
明るく元気な町づくり 洞爺湖町
アニメフェスタ&議会定例会日程
議会日程が決まりました。20日(水)から22日(金)です。マンガ・アニメフェスタ23日(土)・24日(日)開催!
6月定例会の日程が議会運営委員会から知らせがありました。会期は、20日(水)~22日(金)の3日間です。一般議案は、補正予算、条例の整理、規約変更などです。
下道の一般質問は、21日(木)の午後3時40分前後からありそうな、、、、。4番目の登壇になります。インターネット中継されますので、お時間ございましたらアクセス頂き、ご批評いただければ有難いです。皆様にお育て頂きながら一歩一歩前進したいです。
洞爺湖町議会 {%右矢印webry%} 議会中継を見る
第3回洞爺湖マンガ・アニメフェスタが23日(土)・24日(日)に洞爺湖温泉で開催されます。この2日間は、温泉街がまるごとコスプレ会場になり、歩行者天国を実施します。
洞爺湖文化センターを主会場にキーワードラリー、コスプレダンパ、声優だけのJAZZ PARTY、痛車ミーティング、留学生サブカルサミットなどいろんなイベントがありますよ。
ウエブ情報ページ {%右矢印webry%} 洞爺湖マンガ・アニメフェスタ2012
去年は、スタンプラリー受付・歩行者天国整理係などしました。今年も裏方としてイベントのお手伝い頑張ります。マンガアニメフェスタのウェブにアクセスしてね!
2022年4月洞爺湖町長に初当選。
大学卒業後、証券会社に勤務し米国留学、海外駐在経験。
帰国後、札幌市で学習塾を13年間経営。
30年ぶりに地元に戻り町議会議員とバス会社の二刀流で2022年1月まで4期途中まで活動。
1985年成城大学経済学部卒。
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08/01(火) 原体験に導かれて〜好きを極めた永遠の鉄道少年 横山靖樹氏
原体験 「父親に連れられて、今はなき室蘭機関区に蒸気機関車を良く見に行っていました。たしか2歳頃からだったと思います。当時は90%が貨物か客車を引っ張る機関車で、間近で聴く警笛の音に驚き、父の膝の上でビクッと飛び上がった記憶があります。」 そう語り始めたのは室蘭市舟見町ご出身の横山靖樹氏。 今回の主人公です。 数年前に伊達市役所を退職し、今は室蘭で週数日の仕事を請け負っていらっしゃるそう。 全く知らずに取材を申し込んだのですが、実はその世界の専門誌に登場する有名なモデラーとライターさんでもあることが発覚! なんとも恐れ多いことをしてしまいました。 ですが、とても気さくに丁寧に取材に応じてくださった横山靖樹氏でした。 「12歳になると鉄道模型に夢中になりました。二年間で貯めたお年玉1万1千円で初めて買ったのは金属モデル16番セット(日本規格のJゲージともいう)のBタンクと呼ばれるものです。だいたい6時間くらいで作ったかな…。当時はプラモデルがとても流行っていましたが、僕が作る鉄道模型は真鍮でできています。ですから、父からハンダ付けの道具を借りて作りました。今でもその時の模型は電源・レールともに保管してあります。」 わ! いきなり専門用語が出てきました。 Bタンクって何? 鉄道模型ってプラモデルとは違うんだ! 電源ということは動くの? これはお話に付いていけない予感…。 けれども靖樹氏は優しい口調で丁寧に説明してくださいました。 「Bタンクというのは動輪が二軸あることです。16番(Jゲージ)というのは実際の大きさの1:80の大きさと機能を表すものです。特徴としては加工がしやすくキットが豊富で精密にできます。つまり、より本物に近いものができる。精密に作ることができるので、1:80の大きさとパワーで本物っぽく動かすことができるのです。動かない鉄道模型は僕の中では認めていません。」 鉄道模型には強いこだわりがあるようです。 優しさの中に頑固さを見た瞬間でした。 鉄道模型への想いが熱い!! こちらも模型です。 雪煙を上げながら走るこの列車のカラーは国鉄色と呼ばれるオレンジ色です。 市役所現役時代から所属していた鉄道模型クラブの仲間同士の合同運転会などで、 情報交換やアドバイスをもらい技術を上げていったと言います。 