは、以前、特集記事でもご紹介したLa Felice 〜アロマとおかたづけ〜の小野さん。今回、面白かったのが、「アロマの柔軟剤作り」。 最近、ドラッグストアなどに行くと、本当にいろんな種類の柔軟剤や衣類用の芳香剤がありますが、香りがケミカルで結構キツイものも多いですよね。小野さんによると中には肌荒れしてしまう、なんていうケースもあるのだとか。 そこで、小野さんが勧めるのが、天然のアロマの香り。たくさんあるアロマオイルの中から、好きな香りを選び、クエン酸などの天然素材を使って手肌にもやさしくエコな柔軟剤を作りました。植物の自然な香りは、やっぱりいいですね〜。アロマ体験やお片づけのレッスンはこちらからどうぞ→La Felice 〜アロマとおかたづけ〜 のんびりとした雰囲気の中、畳スペースでは洞爺湖在住のヨガインストラクター&整体師の砂ちゃんによるヨガ体験の真っ最中! 寒さで縮こまってしまった体も、緩めてリラックス〜。見ているだけでも晴れやかな気分に・・・とはいえ、ヨガをする気にもなれないほど、ガチガチな人(私ですが)は、整体でほぐしてもらいましょう〜。 あけぼの屋 最後はやっぱり、おいしいもの! 豊浦で雑穀と野菜を使った料理教室を開催している「北海道つぶつぶラボむすびや」のスイーツと軽食をいただきました。画像奥はフィッシュバーガーに見えて実は、雑穀の「ヒエ」のフライバーガー。 こちらはブルーベリー入りの雑穀甘酒。麹を入れて発酵させた本物の甘酒です。お砂糖は使っていないのに驚きの甘さと美味しさ。ヘルシーで滋養たっぷりな雑穀料理ですが、簡単に作れるのがまた魅力なのだそうです。 興味のある方は、一度むすびやさんのレッスンを受けてみては。詳細はこちらからどうぞ→ 北海道つぶつぶラボむすびや 一年でいちばん寒さの厳しいこの季節、気持ちも体もなんとなく引きこもりになりがちですよね。でもそんな時こそ、美味しいものを食べたり、いい香りを嗅いだり、手作りしたり・・・五感を使って楽しむとすごく元気が出るなあ〜! と感じたイベント訪問でした。 この後、2月後半から3月にかけて、伊達や洞爺湖、室蘭でも地元クリエイターの集うイベントが開催されますよ。「キレイ」、「かわいい」、「おいしい」などなど、心に春を先取り! ぜひ遊びに行かれてみてくださいね :-) プチイベント『美assist』2/17 【伊達】 開催日:2019年2月17日(日) 時 間:10:00~17:00 会 場:麗人 Love Earth(伊達市舟岡町200-135) 内 容:足裏西洋式リフレクソロジー、アイブローレクチャー、リップグロス作り、ネイル、パワーストーン ほか 詳細はこちら 洞爺湖温泉・きらきらまつり 2/19~20【洞爺湖】 開催日:2019年2月19日(火)・20日(水) 時 間:10:00~16:00 会 場:パーラーふくだ(虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-12) 内 容:手作りワークショップ、手作り雑貨・服、フード・スイーツ販売、占い・スピリチュアル鑑定 ほか 詳細はこちら 19日11:00〜 アロマのお話「ストレスって何?」 そもそもストレスとは何なのか ストレスケアと香りの関係は? どんな香りがストレスケアにいいの? そんなお話を香りを嗅ぎながら聞いてみませんか? (無料) 20日11:00~ 声楽家さんによる投げ銭ライブ しあわせのたね 3/10 【室蘭】 開催日:2019年3月10日(日) 時 間:10:00~16:00 会 場:色彩屋(いろや)(室蘭市日の出町2丁目2-6-2F) 内 容:アロマコスメ、フェイシャルエステ、カラーセラピー、数秘学 ほか ねもころ 3/24 【室蘭】 開催日:2019年3月24日(日) 時 間:10:00~16:00 会 場:室蘭市生涯学習センター きらん 2階多目的室(室蘭市中島町2丁目22-1) 内 容:ハンドメイド作品販売・ワークショップ・近井直行写真展&撮影会 詳細はこちら
むしゃなび編集部
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03/27(火) Y.SUDOの建築ルポ vol.01「青葉の色づくいえ」
札幌市厚別区青葉町で3月17日(土)・18日(日)にオープンハウスを開催した ”素材にこだわり、使い込むほどに愛着が湧く暮らし” 「青葉の色づくいえ」をご紹介致します。 ■建築概要 ・敷地面積:80.01坪 ・延床面積:47.75坪 ■設計コンセプト ・玄関ポーチへの動線を意識したオーニング(庇)で冬に安心ないえ ・敷地高低差を活かした高天井で開放的な室内階段があるいえ ・薪ストーブを囲んで家族団欒の豊かな暮らしを演出するいえ ・使い勝手のよいアイランドキッチンで料理を楽しむいえ ・建物内に組み込まれた屋根付バルコニーで屋外も楽しむいえ ・冬季の光熱費を抑えるエコジョーズ+コレモで省エネないえ オーニング(庇) 玄関ポーチへの動線を意識したオーニング(庇)で冬も安心。 玄関・SCL 敷地高低差を室内階段(スキップフロア)で解消。 SCLの奥も床下収納スペースになっています。 玄関からLDKレベル見上げ LDK(30帖) フルオーダーしたこだわりのキッチンで料理を楽しむ! キッチン 家事デスク・パントリー方向見通し 家事デスク キッチン見返し キッチン見返し タモ材で製作した大容量の家電食器収納。 ガゲナウのオーブンも設置。 キッチンから玄関見返し キッチンからDL見通し リビング(南角) 隣地からの視線に配慮したスリガラスのL字窓。 LからDL見返し 存在感のあるあこがれの薪ストーブのある暮らしが楽しみです。 洗面室 ティッシュBOXを収納できるように細工をした製作ニッチが便利。 ここから2階をご案内いたします。 洋室1(7帖) 洋室2(6.5帖) 洋室3(4.5帖) 主寝室(8帖)+WCL(4帖) バルコニー(3.5帖) 主寝室に繋がる屋根付バルコニー。 多目的利用ができます。 吹抜けからLDK見下ろし 階段見下ろし ■おまけ 今回のオープンハウスを彩ってくれた刺繍作品を一点ご紹介いたします。 刺繍 ありがとうございました。
むしゃなび編集部
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06/11(月) 「おひとりさま」も気軽に楽しめる!ほっこり定食nico
北舟岡駅近くの「ナチュラル服nico」で、今月から金曜と木曜の夜に定食屋さんが始まりました。しばらくお休みしていたお弁当屋さんをこの度、プチリニューアルし、9種のお惣菜にご飯とスープがついたヘルシーな定食を週替わりで提供しています。 この日のメニューはこちら! エビとカブのオレンジサラダ、笹の子ピクルス、里芋のとも合え・・・・など、種類豊富でとってもカラフル。見た目にもエネルギーチャージできそうですね。 シンプルな味付けの中に家庭的なあたたかさの伝わってくるお料理でした。どれも、店主の仲山さんのオリジナルレシピ。和風あり、洋風あり、ちょっとエスニックなのもあり、楽しくいただいてお腹も心もいっぱい :-) 「家族がみんな留守の夜に、一人でご飯を食べに行こうかなと思っても、女性ひとりでお酒を飲まずに楽しめるお店となると限られてしまうんですよね。それで、おひとりさまでも夜ぶらっと出かけられるような定食屋にしたいなと思ったんです。」 と仲山さん。確かに伊達周辺で、居酒屋でなく女性ひとりで気軽に行けるご飯屋さんって少ないですね。それも、お肉!とか揚げ物!といったがっつり系もたまにはいいんだけど、ヘルシーで美味しいものが食べたい、大人女子は特に。 「私はよく、ちょっとおしゃれな「となりの晩御飯」みたいなのがいいなあって思うんです(笑)」 あ〜わかるわかる!と頷いたchでした :-) 素材のいいナチュラル服も揃っています!今季の注目は水玉。ドットが少し大きめがトレンド。 洋服屋さんの一角、という珍しい定食屋さん。ぶらっとおひとりさまだけでなく、お友だちとご一緒の方もどうぞ。6月末まで、前日までに予約するとアジアンデザート「豆花(トウファ)」がサービスで付きます。 また、7月から金曜日はランチタイム(夜はお休み)となります。どうぞお楽しみに! ほっこり定食 nico メニュー (2018年6月現在) ほっこり9デリ定食 ¥1300+tax ※週替りの定食です ※デリ9品 (メイン1,2品、野菜のおかず4,5品、ご飯のお供2,3品)スープ、ご飯、お茶、フレーバーウォーター付き 豆花(豆乳を使ったアジアンデザート) ¥200+tax(単品オーダー不可) ナチュラル服&ほっこり定食 nico 北海道伊達市舟岡町369-6(JR北舟岡駅近く) 2018年7月からの営業時間(不定休あり) ほっこり定食: 木曜: 17時半~20時半(LO20時) 金曜: 11時~14時(LO13時半) ※お手洗いはございません ※売り切れになった際には早めに閉店させて頂きます ※売り切れの際には早めに閉店させて頂きます ※祝日でも営業時間は変更しません ナチュラル服販売: 月金:16時〜20時 その他:11時〜15時 ※祝日でも営業時間は変更しません 予約:nico.4u@icloud.com インスタ(@nico.osai)メニューを公開中です。 https://www.instagram.com/nico.osai/ お店の詳細はこちら↓ むしゃなび内 ナチュラル服&ほっこり定食 nico
むしゃなび編集部
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09/10(月) パフェ専門店になったオーラエレガンテ!
先週は台風に続く地震、そして停電と大変な一週間でしたね! 伊達周辺では停電の復旧から数日たち、ようやくいつもの生活が戻ってきたかな、という感じがしています。 この度の地震で被害に遭われた皆様、今も非難されている皆様に心よりお見舞い申し上げます。 ちょっと遅くなりましたが、「今週の食べ歩き」更新です! 伊達市弄月町の「オーラエレガンテ」が今年2018年7月、「パフェ専門店」になってリニューアルオープンしました! スイーツ好きには超嬉しいニュースですね :-D 以前は、ボニュームたっぷりのランチや本格イタリアンなど人気メニューの多いレストランでしたが、スイーツへの大転身に驚かれた方も多いのではないでしょうか。 そこで、スイーツ大好きなch、リニューアルしたお店を訪ねてきました! 新しくなった「オーラエレガンテ」では、約20種類のパフェを楽しむことができます。もう、ラインナップを見るだけでテンションが上がること間違いなし! 定番系から、季節限定もの、個性的でカラフルなオリジナルパフェまで、様々なメニューを取り揃えています。 中でもいちばん人気なのは、「チョコバナナパフェ」(780円 )。みんな大好きチョコバナナ、はやっぱり王道! それから、こんな華やかなパフェもありました。「ブルーハワイのシャーベットゼリーとラムネのジェラートパフェ」(650円)。フルーツが入ってさわやかな味わいです。お子さんも喜びそうですね。 「オーラエレガンテ」オーナーシェフの渋谷さんによると、新しいことに挑戦したいと思い、一年ほど前からリニューアルする計画をあたためてきたそうです。最近でもまだ、お食事を楽しみに来店されて「パフェ専門になったの!?」とびっくりするお客様も多いのですって。 数あるパフェの中でオススメを伺うと、 「どれも自信作なので、ちょっと言えないなあ・・(笑)。やっぱり、自分が本当にいいと思ったものしか出していないですから!」 と笑顔で話していました。シンプルな言葉の中に、シェフのこだわりと愛情を感じますね :-) さて、どれにしようかな。 とにかくいろんなパフェがあるので、迷ってしまいます。う〜ん、どうしよう・・・でも、そんなひとときもスイーツ好きには幸せな時間なのです。 迷いに迷って注文したのはこちら。 抹茶のスペシャルプレートパフェ 1,280円 ソフトクリーム、ジェラート、ケーキなどなど、一度に楽しめるスペシャルな一皿! 升に入って抹茶がかかったソフトクリームがおしゃれ。 芝生の見える気持ちのいいテラス席でいただきました。 さて、まず味わっていただきたいのが、ソフトクリーム。オーラエレガンテのパフェには「よつ葉ソフトクリーム」が使用されています。 濃厚かつさっぱりした味わいと滑らかな口どけが特徴で、近隣の地域で扱っているのはここだけなのだそう。ソフトクリームとジェラートはテイクアウトもできます。 いや〜、ケーキや白玉、あんこものっていて、大満足のプレートでした! ひとりでのんびり、もいいですが、お友達と一緒にワイワイ食べ比べたら楽しそうですね。また、夜もオープンしているので、食事をすませてから、デザートを食べにくる家族連れも多いそうですよ。 「とにかくスイーツをがっつり食べたい」そんなちょっぴりお疲れ気味? な方にもぜひ訪ねてみてほしいパフェ専門店。みなさま、どうぞ楽しんでくださいね〜。 オーラエレガンテ 北海道伊達市弄月町15-5 TEL 0142-22-6336 OPEN 12:00〜16:30/19:00〜22:00 CLOSED 第2火曜日・毎週水曜日 新メニュー、季節のメニューが続々登場します。 最新情報はむしゃなび内オーラエレガンテのページでチェックしてね↓↓ http://www.mushanavi.com/member/?SINO=283&M=1
むしゃなび編集部
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07/15(木) 小さな島で大発見!企画展「有珠モシリ遺跡」見どころ
だて歴史文化ミュージアムの企画展「有珠モシリ遺跡」の見どころをご紹介する動画です! https://vimeo.com/574716454 開催期間:2021年6月22日(火)〜8月22(日) 開館時間:9時〜17時(最終入館は16時30分) 観覧料:一般・大学生・高校生300円、小中学生200円(未就学児無料) 休館日:月曜日、月曜が休日の場合はその翌日 問合せ:教育委員会だて歴史文化ミュージアム学芸係(電話 0142-25-1056) 特別講演会が開催されます! 「北黄金貝塚と有珠モシリ遺跡(仮)」 8月7日(土)13時〜14時 講師:青野 友哉さん(東北芸術工科大学歴史遺産学科准教授) 場所:だて歴史文化ミュージアム1階ラーニングスタジオ 参加費無料 メールかお電話にてお申し込みください。 詳細は下のリンクからご確認ください↓↓ だて歴史文化ミュージアム企画展(噴火湾文化研究所HP)
むしゃなび編集部
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07/31(水) 『心の中の小さな夢』に辿り着く 〜おにぎり屋 『tanto』 店主 加藤 朋香氏の新たなみち
「ぜんぶ一個ずつください!」 思わずそう言いたくなる優しい三角のフォルム。 おにぎりほど心を温めてくれる食べ物はないと思うのです。 長年、看護師として旭川・札幌で勤務し、旦那様の転勤により室蘭に移住されました。 室蘭に来られてからは、看護学校の教員免許を取得、8年間教鞭を執っていらっしゃったそうです。 「私、気持ちのON/OFFが下手なんです。強制的に環境を変えないとスイッチの切り替えがうまくできない。それは夫も同じだったので、年に2回くらいは旅行に行き、大好きな洞爺にもよく来ていました」。 そんな平穏な暮らしが続いていたある日、世界的に訪れたコロナ禍。 「大好きな旅行も外出もままならなくなる中、授業の準備のための自己研鑽に励んだり、仕事を家に持ち帰ったりしているうちに、心身のバランスを崩してしまいました。心も閉ざしがちになってきた時、生き方・働き方の見直しもしたくなり、40歳を機に看護学校の教員の仕事を辞めてしまったのです。本当は夫婦共に変化を好まない性格なのですが、この時ばかりは何だか仕事にも燃え尽きてしまっていました」。 以前の記事にも書きましたが、コロナ禍を経験して、生き方の方向転換をされる方を多く見てきましたが、加藤さんご夫婦もまた同じでした。 「おにぎり屋さんを始めたくてお仕事を辞めたのではないのですか?」 「それが違うんです。洞爺へはよく来ていたので、財田米が美味しいことはよく知っていました。 “ このお米でおにぎり屋さんをやってみたい “ それは、看護師時代から漠然とした夢として心の中であたためていました。 ところが仕事を辞めることを決断したある日、” おにぎり屋さん、本当にやったら? ” って急に夫に言われたのです。 ビックリしました」。 旦那様に背中を押され、なんとなくその気になってしまった朋香さん。 でも、この時点ではまだなんとなくでした。 それが大きく動いたのは、「このお米でおにぎり屋さんをやりたいな」。と心密かに思うきっかけとなった大好きな財田米の生産者である塩田さんのお宅のお隣の土地と出会った時でした。 「退職後、洞爺への移住を考えて物件探しをしていたところまでは、おにぎり屋さんになる決断をしていたわけではありませんでした。洞爺湖の穏やかな景色が好きで、のんびり過ごしたいと思っていたのです。夫もまた仕事が忙しいため、洞爺でOFFになる時間を持ちたいと思っていました。ところが、塩田さんのお隣の土地に出会ってしまったのです。しかも、そのタイミングでNHKの番組に映る塩田さんの仕事風景を拝見しました。そこには地元の子どもたちと田植えをし、学校給食にそのお米を提供し、食育に関わっていらっしゃる様子が映し出されていました。財田米の生産者さんのお隣の土地に家を建てると決めたところで、 " もうやるしかない!! " と本気モードにスイッチが入りました。もしかしたら今の場所に移住を決めなければ、おにぎり屋さんはやっていなかったかもしれません。ここならば始める条件は揃っている!と思い、本気でチャレンジする気になったのです。そのくらい、何ていうかその時の出会いには運命を感じました。心が決まったあとは、各種準備をどんどん進めていきました」。 「お隣さんになった塩田さんご一家には、それ以来本当にお世話になっています」。 と朋香さん。 というわけで、朋香さんの心の中で温めていた小さな夢は、旦那様に背中を押されたことで実現への道を歩き出しました。 そして2024年4月18日、テイクアウト専門店のおにぎり屋『tanto』はOPENしました。 「物件が決まったところで、全く畑違いのお仕事をされていたわけですから、OPENまでの準備は色々大変だったのではありませんか?」 「はい。商工会主催の創業セミナーに参加して、起業の基本を学んだり、おにぎり食べ歩きの旅に出たりもしました。東京では、浅草の「宿六」さん、大塚の「ぼんご」さん、米どころ新潟へも出かけました。何軒かのおにぎり屋さんで食べ歩きながら、ワンオペで営業をする自分が無理なくできるためにはどうしたら良いかを研究し、安心安全で、心身がよろこぶ味の研究も重ねました」。 実は、加藤さんご夫婦は室蘭と洞爺湖の2拠点生活をされています。 最初に書いたように、ON/OFFの切り替えが苦手だというご夫婦なので、tantoの営業は木〜土として、他の平日は朋香さんも室蘭で旦那様と一緒に生活をし、週末は旦那様が洞爺で生活をするというスタイルをとりながら、スイッチの切り替えをされているそうです。 けれども、旦那様は朋香さんの背中を押しただけではありませんでした。 「美術部部長と呼んでいる夫は手先が器用で、デザインセンスもあるのです。ですから、看板から名刺・ショップカードまで色々作ってくれているんです。私にはそういう才能がないので、とても助かっています」。 「それはとても心強くありがたいですね!ところで、前職の経験が今に生きていることはありますか?」 「はい。あります。健康と食の関係についてですが、食べることを大切にしている人は元気になる!ということは看護師時代から患者様を通して感じていました。 ですから、お客様にたくさん食べてほしいという想いから、店名は「たんと召し上がれ」という意味を込めてtantoと名付けました。ちなみにイタリア語のtantoも「たくさん」という意味なのだそうです」。 「食材へのこだわりと具の種類を教えていただけますか?」 「お塩は洞爺湖町の事業者さんが作られているミネラル豊富な釜焚自然塩を使用しています。梅干しも洞爺湖町産のもの、豚汁で使用する野菜は近郊で採れたものを使用しています。海苔は今は瀬戸内海産を使用しています。具の材料はできるだけ近隣のもの、あるいは道産のもの、なければ国産のものを使用します。具の種類はその時々で変わりますが、平日はだいたい5~6種類を30個くらい、土曜日は7~8種類を60~80個くらいご用意しています。フードロスを避けるため追加をしない売り切りのスタイルをとっていますので、早い時間になくなってしまうこともあります。その時はごめんなさい」。 「では、最後に伺います。おにぎりと共にお客様に伝えたいメッセージはありますか?また、これからどんなお店に育てていきたいですか?」 「お店は細く長く、一人でできる範囲で続けていきたいです。看護師からの転身ですが、とても充実感がある毎日を過ごしています。思い切って始めて本当に良かったと思っています」。 「tantoはテイクアウト専門店ですので、お客様にはおにぎりと共に穏やかな気持ちを持ち帰って欲しいと考えています。私自身がここの景色と人と美味しいお米に救われたように、お客様にも、この風景とともに楽しんで癒されていただきたいと思っています。徒歩1分のところに洞爺湖小公園もあります。敷物の貸し出しも行っておりますので、ぜひ美しい洞爺湖畔でおにぎりを頬張ってください」。 心の中であたためていた小さな夢。 「このお米でおにぎり屋さんをやってみたいな♪」 朋香さんの中の小さな夢が、何気なく口をついて出て、その想いが現実となり、大好きな洞爺湖で叶うまでのみちのりには、最大の理解者であり美術部部長でもある旦那様の後押しと、周囲の人たちの協力がありました。 おにぎり屋 tanto は、これからも美しい洞爺湖とともにここにあり続けることと思います。 ―おにぎり屋 tanto 情報― 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町 150-3 営業日:木・金・土 営業時間:11時~売り切れまで *変更の場合はInstagramにてお知らせします Instagram :https://www.instagram.com/tanto.toya?igsh=cm80dnFsb2U1dnk4
Rietty
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05/03(木) 5/3〜6限定!ロマンただよう迎賓館カフェ
連休後半スタート!でもお天気がイマイチな伊達の街です。桜はいまちょうど満開もしくは満開直前!な感じですね。は、晴れ間が欲しい〜。 そんな中、開拓記念公園内の迎賓館で2018年5月3日〜6日の4日間限定OPENの「迎賓館カフェ」に行ってきました。 【訂正】カフェの開催日に間違いがありました 。訂正してお詫び申し上げます。5/3修正 (正)2018年5月3日〜6日 迎賓館は明治25年に建てられ伊達市の有形文化財に指定されています。和室だけでなく手すきのガラスが美しい洋室もあり、和洋折衷のモダ〜ンな建物。普段から無料で見学することができます。今日は連休ということで、二階和室には特別に甲冑が展示されていました。一瞬、ドキッ!!由緒あるある感がすごい。 窓からのぞく景色が本当に美しいんです。曇り空もまたよし、ですね。窓枠ごと絵になります。 さてさて、今回の迎賓館カフェでは、お抹茶やコーヒー、甘酒などがいただけます。抹茶には菓子処久保のおはぎがついてくる! どっしりとしたおはぎ。ロマン香る空間でいただくとより一層おいしい〜。アウトドアもいいけれど、しみじみと文系なお出かけもいかがでしょう? 5月5日こどもの日には甲冑着付け体験があるよ〜! 迎賓館 北海道伊達市梅本町61番地2 ★下の画像は当時のままの手すきガラスが美しい迎賓館の洋間。微妙な凹凸感がたまりません。
むしゃなび編集部
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09/02(月) 子ども食堂「いちごはうす」は心のふれあいの場所。
伊達で子ども食堂をつくろうと活動する市民グループ「いちごはうすの会」。「子育てって、ひとりでするものじゃないと思うんです。」と話す、代表の工藤直美さん。今年5月に仲間とともに会を立ち上げ、現在、子ども食堂開設のための資金集めやプレオープンなど活動しています。 きっかけは、いろんなお母さんの子育ての悩み。 数年前まで近隣の大きな病院で栄養士として働いていた工藤さん。子ども食堂をつくろうと思ったのは、家族の介護のために退職し、その後営業の仕事をしていた時にお客さんから子育ての悩みを聞いたことがきっかけでした。 工藤さん「昨年度まで営業の仕事をしていて、いろんなご家庭のお母さんたちとお話しする機会があったのですが、子育てに悩んでいる方って沢山いるんだなあ、と思いました。「幸せにならなくてはいけない」とか、「子どもに愛情を注がないといけない」とか、「他人に迷惑をかけてはいけない」とか、なんとなくそういう世間の風潮ってありますよね。そんな中で、どうして自分はできないんだろう…? って思っている。そいういう悩みって意外とママ友にも相談できなかったりして、一人で抱えている方も多いです。」 自身も二人の子どもの母である工藤さん。飾らない気さくな性格のせいか、周りの友人からも子育ての悩みを相談されることがよくあるそうです。そんな工藤さんが常々思っているのは「子育ては、一人で抱えない」ということ! イベント参加者の赤ちゃんと。 工藤さん 「私は、ひとりで子育てをするもんじゃない、って思うんですよね。しかも両親や家族だけでもなくて、近所の人、地域の人、いろんな人に囲まれて子どもは育つものだと思います。だから、子育ての悩みを聞いていて、母と子がいつも一対一なのがよくないんじゃないかなあ、と感じました。それで、何かいいサービスや施設はないだろうかと調べたりしたのですが、なかなかちょうどいいものがなくて。子育て支援センターなどの公共施設もありますが、もっと気楽に利用できて、家庭的で、子どもも大人も本当にホッとできるような場所がいいんです。それで悶々としていたところ、ふと、ないなら私が作ればいいんだ! と、ひらめきました。考えてみたら、私は栄養士の免許も実務経験もあるし、ピッタリだった、という(笑)」 「伊達に子ども食堂をつくろう」と一念発起したのが今年の初め。その後、役所に相談に行ったり、福祉団体に話を聞きに行ったりするうちに、工藤さんの考えに共感する仲間が集まりはじめました。5月に「いちごはうすの会」を立ち上げ、7月上旬にフリーマーケットで資金を調達、7月11日に第1回のプレオープンを開催しました。 「食べるため」だけじゃない、心のふれあいの場所。 11組31人の親子が訪れた第1回プレオープンでは、和気あいあいとした雰囲気の中、子どもは遊び、お母さん達はのんびり。参加したボランティアスタッフは調理担当のほか、子ども担当、お母さん担当に分かれ、初対面の人も居心地が悪くならないような場所づくりに努めました。 プロの栄養士である工藤さんが考えた献立はバランスバッチリ。野菜やデザートの寄付もあり、盛りだくさんのメニューになりました。 カレーライス、赤ワイン煮、寒天寄せ、デザートも! また8月上旬には、萩原町レストランこだまで資金集めのためのチャリティー夏まつりを開催。流しそうめんやスイカ割り、シャボン玉など、懐かしくてアットホームな楽しい集いでした。 子どもも親も、気楽に集ってのんびり過ごす。気をつかったり、迷惑かける心配をしなくていい、「みんなの居場所」。「いちごはうすの会」が目指すのは、そんな子ども食堂です。 みんなで流しそうめん。冷たくておいしい〜! 工藤さん 「何のための子ども食堂か? というと、手づくりのご飯を食べてもらって、子どもは遊んだり宿題をして、お母さんたちにはゆっくりしてもらいたいんです。食べるだけの食堂にはしたくなかったので、プレオープンでは子どもやお母さんの相手をする担当も決めたり、「お家」のような空間づくりに力を入れています。心のふれあいの場所、それがいちごはうすです!」 今後も定期的にプレオープンやフリマなどイベントを開催しながら、将来的には週一程度オープンできるような体制にしてゆきたい、と語る工藤さん。「いちごはうすの会」ではボランティアや寄付を集めています。あなたも参加してみませんか。詳細はこちら(Facebookページ)からどうぞ。 9/4 子ども食堂プレオープン&チャリティバルーンアートショー 開催日 2019年9月4日(水) 会 場 レストランこだま 住 所 北海道伊達市萩原町107-4 こども食堂プレオープン 17:30~18:30 こども 無料/大人 500円 ※ 予約制 チャリティバルーンアートショー 18:30~19:30 出演:バルーンパフォーマー パフォーマンタロウ 千葉県を中心に活動するアーティストが伊達にやってきます。 バルーンアートショーのみの参加も可能です。 詳細・予約はこちらからどうぞ! ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/22(金) 広がる!いちごはうすの輪。子ども食堂1周年
伊達の子ども食堂「いちごはうす」が今年1月でオープン1周年を迎えました。 1周年記念のオープン日となった1月21日(木)には、大人・子ども合わせて40人以上が訪れました。 いちごはうすでは現在、毎週木曜におやつの配布、毎月第3木曜日にお弁当の配布をしています。 オープン当初は、お弁当ではなく食堂での食事提供でしたが、コロナウイルスの影響で昨年春からテイクアウト形式に切り替えました。休校期間や夏休み、冬休みにはオープン日を増やしながら活動を続けています。 この日は午後2時からおやつの配布が始まりました。 嬉しそうにやってくる子どもたち。 代表の工藤さんがニコニコと出迎えます。 玄関先には色とりどりのおやつパックが! 子どもたちにひとつずつ、無料で配ります。 今回は、1周年記念のスペシャルおやつパック。子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』キャラクター缶バッジが入っているのです! 何が出るかは、あけてのお楽しみ・・・ ドキドキ・ワクワクの表情で真剣に選ぶ子どもたち。 おやつをもらうと軽やかな足取りで帰って行きました。 おやつパックは昨年3月からはじめた取り組みです。お菓子は寄付や実費で用意したもの。 きっかけは3月から長く続いた休校期間でした。いろいろな活動や遊びが制限され、楽しいことが少なくなってしまった子どもたちに「何か楽しいことを」考えてお菓子を配ることにしたそうです。 やってみたら思った以上に子どもたちが喜んでくれたのだとか。 毎週いろんなおやつを配っています。画像はいちごはうすFacebookより拝借 「おやつの力はすごいなあ、と思いました!」といちごはうす代表の工藤さん。東小の学区から20〜30分歩いて来る子もいるのですって。「おやつのために頑張る!」ですね。私も小学生の頃、子ども会でもらうおやつがとっても楽しみだったなあ〜としみじみ。 さて、おやつの配布がひと段落したころ、お弁当が出来上がってきました。 この日のメニューは・・・ 野菜たっぷりカレー!いいにおい・・・ それからフワフワの厚焼き卵をひとり1パックずつ特別サービス! メニューは毎回、近隣の農家や企業から寄付された食材を中心にして、栄養士でもある工藤さんが献立を立てています。 この日は卵の寄付をたくさんいただいたので、「せっかくだから、家庭ではなかなか手間のかかる厚焼き卵にしましょう!」ということに。 1本に卵1パック(10個)をふんだんに使って、ボランティアスタッフが数十本!愛情込めて焼きました。皆さんベテラン主婦など、料理上手の方々ばかりです。この間はおでんを作ったそうですが、メンバーがいつも手間を惜しまず協力してくれることが本当にありがたい、と工藤さんは話していました。 夕方、子どもたちがお母さんやお父さんとお弁当を受け取りにやってきました。 もちろん、おやつの時と2回来る子もいます。 お弁当は子どもは無料、大人は500円です。 「今日はカレーだよ〜」と聞いて、お母さんも嬉しそう・・・ 人と人のつながりが、のんびりとあたたかく紡がれているのを感じました。 「これからも足を止めずに、活動を続けたい」という工藤さん。 利用する子どもの数が増え、隣の学区からも歩いて来る子がいる中で、子ども食堂の必要性をますます感じているそうです。ボランティアメンバーの間でも「ひとつでは足りない。みんなが歩いていける場所に、子ども食堂があったらいいよね」と話していたところ、この度、メンバーのひとりが、いちごはうすの2号店を立ち上げることになりました。 5月末オープンを目指して、計画を進めているそうです。 子どもや親がちょっと立ち寄ってほっとできる心の居場所。 そんな子ども食堂、いちごはうすの輪が広がっています。 お菓子の寄付、募集しています!! 食材の寄付や寄附金も募集中。いちごはうすにご連絡ください。 子ども食堂 いちごはうす 住所:伊達市旭町47 《おやつパック配布》 14:00〜 毎週木曜日(子ども限定無料) 《お弁当配布》 16:00〜毎月第3木曜日(大人500円、子ども無料) 予約・問合せ:080-4041-9703 代表工藤さん 最新情報・活動日は いちごはうすFacebook をご覧ください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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04/04(木) 新しいおいしさ! 寒じめワセシロのモンブラン
4月に入り、いよいよ春ですね。新元号も発表され、いつもの景色がなんだか晴れやかに感じる今日この頃です。職場や学校で新生活を迎えたみなさん、張り切って行きましょう〜。 さて、久々の食べ歩きで出会ったのは、なんと美しい! 真っ白いモンブラン。伊達市役所向かいのカフェ・ぶどうの木で現在、期間限定で提供されているスイーツです。 こちら、栗でも、カボチャでも、サツマイモでもなく・・・ 「じゃがいものモンブラン」!! 使用しているのは、菅原農園の「寒じめワセシロ」というおいも。冬の間、低温処理により甘みをいっぱいに引き出した深い味わいのじゃがいもです。ぶどうの木では以前から伊達の様々な野菜を使って「ベジスイーツ」を作っていますが、この「寒じめワセシロ」を一口食べたマスターが、その甘さ・おいしさに「これはスイーツにいける!」と確信したそうです。 早速いただいてみると、ふわっとじゃがいもの香りがして、それから自然な甘さが口いっぱいに広がりました。うーん、これは新しいおいしさ!! 果物とは違う野菜独特のさっぱり感や軽さ、素朴な味わいがとってもいい感じ。この日はモンブランだったのですが、米粉のロールケーキ・バージョンもあり。真ん中になめらかなワセシロのペーストが入っています。しっとりとした米粉のスポンジとじゃがいもの甘さが相性抜群。 添加物を使わず、シンプルな材料で手作りしているから素材の良さが引き立つのですね。 「スイーツにじゃがいも?」と不思議に思った方、ベジスイーツの新しいおいしさ、味わってみてくださいね。 ※ 寒じめワセシロを使ったスイーツは不定期でメニューに登場します。事前にお店にお問い合わせください。 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ) 菅原農園「寒じめワセシロ」(今季は販売終了)の詳細はこちら
むしゃなび編集部
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07/29(日) 夏バテも吹き飛ぶ! ベジパウンドケーキ。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ①
2018年8月1日より「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」が始まります! 市内の参加店16店舗(大滝区を含む)が提供する期間限定の特別ベジメニューで、地元・だての野菜を満喫しましょう〜。 参加店一覧(PDF) 2016年から始まった「伊達ベジファーストプロジェクト」の一環である今回のベジフェスタ。食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」は、血糖値の上昇を緩やかにしたり、身体にいいことがいろいろあるんですよね。昨年まではサラダや小鉢など前菜のような形式で野菜メニューを提供するのが主でしたが、今回はパスタやカレー、コース料理など、趣向をこらした野菜料理がどど〜んと登場。 ヘルシーでカラフルなのはもちろん、食べ応えも意外にしっかりあるんです。「あっ! こんな食べ方あったんだ〜」なんて発見がたくさんあるはず。 「農家さんが丹精込めて育てたおいしい野菜をとびっきりの料理にするぜ!!」 そんな店主の心意気感じる自慢の野菜メニューと、各お店で聞いた「きになる伊達野菜」をご紹介します♪ ビタミンカラーで夏バテも吹き飛ぶ? ベジパウンドケーキ 今回のお店は、こちら! 市役所通りの「自家焙煎珈琲屋 ぶどうの木」の「ベジパウンドサラダセット」(800円)。伊達野菜をギュッっととじこめたパウンドケーキとサラダ、ドリンクのセットです。うーん、食事? それともスイーツ? 果たしてそのお味は・・・ 食べる前からふわっと香るトマトとバジルのいい香り。野菜の自然な甘さと、しっとり&ふんわりな食感。とってもおいしい〜!! 元気が出そうなオレンジ色の「ピザ」には、伊達産玉ねぎ、ピーマン、ミニトマトが入っています。さらにチーズ、ベーコンも加わって、わ、まさにピザ! 緑色がきれいな「バジル」には、伊達産バジルで作ったジェノバソースがたっぷり。これまた伊達産アスパラにオオヤミートのロングウインナーが入って伊達がいっぱい、ボリュームいっぱい。 軽いお食事やカフェタイムにぴったりのベジパウンドケーキセット。暑くて食欲が落ちている方にもおすすめですよ。伊達野菜でエネルギーチャージしてくださいね :-) 実は「年中ベジファースト」といっても過言ではない、ぶどうの木さん。特に伊達野菜を使ったケーキなど「ベジスイーツ」では市内でも先進的に取り組んでいるお店で、オリジナリティと美味しさを日々追求されています。ベジフェスタ期間中は、ベジパウンドケーキセットのほか、旬に合わせて様々な食事メニューやスイーツが登場します。どうぞお楽しみに! 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 OPEN 平日10:00〜18:00 土祝10:00〜17:00 ランチタイム 11:30〜14:00 CLOSED 日曜日 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ) きになる伊達野菜!「ねね」 ぶどうの木さんで教えてもらった、最近気になる伊達野菜はこちら! 上長和町の大滝農園で生産されている「ねね」という品種のミニトマト。Aコープくみあいマーケット本店で販売されています。「甘くておいしい」と伺って早速食べてみたら、本当に甘くてびっくり。爽やかでやわらかい甘みがありジューシー。フルーツみたいなミニトマト。みつけたら食べてみてね! 伊達市農協Aコープ くみあいマーケット本店 北海道伊達市末永町74 伊達野菜もぎたてベジフェスタ 平成30年8月1日(水)~平成30年10月14日(日)まで *参加店* ≪伊達市街エリア≫ ダイニングカフェあつみ カフェダイニングSeaSons(シーズン) ホテルローヤル 本家麺蔵伊達末永店 シュシュCafé 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木 ロコベイス レストランバーミラコスタ 凜万乃風(りんまのかぜ) 中華料理菜菜 日本料理徳いち だて食育レストランEスプーン レストランこだま 里の茶屋風土 ≪大滝区エリア≫ 温泉民宿たかはし 食事処やませみ 主催:伊達商工会議所 イベント詳細↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-1594.html 記事の内容は取材時の情報に基づいています (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/10(月) 室蘭のお店ほうもん。パティスリー ジョワジョワ
室蘭の気になるお店を訪ねる「お店ほうもん」。 今回は、キュートな顔のエクレアに、ひとめぼれ・・・! かわいい&おいしいケーキ屋さんに行ってきました。 八丁平の閑静な住宅街に昨年オープンしたPatisserie joie joie(パティスリージョワジョワ)。三角屋根にレンガ色の壁が目印のお店です。 ショーケースをのぞくと、まるで宝石箱のよう・・・!! 色とりどりのケーキが並んでいました。中でも目を奪われるのは、ケーキのいちごやエクレアに描かれた愛嬌のあるお顔。よ〜くみてみると、ひとつひとつ、みんな表情が違うんです! 店主の菊地可苗さんは室蘭市内の洋菓子店で12年ほどの修行を経て、昨年11月にお店をオープンしました。洋菓子の世界に入る以前は、病院で事務職に就いていたそうです。 お菓子づくりが好きで、つくっては家族や友人に食べさせたり、職場へ持って行っていたそうですが、これが看護師さんたちに大好評。 その後、本格的にお菓子づくりの道を志し、「ここで働きたい!」と惚れ込んだ菓子店に弟子入りしました。 店主の菊地可苗さんと夫の亮兵さん 昨年、ジョワジョワを開店するにあたり、夫の亮兵さんは会社を退職し、夫婦で厨房に立つようになりました。退職前は洋菓子とは全く異なるIT系のお仕事をしていたそうですが、亮兵さんが担当する「キッシュ」は、現在ジョワジョワの人気商品のひとつとなっています。 ケーキは定番のラインナップのほか、季節ごとに限定メニューも登場し、合わせて17種類ほど。 愛らしくてちょっとユーモラスなイチゴの顔や、店内のカラフルなイラストは、全て菊地さんが描いたものだそうです。子どもが多い地域ということで思いついたそうですが、子どもだけでなく、大人だってときめいてしまいますよね! さてさて、たくさんのケーキの中から迷いに迷って、選んだのがこちら。 中央手前から時計回りに、 いちごタルト・・・フレッシュなイチゴたっぷり! 上から下までおいし〜い、しあわせタルト。夏場は伊達産の「すずあかね」を農家から直接仕入れて使っています。 タルトシトロン・・・爽やかな甘さの中にレモンの酸味とほのか〜に苦味が香るちょっと大人なタルト。 鬼ザラロールカット・・・純度が高くキレのいい甘さが特徴の「鬼ザラ粉糖」を生地とクリームに使用したロールケーキ。ふんわり&しっとり! キッシュ・ロレーヌ・・・グリエールチーズ、ベーコン、ほうれん草が入ったキッシュ。ケーキ屋さんには珍しい軽食メニュー。 ふわふわメレンゲとレモンの風味がたまらない「タルトシトロン」。 フルーツの弾けるようなジューシーさ、クリームの濃厚な味わい、生地のふんわり感・・・素材の風味や食感が口の中でおいしいハーモニーを奏でます。 菊地さんにこだわりを伺うと、 「味の組み合わせやバランスにこだわって作っています。」 とのこと。 例えばフルーツ、ジャム、ナッツ、チョコレートなど様々な素材がありますが、それぞれの組み合わせ、また分量の微妙なバランスによっておいしいケーキを追求しているそうです。 そんな職人のこだわりを感じる一品がこちら! 手前が「エクレア・いちご」、奥が「エクレア・キャラメルアーモンド」。 見た目の可愛らしさもさることながら、パクッと食べれば素材の絶妙なコンビネーションを楽しめます。 ほかにもプレーンやカフェなど、いろんな種類のエクレアがありますが、開店以来根強いファンが多く、エクレアばかり買って行くという常連さんも多いそうです。 実は皮にも秘密があって、バター多めの配合にすることで、少しもっちりした食感に。こだわりと技の詰まったおいしい「作品」なのです! 「 joie」 (ジョワ)とはフランス語で「喜び」を意味するそうです。 その名の通り、見て食べて、「喜び」が心いっぱいに広がるお菓子だなあ・・・! と感じました。 最近ではキッシュ担当のご主人が、菊地さんの指導で少しずつタルトなどお菓子のレパートリーを増やしているのだとか。キッシュの方も今後ラインナップが続々と増えてゆく予定だそうです。 みなさんも、キュートな表情のお菓子たちに会いに八丁平に出かけてみては。 ホールのケーキ&キッシュも人気です。予約いっぱいなこともあるので注文はお早めに! Patisserie joie joie 北海道室蘭市八丁平3丁目38−5 営業日 水〜日 11時〜18時(不定休あり) 定休日 月・火 TEL 0143-50-6309 ブログ 毎月の営業日・最新情報はフェイスブックでご覧ください。 https://www.facebook.com/Patisserie-joiejoie-899773823541805/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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06/21(木) 洞爺湖のおいしい、を発信!メディアとしてのレストラン。KiiTOSキートス
2019年4月末にリニューアルオープンしました↓↓ https://so-ra-mi.jp/archives/20076 おいしそう、いえ、ぜったいものすごくおいしい!! というのが見ただけでわかってしまう・・・洞爺湖温泉街に最近OPENしたレストラン、キートス洞爺湖のシーフードブイヤベースです。 美味しさの秘密は、噴火湾で採れた新鮮な白身魚のアラだけを使ったスープ。 全ての旨味をこのアラから抽出しているので料理には塩を使っていない、という!素材と技を極めた一皿 8-O 旬を感じる、「自然料理」 キートス洞爺湖では、地元の旬な食材を使った「自然料理」を提供しています。 洞爺湖を中心に広がるエリアというのは、じつは食材の宝庫。四季折々、いろんな食材に出会えますが、「食べてもらうだけでなく、その魅力を知ってほしい」と、オーナーの前原孝植さんは話します。 「洞爺湖は食材が豊富な地域なので、地元の農家さんや生産者の方々と連携して、年間を通じて旬の食材を仕入れることができます。おいしい料理を提供するレストランであると同時に、地場産食材を発信する「メディア」という位置付けでありたい。地域や食材の魅力をPRしてゆきたいですね。」(前原さん) 豊富な食材の中でもより質の良いものを求め、前原さんが直接、生産者を訪ねることもあるそうです。そうやって選び抜いた食材を、南フランスでの修行経験を持つプロフェッショナルなシェフが腕を振るって調理します。生ハムやベーコンなどの加工品もすべて無添加で手作り。 キートス洞爺湖のおすすめ!! シーフードブイヤベース 2,400円 「南フレンチ風の海鮮ブイヤベースは魚のアラを丁寧にアク汁抜きし、香味野菜と共に煮込みました。噴火湾水産から直接仕入れている白身魚に、大海老、ホタテ、イカ、あさり、ムール貝。海鮮の旨みがつまった残りのスープでつくるリゾットは美味。無くなり次第終了となります」 お話を伺っていると「自然料理」とおっしゃっていた言葉が腑に落ちます。一皿になるまでのルートが、ブイヤベースなら海に近い。サラダなら土に近い。素材の命を感じるというか、とれた場所にとっても近いお料理だなあ!と感じました。 そんな「自然料理」をより一層美味しくするワインも自然派ぞろい!オーガニックに栽培され、収穫も製法も昔ながらのやり方で作られた希少なビオワインを扱っています。もちろん防腐剤フリー。口当たりがよく飲みやすいものが多いそうです。 それからコーヒーはエスプレッソマシンで淹れた本格派。スタバがないエリアだけに、カフェ好きには嬉しいですね。 地場産料理とくつろぎ空間。 店内の壁いっぱいに、洞爺湖の写真がかけられているのですが、まるで窓みたい、というか窓越しより間近に湖を感じるのです・・・。不思議な写真だなあ、と思って見ていたら、アーティストでもあるオーナーの前原さんの作品とのことでした。 なんだか、新鮮! 「知ってる知ってる」と思っていた洞爺湖、そして地元食材。しかしプロフェッショナルな料理と空間演出によって、あらためてその魅力にどきっ。再発見させてもらいました。 おしゃれな雰囲気ですが、かしこまらずカジュアルに楽しむことのできるレストランです。お誕生日や結婚記念日など、特別な日のお出かけにもおすすめです。 KiiTOS キートス洞爺湖 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40-11 0142-82-3031 https://kiitos-toya.business.site LUNCH DINNER 火曜・水曜 11:30~15:30 17:00~21:00 木曜・金曜 11:30~15:30 17:00~22:30 土曜 11:30~22:30 日曜 11:30~18:00 月曜 定休日 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2018年)
むしゃなび編集部
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03/09(水) 自分に向き合い「茶〜しばく?」〜” チャシバクINN “ 的暮らし
オーナーの田中陽介さんは京都のご出身。 そして奥様の瑠奈さんは大阪のご出身。 お二人が2018年にオープンしたチャシバクINNは、客室4部屋のご自宅兼宿泊施設です。 只今、4月半ばの2022年度OPENに向けて準備中ですが、実はこの春、田中夫妻にとっての何度目かの大きな転機が訪れます。今回は、そんなチャシバクINNの秘話を陽介さんにお伺いしました。 ↑部屋からは洞爺湖が見えます。 学生時代の4年間、ニュージーランドで暮らした経験をお持ちの陽介さんは、2004年4月、加森観光 ルスツリゾートへの就職を決め、北海道留寿都村に移住して来られました。 ルスツリゾートでは、ベル・フロント・教育旅行営業・予約・レベニューなどのキャリアを積まれていたので、いわば宿泊業のプロフェッショナル。 INNを行うための土台が整っていたとも言えます。 けれども、後に脱サラをされた陽介さんの現在まで道のりは、チャシバクINNまっしぐら!ではありませんでした。 ルスツリゾート勤務時代、今の家に移り住む以前は社宅に暮らしていましたが、2012年より旧洞爺村あたりで家を探し始めました。 「洞爺湖畔には、留寿都に住んでいた頃によくキャンプをしに来ていました。通う毎にどんどん好きになり、湖畔に住みたいと思うようになりました。物件は、静かに湖を眺めるくらしができる洞爺湖北岸のエリアに魅力を感じていたので、このあたりで探していました。留寿都へ通勤するにも便利でしたし。」 そう。 つまり、初めからここで商売をしようと思っていたわけではなかったのです。 「偶然にも、毎日窓から洞爺湖を眺められる中古物件との出会いがあり、2013年10月に移り住みました。けれどもその頃は、インバウンドのお客さまがたくさん訪れていた頃でもありました。ですから、2歳になった息子の寝顔を見てから出勤し、帰宅してまた寝顔を見るという毎日が続いていました。そんな日々に疑問を持つようになっていったのです。」 息子さんが生まれた2011年、この年の3月に東日本大震災は起こりました。 親になった年にこの大震災を体験したことは、田中さんご夫妻の人生観に大きな影響を与えたことは容易に想像できます。 「いつ死ぬかわからない。 明日の命の補償なんてない。」 ということを誰もが痛烈に感じたことと思います。 とは言え。 たとえ考え方の変革は起きたとしても、ほとんどの人が日々の忙しさに埋もれてしまい、なかなか行動変革にまで及ばないことが多いのではないかと思います。 けれども。 田中さんご夫妻は行動を起こしました。 息子さんが4歳になり、幼稚園に上がった年。 2015年6月に、瑠奈さんがドーナツ屋を始めたのです。 材料にもこだわった " 豆乳焼きドーナツ " 『チャシバクドーナツ』の 誕生です。 決め手は瑠奈さんの一言でした。 「家の前にデッキを作ってくれたらドーナツとドリンクを出す店をやりたい。」 「大阪出身の妻は、帰省の際に奈良のお店で目にした光景が、" とてもいいなあ… " と思ったと話していました。そこには、おじいちゃん、おばあちゃん、小さい子どもまで美味しそうにドーナツを食べている姿があったそうです。チャシバクドーナツも、お客さまが湖畔散歩のついでにふらっと立ち寄ってくださったり、近所の子どもたちや親たちがおやつとして買いに来てくれる店にしたいと思ったそうです。」と、陽介さん。 ドーナツは。 ケーキのようにお洒落すぎず。 子どもから大人まで大好きで。 片手にドリンクを持ち、もう一方の手でドーナツを持ち、お散歩しながらでも気取りなく食べられる。 チャシバクドーナツは、原材料にもこだわって作られていますし、揚げてお砂糖をまぶしたものとは違うので、子どもでも、服も手も汚すことなく食べられるというのも良さだなあと、筆者自身が購入したチャシバクドーナツを運転しながら食べた時に感じました ^^; 母目線を感じます。 さて。 オンラインショップも開き、軌道に乗っていたのですが、再び転機が訪れました。 洞爺湖畔に購入した店舗兼自宅(店舗部分は陽介さんによるリノベーション)は、実は元民宿の二階建てでした。 そして、その後のオーナーが改築してアパート経営をしていた際に、2階の4部屋それぞれに風呂場とトイレを設置していました。 そのことは田中夫妻にとっての購入の決め手ではなかったのですが、陽介さんはこの家で宿経営をすることを思い付きました。 「この地域には温泉街と違い宿が少ないです。ですから、ここに宿を作るのは自分の役割かもしれないとも思いました。まさに運命のようなものも感じました。」 悩んだのはその宿のスタイル。 ここに陽介さんのこれまでの生き方が表れてきます。 ・13年間、リゾートホテルの社員としてホテル業の経験を積んだ。 ・ニュージーランドでは、学生的な貧乏旅でバックパッカーズ(日本でいうホステルやゲストハウス)を泊まり歩いた。 「学生時代とサラリーマン時代に様々なタイプの宿を経験したことが原体験となって、自分が好きな旅のスタイルにマッチしたものを作りたいと思いました。」 今のスタイルに行き着いた経緯や想いについては、陽介さんのnote https://note.com/chashibaku_inn/n/ne55019de8408 に詳しく書かれていますので、陽介さんの言葉でご覧くださいね。 陽介さんのお話しを伺っていると、今の暮らし方はなるべくしてなった、導かれてなった、そんな気がしてなりません。 ↑ツインルームです。とても清潔感があります。 さて、ここでもう一度チャシバクドーナツに話を戻します。 2004年に北海道移住。 2009年に結婚し2011年に子どもが生まれる。 2013年洞爺湖畔で中古物件を購入し転居。 2015年チャシバクドーナツを開業。 2017年35歳で会社を退職。そして1年かけてINNスペースをセルフリノベーション。 2018年チャシバクINNをオープン。 と、このように何度も転機を迎えた田中一家でしたが、実は2022年3月末までの営業でチャシバクドーナツが無期限休業となります。 「息子を屋久島の山海留学へと送り出すことにしたからです。それに関連して妻は2拠点生活になりますので、ドーナツ屋を続けることは不可能になりました。もともと、息子が高学年になったら多様な文化や自然、人に触れてほしいという願いから外国へ連れて行きたいと思っていました。ところがこのコロナ禍でそれが叶わぬ夢となってしまいました。もちろん、コロナ禍が落ち着けばいつかはできるかもしれない。でも、出来るだけ子どものうちに体験させてあげたかったのです。ですから気候も含め環境が北海道とは全く異なる屋久島を選びました。」 ↑夏の洞爺湖 チャシバクドーナツのファンはとても多いので、きっと残念に思う方も多いかと想像します。 でも、ファンの方々ならきっと、田中一家の暮らし方や生き方に共感する方が多いと思います。 今後のチャシバクを応援して行きたいですね。 さてさて。 ところで皆様。 「チャシバク」の語源をご存知でしたか? それは〜。 「茶〜しばく?」=お茶しない? なのだそうです。 これって実はコテコテの関西弁。 関西ご出身の田中ご夫妻ならではの発想です。 「ゆっくりお茶でも飲んで休んでいって」 そんな気持ちを込めて「チャシバク」としたのだそうです。 そしてこのロゴマーク。 旅するバクの絵がなんともユニーク。 こうして、様々な経緯で、旅する人々を迎えるチャシバクINNは4月15日(金)に再オープン(現在は休館中)します。 最後にチャシバクINNのコンセプトを伺ってみました。 『洞爺湖畔のいつもの空気をあじわえる、地元の暮らしに近い宿』 「旅には旅人それぞれのいろんな目的があります。旅人がここに泊まる時、ここを住まいとする僕らと同居するかたちとなります。旅人にはチャシバクINNの暮らしの形を体験することで、” あ〜こんな暮らし方もあるんだ “ とか “ こんな働き方があるんだ “ などの気づきを通して、” 自分の暮らしを見つめる “ “ 自分と向き合う “ そんな時間を提供できたらいいなあなんて思っています。 一言で言えば『暮らしのおすそわけ』かな。」 いつまででも眺めていられる美しい洞爺湖。 静かな街。 押し付けがましさを微塵もかんじさせない、優しく人懐こい陽介さんの笑顔。 そして心地よい部屋。 ↑シングルルームです。カバーやシーツなどはリネンを使用しています。壁の色が素敵。 チャシバクINNで過ごす時間は、間違いなく豊かであることを確信した筆者です。 チャシバクINN オーナー 田中陽介 住 所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町109-1 電話 0142-82-3257 Web site. http://www.chashibaku.com/inn/i/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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02/20(土) 大切なものはずっと一緒 にいたい♡だから直す!
