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[2011.03.04]
■最後の晩餐
最近、町を歩いていると、なぜか急に地元の友人に会うことが増えた。 
 
小金井市も人口が増えたこともあり、町を歩くくらいではあまり会うことも無かったのだが、引越しを決めたら会うから不思議だ。 
 
保険業のSさん、空調サービス会社のFさん、外車販売のYさん、機械工具商のHさん、ガソリンスタンドのWさんに立て続けに会った。 
 
お大尽の坂(今はお大尽はいない)小金井北口 


彼らはみんなロータリークラブの元と、現メンバーである。 
私が小金井を去ることを話したら、Fさんからメールが入った。 
 
『3月に引越しをすると聞いたので、その前にロータリークラブのメンバーの有志とお別れ会を開きたいので、都合はどうですか?』、とあった。 
 
日本で最初のホスピス(桜町病院)小金井北口 
 
それは嬉しいお誘いである。 
2月25日にFさんの発案で、隣町の国分寺の寿司屋に4名の友人が集まってくれた。これが地元の友人達とは最後の晩餐である。 
 
友人というのは普段はどうというこのないのだが、いざ小金井を去るとなると、やはり寂しい。 
久し振りの彼らとの話題は、昔話から北海道の夏の生活へと進み、更に農業の話となる。 
 
参加者の内の2名が兼業農家ということもあり、伊達の農産物に興味がある。私は伊達市の農民を代表している気持ちとなり、その場で米と寒〆ジャガイモの注文を取った。 
 
小金井公園の蝋梅 
 
勝どきに引っ越すと、マンションから見える場所にプロカメラマンのO君もいるし、地下鉄ですぐのところにも塗装業のS君がいる。 
また、神楽坂には元演歌歌手のM君もいるから、心強い。 
 
それに、小金井や伊達の友人達はみんな高層マンションに興味津々なので、向こうから来てくれるに違いない。 
 
ひっそりとした遊歩道(小金井北口) 
 
(おまけの話) 
私が地元のロータリークラブのメンバーだった時に、とても親しい友人達が出来た。 
そんな中にA君、B君、C君と今回参加のF君がいた。 
 
A君は薬剤師で薬局経営をしていた。 
B君は冠婚葬祭用品の販売業をしていた。 
C君はよく判らない仕事で、どうも政治に絡むフィクサーのようで、ロールスロイスに運転手付きで乗っていた。 
 
小金井北口大通り 
 
F君は冷暖房機のメンテナンス会社の社長だ。 
みんな楽しい気の良い友人で、麻雀仲間でもあった。 
 
でもバブル崩壊の後に、A君とC君は自分からアチラへ行ってしまった。B君は脳梗塞で倒れたままである。 
 
今回の企画をしてくれたF君と私だけが元気で残った。 
人生とは、はかないものである。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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