なるほど! 文頭の画像は特別なものではなく、大きさは色々でも全て精巧に動くように作られているというわけです。 模型作りにどんどんハマる靖樹氏でしたが、子どもにはとても高価なのでそう簡単に買えるものではありませんでした。 ある日、中学生になった靖樹氏は鷲別機関区へ行きました。 「その頃は緩かったというか、車庫入りしている機関車に乗せてくれたり、警笛を鳴らさせてくれたりして、今でいう『体験』を通したさり気ない教育をしてくれたんです。」 結果、この時の体験は靖樹氏を『撮り鉄』の道へと駆り立てました。 北海道の蒸気機関車を撮りたい! 靖樹少年、ついに『撮り鉄』の旅を始めます。 「中学生の頃は学校の長期休みを使用しながら、日帰りで出掛けていました。カメラはお年玉で買いました。でも、ジュラルミン製のカメラバックと三脚は父が買ってくれました。」 「高校生になり、宿泊しながら撮りに行くようになりました。とは言っても、夜行列車を利用した車中泊です。いままで一度だけ遠軽の旅館に泊まったな。カメラは当時日給が高かった母方の親戚の酒屋のバイトをして一眼レフを手に入れました。室蘭は急な坂が多いでしょう。坂の下で車から荷物を下ろし、上り坂を担いで行くんです。キツかった…。」 「ところで、撮り鉄時代の面白エピソードや、車中泊や駅泊で困った思い出などありましたら教えていだけますか?」 「高校生時代からひとり旅を許されたのですが、予備フィルムやカメラ、列車時刻の確認、移動切符手配など、周到な準備で出かけるようにしていました。厳冬期 -25℃の道東の朝の出来事なんですが、メガネの金属製ヒンジがポロリと折れてしまいました。ツルの一つはかろうじて耳にかかっていましたが、直ぐずれて間抜けな顔に…。カメラファインダーも覗けず難義しました。メガネの予備を持たなかった失敗談です。また、あるお盆近くの日の出来事です。北見方面の長さ600m程の有名な怪談トンネルを訪れたのですが、トンネルの先は絶好の撮影スポットなので是非とも撮りたいと思っていました。信号所の職員さんに蛍光灯を点けてもらい、帰りもお願いしたのですが、帰りの約束の時間になっても蛍光灯は点かず辺りは真っ暗。職員さんは約束を忘れてしまっていたんです。山間はもう真っ暗でしたが、ダイヤを確認し勇気を振り絞りいざトンネルへ。そこで体験したのは超怪奇現象でした…。真っ暗なトンネル内で何度も転び、真っ黒になって信号所に助けを求めたところ、『あっ 忘れていた! また出たの!? しょっちゅうあるんだよね〜!』って…。今思い出しても寒気がする出来事です。」 「トンネルでの出来事は気になりますが、きっと、苦しい作業の末に亡くなられた成仏できない霊が彷徨っているのでしょうね…。勇気を振り絞って中に入った靖樹少年すごすぎます ^^;」 「また、こんなこともありました。夏の駅での野宿の時です。当時は、駅ホームの待合室では寝ていいよ、っていうのは結構ありました。でも夜中に貨物列車がゴウゴウと通過するのでその度に目が覚めます。でも屋根付きは良かった。特に雨の日。次の朝は蚊に刺され顔がむくんでいましたが笑 昭和の駅員さんはおおらかでした。」 「駅ホームの待合室泊…。実は筆者にも経験があります!今は締め出されちゃいますね。」 車中泊で全道各地の蒸気機関車を撮るようになった靖樹少年は、「もっと技術を上げて良い写真を撮りたい!」「自分で現像をしたい!」という思いから、高校では写真部に入部しました。 一度決めたらまっしぐら。 「現像のための暗室は自宅の一室に毛布をかけて作りました。家中酢酸の匂いがしていました笑」 カメラや鉄道にハマりながらも陸上部を掛け持ちし、短距離走が得意だったとも言います。 文武両道だったというわけですね。 〜というか、じっとしていられないタイプ? 自宅では模型を作り、外ではカメラを担いで蒸気機関車を追いかける日々。 そんな靖樹少年に辛い転機がやってきました。 国鉄の合理化です。 昭和50年代に入り、走る途中で水や石炭を補給しなければならない蒸気機関車は、真っ先に合理化のターゲットとなりました。 そしてついに、通常営業運転としては全国最後になった室蘭本線の蒸気機関車は消えてしまいました。 「被写体がなくなってしまい本当に気落ちしてしまいました。