ベーシックな紺色が気に入って買ったダウンジャケット。ダウンがたくさん入っているのでとても暖かくて気に入っていました。ところがファスナーが壊れてしまいました。修理をしてもらおうと、メーカーほか数件に問い合わせをしたのですが「ダウンはできない」と断られてしまいました。諦めたもののもったいなくて捨てられず一年放置していました。 ところが!灯台下暗し!「ファッション・リフォーム」さんの存在を思い出し、ダメ元で持っていきました。 すると、あっさりと。「出来ますよ。」とのお返事!しかも3000円で直してくれるという。感動です。救世主現る!です。だって、ワンシーズン着れなかったのですから。今こそ物の使い捨てを見直したいと思っていたところだったので、本当に嬉しかった~! 「ファッション・リフォーム」さんの店主さんは、なんとこの道50年の大ベテラン。お子様ができた時、家にいてもできる仕事としてこの道を選んだのだそうです。しかも製図から何から全て独学で学んだそうです。最近は着物のリフォームのオーダーが多いとも話されていました。 「仕立てもするけど、直す方が好き。」 その言葉に物への愛情を感じます。 所狭しと置かれた仕事別のミシン。右側はロックミシン。 そして、400色あるという糸。 「ここには出しきれないからよく使うのだけ並べているの。」 とのこと。今は息子さんと二人でお仕事をされています。 私がお話を聞いている間も男性が修理済みのものを受け取りにやってきました。その男性は、戻ってきた大切なものを手に満足そうに帰っていかれました。 その嬉しい気持ち。 わかります!わかります! ちょっとキツくなったスカート。ゆるくなったズボン。丈を直したいコート。 諦めないで! 手を入れていただくと、なおさら愛着が湧いてきます。諦めかけた時、もう一度、ものを大切にする気持ちを思い出させてくれました。 「ファッションリフォーム」さん。場所は鹿島町通り、道南バス「網代町」バス停前です。営業時間は看板の通りですが、昼休みを長く取ることがありますので、電話をしてから行かれた方が良いです。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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11/14(水) 草木の色合いにうっとり・・てんまる堂の「染め絵」を観てきました。
大町ミニギャラリーで11月17日(土)まで開催中の草木染め作品展に行ってきました。 「てんまる堂」のしもかわさんとくりはしさんが制作した、オーガニックコットンの草木染めガーゼストールなど、色とりどりの作品が並んでいます。 「てんまる堂」は女性二人の草木染めユニット。 伊達在住のくりはしさんは畑で自家栽培した藍を使って「発酵建(はっこうだて)」の藍染めをしています。「発酵建」とは、近年主流となっている「化学建」に対し、収穫した藍を発酵させ「すくも」にしてから、灰汁を使って染める伝統的で時間と手間のかかる手法です。 山のように収穫した藍の葉も、「すくも」にするとひとかたまりの大きさになってしまうそう。1年に染められる量が限られているので、一点一点大切に染めているそうです。 藍のドライフラワー。こんなに可愛い花が咲くのですね! 藍で染めた布はとても肌触りがよく、くりはしさん曰く「着る漢方」! とっても気持ちがいいので靴下やタンクトップなど下着類におすすめだそうですよ。 ピンクや黄色、グレーなどの草木染め製品、そしてイラスト・絵は、登別在住のしもかわさんの作品です。あたたかな色合いと優しい表情、すべて天然素材の染料・顔料で描かれています。中でも「染め絵」は、紙やキャンバスではなく、オーガニックコットンに豆汁の下地を塗って、染めるように描いてゆくオリジナルの技法。 「染め絵」制作の様子はこちら http://picture.tenmarudo.com/2018/01/14/2018年、雪の中で/ 洗濯に弱い草木染め製品を、どうやったらもっと気軽に楽しんでもらえるか? 着るだけでなく、飾るものはどうかと、数年前から制作を始めたそうですが、今年5月、「KEARASHI Sea Frost」という染め絵作品が、日本の美術作品を海外で紹介する『5th DISCOVER THE ONE JAPANESE ART』(イギリス・ロンドンにて開催)で「タイモン・スクリーチ賞」を受賞しました。 5th DISCOVER THE ONE JAPANESE ART 今回、私がとても楽しみにしていたのは、受賞作品を生で観ることでした! 上中央がしもかわさんの染め絵「KEARASHI Sea Frost」 冬の朝、海に立ちのぼる「けあらし」。 しんとした冷たい景色が描かれています。冬の自然の美しさ、そして不思議な生命力を感じます・・・。 驚いたのは、複雑な色合いが藍の青、アカネの赤、エンジュの黄、たった三色から生まれている、ということ! 草木染めの色を見ていると、目が喜ぶというか、す〜っと気持ちよく目にしみ込んでくるような気がします。 もしかしたら、芽を出してから紅葉して枯れるまでの、植物の一生分の色が、肉眼では見えない色として溶け込んでいるからかもしれない・・・そんなことを思いました。 紙面や画面では伝えきれない、天然の美しい色。生で観るのはやっぱりすごくいいですね! てんまる堂さんの詳しい活動は公式HPでご覧下さい。 http://tenmarudo.com てんまる堂展 期間:11月13日(月)~11月17日(土) 時間:10:00~16:00 会場:大町ミニギャラリー 住所:伊達市大町3番地7 大町ミニギャラリー(むしゃなび内)
むしゃなび編集部
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04/02(月) 「アラウンド有珠山」あつまれ〜♫あらうすカーニバルvol.2
3月25日、伊達市市民活動センターで あらうすカーニバルvol.2 が開催されました。 「あらうす」ってなあに?? というあなた! はいっ「アラウンド・有珠山」のことですよ〜。 伊達、壮瞥、洞爺湖をはじめ、有珠山の麓で活動するハンドメイド作家、セラピスト、アーティスト、フードショップなど約20店が出店しました。 昨年夏にはじめて開催され、今回で2回目となりました。会場はかわいいもの、おいしいものが大好きな女性や家族づれで大にぎわいっ。 手前で出店しているのは最近話題のハーバリウム。 こーんな美しいボトルが作れてしまうワークショップ。お友達同士や親子で参加する人が次々と訪れていました。 そしてもちろん、ハンドメイド作品もいっぱい!! [gallery columns="2" size="large" ids="7273,7274"] ひとつひとつ丁寧に作り込まれた雑貨たち・・・心が和みますね。 個性的な作家さんとおしゃべりしながらのお買い物は、、、 本当〜に楽しいっ!! さてさて美味しいものもたくさん。 洞爺湖「ハーバルランチ」のサンドイッチとハーブコーディアル。サンドイッチの中身は黄金豚の皮なしソーセージ。ハーブが効いておいし〜〜。 真っ赤がきれいでしょう?夏のハーブガーデンが目の前に広がるような爽やかさ! 同じく洞爺湖、SUNNY SIDE UP CAFEのシフォンケーキ。リコッタチーズ、甘酒などなど珍しいフレーバーも。えっ甘酒??不思議・・・でもすごく合うんです。こちらのシフォンケーキは伊達の物産館でも販売しているので、ぜひお試しあれ。 小学生やBOYSにも人気なネイル!伊達や洞爺湖温泉で活動中のヴィアプレイス ハイラ。 オーダーすると、オリジナルなハンコを彫ってくれる消しゴムはんこ屋さん。マニアックだな〜〜。 こーんなおもしろい人がジモトにいたんだ!! そんな出会いがあるのが、こういうマルシェの楽しいところですよねっ。 それにしてもこんなにたくさん人が集まるなんてすごい・・・ おそるべしハンドメイド、あらうすカーニバル。 主催者のお二人にお話を聞いてきました! 「Around Mt. Usu盛り上げ隊」のkanaさん(右)とmasakoさん(左)。 kanaさんは伊達市内の自宅でハンドメイドアクセサリーと雑貨のショップ「BeadsJewel 」を子育てしながらオープンしています。自作のアクセサリーや委託販売作品を取り扱っています。 masakoさんは壮瞥町在住のアロマテラピーインストラクター。近隣地域で講座やワークショップを開いています→「手作りコスメとアロマの教室フランジパニ」 kanaさん: 「有珠山周辺で活動する作家やセラピスト、食べ物屋さんをメインに、ゲストとして室蘭や苫小牧からゲスト出店者を招いて開催しています。 ここに来ないと参加できないイベントにしようと思って始めました。出会いや繋がりがたくさん生まれるといいなあと思います。 ハンドメイドをはじめて15年くらいになりますが、「一点もののよさ」を求める方が増えているな、と感じます。 お友達とかぶることもないですから。それに作る側のクオリティも上がってきていますね。 「質のよいものを作ること」というのは自分のお店でもとてもこだわっているポイントです!」 masakoさん: 「有珠山周辺にはハンドメイド作家やアーティスト、クリエイターが沢山いるんですよ。でも発表の場、交流の場、というのがなかなかなくて。 じゃあ自分たちでイベントを開こうって思ったのがきっかけです。 今日ワークショップデビューした出店者もいるのですが、それぞれのこれからの活動につながるような場所にしたいですね。 それに、有珠山はいつ噴火するかわからないですから! もしも噴火した時、例えば避難所でリフレクソロジーやアロマなどのセラピーが受けられたり、 ここでの出会いや交流がそういうつながりにも発展して行くと思うんです。」 アロマのしっとり化粧水を作ったよ。いい香り&保湿効果のある天然成分たっぷりで無添加。息子に「僕も欲しい!」と言われます :-) 癒やしのおてて・米丸さん登場〜! 市町村の枠を越えて「あらうす」で繋がろう!という今回のイベント。 かわいいもの、おいしいもの、が主役のようでいて、 大事なのはやっぱりひとなのかな、と感じます。 リフレやハンドマッサージでうっとり&のんびりしたり、 小さなアクセサリーや、1本のスプーン。 それを作った人に出会って、ものや暮らしのことを見つめなおしたり・・・。 「木工 飛世」の美しいスプーンたち・・・こういう道具の似合う暮らしをしたい!と固く心に誓ったchでした・・・ これは次回に向けてますます盛り上がっていきそうな予感です。 ハンドメイド熱の高まりとともに!!! ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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05/18(土) 【食べあるき】お家カフェのおにぎりプレート@洞爺湖
久しぶりに洞爺湖に食べ歩きに行ってきました。温泉街の有名なお土産やさん・洞爺湖越後屋の2階に昨年オープンしたカフェ「Cookies Toya Cafe」へ。 めんこい亭の角を山側に登って行くと、ツタのからまるビルの一角にカフェの入口が見えてきます。メイン通りを一歩外れて隠れ家的な雰囲気が漂います。 こちらはランチやドリンクのほか、予約制でアイシングクッキーのワークショップが楽しめる小さなお店。 靴を脱いで店内に入ると、ともだちの部屋に遊びに来たような小さくて可愛らしい空間が広がっていました。絵本やおもちゃのコーナーがあり、小さなお子さん連れの方ものんびりと過ごせそう。 また、アクセサリーなどハンドメイド雑貨も置かれています。 ランチはパスタなど、北海道産の食材を使った手作り料理のプレートメニューが中心。とってもお腹が空いていたので、おにぎりプレート(1,000円)を注文しました。 野菜がいっぱい! カラフル! これぞ、カフェのランチ〜!! 運ばれてきたプレートに、思わずテンションが上がってしまいました :-) ふっくらと握られたおにぎりを真ん中に、サラダや野菜のソテー、卵、ソーセージなどが賑やかに盛り付けられています。野菜やお米の味を引き立てるシンプルな味付け。おいしい〜〜 :-D 食後には、洞爺湖にぴったりなデザート。 洞爺湖ブルークリームソーダ(500円)です。 湖を思わせる爽やかなブルーにアイスクリームとさくらんぼがのったレトロでオシャレな一杯。絶妙な色加減に、うっとり・・・。 デザートはこのほか、シフォンケーキやアフォガード、さっぱりした果物のお酢ソーダなどがありました。 こちらは、アイシングクッキーのサンプル。かわいいですね :-) 予約制のワークショップのほか、オーダーメイドの注文も受け付けています。最近は赤ちゃんの出生祝いやお誕生日などにオリジナルのクッキーを贈る方が多く、とても喜ばれるのだとか。 予算により大きさ、形等相談できますので、詳しくはお店にお問い合わせください。 2019年5月のイベント出展情報 5月22日(水)大町ギャラリー(伊達市) アイシングクッキー販売 大人アイシングプチ体験1000円〜 5月23日(木)パーラーふくだday(洞爺湖温泉) アイシングクッキー販売 アイシングクッキープチ体験 13時より人数制限あり (お子様メニュー500円…小学生まで) オーダークッキー受付etc… 以上、くつろぎのお家カフェ訪問でした! やっぱりカフェは楽しい〜〜。 イベント等で不定休となる日もあるため、営業日・最新情報をお店のフェイスブックページでチェックしてお出かけくださいね! Cookies Toya Cafe 洞爺湖温泉71番地 洞爺湖越後屋2F 0142-75-2158 https://www.facebook.com/pg/CookiesToya
むしゃなび編集部
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06/21(金) 【あの人に会いに】表現を愉しむ [ 村井裕介さん / 洞爺 ]
Love & Peace な好青年。 自然にありのままに、穏やかに。 けれど、どこか静かに自分を内観してる。 陰と陽、内に秘めた熱さ。 【あの人に会いに】vol.3 3人目の今回は、 ROUGH LAUGH Coffee の 村井 裕介 さんです。 一歩ずれていたら、全く違った道を 全く別人のように歩いていたかもしれない、 そんなストーリーを伺いました。 『人生このまま終わるのか?』 裕介さんは登別市出身。高校卒業後は美容師を目指して専門学校に進みます。しかし、なんと1週間で辞めてしまいます。始まりからパンチの効いたストーリーです。 「辞めた理由を色んな人に聞かれるんですけど、わからなくて。まあ明らかに無理だなって。でも1週間なんで、ハサミも持ってないんですけどね !!」 札幌に引っ越して家具も一式揃えたのに、引き返すという思い切りの良さ。 「自分に嘘がつけないっていうのは子供の頃からありました」 専門学校を辞めたあとは登別の実家に戻り、工場で働き始めます。 「働いて、結婚して、車買ってマイホーム建てて……っていうのが”普通”の環境で」 日々淡々と、真面目に働きました。しかし1~2年ほど経った頃、『人生このまま終わるのか?』とふと思うようになります。 「働いていて『これじゃない感』というか……」 転職や、やりたいことを考え始め、ハローワークに通いましたが、そこに興味のある求人はありませんでした。 「仕事も辛くて、行きたくなくなって、鬱みたいな。今みたいに外に出ることも少なくて、ずっとスマホ見て、求人見たりSNS見たり、夜更かしして。テラスハウス(当時大人気だったテレビ番組。夢を追う若者たちのシェアハウス生活を映し出していた。)見て、『俺もやりたいことが見つかれば……』とか思ったり」 夜更かしにスマホで質の悪い睡眠、抜け出せない負のループ。そんな生活を続けていると、身体に不調が現れ始めます。 「めまいが半年くらい続いちゃって。脳外科も行ったけど、何も悪くなかった」 看護師である彼女に、自律神経では?と言われ、心の不調に気付きます。 「その時は”自律神経”という言葉すら知らない。『自律神経 直す』とかググって……夜更かししながら (笑) 」 夜中にスマホが教えてくれた答えは、皮肉にも ”朝日を浴びる”。 「めまいが辛いから、もうやるしかなかった」 『早起き』から流れが変わった 早起きして、朝日を浴びて、深呼吸。 そして朝読書。 朝に心が整う気持ち良さ。 自分を悦ばせられることを体感し、朝型のライフスタイルにシフトしていきました。 「自然のリズムで暮らしたら、普通に自然になるじゃないですか。そしたら働きながらでも良くしていけるなって。早起きして本読んでから仕事に行けば、良い感じなんじゃないって。土日は休みなんだから、お出かけして、楽しく過ごせばいいんじゃんって。本当に普通の、当たり前のことなんですけどね」 転機が訪れたのは23歳のとき。 急遽、沖縄へ移り住むことを決めます。 「彼女から『沖縄に住みたい』と結構本気で伝えられたのがきっかけで。最初はビックリ。でも次の日には、良いかもな……と思うようになって。それで3日後にはもう、会社辞めます、って。沖縄が好きだったし、旅や移住に興味はあったので……」 興味があったとは言っても、北から南への大移動、更に長い間辞められなかった会社の辞職、とても大きな決断です。そうと決めたら早い!専門学校を1週間で辞めたという冒頭の話が思い出されます。 いざ沖縄へという時も、思い切りの良いエピソードが。「飛行機高くない?お金そんなに変わらないなら、車で行っちゃおう!って。日本縦断しました」 今だから見える 地元・西胆振 のポテンシャル 2人は沖縄で1年ほど暮らしたのち、”なんとなく自然と” 北海道に戻って来ました。 裕介さんの現在の主軸は、農業・スノーボード・珈琲の3本。 夏はひたむきに農業に打ち込み、 冬は目一杯スノーボードを愉しみます。 スローライフ、自給自足、自然の近くで暮らすライフスタイルに惹かれていた裕介さん。自然な流れで農に携わるようになりました。 巡り巡って地元に戻って来た裕介さん。今、この地域に可能性を感じていると言います。 「西胆振で生まれ育って、沖縄に住んだり、日本縦断の旅で色々見てきたけど、結局ここに帰って来てる。これはひとつ強みだなと思ってます」 田舎出身者の良くある話、裕介さんも例に漏れず、地元は ”何も無いところ” だと思っていました。しかし一度外に出て戻ってくると、西胆振のポテンシャルが見えるようになりました。 「海も山も、湖も、活火山もあって。ちょっと車を走らせれば世界的なパウダースノーがある。これって凄いこと」 今まで当たり前すぎて気付かなかった豊かさ。大人になり珈琲や農の世界にも出て、新しい繋がりもどんどん広がっていきます。Uターン勢の今後が楽しみです。 珈琲は表現のひとつ 「早起きを始めてからは、全部 ”きっかけ” とか ”理由” とかがなくて、自然な流れでそうなってきた」と語る裕介さんにとって、珈琲も自然と極めていったものの一つ。農に携わる傍ら、イベント等で珈琲を淹れたり、地域のお店に自家焙煎の珈琲豆を卸したりするようになりました。 「珈琲もスノーボードも、”表現”。音楽と同じような感じ。楽しくて歌っちゃうのと同じ」 『ROUGH LAUGH Coffee』は店舗は持たず、不定期でイベントに出店しています。アーティスティックであり、職人気質でもある裕介さんの、”表現”としての一杯を味わいに、ぜひ立ち寄ってみてください。珈琲片手にゆるりと語り合えるような心地の良いイベントが多いので、肩の力を抜いて楽しめるはず。 イベント出店情報は、『ROUGH LAUGH Coffee』インスタグラムをチェック! ______________________ \直近イベント情報/ ●6月21日(金) 「夏至のたそがれ」麻麦カフェ(ルスツ) ● 7月6日(土) ニセコでイベント出店予定 ● 7月12日(金) 麻麦カフェ営業日(ルスツ) [ 月1程度で出店中!] ※ 詳細はインスタグラムにて @roughlaugh_coffee.creation
misaki
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04/14(土) 仙台藩が作った能、だてで上演!4/14チケット発売伊達能「摺上」
北海道ではなかなか見る機会のないお能が、今年7月、だて歴史の杜カルチャーセンターで上演されます! 演目は仙台藩が作った秘曲、 「摺上(すりあげ)」。 今年生誕450年を迎えた伊達成実(しげざね)を主役にした演目で、伊達家が東北イチの家となった記念すべき戦いである「摺上原(すりあげはら)の戦い」を語るストーリーです。 1989年に仙台市市政100年を記念して半分バージョンが上演されましたが、今回は全編公演、なんと百数十年振りの復曲となります!! 伊達能「摺上」ポスター。伊達書道連盟会長・佐々木錦堂さんによる題字が美しい!(クリックすると画像が大きくなります) 能を知らない筆者ですが、伊達家ゆかりの秘曲と聞いただけでもう興味津々。 ・・・ところで伊達成実って誰だっけ・・・?? 伊達能「摺上」実行委員会事務局長の星麻美さんにお話を聞いて来ました。 伊達成実は亘理伊達家の2代目で、伊達政宗のいとこにあたり、現在の伊達市を開拓した伊達邦成の先祖にあたる人です。 今年は成実の生誕450年、そして北海道150年の記念の年です。さらに来年2019年には伊達市開基150年を迎えますね。 伊達市に深い縁のある能楽の上演をきっかけに、歴史と文化が地域の人をはじめ多くの人に伝わればと思い企画しました! 札幌出身で数年前伊達に移住した星さんは、国際会議やビジネス旅行のプロデュース等を手がけるMICE業界で活躍するビジネスウーマン。 仕事柄、海外からの旅行客を案内することも多く、道内の観光資源についてはかなりの情報通です。 そんな星さんが伊達に移住した理由はズバリ、 「伊達の歴史」。 私はもともと歴史が大好きで、家系図作りをしていたのですが、 開拓記念館※によく通っていたのですが、歴史好きにはたまらない貴重な文化財がたくさんありました。 着物だったり屏風だったり・・・。 公演のチラシに掲載されている「摺上」の謡本(台本)も、伊達市が所蔵しているものなんですよ!(クリックすると画像が大きくなります) 私は札幌育ちですが、時計台やテレビ塔に行ったのは実は大人になってからです。 地元の人ほど、当たり前すぎて地域の魅力や価値に気づかないものかもしれませんね。 自分のキャリアを生かして伊達の面白さを紹介できないかな、と考えるようになり、それが今回の公演の企画につながっていきました。 ※伊達市開拓記念館 2017年11月末閉館。2019年春「だて歴史文化ミュージアム」として開館予定。 http://www.date-kanko.jp/page-26/page-167/ 歴史好き、つまり「レキジョ」の星さんによれば、北海道の博物館・記念館はどうしても似たりよったりなところがあるけれど、その中で伊達には大きな博物館にも劣らない面白い文化財が沢山残っているそうです。 へえーーーー!知らなかったーーー!! ただ、貴重な文化財も保存状態が悪ければどんどん劣化してしまいます。 そ、それは実に勿体無い・・・ 大切に保存して、例えば観光PRになったり、歴史マニア延髄の企画展が開催されたら、素晴らしいことですよね。 伊達能「摺上」を楽しむためのポイント それではここで、歴史や伝統文化に疎い人でも伊達能「摺上」を楽しむためのポイントをご紹介しましょう! 1 日本語・英語解説付き! 能というのは昔は武士のたしなみのひとつとして広く学ばれていたそうです。 お祝いの席など人が集まると皆で謳ったのですって。 今でいうヨサコイやカラオケ??そう考えたら能が身近に感じますね! 「そんなこと言われても、観てもわからないし・・・」 というあなた!当日は日本語と英語の解説が付きます。思う存分楽しみましょう :-) 2 連続講座で予備知識をつける。 それから当日の解説だけでは物足りない、という方のために、市民サークルテミヨーとの共同企画で、5回連続講座が開催されます。 伊達市と成実との関係、戦国時代のこと、などなど、お能の世界を百倍楽しめそう! 気軽にご参加ください。参加申し込みは各回前日までにテミヨーFacebookページからどうぞ。https://www.facebook.com/ttemiyo/ 3 チケットはお早めに! 4月14日(土)発売です。能ファンも、初心者も、観るならいい席がオススメっ! 今回、一番高いS席で6000円ですが、これは一般的にはかなりお得な値段だそうです。 いい席ほど数が少ないので、どうぞお早めにゲットしてくださいね〜。 同実行委員会では、今年2月ごろから10名ほどのメンバーが集まり、公演の成功に向け準備を進めています。実行委員の栗原さん、寺島さんのコメントです。 ここまで聞いたらもう、 レッツゴートゥー・伊達能。 この夏は北海道伊達で日本の伝統文化、能を楽しみませんか? 伊達能「摺上」 2018年7月22日(日) 14:30開演(14:00開場) だて歴史の杜カルチャーセンター大ホール (伊達市松ヶ枝町34番地1) <チケット(全席指定)> S 席6,000円 A 席5,000円 B 席4,000円 2階席2,000円 <チケット取扱所> だて歴史の杜カルチャーセンター 洞口書店 株式会社 寿浅グループ 本社 リカーマックス伊達店 Aコープくみあいマーケット スーパーステーショナリーWAKA 株式会社エルム楽器室蘭支店 ぷらっと。てついち 登別市役所内母子会売店 e+(イープラス) <問合せ> 伊達能「摺上」実行委員会事務局(合同会社永年社内) TEL:0142-82-3453 http://einensha.jp/suriage/
むしゃなび編集部
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06/17(日) 農家のクレープ!坂元農園【直売所めぐり】
夏本番を前に、このところちょっと肌寒い日が続いています。いわゆる蝦夷梅雨、なのかな?ちょっとどころじゃなく、朝晩ストーブをつけたくなる、なんていう日もあるほどですが、畑の方では野菜がぐんぐん育っているようです!いよいよ夏野菜が出回りはじめ、近隣の直売所も続々とオープンしています。 そこで夏のお楽しみ、農家さんの個性が光る直売所巡りに出かけました。 今回はこちら! 伊達市関内の坂元農園直売所です。この春、突如「クレープ」の看板が登場してから、粉もの好きとしてはとても気になっていたのです。 野菜の販売コーナーの横にクレープショップが。イチオシは、ずばり「特製野菜クレープ」!坂元農園のとれたて超新鮮野菜とひき肉がたっぷり入ったお食事系クレープです。ほかにお豆など、スイーツ系でも自家製食材を使ったメニューががありました。 「おまたせしました〜」と手渡されたクレープのずっしり感。とにかく、野菜の存在感がすごい!はみ出しそうに元気いっぱいなレタスの中に、ブロッコリーとトマトが隠れています。 レタスで中が見えない、、、お肌じゃないけど、ハリが違いますね!歯ざわりもしっかりして、食感もいいし食べ応えありました。生地は北海道産小麦100パーセントで手作りです。 お天気のいい日は青空の下、お店の前のイートインスペースで食べられます。それから、ちょっと歩くと「セコム」という名前のかわいらしいポニーを見ることができます。 セコム、お昼寝していましたが、近づいたら起き上がってきました。柵の横に椅子があるので、ここで食べてもいいかも。 クレープを食べて、野菜を買って、ほんの少しの時間でしたが、とっても癒されました。野菜の力はすごい、やっぱり直売所って楽しい! 坂元農園さんのクレープは、土日祝のみオープンしています。入り口に「関内クレープ」の看板が出ているかどうかチェックしてね。 坂元農園 北海道伊達市西関内町152-7 0142-25-3221 ★道道519号線沿い。入り口に「直売所営業中」の看板がでています。
むしゃなび編集部
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11/29(火) “ 通過点としての居場所 ” 荒川量子が考える 『るる』 の役割
この日は、洞爺湖湖畔でお話を聞かせていただきました。 留寿都村で活動されている方なのに申し訳ないとおもいつつ…。 でも、実は彼女にはぴったりのロケーションだったと思った取材となりました。 地域おこし協力隊で留寿都村に 荒川量子(かずこ)さんは札幌ご出身。 高校卒業後、進学等で札幌を出てからは千葉県に長らく住んでいらっしゃいました。 その後、お子様お二人とともに留寿都村の地域おこし協力隊として2020年に北海道に戻って来られました。 いえ。 「北海道に戻って来た」という表現は、もしかしたら適切ではないかもしれない…というのが、今回のストーリー展開となります。 「そろそろ、都会を離れたい。」 東北の大震災以降、都会に住みにくさを感じはじめ、生活を見直したいと考え始めていた量子さん。 「自然に恵まれた環境で豊かに生活をしたい。」 そう思っていた時に目に飛び込んできた募集が、“留寿都村の教育委員会(社会教育)所属の地域おこし協力隊でした。 そもそも量子さんは教育分野にとても興味がありました。 それというのも、千葉県での活動が背景にあるからです。 つまり、採用された後の活動イメージを量子さんは既にお持ちでした。 「千葉県在住時は、小学校特別支援学級のサポートや、『自主保育』活動をしていました。プレーパーク活動をしていた方とも接点があり、野外活動にも興味があったので自然体験指導者とのつながりもありました。」 と、そんなバックボーンを持つ量子さんは続けてこんな話しをしてくださいました。 「子どもに対しても、大人に対しても、「こうであらねばならぬ」という考えを押し付けるのは違うと思っています。こう言われたからとそうするではなく、「自分はどう思うのか?」「自分はどうしたいのか?」を考えて、どちらに転んでも全て自分の責任だと自覚をもって行動できるように、相互に自立をしたいと思っています。そして、大人も子どもも縦ではなく、横で、1対1の人間同士の関係つくりを理想としています。ゆくゆくは、お互いが地域や北海道(あるいはもっと広く)に還元できるようになっていけたら嬉しいです。」 ここで、耳慣れない二つの用語について簡単に説明しますね。 自主保育とは〜 就学前の子どもたちを、特に自然の中で遊ばせたいと考える保護者主導の保育の取り組み。 地域の公園はもちろん森・海・河川敷など自然の中を中心に、時には屋内において活動をする。生まれてから小学校就学までの子どもたちの生活や成長の場を、保護者たちの手で地域の中に作り、保育士や教諭に全面的に頼るのではなく、保護者たちが協力し合いながら、家族以外の子どもたちも我が子と一緒に見守りつつ、ひとりひとりの個性を尊重し生きる力を育んでいくことを目的とする。また時に、地域の人の協力も得ながら子どもも大人も育っていく。そのような活動のこと。 プレーパークとは〜 「冒険遊び場」とも呼ばれ、土・水・火・木など様々な要素がある空間のこと。「自分の責任で自由に遊ぶ」ということをモットーに、子どもたちの好奇心や欲求を大切にし、やりたいことをできる限り実現できるように、ある程度大人が見守る体制が整った中で子どもの自由度と責任感を大切にする場。 量子さんは、過去の活動経験から得たアイディアを豊富にお持ちで、バイタリティーもあり、決断力と行動力もあるので、人口1900人足らずの村ではとても頼りにされています。 もちろん、その期待に添う様に、数々の活動をこなされています。 地域おこし協力隊としてのお仕事は、たとえば〜 マリーゴールド染めワークショップ:国道230号線沿の花壇に植えられ、花が終われば捨てられてしまう花を有効に利用したものです。とても美しい黄色に染まります。 制服おさがりプロジェクト 0円マーケット クリスマス飾り作りワークショップ 高齢者向けスマホ講座 みんなでつつみこむあたたか村作りプロジェクト その他、イベントというイベントの企画運営などのほか、当然事務仕事も そして実はもう一つ、量子さんの裏(?)のお顔としてアートセラピー講師としてのご活躍もあります。 ↓↓興味がある方はこちら〜 https://arakawa-kazuko.com/art-therapy/ このように超ご多忙な量子さんですが、いま、最も力を入れているのは古民家コミュニティー『るる』での活動です。 古民家コミュニティー『るる』とは 「では、まずはじめに『るる』のお名前の由来を教えていただけますか?」 「『るる』の 『る』 は、一つには留寿都の『る』です。ほかに、『あつまる』『つながる』『ひろがる』の『る』。そして『縷々(るる)』。この言葉には「長くつづく」という意味があります。地域の居場所が長くつづきますように‥の願いが込められています。」 なるほど。 可愛らしい響きのなかに、そんな素敵な意味があったのですね。 さて、現在 『るる』 となっている建物は10年以上誰も住んでいませんでした。 でも、立地はとても良い。 留寿都小学校の裏にあり、敷地も広く、村の中心部。 誰もが訪れやすい場所でした。 ところが老朽化が激しく、誰も見向きもしない建物。 周りの人たちは、直すのは無理だと言いました。 でも、量子さんは諦めませんでした。 関係各所で諸々を調べ、ついに2021年6月に広い庭込みで建物を借りることができました。 クラウドファウンディングで応援金を 借りるところまで漕ぎ着けたはよいけれど、そこからが大変でした。 トイレは使えず、壁は危険な状態…。 それに修理費用もない…。 ということで、クラウドファウンディングで資金を集めることにしました。 しかも、中間サイトを用いず、返礼品もなしで、SNSを使い応援を呼びかけたのです。 すると、驚くことに70~80名の協力者が現れ、あっという間に目標額の倍額を集めることができました。 実はその応援者のほとんどが道外の方で、千葉県での各種活動やSNS繋がりとその繋がりの仲間たちだったそうです。 個人的に直接お願いしたわけではなく、皆様が自主的に応援金を振り込んでくださったのだそうです。 素晴らしいことです。 それは、量子さんの千葉県時代の活動が認められていて、今後も期待されているという紛れもない証です。 見返りを求めることなく、応援してくださった方々も素敵です。 「全員への返礼品はありませんでしたが、留寿都高校の生徒さんが作った野菜が手に入ったので、抽選で何名かに送らせていただきました。寄付していただいたお金は、トイレと壁の修理費に使わせていただき、残りは運営費として使わせていただきます。本当にありがたいことです。」 「るる」のミッション ところで、量子さんの『るる』への想いや考え方はこうでした。 「『るる』のミッションは、“穏やかな繋がりの中で一人ひとりが輝き、お互いを認め、支えあう社会の実現に貢献します”と謳いました。 そのために『るる』にできることとして具体的に掲げた4つのことがあります。 1. 季節のイベント開催 2. 本を読んだり・おしゃべりをしたり思い思いにすごしてもらい、子育ての合間にホッとできる癒しの時間を作る。 3. 赤ちゃんからお年寄りまで多世代交流ができる。 4. やってみたい心を応援し、体験活動をサポートすることで、学び×遊びの場とする。 これら4つを通して、誰でもふらっと気軽に立ち寄ることができる地域の憩いの場=居場所にしたいと考えています。 ひいては『るる』という場だけでなく、ここでの活動や出会いを “きっかけ” に、こうあらねば!ではなく 『みんな違って当たり前』が普通になり、お互いが認め合える世界になれるよう、一人一人が自立して暮らしていけたら幸せだなあと思っています。」 これまでの『るる』の活動は〜 ・ 親子で草木染め ・ ミモザリースづくり ・ かまくらづくり ・ 焚き火 ・ 焚き火でバームクーヘン ・ 外遊び ・ 水引きワークショップ ・ マーブリング etc.バリエーション・アイディア豊富です。 いま、どの分野でも “ 多様性を認め合おう “と言われていますが、スローガンのようにただ叫ぶだけで到達できるほど容易くない世界です。 けれども、『るる』のような ありのままでいられる “ 場 “ があることで、そこで過ごした人たちのマインドが波及していくことを願う量子さんです。 あらためて、さまざまな活動の拠点としての『るる』の役割とは〜 ・ 多世代交流の場作り ・ 誰でもウェルカムの居場所作り ・ 地域づくりの場 ・ 体験活動の提供 ・ 野外活動のサポート ・ 出張ワークショップの受け入れ 千葉時代の経験の積み重ねがあり、ノウハウも多くお持ちだからこそ、『るる』の役割を自覚し、即実践に結びつけることができるのでしょうね。 「さて、色々お話を伺ってきましたが、10年先のご自身がこうありたいというイメージお持ちですか?」 ここまで流れる様にお話をされていた量子さんでしたが、少し間を置いてきっぱりとこうおっしゃいました。 「わたし、旅人になりたいんです。」 ああ…。 そうか…。 筆者には、その不思議な答えが、何故か、すんなり腑に落ちました。 量子さんは風を運ぶ人だったのです。 「わたし、旅人になりたいんです。」 「『るる』の活動も、留寿都村での荒川量子も、ここで出会う人にとっての通過点であってほしいと願っているのです。生意気な話に聞こえてしまうかもしれませんが…。依存関係ではなく、互いが自立し、認め合う、支え合うという共生社会を目指したいです。ですので、その想いは留寿都村にとどまることなく、色々な土地で広げていきたいと考えています。出会った人(子どもも大人も)にそっと寄り添い、見守る人でありたいです。もちろん、留寿都村の拠点としての『るる』は今後も大切にします。『るる』と荒川を通過点にして、ここで出会った人たちも「自分は自分」と精神的に自立して自由に羽ばたいてほしいと願っています。当たり前のことですが、世界には色々なモノがあり、色々なコトがあり、色々なヒトがいます。でも体感しているのはそのほんの一部。自立して自由になって、自分の責任のもとに生き方の選択をして、多様なモノ・ヒト・コトとつながって、心も体も経済的にも豊かになってほしいと心から思います。そうすれば、その豊かさは循環していくと信じているのです。ですから、私自身も自立して自由に羽ばたきたい。だから旅人になります!」 「通過点」という言葉も、「旅人」という言葉もとても共感しました。 自然体で生きる量子さんが纏う風。 10年後、どこか違う空の下で旅人の量子さんに偶然会える気がしました。 ―『るる』 代表 荒川量子 情報― 荒川量子 電話:090-7650-5347 Email:arakawa.chiiki.230@gmail.com Facebook:https://www.facebook.com/kazuko.arakawa.12 ホームページ:https://arakawa-kazuko.com/ 【お知らせ】 倶知安町にて「夢みる小学校」の上映会を開催します! たくさんの方にみていただきたいドキュメンタリー映画です。 ぜひ、お越しください。
Rietty
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03/08(日) テイクアウトで祝う3月!ローヤルのお子様オードブル
3月といえば卒業・進学シーズンですが、今年は2月末から続く休校で、お祝い事も縮小ムードですね。そんな中、外食や宴会は難しくとも、大切な節目・晴れの日をご自宅でお祝いしてほしいと、ホテルローヤルさんがオードブルや単品料理の引き渡しサービスを始めました。 料理長の長内シェフが腕をふるう本格ホテルの味が、家庭で手軽に楽しめます。そこで、卒業でも進学でもありませんが、自宅にこもって(散歩くらいはしますが)毎日退屈そうな息子のために、筆者も子供向けオードブルを注文してみました! 1、注文は前日の13時まで。電話で予約できます→ TEL 0142-23-4888 2、受け取り方法は、斬新な「ドライブスルー方式」。フロント正面駐車場で、車に乗ったまま、お料理を受け取ることができます。 前日に予約を入れ翌日。予約時間に、ローヤルの正面玄関にやって来ました。車内で待っていると・・・ スタッフの方がお料理を持って来てくださいました。雪の中、ありがとうございます! 車から出ずに、受け取り〜支払いまで乗車したまま、とってもスムーズでした。早速、自宅で息子と「休校おつかれ様ホームパーティー」を開きました。 「わあ〜!!」と喜ぶ息子。エビフライ、ハンバーグ、唐揚げなど、子どもが好きなメニューがいっぱい。その上、一品一品が本格ホテルの味。大人も大満足です!! ずっしりと大きいハンバーグ。本格ホテルの濃厚なデミグラスソースがたっぷり 特製フランクフルトと懐かしのタコさんウインナー とっても楽しいひと時でした。こういう「お楽しみ」は大切ですね!オードブルのほか、一品料理も色々あるので、お祝い事はもちろん、ちょっと贅沢なご飯を食べたいときにも便利だと思います。 内浦湾産タコのカルパッチョ(一人前500円)注文は2人前から 1日6台限定、特製シフォンケーキ(3500円) 皆さんもお家で素敵なパーティを楽しんでくださいね! ホテルローヤル 北海道伊達市末永町33-3ホテルローヤル 電話 : 0142-23-4888 https://www.date-royal.com むしゃなび 近隣の気になるテイクアウト情報 詳細はお店に直接お問い合わせください。 自家製ソーセージの「バイエルン」(壮瞥町)期間限定オードブル(4月上旬まで) この投稿をInstagramで見る 【期間限定オードブルのご案内】 今日から2月、さてさて、当店では本日より4月上旬までの期間限定でオードブルのご注文をお受けしております(写真) メニューのご説明 ●海老フライ ビッグサイズの有頭ブラックタイガーを細かく砕いた生パン粉で揚げてます 自家製タルタルソース付き ●蟹身とスパゲッティのグラタン 当店でも人気のクリーミーなグラタンをミニサイズで ●茹で玉子の濃厚マヨネーズ 黄身の部分を裏ごしして味付け クラッカーやパンに塗っても最高です 卵仲間のイクラもトッピング ●スモークサーモンのマリネ スライスオニオンと共にサッパリと ●自家製型焼きソーセージ 発色剤や保水剤などの化学添加物を使用せず、ハーブ、スパイス、岩塩で作ったソーセージ生地を食パンのような形の型に入れ低温でじっくり焼きました ●ザワークラウト ソーセージのお供と言えば、こちらのドイツのキャベツのお漬け物 ●柔らか鶏胸肉のコンフィ 壮瞥産りんごのソース添え ヘルシーな鶏胸肉にオリーブオイルとハーブを加えて真空パックにして低温調理。しっとりしたお肉に地元そうべつ産りんごのソースが◎ ●ポテトサラダ アンチョビ&ガーリック風味 アンチョビの塩気とニンニクの香りがやみつきになるポテトサラダ 以上、 どれもビールやワインにぴったりな、ちょっぴり贅沢な大人の8品です ✨ ★3人前からのご注文で、 価格は1人前¥1150 (8%税込 ¥1242 ) となります 。 ★配達はいたしておりません。毎週水曜は定休日です。 全て店頭でのお渡しのみですのでご注意下さい。 ★最短で、受け取り日の3日前のPM3:00までにご注文いただければ、ご用意が可能です。 例 ) 2月1日ご注文の場合、最速で2月4日にお渡し 但し、10人前からは5日以上前のご注文受付とさせて頂きます。 ★お問い合わせ、ご注文はTEL0142754088まで ★インスタグラムのDMでもお気軽にお問い合わせ下さい (ご注文は電話受け付けのみとなっております。ご了承下さい ) ★★尚、オードブルは期間中にあと2回メニュー内容が少し変化します! 3種類のオードブルを全てご注文されたお客様には、ささやかなプレゼントをご用意しておりますのでお楽しみに 長文を読んでいただき、ありがとうございました✨ ご注文、お待ちしております! @ restaurant_bayern_toyakoがシェアした投稿 - 2020年 2月月1日午前2時52分PST イタリアン「イルテット」(伊達)のテイクアウトメニュー窯焼きピッツア、前菜、ドルチェ https://date-iltetto.com/?p=256 3/14開催!ま〜の(室蘭)でグルテンフリー弁当予約販売(sora.caféコラボ) コラボ企画 グルテンフリーのお弁当をま~の監修(ってほどでもないけど )。天神町のソラカフェさんが製造。ま~ので予約販売致します こんな時だからこそ協力して楽しめる事をして行きたいと思います‼️#グルテンフリー #グルテンアレルギー #グルテンフリー弁当 pic.twitter.com/CjUcDuKbNm — グルテンフリー米粉のお菓子と雑貨 ま~の (@yuririnmano) March 5, 2020
むしゃなび編集部
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01/23(木) もちもち酵素玄米ランチ!室蘭の雑貨カフェ「コノミ」|お店ほうもん
今回のお店ほうもんは、白鳥大橋を渡って室蘭へ。もちもちの酵素玄米ランチを食べに行ってきました!測量山展望台へ向かう坂道の途中にある、三角屋根の雑貨カフェ「からだよろこぶおうちごはん。コノミ」。 雑貨屋さんが一昨年、リニューアルオープンしたおうちカフェ! 向かって右側がカフェ、左側が雑貨ショップの玄関です。ランチのオススメは、色とりどりのおかずが楽しい「酵素玄米プレート」(ドリンク付き 1320円)。車麩のフライや具入りの玉子焼き、煮物に、サラダ・・・なんと盛りだくさん。プレートいっぱいに並ぶおかず達に思わず「わあ〜!!」。 ふっくらつやつや酵素玄米。色合いがちょっとお赤飯に似ていますね。お米は妹背牛産の特別栽培米です。一口食べてみると、もちもちと柔らかく、普通の玄米ご飯とはひと味もふた味も違う! 噛めば噛むほどおいしい〜。 酵素玄米は、小豆と一緒に炊いた玄米を、3日以上保温しながら寝かせて作ります。保温し熟成させることで、旨味や栄養素がアップし、便秘やアンチエイジング、ダイエット等によいと言われています。 箸がどんどん進む、やさしい味付けのおかず。調味料にこだわって、玄米甘酒や梅酢を使用しているそうです。夏には裏の畑で自家栽培したとれたて野菜が登場し、ますます野菜たっぷりになるのだとか! トッピングが可愛い! デザートいろいろ お腹いっぱいでも食べたいデザート。ケーキ、パフェ、タピオカなど、迷いに迷って選んだのは、抹茶のガトーショコラ(380円)。「コノミ」の文字が入った手作りクッキーがアクセントです。抹茶の濃厚な風味に、あんこがピッタリでした。 ※2020/1/30追記:抹茶のガトーショコラの価格に間違いがありました。正しくは380円です。訂正してお詫び申し上げます。 「お客様の「わあ〜!」という顔を見るのが何より嬉しい」と話す店主の守谷さん。「山の中(笑)まで来ていただくのだから、何かほかには無いものを」と、酵素玄米をはじめ、おかず盛りだくさんのプレート、見た目にも楽しいスイーツ等、ユニークなメニュー作りに力を入れています。 メニューいろいろ。コノミFacebookより拝借しました ちなみに、もともとは玄米が苦手だったという守谷さん。札幌のカフェで酵素玄米に出会ってすっかり美味しさに惚れ込んでしまったそうです。 SNSで話題のアイテムも! 楽しい雑貨屋さん さてランチの後は、雑貨ショップを探索。札幌、苫小牧、室蘭など道内の作家さんのハンドメイド作品を中心に、選りすぐりの商品が並んでいます。珍しいお茶やグラノーラ、化粧品など、面白いアイテムがいっぱい。 テイクアウト用の焼き菓子も販売しています。上画像は「メロンパンマフィン」(240円)。表面はサクサク、中はしっとり・フワフワ! 水曜限定の「カヌレ」も人気です。 こちらはインスタで話題となっている江別在住@savonchie(ちえこさん)の手作りコスメ。近隣ではおそらくこちらでしかお目にかかれない大注目アイテム。手作りで数に限りがあるため、入荷状況など詳細はお店にお問い合わせを。 ランチと雑貨、一度に楽しいお店ほうもんでした。まだまだ寒い日が続きますが、おいしいものを食べて冬を元気に乗り切りましょうね! からだよろこぶおうちごはん。コノミ雑貨co-no-mi北海道室蘭市増市町1-7-27090-6877-8609※ 予約の方優先。会食やお急ぎの際は電話予約がおすすめです。カフェ 11時30分~16時(ランチラストオーダー14時30分)雑貨 11時~16時(←冬季営業時間。3月~10月は17時までオープン)定休日 日曜・月曜最新情報は下のリンクからどうぞ↓https://www.facebook.com/conomi0715/ ※ メニュー、価格等は取材時の情報です。変更になる場合があることをご了承ください。(取材2020年1月)
むしゃなび編集部
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01/16(月) 自然と人との調和を追求したい 〜美のクリエイター 長友加也の世界
お二人のお子様のママ。 そして。 珈琲焙煎所のオーナー。 またある時は。 ヨガインストラクター&美容整体師。 と、思えば。 時に少女。 時に少年。 果たしてその実態は…。 以前から、いつか取材をさせていただきたいと思っていた長友加也氏。 ようやくお話を伺うことができました。 お邪魔したのは『TOYACAFE』。 6年前に壮瞥町の地域おこし協力隊として移住をして来られ、3年の任期を終えて開業されたのが壮瞥温泉町の湖畔にある珈琲焙煎所『TOYACAFE』でした。 長友加也氏は静岡県浜松市生まれの39歳。 日本女子体育大学をご卒業されているので、バリバリの体育会系体質かと思いきや、意外にもそういう方ではありません。 いえ、そういう面も持ちながら感性豊かでしなやかな方です。 『TOYACAFE』を拠点に20年ほどのキャリアを持つ美容整体と、13年のキャリアを持つヨガインストラクターの仕事もマイペースで行っていらっしゃいます。 「珈琲焙煎については独学でした。小さな子どもがいますので、親になってからは、あくまでも子どもを中心に置いた上で、自分がやりたいことは何かを考えながら無理のないペースでやってきました。」 珈琲焙煎所のオーナーとしての加也さんについても詳しく書きたいところですが、そこの部分については今回こらえて…。 主にフェアトレードの豆を丁寧に手煎りで焙煎されているとだけ伝えておきます。 この度取材をさせていただいたのは、最近宣言された新たな肩書き『フォト(動画)クリエーター』としてのお仕事についてでした。 一見、お一人で何役も同時にこなすのは超人的だ!と思ってしまうのですが、なぜか加也さんからは、必死感というか、がむしゃら感というか、がんばっている感が伝わってきません。 淡々と。 粛々と。 自然体で自分の想いの方向に向かっているという自由な雰囲気を醸し出している。 これってものすごくクール! かっこいいなあと思います。 そんな加也さんに自己分析をしていただきました。 出た……宇宙人。 実は前回の記事の主人公も宇宙人でした ^^; 筆者はどうも宇宙人に引き寄せられるらしい…。 かくいう自分も宇宙人? いやそれはさておき…。 さらに続けてこう話されました。 これを伺って安心しました。 決してセンスだけで物事を極めているわけではなく、とことん追求してめいっぱい努力し、きちんと結果を出す人だということがわかったからです。 でも決してそれを表に出さない。 やはりかっこいい。 さらに尊敬してしまいます。 さて。 話をフォト(動画)クリエーターに戻します。 このお話。 実は加也さんのキャリアに裏付けられていました。 なんて素敵な!! これは、加也さんならでは、加也さんだからこそ撮れるものです。 そして今も続々と撮影依頼が来ているそうです。 独立宣言をするや否や舞い込む依頼に加也さん自身が驚いているご様子でした。 それは、これまでの加也さんの活動や発信が、必要な方にしっかりと伝わっていた証だと思います。 今回の取材でわかったこと。 『TOYACAFE』を拠点に置き、珈琲焙煎所・フォト(動画)クリエイター・ビューディーサロン(美容整体・ヨガ)と多方面に活躍しつつも、それは全て1本の軸を外れない活動でした。 365日の時間割の中で、全てが子育を中心とした隙間時間に見事に整理されていました。 長友加也氏は、しなやかな自由人かつ被写体に寄り添う美のクリエーターでした。 *画像は全ていただいたものです。 ―長友加也 情報― 長友加也Instagram https://instagram.com/kaya.n_film?igshid=YmMyMTA2M2Y= 長友加也Facebook https://www.facebook.com/takeuchi.kaya TOYACAFE Instagram https://instagram.com/toyacafe?igshid=YmMyMTA2M2Y= TOYACAFE HP https://toya-cafe.localinfo.jp クリエーター依頼 https://toya-cafe.localinfo.jp/pages/2702246/page_201903191041?fbclid=PAAaaRlA7qepU9u58JEGPIduBSXwsST_TFMjY2g7B4tXbxadOYI92yOhEeYlM (2023年1月取材)
Rietty
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08/05(日) 武者まつりで食べあるき!
