明るく元気な町づくり 洞爺湖町
特定外来生物
特定外来生物防除活動を見学しました{%びっくり2webry%}地元洞爺湖の可能性を再発見しました。洞爺湖周辺の美しい自然を舞台に観光が展開できるだけでなく、環境保全と利用が適切に行われるよう取り組む団体が数多く活動を進めています。エコツーリズムの原点を垣間見た気がします。
指定生物ウチダザリガニ(signal crayfish)防除活動で環境NPOでUWCLT(UWクリーンレイク洞爺湖)の室田氏、酪農学園大学野生動物保護管理学研究室の吉田先生並びに研究生の活動を見ました。
木曜日からJICA生物多様性情報システムの研修プログラムとしてブラジル、マレーシア、タンザニアなどから将来のエリートがJICA研修生としてウチダザリガニ防除活動を見学し、データ採取の体験をしていました。自分も金曜日半日見学できる時間を頂きました。
特定外来生物とは、日本在来の生物を捕食したり、これらと競合したりして、生態系を損ねたり、人の生命・身体、農林水産業に被害を与えたりする、あるいはそうするおそれのある外来生物で、これによる被害を防止するために外来生物の規制および防除に関する日本の法律ができました。この法律が外来生物法、特定外来生物被害防止法と通称されます。
洞爺湖に数多く生息するウチダザリガニも2006年から外来生物法に基づき指定されています。この防除活動をUWCLTと酪農学園大学の吉田准教授研究室グループが中心に活動しています。また吉田研究室は洞爺湖中島のエゾシカの研究も行っております。
前振りが長くなりましたが、JICAの研修生も大変勉強になったとのコメントを直接聞きました。洞爺湖は自然を舞台にした観光だけではなく、UWCLTの活動のように「身近な自然を未来に引き継ぐ」思いで、自然に接する心地よさを感じ楽しむこと、自然を大切にする仲間を増やすこと、ただ「守る」だけでなく、「賢く使う(ワイズユース)」を通じて自然に負荷を与えず、ビジターとローカルの交わりで地域の発展に寄与するコンセプト、ただただ感激しました。
この活動をぜひ行政・地域・企業の支えによって、継続的に押し進め、発展させるべきです。UWCLT、吉田研究室を具体的な形でサポートしていくことにより、遅ればせながら洞爺湖エコーツーリズムの黎明期を迎えたといえると思います。
観光立町洞爺湖の裾野を広げる取り組み、ぜひ皆さんのアイディアをメール等でお知らせ下さい。
{%ブロっくまよろしくdeka%}
2022年4月洞爺湖町長に初当選。
大学卒業後、証券会社に勤務し米国留学、海外駐在経験。
帰国後、札幌市で学習塾を13年間経営。
30年ぶりに地元に戻り町議会議員とバス会社の二刀流で2022年1月まで4期途中まで活動。
1985年成城大学経済学部卒。
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