ディーゼルには興味がなかったので撮る気にはなれなかった。当時『赤ブタ』と呼んでいた機関車は撮りたい対象ではなかった。今となれば撮っておけばよかったと思いますが…。貨物車も、昭和の時代にはタンク車があったり、木材を積んだ貨車があったり、引っ張られている貨物車がバラエティーに富んでいたのですが、いまは画一化されたコンテナになり、それらさえも見ることがなくなってしまいました。」 「模型鉄」再開と新たな展開と その後しばらくして結婚。 そして子育ての時期。 「約15年間は鉄道から離れていました。けれども、札幌へ出張するたびに本屋へ行っては専門誌3冊を捲り、『またこの世界に戻りたいな…』という想いを膨らませていました。いつかは再開したいと思いつつも、再スタートの一歩を踏み出せずにいた僕の背中を押す記事を、ある日専門誌に発見してしまいました。自分が中学生の時よりも模型が数倍精密になっていたのです。それを知った時、俄然と模型作りをしたくなりました。実はちょうどその頃、超過勤務の給与を多くいただいていた頃で、それを原資にすることで再開することを決意しました。上の子どもが高校生の時でした。」 聞いて驚いたのが真鍮製機関車模型の価格。 なんと、1台20万円〜50万円くらいするそう! 何しろ、全てが本物の1 : 80なのですからその位はしてもおかしくないわけです。 ですから模型作りよりも家庭経済を優先させた靖樹氏の判断は当たり前と言えば当たり前でした。 「それは『我慢した』という感覚でした。」 15年ぶりの模型鉄再開はさぞかし嬉しかったことと思います。 さて、再開をした靖樹氏は鉄道模型を作るだけでなく、模型とジオラマの融合を始めました。 そして、仲間を集めて倶楽部活動も始めました。 先ほども少し触れたご自身が会長を務める「北軌道倶楽部」です。 「現在20名ほどの会員がいます。年代は40代から60代の方々。実は自分のような人間がいるのが不思議なくらい裕福な方が多いです。模型は高いですからね。その仲間で2~3ヶ月に1回くらい例会をしています。会でしていることと言えば、持ち寄った模型を走らせて酒の肴にして語り合う。そんな会です。」 どうやら想像以上にマニアックな会のようです。 「ところで、新たな展開としてジオラマも手掛けるようになったようですが、ジオラマも真鍮製なのですか?」 「真鍮も使いますが、ジオラマの材料のほとんどはお菓子の空き箱などのボール紙です。コルク板、発泡スチロール、集成材やプラスティック加工用のスプレーなども使います。他に使う材料は…、選ぶのがちょっと恥ずかしいのですが、100均のコスメパーツです笑。」 「え!? 化粧品ですか?」 「はい。たとえばネイルパーツなどをよく使います。」 つまりオリジナルの世界なのでキットでは作れないというわけです。 それではここで鉄道模型とジオラマの世界をとくとお楽しみください。 いかがでしょう? 細かい作業が苦手な筆者には、神業すぎて、素晴らしすぎて写真だけでもコーフンします。 もちろんこれらは靖樹氏のコレクションの極々一部です。 現在、車両のみで300両はあると言います。 それらは全て自宅納戸に保管されているそう。 「どれも皆素晴らしいですね!ところで、いま一番作りたいものは何でしょうか?」 「ジオラマでは鉄橋です。河川に架かる橋は鉄道車両と一体になる風景です。橋梁製作、法面の(植物)作成、河川表現等ジオラマの世界では高度な技術を駆使します。今、橋でも難しいリベット組立の魚腹ガーダー橋梁を使用したジオラマ製作を行なっています。」 最後に鉄道模型車両とジオラマ風景を融合させることの魅力を語っていただきました。 「まず、作ることそのものが魅力です。そして、ジオラマと融合させることで自分が育ってきた北の街の昭和の風景を再現することができる。あの頃の時代は戻らないけれど、自分で作ることでいつでも手の届く存在として側に置くことができる。まあノスタルジーですね。北軌道倶楽部のアジトにはレイアウトを考えた線路が常時敷かれた状態になっています。そこに人や樹木や草地や川や土手など風景を加えていくことで、想像の世界が広がっていきます。そうそう、今、会で『樹木ひとり一本運動』というのに取り組んでいます。