8月4日、5日と第44回伊達武者まつりが開催されました。初日の昨日、武者山車は雨、そして今日は曇りと、今年はひんやりしたお天気になってしまいましたが、ここ数日、暑さが続いていたのでクールダウン。熱中症の心配がそれほどなかったのでよかったですね。 さて、武者まつりでおいしいものを食べよう〜! ということで、まずは迎賓館へ。 こちらでは伊達市開拓記念館ボランティア「くわの会」主催による「七夕まつり」が開催されていました。カフェやお茶席、パネル展が行われ、お祭り広場の賑やかさとはうってかわって、しっとりとした雰囲気。窓から色とりどりの短冊を眺めながら、「しあわせのいちごかき氷」をいただいてきました。 銭函にある人気かき氷店「カモメ」のシロップをかけた2日間限定のかき氷。歯ごたえが残るほど果肉たっぷりで、シロップというよりは、ジャムみたい? フルーツ感満点でおどろきました。 「カモメ」は食べた人に幸せが訪れる、といわれる噂のかき氷屋さん。行ってみたい!! ぜいたくかき氷を食べてすっかりしあわせ気分に。ではでは、お祭り広場へ。 いやー今年も盛り上がってます! 迎賓館で出会った伊達のグルメ女子さんたちに聞いた、気になる屋台メニューを食べ歩き〜。 「イルクオーレ」の特製クレープ「自家製コンビーフと伊達野菜のサラダ」。普段、お店で提供しているサラダをクレープにアレンジしたものだそうです。新鮮な野菜に、チーズ、そしてお肉も入ったお食事系クレープ。 見た目よりもずっしりして食べ応えありました。もちろん、コンビーフの味は本格派! モチモチ生地もおいしい :-) ドリンクは「我楽」のノンアルコールカクテル、「モヒート」です。車で来ている身には超嬉しい一杯。夏を満喫。 お祭りのパワーをたくさんもらってお腹も心もいっぱいになりました。 今年も大盛況だった武者山車・武者行列の模様は、後日動画でお届けする予定です。どうぞお楽しみに :-D
むしゃなび編集部
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11/26(土) “食でみんなを幸せにしたい!” 前進する人『マルクマ』代表 福島嘉菜恵さん
初めてお会いした時の印象は、元気一杯な女子高生の様な方! ところが一旦お話が始まると、とても芯が強くて温かく、嘉菜恵さんが居るだけでその周りに明かりが灯るような魅力を持つ人だと感じました。 今回は、和漢薬膳『マルクマ』の代表、福島嘉菜恵さんにお話を伺いました。 嘉菜恵さんは、室蘭ご出身の33歳。 女の子のお子様を持つシングルマザーさんです。 高校ご卒業後、家電量販店、携帯電話会社に勤めていらっしゃった期間は7年間。 その後、一念発起して飲食業の世界に飛び込みました。 最初に働いたのは石垣島の民謡居酒屋。 そこで、嘉菜恵さんの生き方を決定づける出会いがありました。 「その店は観光客の方も多くいらっしゃるところでした。ある日、お母様と娘さんのお二人が訪れました。実はそのお母様は余命1ヶ月を宣告されていました。少しでも多くお母様との思い出を作りたいと、娘さんが企画した旅行でした。そのお二人が、嘉菜恵さんが働いていた民謡居酒屋でとても美味しそうにお食事をし、とても楽しそうに過ごされている様子を見て、『食をこのように楽しんでくださる方を増やしたい!私は飲食業が天職だ!!』 と気づきました。食を通して人を幸せにしたい!と思ったのです。」 そう語る嘉菜恵さんの明るく幸せそうな笑顔が、その言葉よりも、筆者にとっては印象的でした。 ご本人は気付いていらっしゃらないかと思いますが、きっと、そのお二人は、お店もお料理もさることながら、嘉菜恵さんに出会えたことに幸せを感じられたのだと思います。 嘉菜恵さんは、そこにいるだけでパッと周りを明るくするエネルギーをお持ちです。 さて、石垣島には2年の滞在で故郷室蘭に帰ってきました。 その時、タイミングよく室蘭焼き鳥の新店が出来、ご縁あってそちらに就職、頑張りが認められ店長にもなりました。 「娘の小学校入学に合わせて独立をしたいと考えていましたので勉強もしていました。元々東洋医学や中医学に興味があったため、通信教育で『和漢薬膳師』の資格も取得しました。独立については働いていた焼き鳥屋のオーナーさんも応援してくれましたので、2022年3月に退職、5月には独立しました。」 「けれども独自の店舗はすぐには持てませんでしたので、知り合いの店舗が休みの時にお借りするなどして営業をし、イベント出店をするなどしていました。いつもいつも周りの人に助けていただいて、本当に感謝してもしきれません。」 このスピード感と突進力! 素晴らしいです。 そしてお話し中、何度も何度も周りへの感謝を口にする嘉菜恵さん。 その姿勢が周りに人を呼ぶのですね。 実は、筆者も飲食業をしていましたので分かりますが、他人に店舗を貸すというのはとても不安があると思います。 それを越えて、なんだか応援したくなる! 協力したくなる! 嘉菜恵さんにはそういう魅力があるのでしょう。 そういう仲間を持てるというのは、嘉菜恵さんのお人柄がなせる技です。 「ところで、改めてマルクマさんが提供されているメニューについて教えていただけますか?」 「和風薬膳の考えを取り入れ、二十四節気の分類に応じて、季節ごとに身体に合った食材を取り入れています。例えば、これからの季節は体を温める効果がある南瓜などを使います。実は、人って知らず知らずに体が欲しているものを食べているものです。ですから、それらを体が欲する意味も含め、一つ一つの食材の価値をお伝えしたいと考えています。同時に、地産地消も目指していますので、生産者さんの想いも届けていきたいと思っています。」 なるほど。 体が欲している食材の意味や価値を知ることで、食の大切さに気づくことができますし、食材への感謝も生まれますね。 それに何より、食が楽しくなります♪ さらに勉強熱心な嘉菜恵さんは、『地域フード塾』にも参加し、メニュー開発やマーケティングの勉強も現在進行形でされています。 『地域フード塾』の仲間たちと先輩。 切磋琢磨でき、協力できる仲間がいるということはとてもありがたいことです。 実は、『地域フード塾』で学び得た知識やノウハウで、現在保存食を開発中です。 それは “ 災害食 “。 来年、発表されるそうです。 こちらも楽しみ! 「そういえば、以前は違う屋号でしたよね?お名前を変えた経緯と、今のお名前の由来を教えていただけますか?」 「以前は『薬膳ごはん iroha』という屋号でした。Iroha=いろは は実は娘の名前です。何度か会話の中で紛らわしいということもあり、改名を考えました。『マルクマ』の『マル』は、薬膳の考え方の基本である『気・血・水』のめぐりを円(丸)で表すことになぞりました。『クマ』は店として、店のキャラクターがあれば覚えていただけるかな?と、北海道らしい『クマ』にしました。」 たしかに、覚えやすい名前ですね。 というよりも、このロゴマークで覚えてしまいそう。 ただ、薬膳には結びつかない気はしました。 でも、それについては心配無用でした。 とても精力的に各種イベントに出展されていらっしゃり、いまやこちらから頼まなくてもあちこちからお声が掛かる様になりました。 それは、嘉菜恵さんが『マルクマ』のキャラクターそのものになっていらっしゃるからなのでしょう。 さあ! そしてついに自店舗を持つことになりました! 12/12 室蘭市中島町にOPENです! オープニングメニューは〜 ・お粥と季節のカレー ・おばんさい ・日本酒 *実は日本酒の勉強もされていました。本当に勉強熱心です。 そして、マルクマさんが関わっている年内のおすすめイベントはこちら〜⭐︎ 開催に当たっての主催者の想い↓ ━━━━━━━━━━━━━━━ 世間では子ども食堂と聞くと、経済的に困窮した家庭の子どもが通う場 所というイメージが定着することを、危惧しています。なぜなら、そのようなイメージの定着は、本当に支援を届けるべき子どもたちを 子ども食堂から遠ざけてしまう場合があるからです。 子ども食堂は、家庭の経済状 態に関わらず、全ての子どもが気軽に立ち寄れて、お腹いっぱい食事 を食べて、おしゃべりをして、自分らしく楽しい時間を過ごせる場所であるという共通の認識を、地域の中で育てる必要があると感じています。子どもたちの未来のために、子ども食堂=貧困支援というイメージを大胆に変えていくための行動が、今こそ必要だと痛感しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━ この想いに深く共感をした嘉菜恵さんは、このイベントの食堂ブースのリーダーを任されました。 「食で人と人をつなげたい!」 「食は人を幸せにできる!」 その信念のもと、嘉菜恵さんは今日も笑顔全開で走り続けます! ―マルクマ情報― 店舗 12月12日OPEN! 住所 室蘭市中島町1丁目16 詳しくは今後のInstagramの発信をご確認ください。 Instagramはこちら
Rietty
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07/08(月) 「地域の皆様の健康を食で守りたい!」 〜北海道伊達市食生活改善協議会会長 岡村香奈氏が目指すこと
胸元のブローチをご覧ください。 もしかしたら、岡村香奈会長という呼び名よりもilo(Beads Jewel)の香奈さんと表現する方が馴染みがあるかもしれません。 でも今回は、敢えて北海道伊達市食生活改善協議会の新会長としての岡村香奈さんにフォーカスをしました。 〜食育アドバイザーを目指したきっかけ〜 岡村さんが食育アドバイザー(一般財団法人 日本食生活協会)の資格を取得したのは、平成25年に「考える栄養教室」という講座受講によるものでした。その後は、平成26年4月より食生活改善推進員として在籍し現在に至りますので、かれこれ10年間活動を続けて来られたことになります。 食生活改善協議会という名前はあまり耳慣れないものですが、実は歴史は古く、元々は戦後の食糧難の時代、国民の健康をサポートするために立ち上がった協議会なのだそうです。 団体の活動としては、「市民の健康を食で守りたい」という想いで集まった人たちのボランティアです。 全盛期は100名をこえていたこともあった会員数も、2024年4月16日付で男女合わせて会員数27名と小さな所帯。 平均年齢は66.7歳、最年長は83歳、最年少は岡村会長で47歳。 この会もライフスタイルの変化、高齢化に伴い、年々会員が減っている状況だそうです。 「岡村さんが、食育アドバイザーを目指したきっかけを教えていただけますか?」 「中、高校生くらいからずっと婦人科系の異変を感じていたのですが、鎮痛剤などで凌ぐ期間を長く過ごしていました。社会人になっても、常に体調を気にしながら生活をしていたので、いつも不定愁訴がまとわりついているような状態でした。 運動が大好きなだったので、中学では運動部に所属していたのですが、体調がいつも思わしくないので、周りが楽しそうにスポーツをしたり、留学したり、旅行したりしているのを見聞きしても、“自分はいつ体調が悪くなるかわからない”という不安から、行動は常に消極的でした。大人になり、結婚を機に伊達に移住したのですが、伊達に来てすぐは、ペーパードライバーでしたのであまり出歩くこともせず、友達もおらず、夫への食事を作ることが楽しみという生活がしばらく続きました。外へ出て働くということにもなかなか踏み切れないまま、家で過ごす日々。そんなある日、道の駅に行くと、ピンクのエプロンを着用した母親くらいの年齢の方達がお料理のデモンストレーションをして試食を配っていました。テーマは水菜。振る舞われていたのは、水菜の蒸しパンとスムージーでした。それがとてもおいしかったのです!! 水菜がこんなお料理になるのだという感動。そして、そのデモンストレーションをされていた皆さんはとても輝いていました。“私もこの方達の中に入って、お料理を覚えたい!” と思ったのがきっかけでした」。 この時はまだ、「この方達の仲間になりたい!こんなお料理ができるようになりたい!」という、純粋に自分のためという入り口だった岡村さんでしたが、活動を続けるうち、徐々にそれだけではない大切なこと、新たな目的意識が芽生えていきます。 〜食育アドバイザーとしての役割とは〜 会員同士が健康であるために学ぶということが第一目的の会ではありますが、相互に学んだことを伊達市民の皆さまにも還元し、食を通した健康のお手伝いをすることを役割とされています。そしてそれらは全てボランティア活動として行なっていらっしゃるのです。 「ところで、会長の役割と会の具体的な活動内容を教えていただけますか?」 「会長は、会の統括役です。北海道食生活改善推進員協議会からの連絡を担ったり、時には外部との連絡役を担ったり、また伊達市健康づくり推進協議会の会議に参加などをしています。会の活動としては、『私たちの健康は私たちの手で』という日本全国の食改さんたちが同じスローガンを掲げて様々な活動をしています。伊達市では、保健センターを拠点に年5回の例会で、会員相互に考えたレシピで調理をしたり、テーマを決めて勉強会などもしています。また、市民参加の例会もあります。例えば、雪印メグミルクより講師をお招きして、チーズについて学んだこともありました。 それと何よりも、伊達は野菜が最高に美味しいので、会では伊達野菜を食べることを推奨しているため、圃場見学研修なども行いました。 そのほか、伊達市保健センター、食育センターなどを使用し、依頼があった団体の方たちと一緒に調理実習をしたり、「子育て支援センターえがお」・「伊達開来高校」の栄養学の授業に講師として伺ったり、子宮がん乳がん検診時にBMI測定や健康的な食事の提案、または野菜についての情報提供などもしています。 そうそう!コロナ禍で活動が制限されたことをきっかけに始めた『食改さんおすすめレシピ』という手軽なレシピも年5回発行しているのですが、現在20号まで発行されておりとても好評です。(R6年度は21号からスタートします」。 「なるほど…。活動は多岐に渡っていますね。とても重要な活動をされていらっしゃいますが、全てがボランティアなのですか・・・」。 「はい。戦後の創設当初からそうなのです」。 ここまで素晴らしい活動をされているお話を伺うと、もう本当に頭が下がるばかりです。 戦後80年も経っているのですし、完全ボランティアでなく、そろそろ方針を変えてもよいのではないかと思うのは間違っているのかな・・・? 会員さんの時間の無償提供に、国も地方自治体もいつまでも甘えていてよいのかな? そんな悶々とした疑問が湧いてきてしまった筆者です。 〜一番大変だと思うこと・やっていて良かったと思うこと〜 「私自身にとっては、何より、年齢問わずいろんな方と関わらせて頂いたことで、人とのコミュニケーションの大切さを改めて知ったことが大きな収穫でした。 それに、お料理をしたあと、「楽しかった!おいしかった!やってみるね!」など参加者から自然と出る言葉や姿を見ていると、とても幸せな気持ちになり、達成感に満ち溢れます」。 あ…こういうところですね。 きっと。 他人の喜びを自分の喜びに変換できるところが、岡村さんはじめ会員の皆様の素晴らしいところなのだと納得しました。 「大変だと思うことは、会員の皆様の自分自身の仕事とボランティアの配分です。会の団体名からよく間違われるのですが、私たちは伊達市の職員ではありません。完全な無償ボランティア団体なのでお給料もありません。 特に子育て世代は働いている方も多く、仕事を休んで活動するというのはなかなか難しいのが現状です。例えば栄養教室があるときは、レシピを考え、担当者を決め、打ち合わせをし、前日に買い物に行き、当日は参加者より早く行って下準備し、終わったあとは綺麗に片付けます。皆んなへとへとになります。高齢になればなるほどそれはより感じるはず。このように、忙しすぎる活動は実は会員が減る原因にもなっています。ですので、会の活動が持続可能であるために、私が会長になってからは、ボランティアの活動は月3回くらいまでと取り決めをしました」。 〜モチベーションの維持について〜 「やはり、皆様とても大変な想いをされながら活動をされていらっしゃるのですね。ボランティアと仕事の配分に悩む中、モチベーションの維持はどこにも求めていらっしゃるのでしょうか?」 「はい。会の仲間同士や参加者の皆様との異年齢との交流、またお友達でも家族でも職場の仲間でもない仲間との交流ができることはとてもとても貴重なことだと思っています。プラスして、家族や自分の健康の維持にも役立っていますし。例えば我が家の娘は「伊達野菜が美味しい!」というように素材の味がわかるようになってくれました。これはとても嬉しいことです。 ちなみに、娘の弁当は栄養バランスを考慮したおかずを詰め、16雑穀米、化学的ではないふりかけなどを入れています。そのお陰か常に快便で、思春期ですがニキビ・肌荒れとは無縁のようです。こういう効果は母親として大変嬉しいことですし、活動への意欲にも繋がります。活動を始めて以来、特に家族を見ていても、自分自身でも医食同源を実感しています。そして何よりも自分の活動を一番に理解してくれる人がそばにいるという安心感は、モチベーションの維持に繋がっています。それに私、今まで辞めたいと思ったことはないのです。食育講座に「来て良かった!」「こんな料理の仕方があるんだ!」というような感想を聞くことも大きな励みになっているのですよ」。 このようなお話を伺い、ご自分の立ち位置と、ワークライフシナジーを考えた岡村さんの姿勢に大いに納得した筆者でした。 〜10年活動してきて気づいた課題・活動を通して伝えたいこと〜 「食育アドバイザーとして10年の節目に会長になられたわけですが、活動の中で見えてきた課題はありますか?また、その課題の解決に向けて今後どんな取り組みを考えていらっしゃいますか?また、市民の皆様にはどんなことを伝えていきたいですか?」 「食事に気をつけている方はとことん突き詰めている方が多く、一方で全く気にしていない方も多いのが現状です。多くの方は、おそらくは健康診断に引っかかったり、何らかの身体への異常を感じたり、周りにそのような方がいない限り、おいしいもの、食べたいものを好きな時に好きなだけ食べるのが一般的かと思います。そんな中、私たちにできることは、“こういうこともありますよ〜”と、地区栄養教室や検診時サポート、学校などで種まきをしてくることなのではないかと思っています。もっとも、私だって、いつも健康的な食事をしている訳ではありません。とにかく美味しいものが好きですし、流行りものにもすぐ食いついてしまいます。夫に「癒し系じゃなくて、いやしい系だよね。」と昔言われてしまったほど笑。ですから、±0にするくらいの気持ちでやっています。なんて、会長が言ってしまったらダメなのかな・・・。でも、敷居を低くして、みんなで健康について考えるきっかけを作りたいと思っています。どのくらい芽が出るか、興味を持っていただけるかは分かりませんが、種を蒔かなければ何も始まらないので、地道かもしれませんが、微力ながら、活動をしていきたいと思っています。そして、その上で会員数を増やしたいと思っています。 広報でも案内されますが、「考える栄養教室」という2年に一回開かれている講座を一定時間受講し、食生活改善協議会にご入会いただき是非仲間になっていただきたいです。その講座が今年の秋に開催されます」。 「活動を通して伝えたいこととしては、せっかく素材が豊富なところに住んでいるのだから、産物を体に必要な十分な量を調理法を工夫して美味しく食べて欲しいと思っています。がんじがらめに“ねばならぬ”ではなく、ちょっとした心がけで健康に結びつくということを伝え続けたいです」。 〜今までの自分・今の自分・そしてこれからの自分〜 「今まで10年間の食育アドバイザーのボランティア活動を通して岡村香奈個人として得たこと、これからの自分に生かしていきたいことはありますか?」 「数えきれないくらいあります。まず、食改には娘が幼稚園のときに入りましたので、娘も食に対する意識が高くなり、ボランティア活動に対する興味も自然と身についていました。ある日、落ちていたビニール袋いっぱいにゴミを拾って帰ってきたことがあったのです。手袋もせずに落ちているものを触るということに正直不安もありましたが、食改に入っていてよかったなと思った瞬間でした。 それから婦人科疾患については手術をして根治したものの、年齢的にも気をつけなければいけない数値が色々ありますので、食事のコントロールで維持しています。食物系に対してこんなに興味が湧くとは思っていませんでしたが、体調不良や病気を経験し、きっとこうなるべく道だったのだと思っています」。 「これからのワークライフシナジーとしては、正直行き当たりばったり人間なので、目の前にあることをできる時に100%でやるって感じでこれからもやって行くのではないかと思っています。対価をいただく仕事としてのアクセサリーの制作は、制作意欲にもなりますし、食改においては、私が年間予定を決めるまでもなく、先に埋まってくるので、そこを調節する感じかな?そして、食改はあくまでもボランティア活動なので、あまり忙しくせず、どなたが入っても自分のペースで活動ができるということを、私自身が身をもって示していきたいと思っています。 仕事もボランティアも一人でできることではなくて、こうして好きなようにさせてくれている夫や娘を含み家族には、常に感謝の気持ちでいっぱいです」。 「では最後に改めて、会長としての抱負をお話しいただけますか?」 「とにかく、皆が仲良く楽しく活動できるように取り計らっていきたいです。会を通じて知り合うはずのない人と知り合える機会をいただきますので、多様な背景の人や、多様な年齢の人との交流を大切にしながら、食の大切さを共有し、会員全員が「やってて良かったね」と思えて、相互に学んだことを市民に還元できるような会にしていきたいと考えています。そして、もっと仲間を増やしていきたいです!」 決して気負うことなく、自然体で淡々と目の前の課題に取り組む姿はまさに会長の風格でした。 医食同源を身をもって伝えている会の活動に敬意を表すと同時に、岡村会長の想いが市民の皆様に届くことを願います。 北海道伊達市食生活改善協議会についての情報 連絡先 https://lollubas.dcpc.jp/post-558/ イベント情報 7/19伊達野菜についての講和 9/6メグミルクの方によるヨーグルトについての講和
Rietty
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05/18(金) 北海道ウクレレカンタービレ2018が開催されます!
夏の到来を告げる牧場ハワイアンイベント、北海道ウクレレカンタービレが今年も牧家ミルキングパーラーで開催されます!今回で5回目を迎えるカンタービレ、雨続き(嵐あり)にして昨年初の快晴となりました :-) さてさて今年のお天気はいかに・・・!?降っても晴れても楽しいこと間違いなし!豪華出演アーティストによるライブと極上フード&スイーツで盛り上がりましょう♪ ホテルマン磯部大輔さん作詞作曲による公式ソング「ウクレレラプソディー」。会場で一緒に歌おう! 北海道ウクレレカンタービレ2015 from Awesome Hokkaido on Vimeo. 北海道ウクレレカンタービレ2018 高木ブーがやってくる!5周年だよ!全員集合! 開催日 2018年6月23日(土) 時 間 9:30〜16:00 雨天決行 会 場 牧家ミルキングパーラー 特設野外ステージ 住 所 北海道伊達市乾町201−292 駐車場 会場近くに約100台の無料駐車場有 入場料 無料 詳細は下のリンクからどうぞ↓↓ https://so-ra-mi.jp/events/event/ukurere2018 初めて行かれる方へ。会場への詳細な道順が、牧家ウェブサイトに掲載されています。ちょっとわかりづらい場所なのでチェックしてね↓ https://www.bocca.co.jp/news/event/ 昨年のレポートはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/10230 https://so-ra-mi.jp/archives/10331
むしゃなび編集部
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12/01(日) 心に明かりを灯す、冬のおくりもの特集(1)
いよいよ冬本番。クリスマスシーズンを前にむしゃなびで人気のお店を訪ね、プレゼントにおすすめの素敵な品々をご紹介いただきました。贈って楽しい、もらって嬉しい! 心にあかりを灯すプレゼント探しに出かけましょう! 伊達の老舗お花屋さん「太田生花店」 まずは伊達の老舗お花屋さん、太田生花店へ。寒い季節だからこそ、華やかなお花が心を明るく元気にしてくれそうです。手軽で見栄えのするお花ギフトなら、ボックスフラワーがオススメ。プレゼント、お祝いなど用途に合わせて使いやすいです。豪華な見栄えに加えて、もらったらそのまま飾れる手軽さも魅力。通常のボックスのほか、新たに登場したクリアケースタイプも人気です。 家紋をモチーフにしたオリジナルロゴ入り、シックなボックスがお花を引き立てます。ロゴ入りボックス3,500円〜/クリアケースタイプ4,000円〜(税別) 水やり不要で長く楽しめるプリザーブドフラワー。お見舞いや、年配の一人暮らしの方にも喜ばれています。一輪タイプのほか、アレンジメントも扱っています。 「お花は一輪でも素敵なプレゼントになるんですよ」と太田さん。ウィンドウタイプのおしゃれな包装紙に、お好みのお花をラッピングして。特別な思いを伝えてみませんか?流行に敏感な女性にあげるならアンティーク調の色味がおすすめ。渋みのあるダークでシックな色合いも人気です。一方、男性はブルーやオレンジ系?と思いきや、淡いピンクなど可愛くてオーソドックスな色合いが喜ばれるそうです。お父さんや恋人にお花を贈るなら、いつもより可愛く明るいカラーをオーダーしてみては。 今年創業70年を迎えた太田生花店さんは、伊達〜室蘭周辺では最も古いお花屋さんです。初代の頃には伊達で栽培された花をリヤカーに積んで室蘭の市場まで売りに行っていたのだとか。フラワーギフトのご予約は4日前までにどうぞ。お花の種類の指定などがある場合は、一週間程度前からご予約ください。 太田生花店 北海道伊達市末永町68 営業時間 月〜土:9:00〜18:00 日・祝日:9:00〜16:00 定休日 正月三日 予 約 TEL: 0142-23-2439 むしゃなび内太田生花店のページ 冬の暮らしを彩る雑貨たち。めむはうす 続いて訪れたのは、楽しい街の雑貨屋さん!輸入雑貨を中心に、毎日が明るく嬉しくなるような雑貨が並ぶ「めむはうす」では、2019年12月25日までクリスマスフェアが開催中です。大切な人に、また自分へのご褒美に贈りたい、とっておきのアイテムが勢揃いしています! 冬の長い夜を光と香りで彩るキャンドル。アメリカで生まれ世界中で愛される「ヤンキーキャンドル」の秋冬限定バージョンが人気を集めています。ジャーに入った大きめサイズで、ゆったりと香りを楽しむことができます。近隣随一のヤンキーキャンドルの品揃えで知られるめむはうすさんですが、全国でもここだけの香りのラインとなっています!フルーツやナッツ、クリスマスケーキを思わせる甘くスパイシーな香りから森林のウッディーな香りまで、お気に入りの香りを探してみませんか。 ※ クリックすると画像が大きくなります(価格は税抜きです) 保温・保冷性抜群でスタイリッシュなデザインのコークシクル。ボトルの他マグ、タンブラーと用途に合わせて。新柄も入荷予定 飲むのが楽しくなる健康茶「30日茶」!女性へのプレゼントにおすすめ BE IN THE BAGのおしゃれで高機能なベスト。ポケットが沢山あり仕事着にも重宝します。男女兼用 東川町の靴下ブランド「ヤマチューン」の手袋。軽くて暖かいシェットランドウール使用。ニットキャップも入荷予定/3800円〜 なんとも可愛らしいドイツ「fashy」の湯たんぽ。お湯を入れて冷めるまで緩やかに保温し、柔らかな感触が気持ちいい! 店内の特設コーナーでは、毎年大好評の「アノニマスタジオ 旅する灯台と絵本展」が開催されています(12月25日まで)。子どもから大人まで楽しめて、読むだけでなく、お部屋に飾っておきたくなるような美しい絵本の数々。心ときめく一冊との出会いがきっとあると思います! 開いてびっくり!仕掛け絵本「ナマケモノのいる森で」 「サンタクロースって本当にいるの?」と聞かれて困った時にはこちらをどうぞ! 商品詳細や最新入荷情報はお店のインスタグラムをご覧ください。https://gramho.com/explore-hashtag/めむはうす めむはうす memhouse 北海道伊達市梅本町39-4 営業時間 11:00〜19:00 定休日 毎週火曜日、元日 http://www9.plala.or.jp/memhouse/ 冬のおくりもの特集はまだまだ続きます。(2)をお楽しみに! 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年) 掲載商品は売り切れとなる場合があることをご了承ください。
むしゃなび編集部
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07/30(火) 一日ここでのんびりしたい、木立の中のコミュニティ・カフェ!iyutari~イユタリ~
豊浦町の中心地から長万部方面へ車を走らせること10分ほど。山間の大岸地区に入ります。豊浦といえば、「海」の印象が大きい町ですが、この辺りは田んぼや木立の緑に囲まれ自然がとても美しいところ。木立に囲まれて、ひっそりと建っているのが旧大岸鉱山分校をリノベーションした豊浦町地域産業連携拠点施設です。 新規就農者の育成や食品加工など、6次産業の推進と地域コミュニティ活性化のために利用されている施設の一室に今年7月、コミュニティ・カフェiyutari~イユタリ~がオープンしました。 カフェと雑貨店 黒板、勉強机、ランドセルの入りそうな棚など、学校だった頃の面影が残る店内に、リネンの服やおしゃれな雑貨が並び、コーヒーの柔らかい香りが立ち込めていました。お揃いのエプロンで迎えてくださったのは、店主のサオリさんとヒロミさん。 サオリさんは今年3月まで3年間豊浦町地域おこし協力隊として町内で活動し、ヒロミさんは洞爺湖で雑貨店を営んでいました。昨年のシーズン終わりに、建物の老朽化が原因で移転を余儀なくされたヒロミさんに、以前から知り合いだった菅野さんが声をかけ、雑貨とカフェのお店を開くことになりました。 やっぱり美味しい、チーズケーキ カフェメニューはケーキ、焼き菓子、ホットサンドなど、スイーツと軽食が中心。中でもこの日、とても楽しみにしていたのが特製のチーズケーキ。実はこちら、知る人ぞ知るファンの多い一品。というのも協力隊に就任する以前に、サオリさんが洞爺湖で営んでいたカフェの人気メニューが、このチーズケーキなのです! キャラメルチップチーズケーキ520円。他にプレーン、ラムレーズンなど色々 やっぱり、おいしい~。一口いただいて思わず唸ってしまった筆者。どっしりしているのに口に入れるとふわっと軽い。甘さ控えめでチーズは多め。そのおいしさをひと言で表現するならば・・・ やさしい気持ちが胸いっぱいに広がる味! チーズケーキがますます美味しくなるコーヒーにも注目。無農薬やフェアトレードにこだわった仙台の焙煎士『芦田珈琲』のオリジナルブレンド豆を使用しています。一滴一滴、ドリップするごとに店内に広がってゆく豊かな香り・・。口当たりは柔らかく、飲みやすさの中にもしっかりと風味があります。 仲間の集うカフェ ホットサンドと梅シロップサイダー。セットで1000円 さて、iyutariとはアイヌ語で「仲間」を意味する言葉。2011年の東日本大震災で被災し、仙台から北海道へ避難移住した経験を持つサオリさんの深い思いが込められています。 サオリさん「大切なのは人と人とのつながり。それも職場や学校の上下関係のような『タテ』のつながりではなく、手をつなぎ合える『ヨコ』のつながり……そういうつながりは、人生で本当にかけがえのないものだと思います。協力隊として3年間、様々な仕事をする中で沢山の出会いがあり、その経験を生かして『ヨコ』でつながったコミュニティ・スペースを作りたい、と思いました。」 ヒロミさん「ここに来たら仲間がいる。iyutariはそんな場所です!」 暮らしを彩る雑貨とクラフト 元教室のレトロな雰囲気を生かした棚や窓辺に並ぶ雑貨たちは、シンプルな中にもちょっと遊び心があり、さりげなく空間を演出しています。小物類や使い勝手のよい食器など、ヒロミさんがセレクトしています。飾り方を見るのも楽しく、お部屋づくりの参考になるかも。雑貨好きの方にぜひ訪ねてみてほしいです。 白樺樹皮のペンダント こちらは白樺樹皮を使った手作りのアクセサリー。フィンランドに伝わる伝統工芸で、材料から手作りしているiyutariオリジナル商品です。作品を展示販売するだけでなく、ワークショップ形式で樹皮の採取から加工までを行う講座も開催しています。 白樺の樹皮を剥ぐ。撮影:iyutari お二人によれば、白樺の樹皮が採れるのは毎年6月頃。白樺の木が一斉に水を吸い上げ樹皮の内側に水が流れているこの時期でないと、うまく剥がれないので採取できないそうです。完成された作品は独特の色合いが美しく、皮のように丈夫でしっかりした手触りでした。 また、別室ではアロマセラピストの資格を持つサオリさんによるオイルトリートメントなどのセッションを受けることができます。「様々なお悩みを伺いますが、『答え』って、実はみんな知っているんですよね。香りはそれを気づかせてくれるんです。」とサオリさん。時には厳しめのアドバイスをすることもあるそうで、「セッションに入ると顔つきがキリッと変わる(笑)」(ヒロミさん談)のだとか。(予約制です。詳細はお店にお問い合わせください) お茶をしたり雑貨を見たり、アロマを楽しみランチも食べて……一日中ここでのんびりと過ごしたくなる、iyutari。一人時間を存分に楽しむのもよし、お友達とのんびりもよし。自然豊かな場所なので、お子さん連れの方にもおすすめです。夏休み、木立に囲まれたコミュニティ・カフェに出かけてみては。 iyutari ~イユタリ~ 北海道虻田郡豊浦町字大岸448 木〜月 11:00~18:00 定休日 火・水 HP https://www.facebook.com/iyutari.hiro.sao/ 雑貨、アロマスプレー、焼き菓子など「道の駅とようら」でも販売しています。 イベントのお知らせ 『iyutari ~イユタリ~ 夏の夜ごはん』2019年8月3日(土)18:00~23:30会費 2500円(飲み物代別途)手作りご飯とパタゴニアビール、変わった日本酒などを楽しむ集い。ソフトドリンクもあり。 『iyutari ~イユタリ~のお茶と音楽会~』2019年8月17日土曜日 14:00~16:00出演 加藤亮子(voice artist)、榎木鼓(pianist)会費 3000円(お茶・おやつ込)詳細 https://www.facebook.com/events/2379790708971011/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/01(火) チェンマイ在住シリポーンさんの服展10/4金まで
伊達の大町ミニギャラリーで「サワモト・シリポーン秋の染め織りの衣服展 」が10月4日(金)まで開催中です。 シリポーンさん シリポーンさんは、タイ北部チェンマイに工房を持ち、伝統的な染色や機織り技術を継承する職人さんたちと洋服を制作しています。年に2回ほど、展示会のために来日するほかは、タイで制作活動に励み、工房では旅行者向けに染め体験のワークショップなども行なっているそうです。 温かみのあるブラウンや柔らかなブルーなど、優しい色合いの布地は、藍、黒檀(こくたん、カキノキ科の木)の実、マリーゴールドなどを使った草木染めです。天然の素材で糸を染め、その糸を手織りをして服地が出来上がるという、とても手間のかかった洋服なのです。 手に取ってみると、糸の繊細な配色から生み出される、奥深い色合いに見とれてしまいます。そして肌触りがとっても気持ちいい! 後ろ姿がキュートなパッチワークのパンツ。布の組み合わせが個性的! 天然石やビーズを使ったアクセサリーも素敵です。 シリポーンさんに伺うと、最近はチェンマイの若者の間でも藍染が流行しているそうです。しかし、染めや織りの職人の高齢化と後継者不足により、伝統技術の継承・保存が危ぶまれている状況なのだとか。そんなお話を伺っていると、素朴な色合いや手触りが、一層貴重なものに思えます。 今回の目玉、染織り布のハギレ。小さなものから大判まであり、値段もお得! 手作り好きの人にオススメ。 タイの伝統技術とシリポーンさんのセンスが融合した、ユニークでおしゃれな一点物の服。ナチュラルなファッションが好きな方、ハンドクラフトが好きな方、ぜひお出かけください! 染料の黒檀の実。 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=1274 サワモト・シリポーン 秋の染め織りの衣服展2019 2019年9月30日(月)~10月4日(金) 10:00 am - 5:00 pm (最終日は3:00 pmまで) 場所:大町ミニギャラリー 和美工房内(伊達市大町3-7 P有り) アジアの布しりぽーん〜微笑みの国タイの染め織り(むしゃなび内) 最新情報はインスタグラムでチェックできます→ lannabrownthailand ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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03/18(月) 孫よりかわいい!? 黄金の丘で元気いっぱい育つ秋田犬。伊達天英荘
キラキラ輝くつぶらな瞳に堂々とした体格。おおらかな表情の中に日本犬らしい風格が漂う秋田犬。 国の天然記念物に指定されている日本犬種6種の中では唯一の大型犬です。海外での人気も高く、最近ではフィギュアスケートのザギトワ選手や、元横綱・朝青龍氏などの著名人に秋田犬が贈られたニュースが話題となりました。そんな秋田犬のブリーダーが伊達にいると聞いて、黄金地区にある犬舎「伊達天英荘」を訪ねました。 元気いっぱい走る、走る〜! 丘の中腹にある広々としたドッグランに到着すると、犬と子どもたちが雪の上を駆け回って遊んでいます。2月中旬のとっても寒い時期だったのですが、元気いっぱい〜! この日は登別や伊達から数組のオーナーさん達が集い、一緒に遊んでいるところでした。しばしの里帰りを楽しむワンちゃんたち。筆者もドキドキしながらランの中へ入れていただくと、 「わーーーい!!」 と言わんばかりに駆け寄ってきてくれました。初めての見学だったので、警戒して吠えられちゃうかな・・と心配していたのですが、みんなとてもフレンドリー。 体を寄せてきたときのずしっとした重量感、大きくてぷくぷくした肉球。口角がキュッと上がって、笑っているみたいな口元! 愛らしい表情にこちらもつられて笑顔になります。 柴犬よりひとまわり大きいくらいのサイズですが、これでまだ生後半年〜1年以内。おとなになる前の幼犬なんです。団子になって犬同士じゃれあったり、飼い主さんに甘えたり、とっても楽しそうですね。 「うちの子達はみんな人馴れしているから、全然心配ないですよ〜!」とオーナーの樋口真吾さん・文子(あやこ)さんご夫妻。 伊達天英荘オーナー 樋口さん夫妻 樋口さん夫妻は7年ほど前に登別から伊達に移住し、秋田犬のブリーダーを始めました。元々はポメラニアンなど洋犬のブリーダーをしていましたが、ご主人の真吾さんが子供の頃から秋田犬好きだったこともあり、繁殖や飼育のノウハウを学んで黄金に犬舎を開きました。現在、1才〜11才の親犬15頭を飼育しており、1年に平均で30頭ほどの子犬が生まれているそうです。 上の画像は生後1ヶ月ごろの子犬たち(樋口さん撮影)。コロコロと可愛いらしい〜!! そんな子犬たちも大人になると、堂々とした立派な姿に。 樋口さんに連れられて登場したのは、天くん3才。昨年4月に函館で開催された秋田犬保存会 東北・北海道総支部主催の秋田犬展覧会では、壮犬(1才6ヶ月〜 2年6ヶ月未満)の部で一席を受賞した若手のナンバーワンわんこ。体重は50キロほど、天を仰ぐような立ち姿が美しいですね。 子どもの頃、秋田犬が主人公の漫画『銀牙 -流れ星 銀-』を読んで以来の秋田犬好きという真吾さんに、お話を伺いました。 ch:秋田犬の魅力はどんなところですか? 樋口真吾さん「洋犬のような派手さはないですが、堂々とした風格は秋田犬ならではの魅力だと思います。 最近では国内よりも海外での人気が高く、中国、韓国、ウクライナなど、海外に子犬を送り出すことも多いです。海外のオーナーさんは、とても研究熱心な方が多くて、以前、アメリカの方で、飼い始める前に5年も秋田犬の性質や飼い方などについてリサーチしたという方がいたんですよ。欧米では犬種の研究も非常に進んでいるんですよね。」 天くん 第102回東北・北海道総支部展にて(樋口さん撮影) ch :大型犬なので、広い場所がないと飼うのは難しいですか? 樋口真吾さん「特別に大きな部屋や庭のある家でなくても飼育できるんですよ。うちではケージを使った飼い方を勧めているのですが、ケージがあればそれほど場所を取らないのでマンション等で飼育されている方もいます。もともと犬は狭いスペースの方が落ち着く性質があります。それにケージで飼って入れば震災などの非常時にも一緒に避難所に連れていけるんですよね。そこはすごく大きなメリットだと思います。」 天英荘流、犬育ての極意! 秋田犬は飼い主に非常に忠実だと言われていますが、日本犬特有の性質として、知らない人に対して吠えるなど少し頑固な性質もあります。そこで天英荘では、散歩やドッグランなど外出時にトラブルのないよう、人に慣らして育てることをとても大切にしています。そんな樋口さん夫妻の犬育てのモットーは、ズバリ「怒らずに褒める」。 平日は会社勤めの真吾さんに代わり妻・文子さんが犬たちの世話をしています。その様子はまさに「犬の保育園のよう」。もともと実家がブリーダーをしていて小学生の頃から犬の世話をしていたという文子さんは、出産から成犬まで、犬育てのプロフェッショナル。 樋口文子さん「大切なのはとにかく褒めて、可愛がることなんですよ。褒めるときは大げさに。身振りもオーバーアクションで高い声で褒めるんです。逆に叱る時は(怒る、でなく、叱るがポイントですよ!)低い声で、ひとこと「だめ」とだけ伝えます。 樋口さん撮影 叱る時は名前は呼びません。呼ぶと、名前を呼ばれたら怒られる、と思うようになってしまいますから。そして、絶対に手を上げない、叩かないことですね。」 へえ〜! 人間の子育てとほとんど同じですね。ちなみに文子さんは登別でバレエ教室を主催していて、教室でもやはり「褒めて育てる」指導をしているのだとか。人間も犬も、「育ての極意」というかポイントとなるところは一緒なのかも・・・としみじみ感じたchでした。 孫より可愛い!? 秋田犬の魅力。 この日集った秋田犬をこよなく愛するオーナーさん達にもお話を伺いました。 伊達市の菅原さん(伊達市)と大ちゃん。20代の頃からの秋田犬好きで、現在2頭の秋田犬を飼っています。大ちゃんは一昨年、苫小牧の展覧会で一席を受賞。ポーズが決まってますね。展覧会は毎年春と秋に各地区で開催されていますが、天英荘を巣立った犬たちも多数出場して成績を残しているそうです。 菅原さん「本当にかわいい。孫よりかわいいよ!・・なんて言ったら家族に怒られちゃうけど(笑)、人の気持ちを本当によくわかってくれる犬だね。 以前、2週間ほど入院した時に天英荘に預けたことがあったんだけど、なんとか早く退院できるようにな頑張って迎えに行ったら、犬が抱きついて離さないの。俺も涙がでたけど、気持ちが優しくて、すごく通じるんだよね。」 続いて登別の三浦さんファミリー。ミニチュアダックスを先に飼っていて、1年ほど前、秋田犬を一緒に飼い始めたそうです。ワンちゃんとすっかり大親友の娘さんの夢は、将来獣医さんになること! 三浦さん「大型犬だから困るかな、と思ったけど、室内でも全然気にならないですよ! 大人しくて、飼い主の言うことをよく聞きます。」 初めてのワンちゃんを天英荘から迎えて半年ほどという沼山さん(登別市)。見事な虎毛の秋田犬2頭を家族みんなで可愛がっているそうです。お母さんに抱っこ! の嬉しそうな表情・・・。 沼山さん「大きく見えますが、まだ1歳未満なんですよ :-) ペットショップで虎毛の秋田犬を見て、一目惚れしたのが犬を飼い始めたきっかけです。トイレなどすべて躾がされている状態なので、犬を飼うのは初めてですが、全然困ることがないです!」 愛情をたっぷり注がれ自然豊かな犬舎で育つわんこたち。秋田犬を家族に迎えたいと考えている方、見学が可能ですので天英荘ホームページからお問い合わせください。また樋口さんが犬たちとの楽しい日常を綴った天英荘ブログでは、最新の子犬情報を見ることができます。 最新情報! 2019年3月1日に赤毛のメスが3頭産まれました。 また、3月20日ごろには出産予定あり。今見学に行くと可愛い子犬に会えますよ~!! 秋田犬専門犬舎 伊達天英荘 北海道伊達市北黄金町49番地2711 TEL 080-1891-0455 ホームページ http://dateteneiso.raffoler-queue.info ブログ「北のサバンナ〜ワンコライフ〜 http://raffoler-queue.info
むしゃなび編集部
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04/24(土) 【中止のお知らせ】スマホシンフォニー
本日と明日、開催を予定していたイベント「スマホシンフォニー」は中止となりました。(以下、主催者より) 【公演中止のお知らせ】 スマホシンフォニーに参加予定であった皆さまへ 今週末、4/24(土)・25(日)の開催を予定しておりましスマホシンフォニーにつきまして、都合によりやむなく公演を急遽中止とさせていただくはこととなりました。 代替え案を検討いたしましたが、本来のテーマに沿った公演ができないこと、皆さまの満足のいく公演ができないことから中止の判断となりました。 直前のお知らせとなり大変恐縮ではございますが、本公演を楽しみにしていただいていた皆さまには多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。 だて歴史文化ミュージアム tel:0142-25-1056 mail:date-museum@city.date.hokkaido.jp https://mushanavi.com/specials/34045/
むしゃなび編集部
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05/21(月) 果樹園で楽しむ焼きたてスイーツ!くだもの農家 浜田園 菓子部
先日、いちご狩り情報を集めにそうべつくだもの村に行ってきました。一足早く甘〜いイチゴを楽しんだあと、 https://so-ra-mi.jp/archives/14296 「アップルパイ」、「ソフトクリーム」ののぼりが魅惑的にはためく果樹園に立ち寄りました。壮瞥の老舗果樹園、くだもの農家浜田園です。 こちらでは美味しい果物と一緒に、併設の菓子工房で作られた焼きたてのスイーツを味わうことができます。中に入ると、お菓子の焼ける甘〜い匂いが・・・。ショーケースの中にはパイやパウンドケーキ!果樹園なのに、洋菓子店みたい! さっそく食べたいところですが、まずはいちご狩り情報を仕入れなくては。浜田さんに伺うとオープンは6月10日前後の予定とのこと。特別に畑を見せていただくことになりました。 広大な農園の中を歩いてイチゴのハウスへ向かいます。この日は曇りでしたが、畑の向こうに有珠山が。それにしても広いですねー!見渡す限りりんごの木が続いています。 さて何の花でしょう??正解は、ナシ。こんなに可愛らしい花をつけるんですね。ほかにサクランボや桃など、あちらこちらで花が咲き、素晴らしい眺めでした。 森の中をハイキングしているような気持ちのいい場所、くるみの木の畑です。どの木もとっても大きいですが、夏には涼しい木陰を作り、町の保育所の子供達が遊びにくることもあるのですって。そして秋になるとおいしいくるみがどっさり実ります。浜田園の代表スイーツのひとつ、「くるみのパウンドケーキ」には、ここでとれたくるみがたっぷり! さて、イチゴのハウスに到着しました。 ハウスの中は花盛り!よくみると、可憐な白い花の間にイチゴが実をつけ始めています。ほら、こんなにたくさん。真っ赤になるのが楽しみですね。 摘みたての果物と果樹園ののどかな景色を楽しみに、毎年シーズンが始まると沢山のお客さんが訪れます。いちご狩りは赤い実がなくなり次第終了となるので、特に週末は込み合い、オープン前から並ぶ方も多いそうですよ。開園情報は、浜田園のウェブサイトでご確認ください。 http://hamada-en.com/index.html それではいよいよ菓子工房へ行ってみましょう!もともとはジャム工房としてスタートしたそうですが、次第にお菓子のラインナップが増えたので、今シーズン名前を「くだもの農家浜田園菓子部(カシブ)」とリニューアルしました。 浜田園のお菓子といえば、くるみのパウンドケーキ、そして数年前して発売以来、すっかり人気者となったシュークリーム「はまシュー」。特製りんごジャムの入ったアップルパイも好評です。季節ごとに旬のくだものを使った限定のパウンドケーキやパイも登場します。 果樹園でシュークリームってちょっと不思議な気がします。浜田さんに伺うと、お子さん連れでくだもの狩りに来るお客様がとても多いので、手作りで気軽に買える値段のお菓子があったら喜ばれるのではないか、と思ったのがきっかけなのだそうです。「はまシュー」は香ばしくサクサクの生地に、バニラビーンズの入ったクリームがあふれんばかりにたっぷり!クリームは注文ごとに入れてくれます。本格焼き菓子の味わいですが180円と安いのも魅力。 そんな浜田さんの思いと美味しさへのこだわりが詰まったお菓子たちにニューフェイスが登場しました!カステラの原型となったポルトガルのお菓子、「パンデロー」をカップに入れて焼いた「カップパンデロー」。カステラよりもしっとりしてホワホワの食感!チョコとプレーンの2種類があります。下画像はチョコ。優しい味なのでお子さんにもオススメです。 そして、浜田さんが試食を重ねこの味、と選び抜いたこだわりの「濃厚バニラソフトクリーム」! うっすら黄色で見るからにおいしそう〜!食べてみると「濃厚バニラ」の名の通り濃厚でコクがありますが、さっと溶けて後味はすっきりさっぱりしています。これはくだものでお腹いっぱいになっても食べてしまいそう・・・。ソフトクリーム好きのみなさん、食べてみてね。 という訳でいちご狩り情報がいつのまにかスイーツ情報になってしまった今回のレポートでした。果樹園ですが焼きたてのオリジナル焼菓子を楽しめる浜田園さん。くだもの狩りはもちろんですが、お土産を買いに、またドライブのひとやすみに立ち寄ってみてくださいね。 くだもの農家 浜田園 北海道有珠郡壮瞥町字滝之町358 0142-66-2158 浜田園菓子部 9:00〜17:00 http://hamada-en.com/tyokubai.htm
むしゃなび編集部
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01/19(土) 冬のカフェ訪問。「有珠cafe ハルミンタラ」NEW OPEN!!
伊達市有珠に昨年11月末、小さなカフェがオープンしました。 有珠といえば、有珠善光寺やバチラー記念堂、アルトリ岬など、文化や自然をじっくり味わう名所の多いエリア。真冬のある日、積もったばかりのふわっふわな雪を踏みしめてカフェにやってきました。いろんな色の木を組み合わせたナチュラルでカラフルな玄関のドアに、クジラのかたちのドアノブ・・・わ、かわいい! ワクワクしながら中に入ると、木のぬくもり漂う、レトロであたたかいカフェ空間が広がっていました。 ハ ル ミ ン タ ラ という名前から推測するに 「ハルさんですか?」と尋ねたら、 「いえいえ、ハルって、犬の名前なんです(笑)」 と、笑顔で迎えてくれたのは、店主の津田光子さんでした。愛犬のハルちゃんと毎日、山を散歩するほどの有珠山好きな津田さんは、一昨年2017年に札幌から移住し、長いあいだ空き家となっていたこの家を改装して、カフェを始めたそうです。驚いたのは、リフォームに使った資材のほとんどが、廃材だというのです。 津田さん:家やお店を解体すると、建築材などのゴミがたくさん出るのですが、そういうところから、まだ使える資材や家具をもらってきて「活かす・生かす」ことの出来る大工さんがリフォームしてくれました。 「物」も「食材」も「人」と同じで、まだ使える・食べられる・生きられることが出来るのに、活かされないのはほんとうに悲しいことです。 本来なら捨てられていたはずの「物」たちが生かされる空間で「毎日食べても美味しいと思えること」を大切に、手元にある食材を無駄なく生かしていくのを考えるのがとても楽しいです。 おしゃれなキッチンのドアも廃材の再利用。中央のガラスが割れてしまった部分に、別の古いガラスを組み合わせ、きれいなブルーに塗り替えて出来上がりました。お花型の窓は、なななんと、拾ってきたお皿なのだとか!もはやドアという「作品」。 さて、いきなり超前のめりでお話を伺ってしまいましたが、まずはランチをいただきましょう! 酵素玄米のタコライス 650円 酵素玄米とジャガイモのポタージュセット 550円 ※値段は変更になることがあります からだにしみわたる〜、おいしいメニューの数々。 ハルミンタラでは、玄米と小豆を圧力釜で炊いて、3日熟成させた「酵素玄米」を中心に、季節の野菜や、からだにやさしい食材を使ったメニューを提供しています。基本的にお肉や乳製品は不使用。アレルギーに配慮して米粉のスイーツもあります。 アナログなおもちゃがいっぱい! お子さん連れでものんびり楽しめます 津田さんが「食」を大切にするようになったのは、3人のお子さんの子育てがきっかけでした。3人とも自然出産をしたそうですが、自然なお産をするためには、自己管理が欠かせないのだとか。お子さんがアレルギーだったこともあって、酵素玄米中心の食事をするようになったそうです。 さらに食だけでなく、札幌時代には、森の幼稚園や子育て支援に携わり、環境問題や社会問題について熱心に勉強したそうです。そんな中、東日本大震災による原発事故で被災した親子の、北海道への一時避難や保養等の働きにも関わるようになりました。 津田さん:この活動を通じて、被災地から避難してきたお母さんたちに、たくさん、たくさん出会いました。すべて捨てて、旦那さんも置いて、ただ子どもを守るために、逃げてきた、というお母さんたち・・・。 地元では避難するというと、「大げさだ」と批判されたり、「故郷を捨てるのか」と白い目でみられることもあったそうです。 それぞれに孤独、不安を抱えながらも、たくましく生きている・・・そんなお母さんたちを見ていて、私も「もっと本気で生きなきゃ」と思ったんですよね。それで、今までやってきた子育て支援や、食などじぶんの中に貯まっている経験を総動員して、いっちょ挑戦するかと思ったわけです。 様々な学びや出会いを通して「生きること」を真剣に問い続けてきた津田さん。数年前には最近話題の「ファシリテーション(※)」(会議やプロジェクト等で話し合いを円滑に進める技法)と出会い、現在はカフェを営む傍ら、「市民ファシリテーションステラ」(伊達市の市民サークル)を通じて講座を開催したり講師としての活動も行なっています。 ※ファシリテーションについて興味のある方は、津田さんの所属団体「NPOファシリテーションきたのわ」のHPをご覧ください。 そんな津田さんがハルミンタラでつくろうとしているのは、食を大切にしながらも、いわゆる「カフェ」よりももっと多様な「集いの場」、コミュニティ的空間のようです。 津田さん:例えば、体は不自由だけど絵本を読むことは好きな人が、小さな子に読んであげている。 いつもは宿題のわからない所をお母さんに怒られながらやっている子が子ども同士わからないところを教え合っている。 おすそわけで戴いたたくさんの野菜を使って、こども食堂が開かれている。 音楽をやりたい人が集まって即興ライブが始まった、などなど。 いろんな世代の人が、所属や肩書や役割を気にすることなく、自分としていられる場。それぞれの持ち味が生かされる場にしていきたいですね。 愛犬・ハルちゃんとの散歩。 津田さんの思いと、美味しい食事と、もの言わぬ「モノ」たちの「大事にしてくれてありがとう」という思い・・・ 心も体もほっこりとあたためられた真冬のカフェ訪問でした。みなさんも遊びに行かれてみては! 有珠山カフェ ハルミンタラ 北海道伊達市有珠町216-1 OPEN 水〜土 11:00〜16:00 メニューや最新情報はFacebookページをご覧ください! 記事の内容は取材時の情報に基づいています。 (取材 2019年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
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10/11(金) 毎日を豊かにするツールとウェア。伊達の新感覚ショップ、エブリデイ!
