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[2010.08.19]
■目にウロコ
ラーちゃんがテレビ出演をした話は以前に書いたことがある。そのラーちゃんは数年前の夏の間は、伊達市のMさんに預かってもらっていた。 
 
ふた夏の間だったが、たまに面会に行くだけでは可哀そうで、その後は私の娘に預かってもらっている。 
 
ラーちゃん 
 
Mさんにラーちゃんのテレビ出演をメールで知らせてあったので、私は当然、Mさんは見たと思っていた。 
ある時、イコロ農園でMさんに会ったので、そのことを聞いてみて驚いた。 


私    『テレビを見ましたか?』 
Mさん 『見られなかった。』 
私    『どうして?』 
Mさん 『だって、我が家にはテレビが無いんだー』 
私    『どうして?、壊れたの?』 
Mさん 『いや、我が家には10年以上前からテレビは無いんだ』 
私    『・・・・・・・・』 
 
ラーちゃん 
 
私は日本では、どこの家庭にもテレビがあると思っていた。これは「目からウロコ」というべきか、もしかして、Mさんは「目にウロコ」なのかもしれない。 
 
伊達市でウロコと言えば、スーパーマーケットの名前である。誰でも知っている地元資本のチェーン店である。 
この店はなんと日曜日が定休日である。 
 
スーパー「ウロコ」 
 
東京ではスーパーマーケットに定休日は無いので、日曜日に休むのには驚いた。 
稼ぎ時の日曜日に何故休むのだろう? 
知り合いからその理由を聞いた。 
『日曜日を休みにすれば、家庭を持っている優秀な奥さん達がパートに来てくれる』。 
 
これもまた、「目からウロコ」であった。 
  
(おまけの話) 
かなり以前に、私の娘がスイスに留学する時の話である。 
留学先の候補を日本にあるスイス大使館から紹介してもらった。 
そして真冬のスイスに家族3人で、数校の候補を見に行った。 
 
ラーちゃん 
 
先日、スイスで氷河特急の事故が起きたが、その場所の近くの田舎町の学校を見た後に列車の駅に行った。 
そして駅員に空港までの切符を頼んだ。 
 
すると駅員は、『今日の出発便か?、航空会社はどこか?、どこまで行くのか?、なに便か?』などとかなりお節介なのである。 
私が答えると、『航空券を出せ』と言う。 
 
なんだか尋問を受けているようで、感じが悪かった。 
でも、駅員はニコニコしている。 
 
そして遂に分かった。 
そんな田舎の駅で飛行機の搭乗手続きが出来たのである。 
 
スイスのような風景(立香山から) 
 
お陰で、大きな荷物はそんな田舎町の駅で預けたら、成田空港で受け取れたのである。 
これは「目からウロコ」であった。 
 
日本も観光立国を目指すなら、このくらいのことはしなければ駄目だ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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