一人一人が樹木を作り森を育てています。ジオラマの環境整備ですね。皆んなで作ることで、会員同士が交流し合い、切磋琢磨し合って、技術レベルも上げていきたいし、より素敵な模型とジオラマの融合の世界を作っていきたいと思っています。その過程が魅力です。若い人も増やしていきたいな。」 そして、実は「撮り鉄」も復活していました。 「撮り鉄はデジカメ時代になって復活しました。銀塩カメラ時代は現像して見ないと画像の確認ができませんが、今は出来をその場で確認できるのでとても便利で良いと思います。今でも車中泊の撮影旅(放浪の旅とも言う)を許してくれる嫁さんには本当に感謝しています。もちろん、キチンと1日一度安否報告はします。列車撮影、車中泊等全ての面でちゃんとコンプライアンスは厳守していますので、昔のようなエピソードはありません。でも、列車の遅れ、運休は昭和より多いですね。安全を考慮するとそうなるのかもしれませんが、『鉄道魂』と言うものが現場から消えかかっているのでしょうか…。時代は変化しているという事をつくづく感じます。」 永遠の鉄道少年靖樹氏は、終始にこやかに物語を話してくれました。 「どこかで常設展示していただきたい気持ちはありますが、車両1両が何十万円もする物ですし、輸送中壊れやすいジオラマもありますのでそう簡単なことではありませんね。」 是非「だて歴史文化ミュージアム」に横山靖樹コーナーを作って欲しい! 切に願います!
Rietty
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11/17(水) “悩める女性の力になりたい”「Thyme on greentea @ツケダ薬局本店」
ツケダ薬局さんと出会ったのはこの夏のことでした。 普段元気な筆者にはあまり縁のない「薬局」という場所でしたが、この時はまったく別の用事で訪れたのでした。 食品や化粧品・衛生用品・雑貨などが並ぶ大型のドラックストアとはまた違う雰囲気の薬局は、「病気を前提に少し緊張感を持って入るところ」。 そんなイメージを勝手に持っていました。 けれどもツケダ薬局さんは違いました。 入った瞬間になんとなく温かく優しい空気を感じました。 そして、気になった薬局店内にある「薬膳カフェ Thyme on greentea 」の看板。 いつか取材させていただきたい!と3ヶ月想いを溜めていたのでした。 今回、取材に応じてくださったのは「ツケダ薬局」取締役の附田 綾さんです。 綾さんは釧路のご出身で、長らく行政の保健師としての立場で健康相談・指導をされてきました。 ご結婚後、密かに温め構想を持っていらしたこと。 それは。 「もっと薬局の敷居を下げたい」 「気楽に立ち寄って、皆様に健康になってほしい」 「悩める女性の力になりたい」 ということでした。 そしてそれらを総合した『街の保健室計画』のもと、2019年9月にオープンされたのが「薬膳カフェ Thyme on greentea 」でした。 ↑明るく気取らない心地よい空間。 ↑可愛い椅子が並びます。 綾さんは保健師の資格の他に、国際中医専門員としての資格をお持ちです。 日本的に言えば漢方相談員。 皮膚の悩みと不妊の悩み・更年期などを中心に体のあらゆる悩みの相談に乗ってくださいます。 時には不登校の悩み相談も。 「相談」の場は、「薬膳カフェ Thyme on greentea」のスペース。 メニューには、いかにも体に良さそうなドリンクが並びます。 ↑筆者はクラフトコーラとグリーンサブレを注文。丁字の香りが心地よい刺激で私好み。青汁が混ぜ込んであるサブレはサックサクですごく美味しい♡ ↑奥の厨房で注文品を作る綾さんの姿はまるで調剤をしているように見えました ^^ 「人間の体は口に入れるものからできています。 一方で心の動きもありますね。体の不調はその方の「体質」によるものなのです。 けれども、心も体もスパっと割り切れないのが人間でもあります。 もし、相談にこられた方が占いで体調が良くなるのならそれがベストだと考えますし、マッサージでよくなるのならそれがベストなのだと考えます。 相談者の方に合う改善策が必ずあるのです。 ですので、私は中医専門員としてあるいは保健師として改善のお手伝いをさせていただきます。 