新感覚のセレクトショップが伊達市網代町にオープンしました。洋服(レディース、メンズ、キッズ)、生活雑貨、キッチン用品など幅広い品揃えのtool&wear everyday(ツールアンドウェア エブリデイ)。 シンプルで程よくトレンド、年齢を問わず着られるウェア 学生さんから家族連れ、お年寄りまで老若男女がお買い物を楽しめるライフスタイルショップです。それも、可愛くておしゃれなだけじゃない! アウトドア派に絶大な人気のマグ 機能性バッチリな海外ブランドのツールや、国内メーカーのシンプルで上質な洋服など、クオリティーにこだわってセレクトされています。見ているだけでワクワク、まるで百貨店のよう……! 豊かさは、毎日の暮らしの中に。 オールシーズン着られるアイテムも多い everydayは、鹿島町の人気店「京都育ちのセレクトショップ。bunga」の姉妹店として今年8月下旬にオープンしました。京都から伊達に移住し、ご主人と共にお店を経営しているeveryday店長・藤田晶子さんにお話を伺いました。 伊達初のライフスタイルショップ、誕生秘話。 藤田さん「伊達って空気が良くて肥沃な土壌があって、美味しい野菜が食べられて、『豊かな暮らし』をするための素材が全部揃っています。でも、それを生かせるツールがないんですよね……例えば、伊達産のおいしい野菜で料理を作った時に、かわいい器に盛り付けたら食卓がもっと楽しくなるのに、買える場所がほとんどない。札幌など大きな街まで出ないとなかなか手に入りません。そういう意味では、都会と真逆なんですよね。都会にはおしゃれな店は沢山あっても、新鮮な野菜はないですから。そこで、衣食住に関わるツールを提供して、この地域に住む人の毎日の暮らしがもっと豊かになったらいいな、という思いで新店舗をオープンしました」 パッケージが可愛い食品類はプレゼントにぴったり。京都人、藤田さんのセンスが光る! everydayの、こだわり。 藤田さん「いわゆる『ライフスタイルショップ』って、おしゃれに振り切っているところが多いですが、うちは見た目だけでなく、ちゃんと使えること、つまり機能性を重視しています。ネームバリューのあるブランドや国産の商品をスタッフみんなで厳選しました。使い勝手の良さにはかなりこだわって揃えています」 料理好きにはたまらない、作りのいいナイフ 長〜く付き合える、ジーンズ! 洋服は、ベーシックなカジュアルをテーマに、年齢を問わずに着られるシンプルで素材の良いものが揃っています。シャツなどオールシーズン重宝しそうなアイテムも多いです。 メンズ、レディーズ共に素材の良さにこだわったラインナップ 中でもぜひ手に取ってみてほしいのがジーンズ!ジョンブル、アントゲージ、ドミンゴなど、ジーンズ好きが愛好するブランドを取り揃えています。どれも10年レベルで長く着られて、履き込むほどに味わいが出てくるのだとか。そう考えると、安さが売りのものよりも逆にコスパがいいのでは! シルエットがきれいなジョンブルのジーンズ 「シルエットの綺麗さ、履き心地の良さをぜひ味わってください!」と藤田さん。テーパード、スキニーなど様々なデザインがありますが、体型に合ったラインを選ぶことが肝心。迷ったら気軽にスタッフの方に相談してみてください。 カジュアルウェア?いいえ、女性のための農作業着なんです。農ガールの必需品 日本製の優秀お鍋&キッチンウェア こだわりの道具類 百貨店さながらのeverydayのキッチン用品コーナー。ル・クルーゼなど料理愛好家御用達の海外ブランドから日本製の包丁まで、どこまでも「いいもの」が集まっています。家電を除けば、キッチン関連のものはほぼ揃うのではないか、という豊富な品揃えです。 中段がおすすめ「aikata」の鍋類 中でも注目のブランドは、新潟県燕三条市で製造されているaikata(アイカタ)シリーズ。コロッとしたフォルムがかわいい両口雪平鍋は手入れが楽で使いやすく、注ぐ時に液ダレしないスグレもの。 料理を引き立てる、こだわりの器 素敵なお鍋や道具類を見ていたら、手抜きばかりしていたのを大反省! たまには時間をかけてじっくりと料理しよう、と心に誓った筆者です。自然や食材に恵まれた伊達・西いぶり地域。そこに暮らしていることって、実はすごいことなのかもしれません。当たり前の毎日を大切に暮らす—そんなヒントがいっぱいのeveryday。お祝いのお返しや、特別なプレゼント選びにもおすすめ! スキンケア用品やフレグランスも人気 ツール&ウェアeveryday 北海道伊達市網代町27-6 TEL 0142-82-6670 営業時間 10:00〜19:00 定休日 水曜日 https://everyday.jpn.com Instagram むしゃなびページ ※ 掲載画像にある商品の詳細についてはお店にお問い合わせください。※ 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
むしゃなび編集部
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04/23(月) 「めしどころ松前屋」に行って来ました
洞爺湖温泉街で旬の魚介を気軽に楽しめるご飯やさん、 「めしどころ松前屋」。 昨年頃から始まったランチに行って来ました。 一番人気はこちら! ホタテとじ丼1500円 新鮮なホタテを卵でふんわりとじたおふくろの味! お味噌汁にもプリプリのホタテがたっぷり入ってホタテづくし。ボリューム満点です。 小皿に添えてあるのが、松前屋さん名物の松前漬け。 最近は海外観光客の利用も多く、今日もこのあと団体さんが入るところでした。滑り込みセーフ! 「外国のお客さんは、ネバネバが苦手という方が多いのよ。だから松前漬けはなしね!」 と笑顔が素敵な名物女将のさん。カウンターを覗くと旬のお魚、そして今が旬のアイヌネギ。とれたてでピチピチしてます! 今回はホタテとじ丼とお蕎麦をいただきましたが、 北海道産鳥そば900円 こちらのイチオシは、その日に仕入れた新鮮な魚を焼いたりお刺身でいただく「今日のおすすめ」。 日替わりのお刺身盛り合わせは、単品2000円、定食2500円とランチにはちょっとお高めですが、せっかく来たならば食べる価値ありですよー。 なので席に着いたら女将さんに「今日何が美味しい?」って聞いてみてね。夜にわいわいと飲みに行くのも楽しいですよ。 こちらは以前、ぶらりと訪れた時のお刺身盛り合わせ。半分盛りで1200円にしてもらいました。 秋だったので、室蘭産のハッカクが入って、美味しかった・・・ 地元の常連さんに人気なのは、カツ丼、カレー、オムライスなど、ボリューム系のメニューです。 ホタテとじ丼を食べる人はあんまりいないそうです。やはり、ホタテは日常食ですものね。 それから裏メニュー的にオススメしたいのが、なんとラーメンなんです。 塩ラーメン900円 こちらのラーメンは塩とざるのみです。鶏ガラベースで、ものすごくシンプルなのがたまりません。 チャーシューも柔らかくてジューシーー。温泉街で一番好きなラーメンです♪ これからの行楽シーズン、特にランチタイムは混雑することがあるので、確実に食べたい方は予約するのが安心です。 「むしゃなび見たよ!」で消費税オマケします。 ※そ・ら・みを見た方も「むしゃなび見たよ!」と言ってね。 めしどころ松前屋 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉40−16 TEL 0142-75-2754 OPEN 11:30~14:30 / 17:30~23:30 CLOSED 水曜、木曜(木曜は予約営業)
むしゃなび編集部
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01/27(木) スノースポーツをストレスなく楽しんでいただきたい! 〜スポーツたきぐち “ Ski & Board Tuning Service Center “ @倶知安町
北海道の冬と言えばパウダースノー! そしてスノースポーツですよね。 そこで、「世界一のパウダースノー」として有名になったニセコエリアのダウンタウン 倶知安町において、長年、地元に根付いた経営をされている ” スポーツたきぐち “ を訪ねました。 ↑お話をしてくださったのは、スポーツたきぐち 専務取締役 企画販売部長 滝口 和久 氏です。 滝口専務は小さい頃からアルペンスキー競技をされていました。 赤と青のポールを立てて、その間を回転し潜りぬけながら滑るスピード競技です。 ですので、スキーヤーの気持ち、道具の取り扱い方、その土地の気候を含めた雪のコンディション、斜面状況、その他スキー(スノーボードも)に関するあらゆることに精通されています。 “ スポーツたきぐち “ は、スポーツ用品全般を取り扱っていますが、今回は店舗の方ではなく、スノースポーツマテリアルのメンテナンス部門 “ Ski & Board Tuning Service Center “ の方でお話を伺いました。 「メンテナンス部門 “ Ski & Board Tuning Service Center “ ができた経緯とその想いを教えていただけますか?」 筆者特有のいきなり直球&核心的質問を投げかけました。 そんな唐突な問いに対して、とても詳しく丁寧に応えてくださった滝口専務です。 ↑年間1000台以上の板をチューンナップされています。 アルペンスキー・テレマークスキー・スノーボード・クロスカントリーなど、スノースポーツのあらゆる板をメンテナンスされています。ビンディング・ブーツの不具合などもご相談ください。 「Ski & Board Tuning Service Center(以下 Service Center)が出来たのは2019年5月です。” スポーツたきぐち “ は1964年創業、地元密着型のスポーツ店として今日まであり続けてきました。レンタル部門は以前からありましたが、商品については『売るだけではダメ』だ、何か付加価値を付けるサービス体制を作らなければ!と常々考えていたことを実行に移したのがService Center でした。」 ↑用途に合わせて様々な器具・機械が並びます。 おそらく、” スポーツたきぐち “ 創業当初は全国にもたくさんあったであろう地方のスポーツ店も、量販店の出現により徐々に減り、人口減少と少子化により廃業を余儀なくされた店が多いと思います。 そんな中において、今もしっかりと地元に根付いて存在しているということ自体が偉大なことです。 「10年くらい前からお客様のニーズに変化が現れました。 その主な理由は外国人観光客(スキーヤーやスノーボーダー)の急増です。 以前はスポーツ店とチューンナップ店は別々に存在するか、ホテルのレンタルコーナーでチューンナップを行うことが多かったのです。 ところが、『明日使いたい』とか『この後すぐ使いたい』という要望が徐々に増えました。 けれどもそのニーズに応えられる所はありませんでした。 外国人に限らず観光客は短い滞在期間でスノースポーツをしたい!という思いで訪れています。 それなのに、道具に不具合があって滑ることができないのはお気の毒です。そんな様子を見聞きするうち、顧客の細かいニーズに応えて差しあげたい! なんとかストレスなく滑れるようにして差しあげたい!と強く思うようになりました。」 滝口専務とお話しをしていると、「〜して差しあげたい」という表現がしばしば出てきます。とてもサービス精神旺盛な優しい方なのです。 筆者もスキーヤーですので分かりますが、チューナップ店に持ち込み「この後使いたいから直ぐに仕上げて!」と言って対応してくれるところは他に耳にしたことがありません。 こんな風に考えて取り組まれていらっしゃることは有り難いことです。 ↑エッジを研ぐ機械です。これがあるところは日本で何軒もないそうです。 この他の機械は全て、スキーだけでなくスノーボードも扱える構造になっています。 ↑中央のドームの中では板が通過しながらエッジが研がれていきます。 ↑サンディングマシンです。滑走面をフラットにする機械です。 ビンディングを付けた状態でも通すことができます。 ↑サンディングマシンにかけた後、水平を測ります。 「従来、チューンナップ店はスキーメーカーとのタイアップのもと、競技スキーヤーのためのストラクチャー(滑走面に付ける溝のこと。滑走面に小さな溝を削ることで滑走性を妨げる水分(摩擦熱で溶けた雪)を効率よくコントロールできる)を入れるための店が多かったのです。けれども道具が多様になり、パウダー用の板やカービングタイプの板などの出現で、スキーヤーの志向にも変化が現れました。 スノーボードもしかりです。 また一方で、ホテルでのチューンナップは機械の音が煩いとお客様からのクレームが絶えなかったそうです。 結果、ホテル内で整備を行うことはなくなりました。 このように、ニセコエリアでもニーズが変化し多様化する中で、メーカーとタイアップしてチューンナップを行なっていた店は、それに応えるためには機械を入れ替えなければいけないという問題(板が太いと既存の機械は使えない)が生じました。 けれども機械の入れ替えには莫大なコストが掛かります。 結局、諦めて廃業せざるを得ない店が出てきました。 そして追い討ちをかけたのが今もなお続くCOVIT19でした。」 ↑ストラクチャーを入れる機械です。ダイヤモンドの砥石が入っています。 こちらももちろんスノーボードの板も扱えます。 これらのことは、地域の課題であったと同時に、顧客ニーズになんとか寄り添えないだろうか…という滝口専務の想いを具現化するチャンスでもあったのでしょう。 販売からレンタル・メンテナンスまで一貫して顧客に寄り添う体制を作ることで、レギュラーチェーンとの差別化を図ろう!と ” スポーツたきぐち “ は高額投資を決意しました。 高価な最新の機械を何台も導入し、店舗とは別棟にしてメンテナンス専門の場所として作ったのです。 “ Ski & Board Tuning Service Center “ の誕生です。 「実はもう一つ、Service Center を作った理由がありました。 スキーもスノーボードも道具が高価ですよね? ブーツと板を揃えたら10万円は下りません。 せっかく買っていただいても、滑った後に手入れをしなければ直ぐに傷んでしまいます。 傷んだ道具は滑り辛く上手くならない、上手くならなければ楽しくない。 それで結局買い換えるか止めてしまう。 その負の循環を断ち切って差しあげたい! 楽しくスノースポーツを続けられるようお手伝いがしたい! 道具が長く使えるようにお手伝いをしたい! そんな想いがありました。」 今、どこの企業もSDGsへの取り組みが盛んです。 “ スポーツたきぐち “ としても、企業としてどんな社会貢献ができるか?と滝口専務は常時考えていらっしゃるそうです。 それが一つに「物を大切にするお手伝い」なのでしょう。 物を売る者としての責任を、販売部門・メンテナンス部門・レンタル部門を通して一貫して顧客に寄り添うスタイルで果たす。 その上で、持続可能なスノースポーツ業界を目指しているのです。 これは、スノースポーツに精通し、世界のニセコを有する倶知安に根ざした “ スポーツたきぐち “ だからこそできることなのかもしれません。 ↑このような制度もあります。試乗会だけでなく、もっと乗ってみなければわからない。 乗ってみたらとても良かったから手に入れたい。そんな方にはRent&Buyがおすすめ。 ↑ワックスもチューンナップ道具も揃えたけれど、使い方や整備の仕方が分からないという方向けにこのような企画もあります。 「さらに、SDGsの観点から言えばワックスにも注目しています。現在販売に力を入れているのはヴァウチというフィンランドのブランドです。 こちらは環境に配慮されたフッ素不使用品です。 フッ素不使用はFIS(国際スキー連盟)の規格にも合致しています。特長としては寒い地域に適していて、ノルディック競技はもとよりアルペン競技にも『滑るワックス』として定評があります。 また、ウェアなどもリサイクルの生地や糸などを使用した物も仕入れるようにしています。 実際に10年ほど前から欧米からのお客様はそういう環境に配慮されたものを求められる傾向にあります。」 ↑上の写真が世界的にオフィシャルをとったヴァウチのワックス。 日本国内の販売シェア80%をスポーツたきぐちが占めます。 ↑滑走面のケバを取り、ワックスをかける機械です。丁寧な作業をされる滝口専務。 ↑上の機械でワックスをかけた後、この機械の赤外線で浸み込ませます。 ↑Service Centerのスタッフは3人。 左から、スポーツたきぐち 専務取締役 企画販売部長 滝口 和久 氏。 右はアドバイザリースタッフ 江川 信以 氏。ニセコパウダープロスキースクール&ニセコテレマークスキースクール現校長。 中央はカスタマーサービススタッフ 竹花 健汰 氏。元スキージャンプ選手。 全員、スノースポーツに精通しているスペシャリストたちです。 このように、全力でスノースポーツをサポートする会社 スポーツたきぐち。 そして “ Ski & Board Tuning Service Center “ 。 「もっともっと、スノースポーツをストレスなく楽しんでいただきたい!」 という想いのもと、スポーツたきぐちは、日本だけでなく、あらゆる国のウィンタースポーツ愛好者たち一人一人に寄り添いつつ、トータルサービスを目指している会社です。 北海道の地元密着企業。 存在し続けてくださることが嬉しく心強いです。 スポーツたきぐち https://www.spotaki.co.jp スポーツたきぐちサイバーショップ https://shop.spotaki.co.jp ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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08/02(火) 今と未来への想いを商品に架ける
ファッションと自然素材の店『eco moko.u』(エコ・モコ・ユー)が目指すもの 2022年7月1日にグランドオープン! 今回は、6月1日よりプレオープン、7月1日よりグランドオープンをされた『eco moko.u』を訪ねました。 オーナーは西條恵子さんです。 「ビオプラス西條デザイン 伊達支店」の事務所内に開店されました。 もう25年も前から「素敵な店舗だなあ〜」と思っていた筆者でしたが、ようやくその中に入ることができた日となりました ^^ 恵子さんは静岡県沼津市のご出身。 三人のお子様を持つお母様でもあります。 子育てをするうちに、だんだん健康や環境への興味が増していくのを感じていたと言います。 年間約15億着もの衣類が廃棄!? 「一番下の子が小学校に上がった7年前までずっと専業主婦でした。アパレル関係の仕事を始めた頃からエシカルへの興味が膨らんできました。日本では1年間で約29億着の衣類が供給され、半分以上の15億着が廃棄されているとも言われています。その現実を知り、私なりにそれを生かす術はないものかと考える様になりました。」 なんという数字でしょう!! しかも先進国の中でも多い廃棄量らしいです…。 廃棄された衣料品の行方は ウエス、半毛綿(フェルト、綿)などの 原料になる 中古衣料品としてリユースされる 焼却・埋め立て処分される ですが、実はリサイクルやリユースされるのは全体の34%で、残りの多くは焼却や埋め立て処分されているのだそうです。 このことは世界的な問題になっており、国によっては衣料品の廃棄処分を禁止している国もあります。 またリユースについても、衣料廃棄物の海外輸出が、環境汚染や自国の衣料品メーカーへの影響など、新たな問題を引き起こす原因となっているとも言われています。 これらのことはなんとなく知ってはいたものの、この驚愕的な数字を見ると、消費者としてこのままにしてはいけないという気持ちになります。 少なからずも、自分もその原因を作っていた一人ならば、何か行動を起こさなくては!と恵子さんのように考えてしまいます。 商品選びの4本の柱 大量廃棄を防ぎ、おしゃれを楽しむセレクトショップ オーガニックやコットンなどのできるだけ肌にやさしく環境に配慮された衣類やアイテム 日常の暮らしの中に取り入れやすい身近な自然素材の日用品や雑貨 できるだけ無添加や化学調味料等を使用していない身体にやさしい食品 「子どもたちがこれから暮らしていく未来や社会が健やかであるようにとの願いがこもっています。大切な家族や大切にしているものを守りたいという気持ちは誰にでもあるものだと思っています。理想の姿をイメージできても、なかなか行動には移せないものですよね。 でも何かしなければ!という想いを持っている方はたくさんいらっしゃると思うのです。 『eco moko.u』との出会いが、その想いへの第一歩になれたらいいな…きっかけになれたらいいな…。そんな風に思っています。」 ただ一つ、筆者には気になることが…。 「エシカルを意識して暮らすこと、購買をすることが、環境にとっても生産国の労働対価の側面でも大切なことは理解していますが、値段を見ると続ける自信がなく躊躇してしまう…というのが課題のような気がしています。意識だけでなく行動をどう変化させていくか?その点はどのように考えていらっしゃいますか?」 「それはすごく良くわかります。私も専業主婦でしたし、子どもが3人おりますし。ですので、商品選びには先ほどの4本の柱はブラさず、主婦目線も忘れずに、自分で使ってみて良い!と思うもの、お値段も手頃なものを選ぶようにしています。そうすることで、無理なく毎日の生活の中に取り入れていただけるのではないかと思っています。」 家族の健康を守りたい!と強く思い、家計を守らなければ!と強く思う主婦目線で選ばれているということはとても安心します。 いえ。 誤解があるといけません。 主夫だって同じですね。 あ。 なにを隠そう、筆者の家庭の場合がそうです ^^; 「健康」と「家計」を守る主婦目線で選んだ商品たち さて。 “ 百聞は一見にしかず ”ということで、商品を拝見させていただきました。 フェアトレード商品に敏感なファンを多く持つ「People Tree」の商品の一部です(左下の2点)。 フェアトレード商品は、作り手の方にとって適正価格で取引がされています。 スタイリッシュで色も綺麗な大人気商品。目指せ脱ペットボトルの魔法瓶です。 すでに何度も仕入れをされているそう。 今や入手困難のバンブーファイバーで作られたカップ。色がとても美しくお洒落です。 アップルレザーなるものが存在することを恥ずかしながら知りませんでした。 林檎に留まらず、色々な果物の搾りかすや皮などの繊維を加工した合皮素材で作られています。とても軽くて柔らかく、触り心地もまるで皮革製品の様。 『eco moko.u』には、動物の皮革製品はありません。 シューズやサンダルも同様に皮革製品ではありません。 とても履き心地が良く、筆者は右側の白いサンダルを購入しました♪♪ こちらのサンダルと迷いました ^^; 甲高だん広な足にもとても楽でした。 こちらのシューズは一部再生ペットボトル繊維からできています。軽い! 布バッグの持ち手などに使われる手芸用リボンテープは、半端に残ったものなど(時には一巻ごと)捨てられているのだそうです。それを使ってバッグが作られています。 燃えている時の煙が健康を害さない材料で作られています。あえて香りの無いタイプ。 まだまだ沢山ありますが、それこそ ” 百聞は一見にしかず “で実物を店舗でご覧くださいね。 あ。 そうそう!最後に! 食品もあるのです。 あとは、店頭で〜。 「ところで、店名の由来を教えていただけますか?」 「こどもたちの名前なんです。 momoko、koudai、yudaiということで『eco moko.u』です ^^」 なるほど。 環境問題に興味を持たれたのがお母さんになられてからというお話しに繋がりますね。 「さて、まだオープンされたばかりですが、今後の展開のご予定について何かありましたら教えていただけますか?」 「衣類に関してはメンズ商品も増やし、環境負荷の少ない洗剤・シャンプー・リンスなども取り扱いたいと思っています。また、今後注目されるであろうヴィーガンレザーなどの商品ももっと仕入れていきたいと考えています。」 今でもお手頃価格で魅力的なラインナップですが、今後はさらに豊富な品揃えになるようで楽しみです。 「私自身学びながらの毎日ですが、購入した人も作った人も販売した人も、誰もが納得して幸せになれる社会になることを心から願っています。これからも等身大の自分で、エシカルな商品を揃えて発信していきたいと思っています。」 柔らかい雰囲気の恵子さんが、キリッと、キッパリと話してくださったお話が心に響きました。 eco moku.u 情報 住所 伊達市舟岡町50-28 電話 0142-22-0624 OPEN 11:00~18:00 定休日 日・月・木・最終土曜日・祝祭日 Instagram https://instagram.com/eco_moko.u?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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02/16(火) 亘理伊達家のお雛様展。3月2日から!
現在休館中のだて歴史文化ミュージアムの企画展が3月2日(火)からスタートします。 今回は、ひな祭りやひな人形の歴史とともに、嫁入り道具の側面をクローズアップし、調度品もあわせて展示されるということです。春の気分を味わいに、出かけてみませんか。 期間:2021年3月2日(火)〜3月28日(日) 時間:9時〜17時(入場16時30分まで) 場所:だて歴史文化ミュージアム2階特別展示室(伊達市館山町21番地5) 詳細は 噴火湾文化研究所HPをご覧ください。 問合せ:伊達市教育委員会だて歴史文化ミュージアム学芸係 電話 0142-25-1056 https://mushanavi.com/event/20210302/
むしゃなび編集部
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04/13(金) ベンチプレス全国2位「気はやさしくて超力持ち」な齋藤さん夫妻の「ほみぃくらぶ」!
今年2月、洞爺湖町に初の児童発達支援・放課後等デイサービス施設「ほみぃくらぶ」がオープンしました。 児童発達支援・放課後等デイサービスって知っていますか? 障がいのある子どもが保育所や学校の就業後や休みの日に通うことのできる福祉サービスで、 「児童発達支援」は未就学児、「放課後等デイサービス」は6歳から18歳までを対象としています。 施設を立ち上げたのは、伊達出身で洞爺湖町在住の齋藤学さんと妻の美穂さん。 老人介護から児童福祉まで、福祉の仕事に携わってきた齋藤さんですが、一見すると、スポーツジムのトレーナーかな、と思うような立派な体格。失礼ですが何かスポーツでも?? 「趣味でベンチプレスをやっています。昨年大会で全国2位を取ったんですよ!」 ・・どどどおりで筋肉隆々なわけだっ 8-O ベンチプレスとは、ベンチに寝てバーベルを持ち上げるパワーリフティングの一種。 全国2位ということは・・・おそらく北海道で最も重いものを持ち上げられる男ですね?? というわけで今回は、「気は優しくて力持ち」、いやいや、 「気は優しくて、超力持ち!」 な齋藤さん夫妻が営むアットホームな「ほみぃくらぶ」を取材しました。 「自立力」を育む! 「ほみぃ」とはHomey=家庭的、仲間などの意味をもつ英語。 「仲間を大切にし、仲間と楽しく活動し、共感し、仲間をたくさん作ってほしい」という齋藤さんの願いが込められています。 2018年2月1日にオープンして以来、現在15名ほどの児童が登録し、週2〜3回利用しています。 また洞爺湖町だけでなく豊浦、伊達、壮瞥など、町外からも広く受け入れています。 齋藤さんが大切にしていること。それは自立力です。 「施設によって、力を入れている活動は様々ですが、うちは「自立」です。子どもの将来を考えたときに、勉強ができなくても、運動ができなくても、生活できれば。 生活力があれば、身の回りのことができれば一人前、と僕は思うんですよね。」 ほみぃくらぶでは、キッチンや洗濯機を設置し、使ったタオルを子どもたちが自分で洗ったり、土曜・長期休みなどには皆でお昼ご飯をつくって食べるようにしています。 土曜日のお楽しみはお昼ご飯作り!今日のメニューは焼きそばとおにぎり。 体を動かしたい子のために、虻田体育館で活動することもあります。 それから「できるだけ親御さんのニーズに沿うこと」もほみいくらぶが大切にしていること。そのために送迎の範囲を広げ、金曜は室蘭まで送迎に出ています。 虻田体育館でヨーイドン! せんせいたちも一緒に走る、跳ぶ! ベンチプレスで培ったブレない信念! 以前は近隣の放課後等デイサービス施設に勤務していたという齋藤さん。 現場で経験を積む中で、だんだんと自分でやってみたい、と思うようになり、洞爺湖町でニーズがあることを知り、独立を決意しました。 お子さんたちと過ごす時間を長くしたい、というのも大きな理由のひとつだったそうです。 「子どもの成長は、今しか見られないですから。 自分のリズムと、家族のリズムと、考えた上で、みんなのことを考えたら、独立が一番いい選択だったんですよね。 オープンに向けて準備を進めていく中で、本当にタイミングよくいろんな方と出会えまして。自分でも不思議なんですけどね(笑) 施設の場所も、妻といい場所ないかなって探していたら偶然見つけて、自分らで交渉したんですよ。」 斎藤さんの信念、岩をも動かす・・・的なものを感じますね。そのぶれない信念は、きっとベンチプレスで培われたのに違いない!! 10年ほど前からベンチプレスをしている齋藤さんですが、昨年10月に開催された第18回ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会93kg級でなんと2位を獲得。 記録は207.5kgで自己ベスト!!! ちなみに現在の日本記録が220キロだというから、あともうちょっとじゃないですかー! ベンチプレスは単に持ち上げればいいわけではなくて、全て合図通りにしなければなりません。 合図で上げて、上げきったら合図があるまで下げてはいけません。下げてしまうと記録にならないのです。 フォームも細かくチェックされるそうです。だから、勢いで上げる重さとは違うんですね。 うーん、たとえ勢いでも、207.5kgはとてもとても上がらないですけど・・・ ch:それにしてもどうしてベンチプレスを? 「ベンチプレスの楽しさは数字に出るところ、かな。 僕、アームレスリングもやっているのですが、北海道大会で3位を獲ったこともあるんですよ。」 ch:驚!!! 「でも、アームレスリングはお互いに強くなっていたら自分がどれくらい強くなったのかわからないでしょう? ベンチプレスは数字に出るからそれがわかる、そこがおもしろいんですよね! それから、全国にベンチプレス仲間ができました。そうそう、このイラストも、実はそういう仲間のひとりが描いてくれたんですよ!」 齋藤さんが見せてくれたのは、ほみぃくらぶのロゴや、パンフレットに描かれたキュートなイラスト。 ch:まさかまさか、女性ですよね?? 「いえいえ、男性ですよ。ガタイのいい男性が太い腕でこんなかわいらしい絵を・・・。なんだかびっくりですよね!」 次なる目標は優勝!!自宅でトレーニングに励んでいるそうです。 地域に根ざした施設を目指して! 齋藤さんのベンチプレスへの熱い思いを聞きながら「実生活には何ひとつ役に立ちませんけど!」と笑う妻の美穂さん。でもでも、 ほーら!軽々この通り〜 和気あいあいとした雰囲気の中、日々の活動が行われています。 美穂さんはじめスタッフは皆さん、介護施設など福祉の現場で経験を積んだプロフェッショナルぞろい。 そこにプラスしてお母さん力、おばちゃん力といいますか、おおらかで家庭的。そのあたりがまた、ほみいくらぶの魅力なのかな、とchも母そしておばちゃんの一人として感じました。 「目標は地域に根ざした施設になることです。 僕は単純な性格なので、喜ばれると嬉しいんです(笑) 「ありがとう」、「助かるよ」、そういう喜びの声を集めたいですね!」 児童発達支援・放課後等デイサービス ほみぃくらぶ 北海道虻田郡洞爺湖町泉52番地3 TEL : 0142-82-4856 ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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06/10(木) 鍛冶屋がつくる!アートな焚き火台。ココペリ・アイアン加藤さん
鉄工所の一角で、アート作品のような趣のあるキャンプ道具をつくる人がいます。この道30年以上の鍛冶屋さん、藤鉄工社長の加藤耕平さんです。 普段、鉄工所ではどんなお仕事をされているのか伺うと、「鉄のことならなんでも」と加藤さん。建築物の骨組みのような大きなものから、階段・手すり、さらに自動車の部品や看板といった小さなものまで、製作・施工のほか、修繕の依頼も多いそうです。 お父さんの代から受け継いだ工場は、もうすぐ創業50年を迎えます。あちこちに鉄材が積み上げられ、たくさんの工具が並んでいました。高温に熱した鉄を扱う仕事は常に危険と隣り合わせ、高所での作業も多いといいます。作業のない時間帯にお邪魔しましたが、静かな工場の中には、キリッとした空気が満ちていました。 加藤さんは10年ほど前から、自身でデザインした鉄の家具や雑貨を制作するようになりました。ハンガーラックやタオルかけ、フックなど、鉄の質感を生かしたシンプルな形状が洒落ていて、どこか温もりを感じさせる味わいのある作品です。先端の加工など細部まで丁寧に作り込んであるところはさすが鍛冶職人。技術とアートが一体となった素敵な道具たちです。 シンプルなかたちがお洒落な鉄製のS字フック。 そして今年、長年の趣味であるキャンプをコンセプトとする新作が誕生しました。 和テイストのアイアン焚き火台 ー 青海波 ー 波模様の透かし彫と六角形の形状が美しい「焚き火台」です。キャンプ用品として野外で使用される焚き火台ですが、これほど凝ったデザインのものは珍しいのではないでしょうか。側面の透かし彫は「青海波(せいがいは)」という日本の伝統文様。炎と波という対照的な組み合わせが神秘的です。じっくり見ると随所にこだわりが! 蜘蛛の巣のようなデザインの五徳。火を入れずに置いておくだけでも絵になる佇まいです。 脚には「ねじり」が入っています。流動的なラインがきれい!この「ねじり」は加藤さんの作品によく登場するモチーフです。 鉄板は厚さ4.5mmのものを使用しており耐久性が抜群!長時間燃やし続けても変形しません。 もともとキャンプ道具にはかなり精通している加藤さん。実用面にこだわって試作と改良を重ねたそうです。2月頃から制作を始め、この春には自らキャンプに持っていって繰り返しテストをしたのだとか。インパクトのある焚き火台は周りのキャンプ客たちから注目を集めたそうです。 こちらはキャンプシリーズの第一弾としてつくられた「焚き火用自在鉤(じざいかぎ)」。その昔、囲炉裏に鍋などを吊り下げるのに使われていた古民具を「キャンプで使ったら便利でカッコいいんじゃないか」と、アウトドア用にアレンジしたそうです。30センチ上下に調節可能で、重さのあるダッチオーブンを吊り下げてもびくともしません。ランタンを下げたり、いろいろな使い方ができますね。古くて新しい!そしてやっぱり美しい! 加藤さん「ハンドメイドなので量産できないし、鉄なので重さもそれなりにあります(笑)。でも、実際に使ってみたらきっとよさをわかっていただけると思います。こういう道具が好きな方に届くといいな、と思いながらつくっています」 青海波はずっしりと13.9キロ。確かに「軽さ」や「コンパクト」重視のシーンにはマッチしないかもしれませんが、安定感と揺れる炎の美しさは格別です。自然の中で過ごすひと時を一層豊かなものに演出してくれることでしょう! 最後に、加藤さんにとって鉄とはどんなものですか?と伺いました。 加藤さんの仕事場。中央の先が尖った台はアンビルといい、鍛冶屋の七つ道具のひとつ 加藤さん「子どもの頃から鉄は身近にあるものでした。ここ10年くらいですね、魅力的だと感じるようになったのは。でこぼこしたり、錆びた鉄を「かっこいい」と言う人がいて。仕事としては、そういうのはだめなんですけどね(笑)僕ら職人が気づかないような「素材としての鉄」の魅力や面白さを、周りの人が教えてくれたんだと思っています。自分の作品をつくり始めた頃、「いいね」と言ってくれる方、応援してくださる方にたくさん出会って本当にありがたかった。その出会いが今につながっていると思います」 鉄製の「ココペリ(ホピ族の精霊)」を手にする加藤さん 加藤さんの作業服に、小さな穴がポツポツと開いていました。作業中に火の粉が飛んで開いた穴だそうです。「頭にタオルを巻いていたら火の粉が飛んで燃えたこともありました!」そんな何気ない一言の中にも、経験の深みというか、職人さんの言葉は重みが違うなあ、と感じました。 今後は、オリジナルブランド「ココペリ・アイアン」として作品を展開していく予定だということです。熟練の技術とアートなセンスが融合した加藤さんの焚き火台で、アウトドアを楽しんでみませんか。 (有)藤鉄工伊達市舟岡町205-15TEL: 0142-23-5769https://mushanavi.com/author/fuji/Facebook:https://www.facebook.com/fuji.i.w/ ココペリ・アイアンhttps://kokoiron.thebase.in/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年6月)※作品の写真は加藤さんよりお借りしました。
むしゃなび編集部
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08/31(土) 【あの人に会いに】自分で決めない [ 鈴木 昌樹子 さん / 豊浦 ]
むしゃなびエリア(胆振地区・虻田郡)にて 会いに行ってみてほしい ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.8 今回は、豊浦町『Horsemade Landscape』の 鈴木 昌樹子(まきこ) さんです。 ニックネームで通称”たまきさん”と呼ばれているので 以下、 ”たまきさん” と表記させていただきます。 馬の鈴木さん 2021年に豊浦町に移住された鈴木夫妻。Horsemade Landscapeという屋号で、農耕馬と共に農業・林業を営んでいます。 鈴木さんは日本で二番目に多い苗字。この地域も例に漏れず、話の中で ”どの鈴木さん?” となるのはよくある話で、こちらの夫妻は ”馬の鈴木さん” と呼ばれています。犬や猫と違い、馬を飼っているということがとても珍しくなった現代。馬を飼っていると聞くと、ものすごく強い意志とエネルギーの持ち主だろうとイメージしてしまいませんか? たまきさんから出てきた言葉は、そんな私たちの勝手なイメージとは正反対のものでした。 「自分で決めない、ってことかな」 「全部自分で決めてないと思う。馬を飼ったことも、農業していることも」 「やりたくないこと・出来ないことは常にハッキリしていて。そういうのを避けてきたら、ここしかなかったというか」朗らかに笑いながら、これまでを振り返るたまきさん。 デスクワークはできない、環境に悪いことはしたくない……そうやって一つずつ嫌なことを避けてきたゆえの選択だったと言います。いわゆる『消去法』、しかし、実際は前向きで自然な流れだったようです。そんなたまきさんのストーリーを伺いました。 馬との出会いや暮らしについては、ここには収まらず……たまきさんの著書『馬と働く』を是非お読みください。(オンラインショップ、または洞爺湖町の本屋さんBACKWOODで販売中!)私たちが体験し得ない馬との距離感を見せてくれるエピソードの数々、するすると引き込まれてしまうたまきさんの文才を体感してみてください。 実は、東京のミュージシャン夫妻 まずはこちらをご覧ください。 鈴木家がゲストと共に奏でる、『野良と音楽』がとても素敵なのです。 『野良と音楽』 食べ物や道具、エネルギーなどなど、自給できるモノは出来る限り自分達の手で!という事で「娯楽の自給」も田舎暮らしにおける私たちのコンセプト。音楽の大好きな私たちは、農園と森 オシアンクルを訪れてくれた仲間と音楽するのが楽しみです。楽器やバンド経験なんて関係なし!野良仕事の後のビールと音楽は最高です。 今では農家イメージがバッチリついていますが、実は鈴木夫妻はお二人ともプロのミュージシャンです。 大阪生まれ、仙台育ちのたまきさん。子どもの頃からジュニアオーケストラでファゴットを吹き、ファゴット奏者となるために上京。東京で出会った旦那様もプロのパーカッショニストです。 ザ・ミュージシャンな完全に夜型の不摂生、都会の消費生活を送っていたと言います。 「雑誌『天然生活』をずっと憧れで読んでいて。棚に瓶詰の食品が並んでる写真がよくあるでしょ、あれ見て『私も瓶に何か入れたような暮らしをしたい……!』って泣きながら言ってた、って(旦那様に)今でもネタにして笑われてる」 今では『天然生活』をゆうに超えられるほどの瓶が並ぶ、鈴木家の台所。そんな時代があったなんて想像がつきません。 東京生活は派遣の仕事で生活を繋ぎながら、オーケストラの欠員を待つ日々。 「精神的にも経済的にもこれを続けていけないなって思ったときに、じゃあ元々好きだった料理を仕事にしようと思って」 「音楽は聴く人と聴かない人がいるけど、どんな人でもご飯は食べる!」 食の背景を知る Cafe Slowとの出会い 興味のあった日本食料理店で働き始めますが、お父様が癌で倒れてしまい、一時仙台に帰省することに。 「食事療法をしようと癌のことを調べて、そこで食のことに辿り着くんだよね。ある本で目にした、癌は国策病だという一文にショックを受けて。政治的なこととか、例えば自分で選択できない給食のこととか、いろんな因果関係を知って……」。自分たちが口にしてきた食物がどのように食卓まで届いているか、食の背景を知ることとなります。 その後たまきさんは東京に戻りますが、もう普通の食の世界には戻れないと感じ、自然食品店などで仕事を探していました。9.11のアメリカ同時多発テロ事件後の平和祈念イベントがきっかけとなり『Cafe Slow』を知り、そこで働けることになりました。Cafe Slowは、スロー=つながりでエコロジカルな暮らしを提案するオーガニックカフェです。 ~『Cafe Slow』 HPより抜粋~ ひとつのつながりの先には、さらにたくさんのつながりが広がっています。例えば、お米。一杯のお茶碗の向こう側には、それが育まれる田んぼや風土、歴史があり、長年にわたり田んぼを守り継いできた人の想いが込められています。 一方で、ファストフードのように画一的に大量生産される食べ物は、効率と便利さを追求することで成り立っています。今の社会の中では、効率と便利さと、つながりや想い、命を大切にすることはなかなか両立し得ない現状があります。 私たちは、「スロー」という言葉に、「つながりなおし」という想いを込めています。 「Cafe Slowで働き始めて、その世界、出会う人も本当に面白くて。ここから大きく軌道が変わっていった」 エコロジカルやオーガニックに関するイベントも多く、日々大量の情報を全身に浴び、思考や行動が急速に変わっていきました。 「買い物に行けなくなったりね。スーパーに行っても用が無い……くらい何も買えなくなったり(大量生産・大量消費の場で購入したいと思えるものがなくなった)」 地方移住、馬との出会いは偶然に 大きな影響を受けたCafe Slowでしたが、妊娠をきっかけに退職、出産を機に地方移住を考えるようになります。関西各地の移住先を探す旅を経て、行き着いた先は沖縄。さらに高知、そして北海道と移住を重ねました。 「高知は”田んぼ付き”のお家を見つけて、下見もせずに決めたの。毎回、もうここしかない、もう後がない、ってノリで行ってなんとかしようとするから……。そこで展開される学びに自分をどう沿わせていくか、みたいなことをずっとやってる気がする」 ”自分で決めない” 選択の数々、その先はいつも波乱万丈です。 鈴木家の初めての馬との出会いは、沖縄でした。 「1歳だった息子を「みちくさ牧場」という馬がメインの牧場のフリースクールに預けていて。そこが初めての”馬と一緒にいるっていいね”、という体験だった」 この体験から、”馬と暮らしたいな”、”馬がいたら機械を使わずに田んぼを耕せるな”、と考えるように。高知県四万十市に住んでいた頃、養老牧場で一頭の馬と出会います。 「オーナーから、この馬はまだ余生ではなくて、老人ホームにいるべき馬じゃないから、ぜひ連れて帰ってほしいと言われて」。その馬こそ、今も鈴木家と共に働き暮らす農耕馬、”花雪” でした。花雪の出生は、青森の天然記念物とされる尻屋崎の”寒立馬”。寒気と粗食に耐え、持久力に富む農用馬として重用されていた馬です。 そうして2017年の冬、鈴木家に馬がやって来ました。 「夜中にふと『もう戻れない』と不安になるときもあった」とたまきさんは言います。大きな動物と暮らすということは、大きな責任を背負うことになります。 しかし、現在ではさらに1頭増え、2頭の馬と共に暮らしているたまきさん。では、馬を飼って一番楽しかったことはなんでしょうか? 「子どもが馬に乗って走っているのを見る時!」 ”農家が一番幸せな職業”を目指して 全部自分で決めていなかったたまきさんですが、ひとつ、向かうところだけは決めていました。それは、『農家が一番幸せな職業になっている状態』。今もまだ道の途中だと言います。 高知県四万十市で9年暮らした後、北海道は豊浦町に移住を決めた鈴木家。現在は、『農園と森 オシアンクル』で、”Horsemade Landscape" :馬と協働して、命が循環する美しい風景をつくっています。 ”オシアンクル”は小説『静かな大地』(池澤夏樹著)に登場するアイヌの青年の名前です。この土地を、”所有している資源”ではなく、人として扱おうと名付けました。自然環境への負荷の少ない、持続可能な技術である馬耕や馬搬を用いることで、オシアンクルは傷つくことなく、のびのびと成長しています。 「何ここ~?!みたいな、びっくりするような農園をつくりたい。この土地に潜在しているポテンシャルをすべて活かせるような、全部の命が喜べるような農園」。田園の風景とのびのび暮らす動物たちは、既にその一角を担っています。 お知らせ①:”通りすがらない”直売所スタート! そんな平和な風景が見られる『オシアンクル』にて、7月から『farm stand』をスタートさせました。野菜の無人直売所です。 「農家は野菜を作るだけでは生きていけない。売れるように綺麗な写真を撮り、パッケージを考え、包装し……本当はその時間とエネルギーを畑、土に費やしたい。farm stand は、その”省力化”の試み。畑からとったままの状態で置いてあって、みんなが買いにきてくれる形。その省力化の分、オンラインとは値段が違います」 「高知に『良心市』というのがあって。置いてある野菜をとって、空き缶に決められた金額を入れていくという、良心で成り立つ場所」 そんな、とても無防備で爽やかな仕組みになぞらえて始まったfarm stand。基本的に無人販売なので、お気軽にお立ち寄りください。(社交的でフレンドリーな動物たちが店番しているかもしれません) ご用の際は畑やお家にお声がけくださいとのこと。葉付きの人参が欲しいとなれば畑からひいて来てくれる、本物の”ファームtoテーブル”がここにあります。 ”通りかからない、わざわざ行く直売” 、ぜひ足を運んでみてください。 現代人に足りていないものを感じられるかもしれません。 お知らせ②:新ビールの発売と記念イベント! ======================================== \新商品 馬耕米クラフトビール第二弾が登場/ 洞爺湖町の、酒と本と木のお店『BACKWOOD』と 『Horsemade Landscape』のコラボレーションによる オリジナルビールの第二弾、 【Japanese Pepper Lager】が9月から発売予定! 農家による、農家の為の、農家の季節と共に生まれたビール。第二段はピリッと山椒香るビール、ぜひお試しください! ======================================== \クラフトビール第二弾発売記念イベント/ 『畑のサモサとビールの会』 9/15(日)14:00~ | 参加費 2,500円 (Japanese pepper lager, ランチ、食後のお茶付き) 畑のでビールを飲みながらサモサを作って食べるイベント!新じゃがマチルダ、かぼちゃとドライマルベリーの2種のサモサ!畑のアウトドアキッチンで、乾杯しましょう! 【ご予約はインスタグラムDMにて↓】 ======================================== Horsemade Landscape 【農園と森 オシアンクル】 馬耕、馬搬。風景を作る人と馬の仕事 ▶ online shop 森のプライベートキャンプサイト、 本、馬耕で育てた米・野菜の販売など。
misaki
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05/17(木) 一足早くいちご狩りへGO!【2018いちご狩り情報】
2019年5月10日更新 壮瞥で一番早くいちご狩りが始まる岩倉観光果樹園さんでは、2019年の予約の受付が始まりました。 今年は天候不良で、少し粒が小さく、現在のところ予約は天候に合わせ少しずつ受付けているそうです。日によって入園状況が変動しますので、必ず事前に電話で予約を入れてください。 岩倉観光果樹園 北海道有珠郡壮瞥町滝之町450 0142-66-2159 5月も半ばを過ぎると、近隣の直売所に旬のいちごが並び始めます。合わせて楽しみなのが「いちご狩り」。洞爺湖周辺エリアでは、 そうべつくだもの村 礼文華観光農園(豊浦町) でいちご狩り体験ができます。 開園期間は年によって違いますが、例年6月初めごろから下旬まで。アウトドアに出かけたりイベントの多いシーズンなので、のんびりしてたら食べ逃しちゃうかも、、、 ということで、情報を集めにそうべつくだもの村にいってきました。 観光協会で聞いたところ、壮瞥では昨年の台風の影響で、今年は全体的にいちごが縮小傾向だそうです。それにしても、まだ直販店はどこもしまっていますね、やはり早過ぎたかな・・・と、イチゴが並んでいる直売を発見!! 毎年ひとあし早くいちご狩りが始まる岩倉観光果樹園でした。目のさめるような真っ赤でツヤツヤなイチゴ。いい〜香りが漂っています。 ch:「こんにちは〜!いちご狩りやってますか?」 直売所では、パック詰め作業が行われていました。作業をしながらも問い合わせの電話が次々とかかってきています。 「やっていますよ〜 :-) 本当は予約で受け付けているんだけど、今日は特別に空きがあるから、よかったらどうぞ!」と言われ、畑に案内していただきました。 やっほーーー うわーなってるなってる!台に乗せて栽培されていますが、早い時期に実らせるための特別仕様なのだそうです。暖かい空気を入れて温度管理をすることで、6月を待たずにイチゴができるのだとか。こちらのハウスが終わると隣のハウスの路地栽培イチゴが始まります。 とりあえず目についたところから摘もうとすると、「下から見ると赤いのがみつかりますよ。よーく見て、全体が真っ赤になっているのを食べてくださいね。味がひと味もふた味も違いますから!」と、スタッフのお姉さん。 「これなんか、多分すごくいいと思います!」と一粒とってもらいました。口に入れると、あ、甘い!!甘さの中に酸味もあって、でもとんがった酸味でなくスッキリ爽やか。果汁もたっぷり、歯ざわりもスーパーのものとはまるで別モノっ 8-O 制限時間が来る頃にはもうお腹いっぱい、身体中ビタミンCになった気分でした!ちなみにたくさん食べるコツは、一箇所決めたら、その周辺の熟した実を全部食べ尽くすまで動かないで、なくなったら別の場所に移動することだそうです。目移りすると、時間がもったいないですからね。 持ち帰りはできないので、直売でお土産を買って帰りました。サイズによって値段が違いますが、大きい方が甘い、かな??どちらにしても、この甘みとジューシーさは直売でなくては手に入りません。みなさんも食べ比べてみてくださいね! 岩倉観光果樹園 北海道有珠郡壮瞥町滝之町450 0142-66-2159 岩倉観光果樹園のいちご狩りは基本的に予約が必要です。時期によっては当日でも入れることがありますが、必ず事前に電話で確認してからお出かけください。直売のイチゴも、予約だけで完売してしまって店頭に並ばない日もあるそうです。電話して確認してください。 入園料(30分食べ放題) 大 人 1,300円 小学生 1,100円 幼 児 900円 路地のハウスになると料金が変わります。 大 人 1,080円 小学生 880円 幼 児 680円 ★料金は変更にあることがあります。詳細は果樹園にお尋ねください。 ほかにいちご狩りができる壮瞥の果樹園 くだもの農家 浜田園 北海道有珠郡壮瞥町字滝之町358 TEL 0142-66-2158 http://hamada-en.com タカシナ観光果樹園 北海道有珠郡 壮瞥町字滝之町362 TEL 0142-66-2155 http://tk-fruit.com 豊浦町の礼文華観光農園のいちご狩りは6月上旬〜!開園日は5月末に決まる予定。 2018年5月28日追記: 今年の礼文華観光農園イチゴ狩りは6月1日開園!時間は10:00〜15:00。ただし、6月初めはまだいちごが少ないそうです。おおすすめ時期は10日過ぎ〜。予約なしで入れますが、なくなり次第終了となりますので、出かける前に電話で問い合わせるのが安全です。 礼文華観光農園 北海道虻田郡豊浦町礼文華390−14 090-1526-7680 https://toyoura-feel.com/view/礼文華観光農園/ お友達やご家族でいちご狩り、楽しんでくださいね :-) ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2018年5月)
むしゃなび編集部
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02/06(土) この春の気になる映画、2作品!
この春の気になる映画上映情報です! まずは来月。伊達出身の井樫彩監督作品『NO CALL NO LIFE』。3月19日〜上映予定です。 https://mushanavi.com/event/20210319/ そして、坪川拓史監督作品『モルエラニの霧の中』がいよいよ全国ロードショー。地元室蘭では4月から上映予定となっています。 https://mushanavi.com/event/20210401/ いずれもディノスシネマズ室蘭にて。 公開予定一覧→https://www.sugai-dinos.jp/cinema/muroran/coming_soon/ もう、春が待ちきれない!楽しみですね。 詳しい日程がわかったらまたお知らせします。
むしゃなび編集部
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02/02(日) だて産野菜のイタリアン&薪窯焼きミラノピッツァ!イルテット
今回のお店ほうもんは、本格ミラノピッツァとだて産野菜を使ったイタリア料理の「イルテット」へ。アツアツの薪窯焼きピッツァを食べてきました! 具材を楽しむ「ミラノピッツァ」 イルテットは昨年7月にオープン。伊達出身のシェフ・松岡克哉さんが、札幌から故郷に戻り開いたお店です。ランチタイムはパスタとピッツァ、夜は前菜や肉料理など、旬の地場産食材を使ったおいしいお料理が楽しめます。 薪窯でピッツァを焼く、店主の松岡克哉さん 厨房の真ん中にどっしりと置かれた巨大な薪窯は、本場イタリアから取り寄せたもの。この薪窯で松岡さんが焼き上げる「ミラノピッツァ」は生地が薄く軽い食感が特徴です。 「生地は毎日変化があって本当に面白い」プロにしかわからない繊細なレベルで日々進化する松岡さんのピッツァ 伸ばしたピッツァの生地を空中でくるくる回す松岡さん。素早く回転しながら生地が薄く広がっていきます。鮮やかな手さばきは、これぞ職人技! 薪窯に入れると、ふわっと膨らみ、あっという間に焼き色がついてきました。中の温度はなんと、400度以上にもなるそうです。 マルゲリータ 1,200円 (ランチはサラダとドリンクが付き) 焼きたてのマルゲリータ。イルテットで一番人気のピッツァです。サクッと香ばしい生地に、とろ〜りチーズと濃厚なトマトソース、フルーティなオリーブオイルがたっぷり! 軽い食感で、一人一枚食べられます。糖質をセーブしている方にもオススメ う〜ん、おいしいっ! しあわせ!!小麦粉やチーズ、オイルなどのピッツァの材料はイタリアから取り寄せたものを使用しているそうです。 旬のだて産野菜で楽しむパスタ! ランチメニューは二週間ごとに変わり、旬の野菜や魚介類等、地場産食材を使ったメニューが登場します。こちらは「豚の塩漬けと伊達産ゴボウのアマトリチャーナ」。エッ!ゴボウのパスタ・・!?と驚くなかれ。シャキシャキとしたゴボウがトマトソースと絡み、絶妙の味わいです! ふわっと軽く、アイスクリームのような食感のドルチェ(デザート)。キャラメリゼしたアーモンドとラムレーズンのヌガーグラッセ 普段着で、ワイワイ楽しむイタリアン! 本格イタリア料理をかしこまらず、カジュアルに楽しめるのもイルテットの魅力のひとつです。「食堂や居酒屋のような感じで、気軽に楽しんでほしい」と松岡さんは話します。 まだ料理人の修行中だった頃、三つ星レストランをはじめ、札幌のイタリアンの名店を食べ歩いて研究したという松岡さん。最も心惹かれたのは、以前働いていたお店の活気溢れる雰囲気だったとか。にぎやかな店内で、お客さんがワイワイ楽しむ姿を見て「自分の店も気取らずにリラックスして食事ができる店にしたい」と思ったそうです。 旬の食材を使ったディナーメニュー お友達やご家族と、もちろん一人でも、伊達産野菜のイタリアンを味わいに普段着で出かけてみませんか。 夜はワイン、日本酒、焼酎などアルコールメニューが充実。サングリアやレモネードなど、自家製ドリンクは女性に人気です。 4人以上のグループなら、お得な予約制のコース料理もおすすめ↓ カルネコース 前菜3品、ピッツァ、パスタ、肉料理、ドルチェの計7品 4名様より 3,000円~ 飲み放題120分 1,500円 詳細はこちら→ https://date-iltetto.com/?page_id=28 2020年2月の定休日。ランチメニューや毎月の定休日は フェイスブックでチェックできます イタリア料理と薪窯焼きピッツァIL TETTO イル テット北海道伊達市旭町23番地2ランチ 11:30〜14:30 ディナー17:00〜22:00 定休日 不定休ホームページ https://date-iltetto.com ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。価格、メニュー等変更になることがあることをご了承ください(取材2020年2月)
むしゃなび編集部
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10/18(金) 【あの人に会いに】『認知症カフェ』の認知を上げたい! [ 猪股 薫 さん / 伊達 ]
むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 会いに行ってみてほしい、地域を盛り上げる ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】 今回は10月から『認知症カフェ』をスタートさせる 猪股 薫(いのまた かおる)さんです。 「末っ子の自分、両親に何ができるだろう」 薫さんは伊達市のご出身。保育や福祉のお仕事をされてきました。 「元々は人のお世話をするような人ではなく、末っ子で、全部”やってもらう側”で。両親が高齢になったときに、何にもできない自分って良くないなと思って……たまたまヘルパーの通信講座を受けたんです」 資格を取り働き始めると、次々と介護福祉士やケアマネージャーの資格もとることに。「ケアマネージャーの仕事を始めたら、認知症に悩む人が沢山いて。それで認知症について勉強し始めたら、ハマっちゃったんですね。色々な教授の講演を聞きに行ったりして勉強しました」 介護の知識・経験を身に着けていく中で、お母さまが入院された時、ご自身のスキルを活かしてサポートできたそうです。「それで、末っ子の自分が取れたような。自分にも親に何かできると思わせてもらえました」 『認知症カフェ』は、地域に開かれた交流の場 そんなやさしさに溢れた薫さんがこれから始めようとしているのが、『認知症カフェ』というものです。「認知症カフェなのに認知度が低くて」と笑う薫さん。きっと知らない方がほとんどだと思うので簡単にご紹介。 『認知症カフェ』とは、認知症の人、家族・介護者や友人、地域住民など、誰もが気軽に集える交流の場を開く活動で、世界中で行われている取り組みです。認知症に関する悩みを相談したり、お喋りすることで繋がりが生まれ、孤立防止にもなります。また、専門家から認知症に関する情報を得ることもできます。 『認知症カフェとは』 厚生労働省 伊達市には”チームオレンジ”という認知症サポーターの集いがあり、ケアマネージャーとして認知症について学び続けていた薫さんもそのメンバー。その活動の中では、病院や介護老人保健施設で認知症カフェを開催していました。 「これを、病院や施設ではなくて、民間でできないだろうか……と思い始めて」 認知症は、中途の段階が大変だと言います。「ちょっと物忘れが出てくる時、まだらボケ”とも言われるのだけど、その頃が一番苦しいし、周りの家族も苦しい。物忘れが出てきて「あれあれ、それそれ」と思い出せなくなる。人の名前を忘れちゃう。そんな自分をさらけだしたくなくて、だんだん外に出なくなっちゃう……」簡単なことができなくなる、物忘れしてしまう自分を恥ずかしく思い、段々と引きこもってしまうことも多いのだそうです。 「今までは簡単に喫茶店に入れたり、ラーメン屋さんにも行けたのに、行けなくなっちゃう。寂しいじゃないですか。気楽にお茶ができる場所をつくることができないかなと。老後楽しく豊かに暮らしたいと思うじゃない?軽度の人たちが頑張る気持ちになれると良いなと」 道がわからなくなっちゃっても、聞けばいいじゃない。人の名前を忘れてしまっても、また忘れちゃってって聞いても大丈夫。何も恥ずかしいことじゃなくて、みんな同じようなことで悩んでるから心配しなくて良いよ。認知症カフェは、そんな風に辛いこともまるっと含めて肯定してもらえる、誰もが安心できる場です。 「かっこつけたい時もあると思うけどね、何も気にせずに本来の自分の姿で……オープンマインドでいられる、気兼ねなく来られてリラックスできる場所にできたらなと」 認知症には珈琲が良いらしい?? コーヒーを飲む習慣は、認知症の発症リスクの減少と関連しているという研究が発表されており、コーヒーを1日に2~3杯飲んでいる人は、アルツハイマー病の発症リスクが21%低いことがわかっています。コーヒーなどに含まれるカフェインが、軽度認知障害や認知症に対して予防的に働いているそうです。 そんなこともあり、こちらの認知症カフェ『くるみ茶屋』では、会場であるカフェ道楽さんの美味しい珈琲や、茶道の師範である薫さんの御抹茶をいただけるとのこと。ちなみに、抹茶も珈琲と同等のカフェインを含んでいるんですよ。珈琲や薄茶をいただける認知症カフェ、とても贅沢ですね! 会場となる『カフェ道楽』。野鳥が飛んでくる素敵なお庭を眺め、癒されるお店です。過去にむしゃなびでもご紹介しています。(↑画像をタップ)ぜひご覧ください。 誰もがオープンマインドでいられる場所を 最後に、薫さんご自身の介護のお話を少しだけしてくださいました。 「父は100才まで生きてくれたんです。母が亡くなった後は一人でご飯を食べるのは可哀そうだから、ご飯はいつも一緒に食べるということだけは、やめなくてね。父はお蕎麦が大好きで。美味しいなって言ってお蕎麦をすする姿、珈琲を旨いな~と言って飲んでいる姿、そういうのがずーっと残ってるものでね」 「もしイライラしたときは、そういうところに立ち返ったりして。みんなが優しいところを持っていると思うんです。まずは相手のお話を聞くことが大切、傾聴ですね。あなたの意見はあなたの意見で、尊重はしているよ、と話し合っていくと真実みたいなものが見えてくるというか。理解し合える道を考えていく、ということかな」 もし今、介護のことで悩んでいる方がここを読んでいらしたら。そのもっと手前の、ちょっとした物忘れが気になっている方、またはそのご家族やご友人が読んでいらしたら。ぜひお気軽に、認知症カフェ『くるみ茶屋』、カフェ道楽へ足を運んでみてください。猪股さんとお喋りするだけで、不思議と気持ちが軽くなります。 暖かい気持ちを持つ有志の方々で立ち上げられた、”オープンマインドでいられる場所”。認知症に関わらず、全ての人にとって居心地の良い場所になることでしょう。月に一度の息抜きの場として、ぜひご活用ください。 認知症カフェ『くるみ茶屋』 日時 :毎月 第4月曜日 13:30~15:30 会場 :カフェ道楽(南黄金町163-10) 参加費:100円(飲み物・おやつ付き) ※ 申し込み不要、時間内出入り自由
misaki
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06/04(火) 室蘭のお店ほうもん。天然酵母の蒸しパン屋 まるぱん
室蘭の気になるお店を訪ねる「お店ほうもん」。今回は、「ふっくら、どっしり、もちもち!」道産小麦を天然酵母で長時間低温発酵させた、おやつにも食事にもおいしい。小さいお子さんのいるママを中心に人気の蒸しパン専門店へ行ってきました。 JR輪西駅の近くから山側に坂道をしばらく登ってゆくと、緑あふれる住宅街の一角に可愛らしい看板が見えてきます。木の扉を開けて中に入ると、棚いっぱいに様々な種類の蒸しパンが並んでいました。まるまるして、名前の通り「まるぱん」! 店内にはふわっと小麦のいい香りが漂います。パン屋さんとは違う、蒸しパンのやさしい香り・・・ こちらの蒸しパンは、道産小麦を使い天然酵母で長時間低温発酵させているのが特徴です。てん菜糖や道産塩など素材にこだわってひとつひとつお店で手作りされています。 プレーン、チョコチップ、あんこなど定番の基本メニューのほか、季節や週替わりで限定メニューが登場します。そのラインナップはなんと、全部で100種類以上も! たくさんのメニューの中から、15種類前後が日替わりでお店に並びます。スイーツ系だけでなく、チーズやカレーなどお惣菜系もあり、甘いものが苦手な方も楽しめますよ。ブルーベリークリームチーズ、黒蜜きなこなどなど、めずらしい蒸しパンばかり・・・選ぶのが楽しい〜!! お店の奥にはイートインスペースがあります。ゆったりとした空間に木のおもちゃや絵本が並び、おしゃれな子供部屋のよう。コーヒーやお茶などセルフサービスの飲み物もあり、お出かけのおやつ休憩によさそうです。それではさっそく、いただきましょう! 左上から時計回りに、チーズウインナー、よもぎつぶあん、ハスカップ、チョコチョコ。温めてもらったら一段と膨らんで、ひとまわり大きくなったみたい。パクッと口に入れるとふわふわ、もちもち。お、おいしい〜!! どっしりした中にふわっと軽さもあり、あんこやジャムなど、それぞれ具が入っていてたくさん食べても飽きません。 みたらし団子。中からみたらしがトロ〜リ、お団子が三つも入って具沢山。 店主の宮武千晶さんが蒸しあがったばかりの大きなせいろを見せてくださいました。蒸し立てほやほや! 熱々の湯気がフワ〜っと立ち上っています。 「蒸し物は食材の味を引き出してくれて、おいしくて身体にもいい調理法なんですよ。」とほほえむ宮武さんにお話を伺いました。 質問:お店を始めたきっかけは? 宮武さん:「出産後、子どもを連れて出かけられるお店があまりなくて、室蘭は公園も少ないので、人が集える場所を作ろうと思ったのがスタートです。そこで何を売ろうかな、といろいろ試して、小さなお子さんでも食べやすい蒸しパンの専門店を開くことにしました。子どもから大人まで安心して食べていただけるよう、なるべく身体にいい素材にこだわって作っています。」 質問:蒸しパン作りはいつから始めたのですか? 宮武さん:「社会人になって初めての勤務地が中国で、5年ほど暮らしたのですが、そこで蒸し物文化に触れて大好きになったんです。中でも蒸しパンは中国では、饅頭(マントウ )と呼ばれ、朝ごはんにもなるポピュラーな食べ物です。帰国後、マントウが食べられるお店がなかったので、趣味で自分で作るようになりました。生地に卵や乳製品を使わず、酵母で膨らませる「まるぱん」の製法は、中国で出会ったマントウ の作り方がベースになっています。」 温めるのがおいしく食べるコツ。購入する際にもらえる温め方の説明書を見てフワッフワにしてどうぞ! 今年5月にオープンから3周年を迎えた「まるぱん」。最近では、市内のいくつかの保育園や幼稚園に給食の提供も行っており、園児たちに大人気。宮武さんが配達に行くと子どもたちから「まるぱんコール」(!)が出るのですって。腹持ちがいいので力仕事の男性のお客さんも多いそうです。筆者も食べてみて納得!おいしさと居心地のいい空間にお腹も心も満たされたお店ほうもんでした。 晴れた日は緑に囲まれたお庭で遊ぶこともできます。テラス席もあり。 天然酵母の蒸しパン屋 まるぱん 北海道室蘭市大沢町3-3-2TEL 0143ー43ー8670HP http://marupanchan.com営業時間はお店のフェイスブックをご覧ください。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年)リンク、シェアなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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12/31(火) だて周辺の初売り・福袋情報2020!!
