■高級グルメには弱い
『来る。来る』と言いながら、伊達の人は東京に来ない。 初めて来た人は、まだ引越して片付けも終っていない時に来たHさんである。次に来たのは壮瞥町のIさんである。
しばらく間が空いて、次に来たのはKさんだった。
Kさんには伊達市で、色々とお世話になった。
私達が伊達市に溶け込むキッカケを作ってくれたのもKさんだし、プロゴルファーの桑原克典選手と知り合ったのもKさんのお陰である。
Kさんのお土産の「海の幸ゼリー寄せ」
次に来るのは誰かと思ったら、壮瞥町のHさんだった。
ある時、Hさんからメールが届いた。
『脳にも刺激となり、75歳まで元気で生きられるように、10月に夫婦で東京に行くことにしました。』
Hさんは私の真似をして、75歳がハッピーエンドの目標らしい。
その後、Hさんの希望を聞く為に、メールで連絡し合った。
Hさんから届いた有珠メロン
Hさんは1泊のみ我々の住むマンションのゲストルームに宿泊し、翌日は富士山へ行きたいという。
田舎のノンビリした人にしては、欲張りで、せわしない計画である。
そして、「食事は高級中華グルメを希望」とあった。
これには参った。私はB級グルメの専門家で、A級には弱い。
今までに上京した伊達市の人で、高級グルメを希望した人はHさん以外に誰もいない。
のんびりした伊達紋別駅(7月7日の帰りに)
まだ時間があるので、銀座の高級店に恐る恐るランチに行ってみた。暑かったので、冷やし中華を注文する。
1400円也。
壮瞥の人の考える「高級グルメ」というのは、値段が幾らなのかと心配になって来た。
高級中華料理店の冷やし中華 (1400円)
(おまけの話)
心の伊達市民事務局から時々、メールが来る。
それも事務局に私宛に届いたメールを転送して来る。
でも、なぜかメールは文字化けしていて、全く読めない。
そこをなんとか読めるようにして、いつも読んでいる。
転送されて来るメールは、「保育所の会」というものに付いての案内である。
私の年齢になると、保育所とは一番距離の遠い存在だ。
噴火湾でSさんの船の上から
2度目に転送されて来た時に、遂に私は事務局に、『私とは関係が無いメールである。同姓同名の間違いのようだ』と連絡した。
YAHOOで「橋本忠男」を検索すると、競馬の調教師が最初に出て来る。
保育所に関心のある橋本忠男とはどんな人か?