こちらでは、中医学や分子栄養学などの理論からアプローチをして改善策をご提案しています。 ひとりでも多くの方に健康になっていただきたいと心から願っているのです。」 すこぶる納得。 そしてとても不思議な感覚でした。 取材で訪れているのに、何故か心が癒されていく。 それはきっと綾さんがもつエネルギーのなす技なのだと思いました。 夏に初めて訪れた時の「なんだか温かくて優しい空気」を発しているのは綾さんだったと気づきました。 ↑ご相談ご希望の際はご予約されることをお勧めします。 ツケダ薬局さんはレンタルルームとしても利用できます。 ↑月に2度 「お耳セラピー ソエルテ」さんの体験会が開催されたり。 ↑月に1度 「手作りコスメとアロマの フランジバニ」さんの体験会が開催されたりなどしていますし。 数店出店していただく健康になるためのイベントなども企画されたりしています。 それらも全て。 「薬局の敷居を下げて、気楽に立ち寄って皆様に健康になっていただきたい。そのお手伝いがしたい。」 そんな綾さんの強い想いからのものなのですね。 1時間ほどの取材ののちには、心も体もスッキリしていたことには驚きました。 心地よい薬局を見つけてしまいました。 ↓ツケダ薬局さん入り口。店舗裏に駐車場があります。 体の不調を感じている方。 ぜひ、ツケダ薬局さんの綾さんを訪ねてくださいね。 もちろん、お茶タイムだけでもOK ♡ 気軽に入れる薬局です ^^ 心が元気になりますよ♡
Rietty
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09/18(土) チカプ~“こだわりを持たない”というこだわりのパン屋さんに出会った。
伊達市南稀府町 緑丘高校をすぎ、さらに山の方へ走ると「チカプ」はありました。 看板には“しあわせの青い鳥”が描かれています。 オープン時刻直後から次々と焼き立てパンを買いにいらっしゃるお客様。 その切れ目を待っていた筆者は、パン工房からの香りだけで幸せな気分に浸っていました。 それは、くどい匂いが一切しない、シンプルな香りでした。 ↑今の気温が高い時期だけ限定で10:30~開いています。でも全部揃うのは11:00~ 昨年5月、関東圏から移住してこられた佐藤さんご夫妻が、お店をOPENされたのは2021年6月のこと。 それまでは、旦那様は美容室を経営し、亜実さんはパン屋さんに勤めていました。 「本当は北広島市で美容室を営みながら、私はその片隅でパンを売ろうと思っていたのです。」 と亜実さん。 ところがこのコロナ禍。 住み慣れない街でのチャレンジをするにはあまりにもリスクの高い状況でした。 すっぱりと諦めた旦那様は、亜実さんの夢を全面的にバックアップすることに決めました。 そこで、親戚が伊達市に住んでいらしたご縁から、物件を探し、店舗付き住宅にリノベーションをしました。 オーナー佐藤亜実さんは「チカプ」の職人兼店主として。 旦那様は主夫 兼 畑係 兼 販売係として。 見事な連携でお店を切り盛りされていらっしゃるのでした。 亜実さんは製菓製パン専門学校ご出身。 パン作り一筋で16年のキャリアをお持ちです。 ↑一度に二組のみの入店とされています。感染予防対策もしっかりとされていました。 ↑庭のお花も店内に素敵に飾られています。 ↑実はこちらはフィッティングルーム。パン屋さんにフィッティングルーム??? ↑亜実さんのご実家(茨城県)のお母様がもんぺなどを作っていらっしゃいます。 こういうところにも佐藤ご夫妻の自由なセンスが光ります。 ↑立派なとうもろこし! 筆者はこのとうもろこしが入ったパンを購入しました。 ↑サンドウィッチの日には大活躍のパリパリきゅうり 朝3:45起床をしたところから、亜実さんのパン作りの1日が始まります。 夏ならば野鳥の鳴き声と共に、この時季ならば野鳥の鳴き声を待ちながら、亜実さんは仕事をしています。 ↑庭の杏や近所の農家さんのところで摘んできたハスカップなどを使って作ったジャムも販売されています。 ↑ひよこのお菓子のようなスコーン。とっても可愛くて「チカプ」そのもの! 「チカプ」とはアイヌ語で「鳥」のこと。 