むしゃなびでおなじみのお店の初売り情報をまとめました。お得なセールがあちこちで開催されます! お買い物を楽しみに、新春の街に出かけませんか? アルファスポーツ伊達店 新春初売りセール 2020年1月2日(木)・3日(金) 初日1/2木 12:00~16:00 「変動タイムセール」時間帯で定価からの割引率が変わるドキドキのタイムセール。「早く購入しないと狙った商品が無くなってしまう」「最後の1時間にお買い得に購入したい!」などなど、悩みつつ楽しんでください! 1/3金 10:00~17:00 「店内全品表示価格から20%OFF」商品によっては初日よりお買い得となる商品もあるそうです。詳しくは来店時に店頭の張り紙をご確認ください。 一部割引対象外商品あり。工房系作業など一部サービスは規制となります。初売セールのお知らせ 住 所 北海道伊達市松ヶ枝町65 電 話 0142-21-2200 営業時間 10:00-19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=674 総合衣料品店 三つ丸 初売りセール&ナチュラル服福袋 1月2日(木)〜5日(日) 当日分追加! ナチュラル&カジュアル福袋1万円(+税)予約完売のところ当日分が追加となりました(数量限定、売り切れ次第終了)総額5〜6万円相当のレディース・ナチュラル服が入っているそうです! 店内全品2割引き婦人服、寝具、雑貨、肌着、紳士服 など※ 一部割引対象外商品あり 初売り営業時間 1/2(木)AM9:00~PM4:00 1/3(金)AM10:00~PM5:00 1/4(土)AM10:00~PM5:00 1/5(日)AM10:00~PM5:00 1/6(月)~ AM10:00~PM6:00(通常営業) 住 所 北海道伊達市網代町27番地 電 話 0142-25-3333 営業時間 AM10:00〜PM6:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=440&M=25 スーパーステーショナリー WAKA 新春初売り 1月2日(木)〜10日(金) 店内全品 20%オフ(一部割引対象外品あり)オリジナル福袋 各種 毎年人気の福袋が今年も各種販売されます。キャラクター商品・雑貨小物等の福袋は2,200円(税込)、マスキングテープ・事務用品等の福袋は1,100円(税込)。そのほか、店頭発表もあるそうです。【 2020 初売り 】のご案内 住 所 北海道伊達市梅本町38 電 話 0142-23-3133 営業時間 10:00-19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=675 HOLIDAY MARKET TOYA 初売りセール 1月2日(木)~1月4日(土) 店内商品10%オフ(一部商品は割引対象外)毎年お正月だけ開催される特別セールです。 1個限定!『HOLIDAY MARKET TOYA 2020 福小包』人気の福袋はほぼ予約完売のところ、初売りで1個だけ販売予定とのことです。詳しくはこちら→ http://holidaymarket.jugem.jp 住 所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-18 電 話 0142-75-3277 営業時間 11:00−17:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=829 めむはうす 初売りセール 1月2日(木)~1月4日(土) 店内商品20%オフ(一部商品は割引対象外)福袋各種福袋の販売は初日1/2木 11時よりスタートです。今年は人気のレザーブランド「Kanmi.」のスペシャル福袋の販売もあるようです。お早めに出かけてぜひゲットしてください!初売りセール・福袋の詳細はお店のブログでご確認ください→ https://ameblo.jp/mem-house/entry-12563387482.html 住 所 北海道伊達市梅本町39-4 電 話 0142-21-3003 営業時間 11:00〜19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=242&M=25 京都育ちのセレクトショップ。bunga 初売りセール 1月2日(木)スタート! 人気の福袋はすでに予約完売とのことです。初売りセールは2日から! 住 所 北海道伊達市鹿島町64-2jas.s参番館 電 話 0142-82-6464 営業時間 11:00〜18:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=1352 ツール&ウェア everyday 初売りセール 1月2日(木)スタート! 初日は先着順で京風雑煮のふるまいがあるそうです(なくなり次第終了)!初売りセールは2日から! 北海道伊達市網代町27-6 TEL: 0142-82-6670 10:00-19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=1385 ナチュラル&カジュアルな服と雑貨 nico 初売冬服セール 1月4日(土)〜11日(土) 冬服 20〜50%オフ!一部、雑貨のセールもあり 期間中の営業時間1/4土 11時〜19時半1/5日 定休日1/6月・1/10金 15時半〜19時半その他 11時〜15時 住 所 北海道伊達市舟岡町369-6 電 話 090-7514-6185 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=682 花工房シュシュ 初売りセール 1月5日(日) 店内商品20%オフ!(一部商品は割引対象外)1日限りのお得なセールです。おしゃれな雑貨をじっくりと選んでみては。 住 所 北海道伊達市鹿島町58-19 電 話 0142-22-1805 営業時間 10:00~19:00 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=930 Aroma&Herb ROSEMARY 残り8セット! 新春福袋 ・お守りブレスレット ・『リセット&スタート』ハーブティー 10回分 ・バスソルト5個(レッド&ブラック) 料金は4,000円です。1月中旬よりお渡しまたは発送 となります(発送の場合、実費で送料がかかります)。新春福袋のご案内 住 所 伊達市旭町26-46KHコーポ1階東 電 話 090-3019-2202 営業時間 9:00~18:00(完全予約制) 店舗詳細 http://www.mushanavi.com/member/?SINO=954 初ランチに。飲食店の営業予定 洋麺茶屋牧家伊達店1/1 水 11時~24時 営業オーラエレガンテ1/1 水 休業 1/2 木 12時〜16時まで 1/3 金 〜 1/5 日 通常営業 (12時〜16時/19時〜22時)1/6 月 〜 1/8 水 休業 年末年始営業のお知らせ突撃ラーメン1/1 水 休業 1/2 木 午後2時まで1/3 金 午後2時まで1/4 土 〜 1/5 日 通常営業 1/6 月 午後2時まで1/7 火 定休日 年末年始の営業案内シュシュカフェ1/5 日 より営業 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 大晦日~ 1/6 月 まで休業 1/7 火 より平常通り営業年末年始の営業 hug-re家 音璃 IN-O-RI 冬季はご予約の場合のみの営業冬季営業についてのお知らせです 以上、初売り情報のまとめでした。冷え込んできていますので、あたたかくして、足元にも気をつけてお出かけください。それでは楽しいお正月を! ※ 画像はお店の投稿からお借りしました※ 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年)
むしゃなび編集部
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06/30(金) BROCKEN代表 佐藤大輔氏 〜「もったいない!」に背中を押され、ゆるっと しれっと 熱い人
今回の主人公は「BROCKEN」代表 佐藤大輔氏。 「一体全体この人は何者なんだろう?」 そんな筆者の興味からオファーを入れた取材でしたが、正直「しまった…」と思いました。 何故ならば、一つにはプロの編集者でライターさんだったことをうっかり忘れていたこと。 そして、ネタが豊富すぎたこと。 「やっちゃった…」と思いました。 さて。 待ち合わせたのは地球岬にある「崖の駅」でした。 きっと、この画像に書いてあることをもれなく読んでいただくだけで、佐藤さんの「ゆるっとしれっと感」が伝わるかと思います。 なので「これにて終了〜」と、してしまう手もありかな…。 そんなことを思ってしまうほど、取材させていただいた2時間はヌマでした ^^; 佐藤さんったら、面白すぎます。 危うく、すっかりハマった足が抜けなくなるところでした。 気を取り直して佐藤大輔氏略歴から 1)1982年10月 室蘭生まれ 高校生までの18年間を室蘭で過ごす。 〜室蘭中島町生まれだそうですが、その記憶はほとんどなく、あるのは高砂町に住んだ頃のこと。その後の大輔氏は、生まれ故郷「室蘭」の刷り込みを実感する場面に何度も出会います。 2)中国留学。その後、当時、道内唯一中国語学科のある大学に進学。 〜なぜ中国語なのかは、「なんだかよく判らない」という面白さに惹かれたのと、 「これからは中国語を学んでおくと良さそうだ」と直感したのがその理由。 3)大学卒業後、JTBに入社し二年間在職。 人に旅を売るより自分が旅をしたくなり世界一周の旅に出る。 〜なぜ狭き門で自分が採用されたのか気になり上司に尋ねると、なんと「ギャンブル枠採用」と言われたそう。 JTBでは曹洞宗の檀家さん向け「団体参拝」の営業を経験。隣のチームは日蓮宗担当されていました。 旅行業界の興味深い背景です。 「特に旅行業界に興味があったわけではないんですよね。 外国語が活かせるかな〜?くらいの気持ちで受けたら採用してもらえました。 でも「ギャンブル枠採用」って、納得しました笑」 世界一周の旅へ 「檀家さんたちに営業の仕事をするうちに、『人に旅を売るより自分が旅をしたくなった』というわけですね。」 「そうなんです。世界一周しよう!と思い立ち、半年間の有効期限で世界を周れる『世界一周堂』という会社が売っている『一周券』を利用しました。」 なんでも、5大陸の内、何大陸を選ぶかによって値段が変わるそうで、最初に選んだアライアンスの航空会社で決めた日時しか乗れないという縛りがあるのだそう。 その時、大輔さんが選んだ旅は半年間の移動代が40万円という格安のものでした。 なんという魅力的な!! 筆者も行きたい…。 うずうず…。 「その旅の中で印象深く忘れられないエピソードを教えていただけますか?」 「よく言われますが、インドへの旅はその後の自分の人生観に大きな影響をもらったと思っています。あそこにはまだカースト制度の名残があって、乞食として生まれ乞食として死んでいく人が今でもいるわけです。汚水の中を歩いて生活する様な…ね。でも、目がとても綺麗で、白目の光の強さに圧倒されました。そして気付いたのは、目の綺麗さと貧富の差はイコールじゃないということ。言い換えれば『金持ちにならなくても幸福はある』というか。どういう風にしても生きていけるんだよな…って思ったんです。」 こういうエピソードにも大輔氏の『ゆるっと熱い』感が溢れています。 「でね、肺炎で入院したんですよ。」 「そうそう!そういえば、旅する間のアトラクション的楽しみを持ちたくて、『1カ国につき1回はぼったくられても良しとする』というルールを自分に決めていました。どこの国でもボッタクリって普通にあるんですが、それを通してその国が少しわかるような気がして。でもこれって『傲慢』な考えでもあるよな…とは思っていました。」 ぼったくりエピソードもたくさんお持ちのようですが…。 本当にヌマから抜け出せず帰れなくなりそうだったので、ほどほどで切り上げさせていただきました ^^; 気になる方は是非ご本人に会って聞いてみてほしい! 本当はもっと旅を続けたかった大輔さんは、先輩の結婚式に呼ばれたことをきっかけに、旅を途中で止めて帰国してしまいました。 「まあ、結果的には旅には満足したんですけど、少し後悔しているのは一周券を買ったこと。あらかじめルートを決めて旅に出るものだったので、ある意味自由を奪われてしまったわけです。だから、途中で気が変われない。気に入ったから滞在を延ばすってことも許されない。あの旅は、自分にとっての何回目かのモラトリアムだったので、そもそも目的がある旅ではなかったんですけどね。実に勿体ないことをしたな…って思っています。もっと何て言うか、沢木耕太郎の『深夜特急』のような旅をしたかったな…って。とはいえ『深夜特急』に出会ったのも旅の途中だったので、最初から手遅れでした笑。」 なるほど。 世界一周こそしませんでしたが、若かりし頃、一人ふらふらと行き当たりばったり旅ばかりしていた筆者にも、なんとなく大輔さんのお話の意味がわかる様な気がしました。 「ところで、いま振り返ってみてもう一度行きたい!と思うところはありますか?」 「イースター島かな…。実はイースター島まで行ったというのに、なんと室蘭を思い出しっちゃったんです。イタンキ浜の上の丘の膝丈の笹とか、ローソク岩とか、海とセットで色々思い出して『似ているな…』って思ったんですよね…。」 イタンキ浜の丘にそっくりな風景があったりして、モアイ島に居ながら室蘭を思い出してしまった大輔さんでした。 そして再び略歴の続き 「僕、根本的にはマイナス思考だし、実は結構真面目なんですよ。」 大輔氏は自分をそう分析します。 前職から逃げる様に世界一周の旅に出たにも関わらず、「不自由な旅をしてしまった」と悔い、「勿体ないことをしてしまった」と思ってしまうマイナス思考さ加減。 けれども、空の色とか、建築物とか、旅の中でいろいろなものを観て『旅とか観光って人生の栄養なんだな』と思うところ。 ネガティブな部分も含め、旅で得た心の栄養を無駄にはしないと思う真面目さ。 「1カ国1回ぼったくりアトラクション」を許す自分に傲慢さを感じるところ。 イースター島で感じた故郷室蘭を想う気持ち。 確かに自己分析通りだと思います! 4)帰国半年後、リクルート北海道 じゃらんへ入社し、11年間勤務する。 〜苦手な営業部で2年。 編集部では9年働き、仕事はとても楽しかったそう。 「編集の仕事って設計屋なんです。 『なんでそれを作るのか?』『誰が喜ぶのか?』を考える役。 つまり枠組み作りです。その後、デザイナーとライターに依頼をして協働して作っていく。 根が真面目だから、誰かの役に立っているとか、何かの糧になっていると知ると嬉しくなるんです。 でもね。当時の編集長に言われました。『お前の記事は毒が強い。が、薄めれば薬になる。 スパイスだけじゃ味がないんだ。味付けは大事だ。』 この言葉には本当に感謝しています。 すごく心に残っているし、その後の僕の仕事にも生きている言葉です。」 「じゃらん」時代の面白いエピソードを伺いました。 読者の嗜好の指標として、購読前支持率と購読後支持率というものがあるそうなのですが、 その過去最低の数字、購読後支持率3%というのを取ったことがあるそうです。 ところが何故か嬉しそうな大輔さん。 「実は、その時の購読前支持率は1%だったんです。ところが読んだ後に2%増えたというわけです。 小さい数字でも3倍になった!購読後に数値が3倍になるっていうのは滅多にないことなので嬉しかったです。」 5)じゃらん退職後の地域おこし協力隊+α 〜2017年に退職したのち室蘭に帰郷。同時に室蘭市観光課付、室蘭観光協会配属になりました。 同時期、個人事業として『BROCKEN』も立ち上げました。 また、『北海道Likers(当時サッポロビールが運営していた)』のライティングの仕事も始めました。 いつの間にか着実に積み上がっていたキャリアがフルに発揮でき、さらに地域おこし協力隊としての活動で経験値を上げながら、『BROCKEN』の活動も成長させていきました。 「地域おこし協力隊をしながら感じたのは、世界一周から帰国したときにも感じた『もったいなかったなあ』ということでした。それは、室蘭的な良さに触れずに無関心に育ってしまったということに対してです。例えば、蓬莱門・地球岬・イタンキの丘・大黒島の夕陽など室蘭の素敵な風景があったのに、その良さに気づかなかった。」 Uターンをして室蘭を見直した時、何かが外れたように室蘭が見えてきたと言います。 高校を卒業してからの18年間で多くの気づきを得た大輔さんは、「室蘭の良さを発信したい!」と強く想うようになりました。 6)そして今 現在は、個人事業「BROCKEN」での活動と、合同会社「SUM-i-CA」の経営メンバーとしての活動、二本立てで活躍されています。 事業内容はあまりにも多岐に渡っているのでHPをご覧いただいた方がわかりやすいです。 でも、せっかくなので特記するとすれば、というよりも筆者のツボだったのが今回の取材の待ち合わせ場所でもあった「崖の駅運営」と「むろらんくん育成事業」と「たたら製鉄への関わり」のこと。 「この崖の駅はもともと地球岬にあった『毒まんじゅう』の店の空き家利用でした。地球岬は室蘭の顔なのに『もったいないなあ』と思ってね、私設の無人観光案内所みたいなものを作ったんです。堂々と無人と謳っている通り、僕はほとんどいませんが時々母がいます。その時は「むろらんくんグッズ」も販売しています。」 え!? 毒まんじゅう?? と、びっくりされた方にちょっと説明的にこちらの画像を〜。 というわけです。 で、このキャラクターこそが「むろらんくん」。 大輔氏はさまざまな場面で登場させる「むろらんくん」を育成事業と呼んでいます。 そしてついにはLINEスタンプ販売まで育成事業は発展しました。 つぎに、「たたら製鉄への関わり」です。 地域おこし協力隊時代、ムロランワンパクに来てもらったご縁で「登別室蘭たたらの会」石崎会長と知り合った大輔さんは、石崎家で玉鋼のナイフ鍛造体験をさせてもらいました。 その後、「なんか話の流れで、たたら製鉄の手伝いをすることになった」のだそうです。 大輔さんの父方の祖父が鍛冶屋だったこともあり、職人的なことへのあこがれもあり、もともと手仕事好きなのもありで、製鉄も鍛造も興味深いし楽しい!と感じたそうです。 そんなこんなで「たたら製鉄への関わり」を持つようになりました。 「室蘭は鉄の町だけど、鉄を身近に体感できる体験コンテンツはすごく少ないんです。その点でたたら製鉄と鍛造体験は質の良いコンテンツになる可能性があると思いました。しかしとにかく炭代と人の手がかかるので、ちゃんと体験メニューとして稼げるように仕立てるにはどうすればよいのか目下考え中です。」 最後に さて。 この辺りでそろそろ最後にしたいと思います。 初めに「この人は一体全体何者なんだろう?」という筆者の興味はほぼ満足しました。 …と思わなければいけないくらい、やはり、佐藤大輔氏はヌマすぎました。 この上なく、果てしなく面白すぎました。 なので、どこまでもしつこく追求してしまいそうなのでこの辺りで止めることにしました。 でも、はっきりと分かったことがありました。 こんなこと書いたら「恥ずかしいから止めて〜!」と言われるかもしれません。 でも、きっぱり言います。 直球ストレートではないけれど。 「ゆるっと・しれっと熱く、人間愛・室蘭愛に溢れる方」でした。 仕事の上でも、出会った人との繋がりも、「もったいない」の心を大切にしてきたからこそ多くの依頼があるのだと感じました。 参ったなあ…。 ファンになってしまったじゃないですか。 佐藤大輔氏、すっかり目が離せない存在になってしまいました。 ―佐藤大輔氏情報― Facebook https://www.facebook.com/daiske.sato Instagram https://instagram.com/satodaiske?igshid=MzRlODBiNWFlZA== BROCKEN https://www.brocken.work SUM-i-CA https://www.sum-i-ca.com
Rietty
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07/05(月) 便利屋の域を超えた「田舎の便利屋 ウイコーポレーション」&「シンタ」代表 宇井尚さん
伊達市大滝区の外れに位置する山奥に宇井尚さんの「田舎の便利屋 ウイコーポレーション」はあります。宇井さんは、自然に恵まれた札幌市盤渓で生まれ、毎日自宅の裏山や小川で遊んで育ちました。実に、現在住むところにそっくりな自然環境です。 これからの季節は枝打ちや草刈りの依頼が多いそうです。 今のお仕事の背景には、知的障害者のためのグループホームを運営していたお父様の影響が強くあるそうです。ご家族で、そのグループホームの利用者さん達と共同生活をしていたという経験は、宇井さんが目指している「あらゆるものとボーダレスに関わり合える環境作り」に通じていると感じます。 羊の毛刈りも! 依頼されるお仕事は多岐に渡ります。 例えば…。 庭木の剪定・立木伐採・草刈り・冬囲い・薪割り・薪販売・引っ越し手伝い・買い物代行・農業体験サポート・蕎麦打ち・羊の毛刈りなどなど。 花壇作りの依頼も増えたそうです。 before 「造園技能士2級」の資格をお持ちです。after ご本人曰く。 「法に触れること以外ならなんでもご相談ください ^^」とのこと。 誰にとっても頼りになる存在です。 立木の伐採 宇井さんにはもう一つ、自伐林業者としての顔もあります。 管理されずに荒れ放題となっていた山を買い取り、その森を整備するための保全と利用を実践する団体「シンタ」の代表としての顔です。 現在、この森で切り出した原木を地元の大滝学園に卸していますが、将来は、シンタの森の薪をブランド化して、販売したいと考えているそうです。 「田舎の便利屋 ウイコーポレーション」代表と「シンタ」の代表としての二つの顔。 けれども実は、その二つは一本の軸でしっかりと繋がっていました。宇井さんが抱く地域への、北海道への、日本への、地球への想いです。 それは「地域の皆様がずっと、気持ちよく暮らしていける町を作りたい。それがどんどん周りに波及していって、北海道に、日本に、世界に広がって行くように動き続けたい」ということ。 「そのためには、まず自分が気持ちよく暮らすこと、その場限りではなく、未来を見据えた暮らしをすることだと思う。」 そう話してくださいました。筆者は激しく納得。まさにSDGs。 その言葉の通り、宇井さんご家族は大滝の山奥で半自給自足暮らしをされています。2002年、水源を探し、原野を切り開くところから始め、ご自分で家を建てました。土地を耕し、畑も作りました。まさに150年前の開拓者のごとく、全てパートナーのなつみさんと協力しながら行ったのです。 生き物やエネルギーの循環にもその頃から関心が高く、実践者として取り組んでいらっしゃいました。 田舎の便利屋 ウイコーポレーションを立ち上げて5年経った今、ゼロからスタートした宇井さんの活動を見続けてきた地域の方々にとって、すっかりなくてはならない存在となりました。 高齢者の多い大滝では、顔が見える関係を大切にしている田舎の便利屋 ウイコーポレーションは、「便利屋」を超えた見守り機能や中間支援機能も持ち合わせる団体として存在しています。 今、そのことをひしひしと感じていると話していらっしゃった宇井さん。 農業体験指導と、蕎麦打ちもされています。 それでも、現実的には作業自体はとても重労働。ご自分が高齢になれば続けることは難しくなります。そのことを考えた上で、夢があることを打ち明けてくださいました。 「将来、シンタの森の生き物大図鑑を作りたいのです!」 生き続ける森に自分が生きた証として残せる図鑑。 そして、それを見ながら森で遊ぶ人々。 「シンタの森のファーブル」になる夢を持つ宇井さんは、きっとそんな未来を思い描いていらっしゃるのでしょうね。 田舎の便利屋 ウイ・コーポレーション伊達市大滝区豊里町49-1電話 080-6073-3638メール uipoko@icloud.comFacebook ※記事の内容は取材時の情報です(取材2021年)
Rietty
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01/01(土) 「SeicomartのCMソングを歌いたい!!」 伊達のArtist 藤河 ちあき の未来予想図
むしゃなび読者の皆様へ 新年明けましておめでとうございます。 旧年中は、多くの皆様にご訪問いただきまして誠にありがとうございました。 Riettyとして、記事を書かせていただくことになって2年目。 2022年も、Riettyが出会った「好き」「楽しい」「いいね!」を皆様と共有できるような記事を書いていきたいと思っています。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 さて。 閑話休題。 新年第一弾は、伊達の歌姫 Artist 藤河 ちあきさんのご紹介です。 昨年末、待ち合わせしたのは伊達の牧家さんでした。 待ち合わせ時間より少し前に到着し、ちあきさんを待つ筆者。 そして、ちあきさんが入店した時とても驚きました! 彼女の周り全体を優しい光が包んでいる。 うまく表現できませんが、これがオーラなのか!と感じました。 ↑注文したアイスカフェオレを嬉しそうに写真を撮るちあきさん♡ 藤河ちあきさんは、伊達市のご出身。 歌手への道を決定づけたのは5歳の時のことでした。 5歳のちあきちゃんが「将来は歌手になる!」と決めた出来事があったそうです。 それは、「なりたいな…」ではなかった。 「なる!」でした。 ちあきさん自身、「あれは決意でした。」と語っています。 大好きな歌を高校までは独学で学び、高校卒業後は東京へ出て修行の道を歩き出しました。 実はちあきさん、イラストレーターとしてもジャズシンガーとしても有名な水森亜土さんの大ファンでした。 亜土ちゃんグッズをたくさん持っていたそうです。 そして偶然にも親友のお父様が亜土さんの知り合いだったこともあり、水森亜土劇団の門を叩くことになりました。 劇団員としても亜土さんの運転手としても働き、約一年間、住み込みで修行をしました。 その後も学び、働き、各所で歌い続けながら6年の歳月が流れました。 けれども…。 なかなか芽が出ず、生活することにも疲弊してしまったちあきさんは、悩んだ末に帰郷することを決意しました。 13年前のことです。 「自分はダメなのかな…。」 それは、まさに打ちひしがれての帰郷でした。 つまりは挫折…。 ↑大好きな海。ここが藤河ちあきの心の拠所なのだそうです。辛い時もここに来ていたそう。 それでも。 「私には歌で生きていく以外は考えられませんでした。でも、そのためにはどうしたら良いのかも、その頃はわからなかった。 辛くて、辛くて、アルバイトをしたりしながら気を紛らわせて暮らす日々がしばらく続きました。」 その間、結婚も経験しました。 子供も二人授かりました。 しかし、結婚生活には2年でピリオドを打ちました。 親御さんからは経済援助を受けない決意でがむしゃらに働いていた日々。 二人の子供を抱え、困窮した生活に地獄も感じていたと言います。 それでも。 どうしても忘れられない歌への道…。 「私が生きる道で大切なものって何だろう? やっぱり歌を唄いたい…。 でも…。」 子供という宝ものを大切にすることが第一だとは分かりながらも、悶々と自問自答する毎日が続きました。 なんとか立ち直らなければと本も読み漁りました。 特に心理学や哲学の本を好んで読んだと言います。 そんなある日、ある人物と食事をしながら話したことがきっかけで、ちあきさんの歌道の第二の扉が開かれることになりました。 その後は様々なご縁が繋がる中で、レストランを初め各種イベントで唄うチャンスを得られる様になっていき現在に至ります。 思えば。 筆者が藤河ちあきさんの歌を初めて聴いたのは、伊達ウクレレ協会さんの小さなコンサート会場でした。 確か7年前のこと。 初めて聴いたちあきさんの歌にもちろん感動しましたが、どことなく寂しげに見えた訳が、これらのお話を伺い、なんとなく分かったような気がしました。 ちょうど、自分の道を暗中模索していた頃だったのですね。 「つい5年くらい前までは、人前で唄うと物凄く緊張して声が震え、なかなか克服できないでいました。自分でイメージトレーニングをするうちに、気がついたら声が震えていないことに気がつきました。場数を踏んだことで克服できたのかもしれませんが…。」 きっと、これはどんな仕事でも通る道。 でも、歌手として唄う場の数を増やすことは容易ではなかっただろうと察します。 「多くの方に支えていただいたから今があると思っています。 実は、今年の3月に開業届を出しました。 歌を生業にすることを決意したのです。 素晴らしいマネージャーさんにも恵まれました。 」 ちあきさんは、なんの迷いもないキラキラな笑顔で語ってくれました。 ↑藤河ちあき オフィシャルページのプロフィール写真です。 ところで、ちょっと思い切った質問をぶつけてみました。 ちあきさんなら真摯に受け止めて答えてくださると思ったからです。 「現在38歳でいらっしゃいますが、10代で売れている歌手が多い芸能界ですよね。ようやく順調に歌手活動が動き出したとは言え、ご自分の年齢を障害に感じることはありませんか?」 すると、キラキラの笑顔は一つも曇ることなく、ちあきさんはこう答えてくれました。 「それは全く感じていません。何故なら人にはそれぞれの夢の叶え方があると思っているからです。スピーディーに成し遂げる方もいれば、大器晩成型の人もいます。 あの…、私、100歳まで歌を唄い続ける予定なのです。 私の中には未来予想図がはっきりとあって、そこから逆算方式に、その予想図に到達するためには今は何をするべきか?と常に考えています。 私は私のペースでそこに到達すれば良いのだと思っています。だから、年齢は私にとって障害ではないです。」 ↑笑顔が本当に素敵♡ 続けてこんなお話もしてくださいました。 「誤解を受けると困るので、ほとんど人に話したことないのですが…。」 「え? そんな大切なお話を良いのですか?」 戸惑う筆者。 でも、真っ直ぐに見つめながらゆっくりと話してくださいました。 「私、二十歳を過ぎた頃から確信を持って感じていたことがあって…。」 これまでになく言葉を選び始めたちあきさん。 「ある日、車の中で歌っていた自分の声を聴いた時、自分自身がとても癒されたのです。 それはとても不思議な感覚でした。そこには、自分の声を客観的に聴いている自分がいました。その時に、『これは自分だけで聴いていたらもったいない!』って思ったのです。奢りでもなんでもなく。素直にそう思いました。この声は、この体に預けられたもの…、そんな感覚です。私の声という感覚というよりも、この体に預かった声という感覚です。どうしても、それ以外表現できないので、誤解されたら辛いのですが…。 だから、この預かった声を使って、世界にどうやって貢献したら良いだろう?と考える様になったのです。この声で唄った歌を聴いてくださった人と、癒しの時間を分け合っていきたいと考えるようになりました。」 「どうもこの体は良い声が出るらしい?」 そんな風にご自分の声を客観視していることを知り正直驚きました。 どう表現すれば、勇気を出して話してくださったちあきさんの想いを、読者の皆様に誤解されずに伝えられるだろうか?と、筆者自身がとても迷いました。 でも、ちあきさん自身の言葉をそのままお伝えすることにしました。 そして。 「歌を聴いてくださった方が、その場限りで癒されるのではなく、自分の存在・自分の命を大切にする気持ち、そして同じ様に周りの人の存在・命を大切にする気持ちを抱いていただくきっかけになれたとしたら嬉しいです。それが叶えば世界が幸せで溢れますよね。」 こんな愛いっぱいの言葉とともに、最後、さらに素敵な未来予想図を語ってくださいました。 ↑とってもママには見えない可愛らしさ♡ 多くの皆様にこのお預かりものの声をお届けするために〜 ☆SeicomartのCMソングを唄いたい! ☆久石譲のコンサートに出たい! ☆武道館で唄いたい! ☆紅白に出たい! ☆60代でスーパー弾き語りをしたい! というのが、ちあきさんの未来予想図でした。 でも、筆者は気づいていました。 ちあきさんは、「〜したい」と話しながら、実は「〜する」と決めていることを。 そう、5歳のちあきちゃんが「将来は歌手になる!」と決めていた様に。 ↑こちらは昨年12月に開催された「天才小学生ドラマーyoyoka」さんのコンサートにゲストで唄った時の写真です。 Yoyokaさんに自分の子供の頃を重ねていたのかもしれません。 伊達市に足場を置きながら。 人々とともに「愛と癒し」を分け合う歌を100歳まで唄い続けると決心した藤河ちあきさん。 「僕たちが一番のファンだよ!!」 と励ましてくれるお子様が、ちあきさんのエネルギーの源であることも間違いありません。 ジャンルを問わず歌いこなすちあきさん。 2022年も彼女の活動から目が離せません。 伊達市民としても、藤河ちあきさんを応援していきたいと思います。 ↑初のCDが2年前に発売されました。 ↑「藤河ちあきの My favorite things」にてラジオパーソナリティーも行っています。 藤河ちあき事務所 住所 室蘭市中島1-9-21 「!」音喜多 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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06/28(金) 【あの人に会いに】納得いくまで突き進む [あいなさん / 壮瞥]
『臥薪嘗胆』 ―目的を遂げるために苦心し、努力を重ねること。 「曲がったことが嫌い。 筋を通して生きるって言う事と、 根拠のない自信はどこかにある ってスタイルで生きてきたかも」 【あの人に会いに】vol.4 今回は、『美容室AINA.』こと あいなさんにフィーチャーします。 美容師で、東京のど真ん中へ あいなさんは壮瞥町出身。中学生の頃には既に美容師になることを決めていました。「子どもの頃から髪をアレンジするのが好きでした。美容師になるなら東京!と、もう東京しか見えていなかった」 高校卒業後、東京の美容専門学校に進学。卒業後に短期間メイクの学校に通った後、銀座の美容室に就職します。場所柄、メインとなる業務は夜職のママたちのヘアセット。しかし、あいなさんには目指していたところが別にありました。 「憧れていた有名な美容室が、原宿にありまして……」 何事も中途半端が嫌いで、せっかくやるなら一番いいところまで行きたい、という気持ちが強いあいなさん。東京まで出てきたなら、美容師になったなら、”ここまで行きたい” そう思うところがありました。 「その頃の流行がビビットカラー。髪の毛しましまにしたりとか、オレンジ・金・緑って3~4色いれたり、刈り上げたりとか。そんなデザインが好きだったし、その人たちと働きたいなって」 憧れていたものの、ほとんどが新卒採用のみの業界。しかしある時、その憧れの美容室で中途採用枠が出たのです。 「働いていた銀座のお店の先輩が、『あんたなら受かると思うよ』って背中を押してくれたの」 先輩の一言が支えとなり、採用試験を受けることを決意。面接のたびに毎回ヘアスタイルを変えるなど、努力とアピールを惜しみませんでした。 その結果、たった2名の枠で採用!めでたし……かと思いきや、”中途半端が嫌い”なあいなさん、この狭き門の合格を勝ち取ってもなお上を見ていました。配属が決まった店舗では納得できず、一番の有名店である原宿店で働きたい!と入社直後から直談判します。 「今思えば本当にただ生意気……普通はあり得ない、ダメなんですよ、そんなの。でも、ど~しても、ここでは気が済まない!と猛アピールして。憧れのスタイリストが在籍する原宿店に行きたい!と」 その熱意が伝わり、なんと入社後たった3ヶ月で原宿店へ異動が叶います。一流スタイリストはもちろん、アシスタントですらファッション誌に載る人が沢山いるようなお店です。 「下積みですね、がむしゃらに練習してた。仕事終わってから練習して、練習後にモデルハントして(街中で自分のスタイリング練習のためのモデルを探す)、レッスンノート書いて、デッサンして、って寝る暇なく」 結果として、アシスタントの中でも一握りの人しか就くことができない、トップスタイリストのアシスタントにまで辿り着きます。 「おかげさまで、全部見させてもらいました。ファッション誌の撮影現場とか、早朝から撮影の下準備させてもらったり……」 業界の第一線でアシスタントとしての全てを経験することができました。その後ジュニアスタイリストになり、このまま順調に美容師の道を進むかと思いますが……ここで驚きの方向転換に至ります。 諦めきれず、歌の舞台へ 「歌も諦められなくて」 実は、子どもの頃から歌が大好きだったあいなさん。歌の道を進む事を決意します。 「みんなと歌いに行くと楽しくて、やっぱり歌でステージに立ちたいなって」 ここでも、やるならいいところまで行きたい。歌をやると決めたなら、芸能事務所に入るところを目指します。 とはいえ東京で音楽をやっていたわけではなく、ゼロからのスタートでした。 「はじめは仲間探しから。音楽スタジオに行って掲示板のビラを見て……スマホも無い時代だから!!男性ボーカル希望って書いてあるバンドにまで電話して、まず一回練習入らせてくださいって。そうしたら女性だけど気に入ってくれたんだよね」 音楽の好みや雰囲気が合っていたロックバンドに加入し、そこで長く歌っていくこととなります。 お昼は美容師、夜は夜職の方々のヘアメイクに戻り、そして時折ライブハウスでライブをする生活を送りました。活動を続けるうちに事務所からオーディションの話も来ましたが、バンドに愛着があったあいなさんは、ボーカルのみのオーディションを受けられなかったと言います。「このバンドで音楽をやっていたい」と、活動を続けました。 地元・壮瞥で繋ぐ、ご縁の美容室 精力的に音楽活動を続けていきましたが、ハードな生活に不摂生。とうとう身体を壊してしまい、音楽の道は夢半ばで終わりを迎えます。 療養のため一度北海道に帰るも、再び東京に戻ったあいなさん。そしてご縁があり、30歳のときに出産。転機は子どもが2歳になるとき。シングルマザーとなり、壮瞥町に戻ることを決めました。 「東京に居たいと思っていたけど、ひとりで育てるには厳しくて……選択肢が無かった」 あいなさんのご実家は壮瞥町。祖父の代から商店を営んでいました。もちろん、町での知名度はバッチリです。 「育った環境上知っている人も多いから、肩身狭く感じていたというか……。周りの目があるから、娘としてもママとしても、ちゃんとしなきゃ、みたいな。自由にいられないなと」 窮屈さを感じていたあいなさんが、壮瞥町をまた好きになっていけたのは、人との出会いが大きかったと言います。 「本当に、ママ友と、この美容室のゆみさんとの出逢いだね。この方達がいなければ、壮瞥ではやっていけなかった」 美容室AINAとしてオープンした今の美容室は、元はゆみさんという別の美容師さんが営んでいたお店でした。あいなさんは壮瞥に帰って来てから、ゆみさんの美容室に通っていたそうです。 「ゆみさんは、子ども共々お世話になった人」 大切な人からのバトンを繋ぎ、生まれ故郷の壮瞥町でお店を開くこととなりました。 「洞爺湖が好きで、温泉街でお店を開きたいと思っていて……まさか壮瞥でお店をやるとは思ってもみなかった。でも、ゆみさんへの想いとご縁でここで始めて、本当にたくさんの人からずっと応援してもらっているなって」 お店のオープン時には沢山のお花が届き、多くの人に支えられていることを実感したそうです。お店のインスタグラムには感謝の言葉がずらりと綴られています。 これからは”健康” のことを伝えていきたい 2024年3月に無事にお店をオープンしたばかりですが、今後はどんな展望があるのでしょうか。 「自分自身、身体を壊したことから健康オタクで。東京の時だけでなく、北海道に帰って来てからも身体に出て。骨盤が痛くて眠れなかったりとか。自分の身体の不調は、息子にも悪影響。本当にボロボロで……40歳まで生きられないかも、そしたら息子はどうしようとか、ずっと不安に思っていた」 今のエネルギッシュなあいなさんからはとても想像ができませんが、疲れが取れない、アレルギー、痛みからの不眠、等々……様々な身体の問題に悩んできたそうです。ヨガ、体操、骨盤矯正、とにかく端から端まで色々なものを試し、最終的に辿り着いたのは『栄養学』。独学で勉強、更にオンラインで先生と学んでいるそう。今後はしんどそうな悩める女性を助けていきたいと考えているそうです。 「中途半端が嫌いと言いつつ、方向転換してきているから中途半端になっていたと思うこともあるし……自分に自信が持てなかったときもある。けど、その時その時でがむしゃらにやってきたから、全て無駄にはならずに今に繋がっていると思う」 美容師も、歌の道も、本気で全力で突き進んだからこそ辿り着いた”今”のあいなさん。 悩める女性の皆さんは特に、パワフルなあいなさんにぜひ一度会いに行ってみてください! 美容室は壮瞥町役場 山美湖 の目の前というわかりやすい立地!美容室のご予約は電話とインスタグラムのDMで受け付けています。 美容室AINA 営業時間:月~金 8:30~18:00 / 土 8:30~17:00 定休 :日曜日&第1・3月曜日 電話 :0142-66-2527 場所 :壮瞥町滝之町284 (壮瞥町役場 山美湖の前)
misaki
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10/01(木) 「私たちの山」の登山道整備に参加しませんか?
伊達紋別岳を「私たちの山」と呼んで年に2回、登山道整備を行う伊達歩くスキー協会。7月の登山道整備取材では、山を愛する心と伊達紋別岳の魅力をたっぷりと教えていただきました。 https://mushanavi.com/specials/14132/ 10月18日(日)に、今年2回目の作業が行われます。 作業内容は笹刈り、ベンチ補修など。 秋の景色を楽しみながら作業に参加してみませんか? 日時:2020年10月18日(日)8:30集合(登山者専用駐車場)内容:笹刈り、ベンチ補修など 主催:伊達歩くスキー協会 協力:Outdoor Actvities 北海道西いぶりのアウトドア情報 申し込み:事前に人数がわかると作業分担がしやすいので事前にお申し込みください 詳細・申し込みはこちらのFacebookイベントページからご覧ください!
むしゃなび編集部
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12/30(水) だて・室蘭周辺の除夜・初詣情報2020-2021
新年のお参り情報をお届けします。除夜・元旦の情報ですが、今年はコロナの影響で、分散参拝をすすめているところが多いです。三ヶ日に限らず「1月中にお参りしよう・・」くらいのゆっくりペースでよさそうです。まずは伊達の神社・お寺からどうぞ! だて 有珠善光寺 元旦 午前0時〜・鐘つきは、今年は僧侶の方々が行います。一般の受付はなしですが、見学は可能です。・本堂のお参り、おみくじ・お守り授与は通常通りできます。・甘酒のふるまいはありません。※三ヶ日は例年混雑が予想されます。混み合う期間を避けて出かけるのがおすすめです。 伊達市有珠町124番地 https://www.usu-zenkoji.jp ※画像は善光寺のフェイスブックからお借りしました。 有珠山 紋鼈寺 大晦日 夜11時半〜年明け深夜2時まで除夜会&修正会(しゅうしょうえ)内容:鐘つき、カウントダウン、ライトアップ 伊達市末永町71−1 https://もんべつじ.com 大雄寺 元旦 午前0時〜・元朝詣り・大雄寺おやきの販売はありません 伊達市元町18番地 https://daiouji.jp 伊達神社 授与所(おみくじ・お守りなど)が開いている時間:大晦日 9時〜21時 元旦 0時〜2時/7時〜21時※毎年元旦は混雑するので、ご注意ください。お参りに行かれる方はマスク、消毒等忘れずにお出かけください。 伊達市末永町24−1 https://www.datejinja.com/blank-4 相馬神社 授与所が開いている時間:元旦 0時〜1時頃/8時頃〜 住所:伊達市大町6番地 洞爺湖 虻田神社 授与所が開いている時間:大晦日 午前9時〜午後5時元旦 0時〜2時頃/8時〜※恒例の除夜祭・歳旦祭は関係者のみで行います※マスク着用、分散参拝にご協力ください。 虻田郡洞爺湖町青葉町54 http://abutajinja.holy.jp 室蘭 中嶋神社 元旦 0時〜1時過ぎ/8時〜※授与所が1時過ぎに一旦閉まります。お守りがほしい方、夜のお参りの際にはご注意ください。※駐車場の混み具合をみながらお参りください。 室蘭市宮の森町1丁目1 室蘭八幡宮 新年のお参りは例年通り。特に時間の制限はありません。★どんど焼き 7日〜15日 室蘭市海岸町2丁目9−3 本輪西八幡神社 元旦 早朝は0時〜6時まで 授与所も夜通し開いています。 室蘭市本輪西町3丁目28番8号 Facebook 以上、新年のお参り情報でした。元旦の深夜は授与所が一旦閉まるところが多いので、夜お出かけの際には気をつけてくださいね。それでは、よいお年をお迎えください〜!! ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2020年)※シェア・リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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12/02(月) 心に明かりを灯す、冬のおくりもの特集(2)
いよいよ冬本番。クリスマスシーズンを前にむしゃなびで人気のお店を訪ね、プレゼントにおすすめの素敵な品々をご紹介いただきました。贈って楽しい、もらって嬉しい! 心にあかりを灯すプレゼント探しに出かけましょう! 「日本のイイモノ」に出会う。ホリデーマーケット トーヤ 国産雑貨の専門店、洞爺湖温泉街のHOLIDAY MARKET TOYA(ホリデーマーケット トーヤ)。「雑貨を通して日本を見る、雑貨を通して日本を知る」をコンセプトに、全国各地の職人やデザイナーが手がけたおしゃれで上質な「イイモノ」が揃っています。 プレゼントに喜ばれ、インテリアとしても重宝するてぬぐい。ホリデーマーケットさんでは、まるで絵画のように繊細な柄と美しい色合いのてぬぐいを沢山扱っています。この時期はサンタやツリーなどのクリスマス柄、お正月や干支の柄が人気です。木製のホルダーで壁にかければ、華やかさの中に和風な趣のある素敵なタペストリーに!畳むと平たくコンパクトになるので、海外に贈るプレゼントとしても人気があるそうです。お値段は1500円前後〜。 ※ クリックすると画像が大きくなります 華やかなちりめん細工のクリスマス飾り。京都の職人さんが手作業で作っています 物語を感じるアクセサリー「パルナート ポック」。プレゼントにおすすめ! サルビア「ふんわりくつした」は、ガーゼのように柔らかく、締め付けが苦手な人に人気。介護が必要な方にも喜ばれます 来年の干支みくじ。おみくじを引いた後は飾って楽しめます 「HAU」のカットソーと革製品ブランド「Kanmi.」のバッグ。自分へのごほうびに 木のつまみがかわいい、がまぐちポシェット サンタさんの豆こけし! 職人の手で丁寧に作られています てぬぐいのホルダーはサイズ、縦横様々なものが揃っています。ディスプレイを参考に探してみては 2009年にめむはうすの姉妹店としてオープンし、今年10周年を迎えたホリデーマーケット トーヤ。どことなくアトリエのような、アートな雰囲気が漂う空間は、改装の際に家族や友人たちと創意工夫してできたそうです。クリエイティビティ溢れる空間で、こだわりの雑貨を選ぶ時間は贅沢なひとときになると思います。「日本のイイモノ」を探しに、出かけてみてください。 HOLIDAY MARKET TOYA 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉35-18 営業時間 11:00-17:00 定休日 毎週火曜日、大晦日、元日、他 TEL: 0142-75-3277 http://holidaymarket-toya.com/hmt_main.html 商品詳細・最新情報はこちら↓ https://www.facebook.com/holidaymarkettoya/ 「わたしだけの宝物」に出会う。アトリエたむら 静かなマンションの一室に、ハンドメイド作品やアンティークなどこだわりの雑貨類が並ぶ「アトリエたむら」。店主のたむらさんはじめ、近隣のハンドメイド作家によるアクセサリーや洋服、たむらさんが旅行先から大切に持ち帰った食器類など、ほとんどが一点ものです。手づくりの温もりと個性的なセンス! 「おしゃれ」を愛する心にあふれた小さなショップで、あなただけの宝物を探してみませんか? クリスマス柄のアンティークのティーカップ、繊細なシャトルレースのアクセサリー 個性的なパッチワークが楽しい! たむらさんのテディベア 手紬のストール、マクラメと天然石のペンダント、紳士服の生地を使ったシックなワンピース イベントのお知らせ!アイヌ刺繍でガマ口を作るワークショップが開催されます。手ぶらで来て2時間ほどで出来上がり!開催日 2019年12月9日(月)、12月13日(金)時 間 12時30分〜14時30分(延長可) 参加費 3000円(材料費込み) +お茶代500円詳細は電話でお問い合わせください。 アトリエたむら 北海道伊達市舟岡町362-9ファミールREX201 営業日 月・水・金 時 間 11:00-17:00 電 話 090-5394-7009 むしゃなび内アトリエたむらのページ 冬のおくりもの特集はまだまだ続きます。(3)をお楽しみに! https://so-ra-mi.jp/archives/19891 https://so-ra-mi.jp/archives/19929 記事の内容は取材時の状況に基づいています(取材2019年) 掲載商品は売り切れとなることがあります。ご了承ください。 シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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05/11(水) 故郷への恩返しがしたい! 田村真梨絵さんの郷土愛が生む地域コミュニティー “ たむら食堂 “
この度の記事を書かせていただくにあたり、「人にとっての故郷とは?」 そんなことを改めて掘り下げてみたくなった取材となりました。 今回は、生まれ故郷の室蘭へUターンされた田村真梨絵さんのストーリーです。 周りを一瞬で明るくする真梨絵さんの笑顔♡ 東京での暮らし 真梨絵さんは室蘭市白鳥台で生まれ、18歳までを地元で過ごしました。 その後、途中イギリスでの留学を経験されながら18年間を東京で過ごしました。 東京では主にケータリングやフードコーディネーター兼カフェの店長としてご活躍されていました。 独立されてからも順調に進んでいたお仕事でしたが、徐々に体も心もハードワークに耐えられなくなっていったそうです。 ↑白鳥台のショッピングセンター 「ハック」に出店されている 「ハイミートたなか」の肉を使った生姜焼き そんな真梨絵さんにとって、故郷室蘭は、いつも温かく迎えてくれる癒しの場でした。 時々、ご実家のある白鳥台へ帰郷し、お母様の手料理を食べ、室蘭の自然に触れ、地域の人々に触れ、元気を取り戻してまた東京で頑張る。 そのようなサイクルを作ることで心身の健康を保ち、東京での仕事に力を注いでいた頃、この度のコロナ禍がやってきました。 ↑室蘭の自然 美しい海岸線 ↑卵焼き器ではなくフライパンで焼いた 出汁巻き卵は、家庭の味 ちょうどその頃、東京駒沢で、室蘭名物のウズラをメインにしたカフェの立ち上げと店長を任されることになったのです。 その名も『うずらカフェ』。 まさにコロナ禍のオープン。 お客さまの多くは東京に住む室蘭ご出身の方々でした。 「帰省もままならない皆様が、心の拠り所として『うずらカフェ』に訪れてくださったのです。コロナ禍で不安な日々を過ごされていた皆様には、カフェの存在をとても喜んでいただけました。そしていつの間に『東京室蘭会』なるものもできていました。『うずらカフェ』がコミュニティを生んだことはとても嬉しかったです。」 なるほど…。 でも、筆者は気づきました。 集まった皆様はきっと、『うずら』をきっかけに真梨絵さんのお人柄に惹かれて集まったのだということを。 お話中、まっすぐに相手を見つめ、常ににこやかで優しい真梨絵さんを拝見していて、そう確信しました。 ↑「うずらカフェ」時代の真梨絵さん 強くなる故郷への想い さて、このように東京と室蘭を行き来しながらも、やりがいのあるお仕事をされていた真梨絵さんを故郷に引き戻した想いとは、一体何だったのでしょうか? 「私自身、母親が作ってくれる食事と地元の皆様の温かさに触れて安心し癒されました。 今度は、東京での暮らしに疲れていた私を支えてくれた地元に恩返しがしたい。私の専門の『食』で地元の皆様の心身の健康を支えて差し上げたい。そう強く思うようになっていきました。室蘭市白鳥台は、実はニュータウンでは全国一高齢者が多い地域なのです。」 地元に帰るとホッとして癒される。 そこまでは多くの人が感じることです。 けれども真梨絵さんは、そこで終わりませんでした。 「いつか恩返しができるといいな」ではなく、「帰郷して恩返しをしよう!」とUターンしてしまったのですから、真梨絵さんの強さと優しさに感動を覚えます。 2021年12月末、起業をするためにUターンされてからの真梨絵さんの動きは実にスピーディーでした。 ↑店舗のリノベーションに集まってくれた仲間たち ↑作業の合間のランチ風景 『たむら食堂』を立ち上げる! [決心] 「超高齢地域の白鳥台には定食屋がない。地元密着型の大衆食堂を私が作って地元に恩返しをする!」 東京に住んでいた頃、何店舗かのカフェの立ち上げに関わっていたので、そのノウハウは熟知していた真梨絵さん。 場所の選定も、ポリシーもコンセプトもビジョンも明確にされていました。 [場所] 白鳥台唯一のショッピングセンター「ハック」の中と決めていました。 理由は、自分はもちろん白鳥台の住民みんなが大好きだから。 ハックは、今では珍しい対面形式の店が入っているところ。 いわゆる「魚屋さん」「お肉屋さん」「八百屋さん」「お花屋さん」などが並び、白鳥台住民にとってはなくてはならないショッピングセンターなのです。 もちろん、真梨絵さんも子供の頃からこのショッピングセンターにお世話になりながら育ちました。 だからこそ、空き店舗が増えてしまったこのハックにも恩返しがしたかったのでしょう。 [ポリシー] 「孤独な人を作らない」 「誰もが気軽に入れる店にする」 「白鳥台の方達の食卓になる」 だそうです。 温かい真梨絵さんの口から出てくる言葉には心からの本気が感じられました。 [コンセプト] 「『おかえり』 と 『ただいま』 が言える場所」 「おじいちゃん、おばあちゃん、家族連れが気軽に入れる大衆食堂」 笑顔あふれる温かい食堂の情景が浮かぶようです。 安心しながらご飯をいただけそう。 [強い想い] 「人と人との交流が生まれる食堂にしたい!」 「大好きなハックの食材を使いたい!」 「食堂を通して室蘭を知ってほしい!」 筆者のこれらの質問にすぐに答えが返ってくる真梨絵さんの歯切れの良さは、生半可な気持ちで取り組んでいるのではない本気と覚悟を感じました。 そんな真梨絵さんの周りには、いつも仲間がいっぱいです。 店内のリノベーションも手伝ってくれています。 冒頭のイラストも、DIYの仲間が描いてくださったそうです。 クラウドファウンディング(CF)での開業資金集めも順調に貯まりました。 CFに応援し協力する人々は、” たむら食堂 “ の事業計画や想いなどを丁寧に語る真梨絵さんの人となりに惹かれた人たちなのだと思います。 かく云う筆者もその一人です。 「ところで、とてもお忙しそうですが、お料理は真梨絵さん自らが作られるのですか?」 と気になる質問をさせていただきました。 すると。 「料理番は、老舗の和食の店を30年経営していた親戚の叔父とフードコーディネーターの私が共同で作ります。」との答えが返ってきました。 フードコーディネーターの真梨絵さんと、生粋の和食職人のコラボ! なんて魅力的なコンビネーションなのでしょう! これはもう期待増です。 郷土愛が繋ぐ人と人との心の交流。 真梨絵さんは、“ たむら食堂 “を拠点にした地域朝活イベントの構想もお持ちです。 例えば、『朝ご飯の無料提供+体操』とか。 美味しい朝ごはんを食べて、体を動かして、皆様の健康のお手伝いがしたいとの想いからの企画だそうです。 ここまでお話しを伺い、真梨絵さんがいる白鳥台が羨ましくもなってきた筆者でした。 “ たむら食堂 “にある真梨絵さんの優しい笑顔と美味しい定食は、「お互い様」と「お陰様」が生きる、安心と癒しの場になるに間違いありません。 OPENしたらすぐに行かなくちゃ! OPEN予定日はInstagramをチェック! ↓↓↓↓↓↓↓↓ オーナーのInstagram https://www.instagram.com/marieee108/?igshid=YmMyMTA2M2Y= たむら食堂のInstagram https://instagram.com/tamurashokudo?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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04/17(火) 麺や雅のいちばん人気、焼味噌【ラーメン食べ歩き】
室蘭から伊達に戻る途中、立ち寄ったラーメン屋さん。 稀府の「麺や雅伊達分家」、黒い建物が目印です。 一番人気は焼味噌850円。 香ばしい味噌のかおりが食欲をそそります。半熟の煮卵付きです。 味噌ラーメンというとスープ甘めが多いですが、これはそれほどでもなくちょうどいいです。 油も多分、そんなに多くなさそう。 麺はスタンダードな縮れ麺でした。 店内に全国味噌マップが! 広ーいボックス席があるので、小さいお子さん連れ、家族連れにおすすめです。 赤ちゃん抱いてカウンターでラーメン、もいいですけどね。。 こちらの方が落ち着いて食べられますね。 メニューを見ると、マレーシア支店があるようです。暑い中、冷房ガンガン効かせて味噌ラーメン、食べるんだろうか・・・ 行ってみたい!! 麺や雅伊達分家 北海道伊達市中稀府町 1084
むしゃなび編集部
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07/07(水) 「おおきな木」が作り出す笑顔の輪
シルバースタイン作「The Giving Tree」という絵本をご存知でしょうか?私は母親的な「無償の愛」を描いていると感じたのですが、読む方によってこの絵本の解釈は様々です。「The Giving Tree」 実は世界的ベストセラー。気になる方は是非読んでみてくださいね。 大滝の山奥、無店舗販売(ネット注文と卸し)で「おおきな木」という手作り洋菓子屋(パンもあり)さんを営むならなつ美さんを訪ねました。 実はなつ美さんは、前回ご紹介した宇井尚さんのパートナーです。1995年に横浜から来られたなつ美さんは、今で言う地域おこし協力隊のようなお仕事で、とあるNPOから大滝に派遣されたのでした。1年契約だったのですが、すっかり大滝の自然が気に入り、移住を決めました。 大滝はとても雪深いところ。でも、大好きな雪はなつ美さんにとっては障害にはならず、雪かきも苦ではなく、むしろ楽しんでいたそうです。 もちろん今でも。 「子供の頃は引っ込み思案で友達とうまく話ができない子でした。でもある時、得意で大好きだった手作りのお菓子を友達にあげたら、みんなが笑顔になってくれて、美味しいと言ってくれて、とても会話が広がって弾み楽しかったのです。」 その時から、なつ美さんにとっての手作りお菓子はコミュニケーションツールの一つになりました。 「私が作るお菓子をこんなに喜んでくれる人がいることが幸せでした。もっともっと美味しいお菓子を作って、もっともっとみんなに笑顔になってほしい! そう思いました。」 パンも焼いています♡ 甘くないパンも。 甘いパンも。 「おおきな木」と名前をつけたのは、「The Giving Tree」のお話に出てくるおおきな木のように、“見返りを求めず与える木になりたい“という想いからでした。 そう、「The Giving Tree」は、「おおきな木」と訳されて日本語版が出版されています。 なつ美さんのお菓子を食べると、優しさに包まれた様な感覚になるのはそういう訳だったのですね。 材料にはとても拘っていらっしゃいます。 安心して口に入れられるものであるために、材料として使うのは、まずは工房の菜園で採れたもの、なければ地域のもの、なければ北海道のもの、なければ日本の安心なもの、なければ海外のものという順番に決めているのだそうです。 そしてもう一点。クッキーには卵・乳製品・ベーキングパウダーが入っていません(同じ工房で作るため、完全ではありませんとのこと)。ご自分が授乳中にこれらのものを食べて乳腺炎になった経験から、クッキーだけはそれらを排除したものを作っているのだそうです。 また、ケーキに使っている卵は平飼いの鶏が生んでくれたものを使うと決めているそうです。このようなお話を伺うだけで安心が保証されているとわかります。 飼っている鶏についても語ってくださいました。 「鶏たちの餌は、基本道産小麦や米ヌカなどですが、調理の時に出る残飯も処理してくれます。それに中身をいただいた後の殻を与えると、殻のしっかりした卵を生んでくれます。夕方に小屋から放す鶏たちは、敷地を自由に走り回り、草や虫を好きなだけ食べています。」 生き物の体は、栄養でできている。 当然、卵も栄養でできている。 元気に動き回り、ストレスなく安全な餌を食べた鶏の卵が美味しいことは歴然としています。 そして、鶏糞は畑の肥料になります。 卵を産めなくなった鶏は、命そのものを大切にいただきます。 まさに循環システムです。 半農半パティシエを自認するなつ美さん。 季節を大切にするお菓子は、これから採れる自家栽培のハスカップ・ブルーベリー、にんじん・かぼちゃなどを使ったものが登場します。 最後に語ってくださったビジョンが素敵でした。 「食べた方がニッコリ笑顔になるように、これからもずっと、初めの気持ちのままで作り続けていきたいです。」 実は最初の気持ちのまま、同じスタイルで続けるってとてもとても大変で難しいこと。 優しい笑顔の裏側には、しっかりと覚悟を決めている芯の強いなつ美さんが居ました。 *店舗はないので、工房を訪ねても予約していない限り購入することはできません。事前に(お早めに)ご予約いただければ、工房でお渡しすることはできるそうです。卸し先は、札幌どさんこプラザ・大滝の直売所453のみです。 おおきな木伊達市大滝区豊里町49-1電話・FAX:0136-33-6415ネット注文:http://ookinaki-otaki.com/https://www.facebook.com/cake.ookinaki 店頭での販売場所 大滝直売所伊達市大滝区優徳町87番地1土日祝日のみ 10時~16時北海道どさんこプラザ札幌店JR札幌駅北口(西コンコース)8時30分~20時毎週木曜に販売開始~売り切れ次第終了 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。取扱い商品等は変わることがあります(取材:2021年)
Rietty
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12/28(水) 影の主役を選んだ人 『dj_hatass=畑吉晃』にプロ魂を見た
12月28日はディスクジョッキー(DJ)の日 皆様、12月28日は「ディスクジョッキー(DJ)の日」だということをご存知でしょうか? ラジオでのDJ活動の第一人者であり、ラジオ人気長寿番組「オールナイトニッポン」の最初のパーソナリティである糸居五郎さんの命日にちなみ、日本では12月28日は「ディスクジョッキーの日」として制定されています。 日本でDJという言葉がメジャーになったのは、ラジオでMC+曲をかけるというスタイルからだと言われています。 ということで、今回の主人公はDJ歴30年、MC無しの音だけでフロアを盛り上げてきた『dj_hatass』こと畑吉晃さんです。 畑さんは1969年生まれの53歳。 DJの世界との出会いは20歳くらいの頃だそうです。 年代的にはちょうどディスコブーム後半の頃になります。 黒服の人に誘われてこの世界に 畑さんの将来を決定づける出会いでした。 その中には、今でも一緒に活動をしている先輩DJの中居さんや、室蘭唯一のクラブ『Red Hill』の竹内さんもいました。 そしてもう一つ、衝撃的な出会いとなった音楽が “ハウスミュージック”と"テクノミュージック"。 それは、これまでに感じたことのないほどの興奮と感動を与えてくれたと言います。 ところで〜 そもそもDJって?と調べてみました。 DJの歴史 第二次世界大戦中から脈々と水面下で培われていた「曲をかけて踊る」という文化。 1960年、ニューヨークにLe ClubというナイトクラブがオープンしたところからDJ文化の原型が誕生していきました。 ただその頃は、曲を繋げるのではなく、1曲が終わったら次の曲をかけるというスタイルでした。 そして1969年、アメリカのニューヨークで、2台のレコードプレーヤーを使って途切れることなく曲を流すというスタイルが生み出されます。 そして1970年代、世間ではディスコが大流行しました。 また、1980年代後半から1990年台にかけてアメリカやヨーロッパなどでレコードプレイヤーを使って音楽を提供するディスコやダンスホール(以後クラブ)が人気となりました。 その空間で選曲し、切れ目のない音楽でフロアを盛り上げていたプレイヤーがいつしかDJと呼ばれる様になります。 そしてDJの演奏スキルやテクニックの向上とともに、DJが使用するレコードプレイヤー、ミキサーなどが進化していくのでした。 現在のDJスタイルとしては、アナログDJ・CDJ・PCDJなどが一般的だそうです。 ・ アナログ(レコード)DJとは、昔からの定番スタイルで、曲の繋ぎを考えながらレコード選びをし、音の厚みで勝負するスタイルです。 ・ CDJとは、多くを持ち運べないというレコードのデメリットをCDの普及により解消し、PCやCDレコーダー、メモリースティックなどの駆使によって音源の呼び出しも容易にプレイが出来るスタイルです。 ・ PCDJとは、より効率的であることを優先した先に生まれた技術です。持ち運びの出来る楽曲量の多さと、音源入手の手軽さにより、現在は主流のスタイルになっています。 「持ち運び」の利便性がKeyで進化していったスタイルの違いですが、結果、利便性だけではないメリットとデメリットが生じたようです。 音楽のジャンルによっては、アナログに勝るスタイルはなかったり、PCDJをやるにはPCや機材の知識が必要になったりとそれぞれに高度な知識とスキルを必要とされます。 怠らぬキャリア積み上げ このような歴史を持つDJですが、畑さんはこれらどのタイプでも対応できる実力をお持ちです。 素敵! フロアに出ていなくても勉強を続けるとは、まさにプロ魂です。 この時は室蘭のチーム対苫小牧のチーム。 お隣にいらっしゃるのが先輩DJの中居さんです。 チームの入場曲や得点が決まった時の『ゴールホーン』も畑さんたち、DJチームのオリジナルMIXだそうです。 その甲斐もあり、この日は見事に勝利! 「ところで、他にはどんなところでDJをされているのですか?」 楽しそうに話す畑さんでしたが、少し神妙な面持ちにも…。 ブログの最後に畑さんのSNSアカウントを掲載しています。 「DJに関するご相談はそちらからどうぞお気軽に!」とのことです♪ 意外な本業とは さてところで。 実は畑さんの本業は、ジオパーク推進協議会の職員さんです。 そして、筆者もとてもお世話になっている『洞爺湖有珠火山マイスター制度』の担当者でもあります。 とても優しく、みんなに頼られる兄貴的存在です。 そして事務所にいらっしゃる時の畑さんはDJとは全く別のお顔です。 なんと! それは意外! 畑さんが言うには、火山マイスターの皆さんが一生懸命に勉強したり、講師活動をしたりしている姿にとても感動して触発されたのだそう。 そうか…。 共通項はそこなんだ! 正直に書けば、取材をさせていただく前、事務所にいらっしゃる畑さんとDJをされている畑さんは全くの別人だと思っていました。 どちらかが裏で、どちららかが表。 でも、裏も表もどちらも素敵だなあと。 ところが違いました。 畑さんはどちらも表でした。 舞台に立つ人たちを裏方で盛り上げることに喜びを感じる人だったのです。 なるほど…。 確かに思い当たります。 畑さんは本当に話すのが苦手でいらっしゃいます。 何かを発表される時、「原稿なしでは話せません」と恥ずかしそうにします。 そして超棒読み…^^; ところが、一旦機材の前に立つと活き活きとした表情で、機材を自由自在に操り、音で意気揚々と皆様に語りかけ、フロアを盛り上げていきます。 ジオパーク推進協議会の職員さんのときとのギャップがスゴい! 人生の終わりまで『影の主役』を 「ところで、畑さんにとってのDJの魅力ってどんなところでしょうか?」 『影の主役』に喜びを感じるところ。 言い換えると、決して出しゃばらず表現して、場を支え盛り上げるところ。 とても畑さんらしいなあと思います。 「それでは最後に。” dj_hatass “として、将来どうありたいと考えていますか?」 ” dj_hatass =畑 吉晃 ”は、人生の終わりまで『影の主役』を望み、大好きな曲で送って欲しいと願う、DJのプロでした。 ディスコ全盛期を生きながら一度もディスコのドアを開いたことがない筆者ですが、人生初のディスコは” dj_hatass “に踊らせていただこうと思います。 [Instagram] https://instagram.com/dj_hatass?igshid=YmMyMTA2M2Y= [Facebook] https://www.facebook.com/profile.php?id=100005068364809
Rietty
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04/22(水) パスタランチとお花で春を満喫!昼飯・テイクアウト紀行
伊達・室蘭・洞爺湖周辺テイクアウト情報です! お花屋さんのカフェ、シュシュcafeでは、パスタ各種(予約制)とドリンクがテイクアウトできます。おしゃれなクラフトボックスに入った美味しそうなランチ! 持ち帰るのが嬉しくなりますね。 今回選んだのはトマトクリームパスタ。マイルドでコクのあるトマトソースにガーリックの香りが食欲をそそりクセになりそう! コンパクトに見えて、食べ応えもしっかりあります。淡いグリーンが可愛らしいキウイのスムージーと一緒に、春らしいランチを満喫しました。 シュシュcafeのテイクアウトメニュー (税抜き価格) ドリンク全般:コーヒー、ラテメニュー、スムージー (ブレンド390円、カフェラテ450円、スムージー450円から) フード(要予約):パスタ全般 (ミートパスタ800円、トマトクリームパスタ900円など) 注文受付時間 ドリンク 10:30〜17:00 フード 10:30〜14:00 花工房では、外出自粛になって以来、家に飾る花を求める人が増えているそうです。そこで、気軽に花を楽しんでもらおうと「stayhome チャレンジ!」と題して、初心者向けフラワーアレンジメント作成キットが新登場。1,000円(税抜)という手頃な価格で可愛らしいアレンジを作ることができます。予約販売につき、電話でご注文ください。 作り方は、初めての方でも安心! 受け渡し後にLINE登録すると、限定公開の作成動画を見ることができるそうです。詳しくはFacebookでご覧ください。動画もアップされています↓↓ 自宅で過ごす時間が長いからこそ、食事を楽しんだり、お花を飾ったり、心ときめくことを大切にしたいですね。おしゃれなお店にヒントを得て、暮らしの中に取り入れてみては。 花工房シュシュ & シュシュcafe 北海道伊達市鹿島町58-19 テイクアウト・アレンジメント予約:TEL 0142-22-1805 営業時間:10:00〜19:00 * テイクアウトの受付時間:ドリンク 10:30〜17:00/フード(要予約) 10:30〜14:00 定休日:月曜日、第一水曜日 取材時の情報です。値段・サービス等は変更になることがあります。取材日:2020年4月17日
むしゃなび編集部
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04/13(火) いましかここしか食べられない!豊浦「すいしゃ」さんへ急がなくっちゃ♡
※ 2022年春に閉店しました ひっそりと豪快で太っ腹な企画を展開中なのは、豊浦インディアン水車そばの「すいしゃ」さん。いまだけここだけランチご提供中です。 皆様にぜひともお試しいただきたいのは 「ホタテの紅白丼」。 貝柱と卵巣と白子の紅白丼! ホタテの産卵期は5月の半ば過ぎです。それまでは、貝柱よりも卵巣や白子の方が大きいって知っていましたか?そして、卵巣はウニみたいな味で、白子はタチみたいな味だって知っていましたか?何を隠そう、道産子歴36年の私も初耳でした。ましてや生で食べられるなんて知りませんでした。見てください! 産卵前の卵巣はこんなに大きい!! あ~! なんて魅力的~! しかも産卵前の今しか食べられないなんて…。でもそれを知ったのは、” 稚貝食べ放題とライス&汁物セット”を食べた後。とても食べられるお腹は持ち合わせていませんでした。残念すぎる。 次こそは! そう。 私がいただいた 「稚貝食べ放題 」&ご飯+汁物も凄すぎました。 漬けダレは二種類。ポン酢と柚子胡椒&マヨネーズ醤油。 山盛りの稚貝を焼きながらいただきます。 茶碗山盛りのご飯はすぐに足りなくなり、ついにはお酒が飲みたくなる…。 いやいや車だし…。 そんな葛藤を繰り広げてしまいました ^^; 稚貝はだいたい30枚以上がボールに入っています。「稚」とは書いてありますが、結構な大きさ。 実はこの「稚貝食べ放題 」のアイディアは、豊浦観光協会さんと「すいしゃ」さんの共同発案。豊浦観光協会さん企画の「ホタテの耳づり体験」とセットになっていた稚貝の試食を、そのまま「すいしゃ」さんが受け継ぐかたちで昨年からの人気メニューになっているそうです。 メニューは他にもホタテカレー・ホタテご飯セットなど、海の幸をメインにとても充実しています。 そして何とも嬉しいのが、お食事の後に珈琲またはソフトクリームが付くこと。 これ、ほんと嬉しいです。 嬉しすぎて、写真を撮る前に一口食べてしまった私…笑 そして、こちらでは色々なハンドメイド作品の展示販売も行っています。 どれもセンスが良いものばかり。 それもそのはず。オーナーさんが芸術の森ほかで開催される手作りイベントで、直接作家さんと交渉してこられた選りすぐりのものたちなのです。 はい。物へのこだわりも強い方とお見受けしました。 そこで質問。 「メニュー作りのポリシーは?」 即座に返ってきた答えは。 「生産者にしか作れないものをご提供すること。」 でした。 オーナーの相澤順司さん♡真知子さん 実はオーナーの相澤さんは地元の漁師さんでした。漁師さん直送だからこその「紅白丼」漁師さんならではの、太っ腹「稚貝食べ放題」なのですね。 メニューに漁師 相澤さんの心意気を感じました。 大いに納得。大いに満足。 素敵なランチ旅となりました。ごちそうさまでした! 店舗情報:すいしゃ北海道虻田郡豊浦町浜町87-1営業時間 9時〜16時定休日 水曜 最新情報はお店の公式アプリからチェックできます。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)。メニュー、料金は変わることがありますのでご注意ください。※シェア、リンク大歓迎です!
