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[2011.08.24]
■北海道米の出番が来た 
今年の米に関する状況はいつもと違う。 
その最大の理由は、日本の米の最大の産地である東北地方が大震災に遭い、津波で田圃がやられた。 
 
その上に、原発事故で放射能汚染が広がって、米の産地は風評被害も重なり壊滅的な状態である。 


放射能汚染は広がり続け、静岡県のお茶にも被害が出ている。 
 
伊達市のSさんの本業のレタスの植え付け 
 
東京でも下水道処理施設の汚泥から、高濃度の放射能が出ていることが明らかになった。 
 
放射能を浴びた稲藁から牛肉も駄目となり、この先、まだまだ色々な物が危険と言われそうだ。 
東電のせいで、日本の食糧の安全神話も崩壊してしまった。 
 
もはや、東北地方と関東地方に安全な場所は無くなった。 
そうなる脚光を浴びるのが北海道であろう。 
 
Sさんの田圃(Sさん提供写真) 
 
北海道は食糧の自給率が200%を越えている。 
嬉しいことに、食べ物はなんでも美味しい。 
米もここ数年は新種が続々と出て来て、食味が上がるばかりだ。 
 
私の贔屓にしている伊達市の農家のSさんの作る米は美味い。 
今年は「ゆめぴりか」と「ななつぼし」をブレンドした米を植えたと聞いている。 
 
稲穂も見える(Sさん提供写真) 
 
Sさんからのメールでも、『今年の米の出来はかなり良さそうですよ。期待して待っていて下さい。稲穂もぼちぼち、頭を垂れて来ましたよ。収穫は伊達神社のお祭過ぎでしょうね』と、あった。 
 
米が美味いと、思い掛けない利点がある。 
それは大したオカズが無くても、食事が楽しみになることである。 
早くSさんの作った新米が早く届かないかなー。 
 
そろそろ頭を垂れる稲穂(Sさん提供写真) 
 
(おまけの話) 
私の子供の頃は白米を食べられなかった。 
麦の混ざった米ならまだ良い方で、量を増やす為にサツマイモが入っていた。 
 
それが段々と白米が食べられるようになって来て、白米だけのご飯となった時は嬉しかった。 
『銀シャリだー』と、喜んだ覚えがある。 
 
壮瞥町のジャガイモ畑 
 
高校生の時に秋田県に旅行をして、旅館で出された白米に感激した。米がこんなに美味いものと初めて知ったのである。 
 
次に社会人になり、取引先の社長の実家のある新潟県魚沼郡に行って、そこで初めてコシヒカリをご馳走になった。 
この時も、『コシヒカリとはこんなに美味しいのかー!』と感激した。 
 
あの時以来、米が好きになり、美味しい米が食べたいと思い続けてこの年になった。 
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▼コメント(1)
名前:V、スガワラ  2011.08.24 12:49:12
 北海道は、もう、良食味米の産地になりましたので、  
どんどん食べて下さいね! 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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