実は旦那様の美容室のお名前も、鳥にちなんだ「egg」と「bird」でした。 せっかく北海道に移住したのだから、アイヌ文化にちなんでこの名前をつけたと言います。 「自然が豊富な稀府で、野鳥の声しか聞こえない時間は、清々しい気分でパン作りをすることができるのです。」 そう話す亜実さんは本当に幸せそう。 幸せな人が作るパンは美味しいに決まっています。 筆者もたくさん購入してしまいました。 ↑3つも食べてしまいましたが、全く胸焼けしませんでした。 ↑店内は、とにかくセンスある温かみに溢れていて素敵です。 コンセプトを伺ってみました。 「コンセプトは…。 生地そのものの原料には拘りますが、 それ以外は“特別なこだわりを持たない”という『こだわり』と、私自身が楽しむということ。 例えば、その時に畑で採れたものを活かしたいし、材料が揃わなければ無理して作らず、あるもので美味しくなる工夫をして作りたいと思っています。 “こうしなきゃいけない”という縛りを作らず、自由な発想で楽しく作らなければ長続きしないと思っています。 そうすれば無駄も出ませんし。 だから、あまり定番の商品は多くありません。 いらっしゃる度に違うパンと出会える。 その方がお客様にも楽しんでいただけると思いますし、私も楽しく作れます。」 このお話には飲食店経営経験者の筆者も激しく同意しました。 自らが楽しみ、「これ絶対に美味しくなると思う!」という閃きを大事にして、お客様が喜ぶ顔を思い浮かべながら作る。 きっと、亜実さんもその感覚なのだと思いました。 そしてこんなお話もしてくださいました。 「伊達は自然や天候にもとても恵まれています。 それが証拠に自家製の天然酵母がとても元気に育つのです。 以前はうまく発酵してくれず何度も失敗をしたので、店をオープンさせるにあたってとても心配をしました。 でもそんな心配は要りませんでした。 本当に酵母が元気! 水や空気など、環境がすごく良いのだと思います。 もう本当に、この環境に作らせていただいている。 そんな気持ちです。 その元気な天然酵母で作った元気なパンを是非皆様に召し上がっていただきたいと思います。」 なんて素敵なお話し!! 「チカプ」のパンものがたりを伺うだけで「絶対おいしいに違いない!」と思ってしまいます。 自然に恵まれた環境で、自家菜園もあって、元気な天然酵母が作れて、楽しくパンが作れる。 亜実さんが夢に描いた通りのお店になりました。 「チカプ」は、稀府版「しあわせのパン屋」さんです。 ―パン情報― ♡ 月曜日はサンドウィッチの日です! ♡ 平日は14:00以降でも品数があります。ただし、ご予約はご遠慮ください。 ♡ 今後、冷凍パンのおまかせセットの発送にも力を入れていきます。 [パン生地主原材料] 道産小麦数種・天然酵母(レーズン)・国産米油・道産てんさい糖・シママース(塩) *パン生地には乳製品・卵は使用していません。 [定番商品] カンパーニュ・全粒粉バゲット・食パン・スコーン 他のバリエーションは日によって変わります。 ―チカプ店舗情報― ・営業日 木曜日~月曜日 11:00~16:00 ・定休日 火曜日・水曜日 ・住所 伊達市南稀府町303-49 ・電話 0142-24-1017 ・Blog https://chikap-bakery.hatenablog.com/
Rietty
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10/13(水) 町の思い出作りお助けマン登場〜!「V&Eリメイクサービス」
住宅街を歩いていた先月。 ふと見つけた個人のお宅に掲げられたこの幟。 「むむむ? なんだろう?」 と正直、訝しげに見ていました。 そしてその1ヶ月後、まさかこちらとご縁が繋がるとは、その時まったく思ってはいませんでした。 それはある1本のVHSビデオテープから始まりました。 このビデオテープをどうしてもDVDにダビングをしなければならず、しかも急いでいたのですが、インターネット上で調べる限り、どこも30~60日くらいかかる・・・。 どうしよう・・・ と悩んでいた時に思い出したのがこちらの幟でした。 一か八か聞いてみよう!