Rietty
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07/22(日) 上長和の新ジャガ!【直売所めぐり】
「新ジャガでました」の看板に「おおっ!」と、立ち寄ったのは、伊達市上長和町にある村界倶楽部直売店 。以前特集でもご紹介しましたが、近隣の数件の農家さんが集まって販売している直売所です。旬の新鮮野菜がいっぱい。 https://so-ra-mi.jp/archives/6053 伊達で一番早いといわれるジャガイモが、ここ上長和で採れる、早生白(わせしろ)! 名前の通り少し白っぽい色の品種です。煮物、揚げ物、炒め物など、なんでも美味しく食べられるおいもですよ〜。袋売りのほか、10kg箱も販売しています。長持ちするので、自宅用にはもちろん、遠方の親戚やお友達に送るお客さんも。 ようやく出た新ジャガですが、今年は例年より10日ほど遅いそうです。先月からの長雨の影響で、畑に入ることができず収穫時期が遅れてしまったとのこと。作業が押した分、苦労されているそうで、深刻な被害がなかったのはよかったものの、心が痛みますね。どうかお天気が回復してくれるようにと祈るばかりです。 [gallery columns="2" size="medium" ids="7692,7693,7694,7695"] 採れたて夏野菜をたくさん買って帰りました。見たことない真っ赤なベリー(山盛り150円)も・・・こういうのが、た、楽しい〜! 雨と湿気のせいか、食欲も気分も下降気味なこの頃でしたが、ピチピチ野菜の並ぶ直売所に行ったら、ものすごく元気が出てきました。 道路の向こうに、有珠山と昭和新山。のどかな景色…… 待ち遠しいとうきびはこのあと、7月末ごろ入荷予定です。「ゆできび」も楽しみ・・・ 皮ごと調理できる新ジャガのレシピはこちら! https://so-ra-mi.jp/archives/6050 村界倶楽部直売店 北海道伊達市上長和町395番地122号 電話 0142-23-0502 営業 :6月中旬~11月中旬まで(7月は火曜が定休) 9:30~17:30(不定休あり)
むしゃなび編集部
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08/12(月) 旬の伊達野菜を楽しむ!ベジフェスタ限定メニューその1。ぶどうの木
野菜がたくさん採れるこの季節、今年も「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」(伊達商工会議所主催)が始まりました。8月〜9月の2ヶ月、市内の12 の飲食店でスペシャル野菜メニューが楽しめるこのイベント。野菜の産地ならではの一皿を求め、食べ歩きに出かけました。今回はこちら! 市役所前の「自家焙煎珈琲屋 ぶどうの木」。マスターが焙煎する美味しいコーヒーと、週替わりの生パスタなど手作りのランチやスイーツが人気のお店です。普段から地元産の野菜を様々な形でメニューに取り入れていて、ランチだけでなく、時にはベジスイーツも登場します。そんなぶどうの木さんのベジフェスタ特別メニューはこちら。 冷製パスタ 900円 ジューシーなミニトマトがゴロゴロ乗った8月限定の「冷製パスタ」。コシがある細麺のパスタに冷たいトマトソースが絡んでさっぱり、でも意外にコクがあってトマトの旨味をしっかり味わえます。生ハム、チーズも入って食べ応えもある一皿。シャキシャキのグリーンサラダもついてきて、野菜不足の解消になるかも? 丸ごとトマトのハヤシライス 900円 それから、真っ赤なトマトが目に鮮やか!「丸ごとトマトのハヤシライス」。こちらは8月、9月共通メニューです。黄金豚を使用したとろりと濃厚なソースを、湯むきしたみずみずしいトマトと一緒にいただきます。(写真は以前のものです。盛り付け等、少し異なる場合があります) 地元野菜の美味しさをよく知る、地元のお店ならではのメニュー。夏バテ気味の体はもちろん、心も元気になるなあ〜、と思いました。 カウンターではマスターが焙煎を終えた豆の選別をしていました。遠方からキロ単位でまとめ買いに来る常連さんも多いという、ぶどうの木のコーヒー。選別は少量ずつ手作業で行うので手間がかかりますが、美味しいコーヒーにするのに欠かせない作業だそうです。 そんなお話を聞きながら、デザートに最近流行りの抹茶タピオカミルクティーをいただきました。モチモチのタピオカがたっぷり入って大満足。テイクアウトもできますよ。 自家焙煎 珈琲屋「ぶどうの木」 OPEN 平日10:00〜18:00 土祝10:00〜17:00 ランチタイム 11:30〜14:00 CLOSED 日曜日 北海道伊達市鹿島町7-19 TEL: 0142-23-5222 自家焙煎珈琲屋ぶどうの木(むしゃなび会員ページ) お店でアンケートに答えるとおしゃれなエコバックがもらえます。(各店各月50個限定)。 伊達野菜もぎたてベジフェスタ2019 開催期間:2019年8月1日(木)~9月30日(月) 参加店:自家焙煎珈琲屋ぶどうの木/シュシュCafé/ホテルローヤルダイニングカフェあつみ/カフェダイニングSeaSons(シーズン)/レストランバーミラコスタ/凜万乃風(りんまのかぜ)/日本料理徳いち/だて食育レストランEスプーン/レストランこだま /伊達成吉思汗てつじん≪大滝区≫食事処 やませみ 詳細はこちら http://www.date-cci.or.jp/page-news/news-2042 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2018年)シェア、リンクなど大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/28(木) 感謝。ホテルマンブログ500万アクセス!
ホテルマン磯辺さんのブログ「ホテルマン の幸せ」が 本日2021年1月28日、500万アクセスを突破しました。 2010年1月から毎日、1日も欠かさずブログを投稿されています。 雨の日も風の日も雪の日も・・・ 11年超! 磯辺さん、おめでとうございます! そして本当にありがとうございます!! 今日のブログはこちら↓↓ https://mushanavi.com/blog2/hotelman/%e7%8b%ac%e3%82%8a%e8%a8%80%e3%82%92%e3%81%84%e3%81%8f%e3%81%a4%e3%81%8b/ 北海道ブログランキングでも1位をキープ中です↓↓ https://blog.with2.net/rank3010-0.html
むしゃなび編集部
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02/10(土) “ 一直線の縦糸 ” 〜 「手ぬぐい工房 さくら」代表 咲良あき の生き方
待ち合わせ場所を訪れると、華奢でたおやかな女性が立っていました。 その立ち姿が手ぬぐいを染めるという作家さんのイメージと重なり、「きっとあの方だ!」と直感したのですが…。 取材はまさかの展開になっていきました。 『手ぬぐい工房 さくら』代表の咲良あきさんは、2020年8月1日に洞爺湖が見える町に移住し、2021年11月には工房を開かれました。 すごいスピード感です。 「ただただ好き!というだけで突っ走ってきました」。 それまでの18年間は大阪で接客業に就かれていたそう。 最前線での接客業を退いた後は、運営・人事・教育などを担当されていたそうです。 まさにキャリアウーマンとして奔走されていました。 「順風満帆で活躍されていたように見えますが、なぜ、そのお仕事を辞めて洞爺湖へいらしたのですか?」 「ほかにどうしてもやりたいことがあったのです。ところが、会社を辞めた直後の世界的なコロナ禍。その時はその道を断念せざるを得ませんでした。洞爺湖に移住したのは、仲間が先に来ていたからです」。 「ところで、その、どうしてもやりたかったことって何ですか?」 「250kmのレースです!」 「え?え〜っと…それは、車のレースですか?」 「いえ、テント以外の1週間分の食料や装備、水を背負って走る自給自足のレースです。1週間で250kmを走ります。 会社を退職した時に目指していたのは2020年4月にアフリカのナミブ砂漠で開催されるレースでした」。 その突拍子もない答えに、目が点になりドギマギする筆者…。 詳しくお聴きするうちに、『手ぬぐい』とはどんどんかけ離れて行ってしまいそうになりました。 そしてさらに、筆者の混乱に追い討ちをかけるようなお話も飛び出しました。 「21歳の時にうつ病を発症し、その後は癌、バセドウ病になりました。 大病をし、治療を受けながら仕事を続ける中で気づいたのは、『明日が当たり前にあると思ってはいけない』ということでした。やりたいことがあってもやらない理由を探し、今度にしよう!と後回しにしていたことが多かった…。 だから、病気がわかった時、命あることへの限りない感謝と共に、『やりたいと思ったらやる』『会いたいと思ったら会う』と心に決めました。そんな時に『250kmアドベンチャーレース』の存在を知りました。 『このレースに出たい!』と瞬間的にそう思いました。強い想いはそれを引きつけると言いますが、その後、まさにそのレースに挑戦している人と出会ってしまったのです」。 そんなまるで一話のドラマのような出会いを経験し、主治医からレース出場の承諾書をもらい、トレーニングを重ね、咲良さんはニュージーランドで行われたレースに出場を果たしました。 けれども結果は、レース2日目でタイムアウトによるリタイアをしてしまいました。 →その時の様子をドキュメンタリー映画「LIFE TREASURE 2」で観られます。(現在期間限定でYouTube にて無料公開中) https://www.youtube.com/watch?v=v5i6MBXc4Zw&t=4042s そして、リベンジをしようと目指したナミブ砂漠大会がコロナ禍により中止。 世界情勢など様々な理由が重なり、未だ再挑戦できていない状況が続いていると言います。 「それにしても病気が完治しない状態でなぜ、そのような過酷なレースにチャレンジしようと考えたのですか?」 「そのレースの存在を知った時、『元気になってこのレースで走りたい!』と1%ワクっとした気持ちを感じた自分に正直になりたかった。と同時に、その頃は自分の病気を人生の汚点だと思って生きていたので、私の挑戦が誰かの勇気に繋がるとしたら是非とも挑戦したいと思いました」。 あまりにも壮絶・壮大すぎて、お話しについて行くのに必死でしたが、次第に咲良さんと筆者の共通点・共感点が増えて行くのを感じていました。 「若い頃は一人旅が好きでした。手ぬぐい好きになったのはその頃です」。 訪れる先々で手ぬぐいを購入することが、 旅の一つの大切な目的にもなっていたそう。 「竹富島が大好きでよく通っていました」。 海好き、島好きも共通点です。 「はじめて手ぬぐいに出会ったのは2016年に瀬戸内国際芸術祭を訪れた時でした。 もともとアートには興味がありました。ただ、そこで手ぬぐいを手に入れたのは良いのだけれど、一体どうやって使うの?買ったけど私本当に使うの? そんな自問もあり、手ぬぐいの使い方などについて色々調べたりしていました。 ところがいざ使ってみるど、使うほどに洗うほどに柔らかく優しい肌触りになっていく。 そんな手ぬぐいがもう可愛くて可愛くて!すっかりとその魅力にはまってしまいました。集めた手ぬぐいは100枚くらい。それらの手ぬぐいたちは、その時の旅の記憶が蘇る愛おしい存在であり、ホッとする存在になっていきました」。 「なるほど。手ぬぐいとの出会いはわかりましたが…、なぜそれが作家への道へと進んで行かれたのですか? 全く異業種のご出身なのに…」。 「洞爺湖に移り住んだ時、いつもの旅先のようにお気に入りの手ぬぐいを探す中、洞爺湖の手ぬぐいはまだ買っていないということを友人に話したら、『自分で作ればいいじゃない?』 と言われました。なるほどそうか!やってみよう!となったのです」。 「え?そんなに簡単にやる気になったのですか?」 自らを猪突猛進型と認める咲良さん。 ここでも、やりたいからやる!となったわけです。 「先の計算ができない性質なんです笑 思ったら一直線だから」。 ああ…。 なりふり構わず。 計算せず。 一直線に突っ走る。 なんだか筆者と同じ匂いがすると思ったのは、どうやらこういうところだったようです。 染めについて並々ならぬ努力で独学をし、着実に実力を伸ばしてきた咲良さんは、ワークショップなどで講師活動も始めました。誰かに何かをレクチャーすることは、前職時代に培ったスキルでした。 内容が変わっても、楽しくわかりやすく伝えるスキルは共通していたのでしょう。 「染めの技術は学べたとしても、デザインセンスはそう簡単には育ちませんね。 何か芸術的なバックボーンをお持ちなのですか?」 「アートには元々興味がありましたので、手ぬぐいとの出会いの場となった瀬戸内国際芸術祭を訪れたわけです。 実は子供の頃からバレエをしておりまして、仕事としてジャズダンスのダンサーだった時期もありますし、ネイリストだった時期もあります。 もしかしたら芸術的に表現することの素地はあったのかもしれません」。 染めの原料は、環境に優しいベンガラを用いているそうです。 仕入れ先は、地元大阪。 生地もまた大阪から浴衣にも使用されている、手ぬぐい生地の『特岡』を用いているそうです。 「きめ細かい織り目が特徴の生地です。けれども使い込むほどにどんどん柔らかく優しく育っていく素材なのです」。 手ぬぐいが育つ。 素敵な言葉です。 なるほど。 手ぬぐい作家としての顔。 250kmレースのランナーとしての顔。 それぞれについては理解できましたが、今一つそれを繋ぐ糸が見つからず、さらに取材を続けさせていただきました。 …というよりも、咲良さんの生き方に強い興味を覚え、 もうすでに取材の域を超えていた筆者でした…。 すると、再び壮大なテーマを口にされた咲良さん。 「私、子どもの頃から『平和』にものすごく興味がありました。 小学生の時にイランイラク戦争が起こり、戦争や平和についての新聞の切り抜きを集めていた記憶があります。 その理由の一つには、学校が平和教育に熱心な学校だったこともあります。 今は、残された人生は平和に繋がることにも関わりたいとも考えています」。 またもや新たな情報に混乱する筆者…。 と、ここで、これまでの咲良さんのお話しを整理してみました。 ・病に向き合った20年間 ・旅を通した手ぬぐいとの出会い ・手ぬぐいの糸が手繰り寄せる旅の思い出 ・命への感謝と賛歌 ・平和への祈りを手ぬぐいに託す活動 ・当たり前ではない明日と今日への感謝 ・アート活動としての自己表現である染め ・誰かの勇気に繋がるならばと挑戦した250kmレース 取材中、急いで頭の中で整理し終えた後。 あ! 見えた! そう感じた瞬間がありました。 それは、咲良さんがバックの中に持参されていた ご自身が染めた普段使いの手ぬぐいに触れさせていただいた時でした。 その手ぬぐいは、横糸、縦糸がしっかりと織られているパリッとした『特岡』の生地で作られていました。 咲良さんが言うように、きっと洗うほどに肌に馴染んでいくのだろうと想像できる触り心地でした。 指への糸の感触を確かめた時、縦横直線の糸が織りなす手ぬぐいそのものこそが “ 咲良あき” だと気づきました。 一見器用そうに見える多才な方ですが、病気がちな華奢な体で、何にでもまっすぐ命懸けで取り組んできた1本1本の縦糸そのものが” 咲良あき “ であり、それぞれのシーンで彼女を支えてきた人々は横糸そのものであるということを。 一枚の布となったときの、そのしなやかさと、芯の強さ。 そして染めるという技法でさらなる命と愛を吹き込まれた『さくら工房の手ぬぐい』こそが ” 咲良あき “ なのだということを。 そして、それはきっと、真っ直ぐに平和に繋がっていくということを。 触れさせていただいた手ぬぐいから感じ取っていました。 最後にあきさんはこう話してくれました。 「平和についても命についても、 当たり前の未来はないと手ぬぐいを通して伝えたいですし、対象がなにであっても『大切』にする心を手ぬぐいを通して伝えたいと考えています。 染める時にはその一枚一枚を手にしてくださる方に寄り添えますようにと祈りを込めています」。 丁寧な語り口調で話してくださった1時間。 心が洗われたような取材の時間となりました。 ―手ぬぐい工房 さくら 情報― 代表 咲良あき(さくらあき) Instagram https://www.instagram.com/sakura.tenugui オンラインショップ https://sakurahappy.thebase.in/ [起業講座について準備中] ホームページや名刺・チラシなどの作製、イベント出展やワークショップ開催方法、起業するためのマインドが学べる『ハンドメイド作家さん向けの起業講座』をドキュメンタリー映画「LIFE TREASURE 2」監督・プロデューサー小泉雅央と共に準備中。 *開催日程など詳細は【手ぬぐい工房 さくら】のInstagramでお知らせ予定
Rietty
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11/28(日) ミツバチの声を聴きたい!「anmi」が選んだ道
なんて素敵な笑顔の人なんだろう!! それは、今年の夏、初めて彼女に出会った時の印象でした。 ここまで顔いっぱいに心からの嬉しい!を表現する人はなかなかいないと思いました。 一体この人は何者なんだろう? どんな生き方をしている人なんだろう? 俄然興味が沸いたのを覚えています。 さて、今回のご紹介は豊浦町の地域おこし協力隊で養蜂家の久保亜由美さんです。 亜由美さんは、高校生までを札幌で過ごし、カナダの大学に留学しました。 専攻は開発学とスペイン語のダブルメジャー。 その後、カナダの大学の交換留学でメキシコへ1年、スペイン語の習得のため渡りました。 「サスティナブルデベロップメント」という言葉が今の様に頻繁に使われる前から、それを学び、大学卒業後もそれに携わっていた亜由美さんです。 でもある日、自分の生き方に疑問を持ち始めました。 「サスティナブルな社会を目指し、多様性を真に尊重する社会になるために、私はどう生きればよいのか?」 亜由美さんは、そんな深く困難な壁にぶつかり、自分の道を知るために手当たり次第アルバイトを始めました。 そして、東京の農業ベンチャー企業で働いていた2014年、ついに養蜂と出会います。 その後に働いたのが「銀座みつばち」さんでした。 初めてミツバチという生き物の生態を知り、亜由美さんは大きく心を揺さぶられました。 そして、社会性昆虫と言われるミツバチにのめり込んでいく自分を感じました。 悩み抜いた挙句に亜由美さんが出した答え。 それは。 「多様なものは多様なままの未来である続けるために、私は農業と教育に力を注いでいきたい!」 というものでした。 真面目で正直で信じたらとことん突き進むタイプの亜由美さんは、1年間、埼玉の養蜂家に師事し、さらに知見を深めようと1カ月間、ニュージーランドでのワークアウェイへと旅立ったのでした。 ↑ニュージーランドにて。養蜂の師匠と。 亜由美さんにとって、ミツバチの魅力って何ですか? と質問をしてみました。 「ミツバチは、集団生活をする上でそれぞれにはっきりとした役割を持っているのです。 女王蜂の存在は絶対ではあるのですが、実は集団の統制を執っているのは働きバチです。 何よりも感動したのが、“それぞれのハチたちが個のために生きているのではない”ということでした。種が持続可能であるために、各々の役目を全うしている(このあたりは捉え方が様々だと補足してくれました)。」 筆者は、このお話を伺って大いに腑に落ちました。 ミツバチたちは、まさにサスティナブルな社会を実現している! 亜由美さんは、学生時代から学んできた学問の答えをミツバチ社会に見出していたのでした。 ↑スズメバチが来たぞ! の合図のもと、警備隊がスクラムを組んでいる様子。 ↑なんて美しいハニカム! それぞれの場所が決まっています。 そしてこうも話してくれました。 「ミツバチは私のパートナーです。私の役割は、彼らが棲み良い環境を作り、病害虫から守ることです。棲み良い環境作りのためには、豊富な蜜源も必要ですし、冬の寒さからも守らなければいけません。働いてくれているのはミツバチたちなので、私は私の役割を全うしたいと思うのです。」 ↑亜由美さん手作りの巣箱。 ↑冬はこの洞窟に巣箱を入れてあげます。北海道は越冬が難しいと言われますが、亜由美さんは昨年の冬に試したことで手応えを感じていると言います。 ↑後ろには昆布岳。水色の巣箱は昨年初めて作ったもの。 お話を伺ううちに、筆者には亜由美さんがミツバチに見えてきました ^^; まさにミツバチ社会の一員になろうとしている亜由美さん。 ほんとうに一途です。 ↑夏の洞窟はこんな感じになります。 「私、ミツバチの声を聴きたいんです!!」 なんと!唐突な! 「ミツバチたちが私に何をして欲しいのかが知りたいのです。 ベテラン養蜂家さんの話によると、会話ができる方もいるらしいのです。」 ここまで熱いミツバチ論を聴くと、筆者自身もあながち思い込みでしょ?とは思えなくなりました。 というよりも、亜由美さんならきっとそうなれると思ってしまいます。 いま存在している養蜂家は、約9割が移動養蜂の形をとっています。 亜由美さんのように定地養蜂をされている方はごくわずかです。 「定地で行うには、蜜源確保が重要になります。ですから、里山作りにも取り組み始めました。ハーブ園も作りたいと思っています。 偵察部隊のミツバチが見つけて情報共有された蜜源を自由に採ってきてほしいので、蜜源環境を整えるのは私の役目です。現在、製品として販売している蜂蜜は、季節ごとに蜜源が変わり多種類の密で作られる“百花”なのです。」 ↑自然との共生を共に考えるための様々なワークショップも行ってきました。倒れた白樺の皮を使った作品にもチャレンジしました。 なるほど。 ミツバチのための環境作りとして里山作りにも力を入れているというのは、結果として人間の社会生活にも良い環境を与えていますね。 ミツバチへの関わりからあらゆることが良い方向へ循環していく。 亜由美さんが描く未来に次第に近づいていっているのがわかりました。 ↑こうやっていただいたことがあります。気絶ものの美味しさでした。 ↑初代の友人手作りの遠心分離機。現在、2代目を手配中だそうです。 養蜂家亜由美さんの屋号は ” anmi ” 製品名は “ 888 はちみっつ “ という名前で販売されています。 ↑蜜蝋です。 今後の構想についても伺ってみました。 「蜜蝋を有効活用したいと思っています。ビーラップや蝋燭も作りたいです。現在、ほとんどの養蜂家たちが処分してしまっている蜜蝋を回収したいとも考えています。ミツバチたちは、1gの蜜蝋を作るためにその8~10倍の蜂蜜を使うのです。捨てるなんてもったいないです。ミツバチたちが力一杯働いて作ったものですから、大事にして有効に使わせていただきたいのです。」 亜由美さんの愛溢れるビーワールドに筆者もすっかりはまり込んでしまいました。 ここまで愛されたパートナーのミツバチたちは幸せです。 だからこんなにも “ anmi の888はちみっつ ” は、体にも心にも沁み渡る美味しさなのだ!と納得してしまいました。 ↑商品は豊浦のセブンイレブンさん、しおさい温泉前 たけしま商店さん、洞爺のトイタさんで購入できます。 亜由美さんが選んだミツバチとの道。 そう遠くはない未来に、素敵な笑顔の亜由美さんとミツバチが語る姿が見えた気がしました。 『anmiの888 はちみっつ』 皆様にもぜひ出会ってほしいです。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2021年)
Rietty
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08/24(土) みんなで、つくる。TOYAKOマンガ・アニメフェスタの心意気!
6月22日(土)、23日(日)に開催されたTOYAKOマンガ・アニメフェスタ2019(以下、TMAF)の写真集をお届けします。掲載が遅れてしまい、読者の皆さん、撮影させていただいた皆さん、本当にごめんなさい。マンガ、アニメ、コスプレをテーマとした未知のイベントに初めて取材に行ったのが2017年。とても賑やかで、でも「熱気」というより「あたたかさ」を感じたのが印象的でした。 https://so-ra-mi.jp/archives/10273 ここに来ている人たちは、マンガアニメが本当に好きで、自分の「好き」を真っ直ぐに表現しているんだなあ……カメラの前で堂々とポーズをキメてくださる参加者の姿に、しみじみと思いました。それも自分の「好き」だけでなく、他の人の「好き」も大切に、競ったり批判したりせず、お互いに認め合う、そんな雰囲気がありました。 今年2回目の取材で、またまた素敵なコスプレイヤーさん達に出会い、やっぱり、好きなことに夢中になるって、すごいな!と思ったのでした。 開催直後に放送された、TMAF事業推進委員会の北島良人会長が出演するインターネットTVで、参加者の増加に伴い、マナーのよくない層が少し増えてきている、という話題がありました。 https://youtu.be/mqVfR_kt2go 今後の継続のためにも「楽しみたいヤツだけ来てくれ!」と語っているのを拝見して、コスプレ写真を載せるだけではだめだ……表面的な面白さ、もの珍しさではなくて、イベントの「心」の部分をお伝えしなければ、と思い、編集に時間がかかってしまいました。本当にすみません。 さて、前置きが長くなりましたが、ここからコスプレギャラリーと、実行委員会へのインタビューです。どうぞ! TMAF2019コスプレギャラリー ※クリックすると画像が大きくなります。 大事なのは人数じゃない。参加者が楽しめて、ちゃんと運営できる仕組みができていること。 そ・ら・み編集部ch(以下ch) 今年は2日間で来場者数6万9千人ということですが、都会ならまだしも、この辺りでは圧倒的な多さですね。 TOYAKOマンガ・アニメフェスタ事業推進委員会/高臣陽太さん(以下高臣) 1日目は雨が降ってしまって出足がちょっと鈍りましたが、2日目は3万9千人で過去最高となりました。でも、6万人だろうと3万人だろうと僕らにとっては同じなんですけどね。 ch えっ!? 高臣 僕らは人数がモチベーションじゃないんです。みんなボランティアで、人が沢山来れば儲かるわけじゃないんで。そもそも、人口9千人弱の町(洞爺湖町の総人口は8,748人。2019年7月末現在)に、その何倍もの人がどっと集まるなんて異常でしょ。だから1年のうちのたった2日間で『まちおこし』とか、そんなんじゃないんです。とにかく参加者が楽しくて、ちゃんと運営できる仕組みができていること。そこが一番大事です。そのために参加者との交流を多くして、コンテンツも面白そうなものを詰め込んでいるんですよ。運営側にはマンガアニメに詳しいスタッフがほとんどいないので、正直わからないんですけどね、どこが参加者のツボになっているのかは…… 参加はエントリー制ではなく、公式パンフレット1,200円の売上が唯一の収入源 ch 10回目を終えて、特別な思いはありますか? 高臣 10周年だからと言って予算が増えることもないので、今年が特別ということはほとんどないですね。ただ、やはり時間の流れは感じます。初めて来た時に中学生だった子が、大人になっていたり、成長を感じますね。このイベントがきっかけでDJになって、今回コスプレディスコのDJとして来てくれた子もいるし、ここで知り合った人と結婚した子もいる。それから支えてくれている人の多さはすごく感じますね。 コスプレギャラリーつづき! サバゲーコスプレーヤーモモンガさんと仲間たち。 何のコスプレかというと…… 花札? 親子、夫婦、カップルで参加する方にも沢山会いました。 街角のカフェにて。くつろぐ姿もすてきです! 温泉街のスナックを借りて展示会をしていたプロのプラモデル製作者・大友さん(スタジオオクト)。マンガアニメとプラモデルがコラボできればと旭川から初参加 陸上自衛隊第7師団の戦車と力比べ! マーベルヒーローズ 洞爺湖ならではの光景! 参加者もスタッフ。「みんなで作る」イベント ch 会場を歩いていると、人出はすごいですが、荒れていないというか、やはり参加者のマナーがいいのかなと感じます。なんというか、この雰囲気の良さはどうやってできたのでしょうか? 高臣 2回目の時から『みんなで作る』がテーマです。イベントは参加者も含めてなので、その気持ちはしっかりと伝えてきました。傍若無人なことをすれば、イベント自体がなくなってしまう。それはお互い様なので。それから、実行委員会にはマンガ・アニメに精通しているメンバーがほとんどいないので、そこが逆によかったというのもあると思います。1年目の時に、僕らが想像もつかないような街の使い方をしていて面白かったんですよね。例えば、建物と建物の間で写真を撮るのに行列を作っていたりとか。すごい想像力を持った人たちだな! と思いました。僕らが気づかないことを、みんなの方がいっぱいわかっているんじゃないか、と。なので、僕らはやっているというよりも、教えてもらう立場で、「こういうことをしたいんだけどどうだろうか」といった提案をしてもらったり、「携帯ですごい音を出して踊っている子がいます」という話を聞いたらそこに行って声をかけて、じゃあそういう場が必要なんだな、ということでトラックステージができたり……参加者とのやりとりでいろんなコンテンツができていったんです。トラックステージもどんどんできて飽和状態になったので、湖畔ステージができたり、参加者とコミュニケーションをしながらすすめて来ました。 人気アトラクションのひとつ、亀岩ゼロポイント撮影会。専門ガイドの案内で、湖に浮かんでいるような、絶景写真が撮れます。 ch 参加者と思いを共有されてきたのですね。来場者数が増える中で、安全面ではどんな対策をしていますか? 高臣 3年目あたりから参加者が大幅に増えて、安全対策が第一になりました。事件・事故が起こればイベントができなくなってしまうので、警察との連携や警備員の配置には力を入れています。会場には皆さんが思っている以上に警察の方が沢山歩いていると思います。また警備員の配置については一番予算をかけているところでもあります。TMAFは「参加者もスタッフ」という位置付けでずっとやってきていて、そういう気持ちで来てくださっている方がたくさんいて、参加者のモラルにお任せしつつ、運営側としては交通や警備の体制を整えています。 温泉街のセブンイレブンにて。この日だけは、店員さんもコスプレでお仕事! TMAF2019オリジナル・ミネラルウォーター ch 1回目の3千人から20倍以上、参加者が増えていますが、「参加者もスタッフ」という意識は変わらないですか? 高臣 人数が増えても、常連の方から新しい参加者に広がって、全体に伝わっていると思います。僕らが知らないだけで、イベントの趣旨を理解して、「動画ダメだよ」(※)とか注意をしてくれる子もいますし、地域に迷惑がかかりそうなことがあれば連絡を入れてくれる。それをボランティアスタッフだけでなく、参加者がやってくれているんです。後になってそういう話が実行委員会の耳に入ってきて、本当にありがたいなと思います。あまりにもひどい時にはこちらから出て行くんですが、そういう場合にもちゃんと説明をすれば大抵わかってくれます。ある意味で、ルールのギリギリのところで、ちゃんと楽しんでくれているな、というのがこれまででした。 ※ TMAFでは、動画撮影は全面的に禁止。静止画については本人に了承を得た場合のみ可能です。映り込みもNG。参加者のプライバシーを守るためのルールです。 継続するための「守り」重要に 浮見堂公園にて。メイン会場から洞爺、昭和新山など、各地区へのシャトルバスが出ています。 高臣 北島がいつも言っているのですが、「本当に楽しみたい人だけ来てくれ!」ちょっとそれが、今年人数が増えた分、変わってきたかな、という感じです。今まではTMAF大好きです、楽しいです、と言ってくれている方の割合が多かったのですが、今年は特に「まあ行ってみようか」みたいな、ちょっと興味がある程度の、いわば「コアじゃない」層が増えた印象です。 ch イベントの趣旨やルールを知らずに来る人が増えている、ということですね。 高臣 はい。そうなってみて、今までは参加者の善意に頼っていた部分も大きいですが、それだけでは続けていけないというのを感じています。1回目からの10年は手探りで、イベントを知ってもらったり、安全に開催することが一番の目的でした。今後は継続するための守りの部分が重要になると思います。その仕組みをしっかりと考えて行きたいです。 ch どうもありがとうございました。 それアニメじゃないんじゃ…いえいえ、寅さんもアニメ化されているんです! お話を伺った人:高臣陽太さん TOYAKOマンガ・アニメフェスタ事業推進委員会副委員長。洞爺湖町在住。アニフェスを通じて若い世代に洞爺湖を知ってもらえるきっかけになれば、と話していました。推進委員会は「失敗したら赤字を被る」覚悟で集った、洞爺湖を深く愛する有志の町民で組織されています。 イベント公式サイト http://tmaf.toyako-prj.net 以上、インタビューとコスプレギャラリーでした。来年の開催については例年通り10月に決まるそうです。「行ってみたいな」と思う方は、撮影のマナーや駐車場など、ルールをしっかり守って参加しましょうね。マンガ・アニメを愛する心を大切に、いざ洞爺湖温泉、TMAFへ! 2019年10月26日(土)には「洞爺こすぱ!」というコスプレイベントが開催されます。詳細は公式HP http://cospa.toyako-prj.net でご覧下さい。 記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2019年) 撮影にご協力いただいたコスプレーヤーの皆さん、ありがとうございました。
むしゃなび編集部
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08/13(火) 【あの人に会いに】真摯に向き合う [ 本田 梢さん / 洞爺 ]
むしゃなびエリア(胆振地区・虻田郡)にて 会いに行ってみてほしい ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.7 今回は、洞爺に7月18日にオープンした 『いわきち料理店』店主の 本田 梢(こずえ) さんです。 『好き』では進めなかった料理の道 「子どもの頃、家族の誕生日や母の日には早起きして、料理を作ってサプライズしていました。それが原点」 「あと、食べるのが大好きでした。3歳の時にはラーメン一人前食べてたくらい(笑)」 子どもの頃から食べること、そして誰かのために料理を作って喜んでもらえることが大好きだった梢さん。高校卒業後は調理の専門学校へ進学することを決めていました。しかし、受験を目前に控えたある日、飽食問題や世界の食の不均衡について考えるようになり、自分の進路にも疑問を持ちました。 「中学生の時に、狂牛病が流行って多くの牛が殺処分されました。人間中心にまわる世界に疑問を抱くようになり、食べ物の背景について考えるようになりました」 「日本では食べ物を沢山捨ててしまっていて、でも他の国には食べ物が無いらしい……そんなジレンマに気付いて。料理をやっている人はもう沢山いるし、私はやらなくても良いのかなとか、悩んでしまって」 料理の道に進めないと感じた梢さんは、受験の1か月前に急遽進路を変更。短大へ進学し、卒業後は一般企業に就職しました。家に帰れないほどのハードワークをこなしながら、自身の理想と社会との葛藤も感じていました。 「学生の頃にインドに行ったときに出会った日本人の方が、帰国後、自給自足のような暮らしをしていて……。そんな自然と近い暮らしが理想だと心のどこかで思ってはいたけど、普通に生活していると、そんな暮らしは非現実的なように感じていて。実現している人を目の当たりにしたことで、自分の本当の考えに気付いてしまったというか……。そういうのもあって、会社勤めは長く続かずに辞めちゃうんですよね」 まず、自分自身が平和であること 退職を決め、その後の1年間は環境活動に参加していました。 「原発問題で青森や泊まで行ったりしました。でも、怒っている自分たちと、現地でそれが正しいことだと思っている人たちと。もし私たちの考え方が認められたとしても、反対の人たちは納得がいかないまま、今度はまたその人たちの怒りで繰り返しなんだ……と思って」 平和を想っているのに、そのベースが世の中への怒り。戦争などネガティブなものの原因となる心を自分も持っているということが、自分を見れば見るほどわかってきました。 「一番近くにあって、責任を持てるのはまず自分。個々が集まって全体になるから、自分自身が平和であることが一番の基本だと思って」 そんな気付きを経て、梢さんは環境活動を離れ、無期限の旅に出ることにしました。 「いつ帰ってくるかもわからなかったから、母と握手をして実家を出てきました」 インドに1年滞在 中国、タイ、ラオス、イギリス、イタリア……そして学生の頃に訪れたインドも再訪し、1年ほど滞在しました。 インドでは、梢さんが今も大切な習慣としている”ヴィパッサナー瞑想*”を本場で体験する機会に恵まれました。 「瞑想って神秘的なことではなくて、すごく地味な作業。反応せず観察する練習。私は良いものだなと思って、それから続けています」 *ヴィパッサナー瞑想:「ものごとをありのままに見る」という意味の、インドの最も古い瞑想法のひとつ。宗教儀式ではなく、欲望・嫌悪・無知を取り除く心の浄化のための実践法。日本では10日間のコースが開講されており、社会から完全に離れ、人と会話せず、沈黙の中で自己観察によって自己浄化を行う。コースは無償で、修了者の寄付と奉仕で運営されていることも特徴。 「他には、自然農をやっている夫婦のところで何か月か暮らしました。すごくパワフルな場所で、来た当初に表情が暗かった人が滞在していると生き生きとしてくるっていうくらい力のある所でした」 結果的に2年弱の旅となり、帰国しました。また会社に所属して働くイメージはできず、帰国後は山小屋で働くことにしました。 山小屋にて、料理への想いが再燃 一度は閉ざした料理の道、歩み始めることにしたきっかけは山小屋でのお仕事でした。 「山小屋で料理担当となり、一日中料理をするようになって。料理は自己流だったので、誰かの元でちゃんと学びたいと思い始めました」 その頃には精進料理* やマクロビオティック* などに出会っていた梢さん。自分の理想と矛盾なく、その場の感覚を満たすだけではない料理があることを知り、再び志したいと思うようになりました。 *精進料理:仏教の戒に基づき殺生や煩悩への刺激を避けることを主眼として調理された料理。作る過程も仏道修行の一つとされる。食材と向き合い、なるべく無駄が出ないように調理することが特徴。 *マクロビオティック(マクロビ):玄米菜食を基本とした日本発祥の食事法。暮らす土地の旬のものを食べる、食材は丸ごといただくという二大原則がある。 ところで、山小屋で働かれるということは、登山好きだったのでしょうか。 「同僚たちに『満月の日に稜線まで行こう』と誘われて。何もわからぬまま付いていったんですけど、暗いから景色もなくて、空気も薄くて、すごく苦しくて。もう絶対登山やらない、って思ったんですよ」 「でも、稜線を抜けたときに、世界がガラっと変わって……。満月に照らされた、白い山が見えるんですよね。その瞬間に、全部一掃されて」 それからは、休憩時間にはトレーニングとして山を歩いたり、休みがあれば他の山に行ったり、更にはテントを持って一週間も山に行くほどの登山好きに。 「山と瞑想は、一生続けるだろうなと思います」 欠落を埋めるため、必死にもがいた10年間 料理を学ぶなら東京!と、鎌倉や東京の精進料理、懐石料理、日本料理店にて修業を積みます。日本料理の現場は、どこも凄まじい厳しさでした。 「とにかく必死で。仕事に笑顔や楽しさは不要という感じで、雑談も一切なく。でも、本当に料理に真剣な人しかいませんでした」 職場では怒号が飛び、夜遅くに帰宅してからも更に勉強。まさに修業と言う名の日々。 「ルームシェアをしていたので、コンビニのイートインスペースで朝4時まで勉強したり……」「賄いでも、親方のOKが出るまで何度も作り直すので、仕事終わりに毎日(他のお店の)冷やし中華ばかり食べに行ったり……」 梢さんは必死に食らいつきましたが、1年ほど経った頃、心身共に限界を迎え続けられなくなってしまいます。 「『また挫折しちゃった』と思って。凄く怒られていたのもあって、その時は自分が世界一の落ちこぼれだって本気で思っていました。いつも辞めてばっかりで、志して来たのにまた辞めちゃうんだ、って」 それでも、料理への想いはどんどん大きくなっていき、その後も場所を変えて修業を続けました。 しかし、そのどこもまたハードな現場でした。緩やかな環境で働くという選択肢もあったはずなのに、いつも厳しい環境に身を置いていた梢さん。 「”欠乏している、足りていないところを埋めなきゃ”って思いこんでいて。弱いのにストイック。だから飛び込んでいっては、限界になって折れちゃう。しなやかじゃないというか……」 そんな修業期間にも、終わりは訪れます。 「ふと、『もう北海道に戻るタイミングだ』と思って」 札幌出身の梢さん、『東京には勉強に来ていて、いつかは北海道に帰る』と思っていました。とうとうその時が来ました。自然の近くで、根を張って暮らせる場所を求めた結果、ご縁があり洞爺湖に辿り着きました。お店を開くと決めてから、10年ほど経った頃でした。 『いわきち料理店』オープン 『いわきち料理店』は、日本料理や重ね煮がベースのやさい料理店です。 「最初は誰も来ないと思ってたんです。誰も来ない日が一日もなく、来てくれたことが嬉しかったです」。とにかく謙虚でひたむきな梢さん。料理に対する想いも自分が主体ではありませんでした。 「つくる人は一番の黒子だなと思っていて。野菜や食材があって、その野菜を作った土や太陽、生産者、運ぶ人、器を作る人、その器の土、火のエネルギー……いろんなものが集約して一皿になる」 「でも、食べ物って一瞬でなくなっちゃうし、記憶に残らなくても、”〇〇さんの料理”って思ってもらわなくても良いと思っていて。忘れられても、いろんな命が食べた人の心・身体に引き継がれていくものだから、ちょっと役に立てたらな、と」 「精進料理というと、肉食べないとか作法とかってなっちゃうけど、もっとベースのことだと思っていて。作るときの心の在り方、自分自身の修業。多分、心が純粋になっていくと、慈悲とか祈りの気持ちが沸いてくると思ってる」 とはいえ、ただ美味しいものをつくっています!と微笑む梢さん。創意工夫が散りばめられた美しいお料理の数々をぜひ体験してみてください。 そして、料理姿は凛々しく、しかしお話してみるとふわ~っと柔らかい、相反する雰囲気を兼ね備えている梢さんに会いに、お店まで足を運んでみてください。 【いわきち料理店】 (洞爺社会福祉協議会向かい、水の駅から徒歩2分) やさい料理店 veggy Japanese 日本料理や重ね煮がベースのやさい料理 昼 11時~13時半 L.O 夜 17時半~19時半 L.O ●やさい懐石 種と実コース ※4日前までの完全予約制 ●季節の御膳 一汁三菜・香の物 ●おそうざい [量り売り販売] 木曜日のみ(15時半から19時半) ※容器をお持ちください、容器代は別料金です。 ■ご予約方法 Line:@049zwhqi instagram:@iwakichi.toya ↓
misaki
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04/08(日) ローカルなおやつ。松月堂のクリームパン
今日は懐かし系のローカルおやつを紹介します。全国のクリームパン好きに食べてほしい松月堂のクリームパン!ウロコやAコープなどスーパーで売っています。 80年代に子どもだった私は、パン屋さんで一番好きなのがクリームパンでしたが、すっかり懐かしい食べ物になりつつある気がする今日この頃。 このクリームパンのすごいところは、 ①手に持ったときのずっしり感②クリームの固さ ご覧の通り、イマドキなとろ〜りクリームでは全然ありません!もう餡に近い感じ。どっしり。ずっしり。端までたっぷり詰まっています。この惜しみない感じがたまりません。そして安い。。 ダイエットや糖質制限してる人はぜったい食べれないだろうな〜。でもクリームパン愛好家にはたまらないはず!! スーパーの松月堂コーナーには、アンドーナツとか、豆パンとか、ジャムパンとか。昭和な香り漂うラインナップのパンたちが並んでいて、ついつい立ち止まって手にとってしまいます。 平成が終わっても生き残ってほしい、とひそかに思う、懐かしおやつでした!
