■手のひらを返す
ある日、女房が『あなたの部屋の下着入れのチェストを買いに、ビーナスフォートに行かない?』と言った。 そこで運動も兼ねて娘も誘い、家族3人で出掛けることにした。
元気な往きは、徒歩で20分くらいの新豊洲駅まで歩く。
そこで「ゆりかもめ」に乗って、青海駅(あおみ)で下車である。
「ゆりかもめ」はここに越して来る前までは新橋駅から乗っていたのに、今は逆方向から乗るのが、なんとも妙な感じだ。
新豊洲駅から見た我が家(中央のビル)
青海駅の前がビーナスフォートで、そこにあるN家具へ入る。
だだっ広い売り場には、「これでもか!」というほどの品物が並べられているが、女房は気に入らない。
そこで隣駅の国際展示場正面駅のO家具へ行く。
ここは店に入るのが面倒なので、私はあまり好みでない。
晴海大橋から見たお台場方面
入り口で住所氏名を登録すると、暫く待たされて専任の係員が案内してくれる。
係員はズーと私達に付きっ切りなので、品定めも落ち着かない。
それに、「この人の人件費も価格に載っているんだなー」と思うと、買う気が失せる。
ゆりかもめは有明で首都高速を跨ぐ
何種類かのローチェストを見たが、気に入らないし値段も高い。
そこで係員に、『気に入った物が無いので、またにします。』と言ったら、その反応に驚いた。
入る時はあれだけ丁寧だったのに、買わないとなると手のひらを返したように見送りもしないのである。
会社の方針か、その男の勝手な態度か分からないが、これでまた大事な(?)お客を失った。(怒)
ゆりかもめ(青海駅で)
(おまけの話)
昼ご飯を食べてから、「ゆりかもめ」に乗って戻る。
疲れたという女房の為に、往きに乗った1駅先の豊洲駅まで行き、そこから都バスに乗る。
東京駅行きに乗り、勝どきで降りれば良いのである。
ところが、バスは清澄通りに出たら、逆方向に曲った。
でもその時はまだ、「リバーシティ21の中を通って、元の道に戻るんだなー」と思っていた。
青海の大観覧車
ところがバスは、なんと佃大橋を渡った。
これではバスはもう元の道へ戻らないことがハッキリした。
仕方ないので、次の新川でバスを降りた。
そこでタクシーを拾って家まで帰ったが、豊洲駅からタクシーに乗った方がズーと安く上がった。
後で分かったのだが、同じ東京駅行きでも、八重洲口と南口では通る道が違ったのである。(怒)