と、思い切って電話をしてお会いしてみると、なんと「え? この人お会いしたことがある!」という方だったのです。 きっと皆様もお子様の運動会などでご存知のお顔のはず! 「V&Eリメイクサービス」の代表 朝倉一二三さんは、実は今年閉店をされてしまわれた老舗のカメラ屋さん「ヒラマツカメラ」さんで勤務されていました。 半ば半信半疑で問い合わせをしたことを大いに反省しました。 ヒラマツカメラさんにおいて、40年も勤め上げた方なのですから間違いありません。 もちろん直ぐにダビングをお願いしました。 するとなんということでしょう! ネット情報では30~60日かかると書かれていたダビングを、わずか1日で仕上げてくださいました。 もう驚きと喜びで一杯でした。 まさにお助けマン!! V&Eリメイクサービスさんは、ご自宅の一室において2021年9月に始められたばかり。 「会社を退職したら、こじんまりダビングやビデオ編集を続けていきたい。」 そう考えていたと朝倉さんは話してくださいました。 そしてこんなお話も。 「子供の頃から手先が器用で、細かい作業が好きでした。 とにかく作るのが好き。映像を観たり、撮るのが好きなんです。」 なるほど…。 今のお仕事は “ 好き ” の延長線上にあったのですね。 カメラや小物・プラモデルが美しくディスプレイされているのを拝見すれば、「きっと丁寧なお仕事をしてくださるはず」と安心します。 たしかに、お部屋を見回すと精巧に出来たプラモデルが飾られていました。 お仕事をされる上で、一番大切にしていることを伺ってみました。 「お客様との信頼関係のための守秘義務の徹底です。例えば、ビデオテープをDVDにダビングさせていただく時など、当然内容を拝見することになります。 お客様のプライバシーに関わることに触れる場合もあります。 それをお守りすることが、この仕事させていただくにあたって絶対的にお約束しなければいけないことだと思っています。」 色々な機材や部品類もきちんと整理されています。お人柄が表れますね。 モニターが並びます。 保育所の運動会のDVDが準備されていました。 そして、もう一つ。 「ビデオ編集の場合は、ご依頼者様との打ち合わせを大切にします。 ご本人にとっては大切な想い出だったりもしますので、ご依頼者様と製作者に想いのズレが起こらないようにするためです。」 40年のキャリアをお持ちでも、勘だけに頼らず、想いのすり合わせをすることを大切だと思っていらっしゃることを知り、より安心感が増しました。 今後のご予定としての構想はたくさんお持ちなのだとか。 「今はまだ公表段階ではないです。」 そうおっしゃっていましたが、相談には色々と応じていただけそうです。 まずは、「ビデオテープをDVDにしたい!」と思っていらっしゃる方には絶対的にオススメします。 職人気質の朝倉さんのお仕事に、きっと満足されることと思いますよ。 ―V&Eリメイクサービス情報― 代表 朝倉一二三 住所 〒052-0032 伊達市山下町270-27 電話 090-2073-4780(朝倉) 営業時間 10:00~18:00 定休日 火曜日 *外出されていることもありますので、まずはお電話を。 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年10月)
Rietty
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06/06(日) 有珠善光寺 2台の門前市 仲良く営業中♪~伊達みやげ研究所&morning owl Japan~
2006年 土日のみの営業で善光寺さんの門前市は始まりました。 「善光寺さんはもちろんのこと、伊達市の皆様のお力添えがあったからこそ門前市を始められました。」 当時を振り返り、そう語り始めたのは “伊達みやげ研究所”代表の赤塚文俊さんです。 その頃は仲間達と一緒に、木製の屋台を店舗にして門前市を開催されていたそうです。 けれども、店主たちの高齢化とともに屋台の老朽化も進み、一人抜け二人抜け、3年前からとうとう赤塚さんお一人になってしまいました。 ↑仲間とともに開催していた頃の様子です。 門前市を始めた頃の赤塚さんたちは、「伊達の文化財を活用して町の経済活性化を計りたい!」