むしゃなび編集部
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04/22(日) 【レポート】みんなのチカラ、盛り上がる!@ホテルローヤル
4月22日(日)、ホテルローヤルで地元を応援する!春のイベントみんなのチカラが開催されました。 ハンドメイド作品販売やワークショップ、フード&ドリンク、そして音楽ステージの盛りだくさんな一日。会場は家族や友人と訪れた人で大いに賑わいました! やっぱり今日も行列だった!菓子処久保のあんドーナツ。 あっという間に初めの1000個完売。結局、2000個以上も売れたそうです 8-O ローヤル前が渋滞になったとか・・・ 『とり天』のからあげと共に不動の人気でした。 ハンドメイド雑貨や焼き菓子、アイシングッキーのブースに集まる女性たち。乙女心をくすぐりますね! 今シーズンは5月8日(火)から!オープンが待ち遠しいリトルチェア。 こんなお弁当も。美味しそう! 午後になり、チャリティーオークションがスタートしました。 有志からつのった豪華景品がつぎつぎに落札されてゆきます。ホテルローヤル支配人・磯辺 大輔さんの「みかんアート」写真は誰がゲットするのか・・・??息をのむギャラリー。 落札おめでとうございま〜す :-) オークションの全売上と、会場の募金箱、そして出店者の売り上げの一部が地元でがんばる3団体に寄付されました。 【伊達 能 摺上】7月22日に上演される能。能と歴史をカジュアルに学ぶ連続講座は4/23からスタート! 【映画モルエラニの霧の中】いよいよ今年度、完成予定!!映画のワンシーンを描いた一本桜のトートなど、おしゃれなオリジナルグッズにも注目。 【だて☆キッズコーラス】元気いっぱいな美しい歌声が会場いっぱいに響き渡っていました!音楽ステージでは、地元のミュージシャンが大集合。 おなじみのアーティストのライブをジモトで聴ける。本当にシアワセですね。 ライブの模様がホテルローヤルfacebookページにアップされています。 行けなかった方、必見ですよ♪♪ https://www.facebook.com /royal.hotel.980/ 最後に、支配人の磯辺 大輔さんから一言! 地元に向けてのチャリティーイベントというのは今回が初の試みでしたが、本当にたくさんの皆さんにご来場いただくことができてよかったです。大変でしたが、企画した甲斐がありました! 人気ブログ「ホテルマンの幸せ」お見逃しなく〜! 『みんなのチカラ』が集結しました(イベント翌日ののブログ) 西いぶり地元応援企画『みんなのチカラ』 2018年4月22日(日) 会場:ホテルローヤル 北海道伊達市末永町33−3 TEL 0142-23-4888 ホテルローヤル(むしゃなび内) https://so-ra-mi.jp/archives/13695 画像提供:ホテルローヤル 記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です
むしゃなび編集部
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05/29(日) 在留外国人に寄り添う国際交流のプラットホーム “ ぱれっと “ by留学生フレンドシップ
立ち上がった留学生フレンドシップ さて、冒頭から失礼します。 皆様ご存じでしょうか? 現在、西胆振には1000人を超える在留外国人の方が住んでいると言われています。 そしてその方々は、日本の労働力となっていただいているにも関わらず、実はとても暮らしにくい状況下にいます。 例えば、受け入れ先が少なく働き先がなかなか見つけられない。 故郷に帰りたくても帰れない。 仕送りも出来ない。 でも、支援の手がなかなか差し伸べられないetc. そんな境遇にいます。 このような現状を知り、「支援したい!」と2015年4月に立ち上がった団体が『留学生フレンドシップ』でした。 『留学生フレンドシップは、室蘭工業大学留学生を中心とした各国留学生、在留外国人と市民との交流をはかり、親睦を通してお互いの文化・習慣を確認し合うことにより相互理解を増進して、彼らの知識と力を地域社会に還元し、かつ各国留学生、在留外国人と市民との間に発生するトラブルを可能な限り回避しながら各国留学生、在留外国人の生活支援、活動支援をすることを目指します。』留学生フレンドシップHPの「活動目的」から抜粋 この団体は、異国に訪れ、様々な不安を抱える方たちの「少しでも力になりたい」という想いを共有する仲間で成り立っています。 代表は日栄 均さん。 「できることは何でもしたい!」と熱く語ってくださいました。 ぱれっと とは? さて今回は、その『留学生フレンドシップ』が母体となって運営をしている “ ぱれっと “を取材させていただきました。 ↑2022年5月1日オープン! 経営者は三津谷達子さん。 留学生フレンドシップの事務局長で “ ぱれっと “ の経営者でもあります。 ぱれっと経営者の三津谷さん在留外国人のことで常に頭がいっぱい。何やら考え中のご様子の三津谷さん… 以前、タピオカ専門店だったところを事業継承された三津谷さん。 “ ぱれっと “を国際交流のプラットホームにしたいと考えていらっしゃいます。 「留学生はもちろん、在留外国人の置かれている状況はとても厳しいです。西胆振だけを見てもこんなにもたくさんの外国人の方が暮らしているにも関わらず、法的な整備は追いついていません。日本人ならば難なくできることも、言葉の壁もあり支援が必要であったりしますが、そのサポート団体も少ないです。技能実習のために日本に訪れ、労働力として貢献していても不安なく過ごせるような環境はまだまだ整っていません。また家族で日本に住んでいても、特にコロナ禍の逆風もある中では仕事が見つからず、苦労をされている方も多いです。このように、困った時に気軽に相談をしに来られる場として、同朋が集まれる心の拠り所として、“ ぱれっと “は存在しています。」 例えば自分が外国に留学した時のことを想像してみます。 生活習慣も言語も、もちろん法律もなにもかも違う環境の中で、困った時や不安になった時、いつでも迎え入れてくれるところがあったならどんなに心強く有難いことか…。 “ ぱれっと “ は、外国人のよろず相談所の拠点的機能も兼ね備えているので、スタッフは常に胆振管内を飛び回り、各種サポートをしたり、在留外国人の雇用に前向きな企業を探して歩いています。 そして留学生フレンドシップは、近々北海道国際交流協力総合センター(ハイアック)の協力団体となり、秋には団体名も新たに登録されるそうです。 伴って、“ ぱれっと “のプラットホームとしての機能も増してフル回転になっていきます。 ↑ハイアックの事業活動の詳細はこちらをクリック 「もうほとんど親のような気持ちです。せっかく来てくれた日本で安心して楽しく暮らしてほしいですからね。物好きでおせっかい好きなジジババの集まりなんです。」 ご本人はそうおっしゃいますが、在留外国人にとってはジジババどころか天使のような存在だと思います。 それに、側から見ても「してやってる」意識がまるでない。 外国人との交流を心から楽しんでいることがわかります。 だからこそ長く続くし皆様に頼られるのでしょうね。 他にも主な活動内容としては〜 帰国申請の手続きのサポート在留資格延長相談生活福祉資金(帰国前提の場合は受給資格なし)を受けるための日本国内の預金通帳発行手続きサポート就職やアルバイト相談、斡旋(外国人の人材派遣業登録済み)留学生が札幌などで試験を受けるための移動相談医薬部外品などの説明書きの翻訳サポート などなど、数えあげればきりがなく様々な相談が持ち込まれます。 どんな相談でも、我が子のことのように親身になって応じてくれる場があることが、どれだけ在留外国人の皆様の心の支えになっていることか。 まさに駆け込み寺です。 ↑優しい店長の渋田みどりさん そこで尋ねてみました。 「そのモチベーションの原動力は何ですか?」 すると単純明快な答えが返ってきました。 「笑顔で喜んでもらえることです。」 つくづく、この方たちだからこそのお答えだと思います。 実は筆者、随分以前からまったく別のことでお付き合いをさせていただいていたのですが、実に「らしいなあ」と感じます。 損得勘定がまるでない。 心で動いている。 それは、どんな場面でもそうでした。 ですから、「手伝いたい!」と集まるメンバーも類が友を呼んでいるようです。 けれども、決してその好意に甘えているわけではないところに感心してしまいます。 ↑スターマリンさんのご協力でクルーズも体験していただきました 「大切にしているのは、長く無理なく楽しくできることです。きっと、仲間たちのモチベーションはそれぞれ違うと思います。例えば手伝うことで国際交流ができることに楽しみを見出す者。手伝うことで語学学習ができることに価値観を見出す者。動機は様々でも、結果winwinの関係を築ければ誰もがハッピーになれますよね。」 気負いや正義感をむき出しにした活動でなく、自然体な活動が、在留外国人たちにも安心感を与えているのだということがよくわかりました。 日本語教室のこと そしてもう一つ。 在留外国人の言語の問題が少しでも解消できるようにと、日本語教室も開催しています。 先立って、この教室を留学生フレンドシップで行うために、コロナ禍でも対面式で開講できるようにと環境を整え、北海道国際交流・協力総合センター主催『日本語学習支援者養成講座』をスタッフ5名が受講、その資格も取得しました。 「みんなと仲良くなれるように、自分の名前や住所、好きな食べ物などが言えるように、まずは自己紹介とあいさつを言えるようにしましょうと呼びかけました。現在、毎週土曜日の午後15:00~16:00に無料で開催しています。途中ティータイムなども挟みながら、和気あいあいと行っています。」 と、三津谷さん。 しっかりと温かく外国人たちに寄り添うことで、どんなサポートが必要なのかを見極めて実践されていることに感動を覚えました。 雇用の場としての”ぱれっと” ところで、在留外国人が働く場としての“ ぱれっと “。 こちらでは、留学生・ボランティアなども含め5人が働いています。 ↑恥ずかしそうに笑うコートジボワールご出身のアシイ セレンさん ↑ベトナム料理のバインミーは水曜日・金曜日・土曜日のみのご提供 こちらは以前、タピオカのみのお取り扱いでしたが、最近「バインミー」というベトナム料理を曜日限定で始めました。 ベトナム人留学生のレシピですので本場の味。 パンもバインミー専用のものが使用されています。 ↑カップも可愛い♡ たっぷり入っていますので小腹が満足します。 ↑タピオカメニューはこんなに豊富。ユニークな組み合わせもあります。在留証明証、学生証で割引も! 在留外国人を総合的にサポートをする留学生フレンドシップが運営する“ ぱれっと “。 現在はタピオカとバインミーのみのご提供ですが、6月からはソフトクリームやベトナムコーヒーなどのメニューも登場します。そして将来的には、外国お土産なども揃えながら、食文化の発信の場としても展開をしていきたいと考えています。 今後は活動エリアを今までよりも広げつつ、西胆振に住む外国人の親代わりとなって、地域と在留外国人の交流の場として、今後ますます多方面に機能し、国際交流のプラットホームになっていくことと思います。 ―ぱれっと情報― 住 所 室蘭市中島町3丁目29-1 電 話 なし 営業日 火曜日〜日曜日 10:30~18:30 定休日 月曜日
Rietty
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03/29(水) 雑貨店『風花』に咲く 〜三橋真紀子さんの名刺「❤️のA」にこめられた想い
いただいた名刺がまるでトランプのような❤️のA 。きっと何か意味があるはず!そう思いながらも、終始ニコニコクルクルと笑う可愛らしい『風花』オーナーの三橋真紀子さんの楽しいペースにはまり、その意味をすっかり聞きそびれてしまいました。 今は、お洒落な雑貨屋さんですが 、“ 元々は60年続いた作業衣料のお店だった “ と伺い、その意外性にまず驚かされました。 「祖父が、室蘭市と伊達市で “働来館(ワーク館)”という店を営んでいました。その後、バラ好きな母がこの場所にガーデニングショップを開きました。その頃、私はある会社の事務職員をしていたのです。」 『風花』は広い店舗に豊富な商品の品揃えがあります。 「私は、若い頃から大の雑貨好きでした。たまに東京へ行くと、雑誌に載っているような可愛くて素敵なものがたくさんあり、見ていても触れていてもウキウキと楽しくて色々買ってきていました。それにね、雑貨をワクワクと活き活きとした表情で嬉しそうに選んでいる方のお顔がもう本当に大好き!いつかは自分が発信する側、売る側になりたいとその頃から思っていました。ただね、母が営むガーデニングショップは私のイメージしている店とはちょっと違っていました。時々、母から手伝い要請がかかるのですが、商品が重たいものばかりで、ラッピングも管理も大変だなあと感じていました。もちろん、選んでいるお客様は楽しそうなのですが…。」 ところがこれ、どうやらお母様の作戦だったのではないか?と真紀子さんは言います。 「私の雑貨好きを見込んで、ガーデニングショップを私に任せるつもりだったようです。会社勤めをしていた私は、その策略にまんまとひっかかったわけですが ^^; 私は私で、ずっとやりたいと思っていた自分の好きな雑貨屋にしちゃいました。」 と、いたずらっぽく笑う真紀子さんでした。 なるほど〜。 そんな歴史が! きっと、真紀子さんの夢を知っていたお母様が、場を作って背中を押してくれたのではないかと想像します。 その後、お母様は伊達市でバラに特化した園芸のお店を開き、現在は野菜を中心に果樹も育て、赤いルバーブジャムやアロニアジャム・ブルーベリージャム、黒ニンニクなどの製造も手掛けていらっしゃいます。 風花ファーム →https://www.kazahana-garden.jp/風花ガーデンの移り変り/ さてところで、真紀子さんの雑貨店『風花』は創業21年となりました。 「雑貨って生活の中では無くても困らないものですよね。世の中、シンプルかつ便利なものにシフトしてきている中で、まあ、実用的ではないしムダかな?と思うようなものでも、それがあることでなんとなく心が弾み、笑顔になるのならば決してムダなものではないと思うのです。って、実は自分自身がそうなのですが^^; 私と同じように感じるお客様もきっといらっしゃると思い、そういうお客様の気持ちに寄り添いたいと思っているのです。『可愛い!』とか『おもしろい!』とか『なんか笑っちゃう』とかいうもの。正直、仕入した後で『なんでこれ買っちゃったんだろう?』っていうこともあります。それはもう、その時のインスピレーションっていうか、遊び心を発揮しちゃうというか。『あ!これ!』みたいな直感で買ってしまうんですよね。たまにお客様から『またこんなものを仕入れて!』と言われたり(笑)、でもそう言いながら買ってくださったり。本当にうちのお客様は私のことを良く理解してくださっているので助けられています。それにね、仕入れをする時に、いつもお客様のお顔が浮かんじゃうんです。あ!これは〇〇さんが好きそうだから買っちゃえ!とかね。」 このお話だけ伺ってもお客様とのコミュニケーションがしっかりととれていることが分かります。 さらに真紀子さんのお話は続きました。 「なんだかね、常連様も多くいらっしゃるのですが、もう本当に素敵なお客様ばかりで。子どもが小さかった頃、お店が忙しかったりすると、お客様が子どもをみていてくださったこともありますし、時には私の食事のことまで心配してくださったり。皆様とっても優しくて。本当に周りの方々に助けられていることを感じています。ありがたいです。」 このお話を伺い、筆者は気づきました。 それは何より、真紀子さんご自身がお客様を大切にされているからこその関係だということを。 雑貨を見に来ているけれど、実は真紀子さんに会いに来ているのですよね。 さて実は、『風花』は雑貨だけでなく食品も扱っています。 伊達のお母様の店『風花ガーデン』でも食品製造を行なっていますが、真紀子さんも安心安全な食品には元々強い関心を持っていました。 類は友を呼ぶではないですが、真紀子さんの周りには真面目に真摯に食品に向き合っている方が多いようです。 例えばこの塩。 なんと、牧場主さんが手作りで作っています。 「大切な牛たちに納得できないものは舐めさせられない!」という思いからだそうです。 牧場で塩作りというのは初めて耳にしました。 詳しくはこちらを →https://www.n-slow.com/shopdetail/000000000364/ それからこちらの醤油。 白醤油は見たことありますが、透明な醤油って…。 詳しくはこちらを →https://www.fundodai.com これらも真紀子さんの感性にピンときたものたちです。 そしてこちらも。 何事にも誠心誠意まっしぐらで頑張る真紀子さんは、カンボジアで有機栽培農業をしている農家さんが手摘みで収穫し、管理された工場で丁寧に作られている希少種のクメール種胡椒で作られた「生胡椒の塩漬け」の販売を始めました。 しかも、より確かな保証が付いたものをお届けしたいと「有機JAS(オーガニック)」の認証までご自分で取得したのです。 この認証を取得するにはとても厳しい審査にクリアしなければなりませんし、取得した後の商品管理はもちろん、ラベル管理に至るまで厳しくチェックされています。 さらに、現在では北海道内でオーガニック認証を受けた事業者同士で集まり、『既存の農業生産に付加価値をつけ、国内外へのPRと、次世代に北海道農業の魅力と可能性を伝えていくこと』を理念とした「Green horaizon」という団体の一員にもなりました。 真紀子さんは、「生胡椒の塩漬け」を厳正に管理された部屋で袋詰めし、オーガニック認証ラベルを貼って販売をすることをご自分の使命にしています。 雑貨はもちろんですが、今最も真紀子さんが力を入れている商品です。 「とにかく、安心して美味しく食べていただきたいのです!」 そのまま食べても美味しいのですが、例えばこんなお料理に使ってみてほしいとのことでした。 「それにこの生胡椒の塩漬けで雇用も生みたいのです!ですから、もっと販路を拡大していきたい!」 コロコロと可愛らしく笑う真紀子さんから出てきた言葉は、本気が強く感じられる決意の言葉でした。 「コロナ禍が長引いたので、まだ行けてないのですが、今年はカンボジアの胡椒農場を訪れたいと思っています。想いを共感できる生産者さんを縁の下で支え、発信していく側として頑張りたいです。」 その言葉は、『風花』であつかう商品全般に対しての想いなのでしょう。 そうそう! 帰宅後、どうしても気になった「❤️のA」の意味を改めて伺うことができました。 「❤️は、実はプレゼントをする方の気持ちを表しています。販売する側としては、その “あなた”の気持ちを届けるお手伝いをさせていただきます!という想いです。そして、Aは “あなた”を表すAです。」 ものすごく納得☆ やはり素敵な想いがこもった名刺だったのですね。 店舗には、選んでくださる「A」あなたの「❤️」気持ちに寄り添った商品を揃え 常に向上心を持って決して止まらず まっすぐに突き進んでいく 『風花』オーナー三橋真紀子さんのそんな姿に大いに勇気をいただいた筆者でした。 ―「風花」情報― Instagram(風花) https://www.instagram.com/kazahana.zakka/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D Instagram(noproblem.3bridge : オーガニック生胡椒の塩漬け) https://instagram.com/noproblem.3bridge?igshid=Mzc1MmZhNjY= Base https://kazahana.base.shop/ GREENHORIZON https://www.greenhorizon-group.com/
Rietty
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11/02(金) 室蘭やきとり弁当!かどた養豚弁当
今年の夏に高砂町にオープンした「かどた養豚弁当」に行ってきました。室蘭のソウルフード「焼きとり」をご飯にドーンとのっけたボリュームいっぱいのお弁当を販売するテイクアウト専門店。 お肉は豚バラとロースの2種類で、お弁当は3本入りと4本入りがあります。私が注文したのは両方楽しめるハーフ&ハーフ。手前がしゃっきりしたロース、奥がジューシーなバラです! 店長さん自慢の独自にブレンドしたタレがたっぷりかかって、このツヤツヤ感。こってりしすぎず、ご飯がとってもすすみました〜。それに、冷めてもおいしい! 手作りのおかず付きで、この日はレンコンのきんぴらと青菜の和え物が付いてきました。 それにしても、お弁当に焼きとりって、室蘭ではポピュラーなのだろうか?? そんなことをふと思いながら、ご当地グルメを楽しむランチタイムでした。 ちなみに店名「養豚弁当」の由来は店長さん曰く、養豚をしているわけではないそうで・・・。こちらのオーナーさんがとっても恰幅がいい方なので、その体型にちなんでつけた、とのことでした(笑)。 お天気がよければ、外で食べるのもいいですね。室蘭の海を眺めながら地元の味を満喫してみては。焼きとり単品でも注文できます。 かどた養豚弁当 お持ち帰りの店 営業時間 11:00~15:00 予約問合せ 9:30~16:00 定休日 日曜日 室蘭市高砂町1丁目12-6 TEL 090-6871-7679
むしゃなび編集部
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01/06(月) スープカレーと洞爺湖ビューを一緒に味わうランチ!【食べ歩き】
前回に引き続き洞爺湖温泉のランチレポートをお届けします。雪が少なめでスタートした今冬でしたが、年末年始をまたいで洞爺湖も次第に雪景色となってきました。道路もツルツル、気温も結構冷え込んでいます。そこで「あたたかいものが食べたい! 」とやってきたのが、Soup Curry HLAHAL(スープカレーハラハル)。 2019年7月にオープンし、たっぷりの地場産野菜とシェフ厳選のお肉や海鮮を使ったスープカレーのお店です。お隣のホテル、洞爺湖万世閣が運営しているそうです。 入ってすぐのお洒落なカウンターの向こうには・・・洞爺湖の青!更に奥には湖に面した大きな窓に向かって、広々としたカウンター席が設けられていました。ランチのピーク時には混み合うことも多いようですが、平日のお昼を過ぎだったこともあり、素敵なカウンター席で湖を眺めながら、のんびりといただくことができました! お店の方に教えていただいた一番人気は「チキンレッグ」(1250円)。辛さやご飯の量を選ぶことができます。アツアツの湯気とスパイスの香りを漂わせ、運ばれて来ました! 濃厚な旨味の中にスパイスが爽やかに香るまろやかなスープ。お肉は箸でほろっと崩れる柔らかさ。カラリと揚がった野菜たちは、地場産だけにどれも主役のような存在感でした。今回は辛さ1にしてみましたが、辛味以外のスパイスもしっかり効いているので、物足りなさは全くなく、辛さもちょうど良く大満足でした。得意な方は、辛さにぜひチャレンジしてみてくださいね。 テイクアウトもできる手作りラッシー(450円)。カレーにもよく合い、マイルドでおいしい! 食べ終わると身体もポカポカになり、熱気でガラスがちょっと曇るほどでした(笑)元気を出したい時、辛いものやスパイス料理はやっぱりいいですね!これから寒さ本番を迎えますが、スープカレーとレイクビューを一緒に味わうランチタイムで、エネルギーをチャージみては。 SoupCurry HLAHAL/ハラハル 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉27-34 洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス横 年中無休 営業時間 11:00~17:00(6月~10月) 11:00~16:00(11月~5月) 電話 0142-82-8003 https://hlahal.com
むしゃなび編集部
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09/15(火) 愛と情熱のグルメバーガーにかぶりつく。レンドンバーガー鷲別駅近く
鷲別駅から徒歩2分。レトロなお店が並ぶ一角に、カラフルな外観のハンバーガー屋さんがあります。素材にこだわったボリュームたっぷりのグルメバーガーを提供する「レンドンバーガー」です。 グルメバーガーとは、素材や製法にこだわって作られたハンバーガー。ファーストフードとは一線を画し、本格的な料理としてこだわりの味わいを楽しめることで最近注目されています。 楽しい!と、美味しい!のある空間。 黄色やブルーで彩られたポップな雰囲気に誘われ、店内に入ると、まるで外国にきたような不思議で楽しい空間が広がっていました。 カウンターの向こうのオープンキッチンにはキビキビと働く2人のシェフの姿が。リズミカルな包丁さばきと流れるような動き。あうんの呼吸でお料理をするレンドンさん夫妻です。 ジュージューとハンバーグの焼ける音と匂いに、思わず筆者のお腹が「ぐーっ」! ハンバーガーのメニューは4つ。 シンプルな「クラシック」、2種類のチーズでコクを出した「チーズ」、さっぱりとした「チキン」、チーズにベーコン、目玉焼きまで贅沢に挟んだ「キング」。お好みのバーガーを選んでポテトとドリンクのセットにするのがおすすめです。 パテはビーフ70%、ポーク30%の合挽きを使用。ポークを少し入れることで、旨味と甘みが出るのだそうです。千歳の牧場から道産100%の新鮮で美味しいお肉を仕入れています。野菜も伊達など地元産を使用。またバンズも全て自家製で、店内のコンベクションオーブンで焼き上げています。「肉に負けない」こだわりのパンを追求したら、自家製にたどり着いたのだとか。 香ばしい匂いと共に「キング」バーガー登場! はみ出しそうに具材がたっぷり、堂々たるボリュームです。うわ~美味しそう!!でも、この分厚いバーガー、どうやって食べよう…そこでレンドンさんに聞きました。ハンバーガーの美味しい食べ方は? 「つぶして、かぶりつくのがおすすめです!」 キングバーガー 1350円(プラス450円でポテトとドリンクのMセット) なんと豪快!しかしこうすると具材がしっかりと一体化するのだそうです。 でも、なんだかつぶすのが惜しい・・・と思ったら、もちろんフォークとナイフで食べてもOK。要は好きなように味わうのが一番、ということですね。 早速いただいてみると、まずはガツンと肉の旨味が広がり、続いてフレッシュな野菜のシャキシャキ感、2種類のチーズのコク、ベーコンやゴマの香ばしい風味……素材それぞれの美味しさが、合わさってハーモニーを奏でている! ひと口食べるごとに、体のそこから元気が湧いてきます。 サイドメニューいろいろ。手前からモツアレラチーズスティック、チキンスティック、イカスミのライスコロッケ、一番奥がエンパナーダ。どれも美味しい! パンは、ふんわりしているのにソースが染みても、生地がしっかり。これぞレンドンさんのこだわり。つぶして平くしてもグズグズになりません。 チョコレートやプリンなどこだわりの自家製スイーツやジャム、イタリア産のドリンクなども扱っています。実はお花のリースも手作り! 料理人の、パッション! テキパキと、かつリズミカルに働くレンドンさん夫妻の厨房を見ていると、「料理ってアートなんだなあ…」と心から感じます。妻の麻耶さんは室蘭育ち、夫のエディさんはコロンビア生まれのイタリア育ち。麻耶さんがイタリアのレストランで働いていた頃に知り合ったそうです。 もともとイタリア料理を専門とするレンドンさん夫妻は現在、ハンバーガーとイタリアン、二つのお店を経営しています。レンドンバーガーの営業が終わると、東室蘭へ。2015年にオープンした駅前のイタリア料理店「イル ピッコロ ソーニョ」で腕をふるいます。 新しいジャンルに挑戦したいとレンドンバーガーをオープンしたのは昨年4月のこと。以来、昼はバーガー、夜はイタリアン、そして子育てもしながら、忙しい日々を送っています。 昼と夜、別々の店舗でお店を営業している理由を伺うと、「混ぜないため」と麻耶さん。 本場のイタリア料理を提供する「イル ピッコロ ソーニョ」に対し、こちらはアメリカンスタイルのハンバーガー。全くコンセプトの違う料理と空間が混ざらないように、コストと労力をかけても、別々の場所で営業するスタイルにこだわっているそうです。 おしゃれな内装はほとんどエディさんの手作り!こちらはもとラーメン屋さんだったそうですが、オープン前の2ヶ月ほどでリフォームしたとのことです。 お料理についてもやはり「混ぜない」がポリシー。例えばイタリアンなら、本場の味そのままを提供することを大切に、お客さんに合わせて、または、日本人の味覚に合わせてといった理由でレシピをアレンジすることは全くないそうです。 「イル ピッコロ ソーニョ」オープン当初は、馴染みのない料理が受けるかどうか不安もあったそうですが、本場そのままのブレない味が次第に評判となり、今やすっかり地域に定着しています。 料理人としての誇りと、料理への深い愛情。それから自由でクリエイティブな感性。 二人のシェフのパッションにしびれたお店訪問でした。 大人はもちろん、育ち盛りのお子さんたちにもぜひ食べてみてほしいです(キッズスペースあり)。お腹を空かせて、がっつり楽しんでください! Rendon burger レンドンバーガー 北海道室蘭市高砂町1丁目55 営業時間 10時30分~14時00分 定休日 月曜日 https://www.facebook.com/rendon.burger.jp/ https://www.instagram.com/rendon.burger/
むしゃなび編集部
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06/19(土) 心も体も幸せになるお菓子「こりんご」
今まで何度もお土産としていただき、ずっと行きたかったお店にようやく行けました。初めてこちらのお菓子を口にした時のあの幸福感が忘れられません。材料を厳選され、デパートなどで売られているどんな高級高価な焼き菓子よりも感動を覚えました。 ↑りんご色の看板が目印です。 その時は、袋に付けられた材料表示を見て一応納得しました。でも、それだけならば高級高価なお菓子以上に美味しい理由の説明ができません。その謎をずっと知りたいと思っていました。 ↑どれもこれも本当に幸せの味でした。 そのお店は駅前の「やきがし こりんご」さん。響きが柔らかいひらがなの店名にしたいと考えていたときに、ご自宅のお庭にあった小さな実をつけるりんごの木を見て閃いたのだそうです。 2014年にオープンしたお店は、オーナーでありお菓子製作者の山木麗子さんがお一人で切り盛りしていらっしゃいます。「営業日は木・金の二日間だけですが、月曜日~水曜日まで3日間焼いています。」と話しておられた麗子さん。 それ、納得です。並ぶのは小さなお菓子なので、ぱっと見た感じは少なく見えますが、なんと20種類以上ならんでいます。筆者も経験者として作業工程が分かるだけに、朝から晩まで休む間もなく動き回る麗子さんの姿が目に浮かぶ様でした。それなのにとてもお安い。都心部や観光地ならば、きっと2倍~3倍のお値段だと思います。でも、見た目も味もクオリティーはとても高いです。 麗子さんとお話をしていて、「何故、高級菓子店のものよりも美味しいのか?」という謎がようやく解けました。それは「母の愛」でした。 ↑ヨーヨーをモチーフにした電笠も可愛い。決して毒々しくない赤いりんご色の使い方に麗子さんのセンスを感じます。 「卵は平飼い、小麦は国産、ショートニング・マーガリンは使いません。一部使っているベーキングパウダーはアルミニウムフリー。 “こりんご”のお菓子は、お母さんが子どもに安心して食べさせてあげられる“おやつ”として存在したいと思っています。体に良いものに徹底的に拘ろうとするととんでもなく高いものになってしまいます。子どもの“おやつ”ではなくなってしまう。だから、せめて体に悪いものは使わない というところには拘っています。」 ものすごく納得。麗子さんのお菓子作りは、母が子を想う気持ちで作られていたのでした。初めて食べた時あんなに幸せになった理由がようやくわかりました。 広島ご出身で大阪育ちの麗子さんはお話もとても面白い!子育ての話。お菓子作りの話。経営の話。ついつい取材を忘れて話し込んでしまった筆者です。 仕事のお昼休みに飛んでくるという常連さんたちは、きっとそんな麗子さんの魅力にも引き寄せられているのだと思います。 実はこの日、今シーズン最後のレモンパイを買って帰りました。キャラメリゼされたパイが本当に本当においしかった~!秋に販売されるという壮瞥りんごパイが今から楽しみです。 「お店のコンセプトは、見て可愛い。食べておいしい。」とおっしゃっていましたが、正にその通りのお店でした。美しいオーナー麗子さんですが、写真はパスでした。楽しいトークと、おいしいおやつ。小さな小さなお店ですが、大きな大きな幸せを提供してくれます。 店舗情報「やきがし こりんご」住所 伊達市山下町362番地電話 080-1885-4703営業 木・金 11:00~16:00ただし、7月第3週目は休業夏休みもあるので、7~8月はFBで要確認↓↓ https://www.facebook.com/ringo.koringo ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。営業日やメニューは変更になる場合があります(取材2021年6月)
Rietty
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05/07(月) 【お花見】壮瞥公園の梅林。満開までもうちょっとです!
連休明けの月曜日、数日ぶりにスッキリ晴れたので昼休みに壮瞥公園の梅を見に行って来ました :-) 麓のそうべつ滝周辺では桜が満開。一般的な順番では桜→梅ですから、梅、もしかしてもう散ってる??若干心配しつつ到着すると・・・ 全体的に3分咲きくらいでしょうか。開花はまだこれからでした。麓に近い方ではもう少し開花が進んでいます。あと数日〜今週末あたりには満開になるかな??伊達から毎年来ているというお花見グループの皆さんに聞いたら、今年はちょっと開花が遅いネと話していました。例年だと桜も梅もほとんど同時に咲くそうです。 散策しているとあちらからも「ちょっと早く来ちゃったなあ、、」という声が。でもいいお天気で洞爺湖の青に吸い込まれそう!ここから見下ろす洞爺湖は一年中本当にきれいです。 連休は終わりましたが、もう少しお花見シーズンが楽しめそうですね! 壮瞥公園 北海道有珠郡壮瞥町町東湖畔 満開になると素晴らしい眺め!
むしゃなび編集部
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02/28(水) 雑誌「スロウ」がウェブマガジンを始めたよ!
帯広発の雑誌「スロウ」からウェブマガジンスタートのお知らせが届きました↓↓ 「北の国から、ちょっといい話」。 「スロウ」は、昨日2月25日発売の最新号で54冊。すでに1000を超える、北海道で暮らす方々のストーリーを紹介してきました。 それらを少しでも多くの人に伝えたくて、毎週月曜日に1話ずつ、全国に発信していこうと思います。 第1話は、宮城県出身の夫婦が営む、石狩市の珈琲屋さんのストーリー。 「実は珈琲が飲めなかった」という店主が、震災を越え、石狩に辿り着くまでの、さまざまな思いを語ってくれました。 朝のコーヒータイムに、仕事の休憩の合間に、さらっと読んでちょっぴりじんわり、そんな時間を提供できたらと思っています。(雑誌「スロウ」編集部さんより) こちらからどうぞ! http://n-slow.com/webmagazine/
むしゃなび編集部
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09/12(土) WEBデザイナー篠原さんのとび出す伊達武者!ARポスター
(2020年7月取材) 伊達在住のWEBデザイナー、篠原彩花さん(イロドルハナ)は、ホームページ制作や子ども向けプログラミング講座、パソコン講師など、インターネット関連の様々な仕事をしています。プログラムを書くことから、デザイン、さらにイラストまで、幅広くこなすWEBの何でも屋さんです。長らく札幌で働いていましたが、3年前、故郷の伊達にUターンしました。 そんな篠原さんが制作した新感覚のポスターがこの夏、伊達のお店や公共施設など、あちこちに貼られています。 「#元気だして伊達市」のハッシュタグと武者が描かれたポスターを見かけたら、立ち止まってスマホのカメラををかざしてみてください。 伊達武者まつりでおなじみの戦国武将がアニメーションになって飛び出します! 篠原さんは、「新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった伊達武者まつりの気分を街なかで楽しんでもらえたら」と話しています。 ARポスターで楽しむ、伊達武者まつり 篠原彩花さん(イロドルハナ) さて、伊達武者まつりにちなんだこの飛び出すポスターは、「AR」という最新技術を使って作られています。 はて、ARとは…??日本語では「拡張現実」と訳されますが、とっても簡単に云ってしまえば、スマートフォンなどを使って実際の映像にCGなどを合成する技術です。 身近なところでは、数年前に大流行した「ポケモンGO」にARの機能が利用されています。ポケモンGOでは、特定の場所に行くと、キャラクターが出現しますが、こちらはポスターのあるところに行って図柄を読み取ると伊達武者が現われる、という訳です。 制作のきっかけは「掲示板」。 市内のお店でポスターの掲載をお願いする篠原さん。 制作の経緯について伺いました。 以前からプログラミング講座など開催する度に、各所の掲示板にチラシの掲載をお願いしに通っていたそうですが、今年は春からイベントが軒並み中止となってしまいました。いつもの掲示板を通りがかりにのぞいてみると、一時はほとんど何も貼っていない状況でとても驚いたそうです。 子ども向けプログラミング講座(2018年) その後、非常事態宣言が解除されると、徐々にポスターが貼られるようになったものの、例年に比べれば、数はやはり少ないものでした。 篠原さん「いつも賑やかな掲示板が閑散としていてさみしさを感じました。そこでイベントはできないけれど、何か面白いもの、普段は貼れないようなものを貼ってみたらどうだろう、と思ったんです。掲示板にはいつもとてもお世話になっているので、何か私にできることはないだろうか、と。ちょうど自粛期間中に3DCGアニメーションの勉強をしていたので、アニメを使ってARポスターを作ってみようと考えました。」 同じ時期に、伊達武者まつりの中止が発表されました。そこで 「もしも、伊達武者まつりを簡略化して開催するとしたら、どうなるだろう?」 と考えた篠原さんは、祭りのラストを飾る総大将・伊達実元が勝ち鬨の声を上げる姿をアニメで再現することに。 楽しそうな講座の様子。 アニメを出現させるための印となる「ARマーカー」には、市の許可を得て、伊達武者まつり公式イメージキャラクターを使用しました。 最初に印刷した110枚と増刷分で合計270枚。全て自費で制作し、友人たちの協力を得ながら、お店や公共施設を一軒一軒まわって、掲載をお願いしました。 8月末まで、市内を中心に、一部壮瞥町など近隣地域にも貼られています。 篠原さん「ARというと難しく感じるかもしれませんが、実際にスマホで読み取っていただければ、面白さが体感できると思います。 学生の皆さんには、ポスターを通じてARや3Dアニメーションに触れ、技術的な面にも興味を持っていただけたら嬉しいです。仕組みを理解すれば、簡単なものを自分で作ってみることもできるんですよ。 それから、このポスターと同じ技術を使って、アニメなどデジタルだけでなく、立体作品を作ることもできるんです。」 篠原さんが取り出したのは、白い物体。どこかで見たようなかたち… あっ!手のひらサイズの有珠山!! 続いてこちらは、赤ちゃんの足のクッキー型。妹さんの出産祝いに作ったそう。生まれた時の原寸大です。とってもかわいいですね! どちらも、山や足といった「実際のもの」をコンピュータ上で3Dデータにして、特殊な機械で形を再現して作られているそうです。 デジタルなARと、アナログな模型や立体作品が、実は同じ技術で作られているという、ちょっと難しいお話ですが、とっても奥が深くて面白い世界だということはよくわかりました! 今後、講座などを通じて教育の現場で、WEBデザインの技術を子供たちに伝えていきたいと話す篠原さん。興味のある方は、イロドルハナのホームページをチェックしてみてください。https://irodoruhana.com/ また、8月末まで、クラウドファンディングでポスターの制作費を募っています。 こちらから→ https://camp-fire.jp/projects/view/302928 通常、資金を調達してから制作にとりかかるのが一般的ですが、あまり知られていないARがどんなものなのか、とにかく実際に見て体験してほしい、という思いから、ポスターが完成し、貼り始めるタイミングでの募金スタートとなりました。 祭りのないこの夏、ARの飛び出す伊達武者に元気をもらいました! 皆さんも、お子さんやお友達と、まちなかで伊達武者をさがしてみませんか。 基本情報 イロドルハナ ホームページ https://irodoruhana.com/ 問合せ:ayasgm12アットマークgmail.com クラウドファンディング 中止になってしまっただて武者まつりを別の方法で楽しみたい! https://camp-fire.jp/projects/view/302928 ※ 記事の内容は取材時の情報です(取材2020年7月) ※ プログラミング講座の様子、赤ちゃんの足のクッキー型の画像は篠原さんからお借りしました。 シェア、リンク大歓迎です!
むしゃなび編集部
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01/15(土) 横乗りLOVEたちに寄り添う本物の専門店 “ ローズミスト “
今回は、地域と横乗りをこよなく愛し、花を愛する” ローズミスト “ のご紹介です。 え? 花も? と思われた方。 実は” ローズミスト “の母体は ” (有)フラワーショップえいわえん “ です。 50年前、花屋さんからスタートした双子の日栄兄弟の趣味が高じ、31年前に作ったスポーツ部門が ” ローズミスト “ でした。 いまでは息子さんたちも、インストラクター仲間もいるので “ Team ローズミスト “ とも言えます。 ↑販売からインストラクター、そしてwebも担当されている息子さんとツーショット。 ところで、「横乗り」とは横を向いて乗るボードのことです。 スノーボード、サーフボード、スケートボードなどがそれにあたります。 ↑冬でもサーフボードがあります。 日栄兄弟が最初に始めたのはサーフィンでした。 当時は全国的なサーフィンブーム。 本場、神奈川県の湘南海岸から遅れること5年、イタンキビーチにもその流行がやってきました。 ↑イタンキビーチ すでに始めていた友達の影響もあり、日栄兄弟はサーフィンブームに乗りました。 その後、ゴミで汚れていたビーチをきれいに保つためと、海で遊ぶための安全対策とマナーを利用者に理解・協力してもらうために “ イタンキサーフィンクラブ “ を設立し、ローカルルールを作りました。 現在は会員の高齢化などもあり活動はほとんど休止しているそうですが、当時はサーフィン大会なども催すなどして地域を盛り上げていたそうです。 さて。 そんなTeamローズミストが今一番力を入れているのは、横乗りスポーツの安全な楽しみ方と上達への普及活動です。 そう、遊びではなくスポーツとしての普及。 ↑カラフルで高品質のウェアが揃います。 ↑小物も色々 ですから、仕入れから販売そして販売後のケアー(メンテナンスと育成)まで、一貫して責任を持って取り組んでいらっしゃいます。 特に道具への拘り具合は半端なく徹底しています。 ほとんど全ての商品を試乗し、「これは確かだ!」と納得したもののみ仕入れます。 少しでも納得できないところとは一切取引をしません。 なので、自ずと量産品からは遠のくことになります。 メーカーとも問屋とも、もちろんお客様とも信頼関係を大切にされているからこその企業姿勢です。 例えばスノーボード。 オガサカなどの国内ブランドを中心に、海外はヨーロッパの商品を扱っています。 スノースポーツをされる方ならご存知かと思いますが、オガサカの板はスノーボードもスキーも量販店では取り扱えません。 つまり、ローズミストはメーカーに選ばれた存在なのです。 今、盛んにSDGsが叫ばれていますね。 その17のゴールのうちの12「つくる責任つかう責任」にまさに当てはまる、双方の行動だと思います。 プラスして、売る立場の責任をローズミストは果たしています。 商品のラインナップは、どの横乗りマテリアルもビギナーからエキスパートまで、また乗りたい場所によってお客さまに寄り添い的確なアドバイスをしてくださいます。 それに特筆したいのは、今大人気のブランド「コルア(ポーランド製)」を全道一揃えていること。 性能抜群で、ゲレンデでもパウダーでもOKのスノーボードなのに、お手頃価格ということもあり、なかなか手に入らず、探している人も多い商品なのです。 それを知っているファンは、全道から集まって来ると言います。 ファンならば絶対に店頭にチェックしに行くべき! ↑今、物凄い人気のスノーボード「コルア」の板 そして! サーフボードについては、ローズミストでお買い上げの方には「サーフィン無料レッスン」の嬉しい特典付きです。 実は筆者も利用させていただいております。 ↑波の読み方、選び方のレクチャー さらに! スノーボードをお買い上げの方には、「お買い上げ時無料ワックスサービス」もあります。 ↑ワックスの品揃えも豊富 しかも! ローズミストはJSBA公認のスノーボードスクールでもありますので、確かな技を持つ、プロのインストラクターのレッスンを受講できます。 確かな道具選びから、安全に横乗りを楽しむレッスンまで。 海や雪山利用のマナーも含めて指導をしてくださいます。 一貫した責任を持って、お客さまに寄り添う頼りになる兄貴たちなのです。 ↑右が社長の日栄 毅さん。左は店長の均さん。 そうそう! スケートボードのことも忘れてはいけない! ↑スケートボード。このほかにも色々あります。 元々、スノーボードの夏トレのために導入したスケートボードでしたが、ここ20年くらい若い世代を中心にスケボー熱が高まっていました。 ただ、どうしても「やんちゃな遊び」のイメージを超えていない。 それを危惧したTeamローズミストは、「やんちゃな遊び」から「マナーを守るスポーツ」への昇格を期待して、スケートボードパークの造成に向けて奔走しました。 そして出来たのが室蘭中央町にある「レインボーパーク」。 2021年の東京オリンピックでの選手の活躍により、さらにスケボー熱が高まった昨今の課題を伺ってみました。 「もっと広い場所で、あらゆる志向の競技者が練習できる施設を造れないかと室蘭市にも働きかける準備をしています。最大のオリンピック効果は親の理解と協力が発生したことです。 今後は、プロの指導者も必要ですよね。」 施設のお話は、さらに室蘭だんパラスキー場へも繋がっていきました。 http://www.muroran-resort.sakura.ne.jp/mysite1/index.html 皆様もご存知かと思いますが、ここのところ何年も室蘭だんパラスキー場の存続の危機が叫ばれています。 それに真っ向から立ち向かい、存続のための運動を始めたのもTeamローズミストでした。 何を隠そう、北海道ではまだ何人もスノーボードをする人がいなかった時代から、Team ローズミストはこの室蘭だんパラスキー場を拠点に、スノーボードの安全な普及に取り組み、近隣のローカルスキー場の発展に寄与してきたのです。 「室蘭の中心部から車で10分のアクセスでスキー場を利用できるというのは、とても素晴らしいことだということを広く近隣の皆様に知っていただきたいと思っています。 北海道から他所の都府県へ出て行くと、『北海道の人はスノースポーツが何でもできるんでしょ。』と言われることが多いです。 ところが、意外とそうではなかったりします。 雪が魅力の北の地に生まれた者としてスノースポーツを何も体験せずに巣立っていくのはとても残念なことです。 だから、スノーボードスクールを経営しているという立場だけでなく、広く地域の子供たちが利用できる『教育施設』としての位置づけで僕らは捉えて守ろうとしています。それに、「だんパラスキー場」には近郊にはないナイター設備もあり、夜22:00まで営業をしているのですよ! 仕事や学校の後でも気軽に行ける距離です。 もちろんルスツリゾートやニセコリゾートもありますが、夜に車を走らせて行くのはなかなか辛い。でも町から10分で着くのですから安心して楽しめる本当に貴重なスキー場なのです。 無くしてしまってはダメなんです! 存続を願って、3万人以上の署名も集めました。 室蘭だんパラスキー場は、地域の財産であり室蘭の大きな魅力でもあります。 一度潰してしまったスキー場は、2度と復活できません。 莫大な費用がかかるからです でも今なら工夫をすれば維持できます。 このスキー場が気に入って移住して来る人もいるのですから。絶対に残さないと!!」 このお話には激しく共感します。 実は筆者も室蘭だんパラスキー場の大ファンです♡ 親の立場から言えば、下から全てが見渡せるので安心して子供だけで滑らせられます。 我が子もここからスタートしました。 スキー指導者の立場から言えば、初めてのスキーの方には最適な斜面ですし、基礎練習にも最適です。 また、駐車場からすぐのところにリフト乗り場があるのも嬉しいですし、夜景や海が見えるロケーションも最高です。 こんな素敵なスキー場を無くすなんて考えられないことです。 純粋な地域愛溢れる日栄兄弟を中心としたTeamローズミストの皆様の想いが、どうか「いらない!」と言っている皆様に届きます様に…。 さて。 最後に今後のイベントスケジュールについて伺いました。 *2月13日(日) 13:00~15:00 室蘭だんパラスキー場にてJSBAスノーボードの無料レッスンがあります。 詳しくは、室蘭市広報をご覧ください。 ↑前回の無料講習会の様子。 *今年の夏にローズミストビーチクリーン作戦を予定しています。 *そして、Uターンで室蘭に戻って来られる息子さんがパーソナルトレーナーとして起業予定でもあります。 道内屈指の横乗り専門店「ローズミスト」。 『室蘭だんパラスキー場』存続も含め、本物のShop・本物のスクール・本物の地域愛に惚れた一人として、筆者自身も引き続き応援したいと思います。 皆様も是非お店を覗いてみてくださいね。 そして、冬&夏の横乗りにチャレンジしてください。 Teamローズミストは、親切丁寧フレンドリーな接客で、皆様をお迎えしてくださるはずです。 ―Rose mist(ローズミスト)情報― 北海道室蘭市東町2丁目6−6 Tel/Fax 0143-84-1991 代表取締役 日栄 毅 店長 日栄 均 HP https://rosemist1991.wix.com/snow-surf-skate FB https://www.facebook.com/rosemist1991 Instagram Rosemist_snow.surf.skate.shop Twitter @Rosemist_Shop オンラインストア https://rosemist.storeinfo.jp/ ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2022年)
Rietty
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10/19(月) ジモト野菜にこだわり!洞爺湖温泉のスープカレーmog mog
洞爺湖温泉のメインストリートから、山側に少し上がったところに素敵なスープカレー屋さんがあります。昨年2019年にオープンした「Soup Curry mog mog(もぐもぐ)」。伊達・洞爺湖エリアでは数少ないスープカレーの専門店です。目印は入り口のおしゃれなドア。取手にかわいいウクレレがついています。 店内はカジュアルで落ち着いた雰囲気。キッチンには様々な種類のスパイスが並び、食欲をそそる香りが店内いっぱいに漂っていました。うーん、いい匂い! メニューは一番人気の「チキンカリー」、食べ応え満点の「炙り角煮カリー」、旬の野菜がたっぷり入った「野菜12品目カリー」など(どれも1280円)。さらに日替わりでおすすめメニューが登場します。辛さは0からなんと20まで!5番からは激辛トウガラシのハバネロが入ります。納豆や噴火湾産ホタテなど、楽しいトッピングもいろいろ。 早速、この日のおすすめ「ベーコンとキノコのスープカリー」を注文しました。辛さは「ちょい辛」の1番。辛いのが得意な方は、5番以上のハバネロ入りに挑戦してくださいね。ちなみに最高レベルの20番を注文するお客さんもよくいるそうです。 ベーコンとキノコのスープカリー(1280円)とラッシー(350円) アツアツの湯気を立てて運ばれてきました!まずはスープをひと口。程よい辛さの中にスパイスの豊かな風味とマイルドな旨味が広がります。具材はジューシーな厚切りベーコンがゴロゴロ、エリンギ、キクラゲなどきのこたっぷり。それから野菜もたっぷり!大満足のボリュームです。 まろやかで美味しいmogmogのスープカレー マスターの高橋さんにこだわりを伺うと、「野菜です!」と即答。具材の野菜はほぼ全て地場産。洞爺湖周辺は四季折々、野菜が豊富な地域ですが、洞爺、真狩、喜茂別など、マスターが実際に食べて本当においしいと思った農家さんから、旬の野菜を直接仕入れているそうです。ピーマン、なす、ジャガイモ、カボチャなどなど、季節ごとに違った野菜が楽しめて、ひとつひとつがこだわりの味という、この地域ならではの一皿なのです。 「旬の野菜の美味しさを存分に味わって」とマスターの高橋さん フレッシュな地元野菜をぐんと引き立てるスープはチキンベース。まろやかでやさしい口当たりが女性にも人気です。それから味の決め手のスパイスは独自に研究を重ねた自慢のブレンド。あっさりと爽やかで食べやすく、ふわっと抜けるバジルの香りがクセになりそうな味わいでした! 冬はポカポカ、夏は汗をかきかき、元気いっぱいになるスープカレー。温泉街の専門店でこだわりの味を楽しみませんか。公共の駐車場を利用することが多い温泉街ですが、mogmogは駐車場完備。アクセスがスムーズなので、お子さん連れや、高齢の方にもおすすめです。 店舗情報 Soup Curry mog mog 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉124-4 0142-82-3037 昼 11:00〜15:00 夜 18:00〜21:00 定休日 水曜日 ※記事の内容は取材時の情報です。メニュー、価格ほか変更になる場合があります(取材2020年10月)※シェア、リンク等大歓迎です!
むしゃなび編集部
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03/19(月) アップルパイといえばここ!