という強い想いのもと、週末の境内を賑わしていました。 お一人になった今でも、「観光振興の一助を担いたい!」という気持ちから、訪れた観光客にお勧め周辺スポットや善光寺・善光寺自然公園の見所などを語り、伊達の魅力の情報発信をしていると話していらっしゃいました。 「伊達は本当に素晴らしい資源がたくさんあるのです。」 このお話には筆者も激しく同意。 途中、取材だということを忘れてしまい語り合ってしまいました ^^; 対面販売の良さを大切にする赤塚さんの姿勢は、当然お客様にも伝わります。 「あ。おじさん居るかなあって思って来たのよ!」 取材中、登別からいらしたご夫婦が「鰐口もなか」を2箱買っていかれました。 「リピーターの方もいらっしゃり嬉しいです。」 心から頷いてしまう…。 ↑「鰐口もなか」は、地元有珠の老舗製菓店「日当製菓」さんが作っていらっしゃいます。 最中はもちろんですが、私は善光寺さんのお茶も強くおすすめします。 熱くしても冷やしても本当に美味しいのです。 お話をする中で何度も何度も赤塚さんの口から出たのは、「善光寺さんには本当に感謝しています。」という言葉でした。 そんな赤塚さんに、今後に向けての想いをお尋ねしました。 「自然・歴史・文化など、地域資源の保全も意識しながら伊達市の活性化をしたい!という想いを持つ、門前市の仲間を増やしたいです。」 控えめだけれど熱い心が伝わる言葉でした。 そして、その想いを繋ごうとしている若い門前市仲間が現れました。 “ morning owl Japan “さんです。 Japanとある通り、実はカナダのオタワに本店があります。 オーナーの西村ななさんは、札幌出身喜茂別在住。 オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アイルランドと、海外にトータル7年間住んでいらっしゃいました。 3年前に移動販売車でのカフェを始め、冬はニセコのヒラフ坂に常駐していらっしゃるのだそうです。 morning owl Japanを始めた時の想いを語ってくださいました。 それは、やはり豊富な海外経験から。 「向こうでは、キッチンカーが当たり前にあるのです。その文化を北海道にも根付かせたかったのです。」 そんな強い想いから、なんの躊躇いもなく一気にこの世界に飛び込んだのだそうです。 出店を断られることも多く、場所探しには苦労なさっているようですが、めげている様子は見せません。 「珈琲には特に力を入れています。こちらのエスプレッソマシーンは実は車より高いのですよ。」 ↑こちらのエスプレッソマシーンを載せているキッチンカーは他にはないとか。 珈琲豆は、札幌平岸のAce Coffee Roaster さんの浅煎り豆で、morning owl Japanオリジナルブレンドを作ってもらっているそうです。浅煎りなので豆の味がよくわかり、すっきりと美味しいです。 ↑ドリンクメニューがとっても豊富です。 要所要所に強いこだわりがあってほんと素敵♡ 常に筆者を真っ直ぐに見つめながらにこやかに話してくださる西村ななさん。 その目には、未来がはっきりと映っていると感じました。 「この店を通して、” 私もやってみたい “という方が意外と多いことを知りました。まだまだ認知度が低いキッチンカーですが、コロナ禍でも密にならないという利点もあります。共に北海道にキッチンカー文化を定着させられたら嬉しいです。」 ななさんは、最後にそう語ってくださいました。 ―善光寺門前市情報― 場所 有珠善光寺境内(伊達市有珠町124) 「伊達みやげ研究所」 冬季以外はほぼ毎日営業 代表 赤塚文俊 電話 090-9751-9065「morning owl Japan」 ひと月に週末のみ4回位営業 冬季は@ニセコ 代表 西村なな 詳細はQRコードを読み取りInstagramをご参照ください。 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています。営業日等、変更になる場合があります(取材2021年)
Rietty
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