定番のローカルなお菓子を紹介します! 市役所横の街のパン屋さん、「シュガーハウス」のアップルパイ! 今さら、ですが伊達でアップルパイといえばここ、大好きです。 つるやも好きですが。 皮がザクザクで、どっしり重くて厚みがあって、これぞパイっていう感じ。満足満足。 中のリンゴもいい感じにアメ色です。 何年か前にアロニアとりんごのパイがあったような。 そちらもとっても美味しかったのですが、 久しぶりに行ったらアップルとかぼちゃの2種類でした。 季節で変わるのかな?入る前からいい匂い〜! 無添加で素材にこだわった手作りパンの匂いです。ケーキ類もオススメ。 ショートケーキとかプリンとか王道?というかちょっと懐かしいラインナップですが、 シンプルなものをいい素材でシンプルに作ってる、そんな感じがすてきです。 エクレアは中に生クリームとカスタードクリームたっぷり。 シュガーハウス 北海道伊達市鹿島町20−22
むしゃなび編集部
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05/24(月) 地元食材を使った惣菜&弁当「金のたまご」OPEN!だて
伊達の市役所通りに5月初旬、お惣菜とお弁当のお店「金のたまご」がオープンしました。 店内には日替わりのいろいろなお惣菜が並んでいます。 魚、肉、煮物から中華、山菜料理にナポリタンなど、どれにしようか迷ってしまいそう・・・ 「旬の美味しいものを手頃な値段で味わってほしい」という店長さん。 地元の農家や漁師から直接仕入れた野菜や魚を中心に使い、素材の風味を生かしたあきのこない味付けにこだわっているそうです。 お弁当はお財布に優しい500円ぴったりのワンコイン弁当!和・洋・中のほか、ハンバーグや唐揚げ弁当があり、注文ごとに作ってくれます(10分ほどかかります)。 旬の魚が味わえる和弁当(500円)。おかずは日替わりのお楽しみ。ふっくら・もっちり!おいしいご飯は地元産「ユメピリカ」を使用。上質なお米に加え、炊き方にも秘密があるそうです。 ハンバーグ弁当(500円)はお子さんから大人まで人気!ワンコインでボリュームもたっぷり。 ゴロッと角煮が入ったチマキ(1個200円)。スナック感覚で楽しめるおすすめの一品。(※価格は全て税込です) 種類豊富なお惣菜はサイズが大小選べるのも魅力。 一人暮らしの方や高齢の方が「食べきれなくて困る」ことがないよう「ちょうどいい量をリーズナブルな価格で」という店長さんの心遣いです。 ちょっとずついろいろ買って食べくらべるのも楽しそうですね。 ガヤやマス、カスベといった地元の食材を使ったお惣菜はまさに「伊達ならでは」! 「伊達のおふくろの味」を感じさせる優しい味わいに、元気がいっぱい湧いてきました。 安くておいしいお惣菜屋さん「金のたまご」。 「今日はどんなおかずが並んでいるかな?」 楽しみに出かけてみては。 店舗情報 金のたまご 北海道伊達市鹿島町7-7 営業時間:11時〜15時 定休日:不定休 080-6524-0831 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニュー・値段等変更となることがあります。ご了承ください。(取材2021年5月)
むしゃなび編集部
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05/23(月) 垣根のないコミュニティー作り “ とうや水の駅食堂 TSUDOU ” の未来像
交流の場つくり はじめにお二人がタッグを組み“とうや水の駅食堂 TSUDOU “ をつくりました。 一人目。 運営担当 折原 英明さんは札幌ご出身の46歳。 8年間、フランチャイズの外食産業においてスーパーバイザーとして勤めていました。 そして二人目。 店長 石塚 誠さんは伊達ご出身の44歳。 23年間、洋食の調理を経験されていました。 さて、始まった“ TSUDOU “ の未来をお二人はどのように想い描いているのでしょうか? 今回は、洞爺水の駅に5月6日に新規オープンされた“ TSUDOU “の運営担当 折原さんにお話を伺いました。 実は以前、こちらの場所には人気のうどん屋さんが入っていました。 ところが、そのお店が昨年閉店した後、2022年2月に新しい飲食店の公募がありました。 その際、5件の応募があった中、とうや水の駅食堂TSUDOUの企画が採用されました。 折原さん 「TSUDOU=集う 場として、あるいはコミュニティーの場として、人と人との交流の場として、“いつも開いていること” “いつも人が居ること” を大切にする場所づくりをしようと考えました。 その場の入口を『食堂』という形にしたのです。」 ↑注文カウンターは廃材を利用して作られています 移住を決意 筆者 「なるほど。ところで札幌ご出身ですよね。移住のきっかけは何ですか?」 お子様が小学校入学のタイミングで移住を決意されたということで、その背景を話していただきました。 折原さん 「札幌に住んでいた頃から、湖が近くて景観も良く、あくせくしていない旧洞爺村が気に入って、8~9年間くらいよく遊びに来ていました。子どもも連れてきていたのですが、湖畔の商店のお子さんと一緒に遊んでもらったりして、子どもの方がこの地域に早く馴染んでいました。大人たちも良く声がけをしてくれましたし、面倒もみてくれましたし。まさに昭和の子育てのような雰囲気でした。年代問わず、地域で子育てをしているような…そんな様子を見ていて、子育てするのにもここは良い環境だなあと感じるようになりました。それが移住の決め手です。」 このお話には筆者自身の思い出と重なり、とても懐かしい気持ちになりました。 自然も豊かなここがそういう地域ならば、確かに子育てには最適です。 ↑いつも温かく迎えてくれる洞爺湖 ↑お子様連れもWelcome! 筆者 「なるほど。では、初めからここで飲食業をしたいと考えて移住して来られたのですか?」 ↑お子様用オムライス。喜びそうです ↑シンプルさに安心感を覚えるカレーライス ↑伊達大矢ミートさんの黄金豚を使ったカツ丼 折原さん 「はい。飲食業に携わりたいと考えていました。この業界に長くいましたので、ノウハウは持っていました。それに自分が観光客としてここに来ていた頃、食事をするところを探すのに結構苦労しました。冬季休業してしまうお店も多いですし。ですので、ランチ難民を出さない地域にしたいとも考えました。」 ご自身の経験からこの地を選び、ご自身の経験から食堂のスタイルを決めました。 言ってみれば、約9年間のモニター結果から考えられた形ということになります。 まさにスーパーバイザーとしてのご経験が活きています。 ↑ホタテ漆喰を塗り、リノベした壁 TSUDOUへの想い さて、取材に伺った時はまだ店内が未完成の状態でした。 私ならきっと、あまりお客様には見せたくないと思う店内の姿がそこにはありました。 例えば壁。 ホタテ漆喰で塗られていましたが、まだ塗り残した面が多くあります。 テーブルも作成途中でした。 その理由の一つには、企画が採択されてからOPENまでの準備期間が1ヶ月そこそこだったということがあります。 でも折原さんは動じていませんでした。 “ TSUDOU “という場が徐々に変化していく姿も楽しんでほしいという想いがあったからです。 こちらのロゴマークをご覧ください。 とても余白の多い、シンプルすぎるように見えるデザインです。 でも、ちゃんと意味がありました。 「デザインの余白は、ここに集う人々が自由に描いてほしいと思っています。 地域の方はもちろん、観光で訪れた方にも、パブリックの場として誰もが気軽に入られる場でありたいですし、それぞれの想いを大切にしたいと考えています。 そのための入り口として『食堂』という形をとっています。 既住者であっても移住者であっても、子どもであっても高齢者であっても全ての垣根を取り払って融和していく中で、新しいアイディアや交流が生まれ、情報発信基地となり、結果として町に貢献できたら嬉しいです。」 と、折原さん。 ↑水の駅の入り口には車椅子も用意されています ↑いつも人がいる安心感を感じていただくために、施設内が見渡せる位置にテーブルを配置しています。とても開放的な雰囲気。 ↑大きなガラス戸の向こうには洞爺湖がいつも見えます 誰もが構えることなく入ることができる、親しみやすさと安心感がここにはありました。 きっと、“ 目の前に洞爺湖 “ というロケーションも手伝っていることでしょう。 「まずは水の駅をを含めて洞爺地区を盛り上げていきたいです。そのためにも、地域住民・役場・洞爺まちづくり観光協会・洞爺湖町商工会議所・地域の商店などとしっかりタッグを組みたいと考えています。そして、ゆくゆくは洞爺地区だけでなく虻田や温泉も含めて洞爺湖町の活性化に貢献していきたいと思っています。」 ご自身が観光客としてここに訪れていた時、地域の人々に温かく迎えていただいた恩返しをしたいとも話されていました。 食堂のこと ところで、食堂のお話。 筆者 「メニュー構成を教えていただけますか?」 折原さん 「メニューについては奇をてらったものは一つもありません。コンセプトは『洞爺の野菜と丼めし』です。食材については、野菜は洞爺産、肉は伊達の大矢ミートさん、鶏肉は伊達のめぐみ鶏を使用しています。将来的には、洞爺産野菜を使ったサラダプレートや、洞爺湖産のワカサギやヒメマスを使った料理も提供したいと考えています。」 ↑どれも馴染み深いメニュー構成です。メニューを見て料理をイメージできることは大切ですね。 最後に〜 お話を伺っていて筆者が気づいたこと。 それは〜 折原さんは、とてもフレキシブルな考え方をお持ちの方だということでした。 良い意味で頑固ではない方。 そして、全てにおいて『人』という存在を強く意識しておられる方でした。 “ TSUDOU “ という場から生まれる『何か』に大きな期待を寄せつつ、ロゴマークの余白が、訪れる人々の想いで彩られていく未来が楽しみになった筆者でした。 ―TSUDOU 情報― 場 所 洞爺水の駅内 営業日 ・5月中は不定営業 ・4~10月末 10:00~17:00 ・11~3月末 10:00~16:00 定休日 毎月第3木曜日(不定休あり) 詳細はinstagramをご覧ください。 https://instagram.com/toya.tsudou?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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08/20(月) 三階滝にカフェNEWオープン!グランパスドリーム
早くも紅葉の気配を感じる肌寒い日曜日。白老大滝線をドライブしよう、と出かけたところで新しいカフェを発見しました!! 大滝区三階滝公園向かいに8月17日オープンしたばかりのGRANPA'S DREAM(グランパスドリーム)。パスタやサンドウィッチ、自家製ソフトクリームが楽しめるアットホームな雰囲気のお店。これは行ってみるしかない!! ということで、ドライブをひと休みして、ランチをいただいてきました :-) まずはこのお店の名前にピンときた方、いらっしゃいますか?? そう、競走馬の名前なんです。グランパスドリーム店主の細木さんは、数年前まで競走馬の飼育や種付けのお仕事をされていた方で、この度カフェオープンに当たって、大好きなお馬さんの名前をつけたそうですよ。競馬好きの方にはたまりませんね。 それでは早速、ランチに行ってみましょう〜。 パスタメニューのイチオシは、エビミソのコクが濃厚な「スカンピー」。エビを野菜と一緒にじっくりコトコト煮込んで旨味を引き出し、手間暇かけて作っている、店主自慢の一皿。単品もありますが、サラダ・ドリンクのつくセットがお得です。 サラダのこのボリューム! 気合い入ってますね。大滝や伊達の地場産野菜がふんだんに使われ、中にはケールやアイスプラントなど、ちょっと珍しい野菜も。「ちょっとした付け合わせ、ではなくて、それだけで、メインになるような食べ応えのあるものにしたかった」とのことで、納得の食べ応え。 そして、こちらがスカンピー。エビのクリームソース、濃厚で旨味がたっぷり・・・うーん、美味しい〜〜!!コクがあるけどクドさは全くなくて、ぺろっと食べられてしまうオイシサ。 ついでにソフトクリームも注文! 食べてびっくり、ミルク感がすごい・・・というのもなんと、こ主人の手づくり、自家製なのだそうです。さっぱりしつつクリーミーで、牛乳本来の味がふわっと広がる絶品ソフトクリーム。ぜひぜひ、食べてみてね〜 グランパスドリーム・店主の細木さんご夫妻 これから、ペット連れでくつろげるテラス席も近日オープン予定だそうです。細木さんご夫妻もワンちゃん2匹&ネコちゃん2匹と暮らす愛犬&愛猫家。気さくで明るい人柄に、アットホームなお店の雰囲気。競馬トークやペットの話で盛り上がるかも?? 三階滝の新たなカフェ、訪ねてみてください。 テイクアウトもできます。 ソフトクリームやドリンクのほか、「ハイジのパン」というサンドイッチがおすすめ。 白老牛、カモソテーなど、こだわり食材を使った本格サンドイッチです。ドライブのお供にどうぞ! GRANPA'S DREAM 北海道伊達市大滝区三階滝町177-2(三階滝公園 向かい) TEL 0142-68-5300 OPEN 11:00~17:00頃 CLOSED 毎週金曜日 https://grandpasdream-ootaki.jimdofree.com
むしゃなび編集部
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11/20(金) 北湯沢の秘湯、かわせみのお風呂に潜入。
大滝区北湯沢の「御宿かわせみ」は、長流川に隣接するワイルドな露天風呂と、今では珍しくなった男女混浴の湯で知られる温泉宿です。 雰囲気のある建物はなんと築90年。歴史ある佇まいが国道沿いに目を引きます。 混浴というと、特に女性は「入りづらい」印象を持つと思いますが、実際に訪ねてみて、そのイメージがガラリと変わりました。そこで今回は、カップルやご夫婦でのんびり訪ねてみてほしい、かわせみの素敵なお風呂をご紹介します! 古きよき、日本の温泉文化を味わう! 「御宿かわせみ」は宿泊のほか、日中は日帰り温泉も利用できます。 日帰りの場合は、玄関で料金箱にお金を入れて、中に入ります。 館内はまるで、タイムスリップしたよう!90年前というと昭和のはじめ頃でしょうか、大正から昭和の「浪漫」な空気がいっぱいに感じられます。 お風呂に続く階段。昔ながらの湯治場のような雰囲気です。 最近リニューアルされたそうで、素朴な木の風合いがとても素敵でした。 脱衣所と内湯は男女別になっています。安心して、中へ。 内湯もいい感じです。自慢のお湯は源泉掛け流しの天然温泉! 北湯沢温泉の泉質は透明でさらっとしていて無臭です。神経痛や皮膚病、健康増進など色々な効能があるようです。 内湯から2つの露天風呂に続く通路に出られます。 この通路がまた素敵!秋の終わりの紅葉がキレイでした。 途中に木のベンチがありました。こちらは休憩用。のぼせたらひと休み。 心地よいせせらぎを聞きながら、お酒を飲んだりしてもいいそうです。 さて、ひとつめの露天風呂に到着。 なんということでしょう、すぐ目の前を長流川が流れている・・・。川の隣、というか、もう、ほとんど川の中にお風呂が造られているのですね。 オーナーさんに伺うと、大水が来るとこちらのお風呂は流されてしまうそう。なんともワイルドです。それだけに、大自然と一体になったような爽快さをめいっぱい味わえます。 ちなみにこういう露天風呂は、現在ではつくろうと思っても、法律上、許可が下りないのだとか。混浴もまたしかり。昔から続く温泉宿だからこそのお風呂であり、日本古来の温泉文化を現代に伝える貴重な宝物なのです。 そして、やぐらっぽい屋根が素敵なもうひとつの露天風呂へ。 カップルで来ている方や、ツーリングや途中のライダーらしき人々が思い思いにのんびりと浸かっていました。全然いやらしさはなく、ほのぼのとした雰囲気です。通路でもお客さんに会いましたが、普通の温泉以上にフレンドリーな気持ちになるから不思議。 今の世に、こんなおおらかな世界があるとは・・と驚きつつも、これなら女性も抵抗なく入れそうです。裸だとハードルが高い方は、「湯あみ」(着たままお風呂に入れる温泉着)もレンタルできるので気軽にどうぞ(300円)。 現在のオーナーさんになられてから、女性の方が安心して入れる気持ちのよい環境づくりに力を入れているそうです。そのため、男性だけの日帰り入浴は2時間以内というルールも設けられています。 最近はご夫婦で訪れる方が多く、カップル同士お話したりしながらゆっくりと温泉を楽しんでいかれるそうです。微笑ましいですね。 最後に、ロマン漂う館内の様子を少し。 趣ある客室 レトロな赤絨毯の階段 アンティークな置物 日帰り入浴の休憩室も渋い! 以上、北湯沢温泉のレアなスポット、「御宿かわせみ」のお風呂をご紹介しました。 川の露天も、混浴も、古くからあるものの魅力がかえって新しく感じられるほど! 宿泊の方は24時間入浴可能だということなので、文豪が執筆していそうな渋〜いお部屋に泊まって温泉三昧!なんていかがでしょうか。 御宿かわせみ 北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町40 電話 0142-68-6014 日帰り入浴 10時〜17時(大人700円、5歳以下400円) ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。取材2020年10月
むしゃなび編集部
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01/07(木) お弁当おいてみませんか?申込み1/10まで
伊達商工会議所飲食店組合からのお知らせです。 コロナ禍における飲食店営業縮小に対する企画として、地場産ローカルと題し、地元産お弁当販売の販売店を募集しています。 利用期間 2021年2月17日(水)、18日(木)、19日(金) 3日間場所 JA伊達農協「コストコの食品売り場」場所代 4,000円 / 1ブース 出店者複数の場合は人数割りとなります。 利用条件 ① 惣菜の許可、食品衛生許可を持っている人※ 食品加工・物販等の許可を持っている人② だてのまち応援券利用可能の方※ だてのまち応援券利用不可の方は当日提示願います。 注意事項1品、伊達野菜をいれてください。物販担当の方をお一人お願いします。 問合せ・申込み 出店希望の申込み 2021年1月10日 まで 伊達商工会飲食店組合TEL 0142-21-3737FAX 0142-21-3738 までご連絡ください。申込みの際には以下をお知らせください。 店名・またはお名前連絡先和・洋・中 のいずれかお弁当の値段 ※応募多数の場合は選考となります。許可等は、各自でお願いします。
むしゃなび編集部
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05/26(土) おかたづけは心の整理!アドバイザーに聞く、片付けの極意。
伊達在住の小野友美さんは「整理収納アドバイザー」として片付けに関する様々な相談を受けています。 家が散らかっていて人が呼べない ものがいっぱい。でも捨てられない そもそもどこから手をつけたらいいのかわからない といった悩みを抱える人たちが講座やワークショップにやって来ます。 たかが片付け、しかし苦手だったり忙しくて手が付けられない人にとっては深刻な問題なんです(筆者も身に覚えあり :oops: )。片付けに悩む人たちに小野さんがまず伝えていること。それは、 おかたづけは心の整理。「自分と向き合うこと」が片付けのスタート地点です。 優しい笑顔の中にもキリリとした眼差し。どんな散らかったお部屋もどーんと来い!そんな小野さんにおかたづけの極意を聞きました。 まずは小さなスペースから始めよう! 看護師として働く小野さんは、子どもの頃からきれい好き。当たり前に整理整頓していましたが、ある時、職場のごちゃごちゃしたスペースを片付けたら、同僚から「得意だよね!」と褒められ、はじめて片付けが得意なことに気がついたそうです。仕事と育児と家事をこなしながら一昨年、「整理収納アドバイザー1級」を取得。その後アロマの資格も取得して、La Felice(ラ・フェリーチェ) 〜アロマとおかたづけ〜を始めました。 片付けと一口にいっても、まずはどこから始めたらいいんでしょう?? 「最初はとにかく小さなところから始めます。財布やバッグ、ポーチなど、ごくごく小さなスペースがいいんです。次に引き出し、収納スペース、と進めていって、洋服は最後の方ですね。」 へえ~~漠然とリビング、とかキッチン、ではないんですね! 「そうなんです。一か所決めたら、いよいよおかたづけのはじまりです。まずは中にあるものをぜ~んぶ出してください!」 小野さんの片付けメソッドはとってもシンプル。全部出したら、ひとつひとつ手にとっているものといらないものとに分けていきます。でも、ものがたくさんある場合、出すだけでも一苦労しそうですね。 「自分がどれだけ沢山のものを持っているのか、それに気がつくことが大事なんですよ。年配の方に多いですが、どれも大切で捨てられないという方もいらっしゃいます。そういう時、私は「捨てなくていいんですよ。どこに何があるすぐにわかるように整理しましょう」とお話しします。ひとつずつ手にとっているうちに、「やっぱりこれはいらないわ」と自分で気づいてゆくプロセスが大切なんですよね」 子どものおかたづけ、どうすれば?? 片付け相談で多いのが、「子どものものはどうすればいいの?」という質問。おもちゃや漫画、絵や工作、「これあげる」って絵を描いてくれたり、いろんなものがどんどん増えていきますよね。 「お子さんが全部自分でできないうちは、親子で一緒に片付けた方がいいですね。いるいらないはお子さんの基準で。「なんでこんなの持ってるの!?」って言っちゃダメですよ(笑)。その子にとっては宝物なのですから。 うちの息子は幼稚園の時に牛乳パックで作ったキリンをず〜っと大事にしていたんです。置物なので遊びに使うわけでもなく、結構かさばるのですが・・・。「頑張って作ったから!ぜったい捨てない!」と言って。ぶつかって壊れる度に自分で修理をして、いつの間にかガムテープだらけの茶色いキリンになっていました(笑)何年もそのままだったんですが、ある日、もういいよって言ったんです。少年団に入った頃だったかな?それまではキリンが彼の頑張りのベストだったと思うんです。でもそれを超えるものに出会ったんですよね。」 さて、こちらは中学2年生の女の子のお部屋。 一度も自分で片付けたことがなく、机の上はものでいっぱい、床にもノートやぬいぐるみが散乱しています。来年の受験に備え勉強に集中できるお部屋にすることを目標に、一緒に片付けると・・・ こんなにキレイになりました!これなら勉強もはかどりますね。La Felice 〜アロマとおかたづけ〜では親子で受けられるレッスンも開催しています。片付けを通して判断力をつけたり、ものを大切にする心を育みたいですね。 お財布を「おかたづけ」しよう! それではchもおかたづけを体験!はじめての人が手軽にできておすすめなのが、お財布。見苦しくてすみません。レシートやカード類で結構パンパンでしたっ。 それでは、全部出して、分けて・・・・レシートを処分するくらいかな、なんて予想は甘かった!!使うと思って入れていたものの中にも必要ないものがいろいろあってびっくり 8-O 溜めっぱなしのポイントカードや、キャッシュカード、診察券・・・。アドバイスのもと、み〜んな出すことにしたらこの通り! 随分スマートになりました。目からウロコの発見がたくさんあり、普段のお金の使い方、暮らし方についても見直し、反省・・・。ちょっとブルーになっていたchに小野さんが一言、 「だからこそ、するんですよ〜 :-) 」 片付け相談のゴールは、レッスンに来た方が、自分で片付けられるようになること。 人を沢山呼べるようになった!気持ちが前向きになった! など、よろこびの声を聞くのが本当に嬉しいそうです。「散らかりすぎて見せられない」からこその「おかたづけ相談」。あなたも気軽にしてみませんか?まずはグループレッスンに出かけてみては。 La Felice 〜アロマとおかたづけ〜 TEL: 090-2692-4943 E-mail: aroma2016okataduke@gmail.com ホームページ:http://ameblo.jp/aroma2016shuunou 【資格】 看護師 整理収納アドバイザー1級 AEAJ認定アロマテラピーインストラクター AEAJ認定アロマハンドセラピスト AEAJ認定アロマブレンドデザイナー 【メニュー】 講座2名様〜 1時間半程度 2,000円〜 個人レッスン 1時間 2,500円 訪問アドバイス 1時間 3,000円 訪問作業 3時間 10,000円 その他、PTAや団体、サークルなどの出張講座も承ります。 【今後の体験の予定】 おかたづけ体験をしよう! 2018年6月14日(木)10時30分〜12時 Beadsjewelさんにて 2,200円 先着4名様 2018年6月21日(木)10時〜11時30分 麗人LoveEarthさんにて 2,500円 先着4名様 予約・問合せ先:La Felice 〜アロマとおかたづけ〜 ★記事の内容は取材時の情報に基づいています★ (取材2018年 ライターch) シェア、リンクなど大大大歓迎
むしゃなび編集部
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12/11(火) 路上を見守るお助けランナー!防犯ボランティア「GUARD RUNNERS」
子ども・女性・お年寄りを見守りながらランニングをする市民団体「GUARD RUNNERS(ガードランナーズ)」。今年2018年8月に伊達・洞爺湖の薬剤師が集まって発足し、現在、室蘭や登別などにメンバーを増やしながら、西胆振の各地域の見守り活動をしています。目印は、オレンジの腕章! 見守り活動、犯罪の抑止力に ガードランナーズ代表の小名 宏(こな・ひろむ)さんはマラソン歴約3年の市民ランナー。3人のお子さんのパパでもある小名さんが、路上を見守りながらランニングする活動を思いついたのは、夜道を歩く子どもの姿を目にしたのがきっかけでした。 GUARD RUNNERS代表・小名さん(上画像右) ch:ガードランナーズを発足したきっかけは? いつものように夜ランニングをしていたら、七時半くらいだったのですが、女の子がひとりでインター通りを歩いていたんです。もう暗いし危ないから送ってあげようと思って、声をかけようとしたのですが、ちょっと待てよ、と。 「いま声をかけたら逆に自分が不審者みたいじゃないか!?」と、思いとどまったんですね。 それから、何かできないだろうか、と考え始めたのがきっかけです。 ch:なるほど! 私も小学生の子どもがいるのでよく分かります。 気にかけてもらえるのは本当にありがたいですが、知らない人だったらやっぱり、「危ないかも」と思ってしまいますね。 今って、善意があってもなかなか声をかけられない時代なんだなあ、と思いました。 地域のおじさん・おばさんなのか、不審者なのか、区別がつかない、という。 ch:本当ですね。街の人がみんな顔見知りだったらいいですが、よほど小さい地域でないと、そうはいかないですよね。 それで、防犯ボランティアグループを作って活動すれば、こちらから声をかけても不審じゃないでしょう? 安全な人ですよ。 あなたを助けるよ。 という気持ちで堂々と走れるように、ガードランナーズを発足することにしました。ボランティアグループを作るから協力して、と話したら、ランニングの仲間たちがふたつ返事で参加してくれて、本当に嬉しかったです! ガードランナーズのおじさんだ!といわれる存在に・・ 発足当初は、小名さんの所属する薬剤師ランニングチーム「薬師颯走会」メンバー6〜7人でスタートしましたが、その後、地元ランナーのつながりであっという間に広まり、現在は伊達・洞爺湖・室蘭・登別に50名ほどの会員がいます。10月末には伊達警察署で「決起集会」を行い、防犯やパトロールの心得について講習を受けました。 ガードランナーズの主な活動は、メンバーがそれぞれ腕章をつけてランニングをしながら行う見守り活動です。危険な行為を見つけた時には速やかに通報し、メンバー間での情報共有や、安全に関する問題点について警察と情報交換も行なっています。 木枯らしが冷たい伊達の街を颯爽と走るメンバーの皆さん、笑顔が爽やかっ!! 走った後に、少しお話を伺いました。 伊達市体育館トレーニング室のランニングサークル「スマイルジョグダテ」所属の岡崎さん(画像向かって左)と田中さん(同中央)、「薬師颯走会」の和田さん(同左)。和田さんは今年サロマ湖の100キロマラソンを完走したツワモノ・ガードランナー。「マラソンの楽しさってどんなところですか?」という筆者の質問に「自己への挑戦、かな!」とカッコよく答えてくださったのは田中さん。最近は伊達周辺の山へ出かけてトレイルランニングをすることも多いそう。 赤鬼がかわいすぎる!チームTシャツ姿のワクワクさん。登別・室蘭を拠点とする「Team イブリジニー」に所属し、ガードランナーズの活動に参加しています。普段のランニングコースは鷲別駅周辺。「張り切って見守りたいと思います!」洞爺湖、北海道、こいのぼりマラソンなど、シーズン中は大会に大忙し! 実はもともとは、走るのが苦手だったという小名さん。誘われて少しずつ走るうちに、人生で一度くらいフルマラソンを走ってみたい! と思うようになったのだとか。今年は道内の大会のほか、12月初旬に神奈川県で開催された湘南国際マラソンにも参加しました。「走れることに感謝。自分の身体に、そしてレースの運営側やボランティアさん達に感謝しながら走っています。」 寒い季節ですが、皆さんアツいですね!! そんな感動をおぼえつつ、とても印象的だったのは「市民ランナーって走りながら意外に街のことをよくみているんだなあ・・」ということ。 徘徊と思われるお年寄りを見かけることが活動以前からあった、と話す方もいましたし、いつも走っているからこそ、路上の異変に気がつきやすいのかもしれませんね。人の目があるというのは心強いことだなあ、とあらためて感じました。 最後に、ガードランナーズのこれからの目標は? まずは、地域に広く認知してもらうことですね。ガードランナーズという団体が、走りながら見守り活動をしているんだよ、ということを皆さんに知っていただきたいです。その上でメンバーも増やしていって、オレンジの腕章を見たら、 「ガードランナーズのおじさん・お兄さん・お姉さんだ!」 と気軽に言ってもらえるような存在になりたいです! 路上を見守るお助けマン、ガードランナーズ! これから春先まではマラソンがオフシーズンとなりますが、「走れそうな時は冬でも外を走りますよ」というメンバーも結構いらっしゃってびっくり・・・。 読者の皆さんも街角でオレンジの腕章を見かけることがあるかもしれません。そんな時には「ガードランナーズのおじさ〜ん!」と気軽に挨拶してみてね :-) GUARD RUNNERS 最新情報・詳細はインスタグラムでご覧ください。 http://picdeer.com/guard_runners ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2018年)
むしゃなび編集部
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07/12(月) 黄色いウグイスが誘う、南ヨーロッパのおいしいお惣菜。テイクアウト専門店Uguisu DELI だて
末永町にオープンした「ウグイスデリ」は南ヨーロッパ料理をベースにしたお惣菜のテイクアウトショップ。看板に描かれた黄色い小鳥に誘われ、扉を開けると・・・色とりどりのお料理が並ぶプレートや前菜、デザート、タルティーヌなど、にぎやかに並んでいました。 シェフのバスチャン・ロリオさんは30代の若さで約20年ものキャリアを持つベテラン料理人。ご結婚を機に来日され、日本に住んで10年ほどになるそうですが、来日する以前には世界各国を旅しながら各地のレストランを渡り歩き、料理修行を極めたのだそうです。 料理人にとって大切なものとは・・・「パッション。」キッパリと言い切ったロリオさん。その潔さに、料理の道一筋に生きるシェフの心意気を垣間見た気がしました。 妻の信子さんはパートナーのことを「料理で自分自身を表現する人」だといいます。 ロリオさん撮影 お二人はロリオさんの技術やセンスを多方面に活かせる新しいフードビジネスの構想を温めていました。日本ではまだあまり耳慣れない「カリナリー・サービス(Culinary Service)」というものです。「カリナリー(Culinary)」とは、料理や飲食にまつわること全般を意味します。レストランやテイクアウトのみならず、ケータリングや出張シェフ、クッキングクラス、さらにはメニューのプランニングまで。つくる・教える・デザインする・提案する、などあらゆる角度から「食」を提供するサービスです。コロナ禍により飲食店やイベントが縮小や制限を迫られる状況下で、安全に営業できるスタイルを追求し、事業の第一弾として今年6月に自宅でお惣菜屋さんをオープンしました。 それでは、おすすめメニューをご紹介しましょう! VIPプレート 1500円 まるで音楽のように、食材たちがハーモニーを奏でる華やかなプレート!内容は日替わりで変わります。この日のメニューは、鶏レバーペースト、エゾシカリエット、スモークチキン、黄金豚テリーヌ、グラブラックスオリーブ、アーモンド、コルニション。旬の地元産食材を中心に、フランス産カモやイタリア産サラミなど、厳選したヨーロッパの食材を織り混ぜたアートで贅沢な一皿です。みんなでつまんでも、一人でじっくり味わっても最高! アンティパスト グリル野菜のオリーブオイルマリネー 800円 肉、魚をはじめ食材全般に精通するロリオさんですが、最も得意とするのが野菜料理だといいます。野菜の豊富な夏場は95%地元産の野菜を使用。シンプルながら深い、野菜の美味しさに驚きと幸せが込み上げてきました! ガトーショコラ 500円 カカオ64%のフランスチョコ使用。濃厚な味わいのデザート。 道産小麦を湧水で仕込んだ手作りパン。もちもちと香ばしくハーブが香ります。お料理にもぴったり! 「ウグイスデリ」という名前は、「ロリオ」がフランス語でウグイスを意味することから、信子さんが命名したそうです。でもフランスにいるのは日本のウグイスとは異なる「高麗ウグイス」という種類なのですって。色も日本の「鶯色」のようなグリーンではなく、鮮やかな黄色をしているのだとか・・・ 看板の黄色い小鳥はウグイスだったのですね! 6月からプレオープン期間として営業していましたが、7月15日より公式オープンします。また現在はお惣菜のテイクアウトのみですが、今後状況をみながらクッキングクラスなど様々なサービスを展開していく予定とのことです。 自家製シロップやこだわりの輸入食材も多数販売しています 「おいしくて、幸せ!」そんな気持ちでいっぱいになる南ヨーロッパのお惣菜。黄色いハンカチならぬ「黄色いウグイス」が目印です。Facebook、Instagramで今週のメニューや営業時間をチェックして訪ねてみてください。 店舗情報Uguisu DELI伊達市末永町175-18uguisu1984@gmail.comInstagramFacebook ※記事の内容は取材時の情報です(取材:2021年)。メニューや料金は変わることがあります。
むしゃなび編集部
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09/24(月) セグウェイで楽しむ、洞爺湖・噴火湾2大絶景!!ウィンザーホテル
9月も下旬に入り、だんだん空が秋らしくなってきましたね :-) 「さあ〜楽しもう、秋!」と思っていた矢先の台風に続く地震、停電でしたが、これからの行楽シーズンは、どうか穏やかなお天気で・・・と願う今日この頃です。 さて、今回は洞爺湖のとあるラグジュアリーな場所を訪ねました。 ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ ウィンザーホテルではスポーツ、ネイチャー、クラフト、アートなど様々なアクティビティが提供されています。中でも最近人気を集めているのが、「セグウェイ遊覧」。噴火湾に面した広大な芝生の上を走りながら、自然や景色を満喫できるプログラム。 今回はこのセグウェイ遊覧を、噴火湾をこよなく愛するオトナ女子・hirocoさんと一緒に体験してきたよ! まずはインストラクターさんに乗り方を教わります。初めての方も、運動が苦手な方も大丈夫!とっても丁寧に教えてもらえます。 基本的な操作方法を習得したら、いざコースへ。 担当インストラクター・加藤さんの案内で、絶景巡りへ出発〜。chはカートに乗せてもらって二人を追いかけますっ。 セグウェイ・ワンポイント。乗りかた! 左手でハンドルをつかむ 左足を乗せる。つま先でもかかとでもなく土踏まずに体重がかかるイメージで乗ります。 右手でハンドルをつかむ 右足を乗せる。最初ぐらぐらしても大丈夫!すぐにバランスが取れて安定しますヨ。 ch:「か、風がきもちいい〜。カートでドライブするのも楽しいですねっ。」 ドライバーさん:「ガイド付きカート遊覧というメニューもあるんですよ。セグウェイは年齢制限(16歳以上)がありますが、カート遊覧は全年齢対象なので、お子様でも気軽に体験していただけます :-) 」 初秋の空の下、噴火湾を背景にセグウェイ。コースは緩やかな斜面なので、平地と違ってアップダウンがあり、エキサイティングな走り心地です。自分のペースで進めるので、初心者の方も安心ですね。hirocoさん、だんだん慣れてきたようですよ。なかなかのセグウェイさばき! セグウェイ・ワンポイント。乗り心地は? コツさえつかめば、楽々乗ることができますよ。風をきるように走るのでとっても爽快です :-) からだ全体でバランスを取りながら運転するので、意外に筋肉を使います。降りたら心地よい疲労感がありました〜! コース最南端にやってきました。ご覧ください、「噴火湾絶景の図」! 夕方近くなり、ちょっと空がかすんでしまいましたが、刻々と変わる海の景色は本当に美しいですね。 すっきり晴れていたらこんな景色が見られます。一面の青の世界・・・ 振り返れば、ホテルがはるか遠〜く・・・ 噴火湾の絶景を堪能したあとは、ホテルの方へ向かって斜面を上がっていきます。向こう側には洞爺湖から羊蹄山まで見渡せるもう一つの絶景ポイントが。 はい!! こちらです。 ホテルを挟んで反対方面には、山と湖をのぞむ雄大な景色が広がっています。洞爺湖周辺の絶景ポイントの中でも、この眺めは格別! セグウェイ・ワンポイント。感想! 歩いたら何時間もかかるようなゴルフコースを、数分で走るのはとても気持ちがいいです! 豊浦町を見渡すことができる噴火湾側の絶景スポットも、洞爺湖の全景を望むビューポイントも見ることができて贅沢な時間を過ごしました! さて、だんだん日が傾いてきました。 加藤さん:「じゃあ最後に、こっちの斜面をひとまわり、行ってみましょうか?」 ch:「エッ!! まだ行くんで・・」 hiroco:「やったー♪ レッツゴー!」 ウイーン・・・・・・ というわけで、日暮れギリギリまでセグウェイをたっぷり楽しんできました。 自然豊かなロケーションと、噴火湾・洞爺湖の2大絶景。程よく体も動かせるオススメのアクティビティです。観光で洞爺湖周辺を訪れる方はもちろんのこと、地元の方もぜひ体験してみてくださいね! ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ 北海道虻田郡洞爺湖町清水336 TEL 0142-73-1111 セグウェイ遊覧 16歳以上、1回に2名まで受付 予約制(前日17:00まで)※当日応相談 8:00-17:00(最終受付 16:00) 8:00-18:00(最終受付 17:00)※7・8月 遊覧コース¥ 4,320 (40分)ガイドによる講習 20分 + 周辺遊覧 20分 ※10分追加:¥1,080 体験コース ¥ 2,160 (20分)ガイドによる講習 20分 セグウェイ遊覧 詳細はこちら ウィンザーホテルアクティビティ一覧
むしゃなび編集部
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06/08(土) 『Cafe Pito』&『Pitoゼミ』 〜満たされる場であるために カフェと塾=食と教育 その融合を目指す檜山夫妻の実践とは
以前から気になりながらも、なかなか訪れることができなかった『Pito』さんのドアを開けたのは早春の頃でした。 看板料理、スープをひとくち口に運んだ時、「おいしい…」。と心が言いました。 なんと表現をしたら良いのか? 有名シェフの高級料理を口にした時の「美味しい〜!!」というのではなくて。 おふくろの味に安心する「うん、うまい」。というのでもない。 ほっと心が落ち着いて、しみじみとその美味しさと、作り手の優しさがじわじわと伝わってくる味と言ったら良いのかな…。 ということで、その「おいしい…」スープをいただいた瞬間、是非、こちらを取材させていただきたい!となったのでした。 室蘭出身の檜山祥太さん35歳は、大学院卒業後、新規オープンの塾に携わるなどして塾講師をされていました。 福島県出身の檜山翠さん33歳は、大学卒業後企業の管理栄養士として働いていました。 そんな時にやってきたあのコロナ禍。 「ずっと機械的に同じことを繰り返す毎日に疑問を感じるようになりました。働き方やライフスタイルを変えたいと思ったのです。この先は、自分たちでなければできないことをしていきたいと考えました」。 そう語る檜山夫妻。 取材を通し、同じようにコロナ禍をきっかけにライフスタイルを変えた方々に出会ってきましたが、その多くが何故か同じくらいの年齢の方々でした。 心機一転、当時住んでいた岡山県から祥太さんの生まれ故郷室蘭にUターンされましたが、選んだのは実は翠さんなのだと言います。 「空き家利用助成金制度が有り難かったのもありますが、なんというか、室蘭の奥ゆかしさというか、さびれ加減の良さというか、昔ながらというか、静かな感じがよかったんです」。 と、翠さんは、スープをいただいた時に感じたお人柄そのままに、丁寧に言葉を選びながら 優しく話してくれました。 そうそう! こちらも! こちらは取材の日にいただきました。 世界のスープDayと称して、月替わりで世界各国のスープを提供しています。 この月の「ウクライナのスープ」は、本当に具沢山でからだ喜ぶ味。 そして、ユニークだったのがシシャモの天ぷら! 煮豚も柔らかくて「おいしい…」。 シシャモの天ぷらは、福島では当たり前に食卓に上るのだそう。 こちらはウクライナではなく、翠さんの故郷の味でした。 「ところで、メニューへのこだわりを教えていただけますか?」 「管理栄養士でもあるので、なにより栄養を一番に考えています。Pito Cafeはスープがメインの店なので、できればスープで栄養も完結させたいと考えています。できるだけ調味料を使わず、素材そのものの味を活かすように工夫して調理をしています。お握りにしているのは、ちいさなお子様からお年寄りまで食べやすいから。ご希望によっては、グルテンフリー・ハラル・ベジタリアン・ヴィーガン対応もします」。 「それと、世界のスープは、スープをきっかけに室蘭以外の世界の歴史にも目を向けて欲しいと願う夫の提案です」。 まさに、教育と食の融合スープなのですね。 しかも、各種嗜好や宗教にも対応されるとは、世界のスープに着眼されるだけのことはあります。 そうそう! この日は「ドッグカフェの日」でした。 年一回開催されるお隣の「犬の洋服屋さん」のイベントに合わせ、ワンちゃん用のお食事とデザートを用意して開放されています。 また、このイベントの日ではなくても、ワンちゃん用のスープ・バースデーケーキ・お菓子などの注文も受け付けているそうです。 大の犬好きな翠さん。 筆者が飼っていた犬が亡くなった時の話をすると、目を腫らして泣いてくれました。 本当に優しいお人柄。 「この町で、Cafeをやっていて良かったと思う時はどんなときですか?そして、これから先、どんな存在でありたいと思いますか?」 カフェの取材の最後に聞いてみました。 「好きなことができて、好きな町でできて、本当に良かったなあと道を歩いていて思うんです。だから、Pitoもいつもそこにあって、ふらっと寄れる場所でありたいと思います」。 ここまで気負わない自然体の翠さんと、もっと一緒にお話をしたいと思った筆者でした。 さてそして、Pitoゼミの祥太さんにもお話を伺いました。 「妻はこの町を選びましたが、実は、室蘭出身の僕は帰って来たくなかったんです」。 いきなりそんな話から始まり、少々焦る筆者…。 「Pitoゼミは、もしかしたら世間の流行とは逆行しているかもしれません。僕のスタイルは褒めて伸ばすのではなく、やる気の見えない生徒は徹底的に怒るスタイル。だから、入塾前の保護者を交えた説明会でもそのことをしっかりと伝えます。すると、何人かは入りません。それと、親の説得を受けて嫌々入った子は途中離脱する子もいます」。 またもや過激な発言…。 そして、「僕の喋ることは半分も書けないかもしれませんよ」。と… なんだかドキドキしてきた筆者。 カフェの取材だけでやめておけば良かったかも…と後悔半分…。 でも、実は祥太さんにはその台詞を言うだけの強い信念と覚悟がありました。 「今の室蘭の子どもたちって、たとえば、勉強をダラダラとしていたとしても、学校でも家でもあまり怒られていない。だから僕は、敢えて怒るべき時はきちんと怒りたい。それが何故かというと、たとえ地方で乗り切れたとしても、そんなんじゃ全国へ行ったら戦えないんです。僕は一人でも戦える人間を育てたい。受験は人生を賭けた戦いです。Pitoゼミとしては、受験対策を通して「学ぶ」ということを学ぶ。「自立」ということを学ぶ。それを伝えていきたいと考えています。例えば、文献の調べ方・データの取り方などを知らなければ、今盛んに叫ばれている真の「探究学習」などできません。洞察力を高めたり、自分を認識できるようになるなど、本来「探究学習」はとても大切なんです。でも、僕から見たら、どうしても表面的なところで満足しているように見えてしまう。だから、本物を伝えたいと考えています」。 生ぬるい優しさを捨て、自ら嫌われ役を買って出てでも子どもたちの将来を真剣に思う。 強烈な愛の表現です。 「カフェだけの取材だけでやめておけば・・・」と一瞬でも思った自分を恥じました。 「ですから、入塾前の保護者説明会では、子どもがどれだけ真剣に「学ぶ」に向き合っているかを見ています。そこで、僕の方針をきちんと親御さんと共有しなければいけませんから」。 確かに。 共通認識のもとに始めなければトラブルの元になりかねませんね。 それにしても営業的にはどうなのかと、余計なお世話が働く筆者・・・。 ところでPitoゼミは大人対象にも塾を開催しています。 たとえば ・論理的思考を高めたい ・学びなおしたい ・公務員試験対策をしてほしい ・英検やTOEIC対策をしてほしい ・講演会の講師をしてほしい などなど、様々なご要望にお応えされているそう。 最後に 「Pitoゼミの未来も根幹を変えるつもりはありません」。 そうきっぱりと話してくれた祥太さん。 長いものに巻かれない確固たる信念に、清々しさを感じた筆者です。 Pito Cafe と Pitoゼミ=食と教育の融合 室蘭で、唯一無二の存在として、これからも発展していく予感がしました。 早くまたスープをいただきたい! ―Pito Cafe & Pitoゼミ情報― 室蘭市中央町2丁目7−10 P : 大町商店街お客様用駐車場利用のこと 電話:080-3233-6454 Pito Cafe https://www.instagram.com/cafe_pito?igsh=MWVnN3VyMGxmaTA5dQ== 定休日:日曜日 Pito ゼミ https://www.instagram.com/pito_semi.study?igsh=aDdlcm54ZHRkeDVu
Rietty
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12/17(火) ぷらっと・てついちのパン屋さん「ピリカぴりか」【室蘭たべあるき】
室蘭・輪西町のローカルなショッピングモール「ぷらっと・てついち」に今年9月オープンしたパン屋さん「ピリカぴりか」に行ってきました。こちらは、NPO法人室蘭市手をつなぐ育成会のアンテナショップとして「福祉の店ドリームベーカリー」のパンをはじめ、ワークセンター岬の椎茸など授産製品やオリジナルグッズを取り扱っています。ナチュラルでおしゃれな雰囲気の店内には、ふっくらと美味しそうなパンがずらり! 地元のマダムや親子連れが、お気に入りのパンを買いに訪れていました。 種類が多くてどれにしようか迷ってしまいます・・・そこで店員さんにおすすめを伺いながら選びました! もっちりした食感のポテトブレッド(右上)。なんとジャガイモを生地に練り込んでいるそうで、一口食べるとホクホクしたジャガイモの風味が。甘みもさっぱりとしていて、意外な美味しさ発見!懐かしの菓子パン・あんドーナツ(左上)は「あんこがおいしい!」と評判の人気商品。それからチョコチップたっぷりのメロンパン(下)は、表面はサクサク、パン生地はチョコ風味が濃厚です。 店頭で一際目立っていた鮮やかな緑のよもぎパン。ちぎるとよもぎのフレッシュな香りがふわっと広がります。サンドイッチにしてもおいしそう! ロールパンのほか、あんこ入りの「室蘭よもぎパン」など、いくつか種類があります。それから、小さく見えて食べ応えのあるウインナーロールはお子さんのおやつにおすすめ! パッケージのロゴがかわいいホテルブレッド。 パンのほか、サクサクのパイ生地でクリームを巻いた「わにしパイ」など、スイーツも人気があるようです。街の人に親しまれるローカルなパン屋さん。ぜひ立ち寄ってみてください。どれにしようか迷ったら、店員さんにおすすめを聞いてみてね。 ピリカぴりか 住所 北海道室蘭市輪西町2丁目5−1ぷらっと・てついち内 電話 0143-47-4107 最新情報はこちら https://www.facebook.com/PirikaPirica/ ※記事の内容は取材時の情報です(取材2019年)
むしゃなび編集部
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05/10(木) 壮瞥にラーメン店OPEN!洞魂らーめん
壮瞥町の農産物直売所サムズの向かいに「洞魂(とうこん)らーめん」がオープンしました。読んで字のごとく、洞爺湖のたましいと書きます。よっ気合い入ってますネッ! 壮瞥って、意外と飲食店が少ないのです。洞爺湖沿いのエリアまで行くとレストランなどありますが、国道453沿いの道の駅周辺には幾つかしかありません。サムズの飲食メニューも限られているし。なので新しいお店ができてうれしいー!という訳でさっそく、直売所で野菜を買いこんだ後、ランチに立ち寄ってみました。 店内は広くて小上がりもあります。窓からはお隣の果樹園のサクランボの花。満開ですね。メニューはこちら。 ラーメンのほかにカレーやザンキ、室蘭焼き鳥もあります。店主の井上さんは某有名ラーメン店で5年間店長を勤め、その後室蘭で焼き鳥専門店主を10年ほど経営していたそうです。 中でもおすすめなのが、角煮ラーメン!味噌、醤油、塩がありますが、今日はイチオシの味噌角煮らーめん(1080円)にしました。 大きな角煮がゴロゴロと!これは食べ応えありそう。 中細のちぢれ麺。スープによく絡んで喉越しすっきり。 コクと旨味のヒミツはずばり味噌。地元壮瞥の農場たつかーむの味噌(オーガニック大豆使用)を使用しているそうです。濃厚で自然な甘みもあって美味しい!ボリュームも満点でした。 ごちそうさまでした〜とレジに向かうと、「今度、隣のスペースに空手道場をやるんですよ。」とご主人。北海道で唯一全日本チャンピオンが指導する札幌の「大誠館」(総合格闘技空手)の壮瞥道場を開設するそうです。興味のある方はお店に問い合わせてみてね。 空手道場併設のラーメン店、洞魂。スープの一滴にまで気合い入ってます!格闘技が好きな方は二倍楽しめるスポットになるかも? ↑店主の井上さん。ハチマキがかっこいい!画像は洞魂さんのブログからお借りしました。クリックするとブログにジャンプするよ。 洞魂らーめん 北海道有珠郡壮瞥町滝之町385(道の駅そうべつ情報館i 向かい) 11:00〜21:00 定休日 火曜 080-6093-8837
むしゃなび編集部
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01/24(金) 洞爺湖温泉バスターミナルに外貨両替機が登場!|ニュース
洞爺湖温泉バスターミナルの待合室に今月、自動外貨両替機が設置されました。12種類の外貨紙幣を円に両替することができます。 両替可能な外貨:米ドル、ユーロ、中華人民元、韓国ウォン、香港ドル、台湾ドル、シンガポールドル、豪ドル、タイバーツ、マレーシアリンギット、フィリピンペソ、英ポンド※ 両替は外貨→円のみ。円→外貨はできません。 洞爺湖の外国人旅行者に便利なサービス登場! 年間を通じて海外からの旅行客が多い洞爺湖温泉ですが、観光協会の方に伺うと、滞在中に円の持ち合わせががなくて苦労される方が結構いるそうです。急速に広がるキャッシュレス化に伴い、洞爺湖周辺でも現金をほとんど使わずに旅行ができるようになりました。しかし、ローカルな観光スポットや交通機関の中には、現金でないと利用できないものもまだまだあります。 外貨両替をするとなると、これまでは一番近いのが伊達の北海道銀行。旅行者が公共交通機関で行く場合、往復で4時間以上かかってしまうことも・・・。そこで、両替の不自由なく観光を楽しんでもらおうと、自動両替機が導入されたということです。 1ドルからOK!両替してみました 早速、筆者も自宅にあった1ドル札で両替をしてみました!両替というと「まとまった金額でないと利用できないのかな?」 と思っていたのですが、紙幣であれば1ドル等、小額からOKです(1回の上限は日本円換算10万円まで)。 タッチパネル式の画面は、英語、中国語簡体、中国語繁体、韓国語の4カ国語に対応しています。お札を入れて黄色い「EXCHANGE」ボタンをタッチ。すると・・ 円が出てきました〜。この日のレートで2ドルが306円になりました。 パスポート不要で利用でき、営業時間も朝6時〜夜9時と長いので、旅行者にとって便利なサービスだと思います。今後も多くの海外のお客さんに、洞爺湖の魅力を楽しんでもらえるといですね。 余談ですが、「以前旅行で使った外貨を両替をしてみたい」という方、旧札は両替できないのでご注意ください! 筆者も自宅にあった何種類かのうち、使えたのが1ドル札だけでした・・・。 洞爺湖温泉バスターミナル北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142外貨自動両替機利用時間 6:00~21:00取扱金額 1回あたり日本円換算10万円まで両替手数料 通貨の種類、為替レートにより変動 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材日2020年1月23日)
むしゃなび編集部
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09/04(金) 川沿いのクレープ屋さん。青空みたいなパフェ!
(ウェブマガジン「そ・ら・み」2020.06.30発より) 紋別川沿いの「すなっく和音」は、入ってびっくり。ジャングルみたいな可愛いお店。 ママさんの好みでトロピカルムードいっぱいに飾り付けられています。 5月末より午後の時間帯にスイーツの販売を始め、女性や学生さん、親子連れの間で大人気!手焼きのもちもちクレープ、カラフルなパフェなどワクワクするようなメニューがいっぱいです。画像は伊達の青空をカップに閉じ込めたような青空パフェと、人気のマンゴータピオカ。おかずクレープもあり。川沿いをお散歩しながら、食べに行ってみてください!! お店の詳細は伊達商工会議所HPのテイクアウト特集でチェックしてね。ジューシーないちごクレープも載ってます ↓↓ http://www.date-cci.or.jp/page-3691.html
むしゃなび編集部
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10/14(日) 行列編!【伊達武者まつり2018】
「第44回伊達武者まつり」(2018年8月4日・5日開催)の2日目「武者行列」の様子をお届けします。 今回は出陣前の着付け会場にもお邪魔しました! 中には重くて身動きが取れないほど、という方もいましたよ 8-O 行列で使用される甲冑の多くはレプリカですが、聞いたところでは、位の高い人の甲冑ほど重いのだとか! 甲冑を身につけ現代に蘇った武士たちの勇ましい姿をどうぞご覧ください。 https://vimeo.com/294995651 伊達武者まつり2018・行列編 from Awesome Hokkaido on Vimeo. 山車編はこちら! https://vimeo.com/292058964 https://so-ra-mi.jp/archives/16195 伊達武者まつり公式サイトはこちら↓↓ http://www.datemusha.com
むしゃなび編集部
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06/02(金) 『染まらないために染める』パンチラインな大和魂 〜異端児染師Aizome『I』
作務衣を纏った渋めの男性が現れると思いきや、目の前の染師は2パートに刈り上げたヘアスタイルの、抱いていたイメージとは程遠い方でした。 そのカッコいい雰囲気に釘付けになったところから取材は始まりました。 人生、何がきっかけで何が起こるかわからない。 金子夫妻と話をしているとつくづくそう思います。 「藍と出会って人生が変わった。」 今回お話しを伺ったのは、そうきっぱりと言い切る金子智志さんと愛さんです。 本当にこんなところに工房があるのだろうか…? 地図を頼りに探し当てた工房のある土地を見て驚きました。 湿地と田んぼに囲まれた広大な土地。 そこには、小屋を含め廃屋が何軒も建っていました。 「え!? こんな場所があったんだ!!」 それが筆者の第一声。 けれども同時に思ったこと。 それは〜。 「このお二人はなんて大きな夢を抱えているんだろう!」 ということ。 どんなに広い土地が欲しくても、この状況を見たら恐らくは誰もが諦めるだろうと思います。 なによりも廃屋の数が多いので壊すのが大変。 構築物も多い庭は広すぎて手入れも大変です。 ここを買うのは、たくさんお金を持っている人か、夢が大きく手入れが苦ではない人だと思いました。 現れたご夫婦と出会い、一目でこのお二人は後者だと直感しました。 ヒップホッパーが染師になると決めた日 金子愛さんは、伊達紋別駅近く「クリーニングのかねこ屋」の娘として生まれ、ピアノ教師を生業にされて今年で21年目。 その愛さんがパートナーとして選んだのは、ヒップホップに勤しみMCを生業にすることを志していた智志さんでした。 出会ったのは、その智志さんが夢をあきらめ、故郷の伊達市にUターンし、その後しばらくした頃のことでした。 「12年前、札幌から帰ってきてからは建築業に就いていました。」 そう話す智志さんの口から出てくる言葉は、とにかくイチイチ面白い! 韻を踏むような言葉がポンポンと出て来ます。 さすが、MCを目指していた方! 「僕、言葉が大好きだし大切にしているんです。ヒップホップをやっていたので、韻を踏む言葉の並びで、複雑な心の動きや物事の状況をバシッと表現するのが好き。そういうのパンチラインて言うんですよ。でもね、『言葉より藍!』と確信する出会いがあったんです。 藍に出会ったのは6年前でした。ニューヨークで寿司屋をやっている友達と会ったのですが、彼はアメリカに住みながら、日本人としての紺色にこだわりを持っていました。『和の心』を紺色=ジャパンブルーに求めていたのです。その時、僕の中に何か響くものを感じました。その日から、頭の中が紺色でいっぱいになりました。黎明館(藍の体験館)に通ったり、独学で学んだりしてすっかりと『藍』にハマってしまったんです。」 へ〜! パンチライン! 初めて耳にする言葉です。 最初は少々緊張していたお顔の智志さんでしたが、徐々に頬を緩め、次々とパンチラインをちりばめて語り始めました。 「とにかく藍染にハマって、3年間独学で染めていました。でもどうしても独学には限界がありました。そこで3年前、徳島の『BUAISOU』の研修生に応募しました。全国でわずか3名の狭き門に合格して研修生になることができ、12日間の研修をさせていただきました。そして、どうしても迷いがぬぐえず自信が持てなかった僕のやり方を『それでいい』とお墨付きをいただくことができたんです。嬉しかった。ようやくこのまま突き進んでいいんだ!と自信が持つことができました。」 『BUAISOU』について 世界各国からワークショップの依頼が殺到し、ハイブランドとコラボし、グローバルな活動をし続ける徳島の藍染工房です。 徳島県を拠点に、藍の栽培から染色、仕上げまですべてを一貫して行うBUAISOUは、古き良き伝統をそのまま受け継ぐのではなく、常に進化をし、先人たちをリスペクトしながらもそれを超えていく努力を続け、未来に繋ごうとしている。 わずか5人で運営する工房は、2015年4月されました。BUAISOUの名は、白洲次郎の邸宅「武相荘(ぶあいそう)」にちなんだものだそうです。 Bluem の誕生 ところで智志さん、『BUAISOU』研修においてお墨付きを得られたものの、しばらくは染師と建築の仕事の草鞋を二足履いていました。 けれども次第に口コミでオーダーが入る様になり、二足の草鞋を履いていては藍染の仕事が追いつかない状況になりました。 技術の確かさも証明されました。 それは「伊達美術協会」から表彰された『協会賞』という最高賞。 月と海、人間と自然を表した作品。 タイトルは『183672144288』 タイトルの意味はこうでした。 〜人と月と海の共通となる数字『18』。その18の倍数が人間の『生』を表し、目には映らない人と自然のつながりを人類が最も信頼し、裏切られてきた『数字』で表現しました〜 18:1分間に月が引き起こす波の回数=人間の1分間の呼吸の回数 36:人間の平均体温 72:人間の1分間の心拍数 144:人間の最高血圧 288:日数に変えると10月10日で妊娠期間と同じ 「人間が最も信頼し、裏切られてきた数字」この言葉だけで俄然実物を観てみたくなりました。 6月3日より2ヶ月間、「だて歴史文化ミュージアム」において展示会が開催されます。 「本格的に染師として生きていきたいと考えていたので、そのためにも自分の工房が欲しい!と思っていました。工房にする場所をずいぶん探したのですが、タイミングや予算も含め中々『ここだ!』という所に出会えなくて…。 がっくり‥としかけた一昨年の冬、出会ったのがこの場所でした。見に来たら一目惚れ。だいぶ荒れていましたが迷いはありませんでした。実はここ、子どもの友達のおばあちゃんの家だったところなのです。妻がそれを思い出してくれ、購入に結びつきました。」 昨年6月、ついに念願の城が手に入りました。 金子さんご夫婦にとっては夢に向かうThe 1’st stage『Bluem』です。 “ Blue “ × “ Bloom “ つまり青=藍 と開花。 藍で笑顔の花を咲かせたい! 藍で自分たちも開花したい! そんな想いが込められていました。 韻を踏む言葉が大好きな智志さんらしいネーミングです。 「『Bluem』は『藍』製品をカッコいいものとしてブランディングしていく場だと考えています。異文化交流はもちろん大事です。でも日本人として異文化を受け入れながらも、大和魂というか、『和の心』を『藍』を通して表現したい。だから『染まらないために染める』んです。ここを『まちのハブ』として育てて、いろんな人たちと繋がりながら行動して、自然を尊ぶ日本人のDNAを呼び覚ましたいんです。」 循環型ファッションを目指して ところで、今までの経済合理性は短期的にも長期的にも継続は難しい状況だと言われています。 そんな中、若い人を中心に高まってきたのが「気に入ったものを修理したり、染め直したりして長く使いたい」というニーズ。 衣料メーカー自体が「お客様に頻繁に買い替えさせる売り方ではなく、アフターケアを軸に『3つのR』をビジネスモデルの根幹にしていると言われています。 R:リユース(再利用) R:リデュース(使う資源を減らす) R:リサイクル(再資源化) の3つです。 「僕は自然のこと全然詳しくないです。SDGsとかもよくわからない。まあ持続可能な社会を目指そうということですよね。でも思うんですよ。藍もそうですが、人間は自然の恩恵なしには生きていけない。食べ物だってなんだって素材は全て自然が与えてくれています。でも、人間の勝手で飽きたり汚れたりすると簡単に捨てられてしまう。元は全て命なのに。そんな傷んでしまったり、汚れてしまったりしてしまったものを藍染によって甦らせることができるんです。幸い妻の実家がクリーニング屋なので、汚れやシミはしっかりと取り除いてから、新たな命を吹き込むことができる。おまけに堅牢性も増します。モノを大切に残すためのお手伝いができるのも幸せを感じることです。そうそう!あるピザ屋さんの窯から出た灰も藍染めに使えるんですよ。灰だって元は木。いただいた命に感謝して、最後までできるだけ捨てず使わせていただきたいと思っています。子どもたちの子ども、もっと未来の子どもたちのためにヒトが生きる源の自然を、僕らの役目として僕らの仕事で残して行きたいです。そう、『サスティナブルー』な仕事として。」 最後は韻を踏んで締めてくれました。 智志さんの中では当たり前の活動から生まれる循環。 ヒトもモノも自然もとても大切にされているお人柄が窺えるお話しでした。 人との出会いを一つ一つ丁寧に心に刻んでいるからこそ繋がっていく糸。 きっとお二人の出会いも…♡ 何度かその話を振りましたが、どうやらお二人だけのシークレットのようです ^^ お話しをしていて感じたのですが、ご夫婦のお人柄が多くの素敵なご縁の糸を手繰り寄せている気がしてなりません。 それを証明するかのようなイベントが、昨年の夏に開催された初イベント「草紙奏藍」でした。 先の見えないコロナ禍真っ只中、子どもも大人もみんなが疲弊してどんどん笑顔が少なくなっていく状況に、心を痛めていた金子さんご夫婦が立ち上がり開催されたのが、この『草紙奏藍』でした。 結果大盛況でしたが…。 思いついたのはいいけれど、正直他の作業もあり気持ちはいっぱいいっぱい。 広すぎる庭の草刈りはおろか、イベントに際しての環境整備もままならない。 途方に暮れそうになった時、助けてくれたのは、金子夫妻の活動を見守ってきた地域の方々や友人たちでした。 中には遠方から駆けつけてくださる方もいました。 畑違いの仕事から飛び込んだ『藍』の世界でしたが、元々のお二人の仕事や趣味の人脈のおかげで、予想を遥かに超えるお客様にお越しいただき、イベントは大盛況のうちに終わることができました。 もちろん、評判は上々。 きっと、今年の夏も期待されているのではないかと思います。 「今後もイベントは色々開催していきたいと考えています。全国シェア2位と呼ばれる篠原さんの藍の生産と“すくも”に加えて、染師としての技術や製品もグローバルに羽ばたかせて行きたいです。まずは「藍の町」伊達を歩く人たちの服や小物を藍色に染めたい!と思っています。」 2時間に渡った取材は、お話し上手な智志さんに乗せられ、素敵すぎる愛さんの笑顔に乗せられ、楽しくて楽しくてあっという間でした。 その楽しさはきっと、お二人に関わった方皆様が感じることだと思います。 I (藍)の形をバトンになぞり。 I (私)が染師として。 大和魂のI (愛)を届ける。 きっと、最後の『愛』は妻の愛さんと共に〜の意味が込められていることと思います。 AIZOME「I」 / Bluem 情報
Rietty
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